原発敷地内では100ベクレルは廃棄物として管理しなければならないのに、
宮城県栗原市では400ベクレルの堆肥を利用するらしい。
その堆肥を使ってできた作物は汚染されるだろう。
放射性物質を食べさせられることになるかもしれないので、覚えておいた方がいいと思う。
汚染牧草 堆肥化の実証実験
2016年05月27日 21時20分 NHK
原発事故で出た放射性物質で汚染された牧草の処理に向けて、宮城県栗原市は、牧草を堆肥にして再利用を図る実証実験を始めました。
原発事故で汚染された牧草などのうち、放射性物質の濃度が1キログラムあたり8000ベクレル以下のものは、市町村などが一般のごみとして焼却処理などを行うことになっていますが、住民の理解が得られず、各地で処理が進んでいません。
こうした中で、栗原市は、汚染された牧草を微生物を使って堆肥に変える実証実験を始め、27日、付近の住民などに実験施設の内部が公開されました。
牧草は、微生物の入った土や牛のふんなどと混ぜて100度近い高温の環境に1か月半ほど置いて発酵させると堆肥として使えるようになり、放射性物質の濃度も、通常に使用できる400ベクレル以下まで下がるということです。
市は、秋まで実験を続けた上で、市内に保管されているおよそ2600トンの牧草の処理に生かしていきたいとしています。
栗原市の佐藤市長は「焼却処理よりも堆肥にする方が安全性も高いと思われ、再利用できる可能性もありベストだと思う。実験が成功したら国や県と相談して堆肥化することで処理を進めたい」と話しています。

「焼却処理よりも堆肥にする方が安全性も高い」だって!?
↑
じゃあ焼却するな (◣_◢) !!!
牧草にはセシウム以外の放射性物質もたくさん張り付いているんじゃないかな?と、ふと思う。
下手にいじくりまわさずに、見えるところにしっかり隔離してちゃんと何百年も管理した方がいいとおもう。
東京電力に持って行ってもらって、福島第一原発の石棺にでもしてもらうべき。
各自治体で勝手に燃やしたり埋めたりいろんなことしてわけわからなくして欲しくない。
やっぱり、全てまとめて福島の東京電力に集めるべきだ。
最近、危機感が薄れてきていますよね、私を含めて。
もう一度しっかりと意識しましょう。
給食のタケノコご飯から基準超のセシウム 宇都宮の小学校
2016.5.11 20:17 産経新聞
宇都宮市は11日、市内の小学校で10日に提供した学校給食のタケノコご飯のタケノコから、基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたと発表した。
市によると、10日の給食で同校児童531人が食べたタケノコごはんを簡易検査したところ、基準を超える放射性セシウムが疑われたため、栃木県林業センターで精密測定。その結果、最高で234ベクレルを検出した。
県環境森林部がタケノコの出荷者に事情を聴いたところ、出荷制限がかかっていない宇都宮市産に、出荷制限区域のタケノコが交じっていた可能性があるという。
給食に基準値超すタケノコ 宇都宮の小学校、放射性セシウム
2016/5/12 11:44 日本経済新聞
宇都宮市は12日までに、市立横川西小学校の給食に出たたけのこご飯の食材に使われたタケノコから、国の基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を超える最大で同234ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。
直ちに健康に影響を及ぼす数値ではなく、体調不良の報告はないという。市内の小学校で月に1回ほど実施している放射性物質の簡易検査でタケノコに基準値を超える疑いが生じたため、栃木県が11日、精密測定した。
県がタケノコを採り、出荷した宇都宮市に住む男性に聞き取り調査をした結果、宇都宮市産と県北部の出荷制限区域のタケノコを混ぜて出荷したという。男性は「採った地域が出荷制限になっているとは知らなかった」と話し、県が詳しい経緯を調べている。〔共同〕
「直ちに健康に影響を及ぼす数値ではない」ということですが、
つまりこの言葉は、「直ちに影響はなくても後に影響を及ぼす」という意味。
栃木県宇都宮市横川西小学校の子供達はすでに食べてしまったあと「234ベクレル入っていた」ことを知らされたのです。
タケノコは食べてしまったのです。
食べてしまった小学生は本当にお気の毒ですが、このことをよく覚えておくことが大切だと思います。
「宇都宮市産と県北部の出荷制限区域のタケノコを混ぜて出荷した」ことが問題だと言っていますが、
宇都宮産のタケノコも私は食べない方がいいと思います。
100ベクレルを超えていなくても、100ベクレルを下回るセシウムが含まれている可能性が高いからです。
厚生労働省もタケノコは注意と言っています。
厚生労働省セシウム検査〜注意する食材〜
タケノコ
きのこ類
山菜(うど、ぜんまい、たらのめ、ふき、ふきのとう、わらび など)
そば
コマツナ
ブロッコリー
梅
ギンナン
ユズ
クリ
カキ
ビワ
さんしょう
米
大豆
はちみつ
ーー
ヒラメ
カレイ類
メバル・ソイ・カサゴ類
エイ類
クロダイ
スズキ
マダコ
ワカサギ
イワナ
ヤマメ
マス類
ギンブナ
コイ
ウグイ
ウナギ
アユ
(↑注意が必要な食材)
5年経っても放射能汚染は改善していないことを知っておきましょう。
国の放射性物質ばらまき政策のおかげで、改善されるどころかむしろより汚染されているのかもしれません。
ばら撒く
1.環境省「8000ベクレル/kg以下の除染土を全国の公共事業で再利用する」について(文字起こし)満田さん〜おしどりマコケン
埋めちゃう←地下水汚染
原子力規制委員会が了承〜廃炉の廃棄物処分 “地下70m以上深い場所に〜
燃やしちゃう
汚染牧草焼却 2万ベクレル超も〜環境省指定廃棄物対策チーム「8000ベクレル超は福島県内の仮設焼却炉でも処理してる」
流しちゃう
トリチウム海洋放出か!?〜生命体へのトリチウムの影響〜4/20原子力規制委員会文字起こし
今現在の話です↓
吸い込む
<今でも降ってる>定時降下物セシウム都道府県ランキング 2015年10月分
2016年3月もセシウムが降っています。(平成28年04月28日 原子力規制委員会)

飲む
セシウムが降ってきている地域では水道水にも入っています。
水道水蛇口放射性物質ランキングは東京都が初のNo1に!!2016年1〜3月原子力規制委員会蛇口水ランキング発表
太平洋もどんどん汚しています。
<福島第一原発>凍土壁・凍らない壁から汚染水が海へ〜大竹まことゴールデンラジオ5/26(文字起こし)
オバマ大統領広島訪問の陰で経済産業省「福島第一からトリチウムを太平洋へ放出」
セシウム検査、48品目対象に 16年度、ウメなど追加
中日新聞 2016年3月25日 18時42分
政府は25日、東京電力福島第1原発事故後に東北や関東などの17都県が実施している食品の放射性セシウム検査の対象見直しを発表した。4月以降に検査が必要なのは48品目・類となる。
厚生労働省によると、2015年度の対象(45品目・類)からミョウガなどを除き、ウメやブロッコリーなどを追加。山菜類は「野生」と「栽培」に区分し、それぞれ個別に出荷の可否を判断する。
検査対象となるのは、昨年4月~今年2月に国の基準値の2分の1を超えたことがある食品。自治体は対象以外でも自主的に検査している。
政府は16年度中に、17都県の絞り込みや、新たな検査体制を検討する。
基準の2分の1を超えたことがある食品
基準とは?
厚生労働省 食品中の放射性物質と対策についてより

厚生労働省
食品中の放射性物質に関する「検査計画、出荷制限等の品目・区域の設定・解除の考え方」の改正
(原子力災害対策本部策定)
【主な改正点の概要】
○ 検査対象品目の見直し
・ 直近約1年間の基準値を超えた、若しくは基準値の1/2を超えた食品等の検査結果を踏まえ、検査対象品目を見直し
○ 個別品目の取扱いの見直し
・ 山菜類等については、栽培等の管理の程度に応じ、「野生」と「栽培」に区別して出荷制限の設定・解除することができる旨を記載。
○ その他
・ 検査対象品目・自治体のあり方等を含む、科学的知見に基づいた今後の検査体制のあり方について、関係者の意向や理解を踏まえつつ、平成28年度の早い時期に関係省省庁により、検査体制の方向性及びその導入時期を検討することを「趣旨」に記載。
※ 改正経緯
平成23年4月4日: 「検査計画、出荷制限等の品目・区域の設定・解除の考え方」を公表。
平成23年6月27日: 放射性ヨウ素の減少を踏まえ、放射性セシウム対策を主眼とするとともに、茶、水産物、麦類の取扱いを規定。検査対象に国民の摂取量の多い食品を追加。
平成23年8月4日: 個別品目に牛肉、米の取扱いを追加。
平成24年3月12日: 平成23年の検査結果、平成24年4月1日施行の基準値を踏まえた改正。
平成24年7月12日: 平成24年4月以降の検査結果及び出荷制限対象食品の多様化を踏まえ、検査対象品目、出荷制限の解除要件等を改正。個別品目に大豆及びそばの取扱いを追加。
平成25年3月19日: 平成24年4月以降の検査結果の集積を踏まえた検査対象品目及び対象自治体の見直し。水産物や野生鳥獣の移動性及びきのこ等の管理の重要性等を考慮した出荷制限等の解除要件等について改正。個別品目に原木きのこ類を追加。
平成26年3月20日: 平成25年4月以降の検査結果の集積を踏まえた検査対象品目及び対象自治体の見直し。検査対象品目に事故後初めて出荷するものであって、検査実績が無い品目を追加。
平成27年3月20日: 平成26年4月以降の検査結果の集積を踏まえた検査対象品目及び対象自治体の見直し。牛肉の検査頻度について、農家ごとに3ヶ月に1回程度から、12ヶ月に1回程度とすることができることを追加。
平成28年3月25日
検査計画、出荷制限等の品目・区域の設定・解除の考え方
原子力災害対策本部
より、一部抜粋
3 検査対象品目
下記の品目とし、過去の検出値(Ge検出器による精密検査によるもの)
等に基づき、生産者、製造・加工者の情報が明らかなものを対象として
選択する。なお、以下(1)、(2)及び(4)に掲げる品目は、平成27年4
月1日から平成28年2月29日までの検査結果に基づくものであり、平成
28年3月1日以降該当する品目についても対象とする。
(1) 基準値を超える放射性セシウムが検出された品目
ア きのこ・山菜類等(露地物を優先して選択。栽培物を含む。) 野生きのこ類、うど、くさそてつ(こごみ)、こしあぶら、ぜんまい、たけのこ、たらのめ、ふき、ふきのとう、わらび、おおばぎぼうし
イ 野生鳥獣の肉類 イノシシ、クマ、シカ、ヤマドリの肉
ウ 穀類 そば
(2) 基準値の1/2を超える放射性セシウムが検出された品目((1)に掲げる品目を除く。)
ア 野菜類 コマツナ、ブロッコリー
イ 果実類(露地物を優先して選択。) ユズ、クリ、ウメ、カキ、ギンナン、ビワ
ウ きのこ・山菜類等(露地物を優先して選択。栽培物を含む。)原木しいたけ(露地栽培、施設栽培)、原木まいたけ(露地栽培)、
うわばみそう(みず)、ねまがりたけ、さんしょう(野生)、もみじがさ(しどけ)
エ 穀類 米
オ 豆類 大豆
カ はちみつ
(3) 飼養管理の影響を大きく受けるため、継続的なモニタリング検査が必要な品目
ア 乳(岩手県、宮城県、福島県、栃木県及び群馬県で検査対象とする。)
イ 牛肉(岩手県、宮城県、福島県、栃木県及び群馬県で検査対象とする。)
(4) 水産物(基準値の1/2を超える放射性セシウムが検出された品目)(以下に示すものは品目群による表記である。具体的な品目群とこれに対応する品目は別添参考の「水産物の類別分類」を参照。)
ア 海産魚種 ヒラメ、カレイ類(2群)、メバル・ソイ・カサゴ類(主な生息域が100m以浅の品目)、エイ類、クロダイ、スズキ、マダコ
イ 内水面魚種(基準値の1/2を超える放射性セシウムを検出した自治体で検査対象とする。) ワカサギ、イワナ・ヤマメ・マス類、ギンブナ・コイ・ウグイ、ウナギ、アユ、アメリカナマズ
(5) 計画策定の際に考慮する品目
ア 国民の摂取量を勘案した主要品目(参考) 国民健康・栄養調査の摂取量上位品目(平成25年調査より) 米、飲用茶、牛乳、ダイコン・キャベツ・ハクサイ・タマネギ・キュウリ等の淡色野菜、ニンジン・ホウレンソウ・トマト等の緑黄色野菜、卵、豚肉、ジャガイモ・サツマイモ・サトイモ等のイモ類、かんきつ類、リンゴ・ブドウ・ナシ等の果実類、魚介類、きのこ類、鶏肉、牛肉、藻類等
イ 生産状況を勘案した主要農林水産物
(6) 当該自治体において、平成27年4月1日以降に出荷制限を解除された品目((1)から(4)に掲げる品目に限る。)
(7) 市場において流通している食品(生産者及び製造・加工者の情報が明らかなもの)
(8) 乾燥きのこ類、乾燥海藻類、乾燥魚介類、乾燥野菜類及び乾燥果 実 類 等 乾 燥 し て 食 用 に 供 さ れ る も の ( 水 戻 し し て基 準 値(100Bq/kg)が適用される食品を除く。)等の加工品
(9) 被覆資材の不適切な保管・使用等の生産管理の不備が原因で基準値の1/2を超える放射性セシウムが検出されたと考えられる品目
(10) 当該自治体内の市町村等ごとに、事故後初めて出荷するもので
あって、検査実績が無い品目(ただし、非結球性葉菜類のように品目
群単位で、代表的な指標作物を設定して検査をすることもできる。)
(11) 検出状況等に応じて国が別途指示する品目
(参考1) 米ぬか及び菜種等の油脂原料の検査を行う場合には、加工
後の油脂の検査を行い、管理する。
(参考2) (8)の加工品は必要に応じて原料又は製品で検査を行い管
理する。
4 検査対象市町村等の設定
地域的な広がりを把握するため、生産等の実態や産地表示の状況も
踏まえて少なくとも下記の検査を実施する。
(1) Ⅱ3の(1)に掲げる品目(別に定める場合を除く。)の検査
ア 平成27年4月以降、当該食品分類で基準値を超える放射性セシ
ウムが確認された自治体 (表中◎)
当該品目から基準値の1/2を超える放射性セシウムを検出した
地域及び主要な産地において市町村ごとに3検体以上実施する。
その他の市町村では1検体以上実施する(生息等の実態を踏ま
え、県内を市町村を越えて複数の区域に分割し、区域単位で3検体
以上実施することもできる。)。
イ 平成27年4月以降、当該食品分類で基準値の1/2を超える放
射性セシウムが確認された自治体(アを除く。)(表中○)
当該品目から基準値の1/2を超える放射性セシウムを検出した
地域において市町村ごとに3検体以上実施する。
その他の市町村では1検体以上実施する(生息等の実態を踏ま
え、県内を市町村を越えて複数の区域に分割し、区域単位で3検体
以上実施することもできる。)。
(2) Ⅱ3の(2)の検査(別に定める場合を除く。)は、平成27年4月以
降、当該食品分類で基準値の1/2を超える品目が確認された自
治体で、当該品目から基準値の1/2を超える放射性セシウムを検
出した地域においては市町村ごとに3検体以上、その他の地域にお
いては市町村ごとに1検体以上(生息等の実態を踏まえ、県内を市
町村を越えて複数の区域に分割し、区域単位で3検体以上とするこ
ともできる。)、それぞれ実施する。(表中○)
(3) 検体採取を行う地点の選択に当たっては、土壌中のセシウム濃
度、環境モニタリング検査結果、過去に当該品目の検査で基準値の
1/2を超える放射性セシウムを検出した地点等を勘案するととも
に、放射性セシウム濃度が高くなる原因の一部が判明している品目
については、当該要因が当てはまる地点を優先して選択する。
5 検査の頻度
品目の生産・出荷等の実態に応じて計画し、定期的(原則として曜日
などを指定して週1回程度)に実施すること。野生のきのこ・山菜のように
収穫時期が限定されている品目については、収穫の段階で検査を実施
する。Ⅱ3の(3)の検査は、別添に定める。
水産物の検査は、原則として週1回程度とし、漁期のある品目につい
ては、漁期開始前に検査を実施し、漁期開始後は週 1 回程度の検査を
継続する。また、Ⅱ3の(4)アの岩手県の海産魚種の検査、並びにⅡ3
の(5)及び(7)から(9)に該当する水産物の検査については、過去の検
査結果を考慮して検査の頻度を設定する。
ただし、基準値を超える又は基準値に近い放射性物質が検出された
場合は検査頻度を強化する。また、検査頻度については、必要に応じて
国が自治体に別途指示することがある。
6 検査計画の策定、公表及び報告
検査計画は、四半期ごとに策定し、ホームページなどで公表するととも
に、国に報告する。
厚生労働省参考資料
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11135000-Shokuhinanzenbu-Kanshianzenka/0000117421.pdf

(注1)平成27年4月1日から平成28年2月29日までの検査結果に基づき分類。
・基準値(水産物においては基準値の1/2)超過が検出されたもの(凡例 ◎)
・基準値の1/2の超過が検出されたもの(基準値超過が検出されたものを除く。)(凡例 ○)
・Ⅱ3(3)及び別添において検査対象となっているもの並びに対象品目の移動性又は管理の困難性を考慮
し検査が必要なもの。水産物においては、出荷制限の設定状況を考慮し検査が必要なもの。(凡例 □)
(注2)表中◎または○の自治体であっても、別添で検査点数を定めている場合は、別添を優先する。
(注3)表中□の自治体のうち、別添で検査点数を定めていない場合(水産物を除く。)は、○の自治体の検査点
数に準じて検査を実施する。
水産物の類別分類
水産物の放射性物質の検査にあたっては、主な食性、生息水深、これまでの検査結果等を考慮して、下表の各品目群の(a)及び(b)の列中で放射性セ
シウム濃度が高い品目を選択して検査し、その結果を品目群に共通する検査結果とすることができる。品目群は最大限まとめられる品目の括りであ
り、各県の判断で細分化することができる。なお、各県が策定する検査計画には各県が設けた品目群を添付することとする。

普通によく食べる食材で気をつけて購入したほうがいいもの
たけのこ
きのこ類
山菜(うど、ぜんまい、たらのめ、ふき、ふきのとう、わらび など)
そば
コマツナ
ブロッコリー
梅
ギンナン
ユズ
クリ
カキ
ビワ
さんしょう
米
大豆
はちみつ
ーー
ヒラメ
カレイ類
メバル・ソイ・カサゴ類
エイ類
クロダイ
スズキ
マダコ
ワカサギ
イワナ
ヤマメ
マス類
ギンブナ
コイ
ウグイ
ウナギ
アユ
アメリカナマズ
2015年12月23日
文字起こし部分のYoutube→https://youtu.be/lFmzea9a9BM?t=53m57s

やはり、土地の復興ではなく人間の復興であろうと。
こういうことはよく言われることなんですけれども、
福島の復興に一つの方法があって、
それは「福島の産物を食べましょう」というんですね、野菜とかお米とか。
それはとっても美しく響くんだけど、ここには大きな落とし穴があると思うんです。
一つは内部被曝というものを考えていない。
一つ一つの食品でどれくらいの内部被曝を起こすのか?それがきちんとわかっていない。
もう、ゼロではないですよ。
僕たちが知っているゼロベクレルの福島の食品の日々はもう終わっているんです。
それを食べて、どういう状況でどのような人体に影響が出てくるかということがまだわかっていないんです。
それを食べるといいのか?
で、ある著名な人は、「私はもう65歳を過ぎたからガンにならないからどんどん福島のものを食べる」とおっしゃって、大変有名な良識的な方なので、そこのところがずーっと広まっていますが、私はそれは違うと思う。
なぜかというと、福島で農作業をしている人たちに聞くと、
「本当に怖いんだ」と。
土の汚染が非常に強い。
その中で農作業をするということはとっても辛い。
埃も吸うし、それから自分はろくな防御もないまま田んぼに入っているから、ゴム長なんかで防げるわけがない。
そこでやって吸う。
「そういう環境の中で労働をすることはすごく辛い、怖い」と、本人が言っているんです。
僕たちはそこでできたものを食べることが彼らを助けることになるんじゃないかと表面的に考えるけど、
実は彼らをずーっとその土地に縛り付けてね、烈圧な環境の中で働けと言っていることと同じですよ。
それでいいんだろうか?
それから最近、双葉相馬漁協が1週間に一度試験操業をして、獲れた魚を市場に出しています。
これには私は驚いて漁協に尋ねたんですが、
「1週間に1回ちゃんと測って安全と思われる魚を出している」
じゃあ、どのような調べ方をしているのか?というと、単なるサンプリングです。
どこかの記事に騙されてね、どこかの記事を読んだんだけど、
「魚を箱に入れたままベルトに通すとスーッと測る機械ができた」と。
「それができたから福島の魚を全部検査して出している」と。
ところが漁協のホームページを見たら、どうやって検査するのかというのが書いてあります。
それは魚の食べる部分をミンチにしたり、フードプロセッサーにかけたりして、ゲルマニウムの筒の中に入れて、それで検査をする。
それは時間がかかるんですよ。
だから全ての魚はやっていない。
おまけに身をすりつぶさないとできないんだから、商品にならないわけでしょ。
だからサンプリングなんですよね。
何十匹か何百匹か知らないけれど、他に強い線量のある魚が入る可能性がいくらでもあるじゃないですか。
そういうものを一般人に獲って食べさせる。
しかしそれは、漁民の人たちにとっては大きな選択間違いだと思う。
というのは、そういうことをすると国が補償しませんよ、もう。
「お前たちは漁業をすることができるんだから補償する必要はない」と言って補償を打ち切られます。
そんなことをしてまでやる、っていうのは誰かがそういうことを漁連に強要しているんだろうと、僕は邪推しますけれどね。
で、このような状態が続いている間は、福島の人たちの健康なんか保てるわけがないんです。
低線量被曝。
それからフレコンバックに囲まれて、その中で生きている。
景色も何もあったもんじゃないです。
さっきの見てうんざりしたでしょ、していなかったらもっと見せますよ。
私は15、16日と二日間まわって、もう、「見るものは全部見たよ」と思いました。
で、今の状態から言えば、私の大前提「土地の復興ではなく人間の復興である」
それがちっとも達成されていないということなんです。
私が皆さんに訴えたいのは、
どうか福島の人たちの側に立って、土地の復興でなく人間の復興ができるように、力をみんなで出し合いましょう。
ということなんです。
それが私の言いたいことです。
西尾正道先生〜https://youtu.be/lFmzea9a9BM?t=59m20s
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韓国ソウル 東北復興観光PR”風評被害”で中止に「韓国政府は韓国の国民向けに、風評払拭に向けた努力を」
福島県沖の試験操業自粛海域を半径10kmまで縮小する案
汚染された餌を食べたヤマトシジミの研究結果から考える「学校給食に福島産米」10/5 おしどりマコ・ケン横浜(文字起こし)
「風評被害」っていう言葉そのものは私大嫌いなんですね。 風評じゃないんです。井戸川克隆氏8/23大竹まことのゴールデンラジオ
「俺らはわかってる。だから私は食べない」「自分の子供に食べさせたいと思わないでしょ?」「風評じゃない!根にも葉にもある」6/6東電・政府交渉(内容書き出し)
3.DNA修復エラー・放射性物質の人体蓄積・食品からの内部被ばく4/18児玉龍彦氏(内容書き出し)
「美味しんぼ」鼻血問題 関係ブログ
<鼻血は風評被害だ?>環境省が異常な反応~いろいろまとめ~
「如何に福島は危ないかを証明しているのは今の環境省」
<実際に鼻血はあります!>
えっ!?ヽ(ヽ゚ロ゚)!「放射線技師や宇宙飛行士は鼻血が止まらないことになる」~いろいろまとめ2~
「美味しんぼ」福島の真実23話(一部セリフ書き出し)
<3人の先生に質問>
「低線量被ばくについてデータを蓄積する必要はあると思いますか?」
山本太郎議員5/15参議員(文字起こし)
<美味しんぼ>橋下徹大阪市長と松井英介医師
「福島県民の請求権を「風評被害」という名のもとに妨害されている」
井戸川前双葉町長質疑応答・上原国立市長
/広河隆一氏「チェルノブイリでは避難民の5人に1人が鼻血を訴えた」チェルノブイリアンケート結果
<美味しんぼ>鼻血や下痢、疲労感には、放射線の影響が考えられます。 この分野では、「ペトカウ理論」という学説があります。肥田舜太郎氏 医師
「福島事故前より事故後に鼻血が増えているという比較データは承知していない」安斎育郎氏
「放射線管理区域にしなければならない場所から避難させず、住まわせ続けているというのは、そこに住む人々を小さな子どもも含めて棄てるに等しく、犯罪行為です」小出裕章氏
福島の鼻血「内部被ばくか」 神戸の医師、学会で発表 7月10日
ロンブー淳 「実はボクも北茨城に行った次の日、こんな量がでるのかってくらい布団が鼻血まみれになっていたことがあったんです」
続きを読む
福島県沖の試験操業 自粛海域の縮小は先延ばしに
(福島16/02/22)FNNLocal
試験操業の自粛海域を、福島第1原発から半径10kmまで縮小する案について、漁協の会議は、結論を先延ばしすることになった。
いわき市では、試験操業の海域について話し合う、漁協の会議が開かれた。
現在、福島県沖の試験操業では、原発から半径20kmの範囲は、自粛海域とされている。
この自粛海域について、今後、半径10kmまで縮小する案が示されている。
22日の会議では、各漁協の意見がまとめられなかったとして、3月の会議まで、議論を継続することを決めた。
また、相馬双葉漁協は、今週中にも、20km圏内にあたる浪江町の請戸地区で、サンプリングを行い、あらためて検討するとした。
県漁連の野崎 哲会長は「みんな納得した形でないとならないので、急ぐものでもない。先送りというか、議論を重ねていきたい」と話した。
県漁連では、自粛海域の縮小について、3月23日の会議で、あらためて意見を取りまとめる方針。
サブドレン計画(建屋近くの井戸放出計画)地元漁業者が同意!トリチウムは浄化が出来ません。作業員被ばく管理の観点から井戸毎の管理は行いません。
汚染水を太平洋に流す準備その1〜福島第1原発事故による営業損害の賠償・風評被害営業損害打ち切り〜
やっぱりね! <福島第一原発>どんどん汚れる太平洋
上水(蛇口水)のモニタリング
<測定方法>
水道の蛇口から毎日一定量の水道水を採取し、
水分を蒸発させて濃縮したものを3か月分まとめて
ゲルマニウム半導体核種分析装置を用いて分析。
全都道府県の水道水の数値が3カ月ごとに公表。
環境放射能水準調査結果(上水(蛇口))(平成27年7-9月分) 平成27年10月30日

1.本データは、1Bq/Lを1Bq/kgとみなす
2.原子力規制委員会が各都道府県等からの報告に基づき作成
3.検出下限値は、I-131、Cs-134、Cs-137すべて0.001Bq/kg未満
(参考)水道水中の放射性物質に係る指標の見直しについて(厚生労働省)における水道水中の新たな目標値 放射性セシウム(セシウム134及び137の合計) :10Bq/kg
いつものようにグラフにしてみました。↓クリックすると大きく見ることができます

では、2015年7月から9月の水道水セシウムランキング発表です!

