眠りの谷、スリーピー・ホロウ、カザクスタン
Sleepy Hollow, Kazakhstan
日本語訳 yokoblueplanet
字幕編集 金吾
人々はそこを「眠りの谷」と呼ぶ。
不思議な病にとり付かれたカザクスタンの小さな村—村人たちは、明らかな理由が無いのに眠りに落ち続ける。
無差別に襲う病には、治療法が無い。
眠りの病は何の前触れも無く始まる、そして罹った者は再び目覚めることがあるのかどうかを知らない。
幽霊の仕業と云う人々もいるー近くにある閉鎖されたウラン鉱山の所為だと言う人もいる。
医療関係者や科学者が何度もこの謎を解き明かそうと試みたが、この病の原因も経過も未知のままだ。
ロシア・トゥデイが、独自の調査をするために、カラチ村に入る。
北カザクスタン
2014年9月
ラジオ:
「眠りの流行病」がカラチを襲っているが、病気の原因は未だに不明です。
最初の患者が記録されて以来2年間、老若男女が気を失い、数日間眠り続けてきました。

イゴー・サムセンコ:
眠りの谷、眠りの窪地。皆、そう呼ぶんだ。
走り廻っていると思うと、次には動かなくなる、フラフラし始めるんだ。
首(頭)を廻して向きを変える時、それ以前に見ていたものに目の焦点が合ったままなんだ。
目よりも頭の方が速く動いている。
目を覚まさせようとすると、目を開けたいようだけれど、開けられない。
眠り続けるんだ。。。

眠りの谷、カザクスタン
カザクスタンの首都、アスタナから450km
ソヴィエト時代には、村はウラン採掘のために「最高機密」とされていた。
鉱山は1980年に閉鎖された。
(廃屋:歌)
美しい明日からの声が聞こえる
銀のジングル・ベルのように私を呼んでいる。
声が聞こえる、 魅惑的な道は回転木馬に乗った子どものように、頭をクラクラさせる。
私の美しい明日
泣き言や哀しみを持って来ないで、
泣き言や哀しみを持って来ないで、
そんなに私を傷つけないで!
純粋な源から 私はついていく 美しい明日へ
美しい明日へ
美しい明日へ
進み始める。

オルガ・サムセンコ:
ここの町の病院で生まれたの。
当然、ここで起こった殆どのことは知らないわ。
今は皆廃墟よ。
あそこの何軒かが使われているだけ。
ここでしっかりしているのは、そこの建物だけ。
町の他の建物は廃屋。
鉱山はずっと前に閉鎖されたけど、まだ家が残ってるわ。
引っ越しできる人たちは、いなくなった。。。
引っ越しでき無い人達が、ここに残ってるのよ。
これが最初の家。
ここの人たちも眠る人たち「スリーパー」だった。

オルガ・サムセンコ:
あそこに家が見えるでしょう?子どもたちが眠ってたわ。
奥の家でも、病気になってた。
あの女性の子どもたちも、眠りに 落ちていたわ。
農場ではいつでも、どこでも起こりえるのよ。
あれが私たちの学校。体育の時間ね。
9月1日、集会の後に、子どもたちが倒れ始めたの。
1時間の内に、8人の子どもが眠ってしまった。
病院

看護婦:
しっかりして。この子の容態の方が悪いわ。
昨日何があったの?
男の子:何も。
看護婦:
昨日、学校へ行ったのは覚えてる?
覚えてるのね? 学校へ行って、それから?
集会があったでしょう?
男の子: 家に帰った。。。
看護婦:
集会の後直ぐに帰ったの?
どこかで遊んで行った?
男の子:いや。
看護婦:
そう? 真っ直ぐ家へ帰ったの?
次に何があったの?
目眩がした?
男の子: (頷く)
看護婦:今はどう?
男の子: (頷く)

カイーア・アブドゥラクマノフ、主任医師、地区子ども病院:
全員の子どもに CT スキャンをしたのです。
びまん性脳腫脹(びまんせいのうしゅちょう) がありますが、神経学的症状としては悪化は見られません。
髄膜炎の兆候もありません。
訊かれたことには、皆、完璧に答えます。

男の子:
集会から家へ戻ったよ。
フラフラしていて、倒れたんだ。
アンドレイが立つのを助けてくれた。。。
ティムールとエフゲニーが抱えてくれて、家まで連れてきてくれたんだ。
男性のQ:それから?
男の子:覚えてない。
女性のQ:前回、搬送したのは何人ですか?

グレゴリー・スリモフ =Grigory Sulimov 、救急車の運転手:
20人・・・20人以上だね。
冬には、少なくとも60人はいたね。
搬送した人たちを並べて置くんだ。
何人かは丸丸1週間眠り続けた。
子どもたちは立っていられなくて、倒れていた。
子どもたちはまるで酔っぱらっているようだった。
幻覚も見るし。
1人は体からカタツムリを採っていた。
別の子は、頭が破裂しそうだと云っていた。
気違い病院さ。

男の子オレグ・サムセンコ=Oleg Samusenko:こんな風さ。
女の子マリナ・サムセンコ=Marina Samusenko:
喋るでしょう、でも舌がもつれてしまうの。
幽霊と関係があると云う人たちもいるわ。
男の子オレグ: 誰もそんな事考えてないよ!
女の子マリナ: たくさんいるわ!
男の子オレグ:悪霊が僕らの体から出て行ってるって言うんだ、だから眠りについてしまうんだって。
女の子マリナ:
オリヤが言ってたけど、友達のスヴェトナが鉱山に行った時、灰色の煙が見えたって。
その時風が吹いて、この煙は別の方向へ流れて行ったそうだわ。
オリヤは、もし煙が家の方に来たら、眠りに落ちただろうって言ってる。
たき火
女性Q:
どう思われますか?
なぜこの村の人たちが、眠ってしまうのでしょう?

女性:何も聞いてませんよ。

リュドミラ・プシャコヴァ=Lyudmila Pushakova:
誰も何も教えてくれないのです。
本当のことを言うのを怖がっているのよ。
ここに何かが埋められたそうだわ。
地元の男性が一人そこで働いていたの。
関係者が、毒性廃棄物か何かが入った黒い箱を持ってきたって話してた。
それが埋められたわけだけど、それが原因と云う可能性もあるわね。
科学反応を起こしている重金属かも知れないわね。

アルス・シャラファエヴァ=Alsu Shalafaeva:
男達が7番鉱山に入った時、変な甘い臭いがしていたと言っていたわ。
それ以上深く入るのを怖がっていた。
女性Q:どんな気持ちですか、ここに住んでいるのは?
アルス=Alsu:
何が起こるのか、恐いです。
明日、全員が眠りに落ちてしまうのでは無いかと、恐ろしいです。
女性Q:病院で何をしたの?

男の子スタス=Stas:注射をされた。。。
女性Q:注射?
男の子スタス:
そう、注射。
アッと云う間に終ったよ!マリナだ。
父親:さあ、お母さんに挨拶して。
母親:可愛い子。
男の子スタス: 僕のウサギ!
父親:未だ、十分に目を覚ましてないんだ。。。
母親:キスさせて。
父親:大丈夫だよ、出かけたから疲れてるだけさ。
母親:
気をつけて、抱っこするわ。
待って、お母さんの所へ来て。
ダニーラの所へ行きたがってる。
オレグだわ。
マリナ:こっちへ来て、私の方へ来て!
母親:何でまだフラフラしてるの?
父親:出かけたから、疲れてるんだよ。
マリナ: 抱っこしよう!キスさせて。キスして頂戴。

母親:
酔っぱらっているみたいだわ。
心配だわ。
私たちも皆、眠りに落ちたことがあるので、どう考えていいのか分からないわ。
赤ちゃんたちに悪影響が無かったことを祈るだけよ。
他のことはどうでもいいわ。
キスさせて。
どうしてフラフラしているの?
キスさせて。こっちへ来て。
父親:
診断結果は、中毒性脳症なんだ。
医者は脳浮腫は微小で、まったく危険ではないと云っていた。
母親:医者には何も危険じゃないのよ。
父親:
医者が言ったことを伝えてるだけだから。
テストは全部、異常なし。
母親:いつものように。
父親:僕も同じことを言われたよ。
母親:
全員異常なし。
私は妊娠4ヶ月だったの。
最初は、倒れて手をついた、起き上がって
気分が悪い、暑すぎると思った。
外へ出てから、家に戻ってスウィッチを切って
その後のことは何も思い出せないの。
お医者さんたちは、インフルエンザだと言ったわ。
カルテには私が 37.3 ℃の熱で、足下がフラフラして力が入らないと云っていたことが記録されています
それだけよ。
男性Q:でも赤ちゃんの場合は、どうやって見分けるのですか?
母親:
赤ちゃんが眠りに落ちる時をどう見分けるかと云うこと?
イゴールを揺さぶったのだけれど、目を覚まさないので、セルゲイを呼んだわ。
彼が赤ちゃんを見ている間に、救急車を呼んだの。
眠らせないようにしたの。
彼には物が二重に見えていたわ。
ダニーラが部屋に入って来ると、「アー、2人のダニーラだ!」って。
(TV画像:)

眠り病は、カザクスタンの科学者たちによってカラチ村で行われた最新の研究によると、ウィルスが原因ではありません。
ウィルス学と放射線科の最高権威が村を調査し、毒物学者が一軒一軒を見て歩きました。
最先端の技術を駆使しましたが、眠り病患者に診断を下すことはできませんでした。

おばあさん:
死なせてくれないんだね、声が大きいこと!
力が無くて、歩くのも大変。。。
女性Q:しばらくテレビを消してもいい?
おばあさん:いいわよ、要らないから。
女性Q:何日になりますか?
おばあさん:6日。
女性Q:それでずっと横になっているのですか?
おばあさん:そうよ。
女性Q:
起きようとはしないのですか?
最後に起きたのは何時ですか?
おばあさん:
1時間前よ、でも磁石みたいにベッドに引き戻されたわ。
それから外へ出ると、太陽が出ているので、「エレナ、魚釣りに行きたいわって。。。」
女性Q:回復するまで釣りはダメよ!
おばあさん:
喉が渇いたわ。
弱ってるわ、脚が重いし、まるでブーツを100足も履いているようなのよ、目も廻ってるし。
女性Q:
雨がたくさん降った後に、強い風が吹いた日があって、それから次々と皆眠りに落ち始めたの。
風はあの鉱山から吹いていたわ。
おばあさん:彼に訊いたの、「魚釣りに行った方がいいかしらね?」
返事が無いので、
「ねー、魚が欲しい?」って。
「ニャオ!」
「魚釣りに行った方がいいかね?」
沈黙。
釣りに行かせてくれないのよ。
女性Q:
彼は何と云えば 良いの?
「そう、魚が欲しいって!」
おばあさん:
彼は魚が欲しいって言ったのだけれど、釣りに行かせてくれなかったの。
魚釣りには早すぎる!

川辺の男性アレクサンダー=Aleksandr Ratz, 元鉱夫:
釣り竿を仕掛けたら、足下が覚束なくて目眩がしたんだ。
釣れた魚から釣り針を外そうとしていたら、
川に引きずり込まれるような感覚を覚えたんだ、まるで悪霊が僕を倒そうとしているみたいな。
それから魚がもう一匹釣れた。
川が僕の前で揺れ始めたんだ。
何かが変だと気がついた。
吐き気がした。
車に戻ったけど、運転したのはまったく覚えていない。
気がついた時は病棟だった、仲間に囲まれていたよ。
同じ日に、僕ら5人は病院行きとなったんだ。
3日間だったよね、ヴァレリー?
集中治療室に3日間。
医者は、彼は脳梗塞だったと言ったんだ。
でも彼が目を開けた時には、話も出きるし、歩けるし。。。

ヴァレリー=Valery:
翼のある馬(天馬)に連れて行かれる夢を見たよ。
馬は飛んでいて、僕を捕まえたんだ。
大声で叫んだ。医者たちが僕に注射をして、僕は目が覚めた。
アレクサンダー:
多分、地中から吹き出しているガスの所為だよ。
症状から見ると、ラドンだな。
この不活性ガスの原子が重ければ重いほど、ヒトの神経系統への影響が強くなる
神経系統は頭だから。
地元の人たちは、過去2年間に,100人以上が異常な睡眠を体験していた。
数回体験している人たちもいると言っている。
だが、公式な統計は無い。
母親:
オレグ!起きて学校へ行く時間よ。
ダニーラ、起きて。
おチビちゃん、さあ!
背伸びして!私のちびウサギちゃん。

大きいお母さん:
目が覚めたわ、朝起きられるのは嬉しいことよ。
朝に目を覚ませば、起きたと云うこと!
いいことよ!
母親:誰?
小さなお兄ちゃん?
大きいお母さん:お散歩に来たの?ウサギちゃんたち。

母親:起きているかどうか見るのに、毎朝見に来るのよ
大きいお母さん:テストもサンプルもここからたくさん持って行ったけど、誰も結果を知らせてくれないの。
母親:
信じられないことは、彼らがそれは大騒ぎする程のことじゃないと言ってることよ。
そんな筈無いでしょう?
大きいお母さん:去年は、「誰も死んでいないでしょう!」って言ったのよ。
母親:そう言ったのよ。
大きいお母さん:
何で気を揉んでいるんだ?
1人も死んでいないのにって。
でも年配の男性が一人死んでるわ、ちょうど皆が眠りに落ちている時に。
母親:その通りよ。
大きいお母さん:彼も眠りに落ちてたわ、でも彼らはおじいさんは脳梗塞だったと言ってた。
母親:
私たちの集団農場はこの水だけを使ってる。。。
他のは使わないわ。
料理と、冬には洗い物にも使うわ、冬には川の水は取れないのよ。
(サンプル:)

分析のためにモスクワへ持って帰ります。

水質検査に加えて、土壌と植生サンプルも採取した。
(ジャガイモ)
何があっても時は流れる!
父親:大事なことは、ガッカリしないことだよ。
(集会所:)
(歌:)
空に太陽は輝き、芝生は緑だった。
彼女は結婚したくて、朝から晩まで相手を探した。
道端の花を全部摘んでしまった、花輪を作るために。
ヴァズィリーはバジル、
コルヤはカリフラワー、
ハリーはヒヤシンス、
パヴェルはケシ、
1-2-3-4-5-6-7-8.
(ダンス:)
前へ。
廻って2、
そして進む。

女性=Lyubov Relkova リュボフ・レルコヴァ:
これが私たちの町の成れの果てね。
こちら側のこの家には4人住んでるわ。
ここには2人。
この建物には6家族位。
誰もウランを必要としなくなったので、鉱山が閉鎖されたのよ。
ここに住む人々も必要とされなくなったの。
それが私たちの町の寿命の終わり。
これが昔、幼稚園だった所。
とてもきれいで豊かだったわ。
ここは冬に必要な薪を作る所。
乾燥した木をノコギリで切って、暖房に使えるように小屋に蓄えるの。
(ドアを開ける)
ここは撮らないでね、酷い状態だわ。

ここは、私が初めて眠りに落ちてしまった場所よ。
ちょうどここでね。
私が一番最初に眠りに落ちたの。
覚えていられないので、書き留めるようにしたわ。
2010年の4月に起きて、次が2010年の9月。
大分開きがあるわね!
次は2011年の1月、4月、6月、10月、そして2012年の3月。
虚血性脳卒中だと診断されたの。
後で、隣の人も眠りに落ちたわ。
なぜ最初にここで眠りに落ちたのかの理由は分からないわ。
ここに凝縮されているのかも知れない。
今は暖かいので、空気の入れ換えもできるけど。
Q:ここに放射線があるかどうかご存知ですか?
リュボフ・レルコヴァ:
分からないわ、計測器も無いし。
計測できます?
Q:スウィッチを入れました。
リュボフ・レルコヴァ:
ここには暖房がありません。
誰か立ち寄る人がいるかも知れないので、2−3時間ここに詰めています、上着を着たまま座ってるんですよ。
1人も来ない日もあります。
結果はどうです?
どれ位ですか?

測定器:
放射線量は1時間 19マイクロレントゲン(=0.19マイクロシーベルト)です。
正常値です。
村から3km。
黒服の男性:
立ち入り制限区域で、ここでは皆、散歩しない。
以前ウラン鉱山があった場所だ。
1980年に採掘は停止になった。
黒服の男性:我々がいるのは、4番鉱山の埋め立てられた立坑の上だ。
測定器:放射線量は毎時16μR(0.16μSv)

黒服の男性:ね、ここには放射線は無いよ。

ピンク服の男性=アレクサンダー・ラプテフ Aleksandr Laptev:
自分の眼でここには何も無いことを確認したでしょう。
だから放射線が、眠り病の原因とする根拠が無いんだ。
皆、何年も鉱山で働いたが、誰も眠りに落ちていなかった。
そこに我々は立っているわけだが、誰も倒れてないだろう。

黒服の男性:
もっと奥の6番鉱山に行って、そこの放射線量も量ってみよう。
あなたや私だけでなく、村の人々に。
毒性のある物質は地下奥深く埋められていることを証明することになる。
放射線は無いよ!
ナレーション:誰もが何かの毒物がここから広まっていると考えていた。
黒服の男性:
放射性核種テストのためにクルチャトフまで行ったんだ。
テストは全部正常値内で、僕たちを眠りに落としているのは放射線ではないと云われた。
ナレーション:
ここは唯一私企業の工場だった。
塩と鉛の工場だった。
黒服の男性:これが6番鉱山の坑道だ、調べてみよう。
ピンクの服の男性:貨物用昇降シャフト/坑道。持ち出していた場所だ。
黒服の男性:と云うことは、ここが一番危険な場所と考えられていたのかな?
ピンク服=アレクサンダー Aleksandr:いや、ここには何も無いだろう?全部砂利で覆われている。
黒服の男性:
放射線量は毎時 84μR(0.84μSv)だ。
もっと下も見た方がいいだろう?

268.

この計測器はデータを記録しないだろう?
と云うことは、結局、ここに何かがあると云うことになる。
あそこでは 16μR(0.16μSv)、ここは 268μR(2.68μSv)だ。
誰に報告すれば良いんだ?

ピンク服=アレクサンダー=Aleksandr:
所轄官庁に話すべきだ。
放射線量がここでこんなに高いのであれば、また覆いかぶせる必要があるな。
黒服の男性:ここに漏れがあるに違いないね。
ピンク服の男性:
ああ、あるね。
でも、眠り病は引き起こさないだろう。
ここに居ちゃいけないよ。
移動しよう。

看護婦マリナ・パシクルラト=Marina Pashkurlat: :
医師が処方した処置をしている所です。
あの眠りの後は、もの凄く弱って、目眩がして、眠気が襲う。何でなのか、本当に知りたいわ。
看護婦::恐い?
女性:もちろんよ!
看護婦:夜寝床に就いて、朝目覚めるのかって思うのね。
女性:そうですよ、特に子を持つ親たちはね。
女性医師ターニャ・マテューシナ=Tatyana Matyushina::
コクッシェタウで検査された子どもたちは
全員 びまん性脳腫脹(びまんせいのうしゅちょう) があると診断されました。
Q:どれ位危険なのですか?

医師:
良くないと云っておきましょう。
どんな経過になるのか分からないのです。
気がふれるとか、何か不具合が生じるとか、頭痛とか。。

男の子オレグ:
学校へ行くとこめかみの所がズッキンズッキンするんだ。
ここも。
まるで、斧で頭をちょん切られているような感じなんだ。
母親:まさか。
男の子オレグ:
どれ位痛いか分かる?
薬は役に立たないんだ。

母親:お医者さんに診てもらわなくちゃ。
男の子オレグ:
まだ痛いんだ。。。ここが。
初めは気にしないんだ。
それから、もの凄く痛くなるんだ。

母親オルガ・サムセンコ:
この眠り病にぴったしの天気だわ。
お昼ご飯の後に起こるのよ、お天気がこんな日に。
皆、倒れ始めるの。
でも今日は静かだわ。
心配だけれど、まだ何も起きていないわ。
でもあの鉱山から風が吹いてくると、皆、眠りに落ちるのよ。
追伸

TV画面:
眠り病は猛威を振るい続けている。
新たに4人がカラチ村から病院へ搬送された。
当局と科学者は未だに何が原因なのか、説明できていない。
専門家がカラチ村で調査を行ったが、何の成果も得られなかった。
カラチの土壌と根の独自の分析では、何の異常も認められなかった。
水の鉛含有量(Pb)は、僅かに正常値を上回っていた。

取材チームの誰も、カラチへの出張中に異常な眠りに襲われる事はなかった。

<謎の眠り病>動画を見て気になったこと
ドイツ在住の方が、ニュース番組を直接日本語訳をして字幕の動画を作って下さいました。
日本にいては知り得ない貴重な情報を提供して下さって、とても感謝しています。
日本に住む者としては、あまりにも日常が原発事故前と何も変わっていないかのようなので、
だんだん神経が麻痺してきているところがあると思います。
本当の日本は今、こうなのだという事を海外からの目を通して、
2年7カ月目の今日もう一度再認識したいと思います。
是非ご覧ください。
福島の汚染水は海に流出し続けている。
専門家によれば、メルトダウンした3つの炉心の修復は最低でも40年はかかると予測されている。
そんな中、突然の朗報が舞い込んできた。
原子放射線の影響に関する国連科学委員会(UNSCEAR)
ドイツ支部長のヴォルフガング・ヴァイス氏はこう話す。

「統計的には、福島の原発事故による日本国民への
直接的な健康リスクあるいは健康被害は無いとみております」
我々がUNSCEARに問い合わせたところ、誰も口を開こうとはしなかった。
それには理由があるようだ。

アレックス・ローゼン博士:
私たちの手元にある、10月に公表される(まだ未発表の)UNSCEARによるレポートは、
(福島原発事故による放射能の影響を)無害化しようとするものであり、
私たちはこのレポートを批判的にみています。
そう語るのはアレックス・ローゼン博士だ。
彼は長年にわたって、子どもと次世代への放射線リスクを中心に研究をしてきた医学者であり、
放射線の専門家でもある。
現在は核戦争防止国際医師会議(IPPNW)のドイツ支部メンバーである。

アレックス・ローゼン博士:
日本政府は良くないとわかりながら、国民をパニックに陥らせないよう、
子どもたちにヨウ素剤を配布しなかった。
子どもが放射性ヨウ素を浴びることで、甲状腺がんの発症リスクが高まることは分かっています。
そして現在、私たちの予測よりもはるかに多くの甲状腺がんが検出されています。
集団スクリーニングにより、福島県に住む数多くの子どもたちから甲状腺異常が発見された
だが公には、集団スクリーニングでは何かしら検出されるものであるとされている。
果たして、統計の枠組みに全てを当てはめて良いのだろうか?
アレックス・ローゼン博士によれば、UNSCEARがまとめたレポートには
様々な誤った推定があるという。
アレックス・ローゼン博士:
たとえば、「胎児、つまりまだ母体の中にいる子どもは小児と同様に放射線に敏感である」
と彼等は断言しています。
しかし、これは放射線生物学の見識には全く当てはまりません。
当然、胎児の方が放射線にもっと敏感です。
胎児の生体組織や細胞の分裂スピードはとても速く、
またそのために放射線と変異に関してはとても敏感なのです。
我々はグライフスヴァルト大学のヴォルフガング・ホフマン教授(疫学)と会った。
彼も専門家として、このレポートに疑問を抱いており、
さらにチェルノブイリ事故の時と同じような"無害化"が見て取れるという。

ヴォルフガング・ホフマン教授:
いま、未来を予測することも、特に将来リスクが無いなどという事は非常におぼつかない考えだ。
リスクが無い、そんなことは絶対に言えないだろうが、癌の発生率は確実に高くなるだろう。
ホフマン教授はこのUNSCEARのレポートにより、
次のようなことが起こり得るだろうと見通している。
批判するものはパニックを先導したとして、公に罪に問う事ができる。
また、補償請求の訴えを予め抑止することもできる。
ヴォルフガング・ホフマン教授:
もちろん、UNSCEARには
様々な方面から強い圧力がかかっているということを軽視するべきじゃない。
それはそうと当然、批判的立場を取る多くの専門家たちには、
このUNSCEARに加入するチャンスすらないだろう。
アレックス・ローゼン博士:
UNSCEARにいる多くの科学者は、各国の原子力機関、原子力規制機関、
世界中で原子力を促進するIAEO(=IAEA、国際原子力機関)などでキャリアを積んだ者や、
原子力発電所をつくり、運営することで成り立っている企業のメンバーなのです。
任せるべきではないもの達に委ねてしまったのだろうか。
それとも、全会一致でレポートをまとめた72人の国際的専門家たちよりドイツ医師の方が賢明なのだろうか。
しかしどうやら、UNSCEAR内でも"全会一致"ではなかったようだ。
我々はUNSCEARのベルギー支部がレポート承諾のサインを一度断ったという記事を見つけた。
内部の対立でもあったのだろうか。
我々はベルギー支部長ハンス・ファンマルケ氏に話を聞こうとしたが、
一切の情報を得ることはできなかった。
が、その報道を取材した記者に話を聞く事が出来た。

記者:
UNSCEARのあるメンバーは、
「あのレポートはフクシマ事故の余波を無害化するように書いたものだ」と私に言いました。
さらに、まるでチェルノブイリの研究と経験がなかったようなふりをした事も話していました。
それについては議論がなされていたようです。
この証言はもうひとつの事実に合致する。
レポートのデータの大部分はWHO(世界保健機関)が提供している。
WHOは50年前に交わされた国際原子力機関との契約に基づき、
放射線による健康リスクに関する報告の自由を制限されているのだ。
アレックス・ローゼン博士:
現在のWHOには、放射能による健康リスクを扱う部門は存在しない。
WHOはその一切を国際原子力機関の見識と専門性に委ねているのです。
しかし、以前はWHOにも研究部門が設けられていたという。
イギリス人放射線生物学者キースペーパーストック氏は、
以前WHOで放射線リスクについての研究を行っていたが、
部門は理由を告げられることなく2001年に閉鎖されたのである。

ペーパーストック氏はフィンランドへの転勤となり、
現在はそこで研究を続けているという。
彼に話を聞いた。

キースペーパーストック氏:
国際原子力機関IAEAは私の研究結果を喜んではいませんでした。
ただし、ジュネーブ本部のWHOにコントロールはされていませんでした。
私たちの部門は独立していたのです。
WHOは基本的に公表されるものに関して、あまり口出しすることはありませんでした。
しかしそれを快くは思っていなかったと思います。
阻止された研究?
野心を持った専門家?
無害化
チェルノブイリのように、
何も学ばないのか、それとも学ぼうとしないのか
ーーー
このドイツのニュースを見ていて、
そういえば、確か誰かが「そろそろUNSCEARが報告書を出す」と言ってたな・・・
そんな言葉を書き出したな・・・と、思いました。
白石草さんがおっしゃっていました。
甲状腺がんは「多発」じゃないのか?白石草さん8/29(文字起こし)
アンスケア(UNSCEAR)などが出している情報で、
「福島では健康被害は出ない」という報告が9月にね、国連で提出されますけど、国連総会で。
それは多分大々的に報じられると思いますし、
WHOが1月に「癌が増える」っていうふうに報告を出した時に、
思いっきり政府が否定してマスメディアもそれについて批判的な態度をとっておりましたけれども、
そういう意味では「庶民感覚としてはおかしいだろ」っていうふうに、
だから裸の王様的な感じなんですけれども、
どうもですね、とりわけ科学部の記者の方は、政府あるいは権威ある先生方が言っている事に対して、
本当に疑うというふうな気持ちは、どうも1ミリも無いみたいで、
で、ですね、よっぽどなんか、もう決定的だっていうなんかそういう・・・
私から見るとすごく多いと思いますけれど、庶民感覚と違うので、
とにかくしばらくは、「被害は全くない」と信じている報道は引き続き続くだろう
というふうには感じております。
<追記あり>
アナンド・グローバー報告に対する日本政府の血も涙もない非常な反論とジュネーブでの外務省当日発言ブログ記事内
アナンド・グローバー報告に対する日本政府の反論
2013年5月23日 日本政府コメント
WHO は、福島原発事故による健康リスクの評価を行い、
原発事故による追加被ばくが要因である疾病発症の増加は、検出可能レベルを下回るであろうと示唆した。
UNSCEAR も現在、原発事故が住民の健康に与える影響の評価を行っている。
日本政府は、適切な支援が本当に必要な人々に提供されるよう、引き続き対策を講じていく。
国連“福島第一原発報告書”取りまとめ延期
日本テレビ < 2013年10月2日 10:02 >
福島第一原発の事故による放射能の影響に関する報告書を、
今月下旬に取りまとめることにしていた国連の委員会が、汚染水の問題などを受けて、
取りまとめを延期することがわかった。
この報告書は、今月下旬に国連で福島第一原発の事故について議論が行われるのに向けて、
国連の科学委員会(UNSCEAR)が取りまとめを目指していたもの。
関係者によると、報告書の骨子では、
事故と直接結びつく健康への影響は「現在も今後もないとみられる」としている。
ただ、汚染水による地下水の汚染状況や海洋への影響などについて、
「さらに情報収集を進めて書き込むべきだ」という指摘が上がり、月内の取りまとめを断念したという。
報告書の取りまとめには27か国の研究者の同意が必要で、年内にまとまるかは不透明な情勢。
日本にいては知り得ない貴重な情報を提供して下さって、とても感謝しています。
日本に住む者としては、あまりにも日常が原発事故前と何も変わっていないかのようなので、
だんだん神経が麻痺してきているところがあると思います。
本当の日本は今、こうなのだという事を海外からの目を通して、
2年7カ月目の今日もう一度再認識したいと思います。
是非ご覧ください。
福島の汚染水は海に流出し続けている。
専門家によれば、メルトダウンした3つの炉心の修復は最低でも40年はかかると予測されている。
そんな中、突然の朗報が舞い込んできた。
原子放射線の影響に関する国連科学委員会(UNSCEAR)
ドイツ支部長のヴォルフガング・ヴァイス氏はこう話す。

「統計的には、福島の原発事故による日本国民への
直接的な健康リスクあるいは健康被害は無いとみております」
我々がUNSCEARに問い合わせたところ、誰も口を開こうとはしなかった。
それには理由があるようだ。

アレックス・ローゼン博士:
私たちの手元にある、10月に公表される(まだ未発表の)UNSCEARによるレポートは、
(福島原発事故による放射能の影響を)無害化しようとするものであり、
私たちはこのレポートを批判的にみています。
そう語るのはアレックス・ローゼン博士だ。
彼は長年にわたって、子どもと次世代への放射線リスクを中心に研究をしてきた医学者であり、
放射線の専門家でもある。
現在は核戦争防止国際医師会議(IPPNW)のドイツ支部メンバーである。

アレックス・ローゼン博士:
日本政府は良くないとわかりながら、国民をパニックに陥らせないよう、
子どもたちにヨウ素剤を配布しなかった。
子どもが放射性ヨウ素を浴びることで、甲状腺がんの発症リスクが高まることは分かっています。
そして現在、私たちの予測よりもはるかに多くの甲状腺がんが検出されています。
集団スクリーニングにより、福島県に住む数多くの子どもたちから甲状腺異常が発見された
だが公には、集団スクリーニングでは何かしら検出されるものであるとされている。
果たして、統計の枠組みに全てを当てはめて良いのだろうか?
アレックス・ローゼン博士によれば、UNSCEARがまとめたレポートには
様々な誤った推定があるという。
アレックス・ローゼン博士:
たとえば、「胎児、つまりまだ母体の中にいる子どもは小児と同様に放射線に敏感である」
と彼等は断言しています。
しかし、これは放射線生物学の見識には全く当てはまりません。
当然、胎児の方が放射線にもっと敏感です。
胎児の生体組織や細胞の分裂スピードはとても速く、
またそのために放射線と変異に関してはとても敏感なのです。
我々はグライフスヴァルト大学のヴォルフガング・ホフマン教授(疫学)と会った。
彼も専門家として、このレポートに疑問を抱いており、
さらにチェルノブイリ事故の時と同じような"無害化"が見て取れるという。

