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台風15号で倒壊した茨城県日本原子力研究開発機構の冷却塔

台風で倒壊 原子力関連施設の外壁にアスベスト 茨城 大洗町
2019年11月25日 6時42分
大洗原子力機構

ことし9月、台風で倒壊した茨城県にある原子力関連施設の外壁全面に、アスベストを含む板が使われていたことがわかりました。飛散の可能性について日本原子力研究開発機構は、測定の結果、空気中の濃度は十分に低く、周辺への影響はないとしています。

茨城県大洗町にある原子力機構の大洗研究所では、ことし9月9日の台風15号で、研究用の原子炉を冷却する高さおよそ17メートルの施設が倒壊しました。

51年前に出来たこの施設は廃止が決まっていて、運転を停止していたため、放射性物質の漏れはありませんでしたが、外壁全面にアスベストを含む板が使われていたことがわかりました。板の総面積は、1100平方メートルにのぼり、倒壊で割れていることからアスベストの一部が飛散した可能性があります。

これについて、原子力機構は現場を立ち入り禁止にして、9月下旬に空気中の濃度を測定したところ、1リットル当たり最大0.11本で国の基準のおよそ100分の1だったということです。こうしたことから原子力機構では、周辺に影響はなく職員や住民に健康被害のおそれはないとしています。

ただこの研究所には、ほかにもアスベストが使われた施設が複数あるうえ、今回の倒壊の詳しい原因はまだわかっていないことから、今後、再発の防止が求められます。アスベストは吸い込むと中皮腫などを引き起こすため、建物解体の際などは適切な管理が法律で定められています。





「原子力機構では、周辺に影響はなく職員や住民に健康被害のおそれはないとしています。」
   ↑
原子力機構の言うことは全く信用できない><; と、私は思ってしまいます。


2019年9月10日(火) 茨城新聞

大洗JMTRで冷却塔倒壊 台風15号の影響

大洗15号
台風の影響で倒壊したJMTR冷却塔=9日午後6時22分、大洗町成田町、鹿嶋栄寿撮影台風の影響で倒壊したJMTR冷却塔=9日午後6時22分、大洗町成田町、鹿嶋栄寿撮影

日本原子力研究開発機構(原子力機構)は9日、大洗町成田町の大洗研究所にある材料試験炉「JMTR」の冷却塔が倒壊したと明らかにした。台風15号の影響とみられ、けが人はいない。放射線管理区域外の施設で、放射性物質の漏えいなど外部への影響はないという。

原子力機構によると、午前7時40分ごろ、倒壊が確認された。JMTRは廃止措置に向けた準備中で、2006年8月以降、運転を停止している。同6時の点検では異常はなかった。

冷却塔は木造で高さ16・5メートル、幅30メートル、奥行き11・6メートル。外側がスレート材で覆われている。西側に横倒しになった。敷地内の風量計では当時、秒速22・7メートルの強風が吹いていた。

隣接するJMTR排風機の壁面2カ所も破損。冷却塔の外階段がぶつかったとみられ、直径約80センチと約40センチの穴が開いていた。

原子力機構は「同じような建物の対策を検討したい」としている。(三次豪)



大洗原子力機構


令和元年9月9日
国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
大洗研究所

材料試験炉(JMTR)二次冷却系統の冷却塔倒壊について
発生(確認)日時:
令和元年9月9日(月)7:40頃 発見
発生場所:
材料試験炉(JMTR)二次冷却系統 冷却塔
発生状況:
7:40頃 台風の影響により材料試験炉(JMTR)二次冷却系統の冷却塔(木造)倒壊を発見。
負傷者なし。
原因:
台風15号の強風により倒壊。
環境への影響:
なし。
施設への影響:
冷却塔の倒壊に伴い、隣接するJMTR排風機室の壁面(2か所)の破損を確認。(平成18年8月以降原子炉停止中)
作業員への影響:
なし。
【添付資料】
添付1 大洗研究所施設配置図
添付2 材料試験炉(JMTR)の概要
添付3 冷却系統冷却塔配置図
添付4 JMTR 二次冷却系統冷却塔 倒壊写真
添付5 緊急時環境監視結果



大洗研究所施設配置図
大洗研究所施設配置図


材料試験炉(JMTR)の概要
材料試験炉の概要


冷却系統冷却塔配置図
冷却系統冷却塔配置図

JMTR 二次冷却系統冷却塔 倒壊写真
JMTR 二次冷却系統冷却塔 倒壊写真1
JMTR 二次冷却系統冷却塔 倒壊写真2

緊急時環境監視結果
緊急時環境監視結果

東海第二原発の再稼働を目指す〜日本原電〜

原電 東海第2の再稼働を表明
2019年02月22日 18時45分 時事通信

東海第二原発
東海第2原発の再稼働表明=原電社長、茨城知事らに
茨城県の大井川和彦知事(右)に東海第2原発再稼働の方針を伝える日本原子力発電の村松衛社長=22日午前、茨城県庁

 日本原子力発電の村松衛社長は22日、大井川和彦茨城県知事らと面会し、東海第2原発(同県東海村)の再稼働を目指す意向を初めて伝えた。再稼働には県と東海村に加え、周辺5市の事前了解が必要で、同意を得られるかが焦点となる。

 面会したのは大井川知事、山田修東海村長と高橋靖水戸市長。知事との面会で、村松社長は「自治体や住民の理解を得ながら再稼働を目指したい」と述べた。知事は「県独自の安全対策委員会の結論が出る前の表明に不快を感じざるを得ない」と応じた。再稼働の時期について、村松社長は記者団に「言える段階ではない」と話した。

 山田村長も「事業者の判断とはいえ、多少唐突な感じはある」と指摘。高橋市長は「実効的な避難計画が策定でき、市民の理解が得られない限り再稼働はない」と語った。

 東海第2原発をめぐっては、原子力規制委員会が昨年9月、新規制基準を満たすとした審査書を決定。同11月には20年間の運転期間延長も認め、主要な審査を終えたが、原電は再稼働させるかどうか明言を避けていた。 【時事通信社】





東海第二原発の再稼働を表明 日本原電
2019年2月22日 15時42分

日本原電

茨城県東海村にある東海第二原発を運営する日本原子力発電は22日、茨城県に対し、原発の再稼働を目指す考えを伝えました。ただ、再稼働するためには、慎重な姿勢を示している周辺の自治体からも事前に了解を得る必要があり、再稼働の時期は見通せない状況です。

東海第二原発は、8年前の東日本大震災の津波で被災し、その後、運転停止が続いています。

去年11月には運転開始から40年を迎え、国から最長20年の運転期間の延長が認められましたが、日本原電はこれまで、再稼働を目指すかどうか明らかにしていませんでした。

22日に茨城県庁を訪れた日本原電の村松衛社長は、茨城県の大井川知事に対し、「自治体や地域住民の理解を得ながら再稼働を目指していきたい」と述べました。

東海第二原発を再稼働する際に、日本原電は、東海村を含む周辺の6つの市と村から「実質的な事前了解を得る」という協定を結んでいますが、自治体の中には再稼働に慎重な姿勢を示しているところがあります。

また、30キロ圏内の14市町村に義務づけられている広域避難計画の策定を終えているのは3つの市にとどまっています。

このため、日本原電が目指す再稼働の時期は見通せない状況で、今後、自治体との間で再稼働の是非や安全対策をめぐった議論が本格化するものとみられます。

日本原電社長「すべて未定」
日本原発の村松衛社長は「東海第二原発の安全対策工事の計画に一定のめどが立ち、これから大規模な工事に入る中で、周辺自治体からの意見も踏まえて事業者のトップとして思いを伝えにきた」と述べ、工事を行う前に再稼働の意志を表明すべきだとする地元自治体の声に配慮して、この時期の再稼働表明に至ったと説明しました。

そのうえで、再稼働の時期については「すべて未定で、スタートラインに立ったばかりだ。まずは安全対策の工事をしっかり進めるとともに、地域の皆さんに理解してもらえるよう努めていきたい」と述べるにとどまりました。
茨城県知事「県の対応を軽視」
茨城県の大井川知事は「県としては、国とは別に独自の安全性評価を行っている途中なので、その結果を待たずに再稼働の意志を表明したことは、県の対応を軽視した対応だ」と不快感を示しました。

そのうえで、県に義務づけられている広域避難計画については「再稼働の表明を受けても避難計画の策定を拙速に進めるという考えは全くない。実効性のある計画を作れるかどうか徹底的に検討し、時間をかけるというのが県のスタンスだ」と述べ、再稼働の表明によって避難計画策定の時期は左右されないとする考えを強調しました。

東海村長「安全対策の議論を」
日本原電の村松衛社長は22日、東海第二原発が立地する東海村を訪れ、山田修村長に対しても再稼働を目指す考えを伝えました。

このあと、山田村長は「国の審査に合格したことを受けて、経営判断としての再稼働の意向表明だと思う。日本原電には事故のない事業所をどう作っていくのかを求めていたので、それがある程度できてきたということだと受け止めている」と述べました。

そのうえで、「安全対策のための工事を進めることがそのまま再稼働につながるとは考えていない。新しい安全協定の中では安全対策が議論になるので、事故が起きたときの住民の安全な避難ということも含めて、6つの市と村と事業者の間で幅広く議論していきたい」と話していました。

日本原電が背負う課題
原発専門の会社である日本原電は、現在、東海第二原発のほか、福井県の敦賀原発など4基の原発を保有しています。

このうち、東海原発と敦賀原発1号機はすでに廃炉が決まっていて、残る敦賀原発2号機は、現在、原子力規制委員会が再稼働ができるのか審査を行っています。

こうした中、東海第二原発の再稼働ができなければ、すべての原発からの収益が得られない状況がさらに続くことになり、経営への影響は避けられません。

また、東海第二原発の再稼働にあたっては、津波を防ぐ防潮堤などの工事を行う必要があります。

日本原電では、2年後の2021年3月に工事の完了を目指していて、費用は1740億円に上ると見積もっていますが、単独では必要な資金を工面するのは極めて難しい状況です。

このため、電気の販売先となる東京電力と東北電力に対して資金支援を求めていますが、今後、2社がどこまで要請に応じるかが焦点になります。

住民から賛否の声
東海第二原発が立地する茨城県東海村の住民からは原発の再稼働に対して賛否の声が聞かれました。21歳の女子大学生は「東海村が豊かになったのは原発のおかげなので、避難計画など事故が起きたときの対策が取られれば再稼働に賛成です」と話していました。

85歳の男性は「必ず安全だと確認できれば再稼働してもよいと思うが、今の段階ではどちらとも言えません」と話していました。

また、36歳の主婦は「事故が起きた時のことを考えると心配なので、再稼働して欲しくないです。どう逃げるかといった不安もあります」と話していました。

90歳の男性は「再稼働には反対です。高齢なので、事故が起きた時に避難できるかどうか不安ですし避難するときの車両の確保も難しいと思います」と話していました。




この刑事裁判見逃せない



福島原発刑事訴訟支援団
2018/09/29 に公開


【動画内の文言】

東京電力元会長 勝俣恒久
東京電力元副社長 武藤栄
東京電力元副社長 武黒一郎

東電元幹部3人の刑事裁判で
驚くべき新証言が相次いでいる

福島沖海溝沿いで大地震が発生することは否定できない

「三陸沖から房総沖どこでも起きる」を否定する明確な材料がない

津波対策は不可避

想定された津波は15.7メートル

対外的なインパクトが大きい

柏崎刈羽も止まっているのに福島も止まったら経営的にどうなのか

プラントを停止させないロジックが必要

計算で津波を下げられないか

2008年3月に決定した経営方針は7月に一転した

研究をやろう
第三者にレビューしてもらう

予想しない結論に力が抜けた
その後数分の記憶がない

決まっていれば工事していた
時間稼ぎだった

津波は予見されていた

しかし対策工事は先送りされ、
3・11を迎えた

この裁判見逃せない



【2018/9/30(日)専修大学神田キャンパス東電刑事裁判報告会】で使用される資料PDF(3.6MB)はこちら→ https://shien-dan.org/wp-content/uplo...

【東電刑事裁判(東電福島原発刑事訴訟)とは?】
2011年6月に福島県民1324人、11月に全国の13262人が、東電幹部や経産省保安院幹部などを、原発事故を予測できたのに対策を怠って事故の発生させたとして、検察庁に刑事告訴しました。検察庁は2度に渡り全員不起訴の処分を出しましたが、市民からなる検査審査会が2度、起訴をするべきという議決を出し、勝俣恒久東電元会長、武黒一郎元副社長、武藤栄元副社長の3人が強制起訴されました。2017年6月30日に初公判が開かれ、異例のハイペースで審理が行われています。


【福島原発刑事訴訟支援団とは?】
刑事告訴を行った「福島原発告訴団」から発展し、公正な裁判を支え、その内容を広く社会に発信するため発足されました。事故の真実を明らかにし、再び同じような悲劇を繰り返させず、真の被害者救済に繋げるために、とても重要な裁判を支援していきます。


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今後の公判予定について
●開廷10時~閉廷17時までに(昼休憩挟む)
●傍聴整理券配布時間は8:20~9:00予定(約1週間前に裁判所HPで発表されます)
●東京地裁104号法廷
●公判終了後には、毎回、裁判報告会を行います。(17時頃を予定)
●■色の公判日程は、公判併行の集会を開催します。
10月…2日(火 13:15開廷)、3日(水)、16日(火)、17日(水)、19日(金)、30日(火)、31日(水)
●10月2日(火)の開廷時間が13:15となります。
10月2日の公判の傍聴抽選は12:00~12:30です!
10月2日(火)第28回公判期日(証人尋問)
東京地裁104号法廷
・傍聴整理券配布時間12:00~12:30
・開廷13:15
・裁判終了後の報告会は、参議院議員会館102室です。(裁判終了後に開会)
●10月19日(金) 並行院内集会
・ドキュメンタリー映画 『逃げ遅れる人々』上映とお話し
・鈴木匡さん(NPO法人ケアステーションゆうとぴあ理事、市民による健康を守るネットワーク代表理事)


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あの方・・・・だれだろう?ʕʘ‿ʘʔ






福島第1原発作業員が死亡 2018年6月・2017年10月・2016年7月

2018.6.6 19:41 産経NEWS

福島第1原発作業員が死亡 嘔吐後に敷地外で倒れる

 東京電力は6日、福島第1原子力発電所(大熊、双葉町)で、協力企業の50代男性作業員が作業後に敷地外で倒れ、搬送先の病院で死亡が確認されたと発表した。死因や作業との因果関係は不明としている。

 東電によると男性作業員は防護服を着用し、同日午前8時から汚染水用タンクの塗装に使う足場の解体作業に従事。休憩時間の午前10時40分ごろ、トイレで嘔吐、昼食後の午後0時45分ごろにも再度嘔吐した。その後、敷地外にある協力企業の事務所で午後1時45分ごろ、同僚と会話していた際に倒れ、双葉医療センターに搬送されたが午後4時に死亡が確認された。

 作業前に行われた健康チェックでは問題がないと判断されていたという。

 男性作業員は平成28年3月から同原発で働いていた。既往歴や服薬していたことは確認されているが、東電は具体的な病名までは明らかにしていない。



作業員死亡


東京電力 
福島第一原子力発電所の状況について(日報)

2018年6月8日

東京電力ホールディングス株式会社
福島第一廃炉推進カンパニー

 6月6日午前中に発電所構内で作業していた協力企業の作業員の方が、作業終了後に大熊町内の事務所へ戻り、その後午後1時45分頃、同事務所内で倒れ意識不明の状態となりました。ただちに緊急搬送したものの、同日午後4時2分、お亡くなりになられました。ご冥福をお祈り申し上げるとともに、亡くなられた方のご家族へ、お悔やみ申し上げます。
 なお、死因については、既往症に起因したものとお聞きしており、作業中の負傷等はないことから、6月6日午前中の作業との直接の因果関係は無いものと考えています。

以 上



東電




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福島第一原子力発電所の状況について(日報)

2017年10月27日
東京電力ホールディングス株式会社
福島第一廃炉推進カンパニー


【主な作業実績と至近の作業予定等】
・10月26日午後1時頃、構内車両整備工場において、協力企業作業員が昼の休憩後に体調不良を訴え、入退域管理棟救急医療室の医師の診察を受けたところ、緊急搬送の必要があると診断されたため、午後1時20分にドクターへリを要請。ドクターヘリの医師の判断により、ドクターヘリから救急車に変更し、午後1時56分に病院へ向けて搬送。その後、病院にて、午後2時36分に死亡を確認。なお、診断の結果、個人の疾病であり、発電所作業に起因するものではないことを確認。



東電死亡



福島第一原子力発電所の状況について(日報)
【午後3時現在】

2016年7月30日
東京電力ホールディングス株式会社

※7月30日午前10時39分頃、福島第一原子力発電所の入退域管理棟構外出口において、協力企業作業員が意識不明で倒れているとの連絡が緊急時対策本部にあった。
入退域管理棟救急医療室の医師の診察を受けたところ、緊急搬送の必要があると診断されたことから、午前10時49分に救急車を要請すると共に、午前10時53分に当社救急車にて福島第一原子力発電所を出発。その後、当社の救急車から富岡消防署の救急車へ引き渡し、いわき市の病院へ搬送。午後1時2分に搬送先の病院にて死亡を確認。



東電作業員死亡


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東電福島第一原発における安全衛生管理をめぐる状況
厚生労働省調べ(死亡災害報告及び労働者死傷病報告)

最近の動き
平成26年、労働災害が急増するとともに、平成27年1月と8月に死亡災害が発生。
• 1日あたりの労働者数が、2年前の約3,500人から約7,000人に倍増。
• 月別の平均被ばく線量は減少傾向にあるものの、被ばく線量が5ミリシーベルトを超え
る労働者数は横ばいであり、全労働者の被ばく線量の総計は高止まり。
• 廃炉・汚染水対策関係閣僚等会議により、「東京電力(株)福島第一原子力発電所の
廃止措置等に向けた中長期ロードマップ」が改訂(平成27年6月12日)。
死亡者数

平成
23年=2011年
24年=2012年
25年=2013年
26年=2014年
27年=2015年






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今年に入って4人死亡! 元イチエフ作業員が告発する残酷体験
週プレNews 2015年11月12日 06時00分


福島第一原発では、レベル7の大事故から4年半以上がたった今でも、汚染水漏れが多発するなどトラブルが絶えない。

これは、収束工事の計画自体がずさんな上、被曝を伴うため熟練作業員の長期固定化が難しく、全国から集めてきた経験の乏しい作業員に頼るしかないことが大きい。

そんな折、過酷な収束現場の状況を告発しようとひとりの作業員が現れた。その話に耳を傾けると、大量被曝する高線量エリアに人を送り込みながら、給料や危険手当のピンハネは相変わらず日常茶飯事的に行なわれていることが明らかに…。

原発の再稼働を進め、事故は「アンダーコントロール」と公言する安倍首相だが、現場の実態は何も変わっていないようだ。

***

福島第一原発の作業員といえば、給料をピンハネされるのは当たり前。危険手当も十分にもらえないのに、被曝して働けなくなれば簡単に使い捨てにされる。あまりのヒドさに現役作業員が東電や元請け企業などを提訴するケースも起き、今年9月には被曝が原因でがんを発症したとして元作業員が訴えを起こした。

作業もキツイものが多く、死亡事故や熱中症で倒れる例も後を絶たない。今年1月には福島第二原発と合わせて2日連続で死亡事故が発生。8月にはバキュームタンクのふたに頭を挟まれた作業員が亡くなり、その1週間後には作業終了後に体調不良となった30代の男性が死亡している。被曝の危険性もあるのに待遇も悪いという点では“世界一のブラック職場”といってもいいだろう。

「廃炉作業の現場で、下請けの作業員は被曝しているだけでなく、立場的にも虐げられているのが自分で働いてみてよくわかりました」

怒りの口調でこう話すのは、今年2月から福島第一原発で下請け企業の作業員として働いたA氏(48歳)だ。A氏はもともと千葉県で農業などをやっていたが、未曽有の原発事故を目にし、復興事業に貢献したいと考えて作業員を志願した。

2014年夏にネットの求人サイトで福島第一原発の仕事を見つけるが、最初からいい加減で驚くことの連続だったという。

「条件の良さそうな下請け会社から作業員として採用され、全国から集まった作業員たちと一緒に福島の元請け企業へ挨拶(あいさつ)に行った時のことです。事務所に入ると、ヤクザ口調のおやじが出てきて、持参した書類に目を通すと『おまえらダメだよ。働けないやつが何人もいる』と。

どうも、仲間の何人かは年齢や健康状態などが原因で原発に行けないらしいのです。私たちを採用した下請け会社は、原発で働けるから呼び寄せたはず。訳がわかりませんでしたよ。その場で下請け会社の担当者とそのヤクザ口調のおやじが押し問答になりましたが、こちらは所詮、下請け。仕事を東電から請けている元請けのほうが立場が強い。この時は結局、全員が仕事にありつけませんでした」


その後、A氏は別の会社を見つけ、3ヵ月契約で第一原発に入ることになった。仕事の内容は、原子炉3号機内にたまった滞留水をくみ上げるためのモーターや電源の設置だった。

「元請け企業は原発プラントを製造する東芝で、その2次下請け会社の採用です。電源設置といっても、私を含めて一緒に入社した仲間たちは電気関連の技術なんか持ち合わせていません。だから力仕事専門に雇われたようなものです」

そこで待ち受けていたのは、ぶっ倒れてしまいかねない過酷な作業だった。

「長さ30mはあるとてつもなく重い電気ケーブルを10人ほどで肩に担いで運び入れ、数人がかりでそのケーブルの束をエフレックス管と呼ばれる保護カバーに差し込みます。それらをつなぎ合わせて長さ100m以上になったら、今度は人力で持ち上げて天井や壁に固定するのです。全面マスクのせいで息苦しい上、冬場でも体中から汗が噴き出してきます。夏など熱中症が心配で、日中にやるのは無理なほどの重作業です」

爆発した原子炉建屋内は汚染水の排出ポンプから出るホースやいろいろな装置の電源ケーブルなどがはい回り、足の踏み場もない。A氏は、ほふく前進したり、辺りをよじ登りながら作業を進めた。時折、頭上にボトボトと落ちてくる水滴もあり、汚染水かもしれないと恐怖を感じていたという。

装備も重装備だ。

「手には布手袋の上からゴム手袋を2枚、さらにその上に軍手をします。足には特別な安全靴を履きますが、靴下は軍足2枚履きです。防護服も2枚重ねで着用し、顔は全面マスクで覆います。これでは指も動かしづらく細かい作業は難しいし、呼吸も制限されて息苦しい。しかし、原子炉建屋の中でもさらに危険な場所に行く作業員たちは被曝防護のために、他に重い鉛ベストを着ていました」

補足すると、原発内を飛び交っている放射線のうち、ガンマ線は厚い鉛やコンクリートぐらいでないと遮蔽(しゃへい)できない。

つまり防護服を重ね着しただけでは効果がなく、Aさんら作業員の体は常時、放射線が突き抜け、被曝にさらされる状態なのだ。

それでも手袋や防護服を何重にもするのは、人体に放射性物質が付着し、作業後あちこちにまき散らさないようにするための「汚染拡散防止」のためだ。


1日に出るごみも相当な量に上る。防護服、布手袋、ビニール手袋、靴下、布帽子などは最低一日2、3着から多い時で10着程度を使い捨てる。長袖シャツと長ズボンの下着も今は洗濯しているが、原発事故から2年ほどはすべて使い捨てだった。福島第一原発だけで作業員は7千人ほどもいる。デュポンなど防護服の納入メーカーやごみの廃棄業者は、廃炉作業でめちゃくちゃ潤(うるお)っているはずだ。そうした莫大(ばくだい)な費用も税金から注ぎ込まれている。

危険な原子炉建屋の作業を請け負うA氏の被曝量は次第に増えていった。

「実働4時間ほどで、最初の1週間は日に0.01mSv(ミリシーベルト=10μSv〈マイクロシーベルト〉)程度の被曝でした。しかし、翌週はその10倍高い、日に0.1mSv、その翌週は多い時で日に0.3mSvに増えました。

3月に入ると、年度末で工期が迫ってきたこともあり、約1mSv(1000μSv)を浴びた日もありました。その日のことはよく覚えています。作業中に携帯しているAPDと呼ばれる線量計は、一定の線量に達すると段階的に警報音が鳴るのですが、この日はやけに早いのです。

おかしいなあ?と思っていると、人が入れない高線量の場所で作業をしているロボットが壊れてしまい、それを他の作業員たちが近くまで運び出してきていたのです。彼らは被曝除けに鉛ベストを着ていましたが、そんなことを知らない私たちは防護服だけ。

結局、汚染されたロボットから飛んできた放射線で予定以上に被曝してしまい、その日は作業を中止して引き揚げざるを得なくなりました。危険な場所での作業でもお互いの連絡もなく、作業員は本当に使い捨てなんだと痛感しました」

法令では、原発作業員の被曝限度を5年で100mSv、1年で最大50mSvと定めている(通常作業の場合)。ただ、元請け企業ごとに、これより低い限度を定めていることが多く、実際には年間15から20mSv程度だ。A氏はわずか2ヵ月でこの限度量に近づいてしまったわけだ。

「3月を終えた時の積算被曝量は12mSvを超えていました。東芝の定める上限が15mSvでしたので、それに近い数値です。うち10mSvほどは3月だけでの被曝。こんな大量被曝が体にいいわけはありませんが、年間の線量管理の区切りが年度末の3月で、4月からはゼロになるため、こうしたことも起きるのです。

もっとも、こんなことさえ考えず、初めから作業員を使い捨てるヤバい作業もあります。それが『ジャンパー』と呼ばれる仕事なのです」

ピンハネで日当6千円! 秘密の大量被曝作業も…イチエフ残酷現場の実態
週プレNews 2015年11月13日


レベル7の大事故から4年半、「アンダーコントロール」とは程遠く、汚染水漏れが多発するなどトラブルが絶えない福島第一原発。
収束現場は過酷を極め、今年に入って4名が死亡している。被曝の危険性を伴うにもかかわらず、給料や危険手当のピンハネも相変わらず日常茶飯事だという。
そんな“残酷現場”の実情を元作業員が告発。今年2月から福島第一原発で下請け企業の作業員として働いたA氏(48歳)だ。
法令で定められた原発作業員の被曝限度は5年で100mSv、1年で最大50mSv(通常作業の場合)だが、A氏は3月の1ヵ月間だけで10mSvほど被曝したという。さらに、「ジャンパー」と呼ばれる、もっと「ヤバい仕事」があるというのだが…。(前編記事→「今年に入って4人死亡! 元イチエフ作業員が告発する残酷体験」)
***
原発事故処理作業員を「ジャンパー」と呼ぶことがあるが、ここで言うジャンパーは極めつきの危険作業を請け負う人たちのことだ。A氏が作業内容を明かす。
「一般作業員が入れない高線量の場所に進入し、通路に散乱する汚染瓦礫(がれき)を撤去して作業路を確保する。倒れて動けなくなった偵察ロボットを起こしてくる。超高線量の物質に遮蔽(しゃへい)板をかぶせてくるなど、危険だが誰かがやらないといけない作業の請負人です。
大量に被曝するため、5分、10分といった短時間で終わらせますが、それでも20mSvも被曝することがあります。命をかけた仕事だから給料もその分良く、日当20万円のことも。私たち作業員の日当が1万2千円から2万5千円ぐらいですから、それと比べると極めて高い。でも、すぐ被曝限度に達してしまうので1日やったら終わりです。こんな仕事はまず公表されず、内々で募集されています」
最低賃金で世界一危険な原発収束作業を…

A氏が話を聞いたのも、知り合いの作業員からだった。
「中堅元請け企業の東京エネシスが、このジャンパーの仕事をよく請け負い、その下請けが求人してくると話していました。そこで働いていた人の話では、1日2時間の作業で被曝量は1.2mSv、日当は3万5千円。これなどまだ被曝が少ないほうで、1週間限定で採用された人たちは毎日3mSvの被曝で6日働き、合計18mSvになったら終わり。給料は30万円とのことでした。もっとヤバい作業も入ってくるというから完全に人の使い捨てです」
福島第一原発事故翌年の2012年、作業員の林哲哉氏が除染装置の修理のため、1時間に60mSvという超高線量の場所へ行かされそうになったことがある。採用時に何も聞いていなかったとして、林氏が東京エネシスをはじめとする関連企業を告発し、マスコミが取り上げてニュースになった(参照記事→「福島第一原発作業員が実名告発!」)。それから3年以上が経過しても、依然として危険な作業が残っているのだ。
A氏は3ヵ月の契約期間を終えた後も、原発作業員としての仕事をするために会社を移る。今度の元請会社はゼネコンのS社で、契約を交わしたのはその2次下請け会社だった。
「ここの担当者も横柄で、上から目線で作業員を扱っていました。契約は1ヵ月更新、さらに最大積算被曝量は40mSvも覚悟しておけというのです。しかも、東電が増額した危険手当分は払わないというヒドさです。仕事の内容は原子炉建屋周辺の汚染土をはぎ取り、それをトン袋と呼ばれる土のうのような袋に入れる仕事。
あたりは格納容器ベントをした時にいろんな核物質が飛び散っている危険な場所です。これはえらい会社に来てしまったと思いましたが、今さら契約しないわけにはいかないのでサインしました」
東電は2013年12月発注分から、福島第一原発作業員への危険手当を日額1万円から2万円に引き上げることにした。だが、下請け企業のピンハネによって作業員まで増額分が行きわたっていないといわれている。そしてA氏はそれを目の当たりにすることになる。
実際、1月から働いた東芝の2次下請け企業では、日当は1万5千円だが、高線量手当は日額5千円しかつかなかった。S社のやり方はさらに悪質だ。日額1万8千円の高線量手当を提示して批判の矛先をかわしながら、その分、日当をわずか6千円にと抑えていたのだ。福島県の最低賃金は時給689円。8時間労働で5512円が最低日給となるため、A氏はほぼ最低賃金で世界一危険な原発収束作業をやらされていたことになる。
しかも、ここから日額2500円の寮費と食事代を会社に支払っていた。その寮にしても「床が抜けそうな古い施設で、今年5月に火災事故が起きて死者が出た川崎市の簡易宿泊所と変わらないレベル」だったという。
東電社員による線量計(APD)紛失事件
A氏は原発作業中、マスコミには決して公表されないような事件も目撃している。それが東電社員による線量計(APD)紛失事件だ。
「震災からちょうど4年目の3月11日のことでした。新入りの東電社員が研修か視察で第一原発に来ていて、APDをなくしたんです。担当者が血相を変えて探していましたが、その後どうなったのか。噂によると見つからなかったようです。使用済みの防護服や下着は専用の箱に入れるのですが、その時に胸ポケットからAPDを出すのを忘れ、そのまま廃棄してしまったのではないでしょうか」
放射線管理区域に立ち入る際には、法令で厳しく線量管理が定められている。APDをなくしてしまえば当然その日の被曝記録もなくなり、仮に大量被曝した時など、その量さえ把握ができないのだ。
2012年7月にはAPDに鉛カバーをつけた作業員による被曝隠しが社会問題になっただけに東電もAPDの管理には神経をとがらせている。
「たまに作業員でも紛失することがあります。一度、東芝の下請け作業員がやってしまい、捜索のために作業班の全員が居残りになったことがあります。放射線管理区域内には10時間を超えて立ち入れないため、APDはその時間が来るとアラームが鳴るのですが、結局それで見つかりました。連帯責任ということで全員が夜中まで残らされていましたね」
A氏は7月まで作業員として働き、今は普通の生活に戻っている。世間の一般常識が通用しない世界をイヤというほど見てしまったため、その“リハビリ”期間中だ。
廃炉までの道筋はおよそ40年。それまでには数十万人規模の作業員の力が必要となる。しかし、被曝環境で作業をしているにもかかわらず、彼らは筆者が2012年に作業員として潜入取材していた頃と同じように十分な報酬や補償を受けられず、使い捨てのように扱われている。
今まで何人かの作業員が声を上げ、東電や元請け企業を相手取り、訴訟を起こしているケースもあるが、それでもA氏の声を聞く限り、現場の状況は何も変わっていない。結局、原発作業員は補充が利く消耗品ぐらいにしか見られていないのだ。
これでは事故現場が本当に「アンダーコントロール」されるまでに何十年かかるかわからない…。
(取材・文/桐島 瞬 写真/A氏 桐島 瞬)



ーーーー   ーーーーー

2017年9月8日

2017年10月5日  週刊現代
清水建設・福島第一原発電所内作業所長の「不可解すぎる死」
福島「復興利権」の闇


「復興税」に群がる奴ら

清水建設の男性職員A氏(58歳)が東京都内の社員寮の一室で死亡しているのが発見されたのは、9月8日の朝のことだ。

A氏は、東京電力福島第一原子力発電所内の工事を請け負う作業所の所長を務めていた。下請けのB社と共謀し、作業費用として約3900万円を架空請求した疑いで、社内調査を受けている真っ只中の不可解な「急死」だった――。

福島第一原発のある双葉郡大熊町。通行者は国道6号線から離れることはできず、ただ通過することだけが許されている。かつては人でにぎわっていたであろうスーパーや食堂、パチンコ店、ホームセンターなど、数多くの店舗や住宅は放置されたまま荒れ果てていた。

道を行き交うのは作業員を乗せたバスや資材を運ぶトラックのみ。数ヵ所ある電光掲示板には放射線濃度の値が表示され、いまだ復興へは道半ばの状況がうかがえる。
B社とは別の、清水建設の下請け会社の作業員が言う。

「A所長が行っていたのは作業人員の水増しです。作業員の『日報』や『健康管理チェック表』に、実際には下請けのB社には存在しない複数の作業員の名前を記載し、作業に従事しているように見せかけていた。

現場でも誰ひとり知らない名前だったから、B社の作業員に確認したところ『A所長の命令でそういうことになった』と。

原発の敷地内での作業では、東京電力から線量計の貸し出しを受ける必要があります。なので、架空の作業員は『敷地外』で作業していることになっていました」

ずさんな方法に思われるが、これだけで3900万円もの金額が水増しされていた。
東京電力福島第一原発事故後の5年間で、復興のために投入された予算は実に29兆円にのぼる。

復興庁が発表した今年度の復興特別所得税の歳入予定額は約3800億円。この所得税の増税は、'37年まで、実に20年以上も継続される予定になっている。

庶民に負担を強いる巨額な「公共投資」にもかかわらず、「聖域」扱いの復興事業には国や自治体のチェック機能が働かない。従って、業者による不正が次々と発覚している。

今年5月には福島市が発注した森林除染事業で、通常の森林に比べて竹林の除染は単価が約10倍に跳ね上がることに目をつけた下請け業者が、地面に短く切った竹を置き、竹林に偽装した写真を作成した。それをもとに市に約2500万円を架空請求しており、市は返還を求めている。

また6月には、東京の準大手ゼネコン「安藤ハザマ」の社員が、下請け業者に除染作業員の宿泊費を水増しした「偽造領収書」の作成を指示していたことが判明した。

県内で作業している建設会社役員が言う。

「ああいう世間に露見したケースは相当な『イレギュラー』です。第一原発も含め、復興作業の現場は余りにも広大なので、国や県も、とてもではないがチェックしきれない。

他にも作業車両のリース代を水増ししたり、請求時に除染した面積を実際より広く報告したりすることは日常茶飯事です。こうした不正は、作業に携わる人間のあいだでは『錬金術』と呼ばれ、みんな悪びれる風もない」

ジャーナリストの伊藤博敏氏が指摘する。

「あくまで推測ですが、水増し請求で作られたカネは、現地での利害関係の調整に使われていたのではないでしょうか。

たとえば、県議や市議、はては難癖をつけてくるような暴力団関係の人間まで、工事に口出しをしてくる人間の調整をする『サバき』を行う業者が、地域ごとに存在している。そうしたサバき業者を通じて、不正なカネが流れた可能性もある。

もともと、原発の多い福島はゼネコンと地元建設業者の談合秩序が長らく保たれてきた土地です。しかし、'00年代に談合摘発が連続して起き、ようやく競争原理が導入された矢先に震災という緊急事態が発生して、ゼネコンと地元業者の不透明な関係が再び強まっています」

実際、福島第一原発近辺での「サバき」にも、幅を利かせている業者がいるという。

「たとえば、解体であれ除染であれ、ここではすべての仕事において、まず地権者に判子をついてもらう必要がある。そうした地権者の大多数は、一般の居住者や地元法人です。

顔役として彼らに働きかけるのが業者の仕事になりますが、相応のカネも必要になるので、業者からの請求が多少水増しされていることに気づいても、大手ゼネコンは黙認しています」(地元建設会社社長)

幅を利かす地元業者

除染作業が終了しても、建物の解体や新たなインフラの整備、そして中間処理施設の建設・管理と、被災地では莫大なカネが動き続ける。

そうした巨費を温床とした不正の横行が目に余る状況のなか、捜査機関もようやく重い腰を上げようとしている。

「安藤ハザマの一件では東京地検特捜部が強制捜査に乗り出しました。これは、外からは仕組みがわかりにくく見て見ぬふりをしてきた復興利権に、特捜部が本気でメスを入れていくという姿勢の表れです。復興バブルで業績が右肩上がりの大手ゼネコンも戦々恐々のはず」(前出・伊藤氏)

今回の一件について清水建設に聞くと、「期間や方法、不正取引の詳細を含めて、本件全体の問題点について現在調査中です」との回答があった。

A所長のもとで働いていた清水建設のある職員が複雑な胸中を語る。

「所長は社員とも作業員とも同じ目線で会話のできる人でした。一般の人にはわからないと思いますが、どこの現場にも必要不可欠な『配慮』というものがある。

この仕事を知っている人なら誰もが、この配慮の必要性に納得するはずです。本社も認めている以上、所長が水増し請求に関与していたのは事実でしょう。でも、所長はあのカネで私腹を肥やしていたわけではない、そう信じる人は少なくありません」

A所長が亡くなってから10日以上が経った現在、地元警察が彼の死について捜査を進めている様子はない。A所長は「復興利権の闇」を抱えたまま、逝った。

「週刊現代」2017年10月7日号より

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東電「あと150ミリ降っていたら、地表面を超えて汚染された地下水が海へ流れ込んでいたかもしれない」ゴールデンラジオ文字起こし

「大竹まこと ゴールデンラジオ」

2016/09/02 金曜日 オープニング
 出演:大竹まこと 室井佑月 太田英明アナウンサー

文字起こし部分ここから→https://youtu.be/AJ0Yvqjp89g?t=6m50s

太田:
朝日新聞の記事です。
東京電力福島第一原発で、汚染水対策で凍土壁というのを作って地下水が流れてこないようにしているんですけれども、その凍土壁で遮られているはずの下流のエリアの地下水が、先日の台風10号による雨の影響以上に上がっていたことがわかったと。

東京電力は凍っていたはずの凍土壁の二箇所が度重なるお雨で溶けてしまって、そこから水が流れてきてしまって、地下水が上がっちゃったということなんですね。

東京電力によりますと、先月(2016年8月)11日に接近した台風7号の大雨があった以降、凍土壁に二箇所で0℃以下だった温度が0℃以上に上がってしまって、度重なる大雨で大量の水が流れ込んだことで凍土壁の一部、ま、二箇所溶けちゃった。

東京電力は薬剤を流し込んでもう一回凍らせようとする工事をしようということなんですけども、
東京電力の担当者は、「あと150ミリ降っていたら、地表面を超えて汚染された地下水が海へ流れ込んでいたかもしれない」ということで、
想定では200ミリという雨が予想されていたんですけれども、55ミリだったからなんとか助かったものの、この9月の台風シーズン、これからたくさんの台風が来ることが予想される中で、また薬剤を流し込んでもう一回凍らせて、意味があるのかな?という感じではありますよね。



大竹:
1時間に200ミリの雨が降ったとしたら、ま、今回は55ミリだったけど、降ったらもう、その表面も全て含めてだだ漏れっていう。
ザーッて。


太田:
地下水が表面に出てきて汚染された水が海の方にも流れ込んでいく。
が、恐れが高いと。


大竹:こういうニュースは、これは何新聞ですか?