1位 栃木県 0.00442
2位 山形県 0.0032
3位 群馬県 0.0021
4位 宮城県 0.00195
5位 東京都 0.00186
6位 茨城県 0.0017
7位 福島県 0.0015
8位 埼玉県 0.0014
9位 千葉県 0.00085
10位 岩手県 0.00067
11位 神奈川県 0.00063
12位 新潟県 0.00036
過去の順位は↓クリックすると大きく見ることができます


全国の都道府県で半減期が2年のセシウム134が検出されたのは4県。
セシウム134ランキング
1位 栃木県
2位 山形県
3位 宮城県
4位 東京都
セシウム合計で第3位に位置する群馬県からはセシウム134は検出されていません。
セシウム134とセシウム137の数値だとセシウム合計とランキング順位がどのように変化するのか?
それぞれ含まれている量が多い順番に出してみました。

セシウム137ランキング
1位 栃木県
2位 山形県
3位 群馬県
4位 茨城県
5位 宮城県
6位 福島県
7位 東京都
8位 埼玉県から12位 新潟県まではセシウム合計と順位が変わらずです。
南相馬市の2015年度産の籾から70ベクレル検出され、洗ったら検出されなかった。
つまり外に付着した放射性物質はどこから来たのか原因を調べて欲しいという南相馬市市長の話に対して、
「食品100ベクレルっていう基準は異常に低い」と田中俊一原子力委員長が答えた。
原子力規制委・田中委員長vs南相馬市・桜井市長(2015.10.29)
文字起こし部分のYoutube→https://youtu.be/1NnPsOTgrXM?t=12m26s原子力
南相馬市・桜井市長:

今年玄米ベースでは出ていないんですけれども、籾ベースで一箇所70ベクレルが出たんです。
一箇所だけなんですけど。
それは今度は洗い流してみたら何も出なかったと。
つまり付着したということがあの時に問題にされて。
で、袋は玄米で検査しますから、玄米ベースでは出ないんですけれども、付着したものに対しては70ベクレルぐらい出たという問題があって、またあの時の、25年の問題がまた同じようにして換気されたんじゃないか?
というふうに懸念した人も一部いたので、我々としてはこの原因究明もやるべきだという話も出ていますから、こういう問題も起きているということをお話しておきます。
参考<福島第1原発>がれき撤去作業で放射性物質を撒き散らす!
がれき撤去作業でコメが汚染か 南相馬市でセシウム付着の稲穂 2014年7月
東京電力の推定結果「がれき撤去作業で1兆ベクレル超の放射性物質が飛散していた」
規制委・田中委員長:

多分、私の想像ですけれども、山の除染は済んでいません。
で、山のところは少し汚れています。
正直言って。
そういうところから流れてくる水の中には●のセシウムが入れ込んでいることが水にあると思います。
今後ともある程度そういう事例が出てくるかのせいは私は否定できないと思います。
がれきが飛ばなくたってそういうことはあると思います、
ですからこんかいの●にしても、なんか●みたいなところにすっと並んでいるよね。
ですからそういう可能性がありますので、そういう問題は「ある」ということを前提として、今後これをどうやってしていくか。
https://youtu.be/1NnPsOTgrXM?t=14m12s
で、あのー、100ベクレルっていうのは異常に低いんですよね。
国際的にみたら、ヨーロッパやなんかは1000です。
アメリカも1000です。
●なんかもそうです。
●っていうのは国際なんかの取引の基準です。
で、「なんで100にしたんだ!?」と。
「500で良かったじゃないか」
500だって国際基準より厳しのに、100にしたのは厚労省だと。
で、いったん下げちゃったものをまた上げるっていうのも、これもなかなか大変なことですが、
これはやっぱり、今回も(福島を)まわって「なんでそんなこと(100ベクレルに)したんだ」と「そんなことの被害は甚大だ」という首長さんも何人かいました。
それはあんまり簡単なことではなくて、当時の政権が簡単にそういうことをやったと。
いろいろ聞いてみると、消費者の立場でやったんですよ!(♯`∧´) と言うんですけど、
「生産者の立場は考えなかったんですか?」ということを私は申し上げたことはあります。
だからその辺はですね、私だけじゃなくて、この被害を受けた市町村の中からもっと、あの、ま、普通の、普通の声を出していただくことが大事だと思うんです。
原因究明と同時にそういうのがあるということが。
だからどうしてもこの汚染されたといく環境を一変位減らすことはできないのは事実ですから、その中でどうやって自分たちで乗り切っていくのかという意味でぜひ知恵を出していただきたいなというふうに思います。
15;52
南相馬市・桜井市長:
我々は現場で努力は、農家の皆さんを含めて十分にしていただいているんじゃないかなと思っています。
それでも不安。
また、米を作るって言っても福島の米はとりわけ、南相馬の米は売れるか?って言っても売れないわけです。
ここをそうするのか?っていうのが、我々だけではできない問題がもうあるんですよ。
「福島だけが汚染されている」というレッテルを貼られているわけですから。
今年のコシヒカリにしてもですよ、新潟産と愛知産、こちらの相馬産で値段が全然違うわけですよ。
こういう現実がある中で農家は取り組まなければならないという話なので。
これ以上他にも問題がありますから、こういう問題について国に対する指導と、規制委員会は規制委員会としての指導というか、それを徹底してもらわないと困りますし、あえて原因究明についても国に対して指導するなり規制委員会の方からも、こうあるべきだということを声高に言っていただきたいなと思います、
ーーー
田中委員長の回答が的を外れている。
「福島第一から放射性物質が飛んできているのではないか原因を確かめてほしい」という問いに対して、
「山が汚染されている」と答えてすぐに
「なぜ500ベクレルだったものを100ベクレルに下げたのか」と、食品の基準値を下げたから生産者が困っているのだと問題点をすり替えてしまった。
「一度下げちゃったからもう上げられない」
「当時の政権が消費者の意見を聞いて下げちゃったけど、生産者の声も聞くべきだ」みたいな…
驚くべき発言です。
もしも食品の基準が500ベクレルのままだったら、今以上に汚染地域の食物は売れなかっただろう。
生産者の立場に立って考えてみても、良心のある生産者ならば、500ベクレルの汚れの食べ物を生産したいとは思わない。
消費者がいなければ生産してもそのものは売れないのだ。
消費者の意見として言わせて貰えば、今後は100ベクレルを10ベクレルまで、せめて下げて欲しいと思っている。
田中委員長の目線が…???という感じ。
考え方のズレがはっきり見えたお言葉でした。
ヨーロッパやアメリカって食品の基準は1000ベクレルなんですか?
続きを読む
販売用コメ収穫 原発事故後初農業再生へ期待 浪江の酒田地区
2015/10/14 11:59 福島民報
馬場町長と共に稲刈りする松本さん(左)
東京電力福島第一原発事故で居住制限区域となっている浪江町酒田地区で13日、原発事故後初めてとなる販売用のコメの収穫が行われた。
酒田農事復興組合の松本清人さん(76)のほ場に馬場有町長らが訪れ、松本さんと共に稲刈りをした。馬場町長は黄金色に実った稲を見詰め、「農業の再生が町民帰還に向けての弾みになる」と言葉に力を込めた。
収穫したコメは放射性物質検査で安全性を確認し、JAふたばを通じて政府備蓄米などとして出荷する。
同地区では平成26年に原発事故後初の稲刈りが行われ、収穫したコメの放射性セシウムは全て食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を下回った。
(2015/10/14 11:59カテゴリー:福島第一原発事故)

参考:文科省の放射線マップ

東京電力
福島第一原子力発電所周辺の放射性物質の分析結果
魚介類の分析結果
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>
2015年度 第1四半期採取分
2015年 9月 9日 東京電力株式会社
魚介類に含まれるストロンチウムの測定結果

アカエイ (筋肉) 小高区沖合3km付近2015年5月22日
Sr90→0.036Bq/kg(生) セシウム合計→256Bq/kg(生)
マコガレイ(筋肉) 木戸川沖合2km付近 2015年4月13日
Sr90→ 0.46Bq/kg(生) セシウム合計→166Bq/kg(生)
ババガレイ(筋肉) 2F敷地沖合2km付近 2015年4月13日
Sr9→00.64Bq/kg(生) セシウム合計→91Bq/kg(生)
ババガレイ(筋肉) 2F敷地沖合2km付近 2015年6月5日
Sr90→0.54Bq/kg(生) セシウム合計→84Bq/kg(生)
ババガレイ(筋肉) 熊川沖合 4km付近 2015年5月11日
Sr90→0.25Bq/kg (生)セシウム合計→77Bq/kg(生)
※魚全体で測定
魚介類に含まれるトリチウムの測定結果

【魚介類のトリチウム(半減期 約12年)測定結果】 採取場所(地点番号):熊川沖合4km付近
ヒラメ(筋肉) 2015年5月11日
組織自由水型0.11Bq/L 組織自由水型→0.090Bq/kg(生) セシウム合計→7.5Bq/kg(生)
ヒラメ(筋肉) 2015年6月8日
組織自由水型→0.091Bq/L 組織自由水型0.070 Bq/kg(生)ND(0.038)セシウム合計→ NDBq/kg(生)
※組織自由水型トリチウムとは魚の筋肉に含まれる水分に含まれるトリチウムをいい、魚が生息する海水中のトリチウム濃度と比較される。
有機結合型トリチウムとは乾燥させた魚の筋肉に含まれるトリチウムをいい、乾燥させた魚の筋肉を燃焼させたときに発生する水に含まれるトリチウム濃度をあらわす。
熊川沖合4km付近 海水のトリチウム濃度
2015年4月19日 0.11Bq/L
2015年5月10日 0.095Bq/L
2015年6月7日 0.086Bq/L
ーーーー
わざわざBq/kg(生)と記載されています。
(生)と書かれているのは、乾燥させた検体よりも生の方が濃度が低く測定されるからでしょうか?
20km圏内ですが、アカエイ・マコガレイともに100Bq/kg(生)を超えています。
そして「※魚全体で測定」されているにもかかわらずストロンチウム90はしっかりと取り込まれています。
ストロンチウム90はセシウムと違い、体内に取り込むと排出されず骨などの組織に溜まると言われています。
トリチウムに関してはヒラメたった2検体のみの測定!
「組織自由水型トリチウム」は海水の濃度と同じような数字です。海水が汚染されていれば、そこにいる魚は同じ程度にトリチウムを含んでいるということになるのだと考えていいのだと思います。
「有機結合型トリチウム」に関してはNDということですが、
「有機結合型トリチウムとは乾燥させた魚の筋肉に含まれるトリチウムをいい、乾燥させた魚の筋肉を燃焼させたときに発生する水に含まれるトリチウム濃度をあらわす」ということなので、生で測定しても検出されるものなのでしょうか?疑問です??
福島沖の毎日トリチウムをそのまま放出している海に住んでいる魚には、トリチウムは含まれていると思って間違いないですね。
放射性物質に汚染された物質は今後も海に流れることはあっても回収することはできない。
魚介類を食べようと思う時にはそのことを常に頭に入れておいた方がいいと思います。
テレビの報道に惑わされないでね。
私はキャスターやタレントの健康がとても心配です。
無理やり食べさせられちゃってますもんね(>人<;)
2015年7月31日に4月から6月末までの上水(蛇口水)のモニタリング結果が公表されていました。
原子力規制委員会
上水(蛇口水)のモニタリング
<測定方法>
水道の蛇口から毎日一定量の水道水を採取し、
水分を蒸発させて濃縮したものを3か月分まとめて
ゲルマニウム半導体核種分析装置を用いて分析。
全都道府県の水道水の数値が3カ月ごとに公表。
環境放射能水準調査結果(上水(蛇口))(平成27年4-6月分) 平成27年07月31日
(クリックするとpdfが開きます↓)

(↓クリックすると大きく見ることができます)

それでは2015年4月〜6月の水道水セシウムランキングの発表です!

1 栃木県 0.00403Bq/kg
2 茨城県 0.00255Bq/kg
3 東京都 0.00218Bq/kg
岩手県(盛岡市)が 0.00074Bq/kg 検出され復活しました。


で、今回ちょと気になったこと。
セシウム137が同じくらいの量検出されているのに、セシウム134が検出されない都道府県がある。
群馬県はセシウム137が0.0011Bq/kgでセシウム134が0.00059Bq/検出されている。

セシウム134が不検出の都道府県は
岩手県(盛岡市)
宮城県(仙台市)
秋田県(秋田市)
山形県(山形市)
埼玉県(比企郡)
千葉県(市原市)
神奈川県(茅ヶ崎市)
新潟県(新潟市)
セシウム137が群馬県よりも多く検出されているのは
栃木県
山形県(山形市)
茨城県
東京都
福島県
埼玉県(比企郡)
宮城県(仙台市)
赤字の山形県と埼玉県、宮城県ではセシウム134の測定方法に疑問が残る。

セシウム合計の順位だと
1 栃木県 0.00403Bq/kg
2 茨城県 0.00255Bq/kg
3 東京都 0.00218Bq/kg
4 山形県 0.00200Bq/kg
5 福島県 0.00180Bq/kg
6 群馬県 0.00169Bq/kg
7 埼玉県 0.00120Bq/kg
8 宮城県 0.00110Bq/kg
9 千葉県 0.00080Bq/kg
10 岩手県 0.00074Bq/kg
11 神奈川県 0.00044Bq/kg
12 新潟県 0.00029Bq/kg
セシウム137のみで順位を出すと
1 栃木県 0.00320Bq/kg
2 山形県 0.00200Bq/kg
3 茨城県 0.00180Bq/kg
4 東京都 0.00160Bq/kg
5 福島県 0.00130Bq/kg
6 埼玉県 0.00120Bq/kg
7 宮城県 0.00110Bq/kg
7 群馬県 0.00110Bq/kg
9 千葉県 0.00080Bq/kg
10 岩手県 0.00074Bq/kg
山形県と埼玉県の順位がUPしました。
(宮城県も群馬県と同じ0.00110Bq/kgで7位)
東京五輪で本県食材 遠藤五輪相が導入意向
福島民報 2015年7月25日
「食材に福島県産を導入したい」との考えを示す遠藤氏
遠藤利明五輪相は24日、都内の日本記者クラブで記者会見し、2020年東京五輪・パラリンピックの選手村で使う食材に福島県産品を導入したいとの考えを明らかにした。東京電力福島第一原発事故からの復興を後押しする狙いがあるとみられる。東日本大震災の被災地での競技開催にもあらためて意欲を示した。
遠藤氏は会見で「選手村で福島県の食材を使うということもある。さまざまな形で被災地との関係を強めていきたい」と語った。
政府の大会推進本部事務局によると、選手村で使う食材は大会組織委員会が開幕前までに決定する。政府は原発事故からの復興支援と風評払拭(ふっしょく)のため福島県産食材の導入について検討を進め、大会組織委員会に働き掛けるとみられる。
一方、被災地での競技開催について遠藤氏は「可能なら予選をやりたい」とし、今後決定する追加種目の予選(一次リーグ)を県内などで実施したいとする考えを強調した。
( 2015/07/25 09:40 カテゴリー:主要 )
その二日後
「五輪で国産食材」ピンチ…調達へ認証進まず
読売新聞 2015年07月27日
特集 東京五輪
2020年の東京五輪・パラリンピックの会場で使われる食材や木材について、国際的な認証を得る、という新たな課題が浮上している。
12年のロンドン五輪以降、衛生管理や環境などに配慮した認証を受けたものを調達する流れが定着している。ただ、国内で認証の普及は遅れており、関係者は気をもんでいる。
東京五輪・パラリンピック組織委員会は、五輪の選手村の食堂を、和食を世界にアピールする場と位置づけている。できる限り、国産の食材を使いたい考えだ。いくら日本のものは安全だと日本人が思っていても、海外の人には分かりにくいため、調達する食材などは、一定の安全認証を受けたものにするとみられる。
具体的には、ロンドン五輪で採用された農産品の国際認証「グローバルGAP」などの認証が、調達基準の候補として有力視されている。
ロンドンの選手村では、野菜や果物330トン、水産物82トンという大量の食材が必要だったとされる。欧州では国際認証を取得する農場が増えていたため、対応ができたという。
一方、日本では、6月に一般社団法人「GAP普及推進機構」が設立されたものの、グローバルGAPを取得済みの国内農場は200程度にとどまる。
「このままでは認証を受けた国産の食材だけでは十分な量を確保できず、かなりの食材を外国産に頼らざるを得なくなる」(九州の農業生産法人代表)との懸念が出ている。
このため、農林水産省は、日本独自の認証(国内の約2500の農場が取得)などを得た食材の調達を認めるよう、組織委に提案することも検討している。
福島市の農家で生産した自家消費用のコメが基準値超え
FNNLocal (福島15/07/09)
福島のコメを安心して食べてもらうための生命線、コメの全袋検査。1kgあたり100ベクレルの基準を超えたケースは、2012年度が71件、2013年度が28件と、徐々に減り、2014年度は0件と、基準超えのコメはなしと思われていた。
しかし、9日になって、1件の基準超えが判明した。
農家が自分の家で消費するため、除染などの対策をとらずに作付けしたコメだった。
基準値を超えたコメが見つかったのは、福島市飯野町。
6月29日、ある農家が測定所に持ち込んだ玄米から、1kgあたり、195ベクレルの放射性セシウムが検出された。
2014年、この地区で基準を超えたコメはなく、農家は驚きを隠せない。
農家は「信じられない。だんだん少なくなってきたと、みんな喜んでいる時期だから」と話した。
なぜ、今になって基準超えがわかったのか。
9日午後、コメの検査を担当する福島市が、緊急会見で経緯を明らかにした。
基準超えのコメは、農家が自分の家で消費するために作付けしたもので、全袋検査には出していなかった。
福島市では、農家に作付けをするかどうかの意向調査を行い、「作付けする」と回答した農家に、放射性物質の吸着剤を配布しているが、この生産者は「作付けしない」と回答。
その後、知人から譲り受けた苗を、除染をしていない水田に作付けしていた。
福島市の担当者は「本人も、このような高い数値が出たことに、驚きと戸惑いを感じている」と話した。
福島市では、周辺の水田で収穫されたコメは、全袋検査で基準を超えたものはなく、除染をせずに作付けしたことが原因とみている。
福島県のモモに異変 感染病「せん孔細菌病」が広がるおそれ(15/06/10)
FNNLocal
福島の名産に、異変が起きています。
こちらは毎年夏に、わたしたち、そして観光客などを楽しませるモモです。
全国2位の生産量を誇ります。
しかし、こちらのモモ。
真ん中に黒い斑点が広がっていますが、
これは「せん孔細菌病」と呼ばれる果物の病気に感染したモモです。
今、この感染病が広がるおそれが出てきています。
木谷真也:
福島県を代表する果物といえばモモですが、今、そのモモをむしばむ病気が広がりつつあるります。
県内有数のモモの産地である国見町。
来月(7月)からの収穫期を前に、今、モモの木に、ある異変が起きています。
竹田茂義さん(国見町のモモ農家):
これが普通さ。これは葉が付いていないから、もう。
ここの部分が今言った病気、これ。
枯れて黒く変色した枝を差し出す、モモ農家の竹田茂義さん。
全国的に猛威を振るう、「モモせん孔細菌病」に頭を悩ませています。
せん孔細菌病は、雨や風で傷ついた枝から感染した細菌が引き起こす、モモ特有の病気。
まん延すると、葉に穴が開き、大切な実にも斑点ができてしまうため、商品価値がなくなってしまいます。
2014年秋の天候不順や、2015年4月上旬の長雨などが要因とみられ、被害拡大の前兆となる枝の変色が、例年の1.5~5倍と、高い割合で発生しています。
消毒や枝の切除など、できるかぎりの対策を講じていますが、不安は尽きません。
竹田さん
(病気が)広がらないでほしいね。
(人間の)がんくらいの重い病気と聞くんですけどね。
一番早くて、収穫は7月末ごろだと思うんだけれども、まだ、1カ月ちょっとある。
それまでに、そういう病気になってほしくないですね。
こうした事態を受けて、福島市にある県の果樹研究所では、せん孔細菌病の対策を最優先に、原因となる細菌の効果的な消毒方法などを研究しています。
県農業総合センター果樹研究所の安部 充所長
”モモの病気”ということで、あのー、人間に対して影響があるような、あの細菌ではございませんもんですから、
(しかし)なかなか、これといった技術対策にまで、結びついている現状にはありません。
調査を重ねて、また、いろいろな情報については、現場の方にお流しして、
あのー、少しでも被害を少なくできるように対応しているところでございます。
モモの収穫まで1カ月余り。せん孔細菌病との戦いが続いています。
アナウンサー:
このせん孔細菌病。
心配なのは、どんな影響があるか、ということになりますが、取材にあたった木谷真也記者です。
この、真ん中にありますモモの黒い斑点がせん孔細菌病ということですが、
これによってどんな問題があるんでしょうか?
木谷真也記者:
まず、皆さんに抑えていただきたいのは、見た目はこのような(斑点)状態ですけれども、味が変わったり、ですとか、
あと、健康に影響が出ることは一切ありません。
ただ、出荷には、見た目や色づきが大変重要ですので、感染してしまったモモは出荷できなくなります。
アナウンサー:
では、過去にこの病気が流行した時期がありました。
こちらは過去4年の県内のモモの収穫量ですが、
流行した2012年に、例年に比べて1,500トン以上、収穫量が落ちています。
やはり今年も収穫量に影響が出そうですか?
木谷真也記者:
そうですね、福島県によりますと、
そもそもこの細菌は、降水量が多いと、非常に感染しやすくなりますので、
現在の状況というのは、2014年秋の天候不順が大きな要因とみられています。
ですので、これから迎える梅雨で、さらに感染が広がるおそれがあります。
福島県では、防風ネットを設置するなど、対策を検討しています。
ヒトの病気も原発事故後増えているけど、モモだって生きているものね…
4年間の全国医療機関診療実績結果(2010年度〜2013年度)
・急性白血病
・心筋梗塞
・甲状腺の悪性腫瘍
・新生児乳児の先天性心奇形
・手足先天性疾患
・リンパ節リンパ管の疾患
・骨髄異形成症候群
ー追記ー
「薬剤の散布」
モモせん孔細菌病がまん延のおそれ 国が対策に乗り出す(福島15/06/16)
FNNLocal 2015/06/16 に公開
モモの収穫期を前に、全国的に被害が広がるおそれがある「モモせん孔細菌病」。こうした事態に、国も対策に乗り出した。
6月14日、福島・桑折町(こおりまち)のモモ畑を訪れた、農林水産省の担当官。
県内でも、流行のおそれがある、せん孔細菌病の調査を行うためだった。
「せん孔細菌病」は、雨や風で傷ついた枝から細菌が入り、葉や実に感染が広がる、モモ特有の病気。
まん延すると、実に斑点ができて、商品価値が失われ、樹木自体を弱らせて、収穫量の低下を招く。
病気のまん延を食い止めようと、薬剤の散布も行っているが、耐性を持つ菌が確認されるなど、十分な封じ込めには至っていない。
桑折町のモモ農家・亀岡吉徳さん
「このままいけば、産地存亡というと、(話が)大きくなっちゃうんですけど、そのぐらいの現状かもしれません」と話した。
危機感を募らせる農家。
農林水産技術会議の西郷正道事務局長
「中長期的な対応と、すぐできることは何かといったことを、専門家の目で峻別(しゅんべつ)してもらって、できることから手をつけていく」と語った。
国は、7月2日に、福島市で緊急の検討会議を開き、専門家も交えて、効果的な対策を検討するとしている。
わぁ〜〜っ><!
薬剤散布されたモモ、怖くて食べたくない〜〜!!
モモって飾り物じゃなくて食べるものだから、薬まみれのモモより見た目斑点がある方がいいです。
薬まみれ…こわ〜〜〜い!!!
モモに薬を大量にぶっかけたって病気が治らないなら、
こんなことしない方がいいと強く思ったので追記しました。
小豆川勝見助教(東京大学 大学院総合文化研究科 広域科学専攻、環境分析化学研究所 松尾研究室)
22分頃から
●測定の難しさ 24:46〜
●原子力発電所の放射性物質ってなに? 27:35〜
●放射線からの防護って? 36:23〜
放射線は鉛で止められますよ、と。
でも私たち現場にいるものがどういうふうに解釈しているか、実際にはどういうものなのか?
鉛のベストで実験。
1枚、2枚、4枚までは放射線を通す。
8枚でやっと線量計の音が小さくなる。
鉛でも分厚くなければ放射線は止められない。
鉛のベストだけでは放射線は止められない。
分厚い鉛を着ているよりは、さっさと仕事をしてその場を離れるというのが放射線防護の基本。
●食品の放射線量 39:32〜
https://youtu.be/JSLjz4twtFY?t=39m32s
やっぱり気になるのはご飯です。
ご飯の中に放射性物質がどれだけ含まれているか?
胃の中に鉛を入れることはできません。
じゃあ、実際にどれぐらい放射性物質って含まれているのか?
これは去年1年間私がそこらへんのスーパーマーケットで、なんでもいいから片っ端からカゴの中に入れて、測ってきたものの結果です。

そうしたときによく比較の対象になるのはカリウムですよね。
カリウムというものはもともと地球上にあった放射性物質なんですが、
一番含まれていなかったのは、ミネラルウォーターとか、そういったものです。
何もなさそうですよね、ただの水ですからね。
一番含まれていたのは、「やさしお」っていう、味の素が出している「高血圧の方にいいですよ」ってコマーシャルをしている塩ですけど、だいたいカリウムで8300ベクレル位含まれていました。
で、それはちょっと極端な例にしても、
大体普段から買い物カゴに入れるものの真ん中を取ってみると70ベクレル位のカリウムが含まれています。
これは震災前後にかかわらず、大体これぐらいの値であることは間違い無いと思います。
では、セシウムはどうでしょうか?

同じようにかたっぱしからいろんなものを買って調べております。
低いものはもうほとんど、10のマイナス2乗ですから0.01ベクレルといったものもあるんですが、
ダラダラっと見ていくと、時々基準値を超えているものもあるんです。

基準値は100ベクレルと今日本国内では決まっています。
どういったものが基準値を超えていたか?と言いますと、
北関東の道の駅で売っていたキノコですね。
それを普通に持って帰ってラボに行って測ってみると「あ、基準値超えじゃない」と。
こんな簡単に見つかってしまうんです。
ちなみに国のデータベースでは、一件も無いことになっています。
つまり、なかなか目の届かないところでは、こういった100ベクレル以上の放射性物質が見つかってしまう。
食材が見つかってしまうというのが現状だと思います。
今までの傾向としては、大体北関東産のものの方が大きいです。
ここから(真ん中へんの一部切れている部分より左)は大体スーパーで売っているものになるので、
流通しているもので、スーパーで買うもので基準値を超えるものはほとんど無いと思いますが、
普段誰でもが手に入れることができる販売所という点で見てみると、
「道の駅で売っているものなどは結構高い場合がある」というのが私の印象です。
もちろんそういったのは関係機関に通達しておりますけれども、
「まだまだ結構あるんじゃないかな」、と実感を持った測定を続けています。

特に北関東産。
群馬の北部ですとか、栃木、茨城ももちろんそうなんですが、そういったところは、
どうやら福島県のものよりも「平気で100ベクレルを超えて売っているものが多いな」という印象を受けています。
その最大の要因としては、自治体の方とお話ししている限り、
「検査体制が不十分なんじゃないかな」というのが私の印象です。
基準値は今100ベクレルなんですけれど、
その基準値をずっと維持していく限り、ずーっとこの話って続く筈です。
なので、「またあそこ100ベクレル出たじゃない」
「またあそこで100ベクレル超えてるじゃない」っていうのは、
別に今4年後、というのではなくて、きっと今後もずーっとこの手の話は繰り返される筈です。
そのために、少しでも、もうちょっとちゃんと「測る」という意識を持ちましょう。
100ベクレルという値が決まっているんだったら、それを超えないようにものを作り、
そしてそういったものを安心してみなさんに提供してあげられるためにも、
まず、「測定を続けてきちんとしたものを作りましょうよ」ということを、その自治体の方々には色々とご説明を続けています。
●原発から出された放射性物質の量 43:45〜
将来を見据えていく上でどうしても大切なのは、原発から放出された放射性物質の量です。
これは、大気に撒かれた量と、地下水とか海に撒かれた量の両方があるんですが、
空に撒かれた方は両手に載るぐらいの量で、ほぼ間違いがないと思います。
地下水とか海に撒かれた量は、先週も原発の海に行ってきましたが、やっぱりわかりません。
●放射性物質の飛び散り方 45:17〜
その放射性物質は、関東域、千葉県東葛も含めてですが、
関東域には2回汚染が入っています。
3月15日と3月21日の2回です。
3月15日はぴゅーっと風が吹いただけだったので、まだよかったんですが、
3月21日の時にはちょうど放射性物質が飛んできたときに雨が降ってしまったので、
ここにビタッと張り付いてしまったわけですね。
ー略ー放射性物質が飛ぶ様子
今も残っている放射性物質は、2回目の汚染がほとんどなんですが、
このときの雨の濃度は非常に汚染が強かったです。

ただ、これは見ていてわかると思うんですけれども、ほとんどが海に行っているって、お気づきでしょうか?
偏西風というか、海側に風が流れているので、運が良くといいますか、陸地の人間からするとラッキーだったわけなんですが、
もしこれが日本海側で起きたら、一様にこっちに降ってきてしまうということでもあるので、
本当に今回の事故というのは大惨事ではありましたが、本当に運がよかったと言って間違いないと思います。
https://youtu.be/JSLjz4twtFY?t=46m54s
降ってきた放射性物質なんですが、それは降ってきたままずっと留まっているのか?というとそういうわけではないんです。
●放射性物質が集まっているところ、見つけられますか? 57:28〜
ーーおまけーー
"やさしお"の線量を測っているyoutubeがありました。
林農水相「科学的根拠なし」台湾輸入規制 2015年5月15日
台湾輸入規制 台湾では15日から、福島第一原発の事故を受けて行っている日本食品の輸入規制を強化する。
これについて、林農林水産大臣は15日朝、
「科学的根拠に基づいておらず、極めて遺憾」だとして、撤廃を求めていく考えを示しました。
同時に、農林水産省では輸出業者に対して、
輸出検疫証明書などこれまでも輸出に必要な証明書を産地証明書として活用することを指導していて、
台湾側もこれを了承しているということです。
一方、放射性物質に関する検査の証明書については
「時間と経費がかかると思う」と懸念を示しました。
「科学的根拠」は本当にないのか?
台湾の衛生福利部食品藥物管理署
衛生福利部食品藥物管理署 最新食品輻射監測專區(最新の食品放射線モニタリング)
より、最新のデータ2015年5月19日
104年5月19日-日本輸入食品輻射檢測結果(採樣單位:衛生福利部食品藥物管理署)
(2015年5月19日 - 日本語入力食品照射試験結果(サンプリング部:保健省と食品医薬品局))
のpdfをダウンロードしてみました。
102=2013年 103=2014年 104=2015年
貝克/公斤=ベクレル/kg
最新の部分↓

2014年9月に綠茶茶包(緑茶ティーバッグ)から52.5ベクレル/kg
2014年10月には焙茶(ほうじ茶)から54.7ベクレル/kg
2014年12月 抹茶 58.6ベクレル/kg
直近の2015年5月13日 焙茶粉末(ほうじ茶粉末)からも2.48ベクレル/kgが検出されている。
以前の検査結果↓

2011年4月 小麦粉から100ベクレル/kg超
2011年6月 鮭魚薄片(鮭フレーク)外包裝微量檢出(外包微量検出)81.2ベクレル/kg
「外包微量検出」というのがこの先も時々出てきます。
食品そのものだけではなく、包装にも放射性物質がくっついているということ。
日本ではそこまで検査していません。

洋芋條ポテトスティック(外包裝微量 檢出) 108.3ベクレル/kg
薯條棒フライドポテトスティック(外包裝微量 檢出) 11.2ベクレル/kg、121.5ベクレル/kg、114.1ベクレル/kg
緑茶 203.4ベクレル/kg
事故直後の2011年なので、全ての数値が高いです。
日本の基準が500ベクレル/kgだった頃。
それにしても、汚染された食品を輸出しすぎじゃないでしょうか?

