3実は手術を受けて、その後に再発した方は複数おられます。牛山医師「小児甲状腺がん家族会」発足記者会見

「小児甲状腺がん家族会」発足記者会見
2016年3月12日



311甲状腺がん家族の会
http://311kazoku.jimdo.com/



牛山医師
https://youtu.be/Vsf0FAjJqYk?t=23m13s

3124

文字起こし部分→https://youtu.be/Vsf0FAjJqYk?t=23m52s

福島の県民健康調査によって原発事故当時18歳以下だった人たちに甲状腺癌が多発していることが明らかになっています。
この5年間で県が把握しているだけでもすでに116人が手術を受けられています。

甲状腺癌は侵進行も遅く命に関わることのない悪性度の低歪んだと言われていますが、実はそれは成人以降の女性に見られる成人の女性の甲状腺癌の話です。

2011年の福島原発事故以前、小児甲状腺癌は非常に少なく、診療経験のある医師は日本の甲状腺の専門医の中でも非常に稀でした。

チェルノブイリ原発事故後に7000人に増えたとされる甲状腺癌は、腫瘍が小さくてもリンパ節や肺転移などを起こしやすく、進行しやすいと言われています。

今回、ほとんどの方を手術された福島県立医大の報告を見ると、手術を受けた方々の90%以上は腫瘍の大きさがすでに手術適用基準を超えていたり、または小さくてもリンパ節転移や肺転移を起こしていたり、
甲状腺の外に広がりを見せていた、進行したものであり、
「いますぐ手術をしてよかった」そんな症例だったとのことでした。

これは、たくさん甲状腺癌が見つかったのは検診をしたせいだ、スクリーニング効果だ。
それは「過剰診断だ」という意見とはそぐわない事実です。

ではなぜこれだけの多くの甲状腺癌が福島の子供達に見つかったのか?
まったく、まだ解明されていません。
放射線の影響かどうかも、県の検討委員会の中ですら意見の相違があり、「影響とは考えにくい」とか、「影響を否定するものではない」とか、非常に曖昧な表現をされています。

患者さんやご家族は、今回診断された甲状腺癌がなぜ起こったのか、とても悩んでおられます。

お母様はすぐにおっしゃるんですよ。
「あの頃の食事が悪かったんでしょうか」
「放射能汚染を気にせずに食べさせたから、だからなったんでしょうか」
「外で遊ばせたのがいけなかったのか」
高校生の子は「自転車で通学したからいけなかったんだろうか」
皆さん自分を責めています。

また、遺伝的なものなのか?
そんなふうに、お子さん本人も親御さんも自分がいけなかったのかととても悩んでおられます。

実は手術を受けて、その後に再発した方は複数おられます。

再手術の前に治療方法においてセカンドオピニオンを希望される方も当然おられるんですが、
福島県内では「それは県立医大に行くように」と言われて、相談に応じてくれる医療機関もほとんどなく、実現が困難な状態なんです。

より良い医療を受けたいという患者として、また、人の親として当然の願いを実現させたいと思っています。

担当医師とのコミュニケーションも上手く取れていない。
それを上手く取れるようにお手伝いしたいと思っています。

甲状腺癌というものについて、忌憚のない意見の交換や、適切な情報の共有をして、できるだけ不安を、少しでも取り除いてあげたい。
また日常生活での健康に関する疑問に気軽に答えて、より安心できて健康的な生活を楽しめるようにサポートしたいと思っています。

また、叶えば、ですけれども、
患者さんがご自身の経験を活かせるよう、例えば、手術の経験をまた新たに患者になった方に伝えていく、そんな手助けもしたいと思っています。

福島の健康相談会とかに行くと、最近は「放射能」という言葉すら口にしにくくなっています。
また福島県外では、放射能とか福島の問題はもう過去の話になっています。
そんないま、臨床医としてやれること、やるべきことがここにあるのではないかと私は思っています。

私は原発事故当時ちょうど18歳以下だった子供をこの関東で育てている母親本人でもあります。
また、病気を抱えている患者さんの日常生活への助言や様々な不安を軽減することが主な任務の一つである内科の臨床医です。
そんな私はいま言っているような使命感を持ってこの甲状腺がん家族会の世話人になりました。
甲状腺外科の専門医がアドバイザーになってくださっています。
また他にも、甲状腺専門医のバックアップが得られています。

甲状腺がんという病気になってもより良い治療を受けて、不安を減らして、より安心して幸せに生活ができるよう医師として力を尽くしたいと思っています。

どうぞ、甲状腺がんと診断された福島の子供さんやご家族の方が一人でも多く参加されて、繋がって、力を合わせて問題を解決できるように皆さんもお力を貸してください。
以上です、ありがとうございます。





神戸市の水道水から放射性ヨウ素が検出されたことについて調べてみた


原子力規制委員会の3ヶ月ごとの水道水蛇口の放射性物質検査結果において兵庫県神戸市の水道水にヨウ素131が含まれていました。
神戸市の水道水からヨウ素131が!!!水道水蛇口放射性物質ランキングは東京都が初のNo1に!!2016年1〜3月原子力規制委員会蛇口水ランキング発表
水道水28年1月から3月

なぜ?こんなことになったのか?
神戸市を見に行ってきました。

神戸市
赤線を引きましたが、最終更新日2014年4月1日で「放射性物質は現在に至るまで検出されていません。」と書かれています。

原子力規制委員会が上水(蛇口水)のモニタリングを公表したのは平成28年(2016年)04月28日
神戸市のホームページは2年前のままで更新されないのでしょうか?
 
平成27年度 放射性物質の毎月検査結果より
平成28年3月(PDF形式:50KB)
平成28年3月

平成28年2月(PDF形式:91KB)
平成28年2月

平成28年1月(PDF形式:88KB)
平成28年1月

平成28年1月〜3月浄水場 や量水池、配水池 、受水点などでは「放射性ヨウ素-131 も測定しており、すべての地点で不検出」となっています。
不検出とは「放射性ヨウ素-131 が「検出限界値1Bq/kg未満である

1Bq/kg未満

今回水道水蛇口から検出されたヨウ素131は0.00045Bq/kgなので1Bq/kg未満
(蛇口から毎日一定量の水道水を採取し、水分を蒸発濃縮させ3か月分まとめて分析)
1Bq/kg未満の新鮮な放射性ヨウ素がたまたま検出されたのか?
それとも水分を蒸発させて濃縮させたから検出されたのか?
浄水場 や量水池などには入っていないが、そこから蛇口へ行く過程の部分でヨウ素131が入ってしまったのか?





