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06.02
Sat
たった数日間で状況がひっくり返って、私には、何かが裏で動いたとしか思えませんでした。
橋下市長を非難するような報道や声も多く見られますが、
震災後から今までに私はメディアに葬られた貴重な政治家を何人も目にしました。
なので、慎重に、うわべだけの報道でで判断せず、
もう騙されないぞという思いから、大事なこと、本質を見抜く目を持ちたいと思っています。

ーーーーー


「政府大飯原発再稼働決定へ」
2012年5月31日



大阪府市エネルギー戦略会議座長代理 NPO法人環境エネルギー政策所所長
そして大阪府特別顧問の飯田哲也さんにお話しを伺います。


千葉:
政府が大飯原発再稼働を決定するという方針を固めたことで
野田総理は来月初めにでも決断するのでは、と言われていますが、
これを受けまして、大阪市内での街の声を先程私が聞いてきましたので一緒に聞いていただけませんか。

ーー

男性1:
絶対反対です。
このまま、どういうんでしょうかね、だーっと流れてしまうような気がしますけどね、再稼働に向かってですけどね。
情報も明確に出さないまま、とにかく再稼働という事が納得できませんね。

女性1:
やっぱり子供の事を考えると、原発というのはあまり動かして欲しくはないと思っているんですけど、
もうちょっと準備を整えてからやっていただきたいなと思うんですけれど
なんか早急に動かそう動かそうとしているようにしているようにしか見えないんですけれど。

男性2:
結論としては私はこれでいいと思いますけどね、仕方がないもんね。
もう、夏ももうすぐ来ている訳でしょ。
やっぱり今の現状で原発をゼロにしてしまうとか、そういう事はやっぱり不可能なので、
現実的だと思いますけどね。

ーー

千葉:
という事でいろんな声があったんですけれども、
わたしが聞いたところ「本当のところ何がどう動いているのかよく分からない」と、

飯田:分かりにくいですね

千葉:
どうなっているのか?という声の人も多かったです。
それからこの政府の方針を大きく後押ししたのが、関西広域連合の再稼働容認の、
関西広域連合が再稼働容認の動きを示したという事なんですけれども、
これについてはこんな声が聞かれました。

ーー

女性:
ちょっと驚きで、あれだけ反対なさっていたじゃないですか、橋下さん。
あの方っていうのはみんなの前に立って、すごい「反対反対」ってやってくださているから、
なんかこう、信頼していたところもあったんですけれどね、う~ん・・・

男性:
それを止めるっていう大前提だったと思うんですけれども、
京都もしかり、滋賀県の知事さんもしかりですよね、もちろん大阪でもそうですよね。
そういう前提で動いていたのに突然この2,3日の動きで変わってしまったっていうのが、がっかりですね。
ま、一応暫定的な希望という事を出されていますので、
そちらにもう少し期待はしたいですけどね、それが本当でであれば。

ーー

千葉:
というご意見なんですけれども、
飯田さん、関西広域連合の再稼働容認の動きですが、
リスナーからは、
「なぜ関西広域連合は容認したんでしょうか?どう考えても納得いきません」という質問がきているんですが、
これ、何が起きたんでしょうね?

飯田:
これはもう、皆さんの声はまさにそのものだと思いますね。
私も、もう青天の霹靂というか、非常に驚いている次第ですけれども、

千葉:飯田さんにとっても、

飯田:ええ、
今国がやっている事というのはあまりにもデタラメなので、
実際に関西広域連合が譲る動議は全く無いのですけれども、
なんでこんなに変わってしまったのか?というのは私も非常に驚きではありますよね。

千葉:
橋下大阪市長も「事実上の容認だ」って初めて明言しましたけれども、
これは飯田さんはどう考えますか?