ヴォルフガング・ホフマン教授:
いま、未来を予測することも、特に将来リスクが無いなどという事は非常におぼつかない考えだ。
リスクが無い、そんなことは絶対に言えないだろうが、癌の発生率は確実に高くなるだろう。
ホフマン教授はこのUNSCEARのレポートにより、
次のようなことが起こり得るだろうと見通している。
批判するものはパニックを先導したとして、公に罪に問う事ができる。
また、補償請求の訴えを予め抑止することもできる。
ヴォルフガング・ホフマン教授:
もちろん、UNSCEARには
様々な方面から強い圧力がかかっているということを軽視するべきじゃない。
それはそうと当然、批判的立場を取る多くの専門家たちには、
このUNSCEARに加入するチャンスすらないだろう。
アレックス・ローゼン博士:
UNSCEARにいる多くの科学者は、各国の原子力機関、原子力規制機関、
世界中で原子力を促進するIAEO(=IAEA、国際原子力機関)などでキャリアを積んだ者や、
原子力発電所をつくり、運営することで成り立っている企業のメンバーなのです。
任せるべきではないもの達に委ねてしまったのだろうか。
それとも、全会一致でレポートをまとめた72人の国際的専門家たちよりドイツ医師の方が賢明なのだろうか。
しかしどうやら、UNSCEAR内でも"全会一致"ではなかったようだ。
我々はUNSCEARのベルギー支部がレポート承諾のサインを一度断ったという記事を見つけた。
内部の対立でもあったのだろうか。
我々はベルギー支部長ハンス・ファンマルケ氏に話を聞こうとしたが、
一切の情報を得ることはできなかった。
が、その報道を取材した記者に話を聞く事が出来た。

記者:
UNSCEARのあるメンバーは、
「あのレポートはフクシマ事故の余波を無害化するように書いたものだ」と私に言いました。
さらに、まるでチェルノブイリの研究と経験がなかったようなふりをした事も話していました。
それについては議論がなされていたようです。
この証言はもうひとつの事実に合致する。
レポートのデータの大部分はWHO(世界保健機関)が提供している。
WHOは50年前に交わされた国際原子力機関との契約に基づき、
放射線による健康リスクに関する報告の自由を制限されているのだ。
アレックス・ローゼン博士:
現在のWHOには、放射能による健康リスクを扱う部門は存在しない。
WHOはその一切を国際原子力機関の見識と専門性に委ねているのです。
しかし、以前はWHOにも研究部門が設けられていたという。
イギリス人放射線生物学者キースペーパーストック氏は、
以前WHOで放射線リスクについての研究を行っていたが、
部門は理由を告げられることなく2001年に閉鎖されたのである。

ペーパーストック氏はフィンランドへの転勤となり、
現在はそこで研究を続けているという。
彼に話を聞いた。

キースペーパーストック氏:
国際原子力機関IAEAは私の研究結果を喜んではいませんでした。
ただし、ジュネーブ本部のWHOにコントロールはされていませんでした。
私たちの部門は独立していたのです。
WHOは基本的に公表されるものに関して、あまり口出しすることはありませんでした。
しかしそれを快くは思っていなかったと思います。
阻止された研究?
野心を持った専門家?
無害化
チェルノブイリのように、
何も学ばないのか、それとも学ぼうとしないのか
ーーー
このドイツのニュースを見ていて、
そういえば、確か誰かが「そろそろUNSCEARが報告書を出す」と言ってたな・・・
そんな言葉を書き出したな・・・と、思いました。
白石草さんがおっしゃっていました。
甲状腺がんは「多発」じゃないのか?白石草さん8/29(文字起こし)
アンスケア(UNSCEAR)などが出している情報で、
「福島では健康被害は出ない」という報告が9月にね、国連で提出されますけど、国連総会で。
それは多分大々的に報じられると思いますし、
WHOが1月に「癌が増える」っていうふうに報告を出した時に、
思いっきり政府が否定してマスメディアもそれについて批判的な態度をとっておりましたけれども、
そういう意味では「庶民感覚としてはおかしいだろ」っていうふうに、
だから裸の王様的な感じなんですけれども、
どうもですね、とりわけ科学部の記者の方は、政府あるいは権威ある先生方が言っている事に対して、
本当に疑うというふうな気持ちは、どうも1ミリも無いみたいで、
で、ですね、よっぽどなんか、もう決定的だっていうなんかそういう・・・
私から見るとすごく多いと思いますけれど、庶民感覚と違うので、
とにかくしばらくは、「被害は全くない」と信じている報道は引き続き続くだろう
というふうには感じております。
<追記あり>
アナンド・グローバー報告に対する日本政府の血も涙もない非常な反論とジュネーブでの外務省当日発言ブログ記事内
アナンド・グローバー報告に対する日本政府の反論
2013年5月23日 日本政府コメント
WHO は、福島原発事故による健康リスクの評価を行い、
原発事故による追加被ばくが要因である疾病発症の増加は、検出可能レベルを下回るであろうと示唆した。
UNSCEAR も現在、原発事故が住民の健康に与える影響の評価を行っている。
日本政府は、適切な支援が本当に必要な人々に提供されるよう、引き続き対策を講じていく。
国連“福島第一原発報告書”取りまとめ延期
日本テレビ < 2013年10月2日 10:02 >
福島第一原発の事故による放射能の影響に関する報告書を、
今月下旬に取りまとめることにしていた国連の委員会が、汚染水の問題などを受けて、
取りまとめを延期することがわかった。
この報告書は、今月下旬に国連で福島第一原発の事故について議論が行われるのに向けて、
国連の科学委員会(UNSCEAR)が取りまとめを目指していたもの。
関係者によると、報告書の骨子では、
事故と直接結びつく健康への影響は「現在も今後もないとみられる」としている。
ただ、汚染水による地下水の汚染状況や海洋への影響などについて、
「さらに情報収集を進めて書き込むべきだ」という指摘が上がり、月内の取りまとめを断念したという。
報告書の取りまとめには27か国の研究者の同意が必要で、年内にまとまるかは不透明な情勢。
07.28
Sun
2013年7月23日 英国BBCニュース
日本、福島原発から水が漏洩されている事が懸念される
メルトダウンした原子炉内は、現在では冷却状態のはずであるが、
今日、ここ1週間で2回目の湯気が3号機から上がっているのが確認された。
3号機は破損が最も酷く、放出されている放射線量が非常に高いため
作業員は中に入ることが不可能な状態である。
その機能しなくなった原発の所有者である東電は、
その湯気がどこから来ているのか推測のみするばかりだ。
月曜日、東電はようやく放射能汚染水が太平洋付近に流されていることを認めた。
東電担当者(尾野)
「大変なご心配をかけて申し訳ありません。特に福島の皆様には大変申し訳なく思っております」
慣例となった謝罪会見も空虚さを増すばかりである。
外部の専門家は以前より原発からの汚染水が太平洋に流されている事を疑っていた。
ウォッチドッグを所有する日本政府も、
汚染水が太平洋に流されている事を1か月前に発表したものの、東電は今週まで否定を続けていました。
また東電は、汚染水漏れの事実を認める発言と同時に以下のことも発表した。
福島第一原発作業員のうち、がんを発症するレベルの放射線の中で働いている作業員は
175人であると以前発表したが、
実際は作業員の10%にあたる1900人以上であったことを公表した。
ーーー
海外では汚染水海へ流出をどのようにみているか?
このようにニュースとして報道されているんですね。
国内からばかりではなく、外からの見た目もたまにはきちんと見つめ直す事は大切だと思います。
そして、ネットが無ければ福島県方面の人以外には見る事が出来ないニュースです。
こんな大事なニュースは全国で流すべきだと思います
福島県のニュース
地下水流出 東電が報告書
NHK福島放送局 07月27日 00時01分
福島第一原子力発電所で放射性物質を含む地下水が海に流出している問題などをめぐり、
東京電力は、リスク管理に甘さがあったことを認める報告書を、
外部の専門家でつくる社内改革の委員会に提出しました。
流出を認める判断が遅れたことについては、漁業への風評被害を懸念したためで、問題があったとしており、
出席した専門家からは厳しい批判を受けました。
東京電力は、ことし3月、安全意識やトラブル対応を見直す社内改革のプランを策定し、
原子力の安全規制に詳しい外部の専門家などでつくる委員会に、
改革の取り組みを定期的に報告することにしています。
26日は、委員会にこれまでの対応をまとめた報告書が初めて提出されました。
このなかで、海への流出を認めるまで1か月以上かかったことについて
「風評被害を懸念したため、リスクを積極的に伝える姿勢より、
最終的な根拠となるデータが出るまで判断を保留することが優先された」と
情報公開の姿勢に問題があったとしています。
また、原因の1つと指摘されている地下のトンネル内の汚染水については、
事故直後から把握していたにも関わらず、
「具体的な対策検討が不十分だった」として、リスクを放置していたことを認めています。
そのうえで、経営層全体のリスク管理の甘さや、会社の考え方と社会との間にずれがあったとして、
「不安や懸念を生む場合でもリスクの公表を優先する」よう、対応を改善する方針を示しました。
記者会見で東京電力の廣瀬社長は、
「リスクを社会に伝える取り組みを進めているが、全く不十分で大変申し訳ない。
事故の教訓をいかした対応ができておらず、安全文化も変わったとは言えない状況で、痛恨の極みだ」
と述べ、陳謝しました。
アメリカの原発の規制当局のトップを務めたことがある委員会のデイル・クライン委員長は、
「非常に落胆した。廃炉に向け多くの作業員が必死に対応にあたっているが、
会社全体の広報のまずさがその努力をないがしろにしている」と東京電力の姿勢を厳しく批判しました。
そのうえで、安全文化が根づくよう、実効性をともなう改革を求めました。
ーーー
流出を認める判断が遅れたことについては、漁業への風評被害を懸念したため
記者会見ではデータを分析していたためと言っていましたが…
公表が遅れたことに対してよう今日電力の尾野さんは下記のように説明しています。
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3137.html東電会見より
尾野:
これまでの状況というのを整理したうえで、
しっかりとご説明していく必要があるというふうに思いまして、
取りまとまったところでお話をさせていただきました。
尾野:
「データはございますが精査したうえでご説明させていただきたい」と申し上げておりましたが、
いずれにしましても
こうしたデータは全体の状況なども含めてよく確認したうえで、えー、ご説明する必要がある
というふうに思いまして、このような対応をとらせていただきました。
ーー追記ーー
BBCニュースの画像を見て、誤解されている方がとても多いと思いますので・・・
イギリスで報じられている湯気のモクモクは事故直後の福島第一原子力発電所の映像です。
今回、東電が公表した「3号機の湯気らしきものの映像」はこちら↓です。
「原子炉格納容器の蓋の上にたまった雨水が温められて蒸発した」湯気の映像
7月18日8:35から8:37の様子(2:00)
続きを読む
日本、福島原発から水が漏洩されている事が懸念される
メルトダウンした原子炉内は、現在では冷却状態のはずであるが、
今日、ここ1週間で2回目の湯気が3号機から上がっているのが確認された。
3号機は破損が最も酷く、放出されている放射線量が非常に高いため
作業員は中に入ることが不可能な状態である。
その機能しなくなった原発の所有者である東電は、
その湯気がどこから来ているのか推測のみするばかりだ。
月曜日、東電はようやく放射能汚染水が太平洋付近に流されていることを認めた。
東電担当者(尾野)
「大変なご心配をかけて申し訳ありません。特に福島の皆様には大変申し訳なく思っております」
慣例となった謝罪会見も空虚さを増すばかりである。
外部の専門家は以前より原発からの汚染水が太平洋に流されている事を疑っていた。
ウォッチドッグを所有する日本政府も、
汚染水が太平洋に流されている事を1か月前に発表したものの、東電は今週まで否定を続けていました。
また東電は、汚染水漏れの事実を認める発言と同時に以下のことも発表した。
福島第一原発作業員のうち、がんを発症するレベルの放射線の中で働いている作業員は
175人であると以前発表したが、
実際は作業員の10%にあたる1900人以上であったことを公表した。
「長期健康管理対象者」100ミリシーベルト超の被ばく者/東電がWHOに報告したデータの11倍
WHOが二月に公表した報告書では、
このうち甲状腺被ばく線量が100ミリシーベルトを超えた作業員は178人だった。
発表などによると、調査対象は東電社員3290人と協力企業社員16302人の計19592人。
ーーー
海外では汚染水海へ流出をどのようにみているか?
このようにニュースとして報道されているんですね。
国内からばかりではなく、外からの見た目もたまにはきちんと見つめ直す事は大切だと思います。
そして、ネットが無ければ福島県方面の人以外には見る事が出来ないニュースです。
こんな大事なニュースは全国で流すべきだと思います
福島県のニュース
地下水流出 東電が報告書
NHK福島放送局 07月27日 00時01分
福島第一原子力発電所で放射性物質を含む地下水が海に流出している問題などをめぐり、
東京電力は、リスク管理に甘さがあったことを認める報告書を、
外部の専門家でつくる社内改革の委員会に提出しました。
流出を認める判断が遅れたことについては、漁業への風評被害を懸念したためで、問題があったとしており、
出席した専門家からは厳しい批判を受けました。
東京電力は、ことし3月、安全意識やトラブル対応を見直す社内改革のプランを策定し、
原子力の安全規制に詳しい外部の専門家などでつくる委員会に、
改革の取り組みを定期的に報告することにしています。
26日は、委員会にこれまでの対応をまとめた報告書が初めて提出されました。
このなかで、海への流出を認めるまで1か月以上かかったことについて
「風評被害を懸念したため、リスクを積極的に伝える姿勢より、
最終的な根拠となるデータが出るまで判断を保留することが優先された」と
情報公開の姿勢に問題があったとしています。
また、原因の1つと指摘されている地下のトンネル内の汚染水については、
事故直後から把握していたにも関わらず、
「具体的な対策検討が不十分だった」として、リスクを放置していたことを認めています。
そのうえで、経営層全体のリスク管理の甘さや、会社の考え方と社会との間にずれがあったとして、
「不安や懸念を生む場合でもリスクの公表を優先する」よう、対応を改善する方針を示しました。
記者会見で東京電力の廣瀬社長は、
「リスクを社会に伝える取り組みを進めているが、全く不十分で大変申し訳ない。
事故の教訓をいかした対応ができておらず、安全文化も変わったとは言えない状況で、痛恨の極みだ」
と述べ、陳謝しました。
アメリカの原発の規制当局のトップを務めたことがある委員会のデイル・クライン委員長は、
「非常に落胆した。廃炉に向け多くの作業員が必死に対応にあたっているが、
会社全体の広報のまずさがその努力をないがしろにしている」と東京電力の姿勢を厳しく批判しました。
そのうえで、安全文化が根づくよう、実効性をともなう改革を求めました。
ーーー
流出を認める判断が遅れたことについては、漁業への風評被害を懸念したため
記者会見ではデータを分析していたためと言っていましたが…
公表が遅れたことに対してよう今日電力の尾野さんは下記のように説明しています。
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3137.html東電会見より
尾野:
これまでの状況というのを整理したうえで、
しっかりとご説明していく必要があるというふうに思いまして、
取りまとまったところでお話をさせていただきました。
尾野:
「データはございますが精査したうえでご説明させていただきたい」と申し上げておりましたが、
いずれにしましても
こうしたデータは全体の状況なども含めてよく確認したうえで、えー、ご説明する必要がある
というふうに思いまして、このような対応をとらせていただきました。
選挙の翌日に海へ放射性物質が流れた事を公表する東電
<海洋汚染>
「一応気になるので確認しますが、 選挙が終わった翌日に出てきたのはどういうことでしょうか?」
テレビ朝日松井記者7/22東京電力記者会見(動画&文字起こし)
<福一・海洋汚染>
選挙終了待ち~東電半年分のデータを一気に公開7/23モーニングバード(内容書き出し)
ーー追記ーー
BBCニュースの画像を見て、誤解されている方がとても多いと思いますので・・・
イギリスで報じられている湯気のモクモクは事故直後の福島第一原子力発電所の映像です。
今回、東電が公表した「3号機の湯気らしきものの映像」はこちら↓です。
「原子炉格納容器の蓋の上にたまった雨水が温められて蒸発した」湯気の映像
7月18日8:35から8:37の様子(2:00)
3号機の湯気に関する記事
福島第一原子力発電所3号機から湯気~雨水が蒸発?~湯気の映像&東電会見文字起こし
湯気らしきものの線量は562mSv/h 23日も“湯気”
※7月29日の東京電力の会見では、25日にも湯気が発生していたと東電の今泉さんが言っていました。
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2003年にスイスで制作されたドキュメント。
長い期間をかけて取材されています。
事故収束作業に当たった作業員の証言が主ですが、
最後に出てくる奥さんの証言にも凄まじいものがあります。
スイス経由で表に出てきた真実です。
サクリファイス The Sacrifice
- 犠牲者ー事故処理作業者(リクビダートル)の知られざる現実
2003年 スイス
1986年
真正面に見えるのが排気筒
左側が4号炉の制御室

スイッチオンにしてこの進路を保つんだ
私は発電所の屋上で4日間作業した

1日目は覆いの端をハンマーでたたいて水抜きをした。
2日目はコンクリートパネルを屋根の上から落とした。時間は5分。
3日目は換気筒の解体。
4日目は黒鉛の破片の除去。
黒鉛を手でつかんで放り投げた。
チェルノブイリ原発の屋上には、黒鉛やウランが散乱していた。
2万まで照射されたものだ
黒鉛の破片を出で持つと通常の環境では一生で浴びるほどの線量を1から1.5秒で浴びる。
リクヴィダートルと呼ばれる労働者100万人が原子炉に送りこまれた。
そしてこの破局事故の影響が他のどの地域にも及ばないよう
戦慄すべき放射線環境の中、即席の石棺で原子炉を封印した。
素手とショベルとウォータージェットで放射能と格闘したのだ。
数万人が亡くなり、今も死に続けている。
ソ連の科学者たちが計算すると、原子炉火災を5月8日までに何とかしないと、
燃え続ける核燃料がコンクリート土台を突き破って、
冷却水の中に落下し
ヒロシマの20~50倍も大規模な爆発を引き起こす可能性があった。
するとヨーロッパも居住不可能になり得た。
5月6日
原子炉火災は手なづけられた。
リクウィダートルたちの信じがたい献身のおかげだが、
彼らへの補償は無きに等しかった。
ロシア・ウクライナ・ベラルーシは彼らを見捨てて彼らは孤独に捨て置かれた。
そして西側世界も彼らの事を黙殺した。
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長い期間をかけて取材されています。
事故収束作業に当たった作業員の証言が主ですが、
最後に出てくる奥さんの証言にも凄まじいものがあります。
スイス経由で表に出てきた真実です。
サクリファイス The Sacrifice
- 犠牲者ー事故処理作業者(リクビダートル)の知られざる現実
2003年 スイス
1986年
真正面に見えるのが排気筒
左側が4号炉の制御室

スイッチオンにしてこの進路を保つんだ
私は発電所の屋上で4日間作業した

1日目は覆いの端をハンマーでたたいて水抜きをした。
2日目はコンクリートパネルを屋根の上から落とした。時間は5分。
3日目は換気筒の解体。
4日目は黒鉛の破片の除去。
黒鉛を手でつかんで放り投げた。
チェルノブイリ原発の屋上には、黒鉛やウランが散乱していた。
2万まで照射されたものだ
黒鉛の破片を出で持つと通常の環境では一生で浴びるほどの線量を1から1.5秒で浴びる。
リクヴィダートルと呼ばれる労働者100万人が原子炉に送りこまれた。
そしてこの破局事故の影響が他のどの地域にも及ばないよう
戦慄すべき放射線環境の中、即席の石棺で原子炉を封印した。
素手とショベルとウォータージェットで放射能と格闘したのだ。
数万人が亡くなり、今も死に続けている。
ソ連の科学者たちが計算すると、原子炉火災を5月8日までに何とかしないと、
燃え続ける核燃料がコンクリート土台を突き破って、
冷却水の中に落下し
ヒロシマの20~50倍も大規模な爆発を引き起こす可能性があった。
するとヨーロッパも居住不可能になり得た。
5月6日
原子炉火災は手なづけられた。
リクウィダートルたちの信じがたい献身のおかげだが、
彼らへの補償は無きに等しかった。
ロシア・ウクライナ・ベラルーシは彼らを見捨てて彼らは孤独に捨て置かれた。
そして西側世界も彼らの事を黙殺した。
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04.21
Sat
いま、話題の「フクシマのうそ」の吹き替え版です。
この中では、私たち日本人には知らせてもらえないとても重要な内容が沢山詰まっています。
東電の災害対策部責任者がインタビューに関して鼻で「フフッ」と笑った直後、
記者に「原発を日本で稼動させるだけの心構えが、東電にできているとお考えですか?」と聞かれ、
なにも答えられない長い間が見ものです。
菅総理のコメントも、原子力ムラに関してズバリ話しています。
原子力ムラの恐ろしさが理解できます。
Die Fukushima Lugeフクシマのうそ(吹き替え)
2012年3月8日放映 ドイツ
ナカ氏のことをずっと、どこかで見たと思いながらこの番組を見ていました。
「書き出したな~」ってw
こちらの番組でした↓
「地震があって壊れた原発が崩壊すれば日本は終わるでしょう」ドイツZDF(動画・内容書き出し)
こちらの番組は「フクシマの嘘」の時と同じ時に撮ったVTRを使っているようです。
ナカ氏はNaka Yukiteru
東電・白井氏もShirai Isao(白井功)としてインタビューを受けています。
こちらでは4号機に関して答えています。
東京電力の記者会見には時々ドイツの記者が参加しているようです。
今回のハーノ記者ではないけれど1月20日に「冷温停止状態」と「放射能物質の放出」に関して質問しています。
東電記者会見・ドイツTV特派員の質問1/20(書き出し)
この会見を使った番組もドイツでは放送されていたんですね、きっと。
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文字起こしとシネマトゥデイの記事続きを読む
この中では、私たち日本人には知らせてもらえないとても重要な内容が沢山詰まっています。
東電の災害対策部責任者がインタビューに関して鼻で「フフッ」と笑った直後、
記者に「原発を日本で稼動させるだけの心構えが、東電にできているとお考えですか?」と聞かれ、
なにも答えられない長い間が見ものです。
菅総理のコメントも、原子力ムラに関してズバリ話しています。
原子力ムラの恐ろしさが理解できます。
Die Fukushima Lugeフクシマのうそ(吹き替え)
2012年3月8日放映 ドイツ
ナカ氏のことをずっと、どこかで見たと思いながらこの番組を見ていました。
「書き出したな~」ってw
こちらの番組でした↓
「地震があって壊れた原発が崩壊すれば日本は終わるでしょう」ドイツZDF(動画・内容書き出し)
こちらの番組は「フクシマの嘘」の時と同じ時に撮ったVTRを使っているようです。
ナカ氏はNaka Yukiteru
東電・白井氏もShirai Isao(白井功)としてインタビューを受けています。
こちらでは4号機に関して答えています。
東京電力の記者会見には時々ドイツの記者が参加しているようです。
今回のハーノ記者ではないけれど1月20日に「冷温停止状態」と「放射能物質の放出」に関して質問しています。
東電記者会見・ドイツTV特派員の質問1/20(書き出し)
この会見を使った番組もドイツでは放送されていたんですね、きっと。
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03.19
Mon
豪州ABCニュースに武田邦彦先生が出演されました。
Australianetworknews 2012/03/05
福島原発のメルトダウンから1年近く経ち、
放射性物質の除染担当の職員たちは、非難の動きにさらされています。
科学者たちは、プロセスが欠陥していると言います。
いくつかの家族は二度目の非難に直面しています。
山崎ひろ子と家族は早くも日本当局に信頼を無くしています。
福島原発災害により、彼らは故郷浪江を離れることを余儀なくされました。
今、彼らは新しく建てられたアパートに住んでいます。
その後二本松市のアパート基礎が放射性物質で汚染されているのが判明しました。
山崎ひろ子さん:
いや、もう、ビックリ仰天。またも放射能から逃げ続けなければならないとは考えもしませんでした。
私は安全だと感じる事はありませんし、もう誰も信用していません。
彼女が除染は失敗だと感じている時に、浪江では、町の除染作業をしています。
日本の環境大臣は140億ドルかけて、福島県の放射能除染を成功させる事が出来ると信じています。
細野環境大臣:
これだけ大規模な除染に取り組んだ国は今までどこにもありません。
人々が彼らの家に戻ることが可能となる事を目的とする、初めての試みの除染となります。
この分野の専門家は、土壌と植物に放射性降下物が蓄積していると述べています。
建物の外部は広範な洗浄により放射線量を低減する事が出来るといいますが、
日本政府は、ただ、除染ショーをしているだけだと非難され続けています。

武田邦彦教授:
実際には除染できるような形ではやっていません。
土壌を5ミリメートル(5センチの間違い?)、アスファルトやコンクリートから2ミリメートルを削り取り、
木から葉を刈り取る必要があります。
除染に使用されるすべての水を収集し、処理する必要があります。
これらの手順がなければどこも除染することはできません。
危機管理当局により、人々は忍耐を要請されているのです。
また、当局は、除染は何年もかかるだろうと認めています。
しかし、当局は再び日本の捨てられた街に住めるように出来るだろうと信じているのです。
豪州ABCのGloria Kalacheでした。
日本語訳:Jo2Rayden
4号機燃料プールが崩壊すれば日本の終わりを意味する
(ZDF ドイツ)
東日本大震災の津波が日本に押し寄せてから、ちょうど1年になります。
地震から1日経ち、福島第一原発の爆発事故が世界を震撼させました。
それ以来、原子炉の冷却が大きな課題となりました。
特に放射能に汚染された冷却水が問題となっています。
何週間も冷却水は海に流出していました。
今後放射性物質が海洋に流出しないように原発沿岸の汚染された海底が、
60センチの厚みのあるコンクリートの層でおおわれる事になるとのことです。

まだ建屋の中にある汚染された冷却水は循環システムの中で一部浄化され再利用されます。
その残りの冷却水は施設内のタンクで保存されなければなりません。

これらの措置の全ては何か障害があった場合に非常に脆い、急場しのぎの解決策です。
特派員が福島の立ち入り禁止区域からレポートします。
福島第一原発の残されている施設の作業は危険なものです。
3つの原子炉内ではメルトダウンが起こっており、
燃料棒であふれている使用済み燃料プールもあります。
ここの放射線量は非常に高く命にかかわる値になっています。
我々は今福島の危機管理センターにいます。
災害対策担当者に大災害から1年経った今の情勢は掌握されているのかどうか聞こうとしました。
東京電力のShirai Isao(白井功)です。
我々は現在原子炉の冷却以上の事は行っていません。
つまり、問題を完全に取り除くことはできていません。
現状を維持できない事は最も大きな問題でしょう。

しかし破壊された原子炉の冷却は現在一時しのぎで作られた応急冷却システムによって行われています。
そして、度々水漏れを起こしています。
しかしこれが唯一の問題ではないようです。
我々は今立ち入り禁止区域内におり、
もっと詳しい事を知るために、
Naka Yukiteruさんに会いました。
Nakaさんは事務所の様子を見せてくれました。
放射線量が高すぎるためここではもう、誰も働く事が出来ません。
原子力技術者と核エネルギーの専門家が合わせて80人が彼のもとで作業をしています。
多くの人は破壊された原発を掌握するための作業をしています。
Nakaさんは状況をよく分かっています。
ー掌握はできていますか?
Naka:
それは東京電力と政府が言っている事です。
全てが安定しているとのことですが、あの中に居る人達は信じていません。
4号機の使用済み燃料プールには1300本以上の使用済み燃料棒があります。
そのうえ、使用前の物も沢山貯蔵されています。
強い地震が来たら、建屋が崩壊する可能性もあります。
もしそうなると、新たな連鎖反応が起こると考えられます。

崩れ落ちた原発の周辺地域で、今後再び強い地震が起きる可能性も、
地震の専門家によって指摘されています。

もしその時に破壊された原発が崩壊するような事があれば、
我々がその現状をすでに知っているように、日本にとっては終わりを意味するでしょう。
「原発危機は続いている」それでも再稼働は大丈夫? ー危険な4号機ー3/8モーニングバード
動画&内容書き出し)
崩壊寸前4号機の燃料の取り出し方(動画&内容書き出し)
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03.05
Mon
子どもたちがあの日の事、その後の放射線のこと
淡々と語っています。
「その時はまなちゃんの誕生日だった。私の一番仲のいい友達」
「その時は歌を歌っていた」
「海がすごく引いてて、見た事もない位引いてて・・」
「1,2年生の教室の前の木がのみ込まれていました」
「家を探したけど、ここしかなかったから原発に近いけど仕方がない」
ガラスパッチがお守りだと・・・
後半はお子さんが見つからない方々
仕事を辞めてわが子を探し続ける父
遠藤先生の親ごさんへの説明
「お父さんとお母さんはもっと遠くに行きたいと思っているけど、住む家がなくていけないんだと思います」
「仮設住宅は家の無い人が住むところです」
「政府が大丈夫というけど本当に大丈夫なのか?誰も経験したことないんだものって思います」
「海の上を浮いてていて、カモメが突っついていたと聞きました。うちの娘は頭がない状態で見つかりました」
一次帰宅後に持ち帰った荷物の放射線量を測っている横で
高野みつじという人が選挙カーの前で手を振り
「放射線量が10分の1になるので、子どもたちが安心して戻れる地域になるんです。
どうもありがとうございます。お仕事ご苦労様でーす!」
と言っている映像・・・
「除染を見ているのはとても楽しくて僕も試してみたいです」
「4歳の弟が震災の後しゃべれなくなったのがわからない」
「そんなに広がっているならすぐには消えないし、いくら除染したってそこからは無くならないものだから」
「放射線はそんなにすぐには無くならないと思う」
「友達とは放射線の事はあまりじゃべりません」
「大人になったら新幹線とか電車の運転手になりたいです」
「パティシエをやりながらボランティアをやる」
「こういうっふに被害を受けている人が可哀想っていうか大変だから、だから助けてあげる」
「山に行けばみんな大丈夫だったと思う」
「怒ってない。自然は助けてくれる事もあるし悪い事もあるからしょうががない事だと思う」
「海だって魚が泳いでいるから、魚は僕たちが食べるものだから」
BBCドキュメンタリー「津波の子供たち」
"Japan's children of the tsunami " 3:11
東日本大震災の被災者である子供たちや子をもつ親の証言を通して
3.11の津波と原発事故のその後を紹介するBBCドキュメンタリー。2012年3月1日放映。
「みんなを助ける仕事がしたい。震災の時に助けてもらったから」
「これから生まれてくる子どもたちの安全を守りたいから放射線の研究者になりたいです」
「風とか嵐とかで放射線が外国に行かないように」
「僕の大人になってからの夢は安全な物を作ったりする安全を考える人になりたいです」
これ、文字起こしは辛いのでしません。
BBC This World 2012 Inside the Meltdown
福島第一原発事故を時系列で追いかけていくドキュメントです。
綿密な取材と、日本では放送されていないような映像もありました。
二人の作業員の方、津波でご家族を亡くされた方、
津波を海上で体験した漁師の方
事故の時に子供を身ごもっていた方、
東電職員、菅元総理、
作業に行った時に3号機が爆発した自衛隊の方
ヘリコプターで空から水を撒いた自衛隊の方
夜中に放水をした消防庁の方、
ぜひご覧ください。
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福島第一原発事故を時系列で追いかけていくドキュメントです。
綿密な取材と、日本では放送されていないような映像もありました。
二人の作業員の方、津波でご家族を亡くされた方、
津波を海上で体験した漁師の方
事故の時に子供を身ごもっていた方、
東電職員、菅元総理、
作業に行った時に3号機が爆発した自衛隊の方
ヘリコプターで空から水を撒いた自衛隊の方
夜中に放水をした消防庁の方、
ぜひご覧ください。
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2012年1月16日に米CBSニュースが伝えた南相馬の除染の模様です。
私はこのニュースを見て驚きました。
信じられませんでした。
除染した土の持っていき場がないからと、なんと、学校の校庭に穴を掘って、
穴の中にいる人の背丈から見たら2m~3m位の深さでしょうか?
その中に黒いビニールの袋に入ったままの汚染土をギッチリと並べて埋めようとしています。
これで、空気中の線量が下がると言っています。
本当でしょうか?
このように埋めたら、地下に浸みこんで大変な事にはならないのでしょうか?
私には分かりません。
小出先生は、やたらに埋めてはいけないと、それだけはしてはいけないとおっしゃっていました。
ここの学校の校庭の上には立ちたくないです。
ーーーーー
米CBSニュースが伝えた南相馬の除染の模様 2012年1月16日
福島第一原子力発電所の事故を引き起こした地震と津波から、すでに10カ月です。
今日、中日アメリカ大使が原発を訪問しました。
CBSのルーシー・クラフトが原発周辺の危険な立ち入り制限区域に入り、
なかなか目にすることのできない除染作業を見てきました。
政府が設定した立ち入り禁止区域の中に入るには、
バイオハザードに対応できるつなぎと、フェイスマスクを身につけなければなりません
放射線量の特に高いホットスポットを見付けられるように、
ガイガーカウンターを持っていきます。
穏やかに起伏する草地と柿の木を過ぎていきます。
ほぼ一年前に起きた原発事故のせいで9万人が避難したために、今は静かです。
私達が向かうのは、福島第一原発から10マイル(約16㎞)北の地点。
その場所で日本政府は人間が戻っても安全なレベルにするために
地域の大掛かりな除染作業をスタートさせました。
南相馬の町の除染現場にきています。
実際に土をどのように除染するかをここで見学します。
作業の目的は建物から放射性微粒子を除去するとともに、
コネチカット州の面積(約1万3000平方㎞)に相当する広さの土からその上部を取り除くことです。
放射線は依然として危険なほど高いレベルです。
彼はこの地域の線量が毎時3マイクロシーベルトであると説明しています。
他の地域と違って、ここは主に住宅地です。
マイクロシーベルトは空中の放射線量を示す単位です。

