11.30
Wed
都内流通食品の放射性物質検査結果について(11月29日)
11月29日15時現在 健康安全部食品監視課

群馬産の春菊、千葉産のイワシの丸干し、マイタケ、牛乳、鶏卵。
その他20品目全て検出せずでした。
11月16日から検査が始まって今週で70品目
どの食品からも放射性物質は検出されていません。
信じていいならば、安全だということになります。
信じていいのでしょうか?
ーーーーー
鶏卵に対してはこちらの詳しく調べて下さっているサイトでも
今日、群馬産を検査していらっしゃいました。

たまご、大丈夫そうですね。うれし~い(๑♥‿♥๑)ノ
(東京都が行っている検査だけでは・・・何故か信じられない私なのでした><;)
11月29日15時現在 健康安全部食品監視課

群馬産の春菊、千葉産のイワシの丸干し、マイタケ、牛乳、鶏卵。
その他20品目全て検出せずでした。
11月16日から検査が始まって今週で70品目
どの食品からも放射性物質は検出されていません。
信じていいならば、安全だということになります。
信じていいのでしょうか?
ーーーーー
鶏卵に対してはこちらの詳しく調べて下さっているサイトでも
今日、群馬産を検査していらっしゃいました。

たまご、大丈夫そうですね。うれし~い(๑♥‿♥๑)ノ
(東京都が行っている検査だけでは・・・何故か信じられない私なのでした><;)
11.30
Wed
今更ですが・・・
東京電力が会見で燃料が落っこっていることを認める発言をしています。
それに対して、まるで初めて分かった事実であるかのようにテレビのニュースが報道しています。
燃料が格納容器に落ちていることは
もう何か月も前から小出先生が言っていましたよd(◕‿-。) ネ❤
東京電力記者会見 11月30日夜
1号機溶融燃料最大65cm浸食
NHK 11月30日 18時16分
東京電力福島第一原子力発電所の事故で、
メルトダウンが起きた1号機の溶けた燃料は、鋼鉄の原子炉の底を突き破って相当の量が格納容器に落下し、
その底のコンクリートを最大で65センチ浸食していると推定されることが東京電力の解析結果から分かりました。
2号機と3号機についても一部の燃料は格納容器に落下していると推定しており、
改めて事故の深刻さが浮き彫りになっています。
溶融燃料は「格納容器内」=東電が推定結果公表-床コンクリ浸食・福島第1
時事ドットコム (2011/11/30-17:19)
東京電力福島第1原発事故で、東電は30日、データ解析による溶融燃料位置の推定結果を公表した。
1号機は「相当量」、2、3号機は一部の溶融燃料が原子炉圧力容器から格納容器に落下。
床面のコンクリートを一部浸食したが、いずれも格納容器内にとどまっており、注水で冷却されていると説明した。
原子炉内の状況は直接確認できないため、核燃料の崩壊熱などを基に計算。
経済産業省原子力安全・保安院が開いた「炉心損傷推定に関する技術ワークショップ」に同日提出した。
東電の解析によると、非常用炉心冷却装置が十分機能せず、注水停止時間が長かった1号機では、
ほぼ全ての燃料が本来の位置から溶け落ち、圧力容器底部を破損して格納容器に相当量が落ちたと推定。
燃料が全て格納容器内に落ちたと仮定すると、熱によって格納容器床のコンクリートを最大65センチ浸食するという。
ただ、床の厚さは1メートル余りあり、東電は容器を突き抜ける事態には至っていないとみている。
また、一定時間冷却が続いていた2、3号機では、燃料の約6割が溶け落ちたと推定。
そのまま格納容器に落ちたとしても、床コンクリートの浸食は2号機で最大12センチ、
3号機で同20センチにとどまるとした。
続きを読む
東京電力が会見で燃料が落っこっていることを認める発言をしています。
それに対して、まるで初めて分かった事実であるかのようにテレビのニュースが報道しています。
燃料が格納容器に落ちていることは
もう何か月も前から小出先生が言っていましたよd(◕‿-。) ネ❤
東京電力記者会見 11月30日夜
1号機溶融燃料最大65cm浸食
NHK 11月30日 18時16分
東京電力福島第一原子力発電所の事故で、
メルトダウンが起きた1号機の溶けた燃料は、鋼鉄の原子炉の底を突き破って相当の量が格納容器に落下し、
その底のコンクリートを最大で65センチ浸食していると推定されることが東京電力の解析結果から分かりました。
2号機と3号機についても一部の燃料は格納容器に落下していると推定しており、
改めて事故の深刻さが浮き彫りになっています。
溶融燃料は「格納容器内」=東電が推定結果公表-床コンクリ浸食・福島第1
時事ドットコム (2011/11/30-17:19)
東京電力福島第1原発事故で、東電は30日、データ解析による溶融燃料位置の推定結果を公表した。
1号機は「相当量」、2、3号機は一部の溶融燃料が原子炉圧力容器から格納容器に落下。
床面のコンクリートを一部浸食したが、いずれも格納容器内にとどまっており、注水で冷却されていると説明した。
原子炉内の状況は直接確認できないため、核燃料の崩壊熱などを基に計算。
経済産業省原子力安全・保安院が開いた「炉心損傷推定に関する技術ワークショップ」に同日提出した。
東電の解析によると、非常用炉心冷却装置が十分機能せず、注水停止時間が長かった1号機では、
ほぼ全ての燃料が本来の位置から溶け落ち、圧力容器底部を破損して格納容器に相当量が落ちたと推定。
燃料が全て格納容器内に落ちたと仮定すると、熱によって格納容器床のコンクリートを最大65センチ浸食するという。
ただ、床の厚さは1メートル余りあり、東電は容器を突き抜ける事態には至っていないとみている。
また、一定時間冷却が続いていた2、3号機では、燃料の約6割が溶け落ちたと推定。
そのまま格納容器に落ちたとしても、床コンクリートの浸食は2号機で最大12センチ、
3号機で同20センチにとどまるとした。
続きを読む
経済産業省資源エネルギー庁がメディアの原発報道を監視してきた「エネ庁への報告」詳細が判明しました。
その記事が東京新聞11月20日の朝刊に載っています。
1面トップの記事は東京新聞のサイトにありましたが、社会面の記事がなかったので内容を書き写しました。
こんなふうにして、今年はブログやツイッターを監視されているのかと思うと、
なんか・・・バカらしくなりました。
税金払いたくないです。
ーーーーー
社会面
「誤報チェック」逸脱
東京新聞 11月20日(日曜日)朝刊11版
エネ庁の事業
謎に包まれていたメディア菅氏事業の実態が明らかになった。
経済産業省資源エネルギー庁(エネ庁)の建前は
「誤った報道の是正」。
その裏側で、実際には委託事業社を通じて幅広く反原発報道を集めていた。
情報公開請求で開示された報告書には、感情的な中小の言葉が並び、
反原発の動きに神経をとがらせる本音が見える。(森本智之、加藤裕治1面参照)→1面記事続きを読むに転記
美味しんぼ原作者「税金払って愚行」
「あきれた。これでは批判のための批判ではないか」
南日本新聞の大野弘人論説副委員長は、自らの社説への言いがかりに驚く。
大野氏は2009年9月30日の社説で、
原発推進の姿勢を明らかにした小沢鋭仁環境相(当時)を批判。
推進をうたうより前に、民主党政権が公約で示した安全確保の確立と国民への丁寧な説明をするように求めた。
しかし、報告書は間競争の姿勢を「当り前のこと」と肯定したうえで、記事を、「幼稚な社説」などと一方的に避難。
記事の誤りをチェックするという本来の目的を逸脱し、社説の主張自体にクレームをつけた。
大野氏は
「報告書からは周辺住民らが根強く持つ原発への不安にこたえようとする姿勢が見えない。
行政機関は報道から施策の問題点を探って前向きに生かすものだと思っていた」と嘆く。
「この社説を書いた後、現実に原発事故が起きた。残念です」
新聞のコラムも標的になった。
東京電力柏崎刈羽原発7号機で09年燃料棒から放射性物質が漏れるトラブルがあり、
新潟日報の同年12月16日の記者コラムは、
新潟県の泉田裕彦知事の要請に応じて運転を停止した経緯を振り返った。
これに対し、報告書は
「あたかも東電は不正な運転をして、知事の注意で運転停止したような書きぶりである。
実際は知事の横車にやむなく応じたのが真相だ」と書き立てた。
この他、現在の原子力行政に批判的な識者が記事に登場すると、やみくもに攻撃する記述も目立った。
批判の対象は新聞記事だけではない。
人気グルメ漫画「美味しんぼ」も標的になっていた。
漫画誌「ビックコミックスピリッツ」の09年12月7日号に掲載された回では、
「食と環境問題」と題し、
青森県六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場の問題点を論じた。
すると報告書は、作中で主人公の新聞記者の同僚が
「もし大事故が起こったら最悪の環境破壊です」と語った部分などの描写6点について細かく批判。
「いたずらに不安をあおる」などとなじった。
原作者の雁屋哲さんは
「書いたことは不正確ではない。電力会社に不都合なだけだ。報告書のコメントこそ不正確だ」と反論。
「私も漫画の登場人物も実名を明らかにしている。コメントした(財団の)人も実名を明らかにしなさい。
エネ庁は国民の税金を使って電力会社の秘密警察を務めている。
この愚行が公になって恥を千載(長い年月)に残すだろう」と憤った。
一方、報告書は漢字の書き間違えなどずさんなミスも多い。
象徴的なのは「健全性」を「兼先生」と記した部分。
それぞれベルの新聞記事へのコメントを記した2カ所で見つかった。
誤記載を含む全文が一語一句同じで、一つの記述を使い回した跡がうかがわれる。
新聞名を実在しない「新潟新聞」「福島民法新聞」などと書いたり、
掲載日の2009年を2010年としたりした個所もあった。
ーーー
エネ庁のメディア監視事業で「不正確」とされたおもな事例
以下、書き出します
記事内容

エネ庁への報告
高レベル放射能廃棄物も数万年の管理が必要とされる(2009年4月24日、新潟日報)

生活環境に影響を及ぼさないよう隔離するため、特段の管理は必要ない
プルサーマルで講演会(09年6月18日 佐賀新聞)

記事全文が不正確。反対派の講演会開催を記事にする場合は、推進側の開催案内も同時に記事にすべきだ。
高速増殖炉もんじゅを尋ねた・・・重い課題を次世代に背負わせるのではないか(09年8月2日 愛媛新聞)

高速増殖炉には人類の存続がかかっている。「重い課題」でなはく、「大きな夢」がかかっている。
どんな機械も寿命が設定されているのに原発にはないらしい(09年9月11日 朝日新聞 声)

自動車も廃棄した時が寿命だ。高経年化対策で理論的には寿命はいくらでも伸ばせる
ーー長くなるので、このさきは
続きを読むに書き出しします。(1面記事もあり)続きを読む
その記事が東京新聞11月20日の朝刊に載っています。
1面トップの記事は東京新聞のサイトにありましたが、社会面の記事がなかったので内容を書き写しました。
こんなふうにして、今年はブログやツイッターを監視されているのかと思うと、
なんか・・・バカらしくなりました。
税金払いたくないです。
ーーーーー
社会面
「誤報チェック」逸脱
東京新聞 11月20日(日曜日)朝刊11版
エネ庁の事業
謎に包まれていたメディア菅氏事業の実態が明らかになった。
経済産業省資源エネルギー庁(エネ庁)の建前は
「誤った報道の是正」。
その裏側で、実際には委託事業社を通じて幅広く反原発報道を集めていた。
情報公開請求で開示された報告書には、感情的な中小の言葉が並び、
反原発の動きに神経をとがらせる本音が見える。(森本智之、加藤裕治1面参照)→1面記事続きを読むに転記
美味しんぼ原作者「税金払って愚行」
「あきれた。これでは批判のための批判ではないか」
南日本新聞の大野弘人論説副委員長は、自らの社説への言いがかりに驚く。
大野氏は2009年9月30日の社説で、
原発推進の姿勢を明らかにした小沢鋭仁環境相(当時)を批判。
推進をうたうより前に、民主党政権が公約で示した安全確保の確立と国民への丁寧な説明をするように求めた。
しかし、報告書は間競争の姿勢を「当り前のこと」と肯定したうえで、記事を、「幼稚な社説」などと一方的に避難。
記事の誤りをチェックするという本来の目的を逸脱し、社説の主張自体にクレームをつけた。
大野氏は
「報告書からは周辺住民らが根強く持つ原発への不安にこたえようとする姿勢が見えない。
行政機関は報道から施策の問題点を探って前向きに生かすものだと思っていた」と嘆く。
「この社説を書いた後、現実に原発事故が起きた。残念です」
新聞のコラムも標的になった。
東京電力柏崎刈羽原発7号機で09年燃料棒から放射性物質が漏れるトラブルがあり、
新潟日報の同年12月16日の記者コラムは、
新潟県の泉田裕彦知事の要請に応じて運転を停止した経緯を振り返った。
これに対し、報告書は
「あたかも東電は不正な運転をして、知事の注意で運転停止したような書きぶりである。
実際は知事の横車にやむなく応じたのが真相だ」と書き立てた。
この他、現在の原子力行政に批判的な識者が記事に登場すると、やみくもに攻撃する記述も目立った。
批判の対象は新聞記事だけではない。
人気グルメ漫画「美味しんぼ」も標的になっていた。
漫画誌「ビックコミックスピリッツ」の09年12月7日号に掲載された回では、
「食と環境問題」と題し、
青森県六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場の問題点を論じた。
すると報告書は、作中で主人公の新聞記者の同僚が
「もし大事故が起こったら最悪の環境破壊です」と語った部分などの描写6点について細かく批判。
「いたずらに不安をあおる」などとなじった。
原作者の雁屋哲さんは
「書いたことは不正確ではない。電力会社に不都合なだけだ。報告書のコメントこそ不正確だ」と反論。
「私も漫画の登場人物も実名を明らかにしている。コメントした(財団の)人も実名を明らかにしなさい。
エネ庁は国民の税金を使って電力会社の秘密警察を務めている。
この愚行が公になって恥を千載(長い年月)に残すだろう」と憤った。
一方、報告書は漢字の書き間違えなどずさんなミスも多い。
象徴的なのは「健全性」を「兼先生」と記した部分。
それぞれベルの新聞記事へのコメントを記した2カ所で見つかった。
誤記載を含む全文が一語一句同じで、一つの記述を使い回した跡がうかがわれる。
新聞名を実在しない「新潟新聞」「福島民法新聞」などと書いたり、
掲載日の2009年を2010年としたりした個所もあった。
ーーー
エネ庁のメディア監視事業で「不正確」とされたおもな事例
以下、書き出します
記事内容

エネ庁への報告
高レベル放射能廃棄物も数万年の管理が必要とされる(2009年4月24日、新潟日報)

生活環境に影響を及ぼさないよう隔離するため、特段の管理は必要ない
プルサーマルで講演会(09年6月18日 佐賀新聞)

記事全文が不正確。反対派の講演会開催を記事にする場合は、推進側の開催案内も同時に記事にすべきだ。
高速増殖炉もんじゅを尋ねた・・・重い課題を次世代に背負わせるのではないか(09年8月2日 愛媛新聞)

高速増殖炉には人類の存続がかかっている。「重い課題」でなはく、「大きな夢」がかかっている。
どんな機械も寿命が設定されているのに原発にはないらしい(09年9月11日 朝日新聞 声)

自動車も廃棄した時が寿命だ。高経年化対策で理論的には寿命はいくらでも伸ばせる
ーー長くなるので、このさきは

原発の寿命について
・金属の延性→脆性(パリッと割れる)
・福島第一原発1号機はちょうど40年目だった
・一番危ないのが玄海1号炉(割れる温度は90度・冷温停止も出来なくなる)
・原子炉には寿命は来ない(寿命を延長し続ける現実)
・福島第一原発は新品でも壊れただろう(40年経っていたから壊れた訳ではない)
11月29日火曜日
京都大学原子炉実験所助教 小出裕章先生に伺いました
Radio News「たねまきジャーナル」
MBSラジオ [MBS1179.com]
<参考>
玄海原発1号機:専門家「廃炉を」 保安院小会合で検討へ
毎日新聞 2011年11月29日 19時19分(最終更新 11月29日 20時20分)

玄海原発1号機(右)
=佐賀県玄海町で、本社ヘリから田鍋公也撮影
経済産業省原子力安全・保安院が29日に開いた原発の老朽化(高経年化)対策に関する意見聴取会で、
九州電力の原発で最も古い玄海原発1号機(佐賀県玄海町)の劣化の問題が取り上げられた。
専門家からは、圧力容器の想定以上の劣化が明らかになったとして、廃炉を求める意見も上がり、
劣化に関する現行の安全評価を見直すべきか小会合を設置して検討することを決めた。
75年に運転が開始された玄海1号機は、
炉心から出る中性子を浴びて圧力容器がもろくなる「脆化(ぜいか)」の進行が
従来予測を大幅に上回っていることが判明し、急激に冷却すると圧力容器が壊れやすくなっているとの指摘がある。
同1号機は来月1日から定期検査入りするが、小会合が安全評価の結論を出すのは来年3月末までの予定で、
少なくともそれまでは再稼働が厳しくなる可能性が出てきた。
また結論次第では九電の「安全性に問題はない」との説明を揺るがしかねず、廃炉を求める声が一層強まりそうだ。
この日の意見聴取会では、井野博満・東大名誉教授が
「予測をはるかに超えた劣化が進む玄海1号機を廃炉にすべきだと思う」と主張し、
定期検査後の再稼働は「聴取会での議論もクリアすべき必要条件だ」と指摘。
他の委員からは「圧力容器の安全性を評価する従来の手法そのものも見直す必要がある」との意見が出た。
【阿部周一】
Q&A 老朽化原発現状は?
東京新聞 2011年11月30日 朝刊

老朽化原発の安全性があらためて問われているが、現状はどうなっているのか。 (木村留美)
Q 国内に老朽化原発はどのぐらいあるの?
A 八月時点で運転から四十年を超えている原子炉は
福島第一1号機を含めて三基、三十年超四十年未満が十六基あり、全体の三分の一以上を占める。
もっとも古い日本原子力発電の敦賀1号機は1970年に運転を開始したものだ。
Q 原発事故と老朽化の因果関係は?
A 事故のあった福島第一原発の1~4号機はいずれも三十年を超えていた。
一方、大事に至らなかった福島第二は三十年未満。
一部の専門家から「老朽化が事故の原因になったのではないか」といった指摘が出て、因果関係を検証することになった。
Q 原発の寿命は?
A 明確な寿命はなく、これまで廃炉になった原子炉は事業者がコスト面などから廃炉時期を判断してきた。
保安院は三十年以降、十年ごとに「節目」として経年劣化に関する評価を行い、
事業者がその後の保守管理方針を策定してきた。
しかし、福島第一の1号機では震災直前の今年二月に四十年の(安全面の)評価を受けたばかりだったため、
評価方法の見直しが必要になった。
Q 原発運転への影響はどうなりそうか?
A 会合では来年四十年の節目を迎える
関西電力美浜2号機、三十年の東京電力福島第二1号機、四国電力伊方2号機の三原発の評価も行う。
新しい審査方法が反映されるため、老朽化により運転できないとの判断に至る可能性もある。
特に美浜2号機の審査結果は注目で、原発の「寿命」を方向づける指標となりそうだ。
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・金属の延性→脆性(パリッと割れる)
・福島第一原発1号機はちょうど40年目だった
・一番危ないのが玄海1号炉(割れる温度は90度・冷温停止も出来なくなる)
・原子炉には寿命は来ない(寿命を延長し続ける現実)
・福島第一原発は新品でも壊れただろう(40年経っていたから壊れた訳ではない)
11月29日火曜日
京都大学原子炉実験所助教 小出裕章先生に伺いました
Radio News「たねまきジャーナル」
MBSラジオ [MBS1179.com]
<参考>
玄海原発1号機:専門家「廃炉を」 保安院小会合で検討へ
毎日新聞 2011年11月29日 19時19分(最終更新 11月29日 20時20分)

玄海原発1号機(右)
=佐賀県玄海町で、本社ヘリから田鍋公也撮影
経済産業省原子力安全・保安院が29日に開いた原発の老朽化(高経年化)対策に関する意見聴取会で、
九州電力の原発で最も古い玄海原発1号機(佐賀県玄海町)の劣化の問題が取り上げられた。
専門家からは、圧力容器の想定以上の劣化が明らかになったとして、廃炉を求める意見も上がり、
劣化に関する現行の安全評価を見直すべきか小会合を設置して検討することを決めた。
75年に運転が開始された玄海1号機は、
炉心から出る中性子を浴びて圧力容器がもろくなる「脆化(ぜいか)」の進行が
従来予測を大幅に上回っていることが判明し、急激に冷却すると圧力容器が壊れやすくなっているとの指摘がある。
同1号機は来月1日から定期検査入りするが、小会合が安全評価の結論を出すのは来年3月末までの予定で、
少なくともそれまでは再稼働が厳しくなる可能性が出てきた。
また結論次第では九電の「安全性に問題はない」との説明を揺るがしかねず、廃炉を求める声が一層強まりそうだ。
この日の意見聴取会では、井野博満・東大名誉教授が
「予測をはるかに超えた劣化が進む玄海1号機を廃炉にすべきだと思う」と主張し、
定期検査後の再稼働は「聴取会での議論もクリアすべき必要条件だ」と指摘。
他の委員からは「圧力容器の安全性を評価する従来の手法そのものも見直す必要がある」との意見が出た。
【阿部周一】
Q&A 老朽化原発現状は?
東京新聞 2011年11月30日 朝刊

老朽化原発の安全性があらためて問われているが、現状はどうなっているのか。 (木村留美)
Q 国内に老朽化原発はどのぐらいあるの?
A 八月時点で運転から四十年を超えている原子炉は
福島第一1号機を含めて三基、三十年超四十年未満が十六基あり、全体の三分の一以上を占める。
もっとも古い日本原子力発電の敦賀1号機は1970年に運転を開始したものだ。
Q 原発事故と老朽化の因果関係は?
A 事故のあった福島第一原発の1~4号機はいずれも三十年を超えていた。
一方、大事に至らなかった福島第二は三十年未満。
一部の専門家から「老朽化が事故の原因になったのではないか」といった指摘が出て、因果関係を検証することになった。
Q 原発の寿命は?
A 明確な寿命はなく、これまで廃炉になった原子炉は事業者がコスト面などから廃炉時期を判断してきた。
保安院は三十年以降、十年ごとに「節目」として経年劣化に関する評価を行い、
事業者がその後の保守管理方針を策定してきた。
しかし、福島第一の1号機では震災直前の今年二月に四十年の(安全面の)評価を受けたばかりだったため、
評価方法の見直しが必要になった。
Q 原発運転への影響はどうなりそうか?
A 会合では来年四十年の節目を迎える
関西電力美浜2号機、三十年の東京電力福島第二1号機、四国電力伊方2号機の三原発の評価も行う。
新しい審査方法が反映されるため、老朽化により運転できないとの判断に至る可能性もある。
特に美浜2号機の審査結果は注目で、原発の「寿命」を方向づける指標となりそうだ。
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おかえりなさ~い ヽ(・m・ )
ーーーーーーーーーーーーー
11月28日PM8時7分
ただいまっ(^O^)
今日の夕方いきなり吉田所長交代って話きてビックリしたでし(*_*)元気だったんだけどなぁ…。
かなりのトップシークレットだったみたいで現場の東電社員も知らなかったみたい。
みんなビックリとショックと残念がってた。
これからの指揮に影響あるかも…。
本店と喧嘩できる人だったのになぁ…。
オイラもいつまでいるかわかんないけど一緒に戦った者の一人として悲しいです(;_;)
まだ詳しい内容はつぶやけないけど来週には大きなプロジェクト工事が始まるし、
現場の戦いはまだまだ続くのに指揮官が交代とは…。
次の所長は本店からだけど…現場第一主義であることを願うでし。
ーーーーーーーーーーー
福島第1原発 吉田所長のメッセージ全文 病名は非公表
産経ニュース 2011.11.28 23:05 [放射能漏れ]

東京電力福島第1原発の吉田昌郎所長
福島第1原子力発電所の皆さん、安定化センターの皆さん、協力企業の皆さん、
今日は皆さんにおわびしないといけないことがあります。
私は先日検診で病気が見つかり、医師の判断で急きょ入院治療を余儀なくされました。
このような状況で発電所長を続けることはできず、残念ながら重要な時期に免震棟を去らざるを得ません。
震災以来一緒に仕事をしてきた皆さんとこのような形で別れることは断腸の思いですし、
ご迷惑をおかけすることになり心よりおわびいたします。
これからは高橋所長のもとで、着実に発電所を安定化させるべく力を合わせ、
ご健闘されますことを心より祈っております。
私も治療に専念し、1日も早く皆さんと一緒に働けるよう頑張ります。
これからますます寒くなります。
皆さん、そしてご家族の方々が風邪などひかれませんよう祈念し、私のメッセージとさせていただきます。
続きを読むに

・大阪の新しい市長橋下氏「脱原発」について
・福島原発の放射性物質が全国を汚染していることについて
・セシウムはいったい誰のものなのか?
東電の言い分と裁判官の決定について
11月28日月曜日
京都大学原子炉実験所助教 小出裕章先生に伺いました
Radio News「たねまきジャーナル」
MBSラジオ [MBS1179.com]
ラジオの内容から<参考>として、関連の記事を載せていましたが、
著作権を犯していたとの報告を受けましたので削除しました。
番組内で数字のことを話しているので、自分で表を作成しました。