「水道水中の放射性物質のモニタリングを行っており、神戸市内では兵庫区にある兵庫県健康科学研究センターで測定しています」と書いてあるので、
兵庫県健康科学研究センターを見に行ってみました。

が…、行ってみたけれど、検査結果など詳しい情報を見つけることができませんでした。

みんなが体内に入れる水道水から放射性ヨウ素が検出されたというところが問題だと思います。
しかもその調べ方は3ヶ月分まとめて測定(放射性ヨウ素の半減期は8日間)という、90日間分をためて測定しているということ。もともとどれだけ入っていたのか?
そしてどのような理由でどこから入ったのか?
神戸市の水道水からヨウ素131が検出されたことに関して、神戸市と原子力規制委員会は原因をきちんと調べて報告するべきだと思います。





神戸市の水道水からヨウ素131が!!!水道水蛇口放射性物質ランキングは東京都が初のNo1に!!2016年1〜3月原子力規制委員会蛇口水ランキング発表




今回は、原子力規制委員会 上水(蛇口水)のモニタリング 結果を見て驚きました。
兵庫県神戸市の水道蛇口水からヨウ素131が検出されている!@@:
そしてとうとう、東京都の水道水が日本で一番セシウムが含まれているということになってしまいました><;



原子力規制委員会 
上水(蛇口水)のモニタリング

<測定方法>
水道の蛇口から毎日一定量の水道水を採取し、
水分を蒸発させて濃縮したものを3か月分まとめて
ゲルマニウム半導体核種分析装置を用いて分析。
全都道府県の水道水の数値が3カ月ごとに公表。



環境放射能水準調査結果(上水(蛇口))(平成28年1-3月分 ) 平成28年04月28日
1.本データは、1Bq/Lを1Bq/kgとみなす
2.原子力規制委員会が各都道府県等からの報告に基づき作成
3.検出下限値は、I-131、Cs-134、Cs-137すべて0.001Bq/kg未満
(参考)水道水中の放射性物質に係る指標の見直しについて(厚生労働省)における水道水中の新たな目標値 放射性セシウム(セシウム134及び137の合計) :10Bq/kg

(クリックすると大きく見ることができます↓)
水道水28年1月から3月

なんと、驚きです!
神戸市の水道水からヨウ素131が検出されています。
これは水道水の蛇口からということです。

そしてセシウム134が検出された都道府県は東京都のみとなりました。
本当でしょうか?
過去6回分を見てみましょう、

(クリックすると大きく見ることができます↓)
水道水蛇口1

水道水蛇口からの放射性物質の結果が原子力規制委員会から公表されるたびにいつも思うのは、新潟県から下(富山県〜沖縄県)は不検出[ND]の文字がずーっと並んでいる。
それを見るたび、「不検出[ND]の地域に移住したい」といつも私は思う。
定時降下物をまとめた時に空から降ってきている放射性物質も同じように新潟から下は不検出[ND]

これが今の日本の現実なんだと、認めざるを得ないと思いました。
移住したい。
移住するべきなんだろう。
いつもいつも心の中でそう思いながら、もう5年経ってしまった。
そして、5年経ってもやっぱりこちら側には空からセシウムが降り水道水にはセシウムが入っているのだ…




今回神戸市の水道水からヨウ素131が検出された理由はなんだろう?
下水道から検出されたのではなく、水道水の蛇口の水の中にヨウ素131が入っていたということが大きな問題だと思う。
2016年1月から3月の間に、神戸市の水道水を飲んでしまった人々はヨウ素131も体内に入れてしまったということになるのだろうか?そうなんだろうな、と思う。
ヨウ素131の半減期は8日間なので、実際にはどんだけ入っていたんだろう?と、不安になる。
何時、何が原因で水道水にヨウ素131が入ってしまったんだろうか…

「飲んでしまった」ではなく、未然に防ぐことはできないのだろうか?
怖い。



前回は福島県の数値が計測中で未発表でした。
<2015年10月~12月>日本全国都道府県水道水蛇口セシウムランキング発表!(除 福島県)
今回チェックしたら2015年10〜12月の福島県の数値が届いていたので、その分も訂正してグラフ&表にしました。


(クリックすると大きく見ることができます↓)
水道水グラフ1

(クリックすると大きく見ることができます↓)
水道水グラフ2

と、いうことで、発表!!
水道蛇口に含まれる水放射性物質ランキンング
水道水ランキング
1 東京都 0.00213 Bq/kg
2 栃木県 0.00170 Bq/kg
3 群馬県 0.00130 Bq/kg


なんと!
東京都がセシウム水道水No1となりました。
東京都は今までに3位になったことは数回ありますが、
平成24年1月から3ヶ月ごとに公表されるようになって、初めての1位です。

2位の栃木県はセシウム134が検出されていません。
セシウム137だけの数値だと東京都も栃木県と同じ0.0017Bq/kgでした。


3 埼玉県 0.00130 Bq/kg
5 福島県 0.00120 Bq/kg
6 宮城県 0.00110 Bq/kg
7 茨城県 0.00080 Bq/kg
8 山形県 0.00076 Bq/kg
9 千葉県 0.00057 Bq/kg
10 兵庫県 0.00045 Bq/kg (ヨウ素131)
11 神奈川県 0.00040 Bq/kg
12 新潟県 0.00038 Bq/kg

兵庫県神戸市はヨウ素131のみで10位になっています。
ヨウ素131は半減期が短いので、実際にはかなりの量が入っていたのではないのか?
(水道の蛇口から毎日一定量の水道水を採取し、水分を蒸発させて濃縮したものを3か月分まとめてゲルマニウム半導体核種分析装置を用いて分析)



直近の過去のランキング結果です。
前回の福島県も、数値を入れて順位が確定しました。
(クリックすると大きく見ることができます↓)
水道水ランキング2




2千葉共同代表「小児甲状腺がん家族会」発足記者会見

「小児甲状腺がん家族会」発足記者会見
2016年3月12日



311甲状腺がん家族の会
http://311kazoku.jimdo.com/






千葉親子元福島県会津坂下町議 世話人 共同代表
https://youtu.be/Vsf0FAjJqYk?t=16m31s

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文字起こし部分→https://youtu.be/Vsf0FAjJqYk?t=17m49s

小さなお子さんからお年寄りまでの200万県民が5年前、原発事故の夜放射能が降り注ぐ下で生活をしていた事実は決して忘れてはならないと思います。
事故後甲状腺検査が始まりました。
甲状腺癌の発見が相次ぎました。

原発事故が起きるまでは、「甲状腺癌」などということは、あまり耳にしない病気でした。
1巡目先行調査から2巡目と検査が進む中で、私たちは甲状腺癌を宣告されたご家族の方々の悩みや苦しみに出会いました。

過酷な原発事故や放射能のことなど交錯する情報の中で、防御の術もなく、手立てもなく過ごしたためのあの時間を思い、親御さんたちは「あの時外出させなければよかった」「あの時避難しておけばよかったのではないか」と、無用の被ばくをさせてしまったのではないかと、ご自分を責め続けておられます。

311以降、被ばくの可能性のある甲状腺検査だけに、「被ばく者になってしまった」という切ない思いを抱え、誰にも相談もできない状態に置かれておられるのです。

福島県民健康調査検討委員会では「放射能の影響とは考えにくい」と説明を繰り返すばかりです。
専門家の間でさえも、「原発に由来する」、「しない」と意見が分かれ、
そんな曖昧な中でがんと診断された方も、被ばくをした多くの県民も、不安を抱えた5年目となりました。