(確かに3μシーベルトと話していますが、ガイガーは1.3μを示しています)
3マイクロシーベルトであっても、許容レベルの75倍も高い数値です。
放射性セシウムは小枝や葉に溜まりやすいため、全部取り除く必要があります。
高線量になりやすいもう一つの場所が屋根です。
高圧の水で洗浄します。

(こんなやり方で除染できているのか疑問)
しかし、行政が最も頭を痛めているのは小学校の除染です

(私には、何ていう小学校か分からないけど、見る人が見れば分かりますね・・)
これらの袋には上部数センチ分の高レベル汚染土が入っています。

これから、ほかならぬ学校の敷地内に埋められる予定です。
今回は校庭に埋めます。
捨てる場所がないので、危険な廃棄物を掘り出した場所に埋めることになります

(学校の校庭にこのまま埋めてもいいんですか?)
それで空中の線量は下がります。

(何度も言いますが、埋めちゃうんですか?)
日本原子力研究開発機構の広報担当者は
「放射線量を下げることで、子どもとその親に1日も早く戻ってきてもらえるように説得したいと思います」
と語りました。

それは難しい説得になるでしょう。
年配の夫婦はリスクがあっても大抵は家に帰りたがりますが、
多くの家族は2度と戻るつもりがないと言っているからです。

立ち入り区域をでる時には全員が入念な放射能チェックを受けます。
異常は見つかりませんでした。

(こんな危険を冒してまで、除染する必要があるのか、疑問に思います)
今回見学した除染は試験的なものですが、
日本政府は今年度中に本格的な除染活動を始める予定です。
CBSニュースのルーシー・クラフトが福島からお伝えしました。
私はこのニュースを見て驚きました。
信じられませんでした。
除染した土の持っていき場がないからと、なんと、学校の校庭に穴を掘って、
穴の中にいる人の背丈から見たら2m~3m位の深さでしょうか?
その中に黒いビニールの袋に入ったままの汚染土をギッチリと並べて埋めようとしています。
これで、空気中の線量が下がると言っています。
本当でしょうか?
このように埋めたら、地下に浸みこんで大変な事にはならないのでしょうか?
私には分かりません。
小出先生は、やたらに埋めてはいけないと、それだけはしてはいけないとおっしゃっていました。
ここの学校の校庭の上には立ちたくないです。
ーーーーー
米CBSニュースが伝えた南相馬の除染の模様 2012年1月16日
福島第一原子力発電所の事故を引き起こした地震と津波から、すでに10カ月です。
今日、中日アメリカ大使が原発を訪問しました。
CBSのルーシー・クラフトが原発周辺の危険な立ち入り制限区域に入り、
なかなか目にすることのできない除染作業を見てきました。
政府が設定した立ち入り禁止区域の中に入るには、
バイオハザードに対応できるつなぎと、フェイスマスクを身につけなければなりません
放射線量の特に高いホットスポットを見付けられるように、
ガイガーカウンターを持っていきます。
穏やかに起伏する草地と柿の木を過ぎていきます。
ほぼ一年前に起きた原発事故のせいで9万人が避難したために、今は静かです。
私達が向かうのは、福島第一原発から10マイル(約16㎞)北の地点。
その場所で日本政府は人間が戻っても安全なレベルにするために
地域の大掛かりな除染作業をスタートさせました。
南相馬の町の除染現場にきています。
実際に土をどのように除染するかをここで見学します。
作業の目的は建物から放射性微粒子を除去するとともに、
コネチカット州の面積(約1万3000平方㎞)に相当する広さの土からその上部を取り除くことです。
放射線は依然として危険なほど高いレベルです。
彼はこの地域の線量が毎時3マイクロシーベルトであると説明しています。
他の地域と違って、ここは主に住宅地です。
マイクロシーベルトは空中の放射線量を示す単位です。

(確かに3μシーベルトと話していますが、ガイガーは1.3μを示しています)
3マイクロシーベルトであっても、許容レベルの75倍も高い数値です。
放射性セシウムは小枝や葉に溜まりやすいため、全部取り除く必要があります。
高線量になりやすいもう一つの場所が屋根です。
高圧の水で洗浄します。

(こんなやり方で除染できているのか疑問)
しかし、行政が最も頭を痛めているのは小学校の除染です

(私には、何ていう小学校か分からないけど、見る人が見れば分かりますね・・)
これらの袋には上部数センチ分の高レベル汚染土が入っています。

これから、ほかならぬ学校の敷地内に埋められる予定です。
今回は校庭に埋めます。
捨てる場所がないので、危険な廃棄物を掘り出した場所に埋めることになります

(学校の校庭にこのまま埋めてもいいんですか?)
それで空中の線量は下がります。

(何度も言いますが、埋めちゃうんですか?)
日本原子力研究開発機構の広報担当者は
「放射線量を下げることで、子どもとその親に1日も早く戻ってきてもらえるように説得したいと思います」
と語りました。

それは難しい説得になるでしょう。
年配の夫婦はリスクがあっても大抵は家に帰りたがりますが、
多くの家族は2度と戻るつもりがないと言っているからです。

立ち入り区域をでる時には全員が入念な放射能チェックを受けます。
異常は見つかりませんでした。

(こんな危険を冒してまで、除染する必要があるのか、疑問に思います)
今回見学した除染は試験的なものですが、
日本政府は今年度中に本格的な除染活動を始める予定です。
CBSニュースのルーシー・クラフトが福島からお伝えしました。
02.10
Fri
一気に見てしまいました。
今の日本よりも原発事故後の対策はいいと言われている
チェルノブイリ事故のソ連政府の対応です
とても考えさせられるところが多いです、見終わったばかりなので、言葉にできませんが、
お勧めしたいです。
原題:Chernobyl Nuclear Disaster
チェルノブイリの真相~ある科学者の告白~
1986年チェルノブイリ
原子炉が爆発 放射性物質が拡散
1人の男が真実を暴く ワレリー・レガソフ クルチャトフ研究所 副所長
隠ぺい 否定
ドキュメンタリドラマ
製作BBC/Discovery Channel/ProSieben(イギリス/アメリカ/ドイツ 2006年)
この作品は事故の直後から現地で調査対策にあたった科学者の証言をもとに再構成したドラマです
チェルノブイリ原発事故 ワレリー・レガソフ回想録
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今の日本よりも原発事故後の対策はいいと言われている
チェルノブイリ事故のソ連政府の対応です
とても考えさせられるところが多いです、見終わったばかりなので、言葉にできませんが、
お勧めしたいです。
原題:Chernobyl Nuclear Disaster
チェルノブイリの真相~ある科学者の告白~
1986年チェルノブイリ
原子炉が爆発 放射性物質が拡散
1人の男が真実を暴く ワレリー・レガソフ クルチャトフ研究所 副所長
隠ぺい 否定
ドキュメンタリドラマ
製作BBC/Discovery Channel/ProSieben(イギリス/アメリカ/ドイツ 2006年)
この作品は事故の直後から現地で調査対策にあたった科学者の証言をもとに再構成したドラマです
チェルノブイリ原発事故 ワレリー・レガソフ回想録
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お隣の国、韓国で放送された番組です。
このYoutubeは2012年1月16日にアップロードされています。
番組内で原発事故から10カ月と言っているので、
最近韓国で放送された番組だと思います。
客観的に見れば、やはり日本はこう見えるのですね。
当然だと思います。
井の中の蛙になって日本だけに染まらないように
こうして他国の番組も見る事が出来るのは非常に良い事だと思います。
日本語の字幕を付けて下さってありがとうございました。
ーーーーー
世界から見たふくしまとふくしま集団疎開裁判
(韓国放送)
福島で原発事故が起きて10カ月
「世界は今」の製作スタッフが放射能被曝の危険を押し切って原発周りの出入り禁止区域を電撃的に取材した。
相変わらずおさまらない放射能の恐怖
日本大地震 恐怖の土地福島に行った
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このYoutubeは2012年1月16日にアップロードされています。
番組内で原発事故から10カ月と言っているので、
最近韓国で放送された番組だと思います。
客観的に見れば、やはり日本はこう見えるのですね。
当然だと思います。
井の中の蛙になって日本だけに染まらないように
こうして他国の番組も見る事が出来るのは非常に良い事だと思います。
日本語の字幕を付けて下さってありがとうございました。
ーーーーー
世界から見たふくしまとふくしま集団疎開裁判
(韓国放送)
福島で原発事故が起きて10カ月
「世界は今」の製作スタッフが放射能被曝の危険を押し切って原発周りの出入り禁止区域を電撃的に取材した。
相変わらずおさまらない放射能の恐怖
日本大地震 恐怖の土地福島に行った
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11.11
Fri
今日で震災から8カ月
8か月過ぎても、国の対策は全く国民の命を守る方向に転換していないし、
福島第一原発も、心配なまま。
そして、東京電力は相変わらずの態度のままいまだに株は上場されている。
さっきニュースでやっていた
2011年11月11日→1が6個続いた日だから記念切符の販売だって・・・
ちがうよね、
黙とうだよ。
日本の総理大臣はその時間ふてくされた顔をしていた。
TPPだって!?
そんなこと、今急いで参加しなくたっていいと思う。
国会は何やってるのか・・黙とうもせずに・・
そして私は、最近
なんとなく、日々の生活に流され、低線量被ばくに対しての危機感が薄れてきそうな自分がいます。
食物選びも、なにもかも ちょっと、疲れてきた自分がいます。
ここで気合を入れ直して、低線量の被ばくの恐ろしさをスイスの記事で再確認してみました。
スイス発信の記事です。
3人の医師の話しです。
日本は8カ月経っても何の進歩もないので、過去記事もそのまま参考になります。
ーーーーーーーーーーーーーーー
2011-10-06 15:03 swissinfo.ch
福島原発事故、遺伝子突然変異は人類にとっての問題
里信邦子 ( さとのぶ くにこ) グレンヒェンにて

グランドの土を削り除染を行った福島市内の幼稚園で8月3日撮影。
しかしおよそ300人の生徒が福島市内の小・中学校からほかに移って行ったという (AFP)
「低線量被曝でもDNAは損傷を受け、突然変異を起こす。
その結果が現れるのは、さまざまな要因が絡み約10世代も後のことだ。
だが、それは人類にとって大きな問題になる」と、スイスの内科医マルティン・ヴァルター氏は話す。
突然変異した遺伝子を持つ者同士が遠い将来に偶然結婚して発現することは、
しかし、どういったものなのかまったく分かっていない。
ただそれは大局的に見ると、がんのわずかな増加より倫理的に問題だと危惧する。
ヴァルター氏は、1人の内科医として核兵器、核実験、原発など
「核と人類は共存できない」と考え、医師の責任を強く訴える。
核戦争防止国際医師会会議スイス支部(PSR/IPPNW Schweiz)の支部長を2年務め、
脱原発を推進する側に立ってきた。チェルノブイリには政府からの派遣も含め5回行っている。
チェルノブイリでの甲状腺がんの子どもの検診や治療、
またその後の放射線による遺伝子突然変異の研究などを通して蓄積された知識を、
今福島で起こっている出来事を事例として引きながら語ってもらった。
swissinfo.ch :
内部被曝が今後の課題かと思われますが、どういった問題がありますか。
ヴァルター :
まず外部被曝は放射性物質をシャワーなどで洗い落せるので今後それほど問題にならないと思うが、
食品や呼吸で吸収する内部被曝は問題が多い。簡単な測定方法がないからだ。
ホールボディカウンターがあるが、何百人も測れるようなものではなく経済的負担も大きい。
セシウムはまだそれでも測れるが、
骨に吸収されるストロンチウム90はベータ線を出すため、内部被曝の測定は不可能だ。
唯一の方法は、子どもの抜けた乳歯を取って置き、それを測ることだ。
乳歯を焼いて灰にすれば測定できる。日本の検査機関では簡単にできるだろう。
核戦争防止国際医師会会議のアメリカの仲間が
1960年代にネバタでの核実験で被曝した子どもの乳歯からストロンチウムが検出されたことを挙げ
「自国の子どもが犠牲になってもよいのか」と当時のジョン・F・ケネディ大統領に働きかけた。
これが核実験停止条約の一つの要因になった。

「人には2種類ある。原発に反対する人と、原発の危険性を知らない人と」
とヴァルター氏は言う (swissinfo)
swissinfo.ch :
9月30日に放射性プルトニウム239が
福島原発から45キロメートル離れた飯館村など、県内6カ所で検出されたと公表されました。
プルトニウム239は半減期が2万3000年と気の遠くなるようなもの。取り込むとどうなるのでしょうか。
ヴァルター :
プルトニウムは一度体内に入ると、セシウムとは違いほぼ体外に排出されることはない。
アメリカが何とプルトニウムを使った人体実験を1948年に行っており、
クリントン大統領のときに公にされたので、これは間違いない。
プルトニウムは骨や肺、肝臓などにとどまる。放射線を出し続けるので、がんを引き起こしやすい。
swissinfo.ch :
では放射性セシウムですが、福島の多くの子どもの尿からセシウムが検出されました。
長くて70日で体外に排出されますが、その間の内部被曝も問題でしょうか?
ヴァルター :
その間の被曝量はわずかだ。
しかし、問題はその土地に住み続けると排出されてもまた吸収し内部被曝が続くということだ。
セシウムは10年間で6センチメートル地下に沈んでいくといわれている。
従ってたとえ徐々に地表面から無くなっても畑で野菜が吸い上げ、それを食べればまた被曝する。
すべての土地の表面を上下に掘り返す作業は膨大な労力と費用がかかるだろう。
さらに現在、安全だという被曝量はないというのが定説になっている。
がんになるリスクを縦軸、放射線量を横軸にするとそれは正比例の直線になり、
たとえ1、2ミリシーベルトでもがんのリスクはある。
胸部や骨折のレントゲン撮影でもがんになるリスクはゼロではないといわれている。
さらに慎重な医者は線量が少なければ少ないほどがんリスクは高く、
正比例の直線が少量の値域では上向きにカーブするといっている。
チェルノブイリでの研究の中に、学会では正式に承認されていないが、
セシウムによって、子どもたちの心臓病が数年から10年後に増えたという報告もある。
心臓のリズムなどが不規則になる病気などだ。
また、すべての放射性物質の被曝で4、5年後に子どもの糖尿病が増えたという研究もある。
swissinfo.ch :
日本の基準値、年間20ミリシーベルトの上限をどう見ますか?
ヴァルター :
短期なら分かるが長期的に年間20ミリシーベルトは高すぎる。
しかも子どもや妊婦を含んで20ミリシーベルトは非常に高い値だ。
たとえ原発に賛成する科学者にとっても高すぎる値だ。
スイスではたとえ事故が起きても放射線の限度を年間1ミリシーベルトに決められている。
1991年のチェルノブイリ原発から50キロメートル離れたポルスコエ(Polesskoye)にスイス政府の派遣で行った。
同行のジャーナリストと、子どもがかくれんぼをすると想定して建物の地下や低い茂みなどを測ったが、
放射線量は事故から5年後なのに非常に高かった。また場所によって数値にかなりの差があった。
福島でも5年後同じことになるだろう。
つまり、県内の多くの地点で今後とも線量はそう変わらないのではないだろうか。
年間20ミリシーベルト以下の地域から、避難するほうがよいと思う。
もちろん故郷を捨てるといった社会的な問題は残るが。
swissinfo.ch :
放射性ヨウ素について伺います。
8月18日付けの朝日新聞によれば3月24~30日に
いわき市、川俣長、飯館村の1150人の子どもを対象に甲状腺被曝を調査した結果、その45%が被曝していた。
14歳の男の子が
「僕の体には放射性物質が入っているからゼロじゃないんですよね。本当に僕は大丈夫なのか教えてほしかった」
と言っていました。
実際のところ、被曝したこの子どもたちはどうなるのでしょうか。
ヴァルター :
ということは、子どもたちが原発の爆発直後にヨウ素剤を服用しなかったということか?
信じられない・・・(顔を曇らせ、データを見るためコンピューターに向かう)。
スイスでは原発から半径20キロメートル以内の住人は、全員ヨウ素剤を持っている。
それが原発を持つ国の安全対策の基本であり、国民に対する責任だ。
たとえ持っていなかったとしてもすぐに子どもに配るべきだった。
甲状腺に被曝したということは、それがいくら低い値であろうと、
この器官の細胞のDNAがダメージを受けてしまったということだ。
従って、何人かは今後、甲状腺がんを引き起こす可能性があるということだ。
そのため、毎年定期的に超音波でがんの発生を調べていく必要がある。
そもそも子どもの甲状腺がんは普通は存在しないものだ。
以前ウクライナでは住民5000万人に対し3人の甲状腺がん患者がいただけだ。それがチェルノブイリ以降、2000~4000人の子どもがこのがんにかかった。
しかし、早期に発見し、甲状腺を摘出すれば大丈夫だ。
チェルノブイリで私もこの超音波の検査に何度も携わったが、
ベラルーシでもウクライナでも子どもたちはみんな手術を受けだ。しかも手術は95%成功している。
ウクライナでは、ある経験豊かな70歳の医師が750人もの甲状腺がんを手術した。
わずか3人だけが術後の複雑な炎症が重なり亡くなっただけだ。
また、たとえ甲状腺が摘出されても、その後ずっとホルモン剤を飲み続ければ、
それで元気に大人になり普通に一生を送れる。
swissinfo.ch :
以上、放射性セシウム、プルトニウム、ヨウ素などの影響を見てきましたが、がんは増えるのでしょうか。
ヴァルター :
がんにかかるケースは増えるだろう。
ただ、現在の工業国では死因の25%はがんであり、また40%の人ががんに一度はかかるが、
回復して最終的にはほかの原因で亡くなると言われている。
こうした中で、フクシマの事故は全体の25%のがんでの死亡率に、わずかなパーセントを加えるということだ。
タバコや化学薬品などの害ですでにがんになるリスクが高くなっているところに、
さらに放射線でのリスクが加算されるイメージだ。
ただし、フクシマの原発収束に働いている作業員のがんリスクは別物だ。
チェルノブイリでもそうだったが、彼らのリスクは極めて高い。
swissinfo.ch :
最後に、放射線による遺伝子の突然変異、それも低線量被曝の遺伝子突然変異について説明してください。
ヴァルター :
チェルノブイリの事故から10年後の1996年にロシアのドゥブロバ(Dubrova )医師が
英科学誌ネイチャー(1996Nature ;380:683-6)に報告した例によると、
チェルノブイリでセシウムなどに汚染された地域の人に遺伝子突然変異が多く見られた。
また、イスラエルのヴァインベルク(Weinberg )医師の調査
(Proc Biol Sci 2001;268 (1471) :1001-5)によれば、
チェルノブイリの事故収束に働いた男性の2人の子どものうち、
事故以前に生まれた子どもには遺伝子突然変異がまったくなかった。
しかし、事故後イスラエルに移住して生まれた子どもにはある数の遺伝子突然変異が見られた。
放射能被曝によって父親の優先遺伝子が損傷されると子どもに病気が現れる。
しかし、もし父親の劣性遺伝子が突然変異を起こした場合、
子どもに受け継がれても、劣性遺伝子なので表面的には何の異常も起きない。
これが、このイスラエルで生まれた子どもの場合だ。
しかし、もし遠い将来この子の子孫が偶然、同じ突然変異の劣性遺伝子を持った人と結婚し、
劣性遺伝子同士が組み合わさるとさまざまな病気などが発現する可能性が考えられる。
ただ、何が発現するかは全く分かっていない上、
こうしたことがチェルノブイリやフクシマで起こる可能性があるものの、
さまざまな要因が絡むため約10世代は先の話だ。
ところで、ドゥブロバ医師などの方法で長崎と広島の被爆者の遺伝子を調べたところ、
突然変異はほとんどなかった。
原爆は瞬間的なインパクトを与えたが、長期の低線量被曝を起こさなかったということなのだろう。
従って、私には、低線量被曝が遠い将来の世代に与える遺伝的な影響が大きな問題だ。
これは人類にとっての倫理的問題でもある。
宗教家で科学者の友人がイメージとして、こう語った。
かつて、宇宙からの放射線量が徐々に減少したとき地球上に人類が誕生した。
しばらくの年月人類は放射線を生産せずに生活した。
ところが今、核実験や原発事故などで、自らの手で地球上に放射線量を増やし
地球を住みにくい場所に変えようとしていると 。
マルティン・ヴァルター氏(Martin Walter)略歴
1945年、ゾロトゥルン州シュトュッスリンゲン(Stüsslingen)に生まれる。
1972年、バーゼル大学医学部卒業。
1973年から81年までバーゼルで内科医として働く。
1981年からグレンヒェン(Grenchen)で内科医として開業、現在も現役で働く。
1989年、以降90年、91年、93年、96年と合計5回チェルノブイリで医者として診察にあたった。
91年にはスイス政府が派遣した災害援助協力隊の一員として現地入りした。
1988年から90年にかけ、核戦争防止国際医師会会議スイス支部(PSR/IPPNW Schweiz)の支部長を務めた。
3人の子どもの父親。
初めの子どもが2歳のときの1975年、
バーゼルに建設予定だった原発「カイザーアウグスト(Keiseraugst)」に反対して
キャンプに泊まり込んだ経験から、原発や核兵器に反対する活動に入った。
スイス医師会会報(Schweizerische Arzte Zeitung/Bulletin des médecins suisse)に、
「国際放射線防護学会(IRPA)の不十分な基準に対する議論」(2005, 86, Nr26)、
「チェルノブイリとフクシマ : 原子力政策における医師としての責任」(2011, 92 :21)などの記事を執筆している。
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同じswissinfo.chの「小児ガン」「遺伝子異変」の記事続きを読む
8か月過ぎても、国の対策は全く国民の命を守る方向に転換していないし、
福島第一原発も、心配なまま。
そして、東京電力は相変わらずの態度のままいまだに株は上場されている。
さっきニュースでやっていた
2011年11月11日→1が6個続いた日だから記念切符の販売だって・・・
ちがうよね、
黙とうだよ。
日本の総理大臣はその時間ふてくされた顔をしていた。
TPPだって!?
そんなこと、今急いで参加しなくたっていいと思う。
国会は何やってるのか・・黙とうもせずに・・
そして私は、最近
なんとなく、日々の生活に流され、低線量被ばくに対しての危機感が薄れてきそうな自分がいます。
食物選びも、なにもかも ちょっと、疲れてきた自分がいます。
ここで気合を入れ直して、低線量の被ばくの恐ろしさをスイスの記事で再確認してみました。
スイス発信の記事です。
3人の医師の話しです。
日本は8カ月経っても何の進歩もないので、過去記事もそのまま参考になります。
ーーーーーーーーーーーーーーー
2011-10-06 15:03 swissinfo.ch
福島原発事故、遺伝子突然変異は人類にとっての問題
里信邦子 ( さとのぶ くにこ) グレンヒェンにて

グランドの土を削り除染を行った福島市内の幼稚園で8月3日撮影。
しかしおよそ300人の生徒が福島市内の小・中学校からほかに移って行ったという (AFP)
「低線量被曝でもDNAは損傷を受け、突然変異を起こす。
その結果が現れるのは、さまざまな要因が絡み約10世代も後のことだ。
だが、それは人類にとって大きな問題になる」と、スイスの内科医マルティン・ヴァルター氏は話す。
突然変異した遺伝子を持つ者同士が遠い将来に偶然結婚して発現することは、
しかし、どういったものなのかまったく分かっていない。
ただそれは大局的に見ると、がんのわずかな増加より倫理的に問題だと危惧する。
ヴァルター氏は、1人の内科医として核兵器、核実験、原発など
「核と人類は共存できない」と考え、医師の責任を強く訴える。
核戦争防止国際医師会会議スイス支部(PSR/IPPNW Schweiz)の支部長を2年務め、
脱原発を推進する側に立ってきた。チェルノブイリには政府からの派遣も含め5回行っている。
チェルノブイリでの甲状腺がんの子どもの検診や治療、
またその後の放射線による遺伝子突然変異の研究などを通して蓄積された知識を、
今福島で起こっている出来事を事例として引きながら語ってもらった。
swissinfo.ch :
内部被曝が今後の課題かと思われますが、どういった問題がありますか。
ヴァルター :
まず外部被曝は放射性物質をシャワーなどで洗い落せるので今後それほど問題にならないと思うが、
食品や呼吸で吸収する内部被曝は問題が多い。簡単な測定方法がないからだ。
ホールボディカウンターがあるが、何百人も測れるようなものではなく経済的負担も大きい。
セシウムはまだそれでも測れるが、
骨に吸収されるストロンチウム90はベータ線を出すため、内部被曝の測定は不可能だ。
唯一の方法は、子どもの抜けた乳歯を取って置き、それを測ることだ。
乳歯を焼いて灰にすれば測定できる。日本の検査機関では簡単にできるだろう。
核戦争防止国際医師会会議のアメリカの仲間が
1960年代にネバタでの核実験で被曝した子どもの乳歯からストロンチウムが検出されたことを挙げ
「自国の子どもが犠牲になってもよいのか」と当時のジョン・F・ケネディ大統領に働きかけた。
これが核実験停止条約の一つの要因になった。

