「官邸に抗議するというのが今日の全体の目的なんです」古賀茂明氏報ステ終了直後の直撃インタビュー3/27岩上安身氏(文字起こし)

古賀茂明氏最後の報道ステーション終了後、
先日突然倒れられて、仕事に復帰したばかりの岩上安身さんが青山墓地で古賀さんを待ち伏せ。
岩上さんの体調がとっても心配だと思いながら、古賀さんのお話が聞きたくて、IWJを見ていました。
待つこと50分以上。
古賀さんを乗せた車がやってきました。
以下文字起こし。

動画はこちら↓
IWJ
【速報】「報道ステーション」終了直後の古賀茂明氏に岩上安身が緊急直撃インタビュー!降板の内幕を衝撃暴露



岩上安身氏直撃インタビュー

岩上1


岩上:
今日は本当にお疲れ様でした。
長いこと報道ステーションでコメンテーターを勤められて、
最後の回、最終回はどんなお話をされるのかなと、みんな固唾を飲んで見守ってたと思うんですけど、
最初からイエメンのコーナーで、
ま、「その前に」と言って、今回の降板に至った経緯を短くではありますけれども、お話になった。
お話になったところで逆にですね、古舘さんに止められましたね、ちょっと驚いたんですけれども。

古賀:
いやぁ、私も驚いたんですけど、
あれは、結局官邸に抗議するというのが今日の全体の目的なんですけど、

岩上:古賀さんとしての目的で報ステとしての目的じゃない?

古賀:
もちろん報ステの目的じゃないんですけど、
古舘さんは、私に対してとにかく平謝りで、
「何もできなくてすみません」っておっしゃっていたんで、
私は、「あれぐらいのことは言ってもいいのかな」と思って普通に言ったつもりなんですけど、
ま、古舘さんとしては立場があるわけですよね。
要するにテレ朝の上層部に対して、何考えているかわからないけど、
「私もちゃんと言うべきことは言いました」と、ま、いうことなのかな〜って思ったんですけど。
今まで随分仲良くしていただいてたので、非常に、ちょっと驚くような話

岩上:あ、そうですか、驚かれたんですか?

古賀:
非常に驚きました。
ま、あそこまでいうのかな、って思ったので、しょうがないから
「いやだって言っていることと全然違うんじゃないですか」っていうことをちょっと言わせて頂いたりして、
ま、ちょっと、自分では不本意だったんですけど、
結局それで時間が短くなっちゃうのでね、他のことを話す。
いろいろ準備していたものもあるので。
大分気は使ったつもりなんですよ。

そのあとの国会の議論のところでも「I am not ABE」というのを言わせてもらったんですけれど、
結局ね、なんでそれをやらなきゃいけないのか。
「古賀さん、なんでね、あそこまでやるの?」というふうに思う人もたくさんいると思うんですけれども、
それは、何にもなくてあんなことをやったら、それはバカですよ。
ね、普通に考えれば。
だけど、なぜ僕があれをやらなくてはいけないと思ったかというと、

結局、官邸が私のことを個人的に攻撃してきているんですね、あきらかに。
菅官房長官が官邸で名前は言わない、わざとですよ。
言うと問題にされるからね。
でも誰が聞いてもわかるという言い方で私を批判する。
そして「あれは古賀さんのことですか?」ってみんなが聞きに行くと、
また名前は言わないけど、ますます私を特定するような言い方で、
ま、なんて言ったんですかね「とんでもないことを言うやつだ」と。
俺だったら放送法違反だと言ってやったのにな」と言っているという話を聞いたりしているものですから、


岩上:菅官房長官がそういう風におっしゃっているわけですね、「放送法違反だ」と。

古賀:でも、それはね大変なことですよね。

岩上:大変なことです。

古賀:
政府の要人が「放送法違反だ」と言っているということは、
「免許取り消しだってあるよ」という脅しじゃないですか。

でもそれは、複数の記者がいるわけですから、
もちろん官房長官なんていう人が、それで、
「まさか漏れるなんてこと思いませんでした」っていうことではない
んですよ。

岩上:それが伝わるという前提でね。

古賀:
つまり脅しですよね。
だから私は”脅されているのに黙る”っていうことをしちゃったら、
これはもう、僕は常に不安を持ちながら、いつ殺(や)られるかと思いながらも、
「でも黙っちゃいけない」ということで、
もう無理やり自分を追い詰めて、

岩上:抗議されたわけですか

古賀:
それはどうしてかというと、僕が今日の番組で言った通り、
最後にね、ガンジーの言葉があるように、
言わないでいたらね、どうせここで俺一人が騒いでみたところで、
そんなに社会が変わるわけじゃない、世界が変わるわけじゃないと。
「だからもうちょっと大人になれ」というふうに思って言わなくなったら、
知らないうちに、世界はもちろん変わらないんだけど、自分は変えられているんだ
と。

岩上:
「世界によってあなたが変えられてしまうことを気をつけろ」と。
そういう言葉だったんですよね。


古賀:
そうです。
だから、それは本当に僕がいつも強く思っていることなので、
ということはやっぱり(僕が)どんどん攻撃されて黙るんじゃなくて、
攻撃されたら逆に、「ちゃんと言いたいことは言わなきゃいけない」というつもりで、
だから、テレ朝には申し訳なかったですよ。
それはね、そういう面もあります。
それをだけど、それを僕がもし事前に相談したら、
そこで「出す出さない」の話になって、周りの人はみんな困るんですよ。
あれはいきなり言ったから誰の責任にもならないんですよ。

「私は知りませんでした」ってみんな言えるんですから。
だから、

岩上:
もうそれはアドリブですからね。
古賀さん一人のアドリブで言ったことで、テレ朝がやったことじゃないと。

古賀:
やったことじゃないです。
前回の「I am not ABE」の時は、僕は言っちゃったんですね。
だけど、番組スタッフは頑張ってそれを黙認していたんですよ。
だけど後で怒られちゃったんですね。
だから、じゃあ今回、
今回もしも言いますと、またなんか言わざるを得ないですよね、向こうの人たちは。
だから、それは「内緒で言おう」というふうに決めて、
だからフリップもいろいろ作ってもらったけれども、
「I am not ABE」
これを作れっていうのはちょっと悪いな、と。


岩上:「テレ朝には申し訳ないから自分で持ってきた」とおっしゃっていましたね。

古賀:
だからあれだけペラペラなんですけど、持ってきたわけですね。
ですから、ま、僕としては最大限色々と気を使ったつもりだけど、
やられた人から見れば突然ですからね。
それは怒るのもわかる
し、

岩上:「段取りと違うじゃないか」というふうに思った方もいらっしゃると。

古賀:
そうですよ。
だから「裏切りだ」とか思う人も当然いるんで、
ま、そういう人、報道局長はじめですね、出てきて


岩上:番組が終わった後?

古賀:
そう。
でガンガンガンガン、それで遅れちゃったんです。

岩上:なるほど。

古賀:だって言われたら、またこっちも言い返さないといけないじゃないですか。

岩上2

岩上:どんなやり取りがあったんですか?

古賀:
いやだからあんなね、「ニュースと直接関係ないことを言っているのはおかしい」と。
それから「事前に言ってくれなかったのもおかしい」と。
でも、僕がちょっとおかしいなと思うのは、
事前に喋ることを打ち合わせなきゃいけないということ自体が変なんですね。

岩上:そうですね。

古賀:
そもそもは。
でもね、古舘さんも全部アドリブでやるのは大変だから、だいたい僕が何を言うのかというのは承知しておきたいとかというのはわかるから、一応それは応じてきたんですけれども、
でもそれをやると必ず、「いや、これにしたほうがいいんじゃないですか」というニュアンスのことを言われる、
岩上さんもあるでしょ?そういうのは。


岩上:
僕はですね、あんまりなかったんですよ。
あんまりなかったんですよ。
だから多分ですね、僕の発言はやっぱり軽視されているといいますか、
大したものじゃないんですよ、社会に与える影響は。
やっぱり古賀さんの発言が影響力があるがゆえに、すごく番組側も慎重になって、
「事前にすり合わせを」とか、そういうことを言ってきたんじゃないですかね。

古賀:
いや、ま、だいたいどなたともやっているような話を聞きますけれども、
なんていうかな、それはさておき、要するに
「なんでそんなことをするんだ」みたいなことをワーワー言われたので、
後半はもう私がずーっとしゃべっていました。


岩上:そうですか。

古賀:
だから「あなたたちにはそんなちっちゃなことばかり見てほしくないんですよ」と。
「今の日本のマスコミの状況ってなんなんですか」
これ、時間大丈夫なんですか?

岩上:
大丈夫、全然大丈夫!
今ね、待機時間中3600人見てたんですよ。
今何千人見ているかわからないんですけど。

古賀:
あ、そうなんですか。
それってなに、多いんですかね?

岩上:
多いと思いますよ、最近では。
もうものすごく数が増えちゃいましたから、最近でもこれだけの数っていうのは多いと思います。

古賀:
だから彼らは、
「今日あんなことを言ったってね、そんな、世の中の人は何にもわからない」というふうに言うんですね。
そうじゃなくて、
「そんなことを急に言われたって何もわからないじゃないか」
いや、でも、わからなくてもいいんですよ。
それは時間がかからないとわからないけど、でも一石を投じるということで、今日本の報道というのはどうなっているのか?ということを議論のきっかけにして欲しいし、
で、「それをなんで番組でやるのか。番組を私物化しているんじゃないか」って、なんか言っていました。

岩上:ほぉ〜

古賀:だけど”私物”って、僕は自分の宣伝をしている訳でもなんでもなくて、

岩上:私利私欲でやっているわけじゃないですものね。

古賀:自分の利益のことを考えたらこんなこと言わないほうがいい(笑)に決まっている

岩上:そうですよね、上手に立ち回った方がいいってことですもんね。

古賀:
ええ。
だから「そうじゃないんですよ」と。
それはみんなで議論してもらわなければいけない。
だってそれを官邸とか政府は、もうお金も大量にあるし、それから組織だって
「マスコミをどうやって抑えるか」っていうことをガンガンやっているわけじゃないですか。
そういうのに戦う人っていうのはどんどんどんどん数が少なくなっているし、
そういう数少ない人間が戦う場を与えられたら、もう最大限活用せざるを得ないし、
それを活用しないで「ま、ちょっとここはおとなしくしよう」っていうことでやってたら、結局日本というのはもうとんでもないことになるなと、そういう思いでした。



岩上:
今日の話はですね、僕は全く文脈を無視した話じゃなかったと思っているんですね。
つまり、戦争の話だったじゃないですか。
そしてそういう、アメリカが背後にある各地の戦争や紛争のその片棒をこれから日本が担がされることになるんだという、やっぱり大きな文脈があって、その中で「これでいいのか?」ということを異議申し立てをしよう。
異議の申し立てを、しかしするためには、時には非常に荒々しく段取りを無視したような言い方をしなければ、この普通の人たちのお茶の間に届かないんだということを今日身を持って示された
んだと、僕は見ていてそういうふに思いましたけど、いかがでしょうか?


古賀:
そういうふうに言っていただければありがたいです。
もちろん「なんだあいつキチガイか」というね、キチガイというのは放送禁止用語か、

岩上:大丈夫ですけど

古賀:
でもそれも変だと思いますけど、
まあね「あの人はちょっと変だ」という人もたくさんいると思います。
だからね、それは賛否拮抗したりするかもしれないんだけど、
でもやっぱり、普通の人はまだまだわかっていないと思うんですよ、どんなに危機的な状況になっているか
政権が圧力をかけるっていうのは、これは日常茶飯事ですよ。
もう、僕は官僚をやっていたから、そんなのは何十年も前からあるわけですね。
だけど、それは普通はアドホックなんですよ。
※アドホック(ad hoc)特定の目的のための」「限定目的の」などといった意味のラテン語の語句。
あるいは個人撃なんですよ。
だけど今行われているのはそうじゃないんですね。
もう、計画的に「どうやって抑えていくのか」というのをやって、そして周りから攻めたり。

で、どんどんどんどん転向していくんですよ。
官邸の偉い人とご飯食べて、「審議会の委員にどうだ?」と言われれば、
みんな「ありがとうございます」



岩上:コロコロと。考えが変わっていく。

古賀:
変わらない人の方がほとんどいない」と言っていました。
それは官邸のね中心にいるような人たちが、
「みんな、民主党のブレーンだってみんな俺たちの味方だからね」というぐらいの感じで、
ま、彼らから言わせれば「そうならない人はけしからん」ということになるんですけど、
ある人は、僕らから見ていてそうかなと思うんだけど、
ある人のことを「アイツだけは変更しなかったんだ、許せないやつだ」って言っている人が約1名いました。
僕は今その人に了解を取っていないから名前は言えませんけど、
でも一人いたと。
とんでもない奴。
逆に言えば他の人はだいたい押さえた。

岩上:その一人っていうのは政治家ですか?それともテレビに出ている出演者みたいな

古賀:
テレビのキャスターです。
だからもう、非常に数少ないと思いますけど、でもまぁそういう人もいると。
でもそういうふうに組織的に、これは官邸だけじゃなくてもちろん自民党とかね、お金もいっぱいありますよ。
この間電通の人と話していて言ってたのは、
「自民党にはお金がうなっている」と。
「そしたら会社としたらどうなるか?それを取りに行くんですよ」と
当たり前だけど、営業で。
もしそれが少しでも取れればそこに一番優秀なやつをつけるんです。
だってどんどんお金が毎年出てくるんだから、そこに優秀なやつをつけないっていう手はないでしょ。
っていうことを言っていました。
だからそうやって、どんどんどんどんなびいて行っちゃうんです。
すみません、ちょっとそろそろ。

岩上:
そうですね、4月2日に、今度改めてお時間を取っていただいて、
こんな路上での立ち話じゃなくて、お話を聞かせていただけたらなと思います。
本当に今日はお疲れ様でした。
大変な1日だったと思いますけれども、最後に一言。
これからどうするつもりか?っていうことだけちょっと一言。


古賀:
ある意味、幸か不幸かですね、これで東京のキー局での出演というのはまず有り得ないですね。
今後、当分有り得ないので。
ということは逆にいろんなことがやりやすくなったなと思いますので、自由にやらせていただきたい。
その取っ掛かりがですね、フォーラム4という新しい市民キャンペーンを始め

岩上:フォーラムフォーっていうのは4(よん)のことですか?

古賀:4というのは「なぜそんなに縁起の悪い数字をつけたんだ?」っていう人も

岩上:ここは一応青山斎場前ですから。

古賀:
って言われるんですけどそれはもうフォーラム4って入れていただければ、サイトが。
本当になんというか、素人のボランティアで一生懸命やってもらってなんとか立ち上がったサイトがあるので、
そこに是非行って、


岩上:そこになんか4人老人がいるとか、そういうことではなくて?

古賀:(笑)ちがう

岩上:全然違う?別の意味があるんですね?

古賀:
それは今度ね、また放送で解説させていただければと思うんですけど、
そういうこともやっていこうかなと思いますんで。

岩上:
待ち受けていた場所が青山斎場というですね、似つかわしいのか何なのかわからないですけど、
(番組を)降ろされた二人がツーショットで、聞き手になって聞かれる側になってという。

古賀:
でも降ろされた人っていうのは本当にたくさんいますから、なんかもう死屍累々っていう感じですけど。
でも、それはやっぱりね、

岩上:死屍累々…(笑)ご愁傷様みたいな

古賀:話なんだけど、でもね、降ろされた人はみんな知っている人ばかりですけど、

岩上:みんなIWJに出ていただきたいと思いますよ。

古賀:いや、みんな元気ですよ。

岩上:そうですか

古賀:
元気ですよ。
よくわからないけど元気だと思いますよ。
だから僕もこれで降ろされちゃったからこういうふうになっているということは全然無いので、

岩上:お陀仏じゃないそうです。

古賀:そうです。

岩上:そう簡単に成仏しないそうです。

古賀:そうです。再生します。

岩上:
ゾンビのように再生します。
ということで、本当に蘇りみたいな感じですけれども、
いやいやいや、死んじゃいないぜという、ちょっと力強いところを、

古賀:はい。

岩上:
わざわざ墓地前から中継でお伝えしました。
でも本当にお疲れ様でした、ありがとうございました。

古賀:大丈夫ですか?体は。

岩上3

岩上:ずっとね、心臓の薬ここに持ってるの。

古賀:あら。ちょっと気をつけてくださいね。

岩上:
気をつけます。
でもね、待っている間ドキドキしてきた。
古賀さんを待っている間にドキドキしてきた。




関係ブログ

<最後の報道ステーション>「世界によって自分が変えられないようにするため」
3/27古賀茂明氏のコメントの部分全てそのまま文字起こし

報道局長「4月以降は絶対に出すな」2/25日本外国特派員協会会見 古賀茂明氏 & 1/23「I am not ABE」(完全文字起こし)





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報道局長「4月以降は絶対に出すな」2/25日本外国特派員協会会見 古賀茂明氏 & 1/23「I am not ABE」(完全文字起こし)

「人質事件以降のメディア状況について」

2015年2月25日(水) 日本外国特派員協会


45:20〜http://youtu.be/iQA3y--lnRA?t=45m20s
いまい
今井一:
今回、テレビに現在出演しているジャーナリスト、何人かからですね、
私の知人、友人からですが、
この声明に賛同して署名をしたいけれども、
そうすると3月のあるいは3月から4月にかけての番組改正の時に職を失う、ポストを失う。
そうすると収入が一気に減ってしまう。
その可能性が強いので署名ができないという人が3人、私に電話とメールをくださいました。
事はそれだけじゃない、いっぱいあります。
皆さんが非常によくご存知の日常的にテレビでよく見ている3人からそういうメールと電話が私のところにあったという事実。
そして、古賀さんは現実に間もなく報道ステーションのコメンテーターの仕事を降ろされます。
そのことはご本人から聞いてください。



こが
古賀茂明:
さっき私が申し上げたとおり何が起きているか?というと、
政権はまさにそれをコントロールしようとするんですね。
それは各国の政権も同じだと思います。
日本の場合幾つか特徴があってですね、ひとつは記者クラブ制度というのがあるんですね。
そしてほとんどの大手の新聞やテレビ局というのは必ず各役所、
あるいは自民党のクラブとか民主党のクラブというような形で、
それぞれの組織ごとに記者クラブというのがあって、そこに所属をしていること。
そしてそこに所属をするとですね、その組織が行う記者会見に参加できる。
逆に言うと、その外にいる人はそこから排除になる、そういう仕組みになっています。
従って、そのクラブに居ると大体、周りにその人たちといつもいますから、
どの会社が何をしようとしているかというのがお互いに皆、
かなりの程度その組織から出てくる発表、公式発表に依存しながらいきます、という仕組みになっています。

そうすると結局現場の記者というのは、そこの記者クラブの中である程度協調的な行動を取っていかないと、
その政府の組織とか、そういうところから情報を非常に得にくくなる。
1社だけ特ダネが書けなかったというようなことが起きると、そういう仕組みに陥るわけです。
そうするとそこの現場の記者が、
あまり「政府にとって悪いニュースを書きたくなくなる」というのがひとつ。
それから、例えば官邸とかあるいは自民党のクラブとかで取材している記者から見ると、
自分が所属している会社の新聞とか、あるいはテレビが政権批判をした場合に、
自分が取材をしにくくなる」ということを心配することがあります。
それで、これはテレビ局に非常に強いんですね。
テレビ局では自分が書いた記事がそのまま、
例えば政治部の記事とか経済部の記事となるということだけじゃなくて、
報道ステーションのニュースになる、23のニュースになるというんですけれども、
そここ政府に批判的だと、せっかくたとえば自民党や官邸の官房長官とかから
「せっかくいい情報を教えてやったのになんだ」ということを日常的に文句を言われるようになる。
そうすると自分が将来取材をしにくくなるということで、
今度は番組に圧力を、今度は下がかけるようになると。
経済部、政治部が、
「そんなことをニュースでやられると自分たちが取材しにくくなるからそこまで書かないでくれ」
これが毎日行われているんですよ。


そういう闘いが日夜会社の中で行われていると、
番組を作る人たちは、もう面倒臭くなっちゃうんですね。
時間との競争で仕事をしています。
もう、1時間以内、2時間以内にビデオを作らなくちゃいけない、
ナレーションをつけなきゃいけないというときにですね、
政治部とか経済部からいちいちチェックがきて、
「これをやめろあれをやめろ」あるいは「こういう風に書け」
ということがどんどん圧力としてかかってくるので、
それに対応していく時間というのがものすごくロスになるので、
そんなことになるんだったら最初からそういうクレームがこないように書こうと。
それが仕事をスムーズに進めるコツだという様なことになります。


こが1

もう一つ今の政権、今の状況で特徴的なのは、
各社のトップが安倍政権に擦り寄っちゃっているという状況があるんですね。
これは過去と比べると非常に珍しい状況だと思います。

で、トップが安倍政権支持だということが明確になっていると、
当然下の役員クラスとかその人たちはサラリーマンですので、
あんまり安倍政権に逆らわない方が出世できるなという、
報道とかそういうのとは違うレベルで、あるいは批判を控えたいという方向になるんです。
現場じゃなくて上の方が。

そしてその結果下の方はどう考えるか?っていうと、
今までは例えば政権からいろんなクレームが来た時に
「そんなのほっとけ」ということができたんですね、ある程度。
要するに「自分たちは正しいことを報道すればいいんだ」という、
一番当たり前の報道の姿勢というのが取れたんですけど、
それがだんだん、それをやると上から怒られるということが起きました。

たとえば、私が「I am not ABE」ということを発言した時に何が起きたかといったら、
プロデューサーが報道局の政治部長に呼ばれて吊るし上げられたんですよ。

そんなことを年中やられたら仕事にならないわけです。
そういうことが起きた。
それは何故かというと、トップが安倍に擦り寄っているから。
トップが中立だということが分かっていれば、政権からクレームがきても
「そんなの言っているのが間違っているだろう、無視すればいい」
それで済む
んですけれども、
トップが安倍指示だと、
一緒にご飯を食べに行ったりゴルフに行ったりしていて、携帯電話の番号をもらって喜んでいるという、
会長が言ったんですね、実際に。
驚くべきことですけれども、そうなってくるとですね、
もう下の方は、闘うといっても闘かえない状況になっている。


質問:追加の質問なんですけれども、古賀さんの決心も日本において重要な決意だと思いますけれども、この場において報道ステーションの方はどういった立場で幕切れになられたのか?
どういった理由が言われているのかについて、この場で言っていただければ、


古賀:
これは間違いますといろんな大変なことが起きますので、
これは怒られるといってもテレビ朝日から怒られるだけなので、怖くはないですけれども、
正確に言うと、私とテレビ朝日の間で、特に、
「年に何回出演してください」とか、契約があるわけではございません。
ですからテレビ朝日の立場で言えば、
「その時その時でお願いをしているので、別にクビにするとかそういうものではない」ということですけれども、
私が聞いているのはですね、
もちろん来週誰を呼ぶのかというのは各番組のプロデューサー中心に決めるわけですが、
私の場合はいろいろ忙しいので、3ヶ月ぐらい先まで決めるんですね。
今まで基本的には「月一回出てください」というのがベースにあって、
具体的な日程は適当に3ヶ月先まで決めましょうということだったんですけれども、
明確に今のところ、去年から報道局長は私の出演を嫌がっているという話があったということは聞いておりましたけれども、
この間の1月23日の発言以降は「4月以降は絶対に出すな」という厳命が下っているという風に。
私は報道局長に直接言われていないので、直接聞いてみたいなとは思いますけれども、そういうふになってます。
ま、それはもちろんトップの意向を反映しているものだと私は理解しております。

なぜ4月からか?というと、3月まで日程が決まっていたんです、私が出演するという。
3月は6日と27日に出演するという日程ですけれども、
さすがにそれをキャンセルすると、おそらくみなさんから批判が出るだろうということで、
4月以降決まっていなかったので、4月以降出演の禁止だということだと思います。

テレビ朝日の昨日の社長会見では、記者の方から聞いたんですけれども、
私の出演について、「別になにも決まっていることは何もない」というふうに社長はおっしゃったそうですし、
それから、「官邸からは一切圧力を受けているとは承知していない」というふうにあったそうです。


ーーー

古賀さんの「I am not ABE」は話題になっていたけれど、
改めて、どのような内容の発言だったのか?全部知りたかったので、文字起こししました。


2015年1月23日 報道ステーション


古舘:
そして古賀さんに伺いたいんですが、古賀さんはイスラム国の悪逆非道な犯罪と、
しかし一方では背景の問題とを分けて考えることが必要だと強く訴えられています。
そのあたりからちょっと聞かせていただけますか?

古賀:
そうですね、イスラム国のやっていることはもうとんでも無いことなんですけれども、
言っていることには結構、共鳴する人たちが多いんですね。
それは何か?というと、
例えば第二次世界大戦後にイギリスとかフランスが勝手に国境線を決めちゃって、民族が分断されたとか、
あるいは最近であれば、アメリカのアフガンとかイラクとか、ああいうところの戦争で、
アメリカに、罪のない女性や子供たちや民間人がたくさん殺されているぞと。
そういうことに報復するんだというような主張というのは、
これは一面ではいわゆる嘘じゃなくて、イスラムの中にはそれに共鳴する人がいる。
イスラムの人ももちろん、「だから人を殺していい」という人はほとんどいないんですけども、
でも、その思想自体は結構共鳴する人がいるからこそ、人がまだまだどんどん入ってくるということがあるというのは一つ事実として押さえておかなくてはいけないと思うんですね。

で、私はですね、それよりも、今回一番驚いたのは、
その、この安倍さんがずっと中東を歴訪してですね、
エジプト、ヨルダンなどでいろいろスピーチをされていました。

古舘:はい。

古賀:
私が聞いていた感じは、「あっ、すごいパフォーマンスだな」と。
要するに、「あぁ、もうイスラム国と戦うんだぞ、というのをすごいアピールしてるな」という風に見てたんですよ。
ところが、この事件のことが明るみに出てよく聞いてみたら、
実はもう後藤さんは人質に取られて身代金を要求されている、なんていう状況を「政府は知ってた」って言うんですね。


古舘:はい。


古賀:
で、これはちょっと私…
でも、「人命第一」という風に今は言っているんですけど、「本当なんだろうか?」と。
っていうのは、普通は人質取られて身代金の交渉なんていうことになっていたらですね、
一番大事なのは、その犯人に対して刺激をしないとか、
そういう常識的なことがあるのに、
今回わざわざ向こうに、わざわざ現地の方に、近くに行って、
「私はイスラム国を批判しますよ」と。
「イスラム国と戦う周辺諸国に2億ドル出しますよ」なんていう、
まるで、いかにもイスラム国に宣戦布告をするかのようなことを言ってしまったと。

これは普通に考えると、
イスラム国は「交渉できたらいいな」ともしかしたら考えていたかもしれないんですけど、
そんなことを公の場で言われちゃったらもう、日本政府だって今更お金払いますなんてできないよな、と。
じゃあもうこれ交渉できないんじゃないの?
だったらもう宣伝に使っちゃおう。
あるいは思いっきりふっかけてやろう、というふうになってしまったんじゃないかなという気がしていて、

わたしはそこは、あの、安倍さん、官邸はですね、
ま、そういうことで、ま、後藤さんは犠牲になっちゃうかもしれないけれど、でももっと大事なことがあるんだ、という判断をして、一連の発言をしたんだろうというふうに思うんですね。


古舘:
古賀さん、これはどうなんですか?
古賀さんのお考えとしては、その、今日の動きを見ても、あるいは昨日あたりからを見てもですね、
やっぱりあのー、総理、あるいは防衛大臣、えー、有志連合のイギリス、アメリカをはじめとして、
あるいはオーストラリア、それがいけないというんじゃなくて、
空爆を敢行している人たちの方向に向いていて、
これで交渉が進むだろうか?人質解放の。
ということを、ちょっと気をもむ方は多いんじゃないかなというところはどんなふうに捉えますか?