巧克力脆皮冰棒(外 包裝微量檢出)=クリスピーチョコレートアイスキャンデー 68.2ベクレル/kg
冷凍沙丁魚=冷凍イワシ 6.5〜16.3ベクレル/kg
冷藏鯽魚=冷蔵鯉 156.1ベクレル/kg

冷藏黃鰤魚=冷蔵黄ブリ
冷藏鰤魚魚片=冷蔵ブリの切り身
冷藏正鰹=冷蔵カツオ
冷藏巴鰹魚=冷蔵バーカツオ(?)
紅鮭魚鬆(外包裝微 量檢出)=紅鮭のフロス(外包装微量検出) 77.2ベクレル/kg

冷藏鯽魚=冷蔵鯉 122.5ベクレル/kg
油漬沙丁魚(外包裝 微量檢出)=オイルサーディン イワシ(外包装微量検出) 80.1ベクレル/kg
油漬秋刀魚(外包裝 微量檢出)=サンマのオイル漬け(外包装微量検出) 72.8ベクレル/kg

緑茶 96.2ベクレル/kg,119.3ベクレル/kg
鮭魚薄片(外包装微量検出)=サーモンフレーク(外包装微量検出) 64.9ベクレル/kg
緑茶粉 321.0ベクレル/kg

莓果萃取精華(外包 裝微量檢出)=ベリーエキス(外包装微量検出) 20.5ベクレル/kg
ほうじ茶 150.0ベクレル/kg

日本玄米綠茶=日本の玄米茶 181.5ベクレル/kg
綠茶袋茶=緑茶ティーバッグ 103.1ベクレル/kg

壽司粉茶 44.0〜127.0ベクレル/kg

煎茶 123.9ベクレル/kg

蒲燒沙丁魚罐=イワシの蒲焼缶
奶茶醬(外包裝微量 檢出)=お茶のソース(外包装微量検出)乳製品 23.8ベクレル/kg
茶類組=ティーセット

櫻花萃取物=チェリーエキス 43.4ベクレル/kg



茶類はずっと出続けている
ーーー
日核災區食品闖台 283項下架
2015/03/24
日本輸入食品輻射檢測情形說明(新增影音檔 3/26 18:00)
行政院原子能委員會
”午後の紅茶”を測定しています
日核災食品竄台! 輻射食物下肚恐癌變
TVBS 2015/03/25

頭痛、記憶力衰退
視力悪化
反覆感冒(風邪を繰り返す)、口内炎
甲状腺肥大
過敏悪化(アレルギーの悪化)
帶状疱疹(ヘルペス)
血●異常
腎發(腎臓脂肪)炎、膀胱炎
糖尿病
把關不夠嚴格,可能導致民眾誤把輻射食物吃下肚。毒物科醫師顏宗海:「萬一又有放射性物質銫137的污染的話,搞不好民眾會增加得到甲狀腺腫瘤,還有血癌、淋巴癌的機率,這些發病都是10年、20年、30年。」
營養師張斯蘭:「輻射物質在食物上面的話,其實我們身體細胞也會受到影響,然後可能就是細胞病變,產生癌細胞,碘離子可以幫忙把輻射物質,排出身體外面,海帶的碘離子含量,就可以幫忙。」
表示偽装について
台湾衛生福利部食品藥物管理署
日本食品管理工作專區
日本輸入食品製造商產地辨識說明




製造工場の住所は記載して欲しいと、私も思っている。
記載住所と工場の所在地が違っている加工食品(放射線量は未検出)
ここに全ての企業と食品名が載っています↓
疑似自日本禁止輸入五縣之品項清單 104年5月6日 16:00
それぞれのメーカーの工場の記号などが全部網羅されている!すごい!
たとえば、

味覚糖の特濃8.2牛奶袋糖 105g →表示は大阪市 だけど、製造した工場は福島県
ネッスルのKitKat巧克力餅乾 162.4g →表示は兵庫 だけど、製造した工場は茨城県
他にも西日本の表示で関東東北で製造している会社
日清 大阪→茨城
Nestle 神戸→茨城
pokka sapporo 名古屋→群馬
永谷園 岐阜→福島
永谷園 広島→茨城
はごろもフーズ 静岡→群馬
日本製粉 美國(=米国)→茨城
日本日清食品 大阪→茨城
ハウス食品 大阪→栃木
カバヤ食品 岡山→茨城
卡巴食品株式會社 岡山→茨城
森永製菓 兵庫→群馬
株式會社Mizkan 愛知→栃木
大森屋株式會社 大阪 →千葉
日本サンガリア 大阪→群馬
味の素 日本 →群馬
VALOR 岐阜→福島
kabaya株式會社 岡山→千葉
大森屋 大阪→千葉
東洋水產 東京→福島
lion 菓子株 東京→福島
Mizkan 愛知→栃木
ライオン 東京→福島
戶隱そば本舗 長野→茨城
大創產業 広島→群馬
昭和產業株式会社 長野→群馬
他、東京表示で製造は茨城、千葉、栃木など多数あります。
ーーー
台湾で調べた結果放射線量が未検出なんだから、
ちゃんと表示すればいいだけのことなのだ。
でも、お茶は今も出ているので、要注意。
台湾のニュース番組なんか見ると、外から日本を見たらどんななのか?っていうのがよくわかる。
続きを読む
と、改めて思った。
試験操業の意味が、私にはよくわかっていない。
ウニの試験操業に向け、いわき市漁協が計画案を承認(福島15/04/20)
FNNLocal 2015/04/20
東日本大震災後初めてとなる、福島・いわき沿岸でのウニの試験操業に向けて、いわき市漁協が計画案を承認した。
計画案では、水揚げされたウニは、いわき独特の食べ方の「貝焼き」の状態で販売される予定。
4月23日と30日の会議で、計画案が承認されれば、2015年6月にも試験操業が行われる見通し。
ウニの貝焼き
ウニの貝焼き(うにのかいやき)とは、ウニの身をホッキ貝の殻に盛り蒸し焼きにした福島県いわき市の郷土料理である。
新鮮なムラサキウニを刃物で2分し生殖巣を取出し洗浄・水切り後ホッキ貝の殻に4〜5個丹念に盛りあげ、石を敷いた鍋で焦げないように蒸し焼きにする。
見るだけね d(@・ @)
こんな感じ↓
![]() うに貝焼き■送料無料■福島産うに貝焼き[馬目商店]東北を応援しよう!【SMTB】【送料無料 送料... |
でも、↑この「うに貝焼き」は福島県いわき市の商店で販売しています。
あれ?と思ってもっと下を見たら、
「福島産ウニの安全が確認されるまでは、原材料はアメリカ産のものを使用させていただいております」
と、書いてありました。
美味しそう〜♥
試験操業が始まる前に食べてみるべきか?悩む…
でも、悩む前に3個で約1万円。
私には「値段が高すぎて買えない」という結論になりました(/ _ ; )
<福島第一原発>また、高濃度汚染水がK排水路から外洋へ〜対策用のポンプ8台全部停止!
(宮城15/04/20)
FNNLocal 2015/04/20 に公開
2014年に出荷が再開された、宮城・丸森町耕野のタケノコが、旬を迎えています。
福島第1原発事故から4年以上がたち、出荷再開となった今も、全てが元通りではありません。
消費者へ安全をアピールするため、生産者の苦労は何も変わっていません。
丸森町耕野地区の特産・タケノコ。
福島第1原発事故の影響による出荷制限から、2014年、3年ぶりに出荷が再開された。
20日は、2015年初めての出荷を祝うセレモニーが開かれた。
そこで行われたのが、放射線量の検査。
耕野地区には、東北大学が開発した、放射線量測定器が設置されている。

従来の細かく刻んで測定する形式と違い、ベルトコンベヤーに載せるだけ。

安全が確認されたものは、そのまま出荷できる。



耕野地区では、制限が解除されても、こうした検査を自主的に行っていて、国の基準値100ベクレル(Bq)より、さらに低い、65ベクレル以下に独自の基準値を設定している。
耕野たけのこ生産組合の谷津寿彦組合長は


「消費者の皆様には、安全安心なものを食べていただけるよう、自主的に65ベクレルを設定してやっているわけです」と話した。
県内では、丸森町のほか、白石市と栗原市で、タケノコの出荷制限が続いている。

セシウム134の半減期は、およそ2年。
県の林業振興課によると、その2年を過ぎたころから、徐々に数値は低くなってきたものの、国が解除すべきかを慎重に見極めているため、今シーズン、制限が解除される地域があるかどうかは不透明だという。
そんな中、先行して制限を解除された耕野地区も、決して「元通り」ではない。
30年以上、タケノコ農家を営む八島哲郎さん。
旬の味覚を味わってほしいと、観光客向けに「タケノコ掘りのバスツアー」などを企画してきた。

大人から子どもまで楽しめるタケノコ掘りは、例年、800人ほどが来る人気のイベントだった。
出荷再開を果たした2014年も、数回は実施したが、以前のように大々的な宣伝はせず、客から依頼があったときだけ、行うことにしているという。

八島さんは「お客さんが掘ったものを販売するには、検査を経なければならないので。そうすると、検査に時間がかかってしまうということですね」と話した。
「自分で掘ったタケノコを持ち帰る」というのが、このイベントの醍醐味(だいごみ)だったが、今はそういうわけにはいかない。
検査場に持っていかなくてはならず、実質的に不可能になっている。
耕野地区のタケノコ生産者は、およそ80人。
出荷最盛期ともなると、早朝から検査場に行列ができ、数時間待ちになる。
八島さんは「特に、朝は混みますので。直売所で売りたいので、みんな朝に持っていく。お客さんが来るのは午前中が多いので、午後よりは、朝早く掘って、検査をして、なるべく早く、お店に並べるっていうのが売れるコツだと思います」と話した。
柔らかくて、えぐみの少ない耕野のタケノコ。
検査を通すことで、以前からのリピーターが戻ってきているという。

客は、「だから安心して買いにくるのよ」、

「やっぱり、検査してもらえれば安心だね」と話した。
この日は、17本を店頭に並べたが、20分ほどで完売した。
八島さんは「耕野地区だけ解除になったから、万歳というわけではなくて。最終的には、丸森町全町が全部解除になり、県北の栗原なども、県内全て解除になるっていうことが最終目的だと思う」と話した。
ーーー
このニュースを見て思ったこと。
ベルトコンベアーに乗せて測る放射線量測定器。
ここに出てきている数値を見てみると、測定値で0.0のタケノコがある。
そして、動画に出てきているだけの画面上の最高は32.8ベクレル。
せっかくそれぞれのタケノコに含まれている放射線量の数値が出てきているのだから、
なぜその数値そそのままラベルに記載しないのか?

たけのこ生産組合の組合長さんは「自主的に65ベクレルを設定している」と言っているが、
65ベクレルという数値は食べ物として高すぎると私は思う。
0ベクレルから65ベクレルの間で測って、個々のタケノコの数字がわかっているのに、
このようにごちゃ混ぜにしてしまう><。

これでは、どのタケノコを選ぶか?まるでくじ引きみたいだ。
数値をちゃんと記載すれば、0ベクレルなら子供のいる家庭で食べてもいいし、
65ベクレルだったら、「測れば安心」と言っている100ベクレルという国の基準でいいという人が食べればいい。
(記載するなら、100ベクレルのタケノコまで店舗に出せるのでは?)
ごちゃ混ぜになっているから、怖くて買えない人もいるのです。
(この報道では完売ですが)
そのように仕組み自体をきちんと整えていくことこそ、大切なのではないでしょうか。
丸森町耕野のタケノコはすべてこのように測定しているので、
千葉県や茨城県など、関東地方で放射線量を測定せずに店舗に並ぶタケノコに比べたら、
ある意味、安心できると、私も思います。
せっかく測定しているのだから、ありのまま数値をタケノコに書いて欲しいです。
ー追記ー
新たに出荷制限解除
白石市全域と丸森町の一部地区のタケノコ出荷制限を解除(宮城15/04/24)
FNNLocal 2015/04/24
福島第1原発事故の影響で、出荷が制限されていたタケノコについて、国は、宮城・白石市の全域と丸森町の一部地区の出荷制限を、24日に解除した。
県内では震災後、丸森町、白石市、栗原市のタケノコから、国の基準値を超す放射性セシウムが検出され、2014年4月に、丸森町の耕野地区のみ出荷制限が解除されたが、ほかの地区では制限が続いていた。
このうち、これまでの検査で、安定的に国の基準値を下回っていた白石市全域と、丸森町の丸森地区と小斎地区について、国は、24日付で出荷制限の解除を決めた。
白石市での解除は、今回が初めて。
今後、出荷にあたっては、3検体以上の出荷前検査を行うことや、1週間に1回の定期検査が義務づけられる。
たったの3検体の検査だって!?
台湾、日本食品の輸入規制を強化 日本側「遺憾」(04/14 17:53)
ANN 2015年4月14日
台湾で、日本産の食品の輸入規制が強化されます。
台湾は、東日本大震災直後から、福島など5つの県からの食品の輸入を禁止しています。
先月、福島県産の食品などが生産地を偽装して流通していたことが分かり、台湾当局は、都道府県ごとの産地証明書の添付を義務付けるなど日本産の食品の輸入規制を強化する方針です。日本側は、「科学的根拠に基づく規制緩和を求めてきたが、一方的な規制強化は極めて遺憾だ」としています。
台湾 日本食品の輸入規制強化へ
NHK 4月14日 12時08分
台湾の当局は、東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて、すでに行っている福島県など5つの県からの食品の輸入停止に加え、来月にも都道府県ごとの産地証明を義務づけるなど、日本からの輸入食品に対する規制を強化する方針を明らかにしました。
台湾は、福島第一原発の事故のあと、福島、茨城、栃木、群馬、千葉の5つの県で生産された食品の輸入を停止しています。これに加え、台湾の衛生当局は13日、日本から輸入される食品に都道府県ごとの産地証明の添付を義務づけるほか、日本の特定の地域から輸入される乳幼児向けなど一部の食品については、放射性物質の検査を求める新たな規制を導入するとして、詳しい内容を近く公表し、来月にも実施する方針を明らかにしました。
新たな規制は、去年も台湾当局が提案し、日本側の反対を受けて延期されていましたが、先月台湾で、輸入を停止している日本の5つの県で作られた加工食品の一部が流通していたことが分かり、消費者団体などから導入を求める声が強まっていました。台湾は、香港、アメリカに次ぐ日本の農林水産物や食品の主要な輸出先で、日本の関係者の間では、規制の強化によってコストが増加して競争力を失ってしまったり、風評被害が広がったりすることを懸念する声が出ています。
官房長官「規制強化は遺憾」
菅官房長官は閣議のあとの記者会見で、「台湾に対する日本の窓口機関『交流協会』を通じて、台湾側に対し日本産の食品の安全性について説明を行うとともに、科学的根拠に基づいた判断を行うよう要請してきた」と述べました。
そのうえで、菅官房長官は「このような日本側の説明や要請にもかかわらず、今般規制を強化することは極めて遺憾だ。引き続き台湾側に対し、科学的根拠に基づいた適切な対応を取るよう強く求めていく」と述べました。
また、NHK 7時のニュースでは龍角散のど飴を大量に画面に映し、1億円近くののど飴が返品になったと伝えています。
番組では「千葉県の工場で作っている」というのが理由だと言っていました。
証拠となる写真がないので、同じニュースを見ていた方のツイートです。
台湾が日本産食品の輸入規制を強化し(安全基準云々で)大量の(金額にして約1億円)「龍角散のど飴」が返品されてきたという。そしてこの大量の龍角散のど飴は廃棄されるそうだが、棄てるなら、くれ!というか各小劇団に配布して欲しい。これが「役者」御用達なのを知らないのか…知らないだろうね。
— 原ゆうや (@harayuya_yax) 2015, 4月 14
台湾で龍角散のど飴を1億円分も返品とな (°_°)
— atsushi (@maiayumio) 2015, 4月 14
龍角散のど飴が台湾から1億円分返品されたらしい
— 背番号7の人 (@red60pepper) 2015, 4月 14
龍角散のど飴の台湾からの返品全部廃棄だって もったいねぇ
— ナナイロ@炭酸水派 (@irislev08) 2015, 4月 14
そして7時のNHKでは台湾の市民にインタビューもしていました。
台湾の日本食品輸入規制強化について、台湾市民がテレビ街録で語っていた「日本が安全といってる意味がよくわからない」との言葉が非常に気になった。安全といいながら次々と露呈する汚染問題に歯止めがかからず、日本政府がいうことは信用できない。ならば輸入規制するにしくはなし、と考えている。
— 柴山哲也(ジャーナリスト) (@shibayama_t) 2015, 4月 14
私も「日本が安全と言っている意味がわからない」という、この声を聞いて、「その通り!日本人の私にだって”何が安全なのか”意味がわからないんだから」と思った一人です。
農産物や海産物は当たり前ですが、工場も心配なのは事実です。
水は現地の水を使っているのだろうし、福島第一に近ければ近いほど現在の放射性物質もくっついているかもしれないと想像するからです。
このように海外から買ってくれなくなると、ますます日本国内は産地偽装とか増えてくるんではないかと、
心配になりました。
台湾:なお残る日本食品規制…輸出倍増に障壁
毎日新聞 2015年04月14日 21時25分(最終更新 04月14日 23時30分)
台湾政府は、福島第1原発事故を受けた日本食品の輸入規制を5月中旬にも更に強化することを決定した。原発事故から4年がたち、事故直後に広がった各国の輸入規制は徐々に緩和されているが、全面的な撤廃の難しさが浮き彫りになった形だ。日本政府は農林水産物・食品輸出の倍増を目指しているが、規制は目標達成の障壁となっており、政府は各国に撤廃を引き続き働きかける構えだ。
台湾はすでに福島、茨城、栃木、群馬、千葉の5県からの輸入を禁止しているが、今後はすべての食品について都道府県ごとの産地証明を求め、乳幼児向けなどは放射性物質の検査証明書の添付を義務づける方針。林芳正農相は14日の記者会見で「科学的根拠に基づき緩和を再三求めてきたにもかかわらず、一方的に(新たな)規制を講じるもので極めて遺憾」と表明。「今回の措置の即時撤廃を強く申し入れた」と述べた。
福島原発事故後、日本の食品輸入規制の動きが世界に広がり、規制は約50カ国・地域に及んだ。日本は安全性をアピールするなど各国の説得に当たり、これまでにオーストラリアやカナダなど13カ国で規制が完全撤廃されたほか、米国や欧州連合(EU)などで規制緩和が進んでいる。
一方で中国は依然、福島など10都県のすべての食品の輸入を停止しているほか、日本の輸出額が最多の香港も野菜や牛乳の輸入停止を続けている。日本は輸出額が3位の台湾を含め重点的に規制撤廃を申し入れていただけに、今回の規制強化に農水省内からは戸惑いの声が出ている。
日本政府は成長戦略の一環として、2012年に4497億円の農林水産物・食品の輸出を20年に1兆円に増加させる目標を打ち出している。14年は6117億円と過去最高を記録したが、更なる拡大には各国の規制撤廃が不可欠で、政府は粘り強く説得を続ける方針だ。【田口雅士】
日本は産地を偽装してまで台湾に輸出をしていたようです。
台湾が輸入を規制している5県の産地のものは我が家でも購入禁止になっています。
信頼できないものに関して危険の確率が高いのならば避けるのは当然です。
菅官房長官も「極めて遺憾だ」ではなく、まずは偽装するようなシステムを詫びてるべきではないだろうか。
原子力発電が爆発して今なお放射性物質をまき散らしているのだから、
普通に考えて「食べたくない」と思うのは当然だと思う。
原子力発電所がひとたび事故を起こせば、このようになるということは当たり前だ。
それなのに、輸入しない相手国が悪いような発言をするのは間違っている。
それでも「原発を粛々と再稼動させる」という菅官房長官の発言は矛盾だらけだ。
【社会】
「農作物の産地選ぶ」3割 汚染可能性で、国環研調べ
東京新聞 2015年3月20日 19時28分
国立環境研究所(茨城県つくば市)は20日、全国の成人を対象にしたライフスタイルに関する調査で「農産物を購入する際に、放射能汚染がありそうな産地を避ける」ことが「いつも」や「多い」と回答した割合が計33・4%となったと発表した。13年2月に実施した前回調査では計36・1%だった。
同研究所は「東日本大震災から4年目になり風化が危惧される中で、放射能汚染などがまだ日常に影響を与えていることが分かる」としている。
調査は同研究所が民間調査会社サーベイリサーチセンター(東京)に委託。昨年10~11月、全国150地点の20~79歳の男女3千人に実施した。
(共同)
たった3割、されど3割
3人に一人は気をつけているということ。
私が想像していたよりも多い。
口に出して言わなくても、注意している人はちゃんといるということ。
何を隠そう、もちろん私もその一人です。
ヨウ素131・ストロンチウム・空間線量など 小出裕章氏インタビューホワイトフード(文字起こし)
市原産のきのこ粉末 千葉県、業者に回収指示
放射性セシウム基準超で
ちばとぴ 2015年03月7日 10:38
千葉県は6日、市原市内で加工された乾燥きのこの粉末から、国が定める一般食品の基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を超える190ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。県は同日、加工業者に商品の回収を指示した。
県衛生指導課によると、基準値を超えたのは同市栢橋の生産加工業者が昨年11月から本年2月にかけて製造した「きの子のパウダー」(100グラムまたは150グラム入り)で、4~8袋が東京都渋谷区の屋外販売所「青山ファーマーズマーケット」で販売された。乾燥したヒラタケとシイタケを粉末にしたもので、この業者が生産から加工、販売までを行ったという。
同商品を自主検査した県外の消費者から、今月4日に市原市に連絡があり、県が検査したところ基準値超の放射性セシウムが検出された。
これは氷山の一角だと思います。
行政がきちんとした測定をしていないことが証明されました。
調べて市原市に連絡した方に心から感謝します。
消費者がコツコツと諦めないで調べ続けることはとても大切なんだと、
このニュースを見て、あらためて認識しました。
放射性物質はたった4年じゃ消えないということです。
恐いわぁ〜〜
2015.3.6(金) ご来場の皆さまへのお詫びとお知らせ
Farmer's Market
このたび、青山ファーマーズマーケット会場内にて、2014年11月から2015年2月の期間で、(有)ガーベラが販売いたしました「きの子のパウダー」について、千葉県衛生研究所による検査の結果、放射性セシウムが基準値を超えた検査結果となりました。 お客さまにご心配をおかけいたしましたこと、お詫び申し上げます。
当該生産者は、出荷制限のかかっていない「生しいたけ」「乾燥しいたけ」を検査機関にて自主的に検査し、基準値以下という検査結果を得ていました。その「乾燥しいたけ」を使って、今回の「きの子のパウダー」を加工しましたが、再度、パウダーの状態で、検査をした結果、基準値を上回る結果となりました。厚生労働省の基準値を超えた放射性物質が検出されておりますので、当該商品を早急に回収させていただきます。
今後このようなことのないよう、より一層、生産者および販売者への放射性物質に関する検査実施を要請し、マーケット運営における品質管理体制を強化してまいります。今後は生鮮品に限らず、加工品への検査実施も要請するよう努めてまいります。随時、厚生労働省の出荷制限状況をウェブサイトで確認し、情報共有し、お客さまにより安心してご利用いただけるよう努めてまいります。
尚、(有)ガーベラが同時期に販売しました「生しいたけ」、「乾燥しいたけ」も改めて検査をしましたが、いずれも基準値を超えるものではありませんでした。
1、商品概要と販売について
商品名:きの子のパウダー
販売場所:青山ファーマーズマーケット内
販売者 :(有)ガーベラ
販売期間:2014年11月から2015年2月
販売量 :4〜8袋
2、該当商品の確認方法
商品背面に貼付された食品表示ラベルにてご確認ください。
3、お問い合わせ先
(有)ガーベラ 担当:村串
千葉県市原市栢橋521
TEL/FAX:0436ー92−0956
特定非営利活動法人 Farmer’s Market Association
理事 諸橋洋勝
Farmer's Marketのこの内容を信じるとすれば、
原材料の生椎茸や乾燥しいたけは基準値100ベクレル/kg以内でも、
パウダーにすると濃縮されてほぼ倍の濃度になるということのようです。
基準値以内と言っても、果たして何ベクレルであったのか、
その数値が明らかにされていないところも不安です。
きのこ類はやっぱり心配
改めて調べたという「生しいたけ」、「乾燥しいたけ」に関しても、
きちんと数値を出して報告してほしいと思いました。
とうとう海へ流す準備が整いました!
汚染水浄化=薄める(減らすのではなく薄める)
※トリチウムは全量
原子力規制委、第1原発地下水海洋放出計画を認可
(福島15/01/22)
FNNLocal
福島第1原発の建屋周辺の井戸から汚染水をくみ上げて浄化し、海に流す計画について、
原子力規制委員会は、この計画を認可した。
計画では、「サブドレン」と呼ばれる建屋周辺の井戸から、汚染された地下水をくみ上げて、
基準値以下に浄化し、海に放出するもので、
これによって、汚染水を、1日およそ200トン減らせるとしている。
田中俊一委員長
更田豊志委員
中村佳代子委員
原子力規制委員会では、
汚染水の管理や測定を慎重に行うよう求めたうえで、21日にこの計画を認可した。
東京電力では、
「地元の理解が得られるまでは、海への放出はしない」としていて、
今後も漁業者などへの説明を続けていくという。
汚染水を福島から太平洋に!
「地元」ってどこだ?
<高浜のプルサーマル・40年期間延長・高温ガス炉・福島第一原発>
小出裕章氏12/31報道するラジオ年末特番(文字起こし)
小出:いつかそう遠くない時点で、
私は汚染水を「意図的に」海へ流さざるを得ない日が来るのではないかと、危惧しています。
水野:はぁ〜。「意図的に」流さざるを得ない…
いろいろな放射性物質の半減期
原子力発電環境整備機構より

NHK 1月9日 5時34分
8日、日本と韓国の外務次官級の協議が行われ、協力関係を強化することを確認したものの、韓国が福島県などの水産物の輸入を禁止している問題では、具体的な進展はありませんでした。

外務省で経済問題を担当する長嶺外務審議官は、8日、ソウルを訪れて韓国外務省のアン・チョンギ(安總基)経済外交調整官と協議を行いました。
協議では、ことしが日韓の国交正常化から50年になることに関連して、エネルギー分野などで共同プロジェクトを第三国で行うことや、双方の観光客誘致などについて両政府が支援していくことを確認しました。

一方で、日本側は、福島県など8つの県の水産物に対する輸入禁止の措置を早期に解除するよう求めましたが、韓国側は安全だという国民の認識が得られることが重要だとして、来週行われる韓国側の専門家による2回目の現地調査への協力を求めるにとどまり、具体的な進展はありませんでした。

さらに、戦時中に動員や徴用された韓国人労働者などが日本企業に対し損害賠償を求めている裁判で、支払いを命じる判決が韓国で相次いでいることについても話し合われました。

これについて長嶺審議官は協議後、「日韓の経済、ビジネス関係にも悪影響を及ぼしかねないと従来から指摘しており、日韓の経済関係にマイナスにならない対応を求めている」と述べて韓国政府に対処を求めましたが、韓国側は司法手続きを見守る必要があるという従来の立場を繰り返したということで、双方の溝は埋まりませんでした。
ーーー
韓国が水産物の全面的輸入禁止にしている「福島など8県」とは
青森県 岩手県 宮城県 福島県
群馬県 栃木県 茨城県 千葉県
群馬県って、海あったっけ?
韓国政府による日本産食品に対する輸入規制に関する韓国専門家委員会による訪日調査(第二次調査団)
外務省 平成27年1月9日
韓国政府は日本産水産物の輸入規制の強化を実施
(1)福島を含む8県(福島,茨城,群馬,宮城,岩手,栃木,千葉,青森)全ての水産物の輸入を禁止。
外務省が言っているから、8県とは群馬県を含んでいるんだろう。
東京都と神奈川県は入らなくてもいいのだろうか?
と、ちょっと不思議に思った。
これからますます東京電力が海を汚していく一方なのに、「解除しろ」とはひどいことだ。
四国新聞 2014/12/16 09:38
香川県は15日、高松市沖で2日に採取されたカレイの放射線量を測定した結果、
1キロ当たり0・084ベクレルのセシウム137を検出したと発表した。
香川県環境管理課によると、数値は検出下限値(0・034ベクレル)を上回ったものの、
一般食品の基準値の千分の1以下で健康面に問題はない。
また、香川県高松市朝日町の香川県環境保健研究センターで、
11月4日から12月1日までの1カ月間(11月分)に蓄積された雨や粉じんなどの降下物と、
香川県高松市内で11月に採れたホウレンソウ、ダイコンを調べたが、放射性物質は検出されなかった。
ーーー
確かに1ベクレル以下で微量かもしれないけど
「健康面に問題はない」なんてことは言っちゃいけないよね。
食品基準自体がコロコロ変わっていい加減なんだから。
この記事を見て、香川県のホームページを見に行きました。
放射性物質の測定結果(降下物、野菜及び魚類)について
香川県 放送発表資料 発表日:2014年12月15日
放射性物質の直近の測定結果(環境放射能水準調査(原子力規制委員会委託調査))を報告します。
今回、11月4日から12月1日までの1箇月間に県環境保健研究センターで蓄積された降下物の放射性物質について測定した結果、放射性セシウム等は検出されませんでした。
また、県内産の野菜(ホウレンソウ、ダイコン)を測定した結果、放射性セシウム等は検出されませんでした。
高松市沖で採取された魚類(カレイ)を測定した結果、ごく微量の放射性セシウム(一般食品の基準値(100Bq/kg)の1/1000以下)が検出されましたが、これまでの測定値と同程度でした。
測定結果および過去のデータ [PDF] [37kb]
カレイは遠くまで泳がないのに、高松市のカレイの肉にセシウムがあるということは、
福島第一原発の汚染がこんなところまで流れてきているということ?!
最近、産地がしっかりしているものなら食べていいと思っていた私にはとてもショックな出来事です。
平成25年度までの測定結果が出ている書類があった。
香川県内の放射線量等の測定結果について
平成26年12月 1日 環 境 管 理 課
6)農・畜・水産物(精米、野菜、牛乳、カレイ)
○毎年 1 回、県内産の精米、大根、ホウレンソウ、牛乳、カレイについて、検出精度を高めた方法により、ごく微量の放射性物質を測定しています。
カレイ、ホウレンソウで放射性セシウム-137 が検出されている年がありますが、ごく微量の放射性物質(一般食品の基準値(100Bq/kg)の 1/1000 以下)であり、健康への影響はありません。
平成25年度のカレイも0.070 Bq/kgあります。
なんてこった!四国の海もヤバイのか( ; ; )
と…上を見てみると、
なんてこった!!
福島原発事故が起きる前から、カレイはベクれている!・゚゚ '゜(*/□\*) '゜゚゚・ ウワァーン!!
ショックになった私です。
土壌にもセシウムが!