飯田:
ちょっと私も真相は色々ちょっと分からない所があるんですが、
市民であるとか一般の人から見ると非常に分かりにくかったかなと思うところはありますね。
私も本当にビックリしましたから。
で、いろいろ話を聞いていくにつれてですね、
まァ、まだはっきり真相はわからないんですが、
いわばその、下からと言いますかね、後ろから弾を打たれた部分がいろいろあって、
で、一般の人にはああいう誤解を与えたし、私自身も何が起きたか分からなかったんですが、
ひとつ抵抗ラインを一つ下げてですね、戦わざるをえなくなった状況が生まれたというふうに、
今、私は捉えていますけれども、

一番大きな部分は、まずある意味関西広域連合の中で、
若干、だまし討ちに近いというかですね、
下書きを経産省官僚が、おそらく書いた、例のどうにでも取れる曖昧な文章ですね、
これはどうも経産官僚が書いたんではないかという見方があって、
それを秘密裏に一部の首長がですね、
明らかにこれは橋下市長ではなく、松井知事でもなく、嘉田知事でもなく、山田知事でもない
ま、ここから先は憶測ですから申し上げられませんが、
一部の知事が国の官僚と謀って、その曖昧な文書を受託をして、
一方的に発表をしてしまったというだまし討ちのような状況が一つあったというのがまず一つ。

千葉:あの、後ろからの弾というのは、経産省の官僚から飛んできたという事ですか?

飯田:
もともと経産官僚はですね、この間ずーーーーっと悪さをしていたというのは、もう周知の事実ですね。
もう本当に悪質としか言いようがないんですが、再稼働で、
わたしはレミング(Lemming和名はタビネズミ(旅鼠))と言っていますが
原発再稼働に向けてレミングのように走っているたちの悪い経産官僚がいるわけですよね。
それがま、いろいろ悪さをしている問うのがまず一つ。

それから関西電力がですね、おそらく、
これも憶測ですが、憶測というか、ま、全くの推測ではなくいくつかの話を聞いたうえでセすが、
関西電力がいくつかの大手企業を、
「このままだと計画停電になるぞ」という脅しをして、
で、その大手企業は、「それは困る」と言って、
それぞれおひざ元の首長に対して
「そんなに頑張ってもらったら、自分たちはもう、その地域を出なければならなくなる」というようなですね、
言わば、後ろは関西電力が計画停電の脅しで、
首長の下から攻めていったという部分があるというふうに聞いていますね。
実際のところ計画停電というのはピンポイントでもできるので、
半導体であるとか、高温の加熱炉を使って電気を止める事が出来ないというところを
きちんと申請すれば、止めずに済むような措置は出来るんですが、
それを経産省と関電が、ずっと黙ってですね、
で、まあ、個別の企業を計画停電で脅して、それが各首長を下から追い詰めていったという部分も一方であって、

その両面でああいうあいまいな文章で、
で、橋下さんは逆にそこで、ま、ああいうはっきりした人ですから、
ここまで追い詰められたら
「再稼働を限定的に容認せざるを得ない」という発言につながったというように聞いています。

ただし、明らかに手続きはおかしい。
そして安全性はどう見ても担保できていない。

で、夏の需給が出来ていないという事を脅しで、というのであれば、その時限でしか、
せいぜい9月までの時限ですねと、せいぜいれが筋の通し方だということで、
まあ、抵抗ラインを一つ下げたということですね。

ただそれに対して福井県知事は「それじゃあ困る」と、「ずっと動かしてくれ」という事で、
いま次の、その新しい抵抗ラインのところでまだ合意が作られていないので、
まだ合意が作られていないというふうに聞いていますね。


千葉:
ん・・・
リスナーからの質問なんですけれども、
「なぜ橋下市長が容認したのか説明が全く無くて分からない」ということで、
橋下さんがね、後ろから撃たれたという状況になったという事ですけれど、
橋下さん自身が容認と明言をされている状況になっていますよね。

飯田:
そこが、そこがですね、
どこかで橋下さんがクリアに説明されるタイミングが来るかもしれませんが、
で、私も最初非常に不信だと思ったんですが、
結果として抵抗ラインを一つ下げると、容認・・・