太田:これは朝日新聞。

大竹:
まあこれは前から俺が気にしているところなんだけど、
もう一つ気にしているのは、これが流れ出たらその先がどうなっているのか?
海とかがどんなふうに汚染されて、放射能に汚染された水が。
影響みたいなこともちゃんとつぶさに情報をね、教えて欲しい
と思うよね。



室井:
なんか福島原発はさ、もう何回「想定外」っていう言葉が出てくるんだろうね。


大竹:
このことも、あちこちの原発が稼働したりもしているけど、
このことも含めて、さっき言ってた(台風10号の避難の問題)ね、
やっぱしさ、避難路と避難所、経路、どっちみち大事だと思うんだよね。
伊方原発なんか、特に四国のね。



室井:
事故を起こしたら、やっぱりこうなっちゃって、元には戻らないんだって。
戻るのはすごい大変なんだってわかればさ、
本当に、稼働していいのかどうか考えないといけないと思うよ。


大竹:
そうだよね、はい。
もう一ついけませんね、もうね。

太田:そうですね。

室井:時間?

大竹:うん。
一番最後のくだらなかったんだけどね。
はい、ま、これは(笑

室井:なに?言って。

太田:
放射性廃棄物の捨て方なんですけど、400年間電力会社が保管して、そのあと10万年間は国が保存するっていうことなんですけど(笑
400年もつ企業もないし、


大竹:
400年も保管してだよ、そのあと10万年国が保管、
それで地球は

太田:人類がアフリカから世界に広まったのが6万年前なんです。

(笑)

大竹:
アフリカからザーッて地球にこれだけ人間が増えて、それで今日までで6万年だよ。
保管しなくちゃいけないのは10万年。
いい加減にしなさい!




<福島第一原発> 最も危険な”排気筒”遠隔操作で解体(したい) 〜 解体に必要な重機の開発はまだ

損傷の排気筒解体へ 福島第一 上半分、3年後めど
2016年6月5日 東京新聞

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東京電力福島第一原発にそびえる排気筒のうち、特に損傷が目立つ1、2号機の間にある一基(高さ約百二十メートル)が、三年後をめどに上半分だけ撤去されることになった。東電は「地震や津波が再来した時に備え、リスクを減らすため」と説明している。

東電が超望遠カメラで撮影するなどして調べたところ、排気筒のほぼ真ん中の高さ約六十六メートル付近で、煙突を支える骨組み接合部など約十カ所で破断や変形が見つかった。事故発生当初に1号機で原子炉内の汚染蒸気を逃がすベント(排気)が実施されたこともあり、煙突内やつながる配管内は高濃度に汚染されている。

廃炉作業の邪魔になることから、損傷の多い鉄塔中央を含む高さ五十五メートルから上部を、遠隔操作で解体する方針を決めた。下部は汚染がひどく、当面は解体しない解体に必要な重機などはまだ開発が終わっておらず、解体が終わるまで三年ほどかかる見通しだ。

排気筒が損傷した原因について、古びた鉄塔が東日本大震災の強い揺れで損傷したことも考えられるが、東電は「(事故発生二日目に起きた)1号機の水素爆発の爆風や、その後の余震の影響によるもの」と強調する。原因はよく分かっていない。 (荒井六貴)





【第43回】 2015年12月12日 広瀬 隆 [ノンフィクション作家]
まったく報じられない
「排気筒問題」と
2号機「大惨事」の危険性

――おしどりマコちゃん×広瀬隆対談【パート4】

排気筒が倒壊すると、
どんな惨事になる?


広瀬 
原発事故のあと、福島現地の問題を一番くわしく、しかも継続的に取材しているのはおしどりマコちゃんだと思います。そこで福島第一原発の事故現場の現状について聞きたいのですが、いま私が気になっているのは排気筒が壊れないかどうかです。その危険性を読者に説明してください。

マコ 
「排気筒」とは、原子炉の圧力が高くなったときなどに、気体をフィルターを通してベントするための煙突です。
つまり、原発で、原子炉圧力容器や格納容器の圧力が異常に上昇した場合に、破壊しないよう、内部の気体を排出して、圧力を降下させる装置です。炉内の換気のときにも使います。

1号機と2号機の共用の排気筒の高さは120メートル(左下写真)ですが、高さ約66メートル付近の接合部で、破断が5ヵ所、変形が3ヵ所も見つかっています。

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東電は「切れ目があっても、震度6強の地震までは倒れない」と言っていますが、東電に「その耐震評価を計算したのは施工当時の数字をそのまま使ってですよね」と確認したら、なんと「そうです」と言っていました! 30年の経年劣化はまったく考えられていません。しかも東日本大震災の大地震の揺れを受けたあとなのに、ですよ。

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広瀬 
東海村にある日本原子力研究所・東海研究所の原子炉JRR-2は、東日本大震災が起こったときに解体中でしたが、2011年3月23日の余震で40メートルある原子炉排気筒の先端15メートルがポッキリと折れましたよ。これが、そのときの写真(下)です。

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ところが、福島第一原発では、それを修理しようにも、排気筒の下は線量が高い。毎時25シーベルトもの地点があります。7シーベルト浴びると人は死ぬと言われていますから、短時間近づくこともできません

マコ 
そう、それが2013年12月に毎時25シーベルトだった地点が、今年10月の測定で毎時2シーベルトになった、と発表されました。だから補修計画を立てられるかもしれないというのですが、放射能がこんな短期間に、こんなに減衰するわけがありません! 東京電力は「測り方の違いのせい」と言いますが、何か高線量のものがどこかにいった可能性もあるし。「測り方が違うから」だけで説明しようとするなんて、とても荒い対応だと思います!


広瀬 
ない。ありえない。なぜそういうウソをつくのだろう。だから東電は信用できないんだ。

マコ 
1号機と排気筒をつなぐSGTS(Stand-by Gas Treatment System:非常用ガス処理系)配管に、毎時25シーベルトと毎時15シーベルトの部分があると、2013年12月に発表されたのです。

広瀬 
もしそこが壊れたら、敷地全体に誰も入れなくなって、復旧作業ができなくなる。大変なことになります。

マコ 
排気筒の亀裂は2013年9月にわかって、原子力規制庁は「倒壊した場合、環境にどのような影響を与えるか示せ」と東電に指示していますが、現時点でも回答されていません。ですが、東京電力社員は「この排気筒は東京電力としてもラスボスの一つと考えています」と言っていました。わざと環境影響評価を出していないとしか考えられません。

広瀬 
原子力規制庁の官僚たちも、東電とグルになって放置しているわけだ。
もし、排気筒が倒壊すれば、排気筒の下部に蓄積された放射性物質がどっと舞い上がります。原発作業者は作業を投げ出して逃げるしかない。

マコ 
原発作業員の人たちが一番こわがっているのは、倒壊して2号機の建屋が破損することです。じつは、2号機は爆発していないので、建屋内に大量の放射性物質のダストが溜まっています。2号機の建屋が少しでも破損すると、近隣に大量の放射性物質のプルームが流れます。

メルトダウンが最も進んだのは
2号機だった!


広瀬 
2号機の内部の実態については、誰にもわかっていないし。

マコ 
ですから、いま、2号機に近づくために周辺を片づけ始めています。
実態は全然わかっていないのですが、2号機は一番大規模なメルトダウンが進んだと考えられています。

広瀬 そこを読者にわかりやすく解説してください。

マコ 
2号機は爆発こそしていませんが、環境中に最も大量の放射性物質を出したと見られています。去年8月、「未確認・未解明事項の調査・検討結果のご報告~第2回進捗報告~」から「事故時に観測された中性子と燃料溶融との関連について」という資料が出てきました。 その解析によると、まず地震と津波で冷却装置が失われ、1、2、3号機ともに水位が低下して、水から顔を出した燃料棒が過熱状態になりました。それで慌てて消防車で水を入れようとしました。

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でも、燃料棒が過熱状態になっていたので、水を入れ続けると、水蒸気が発生して内部の圧力が高くなってしまい、消防車のポンプ能力では注水できなくなりました。そこで、水がすべて蒸発し、内部の圧力が下がって、消防車のポンプで水が入れられるようになるまで待ちました。図の(5)から(1)に戻り、また同じことを繰り返します。爆発があった1号機と3号機では、これを1回行いました。なぜなら、爆発したので、水蒸気の圧力が逃げるルートができたからではと言われています。ところが一方、2号機は、これを3回繰り返しました。

この経過の何が問題かというと、過熱した燃料棒に水をかけたので、燃料棒を包んでいる被覆管のジルコニウムが反応し、「水―ジルコニウム反応」が起こりました。そのときに大量のエネルギーが放出され、燃料の温度が急激に上昇し、燃料が熔融して、2号機で大規模なメルトダウンが進行したと考えられています。

広瀬 
ということは、排気筒が倒壊して、2号機を少しでも傷つけたら大変な事態になります

「中性子が出てきたタイミング」と
「2号機メルトダウンのタイミング」が同じ!?


マコ 
それから2011年3月14~15日の福島第一原発正門の中性子線のデータがあります。 これを見ると、「中性子が出てきたタイミング」と「2号機のメルトダウンの進行したタイミング」が同じなのです。



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広瀬 
そう、最初は2号機が最大の危機だったはずです。この数字は、東電が測ったデータ?

マコ 
はい、福島第一原発正門で測定していたのです。正門にしか中性子線のモニターがなかったのです。原子炉建屋内にも中性子線の測定器があったのですが、燃料棒が溶け落ちたときに全部ダメになったからです。

広瀬 
その中性子線のモニタリングポストは、いまからでも、設置すればいいのに、なぜ設置しないんだろう。私は「再臨界をあれこれ憶測する前に、中性子線を測れ!」と叫んでいたんです。

マコ 
研究者に、原発作業員の人で5円玉を持っている人を探してほしいと頼まれたことがあります。5円玉は銅と亜鉛でできているので、それで中性子線の痕跡がわかるそうです。
結局、シビアアクシデント(重大事故)のとき、バッテリーを近くのホームセンターに買い出しに行ったりするために現金が必要で、お財布を提出していたために、5円玉が1個も残っていなかったのです。

広瀬 
同位体を調べてわかるのかな。知らなかった。

マコ 
わかると聞きました。それから中性子線も測れるAPD(=ポケット線量計)とかガラスバッジをつけた作業員はいなかったのかと、日立や東芝の人たちにも聞きましたが、見つかっていません。
それから、防衛省の自衛隊員が上空から1、2、3号機の原子炉の温度を測ったりしていました。
そのときのメンバーがどれくらい被曝したかというデータがこれです。

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広瀬 
上空のかなり高いところでも、中性子線が出ていることになっていますね。

マコ 
中性子線が青ですが、人によってかなり数値が大きい。
東大の専門家に見てもらいましたが、よくわからないということでした。「3000フィート(900メートル)程度で宇宙線由来の中性子被曝はまず考えられない。なので出所は直下か。だとすれば、地上のモニタが反応しそうなものだが…」とのことでした。この資料では、日時の表記がないため、原発との比較ができません。なので、ガラスバッジのエラーか、実際の測定値か、評価できないのです。

広瀬 
中性子線は、電気的に中性だから、途中にある物質の抵抗を受けないので、1キロメートルぐらい簡単に飛びますよ。1999年に起こった東海村の臨界事故では、2キロメートル先まで中性子線が到達していたんですよ。
2011年5月11日に、福島大学が上空の放射線量の調査結果を公表しています。大学上空0.9~2.6キロメートルで高い放射線量が観測され、2011年5月時点でも原発から大量の放射性物質の漏洩が続いていることが確認されていますが、そのデータはベータ線と、ガンマ線でした。ガンマ線は2万メートル以上の高空でも測定されています。
余計なことを言ってすみません。話を戻しますと、先ほどのグラフでは、上空のかなり高いところでも、中性子線が出ていると判断して、「中性子が出てきたタイミング」と「2号機のメルトダウンの進行したタイミング」が同じと見ると、2号機の危険性はかなり大きいから、排気筒の倒壊がますます心配ですね。




<東京電力記者会見>20分足らずで死ぬ25シーベルト/h 12/6(資料・会見文字起こし)


<福島第一原発>1・2号機排気筒倒壊の危険~中央部分の鉄骨に切れ目・地表近くは25シーベルト/時で人が近づけず3/22おしどりマコケン(内容書き出し)








<福島第一原発>凍土壁・凍らない壁から汚染水が海へ〜大竹まことゴールデンラジオ5/26(文字起こし)


福島第一原発の汚染水対策と伊勢志摩サミット

「大竹まこと ゴールデンラジオ」 2016/5/26 オープニング
 出演:大竹まこと 光浦靖子 太田英明アナウンサー


太田英明:
今日は朝日新聞、これは朝日新聞しか記事になっていなかったものなんですが、
東京電力福島第一原発の汚染水対策として、いま1号機から4号機を氷の壁で囲む凍土壁、これをつくっているんですが、
冷やし始めてから、凍結開始から1ヶ月半以上たっても、土の温度が下がり切らずに計測地点のおよそ1割で凍っていないことが見られたと、こういう記事が載っていますね。

大竹まこと:計測地点というのは、これは多分海側だっけ?

太田英明:いま先に海側を専攻して冷やしている。

大竹まこと:イメージで言うと、海側に大きな壁を縦に、塀が立っていると思っていいんですよね。

太田英明:地下30mに埋め込んで壁をつくっている。

大竹まこと:
埋め込んで塀が建っていると思っていい。
その塀の一部がまだ凍っていない

太田英明:凍っていないと。

大竹まこと:ということは海側の方にそこから水が、汚染水が

太田英明:そうですね、地下水が流れていると、

大竹まこと:流れているということになる。

太田英明:海側に行っちゃっているかもしれないということなんですね。

大竹まこと:でも、この凍土作戦はものすごいお金をかけて

太田英明:はい、いままでにおよそ325億円の国のお金が投じられて、いま冷やしてるところなんですが、

光浦靖子:ひやー!

太田英明:
東京電力は、「特に温度が高い場所は今後も凍らない恐れが高い」ということで、原子力規制委員会に追加工事をする方針を伝えているということなんですが、
東京電力によりますと、「凍結管近くの地中の温度、5月17日時点でおよそ5800カ所の計測地点の88%しか0度以下になっていない」と。
つまり「88%しか凍っていない」ということなんですね。
中には10度ほどと、高いまま推移している地点もあると。
まだ10度下げなきゃいけない凍結管部分もある
と。
で、氷の壁にいまいくつもの穴が空いている状態で、東京電力は「セメントや薬剤を流し込んで塞がりやすくする方針だ」とは言うんですが、ま、うまくいくかどうか、というところですよね。

大竹まこと:
ちょっと待ってくださいよ。
それね、たとえばあの〜、安い防水シートでね、こっちに穴が空いてたからこっちを手で塞いでいたら、今度は足の方に来たんで足で塞いでいたらって、塞いでいる穴があちこち抱えきれなくなってるっていうイメージだね。

太田英明:そうなんですね。

大竹まこと:
ま、一生懸命やろうとしているんだからあまりからかっちゃいけないけれども、ちょっとこれだけじゃないね。
いまサミットで、これ休んでいるんじゃないの?

太田英明:
そうなんです。福島第一原発の工事はサミットに合わせて、原子炉の冷却などを除いて作業がいま休止になっているということなんですね。
これは今日の東京新聞で写真付きで載っているんですけれども、
東京電力は「リスクを減らすために作業を中断」と説明しているんですけれども、「なんのリスクかな?」というのはハッキリ言っていないということなんですね。

大竹まこと:なんのリスクだろうね?

光浦靖子:凍土壁は関係ない?

太田英明:凍土壁は関係ないと。
で、1日述べ、いま福島第一原発では7000人の方が、廃炉作業も含めて働いていらっしゃるんですけれども、時間との戦いになっているはずのタンクの増設現場では重機の多くがアームを畳んで並べられておりますし、
3号機の上では原子炉建屋の上を鉄板などで覆う作業が大幅に遅れているんですが、やはり作業員の姿はなく、作業はピタッと止まっていると、ね。

大竹まこと:
作業員の方の、この間はさ、多い人は世の中はゴールデンウイークで10連休とかあったわけじゃない。
それで、今度はサミットで何日か休んだりする。
なんか、作業員の方の保障とかは何かされていないの?

太田英明:
ないということですね。
日給の人には3日の休みは大きいと話している方もいるということで、

大竹まこと:
日給の方もいらっしゃるわけですよね、たくさんね。
それと、この凍土壁と。
気になるけど、こう、ちょっとこう、

光浦靖子:
ねぇ、うまくいけばいいのに。
「セメントなどの注入を検討」か…

太田英明:いままでこうやって大規模な凍土壁を作ったことがないから、

光浦靖子:ないですよね。

太田英明:
ある種賭けなので、理論的にはうまくいくはずでもいろいろ、実際にやってみると想定外のこともきっと起きているのかもしれないですよね。

大竹まこと:はい、次です。

https://youtu.be/J66x7BdAbQs?t=4m41s〜文字起こしここまで。


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福島第一原発の作業休止 時間との闘いなのに
2016年5月26日  東京新聞 朝刊

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耐久性のないボルト締め型タンクを解体、その跡地に溶接型を増設する現場。重機はアームを畳んで並べられていた=25日午前、福島県大熊町で、本社ヘリ「あさづる」から

 主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)に合わせ、東京電力福島第一原発では、25日から原子炉冷却などを除いて作業が原則休止になった。東電は「リスクを減らすため」という。判然としない理由で作業が止まった福島第一の状況を、上空と地上から追った。 (山川剛史、片山夏子)

 「リスクって何? 作業員たちの動向をチェックしきれないとでもいうのか?」。東電の言い分に疑問を感じつつ、午前10時半ごろ、本社ヘリ「あさづる」で上空に。1日延べ7000人が働く福島第一の異変はすぐ分かった。高度を変え、何度旋回してもらっても、作業をしている気配が感じられない。

 時間との闘いとなっているタンクの増設現場では、重機の多くがアームを畳んで並べられていた。3号機では、原子炉建屋の上部を鉄板などで覆う作業が大幅に遅れているが、作業員の姿はなかった。

 東京ヘリポート(東京都江東区)に帰投後、同乗のカメラマンと写真を拡大して探したが、対策本部のある免震重要棟や駐車場で10人に満たない作業員を見つけるのがやっとだった。

 一方、いつもは午前6時ごろから、福島第一や第二に向かう作業員の車で渋滞する国道6号も閑散としていた。タクシー運転手平子一也さん(57)は「気味悪いぐらいすいている」。海岸に近く、片側2車線から1車線に減っていつも大渋滞の場所も難なく通過。割り込む作業車もなかった。少しでも遅くなると、パンもおにぎりもなくなると作業員が嘆くコンビニも、人は少なかった。6号から福島第一に折れる交差点も車はまばらだった。

 ある作業員は、3日間の休止中は別の建設現場で働くため地元へ。「5月は10連休もあり、日給の人には3日の休みは大きい」と話した。別の作業員は「みんな給料が心配。3日間だけ別な所で働くのも難しい」と、子どもの世話などをするという。




福島第一原発 凍土壁「おそらく、全体が凍るなんていうことは私はないと思っています」小出裕章ライトアップジャーナル(文字起こし)



<東京電力>「余計なニュースが起きないように」サミット中、福島第一原発の作業休止

サミット中、福島第一原発の作業休止 東電「リスク減らす」
2016年5月11日 東京新聞朝刊

 東京電力は、二十六日、二十七日に開かれる主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)の開催中、福島第一原発での、原子炉冷却や汚染水処理、パトロールなど止められない作業以外の、汚染水タンク建設などの作業を休止することを決めた。東電は「要人が集まるサミットの期間中、なるべくリスクを減らしたいと当社の判断で決めた」と説明している。
 東電によると、作業休止は三月末、東電の福島第一廃炉会社の会議で決定。現場を担う作業員の一人は「テロ対策と聞いた。何かトラブルが起きたら問題になるのを避けるためではないか。東京五輪やパラリンピックの期間中も、作業自粛になるのでは」との見方を示した。
 作業休止期間中は休業補償は出ないケースが多いとみられる。別の作業員は「休業補償は出ない。作業の休止前と再開前は点検になることが多く、これでは作業が全然進まない」と話した。東電の広報担当者は「余計なニュースが起きないようにということで、国からの要請はない」と説明している。




要人が集まるサミットの期間中、なるべくリスクを減らしたい
余計なニュースが起きないように



・・・・って
やっぱり毎日が怖い・・・・ということ?



<福島第一 東電>50代の作業員男性が意識を失って倒れる

福島第1原発で作業員男性意識失う ドクターヘリで病院搬送
2016年02月23日 08時34分 福島民友
 
 22日午後2時45分ごろ、東京電力福島第1原発の来場者の出入りを管理する入退域管理棟の脱衣所で、協力企業の50代の作業員男性が意識を失って倒れているのを別の作業員らが発見、ドクターヘリでいわき市の病院に搬送された。

 東電によると、男性は汚染水を保管する地上タンクの建設作業の後、同管理棟に戻り倒れたとみられる。東電は、倒れた要因について調査中としている。




東京電力 福島第一原子力発電所の状況について(日報)【午後3時30分現在】
2016年2月23日 東京電力株式会社

※2月22日午後2時45分頃、入退域管理棟の防護装備脱衣所付近において、協力企業作業員が倒れていることを発見した。入退域管理棟救急医療室にて医師の診察を受けたところ、緊急搬送の必要があると診断されたことから、午後3時11分に救急車を要請。当該作業員に身体への放射性物質の付着はない。
午後3時45分、救急車にて入退域管理棟救急医療室を出発し、午後4時6分、双葉町の郡山海岸からドクターヘリにて、いわき市内の病院に向け出発。




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<中国電力>原発推進清水希茂新社長 / 島根原発(松江市)・上関原発(山口県上関町)





中国電力
原発推進の姿勢示す 清水新社長就任へ /広島

毎日新聞2016年1月30日 地方版 広島県

 29日に中国電力が発表した人事で、清水希茂副社長(63)が新たに社長に就くこととなった。就任は6月の株主総会後が通例だが、4月からの電力小売り全面自由化に合わせて4月1日付となる。同時に苅田知英社長(67)は会長に就き、山下隆会長(72)は相談役に退く。社長交代は5年ぶりとなる。

 清水氏は呉市出身。大阪大卒業後、1974年に入社した。長年火力発電を担当した後、電源事業本部副本部長、島根原子力本部長などを経て2011年に副社長に就任した。

 山下会長は「電力小売り自由化で電力業界は新しい時代が始まるなか、経営陣の世代交代にちょうどいいタイミング」と説明し、清水氏を「強いリーダーシップと柔軟な発想で、経営を託すのにふさわしい」と評価した。

 新社長となる清水氏は「小売り全面自由化や発送電分離など、入社当時とは環境が様変わりしているが、どんな変化にも対応していきたい」と抱負を語った。島根原発(松江市)2号機については「安全確保を大前提に早期(再)稼働で業績回復を図りたい」と述べ、また上関原発(山口県上関町)も「重要性はゆるぎない」とし、引き続き原発を推進していく姿勢を示した。【加藤小夜】




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清水希茂(しみず まれしげ)
【生年月日】 昭和27年 2月19日生
【出 身 地】 広島県
【学 歴】 昭和49年 3月 大阪大学基礎工学部卒業
【職 歴】 昭和49年 4月 中国電力株式会社入社




「日本列島は他国に原発を売るためのモデルルーム。下手すると日本列島が最終処分場に使われる可能性がある」樋口健二×アーサービナード(文字起こし)より一部抜粋

その最悪のシナリオは、日本でもう一つ原発事故をやって、そうすると関東東北の汚染
それから九州中国地方関西の汚染をやって、そうすると満遍なくね。
そうすると2箇所やって、日本経済がもっと衰退、もっともっと袋小路に入っていって、それであるときから日米共同の研究機関があちこちにつくられて。
その研究機関は何か?というと、「アメリカの高レベル放射性廃棄物を置く場所」なんですよ。
そういうふうにもう日本は受け入れるしかないんですね、経済的にはもう、アウトだから。



現実味がより一層強くなる





<福島第一原発>汚染水の発生量が想定を上回った→汚染水漏れが問題となったボルト型のタンクを使用





福島第1原発 東京電力、汚染水タンク3万トン分増設決定

(福島16/01/26)FNNLocal

1
福島第1原発の汚染水の発生量が想定を上回ったため、東京電力は、汚染水をためるタン­クを3万トン分増設することを決めた。
東京電力は、建屋周辺の土壌を凍らせて、地下水の流入を抑える凍土遮水壁の稼働を前提­に、タンクの設置を計画していたが、原子力規制委員会から認可を得られていない。

2

また、2015年10月に海側遮水壁が完成したことで、浄化できない地下水のくみ上げ­量が増え、汚染水の発生量が当初の想定を上回った。
このため、東京電力は汚染水タンクを7月から9月にかけて、3万トン分増設するととも­に、汚染水漏れが問題となったボルト型のタンクを、継続して使用することにしている




東電「まさか溢れるとは思っていなかった」手作業で高濃度汚染水を抜く1/7大竹まことゴールデンラジオ(文字起こし)東京新聞

大竹まことのゴールデンラジオ(2016年1月7日放送)より文字起こし



(↓クリックすると大きく見ることができます)
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太田英明:
これは昨日の東京新聞の記事なんですけれども、
今年は東京電力福島第一原発の事故が起きてから間もなく5年になろうとしていますが、
放射能を含む汚染水との戦いが落ち着くどころか、現場に予想もしなかった作業が降りかかっているという記事なんですね。

大竹まこと:何が起こっているのかな?

太田:
福島大地原発では、今も原子炉を冷やすために大量の高濃度の汚染水が発生しています。
これを液体で貯蔵するのは危険性が高いんですね。
そのために特殊な薬剤、薬を混ぜて、放射性物質をその薬にくっつけて泥のような形の廃液にして、硬い容器に閉じ込める作業をしておりました。

ところが去年の4月、一部の容器の上の方や周辺の床に溜まった水が見つかりまして、
他の容器を調べたところ合わせて34基で水が溢れ出しているということが分かったと。

で、これはどういうことかというと、
高濃度の放射性物質を含んだ、その泥のようにしたものが容器の中に沈んで、これが水と反応して水素ガスが生まれます。
そうすると、汚れた泥がどんどんどんどん膨らんできて、上に乗っかっている上澄み水を押し上げて、上のガス抜き穴から溢れ出ていた。


「ガスが発生することはわかっていたんですけれども、まさか水があふれるとは思っていなかった」ということなんです。

そんな容器が今、およそ1700基ある。
いずれの容器からも水が溢れ出る恐れがあるので、今現場で何をしているかというと、
完全防護の体制で、毎日の点検の他容器ごとにガスの発生量を予測して、
漏れが起きる恐れの高いものから順番に手作業でホースを使った水抜きを進めている。

ただ、この水が危なくて、放射性物質の濃度が高くて危ない!

放射性セシウムが1リットル当たりでおよそ1万ベクレル。
放射性ストロンチウムがおよそ3000万ベクレル
と、近づくだけで被曝する恐れがある高い濃度。

さらにこのうちのおよそ、1700基のうちの1000基が箱の中で三段積みにして収納されている。
容器を一つ一つクレーンで動かして、チェックして水を手作業で抜いて、別の容器をさらに移動させて、再びしまうという、気の遠くなるような作業を今続けている。
ということなんですね。


大竹:
もう、なにしろ…ね、
ま、でもある程度まで水素が出るって予測してたんだけど、
これが容器からあふれるまでには、そこまでは考えが及ばなかった。
だから、それが想定していないから、
この1.5mのなんだっけ?

太田:直径1.5m、高さ1.8mの容器にその汚れた泥を閉じ込めている。

大竹:
閉じ込めてるんだね。
これはだから、そういうことを予定していないから、3段重ねになっているわけだよ!

光浦靖子:うわ〜っ

大竹:3っつ縦に重なっているわけだよ。

光浦:もちろん下が古いよね。

大竹:もちろんそうだね。

光浦:だから下から溢れていくよね。

大竹:だから予測するんだけど、どれが溢れるかまだ分からない訳だよね。

光浦:全部

大竹:
上下取り替えて、しかも高濃度。
これを手作業で。
防護服を着ながらやっている訳だよね。
ま、本当に気の遠くなるような、えぇぇーっ!っていうような作業を現場の人はしている訳だよね。

光浦:これ、

大竹:収まっているの?これで。

太田:これは想定していない作業だから、収まってもいないですし、これからもやらなきゃいけないですし、


光浦:手作業でしかもう、仕様がないんだね。

太田:
そうですね、手作業でやるしかないという。
危険を防ぎながら。
で、こういうことに関わっていると、やっぱり、今までやろうとしていた廃炉作業は当然後送り。

光浦:そうだよね。

太田:先送りになっていくという。




福島第一原発 廃液漏れで危険作業増 貯蔵容器で水素ガス発生
2016年1月6日 朝刊 東京新聞

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 東京電力福島第一原発事故の発生から間もなく5年。しかし放射能を含む汚染水との闘いが落ち着くどころか、現場に予想もしなかった作業が降り掛かっている。高濃度汚染水処理の際に出る廃液の貯蔵容器で、水素ガスの発生により汚染水があふれることが分かったためだ。作業員たちは日々、点検や危険な水抜き作業に向き合っている。 (小倉貞俊)

 福島第一では、今も原子炉を常に冷やすため大量の高濃度汚染水が発生する。液体で貯蔵するのはリスクが高い。このため特殊な薬剤を混ぜて放射性物質を付着させ、泥状の廃液にし、強固な容器(直径1.5メートル、高さ1.8メートル)に閉じ込める。

 ところが昨年4月、一部の容器の上部や周辺の床にたまった水が見つかり、他の容器をチェックしたところ、計34基で水があふれているのが見つかった。

 東電が原因を調べたところ、高濃度の放射性物質を含んだ汚泥が容器内に沈殿し、水と反応して水素ガスが発生。汚泥が膨張して上澄み水を押し上げ、上部のガス抜き穴からあふれたことが判明した。ガスが発生することは分かっていたが、水があふれる事態は想定外だったという。

 この容器は現在、約1700基まで増えている。遮蔽(しゃへい)用のコンクリート製の箱に収納しているため、漏えいはただちに外部に影響があるわけではない。

 しかし、いずれの容器からも水があふれる恐れがあるため、現場では完全防護の態勢で毎日の点検のほか、容器ごとにガスの発生量を予測し、漏れが起きる可能性が高いものから順次、手作業でホースを使った水抜きを進めている。

 ただ、この水は放射性物質の濃度が高く、作業には危険が伴う。放射性セシウムが一リットル当たり約1万ベクレル、放射性ストロンチウムが約3000万ベクレルと、近づくだけで被ばくする恐れのある濃度だ。

 さらにやっかいなのは、このうちの約千基が箱内で、三段積みにして収納されている点だ。容器を一つ一つクレーンで動かし、チェックして水を抜き、別の容器を移動させて再び収納する、と気の遠くなるような作業を続けることが必要になっている。

 東電の担当者は「どれをどこに動かすかなどパズル状態。被ばくを最小限に抑えながら、慎重にやっていきたい」と説明している。本来の目標である廃炉に向けたマンパワーを、余計な作業に割かざるを得ない状況だ。

 <福島第一原発の汚染水処理> 事故で原子炉内に溶け落ちた核燃料を冷やすためには大量の水が必要。冷却後、発生した高濃度汚染水は、放射性セシウムの大半とストロンチウムの一部を除去し、さらに別の装置で塩分などを取り除く。淡水になった分は再び炉の冷却に使い、塩分を含む水は再度除染しタンクに保管する。この処理過程で出た汚泥状の廃液を貯蔵容器にため敷地内に保管している。






東電社長 新潟県知事に原発再稼働へ理解求める



東電社長 新潟県知事に原発再稼働へ理解求める
2016年1月5日 17時21分 NHK

東電原発

東京電力の廣瀬社長が5日、新潟県庁を訪れ、泉田知事に柏崎刈羽原子力発電所の再稼働を目指す取り組みなどに理解を求めました。泉田知事は、「東京電力は、みずから問題点を直す意識がない」などと厳しく批判し、議論は平行線をたどりました。

東京電力の廣瀬社長は年始のあいさつのために5日午後、新潟県庁を訪れ、泉田知事と会談しました。

東電原発1

廣瀬社長は「福島の事故から5回目の正月となり、長い間ご迷惑をおかけしていることを深くおわびします。柏崎刈羽原発については事故を踏まえ、補強工事を行っているほか、安全訓練を6000回近く実施するなど対策を強化している」などと理解を求めました。

東電原発2

これに対し、泉田知事は「問題なのは技術的な対策だけでなく、組織の運営体制にある。メルトダウンを公表するまでに2か月もかかった理由など疑問に答えず、みずから問題を明らかにし直そうという姿勢が全くない」などと厳しく批判し、議論は平行線をたどりました。

会談のあと廣瀬社長は「われわれとしては、すべてを見せているつもりだが、知事に理解してもらうために、さらに何が必要なのかを考えたい。柏崎刈羽原発の再稼働には、知事を含めた県民の理解が必要だと考えている」と話していました。


柏崎刈羽原発の審査の状況は
東京電力柏崎刈羽原発の原子力規制委員会による審査は、5年前に事故を起こした福島第一原発と同じタイプの中では最も進んでいて、初めて合格することになるか注目されます。

原発事故の教訓を踏まえて3年前に施行された新しい規制基準の下では、これまでに全国の16原発26基で審査の申請が行われました。このうち、去年、再稼働した鹿児島県にある川内原発の1号機と2号機、ことし再稼働する見通しの福井県にある高浜原発3号機と4号機、愛媛県にある伊方原発3号機と、これまでに合格したのはいずれも福島第一原発とは異なる「加圧水型」と呼ばれるタイプの原発です。

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福島第一原発と同じ「沸騰水型」と呼ばれるタイプの中では、柏崎刈羽原発6号機と7号機の審査が先行して進んでいます。これまでに、審査の重要項目の1つになっている原発で想定される最大規模の津波の高さが了承され、重大事故に備えた設備の審査が集中的に進められています。現在、想定される最大規模の地震の揺れの議論が終盤を迎えていますが、防潮堤の下を走る断層の活動性を巡り、規制委員会がデータ不足を指摘したことから、追加調査が行われており、沸騰水型の中で初めて合格することになるか、今後の審査が注目されます。

また、仮に合格したあとも、原発事故を起こした当事者が目指す再稼働だけに、東京電力が行った安全対策や組織体質の見直しが地元などの理解を得られるか課題になります。






<福島第一作業員負傷事故>三脚に左手中指を挟み緊急搬送

報道関係各位一斉メール 2015年
福島第一原子力発電所構内における作業員の負傷について

2015年11月30日 東京電力株式会社

11月30日、午前8時59分頃、福島第一原子力発電所構内、海側遮水壁工事に従事していた協力企業作業員が、車両から三脚を降ろす際に、三脚に左手中指を挟み負傷しました。

入退域管理棟救急医療室にて医師の診察を受けたところ、緊急搬送の必要があると判断されたことから、同日午前9時42分に救急車を要請し、いわき市内の病院へ搬送しました。

当該作業員に意識はあり、身体に放射性物質の付着はありませんでした。

続きを読む

<福島第一原発>一番多く放射性物質を放出した2号機建屋解体開始

福島第1原発2号機 来秋ごろから建屋上部の解体作業開始へ

(福島15/11/30)FNNLocal

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東京電力は、福島第1原発2号機に残る核燃料の取り出しに向けて、2016年の秋ごろ­から、建屋上部の解体作業を始める計画。

2号機は、福島第1原発事故で燃料が溶け落ちたが、建屋は、そのままの状態で残ってい­る。

2号機2

建屋上部の解体は、使用済み燃料プールに残る615体の核燃料や、燃料デブリの取り出­しに向けての準備で、2016年秋ごろから、本格的な解体作業を始める計画。

2号機3

建屋の内部は、放射線量が高いため、解体作業の中で、放射性物質の拡散をどう防ぐかが­課題となる。

2号機4

東京電力では、飛散防止剤の散布や散水を徹底するなどして、およそ2年かけて、建屋上­部を解体することにしている。





<フクイチ超高濃度汚染水漏れ>床の穴から汚染水が建屋地下に流れた可能性あり、漏れた全量は不明〜ストロンチウムなど3200万ベクレル


配管から汚染水漏れ 第1原発2号機・原子炉建屋内
福島民友 2015年11月06日 10時06分
 
東京電力は5日、福島第1原発2号機原子炉建屋内で、建屋地下にたまった高濃度汚染水を移送する配管から汚染水が配管周辺の建屋内に漏れたと発表した。
東電によると、漏れた汚染水は少なくとも225リットルに上るという。既に漏れが収まり、汚染水が建屋内にとどまっていることから東電は「環境に影響はない」としている。
配管の外観に目立った破損は確認できず、今後原因を詳しく調べる。

東電によると、同日午前0時10分ごろ、建屋内で汚染水漏れを知らせる検知器が作動したため、2号機と3号機の原子炉建屋内からの移送をそれぞれ停止した。

作業員が確認したところ、配管の外側を覆うビニール製のシートから汚染水が滴状に落ちていて、床に設置された検知器周辺の囲いや囲いの外側に汚染水約225リットルがたまっているのを発見した。
床に空いた穴から汚染水が建屋地下に流れた可能性もあり、漏れた全量は不明という。
移送停止してから約2時間20分後に滴の落下は止まった。