古賀:
そうですね、ですからそこは「人命第一です」っていうのは、
私は少なくとも向こうに行くまではそうじゃなかったんじゃないかなと思うんですが、
じゃあ何が大事だったんですか?というと、
やっぱりその、今おっしゃったようにですね、イスラム国との、
「イスラム国と戦っている有志連合の仲間に入れてほしい」と。
ま、正式なメンバーとまではなれないけれど、ま、仲間と認知してほしい。
で、そのためには、本当は空爆をしたりですね、
あるいはイラクに武器を供給したりとか出来ればいいんですけど、これ、できないじゃないですか。
だから、もともと安倍さんが願っている目標っていうのは、本当はできないことなんですよ。
でもそれをやりたい。
で、それをやるためにじゃあ何ができるか?って言ったら人道支援しかできないと。
じゃ、人道支援をあたかも「イスラム国と戦うための支援なんです」というふうに、ま、表現してしまう。
で、それを思いっきり宣伝してしまうということでやっちゃったんだろうな、という風に思います。
で、ある意味目標は達成したと思うんですね。
アメリカやイギリスは多分、安倍さんはもうテロなんかには屈しないと。
「テロと戦う人たちのためにお金を出します」と言ってくれるのを非常に評価していると思うし、
もう今はまさに「じゃああなたは仲間ですね」と。
「じゃあ、最後まで屈しないで身代金なんて払わないで頑張ってくださいね、みんなで応援しますからね」と、
そっちへどんどんどんどん、今引き込まれている感じがするんですよ。

ですけどこれ、後藤さんのね、お母さんが憲法のことを言ってましたけど、
「日本は戦争しない国なんだ」と。
で、やっぱり一回ね、我々はそこにたち帰らないといけないと思うんですね。

安倍さんは「有志連合に入りたいんだ」あるいは「そういう国なんだ」と言いたいかもしれないけど、
でも、そんなことは日本は、憲法があるし出来ない、はずなんですよ。

で、世界の人たちに今回はですね、非常に変な宣伝になってしまって、
イスラム国にうまく利用されてですね、
いかにも日本というのはアメリカの正義が日本の正義だと思い込んでいるんじゃないかと。
あるいは、アメリカやイギリスと同じなんだという、そういう国だぞと思われてしまいつつある。
それを世界に発信されてしまっていると。
で、それに対して私たちは、「いやそうじゃないんです」と。
だって日本は今まで、戦後ずーっと戦争もしていませんよと。
憲法では、そんな日本のことを攻めてこないような人たちのことを一方的に敵だなんていうことは絶対に思いませんよ、と。
もうなるべく多くの人と仲良くしたいんですよと、そういう国が日本なんですよ、日本人なんですよ。
ということを、もう一回ここで世界にアピールしていく必要があるなと。
今回はそういう日本のイメージの全く逆の方に安倍さんの発言もそうなんですけど、
それをイスラム国にうまく利用されてですね、
そうするとみんな、イスラム諸国の人たちも「なんか日本って、結局アメリカなのか」
「Japanese is United States なのか」みたいなね、
それに対して我々は例えば、
いや、安倍さんはもうそういう印象を与えてしまったかもしれないけれど違うんですよ、と。
もう、あの「Je suis Charlie(私はシャルリー)」というプラカードを持ってフランス人が行進しましたけれど、
私だったら「I am not ABE」というプラカードを掲げて、
日本人は違いますよ、そんなことじゃない。
もう本当にみんなと仲良くしたいんです、と。
「決して日本を攻めてない国に対して、攻撃するとか敵だという、そういうことは考えない国なんです」
というのを、しっかり言っていく必要があるんじゃないかなと思いました。




2月1日早朝、後藤健二さんが殺害されたとする動画がインターネット上に投稿された。

その1週間前、1月23日に古賀茂明さんが話しているこの内容は、普通にもっともなことで、
こうして聞き直して、書き出してみても、
何も特別じゃない、当たり前の発言だと思います。
「I am not ABE」と言ったことによって、番組を降ろされる。
テレビ朝日に出演できなくなるって、
これ、ものすごく変なことです!
納得できません!
異常事態です!!

安倍批判の古賀茂明氏、報道ステーション降板へ 「4月以降の出演はない」と明かす
Jcast ニュース 2015/2/17 19:43

「I am not Abe」と安倍晋三首相の人質事件対応を批判した元経産官僚の古賀茂明氏(59)が、テレビ朝日系「報道ステーション」のコメンテーターを2015年3月いっぱいで降板する見通しになった。古賀氏本人が取材に明らかにした。その真相を巡っては、週刊誌報道などを通じ、様々な憶測が流れている。

古賀茂明氏の発言があったのは、ISIL(いわゆるイスラム国)問題の特集をした2015年1月23日放送の報ステだった。

「I am not Abe」と人質事件対応を批判

古賀氏は番組で、日本政府が後藤健二さんに対する身代金要求を知りながら、安倍首相がISILに宣戦布告するような中東支援声明をしたと指摘した。そのうえで、「後藤さん犠牲になっちゃうかもしれないけど、でも、もっと大事なことがあるんだっていう判断をして、一連の発言をしたんだろう」と推測した。

それは、ISILと戦う米英などの仲間になりたいということだったのではないかとした。その結果、ISILなどに日本は米英と同じだとみなされてしまったとして、安倍首相の対応を厳しく批判した。

古賀氏は、日本には憲法があり、戦争しない国であるとして、自分だったら、「I am not Abe」というプラカードを掲げて、「日本人は違いますよ」と主張すると述べていた。

古舘伊知郎キャスターは、違う見方の人もいると直後にフォローした。しかし、当時のネット上では、ISILのテロを利用して安倍首相批判をしているなどと番組内容に疑問も相次いでいた。

そして、一部の週刊誌やニュースサイトは、2月16日になって、古賀氏が番組を降板する見通しだと報じた。

朝日新聞の恵村順一郎論説委員も降板?

古賀茂明氏にJ-CASTニュースが取材すると、報ステのコメンテーターとして、「4月以降の出演はないものと理解しています」と降板の見通しを認めた。ただ、週刊ポストの記事では、「私は『反安倍』でも『親安倍』でもない」などとして、テレ朝側から出演依頼がないことに不満を示していた。

週刊ポストによると、朝日新聞の恵村順一郎論説委員も3月いっぱいで報ステのコメンテーターを降板するという。さらに、番組統括の女性チーフプロデューサーも4月から他の部署に異動する見通しだとしている。

14年10月にあったテレ朝の放送番組審議会の内部資料も入手したとし、そこでは、原発報道について委員からスタッフ批判があり、さらに恵村氏についても、慰安婦問題の発言で苦言が呈されたという。その後、14年末になって、プロデューサーに異動の内示が出されるなどしたとしている。なお、審議会の議事録は、テレ朝サイトでその概要が公開されているが、今回のはまだアップされていない。

古賀氏ら降板の事実関係について、テレビ朝日の広報部では、「人事や出演者について、決定していることはございません」と取材にコメントした。また、朝日新聞社の広報部でも、恵村氏が降板するのかについて、「出演に関し、決定していることはありません」と答えた。




テレビ朝日は大手メディアのなかでとても頑張っていると私は思っています。
なのに、トップが安倍にゴチになって自分を見失っているようですので
なんとか、踏ん張って立ち直っていただきたいと思っています。

ただ、報道ステーションでは岩路ディレクターも不審な死に方をしているので、
とても危険な状態にあるんだろうと思います。

安倍政権に反撃するためにも命は大切ですので、
あまり無理せず、のらりくらりとパンチをかわしながら、
チャンスが来る日まで存在を維持していって欲しいと思っています。


頑張れ!報道ステーション





ー追記 3月5日ー



取締役 報道局長 篠塚浩






<軍事力=美しさ>安倍さんが目指す美しい国日本とは?「70年かけて作った平和ブランド、それを捨てないで欲しいな」古賀茂明氏7/19MXテレビ(内容書き出し)

安倍政権になってから、いろんな法律がどんどん勝手に決められていて、
訳が分からなくなってきちゃっていたけど、
古賀さんが、13の項目に分けてお話しして下さっているので、安倍の悪政がとても分かりやすいです。
内容を書き出しました。





奈々ちゃんにもわかる
安倍さんが目指す美しい国日本とは?


古賀茂明氏が解説「安倍さんが目指す”美しい国日本... 投稿者 suisinjya
2014年7月19日放送 MXテレビ

古賀茂明:
先週奈々ちゃんがですね、長谷川さんにまんまと騙されてしまったので、
私は非常に危機感を覚えまして、それでもう一回整理をさせていただきたいと思って。
ただ、これ時間が無いので集中して聞いて下さい。
ブワーッとしゃべりますから。

いろんな事をやってるんですね、安倍さん。
それを1個1個反対だとか賛成だとかやっているんで、
なんとなくみんな訳が分からなくなっているんですよ。
だけど、もうちょっと分かりやすくする方法があるんで、とりあえず並べてみました。

2014072032.jpg

NSC法(国家安全保障会議)って、これ去年ね法律としてできたんです。
で、これをやるとどうなるか?っていうとね、
普通大事な事っていうのは閣議で決めるんですね。
閣議って10何人もいるじゃないですか、結構反対する人もいて大変なんですけど
このNSC法っていうのはですね、4人の大臣で、たとえば「戦争しよう」っていうのを決めちゃうと。
4人っていうのは、安倍総理と菅官房長官と防衛大臣と外務大臣。
この4人で決められるという事で、そうすると割と簡単に決められますね。
そういうのがつくられました。

それから、特定秘密保護法、これも聞いたことがあるでしょ?
これは要するに
「いろんな大事な秘密を、もうぜーんぶ隠したまんま、30年、60年内緒に出来ますよ」っていう法律です。
これが去年通っちゃったんですね。
で、そうすると何が問題かというと、
このNSCという安全保障会議で「じゃあ戦争やろう」って決めますよね。
その時、誰が何を言ったのか?とか、どういう情報に基づいてやったのか?というのが全部秘密になっちゃうんです。

そうすると決める大臣はわりと気軽に決められますよね。
なんて言ったかが分からないから、あとで責任を追及されないんですよ。

それから今度は防衛装備移転三原則(武器輸出の解禁)
これは読んでも分からないと思いますけど、
要するにいままで日本は「武器は輸出しない」という事でやってきたんですね。
それを今回は「武器を輸出してもいい」と。
特にアメリカなんかにはどんどん売りましょうと。
あるいはアメリカのお友達にはどんどん売りましょうと
こういうことをやっていきましょうと、そういう事をこの間4月にやりました。

それから有名な集団的自衛権の行使容認(解釈改憲)ね。
これは一言で言えば
「アメリカと一緒に日本が攻められていなくても海外へ行って一緒に戦争が出来ますよ」とこういう法律ですね。


2014072033.jpg
奈々ちゃん:
でもこの間長谷川さんが来た時は、すごい賛成してたんですよ。
「集団的自衛権にした方が素晴らしい日本になる」っていっていたので、


2014072034.jpg
古賀:
そうそう、
その時にね、たとえば「中国が強くなっているじゃないか」とかいろいろ言ってたんですけど、
アメリカは中国とは戦争しません、絶対に。
それやるとアメリカもすごく損をするので。
で、アメリカが日本を連れていきたいのはどこか?というと、基本的には中東とかアフリカです。
なので中東に行くと、イラン人とかイラク人とかは結構日本人の事がみんな好きなんですよ。
何故かというと、「日本人は戦争をしないし、いい人だから」
「でもアメリカ人の事は大嫌いだ」っていうんですね。
なんでかっていうと、今までアメリカは中東でもういろんな間違った戦争をどんどんやっていたので嫌いなんです。
そうすると日本は、せっかくね、「日本の事を好きだ」と言ってくれている国に行ってアメリカと一緒に戦争をする。
そうすると日本人はどうなるかというと、
アメリカと同じように見られてテロに狙われる国になっちゃうんですね。

時間がないので、5の集団安全保障、これを飛ばして、
次の産めよ増やせよ政策(2030年出生率2.07)
ま、要するに、「一人の女の人が二人は子どもを産んで下さいよ」という政策ですね、
これを掲げているんですけれど、女性からみると大きなお世話っていう感じなんですけど、
もちろんいろんな事情で生めない人もいるし、生みたくないという人もいますから、
でも、「産んでくれ」と。
何でか?というと、やっぱり国を強くするにはどうしても人口が増えないとダメだと。
そのためにはたくさん産んでくれないとダメだと。
で、単に強くするっていうだけじゃなくて、やっぱり兵隊がね、足りなくなっちゃうんですよ、少子化で。
だから兵隊をちゃんとリクルートするためにも増やしてくれと、これをやっている。

それから次はですね、ODAの軍事利用
ODAって多分分からないと思うけれども、経済協力。
日本というのは海外の途上国なんかにね、病院作って上げますよ、学校をつくって上げますよ、ってやっているんですね。
それを、学校とか病院の代わりに、「武器をあげるよ」というのに使おうというのがこのODAの軍事利用。
これはまだ決まっていないんですけど、多分やり始めますね。

それから日本版のCIA創設
CIAって、ちょっと聞いたことあるでしょ、スパイ機関です。
アメリカではすごい有名な機関ですけど、これを日本でもつくろうと。
何故かというと、野党がですね、実は自民党を批判する時に、
「アメリカアメリカって言ってるけどね、アメリカだって結構ガセネタ出すじゃないか」と。
「だから日本もちゃんとね、自前で情報を持たなきゃいけないんじゃないか」って言ったら自民党が調子に乗って、
「分かりました」と。
「日本もCIAをつくります」と言って議論してるんですけど、これももうちょっとしたら出てくると思います。

9.国防軍保持規定(憲法9条改正)ここから先はね、憲法改正なんですけど、
憲法9条ってよく聞くでしょ?
でも見たことないでしょ?
それで、ちょっとここに出したんですけれども、

2014072035.jpg

これすごくいいこと書いてあるんですよ。
日本国民は云々かんぬんって書いてあるんですけど、
その3行目に「国際紛争を解決する手段としては永久にこれを放棄する」
で、そのためにその下の方ですけれども、
「陸海空軍その他の勢力はこれを保持しない」
「国の交戦権はこれを認めない」

要するに「戦争はしちゃいけませんよ」
それから「軍隊も持たないよ」と、
ね、今自衛隊があるでしょ?
でも自衛隊は、
要するに軍隊を持たないって言ってもさすがに自分がガンガン攻撃されてる時に
「なんにもしません」っていうわけにいかないから、
その時だけは自衛隊がやってもいいですよという事になっているんです。
そうすると普通に考えると、軍隊持たないんじゃないの、あんまり強い軍隊は。
とそういうふうに思うんですけど、
安倍さん達はですね、いやいやこれを変えてですね、こういうふうにしましょうと言っていて、
ま、いろんなことが書いてあるんですけど、
要は9条の2というこの下を見てもらうとですね、

2014072036.jpg

「我が国の平和と独立ならびに国及び国民の安全を確保するために国防軍を保持する」って書いてあるんです。
国防軍保持規定(憲法9条改正)
つまり今の憲法には何処を見ても「自衛隊」って書いてないんですよ。
でもこっちは「国防軍を保持する」ってハッキリ書きましょうって「軍隊を持ちますよ」と。
これは書いておかないと、安倍さん達は
「同じですよね、だって自衛隊って今あるじゃない。自衛隊って軍隊ですよね」と。
「だったらそれを『持ちます』って言っても何も変わりませんよ」とこういうふうに言うんですけど、
これが実は多ウソでしてね、何でか?っていうと、
今は仮に持たなくてもいいんですね、書いてないんだから。
で、強くなくてもいいです、別に。
でも「国防軍を保持する」って書いたら持たなきゃならない。
それから、それは国民の安全を確保するためのものだから、それは十分使えるものじゃなくてはいけない。
そしたら中国が強くなったら、やっぱり日本も強くなければいけないというふうになるんです。
だから強い軍隊を持つっていうのは憲法上の義務になってくるんですね。


奈々ちゃん:それは戦争が起きるっていう事なんですか?


古賀:
ま、起きやすくなりますよね。
それから、お金がないじゃない、今、国がね。
どうしようかな?
だけど憲法に書いてあるから、じゃあ年金減らせとか教育費を減らせという、
こういう議論になってくるという事ですね。

だんだん時間が無くなってきましたけれど、憲法改正ではですね、

基本的人権の制限(憲法12条、21条などの改正)
いろんな自由というのが憲法上認められているんですけれども、それを制限しましょうとか、

軍法会議(憲法9条改正)
軍法会議をつくると何が起こるかというと、
沖縄でよく米軍がね、アメリカの兵隊がレイプしたりなんかしても、
結局アメリカの軍法会議に行くんですね、普通の裁判にかけられないで。
それで、そうすると無罪になったり、すごい軽い罪になるという事なんですけど、
「これを日本も作りましょう」と。
日本の軍隊で悪いことをした人がいても、ちょっと甘くしてあげましょうというね、そういう会議を作るとかね。

それから、これから多分出てくるのは徴兵制(憲法改正または解釈改憲)
徴兵制って、無理やり軍隊に若い男の人達を連れていくという、
ま、戦前はやってたんですけど、
それで要するに、いまに人が足りなくなるじゃないですか。
だからこれをやらざるを得なくなるんです。
だけど今までは憲法で苦役の禁止、苦役って苦しい仕事のね、
いきなり奴隷みたいに連れきて「やれ!」っていうのは禁止されているんです、憲法で。
だから「できない」と言われていたんですけど、
石破、自民党の幹事長なんかがですね、昔から
「だって自衛隊のお仕事って素晴らしいお仕事なんだから、これを苦役って言っちゃいけないよ」
という様な事を言っているので、
「立派なお仕事なんだから立派なお仕事をさせてあげます」って言って、
「憲法上認めるんだ」という様な解釈を変えるというですね、
この集団的自衛権の時も憲法の解釈を変えようというのでやっちゃったんですけど、
これ(徴兵制)も「だったらこれだってできるね」というふうに、これから行くと思います。

それから最後は核武装(憲法改正または解釈改憲)(そのための原発推進と核燃料サイクル維持)。
「原爆を持ちましょう」と、日本も。
そのためには原発を維持して、原子力の技術を維持して
それから最後核燃料サイクルとかそういうのでプルトニウムという原爆の原料も作れるようにしましょう
っていう事のために今核を、原発を動かしてるんじゃないかなという、
こういう事をですね、ずーっと動いているんですね。

奈々ちゃん:だって平和とま逆になる感じがしちゃったんですけど、私。

2014072037.jpg
上杉隆:
でもね、これ9番から13番っていうのはこれは自民党の憲法改正で、
今回の政権の所とは直接は関係ない、これは。
だから8番までかな。あ、7番までか。


古賀:いままでに8番位までは議論が出てるんですね。

上杉:こっち(9~13番)は自民党!

古賀:
でもこっち(9~13番)は安倍さんなんかがものすごく一生懸命やった話ですので、ま、出てくるだろうな。
で、要するになんか今までね、1個1個議論してたじゃないですか。
で、なんかよく分からないんですけど、
これだけ全部並べたら、普通に考えると、
安倍さんが考えている「美しい日本」というのはなんなのかな?というと、
列強
列強というのは、アメリカとかロシアとか中国とか、
ああいうふうに軍事力の力をちらつかせながら、
それから武器を世界中に売りながら、
で、世界の中で偉そうに振る舞うという、仕切り役になるという、そういう

司会:「軍事力=美しさ」ってことですか?

古賀:「そういうふうに考えているんじゃないかな」と私には見えるということです。

司会:駆け足でしたけれども、奈々ちゃん分かりました?

奈々ちゃん:
ええ、すごく分かりやすかったです。
でもなんか、これからの日本がどうなるか?っていうのがすごい不安になってきちゃったんですけど。

古賀:
僕はね、やっぱり今の日本で先ほど言ったように、
「戦争はしないし悪いことはしないよ」というそういう平和ブランドっていうのを70年かけて作ったんですよ。
だから「それを捨てないで欲しいな」っていう。


上杉:私もこれからのこのコーナー、自分のコーナーがどうなるのかすごく不安でしょうがないです。





<小泉さんの脱原発って?> 「夢のある再生エネルギーの成長戦略、それが結局は経済成長の大きな戦略になる」12/31報道するラジオ・古賀茂明氏(文字起こし)

ここまでは↓
<東電を破たんさせないのは?>
「国が前面に出て銀行に全部借金を返してあげます」12/31報道するラジオ・古賀茂明氏(文字起こし)



14:10~文字起こし部分Youtube→http://youtu.be/QBj9v-4Sg3A?t=14m10s

近藤:
古賀さんね、そんな中でね我々も注目もし、気にもするんですけれども、
小泉さんのいろんな脱原発の発言がございますでしょ、
あれは、古賀さんなりにいろんな情報を得ていると思うんですけれども、
この流れって、これからどんなふうになると予想されています?

古賀:
これはね、非常に小泉さんはいい事を言われたと思うんですよね。
やっぱり、特にゴミの問題を挙げてね、
「もう、こんなエネルギーに頼るっていうのはおかしいじゃないか」って。
「そんな事よりももっともっと再背可能エネルギー、自然エネルギーに、
 日本はそっちへ行けばいいじゃないか。夢のある事業になるよ」と、
「みんな国民の心に合わせた、今日本の進む道はそっちに変えようよ」というね、
非常に大きなテーマとして原発を扱って、言っていただいたんですけれども、
ただ、小泉さんは昔の総理の時にね、そう言ってもらえれば良かったんですけど、

水野:そうですね。

古賀:
今は本当に、一民間人ですから、何の権限もないですね。
小泉さんが何か言ったからといって、自民党、安倍さんがパッと変わるという事はないんです。
で、結局、我々は小泉さんが言ってくれたらうれしいけれども、
小泉さんに頼ってもダメなんですよね。
だから小泉さんはひとつのきっかけを与えてくれたかもしれないけれど、
小泉さんも、もしかしたら見ているんじゃないかなと思いまして、
それは、国民の中に本当に脱原発を求める運動というのがちゃんと起きていくのか?と。
ひところね、随分と官邸前のデモとかいろいろ盛り上がったんですけど、
それが大分水かけられて、ちょっと停滞気味になっているところもあるんで、
これがやっぱり国民全体が盛り上がって、動かそうというふうにならないと。
要するに政府を変えていかないとならないんですからね。
それは最後は国民世論なので、
ま、そのきっかけはつくれるけれども、あと本当に盛り上がるかというのを見ていると思うんですけれども、
冬の間というのは寒くてですね、
ちょっとこれは冗談みたいな話ですが、結構大きな要素としては、
寒過ぎるとですね、デモって盛り上がりにくいんですよ。
特に小さいお子さんを連れたお母さん達とかがなかなか参加しにくくなるので、
でも春になるとまた盛り上がる可能性がある。

近藤;そうでしょうね。

古賀:
それから、春に消費税の増税もあるじゃないですか。
そこで気が付いてみたら、アベノミクスでね、浮かれていたけど、
良く考えてみたら自分立ち全然給料も上がっていないし、消費税上がってすごい苦しくなったなって、
そういう不満の声も出てきて、しかも、夏に向けて原発の再稼働の話が出てきますよ。
伊方とか玄海とか、ああいうところの。
そうするとまた脱原発の運動というのが盛んになる可能性があるので、
そこで非常に大きな盛り上がりというのが出てくれば、
小泉さんが何か次のステップに送りだしてくれるんじゃないかなっていうですね、

近藤:その次のステップっていうのは、なんか、古賀さんなりに想像できる事ってありますか?

古賀:
ええ、まぁ、小泉さんがもう一回政治に戻るというのは可能性は殆ど無いと思うんですけれども、
小泉さんの声にこうして、自民党の中でたとえば、河野太郎さんとかいろいろいますけれども、
そういう若手中心にですね、立ち上がる人たちが出てきた時に、
それを小泉さんが「支持しますよ」と。
「彼らの運動を指示しますよ」って言うと、やっぱり、まだちょっと先ですけど、
でも15年には統一地方選もあるし、
それからその先に、安倍さんの総裁選。
任期というのは3年できますのでね。
その時の総裁選候補としてですね、脱原発を掲げる候補が出るかもしれない。
出た時には小泉さんが応援してくれるというのが分かればですね、かなり勢いが出てくる可能性があるんです。

近藤:あのー、再稼動反対っていうのは7割ですよ、まだ。

古賀:そうですね。

近藤:で、秘密保護法よりも高いですよ。

古賀:
そうですね。
だっていまゼロじゃないですか、もう。
いまゼロで、でも経済はまァまァいいですよね。
で、これから先のことを考えると、今より悪くならないんです、いまゼロですから。
マイナスにするっていう事はないわけですから、
ゼロで、いろいろ大変なこともあるけど、
でも毎年毎年たとえば、いろんな再生可能エネルギーの技術開発が進んで行くから、コストが下がりますし、
省エネの技術もどんどん進んで行きますし、
それからその再生可能エネルギーへの投資というのがどんどんどんどん強まればですね、
今日本は自然エネルギーも省エネも、実は遅れちゃったんですね、
「原発原発」って言っているうちに。
もう、風力発電とか、世界中ですごい増えていて、倍々で増えていくような感じで、
あと5年でね、風力発電だけで原発を抜くんですよ。

水野:えっ?もう一回言って下さい。

古賀:あと5年で風力発電だけで原発の許容量を超えるって言われているんですね。

水野:世界はー。

古賀:すごい伸びなんですよ。

水野:へぇっ!

古賀:
中国なんかの風力発電は、1年間につくる量はですね、
建設している風力発電所の発電量で換算すると、日本のだいたい150倍ぐらい。
で、累積で今ある全体の発電能力というのも日本の30倍ぐらいあるんですね。
もう、だから中国はどんどん原発つくりますよとか言っているけれど、
そんなんじゃなく、そんなものの遥か上のレベルで風力でもう日本は差をつけられている。
ドイツなんかは脱原発を進めながら風力発電を特に各地でどんどん進めています。
住民が出資をしてですね、住民に配当が入るというような仕組みで、
過疎地がそれでよみがえるという様な事をしているんで、
これは本当に日本もね、そういう道をなんか進んで欲しいな~って思うんですけど。

近藤:
古賀さんね、小泉さんの脱原発は核のゴミをもっぱら言っているわけですけれどもね、
そもそも福島原発というのは地震津波じゃないですか。
そこのところは日本からは絶対に逃げ去ることはないわけで、

古賀:そうですね、一番向いてない国ですね。

近藤:そこの議論をですね、私はいつも忘れちゃダメだよって思うんですけれどもね。

古賀:
そうですね、ですからもうゴミはね、将来世代につけ回しだし、
それから事故が起きたらどうなるか?っていうと、
それは原発電力の恩恵を受けていない世界中の人々に影響を与える。
もう他人に迷惑をかけるという事で、
これは普通に考えると自分のために他人に迷惑をかける、
あるいは自分のために将来世代に迷惑をかけるって、
こんなのは、昔の日本人の感覚で言えばね、これは「道徳的にダメでしょう」ということで、
「じゃあやめましょうよ」というまず結論があって、
「それをどういうふうに止めますか?」という議論に入っていくというのが本来のあり方なんです。

近藤:他人のことを考えないのは、サルの社会がそうらしいですよね。

古賀:
だからそれってね、やっぱり生き方の問題なんですよ。
ぼくは原発の倫理学っていう本を出したんですけれども、
要するに倫理の問題だと単純に考えてですね、
後はみんなで協力してそれをどうやって実現するかっていう事をやればですね、
これは「世界中に誇れる夢のエネルギーで日本を再生しましょう」という、
良い事業になっていくだろうなと思うんですけれどね。

ちょっとね、今のままで行くと「世界中に原発を売り歩く」という、
日本の中では事故処理もできない」というですね、
なんかまるで私は「死の商人になるな」と。
武器輸出も始まるみたいですし。
非常に残念な方向に進んでいると思うんですよね。


水野:
そうですね。
神戸のリスナーの方は
「今年求めていたのに進まなかった事というのは、
 原発メーカーなどからもっと新しい形でのエネルギー開発が出てくるかと思っていたんですけど、
 そこが進んでないように思うんです。
 安全でクリーンなエネルギーが得られると信じていたのに」って。
これは何で進まないんですか?