私たちは昨年、ご家族の方々と集いました。
その日の私は、初めての出会いでとても緊張していました。
ご家族の方も、きっと、家族同士が出会えるという期待と「どんな集まりなのか?」「どんな人が来ているのか?」と不安であったろうと思います。

懇談が始まってからは、話す家族たちも、聞く私たちも、涙でした。
今までいろんなところで聞いていた不条理な出来事が、目の前で話すご家族の方に今起きていることの事実。
それに触れ、私は悲しい怒りがこみ上げました。

ご家族同士の意見交換では、医師への不信や診療の制約、情報が届かない、ご自分のお子さんの病気がこれからどのようになっていくのだろうか?
毎日の戸惑いに誰に話したらいいのか、どなたに相談したらいいのか、家族の孤独感を知りました。

懇談が始まる前の緊張した雰囲気も、お茶タイムの頃にはみんなで持ち寄ったお茶菓子を分け合ったり、とても和やかな雰囲気になり、「来てよかった」「同じ思いで話すことができた」と、明るいお顔になられたように感じました。

子供達は原発事故の後、理不尽な形で甲状腺癌と診断され、心に傷がつき、手術で体に傷を残すことになってしまいました。

私たちは日頃から情報交換や情報提供ができて、気軽に話し合い、支え合いができる関係と、気軽に相談できる場所が必要だと思いました。
同じ悩みや痛みを抱えている方同士が話しあうことがどれだけ癒されるのか。
どんな力にも勝ることだと思いました。

一人で悩まないでください。
多くの患者の家族の皆さんと手をつないで語り合う場所。
情報を共有し課題を話し合いながら、そこから希望をつかみましょう。
そんな気持ちです。
患者家族の皆様、お気軽に声をかけていただきたいと思います。
そして、安心して集えるよう、どうか、温かく見守っていただきたいと思います。
私たちもそのお手伝いをさせていただきたいと思っております。
このような会が短なところで色々と広がって、家族の方が安心して話ができるような場所が作られることを望みながら、私のご挨拶といたします。




【ふくしま便り】
横のつながり 励みに 甲状腺がん家族の会が発足

東京新聞 2016年3月22日


「何でも相談してください」と話す千葉親子さん=福島県会津坂下町で
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 東京電力福島第一原発の事故後に福島県が実施している「県民健康調査」で甲状腺がんと診断された子どもの家族らが、「311甲状腺がん家族の会」を設立した。調査は事故当時十八歳以下の子ども全員が対象で判明している患者、疑いのある人は百六十六人。集まった会員は男女五人の家族七人とごく一部にすぎないが、これまでは患者同士の横のつながりは一切なかった。「家族の会」は、どのような意味を持つのか。河合弘之弁護士とともに代表世話人を務める元福島県会津坂下(ばんげ)町議の千葉親子(ちかこ)さん(68)に聞いた。
      ◇
 -設立の経緯は。
 十六年前から精神障害者の家族を支える活動を続けてきました。その関係で甲状腺がんの患者家族の話も伝わってきました。状況はよく似ているのです。
 自分の子どもが精神障害者だと診断されると、親は奈落に突き落とされたような大きな衝撃を受けます。そして親戚や友人に相談することをためらう。自分たちだけで耐えようとして、どんどん孤立していきます。
 甲状腺がんの家族も同じようです。原発事故のせいではないかと誰もが疑います。ところが医者は「放射能の影響とは考えにくい」と繰り返します。納得できないままに、自分を責めます。あのとき、外で遊ばせなければ…、もっと食べ物に気を配れば…、自転車通学をやめさせていれば…。同じ境遇の家族同士が話をする機会もないので、情報を共有したり、なぐさめあったりすることもないのです。
 精神障害者の家族の場合、家族会をつくって、一緒に小旅行に出掛けたり、食事をしたりして、随分と気持ちが楽になったと聞きました。そうした経験を生かせればと、河合先生に相談して、賛同してもらったのです。

 -家族と会ったのは。
 個別の面談を重ねて、今年一月に初めて一堂に会することができました。懇談が始まると、話す家族も聞く私も、涙、涙でした。医師への不信感、子どもたちの将来への不安、情報が届かないもどかしさなど、家族は話し続けました。最初は皆さん、緊張していたのですが、お茶タイムのころには、とても和やかな雰囲気になりました。やっと話ができて、胸のつかえがおりたという声を聞きました。
 -医師への不信感とは。
 福島県では、県民健康調査で甲状腺がんの疑いが出た患者については、例外なく福島県立医大病院で診療をうけることになります。このため実質的にセカンドオピニオンを得るのが難しくなっています。最近の医療の世界では、患者の基本的権利として認められていることが、ここでは通用しないのです。
 手術後に再発した患者さんは複数いるそうで、再手術となれば悩みますが選択肢がない。
 またある父親は、思春期の息子に医師がためらいもなく「がんです」と告知するのを聞いて悲しかったと話していました。

 -会員は増えそうですか。
 十二日に設立を発表してから、たくさんの電話をいただきました。患者家族の方もいましたし、応援したいという方もいました。「新鮮な野菜を送るから食べさせてあげて」なんて人もいました。会員は、これから少しずつ増えると思います。
 患者ではなくても、子どもさんを抱えて不安な人は相談してくださって結構です。専門の医師につなぐことはできます。
 また県民健康調査で発見された甲状腺がんの治療にかかる医療費のうち、十九歳以上の人の自己負担分を県が支援する事業があります。ところが申請が煩雑なせいか、申請者は対象者の一割ほどです。相談いただければ、申請の方法を教えます。
 どうか一人で悩まないでください。
      ◇
 問い合わせは、電070(3132)9155、メールは311tcfg@gmail.com ホームページは「311甲状腺がん家族の会」で検索。 (福島特別支局長・坂本充孝)





1患者さん同士がお互いに住所氏名を知り合い、どういう状態か?ということを情報を交換し合うことから始まる。河合弁護士「小児甲状腺がん家族会」発足記者会見文字起こし

「小児甲状腺がん家族会」発足記者会見
2016年3月12日



311甲状腺がん家族の会
http://311kazoku.jimdo.com/



https://youtu.be/Vsf0FAjJqYk?t=3m54s

311原発事故後、福島県では事故当時18歳以下の子供たちを対象とした甲状腺検査が行われ、私たちの子供たちを含め166の子供達が、小児甲状腺がんやその疑いと診断されています。
さらに北茨城などの関東地方でも小児甲状腺がんやその疑いの子供達が確認されています。
これら小児甲状腺がんの多発やそれぞれの個別の小児甲状腺がんについて、いま多くの専門家が「東京電力福島第一原発事故が原因とは考えにくい」と主張しています。
しかし、私たちはその言葉に戸惑いを感じています。
福島原発事故で大量の放射性物質が放出され私たちと私たち家族は被ばくしました。
「福島原発事故が原因ではない」と否定する根拠は見当たりません。