日本中どこでも、もしかしたら世界中どこでも、
このくらいは汚染されていたのか、と…
やっぱりショックになった私です。
だけど私は香川県はきちんと調べていてエライと思いました。
こういうふうに1ベクレル以下の少ない数値でも公表している自治体は、信用できると思いました。
大気圏核実験とかチェルノブイリ原発事故とか、多分そんなこんなで、
すでに大地も海も汚れてしまっていたけれど、「これ以上汚したくない」そう思いました。
(福島14/12/05)
FNNLocal

県北地方の特産品「あんぽ柿」が、首都圏に向けて出荷された。
今シーズンは、生産できる農家も増え、出荷量も増える見込み。
オレンジに輝く「あんぽ柿」。

福島・伊達市にある梁川共選場から、首都圏などに向けて出荷された。
出席者は

「原料柿が、すごくいいものが出たから、加工しても、非常においしいあんぽ柿ができました」、

「来年もまた増えるでしょうから、どんどん増えて、日本中の皆さんに食べてほしいです」と話した。
県北地方のあんぽ柿は、福島第1原発事故で出荷制限が続き、2013年から出荷が再開された。

2013年、あんぽ柿が生産できたのは、23地区だったが、2014年は、61地区に増えた。

2014年も、全てのあんぽ柿を検査して、安全なものだけが出荷される。
JA伊達みらいの安彦慶一組合長は

「(東日本大)震災前の約半分のあんぽ柿が出荷できるということで、大変うれしく思っています」と話した。


2014年のあんぽ柿は、甘みや色も良く、出荷は2015年の2月末まで続く。
ーーー
美味しいのはわかるけど、
放射性物質があんなにたくさんばら撒かれて、半減期が30年とか何万年とかっていう中で、
そんなに簡単に、3年や4年で食べられるようになるわけないじゃん!
<あんぽ柿続報>JA職員が石原環境相に虚偽の報告
「これまでに基準を超えるものは出ていない」~あんぽ柿に含まれるセシウム量~
福島県伊達市のあんぽ柿「100ベクレル以下で出荷」その測定方法
東松島市の小中学校で地元産カキを使った給食が3年ぶりに復活
(宮城14/12/04)
FNNLocal

宮城・東松島市の小中学校で、東日本大震災後途絶えていた、地元産のカキを使った給食が3年ぶりに復活し、
子どもたちがふるさとの旬の味を堪能した。

東松島市では長年、地元産の新鮮なカキが子どもたちの給食に使われてきたが、
震災後は、生産量の減少などで中止となっていた。

今回、漁協を通じて、むき身80kgが無償で提供され、3年ぶりにカキの給食が復活した。

子どもたちに振る舞われたのは、「カキとイカのチリソース煮」。

4日は、市内12の小中学校の児童生徒およそ4,000人が、地元で生産された旬のカキを味わった。


子どもは

「エビチリみたいで、中華風っていうか、そんな感じでおいしかったです」、

「カキをプレゼントしてくれて、ありがとうございます」などと話した。

東松島市のカキ生産者たちは、今後も給食へのカキの無償提供を続けていくという。
ーーー
給食で使うということは「強制的に子供達に食べさせる」という行為だ。
100%安全だと言えない食材を給食として使用するということ自体がどうしても私は許せない。
この地元産のカキは放射性物質で汚染されていないのだろうか?
ーーー
カキの放射性物質検査結果厚生労働省

全て検出限界値以下なので安全…?
セシウム合計の検出限界値がものすごいことになっている!
北海道厚岸町→0.63〜0.78ベクレル/kg
宮城県→一律20ベクレル/kg(産地が宮城県でも秋田県が調べたものは12ベクレル/kg)
さらに上をいっているのが茨城県25ベクレル/kg
いつも思うけど、この検出限界値、「ちょっと危ないな」って思う地域はどの食材も高い。
北海道と同じくらい1ベクレル以下の検出限界値で測定して欲しいなと思っています。
そして、ずーっと言い続けているけれど、
海へは東京電力がストロンチウムを垂れ流し続けているので、
絶対にストロンチウムの測定もするべきです。
ストロンチウムは一度体内に取り込むと骨にたまり、なかなか体の外には出ないと言われているので、
ストロンチウムはセシウムよりも危険です。
民間ではストロンチウムの検査もしているところがあります。
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このように民間レベルでできるのだから、
行政や国でも、魚介類のストロンチウムを調べることは可能なはずです。
なぜ調べないのか?
出ると思っているからかな?
1ベクレル未満の検出限界値でセシウムだけではなく海産物はストロンチウムも
国や行政がきちんと調べてくれれば、風評被害は無くなると思います。
調べてくれないから、自己防衛するしかなく、購入を控えるのです。
上記のようにちゃんと調べている食材なら、消費者は安心して食べることができます。
実害ではなく風評というならば、
正々堂々と測定するべきです。
<気仙沼の魚を学校給食に普及させる会>食育授業〜気仙沼の魚を食べられる幸せ〜
汚染された餌を食べたヤマトシジミの研究結果から考える「学校給食に福島産米」
10/5 おしどりマコ・ケン横浜(文字起こし)
(宮城14/11/28)
FNNLocal

子どもたちに地元の食文化を知ってもらおうと、
28日、宮城・気仙沼市の小学校で、メカジキなどの食育授業が開かれた。

授業が開かれたのは、気仙沼市立九条小学校。

※気仙沼の魚を食べられる幸せ

これは、漁業を通じ、水産資源を守る活動をしている
「気仙沼の魚を学校給食に普及させる会」が、復興庁の支援を受け、主催したもの。

5年生を対象とした授業では、気仙沼でどんな魚が水揚げされ、給食として出されるまで、
どのような人たちが関わっているかなどを学んだ。

28日の給食には、主催団体が提供したメカジキメンチコロッケがメニューに加わり、
授業を受けた子どもたちは、味わって食べていた。


子どもたちは、

「今まで食べたことのないコロッケの味がして、おいしいです」、

「きょう授業を受けて、いろいろな魚のことをもっと知りたいと思いました」と話した。

主催団体は、こうした食育の授業を、2015年度も続けていきたいとしている。
ーーー
気仙沼市
魚市場における水産物の放射性物質検査について
気仙沼市魚市場 水産物の放射性物質簡易測定実施状況(H26年度)(88KB)(エクセル文書)
をダウンロードしてチェックしました。
今年度,
漁獲日2014年3月31日〜2014年11月20日まで441検体の測定をしていますが、
その中にメカジキは一つもありませんでした。
また、下の方に小さな文字で書いてあります。

※精密測定実施の目安とは、50ベクレル/kgです。この数値以上の品目は、宮城県による精密測定を実施します。
なお、精密測定を実施したものは、結果が分かり次第公表します。
気仙沼の魚はセシウムが50ベクレル/kg以下だとそのまま市場に出てくるようです。
東京電力がジャージャー流しているストロンチウムは一切測定していません。
なぜ、学校給食なのか?
100%安全と言えない食材を
強制的にまず子供に食べさせる大人たちを私は許せません。
汚染された餌を食べたヤマトシジミの研究結果から考える「学校給食に福島産米」
10/5 おしどりマコ・ケン横浜(文字起こし)
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被災水田のコメ 子供達に贈呈
2014年11月26日 09時34分

津波で被災した相馬市の水田で収穫したコメを地元の子どもたちに食べてもらおうと、
25日、贈呈式が行われました。

この取り組みは、復興を後押ししようと、
津波で被災した相馬市の水田でコメの研究を続けている、東京農業大学のグループが行っているもので、
25日は、相馬市役所に生産者や地元の子どもたちなど、およそ20人が集まりました。

東京農業大学の後藤逸男教授が、
「地元でできたコメを地元の人が食べることが復興につながる」とあいさつし、
この秋収穫した新米を小中学生の代表3人に手渡しました。

新米は、すべて全袋検査を受け、放射性物質が検出されなかったということで、
「そうま復興米」と名付けられ、米袋には、地元の小学生が考えたイラストが印刷されています。

相馬市の沿岸部で津波被災を受けた水田では、後藤教授の協力を得て、
震災のよくとしから作付けを始め当初10トンほどだった収穫量が
ことしは、1000トンと、100倍になり、来年はさらにその倍を目標に作付けすることになっています。
贈られた米は、年内に市内の小中学生の保護者などに配られるということで、

コメを受け取った中学3年生の女子生徒は、
「生産者にはおいしいコメを作っていただきありがとうと言いたいです」と話していました。
ーーー
なぜ子供に食べさせようとするのか!
どうして老人ホームに贈呈しないのか?
汚染された餌を食べたヤマトシジミの研究結果から考える「学校給食に福島産米」
10/5 おしどりマコ・ケン横浜(文字起こし)
もう、割とハッキリと、汚染されていないカタバミを与えたグループは結果が良くて、
それで、汚染したカタバミを与えたグループは、沖縄の蝶でも生存率が下がってしまった。「自分で食べないものを」と言われて福島市のJA新福島組合長、吾妻雄二(66)は考えた。
自分たちが食べるしかない。
とくに、学校給食に福島市産米を使うことだ。
子供達が福島の米を食べれば、安全性を全国にアピールできるー。
「すべて全袋検査を受け、放射性物質が検出されなかった」と言っているので、
後藤逸男のHPを見に行ったけれど、
米の検査結果に関してどこにも書かれていない。
ーーー
「復興米」みんなで食べて 東京農大 相馬の小中学生らに贈る
福島民報 2014/11/26

相馬市の津波被災水田を復旧して収穫された平成26年産米「そうま復興米」が
市内の全小、中学校の子どもらにプレゼントされることになり、25日、市役所で贈呈式が行われた。
相馬地方の支援を続ける東京農大と、JAそうま、相馬市などが連携した復興支援プロジェクトの一環。
「そうま復興米をみんなで食べよう」として、農地の復旧や稲作再開の支援から前進し、
風評払拭(ふっしょく)、地産地消の推進などを目指した次のステップとして初めて企画した。
東農大がJAからコメを買い上げ、15小・中学校の児童、生徒と教職員約3450人に
1キロ入りの新米の「ひとめぼれ」を贈る。12月上旬ごろまでに各校を通じて配る予定。
贈呈式では東農大の門間敏幸教授と後藤逸男教授、農家代表の佐藤紀男さん(64)=岩子=らが
支援米ラベルデザインコンテスト上位入賞の
斎藤左京君(市長賞、桜丘小二年)、
門馬彩華さん(市教育長賞、日立木小六年)、
佐藤友美さん(同、中村二中三年)らにコメを手渡した。立谷秀清市長らがあいさつした。
プロジェクト3年目の今年、
市内の被災農地では鉄鋼スラグなどを利用した東農大独自の「相馬方式」の除塩技術などを通して
水田復旧は約200ヘクタールに拡大し、約千トンが収穫された。
県、東農大の放射性物質検査結果で検出下限値未満だった「合格米」として
安全・安心をアピールし、販売を促進する。
( 2014/11/26 08:51 カテゴリー:主要 )
ーーー
NHK福島の言う「放射性物質が検出されなかった」は、やっぱり「検出下限値未満」ということだった。
ではその検出下限値はいくつなのだろうか?探してみたけど見つけられませんでした。
ーーー
http://www.nodai.ac.jp/hojin/upload/6e89f71d499f31ee9d57b47ce825dd39.pdf

…土壌肥料グループでは、津波被災水田に堆積した津波土砂を取り除くことなく元の土と混和した上で、「転炉スラグ」を施用した東京農大方式(そうま方式)による除塩方法で、2014 年には 200ha の水田復興から約 1000 トンの「そうま復興米」収穫を達成しました。
また、福島県による全袋検査及び東京農大の精密な放射能検査をすべてパスしました。
このように、相馬市の農業復興は着実に進展していますが、
相馬市で作った農産物を相馬市民や関係者が先ず食べなければ「相馬農業の真の復興」とはいえません。
そこで、「“そうま復興米”をみんなで食べよう!プロジェクト」を立ち上げ、
「そうま復興米」を相馬市内の小中学校を通して
児童・生徒の家庭および教職員に贈呈する贈呈式を行いますので、取材等よろしくお願いします。
ーーー
東京農業大学後藤逸男教授の放射性物質についての考え方
水稲への放射性セシウム吸収抑制対策 -放射性セシウム対策にゼオライトは有効か?-
東京農業大学応用生物科学部 後藤 逸男・蜷木朋子・近藤綾子・稲垣 開生
6. 風評被害の払拭と水稲作付の早期復興を期待
表1に示す玄米中の 40K の天然放射能強度が
放射性セシウム強度に比べて比較にならないほど強いことに注目してほしい。
世間では放射性セシウム強度だけが一人歩きしているが、
特に農産物中にはカリウムが多く含まれているため 40K の放射能も検出される。
この天然放射能は何ら規制の対象とはならないが、ガンマ線として放出される放射能であることに違いはない。
しかも、その波長がセシウムより短いため放射能はセシウムより強力である。
放射能汚染農地には、作物へのセシウム吸収抑制対策として塩化カリウムが施用されるが、
その 40K に由来する放射能強度を測定すると何と 16,000 Bq/kg に達する。
また、高血圧者用の減塩食塩は塩化ナトリウムと塩化カリウムの混合物である。
これらの事実を農業生産者や消費者に正しく伝えることが農産物の風評被害対策として大切であり、
農産物の放射能測定値表示には必ず 40K の測定値を並記すべきである。
南相馬市一帯では山林の放射能の影響で狩猟が行われていないため田んぼや畑に猪が出没し、
農産物に大きな被害が出ている。
上記試験作付水田にも稲穂が稔り始めた頃から猪が出没し、田んぼが猪の餌場と運動場と化している。
南相馬市では 3.11 以降2年間にわたって水稲の作付が制限されたが、
25 年度には第一原発から20 km 以遠の地域では、
管理計画の下で、全量管理・全袋検査に合格すれば出荷可能な作付再開準備区域に指定された。
上記試験作付水田もこの地域に該当することから、本年度も水稲の試験作付を実施し、
水稲への放射性セシウム吸収抑制技術の確立を目指して、
福島県内での水稲作付けの早期全面復興の一助としたい。
「自然放射線と人工放射線の違い」市川定夫氏(内容書き出し)
カリウムは皆さんご存知のように
窒素、リン酸、カリという3大肥料の一つで、絶対に必要なんですが、
どんどん取り込んでどんどん出して、循環させて利用するんです
それは何故かというと、こういういたずら者(カリウム40)が混じっていたから
つまり、現在まで生き伸びているという事は
現在の生物が全てカリウムを蓄えないのはそういうことなのです。
さて、このセシウムというのには
残念なことながら天然のセシウムには放射能があるやつはないですが、
セシウムを原子炉の中で作りますと
カリウムと化学的性質が同族ですから、よく似ているんです
よく似ていますから、セシウムはどんどん入ってきます
残念ながら体の中にどんどん入ってくるんです
で、やはりカリウムと同じでどんどん出ていきます
しかし、問題なんです
我々の腎臓、物を排出する腎臓は、セシウムに対しては排出する能力がちょっと劣るんです
胃壁とか腸壁を通って入ってくる速さはカリウムと同じなんですが
出ていく速さが少し遅いんです
殆ど出ていくんですが、例えば100入るたびに1個は残る、100入るたびに1個は残るとやっていって
だんだんだんだん溜まっていくのがセシウム
ですから、、じわじわと時間をかけて増えていきます
”カリウム詐欺師”にご用心!「カリウムの嘘」中山幹夫先生の電子書籍より
最近、カリウムを持ち出す学者・医者が増えている。
国民を馬鹿にしたくだらない悪知恵だ。
タバコやCTスキャンなどとの比較のウソは、広く知れわたってしまった。
タバコなら子供は吸わないし、CTスキャンは医療行為ですよね、と市民に簡単に反論されるようになった。
そこで編み出したのが、カリウム技である。
普段食べている食品に含まれているカリウムには放射能がある。
放射能を怖がっていたらバナナも食べられない、と言う。
これなら市民にあまり知られていないし、結構数字が出てくるので国民を煙に巻きやすい。
しかも食べ物に含まれていることで内部被曝について国民を安心させ、
原発の批判も減らせるので政府と利害が一致する。
ーーー
基準超の放射性物質 商品回収
NHK前橋放送局 群馬県のニュース 2014年9月1日
先月まで甘楽町の道の駅で販売された粉末状の乾燥しいたけの商品から、
国の基準値を上回る放射性物質が検出され、道の駅では、商品の自主回収を進めています。
県によりますと、先月28日、甘楽町のしいたけ農家が製造し、
町内の「道の駅甘楽」で販売されていた粉末状の乾燥しいたけの商品「原木椎茸粉末」から、
国の基準値を上回る1キログラム当たり140ベクレルの放射性セシウムが検出されたと、
厚生労働省から県に連絡がありました。
これを受け県では、道の駅の運営者に対し、この商品の販売を自粛するよう指導しました。
道の駅ではことし4月以降、合わせて102パックが販売されたということです。
道の駅では販売された商品の自主回収をしていて、
県では、消費者に対して購入した商品があった場合には、「道の駅甘楽」に連絡してほしいとしています。
連絡先は0274-74-5445です。
09月01日 19時45分
なぜ、地域限定なのか!
地元でしか報道しないの(╬◣д◢)!!!
東京新聞も群馬限定かな・・・
それでも新聞記事では東京新聞しか見つけられませんでした(ネット上で)
【群馬】
シイタケ粉末から基準値超セシウム 県内初
東京新聞 2014年9月2日
県は1日、先月26日に甘楽町の道の駅「甘楽」が販売した原木栽培によるシイタケ粉末から
1キロ当たり140ベクレル(基準値同100ベクレル)の放射性セシウムが検出され、
道の駅が自主回収すると発表した。
県内のシイタケ粉末が基準値を超えたのは、東京電力福島第一原発事故後初めて。
県によると、厚生労働省が委託した国立医薬品食品衛生研究所が抜き打ちで買い上げて検査した結果、
先月二十八日に基準値超えが判明した。
店頭にあった3パック(1パック23グラム)は撤去したが、
四月以降に102パックが既に販売されている。いずれも甘楽町の農家一戸が出荷した。
この農家の生シイタケは基準値以下だったが、
生シイタケを乾燥し、粉末にしたことで、放射性セシウムの濃度が高まったとみられる。
県は生シイタケに加え、今後は粉末も随時検査する方針。 (菅原洋)
つまり・・・
今まで検査されていなかったから初めて基準値を超えただけのことであって、
きちんと検査されていたら、事故後ずーーっと検出されていたんだろうと思う。
しかも、140ベクレル/kgよりも、もっともっと高い数値で。
今になって、抜き打ちで検査したのは、「もう大丈夫だろう」と思ったからなんじゃないかと私は思う。
しいたけ等のキノコ類はセシウムを集めて大変危険です。
キノコを食べなくても人は死にませんが、
汚れたキノコを食べた場合はそれが原因で死ぬかもしれないのです。
賢い消費者は知っておくべきです。
「嫌いな食べ物なぁに?」
「僕キノコが食べられないの」って子どもが言うと、
「いいのよ、キノコなんか食べることないわ」と、いつもニカッ!と笑って私は子ども達に答えています。

今は、日本全国翌日に何でも届く時代なのだから、
広く全国に報道するべき内容だと私は思いますが…
~魚介類が食べたい~
なぜ、地元の漁業関係者がOKすれば、それだけでいいのか?
漁師さんだけじゃなくて、飲食店だって大いに関係あるだろうし、
海で遊びたい子供たちだって、海の家の人だって、
魚を食べたい私だって、
この汚染水が流れて行きそうな地域の人々だって、
みんなみんな関係ある事なのに。
日本にとどまらず世界にとっての一大事のはずなのに。
なんで、地元?
なんで、漁業関係者だけ?
どう考えても、地元の漁業関係者が了承すれば堂々と海へ汚染水を流すというのは
間違っているし、おかしいと思います!
漁業関係者だって、なんだかんだ反対してみても、
最後は漁連の上部にいる一部の人間が「金目」か何かはわからないけど、東電の言いなりになってしまう事は、
いままでの状況を見ていれば簡単に想像が出来ます。
なんか、こんな説明会だって、形式でしかないように思ってしまうこのごろの私です。
漁業関係者ってなんなの?
どうして漁業関係者だけが汚染水を流すか流さないかに対して権限を持つのか?
ど――ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー―う考えたって、変!
福島の地元の漁業関係者だけが日本と太平洋の代表者だとでもいうの?!(╬◣д◢)
バカにすんじゃねぇよ!
言葉が汚いかもしれないけど、私はこう叫んでしまう。
私は魚が食いたいんだ
ワカメも貝も食べたいし、太平洋で泳ぎたいんだよ――!
ここに参加して下さっている、一般の漁業関係者の人だけに全ての負担を背をわせて、その責任を負わす。
地元の漁業関係者は、了解することによって、自分の仕事を汚すし、
太平洋を汚すことに了承したことによって、数えきれない人々からも恨まれる。
そして、国と東電は地元の漁業関係者だけを悪者に仕立て上げて、
のうのうと、堂々と、悪びれず海を汚す。
こんなシナリオ、私だってわかるのに、
報道がそこのところを突っ込まないっていう事が、とても変だなって、思うんです。
県漁連だって、下々の方々は本当に必死で戦ってくれている。
だけど、この人達だけで戦える筈ないじゃん。
こうやって生活をかけて戦っている人達は、後にみんなに恨まれる。
わざわざ参加して意見を言ってくれている人だけに全てをおっかぶせるのは間違っている。
国と東電は、海へ流す事だけしか考えてないんだから。
おかしいでしょ?どうしてメディアはこのねじ曲がった現実に疑問を感じないで、そのまま報道するんだろう?
「漁業関係者の了解を得て」って、どこを見てもそう報じている。
「この問題は地元の漁業関係者だけの問題じゃないんだ」って、
メディアはもっと声を大にして叫ぶべきなんだよ!
「地元の漁業関係者だけにこんな重大な問題を決めるという責任を負わせてはいけない」って。
漁業関係者の人も、東電や国の言いなりになってこんな説明なんか聞いていないで、
「これは俺等たちだけの問題じゃない!ここだけで決めちゃいけない!」と
はっきりと意思表示をしてほしいものです。
東電、汚染水の浄化試験の結果などを初めて県漁連に説明
(福島14/08/25)
FNNLocal 2014/08/25

東京電力は周辺の井戸からくみ上げた汚染水の浄化試験の結果などについて、
今日(8月25日)、初めて県漁連に説明を行いました。
今日は、東京電力側から、原子炉建屋周辺の井戸からくみ上げた汚染水の浄化試験の結果や、
今後の計画について、説明が行われました。

およそ40の井戸から汚染水をくみ上げることで、
建屋に入り込む水の量を少なくし、建屋内で高濃度汚染水に変わるのを減らしたい考えです。

東京電力は、くみ上げる水の放射性物質の濃度は低いと強調したうえで、
浄化後は、ほとんどの放射性物質が、検出限界値未満だったと説明しました。

東京電力の担当者
この『地下水』につきましては、建屋内の滞留水とは、あの、全く性質の異なる水と考えておりまして、
えー、極めて放射性物質濃度は低いレベルでございます
あ、浄化させていただいた『地下水』につきましては、
あー、地下水バイパスの、お、水質基準、運用目標を満たすことを満足確認したうえで、
えー、港湾内に排水させていただくと。
「汚染水」という表現を意図的に避けたとも受け取れる、こうした説明に対し、
漁業関係者から、疑問や反対の声が相次ぎました。

漁業関係者:
漁業者は、それは理解できないと思います。
まず、『地下水』であれば、浄化することはないので、
「浄化する」っていうことは、われわれは、『汚染水』としか思えない」、

『汚染水』だけど、ろ過すれば大丈夫なんだよというのは、
これは一般の漁業者は納得するはずはない。
議論は、最後までかみ合うことはありませんでした。

県漁連の野崎 哲会長
地下水バイパスと同じように、あの、海洋汚染がないように、無いようなのかどうか、
説明を聞きながら、今後、判断していくというか、
漁業者の、あのー、意見集約をしていくっていうことだと思いますけれども、
浄化したとはいえ、汚染水が海に放出されれば、初めてのケースとなります。
ーーーー
もう、毎日3種類の放射性物質だけで「80億ベクレル海へ流れている」と東京電力が白状した。
それをなんとか止めることの方が先決で、
新たに海へ流す事なんて論外だと私は思っています。
「魚は食べてはいけない」と、ますます大きな声で叫ばなければならなくなりました。
ストロンチウム90の方がセシウムの倍以上海へ出されています。
魚介類のストロンチウムは測定されていません。
ストロンチウムは一度体内に取り込むと、セシウムのように排出されないと言われています。
そして、白血病の大きな原因でもあります。
トリチウムの危険は下記の通り↓
<汚染水を海へ>
「トリチウムはそのまま海へ放出」8/11東京電力記者会見内容書き出し
トリチウム
トリチウム 染色体異常起こす
放射線研で突きとめる 原発廃棄物に警鐘
1974年10月8日
原子力発電所などから大量に排出されるトリチウム(三重水素)は、
ごく低濃度でも人間のリンパ球に染色体異常を起こさせることが、
放射線医学総合研究所中井斌(さやか)遺伝研究部長らによって突き止められ、
7日から徳島市・徳島県郷土文化会館で開かれた日本放射線影響学会第17回大会で堀研究員が発表した。
低い濃度のトリチウムが人間の遺伝にどのような影響を与えるのかを明らかにしたのは初めてで、
こんご原子力施設から排出されるトリチウムの量がふえるのに伴って大きな問題になりそうだ。
トリチウムは普通の水素より三倍重い水素。
天然にもわずかに存在するが、原子炉や核爆発などによって多量に作られ、
普通の水素と同じように酸素と化合して水になり、生物の体にも取り込まれる。
体内に入ったトリチウムはベータ線を出して生物を傷つけるが、
半減期が約12年と長いことや、普通の水から分離するのが困難なため、
再処理工場、原子力発電所にやっかいな放射性廃棄物。
現在わが国では、原子力施設からの排水中のトリチウムの許容量は
1ccあたり0.003マイクロキュリーに規制されている。
しかし低い濃度のトリチウムが生物にどんな遺伝的影響を及ぼすかを調べたデータはほとんどなく、
人間については皆無。
許容量自体もはっきりした根拠によらずに決められているという。
中井部長らは、人間の血液から分離した白血球を種々の濃度のトリチウム水で48時間培養。
リンパ球に取り込まれたトリチウムが放射線を出すために起こる染色体異常を細かく観察した。
その結果,トリチウム水の濃度が1ccあたり0.01マイクロキュリー以下では、
染色体異常が見つかった細胞のひん度は普通(4ー5%)と変わりがなく、
それ以上5マイクロキュリーまでは染色体異常のひん度・・・この記事の研究結果がどこかにないか探してみることにした。
放射線医学総合研究所資料集を調べてみると、
トリチウムに関しての研究は昭和48年から始まっている。
上記新聞記事の中井斌氏の研究部分を見つけたので、
その部分を書き出してみた。
トリチウムによる染色体異常~ヒト培養リンパ球での実験結果~
(↑このブログの後半部分に中井斌・堀雅明等の昭和48年から51年までの研究内容を書き出してあります)
トリチウム H3
2013年
トリチウム水を海へ放出する相談中10/7参議院経済産業委員会(文字起こし)
<両棲類と哺乳類のトリチウム取り込み比較>
「トリチウム水投与後10日目では脂肪組織に最も多く、 次いで脳、睾丸、肝の順」放射線医学総合研究
(内容書き出し)
トリチウム水の魚卵発生に及ぼす影響~
「孵化稚魚の眼径は有意に小さい」放射線医学総合研究所資料集(書き出し)
<トリチウムの動向ー動物系>
数時間で全身にほぼ一様に拡散分布 /脂肪組織、脳、筋肉に高いトリチウム残留
(放射線医学総合研究所資料集書き出し)
<トリチウム>
「福島から海に投棄された汚染水が含まれている放射性物質が
雨になって再び陸に戻ってくる可能性はあるんでしょうか?」
トリチウム関係ブログまとめ
<海へ出てます!毎日80億ベクレル>
「ストロンチウム90が50億ベクレル、セシウム137が20億ベクレル、トリチウムが10億ベクレル。
はい、あのぉ~、一日当たりになります」8/25東京電力記者会見文字起こし
↑これも全くニュースになっていない。
この日の東電の会見では吉田調書を公開するという事と合わせて報告していたので、
全てのメディアが「吉田調書」に右へならいをしている。
「吉田調書」は大事だけどそんな過去よりも大事な未来の大きな問題がここにあるのに、
この汚染水海へ毎日流し続けることに対して、みて見ぬふりをしている事が正しい?
この先の未来を考えれば、吉田調書よりも、大事な問題だと私は思っています。
最新の全国セシウムランキングを発表します (。-‿◕)p∠※Pan!!・。:*:・
原子力規制委員会
上水(蛇口水)のモニタリング
<測定方法>
水道の蛇口から毎日一定量の水道水を採取し、
水分を蒸発させて濃縮したものを3か月分まとめて
ゲルマニウム半導体核種分析装置を用いて分析。
全都道府県の水道水の数値が3カ月ごとに公表。
環境放射能水準調査結果(上水(蛇口))(平成26年4-6月分) (PDF)
http://radioactivity.nsr.go.jp/en/contents/9000/8730/24/194_20140731.pdf
※画像をクリックすると大きく見る事が出来ます