古賀:
これは結局、日本は潜在的にはいろんな技術は持っているんですね。
個別の技術は。
ところが、たとえばドイツみたいに「もう原発は絶対にやめるよ」というのをはっきり出しちゃえば、
シーメンスというドイツ一の重工メーカーですね、
日本の日立とか三菱とか東芝に当たるような大きな企業は、「原発やーめた」って言ってですね、
それでもう他のエネルギー、特に風力とか
そうすれば風力発電の技術というのがどんどん発達して言って、コストがどんどん下がっている
んですね。
それで、世界中の風力発電機を受注して、今は2年分受注残があるって。
だからもうこれから頼んでも2年先ですよっていう位に
それは夢のある再生エネルギーの成長戦略になるんですね。

水野:国が止めると決めれば、技術力は日本でも十分民間であるっていう事ですね。

古賀:
そうです。
ところが日本の場合は原発がどうもこれはまた復活しそうだということになっているじゃないですか。
そしたらそこに思いっきり投資してもですね、後で原発が全部動きますっていうことになったら、
電力ジャブジャブで当分発電所なんかいりませんよということになっちゃうんですね。
そしたら、思いっきり投資したのが大損になるかもしれないから、そんなことできないと。
あの、ソフトバンクの孫さんがね、ものすごくそういう事を言われていました。
「自分もやっぱり経営者としてね、
 資本家としては電力の世界というのはこれからいろんな事が起きる面白いマーケットだけど、
 『いつ原発に戻るかわかりません』と言われている中では思い切った投資が出来ないだろ」と。
「それがはっきり脱原発だと、絶対に大丈夫だと。
 これから発送電分離もしてもらってですね、
 新しい発電所をつくってもそこで差別をされたりしないということがはっきりわかれば、
 相当思い切った投資が出来るはずだよ」
と言う事をおっしゃっていましたね。

水野:それが結局は経済成長の大きな戦略になるんですね。

古賀:
なるんです。
成長戦略の大きな柱になるはずなんですけど、
そこはどんどんしぼんで行って、
どんどんどんどん水をあけられてですね、世界にですね。
それで何をやるか?って言うと、
「原発を輸出します」とか「武器を輸出します」とか、
「これが成長戦略の柱です」
とか言い始めているんですよね、自民党が。

だからちょっとね、これ。

「日本を取り戻す」って安倍さんが言うじゃないですか。
でも「その取り戻す日本ってなんなのかな?」と。


近藤:なんなのかな?

水野:なんなんでしょうね?なにを取り戻すんですかね?

古賀:
僕からみるとね、要するに明治から戦前までの、とにかく富国強兵、
企業中心、軍隊中心で、「なにかあったら戦争で解決してやるぞ」という、
そういう日本をなんか夢見てね、一生懸命「取り戻す」って言ってるんじゃないか
と思うんですけど、
やっぱり、本当は日本人の生き方って言うのは
「もっと自然を大事にして自然と共に生きます」っていうね、
こういうのが、むしろ今の「おもてなし」というのもそうですけれども、
日本の良さというのが世界中に認められ始めているんですけど、
その良さというのは、なんか昔みたいに
「テレビが安いですね」とか「車が壊れませんね」とか、そういう話じゃなくて、
やっぱり生き方として日本食、和食がああいう素材を生かしながら美しい料理とか、
それから可愛いファッションとか、アニメとかね、
そういうものにみんなが惹かれて日本に集まってきている。
そこでなんか、どくろマークを背中につけて「原発を輸出するぞー」とかね、
それっていうのは世界が日本に求めている役割と全然違うんじゃないかな
というふうに思えてならないんですよ。

なんとか昔のようにね、昔の日本の山村というのは実はもっと全然豊かだったんですよね。
何でかというと、エネルギー産業があったんですよ。
それはなにか?っていうと薪と炭ですよね。

水野:なるほど、自立してるわけですね、エネルギーで。

古賀:自立っていうより輸出しているんですけど、

水野:輸出も、あぁそうですね。

古賀:
だって日本中が薪と炭に頼って生きていた訳ですから、
もう、巨大な産業があったんです。
でも無くなっちゃったんですね、一切。
そうしたら半分ぐらい収入が無くなっちゃったので貧しくなるのは当たり前なんです。
だけど、今またバイオマスとか風力とか太陽光とか、いろんな技術が出てきているじゃないですか。
それを使えば実は立地地域なんかは貧しい貧しいと言われているんだけど、
それでよみがえられる可能性があるんですね。
ですから、なんか、原発を止めて自然エネルギーっていうと、
「電気を暗くしていばらの道を歩こうか」というね、なんかそういう世界だと思っている人たちがいて、


水野:いまだにね、まだね。

古賀:
そうじゃなくて、もうそういう事を乗り越える新しい技術が出来て、
世界中もそれで進んでいるんだから、日本もちょっと遅れちゃたけれど、これから追いついて追い越そうよ。
そういう夢のあるね、成長戦略、エネルギー政策というのをつくってほしい
なと思うんですよね。

水野:
ねー、古賀さんのお話聞いていると夢が持てますよね。
「持っていいんだな」という、

古賀:そう思いますね。

水野:裏付けがあるんですもんね。

古賀:これは日本人に向いている生き方ですから。

水野:ねぇ。日本を取り戻すっていうのはそっちなんじゃないですかね。

古賀:そう思います。

水野:
本当の夢を取り戻せるのにね。
なんか今の行き方で取り戻されると、私たちがなにかを失うかもしれないんですね。

古賀:もうだって、もう一回事故したら、これは大変なことになりますから。

水野:大変なことですよね。

古賀:それはそれは、もう本当に大変なことですよ。

水野:
古賀さん、また来年も。
さっき伺ったように春夏といろんな動きが出てくるでしょうから、いろんな話を聞かせて下さい。

古賀:はい。

水野:今日はどうもありがとうございました。

古賀:はい、どうもありとうございました。

水野:古賀茂明さんに伺いました。




小泉元総理ドイツ・フィンランド視察の旅に同行した原発関連企業の思惑
12/24報道ステーション前半(内容書き出し)


小泉氏が語る新たなエネルギー戦略を徹底追跡12/24報道ステーション後半(内容書き出し)

小泉元首相「脱原発」講演 全容を聞くBS-TBS(小泉演説部分文字起こし)


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<東電を破たんさせないのは?>「国が前面に出て銀行に全部借金を返してあげます」12/31報道するラジオ・古賀茂明氏(文字起こし)

進まない原発問題
報道するラジオスペシャ­ル2013

2013年12月31日

水野:
ここからの特集は進まない原発問題です。
元経済産業省官僚でいらっしゃいます古賀茂明さんにお話を伺います。
古賀さんはこの1年もビシビシと、ね、政権の政策の裏についても教えて下さっていたんですけれども、
今日のテーマはね、「求めていたのに進まないこと」、
あるいは「求めてもいないのに勝手に進んでしまった事」ってあげているんですよ。
古賀さんからご覧になると、これはどんなことにそれぞれなるでしょう?

古賀:
そうですね、まず原発の問題といのは両方の面があると思うんですけど、
やっぱり復興とか事故処理とか進めなくちゃいけないのに進まない。
一方で原発を推進するっていう話は進めて欲しくないのにどんどん進んでいるという、
両方の面がありますよね。

水野:たしかに。

古賀:
それから先ほどちょっと話が出ていた秘密保護法の話も私は進めて欲しくない事なんですけど、
一方で、進めなくちゃいけない情報公開ですとか、そっちの方は進まないという、
なんかそれぞれ両面があるなという感じです。

水野:
たしかに。
古賀さんがおっしゃるようにね、求めてもいいひんのに進んじゃうことがある一方で、
もう本当に原発の事故処理というのは一向に進んでいないどころか、
いまになって汚染水がこんなに溢れているという事をですよ、今ごろ言うか!っていう、
そ、それもありましたよね。

古賀:
そうですね、これはもう何で被災者への補償とかね、
それからいろんな事故の処理が進まないのか?っていうのはみんな不思議に思うと思うんですけど、

水野:なーんでこんなに進まないか?

古賀:
あの、一番の原因はですね、東京電力を最初の事故直後にですね
「破たんさせちゃダメだ」と言うことを決めちゃったのが一番大きいと思うんですよ。

水野:
私はね、3.11直後「東電はもちろん破たんするんだろう」と思っていました。
だってこれほどまでの事を起こしてですよ、破たんしないわけがないと思ったのに、
どうして直後に、実は破たんさせないという事を政府は決めてしまったんで…、
そんな事がなんで続いているんですか?

古賀:
これは二つ理由があると思うんです。
一つはよく言われる癒着の問題ですね。

水野:癒着。

古賀:経済産業省と、あるいは専属族議員ととかですね、

水野:今もですか?

古賀:今もあります。

水野:今もですか!?

古賀:
ええ。
電力会社、それから銀行や保険とか、まァ、お金を出しているところですね。
それから関連のメーカー。
これらすべてとですね、経産省ってものすごく癒着をしていて、
一番端的にわかるのがものすごい数の天下りとかがあるんですね、そういうところにそれぞれ。


水野:あ、電力会社に経産省から天下るんですか?

古賀:
天下っています。
今でも天下っていますし、

水野:今でもですか?

古賀:
あります。
それから銀行とか保険とかですね、
関連のメーカーにも沢山あります。

水野:天下り

古賀:
ええ。
もう銀行なんか本当にいい天下り先なんで、
次官級のですね、本当に一番偉い人たちが行くんですね、顧問として。

水野:あ、一番偉い人は銀行に天下るんだ。

古賀:
そう、銀行とか保険会社ですね。
なんででかと言うとと待遇が非常にいいんですよ。
給料が高いだけじゃなくて、
だいたい顧問という形で行くので仕事が無いんですね。

水野:
あの、顧問って大体どれぐらいの仕事をしますの?
1日何時間とか、週にどのくらいとか、

古賀:
私、先輩に時々ご飯に連れていってもらうんですけど、電話がかかってきてですね。
そうすると
「明日は誰と食べよう、明後日の夜は何処に行ってなにを食べようとか、それが一番大切な仕事なんだよな」
なんて言っている位ですね。
電力会社にいた人なんかは経産省と関係が深いので、
「経産省との間で板挟みになって大変でしょ?」なんていう話をすると、
「いや、そういう大事な話は経産省ともっと仲人達が電力会社には沢山いるので、
 その人たちがやってくれるから僕は本当に申し訳ないけれど仕事が無いんだよね」なんて言っていましたね。

近藤:
あの、古賀さんね、僕が政治なんかに関心を持ち始めた新聞記者でしてね、
そのころ盛んに言われていたことは
「政財官の癒着」このトライアングルの構造を叩きつぶさない限り日本は良くならないんだということを
しょっちゅう言っていましたよね。

水野:それは何十年前ですか?

近藤:ん、もうずーーっと言ってきてた。

古賀:ずっと言っていますけれども、やっぱり結局変わっていませんね。

近藤:もっとひどくなってきているんじゃないですか、そしたら。いま。

古賀:
そうですね、なんというか癒着の構造というのは、権限関係とかがないとつくりにくいんですね。
で、いろんな規制改革が進んで、いろんな権限がみんな小さくなっているんです、役所もですね。
そうすると、もう経産省なんて本当に電力ぐらいしかないんですよ。
そういう権限をふるえる所が。
だから安心して天下りを確保する分野っていうのは電力っていうのは圧倒的に大きいんですね。

近藤:
大きいね。
電力族の甘利さんなんていうのはこういう形で出てくるなんて思いもよらなかったですが、

古賀:
そうですね、あの方も本当は政策面でいろいろ非常に高いレベルの物を持っておられるんですけれど、
どっちかというと、もう電力族の顔になってきちゃって、非常にちょっと残念な感じなんですけれどね。

近藤:うん

古賀:
それからさっき「何で東電を破たんさせないんだ」っていうのは一つは癒着だって言ったんですが、
もうひとつ、実はけっこう見逃されている事があってですね、
それはなにか?って言うと、
経産省の役人が「破たん」ということについてどうしたらいいのか?という知識とか能力が無かったんですよね。
ま、今でも無いんですけど。
ですからもう、「破たん」って言うと「大変だー」っていうね。
実は「破たん」というのは「破たん処理をすると東京電力が消滅する」っていう事ではないんですよね。
日本航空の事を思い出していただければわかると思うんですけれど、
日本航空はやっぱり破たん処理をしたんですよ。
だけど、飛行機はちゃんと飛んでたし、
それからもう、あっという間によみがえってね、
今やもう全日空よりも経営状況が良いなんていうふうになっちゃっていますけれども、
そういう事なのに、なにか「東京電力が破たんされると日本は破滅する」みたいな、
そんなふうに思っていたんですね、当時。

水野:
当時、やっぱり東電が破たんしたら、
なんか、電力が無くて真っ暗になっちゃうみたいなね、そんなイメージが言われてましたね。

古賀:
ええ。
僕はよく覚えているんですけれど、当時、事故直後って節電でもうみんな真っ暗だったじゃないですか。

水野:ああ、東京とかはね。

古賀:
で、経産省のエレベーターホールとかも真っ暗だったんです。
そこでたまたま会った電力担当の担当課長に、
「とにかく早く東電を破たん処理して、思い切ってやらないとダメだよ」って言ったら、
もう暗いんですよ、ほとんど顔が見えない位に暗いんですけど、
その人がなんか驚いたようにね、もっと暗いところに、真っ暗なところに私を引っ張っていってですね、
「古賀さん、そんな事を言っちゃダメですよ」って。
「破たんなんて言ったらね、もう、日本は終わりですよ」なんて本気で言うんですね。

だけど本当は東京電力なんていうのは実は破たん処理に一番適していて、
なぜか?というと、競争相手がいないじゃないですか。
JALなんかは破たんするとなんか不安だなとか言って、全日空に流れるんですね。
でも東京電力の場合はどこかに流れようと思っても流れられないから、
もう絶対に電力収入というのは減らないんです、破たんさせても。
だからゆっくり処理できるので、本当は出来るんですけれどそれをしなかった。

それは、電力会社と銀行にものすごく脅されたんです。
「電力が止まるぞ」とかね、
それから「金融不安が起きるぞ」と、これはJALの時も全く同じでした。
JAL飛行機が止まって、海外に日本航空の切符を持って行っている人が何万人もいるんだけど、
「この人達が全部戻れなくなるんです」って言ってたんですよ。
それで民主党も最初怖くてできなかったけれども、結局やってみたら何の問題も無かったということなんで、
そういう事を、やっぱりちょっと脅されてですね、最初の判断を間違えちゃった。

だから「破たんさせない」
「破たんさせない」というのはなにか?というと、
「破たん」というのは要するにお金を、払うべき物が払えなくなるという状態ですね。
それを避けるっていうことにすると、
ま、入ってくるものは同じじゃないですか、電力料金なんていうのは、だいたい毎年同じですから。
そうすると、出ていく物を減らすしかないので、
だから「損害賠償はなるべく小さくしましょう」
それから汚染水の対策「あ、先延ばししましょう」
山とか林「そんな所やったらお金がかかるからやめましょう」
全部そういうふうに、対策を小さくしたり先送りするということに、全部なっちゃったんですよ。

だから汚染水も、今とんでもない問題になっちゃっていますけれども、
これは、本当は2年半前にあそこに遮水壁をつくろうっていう設計まで始めていたのに、
結局「それすると破たんになっちゃうからやめてくれ」って東電に言われて、
民主党政権は当時止めちゃったんですね。


水野:
しっかりした遮水壁をつくるのにお金が沢山いると。
それをつくったら東電が破たんするからってやめたら、
そうしたらもうずーっと大量の汚染水が溢れかえっている状態に今なっている訳ですね。

古賀:
なっているんですよね。
で、結局「電力が止まる」とか「金融不安」とか、
金融不安なんていうのは2兆3兆銀行の、
ま、破たんさせた場合の最大の違いというのは、破たんするしないの、なにか?というのは、
破たんしてもさせなくてもかかるお金は同じじゃないですか、事故処理に。


水野:そうですね。

古賀:
で、たとえば「20兆30兆かかります」っていう時に、
破たんさせた場合はですね、銀行の債権とかをカット出来るんですよね、ほとんど。

水野:棒引きっていうやつですか?

古賀:
棒引きっていうので、借金棒引きです。
ところが破たんさせないと、今我々の税金とかで電力料金をどんどん投入するという方向にいっていますけど、
これはある意味しょうがない部分もあるんですよ、絶対に足りないから。
で、「被災者のためだったら我々もお金を払ってもしょうがないな」ってみんな思っている訳ですけど、
実は払っているお金がそういうところだけじゃなくて銀行の借金を返す所にどんどん使うことになるんですよ。


水野:
えーっ!ちょっと待って下さいよ。
私たちは被災者の方の所に届くと思うから、「ちょっとしょうないか」と思っているわけで、
銀行を助けるなんて、もうもう、ずっと前に金融不安の時に死ぬほどそれもやりましたやん。

古賀:そうです、だから

水野:まだやらされているんですか?

古賀:いや、それを今やっているんですね、一生懸命。

水野:はーーっ!

古賀:
ですから銀行の債権をたとえば3兆円位ですね、
本当はカットできるのにカットしないということになると、
「その3兆円は国民が払います」という事なんですよ。

水野:まわりまわって、「私たちが助けているのは銀行だ」っていうことになるわけですね。

古賀:
そうです。
東京電力を助けてるっていうよりは、どっちかというと銀行を助けているっていう性格の方が強いんですね。


水野:はぁ~~。

古賀:
だからそれを、それをもしカットするとですね、
法律的には一緒に賠償損害債権とかもカットされちゃうんですよ、
被災者がお金を払ってくれっていうのもカットされちゃうんですね。
だからそれをまた自民党とかは「そんな事していいのか」とかって言ってるんですけど、
それはでも国民はみんな「それは払ってもいいよ」と思っている訳ですよね。

水野:被災者にはね。

古賀:
だから、破たんの手続きの中ではカットされるけれど、それは別に一本法律をつくってですね、
そこはもう「国がちゃんと税金と電力料金で面倒見ますよ」という法律を一本作って予算措置を取ればですね、
そしたらもう多分数日で通る法律ですよ。
誰も反対しないじゃないですか。

だけどそれを何かあたかも「破たん処理すると被災者が困るんです」みたいな変な宣伝をしてですね、
ま、破たんを避けてるという事で、
結局安倍さんがよく言う「国が前面に出ます」というセリフを言って
「なんかかっこいいな」、「ああ、やっと国がやってくれるんだ」みたいなー


水野:そんなふうに聞こえましたね、「国が前面に出ます」は。

古賀:
そうなんですけど、それはなにか?っていうと、
「前面に出て銀行に全部借金を返してあげますから、銀行は安心して下さいね」っていうことなんですよ。

水野:そうか…、銀行を助けるんだ。

古賀:そうなんです。

近藤:しかし東電は、前面に出たってどうにもならないことがいっぱいあるじゃないですか。

古賀:
そうなんですよ、だってもともとね、東電の支配株主はもう国ですよね。支出しちゃって。
だから今までも政府が「こうしろ」といえば東電は言う事を聞くしかなかったので、
要するに今まで東電がちゃんとやっていなかったということは、国がちゃんとやってなったという事ですね。
それなのにあたかも、東電は悪くて国は良いもので、
今までちょっと後ろに控えていたけどついに前に出てきましたという、
それを言われると私からみるとですね、
いや、今まで何やってたんですか?」っていうふうにすごく言いたくなるんですね。


水野:その上ね、東電って、黒字になったんでしょ?
(※なぜ黒字?なぜ東電に1000億円超の経常利益がでるの?

古賀:
ええ、だから黒字にしないとですね、
銀行はこれからまた追加融資もするんですけど、
それは全部もう国が全面的に面倒見ますよという事で全く危なくないということになるんですが、
その証として「ちゃんと黒字になりますよ」というのを見せないといけない訳ですよ。
だから、赤字赤字が続いているところに、もし銀行が融資するということになると、
これ普通は出来ないですよね、無担保融資なんて特に。

水野:そんな事ね、銀行はそんな、潰れるかもしれないところには貸せませんよね。

古賀:
もしね、融資するってなったら、これは普通は、特別背任罪にさえなりかねない。
あとで代表訴訟をやられるかもしれない、
非常に危険な融資なんですけど、
それを国が「絶対大丈夫ですよ、見て下さい。東電は黒字ですよ」というふうに言うことによってですね、
それを続けさせる。
で、銀行からみると、国が「絶対安全ですよ」と言ってくれれば、これはもう、こんなにおいしい融資はないです。
「絶対に潰れない融資」って普通はないですから。


ーーつづく ↓

<小泉さんの脱原発って?>
「夢のある再生エネルギーの成長戦略、それが結局は経済成長の大きな戦略になる」
12/31報道するラジオ・古賀茂明氏(文字起こし)






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フィクション「戦争への道」ー国家安全保障会議(日本版NSC)、特定秘密保護法、集団的自衛権行使容認ー

古賀茂明 ‏@kogashigeakiさんのツイートより

戦争への道



集団的自衛権行使容認後の国家安全保障会議(日本版NSC)の予想。

総理:オバマから、中東のX国に対して米国の自衛のために先制攻撃をするから日本も参戦してくれと言われた。   是非参戦したい。これは集団的自衛権の行使だ。

A大臣:自衛戦争の根拠が不十分では?

総理:そんなことを言ってる場合じゃない。リスクを取るのがリーダーだ。決める政治だ。

A大臣:しっかりした根拠がなければ、国民に説明できません。

総理:大丈夫だ。根拠を聞かれたら「特定秘密だから明かせない」と言えばいい。

A大臣:将来米国から提供された情報がガセだったとわかったら大変です。

総理:だから、秘密はいつまでも延長できるようにしてある。
   30年後に内閣で見直すと言っても、そこでも秘密にすれば60年秘密にできるし、例外もある。
   その頃には、我々みんな死んでるよ。

A大臣:私は反対です。
   万一間違って日本が戦争に巻き込まれて多くの死傷者を出したとなったらどうするんですか。
   (事務方の方を向いて)私の反対意見はちゃんと記録してくれよ。

事務局:この会議の議事録は作成しません。

A大臣:君たち、ちゃんとメモを取ってるじゃないか。

事務局:これは、単なる個人的メモです。議事録ではありません。

A大臣:そんな言い訳が通用するか!

事務局:今までもそれで問題はありませんでした。
   福島の事故直後の官邸の会議でも、議事録なしで済んでいます。

A大臣:総理!議事録を作成するように指示してください。

総理:NSC法では議事録作成は義務付けられてないんだ。
   質問されたけど、作成について検討するで逃げたからね。付帯決議も検討で終わってるんだよ。
   民主党もみんなの党も維新の会もみんな賛成した法律だからね。

A大臣:納得できません。参戦が決定されたら、私は反対したことを記者会見で明らかにします。

総理:ここでどんな議論をしたかを明らかにすると、わが国の安全保障に著しい支障を与えるおそれがあるから、
   議論の内容は特定秘密だ。これを明かせば、懲役10年だぞ。

A大臣:そんな脅しには屈しませんよ。
  (他の閣僚に)こんなことでいいんですか?
   みんなで共同記者会見を開いて、この議論を国民に伝えましょう。

総理:それを言ったらもう終わりですね。
   特定秘密漏洩の教唆または共謀罪ですよ。(ドアの方を見て、事務方を促す)


ドアから私服警察官が登場。


警察官:A大臣、特定秘密保護法第24条の罪(特定秘密漏洩の共謀教唆煽動)で現行犯逮捕します。

A大臣:ふざけるな。そんなことに従う義務はない!

警察官:お話は、署の方でゆっくりうかがいます。


A大臣が警察官に連行される。


総理:皆さん、今のやり取りもA大臣逮捕の件も全て特定秘密ですから口外しないように。
   もし喋ったら、A大臣と同じ運命が待ってますよ。


翌日の朝刊の一面に大きな見出しが躍った。 「A大臣失踪 北朝鮮が関与の見方」


その後 日本は、米国とともにX国と戦争をする世界で唯一の国となった。
この戦争で多数の民間人が犠牲になるが、
後に、米国が提供した情報が、X国亡命者による捏造情報だったことが判明。
それ以降、日本ではテロが頻発。米国と同様にテロに狙われる国になってしまった。

以上はフィクションですが、
国家安全保障会議(日本版NSC)、特定秘密保護法、集団的自衛権行使容認の三点セットは、
日本を無用な戦争に導くおそれがあります。
秘密保護は、閣僚と官僚の身を守る手段に使われやすいのです。
国民の安全を守るには、むしろ情報公開の強化が必要です。








2「経産省が銀行と約束しているんですね、裏で」古賀茂明・泉田裕彦・小出裕章・古賀茂明10/25報道するラジオ(文字起こし)

報道するラジオ 
2013年10月25日


「原発再稼働をめぐる攻防・泉田裕彦・小出裕章・古賀茂明」
京都大学原子炉実験所助教 小出裕章さん
新潟県知事・泉田裕彦さん、
元経済産業省の官僚・古賀茂明さん­。

21:23~http://youtu.be/OUwMpTIIDU0?t=21m23s

水野:
こうした現実を教訓にして、
一つにはそのフィルターつきベントのあり様についても注文を出された訳ですけど、
東電は二度とこんなことを起こさないように、「パイプと建屋は一体化します」と以前言っていたのに、
今度蓋をあけてみたら、新しいフィルターベントというのは建屋と一体化されていないと、
こういう状況だったということも知事は指摘をしてらっしゃるんですが、

今日は元経済産業省官僚の古賀茂明さんともご一緒していただいております。
古賀さ~ん、
「東電って、約束を守らないんだ」って言うふうに知事が最初におっしゃいましたね。
このあたりも具体的に、言っていたことと全然違うものが出てくるっていうのは
どこの事なんですか?

古賀:
そうですね、このフィルターベントはまさにその変圧器が離れて配管が外れたという事があるので、
「そうならないようにもう一体化して下さい」と、原子炉建屋とですね。
という事を泉田知事はずーーっと言われているんですね。
それを違うものをもう内緒で勝手に工事を進めちゃったんですね。
「それでやらせてもらいますよ」と言ったから、泉田さんはものすごく怒ってですね、
怒るのは当たり前なんですけれど、「それじゃだめだ」と。
そしたら今、なんて言っているか?というと、
じゃあ二つ目をつくりますよ」って言ったんですよ。


水野:ベントをね。また別に作りますよと。

古賀:
それで「もうちょっと近付けます」って言ったんですね。
だけど、どこまで近付けるのか?とか、本当に一体化するのかどうかというのは明言をしないで
とりあえず一つ目の設計だけは詳しく書いて出しているんです。
「二つ目も作ります」とは言っているんですけど、
あれ、いまだに出ていないですよね?二つ目の設計図というのは、泉田さん。

泉田:ええ、二つ目のベントの設計図はせかしてはいるんですけれど、12月という事です。

古賀:
で、そういうのを見ているとですね、
東電は二つ目はお金がかかるので作りたくなくて、
規制委員会は多分一つ目だけで認めちゃうんですよ。


水野:規制委員会ってそんなもんなんですか?

古賀:
そんなもんです。
それじゃダメだという基準になっていないので、
一応とにかく一番安上がりに作れるという形で東電は出しちゃってですね、
それで規制委員会が「いい」と言ってしまえば、
「二つ目はつくらなくて済む」というふうに多分考えていると思うんですよ。
だからそういうふうに、さっき「嘘をつく」という話もありましたけれど、
ま、これを嘘というのかどうかというのは難しいんですけど、
でも普通の人からみれば、
「二つ目が立派なんだ」と言って、「なんとかやらせてくれ」って言ったんですから、
だったら一日でも早く二つ目の設計をしてですね、
「どんなにお金がかかってもやります」と。
「それができなければ、動かしません」というふうに言わなければいけないのに、いまだに出してこない。
12月段階に出してですね、審査が全部終わって「それから作ります」という事をやっていたら、
当然彼らが再稼働したいと言っている来年、夏までには間に合わない訳ですね。

水野:
ただね、そんなにまでしてね、東電が再稼働を急ぐわけはなんなのか?聞きたい。
というメールがリスナーから「銀行との関係ですか?」なんて聞いてらっしゃるんですけれども、
どうなんですか?


古賀:
そうです、ハッキリ言ってそうなんですけれども、
泉田さんが「お金か安全か?」って言ったんですけど、まさにお金を優先しているんですね。
東電はなんとかして生き延びたい。
生き延びるためにはですね、とにかくお金をかけないようにしないと。
もし、まともに東電が全部いろんな事をやるとなると、銀行にお金が返せなくなっちゃうんですね。
つまり破たんしてしまうということになるので、
「それだけは避けたい」という一心で、とにかくお金をかけないように。
それから、なんとかして早く原発を動かして、
石油火力とかLNG火力の稼働を少しでも落として燃料費を節約するということのために
「早く原発を動かさせてくれ」ということなんですね。
これを経産省もサポートしていって、経産省が銀行と約束しているんですね、裏で。
だから、銀行の債権は守りますよという事になっているので、
結局「銀行の債権を守るために原発を早く動かせ」とか、
原発だけじゃなくて、「いろんなものにお金をかけないようにしろ」とか、
あるいはもう、「国の税金をどんどん入れろ」とか、
「電力料金をあげろ」とかですね、
もう全部がそこに集約しているという感じですね。


平野:
古賀さん、規制委員会のあり方を泉田さんが突いていますよね。
これは我々が期待していた当初の安全委員会の規制審査になっていないですよね。
これはもう、政権の意向を受けてそういう組織になってしまっているということですか?