私たちの子供は唐突に甲状腺がんと宣告され、その瞬間からがんと向き合わざるを得ないという人生を強いられています。
同時に、甲状腺がんと診断された子供を持つ私たち家族は、周りの目を恐れるなど、様々な理由で孤立を余儀なくされてきました。
そのため必要な情報も共有できず、さらに悩みを深めています。
この会は、こうした患者家族同士が交流するために設立しました。
今後患者の治療、及び生活の質を高めることができるように、情報交換を行い、家族間の交流で見えてきた様々な課題の解決策のために取り組んでいきたいと思います。
311甲状腺がん家族の会



河合弘之弁護士
312

これが設立された団体の概要でございますが、私の代表世話人の一人としての考えを説明したいと思います。

311以降、本当にひどい、規模の大きい深刻な被害が出ているわけですが、ADR(Alternative* Dispute Resolution 裁判外紛争解決手続)で問題にされ、訴訟で問題にされているのは、、全部財物損害と慰謝料だけです。
放射能被ばくの被害、損害の核心は、その放射線から発生した病気であります。
健康被害などという甘い表現は、私はしません。
放射線による病気として、とりわけ小児甲状腺がん、それから、小児にも青年にも大人にも発症する白血病
これが被害の核心であるというふうに考えます。
そして、日本全国で今、大変なADRの争いと訴訟の争いが発生しています。
訴訟も1万人が起こしています。
でもそれは、全部財物損害と慰謝料だけなんです。

3127

こういうふうに膨大な損害賠償請求がきているわけですね。
それが財物の損害です。
それから精神的な、苦痛とか恐怖に対する慰謝料です。
それだけが問題にされていて、白血病になった人や甲状腺がんになった人の、病気になった、それから身体に障害を被ったという損害がスポッと抜けているんです。

みなさん、メディアの方に感じて欲しいんですけど、変だなと。
一番大事な損害の救済の追求が欠けてるなと。
それはみんな、「なんのせいか?」というと、「原発と因果関係があると考えられない」と「考えにくい」ということで押さえ込まれている。
否定されているから。
「考えにくい」というのは「考えられない」というのと社会的には同義語です。

そして、この財物損害は、要するに放射能の高いところにいると健康被害を被るから、病気になるから、怖いから出るわけですよね。
子供が病気になるのが怖いから出るわけですよ。
だから、財物損害の原因も放射能によって病気になる恐れなんです。
それから慰謝料も、「もしかしたら病気になるんじゃないか」放射能で病気になるんじゃないかと思うから、心に苦痛を感じるわけです。

だから、膨大に発生し、追求されている損害のうちの中核部分がスポッと台風の目のように空白になっているんです。
これがあるかどうかわからないということになると、
「因果関係があるとは考えにくい」ということになると、
全部、財物損害とか慰謝料の根拠がなくなるんです。

「気のせいだよ」とか「大丈夫だよ」っていうことになると、全部根拠がなくなるんです。
全てここから発生するから、財物損害や慰謝料が発生する。
で、ここ(核心)をなくしてしまおうというのが今のやり方であろうと私は考えています。

マルデジグゾーパズルの一番中核の部分がスポッと抜けているわけですが、
そこが抜けているままだとどうなるか?
文字通り底抜けになるんです。

要するに、放射能の被害はよくわからない。
気のせいだよ。
因果関係が考えにくい。
そうなると、じゃあ財物損害も発生しないということになりかねません。
慰謝料というのも、それも気のせいだよ。
家が放射能で住めなくなる。
それも本当にそれで病気が発生するかどうかわからないからハッキリとしないんだよ。ということになると、

「放射能は怖くない」
放射能が怖くなければ「原発は怖くない」
だから原発を再稼働しよう、原発をどんどんやろう。

こういう論理になっていくんです。

だからまさに、中心の部分をきちんと事実を明らかにして、そして因果関係があるんだということをハッキリさせていくことが全ての面に。
だから被害者の救済にも重要だし、原発をなくしていくことにも重要になるんだというのが私の考えです。

ここはまさに天下分け目の戦いという、一番大事な部分の戦いにこれからなっていきます。
いままではこの問題がなぜスポッと抜けていたかというと、患者の皆さんが完全に分断されていたんです。
お互い顔見知りでもありません。
だから団結も生まれていません。
名前もお互い知りません。
完全に分断されているのと、治療の過程において、いまの現代の医療において当然求められるべきインフォームドコンセントとセカンドオピニオンが完全に否定された状態です。

「なんで私こんなことになったんでしょうか?」

その時に、あなたわこういうわけでこうこうなんだよ。って説明して、
だからこういうふうに治療するんだよ、だからこうやって手術するんだよ。
いや、それはちょっと不安で。
それはこうでだいじょうぶだよ。って、
こやってやっていくのが医療じゃないですか、いまの。

それが「はい、あなたがんです」「はい、切りましょう」
で、「あの原発事故が原因でしょうか?」って言ったら「違う!」
そういうふうに言われてしまうわけですよね。

もうそこには問答無用のおんけい的なかふちょう的な治療はあってもインフォームドコンセントはないんです。
そして、不安だからセカンドオピニオンを求めようと思うと、
「そんなことをしてバレようものなら大変なことになる」という恐怖感をもっているから、セカンドオピニオンを求められない。
セカンドオピニオンが本来なら出せる人たちも、いまの体制の中で、福島県立医大だとか、福島県とかに遠慮して、余計なことを言うと後で面倒なことになるから、ということで、
「私福島県から来て、被ばくしてガンなんですけど」「ガンと言われているんですが本当でしょうか?」って聞こうにもですね、お医者さんの方が福島の方だってわかった途端、「福島県立医大に行ってください」ということになって、セカンドオピニオンも求められないんです。

こうやって完全に分断され、完全に押さえ込まれていて、そして僕たちも、さっき申し上げたようにここが原発の放射能被害の中核ですから、なんとかアプローチをしようとしました。
一切アプローチできませんでした。

例えば県立医大の方、福島県の方、そういう方県庁の方にしようと思っても、「とんでもない」「個人情報ですからそんなこと教えられません」
だから分断されていて、個人情報保護ということと、その二つの壁で、私たちは166人の数は分かっても、どこの誰かわからなかったんです。

これがこのまま放置されていたら、本当に憂慮すべき事態だなというふうに僕が考えていたところに、「もう本当にこれは我慢できない」って名乗ってくださった。カミングアウトしてくれる人たちが出てきた。
これはやっぱりもう、抑えきれないんだと思います。

で、そこで、僕に相談があったので、私が最終的に代表世話人になることになったんですが、それまではもちろんお二方が大変尽力されたわけですけど、私の問題意識はそうです。

で、だから全ては何から始まるか?っていうと、
患者さん同士がお互いに住所氏名を知り合い、どういう状態か?ということを情報を交換し合うことから始まる。
そこからスタートだというのが今日の会の趣旨です。



3128

https://youtu.be/Vsf0FAjJqYk?t=30m47s

そして、福島にある原発から大量の放射性物質が放出されて、そしてその範囲に住んでいる人間が甲状腺がんになったら、原則としてその甲状腺ガンや白血病は「その原発の事故のせいだ」というふうに認定すべきだ。