参考にした新聞の記事はこちらです→西日本でもセシウム検出 文科省、汚染地図作製へ
事故前の全国調査の結果と比較すると、茨城県の2009年度の積算値は0.042ベクレルで97万倍になる。
過去の大気圏内核実験による降下物のうち
半減期が長いセシウム137は検出されることもあるが1ベクレル以下がほとんどで、
半減期が短いセシウム134はふだん観測されないという
「無主物」に関して、
朝日新聞11月24日「プロメテウスの罠無主物の責任1 だれのものでもない」に書かれています。
とてもいい内容でしたので、全文書き出しましたが、著作権の訴えがありましたので削除させていただきます。
大まかなことは、
8月、福島第一原発から訳45キロ離れている二本松市の「サンフィールド二本松ゴルフ倶楽部」が
東京電力に、汚染の除去を求めて仮処分を東京地裁に申し立てたということです。
「サンフィールド二本松ゴルフ倶楽部」は
事故の後ゴルフコースからは毎時2~3μシーベルトの高い放射線量が検出されているため、
東電に削除して欲しいと訴えました
それに対して東電は
「原発から飛び散った放射性物質は東電の所有物ではない。したがって東電は除染に責任を持たない。」
と主張しました。
東電は放射性物質を
「もともと無主物であったと考えるのが実態に即している」
「所有権を観念し得るとしても、すでにその放射性物質はゴルフ場の土地に符合しているはずである。
つまり、債務者(東電)が放射性物質を所有しているわけではない」
民法では無主物の帰属として、
第239条 所有者のない動産は、所有の意思をもって占有することによって、その所有権を取得する。
無主物といえるためには、現在誰の所有にも属していない物のことを指しますが、
これは最初から誰の所有にも属していない物は、これに該当することは明らかです。
たとえば、山野の鳥獣はそれを狩った者が所有権を取得します。
また、海や川で釣った魚は、釣った人が所有権を取得することになります。
なので、自由に泳いでいたり飛んでいる、人間に捕まる前の鳥や魚は無主物になります。
つまり、無主物は「所有している人がいない」という意味なので、
東電は事故後にばらまいた放射性物質は所有していないと言っている。
だから、検出された放射性物質には責任者がいないと主張しているのである。
「飛び散ってしまった放射性物質はもう他人の土地にくっついたのだから、自分たちの物ではない」
ということらしい。
決定は10月31日におこなわれ、裁判所は東電に除染を求めたゴルフ場の訴えを退けた。
ゴルフ場の代表取締役、山根勉(61)は、
「そんな理屈が世間で通りますか。無責任きわまりない。従業員は全員耳を疑いました」と言った。
年間三万人のお客さんでにぎわう7月に開催予定だった「福島オープンゴルフ」の予選会もなくなり、
地元の従業員17人全員も9月いっぱいで退職してもらった。
「東北地方でも3本の指に入るコースと言われているんです。本当に悔しい。
除染さえしてもらえばいつでも営業できるのに」
東電は「個別の事案には回答できない」(広報部)と取材に応じない。
要点に自分で調べた内容を付け加えてまとめてみました。
東京地裁 ゴルフ場の仮処分却下「営業に支障ない」
スポニチ 2011年11月14日 20:57
福島第1原発事故で休業を余儀なくされたとして、
福島県二本松市の「サンフィールド二本松ゴルフ倶楽部」が、
ゴルフ場の維持に必要な経費など約8700万円の支払いを東京電力に求めた仮処分で、
東京地裁は14日までに、申し立てを却下する決定をした。10月31日付。
同倶楽部は14日、決定を不服として即時抗告した。
福島政幸裁判長は、
ゴルフ場で検出された空間放射線量は「学校の校庭での活動を控える基準を下回っている」として
「ゴルフ場の営業に支障はない」と判断。
東電が原子力損害賠償紛争審査会の中間指針を踏まえて受け付けを始めた賠償請求手続きなどを利用すれば
「早期に賠償を受けられ、当面の負担も回避できる」とした。
放射性物質の除去も「現状で除去を命じた場合、国の施策に抵触する恐れがある」と退けた。
東電は「個別案件にかかわり、回答を差し控える」としている。
続きを読むに
番組の内容書き出しました続きを読む
・福島原発の放射性物質が全国を汚染していることについて
・セシウムはいったい誰のものなのか?
東電の言い分と裁判官の決定について
11月28日月曜日
京都大学原子炉実験所助教 小出裕章先生に伺いました
Radio News「たねまきジャーナル」
MBSラジオ [MBS1179.com]
ラジオの内容から<参考>として、関連の記事を載せていましたが、
著作権を犯していたとの報告を受けましたので削除しました。
番組内で数字のことを話しているので、自分で表を作成しました。

参考にした新聞の記事はこちらです→西日本でもセシウム検出 文科省、汚染地図作製へ
事故前の全国調査の結果と比較すると、茨城県の2009年度の積算値は0.042ベクレルで97万倍になる。
過去の大気圏内核実験による降下物のうち
半減期が長いセシウム137は検出されることもあるが1ベクレル以下がほとんどで、
半減期が短いセシウム134はふだん観測されないという
「無主物」に関して、
朝日新聞11月24日「プロメテウスの罠無主物の責任1 だれのものでもない」に書かれています。
とてもいい内容でしたので、全文書き出しましたが、著作権の訴えがありましたので削除させていただきます。
大まかなことは、
8月、福島第一原発から訳45キロ離れている二本松市の「サンフィールド二本松ゴルフ倶楽部」が
東京電力に、汚染の除去を求めて仮処分を東京地裁に申し立てたということです。
「サンフィールド二本松ゴルフ倶楽部」は
事故の後ゴルフコースからは毎時2~3μシーベルトの高い放射線量が検出されているため、
東電に削除して欲しいと訴えました
それに対して東電は
「原発から飛び散った放射性物質は東電の所有物ではない。したがって東電は除染に責任を持たない。」
と主張しました。
東電は放射性物質を
「もともと無主物であったと考えるのが実態に即している」
「所有権を観念し得るとしても、すでにその放射性物質はゴルフ場の土地に符合しているはずである。
つまり、債務者(東電)が放射性物質を所有しているわけではない」
民法では無主物の帰属として、
第239条 所有者のない動産は、所有の意思をもって占有することによって、その所有権を取得する。
無主物といえるためには、現在誰の所有にも属していない物のことを指しますが、
これは最初から誰の所有にも属していない物は、これに該当することは明らかです。
たとえば、山野の鳥獣はそれを狩った者が所有権を取得します。
また、海や川で釣った魚は、釣った人が所有権を取得することになります。
なので、自由に泳いでいたり飛んでいる、人間に捕まる前の鳥や魚は無主物になります。
つまり、無主物は「所有している人がいない」という意味なので、
東電は事故後にばらまいた放射性物質は所有していないと言っている。
だから、検出された放射性物質には責任者がいないと主張しているのである。
「飛び散ってしまった放射性物質はもう他人の土地にくっついたのだから、自分たちの物ではない」
ということらしい。
決定は10月31日におこなわれ、裁判所は東電に除染を求めたゴルフ場の訴えを退けた。
ゴルフ場の代表取締役、山根勉(61)は、
「そんな理屈が世間で通りますか。無責任きわまりない。従業員は全員耳を疑いました」と言った。
年間三万人のお客さんでにぎわう7月に開催予定だった「福島オープンゴルフ」の予選会もなくなり、
地元の従業員17人全員も9月いっぱいで退職してもらった。
「東北地方でも3本の指に入るコースと言われているんです。本当に悔しい。
除染さえしてもらえばいつでも営業できるのに」
東電は「個別の事案には回答できない」(広報部)と取材に応じない。
要点に自分で調べた内容を付け加えてまとめてみました。
東京地裁 ゴルフ場の仮処分却下「営業に支障ない」
スポニチ 2011年11月14日 20:57
福島第1原発事故で休業を余儀なくされたとして、
福島県二本松市の「サンフィールド二本松ゴルフ倶楽部」が、
ゴルフ場の維持に必要な経費など約8700万円の支払いを東京電力に求めた仮処分で、
東京地裁は14日までに、申し立てを却下する決定をした。10月31日付。
同倶楽部は14日、決定を不服として即時抗告した。
福島政幸裁判長は、
ゴルフ場で検出された空間放射線量は「学校の校庭での活動を控える基準を下回っている」として
「ゴルフ場の営業に支障はない」と判断。
東電が原子力損害賠償紛争審査会の中間指針を踏まえて受け付けを始めた賠償請求手続きなどを利用すれば
「早期に賠償を受けられ、当面の負担も回避できる」とした。
放射性物質の除去も「現状で除去を命じた場合、国の施策に抵触する恐れがある」と退けた。
東電は「個別案件にかかわり、回答を差し控える」としている。
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11.28
Mon
東芝原子力技術研究所:原子炉の運転再開、
川崎市に報告 /神奈川
毎日新聞 2011年11月26日 地方版
川崎市は25日、
東芝原子力技術研究所(川崎区)の研究用原子炉が28日以降に運転を再開すると発表した。
同研究所から21日に報告があったという。
市危機管理室によると、
3月11日の東日本大震災発生時は研究用原子炉は運転停止中で影響はなかったが、その後も運転を控えていた。
東京電力福島第1原発の事故を受けた文部科学省の調査や年1回の定期検査があり運転再開が遅れたという。
運転再開時に市に報告があるのは異例で、東芝広報室は「震災後に市から要望があったので連絡した」と話している。
市は24日付で研究所に安全対策の向上などを求める要望書を提出した。【高橋直純】
川崎の実験炉 再稼働へ 東芝「研究ニーズある」
東京新聞 2011年11月26日 朝刊
川崎市川崎区にある東芝の原子力研究施設「東芝原子力技術研究所」の実験用原子炉が、
二十八日にも運転を再開することが決まった。
同社から通告を受けた市が二十五日、発表した。実験炉は三月四日から運転を停止しており、
東日本大震災時は稼働していなかった。
東芝によると、震災発生後の三月十一~十二日に施設を点検し、
原子炉などに異常がないことを文部科学省と川崎市に連絡。
その後も同省の定期検査を受け今月十八日に合格証を得たという。
この実験炉は民間が持つ国内唯一の臨界実験装置。一九六三年に運転を開始し、最大熱出力二百ワット。
研究用なので、発電装置はない。例年、六十日前後稼働させている。
福島第一原発事故で脱原発の世論が高まる中での運転再開となるが、
同社広報室は「事故などで損傷した原子炉の炉心管理技術の開発など、研究のニーズがある。
大学生を招いた実験の予定もある」と強調した。
通告を受けた市は二十四日、
事故発生時の連絡体制の整備などを求める阿部孝夫市長名の要望書を同研究所に提出した。
東芝原子力研究所
東京湾周辺の原子炉の一つ。
羽田空港の対岸、東芝原子力技術研究所(神奈川県川崎市川崎区浮島)にある。
東芝臨界実験装置 NCA は1963年よりある低濃縮ウラン軽水減速非均 質型の実験炉。
2004年7月13日、中性子増大のため自動停止。
東日本大震災時は停止中だった(2011年3月4日より停止)。
もう一基の東芝教育訓練用原子炉 TTR-1 は2001年3月に廃炉
日本 神奈川県川崎市川崎区浮島町4-1
赤い風船のところです


川崎市に報告 /神奈川
毎日新聞 2011年11月26日 地方版
川崎市は25日、
東芝原子力技術研究所(川崎区)の研究用原子炉が28日以降に運転を再開すると発表した。
同研究所から21日に報告があったという。
市危機管理室によると、
3月11日の東日本大震災発生時は研究用原子炉は運転停止中で影響はなかったが、その後も運転を控えていた。
東京電力福島第1原発の事故を受けた文部科学省の調査や年1回の定期検査があり運転再開が遅れたという。
運転再開時に市に報告があるのは異例で、東芝広報室は「震災後に市から要望があったので連絡した」と話している。
市は24日付で研究所に安全対策の向上などを求める要望書を提出した。【高橋直純】
川崎の実験炉 再稼働へ 東芝「研究ニーズある」
東京新聞 2011年11月26日 朝刊
川崎市川崎区にある東芝の原子力研究施設「東芝原子力技術研究所」の実験用原子炉が、
二十八日にも運転を再開することが決まった。
同社から通告を受けた市が二十五日、発表した。実験炉は三月四日から運転を停止しており、
東日本大震災時は稼働していなかった。
東芝によると、震災発生後の三月十一~十二日に施設を点検し、
原子炉などに異常がないことを文部科学省と川崎市に連絡。
その後も同省の定期検査を受け今月十八日に合格証を得たという。
この実験炉は民間が持つ国内唯一の臨界実験装置。一九六三年に運転を開始し、最大熱出力二百ワット。
研究用なので、発電装置はない。例年、六十日前後稼働させている。
福島第一原発事故で脱原発の世論が高まる中での運転再開となるが、
同社広報室は「事故などで損傷した原子炉の炉心管理技術の開発など、研究のニーズがある。
大学生を招いた実験の予定もある」と強調した。
通告を受けた市は二十四日、
事故発生時の連絡体制の整備などを求める阿部孝夫市長名の要望書を同研究所に提出した。
東芝原子力研究所
東京湾周辺の原子炉の一つ。
羽田空港の対岸、東芝原子力技術研究所(神奈川県川崎市川崎区浮島)にある。
東芝臨界実験装置 NCA は1963年よりある低濃縮ウラン軽水減速非均 質型の実験炉。
2004年7月13日、中性子増大のため自動停止。
東日本大震災時は停止中だった(2011年3月4日より停止)。
もう一基の東芝教育訓練用原子炉 TTR-1 は2001年3月に廃炉
日本 神奈川県川崎市川崎区浮島町4-1
赤い風船のところです


11.28
Mon
原発相、もんじゅ廃炉も含め検討 エネ政策見直しで結論
福井新聞 (2011年11月27日午前9時19分)
細野豪志原発事故担当相は26日、
日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)と関西電力大飯原発(おおい町)を視察した。
視察後、もんじゅについて「一つの曲がり角に来ている」と記者団に語り、
政府の提言型政策仕分けの評価結果も踏まえ、廃炉を含め抜本的に見直す考えを示した。
細野氏は福井新聞社の取材に応じて
「全体の絵がない中で、もんじゅだけ結論を出すことはやるべきでない」とも述べ、
来年夏をめどに結論を出すエネルギー政策全体の見直しの中で方向付けるとした。
もんじゅをめぐり20日の提言型政策仕分けでは
「もんじゅを用いた高速増殖炉の研究開発の存続の是非を含め、従来の体制・計画を抜本的に見直す」と評価された。
中川正春文部科学相は、
来年度予算で40%出力確認試験に備えた対応調整費約22億円の計上を見送る考えも示唆している。
福井新聞社の取材で細野氏は、
高速増殖炉の研究開発が当初の計画から長い年月がたち、設備が老朽化している点などを挙げ
「(抜本的な見直しを行うべきだとの厳しい見方は)現実として受け止める必要がある」とした。
一方で
「国際的なエネルギー(確保)の問題や廃棄物を減らしていく観点から高速炉の可能性は決して失われてはいない。
曲がり角というのはゼロか1かということでは必ずしもなく、いろいろな可能性を考えていく余地がある」と含みを持たせた。
さらに「もんじゅの検討は全体がパッケージでなされなければならない」とも説明。
使用済み核燃料の再処理、放射性廃棄物の処理などを総合的に検討する必要があるとした。
細野氏は国のエネルギー政策を検討する上で、
長年エネルギー政策を支えてきた原発立地地域の声を聞くことも大事だと強調した。(竹内史幸、野田勉)
もんじゅ廃炉検討発言で知事見解 「幅広く検討の意味」
福井新聞 (2011年11月28日午前7時18分)
西川知事は27日、
細野豪志原発事故担当相が高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の廃炉を含めて検討する考えを示したことについて
「(大臣の発言真意は)幅広く検討しなければならないという意味」との認識を示した。
その上で、核燃料サイクル政策の方向性は立地地域の理解や多角的な議論の醸成が重要とし
「しっかりとした政府の方針を早急に出す必要がある」と注文を付けた。
同日開かれた拠点化推進会議の後、報道陣の質問に答えた。
もんじゅをめぐっては同会議の中でも意見が相次いだ。
知事は、行政刷新会議が提言型政策仕分けで
「存続の是非を含め抜本的に見直すべきだ」と提言した点について「政策決定の順序が逆ではないか」と批判。
来夏にエネルギー政策全般の方向性を取りまとめるとしている政府のエネルギー・環境会議で
「まずは議論すべきものだ」と指摘した。
これに対し、文部科学省の藤木完治研究開発局長は
「エネルギー・環境会議などで継続的に意義を発信し、必要な予算を確保するよう努力したい」と答えた。
日本原子力研究開発機構の鈴木篤之理事長は厳しい現状を
「まな板のコイ」と表現し「できる限り情報を発信し、国民に理解していただきたい」と述べた。
ーーーーー
原発解体を見ると
普通の原発の廃炉だってなかなかできないのに
もんじゅを廃炉にすることが出来る技術があるのかどうか・・・今の私の疑問です。
でも、もんじゅは・・・いらない。
ーーーーー
11月21日たねまきジャーナルより
水野:
もんじゅは停止していても維持費が年間200数十億円かかる?
小出:
もんじゅというか、高速増殖炉は、
原子炉を冷却するための冷却材として水が使えないのです。
物理学的な宿命があって、「もんじゅ」の場合はナトリウムという物質を使っているのですが、
ナトリウムは70度よりももっと冷たくなってしまうと固体になってしまうのです。
そうすると、ポンプで流すこともできませんし、冷やすこともできないし、
個体になってしまうと体積が変わってしまいますので、
原子炉の構造自身が壊れてしまうという事になりますので、
もう、四六時中、温め続けなければいけない。
そのために、「もんじゅ」はもともとは発電のための原子炉なんですけれども、
自分では発電できませんし、温めるためには電熱器がいるということで、
膨大な電気を使いながら、ただただ、ナトリウムを温めるという仕事をずっとしてきました。
「もんじゅ」という原子炉はもともと燃料がプルトニウムという物質なんですね。
プルトニウムという物資は人類が遭遇したうちで、「最悪な毒物」と言われるほど危険な毒物でして、
100万分の1グラムを吸い込んだら,人間一人が肺がんで死ぬという程の毒物なのです。
それを何10トンも原子炉の中に入れて動かすというのが「もんじゅ」という原子炉です。
皆さん考えていただきたいのですが、
家庭で14年間も使わないで置いておいた電気製品を、
もう一度使おうという気が起きるでしょうか?
ーーーーー
11.28
Mon
このインタビューをした日にちが分かりませんが
話の内容から、モンゴルが処分場の計画を断念する前だと思われます。
核処分場:モンゴル政府、計画を断念 反対高まり、日本に伝達
毎日新聞 2011年10月15日 東京朝刊
モンゴルに原子力発電所の使用済み核燃料の一時保管・処分場を建設する計画を断念することを決め、
9月下旬に日本政府など関係者に伝えたことが14日、わかった。
この中に、私が初めて聞いた話しがあります
小出「実は東北大学の修士を出た後に、電力中央研究所に入ることになっていました。
内定をもらって、研究所には私の席も用意されていました。
ところが、私が女川原発に反対していることがバレて、内定取り消しになったんです。」
以下インタビューを転記しますーーー
YenSPA!
私が原発を絶対に認めない理由_
小出裕章(京都大学原子炉実験所助教)インタビュー
原子力村の中心で「危険だ」と40年間も叫び続けてきた研究者、
小出裕章(京都大学原子炉実験所助教)インタビュー
福島第一原発の事故以来、にわかに脚光を浴びるようになった科学者、小出裕章助教。
5月23日には参議院に参考人として出席し、原発の不合理性を訴えた。
彼が40年もの間、原子力の専門家として警鐘を鳴らし続けてきた原動力とは何なのか──

──福島の原発事故は、いまだに収束の気配を見せていませんね。
【小出】
原子炉の中に入っている核燃料は、「ペレット」というセトモノなんです。
100tにものぼる瀬戸物が溶け落ち、圧力容器の底を溶かして下まで落ちてしまっているんです。
東京電力はこの事態を想定するマニュアルを持っていません。
今回のケースは「想定不適当事故」、つまり「絶対にありえない事故」とされてきたからです。
──東京電力(以下東電)は当初、メルトダウンしていないと発表していましたが、2か月以上も経って訂正しました。
【小出】
今は、燃料自体が溶ける「メルトダウン」から、
圧力容器と格納容器の一部を溶かして燃料が落下する「メルトスルー」までいってしまったようです。
事態はまったくよくなってはいません。たいへん厳しい状況が今後もずっと続くでしょう。
──国が作業員の被曝許容限度を250ミリシーベルトにまで上げましたね。
【小出】
作業員の通常時被曝許容限度は5年間で100ミリシーベルトでした。
ただ、異常事態が起きたときには例外的に年100ミリシーベルトまでは許すことにされていました。
それが今回、一気に2・5倍まで引き上げたのです。
現場の放射線量が非常に高いので、従来の基準では短時間しか作業ができず、人員もすぐに足りなくなってしまう。
そこで“緊急措置”として、その無理を現場作業員に押しつけているのです。非常に心が痛みます。
──作業員だけでなく、周辺住民の基準値も、それまでの1ミリシーベルトから20ミリシーベルトまで引き上げられました。
【小出】
20ミリシーベルトというのは、従来は私も含めて放射能にかかわる仕事をしている人たちにとっての基準でした。
「給料をもらうかわりに、ここまでの被曝はガマンしろ」という数値。
それを、放射線の感受性が強い胎児や子供にまで同じように適用するということは、絶対にしてはなりません。
──農作物や海産物の汚染も広まっています。
【小出】
海に関しては、海藻を調べなければいけない。海藻は回遊しませんから、定量的なデータが取れます。
なぜこれをしないのか疑問に思います。
いずれにしても、莫大な量の放射能が海に流れたのは事実。
農作物からも次々に放射能が検出され、相当広範囲にわたって汚染されたことがわかります。
しかし、汚染された食べ物を拒否してしまえば福島の農漁業は壊滅してしまいます。
そこで、少々の放射能は私たち年齢が高い人たちが受け入れるべきだと思うのです。
私は60歳を過ぎましたので、放射線の感受性は乳幼児の1000分の1、30代と比べても数十分の1ですから。
映画に「18禁」というのがあるように、食べ物にも「50禁」「60禁」といった規制を作ればいいと思います。
安全な食べ物をみんなで奪い合ってしまえば、汚染された食べ物はお金のない側に回っていきます。
チェルノブイリ原発事故に日本が禁輸措置をしたとき、汚染された食べ物は食料不足の貧しい国々に流れていきました。
学校給食などはお金がかけられませんから、安全な食べ物が回って来にくくなるでしょう。
私たち大人には、これまで原発を容認してきた責任があります。しかし、子どもたちには何の責任もないのですから。
──同様の理由で、シニア決死隊(福島原発暴発阻止行動プロジェクト)にも志願していらっしゃいますね。
【小出】
私は原子力に携わってきたにもかかわらず、止められてこなかった。
推進こそしていませんが、その責任は非常に感じています。
現地に行って私にできることがあれば、何でもするつもりです。

インタビューの2と3は

11.28
Mon
青梅市で魚5000匹浮く
産経ニュース 2011.11.25 20:46
東京都は25日、
青梅市の霞川で死んだ魚約5千匹が浮上し、回収したと発表した。回収は26日にも行う。
魚が浮上したのは霞川の柿沢橋から山城橋にかけて。
25日朝、住民から通報があったという。都の職員が駆けつけたところ、
浮いていた魚は体長約5~10センチで、生きた魚が泳いでいるのも確認したという。
都によると、水質の簡易検査を行ったが、水中の酸素量には問題がなく、
シアンや六価クロムなども検出されなかった。
このため、詳細な分析を行って原因を究明する。分析には約1週間かかるという。
■霞川
霞川は、青梅市の永山丘陵に源を発し、同市内を流下したのち、
埼玉県入間市を横断し狭山市内で入間川に合流する荒川水系の一級河川です。
延長は約15.8キロメートルで、このうち上流の約5.5キロメートルが東京都の管理区間です。
これまで、道場橋右岸上流に調節容量88,000立方メートルの霞川調節地を整備するほか、
約1.1キロメートルの整備が完了しています。
平成22年度以降は、藤の木橋、城山橋付近の護岸整備と橋梁の架替工事を予定しています。
ーーーーー
この近くには線量が高い奥多摩があり
すぐ近くには今、汚泥を埋めている日の出処分場があります
何故魚が大量に死んでいたのか
分析の結果を待ちたいと思います。


東京都の報道発表ーーー
霞川(青梅市)における魚浮上について
平成23年11月25日
環境局
建設局
本日、霞川(青梅市東青梅・柿沢橋~山城橋)で魚浮上がありましたので、お知らせします。
1 発生状況
11月25日8時頃、青梅市を流れる霞川の柿沢橋~山城橋付近(青梅市東青梅六丁目)に
魚が浮上しているとの通報が、都民から青梅市役所に入りました。
環境局は、現地に職員を派遣し、水質及び浮上魚の状況等の確認を行った結果、
本日17時現在、約5,000匹(体長概ね5~10センチメートル)の魚の浮上を確認し、
建設局が回収を実施しています。なお、生きた魚の遊泳も確認しています。
2 調査結果
環境局が、本日11時45分頃、やまべ橋で水中の酸素量等を測定したところ、以下のとおりです。
水質の分析結果
pH:7.7(環境基準6.5以上8.5以下)
溶存酸素量:10.6ミリグラム/リットル(環境基準5ミリグラム/リットル以上)
シアン、六価クロム及び残留塩素:不検出(簡易分析)
この結果からは、魚浮上の原因となる物質は検出されず、魚浮上の原因はわかっていませんが、
原因究明のため、環境局は現地の河川水を採水し、有害物質の詳細な分析を行います
(分析結果の判明には約1週間を要する見込みです。)。
3 対応
建設局は、本日午後から魚の回収を行っており、回収できなかった魚は明日回収いたします。
また、環境局は、現在、原因を調査しており、有害物質の分析の結果とあわせて、あらためて公表します。
問い合わせ先
(水質及び事故原因について)
環境局自然環境部水環境課
電話 03-5388-3569
東京都多摩環境事務所環境改善課
電話 042-525-4771
(浮上魚の回収について)
建設局河川部防災課
電話 03-5320-5433

12月2日検査結果が出ました
霞川(青梅市)における魚浮上について(調査結果)
平成23年12月2日
環 境 局
1 水質調査結果
河川水中の有害物質について、さらに精密な分析を行うため、事故発見当日に魚浮上地点
及びその上流側の2地点の計3地点で採水を行いました。
分析結果は以下のとおりです。
採 水 日 : 平成23年11月25日(金)
採 水 地 点 : 柿沢橋(上流側、下流側)、やまべ橋の計3地点
分 析 項 目 : 水素イオン濃度(pH)、溶存酸素量、残留塩素、重金属類、農薬類
分析結果 : 簡易試験及び公定法による精密分析のいずれにおいても、全て環境基
準値以下、又は検出されませんでした(別紙参照)。
2 周辺調査
現地周辺の事業所に、有害物質等の使用状況について調査したところ、適切に取扱われて
いることを確認しました。
3 事故原因
以上の調査の結果から、魚浮上の原因となる物質の特定には至りませんでした。
4 今後の対応
現地周辺では、事故発見日以降、生魚の遊泳を確認しています。
環境局は引き続き、河川の監視を継続してまいります。