古賀:
そうですね、
何日か前の予算委員会で規制委員会の田中委員長が、
安倍さんが「完全にコントロールされている」と言っているような話について、
安倍さんの意向に逆らわないように逆らわないようにって、一生懸命悩みながら答弁していましたよね。
あれがもう、象徴的ですね。

野田さんが、民主党の野田さんの時に選んだんですけれど、
野田さん達も大飯の再稼働を強行した政権ですからね。
ですからその人たちが選んだ。
つまり、再稼働を進めるために選んだ。逆に言えば選ばれたのでですね、
そのミッションというのはひっくり返すわけにはいかないというのが、田中さんの意識じゃないかと思いますね。

水野:
いろんなものが見えてきましたが、
この後コマーシャルを挟んで今度は小出先生にも加わって頂きます。



つづくーー










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「再稼働容認」古賀茂明氏はこう考える6/1モーニングバード(動画・一部書き出し)


6月1日金曜日
「再稼働容認」への古賀茂明氏の言葉の部分のみ書き出し


モーニングバード2012年6月1日放送

20120601 「再稼動を容認」橋下市長の豹変に市民は 投稿者 PMG5


安全性を置き去りにしたまま進められる再稼働。
橋下氏のブレーン古賀茂明氏によると、政府の急速な動きはおととい関西広域連合の会議中に起こったという。

古賀茂明:
表には出ていないんですが、会議の途中でですね、政府側から
「もう決める」と、
「再稼働についてもう決める時が来た」という発言がハッキリとした形であったと、



滋賀県嘉田由紀子知事
それだったらばもうすべてゴーで行ってしまうよりは
「暫定」「限定」という事の意思表示をする方が、府県民の意思を表現できるだろうという判断で、
声明を出すことを、私自身は決めました。

大阪府松井一郎知事
いや、それはもうすごい権力というかね、そういうものはみんなが感じてたんじゃないですか。
みんな、この間にも関係各省からのいろんな圧力というか、
様々な意見がそれぞれに届いていたんじゃないですか。


また、古賀氏は再稼働容認の裏側についてこう語る。

古賀茂明:
関西電力がずーっと、各企業を回っている訳ですね、「この夏大変ですよ」と。
そういう中で「計画停電もありますよ」という事もかなり言って歩いているので、
企業の方は「何とか動かして下さい」という話になって、
ま、首長さんによっては、もともと経済界のサポートで選挙を戦ってきているいるという人もいるので、
そういう人はなかなか、経済界の声を無視するというわけにはいかないという事で追い込まれていったと





飯田哲也さんの見方↓
「急展開・大飯原発再稼働の裏側」5/31たねまき飯田哲也氏(内容書き出し)


原発再稼働容認の”ウラ側”と管前首相の思い6/2報道特集(動画・内容書き出し)



電気料金値上げと”天下り” 電力選べぬ「地域独占のかべ」5/23古賀茂明氏・報道(内容書き出し)



2012年5月23日 報道ステーション
東電利益「9割」が家庭用
”原発なし”料金15.87%アップ


翌朝のモーニングバードでも同じ内容を詳しく説明しています。
こちらを先に書き出してしまいましたので、ニュースの内容はこちらをご覧ください↓
東京電力は利益の91%が家庭用電気料金・東電”天下り”あの高津常務も5/24(動画・内容書き出し)

報道ステーションでは古賀茂明氏が登場された部分から書き出しました。


報道ステーション51426

電気料金値上げと”天下り”
電力選べぬ「地域独占のかべ」


古舘:
このあたりを詳しくお伺いしたいので、電力情勢を裏の裏まで知っている古賀茂明さんにお越しいただきました。
よろしくお願いいたします。

古賀:よろしくお願いいたします

古舘:
古賀さん、早速ですけれども、
要するに家庭に付け回す。
逃げられないお客さんからガッポリ取っていたという印象がありますが、

古賀:
そうですね、ま、これは一言で言えばそういう事になっちゃうと思いますね。
企業は一応相対で自由化されている世界で、家庭の方は逃げ場がない。
完全独占。
しかも仕組みが、コストは全部電力料金、そのうえに利益まで全部保証しますと、
家庭の方はそういう仕組みが出来上がってしまっています
から、
もう、電力会社から見れば、
「無理して他で儲ける必要はなくて、家庭の方でしっかり儲ければいいや」っていうふうにどうしてもなりますね。

それから企業同士、やっぱり特に東京電力の場合は管内に大きな企業が多いですから、
で、経団連の立派な会社が並んでいる訳ですね。
そういうところから取引して、あんまりぼろ儲けするというのは、なかなかやりにくいので、
どうしてもそこは、「あんまり利益を大きく見せないようにしよう」という感じになりますね。
ですから、どうしてもしわ寄せが家庭に行きやすいというようになることと、

それからもう一つちょっと気をつけなくちゃいけないのは、
「じゃあ、企業向けっていうのは安いんですか?」ということなんですね。
企業向けは一応、相対取引で自由化されていて競争があるんですけれども、なっているじゃないですか。
でもみなさんご存じのとおり実際には全然競争が無いんですね。
殆どが要するに従電力会社、旧電力以外の発電というのは3%ぐらいというか、その位ですから、ほとんど競争が無い。
で、じゃあそういう中で、家庭で儲けているんだけども、
じゃあ企業向けは本当にぎりぎりの努力をして安く下がっているかというと、
そんなに競争が無いところでそうなる筈がないんですね。
実際は企業向けの方が高いんですよ。
ただ、利益という意味では出さない。
だけどもコストのところではズブズブのまんまと。いうことですね。

古舘:いやぁ~・・・
あの、家庭向けで言いますと、経済産業省が、料金査定をしているという、そういうシステムになっている訳ですよね。

古賀:
そうですね、
当然のことながら、こんな独占でですね、全部保証します。
ま、利益まで保証しますなんていう事になっていて、
それを放ったらかしにしておいたらとんでもない事になりますから、
経済産業省がそこは厳しくチェックすると、消費者の立場に立っていという事なんですけれど、
実際にはこれが行われてない。

これはもう、みんな分かっているんですけれども、
もう何十年も前から経産省と電力会社とは癒着していてですね、
今でも天下りがいるんですよ、驚くべきことに、電力会社にはですね。
そういう中で、その厳しいチェックが行われないという、
仕組みもおかしかったけれど、実際に運用するところのですね、決定する側が、ま、非常におかしいと。
で、これはもうね、変えるしかないんですね。

ようするに、経産省にやらせていたんでは、どうやったって消費者のためのチェックっていうものにならないですよね。
消費者のためのチェックが出来る人は誰か?という事を考えると、
やっぱり第3者性の独立性の強いところにやってもらわなくちゃ、
たとえば公正取引委員会みたいなですね、
やっぱり消費者のためという、そのためにある役所。
あるいは競争を促進しようという、そういう機関ですね。
そういうところにやってもらうという事が大事じゃないかと思いますね。


古舘:(ため息)

古賀:
経産省にやらせるっていうのはね、もう・・・
いくら法律で自由にしましたと言っても、結局企業のところで全く競争が起きていないっていう、
これは経産省がやっている限りそれが続いてきたっていう事ですから、
やっぱり規制権限を経産省から剥がした方がいいですね。
原発の安全の問題と全く同じです。

古舘:
電気料金の家庭用、企業用もそうですけれど、
「上がる上がる」というふうに言われている中で、
今日も取材させていただいた方、
電気が無ければ本当に大変だっていう方のいくつかの例をご覧いただきましたけれども、
やっぱりそういうふうに、電気を使っている立場で「こんなからくりだったのか」と思った時には、
今お話を聞いていて、
「越後谷、おぬしも悪よのぉ」というのがありますけれど、
そんな関係性でやっていていいのか!というのが一つ。
それからもう一つズブズブで言いますと、
これ、古賀さん、
明らかにい客様窓口の常務さん(高津常務)が一部上場企業子会社に天下るそうで、
これ、要するに電気料金に全部帰ってくる話ですよね。


報道ステーション51427

古賀:
そうですね、これ、子会社・関連会社だけじゃなくて、
いろんな取引先にですね、
「高いコストを払って調達してあげます」という関係があるんでですね、
そういうところに天下りを押し付けやすいんですね。
これは役所が企業に天下りを送る時と全く同じです。

で、逆に言うとそういう関係を放置しておけば、必ずそれを守るためにはですね、
ずーっと高い値段で買ってあげなければならないですね。
要するに相手に天下りだけを押しつけて、
厳しく「取引価格はもう下げるぞ」っていうわけにはいきませんから。

ですからこれもそういう構造的なところにメスを入れる必要があると。
で、東京電力っていうのは、今は事実上はもう国有化に入っていますね。
まだお金は入っていませんけれども、経産省は厳しくチェックできる筈なのに
こうした天下りをですね、ま、放ったらかしでやらせるということ事態が、
もう限界を露呈しているなと。


ですから東電の事業計画。
ま、一応再生するという事を言っていますけど、
この入口のところで間違っていたんじゃないかと、私はずーっと言っているんですけれども、
ちゃんと、もうしっかりと破たんをさせてですね、
誰に責任があったのかという事をちゃんと順番にですね、株主の責任を問い、
それから銀行、債権者のですね、債権をちゃんと、
ま、3兆円4兆円ある債権をですね、十分にカットしてですね、
そうすると、その後ですね、最後は足りないから税金、国民のみなさんに電力料金という世界に入っていくという、
要するに順番がありますよ。ね、

ちゃんと銀行に責任をとってもらって、3兆円4兆円をカットすればですね、
その分国民の負担は減る訳ですよ。
ところがいま、それをやらないでいきなり税金を入れますね。
お金もどんどん入れていきます。
それで銀行の融資を全部返しちゃうんですよ。

「何のためにやっているのか?」という、
もう、これは全体の仕組みがおかしくなっているというところを、
もう根本から考え直した方がいいなというふうに思います。

古舘:
消費税にもつながると思うんですけれども、
消費者から、取りやすいところからあまねく取るというやり方を全部否定するわけではありませんが、
よーくその仕組みや無駄な部分を見直さなければいけない。
ちょっと時間もなくなってきたんですが、古賀さんもう一つ。
根幹はやっぱり、「消費者が電力を選べない」というところはおかしいですね?

古賀:
そうですね、
ですから、ともかく競争という状況を作らないといけないんですね。
で、いま「家庭で選べるようにしましょう」という話が出ているじゃないですか、
でもこれ気をつけなくちゃいけないのは、企業向けで自由化した時と同じで、
「法律上は自由です」と。
いま、東京電力管内の企業でですね、
「東電なんかやめた」と、「他から買う」って言った時には、
「どこにもありませんね」って、自由なんですよ、本当は。
でも競争が無いじゃないですか。

で、家庭でも全くそれと同じ事が起きる可能性があるんですね。
それはやっぱり、本気で競争を促進しよう。
競争によって消費者、需要家のためにですね、
利便性をあげよう、価格を下げようという、
ま、そういう事を一生懸命やろうというですね、そういう組織、それをしっかりと作ってですね、
そこが規制をするという仕組みを入れないとですね、
今のまんま電力会社となぁなぁで経産省がやっていくというのは、もう、絶対にやめた方がいいと思います。
東京電力が今度、経済産業省のものになっちゃうんですね、
国有化っていうのは、聞こえはいいんですけれども。
これは本当に考えものだと思いますね。


古舘:
いやあ、なんとしてもですね、消費者だけが割食うっていう話にはさせてはイカンと思いますが、
三浦さん今のお話し、古賀さんのお話しをどうですか?

三浦:
そうですね、一つ思ったのは今回たまたまかもしれませんが、
電力会社にとって都合の悪い情報が出たと。
それで議論の雰囲気や方向性が大分変りますよね。
という事はやっぱり情報というものは権力の源泉だと思うんですね。
やっぱりこういう、たとえばアメリカのようにね、
政権交代があったり、民間と政府と人台が行き来すればシンクタンクがあって、いろんな情報が公開されますけれど、
やっぱり日本はここの部分が弱いんですね。
ですから、こういう情報が継続的に出て、
そしてそれをみんなが利用できるような仕組みを作っていく必要があると強く思いましたね。

古舘:
なるほど、そういうまず情報をプールするんだという事で言えば、
福島の事故、そしてその事故原因の追及。
この情報が公開されていないし、全くあやふやだっていうのは根幹ですよね。

古賀:
あともう1個ね、
その、今度の値上げも、どうも「原発を動かしたい」っていう
その脅しに使われている感じが非常にするんですね。
「原発が動かなきゃさらに値上げだよ」ってもうすでに言い始めていますけれども、

柏崎刈羽ていうのはですね、安全基準をちゃんと作りなおしてもう一回チェックしてですね、
「それで安全ですか?」って言われたら、
多分「動かせない」って言われているんですよね。
それでも何か事業計画かなんかで盛り込んでですね、
「これ動かさなければ大幅値上げだからね」と、こういう事を言っている。

これは東京電力だけじゃなくて関西電力でも大飯原発の話しで、今まさにそれが出てきていますね。
「値上げになりますよ」という話が出てきていますけれども、
やっぱり、そういう事に使う意図っていうのが、ここにきてかなりはっきり出てきたなという、
それも非常に私は許せないなという気がします。

古舘:
わかりました。
今日はありがとうございました。






停電テロ(プランC)そこまでやるか?経産省&関電5/17そもそも古賀氏(動画・書き出し)

経産省と関西電力が一体になって進めているプラン

プランA
被災から一年が過ぎたら喪が明けたという事で、早々に大飯2,4号機の再稼働を決めてしまおう。
「国民は一年経っていればもう忘れているよ」

プランB
わざと時間をかけて「電気が足りない」PRをする。
そのうち、中小企業や自治体から「もう我慢できない、心配だから動かしてくれ」という声が出てくる
そしたら「わかりました。そこまでいわれるんだったら動かしましょう」


プランC
停電テロ
わざと事故を起こすか、何か事故が起きた時「もうしばらく動きません」と、
突然、電力が大幅に足りない状況を作り出しパニックを起こす。
「もう動かすしかないじゃないか」という声が上がってくる。


すでにプランB続行中。
プランCへ移行するまで追いつめられるのか?
追い詰められたら本当にこんな恐ろしいことやっちゃうのか?
「停電テロ」
原子力ムラならやりかねないと私には思えちゃう。

こんなことをさせないためにもプランCの存在を広く知らせていく事「大事じゃないかな」って思った。
噂になっていれば、さすがに「出来なくなる」と思うけど…そんなに甘くないかな(。◔‸◔。)??

という事で昨日のそもそも総研、
動画がありますので、途中から(古賀氏の部分から)書き出しました。


ーーーー


関電の努力足りない‥背景にあるシナリオ?2012年5月17日

20120517 関電の努力足りない‥背景にあるシナリオ? 投稿者 PMG5


10:47~
赤江:これね、関西電力の言い分を聞いていたとしても、じゃあ来年からは足りるという事ですか?

玉川:
来年からは足りるでしょうね、ww少なくてもここまでの話を総合して考えると、
じゃあ、この背景にいったい何があるんだ?というふうな話が気になってくる訳です。
関西電力が東京電力に比べて努力をしなかったのは何故なんだろうな?というふうな話になるんですね。
で、VTR

ーVTR

玉川:
関西電力が東京電力に比べると努力が足りなかった。
これは、その背景にはいったい何があるんですか?

古賀茂明:

そうですね、これは経産省と関西電力が一体になって進めている話なんですけれども、
ま、当初はいわばプランAというようなものがあってですね、
これは3月11日、被災から一年、ここが過ぎたらですね、もう喪が明けたという事で、
もう早々に再稼働を決めてしまおうと、
大飯3,4号機のですね、再稼働をすぐに決めちゃおうと。
で、決めてもですね、「国民は一年経っていればもう忘れているよ」と。
ところが実際にはですね、蓋を開けてみたら、国民はそんなに甘くなかったと。
そんなにバカじゃないですよね。
だから橋下市長がそういった声を代弁してですね、非常に強い反対をしたということで、
これはちょっと、このままじゃいけないなということで、

第二段階としてですね、プランBに移ったと。
このプランBというのはですね、どういう作戦かというと、
無理やり政府側が強行するのではなく、わざと時間をかけてですね、
「足りないんじゃないか、足りないんじゃないか」というですね、
そのPRをしていって、これは需給検証委員会なんかそうなんですが、
「足りない」というPRをしながら
そうするとそのうち、中小企業とか、あるいは自治体の中にですね、
「もう我慢できない、心配だから動かしてくれ」という声が出てくるだろうと、
そしたらま、それを受けて、「わかりました」と、
「そこまでいわれるんだったら動かしましょう」というのがこれがプランB。

ところが、それもですね、やっていくうちに大阪の戦略会議とかでですね、
「いや、もっと数字が出せるじゃないか」というような話がどんどん出てきていますんで、
だんだん「ひょっとすると足りるかもしれないぞ」というような話にまでなってきた。

ま、そこで今計画停電とか電力使用制限令とかですね、
いろんなまた新しい脅しを出していますけれども、
今のところまだそれで動かせるところまで行けるかどうか、ちょっとまだ不安が残っているという状況だと思います。


ーーースタジオ

玉川:
ま、足りない足りないという脅しをして、
「もう不安なので動かして下さい」と国民から声が上がるのを待っているというのが、
古賀さんかい言うとプランBという事なのです。
実はですね、ここで終わらないんじゃないかと、
プランCがあるんじゃないかという話なんですが、

古賀:
ま、最悪なシナリオなんですけれどもね、なにがなんでも動かしたいという事になるとですね、
たとえば、よくいろんなところで、火力発電所で事故とかが起きますよね。
これは可能性がそんなに低いわけじゃないんですよ。
そしたらわざと事故を起こすとか、
ま、わざとじゃなくてもですね、何か事故が起きた時に「もうしばらく動きません」というような事にして、
突然、電力が大幅に足りないというような状況を作り出して、
ま、パニックを起こす。

そうすると「もう動かすしかないじゃないか」という声が上がってくるというですね、

これ、プランとまでいうと言いすぎかもしれないですけれど、
ある意味プランCでですね、
これはもう、停電テロみたいな事まで、まあなんか行くんじゃないかっていう位ですね、

要するにもう去年からね議論して準備をしてれば、
今日(15日)も大阪で会議をやっていろんな数字が出てきましたけれども、
こんなのは去年の秋に議論していえる話なんですね。
それを今まで延ばしているんですよ。

つまりこれはもう、なんか、「なんとかして停電にもっていきたい」と
いうふうに思ってやってきたとしか思えないんですね、我々から見れば。
なんで今までやらなかったんだと、
需給検証委員会を何で4月にやるのかと、
ね、これ(政府の検討)は去年からやっている話じゃないですか、

もう、全てがギリギリぎりぎりに持ってきて、
ただやらないと怒られるから一応やったという形は作ると。
ま、その繰り返しで最後それでもなんか追い込まれてきたらですね、
そこまで今までなんて言うかわざとサボタージュしてきたなら
さらなるサボタージュもあるんじゃないかというふうに、ま、そう疑なと言う感じですよね。


ーースタジオ

玉川:
まあここまでやるぞ官僚は!と。
経産省に実際いらっしゃった方ですからね、古賀さんは。

羽鳥:可能性はあるという事ですね。

玉川:そうですね。

羽鳥:あえて停電にする

玉川:いや、あえてというか止めるんじゃなくて、

松尾:未必の行為みたいな

玉川:
ま、そういうことですね、
火力発電所って、けこう止まりますから、
止まったら一生懸命復旧すればすぐ出来るようなものを、
「いや、2週間ぐらい動きません」というふうなことぐらいは本当に心配だよというふうに

松尾:
本当にそんな事になったらね、
たとえばそのどこかにまとまって停電が起きちゃうっていう事でしょ?

玉川:はい

松尾:
で、それが長時間続くなんていう事になったら、
たとえばその病院なんかで人の生き死ににかかわるような事がいっぱい出てきますよね。

玉川:はい。

松尾:そこまで・・・本当に・・・そこまで行くことはないと・・・思いたいですよね。

玉川:
それは私も思いたいんですが、
で、ここまではいわゆるこういううシナリオがあったんじゃないかという推定ではあるんですが、
そのシナリオの中に政府の需給検証委員会すら組み込まれていたんじゃないか・って僕はちょっと思いましてね、
で、話を伺っています。委員の植田さんです。


ーーVTR

玉川:納得できない部分もあるわけですよね、この検証委員会に対して

植田和弘委員(需給検証委員会):
これはね、納得できない部分は何かというと、この時点で委員会が終わっちゃうと。
つまり今のような事を取り組んでいって、需給ギャップを解消して安定供給をこう実現するんだと、
こういう事まで責任を持って検証していくというのが本来の役割じゃないかなぁ、というふうに思う訳ですけれど、
今日(12日)で終わるわけだから、
下手をすると、その検証の結果が、電力不足という事だけが強調されるとね、
そのギャップを埋めるためにはどうするんだという側の事が十分ではない。
これはエネルギー環境会議にあげられますのでね、
エネルギー環境会議が何を打ち出すかによっては、
このせっかくやった検証がどう使われるかという点で、
非常に、ま、一面では危惧があるという、こういう事ですね。

玉川:
ま、穿った見方をすればですよ、
みなさんを使って「現状では確かに足りませんね」と、
現状では足りないという事だけを有識者は確認をしましたよと。
足りないというところだけが独り歩きをして、
「足りないんだから再稼働」というふうな形にもっていくためのアリバイに使われたんじゃないか?
と言うところはないですか?

植田:
だからそういうふうに使われてしまうと、
そういう危惧を持つ方がいらっしゃるんじゃないかというふうに思う訳ですね。
その可能性もないわけじゃないと思います。
でもそういう事をされると一種の自殺行為だと思います。
そういう行為をされると、「第三者検証を政治的に利用した」という事になってしまうと私は思います。


ーーースタジオ

玉川:ここまでの話を総合するとこういう事になります
関西電力は、つまり、出来る準備が出来たのに準備をしなかった。
それで電気が足りないっていう話にしている。
そして時間切れで再稼働。
もしかこういうシナリオだったら、納得できないな!というような事ですね。

立花:
な、な、な、なんでこんなに電力に甘いんだろうって思っちゃう、政府とかは。
なんかこういう工夫があったりとか、なんか選択が他にあったりとかもできるのに、
そういうのを一切出さないで、あたかもこれが最終的な数字ですみたいにバーンッっと出されたら、
そしたら国民はそれを信じるしかないじゃないですか。
こういうふうに食いこんだりとかは、ここまで注目しないと、ねぇ、数字が上がってこなかった訳だし、
なんかこう・・・私もう、人として信用できなくなっちゃう。

玉川:ま、そうなっちゃうと思うんですよね。
だから、ちゃんとやって下さいと、少なくとも。
で、足りなかったら、もし足りなかったら「関電のせいですからね」というような事を言って、
今日のそもそも総研でした。




ーー追記ーー


情報ありがとうございます(。◡ .◕)♡


関電517



関西電力の知るところになりましたので、
プランCを実行することは難しくなりましたd(◕‿-。) ネ❤。

古賀さんの「プランC阻止作戦」大成功!!(*^ー^*)∠※Pan!!。・:*:・


関西電力の不足なぜ5%に?古賀氏が解説5/16モーニングバード(動画・内容書き出し)

2012年5月16日 モーニングバード より


5%になった理由と、その他のインタビュー内容など
これからの対策ネガワット取引などの説明は昨日放送の報道ステーションとほぼ同じでしたので、
モーニングバードからは古賀茂明さんとの電話インタビューでの内容を中心に書き出します。



ーーーー

関西電力の不足なぜ5%に?古賀氏が解説

20120516 関西の電力不足なぜ5%に? 古賀氏が解説 投稿者 PMG5


赤江:
さて続いてですが、これまで関西電力は14.9パーセントの電力が不足すると言っていました。
ところが昨日足りない電力はこちら、5%だと発表したんです。

羽鳥:
うーん・・急に下げましたね。



ーーー5%になった理由についてVTRーーー

昨夜の報道ステーションとほぼ同じなので略ーーこちらを参照して下さい↓
関電が突然表明・・・ 電力不足「新試算」を検証5/15報道ステーション(内容書き出し)

ーーーー

羽鳥:
松木さん、率直にどうですか?
14.9%が5%になるというのは、この数字の変化のオドロキっていうのはどうですか?

松木安太郎:
これだけ専門家がきちっと計算して、こんなに差が出るのか!っていう数字ですよね、コレ。

赤江:
そうですよね~。ちょっと大きく変わりましたよね。
改めてこちらをご覧いただきますが、

関電5%12

この関西電力が今年の夏に不足しているだろうとしている試算の経緯ですけれども、
今年の4月23日の時点では16.3%関西電力管内では足りませんよという事でしたね。
これは全国的に非常に頭出した数字で驚いたんですけれども、
それが5月に入りまして、おい原発を再稼働しても、やっぱりもうちょっと見積もっても
14.9%と、足りないんですと言うような発表でした。

羽鳥:再稼働してもですよね

赤江:
してもだったんですが、
それから3日後に大飯原発を再稼働すれば何とか足りますよという試算に変わりまして、
で、昨日はですね、
他の会社から融通をお願いすれば、5%ということで、いけるんではないでしょうかと。

羽鳥:「再稼働しなくても」という事ですよね。

田畑正:
という事だと思いますね。

羽鳥:
なんでこんなに変わるんですか?
最初再稼働しても14.9%足りないと言っていたのが、再稼働しなくても5%という・・・
これは相当な変化ですよね

田畑:
ま、関西電力側の立場に立てばですね、14.9%という数字が広まったからこそ、
いろんな核電力会社に融通をお願いできる環境になってきたという事なんでしょうけれど、

羽鳥:なるほどね、それで大変だという事が広まったと、

田畑:ええ

東ちづる:
じゃ、それは計算の上でそういうふうな発表の仕方をしたという事ですか?
関電さんがおっしゃっているのは、自分たちが努力をした、改善したという言い方をされているでしょ?
それで5%になったという言い方をしているんですよね。

田畑:
ま、いろいろと古賀さん達が、大阪府市統合本部がですね、いろいろと
これはどうなっているんだ、あれはどうなっているんだと問い詰めてなかなか答えなかった。
それがようやく答えが出初めて、ま、ここまできたという事ですね。

赤江:
ずーっと問い詰めていらっしゃいました、大阪府市統合本部で特別顧問を務めていらっしゃいます
元経済産業省の幹部の古賀茂明さんと今朝は電話をつなぎます。
古賀さんおはようございます。よろしくお願いいたします。

古賀茂明
おはようございます、よろしくおねがいいたします。

羽鳥:古賀さん、最初から5%という数字は出せなかったんでしょうかね?

古賀:
いや、それは本気になれば出せた筈なんですね。
ですけど、彼らにも色々都合があって、
あんまり早く出してしまうと、さらに、
「もっとその上にこれができるじゃないか」、「あれができるじゃないか」と我々に言われてですね、
どんどん上積みされていくと、
結局「原発動かさなくても十分に足りるね」というところに持って行かれちゃうのでですね、
それを恐れてずっと出さなかったのが、
ま、もう大体ここまでくれば時間がないだろうという事で、
いまでも5%足りないって言っている訳ですよね。
ですから、この5%のところを埋められなければ、結局「原発動かせ」と、そういう話になってくるので、
ま、彼らにしてみれば、「もう時間切れで、今出しても何とかなるだろう」と、
そんな感じになってきたんではないかと私はみています
けれど。

羽鳥:
実際に何度も直接会われて会議をされて、
対応とか印象とかは変わってきていますか?