もう、ここまで嵌められてしまうとですね、容認と言わざるをえない。
しかしながら、「それは明らかに時限ですよね」と、
その「時限である」という事を勝ち取るために「容認」のところは認めましょうという、
新しい次のバトルをしかけているというふうに、
いわばステージ2が始まったというふうに見た方がいいんじゃないかということですよね。
ま、一般に人にはわかりにくいバトルですけれども、
これは国がデタラメな事をやることに対して、地方の首長ができるギリギリの線であるという意味では、
半ば同情せざるを得ないなというところがありますよね。

近藤:
橋下市長の一般のイメージではですね、
そういう官僚とか企業の動きがあったとしても、むしろそういうものに対して強い力で立ち向かって行けると
あるいは、その経過を明らかにして、
市民から共感を得るというのが持ち味であったのではないかと思うんですけれども、
今回に限って言えば何故なんでしょう?
それ以上に大きな力だったということなんでしょうか?

飯田:
いや、そこはね、わたしも、
私もまだ直接橋下さんとお話をしていませんし、橋下さんに。
わたしは全体力学としてのご説明はできるんですけれど、
橋下さんに直接かかった力学は直接聞いていないですし、
そこは橋下さんが直接説明していただくのを待つしかないと思っています。
ただ、大きな状況としては外れてないと思っているんですね。
だから、橋下さんの性格ですから、必ずいつかはきちんと説明をして下さると思っていますけれども、
いま、非常に苦しい立場であることは確かですが、
まあ、ギリギリの線で筋はまだ曲げていないんじゃないかというふうには評価していますよね。

千葉:
リスナーからの質問で、
「飯田さんは本当に期間限定の稼働になると思っていらっしゃいますか?」ということで、
おとといご出演いただいた時はですね、飯田さんは、
橋下さんは2,3か月の稼働というのは「本心ではない」というふうにおっしゃっていたと思うんですが、

飯田:
おとといの時点では、それは言わば、
「安全性に対して担保できていないという事をあぶり出すための方便」という要素があったと思うんですね。
ところがここまで背中を撃たれ、前に推し進められると、
その後ろの抵抗ラインと表いたところで戦わずを得なくなったという事で、
橋下さん、関西広域連合全体も、一歩退却をして、
でもその新しい抵抗ラインのところでは戦うというところになっていると思いますね。

千葉:ん・・・

飯田:
関西広域連合の中の一部首長が、国と謀って合意をしたというところもあって、
その一部首長の方をあからさまに批判できないというところが、まあ、横の意識もあるんだと思うんですよね。

千葉:
でもね、関西は本当に電力は足りないのか?という事を考えると、
そうなんでしょうか?
そうじゃないんじゃ、

飯田:
これはもう、明らかに足りるようにすることが出来る。というのが政府の需給検証委員会の結論ですから、
なぜそれを忠実にやらないのか?って言うところは実はあるんです。
ところが、なんでそこを無視して突っ走るのかというところで、
本当の、再稼働を進める側の本音があって、
それはまず電力会社をはじめとして、
このまま行くと、もう経営問題。
関西電力は来年にも倒産しますよと、いうところが実は本音レベルであるんですね。
さらにその後ろには東京電力も再稼働しないともたないというのがあって、
実は電気が足りないというのは方便でしかなくて、
これは電力会社が生きるか死ぬかの、もう実は瀬戸際としての非常に厳しい戦いなんだっていうところが、
表には出ていませんが、
もう明らかに、実はそこのところのバトルに入っているんですよね。

千葉:ん・・・

飯田:
で、それを出さなくて、足りる足りないのレベルの話をしているから、
国民にとっては非常に分かりにくいという議論になっていますよね。

千葉:
しかしですね、大きな事故が起きた時というのを考えるとですね、
やっぱり追い詰められて一次退却せざるを得ないと、ハードルを下げるというふうにおっしゃられますけれども、
そこを考えると、その理由としては、
あの・・今までいろいろお話し頂きましたけれども、何となくすっきりしないんですけれども、