で、逆に「その子供の甲状腺がんは別の理由だ」ということをきちんと立証できたらそれは別ですよ。
たとえば、Aという子供はレントゲン検査の時に誤って甲状腺に大量に被ばくをしてしまったから甲状腺がんになったんですとか、別の理由をきちんと立証できない限り、いま言った三つの条件にかなう場合は原発事故で放出された放射性物質と因果関係があると認定するべきだというふうに思うんです。


そもそもですね、福島県発から発せられた放射性物質が、この子に取り付いて、こういうふうに流れていってそして甲状腺にくっついて、そこから発ガンしたんだなんていうことを立証することは不可能なことなんです。
その不可能な立証が出来ていないということを理由に「考えにくい」という言葉をもって否定するのは、法律的にも間違いです。
法律では因果関係というのは被害を訴える方が立証しなければいけないんですが、本件のような場合とか公害の場合には立証責任は転換されるんだということになっています。
まさにさっきの三つの条件が備わった時には立証責任は転換されている。
否定する方が例外的な事実を立証しなければいけないという考え方。
そういう判断枠組みを変えないと、被害者は全く救済されないんだということを私は強く訴えたいと思います。

もう一つ、ここに(ネックレス)すごく手術の跡が残っている。
そして、それだけでは足りなくてここまで(首の上の方)出来ている女の子がいます。
もし、交通事故でそういうことになったら、女子の要望に著しい醜状を残すということで、後遺障害慰謝料を何百万円と、それも上の方がもらえる数字なんです。

でも、そういう子供たちが何人も発生しているのに、その子供たちは一切そういう請求をしていません。
そんなことができる環境じゃないんです。
で、仮にいまやっても、ADRをやっても、多分東京電力は否定すると思います。

「いや、それは因果関係が考えにくいって専門家が言ってますよ」
そういうことになる。

だけどそんなことで許されていいんでしょうか?

僕は現物は見ていませんけど、テレビや新聞で見ました。
ネックレスの位置と首の上の方に手術跡があるんですよ。
そのことだけでも重要なことです。
そこからさらに悪化することもあるけれども、そのことだけでも救われなきゃいけないのに、それも放置されているというのがいまの状態なんだということを是非皆さんに知っていただきたいということを考えています。
以上です。

「圧力容器の脆性破壊、まだそれは大丈夫という、それは共通の判断ですね」老朽原発高浜1、2号機審査 4/20原子力規制委員会文字起こし

どんな地震が起こっても「川内原発は止めません」と田中俊一原子力規制委員会委員長の記者会見(2016年4月18日)文字起こしをしている間に4月20日にはなんと!40年以上の老朽高浜原発の適合審査合格のニュースが!!
何をそんなに急いでいるのか?
じっくり会見を聞いている時間もない><;


高浜原発1、2号機 審査「適合」 規制委、老朽原発で初

2016年4月20日 東京新聞 夕刊


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 原子力規制委員会は二十日の定例会合で、運転開始から四十年超の関西電力高浜原発1、2号機(福井県)が、原子炉建屋の放射能対策やケーブルを防火シートで包むなどの対策をすれば新規制基準に適合するとの審査書を正式決定した。 =耐震性確認後回し<2>面
 新基準に適合すると判断された原発は四例目で、老朽原発では初めて。運転を延長するかどうかを判断する期限が七月七日に迫っており、規制委は老朽原発の運転延長に必要な審査も急ぐ構えだ。
 二基は運転満了となる七月七日までに、設備の具体的な工事計画の認可を得るほか、放射線の影響で原子炉がもろくなっていないかなど、老朽原発に特化した審査にも通る必要がある。ただし、耐震性の評価に必要な試験は改修工事後に行えばよいとした。
 再稼働には地元同意の手続きも必要で、三年以上先となる。二基の審査は昨年三月に関電が申請した。



原子力規制委員会 定例記者会見(平成28年04月20日)
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7月7日で40歳
文字起こし部分のYoutube→https://youtu.be/WnvAFvjxtw4?t=6m31s
読売新聞 おおやま:
今日高浜1、2号機について審査書の決定をしましたけれども、今後まだ工事計画と運転所認可の審査が残っていますが、あと2ヶ月余りしかありませんが、どのように審査に望まれるかお聞かせください。

田中俊一委員長:
あの、7月7日で40年、40歳になるので、それまでに工事認可の審査を終わって、その結果どうなるかわかりませんけれども、仮にあの、延長運転する、すると、そこの工事認可公認までの認可が終わってないといけないということに法律が決まっていますので、それをまずきちっと、事業者も努力するだろうし、私どもとしても私どもに課せられたミッションですから、あのー、仕事ですので、そういうふうな形で進むと思います。
その後はあの、とこ、あのいろんな実際の工事とか、使用前検査とかそういうのはいま全然、あの、何も考えるような段階ではないと思ってますぅー。



なんとなく不安だ
文字起こし部分のYoutube→https://youtu.be/WnvAFvjxtw4?t=7m53s
NHK はなだ:
高浜1、2号関連なんですけど、今日の定例会のほうで保安院から社会老朽化原発でやっぱり社会の関心も高いので、今後審査とかも丁寧のというか、根拠なのか説明を求める意見が出されました。
今日のパブコメでも、ケーブルとか今後の耐震性の試験とかについての、要は設置許可の、変更許可の後に行われるということへの意見とかも出されてということへの意見とかも出されていましたが、今後そういう不安の声とかもあると思うんですけど、今後委員長として老朽化原発の今後の審査の説明というのにどう望まれるのか,望まれようと思うのか、お考えのほうをお聞かせください。


田中俊一委員長:
あの、◯×▽「なんとなく不安だ」っていうこえが、まぁわからんこともないですけれども、パブコメについては私も全部読ませていただきました。
非常にこう、私以上にプラントの中身をよく知っているコメントもたくさんありまして、ちょっとびっくりしたようなところもあります
で、そういうこともありますし、いろんな後は、非常に今日もありましたけれども、「原発そのものに反対だ」という意見も非常に多かったと思います。
だから、「老朽化であるがゆえにどういうところが心配だ」ということについては、パブコメの中ではきちっと答えていますが、まああのー、どういうんですかね、特に多分これから地元なんかの自治体なんかからもこういうお話があればそういうところで「どういう判断でどうしているか」というところの説明はやっていく必要はあるだろうなと思っております。


NHK :
あと、許可委員とかですね、石渡委員からも基準地震動についての説明をもっと丁寧に、ホームページなどで行うべきだというお話もあって、情報発信についての感度が高くなっているというふうな印象を受けました。
やっぱり熊本地震の情報発信の反省を踏まえて委員の方からそういった意見が相次いだのかなという印象を感じたんですけどそれについては委員長はどのように感じているでしょうか?