古賀:
いや、基本はね、変わっていないんですよ。
要するに、もう本当に時間がないので、必死になっていなくちゃいけないんですね。
僕、昨日も言ったんですけれど、
たとえば会長とか社長がですね、もう日本中歩き回ってですね、それで
「少しでも節電して下さい」って「少しでも電力を売って下さい」っていうのを、
関西電力管内はもちろん、その外からだって買ったりできるんですから、
「もう、土下座してでもそれをやるべきじゃないんですか?」という話しをしたんですね。
「そういう努力が全然見えないじゃないですか」という事を言ったんですが、
回答は全然なくてですね、むしろ逆に「国とか自治体の方にもいろいろお願いしたい」と切り替えてくるというような、
そういうやりとりを、ま、未だにしているという事なので、
ま、ちょっとこのまま行くとですね、本当に「ちょっと足りないぞ」というところを押し通されてしまう可能性があるので、
あの、我々ん方からはですね、さらに新しい提案を出した数字を入れてですね、
「十分足りるんじゃないか」という話しも出していますんで、
さらにこれからもっともっと具体化して数字が積み上がっていくというふうに持っていきたいなと思っています。

羽鳥:ここまでの変化を見ると、また数字が変わるんじゃないかなという可能性も考えちゃうんですけれど、

古賀:
そうですね、まだ積み上がってくると思いますし、
実は昨日も東京の方でですね、東京電力のほうから
「100万kW位は関西の方に融通できますよ」
という話が入ってきているんですね。
だからそれを積み上げていけばですね、さらに不足分は、半分ぐらのところにまでなっていくという事になりますので、
もう一息のところにまで来ている

羽鳥:古賀さんの感覚からいくと、結局足りそうなんですか?電気は。

古賀:いや、もともとね、足りるんですよ。

羽鳥:足りるんですか?

古賀:
これはたとえばピークのですね、電力量の計算の仕方とかですね、
とても、あの、全部水増しになっていまして、
要するに各電力会社のピークを単純に足して、「これがピークです」と言っているんですけれども、
実際にはそういう事は起こらないんです。
全部の電力会社、違う日、違う時間にピークが来るじゃないですか。
だから、今まで起きたことがないような架空の数字として、
「全ての電力会社のピークがいっぺんに1時間帯に重なったらそんなになるんです」と言うところを
ベースにいま計算していますので、
そういう、起きたところもない事をベースに「足りない足りない」という話をしているんで、
そこらへんも、昨日もですね我々の方から提示をして、
そういうところの見通しももう一回変えてやり直せるんじゃないかという事もやっています。

宇治原史規:
あのすみません、一つお聞きしてもいいですか?
ネガワット取引というお話が出ていましたけれども、
今の説明では電力会社が節電した電力を買い取るというか、お金を払うという説明だったと思うんですけど、
そのお金は電力会社のどこから出るんだ?というのか、
費用がかかれば、電気料金にのかってくるというのが総括原価方式何ですけれども、そのお金はどこから?

古賀:
実は、「足りない」という話を「足りる」というふうにしていく時にですね、コストがかかるわけですね。
そうするとその次に出てくるのが「コストがかかったから値上げさせて下さい」と、ま、
東電と同じ話が必ずそのうち出てきます。
ただですね、東京電力も今はまだリストラが全然足りないんですけれども、
関西電力も基本的には同じ構造です。
要するにコストを下げようとする必要がない会社なんですね。
「コストがかかったら全部電力料金に上乗せします」という事でやっていますので、
当然彼らの発想からすれば色々と努力をして、努力をする時にお金がかかったら、
それは全部後で消費者に付け回ししますよという前提で今動いている
と思いますから、
今度その話が出てきた時には、ゼロからですね、
「そもそも今の電力料金が良かったのか?」と。
「今までがめちゃめちゃ高すぎたんじゃないか?」というところからチェックをして、
本来であれば我々は、
「高すぎた分を返してくれ」というところから始めなくちゃいけないですからね。
そこにプラスワンさせてくるところを、
「じゃあ差引本当に値上げになるんですか?」というところをやらなくちゃいけないと思いますが、
今の東京電力なんかの議論を見ていると、
今までのは正しくてですね、そこに燃料代がいくらかかったからその分丸々値上げですっていう話をしていますが、
ここも騙されちゃいけなくて、
もう一回そういう話が出てきたらですね、そこのところも大阪としてはしっかりとチェックしていきたいと思っています。

羽鳥:
はい、古賀さんありがとうございました。
今のを聞いているとやっぱり不信感ばっかりますという感じですね

松木:
そうですね、ようやくここにきてより実態に近い数字が出てきたという事ですけれど、
ここまで関西電力は小出し小出しでしたよね。
これも大阪からプレッシャーを受けてようやくここまできたという感じなんですけれど、
今、古賀さんの話にもありましたが、
関西電力として、供給を増やすためにあらゆることをやっているのか、
あと、需要を減らすためにあらゆることをやっているのか
そしてコストを減らすためにあらゆることをやっているのか、
と言われると、まだまだやっぱり努力が足りないなという印象を持たざるを得ないですね。

東:
ちょっといま、私反省したんですけどね、
古賀さんの話を聞いていて分かって、
14.9%から5%になった時に、「あっ、楽になった」って思っちゃったんですよ。
なんか、感覚的に。
「あ、頑張ったじゃん、私達これで少しは楽になるんじゃないの?」っていうふうに・・・
あ・・・やられちゃった・・っていうか、

松木:
だからこの数字が独り歩きをするのを恐れるというのが関西電力の方からありましたが、
ああいう発言がやっぱり、利用者を信用していないという、
逆に彼らが信用されないという事になってくるんじゃないかなとおもいますね。

赤江:
今電力会社につきつけられている問題というのは多いと思うんですが、
続いては東京電力の話題です。


ーーーつづく


<水曜日出演者>
関電5%11

<参考>
「どうしても原発を動かしたい関西電力の裏事情」(そもそも総研5/3全部書きだし)

独自検証「再稼働なければ電気足りない」は本当?飯田哲也氏4/12そもそも総研(内容書き出し)

橋下徹大阪市長の発言の真意を読む 古賀茂明氏(書き出し)

橋下市長:
で原資をねん出して、ピークの電力需要を抑制する仕組みを考えて欲しいと。
今の段階では電力会社が動きそうもないので、その原資をで確保して、
節電した人か、ないしは供給力をさらに増強してくれた人にその原資を渡す

橋下市長の案
ピーク時に節電した世帯や自家発電増の企業などにその分に応じて対価を支払うという、
いわば報奨金のようなもので増税分はその財源になるという。
(4月26日報道ステーションより)


ーーーー


以下、2012年4月27日モーニングバードより

関西連合22

<橋下市長の発言に関して>

古賀茂明:
もしこれをやってもですね、関西電力が何もしてくれないという事になるとかなり厳しい状況になりますので、
念のためそれに備えてですね、
たとえば、市民が協力するだけじゃなくてですね、いろんな企業がですね、節電をするとか、
あるいは自家発電で、もっと発電するとか、
そういうのを放っておくとですね、みんなお金がかかるとか、いろんな負担がかかるとかで進まない部分を、
何かですね、お金で解決できる部分があるかもしれないと、
そうすると、ぎりぎりこれ位足りなくなるかもしれないから、お金で何とかして下さい。
たとえば、自家発電を「今のままだとこれ以上やると損をするからやりたくない」とか、
あるいは節電で「負担が大きいからやりたくない」というところで、
「やってくれたらこれだけのお金が行きますよ」というような仕組みもあるかもしれない。
そうすると、「そのお金は誰が出すんですか?」っていう事になりますね。
で、それを昨日はなんか月1000円とかいう発言をしたと今流れていましたけれども、
まあ、最悪の場合ですね、
今の関西電力の言っている事が全部正しかったというような事の場合にですね、
夏の間、7月・8月とかですね、その間に、ま1000円位負担をしてもらうという事も、
非常に逆に言えばあり得るんですよということを
まず、住民に投げかけているという段階だと思いますね。

真意はあくまでも、思い切った節電をして何とか乗り切りましょう。
それからまだ、もうちょっと時間がありますので、
もっともっと、供給力をですね、他社からの融通とか色々なもので上積みできるんじゃないかと、
それから普通にやって節電できる分の見込みっていうのは関西電力だけ非常に低いんですよ、
他の電力会社に比べるとですね。
だからそこをもっともっとみていくとか、そういう努力をすると、今言っている関電の数字がグーッと縮んでくる。
場合によってはうまくいけばそこが足りるという事になってくるかもしれない。
ただそれをですね、
「そうなるだろう」という事で、今の段階で放っておくとですね、非常に危ないかもしれないので、
そこは今最悪の事態を想定してですね、
そういう覚悟っていうものも、皆さんありますか?」っていう投げかけをしているというそういう段階だと思います。

羽鳥:
これはあれですか?橋下さんの発言は大阪だけという事ですか?
それとも関西電力の範囲全部という事なんですか?
増税っていう事は。

古賀:そうですね、あの、増税っていうのはチョット

羽鳥:投げかけなんでしょうけれども、

古賀:
仮にやるとしたら関西全域でやらないとですね、
要するに「みんながそれぐらいの覚悟を持ってやれますか?」っていう事は関西全域でやらなくっちゃいけないし、
それから、実はこれは政府がやらなくてはいけないんですけれども、
他の地域がですね、ただ「余っている」とかいうとですね、節電しようっていう事になりませんよね。

ですから、他の地域でも、もし同じように頑張ってくれれば、これはもう充分足りちゃうんですね。
ですからそういう呼びかけも他電力の地域にもこれからやって、
我々としてもやっていかなくてはならないと思いますし、政府にもそれをやってもらう。
そうすると、どんどん、どんどん、足りないという部分がですね、小さくなっていく。
ですから、府民、県民がですね、
「思い切った節電をやりますよ」という事を、ま、みなさんで覚悟していただく。
そして我々からいろんな提案をしていきます。「こうやって節電できるんじゃないか」っていうのをですね。
それを受け入れてもらえればですね、このどんどん、どんどん足りない部分が、ちいちゃくなっていきますんで、
その最初の投げかけという、ま、
覚悟っていうものをみなさん持っていただけますか」というそういう趣旨だと思います。

赤江:「節電してくれる企業に補助金として当てたい」という、そういうアイディアはどうでしょうかということですね。

古賀:
そうですね、節電してくれるとか、あるいは自家発電を、損を覚悟でやってくれますとかですね、
そういうところにお金を出すこともあり得ますということです。
それで、増税というのは要するに、仮に府や市が予算でお金を出したとすると、
それは増税しないでやったとしても結局間接的には府民・市民の負担ですよね。
結局元は税金という事ですから。
そういう意味では増税しているのと同じ事ですし、
そういう意味で、何か
「魔法のように誰かに『やって下さい』と言えば電気が出てくるという事ではありませんよ」という事を
投げかけているという、そういう趣旨だと思います。

あの、昨日ちょっと橋下さんと夜中に話したんですけど、
「再稼働をさせたいからそうやって脅かしているっていうように、そういうふうに取られちゃいますよ」って話をしたら、
「いや、全然そんな意味じゃないよ」っていう事は言っていました。

羽鳥:
そうそう、そこなんです。
その「再稼働もしょうがない」とか「増税」とかいう言葉が出てきたんで
「えっ?」って思っている人も多いと思うんですが、
考え方はブレていないという事でいいんですよね?

古賀:
そうですね。
ですからああいう発言をすると、
「えーっ?それじゃ再稼働になっちゃうの?」と言うふうに、何というか、危機感というのが高まりますので、
「それがいやだったら、じゃあ、思いっきり本当に頑張りましょうよ」
ま、そっちでまずは努力をギリギリまでしてみると、いうことだとおもいます。

羽鳥:
なるほどね、わかりました。古賀さんありがとうございました。
投げかけてみたという、その言葉が、ま、ちょっと「えっ?」っていう言葉だったので、
みんながちょっと反応したという事ですね。

:やっぱり言葉にインパクトのある方ですから、
それも橋下さんのある意味狙いなのかもしれないですね。

羽鳥:
今の古賀さんの橋下さんの発言の真意についての話しはどうですか?

吉永みち子:
お話しをうかがっている限りは、再稼働ありきではなくて、
やはり、節電意識を高めるっていう事であり、電力っていうものは黙ってくるものじゃないよということで、
やっぱりね、昨年と比べるとね、わたしたちの節電意識って、
去年と比べるとやはりちょっと落ちているような気がするんですよ。
ま、自分自身も含めて。
いつも「イカンなこれでは」というように反省はするんですが、
これでまた東京かなんかだって、「なんだ足りているのか」ってなると、皆さんの節電意識がね全く薄らいでくる。
これに対して、釘をさすという事は重要な事だろうというように思いますよね。
と同時に、やっぱり、増税っていうのはちょっとインパクトがありすぎるし、

羽鳥:そうですね。

関西連合24

吉永:
どういう形の増税なの?って、そういう言葉だけで反応してしまうよりは
やっぱりこういうふうにきちんと聞いていかなければならないなっていうふうに思う

ただ、我々が節電するのと同時にピーク時のね3030に足らないって、
これ、ザーーッッと足りない訳じゃないので、
たとえば午後のこの時間が何時も危ないんだってなれば、そのピーク時の電気料金だけを上げる形にしても、
みんな節電しますよね。
イヤでも高いんだから。
というようなさまざまな方法を具体的に示しながら、実現を求めていかないと、
やっていったら結構出来るかもしれないですよね。

羽鳥:
先程の滋賀県知事の発言にもあったように、
ダメだダメだって言っているだけじゃないんですか?って思いますよね。

吉永:
実際この数字だって、電力会社が出してきた数字を今私たちは素直に信じるか?って言ったら信じませんよ。
足りてるっていわれているから私たちはああそうなんだと思っていますけど、
足りないっていわれたら、「ほんとか?」って思いますよ。
ましてこんな頭出して足りない数字を出されても、その根拠を明確にしていないですし、
やはり今大飯原発なり、再稼働したいところが関西電力エリアにあるから
「足りないぞ」っていうのを大きくしている可能性だって、無きにしもあらず。

羽鳥:そう思ってしまう人は沢山いますよね。どうなんだろう?っていうふうにね。


関西連合23


ーーー

まずは、関西電力の言い分「今夏の電力需給見通し」4/26第19回広域連合委員会(内容書き出し)

そして関西府市県首長から「関西電力に疑問と要請」4/26第19回広域連合委員会(内容書き出し)

「橋下市長脱原発の内幕」古賀茂明氏4/17たねまき(内容書き出し)



橋下氏に関して、このブログのコメント欄は閉じさせていただきます。<(_ _*)>

「橋下市長脱原発の内幕」古賀茂明氏4/17たねまき(内容書き出し)

シリーズ知られざる内幕
今日のテーマ

「橋下市長脱原発の内幕」2012年4月17日






水野:
元経済産業省官僚で今は大阪市特別顧問というお立場です古賀茂明さんとお話しをさせていただきます。
古賀さんにはこのたねまきジャーナルにこれまで何度かご出演いただきました。
最初のころはまだ官僚時代ですよね。
仙谷さんとやり合って大変だったという話やら聞かせていただいて、
そして、お辞めになった直後にもお出になっていただきました。
で、その頃から古賀さんはですね、原発村の実態を暴いて下さっていましたし、
また、電力会社、そしてその電力政策を変えていかなければいけないんだっていう具体案をね、
ずっと古賀さんは官僚時代から持ち続けていらした方です。
で、その古賀さんが今は橋下さんのブレーンというような形でですね、
原発についてどうするかというところを大きな役割を担っていらっしゃるんですが、
まずは、大飯の原発再稼働の8つの条件というのを出してこられた。
その場にも古賀さんはいらっしゃったわけですよね。

古賀:ええ、もちろん。

水野:
その時の内幕をいろいろと聞かせて欲しいんですけど、
どのあたりが一番難しかったとか、どのあたりで「これはやったー!」と思ったとか、
どうでした?


安全と電力不足の不安

古賀:
やっぱり、原発について言うと、今大きく二つ論点があって、
一番大事なのは「安全かどうか?」っていうことですよね。
それでま、仮に安全だとしたらという事で、じゃあそれで動かしますか?動かしませんか?という
その基準として、電力が、ま、足りないんだったら仕方がない、動かしましょうかという、
そういう電力が足りるか?足りないか?という、
それが二つ目の論点になっていますね。
それで、ただどうしてもですね、
おそらく去年の3月の事故の直後っていうのは、
みんなやっぱりあの事故の生々しい状況を見て、
「原発なんか絶対に嫌だ」という気持ちを持っていた人がすごく多かったと思うんですね。
日にちがたつにつれて、その気持ちが薄れてくるのと、
一方で、電力が足りなくて色々と困る事が、ま、経験したんですね
特にその東京電力の管内の方が。

水野:東京の方がね。

古賀:はい
非常に厳しい状況を経験したと。
ま、関西も去年は色々と節電というような事もありましたけれども、
そういう不便さとか、難しさという事も一方でだんだんわかってきたということで、
時間が立つと、どっちかというと安全の話よりも、電力が足りなかったらどうしようという話が、
かなりもう今は盛り上がってきているという感じがする
んですが、
そこのところをですね、どう考えるのか?というのが非常に難しい議論なんですね。
これは国内でも今色々と続いているんです。
ま、橋下さんと議論した時には、ま、橋下さんもそうですし、あるいは松井知事もそうなんですけど、
ようするに大阪府とか大阪市を預かっているという立場でですね、
「市民の生活を守らなくちゃいけない」という、非常に強い責任感をお持ちなんですね、お二人とも。
他方、生活を守るというのには前提としてまず安全がなければいけないから、
「安全」という事もしっかりやらなくちゃいけないし、

水野:それはそうですよ

古賀:
一方で、じゃ、その
「原発を動かさなくて大停電になって、大混乱になって市民の生活が脅かされるかもしれませんよ」
それに対しても責任を持たなくてはいけないというですね、非常に難しい立場にあるんですね、お二人とも。
で、そこを多分ですね、ずーーっと悩まれていたんだと思うんですよ。
ただですね、今まではどちらかというと、電力会社と政府が情報を全て持っていて、
その情報をどんどん一方的に流される。
そうするとそれを受けている我々はですね、政府が
「大変ですよ、原発が無くなったらあなた達の生活は滅茶苦茶ですよ」というそういうことばっかり聞かされていたので、
それはやっぱり、「橋下さん達もそれが本当になったらどうしよう」と心配をしていたんだけど、
ま、我々のですね、エネルギー戦略会議というのを作ったんですけれども府と市と統合でね。

水野:そこで今日も会議なさったんですよね。

古賀:そうです。今日もしました。

水野:ね、古賀さんもそこの会議に今日も出てらしたんですね。

古賀:はい


本当はどうなの?電力不足

水野:
で、そこで今日はね、まさに電力はどうなのか?っていう話が出たと聞いていまして、
リスナーから
「原発が止まった状態での電力が本当に不足するのかどうなのか真実を調査して欲しいんですよね」
っておっしゃっているんですよ。
そこのところは今日の話はどうだったんですか?

古賀:
今日のところはですね、ひとつは飯田哲也さんというその道の権威の人がですね、
ご自分なりのいろんな試算を出されてですね、
それによれば十分足りると。

水野:再稼働しなくても電力は夏のピーク時も大丈夫だと

古賀:
大丈夫だという試算を出されました。
それから、その時にかなりカギになるのがですね、「どの位節電できるのか」ということなんです。
節電と言っても、なんていうんでしょう、命懸けで熱中症になって死ぬか生きるかという節電じゃなくてですね、

水野:それはこまる、はい。

古賀:そういうんじゃなくてもうちょっと、無理なく知恵を出して節電する

水野:無駄をなくすという感じですね

古賀:
ええ、無駄をなくす。
そうすれば節約にもなるし、全体の電力も足りるということなんですけれども、
そういう道があるんじゃないかという事を示されて、
実は東京都のですね環境局長も今日はお見えになっていただいて、
去年東京都はものすごく苦しんだ訳じゃないですか、

水野:ああ

古賀:
だけどその時に自分はそういう知恵を出してですね、
苦しむという事じゃなくて節電出来たという事がこんなにあります
よと、そういう事を数字を持って示されたんですよ。

水野:ええ

古賀:
ですから、それをみて、みんな「ああ、やっぱり成る程」と
ま、われわれもね、そういう事は出来るんじゃないかという事は言っていたんですけれども、
東京で実際にそういう事が起きているという、
例えば東京都というのはかなり大きな電力使用者なんですけれども、
ずーっと省エネ、節電というのは続けていたんですけど、ここからさらに去年は3割カットしているんですね。

水野:3割カットして大丈夫なんですか?はぁ~

古賀:
それでも全然仕事に影響があるという事もなくですね、乗り切っているとか、
あるいは東京では、最大の電力需要家ってどこだと思います?

水野:東京の最大?

古賀:ええ
これね、東京電力から買っている需要家として一番大きいところは東京大学なんですよ。

水野:ええっ!?東京大学がそんなに電気使いますか?

古賀:
ええ、ま、いくつかキャンパスがあるっていう事と、
それからいろんな実験設備があるし、いろんなものを使っていて、一番大きいところ何ですが、
ここもですね、やっぱり3割ぐらい電力を下げているんですね。

水野:はぁ・・・

古賀:
ですから、そういう、なんていうんでしょう
工場を止めちゃうとかですね、そういうことじゃなくて、みんなが本気になっていろいろとやればですね、
10%とかじゃなくて、2割とか3割とかというレベルで下げられるという事が分かって、実例として挙がってきている。
ものすごく大きな設備を、特別なものを付けて節電したというのではなくてですね、
いろんな工夫によってやっている。
なんか、特別大きいのは照明を下げるというのが、それだけでものすごく効き目があると、
たとえば皆さん関西でもやっているところがありますけど、
蛍光灯が2本あるところを1本にしてしまえば、それで半分です。

水野:ええそうですね、何とかやっていけるというのはありますね。

古賀:
ええ、それで半分になっているというのがあります。
そういう事を全部積み重ねていくという、それだけでもかなりになるという事を言われていました。

水野:
じゃあ今日の会議では再稼働無しでやっていけるということが
いろんな事実の積み上げとしてあったと、
平野さんどうですか?


続きを読むにつづく

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「枝野大臣ブレる発言・福井知事中間貯蔵施設発言・不利益を考える」ABCキャスト4/16古賀茂明氏(動画・一部書き出し)



20120416 再稼働へ 枝野大臣ブレる発言 古賀茂明 投稿者 PMG5

再稼働へ
枝野大臣 ナゼ発言がブレる?


大飯原発の再稼働に関して政府が大きな決断を下した。
何よりも枝野経産大臣の発言が随分ブレているのが気になりますよね。

<枝野発言>
・大飯3,4号機の再起動には必要性が存在すると判断をしたしたものであります
・これまで基幹電源として電力供給を担ってきた原子力発電所を
 引き続き重要な電源として活用することが必要と考えております

・5月6日から一瞬ゼロになる。
 後戻りしない形で原発依存からの脱却を進めていかなければならない

2012041711.jpg

1月には再稼働に限りなく慎重であるべきだという主張に近い発言
2月には今の儒教状況では原発を再稼働させる必要があると推進ともとれる発言。
3月
  2日現時点で再稼働に反対だ
 13日原発絵の依存をゼロにしたい。慎重な発言をしたかと思うと、その次の日
 14日原発は重要な電源として活用することが必要だとまた推進の発言。さらにその次の日
 15日一直線に原発を減らしていく。と
これはいったいどっちが本心なのか?って思うんですが・・

03:37~
伊藤史隆:
ものすごい幅でブレているんですけど、古賀さん、

古賀茂明:
でもよく見ると、そんなにブレているわけじゃなくて、
先の話としてはですね、原発をなくしていきたいという、ま、希望を述べているって言う事ですね。
本当にできるかどうかは別なんですけれども、
ただ、今は動かすっていう。
これは、おそらく全くブレていないと思う
んです、そこのところは。

伊藤:はあぁ・・・・

古賀:
で、ただ国民の反対が非常に強い。
そして橋下さんもあれだけ強く批判をしているっていうのが、
ここら辺がちょっと誤算だったんで、「少しスピードを緩めるかな」ということで、
枝野さんは、「政府の中でもいろいろと議論をしているんですよ」っていうのを示していく役回りということで、
これは官僚が書いているシナリオだと思いますけれども、
こうやって少し時間をかけていくといううちにですね、
そのうち夏が近づくとですね、だんだんみんな心配になってくるんですよ。
停電になるんじゃないかな?って。
それをワーッって盛り上げていって、
そうするとそのうち、「やっぱり動かしてくれ」っていう声がですね、増えてくるから
ま、そこで、ゴーで行けばいいや。ゴーサイン出せばいいや
って、そういう事だと思いますね。

伊藤:計算ずくでブレているとなるとチョットな・・・って気もするんですが。



使用済み核燃料について


西川福井県知事:
福井県だけで対応する訳にいかない事もある。
中間貯蔵施設は消費地を含め痛みを分かち合う事もお願いしなければいけない。

05:41~

伊藤:
「中間貯蔵」っていう表現がちょっと分かりにくいと言えば分かりにくいんですけれども、
古賀さん、原子力発電の使用済み核燃料っていうのは実は今をもっても最終的にどうするか、
ゴミをどこに持っていくかっていうのが決まってない。
したがって、どこかに中間で置いておかなければいけないわけですよね。
これに関して西川知事がかなり踏み込んだ発言なんですが、
これはやっぱり重い発言ですよね。

古賀:
そうですね。
今まで使用済み核燃料が原発の中で、プールの中に入っている事を、
あんまり普通の人は知らなかったと思うんです。
ああいう中途半端な形になっているんですけれども、
実はあれもすごく危ないものですね。
ですけど今、これから大飯原発を動かすとですね、
どんどんあそこに溜めていかなければならなくなる
んです、使ったものをですね。
この間私は見てきましたけれど、
関電の人に話を聞いたら「もう5~6年しかもたない」ということで、
じゃ、その後どうするんですか?と。
ま、これは最終的にはですね、
「地下の深ーくに埋めてですね、何万年もずっと放置するというところに持っていけたらいいなぁ~」
という話にはなっているんですけれども、

伊藤:世界的にそうなっているけれども、まだできないんですよね。

古賀:
ちゃんとできないんですね。
で、日本はそもそも、そんなに安定した地盤がないという問題もありますので、
将来的な絵は全然かけていない。
それは中間貯蔵についてもですね、まあ、六ヶ所村とかですね、
そういうところに施設をちゃんと作って、そこに移動しましょうとか、そういうような事も言われていたんですけれども、
これもなかなか、まだですね、ちゃんとした、きっちりとした道筋が出来ていないと、

伊藤:移動するなんていう事になるとね、

古賀:
移動するなんていう事はですね、
今まではみんな知らないで移動していたんですけれども、
「こんな危ないものだったのか」という事になりますと、そう簡単に通過地が許可を出すとは思えないんですね。
そういう事を考えると、この使用済み核燃料というのは本当に、答がないんですよ。
そうすると、西川知事が言われている事はもっともな事でですね、
そういう答えがないまま「動かして下さい」とこう言われているんだけども、
動かして、それを全部県内に抱え込まなくちゃいけないと。

で、「お金やるからいいだろう」と、こういうことになっちゃうんじゃないかということを心配しているんですね。

伊藤:そういう事じゃないんだという事をおっしゃりたいんですよね。

古賀:
本来であれば、例えば大阪の府市民はですね、
自分たちが原発を使っているんだから、
その分の使用済み核燃料は自分たちで引き受ける責任があるという考え方もできるんですね。

伊藤:
はい、実はそれを、橋下大阪市長が菱川知事の発言を聞いてすぐに、
橋下市長お得意のツイッターでつぶやいたんですね。

2012041712.jpg

福井県知事が大変有意義な問題提起をして下さった。正論だと思います。
ここからが住民の皆さんと真剣に考えることだ。
使用済み核燃料の中間貯蔵施設を使っている者として私達が受け入れるか、
それともそのような負担を回避するために新しい電力供給体制を目指すのか。

ま、この、いわゆる原子力発電という事から脱却していくのか。っていう事を考えるべきではないのかと。

確かにこういうツイッターの話を聞くと、確かに私たちの問題だなと思う訳ですよね。

鈴木謙介:
住民のみなさんと考える事というのがポイントで、
社会学の中では環境を考える時に大事な言葉として、
その利益の分配よりも、バッドの分が
2012041713.jpg


伊藤:悪い方

鈴木:
そう、不利益の分配っていうのが大事なんだっていう話をずっとしてきた事があります。
要するに不利益だっていうものはさっき古賀さんがおっしゃったように、
かわりに「お金をいっぱいあげるから」って言ったって、
全部抱えておけるか?って言ったらそんな事はないからですね、
それをどう分配するかっていう事について考えなきゃいけないんだけども、
それを引き受ける責任というのは私たち一人一人にあって、
何故かというと、これ、国が、政府が、官僚がっていう言い方をしていると、
選挙でその人たちを落としてしまえば、話が終わりになっちゃうんですね。
そうすると、例えば今回再稼働という決定をして、
それで私達が「民主党のプロセスはけしからん」と言って、どこか違う党に政権が移っても、
何にも動かないという事になってしまうんです。

