07.21
Sat
世田谷の清掃工場で水銀とアスベストが検出
世田谷の複数の清掃工場では水銀が検出され停止していました。
その後排ガス中からもアスベストが検出されています。
世田谷の清掃工場は21日に焼却再開。
しかし、7月分の震災瓦礫の焼却が中止になりました。
8月受け入れに関してはまだ未定です。
ーー木下泰之氏(世田谷区議)のツイートより
2012年7月19日- 18:23
先週末女川瓦礫・一般ごみ混合焼却で水銀排出基準を超え、止まっていた千歳清掃工場は、
点検終え、明日午後に炉に火を入れ、明後日よりごみ焼却再開だが女川瓦礫焼却は中止。
6月の混合焼却でアスベスト排出の世田谷清掃工場での8月の瓦礫焼却の是非を区は検討中。
私は瓦礫受入中止を強く申し入れた。
2012年7月19日- 19:08
【女川瓦礫焼却アスベスト】
①清掃一組担当者への電話聴取。
平成19年から20年にかけて都内各清掃工場で
排煙のアスベストを計測したが一切出なかったので、計測を止めたが、
災害瓦礫・一般ゴミ焼却に当たり、計測したところ、
6月の世田谷工場での女川瓦礫・一般ゴミ混合焼却で初めて出たという。
②清掃一組では基準値以下だから大丈夫としているが、
基準とは特定粉塵排泄施設敷地境界での基準でごみ焼却での基準はわが国では不備。
アスベストは一本でも肺に吸入されれば発がんのリスクは絶大の物質。
③これまでごみ焼却では検出されなかったところ、
女川瓦礫・一般ゴミ混合焼却で初めて検出されたのだから、ことは重大なはず。
混合焼却の排煙計測のみでは特定できないが、女川瓦礫由来の蓋然性が高い以上、受入れは中止すべき。
④清掃一組では、世田谷工場での一般ゴミ焼却についても排煙計測を行い、
フィルターを通す前後のアスベスト計測を実施するとしているが、
私が申し入れた焼却灰や飛灰についての計測は実施しないとしている。
⑤アスベストが計測されたので問題にしているが、
そもそも、プルトニウムやストロンチウムを含む放射能核種についても
排煙、焼却灰、飛灰の計測すべきだがそれもなし。
見切り発車の結果、アスベストが出ても、都全体の瓦礫受入を再考しないのは論外。
強く中止を申し入れる。
2012年7月21日- 1:36
世田谷区内の千歳清掃工場での7月分の女川瓦礫焼却は一般ごみとの混合焼却で水銀が出た後、中止したが、
8月に予定されている世田谷清掃工場での女川瓦礫焼却は未だ中止決定されたわけではありません。
6月の混合焼却でのアスベスト検出につき保坂区長に中止を申し入れているが、結論は出ていない。
ツイッターここまでーーー
2012年7月13日 水銀
(画像をクリックするとページが開きます↓)

2012年7月19日 アスベスト
(画像をクリックするとページが開きます↓)

排ガス中のアスベスト測定結果について
平成24年7月19日
東京二十三区清掃一部事務組合
平成24年6月に実施した世田谷清掃工場の排ガス測定において、
排ガス1リットルあたり0.64本のアスベストが検出されました。
清掃工場に対するアスベストの基準値はありませんが、
アスベストを取り扱う施設の敷地境界における基準値は1リットルあたり10本であり、
今回の測定結果はこれと比較して小さい値です。
さらに、清掃工場の排ガスは煙突から排出されたのち10万倍以上に拡散されることから、
周辺環境への影響はありません。
また、同時に測定した排ガス中のばいじん及び放射能は不検出であり、
その後に実施した点検でも施設の不具合は見つかっておりません。
今後は、世田谷清掃工場において、改めて排ガス中のアスベスト測定を実施します。
なお、本資料は、これまで実施してきた排ガス測定において初めてアスベストを検出したことから、
お知らせするものです。
測定結果等の詳細は、下記のとおりです。