田中俊一委員長:
まぁ先ほど国会から戻ってきてそういう発言があったって聞いたということがあったんで、今日も国会の質疑の中で、基準地震動と実際に益城で観測された表面での、ま、3次元の1580ガルとの関係とかいろいろ聞かれたんだけれども非常に説明しにくい問題です。
で、水平も東西南北、それから上下っていう垂直、そういったものについて違ってきているんですね。
それをどういうふうに見ていくか,ということ。
そういうこともありますので、確かにあの、おっしゃる通りうまく説明できるように工夫していく必要はあるんだと思います。
ただ、なかなか難しいので、石渡さんと規制庁の担当者の中でよく検討して、出来るだけ分かりやすくしていくことがいいというふうには思います。
ぜひやってもらおうと思いますけど。


高浜1、2号の運転延長の差し止め裁判
文字起こし部分のYoutube→https://youtu.be/WnvAFvjxtw4?t=11m44s
共同通信 ながお:
先週なんですけれども、名古屋地裁の方に高浜1、2号の運転延長の差し止めを求める裁判が起こされました。
これまで大体原発の裁判って電力が被告で規制庁の方は直接裁判の当事者じゃないということでご説明されてきましたけれど、今回は国が被告ということになろうかと思いますが、どのように裁判に対応されるかお聞かせください。


田中俊一委員長:
届いてないんですよね、ううん、ですから私がそういうのがまだ見てないから、きたらそれを踏まえてきちっと対応することになると思います。
それは私たちがやっていることについてきちっと説明をしていくということになるんだと思いますけど。
まぁ、いま 課長が言ったように、まだ訴状を見ていないから中身がよくわからないっていうのも今日の段階です。



圧力容器の脆化
文字起こし部分のYoutube→https://youtu.be/WnvAFvjxtw4?t=17m40s
NBジャーナリスト しみず:
高浜1、2号の40年越えの審査に関してなんですが、以前40年越え、高経年になると中性子の照射が非常に大きくなって、長年たつと格納容器が脆弱するという話を、壁ですかね、聞いたことがあるんですが。
その辺の判断というのは特に問題がないという判断なのでしょうか?

もう一点は、他の40年経炉、高経年炉に対しても、今回の審査結果というのがモデルケースといいますか、そういうことで他の炉にも十分その考え方、あるいは安全審査の哲学というか、ここのチェックが全部モデルケースになるという理解でよろしいでしょうか?

田中俊一委員長:
まず中性子の照射をたくさん受けると金属、圧力容器が脆化してくるということは言われていまして、その試験片として中に●試験というのがあって、それを定期的に取り出してその温度変化。
あのー、温度が。
要するに脆性破壊を。
何か冷たい水が入った時とか、脆性破壊することが一番懸念されるわけで、あの、そういうことがないような範囲にあるかどうか、っていう判断をするためにそういった試験片を見ながらやってるということです。
で、中性子の照射量っていうのはこれはかなり正確にわかりますから、そういうことでそういう遷移温度の変化を見ていくということになって、それであの、「まだそれは大丈夫」という。
それは共通の判断ですね。

それから40年延長については、まず基本的には新しい規制基準に合致してるかどうかということが最初にあって、その後で今のような高経年化とか、今後20年間きちっと動かしていって大丈夫かどうか?っていう機器の、ま、経年劣化とかそういうことを見ていくということになりますので、それはあの、今回の審査がモデルになるかどうかっていうのは炉によって色々違いますし、基本的な考え方は同じだと思います。








認可後に瑕疵試験。結果、認可取り消しはある?
文字起こし部分のYoutube→https://youtu.be/WnvAFvjxtw4?t=36m8s
毎日 しゅどう:
今日の高浜についてうかがいます。
パブコメでもありましたけれども、一時系冷却系のですね減水乗数の問題について、瑕疵試験を認可後に行うというのは、これは問題の先送りではないかという意見が複数寄せられています。
これは実質的に7月7日までに認可を取らなければいけないという、期限の実質的な先送りではないかという、そういう疑問があるわけですが、委員長はこの件についてはどのようにお考えですか?


田中俊一委員長:
あのー、そんなことはないと思います。
あのー要するに工事認可で、そういった工事認可の段階までにそれを確認して、それを、そういう実証データが得られない場合は、結局今日出した許可も取り消し、無効になってきますよね。
見直しになるのかな。

市村
市村知也 (安全規制管理官):
これは非常に重要な問題でございますので、これは工事認可の段階でですね、先送りということではなくて、工事計画認可の中にどういう風にデータを取るのかということを含めてしっかり書かせて、それで技術基準が満たせるかというのをまず審査をして、で、それで認可を出せるかどうかというのをこれから判断をします。
その上で、使用前検査というもので、言った通りのデータがちゃんと取れているかどうかっていうのを確認をする。
そして、もし言った通りのようなデータが取れないことがあれば、それはなんらかの措置をまた改めてしていただくということになりますので、技術的にもしっかりとしたステップを踏んでいけるという段取りだと思います。

毎日:
そこで確認したいんですけど、試験結果がうまくいかなかった場合は認可の取り消しになるんですか?
認可を取り消すんですか?

そこをちょっとはっきりしていただきたくて、認可の取り消しにならないのであれば、一度おろしてしまった認可をですね、後で、事業者として後で手を打つということがいくらでも可能になるので、そこをちょっと確認したいんですけど。

市村知也 (安全規制管理官):
まず、宣言をした通りのデータが取れない。
あるいは言った通りの、これは減水乗数3%ということですけれども、これが満たされないということがあれば検査には合格はしないです。
検査を合格をしない上で、改めてなんらかの工事をしないともう直らないということであれば改めて工事計画の変更をしていただいて、えー、その認可を取っていただいて工事をするという手続きを取っていただくということになります。
(※答えになっていない)

毎日:
これは委員長にお答えいただきたいんですけど、認可を。
ようするに、工事計画を通らなくてもですね、そこで補強をすれば、もう一度やったら通るかもしれないんですよ。
そうすると、7月7日までにこの認可を取らなければいけないという時間的な制約というか縛りが、実質的に意味をなさなくなるのではないかと。
つまりその後で。
今日のパブコメの中でも後出しジャンケンというコメントがありましたけれども、後で事業者が対応できるのではないか。
それは実質的には期限をなくすのと同じではないのかという疑問があるわけですが、委員長はその点についてはどうお考えですか?
これは認可の取り消しをするのが妥当なのではないでしょうか?

田中俊一委員長:
いままでも工事認可をしても、それを実際に工事をしたところできちっと基準をその通りにいかない時にはその認可に合うように手当てをしていただくということはずっとやってきていると思うんです。
だからその工事認可、あの、工事認可というのはどういうレベルなのか、
それでもう完全にパーフェクトかどうか、っていうことはまだ書類上の問題なんです。
全てがそれで終わりかっていうことは多分ないと思いますよ。
(※答えになってない)

毎日:
ええ、いままでそうやってきたことは理解していて、ただ今回の認可は7月7かという期限があるからこうやってお聞きしているんです。
ようは、期限までに取らなければいけないのに、その期限が過ぎた後でやっぱりそうじゃダメでしたということだったら、やっぱりこれは遡って取り消すべきなんじゃないかなというのが普通の考えなんだと思うんですが、
いま委員長がおっしゃったように、後で手当てができるのであれば期限の意味がなくなるんじゃないか?という疑問なんですが。
それはどうお答えになりますか?