床から採取した汚染水の濃度は、放射性セシウムが1リットル当たり250万ベクレル、ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質が同3200万ベクレルだった。






福島第一原子力発電所の状況について(日報)【午後3時現在】
2015年11月6日 東京電力株式会社

※11月5日午前0時9分頃、2号機タービン建屋に設置されている滞留水移送設備の漏えい検知器が作動した。
このため、午前0時11分に2号機タービン建屋から高温焼却炉建屋への滞留水の移送を停止、午前0時12分に3号機タービン建屋から高温焼却炉建屋への滞留水の移送を停止した。
当社社員が現場確認した結果、滞留水移送配管の下部に設置してある約2m×5m×5cmの堰内に高さ約2cmの水たまり、堰外に約5m×5m×1mmの水たまりを確認した。
また、当該配管は塩化ビニールシートで覆われており、そこから数秒に1滴程度、堰内に滴下していたが、配管を覆っている塩化ビニールシートには、水が残っているものの、午前2時30分現在、水の滴下は停止している。
確認された水たまりは、2号機タービン建屋内に留まっており、環境への影響はないと考えている。
 
水溜まりが確認された箇所の現場調査を実施し、水溜まり箇所の上部には、4本の滞留水移送配管が敷設されていた。
そのうち3本の配管に巻きつけていた塩化ビニール製シート※内に水が溜まっていることを確認した。
水溜まりのあった床面および塩化ビニール製シート3箇所の水のサンプリング結果は以下の通り。

    セシウム-134 セシウム-137 全ベータ (単位:Bq/L)
床面   2.5×106   1.1×107   3.2×107
配管A  4.0×106   1.8×107   5.5×107
配管B  2.2×106   9.5×106   5.1×107
配管C  3.2×106   1.4×107   4.0×107

※塩化ビニール製シート
配管からの漏えいを速やかに検知するため、漏えいした水を漏えい検知器に導く目的で、あらかじめ設置したもの。当該シートは4本の配管全てに設置している。

※3号機使用済燃料プールにおける燃料交換機の操作卓等の落下事象について、11月5日採取した使用済燃料プール水の放射能分析結果は以下の通り。

・セシウム-134  1.1×105Bq/L
・セシウム-137  4.9×105Bq/L
・コバルト-60   6.7×102Bq/L

前回と比較して有意な変動はなく、燃料破損の兆候は確認されていない。






あした川内原発2号機再稼動

小さい記事です
2015年10月14日 東京新聞朝刊
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テレビのニュースではまだ目にしません。

九州電力、川内原発2号機で最終点検作業-制御棒など確認、あす再稼働へ
日刊工業新聞  2015年10月14日

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原子力の利用再開を産業界は待ち望んでいる(九電川内原発)

九州電力は川内原子力発電所(鹿児島県薩摩川内市)2号機の再稼働に向け、核分裂を抑える制御棒が正常に動くかどうかなどの最終点検作業を14日に行う。問題がなければ15日に再稼働させる見通し。原発の再稼働は8月の川内1号機に続く2基目となる。関西電力高浜原発(福井県高浜町)3、4号機や四国電力伊方原発(愛媛県伊方町)3号機でも再稼働の手続きがヤマ場に差しかかりつつあり、産業界が待ち望む原子力の利用再開が急ピッチで進みそうだ。
 
再稼働が秒読みの段階にある川内2号機では、原子炉を起動時と同じ高温・高圧状態にしての最終的な点検作業を9日から実施。14日には制御棒の動きを確認するための点検を行い、運転再開に備える。国内の原発として約2年ぶりに運転を再開した川内1号機に続く再稼働となる。
 
高浜3、4号機も再稼働にかかる原子力規制委員会の審査が、先週末にすべて終了。関電はすでに使用前検査を進めている3号機に続き、4号機でも最終的な手続きとなる使用前検査の申請を近く同委に行う見込みだ。再稼働の前提となる規制委の審査にすべて合格したのは川内1、2号機に続いて2例目。
 
一方、伊方3号機については原発が立地する伊方町の町議会に続き、愛媛県議会も再稼働を認める決議を先週行った。再稼働には県と同町の同意を得る必要があるとされる。議会の決議を踏まえて中村時広県知事と山下和彦伊方町長が、それぞれ最終判断を示す。




川内2号機あす再稼働
佐賀新聞 2015年10月14日 08時34分
 
九州電力は15日に川内原発2号機(鹿児島県薩摩川内市)の原子炉を起動し、再稼働させる。東日本大震災後に施行した原発の新規制基準下での再稼働は8月の川内1号機に続いて2基目となる。営業運転への移行は11月中旬になる見込みだ。

川内2号機は既に原子炉への核燃料の装填(そうてん)が完了している。9日から原子炉の温度と圧力を上げて再稼働時と同様の状態にする最終的な点検作業に着手。14日に核分裂を抑えるための制御棒が正常に機能するか確認して再稼働前の検査を全て終える予定だ。

15日は制御棒を引き抜いて原子炉を起動。約12時間後に核分裂反応が安定的に続く「臨界」に達する見通し。問題がなければ18日ごろに発電と送電を始める。当面は「調整運転」と呼ばれる試運転の位置付けで、原子力規制委員会の最終検査を経て営業運転に移行する。

九電以外では、四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)について県議会が再稼働に同意し、地元手続きが大詰めを迎えている。




九州電力 
川内原子力発電所再稼動関連情報 2号機


2015年10月9日 PDFお知らせ(2号機)が九電の最新情報







<2015年9月の東京電力福島第一原子力発電所>作業員一人死亡・一人宙づり・高濃度汚染水漏れ→セシウム合計148万Bq/L、ストロンチウム90など330万Bq/L・他、汚染水漏れ多数


福島第一原子力発電所の状況について(日報)
東京電力株式会社


2015年9月1日
《地下水バイパスの状況》
※地下水バイパス揚水井No.1~12のサンプリングを継続実施中。
※地下水バイパス一時貯留タンクグループ1の当社および第三者機関による分析結果[採取日8月18日]については同等の値であり、ともに運用目標値を満足していることを確認。9月1日午前10時17分より海洋への排水を開始。同日午前10時25分に漏えい等の異常がないことを確認

報道関係各位一斉メール 2015年
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク(Gr1)からの排水について

2015年9月1日 東京電力株式会社

本日(9月1日)午前10時17分、福島第一原子力発電所における地下水バイパス一時貯留タンク(Gr1-1,Gr1-2,Gr1-3)に貯留してある水の海洋への排水を開始いたしました。
排水状況については、同日午前10時25分に漏えい等の異常がないことを確認しております。

なお、当該タンクにおける分析結果については、当社ホームページに掲載しておりますので、ご参照願います。
 URL:http://www.tepco.co.jp/decommision/planaction/monitoring/index-j.html

福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク(Gr1)からの排水について(続報)
2015年9月1日 東京電力株式会社

地下水バイパス一時貯留タンク(Gr1)からの排水についての続報です。
本日(9月1日)午前10時17分より海洋への排水を実施しておりましたが(お知らせ済み)、同日午後5時50分に排水を終了しました。
排水終了後に漏えい等の異常がないことを確認しております。

排水量については1,875トンでした。



2015年9月2日
※本日午前4時55分頃、福島第一原子力発電所H2北エリアのタンクにおいて、協力企業作業員がタンクの梯子を昇る際に、負傷。フルハーネスタイプとD環付きベルトの安全帯を装着していたため落下は免れたが、梯子に引っかかった状態で当該作業員が助けを呼び、共同作業者に発見された。午前5時14分に入退域管理棟救急医療室へ入室し、医師の診察を受けたところ、緊急搬送の必要があると判断したことから、午前5時56分に救急車を要請。なお、当該作業員の身体に放射性物質の付着はない。

《地下水バイパスの状況》
※地下水バイパス揚水井No.1~12のサンプリングを継続実施中。
地下水バイパス一時貯留タンクグループ1の当社および第三者機関による分析結果[採取日8月18日]については同等の値であり、ともに運用目標値を満足していることを確認。9月1日午前10時17分より海洋への排水を実施していたが、午後5時50分に排水を停止。また、排水停止状態に異常がないことを確認。なお、排水量は、1,875m3。

報道関係各位一斉メール 2015年
福島第一原子力発電所 サブドレン他水処理施設の運用開始に伴うサブドレンからのくみ上げ開始について

2015年9月3日 東京電力株式会社

 福島第一原子力発電所の汚染水対策の基本方針である「汚染源に水を近づけない」、「汚染水を漏らさない」の対策として設置したサブドレン他水処理施設について、本日(9月3日)午前10時より、41基あるサブドレンの内、山側にある20基から地下水をくみ上げ、運用を開始しております。

 なお、午前10時40分、運転状態については異常のないことを確認しております。

 本日くみ上げた地下水は、中継タンクを経て、集水タンクに貯められます。

 また、本施設の運用開始にあたり、常務執行役福島第一廃炉推進カンパニー・プレジデントの増田からのコメントを、当社HPにてお知らせさせていただいております。
 URL:http://www.tepco.co.jp/news/2015/1259122_6888.html

 サブドレン他水処理施設の日々の運用状況については、当社HPに特設ページを設け、公表してまいります。
 URL:http://www.tepco.co.jp/decommision/planaction/sub-drain/index-j.html
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報道関係各位一斉メール 2015年
3号機使用済燃料プールへの重機からの油漏れについて

2015年9月3日 東京電力株式会社

 本日(9月3日)8時3分頃、福島第一原子力発電所3号機の使用済燃料プール内において、がれき撤去用鋼材カッターの油圧ホースと養生材が接触し、プール水面に油圧ホースからの油漏えいが発生したことを確認しました。このため、8時14分に双葉消防本部へ連絡しました。

 がれき撤去用鋼材カッターの動作を停止したことにより漏えいは停止しました。燃料プールにはオイルフェンスを設置しており、油はその中にとどまっているため使用済燃料プール代替冷却系への油漏えいの影響はないものと考えております。

 なお、油回収のため燃料プール代替冷却系を8時15分に停止しました。燃料プール水温度は現在25.8℃であり、運転上の制限値65℃に対して余裕があります。

 使用済燃料プール内の油を回収した後、冷却を再開します。



2015年9月3日
※本日午前8時3分頃、3号機使用済燃料プール内において、がれき撤去用鋼材カッターの油圧ホースと養生材が接触し、プール水面に油漏えいが発生。がれき撤去用鋼材カッターを停止したことにより漏えいは停止した。なお、燃料プールにはオイルフェンスがあり、使用済燃料プール代替冷却系には影響がないものと考えているが、油回収のため使用済燃料プール代替冷却系を午前8時15分に停止した。冷却停止時の燃料プール水温度は25.8℃であり、運転上の制限値65℃に対して余裕があるため、使用済燃料プール水温度の管理上は問題ない。
午前10時45分に油回収作業が完了したため、停止した使用済燃料プール代替冷却系を午後0時30分に再起動し、運転状態に異常がないことを確認。現在の燃料プール水温度は、午後1時30分現在26.1℃と安定している。

※サブドレン他水処理施設については、8月12日から8月25日にかけて、各装置、機器の健全性確認(漏えい確認を含む)を行い異常が確認されなかったことから、本日午前10時に建屋周辺の地下水を汲み上げ、サブドレン他水処理施設の運用を開始した。


2015年9月4日
※9月2日午前4時55分頃、福島第一原子力発電所H2北エリアのタンクにおいて、協力業作業員がタンクの梯子を昇る際に、負傷。フルハーネスタイプとD環付きベルトの安全帯を装着していたため落下は免れたが、梯子に引っかかった状態で当該作業員が助けを呼び、共同作業者に発見された。
同日午前5時14分に入退域管理棟救急医療室へ入室し、医師の診察を受けたところ、緊急搬送の必要があると判断したことから、同日午前5時56分に救急車を要請。
なお、当該作業員の身体に放射性物質の付着はない。
その後、いわき市立総合磐城共立病院にて9月2日より検査入院をしていたが、特記すべき外傷などなく、9月3日、退院するとともに今後の通院治療は不要と診断された。


2015年9月5日
・2号機タービン建屋地下→集中廃棄物処理施設(高温焼却炉建屋)へ高濃度滞留水を移送実施中(2015年9月4日午後5時14分~)
・3号機タービン建屋地下→集中廃棄物処理施設(高温焼却炉建屋)へ高濃度滞留水を移送実施中(2015年9月4日午後5時33分~)

※2014年8月29日午後0時45分頃、3号機使用済燃料プール内瓦礫撤去作業において、燃料交換機の操作卓が当該プール東側中央付近に落下したことを受け、当該プール水のサンプリングを継続実施中。放射能分析結果が前回と比較して有意な変動がないことから、燃料破損等の兆候は確認されていない。
使用済燃料プール水の放射能分析の結果(採取日:9月4日)
・セシウム134:2.6×102 Bq/㎝3
・セシウム137:1.1×103 Bq/㎝3
・コバルト60:検出限界値未満(検出限界値:1.1×100 Bq/㎝3)


《K排水路の状況》
※耐圧ホースから漏えいした水が側溝からK排水路を経由し、港湾内に流出したことから、K排水路排水口ならびに港湾口連続モニタの監視を実施。

2015年9月7日
※K排水路の排水については、同排水路内に堰を設けて、移送ポンプを設置し港湾内に繋がるC排水路へ移送しているが、9月7日、K排水路に設置したカメラ映像を確認したところ、降雨の影響により、午前2時55分から午前4時6分の間で雨水が堰を乗り越え、外洋側へ一部排水されていることを確認。その後は、K排水路内の雨水は全てC排水路に移送しており、外洋への排水はなし。
<高濃度汚染水太平洋へ>福島第一原発K排水路「14ミリ以上降れば海に出ます」9/7東京電力記者会見文字起こし


2015年9月8日
<最新のサンプリング実績>
9月7日に採取した水の分析結果(セシウム134、セシウム-137、全ベータ値)が前日の分析結果よりも上昇していたが、昨日の降雨の影響により一時的に上昇したものであり、過去の変動範囲内に収まっている。引き続き、継続監視を行う。

2015年9月9日
※9月9日午前10時40分頃、タンクパトロール中の当社社員が、H5タンクエリアに設置された内堰の北東側の継ぎ目から雨水が漏えいしていることを発見した。このため同日午前10時45分、H5タンクエリア外堰の排水弁を閉にし、H5タンクエリア堰内に溜まっている雨水については同日午前11時24分にH6タンクエリア堰内への移送を開始。また、当該の漏えい箇所については、土嚢を設置。
H5タンクエリアに設置された内堰の継ぎ目からの漏えいについては、漏えい当初はえんぴつの芯2本分の漏えいであったが、暫定処置として継ぎ目に詰め物を行い、1秒に2滴程度で土嚢に替えてドレンパンで受けているため、現在堰外への流出はない。なお、当該エリアに設置されているタンクの水位に変動が無いこと、およびB・C排水路の連続側溝モニタにおいて有意な変動が無いことを確認。

※9月9日午後12時45分頃、入退域管理棟2階のトイレにて、協力企業作業員が意識不明の状態で発見されたため、同日午後12時56分に救急車を要請。当該作業員は同日午後12時57分に入退域管理棟救急医療室へ入室したが、心肺停止の状態だった。その後、同日午後1時32分に救急車にて出発し、いわき市立総合磐城共立病院に向かう。

<最新のサンプリング実績>
9月7日に採取した1号機取水口(遮水壁前)、2号機取水口(遮水壁前)および1~4号機取水口内南側(遮水壁前)海水の分析結果において、セシウム134、セシウム137および全ベータの値が前回値より上昇しているが、過去の降雨の際に同程度まで値が上昇していることから、今回の上昇についても降雨による影響と考えている。 なお、港湾内の分析結果については、有意な変動は確認されていない。


報道関係各位一斉メール 2015年
福島第一原子力発電所 海側遮水壁の鋼管矢板の打設作業再開およびサブドレン他水処理施設の一時貯水タンクからの排水開始の予定について

2015年9月9日 東京電力株式会社

2015年9月3日より、サブドレンからの地下水のくみ上げを開始したことを受け、9本残っている海側遮水壁の鋼管矢板の打設作業を、準備が整い次第、9月10日午前中に再開する予定(※)です。
また、サブドレン他水処理施設について、準備が整い次第、9月14日午前中に一時貯水タンクから港湾内への排水を開始する予定(※)です。

(※)天候などの状況により、日程が変更となる可能性があります。

当日排水を予定している一時貯水タンクの水(昨年のサブドレン他水処理施設の浄化性能確認試験において貯水した水)については、当社および第三者機関による分析結果において、運用目標値を満足していることを確認しております。
 URL:http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/handouts/2015/images/handouts_150902_07-j.pdf
    (11ページ参照)

なお、海側遮水壁の鋼管矢板の打設作業再開に関する資料を、当社ホームページに掲載しておりますので、あわせてお知らせいたします。
 URL:http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/handouts/2015/images/handouts_150909_09-j.pdf

福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク(Gr3)からの排水について
2015年9月9日 東京電力株式会社
本日(9月9日)午前10時3分、福島第一原子力発電所における地下水バイパス一時貯留タンク(Gr3-1,Gr3-2,Gr3-3)に貯留してある水の海洋への排水を開始いたしました。


福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク(Gr3)からの排水について(続報)
2015年9月9日 東京電力株式会社

地下水バイパス一時貯留タンク(Gr3)からの排水についての続報です。
本日(9月9日)午前10時3分より海洋への排水を実施しておりましたが(お知らせ済み)、同日午後6時25分に排水を終了しました。
排水終了後に漏えい等の異常がないことを確認しております。
 
排水量については2,095トンでした。



2015年9月10日
その後、漏えい箇所にコーキング処置を行い、同日午後8時55分に漏えいが停止。また、外堰に溜まった雨水の回収を実施。
H5タンクエリア内堰および外堰内の雨水の分析結果
<H5タンクエリア内堰内の雨水>
 ・セシウム134:検出限界値(0.58 Bq/L)未満
 ・セシウム137:検出限界値(0.73 Bq/L)未満
 ・全ベータ  :34 Bq/L
<H5タンクエリア外堰内の雨水>
 ・セシウム134:検出限界値(0.92 Bq/L)未満
 ・セシウム137:検出限界値(0.80 Bq/L)未満
 ・全ベータ  :13 Bq/L
 内堰からの漏えい量については、同日午前7時40分のパトロールにおいて漏えいが無いことを確認しており、それ以降に当該箇所から漏えいが発生、当該箇所の漏えい拡大防止処置が完了した同日午後0時まで漏えいが継続したと仮定し、約63L(鉛筆芯2本程度(14.4L/h)で漏えいが継続していたと仮定)と算出。
 なお、外堰の排水弁については、H5タンクエリア外堰の分析結果が排水路の通常の降雨時の値より低い値であったことなどから、同日午後10時58分に「開」とした。

※9月9日午後12時45分頃、入退域管理棟2階のトイレにて、協力企業作業員が意識不明の状態で発見されたため、同日午後12時56分に救急車を要請。当該作業員は同日午後12時57分に入退域管理棟救急医療室へ入室したが、心肺停止の状態だった。その後、同日午後1時32分に救急車にて出発し、いわき市立総合磐城共立病院に向かう。当該作業員については、同日午後3時10分に搬送先の病院にて死亡が確認された。

※9月9日午後5時38分頃、タンクパトロール中の協力企業作業員が、C東エリアA1タンクに接続している配管と内堰との貫通部から雨水が出ていること、およびC西エリアB1タンクに接続している配管と内堰との貫通部から雨水が出ていることを発見。その後、同日午後6時28分に当社社員が当該箇所を確認し、内堰の貫通部から外堰内への漏えいであると判断。外堰の排水弁については、同日午後4時頃に「閉」状態としていた。
 内堰から外堰への漏えいについては、発見当初それぞれ鉛筆1本分の漏えい。
 C西エリア内堰に溜まっている雨水については同日午後7時4分、C東エリア内堰に溜まっている雨水については同日午後7時8分、H5エリアへ移送を開始。
 雨水の移送によって、貫通部の高さよりも水位が下がり、C東エリアは同日午後8時20分、C西エリアについては同日午後10時7分に漏えいが停止。
 その後、漏えい箇所にコーキング処置を実施。また、外堰に溜まった雨水の回収を実施。
 Cタンクエリア(C東エリアおよびC西エリア)内堰および外堰内の雨水の分析結果
<C東エリア内堰内の雨水>
 ・セシウム134:検出限界値(0.59 Bq/L)未満
 ・セシウム137:検出限界値(0.71 Bq/L)未満
 ・全ベータ  :30 Bq/L
<C西エリア内堰内の雨水>
 ・セシウム134:検出限界値(0.60 Bq/L)未満
 ・セシウム137:検出限界値(0.72 Bq/L)未満
 ・全ベータ  :25 Bq/L
<Cタンクエリア外堰内の雨水>
 ・セシウム134:検出限界値(0.70 Bq/L)未満
 ・セシウム137:1.1 Bq/L
 ・全ベータ  :44 Bq/L
 なお、外堰の排水弁については、Cタンクエリア外堰内の雨水の分析結果が排水路の通常の降雨時の値より低い値であったことなどから、9月10日午前10時2分に「開」とした。

※K排水路の排水については、同排水路内に堰を設けて、移送ポンプを設置し港湾内に繋がるC排水路へ移送しているが、9月9日、K排水路に設置したカメラ映像を確認したところ、降雨の影響により、午前0時28分から午前2時34分および午前3時58分から午前4時24分の間で雨水が堰を乗り越え、外洋側へ一部排水されていることを確認。その後は、K排水路内の雨水は全てC排水路に移送しており、外洋への排水はなし。

2015年9月11日
2号機タービン建屋で、2015年9月11日午前8時17分、漏えい検知器が作動したことを示す「#2T/Bポンプ出口弁スキッドA漏えい検知」の警報が作動し、午前8時19分、タービン建屋地下から集中廃棄物処理施設プロセス主建屋への滞留水移送を停止。午前9時6分に現場の状況を確認し、当該漏えい検知器の動作については雨水と思われる滴下が原因であり、滞留水設備からの漏えいによるものではないと判断し、午前9時27分、溜まり水について拭き取りを行い、警報はクリアした。

なお念のため、以下の滞留水移送を一時停止したが、警報のクリアとともに移送を再開した。
2号機原子炉建屋→集中廃棄物処理施設プロセス主建屋(9月11日午前8時23分~同日午前9時46分)
2号機廃棄物処理建屋→集中廃棄物処理施設プロセス主建屋(9月11日午前8時25分~同日午前9時46分)

※K排水路の排水については、同排水路内に堰を設けて、移送ポンプを設置し港湾内に繋がるC排水路へ移送しているが、9月11日、K排水路に設置したカメラ映像を確認したところ、降雨の影響により、午前3時3分から午前4時20分および午前5時20分から午前5時50分、また午前6時13分から午前7時7分の間で雨水が堰を乗り越え、外洋側へ一部排水されていることを確認。その後は、K排水路内の雨水は全てC排水路に移送しており、外洋への排水はなし。

2015年9月12日
Cタンクエリア内堰および外堰内の雨水のストロンチウム分析結果
<C西エリア内堰内の雨水>
 ・ストロンチウム90:15 Bq/L
<C東エリア内堰内の雨水>
 ・ストロンチウム90:16 Bq/L
<Cタンクエリア外堰内の雨水>
 ・ストロンチウム90:24 Bq/L

H4北タンクエリアにおいて、9月11日午後0時10分頃、同タンクエリアに設置された内堰から雨水が漏えいしていることを発見。漏えい状況は、鉛筆1本程度であり、同タンクエリアの外堰の排水弁については、「閉」状態であることを確認。その後、同日午後2時12分に、止水セメントによる止水処理を実施し、漏えいが停止。9月11日午後3時55分からH4北タンクエリア外堰内に溜まっている雨水について、H4タンクエリア内堰内に移送を実施していたが、回収作業が終了したことから、9月11日午後10時に移送を停止。

H4北タンクエリア内堰内、外堰内、および漏えい箇所から採取した雨水の分析結果については以下の通り。

<H4北タンクエリア内堰内の雨水>
 ・セシウム134:検出限界値(2.1 Bq/L)未満
 ・セシウム137:3.3 Bq/L
 ・全ベータ  :1000 Bq/L
<H4北タンクエリア外堰内の雨水>
 ・セシウム134:検出限界値(2.1 Bq/L)未満
 ・セシウム137:検出限界値(2.8 Bq/L)未満
 ・全ベータ  :420 Bq/L
<漏えい箇所から採取した雨水>
 ・セシウム134:検出限界値(2.1 Bq/L)未満
 ・セシウム137: 5 Bq/L
 ・全ベータ  :1200 Bq/L

また、H4北タンクエリアにおいて、9月12日午前11時30分頃、現場パトロールを行っていた当社社員が、9月11日に漏えいが確認された箇所から約10m離れた場所の内堰より、10秒に1滴程度の滴下があることを確認。そのため、滴下箇所にビニールの受けを設置し、漏えい拡大防止措置を実施。その後、同日午後0時7分に止水材による止水処理を実施し、滴下が停止したことを確認。また、当該箇所周辺に水溜まりは確認されていない。


2015年9月14日
<最新のサンプリング実績>
今回の分析結果について、H4エリア周辺(E-2)の全ベータ放射能の値が前回値(9月8日採取分:検出限界値未満(検出限界値:17Bq/L))から200Bq/Lと上昇したが、大雨の影響により当該観測孔にH4北タンクエリア外堰内の水が混入したことによるものと考えられる。その他の分析結果については、前回と比較して有意な変動は確認されていない。

報道関係各位一斉メール 2015年
福島第一原子力発電所 サブドレン他水処理施設の一時貯水タンクからの排水について

2015年9月14日 東京電力株式会社

2015年9月3日より、地下水のくみ上げを開始しているサブドレン他水処理施設について、本日(9月14日)午前10時1分、一時貯水タンクAから港湾内への排水を開始いたしました。
排水状況については、同日午前10時23分に漏えい等の異常がないことを確認しております。
サブドレン他水処理施設の運用にあたっては、運用方針や運用目標をしっかりと遵守してまいります。

なお、当該タンクにおける分析結果については、当社ホームページに掲載しておりますので、ご参照願います。
URL:http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/smp/2015/images/drain_stank_15091101-j.pdf

福島第一原子力発電所 サブドレン他水処理施設の一時貯水タンクからの排水について(続報)
2015年9月14日 東京電力株式会社

サブドレン他水処理施設の一時貯水タンクAからの排水についての続報です。
本日(9月14日)午前10時1分より港湾内への排水を実施しておりましたが(お知らせ済み)、同日午後3時47分に排水を終了しました。
排水終了後に漏えい等の異常がないことを確認しております。

排水量については838トンでした。



2015年9月15日
H6タンクエリアにおける内堰から雨水の漏えいについて
・9月14日午後5時35分頃、H6タンクエリアにおいて、内堰から雨水が漏えいしていることをタンクパトロール中の協力企業作業員が発見した。漏えい箇所は、配管貫通部1箇所と鋼鉄製の堰の平板と平板を接続する補強用の鋼材との接合部2箇所の計3箇所。
・漏えい状況は、配管貫通部1箇所については約5cmの幅で、鋼鉄製の堰の平板と平板を接続する補強用の鋼材との接合部2箇所については約1cmの幅で、それぞれ壁伝いに流れている状況。なお、外堰の排水弁は9月13日より閉止しており、外堰から外部への漏えいはない。
・9月14日午後6時30分頃より止水剤による止水作業開始、午後8時8分に内堰内の水の移送を開始(→H4北内タンク)。午後11時00分 漏えいが「にじみ」まで低減していることを確認。
・9月15日午前7時25分頃、雨水漏えいが確認された3箇所において、漏えいが停止していることを確認。

<漏えいした水の分析結果:H6タンクエリア内堰内の雨水>
・セシウム134:検出限界値(0.64Bq/L)未満
・セシウム137:1.7Bq/L
・全ベータ  :300Bq/L

2015年9月16日
H4北タンクエリア内堰からの漏えいについて、内堰内、外堰内、および漏えい箇所近傍(内堰内)から採取した水のストロンチウム90の分析結果について

<H4北タンクエリア内堰内水>
・ストロンチウム90:620 Bq/L

<H4北タンクエリア外堰内水>
・ストロンチウム90:310 Bq/L

<漏えい箇所近傍(内堰内)から採取した水>
・ストロンチウム90:740 Bq/L

H4北タンクエリア内堰から漏えいした水については、同エリアに設置している汚染水タンク等からの漏えいは確認されていないことから、同エリア内堰内に雨水が溜まったものではあるが、2013年8月19日に発生した「福島第一原子力発電所汚染水貯留設備RO濃縮水貯槽からの漏えい」によって同エリアには汚染が残存※しており、その影響で同エリア内堰内に溜まった雨水の放射能濃度も高くなっていることから、漏えいした水は「核燃料物質等により汚染された水」に該当すると判断。
※2013年8月19日の漏えい事象発生後に、H4北タンクエリア内の床面洗浄・塗装は実施しているものの、タンク底部の床面には汚染が残存している状況。

また、漏えい箇所近傍(内堰内)から採取した水の放射性物質の濃度(告示濃度限度に対する割合の和)は「25」であり、実施計画にて定めた排水基準(0.22)を超えていることから、9月15日午後8時17分に核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律第62条の3に基づき制定された、東京電力株式会社福島第一原子力発電所原子炉施設の保安及び特定核燃料物質の防護に関する規則第18条第12号「発電用原子炉施設の故障その他の不測の事態が生じたことにより、核燃料物質等(気体状のものを除く)が管理区域内で漏えいしたとき」に該当すると判断。

3号機タービン建屋において、9月16日午前2時3分、漏えい検知器が動作したことを示す「♯3T/Bポンプ出口弁スキッドB漏洩検知」の警報が発生。
警報発生時において、2号機各建屋から集中廃棄物処理施設高温焼却炉建屋への移送を行っていたが、移送配管が3号機タービン建屋を通っていることから、以下の通り滞留水移送を停止。

・午前2時20分:2号機原子炉建屋 → 集中廃棄物処理施設高温焼却炉建屋
・午前2時21分:2号機タービン建屋 → 集中廃棄物処理施設高温焼却炉建屋
・午前2時21分:2号機廃棄物処理建屋 → 集中廃棄物処理施設高温焼却炉建屋

その後、午前2時54分に現場状況を確認した結果、滞留水移送配管からの漏えいはないこと、および当該漏えい検知器付近の天井から結露水と思われる滴下があることを確認。
このため、当該漏えい検知器の動作は結露水の影響によるもの判断。
その後、午前3時11分、当該漏えい検知器周辺に溜まった結露水の拭き取りを行い、「♯3T/Bポンプ出口弁スキッドB漏洩検知」の警報はクリア。
なお、2号機各建屋からの滞留水移送については、今後、協議した上で再開する予定。

報道関係各位一斉メール 2015年
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク(Gr2)からの排水について

2015年9月16日 東京電力株式会社

本日(9月16日)午前10時5分、福島第一原子力発電所における地下水バイパス一時貯留タンク(Gr2-1,Gr2-2,Gr2-3)に貯留してある水の海洋への排水を開始いたしました。
排水状況については、同日午前10時21分に漏えい等の異常がないことを確認しております。

なお、当該タンクにおける分析結果については、当社ホームページに掲載しておりますので、ご参照願います。
URL:http://www.tepco.co.jp/decommision/planaction/monitoring/index-j.html

福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク(Gr2)からの排水について(続報)
2015年9月16日 東京電力株式会社

地下水バイパス一時貯留タンク(Gr2)からの排水についての続報です。
本日(9月16日)午前10時5分より海洋への排水を実施しておりましたが(お知らせ済み)、同日午後4時24分に排水を終了しました。
排水終了後に漏えい等の異常がないことを確認しております。

排水量については1,583トンでした。



2015年9月18日
※9月17日午前7時54分頃、チリ中部沖で、マグニチュード8.3の地震が発生。その後、9月18日午前3時、気象庁から福島県沿岸部に「津波注意報」が発令されたことから、午前3時5分、発電所構内で作業している当社社員および協力企業作業員に対し、発電所構内一斉放送にて高台への待避指示を出し、午前4時5分に避難を完了。なお、発電所港湾内に設置している潮位計の監視において、午前7時30分から午前7時40分にかけて、潮位計約12cmの変化を確認したが、1~6号機のプラントパラメーターおよびモニタリングポスト指示値に有意な変動は確認されていない。

※H6タンクエリア内堰からの漏えいについて、採取した水のストロンチウム90の分析結果等は以下の通り。
 <H6タンクエリア内堰内水>
 ストロンチウム90:160 Bq/L

H6タンクエリア内堰内の水については、同エリアに設置している汚染水タンク等からの漏えいは確認されていないものの、9月11日に発生したH4北タンクエリアからの漏えい事象の際に、H4北タンクエリア内堰内の水※1がH6タンクエリアに移送されていることから、漏えいした水は「核燃料物質等により汚染された水」に該当すると判断。※2
このため、本事象については、2015年9月11日に発生した炉規制法報告事象の一連の事象として、H4北タンクエリアからの漏えい事象と併せて、原因と対策について検討する。
 ※1:2013年8月19日の「福島第一原子力発電所汚染水貯留設備RO濃 縮水貯槽からの漏えい」事象発生後に、H4北タンクエリア内の床面洗浄・塗装は実施しているものの、タンク底部の床面には汚染が残存している。
 ※2:H6タンクエリア内堰内から採取した水の放射性物質の濃度(告示濃度限度に対する割合の和)は「5.3」であり、実施計画にて定めた排水基準(0.22)を超えている。
なお、9月9日に発生したH5タンクエリア及びCタンクエリア内堰からの漏えい 事象についても、原因と対策を検討する。

※K排水路の排水については、同排水路内に堰を設けて、移送ポンプを設置し港湾内に繋がるC排水路へ移送しているが、K排水路に設置したカメラ映像を確認したところ、降雨の影響により、9月17日午後11時23分から午後11時31分、午後11時45分から9月18日午前0時16分および午前0時29分から午前2時3分に、雨水が堰を乗り越え、外洋側へ一部排水されていることを確認。その後は、K排水路内の雨水は全てC排水路に移送しており、外洋への排水はなし。

2015年9月19日
<最新のサンプリング実績>
9月18日の分析結果[採取日9月16日]において、1号機放水路立抗水下流側のセシウム134、セシウム137、および全ベータの値が引き続き上昇傾向にあることを確認。また、1号機放水路立坑水上流側のトリチウムの値についても、前回値より上昇していることを確認。
同立抗の上流側および下流側の測定値は、これまでゆるやかな上昇傾向にあり、今回の値が特異的に上昇したものではないと推定。今後も監視を継続していく。
なお、港湾内海水のサンプリング結果については、有意な変動は確認されていない。
他の放水路立坑水サンプリング結果については、前回と比較して有意な変動はない。

報道関係各位一斉メール 2015年
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク(Gr1)からの排水について

2015年9月23日 東京電力株式会社

本日(9月23日)午前10時00分、福島第一原子力発電所における地下水バイパス一時貯留タンク(Gr1-1,Gr1-2,Gr1-3)に貯留してある水の海洋への排水を開始いたしました。
排水状況については、同日午前10時5分に漏えい等の異常がないことを確認しております。

なお、当該タンクにおける分析結果については、当社ホームページに掲載しておりますので、ご参照願います。
URL:http://www.tepco.co.jp/decommision/planaction/monitoring/index-j.html


福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク(Gr1)からの排水について(続報)
2015年9月23日 東京電力株式会社

地下水バイパス一時貯留タンク(Gr1)からの排水についての続報です。
本日(9月23日)午前10時00分より海洋への排水を実施しておりましたが(お知らせ済み)、同日午後6時56分に排水を終了しました。
排水終了後に漏えい等の異常がないことを確認しております。

排水量については2,236トンでした



2015年9月24日
※2015年9月11日に発生したH4北タンクエリア内堰からの漏えいに関して、当該タンクエリア内堰内、外堰内、および漏えい箇所近傍(内堰内)から採取した水の分析結果(セシウム134およびセシウム137)について、以下のとおり訂正。なお、本訂正は、より精度の高い分析(計測時間を長時間確保したもの)を行った結果によるもの。
 また、漏えい箇所近傍の内堰内から採取した水の放射性物質の濃度(告示濃度限度に対する割合の和)は「25」とお知らせしているが、本訂正においても数値の変更はない。

プレスリリース 2015年
プレスリリース 2015年
福島第一原子力発電所H4北タンクエリア内堰から外堰内への堰内雨水の漏えいに関する「発電用原子炉施設故障等報告書」の提出について

2015年9月25日 東京電力株式会社

当社は、2015年9月11日に発生した、福島第一原子力発電所H4北タンクエリア内堰から外堰内への堰内雨水の漏えいについて、本日、東京電力株式会社福島第一原子力発電所原子炉施設の保安及び特定核燃料物質の防護に関する規則第18条に基づく報告(事故故障等の報告)を原子力規制委員会に行いましたのでお知らせいたします(別紙参照)。
 
また、同年9月14日に発生したH6タンクエリア内堰から外堰内への堰内雨水の漏えいについても、H4北タンクエリア内堰内の雨水をH6タンクエリア内堰内へ移送していたことから、漏えいした水は「核燃料物質等により汚染された水」に該当すると判断しており、本報告書において併せて報告しております。
 今後も引き続き調査を行い、その結果を取りまとめ、原子力規制委員会に報告いたします。

○別紙
 ・発電用原子炉施設故障等報告書(PDF 188KB)PDF
(件名:福島第一原子力発電所H4北タンクエリア内堰から外堰内への堰内雨水の漏えいについて)
以 上





2015年9月26日
セシウム吸着塔一時保管施設第二施設に保管されているHICについては、7月22日より行っていた2巡目の点検(水溜まりの確認)が9月10日に完了し、9月14日より3巡目の点検を実施中。
2巡目の点検結果については、全685基の点検を実施し、8月19日時点で232基の点検を実施時に、新たに2基のHICについて、吸水ブロックに水が染み込んでいることを確認以降、新たに吸水ブロックに水が染み込んでいることが確認されたHICは認められていない。
このことから、1巡目と2巡目の点検で水溜りが確認されたHICは合計で34基。3巡目の点検については、9月24日時点で99基の点検を実施しており、新たに吸水ブロックに水が染み込んでいることが確認されたHICは認められていない。
また、セシウム吸着塔一時保管施設第三施設に保管されているHICについては、9月24日時点で184基の点検を実施しており、新たに水溜まりが確認されたHICは認められていない。引き続き、HICの点検を行うとともに、原因調査を行う予定。