「人には2種類ある。原発に反対する人と、原発の危険性を知らない人と」
とヴァルター氏は言う (swissinfo)
swissinfo.ch :
9月30日に放射性プルトニウム239が
福島原発から45キロメートル離れた飯館村など、県内6カ所で検出されたと公表されました。
プルトニウム239は半減期が2万3000年と気の遠くなるようなもの。取り込むとどうなるのでしょうか。
ヴァルター :
プルトニウムは一度体内に入ると、セシウムとは違いほぼ体外に排出されることはない。
アメリカが何とプルトニウムを使った人体実験を1948年に行っており、
クリントン大統領のときに公にされたので、これは間違いない。
プルトニウムは骨や肺、肝臓などにとどまる。放射線を出し続けるので、がんを引き起こしやすい。
swissinfo.ch :
では放射性セシウムですが、福島の多くの子どもの尿からセシウムが検出されました。
長くて70日で体外に排出されますが、その間の内部被曝も問題でしょうか?
ヴァルター :
その間の被曝量はわずかだ。
しかし、問題はその土地に住み続けると排出されてもまた吸収し内部被曝が続くということだ。
セシウムは10年間で6センチメートル地下に沈んでいくといわれている。
従ってたとえ徐々に地表面から無くなっても畑で野菜が吸い上げ、それを食べればまた被曝する。
すべての土地の表面を上下に掘り返す作業は膨大な労力と費用がかかるだろう。
さらに現在、安全だという被曝量はないというのが定説になっている。
がんになるリスクを縦軸、放射線量を横軸にするとそれは正比例の直線になり、
たとえ1、2ミリシーベルトでもがんのリスクはある。
胸部や骨折のレントゲン撮影でもがんになるリスクはゼロではないといわれている。
さらに慎重な医者は線量が少なければ少ないほどがんリスクは高く、
正比例の直線が少量の値域では上向きにカーブするといっている。
チェルノブイリでの研究の中に、学会では正式に承認されていないが、
セシウムによって、子どもたちの心臓病が数年から10年後に増えたという報告もある。
心臓のリズムなどが不規則になる病気などだ。
また、すべての放射性物質の被曝で4、5年後に子どもの糖尿病が増えたという研究もある。
swissinfo.ch :
日本の基準値、年間20ミリシーベルトの上限をどう見ますか?
ヴァルター :
短期なら分かるが長期的に年間20ミリシーベルトは高すぎる。
しかも子どもや妊婦を含んで20ミリシーベルトは非常に高い値だ。
たとえ原発に賛成する科学者にとっても高すぎる値だ。
スイスではたとえ事故が起きても放射線の限度を年間1ミリシーベルトに決められている。
1991年のチェルノブイリ原発から50キロメートル離れたポルスコエ(Polesskoye)にスイス政府の派遣で行った。
同行のジャーナリストと、子どもがかくれんぼをすると想定して建物の地下や低い茂みなどを測ったが、
放射線量は事故から5年後なのに非常に高かった。また場所によって数値にかなりの差があった。
福島でも5年後同じことになるだろう。
つまり、県内の多くの地点で今後とも線量はそう変わらないのではないだろうか。
年間20ミリシーベルト以下の地域から、避難するほうがよいと思う。
もちろん故郷を捨てるといった社会的な問題は残るが。
swissinfo.ch :
放射性ヨウ素について伺います。
8月18日付けの朝日新聞によれば3月24~30日に
いわき市、川俣長、飯館村の1150人の子どもを対象に甲状腺被曝を調査した結果、その45%が被曝していた。
14歳の男の子が
「僕の体には放射性物質が入っているからゼロじゃないんですよね。本当に僕は大丈夫なのか教えてほしかった」
と言っていました。
実際のところ、被曝したこの子どもたちはどうなるのでしょうか。
ヴァルター :
ということは、子どもたちが原発の爆発直後にヨウ素剤を服用しなかったということか?
信じられない・・・(顔を曇らせ、データを見るためコンピューターに向かう)。
スイスでは原発から半径20キロメートル以内の住人は、全員ヨウ素剤を持っている。
それが原発を持つ国の安全対策の基本であり、国民に対する責任だ。
たとえ持っていなかったとしてもすぐに子どもに配るべきだった。
甲状腺に被曝したということは、それがいくら低い値であろうと、
この器官の細胞のDNAがダメージを受けてしまったということだ。
従って、何人かは今後、甲状腺がんを引き起こす可能性があるということだ。
そのため、毎年定期的に超音波でがんの発生を調べていく必要がある。
そもそも子どもの甲状腺がんは普通は存在しないものだ。
以前ウクライナでは住民5000万人に対し3人の甲状腺がん患者がいただけだ。それがチェルノブイリ以降、2000~4000人の子どもがこのがんにかかった。
しかし、早期に発見し、甲状腺を摘出すれば大丈夫だ。
チェルノブイリで私もこの超音波の検査に何度も携わったが、
ベラルーシでもウクライナでも子どもたちはみんな手術を受けだ。しかも手術は95%成功している。
ウクライナでは、ある経験豊かな70歳の医師が750人もの甲状腺がんを手術した。
わずか3人だけが術後の複雑な炎症が重なり亡くなっただけだ。
また、たとえ甲状腺が摘出されても、その後ずっとホルモン剤を飲み続ければ、
それで元気に大人になり普通に一生を送れる。
swissinfo.ch :
以上、放射性セシウム、プルトニウム、ヨウ素などの影響を見てきましたが、がんは増えるのでしょうか。
ヴァルター :
がんにかかるケースは増えるだろう。
ただ、現在の工業国では死因の25%はがんであり、また40%の人ががんに一度はかかるが、
回復して最終的にはほかの原因で亡くなると言われている。
こうした中で、フクシマの事故は全体の25%のがんでの死亡率に、わずかなパーセントを加えるということだ。
タバコや化学薬品などの害ですでにがんになるリスクが高くなっているところに、
さらに放射線でのリスクが加算されるイメージだ。
ただし、フクシマの原発収束に働いている作業員のがんリスクは別物だ。
チェルノブイリでもそうだったが、彼らのリスクは極めて高い。
swissinfo.ch :
最後に、放射線による遺伝子の突然変異、それも低線量被曝の遺伝子突然変異について説明してください。
ヴァルター :
チェルノブイリの事故から10年後の1996年にロシアのドゥブロバ(Dubrova )医師が
英科学誌ネイチャー(1996Nature ;380:683-6)に報告した例によると、
チェルノブイリでセシウムなどに汚染された地域の人に遺伝子突然変異が多く見られた。
また、イスラエルのヴァインベルク(Weinberg )医師の調査
(Proc Biol Sci 2001;268 (1471) :1001-5)によれば、
チェルノブイリの事故収束に働いた男性の2人の子どものうち、
事故以前に生まれた子どもには遺伝子突然変異がまったくなかった。
しかし、事故後イスラエルに移住して生まれた子どもにはある数の遺伝子突然変異が見られた。
放射能被曝によって父親の優先遺伝子が損傷されると子どもに病気が現れる。
しかし、もし父親の劣性遺伝子が突然変異を起こした場合、
子どもに受け継がれても、劣性遺伝子なので表面的には何の異常も起きない。
これが、このイスラエルで生まれた子どもの場合だ。
しかし、もし遠い将来この子の子孫が偶然、同じ突然変異の劣性遺伝子を持った人と結婚し、
劣性遺伝子同士が組み合わさるとさまざまな病気などが発現する可能性が考えられる。
ただ、何が発現するかは全く分かっていない上、
こうしたことがチェルノブイリやフクシマで起こる可能性があるものの、
さまざまな要因が絡むため約10世代は先の話だ。
ところで、ドゥブロバ医師などの方法で長崎と広島の被爆者の遺伝子を調べたところ、
突然変異はほとんどなかった。
原爆は瞬間的なインパクトを与えたが、長期の低線量被曝を起こさなかったということなのだろう。
従って、私には、低線量被曝が遠い将来の世代に与える遺伝的な影響が大きな問題だ。
これは人類にとっての倫理的問題でもある。
宗教家で科学者の友人がイメージとして、こう語った。
かつて、宇宙からの放射線量が徐々に減少したとき地球上に人類が誕生した。
しばらくの年月人類は放射線を生産せずに生活した。
ところが今、核実験や原発事故などで、自らの手で地球上に放射線量を増やし
地球を住みにくい場所に変えようとしていると 。
マルティン・ヴァルター氏(Martin Walter)略歴
1945年、ゾロトゥルン州シュトュッスリンゲン(Stüsslingen)に生まれる。
1972年、バーゼル大学医学部卒業。
1973年から81年までバーゼルで内科医として働く。
1981年からグレンヒェン(Grenchen)で内科医として開業、現在も現役で働く。
1989年、以降90年、91年、93年、96年と合計5回チェルノブイリで医者として診察にあたった。
91年にはスイス政府が派遣した災害援助協力隊の一員として現地入りした。
1988年から90年にかけ、核戦争防止国際医師会会議スイス支部(PSR/IPPNW Schweiz)の支部長を務めた。
3人の子どもの父親。
初めの子どもが2歳のときの1975年、
バーゼルに建設予定だった原発「カイザーアウグスト(Keiseraugst)」に反対して
キャンプに泊まり込んだ経験から、原発や核兵器に反対する活動に入った。
スイス医師会会報(Schweizerische Arzte Zeitung/Bulletin des médecins suisse)に、
「国際放射線防護学会(IRPA)の不十分な基準に対する議論」(2005, 86, Nr26)、
「チェルノブイリとフクシマ : 原子力政策における医師としての責任」(2011, 92 :21)などの記事を執筆している。
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10.28
Fri
【西ドイツ放送】 死の地域に生きる 西ドイツ放送
(WDR、Westdeutscher Rundfunk):本部ケルン2011年10月18日放送
番組のインタビューの日本人のドイツ語の翻訳が
インタビューされた人々の話している内容とすこし違うところもあるように思うのですが・・・
ドイツ語の声に消されて聞きにくいけど・・・
でも、これはこれでいいように思います
日本人が話している言葉よりも
ドイツ語の言葉の方が実際に近いと思えるから
この番組の字幕の日本語が書かれていましたので
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転記します。続きを読む
(WDR、Westdeutscher Rundfunk):本部ケルン2011年10月18日放送
番組のインタビューの日本人のドイツ語の翻訳が
インタビューされた人々の話している内容とすこし違うところもあるように思うのですが・・・
ドイツ語の声に消されて聞きにくいけど・・・
でも、これはこれでいいように思います
日本人が話している言葉よりも
ドイツ語の言葉の方が実際に近いと思えるから
この番組の字幕の日本語が書かれていましたので
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10.21
Fri
2011年4月1日にドイツのニュース風刺番組で福島事故問題が取り上げられていたようです。
海外から見ると日本ってこんなふうに見えるんだなって、的確に指摘されている気がします。
面白いようにズバズバ言ってくれるので、なんていうのかな・・一度は見てもいいかもと思います。
番組内容の字幕を書き写しました。
ドイツ・ニュース風刺番組 2011年4月1日放送
さて、日本の原発事故は実に深刻で、海水の汚染濃度が急上昇しています。
それとも、本当はそれほど深刻ではないのでしょうか?
この保安員のスポークスマンは安全を強調した
「人間は海水を飲みません」

ふふっ!
その通り!人間は海水は飲みません。
プルトニウムも食べません。
問題解決!!
これで問題解決だなんて信じられません。
すごい情報政策です。
東電が出すデータのカオスの中から一体何を信じたらいいのやら
言う事がくるくる変わる。
まるで犯罪社会!
大阪の特派員ウルリヒ・フォン・ヘーゼンに聞いてみましょう。
Q:ウルリヒ、東電とはいったいどういう会社何ですか?
ウルリヒ:
もちろん犯罪会社だ。犯罪者が勤めている会社。犯罪会社だ。
奴らは長年にわたって原発内の故障を隠蔽してきた。
そして日本政府はそれを許してきた。
Q:しかし、日本政府は今ベストを尽くしていますよ
ウルリヒ:もちろん!
彼らの方法政策は見事としか言いようがない
たとえば今週の官房長官の話を聞いたか?
枝野:
確かに核溶融は起こりましたが、一過性の一次的なものです
ウルリヒ:
なっ!見事だろ?
まるで手術後に医者が「奥様申し訳ありません。ご主人は一過性の死を迎えられました」
「一時的に埋葬しなければなりません」
と言うようなものだ。
一過性の核溶融などあり得ない!
言葉の矛盾だ黒い白い馬。とか、
ヴエスターヴィレ外相の成功とかみたいに
Q:
確かに・・でも話を元に戻しましょう
福島では東電が汚染水の溜まり水を教えなかったために作業員3人が被ばくしてしまいました。
ウルリヒ:
もちろん、そんなこと教える訳がない!
教えてしまったら行ってくれないじゃないか!
東電の犯罪者の考えそうなことだ。
Q:でも、作業員が被ばくするのを黙ってるなんて
ウルリヒ:
被ばくなんてしてないさ
東電は被ばくに対してとっくに洒落た解決方法を見つけたんだ。
ナレーション:
作業員たちの被ばく量が増えることを東電は以前から見越していた。
そこで年間許容量が100ミリシーベルトから250ミリシーベルトに引き上げられた。
ウルリヒ:
というわけだ。
カダフィは宮殿を追い出されたが、東電の犯罪者はいまだに社員用駐車場も使える。
Q:はぁ・・・
にもかかわらず、日本人は落ち着いていますね。
わが国ではガソリン税が値上げしただけで暴動が起こるのに
なぜ、日本では誰も怒らないのです?
ジャーナリストさえ怒りません。
ウルリヒ:
日本の文化と関係しているんだ。
ガイドブックに書いてある。
「日本では、直接ものを尋ねる事は、非常に失礼とされる」
Q:はぁ・・・
それで、いつまで日本に滞在されるんです?
ウルリヒ:
明日からバリ島の高級リゾートで3週間の取材だ。
Q:えっ!なんで?
ウルリヒ:うわっ!直接尋ねたなっ!非常に失礼だ!!
Q:すまん。
海外から見ると日本ってこんなふうに見えるんだなって、的確に指摘されている気がします。
面白いようにズバズバ言ってくれるので、なんていうのかな・・一度は見てもいいかもと思います。
番組内容の字幕を書き写しました。
ドイツ・ニュース風刺番組 2011年4月1日放送
さて、日本の原発事故は実に深刻で、海水の汚染濃度が急上昇しています。
それとも、本当はそれほど深刻ではないのでしょうか?
この保安員のスポークスマンは安全を強調した
「人間は海水を飲みません」

ふふっ!
その通り!人間は海水は飲みません。
プルトニウムも食べません。
問題解決!!
これで問題解決だなんて信じられません。
すごい情報政策です。
東電が出すデータのカオスの中から一体何を信じたらいいのやら
言う事がくるくる変わる。
まるで犯罪社会!
大阪の特派員ウルリヒ・フォン・ヘーゼンに聞いてみましょう。
Q:ウルリヒ、東電とはいったいどういう会社何ですか?
ウルリヒ:
もちろん犯罪会社だ。犯罪者が勤めている会社。犯罪会社だ。
奴らは長年にわたって原発内の故障を隠蔽してきた。
そして日本政府はそれを許してきた。
Q:しかし、日本政府は今ベストを尽くしていますよ
ウルリヒ:もちろん!
彼らの方法政策は見事としか言いようがない
たとえば今週の官房長官の話を聞いたか?
枝野:
確かに核溶融は起こりましたが、一過性の一次的なものです
ウルリヒ:
なっ!見事だろ?
まるで手術後に医者が「奥様申し訳ありません。ご主人は一過性の死を迎えられました」
「一時的に埋葬しなければなりません」
と言うようなものだ。
一過性の核溶融などあり得ない!
言葉の矛盾だ黒い白い馬。とか、
ヴエスターヴィレ外相の成功とかみたいに
Q:
確かに・・でも話を元に戻しましょう
福島では東電が汚染水の溜まり水を教えなかったために作業員3人が被ばくしてしまいました。
ウルリヒ:
もちろん、そんなこと教える訳がない!
教えてしまったら行ってくれないじゃないか!
東電の犯罪者の考えそうなことだ。
Q:でも、作業員が被ばくするのを黙ってるなんて
ウルリヒ:
被ばくなんてしてないさ
東電は被ばくに対してとっくに洒落た解決方法を見つけたんだ。
ナレーション:
作業員たちの被ばく量が増えることを東電は以前から見越していた。
そこで年間許容量が100ミリシーベルトから250ミリシーベルトに引き上げられた。
ウルリヒ:
というわけだ。
カダフィは宮殿を追い出されたが、東電の犯罪者はいまだに社員用駐車場も使える。
Q:はぁ・・・
にもかかわらず、日本人は落ち着いていますね。
わが国ではガソリン税が値上げしただけで暴動が起こるのに
なぜ、日本では誰も怒らないのです?
ジャーナリストさえ怒りません。
ウルリヒ:
日本の文化と関係しているんだ。
ガイドブックに書いてある。
「日本では、直接ものを尋ねる事は、非常に失礼とされる」
Q:はぁ・・・
それで、いつまで日本に滞在されるんです?
ウルリヒ:
明日からバリ島の高級リゾートで3週間の取材だ。
Q:えっ!なんで?
ウルリヒ:うわっ!直接尋ねたなっ!非常に失礼だ!!
Q:すまん。
10.18
Tue
2011年9月11日(?)
福島原発事故は、人類最悪の原子力事故に発展しました。
おそらくチェルノブイリの数倍は深刻な事故です。
福島原発から発する放射能汚染は、半径200キロメートルの地域に及び
東京の都市部もその地域に十分含まれます。
私は自動車のエアフィルターを計測することによって、この事実を裏付けることが出来ました。
おもに福島から100㎞のは煮の車と東京南部の車のエアフィルターを合計12個分析した結果、
さまざまな放射線核種が大量に確認されたのです。
中でも濃度が高かったのはセシウム134と137です。
この事から結論されるのは、
福島原発から最低でも200キロメートルの範囲が深刻な放射能汚染を受けているという事です。
車のエアフィルターが放射性物質を吸引するのですから、
人間、特に子どもも同様の影響を受けていると考えられるでしょう。
最近になって日本政府が子どもたちのホールボディカウンターを実施したと聞きました。
子どもの体内セシウム量を映像で示す方法が用いられました。
厚生労働省はその結果、「子どもたちの健康に全く無害」という結論を導きました。
ところが、時期を同じくして私は、沢山の親から
子どもたちにセシウムによる被曝の影響と思われるあらゆる症状が出ている話を直接聞いたのです。
この事は私の同僚たちの証言とも一致します。
ユリイ・バンデルチェフスキー教授は、
チェルノブイリでセシウム137の汚染を強く受けたベラルーシで沢山の住民を診察しました。
バラルーシのその地域では、人々は心機能に障害を受けていました。
この放射線核種が特に心筋に濃縮し易いからです。
セシウム137は特に心筋の神経系統と細胞とを攻撃し、
その結果筋肉の細胞が再生不可能なまでに破壊されるのです。(脈拍障害、不整脈、心筋梗塞)
ベラルーシの多くの子どもが不整脈や心筋梗塞を患っています。
彼らの多くが若くして心臓病で命を落としています。
心筋というものが一般的に遅々としてしか再生しないからです。
心筋は寿命の長い細胞によって生涯に一度生成されるだけで、通常1年間で1%しか再生されないのです。
福島の子どもたちの心臓へのダメージは、
おそらく心細胞の再生スピードが追いつかないくらい大きいものになることが予想されます。
こうした現状を前にして、二つの異なる見解が対立します。
一つは日本政府の提示する見解で、
これは表層的に行われた計測結果をもとに、セシウム濃度は健康に害のない程度とされ、
問題は過小評価、または無視されます。
そして終わりのない議論が、双方の代弁者によって
まるでテニスボールのように延々と交わされることになるでしょう。
独立の科学者が事態の深刻さを主張すると、
政府と御用学者は何もかもたいしたことが無いと反撃するのです。
そして、絶対に対策を講じなければいけない真の問題は途中に置き去りにされてしまいます。
私自身7人の子どもと11人の孫を持つ身ですし、
推進派と反対派の科学者がバカげた議論のテニスボールをやり取りするほか
なにも対策の講じられない間、
身を引いて事態の収束を待っていることなんてできません。
推進派の科学者は国際原子力界が崩壊するのを防ぐために全てを行うでしょう。
その間にも被ばくは無制限に大きくなっていきますから、子どもたちは病気を発症していきます。
心臓疾患や様々な癌、そしてその病気が被害者を幼くして死に導いていくかもしれないのです。
チェルノブイリ事故以来、
私達は放射線被ばくがもたらす健康被害や疾病に対して、正確に研究できる状態にあります。
これは現在初めて経験する出来事ではないのです。
被ばくの影響がどのような病気を引き起こす可能性があるのか、今ではよく分かっています。
これから起こる事は私達には明白なのです。
チェルノブイリ以来、私達は今回と同じ種類の放射性核種が、
被爆者の身体機能や健康に、どのような影響を及ぼすか、徹底的に研究してきました。
しかし、チェルノブイリの人口密度は、現在の福島とその近郊とは比較にならない位低いです。
福島事故はだからこそチェルノブイリよりはるかに深刻なのです。
私は前回日本を訪問した時、被害を受けている方々からアドバイスを求められました。
そこで何かをしなければいけないと決意したのです。
嘆いてばかりいる代わりに、私達がどのような防護策をとることが出来るのかを考えてみましょう。
現況の中で実行可能なことはいくつかあります。
まず、汚染地気の多くは公式に発表されている数値が信用できなくなっていますから、
自分自身の手で放射能汚染を測定することが出来ます。
私達には日本政府が公表する線量数値が今でも正確だとは思えません。
私自身、行政が子どもたちの検査で認めようとした値よりも高い放射能汚染を
車のエアフィルターから検出しました。
車と人間の子どもの空気の吸引の仕方はよく似ていますから、
私は行政の発表した数値の正確性に対して疑いを持たざるを得ません。
これがまず1点目です。
私達の必要としているのは中立な測定値です。
2点目として、被曝をした子どもたちのために対策を行わなければなりません。
方法は二つあります。
一つ目は被ばくした子どもたちを放射能の少ない場所に避難させる事です。
しかし残念ながら目下これに対してさらなる問題が持ち上がっているのです。
私の聞いたところによると、日本政府は汚染がれきを大々的に日本中に移動させ焼却しようとしているそうです。
一体これにはどんな理由があるのでしょうか?
皆さまにお聞かせしなければならないのは、この政策の裏に潜む残虐な理論です。
子どもたちが心臓疾患や白血病、その他の病気で死にはじめることになったら、
親たちは法廷で事態の究明を求めることになるでしょう。
親達が日本政府から賠償金を勝ち取るには、
子どもの死亡率上昇が、高濃度の放射能汚染に起因していることを証明しなければなりません。
このことを証明するためには
放射能に汚染されていない地域での子どものグループも検査して、
それを確固とした証拠にしていく事しかありません。
ところが目下日本政府が実行しようとしている汚染拡散政策によって
そのような証明方法は完全に不可能にされてしまうのです。
まさに、日本全土が破壊されようとしているのです。
全国で癌の発生率が上昇し、比較用の検査グループ形成は不可能になってしまうでしょう。
子どもたちは本当は全員放射能のない土地に避難させなければなりません。
それが私達の目標の一つです。
私達が取れる二つ目の対策はとても重要です。
それは科学的に放射能が体に取り込まれる事をブロックする事です。
セシウムのほか、行政が全く測定を行っていないストロンチウムやプルトニウムといった放射性物質が
大量に体内に取り込まれる事を防ぐことが出来ます。
ここはストックホルムの公園です。
私はここストックホルムからみなさんにメッセージを送ることにしたのです。
当地でも、バルト海沿岸全域がそうであるように、相当に放射能汚染をしていますが、
それはまた別の話しです。
本題に戻りましょう。
私達が講じることのできる二つ目の方策は、
子どもたちが体内に放射性物質を取り込むことを科学的に阻止する事です。
甲状腺はヨード剤を服用する事で保護できる事が分かっています。
ただこれは天然ヨードでなければいけません。
ここでも日本政府が一向にこうした対策に関心のないことが明らかです。
天然ヨードは放射性ヨウ素が甲状腺に溜まるのを防止します。
他の放射性物質にも同じ方法が適用できます。
ウラン、プルトニウム、そしてストロンチウム90といった危険な放射性核種が
体内に取り込まれるのを栄養サプリメントの服用によって防ぐことが出来ます。
ちなみに、今申し上げた核種は、行政の行ったホールボディカウンターでは検出することはできません。
カルシウムとマグネシウムを投与することによって、放射性物質がDNAに付着することを防止できます。
子どもたちを守る基本として、毎日適量のサプリメントの服用を実践することが可能なのです。
これは成人や他の家族にも適用できますが、過剰摂取には要注意。
私達はカルシウムやマグネシウムのサプリメントを原価で親達に配布しようと思います。
現在また、セシウム137の影響を防止するサプリメントも準備中です。
こうした政策を実現させるために私達は
「福島の子どもたちのためのクリストファー・バズビー基金」という名の組織を創設しました。
すでに日本語のホームページもあり、日本にいる私の同僚ジェームズ・グラントが管理をしています。
さらに私達はヨーロッパやウクライナの高性能の放射能測定機を購入する予定です。
子どもたちの親がこれらの測定器を使って、今後の汚染進行具合を監視できるようにしたいのです。
また、食品の検査も可能です。
汚染地域のスーパーマーケットにもこうした測定器を提供したいと思います。
また、市民が食料の汚染を測定できるように現在日本に研究所も開設しようとしているところです。
これが私達のプランです。
こうしたプランを実現させるために皆さまから様々な形での支援が必要です
福島の子どもたちを守るためです。
私達は今、みな、日本政府が福島の子どもを守るための最低限の方策すらとるつもりが無いと考えています。
日本政府は福島の子どもたちよりも、国際原子力産業の方が大事なのです。
恥ずべき事です。
ご視聴いただきありがとうございました。
ーーーーーーーー
そして、日本政府は高線量の地域に子どもをどんどん戻そうとしています
小中学校再開のニュースと避難勧奨にならない福島市渡利地区、バズビー博士の「福島の子どものための基金」
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福島原発事故は、人類最悪の原子力事故に発展しました。
おそらくチェルノブイリの数倍は深刻な事故です。
福島原発から発する放射能汚染は、半径200キロメートルの地域に及び
東京の都市部もその地域に十分含まれます。
私は自動車のエアフィルターを計測することによって、この事実を裏付けることが出来ました。
おもに福島から100㎞のは煮の車と東京南部の車のエアフィルターを合計12個分析した結果、
さまざまな放射線核種が大量に確認されたのです。
中でも濃度が高かったのはセシウム134と137です。
この事から結論されるのは、
福島原発から最低でも200キロメートルの範囲が深刻な放射能汚染を受けているという事です。
車のエアフィルターが放射性物質を吸引するのですから、
人間、特に子どもも同様の影響を受けていると考えられるでしょう。
最近になって日本政府が子どもたちのホールボディカウンターを実施したと聞きました。
子どもの体内セシウム量を映像で示す方法が用いられました。
厚生労働省はその結果、「子どもたちの健康に全く無害」という結論を導きました。
ところが、時期を同じくして私は、沢山の親から
子どもたちにセシウムによる被曝の影響と思われるあらゆる症状が出ている話を直接聞いたのです。
この事は私の同僚たちの証言とも一致します。
ユリイ・バンデルチェフスキー教授は、
チェルノブイリでセシウム137の汚染を強く受けたベラルーシで沢山の住民を診察しました。
バラルーシのその地域では、人々は心機能に障害を受けていました。
この放射線核種が特に心筋に濃縮し易いからです。
セシウム137は特に心筋の神経系統と細胞とを攻撃し、
その結果筋肉の細胞が再生不可能なまでに破壊されるのです。(脈拍障害、不整脈、心筋梗塞)
ベラルーシの多くの子どもが不整脈や心筋梗塞を患っています。
彼らの多くが若くして心臓病で命を落としています。
心筋というものが一般的に遅々としてしか再生しないからです。
心筋は寿命の長い細胞によって生涯に一度生成されるだけで、通常1年間で1%しか再生されないのです。
福島の子どもたちの心臓へのダメージは、
おそらく心細胞の再生スピードが追いつかないくらい大きいものになることが予想されます。
こうした現状を前にして、二つの異なる見解が対立します。
一つは日本政府の提示する見解で、
これは表層的に行われた計測結果をもとに、セシウム濃度は健康に害のない程度とされ、
問題は過小評価、または無視されます。
そして終わりのない議論が、双方の代弁者によって
まるでテニスボールのように延々と交わされることになるでしょう。
独立の科学者が事態の深刻さを主張すると、
政府と御用学者は何もかもたいしたことが無いと反撃するのです。
そして、絶対に対策を講じなければいけない真の問題は途中に置き去りにされてしまいます。
私自身7人の子どもと11人の孫を持つ身ですし、
推進派と反対派の科学者がバカげた議論のテニスボールをやり取りするほか
なにも対策の講じられない間、
身を引いて事態の収束を待っていることなんてできません。
推進派の科学者は国際原子力界が崩壊するのを防ぐために全てを行うでしょう。
その間にも被ばくは無制限に大きくなっていきますから、子どもたちは病気を発症していきます。
心臓疾患や様々な癌、そしてその病気が被害者を幼くして死に導いていくかもしれないのです。
チェルノブイリ事故以来、
私達は放射線被ばくがもたらす健康被害や疾病に対して、正確に研究できる状態にあります。
これは現在初めて経験する出来事ではないのです。
被ばくの影響がどのような病気を引き起こす可能性があるのか、今ではよく分かっています。
これから起こる事は私達には明白なのです。
チェルノブイリ以来、私達は今回と同じ種類の放射性核種が、
被爆者の身体機能や健康に、どのような影響を及ぼすか、徹底的に研究してきました。
しかし、チェルノブイリの人口密度は、現在の福島とその近郊とは比較にならない位低いです。
福島事故はだからこそチェルノブイリよりはるかに深刻なのです。
私は前回日本を訪問した時、被害を受けている方々からアドバイスを求められました。
そこで何かをしなければいけないと決意したのです。
嘆いてばかりいる代わりに、私達がどのような防護策をとることが出来るのかを考えてみましょう。
現況の中で実行可能なことはいくつかあります。
まず、汚染地気の多くは公式に発表されている数値が信用できなくなっていますから、
自分自身の手で放射能汚染を測定することが出来ます。
私達には日本政府が公表する線量数値が今でも正確だとは思えません。
私自身、行政が子どもたちの検査で認めようとした値よりも高い放射能汚染を
車のエアフィルターから検出しました。
車と人間の子どもの空気の吸引の仕方はよく似ていますから、
私は行政の発表した数値の正確性に対して疑いを持たざるを得ません。
これがまず1点目です。
私達の必要としているのは中立な測定値です。
2点目として、被曝をした子どもたちのために対策を行わなければなりません。
方法は二つあります。
一つ目は被ばくした子どもたちを放射能の少ない場所に避難させる事です。
しかし残念ながら目下これに対してさらなる問題が持ち上がっているのです。
私の聞いたところによると、日本政府は汚染がれきを大々的に日本中に移動させ焼却しようとしているそうです。
一体これにはどんな理由があるのでしょうか?
皆さまにお聞かせしなければならないのは、この政策の裏に潜む残虐な理論です。
子どもたちが心臓疾患や白血病、その他の病気で死にはじめることになったら、
親たちは法廷で事態の究明を求めることになるでしょう。
親達が日本政府から賠償金を勝ち取るには、
子どもの死亡率上昇が、高濃度の放射能汚染に起因していることを証明しなければなりません。
このことを証明するためには
放射能に汚染されていない地域での子どものグループも検査して、
それを確固とした証拠にしていく事しかありません。
ところが目下日本政府が実行しようとしている汚染拡散政策によって
そのような証明方法は完全に不可能にされてしまうのです。
まさに、日本全土が破壊されようとしているのです。
全国で癌の発生率が上昇し、比較用の検査グループ形成は不可能になってしまうでしょう。
子どもたちは本当は全員放射能のない土地に避難させなければなりません。
それが私達の目標の一つです。
私達が取れる二つ目の対策はとても重要です。
それは科学的に放射能が体に取り込まれる事をブロックする事です。
セシウムのほか、行政が全く測定を行っていないストロンチウムやプルトニウムといった放射性物質が
大量に体内に取り込まれる事を防ぐことが出来ます。
ここはストックホルムの公園です。
私はここストックホルムからみなさんにメッセージを送ることにしたのです。
当地でも、バルト海沿岸全域がそうであるように、相当に放射能汚染をしていますが、
それはまた別の話しです。
本題に戻りましょう。
私達が講じることのできる二つ目の方策は、
子どもたちが体内に放射性物質を取り込むことを科学的に阻止する事です。
甲状腺はヨード剤を服用する事で保護できる事が分かっています。
ただこれは天然ヨードでなければいけません。
ここでも日本政府が一向にこうした対策に関心のないことが明らかです。
天然ヨードは放射性ヨウ素が甲状腺に溜まるのを防止します。
他の放射性物質にも同じ方法が適用できます。
ウラン、プルトニウム、そしてストロンチウム90といった危険な放射性核種が
体内に取り込まれるのを栄養サプリメントの服用によって防ぐことが出来ます。
ちなみに、今申し上げた核種は、行政の行ったホールボディカウンターでは検出することはできません。
カルシウムとマグネシウムを投与することによって、放射性物質がDNAに付着することを防止できます。
子どもたちを守る基本として、毎日適量のサプリメントの服用を実践することが可能なのです。
これは成人や他の家族にも適用できますが、過剰摂取には要注意。
私達はカルシウムやマグネシウムのサプリメントを原価で親達に配布しようと思います。
現在また、セシウム137の影響を防止するサプリメントも準備中です。
こうした政策を実現させるために私達は
「福島の子どもたちのためのクリストファー・バズビー基金」という名の組織を創設しました。
すでに日本語のホームページもあり、日本にいる私の同僚ジェームズ・グラントが管理をしています。
さらに私達はヨーロッパやウクライナの高性能の放射能測定機を購入する予定です。
子どもたちの親がこれらの測定器を使って、今後の汚染進行具合を監視できるようにしたいのです。
また、食品の検査も可能です。
汚染地域のスーパーマーケットにもこうした測定器を提供したいと思います。
また、市民が食料の汚染を測定できるように現在日本に研究所も開設しようとしているところです。
これが私達のプランです。
こうしたプランを実現させるために皆さまから様々な形での支援が必要です
福島の子どもたちを守るためです。
私達は今、みな、日本政府が福島の子どもを守るための最低限の方策すらとるつもりが無いと考えています。
日本政府は福島の子どもたちよりも、国際原子力産業の方が大事なのです。
恥ずべき事です。
ご視聴いただきありがとうございました。
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そして、日本政府は高線量の地域に子どもをどんどん戻そうとしています
小中学校再開のニュースと避難勧奨にならない福島市渡利地区、バズビー博士の「福島の子どものための基金」