1.本データは、1Bq/Lを1Bq/kgとみなす
2.原子力規制委員会が各都道府県等からの報告に基づき作成
3.検出下限値は、I-131、Cs-134、Cs-137すべて0.001Bq/kg未満
(参考)水道水中の放射性物質に係る指標の見直しについて(厚生労働省)における水道水中の新たな目標値 放射性セシウム(セシウム134及び137の合計) :10Bq/kg
※画像をクリックすると大きく見る事が出来ます

過去の順位です
※画像をクリックすると大きく見る事が出来ます

そして今回

平成26年(2014年)3月から6月蛇口水全国セシウムランキング1位から3位は・・・
ジャジャーン!!
1位 茨城県ひたちなか市 0.01000 Bq/kg
2位 栃木県宇都宮市 0.00520 Bq/kg
3位 東京都新宿区 0.00286 Bq/kg
茨城県は前回よりは数字を減らしたものの3期連続の堂々の1位で、2位との差は倍ぐらいあります。
また、福島県福島市は僅差で3位の座を東京に奪われました。
その差はナント 0.00006 Bq/kg (◕Д◕✫)オォゥ!
茨城県や栃木県が常に上位にいる事が気になります。
このランキング毎回を見ていると、
福島県の食材よりも、茨城県や栃木県、東京都の産地の物の方が
私たちは気を付けなければいけないのではないかと思えてきます。
もう一つ私が気になるのは、この数値の検出下限値です。
I-131、Cs-134、Cs-137すべて0.001Bq/kg未満となっていますが、
検出限界値未満なのに数値をきちんと出している行政があります。
それが下記で水色に塗ったところです。

私は思うのですが、東京電力福島第一原子力発電所の事故により「汚染されたであろう」と思われる地域以外にも、
もしかしたら、0.001Bq/kg未満もきちんと出せば数値がある地域もあるのではないか?と。
なので「不検出」と書かれているからといって、決してゼロだという事ではないだろうし、
千葉県や神奈川県を抜かす地域もあるかもしれないと考えています。
0.001Bq/kg未満でも数値を出すことができるのだから、
検出限界値など無くして全国で正しい数値を出してもらいたいといつも思っています。
もうひとつ、「各都道府県が独自に検査した結果」ということも気になります。
全国の蛇口水を一カ所に集めて同じ機関で分析したらどのような結果になるのか?ということも知りたいところです。
非常に小さい数値なので、気にする事ではないかもしれませんが、
「入っているんだ」という事だけは知っていてもいいと思います。
東京都の水道水には相変わらずセシウムが入っています。
トリチウムはどのくらい入っているのかなぁ~(。◔‸◔。)??
今までの蛇口セシウムランキングブログ↓
<東京オリンピックおめでと(*^ー^*)∠※Pan!!。・:*:・>
注:TOKYOの水道水には事故後常にセシウムが入っています。
最新情報では福島と東京同率で全国3位決定!
日本全国都道府県水道水蛇口セシウムランキング(2013年7月~9月)
発表!日本全国都道府県水道水蛇口セシウムランキング(2013年10月~12月)
日本全国都道府県水道水蛇口セシウムランキング(2014年1月~3月)
(14/07/17)
FNNLocal 2014/07/17

安倍首相が、福島のモモを試食した。

首相官邸を訪れた、ミスピーチキャンペーンクルーとJA伊達みらいの関係者。
17日は、安倍首相に福島のモモをPRした。

安倍首相は「いい香りだね、甘い香りで」と述べた。
早速、収穫されたばかりの「日川白鳳」を口にすると、安倍首相は「おいしいですね。ちょうど食べごろだね」と話した。
JA伊達みらいによると、7月2日からわせ種のモモの出荷が始まり、これまでに548トンを出荷している。
福島第1原発事故の風評被害で、一時、販売価格が下落したが、徐々に震災前の水準に戻りつつあるという。
ーーー
桃は事故直後から、とてもセシウムの数値が高い果物です。
2011年は、福島だけではなく山梨の桃からもセシウムが検出されていました。
では、今年度の桃はどのような数値なのか、放射性物質の検査結果をみてみましょう(✪ื‿✪ื)
農林水産省
農産物に含まれる放射性セシウム濃度の検査結果(随時更新)

「品目別の検査結果」という項目をクリック。

その「果実類」のところに「モモ」があります。
エクセルのページを開いてみましょう。
すると驚き!です。
たった1件しか調べられていません><;

伊達市の桃 H26.5.19
Cs-134<3.3 Cs-137<2.9 Cs合計<6.2
検出限界値未満ですが、・・・農林水産省ではひとつだけです。
これで、「安全です!」といえるのでしょうか??
追記 コメントで教えていただきました
農林水産省のページには1件しか記載されていませんでしたが、
ふくしま新発売というページに、いろいろな品目の検査結果が出ていました。
教えて下さってありがとうございます。
モモ 伊達市クリックすると大きく見る事が出来ます↓
ここでは伊達市のモモは5件検査されていました。
2011年の伊達市の桃

セシウム合計では100ベクレル越えが目につきます。
伊達市除染実施計画 平成24年8月 伊達市
より一部抜粋
1.計画の目的
東京電力福島第一原子力発電所の事故により、放射性物質が福島県内の広範囲に飛散した。
伊達市も汚染の被害を受け、一部地域において年間積算線量が20mSvを超えると推定される
「特定避難勧奨地点」が設置された。
ー略ー
2.現状とこれまでの取り組み
原発事故発生以来、市では放射S燃料の測定に取り組んできた。
その結果、市の南部地域(霊山・月舘)の空間線量率が比較的高いことが分かっている。
霊山の小国地区、石田地区、月舘の相葭地区で特定避難勧奨地点が設定され、
その後保原の富成地区でも追加指定があった。
放射線量は、徐々に低下している。
平成24年3月の市内一斉測定時点によれば、
伊達地域、梁川地域、保原・霊山地域の北部などの空間線量率が1μSv/h未満となっている一方、
特定避難勧奨地点がある地区などには、依然として2μSv/h以上の比較的線量の高い地域が存在し、
伊達市全域が最終的に国が目指す追加被ばく線量年間積算1mSvを超える状況が続いている。
最も高い値は3.45μSv/hとなっている。
上記の市の文章を読めばわかると思いますが、伊達市は汚染されています。
数年で放射性物質は消えません。
桃は検査されていないだけだと思います。
安倍晋三って、腸の病気じゃなかったっけ?
何の病気だっけ?と思って調べてみた。
「潰瘍性大腸炎」
厚労省認定の難病だそうな。
最初のころは国会を抜け出してトイレに行っちゃってたということもあったようだけど、
治ったのかな?
簡単には治らない病気なんでしょ?
でも、報道機関の人々と、焼肉食べたり寿司食べたりしているみたいだから、
前回総理大臣の仕事をほっぽり出して逃げた時のいい訳の病名なのかな?
それとも、この桃食べてトイレに走ったのかな?
ーーーー
事故直後には政治家が、ほうれん草食べたり、牛肉食べたり、
東京電力のトリチウム水を飲んだ人もいたけれど、
最近ではこの人「金目」さんがあんぽ柿を食べていましたね
<あんぽ柿続報>JA職員が石原環境相に虚偽の報告「これまでに基準を超えるものは出ていない」
~あんぽ柿に含まれるセシウム量~より

あまい!3年ぶり。
食べたいでしょう~、エッヘッへッ!役得!
最後の一言にゾ~っとした人、多いんじゃないかな?

東京と大阪でしか流れていないらしいので、CMの内容をご紹介~♪
「ふくしまの野菜」篇動画はこちらで見る事が出来ます↓
http://www.new-fukushima.jp/tvcm_vege

野菜届いたぞー!




福島のアスパラは焼いても茹でても



おいしいふくしまできました!
↑音声
TOKIO、新CMで福島をPR 来て、見て、食べて
47News 2014/06/05 17:11
福島県の農林水産物をPRしようと、同県は夏野菜や桃、コメのCMを東京や大阪で新たに放送する。
佐藤雄平知事が5日、CMに出演している人気グループ「TOKIO」の山口達也さんや長瀬智也さんらと
東京都内で発表した。
原発事故による風評を払拭するための「新生!ふくしまの恵み発信事業」の一環。
5月に福島で田植えを行い、秋には収穫のために再訪する計画を立てているという山口さんは
「まず食べる。そして行ってみる。体を使ってそのことを表現したい」と力強く語った。
CMは7日から、それぞれの農産物の出荷時期に合わせて放送される。
【共同通信】
原木シイタケ 出荷制限解除へ 伊達、新地4農家基準下回る
福島民報 2014年6月12日
東京電力福島第一原発事故に伴い、原木シイタケ(施設栽培)の出荷が制限されている3市町のうち、厳格な栽培管理を導入した伊達市と新地町の4農家が、県の検査で食品衛生法の放射性物質基準値(1キロ当たり100ベクレル)を下回った。県が10日、発表した。県は近く、市町村一律の規制解除ではなく、生産者単位の解除を国に初申請する。
4農家の出荷制限が解除されれば、平成23年7月の出荷制限以来、3年ぶりの出荷が可能になる。本県の主力農産物のほぼ全てで出荷制限解除の道筋が付くことになり、県産ブランドの再生に弾みがつく。
出荷制限解除への放射性物質検査の主な流れは【図】の通り。シイタケの菌を植えた「ほだ木」の検査、収穫したシイタケの事前検査をクリアした伊達市の3農家、新地町の1農家が同日、ビニールハウスで栽培した原木シイタケ計65点を最終モニタリングで検査した。34点が検出下限値未満で、31点は基準値の100ベクレルを大きく下回り、最大6.6ベクレルだった。
林野庁は昨年10月、放射性物質の影響を受けやすい原木キノコの特性を考慮し、市町村単位で一律に出荷制限する方法を改め、生産者ごとに解除の可否を判断できるようにした。合わせて、栽培管理のガイドラインを策定し、生産者に(1)放射性物質が1キロ当たり50ベクレル以下の原木の使用(2)ほだ木の放射性物質検査(3)収穫したキノコの放射性物質検査-などを求めた。
県は林野庁のガイドラインを基に、独自に100項目近いチェックシートを作成。ほだ木への放射性物質の付着を防止するための対策をしているか、ほだ木を産地や品種ごとに管理しているか-などの生産管理の徹底を指導してきた。
出荷制限が順当に解除されれば、7月末にも市場に出荷される見通し。県は、商品のパッケージに生産者の名前やバーコードなどを表示し、流通管理体制を強化する。
原発事故前の22年のシイタケ生産額は約36億円で、県内の栽培キノコのうち約七割を占めた。主力林産物の出荷制限解除に一定の見通しが付いたことに県林業振興課は「今回申請するのは施設栽培だけだが、再生産への第一歩になる」としている。
県内の主力農産物をめぐっては、福島第一原発周辺を除くほとんどの市町村で出荷制限が解除されている中、原木シイタケの出荷制限の解除が課題になっていた。
(2014/06/12 08:46カテゴリー:福島第一原発事故)
TOKIOおすすめの福島のしいたけの検査結果
農林水産省
平成26年度の農産物に含まれる放射性セシウム濃度の検査結果(平成26年4月~)
更新日:2014年5月29日 生産局総務課
原木しいたけ(エクセル:83KB)←より 福島県のしいたけ最新の検査結果↓(2014年4月分)

※茨城県の方が120、140、130Bq/kgと高いみたい・・・なので、表の下につけてみました。
他には、
茨城県では 行方市 43Bq/kg
岩手県では 大槌町 35Bq/kg
宮城県では 川崎町 47Bq/kg
栃木県では 佐野市 16Bq/kg
群馬県では 前橋市 51Bq/kg
埼玉県では 皆野町 18Bq/kg
千葉県では 茂原市 28Bq/kg
神奈川県は 清川村 39Bq/kg
静岡県では 伊豆市 33Bq/kg
が2014年4月分の検査結果の最高値でした。
関連ブログ
ギョッとするCM
汚れた大地で作ってたべるの?
5年前と3年前に原発が爆発してからとでは
環境は全く違うと思うのですが・・・
もうどうぞ勝手にして下さい!
って・・・いい加減見捨ててしまいたくなります。
子どもには食べさせないでね。
と、言っても食べさせているんだろうな><;
仙台市で「地産地消推進サポーター」が野菜栽培を体験
(宮城14/05/31)
FNNLocal 2014/05/30

「地産地消」に取り組む消費者などに、野菜の生産方法を学んでもらおうと
31日、宮城・仙台市内で、野菜栽培の体験会が開かれている。
仙台市は、消費者や飲食店などに、積極的に地産地消に取り組んでもらおうと、
5年前から「地産地消推進サポーター」を募集していて、
現在、およそ450人が登録している。
31日は、そのうちのサポーター22人が、野菜の栽培方法を学ぶため、
仙台市太白区富田の畑で、枝豆などの植えつけを体験した。

31日に植えた野菜は、2014年8月上旬に収穫する予定。
参加した人は、

(地産地消で)みんなで、地域を盛り上げていったらいいんじゃないかしら」

「宮城県挙げて、県民挙げて、やっぱり推進していかなきゃならないと思っています」などと話した。
仙台市は、今後もサポーターの募集を続け、野菜の栽培体験や、講演会などを開催したいとしている。
なんだか、こういう爺さんと、婆さん・・・が・・・・・・・・・
(福島14/05/29)
FNNLocal 2014/05/28

原発事故で停止していたアワビの出荷が、福島・いわき市で再開されました。

石山美奈子:
私の手のひらを覆い隠してしまう様な大きなアワビです。これから出荷に向けての準備が始まります。


アワビの試験的な漁は、5月19日、東日本大震災後初めて、漁業者が海に潜る方法で行われ、

29日は、出荷に向けた放射性物質の検査が行われました。

その結果、県漁連が独自に設定した1kgあたり50ベクレル(Bq)の基準を下回ったことから、
出荷が再開されることになりました。

いわき市漁業協同組合の馬目祐市理事:
1日でも早くね、元に戻ればいいかなと思いますけどね。
そうですね、わくわくします。
アワビは震災前、1kgあたり8,000円~1万円ほどの価格で取引されていて、
30日、いわき市内の市場で競りにかけられる予定です。
ーーーー
「県漁連が独自に設定した1kgあたり50ベクレル(Bq)の基準を下回った」
という事なので福島県漁連を見に行きましょう~♪
福島県漁連
漁協によるスクリーニング検査結果
いわき地区 (更新日 平成26年5月29日)
アワビの部分のみ抜き出しました。

この検査結果によると、
全て不検出となっています。
検出限界の一番高い検体でも11.9ベクレル/kgという事なので、
入っていたとしても10ベクレル以下という感じでしょうか。
セシウムのみの測定結果になっています。
アワビは栄養価が高いし、あちこち移動しないのに、セシウムを濃縮しないんですね、驚いた!!
でも、東京電力が放射性物質をばら撒いたあの日からまるで違う生き方をしなければいけなくなったという事を
あらためて、それぞれの人達に自覚してもらいたいと思います。
原発が爆発する以前のように山菜を採ってきて食べることはしないでください。
そして、親しい人や子どもや孫に「山で採ってきたんだぞ、美味いぞ」と言って食べさせないでください。
万が一近所のおじいちゃんやおばあちゃんに山菜を頂いても、食べないで下さい。
放射性物質の検査をしてあるから大丈夫と言われたら、
「検出限界値はいくつなのか?」必ず確認してください。
3年経てば忘れてしまう様な人間の心とは違って、
放射性物質はまだまだそこにあるのですから。
この、5つの市町村には今現在人々が住んで生活しているんですよね?
いいのでしょうか?
山菜がこのように汚れて生えてくるような場所で暮らしていても・・・。
5種類の山菜から基準超の放射性物質 5市町村に出荷自粛を要請
(福島14/05/14)
FNNLocal 2014/05/13

5種類の山菜から基準を超える放射性物質が検出され、福島県は5つの市町村に出荷の自粛を要請した。
福島県が行ったモニタリング検査で、広野町や相馬市など、
5つの市町村で採取した5種類の山菜から、基準を上回る放射性セシウムが検出された。

このうち、広野町のゼンマイからは、2014年に収穫された山菜の中で最も多い、700ベクレル(Bq)が検出された。

このため福島県は、5つの市町村に出荷の自粛を要請した。
山菜から基準を超えるセシウムが検出されたことについて、福島県は、
木の幹などから移動した放射性物質が養分として吸い上げられたのが原因と分析している。
(福島14/05/09)
FNNLocal 2014/05/09

福島・いわき沖の試験操業で水揚げされた魚が、東日本大震災後初めて築地市場に出荷され、
都内のスーパーで販売された。漁業復活に向けた確かな1歩となった。

日本中の魚が集まる東京・築地市場。
ここに、いわき沖の魚が、3年ぶりに戻ってきた。
震災後、初めて築地市場に出荷された、いわき沖の「カレイ」と「メヒカリ」。

このうち、ヤナギカレイは、震災前より200円ほど安い、1kgおよそ1,000円で取引された。

購入した仲卸業者は
「福島のカレイが一番うまいんだよ、日本中で。
本当にすごい財産を失ったんだけど、これをまた、日本人が回復しなきゃ駄目だよね」と話した。

東都水産の鳥見春之さんは
「もうちょっとだめかなと思ったんですがね、まぁまぁ売れている方だと思います。
『毎回検査してますんで』ということで、ま、売り込んでいきたいとは思いますけど」と話した。

古川記者
こちらが今朝取引されたいわき沖のカレイですけど震災以来久しぶりに首都圏のスーパーに並んでいます。
都内のスーパー「中村屋」では、福島県産の魚介類を多く販売していたが、
震災を境に扱いがなくなり、これが、震災後初めての販売となる。

店員:福島の水揚げの、いわき産。
男性客:へぇ~!じゃあぜひとも!

9日は、「ニクモチカレイ」が、通常の500円より3割安い、350円で販売された。

購入した男性は
「大変だろうけどさー、待ってたのよ。皆ががんばってるから。知り合いもいっぱいいるから、あっちにさ」
と話した。

中村屋の富樫 博さんは
「四面海に囲まれたこの日本ですから、それが本当の、なんというか、海を介した絆といいますか、
皆さん本当に協力しあって、まぁ、いい商いをしていきたいし、」と話した。
復活に向けて大きな1歩を踏み出した、いわき市の漁業。
消費地でも、復活が待たれている。
ーーー
ここに出てくる人達って、みんな本当に「いい人」なんだと思います。
思いやりがあって、優しくって、・・・
とっても「いい人」なんだけど・・・・・・・・・。・゚・(ノД`)・゚・。
優しくて温かくて本当にいい人が「良かれ」と思ってしている事が、
とても恐ろしくなる時が、原発が爆発してからたびたびあります。
あまりにも「いい人」なので、私はその人に
「あなたはもしかしたら他人の命を縮めているかもしれないのよ」と、直接忠告する事がどうしても出来ずにいます。
今はできるだけ産地を選んだ食材しか食べないようにしている私だけど、
近所の「いい人」が「畑で採れたの」とか「タケノコ狩りに行ったの」とか、わざわざ持ってきて下さって、
もちろん断れないから、感謝していただきます。
本当に、本当に、その気持ちは嬉しいんです。
でも、そのまま捨てちゃうときもあるし、
「エェイ!食べちゃえ!!」と思いきって食べる時もあります。
その2~3時間後に下痢をしたら「やっぱ入ってたんだ」と思うし、下痢もせず平気な時もあります。
話がそれちゃったけれど、思いやりのある頂き物が苦痛になるというのも
原子力という悪魔のなせる技だと思うのです。
そんな時私は「原子力と人との共存は絶対に無理なんだ」とあらためて実感したりしています。
漁師の方達だって、生活がかかっているし、漁業を生きがいにしていたのだろうし、
原発事故後は必至で復興を願いながら、試験操業をして・・・
そんな苦労とか、ものすごく分かっている。
だから、漁業に関しては、あんまりブログに書きたくなかったけれど、
このニュースは福島では放送されていても、東京で放送されたのを知りませんから、
なんにも知らない都民の人々も一応知っておくべきだと思って、書くことにしました。
(海を取り返しがつかないほど汚している原因をつくったのは政府の政策と東京電力にあると思っています)
とにかく、福島第一原子力発電所から毎日毎日、3年以上。
東京電力は、人為的ミスだったり、わざとだったり、見て見ぬふりだったり、本当に気がつかなかったり、
どうしようもなかったりして、
常にダラダラなのかジャブジャブなのか、海へ放射能で汚染された水が濃淡様々排出され続けています。
「汚染水は港湾内に閉じ込められているから大丈夫だ」
そう世界に言い放った日本の総理大臣、安倍という人もいますけど、
本当に福島第一原子力発電所の港湾内から外へは出ていないのだろうか?
海は広~~いから、いくら流したって、広がって薄まって、見つけられなくなってしまうのだろうか?
直近の資料を原子力規制委員会が公表しています。
海底の砂や土じゃなくて、海の上の方の水だから、
「きっとNDばかり並んでいるんだろうな」と思いながら見てみました。
宮城県・福島県・茨城県・千葉県沖における海域モニタリング結果(Cs,Sr,H-3)(海水)
(試料採取日:平成26年1月11日~28日)
平成26年3月31日 原子力規制委員会
(クリックすると大きく見る事が出来ます)


セシウムだけじゃなく、ストロンチウム、そしてどうしても取り除く事が出来ないトリチウムも
測れる位の量になって海水に混ざっていた(◞‸◟ㆀ)
今回は、いわき沖で水揚げされた魚ということなので、
いわき沖のあたりを大きくして見てみよう。
まずは「いわき」の位置がどこなのか?
上の原子力規制委員会の図に地図を重ねてみました。
(このほうが地域が見やすいでしょ?クリックすると大きく見る事が出来ます)

で、「いわき沖」って、この辺?
(ごちゃごちゃになっちゃったけど黄色いところ。↓クリックすると大きく見る事が出来ます)

海水だけの測定ですが、ストロンチウムもトリチウムも入っています。
きっとその他の放射性物質も。
水深1mで全ベータ、ストロンチウム、トリチウムが検出されているのだから、
海水の中にまんべんなく混ざっているんだろうと思えるし、
セシウムもストロンチウムも下の方に落ちていって、どんどん砂に付着しているんじゃないでしょうか?
市場に出回っているのはカレイなど海の底に住んでいる魚なので
想像してみればわかるけど、きっともっと濃い海で生きているんだと思います。
あんまり移動もしないしね・・・
食物の基準の100ベクレル/kg以下だから文句を言うな!という事でしょうけれど、
基準が100ベクレル/kgという事自体が異常に高すぎるし、
検出限界値が20ベクレル/kgなんていう高い数値で調べていたって、
そんなもん怖すぎて食べる事が出来ません。
そして一番の問題は、魚のストロンチウムが調べられていないことです。
試験操業の検査結果はどのようなものなのか?
福島県における試験操業の取り組み
総括表 平成24年4月4日以降公表分(魚種別の最大値、最小値、平均、検査回数等)
(2014年5月9更新)の表では、
「相双海域:新地町~広野町沖」と「いわき海域:いわき市沖」での検査結果が出ているので、
今回は都内で販売されることとなった「いわき海域」の部分のみ、抜粋します。
※ND:検出限界未満 → 検出限界値がいくつかなのか?記載されていません。
(「カレイ」と「メヒカリ」ビンクの四角で囲みました↓クリックすると大きく見る事が出来ます)

海域別・年別の魚介類の放射性セシウム濃度(2014年5月9日更新)
(クリックすると大きく見る事が出来ます)

いわき沖というのは⑦⑧⑨あたりでしょうか?(赤枠で囲みました)
⑨では
2014年1月1日~4月30日現在の基準値(100Bq/kg)超過率(%)が0.00%となっていますが、
最大値で95Bq/kg検出されています。
「平均値は、不検出の検体を0として計算」ということも書いてあります。
不検出=0という事はあり得ないのであって、
検出限界値がいくつだったのかその数値も記載するべきだと思います。
⑨でいうならば、2014年
447件の検査をして、100Bq/kgを超えたものはなかったけれど、
最大で95Bq/kgの検体があり、
447検体の平均をすると4Bq/kgになる。
しかし、447検体での検出限界未満はゼロとして計算。
検出限界以下をゼロにするという恐ろしい計算方法に唖然。
と・・・調べていたら、いわき海域がどこからなのかが示されている地図を見つけました。
(↓クリックするとpdfが別窓で開きます)

これを見ると、⑥もいわき海域に入ります。
いわき海域を抜き出しました↓

一つの表を見るだけでも、
いろんなところに注意してみなければ、事実がなかなか見えてこないという事が良く分かります。
そして、この表に於いての平均値というのは全く意味がないという事もよくわかると思います。
(理由はちょっと上に書いてあります)
⑨の海域では447尾の中に95ベクレルが入っている可能性があるし、
⑥の海域では188尾の中に300ベクレルを超えるものが入っている可能性が高くあるし・・・
そんな事を考えながら見ていると、
ここのスーパーで売られている魚の中にも100ベクレルを超えているものも混ざっている可能性はゼロではない。
この事を知ったうえで消費者は購入していきましょう。
で…ちょっと疑問
今回初めて都内で販売ということだけど、
いままで試験操業で水揚げされた魚はどうなっているんだろう(。◔‸◔。)??
原子力規制委員会
上水(蛇口水)のモニタリング
<測定方法>
水道の蛇口から毎日一定量の水道水を採取し、
水分を蒸発させて濃縮したものを3か月分まとめて
ゲルマニウム半導体核種分析装置を用いて分析。
全都道府県の水道水の数値が3カ月ごとに公表。
環境放射能水準調査結果(上水(蛇口))(平成26年1-3月分) (PDF)

1.本データは、1Bq/Lを1Bq/kgとみなす
2.原子力規制委員会が各都道府県等からの報告に基づき作成
3.検出下限値は、I-131、Cs-134、Cs-137すべて0.001Bq/kg未満
(参考)水道水中の放射性物質に係る指標の見直しについて(厚生労働省)における水道水中の新たな目標値 放射性セシウム(セシウム134及び137の合計) :10Bq/kg
2014年1月~3月分が発表されましたので、前回に続いて最新のグラフと順位を発表します。
(図はクリックするとそれぞれ大きく見る事が出来ます)

(図はクリックするとそれぞれ大きく見る事が出来ます)