なぜ、放射性物質を調べないんだろう?
ーーーーー
同じようなニュース「川で魚が大量死 神奈川県茅ケ崎市」
10月2日午前7時ごろ、神奈川県茅ケ崎市内を流れる千ノ川で大量の魚が死んでいた件について
その後の結果を調べてみました。
続きを読む

11.28
Mon
私は、とても大きな誤解をしていたかもしれません
11月19日に書いたブログ
福島県内600カ所設置の測定機器は性能不足だった
(ニュース記事と受注会社)
このブログにコメントを頂きました。
「これ、文科省が「測定値が低くなるようにしろ!」っていたのを突っぱねて契約切られた会社。
アルファ通信が正義、国民をだましてるのは文科省」
「測定値が低くなるように」文科省が言うなんて事は思ってもみなかったけれど、もしかしたらあり得るのかも・・・
と思っていた時に
別の方から「これに関係のある情報」と、教えて頂きました。ありがとうございます。
下記のことのようです
テレビウォッチ 元木昌彦の深読み週刊誌
2011/11/24 19:40
文科省「放射線量低く見せろ」要求応じず解約になったオンライン線量計
ここで週刊誌の話題から外れることをお許し頂きたい。
これを読んでいただいている読者の中には、
11月19日(土曜日)の朝刊で以下のような記事を目にした方もいるのではないだろうか。
「文部科学省は18日、福島県内の学校や公園で放射線量を計測する
『オンライン線量計』を発注した業者との契約を解除したと発表した。
測定精度が低く、結果の送信ができないなどのトラブルで納期が守られなかったためと説明している」(朝日新聞より)
東京新聞などは1面トップだった。
この業者というのは東京都中野区にある「アルファ通信」(豊田勝則社長)で、社長は私もよく知っている。
簡単に経緯を書くと、福島の学校などに600台の線量計を設置する工事を「アルファ通信」が落札し、
工事を始めたのが9月からだった。
線量計を入れるカプセルの仕様が突然変更されたり、台風などもあったことで
10月中旬の納期は双方了解して11月に延期した。次の納期は11月14日。
600台のうち480台までは設置が完了したが、100台と少しが残ったのは事実である。
文科省の契約解除の理由は納期遅れだけである。
しかし、文科省は会見で、
記事にもあるように「測定精度が低く」てと計数管にあたかも欠陥があったように話しているが、
これは事実とは異なる。
いちばん文科省が問題にしたのは、「アルファ通信」の使用している計数管がアメリカ製であることだった。
これはアメリで校正(検定のようなもの)をした国際標準の計数管である。
文科省がモニタリングポストなどで使っているのは、国内の日立系の会社の製品である。
いまでは知られるようになってきたが、文科省が発表している放射線量は、
モニタリングポストを高いところに据えたりして、市町村が発表している数値より低い。
子どもの背丈のところを測らないのでは意味がないという批判が巻き起こり、今回は地上50センチに設置することになった。
しかし数値がモニタリングポストより高く出ることに怯えた文科省は、
「アルファ通信」の線量計の数値が低く出るよう仕様変更することを強硬に要求してきたのである。
聞くところ、期限ギリギリになっても「アルファ通信」の技術者を丸一日缶詰にして、
アメリカ標準ではなくここは日本なのだから日本標準にせよとの一点張りで、聞く耳を持たず。
その結果、設置の仕事にも影響が出てしまったというのだ。
このことが指し示している最大の問題点は、
文科省が発表している放射能の線量は人為的に操作され、低く出るようにせよとメーカー側に要求し、
それを飲まなければ切るという理不尽とも思えるやり方をしていることである。
「アルファ通信」側はこうした問題を含めて、記者会見を開く意向である。
また、こうした官僚たちのいい分を、少しも検証することなく垂れ流す新聞にも猛省を促すつもりである。
ーーーー
元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。
【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか
ーーーーー
これが事実なら、あまりにひどい事です。
あんなに、政府やメディアには騙されないようにしようと注意していても、
私みたいなアホは、すぐに業者がいけないのだと考えてしまいます。
情けない・・・
事実がどちらなのかはまだ、分からないけれど
「アルファ通信」側が記者会見を開くとのことですので、
しっかりと見届けたいと思います。
だけど、・・・じゃぁ・・・
日立の線量計は数値が小さく出るようなものだということ・・・
何を信じればいいのか(。♋ฺ‸♋ฺ。)ウルウル・・・
11月19日に書いたブログ
福島県内600カ所設置の測定機器は性能不足だった
(ニュース記事と受注会社)
このブログにコメントを頂きました。
「これ、文科省が「測定値が低くなるようにしろ!」っていたのを突っぱねて契約切られた会社。
アルファ通信が正義、国民をだましてるのは文科省」
「測定値が低くなるように」文科省が言うなんて事は思ってもみなかったけれど、もしかしたらあり得るのかも・・・
と思っていた時に
別の方から「これに関係のある情報」と、教えて頂きました。ありがとうございます。
下記のことのようです
テレビウォッチ 元木昌彦の深読み週刊誌
2011/11/24 19:40
文科省「放射線量低く見せろ」要求応じず解約になったオンライン線量計
ここで週刊誌の話題から外れることをお許し頂きたい。
これを読んでいただいている読者の中には、
11月19日(土曜日)の朝刊で以下のような記事を目にした方もいるのではないだろうか。
「文部科学省は18日、福島県内の学校や公園で放射線量を計測する
『オンライン線量計』を発注した業者との契約を解除したと発表した。
測定精度が低く、結果の送信ができないなどのトラブルで納期が守られなかったためと説明している」(朝日新聞より)
東京新聞などは1面トップだった。
この業者というのは東京都中野区にある「アルファ通信」(豊田勝則社長)で、社長は私もよく知っている。
簡単に経緯を書くと、福島の学校などに600台の線量計を設置する工事を「アルファ通信」が落札し、
工事を始めたのが9月からだった。
線量計を入れるカプセルの仕様が突然変更されたり、台風などもあったことで
10月中旬の納期は双方了解して11月に延期した。次の納期は11月14日。
600台のうち480台までは設置が完了したが、100台と少しが残ったのは事実である。
文科省の契約解除の理由は納期遅れだけである。
しかし、文科省は会見で、
記事にもあるように「測定精度が低く」てと計数管にあたかも欠陥があったように話しているが、
これは事実とは異なる。
いちばん文科省が問題にしたのは、「アルファ通信」の使用している計数管がアメリカ製であることだった。
これはアメリで校正(検定のようなもの)をした国際標準の計数管である。
文科省がモニタリングポストなどで使っているのは、国内の日立系の会社の製品である。
いまでは知られるようになってきたが、文科省が発表している放射線量は、
モニタリングポストを高いところに据えたりして、市町村が発表している数値より低い。
子どもの背丈のところを測らないのでは意味がないという批判が巻き起こり、今回は地上50センチに設置することになった。
しかし数値がモニタリングポストより高く出ることに怯えた文科省は、
「アルファ通信」の線量計の数値が低く出るよう仕様変更することを強硬に要求してきたのである。
聞くところ、期限ギリギリになっても「アルファ通信」の技術者を丸一日缶詰にして、
アメリカ標準ではなくここは日本なのだから日本標準にせよとの一点張りで、聞く耳を持たず。
その結果、設置の仕事にも影響が出てしまったというのだ。
このことが指し示している最大の問題点は、
文科省が発表している放射能の線量は人為的に操作され、低く出るようにせよとメーカー側に要求し、
それを飲まなければ切るという理不尽とも思えるやり方をしていることである。
「アルファ通信」側はこうした問題を含めて、記者会見を開く意向である。
また、こうした官僚たちのいい分を、少しも検証することなく垂れ流す新聞にも猛省を促すつもりである。
ーーーー
元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。
【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか
ーーーーー
これが事実なら、あまりにひどい事です。
あんなに、政府やメディアには騙されないようにしようと注意していても、
私みたいなアホは、すぐに業者がいけないのだと考えてしまいます。
情けない・・・
事実がどちらなのかはまだ、分からないけれど
「アルファ通信」側が記者会見を開くとのことですので、
しっかりと見届けたいと思います。
だけど、・・・じゃぁ・・・
日立の線量計は数値が小さく出るようなものだということ・・・
何を信じればいいのか(。♋ฺ‸♋ฺ。)ウルウル・・・
11.28
Mon
イギリスオックスフォード大学での朗読会です
坂本龍一さんのピアノと吉永小百合さんの朗読に
この小さい画面のYoutubeでさえも、強く心に響きます。(いつもより大きな画面貼りつけちゃったw)
坂本「原子力を平和的に使うという幻想から私たちを目覚めさせました。武器であろうと電力であろうと、
核と人間は共存できないと世界に証明することが次に必要な事なのです」
吉永「今私たちは、特に日本人は原子力というものについて、もっともっとよく知って
考えていかなければいけない時期だと思います」
英国で原爆詩
10/22(火) 2.30pm-4.30pm
"The Second Movement in Oxford"
A Message for World Peace.
A Recital of Atomic-Bomb Poetry delivered by the Japanese artist, Sayuri Yoshinaga, with the composer Ryuichi Sakamoto at the piano.
朗読会
坂本龍一
吉永小百合
ナレーション TARAKO
イギリスの大学都市オックスフォード
朗読会は大学内の教会で行われました
原爆詩を通して平和について考えて欲しいと
大学の講座を持つ日産現代日本研究所によって開催されました

今回は吉永小百合さんの朗読に合わせて坂本龍一さんがピアノを演奏します
「序」 作 峠三吉
ちちをかえせ ははをかえせ
としよりをかえせ こどもをかえせ
わたしをかえせ
わたしにつながる にんげんをかえせ
にんげんの
にんげんのよのあるかぎり
くずれぬへいわを
へいわをかえせ

吉永小百合:
こういう詩があるという事と、日本が原爆を受けたっていう事。
日本の若い子さえも知らないわけですよね。
だから、
学生さん達に、少しでも、卒業後も
何かの形で心の中に残ってもらえたらどんなに嬉しいかと思います。

坂本龍一:
ぼくが音を付けることで、すこしでも、なにかな・・
より、こう切実に、たとえば当時の亡くなった子どもたちの
犠牲になった子どもたちの声とか、
より、こう、想像し易いというか入ってきやすいというか、
そういうふうになったとすればとても嬉しいですね。
「慟哭」(どうこく) 作 大平数子
(この詩は息子と夫を失った女性の気持ちがつづられている)
逝ったひとはかえってこれないから
逝ったひとは叫ぶことが出来ないから
逝ったひとはなげきすべがないから
しょうじ よう やすし よう

しょうじ よう やすし よう
つばめさん つばめさん
あなたがいた みなみの国に
もしや さたしの子どもが
帰るのを忘れて 遊んでいやしないでしょうか
あの子はものおぼえのいいこだから
きっとわたしを
思いだしてくれるでしょうけれど

こどもたちよ
あなたは知っているでしょう
正義ということを

正義とは
つるぎをぬくことでないことを
正義とは
”あい”だということを

ナレーション:
今年東日本大震災によって引き起こされた原発の事故
今回の朗読会に二人は特別な思いを抱いていました

坂本龍一:
福島で起きた最悪の事故は
原子力を平和的に使うという幻想から私たちを目覚めさせました
武器であろうと電力であろうと
核と人間は共存できないと世界に証明することが
次に必要な事なのです
ナレーション:吉永さんは震災の被災地を描いた詩を朗読することにしました
「詩の黙礼」より 作 和台亮一
見えない姿の子どもたちが
悲しい心の子どもたちが
この土手に来て
鯉のぼりを見あげている
津波が 津波が 来たんだね
つらかったね こわかったね
子どもたち

吉永小百合:
66年前の原爆の事はとても大事な事ですけれども
それはやっぱり、今につながっていて
そして、今回の福島のあの原発事故につながっていることだと思うんですね
で、今私たちは
特に日本人は原子力というものについて、もっともっとよく知って
考えていかなければいけない時期だと思います
だから、ま、そういう思いもオックスフォードの学生さん達に伝えたい


スイスからの留学生 マーティン・オレリアさん:
吉永さんの感情表現が素晴らしくて
本当に感動しました

イギリス人 マイケル・メイヤ・キングさん:
(詩の)ツバメに自分の子どもの行方を聞いている部分が
心に残っています

スイスからの留学生 ミカエル・ブンキさん
私達人間の共通の歴史を
世界中の人達に伝えることは重要だと思いました
続きを読むに
原爆詩人・故大平数子さんの「慟哭[どうこく]についての解説あり続きを読む
坂本龍一さんのピアノと吉永小百合さんの朗読に
この小さい画面のYoutubeでさえも、強く心に響きます。(いつもより大きな画面貼りつけちゃったw)
坂本「原子力を平和的に使うという幻想から私たちを目覚めさせました。武器であろうと電力であろうと、
核と人間は共存できないと世界に証明することが次に必要な事なのです」
吉永「今私たちは、特に日本人は原子力というものについて、もっともっとよく知って
考えていかなければいけない時期だと思います」
英国で原爆詩
10/22(火) 2.30pm-4.30pm
"The Second Movement in Oxford"
A Message for World Peace.
A Recital of Atomic-Bomb Poetry delivered by the Japanese artist, Sayuri Yoshinaga, with the composer Ryuichi Sakamoto at the piano.
朗読会
坂本龍一
吉永小百合
ナレーション TARAKO
イギリスの大学都市オックスフォード
朗読会は大学内の教会で行われました
原爆詩を通して平和について考えて欲しいと
大学の講座を持つ日産現代日本研究所によって開催されました

今回は吉永小百合さんの朗読に合わせて坂本龍一さんがピアノを演奏します
「序」 作 峠三吉
ちちをかえせ ははをかえせ
としよりをかえせ こどもをかえせ
わたしをかえせ
わたしにつながる にんげんをかえせ
にんげんの
にんげんのよのあるかぎり
くずれぬへいわを
へいわをかえせ

吉永小百合:
こういう詩があるという事と、日本が原爆を受けたっていう事。
日本の若い子さえも知らないわけですよね。
だから、
学生さん達に、少しでも、卒業後も
何かの形で心の中に残ってもらえたらどんなに嬉しいかと思います。

坂本龍一:
ぼくが音を付けることで、すこしでも、なにかな・・
より、こう切実に、たとえば当時の亡くなった子どもたちの
犠牲になった子どもたちの声とか、
より、こう、想像し易いというか入ってきやすいというか、
そういうふうになったとすればとても嬉しいですね。
「慟哭」(どうこく) 作 大平数子
(この詩は息子と夫を失った女性の気持ちがつづられている)
逝ったひとはかえってこれないから
逝ったひとは叫ぶことが出来ないから
逝ったひとはなげきすべがないから
しょうじ よう やすし よう

しょうじ よう やすし よう
つばめさん つばめさん
あなたがいた みなみの国に
もしや さたしの子どもが
帰るのを忘れて 遊んでいやしないでしょうか
あの子はものおぼえのいいこだから
きっとわたしを
思いだしてくれるでしょうけれど

こどもたちよ
あなたは知っているでしょう
正義ということを

正義とは
つるぎをぬくことでないことを
正義とは
”あい”だということを

ナレーション:
今年東日本大震災によって引き起こされた原発の事故
今回の朗読会に二人は特別な思いを抱いていました

坂本龍一:
福島で起きた最悪の事故は
原子力を平和的に使うという幻想から私たちを目覚めさせました
武器であろうと電力であろうと
核と人間は共存できないと世界に証明することが
次に必要な事なのです
ナレーション:吉永さんは震災の被災地を描いた詩を朗読することにしました
「詩の黙礼」より 作 和台亮一
見えない姿の子どもたちが
悲しい心の子どもたちが
この土手に来て
鯉のぼりを見あげている
津波が 津波が 来たんだね
つらかったね こわかったね
子どもたち

吉永小百合:
66年前の原爆の事はとても大事な事ですけれども
それはやっぱり、今につながっていて
そして、今回の福島のあの原発事故につながっていることだと思うんですね
で、今私たちは
特に日本人は原子力というものについて、もっともっとよく知って
考えていかなければいけない時期だと思います
だから、ま、そういう思いもオックスフォードの学生さん達に伝えたい