2015年9月29日
※9月29日午前5時29分頃、集中廃棄物処理施設(高温焼却炉建屋)内のサンプリングラック(試料採取装置)から、床面に水が漏れていることを、パトロール中の協力企業作業員が発見。同日午前6時31分、サンプリングラックにつながっているサンプリングライン10箇所の弁を閉止し、その後、午前8時2分に漏えいが停止していることを確認。漏えいした水は、第二セシウム吸着装置の各吸着塔出口におけるサンプリングラインの水で、漏えい範囲は約3m×約4m、深さ約3mmで漏えい量は約36リットル。漏えいした水は当該建屋内に留まっており、建屋外への流出はない。
その後、漏えいした水については、午後0時20分に回収を終了。
また、漏えいした水の放射能分析結果は以下の通り。
 ・セシウム134:2.8×105Bq/L
 ・セシウム137:1.2×106Bq/L
 ・全ベータ :3.3×106Bq/L
原因については、サンプリング水を排水するラインが排水不良となり、逆流した水が3箇所のサンプリングシンクから溢水したものと推定。

報道関係各位一斉メール 2015年
福島第一原子力発電所高温焼却炉建屋サンプリングラックからの漏えいについて

2015年9月29日 東京電力株式会社

本日(9月29日)午前5時29分頃、福島第一原子力発電所集中廃棄物処理施設高温焼却炉建屋内のサンプリングラック(試料採取装置)から、床面に水が漏れていることを、パトロール中の協力企業作業員が発見しました。

同日午前6時31分、サンプリングラックにつながっているサンプリングライン10箇所の弁を閉止し、その後、午前8時2分に漏えいが停止していることを確認しました。

漏えいした水は、第二セシウム吸着装置の各吸着塔出口におけるサンプリングラインの水で、漏えい範囲は約3m×約4m、深さ約3mmで漏えい量は約36リットルであることを確認しています。
また、漏えいした水は当該建屋内に留まっており、建屋外への流出はありません。

福島第一原子力発電所高温焼却炉建屋サンプリングラックからの漏えいについて(続報)
2015年9月29日 東京電力株式会社

 高温焼却炉建屋サンプリングラックからの漏えいについての続報です。
 漏えいした水については、午後0時20分に回収を終了しております。
 漏えいした水の放射能分析結果は以下の通りです。
  ・セシウム134:2.8×10^5 Bq/L
  ・セシウム137:1.2×10^6 Bq/L ※セシウム合計→148万Bq/L
  ・全ベータ  :3.3×10^6 Bq/L  ※ストロンチウム90など→330万Bq/L

 原因については、サンプリング水を排水するラインが排水不良となり、逆流した水が3箇所のサンプリングシンクから溢水したものと推定しています。



※東電の報告と新聞記事が違う
・漏れた汚染水の量約36リットル→210リットル

福島第1原発:汚染水漏れ210リットル 外部流出なし
毎日新聞 2015年09月29日 19時50分(最終更新 09月29日 19時56分)

 東京電力は29日、福島第1原発の敷地内にある放射性汚染水浄化装置から、高濃度汚染水約210リットルが漏れたと発表した。放射性物質の濃度は、セシウムが1リットル当たり148万ベクレル、ストロンチウム90などを含む全ベータが同330万ベクレル。汚染水は施設内にとどまり、外部への流出はないという。同日午前5時半ごろ、巡回中の作業員が、装置から水が漏れているのを発見。排水管の弁を閉め、同8時ごろに汚染水の漏れが止まった。【斎藤有香

福島第一 高濃度汚染水210リットル漏れる 除染装置の排水悪化
東京新聞 2015年9月30日 朝刊

東京電力は29日、福島第一原発で、処理中の高濃度汚染水210リットルが、除染装置から漏れたと発表した。汚染水には一リットル当たり148万ベクレルもの高濃度の放射性セシウムが含まれていたが、東電は、装置のある建屋の外には漏れておらず、汚染水処理にも影響はないとしている。
 
漏れた場所は、タービン建屋にたまった汚染水を複数のフィルターに通し、セシウムを取り除く装置。除染の効果を確認するため、各フィルターを通した後の水のサンプルを採る部分から漏れた。
 
東電は、採取部分から除染装置に水を戻すホースを、別の作業の邪魔にならないよう持ち上げて縛ったところ、排水が悪くなり、水が漏れたとみている。漏れが見つかった後も除染装置を動かし続け、採取部分に枝分かれする弁を閉めて漏れを止めた。




2015年9月30日
※9月30日午前7時48分頃、H1東タンクエリアにおいて、当該タンクエリア内堰のボルト部から1分間に1滴程度の水が滴下していることをタンクパトロール中の協力企業作業員が発見したとの連絡があった。午前9時に現場状況を確認したところ、当該タンクエリアの鋼製の内堰のボルト部4箇所において、幅10~30cm程度のにじみ痕があること、および水は鋼製の内堰に沿って設置されているコンクリート堰の上部にとどまっていて、コンクリート堰側面および床面には至っていないことを確認。また、当該タンクエリアの外堰の排水弁については「閉」状態であることから、環境への影響はないものと考えている。止水処置を行うため、にじみのあったボルト部の拭き取りを行ったところ、水の滴下はなくにじみ程度であることを確認。にじみを確認したボルト部4箇所については、午前9時35分に止水セメント等による止水処置が完了した。水は拭き取りにより回収している。


報道関係各位一斉メール 2015年
福島第一原子力発電所H1東タンクエリアにおける内堰からの水のにじみについて

2015年9月30日 東京電力株式会社

本日(9月30日)午前7時48分頃、福島第一原子力発電所H1東タンクエリアにおいて、当該タンクエリア内堰のボルト部から1分間に1滴程度の水が滴下していることをタンクパトロール中の協力企業作業員が発見したとの連絡がありました。

午前8時46分に現場状況を確認したところ、当該タンクエリアの鋼製の内堰のボルト部4箇所において、幅10~30cm程度のにじみ痕があること、および水は鋼製の内堰に沿って設置されているコンクリート堰の上部にとどまっていて、コンクリート堰側面および床面には至っていないことを確認しました。

また、当該タンクエリアの外堰の排水弁については「閉」状態であることから、環境への影響はないものと考えております。
止水処置を行うため、にじみのあったボルト部の拭き取りを行ったところ、水の滴下はなくにじみ程度であることを確認しました。にじみを確認したボルト部4箇所については、午前9時35分に止水セメント等による止水処置が完了しました。
水は拭き取りにより回収しております。




報道関係各位一斉メール 2015年
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク(Gr3)からの排水について

2015年9月30日 東京電力株式会社

本日(9月30日)午後2時35分、福島第一原子力発電所における地下水バイパス一時貯留タンク(Gr3-1,Gr3-2,Gr3-3)に貯留してある水の海洋への排水を開始いたしました。
排水状況については、同日午後2時42分に漏えい等の異常がないことを確認しております。
なお、排水終了については本日夜間になることから、実績については、明朝にお知らせさせていただきます。

福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク(Gr3)からの排水について(続報)
2015年10月1日 東京電力株式会社

地下水バイパス一時貯留タンク(Gr3)からの排水についての続報です。
昨日(9月30日)午後2時35分より海洋への排水を実施しておりましたが(お知らせ済み)、昨日(9月30日)午後10時35分に排水を終了しました。
排水量については2,003トンでした。






やっぱりね! <福島第一原発>どんどん汚れる太平洋

福島第1原発 大雨の影響で汚染雨水が2度にわたって海洋流出
2015/09/09 FNNLocal 福島

1

台風18号の接近にともない、福島県内では、これから10日にかけて、広範囲で激しい­雨になる見込み。
この雨の影響で、福島第1原発では、9日未明に、2度にわたって汚染­した雨水が排水路から海に流れ出た。

2

東京電力の担当者は「降雨の影響で、排水ルートから、せきを乗り越えて越水して、一部­(海へ)排水された」と話した。

3

東京電力によると、9日午前0時28分から2時間にわたって、汚染した雨水が排水路の­せきを乗り越えて海に流れ出た。

4

また、その1時間20分後にも、同じ排水路から、再び海への流出が確認された。

5

いずれも降雨量は、1時間あたり11mmから13mmで、ポンプ8台をフル稼働させて­水をくみ上げていたが、処理が追いつかなかったという。

6

この排水路から汚染した雨水が流れ出るのは、これで7度目となる。






7

<高濃度汚染水太平洋へ>福島第一原発K排水路「14ミリ以上降れば海に出ます」9/7東京電力記者会見文字起こし






<福島第一原発>3号機の燃料プールに油圧ホースから油が流出 プールの冷却を停止




3号機の燃料プールに油が流出

3号機燃料プールの冷却を停止して使用済燃料プール内の油を回収


報道関係各位一斉メール 2015年
3号機使用済燃料プールへの重機からの油漏れについて

2015年9月3日 東京電力株式会社

 本日(9月3日)8時3分頃、福島第一原子力発電所3号機の使用済燃料プール内において、がれき撤去用鋼材カッターの油圧ホースと養生材が接触し、プール水面に油圧ホースからの油漏えいが発生したことを確認しました。このため、8時14分に双葉消防本部へ連絡しました。

 がれき撤去用鋼材カッターの動作を停止したことにより漏えいは停止しました。燃料プールにはオイルフェンスを設置しており、油はその中にとどまっているため使用済燃料プール代替冷却系への油漏えいの影響はないものと考えております。

 なお、油回収のため燃料プール代替冷却系を8時15分に停止しました。燃料プール水温度は現在25.8℃であり、運転上の制限値65℃に対して余裕があります。

 使用済燃料プール内の油を回収した後、冷却を再開します。




油圧ホースって、なんとなく想像はつくけどどんなのかな?

油圧より
油圧システムは 比較的小型のポンプで大きな力を発揮できる、出力や速度の制御が容易である、遠隔操作が可能である等の特徴を有している。

作動油
油圧は、大きく分類して石油(鉱物油)系作動油と難燃性合成作動油を使用する。最近では植物油や合成油を使用した、環境対応型の生分解性作動油も登場した。



燃料プールに石油がはいっても大丈夫なのだろうか?

ホースより
建設機械では、例えばショベルカーのアームなどの先端に油圧駆動用の高圧の油を伝えるために、関節部に沿って高圧に耐えるホースが取り付けられている。これらは頻繁な取り付け・取り外しは前提とされないため、ボルト止めされていたり締め付けリングで固定されている。


油圧ホース製作交換 現場出張作業より
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3号機の燃料プールの油、完全にとりのぞけるのだろうか?



ー追記ー

3号機使用済燃料プールへの重機からの油漏れについて(続報)
2015年9月3日 東京電力株式会社

 漏えいした油については、本日(9月3日)午前10時45分に油回収作業が完了し、午後0時30分に使用済燃料プール代替冷却系を再起動しました。

 午後0時38分に運転状態に異常のないことを確認しました。燃料プール水温度については、午後1時30分現在26.1℃と安定しており、停止時(25.8℃)より0.3℃の上昇となっております。





<福島第一原発 作業員怪我>汚染水タンク解体作業で宙づり 頭や首に怪我

福島第1原発 汚染水タンク解体の作業員、足を踏み外しけが(15/09/02)
FNNLocal  2015年9月2日

1

2日朝早く、福島第1原発で、汚染水タンクの解体作業をしていた男性が、足を踏み外し­て、宙づりになり、けがをした。

2

東京電力によると午前5時前、福島第1原発で働く協力企業の20代の男性作業員が、高­さ10メートルほどの場所で、汚染水タンクの解体作業中に、はしごから足を踏み外した­。

けが3

男性は、安全ベルトをつけていて落下は免れたが、宙づりになった際に、首や頭にけがを­したとみられ、いわき市内の病院に緊急搬送された。

けが4

男性の命に別条はなく、放射性物質の付着もないという。

けが6

男性は、タンクの中段で足を踏み外したとみられ、東京電力は、解体作業を中断して、く­わしい状況を調べている。


福島第一原子力発電所の状況について(日報)
東京電力株式会社 2015年9月2日

※本日午前4時55分頃、福島第一原子力発電所H2北エリアのタンクにおいて、協力企業作業員がタンクの梯子を昇る際に、負傷。フルハーネスタイプとD環付きベルトの安全帯を装着していたため落下は免れたが、梯子に引っかかった状態で当該作業員が助けを呼び、共同作業者に発見された。午前5時14分に入退域管理棟救急医療室へ入室し、医師の診察を受けたところ、緊急搬送の必要があると判断したことから、午前5時56分に救急車を要請。なお、当該作業員の身体に放射性物質の付着はない。




ー追記ー

福島第一原子力発電所の状況について(日報)【午後3時現在】
2015年9月4日 東京電力株式会社

※9月2日午前4時55分頃、福島第一原子力発電所H2北エリアのタンクにおいて、協力業作業員がタンクの梯子を昇る際に、負傷。フルハーネスタイプとD環付きベルトの安全帯を装着していたため落下は免れたが、梯子に引っかかった状態で当該作業員が助けを呼び、共同作業者に発見された。
同日午前5時14分に入退域管理棟救急医療室へ入室し、医師の診察を受けたところ、緊急搬送の必要があると判断したことから、同日午前5時56分に救急車を要請。
なお、当該作業員の身体に放射性物質の付着はない。
その後、いわき市立総合磐城共立病院にて9月2日より検査入院をしていたが、特記すべき外傷などなく、9月3日、退院するとともに今後の通院治療は不要と診断された。





よかった❤️






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サブドレン計画(建屋近くの井戸放出計画)地元漁業者が同意!トリチウムは浄化が出来ません。作業員被ばく管理の観点から井戸毎の管理は行いません。

福島第1原発 県の廃炉安全監視協議会が「サブドレン」視察(福島15/08/26)
FNNLocal  2015/08/26

正式に実施が認められた「サブドレン計画」です。

サブドレン1

このサブドレンとは、福島第1原発の1~­4号機の建屋周辺の井戸のことで、

サブドレン2

ここから地下水をくみ上げて、1リットルあたり、3­ベクレル(Bq)以下まで浄化して、海に放出する。

サブドレン3

これによって、汚染水が大幅に減ら­せるため、東京電力は、できるだけ早く実施したいとしていて、26日、福島県の廃炉安­全監視協議会が、そのサブドレンを視察した。

サブドレン4
平岩岳:
原発構内の汚染水は山側から海側へと流れています。
そして建屋のすぐ近くには41カ所の井戸が設けられています。
建屋に流れ込む前に水をくみ上げてしまおうという設備です。

県の廃炉安全監視協議会が視察したのは、サブドレンピット。

サブドレン5

ここでくみ上げられた地下水は、集水タンクに集められ、そこから浄化装置へと送られる­。

サブドレン6

東京電力では、サブドレンの運用で、建屋に流れ込む、1日あたり300トンの地下水を­半分に減らし、増え続ける汚染水を抑えることができるとしている。

サブドレン7

しかし、協議会からは、さらなる安全面の徹底を求める声が上がった。

サブドレン8
樵隆男部長 福島県危機管理部:
福島県危機管理部の樵 隆男部長は「設備が新しくて、複雑なタンクがいくつもあって、送水のパイプも延長が長­い。そもそもの地下水のコントロールを達成するには、まだまだ課題も多いのかなと」と­話した。

県では、サブドレン計画への意見をまとめ、近く、国や東京電力に申し入れを行う方針。


地下水くみ上げ浄化施設「サブドレン」視察
NHK 2015年8月26日 18時04分

地下水くみ上げ浄化施設「サブドレン」視察
東京電力福島第一原子力発電所で、「サブドレン」と呼ばれる井戸などから地下水をくみ上げ浄化して海に流す、新たな汚染水対策を地元の漁業者が同意したことを受けて、26日、福島県などで作る協議会が施設を視察し、放射性物質が十分に除去されていない水を海に流すことがないよう強く求めました。
福島第一原発では汚染水の発生を抑えるため、建屋周辺にあるサブドレンと呼ばれる井戸などから地下水をくみ上げ、浄化したうえで海に放出する計画で、25日、地元の漁業者が正式に同意しました。

サブドレイン

これを受けて26日、廃炉作業を監視するために作られた、福島県や地元自治体それに専門家で作る協議会のメンバー20人余りが、現場の施設を視察しました。
一行は4号機近くのサブドレンや、くみ上げた地下水を一時的に保管するタンク、それに浄化した水を海に流すための排水口などを見て回り、放射性物質が十分に除去されていない水を海に流すことがないよう強く求めました。

サブドレイン9

視察した福島県危機管理部の樵隆男部長は、「東京電力は風評被害も招かないように運用の基準をしっかり守り、問題点がないか確認するということなので、県として着実に実施されるか、厳しく監視していく」と話していました。

規制委委員長「信頼できる方法で一歩前進」
新たな汚染水対策を地元の漁業者が正式に同意したことについて、原子力規制委員会の田中俊一委員長は26日の会見で、「建屋の周囲の地盤を凍らせる『凍土壁』だけだと、これまでの試験でもトラブルが起きているので、予測不可能な事態が起こるかもしれない。サブドレンという信頼できる方法ができるようになったのは、水のコントロールの面で一歩前進だと思う」と述べ、汚染水管理の安全性が高まるという見解を示しました





東京電力(株)福島第一原子力発電所のサブドレン水等の排水に対する要望書に対する回答について
平成27年8月25日
福島県漁業協同組合連合会 代表理事会長 野﨑 哲 様
東 京 電 力 株 式 会 社 代 表 執 行 役 社 長 廣 瀬 直 己
漁業関係者

(2)集水タンク
トリチウムは浄化設備で浄化が出来ないことから、一時貯水タンクの水質が確実に運用目標未満となるよう、浄化作業の前工程である集水タンクにおいても浄化設備への移送前にトリチウム濃度を分析します。
・その結果、トリチウム濃度が運用目標以上の場合は浄化設備に移送せず、構内タンク等に移送・貯留します。
・また、浄化設備の機能把握および水質の傾向把握を目的に、セシウム134および137は浄化設備への移送前に、全ベータについては週1回程度の頻度で水質分析を行います。

(3)中継タンク・各井戸
集水タンクのトリチウム濃度が運用目標未満となるよう、その前工程である中継タンクにおいても、週1回程度、水質分析を行い、集水タンクにおけるトリチウム濃度の評価を行います。
セシウム134および137、全ベータについては、週1回程度、傾向把握を目的とした水質分析を行います。
サブドレン、地下水ドレンの各井戸については、対象数が多いことや作業員被ばく管理の観点から井戸毎の管理は行いませんが、月1回程度、傾向監視のために主要な井戸の水質分析を行います。

4.建屋内の水は多核種除去設備等で処理した後も、発電所内のタンクにて責任を持って厳重に保管管理を行い、漁業者、国民の理解を得られない海洋放出は絶対に行わない事
(回答)
・建屋内の汚染水を多核種除去設備で処理した後に残るトリチウムを含む水については、現在、国(汚染水処理対策委員会トリチウム水タスクフォース)において、その取扱いに係る様々な技術的な選択肢、及び効果等が検証されております。ま
た、トリチウム分離技術の実証試験も実施中です。

・検証等の結果については、漁業者をはじめ、関係者への丁寧な説明等必要な取組を行うこととしており、こうしたプロセスや関係者の理解なしには、いかなる処分も行わず、多核種除去設備で処理した水は発電所敷地内のタンクに貯留いたし
ます。




結局薄めたり雨と一緒に混ぜて海へ放出されるんだろうな、と思います。
薄めたって消えない、なくならない。
「知らなかった」と言って、そのまま流すこともあるかもしれない。
月一回とかの測定じゃあ、何が何だかわからないで海洋にどんどん出されていくんだろう。

太平洋が漁業者のものだっていうのがどうしても納得できない。
放射性物質が魚介類に蓄積していくことは簡単に想像できる、
福島第一原子力発電所からの潮の流れを各自考えてみて、
危険だと思うものは食べないほうがいいと思う。
私は食べない。
恐ろしすぎて食べられない。
ちゃんと調べてくれないんだから、これは風評被害じゃない。
信頼できる測定がされていないのだから、危険だと思うものは各自自分で自分の身を守るため、
体の中に入れないようにするのは当然のことだから。


母なる海を汚すなんて…




ー追記ー

流出防止策はない!

汚染雨水、また外洋流出=せき越え抜本策なし-福島第1
2015年8月27日 時事ドットコム

 東京電力は27日、福島第1原発で外洋に直接通じる排水路から、放射性物質に汚染された雨水が流出したと発表した。排水路出口に設けたせきの内側にポンプがあるが、強めの雨でくみ上げが間に合わなかったという。17日にはポンプがフル稼働せず流出したが、今回は全ポンプが起動していた。

 東電によると、流出は27日午前0時17分に監視カメラの映像で確認され、同25分に止まった。外洋に面した排水路の出口を、第1原発の港湾内に付け替える工事が今年度内に完了するまで、抜本的な流出防止策はないという。(2015/08/27-11:28)






2015年8月の東京電力福島第一原子力発電所 ダストモニタの警報やk排水路からまた外洋へ汚染水出てたりイロイロ

現在行っている作業は
1号機原子炉建屋カバー解体作業
3号機原子炉建屋ガレキ撤去
フランジタンク解体作業 など


東京電力日報

2015年8月2日
8月1日午前10時56分頃、モニタリングポスト(MP)2のダストモニタにて「警報(警報設定値:1.0×10-5Bq/cm3)」が発生。警報発生時、すぐに指示値は通常値に復帰したことから、ダストモニタの検出器付近に塵などが付着し、ノイズが発生したものと考えている。なお、1号機カバー解体作業および周辺での作業は本時間帯には行っておらず、近接するMPのダストモニタ(MP1・MP3)に変動はない。

8月1日午後2時47分頃、協力企業より、「作業員が福島第一原子力発電所での作業を終え、帰宅のため事務所に立ち寄った際に体調不良を訴えた。その後、いわき市立総合磐城共立病院へ、救急車にて搬送され、搬送先の病院にて、同日午後0時59分に死亡が確認された。」と連絡があった。作業との因果関係については確認中。

2015年8月3日
8月2日午後6時54分頃、モニタリングポスト(MP)2のダストモニタにて「警報(警報設定値:1.0×10-5Bq/cm3)」が発生。警報発生時、すぐに指示値は通常値に復帰している。ダストモニタの検出器付近に塵などが付着し、ノイズが発生したものと考えているが、昨日も同様の警報が発生していることから、機器的な異常も考えられるため、当該機器を交換する。なお、1号機原子炉建屋カバー解体作業、3号機原子炉建屋ガレキ撤去、フランジタンク解体作業および周辺での作業は本時間帯には行っておらず、近接するMPのダストモニタ(MP1・MP3)に変動はない。

2015年8月4日
3号機の使用済燃料プール(以下「SFP」という。)については、8月2日に燃料交換機本体の撤去作業を実施したが、8月4日午前9時5分頃、水中カメラにてSFP内の状況を確認していたところ、8月2日に撤去した燃料交換機本体の下に位置する燃料集合体4体において、ハンドル部が変形していることを確認。なお、8月3日に採取したSFP水の放射能濃度については、前回と比較して有意な変動がないこと、および撤去作業の前後においてモニタリングポスト指示値に有意な変動はないことから、今回の撤去作業による新たな燃料破損の兆候はなく、周辺環境への影響もない。今後、燃料取り出しの検討過程において、ハンドル部の変形した燃料集合体の取り扱いについても検討していく。



2015年8月7日

8月7日午前7時34分、敷地境界付近のモニタリングポストNo.7近傍に設置されているダストモニタにおいて、ダスト放射能濃度の上昇を示す「高警報(警報設定値:1.0×10-5Bq/cm3)」が発生。その後、同日7時42分、当該モニタの「高警報」が復帰し、警報発生前の値に戻ったことを確認。当該モニタリングポスト以外の発電所構内ダストモニタおよびモニタリングポスト指示値に有意な変動はない。なお、8月7日は1号機原子炉建屋カバー解体およびがれき撤去作業は行っていない。
その後、当該モニタの「高警報」が発生した際に使用していたろ紙を回収して分析した結果、天然核種(鉛212)が検出されたものの、それ以外の核種は検出限界値未満であった。このことから、当該モニタの「高警報」が発生した原因は、当該モニタ付近に発生した天然核種の影響によるものであり、作業に起因したものではないと判断。
<回収したろ紙の分析結果(主な核種)>
鉛212:2.4×10-6Bq/cm3
・セシウム134:検出限界値未満(検出限界値:1.4×10-6Bq/cm3
・セシウム137:検出限界値未満(検出限界値:1.8×10-6Bq/cm3

2015年8月8日
8月8日午前6時25分頃、構内の土捨場において、陸側遮水壁工事で使用した工事車両の清掃を行っていた協力企業作業員が、車両後部にあるタンクの蓋に頭部を挟まれる事故が発生。
当該協力企業作業員を入退域管理棟救急医療室に搬送。同日午前7時27分、高野病院(広野町)へ搬送のために出発。同日午前7時56分、医師により死亡を確認

2015年8月12日
※8月12日午前10時17分頃、協力企業運転員が運転中の汚染水処理設備(淡水化処理RO膜装置3-3)高圧ポンプの吐出側配管より霧状に出ている水を発見したため、同時刻に当該装置を停止。午前10時20分頃、当該装置の停止により霧状の水がなくなったことを確認。当該配管下部の床面に約1m×1mの範囲で床が濡れていることを確認。漏えいした水は、堰内に収まっており、外部への影響はない。
霧状の水が確認された箇所の状況を確認したところ、配管に小さなピンホールがあることを午前11時40分に確認。当該配管下部の濡れていた床面については、午後0時45分、拭き取りにより水の回収を完了したが、漏れていた床面の水が少量で分析できなかった。その後、午後3時7分に汚染水処理設備(淡水化処理RO膜装置3-1)の運転を開始し、午後3時24分に異常なしを確認。ピンホールが確認された配管は淡水化処理RO膜装置3-1とは別系統であり運転への影響はない。

2015年8月16日
<最新のサンプリング実績>
H6エリア周辺の測定点G-2のトリチウムの値が170Bq/L[採取日8月13日]から2400Bq/L[採取日8月14日]と前回値よりも上昇したが、過去の変動範囲内であり、降雨の影響と考えている。引き続き監視を実施していく。

<最新のサンプリング実績>
1号機放水路立坑水下流側の全ベータ値が前回値より上昇し、過去最高となったことを確認。本立坑の全ベータの値は、これまでも緩やかな上昇傾向にあり、今回の値が特異的に上昇したものではないと推定。なお、港湾内海水ならびに、他の放水路立坑分析結果については、有意な変動はない。今後も監視を継続していく。

2015年8月18日
※耐圧ホースから漏えいした水が側溝からK排水路を経由し、港湾内に流出したことから、K排水路排水口ならびに港湾口連続モニタの監視を実施。

※なお、K排水路の排水については、同排水路内に堰を設けて、移送ポンプを設置し港湾内に繋がるC排水路へ移送しているが、8月17日夜の降雨の影響により、一時的にK排水路に設置した堰を乗り越え外洋側にも一部排水されていることを確認。

2015年8月20日
※現在、滞留水移送装置は運転員が移送ポンプを現場で手動操作して移送しているが、建屋滞留水の水位制御の向上や運転員の被ばく低減等を目的とする自動運転*1の滞留水移送装置の1~4号機各建屋(タービン建屋、原子炉建屋、廃棄物処理建屋*2)への設置が完了したことから、7月30日午前10時より3週間程度かけて、実際の建屋滞留水を用いた系統性能試験(通水試験)を実施。試験開始後の移送状況については、屋内および屋外パトロールを実施し、漏えい等の異常がないことを確認。
その後、8月20日午前10時44分、移送装置が正常に動作することを確認できたことから、系統性能試験(通水試験)を終了。今後、各ポンプの流量調整等を行った後、当該装置の本格運用を開始。
 *1 自動運転:各建屋滞留水移送の開始/停止を判断するためのしきい値(水位高/水位低)を設定し、移送ポンプの起動/停止を自動制御させる。
 *2 1号機廃棄物処理建屋を除く、2~4号機廃棄物処理建屋

<最新のサンプリング実績>
H6エリア周辺地下水(G-2)のトリチウム濃度が3,500Bq/Lと、前回値(8月17日採取分:230Bq/L)と比較して、上昇していることを確認されたが、過去の変動範囲内であり、これまでも見られている降雨の影響と考えている。
その他の分析結果については、前回採取した測定結果と比較して大きな変動は確認されていない。

2015年8月22日
8月21日午後1時10分頃、発電所構内の1号機タービン建屋大物搬入口付近において、1~4号機タービン建屋滞留水浮上油回収作業で協力企業作業員が機材を運搬後、意識を失ったという連絡が緊急時対策本部に入り、入退域管理棟救急医療室の医師が現場に出向。当該作業員の状態から緊急搬送の必要があると判断し救急車を要請。午後2時4分に救急車にて出発し、いわき市立総合磐城共立病院に向かう。
当該作業員については、8月21日午後3時47分に搬送先の病院にて死亡が確認されたことが、元請協力企業より8月22日午前10時50分緊急時対策本部へ連絡があった。

※セシウム吸着塔一時保管施設第二施設に保管されているHICについては、7月22日より2順目の点検(水溜まりの確認)を行っており、8月19日時点で232基の点検を実施しているが、新たに2基のHICについて、吸水ブロックに水が染み込んでいることを確認。このことから、1順目の点検にて、水溜まりが確認されたHIC(30基)とは別に計4基のHICから水溜まりが確認されたこととなる。
また、セシウム吸着塔一時保管施設第三施設に保管されているHICについては、8月19日時点で140基の点検を実施しており、新たに水溜まりが確認されたHICは認められていない。引き続き、HICの点検を行うとともに、原因調査を行う予定。



ーーー

25日以降、何かあったら追記します

ー追記ー

2015年8月27日
《K排水路の状況》
※なお、K排水路の排水については、同排水路内に堰を設けて、移送ポンプを設置し港湾内に繋がるC排水路へ移送しているが、8月27日、K排水路に設置したカメラ映像を確認したところ、降雨の影響により、午前0時17分から午前0時25分の間で雨水が堰を乗り越え、外洋側へ一部排水されていることを確認。その後は、K排水路内の雨水は全てC排水路に移送しており、外洋への排水はなし。

流出防止策はない

汚染雨水、また外洋流出=せき越え抜本策なし-福島第1
2015年8月27日 時事ドットコム

 東京電力は27日、福島第1原発で外洋に直接通じる排水路から、放射性物質に汚染された雨水が流出したと発表した。排水路出口に設けたせきの内側にポンプがあるが、強めの雨でくみ上げが間に合わなかったという。17日にはポンプがフル稼働せず流出したが、今回は全ポンプが起動していた。

 東電によると、流出は27日午前0時17分に監視カメラの映像で確認され、同25分に止まった。外洋に面した排水路の出口を、第1原発の港湾内に付け替える工事が今年度内に完了するまで、抜本的な流出防止策はないという。(2015/08/27-11:28)



東京電力福島第一原子力発電所 8月だけで3人の作業員が死亡

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福島第一原子力発電所の状況について(日報)
【午後3時現在】
2015年8月22日 東京電力株式会社

8月21日午後1時10分頃、発電所構内の1号機タービン建屋大物搬入口付近において、1~4号機タービン建屋滞留水浮上油回収作業で協力企業作業員が機材を運搬後、意識を失ったという連絡が緊急時対策本部に入り、入退域管理棟救急医療室の医師が現場に出向。当該作業員の状態から緊急搬送の必要があると判断し救急車を要請。午後2時4分に救急車にて出発し、いわき市立総合磐城共立病院に向かう。
当該作業員については、8月21日午後3時47分に搬送先の病院にて死亡が確認されたことが、元請協力企業より8月22日午前10時50分緊急時対策本部へ連絡があった。



救急車が午後2時4分。
その1時間40分後に亡くなっているということは、病院に着いてすぐだ…。
なぜ?すぐに連絡しないんだろう。
お亡くなりになった後、東電に連絡が入ったのは一晩過ぎてからだ。
午後3時47分に死亡したのに連絡したのは午前10時50分。
なんと19時間も経っている!
この19時間の間に元請けは何をしていたんだろうか?


東電福島第一原発 今月に入って3人目の作業員の死亡。60代男性機材運搬中に倒れ、死亡。作業員の健康管理に問題はないか(RIEF)
2015-08-23 17:33:03

東京電力福島第一原発1号機のタービン建屋内で21日、機材を運搬中に倒れて意識不明だった協力企業の男性作業員が、同日、搬送先のいわき市の病院で死亡した。今月、死亡した原発作業員はこれで3人。病死を含め一か月に3人の死者を出したのは異例。

亡くなったのは60代の男性作業員。21日午後1時10分ごろ1号機のタービン建屋内で、機材を歩いて運搬中に意識を失い倒れた。男性作業員は全面マスクを着用し、同僚と2人で重さ約40kgの機材を運んでいた。現場の気温は28度だったという。東電では、死因は持病によるもの、と説明している。

福島第一原発では8日午前、鹿島の下請け会社に所属する52歳の作業員が汚染水対策に使われる車両のタンクのふたに頭を挟まれ、搬送先の広野町の病院で死亡が確認された。

また、1日には、別の協力企業の30代の社員が、凍土壁作業に従事した後に体調不良に陥り、いわき市の病院に運ばれたが、死亡した。死因は不明で、作業との因果関係はわかっていないという。

福島第一原発では昨年度、作業員の増加に伴って労災事故による死傷者が増え、東京電力はほとんどの作業を一時中断して、大がかりな安全対策をとった。昨年度の死傷者は64人と前の年度から倍増している。
今回の死者は事故以外の病死も含まれるが、作業員の体調管理が十分にできているかの確認も、現場の東電、協力会社任せで、行政によるチェックがほとんどできていないのが現状のようだ。
 
事故による死傷者の多くは、経験の浅い作業員で、また病死者は高齢の作業員が比較的多いという。




福島第一原子力発電所の状況について(日報)
【午後3時現在】
2015年8月2日 東京電力株式会社

※8月1日午後2時47分頃、協力企業より、「作業員が福島第一原子力発電所での作業を終え、帰宅のため事務所に立ち寄った際に体調不良を訴えた。その後、いわき市立総合磐城共立病院へ、救急車にて搬送され、搬送先の病院にて、同日午後0時59分に死亡が確認された。」と連絡があった。作業との因果関係については確認中。



福島第一原子力発電所の状況について(日報)
【午後3時現在】
2015年8月8日 東京電力株式会社

※8月8日午前6時25分頃、構内の土捨場において、陸側遮水壁工事で使用した工事車両の清掃を行っていた協力企業作業員が、車両後部にあるタンクの蓋に頭部を挟まれる事故が発生。
当該協力企業作業員を入退域管理棟救急医療室に搬送。同日午前7時27分、高野病院(広野町)へ搬送のために出発。同日午前7時56分、医師により死亡を確認。




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福島第一原発 2号機の配管付近で1000mSvを超える高い放射線量

福島第一原発 2号機の配管付近で高い放射線量
NHK 2015年6月29日22時48分

東京電力福島第一原子力発電所2号機で、原子炉を覆う格納容器の内部につながる配管の付近で、1時間当たり1000ミリシーベルトを超える極めて高い放射線量が検出されました。ことし8月には、この配管から格納容器内に調査用のロボットを入れる計画ですが、東京電力は除染などの対策を進めるため、現時点では調査への影響はないとしています。
福島第一原発の2号機では溶け落ちた核燃料の取り出しに向けて、ことし8月にも原子炉を覆う格納容器の内部にロボットを投入して、詳しい調査を行う計画です。
これに先立って、東京電力が今月26日、格納容器の内部につながる配管の付近で放射線量を測ったところ、最も高い場所で1時間当たり1000ミリシーベルトを超えることが分かりました。
これとは別に、この配管の開口部に取り付けられた鉄製のふたから黒っぽいものが溶け出したような跡が見つかっていて、東京電力では高い放射線量との関連は分からないとしています。この配管は調査の際にロボットの投入口となり、開口部に人が近づいて作業をする必要があるということです。
東京電力は今後、黒っぽい物質が調査の支障になるかを調べるとともに、除染などの対策を進めることにしていて、8月の調査への影響は現時点ではないとしています。





2015年6月29日 東京電力
「原子炉格納容器内部調査技術の開発」2号機原子炉格納容器内部 A2調査(X-6ペネ周りの状況について)PDF

13箇所の測定を実施し、最大で1197mSv/hが確認された。
なお、PCV内部からの直接線線量は約100mSv/hと事前に評価している。
※線量測定器の保証測定範囲は~999.9mSv/hであることから 1000mSv/h以上は参考値とする。
2号機

X-6ペネフランジ部から床面に溶け出た跡が確認された。
※溶け出たものについては、以下の事が推定される
・ペネフランジシール用 Oリング
・CRD交換機用ケーブル被覆材 等
2号機2


<汚染地下水を減らす新計画>東京電力増田尚宏「排水させていただくというのは必要な作業」6/12FNNニュース&東京電力記者会見文字起こし

福島第1原発 政府と東電、汚染地下水を3分の1に減らす新計画発表
FNNLocal  2015年6月12日

東電汚染水1

建屋内に流れ込む地下水を現在の3分の1未満へ。
政府と東京電力は、2016年度まで­に汚染水を減らす、新たな計画を発表した。

東電汚染水2
東京電力の増田尚宏プレジデント:
福島第1原発の廃炉をですね、安定的に進めるためには、­30年、40年にわたって、あ、安定的に進めるためには、
どうしてもサブドレンをくみ上げ­させていただいて、排水させていただくというのは、必要な作業だと思っています。
東電汚染水3

政府と東京電力が見直した、廃炉に向けた中長期の工程表。
その最大のポイントは、今も増え続ける汚染水対策です。

東電汚染水4

福島第1原発では、1日あたり、およそ300トンの地下水が建屋に流れ込み、汚染水が­増え続ける要因となっている。
その対策として、新たに盛り込まれたのが、「サブドレン計画」。
建屋周辺の井戸に流れ込む地下水を浄化して、海に放出することで、建屋内に流入する地­下水を、現在の3分の1未満の1日あたり100トンに抑制する方針。

東電汚染水5
東京電力の増田尚宏プレジデント:
もう1度この、信頼いただくためには、どういったこと­が必要なのかというのを、ふ、踏まえてですね、
われわれ、それにふさわしい活動をしっかりと、続けていくのが­大事だと思います。




あれ?
凍土遮水壁で建屋内に流れる水の量を減らすんじゃなかったっけ??

東京電力には何度も何度も何度も数え切れないくらい裏切られてきたから
とてもじゃないけど…もう、信頼はできない!


「第一原発の廃炉を安定的に進めていくために」ではなくて、
「第一原発はもう廃炉にするのは無理だから」なんじゃないでしょうか。
超高濃度の汚染水を海に流すよりは、若干低い汚染水を海に放出します。
凍土遮水壁は凍りません。
何もしないでいると、もっともっと濃く汚れた水が海へ流れてしまいますよ。

ということじゃないかな…


事実がよくわからないので、会見を見てみよう!