伊藤:
いわゆる中間貯蔵しなければいけない使用済み核燃料、
これね、残っていく訳ですからねー。
そこのところをしっかり考えなければいけないという問題提起が福井県の西川知事からあった。
これも非常に大きなことです。


再稼働・不利益を考える

2012041714.jpg

13:05~
伊藤:
さっき鈴木さんが指摘された決め方についてね、橋下市長も噛みついた。それから世論も。
でも、決め方への疑問があるけど、
その後に来るものをしっかりとみんなで考えていない状況で、今話を進めようとしている事ですよね。

鈴木:
逆に、決め方さえしっかりしていれば、じゃあ受け入れていいのか?っていうと、そういう話ではない訳です。
何故そういう事が出来ないかというと、バッドの分配って不利益の分配だから、
みなさん不利益来ますけどいいですか?」って言うと「いい」っていう人がいないので、
そうすると選挙に落ちちゃうので、そこのところを黙っちゃう。
そこで、じゃあ黙っても、こう強引でも良いから進めちゃえ
みたいな話になっちゃっているんですね。

伊藤:
で、私は思うんです。
これ、防潮堤なんかたとえば造りますよね、それから免震重要棟。
こんなものを造ると当然お金がかかるわけで、
その、いわゆる「化石燃料で電力を作ると高くなりますよ」っていわれますが、
原子力発電をこれから整備するのにも、これ、お金がかかってくる
訳ですよね。

古賀:
そうですね、それから、事故が起きた時のコストっていうのは際限がないですから、
で、やっぱりね、あれだけの事故が起きて、もう安全神話って止めようよと、
もう「国民に全部情報を出して、みんなで議論しようよ」っていうふうにみんななるだろうと思っていたんです。
ところが、ここへきて分かってきた事は、いまだに安全について、
事故とか、危ないんじゃないかっていう議論を、国民の前でするっていう事は避けられていますよね、どう見ても。
それから結局、「電力が足りないよ」っていうその話だけで追い立てられていくということですから、
これじゃあ国民は納得できないですね、
その電力が足りないっていう話も、細かい話しは何にも分かりませんから。

伊藤:
そうなんですね。
ですから本当にこの原子力発電をもう一度稼働して我々の暮らしを良くするのか、
それとも違うエネルギーをしっかりと使うのか、
いずれにしてももっと、鈴木さんがおっしゃるように不利益があるよという事も、古賀さん、しっかり教えてもらわないとっていう事ですよね。

古賀:
そうですねこれは今までの日本の政治に共通する課題です。
消費税の話しもそうですし、社会保障の話しもそうです。
悪い話は出来ない。
で、結局合意ができないまま、何となく進んでいって、
今度のように暗礁に乗り上げてしまうという事だと思いますね。

伊藤:
だからこの週末に進んだ段階は本当に私たちの問題としていろんなことを、
不利益も考えていろんな事を考えなければいけない段階にきているという事が言えそうです。





ーーーー「住民投票」の意味が重要・橋下市長

そして、橋下市長はこのようなツイートを流しました。


2012年4月15日 - 10:47

2012041715.jpg

2012年1月9日
「みんなで決めよう『原発』国民投票」の今井一事務局長は9日、
大阪市で記者会見し、同市で住民投票条例制定のための直接請求に必要な
約4万2670人分の署名数を超えたと発表した。

その後橋下市長は
「原発依存というか、脱原発を掲げて、その私が信任されたんだから住民投票は必要ない」
と、住民投票はしないと発言していました。


今井一氏はその事に関して1月26日に岩上氏のインタビューでこう語っています。

「わたしが関西電力の株主権限を行使すると言って市長に選ばれたんだから、まかせろ」と言っているんですね。
一部の反原発派の人達もね、「それでいいじゃないか」と。
「橋下が脱原発はでね、関西電力に物申すと言っているんだから、今、余計な事をすんな」と、
「市民投票やって、負けたらお前責任取れるのか」と、言う人がいるんですよ。
原発賛成が多くなったらどうするんだと、
橋下一人に任せておけば少なくても脱原発で行こうとしているんだから、
余計なことするなと。
でもね、我々は、橋下さんが原発推進であろうが、原発反対であろうが、我々には関係ないんですよ。
こんな大事な事は市長一人にゆだねるわけにはいかない。議会にゆだねるわけにはいかない。
主権者である我々が、自分たちで決める。
という考え方でやっているんですね。

ーーーーー

大飯原発を稼働すると核のゴミが増えて中間貯蔵施設を関西に造る必要性が出てくる。
この不利益があってもなお再稼働するのか」というところで
初めて橋下市長に勝算がみえたからのようにも思いました。


「大阪市関西電力株主提案」の全容 ABC古賀茂明氏3/19(動画・内容書き出し)

この問題に関しては私は橋下市長にエールを送りたい。
気が狂っているとしか思えない野田政権をガツンと、 

(o゚ロ゚)┌┛Σ≡≡== >┼○ パタリ

あれ?でも大阪市民投票はどうなったんだろう(。◔‸◔。)??


大阪市 株主提案へ 古賀氏のこだわり 2012年3月19日 

20120319 大阪市 株主提案へ 古賀氏のこだわり 投稿者 PMG5
ABCテレビ・キャストより。


さて、昨日は日曜日でした。
ちょっと雨模様のね、関西はそういう日曜日でしたけれども、
古賀茂明さんは日曜日でありながらですね、大阪市で、ずっと会議をされていました。
これ何の会議だったかと言いますと、
大阪市が関西電力の筆頭株主なんですね、
そこで、「全ての原子力発電所を停止させようじゃないか」と、そんな話をしていたんですね。
非常に強いメッセージです。
関西の、我々の電力は、これからいったいどうなっていくのか?
たーいへんに気になるところです。
これからたっぷりお話しを伺っていこうと思います。
それではまず、昨日の様子からご覧ください。

大阪市株主提案へ 関西の電力はどうなる?


橋下徹 大阪市長:
原子力発電所がゼロにいたるまでの工程とかそういう事を考えたうえで、
今回、株主提案をやりますから、(関電の)経営陣の皆様に合理的な判断をしていただきたいなと思っていますね。

昨日夜大阪市役所で開かれた第3回エネルギー戦略会議
古賀さんも出席したこの日の議題は、関西電力に対する「株主提案」。

河合弘之参与 脱原発弁護団代表:
通りそうな球(提案)を投げる必要はない。剛速球をずばっと投げればいいんだと。

古賀茂明特別顧問:
脱原発っていうのが出来るとした場合、いくつか条件があるでしょう?と。
で、その最大の条件は、全国民が一丸となってそれをやること、それに向かう事だと。

骨子の大きな柱として打ち出されたのは
「可及的速やかに全ての原発を廃止すること」


橋下市長と古賀氏らの会談 大阪市役所16日


実は、この2日前、CASTのカメラが特別に撮影を許可された会談では、
橋下市長が再稼働への懸念をあらわにしていた。

橋下:
電力会社の最終責任ですよという事がはっきりしてくると、
そりゃ、電力会社としたら(再稼働に)踏み切れないと思いますね。

関西電力の筆頭株主の大阪市は、6月の株主総会で「株主提案権」をつかい、関西電に大改革を迫る。

橋下:取締役の数とかも、これも定款(根本規則)でいけるんですか?

ー:それはだから、「変更しろと」

古賀:取締役の報酬の個別開示は、外資系は賛成する可能性がありますね。

橋下:
それは、ライオン使うにはもう、猛獣使いが必要な訳でね
ライオンを調教するのに、赤ちゃんが幼稚園児か、それにムチ持たせてやっているようなもんでしてね、
これは、原子力発電所も何か安全性の問題ばかり、政府はやっていますけれども、
僕は政府とね電力会社のストレステストをやらないといけないと思いますけどね。

日本政府や今の電力会社では、危険な原発を扱えないと主張する橋下市長。
さらにこの日は一人平均5000万円という、関電の役員報酬に、
「関西のお殿様か」と皮肉った。

そうした議論を経て、昨日のエネルギー戦略会議では、株主提案の骨子が示され、大筋で一致した。

古賀:
これを全部達成するのはたぶん無理、無理な感じがしますよね。
でも、無理な事並べて突き付けてみて、まそういう議論をして、
じゃぁ無理なんだけどそれでもやりますか?

「絶対的な安全性の確保」
「送電部門の別会社化」
等の株主提案。

橋下市長は飲めない案もあえて突き付ける。
「関電とのチキンレース」と例えて覚悟を示す。
市は今後、関電株を保有する神戸市や京都市にも協力を要請し、
他の株主へも支持を訴える。



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[再稼働]大飯原発視察その2”注目点”「疑問・矛盾・見切り・危ない・問題・無防備」 古賀茂明氏3/20CAST(動画・内容書き出し)

視察して古賀さんが注目した点

・急な崖は本当に崩れないのかな?疑問
・防潮堤のかさ上げはまだ工事も始まっていない。矛盾した説明
・使用済み燃料プールは3分の2ぐらい埋まっている(行き場がない核のゴミ)見切り発車
・大飯原発は大飯町の生命線。だけど周辺地域に影響。危ない
・専門家の声を無視する政治判断。問題
・テロ対策は何もされていない。無防備

古賀さんが大飯原発を視察ABC CAST 2012年3月20日

20120320古賀さんが大飯原発を視察「稼動はムリ」 投稿者 bakaTepco13



再稼働協議の中古賀氏が注目した点は?CAST

古賀茂明さんが、今日は大阪府市統合本部エネルギー戦略会議の顧問として、
福井県大飯原発に行かれて視察をしていらっしゃったんですね。
ちょっと予定よりも延びて、随分念入りな視察だったんですが、
先ほど終わって、古賀さんがお話しできる状態になったという事で、古賀さ~ん。
何か、予定よりも長めの視察だったようですね。

大阪視察大飯原発21

古賀:そうですね、ちょっと1時間以上延びたと思いますけど、

キャスター伊藤:
今古賀さんがいらっしゃる場所を、ちょっとね、こちらで確認のために記させていただきます。
福井県大飯町にあります、関西電力大飯原子力発電所。

大阪視察大飯原発22

現在定期点検中で、発電所は動いていません。
で、日本中の原発の中で、ここが再稼働の1号になるんじゃないかという事で、非常に注目されているんですが、
こう見ていただきましても、ちょっと、海に突き出ているような地形になっていまして、
古賀さん、まず、そこに行くまでも随分大変だったんじゃないでしょうか?

古賀:
そうですね、今日は京都から、京都経由で入ってきたんですけど、
京都から、湖西線という電車に乗って、そこからバスに乗って、それからJRに乗りついで、
最後はタクシーっていうですね、非常に時間がかかりました。
3時間以上かかったかもしれませんね。

伊藤:
実際現地に赴かれた、その印象、さらには今回の視察の目的、
このあたりは古賀さん、どんな事なんでしょうか?


●視察の目的

古賀:
今回の目的はですね、大阪府市統合本部の方で、エネルギー戦略会議というのをやっていて、
今後のエネルギーというのを考えようという事でやっているんですけれども、
その中で、原発。
関西電力にとっては原発っていうのが非常に大きな割合を占めていますんで、
これをどうするのか?っていうのが最大の問題になるんですけれども、
ま、今、一番焦点になっています大飯原発をですね、再稼働するのかどうかという、
いま、大詰めの段階に来ています、
それをですね、我々としては一度この目で見てですね、
どういう対策が行われているのか?、安全と言えるのか?っていうことをですね、
ま、見てですね、そのうえで今後の事を考えたいという事で参りました。

●注目した点は?

伊藤:
実際にご覧になられて、ま、図面であったりですね、いろんなプランはご存じだったんでしょうけれども、
実際に行かれてこれはと思われた事はどんな事だったんでしょう?

古賀:
やっぱりですね、非常に複雑な地形の中に建っているんですね。
で、広大な敷地の中にあるんですけれども、
そこに、いろんな所にいろんな設備がある。
その一つ一つをですね、ま、現場の人達はいろんな事を考えて対策を作っているんですけれども、

たとえばですね、ひじょ~に急な崖があります。
「これは崩れません」というふうに一言で説明されたんですけれども、
本当にこんな急なところが崩れないのかな?」とかですね、

あとは、津波の想定をですね、すこし今までよりも高く想定して対策を練るという事になっているんですけれども、
その防潮堤をですね、嵩上げするという事を言っているんですが、
これはまだ工事も始まっていないとかですね。

そんなような、ちょっと、まだまだこれから色々やる事があるなというように見えるんですけれども、
「一応これでも大丈夫です」と言う、ちょっと矛盾した説明がありましてですね、
私は非常に不安を感じましたですね。


伊藤:はあ・・昨日この、

古賀:それから、今ちょっとなんか、画面にね使用済み核燃料プールが映っていたと思うんですけれども、

大阪視察大飯原発23

この使用済み核燃料プールを見せていただいたんですが、
非常に分かりやすくてですね、もう、3分の2ぐらい埋まっているんですね。
それで、これからもし動かしていくとですね、5~6年でいっぱいになると。
で、「その先どうするんですか?」ということについては、
「いや、六ヶ所のほうでなんとか・・」とかって言っているんですが、
六ヶ所の方は実は全くめどが立っていないんですけれども、
そこはもう、見切りでですね、動かしていきたいという事をおっしゃっておられたので、
そこらへんもですね、ちょっといろんな問題をもう積み残しのまま?
いや、本当に再稼働しないんじゃないかな?と思うんですけど、
でも、なんか::色々聞こえてくる話では、
「もう、月内にでも再稼働をゴーサインを出す」というようなですね話を聞いていますんで、
我々としては「このままじゃちょっと、困るなー」という気持ちを強めましたね。

伊藤:
牛窪さんは、きょう古賀さんがそんな思いを抱かれたという事なんですが、なんかお聞きになりたい事は。


●地元の声

牛窪:
そうですね、私も先週、実は福井に行っていまして、
実は父の故郷なので、講演をしてきたんですけれども、
やはり地元の中には、原発の、恩恵を受けているというと失礼ですけれども、
関連企業で働いておられる方もいて、意外に、やはり、あの~
再稼働して欲しいという声も私個人は聞いた事があるんですが、
現場の方々って、ま、関係者の方が多いと思うんですが、
実際、住民の方のお声というのはどのくらいお聞きになりましたか?

古賀:
今日はですね、原発見るだけでこの時間になっちゃったものですから、
住民の方々の声は聞いていないんですけれども、
やはり、経済的にはですね、この大飯町にとっては、もう、大飯原発というのは生命線になっているので、
これを、ずっと動かさないという事になればですね、
大変な経済的な問題が起きるということは確かだと思いますから、
そういう意味で動かしたいという気持ちがある事はよく分かりますけれども、
ただ、これは大飯町だけの問題ではなくてですね、
広く関西地方の周辺の地域に、大きな影響を与える問題ですし、
国民がですね、本当に安心安全という事でですね、
原発を容認できるのか?という事が今問われているんですけれども、
今のままではですね、私は、非常に、ま、危ないというかですね、
少なくても安全だという事はとても言えないと、


しかも政府がですね、・・・これ、政治的に判断するって言っているんですね。
安全かどうかをですね、政治家が判断するっていうのは、
これは、こんな危ない事はないなと、いうふに思っていまして、
やはり、原子力安全委員会の斑目委員長もですね、
「ストレステストの一次評価だけでは安全とは言えない」という事をはっきりとおっしゃって、
ま、相当勇気のある発言だと思いますけれども、
そういう専門家の声を無視してですね、
政治家が政治判断で安全だという事でゴーサインを出すことは、ちょっと問題だなと思っております。



●視察した皆さんの感想は?

伊藤:
今回の視察された方の中には、
日本の原発の専門家、トップクラスの方が一緒にチームを組んでいかれたという事なんですけれど、
そんな皆さんの感想、ま、技術的な面を含めましてですね、どんなご意見が出たんでしょう?

古賀:
技術の専門家の方からはですね、非常に細かい事をいろいろな想定について、
「こういう問題は考えているのか?」という質問が沢山ありました。
で、佐藤さんという方ですけれども、
佐藤さんの感想もですね、ようするに、
机の上でいろんな事を想定して努力しているのは分かるけれども、
実際には想定通りに事故が起きるという事ではないので、
そういう事を含めて、
たとえばテロ対策とかですね、そういう事については、
はっきり言って、ほとんど何にもされていません。

入口もですね、ほんの数人いるだけで、
そういうところに武装したテロリストが来たら、「どうなるんだろう?」というふうに思いましたし、
いろんな、ポンプ車とか電源とかも「高いところに置いてあります」とか言うんですけれども、
はっきり言って無防備の状態で置かれている物がほとんどでして、
ちょっと攻撃されれば全部やられちゃうなというような事もありましたんで、
今日視察した委員は、口をそろえてですね、
「やっぱりこんな中途半端なまま稼働するというのは、非常に問題だ」という事を言っていましたね。

伊藤:
わかりました。古賀さんどうもありがとうございました。


ーーーー
ABC放送 キャスト 午後4時50分~

メインキャスター:伊藤 史隆

コメンテーター:牛窪 恵(うしくぼめぐみ)
女性ばかりのマーケティング会社を経営。
小売流通・女性のトレンド分析や世代論が専門。
「草食系男子」「おひとりさまマーケット」などに関する著書多数。


[再稼働]大飯原発視察その1「視察の現場・電力不足の根拠・二次評価って?」 
古賀茂明氏3/20報道ステーション(動画・内容書き出し)




[再稼働]大飯原発視察その1「視察の現場・電力不足の根拠・二次評価って?」 古賀茂明氏3/20報道ステーション(動画・内容書き出し)

私が今、どうしても最優先に阻止したいもの
それは「原発の再稼働」と「がれきの広域処理」です
再稼働に関しては、野田が政治的判断で再稼働を決めると豪語しており、
首相、官房長官、経済産業相、そして原発事故担当相のたったの4人で
日本の未来を左右することを決めてしまうというのです。
日本は何時から、独裁国家になったのでしょうか?

大飯原発を視察した結果の報告です。
原発を稼働したいがために
原発以外の電気を供給する事に対して何の手も打っていない関西電力の姿がはっきり分かります。

電力会社は電気を供給するのが仕事。
なのに、この一年間何をしていたのでしょうか?

原発の再稼働の事しか考えていないようです。


再稼働目指す原発で見たものは 古賀茂明2012年3月20日

20120320 再稼働目指す原発で見たものは 古賀茂明 投稿者 PMG5


大阪市は関西電力の筆頭株主です。
そして今大阪のスタジオで、画面に映っていらっしゃる古賀茂明さん。
元経産官僚、現在フリーの古賀さんですが、
古賀さんは大阪の府市統合本部の特別顧問、電力改革担当です。
そこで、ぜひ伺いたい事があります。
中継で結ぶ前に、今日の動きとしてですね、関電の大飯原発を府市統合本部の方々が視察しました。
一体何のために行ったのか、そして何を見たのか、からお伝えします。


大阪の委員が視察
再稼働目指す原発で見たものは



再稼働を目指す関西電力の大飯原発に
橋本大阪市長のブレーンの面々が視察に訪れた。

関西電力大飯原発 鈴木聡所長:あの、隠したいわけではありません

大阪府市統合本部 古賀茂明特別顧問:カメラじゃなくていいと言っているんです。

橋本市長のブレーンたちは原発視察で何を見たのか?
着々と再稼働に向けての手続きが進む関西電力の大飯原発

大阪視察大飯原発11

大阪府と大阪市によるエネルギー戦略会議
その委員たちが、今日視察に訪れた。
視察は最初の確認事項から、互いにけん制する言葉のやりとりで始まった。

古賀:それで、我々が撮影できる部分と、しちゃいけない部分というのは、どういうふうに分かれているんですか?

関電:
あの、発電所の中の核物防護に関する部分については撮影できない事になっております。
もう、それだけなんですが、いろんな処に核物防護の施設がありますので、
当方の社員をずっと随行させますので、その場所で「ここを撮ってくれ」というのは、
当方のカメラで撮影させて頂きますので、それでお願いしたいと思います。

古賀:あの、ルールでは、我々はいいけど、記者はいけないというルールになっているんですね?

関電:そうです。あの、自由には撮れないという事です。

古賀:
いやいや、撮るんじゃなくて、入って取材です。
我々とのやりとりを、プレスの方にもみていただきたいんですけど、それはいいんですか?

視察に関しての内容や会話を記録したいと話す古賀特別顧問に対して、
見せられない部分もあると主張する関西電力。


古賀:
要するに、撮らせたくないという事であれば、そう言っていただいていいんですけれど、
せっかくの機会ですよ、これは、関電さんにとってはね。
府民、市民に自分たちがいかにいろんな努力をしているかと、
それから我々がいろいろと質問する事に、いかに前向きに答えて下さっているかっていうのを
PRする機会だというふうに捉えていただいて、
でもやっぱり隠した方がいいという事であれば、
それはそれで、私は仕方がないと思います。



つづきは続きを読む

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「発送電分離」古賀茂明氏が詳しく説明(内容書き出し)


内容を書き出しているとばかり思っていました
まだだったみたいΣ(゚д゚lll)ガーン
ということで、大事なことなので書き出しします

モーニングバードで玉川徹さんと、古賀茂明さんが分かりやすく解説しています。

7月14日の放送です
この時点での日本の総理大臣は菅さんでした。



『そもそも総研』 「発送電分離をはばむ電力村の裏事情」

[高画質で再生]

7月14日『そもそも総研』 「発送電分離をはばむ電力村の裏事情」を古賀茂明氏が解説 [仮想専用サーバー]


電気料金の驚異の”からくり”「総括原価方式」(内容書き出し)

電気料金の仕組みです。こちらも一緒に理解しておくといいと思います。

古賀茂明氏「発送電分離に関して」(番組内容書き出しました)
7月31日のたかじんのそこまでいって委員会でも、古賀茂明氏が発送電分離に関して説明しています。





続きを読むに番組の内容を書き出しました

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古賀茂明氏9月26日とうとう・・・退職



古賀茂明氏の思いを綴ったった手記です
現代ビジネスで公表されています

続きを読むに保存しておきます

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電力独占体制の弊害を唱えた改革派官僚、古賀茂明氏の明日への伝言②(内容書き出し)

サンデーフロントライン 9月25日 古賀茂明氏




08:04
もう一人、今渦中にいるあの人が原発事故の明日を語った




経済産業省古賀茂明:
電力会社のですね、根回しが相当効いてきていて、殆どこの改革が瀕死の状況になってきているなと

月曜日に多分辞めることになるので


3日前、経済産業省から退職するように勧められていた改革派官僚古賀茂明氏が
ついに辞表を提出した
改革の志半ばで退職することになった
古賀氏は経産省と電力会社の癒着を暴露し「電力改革」を打ちあげていた



経済産業省古賀茂明:
電力会社のですね、根回しが相当効いてきていて、殆どこの改革が瀕死の状況になってきているなと
強いですよ。本当に電力は。
特に地方に行けばその力というのは歴然としています


「電力独占体制を打破せよ」   古賀茂明 経済産業省 大臣官房付

9251.jpg


我々は昨日渦中の古賀氏から話を聞くことが出来た

ーー辞表を出されたという事で率直な気持ちを聞かせて下さい

古賀:
そうですね、もともと、辞めると言うのは、だいぶ前から覚悟をしていたので
特別な気持ちというのはあまり無くてですね
むしろ、やっと、一つの区切りが付くなと。


古賀氏を一躍有名にしたのは去年の国会だった



古賀:
天下りによってポストを維持する。それによって大きな無駄が生まれる



以前から公務員改革を訴えていた古賀氏は
仕事を与えられなくなり、大臣官房付という待機ポストを与えられていた


仙石由人官房長官(当時):
こういうやりかたは、はなはだ彼の将来を傷つけると思います



原発事故は、この5カ月後に起きた
古賀氏は計算官僚でありながら、原発行政を強く批判し始めたのだ



古賀:
今回の事故はですね、天災だという事で最初は進んでたんですけれども
私は一番最初から、「これは天災じゃない」と思っていたんですね
東京電力、これはま、電力会社の共通のものなんですけれども
競争が無い。規制をしているはずの経産省に対しても、むしろ優越的な地位に立っているというような事でですね
東京電力の中で「事故を起こしちゃいけない」とかですね
あるいは、事故を起こした後の対応についても、「ウソをついちゃいけない」とかですね
そういう、普通の組織だと当然あるはずの規律が働かない仕組みになっていたと思うんです



実は古賀氏は電力会社の「地域独占」を壊す「発送電分離」がかねてからの持論だ



古賀:
独占企業でですね、料金も国と電力会社で一緒になって決めて
家庭にですね、押し付けているわけですね
で、家庭は電力会社を選ぶ自由がありませんから、殆ど税金と同じですね
そういう意味で「発送電分離」というのは一つのカギを握っているなというふうに考えたので
これは提言することに意味があるなと思ったのです



1997年、OECD経済協力開発機構等は、発送電分離などの規制緩和を指針し、
日本にも改革を迫った
実はこの時古賀氏はOECDに出向していて、議論に加わっていたのだ。


古賀:
経産省の中ではですね、「こんなことを誰がやるのか」と
「何やってんだ」と「誰が新聞にしゃべったんだ」というようなことになって、
「呼びもどしてクビにしろ」とかですね



電力業界は発送電分離は電力の供給に支障をきたすと主張している
電力自由化が進むアメリカでは日本より停電が多かったためだ

古賀氏は5月、電力改革を提言した本を出版
異例の売れ行きを記録し、その主張に賛同者が増え始めた

翌月の6月、古賀氏は事務次官から突然退職を勧められたという



古賀:
「放置しておくのは非常にまずい」という判断はあったんじゃないかなと思っています




明日、月曜日付けで経産省を退職する古賀氏
最後にこんなメッセージを述べた


古賀:
こと原子力については、高いか安いかという議論だけでいいのかどうか
という事はやはり、考えなくてはいけない問題だと思っています
特に、核燃料廃棄物
要するに、ゴミを処理するという事に対して見通しが立っていない
これ、何万年先までですね、これからの若い人たち、
将来の世代の人達にですね、ツケを残す。
そういう事をやってもいいのかと。
いろんなデモが起こっていますけれど、
僕はああいうのが非常に重要なことだと思っていますね
国民が直接声を政治に届けていくという事が大事だと思います







全ての9/25サンデーフロントラインの番組内容はこちら


反原発を貫く原子力研究者、小出裕章氏の明日への伝言①(内容書き出し)

動きの遅い国会批判で名をはせた放射線被曝の専門家、児玉龍彦氏の明日への伝言③(内容書き出し)


小出、古賀、児玉氏の「明日への伝言」を受けてスタジオでのコメント④(内容書き出し)



ラジオたねまきジャーナル出演

たねまきジャーナル7/29 古賀茂明氏電力の問題について語る。(内容書き出し)


古賀茂明氏「発送電分離に関して」(番組内容書き出しました)

たかじんのそこまで言って委員会7月31日放送
過去の放送ですが、内容が面白かったので最後まで文字起こししました

世の中の「力」大究明スペシャル7月31日放送

20110731 原発事故を機に電力行政は変わる... 投稿者 PMG5


司会
やしきたかじん、辛坊治郎
パネラー
三宅久之、武田邦彦、桂ざこば、勝谷誠彦、岸 博幸、宮崎哲弥
村田晃嗣、田万由子


世の中の「力」大究明スペシャル

究明するのは「電気の力」
東日本大震災以来続いている電力の危機の波が
今週ついに関西に拡大
関西電力管内への10%以上の節電要請が7月25日に始まった(7月31日放送)

これに対し大阪府の橋下知事は
「政府の節電要請と関電の要請と関西広域連合の節電要請が
これ、バラッバラに出てきて、ま、とにかく組織として今日本のね情勢機構は組織として体をなしていません」
と、電力会社への不信感をあらわに

今や日本人の生活になくてはならない電気の「力」
ところが福島の原発事故によって国や霞が関と電気関連企業との癒着構造や
それによって外国と比べ割高な電気代を払わされている事等
不透明な電力行政の一端が明らかになってきた

そんな中、15年も前から電力業界の利権を打破する新しい電力システムを提案していた男に注目が集まっている
異端の現役官僚、経済産業省大臣官房付 古賀茂明氏
電力行政を担う経産省の幹部でありながら
いち早く東京電力の処理案を発表し、民主党政権の裏側や、官僚支配の実態を実名で告発し続ける古賀氏だが
彼は規制緩和担当だった1996年
パリのOECD会合の席で電力自由化とその具体策として発送電分離を提案していた


古賀氏の言う発送電分離とは
各地域に一つだけ認められた電力会社が独占的に電気を作って送っている現在の仕組みを止め
送電会社と発電会社に分けたうえで、発電に関しては新規参入を認め
国民が多くの電力会社の中から自由に選べるようにするというもの。

実は海外ではすでに導入され、電力価格の引き下げや自然エネルギー発電の進歩など
多くのメリットが生まれているという

実は日本でも古賀氏の提案直後かなり真剣に議論されたが
その後何故か急速に縮小
そして、発案者の古賀氏は様々な部署をたらいまわしにされた揚句
ついに海江田大臣から「退職届を書くように」と勧告される立場に追いやられてしまったのだ

エリート官僚だった古賀氏がこれほどまでに冷遇される理由とは?一体何なのか
そして、今も主張し続ける発送電分離のメリットとは?
さらに、迷走を続ける電力行政はこれからどうなっていくのか?
この後スタジオで現役経産官僚の古賀氏が
電気の「力」の裏側を赤裸々に語ります。

そこでみなさんに質問です
あなたが電力行政に詳しい古賀茂明さんに聞きたい事はなんですか?