女川のがれき受け入れの記事
世田谷清掃工場で初の災害廃棄物受け入れ-100トン超を処理
二子玉川経済新聞 2012年06月29日
東京二十三区清掃一部事務組合が管理運営する「世田谷清掃工場」世田谷区大蔵1、TEL 03-3416-5355)は、
6月11日から23日にかけて宮城県女川町の災害廃棄物100トン超を受け入れ、焼却処理を行った。
世田谷区内で同廃棄物の処理が行われたのは今回が初めて。
工場では12日間にわたり、
同区内の家庭ごみなどに10パーセント以下の比率で同廃棄物を混合し焼却処理を行った。
期間中の受け入れ総量は117トンだった(11~16日受け入れ量=46.64トン、18~23日=71.37トン)。
今後、同区内では千歳清掃工場(八幡山2)で、7月9日~14日と16日~21日の期間(全12日)、
平均日量40トンを処理する予定。
各清掃工場の「毎月の受入計画」は前月20日ごろに、
「毎週の受入計画」については前週金曜に、「
毎週の受入量」については翌週金曜に、それぞれ同組合ホームページで公表している。
同組合ホームページでは各清掃工場の焼却処理で発生する
「主灰」「飛灰」「飛灰処理汚泥」「汚水処理汚泥」「放流水」「排ガス(煙突)」などの
放射能濃度の測定結果と、「
工場敷地境界」「工場内灰処理設備」などの空間放射線量率についても2週間に1回、公表している。
今回同清掃工場が処理を行った期間の各測定結果の公表は7月10日ごろの予定。
世田谷区も「区民の不安の声に応えるため」(保坂展人区長)、
同区の清掃・リサイクル部が受け入れ期間中週に1回、同工場周辺における空間放射線量を測定し、
結果を同区ホームページで公表している。
測定場所は各清掃工場周辺の区立公園や遊び場など。
6月14日と18日に測定された工場周辺4カ所の測定値はいずれも毎時0.04~0.08マイクロシーベルトだった。
東京都が予定する災害廃棄物の受け入れ量は2011年度3月から2013年度末までの3カ年度で約50万トン。
焼却処理された廃棄物は東京湾上に位置する
都の最終埋め立て処分場(中央防波堤埋立処分場)へ運搬される。
水銀とアスベストを他の清掃工場でも調べてもらおう!
多摩市が突然広報で公表「7月11日からのがれき受け入れ」
<ご意見>
くらしと文化部ごみ対策課施設管理担当
電話番号:042-338-6836 ファクシミリ番号:042-356-3919
そして、被災した女川の魂と命は東京の西多摩組合で一般ごみと混ぜて焼かれました。
羽村市西多摩衛生組合11日瓦礫受け入れ開始・焼却灰は日の出町
羽村市 〒205-8601 東京都羽村市緑ヶ丘5丁目2番地1
電話:042-555-1111 ファクス:042-554-2921
多摩地域を守るために「日野市がれき受け入れ」に国民の声を届けよう!
日野市長公室市民相談担当
電話 042・585・1111 FAX 042・587・8981
東京都瓦礫受け入れ(宮城県女川市)
世田谷の複数の清掃工場では水銀が検出され停止していました。
その後排ガス中からもアスベストが検出されています。
世田谷の清掃工場は21日に焼却再開。
しかし、7月分の震災瓦礫の焼却が中止になりました。
8月受け入れに関してはまだ未定です。
ーー木下泰之氏(世田谷区議)のツイートより
2012年7月19日- 18:23
先週末女川瓦礫・一般ごみ混合焼却で水銀排出基準を超え、止まっていた千歳清掃工場は、
点検終え、明日午後に炉に火を入れ、明後日よりごみ焼却再開だが女川瓦礫焼却は中止。
6月の混合焼却でアスベスト排出の世田谷清掃工場での8月の瓦礫焼却の是非を区は検討中。
私は瓦礫受入中止を強く申し入れた。
2012年7月19日- 19:08
【女川瓦礫焼却アスベスト】
①清掃一組担当者への電話聴取。
平成19年から20年にかけて都内各清掃工場で
排煙のアスベストを計測したが一切出なかったので、計測を止めたが、
災害瓦礫・一般ゴミ焼却に当たり、計測したところ、
6月の世田谷工場での女川瓦礫・一般ゴミ混合焼却で初めて出たという。
②清掃一組では基準値以下だから大丈夫としているが、
基準とは特定粉塵排泄施設敷地境界での基準でごみ焼却での基準はわが国では不備。
アスベストは一本でも肺に吸入されれば発がんのリスクは絶大の物質。
③これまでごみ焼却では検出されなかったところ、
女川瓦礫・一般ゴミ混合焼却で初めて検出されたのだから、ことは重大なはず。
混合焼却の排煙計測のみでは特定できないが、女川瓦礫由来の蓋然性が高い以上、受入れは中止すべき。
④清掃一組では、世田谷工場での一般ゴミ焼却についても排煙計測を行い、
フィルターを通す前後のアスベスト計測を実施するとしているが、
私が申し入れた焼却灰や飛灰についての計測は実施しないとしている。
⑤アスベストが計測されたので問題にしているが、
そもそも、プルトニウムやストロンチウムを含む放射能核種についても
排煙、焼却灰、飛灰の計測すべきだがそれもなし。
見切り発車の結果、アスベストが出ても、都全体の瓦礫受入を再考しないのは論外。
強く中止を申し入れる。
2012年7月21日- 1:36
世田谷区内の千歳清掃工場での7月分の女川瓦礫焼却は一般ごみとの混合焼却で水銀が出た後、中止したが、
8月に予定されている世田谷清掃工場での女川瓦礫焼却は未だ中止決定されたわけではありません。
6月の混合焼却でのアスベスト検出につき保坂区長に中止を申し入れているが、結論は出ていない。
ツイッターここまでーーー
2012年7月13日 水銀
(画像をクリックするとページが開きます↓)