東京電力 アーカイブ
2015/06/12(金) 中長期ロードマップの改訂について
 

福島会場
ロードマップ1

45:43
福島テレビ:
汚染水の対策について、汚染源に水を近づけないということで水の量を減らしていく戸言う話があると思うんですけれども、ここでサブドレンの話で「関係者のご理解をいただいた上で実施する」という記述があるかとおもうんですが、
今日もいわき市の漁協の方で話し合いがあって、
「現段階では受け入れられない」というような話が出ているらしいんですが、
この辺りの絡みについて今後どういう風に敷いて理解を得ていきたいのか、考えていることがあったら教えていただきたいと思います。


東京電力 増田尚宏:
はい。
サブドレンに関しては私、これも以前から申させていただいていますが、
われわれこの福島第一の廃炉をですね、安定的に進めるためには、
30年、40年にわたって安定的に進めるためには
どうしてもやっぱりサブドレンを汲み上げさせていただいて排水させていただくというのは必要な作業だと思っております。
ま、これはあのー。
ま、われわれ、サブドレンを汲み上げて排水させていただく
そして海側の遮水壁を閉じることで、海に出るカイ、放射性物質の量も減ると思っていますので、
その辺を含めてですね、やっぱご理解をいただくまで、しっかりとあのー、え、議論を積み重ねさしていただくというつもりでございます。
以上です。


福島テレビ:
その関連なんですが、やはり出てきた意見を聞く限りだと、
最近の東電のトラブルがきっかけで、なかなか漁業者の方との信頼関係の構築がうまくなっていないのかなと思うんですが。
さらにここ最近を見ると、信頼関係を作るというよりかは壊れているというようなイメージを個人的には強くなっているんですが、
その辺りの認識をお伺いできますか?

ロードマップ2

東京電力増田尚宏;
はい、これもおっしゃる通りK排水路という問題の時にですね、
あの、漁協の皆さんからは「信頼を失墜した」ということをいただいております。
我、私はその時に、「もう一度信頼を培わせていただく必要があります」と。
そのためにいろんな活動もしっかりとやっていきますし、
あのー、え、またその姿を見ていただいてもう一度この、えーっとご説明、
サブドレンの説明をする機会をいただくとか、
あるいは信頼につながる活動を、えーっと、説明する機会をいただくという風にご説明してまいりました。
ま、データの公開ですとか、
われわれのそのリスクの総点検
あの、を、含めてですね、あの、あのしっかりとやっぱり、あのー、活動をし、その内容をご覧いただき、
そしてもう一度この、信頼いただけるためにはどういったことが必要なのかということをフク、踏まえてですね、
われわれはそれにふさわしい活動をしっかりと続けていくのが大事だと思います。
これはしっかりと積み重ねることが大事で、失う時はあっという間ですから、
その、失わないで積み重ねられるように、
しっかりとあのー、福島第一頑張っていきたいと思っています。
以上です。


福島テレビ:
最後一点だけ。
今回のサブドレンなんですけど、だいたい時期としてはどの辺りでやりたいとか、目安があったら教えていただきたい。


東京電力増田尚宏:
これも非常に難しいご質問だと思います。
われわれはその、1日でも早くと思いながらやっていますが、
自分たちもその、以前も、そのサブドレンについての御協議をいただいている中で、信頼を失ってしまうようなことをやったわけですから、
ま、わ、ま、やはりこれについては、信頼をしっかりとツ、培って、
で、みなさんに「わかった」とおっしゃっていただくのを、あのしっかりと、自分たちは、あの、活動しながら、あのあの、、なんですか、ね、頑張って、その、信頼にふさわしい活動を続けていくのが大事だと思っています。
あの、われわれ、その、何時というのではなくて、1日でも早くそういう風になれるように、
われわれ自分たちの、その、活動を続けていくということが大事だと思っています。


朝日新聞:
今のご質問に関連してなんですけれど、
サブドレンの開始時期について「何時ではなく」というご趣旨の話だったんですけど、
その一方で2016年度内に建屋の流入量を100トン未満にするという目標をお建てになっているんですが、
ここは、サブドレンがなくても完成するのか、それともなかったら破綻するのか?
どちらでしょうか?


東京電力増田尚宏:
あの、これについてはですね、やはりあの、われわれが今やっている陸側遮水壁ですとか、フェーシングですとか、
いろんな、あの、取り組みを行っています。
で、そういったものを含めてですね、やっぱり100トン/日未満に抑制していくことが大事だと思います。
当然サブドレンに関しても、やっぱご理解いただけるように、あの、頑張っていくというのはこの中にも入っております。


朝日新聞:
それですと、「何時までに」ということはおっしゃらないんですけれども、
100トン未満に関しても目標があるというのはどう説明されるんでしょうか?


東京電力増田尚宏:
あの、ま、目標ですから、やっぱりあのー、これは「何時までに」じゃなくて、
やっぱり「1日も早く」ということでこれを成立させたいというところで思っているところです。


ーーー

朝日新聞の記者の方がサブドレンだけじゃなく凍土遮水壁もあるという内容の質問をしてくださったけれど、
東京電力の増田尚宏さんの答えは答えになっていない。
結局なんだかよくわからなかったが、サブドレンの水を海に排出するようだ。

ならば、ものすごいお金をかけてやっている凍土遮水壁ってどうなんだろう??
あれができれば、建屋の中に地下水が入らなくなるから、汚染水は増えなくなるんじゃなかったっけ?

私は最初から凍土遮水壁が成功するとは全く思っていないけれど、
東電も凍土遮水壁はアテにならないと考えているから「サブドレンの水を排出」ということなのだろうか??

そして…

新潟

この会見は東京本店と福島の他に、
新潟本部と柏崎サービスホール集会室が一緒につながっていた。
なんでかな?と思っていたら
新潟本部から産経新聞の記者が質問してくださった。
今回このようにロードマップについての会見をなぜ新潟と繋いだのか?その意味を知りたい


東京電力増田尚宏:
そういった意味ではやはりわれわれ、福島第一の事故を起こしてしまって4年間以上経ちまして、
ま、福島の方々だけじゃなくて、その、広く日本全体の方にご心配を、ご迷惑をかけていることが非常に大きな問題だと思っています。
本当にお詫びします。
その中で福島第一のリスクも下げてきたということもありますのでそこをご報告し、
また、今回の中長期ロードマップの改定についても、
福島第一がこれからどうなっていくのかというのを広くみなさまに安心していただけるような状況を、になるようにですね、お伝えすることが大事だと思っています。
そして、この福島の方々も柏崎の方面をはじめですね、新潟にもかなり避難をしていただいていると伺っています。
その方々も含めてですね、われわれはこの、福島第一の様子、あるいはこの周りに、今からあのー、お戻りいただく方に関してもですね、その、「環境がどうなっているんだ」というところはしっかりとご認識していただく必要があると思いますので、今回のこのロードマップの改定、あるいはこの、えー、日、日々の、この、われわれの活動の進捗を皆さんに広くお伝えをする、あの機械とか、こういった場をいただけるのは本当にありがたいと思っていますので、
これからももしこういった場所をいただけるなら、積極的にその、われわれ情報を、あの、発信させていたらければと思っています。





<福島第一原発>燃料取り出し今年度はムリ〜工程表を改定!


燃料取り出し


福島第1原発 燃料の取り出し時期、2年から3年遅らせる方針(福島15/06/10)
FNNLocal 2015/06/10

福島第一原発です。

燃料取り出し1

福島第1原発4号機を除く、1・2・3号機の使用済み燃料プールには、あわせて1,5­73体の燃料が残されています。
当初は、今年度(2015年度)からの取り出しが予定されていましたが­、2年から3年遅れることになりました。


豊嶋:
今ゆっくりとクレーンで吊り下げられたノズルが下されまして、一番北側の屋根パネルを通りました。
内部で飛散防止剤の散布が始まります。

燃料取り出し2

5月15日から、1号機で始まった建屋カバーの解体作業。
その後、放射性物質の飛散を防ぐ機材に不具合が見つかり、今も、作業は中断したままです。

燃料取り出し3

こうした状況を受けて、政府と東京電力は、廃炉に向けた工程表を見直し、使用済み燃料­プールから燃料を取り出す時期を、遅らせる方針を決めました。

がれきの撤去が進む3号機は、当初計画していた今年度(2015年度)の前半から、2年遅れて、­2017年度に。

燃料取り出し4

1号機と2号機は、2017年度から3年遅れて、2020年度に変更されます。

燃料取り出し5

一方、事故で溶け落ちた燃料については、これまでと同じく、2018年度までに取り出­し方法を絞り込み、2021年に取り出しを始めます。

燃料取り出し6

政府は、工程ありきの考え方を改めて、全体のリスクの低減を優先させる方針で、今週中­にも工程表を改定します。




福島第一原発港湾内の放射性物質濃度 過去最高!!!!!

原発の港湾内の放射性物質濃度 過去最高に
NHK 2015年5月30日 5時30分

汚染水1
原発の港湾内の放射性物質濃度 過去最高に
東京電力福島第一原子力発電所で29日、比較的高い濃度の放射性物質を含む水が漏れ出した問題で、この水が流れ込んだ原発の港湾内の4か所で放射性物質の濃度が過去最も高い値を示したことが分かりました。東京電力は、港湾の外に影響はないとしたうえで、漏れた水をくみ上げて海への流出を防ぐ対策を続けています。
福島第一原発では29日、汚染された雨水を処理した過程で出た高い濃度の放射性物質を含む水がホースの亀裂から漏れ出しているのが見つかりました。

汚染水2
この写真の側溝の中にホースがあります。

福島第一原発の衛星写真です。
汚染水3

問題のホースはオレンジ色の線。
漏れ出しているのが見つかったのは赤丸のところです。

東京電力で調べたところ、この側溝の水からは、ベータ線という放射線を出す放射性物質が1リットル当たり2万2000ベクレルと比較的高い濃度で検出されたことが分かりました。

さらに、この水が流れ込んだ排水路の放射性物質の濃度は、29日午後の時点で1リットル当たりおよそ6600ベクレルと、2日前の200倍余りに跳ね上がったっていました。

また、排水路がつながっている原発の港湾内の4か所。
×印のところです。
汚染水4

ここでは、海水に含まれる放射性物質がいずれも1リットル当たり190ベクレルから320ベクレルと過去最も高い値を示しました。

問題のホースは耐久性不足などの指摘を受けて取り替えが進められていて、東京電力は、水の流れを止めたことで漏えいは止まり、港湾の外に影響はないとしています。
また、水が流れ込んだ排水路の放射性物質の濃度はおととい(28日)から上昇傾向を示していることから、東京電力は、この時点から漏えいが続いていたとみて、排水路の水をくみ上げて海への流出を防ぐとともに、さらに詳しい状況を調べています。

5月15日〜1号機建屋カバー解体

1号機建屋カバー解体 5月15日にも本格的な解体作業始める方針
福島15/04/30 FNNLocal

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福島第1原発1号機のがれき撤去にともなう建屋カバーの解体について、東京電力は、5­月15日にも、飛散防止剤の散布などを始める方針となっている。

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1号機の建屋カバーの解体をめぐっては、2014年10月、試験的に屋根パネルを取り­外し、内部の状況などを確認していた。
東京電力は、本格的な解体作業を5月15日にも始める方針で、大型クレーンの準備が整­い次第、飛散防止剤の散布を始める計画となっている。

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地元の市町村などには、すでに説明していて、30日午後、くわしいスケジュールを発表­するという。



東京電力廃炉プロジェクト
1号機原子炉建屋カバー解体作業



お知らせ
・建屋カバー解体工事については、本年3月16日より準備工事を実施しておりますが、5月15日より屋根パネル貫通による飛散防止剤散布を開始する予定です。建屋カバー解体工事にあたっては、飛散抑制対策を着実に実施するとともに、安全第一に作業を進めてまいります。

1号機建屋カバー解体作業の概要
福島第一原子力発電所1号機は、放射性物質の飛散抑制を目的として、建屋カバーを2011年10月に設置しました。しかし、原子炉建屋最上部のオペレーティングフロアには、現在もガレキが散乱している状態です。燃料プールの中にある燃料を速やかに取り出し、発電所全体のリスクを低減させていくためには、原子炉建屋上部に堆積しているガレキを撤去する必要があることから、原子炉建屋カバーの解体を行います。
また、建屋カバーの解体にあたっては、十分な飛散抑制対策と、放射性物質濃度の監視を行いながら、着実に進めてまいります。
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動画
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飛散防止剤散布のデモンストレーション


飛散防止剤散布の効果についての動画を見て、なんとなく私は??

動画の中では砂を薄く敷いた上から飛散防止剤を撒いています。

飛散防止剤

飛散防止剤はアクリル系の合成樹脂エマルジョン(乳液)で、
分かりやすく言うと水性塗料

飛散防止剤と言われる水性塗料を、薄く広げて敷いた砂の上に撒いて、乾かしている。
そして扇風機で風を起こす。
「飛ばない」という。
隣に置いてある砂は全部飛んでった。

実際に建物を壊したりする時を想像してみる。
厚さのあるコンクリートなどは、中心にまでこの水性塗料は染み込むだろうか?
そうは思えない。
瓦礫をガシッと掴んで割れて壊れば、風が吹けば塵は飛んでいくのではないか。
様々な形の瓦礫が重なり合っているとすれば、
上から水性塗料を流し込んだとして、すべての部分に水性塗料がコーティングされるとも考えにくい。
たとえ、全てに水性塗料がかけられていたとしても、
何もない砂よりは飛びにくくなるかもしれないけど、ペンキが塗られているものだって、飛びますよね?
ガシッと掴んで持ち上げた時に、水性塗料が塗られている部分も、塗られていない部分も、
風に吹かれて飛んでいく様子が容易に想像できる。

この飛散防止剤のデモンストレーションはとても不思議な動画です。



↓こちらは文字起こし

使用済燃料取り出しに向けたガレキ撤去工事における放射性物質の飛散抑制対策


福島原子力発電所では、原子炉建屋内にある燃料を取り出し、発電所全体のリスクの低減を図り、周辺地域の安全性を高めていく必要があります。

1号機、3号機は平成23年3月の水素爆発により建屋の上に瓦礫が散乱しているため、まず瓦礫を撤去する必要があります。

平成25年8月、3号機の瓦礫撤去工事において、放射性物質が付着したチリやホコリが舞い上がり、空気中の放射性物質の濃度が一時的に上昇しました。

当社が敷地内に設置している計測器から評価を行ったところ、
放射性物質は2時間程度の間に、北西方向に1300億ベクレルから2600億ベクレル飛散した可能性があり、

東電2

当時、敷地境界でわずかに放射線量の上昇が見られました。
0.00002ミリシーベルト上昇(0.02マイクロシーベルト)


[※独り言:1300億〜2600億ベクレルもの放射性物質が飛散して0.02マイクロシーベルトしか上昇しないんだ!!0.02マイクロシーベルトぐらいの上昇幅は年中あるんだけど、そのくらい飛んでいることなのか?と驚いた。]

東電3

その値は2時間の積算値で合計0.02マイクロシーベルトで、自然界から1年間に受ける量の10万分の1程度の量であり、人体に影響を与えるレベルではないと考えております。

[※2時間と1年間という全く次元の異なる積算量で比べている不思議
ちなみに1年間365日で8760時間。2時間でということなので4380時間で計算すると、
0.00002ミリシーベルト×4380時間=0.0876ミリシーベルト
2.4ミリシーベルト(1年間)÷0.0876ミリシーベルト=27倍
っていうか・・・自然界から受ける放射線量が年間2.4ミリシーベルト!!!]


しかしながら当社はこのことを重く受け止め、二度と同様の飛散を起こさないよう、
飛散防止剤をまく頻度や範囲、濃度を見直し、飛散を抑える対策を強化しました。

1号機では、放射性物質の飛散を抑えるため、平成23年10月に原子炉建屋全体を覆うカバーを設置しましたが、1号機での燃料取り出しに向け、瓦礫を撤去するため、建屋カバーを解体することとしています。
建屋カバー解体では瓦礫を動かすことはありませんが、3号機の反省を踏まえ、放射性物質の飛散を抑える対策や、空気中の放射性物質を監視する体制を強化しています。

建屋カバーの解体では、まず屋根に穴を開け(48箇所)、瓦礫の上とパネルの内面に飛散防止剤を十分にまきます。

東電4

放射性物質を固着させてからパネルを取り外します。
屋根パネルを2枚取り外した後、一定期間空気中の放射性濃度の推移を確認し、オペレーティングフロアーの瓦礫状況や放射性物質濃度の調査などを行います。

東電5

取り外した屋根パネルは12月初旬(2014年)までに一旦屋根に戻します。

ー今回の作業はここからー

平成27年3月以降、飛散防止剤を巻き、再び屋根パネルを取り外します。
壁パネルと取り外す前には水設備を設置するとともに、散乱している砂や埃を吸引します。

東電6

次に壁パネルに穴を開け、側面から壁パネルの内面や瓦礫の下にも十分に飛散防止剤を撒いた上で壁パネルを取り外します。

東電7

東電8

次に建屋カバーの柱と梁を取り外していきます。
最後に暴風シートを取り付けた梁を設置します。

東電9

建屋カバーの解体後、平成28年度から瓦礫撤去作業を行う計画です。
1号機の瓦礫撤去作業は3号機よりもこまめに飛散防止剤を散布します。
作業中は吸引や水撒きを行いながら瓦礫撤去を進めます。

東電10

放射性物質が舞い上がった場合には、外側から散水するなど、建屋内への放射性物質の飛散を抑える対策を何重にも実施し、万全を期した上で慎重に作業を進めます。

発電所では、構内で働く作業員の安全を確保するために空気中の放射性物質濃度と放射線量の測定装置を設置しています。さらに測定装置を追加して、放射性物質濃度を継続的に測定し、発電所周辺に影響がないことを確認していきます。

測定結果や工事の状況は当社ホームページでお知らせし、
万が一トラブルなどが発生した場合には、作業員への周知、および自治体に速やかに連絡するとともに、
皆様にわかりやすく情報公開を行っていきます。

当社は、放射性物質の飛散抑制と、作業員の安全を第一として、燃料取り出しに向けて、一歩一歩着実に作業を進めてまいります。



ーーー

強化した結果
取り出さなければならないので、カバーの撤去はしなければならないけれど、
いかにも、安全です。対策はバッチリです。というこの手口にはうんざりです。

1号機はロボットも帰ってこないんだよ
作業員の被曝
近所の住民は飛んでくると思っていた方がいい。
対策として、水性ペンキを撒くとか、水を撒くとかしかできない。これが今の技術の限界

しかし、プールの燃料は取り出さなければならないので、東京電力にはしっかりと頑張って欲しい。
プールがひっくり返ることを考えれば、瓦礫撤去で放射能の埃が飛び散ることぐらい小さなことなのかもしれない。
個人レベルで注意するしか方法はないのでしょうね。






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2014年
<福島第一>1号機天井破損で作業中断〜住民の不安〜作業再開

<1号機建屋カバー撤去作業開始>「10月22日に、屋根パネルに穴を開け、飛散防止剤を散布する」

<放射性物質拡散注意>
お盆明けから1号機建屋カバー解体!「もし重機で行った場合は?」「飛びますね」 
FNN8/15内容書き出し


<福島第1原発>がれき撤去作業で放射性物質を撒き散らす!
がれき撤去作業でコメが汚
↓こちらは文字起こし染か 南相馬市でセシウム付着の稲穂



福島第一原発4号機あたりでガシガシ埃を舞い散らして壊しているTBSの福一カメラの映像6/26東電会見6/27追記



福島第1原発 凍土遮水壁の試験凍結始まる(福島15/04/30)


福島第1原発 凍土遮水壁の試験凍結始まる
福島15/04/30 FNNLocal

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福島第1原発の建屋周囲の地盤を凍らせて地下水の流入を防ぐ、凍土遮水壁の試験凍結が­30日から始まった。

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凍土遮水壁は、1号機から4号機の建屋周辺を囲うように凍結管を埋め込み、地盤を凍ら­せることで、地下水の流入を防ぐもので、汚染水対策の切り札とされている。

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東京電力では、30日正午から、山側の18カ所に設置した58本の凍結管の試験凍結を­始めたという。







<福島第一原発>汚染水の対策・凍土壁の課題「凍らせるためには不凍液を使って動かさなければならないので、 年間20億と言われるような電気代がかかると言われております」4/13NHKラジオ 前半(文字起こし)

<福島第一原発>
タンクに入っている地上の汚染水〜トリチウムの処分方法
「薄めて海洋へ放出or地下深くに注入して地下水として」4/13NHKラジオ 後半(文字起こし)

<福島第一原発1号機>格納容器内へ…やっぱりロボットは帰ってこなかった

福島第1の原子炉調査ロボ停止 回収の見込み立たず
日本経済新聞 2015/4/10 20:04

東京電力は10日、福島第1原子力発電所1号機の原子炉の調査のために同日、原子炉の格納容器内に投入したロボットが、何らかのトラブルにより途中で停止したと発表した。停止前に得られたデータは取得できるが、ロボット本体の回収の見込みは立っていないという。

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日立GEニュークリア・エナジーが公開した東京電力福島第1原発の1号機格納容器内部を調査する形状変化型ロボット(茨城県日立市)

ロボットは2011年3月の事故で炉心溶融を起こした1号機の原子炉の状態を調べるため、格納容器の内部に初めて投入された。

東電によると、10日午前9時すぎにロボットによる調査の作業を開始。格納容器内への投入に成功し、内部の踊り場で調査していたところ、午後2時すぎに制御できなくなった。通信用のケーブルが障害物に引っかかったことなどが原因とみられるが、詳細は不明という。

格納容器内の画像や温度、放射線量などの情報について、東電は当初予定の3分の2程度は収集できたと説明している。核燃料があるとみられる地下階につながる入り口などが観察できたという。これらのデータはロボットからの通信によって取得できる見込みで、週明けにも公開する。

東電は13日にも格納容器内の違う場所の調査を計画していた。ロボットはもう1台あるが、予定通り作業を実施するかどうかは改めて検討するとしている。





ー追記ー
2台目も!!


東電、1号機格納容器内に投入した2台目のロボットの回収断念(福島15/04/20)

FNNLocal  2015/04/20 に公開

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東京電力は、1号機の格納容器内にたまった汚染水などを撮影した2台目のロボットの回­収を断念した。
1号機の格納容器内に投入された2台目のロボットは、すでに回収を断念している1台目­のロボットと同様に、内部の放射線量や温度に加え、事故後初めて、地下にたまる汚染水­を撮影した。

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しかし、極めて強い放射線で、カメラ機能が壊れ、ロボットの形を、配管を通して回収で­きる状態に変化させられるかどうかを確認できないという。
このため、東京電力は、1台目と同様に、2台目のロボットの回収を断念した。

robotto3.png
東京電力は、2台のロボットの回収を断念しても、燃料の取り出し計画に影響はないとし­ている。





<福島第一原発>ALPSの廃液保管容器の上部〜ストロンチウムなど390万ベクレル/リットルのたまり水

最大390万ベクレルを検出
=ALPS容器のたまり水-福島第1・東電

2015年4月3日 時々ドットコム

福島第1原発で汚染水の放射性物質を吸着する装置「ALPS」(アルプス)の廃液を保管する容器上部に水がたまっていた問題で、東京電力は3日、水から高濃度の放射性物質が検出されたと発表した。東電は廃液自体の漏えいではないとみているが、詳しい原因を調べている。
 
東電によると、水は廃液保管容器2個のそれぞれ上部にあるふたのくぼみにたまり、最大でストロンチウム90などのベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり390万ベクレル、セシウム134が同1900ベクレル、セシウム137が同7100ベクレルだった。(2015/04/03-12:35)




報道関係各位一斉メール 2015年
福島第一原子力発電所における高性能容器(HIC)ベント孔からの水の滴下について

2015年4月3日 東京電力株式会社

昨日(4月2日)午後1時頃に福島第一原子力発電所 第二保管施設において、協力企業作業員が、ボックスカルバート(※)内に収納されている高性能容器(HIC)の確認作業を実施していたところ、HICの上部に溜まり水があることを確認しました。

 ※ボックスカルバート
  鉄筋コンクリート製の箱型保管施設
  ボックスカルバート内には、HIC2基を収納

その後、HICに触れた際、HIC蓋外周部のベント孔より、水が滴下したことを確認しました。

なお、ボックスカルバート外への漏えいはなく、当該作業にあたった15名の作業員への汚染はありません。

現場確認の結果、2箇所のボックスカルバート(AJ5、AJ8)において、水溜まりがあることを確認しました。
 ・AJ5ボックスカルバート:床面(約15L)およびHIC蓋外周部(約10L)(1基)
 ・AJ8ボックスカルバート:HIC蓋外周部(約1L)のみ(1基)

また、AJ5およびAJ8ボックスカルバート内のHIC蓋外周部に溜まった水の分析結果は以下のとおりです。
 【AJ5】
  ・セシウム134 1.9×10^0Bq/cm3
  ・セシウム137 6.8×10^0Bq/cm3
  ・全ベータ   3.0×10^3Bq/cm3
 【AJ8】
  ・セシウム134 1.9×10^0Bq/cm3
  ・セシウム137 7.1×10^0Bq/cm3
  ・全ベータ   3.9×10^3Bq/cm3

 【参考:HIC内水の放射能濃度】
HIC内の水については実際に分析を行っておりませんが、10^5Bq/cm3の原水(主にストロンチウム)を100倍程度濃縮した水(10^7Bq/cm3)を収納する設計となっております。

なお、これまでボックスカルバート内部については定期的に点検をしており、3月30日の点検において、協力企業はクレーンカメラにてAJ5ボックスカルバート内部床面に水溜まりがあることを確認し、3月31日に当社は報告を受けました。

3月31日に当該部のスミヤ採取・測定をした際に、目視にてHIC蓋外周部に水溜まりがあることを確認しました。

当社はHIC上部からの漏えいは考えづらいこと、また、スミヤ測定結果においてHIC蓋外周部は100kcpm超であったものの、床面は34kcpmであったことから、結露水と判断しておりました。ただし、線量があったことから、念のため、ボックスカルバート内の確認作業を翌日以降も継続としました。

4月1日は降雨の影響により、ボックスカルバート内に雨水が流入するため、作業を中止しました。

4月2日にHIC蓋外周部の溜まり水を回収した際、HIC蓋のベント孔から水が出てきたことを確認しました。また、他のボックスカルバート内も確認できる範囲で点検を実施したところ、AJ8ボックスカルバート内のHIC蓋外周部に少量の水溜まりがあることを確認しました。

今後、原因について調査するとともに、他のボックスカルバート内の状況確認も可能な範囲で実施していく予定です。

本件に関わる資料につきましては、当社ホームページに掲載しておりますので、ご参照願います。
URL:http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/handouts/2015/images/handouts_150403_02-j.pdf

以 上




保管中のHIC上の水たまりについて
2015年4月3日
東京電力株式会社

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<福島第一原子力発電所>連続して火災発生!!

福島第一原子力発電所構内道路脇の側溝付近での火災について
平成 27 年 3 月 30 日
東 京 電 力 株 式 会 社
福島第一廃炉推進カンパニ-

平成 27 年3月 29 日午後8時 35 分頃、福島第一原子力発電所免震重要棟から西側へ向かう道路脇の側溝付近において、側溝内から煙が出ているとの連絡が当社社員から緊急時対策本部に入りました。

同日午後8時 39 分に双葉消防本部へ連絡し、午後8時 43 分に火元確認のため、当社社員(火元確認者)が現場へ出向するとともに、午後8時 46 分に自衛消防隊に対して現場への出動を要請し、現場に到着した当社社員により、同日午後8時 57 分頃から消火器を用いた初期消火を開始しました。午後9時1分に当社社員(火元確認者)
が現場へ到着して確認したところ、側溝上に敷いてある鉄板の隙間より発煙があることを確認しました。午後9時 26 分、発煙は停止しました。

同日午後9時 45 分からの公設消防による現場確認においても発煙がないことを確認していただいております。なお、公設消防については、午後 10 時 10 分に発電所構内から退構しています。

その後、富岡消防署による現場確認の結果、本日午後4時 50 分に火災であると判断されるとともに、3月 29 日午後9時 50 分に鎮火したと確認していただいております。

発電所構内ダストモニタおよびモニタリングポストの指示値に有意な変動はありませんでした。また、3月 29 日午後9時 30 分現在、現場周辺のダスト放射能濃度を測定したところ、検出限界値未満(検出限界値:8.2×10-5Bq/㎝3)でした。(現場周辺の雰囲気線量は5μSv/h)
発煙の発生により、現時点で関連パラメータに異常はなく、けが人等は確認されていません。

当社にて側溝上に敷いてある鉄板を退けた上で側溝内を確認したところ、側溝内を通っている複数のケーブル・ホース類が約5mの範囲で損傷していることを確認しました。本日、側溝内を通っている複数のケーブル・ホース類について、現場調査した結果、9本のケーブル・ホース類が通っていることを確認しました。確認したケーブ
ル・ホース類については、以下の通りです。
・原子炉注水用ホース(仮設消防車用)1本
・使用済み燃料プール補給用ホース(非常用)2本
・No.1,2純水タンク補給水用電動弁ケーブル 1本
・No.1,2純水タンクレベル計監視用電源ケーブル 1本
・水処理メタクラ(A系)用電源ケーブル 1本
・残りの3本のケーブル・ホース類については、現在調査中

3月 29 日午後8時5分頃、5,6号機にある起動用変圧器にて地絡警報が発生いたしました。直ちに関連パラメータを確認したところ、電圧に異常がないことを確認しました。同日午後8時 41 分に発電所構内の水処理建屋*へ供給している電源のしゃ断器を開放したところ、地絡警報は解除しました。
*:発電所構内で使用するろ過水を作るための建屋であり、汚染水は扱っていない。
5,6号機の起動用変圧器5SA-2において発生した地絡警報は、水処理メタクラ(A系)用電源ケーブルが損傷したことにより発生したものと推定しました。

今後、火災の原因調査を行うとともに、損傷したケーブル・ホース類の応急措置等の検討を行ってまいります。
以 上



福島第一原子力発電所構内道路脇の側溝付近からの発煙について(続報)
平成27年3月30日 東京電力株式会社

昨日(3月29日)午後8時35分頃、福島第一原子力発電所免震重要棟から西側へ向かう道路脇の側溝付近からの発煙に関する続報です。

午後9時45分からの公設消防による現場確認においても発煙がないことを確認しています。なお、公設消防については、午後10時10分に発電所構内から退構しています。

その後、当社にて側溝上に敷いてある鉄板を退けた上で側溝内を確認したところ、側溝内を通っている複数のケーブル・ホース類が約5mの範囲で損傷していることを確認しました。損傷状況等については、夜明け以降に調査します。

また、今後、発煙の状況について公設消防にて判断するとのことです。

なお、現時点において、発電所構内ダストモニタおよびモニタリングポストの指示値に有意な変動はありまん。また、午後9時30分現在、現場周辺のダスト放射能濃度を測定したところ、検出限界値未満(検出限界値:8.2×10^-5Bq/㎝3)でした。(現場周辺の雰囲気線量は5μSv/h)
以 上



福島第一原子力発電所の状況について(日報)【午後3時現在】
平成27年3月31日 東京電力株式会社

・物揚場仮設タンク移送ホース 2本
・ろ過水タンク淡水移送ホース 1本



福島第一原子力発電所構内道路脇の側溝付近からの発煙について(17時現在)

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なんと!3月21日も!!火災!!!

福島第一原子力発電所構内5・6号機西側道路脇の土手からの出火について
平成 27 年 3 月 21 日 東 京 電 力 株 式 会 社 福島第一廃炉推進カンパニ-

平成 27 年3月 21 日午前 11 時 48 分頃、福島第一原子力発電所5・6号機西側の道路脇の土手から火が出ていることを、協力企業作業員が発見し連絡がありました。
自衛消防隊および双葉消防本部による消火活動をおこない、同日午後0時 24 分に鎮火を確認しました。

1~6号機プラントデータ(炉注水流量、燃料プール水温、原子炉冷却状態等)の異常、モニタリングポスト指示値の有意な変動およびケガ人の発生は確認されておりません。
出火の原因等については、今後、確認してまいります。
以 上



福島第一原子力発電所5・6号機開閉所西側付近道路脇の土手からの出火について(続報)
平成27年3月21日 東京電力株式会社

本日(3月21日)午前11時48分頃、福島第一原子力発電所5・6号機開閉所西側付近道路脇の土手からの出火に関する続報です。

双葉消防本部において、鎮火状況の確認を行い、本日(3月21日)午後0時24分に鎮火が確認されました。

延焼範囲については、詳細確認により約2m×10mおよび約2m×15mの2箇所であることを確認しました。

火災現場周辺の雰囲気線量は10μSv/hであり、空気中ダスト濃度は検出限界値未満(8.2×10-5Bq/㎝3)であることを確認しました。

また、現場を調査したところ、火災は5・6号機開閉所へ通じる道路の両脇で発生していること、延焼範囲に配管・ケーブルが通っていることを確認しました。

ケーブルは、5・6号機から免震重要棟へWebカメラ映像等およびモニタリングポストのデータを送信している通信ケーブル(2系統あるうちの1系統)ですが、通信状態に異常がないことを確認しております。

配管については、5・6号機で使用する生活用水配管および雨水処理設備で処理した雨水を移送するための配管であることが確認できましたが、そのうち、生活用水配管の一部が損傷しており、損傷箇所から水が漏えいしていることを確認しました。

生活用水配管の漏えい箇所については、現在、ビニールテープによる養生を実施し、漏えいは停止しています。

火災の原因については調査中ですが、現場調査の結果、車両の一部(損傷したブレーキ部品と思われる破片)が道路および延焼範囲に落ちており、火災発生の原因になった可能性が高いと考えております。該当する車両がないかも含めて、引き続き調査いたします。

本件に関わる資料および画像につきましては、当社ホームページに掲載しておりますので、ご参照願います。
URL:http://photo.tepco.co.jp/date/2015/201503-j/150321-01j.html




福島第一原子力発電所構内5・6号機西側道路脇の
土手からの出火について

<参考資料> 平 成 2 7 年3月 2 1日 東京電力株式会社

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福島第一原子力発電所の状況について(日報)【午後3時現在】
2015年4月1日 東京電力株式会社

※3月21日午前11時48分頃、福島第一原子力発電所5・6号機開閉所西側の道路脇で発生した火災発生原因の調査結果は以下のとおり。

火災発生時、車両の一部(ブレーキパッドらしきもの)が道路および延焼範囲に落ちていたことから、ブレーキ部分等が破損した車両がないか調査していたところ、パーキングブレーキの一部が破損している50tホイールクレーン(当社貸出用重機)が発見された。火災現場に落ちていた破片は、当該クレーンのパーキングブレーキ破損部と形状がほぼ一致したことから、当該クレーンのものであると推定。その後の当該クレーンの点検および運転手への聞き取りを実施。
・パーキングブレーキスイッチのON/OFFの動作は正常であった。
・パーキングブレーキが動作している場合は、運転席正面のパネルにパーキング表示が点灯するはずが、表示されなかった。
・パーキングブレーキが動作している状態で走行モードにした場合に警報が鳴るはずが、鳴らなかった。
・当該クレーンの運転手は、走行・停止・パーキングブレーキに不調は感じられなかった。
 
点検および聞き取りの結果から、当該クレーンの運転手が、パーキングブレーキが動作していることに気がつかずに運転したため、パーキングブレーキに負荷が掛かり加熱・破損し、さらには破損したブレーキの破片が道路脇の雑草に落ちたことにより火災が発生したものと推定。

<福島第一原発>2号機の原子炉にも核燃料なし

福島、2号機も炉心溶融を確認 名古屋大、ミュー粒子使い
47News 2015年3月20日

名古屋大は20日、宇宙から地球に降り注ぐ宇宙線から生じる「ミュー粒子」を利用して東京電力福島第1原発2号機を調べた結果、原子炉内の核燃料が少なくなっており、炉心溶融が裏付けられたと発表した。

東電は19日、ミュー粒子を使って1号機で燃料がほぼ全量溶け落ちたことを確認したと発表したが、2号機での確認は初めて。

名古屋大は、ミュー粒子を観測できる特殊なフィルムを使い、原子炉圧力容器の周辺を透視。2号機と、炉心溶融していない5号機を比較した。

2号機と5号機で2014年4~7月に計5回観測したところ、5号機に比べ、2号機の燃料が少ないことが確認された。

2015/03/20 14:22 【共同通信】




<福島第一原発>1号機の原子炉に核燃料なし



<福島第一原発>1号機の原子炉に核燃料なし

透視調査で「原子炉に核燃料なし」 福島第一原発
NHK福島 3月19日 20時58分


福島原発1号機原子炉に”核燃料なし”。素粒子ミュ... 投稿者 kotetsu1111
動画文字起こし

1号機1

東京電力福島第一原発の廃炉作業にとって重要な調査結果が発表されました。
先月から行われていた、溶け落ちた核燃料を探す調査で、
1号機の原子炉の中に核燃料が見あたらないことがわかりました。

ほとんどの核燃料が原子炉の底を突き抜け、格納容器に落下している可能性が強まり、
廃炉の厳しい現実を改めて示す結果となっています。

1号機2

福島第一原発の事故では、三つの原子炉にメルトダウンが起き、
廃炉を進めるためには、溶け落ちた核燃料がどこにあるかを突き止め、取り出す必要があります。

しかし、現場は極めて高い放射線量に阻まれ、
4年経った今も燃料がどこにあるのかわかっておらず、
東京電力などが様々方法を使って、場所を特定する作業を進めています。

このうち、高エネルギー加速器研究機構などのグループは、先月から様々な物質を通り抜ける性質がある、「ミューオン」と呼ばれる素粒子を捉える特殊な装置を1号機に設置して、レントゲン検査のように原子炉建屋を透視し作業を進めてきました。

1号機3

その結果使用済み燃料プールにある核燃料は確認できましたが、
原子炉の中には核燃料が見当たらないことがわかりました。

建屋の構造などがわかるCGと合成した画像です。
201503192058578ba.gif

黒い背景の中央に白い円筒状に写っているのが格納容器。
その中にうっすらとカプセルのように見えるのが原子炉です。
核燃料があればその部分が黒っぽく写ります。

格納容器右側の燃料プールは核燃料があるため黒く写っていますが、
原子炉やその周辺は白いままで、中に核燃料がないということを示しているといいます。

1号機4

1号機ではコンピューターによる趣味レーションでも、
ほとんどの核燃料が原子炉の底を突き抜け、
その外側にある格納容器に溶け落ちている可能性が高いとみられており、
今回の調査結果でもその推定を裏付けた形になりました。
原子炉から溶け落ちた核燃料が多いほど取り出しが難しくなるだけに、
廃炉の厳しい現実を改めて示す形になっています。

