小出裕章氏原発学習会。浜岡原発は大丈夫?2011.04.16 Part2

無茶苦茶ショックです

小出裕章氏原発学習会。浜岡原発は大丈夫?2011.04.16の文字おこしを3時間ぐらいかけてほとんど終わった時に
パソコンがおかしくなっちゃって。゚(゚´Д`゚)゚。全部消えてしまいました><;

私は、内容をできるだけ書き出していますが
書き出す事によって自分も勉強になって
ただ見ているよりも深く理解できると思うので書き出しています

生活クラブ静岡での小出先生の講演は素晴らしかったです
もう一度、書き出したいと思っていますが
その中で一番印象に残ったのが(今まで数多くの原発に対する先生の話しを聞いてきた中で)
最後の質問タイムの内容でした

01:57:15頃
原子炉がこれだけ沢山出来てしまった推進派の利権の構造を教えていただきたい


小出先生はおっしゃいました

一番簡単な理由は電力会社が儲かったから
何でかというと電気料金が法律で決まっているから
普通は物を買う時に選ぶ事が出来る
でも、電気だけは選べない
電気の値段は電気事業法という法律で決まっている
必要経費と利潤が見合う金額を決めるようにと書いてある
利潤の決め方は電力会社が持っている資産の何%かきまっている
電力会社は金もうけをしようと思えば資産を持っていればいい
資産を持つためには原子力発電をつくること
一基作るだけで資産がものすごく増える

そこに三菱、日立、東芝の巨大産業が原子力発電所から利益を取ろうとして群がった
群がってやる時にどうしたかというと・・・

戦後米国がやった事は日本に原爆を作らせないために原子力の基礎物理学的な研究所を全て壊した
1952年のサンフランシスコ講和条約で初めて原子力の研究が許されたが、もう、間に合わないので
日本はアメリカから技術を買ってきたWH と GE
自分で作る技術ががないから・・・
加圧水型PWRは三菱
沸騰水型BWR東芝と日立

三菱は毎年1基原子力発電を作る事にした
東芝と日立は一年交代で1基作る
ほぼ20年間続いた
技術者労働者を張り付けて
そういう利潤を作って抜けられなくなった

20年間で20づつで1990年に40基できた
その後17基しか出来ていなくてメーカーは困っている
原子力から金儲けが出来なくなって
中国インド東南アジアの国に原子力を売りつけようとしている

世界では今は圧倒的に加圧水型PWRが多い
考えたのは東芝でウエスティングハウスを丸のみして三菱を蹴落とした8000億円位払った
蹴落とされた三菱はヨーロッパアレバでヨーロッパ型の加圧を作っているので、そこと結託して売り込み始め
ものすごい熾烈な戦いになっている

そういう構造があったために今日まで止まれなくなってしまったと言う事です

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

資本主義の世界の企業の在り方に改めて考えさせられました

その他にも、30歳が平均で放射能物質がDNAに影響する話し
大人はもう細胞分裂がほとんどないから
福島産や放射能が付いている野菜魚を食べましょう
こんなふうに原発を作る世の中になったのは私達の責任もあるのだから
そして日本の農業や漁業をこのまま潰す訳にはいかないと言う想いがとても伝わってきました

その言葉にも痛く感銘しました

そのかわり子どもたちには綺麗な食べ物を与える

先生のお考えはもっともだと思います


今日はせっかく書き出した内容が全て消えて
私はショックだったけれど
何度も小出先生の話しを聞いて書き出していたので
とても有意義な時間だったと思っています
決してブラインドタッチが出来るわけでもなく
変換も変で時間もかかっていますが・・・Σ(゚д゚lll)

今回の講演はとても素晴らしいものでしたので
また、近いうちに書き出しにチャレンジしようと思っていますლ (。◕ˇε ˇ◕。ლ)

2時間を若干超える講演の内容ですが
ぜひ皆様にも聞いていただきたいと思います

もう一度ここに載せておきますd(◕‿-。) ネ❤




小出先生のお話しはいつ聴いても何回聴いても
心からの言葉に思えます
人間が人間として心の奥からの叫びだと思い、いつも共感しています

人は原点に帰って
人が生きるためには何が大事かを考えてみれば
何も迷うことなく、おのずと答が出てくるものだと思います

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「危険な原発・登場の瞬間」 武田邦彦先生(中部大学)