スイスからの留学生 マーティン・オレリアさん:
吉永さんの感情表現が素晴らしくて
本当に感動しました

イギリス人 マイケル・メイヤ・キングさん:
(詩の)ツバメに自分の子どもの行方を聞いている部分が
心に残っています

スイスからの留学生 ミカエル・ブンキさん
私達人間の共通の歴史を
世界中の人達に伝えることは重要だと思いました
続きを読むに

11.27
Sun
東芝、原発機器輸出へ 米国で年内着工見通し
東京新聞 2011年11月26日 21時45分
東芝は26日、
子会社の米原発大手ウェスチングハウス・エレクトリック(WH)が米国で受注した
最新型の原子炉4基が早ければ年内に着工の見通しとなったとして、
近くタービンの周辺機器を輸出することを明らかにした。
東芝が米国の原発新設で周辺機器を輸出するのは初めてという。
米国では1979年のスリーマイル原発事故後、原発の新規着工は凍結されていたが、
オバマ大統領が10年2月に、原発新設計画に政府が債務保証する方針を発表、前向きな姿勢を示していた。
米国では約30年ぶりに原発が着工される見通しだ。
(共同)
ポーランド、原発建設候補地3か所を選定
AFP BBNews 2011年11月26日 16:40 発信地:ワルシャワ/ポーランド
【11月26日 AFP】
ポーランドの国営電力会社PGEは25日、
2020年までに運用開始が計画されている同国初の原子力発電所を
バルト海(Baltic Sea)沿岸に建設すると発表した。
ポーランドの原子力計画を担っているPGEは、3000メガワット級の原子炉2基の建設を目指している。
約100か所の中から、いずれも海岸に近いジャルノビェツ(Zarnowiec)、Choczewo、Gaskiの3か所が選ばれた。
今後2年以内に最終的に1か所に絞り、建設担当業者の入札結果と合わせて発表する。
ポーランドの原発計画にはフランスの仏電力公社(EDF)と原子力大手アレバ(Areva)の連合、
東芝(Toshiba)傘下のウェスチングハウス・エレクトリック(Westinghouse Electric Company)、
GE日立ニュークリアエナジーアメリカズ(GE Hitachi Nuclear Energy Americas)の
3つの国際コンソーシアムが関心を示しており、入札手続きは年内にも始まる予定。
人口約3800万人、2004年に欧州連合(EU)に加盟したポーランドは石炭が豊富で、
現在は電力の約94%を石炭火力発電が占めている。
しかし、石炭火力に依存したままでは、EUの二酸化炭素排出量削減割り当ての達成は難しい。
また現在は天然ガスの40%をロシアから、30%を他国からと計70%を輸入しているが、
原発によって輸入エネルギーへの依存を減らす狙いもある。(c)AFP
東京新聞 2011年11月26日 21時45分
東芝は26日、
子会社の米原発大手ウェスチングハウス・エレクトリック(WH)が米国で受注した
最新型の原子炉4基が早ければ年内に着工の見通しとなったとして、
近くタービンの周辺機器を輸出することを明らかにした。
東芝が米国の原発新設で周辺機器を輸出するのは初めてという。
米国では1979年のスリーマイル原発事故後、原発の新規着工は凍結されていたが、
オバマ大統領が10年2月に、原発新設計画に政府が債務保証する方針を発表、前向きな姿勢を示していた。
米国では約30年ぶりに原発が着工される見通しだ。
(共同)
ポーランド、原発建設候補地3か所を選定
AFP BBNews 2011年11月26日 16:40 発信地:ワルシャワ/ポーランド
【11月26日 AFP】
ポーランドの国営電力会社PGEは25日、
2020年までに運用開始が計画されている同国初の原子力発電所を
バルト海(Baltic Sea)沿岸に建設すると発表した。
ポーランドの原子力計画を担っているPGEは、3000メガワット級の原子炉2基の建設を目指している。
約100か所の中から、いずれも海岸に近いジャルノビェツ(Zarnowiec)、Choczewo、Gaskiの3か所が選ばれた。
今後2年以内に最終的に1か所に絞り、建設担当業者の入札結果と合わせて発表する。
ポーランドの原発計画にはフランスの仏電力公社(EDF)と原子力大手アレバ(Areva)の連合、
東芝(Toshiba)傘下のウェスチングハウス・エレクトリック(Westinghouse Electric Company)、
GE日立ニュークリアエナジーアメリカズ(GE Hitachi Nuclear Energy Americas)の
3つの国際コンソーシアムが関心を示しており、入札手続きは年内にも始まる予定。
人口約3800万人、2004年に欧州連合(EU)に加盟したポーランドは石炭が豊富で、
現在は電力の約94%を石炭火力発電が占めている。
しかし、石炭火力に依存したままでは、EUの二酸化炭素排出量削減割り当ての達成は難しい。
また現在は天然ガスの40%をロシアから、30%を他国からと計70%を輸入しているが、
原発によって輸入エネルギーへの依存を減らす狙いもある。(c)AFP
11.27
Sun
ちょっと長いけれど、ぜひ聞いてみて下さい
FRYING DUTCHMAN humanERROR
ーー歌詞文字起こしーー
人類ははるか昔本当の時を奪われたせいで五感が低下しテレパシーだとか想念の力とか
今とは想像を遥かに超えた別の次元のクリエイティブなテクノロジーを失ってしまったんだよ
いつの時代も毒を持った悪い奴らがいて、その能力を独占するために偽物の時間を作りだし
物質に頼る文明を発達させるために破壊という科学を生み出して
戸惑う人々に対して自分たちの身勝手な屁理屈を定義付けるために宗教を操りその裏でエネルギーを牛耳って
経済というお金のシステムを構築してきた代わりに偉大な能力を失ってしまった
何千年もかけて遺伝子的に記憶障害が起こり
何度も何度も生まれ変わって完全にその能力を忘れてしまった俺たちは 記憶喪失なのだ。
四次元の科学や哲学の話しで、ファンタジーに興味のない人達には面倒くさがられるけど
まぁ、要するにお金を儲けるためにメディアを駆使し、人々をコントロールし、騙して、自然を破壊し
無責任に危ないものをいっぱい作ってきた奴らが
自然を愛し、自然をはぐくんで、自然と共に生活してきた人たちに
長年に渡ってものすごい苦痛を与えてきた事実が明らかになってくると
犠牲になってきた人たちの上に電気っていう暮らしがあるんだよ
そして、パンドラの箱の底を覗くと、
太陽光発電だとか、無限エネルギーだとか、自然を壊さなくても自然を利用した技術が発達してて
いまは原発がなくても十分電気が賄える時代なんだよ。しかも低コストで
今ある原発を全て止めても水力火力フル稼働をするだけで賄えるんだよ
それを隠して騙す理由はものすごい利権がからんでいるのさ
金だよ金
末期的に気が狂ってるよ こいつらは
原発一基造るのに1兆円程の援助金が国から電力会社に降りて
電力会社はターゲットを決めてその土地の人達に近づいて金をばらまくんだよ
おっさんをキャバクラに連れていって、お年寄りは温泉旅行
接待接待接待
「街が復興するよ」なんて子どもだましな嘘付いて
反対派推進派に人々の心をお金で引き裂いていくマニュアルがあって
海を売った漁師に莫大な漁業権を支払って
安全対策やら危ない秘密の実験やら
プロパガンダの広告費で莫大に掛かっているそのお金はみんなの税金だよ―
そうやって59基ある日本の原発は造られてきたんだよ
身体に50個以上の時限爆弾をつけて生活しているのと同じで
1個でも爆発したらそこにはもう人は住めなくなるし何にも生息できなくなって、
じわじわと汚染が広がっていく恐ろしいものが59個あるんだよ
いやなイメージだけど、
核の平和利用の名のもとに日本は核兵器を持ちたいが為にこれだけ強行して造ってきたんだよ
中国電力は山口県上関町の田ノ浦の美しい海岸を埋め立てて
これから日本最大級の原発を2基造ろうとしてて
その対岸に住む祝島の人達は30年も反対して「やめてくれ」って言って
生活ほっぽり出して必死に食い止めてきているんだよ
豊かな自然とともにみんなそこにずっと住んで生活してるんだぜ
歴史もあって広大な自然が残っている素晴らしいところなんだぜ
そんなの全部無視して強行しようとしているんだぜ
この期に及んで「福島原発とはうちは関係ありません」って言って毎日工事しているよ。
愚かだよねー
この前地震があった静岡の浜岡原発も「大丈夫」っていまだに止めてないし
なにが大丈夫
はぁ~?
お前の頭が大丈夫なのかよ
末期的に気が狂っているし、宗教よりもキツイ洗脳されているっていうか
自分たちで「安全」「安全」ってほざいてきた、その呪縛にかかっているよね
ほんとにバカッ!
でもそんなバカヤローに騙されてきた俺たちもバカヤローだし、完全に罠にはまっているよね
ツイッターやネットで原発の反対している人の上げ足を取るようなレス多いけど
そんな奴ほどうすっぺらで何にも実態を分かってないし情けなくなるぜ
そんな君たちも原発を推進するなら、応援するなら
広島長崎の原爆、第5福竜丸の被ばく、
1953年国連で核の平和利用のキャンペーンが始まり
その裏でソビエトとアメリカが冷戦下で核開発を競い合って
読売新聞、読売テレビの正力松太郎を介してアメリカから日本に原発計画がすすめられ
ウランが渡ってきたとこから日本に原発が誕生し今に至るまで知ってから話してくれよ
気持ちは変わると思うぜ
原発によって社会全体に影響している負の連鎖なんてみえてきたら
吐き気がしちゃうよーー
まともな心を持っていればね
テレビや新聞は騙すために使われているよ。特に日本はひどいよ
今もテレビの報道機関はひどすぎるね
プルトニウムの「プ」の字がやっと出てきたね
この世で一番危険な物質だよ
福島の3号機は関西電力の星野監督が出ているCMでもお馴染みのプルサーマルだよ
プルトニウムで発電している奴さ
星野さんも反省してるかな
あれが爆発してるんだぜ
なのに次の日の新聞の一面は「計画停電」プロパガンダだぜ
自分たちの悪事を隠すために一体どれだけの人を犠牲にするんだよ
ふざけんなバカヤロー
プルトニウムは放射線とは比べちゃいけないよ
この物質を少しでも吸い込んだら全ての細胞がやられちゃって
遺伝子もぶっ壊されて再生もできなくなるんだぜ
それが漏れているにもかかわらず長い間「プ」の字に触れない奴らの口癖は
「ただちに人体に影響はない」
「ただちに人体に影響はない」
「ただちに人体に影響はない」
今年の流行語大賞だぜまったく
一大殺人集団、組織犯罪だよ
原発に関してだけじゃなくてもしっかり情報が公開されていれば救えた命はもっとあったはずだよ
テレビ局イコール原発、このシステムがイカレてるぜ
人の命をなんやおもてるんのや!このアホンダラ ボケカス!
まーそうやって嘘付きまくって人々を騙してきたやつらが今は何をやっているかっていうと
国民の事よりも責任を逃れるために頭フル回転させて必死でいい訳を考えてるよ
それが奴らの仕事さ
おかしいよね
ヒューマンエラーだぜ
もうバレバレだよ
全世界が見てるよ
今世界中がこの日本に襲ってきた痛みを日本人がどう乗り越えるか注目してるよ
日本の若者がどう行動するか
アーティストやミュージシャンがこの痛みをどうアートにして訴えて思いをこめて乗り越えるのか
世界中のみんなが見てるぜ
日本は一大事なんだよ !
あげ足の取り合いしている場合じゃねぇんだよ
もう寝てる場合じゃねぇんだよ
原発なんてもう時代遅れ
スウェーデンなんて「原発は破滅に向かっているから原発をやめますか?」って
「やめたら初めのうちは苦労しますけど」って国民に真実を話したら
国民は「やめよう」って言って、すでに原発なしでやっていこうとしてるぜ
日本もとっくに自然エネルギーだけでやっていけるだけの技術は持っているんだよ
それを騙して 脅して 隠してるだけ。お金のために。
早く気づいておくれよ
どうしてそんなに無関心でいられるのさ ベイビー
青森県六ヶ所村の核の再処理工場には
核の廃棄物用の3000トンのプールがあって核の廃棄物がそこに溢れてて
埋めきれないから廃液を海に捨ててるんだぜ
信じられないだろー
それをみんなに黙ってるんだぜ
隠してるんだぜ
その工場が爆発したら日本どころじゃなくて、地球が潰れる程の核がそこにはあるんだよ
原発に関してだけでも隠している事はたっぷりあるんだよ
まだ騙そうとしている現実がこの前の計画停電さ
あれは国民に原発がなかったら不便だとか困るだとかって植え付けて
原発をこれからも維持するためにわざとやっているんだよ
そんなことやったせいで死人まで出たんだぜ
そんなことしなくてもオール電化がはやっている位日本の電力はあり余っているんだよ
みんな、普通に考えてくれ
日本は温泉大国でそこいら中に温泉があるだろ
温泉掘って地熱発電もできるんだよ
フィンランドの人達は「何で日本は地熱発電しないんだ?」って首をかしげているよ
日本は島国だから潮の満ち引きを利用した無限エネルギーも有効で開発は進んでいるんだよ
送電線一つにしても今使っている電線は
発電所からそれぞれの家庭や施設やビルに届くまでにものすごい電気を垂れ流してるんだぜ
君の家に届くまでにものすごいロスがあるんだよ
今は電気がほとんど漏れない送電線がすでに日本にはあるんだよ
日本人の技術はすごいんだぜ
1兆円あったら太陽光どんだけ造れるんだよ
「なぜそうしないか?」って?
核兵器と金だよ
薄汚い金
ものすごい利権がからんでいるのさ
それにみんなタカっているの
日本の電力は独占企業でそれ自体が法律違反してるよ
みんな何のために税金払ってるんだよ
金金カネカネカネ
お金も大事だけどもっと大事なものあるよね
そこを忘れちゃあいけないよ
お金があっても
家は買えるけどホームは買えない
時計を買えても時間は買えないし
本を買えても知識は買えない
ベッドを買えても眠りは買えない
医者に診てもらう事は出来ても病は治らない
電気を買ったら自然が壊れちまったよ
何かしてあげたいけどお金しか出せなくてもやもやしている人はいっぱい居ると思う。
お金を出す事は善意でいい事だけど、
自分が出したお金がその出したところにどういうふうに使われて、
どう人の役に立つのかってところまで考えて義援金を出している人は少ないね
ただもやもやした気持ちをお金でスッキリさせているだけで無関心な人が多いね
その会社が儲かっているだけかもしれないよ
だから例えばライバル電力会社とか作って
京都でいうと京都中の屋根を太陽光にして
京都なんて100メートルも掘ればどこでも温泉出てくるし
一家にひと風呂なんて粋じゃない
それで地熱発電にして
地熱は弊害もあるしそこはみんなで考えてバランスとって
京都にはダムもあるし曇ったって大丈夫
雨なら今ある水力でこれ以上自然を壊さなくても電力供給できると思わない?
もちろんそれをするには資本がいるし、支援金を募集してそのお金を具体的にどう使って具現化していくか
プロセスもしっかり公開してみんなでやっていけたらいいよね
使い道がしっかり公表されて有意義ならお金を出す価値があると思うよ
義援金詐欺がある位だし、大企業だからって信用しちゃあいけないよ
大企業だからこそうまくごまかせるんだよ
こんなこと言いたくないけど
今の日本じゃ情けないけど信用できないね
原発は今まで俺たちの暮らしを支えてくれました
今まで実態を知らずにそれを許してきました
本気で原発を設計してきたその危険性を一番分かっている技術者の人も
俺達が遊んでいる間も高い給料もらって必死に設計してくれたんじゃないかな
100歩譲って原発に感謝しようっていう気持ちはあるんだけど
騙されてきたんだし
やっぱり感謝できないよね
そして後の何世代にもわたって禍根を残す汚れたものをこの国に無責任に造ってきた
電力会社
原子力安全保安院
官僚
政府
財界のお偉いさん
大企業
マスメディア
御用学者
そしてそれらに関係する奴らのお金という名の喜劇をこれ以上見るのは悲し過ぎますが
この確信犯達に目をそむけずに真実の目でしっかりと追及し
これからどこへ向かって行くべきなのか、真実を知ろうとする気持ちがあれば
クリエイティブなイメージが生まれ具体的な提案を示すことが出来るし
何千年かけて失ったものを、また何千年かけて取り戻せるきっかけにもなる筈だよ
とにかくもう、原発は必要ない
これ以上無関心で騙され続けたら破滅するぜ
電気が足りる足りないの問題じゃねぇんだよ
電気がなくても生きていけるけど自然がなかったら生きていけないだろ
取り返しのつかない事がもうすでに起こっているんだぜ
人間のエゴに巻き込まれた動物や植物たちにも迷惑どころの話しじゃねぇし
何が一番可哀想かって? 子どもが一番可哀想だろー!
俺たちの未来なんだぞ!守ってやんなくてどうすんだよ
50年100年200年後の世代に今のおれたちのこの時代をヒットラーと呼ばれてもおかしくないぜ
みんなが事実を裏に隠された真実を見れば
武器なんて物騒な物持たなくても一撃で世の中ひっくり返るんだよ―
どんなに遠回りしたって、何度生まれ変わったって、目指すところは一つだ
愛だろー!
愛だろー!愛
きれいごとでもねぇし、照れてる場合じゃねぇんだよ。
LOVEなんだよぅ
愛なんだよぅ
LOVEって言ってみろ
愛って言ってみろ
愛って言ってみろバッカヤロー
だからバカヤローって叫ぶんだ
バカヤローバカヤローバカヤローバッカヤロウバカヤロウバカヤロウー
さぁ立ち上がれ
声をあげろ
原発絶対反対
原発絶対反対
原発絶対反対
原発絶対反対
直ちに撤廃せよ
ーーーーーー追記12月26日
2011年12月23日(祝・金)の池袋シネマロサでの
「3.11日常」前夜祭のFRYING DUTCHMAN 「humanERROR」
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FRYING DUTCHMAN humanERROR
ーー歌詞文字起こしーー
人類ははるか昔本当の時を奪われたせいで五感が低下しテレパシーだとか想念の力とか
今とは想像を遥かに超えた別の次元のクリエイティブなテクノロジーを失ってしまったんだよ
いつの時代も毒を持った悪い奴らがいて、その能力を独占するために偽物の時間を作りだし
物質に頼る文明を発達させるために破壊という科学を生み出して
戸惑う人々に対して自分たちの身勝手な屁理屈を定義付けるために宗教を操りその裏でエネルギーを牛耳って
経済というお金のシステムを構築してきた代わりに偉大な能力を失ってしまった
何千年もかけて遺伝子的に記憶障害が起こり
何度も何度も生まれ変わって完全にその能力を忘れてしまった俺たちは 記憶喪失なのだ。
四次元の科学や哲学の話しで、ファンタジーに興味のない人達には面倒くさがられるけど
まぁ、要するにお金を儲けるためにメディアを駆使し、人々をコントロールし、騙して、自然を破壊し
無責任に危ないものをいっぱい作ってきた奴らが
自然を愛し、自然をはぐくんで、自然と共に生活してきた人たちに
長年に渡ってものすごい苦痛を与えてきた事実が明らかになってくると
犠牲になってきた人たちの上に電気っていう暮らしがあるんだよ
そして、パンドラの箱の底を覗くと、
太陽光発電だとか、無限エネルギーだとか、自然を壊さなくても自然を利用した技術が発達してて
いまは原発がなくても十分電気が賄える時代なんだよ。しかも低コストで
今ある原発を全て止めても水力火力フル稼働をするだけで賄えるんだよ
それを隠して騙す理由はものすごい利権がからんでいるのさ
金だよ金
末期的に気が狂ってるよ こいつらは
原発一基造るのに1兆円程の援助金が国から電力会社に降りて
電力会社はターゲットを決めてその土地の人達に近づいて金をばらまくんだよ
おっさんをキャバクラに連れていって、お年寄りは温泉旅行
接待接待接待
「街が復興するよ」なんて子どもだましな嘘付いて
反対派推進派に人々の心をお金で引き裂いていくマニュアルがあって
海を売った漁師に莫大な漁業権を支払って
安全対策やら危ない秘密の実験やら
プロパガンダの広告費で莫大に掛かっているそのお金はみんなの税金だよ―
そうやって59基ある日本の原発は造られてきたんだよ
身体に50個以上の時限爆弾をつけて生活しているのと同じで
1個でも爆発したらそこにはもう人は住めなくなるし何にも生息できなくなって、
じわじわと汚染が広がっていく恐ろしいものが59個あるんだよ
いやなイメージだけど、
核の平和利用の名のもとに日本は核兵器を持ちたいが為にこれだけ強行して造ってきたんだよ
中国電力は山口県上関町の田ノ浦の美しい海岸を埋め立てて
これから日本最大級の原発を2基造ろうとしてて
その対岸に住む祝島の人達は30年も反対して「やめてくれ」って言って
生活ほっぽり出して必死に食い止めてきているんだよ
豊かな自然とともにみんなそこにずっと住んで生活してるんだぜ
歴史もあって広大な自然が残っている素晴らしいところなんだぜ
そんなの全部無視して強行しようとしているんだぜ
この期に及んで「福島原発とはうちは関係ありません」って言って毎日工事しているよ。
愚かだよねー
この前地震があった静岡の浜岡原発も「大丈夫」っていまだに止めてないし
なにが大丈夫
はぁ~?
お前の頭が大丈夫なのかよ
末期的に気が狂っているし、宗教よりもキツイ洗脳されているっていうか
自分たちで「安全」「安全」ってほざいてきた、その呪縛にかかっているよね
ほんとにバカッ!
でもそんなバカヤローに騙されてきた俺たちもバカヤローだし、完全に罠にはまっているよね
ツイッターやネットで原発の反対している人の上げ足を取るようなレス多いけど
そんな奴ほどうすっぺらで何にも実態を分かってないし情けなくなるぜ
そんな君たちも原発を推進するなら、応援するなら
広島長崎の原爆、第5福竜丸の被ばく、
1953年国連で核の平和利用のキャンペーンが始まり
その裏でソビエトとアメリカが冷戦下で核開発を競い合って
読売新聞、読売テレビの正力松太郎を介してアメリカから日本に原発計画がすすめられ
ウランが渡ってきたとこから日本に原発が誕生し今に至るまで知ってから話してくれよ
気持ちは変わると思うぜ
原発によって社会全体に影響している負の連鎖なんてみえてきたら
吐き気がしちゃうよーー
まともな心を持っていればね
テレビや新聞は騙すために使われているよ。特に日本はひどいよ
今もテレビの報道機関はひどすぎるね
プルトニウムの「プ」の字がやっと出てきたね
この世で一番危険な物質だよ
福島の3号機は関西電力の星野監督が出ているCMでもお馴染みのプルサーマルだよ
プルトニウムで発電している奴さ
星野さんも反省してるかな
あれが爆発してるんだぜ
なのに次の日の新聞の一面は「計画停電」プロパガンダだぜ
自分たちの悪事を隠すために一体どれだけの人を犠牲にするんだよ
ふざけんなバカヤロー
プルトニウムは放射線とは比べちゃいけないよ
この物質を少しでも吸い込んだら全ての細胞がやられちゃって
遺伝子もぶっ壊されて再生もできなくなるんだぜ
それが漏れているにもかかわらず長い間「プ」の字に触れない奴らの口癖は
「ただちに人体に影響はない」
「ただちに人体に影響はない」
「ただちに人体に影響はない」
今年の流行語大賞だぜまったく
一大殺人集団、組織犯罪だよ
原発に関してだけじゃなくてもしっかり情報が公開されていれば救えた命はもっとあったはずだよ
テレビ局イコール原発、このシステムがイカレてるぜ
人の命をなんやおもてるんのや!このアホンダラ ボケカス!
まーそうやって嘘付きまくって人々を騙してきたやつらが今は何をやっているかっていうと
国民の事よりも責任を逃れるために頭フル回転させて必死でいい訳を考えてるよ
それが奴らの仕事さ
おかしいよね
ヒューマンエラーだぜ
もうバレバレだよ
全世界が見てるよ
今世界中がこの日本に襲ってきた痛みを日本人がどう乗り越えるか注目してるよ
日本の若者がどう行動するか
アーティストやミュージシャンがこの痛みをどうアートにして訴えて思いをこめて乗り越えるのか
世界中のみんなが見てるぜ
日本は一大事なんだよ !
あげ足の取り合いしている場合じゃねぇんだよ
もう寝てる場合じゃねぇんだよ
原発なんてもう時代遅れ
スウェーデンなんて「原発は破滅に向かっているから原発をやめますか?」って
「やめたら初めのうちは苦労しますけど」って国民に真実を話したら
国民は「やめよう」って言って、すでに原発なしでやっていこうとしてるぜ
日本もとっくに自然エネルギーだけでやっていけるだけの技術は持っているんだよ
それを騙して 脅して 隠してるだけ。お金のために。
早く気づいておくれよ
どうしてそんなに無関心でいられるのさ ベイビー
青森県六ヶ所村の核の再処理工場には
核の廃棄物用の3000トンのプールがあって核の廃棄物がそこに溢れてて
埋めきれないから廃液を海に捨ててるんだぜ
信じられないだろー
それをみんなに黙ってるんだぜ
隠してるんだぜ
その工場が爆発したら日本どころじゃなくて、地球が潰れる程の核がそこにはあるんだよ
原発に関してだけでも隠している事はたっぷりあるんだよ
まだ騙そうとしている現実がこの前の計画停電さ
あれは国民に原発がなかったら不便だとか困るだとかって植え付けて
原発をこれからも維持するためにわざとやっているんだよ
そんなことやったせいで死人まで出たんだぜ
そんなことしなくてもオール電化がはやっている位日本の電力はあり余っているんだよ
みんな、普通に考えてくれ
日本は温泉大国でそこいら中に温泉があるだろ
温泉掘って地熱発電もできるんだよ
フィンランドの人達は「何で日本は地熱発電しないんだ?」って首をかしげているよ
日本は島国だから潮の満ち引きを利用した無限エネルギーも有効で開発は進んでいるんだよ
送電線一つにしても今使っている電線は
発電所からそれぞれの家庭や施設やビルに届くまでにものすごい電気を垂れ流してるんだぜ
君の家に届くまでにものすごいロスがあるんだよ
今は電気がほとんど漏れない送電線がすでに日本にはあるんだよ
日本人の技術はすごいんだぜ
1兆円あったら太陽光どんだけ造れるんだよ
「なぜそうしないか?」って?
核兵器と金だよ
薄汚い金
ものすごい利権がからんでいるのさ
それにみんなタカっているの
日本の電力は独占企業でそれ自体が法律違反してるよ
みんな何のために税金払ってるんだよ
金金カネカネカネ
お金も大事だけどもっと大事なものあるよね
そこを忘れちゃあいけないよ
お金があっても
家は買えるけどホームは買えない
時計を買えても時間は買えないし
本を買えても知識は買えない
ベッドを買えても眠りは買えない
医者に診てもらう事は出来ても病は治らない
電気を買ったら自然が壊れちまったよ
何かしてあげたいけどお金しか出せなくてもやもやしている人はいっぱい居ると思う。
お金を出す事は善意でいい事だけど、
自分が出したお金がその出したところにどういうふうに使われて、
どう人の役に立つのかってところまで考えて義援金を出している人は少ないね
ただもやもやした気持ちをお金でスッキリさせているだけで無関心な人が多いね
その会社が儲かっているだけかもしれないよ
だから例えばライバル電力会社とか作って
京都でいうと京都中の屋根を太陽光にして
京都なんて100メートルも掘ればどこでも温泉出てくるし
一家にひと風呂なんて粋じゃない
それで地熱発電にして
地熱は弊害もあるしそこはみんなで考えてバランスとって
京都にはダムもあるし曇ったって大丈夫
雨なら今ある水力でこれ以上自然を壊さなくても電力供給できると思わない?
もちろんそれをするには資本がいるし、支援金を募集してそのお金を具体的にどう使って具現化していくか
プロセスもしっかり公開してみんなでやっていけたらいいよね
使い道がしっかり公表されて有意義ならお金を出す価値があると思うよ
義援金詐欺がある位だし、大企業だからって信用しちゃあいけないよ
大企業だからこそうまくごまかせるんだよ
こんなこと言いたくないけど
今の日本じゃ情けないけど信用できないね
原発は今まで俺たちの暮らしを支えてくれました
今まで実態を知らずにそれを許してきました
本気で原発を設計してきたその危険性を一番分かっている技術者の人も
俺達が遊んでいる間も高い給料もらって必死に設計してくれたんじゃないかな
100歩譲って原発に感謝しようっていう気持ちはあるんだけど
騙されてきたんだし
やっぱり感謝できないよね
そして後の何世代にもわたって禍根を残す汚れたものをこの国に無責任に造ってきた
電力会社
原子力安全保安院
官僚
政府
財界のお偉いさん
大企業
マスメディア
御用学者
そしてそれらに関係する奴らのお金という名の喜劇をこれ以上見るのは悲し過ぎますが
この確信犯達に目をそむけずに真実の目でしっかりと追及し
これからどこへ向かって行くべきなのか、真実を知ろうとする気持ちがあれば
クリエイティブなイメージが生まれ具体的な提案を示すことが出来るし
何千年かけて失ったものを、また何千年かけて取り戻せるきっかけにもなる筈だよ
とにかくもう、原発は必要ない
これ以上無関心で騙され続けたら破滅するぜ
電気が足りる足りないの問題じゃねぇんだよ
電気がなくても生きていけるけど自然がなかったら生きていけないだろ
取り返しのつかない事がもうすでに起こっているんだぜ
人間のエゴに巻き込まれた動物や植物たちにも迷惑どころの話しじゃねぇし
何が一番可哀想かって? 子どもが一番可哀想だろー!
俺たちの未来なんだぞ!守ってやんなくてどうすんだよ
50年100年200年後の世代に今のおれたちのこの時代をヒットラーと呼ばれてもおかしくないぜ
みんなが事実を裏に隠された真実を見れば
武器なんて物騒な物持たなくても一撃で世の中ひっくり返るんだよ―
どんなに遠回りしたって、何度生まれ変わったって、目指すところは一つだ
愛だろー!
愛だろー!愛
きれいごとでもねぇし、照れてる場合じゃねぇんだよ。
LOVEなんだよぅ
愛なんだよぅ
LOVEって言ってみろ
愛って言ってみろ
愛って言ってみろバッカヤロー
だからバカヤローって叫ぶんだ
バカヤローバカヤローバカヤローバッカヤロウバカヤロウバカヤロウー
さぁ立ち上がれ
声をあげろ
原発絶対反対
原発絶対反対
原発絶対反対
原発絶対反対
直ちに撤廃せよ
ーーーーーー追記12月26日
2011年12月23日(祝・金)の池袋シネマロサでの
「3.11日常」前夜祭のFRYING DUTCHMAN 「humanERROR」
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11.27
Sun
今から3年前、NHKはこんな番組を放送していました。
平井憲夫さんはおっしゃいました。
「この原子力発電所というのは、止めて置いておくこともできない。
いったん燃料を入れて動かすと、止めておくことも廃炉にすることもできない」と。
原発解体~世界の現場は警告する~
2009年10月11日(日) 午後9時00分~9時58分 総合テレビ
深刻化する地球温暖化。各国のエネルギーの獲得競争。
世界を巡る環境が大きく変わる中、今、原子力発電が注目されている。
火力発電所に比べて大幅に二酸化炭素の排出が少なく、発電の出力が大きいからだ。
チェルノブイリ原発事故以降、脱原発の政策を続けてきた欧米。中国・インド・ロシアなどの新興国。
そして産油国までも建設に舵をきった。
世界で新たに導入の準備がすすむ原発の総数は100基にのぼる。
その陰で初期につくられた原発が役割を終えて解体されている事はあまり知られていない。
閉鎖された数は既に120基あまり。私たちは原発の大解体時代をむかえていたのだ。
国内にも「ふげん」と「東海発電所」の2つが解体に着手。
取材クルーははじめて、知られざる原発解体の現場に密着した。
そこでは放射線という一般の建物にはない特殊な環境下での厳しい作業が続いていた。
次々と関係者の事前の想定を越える壁が立ちふさがる。
さらに原発の解体は別の課題を抱えていることもわかってきた。
解体した後に発生する大量の放射性廃棄物を処分する場所が未だに決まっていないというのだ。
世界の社会経済環境が大きく変わる中で高まる原子力発電へのニーズ。
一方で未だ解決の道筋がみえていない解体からでる廃棄物の行き先。
この難しい問題にどう私たちは答えをだすのか。解体現場の取材からの報告。
原発解体 2009年10月11日放送
1
運転を停止して14年経った原子炉。原子力発電所の心臓部です。
今も強い放射線を出し続けています。
「数値は1900マイクロシーベルト」
この数値は、一般の人が一年間に浴びても差し支えないとされる量を30分余りで越えてしまいます。
原発は、運転を終えてもなお、数百年に渡って放射能が消えないのです。
これまでに世界で作られた原発は539基。
そのうちの100基以上が閉鎖され、解体の時を迎えています。
日本でも、二つの原発の解体が始まっています。
その現場に初めてカメラが入りました。
立ちふさがっていたのは、放射能という目に見えない壁。
「ちょっと待った、今下がった」
「入らんのよ。うまいこといかんのよ」
あらゆるところに汚染が残っている可能性があるのです。
ドイツ
すでに15基の原発を解体してきたドイツ。
最先端のご術を使っていますが、思うように進んでいません。
「気をつけろ 止めろ止めろ」「失敗してしまった」
イギリス
放射性廃棄物の処理に苦しむイギリス
巨額の税金をつぎ込まなければならない事態に陥っています。
原子力施設責任者:
廃棄物へ近づくほど強い放射線が出ている
放射線廃棄物の専門家:
原発があるどの国でも放射性廃棄物が大量に生まれている
私たちは解体や廃棄物の処分にもっと注目しなければならない。
原発が生み出す転機。
それによって成り立つ私たちの暮らし。
その原発の建設が、今、更に加速しようとしています。
運転中に二酸化炭素を出さないため、温暖化対策として注目されているのです。
しかし、その陰で放射性廃棄物という負の遺産が生み出され続けています。
原発解体という人類が初めて直面している課題。
現場からの警告です。
原 発 解 体
~世界の現場は警告する~
福井県敦賀市にある原子力発電所「ふげん」
去年から解体が行なわれています。
原発は内部が汚染されているため、放置すると安全上問題があり、
管理コストがかかるとして国はすべて解体する方針です。
解体は放射線物質を絶対に外に漏らさずにすすめるとしています。
本当に周囲に影響を与えず安全に解体できるのか。
私たちは取材を始めました。
「ふげん」の内部です。
今も健康に影響をあたえるほどの放射線が出ている場所もあります。
「こちらは制御棒駆動装置の上部です」
まず持たされたのが放射線の測定器です。
どれだけ被ばくしているか、常に確認できるようにしておくためです。
「ふげん」地下二階。
解体を行うのは放射線による被曝を防ぐための特別な教育を受けた作業員たちでした。
現場責任者の井上辰也さん。
今回の作業は安全に解体できることを実証することが目的だといいます。
「手足もと良いか。」
「手足もとよし。手足元よし。手足元よし」
「本日もご安全に」
「ご安全に」
汚染区域に入る前、作業員はゴム手袋を2重に付けていました。
テープで入念に固めるのは汚染物質が手に付くと口や鼻を触って体内に入るおそれがあるためです。
マスクもつけなくてはなりません。
放射性物質は仮に顔についても洗い流すことが出来ますが、
吸い込むと健康被害につながるおそれがあるからです。
解体が進む「ふげん」の構造です。
「ふげん」は原子炉内で核分裂をおこし、その時に出る莫大な熱を使ってタービンを回し発電します
その際、原子炉では極めて高い放射能を持つ核のゴミが出ます。
原発は運転を終えても原子炉を中心に配管やタービンなど広い範囲に汚染が残ります。
解体は危険な核燃料を抜いたあと、汚染の比較的少ないところから始めます。
そして最も強い放射線が出る原子炉は最後です。
解体で出る放射性廃棄物は、特別な容器に入れ地下に埋めるなどして、処分されることになります。
私たちが取材したのは原子炉とタービンの間にある主蒸気管室です。
比較的汚染レベルが高い場所でカメラが入るのは今回が初めてです。
他の区域へ汚染を広げないためのシート。
その先に主蒸気管室がありました。
一般の建物と異なり、目に見えない放射性物質が残っているおそれがあります。
「ここ足場いるやろ」
「手で切らなあかんやろ」
配管が複雑に入り組んだ空間で作業は行われていました。
この日、汚染の可能性が高い機器の解体に取りかかろうとしていました。
原発を緊急に止めるときに使われる大型のバルブの解体です。
バルブは原子炉から流れる蒸気を止めるときに使われます。
内部には放射性物質を含んだ蒸気がたまります。
解体は弁を抜き取る作業から始まりました。
「つこてもええけど防具付けなあかんで」
「これで上(上の部品)は取れます」
弁を引きぬいたあと、内部から放射性物質が見つかりました。
その直後、事務所に戻った井上さん。
緊急に対策を話し合いました。
「汚染の方は?」
「汚染は測りました」
「特にない?」
「あります。ダメです」
「いくつぐらい?」
「6キロ」
「おー、すごいな」
見つかった6キロという数値は平均的な汚染レベルの6倍。
吸い込むと健康に影響を及ぼす恐れがあります。
作業員は急遽、放射性物質が付着しにくい特別な防護服を着ることになりました。
「測ってみないとわからない時もあるんですか?」
「そうですね。バラつきもあるので、そりゃもうとってみないとわからないというのはありますね。
正確な値というのは」
取材をはじめて1ヶ月。この日新たな問題が持ち上がりました。
「入らんのよ、うまいこと。うまいこといかんのよ」
「また変な細工してあるわ」
井上さんたちが切ろうとしていた太い配管。
周りには、配管を支える鉄骨が張り巡らされていました。
そのため電動ノコギリを使うスペースが無いというのです。
代わりに取ったのが、高温のガスで溶かして切断する方法でした。
しかし、この方法は危険を伴います。
高温のガスで切断するとヒュームと呼ばれる気体が発生。
ヒュームには配管の中に残った放射性廃棄物が含まれることがあり、吸い込むと危険なのです。
「出来れば溶断は避けたいんですか?」
「ああ、出来ればですね、小さい配管はバンドソー(電動ノコギリ)のほうが楽なので。
火花も飛び散らないし、溶断するとヒュームといって金属の蒸気が出てあまり体に良くない」
特別なマスクをつけることになりました。
作業員とは別に放射線を管理する専門の人がいます。
ヒュームに含まれる放射性廃棄物を10分ごとに測定していました。
基準を上回った場合作業員を退出させることもあるといいます。
放射能という眼に見えない壁に阻まれ、予定していた工程は1ヶ月以上遅れました。
現場責任者 井上辰也さん:
僕らが想定した作業時間。で、こういう格好で作業すると
実際5時間もつやろうと思っていたのが4時間しか体力が持たないとか、
そういう読み違いがあったと思います。
実際に半面(マスク)をしながら作業をするのが、きついというのが分かられたと思いますけれども、
そこの読みも甘かったと思います
放射性物質を絶対に外に漏らさず解体しようという現場。
安全を確保しながら解体することの難しさが取材で明らかになってきました。
国は原発の解体についてどのように考えてきたのか。
これは日本の原子力政策をまとめた原子力長期計画です。
昭和31年にできた最初の計画の中に解体についての記述はありませんでした。
将来起こりうる解体を考慮せずに原発は作られてきたのか。
専門家は原発は事故や地震に備えて頑丈に作ることが第一に求められ、
解体に対する対策はいわば後回しになってきたといいます。
原子力研究バックエンド推進センター 榎戸裕二さん:
解体をとくに考慮した設計というものは採用されていなかったのが実態です
設計思想においては原子力発電所のの健全性や、安全性の確保という事を主に考慮されておりまして
解体については将来の技術開発において対応できる
また、「今後技術開発をすることによって十分な技術が確保できる」
という考え方のもとでやっておりまして、近い将来の課題とは考えておらなかったと。
国が解体しやすい原発の研究を始めたのは昭和60年代。
しかし、今も国は、解体を考慮した設計を建設の際の条件にはしていません。
日本に最初の原発ができたのは昭和41年。
その後電力需要の伸びと共に次々と建設され現在57基に登ります。
しかし、解体を前提に作られていないため現場に思わぬ問題が起きていることが取材で見えてきました。
茨城 東海村
11年前に運転を停止した東海発電所です。
最も難しい原子炉の解体に向けられた準備が進んでいます。
東海発電所の構造です。
5年かけて配管やタービンなどを解体してきました。
現在は原子炉周辺の機器の撤去を進めています。
原子炉は強い放射線を出しているため今も人が入ることはできません。
そこで原子炉の解体に国内で初めてロボットを導入することにしました。
コンピューターを使ってロボットの遠隔操作の訓練が行なわれています。
ロボットを使うには、原子炉内部の詳しい構造と正確な寸法を入力しなくてはなりません。
そのためには建設当時の詳細な図面が必要でした。
しかし、ここで壁にぶつかりました。
必要な図面が見つからないのです。
「今このリストにないものがいくつかあって、それを探してもらえると嬉しいのですけども」
東海発電所の建設は40年以上前。
保管義務のない書類も少なくないのです。
「ああ違うな」
「ありましたありました。これかな」
つづきは
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平井憲夫さんはおっしゃいました。
「この原子力発電所というのは、止めて置いておくこともできない。
いったん燃料を入れて動かすと、止めておくことも廃炉にすることもできない」と。
原発解体~世界の現場は警告する~
2009年10月11日(日) 午後9時00分~9時58分 総合テレビ
深刻化する地球温暖化。各国のエネルギーの獲得競争。
世界を巡る環境が大きく変わる中、今、原子力発電が注目されている。
火力発電所に比べて大幅に二酸化炭素の排出が少なく、発電の出力が大きいからだ。
チェルノブイリ原発事故以降、脱原発の政策を続けてきた欧米。中国・インド・ロシアなどの新興国。
そして産油国までも建設に舵をきった。
世界で新たに導入の準備がすすむ原発の総数は100基にのぼる。
その陰で初期につくられた原発が役割を終えて解体されている事はあまり知られていない。
閉鎖された数は既に120基あまり。私たちは原発の大解体時代をむかえていたのだ。
国内にも「ふげん」と「東海発電所」の2つが解体に着手。
取材クルーははじめて、知られざる原発解体の現場に密着した。
そこでは放射線という一般の建物にはない特殊な環境下での厳しい作業が続いていた。
次々と関係者の事前の想定を越える壁が立ちふさがる。
さらに原発の解体は別の課題を抱えていることもわかってきた。
解体した後に発生する大量の放射性廃棄物を処分する場所が未だに決まっていないというのだ。
世界の社会経済環境が大きく変わる中で高まる原子力発電へのニーズ。
一方で未だ解決の道筋がみえていない解体からでる廃棄物の行き先。
この難しい問題にどう私たちは答えをだすのか。解体現場の取材からの報告。
原発解体 2009年10月11日放送
1
原発解体 ~世界の現場は警告する~ 1/3 from sonar on Vimeo.
運転を停止して14年経った原子炉。原子力発電所の心臓部です。
今も強い放射線を出し続けています。
「数値は1900マイクロシーベルト」
この数値は、一般の人が一年間に浴びても差し支えないとされる量を30分余りで越えてしまいます。
原発は、運転を終えてもなお、数百年に渡って放射能が消えないのです。
これまでに世界で作られた原発は539基。
そのうちの100基以上が閉鎖され、解体の時を迎えています。
日本でも、二つの原発の解体が始まっています。
その現場に初めてカメラが入りました。
立ちふさがっていたのは、放射能という目に見えない壁。
「ちょっと待った、今下がった」
「入らんのよ。うまいこといかんのよ」
あらゆるところに汚染が残っている可能性があるのです。
ドイツ
すでに15基の原発を解体してきたドイツ。
最先端のご術を使っていますが、思うように進んでいません。
「気をつけろ 止めろ止めろ」「失敗してしまった」
イギリス
放射性廃棄物の処理に苦しむイギリス
巨額の税金をつぎ込まなければならない事態に陥っています。
原子力施設責任者:
廃棄物へ近づくほど強い放射線が出ている
放射線廃棄物の専門家:
原発があるどの国でも放射性廃棄物が大量に生まれている
私たちは解体や廃棄物の処分にもっと注目しなければならない。
原発が生み出す転機。
それによって成り立つ私たちの暮らし。
その原発の建設が、今、更に加速しようとしています。
運転中に二酸化炭素を出さないため、温暖化対策として注目されているのです。
しかし、その陰で放射性廃棄物という負の遺産が生み出され続けています。
原発解体という人類が初めて直面している課題。
現場からの警告です。
原 発 解 体
~世界の現場は警告する~
福井県敦賀市にある原子力発電所「ふげん」
去年から解体が行なわれています。
原発は内部が汚染されているため、放置すると安全上問題があり、
管理コストがかかるとして国はすべて解体する方針です。
解体は放射線物質を絶対に外に漏らさずにすすめるとしています。
本当に周囲に影響を与えず安全に解体できるのか。
私たちは取材を始めました。
「ふげん」の内部です。
今も健康に影響をあたえるほどの放射線が出ている場所もあります。
「こちらは制御棒駆動装置の上部です」
まず持たされたのが放射線の測定器です。
どれだけ被ばくしているか、常に確認できるようにしておくためです。
「ふげん」地下二階。
解体を行うのは放射線による被曝を防ぐための特別な教育を受けた作業員たちでした。
現場責任者の井上辰也さん。
今回の作業は安全に解体できることを実証することが目的だといいます。
「手足もと良いか。」
「手足もとよし。手足元よし。手足元よし」
「本日もご安全に」
「ご安全に」
汚染区域に入る前、作業員はゴム手袋を2重に付けていました。
テープで入念に固めるのは汚染物質が手に付くと口や鼻を触って体内に入るおそれがあるためです。
マスクもつけなくてはなりません。
放射性物質は仮に顔についても洗い流すことが出来ますが、
吸い込むと健康被害につながるおそれがあるからです。
解体が進む「ふげん」の構造です。
「ふげん」は原子炉内で核分裂をおこし、その時に出る莫大な熱を使ってタービンを回し発電します
その際、原子炉では極めて高い放射能を持つ核のゴミが出ます。
原発は運転を終えても原子炉を中心に配管やタービンなど広い範囲に汚染が残ります。
解体は危険な核燃料を抜いたあと、汚染の比較的少ないところから始めます。
そして最も強い放射線が出る原子炉は最後です。
解体で出る放射性廃棄物は、特別な容器に入れ地下に埋めるなどして、処分されることになります。
私たちが取材したのは原子炉とタービンの間にある主蒸気管室です。
比較的汚染レベルが高い場所でカメラが入るのは今回が初めてです。
他の区域へ汚染を広げないためのシート。
その先に主蒸気管室がありました。
一般の建物と異なり、目に見えない放射性物質が残っているおそれがあります。
「ここ足場いるやろ」
「手で切らなあかんやろ」
配管が複雑に入り組んだ空間で作業は行われていました。
この日、汚染の可能性が高い機器の解体に取りかかろうとしていました。
原発を緊急に止めるときに使われる大型のバルブの解体です。
バルブは原子炉から流れる蒸気を止めるときに使われます。
内部には放射性物質を含んだ蒸気がたまります。
解体は弁を抜き取る作業から始まりました。
「つこてもええけど防具付けなあかんで」
「これで上(上の部品)は取れます」
弁を引きぬいたあと、内部から放射性物質が見つかりました。
その直後、事務所に戻った井上さん。
緊急に対策を話し合いました。
「汚染の方は?」
「汚染は測りました」
「特にない?」
「あります。ダメです」
「いくつぐらい?」
「6キロ」
「おー、すごいな」
見つかった6キロという数値は平均的な汚染レベルの6倍。
吸い込むと健康に影響を及ぼす恐れがあります。
作業員は急遽、放射性物質が付着しにくい特別な防護服を着ることになりました。
「測ってみないとわからない時もあるんですか?」
「そうですね。バラつきもあるので、そりゃもうとってみないとわからないというのはありますね。
正確な値というのは」
取材をはじめて1ヶ月。この日新たな問題が持ち上がりました。
「入らんのよ、うまいこと。うまいこといかんのよ」
「また変な細工してあるわ」
井上さんたちが切ろうとしていた太い配管。
周りには、配管を支える鉄骨が張り巡らされていました。
そのため電動ノコギリを使うスペースが無いというのです。
代わりに取ったのが、高温のガスで溶かして切断する方法でした。
しかし、この方法は危険を伴います。
高温のガスで切断するとヒュームと呼ばれる気体が発生。
ヒュームには配管の中に残った放射性廃棄物が含まれることがあり、吸い込むと危険なのです。
「出来れば溶断は避けたいんですか?」
「ああ、出来ればですね、小さい配管はバンドソー(電動ノコギリ)のほうが楽なので。
火花も飛び散らないし、溶断するとヒュームといって金属の蒸気が出てあまり体に良くない」
特別なマスクをつけることになりました。
作業員とは別に放射線を管理する専門の人がいます。
ヒュームに含まれる放射性廃棄物を10分ごとに測定していました。
基準を上回った場合作業員を退出させることもあるといいます。
放射能という眼に見えない壁に阻まれ、予定していた工程は1ヶ月以上遅れました。
現場責任者 井上辰也さん:
僕らが想定した作業時間。で、こういう格好で作業すると
実際5時間もつやろうと思っていたのが4時間しか体力が持たないとか、
そういう読み違いがあったと思います。
実際に半面(マスク)をしながら作業をするのが、きついというのが分かられたと思いますけれども、
そこの読みも甘かったと思います
放射性物質を絶対に外に漏らさず解体しようという現場。
安全を確保しながら解体することの難しさが取材で明らかになってきました。
国は原発の解体についてどのように考えてきたのか。
これは日本の原子力政策をまとめた原子力長期計画です。
昭和31年にできた最初の計画の中に解体についての記述はありませんでした。
将来起こりうる解体を考慮せずに原発は作られてきたのか。
専門家は原発は事故や地震に備えて頑丈に作ることが第一に求められ、
解体に対する対策はいわば後回しになってきたといいます。
原子力研究バックエンド推進センター 榎戸裕二さん:
解体をとくに考慮した設計というものは採用されていなかったのが実態です
設計思想においては原子力発電所のの健全性や、安全性の確保という事を主に考慮されておりまして
解体については将来の技術開発において対応できる
また、「今後技術開発をすることによって十分な技術が確保できる」
という考え方のもとでやっておりまして、近い将来の課題とは考えておらなかったと。
国が解体しやすい原発の研究を始めたのは昭和60年代。
しかし、今も国は、解体を考慮した設計を建設の際の条件にはしていません。
日本に最初の原発ができたのは昭和41年。
その後電力需要の伸びと共に次々と建設され現在57基に登ります。
しかし、解体を前提に作られていないため現場に思わぬ問題が起きていることが取材で見えてきました。
茨城 東海村
11年前に運転を停止した東海発電所です。
最も難しい原子炉の解体に向けられた準備が進んでいます。
東海発電所の構造です。
5年かけて配管やタービンなどを解体してきました。
現在は原子炉周辺の機器の撤去を進めています。
原子炉は強い放射線を出しているため今も人が入ることはできません。
そこで原子炉の解体に国内で初めてロボットを導入することにしました。
コンピューターを使ってロボットの遠隔操作の訓練が行なわれています。
ロボットを使うには、原子炉内部の詳しい構造と正確な寸法を入力しなくてはなりません。
そのためには建設当時の詳細な図面が必要でした。
しかし、ここで壁にぶつかりました。
必要な図面が見つからないのです。
「今このリストにないものがいくつかあって、それを探してもらえると嬉しいのですけども」
東海発電所の建設は40年以上前。
保管義務のない書類も少なくないのです。
「ああ違うな」
「ありましたありました。これかな」
つづきは