今回の結果について調査を行った高エネルギー加速器研究機構の高崎史彦名誉教授は次のように話しています。

1号機5
建物の外から見てですね、建物の中が綺麗に、
ま、キレイかどうかはあれですけど、
きちんと見えたというのはですね、
それはそれなりの意味のあることだと思います。
溶け落ちて圧力容器の底まで落ちちゃったと。
今後の廃炉の作業の助けになればなと思ってますけど。



<2.廃炉への道>
「今更『ミュー粒子でどこにあるか?』なんて、そんな議論をしている暇すら本当は無いのです」 
小出裕章氏3/13報道するラジオ(文字起こし)参考あり





<時間経過とともに悪化していく東電のいつもの公表手口>ストロンチウム90など、100ベクレル/L超→8300ベクレル/L・地下に染み込んだ汚染水量が400トン→747トン&東日本大震災四周年安倍会見





東電1

ストロンチウム含む“汚染された雨水400t”が地中に
テレビ朝日 2015年3月10日 16:50

400tもの汚染された雨水が地中にしみ込んだことが分かりました。

福島第一原発で10日朝、放射性物質を含む汚染水を保管しているタンクエリア近くの側溝で水位が低下しているのが確認されました。東京電力は、側溝にたまった水が地中にしみ込んだとみています。たまった水には1リットルあたり100ベクレルを超えるストロンチウムが含まれていて、約400tの汚染された雨水が地中に浸み込んだとみられています。側溝が劣化している可能性があるということで、東京電力は現状を調べて対策を講じる方針です。福島第一原発周辺では、9日朝から激しい雨が降っていました。




東電2

福島第一原発の地下水から…ストロンチウム最高値
2015年2月7日 08:00

東京電力は、福島第一原発で去年7月に採取した地下水に人体に影響の大きいストロンチウム90が過去最高の500万ベクレル含まれていたと6日になって発表しました。

この地下水は、2号機の東側の岸壁近くに掘った観測用の井戸から去年7月5日に採取して分析したものです。東京電力は当初、「分析に時間がかかる」として、その後は「ストロンチウムの分析方法が正しいか再調査する」という理由で公表していませんでした。そして、6日になって、汚染水1リットルあたりにストロンチウム90が過去最高の500万ベクレル含まれていたという結果を明らかにしました。井戸は3年前の事故直後に高濃度の汚染水が海に漏れた場所のそばで、東京電力は関連も調べることにしています。






汚染雨水、タンクせき外に=流出量は747トン―福島第1
時事通信 3月10日(火)20時12分配信

東京電力は10日、福島第1原発の汚染水タンク群を囲うせきの2カ所で汚染された雨水が流出していたと発表した。東電は流出した量を、当初の約400トンから約747トンに訂正した。雨水は、地中に染み込んだとみられる。
 
せき内の雨水からは、ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質が最大で1リットル当たり8300ベクレル検出された。東電は、「海への流出はない」と説明している。
 
東電によると、雨水はタンク群を二重に囲うせきの外側から流出。せきは、土のうの上を樹脂で覆い、水の浸透を防ぐ仕組みだが、2カ所で土のうと地面の境目から雨水が流れていた。
 
せき内では、コンクリート製の底の複数箇所で気泡が出ているのを確認。この場所からも汚染雨水が流出し、地中に染み込んだとみられる。 




東京電力


報道関係各位一斉メール 2015年

福島第一原子力発電所H4タンクエリア外堰内雨水水位低下について
平成27年3月10日 東京電力株式会社

本日(3/10)、午前6時24分頃、当社社員によるタンクパトロールにおいて、H4・H4北・H4東エリア内周堰外側の外周堰に溜まった雨水の水位が以下の通り低下していることを確認しました。

各タンクエリアの外周堰の止水弁(排水弁)は降雨時に溜まった雨水を排水するため通常「開」運用としておりますが、当該タンクエリアについては、外周堰に比較的高い放射能濃度の溜まり水が確認されたことから、外周堰内の水を回収するとともに、念のため当該堰の止水弁を閉としておりました。

 <当該堰内水位>
  3月9日   午後10時30分:15cm
  3月10日  午前6時24分:10cm
         午前8時15分:7cm

当該外周堰内水位の低下は現在も継続しておりますが、この堰の内側にあるH4北・H4東エリア内周堰内の水位に低下がないこと、当該外周堰の東側にあるB排水路への流れ込みがないこと、構内側溝排水放射線モニタの指示値に有意な変動がないことを確認しております。

当該外周堰内の低下水量は、3月9日午後10時30分から3月10日午前8時15分にかけて低下した水位と当該外周堰床部の面積から約400tと推定しております。

 当該外周堰内の雨水については、
  セシウム134:検出限界値未満(検出限界値:11Bq/L)
  セシウム137:検出限界値未満(検出限界値:17Bq/L)
  ストロンチウム90:約100Bq/L超過(簡易分析)
 を確認しております。

現在、漏えい状況及び原因等を調査しており、状況等が分かり次第お知らせします。



記者会見で出てきた資料では数値が大幅に変更されています。


福島第一原子力発電所
H4タンクエリア外周堰内雨水水位低下について

<参考資料>平成27年3月10日東京電力株式会社

400トン→747トン
汚染1
●当該堰内雨水の流出量は、降雨量および当該外周堰に流入した雨水の総量(約915m3)から移
送量(約168m3)を引いて、約747m3と推定。


100ベクレル/L超→8300ベクレル/L
汚染2





3.11 東日本大震災四周年 安倍晋三内閣総理大臣の会見

2015年3月10日

文字起こし部分〜http://youtu.be/Kra9SjmWPAY?t=11m57s
記者:
福島第1原発への対応についてお伺いします。
福島第1原発をめぐっては、汚染水が排水路から海に流出していた事実が発覚し、
東京電力による公表が遅れるなど、安全管理の体制について問題が指摘されています。
また高レベル放射性廃棄物の最終処分場の選定も依然行われていません。
総理はこうした諸課題について、いつ頃までにどのようにして対処していくのでしょうか?

安倍:
東京電力の情報公開が不十分であったことは誠に遺憾です。
十分な情報公開を徹底することにより、関係者の信頼関係を再構築し、
また、はいすいる、排水路を通じた放射性物質の流出を抑制するための適切な追加対策を取るよう、
東京電力に指示をして、います。
安全面についても原子力規制委員会が変化する施設の状況に応じた、能動的な規制を実施していきます。
東電任せにせず、国も前面に立って廃炉、汚染水対策に取り組んでいく考えであります。





安倍総理は会見時、
「ストロンチウム90を含む汚染水が大量に大地に染み込んだ」
ということを知っていたのでしょうか?








菅官房長官「港湾外への汚染水の影響は完全にブロックしている 状況はコントロールされている」会見文字起こし


2015年2月25日午後 
菅官房長官記者会見
(音声)



毎日新聞キノシタ:
福島第一原発の件で、2号機建屋から汚染した水の雨水が流出していた問題でお伺いいたします。
東電が把握しながら長期間公表しなかったことに本日漁協と地元から反発の声が上がりました。
それについて政府の受け止めをお願いします。

菅メモ
菅義偉官房長官:
まずですね、あの…
排水路に流入した可能性のある、うー、(メモ受け取る)
えーー、部分の調査を行ってですね、エーー、(読むべきところを探している)
昨日、2号機の屋上部分で、比較的高い濃度のたまり水、これが検出されたということを公表しています。
で、東京電力ではですね、原子力規制委員会の検討会 平成2●年2月14日にですね。
廃炉汚染水対策現地調査会議18日において、
えー、この放射性物質の濃度や告示濃度をこれは公表をいたしております。
それで昨日ワイヤー(通信社)で、えーー、この水溜りが、あ、たまり水ですね、検出されたと。
これはあの、新たに汚染水がですね流出、発生したのではなくて、
原因となるそこの、おーたまり水の中に比較的濃度の高いですね、えーーー、たまり水が検出されたと。

菅確認

ま、どこから、ということの原因がわかったということですね。
えーー、東電が昨日公表した対策。
これの他ですね、排水路の水を港湾内を移送するポンプの設置など、あらゆる適切な対策を講じるよう、
東京電力に対して経産相としては指導しております。

またあの、福島第一原発の港湾外の海水の濃度はですね、
これも従来から公表していますけれども、
継続して法令告示濃度に比べてですね、十分に低い、えー、数値であります。
ま、従って港湾外への汚染水の影響は完全にブロックされている。
状況はコントロールされている。
そういう認識に変わりはない、そういういうことです。


毎日新聞キノシタ:
本日福島県の漁協の組合長の会合で「信頼関係がなくなった」などと強い反発が出たんですけれども、
これについて国としてはどのように関わって、対処していく

菅義偉官房長官:
ん、ま、現状のですね、説明をさせていただいて、理解を求めていく。
あの、お、対応策をきちっとやっていくことが大切だと思います。

読売新聞:別の内容の質問=省略=

記者:
「影響は完全にブロックされている」とおっしゃいましたが、
要するに出ている、だだ漏れなんだけれども海水で薄まって影響が少なくなっているという、
そういう意味だと思うんですけれども、

菅義偉官房長官:
あのーー、これはですね、えーーー、
港湾外の海水の濃度は、これ、従来からこれを公表しています。
で、継続して、法令告示ぃ濃度に比べて、ま、十分に低い値であることが、
これはあの、事実として判明してます。
従って港湾外への汚染水の影響は完全にブロックしている
状況はコントロールされている
こういう風に申し上げたところであります。


記者:
「ブロックされている」という言葉は正確じゃないと思います。
低いのはわかりますが、その影響自体は出ているんじゃないですか?
それは、海水は大量にあるので薄まるので規制の下にあるというそれだけでしょ。
「ブロックされている」というのは本当に不正確です。

菅義偉官房長官:
あのーー、ですけど、この港湾外への海水のことは従来からま公表してですね、
あーー、汚染水の影響というのはあの、これ、測定をしていますから、
で、測定の数値がですね、法令告示濃度に比べて、これは十分に低い数字であるというふうに、
ま、報告を受けていますので、
そこは「ブロックしている」という表現を使わせていただいている、ま、そういうことです。

朝日新聞:
関連しまして、今回の東電の対応については、
何か問題があったとか、改善するべきだということはないですか?


菅義偉官房長官:
あのーー、ま、どこからですね、排水路に対する流出がある部分の、ま、
あのー、汚染水が漏れていたかと、
ま、その調査を行って、えー、昨日、この原因が判明したわけですから、
あのーー、その判明を受けてですね、えーー、この、排水路の水を湾、港湾内に移送するポンプの設置など、
ま、そういうことについて、経済産業省からも指導をして、えー、東電はそれに対応したということです。


記者:
政府は「被災者の、福島に寄り添う」ということを掲げていますけれども、
その寄り添う姿勢とはちょっとかけ離れている対応のような感じがしまして、

菅その意味はわからない
菅義偉官房長官:
いや、その意味はわからないですよね!
だって発生したからすぐに対応しているわけじゃないですか!
それを放置したわけじゃないですよ!

その原因を調査していたわけですから。
それでようやく排水、たまり水の箇所が判明したので、すぐ対応させていただいたと。
まぁそういう事です。


ーーー

汚染水が流れてきていることがわかっていながら、
1年近く港湾外へ流し続けていたことは放置していたことになるんじゃないかな?

総理大臣にしても、内閣官房長官にしても、
都合が悪いことを聞かれると直ぐにキレる。
日本はとっても品のないエゲツない国になってしまったものだと悲しくなる。


ーーー

安倍総理 「汚染水は福島近海で完全にブロックしている!」





福島汚染水流出:県漁連「信頼関係崩れた」
毎日新聞 2015年02月25日 21時19分(最終更新 02月26日 00時02分)

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外洋に流出していた汚染水と東電が計画している汚染水対策

東京電力が福島第1原発の排水路から汚染水が外洋流出しているのを把握しながら約10カ月間公表しなかった問題で、福島県漁連(野崎哲会長)は25日の組合長会議で東電に「情報隠しであり、信頼関係は崩れた」との見解を伝えた。県漁連はこの日、汚染地下水を浄化後に海洋放出する「サブドレン(井戸)計画」承認に向け意見集約する予定だったが、問題発覚を受け、納得できる説明があるまで計画を容認しない方針も示した。

組合長会議は同県いわき市で開かれ、相馬双葉漁協やいわき市漁協の幹部らが出席。東電から事実関係の説明を受けた。東電福島復興本社の新妻常正・副代表らは、昨年4月以降に第1原発の港湾外につながっている原子炉建屋西側の排水路で放射性物質濃度の上昇が確認されていたことを説明。漁協幹部からは「なぜ公表しなかったのか」との批判が集中した。新妻副代表は「(公表より)原因究明を優先してしまった。漁業者には報告しなければならなかったと反省している」と陳謝した。

いわき市漁協の矢吹正一組合長は「(震災から)4年も顔を合わせてきた東電幹部から裏切られた」と不快感を隠さなかった。相馬双葉漁協の佐藤弘行組合長も「汚染水問題の解決には信頼関係が最重要だとの考えでやってきた。その前提が崩れてしまったことで、漁業者はサブドレン計画に納得しないだろう」と述べた。

福島県の内堀雅雄知事も25日、「海への流出で県民に不安を与え、情報の速やかな公表もされなかったのは極めて遺憾」と東電の対応を批判。県は27日に原発の周辺市町村や有識者を交えた協議会で現地調査する方針を決めた。

東電によると、汚染水は福島第1原発2号機の原子炉建屋の屋上に降雨時にたまり、排水路を通じて外洋に流れていた東電は、水をポンプでくみ上げ、港湾内に通じる別の排水路に移送することを検討する。【栗田慎一、岡田英】





<海に汚染水>
東電「構内側溝排水放射線モニタ「高」警報が発生、その10分後「高高」警報が発生しました」


<福島第一原発>
1年近く隠蔽し対策もとらず「2号機屋上の高濃度汚染水が外洋に流れていた」と今日発覚





<福島第一原発>1年近く隠蔽し対策もとらず「2号機屋上の高濃度汚染水が外洋に流れていた」と今日発覚

9ヶ月隠蔽


2号機屋上汚染雨水が港湾外流出 東電、昨年5月に把握
47NEWS 2015年2月24日

東京電力は24日、福島第1原発2号機の原子炉建屋屋上の一部に、高濃度の放射性物質を含む雨水がたまっているのを確認したと発表。この雨水が排水路を通じて外洋(港湾外)に直接流出していた可能性が高いことを明らかにした。

東電は昨年5月、2号機西側から港湾外につながる排水路の放射性物質濃度が他の排水路に比べて高いことを把握し、原因を調べていたが、海洋流出を防ぐ措置は講じていなかった。

問題の排水路は4号機南側で外洋につながっている。東電は「港湾外でのモニタリングで海水の放射性物質濃度に目立った変動はない」としている。

2015/02/24 21:04 【共同通信】






しかしNHKは「昨年4月から」と言っている。
つまり…↓
10ヶ月隠蔽

福島第一 高い濃度の汚染水を海に流出か
NHK 2月24日 21時14分

東京電力福島第一原子力発電所2号機で、原子炉建屋の屋上に比較的高い濃度の汚染水がたまっているのが見つかり、雨が降るたびに排水路を通じて海に流れ出していたおそれがあることが分かりました。
東京電力はこの排水路の放射性物質の濃度が雨のたびに上がっていることを去年4月から把握していましたが、公表していませんでした。

東京電力によりますと、比較的高い濃度の汚染水がたまっていたのは福島第一原発2号機の原子炉建屋の屋上の一部で、この水には放射性物質のセシウム137が1リットル当たり2万3000ベクレル、セシウム134が6400ベクレル、ベータ線という放射線を出す放射性物質が5万2000ベクレル含まれていました。
2号機の周囲を通る排水路では、東京電力が去年4月に観測を始めて以降、雨のたびにほかの排水路よりも高い濃度の放射性物質が検出されていて、去年8月にはベータ線という放射線を出す放射性物質が1リットル当たり1500ベクレル、セシウム137が760ベクレル、セシウム134が250ベクレル、それぞれ検出されていました。
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しかも、この排水路は原発の港湾内ではなく港湾の外の海につながっていて、東京電力は2号機の屋上にたまった汚染水が雨のたびに排水路を通じて海に流れ出していたおそれがあるとしています。
東京電力は、問題の排水路の放射性物質の濃度が雨のたびにほかよりも上がっていることを去年4月から把握していましたが、今回の調査結果がまとまるまで公表していませんでした。
東京電力は、周辺の海水の放射性物質の濃度に大きな変動はみられていないとしていますが、対策として来月末までに汚染水がたまっていた2号機の屋上や排水路の底に放射性物質を吸着する土のうを敷くとしています。
福島第一原発では22日にも、別の排水路で、ベータ線と呼ばれる種類の放射線を出す放射性物質の濃度が一時、簡易測定で1リットル当たり最大で7230ベクレルと通常の10倍以上の値を示していて、東京電力は「続けて放射性物質を含んだ水が排水路に流入したことで、福島県民をはじめ皆様に、重ねてご心配をかけて申し訳ありません。調査結果を踏まえて速やかに対策を取っていきたい」と話しています。

いわき市漁協「ショック受けている」
汚染された水が流出していたことについて、地元のいわき市漁協の矢吹正一組合長は「これまでの説明と異なり、港の外に汚染水が漏れていたという発表にショックを受けている。東京電力への信頼喪失につながると思う。現在、東京電力から受け入れ要請を受けている建屋周辺の井戸からくみ上げた汚染水を浄化して海に放出する計画にも影響が出かねない。原因究明と対策の徹底を求めたい」とコメントしています。

問題の排水路とは
今回、汚染水が流れ出していたおそれがある排水路は「K排水路」と呼ばれ、福島第一原発の1号機から4号機のすぐ山側を通り、4号機の南側で港の外の海につながっています。
22日、放射性物質の濃度が一時、上昇した排水路は山側のタンクエリアから流れる別の排水路で、こちらはタンクからの汚染水漏れが相次いだのをきっかけに、港の外に出ないようルートが変更されていました。



9ヶ月でも10ヶ月でも知っていながら隠蔽して対策を取っていなかったことは事実!

2号機原子炉建屋大物搬入口屋上部の溜まり水調査結果
平成27年2月24日 東京電力株式会社
福島1
この結果を踏まえ、K排水路へ流れ込む上流部を調査したところ、2号機原子炉建屋大物搬入口屋上に確認された溜まり水に比較的高い濃度(例:Cs137で約2万3千Bq/L)の測定結果が得られた。

なお、K排水路排水口の濃度については、2号機原子炉建屋大物搬入口屋上に比べ低い値(例:Cs137で十~数百Bq/L)が測定されており、また排水される海域である南放水口付近T-2-1地点の海水について有意な濃度上昇は確認されていない。

調査の結果,大物搬入口屋上の雨水で比較的高い放射性物質の濃度を検出している。
fukusima2.png
fukusima3.png


対策
2号機原子炉建屋大物搬入口屋上部
2号機原子炉建屋 大物搬入口屋上部の雨水の汚染防止対策を実施する
・屋根排水口廻りにゼオライト土嚢を設置する。(準備ができ次第実施予定)
・汚染源と考えられる屋上のルーフブロック、敷き砂等の撤去を実施する。(3月末までに実施予定)
ふくしま3

K排水路主要部(浄化材の設置)
ふくしま4

K排水路東側枝排水路(浄化材の設置)
ふくしま5

屋上にゼオライト、排水路にもゼオライト
ゼオライトで補足出来る放射性物質ってセシウムだけじゃなかったっけ?
敷き詰めたゼオライト全部にセシウムがくっ付いたら、そのあとはだだ漏れになるよね。
取り替えたりするのかな?

いわき市漁協が「ショック受けている」と言っているけど、
これもすごく白々しく聞こえてしまう。
外洋に出てないわけないじゃない。
2号機の屋上の水よりもっともっと濃度の高い汚染水が海へ出ていると私は思うんだけど。


<海に汚染水>
東電「構内側溝排水放射線モニタ「高」警報が発生、その10分後「高高」警報が発生しました」



ーー追記ーー
直接高濃度の汚染水が直接外洋に流れていたことを受け、

東京電力は、汚染水を直接外洋に流さないため、ポンプでくみ上げて港湾内に放出するという対策をとりました。
しかし、そのポンプ全てが止まり、また、海へ直接高濃度の汚染水が垂れ流しになりました。

<福島第一原発>また、高濃度汚染水がK排水路から外洋へ〜対策用のポンプ8台全部停止!



<海に汚染水>東電「構内側溝排水放射線モニタ「高」警報が発生、その10分後「高高」警報が発生しました」

福島第1原発:海に汚染水漏れる?放射線モニターで警報
毎日新聞 2015年02月22日 13時00分(最終更新 02月22日 14時46分)

原子力規制庁に入った連絡によると、22日午前10時ごろ、東京電力福島第1原発構内の雨水などを海に流す排水路にある二つの放射線モニターで、排水の放射線量の異常を知らせる警報が鳴った。規制庁は、基準よりも濃度が高い汚染水が海に流れ出した可能性があると見ている。

規制庁によると、全ベータの値は、一つが1リットルあたり5000〜5600ベクレル、もう一つが約5600〜7200ベクレル。通常は1リットルあたり数百ベクレル程度という。東電は、午前10時25分、すべての汚染水タンク周辺から排水路への水の弁を閉めた。さらに約1時間後、海につながる排水路ゲートも閉めた。【酒造唯】





報道関係各位一斉メール 2015年
福島第一原子力発電所構内側溝排水放射線モニタ警報発生について

平成27年2月22日 東京電力株式会社

本日(2月22日)午前10時頃、構内側溝排水放射線モニタ「高」警報が発生しました。その後、午前10時10分頃、構内側溝排水放射線モニタ「高高」警報が発生しました。

 本日(2月22日)午前10時20分現在、当該放射線モニタの指示値については、以下のとおりです。
 A系:5.05×10^3Bq/L(全ベータ)
 B系:5.63×10^3Bq/L(全ベータ)

現在、構内汚染水タンク等の漏えいの有無および、構内側溝排水放射線モニタの健全性の確認を実施しています。

また、午前10時20分、全汚染水タンクエリアの止水弁「閉」の確認、35m盤上の汚染水移送の停止、排水路ゲート「閉」を指示しました。

その後、以下のことを確認しております。
 ・午前10時25分、全汚染水タンクエリアの止水弁が「閉」となっていること
 ・午前10時30分、全汚染水タンクの水位に有意な変動がないこと

本警報発生に伴い、本日(2月22日)予定していた地下水バイパス一時貯留タンク(Gr3)からの排水について、午前10時3分、地下水バイパス一時貯留タンク(Gr3-1,Gr3-2,Gr3-3)に貯留してある水の海洋への排水を開始いたしましたが、同日午前10時18分、念のため、排水を停止しました。

なお、モニタリングポスト指示値の有意な変動は確認されておりません。
以 上




福島第一原子力発電所構内側溝排水放射線モニタ警報発生について(続報)
平成27年2月22日 東京電力株式会社

本日(2月22日)、構内側溝排水放射線モニタ警報発生についての続報です。

本日(2月22日)午前11時頃に採取した当該排水路の分析結果について、
  セシウム134:4Bq/L
  セシウム137:11Bq/L
 でした。(全ベータについては、分析中)
この分析結果は、定例で分析している当該モニタ近傍の昨日の分析結果
  タンク脇側溝(C排水路の合流点前)
  セシウム134:検出限界値未満(15Bq/L)
  セシウム137:検出限界値未満(23Bq/L)
と比較して、低い値でありました。

本日(2月22日)午前11時46分までに、多核種除去設備、増設多核種除去設備、高性能多核種除去設備、RO濃縮水処理設備、モバイルストロンチウム除去装置(A系・B系・第二の2および4)を停止し、35m盤の移送をすべて停止しました。

当該放射線モニタA系は、午前11時50分に2.68×10^3Bq/L(全ベータ)を確認、当該放射線モニタB系は、午後0時20分に2.96×10^3Bq/L(全ベータ)を確認し、「高高」警報が解除となりました。(「高高」警報設定値:3.0×10^3Bq/L(全ベータ))

本日(2月22日)午後0時20分、全汚染水タンクについて、タンクパトロールを完了し、漏えい等の異常がないことを確認しました。

本日(2月22日)午後0時47分、排水路ゲートをすべて「閉」にしました。

当該放射線モニタA系は、午後1時30分に1.45×10^3Bq/L(全ベータ)を確認し、「高」警報が解除となりました。(「高」警報設定値:1.5×10^3Bq/L(全ベータ))

本日(2月22日)午後2時2分、当該モニタの警報発生時に汚染水の移送中であった系統の配管パトロールを実施し、漏えい等の異常がないことを確認しました。

本日(2月22日)午後2時50分現在、当該放射線モニタの指示値については、以下のとおりです。
  A系:1.24×10^3Bq/L(全ベータ)(警報発生なし)
  B系:1.78×10^3Bq/L(全ベータ)(「高」警報発生中)

本日(2月22日)午後3時1分、当該排水路に溜まった水の排水のため、パワープロべスター(バキューム車)によるくみ上げを開始しました。

現在排水路、排水路出口および港湾内のサンプリングを実施するとともに、警報発生の原因について引き続き調査を実施しております。

なお、モニタリングポスト指示値の有意な変動は確認されておりません。

※側溝放射線モニタにつきましては、平成26年6月16日に公表した資料のPDF17~23ページをご確認ください。
 http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/roadmap/images/l140616_04-j.pdf





福島第一原子力発電所構内側溝排水放射線モニタ警報発生について(続報2)
平成27年2月22日 東京電力株式会社

本日(2月22日)、構内側溝排水放射線モニタ警報発生についての続報です。

当該排水路について全ベータ放射能の分析を行った結果、以下のとおりでした。この分析結果は、定例で分析している当該モニタ近傍(タンク脇側溝(C排水路の合流点前))の昨日の全ベータ分析結果40Bq/Lと比較して、有意な変動であることを確認しました。

  構内側溝排水放射線モニタ近傍:3.8×10^3Bq/L(午前11時00分採取)
  発電所港湾内排水路出口   :3.0×10^3Bq/L(午後0時30分採取)

また、「高高」警報発生後の当該放射線モニタ指示値の最大値は以下のとおりであり、流入箇所は特定できていないものの、排水路に汚染された水が流入し、発電所港湾内に流出したと推定しました。

  <構内側溝排水放射線モニタ指示値(最大値)>
   A系:5.63×10^3Bq/L(全ベータ)
   B系:7.23×10^3Bq/L(全ベータ)

構内側溝排水放射線モニタ警報発生については、本日午後4時55分に核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律第62条の3に基づき制定された、東京電力株式会社福島第一原子力発電所原子炉施設の保安及び特定核燃料物質の防護に関する規則第18条第11号「核燃料物質又は核燃料物質によって汚染された物が管理区域外で漏えいしたき。」に該当すると判断しました。

なお、午後1時50分に採取した構内側溝排水放射線モニタ近傍の全ベータ放射能分析結果は、約390Bq/Lに低下しております。
以 上






<検察再び不起訴>東電の勝俣恒久元会長、武藤栄元副社長、武黒一郎元副社長

2014年12月

東電元幹部、再び不起訴へ 東京地検 年明けに最終判断
東京新聞 2014年12月26日

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東京電力福島第一原発事故をめぐり、検察審査会の「起訴すべき(起訴相当)」との議決を受けて、東電の勝俣恒久元会長(74)ら旧経営陣三人を業務上過失致死傷容疑で再捜査している東京地検が、三人を再び不起訴とする方針を固めたことが、関係者への取材で分かった。大規模津波の試算を把握していた旧経営陣が津波対策を取らなかったことについて、地検はあらためて、刑事責任を問うのは困難と判断したもようだ。東京高検など上級庁と協議の上、年明けに最終判断する。
 
複数の市民グループによる告訴・告発を受けて捜査を始めた地検は昨年九月、旧経営陣三人や事故当時の首相だった菅直人氏ら四十二人全員を不起訴とした。これに対し、検審は七月に勝俣元会長ら三人を起訴相当と議決し、地検は再捜査している。
 
関係者によると、捜査の最大の焦点は2008年に東電が高さ15.7メートルの津波の試算を得た後、防潮堤の建設や非常用発電機の高台設置など対策を取らなかったことの是非。検審は「原発は一度、事故が起きると甚大な被害をもたらす。原発事業者にはより高度な注意義務があり、想定外の事態を前提に対策を取るべきだった」と指摘した。
 
地検はあらためて地震や津波などの専門家から意見を聞き、旧経営陣ら関係者を聴取。市民グループ側は「15.7メートルの津波試算を得た後、対策を取っていれば深刻な事故は防げた」と主張してきたが、地検は今回の津波を予測し、事故を回避するのは困難だったと結論づけるとみられる。
 
地検が三人を再び不起訴とした場合、起訴相当と議決した検審とは別のメンバーによる検審が、あらためて審査する。再び起訴相当と議決すれば、三人は強制的に起訴され、公判が開かれる。
 
福島県民らでつくる福島原発告訴団は25日、最高検と東京地検に申し入れ書を提出。記者会見した武藤類子(るいこ)団長(61)は「原発事故の被害がどれだけひどかったかを理解し、起訴してほしい」と訴えた。



福島原発告訴団:不起訴は許さないぞ!東京地検前緊急行動

2014年12月25日 UPLAN
【福島原発告訴団】
何も対策をしなければ、地震、津波で原発過酷事故が起こるということを、東電も国も十­分に予測してたという調査事実を基に、12月9日、福島原発告訴団は新たな上申書を東­京地検に提出しました。
さらに12月22日、「だめ押し」の上申書を追加で提出しました。
東京地検は、起訴できるだけの証拠が次々と明らかになっているにもかかわらず、いまだ­に強制捜査もせず、東電旧経営幹部を聴取したという報道も聞こえてきません。
原発事故被害者は、泣き寝入りしろということでしょうか?
私たちは、こんな思いで、新しい年を迎えることはできません。
東京地検に対して、東電旧経営幹部の「不起訴は許さない!」と、緊急行動を行います。
ぜひ、ご参加をお願いいたします!


2015年1月
東京電力

東電旧経営陣3人を再び不起訴処分 東京地検
(福島15/01/22)

FNNLocal

福島第1原発事故に刑事責任があるとして告発されていた、東京電力の旧経営陣について­、
東京地検は、再捜査の結果、再び不起訴とした。

不起訴処分となったのは、東京電力の勝俣恒久元会長、武藤栄元副社長、武黒一郎元副社­長の3人。
3人については、検察審査会が、2014年7月に「起訴すべき」と決議したため、
検察­は、あらためて捜査を行ったが、再び不起訴処分となった。
今後、検察審査会が、再び起訴を決議すれば、強制的に起訴され、裁判が開かれる。





東電元会長ら再び不起訴 検審、強制起訴か審査へ
東京新聞 2015年1月23日 朝刊

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東京電力福島第一原発事故をめぐって業務上過失致死傷容疑で告発され、昨年七月に検察審査会が「起訴相当」(起訴すべきだ)と議決した東電の勝俣恒久(かつまたつねひさ)元会長(74)ら旧経営陣三人について東京地検は22日、再捜査の結果「巨大津波を予測し、事故を防ぐ対策を取ることはできなかった」と判断、再び嫌疑不十分で三人を不起訴とした。今後、検審が再審査し「起訴すべきだ」と議決すれば、三人は強制的に起訴され、裁判が開かれる。 
 
不起訴となったのは、勝俣元会長のほか、武藤栄(さかえ)元副社長(64)、武黒(たけくろ)一郎元副社長(68)。検審が昨年七月に「不起訴不当」と議決した小森明生(あきお)元常務(62)についても、地検は嫌疑不十分で不起訴とした。小森元常務の不起訴は確定した。
 
東電は2008年3月、政府機関の地震予測に基づいて高さ15.7メートルの津波が到達する可能性があるとの試算を得ていた。この試算について昨年7月の検審議決は「科学的根拠があり、大規模津波を想定して対策を取る必要があった」と指摘した。
 
再捜査の結果、地検は東日本大震災の際に福島第一原発を襲った津波は、この試算をはるかに上回る規模で、巨大津波の襲来を具体的に示す研究成果は存在していなかったと判断。「三人には巨大津波を予測して、事故を防ぐための対策を取る義務があったとは認められない」と結論づけた。
 
原発事故をめぐっては、被災者らでつくる「福島原発告訴団」など複数の市民グループが告訴・告発。13年9月に東京地検は、対象となった42人全員を不起訴とした。
 
東京電力の話 「検察当局の判断であり、コメントは差し控えたい」

◆審査員11人中8人、2度議決の場合
 <強制起訴> 検察が不起訴とした事件について、検察審査会による2度の審査で、選挙権のある国民からくじで選ばれた審査員11人中8人以上が「起訴すべきだ」と議決した場合、裁判所が選んだ検察官役の弁護士が、容疑者を強制的に起訴する制度。2009年5月に導入された。




「東京地検 は東電幹部を起訴せよ」東京地検前要請行動

2015年1月21日 UPLAN
【東電の刑事責任を追及する会】
昨年7月東京第5検察審査会が議決した東電元幹部3名に対する“起訴相当”、1名に対­する“不起訴不当”についての東京地検の再捜査が2月2日で終了します。1月16日、­福島告訴団呼びかけた参院院内集会、地検要請行動に300名が参加しました。一昨年9­月の東京地検の不起訴処分の誤りを根拠づける証拠が続々と出て、もはや「刑事に責任あ­り」は明白です。しかし、東京地検は「東電不起訴」にするとの情報も流れています。「­東京地検は東電幹部を起訴せよ」との声をどんどん出して行かなければなりません。要請­書、要請署名の提出などの要請を行います。地検に自らの思いを訴えましょう。



福島原発告訴団検察庁前抗議ー福島第1原発事故東電・元会長ら不起訴検察審再審査へ

2015年1月23日







<東京電力死亡事故> 19日、福島第一原発ー作業員10m落下死亡&柏崎刈羽原ー発作業員3.5m落下治療中 そして翌日、福島第二原発作業員も事故死



福島第一原発で作業員が転落 死亡
NHK 2015年1月20日 9時57分

ふくいち

東京電力福島第一原子力発電所で19日、タンクの点検をしていた作業員の男性が誤ってタンクの天井から転落し、その後、死亡しました。福島第一原発では作業事故が相次いでいて、安全対策が課題になっています。

19日午前9時すぎ、福島第一原発3号機の西側に新たに設置された雨水をためるタンクで、検査のために天井に上っていた50代の作業員の男性が、誤って10メートル下の底の部分に転落しました。男性は全身を骨折する大けがをし、福島県いわき市内の病院で手当てを受けていましたが、20日未明、死亡しました。
当時、現場では東京電力の社員を含む合わせて3人が内部の点検をしていて、男性はタンクの天板の一部を外そうとして転落したということです。

ふくいち1

東京電力によりますと、男性は転落を防止するロープを取り付けるための安全ベルトを身に着けていましたが、当時、何らかの理由でロープを取り付けていなかった可能性があるということです。

福島第一原発では現在、1日およそ7000人と作業員を増やして廃炉に向けた作業などを進めていますが、去年3月にも崩れてきた土砂の下敷きになって作業員が死亡したほか、11月にはタンクの増設工事中に鋼材が落下して3人が重軽傷を負うなど作業事故が相次ぎ、安全対策が課題になっています。

ふくいち2

東京電力によりますと、去年4月から11月までのけが人は40人と、前の年の同じ時期の3倍以上に増え、今月16日には福島労働局から事故防止の徹底を求められたばかりでした。


東京電力 プレスリリース


福島第一原子力発電所構内雨水受けタンク設置工事における当該タンク天板からの墜落による協力企業社員の死亡について
平成27年1月20日 東京電力株式会社

平成27年1月19日午前9時10分頃、当社福島第一原子力発電所構内雨水受けタンク設置工事において、当該タンク水張り試験後にタンク内面を検査するための準備作業を実施していた協力企業社員が、当該タンク天板(約10m)から誤って墜落しました。

当該協力企業社員を福島第一原子力発電所の入退域管理棟救急医療室に搬送後、同日午前10時31分、いわき市立総合磐城共立病院へ搬送し、医師による治療を行っておりましたが、1月20日午前1時22分、医師により死亡が確認されました。

なお、当該協力企業社員の身体に放射性物質の付着はありません。

亡くなられた方には心からご冥福をお祈り申し上げますとともに、ご遺族の皆さまには心からお悔やみ申し上げます。

当社といたしましては、今回の災害の発生原因について詳細に調査するとともに、再発防止に努めてまいります。

以 上




東京電力 報道関係各位一斉メール 2015年


福島第一原子力発電所での作業員の負傷者発生について
平成27年1月19日 東京電力株式会社

平成27年1月19日午前9時10分頃、福島第一原子力発電所構内の雨水処理タンクエリアにおいて、雨水処理タンク設置工事に従事していた協力企業作業員が、タンク天板上部(約10m)から落下したとの連絡が緊急時対策本部にありました。

午前10時16分現在、負傷者は救急医療室にて医師の診察を受けており、意識はあるものの、動けない状態です。

なお、作業員の身体に放射性物質の付着はありません。


(続報)
平成27年1月19日 東京電力株式会社

本日(1月19日)お知らせしております、福島第一原子力発電所での作業員の負傷者発生についての続報です。

雨水処理タンク天板上部(約10m)から落下した負傷者については、午前10時31分に入退域管理棟救急医療室から救急車にていわき市立総合磐城共立病院へ向かいました。

負傷者は、雨水受けタンク設置工事を請け負った企業の社員(元請社員)であり、当該タンク水張り試験後のタンク内面の検査をするため、当社社員1名および元請社員2名(うち1名は負傷者)の3名で、検査準備を実施していました。

負傷者は、タンク内部が暗かったことから、タンク内に明かりを取り込むため当該タンク上部へ上がり、タンク天板にあるマンホールの蓋を一人で開けようとした際に、マンホールの蓋とともにタンク内部へ墜落したものと推定しております。

なお、負傷者は安全帯を装備していましたが、使用状況については調査中です。

「雨水処理タンク設置工事」とお知らせしておりましたが、正しくは「雨水受けタンク設置工事」でしたので訂正します。



(続報2)
平成27年1月20日 東京電力株式会社

昨日(1月19日)お知らせしております、福島第一原子力発電所での作業員の負傷者発生についての続報です。

いわき市立総合磐城共立病院にて医師による治療を行っておりましたが、本日1時22分に死亡が確認されました。

亡くなられた方には心からご冥福をお祈り申し上げますとともに、ご遺族の皆さまには心からお悔やみ申し上げます。
以 上



2015年1月19日 東京電力記者会見より
作業員死亡2

記者会見資料
雨水受けタンク天板部からの元請社員の墜落について

作業員死亡1



東京電力柏崎刈羽原子力発電所 プレスリリース・お知らせ
同じ日に柏崎刈羽原子力発電所 でも作業中けが人発生
約3.5m落下

2015年01月19日

2号機 IPBシャフト室(非管理区域)におけるけが人の発生について
柏崎刈羽原子力発電所 2号機
件名 IPBシャフト室(非管理区域)におけるけが人の発生について
平成 27 年1月 19 日午後3時頃、2号機タービン建屋外側のIPBシャフト室*において作業用電源箱の点検作業に従事していた協力企業作業員が、作業中に誤って落下し負傷したため、午後3時 15 分頃救急車を要請し病院へ搬送いたしました。
なお、本人に意識はあります。