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10.10
Mon
下記のブログに日本語訳全文がありましたので転記させていただきました。
一部本編の写真を追加します。
ドイツZDFテレビFRONTAL21 Arbeiter in Fukushima「福島原発労働者の実態」
我々は強制避難区域に向かう途上にある。福島第一原発まで後30キロ。
この辺りの村落はほとんど死滅している。避難地域だ。
この学校ではもう授業はない。生徒と教員は他の学校に振り分けられた。
どこも荒れ果てた田んぼ、放置された土地。
ついに“Jビレッジ”が見えた。かつてのサッカー日本代表のトレーニングセンターだ。
3.11の三重災害後は、原発事故収拾作業の拠点である。
20キロ避難区域に位置し、許可のない立ち入りは禁止。
原発で働く作業員はここに戻ってくる。
ジャーナリストは歓迎されないため、我々は脇道から侵入し、こっそりカメラを回す。
迂回路は20キロ圏内深く入り込む。

ここで3人の作業員が、彼らのの非人間的な労働条件について話してくれることになっている。
彼らは身元がわれて報復されることを恐れている。
「この地方にはもう仕事はありませんそれで東電の仕事をしています。
喋ったことがバレたらクビです。
そうしたら他に仕事もない、家族を食べさせていけません」
東電と下請け会社は 何よりも情報漏えいを恐れている。
作業員達にジャーナリストとの接触を禁止する契約書を発見した。

引用
「この契約により本業務を行うにあたり、福島第一原発構内外に関わらず、知りえた情報に関して(書面、あるいは口頭・目視など形態に係わりなく)厳に秘密を保持するものとする」。
さらに「作業員は各種報道機関からの取材は、業務情報の如何に関わらず一切受けないものとする」。
作業員達は原発内での仕事の条件について話してくれた。
上層部が秘密を守ろうとするはずだ。
敷地内では続々とホットスポットが見つかるのだ。
しかし作業員はたいてい後でテレビを見てそれを知る。
8月上旬に致死量を越す放射能10シーベルトが発見された時もそうだ。
「命の危険がある場所がどこかも教えてもらえない。
説明会で少し注意されるだけで、どこが危険が詳しい情報もなければ、封鎖区域もない」。
放射能は目に見えない、感触もない、また作業員に測定さえ出来ないことがある。
「私の測定器はマイクロシーベルトしか測定できません。
原子炉建て屋に入るとエラーが出ます。
測定器が測定しきれないくらいの高い数値なのです。」
高濃度汚染区域にはロボットが使用されているものの、
原発内の仕事は決死のものだと放射線専門家は警告する。

「作業員は外部被曝だけでも極めて高いものを受けます。
呼吸や飲食から受ける内部被曝も加えると大変な量です。
最近計測された10シーベルトは、計測器が振り切れたのでそれ以上かもしれません。
人間は7~8シーベルトの被曝で死んでしまいます」。
しかしもっと低い被曝量でも長い期間受け続ければ、
作業員やその子孫に、深刻な健康被害を与える可能性がある。
「男性の精巣が高い被曝を受けると、
生まれる子供の染色体が損なわれ肩から指が生えるというような手足の奇形や、
中枢神経の異常、知能障害などを引き起こすことがあります。」
作業員達は逃げ場もないまま 様々な恐怖に怯える。
放射能の恐怖、失業の恐怖、そして東電への恐怖。
二人は原発から遠く離れた我々のスタジオでなければ、話をしてくれなかった。
「十年後、二十年後、病気で仕事ができなくなるのが不安です。
そしたら家族をどう養えばいいのか…
子供が健康に生まれてくるかどうかも心配でたまらないです。」
“そんな心配は非科学的である”
そのように事故直後の情報セミナーで主張したのは、福島県の放射線防護健康アドバイザーである。
数々の肩書きを持つこの医者は大真面目に言う。

「ニコニコ笑っていれば放射能の被害は受けない、くよくよしていると受ける」と
「動物実験はありませんが、困難なときにもくよくよしなければ健康被害はないのです」
「毎時100マイクロシーベルト以下ならいずれにしろ健康には害はありません」
毎時100マイクロシーベルトは年間に換算すると876ミリシーベルト
ドイツの原発労働者の被曝許容量は生涯400ミリシーベルトだ。
日本の行政はそれでも被曝リスクの過小評価を続け、
原発作業員に相当の報酬を支払う必要はないとする。
毎日被曝を受ける労働者なのに、
我々の取材に応じた人達が下請け会社との契約を見せてくれた。
原発での仕事は日給は約一万円。
危険に対する特別手当を得るには、条件を飲まなければいけない。

「危険特別手当を受けますか?
それではサインして下さいと言われる。
一時間千円の手当てです。他に選択肢はないのでサインをします。
それは 後で病気になっても訴えを起こさないという。
同意書のサインなのです」
こうした苦情が事実かどうか確認しに我々は東電本部を尋ねた。

東京電力広報担当者は無関係を主張する。
「作業員は現場でリスクの説明を受けていると聞いています」と言う。
それに契約書は東電の出したものではないと。
「下請け会社が作業員と結んでいる契約の内容は知りません」

我々が知りたいのは、東電が自分の事故を起こした原発で働く人間に
責任を感じないのかということだ。
「すみません、契約内容を存じませんので、コメントもできません」
事故を起こした原発の汚い仕事をダンピング価格で請け負わされる作業員。
責任逃れの一点の雇用者
笑えば放射能から身を守れるとアドバイスする医者
これが日本式の人権蹂躙である。
ーーーーーーーーーーーーーーー
契約内容を知らないと悪びれずにケロッと話す、無責任すぎる東電。
山下氏もドイツで有名になった。
続きを読む
09.22
Thu
9月19日のデモの様子がドイツZDFで報道されました
ドイツZDFテレビニュース「脱原発を求める日本人」
~東京9月19日6万人デモ
日本語字幕つきです
9・19「さようなら原発集会」
全員の集会の発言内容完全書き出しました
落合恵子さん 大江健三郎さん 内橋克人さん 鎌田慧さん
澤地久枝さん 山本太郎さん 武藤類子さん(ハイロアクション福島原発40年実行委員会)
ドイツからのゲスト フーベルト・ヴァイガーさん(FoEドイツ代表/逐次通訳)
の方がたのスピーチを書き出しました(動画あり)
こちらもぜひ合わせてご覧ください
09.02
Fri
※日本語字幕の動画は削除されていました
続きを読むに字幕を書き出しています(10月12日追記)
これで全てでしょうか?
チェルノブイリ・ハートに書いた
事故から20年。原発事故後初めて故郷に帰った青年は、廃墟となったアパートへ向かい、色あせた1986年のカレンダーを見つめて「近親者の10人が癌で死んだ。放射能とは無関係といわれる事をオレが信じると思う?オレもそうやって死ぬんだ。とんだ犬死だろ」
と、つぶやいた彼が出てこない。
なのでこれは映画の一部だと思います。
<追記>教えていただきました。
「60分の上映時間のうち前半は「チェルノブイリ・ハート」、
後半は「ホワイト・ホース」という2本の短編で構成されているレポートのような感じでした。」と。
ありがとうございます。感謝野気持ちでいっぱいです。
「ホワイト・ホース」に、彼が出ています。
字幕は英語ですが、「ひとりぼっちだ」とつぶやいた彼の表情が忘れられません
続きを読むに
字幕転記続きを読む
続きを読むに字幕を書き出しています(10月12日追記)
Chernobyl Heart from koba on Vimeo.
これで全てでしょうか?
チェルノブイリ・ハートに書いた
事故から20年。原発事故後初めて故郷に帰った青年は、廃墟となったアパートへ向かい、色あせた1986年のカレンダーを見つめて「近親者の10人が癌で死んだ。放射能とは無関係といわれる事をオレが信じると思う?オレもそうやって死ぬんだ。とんだ犬死だろ」
と、つぶやいた彼が出てこない。
なのでこれは映画の一部だと思います。
<追記>教えていただきました。
「60分の上映時間のうち前半は「チェルノブイリ・ハート」、
後半は「ホワイト・ホース」という2本の短編で構成されているレポートのような感じでした。」と。
ありがとうございます。感謝野気持ちでいっぱいです。
「ホワイト・ホース」に、彼が出ています。
字幕は英語ですが、「ひとりぼっちだ」とつぶやいた彼の表情が忘れられません
White horse (M. De Leo, Christophe Bisson, USA, 2007) from Christophe Bisson on Vimeo.
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08.29
Mon
ドイツのTV局ZDF「フロンタール21」シリーズが 8/26 放送した番組
Die Folgen von Fukushima。
福島第一原発から80キロ離れた本宮の農家大沢さんは、
自分の栽培する野菜の検査を市民放射能測定所に依頼した。
県の食品衛生検査所では受け付けてもらえなかったからだ。結果大量のセシウムが発見される。
「これはもはや食べ物ではなく放射性廃棄物です」
なぜ行政はこうした検査を受け付けないのか、ドイツの記者が原発担当大臣を問い詰める。
上のyoutube
押してみてください。
「Fukusima Central Terevisionによる著作権侵害の申し出により削除されました」って・・・
ドイツZDF局のこの、「フロンタール21」という番組は
フクシマセントラルテレビの制作番組ですか??
すごいなー。ドイツに支社があったんだ・・・才才-!!w(゚o゚*)w
注・Fukushima Central Television Co.福島中央テレビ
株式会社福島中央テレビ(ふくしまちゅうおうテレビ、Fukushima Central Television Co., Ltd)は、
福島県を放送対象地域とする放送局である。
つまり、Fukusima Central Terevision=福島中央テレビ株式会社http://www.fct.co.jp/
と、いうわけで、あたらしくUPされたものをど~ぞ。
この美しい風景が悪夢の舞台です
日本屈指の豊かな農地福島県
都会の人の観光地としても人気だ
原発事故でその広域が汚染されてしまったのだ
大沢さん(61)は本宮の農家、原発からは80キロ離れている
畑で採れたジャガイモ・ナス・ネギを、隣町の市民放射能測定所に持ち込んだ
原発事故以来、自分で栽培した野菜は食べていない
放射能汚染を恐れたからだ。
「政府の発表は、もはや信用できない。最初から自体を小さく見せようとばかりしている。
『直ちに健康に害がない』の繰り返し。正確な数値も出さないしまともな測定もしない。
汚染問題の中にみんなを放置した。」
事故後大沢さんはすぐ作物の検査を行政に依頼したが
「畑は20・30K圏から遠く離れている。検査の必要はない」
と、断られた。
市民放射能測定所の意見は正反対である
汚染の無い作物はない
特にセシウム137がひどいからだ
「こんな汚染数値の場所は本当は絶対避難するべきです」
大沢さんのジャガイモも例外ではなかった
原発から60キロ離れた伊達市のシイタケからは、
1K当たり7000ベクレルの汚染が測定された
基準値は500ベクレルだ
「もはや食べ物ではなくて放射性廃棄物です」
汚染調査は本来県の食品衛生検査所の管轄だが、殆どパンク状態である。
コンセプトもない、人手も計測器の数も追いつかない
「一般の方の検査はお断りせざるうを得ません。
我々が選んだサンプルを検査し判断を出しておりますが、それだけで手一杯の状況です。
市民の検査も引き受けたら、役所の仕事に手が回りません」
我慢強い日本人もだんだん食品の汚染問題に気付き始めている
野菜、緑茶に続いて牛肉
原発を所有する東電の反応は?
今までと同様、ノーコメント、管轄外の1点張りだ
「私達の仕事は原発の中です。測定は国と地方行政の管轄で、私達はお手伝いするだけ。
ですからコメントできません」(東電社員)
記者会見場で、
大沢さんの農作物検査結果について我々が質問すると
原発担当大臣はうろたえるばかりだった
危機管理担当の役人たちは長々と書類をチェックした揚句
大臣はついに不備を認めた
「万全の監視体制のつもりでした。牛肉問題で検査の強化の必要が認められました。
今後汚染職員が出回ることを防止しなければなりません」
一方グリーンピースは独自の調査結果を発表。魚も汚染されていた。
「魚は相変わらず高濃度のセシウムに汚染されています。
原発から55キロ離れたところまで調査した魚の半分が、基準の500ベクレル/kgを大きく上回っていました。
汚染が広範囲であることを物語っています」
日本人の主食、米も同じ運命のようだ
大沢さんの田んぼの土は二度検査所に提出された
最初の検査は合格下が二度目の結果は公表されない
「今年も作付けを出来るか知りたかったので、自費で独立の研究所に検査をしてもらった
5万3千ベクレル/kgのセシウム137が検出された。基準値の7倍だ。米作りは諦めた。」(大沢)
福島市の殆どの住民は、こうした汚染数値を知らされていない。
おりしも夏祭り、売られている物は何でも食べる
「空中線量が下がって以来、人々は日常生活に戻った。
子どもの被曝許容量が20ミリシーベルト/時に引き上げられたことへの怒りも
忘れ去られたようだ」
英国クリストファー・バズビーのような専門家は、まさにその事に警鐘を鳴らす
「日本政府の無責任ぶりは犯罪的だと思う。
子どもに平気で高い被ばくをさせている。
都合が良いと言うだけで短期間でこれほど基準を変えてしまうとは
この判断は間違いなく多くの子どもを死に至らせるだろう。
文明国のやる事とは思えない」
だがここはまさに原子力ムラの国なのだ
権力を握る電力会社、政治家、官僚が、原発のあらゆるスキャンダルを隠蔽し
大したことがないように見せてきた
何兆円ものビジネスを守るために今回も同じ手段を使おうとしている
大沢さんはまさに文字通り、それを身をもって体験した
「自分の体がどれだけ被曝しているか検査したかった。
だが、福島大学には拒否された。市民の検査はしないと。
友人は隣の県の病院に問い合わせた。
ところが、福島県知事から福島県民の診察を受け入れないよう指示されているそうだ」
そのような指示の出された事実はないと当局はいう
しかし大沢さんは農家を捨てなければならない
自宅で毎時90μシーベルトを測定したのだ
9日間でドイツ原発作業員の年間許容量に達する数値だ
原発から80キロも離れた場所なのに
「これは人間の想像力を超える惨事です。
制御不能の状況である事は当初から明らかだった。
どうしたらいいのか誰にも分からないし、簡単な答えも出ない
これは人類史上最悪の惨事だと思う」(バズビー)
福島のいたるところに人々はヒマワリを植えた。
土の中の放射能を吸収すると言われている
もしも上のyoutubeが消された場合
FCTが著作権を保有している「爆発映像」を削除したものです。
FCTの著作権を侵害していないので、FCTによる削除依頼は無効です。
そういう事だったんだ。
爆発の映像が問題だったんだ。へぇ~。
Die Folgen von Fukushima。
福島第一原発から80キロ離れた本宮の農家大沢さんは、
自分の栽培する野菜の検査を市民放射能測定所に依頼した。
県の食品衛生検査所では受け付けてもらえなかったからだ。結果大量のセシウムが発見される。
「これはもはや食べ物ではなく放射性廃棄物です」
なぜ行政はこうした検査を受け付けないのか、ドイツの記者が原発担当大臣を問い詰める。
上のyoutube

「Fukusima Central Terevisionによる著作権侵害の申し出により削除されました」って・・・
ドイツZDF局のこの、「フロンタール21」という番組は
フクシマセントラルテレビの制作番組ですか??
すごいなー。ドイツに支社があったんだ・・・才才-!!w(゚o゚*)w
注・Fukushima Central Television Co.福島中央テレビ
株式会社福島中央テレビ(ふくしまちゅうおうテレビ、Fukushima Central Television Co., Ltd)は、
福島県を放送対象地域とする放送局である。
つまり、Fukusima Central Terevision=福島中央テレビ株式会社http://www.fct.co.jp/
と、いうわけで、あたらしくUPされたものをど~ぞ。
この美しい風景が悪夢の舞台です
日本屈指の豊かな農地福島県
都会の人の観光地としても人気だ
原発事故でその広域が汚染されてしまったのだ
大沢さん(61)は本宮の農家、原発からは80キロ離れている
畑で採れたジャガイモ・ナス・ネギを、隣町の市民放射能測定所に持ち込んだ
原発事故以来、自分で栽培した野菜は食べていない
放射能汚染を恐れたからだ。
「政府の発表は、もはや信用できない。最初から自体を小さく見せようとばかりしている。
『直ちに健康に害がない』の繰り返し。正確な数値も出さないしまともな測定もしない。
汚染問題の中にみんなを放置した。」
事故後大沢さんはすぐ作物の検査を行政に依頼したが
「畑は20・30K圏から遠く離れている。検査の必要はない」
と、断られた。
市民放射能測定所の意見は正反対である
汚染の無い作物はない
特にセシウム137がひどいからだ
「こんな汚染数値の場所は本当は絶対避難するべきです」
大沢さんのジャガイモも例外ではなかった
原発から60キロ離れた伊達市のシイタケからは、
1K当たり7000ベクレルの汚染が測定された
基準値は500ベクレルだ
「もはや食べ物ではなくて放射性廃棄物です」
汚染調査は本来県の食品衛生検査所の管轄だが、殆どパンク状態である。
コンセプトもない、人手も計測器の数も追いつかない
「一般の方の検査はお断りせざるうを得ません。
我々が選んだサンプルを検査し判断を出しておりますが、それだけで手一杯の状況です。
市民の検査も引き受けたら、役所の仕事に手が回りません」
我慢強い日本人もだんだん食品の汚染問題に気付き始めている
野菜、緑茶に続いて牛肉
原発を所有する東電の反応は?
今までと同様、ノーコメント、管轄外の1点張りだ
「私達の仕事は原発の中です。測定は国と地方行政の管轄で、私達はお手伝いするだけ。
ですからコメントできません」(東電社員)
記者会見場で、
大沢さんの農作物検査結果について我々が質問すると
原発担当大臣はうろたえるばかりだった
危機管理担当の役人たちは長々と書類をチェックした揚句
大臣はついに不備を認めた
「万全の監視体制のつもりでした。牛肉問題で検査の強化の必要が認められました。
今後汚染職員が出回ることを防止しなければなりません」
一方グリーンピースは独自の調査結果を発表。魚も汚染されていた。
「魚は相変わらず高濃度のセシウムに汚染されています。
原発から55キロ離れたところまで調査した魚の半分が、基準の500ベクレル/kgを大きく上回っていました。
汚染が広範囲であることを物語っています」
日本人の主食、米も同じ運命のようだ
大沢さんの田んぼの土は二度検査所に提出された
最初の検査は合格下が二度目の結果は公表されない
「今年も作付けを出来るか知りたかったので、自費で独立の研究所に検査をしてもらった
5万3千ベクレル/kgのセシウム137が検出された。基準値の7倍だ。米作りは諦めた。」(大沢)
福島市の殆どの住民は、こうした汚染数値を知らされていない。
おりしも夏祭り、売られている物は何でも食べる
「空中線量が下がって以来、人々は日常生活に戻った。
子どもの被曝許容量が20ミリシーベルト/時に引き上げられたことへの怒りも
忘れ去られたようだ」
英国クリストファー・バズビーのような専門家は、まさにその事に警鐘を鳴らす
「日本政府の無責任ぶりは犯罪的だと思う。
子どもに平気で高い被ばくをさせている。
都合が良いと言うだけで短期間でこれほど基準を変えてしまうとは
この判断は間違いなく多くの子どもを死に至らせるだろう。
文明国のやる事とは思えない」
だがここはまさに原子力ムラの国なのだ
権力を握る電力会社、政治家、官僚が、原発のあらゆるスキャンダルを隠蔽し
大したことがないように見せてきた
何兆円ものビジネスを守るために今回も同じ手段を使おうとしている
大沢さんはまさに文字通り、それを身をもって体験した
「自分の体がどれだけ被曝しているか検査したかった。
だが、福島大学には拒否された。市民の検査はしないと。
友人は隣の県の病院に問い合わせた。
ところが、福島県知事から福島県民の診察を受け入れないよう指示されているそうだ」
そのような指示の出された事実はないと当局はいう
しかし大沢さんは農家を捨てなければならない
自宅で毎時90μシーベルトを測定したのだ
9日間でドイツ原発作業員の年間許容量に達する数値だ
原発から80キロも離れた場所なのに
「これは人間の想像力を超える惨事です。
制御不能の状況である事は当初から明らかだった。
どうしたらいいのか誰にも分からないし、簡単な答えも出ない
これは人類史上最悪の惨事だと思う」(バズビー)
福島のいたるところに人々はヒマワリを植えた。
土の中の放射能を吸収すると言われている
もしも上のyoutubeが消された場合
FCTが著作権を保有している「爆発映像」を削除したものです。
FCTの著作権を侵害していないので、FCTによる削除依頼は無効です。
そういう事だったんだ。
爆発の映像が問題だったんだ。へぇ~。
08.29
Mon
福島原発事故,日本と世界への放射能汚染拡散を新データが証明!
8/21 ガンダーセン New Data Confirms Contamination Spread in Japan and Worldwide
(日本語訳: Junebloke)
*動画日本語訳全文: http://junebloke.blog.fc2.com/blog-entry-35.html
フェアウインズ・アンシエーツ、アーニー・ガンダーセンです。
前回のビデオの中で、いくつか新たな情報がありましたので、それをみなさんにご報告したく思います。
まず最初は「ロシア・トゥデイ」でコメントが放送され、いくつかのブログでも話題になったた話で、
福島第一原発の敷地に亀裂ができそこから水蒸気が出ているとい可能性についてです。
その原因として、原子炉の核燃料がメルトスルーして
格納容器から出て、地下水に接触したからではないかといわれています。
私は「ロシア・トゥデイ」からこの件のコメントを求められましたが断りました。
それを肯定するにせよ否定するにせよ、信頼できる技術的なデータが不十分であり、
その様な状況になっている可能性はありますが、結論をだせるだけの技術的なデータがまだないと思いました。
ただ興味深いのは、地面からの水蒸気が噴き出すという衝撃的な話しの陰に
もっとさらに重要な問題が隠れてしまった事です。
その問題の方は裏付けを取ろうと思えばできるでしょう。
まず一つ目は、先週カリフォルニアから届いた別の報告です。
研究者グループが大気中で放射性硫黄35を検出しました。
3月に検出され福島の事故発生後から2週間後です。
報道は硫黄35が、カリフォルニアで検出されたことに重点を置きましたが、
この報告書には、報道がニュースにしなかったはるかに重要なことが含まれています。
それは【硫黄35がどの様に生まれたか?】なのです。
福島原発に話を戻しましょう
海水に中性子がぶつかると硫黄が出来ます
海水中のナトリウム原子核に中性子がぶつかると、別の原子”硫黄”に変わります
これが硫黄が作られるメカニズムです。
しかし、報告書によれば、カリフォルニアで検出された量の硫黄をつくるには、
1平方メートル当り/4,000億個の中性子が必要です。
これは膨大な数の中性子です
誰もその中性子はどこから来たのか聞きませんでした。
このカリフォルニアの報告書は、私が4月3日にビデオ報告した内容を立証するものだと思います。
そこには福島の原子炉が完全には停止していないと思わせる証拠が十分にありました。
思い出してください。
津波が襲ったとき、原子炉は1時間で停止しました。
制御棒が原子炉に挿入され、あらゆる臨界反応を停止させたのです
しかしながら、その後再臨界が起きたよ?うです。
カルフォルニアの新データが、私の4月のビデオ報告を立証していると思います。
原子炉停止の後で、再臨界が継続していたのです。
次に、重要な出来事が2週間ほど前にありました。
米国原子力規制委員会の会議が開かれ、NRCスタッフが理事たちに福島の状況を説明しました。
その議事録へのリンクをこのビデオのページに出しました。
NRCスタッフが語る最初の60ページでは、
福島第一原発核燃料プールにあまり問題がないとされています。
その会議には電話での参加者があり、とても重要な質問をされていました。
これからそれを読みあげます。
質問者はシャディス氏、ニューイングランド・コアリション(原発の安全性を研究する米国NPO)の方です。
こう発言しました。
「保管プールの核燃料が損傷していないという発言を聞き驚いています。報道によれば、
1cmを超える核燃料破片が保管プールから1マイル(約1.6km)以上離れたところで見つかっています。
これが最初の質問です。この食い違いを説明してもらえますか?」
シャディス氏が示しているのは、核燃料保管プールが無傷なら、
プルトニウムが1、2マイル(約1.6~3.2km)離れたところから見つかったのはどの様にして起ったのか?なのです。
原子力規制委員会のこの回答は、控えめに言っても気がかりなものでした。
グローブ氏の発言として、議事録の61ページにこうあります。
「発見データが報じられている破片のほとんどは、複数の原子炉から来たものです。」
「敷地内の様々な形状で散乱している放射性物質がどこから来たかは、
複数の燃料保管プールよりも複数の原子炉から発生していると思われます。」
私の考えでは、保管プール核燃料がプルトニウムを放出したとする仮設よりも、これはより問題が大きいのです。
私の4月26日のビデオ報告を思い出して下さい。
3号機の保管プール核燃料が「即発臨界」を起こしたのではないか、とお話ししました。
それを裏付けるデータも沢山あります。
原発建屋側面に炎が発生、爆発による噴煙が高く立ち上がったこと。
この爆発により、原発から1.2マイル離れた敷地内にプルトニウムが飛散したと私は確定しました。
原子力規制委員会が考えているのはそれより深刻な状況です。
原子炉が壊れ、格納容器も壊れ、底からプルトニウムが敷地外の放出されたというのです。
私にはこの解釈が理解できませんし、率直に言って正しいとは思えません。
やはり私は核燃料保管プールが、プルトニウム飛散の原因だと信じております。
しかしながら、もし私が間違っていて、核燃料保管プールからでないならば、
原子力規制委員会の解釈では、実際ははるかに恐ろしい事態だったのです。
もし、原子炉が壊れ、格納容器も壊れてプルトニウムが放出されたのなら、
私達はアメリカの原子炉の設計を真剣に見直す必要があります。
次に手短にお話ししたいのは
1号機にかぶせる鉄骨製テントがほぼ完成した事です。
このテントにより多くの問題が解決する訳ではありませんが、
二つの問題を解決します
テントの目的は原子炉建屋の線量を下げる事です
テント内の某社性物質は何処かに逃がさないといけません
でなければもう度が高まって致命的なレベルになります
ですから、放射性物質は排気塔で排気しなければなりません
これは作業員にとっては良い事で
放射性物質をもっと高い位置で空中に放出できるからです
周辺地域にとっても良い事です
しかし、福島原発の放射性物質放出の問題解決にはなりません
1号機に鉄骨製テントが覆っても問題は解決しません。セシウム降下を敷地から遠ざけるだけです。
作業員にとってセシウム量は重要ですが、
地球規模で私達が浴びるセシウム量が減るのではありません。
この事が最後の指摘事項につながります。
東北日本のセシウム降下は大量です。
日本政府は、放射能汚染瓦礫を焼却許可しようとしています。
キロ当たりの放射線濃度が8,000ベクレル以下ならです。
これは1kg当たり原子核崩壊数が毎秒8000個です。
日本政府はその焼却許可をしようとしています。
アメリカであれば、放射性廃棄物として何千年も地中に埋めなければなりません。
ところが、日本政府は8000ベクレル以下なら焼却許可を与えると言うのです
それだけでなく、もっと当惑させることがあります。
放射能汚染がれきを他の瓦礫と混ぜる許可をしようとしています
たとえば1つのサンプルが24000ベクレルで他の2つが診汚染ならば、
全部足して3で割ると平均8000ベクレルになり、焼却許可されます
これを行なえば、深刻な問題が生じます。
まずひとつは、
福島原発が放出し既に地面に落ちた放射性物質を再び空気中に拡散させることになります。
故意に!
福島の周辺市町村の除染が済んだ学校周辺や校庭に、瓦礫の焼却で再びセシウムが降ってきます。
別の地域の放射能の雲が日本に災いをもたらし、瓦礫を燃やす地域は
汚染が無い状態、または少ない状態でも再汚染され線量が高くなるでしょう。
その放射能の雲は、日本だけに留まっているわけではなく、
もちろん太平洋を越えて太平洋北西部にも届きます。
汚染瓦礫の焼却許可は、まるで福島原発事故の再現です。
地面に?落ちた汚染物質をもう一度空気中に舞い上げることです。
また、地面に落ちた放射性物質が川に入り、海に流れているという、
福島から比較的離れた地域のデータもあります。
福島原発そのものに注目が集まっている間に
実際に今は、遠く離れた川が汚染され、海が汚染されているのです。
日本は問題を抱えています。厳しい問題です。
その厳しい問題を解決するためには、まず、厳しい問題がいることを認識しなければいけません
日本政府が大きな問題を無視し続けるなら
実際は問題を長引かせ、結果、
最初からきちんと対処するより費用が多くかかるでしょう
まず、日本人は問題を認める必要があります
それは深刻であると。
問題解決には多額の費用がかかる事も認めなければいけません
しかし、問題は解決可能です
もし、解決すべき深刻な問題があいるというとの認識から始めれば!
ありがとうございました。
<参考>
福島第一原子力発電所で今「地割れから蒸気が噴出している件」について
小出裕章氏講演会@台東2011/8/27(内容殆ど書き出しました)より抜粋
溶融体が地面にめり込んでいっている可能性が強いと私は思っています
そうすると、地下水と、すでにもう、接触しているはずで
その地下水を水蒸気に変えて、その水蒸気があちこちから噴き出してくるという事は十分ありうるだろうし、
海外のメディアから、福島原発の敷地の中でひび割れが起きて水蒸気が噴き出してきている。
そういう情報を私も知りました。
ただ、真理が確かめられないのでこの事に関して私はコメントを避けてきているのですけれども
可能性としては十分ありうると思います
焼却灰処理 環境省が新方針
NHK8月28日 4時2分
原発事故で放射性物質が付着したがれきや一般ごみを燃やした灰について、
環境省は、含まれる放射性セシウムが1キログラム当たり8000ベクレルを超えるものも、
地下水への流出を防ぐ対策をしたうえで、埋め立てができるとする方針をまとめました。
これは、27日開かれた環境省の専門家による会合で示されたものです。
放射性物質が付着したがれきの処理について、環境省はこれまで、
燃やした灰に含まれる放射性セシウムが1キログラム当たり8000ベクレル以下であれば
埋め立てを認める方針を示していましたが、
より濃度が高い灰については一時保管するよう求め、処理方法の検討を続けてきました。
新たな方針では、放射性セシウムが8000ベクレルを超え10万ベクレル以下の場合は
放射性セシウムが地下水に流れ出ないよう、
灰をセメントで固めたりコンクリートの容器に入れたりしたうえで埋め立てられるとしています。
また、10万ベクレルを超える灰は
さらなる対策として屋根やコンクリートの囲いがある処分場に埋め立てるとしています。
一方、これまでに関東や東北地方で一般ごみを燃やした灰からも、
1キログラム当たり8000ベクレルを超える放射性セシウムが検出されるケースが相次いでいましたが、
環境省は一般ごみの焼却灰についてもがれきの処理方針に沿って埋め立てを認めることを決めました。
これによって、各自治体は一時保管していた焼却灰の埋め立てを進めることになりますが、
処分場周辺の住民の理解を得ることが課題となることも予想されます。
<注>ガンダーセン氏の後半の話しの内容
「キロ当たりの放射線濃度が8,000ベクレル以下ならです。これは1kg当たり原子核崩壊数が毎秒8000個です。
日本政府はその焼却許可をしようとしています。
アメリカであれば、放射性廃棄物として何千年も地中に埋めなければなりません。
ところが、日本政府は8000ベクレル以下なら焼却許可を与えると言うのです。
それだけでなく、もっと当惑させることがあります。
放射能汚染がれきを他の瓦礫と混ぜる許可をしようとしています
たとえば1つのサンプルが24000ベクレルで他の2つが診汚染ならば、全部足して3で割ると平均8000ベクレルになり、焼却許可されます」
このガンダーセン氏のコメントの裏付けとなる日本国内のニュースを探してみましたが
見付けられませんでした。
ただ、8000ベクレルを超え10万ベクレル以下の場合も埋め立てられるとの事・・・・
これは、かなり心配です。
8/21 ガンダーセン New Data Confirms Contamination Spread in Japan and Worldwide
(日本語訳: Junebloke)
*動画日本語訳全文: http://junebloke.blog.fc2.com/blog-entry-35.html
フェアウインズ・アンシエーツ、アーニー・ガンダーセンです。
前回のビデオの中で、いくつか新たな情報がありましたので、それをみなさんにご報告したく思います。
まず最初は「ロシア・トゥデイ」でコメントが放送され、いくつかのブログでも話題になったた話で、
福島第一原発の敷地に亀裂ができそこから水蒸気が出ているとい可能性についてです。
その原因として、原子炉の核燃料がメルトスルーして
格納容器から出て、地下水に接触したからではないかといわれています。
私は「ロシア・トゥデイ」からこの件のコメントを求められましたが断りました。
それを肯定するにせよ否定するにせよ、信頼できる技術的なデータが不十分であり、
その様な状況になっている可能性はありますが、結論をだせるだけの技術的なデータがまだないと思いました。
ただ興味深いのは、地面からの水蒸気が噴き出すという衝撃的な話しの陰に
もっとさらに重要な問題が隠れてしまった事です。
その問題の方は裏付けを取ろうと思えばできるでしょう。
まず一つ目は、先週カリフォルニアから届いた別の報告です。
研究者グループが大気中で放射性硫黄35を検出しました。
3月に検出され福島の事故発生後から2週間後です。
報道は硫黄35が、カリフォルニアで検出されたことに重点を置きましたが、
この報告書には、報道がニュースにしなかったはるかに重要なことが含まれています。
それは【硫黄35がどの様に生まれたか?】なのです。
福島原発に話を戻しましょう
海水に中性子がぶつかると硫黄が出来ます
海水中のナトリウム原子核に中性子がぶつかると、別の原子”硫黄”に変わります
これが硫黄が作られるメカニズムです。
しかし、報告書によれば、カリフォルニアで検出された量の硫黄をつくるには、
1平方メートル当り/4,000億個の中性子が必要です。
これは膨大な数の中性子です
誰もその中性子はどこから来たのか聞きませんでした。
このカリフォルニアの報告書は、私が4月3日にビデオ報告した内容を立証するものだと思います。
そこには福島の原子炉が完全には停止していないと思わせる証拠が十分にありました。
思い出してください。
津波が襲ったとき、原子炉は1時間で停止しました。
制御棒が原子炉に挿入され、あらゆる臨界反応を停止させたのです
しかしながら、その後再臨界が起きたよ?うです。
カルフォルニアの新データが、私の4月のビデオ報告を立証していると思います。
原子炉停止の後で、再臨界が継続していたのです。
次に、重要な出来事が2週間ほど前にありました。
米国原子力規制委員会の会議が開かれ、NRCスタッフが理事たちに福島の状況を説明しました。
その議事録へのリンクをこのビデオのページに出しました。
NRCスタッフが語る最初の60ページでは、
福島第一原発核燃料プールにあまり問題がないとされています。
その会議には電話での参加者があり、とても重要な質問をされていました。
これからそれを読みあげます。
質問者はシャディス氏、ニューイングランド・コアリション(原発の安全性を研究する米国NPO)の方です。
こう発言しました。
「保管プールの核燃料が損傷していないという発言を聞き驚いています。報道によれば、
1cmを超える核燃料破片が保管プールから1マイル(約1.6km)以上離れたところで見つかっています。
これが最初の質問です。この食い違いを説明してもらえますか?」
シャディス氏が示しているのは、核燃料保管プールが無傷なら、
プルトニウムが1、2マイル(約1.6~3.2km)離れたところから見つかったのはどの様にして起ったのか?なのです。
原子力規制委員会のこの回答は、控えめに言っても気がかりなものでした。
グローブ氏の発言として、議事録の61ページにこうあります。
「発見データが報じられている破片のほとんどは、複数の原子炉から来たものです。」
「敷地内の様々な形状で散乱している放射性物質がどこから来たかは、
複数の燃料保管プールよりも複数の原子炉から発生していると思われます。」
私の考えでは、保管プール核燃料がプルトニウムを放出したとする仮設よりも、これはより問題が大きいのです。
私の4月26日のビデオ報告を思い出して下さい。
3号機の保管プール核燃料が「即発臨界」を起こしたのではないか、とお話ししました。
それを裏付けるデータも沢山あります。
原発建屋側面に炎が発生、爆発による噴煙が高く立ち上がったこと。
この爆発により、原発から1.2マイル離れた敷地内にプルトニウムが飛散したと私は確定しました。
原子力規制委員会が考えているのはそれより深刻な状況です。
原子炉が壊れ、格納容器も壊れ、底からプルトニウムが敷地外の放出されたというのです。
私にはこの解釈が理解できませんし、率直に言って正しいとは思えません。
やはり私は核燃料保管プールが、プルトニウム飛散の原因だと信じております。
しかしながら、もし私が間違っていて、核燃料保管プールからでないならば、
原子力規制委員会の解釈では、実際ははるかに恐ろしい事態だったのです。
もし、原子炉が壊れ、格納容器も壊れてプルトニウムが放出されたのなら、
私達はアメリカの原子炉の設計を真剣に見直す必要があります。
次に手短にお話ししたいのは
1号機にかぶせる鉄骨製テントがほぼ完成した事です。
このテントにより多くの問題が解決する訳ではありませんが、
二つの問題を解決します
テントの目的は原子炉建屋の線量を下げる事です
テント内の某社性物質は何処かに逃がさないといけません
でなければもう度が高まって致命的なレベルになります
ですから、放射性物質は排気塔で排気しなければなりません
これは作業員にとっては良い事で
放射性物質をもっと高い位置で空中に放出できるからです
周辺地域にとっても良い事です
しかし、福島原発の放射性物質放出の問題解決にはなりません
1号機に鉄骨製テントが覆っても問題は解決しません。セシウム降下を敷地から遠ざけるだけです。
作業員にとってセシウム量は重要ですが、
地球規模で私達が浴びるセシウム量が減るのではありません。
この事が最後の指摘事項につながります。
東北日本のセシウム降下は大量です。
日本政府は、放射能汚染瓦礫を焼却許可しようとしています。
キロ当たりの放射線濃度が8,000ベクレル以下ならです。
これは1kg当たり原子核崩壊数が毎秒8000個です。
日本政府はその焼却許可をしようとしています。
アメリカであれば、放射性廃棄物として何千年も地中に埋めなければなりません。
ところが、日本政府は8000ベクレル以下なら焼却許可を与えると言うのです
それだけでなく、もっと当惑させることがあります。
放射能汚染がれきを他の瓦礫と混ぜる許可をしようとしています
たとえば1つのサンプルが24000ベクレルで他の2つが診汚染ならば、
全部足して3で割ると平均8000ベクレルになり、焼却許可されます
これを行なえば、深刻な問題が生じます。
まずひとつは、
福島原発が放出し既に地面に落ちた放射性物質を再び空気中に拡散させることになります。
故意に!
福島の周辺市町村の除染が済んだ学校周辺や校庭に、瓦礫の焼却で再びセシウムが降ってきます。
別の地域の放射能の雲が日本に災いをもたらし、瓦礫を燃やす地域は
汚染が無い状態、または少ない状態でも再汚染され線量が高くなるでしょう。
その放射能の雲は、日本だけに留まっているわけではなく、
もちろん太平洋を越えて太平洋北西部にも届きます。
汚染瓦礫の焼却許可は、まるで福島原発事故の再現です。
地面に?落ちた汚染物質をもう一度空気中に舞い上げることです。
また、地面に落ちた放射性物質が川に入り、海に流れているという、
福島から比較的離れた地域のデータもあります。
福島原発そのものに注目が集まっている間に
実際に今は、遠く離れた川が汚染され、海が汚染されているのです。
日本は問題を抱えています。厳しい問題です。
その厳しい問題を解決するためには、まず、厳しい問題がいることを認識しなければいけません
日本政府が大きな問題を無視し続けるなら
実際は問題を長引かせ、結果、
最初からきちんと対処するより費用が多くかかるでしょう
まず、日本人は問題を認める必要があります
それは深刻であると。
問題解決には多額の費用がかかる事も認めなければいけません
しかし、問題は解決可能です
もし、解決すべき深刻な問題があいるというとの認識から始めれば!
ありがとうございました。
<参考>
福島第一原子力発電所で今「地割れから蒸気が噴出している件」について
小出裕章氏講演会@台東2011/8/27(内容殆ど書き出しました)より抜粋
溶融体が地面にめり込んでいっている可能性が強いと私は思っています
そうすると、地下水と、すでにもう、接触しているはずで
その地下水を水蒸気に変えて、その水蒸気があちこちから噴き出してくるという事は十分ありうるだろうし、
海外のメディアから、福島原発の敷地の中でひび割れが起きて水蒸気が噴き出してきている。
そういう情報を私も知りました。
ただ、真理が確かめられないのでこの事に関して私はコメントを避けてきているのですけれども
可能性としては十分ありうると思います
焼却灰処理 環境省が新方針
NHK8月28日 4時2分
原発事故で放射性物質が付着したがれきや一般ごみを燃やした灰について、
環境省は、含まれる放射性セシウムが1キログラム当たり8000ベクレルを超えるものも、
地下水への流出を防ぐ対策をしたうえで、埋め立てができるとする方針をまとめました。
これは、27日開かれた環境省の専門家による会合で示されたものです。
放射性物質が付着したがれきの処理について、環境省はこれまで、
燃やした灰に含まれる放射性セシウムが1キログラム当たり8000ベクレル以下であれば
埋め立てを認める方針を示していましたが、
より濃度が高い灰については一時保管するよう求め、処理方法の検討を続けてきました。
新たな方針では、放射性セシウムが8000ベクレルを超え10万ベクレル以下の場合は
放射性セシウムが地下水に流れ出ないよう、
灰をセメントで固めたりコンクリートの容器に入れたりしたうえで埋め立てられるとしています。
また、10万ベクレルを超える灰は
さらなる対策として屋根やコンクリートの囲いがある処分場に埋め立てるとしています。
一方、これまでに関東や東北地方で一般ごみを燃やした灰からも、
1キログラム当たり8000ベクレルを超える放射性セシウムが検出されるケースが相次いでいましたが、
環境省は一般ごみの焼却灰についてもがれきの処理方針に沿って埋め立てを認めることを決めました。
これによって、各自治体は一時保管していた焼却灰の埋め立てを進めることになりますが、
処分場周辺の住民の理解を得ることが課題となることも予想されます。
<注>ガンダーセン氏の後半の話しの内容
「キロ当たりの放射線濃度が8,000ベクレル以下ならです。これは1kg当たり原子核崩壊数が毎秒8000個です。
日本政府はその焼却許可をしようとしています。
アメリカであれば、放射性廃棄物として何千年も地中に埋めなければなりません。
ところが、日本政府は8000ベクレル以下なら焼却許可を与えると言うのです。
それだけでなく、もっと当惑させることがあります。
放射能汚染がれきを他の瓦礫と混ぜる許可をしようとしています
たとえば1つのサンプルが24000ベクレルで他の2つが診汚染ならば、全部足して3で割ると平均8000ベクレルになり、焼却許可されます」
このガンダーセン氏のコメントの裏付けとなる日本国内のニュースを探してみましたが
見付けられませんでした。
ただ、8000ベクレルを超え10万ベクレル以下の場合も埋め立てられるとの事・・・・
これは、かなり心配です。
08.24
Wed
BBC documentary 死のシルクロード
DEATH ON THE SILK ROAD
1998年 "DEATH ON THE SILK ROAD"
<中国の核実験>
1964年10月16日 1回目
1965年05月14日 2回目
1966年05月09日 3回目
1996年までの32年間に合計46回
続きを読むに