飯田:
いやぁ、そうですよね。わたしもそうです。
ま、私が政治家だったら、全体を合意させる新しい、言わばニュービール(?)と言えるようなですね、
言わば、タオルを投げ入れて、
今、電力会社も追い詰められている。そのまま行くと倒産しますよと。
そして、それに対してとにかく食い止めようがないと言う事に対して、
大きな政治が今は全く無力なので、
本来やるべきは1年から2年は、
おそらく期間としては2年はもう再稼働はしませんという事をまずは宣言したうえで、
その変わり電力会社もこのまま倒産させるようなことはせず、一時的に国が燃料費、
債務超過になる分は建て替えますという事で、電力会社の緊張も解いてですね、
で、安定供給もしっかり担保しますという事で、企業も安心させて、
それで安全性と安全基準も根底から見直して、
で、最終的な脱原発のシナリオの道筋も合意したうえで、
それで全ての基準をクリアしたもので、しかも地方自治体の合意がとれて、
可能であれば再稼働ができるかもしれないし、
可能でなければそのまま脱原発というようなですね、
ちょっと大きな絵柄で勝負しないと、
今はもう、皆さんがですね、恐怖にかられて突っ走っているんですよ。
だから、このまま行くと非常に不幸な状態ですよね。

千葉:
そうでありながらハードルは現実に下げられてしまうという方向になってきていて、
大阪府市のエネルギー戦略会議の話ですと、8条件をまとめましたよね。
国民が信頼できる規制として、規制庁を設立するとか、
安全を根本的から作り直すこととか、
この8条件が全然実現していないまんま、再稼働に入ってしまうというような状況になってしまいそうなんですが、
これはどういうふうに考えますか?

飯田:
とは言ってもですね、この8条件
京都志賀の7条件ですが、
正論をきちんと喉元に突き付けていることがですね、
いわば今の再稼働が無限定にすることへのブレーキになっているんですよね。
で、明らかに今政府がやっている事がデタラメだと、
先程のインタビューにもあったみなさんが、「なし崩しだ」というのは
そういったまともなやり方はこうでしょう、というような、きちんとした物差しがあるので、
今政府がやっている事がデタラメだっていう事がはっきりと分かっている訳ですよ。
だから、そういう意味でのブレーキにはなっています。
で、万が一再稼働されたとしても、
確かになし崩しの心配はある一方で、このままではまっすぐそれが、
2号機3号機と続くという事はどう考えてもあり得ないですね。
それはもうやっぱり政府がやっていることはデタラメだっていうブレーキがかかっているからで、
そうすると本質的にこのまま行くと電力会社が破産しますねという問題も解決できないので、
どこかできちんとした番目を作るしかないので、
今回再稼働を仮に野田政権が突っ走ったとしても、問題を悪化させるだけで、
本質的な解決にはなっていない。
ま、そういう意味では、新しい解決策が出てくるステージを用意しているという形になるというふうに、
そこのところは変わらないと思うんですよね。

近藤:
飯田さん、もう一つお伺いしたいのは、
この突き付けた条件はもちろんこれは維持するという事ですよね?

飯田:はい

近藤:
それで、暫定的にいったん抵抗ラインを下げるという、そういうお話だと思うんですけれども、
この抵抗ラインを下げて、2,3か月の暫定稼働であると。
これは関西広域連合の中で、一定の合意と言いますか、
それで一致しているんだというようなところは確認できるんですか?

飯田:
今のところはあの曖昧な文書の中で、少なくても京都、滋賀の知事、および大阪府知事、大阪市長、
ここのコンセンサスはありますよね。
あの曖昧文書を騙し打ちのような形で経産官僚と一部首長が謀って、合意した形になった以上、
今度は、橋下さんをはじめとする大阪、その4首長はその「暫定」というところはもう譲らないというところは
わたしは直接聞いていますから、
そこが今度逆に、福井県知事は「暫定ではダメだ」と頑張っているので、
そこはまた、野田さんもですね、安易に再稼働と言えない状況には今なってはきています。

千葉:
飯田さんあのね、リスナーから、
「飯田さんのお話を聞けば聞くほど経産官僚とか関電に責任転嫁をしているようにしか理解できません」というような
非常に厳しい声が届いているんですが、
来週のエネルギー戦略会議では飯田さんはどのようにされます?どう出られますか?