11.27
Sun
放射性物質の測定 県で始まる
朝日新聞 福島 2011年11月24日
●市民が持ち込む野菜など検査
県は24日、市民が持ち込む野菜などの放射性物質の検査を始めた。
家庭菜園や畑で育てて自分たちで消費する果物、採ったキノコや山菜、井戸水などが対象。
申し込みはすでに80件以上あり、12月半ばまで予約が入った。
福島市が10日ほど前に始めた同様の検査では、来年1月中旬まで予約が埋まっている。
●結果はHPにも
県の検査は、消費者庁から貸与された簡易分析器14台を県内の市町村などに配備。
この日はまず、県消費生活センター(福島市)と伊達市役所梁川分庁舎で利用を始めた。
家庭菜園のニンジンを同センターに持ち込んだ男性(69)は
「北海道にいる2人の孫に送る前に安全を確かめたい」と話した。
検査対象の野菜などはみじん切りにして持ち込む。
検査結果は本人に伝えるとともに、県のホームページで地名、食材名、結果を公表する。
検査の申し込みは、平日の午前9時~午後5時に024・521・8397で受け付ける。
市町村では、12月1日から相馬市、川内村、新地町で検査が始まり、
郡山市と川俣町も12月上旬から検査を始める予定。
南相馬市、会津坂下町、広野町も12月中の開始を予定している。(林義則)
●福島市では予約満杯1200件超
福島市は旧児童文化センターに「放射線モニタリングセンター」を開設し、
市民の自家消費用の農産物や井戸水などを検査している。
18日までに調べた139件のうち、
国の基準(1キロ当たり500ベクレル、飲料水は同200ベクレル)を超えるものはなかった。
24日までに1200件以上の予約があり、来年1月18日まで埋まっている状況だという。
同センターは14日に開設された。
簡易測定器3台とゲルマニウム半導体検出器1台がある。
また同じ建物内に東北大の福島第一原子力発電所事故対策本部福島市分室が併設されており、
ゲルマニウム半導体検出器1台がある。保育所の給食食材も検査している。
測定した食品は、18日現在のまとめで、
井戸水30件、柿19件、白米15件、白菜14件、大根11件、ジャガイモ8件、キウイフルーツ6件など。
同日までに検査を終えたのは139件で、
放射性セシウムは多くが「検出せず」(1キロ当たり20ベクレル未満)だったが、
検出された最大値は、キウイフルーツの1キロ当たり334ベクレル。
このほかゆず同298ベクレル、柿同258ベクレル、リンゴ同62ベクレルだった。(鬼久保幹男)
福島県ホームページ
食品等の放射能測定
県消費生活センターでは、
食品等(家庭菜園で栽培した自家消費農作物、菜食用の山菜・キノコ及び井戸水など)の
放射能簡易分析装置による検査を開始します(検査は無料です)。
申込み方法は電話による予約制です。また、検査は、1回につき1食品です。
詳しくは、下記をご覧ください。
食品等の放射能簡易分析装置による検査開始について〔2011年11月18日]
受付電話番号 : 024-521-8397
●電話による予約制 ●受付時間:平日 午前9時~午後5時
福島市 震災関連情報サイト
ご家庭の食品中に含まれる放射性物質の測定しています
市では、食品中の放射性物質を測る測定器を配備し、一般家庭のさまざまな食品を測定しています。
対象者
市内に住所を有するかた
測定品目
飲用水(井戸水、湧き水など)、家庭菜園や自家農園などの農産物、その他の食品
測定機器
食品内放射能測定器(ベラルーシ ATOMTEX社製 NaIシンチレーション検出器)
※検出限界20ベクレル/キログラム
申込方法
平日午前8時30分から午後5時まで電話(024-525-3210)により受付いたします。
※1世帯1品目の申し込みとなります。また、2品目以降の申し込みについては、測定結果書受領後となります。
※11月25日(金曜日)現在、申込者多数となっているため、測定できるのは、平成24年1月下旬以降となります。
ご了承願います。
持ち込み方法
電話で申し込みしたのち、指定された日時に放射線モニタリングセンターにご持参ください。
測定する飲用水・食品などの主な処理方法
1)飲用水の場合
測定には、1リットル必要となります。
3回程度すすいだペットボトルに入れてご持参ください。
2)農産物などの食品の場合
測定には、1リットル(1キログラム以上)必要となります。
食べる状態にしたものを、みじん切りにして新しいビニール袋に入れてご持参ください。
◎食べる状態の例
果実は、洗って、皮をむいて、種をとった状態
野菜は、洗って、皮をむいて、加熱前の状態
※詳しくは電話申し込み時にご確認ください。
※測定終了後の食品などについては、申し出があればお返しいたします。
測定結果
測定結果については、翌日郵送しますので、80円切手を貼り、宛名を記載した封筒をご持参ください。
ただし、午前中測定の場合は、午後2時から午後5時まで窓口で直接お渡しすることもできますので申し出ください。
■お問い合わせ■
放射線モニタリングセンター
(福島市桜木町8-13 旧児童文化センター内)
電話:024-525-3210
朝日新聞 福島 2011年11月24日
●市民が持ち込む野菜など検査
県は24日、市民が持ち込む野菜などの放射性物質の検査を始めた。
家庭菜園や畑で育てて自分たちで消費する果物、採ったキノコや山菜、井戸水などが対象。
申し込みはすでに80件以上あり、12月半ばまで予約が入った。
福島市が10日ほど前に始めた同様の検査では、来年1月中旬まで予約が埋まっている。
●結果はHPにも
県の検査は、消費者庁から貸与された簡易分析器14台を県内の市町村などに配備。
この日はまず、県消費生活センター(福島市)と伊達市役所梁川分庁舎で利用を始めた。
家庭菜園のニンジンを同センターに持ち込んだ男性(69)は
「北海道にいる2人の孫に送る前に安全を確かめたい」と話した。
検査対象の野菜などはみじん切りにして持ち込む。
検査結果は本人に伝えるとともに、県のホームページで地名、食材名、結果を公表する。
検査の申し込みは、平日の午前9時~午後5時に024・521・8397で受け付ける。
市町村では、12月1日から相馬市、川内村、新地町で検査が始まり、
郡山市と川俣町も12月上旬から検査を始める予定。
南相馬市、会津坂下町、広野町も12月中の開始を予定している。(林義則)
●福島市では予約満杯1200件超
福島市は旧児童文化センターに「放射線モニタリングセンター」を開設し、
市民の自家消費用の農産物や井戸水などを検査している。
18日までに調べた139件のうち、
国の基準(1キロ当たり500ベクレル、飲料水は同200ベクレル)を超えるものはなかった。
24日までに1200件以上の予約があり、来年1月18日まで埋まっている状況だという。
同センターは14日に開設された。
簡易測定器3台とゲルマニウム半導体検出器1台がある。
また同じ建物内に東北大の福島第一原子力発電所事故対策本部福島市分室が併設されており、
ゲルマニウム半導体検出器1台がある。保育所の給食食材も検査している。
測定した食品は、18日現在のまとめで、
井戸水30件、柿19件、白米15件、白菜14件、大根11件、ジャガイモ8件、キウイフルーツ6件など。
同日までに検査を終えたのは139件で、
放射性セシウムは多くが「検出せず」(1キロ当たり20ベクレル未満)だったが、
検出された最大値は、キウイフルーツの1キロ当たり334ベクレル。
このほかゆず同298ベクレル、柿同258ベクレル、リンゴ同62ベクレルだった。(鬼久保幹男)
福島県ホームページ
食品等の放射能測定
県消費生活センターでは、
食品等(家庭菜園で栽培した自家消費農作物、菜食用の山菜・キノコ及び井戸水など)の
放射能簡易分析装置による検査を開始します(検査は無料です)。
申込み方法は電話による予約制です。また、検査は、1回につき1食品です。
詳しくは、下記をご覧ください。
食品等の放射能簡易分析装置による検査開始について〔2011年11月18日]
受付電話番号 : 024-521-8397
●電話による予約制 ●受付時間:平日 午前9時~午後5時
福島市 震災関連情報サイト
ご家庭の食品中に含まれる放射性物質の測定しています
市では、食品中の放射性物質を測る測定器を配備し、一般家庭のさまざまな食品を測定しています。
対象者
市内に住所を有するかた
測定品目
飲用水(井戸水、湧き水など)、家庭菜園や自家農園などの農産物、その他の食品
測定機器
食品内放射能測定器(ベラルーシ ATOMTEX社製 NaIシンチレーション検出器)
※検出限界20ベクレル/キログラム
申込方法
平日午前8時30分から午後5時まで電話(024-525-3210)により受付いたします。
※1世帯1品目の申し込みとなります。また、2品目以降の申し込みについては、測定結果書受領後となります。
※11月25日(金曜日)現在、申込者多数となっているため、測定できるのは、平成24年1月下旬以降となります。
ご了承願います。
持ち込み方法
電話で申し込みしたのち、指定された日時に放射線モニタリングセンターにご持参ください。
測定する飲用水・食品などの主な処理方法
1)飲用水の場合
測定には、1リットル必要となります。
3回程度すすいだペットボトルに入れてご持参ください。
2)農産物などの食品の場合
測定には、1リットル(1キログラム以上)必要となります。
食べる状態にしたものを、みじん切りにして新しいビニール袋に入れてご持参ください。
◎食べる状態の例
果実は、洗って、皮をむいて、種をとった状態
野菜は、洗って、皮をむいて、加熱前の状態
※詳しくは電話申し込み時にご確認ください。
※測定終了後の食品などについては、申し出があればお返しいたします。
測定結果
測定結果については、翌日郵送しますので、80円切手を貼り、宛名を記載した封筒をご持参ください。
ただし、午前中測定の場合は、午後2時から午後5時まで窓口で直接お渡しすることもできますので申し出ください。
■お問い合わせ■
放射線モニタリングセンター
(福島市桜木町8-13 旧児童文化センター内)
電話:024-525-3210
11.26
Sat
【茨城】
東海第二原発タンク容量 33年間誤り運転
東京新聞 2011年11月26日
日本原子力発電(原電)は25日、
東海第二原発(東海村)の二基ある復水貯蔵タンクの容量を1978年の運転開始から、
どちらも実際の656立方メートルよりも14立方メートル多い設定で運転していたと発表し、
経済産業省原子力安全・保安院に訂正内容を提出した。計測の基点を誤ったのが原因という。
復水貯蔵タンクは、タービンを動かした蒸気を再び水に戻して原子炉や使用済み燃料プールに送る施設で
原発の生命線である冷却機能の一部を担う。
原電は
「誤っていた水量そのものは多くなく、大きな影響はない。正しい数値で修正した」としている。
ーーーーーーーーーー
日本原子力発電の言い方には危機感が全く見えません。
こんなふうにして、いい加減に動かしているんだ (;´@へ@`)
東海第二原発タンク容量 33年間誤り運転
東京新聞 2011年11月26日
日本原子力発電(原電)は25日、
東海第二原発(東海村)の二基ある復水貯蔵タンクの容量を1978年の運転開始から、
どちらも実際の656立方メートルよりも14立方メートル多い設定で運転していたと発表し、
経済産業省原子力安全・保安院に訂正内容を提出した。計測の基点を誤ったのが原因という。
復水貯蔵タンクは、タービンを動かした蒸気を再び水に戻して原子炉や使用済み燃料プールに送る施設で
原発の生命線である冷却機能の一部を担う。
原電は
「誤っていた水量そのものは多くなく、大きな影響はない。正しい数値で修正した」としている。
ーーーーーーーーーー
日本原子力発電の言い方には危機感が全く見えません。
こんなふうにして、いい加減に動かしているんだ (;´@へ@`)
11.26
Sat
文化放送「夕やけ寺ちゃん活動中」 11月14日
33:58ツイッター炎上の話し チェルノブイリの写真厳しい現実
37:05TPP
01:09:30 編集長は見た 瓦礫受注社 『AERA』尾木和晴編集長
01:09:27
寺ちゃん:
時刻4時38分です。
では、今日のアエラの記事を紹介していきます。最初はコチラ
東京都の瓦礫処理を請け負う東電子会社
寺ちゃん:
被災地の瓦礫の受け取りにしり込みする自治体が多い中
今月2日に始まりました全国初の広域処理。
月末までに1000万トンの瓦礫が岩手県宮古市から東京都に運び込まれる予定です。
そんな中、東京都に寄せられた抗議文には、
少ないながら、ちょっと違った角度からの抗議が尾木さん、
尾木:
そうですね。瓦礫は2000万トンとか3000万トンとかいろんな事が言われていますけれど、
一大ビジネスになる事は確実なんですね。
この瓦礫の処理をですね、東京電力の子会社が、引き受けることになったんですね。
で、放射能の汚染源を作ったところが東電で、
瓦礫の処理が東電の子会社という事は非常に不思議な気がしますよね。
寺ちゃん:そうですねー。これ、見ている人は見てますよね。
尾木:
で、瓦礫の処理はですね、今回どうやって決まったかと言いますと、
4社が対象になって、公募に応じたんですね。
で、この中の東電の子会社というのが東京臨海リサイクルパワーという会社なんですけれども、
株の95%を東京電力が持っておりまして、
社長は東電の元執行役員と言う・・まぁ、天下り会社。
東電ファミリーですね。
寺ちゃん:
でも、これ、・・ここの東京臨界リサイクルパワーに決まったらですね、
この批判が上がるっていうのは、ま、予想は出来ますよね。
どうしてなんだと・・・
尾木:ん・・・・ま、予想はしましたかね
寺ちゃん:しないんですか・・・
尾木:
僕は疑問2思っています。
で、条件として1日100トン以上処理能力というところを歌っているんですけれども、
それはもう、本当に数少ないんですよ。
この会社とですね、もう一つだけです。二つしかないんです。
逆に言うと、個の選定基準の方が、ちょっと私は疑問ですよね。
もう、迷わず東電の子会社に業者としては決まるだろうと、いうふうに言われていましたからね。
寺ちゃん:この事に関しては東京都は何て言っているんでしょう?
尾木:あくまでも結果だと。後ろめたい気持ちもないと。いうふうに言っていますけどもね。
寺ちゃん:
あくまでも結果と・・・ん~。
で、この会社には今月最低でも数千万円の瓦礫処理の費用が支払われると。
で、不安とか、抗議の声に石原都知事は何て言っているかといいますと、
「測って何でもないから持ってくる。抗議には『だまれ!』って言えばいい」
というふうに話していると。
岩上さん、この言葉に関してはいかがですか?
岩上:
これはですね、実は、東電でですね、ひともんちゃくあったんですよ。
平等等の田中さんっていうね、フリーのジャーナリストがいるんですけれど、
その人、ま、名物なんですね。
一生懸命会見に通って質問も熱心にする。
この方がこのリサイクルパワーについての質問をしたんです。
かなり食い下がったんです。
そうしたら、・・・
基本的には東電の言い分は、「知ったこっちゃない」と「我々が選んだんじゃない」と。
だから、
「何故選んだか聞きたければ東京都に行ってくれ」と。
「それはないだろう」というふうに言っていたらですね、
ついに、広報の寺澤さんっていう東電の人がキレて、
「あなた、明日から来ないでください」と。
出入り禁止。
それをずっと我々が中継していたんですよ。
中継画面の前で「出入り禁止」という大変なというか失礼な。
そのまんま彼は出入り禁止になっちゃった。
寺ちゃん:今でも?
岩上:
今でも。
随分横暴だと思うんですよね。
質問したのは彼かもしれないけれども、それは、多くの人の疑問を代弁していた訳ですし、
その答えというのも聞きたかったわけですね。
どういうつもりなんだと。マッチポイントじゃないかと。
そういうことを聞きたかったのに正義ある回答はなかったんですね。
挙句に記者を出入り禁止にしてしまう。
かなり東電ね、3,4,5月頃とは全然違いますよ。
ものすごい、こう、なんていうか、
胸をだんだん張り始めてきてね。
日々態度が変わってきているというのが非常によく現場にいると実感します。
つづきはTPPの話です。
TPPは経済の自由化ではなく、不自由化である。
などについて。
ーーーーーーーーーー
「東京都瓦礫受注が東電関係会社」について平等党田中氏が質問。
そして東電の記者会見に出入り禁止となった。(動画・内容書き出し)
ーー上記ブログより、東京臨海リサイクルパワーの技術面に関しての質疑の部分転記ーー
田中:
あの、その放射性廃棄物を含んでいるという事は、特別な、やっぱり技術力がいるんでしょうね。
寺澤:すみませんそれは・・・
東電の人:
ちょっといいですか。
すみません。あのー、お答えをさせていただきます。
あのー、放射性物質については、基準、をですね、クリアしている、ものをですね、
えー、え、あの、お、ちょ、焼却処分するというように聞いております。
よって、え、放射性、物質、が、高いものを処分すると、焼却すると、いうものでは、ございません。
:
東電の人:
焼却という事に関しては、東京都さんの方のですね、
持っていらっしゃいます処分場とか色々なところが同じように焼却できるとは思いますが、
今回、我々の方に、あ、我々の子会社の方にですね、
同じ焼却という能力を持ってございますので、えー、
スキームなどに参画して欲しいというご要請をいただいたものでございます。
田中:同じ・・・同じなんですか?
東電の人:同じ。同じです
:
田中:
何か特別な技術的なものが、放射性廃棄物だから必要で、
つまり東電の下請けじゃないとダメよと。
いうような事があるんでしょうか?事情が。
寺澤:そういうことは、ないと思います。
続きを読むに