たかじん:
はい、それではご紹介しましょう
経済産業省の現役官僚でいらっしゃいます古賀茂明さんでーす


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古賀氏の自宅前にハクビシンの死骸。

古賀茂明氏の家だけが停電したという昨夜の事件に続いて
下記のニュースが発信されました


公務員改革を訴える古賀氏に嫌がらせ?
【社会】
日刊ゲンダイ2011年07月31日 01:29 更新
 
これは悪質な嫌がらせなのか?
 
天下り問題や東電の発送電分離などについて、著書「日本中枢の崩壊」やメディアで発言している
“改革派官僚”の古賀茂明氏(経産省大臣官房付)の自宅(神奈川県川崎市)が
30日夜7時半ごろ、突然、停電に見舞われた。

当時、大気が不安定で雷が鳴るなどしていたが、古賀家の隣近所で他に停電している家はなく、不可解な状況だった。
 
東電のサービスセンターに復旧を頼んだところ、
営業所から「あちこちで停電しているので時間がかかる」と連絡が入り、
結局、復旧したのは3時間後の午後10時半だった。

この間、東電のホームページでは、神奈川県内の停電を伝える情報は一切なかった。

古賀氏の自宅では先週、玄関前に、頭と口から血を流したハクビシンの死骸が捨てられていた。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

嫌がらせで精神的に追い詰めるつもりなのか、なんなのか分からないけど
やり方が汚いです

手下でも使っているのかしら??

古賀氏の家のみが停電???

東電批判の官僚、古賀茂明氏の自宅が停電
ガジェット通信 2011年07月30日21時55分


東京電力再生のためのプラン「古賀プラン」をいち早く発表し、そのために経産省より事実上のクビ宣告をされながら
先日は海江田経産大臣と一対一の会談も果たした「戦う官僚」、
古賀茂明さんの自宅が突然停電になったとのこと。

本人のツイートによれば、周囲の家は停電しておらず、古賀さん宅のみ停電しているとのこと。

東電に電話したら「停電が多発しているので(復旧が)いつになるかわからない」と言われたそうです。
すでにツイート時点で停電より1時間40分以上が経過。これがもし猛暑日だったら健康にも関わる話では。


●古賀茂明さんのツイートより:
19:30前に外出先から帰宅したら停電。周囲のお宅は全て異常なし。東電に電話したらオペレーターが一時間で担当が来てくれると言ってくれた。後から別の男性が、停電が多発しているのでいつになるかわからないと言って来た。さっき電話したらあと二軒あるとのこと。すでに1時間40分経過。
(7月30日21時13分)

実は、ある筋から「東電と経産省が、古賀さんの自宅の電気を止めようとしている」という情報が流れてきていたので、確認しようとしていたところでした。それにしてもこのタイミングの一致。「停電」というのはまさか伝家の宝刀なのでしょうか。偶然で有って欲しいものですが、果たしてこれはいわゆる「計画停電」?

●続報
続報)本人へ連絡を試みた人からの情報によれば、現在、古賀さんと直接連絡がつかないとのこと(7/30 22:00)

続報)22時1分のご本人のツイートによれば、まだ停電は続いているとのこと。お元気そうです。


古賀さんご本人のツイートより:
ブレーカーは確認済み。既に二時間半経過。20分前に催促したら近くでの作業が終わったみたいだからこれから向かうとのこと。何分かかるかは道の混み具合次第とのこと。郊外の住宅地。道が混むことはないはずだけど。まだ来ません。東電さーん早くお願いします。
(7月30日22時1分)


続報)22時44分、古賀さんと連絡をとっていた東京新聞の長谷川氏のツイートによれば、電気がついたとのこと。一件落着か。でも「漏電の可能性がある」って何だろう。


長谷川氏のツイートより:
古賀さんの電話。東電の人間が古賀宅にきて、いましがた、電気がついたとのこと。だが「漏電の可能性があるので、オタクのリスクで電気を使用してください」と言われたようだ。これはどういうこと????
(7月30日22時44分)

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ツイッター古賀氏


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古賀氏のことがとても心配です

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たねまきジャーナル7/29 古賀茂明氏電力の問題について語る。(内容書き出し)

古賀茂明氏が分かりやすく丁寧に電力会社について話しています。


たねまきジャーナル金曜版   2011年7月29日
水野明子のどないなっとるねん

「東電の処理と発送電分離について」
ゲスト経済産業省大臣官房付古賀茂明さん









<参考>

東日本大震災:原発事故賠償金、仮払い法が成立


東京電力福島第1原発事故の賠償金を国が一時立て替える「原子力損害賠償仮払い法案」が
29日午前の参院本会議で、民主、自民、公明3党などの賛成多数で可決、成立した。共産党は反対した。

同法は、自民、公明、みんな、たちあがれ日本、新党改革が参院に共同提出した議員立法。
衆院で与野党による修正が行われたため、原案を可決した参院に回付されていた。【佐藤丈一】

毎日新聞 2011年7月30日 東京朝刊

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電力会社の料金設定の仕方、利益の計算方法などとても分かりやすく説明しています。

電気料金の驚異の”からくり”「総括原価方式」←これは知っておくべきですね。(内容書き出し)



続きを読むに内容書き出しました

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7月28日古賀茂明氏の1日海江田大臣と会談。(会見内容書き出しました)

海江田大臣と二人きりで会談の後の記者会見です


古賀茂明氏、海江田大臣会談直後の囲み取材(ノーカット,HD高画質版)
2011年7月28日、経済産業省にて


ーー今日今大臣と正味20分近くお話しされたと思うんですが
どんなお話しをされましたか


まず一つ目はマスコミにオープンにして下さいとお話しをしていたんですけれども
改めて申し上げたんですけれども
大臣の方から「何でそんな事を言うの」って言うような感じで
「ま、そんな話はオープンにしないのが普通だろ」というようなことで
わたしは「こういう話といっても普通の人事の話とは性格が違っているんじゃないですか」
ということを申し上げたんですけれども
大臣は「いやいやそんな事はない。人事の話なんだから」
常識ということは言ってなかったですけれども
「会社でもそういう事はオープンにしないのが普通だろ」という事で
そこは平行線で終わりました

それから、大臣は何かその、
終わってみて分かったんですけれども
これは一回で結論を出すとかですね、そういう感じは最初からお持ちではなかったようで
なんかちょっと、「予定が狂って時間が十分に無くなっちゃったのでまた何回か会おうよ」というようなお話をいただきました
ですから、ちょっと、そういう意味では皆さんこれだけ集まっていただいたんですけれども
内容的には中途半端に終わったと
その、マスコミオープンっていう話しの他には私の方からは
「退職の勧奨というのを受けたんですけれどもそれはお断りしていますよ」と
大臣は「それはわかった」と
で、それを受けて「大臣はどうお考えですか」とお訊きしたら
「君は色々外でも発信しているし、本も書いているし」
・・ちょっと、細かいヴァーディングは正確じゃないかもしれないんですけれど・・大体趣旨としてはですね
「だから君はこれから自由な立場でやっていく方があなたのために良いんじゃないか」と言うような趣旨の事を言われました

で、わたしは
「大臣にはぜひ仕事を与えていただきたい」と言うお願いをしているという事を繰り返し申し上げて
最初私はチョット、大臣に対してですね
「大臣、わたしをクビにしようとしているんですか」と言ったら
「クビにするとかそういう事じゃないんだ」と
「ただ、あなたの事を思えばさっき言ったように外で自由に活躍したほうがいいんじゃないのと思っているだけだ」
というふうに言って
「辞める辞めないは私の自由だ」というふうにおっしゃったので
私は「ここで仕事を是非させていただきたい」
「じゃぁどんな仕事がしたいんだ」という話があったんで
「もし、希望を述べさせてもらえるならば」ということで
「電力改革、あるいは経済産業省の予算の無駄をなくせと言われればやります」
「あるいは経産省じゃなくても公務員改革でも、もちろんそれじゃなきゃやらないというつもりはないし、
いい仕事があれば大臣が紹介してくれるならそれは何でもやりたいと思っています」
で、私の方から繰り返し申し上げたのは
「辞めないと言った場合に仕事を与えていただけるんですか」と
あるいは「辞めないんだったら仕事は無いという事なんですか」と
それはどっちかしかないんで「どちらなんでしょうか」という話しは何回か聞かせていただいたんですけれども
それは、「いやいや、そういう事じゃなくてもう少し何回か会って話そうよ」というようなことで
結局最後は時間切れで
「じゃぁまた、何回か会おうね」と言われておわりました
だから、今日は結論は何もでていませんけども
私から大臣に言ったのは「仕事を是非与えて下さい。そのお答えをお待ちしています」という事で終わっていると思います

ーー次に具体的に会う日程などは決まりましたか?

いえ、全く何も言いませんでした
それで、どうなんでしょう
大臣にはいろんなご都合があるでしょうから秘書官を通じて相談してみたいと思います

ーー大臣に対して印象はどうでしょう

大体テレビでみている感じと違わなくて
別に何か嫌な印象を与えるとかそういう事はなく、普通に話していただいたし
ま、何でしょう・・・大臣は私との間で信頼関係作りたいんだよ。みたいな
そういう印象は受けました

国会の議論とかああいうのを見ていたら
ひょっとして私の事を相当悪く思っているんじゃないかとかいう印象を持っていたのですけれど
そういうような感じは今日の会談では受けなくて
むしろ、そんなことないんだ。仲良くやろうよ。みたいな
そういう態度に終始されていたという事です

ーー今日は改めて勧奨されたというイメージですか?

んーだからはっきり分からなかったんですよね
要するに、私が最初に次官にお断りをしているという部分については大臣は分かっていて
でも一方で「君は外で活躍したほうがいい」
その言葉っていうのは普通に考えたら「辞めた方がいいよ」と言う事なんだろうなと思うんですけど
でもなんか、その急にどうこうという事ではなくて何回も話せばいいんだからという・・だから
今日の感触では勧奨を受けたと
特別強く言われたという印象は無いです

・・・・・・・・・・・・・

この記者会見の後、各政党の有志の囲む会に古賀氏は参加されました
内容書き出していたのに・・・消えちゃいました(。♋ฺ‸♋ฺ。)ウルウル




古賀氏を囲む会には
みんなの党 渡辺氏
民主党 原口氏
自民党 塩崎氏、中川秀直氏
社民党 福島氏
が出席しています

110728「日本中枢を再生させる会」古賀茂明氏を囲む会








Video streaming by Ustream


古賀氏の話している内容は上記の記者会見とほとんど同じですが
後半の部分で
何が原因で退職勧奨を受けたのかのくだりの部分
この日の海江田大臣にも
「勤務時間中にテレビに出ている」と言われたらしいです
それに対し、大臣の仕事は朝が早いが
古賀氏は勤務時間前に職場に行ってもやる事がないと
テレビに出ていた時間は勤務時間外であると話されたたそうです

囲む会では
古賀氏が到着する前の雑談が面白いです
あと、最後に渡辺議員が経済産業省の中でのやらせの実態についても話しています

長時間かけて書き出した内容がPCの不調のせいで消えちゃって
もう、書き出す気力がないのでごめんなさい

110726岩上安身インタビューLive「古賀茂明氏」 (途中まで書き出し)

110726岩上安身インタビューLive「古賀茂明氏」


title="http://www.ustream.tv/recorded/16248385">http://www.ustream.tv/recorded/16248385









Video streaming by Ustream

途中までですが書き出しました
とりあえず今日はここまでです
そもうち、書き出しも伸びるかも?ですが・・・


続きを読むに完璧ではないですが途中まで書き出し中です


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古賀氏インタビュー。最終回

1「なりふりかまわぬ経済産業省。古賀茂明氏のインタビュー記事。
2「古賀茂明氏インタビュー。官僚主導の政治について

古賀氏のインタビュー最終回です

長谷川:
「菅総理はこれから自然エネルギーを推進していこうと頑張っているのに、なんで皆で寄ってたかって降ろそうとするの?」
という具合に、騙されてしまう人たちもいて、私は心配しています。
古賀: 
私は、国民はそんなに愚かではないと思いますよ。

最後の内容に・・「あぁ、やっぱりそうなのかな。だけど、そうしたら信じてみようと思う政治家が誰もいなくなってしまう」
と、思ったわたしです。


内閣総理大臣夫人・菅伸子さんからの手紙を読んで

・・・菅直人総理の盟友としてお馴染みの中川右介の弟として有名な中川文人さんの話し一部転記・・・
中川「まあ、とにかく、総理は覚悟を決めていますよ。昨日、菅さんは国会で、刀折れ、矢尽きるまで、と言っていましたが、あれははったりでもなんでもありません。本当にそういう覚悟で臨んでいる。」
–あの発言には悲壮なものを感じましたけど。
中川「そうだね。悲壮な決意だね。とにかくマスコミは、権力欲だとか功名心だとかいろいろ言っているけど、あんなのは全部ウソ。全部デマです。菅さんはそんなものはとっくに捨てています。命も捨てている。」
中川「わが国は、ほんとうに崖っぷちに立たされているんですよ。とにかく、菅さんは人柱になる覚悟です。自分のことなんて何にも考えてない。」


前書きが長くなりました
以下、インタビューの本文転記します

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

現代ビジネス 経済の死角
2011年07月25日(月)
古賀茂明(経産省キャリア)×長谷川幸洋(ジャーナリスト)
「民主党から旗をかかげる人よ、出てこい」
退職勧奨を受けた改革派官僚を直撃VOL.3



長谷川: 
福島第一原発の状況ですが、
小出裕章京都大学原子炉実験所助教は、
「もはやメルトダウン、メルトスルーの段階ではなく、チャイナシンドロームの段階だ」と指摘しています。

地中の中に溶けた核燃料がめり込んでいるとすると、もう冷やすことはできないとのことなんです。
つまり、冷却水を循環させて冷温停止に持ちこむという基本戦略自体が間違っているのかもしれない。

古賀: 
私の技術の専門家ではないので、長谷川さんが今おっしゃった以上のことはハッキリ言えません。
ただ、メルトダウンしているという話が最初に出たときに、
保安院の中村審議官がそれを正直に認めたため、更迭された

その後のいきさつを見ていると、小出先生のような方がもともと指摘していたことは後から考えると合っている。
しかも、今になって原子力安全委員会の先生たちも「実は私もそう思っていた」と言ったりしている(苦笑)。

もちろん、小出先生の説が間違っている可能性もありうる。
今回の事態においては常にそうなのですが、「絶対に当たっている」という証拠は誰にもないのです。
そして、「確証はない」→「だから、危険だとは言えない」という流れで、
どんどん議論がすりかえられていった経緯がありました。

チャイナシンドロームに関しても、おそらく保安院は、
「論理的にはその可能性あるけど、そうではない可能性だってあります。ということは、そうではないと考えていいです」と、
なってくるでしょう。

また、チャイナシンドロームを認めてしまうと、とにかく急いで地下ダムを作らなくてはならないという話になる。
東電も地下ダムの準備をしていることは認めましたが、
一刻も早く作るとなると、1000億単位あるいはそれ以上の巨額の費用がかかります。
4月~6月期の決算時にその費用を計上することになれば、その分損失や負担が発生し、
4月~6月に債務超過になってしまうのではないかということになる。

実は、ほとんど知られていませんが、賠償機構法案には最後の切り札があって、
「タダで東電にお金をあげます」という意の条案が入っているんです。
条案の中の交付国債に関する部分に、
但し書きで「ものすごく大変な時にはただでお金あげます」という条文が入っている。

だから、法案が成立すれば、何が起きても最後は国がただでお金をくれる

しかし、現状、賠償機構法案はまだ成立するか分からないので、
確実に成立するまでは負担を増やしたくないわけです。

長谷川: 
それは、記者に発表した要項には入っていないのですか。

古賀: 
いえ、それが入っているんです。要するに、「資金を交付する」と書いてあるんですよ。
交付という言葉が入っているので、交付国債なのかと皆思ってしまうみたいなんですが、別の話なんです。

長谷川: 
保安院は地下ダムの建設をそんなに急ぐ必要はないというニュアンスを言うのだけど、
細野大臣は早くやらないといけないというニュアンスを言っている。
どうも現状認識と対応方針がグラグラしているような印象がありますね。

でも、この問題はいずれ隠すわけにはいかないと思っています。
私は『朝まで生テレビ』で「未確認情報ですがプルトニウムが(海水から)出ている」という話をしたんです。
一部の方からは「確認もしてないのに、なぜそんなことが言えるのか」という批判も受けたのですが、
これは政権側から出た情報なんです。野党の側から出た話ではないんです。

そこが私は大事だと思っていて、
すなわち官房長官や総理も「海水からプルトニウムが出た」という話を認識している可能性がとても高い。
それくらい、事態は深刻度を高めているということです。

そこまで事態が悪化しているのだとすると、東電を存続したまま収束が可能なのか疑問ですし、
東電は存続意義可能性があるのかも謎です。

古賀: 
あくまでの架空の世界で、「上手く行ったらこうできるかも」という希望的観測をいまだにやっている気がします。
東電がゾンビ企業になってしまうということに対する反論として、
「5年後には配当の再開を考えているし、そのような資料も出回っている」と言う人もいます。
かなり能天気ですよね。

公務員改革のキモとは

長谷川: 
東電の賠償案をどうするかについては、再生可能エネルギーを今後どのように推進していくかと表裏一体です。

自然エネルギーを広げようと思ったら、地域独占をやめ、発電部門と送電部門を分離する必要があります。
そうなると、東電は解体しなくてはならない
となるわけです。

東電の賠償問題はもちろん、
公務員制度改革問題、増税問題の3つが次の政治を考える上での大きな軸になると思うのですが。
そのあたりの見通しはどうですか?

古賀: 
国民から見ると自民党も民主党もいろいろな考えを持っている人がいて、似たように見えるんです。
主流派はどちらもあまり改革をやりたくないという感じなので、
万一大連立した場合、"改革しない大連立"が出来上がってしまうわけです。

でも、国民は、本当に国民のためになる改革をやってくれる人たちの連立を望んでいます。
そのための一つの踏み絵として、増税だけで財政再建していくのか、というのが一つ。

公務員改革については、いくつかやるべきことがあると思いますが、一番キモになるのが、幹部の身分保障です。
私をクビにできるということは、幹部の身分保障はなくせるという証明なので、
働きが悪かったり、政権の政策のテーマが変われば自由にクビにできるということがテーマになりえる。

東電の賠償については、
将来像として発送電分離、発電の分割、家庭までの小売の自由化の3つを掲げられるかが焦点ですね。
東電の再生の問題としては、
100%減資して株を紙切れにできるか、、銀行に債権カットをきとんとやらせられるかがテーマです。
選択肢をはっきり、選びやすいような形に提示する。それがこれからの議論の中で行われる可能性がある。

民主党に旗をかかげる人が出てくれば


長谷川: 
いまだに、新聞やテレビがそのような報じ方をするので、
自民党対民主党の枠組みでものごとを理解しようとしてしまうけど、
でも古賀さんがご指摘のように、自民党の中にもいろいろな考え方がある。
増税はダメ、公務員制度改革はやるべき、東電は存続させたらダメ。こういう人もいるんです。

古賀: 
電力関係の話と公務員の話って波長が合うんです。
東電解体を唱える人は公務員改革にも意欲的という具合に、セットになっていることが多いです。
自民党でいえば、河野さん(河野太郎衆議院議員)が代表的ですね。
塩崎さん(塩崎泰久衆議院議員)中川さん(中川秀直衆議院議員)もだいたい同じです。
中川さんは増税反対という姿勢もはっきりしていますし。

なかなか表に出てきませんが、同様の姿勢の人は、民主党にもいると思いますよ。
東電の処理や公務員改革問題に関しても、
長妻さん(長妻昭元厚生労働大臣)細野大臣だって、両方実行したいと思っているのではないでしょうか。
主要閣僚の中にもそうだと思っている人がいるなと私は感じているんです。

もし、民主党内に旗を揚げる人が出てくれば、その人を応援する形でだんだん集約されていくのではないでしょうか。

長谷川: 
世間一般の認識は、"菅降ろし"が成るか成らないか一色ですね。
しかし、菅降ろしの話は議論が破綻していると思う。
内閣不信任案に賛成した人、もしくは小沢一郎幹事長のように棄権した人が「もう辞めろ」というのなら
首尾一貫していると思う。

でも、「六人組」と呼ばれている、仙石、枝野、岡田、玄葉、輿石、安住らは、皆内閣不信任案に反対しているわけです。
政権の中枢である人たちが、「総理は早くやめろ」と言っているなんて滑稽です。
自分たちが菅政権そのものなんだから、真っ先にご自分がまず辞めたらどうなんですかと私は思いますが。

自民党は生まれ変わったのか

古賀: 
民主党の代表は菅総理で、幹事長とか国対委員長は彼に仕えて動くべき人たちであるというのが大前提なはずです。
でも、その人たちが野党の幹事長や国対委員長と相談して合意した結果を、菅総理に相談したら反対された。
そういう場合に責任問題が生じるのは、幹事長と国対委員長ですよ。

自分たちが勝手に相談して決めて、それが総理の意向に沿ってなかったら、幹事長と国対委員長が腹切るのが当然。
岡田さんとは通産省時代に一緒に仕事したこともあり、好きな政治家の一人なんですが、
今の動きを見るとなんだがおかしいですね。
民主党は組織のルールをまったく無視した動きになっている。

それから、自民党のほうも、民主党の中の争いに上手く乗じて、得しようという魂胆が見え見えです。
6月に自民党の浜田和幸参議院議員が一本釣りされて、総務省復興担当政務官に起用されましたが、
浜田氏としても、「自民党にいても仕方がない」と思っているわけですよね。
民主党が魅力とも思わないけど、自民党が魅力とも思わない。

塩崎氏は、自民党改革委員長として改革案をまとめようとしたら
周囲に罵倒されて、委員長を辞めることになってしまいました。

自民党とは、そういう政党なんです。
何かというと長老の所にお伺いにいくという体質は変わっていません。

自民党は、一昨年の衆議院選で、国民にレッドカードをつきつけられて退場している。
戻ってくるのであれば、「今までの自民党とは違います。生まれ変わりました」と宣言しないといけないのに、
まったく変わっていない。

「党員を引き抜いたから信義則違反」だとゴネて、「審議には応じられない」だなんて、呆れて物も言えません。
国民はそんなに愚かではない

長谷川: 
民主党"六人組"の多くは、小沢氏の造反に期待して、倒閣後は、自分たちがその後を乗っ取れればと期待していた。
ところが小沢氏の造反が失敗したので自身でクーデターを起こそうとしている。
何のために"菅降ろし"をするのか、その大義の旗が民主党執行部にもみえないし、
自民党もその大義の旗を掲げられないまま来てしまったわけです。

一方、菅総理は「脱原発」という旗を掲げましたが、その中身は真っ赤なデタラメ。
東電をのこしたまま、地域独占で発送電分離をしないまま自然エネルギーが伸びるわけがないですからね。
しかし、菅総理がまがりなりにも脱原発の旗を立てたことで、
「菅総理はこれから自然エネルギーを推進していこうと頑張っているのに、なんで皆で寄ってたかって降ろそうとするの?」
という具合に、騙されてしまう人たちもいて、私は心配しています。

古賀: 
私は、国民はそんなに愚かではないと思いますよ。
菅総理は、その時その時にいろいろな政策を掲げるけれど、すぐに放り出すというのを
国民は何度も見せ付けられていますからね。
そんな人が突然、「脱原発」と言ってもね。
総理本人は、「突然ではなく、以前から考えていた」と言っていますが、
だったら就任した時から推進していたのではないでしょうかと言いたいです。

長谷川: 
そうですね。しばらく国会も開かれていますし、本当のところについて議論を深めて行きたいですね。

(了)






『日本中枢の崩壊』 著者:古賀 茂明


長谷川 幸洋
山本七平賞受賞作『日本国の正体 政治家・官僚・メディア---本当の権力者は誰か』
(講談社刊、税込み1,365円) amazonはこちらをご覧ください。
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古賀茂明氏インタビュー。官僚主導の政治について

なりふりかまわぬ経済産業省。古賀茂明氏のインタビュー記事。」の続きの記事です
以下転記します

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

現代ビジネス 経済の死角
2011年07月21日(木)
古賀茂明(経産省キャリア)×長谷川幸洋(ジャーナリスト)
「経産省は電力会社に天下り役員の退職を要請せよ」
退職勧奨を受けた改革派官僚を直撃VOL.2


vol.1 はこちらをご覧ください。

長谷川: 
菅首相は、公債発行特例法案と再生エネルギー特別措置法案、第2次補正予算案の3つを成立させると言ってます。
最近は、菅首相は「原発派」であるかのように振る舞っています。
しかし、現状の再生エネ法案では、自然エネルギーは広がらないと思いますよ。
というのも、現状の法案では、自然エネルギーを買う価格や機関は経産相が、つまり政府が決めることになっている。
この法案がいかに社会主義的かを象徴しています。古賀さんはどのように思っていますか

古賀: 
再生可能エネルギーの普及を後押しするための法案なので、
何らかの形で政府が市場に関与することは、本来の目的からすると自然だと思います。
ただ、長谷川さんがおっしゃたように、
経産相が定める機関、あるいは価格で買い取りますとあるのですが、「全量買い取る」とは書いていないんですよ。
一般的には「全量買取法案」と言われているのですが、
たとえば太陽光の全量買取となると、太陽光発電は、家庭にも普及しているので、
家庭の太陽光の電力もすべて買い取るということになるので、かなり面倒です。

案の定、条文を見たら、「全量買取」と明記されていなかったので、本当に全量が買い取られるのか不安ですね。
それが出来ないとなると、「看板に偽りあり」ですから。

では、なぜ「全量買取」だけがクローズアップされ、この事実が広く報道されていないのでしょうか。
実は、会見で記者に説明するときに、条文全体は長くて分厚くなってしまうので、
概要のみが書かれた紙を配布するんです。
その概要には書いていないのですが、
条文では「電力の安定供給に支障が出る場合には買取をやめられる」という意の条項がついています。
電力会社は、「風力発電光や太陽光のシェアが増えると、天候によって発電量が大きく変化する。
それが送電ネットワークに負荷を与えて、安定供給に支障が出る」と常々主張しています。

つまり、もし風力や太陽光の競争力が増してきたら
「変動が大きくて安定供給が危ない」とばかりに恣意的にカットすることができる条項だと読めるわけです。

長谷川: 
発電方式や買取価格を明らかにすることで、買う側が電力会社を選択できるのが一番良い。
「原発は危険だから、多少コストが高くても太陽光を応援しよう」といったようにね。
そうなれば、太陽光発電で競争が起き、技術革新も盛んになるでしょう。
風力や地熱も太陽光に負けじと頑張るようになるかもしれません。おのずとマーケットが収斂されていくわけです。
その出来上がりの姿を想像すると、経産相が機関と価格をまず決めるというのは、頷けない。
その裏側には、官僚の思惑や既得権益がついてきてしまう。