平成26年(2014年)1月~3月
蛇口水全国セシウムランキング
1位 茨城県 0.0212 Bq/kg
2位 栃木県 0.0044 Bq/kg
3位 福島県 0.00276Bq/kg
という結果になりました。
福島県と僅差で、第4位は東京都 0.00262Bq/kg となっています。
0.00222Bq/kgの宮城県が5位。
0.00212Bq/kgの群馬県が6位になりました。
1位の茨城県は3位~6位の県の数値より一桁多くセシウムが検出されています。
2位の栃木県は3位から6位の県の数値のおよそ倍のセシウムが検出されています。
前回(平成25年10月~12月)のランキングは
1位 茨城県 0.0154Bq/kg
2位 栃木県 0.0075Bq/kg
3位 山形県 0.0039Bq/kg
でした。
茨城県は 0.0154Bq/kg→0.0212 Bq/kg と数値を上げています。
栃木県は 0.0075Bq/kg→0.0044 Bq/kg と数値を下げましたが2位をキープ
前回4位だった福島県は 0.0037Bq/kg→0.00276Bq/kg と数値を下げましたが3位になりました。
前回より数値が上がったのは茨城県のほかに東京都と新潟県でした。
東京都 0.00261→ 0.00262Bq/kg
新潟県 0.00033→ 0.00062Bq/kg
今回初めて検出限界値以下となったのは岩手県。(盛岡市)前回は0.0007Bq/kgでした。
今までの蛇口セシウムランキングブログ↓
<東京オリンピックおめでと(*^ー^*)∠※Pan!!。・:*:・>
注:TOKYOの水道水には事故後常にセシウムが入っています。
最新情報では福島と東京同率で全国3位決定!
日本全国都道府県水道水蛇口セシウムランキング(2013年7月~9月)
発表!日本全国都道府県水道水蛇口セシウムランキング(2013年10月~12月)
タケノコ出荷制限、2年ぶり解除へ 宮城・丸森耕野地区
河北新報 4月17日(木)6時10分配信
福島第1原発事故の影響を受け、宮城県丸森町耕野地区で続いていたタケノコの出荷制限が、2年ぶりに解除される見通しになった。県が国と解除申請に向けた協議を進めており、早ければ今週中にも正式に決まる。地域の特産品として長年栽培に取り組んできた生産者らは、待ちわびた「春」の到来をかみしめている。
耕野地区では16日、タケノコを全量検査するベルトコンベヤー式の放射線量測定器が空き工場に設置された。検査を担当する住民が技術者から操作方法の説明を受け、出荷再開への準備を着々と進めた。
タケノコの収穫は今月下旬から5月中旬にかけて最盛期を迎える。地区では規制解除後、放射性セシウムの線量が国の基準値(1キログラム当たり100ベクレル)より厳しい65ベクレル以下のみ出荷する方針を申し合わせた。
耕野たけのこ生産組合の谷津寿彦組合長(71)は「ようやく出荷できる見通しが立ち、ホッとしている。安全安心な旬の味覚を消費者に届けたい」と話し、「早く町全域への解除につなげてほしい」と願う。
同町産のタケノコは2012年4月、放射性物質が基準値を超えたため国から出荷制限の指示を受けた。解除の期待が高まった昨季は86検体中2検体が基準を超え、町全域での出荷見合わせ継続を余儀なくされた。
その後、県と国は町内全域の検査データを詳しく分析。数値が低く安定し、地域を挙げて竹林の保全や除染に取り組む耕野地区の先行解除を検討してきた。
県内のタケノコは現在、丸森のほか、栗原、白石両市の全域で出荷制限が続く。県林業振興課は「他地域でも検査データの収集を重ねて安全を立証し、解除に向けた手続きを目指す」という。
最終更新:4月17日(木)6時10分
丸森町の一部地区のタケノコ出荷制限を解除
(宮城14/04/17)
FNNLocal 2014/04/17
福島第1原発事故の影響で、出荷が制限されていたタケノコについて、
国は17日、丸森町の一部の地区の出荷制限を解除した。
2012年、丸森町と白石市、栗原市のタケノコから、
国の基準値である100ベクレル(Bq)を超える放射性セシウムが検出されたことから、
この3つの市と町のタケノコについて、出荷が制限されていた。
このうち、これまで実施された検体検査で、安定的に基準値を下回っていた、丸森町の耕野地区について、
国は17日付で、出荷制限の解除を決定した。
この決定を受け、丸森町の生産者「耕野たけのこ生産組合」の谷津寿彦組合長は
「耕野地区だけの解除ということでも、生産者の方はある程度良かったという感情をもっている。
来年は、全面的な解除に向けてあらゆる努力をしていく」と話した。
今後は、出荷前に県がサンプル検査を行ったうえで、
生産者が全てのタケノコを自主検査することで、安全を確保するとしている。
宮城県丸森町耕野地区

続きを読む
(宮城14/04/24)
FNNLocal 2014/04/24
宮城・栗原市で採取された天然のタラノメから、基準値を超える放射性物質が検出されたため、
県は24日、市内の生産者に対して、出荷の自粛を要請した。
山菜の出荷自粛要請は、2014年に入ってから初めてとなる。
県によると、栗原市で23日に採取された天然のタラノメから、
国の基準値1kgあたり100ベクレル(Bq)を上回る、160ベクレルの放射性セシウムが検出された。
これを受けて、県は、栗原市と市内の生産者に対して、24日付で出荷を自粛するよう要請した。
この検査は、今シーズンの天然タラノメの初出荷に先立って行われたもので、これまでに出荷されたものはないという。
天然のタラノメの出荷自粛要請が行われるのは、2012年の大崎市と2013年の気仙沼市に続いて、3例目となる。
宮城県栗原市

大崎市と気仙沼市

3年位じゃ放射性物質は無くならないという事をちゃんと理解しておかなくっちゃ。
たまたま、栗原市のタラノメから出たというニュースだけど、
関東東北の他の地域も山菜やタケノコなど勝手に採って食べたり、お友達に上げたりしない方がいいと思います。
続きを読む
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>(訂正版)

東京電力が調べた魚介類の分析結果です。
壊れた原発の近くだから、魚は沢山被ばくしています。
「福島第一原発の湾内じゃなければ海は広いから大丈夫だ」という話もよく聞きます。
この福島の魚はどこかへ泳いでは行かないのでしょうか?
日本原子力研究開発機構が規制庁へ提出した資料の中に、
茨城県の魚介類を調べた結果が出ていました。
原子力施設に係る平成24年度放射線管理等報告について
平成25年10月9日 原 子 力 規 制 庁
別紙1
(独)日本原子力研究開発機構
東海再処理施設の環境放射線モニタリングの結果(平成24年度)
本資料は(独)日本原子力研究開発機構から提出された平成24年度の環境放射線管理報告から
関係個所を抜粋しまとめたものである。
(参考)
1.試料のうち「比較対象」の欄に記載されたデータは、再処理施設の影響を受けにくい再処理施設から離れた地点におけるデータである。
2.試料のうち「平常の変動幅」の欄に記載されている「○~△」の値は、過去のデータの最小値と最大値の事であり、
「○±△」と記載されている値は、過去のデータを統計処理した「平均値±(3×標準偏差)」のことである。
(※表の中から魚介類海岸砂などの部分を一部取り出し ↓表はクリックすると大きく見る事が出来ます)




この表を見ていただけばわかると思いますが、
茨城県東海村地元の海産物で
シラスにはセシウム
カレイ・ヒラメ等にもセシウム
久慈浜の貝類(アワビ・ハマグリ)にはセシウムだけではなくプルトニウムも含まれています。
また、久慈浜・磯崎のワカメ・アラメには、セシウムはもちろん、
プルトニウムそしてストロンチウムが検出されています。
毎回報告されないもの、
第1四半期 海底土 放出口付近などからセシウムのほかにプルトニウムが、
第2四半期 海水の放出口付近ではストロンチウムとセシウム
第3四半期 海底土 放出口付近はやはりセシウム以外にプルトニウムが
そして、第3四半期で初めて報告された海岸水には
久慈浜海岸、阿字ヶ浦海岸などから、ストロンチウム、セシウム、プルトニウムが検出されました。
「ちゃんと調べれば、入っているんだな」って思いました。

表をよーく見てみると、プルトニウムのところには注5(福島第一原発事故の影響)が付いていない。
(ストロンチウムには注5マークがあるけど)
という事は、ここで検出されているプルトニウムは福島からではなく、
東海再処理施設から垂れ流されているものなのだろうか?
そうだとすれば、2011年3月11日以前からこの地域の改装や貝類はプルトニウムが入っていて、
海水浴場の海水もプルトニウムが入っていた事になる。
ずーっとずーっと昔から?「茨城の海にはプルトニウムがあった」ということ?・・・Σ(゚д゚lll)ショック!
新地沖から原町沖の海域で、3年ぶりにシラウオ漁再開、店頭へ
2014/03/05
3年ぶりに、福島・相馬市のスーパーに、地元で捕れたシラウオが並んだ。試験操業の対象が拡大され、5日、シラウオ漁が再開された。
シラウオの試験操業は、新地沖から原町沖までの沿岸5kmの海域が対象で、5日は9隻の漁船が、およそ200kgを水揚げした。
漁師は「水揚げはな、魚はかかれば気持ちいいや」と話した。
相馬双葉漁協の遠藤和則本所部長は「ゆっくりだとは思いますけれども、1歩1歩進んでいくという、そのやり方をやっていくしかないんだろうと思っています」と話した。
続けて行われた検査の結果、水揚げされたシラウオから、放射性物質は検出されなかった。
しかし、消費者の不安を反映してか、卸価格は、東日本大震災前のおよそ3分の1、1kg = 1,500円ほどにとどまった。
相馬市内のスーパーに、震災後、初めて並んだ地元産のシラウオ。
待ちわびた消費者が、早速買い求めた。
買い物客は「今まで待ってたから、大丈夫です。(きょうは何で召し上がりますか?)そのまま生で食べます」と話した。
スーパー大橋屋小泉店・鮮魚担当の菅野正好さんは「うれしいですね。今まで売ってたものなので、やっぱりいっぱい並ぶと活気も出るので」と話した。
3月13日からは、コウナゴの試験操業も再開され、これからさらに、多くの地元の魚が楽しめるとみられる。
↓クリックすると大きく見る事が出来ます

97.7gのシラウオを1200秒測定して
セシウム134と137の検出限界値は12.127ベクレル/kg(←高すぎる)
しかも、骨ごと食べる魚なのに、ストロンチウムは調べられていない・・・
(ちゃんと調べて欲しいな、そうしたら買って食べる事ができるのに)
2014年3月1日放送
140301 嵐にしやがれ 投稿者 Banimation
嵐 大野智 櫻井翔 相葉雅紀 二宮和也 松本潤 市川海老蔵


16:17~
麻央に愛されすぎ!
相葉:やっぱり家で食べることが多いんですか?

海老蔵:
なるべく家で食べるようにしてます。
体調崩せないんで。
やっぱり休めないんですよ、歌舞伎って。
ですからその―、
外食するとやっぱり何がどうなっているか分からないじゃないですか、ある意味。
それで、ちょっと体調を崩すのは怖いので、
もう舞台中は家でしか食わないです。
相葉:家で朝ごはんを食べて、お昼は?
海老蔵:
もう、お弁当を作って、
それ、左から2番目がお弁当、楽屋のお弁当で、

相葉:え?これも麻央さんの?
海老蔵:そうです。
相葉:すごいなぁ
相葉:ちなみにですけど、なんて呼んでいるんです?
海老蔵:ぼく?麻央。
長女誕生の海老蔵 妻妊娠中に「放射能心配で逃げ何が悪い」
2011.07.29 07:00
25日午後6時37分、市川海老蔵(33)と妻・麻央(29)に待望の長女・麗禾(れいか)ちゃんが誕生した。
体重は3054g。母子ともに健康だという。
麻央の妊娠中に暴行事件を起こした海老蔵だが、生まれる前からお腹の子供にはデレデレだったという。
「海老蔵さんは4月くらいから、もう子供のおもちゃとか洋服とかが気になって選びに出かけたりしていました。ちょっとした稽古の合間にも、麻央ちゃんに電話したり、早くも親バカでしたね」(歌舞伎関係者)
そんな海老蔵だけに、今年の3月11日以降は気が気でなかったという。
「海老蔵さんは、福島原発の事故による放射能の問題を大変気にしていました。水素爆発事故が起こると、すぐに身重の麻央さんを連れて東京から離れてしまいました」(前出・歌舞伎関係者)
当時、暴行事件によって謹慎中だった海老蔵だけに、夫妻で東京から避難したことは複数のマスコミに取り上げられた。
「海老蔵さんは福岡に避難したことを報じられると、“放射能が心配で逃げて何が悪いんだよ。妊婦なんだから、避難させるのは当たり前じゃないか”と怒っていました。お子さんは無事に生まれましたが、放射能の問題はまだ終わっていないので、これからもまだまだ心配な日々が続きますね」(海老蔵の知人)
※女性セブン2011年8月11日号
海老蔵さんがおっしゃっている事は
福島原発事故が起きる前までは誰もがそう思ったごく当たり前のことだと思います。
舞阪で重さ10キロのトラフグ水揚げ
中日新聞 2014年2月28日
◆おいしさ10倍!?

舞阪港で水揚げされ、仕入れされた巨大フグ=浜松市中区板屋町で
浜松市西区の舞阪漁港で26日、重さ約10キロのトラフグが水揚げされた。
競り落としたのは同市中区で飲食業「チル・ダイナー」を経営する伊藤匠さん(38)。
「こんなに大きいのは初めて見た。よく肥えていておいしそう」と、迷わず決めたという。
伊藤さんによると、トラフグは通常重さ1~1.2キロで、大きいものでも5キロほど。
10キロのフグはてっさにすれば20人前になるという。
浜名漁協の担当者も「ここ数年では最も大きい」と驚いていた。
さばいたのはフグ調理歴8年の佐藤孝寛さん(46)。
「骨が太いからなかなか包丁が入らなかった。雌だったので白子がなかったのが残念」と話した。
10キロのフグは27日以降、てっさや空揚げ、鍋などにして、
居酒屋「とぅくとぅく」(同区板屋町)、「魚魯魚魯」(同区伝馬町)で提供するという。
(長崎高大)
ーーー
他にもこんなのがあります↓
<縁起がいい?>「幸運を呼ぶ金のヒラメ」と「ラベンダー色のタラバガニ」
北海道新聞 2014年1月22日 08:00

道立総合研究機構栽培水試(室蘭)は「えさの影響か、色素を欠く突然変異の可能性がある」という。
同社の三上健悦社長(56)は「カニを扱って25年になるが、こんな色は初めて。縁起が良さそう」
テレビ静岡 2014年1月8日

では、一体どうしてヒラメが金色になったのか?
専門家によると、生まれつき体表の「黒い色素」が抜けてしまったのが原因ではないか
という事で、これまでもごく稀に見つかっているそうです。
鮭もアルビノ
北海道新聞 2013年10月16日 09:26)

14日早朝に見つかったサケは体長65センチの雄でヒレまで金色。
標津サーモン科学館によると、色素が欠乏した「アルビノ」と呼ばれる突然変異の個体で
「生き残って戻ってくるのは珍しい」。
でかすぎるサンマに喜ぶ女川港の不思議
全国有数のサンマの水揚げ量を誇る宮城・女川港に、21日朝、特大サイズのサンマが揚がった。

通常の大型のサンマの1.5倍ある。
21日朝、女川港に揚がったサンマは、通常の大型サイズのサンマの体長が30cmほどなのに対して、
実に1.5倍のおよそ45cm、重さも、およそ2倍ある。
石森商店の石森洋悦代表取締役は
「(サンマを扱って)37年になりますけれども、40cmを超えるような、巨大なサンマは初めて見ました」と話した。
網に生きたダイオウイカ=触腕あれば8メートル?-鳥取
時事ドットコム 2014年01月21日 20:58

鳥取県岩美町の網代港で21日、
世界最大級の無脊椎(せきつい)動物といわれるダイオウイカが生きたまま底引き網にかかった。
メスとみられ、胴体部分は約1.7メートル、腕を含む全長は約3.4メートル。
重さは100キロを超え、触腕が切れていなければ8メートルはあったとみられる。
そしてまた、ダイオウイカ
ダイオウイカ うまくもまずくもなかった
日刊スポーツ 2014年2月26日
兵庫県新温泉町沖で生きたまま捕獲されたダイオウイカ(鳥取県立博物館提供)(共同)
素潜り漁でダイオウイカをとったど~! 兵庫県新温泉町の諸寄(もろよせ)港で25日、全長約4・1メートルの生きた状態で水揚げされた。地元男性漁師が海中で見つけ、モリとロープで捕獲したもの。ダイオウイカは今年に入って富山・氷見漁港や新潟・佐渡沖、鳥取・岩美町など日本海沿岸で相次いで水揚げされているが、浅瀬で生け捕りにされるのは珍しいという。
生け捕りしたのは、兵庫県新温泉町で素潜り漁を営む岡本哲雄さん(64)。同町くずれ浜の沖合約200メートル、水深約8メートルで発見した。この時期はサザエ、アワビ、ナマコを狙って、約16メートルの海底に潜っていた。船に上がる途中、「赤い大きなもの」を見つけた。モリを手にして海中に戻り、頭を突き、ロープでくくって捕獲。浜に戻る途中、最も長い触腕部分は切れてしまったという。
重さ約200キロ。大きさや形状から雌とみられる。皮が一部はがれていたが、傷は少なく、体は赤みがかっていた。
知人の鶴田早人さんによると、岡本さんは「最初、イカとは分からなかった。25~26年素潜り漁をやってきたけど初めて」と興奮気味に話したという。
鳥取県立博物館の和田年史主任学芸員は「浅瀬で生け捕りされるのは珍しい」と話している。今後、冷凍保存され、標本として博物館で研究に役立てられる。
ダイオウイカは無脊椎動物では最大級で、深海に生息。小笠原諸島沖など温帯海域を好む。ただ、何らかの理由で対馬海峡を越え日本海に迷い込むことがあるという。気象庁によると、例年の1月なら水深200メートルで7度前後だが、今年は4度前後に低下。国立科学博物館の窪寺恒己博士(水産学)は「冷たい水で弱り、海面近くの温かい水を求めて上がったものの、安定した浮力を保てず、季節風で海岸近くに流されたのでは」と説明する。
食べても臭くておいしくないとされているが、諸寄港に駆け付け、足の部分を試しに生で食べた和田さんは「新鮮だったせいか臭みはなかったが、うまくもまずくもなかった」と話した。
◆ダイオウイカ
ダイオウイカ科に分類される巨大なイカで、無脊椎動物では世界最大級。特徴的な目は、直径30センチ。水深600メートル、水温6~10度の深海に生息するとされる。生きた様子が目撃されたことはほとんどなく、「伝説の怪物」といわれてきた。昨年1月、窪寺氏らのチームが、小笠原諸島父島沖の深海で、体長18メートルのダイオウイカと遭遇、世界で初めて撮影に成功したと発表。「NHKスペシャル」で放送され、話題を呼んだ。アンモニア臭が強く、食用には適さない。
[2014年2月26日8時59分 紙面から]
NHK「魚を食べると脳卒中・心臓病などのリスク低下」
←“注意”原発事故以前の追跡調査結果なので現在には当てはまりません。
上水(蛇口水)のモニタリング
<測定方法>
水道の蛇口から毎日一定量の水道水を採取し、
水分を蒸発させて濃縮したものを3か月分まとめて
ゲルマニウム半導体核種分析装置を用いて分析。
全都道府県の水道水の数値が3カ月ごとに公表。
環境放射能水準調査結果(上水(蛇口))(平成25年10-12月分) 平成26年01月31日

2013年10月~12月分が発表されましたので、前回に続いて最新のグラフと順位を発表します。
そしてなんと!とうとうというか、やっと
宮城県が参加しました∠※Pan!!。・:*:・(平成25年10月から測定開始)
クリックすると大きく見る事が出来ます↓

クリックすると大きく見る事が出来ます↓

という事で今期(2013年10月~12月)のランキング発表!
1位 茨城県 0.0154Bq/kg
2位 栃木県 0.0075Bq/kg
3位 山形県 0.0039Bq/kg
今まで不参加でどのくらい含まれているのか全く不明だった宮城県は
宮城県 0.00353Bq/kgと5位でした。
茨城県と栃木県は他県と比べてちょい、濃いめ。
今回は山形県が上位にランクインしましたが、
山形県・福島県・宮城県・群馬県はほとんど変わらない数値です。
山形県が福島県や宮城県と同じくらい蛇口水にセシウムが入っているという事にちょっと考えさせられます。
岩手県・神奈川県・新潟県はひと桁少ないですが、セシウム入りになっています。
今までの蛇口セシウムランキングブログ↓
<東京オリンピックおめでと(*^ー^*)∠※Pan!!。・:*:・>
注:TOKYOの水道水には事故後常にセシウムが入っています。
最新情報では福島と東京同率で全国3位決定!
日本全国都道府県水道水蛇口セシウムランキング(2013年7月~9月)
カドミウムに強いコメ、できた 農環研が品種登録を出願
http://www.asahi.com/articles/ASG1Z5H19G1ZULFA01X.html?ref=rss
「農業環境技術研究所がカドミウムにほとんど汚染されないイネの新品種「コシヒカリ環(かん)1号」を開発した」
ということです。
カドミウムというのははイタイイタイ病の原因にもなる毒性の強い重金属で、
日本人はカドミウムの4割をコメから吸収しているという。
お米の中にカドミウムが入っているという事を今まで私は知らなかったので、ビックリしました。
カドミウム濃度が高い田で育てた新品種の玄米中の濃度は
食品衛生法の基準値の40分の1以下に抑えられる。
栽培方法や味、病害への強さはコシヒカリと同じ。
カドミウムに強いお米って?
この報道をみる限り、とてもいい事のように思えますが、
カドミウムに強くても、他の面ではどうなのでしょうか?
このように品種改良されたお米を食べても健康面では何も問題はないのでしょうか?
自分が食べているお米はどうなのか?
毎日食べているのに、お米に品種改良についてあまり深く考えたことがなかったと思いました。
もっと詳しく知りたかったので、農業環境技術研究所のホームページを見てみました。
カドミウムをほとんど含まない水稲品種 「コシヒカリ環1号」
平成26年1月30日 農業環境技術研究所 > プレスリリース
独立行政法人 農業環境技術研究所
独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構
ポイント
・カドミウムをほとんど含まないコシヒカリ突然変異体を
「コシヒカリ環(かん)1号」 として品種登録出願しました。
・「コシヒカリ環1号」 のコメ中にはカドミウムがほとんど含まれない上、
その他の形質と栽培方法は 「コシヒカリ」 とほとんど変わりません。
・「コシヒカリ環1号」 との交配で育種されたカドミウムをほとんど含まない品種が普及すれば、
我が国でヒトが摂取するカドミウムがさらに減ることが期待できます。
・ 現在、65の水稲品種及び系統に 「コシヒカリ環1号」 が交配されているところです。
概要
1. 独立行政法人農業環境技術研究所(農環研)は、
イネにカドミウムをほとんど含まないコシヒカリの突然変異体 *1 を開発、その原因遺伝子を特定しました。
2. 今回、農環研は、独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構作物研究所と共同で、
この変異体の重要な各形質(生育、収量、食味、病害耐性など)を調査し、
「コシヒカリ」と同等であることを確認しています。
3. この変異体の栽培方法は、従来の「コシヒカリ」と全く変わりません。
4. この変異体を「コシヒカリ環1号」として品種登録出願しました。
5. 「コシヒカリ環1号」を育種素材として交配することで、
国内の水稲品種に低カドミウム形質を導入することができます。
現在、利用を希望する育種機関に 「コシヒカリ環1号」 を提供しており、
65の水稲品種及び系統に 「コシヒカリ環1号」 が交配されているところです。
このような低カドミウム品種の普及によって、
我が国でヒトが摂取するカドミウム量をさらに減少させることが期待できます。
予算:
生物系特定産業技術研究支援センター「イノベーション創出基礎的研究推進事業」
「食の安全を目指した作物のカドミウム低減の分子機構解明」(2007-2011)、 運営費交付金(2012-2013)
特許:
カドミウム吸収制御遺伝子、タンパク質及びカドミウム吸収抑制イネ (PCT/JP2012/077300)
品種登録:
出願番号 第28455号 (出願公表日平成26年1月8日)
論文:
Ishikawa et al. (2012): Ion-beam irradiation, gene identification, and marker-assisted breeding in the development of low-cadmium rice. Proc. Natl. Acad. Sci. USA 109(47) 19166-19171.
問い合わせ先など
研究推進責任者:(独)農業環境技術研究所 茨城県つくば市観音台 3-1-3 理事長宮下淸貴
代表研究担当者:(独)農業環境技術研究所 土壌環境研究領域 主任研究員石川覚 TEL 029-838-8270
広報担当者:(独)農業環境技術研究所 広報情報室 広報グループリーダー小野寺達也
TEL 029-838-8191 FAX 029-838-8299 電子メール kouhou@niaes.affrc.go.jp
県内産米から基準値超えるカドミウム
福井新聞 【2004年1月30日】
農林水産省は2003年産米を対象に全国で実施したカドミウム含有調査の結果をまとめ、30日公表した。福井県では福井市、武生市のコメから国が非食用に分離する目安としている濃度0.47―0.57ppmのカドミウムが検出された。国は対象農家のコメを全量買い上げる方針で既に市場から分離されている。国の検査で県内産のコメから食用の基準値を超えるカドミウム検出は初めて。
食品衛生法は、カドミウムを1.0ppm以上含むコメの販売を禁止。0.4―1.0ppmについては食べても問題はないものの、消費者感情に配慮して非食用に分離、工業用のりに使用することとしている。
北陸農政局福井農政事務所、県などによると、調査は昨秋、県内12市町村から110サンプルを抽出。福井市内19サンプルのうちハナエチゼン2点、武生市内16サンプルのうちコシヒカリ一点から0.47―0.57ppmのカドミウムが検出された。通常は平均0.06ppmで8―10倍程度の濃度になる。詳細な場所、農家数は公表されていない。
対象農家のコメ4千560キロは全量買い上げられる。今後、同事務所では県、JAと連携を取りながら生産者に対し水管理、土壌対策、土壌からの吸収抑制技術指導を行い、改善を目指す。またJA県経済連は国から報告を受けた昨年12月以降、出荷米の全量検査を行っている。
県農畜産課では「工場排水など外部要因で数値が上昇したとはとらえていない。土壌に蓄積したものがなんらかの環境の変化で出たのではないか」と分析している。
JA県経済連では「過去三十年以上検出されたことがなく国の報告には『まさか』との思い。出荷するコメについては独自の検査体制で安全性を確保している」としている。
全国で0.4―1.0ppmだったのは、11県45サンプル。1.0ppm超はなかった。国は基準値を超えた地点を重点調査実施対象地区に指定し、毎年調査。三年間基準値を超えなければ対象地区から外れる。
厚生労働省
<1.食品中に含まれるカドミウム>
Q1 カドミウムはどのような物質ですか?どのような害があるのですか?
A)
カドミウムは、鉱物中や土壌中などに天然に存在する重金属で、
鉛・銅・亜鉛などの金属とともに存在することから、日本においては1千年以上前から鉱山開発などにより、
地中から掘り出されてきました。
自然環境中のカドミウムが農畜水産物に蓄積し、それらを食品として摂取することで、
カドミウムの一部が体内に吸収され、主に腎臓に蓄積します。
カドミウム濃度の高い食品を長年にわたり摂取すると、
近位尿細管の再吸収機能障害により腎機能障害を引き起こす可能性があります。
また、鉄欠乏の状態では、カドミウム吸収が増加する報告があります。
なお、カドミウム中毒の事例としてイタイイタイ病がありますが、
これは、高濃度のカドミウムの長期にわたる摂取に加えて、
様々な要因(妊娠、授乳、老化、栄養不足等)が誘因となって生じたものと考えられています。
今回検討が行われているような低濃度のカドミウムの摂取とは状況が全く異なっており、
低濃度の摂取でイタイイタイ病が発症することは考えられません。
Q2 どうしてお米などの食品にカドミウムが含まれているのですか?
A)
前述のとおり、カドミウムは、鉱物中や土壌中など、天然に広く存在する重金属です。
加えて日本には、全国各地に鉛・銅・亜鉛の鉱山や鉱床が多数あり、
このような鉱山や鉱床に高濃度に含まれるカドミウムが、
鉱山開発や精錬などの人の活動によって環境中へ排出されるなど、
いろいろな原因により一部の地域の水田などの土壌に蓄積されてきました。
お米などの作物に含まれるカドミウムは、
作物を栽培している間に、水田などの土壌に含まれているカドミウムが吸収され蓄積されたものです。
また、カドミウムは海水や海の底質中にも含まれており、
貝類、イカやタコなどの軟体動物や、エビやカニなどの甲殻類の内臓に蓄積されやすいことがわかっています。
Q3 どんな食品にカドミウムが含まれているのですか?どのくらい摂取しているのですか?
A)
カドミウムは土壌又は水など環境中に広く存在するため、
米、野菜、果実、肉、魚など多くの食品に含まれていますが、
我が国においては米から摂取する割合が最も多く、
日本人のカドミウムの1日摂取量の約4割は米から摂取されているものと推定されています。
<食品からのカドミウム摂取量の経年変化>

厚生労働省の研究機関である国立医薬品食品衛生研究所は、
昭和52(1977)年度から毎年、日常食の汚染物質の摂取量調査 1)を行っています。
平成19(2007)年度の調査結果によれば、日本人の日常食からのカドミウムの1日摂取量は、
21.1μg 2)(成人の平均体重を53.3kgとすると2.8μg/kg 体重/週)であり、
調査開始以降、経年変化はあるものの米の摂食量の低下などにより減少してきています。
また、2003年6月に開催された第61回FAO/WHO食品添加物専門家会議
(Joint Expert Committee on Food Additives, JECFA) 3)の報告書によれば、
各国の調査に基づくカドミウムの平均的な摂取量は0.7~6.3μg/kg 体重/週、
また、WHOが公表している世界の各地域の食品の消費量とカドミウム濃度から得られた
地域ごとの平均的なカドミウム摂取量は2.8~4.2 μg/kg 体重/週となっており、
我が国の摂取量は比較的低い状況となっています。
1)国立医薬品食品衛生研究所が、地方衛生研究所と協力して行っている調査です。食品を集めて調理し、食品中に含まれるカドミウムの濃度を分析し、国民栄養調査の食品摂取量をもとに、1日当たりの汚染物質摂取量を推定しています。
2)μg(マイクログラム)は、1グラムの百万分の1の重さです。
3)国際食糧農業機関(Food and Agriculture Organization, FAO)と世界保健機関(World Health Organization, WHO)が合同で運営している専門家により構成される機関であり、食品添加物や食品中の汚染物質等のリスク評価を行っています。
Q4 お米には、どの程度のカドミウムが含まれているのですか?
A)
お米(玄米)のカドミウム含有量について、全国のさまざまな地域(約3万7千点)を調査した結果によると、
日本産のお米1kg中に含まれるカドミウム量は平均して0.06 mg(=0.06 ppm)でした
(1997~1998年 旧食糧庁の全国実態調査結果より)。
お米のカドミウム濃度が0.4 ppmを超える場合、
それは鉱山からの排出などによって人為的に水田がカドミウムに汚染されていることが原因と考えられていますが4)、
上記調査結果からは、そのようなお米の割合は全体の0.3%となっています。
<玄米中のカドミウム含有量の全国実態調査結果>