田中俊一委員長:
その内容とかあれによるんじゃないですか?多分。
いち、一律に何かをそういう検測論で決めるということは、工事というそういうものの性質上できないと思いますけどね。

(※噛み合っていない)



トリチウム海洋放出か!?〜生命体へのトリチウムの影響〜4/20原子力規制委員会文字起こし

原子力規制委員会 定例記者会見(平成28年04月20日)
トリチウムの海洋放出
https://youtu.be/WnvAFvjxtw4?t=34m48s
朝日新聞;
それから、昨日経済産業省のトリチウム水タスクフォースの方で、まだ最終報告は先なんですけれども、一応そのトリチウムの分離記述が実証試験結果で極めて困難だということと、5つの案の中では海洋放出が比較的期間が短く費用も安くできるという検討結果が示されたんですけれども。
これに対してのお受け止めがあればお願いいたします。

4029
田中俊一委員長:
まぁ、受け止めですか。
ごく当たり前のことに落ち着いたと思うんで。
ま、5つの案に対して私は、安全上の問題の評価を是非してほしいと思いますけれども。
あのー、私どもとして「5つの案どれでも大丈夫です」とは申し上げられませんね。
そういう感じ、そういう印象です。


5つの案↓
地層注入、海洋放出、水蒸気放出、水素放出、地下埋設


福島・汚染水
海洋放出が最も短期間で低コスト

毎日新聞2016年4月19日 06時30分(最終更新 4月19日 09時27分)

毎日新聞
汚染水の貯蔵タンクが並ぶ東京電力福島第1原発=本社ヘリから喜屋武真之介撮影

 東京電力福島第1原発事故の放射性汚染水問題について、浄化処理で取り除けない放射性トリチウム(三重水素)の処分方法を検討している経済産業省が、海へ流すことが最も短期間で低コストで処分できるとの試算結果をまとめたことが分かった。19日開催の専門家部会で提示する。同部会は処分方法の決定は見送る方針だが、試算結果が国や東電の判断に影響を与える可能性がある。

 同省は、海洋放出のほか、(1)地下に埋設する(2)水蒸気化する(3)水素ガスに還元して大気放出する−−など五つの処分方法を検討。それぞれについて、トリチウムを含む水の総量を80万トン、1日の処分量を400トンなどと仮定し、処分期間やコストを計算、比較した。

 試算結果はトリチウム濃度によって変動するが、海洋放出は最長7〜8年で処理することができ、最大でも35億〜45億円程度のコストで、五つの中でも最も低かった。一方、地下埋設は最長76年の管理が必要で、コストも高かった。

 汚染水は、汚染水を処理する多核種除去設備「ALPS(アルプス)」で62種類の放射性物質が除去されるが、トリチウムだけは取り除けない。トリチウムを含む汚染水は敷地内のタンクに貯蔵されて日々増え続けており、同部会で処分方法を検討してきた。【岡田英】





地球環境と生命体への影響を考えればコスト(金)の問題ではないと思うのだけど。
日本では、福島第一原発事故前にはトリチウムが及ぼす健康被害に関しての研究もされていました。


トリチウムが人体に与える影響 放医研実験結果など

トリチウムによる染色体異常~ヒト培養リンパ球での実験結果~

<両棲類と哺乳類のトリチウム取り込み比較>「トリチウム水投与後10日目では脂肪組織に最も多く、 次いで脳、睾丸、肝の順」放射線医学総合研究(内容書き出し)

トリチウム水の魚卵発生に及ぼす影響~「孵化稚魚の眼径は有意に小さい」放射線医学総合研究所資料集(書き出し)

<トリチウムの動向ー動物系>数時間で全身にほぼ一様に拡散分布 /脂肪組織、脳、筋肉に高いトリチウム残留(放射線医学総合研究所資料集書き出し)

<トリチウムの動向ー植物>部位によるトリチウ摂取量の違い/トリチウム水蒸気の葉からの取り込み(放射線医学総合研究所資料集書き出し)

フクシマ原発からの放射能漏洩はトテツモナイ量に! 全く報道されない「トリチウム」の危険性(ダイヤモンド社より)

<福島第一原発>タンクに入っている地上の汚染水〜トリチウムの処分方法「薄めて海洋へ放出or地下深くに注入して地下水として」2015年4/13 NHKラジオ 後半(文字起こし)

トリチウム関係ブログまとめ




経済産業省が考えるトリチウムの捨て方

トリチウム水タスクフォース(第14回)
平成28年4月19日

トリチウム水タスクフォース(第14回)が開催されました。

議事次第(PDF形式:205KB)PDFファイル
3. 議題 :
(1)トリチウム水の取扱いに係る各選択肢(評価ケース)
についての評価について
(2)トリチウム分離技術検証試験事業について
(3)トリチウム水タスクフォース報告書 骨子について

名簿(PDF形式:196KB)PDFファイル
平成28年4月19日時点 トリチウム水タスクフォース

主 査:
山本 一良  名古屋大学 参与・名誉教授、名古屋学芸大学 教授(汚染水処理対策委員会委員)

委員員:
柿内 秀樹  (公財)環境科学技術研究所 環境影響研究部 研究員
高倉 吉久  東北放射線科学センター理事
立崎 英夫  国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 放射線医学総合研究所 被ばく医療センター センター長
田内 広   茨城大学理学部教授(生物科学領域)
野中 俊吉  協同組合コープふくしま専務理事
森田 貴己  国立研究開発法人水産研究・教育機構 中央水産研究所 海洋・生態系研究センター 放射能調査グループ
山西 敏彦  国立研究開発法人 量子科学研究開発機構 核融合エネルギー研究開発部門 
      六ヶ所核融合研究所 ブランケットシステム研究開発部長
山本 徳洋  国立研究開発法人日本原子力研究開発機構核燃料サイクル工学研究所 所長(汚染水処理対策委員会委員)

規制当局:
今井 俊博  原子力規制庁原子力規制部東京電力福島第一原子力発電所事故対策室長

オブザーバ:
竹葉 友記  水産庁増殖推進部 研究指導課長
村山 綾介  文部科学省研究開発局原子力課 廃炉技術開発企画官
臼井 将人  外務省軍縮不拡散・科学部 国際原子力協力室長
藤原 博次  技術研究組合 国際廃炉研究開発機構 理事
今津 雅紀  原子力損害賠償・廃炉等支援機構 技術グループ審議役
松本 純   東京電力ホールディングス(株)福島第一廃炉推進カンパニー バイスプレジデント
菅野 信志  福島県危機管理部 原子力安全対策課長


資料1 トリチウム水の取扱いに係る各選択肢(評価ケース)についての評価(案)
本資料の位置づけ
 トリチウム水タスクフォース第8回会合において、成立しうる最終的な処分の在り方として、地層注入、海洋放出、水蒸気放出、水素放出、地下埋設の5つの選択肢(前処理(希釈・同位体分離)を含めると11の選択肢)の洗い出しを行った。(参考1、参考2)

 トリチウム水タスクフォース第13回会合(前回会合)において、地層注入、海洋放出、水蒸気放出、水素放出、地下埋設の各選択肢を同様の条件下で比較検討するための条件設定※を行い、これに基づく概念設計の検討を実施した。
(※これらの条件は、比較検討のため便宜的に設定。実際の処分条件を意図するものではない)