08.23
Tue
国内のTVでは、きょうも普通の番組が放送され
国民は変わらない日常を生きている
福島第一原子力発電所の現状を知る人は
何割ぐらいいるのだろうか・・・・?
日本語の字幕を付けてyoutubeにUPしてくださいました
ありがとうございます。
RussiaToday 8月17日のロシアトゥデイ放送
「蒸気が噴出している件」広島市立大学のロバート・ジェイコブズ教授
キャスター:
福島原発の作業員が」施設下の地面がひび割れ、放射能を含んだ蒸気が噴出している」と言います
3月の津波による破壊で冷却機能は失われ、原発危機が起きました
新たな証拠は、以前より原発の状況が悪くなっていることを示唆しています
広島市立大学のロバート・ジェイコブズ教授に話しを聞きます
「蒸気が噴出している件」は、どの程度深刻ですか?
ロバート・ジェイコブズ教授:
非常に深刻な事態が進行中です
これは、7月1日のM6.4と8月12日のM6.0の大きな余震の後始まりました
この余震により、パイプや地下の建物が破損している可能性を示唆しています
放射能汚染水が地中に流れ出している可能性があります
そのうえ、ひび割れは大きくなり、蒸気の出口が出来つつあります
作業環境は以前より悪くなっています
というのは、問題が建屋や格納容器に閉じ込められていないからです
放射能がどこにあるか分からない状態なので
作業は以前より難しくなっています
地中を放射性物質が流れている可能性があります
キャスター:
作業員はこうも言っています
「原発は津波が来る前に地震で壊れた」と
こういった原発は耐震基準を高めるべきだと思いますか?
ロバート・ジェイコブズ教授:
はい。日本の原発はM8の地震に耐えられるように設計されてます
今回の地震はM9でした
楽観的シナリオを想定して設計されたんです
想定以上の地震が起きることが明らかになりました
1号機は津波が来る前にメルトダウンしたことに関して多くの証拠があります
もし、原発が津波でなく、地震によりメルトダウンしたのなら
M9の地震は日本のどこでも起こる可能性があるので
全ての原発の信頼性や耐震性に疑問符が付きます
話しを放射能を含んだ蒸気に戻しましょう
これは余震の後続いているんです
大きく壊れていた原発が
M6.4の余震や、もっと大きな地震もありましたが
現在、炉心が地下に落下しているんです
格納容器の底に落ちているんです
仮に、建屋の中の放射能レベル、水圧、温度が下がったとしても
放射能が消えたわけではありません
溶けた炉心燃料が移動しただけです
余震により建屋の外に出たのでしょう
これが、現在見えている放射能蒸気です
大きな地震は余震を伴います
現在の原子炉は、津波は勿論、地震に対しても安全ではないのです
キャスター:
耐震性に問題があり、炉心や蒸気の問題とか危険な状態になっていますが
信頼性の無い原発は何時廃炉にするべきなのでしょうか?
ロバート・ジェイコブズ教授:
今すぐです
天災は我々の能力を超えているのです
いろんな天災が原発を襲う可能性があります
これらの原発は理想の状態でしか運転できないのです
我々はそんな世界に住んでいません
我々は原発と共存できるのか、問い直す必要があります
キャスター:
ロバート・ジェイコブズ教授とBB中継でお送りしました
ありがとうございます
・・・・・・・・・・・・・・
木下黄太氏のブログにも書いてあります
福島第一原発敷地内で「地割れ、水蒸気が噴出している」情報。
再爆発の懸念も。
上記より一部抜粋します・・・・・
僕に入っていた情報は、8月上旬の話です。夜の九時ごろにおきたこと。
福島第一原発の作業員よりつぎの趣旨でメールで情報が地元関係者に届いたという事です。
その内容は、
「敷地内にある地割れから水蒸気が噴出。周りが真っ白になり、作業員が一時退避した。
地下で反応しているようだ。風向きでそちらの線量に注意して」。
作業員から自分の知人へ心配して伝えている文脈です。
僕としては、この情報の精査を続けていましたが、
ようやく、政府内の情報源より
「構内の地面から水蒸気が出ているとは聞いていて懸念している」との話がありました。
完全な原因は不明ですが、作業員の情報と中身がかぶりましたので、この情報を公にしました。
元々の作業員情報には、格納容器に近い場所で、何箇所か地割れがあって、
そこから水蒸気が吹き出てくる状態が、恒常的ではないのですが、おきているということも伝わってきています。
さらに、10,000ミリシーベルトの箇所も東電の発表と違い、六ヶ所もあるということも伝えてきています。
この情報のニュアンスとしては、
再爆発への懸念という要素が含まれている事も皆さんには、十分に理解していただけると思います。
メルトスルーした核燃料の所在が断定できない中で、
再爆発への懸念という感覚が、政府内部でも実は存在している事だけはお伝えします。
その背景には、東電、保安院、経産省の不明瞭な説明が政府内部でも続いているという事です。
補足しますが、再爆発の可能性が高まっているというよりも、その懸念が続いているという事ですから。
説明がおかしいと、内部でも納得していない人がいるということです。
・・・・・・一部抜粋ここまで
国民は変わらない日常を生きている
福島第一原子力発電所の現状を知る人は
何割ぐらいいるのだろうか・・・・?
日本語の字幕を付けてyoutubeにUPしてくださいました
ありがとうございます。
RussiaToday 8月17日のロシアトゥデイ放送
「蒸気が噴出している件」広島市立大学のロバート・ジェイコブズ教授
キャスター:
福島原発の作業員が」施設下の地面がひび割れ、放射能を含んだ蒸気が噴出している」と言います
3月の津波による破壊で冷却機能は失われ、原発危機が起きました
新たな証拠は、以前より原発の状況が悪くなっていることを示唆しています
広島市立大学のロバート・ジェイコブズ教授に話しを聞きます
「蒸気が噴出している件」は、どの程度深刻ですか?
ロバート・ジェイコブズ教授:
非常に深刻な事態が進行中です
これは、7月1日のM6.4と8月12日のM6.0の大きな余震の後始まりました
この余震により、パイプや地下の建物が破損している可能性を示唆しています
放射能汚染水が地中に流れ出している可能性があります
そのうえ、ひび割れは大きくなり、蒸気の出口が出来つつあります
作業環境は以前より悪くなっています
というのは、問題が建屋や格納容器に閉じ込められていないからです
放射能がどこにあるか分からない状態なので
作業は以前より難しくなっています
地中を放射性物質が流れている可能性があります
キャスター:
作業員はこうも言っています
「原発は津波が来る前に地震で壊れた」と
こういった原発は耐震基準を高めるべきだと思いますか?
ロバート・ジェイコブズ教授:
はい。日本の原発はM8の地震に耐えられるように設計されてます
今回の地震はM9でした
楽観的シナリオを想定して設計されたんです
想定以上の地震が起きることが明らかになりました
1号機は津波が来る前にメルトダウンしたことに関して多くの証拠があります
もし、原発が津波でなく、地震によりメルトダウンしたのなら
M9の地震は日本のどこでも起こる可能性があるので
全ての原発の信頼性や耐震性に疑問符が付きます
話しを放射能を含んだ蒸気に戻しましょう
これは余震の後続いているんです
大きく壊れていた原発が
M6.4の余震や、もっと大きな地震もありましたが
現在、炉心が地下に落下しているんです
格納容器の底に落ちているんです
仮に、建屋の中の放射能レベル、水圧、温度が下がったとしても
放射能が消えたわけではありません
溶けた炉心燃料が移動しただけです
余震により建屋の外に出たのでしょう
これが、現在見えている放射能蒸気です
大きな地震は余震を伴います
現在の原子炉は、津波は勿論、地震に対しても安全ではないのです
キャスター:
耐震性に問題があり、炉心や蒸気の問題とか危険な状態になっていますが
信頼性の無い原発は何時廃炉にするべきなのでしょうか?
ロバート・ジェイコブズ教授:
今すぐです
天災は我々の能力を超えているのです
いろんな天災が原発を襲う可能性があります
これらの原発は理想の状態でしか運転できないのです
我々はそんな世界に住んでいません
我々は原発と共存できるのか、問い直す必要があります
キャスター:
ロバート・ジェイコブズ教授とBB中継でお送りしました
ありがとうございます
・・・・・・・・・・・・・・
木下黄太氏のブログにも書いてあります
福島第一原発敷地内で「地割れ、水蒸気が噴出している」情報。
再爆発の懸念も。
上記より一部抜粋します・・・・・
僕に入っていた情報は、8月上旬の話です。夜の九時ごろにおきたこと。
福島第一原発の作業員よりつぎの趣旨でメールで情報が地元関係者に届いたという事です。
その内容は、
「敷地内にある地割れから水蒸気が噴出。周りが真っ白になり、作業員が一時退避した。
地下で反応しているようだ。風向きでそちらの線量に注意して」。
作業員から自分の知人へ心配して伝えている文脈です。
僕としては、この情報の精査を続けていましたが、
ようやく、政府内の情報源より
「構内の地面から水蒸気が出ているとは聞いていて懸念している」との話がありました。
完全な原因は不明ですが、作業員の情報と中身がかぶりましたので、この情報を公にしました。
元々の作業員情報には、格納容器に近い場所で、何箇所か地割れがあって、
そこから水蒸気が吹き出てくる状態が、恒常的ではないのですが、おきているということも伝わってきています。
さらに、10,000ミリシーベルトの箇所も東電の発表と違い、六ヶ所もあるということも伝えてきています。
この情報のニュアンスとしては、
再爆発への懸念という要素が含まれている事も皆さんには、十分に理解していただけると思います。
メルトスルーした核燃料の所在が断定できない中で、
再爆発への懸念という感覚が、政府内部でも実は存在している事だけはお伝えします。
その背景には、東電、保安院、経産省の不明瞭な説明が政府内部でも続いているという事です。
補足しますが、再爆発の可能性が高まっているというよりも、その懸念が続いているという事ですから。
説明がおかしいと、内部でも納得していない人がいるということです。
・・・・・・一部抜粋ここまで
08.05
Fri
セラフィールドMOX核燃料工場・閉鎖
福島原発事故の結果、混合酸化物燃料工場が閉鎖され、約600の雇用が失われる
環境担当記者、フィオナ・ハーヴェイ
水曜日 2011年8月3日 14.17 BST

セラフィールドMOX工場は、日本における福島原発事故の結果、閉鎖される。
セラフィールドMOX核燃料工場は、水曜午後に閉鎖され、約600の雇用が失われる。
閉鎖は、日本の原発の多くを停止させ、世界中で原子力の見直しを引き起こした、
3月に日本で起きた福島原発事故の結果だ。
工場の労働者は、水曜朝、
彼等がセラフィールド・コンビナートの他の場所で再雇用される"見込みはかなりある"と言われた。
工場が完全に閉鎖するまでには、数ヶ月かかる予定だ。
ウエスト・カンブリアの混合酸化物(MOX)燃料工場は、
1990年代初期に操業を開始して以来、イギリスの納税者に、14億ポンドの負担を強いていた。
原子力廃止措置機関(NDA)が運営する国営工場は、
福島原発を含む、日本の原発業者を主要顧客として、
原子力発電所で使用する、混合酸化物燃料を製造するために、建設された。
工場は1996年に建設され、2001年に操業を開始した。
NDAは、漏洩事故を起こしたソープ再処理工場も、
プルトニウムとウランで出来ているMOX燃料製造に関与してはいるが、
ソープ再処理工場には何ら影響はないとした。
NDA最高経営責任者トニー・ファウンテンは、水曜朝、労働者にこう語った。
"この[閉鎖]の理由は、津波後に起きた、日本における悲劇的な出来事と、
原発市場に対し、現在も継続している影響に、直接関連している。
その結果、わが社は、もはやこの施設の顧客も、資金調達も無くなった。"
工場は、英国民の税から資金を得ながら、
"長年、期待はずれの実績"に苦しんできたことを、彼は認めた。
工場を維持しようという近年の試みの鍵は、
日本の電力会社による、核燃料を再利用するという約束と、
卓越した研究拠点としての"英国への支援だったと、彼は語った。
日本の原子力産業が危機に瀕してしまい、この手段は、もはや実行可能でなくなった。
ファウンテンはこう語った。
"最初の燃料受取人になるはずだった、中部電力所有の浜岡原発は、大規模な強化工事待ちで、現在閉鎖中だ。
中部電力に加え、東京電力が、工場の製品の50%を引き取ることになっていたが、
東京電力は福島原発の所有者として、極めて険難な課題に直面していることは明らかだ。"
日本の原発業者が、福島原発事故の後、持ち直しそうもないことが明らかとなるにつれ、
工場の将来に関する憶測が、ここ何ヶ月も広まっていた。
NDAはこう語っている。
"[我々は]、英国の納税者が、[セラフィールドMOX工場]によって、
将来、財政的な負担を決して負わずにすませる為の、唯一妥当な措置は
[セラフィールドMOX工場]を、できるだけ早い機会に、閉鎖することだと結論を出した。"
NDAは、同社は日本のプルトニウムは、安全に保管し続け、
"今後、彼等の物質の再利用に対する日本の電力会社の方針を支援するための、責任ある対策について、
日本の顧客と話し合いを進める予定だ"と語った。
政府は、別途、MOX燃料として、再利用が可能なものも含め、
英国のプルトニウム保有に対処する政策の選択肢に取り組んでいる。
現地選出の労働党議員ジェイミー・リードは、
セラフィールドに新MOX工場を建設する候補案詳細を提示するよう政府に要求した。
"新MOX工場をできるだけ早く提案することが、絶対に不可欠だ。
MOX燃料の市場は存在し、拡大しつつあり、
イギリスのプルトニウム処理戦略は、そのような施設に依存しており、業界はそれを必要としている。"と彼は語った。
彼は、"大喜びのハゲタカ"が、工場閉鎖決定につけこむ可能性を警告し、
"国家的に、新MOX工場は絶対に必要だ"と主張した。
記事原文のurl:www.guardian.co.uk/environment/2011/aug/03/sellafield-mox-plant-close
福島原発事故の結果、混合酸化物燃料工場が閉鎖され、約600の雇用が失われる
環境担当記者、フィオナ・ハーヴェイ
水曜日 2011年8月3日 14.17 BST