* IPBシャフト室
発電機から主要変圧器までを結ぶ、金属製の容器に収められた電線が設置されている部屋。

対応状況
現在、病院において診断、処置を受けております。
また、今回の事例について関係者へ注意喚起を図り、同様の事象が発生しないように努めてまいります。



柏崎刈羽1

柏崎刈羽2



翌日の1月20日 
福島第二で作業員死亡事故



作業員事故相次ぐ 第2原発で作業員が器具に挟まれ意識不明
FNNLocal(福島15/01/20)
東京電力などによると、20日午前9時40分ごろ、福島第2原発の廃棄物処理建屋で、­男性作業員が装置を点検していたところ、点検用の器具が倒れ、挟まれた。
作業員は、頭から血を流していて、意識不明だという。



第2原発で40代男性作業員が点検用機具に挟まれ死亡
福島民友 2015年1月20日

東京電力は20日、福島第2原発4号機西側の廃棄物処理建屋で、点検作業していた協力企業の40代の男性作業員が点検用機具に挟まれ、約2時間後に死亡したと発表した。
 
東電によると、男性は濃縮機の点検作業のため機具を移動させていたところ、機具が倒れ、下敷きになったという。放射性物質の付着はないとしている。
(2015年1月20日 福島民友ニュース)


福島第二原子力発電所1、2号機廃棄物処理建屋(管理区域)における
協力企業作業員の死亡について

平成 27 年1月 20 日 東 京 電 力 株 式 会 社 福島第二原子力発電所

本日午前9時 30 分頃、1、2号機廃棄物処理建屋5階(管理区域*1)において、
濃縮器*2の点検作業を行っていた協力企業作業員が負傷したため、午前9時 37 分に救急車を要請しました。
午前9時 50 分に救急車が入構し、午前9時 52 分に、現場に向かっていた救急隊よりドクターヘリを要請した旨の連絡を受けました。
午前 10 時 48 分、ドクターヘリによりいわき市立総合磐城共立病院に向けて搬送しました。
その後、午前 11 時 57 分、医師により死亡が確認されました。
亡くなられた方には心からご冥福をお祈り申し上げますとともに、ご遺族の皆さまには心からお悔やみ申し上げます。
以 上
*1 管理区域
放射線による無用な被ばくを防止するため、また、放射性物質による放射能汚染の拡大防止をはかるため管理を必要とする区域
*2 濃縮器
廃棄物処理建屋3階から4階にかけて4台設置されており、建屋で発生した放射性廃液を濃縮処理し減容する設備

(お問い合わせ先)
福島第二原子力発電所広報部
電話:0240-25-4111(代表)





福島第一原発作業員のけが人の比較
けが人比較
東京電力は、事故防止の取り組みを進めているものの、逆に増えているのが実情です。
こちら(グラフ)は、原発作業でのけが人を比較したもので、11月の時点で、今年度(­2014年度)は、昨年度(2013年度)の3倍に増えています。




続きを読む

福島第1原発 地下水観測用井戸の一部で放射性物質濃度50倍に


福島第1原発 地下水観測用井戸の一部で放射性物質濃度50倍に

FNNLocal 2015年1月13日

21_20150114125019e60.png
福島第1原発の井戸の一部で、地下水の放射性物質の濃度が50倍に上昇したことがわか­った。

22_20150114125020ae4.png
濃度の上昇が確認されたのは、1号機と2号機の間にある、地下水の観測用の井戸。

23_20150114125022f59.png
東京電力によると、12日に地下水を測定したところ、
セシウム134が、1リットルあ­たり140ベクレル(Bq)と、8日の2.8ベクレルから、およそ50倍上昇した。
また、セシウム137やコバルト60など、ほかの放射性物質の数値も大きく上昇してい­る
ことがわかった。

24_201501141250229f6.png
東京電力では、地下水の流れに変化があったとみて、13日、あらためて地下水を採取し­、分析を進めることにしている。



東京電力ホームページ


報道関係各位一斉メール 2015年
福島第一原子力発電所における港湾内海水のトリチウム測定結果について
(続報115)
平成27年1月12日 東京電力株式会社

 福島第一原子力発電所1~4号機タービン建屋東側観測孔においてトリチウムおよびストロンチウムが高い値で検出されたことについて、その後の状況についての続報です。

 1月12日に採取した地下水観測孔No.1-12の汲み上げ水については、セシウム134,セシウム137、コバルト60および全ベータの値が、前回値と比較して高く、過去最高値が検出されましたので、お知らせいたします。

 <地下水観測孔No.1-12の測定結果:今回(1月12日)採取分>
  ・セシウム134: 140 Bq/L
  ・セシウム137: 470 Bq/L
  ・コバルト60 :  1.9 Bq/L
  ・全ベータ  :15,000 Bq/L

 <参考:前回(1月8日)採取分>
  ・セシウム134:2.8 Bq/L(お知らせ済み)
  ・セシウム137:7.8 Bq/L(お知らせ済み)
  ・コバルト60 :検出限界未満
  ・全ベータ  :260 Bq/L(お知らせ済み)

 また、本日採取した他の観測孔の測定結果についても有意な変動は見られていません。

 明日(1月13日)、再度、本観測孔で採取するなど、今後も監視を継続いたします。

 なお、地下水観測孔No.1-12の位置する1・2号機取水口間では、海洋への流出防止を目的として、ウェルポイントにおける地下水の汲み上げを継続しています。

 サンプリングの結果については、当社ホームページに掲載しておりますので、ご参照願います。
 URL:http://www.tepco.co.jp/decommision/planaction/monitoring/index-j.html




福島第一原子力発電所周辺における地下水分析結果(1~4号機護岸)
31
         
32

今回濃度が上昇したのが1−12。
よく見てみると他の井戸の方がもっと高かったり…



<儲かってます!>柏崎刈羽稼働しなくたって東京電力通期の経常利益(銀行に借入利息を払った後の利益)単独で1,790億円の大黒字

2014年12月14日 衆議院選挙
2014年12月17日
通期業績予想の修正に関するお知らせ
東京電力

通期の営業利益は連結で3,230億円、単独で2,900億円
   経常利益は連結で2,270億円、単独で1,790億円
   純利益 は連結で5,210億円、単独で4,880億円
   


「営業利益」「経常利益」「純利益」の違いって?

■営業利益
売上高からコスト(人件費や材料費、広告宣伝費など)を差し引いたもの。
本業で稼いだ利益を表す。売上高が良くても、経費がかさむと営業利益は少なくなる。

■経常利益
営業利益に受取利息などの営業外収益を足し、銀行に支払う借入利息などの営業外費用を差し引いたもの。
会社の事業全体の利益を表す。本業が順調でも、借入金の返済や利息負担が多いと少なくなる。

■当期純利益(最終利益)
経常利益に、本業とは関係のない土地の売買などで発生した特別利益や特別損失を足したり引いたりし、そこからさらに税金を差し引いたもの。臨時の損益を含めた最終的に会社に残るお金を表す。

業績の良し悪しは、どの「利益」でわかる?

会社の業績を見る上で、特に注目したいのが「経常利益」です。「経常」という言葉が表すように、経常利益は会社活動の総決算。営業利益は本業の業績のみに左右されますが、経常利益は会社の資産運用や借金など、事業全体にかかわる数字だからです。会社の収益性を把握する判断材料として、金融機関や取引先が最も重視しているポイントといっても過言ではありません。

例えば、経常利益が赤字なのに、当期純利益が黒字となるケース。これは、事業は不調だったものの、それ以外の臨時収益で黒字となった状態です。つまり、最終的には黒字となったものの、それはたまたま臨時収益があったおかげで、経常利益がマイナス=会社の経営は危険信号が灯っているということになります。逆に見れば、最終利益が赤字でも経常利益が黒字であれば、今後その企業の業績が回復する可能性を秘めているわけです。




決算書の種類
連結決算書
連結決算書(連結財務諸表)とは、支配従属関係にあるニ以上の会社(会社に準ずる被支配事業体を含む。以下同じ。)からなる企業集団を単一の組織体とみなして、親会社が当該企業集団の財政状態及び経営成績を総合的に報告するために作成するものです。
連結決算書の手順をイメージで解説

個別決算書
個別決算書(個別財務諸表)は文字通り、個別の企業ごとに作成される決算書です。個別決算書は連結決算書に対する単体の決算書という概念であり、通常、単に「決算書」と言う場合は個別決算書を指します。単体決算書・単独決算書・個別決算書など、会社や人によって呼び方の相違がありますが全て同じです。





東電、海外に210億円蓄財 公的支援1兆円 裏で税逃れ
東京新聞 2014年1月1日

東京電力が海外の発電事業に投資して得た利益を、免税制度のあるオランダに蓄積し、日本で納税していないままとなっていることが本紙の調べでわかった。投資利益の累積は少なくとも2億ドル(約210億円)。東電は、福島第一原発の事故後の経営危機で国から1兆円の支援を受け、実質国有化されながら、震災後も事実上の課税回避を続けていたことになる。(桐山純平)

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東電や有価証券報告書などによると、東電は1999年、子会社「トウキョウ・エレクトリック・パワー・カンパニー・インターナショナル(テプコインターナショナル)」をオランダ・アムステルダムに設立。この子会社を通じ、アラブ首長国連邦やオーストラリアなどの発電事業に投資、参画していた。
 
子会社は、こうした発電事業の利益を配当として得ていたが、日本には送らず、オランダに蓄積していた。
 
オランダの税制について米国議会の報告書は、「タックスヘイブン(租税回避地)の特徴のある国」と指摘。専門家も「多くの企業が租税回避のために利用している」とする。
 
東電のケースも、オランダの子会社が得た配当利益は非課税。仮に、東電がオランダから日本に利益を還流させていれば、2008年度までは約40%、それ以降は5%の課税を受けていたとみられる。
 
こうした東電の姿勢について、税制に詳しい名古屋経済大学大学院の本庄資(たすく)教授は「現行税制では合法」としつつ、「公的支援を受ける立場を考えると、企業の社会的責任を問われる問題だ」と指摘。会計検査院は蓄積した利益の有効活用を東電側に要求した。
 
東電担当者は「多額の税金が投入されていることは、十分認識している。国民負担最小化をはかる観点から、海外投資子会社の内部留保の有効活用は引き続き検討したい」としている。
 
<タックスヘイブン> 
法人税や所得税などの税率がゼロか、極めて低い国や地域のこと。税(tax)からの避難先(haven)という意味で、租税回避地と訳される。カリブ海のケイマン諸島などが有名。近年、多国籍企業などがタックスヘイブンに所得を移し、納税額を減らす「課税逃れ」が国際的な問題になっている。





<福島第一原子力発電所>
燃料の取り出し・汚染水・魚・凍土壁・「処理水」・他 
おしどり・木野龍逸12/31報道するラジオ(文字起こし)
より一部抜粋

平野:今東電は黒字になっているんですよね、確か。
水野:黒字なんですか?
マコ:黒字です。
木野:なんか儲かっているそうです。
水野:また不思議なことですね〜
平野:1000億円の、確か黒字ですよ。これは私はあり得ないと思うんですよ。
水野:だって、損害賠償を。皆さんの生活の補償、いろんなことを、まずは先でしょう!
平野:これはだけど、税金を投入しているんですよね。
木野:税金を投入していますよね。
水野:わたしらのお金っていうことですか。
マコ:儲かってますね。




<とっても不思議>普通なら企業で職務中に死傷者が出れば警察が入るのに…東京電力作業員負傷者大幅増


下記の記事には2014年8月8日、作業前に倒れた60代男性が死亡した件は人数には含まれていません。
(東電が作業が原因だとは認めていないからなんだろうけど)
マクドナルドのチキンにビニール袋が入っていたことに大騒ぎしているけど、
そんなことより原発事故後多数の作業員が亡くなったり大怪我をしたりしているのに、
東京電力に関してだけは警察の捜査が全く行われないことの方が私はとっても不思議です。

福島第1原発 負傷者大幅増
河北新報 2015年01月07日水曜日
 
東京電力は6日までに、2014年度に福島第1原発で負傷した作業員数が11月時点で既に前年度の人数を大幅に超えたことを明らかにした。同原発で働く作業員が増加したことが主因とみられる。
 
東電によると、14年4~11月に福島第1原発で負傷した作業員は39人に上り、他に体調不良を訴えた作業員が1人いた。13年度の負傷者数は死者1人を含め通年で23人だった。
 
14年9月22日には協力企業の作業員1人が放射能汚染水の保管用タンク建設中に落下した鉄パイプで背骨を骨折。11月7日にはタンク増設工事中に重さ390キロの鋼材が落下し、協力企業の作業員3人が負傷した。うち1人は一時意識不明の重体となり、別の1人は両足首を骨折した。
 
同原発では1日平均の作業員数が増加を続け、特に14年9月以降は6000人を超えており、前年同期と比べて2倍近くに増えている。汚染水の処理量が増加し、保管用の新設タンクを用意しなければならないことが一因だ。作業中の負傷が後を絶たないことから、東電は自社内に作業前の確認や現場の調整、管理面で問題があると判断。毎月1回、元請け企業と共に安全管理指導会を開き、原因分析などを行っているほか、現場の危険箇所を指摘し対策を進めているという。




やっぱり、東京電力だけは、日本の法律の圏外にいるということなのかな?
あんな大きな爆発事故を起こしても強制捜査は入らないし、
有害な物質をそこいら中にばら撒いても「無主物」と言って引き取らないし、
ばら撒いた毒物が原因で、病気になっても、家を追い出されても、死んじゃっても知らん顔だし、
自分の会社で働いている人が怪我しても死んでも警察は捜査しない。
作業員が2倍増えたから死傷者も約2倍になったって事?なんか、変じゃね?

日本の基地にいる米兵がいろんな犯罪起こしても、米軍のヘリコプターが墜落しても、
日本の警察は捜査できないし、日本の裁判所でも裁けない。

そうか、日本の警察が捜査できないっていうことは、
東京電力って、独立した国家だったんだ…


ーー東京電力の会見などで表に出てきている情報のうちこのブログに書いたものーー
(※下記は私が把握している分だけですので、実際はもっと多いかもしれません)

死亡確認
2011年3月
4号機タービン建屋地下で遺体で見つかった東電社員2名をなぜ津波警報で避難させなかったのか?
東電記者会見6/20(動画・内容書き出し)

2011/04/03
東京電力福島第1原発の4号機タービン建屋地下で先月30日、
震災直後から行方不明になっていた社員2人が遺体で見つかったことが分かった。
東電が3日、発表した。福島第1原発で東電社員の死亡が確認されたのは初めて。

2011年5月14日
5/16東電。知り得た情報&知り得ない情報「たねまきJ」小出裕章(内容書き出し、参考)
東京電力福島第一原子力発電所で作業中に意識不明となり、
搬送先の病院で死亡した60歳代の男性作業員について、東電は15日、死因は心筋梗塞だったと発表した。
男性は、福島第一原発では13日から作業を行っており、
同日は3時間で被曝(ひばく)線量は0・51ミリ・シーベルトだった。
翌14日は作業を始めて約50分後に突然、体調不良を訴えて意識を失った。
5月に心筋梗塞で亡くなった福島第一発電所の作業員(週刊現代より)
5月に福島第一原発で死んだ作業員に「たったの50万円」
福島第一原子力発電所作業員死亡で初めての労災認定(東電会見動画あり)

2011年8月16日
8月30日東京電力記者会見・作業員、急性白血病で死亡(東京電力記者会見ノーカット版添付)
東京電力は30日、福島第1原発で作業に携わっていた40代の男性作業員が急性白血病で死亡したと発表した。
東電によると、男性は関連会社の作業員で
8月上旬に約1週間、休憩所でドアの開閉や放射線管理に携わった。
体調を崩して医師の診察を受け急性白血病と診断され、入院先で亡くなったという。
白血病に関する質疑~作業員2名が汚染水をかぶる。東電記者会見8/31(会見内容書き出し・会見ノーカット画像あり)

2011年10月6日
福島第1原発で作業の50代男性死亡(東電記者会見質疑応答一部書き出し10/6)
東京電力は2011年10月6日午前11時からの記者会見で、
福島第1原発で作業に従事する協力会社の50代男性作業員が、
本日午前5時ごろに亡くなったとの連絡があったと発表した。
東京電力によると、男性はことし8月8日から、福島第1原発の施設内でタンク設置工事に従事しており、
昨日10月5日午前7時ごろ、朝礼の前に体調不良を訴え、Jビレッジに搬送。
政府・東京電力合同記者会見10月13日 「作業員の死因に関して」(内容書き出し)
ようやく公表。10月6日に亡くなった福島第一原子力発電所作業員の方の「死因」10/21東京電力記者会見(内容書き出し)

2012年1月9日
60代作業員心肺停止で搬送 東電会見1/9(会見動画・内容書き出し)
本日午後2時22分ごろ福島原子力発電の所廃スラッジ貯蔵施設において、
コンクリート打設作業を行っていた協力企業作業員1名が体調不良を訴え、
福島第一原子力発電所5・6号機緊急医療室に運ばれ、治療を受けましたが、
心肺停止状態であることから、午後3時25分に福島第一原子力発電所から総合磐城共立病院へ搬送いたしました。
60代心肺停止作業員の外部被ばくの累積線量は6.082ミリシーベルト(東電1/10午前記者会見・書き出し)
心肺停止作業員に関して続報・病院からの報告をただ待つ東電に木野さんが私の思いを代弁してくれました(東電会見1/10午後 動画&内容書き出し)
平気な顔で嘘をつく東京電力の会見1/12午後(一部書き出し)

2012年8月22日
心肺停止で作業員死亡「放射線被ばくの影響ではない」と、東電。
東京電力は22日、
福島第1原発で作業していた男性が心肺停止となり、福島県いわき市の病院に救急搬送されたと発表した。
県警によると、男性は57歳で同日午後に死亡した。
休憩室で休んでいたが、まもなく体調不良を訴えた。
午前10時35分ごろ、別の作業員が意識不明の状態で倒れているのを発見した。

2011年11月~2013年7月9日
吉田所長の病名は?治療期間は?被ばくとの関係は?東京電力記者会見書き出し&関係資料
吉田氏は2011年11月24日から入院しているが、
東電は個人情報保護や本人の意向を理由に、病名や被ばく線量を公表していない。
このことから、吉田氏の被ばくと病気の関連を疑う声は絶えない。
福島第一発電所吉田前所長の病名公表(東電記者会見 動画&内容書き出し)12/9
東京電力福島第一原子力発電所 吉田所長の訃報
東京電力福島第一原子力発電所の事故で現場で指揮を執った吉田昌郎元所長が、
9日午前、東京都内の病院で食道がんのため亡くなりました。
58歳でした。

2014年3月28日
<福島第一>作業員土砂の下敷きになり死亡3/28関連記事・東電会見文字起こし
東京電力福島第一原発で28日、
掘削作業をしていた福島県広野町、下請け会社の安藤堅(かたし)さん(55)が
土砂の下敷きになり、病院に運ばれたが間もなく死亡した。

2014年3月28日
<福島第一死亡事故>作業員土砂の下敷きになり死亡3/28関連記事・東電会見文字起こし
こちらの方で掘削作業を行っていました作業員のほうが土砂の下敷きになったという情報が
本日午後2時30分ごろに入ってございます。
作業員につきましては直ちに救出を行いまして、入退域管理施設にあります医療事務室の方に送ってございます。
この際、身体のサーベイも行っておりますが、汚染はございませんでした。
なお、本人でございますけれども、意識がなく、また心静止の状態という事です。
心臓が静かに止まっているという感じでございます。

2014年8月8日
<作業員死亡>福島第一原子力発電所8/8
作業前に倒れた60代男性が死亡


事故・怪我
2011年8月31日
白血病に関する質疑~作業員2名が汚染水をかぶる。東電記者会見8/31(会見内容書き出し・会見ノーカット画像あり)
東京電力によると、31日午前9時35分ごろ、
福島第1原発でセシウム吸着装置の使用済み吸着塔から水抜き作業をしていた協力会社の作業員2人が、
誤って水をかぶった。

2011年10月29日
福島第一原発・ワイヤーが落ちて2名の作業員が骨折負傷(東電会見・書き出し)10/29
東京電力は29日、福島第1原発1号機タービン建屋付近で、
大型クレーンの解体作業をしていた協力企業の男性作業員2人が、落ちてきたワイヤに当たり負傷したと発表した。
40代の男性作業員はあごや腕、肋骨(ろっこつ)、両足の骨を折る重傷。
20代の男性作業員も肩や首、腹部などに痛みを訴えており、骨折の疑いもある
10月29日東京電力記者会見午後の部(負傷者の方に関しての報告・書き出し)
11月1日のふくいち現場の声(ワイヤー落下の40代作業員足切断・全面マスク着用変更)ー東京電力記者会見関係個所書き出し11/1午後の部ー
ワイヤーの下敷きで怪我した作業員は?フリー木野龍逸氏が聞いてくれました。

2012年10月5日
福島第二原発・作業員4m下に落下事故10/5東京電力記者会見(内容書き出し)
福島第二原子力発電所の4号機の屋外施設で塗装作業を行っていた当社社員が転落をして負傷。
開口部を通じて下に落ちまして、最終的に一番下まで落ちていますので、4m落ちたという事になります。

2013年10月9日
淡水化装置から汚染水が漏れ作業員6人が被ばく10/9
東京電力福島第一原発で、放射性セシウムを除去した処理水から塩分を除去する装置で水が漏れた問題で、
東電は九日、現場にいた下請け企業の作業員11人のうち6人が処理水をかぶっていたと発表した。

2014年2月25日
<福島第一>
今度は作業員にガソリンの火が引火~2月25日別件で2回も消防署に通報する東京電力のずさんな作業~

2 月25日午後3時30分頃、福島第一原子力発電所構内の中央部交差点近傍の給油所において、作業員がドラム缶から給油器へガソリンを移送した後に、移送ポ ンプに付着したガソリンの拭き取りをしていたところ発火し、作業員が着用していたカバーオール前面の一部に引火しました。

2014年11月7日
福島第1原発の工事現場で鋼材落下 1人意識不明、2人重軽傷(福島14/11/07)
福島第1原発のタンクの増設工事現場で、重さ390kgの鋼材が落下し、作業員3人が­重軽傷を負った。
1人は、意識不明の重体。


その他
2011年12月12日
除染作業で作業員死亡(伊達市)統合会見動画&内容書き出し12/12
内閣府の原子力災害対策本部は12日、
福島県伊達市の下小国地区で除染作業中の男性(60)が急病で病院に運ばれ、死亡したと発表した。
男性は同日午後1時ごろ、車の中で倒れていたのを、同僚が発見した。
心肺停止状態で搬送されたが、午後2時ごろ、搬送先の医療機関で死亡が確認されたという。
死因は非公表。

2011年12月17日
福島第一発電所三菱重工業関係ノロウイルス52名(東電会見・書き出し)
東京電力は17日、
福島第1原発で働く三菱重工業と下請け会社の作業員52人が15日から16日にかけて、
ノロウイルスが原因とみられる食中毒症状を訴えたと発表した。

東京電力は18日、
福島第2原発内にある福島第1安定化センターに勤務する30代の男性社員がノロウイルスに感染したと発表した。
第1原発では16日までに三菱重工関係の作業員52人が集団感染しており、
感染経路は不明だが、第2原発にも拡大した。


2014年5月9日
<作業員意識が朦朧>
「ドクターヘリで移送してございます。作業と直接の因果関係は無いと考えてございます」
5/9東京電力記者会見(文字起こし)

福島第1原発で、協力企業の男性作業員が体調不良を訴え、ドクターヘリで運ばれたと発表した。



2014年9月の鉄パイプ落下の記事


福島第1で作業員重傷=タンク建設中、鉄パイプ落下-東電
時事ドットコム 2014年9月22日

東京電力は22日、福島第1原発で放射能汚染水を保管するタンクの建設中、鉄パイプが落下して協力企業の40代の男性作業員が重傷を負ったと発表した。男性は背骨を骨折したが、命に別条はないという。東電が事故の原因を調べている。
 
東電によると、事故は20日午後0時20分ごろ、構内南側にあるタンク群の建設現場で発生。協力企業の作業員7人がタンクの溶接などをしていたところ、半自動溶接機を上下に動かすウインチを移動させる際に、固定していた長さ1.5メートル、重さ約4キロの鉄パイプが13メートルの高さから落下し、男性の背中に当たった。他の作業員にけがはなかった。
 
男性は福島県いわき市内の病院に運ばれ、重傷と診断されたが、22日から事務作業に復帰した。(2014/09/22-21:18)






<福島第一原子力発電所>燃料の取り出し・汚染水・魚・凍土壁・「処理水」・他 おしどり・木野龍逸12/31報道するラジオ(文字起こし)

報道するラジオ年末特番『もう、だまされないぞ!2014』
2014年12月31日

ジャーナリスト 木野龍逸
夫婦漫才師 おしどり


http://youtu.be/tKn3AelBRBg?t=44m20s
福島第一原子力発電所から40km、大阪に避難しているいわき市の方


小出先生の話↓
<高浜のプルサーマル・40年期間延長・高温ガス炉・福島第一原発>
小出裕章氏12/31報道するラジオ年末特番(文字起こし)



文字起こし部分のYoutube→http://youtu.be/tKn3AelBRBg?t=45m59s

溶けた燃料の取り出し

水野:
先ほど小出さんがおっしゃていました、「溶けた燃料の取り出しはできないんじゃないか」と、
これはずっと会見などに出てらして、どう感じていますか?

マコ:
全然できないので、
今まで「燃料を取り出します」ということを、中長期ロードマップでずっと言ってはきたんですけど、

水野:
つまり、ロードマップ、工程表というのはずーっと作られています、廃炉に向かって。
それは全て「燃料の取り出しができる」という大前提の元なんですね?

マコ:
はい、だったんですけど、今年の秋ぐらいですか、木野さん。
なんか、原子炉の中のデブリの取り出しについては、時期的に、

水野:デブリというのは燃料、溶け出した燃料のことですね。

マコ:そうです。
時期的に、目処がつかないので、

水野:はぁ!「時期的に目処がつかない」というのは「無理」という意味じゃないんですか?

マコ:はい。
一応ロードマップの工程表の中から、外します」と。

平野:外す…

水野:外すーーッ!?

マコ:はい

水野:外すーー??

ケン:デブリは外されへんのにね。

水野:
うまいこといいはります、デブリ外してよ、まず。
デブリは外されへんけど、ロードマップからは外す。

マコ:はい。
使用済み燃料プールの中から燃料棒を取り出すことをまず先にするので、
そのことについての計画議論スケジュールを先にするので、
原子炉の中の燃料を取り出すことについては、目処が立たないので一旦それは議論の遡上からは外します。

水野:議論はしないんですね。

マコ:はい。

平野:ということは、それ以前にそもそも近寄れない場所はまだ、厳然としてあるわけでしょ?

マコ:はい

平野:だから中がわからないんでしょ?

マコ:わからないんです。

平野:そういうことですよね、木野さん。

木野:
どうなっているのかよくわからない、ま、何度も見ようとはしているんですけど、
その度に挫折しているんで、

マコ:そうなの

木野:いまの所見えていないですし、

水野:見ようとしているのは、小出さんがおっしゃっていたみたいにロボットとか?

木野:
そうです、はい。
でもなかなか上手くいかないで、なんか、ひっくり返っちゃったり色々していて、

水野:ロボットもひっくり返って、帰ってこないんですね?データを持って。

マコ:
そうなんです、そうなんです。
なので、あまりにももうロボットが使えないので、
ミューオンという宇宙線、外から飛んでくるレントゲンみたいな、宇宙線を使って、
レントゲンのように中を透過して見れないか?というのが計画に上がって、
そこの事業者を今月募集していたので、

ケン:19日とかでしょ。

マコ:まだ本当に、中がわからないです。

木野:
一応2025年とか、元の計画よりも5年ぐらい先延ばしして、
オリンピックが終わってしばらく経ったら、「始めましょうか」みたいな話もしているんですけど、
それ以前にちゃんと、実は法律に基づいて計画を出さないといけないんですけど、
廃止措置計画という、デブリを取り出すには。
それをいつ出すかも全然決まってないですし、
そもそも、出したらじゃあ、どこに持っていくの?と。

核燃料サイクルもそうですけど、使用済み核燃料もそうですけど、
持って行き場がないじゃないですか。
ただ単に先延ばししているだけの、同じことをまたやっている感じですね。

そもそも、持って行く先がなければ、廃炉なんてできないわけで、
そのできないことをなんかこう、先延ばし先延ばしにして、
はっきり言わずに、
「避難解除しましょう」とか、
「復興計画は廃炉を加速しましょう」とかという話をしているのは、
ちょっと、どうかな?と。
明らかにおかしいですよね。


水野:一番の根本のところを

木野:なんかおかしいですよね、話が。

水野:違ってきているんだけど「違うようにしますよ」という話が表になかなか出てこない。

木野:自分では明確に言わないし。


汚染水

水野:
思うようにいかないことだらけなんでしょうけど、
汚染水がどうなっているのか?っていう話も、最近情報がなかなか入ってこないように思うんですよ。
どうなんですか?今。

マコ:
汚染水ですか?
もう、あの…、漏れっぱなしというか、
敷地内に汚染水がどのようになっているのか?というのは
福島第一原発の中で井戸を掘ってどこの地点の地下水がどのように汚れているのか?
去年(2013年)の夏から調べだしているんですけど、
ビックリするのが、
井戸を掘って調べれば調べるほどいろんな種類のタイプの汚染が見つかってきて、


水野:いろんなタイプの汚染?

マコ:
トリチウムが濃かったり、セシウムが濃かったり、ストロンチウムを含んでいる全ベータが高かったり、

ケン:カフェオレだったりアメリカンだったりみたいな感じの、

マコ:美味しそうに言いましたけど、

水野:ハァ〜、そんなに様々な!

マコ:
調べてどこから何が漏れているのか?井戸を掘って調べるはずだったんですけど、
掘れば掘るほど、調べれば調べるほど漏洩源が一箇所じゃないということがわかって、
「調べれば調べるほどわからない」ということがわかりました。
っていう、
なんか無知の知みたいな、

平野:
先ほど小出さんの話にあった、よくおっしゃられるんですけど、
「沼のようだ」と。
「池のようだ」と、もうそういう状態なんですね。
もう、渾然一体になっているんですね。

マコ:そうなんです。いろんなものが混ざってしまって。


トリチウム

平野:
よくなんか、
「トリチウムは出しても安全だ」みたいな論議がありますけど、
専門家の研究を見ると、やっぱりDNAを壊すという、恐ろしい作用があるというのを
最近特に指摘されていますよね。

マコ:そうですね、弱いエネルギーでも膨大な量を出していますので、

水野:はぁーー

マコ:
ちなみに今の段階で、1日に海に、
ストロンチウムを1日に50億ベクレル
セシウム137を20億ベクレル
トリチウムを150億ベクレル

海に出し続けているんです、毎日

水野:毎日!!

マコ:はい。


ストロンチウム

水野:
私今ぱっと聞いて、一番「わ、それ危ない」と思ったのは、
ストロンチウムって、なんかものすごく人間に毒性が、

マコ:そうですね、エネルギーが高いので

水野:
毒性が高いって言われていますよね。
安全なものはないんですけど、骨にたまりやすいって。
それが海へ結局流れるんでしょ?

マコ:流れています。流れ出しています。




平野:
漁民の方も怒っていますよね。
漁がもう…
だから獲った魚は売れないし、
やっぱり東京電力への不信というのは、一段とまた高まってきているんじゃないですか?
これだけ年月が経てば経つ程何も解決しないという苛立ちですよね、
もう廃業の危機でもありますよね。

マコ:
もう、おっしゃる通りだと思います。
福島県が魚を測定しているんですけど、
魚がどのように濃縮、放射性物質が濃くなっていっているかはわからないんですけど、
キツネメバルという魚の種類は、大熊町で獲れたものが今月最高値を出したんですね。


水野:今月で最高!今頃になって。

マコ:
そうなんです。
だからそれがどんどん食物連鎖の中で高い位置にいるのか、
キツネメバルが割と低いところにいる魚なんですけど、
どういう経過かわからないんですけど、
最近割と色んな魚の放射性物質がちょっと高くなっている傾向があるので、

水野:へぇ〜〜

マコ:汚染水がずっと流れて続けてはいますね。


凍土壁

水野:
木野さん、凍土壁ってあったでしょ?
なんか土を凍らせてこれで汚染水が海へ流れ込まないような、
あれはどないなっているんですか?

木野:
いや、一応一生懸命作業は、進めていますね。
作業は進めていますけど、実際にちゃんとやったら止まるかどうかは、やってみないと、

水野:やってみないとわからないんですか?

木野:
完成して動かすまでわからないですし、
動かした後でそれがいつまで効果があるか?
要するに耐久性がよくわからないので、それもわからないですし、
そのためにお金がいくらかかるねん?とかね、
それがダメになったら次どうするの?っていうのもないですし、
要するに先がよく見通せないんですよ。

平野:あの計画自体私が聞いているのは、2〜300億かけているんですよね。

木野:
一応国が200億チョイ出す。
それは結局研究開発費の形であれば国から出しやすいという形があったので、
あの形をやったんじゃないかと。

平野:でも効果がなければ無駄になりますよね。

木野:
そうなんですよね。
それよりももっと現実的なやり方とかね、
新しいやり方じゃなくて、確実なやり方があったんじゃないの?
という話は専門家の中では出ているんですけれども。
じゃあ、なんでそれをやらなかったのか?という理由はよくわからない。

平野:ケチったんでしょ。

木野:
お金をケチったというよりは、なにか東電じゃなくて国が金を出しやすくするために、
なんかこう、策を弄したというかね、気持ち悪いですよね。

マコ:ケチったというか、お金を儲けるためにお金をかけすぎたっていう感じがしますね。


儲かってます

平野:今東電は黒字になっているんですよね、確か。

マコ:はい。

水野:黒字なんですか?

マコ:黒字です。

木野:なんか儲かっているそうです。

水野:また不思議なことですね〜

平野:
1000億円の、確か黒字ですよ。
これは私はあり得ないと思うんですよ。


水野:
だって、損害賠償を。
皆さんの生活の補償、いろんなことを、まずは先でしょう!


平野:これはだけど、税金を投入しているんですよね。

木野:税金を投入していますよね。

水野:わたしらのお金っていうことですか。

マコ:儲かってますね。
本当はその凍土壁も、土を固める液体を薬を注入してガラス固化という形にしたら、早いし安いんですよ。
実際、もっと海に近いエリアは汚染水がそのまま海へ流れ込まないように、
薬液を注入して土を固めているんですね。
「それを凍土壁の替わりにしたら早かったのになんでしないんですか?」って東京電力に聞くと、
それをすると、
「もし、全部土を固めてしまって、中の土壌が緩んだりした場合、後戻りができないから」って言われました。

水野:………へ〜

マコ:
だから凍土壁って、まずいんじゃないですかっていう。
それが実際地下水が入り込まない広いエリアにしてしまうと、
「中がどのように、地盤が緩んだり異常があるかわからないからです」っていうことを言われたね。

ケン:ね、行き場がなくなるもんね、でも。


「汚染水」は「処理水」

水野:
私ね、この間報道でこれ見てびっくりしたんですよ。
原子力規制委員会の田中委員長が福島第一原発を見はって、で、なんて言いはったか?っていうと、
「結局汚染水を海に流さなければいけないんじゃないか」と。
これはさっき小出さんがおっしゃっていた
「意図的に流さなければいけない状況が遠からず来るんじゃないか」
原子力委員会の田中さんっていうのは
「これしたらあかん」「これしたらあかん」っていうのを電力会社に言う側かと私思っていましたけど、
「流さなしょうない」って、で、こんな言ったんですよ。
タンクを見てね、汚染水タンクがものすごいありますやん。
「タンクの多さには圧倒されている」って。
あなた、12月に入ってから、田中委員長はそうおっしゃんですかと。

平野:去年の段階で

木野:もう、1年前2年前の話ですよね、びっくりするのは。

水野:びっくりしますよね、その発言にビックリしますよね。

木野:こっちがビックリします。

水野:
「怒りもあるやろうが、福島県民の皆さんに納得してもらえるようなことをしなければ」って、
納得できるわけないじゃないですかね。

木野:ないですね。

水野:結局汚染水は流してしまわざるを得ないって、

木野:
結局今すごく高い濃度の汚染水からセシウムをとったり、ストロンチウムをとったり、しつつ、
最後は、ま、トリチウムだけにしましょうという話をしているんですけど、
トリチウムだって非常に濃い濃度が入っているんだから、いわゆる汚染水ですよね。
ただ、東電側はそれを「汚染水」とは言わずに、「処理水」という言い方をして


水野:処理水!

木野:
「汚染されているんじゃないの?」っていう話をするんですけれども、
いや、これは処理水です」
「汚染水っていうのは濃い濃度のことを言うんです」
って、なんか最近になって言い出しているので、
要するにこれからの準備というかね、刷り込みを始めているのかな?と、


水野:
「言葉の置き換えの時は気をつけろ」って言いますけど、
「汚染水」は「処理水」ですか。

ケン:ここは騙されたらダメなようなポイントですね。

マコ:うん、汚いですよね。「処理水」でも「汚染水」

水野:「再稼働」を「運転再開」というような、そういう言葉を

マコ:いいイメージに

水野:使うっていうやり方、

木野:似てますね。

水野:
ね、そういう言い方もありますよね。
ま、もともと冷温停止状態ですもんね。

木野:そうですもんね、そこからもう違いますもんね。


世界で最も厳しい規制基準

水野:
言葉の中にどういう意図があるのか?というのは見ておかなければいけない。
この時間はあと1分ほどしかないんで、また具体的に聞きたいと思うんですけれど、
一言、「世界で最も厳しい規制基準」っていう言い方はホンマなんですか?


マコ:全くの嘘だと思います。

水野:そうですか。木野さんはどうですか?

木野:全然嘘ですね。

水野:実際に、世界でもっと厳しい規制基準ってあるんですか?

マコ:
あります。
いま割と議論になっているのはハード面だけなんですけど、
人材、ソフト面に関しては、日本はものすごく甘いです。

水野:あ、甘いんですか?!