4)昭和43年度公害調査研究委託費により実施されたカドミウムに関する調査研究の成果に基づいて判断されたものです。
Q5 毎日お米を食べても健康に影響はないのですか?
A)
食品安全委員会の食品健康影響評価によると、
「近年、日本人の食生活の変化によって1人当たりの米消費量が1962年のピーク時に比べて半減した結果、
日本人のカドミウム摂取量は減少してきている。
2007年の日本人の食品からのカドミウム摂取量の実態については、
21.1μg/人/日(体重53.3kgで2.8μg/kg 体重/週)であったことから、
耐容週間摂取量 5)の7μg/kg体重/週よりも低いレベルにある。
したがって、一般的な日本人における食品からのカドミウム摂取が健康に悪影響を及ぼす可能性は低いと考えられる。」
とされています。
<参考> 食品からのカドミウム摂取の現状に係る安全性確保について(食品安全委員会)
5)毒性試験などに基づくリスク評価により、人が一生涯、毎日摂取したとしても健康に悪影響を与えない量として推定されたものです。
Q6 食品以外からもカドミウムを摂っているのですか?
A)
飲料水や食品からの摂取といった経口での摂取経路のほかに、
呼吸器を介して体内にカドミウムが吸収され、体内を循環する経路があります。
例えば、たばこの煙の中にはカドミウムが多く含まれていることから、
喫煙する人は、喫煙しない人よりも、カドミウム摂取量が多くなります。
仮にたばこに含まれるカドミウム(約1~2μg/本)の約10%が喫煙により肺に吸入され、
さらに、吸入されたカドミウムの約50%が体内に吸収されるとすると、
1日に20本喫煙する人は、毎日約1~2μgのカドミウムを吸収すると推定されます。
<2.規制及びリスク管理>
Q7 国内、国外の食品中のカドミウムの規制はどのようになっていますか?
A)
国内では、食品衛生法において、米、清涼飲料水及び粉末清涼飲料にカドミウムの基準値が設定されています。
米については、昭和45年以降、基準値は1.0 mg/kg未満とされてきました。
また、その当時、カドミウム濃度0.4 mg/kgを超える米が生産される地域は、
何らかのカドミウムによる環境汚染があると考えられていたため、
市場の混乱を避けるために、国が0.4 mg/kgから1.0 mg/kg未満の米を買い上げて市場流通しないよう管理してきました。
<食品中のカドミウムの基準値>

また、国際基準は次のように設定されています。
<食品中の汚染物質規格> (CODEX STAN 193-1995, Rev.3-2007)

<個別食品規格>

上記の国際基準の設定を受け、
平成20年7月から平成21年10月までに開催された薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会食品規格部会において、
食品安全委員会の食品健康影響評価結果を踏まえて
食品からのカドミウム摂取のリスク管理について審議が行われました。
この審議の結果、
米中のカドミウムの基準値を現行の玄米中1.0 mg/kg未満から玄米及び精米中0.4 mg/kg以下に改正することとされ、
食品衛生分科会の審議を経て、平成22年2月に薬事・食品衛生審議会から答申がなされました。
この改正内容については、平成22年4月に関係告示が公布されたところであり、
平成23年2月28日より施行されることとなっています。
<改正後の米のカドミウムの基準値(平成23年2月28日施行)>

<参考> 食品中のカドミウムの規格基準(厚生労働省)
また、現在、食品衛生法でカドミウムの規格基準が設定されている清涼飲料水(ミネラルウォーター類を含む)
及び粉末清涼飲料については、別途検討することとしています。
Q8 国際基準が設定されている食品について、わが国でも同様に基準値を設定すべきではないですか?
A)
食品中の汚染物質のリスク管理の方法としては、
(1)農産物の生産段階での汚染低減対策、
(2)食品の製造・加工段階での汚染低減対策、
(3)基準値の設定があります。
今回、わが国における食品からのカドミウムの摂取状況及び国内食品中のカドミウムの含有実態を勘案した結果、
一般的な日本人における食品からのカドミウム摂取が健康に悪影響を及ぼす可能性は低いと考えられます。
しかしながら、汚染物質であるカドミウムの摂取量をさらに低減することが望ましいことから、
農産物の生産段階での低減対策を進めることに加えて、米について基準値を設定することとしました。
これは、日本人の食品からのカドミウム摂取の約4割が米からの摂取であり、
米に基準値を設定して管理を行うことが効果的であることから、 、ALARAの原則 6)
に従って基準値を改正することとしたものです(1.0ppm→0.4ppm)。
米以外の食品については、米に比べて、それらからのカドミウム摂取量が少なく、
基準値を設定して管理することとしてもカドミウム摂取の低減には大きな効果は期待できないことから
基準値を設定しないこととし、関係者に対し、
引き続き、農産物の生産段階での低減対策を推進するよう要請することとしました。
併せて農水産物の含有実態調査を実施することを要請し、
今後、一定期間経過後に低減対策と含有実態調査のその実施状況について報告を求め、
必要に応じて米以外の食品の規格基準の設定等について検討することとしています。
6)「合理的に達成可能な範囲でできる限り低く設定する(As low as reasonably achievable)」との考え方。
Q9 農産物の生産段階などにおけるカドミウムの汚染低減対策として、どのような取組みが行われているのですか?
A)
土壌がカドミウムに汚染された農用地については、農用地の土壌の汚染防止等に関する法律等に基づき、
環境省及び農林水産省において、汚染を除去するための客土(非汚染土による盛り土)などの事業が行われています。
<参考> 農用地土壌汚染対策(環境省)
また、農林水産省において、
(1)カドミウムの吸収効率の高い植物を用いて土壌中のカドミウム濃度を低減する「植物浄化」技術の普及、
(2)稲穂が出る時期の前後に水田に水を張ることによりカドミウムの水稲への吸収を抑制する
「湛水管理」が推進されています。
さらに、米以外の品目(大豆、麦、野菜等)についても、
(1)転作作物として水田で生産された際のカドミウム濃度を低く抑制するための植物浄化等の土壌浄化対策、
(2)カドミウム低吸収性品種・品目への転換、
(3)土壌改良資材の施用などによるカドミウム吸収抑制対策が推進されているほか、
(4)植物浄化技術の畑への適用、
(5)新たなカドミウム低吸収性品種の開発など、
新たなカドミウム低減対策の実用化に向けた研究開発が進められています。
<参考> 食品のカドミウム対策(農林水産省)
<3.食品摂食時の注意事項>
Q10 食生活において、カドミウムの摂取を減らすために気をつけることはありますか?
A)
前述のとおり、食品安全委員会の食品健康影響評価によれば、
一般的な日本人における食品からのカドミウム摂取が健康に悪影響を及ぼす可能性は低いと考えられます(Q5参照)。
しかしながら、水産庁や厚生労働省の調査結果によると、
軟体動物(貝類、たこ、いか)、甲殻類(かに、えび)の内臓にカドミウム濃度の高いものが認められており、
これらを原料として用いた加工食品である塩辛類の一部にはカドミウム濃度の比較的高いものが認められています。
これらの食品は、我が国において古くから食されてきたものであり、
通常の食生活において健康に悪影響を与える可能性は低いと考えます。
食生活を通じて健康な毎日を過ごすためにも、同じ食品を毎日たくさん食べ続ける偏食などに注意し、
バランスの良い食生活を心がけましょう。
<参考> 国内産農畜産物等の実態調査結果(農林水産省)
Q11 いつも親戚の農家から米をもらっていますが、米中のカドミウム濃度は大丈夫でしょうか?
A)
わが国で生産される米中のカドミウムについては、農林水産省が調査を実施しています。
農林水産省において重点的に調査されている地域などは、以下を参照して下さい。
<参考> 産地におけるコメのモニタリング調査結果(農林水産省)
米中のカドミウム濃度の高い可能性がある地域においては、
生産された自家消費用などの非売用の米についても、生産者の希望に基づき、JA等が調査分析を実施しており、
販売される米と同様、食品衛生法の基準値を超過する場合は、JA等が生産者に対して消費しないよう連絡し、
翌年度の栽培に当たっては湛水管理などのカドミウム低減対策を講じるよう指導を徹底しています。
なお、食品衛生法は、販売のみでなく、
不特定又は多数の者に対する販売以外の授与についても規制の対象とされており、
その場合は基準値に適合する必要がありますが、親戚など限られた人への授与については、対象外となっています。
<4.環境省調査結果への対応>
Q12
平成22年3月に新たに公表された環境省の調査結果によれば、カドミウム濃度の高い畑作物が確認されていますが、
厚生労働省は、この結果を踏まえて畑作物に関する基準を設定するなど、再審議をしないのですか。
A)
環境省の調査は、
農用地の土壌の汚染防止等に関する法律に基づく対策地域の指定要件を検討することを目的として、
畑作物と土壌中のカドミウム濃度の相関関係を調べるため、
土壌中のカドミウム濃度が高めの地域も含めて実施されたものですが、
調査した畑作物の点数や地域に限りがあります。
薬事・食品衛生審議会における食品中のカドミウムに関する審議は、
食品安全委員会の食品健康影響評価を踏まえて行われたものです。
同評価では、農林水産省が実施した全国規模の調査結果をもとに
カドミウム濃度が比較的高い農作物の流通も想定して推計された日本人のカドミウム摂取量分布も含めて
評価されています。
審議会においては、食品安全委員会の食品健康影響評価を踏まえ、
各食品群のカドミウム摂取量の寄与率、
国際基準のある作物に基準を設定した場合のカドミウム摂取量低減効果の推計等も勘案して、
以下の結論が得られました。
(1) 米中のカドミウムの規格基準を改正(1.0ppm→0.4ppm)すること
(2) 消費者に対し、バランスのよい食生活を心がけることの重要性について情報提供を行うこと
(3) 米をはじめその他の農作物について、低減対策を推進するよう関係者に要請すること
(4) 農水産物中のカドミウムの実態把握に努めるよう関係者に要請すること
今般公表された環境省の調査結果については、平成22年5月18日に開催された食品規格部会において報告し、
仮にこの調査結果を含めたとしても、以上の審議会での審議の結論に影響を与えることはないことを
確認いただきました。
Q13
新たに公表された環境省の調査結果によれば、カドミウム濃度の高い野菜があるようですが、
野菜を食べても大丈夫でしょうか。
A)
Q3及びQ5のとおり、食品安全委員会の食品健康影響評価によれば、
我が国での市場流通食品の分析結果をもとに算定したカドミウムの一日摂取量は2.8 μ g/kg体重/週であり、
耐容週間摂取量の7 μ g/kg体重/週を十分下回っていることから、
一般的な日本人における食品からのカドミウム摂取が健康に悪影響を及ぼす可能性は低いと考えられるとされています。
また、同委員会では、比較的カドミウム濃度が高い農作物が流通することも想定し
推計された日本人のカドミウム摂取量分布についても、以下のとおり評価しており、
審議会における議論では、カドミウム摂取量が多いと推定される人でも、
健康に悪影響を及ぼさない摂取量を十分に下回っているとされています。
-食品安全委員会汚染物質評価書 カドミウム(第2版)より抜粋-
独立行政法人国立環境研究所(2004)は、
平成7年から平成12年までの6年間の国民栄養調査による摂取量データと農林水産省の実態調査による
食品別カドミウム濃度データから確率論的曝露評価手法(モンテカルロシミュレーション)を適用し、
日本人のカドミウム摂取量分布*の推計を行っている。
この結果、現状の0.4ppm以上の米を流通させない場合におけるカドミウム摂取量は、
算術平均値3.44μg/kg体重/週、中央値2.92μg/kg体重/週、95パーセンタイルで
7.18μg/kg体重/週であると報告されている。
<日本人のカドミウム摂取量の分布>

* この摂取量分布は、計算上のものであり、分布図の右側部分は、統計学的に非常に誤差が大きく、非常に確率が低い場合も考慮されている領域である。したがって、実際にはPTWI(Provisional Tolerable Weekly Intake, 暫定耐容週間摂取量)を超える人は、ほとんどいないと考えるのが妥当である。
日本人が食品を通じて摂取するカドミウムのうち野菜各品目から摂取する量の割合は、
主要な摂取源である米に比べて低い上、我が国の農作物の流通・販売や食生活の現状からは、
カドミウム濃度の高い野菜を毎日大量に、長期間にわたって摂取する可能性は低いと考えられますが、
食生活を通じて健康な毎日を過ごすためにも、
同じ食品を毎日たくさん食べ続ける偏食などに注意し、バランスの良い食生活を心がけましょう。
Q14 カドミウムの汚染地域とされる地域に住んでいますが、健康に影響はないでしょうか。
A)
食品安全委員会の食品健康影響評価では、
カドミウム摂取量が多いと推定される人でも健康に悪影響を及ぼさない程度の摂取であるとされています(Q12参照)。
また、カドミウム汚染地域の住民を対象に食事からのカドミウム摂取とその健康影響に関する調査を実施した、
自治医科大学医学部薬理学講座環境毒性学部門・香山不二雄教授は、
前述の環境省の調査結果の公表を受けて、下記のとおりコメントしています。
全国5ヶ所(米中のカドミウム濃度が低い地域1ヶ所とカドミウム濃度が高い地域4ヶ所)で、農業に従事する30歳以上の女性1,381人の方を対象に、疫学調査7)を行いました。
調査項目は、大きく分けて、以下の2つに分類されます。
[1]カドミウムの摂取量を知るための調査項目:食事調査(どのような食品をどのような頻度で食べているのか)の実施、食品(米については対象者の 方が実際に食べているもので、自家産米を含む。その他の食品については、調査地域における市場流通品)中のカドミウム濃度の測定
[2]カドミウムによる健康影響を知るための調査項目:採尿、採血、骨密度検査等
調査結果ですが、
[1]カドミウムの摂取量については、米からのカドミウム摂取量をもとに食品全体からのカドミウム平均摂取量を算出したところ8)、 カドミウム濃度が低い地域では0.86~2.43 μg/kg体重/週、カドミウム濃度が高い地域では2.27~6.72 μg/kg体重/週でした。カドミウム濃度が 高い地域では、調査に参加した方のうち17.9~29.8%が耐容週間摂取量7μg/kg体重/週を超えていました。
また、カドミウム濃度が高い地域で実施した調査によれば、マーケットバスケット法9)では8.05 μg/kg体重/週、陰膳法10)では3.08 μg/kg体重/週 となり、陰膳法ではマーケットバスケット法での約半分の結果でした。陰膳法では、個人の正確な暴露量を知ることができますが、 個人内の日内変動が献立によって大きくなることが知られています。
[2]カドミウムによる健康影響については、カドミウム濃度が低い地域と高い地域との間で、腎臓の近位尿細管障害(Q2参照)の発症頻度に差はありませんでした。
このような調査結果から、カドミウムの汚染地域に住んでいる人が、その地域で流通している食品を食べても、健康に悪影響を及ぼす可能性は低いと 考えられ、食品安全委員会が設定した耐容週間摂取量の7μg/kg体重/週は、十分安全サイドに立って設定されているものと考えられます。
7)この疫学調査は、食品安全委員会の「汚染物質評価書 カドミウム(第2版)」(p15, p52~53)においても引用されています。
8)食品全体からのカドミウム摂取量の50%を米から摂取していると仮定した場合と、米以外の農産物等の汚染濃度を全国平均(平均摂取量15 μg/日)であると仮定した場合の二通りの方法で算出しています。
9)広範囲の食品を小売店等で購入し、必要に応じて摂取する状態に加工・調理した後、分析し、食品群ごとに化学物質の平均含有濃度を算出します。これに特定の集団における食品群の平均的な消費量を乗じることにより、化学物質の平均的な摂取量を推定します。
10)調査対象者が食べた食事と全く同じものの1日分を食事試料とし、1日の食事中に含まれる化学物質の総量を測定することにより、調査対象者が食べた食品に由来する化学物質の摂取量を推定します。
<照会先>
食品安全部基準審査課規格基準係 TEL:03-5253-1111(内線2484, 4280)
ーーー
食品が放射能で汚染される前から、添加物だけじゃなくて、お米そのものにも毒物が入っていたなんて・・・
お米は食べなきゃいられないけど、イカの塩辛はやっぱりもう食べるのは止めておこうと思いました。
厚生労働省のQ&Aでは
「一般的な日本人における食品からのカドミウム摂取が健康に悪影響を及ぼす可能性は低い」
という言葉が何回か出てきますが、
「そっか、放射性物質に限らず昔から言ってたんだな」と思いました。
「可能性は低い」という事なので、
「食品からのカドミウム摂取が健康に影響を及ぼす」という事ですよね。
もう騙されません。
で、カドミウムが危険なことと、いろんなものに含まれている事はよく分かったのだけど、
カドミウムに強いコメ自体はどうなんだろう?
何年もそのお米を食べ続けてみなければ、その結果は分からないのでしょうね・・・
「同じ食品を毎日たくさん食べ続ける偏食などに注意し、バランスの良い食生活を心がけましょう」
この点に関してはカドミウムだけではなく、放射性物質においても同じ事を言えると思います。
バランス良くの中には、「食べてはいけない食材は避けながら」ということでd(◕‿-。) ネ❤
NHK 1月29日 16時19分

日頃から魚介類をよく食べDHAなどの成分を多くとっている人は、魚介類をあまり食べない人に比べ、
脳卒中で死亡するリスクが40%ほど低いとする研究成果を、厚生労働省の研究班がまとめました。
厚生労働省研究班の三浦克之滋賀医科大学教授のグループは、
全国の30代から50代の男女合わせて7000人を24年間追跡調査し、
魚介類を食べる量が多い順から4つのグループに分けて、脳卒中で死亡するリスクを調べました。

その結果、1日の摂取量がサンマに換算して1匹ほどと最も多かったグループは、
その4分の1程度の最も少なかったグループに比べ、
脳卒中による死亡のリスクが41%低くなっていたということです。
また、心臓病などを含めた循環器の病気で死亡するリスクも20%低くなっていました。
サバなどの魚介類には、DHA=ドコサヘキサエン酸など、
動脈硬化を抑える効果があるとされる物質が多く含まれています。
日本人を対象にした調査で、魚介類の摂取と脳卒中による死亡のリスクの関係が明らかになったのはこれが初めてです。

三浦教授は、
摂取量の中でもさらに多い人がですね、将来の循環器疾患のリスクが低いという事が分かったという事で、
和食といったですね、食習慣の特徴をですね、
えー、これからも続けていくこと、が必要だと思います。
ーーー
研究成果を、厚生労働省の研究班がまとめ、それを発表したのは何時なのか?
24年間追跡調査というのは、何年から何年までの24年間なのか?
厚生労働省のページを探してみたけれど、今年になってからはそのような報告は見つけられなかった。
循環器疾患・糖尿病等生活習慣病対策総合研究経費の57番に三浦克之教授の名前発見!

「2010年国民健康栄養調査対象者の追跡開始(NIPPON DATA 2010)と
NIPPON DATA80/90の追跡継続に関する研究」
と書いてある。
NIPPON DATA80/90とNIPPON DATA2010とはどういうものなのか?
三浦克之教授のページもチェック。

2010年 「循環器病の予防に関する調査」 2013年11月21日



NIPPON DATA80は1980年から29年間(2009年)
NIPPON DATA90は1990年から20年間(2010年)
NIPPON DATA2010は平成22年(2010年)から24年(2012年)
という事が分かった。
[学会報告・日本循環器学会2013]
第77回日本循環器学会学術集会 2013年3月15日(金)~17日(日)の3日間,横浜
[NIPPON DATA] 1980~2010年代の危険因子や食事・栄養因子と循環器疾患死亡リスク,および今後の展望
発表者: 滋賀医科大学・三浦 克之 氏 (3月16日,Late Breaking Cohort Studies 3)
目的:
日本全国の300地区から無作為に抽出され,国民を代表すると考えられる集団を
長期に追跡する現在も進行中のコホート研究により,
心電図所見や食事・栄養因子をはじめとした種々の危険因子と循環器疾患死亡リスクとの関連を検討。
コホート・手法:
NIPPON DATA80,90,2010。
食生活や栄養素摂取と循環器疾患発症リスクとの関連を検討するため,
NIPPON DATA80および90では,
ベースライン健診となる1980年および1990年の循環器疾患基礎調査データと,
同時に実施された国民栄養調査データの個人単位での結合を実施。
また,循環器疾患基礎調査の後継調査として実施された
「循環器病の予防に関する調査(NIPPON DATA2010)」でも,
同時に実施された国民健康・栄養調査のデータを用いて解析を行っている。 (NIPPON DATAへ)
結果:
これまでに報告した中年期の血圧と循環器疾患死亡リスクpubmed,
心電図上の時計回転および反時計回転と循環器疾患死亡(抄録へ),
心電図上J点上昇と循環器疾患死亡pubmedなどの知見に加え,
今後,HbA1c値と全死亡および循環器死亡,ナトリウムおよびカリウム摂取量と循環器疾患死亡,
イコサペンタエン酸(EPA)およびドコサヘキサエン酸(DHA)摂取量と循環器疾患死亡,
魚介類由来のn-3系多価不飽和脂肪酸の摂取量+心電図上のJ点上昇と心疾患死亡,
高血圧に対する肥満の寄与割合の長期的な変化などについて検討し,順次発表の予定である。
三浦克之氏のコメント
NIPPON DATA80/90/2010の3つのコホートからの最新の知見を報告しました。
国民代表集団のコホートからのエビデンスとして,今後も情報発信してゆきたいと思います。
これまでの知見については,滋賀医科大学公衆衛生学部門のNIPPON DATA80,90のホームページや,
NIPPON DATA2010のホームページも参照いただければ幸いです。
2013年3月の学会の報告にはドコサヘキサエン酸(DHA)について言及している。
私の知りたかったこと。
今回のNHKのニュースソースはいつどこで発表されたものなのか?
その部分を見つけることは出来なかったけれど、
基本的な研究の内容をみると、24年間の追跡調査は原発事故以前の時期2010年以前の可能性が高い。
なので、放射性物質で汚れた海で生まれ、生きている魚介類を食べた研究結果ではない。
三浦克之教授にはぜひ、2012年から24年間、これと同じ研究をしていただきたい。
きっと、24年後の研究結果はこの報告とはま逆の、
「魚を多く食べる人程脳卒中、心筋梗塞、白血病になるリスクが高まる」になると思う。
つまり、福島原発から流れ続ける汚染水で汚された海の中で生きている魚介類を食べ始めてから、
日本人はあと少しで3年になるにすぎない。
以前とははまるで違う現状の中に置かれている今は、
過去の研究は全く役に立たなくなっていると言えると思う。
だから、テレビでは安易に「魚を食べたら健康に良い」というべきではない。
このニュースを見て、「あ、今夜は魚食べよう♪」と思う日本人は一体何人いるのだろう?
テレビが勧めるものに関して、その情報を鵜呑みにしてはいけないんだという事が、最近はよく分かる。
「○○しましょう」とテレビが言ったら、まず疑って、いろいろと調べた方がいいだろう。
(例:あんなにお勧めしていた子宮けいがんの予防接種。酷い副作用が沢山出ている。)
そして、いわき市も魚介類の安全PR!
どこが安全なのか・・・・><;
CMで水産物の安全性PR いわき市が1日から放映
福島民報 2014/01/29 08:37
いわき市は2月1日から16日まで、
市内産水産物の安全性や試験操業の取り組みを紹介するテレビCMを県内の民放4局で放映する。
復興と風評対策を目的とした市の事業「いわき見える化プロジェクト 見せます!いわき」の一環。
CMは15秒間で、市の魚メヒカリをテーマに制作したオリジナル曲「キマジメヒカリのうた」を挿入歌に使用した。
市内の漁業や流通関係者約60人が出演し、水揚げや放射性物質検査の様子などを発信する。
CMの放映は1局当たり約30回を予定している。
この他、放映時間を2分間に延ばした別の動画も制作した。
見える化プロジェクトのウェブサイト「見せます!いわき情報局」で2月から閲覧できる。
もうすぐ3年目になるけれど、
最初のころよりも福島第一原発の汚染水状態は悪化していると思う。
ジャンジャン海へ出ていると思った方が間違いないだろう。
福島第1原発の井戸から最高値の310万ベクレル
日本経済新聞 2014/1/22 12:34
東京電力は22日、福島第1原発の海側敷地にある観測用井戸の水から、ストロンチウム90などのベータ線を出す放射性物質が過去最高値の1リットル当たり310万ベクレル検出されたと発表した。水は20日に採取。これまで同井戸での最高値は16日に採取した水の270万ベクレルで、上昇傾向が続いている。
東電は汚染水の海洋流出を防ぐため、海側の敷地で地下水をポンプで吸い上げる作業を続けており「吸い上げの影響で、高濃度の汚染水が井戸付近に流れ込んだ可能性がある」と説明している。〔共同〕
【福島第1原発の現状】 配管貫通部から漏えいか 第1原発3号機の注水
47NEWS 2014/01/27 17:38
東京電力福島第1原発3号機の原子炉建屋1階の床面で、汚染水の流れが見つかった。溶けた核燃料を冷却するため原子炉に注入した水が、格納容器の配管貫通部から漏れている可能性が高い。格納容器を水で満たして溶融燃料を取り出す工程を描く東電は、水漏れ箇所の特定と補修を急ぐが、現場の放射線量が高く容易ではない。
水の流れが見つかったのは、格納容器内部への配管が通る「主蒸気隔離弁室」と呼ばれる部屋の近く。建屋地下につながる排水口に約30センチの幅で流れ込む様子が、遠隔操作のロボットで18日に確認された。
放射性セシウムが1リットル当たり240万ベクレル、ストロンチウムなどベータ線を出す放射性物質が2400万ベクレルと高濃度で検出され、燃料冷却後の水とみられている。
主蒸気隔離弁室の配管貫通部は、事故後の格納容器圧力の異常上昇や水素爆発の影響で破損した可能性がある。東電は格納容器内の水位や配管の位置から水漏れ箇所の一つとみる。
ただ、漏えい箇所を特定して漏れを止めるのは簡単ではない。現場周辺は毎時30ミリシーベルトと非常に高線量で、作業員が直接調べることは難しい。上の階から、室内にカメラをつり下げる調査方法を検討しているが「まだアイデア段階」(東電担当者)で、具体的な調査時期のめども立っていない。
漏えい箇所はほかにもある。3号機の原子炉への注水量は毎時5・5トンだが、今回見つかった水漏れの流量は毎時1・5トンと推計され、残る4トン分は別の場所から漏れている計算だ。
東電は1、2号機でも、原子炉建屋地下にある圧力抑制室の周囲に遠隔操作ロボットを入れ、水漏れの状況や水位の把握を進めているが、漏えい箇所の特定には至っていない。
(共同通信)
いくら海は広いと言っても、毎日毎日出続けていればどんどん汚れていくのは当たり前で、
そこに住んでいる魚介類に全く何も影響がないはずはない。
魚介類を食べると本当に身体にいいのだろうか?それはもう過去の話だ。
<縁起がいい?>「幸運を呼ぶ金のヒラメ」と「ラベンダー色のタラバガニ」
北海道新聞 2014年1月22日 08:00

道立総合研究機構栽培水試(室蘭)は「えさの影響か、色素を欠く突然変異の可能性がある」という。
同社の三上健悦社長(56)は「カニを扱って25年になるが、こんな色は初めて。縁起が良さそう」
テレビ静岡 2014年1月8日

では、一体どうしてヒラメが金色になったのか?
専門家によると、生まれつき体表の「黒い色素」が抜けてしまったのが原因ではないか
という事で、これまでもごく稀に見つかっているそうです。
鮭もアルビノ
北海道新聞 2013年10月16日 09:26)

14日早朝に見つかったサケは体長65センチの雄でヒレまで金色。
標津サーモン科学館によると、色素が欠乏した「アルビノ」と呼ばれる突然変異の個体で
「生き残って戻ってくるのは珍しい」。
でかすぎるサンマに喜ぶ女川港の不思議
全国有数のサンマの水揚げ量を誇る宮城・女川港に、21日朝、特大サイズのサンマが揚がった。

通常の大型のサンマの1.5倍ある。
21日朝、女川港に揚がったサンマは、通常の大型サイズのサンマの体長が30cmほどなのに対して、
実に1.5倍のおよそ45cm、重さも、およそ2倍ある。
石森商店の石森洋悦代表取締役は
「(サンマを扱って)37年になりますけれども、40cmを超えるような、巨大なサンマは初めて見ました」と話した。
<10倍大きい=10倍旨い?>10kgのトラフグ~静岡~
2014年2月28日 中日新聞
◆おいしさ10倍!?