セラフィールドMOX工場は、日本における福島原発事故の結果、閉鎖される。
セラフィールドMOX核燃料工場は、水曜午後に閉鎖され、約600の雇用が失われる。
閉鎖は、日本の原発の多くを停止させ、世界中で原子力の見直しを引き起こした、
3月に日本で起きた福島原発事故の結果だ。
工場の労働者は、水曜朝、
彼等がセラフィールド・コンビナートの他の場所で再雇用される"見込みはかなりある"と言われた。
工場が完全に閉鎖するまでには、数ヶ月かかる予定だ。
ウエスト・カンブリアの混合酸化物(MOX)燃料工場は、
1990年代初期に操業を開始して以来、イギリスの納税者に、14億ポンドの負担を強いていた。
原子力廃止措置機関(NDA)が運営する国営工場は、
福島原発を含む、日本の原発業者を主要顧客として、
原子力発電所で使用する、混合酸化物燃料を製造するために、建設された。
工場は1996年に建設され、2001年に操業を開始した。
NDAは、漏洩事故を起こしたソープ再処理工場も、
プルトニウムとウランで出来ているMOX燃料製造に関与してはいるが、
ソープ再処理工場には何ら影響はないとした。
NDA最高経営責任者トニー・ファウンテンは、水曜朝、労働者にこう語った。
"この[閉鎖]の理由は、津波後に起きた、日本における悲劇的な出来事と、
原発市場に対し、現在も継続している影響に、直接関連している。
その結果、わが社は、もはやこの施設の顧客も、資金調達も無くなった。"
工場は、英国民の税から資金を得ながら、
"長年、期待はずれの実績"に苦しんできたことを、彼は認めた。
工場を維持しようという近年の試みの鍵は、
日本の電力会社による、核燃料を再利用するという約束と、
卓越した研究拠点としての"英国への支援だったと、彼は語った。
日本の原子力産業が危機に瀕してしまい、この手段は、もはや実行可能でなくなった。
ファウンテンはこう語った。
"最初の燃料受取人になるはずだった、中部電力所有の浜岡原発は、大規模な強化工事待ちで、現在閉鎖中だ。
中部電力に加え、東京電力が、工場の製品の50%を引き取ることになっていたが、
東京電力は福島原発の所有者として、極めて険難な課題に直面していることは明らかだ。"
日本の原発業者が、福島原発事故の後、持ち直しそうもないことが明らかとなるにつれ、
工場の将来に関する憶測が、ここ何ヶ月も広まっていた。
NDAはこう語っている。
"[我々は]、英国の納税者が、[セラフィールドMOX工場]によって、
将来、財政的な負担を決して負わずにすませる為の、唯一妥当な措置は
[セラフィールドMOX工場]を、できるだけ早い機会に、閉鎖することだと結論を出した。"
NDAは、同社は日本のプルトニウムは、安全に保管し続け、
"今後、彼等の物質の再利用に対する日本の電力会社の方針を支援するための、責任ある対策について、
日本の顧客と話し合いを進める予定だ"と語った。
政府は、別途、MOX燃料として、再利用が可能なものも含め、
英国のプルトニウム保有に対処する政策の選択肢に取り組んでいる。
現地選出の労働党議員ジェイミー・リードは、
セラフィールドに新MOX工場を建設する候補案詳細を提示するよう政府に要求した。
"新MOX工場をできるだけ早く提案することが、絶対に不可欠だ。
MOX燃料の市場は存在し、拡大しつつあり、
イギリスのプルトニウム処理戦略は、そのような施設に依存しており、業界はそれを必要としている。"と彼は語った。
彼は、"大喜びのハゲタカ"が、工場閉鎖決定につけこむ可能性を警告し、
"国家的に、新MOX工場は絶対に必要だ"と主張した。
記事原文のurl:www.guardian.co.uk/environment/2011/aug/03/sellafield-mox-plant-close
07.04
Mon
ヘレン・カルディコット博士 カナダでの記者会見
「核戦争の危険」2011・3・18
ますこの本の紹介をします
NY科学アカデミーの出版です
チェルノブイリの報告書でネットにも上がっています
今回初めてロシアの文献5000点が英語で紹介されました
チェルノブイリの事故により100万人近くがすでに亡くなったようです
WHOとIAEAの話しは違いますがね
医学の歴史におけるもっとも悪辣な隠ぺい工作の一つです
誰もがそれを知っておくべきです
そこから日本を推察してみます
日本での事故の規模はチェルノブイリの何倍も膨大です
原子炉6つが危険にあるなどわたしも人生で初めて見ます
これらマークⅠ型原子炉の設計にかかわったGEの技術者3人は
危険性を知っていて辞任しました
日本はそれらを断層の上に建てました
原子炉は部分的には地震に耐えましたが
津波が・・外部電源が入らなくなりました
外部電源で各原子炉に毎分数100万ガロンの冷却水を供給している
これが止まると水位は下がり
超高温の炉心が溶けます
スリーマイル島事故やチェルノブイリと同じようにね
家ほどの大きさの非常用ディーゼル発電機も津波で壊れました
原子炉に水を循環させる方法が完全に消えた
しかも格納容器内ではなく原子炉のふたの上には冷却用プールがある
そこに毎年30トンずつ移される燃料棒には 想像を絶する放射性物質があります
各燃料棒は12フィート×0,5インチで
すさまじい量の放射性物質が出ているので 横に数分立っているだけで死にます
でも即死じゃない
プルトニウムを盛られたロシア人リトビネンコみたいに
ああいう死に方です
毛が抜け体は出血 最後はエイズのように感染症でね
使用済み燃料は冷やし続けなければならない
その冷却プールには蓋がありません
これまで3度起きた水素爆発によって
炉心が入った格納容器ではないが建屋の屋根が吹っ飛び
プールは吹きっさらしになった
2つのプールはカラカラです 水無しです
つまり何か
燃料棒はジルコニウムというもので覆われています
燃焼部分に露出すると発火しますので
いま使用済み燃料プール2つが燃焼中です
使用済み燃料プール内の放射性物質というのは
炉心に比べて10~20倍です
各炉心の放射性物質が出続けると 広島型原爆1千個分ぐらいになる
我々は極悪非道のエネルギーを扱っているのです
これは核爆弾を破裂させるエネルギーです
アインシュタインは言いました
「原発は地獄の湯沸かし器だ」と
原子力とはそういうものです
膨大な熱で湯を沸かして蒸気にし発電用タービンに送る仕組みです
ウランからは200の新物質が生成されます
ウランも人体に有害ですが
それらは元を遥かに超える猛毒です
米軍はイラクのファルージャとバグダットでウランを使った
ファルージャの新生児の8割には重い身体障害があります
脳がなかったり、片目だったり、腕がなかったり
医師たちは女性に出産を止めるよう言った
小児がんの事例は12倍上昇しました
これは虐殺です
イラクでは核戦争が行われています
使われたウランは45億年以上残ります
文明のゆりかごである場所を汚染しているのです 多国籍軍がね
原発の中には数秒で消えるものから数100万年残るものまで
200種類の膨大な量の放射性物質があります
放射性ヨウ素は6週間残り 甲状腺がんの原因となる
ヨウ素剤を飲んでおけというのはそのためです
甲状腺に放射性ヨウ素が入るのを阻止できるからです
チェルノブイリでは2万5千人以上が甲状腺がんになりました
甲状腺摘出手術をして 毎日ホルモン剤を服用しないと死にます
ストロンチウム90は放出後600年間残ります
そして骨にいき 骨のがんや白血病を引き起こす
セシウムも600年間残ります
欧州の4割がいまだ汚染されています
トルコの食品の汚染は激しい
トルコ産乾燥アンズを買ってはダメ
トルコ産ヘーゼルナッツもアウト
トルコ人はロシア人に激怒していました
茶葉も全てチェルノブイリの放射能にまみれたと
欧州の4割がいまだ汚染
英国の農地もセシウムまみれで売れない・・・
欧州の物を食べてはいけません
でも、現在の事態に比べれば何でもないですよ
もっとも殺人的なのはプルトニウム
黄泉の国の王プルトからとった名前です
100万分の1グラム吸入するだけで癌になります
悲しい事に450グラム均一にばらまかれれば地球上すべての人が癌になりうる
各原子炉には250kgのプルトニウムが入っています
たった2,5kgで爆弾1つ分です
プルトニウムは爆弾の材料で原子炉がある国しかできない
あなた方の国カナダは世界最大のウラン輸出国です
カナダが売るものは二つ
生きるための小麦と
そして 死のためのウラン
おわかり?
これからプルトニウムが北半球全体を覆うでしょう
今現在北米に向かっています
それから半減期1700万年のヨウ素129
ストロンチウム セシウム トリチウム 限りなく挙げられます
雨とともに放射性物質が降り食物の中で濃縮されます
海に入ると生体濃縮されます
数100倍ずつです
甲殻類 小魚 大きい魚そして・・ 人間は食物連鎖の頂点にいる
悲しいかな 放射性物質には味も色もにおいもないのです
人体に入ってもパタンと即死はしません
5~6年かかってがんになり
肺がんや乳がんになっても
「ああ、20年前に食べた魚の中のストロンチウムが」とは言えない
全ての放射性物質は有害です
蓄積されます
がんのリスクを高めます
アメリシウムなんてプルトニウムより有害ですし
放射性物質が雨で降り注ぐので
600年は作物を育てても食べてもダメ
放射性物質の地中埋蔵は嘘っぱちの考えです
漏れ出して数100万年残る
水にも食物連鎖にも入りこむ
放射線廃棄物はその後永遠に がんや白血病遺伝疾患を大増加させます
日々存在する核戦争歩脅威を除いて 史上最大の公衆衛生への脅威です
アインシュタインは言った
「人間の思考以外の全てが核分裂で変わった」
前例のない大参事に向かっています
私達は尊大でとても放漫です
一部の男たちの脳味噌には呆れます 殆ど病気です
私達は今や太陽の持つ力に手を出してしまった状況です
完全に制御不能です
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
福島第一原発事故直後の3月18日の記者会見ですが
もうすぐ4か月経とうというのに福島第一原発はそのままです
いい方向に向かっているとは言い難く
悪いことが起きていてもきっと隠しているんだろうなと勘繰ってしまう
この状態の中で
玄海原発を稼働させると言っているし
一部の男たちの脳味噌が腐ってる・・・
2011年4月30日ニューヨーク・タイムズに
ヘレン・カルディコット博士が寄稿した文章の和約がありましたので
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「核戦争の危険」2011・3・18
ますこの本の紹介をします
NY科学アカデミーの出版です
チェルノブイリの報告書でネットにも上がっています
今回初めてロシアの文献5000点が英語で紹介されました
チェルノブイリの事故により100万人近くがすでに亡くなったようです
WHOとIAEAの話しは違いますがね
医学の歴史におけるもっとも悪辣な隠ぺい工作の一つです
誰もがそれを知っておくべきです
そこから日本を推察してみます
日本での事故の規模はチェルノブイリの何倍も膨大です
原子炉6つが危険にあるなどわたしも人生で初めて見ます
これらマークⅠ型原子炉の設計にかかわったGEの技術者3人は
危険性を知っていて辞任しました
日本はそれらを断層の上に建てました
原子炉は部分的には地震に耐えましたが
津波が・・外部電源が入らなくなりました
外部電源で各原子炉に毎分数100万ガロンの冷却水を供給している
これが止まると水位は下がり
超高温の炉心が溶けます
スリーマイル島事故やチェルノブイリと同じようにね
家ほどの大きさの非常用ディーゼル発電機も津波で壊れました
原子炉に水を循環させる方法が完全に消えた
しかも格納容器内ではなく原子炉のふたの上には冷却用プールがある
そこに毎年30トンずつ移される燃料棒には 想像を絶する放射性物質があります
各燃料棒は12フィート×0,5インチで
すさまじい量の放射性物質が出ているので 横に数分立っているだけで死にます
でも即死じゃない
プルトニウムを盛られたロシア人リトビネンコみたいに
ああいう死に方です
毛が抜け体は出血 最後はエイズのように感染症でね
使用済み燃料は冷やし続けなければならない
その冷却プールには蓋がありません
これまで3度起きた水素爆発によって
炉心が入った格納容器ではないが建屋の屋根が吹っ飛び
プールは吹きっさらしになった
2つのプールはカラカラです 水無しです
つまり何か
燃料棒はジルコニウムというもので覆われています
燃焼部分に露出すると発火しますので
いま使用済み燃料プール2つが燃焼中です
使用済み燃料プール内の放射性物質というのは
炉心に比べて10~20倍です
各炉心の放射性物質が出続けると 広島型原爆1千個分ぐらいになる
我々は極悪非道のエネルギーを扱っているのです
これは核爆弾を破裂させるエネルギーです
アインシュタインは言いました
「原発は地獄の湯沸かし器だ」と
原子力とはそういうものです
膨大な熱で湯を沸かして蒸気にし発電用タービンに送る仕組みです
ウランからは200の新物質が生成されます
ウランも人体に有害ですが
それらは元を遥かに超える猛毒です
米軍はイラクのファルージャとバグダットでウランを使った
ファルージャの新生児の8割には重い身体障害があります
脳がなかったり、片目だったり、腕がなかったり
医師たちは女性に出産を止めるよう言った
小児がんの事例は12倍上昇しました
これは虐殺です
イラクでは核戦争が行われています
使われたウランは45億年以上残ります
文明のゆりかごである場所を汚染しているのです 多国籍軍がね
原発の中には数秒で消えるものから数100万年残るものまで
200種類の膨大な量の放射性物質があります
放射性ヨウ素は6週間残り 甲状腺がんの原因となる
ヨウ素剤を飲んでおけというのはそのためです
甲状腺に放射性ヨウ素が入るのを阻止できるからです
チェルノブイリでは2万5千人以上が甲状腺がんになりました
甲状腺摘出手術をして 毎日ホルモン剤を服用しないと死にます
ストロンチウム90は放出後600年間残ります
そして骨にいき 骨のがんや白血病を引き起こす
セシウムも600年間残ります
欧州の4割がいまだ汚染されています
トルコの食品の汚染は激しい
トルコ産乾燥アンズを買ってはダメ
トルコ産ヘーゼルナッツもアウト
トルコ人はロシア人に激怒していました
茶葉も全てチェルノブイリの放射能にまみれたと
欧州の4割がいまだ汚染
英国の農地もセシウムまみれで売れない・・・
欧州の物を食べてはいけません
でも、現在の事態に比べれば何でもないですよ
もっとも殺人的なのはプルトニウム
黄泉の国の王プルトからとった名前です
100万分の1グラム吸入するだけで癌になります
悲しい事に450グラム均一にばらまかれれば地球上すべての人が癌になりうる
各原子炉には250kgのプルトニウムが入っています
たった2,5kgで爆弾1つ分です
プルトニウムは爆弾の材料で原子炉がある国しかできない
あなた方の国カナダは世界最大のウラン輸出国です
カナダが売るものは二つ
生きるための小麦と
そして 死のためのウラン
おわかり?
これからプルトニウムが北半球全体を覆うでしょう
今現在北米に向かっています
それから半減期1700万年のヨウ素129
ストロンチウム セシウム トリチウム 限りなく挙げられます
雨とともに放射性物質が降り食物の中で濃縮されます
海に入ると生体濃縮されます
数100倍ずつです
甲殻類 小魚 大きい魚そして・・ 人間は食物連鎖の頂点にいる
悲しいかな 放射性物質には味も色もにおいもないのです
人体に入ってもパタンと即死はしません
5~6年かかってがんになり
肺がんや乳がんになっても
「ああ、20年前に食べた魚の中のストロンチウムが」とは言えない
全ての放射性物質は有害です
蓄積されます
がんのリスクを高めます
アメリシウムなんてプルトニウムより有害ですし
放射性物質が雨で降り注ぐので
600年は作物を育てても食べてもダメ
放射性物質の地中埋蔵は嘘っぱちの考えです
漏れ出して数100万年残る
水にも食物連鎖にも入りこむ
放射線廃棄物はその後永遠に がんや白血病遺伝疾患を大増加させます
日々存在する核戦争歩脅威を除いて 史上最大の公衆衛生への脅威です
アインシュタインは言った
「人間の思考以外の全てが核分裂で変わった」
前例のない大参事に向かっています
私達は尊大でとても放漫です
一部の男たちの脳味噌には呆れます 殆ど病気です
私達は今や太陽の持つ力に手を出してしまった状況です
完全に制御不能です
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
福島第一原発事故直後の3月18日の記者会見ですが
もうすぐ4か月経とうというのに福島第一原発はそのままです
いい方向に向かっているとは言い難く
悪いことが起きていてもきっと隠しているんだろうなと勘繰ってしまう
この状態の中で
玄海原発を稼働させると言っているし
一部の男たちの脳味噌が腐ってる・・・
2011年4月30日ニューヨーク・タイムズに
ヘレン・カルディコット博士が寄稿した文章の和約がありましたので
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<日本語訳:Junebloke>
福島原発放出高放射性物質がSeattleまで飛散!ガイガーでは計測不能!
6/12 ガンダーセン博士
Fairewindsのガンダーセンです。
先週CNNで福島原発放出放射能が初期の計算の2倍の量に再計算された事と、
日本中で高放射性物質を観測した事を述べました。
今回は、この事についての詳細とその意味を解説します。
東電は、最初の1週間で福島原発が放出した放射能量を再計算しました。
最初の計算と再計算では、実に2倍の放出量になりました。
予想とは違う大量の放射性物質が放出されていたのです。
2倍の放出量の内、新たにはじき出された放出放射性物質のほとんどが、
ホット・パーティクル(プルトニウムを含む高放射性粒子)です。
理由を説明します。
核燃料がメルトダウンした後で、放射性ガスになって排出されたのです。
ガスはキセノン(キセノン135は中性子吸収能力があり、原子力発電分野では「毒物質」として働く。核分裂生成物として発生)と
クリプトン(原子番号36の元素、元素記号はKr。希ガス元素の1つ)です。
奇ガスで、これらは反応しません。
これらのガスは、ガンマ線と一緒に周辺にあり、住民を放射線で攻撃しているのです。
この計算は非常に率直ですが、東電の再計算ではありません。保安院のものです。
キセノンとクリプトンの計算予測放出量はここに含まれるのです。
これにより大量のホット・パーティクル(高放射性粒子)があるのがわかるのです。
思い出して下さい、総ての高放射性物質は1・2・3・4号機の爆発中に計測されたのです。
いまだに98%の放射性核物質は、原子炉内部にあるのです。
しかしながら、この新たな放射性物質は、ホット・パーティクルに変化しました。
これには、セシウム、ストロンチウム、プルトニウム、ウラン、コバルト60や他の各種放射性物質が含まれます。
皆さんが外出し、奇ガスの雲に入ったら、ガイガー放射能検出機でわかるでしょう。
ガンマ線の攻撃を受けるからです。
しかしながら、皆さんがホット・パーティクルに中に入って、それが何種類もあっても、
とてもとても一つのホット・パーティクルを検出するのはガイガーでは至難の業でしょう。
しかし、それが危険でないと言うわけではないのです。
我々の独立した科学者が、日本のエアーフィルターから発見したのです。
東京でホット・パーティクル(プルトニウム含む微細高放射性物質)が、
4月中でも毎日、日に一人当たり10個呼吸したと計測されています。
福島では、日に一人当たり10個 X 30~40倍呼吸したと思われます。
驚いたことに、シアトルのエアー・フィルターでも、
日に一人当たり5個のホット・パーティクルが4月中毎日観測されました。
ホット・パーティクル(プルトニウム含む高放射性粒子)は、
人間の肺に留まり、消化器官、内臓筋肉、骨に溜まり、放射線を出し続けます。
微細放射性粒子として細胞を攻撃し続けます。

肺細胞内部ホット・パーティクルの写真です。
どの様にホット・パーティクルが肺細胞を攻撃し続けるかがわかります。
多くの場合、人間の身体は耐性があり勝ちますが、
時にはホット・パーティクルは、ガンの原因になります。
ですから、大変憂慮すべきことなのです。
ガイガーカウンターで誰かの肺の計測をできるなら挑戦してみてください。
外部なら高放射性物質が反応するでしょうが、
ホット・パーティクルは体外に排出されず、各細胞を痛めつけるのです。
*高放射性物質は呼吸時、吸入時は計測不能!
日本で、鉄の味を感じた人たちの多数の報告がありました。
鉄の味を感じたのが報告されたのは福島原発事故が初めてではありません。
スリーマイル原発事故、チェルノブイリ事故の時も周辺住民から同様の報告がありました。
患者が、癌の放射線治療を受診した時に、鉄の味を舌で感じる事が報告されています。
放射性粒子は計測が難しいが、福島原発事故、スリーマイル原発事故、チェルノブイリ事故の時に、
周辺住民が舌で鉄の味を感じていたのです。
-END-
3月22日以降
舌が鉄の味をしていました。゚(゚´Д`゚)゚。
福島原発放出高放射性物質がSeattleまで飛散!ガイガーでは計測不能!
6/12 ガンダーセン博士
Fairewindsのガンダーセンです。
先週CNNで福島原発放出放射能が初期の計算の2倍の量に再計算された事と、
日本中で高放射性物質を観測した事を述べました。
今回は、この事についての詳細とその意味を解説します。
東電は、最初の1週間で福島原発が放出した放射能量を再計算しました。
最初の計算と再計算では、実に2倍の放出量になりました。
予想とは違う大量の放射性物質が放出されていたのです。
2倍の放出量の内、新たにはじき出された放出放射性物質のほとんどが、
ホット・パーティクル(プルトニウムを含む高放射性粒子)です。
理由を説明します。
核燃料がメルトダウンした後で、放射性ガスになって排出されたのです。
ガスはキセノン(キセノン135は中性子吸収能力があり、原子力発電分野では「毒物質」として働く。核分裂生成物として発生)と
クリプトン(原子番号36の元素、元素記号はKr。希ガス元素の1つ)です。
奇ガスで、これらは反応しません。
これらのガスは、ガンマ線と一緒に周辺にあり、住民を放射線で攻撃しているのです。
この計算は非常に率直ですが、東電の再計算ではありません。保安院のものです。
キセノンとクリプトンの計算予測放出量はここに含まれるのです。
これにより大量のホット・パーティクル(高放射性粒子)があるのがわかるのです。
思い出して下さい、総ての高放射性物質は1・2・3・4号機の爆発中に計測されたのです。
いまだに98%の放射性核物質は、原子炉内部にあるのです。
しかしながら、この新たな放射性物質は、ホット・パーティクルに変化しました。
これには、セシウム、ストロンチウム、プルトニウム、ウラン、コバルト60や他の各種放射性物質が含まれます。
皆さんが外出し、奇ガスの雲に入ったら、ガイガー放射能検出機でわかるでしょう。
ガンマ線の攻撃を受けるからです。
しかしながら、皆さんがホット・パーティクルに中に入って、それが何種類もあっても、
とてもとても一つのホット・パーティクルを検出するのはガイガーでは至難の業でしょう。
しかし、それが危険でないと言うわけではないのです。
我々の独立した科学者が、日本のエアーフィルターから発見したのです。
東京でホット・パーティクル(プルトニウム含む微細高放射性物質)が、
4月中でも毎日、日に一人当たり10個呼吸したと計測されています。
福島では、日に一人当たり10個 X 30~40倍呼吸したと思われます。
驚いたことに、シアトルのエアー・フィルターでも、
日に一人当たり5個のホット・パーティクルが4月中毎日観測されました。
ホット・パーティクル(プルトニウム含む高放射性粒子)は、
人間の肺に留まり、消化器官、内臓筋肉、骨に溜まり、放射線を出し続けます。
微細放射性粒子として細胞を攻撃し続けます。