11.26
Sat

女川の正確な場所が分からなかったので、地図で確かめてみました。

↑ この地図の見方は「続きを読むに」
宮城・女川のがれき10万トン受け入れへ 東京都
産経新聞 2011.11.24 12:58
東日本大震災で発生した災害廃棄物(がれき)について、東京都と宮城県などは22日、
同県女川町のがれきを受け入れる協定を締んだ。
都内で受け入れるがれきは木くずなどの可燃性廃棄物で、平成25年3月までに計10万トン。
都ではすでに岩手県宮古市のがれきを受け入れを始めている。
がれきは東京都の特別区(23区)で組織する「東京二十三区清掃一部事務組合」の清掃工場と、
多摩地域の市にある清掃工場で処理される。
このため、特別区長会と多摩地域の市長会も女川町などと合意を結んだ。
同組合によると、今年9月、現地で通常のごみにがれきを20%混合して焼却したところ、
放射性物質やダイオキシンについて、がれきを焼却した影響はみられなかったという。
また、現地からがれきを搬出する際に、放射線量の測定を実施する。
実際に都内で焼却する際は混合するがれきを10%とする。
2月上旬から都内で住民説明会を実施し、同月中旬から試験的に大田区と品川区の清掃工場で焼却。
結果を公表し、来年2月以降、改めて住民に説明を行って、受け入れを始める。
女川町の須田善明町長は
「町内6500棟のうち、3分の2以上が津波で全壊した。がれきは一般家庭の115年分以上で、
地域内では処理しきれない」と現状を説明。
「がれきは復興に向けて、物理的、心理的に障害となっており、
今回の合意は被災地の復旧復興に向けた大きな第一歩となる」と話した。
宮城県の小泉保環境生活部長は
「厳しい状況を理解していただき、都の皆さんに心よりお礼を申し上げる」と声を詰まらせながら述べた。
がれきの広域処理が進まない中、
都は25年度までに岩手、宮城両県のがれき計約50万トンを処理する方針を表明している。
ーーーーー
「子どもと未来をつなぐ会・町田」ホームページより転記
多摩では7清掃工場で燃やすことになりそうです。
市長会の北川昭島市長が多摩地域をまとめています。
今からでも何とか止めなければなりません。
住民の力が一番です。
清掃工場近隣のお友達がいらしたら連絡してください。
【7清掃工場】
町田市:町田リサイクル文化センター 042-797-7112
多摩市:多摩ニュータウン環境組合 042-374-6331
八王子市:戸吹清掃工場 042-692-5389
稲城市:多摩川衛生組合 042-377-3601
東村山市:柳泉園組合 0424-70-1555
羽村市:西多摩衛生組合 042-554-2409
日野市:日野市クリーンセンター 042-581-0443
東京3多摩26市 焼却施設MAP

続きを読む
11.25
Fri
2009年 放送番組
1
セミパラチンスク 18年後の現実~カザフスタン核実験場跡~ 1-5 from sonar on Vimeo.

中央アジアのカザフスタン
どこまでも広がる平原は実は見えない脅威にさらされています。
1949年から89年までの40年間、ソビエト連邦はここでおよそ500回の核実験を行いました
核実験場の周囲に暮らす人々は何も知らないまま被ばくし
癌をはじめ様々な病に侵されました。
ソビエト政府は住民被害を認識しながらも住民に隠して国権を繰り返しました
そして、放射能汚染は今なお住民の体をむしばみ続けています
実験所の閉鎖から18年、今も残る放射能汚染の爪痕を見つめます
セミパラチンスク 18年後の現実~カザフスタン核実験場跡~

カイナール村
現地の男性:
核実験が始まったのは1949年の事です
核爆弾が爆発すると大きな赤い玉が現れました
キノコ雲が空に広がりこの村に向かってきました
現地の女性:
巨大なキノコ雲が見えて
爆発するから隠れろと言われました
水と食料は十分あるから
2日間は外に出るなと言われたのです
現地の女性2:
家の中のもの全てが揺れました
地面も揺れました
現地の男性2:
兵隊が来て「窓と戸をぜんぬ閉めて外に出ろ」と言いました
「地面に伏せて空を見るな」と
現地の女性3:
まず、空が赤く祖なり次にキノコ雲が現れました
火の玉がキノコ雲になったのです
キノコ雲は大きくなり続け空を覆いました
幼かったので危険は感じませんでした
おそらく私の目が見えなくなったのは、爆発のせいです
ナレーション 中川緑アナウンサー:
1945年、アメリカが初の核実験を行うとその4年後にはソビエトも続きました
政府が実験の場所として注目したのが
当時ソビエト連邦の構成国だったカザフスタンでした
カザフスタン北東部に広がる日本の四国程の土地
これがセミパラチンスク核実験場です
実験場のすぐそばにはカイナール村、サルジャール村等の集落がありました
サルジャール村 核実験被害者病院
サルジャール村では人々の暮らしが続いています
実験場の閉鎖から18年がたった今も
住民の間に様々な健康被害が現れています
現地の住民女性:
11人の子どものうち7人は死んだ
生まれてすぐに息を引き取った
夫は55歳で死んだ
喉頭がんだった
健康なのは孫娘だけだ
現地の男性:
この子は1975年生まれ
生まれつき知的機能に障害があります
我が家には知的障害の子が後2人
それから、ダウン症の子が3人います
現地の女性:
最愛の家族は父も母も兄弟姉妹も
30歳だった息子のアリヴァエフも みな死んでしまいました
現地の男性:
6人の子どものうち2人は幼くして亡くなりました
子どもたちの死因は放射能ではなく「珍しい病気」とされました
核実験のせいに決まっています
医者は何もできず診断も下せなかった
反核運動家 スルタン・カルトイエフ
病んだ樹が病んだ実を結ぶ事があります
長年放射能を浴び続けた人の子は、病に侵されることが多いのです
セメイ養護施設
医者:
ティムールは2歳3カ月
前頭骨に形状の異常と腫瘍があります
外科手術の第一弾はすでに終了しました
この子は、生まれて間もなく母親に捨てられ養護施設に入れられました

ナレーション:
人類の核の悲劇の始まりは1945年でした
アメリカは原子爆弾を広島と長崎に投下
一瞬で破壊させました
グルジャン・セルガナ 歴史家:
その時から核戦争がはじまりました
アメリカに続いてソ連の物理学者たちが
大量破壊兵器製造の主導権を握ったのです
2~5は

・厚生労働省が食品区分に「乳児用食品」を新設することについて
・国会の福島第一原発事故調査委員会の委員長黒川氏就任について
・「非常用復水器」が津波到達後機能していなかったという東京電力の調査結果について
11月24日木曜日
京都大学原子炉実験所小出裕章助教に聞く
Radio News「たねまきジャーナル」
MBSラジオ [MBS1179.com]
<参考>
放射性物質:
食品規制「母の不安」応え 疫学データ基に、新分類「乳児」新設
毎日新聞 2011年11月25日 東京朝刊
食品に含まれる放射性物質の新たな規制値作りで、
厚生労働省は24日、食品区分に「乳児用食品」を新設し、
食品全般を「一般食品」として一つにまとめて現行の5分類を4分類にすることを決めた。
放射性セシウムの被ばく限度を現在の年5ミリシーベルトから1ミリシーベルトに引き下げる方針を踏まえ、
年内に食品区分ごとの規制値案を設定、来年4月の施行を目指す。【佐々木洋】
厚労省は、粉ミルクなど乳児用食品の区分を設ける理由を
「食品安全委員会から、小児の期間は感受性が成人より高い可能性が指摘された」と説明した。
同委は10月、チェルノブイリ事故で小児に甲状腺がんなどのリスクが増加したとする疫学データを基に
同省側に適切な措置を求めた。
見直しの背景には、幼い子を持つ母親らから
「子供にはより厳しい基準を」との意見が同委に多数寄せられたことがある。
厚労省もこうした声を重視し、今後対象の乳児用食品を具体的に検討する。
現行の「野菜類」「穀類」「肉・卵・魚・その他」の3区分を「一般食品」としてまとめるのは、
「パン」「コメ」など食品ごとに細かく分けると、個人の摂取する食品の偏りによって差が出るためだ。
そもそも食品の国際規格を策定しているコーデックス委員会の規制値も「一般食品」と「乳幼児用食品」の2区分のみ。
「食習慣の違いによる影響を最小限にし、分かりやすい規制にしたい」(同省)という。
一方、全世代で摂取量が多い「飲料水」(調理に使う水も含む)や、子供がよく飲む「牛乳」は、
特別な配慮が必要との考えから、それぞれ独立した区分を設ける。
現在の暫定規制値は、世代ごとの平均的な食品摂取量などを基にセシウムの被ばく限度値を算出。
最も厳しい数値を規制値とし、全年齢に適用している。
新たな規制値も同じ方法で算出するが、
年代を「1歳未満」「1~6歳」「7~12歳」「13~18歳」「19歳以上」の五つに細分化。
「13~18歳」と「19歳以上」は男女差により摂取量に大きな違いがあることから、きめ細かく評価する。
福島第1原発:国会事故調の委員長に黒川氏起用へ
毎日新聞 2011年11月28日 20時17分(最終更新 11月28日 20時21分

黒川清・元日本学術会議会長=
首相官邸で2006年6月14日、藤井太郎撮影
衆参両院は28日、
東京電力福島第1原発事故の原因究明と検証を行うために国会に設置する事故調査委員会の委員長に
黒川清・元日本学術会議会長(75)を起用する方針を固めた。
ほかの委員も含めた人事案が国会事故調の上部機関にあたる衆参両院の議院運営委員会合同協議会に
近く提出され、衆参両院議長が両院の了承を得て任命。国会事故調の会期内発足を目指す。
黒川氏は東大医学部卒。同大医学部教授、東海大医学部長などを歴任。
03~06年に日本学術会議会長を務めた。
その後、安倍晋三首相時の06年10月に内閣特別顧問に就任、08年10月まで務めた。【木下訓明】
【福島第1原発の現状】(11月22日)
非常用復水器、機能不十分 第1原発、津波到達後
2011/11/24 07:00 共同通信
東京電力は22日、福島第1原発1号機で、緊急時に原子炉を冷却する「非常用復水器」(IC)が
津波到達後に十分機能していなかった可能性があるとの調査結果をまとめた。
ICは原子炉の蒸気を外に引き出して、水に変えて炉に戻して冷やすための装置。
東電によると、熱交換で蒸発するIC内の冷却水が、津波発生後でも約60%も残っていたため、
冷却機能が不十分だったと結論付けた。
燃料の被覆管が水と反応して発生した水素がICに入り込んで除熱機能が低下した可能性があるとしている。
松本純一(まつもと・じゅんいち)原子力・立地本部長代理は
「ICがずっと動いていたとしても最終的には炉心損傷に至ったと判断している」と説明している。
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・国会の福島第一原発事故調査委員会の委員長黒川氏就任について
・「非常用復水器」が津波到達後機能していなかったという東京電力の調査結果について
11月24日木曜日
京都大学原子炉実験所小出裕章助教に聞く
Radio News「たねまきジャーナル」
MBSラジオ [MBS1179.com]
<参考>
放射性物質:
食品規制「母の不安」応え 疫学データ基に、新分類「乳児」新設
毎日新聞 2011年11月25日 東京朝刊
食品に含まれる放射性物質の新たな規制値作りで、
厚生労働省は24日、食品区分に「乳児用食品」を新設し、
食品全般を「一般食品」として一つにまとめて現行の5分類を4分類にすることを決めた。
放射性セシウムの被ばく限度を現在の年5ミリシーベルトから1ミリシーベルトに引き下げる方針を踏まえ、
年内に食品区分ごとの規制値案を設定、来年4月の施行を目指す。【佐々木洋】
厚労省は、粉ミルクなど乳児用食品の区分を設ける理由を
「食品安全委員会から、小児の期間は感受性が成人より高い可能性が指摘された」と説明した。
同委は10月、チェルノブイリ事故で小児に甲状腺がんなどのリスクが増加したとする疫学データを基に
同省側に適切な措置を求めた。
見直しの背景には、幼い子を持つ母親らから
「子供にはより厳しい基準を」との意見が同委に多数寄せられたことがある。
厚労省もこうした声を重視し、今後対象の乳児用食品を具体的に検討する。
現行の「野菜類」「穀類」「肉・卵・魚・その他」の3区分を「一般食品」としてまとめるのは、
「パン」「コメ」など食品ごとに細かく分けると、個人の摂取する食品の偏りによって差が出るためだ。
そもそも食品の国際規格を策定しているコーデックス委員会の規制値も「一般食品」と「乳幼児用食品」の2区分のみ。
「食習慣の違いによる影響を最小限にし、分かりやすい規制にしたい」(同省)という。
一方、全世代で摂取量が多い「飲料水」(調理に使う水も含む)や、子供がよく飲む「牛乳」は、
特別な配慮が必要との考えから、それぞれ独立した区分を設ける。
現在の暫定規制値は、世代ごとの平均的な食品摂取量などを基にセシウムの被ばく限度値を算出。
最も厳しい数値を規制値とし、全年齢に適用している。
新たな規制値も同じ方法で算出するが、
年代を「1歳未満」「1~6歳」「7~12歳」「13~18歳」「19歳以上」の五つに細分化。
「13~18歳」と「19歳以上」は男女差により摂取量に大きな違いがあることから、きめ細かく評価する。
福島第1原発:国会事故調の委員長に黒川氏起用へ
毎日新聞 2011年11月28日 20時17分(最終更新 11月28日 20時21分

黒川清・元日本学術会議会長=
首相官邸で2006年6月14日、藤井太郎撮影
衆参両院は28日、
東京電力福島第1原発事故の原因究明と検証を行うために国会に設置する事故調査委員会の委員長に
黒川清・元日本学術会議会長(75)を起用する方針を固めた。
ほかの委員も含めた人事案が国会事故調の上部機関にあたる衆参両院の議院運営委員会合同協議会に
近く提出され、衆参両院議長が両院の了承を得て任命。国会事故調の会期内発足を目指す。
黒川氏は東大医学部卒。同大医学部教授、東海大医学部長などを歴任。
03~06年に日本学術会議会長を務めた。
その後、安倍晋三首相時の06年10月に内閣特別顧問に就任、08年10月まで務めた。【木下訓明】
【福島第1原発の現状】(11月22日)
非常用復水器、機能不十分 第1原発、津波到達後
2011/11/24 07:00 共同通信
東京電力は22日、福島第1原発1号機で、緊急時に原子炉を冷却する「非常用復水器」(IC)が
津波到達後に十分機能していなかった可能性があるとの調査結果をまとめた。
ICは原子炉の蒸気を外に引き出して、水に変えて炉に戻して冷やすための装置。
東電によると、熱交換で蒸発するIC内の冷却水が、津波発生後でも約60%も残っていたため、
冷却機能が不十分だったと結論付けた。
燃料の被覆管が水と反応して発生した水素がICに入り込んで除熱機能が低下した可能性があるとしている。
松本純一(まつもと・じゅんいち)原子力・立地本部長代理は
「ICがずっと動いていたとしても最終的には炉心損傷に至ったと判断している」と説明している。
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11.24
Thu
食品の放射能を自主検査 八王子の有志が試行実施
東京新聞 2011年11月24日 12時23分

食品などに含まれる放射性物質を測定するメンバー
=東京都八王子市で
福島第一原発事故を受けて、
東京都八王子市民の有志が食品に含まれる放射性物質の自主検査に取り組み始めた。
現在は一週間の試行実施中だが、今後はさらに微量の放射性物質も測定できる機器を導入し、
年明けにも「市民測定室」の開設を目指す。 (加藤益丈)
同市内の子どもを持つ親らでつくる
「子どもたちの未来と自然エネルギーを考える八王子市民講座」のメンバーらが始めた。
市に給食食材の測定を求めてきたが、認められなかったため、機器を購入して自ら測定することにした。
試行実施ではドイツSEA社製の測定器ANNAを使用。
一日12検体を測定する計画で、初日の21日は14検体を検査したところ、
玄米や白米、野菜など食品八検体はすべて検出限界以下だった。
ただ、市内の幼稚園のクリスマス飾り用に採取されたコケを測定したところ、
一キログラム当たり1870ベクレルの放射性セシウムを検出した。
持ち込んだ主婦(41)は「ショックだったが、使う前に分かってよかった」と複雑な表情を浮かべていた。
土から同103ベクレルが検出された畑で、育てられた野菜からは検出されなかったことなどもあったという。
メンバーの仲野敦子さんは「測ることで安心につながることもある」と話していた。
試行での測定の予約は終了しており、市民測定室開設までに再び試行実施するかどうかなどは未定という。
問い合わせはメール=hachikou802@yahoo.co.jp=へ。
同市民講座の情報はホームページ=http://843koza.info/=でも見られる。
(東京新聞)
ーーーーー
新聞に書いてあるホームページトップからは見付けにくい感じがしましたが
測定結果はここ↓です。
測定室プロジェクト
11月21日~27日 放射能測定会結果表
21日から23日分までの結果を見る事が出来ましたが、
土は、どこの土からもセシウムが検出されています。
23日の結果で、
震災前の原料で加工、と表示のある茨城県大洗沖しらすから、37Bq/Kgが検出されていました。
東京新聞 2011年11月24日 12時23分

食品などに含まれる放射性物質を測定するメンバー
=東京都八王子市で
福島第一原発事故を受けて、
東京都八王子市民の有志が食品に含まれる放射性物質の自主検査に取り組み始めた。
現在は一週間の試行実施中だが、今後はさらに微量の放射性物質も測定できる機器を導入し、
年明けにも「市民測定室」の開設を目指す。 (加藤益丈)
同市内の子どもを持つ親らでつくる
「子どもたちの未来と自然エネルギーを考える八王子市民講座」のメンバーらが始めた。
市に給食食材の測定を求めてきたが、認められなかったため、機器を購入して自ら測定することにした。
試行実施ではドイツSEA社製の測定器ANNAを使用。
一日12検体を測定する計画で、初日の21日は14検体を検査したところ、
玄米や白米、野菜など食品八検体はすべて検出限界以下だった。
ただ、市内の幼稚園のクリスマス飾り用に採取されたコケを測定したところ、
一キログラム当たり1870ベクレルの放射性セシウムを検出した。
持ち込んだ主婦(41)は「ショックだったが、使う前に分かってよかった」と複雑な表情を浮かべていた。
土から同103ベクレルが検出された畑で、育てられた野菜からは検出されなかったことなどもあったという。
メンバーの仲野敦子さんは「測ることで安心につながることもある」と話していた。
試行での測定の予約は終了しており、市民測定室開設までに再び試行実施するかどうかなどは未定という。
問い合わせはメール=hachikou802@yahoo.co.jp=へ。
同市民講座の情報はホームページ=http://843koza.info/=でも見られる。
(東京新聞)
ーーーーー
新聞に書いてあるホームページトップからは見付けにくい感じがしましたが
測定結果はここ↓です。
測定室プロジェクト
11月21日~27日 放射能測定会結果表
21日から23日分までの結果を見る事が出来ましたが、
土は、どこの土からもセシウムが検出されています。
23日の結果で、
震災前の原料で加工、と表示のある茨城県大洗沖しらすから、37Bq/Kgが検出されていました。
11.24
Thu
下記ブログにも書きましたが、
「NHKあさイチ」10月17日放送「放射線大丈夫?日本列島・食卓まるごと調査」の続報です
首都大学福士正弘教授のゲルマニウム半導体検出器は壊れていた。
そして、あさイチは番組ホームページを書きかえた。
(追記:福士教授インタビュー)
本日11月24日木曜日のNHKあさイチのホームページ

ーー変更(追加)になった部分を転記します。ーー
放送でお伝えした数値に誤りがありました。再検証後の数値は、以下をご覧ください。
また、なぜこうしたミスが起きたのか検証する番組を12月15日(木)に放送します。
皆様のご意見を、当サイトのトップページからメールでお寄せください。
調査の結果は?
当初、放送で発表した数値に誤りがあったことがわかりました。
原因は、分析装置の調整の不備です。
なお、検出されたデータそのものに不備はなかったということです。
装置の再調整は、別の専門機関の協力も仰ぎ、二重のチェックを行いました。
この度は、誤った数値を公表し、申し訳ありませんでした。
前回放送した誤った数値 再検証後の数値
<セシウム134>
札幌 5.69Bq/kg → ND (検出限界:8.2Bq/kg)
須賀川 3.66Bq/kg → ND (検出限界:5.7Bq/kg)
江戸川 4.05Bq/kg → ND (検出限界:5.2Bq/kg)
岸和田 3.39Bq/kg → ND (検出限界:4.5Bq/kg)
<セシウム137>
目黒 8.97Bq/kg → 8.5Bq/kg ※誤差1.9Bq/kg
(検出限界:5.2Bq/kg)
カリウム40については、12月15日(木)の放送内で結果をお伝えできるよう、再検証作業中です。
→詳しい分析結果を見る(PDF)
●詳しい献立をみる
→札幌(北海道)(PDF)
→郡山(福島)(PDF)
→須賀川(福島)(PDF)
→江戸川(東京)(PDF)
→目黒(東京)(PDF)
→岸和田(大阪)(PDF)
→廿日市(広島)(PDF)
ーーーーホームページ転記ここまで
NHK:あさイチ、放射性物質量の数値に誤り 先月放送
毎日新聞 2011年11月24日 11時17分
NHKは24日、情報番組「あさイチ」で、10月17日放送の「放射線大丈夫? 日本列島・食卓まるごと調査」特集で、
発表した放射性物質量の数値に誤りがあったとして、同番組内で謝罪した。
ミスの原因を検証する番組を12月15日に放送する。
NHKによると、特集では福島や東京を含む全国7家族を対象に、
食べ物に含まれるセシウムなど放射性物質量を調査。
1日分の食事をミキサーにかけて、専門機関で放射性物質を測定した。
10月の放送で、食べ物から検出されたとしたセシウム134は、再調査の結果「不検出」、
セシウム137も放送した数値よりやや低い値だった。
カリウム40については、検証番組で報告するという。
分析装置の調整不備が原因だという。
10月の放送後、視聴者らから「数値が不自然だ」などの指摘があり、再検証していた。
ーーーーーーーー
前回放送した誤った数値 再検証後の数値ですが、
<セシウム134>
札幌 5.69Bq/kg → ND (検出限界:8.2Bq/kg)
須賀川 3.66Bq/kg → ND (検出限界:5.7Bq/kg)
江戸川 4.05Bq/kg → ND (検出限界:5.2Bq/kg)
岸和田 3.39Bq/kg → ND (検出限界:4.5Bq/kg)
もともと出ていた数値よりも検出限界の方が大きい数字だというところが気になりますが・・・
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11月21日にラジオ番組で岩上安身さんが
東京都で3カ所から採取した土壌全てからストロンチウムが検出された事を公表されました。
11月21日 文化放送「夕やけ寺ちゃん活動中」
12:10今日の夕刊
野田総理とハワイに行った官僚が呆れていたTPP
32:00
3号機1600ってなんですか?
無茶苦茶ですよ
35:37ニュース本音と建前
36:02「スクープ 都内三カ所からストロンチウム検出」
50:37大規模な福島の除染が可能かどうかということの、予算の点については
後でアエラの下りでちょっと関連付けてお話し出来たらなと思います(岩上)
ーーーーー
<参考>
スクープ!首都圏で初めて検出されたストロンチウム
岩上安身氏ー文科省記者会見&ラジオ番組&統合記者会見ー(内容全て書き出し)
↑横浜で初めてストロンチウムが発見された時のことをまとめてあります。
ーーーーーー
東京新聞は11月24日朝刊で一面トップで報じています。
私はまだ、テレビ等ではこのニュースには遭遇していませんが、どこかで放送されましたか?