舞阪港で水揚げされ、仕入れされた巨大フグ=浜松市中区板屋町で
浜松市西区の舞阪漁港で26日、重さ約10キロのトラフグが水揚げされた。
産地偽装もあります
大体、魚の産地は水揚げされた場所だから、どこの海でとってきたものか?分からないけど・・
「アジ・サバ長崎産と偽装表示」常態的に行っていた・福岡の水産業者(株)ジャパンシーフーズ
千葉産アジを長崎産と偽装表示し、
平成21年から常態的に販売。
少なくとも平成24年8月30日から9月22日まで、表示が不適正な商品を7,780kg販売。
覚えておこう!「ムラソイ」過去最大の放射線量25万4000ベクレル/kg
銚子・九十九里沖スズキから基準値超セシウム検出
茨城ヒラメ 5か月ぶり水揚げ・宮城県沖のマダラ出荷停止解除
「日立・鹿島沖 真いわしからセシウムよりも多いウランの娘核種(2種類)が検出」
どんな娘達か調べてみました。
「青森のマダラ出荷停止」
南房総の漁師さんが語る東京湾の現実「魚の放射能汚染状況と奇形魚」6/2米原幹太のもう朝ですよ!
京大がシュミレーション「東京湾セシウム濃度が再来年3月に福島近海の値とほぼ同じに」
千葉の海に異変!大原漁港で大量のイワシが打ち上げられ、横浜の給食ではイワシからセシウム
韓国が新たに水産物の輸入規制強化した地域に長崎と熊本が・・!
アメリカで捕獲のマグロからもセシウム…お寿司が食べたいのに
これショックだな・・・鰹節・カツオじゃなくて薪に大量セシウム
<ギョッ!とした記事>
多摩川のシジミ「調べるまでは食べないでください」←調べていましたので追記しました
魚介類の汚染について平成23年9月28日現在
さかなさかなさかな~の史上最悪の汚染><;
セシウム137の半減期は30年、ストロンチウム90の半減期は28年、トリチウムの半減期は12年
原発事故からまだ3年しか経っていないので、まだまだそのまま残っています
無くなっていません!
無くなるどころかますます海へ放出しています。
魚はどんどん危険になります!!
ーおまけー
網に生きたダイオウイカ=触腕あれば8メートル?-鳥取
時事ドットコム 2014年01月21日 20:58

鳥取県岩美町の網代港で21日、
世界最大級の無脊椎(せきつい)動物といわれるダイオウイカが生きたまま底引き網にかかった。
メスとみられ、胴体部分は約1.7メートル、腕を含む全長は約3.4メートル。
重さは100キロを超え、触腕が切れていなければ8メートルはあったとみられる。
魚介類は食べない方がいいと私は思っています。
とってもとっても残念だけど、日本食は危険です。
香りは癒やし系? 札幌の商店にラベンダー色のタラバガニ
北海道新聞 2014年1月22日 08:00

マルサン三上商店が仕入れたラベンダー色のタラバガニ
カニ卸のマルサン三上商店(札幌市中央区北12西20)が仕入れたカニの中から、
ラベンダー色のタラバガニ1匹が見つかり、同社のいけすで展示している。
脚を広げた長さは約100センチ、重さ3・5キロ。
稚内で水揚げされたロシア産で、同社が18日に仕入れた中に入っていた。
道立総合研究機構栽培水試(室蘭)は「えさの影響か、色素を欠く突然変異の可能性がある」という。
同社の三上健悦社長(56)は「カニを扱って25年になるが、こんな色は初めて。縁起が良さそう」
<北海道新聞1月22日朝刊掲載>
静岡・伊豆の海に全身金色のヒラメ登場 「幸運呼ぶ」と話題に
(01/08 19:14 テレビ静岡)

信念らしい縁起の良い話題です。
伊豆の海に全身金色の生き物が登場。
地元では幸運を呼ぶと話題を呼んでいます。

水深およそ15mの海底に静かに佇んでいるのは、全身が金色に輝く1匹のヒラメ。

体長は60cmほどで静岡県伊東市富戸の沖合で去年の暮れに見つかりました。

伊豆海洋公園ダイビングセンター 加藤強さん

最初はなんか、まだらな黒が混じっていたんですよ。
今はちょうどもう、年も明けて黄金色になって、
それを目当てにダイバーが結構潜りに来るようになりましたね。


これは、金色のヒラメと普通のヒラメが並んで泳ぐ映像を捉えたものです。
こうしてみると体の色の違いがハッキリわかります。

では、一体どうしてヒラメが金色になったのか?
専門家によると、生まれつき体表の「黒い色素」が抜けてしまったのが原因ではないか
という事で、これまでもごく稀に見つかっているそうです。
ダイバーの中で黄金のヒラメは「幸運を呼ぶ魚」として話題を呼んでいるということです。
加藤強さん:
もうすぐソチオリンピックじゃないですか。
やっぱり金のヒラメにあやかって、日本も金をいっぱい取ってほしいですね。
ーーー
「幸運を呼ぶ魚」ではなくて、「危険を知らせる魚」なのではないかと、私はどうしても思ってしまいます。
ーーー
鮭もアルビノ
「縁起いい」黄金色のサケ 標津沖のサケ定置網で捕獲
北海道新聞 2013年10月16日 09:26)

「身体の一部が白くなるアルビノと呼ばれる突然変異」
ネズミや鳥になにが?高放射線量地域生物に異変TBS(内容書き出し)

頭部に白い羽が見られます。
面積は小さいもののチェルノブイリで見つかったアルビノのツバメ同様、羽が白くなっています。
<黒毛和牛の白い斑点>
「被ばく調査の生きた標本。 生きた証拠です」希望の牧場・ふくしま
9/13スーパーJチャンネル(内容書き出し)
吉沢:
360頭の牛の中に8頭ぐらい。
白い斑点状態の牛がね、8頭ぐらい今生きているんですよ。
吉岡:あの黒い牛の中に?

<被ばく症状>アルビニズム白色症 ・アルビノそして白斑
カネボウ以外の9社でも白斑か
NHK 9月10日 17時56分

内部被曝に迫る ~チェルノブイリからの報告~(内容全部書き出し)
NHKの番組 2011/8/6放送より一部抜粋
なかなか研究が進まない内部被曝の人体への影響
その中で数少ない先駆者に光が当てられています
そのパイオニアのひとり、大阪大学名誉教授 野村大成さんです(医薬基盤研究所 大阪)
野村さんが注目しているのはセシウムなどの物質が出すベータ線です
マウスにベータ線を出す放射性物質を注射したところ、生まれた子どもの細胞に異常が見られ
突然変異で毛の色まで変わりました

杉原宏喜氏(おのみち測定依頼所)
講演会「これからの放射能汚染 ~市民が測ることの意味~」
話 杉原宏喜氏(おのみち測定依頼所)
場所 NONベクレル食堂(京都市左京区岩倉)
書き出し部分のYoutube→http://youtu.be/issvXoNUJ4A?t=30m57s
6.測定事例の紹介
今回6つのものを紹介したいと思っています。
・茶葉(静岡県)
これは、毎年新茶を頂くんだけど、岡山の方に移住された方に聞いたんですけど、
知り合いの方が静岡県にいて、茶畑でお茶を作っている。
毎年「美味しいお茶が出来たから飲んでね」と送ってくる。
でも、うちには小さい子どもが二人いる。
向こうは「もう大丈夫」という雰囲気があるけれど、子どもがいるので飲ませるのが不安だから、測定して下さい。
という事で依頼を受けて測定の結果です。
茶葉(静岡県)
セシウム137:10.8ベクレル/kg
セシウム134:5.40ベクレル/kg
結局、茶葉から飲むお茶への移行率というのは大体6%と言われています。
茶畑では茶葉を生産して、翌年その茶葉を畑に撒いて循環させているんです。
だから本当は、生産した茶葉をそのままどこかへ持って行って廃棄とかすれば、
若干セシウムが下がっていくはずなんですけど、
そのまま畑に落ちて循環しているのでなかなか減らない。
やっぱり子供には飲ませたくないなという事で、申し訳ないけどこういった結果になってしまいました。
・緑茶(固形茶入り:岡山県で購入)
もうひとつは、去年1回目の講演の依頼を受けた時に、このお茶を飲んでいると聞いたので、
「なんで?」と聞いたら、
「美味しいので毎日飲んでいる」
で、「講演会で使うお茶として出したい」
という事で測定したらですね、なんと、
緑茶(固形茶入り:岡山県で購入)
セシウム137:6.8±2.3ベクレル/kg
セシウム134:2.6±1.3ベクレル/kg
これにあるのはなんでなのか?
いろいろ調べたんですね。
緑茶は、京都産のお茶と静岡県産のお茶が入っている。
で、お茶屋に聞いたら、
「今、静岡の固形茶というのが手元にあって、京都産はないけどこれはある」
販売店に確認したら、このお茶(固形茶)を7%混ぜて売っている。
簡単に言うと、お茶の食品添加物。
そしたらですね、これを測定したら
固形茶測定結果
セシウム137:90.6±24.2ベクレル/kg
セシウム134:42.2±12.1ベクレル/kg
しっかりと、90.6セシウム137が出て、134が42.2出ました。
固形茶というのは、実は会社の名前は出せないんですけれどもA社の特許商品です。
全国流通していまして、中国地方や四国地方が特に大量消費の県です。
岡山県庁とか静岡県庁の方に連絡をさせてもらったんですけれども、
結局は「今後は検出されないように努力していきます」(A社)ということで、
これは要するに基準値がないんです、食品添加物なので、食品に加える。
飲む状態にした時に、飲料状態で10ベクレルを超えていたりとか、
あと食べるもの、抹茶状態で粉末であれば100ベクレルを超えている。
これであれば基準値はあるんですけれども、こういった混ぜて販売するものには基準値がないので、
「今後は検出されないように努力するよ」という事で、これ以上はできなかった。
~10分間休憩~Youtubeはここまで。
・土壌(香川県香川郡直島町)
今度は土壌という事で、香川県にあります直島町の土壌。
ここの土壌を調べた理由は、近くに三菱マテリアルの工場があって、
「汚染コンクリート」を作っているんじゃないかという話がある。
で、あの近くにおる人が「どうも空間線量が高くなる」
それで土壌を調査したいという事で採取されてご依頼を受けました。
その結果なんですが、ちょっとここにあるように見えますけれども、結局これは誤検出で、
セシウム137も134もありませんでした。
土壌(香川県香川郡直島町)
セシウム137:誤検出
セシウム134:誤検出
で、無かったんですけれども、実際天然核種のトリウム系が、砂に多いんですね。
よく砂埃が舞いますけれども、そういう砂の中に昔からある。
石を粉々に砕いた物が砂に混ざるんですけれども、そういったものにトリウム系がよく入る。
で、「疑惑は無くなったのかな?」という形で、この件は終わりました。
三菱マテリアルって工場が爆発しましたね、この間。
劣化ウランが保管してある。
ここの部分も入れているんじゃないかというお話がありましたが、
結局はセシウムではなく、天然核種の影響で線量があがっている
・しいたけ(熊本産)
今度はしいたけ。
良くシイタケは「でる」って言われる。
熊本県産のシイタケなんですけれども、熊本県の原木を使ってずっと作ってきていた。
それで熊本県産のシイタケを作っていた。
夫の、旦那さんの実家から送られてくる、原発事故後も。
「うちでつくったシイタケだから食べて」と送ってくる。
でもね、なんかね「シイタケは怖いんです」。
この原発事故が起こる前は「美味しい」と言って食べていたんですけれども、
事故が起こって調べたら、チェルノブイリの影響からか、
昔からシイタケっていうのはセシウム137が出ていたのが分かった。
で、特に東北なんかのシイタケは高い値が出ますから、子どもには食べさせたくない、食べさせられない。
じゃあ、実際どうだったか?という話なんですね。
測定結果なんですけれども、綺麗に何も出ませんでした。
しいたけ(熊本県産)
セシウム137:不検出
セシウム134:不検出/p>
「137も134も出ませんでしたよ」という話をしましたら、
不検出と聞いてとっても嬉しかった。というメールが返ってきたんですね。
「夫が特にとても喜んだ」それで食べたんですけど、
シイタケは実は産地で判断できない事が多いんです。
原木の産地が重要になります。
広島県内で群馬県が産地の原木が出回っているんですけれども、
それを知らないでみなさん使われているんですね。
で、広島県産のシイタケから134を含んだセシウムが出てくることが普通にあります。
・玄米(島根県)
次は島根県産の玄米。
こちらは放射能の測定済みの玄米で、すごく意識が高くて測定をしてそれで売りに出していたんです。
で、山梨県在住の方で食事には気を使っているんですけれども、
お米を食べ始めたころから子どもに体調の異変が出た。
「もしかしたらこのお米が原因なのかもしれない」という事で依頼を受けました。
結果なんですが、うちのほうで0.535。
ゲルマニウムの結果では0.34。
玄米(島根県)
セシウム137:0.535±0.479ベクレル/kg
(ゲルマ結果:0.34±0.07ベクレル/kg)
セシウム134:不検出
(ゲルマ結果:不検出)
一応セシウム134は不検出。
やっぱりゲルマで測っても0.34、測った時というのは事故から大体2年半は経っていますので、
134というのはもう半分以下なので、なかなか出ない。
もしかしたらあるのかもしれないし、ないかもしれない。
結果的には出なかったので、チェルノブイリとか大気圏核実験の影響かもしれないし、
原発事故の影響かもしれない。
それは分からない。
でも137だけは出ました。
相手方に「今回セシウムが出たんです」連絡しましたら、
向こうから回答がありまして、「土壌をあれから調べました」
実はいろんな畑を持っていて、今回のは今年初めて作った。
それまで、去年までは他の方がつくっていた。
で今までは測定をしていたけれども今回のはしていなくて、土壌をみたら9ベクレルありました。
土壌
セシウム137:9ベクレル/kg
(全国どこでも5~10ベクレル/kgは出る)
実はこの9ベクレル/kgというのは、大気圏核実験。
5~10ベクレル、多いところは30とかですが、平均的に5~10ベクレルは当たり前なんです。
これはもう仕方がない話なんですけれども、出ない所もありますけれども出てもおかしくない。
玄米への移行率は3%程度ある(環境にもよる)という話もありますので、
大体3%ぐらいかけたら0.27なので、大体0.3ベクレル位出てもおかしくはないのかな。
という計算になります。
で、実はこれは向こうの方も分かっていたんですけれども、
有機農家、体にいいものを作って提供したい。
残留農薬についてもご自分で一生懸命調べて出している。
とてもいい意識があるんですけれども、
やっぱり化学肥料よりも有機の方が残念ながらセシウムの移行率が高いんです。
今回実は残念な結果になったんですけれども、・・・これは仕方がないところ。
もしかしたらカリウムを沢山撒けば、
セシウムの移行はあんまりしなくて、そういうお米が出来るかもしれないんですけど、
美味しいお米になるかどうかは別の話です。
これはなかなか難し話なんですけれども
相手方が言われるのは「0.4まで見ていたので、0.3と言われてももうそこは分から」
喧嘩を売っている訳ではないんですけれども、どうすればいいかは、私もちょっと頭を悩ます所がある。
「子どもの尿を検査したら、セシウム137が同じような量出た」という事で、
これは山梨県在住の方の事なんですけれど、出たんです。
これが原因かどうかというのはハッキリと言えないんですけれど、
呼気からの被ばくもありますし、まあ、あの、とりあえずこういう数字が出たという事です。
・スライスアーモンド(アメリカ・カリフォルニア州)
もうひとつはスライスアーモンドという事で、これはアメリカのカリフォルニア州のアーモンドなんですけれども、
一回他の測定所で測ったら擬陽性の判断が出た。
それだったら、うちの方でも測ってみたいと申し入れをさせていただいて、測ってみました。
スライスアーモンド(アメリカ・カリフォルニア州)
セシウム137:0.911±0.831ベクレル/kg
(ゲルマ結果:0.90±0.06ベクレル/kg)
セシウム134:不検出(<0.7ベクレル/kg)
(ゲルマ結果:0.31±0.06ベクレル/kg)
そしたら、セシウム137が0.911、げるまでは0.90。
で、セシウム134については不検出で出なかったんですけれども、
でもゲルマでは0.31出ている。
というのはですね、うちの機械では0.7までしか見なかったんですね。
ゲルマの方で0.31、それよりも下で出たといった結果で、
実はこれでなにが分かるか?と言いますと、
これはアメリカのカリフォルニア州です。
でこの比率が、原発事故後の比率とぴったり合うんですけれども、
福島原発の事故でここまで飛んでいる可能性がある。
向こうから漏れているという可能性もあるんですけれども、
スライスアーモンドのアメリカ・カリフォルニア州西海岸ですね、
あちらの方でセシウム134が出たので、原発事故の可能性も否めない。
セシウム134も検出
比率から今回の原発事故による可能性
アメリカのカリフォルニア州にも飛散
となると、向こうまで飛んだというひとつの事例、証拠といいますか、なります。
「カリフォルニアなら大丈夫」・・・どうかわかりません。
ーーつづく
ーーお話しの中で、ちょっととっても気になった固形茶調べてみましたーー
上級煎茶を仕上げる際、製造過程で出来る良質な粉茶をさらに粉末化。
その中に天然の海苔と上級茶ほど多く含まれているお茶の旨味(アミノ酸)を加えて固型化。
固形茶を適度に加え「甘さとまろやかさのあるお茶」を造り出す。
お茶の中に固形茶という添加物が入っているものがあること、初めて知りました。
しかも添加物には基準値がないということも、知らなかった><;
続きを読む
杉原宏喜氏(おのみち測定依頼所)
講演会「これからの放射能汚染 ~市民が測ることの意味~」
話 杉原宏喜氏(おのみち測定依頼所)
場所 NONベクレル食堂(京都市左京区岩倉)
書き出し部分のYoutube→http://youtu.be/issvXoNUJ4A?t=26m3s
5.小学校給食測定
尾道市に避難されている方の中で、
やっぱりすごく子どもがおられますから、学校給食に意識を持っておられるんですね。
それでなんとかしたいという話があって、広島県の市民で請願をいたしました。
それが採決されました。
そこに24年度に学校給食モニタリング調査というのが国の事業でやっていたんで、
それに手を挙げてやったんですけれども、
それ以降は調査をしておりません。
何故かというと、3回やったけど出なかった。
出なかったのでもう予算もないしやりません。
早い話「出なかったからもうやっても出ない」
やらないつもりとそこまでは言っていないんですけれどもそんな感じを受けるんですね。
進んでやろうとはしていない。
そこで「市民の手による給食の必要性」を感じたので、
「チームおのQ」というのが出来ました。
私が測定依頼者の測定員という形なので、助言はしますけれども
一応どういった形がいいか?というのがあればアドバイスという形でやらせていただいています。
そこで教育委員会の方と交渉をし、測定のOKが出たんですけれども、
「測定結果は不特定多数に公表してはダメ」と、こういう事を言うんです。
尾道市の給食の測定は24年に3回やったけれども出なかった。
25年にもしやったという事を言うならば、意識を持っていない人、
「全然そういった・・・、大丈夫と思っている人が不安に思うからするな」
だから公表はダメよ。
「聞かれたら通知だけ返す」そういう形でOKをもらいました。
やってもなかなか検出はされないですけれども、
そういった「検出されなかった」という結果を積み重ねる事がとても大事なので、
「こういうのを食べているんだよ」と。

給食の測定はなにか汚染を探すのが目的ではなくて、
結局は測定(パトロール)をして汚染食品を使わせないよと
「ちゃんと見ているよ」という事で納入業者にアピールするという目的もある。
「出なくて当たり前だからどんどん測定できるものは測定しましょう」
という話をさせていただきます。
で、今回測定結果を簡単に説明させていただくんですけれども、
2013年7月
1.牛肉(広島産)
2.国産山菜づくし水煮(産地不明)
3.小いわしの唐揚げ(広島産)
4.乾燥しいたけ(宮崎産)
5.白桃(山形県産)
6.米粒麦(産地不明)
2回目は2013年の12月
1.サケ塩焼き(北海道産)骨抜き
2.さんま塩焼き(産地不明)
3.安心素材ハンバーグ(産地不明)
4.板こんにゃく(群馬県産)
5.シーチキンフレーク100(産地不明)
それで結果なんですけれども、
不検出なのが
牛肉・国産山菜づくし水煮・乾燥しいたけ・米粒麦:・サケ塩焼き・さんま塩焼き・
安心素材ハンバーグ・板こんにゃく・シーチキンフレーク
疑い
小いわしの唐揚げ
ちょっとこれは分からん。
あるとしたら多分広島産なので、大気圏核実験とかそういうものの影響じゃないか?と。
でも出たんですよ。
ただ1点だけ検出が。
白桃(山形)が、1835gあったんで、最初に測った時には出なかったので
ちょっと濃縮しました。
2倍ぐらいに濃縮したら、うちの方で0.5ベクレルでたので、
白桃→濃縮測定(1835g→1085.4g)
セシウム137:0.5±0.4ベクレル/kg
ちょっとこれでは数字も少ないし本当かどうか分からないので、ゲルマニウム測定をさせていただいたんですね。
ゲルマニウム測定
セシウム137:0.7±0.1ベクレル/kg
セシウム134:0.4±0.1ベクレル/kg
そうしたら0.7、あと134も0.4出たので、今回の福島原発事故由来ではないかという話。
結果はこういう形になっていますね。
うちの結果が左側で右側がゲルマです。

ちょっと分かりにくいので、本当に微量ですが「ある」と。
ーーつづく
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福島県のニュース
福島牛の料理コンテスト
NHK 2014年1月9日
原発事故による風評被害を受けた福島県産の黒毛和牛を地元の消費を拡大することで盛り上げようと、
9日、福島牛を使ったオリジナル料理のコンテストが福島市で開かれました。
このコンテストは、県産の黒毛和牛である「福島牛」が原発事故の影響で消費が減ったことを受けて、
県が地元での消費拡大をきっかけに全国での需要を取り戻そうと開きました。
9日は、福島市の会場に事前審査を通過した県内の主婦やプロの料理人あわせて10人が集まり、
オリジナル料理を紹介しました。
参加者は、すき焼きの具材を白菜で巻いた鍋料理や、
県産の野菜を牛肉で巻いて、ポン酢のジュレで味付けした料理など、
自慢の料理でアイデアや味などを競い合いました。
県によりますと、原発事故が起きたあと、
福島牛の1キロあたりの平均価格は東京の市場で半値近くまで落ち込み、
今も全国の平均を下回る価格が続いています。
参加した女性は、
「福島の人が積極的に食べないと、安全性を発信できないのでコンテストで安全性とおいしさを発信していきたい」
と話していました。
主催した県農林水産部の菅野和彦次長は、
「豊かな自然で育てられた美味しい福島牛をもっと食べてもらいたい」と話していました。
県ではコンテストのメニューを今後、学校の給食にも取り入れていきたいとしています。
01月09日 19時24分
ーーー
ただでさえ外部被ばくが大きい福島なのだから、
参加した女性が言っている「福島の人が積極的に食べる」事は極力控える方がいい。
こんなふうに間違えた事ばかりしていると取り返しがつかなくなると思う。
いい加減目を覚ますべきだ。
ーーー
「風評被害」っていう言葉そのものは私大嫌いなんですね。 風評じゃないんです。
井戸川克隆氏8/23大竹まことのゴールデンラジオ
室井:私なんかその、テレビで、まだ被ばくとか、体内被曝とかをあんまり人が言っていない時に、
「食べ物とかっていうのを気をつけた方がいいんじゃないか」って発言した時に、
地元に住んでいる人たちから「風評被害を広めるな」っていう一番クレームが多かったんですね。
井戸川:風評被害」っていう言葉そのものは私大嫌いなんですね。
風評じゃないんです。
私たちは実害なんですね。
ところが、県を代表する人もよく使うんですけれどもね、
今回の事故で二つ言葉の間違いがあるんですよね。
ひとつは「風評被害」ですね。
これは辞書を引いてもらっても分かりますけれども、
「あり得ないことを言いふらすこと」が風評被害ですから実害なんですね。
それをやっぱり、地位のある方が「風評被害」という言葉を連発すること自体が、
これはもう、ひどい話ですよね。
なんていうんでしょうかね、
言葉が持つ意味というのをもっと、意味というのを考えていかないといけないと思いますよ。
「何を言っても良い」んじゃなくて、ですね。
室井:でもすごくびっくりじゃないですか。あの、思い出してきた、私も。
福島の子どもたち、事故後に産地のものを食べさせるって、給食で。
やってたから、私はそれは、安全策をとって、
「外から受ける放射線量が多いわけだから、食べ物とかは給食とかに地産地消で使わない方がいい」
って発言したら、
福島の人達に、「余計なこと言うな」って言われたんですよね、
私は息子が1年間だけ福島のいわきの幼稚園に入っていまして、
結構思い出があったし、パッ!と思いだす息子の同級生の顔とかも浮かんできて、
だからすごく私は一人でそういうふうに先に言うのは怖かったけれど、
わざと生放送で言ったんですけど、
まさか福島の人達に怒られるとは思わなかったです。
福島米の安全性のアピールに貢献するのは国体選手と障害者、そして地元の学童たち。
「自分で食べないものを」といわれて福島市のJA新ふくしま組合長、吾妻雄二(66)は考えた。
自分たちが食べるしかない。
とくに、学校給食に福島市産米を使うことだ。
子どもたちが福島の米を食べれば、安全性を全国にアピールできる――。
福島県内の学校給食 「県産食材」震災後も使用
さらに新年度、県産食材使用市町村に食材購入費を補助
福島 給食で地元米の使用再開
<福島の学校給食の実態>産地偽装青果販売業「三木屋」のニュース検証
<学校給食は1ベクレル/㎏規制に!>実際には1.1ベクレルでいろんな被害が出ている
11/21ウクライナ調査結果・小若順一氏(内容書き出し)
NDとして○が付いているものにも、測定値が出ていることをコメントで教えていただきました。
この画面です↓

100ベクレルの基準値を超えたもの(この機械では50ベクレルだそうです)の袋は50.9ベクレル。
そして、セーフだったあんぽ柿も左側が22.3ベクレル右側が24.3ベクレルと表示されています。
機械の制度から考えて、実際は倍の数値なのだとしたら、
左は44.6ベクレル、右は48.6ベクレルになります。
他の画面でも、数値が映っていないか?と思って、探してみました。
この時同じケースに入れて測った時の引きの画面

右側の二つはピントがぼけていて読めませんが(右2つも20ベクレル以上は出ている)
他は、ご覧の通りの数字が出ています。
そして、測定時間。
×表示が出たところで測定は終了していて、86秒と短い時間です。
もう少し時間をかけたら、これらの数値はもっと高くなる可能性があると思います。
福島県知事が試食していた方の動画にも、検査結果の画面が一瞬映りました。
こちらの計測時間は(画面が切れちゃっていますが)105秒

そして読めた部分の数値は全て20ベクレルを超えています。

もうひとつ
フランスのジャーナリストらが福島に あんぽ柿の検査を視察 (2013年12月18日)の画像
この時の測定時間は109秒

全て○ですが、やはり、20ベクレルを超えています。(30ベクレル超えもある)

これらの画面を見て思いました。
ほとんどが20ベクレルを超えて(実際は40㏃超え)いるということ。
伊達市のあんぽ柿には全てこの位のセシウムは含まれているという事だと思います。
福島のJAではこのように公表しています
JA全農福島→検査情報

25ベクレル未満→91.9% 測定限界値と書いてあるけれど、ご覧の通りに実際は数値が出ている
25~50ベクレル→8.1%
50ベクレル超過→0.1% 30袋
全部に20ベクレル以上入っていると言っても過言ではないと思います。
それでも、「100ベクレルを超えたものは破棄しています」と、胸を張っています。
だから・・・100ベクレルという食品の基準値が高すぎる!
参考
農林水産省 果樹生産についてのQ&Aにはあんぽ柿について下記のように書かれています。
干し柿やあんぽ柿等の果実加工品については、加工工程で水分が減少するため、
原料と比較して放射性セシウム濃度が高い傾向があります。

石原環境相があんぽ柿検査視察(福島)2013年12月19日
20131219石原環境相があんぽ柿検査視察(福島) 投稿者 Yurusan
石原伸晃大臣は福島県知事と違いとても美味しそうに食べている。

あまい!3年ぶり。
食べたいでしょう~、エッヘッへッ!役得!
石原大臣はJAの梁川共選場で行っている放射性物質の検査の様子を視察し、
JAの職員から出荷前に全ての商品を検査して、
これまでに基準を超えるものは出ていないと報告を受けていました。

石原伸晃:
生産者がこれだけ消費者のことを考えているんだから、
消費者の側も、もう「危ない危ない」とかね、
「福島のものは何とか」っていうのはね、言っちゃいけないよね。
消費者もやっぱりそれをしっかりと受け止めてあげなければならない。
だって美味しいもん、アッハッハッ
JA職員の大ウソを発見した!
この報道が事実なら、JAの職員は石原大臣に嘘をついたことになる。
石原伸晃がJAを視察したのが12月19日
基準値を超した画面の動画は12月11日に公開されている

つまり、朝日新聞の取材は11日以前で、その時点で少なくても1袋は基準値を超えているものがあるのに、
1週間以上たった19日に視察に行った石原伸晃環境相にJAの職員は
「これまでに基準を超えるものは出ていない」と報告したというのだ!!!
このJAの職員は虚偽の報告を大臣にしているのだから、
これは罪に問われるのではないでしょうか?
石原伸晃環境相はこのJA職員の言葉を信じて、とても美味しそうに何個もあんぽ柿を食べていました。
石原伸晃環境相はこのJA職員の言葉を信じて、「消費者は危ないと言わずに協力しろ」と言いました。
一袋に20ベクレル以上のセシウムが含まれているものを、福島から出して全国に移動させる。
これも一種の放射能のばらまきではないかと、私は思うのです。
食べた人の便から出たセシウムは下水を流れて河口へ行き、海へ出ていくのか、どこかに溜まるのか?
食べたことによる内部被ばくの心配もあるけれど、
食べた人の排出物から全く関係ない人が被ばくする恐れもある。
汚染されたものを出荷するという事はそういう事です。
石原さん、環境相ならば本当の意味での環境を考えていただきたいと思います。
「だっておいしいもん」
そんな幼稚な考えで放射能をばら撒かないでいただきたい!
フランスのジャーナリストらが福島に あんぽ柿の検査を視察(福島13/12)