 今回、事務局において、各選択肢の評価ケースについて、当該概念設計に基づき、処分に必要な期間、コスト、施設規模、処分に伴う二次廃棄物の発生量、処分に伴う作業員被ばく等の評価結果を整理した。

資料1別紙 各評価ケースの評価結果一覧

資料2 トリチウム分離技術検証試験事業 事業概要報告

資料3 トリチウム分離技術検証試験事業 総括及び評価




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(イチエフの事故を起こした東京電力)「車の運転免許を持っていても事故を起こす人と起こさない人といろいろありますから、そういうことと同じです」4/20原子力規制委員会会見文字起こし

原子力規制委員会 定例記者会見(平成28年04月20日)

文字起こし部分のYoutube→https://youtu.be/WnvAFvjxtw4?t=24m54s

ファクター みやじま:
10日ほど前新潟県が東電に対してメルトダウンの公表の遅れの問題に対して70項目の指摘をし、その釈明を求めているんですが、大変私は興味深くそれを注目しているんですが、その70項目について、10日ほど前ですが、もう委員長はこれをご覧いただいて、ご感想があれば伺いたいんですけど。

田中俊一委員長:
えっと、申し訳ありませんけど、それはまだ拝見しておりません。

みやじま:
ぜひ読んでいただきたい。
それで、4月27日に改めて東電の廣瀬さんが呼ばれるわけですが、ある意味で新潟県は本来、この組織の諸相事務上である3.11以降の内容についてこちらに変わって調査をしているとかって。
で、その結論というのは「東電に安全文化が浸透しているとは思えない」と。
で、この件についてはいわゆる「減災法15条に明確に違反しているんじゃないか」という見解で、まさにここの諸相事務上での問題になるようなことが書いてあるんですが、やはり27日にはやはりこの今一番問題が、これが通らないと、これを越えないとなかなか柏崎は動かないんですけどね。
こういう問題についてやはりしっかりと東電の方を問いただしていただけるとみていいんでしょうか?

田中俊一委員長:
えっと、できるだけそういった点についても含めて、東電の安全への取り組みとか安全文化の問題については、改めてきちっと問いただしたいと、ま、色々と意見を交わしたいと思っています。


文字起こし部分のYoutube→https://youtu.be/WnvAFvjxtw4?t=30m54s
朝日新聞 くまい:
来週の臨時会議で廣瀬社長(東電)をお呼びするんですけれども、一番どんなことを廣瀬社長にお尋ねしたいか?お伺いできればと思います。

田中俊一委員長:
まぁいろいろ、いくつかあるんですが、最近でいうとケーブルの問題とかがありますね。
そういったことについて、なぜああいう問題が特に東京、ほかでも起こっていますけど東京電力で多発してるか?っていうことについて、やはりあのー一つ、なんていうんですかね、まぁ、やっぱり組織運営のやり方について、そういう根っこがあるんじゃないか、っていうことはまぁあの、お話ししたいと思いますし。
えっと、やっぱり柏崎刈羽についての審査についても、地震動の評価っていうのは、やったときに、ほかの九電とか先行プラントの状況をきちんとフォローしていないというような姿勢っていうのはそれは非常に反省していただかなければならないということです。
(※三菱自動車もだけど、こういう会社の体質って、変わらないものなんだなぁとつくづく思う。)
で、今日の国会でも、多分誤解だと思いますけど、全部規制委員会が、「審査が遅れているのは規制委員会が戦力が足りないからだ」っていうご指摘があったんですが、「それだけじゃないんですよ」と話は今日はしておきました。
「事業者の方にも問題があるんですよ」と。
だからそういうことについてはやっぱり、東京電力としてどうするのかと。
それから、イチエフ事故を起こしたという東京電力は、ほかの電力とは全く同じようには扱えないところがありますので、その辺についてどういった工夫をされて行こうとしているのか、先ほどみやじまさんからありましたが、安全文化の問題とか、言葉だけじゃなくて具体的にそういうことをま、きちっと確認していきたいなというふうに思ってますけど。
ちょと、来ていただいてから議論しないとわからないですね。

朝日新聞:
逆に言うと審査側からしても、やっぱり事故を起こした当事者の、当事業者の審査は、ほかとは違って厳しくやっていくということですか?

田中俊一委員長:
厳しいっていうかね、ハードの問題は共通かもしれないけど、ソフト的なもの。
運転とか、そのなんていうんでしょうかね、運転能力、技術的能力だね。
技術的能力っていう言葉の評価の軸があるんですが、それをどう見るか、っていうことですよね。
単に車の運転免許を持っていても事故を起こす人と起こさない人といろいろありますから、そういうことと同じですね。
やっぱり、起こしてもらっては困りますので、それから何か起こったときに新しいた言おうがきちっとできるかどうか、いろいろイチエフの反省を踏まえれば、まだまだそういう点は反省するべきところがいっぱいあると思いますので、そういうところを、やっぱりきちっと求めていかざるを得ないと思ってますけど。


東電柏崎刈羽原発、ケーブル不備2500本 規制委に報告
2016/1/29 23:53 日経新聞

 東京電力柏崎刈羽原子力発電所(新潟県)で安全確保にかかわるケーブルが不適切に敷設されていた問題で、東電は29日、1~7号機で合わせて2500本の不備があったと発表した。同日、調査結果と再発防止策をまとめ、原子力規制委員会に報告した。

 東電はケーブルを敷設する計画や現場を直接、確認しなかった点に問題があったとみている。施工の状況を記した図面にも誤りがあった。

 再稼働の前提となる規制委の審査を受けている同原発6、7号機の中央制御室での不備は改善したが、すべてのケーブルで対応を終える時期は未定という。

 緊急時に原子炉を止める信号を送るなど安全上重要なケーブルは火災による延焼を防ぐため、他と分けて敷設する必要がある。同原発では重要なケーブルとその他のケーブルが混在していることが明らかになっていた。




柏崎刈羽原発で装置のバッテリーから液体漏れ
4月21日 22時20分 NHK

東京電力が再稼働を目指す新潟県の柏崎刈羽原子力発電所にある建物の中で、21日午後、「電源盤から煙が出ている」と消防に通報がありました。実際は煙ではなく装置のバッテリーからの液体が漏れて霧状になっていたと分かりましたが、一時、消防車などが出動する騒ぎとなりました。
21日午後2時すぎ、柏崎刈羽原発の6号機と7号機の「廃棄物処理建屋」という建物の地下1階で、作業員が「電源盤から煙のようなものが出ている」と消防に通報しました。
通報を受け、消防車など8台が出動しましたが詳しく調べた結果、装置のバッテリーの液体が漏れ出て霧状になっていたことが分かり、火や煙は確認されませんでした。
電源盤は作業員が連絡を取り合うための通信設備の電源で、中にバッテリーが入っていました。東京電力によりますと、このトラブルで放射性物質が漏れ出すなどの異常はなかったということです。
柏崎刈羽原発を巡っては、重要なケーブルが不適切に敷設されていたほか、5号機で原子炉内の制御棒が勝手に動き出すなどのトラブルが相次いでいます。