飯田:
いや、もうとにかく我々としては、
今再稼働というのは直面する政局なので、
ま、あそこまでデタラメな政権だと何をしてくるかわからないですね。
で、それはそれとして受けて立ったとしてもですね、
結果として原子力というのはもう、使用済み燃料の問題で行き詰るんですね。
電力会社もこのまま行けば、かりに大飯が動いたところで関西電力の倒産は免れないんですよ。
そういう意味ではみなさん破滅という崖に向かって突っ走っている状況は変わらないので、
我々としては大きな、もう少しきちんとした形で
脱原発の勝利に今の再稼働政局をつないでいくストーリーを議論していきたいと思っていますし、
電気が足りないと大騒ぎしたけど、実は足りない状況ではないという事をこの夏検証したいと思っていますので、
まあ、正論は正論としてきちんと粛々とやっていくということで、
まあ、デタラメとか嘘というのは必ず最後は明らかになりますから、
それは淡々とですね、
目先の再稼働を防ぐかどうかということも重要ではありますが、
仮に大飯が再稼働されたとしても、いろんな形での抵抗ラインをきちんと準備しておけばですね、
とにかく脱原発というものを確かにしていく、その道筋というものはきちんと作れると私は思っていますよね。

千葉:
今おっしゃった本質の部分を内部の方々にもしっかりとお伝えいただければと思います。
今日本当にお忙しいところありがとうございました。

飯田:こちらこそ。

ーー

千葉:今日は飯田哲也さんのお話を聞きましたけれども、近藤さんいかがでしたか?

近藤:
今回市民の方も非常に関心があってですね、
たとえば15%の節電、自分ならどうしようと考えていた人も多かったと思うんですよね。
その立場から言うとですね、やはり今日のお話し、
飯田さんの立場はよく分かるんですけれども、
昨日の動きから言うとなかなかまだ理解できないという人が多いんじゃないでしょうか?

千葉:
そうですよね、大阪市の橋下市長は
「安全が不十分の状態で動かすことはあり得ないというのは机上の理屈ではそうかもわからないが、
机上の論だけで行かないのが現実の政治である」と。
僕は事実上再稼働を容認するというような事を述べたと伝えられているんですけれども、
事がね、人の命が関わる問題という事で、

近藤:
これはね、むしろ橋下市長は、専門家の判断が重要なんだと、
政治家だけで判断するのは手続きとしてまずいという事をおっしゃっていたので、
どうもそれとも矛盾するような感じですよね、

千葉:
他の県知事とかそういう人もみんなこの論理で動いてしまってその結論に達したのかということになると、
わたしたちとしてはやっぱりわからないですよね。

近藤:
そうですね、やはり、安全という事をですね、もう一度こう確認してもらいたいという気持ちはやっぱりありますよね。

千葉:はい、近藤さんどうもありがとうございました。

ーーーー

最後に千葉さんが理解できないと話していますが、
わたしは飯田さんの話は、理解できました。
突然の関西広域連合の豹変に裏で何かが動いていると思っていましたが、
やっぱり・・という感じです。
正当でまっとうな事を言っていても、原発推進派には正論は通じない。
裏でいかなることを画策し汚い手を使っているのか・・・

福井県知事がゴネいて、本当なら今日福井に行く予定が延びている。
この週末に裏でまた何か新たな根まわしをしていると思える。

経産省官僚と組んだ首長が誰だか分かります↓

原発再稼働容認の”ウラ側”と管前首相の思い6/2報道特集(動画・内容書き出し)


「再稼働容認」古賀茂明氏はこう考える6/1モーニングバード(動画・一部書き出し)






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comment 5
コメント
いつも貴重な情報を発信して頂いて、ありがとうございます。とても、参考になります。これからも、宜しくお願いします。