ストロンチウム 都内3カ所で検出
東京新聞 2011年11月24日 06時58分
東京・霞が関の経済産業省庁舎前(千代田区)など都内三カ所の路上に堆積していた泥から、
微量の放射性ストロンチウムが検出されたことがわかった。
福島第一原発から約二百五十キロとより遠い
横浜市港北区のマンション屋上の泥などからも十月中旬に確認されている。
ストロンチウムについて文部科学省は同原発から半径百キロ圏内でしか土壌調査しておらず、
専門家などから調査範囲の拡大を求める声が上がっている。
調べたのは、港北区の自宅マンション屋上でストロンチウムを突き止めた教員男性(38)らの住民グループ。
十月上旬、
経産省前のほか、東京国際フォーラム前(千代田区)と都営地下鉄清澄白河駅前(江東区)にたまった土壌を採取し、
横浜市鶴見区の民間検査機関・同位体研究所に測定を依頼した。
検査結果によると、ストロンチウムは一キログラムあたり
最大が東京国際フォーラム前で五一ベクレルを検出。
経産省前が四八ベクレル、清澄白河駅前は四四ベクレルだった。
一方、放射性セシウムについては
経産省前の四万八〇〇〇ベクレルが最大。
東京国際フォーラム前が二万九五五ベクレル、清澄白河駅前は一万九一二七ベクレル。
これらは国や東京都が全く把握していないデータだ。
横浜市は男性の指摘を受け、十月中旬、市内三カ所からストロンチウムを検出し、福島第一の由来であると発表。
市はストロンチウムの調査範囲を拡大するよう国に求めたが、文科省はまだ横浜の土壌の検査中という。
ストロンチウムの広範囲な汚染の一端を明らかにした男性は
「国は食品のストロンチウムの規制値も示し、食品検査に結び付けてほしい」と話す。
国は現在、食品に含まれるセシウムの規制値を見直し作業中だ。
暫定規制値ではストロンチウムが除外されている。
厚生労働省の担当者は
「今の規制値でも、セシウムが検出されれば、ストロンチウムは10%を超えない割合で存在しているという前提でいる。
来年四月までに新しい基準を示すが、ストロンチウムの具体的な数値を示すかも検討している」としている。
(東京新聞)
ーーネットに書いてない部分の東京新聞転記ーー
土壌検査すべきだ
古川路明・名古屋大学名誉教授(放射化学)の話
横浜や東京でも見つかり、福島第一原発からのストロンチウムがあちこちに飛散した事が分かる。
量としては多くはないが、国は住民に安心してもらうためにも、セシウムの調査だけでなく、
ストロンチウムもどこまで広がっているのか、土壌調査をするべきだ。
微量でもやっかい
松井英介・岐阜環境医学研究所所長(放射線医学)の話
ストロンチウム90は半減期が約29年。
食品などから取りこむと骨に蓄積し、血液の癌の原因となる。
内部被ばくではセシウムよりも危険度が高いベータ線を出し、微量でもやっかいだ。
国はストロンチウムの食品の基準も具体的な数値で示して、検査も実施すべきだ。
「夕焼け寺ちゃん活動中」でのこの件に関する話しの部分
「ニュース本音と建前」を
続きを読むに文字起こし
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東京都で3カ所から採取した土壌全てからストロンチウムが検出された事を公表されました。
11月21日 文化放送「夕やけ寺ちゃん活動中」
12:10今日の夕刊
野田総理とハワイに行った官僚が呆れていたTPP
32:00
3号機1600ってなんですか?
無茶苦茶ですよ
35:37ニュース本音と建前
36:02「スクープ 都内三カ所からストロンチウム検出」
50:37大規模な福島の除染が可能かどうかということの、予算の点については
後でアエラの下りでちょっと関連付けてお話し出来たらなと思います(岩上)
ーーーーー
<参考>
スクープ!首都圏で初めて検出されたストロンチウム
岩上安身氏ー文科省記者会見&ラジオ番組&統合記者会見ー(内容全て書き出し)
↑横浜で初めてストロンチウムが発見された時のことをまとめてあります。
ーーーーーー
東京新聞は11月24日朝刊で一面トップで報じています。
私はまだ、テレビ等ではこのニュースには遭遇していませんが、どこかで放送されましたか?

ストロンチウム 都内3カ所で検出
東京新聞 2011年11月24日 06時58分
東京・霞が関の経済産業省庁舎前(千代田区)など都内三カ所の路上に堆積していた泥から、
微量の放射性ストロンチウムが検出されたことがわかった。
福島第一原発から約二百五十キロとより遠い
横浜市港北区のマンション屋上の泥などからも十月中旬に確認されている。
ストロンチウムについて文部科学省は同原発から半径百キロ圏内でしか土壌調査しておらず、
専門家などから調査範囲の拡大を求める声が上がっている。
調べたのは、港北区の自宅マンション屋上でストロンチウムを突き止めた教員男性(38)らの住民グループ。
十月上旬、
経産省前のほか、東京国際フォーラム前(千代田区)と都営地下鉄清澄白河駅前(江東区)にたまった土壌を採取し、
横浜市鶴見区の民間検査機関・同位体研究所に測定を依頼した。
検査結果によると、ストロンチウムは一キログラムあたり
最大が東京国際フォーラム前で五一ベクレルを検出。
経産省前が四八ベクレル、清澄白河駅前は四四ベクレルだった。
一方、放射性セシウムについては
経産省前の四万八〇〇〇ベクレルが最大。
東京国際フォーラム前が二万九五五ベクレル、清澄白河駅前は一万九一二七ベクレル。
これらは国や東京都が全く把握していないデータだ。
横浜市は男性の指摘を受け、十月中旬、市内三カ所からストロンチウムを検出し、福島第一の由来であると発表。
市はストロンチウムの調査範囲を拡大するよう国に求めたが、文科省はまだ横浜の土壌の検査中という。
ストロンチウムの広範囲な汚染の一端を明らかにした男性は
「国は食品のストロンチウムの規制値も示し、食品検査に結び付けてほしい」と話す。
国は現在、食品に含まれるセシウムの規制値を見直し作業中だ。
暫定規制値ではストロンチウムが除外されている。
厚生労働省の担当者は
「今の規制値でも、セシウムが検出されれば、ストロンチウムは10%を超えない割合で存在しているという前提でいる。
来年四月までに新しい基準を示すが、ストロンチウムの具体的な数値を示すかも検討している」としている。
(東京新聞)
ーーネットに書いてない部分の東京新聞転記ーー
土壌検査すべきだ
古川路明・名古屋大学名誉教授(放射化学)の話
横浜や東京でも見つかり、福島第一原発からのストロンチウムがあちこちに飛散した事が分かる。
量としては多くはないが、国は住民に安心してもらうためにも、セシウムの調査だけでなく、
ストロンチウムもどこまで広がっているのか、土壌調査をするべきだ。
微量でもやっかい
松井英介・岐阜環境医学研究所所長(放射線医学)の話
ストロンチウム90は半減期が約29年。
食品などから取りこむと骨に蓄積し、血液の癌の原因となる。
内部被ばくではセシウムよりも危険度が高いベータ線を出し、微量でもやっかいだ。
国はストロンチウムの食品の基準も具体的な数値で示して、検査も実施すべきだ。
「夕焼け寺ちゃん活動中」でのこの件に関する話しの部分
「ニュース本音と建前」を

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11.23
Wed
流通食品の放射性物質検査結果平成23年11月22日現在
<検査方法等>
① ヨウ化ナトリウム(NaI)シンチレーションスペクトロメーターによるスクリーニング検査
まずNaIシンチレーションスペクトロメーターでサンプリングした食品を検査します。
実施機関:健康安全研究センター
② ゲルマニウム(Ge)半導体検出器による確定検査
スクリーニング検査で測定値又は検出限界値が50Bq/Kgを超えた場合は、
Ge半導体検出器を用いて確定検査を行います。
実施機関:健康安全研究センター
※
なお、平成23年11月10日付け厚生労働省事務連絡
「食品中の放射性セシウムスクリーニング法の一部改正について」により、
11月10日以降に購入した飲料水、乳及び乳製品については、スクリーニング検査を行わず、
ゲルマニウム(Ge)半導体検出器による検査を行っています。
<検査結果の見方>
「検出せず」とは検出限界値未満のことです。( )内の数字が検出限界値(検出できる最小の値)で、
個々の検体によって変わります。

(クリックするとページが別窓で開きます↑)
新たに20品目発表されました。
全ての品目が検出限界以下で「放射性物質は検出せず」でした。
ーーーーーーー
また、あらたに
東京都の空間放射線率モニターでも新しい情報が日々出されています。
前回ブログに書いた商品からの追加は
試 料 名 日田天領水 ミネラルウォーター
製 造 者 日田天領水株式会社(大分県)
試 料 名 福島県産 なし(廃棄部)皮、種、芯 放射性セシウム合計 14.74Bq/kg
試 料 名 福島県産 なし(可食部)皮、種、芯を除いたもの 放射性セシウム合計 9.61Bq/kg
生 産 地 福島県
購入場所 放射能検査を強くアピールしている某通販会社
試 料 名 北海道3.6牛乳(常温保存可能品)
製 造 者 北海道日高乳業株式会社(北海道沙流郡日高町)
試 料 名 足立区雨水
採取日時 2011年11月19日 10~23時
福島県産なし以外は不検出でした。
詳しい情報はそれぞれの試料名(青い文字)をクリックしてみて下さいd(◕‿-。) ネ❤
(@´・∀・)ノノ;。☆おかえりなさ~い♪*
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11月22日 Pm9時4分
ただいまっ(^O^)今日もコツコツでした。
1号機のガス管理システム作業も終盤になってきました。
これが終わると今後の抱えてる作業はあと2~3件でその後は今のところ無いでし。
やらなきゃいけない事はいっぱいあるけど…。
ん~昨日の国会でもあったけど作業員削減、
どこの企業がどの位なのかはわかんないけど、全体的に作業員減るんじゃないかなぁ。
作業員が減る理由は予算の事もあるけど単純にそれだけじゃないと思うよ。
政府が言ってる第2ステップまで終わったら、
その後の作業はまだ具体的に決まってない計画段階のものが多くて
具体的作業が決まってないのも理由の一つなんだと思う。
なぜ決まらないのかって云うと、
次ステップは格納容器とか圧力容器内の状況把握、
炉内注水の汚染水が漏れてる場所の把握及び止水対策等々がメインで
それらの工事をどうやってやるかが具体化してないんだと思う。
原子炉建屋は高線量だしまして3号機は建屋でさえ未だに入れないし…。
ガス管理システムで格納容器内のデータ分析して一つ一つ決めなきゃならないんだ。
原子炉建屋の中や地下に行けなきゃ作業も出来ない。
ということは作業員も必要ないに結びつくんだと思うんだ。
今現在やる事が決まって作業があるのは
3号機オペフロの瓦礫撤去、4号機のオペフロ解体撤去・機材撤去・SFP内燃料取出、
汚染水処理システムの維持・メンテナンス・タンク設置、
1~4号機の炉内注水システムの維持・メンテナンス、遮水壁設置くらいかなぁ。
あとは固化設備とか洗濯設備とかの付帯設備設置だね。
廻りの作業はあるけど肝心な中身の作業が出来ないのが頭のイタいとこなんだ…。
あとひとつ理由をあげると、
協力企業の作業員が減るのは
今までメーカーがやってた作業を東電社員や東電系列企業がやり始めた事かな。
メーカーに発注するとやっぱ経費かかるから社員が作業やり始めて予算削減してるんだ。
でも作業慣れしてない人が多いから大変なんだけどね。怪我とかしなきゃいいけど…。
ーーーーーーーーーー
これからやる作業が決まっていない。
というか・・・やりたくてもできない状況だと思っていいのでしょうか。
まだまだ収束には遠いっていう事ですね。
上記のお話しの中にある昨日の国会は ↓ これです。
[予算がないからと福島第一原発の作業員を3分の1削減]
田村智子議員.(参議院質疑文字起こし)
原発作業員削減を計画
東電1000人規模 事故収束に逆行 田村議員告発
しんぶん赤旗 2011年11月22日(火)
日本共産党の田村智子議員は21日の参院予算委員会で、
東京電力福島原発事故の収束作業に携わる労働者を12月から1000人も削減する計画を明らかにし、
「一刻も早い事故収束や、労働者の安全・健康管理にも逆行する」と追及しました。
経産相 “責任を厳しく追及”

(写真)質問する田村智子議員=21日、参院予算委員会
野田佳彦首相は
「事故の確実な収束のために必要な人員確保や、健康管理に十分配慮しなければならない」と答えました。
東電の計画は、12月に1日約3000人の作業員を2000人に削減するもの。
関連企業が人員削減に乗り出し、熟練労働者が減らされています。
田村氏は、日立の現地所長が
「東電の予算がないから12月から作業員を半分に減らす」と言って、
日立系列で300人から70人に削減すると通告したという下請け会社の告発を紹介。
「本格的な事故の収束はこれからだ。日立はまさにその中枢に関わる作業をしているはずだ。
許していいのか」とただしました。
細野豪志担当相は削減計画について
「初めて聞いたので確認したい」とし、
「作業が滞ることがあってはならない」と答えました。
田村氏は
「工具も足りないのでドライバー1本さえ取り合いになっている」など、物品まで削られている実態を示し、
東電の無責任な姿勢を批判。
その上で、労働者の被ばく線量をできるだけ低く抑え、適切な休養を保障することは不可欠であり、
3分の1も減らすなど到底許されないと強調しました。
枝野幸男経産相は「必要で能力の高い人をやめさせるようなことがあれば責任を厳しく追及する」と答えました。
田村氏は、東電に直接、削減計画を確認していたのに、予算委員会開会直前に説明を翻したことをあげ、
「まったく信用できない。厳しく監督・指導すべきだ」とのべました。
ーーーーーーーーー
参議院予算委員会の動画がありましたので、内容を文字起こししました。
現場からの告発があったようです、
11月21日の参院予算委員会 田村智子議員
原発作業員削減を計画
日本共産党田村智子:
日本共産党の田村智子です。
福島第一原発は年内にステップ2から次の事故収束に入る見込みとのことですが、
細野大臣、ステップ2終了とは何を達成したことになるのでしょうか。
環境大臣、内閣府特命担当大臣(原子力行政)原発事故の収束及び再発防止担当 細野豪志:
えー、ステップ2の終了というのは、え、原発の事故が再びエスカレートしてですね、
あのー、近類のみなさんに、エー、ご迷惑をさらにおかけすることがない状況という事でございます。
で、具体的には、まずはしっかりと冷却が出来ている必要がございますので、
圧力容器底部の濃度(温度の言い間違え?)に注目をしております。
現在大体、ま、40度程度から70度程度に安定をしております。
くわえて、燃料の場所が、これ、正確に、圧力容器の中だけという事は言えません。
えー、格納容器にもおそらく落ちているだろうという事が想定されますので、
そこの温度も測っておりまして、そちらが大体、こちらも40度から70度程度ということで安定をしておりますので、
冷却自体は、えー、出来ていると考えております。
加えて、外に出ている放射性物質の量でございますが、
これも測っておりまして年間換算で、えー、0,1ミリシーベルトという事になっておりますので、
これも1ミリシーベルトという目標を下回っております。
で、加えて、こうした状態が持続するということが極めて重要でございます。
そこで現在、中長期的な安全が確認できているかどうかという事をですね、
これは、慎重にも慎重を期して判断をして、
それが判断できた時点で冷温停止状態、すなわちステップ2終了というのを
皆さんにご報告申し上げたいというふうに考えております。
田村議員:
エスカレートはさせないと、新たな放射性物質の放出は押さえると。
しかし、冷却も汚染水処理も今後も続く訳ですし、
原子炉の状態は全く不明で、本格的な事故収束はまさにこれからだという事だと思います。
ところがですね、先週金曜日、わたくしが東電に確認したところ
「12月は今現在一日約3000人程の人員を、作業員の人員。
2100人から2000人程度にまで削減をする」と、
こういう報告を受けました。
細野大臣、これ許していいんでしょうか。
細野担当大臣:
あのーー、どういった報告なのかという事は、わたくし直接、
あの、今のご発言の中身というのは承知をしておりませんけれども、
大体、2000人から3000人位のですね、作業員が中に入っております。
その中にはもちろん東京電力の社員も含まれますけれども、
関連会社、メーカー、そして建設会社の、エー、作業などもすべて含まれます。
で、それぞれの事業ごとにですね、忙しい時期忙しくない時期がございまして、
特に、建設系の仕事がですね、
えー、たとえば瓦礫の処理であるとか、
えー、あとは、おー、カバーリング、カバーですね、1号機のカバーなどの作業で
大量に必要になっておりましたけれども、
今その仕事が一段落していますので、少し減っております。
したがって、人そのものを少なくして、あのー、作業を遅らせるという事はあってはなりませんけれども、
ま、それぞれの状況に応じて、適切な人がしっかりと配置をされるような、
わたくしどもとしましてはね、そこはですね、手配をしていただく・・して行く必要が圧と思います。
手配をしていく必要があるだろうと考えております。
で人員計画については、特にあのー、放射性物質のですね
いわゆる、その被ばくの多いそういったみなさん方が心配ですので、
人材育成も含めて政府としては、これは責任を持ってやる体制を今整えているところでございます。
田村議員:
これ、3分の一を削減しようと言っている訳ですから、呑気な事は言ってられないんですね。
で、実はですね、私たちのところに、
事故前から第一原発で働いてきた二次請けの社長さんから告発がありました。
10月下旬、日立の一次請け会社が二次請けの社長さんを集めてこういう話しをしたというんです。
「東電の予算がもうないから、12月から作業員を半分にする」と。
「日立系列で300人から70人に減らす」と。
日立と言えば原子炉プラントメーカーです。
まさに事故収束の中枢にかかわる作業。
こういうところで大規模な削減をやられようとしている。これ許していいんでしょうか?
細野担当大臣:
そこは私も直接今お話しを頂きましたので確認をしてみたいと思っております。
あのー、今、一番、あの、わたくしがですね、
しっかりと、あの、考えていかなければならないと思っておりますのは、シー、
えー、事故の収束が確実にできる体制というのは、
えー、どういったものなのかという事でございます。
東京電力は、あの、現在賠償も含めてですね、非情に、あのー、経営状態厳しくなっておりまして、
えー、そのなかで、どう、あのー、会社をこれからしていくのかという事について、
非常に、あのー、関心を持ってやっているとしょうちをしております。
ただ、その中にあってですね、廃炉に向けての事業が滞るような事があっては、これ、絶対にならないと。
まあ、そこはですね、政府としてしっかりと、あのー、見たうえで、
えー、それが出来ないような体制であれば、
ま、それはですね、もう、ほんとに、体質の在り方そのものも考えていかなければならないというふうに思っております。
貴重なご指摘を頂きましたのでしっかりと確認をみたいと思います。
田村議員:
呑気にしていられないというのはですね、すでに11月から人員削減がされているという訴えなんですよ。
あのー、二次請けの社長さん曰くですね、
「10月以前の、今、4割ぐらいになっているんじゃないか」と、こういう指摘です。
「東電はですね、現場の事をほとんど知らない。だから、心配なんだ」と。
「段取りも悪い」と。
「機械の潤滑油を抜き取る作業を指示されても、油を入れるドラム缶が現場にない!」
「末端の下請け会社に指摘されてやっと準備する」と。
「こういう事が何度もあったんだ」と。
「ベテランの下請けの労働者を切り捨てたらどうなるのか」と。
そのうえですね、
「予算が不足しているためなのか、作業用具も足りなくなっている」
「ドラーバー1本を現場では取り合いになっている」って言うんですね。
これですね、厳格に状況を掴んで、適切な指導を、東電にすぐに行う事が必要だと思います。
大臣もう一度お願いします。
細野担当大臣:
あのー、わたくし、メーカーの皆さんとも話をしておりまして、
現場の事故の収束そのものの様々な技術的な問題っていうのは、
東京電力よりもむしろメーカーの方が詳しいというケースは多々ございます。
えー、ただ、その、メーカーのさらにその取引会社という事になってくるとですね、
全て把握することは難しい面がございます。
したがって、あの、そういった部分もできるだけわたくしも聞いてまいりたいと思っておりますが、
何よりも大事な事はですね、しっかりと廃炉に向けたですね、事業の予算を確保して
それが確実に執行されると。当然、それに向けた人が確保できないとこれは話しになりませんから、
そこは確保できているのかという事をですね、全体として、しっかり、あの、確認をする作業は、
担当大臣がわたくしでございますので、わたくし自身の責任でやってまいりたいと考えております。
田村議員:
あの、すでにですね、
この11月で現場を離れた、そういう事業所の方はですね、
もう、10年20年福島第一原発で作業をしてきたと。
こういう方々が何人もいらっしゃるんです。
長年務めてきただけに、事故収束は、もう、東電と同じように責任を感じて、
一生懸命作業にあたってきた。
ところがですね、そういうみなさんが、予算が無いからといって切られてしまう。
「自分たちを、予算がないと行って切り捨てておいて、いったい事故収束はどうなるのか」と。
こういうですね、やむにやまれぬ思いの告発なんですよ。
総理、これは大変重大な指摘だと思います。
ぜひ、見解を伺いたいと思います。
経済産業大臣 内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償支援機構)原子力経済被害担当 枝野幸男:
あの東京電力に関する行政指導権を持っているのがわたくしですのでわたくしの方から申し上げますが
あのー、今のような事がですね、ほんとに、その、お金がないからということで
必要な、しかも、能力の高い方をですね、辞めさせるような事があったとすれば、
これはもう事業者として有り得るべきことでは無い事でありますので
そういった事がないように指導いたしますし、もし、あったとしたら、厳しく経営陣の責任を追及します。
田村議員:
是非やっていただきたい。
特にですね、日立の第一原発を統括する所長が「人員削減をする」と明言をした発言をしているのですから、
きちんとですね、下請けのみなさんからも事情を聞いていただきたいと思います。
総理にも是非、見解をお聞きしたいんですね。
先日事故の現場がマスコミにも公開されまして、
線量が低いと言われるところをまわっても、かなりの線量を記録している訳です。
私はあれを見て、改めて、作業しているみなさんが、
まさに危険と隣り合わせで大変な緊張を強いられながら作業をしているんだと、
これ、痛感をいたしました。
となりますとね、やっぱり、お一人お一人の労働者の被線量をいかに低く抑えるのか、
これを考えなければいけないです。
そして、適切な休養も取らせていかなければならないです。
作業の量がこうなったから、人員はこう減らせるなんて、単純な話ではないと思うんですけど。
総理いかがでしょうか。
内閣総理大臣 野田佳彦:
あの、やっぱり、基本的には事故収束のプロセスを推進して行く上で
必要な人員措置はこれは取らなければいけない
そしてそこで作業にかかわる皆さんの健康管理も十分、
あの、配慮しなければならないというのは基本だというふうに思います。
田村議員:
今日実は社長さんにもお聞きしようと思っていたんですが、
金曜日に私が「1000人規模の削減をする」と東電の本社で1時間にわたって説明を受けた。
ところが、予算委員会が始まる直前になって、
「1000人規模の削減はやらない」と言ってきた。
質問されるとわかったら、土曜日曜の二日間を挟んでですね、
コロコロ説明が変わるんですよ。
これ是非ですね、枝野さんも細野さんもですね、
東電の説明に騙されないで欲しい
私たち、全くですね、東電が出してくるこの数字、信用できないと。
こういうふうに言わざるを得ないと思っているんですね。
これ、是非ですね、
大規模な削減はやらせない。
働く皆さんのですね、健康管理。それから安全の管理。
これ、絶対、追及してですね、
東電の人員削減の計画、あるいは予算の問題。
厳しく監督指導を行っていただきたいと思います。
もう一度、総理お願いします。
外野数名:
(なかなか立ち上がらない野田総理に)
総理、総理・・早く出てこいよ ちゃんとやれよ
野田総理:
あの、もう、先ほど申し上げた通りで
確実に事故収束のプロセスをたどるために必要な人員は確保しなければいけない。
で、すで、そこに従事するみなさんの、健康、管理には、十分配慮しなければいけないという
基本方針のもとでそれぞれの対応をしていきたいと思います。
ーーーーー
とうとうこの問題が表に出てきました。
予算がないからって、削るところを間違えている東京電力です。
東電の社員、まさか、この冬ボーナス出ちゃったりしないですよね。
それにしても・・・見るたびに思っているけど、あらためて・・・ショックです。
総理大臣の答弁は
声は自身なく弱いし、目線は伏せたまま、暗記した内容の棒読み、体中からにじみ出るおどおどした感じ
自分の言葉も心もなにもない
あまりにひどい・・・・・
10月24日、いつもの「ふくいち現場の声」で作業員削減の話しが出ています
続きを読むに