日本人はもしかしたら本気で考えて作れば
今回の大地震にも津波にも負けない原子力発電を建てる事が出来たのかもしれない
原子力安全委員会は「余剰のリスク」という言葉や「想定外」で
国民の命を深く考える事を止めてしまったんですね・・・残念です。

以下、武田先生のブログを転記させていただきます。



原発深層流003 危険な原発・登場の瞬間


私はかつて原子力エネルギーに夢を持っていました。

日本は資源が少ない国でしたが、技術は世界一ですから、
何とかして技術力で日本人が豊かな生活ができるようにと思ったのです.

幸い、日本の原子炉(軽水炉)は水で中性子を減速するので、
内部に自動停止装置を持っているようなものですから、
「事故は起こらない」、つまり「原子炉は暴走しない」というタイプなのです.

原子炉ばかりではなく、耐震建築にしても、電気設備やコントロールにしても、
日本の技術や運転は本当に世界一と言って良いと思います。

だから、原発のような危険なものは世界で日本ができなければ、どの国もできないはずだと考えていたのです.

私が書いたかつての文章の中に
「原発は安全だ」というのがありますが、考えてみると「原発は安全だ」というのは正確ではなく、
「安全な原発を作る事ができるので、安全に作れば安全だ」という事だったのです。

・・・・・・・・・

そんな私の夢が大きく崩れたのが平成18年でした。
この年の9月、原子力安全委員会は次のような耐震設計の審査基準を出しました。

武田先生1


この指針は旧指針と呼ばれた昭和56年の指針を改定するのですから、全体としては優れたものだったのですが、
一つ、大きな欠点がありました。

それは、それまで「原発は絶対に安全に作る」というのが基本だったのですが、どうも大きな地震が来ることもあって、
「想定外」のことが起こる場合、それを「残余のリスク」という言葉で処理しようという事になりました。

「安全な原発を作る事ができるのに、不安全な原発を作れる言葉」を役人が発見したのです。

つまり、「残余のリスク」という聞き慣れない言葉の登場です。

武田先生2


それまでの考え方=「絶対に安全」、というのもやや矛盾するところがあるのですが、
かといって、電力会社が「災害の想定」を行って、
それより大きな場合は、「仕方が無い」ということで「大量の放射性物質が漏れ」、
その結果「付近住民が著しい被ばくをする(説明書にある)」というのは到底、納得できません。

・・・・・・・・・

このことが日本の親として知らなければならないのは、
「福島原発以外の原発も、耐震や津波、台風、大雨・・すべて「想定外なら被ばく」という考え方」で
作られているという事だからです。

こんな奇妙な指針ができたのは、
推定ですが経産省が原発の安全性の責任を持ち、安全院なるものを作ったからと思います.

1) 原発は推進したい、

2) でも事故が起こったときには責任はとりたくない、

3) 自分の任期の間には地震は起こらないだろう、

というのが役人の考えだからです.

かくして私は2年ほど前、幻冬舎から「偽善エネルギー」という本を出し、そこで、次のように書いています.

武田先生3


福島原発の事故が起こってから、幻冬舎の編集者はこの文章を思い出して読み、背筋がゾッとしたそうです。

これは予言でも何でもないのです。
「日本の原発は地震や津波で破壊されるようにできている.
その時には電力会社のヘマを付近住民の被ばくという形で片付ける」という方針だからです.

福島原発は「方針どうりの結果」で、「想定外だから、大量の放射線がでて何が悪い」というのが
保安院の態度に出ています.また、知事さんも市長さんもこのことはご存じです.

もし、電力会社の社長さん、知事さんが自ら「自分のところの原発は不安全だ」と宣言して、
情報を出し、地元に説明をしたら、これからの日本は繁栄し、安全な社会になるでしょう。

その点で、今は正念場です.

(平成23年4月17日 午後2時 執筆)
武田邦彦

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