ただ、今回の橋下市長の発言や広域連合、さらに飯田さんの発言についてですが、私には非常に納得出来ません。どんな後ろからの攻撃があろうと、それで後退してしまうと言うのは、所詮その程度、反対の姿勢は結局はポーズだったのだとしか思えません。

飯田さんは、以前にも関電が夏の不足電力の予想率を下げてきた時に、「関電も良心的になった」的な、不自然に楽観的な事を発言されていて、違和感がありました。

橋下市長に関しては、私はこの方は、元々、それほど確固としたスタンスが原発に対してある方だとは思っていませんでしたので、大した驚きではありませんでした。やっぱりね、という感じです。他の事に関しても確固とした哲学があるわけでなく、権力志向の「風見鶏」、人気取りで、一歩間違うと(もう既に?)ファシストになりそうな人物だと私は思っています。

すべてを官僚、関電、他の知事達の責任にして、橋下市長は、単に「多勢に取り囲まれて、やむをえなかったのだ」的な理解は、どう考えても現実とは違うのではないでしょうか。というか、その程度で、切り崩されて簡単に後退・容認の態度に変わるのだとしたら、それこそ 『どんな反対にも敢然と立ち向かう、正義の味方・橋下』 的なイメージはどうなるんでしょう。単に自分より弱い者に対して『敢然と立ち向かう』だけなんでしょうかね。

飯田さんは、尊敬出来る行動や発言をされてきましたが、少し人間を見る目が甘いのかも・・と言うのが、私の感想です。
松山 | 2012.06.02 22:54 | 編集
いつもたねまきの文字起こしありがとうございます。聞きたいけど、仕事で聞けないのでとても嬉しいです。

さて、私は兵庫県在住ですが、私も官僚と組んだ知事って真っ先に井戸さんを思い浮かべました。福井で何かあれば、兵庫だって被害は尋常でないのに、京都滋賀大阪に比べ、静観しすぎて不気味に思ってました。兵庫県民は瓦礫も放射能もちょっと他人事の雰囲気なので、注意していかねばなりませんね。
ミカン | 2012.06.02 23:10 | 編集
>震災後から今までに私はメディアに葬られた貴重な政治家を何人も目にしました。

橋下の震災がれき受け入れを頓挫させているのは、兵庫県の抵抗です。井戸だってそれなり貴重ですよ(好きじゃないけど)。
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK201206020017.html

「だまし討ち」があったとしたら、むしろ「維新の会」周辺からでしょうね。
橋下が逆らえないか、名前を挙げると逆に自分が不利になる相手。でなかったらとっくの昔に名指しで非難しているはず。
ロッソ | 2012.06.02 23:42 | 編集
いかに安全基準云々の条件を付けたところで
橋下や関西広域連合の首長どもが
原発再稼働を容認し、
脱原発を望む多くの日本人の願いを裏切ったことに変わりは無い!

安全な原発はありえないのだし、
核廃棄物の処理は十万年後もできないのだ

井戸や奈良が裏切ったとしても
橋下や滋賀県知事は
独自で再稼働反対の声を上げるべきなのだ

飯田さんや古賀さんも
ここに至っては
橋下を擁護するんじゃなく
橋下を批判してでも
再稼働に絶対反対するべきだ!!!

政治は結果責任が全てなのだ

どんな裏?があろうと、どんな条件を付けようと
今度の橋下の再稼働容認は
北海道知事の高橋はるみと
同じ日本人の大多数への裏切り行為だと指弾すべきだ!

飯田も古賀もこのままでは
原発推進派のガス抜き用心棒的アリバイ作りに加担させられただけの
存在になってしまう!!!

飯田や古賀の断固とした
橋下を説得し
当初からの原則スタンス」である
再稼働粉砕行動を期待したい!!!
himadarake | 2012.06.03 10:09 | 編集
いつも書き出しありがとうございます。

さて、飯田氏のたねまきでの発言ですが、ご本人がツイッターで補足されてます。以下のまとめから読めます。
http://twilog.org/iidatetsunari/date-120601
Zephyr | 2012.06.03 22:57 | 編集
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