肺細胞内部ホット・パーティクルの写真です。
どの様にホット・パーティクルが肺細胞を攻撃し続けるかがわかります。
多くの場合、人間の身体は耐性があり勝ちますが、
時にはホット・パーティクルは、ガンの原因になります。
ですから、大変憂慮すべきことなのです。
ガイガーカウンターで誰かの肺の計測をできるなら挑戦してみてください。
外部なら高放射性物質が反応するでしょうが、
ホット・パーティクルは体外に排出されず、各細胞を痛めつけるのです。
*高放射性物質は呼吸時、吸入時は計測不能!
日本で、鉄の味を感じた人たちの多数の報告がありました。
鉄の味を感じたのが報告されたのは福島原発事故が初めてではありません。
スリーマイル原発事故、チェルノブイリ事故の時も周辺住民から同様の報告がありました。
患者が、癌の放射線治療を受診した時に、鉄の味を舌で感じる事が報告されています。
放射性粒子は計測が難しいが、福島原発事故、スリーマイル原発事故、チェルノブイリ事故の時に、
周辺住民が舌で鉄の味を感じていたのです。
-END-
3月22日以降
舌が鉄の味をしていました。゚(゚´Д`゚)゚。
06.13
Mon
たねまきJ「ストロンチウム・MARK1・電気不足にはならない」小出裕章氏(内容書き出し・参考あり)6/9
で小出先生がおっしゃっていたMARK1の耐震強度不足に関して
ガンダーセン博士が米国原子力規制委員会(NRC)の会議内で
たった5分間だけ意見を述べることを認められた、その時の映像です
福島原発の欠陥指摘:ガンダーセン,原子力規制委員会にて5/26(字幕)
junebloke さんが 2011/05/30 にアップロード
<日本語概要:Junebloke>(転記させていただきます)
ガンダーセン博士,5/26米国原子力規制委員会(NRC)・フクシマ原発問題の2時間の会議の内、
わずか5分間のみ電話での発言認められるが、
回線に常に割り込みがあり、困難を極めるスピーチだった。
"ビデオ視聴者には、外部の独立系原子力学者達が、
5分間のみでその持論を説明するのは困難だとお分かりになるでしょう。"
*ガンダーセン氏は、福島原発事故が明示したのは、
米国内の稼働中のMark1 BWR型原子炉格納容器の安全性の問題提起。
ガンダーセン氏は、1974年にNRCに主蒸気隔離弁漏れを訴えた最初の技術者だった。
また、1972年から格納容器の安全性について検証をし続けていた。
米国NRCは、いまだに格納容器漏れなど起こらないと発言。
格納容器に亀裂が入っても、格納容器漏れの可能性は"ゼロ"と信じ続けています。
1)ガンダーセン氏は、"2005年ACRS(Advisory Committee on Reactor Safeguards)とNRCに対して、
Yankee原発に対しての格納容器の安全性憂慮の提言するが反論される。
2008年にも他の原発格納容器の安全性憂慮の提言し
2009年にも私たちFairewindsは、ビーバーバリー原発格納容器に穴を発見し、ACRSに安全性憂慮の提言をする。
2010年にACRSとNRCに新規原発P-1000の格納容器の設計について懸念の提言するも却下される。"
ガンダーセン氏は、6年以上に渡り、NRCにその根拠の提示とやり取りをしてきました。
ガンダーセン氏に対して、NRCは格納容器漏れは無い、可能性は無いと反論、無視してきた。
2)"GE製BWR型Mark1格納容器は、
圧力に耐えれない構造問題が米国で建設後発覚し、緊急時の圧力を逃がす為、
バンドエイド修理のように後付けでベント設置した。
70-80年代に建設された原発に、なんと1989年になってから圧力逃がし用ベントを設置したのである!"
"福島1・2・3号機は、その圧力ベントを開く調整をしたが、総て失敗し水素爆発した。1
00%の失敗確立でした。Mark1が深刻な欠陥設計であることの証明です。"
"福島の爆発事故で、GE製Mark1格納容器は、その気密性保持を喪失し膨大な放射能漏れを起こしてしまった。"
残念ながら、福島原発事故は、ガンダーセン氏の懸念が正しかった事を証明してしまった。
ガンダーセン氏が、NRCに長年問題提起していた事であった。
"米国でも、ドイツでも、同型原発で発生し得る問題です。
世界中の他のGE製BWR型Mark1原発格納容器で起こり得る問題です。
また、TBSテレビ:NEWS23 X(クロス)でもMARK1に関しての内部告発の放送がされています
特集「シリーズ原発危機「元GE技術者が語ったFukushimaの弱さ」
この番組の内容は原子力発電所。原子炉の構造自体が不安(内容書き出し)に書き出してあります。
http://www.tbs.co.jp/news23x/feature/movie/bn201105230000.html続きを読む
で小出先生がおっしゃっていたMARK1の耐震強度不足に関して
ガンダーセン博士が米国原子力規制委員会(NRC)の会議内で
たった5分間だけ意見を述べることを認められた、その時の映像です
福島原発の欠陥指摘:ガンダーセン,原子力規制委員会にて5/26(字幕)
junebloke さんが 2011/05/30 にアップロード
<日本語概要:Junebloke>(転記させていただきます)
ガンダーセン博士,5/26米国原子力規制委員会(NRC)・フクシマ原発問題の2時間の会議の内、
わずか5分間のみ電話での発言認められるが、
回線に常に割り込みがあり、困難を極めるスピーチだった。
"ビデオ視聴者には、外部の独立系原子力学者達が、
5分間のみでその持論を説明するのは困難だとお分かりになるでしょう。"
*ガンダーセン氏は、福島原発事故が明示したのは、
米国内の稼働中のMark1 BWR型原子炉格納容器の安全性の問題提起。
ガンダーセン氏は、1974年にNRCに主蒸気隔離弁漏れを訴えた最初の技術者だった。
また、1972年から格納容器の安全性について検証をし続けていた。
米国NRCは、いまだに格納容器漏れなど起こらないと発言。
格納容器に亀裂が入っても、格納容器漏れの可能性は"ゼロ"と信じ続けています。
1)ガンダーセン氏は、"2005年ACRS(Advisory Committee on Reactor Safeguards)とNRCに対して、
Yankee原発に対しての格納容器の安全性憂慮の提言するが反論される。
2008年にも他の原発格納容器の安全性憂慮の提言し
2009年にも私たちFairewindsは、ビーバーバリー原発格納容器に穴を発見し、ACRSに安全性憂慮の提言をする。
2010年にACRSとNRCに新規原発P-1000の格納容器の設計について懸念の提言するも却下される。"
ガンダーセン氏は、6年以上に渡り、NRCにその根拠の提示とやり取りをしてきました。
ガンダーセン氏に対して、NRCは格納容器漏れは無い、可能性は無いと反論、無視してきた。
2)"GE製BWR型Mark1格納容器は、
圧力に耐えれない構造問題が米国で建設後発覚し、緊急時の圧力を逃がす為、
バンドエイド修理のように後付けでベント設置した。
70-80年代に建設された原発に、なんと1989年になってから圧力逃がし用ベントを設置したのである!"
"福島1・2・3号機は、その圧力ベントを開く調整をしたが、総て失敗し水素爆発した。1
00%の失敗確立でした。Mark1が深刻な欠陥設計であることの証明です。"
"福島の爆発事故で、GE製Mark1格納容器は、その気密性保持を喪失し膨大な放射能漏れを起こしてしまった。"
残念ながら、福島原発事故は、ガンダーセン氏の懸念が正しかった事を証明してしまった。
ガンダーセン氏が、NRCに長年問題提起していた事であった。
"米国でも、ドイツでも、同型原発で発生し得る問題です。
世界中の他のGE製BWR型Mark1原発格納容器で起こり得る問題です。
また、TBSテレビ:NEWS23 X(クロス)でもMARK1に関しての内部告発の放送がされています
特集「シリーズ原発危機「元GE技術者が語ったFukushimaの弱さ」
この番組の内容は原子力発電所。原子炉の構造自体が不安(内容書き出し)に書き出してあります。
http://www.tbs.co.jp/news23x/feature/movie/bn201105230000.html続きを読む
06.09
Thu
4月13日の放送なのでもうすぐこの日から2か月経ちます
日本は何も有効な対策を建てる事のないまま時間だけが過ぎていっている気がします
福島原発100km圏の40万人がん発症可能性有
4/13バスビー教授(字幕)
junebloke さんが 2011/06/01 にアップロード
(下記内容が書かれてありましたので転記します)
バスビー博士:福島原発から100km圏内40万人が癌発症の可能性懸念
4/13(日本語字幕:Junebloke) ロシア・トゥデイより。
*レベル7引き上げ発表直後の英国ウェールズの大学のバズビー博士へのインタビュー。
Q.(司会)なぜ東電の原発事故対応はゆっくりとしているのでしょうか?
A. (Busby) 前にも申しましたが、この原発事故はだれもが考えていた状態よりもっと悪いからです。
大きな問題のひとつは、誰も原子炉に近づけないことです。
いまだに多量の放射性物質を作り出していることです。
多くの原子炉の核燃料が溶融し漏れている。この環境では、電子機器・機械が動けません。
なぜならマイクロチップが、過剰な放射線レベルだと影響を受け可動しなくなるからです。
Q. レベル7になりましたが、なぜ事故評価を最大のレベル7に上げたのでしょうか?
A. チェルノブイリ原発事故災害の歴史を振り返ってみますと、今回とまったく同じ道筋をたどってきていました。
当局は、なるべく事故を小さく見せようとしてきました。
一方で、当局はその事故の重大さを信じられなかった。心理的にそれを拒否していた。
また、我々は、原子力企業、関係組織は、非常に政治的に強力なロビーストなのを知っています。
背景には、原子力開発、ウラン採掘関連企業などでとてつもなく巨額なマネーが動いているのです。
彼らにとって、今回の様な事故がレベル7の大災害になっていることをまったく認めたくなかったのです。
私にとって衝撃的だったのは、彼らの反応が犯罪的なまでに、過小評価の発表だったことです。
仮にダメージの深刻さを認めていれば、放射性物質と放射能被害を減らすことが出来たのです。
Q. あなたの得ている情報では、現在どんな状況なのでしょうか?日本政府はどうすべきなのでしょうか?
A. 非常に深刻な放射能汚染地域が少なくとも100km圏にあります。
それより少ない放射能汚染地帯が200km圏にあります。
重大な汚染地帯が東京にあります。東京の南部地域でもです。
ベルリンから帰国後、私が過去2週間に計算したのは、
欧州放射線リスク委員会(European Committee on Radiation Risk, ECRR) の放射線リスク・モデルを基礎としています。
福島原発中心とした200km圏内(半径100km)の人々がもし移住しなければ、400,000人が癌になる可能性があります。
(福島原発から半径100km圏に)780万人がこの圏内に住んでいます。
Q. なぜこのような重大な警鐘が大きく取り上げられないのでしょうか?
A. 私の健康影響の計算基礎は、チェルノブイリ原発事故からのものです。
私は、ベルリンで、多くのチェルノブイリ原発事故の研究者とその影響について話しました。
そして、福島原発事故による癌発生数の計算予測が出来ました。
また、海洋放射能汚染による魚介類への影響は注視すべきことで、とんでもない災害です。
とにかく、これは私の計算予測です。以前も私は予測しましたが、覚えていますか、正しかったでしょう。
Q. 確かに。
A. これが今回の私の予測です。
Q. 放射能汚染退避地域の人達は、どうなのですか?彼らは、帰還出来るようになるのでしょうか?
A. いいえ、無理でしょうね。チェルノブイリ原発事故の放射線管理区域の無人地帯のようになるでしょう。
いつか戻っていけるなど、誰も信じないでしょう。
東京の知人が言っていましたが、福島地方では巨大な激怒が起こっており、
この事故の情報がとても遅く、非常に難しい対応を迫られています。
ましては、いくつかの提供された情報が間違っています。
我々は、IAEAが出す情報を精査しなければなりません。
実際、汚染地帯のデーターが間違っています。
(司会者)放射線リスクの専門家のクリストファー・バズビー博士でした。ありがとうございました。
-END-
日本は何も有効な対策を建てる事のないまま時間だけが過ぎていっている気がします
福島原発100km圏の40万人がん発症可能性有
4/13バスビー教授(字幕)
junebloke さんが 2011/06/01 にアップロード
(下記内容が書かれてありましたので転記します)
バスビー博士:福島原発から100km圏内40万人が癌発症の可能性懸念
4/13(日本語字幕:Junebloke) ロシア・トゥデイより。
*レベル7引き上げ発表直後の英国ウェールズの大学のバズビー博士へのインタビュー。
Q.(司会)なぜ東電の原発事故対応はゆっくりとしているのでしょうか?
A. (Busby) 前にも申しましたが、この原発事故はだれもが考えていた状態よりもっと悪いからです。
大きな問題のひとつは、誰も原子炉に近づけないことです。
いまだに多量の放射性物質を作り出していることです。
多くの原子炉の核燃料が溶融し漏れている。この環境では、電子機器・機械が動けません。
なぜならマイクロチップが、過剰な放射線レベルだと影響を受け可動しなくなるからです。
Q. レベル7になりましたが、なぜ事故評価を最大のレベル7に上げたのでしょうか?
A. チェルノブイリ原発事故災害の歴史を振り返ってみますと、今回とまったく同じ道筋をたどってきていました。
当局は、なるべく事故を小さく見せようとしてきました。
一方で、当局はその事故の重大さを信じられなかった。心理的にそれを拒否していた。
また、我々は、原子力企業、関係組織は、非常に政治的に強力なロビーストなのを知っています。
背景には、原子力開発、ウラン採掘関連企業などでとてつもなく巨額なマネーが動いているのです。
彼らにとって、今回の様な事故がレベル7の大災害になっていることをまったく認めたくなかったのです。
私にとって衝撃的だったのは、彼らの反応が犯罪的なまでに、過小評価の発表だったことです。
仮にダメージの深刻さを認めていれば、放射性物質と放射能被害を減らすことが出来たのです。
Q. あなたの得ている情報では、現在どんな状況なのでしょうか?日本政府はどうすべきなのでしょうか?
A. 非常に深刻な放射能汚染地域が少なくとも100km圏にあります。
それより少ない放射能汚染地帯が200km圏にあります。
重大な汚染地帯が東京にあります。東京の南部地域でもです。
ベルリンから帰国後、私が過去2週間に計算したのは、
欧州放射線リスク委員会(European Committee on Radiation Risk, ECRR) の放射線リスク・モデルを基礎としています。
福島原発中心とした200km圏内(半径100km)の人々がもし移住しなければ、400,000人が癌になる可能性があります。
(福島原発から半径100km圏に)780万人がこの圏内に住んでいます。
Q. なぜこのような重大な警鐘が大きく取り上げられないのでしょうか?
A. 私の健康影響の計算基礎は、チェルノブイリ原発事故からのものです。
私は、ベルリンで、多くのチェルノブイリ原発事故の研究者とその影響について話しました。
そして、福島原発事故による癌発生数の計算予測が出来ました。
また、海洋放射能汚染による魚介類への影響は注視すべきことで、とんでもない災害です。
とにかく、これは私の計算予測です。以前も私は予測しましたが、覚えていますか、正しかったでしょう。
Q. 確かに。
A. これが今回の私の予測です。
Q. 放射能汚染退避地域の人達は、どうなのですか?彼らは、帰還出来るようになるのでしょうか?
A. いいえ、無理でしょうね。チェルノブイリ原発事故の放射線管理区域の無人地帯のようになるでしょう。
いつか戻っていけるなど、誰も信じないでしょう。
東京の知人が言っていましたが、福島地方では巨大な激怒が起こっており、
この事故の情報がとても遅く、非常に難しい対応を迫られています。
ましては、いくつかの提供された情報が間違っています。
我々は、IAEAが出す情報を精査しなければなりません。
実際、汚染地帯のデーターが間違っています。
(司会者)放射線リスクの専門家のクリストファー・バズビー博士でした。ありがとうございました。
-END-
05.13
Fri
ロンドンから欧州放射線危機委員会科学担当幹事 クリストファー・バズビー教授
バズビー教授 チェルノブイリと 同じくらい深刻 それ以上の人口が被爆
海外の教授は日本の信頼できる教授達と同じ見解のように思えます
本気で人類の将来と地球の事を考えている方々は
もう、何十年も前から
原発が日本に導入されたその日から(導入される前から)警告を発しておられます
日本の政府のせいなのか?戦争前からの流れなのか・・・
原発の反対を大きな声で唱えると左翼と言われて日常生活に支障をきたすような風潮があります
いま、この期に及んでもまだそんな雰囲気があります
普通に心に手を当てて考えてみてください
今の福島原発を見て、それでも原子力発電が綺麗で安全なものなのかどうか・・・
地球に優しいものなのかどうか・・・
原発事故が無かったら
福島は普通に復興を遂げる事が出来たと思います
農業も漁業も畜産も
子どもたちも元気に育つ事が出来たはずです
原子力がもたらすものが何なのか
普通に胸に手を当てて考えてみてください
原子力発電がある限り
被ばくする労働者は確実に日々そこにいて
事故になれば、命を賭けて水で冷やす作業をしてくれる人たちがそこに居て
それは遠い世界の事じゃなくて
今ここの日本のすぐそこに起きている正真正銘の事実なのです
放射能汚染があるから家に帰れない人たちが大勢います
それは・・・地震と津波のせいじゃない
福島原発のせいで帰る事が出来ないのです
1ミリシーベルトを基準にしたら
今まさに東京都民まで避難させなければならない
そんな大変な事は出来ないから20ミリシーベルトまで基準を上げたのです
そこまで国も全てを追い込む原子力だという事を真剣に考えて下さい
人の命より金ですか?
最初私はそう思いました
今でもそうかもしれないけれど
実際問題として広範囲の人々を避難させることが不可能だから政府が出した苦肉の策が
20ミリシーベルトであり農産物などの放射能基準率のUPになっているのかもしれないと思っています
そして、御用学者と呼ばれる
何でも大丈夫、食べても飲んでも大丈夫。放射能は元気になるし頭もよくなる
そんな事を言わせるのも
避難したくてもできない人たちへのエールのようにも聞こえてきます
逃げる事が出来なくてその場にとどまるしかないのなら
放射能に浴びていたら健康になれると信じていた方が幸せだから・・・
日本も地球も人間がめちゃくちゃに壊してしまったんだと思う
その事をもっともっと大きな声で言わなければいけないと思う
大きな声で言ったところで何も変わらないかもしれないけれど
何も言わないよりいいと思う
福島は深刻です
終わっている、収束に向かっているなんてとんでもない
テレビのバラエティー番組を見て笑っている人たちにこの現実を知ってもらいたい
民放TVも大手新聞も東電他東電の大手株主の企業のせいで大事な事はちゃんと大きく取り上げない
メディアの中で大事な事を見失ってしまわないようにしていきたい
原発は必要ですか?
私達を幸せにしてくれるのは原発ですか?
電気が必要ですか?
本当は足りているけど
万が一電気が無くなったとして・・・・
それでも原発の電気が欲しいですか?
原子力の怖さをわかっていますか?
一度壊れたら近くに行く事さえできない悪魔です
壊れなかったとしてもそこから出される死の灰の廃棄物は
1000000年・・・100じゃないです
百万年です・・・百万年の間地下300メートルに埋めていても冷えないのが原発のゴミです
それだけの時間がなければ冷やして安全にならない原発のゴミ
その時自分は死んでいるから・・・
その先の事なんてどうでもいいとあなたは思いますか?
続きを読むに
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バズビー教授 チェルノブイリと 同じくらい深刻 それ以上の人口が被爆
海外の教授は日本の信頼できる教授達と同じ見解のように思えます
本気で人類の将来と地球の事を考えている方々は
もう、何十年も前から
原発が日本に導入されたその日から(導入される前から)警告を発しておられます
日本の政府のせいなのか?戦争前からの流れなのか・・・
原発の反対を大きな声で唱えると左翼と言われて日常生活に支障をきたすような風潮があります
いま、この期に及んでもまだそんな雰囲気があります
普通に心に手を当てて考えてみてください
今の福島原発を見て、それでも原子力発電が綺麗で安全なものなのかどうか・・・
地球に優しいものなのかどうか・・・
原発事故が無かったら
福島は普通に復興を遂げる事が出来たと思います
農業も漁業も畜産も
子どもたちも元気に育つ事が出来たはずです
原子力がもたらすものが何なのか
普通に胸に手を当てて考えてみてください
原子力発電がある限り
被ばくする労働者は確実に日々そこにいて
事故になれば、命を賭けて水で冷やす作業をしてくれる人たちがそこに居て
それは遠い世界の事じゃなくて
今ここの日本のすぐそこに起きている正真正銘の事実なのです
放射能汚染があるから家に帰れない人たちが大勢います
それは・・・地震と津波のせいじゃない
福島原発のせいで帰る事が出来ないのです
1ミリシーベルトを基準にしたら
今まさに東京都民まで避難させなければならない
そんな大変な事は出来ないから20ミリシーベルトまで基準を上げたのです
そこまで国も全てを追い込む原子力だという事を真剣に考えて下さい
人の命より金ですか?
最初私はそう思いました
今でもそうかもしれないけれど
実際問題として広範囲の人々を避難させることが不可能だから政府が出した苦肉の策が
20ミリシーベルトであり農産物などの放射能基準率のUPになっているのかもしれないと思っています
そして、御用学者と呼ばれる
何でも大丈夫、食べても飲んでも大丈夫。放射能は元気になるし頭もよくなる
そんな事を言わせるのも
避難したくてもできない人たちへのエールのようにも聞こえてきます
逃げる事が出来なくてその場にとどまるしかないのなら
放射能に浴びていたら健康になれると信じていた方が幸せだから・・・
日本も地球も人間がめちゃくちゃに壊してしまったんだと思う
その事をもっともっと大きな声で言わなければいけないと思う
大きな声で言ったところで何も変わらないかもしれないけれど
何も言わないよりいいと思う
福島は深刻です
終わっている、収束に向かっているなんてとんでもない
テレビのバラエティー番組を見て笑っている人たちにこの現実を知ってもらいたい
民放TVも大手新聞も東電他東電の大手株主の企業のせいで大事な事はちゃんと大きく取り上げない
メディアの中で大事な事を見失ってしまわないようにしていきたい
原発は必要ですか?
私達を幸せにしてくれるのは原発ですか?
電気が必要ですか?
本当は足りているけど
万が一電気が無くなったとして・・・・
それでも原発の電気が欲しいですか?
原子力の怖さをわかっていますか?
一度壊れたら近くに行く事さえできない悪魔です
壊れなかったとしてもそこから出される死の灰の廃棄物は
1000000年・・・100じゃないです
百万年です・・・百万年の間地下300メートルに埋めていても冷えないのが原発のゴミです
それだけの時間がなければ冷やして安全にならない原発のゴミ
その時自分は死んでいるから・・・
その先の事なんてどうでもいいとあなたは思いますか?
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05.08
Sun
5/4ラジオたねまきジャーナルでの放送内容の中で
3号機は水素爆発ではなく原爆だったのでは?といったアメリカのアーニー・ガンダーセン氏です
4月18日に2号機の原子炉内の圧力が0のことと4号機の1ccの水の中からヨウ素が250ベクレル観測されたことに対して
説明されています
福島原発事故:4号機燃料プールでも起こっていた核反応(4/18)
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3号機は水素爆発ではなく原爆だったのでは?といったアメリカのアーニー・ガンダーセン氏です
4月18日に2号機の原子炉内の圧力が0のことと4号機の1ccの水の中からヨウ素が250ベクレル観測されたことに対して
説明されています
福島原発事故:4号機燃料プールでも起こっていた核反応(4/18)
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05.06
Fri
以前チェルノブイリーWHO世界保健機構でも真実は語られていないとしてこのブログにUPしましたが
その時は翻訳が途中までしか出来ていませんでした
字幕スーパー付きのyoutubeがありましたのでここに載せます
チェルノブイリの被害者は100万人
司会:カール・グロスマン
ジャネット・シェルマン博士
(一部抜粋)
国際原子力機関(IAEA)(原子力を規制したり奨励したりする機関)では
IAEAはチェルノブイリによる死者数は総計4千人位としています
IAEAが発表したチェルノブイリフォーラムという調査書は、350の記事をもとに書かれています
これらの記事は英語で書かれたものです
ベラルーシのヤブロコブ博士は非英語を含む5000の記事を基にしています
これは公開されている医学的データを基にしています
また現場にいた医療従事者 科学者 疫学者などの人たちの声をもとにしています
98万5千人が亡くなったとしています。死者数はさらに増えて続けています
WHO 世界保健機構でも真実は語られていないのですね
WHOは IAEAと協定を結んでいて
1959年に結ばれた協定は 一方がもう一方の承諾なしに調査書を発表することは 禁じられています
IAEAは原子力を規制するだけではなく、原子力の促進を行う機関でもありますから
当然 WHOに「原子力は健康に有害だ」と言われては困るわけです
事態は私が思っていた以上に深刻でした
人々が癌や心臓病で命を落とすだけでなく、体中のすべての臓器が毒されたということが衝撃でした
免疫機能 肺 皮膚などすべての器官が放射能の影響を受けたのです
しかもこれは人間だけではありません 調査した全ての生き物、
ヒト 魚 木々 鳥 バクテリア ウイルス 狼 牛
生態系のすべてが変わってしまいました
放射能の遺伝子絵の影響は改善する見込みのない話しです
一度遺伝子が損傷を受けると何世代にも引き継がれます
難しい事ではないのです
放射性同位体の行き先は明らかです
ヨウ素は甲状腺に、ストロンチウムは骨や歯に蓄積します
特に胎児に影響を及ぼすセシウム137は心臓と筋肉に蓄積されます
これを知っているからどんな悪影響が出るのかを予測できます
司会のカール・グロスマン氏は番組の終了後にこう語りました
「収録を行ったのは2011年3月5日でした
福島原発大惨事が始まる6日前です
チェルノブイリ、そしてこの日本の悲劇の教訓は
全ての原発を停止するべきだという事です
死を招く原子力は完全に不必要なものです」
その時は翻訳が途中までしか出来ていませんでした
字幕スーパー付きのyoutubeがありましたのでここに載せます
チェルノブイリの被害者は100万人
司会:カール・グロスマン
ジャネット・シェルマン博士
(一部抜粋)
国際原子力機関(IAEA)(原子力を規制したり奨励したりする機関)では
IAEAはチェルノブイリによる死者数は総計4千人位としています
IAEAが発表したチェルノブイリフォーラムという調査書は、350の記事をもとに書かれています
これらの記事は英語で書かれたものです
ベラルーシのヤブロコブ博士は非英語を含む5000の記事を基にしています
これは公開されている医学的データを基にしています
また現場にいた医療従事者 科学者 疫学者などの人たちの声をもとにしています
98万5千人が亡くなったとしています。死者数はさらに増えて続けています
WHO 世界保健機構でも真実は語られていないのですね
WHOは IAEAと協定を結んでいて
1959年に結ばれた協定は 一方がもう一方の承諾なしに調査書を発表することは 禁じられています
IAEAは原子力を規制するだけではなく、原子力の促進を行う機関でもありますから
当然 WHOに「原子力は健康に有害だ」と言われては困るわけです
事態は私が思っていた以上に深刻でした
人々が癌や心臓病で命を落とすだけでなく、体中のすべての臓器が毒されたということが衝撃でした
免疫機能 肺 皮膚などすべての器官が放射能の影響を受けたのです
しかもこれは人間だけではありません 調査した全ての生き物、
ヒト 魚 木々 鳥 バクテリア ウイルス 狼 牛
生態系のすべてが変わってしまいました
放射能の遺伝子絵の影響は改善する見込みのない話しです
一度遺伝子が損傷を受けると何世代にも引き継がれます
難しい事ではないのです
放射性同位体の行き先は明らかです
ヨウ素は甲状腺に、ストロンチウムは骨や歯に蓄積します
特に胎児に影響を及ぼすセシウム137は心臓と筋肉に蓄積されます
これを知っているからどんな悪影響が出るのかを予測できます
司会のカール・グロスマン氏は番組の終了後にこう語りました
「収録を行ったのは2011年3月5日でした
福島原発大惨事が始まる6日前です
チェルノブイリ、そしてこの日本の悲劇の教訓は
全ての原発を停止するべきだという事です
死を招く原子力は完全に不必要なものです」
05.04
Wed
2011年4月20日 ダイヤモンド社特別レポート(ジャーナリスト矢部武氏)です
「政府発表を鵜呑みにせず自分の身は自分で守れ」
チェルノブイリ事故処理班の生存者が語る凄惨な過去と放射能汚染への正しい危機感
生物が放射線から受ける影響を研究する放射線生物学者の
ナタリア・マンズロヴァ氏のチェルノブイリ原発事故後の過酷な作業環境と
今後予想される福島原発事故の健康被害の規模などについての報告です
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彼女の日本に対するメッセージのyoutubeもありましたが
どなたかが翻訳して下さったら嬉しいです(そのまま続きを読むに載せました)
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05.03
Tue
ロシアの報道番組でアーノルド・ゴンデーセン氏の福島原発事故、日本政府と東電に対するご意見です
小出先生がいつもおっしゃっている事とほとんど同じだと思いながら拝聴しました
ただ、子どもに20ミリシーベルトの問題の部分では
私は日本人でいる事が本当に情けなくなってしまいました
ロシア報道番組 「ロシア・トゥデイ」2011年4月27日放送
ゲスト アーノルド・ゴンデーセン氏
フェア・ウィンド・アソシエイト役員
数十年にわたる原子力産業キャリアを踏まえ 現在は原発反対運動にかかわっている
※youtube投稿者の方の説明文転記します
現在の日本では今回の福島原発での事故が正しく伝えられていないと思います。元原子力技術者で現在はフェアーウインズ・アソシエイトのメンバーで原子力反対運動を進めるアーニー・ガンダーセンがロシアのニュース番組で今の福島原発の深刻さを語っています。これを見た方はできるだけ多くの人にこのリンクの事を伝えて下さい。
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番組の内容を記載します続きを読む
小出先生がいつもおっしゃっている事とほとんど同じだと思いながら拝聴しました
ただ、子どもに20ミリシーベルトの問題の部分では
私は日本人でいる事が本当に情けなくなってしまいました
ロシア報道番組 「ロシア・トゥデイ」2011年4月27日放送
ゲスト アーノルド・ゴンデーセン氏
フェア・ウィンド・アソシエイト役員
数十年にわたる原子力産業キャリアを踏まえ 現在は原発反対運動にかかわっている
※youtube投稿者の方の説明文転記します
現在の日本では今回の福島原発での事故が正しく伝えられていないと思います。元原子力技術者で現在はフェアーウインズ・アソシエイトのメンバーで原子力反対運動を進めるアーニー・ガンダーセンがロシアのニュース番組で今の福島原発の深刻さを語っています。これを見た方はできるだけ多くの人にこのリンクの事を伝えて下さい。
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ひとつ前のブログで
子供の放射能20ミリシーベルトに対して
日本政府に疑問を呈したアイラ・ヘルファンド医学博士が出演している番組です
6分ごろから博士がコメントします
日本語訳が付いています
博士の話が聞いてみたくてこの番組を拝見しましたが
内容は私にとっては驚きの物でした
アメリカも日本と同じなのです
政府と企業が原発を進め
私が今日本で信頼できると思っているような先生方と同じような人たちが
アメリカでも原発廃止を求めている
日本政府は東芝の原子力発電を半ば強引にアメリカに売り付けているようだ
今回の事があって日本に対するアメリカの見方
日米関係の在り方
この番組を見ると少し考え方が変わるかもしれない
アメリカも日本も同じだった・・・
日本の事故で「原発ルネサンス」は終わった Democracy Now
解説は "ラルフ・ネーダー:日本の事故で「原発ルネサンス」は終わった" Democracy Now へ
http://democracynow.jp/video/20110318-2
翻訳:中村達人/校正・全体監修:中野真紀子・丸山紀一朗
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内容を書き出しました続きを読む
子供の放射能20ミリシーベルトに対して
日本政府に疑問を呈したアイラ・ヘルファンド医学博士が出演している番組です
6分ごろから博士がコメントします
日本語訳が付いています
博士の話が聞いてみたくてこの番組を拝見しましたが
内容は私にとっては驚きの物でした
アメリカも日本と同じなのです
政府と企業が原発を進め
私が今日本で信頼できると思っているような先生方と同じような人たちが
アメリカでも原発廃止を求めている
日本政府は東芝の原子力発電を半ば強引にアメリカに売り付けているようだ
今回の事があって日本に対するアメリカの見方
日米関係の在り方
この番組を見ると少し考え方が変わるかもしれない
アメリカも日本も同じだった・・・
日本の事故で「原発ルネサンス」は終わった Democracy Now
解説は "ラルフ・ネーダー:日本の事故で「原発ルネサンス」は終わった" Democracy Now へ
http://democracynow.jp/video/20110318-2
翻訳:中村達人/校正・全体監修:中野真紀子・丸山紀一朗
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昨夜のテレビ朝日のプロデューサーに見て欲しいです
日本のテレビも事実を報道して下さい!
投稿者: TheLongLongWayToGo | 作成日: 2011/04/22
チェルノブイリで起きた本当のことを伝えています。
私たちは子供を全力で守らなくてはいけません。
チェルノブイリ原発 旧ソ連 広がる核汚染('96.6)1-4
チェルノブイリ原発 旧ソ連 広がる核汚染('96.6)2-4
チェルノブイリ原発 旧ソ連 広がる核汚染('96.6)3-4
チェルノブイリ原発 旧ソ連 広がる核汚染('96.6)4-4
04.22
Fri
福島50:原発に残った日本の作業員達 (CBSニュース)
詳細:http://redfox2667.blog111.fc2.com/blog-entry-254.html
福島の原発の危機がすぐに収束しなければ日本には更に多くの勇敢な志願者が必要となる
CBSニュース 2011年3月16日
レポーター:ジム・アクセルロッド、解説員:シェム・ダラス (元チェルノブイリ災害対策チーム代表
CBSニュース核安全解説員)、インタビュー出演:マーガレット・ハーディング (米国原子力学会)
日本の大災害によって福島の原発施設から約800人が退避をした。放射線の危険はそれだけ大きい。
しかしCBSニュースのジム・アクセルロッド特派員は、
一握りの作業員が命の危険を冒して彼等が直接知ってもいない無数の人々の命を救うために残った事を報じた。
施設内の作業員の正確な数は不明だが50から180人だと伝えられている。
原発内部の作業員と連絡を取るのはほぼ不可能だが、
制御室にいる作業員の一人と連絡を取った日本の政府関係者にCBSニュースの解説員が話を聞いた。
その政府関係者によれば、彼の知人はそれが職務だから死ぬ事は怖れていないと言ったという。
チェルノブイリの大災害の対策チームの責任者だったチェム・ダラス氏は、
核エネルギーセクターの職員のこういった返答は珍しい事ではないという。
「経験から言えば、原発制御エリアの人々はこういう感じだ」
減少しているとはいえ依然危険レベルの放射線の中で彼等は作業をしている。
水曜日に日本の高官は作業員の法的被曝上限を100mSvから250mSvの引き上げた。
専門家のマーガレット・ハーディング氏は「長時間の滞在はより危険であり、
『我々は滞在する。それが死を意味するなら死ぬ』と言う事は、彼等のガッツの表明なのだと思う」と語った。
もし数週間で汚染の脅威が抑えられなければ、
リスクに直面する事を希望する作業員を十分に見付ける事が決定的なチャレンジとなる。
ダラス氏は、日本のエネルギー当局が同様の危険に耐える事を希望する人々を見付けるシナリオを期待するという。
それは困難だが不可能ではないという。
20マイル以内から誰もが退避勧告を受けるほど危険の可能性のある場所に入る事を
彼等が志願しているだろう事は心に留めなくてはならない。
04.22
Fri
BBCの料理番組です
チェルノブイリの4号炉近く 特別な許可をもらって立ち入り禁止区域に特別に入りました
4号炉のすぐ前の車中での放射能濃度は0,3マイクロシーベルト/時間
福島市の小学校や中学校幼稚園と同じくらいか低いくらいの放射能の量です(下記参考資料参照)
子どもたちが心配になります
事故から20年たった今も避難したまま戻れない街は
「人が住まなくなるとどうなるか調べる生態系の実験みたいだ」と言っています
是非、ご覧ください
これは遠い異国の話しではないと思います。
チェルノブイリ原発事故から23年後BBC
[参考資料]
福島市屋外活動制限対象小学校等の環境放射線測定結果

チェルノブイリの4号炉近く 特別な許可をもらって立ち入り禁止区域に特別に入りました
4号炉のすぐ前の車中での放射能濃度は0,3マイクロシーベルト/時間
福島市の小学校や中学校幼稚園と同じくらいか低いくらいの放射能の量です(下記参考資料参照)
子どもたちが心配になります
事故から20年たった今も避難したまま戻れない街は
「人が住まなくなるとどうなるか調べる生態系の実験みたいだ」と言っています
是非、ご覧ください
これは遠い異国の話しではないと思います。
チェルノブイリ原発事故から23年後BBC
[参考資料]
福島市屋外活動制限対象小学校等の環境放射線測定結果

1990年ころ、ドイツ政府がおこなったシミュレーションに基づく映像。
ドイツ政府は正直です。
このような情報をみて国民が自分で考えて脱原発の道を選びました。
そして・・・日本は・・・プルト君です。
ドイツ政府は正直です。
このような情報をみて国民が自分で考えて脱原発の道を選びました。
そして・・・日本は・・・プルト君です。
原発を推進してきた日本では原発に異議を唱えにくい状況でした。
放射能で遺伝子が変わる怖さがここにあります
地震直後に海外で見付けた映像ですが
ブログに載せてもいいものか悩みました
世界中にはものすごく沢山の原発があります
でも、日本はこの狭い国土の中にアメリカの半分以上の原発を所有しています
下記、続きを読むにこのyoutubeを作った人の説明があります。
パソコンでの翻訳ですので日本語的に意味不明なところがありますが
ご理解いただきたく思います
続きを読む
放射能で遺伝子が変わる怖さがここにあります
地震直後に海外で見付けた映像ですが
ブログに載せてもいいものか悩みました
世界中にはものすごく沢山の原発があります
でも、日本はこの狭い国土の中にアメリカの半分以上の原発を所有しています
下記、続きを読むにこのyoutubeを作った人の説明があります。
パソコンでの翻訳ですので日本語的に意味不明なところがありますが
ご理解いただきたく思います
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映画「 Dark Circle(1982)」 水爆工場のプルトニウム汚染と被爆者のドキュメンタリー。
人体実験。ガン、白血病、奇形。原子力は水爆の母。
1982年のアメリカ映画。サンダンス映画祭・国際エミー賞受賞作。
1980年代、世界的規模で保有されるプルトニウムの驚異を、
女性作家のアーヴィングが綿密な取材と多くの資料をもとに作り上げたドキュメンタリー。
タイトルは核廃棄物の処置を危険視した"暗黒の循環"という意味。
主にアメリカの放射能汚染に関係した民間人や反核団体のグループが出演している。
続きは
続きを読むからどうぞ・・・
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人体実験。ガン、白血病、奇形。原子力は水爆の母。
1982年のアメリカ映画。サンダンス映画祭・国際エミー賞受賞作。
1980年代、世界的規模で保有されるプルトニウムの驚異を、
女性作家のアーヴィングが綿密な取材と多くの資料をもとに作り上げたドキュメンタリー。
タイトルは核廃棄物の処置を危険視した"暗黒の循環"という意味。
主にアメリカの放射能汚染に関係した民間人や反核団体のグループが出演している。
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03.30
Wed
福島では今、原発の地震と津や爆発で大変な事になっています
原発の事故がどれだけ恐ろしいものなのか日本のみんなに知ってもらいたいと思って
苦しいけどあえてブログにUPします。
福島の原発事故は海外ではチェルノブイリよりも被害が大きいといわれています
なかなか日本では放送されることのない内容です
これを見て恐れてパニックになるのではなく
冷静に、事実を見つめて
これ以上悲劇を起こさないために日本の原発の廃止を求めていきたいと私は思いました
お金と政治がらみの一部の人間の手によって日本本土には沢山の原発が今、稼働しています
特に危惧しているのは、世界でも一番危険といわれている活断層の真上に立つ浜岡原発です
今回の福島の地震でもっとひずみが大きくなって
近いうちに大型の東海地震がおこる恐れがあると確信しています
浜岡原発は岩石の地盤が弱く、しかもそれを隠してまで作っています
(浜岡原発2号は東海地震に耐えられない 設計者が語る)
放射線や放射能物質に関しても
「直ちに」「長期間」・・・「摂取しなければ」」と、私達を安心させるためなのか政府は言います
そりゃあそうですよねーw
直ちに死ぬのは戦争の原爆ですもの・・・
放射線、放射能に侵されると10年後にはどれだけの人が死んでしまうのか
私には怖くてたまりません
福島原発の今回の事故も見通しが暗いまま
もしも、東海地震があって浜岡原発に何かがあったら
日本のほとんどは無くなってしまうと思っていいでしょう
日本だけでなく諸外国の人々の健康も害することと思います
プレートが東北沖で大きく動いた今
東海地震は必ず近い将来に来ると思うのは私だけではないはずです
地球の危機になるかもしれないと思うのは決して大げさではないと思います
現に福島原発の放射能はアメリカの西海岸にすでに到達しています
何をしたらいいのか・・・分からないけれど
私は、署名や要望を担当機関に提出してみました
何もしないよりも良いのかな?って思ったからです
要望書提出サイト
https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken_ssl.html ← 首相官邸へ要望書
https://wwws.meti.go.jp/nisa/index.html←原子力保安委員へ要望書
http://www.chuden.co.jp/inquiry/inq_energy/3005333_6106.html←中部電力へ要望書
http://bit.ly/hcJSbl←静岡県へ要望書
電子署名提出サイト
http://goo.gl/d221B←静岡浜岡原発停止の電子署名
http://www.antinuke.net/kaminoseki/←上関原発反対の電子署名
チェルノブイリのビデオは
↓続きを読むから是非ご覧ください続きを読む
原発の事故がどれだけ恐ろしいものなのか日本のみんなに知ってもらいたいと思って
苦しいけどあえてブログにUPします。
福島の原発事故は海外ではチェルノブイリよりも被害が大きいといわれています
なかなか日本では放送されることのない内容です
これを見て恐れてパニックになるのではなく
冷静に、事実を見つめて
これ以上悲劇を起こさないために日本の原発の廃止を求めていきたいと私は思いました
お金と政治がらみの一部の人間の手によって日本本土には沢山の原発が今、稼働しています
特に危惧しているのは、世界でも一番危険といわれている活断層の真上に立つ浜岡原発です
今回の福島の地震でもっとひずみが大きくなって
近いうちに大型の東海地震がおこる恐れがあると確信しています
浜岡原発は岩石の地盤が弱く、しかもそれを隠してまで作っています
(浜岡原発2号は東海地震に耐えられない 設計者が語る)
放射線や放射能物質に関しても
「直ちに」「長期間」・・・「摂取しなければ」」と、私達を安心させるためなのか政府は言います
そりゃあそうですよねーw
直ちに死ぬのは戦争の原爆ですもの・・・
放射線、放射能に侵されると10年後にはどれだけの人が死んでしまうのか
私には怖くてたまりません
福島原発の今回の事故も見通しが暗いまま
もしも、東海地震があって浜岡原発に何かがあったら
日本のほとんどは無くなってしまうと思っていいでしょう
日本だけでなく諸外国の人々の健康も害することと思います
プレートが東北沖で大きく動いた今
東海地震は必ず近い将来に来ると思うのは私だけではないはずです
地球の危機になるかもしれないと思うのは決して大げさではないと思います
現に福島原発の放射能はアメリカの西海岸にすでに到達しています
何をしたらいいのか・・・分からないけれど
私は、署名や要望を担当機関に提出してみました
何もしないよりも良いのかな?って思ったからです
要望書提出サイト
https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken_ssl.html ← 首相官邸へ要望書
https://wwws.meti.go.jp/nisa/index.html←原子力保安委員へ要望書
http://www.chuden.co.jp/inquiry/inq_energy/3005333_6106.html←中部電力へ要望書
http://bit.ly/hcJSbl←静岡県へ要望書
電子署名提出サイト
http://goo.gl/d221B←静岡浜岡原発停止の電子署名
http://www.antinuke.net/kaminoseki/←上関原発反対の電子署名
チェルノブイリのビデオは
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