何がなんでも東電を守りたい

古賀: 
非常に好意的にみれば、これは過渡的な措置だと考えることもできます。
むしろ、過渡的なものとして扱わなければならないと思いますね。
いずれにしても、何らかの形で、原発はものすごく優遇されて、有利な条件で整備されてきた。
実際は立ち上がりの時期から今日まで補助金漬けで出来上がっているんです。
そのような意味では、再生可能エネルギーも何らかの形で政府の後押しが入るのは悪いことではないと思いますが、最終的にはマーケットにゆだねられていかないといけません。その道筋がこの法律には用意されていないんです。本当は、段階的にシフトしていけるような仕組みを入れておくべきでしょう。

長谷川: 
出来上がりの電力供給市場をどうやって整備していくのかがまったく見えないですよね。
電力供給市場を整備する話と東電の処理は表裏一体。
先日、東電の株主総会ありましたが、東電存続の姿勢は変わりません。何が何でも東電を守りたいということですね。

古賀: 
現状の原子力損害賠償支援機構法案(以下、賠償機構法案)は、様々な意味で最悪の選択だと私は思っています。
東電という企業から見ても、先が見えない。
永久に塩漬けの会社になるという前提なので、東電で働いている人にとっても暗く、将来のない案になっている。

もちろん、東電は賠償を払わなくてはいけません。
どう考えても、賠償はもちろん、原子力を安定化させるだけでもものすごく費用がかかりますよね。
廃炉にするコストだってかかります。
すべて合わせて10兆、いや数十兆円かかるかもしれない。そ
れが本当に国民負担ゼロで払うなんて無理だと国民も分かっている。だけど、民主党政権はそれを認めない。

長谷川: 
海江田経産相も認めていないですね。

古賀: 
まずはそれを認めるところから始めないといけません。
私は以前、「不人気政策をきちんとやることが責任政治家だ」と財務省官僚に言われたことがあるのです。
菅首相は消費税増税の時だけは、不人気政策をきちんと言いましたが、
東電問題については国民に不人気なことは一切言いませんよね。
金額が分からないからハッキリしたことは言えませんが、
国民の皆さんに何らかの形で負担してもらわざると得ないと説明することから始めないといけません。

電力会社から天下り経営者を追放せよ

長谷川: 
今までの政府の説明は、国民負担を極小化するために最善の努力を払うということでした。
「東電は、資産売却やリストラもやるし、国がチェックしていく」と海江田大臣も言っていましたが、
そんな言葉を信じる国民はもはやいないでしょう。
虚構の話をするのはもうやめろということですね。

古賀: 
もう一つ、大事なことを経産省は忘れています。
今回の問題は技術の問題だけではありません。人と組織の問題なんです。

事故が起きたことやその後の対応を巡り、政府も信用できないし、東電も信用できないと国民は皆思ってるでしょう。
それなのに、東電を塩漬けにして、政府の有り方も同じままで、
「心を入れ替えて頑張ります。信じてください」と言われたって、信用できませんよね。

今まで原発を推進してきたのは自民党と官僚。
その仕組みで失敗したわけです。
ですから民主党政権は、正直に
「とんでもない間違いを犯してしまった。だからケジメをつけたい」とまず言わなくてはいけない。

「どうせ経産省も電力会社も癒着しているのでしょ」と国民は思っているのですから。

癒着の一つの象徴が天下りです。
だから、電力会社に天下りしている役職員については、経産相が直接各社長に退職させるよう要請しないといけません。
また、保安院の幹部や経産省の幹部で原発に携わっていた人たちは、
現在のポジションから引かせ、若手を抜擢して改革する体制を作るべきでしょう。

保安院の幹部や経産省の幹部といったって、もともと原発の素人だったわけですから人員を変えても問題ありませんよ。
大臣が人事改革を実行すれば、
大臣は官僚や電力会社と一体ではなく、
官僚と政治の間には仕切りや緊張感があり大臣が官僚をコントロールしてると国民も実感できると思うんです。

経産省の「最終防衛ライン」

長谷川: 
保安院は経産省から分離すると言われていますが、私は少し疑っています。
保安院の切り離しは事故直後から指摘されていましたが、ようやく認めたのはIAEAの報告の中でなんですよ。

本来なら、政府の組織改革に関わるような政策方針の変更は、
まず国内で記者会見を開いて、大臣や総理が会見して発表するべきなんです。
つまり、IAEAをさすがにだませないし、もっともらしい改革をやっているフリをしないといけないから、
事後的に「保安院切り離し」を唱えたと考えることができます。
少なくとも経産省は切り離しに対して反対姿勢だということは明らかですよ。
 
内閣改造で、細野豪志氏が原発担当相になりましたが、海江田さんは依然として経産相のまま
原発対応のために、たとえば細野大臣が自分の方針を決めて動かさそうとしても、
海江田は法律の改革や政令については自分がやると言っている。
つまり、経産相が所管する法律や予算は一切、細野氏には触らせないといっているわけですよ。

海江田大臣がもし改革派に立つならば、お手並み拝見ということになるわけですが、
もしも海江田が経産省の役人から羽交い絞めに合っているのだとすれば、物事はいっこうに進まないでしょう。

古賀: 
海江田大臣には頑張っていただきたいのですが、
おそらく経産省が保安院の切り離しについて、キッパリ宣言しないのは、
なるべく高く売りたいという思惑があるのだと思うんです。

さすがにこれだけの問題があって、引き続き今までの体制でやるというのは国民から考えて許されないですから、
最終的には分離の覚悟はできていると思います。
ただ、経産省官僚が考えているのは、それで終わりだということです。
それ以上踏み込ませないためには、
最初に保安院分離というカード切ってしまうと、
世間が「それだけで本当に良いのか」という風潮になったときに、
本当に困った問題に突っ込まれると経産省の解体になりかねない。
ですから、そうならないようにするために、ギリギリまで粘って
最後の最後についに保安院を分離し、「よく決断した!」という論調に世間が傾くようにしたいのです。

長谷川: 
官僚は「防御ラインをどこに引くか」という発想が常にあって、
最初のうちは出来るだけ本丸から遠いところに防御ラインを引く。
そして、危険が身近に迫ってくると、最終的に本丸の手前で落としどころを見つけるということですね。
そうすると本丸はそのまま守られることになる。

古賀: 
保安院のもともとの成り立ちについて説明しましょう。

以前、日本中に鉱山があった頃、
経産省に鉱山を保安監督するという組織があったのですが、次第に鉱山がなくなり組織存続の危機に瀕していました。
一方で、その頃原発が拡大化してきたので、合併した、それがいまの保安院のルーツです。
リストラすべき人もそこで救われたんです。

そのように保安院は、経産省から見るとそれほど花形の部署というわけではないんです。
ですから、そこは切られても仕方ないとは、早い段階で考えていたと思うのです。
しかし、それ以上侵食されたら大変だと考えているでしょう。

(以下次回へ続く)






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古賀茂明氏7月10日サンデーフロントライン(内容完全書き出し)


       サンデーフロントライン古賀茂明(経済産業省大臣官房付)
                    2011年7月10日放送

サンデーフロントライン古賀茂明... 投稿者 gomizeromirai



続きを読むに内容全て書き出しました

続きを読む

経済産業省・古賀茂明氏7月16日。



7月16日の「みのもんたのサタデーずばッと」



経産省の実態と電力会社の力がわかりやすーいw
紙芝居になってます
あの、古賀茂明氏が出演してます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・古賀氏・・・・・・・・・・・・・・・・・・

規制しているから経産省が上に立っているかというとそうじゃなくて
ほんとうに、同じ料亭で飲み食いした仲間。仲良しのお友達ですね。


競争がなくて全部電気代に上乗せできる
経済界は電力会社に何も文句が言えないし
電力会社が各地域の経済界を支配していると思っていただいて間違いない

政治献金、経済界ぐるみでの選挙支援があるから政治家は電力会社に逆らえない
経産省は天下りを受け入れてもらっている
電気料金に税金が入っていてその税金を経産省が全部吸い上げている

経済産業省の職員の生活設計が出来ようになっている


思い切って改革しようとする人がいると
いざという時は電力会社が政治家を使って人事に介入してい来る
恐れられています。電力会社は。

国民がいくら何を言っても国民(消費者)は逃げられない
ほかの電力会社の電気を買う事が出来ないから


海江田大臣に直撃!古賀茂明氏に退職迫る理由は?(内容書き出し)

海江田氏が出演していたから消されたのでしょうか
経産省の言う風評被害で取り締まられたのでしょうか・・


番組の内容を書き出しておけばよかったと深く後悔しました
そして、同じ番組を見つけました
内容書き出すことにしますww

古賀氏 改革派官僚が退職迫られた真相 投稿者 samthavasa


海江田大臣が話しだしたら画面が止まりました。
しばらくすると音声のみ聞こえてきましたので
内容は書き出すことが出来ました

経済産業省のチェックが入っているのかもしれないですね><:
内容的にそんな感じがぬぐえません。


<関係ブログ。参考>

なりふりかまわぬ経済産業省。古賀茂明氏のインタビュー記事。

経産省がツイッターとブログの原発に関する情報を監視するらしい。恐ろしい・・・


負けるな!経産省の異端児古賀茂明氏「明日で辞めろ?モーニングバード」(内容書き出し)






続きを読むに内容書き出しました。

続きを読む

なりふりかまわぬ経済産業省。古賀茂明氏のインタビュー記事。

7月15日で経済産業省を辞めるように言われている古賀茂明氏
その日は、今日です
インタビュー記事がありましたので、転記します。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

現代ビジネス 経済の死角
2011年07月12日(火)

古賀茂明(経産省キャリア)×長谷川幸洋(ジャーナリスト)
「原発問題の裏にある経産省・東電『天下り・利権の構図』」

退職勧奨を受けた改革派官僚を直撃VOL.1
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古賀茂明氏(左)、長谷川幸洋氏(右)

長谷川: 
古賀さんは、6月24日に松永事務次官(松永和夫経産省事務次官)から退職勧告と受けたと聞いてます。
その日の夜の『朝まで生テレビ』で初めてその話を公にされています。
事務次官から、「早期退職勧奨を受けた」ということでしょうか?

古賀: 
そうですね。

長谷川: 
そもそも、今でも役所は、「退職勧奨ができる」のですか?

古賀: 
もともと民主党政権は、
「早期退職勧奨をやると天下りを斡旋しなくてはならないので、退職勧奨は止めるべき」と、政策として掲げていたんですね。
一時期は、禁止する法案を提出したこともあったほどです。
つまり、本来は「早期退職勧奨はやらない」というのが民主党の建前なのですが、
実際には政権についてからずっと行われている。
なぜかというと、ウラで「天下り斡旋」があるからです。
証拠はありませんが、斡旋がない限り、そんな干渉を受諾する人はいないですから。

長谷川: 
実際には、天下りの斡旋を受ける代わりに、"肩たたき"に応じているということですね。
でも古賀さんの場合は、天下り先はなく、文字通り「辞めてくれ」ということなんですか?

古賀: 
そうです。そもそも私は、天下りは絶対にしません。

長谷川: 
国家公務員法上では、退職勧奨は、本人がイヤだと言ったら拒否できるんですよね?

古賀: 
できます。

長谷川: 
古賀さんは今後どうしようと思っているのですか?

古賀: 
現段階では回答は留保しています。
ただ、もともと私は、「幹部職員が身分保障をされていて、絶対に辞めなくていい」というのはおかしいと思っています。
幹部職員に対しては、身分保障をなくした上で仕事を評価をし、
いつ首を切られても仕方がないという制度にしろと自分で言っていたので、
クビにされること自体はあまり問題にするつもりはありません。

ただ、大事なことは、政治主導において、大臣が政策に見合った布陣を作ることなんです。
つまり、大臣の政策をきちんと行ってくれる官僚を集めて、実施できる体制にしなくてはいけない。
ところが、官僚が、自分の役所のために働かない人間をクビにしたいがために大臣を使うのであれば、
これは本来の趣旨とはまったく違うわけです。

ですから、まずは、「身分保障をしない」というルールを作ることですね。
そして、辞めさせる際の決まりを作ることです。
「明日から来なくていい」というのではあまりにもひどいので、三ヵ月の猶予を与えるとか。
僕はもともとクビになる覚悟があるから良いのですが、その後に続く人たちのことも考えたいなと思うのです。

海江田大臣は答えるべきだ

長谷川: 
民主党政権は2年前の総選挙で「脱官僚」、「政治主導」という建前を掲げて300を越える議席を得ていますが、
この主張の根幹に関わる問題ですね。

また、原発問題においても、政権の根幹に関わる問題であると思います。
原発事故は、地震や津波という自然災害が直接の引き金であったとはいえ、これだけの惨事に発展した遠因には、
政、官、行、学、場合によっては報道も含めて、
すべてがもたれ合いの関係になっていたことが背景にあるのではないでしょうか。

つまり、古賀さんを経産省から追放しようとするのは、原発問題の根幹に関わることだと私は認識しています。
実は、古賀さんの問題が28日に行われた海江田万里経産相の記者会見で取り上げられているんです。
テレビ朝日の記者が一体どうするつもりなのか大臣に質問したところ、
大臣の回答は、
「私と話したい人がいれば、いつでも大臣室に来ていただき、お話するのはやぶさかではありません」ということでした。
正直、記者の質問にまったく答えていないのですが、
古賀さん自身も自分が"肩叩き"に遭った理由について真意を問いたいとのことなので、
いずれ大臣と話し合う予定はありますか?

古賀: 
大臣がそのようにおっしゃっているのであれば、出来ればお会いしてお話しさせていただきたいと思います。
大臣は、地震や原発への対応でお忙しいだろうと思っていたのですが、
前向きなお考えだということであれば、ぜひお話ししたい。

長谷川: 
私たちメディアの人間としても、重要な問題だと思っています。
海江田大臣は記者会見で質問を受けたわけですから、
自分がどのようにこの問題をとらえているのか、考えを示すべきです。
会見で問われた質問に対しては答える責任がありますよね。

加えて、『朝まで生テレビ』でも言ったんですが、国会でもきちんと答えるべきですね。
ある野党議員は、「この件について、国会で必ず質問する」と言っていますし、
みんなの党では質問主意書を用意しているそうです。
今回は、記者の質問から逃げたわけですが、いずれ国会で大臣としての考えも語らないといけないと思います。

原発問題の裏にある天下りや利権の構造

古賀: 
私の人事についていえば、海江田大臣がどのようにお考えなのか聞いてみないと分からないですが、
官僚が人事もお膳立てして、大臣に上げているという印象を受けています。
大臣は限られた時間と情報の中で判断を迫られる立場です。
私は、非常に不思議に思うのが、「なぜ今の時期なのか」という点です。
普通、大臣のことを慮れば、今の時期に私を辞めさせるよりも、
国会が閉会して、代表選などで混乱している時にしたほうが、大臣に傷が付かないと思うのですが・・・。

今、経産省は強引ともいえる勢いで原発を推進していますよね。
ですから、国会の質問で私が呼び出されることがあるかもしれませんし、
多少大臣に傷が付くことがあっても私を早目に辞めさせたほうがいいと考えたのではないでしょうか。
海江田さんがどのように考えているのか分からないですが、
これまでせっかく静かにしていたのに最後にこんなババを掴まされるとはお気の毒ですね。

原発問題は単に技術的な問題ではなくて、組織のガバナンスの問題です。
東京電力は、根本的には競争がなく、消費者や国民の方を向くという姿勢になりえない。
公務員もそういう意味で一緒です。絶対に潰れない
ですから。

つまり、国民不在の組織になっていると思うんです。

本来は経産省や保安院も、国民の側に立ち安全を守らなくてはいけない。
電力会社は、経産省や保安院に規正される側であり、両者には緊張感がないといけないのに、
同好会的な感じになっていた。
そのウラには天下りや利権の構造があるわけ
です。

長谷川: 
つまり、公務員改革の問題と原発の問題が表裏一体だということですね。
僕も今度の原発で経産省はいったいどこに目が向いている組織なのかがかなりハッキリしたなと思いますね。

たとえば、私が書いた細野哲弘資源エネルギー庁長官のマスコミの論説委員懇談会での話です。
エネ庁は東電処理案を作っているわけですが、その本質は東電をまず守ることなんです。

でも、賠償しないわけにはいかないので、そのツケは国民に回す。そういう構図を描いていたワケですね。

本来は、国民負担を少しでも和らげるためには、東電を解体し、株式を100%原資し、金融機関の債権を放棄させる。
それによって多少なりともといっても国民負担を下げるというのが、基本
のはずです。

しかし、枝野官房長官が銀行に債権を放棄させる考えを示したときに、
細野長官は「今さら官房長官がそんなことを言うのなら、私たちの苦労は一体なんだったのか?」と発言したのです。
つまり、「国民に負担をまわそうと思っているのに何を言っているんだ」という意を正直に言ったわけです。
経産省というのは、つくづく東電の利益を代弁しようとして爆走している
感じがしますね。

古賀: 
そうですね。
もともと民主党が政権を取った時に、「幹部に辞表を出させる」などの議論ありました。
でも、あの時、鳩山前首相は、「公務員が身分保障があるからクビにできない」と言っていたんです。
ですので、皆クビにならないと思っていたが、今回私はクビになる。非常に矛盾がありますよね。

では、なぜ私がクビになるのか。
もしも、経産省に都合の悪いことを言ったからもしクビになるのであれば、
今まで民主党が主張していたことは非常におかしいということになります。
原発推進や東電擁護のために人事権を行使する---
つまり、官僚の論理のために大臣が使われる構造は、政治主導の逆の官僚主導です。
それが人事に端的に現れている気がします。

圧殺される「改革派官僚」

長谷川: 
今、省内に改革派はいないのですか?

古賀: 
隠れ改革派のような人はまだいると思いますが、昔みたいに威勢よく表に出て主張する人はほとんどいなくなりました。
東電についても、東電を守るべく、銀行の債券放棄はさせないという大きな方針が最初に次官から発せられているので、
それに逆らうことはできなかった、と若い官僚から聞いています。

先日、エネ庁の担当者が、ある国会議員のところに賠償機構法案について説明に来たそうです。
議員は、法案の疑問点などをどんどん突いて問い詰めたところ、担当者は答えられなくなってしまったそうです。
でも、どうやらその担当者は改革をしたい人のようで、
奥歯に物が挟まったような顔しながら言い訳をしていたそうなんですよ。

そして、「これ以上は勘弁してください」という表情になり、
帰り際に「こういうことに一番詳しいのは古賀さんなので、古賀さんに聞いてください」と言って帰っていったそうです。
つまり、"隠れ改革派"は存在しているんです。
でも、自分の口から改革を主張することはできないんでしょう。

長谷川: 圧殺されてしまっているんですね。経産省の立ち居地は今回の古賀さんの件で非常に鮮明になったと思います。そして、海江田大臣がどのような判断をするのか、問われることになるでしょう。

以降 後編へ。(近日公開予定)




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<参考ブログ>

負けるな!経産省の異端児古賀茂明氏「明日で辞めろ?モーニングバード」(内容書き出し)
↑こちらで、古賀氏の生の声と表情が見れます
経産省、電力会社等の実態に関しても話して下さっています


負けるな!経産省の異端児古賀茂明氏「明日で辞めろ?モーニングバード」(内容書き出し)

玉川徹氏のコメントがズバッと心地いいので 木曜日はモーニングバードを見るようにしていますw

6月30日
この日のモーニングバードみて驚いたけど・・・


消されていました><;
そして新しく見つけました。6月30日放送分です

古賀氏 改革派官僚が退職迫られた真相 投稿者 samthavasa
内容書き出しました海江田大臣に直撃!古賀市に退職迫る理由は?(内容書き出し)


7月14日
今日の放送で辞めさせられる日は明日のようです


昨日の菅総理会見に関して

玉川:総理が無能だというトーンで行われているんですけど
逆にですよ、唐突にしなければならないという方向の言及があんまりないんです
で、いろんな方に取材して聞いていると「なんかちょっと変だな」って思うところがずっとあるんです
唐突にしなければならない理由
佐賀県知事が何でこのタイミングなんだという、この理由
その部分を今日は是非古賀さんにお聞きしたいです


:古賀さんは現役の官僚でしかも経済産業省ですから まさに担当官庁な訳ですけど、
唐突にしなければいけない理由。根回しが出来ない理由ってなんかあるんですか?

古賀:まず、わたし、経産省を代表してお話しできる立場ではないんですけれども
個人的な・・

玉川:そうですよね。明日で辞めて下さいって言われてるんですよね

古賀:まぁ・・

:その話しはまたあとでしますが、

古賀:要するに今、経産省だけでなく政界財界を含めて原発に大々的に頼って行こうと言う基本方針がりますよね
それはいろんな形で非常に強い力を持っていて
その中で一つづつ手続きを踏んで合意に持って行こうとやると
おそらく電力会社の根回しや経済界の根回しで政治家がどんどん反対の方向に転換していってしまって
さぁ、決めるぞと言った時に、多数決を取ったら
みんなが「やっぱり原発です」となっている可能性が非常に高い

:国会議員の人達はどういう方法で説得されていくんですか?

古賀:いろんないい方がありますけど
表の世界ではね。「電力供給はもう停電になりますよ」とか
「電力料金が上がりますよ。」
「それによって工場はどんどん外に出ていきますよ」
「雇用は無くなっちゃいますよ」
それから、裏の話としては
そんなに直接言われる訳ではないんですが、各地域で電力会社は圧倒的に力が強いんです
それで、経済界も企業が電力会社にいろんなものを調達してもらっているんですね
買ってもらっている
しかも電力会社には競争が無いので基本的にコストをカットするという考えがありませんから
ものすごくいい商売をやらせてもらっている
そうすると電力会社に楯突ける企業というのがいないんですね
そうすると、各地域の国会議員は電力会社を敵に回すと企業を敵に回すことになる
という意識がとても強くて
非常に恐怖感を持ちます。電力会社に真っ向から向かって行くというのはですね。
こういう「原発を止めましょう」みたいな話は電力会社にとっては本当に根幹
自分たちの今までのやり方に対する安置低税としてはもっとも厳しいものを突き付けられるということになりますから
当然ものすごく反発をして根回しもものすごくやりますし
経済界も電力会社にものすごく依存しているので
ですから今は経団連上げてですね方針に反対しているのですね
もしこれを一つ一つ段階を追ってやっていこうとなると
途中で結局誰もついてこなくなったって事になってしまうので

:会見もできないという事ですね

古賀:はい
まず先にもう俺は決めたぞと言っちゃって
もちろん反発はものすごく広がりますけれど
相手の準備が整わないうちに先制攻撃して
既成事実化して無理やり引っ張って行こうという狙いがあるのかなという気がする

:世論は原発は止めて欲しいと思っている人が多いような気がするんですけれど
永田町とは随分ギャップがあるという感じですか?

古賀:時間がたつにつれてどんどん後ろに戻っている感じがありますよね
原発事故直後はさすがに「もう原発はムリだろう」と思っていた人が沢山いると思うんです 政治家の中にも
国民の目線とかなり同じところまで降りてきてたと思うんですけれども

それが今また、すこしずつ、
「そんなこと言ったって電気料金が上がるぞ」とか
「節電とかなんか言ってると海外に企業が行っちゃうぞ」という経済効果、経済を重視する立場。安全よりもですね。
というのが徐々に、もうわずか数カ月ですけれど、あれだけの事故があった
「自分たちの安全神話は根底から崩された」っていうそのショックからですね
どんどんそのショックが薄れてきて「やっぱり経済だな」って言う方向にどんどん・・
こう、時間が経つにつれて行っていますよね
ですから、ま、菅総理としては国民はまだまだ納得していないんですけれど
永田町なり、経済界がどんどん「、やっぱり原発だ」という方向に戻って行くその動きが強まる前に
先に先手を打ちたいという
そういう事じゃないかなと思います

玉川:僕が聞いている話でも、浜岡原発を止める時あれは金曜日だったんですね
夜7時の会見だったんですけど
総理が原発を止めると決めたのはその2時間前だったそうです。だいたい5時位
で、金曜日だったんで周辺は「月曜日の発表にしましょうか」という話しもあったらしいんですけど
枝野さんが「月曜日では潰される」と・・

:土日で変わっちゃう

玉川:土日で変わっちゃうから、もう、金曜日中にやらないとっていうことであの会見になったんですけど
ポイントはね2日あればひっくり返されちゃうっていうことですよ。今の状況は。
だからそういう風な部分というのが実際あるんじゃないかと私は思っているんですね

:とすると、国民から見てそれはもうなくしていった方がいいとみんなが思っていても
実現するには菅さんだけじゃなくていろんな人の支えがなければだめじゃないですか
どうなんですか?
今 古賀さんは経済産業省の考え方とはちょっと違うのかもしれないけれど
経済産業省はどういうふうにサポートしていこうと思っているんですか?
サポートしていくんですか?

古賀:
総理が言ったんですからまずは海江田大臣がそれにしたがって経産省を動かしていく責任があるんですけれども
じゃぁ、経産省の官僚はどういうふうに思うかって言うと
真面目な話としては「全然準備が出来てないよね。どうするんだろう」と、今戸惑っている状況だと思うんですね
それとともに頭の片隅に、
自分達は原子力というものに依存して、老後の生活を含めた生活設計をしているんですね。天下りも含めてですね。
それが、「これじゃ、全部変えなくちゃいけないよ」と「どうするんだろう」というのが
だんだん頭の中に広がってくる様な状況で
かつ、菅総理には「辞任しろ」と、民主党内でも足を引っ張る動きがあって
「まぁ、多分そんなに長くないんじゃないか」とか、ということは「少し待ってた方がいいな」と
あんまり簡単に、総理が言ったからじゃぁそっちだと切り替えても
菅総理がいなくなればまた0に戻るかもしれない

:もどりますか?
菅さんが終わったらもう、原子力の話しっていうのは0.全く元に戻ってしまうんですか?

古賀:あの、戻る可能性。私は高いと思います
今原子力会社の仕組みについて法案が出ていますよね
最初は、国民負担を少なくするために
私が提言したんですけれども、「株主の責任を問う」とか
あるいは「銀行の債権をカットしたりして4兆5兆国民の負担を小さくしましょうね」って話をした時に
ものすごくそれが広まったんですね
ところが、時間が2.3か月経っただけで
もう、自民党は「対案出さないでちょっとした修正で済まそうか」みたいなかたちで
今は、「すべてのツケを国民に回す」という法案がそのまま通っちゃいそうな感じなんです
それ位、電力会社とか経済界があげて「東京電力を守りましょう」という動きになっているので

:人間としてはどうだろうと思っている菅直人さんって人が総理大臣でいることが
ひょっとしたら世の中にとってけがの功名になる可能性もあるという事ですか

:なるほどね

古賀:やりかたはね、、菅さんのやり方には問題があると言われているけれど
ただ、今 なかなか総理が主導権を握る事が出来ない仕組みになっているところが問題だと思うんです

:いろんな思惑が見え隠れする問題ですが
一方で孫社長のメガソーラー構想には全国で35の知事が賛同しました
いよいよ電力の発送電分離、そして地産地消といった具体的な案も出始めています
これについてはのちほど玉川さんの「そもそも総研」で詳しくお伝えします
古賀さんものちほどお願いします


:古賀さん大丈夫ですかね
明日で辞めろって言われてるじゃない
その後の話しについてはどうなったんですか?
海江田さんに会ったんですか?

古賀:とりあえず私の方からは「明日辞めると言う事はありません」と言うふうに申し上げています


:今日これから経済産業省に行くじゃないですか
1日中言われ続けるんですか?「明日だぞ。明日だぞ。」って


古賀:言われ続けるかもしれないです
もう、何回も次官とか官房長官とかから言われていますんで


:入れ替わり立ち替わり来て、「どうすんだ。明日だぞ」って?

古賀:来てっていうか呼ばれてですね


:はー・・・・・

古賀:早く大臣に会って辞めろと言われています
辞めるために大臣に会うというのも変だなと思うんですけど


:辞める辞めないはアレですけど
会って話して気持ちを伝えたり聞いたり
それしないと1回も会って無いんですよね


古賀:そうです
ですから、私にとっては非常に重要なことなので
あまり、1日2日で決めろと言われても・・・

:それはそうですよね


古賀:よく考えながらやって行きたいと思います




続きを読むに「そもそも総研」をUPします

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