2012年7月19日 アスベスト
(画像をクリックするとページが開きます↓)

排ガス中のアスベスト測定結果について
平成24年7月19日
東京二十三区清掃一部事務組合
平成24年6月に実施した世田谷清掃工場の排ガス測定において、
排ガス1リットルあたり0.64本のアスベストが検出されました。
清掃工場に対するアスベストの基準値はありませんが、
アスベストを取り扱う施設の敷地境界における基準値は1リットルあたり10本であり、
今回の測定結果はこれと比較して小さい値です。
さらに、清掃工場の排ガスは煙突から排出されたのち10万倍以上に拡散されることから、
周辺環境への影響はありません。
また、同時に測定した排ガス中のばいじん及び放射能は不検出であり、
その後に実施した点検でも施設の不具合は見つかっておりません。
今後は、世田谷清掃工場において、改めて排ガス中のアスベスト測定を実施します。
なお、本資料は、これまで実施してきた排ガス測定において初めてアスベストを検出したことから、
お知らせするものです。
測定結果等の詳細は、下記のとおりです。

女川のがれき受け入れの記事
世田谷清掃工場で初の災害廃棄物受け入れ-100トン超を処理
二子玉川経済新聞 2012年06月29日
東京二十三区清掃一部事務組合が管理運営する「世田谷清掃工場」世田谷区大蔵1、TEL 03-3416-5355)は、
6月11日から23日にかけて宮城県女川町の災害廃棄物100トン超を受け入れ、焼却処理を行った。
世田谷区内で同廃棄物の処理が行われたのは今回が初めて。
工場では12日間にわたり、
同区内の家庭ごみなどに10パーセント以下の比率で同廃棄物を混合し焼却処理を行った。
期間中の受け入れ総量は117トンだった(11~16日受け入れ量=46.64トン、18~23日=71.37トン)。
今後、同区内では千歳清掃工場(八幡山2)で、7月9日~14日と16日~21日の期間(全12日)、
平均日量40トンを処理する予定。
各清掃工場の「毎月の受入計画」は前月20日ごろに、
「毎週の受入計画」については前週金曜に、「
毎週の受入量」については翌週金曜に、それぞれ同組合ホームページで公表している。
同組合ホームページでは各清掃工場の焼却処理で発生する
「主灰」「飛灰」「飛灰処理汚泥」「汚水処理汚泥」「放流水」「排ガス(煙突)」などの
放射能濃度の測定結果と、「
工場敷地境界」「工場内灰処理設備」などの空間放射線量率についても2週間に1回、公表している。
今回同清掃工場が処理を行った期間の各測定結果の公表は7月10日ごろの予定。
世田谷区も「区民の不安の声に応えるため」(保坂展人区長)、
同区の清掃・リサイクル部が受け入れ期間中週に1回、同工場周辺における空間放射線量を測定し、
結果を同区ホームページで公表している。
測定場所は各清掃工場周辺の区立公園や遊び場など。
6月14日と18日に測定された工場周辺4カ所の測定値はいずれも毎時0.04~0.08マイクロシーベルトだった。
東京都が予定する災害廃棄物の受け入れ量は2011年度3月から2013年度末までの3カ年度で約50万トン。
焼却処理された廃棄物は東京湾上に位置する
都の最終埋め立て処分場(中央防波堤埋立処分場)へ運搬される。
水銀とアスベストを他の清掃工場でも調べてもらおう!
多摩市が突然広報で公表「7月11日からのがれき受け入れ」
<ご意見>
くらしと文化部ごみ対策課施設管理担当
電話番号:042-338-6836 ファクシミリ番号:042-356-3919
そして、被災した女川の魂と命は東京の西多摩組合で一般ごみと混ぜて焼かれました。
羽村市西多摩衛生組合11日瓦礫受け入れ開始・焼却灰は日の出町
羽村市 〒205-8601 東京都羽村市緑ヶ丘5丁目2番地1
電話:042-555-1111 ファクス:042-554-2921
多摩地域を守るために「日野市がれき受け入れ」に国民の声を届けよう!
日野市長公室市民相談担当
電話 042・585・1111 FAX 042・587・8981
東京都瓦礫受け入れ(宮城県女川市)
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コメント
江戸川区在住です。この記事を見て、すぐ江戸川焼却所に電話しました。
①江戸川の集塵器でアスベストは取れるのか?
取れる
②世田谷と江戸川は集塵器は違うのか?
同じ
③同じなら、世田谷でアスベストが排気から検出されたのはなぜだと考えるか?
よく分からない。アスベストは全て取れることが前提なので。
ということでした。
①江戸川の集塵器でアスベストは取れるのか?
取れる
②世田谷と江戸川は集塵器は違うのか?
同じ
③同じなら、世田谷でアスベストが排気から検出されたのはなぜだと考えるか?
よく分からない。アスベストは全て取れることが前提なので。
ということでした。
junko | 2012.07.21 09:37 | 編集
このコメントは管理人のみ閲覧できます
| 2012.11.01 15:25 | 編集