マコ:はい。

水野:はぁ〜

木野:
それは結局誰が作業するかもそうですし、避難計画もそうですし、
そういうプラントだけじゃないところっていうところは、手つかずのところが結構多いです。

水野:そうなんですね。




原発に反対する人への違和感や腹立たしさ
http://youtu.be/tKn3AelBRBg?t=1h

水野:
リスナーの方々がいろんなご意見をくださっています。

原発に反対する人々に、私はある種の違和感や腹立たしさを持っていることがあります。
それは、原発に替わる電源の確保について、原発反対の人って、全く語らないじゃないですか。


とおっしゃっているんですね。

あるいはCO2の問題とか、火力やったらエライことになるでしょ。
どうするんですか?


というご意見。
これ、どうでしょう?


マコ:
私、知りたがりなんで、すぐ調べるんですけど、
私もそれを疑問に思ったので、「反原発の方はおっしゃらないな」と思って。
で、電力中央研究所、電中研の電力経済という部所の、その出版をしている方々に取材に行ったんですね。
まずは他の発電について。
ま、私が取材していろんな人に話を聞いた結果なんですけど、
原発をなくして今ベストな方法っていうのは、
天然ガスのガスコンバインド発電というのに一旦乗り換えるということなんですね。
これは火力発電なんですけど、普通発電の方法って、簡単に言うと
お湯をバーっと沸かして、その湯気でタービンを回して発電するというやり方なんですけど、
コンバインド発電というのは、いったんタービンを回した後のお湯も熱いので、
そのお湯が熱い限り何回もタービンを回すので、だいたい3回タービンを回すので、
発電効率がすごく高いんですよ。
原発は一回しかタービンを回さないんですけど。
で、すごくコストが抑えられるということと、
全国の火力発電所、古いものをいったんガスコンバインド発電に作り変えるということは、
そんなに費用がかからないので、
いったんそれに乗り換えておいて、
そして、再生可能エネルギーが技術的にもう少し向上するまで待つというのが、
電力経済としての一番ベストの方法だということをいろんな研究者の方々に聞いたんですね。
なので、私は原子力は使わずにいったんそうやって乗り換えるということ。

で、CO2の発生量については、発電の時には確かに原子力はそんなにかからないんですけど、
原子力はその他の始末であったり運ぶ労力であったり、設備であったりに、
ものすごく石油やCO2を使うので、
発電量ではなく、原子力発電という大きいバックエンドまでの、
最終段階までのくくりで考えた時のCO2発生量というのは、
既存の火力発電と比べて、逆転してしまう。
原子力発電の方が、たくさんCO2を


水野:多くCO2を出すんですか?

マコ:はい。発生するんですって。

水野:はぁ〜

マコ:
なので、その瞬間の電気を出すときは確かに安くてCO2を出さないって言われがちなんですけど、
最終処分まで入れた電気代やCO2の発生量を考えると、
火力発電と逆転するということを聞きました。

水野:なるほどね〜、やっぱり全体像を私たちは見ないと。

マコ:そうです。

水野:だめですね。

平野:
それと災害があった時にはそのコストが加わるわけですからね。
それがまた莫大ですよね。


水野:計り知れないわけですね。

木野:
多分その経済性とCO2の発生って、どこかで比例している部分があって、
「原発の発電コストは安い安い」って言っていますけれども、
それはバックエンドのコストを抜いたもので、

マコ:発電のその瞬時だけなんですね。

木野:そうですね。
だから全体を入れれば当然コストが上がるわけで、そのコストがどこにかかっているかというと、
やっぱりエネルギーのコストであったりいろんなところにかかるので、
エネルギーにかかっているというのは、イコール今の段階で言えばCO2が出てるんじゃないの?
という話もできるんではないかなと。


水野:CO2の話、そしてコストの話、命の話もしたいんですね。


命の話↓
<甲状腺がん>
「一巡目が終わって二巡目に入った時点で新たに4人子供の甲状腺癌の人が見つかったんですけど、 説明がどんどん破綻していっているんですね」
おしどり・木野龍逸12/31報道するラジオ(文字起こし)




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<これで何回目?>地下水バイパス一時貯留タンクから排水1,789トン 12/29東京電力福島第一原子力発電所

福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク(Gr3)からの排水について
平成26年12月29日 東京電力株式会社

本日(12月29日)午前9時53分、福島第一原子力発電所における地下水バイパス一時貯留タンク(Gr3-1,Gr3-2,Gr3-3)に貯留してある水の海洋への排水を開始いたしました。

排水状況については、同日午前9時57分に漏えい等の異常がないことを確認しております。

なお、当該タンクにおける分析結果については、当社ホームページに掲載しておりますので、ご参照願います。
URL:http://www.tepco.co.jp/decommision/planaction/monitoring/index-j.html
以 上


福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク(Gr3)からの排水について(続報)
平成26年12月29日 東京電力株式会社

地下水バイパス一時貯留タンク(Gr3)からの排水についての続報です。

本日(12月29日)午前9時53分より海洋への排水を実施していましたが(お知らせ済み)、同日午後4時58分に排水を終了しました。

排水終了後に漏えい等の異常がないことを確認しております。

排水量については1,789トンでした。
以 上



福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク分析結果
平成26年12月28日 東京電力株式会社
井戸




筋肉部分にもストロンチウム90だけじゃないんだ・・・><;
↑※↓表の注釈一番下に、ストロンチウムは 「魚全体で測定」と書いてありました。
   (教えてくださってありがとうございます。ちょっとホッとしました)



魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>
平成26年12月5日 東京電力株式会社  
ストロンチウム




<福島第一>「氷の壁」温度10度上昇〜凍らない止まらない〜セメントで塞ぐことにする

福島第1原発 地下トンネルを特殊なセメントでふさぐ作業開始
(14/11/25)

FNNLocal

1

福島第1原発の地下トンネルに高濃度の汚染水がたまり続けている問題で、
25日から、­特殊なセメントでトンネル全体をふさぐ作業が始まった。

2

作業が始まったのは、2号機の建屋につながる「トレンチ」と呼ばれる地下トンネル。
地下トンネルには、建屋や地下から流れ込んだ高濃度の汚染水、およそ5,000トンが­たまっている。

3

東京電力では、これまで建屋との接続部を凍らせたり、隙間を埋めたりする作業を進めて­きたが、
完全な止水には至らなかった。

4

このため、25日から特殊なセメントを流し込んで、トンネル全体をふさぐ、新たな止水­の作業が始まった。
東京電力では、2015年の3月までには、作業を終えたいとしている。

6



「氷の壁」温度10度上昇 福島第1原発 
コンクリでの埋設も現実味

産経ニュース 2014.11.1 05:07

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東京電力福島第1原発の海側のトレンチ(地下道)に流れ込む汚染水を遮断するための「氷の壁」が半年たっても凍らない問題で、東電は31日、未凍結部分に止水材投入後も、一部で温度が約10度上昇していたことを明らかにした。全体的に温度は低下傾向にあるとしているが、11月中旬までに止水材投入に効果がないと判断すれば、トレンチをコンクリートで埋め、氷の壁を断念するという。

この日の原子力規制委員会による検討会で、東電側が報告した。東電は4月末、凍結管を通して周囲の水を凍らせる氷の壁を導入したものの、氷やドライアイスを投入しても約1割が凍らないため、10月初旬から止水材を入れて未凍結部分を間詰めする工事を実施してきた。

間詰め後に温度は一時、マイナス15度近くまで下がったが、10月30日に計測したところ、再び10度近く上昇していたことが判明。東電は「水位が高い所で温度が上昇しており、熱量の流動のデータを見て吟味している」と話し、原因を究明中だという。

間詰め工事は10日まで行われる。当初は、凍結止水した上で、汚染水を移送し、トレンチに閉塞(へいそく)材を充填(じゅうてん)する方針だった。氷の壁で止水効果が確認できない場合、トレンチ内の水を抜き取るのではなく、汚染水ごと水中不分離性のセメント系材料で埋める方策に移行することがこの日の検討会で確認された。

トレンチには高濃度の汚染水が約1万トン以上滞留しており、津波などによる海への漏洩(ろうえい)が危険視されている。

この日の検討会でコンクリ埋設の案について、会津大の角山茂章・教育研究特別顧問が「リスクの高い汚染されたコンクリートが増えるだけだ。かなりの量になると推定できる」と懸念を示した。




福島第1原発 トレンチの止水効果、不完全な可能性高まる
(福島14/11/18)
FNNLocal

1
福島第1原発の地下トンネルから高濃度の汚染水を抜き取るため、東京電力が進めている­汚染水の流れを止める作業は、不完全である可能性が高いことがわかった。

2

2号機の地下にある「トレンチ」と呼ばれるトンネルには、およそ5,000トンの汚染­水がたまっている。
このトンネルから汚染水を抜き取るため、東京電力は当初、建屋とつながる部分を、氷や­ドライアイスで凍らせる方法を試みたものの、うまくいかず、セメントなどで固める方法­に切り替えた。

3

東京電力は、効果を測るため、17日、200トンの汚染水を抜き取ったが、水位は想定­した80cmに対して、20cmほどしか下がらなかった。

4

東京電力は、測定の結果をくわしく分析し、新たな方法を検討する方針。





2014年9月
<凍らない氷の壁>
更田委員「凍らないなら汚染水をコンクリートなどでそのまま固めるほうがいい」


<凍らないけど>「われわれは全く諦めて­おりません」8/20東京電力広瀬社長

<凍土壁ありき!?>
そもそも「流れる水は凍らせる事はできない」というのは学会の常識だ8/19報道ステーション文字起こし


<凍らない凍土壁>
東電「 数字と考察はセットです!」8/14東京電力記者会見・木野さん質問部分文字起こし


<凍土壁>氷を入れてもドライアイスを入れても「凍らない!」
2014年8月7日と8月11日の東京電力記者会見の文字起こし

<東京電力福島第一原発>凍らない凍土壁→1日15トンの氷を投入

1.凍らない凍土遮水壁<福一>大竹まこと ゴールデンラジオ7/9(文字起こし)
&第24回特定原子力施設監視・評価検討会(一部文字起こし)


福島第1原発の工事現場で鋼材落下 1人意識不明、2人重軽傷(福島14/11/07)

福島第1原発の工事現場で鋼材落下 1人意識不明、2人重軽傷
(福島14/11/07)

FNNLocal 2014/11/07 に公開

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福島第1原発のタンクの増設工事現場で、重さ390kgの鋼材が落下し、作業員3人が­重軽傷を負った。1人は、意識不明の重体となっている。

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東京電力の担当者は「大変申し訳ありませんでした」と謝罪した。

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事故があったのは、原発構内の南側にある汚染水タンクの増設工事現場。

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7日午前11時20分ごろ、タンク上部の足場を作るために仮留めしていた、重さ390­kgの鋼材が13メートル下の地面に落下し、下で作業をしていた作業員3人にぶつかっ­た。

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この事故で、50代の作業員が意識不明の重体、2人も重軽傷を負った。
東京電力では、安全対策に問題がなかったか調査を進めている。



ーー東京電力の会見などで表に出てきている情報のうちこのブログに書いたものーー
(※下記は私が把握している分だけですので、実際はもっと多いかもしれません)

死亡確認
2011年3月
4号機タービン建屋地下で遺体で見つかった東電社員2名をなぜ津波警報で避難させなかったのか?
東電記者会見6/20(動画・内容書き出し)

2011/04/03
東京電力福島第1原発の4号機タービン建屋地下で先月30日、
震災直後から行方不明になっていた社員2人が遺体で見つかったことが分かった。
東電が3日、発表した。福島第1原発で東電社員の死亡が確認されたのは初めて。

2011年5月14日
5/16東電。知り得た情報&知り得ない情報「たねまきJ」小出裕章(内容書き出し、参考)
東京電力福島第一原子力発電所で作業中に意識不明となり、
搬送先の病院で死亡した60歳代の男性作業員について、東電は15日、死因は心筋梗塞だったと発表した。
男性は、福島第一原発では13日から作業を行っており、
同日は3時間で被曝(ひばく)線量は0・51ミリ・シーベルトだった。
翌14日は作業を始めて約50分後に突然、体調不良を訴えて意識を失った。
5月に心筋梗塞で亡くなった福島第一発電所の作業員(週刊現代より)
5月に福島第一原発で死んだ作業員に「たったの50万円」
福島第一原子力発電所作業員死亡で初めての労災認定(東電会見動画あり)

2011年8月16日
8月30日東京電力記者会見・作業員、急性白血病で死亡(東京電力記者会見ノーカット版添付)
東京電力は30日、福島第1原発で作業に携わっていた40代の男性作業員が急性白血病で死亡したと発表した。
東電によると、男性は関連会社の作業員で
8月上旬に約1週間、休憩所でドアの開閉や放射線管理に携わった。
体調を崩して医師の診察を受け急性白血病と診断され、入院先で亡くなったという。
白血病に関する質疑~作業員2名が汚染水をかぶる。東電記者会見8/31(会見内容書き出し・会見ノーカット画像あり)

2011年10月6日
福島第1原発で作業の50代男性死亡(東電記者会見質疑応答一部書き出し10/6)
東京電力は2011年10月6日午前11時からの記者会見で、
福島第1原発で作業に従事する協力会社の50代男性作業員が、
本日午前5時ごろに亡くなったとの連絡があったと発表した。
東京電力によると、男性はことし8月8日から、福島第1原発の施設内でタンク設置工事に従事しており、
昨日10月5日午前7時ごろ、朝礼の前に体調不良を訴え、Jビレッジに搬送。
政府・東京電力合同記者会見10月13日 「作業員の死因に関して」(内容書き出し)
ようやく公表。10月6日に亡くなった福島第一原子力発電所作業員の方の「死因」10/21東京電力記者会見(内容書き出し)

2012年1月9日
60代作業員心肺停止で搬送 東電会見1/9(会見動画・内容書き出し)
本日午後2時22分ごろ福島原子力発電の所廃スラッジ貯蔵施設において、
コンクリート打設作業を行っていた協力企業作業員1名が体調不良を訴え、
福島第一原子力発電所5・6号機緊急医療室に運ばれ、治療を受けましたが、
心肺停止状態であることから、午後3時25分に福島第一原子力発電所から総合磐城共立病院へ搬送いたしました。
60代心肺停止作業員の外部被ばくの累積線量は6.082ミリシーベルト(東電1/10午前記者会見・書き出し)
心肺停止作業員に関して続報・病院からの報告をただ待つ東電に木野さんが私の思いを代弁してくれました(東電会見1/10午後 動画&内容書き出し)
平気な顔で嘘をつく東京電力の会見1/12午後(一部書き出し)

2012年8月22日
心肺停止で作業員死亡「放射線被ばくの影響ではない」と、東電。
東京電力は22日、
福島第1原発で作業していた男性が心肺停止となり、福島県いわき市の病院に救急搬送されたと発表した。
県警によると、男性は57歳で同日午後に死亡した。
休憩室で休んでいたが、まもなく体調不良を訴えた。
午前10時35分ごろ、別の作業員が意識不明の状態で倒れているのを発見した。

2011年11月~2013年7月9日
吉田所長の病名は?治療期間は?被ばくとの関係は?東京電力記者会見書き出し&関係資料
吉田氏は2011年11月24日から入院しているが、
東電は個人情報保護や本人の意向を理由に、病名や被ばく線量を公表していない。
このことから、吉田氏の被ばくと病気の関連を疑う声は絶えない。
福島第一発電所吉田前所長の病名公表(東電記者会見 動画&内容書き出し)12/9
東京電力福島第一原子力発電所 吉田所長の訃報
東京電力福島第一原子力発電所の事故で現場で指揮を執った吉田昌郎元所長が、
9日午前、東京都内の病院で食道がんのため亡くなりました。
58歳でした。

2014年3月28日
<福島第一>作業員土砂の下敷きになり死亡3/28関連記事・東電会見文字起こし
東京電力福島第一原発で28日、
掘削作業をしていた福島県広野町、下請け会社の安藤堅(かたし)さん(55)が
土砂の下敷きになり、病院に運ばれたが間もなく死亡した。

2014年3月28日
<福島第一死亡事故>作業員土砂の下敷きになり死亡3/28関連記事・東電会見文字起こし
こちらの方で掘削作業を行っていました作業員のほうが土砂の下敷きになったという情報が
本日午後2時30分ごろに入ってございます。
作業員につきましては直ちに救出を行いまして、入退域管理施設にあります医療事務室の方に送ってございます。
この際、身体のサーベイも行っておりますが、汚染はございませんでした。
なお、本人でございますけれども、意識がなく、また心静止の状態という事です。
心臓が静かに止まっているという感じでございます。

2014年8月8日
<作業員死亡>福島第一原子力発電所8/8
作業前に倒れた60代男性が死亡
事故・怪我
2011年8月31日
白血病に関する質疑~作業員2名が汚染水をかぶる。東電記者会見8/31(会見内容書き出し・会見ノーカット画像あり)
東京電力によると、31日午前9時35分ごろ、
福島第1原発でセシウム吸着装置の使用済み吸着塔から水抜き作業をしていた協力会社の作業員2人が、
誤って水をかぶった。

2011年10月29日
福島第一原発・ワイヤーが落ちて2名の作業員が骨折負傷(東電会見・書き出し)10/29
東京電力は29日、福島第1原発1号機タービン建屋付近で、
大型クレーンの解体作業をしていた協力企業の男性作業員2人が、落ちてきたワイヤに当たり負傷したと発表した。
40代の男性作業員はあごや腕、肋骨(ろっこつ)、両足の骨を折る重傷。
20代の男性作業員も肩や首、腹部などに痛みを訴えており、骨折の疑いもある
10月29日東京電力記者会見午後の部(負傷者の方に関しての報告・書き出し)
11月1日のふくいち現場の声(ワイヤー落下の40代作業員足切断・全面マスク着用変更)ー東京電力記者会見関係個所書き出し11/1午後の部ー
ワイヤーの下敷きで怪我した作業員は?フリー木野龍逸氏が聞いてくれました。

2012年10月5日
福島第二原発・作業員4m下に落下事故10/5東京電力記者会見(内容書き出し)
福島第二原子力発電所の4号機の屋外施設で塗装作業を行っていた当社社員が転落をして負傷。
開口部を通じて下に落ちまして、最終的に一番下まで落ちていますので、4m落ちたという事になります。

2013年10月9日
淡水化装置から汚染水が漏れ作業員6人が被ばく10/9
東京電力福島第一原発で、放射性セシウムを除去した処理水から塩分を除去する装置で水が漏れた問題で、
東電は九日、現場にいた下請け企業の作業員11人のうち6人が処理水をかぶっていたと発表した。

2014年2月25日
<福島第一>
今度は作業員にガソリンの火が引火~2月25日別件で2回も消防署に通報する東京電力のずさんな作業~

2 月25日午後3時30分頃、福島第一原子力発電所構内の中央部交差点近傍の給油所において、作業員がドラム缶から給油器へガソリンを移送した後に、移送ポ ンプに付着したガソリンの拭き取りをしていたところ発火し、作業員が着用していたカバーオール前面の一部に引火しました。

2014年11月7日
福島第1原発の工事現場で鋼材落下 1人意識不明、2人重軽傷(福島14/11/07)
福島第1原発のタンクの増設工事現場で、重さ390kgの鋼材が落下し、作業員3人が­重軽傷を負った。
1人は、意識不明の重体。


その他
2011年12月12日
除染作業で作業員死亡(伊達市)統合会見動画&内容書き出し12/12
内閣府の原子力災害対策本部は12日、
福島県伊達市の下小国地区で除染作業中の男性(60)が急病で病院に運ばれ、死亡したと発表した。
男性は同日午後1時ごろ、車の中で倒れていたのを、同僚が発見した。
心肺停止状態で搬送されたが、午後2時ごろ、搬送先の医療機関で死亡が確認されたという。
死因は非公表。

2011年12月17日
福島第一発電所三菱重工業関係ノロウイルス52名(東電会見・書き出し)
東京電力は17日、
福島第1原発で働く三菱重工業と下請け会社の作業員52人が15日から16日にかけて、
ノロウイルスが原因とみられる食中毒症状を訴えたと発表した。

東京電力は18日、
福島第2原発内にある福島第1安定化センターに勤務する30代の男性社員がノロウイルスに感染したと発表した。
第1原発では16日までに三菱重工関係の作業員52人が集団感染しており、
感染経路は不明だが、第2原発にも拡大した。


2014年5月9日
●<作業員意識が朦朧>
「ドクターヘリで移送してございます。作業と直接の因果関係は無いと考えてございます」
5/9東京電力記者会見(文字起こし)

福島第1原発で、協力企業の男性作業員が体調不良を訴え、ドクターヘリで運ばれたと発表した。

<福島第一>1号機天井破損で作業中断〜住民の不安〜作業再開



原発1号機天井破損で作業中断
NHK福島放送局 2014年(平成26年)10月28日[火曜日]


28日朝、東京電力福島第一原子力発電所1号機で、建屋カバーの中にちりやほこりの飛散を防ぐために薬剤を散布する機材が風にあおられ、カバーの天井部分が最大で2メートルほど破れたということです。
周辺の放射線量などの値に変化はないということですが、東京電力は現在、作業を中断しています。

今日10時
41
東京電力:
屋根部分が、えー、少し、なんて言うんでしょう、
1m×2m程度の、ま、穴にちょっと拡大してしまったと。

東京電力によりますと、28日午前8時半ごろ、福島第一原発1号機の建屋カバーの解体に向けて、クレーンを使ってカバーの中に飛散防止剤をまく作業をしていたところ、散布する機材が風にあおられました。
このトラブルで、通常、30センチ四方の穴が1メートルから最大で2メートルほど三角形の形に裂けるように破れたということです。
第一原発の敷地内には、放射線量や、空気中の放射性物質の濃度を計測する装置があわせて32か所に設置されていますが、いずれの値にも有意な変化はないということです。
東京電力によりますと、当時、現場付近の風速は秒速2メートル程度で、突然、強い風が吹き、クレーンにつり下げられた機材が動いてしまったとみられるということです。

42

東京電力によりますと、国や県、関係の自治体などに連絡を入れるとともに、作業を中断して対応を検討していますが、再開の見通しは立っていないということです。
10月28日 13時06分




追記ー住民の不安
福島第1原発1号機の建屋カバーに穴 住民などから不安の声
(14/10/28)


FNNLocal  2014/10/28
福島第1原発1号機の建屋カバーに、大きな穴が開いた。この穴から、放射性物質の飛散­は考えられるのか。東京電力は、28日の作業を中止している。
1号機の建屋カバーを上空から見ると、何カ所も小さな穴が開いている中、比較的、大き­な穴が開いていることが確認できる。
また、このパネルのカバーが、風にあおられて、ヒラヒラとなびいているのが確認できた­。
屋根パネルに大きな穴が開いた、1号機の建屋カバー。
その大きさは、1~2メートル四方に及ぶ。
28日午前10時すぎ、東京電力は会見で「突風が吹いてですね、その先端部分が、横に­移動してしまうような形になりまして、屋根部分が、1メートル×2メートル程度の穴に­拡大してしまったという事象が発生しています」と話した。
建屋カバーに穴が開いたとされる、28日午前8時23分ごろの映像には、カバー内に飛­散防止剤をまく大きなノズルが、強風にあおられて回転し、斜めに傾いているのがわかる­。
上空からは、風によって、若干ではあるが、比較的大きく、その穴が開いてきているのが­確認できた。
穴が開いたカバーは、ポリエステル製のシートでできていて、今後、風や雨などの影響で­、少しずつ大きくなるおそれもある。
東京電力によると、建屋周辺の放射線量に変化はないが、対策の検討を進めている。

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福島第1原発から、およそ30kmの場所にある南相馬市鹿島区。

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営農を再開したばかりの農家からは、風評被害が広がるのではないかと、不安の声が聞か­れる。

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南相馬市鹿島区の農家・田村清一さんは「俺には、またかなという感じだ。次々、トラブ­ルがある。一番は、風評だな。『南相馬市の米』というと、全国的にわかっているから、­『あそこの米では』となる」と話した。

不安の声は、ほかの住民からも聞かれた。
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住民は、「信じてはいたけどね、わたしらは、避難するのも嫌だし、これ以上」、

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「また­、こうやってトラブルばかり起きると、また、不安が。いつまでたってもね、何というの­かな、安心して暮らせる...環境が悪いし、そのへんは、やっぱり嫌ですね」などと話­した。
28日のトラブルを受けて、東京電力は、30日に行う予定だった屋根パネルの撤去を、­1日遅らせることを決めた。



ギョッ!!とした。
野焼きしてる><。
22
1号機の2m四方ぐらいにペラペラと破けた屋根から出てくる放射性物質と、
田んぼで藁をボーボーなんの対処もせずに焼いているのと、
どっちが放射性物質をまき散らしていることになるのか?
疑問に思った。


追記ー作業再開
福島第1原発 1号機の建屋カバー撤去に向けた作業再開
(福島14/10/29)


FNNLocal 2014/10/29 に公開
屋根パネルの穴が広がり中止されていた、福島第1原発1号機の建屋カバーの撤去に向け­た作業が、29日朝、再開された。
1号機の建屋カバーでは28日、飛散防止剤をまくノズルが、強風にあおられ、屋根パネ­ルに開けた直径30cmほどの穴が、2メートルほどに広がった

302

このため、東京電力は、作業を中止したが、29日午前6時すぎから再開し、これまでに 、カバー内に飛散防止剤をまく作業を終えた。
一方、東京電力は今後、屋根パネルに広がった穴をふさぐことにしていて、その方法を検­討している。
東京電力によると、建屋周辺の放射線量に変化はなく、31日には、6枚ある屋根パネル­のうちの1枚を、計画通り、取り外す作業を行うことにしている。

<福島第一原発視察最新状況>4号機使用済み核燃料・汚染水対策・凍土壁・今後について/服部良一×増山麗奈(文字起こし)

10/10(金) ①増山麗奈の地球は1つ! 第3回 福島原発 (ゲスト 服部良一  志葉玲)


Broadcast live streaming video on Ustream
服部良一
志葉玲
増山麗奈


06:02〜
4

増山:
先日服部さんが原発ゼロの会のみなさんと一緒に福島第一原発の視察をされたということで、
いま報道も減っている中実際に現場がどういう様子だったのか?ということを細かくお聞きしたいと思います。
今日はよろしくお願いいたします。
服部さんが視察に行かれたのはいつだったんですか?

服部:
9月22日です。
去年も同じ時期に初めて福島の原発の中に入らせてもらったんですけれども。

増山:何人ぐらいのメンバーで行かれたんですか?

服部:
国会議員の現職が7名。
それから前議員3名、合計10名と、
あとは秘書とか撮影班とかそういうスタッフを入れて総勢20名ぐらいだったと思います。
検査したりして、結局入るのにね、ものすごく時間がかかりますから、
実際の中を周ったのは、せいぜい2時間程度だったんじゃないかと思います。
それでも結局1日仕事ですよね。


増山:福島第一原発の中はどういうルートで周って、どの辺を視察されたんでしょうか?

服部:
今回の一番の目玉といいますか、僕にとっての初めての体験というのは
やっぱり原子炉建屋の中に初めて入ったということです。
4号炉なんですけれども、
ご存知のように使用済み核燃料のプールに使用済み燃料がいっぱい入っていたわけですけど、
それの取り出し作業を今ずっと続けているわけですよね。
ですから建屋の中の使用済み燃料プールのももうすぐそばまで行ってですね、
そこを上から覗いて、その関連機器、
それを取り上げるためのクレーンだとか、
そういう現場の状況を見てきました。

最新F1状況
4号機の使用済み核燃料はどうなっているの?


1

服部:これは4号建屋の中でね。

増山:すごいところまで入られたんですね。

服部:
これが使用済み核燃料のプール。
我々がここ(手前)に立っているんだけどね、
二手に分かれたので、手前と奥の人がいるところでみてて。

増山:
プールってこんなに小さいものなんですか。
25mプールよりも小さいですよね。
人の大きさからみて。

服部:
プール自身は昔のままだけどね、
この上にクレーンを作ったりレールを敷いたり、
こっち側に4号建屋と縁を切った形でね、大きな鉄骨を組んでいるわけよ。
「東京タワーと同じ鉄骨の量や」って言って、なんか、えらい自慢してたけどさ。

増山:4号機の中っていうのは実際人が入れる程度の線量なんですか?

服部:
僕らが見たプールの真横の上で、その時の線量が大体80マイクロシーベルトぐらいだったかな。
60〜80
大体ね、100マイクロシーベルト内で収まるらしい。
一番高いところで今回100マイクロシーベルトまでだったかな。
間、でも年間線量にしたら高いよね。
(毎時80マイクロシーベルトのところに1年間いたら700ミリシーベルト/年の被曝)


増山:ずっと居たら大変なことになりますね。

志葉:4号機の使用済み燃料を移し替えているのは、進捗状況はどうなんですか?

服部:あのね、今8割終わっているって。

志葉:そんなに。

増山:そんなに終わっているんだ。

服部:
うん。
だから目標としては「年内には取り出しを終わりたい」ということなんだけど、
曲がったやつとかね、取りにくいやつがあるので、
ちょっとそこはどうかな?という感じはあるんだけど、
形状がしっかりしたやつについては、まあ、今の所は順調に取り出しが終わっているみたいね。

志葉:かなり難しいというふうに言われていたんですけど、

服部:
8割と聞いて僕もそれはね、ちょっとびっくりしたんだけど、
一番懸念されていた、震度6強とか7ぐらいの余震なり地震がきたら崩壊するんじゃないか、
という話がちょっとあって、
そこが国際的な懸念だったんだけど、まぁ、もう一息っていう感じではあるよね。

ただ、1、2、3号炉にも同じように溜まっているわけだから、
「この4号炉が終わったらそっちの方の取り出しをしたい」みたいなことを言ってたけどね。

ただまあ、状況が違うから、線量とかね。


志葉:
そうですね。
4号機は結局線量は対してはそうでもないんですけれども、
1、2、3が大問題ですよね。

服部:
そうそう。大問題だしね。
だからデブリの溶けた形状とか存在がどこにあるか?というのが今まで全然わからない。
だから今冷却水をどんどんかけてね、汚染水を無限大に増やしているわけだけど、
昨日東大教授から、名誉教授かな、からは
「もうぼちぼち乾式冷却に切り替えることができるんじゃないか」と
いうような提案が東電側にされたんだけど、
「それは東電としても一応検討はしている」と。
しかし、デブリがどこにあってどういう形状をしているか?というのが把握できないと、
よかれと思ってたら全然違うところでね、発熱して、また放射能を大量に撒き散らすことも考えられるから、
ちょっとそこは、なかなか今すぐ乾式ということにはならないんだと。


増山:乾式冷却というのはどういうシステムのことなんですか?

服部:
ようするに簡単に言えば空気で冷やすということ。
空気を循環させてね。
今は水でやっているわけだけど、

志葉:
だいぶ前にBS11で小出さんにコメントしてもらったけど、
「金属を流し込んで」というのとはまた別なんですか?乾式は。

「…正気の沙汰とは思えない」小出裕章氏
2013年9月22日 BS11 ウイークリーニュースONZE
コントロールできる? 原発汚染水の現実(内容書き出し)



服部:
ああ、それはなんかあるんじゃないかな?
「冷却剤が水だけじゃないよ」ということですけどね、
何か別の固形の金属の冷却剤を流し込んで、
そこで冷却を保持できる、その熱をどうやって拡散していくのか、
そこが僕はよくわからないんだけどさ、
そういう提案も当然専門家からあって、取るべきだと思うけど、
ただそれも確かに言われてみたら、どこにデブリがあるかということがある程度わからないと、
なかなか難しいかなと思うんだけど、
じゃあ、そのデブリがいつになったらわかるんだ?と、形状が。
そこが?なんだよね。


2

服部:これが4号路の横に作っているものすごく大きな鉄骨。

増山:金属構造物というか、隣に作っている意味はなんなんですか?

服部:
だから、4号路を抱きかかえるような形で鉄骨を組んで、
それでそこにいろいろ取り上げ用のクレーンだとか、そういったものを設置しているわけ。

志葉:そのまま乗っけちゃうと潰れるから

服部:
そう、潰れるから。
だから鉄骨がいるわけよ。
方持ちっていうか、ぐっと出すでしょ、鉄骨を。
で、こっちで力を持たすためにものすごく大きな部材になってしまうのね。

志葉:そういった重機なんかを乗せる足場みたいなものですかね。

服部:まぁ、そうそう。端的に言えばね。


15:30〜
汚染水対策は?

服部:
安倍さんが「完全にコントロールしてます」みたいな大嘘をついて建木だったんですけど、
あれから1年経って、汚染水問題がどうなっているだろう?というのが一つの大きな関心事でした。
で、その関連の、汚染水が原子炉建屋に流れ込む前に井戸で組み上げるバイパス設備といいますか、
その現場であるとか、
それから本当にどれだけの効力を発揮するかわからないんだけれども、
凍土壁を作っている現場であるとか、
そういう汚染水対策の現状というところを見てきたんですね。

10

服部:これは凍土壁を作っている現場やね。こんな感じなんです。

増山:えっ、凍土壁って「地下掘って」と思ってたんですけど。

服部:地下にずーっと送っているわけよ、凍らすためのをね。

増山:え・・どこが地下掘っているところなんですか?

服部:だからここに管があって、ここからずっと送っているみたいよ。

11

増山:
へぇ〜〜〜、・・・しょぼいですね。
私はもっと世界最先端のすごい技術かと思ったら、

服部:うん、

志葉:凍土壁のこの夏「凍らなかった」っていうことに関しては何か説明はありました?

服部:
東電の説明としては、いわゆる水の圧力を受けるようなところ。
要するに「流量がある程度あるっていうところは非常に難しい」と。
ところがあんまりそういうところがないところについてはね、
効力を発揮するんじゃないかという見方をしていてね、
だからちょっとやってみないとわからない感じだよね。
ある程度流れがあるようなところっていうのは、
やっぱりどうしても全部を塞ぐっていうわけにはいかなくて、

一部漏れていたらそこからどんどん、固まりきらないところから崩れるとか、
いろんな現象が多分あるんだと思うけど。

それからもう一つね、僕もちょっと「それはどうなのかな?」と思ったんだけど、
毎日400トンの地下水が原子炉建屋に流れ込んで増え続けているっていうのは、
これはまぁ共通認識なのよね。
で、その前に井戸から地下水をくみ上げて直接バイパスして海へ流すということだとか色々やっているんだけど、
「実際その効果はどうなんですか?」ということを質問したのね。
「どれくらい効果が上がっているんですか?」
それが不明なのよ、不明。

一時的に400トンのやつが120トンぐらいに減った現象は出たらしい。
でもそれが恒常的に続くのか、
あるいはそれがバイパス井戸だけで出たんじゃないというのは東電もわかっていてね、
だからそれがいろんな要素が絡み合ってて、一時的に120トンに減ったということなんだけど、
そこが非常に先が見えない現状ですよね。

で、凍土壁が効果を上げるのにはまだまだ半年先とかということらしいので、
もう少し先に経たないとわからない。
原子炉建屋の水、400トンを、どの程度流入を減らせるのか?
だから非常にまだ見えないという状況ですよね、今現在は。

19:44
今後の課題

5

服部:
それからちょうど行った日の当日の東京新聞が「工事重複ひしめく敷地」ということでね、
福島第一の現状をちょうど報道していたんですね。
それで、これには1日6000名というふうに書いていますけれども、
去年行った時には3000名ぐらいだったんですね。
それが今は6000名。
それから入構するときに放射能を感知するものをそれぞれ個人個人持つわけですけれども、
私が行った時はなんか8000ぐらい出ているって言ってましたから、
実際には6000名じゃなくて7000名を超える労働者が中へ入っている現状だっていうことがよくわかりました。
で、そういう中で本当に素人のといいますか、経験の少ない労働者もいっぱい入っているわけで、
本当に放射線防護対策安全対策が十分に行われているのか?

それから今年の春に死亡労災事故が起きているわけですね、福島の構内で。
ですからやっぱりそういった労働者の安全の問題、労働環境が一体どうなっているのか?
そういうところも大きな関心事として行ったんですね。
そういうところです。
ーがすごく多いんです。

増山:徹夜?

服部:
そう徹夜。
というのは、昼間は暑くてね、防護服なんかを着るものだから作業にならないらしいんですよね。
それで、夜多くの労働者が仕事をしているということで、実際に昼のーーー

ま、努力しているのはわかるけれど、必ずしも先が見えたとはわからないというのが率直なところで、
僕は本当に、若干飛躍かもしれないけど「そんな状態で本当にオリンピックをやれるのかな?」と。
で、オリンピックの方にいろんな建設工事の人がどんどん取られていく、
資材も人もね、取られていくわけで、
逆に福島の復興をまた、なおざりにされるんじゃないかという声も上がっているんだけど、
福島の原発の工事だって一緒だと思うんですよね。

それで各地で再稼働がどんどん進められていくということになると、
それぞれの全国の原子力発電所にまた原発の技術屋さんが職員というか作業員含めて引っ張っていかれるわけだから、
僕はまず、福島をもっと徹底的に検証し、廃炉への道筋、それから汚染水対策がね、
もっと目に見える形で明らかになるまでね、
そんな、再稼動をやろうとかオリンピックをやりましょうとか、
そういう浮ついた話はやめるべきだと僕は思っているわけよ。

それで、東電から新しい話としてちらっと聞いたのは、
「自分たちはあくまで発電会社と思ってた」と。
「しかし、福島第一原発を考えた時にはもう我々は廃炉業者だ」と。
「廃炉事業をやるんだというふうに頭の切り替えをしていかなければならない」というふうにそのチームの責任者から説明があったんです。
それは僕はね、納得というか、そうだと。
いつまでも昔みたいな「東電でござえ」みたいなねそういうような発電会社という発想じゃなくて、
やっぱり廃炉を東電として全力でやるんだという感覚でね、
やっぱり社員の意識も切り替えて、
体制も切り替えてね、やる必要があるし、
そういう状況にようやく現場の方は進みつつあるのかな、という、
それは一つの、去年と違う一つの印象だったかなとは思いましたけどね。


増山:
全国の老朽化した原発の廃炉をどうするか?ということがもう現実問題として目の前に迫っていると思うんですが、東電としてはそういう全国の原発廃炉をするという意識もあるんですか?

服部:
いや、東電としてはそれはないよ。
「ないよ」というか、あくまで柏崎は再稼働だし、
福島の第二だって再稼働したいわけだからね。
ただやっぱり福島第一については、1から4はもちろんの事、
5、6も含めて廃炉ということが一応決まったわけだから、
やっぱりそこに携わる職員たちはそういう思いでやっているというだけであって、
東電全体がどうするかということについてはね、
それはやっぱり他の電力会社とか、あるいは国の政策に従って再稼働ということは変わらないでしょう。