実は、この平井憲夫氏が私が原発に関する勉強を始めようと思った時の原点でした。
そして、未来を守りたいというブログを最初に書きました。
平井憲夫さんの「原発がどんなものか知ってほしい(全)」を読んで、その内容を全部コピペししたブログです。
[私はその内部被曝を百回以上もして、癌になってしまいました。癌の宣告を受けたとき、本当に死ぬのが怖くて怖くてどうしようかと考えました。でも、私の母が何時も言っていたのですが、「死ぬより大きいことはないよ」と。じゃ死ぬ前になにかやろうと。原発のことで、私が知っていることをすべて明るみに出そうと思ったのです。]
と、「原発がどんなものか知ってほしい(全)」という著書の中に書かれています。
筆者「平井憲夫さん」について:
1997年1月逝去。
1級プラント配管技能士、原発事故調査国民会議顧問、原発被曝労働者救済センター代表、
北陸電力能登(現・志賀)原発差し止め裁判原告特別補佐人、
東北電力女川原発差し止め裁判原告特別補佐人、
福島第2原発3号機運転差し止め訴訟原告証人。
「原発被曝労働者救済センター」は後継者がなく、閉鎖されました。
すでに亡くなられています。
死因は肺がんだそうです。
この講演の最中にも咳をしていらっしゃいました。
たぶん、話しの内容の時期を考えると、亡くなられる直前の講演。
今から15年前のお話。
この時は原発は50基だったようです。
その日から、4基増えてしまっているけれど、
年月がたっても、お話しされている内容は少しも古くありません。
まさに、今の事です。
コメントで教えていただいたYoutubeを見て
この平井さんの言葉を文字にして残したいと強く思いました。
ぜひ、平井憲夫さんの声と表情をご覧になって
一度でいいので動画をご覧ください。
その後で、文字でもう一度心に刻み込んでいただけたらと思います。
そして、わたしも原点に帰ることにしました。
1996.10.21
・原発の事故
・新潟県巻町の住民投票
・原発の事故、故障が絶えない理由
現場に合わないマニュアル
そして職人がいなくなった
検査も素人
・美浜原発事故、配管切断の理由
・一度動かしたら止められない原発
・原発は24時間放射能を海、大気へ排出している
福井県敦賀のブツブツ切れるなまこ
・私が原発を辞めた理由
事故を隠すのが責任者の仕事
作業員の被ばくをごまかす
放射線管理教育で洗脳する
500倍の被ばくをした作業員
・電力会社の社員の被ばくは一般労働者の50分の1
・労災の書類を受け取らない労働省
・原発被ばく者救済センター設立
・被ばくで癌や白血病になることを認めない理由
・日本のプルトニウムでフランスが核実験
・プルサーマルは石油ストーブにガソリンを混ぜて使うのと同じ
・日本の商社は海外へ自然エネルギーの技術を輸出している
・地域独占の電力事業
・志賀原発行政訴訟
判決前、突然裁判長が交代
・原子力発電所が生む差別の問題
婚約破棄された女性
中学生の作文コンクール
・質問
原発は誰が推進して誰が利益を受けるのか?
平井さんの資料は?
この講演をマスコミで放送してほしい
柏崎刈羽原発の放射線の量は銀座より少ない?
所有している大量のブルとニウムの最終処分は?
・東海村では高速増殖炉でも使えない高純度のプルトニウムを抽出している
・選挙に行こう
・国会議員
「隠されていた危険~ここが危ない日本の原発~」 完全版
平井です。神奈川県からまいりました。
私は原子力発電所を20年間造ってまいりました。
原子力発電所といっても皆さんあまり分からないでしょ。
なんか夢のような話なんですよね。
一番最初に東海村で原子力発電所を日本で建設した時に、私も参加しました。
本当にね、夢のような話だったんですよね。
それに自分が参加できるという事がすごくうれしかった。
で、それから日本で原子力が動き出して、今、30年になります。
日本で50基原子力発電所が運転されております。
やはり、このエネルギー問題とか、いろんな問題を抱えて、
今、日本がどういうふうになっていくのか。という事ですよね。
私自身も、ある時期までは、はっきり申し上げて自信を持っておりました。原子力発電所について。
辞めたのが1988年です。
これは、この話しの中でいろいろとお話しをしますが、
みなさん方もご存じのように、
原子力発電所がひとたび事故を起こすと、これはもう、取り返しがつかないんですよね。
チェルノブイリ。今年10年になります。
スリーマイル島の事故。
このように世界中を巻き込んでしまう。一回事故が起きると。
じゃぁ、日本の原発はどうなのかと。
日本の原子力発電所でもそれに匹敵するような事をたびたび起こしているんですね。
いわゆるそれでも、原発のある地元の人は知っているが、それ以外の人はあまり関心がないみたいなんですよね。
世界の3大原発事故というものがあります
チェルノブイリ、スリーマイル島、
そして5年前の関西電力の美浜原発事故というのはご存知ですか?
この3つが世界の3大原発事故なんです。
で、いま50基
正確には49基なんですよね。もんじゅが今止まっているから。
49基の原発が、年間で公表されている事故。
これはね、事故という言葉を使うとね、国はものすごく嫌がるんですよ。
「事故じゃない」というんだけど、いわゆる事故。
これが実際は270件から300件あるんです。
ほとんど毎日のように。
で、公表されているのが、去年。
去年の分を今年公表しているんですが、これだけでも47件。
これは重大事故なんですよね。
その47件を普通の人がどれだけ知っているかという事、
ほとんど無関心ではないのかなと思うんですよね。
長くなるので
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そして、未来を守りたいというブログを最初に書きました。
平井憲夫さんの「原発がどんなものか知ってほしい(全)」を読んで、その内容を全部コピペししたブログです。
[私はその内部被曝を百回以上もして、癌になってしまいました。癌の宣告を受けたとき、本当に死ぬのが怖くて怖くてどうしようかと考えました。でも、私の母が何時も言っていたのですが、「死ぬより大きいことはないよ」と。じゃ死ぬ前になにかやろうと。原発のことで、私が知っていることをすべて明るみに出そうと思ったのです。]
と、「原発がどんなものか知ってほしい(全)」という著書の中に書かれています。
筆者「平井憲夫さん」について:
1997年1月逝去。
1級プラント配管技能士、原発事故調査国民会議顧問、原発被曝労働者救済センター代表、
北陸電力能登(現・志賀)原発差し止め裁判原告特別補佐人、
東北電力女川原発差し止め裁判原告特別補佐人、
福島第2原発3号機運転差し止め訴訟原告証人。
「原発被曝労働者救済センター」は後継者がなく、閉鎖されました。
すでに亡くなられています。
死因は肺がんだそうです。
この講演の最中にも咳をしていらっしゃいました。
たぶん、話しの内容の時期を考えると、亡くなられる直前の講演。
今から15年前のお話。
この時は原発は50基だったようです。
その日から、4基増えてしまっているけれど、
年月がたっても、お話しされている内容は少しも古くありません。
まさに、今の事です。
コメントで教えていただいたYoutubeを見て
この平井さんの言葉を文字にして残したいと強く思いました。
ぜひ、平井憲夫さんの声と表情をご覧になって
一度でいいので動画をご覧ください。
その後で、文字でもう一度心に刻み込んでいただけたらと思います。
そして、わたしも原点に帰ることにしました。
1996.10.21
・原発の事故
・新潟県巻町の住民投票
・原発の事故、故障が絶えない理由
現場に合わないマニュアル
そして職人がいなくなった
検査も素人
・美浜原発事故、配管切断の理由
・一度動かしたら止められない原発
・原発は24時間放射能を海、大気へ排出している
福井県敦賀のブツブツ切れるなまこ
・私が原発を辞めた理由
事故を隠すのが責任者の仕事
作業員の被ばくをごまかす
放射線管理教育で洗脳する
500倍の被ばくをした作業員
・電力会社の社員の被ばくは一般労働者の50分の1
・労災の書類を受け取らない労働省
・原発被ばく者救済センター設立
・被ばくで癌や白血病になることを認めない理由
・日本のプルトニウムでフランスが核実験
・プルサーマルは石油ストーブにガソリンを混ぜて使うのと同じ
・日本の商社は海外へ自然エネルギーの技術を輸出している
・地域独占の電力事業
・志賀原発行政訴訟
判決前、突然裁判長が交代
・原子力発電所が生む差別の問題
婚約破棄された女性
中学生の作文コンクール
・質問
原発は誰が推進して誰が利益を受けるのか?
平井さんの資料は?
この講演をマスコミで放送してほしい
柏崎刈羽原発の放射線の量は銀座より少ない?
所有している大量のブルとニウムの最終処分は?
・東海村では高速増殖炉でも使えない高純度のプルトニウムを抽出している
・選挙に行こう
・国会議員
「隠されていた危険~ここが危ない日本の原発~」 完全版
平井です。神奈川県からまいりました。
私は原子力発電所を20年間造ってまいりました。
原子力発電所といっても皆さんあまり分からないでしょ。
なんか夢のような話なんですよね。
一番最初に東海村で原子力発電所を日本で建設した時に、私も参加しました。
本当にね、夢のような話だったんですよね。
それに自分が参加できるという事がすごくうれしかった。
で、それから日本で原子力が動き出して、今、30年になります。
日本で50基原子力発電所が運転されております。
やはり、このエネルギー問題とか、いろんな問題を抱えて、
今、日本がどういうふうになっていくのか。という事ですよね。
私自身も、ある時期までは、はっきり申し上げて自信を持っておりました。原子力発電所について。
辞めたのが1988年です。
これは、この話しの中でいろいろとお話しをしますが、
みなさん方もご存じのように、
原子力発電所がひとたび事故を起こすと、これはもう、取り返しがつかないんですよね。
チェルノブイリ。今年10年になります。
スリーマイル島の事故。
このように世界中を巻き込んでしまう。一回事故が起きると。
じゃぁ、日本の原発はどうなのかと。
日本の原子力発電所でもそれに匹敵するような事をたびたび起こしているんですね。
いわゆるそれでも、原発のある地元の人は知っているが、それ以外の人はあまり関心がないみたいなんですよね。
世界の3大原発事故というものがあります
チェルノブイリ、スリーマイル島、
そして5年前の関西電力の美浜原発事故というのはご存知ですか?
この3つが世界の3大原発事故なんです。
で、いま50基
正確には49基なんですよね。もんじゅが今止まっているから。
49基の原発が、年間で公表されている事故。
これはね、事故という言葉を使うとね、国はものすごく嫌がるんですよ。
「事故じゃない」というんだけど、いわゆる事故。
これが実際は270件から300件あるんです。
ほとんど毎日のように。
で、公表されているのが、去年。
去年の分を今年公表しているんですが、これだけでも47件。
これは重大事故なんですよね。
その47件を普通の人がどれだけ知っているかという事、
ほとんど無関心ではないのかなと思うんですよね。
長くなるので

政策仕分けで計画的な抜本的見直しが提言された「もんじゅ」について
・「もんじゅ」に見た夢
・1兆円かけて1キロワットアワーの発電もしていない「もんじゅ」
・「もんじゅ」名前の由来
・動かそうとするたびに事故を起こす「もんじゅ」
・停止していても維持費が年間200数十億円かかる「もんじゅ」
・発電出来ないのに膨大な電気を使い、ナトリウムを温めるという仕事だけをしている「もんじゅ」
・「もんじゅ」の高速増殖炉というものの危険性ープルトニウムー
・アメリカ「EBR-2」撤退、フランス「超不死鳥」潰れて動かず
・日本が「もんじゅ」を動かしたい訳
11月21日月曜日
京都大学原子炉実験所小出裕章助教に聞く
Radio News「たねまきジャーナル」
MBSラジオ [MBS1179.com]
<参考>
もんじゅ「抜本的見直しを」 仕分け初日、意見続出
行政刷新会議(議長・野田佳彦首相)の「提言型政策仕分け」が20日に始まり、
停止中の高速増殖原型炉「もんじゅ」について「研究開発の存続の是非を含め抜本的に見直すべきだ」と提言した。
さらに来年度予算要求のうち、22億円分の計上見送りも求めた。
仕分け結果に、政策変更や予算削減などの拘束力はない。
ただ、東京電力福島第一原発事故で原子力政策への不信感が強まるなか、
来年夏をめどにエネルギー政策の見直し方針をまとめるエネルギー・環境会議の議論に影響を与えそうだ。
蓮舫行政刷新相は冒頭のあいさつで「結果は首相のもとでとりまとめ、政府一体で進めたい」と述べ、
仕分け結果を今後の政策に反映する意向を示した。
与党の国会議員と有識者が「仕分け人」になり、23日までの4日間、原子力や社会保障など10分野を議論する。
「もんじゅ」については、
仕分け人から「廃炉にして、別の道も検討するべきだ」などの意見が続出し、「抜本的見直し」を要求。
予算計上の見送りを求めたのは、文部科学省が概算要求している関連予算215億円のうち、
出力試験に使う22億円分だ。
日米欧などによる核融合反応を人工的に起こす国際熱核融合実験炉(ITER)計画では、
来年度の概算要求(293億円)を「国際交渉で日本の負担圧縮を求めるべきだ」と提言。
公共施設建設が中心の原発立地自治体向けの交付金は「防災安全対策を拡充した仕組みを検討すべきだ」とした。
もんじゅの見直し提言に、中川正春文科相は仕分け後、記者団に対し
「これまでの形で継続するのではなく、中身を絞り込んでいきたい。
ここでやめたら、1兆円の投資が無駄になる可能性もある」と言及。
来年度予算については
「見送ることが正しいのかなという思いもしている。現場にどんな影響が出るのか、精査して判断したい」と述べ、
22億円分の計上を見送る可能性も示唆した。(三輪さち子、佐藤久恵)
◇
〈高速増殖原型炉「もんじゅ」〉
ウランをプルトニウムに変え、燃料を増やす原子炉。
福井県敦賀市にあり、1995年にナトリウム漏れ事故を起こして、現在は停止中。
開発には約1兆円以上がつぎ込まれたが、実用化のめどは立っていない。
「原発は仏の教えに背く」 永平寺「ふげん」など命名懺悔
毎日新聞 2011年10月14日 大阪朝刊
曹洞宗大本山永平寺(福井県永平寺町)は2011年11月2日、
原発の是非を問うシンポジウム「いのちを慈しむ~原発を選ばないという生き方」を開催する。
同県敦賀市の新型転換炉「ふげん」(廃炉作業中)などの命名にも関わったとされている寺が、初めて企画した。
福島第1原発事故を踏まえて、事故が起きれば子孫にまで影響が及ぶ原発は仏教の教えに相反するとし、
これまでの認識不足への反省を込めている。
永平寺は、横浜市の総持寺とともに、国内に約1万5000の寺と約800万人の信徒を抱える曹洞宗の大本山。
永平寺の布教部長で、今回の催しを運営する「禅を学ぶ会」事務局長の西田正法(しょうぼう)さん(56)は、
「使用済み核燃料を残し、DNAに作用する放射線という危険をはらむ原発は、子孫への負の遺産となる。
命を長い時間の視座に置く仏教の教えと相反する」と説き、
「今の生活を見直すきっかけにしてほしい」と呼び掛ける。
西田布教部長によると、いずれも菩薩(ぼさつ)の名前に由来する新型転換炉「ふげん」、
高速増殖原型炉「もんじゅ」(敦賀市)の命名に、寺が関わったという。
西田布教部長は
「原発に対する認識が足りなかった私たちの責任は重く、間違いだった。懺悔(さんげ)することから始めたい」
と戒めている。
シンポジウムには、
反原発運動に携わってきた同県小浜市の明通寺住職、中島哲演さんや、
各地で震災体験を語っている福島県飯舘村の酪農家、長谷川健一さん、
作家の朴慶南(パクキョンナム)さんらが参加する。
同町の「四季の森文化館」で午後1時開始。定員400人。入場料500円。問い合わせは同会事務局(0776・63・3456)。
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・「もんじゅ」に見た夢
・1兆円かけて1キロワットアワーの発電もしていない「もんじゅ」
・「もんじゅ」名前の由来
・動かそうとするたびに事故を起こす「もんじゅ」
・停止していても維持費が年間200数十億円かかる「もんじゅ」
・発電出来ないのに膨大な電気を使い、ナトリウムを温めるという仕事だけをしている「もんじゅ」
・「もんじゅ」の高速増殖炉というものの危険性ープルトニウムー
・アメリカ「EBR-2」撤退、フランス「超不死鳥」潰れて動かず
・日本が「もんじゅ」を動かしたい訳
11月21日月曜日
京都大学原子炉実験所小出裕章助教に聞く
Radio News「たねまきジャーナル」
MBSラジオ [MBS1179.com]
<参考>
もんじゅ「抜本的見直しを」 仕分け初日、意見続出
行政刷新会議(議長・野田佳彦首相)の「提言型政策仕分け」が20日に始まり、
停止中の高速増殖原型炉「もんじゅ」について「研究開発の存続の是非を含め抜本的に見直すべきだ」と提言した。
さらに来年度予算要求のうち、22億円分の計上見送りも求めた。
仕分け結果に、政策変更や予算削減などの拘束力はない。
ただ、東京電力福島第一原発事故で原子力政策への不信感が強まるなか、
来年夏をめどにエネルギー政策の見直し方針をまとめるエネルギー・環境会議の議論に影響を与えそうだ。
蓮舫行政刷新相は冒頭のあいさつで「結果は首相のもとでとりまとめ、政府一体で進めたい」と述べ、
仕分け結果を今後の政策に反映する意向を示した。
与党の国会議員と有識者が「仕分け人」になり、23日までの4日間、原子力や社会保障など10分野を議論する。
「もんじゅ」については、
仕分け人から「廃炉にして、別の道も検討するべきだ」などの意見が続出し、「抜本的見直し」を要求。
予算計上の見送りを求めたのは、文部科学省が概算要求している関連予算215億円のうち、
出力試験に使う22億円分だ。
日米欧などによる核融合反応を人工的に起こす国際熱核融合実験炉(ITER)計画では、
来年度の概算要求(293億円)を「国際交渉で日本の負担圧縮を求めるべきだ」と提言。
公共施設建設が中心の原発立地自治体向けの交付金は「防災安全対策を拡充した仕組みを検討すべきだ」とした。
もんじゅの見直し提言に、中川正春文科相は仕分け後、記者団に対し
「これまでの形で継続するのではなく、中身を絞り込んでいきたい。
ここでやめたら、1兆円の投資が無駄になる可能性もある」と言及。
来年度予算については
「見送ることが正しいのかなという思いもしている。現場にどんな影響が出るのか、精査して判断したい」と述べ、
22億円分の計上を見送る可能性も示唆した。(三輪さち子、佐藤久恵)
◇
〈高速増殖原型炉「もんじゅ」〉
ウランをプルトニウムに変え、燃料を増やす原子炉。
福井県敦賀市にあり、1995年にナトリウム漏れ事故を起こして、現在は停止中。
開発には約1兆円以上がつぎ込まれたが、実用化のめどは立っていない。
「原発は仏の教えに背く」 永平寺「ふげん」など命名懺悔
毎日新聞 2011年10月14日 大阪朝刊
曹洞宗大本山永平寺(福井県永平寺町)は2011年11月2日、
原発の是非を問うシンポジウム「いのちを慈しむ~原発を選ばないという生き方」を開催する。
同県敦賀市の新型転換炉「ふげん」(廃炉作業中)などの命名にも関わったとされている寺が、初めて企画した。
福島第1原発事故を踏まえて、事故が起きれば子孫にまで影響が及ぶ原発は仏教の教えに相反するとし、
これまでの認識不足への反省を込めている。
永平寺は、横浜市の総持寺とともに、国内に約1万5000の寺と約800万人の信徒を抱える曹洞宗の大本山。
永平寺の布教部長で、今回の催しを運営する「禅を学ぶ会」事務局長の西田正法(しょうぼう)さん(56)は、
「使用済み核燃料を残し、DNAに作用する放射線という危険をはらむ原発は、子孫への負の遺産となる。
命を長い時間の視座に置く仏教の教えと相反する」と説き、
「今の生活を見直すきっかけにしてほしい」と呼び掛ける。
西田布教部長によると、いずれも菩薩(ぼさつ)の名前に由来する新型転換炉「ふげん」、
高速増殖原型炉「もんじゅ」(敦賀市)の命名に、寺が関わったという。
西田布教部長は
「原発に対する認識が足りなかった私たちの責任は重く、間違いだった。懺悔(さんげ)することから始めたい」
と戒めている。
シンポジウムには、
反原発運動に携わってきた同県小浜市の明通寺住職、中島哲演さんや、
各地で震災体験を語っている福島県飯舘村の酪農家、長谷川健一さん、
作家の朴慶南(パクキョンナム)さんらが参加する。
同町の「四季の森文化館」で午後1時開始。定員400人。入場料500円。問い合わせは同会事務局(0776・63・3456)。
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11.21
Mon
(〃・ω・ノ)ノ おかえりなさーいー♪♪
ーーーーーーーーーー
11月21日PM8時
ただいまっ(^O^)なんか久しぶりのつぶやきでし。
今日もコツコツ作業やって帰って来ました。
先週から3号機の話題いっぱいあるけど、今日は3号機についてつぶやくでし。
今までも3号機は原子炉建屋に作業員がまともに入れなかったんだけどやっぱり線量高いね。
原子炉建屋に入るにしてもタングステンチョッキ(約15~20キロ)着てごく短時間。
でも今回はガス管理システム工事やるには配管や機器を据え付けなきゃならないから
いくら作業員がいても1人2~3分じゃ作業なんか出来ないんだ。
1号機や2号機も40~180mSv/h位あって高かったけど、なんとか遮蔽して人海戦術でやってきた。
だけど今回は遮蔽すら出来るレベルじゃないんだ。じゃあどうすれば…?だよなぁ…。
ここからはオイラの個人的な見解だから、あんまりあてにしないで聞いて欲しいんだけど…。
まずは高線量の線源である床面の汚染を除染しなきゃならないんだ。
ロボットがウエスで拭いても落ちないみたいだからかなり固着してるはず。
ロボットに超高圧洗浄機を取り付けて薬品混ぜた洗浄材で床面、壁面を除染するしかないと思うんだ。
処理水は北側か南側のエアロックの方どちらか一方に流れるようにするのがポイント。
次にロボットを使ってウエスで拭き取る。
そこまで上手くいったら次は搬入口側から、もしくはエアロックからアクセスして鉛板を床に敷き詰める。
これもロボット使えればいいんだけど、~200mSv/hくらいだったら人海戦術だろうな。
これで床面、壁面はなんとかなるかも。
あと心配なのは他の配管やダクト、機器の線量…。
こっちが1000mSv/h超えてたら、また考えなきゃです。
いづれにしても、相当な作業員が必要だし年内完成は今の設計計画では難しいかも。
根本的に別なルートを捜すかコンセプト変更しないと…。
でも原子炉建屋に入れるようにしないと今後の作業も進まないから何とかしなきゃならないんだけどね。
あと絶対忘れちゃならないのは3号機の汚染にはプルトニウムがあると言うこと。
しっかりプルトニウム管理しなきゃダメだと思うよ。
ーーーーーーーーー
福島第1原発:3号機北東側で1300ミリシーベルト
毎日新聞 2011年11月16日 20時38分
東京電力は16日、福島第1原発3号機の原子炉建屋1階の北東側で、
毎時約1300ミリシーベルトの放射線量を計測したと発表した。
3号機の原子炉建屋内で計測された中で最も高い。
14日、格納容器入り口にあるコンクリート製扉を動かすレールにたまった水をロボットがふきとった際、
床面から高さ10~20センチで検出された。
ロボットは、格納容器内の気体を浄化して外部に放出する「ガス管理システム」の取り付け作業の準備で投入した。
松本純一原子力・立地本部長代理は
「事故で格納容器内の圧力が高くなって、放射性物質が漏えいした可能性がある」と語った。
1号機の原子炉建屋では8月に毎時5000ミリシーベルト超が計測されている。
【久野華代】
11.21
Mon
【北陸発】
「大丈夫」思い込もうとする空気 福島 伝えたい
中日新聞 2011年11月17日

長女の真帆ちゃんと実家の近くで遊ぶ原田さん。
福島では安心して屋外で遊ばせられない=金沢市田上新町で
子連れ避難 元キャスター金沢で決意
福島テレビ(福島市)で十五年にわたりアナウンサーとして活躍した原田幸子さん(37)が、
東京電力福島第一原発事故を契機に長女の真帆ちゃん(6つ)と実家のある金沢市に避難している。
「故郷」と呼ぶはずだった福島だが、第二子の妊娠が分かり七月で退社。福島を離れた。
「報道に携わった一人としての体験を多くの人に知ってほしい」と
今、金沢市であるイベントなどで自らの経験を語る。(松岡等)
夕方のレギュラー番組でキャスターを務めるはずだった3月11日。
揺れが襲った直後からヘルメットをかぶってカメラに向かう。
保育園に預けていた娘の安全を確認できたのは夜だった。
夫は他局のアナウンサーで、母娘の二人は三日間、局で寝泊まりした。
1号機が爆発し、14日朝、金沢の両親に頼んで娘だけは避難させた。
3号機爆発による大量の放射性物質が福島市に届く直前だった。
3月中に初めて金沢に戻った時、友人が食事に連れ出してくれた。
豊富な食べ物、汚染を気にすることもない。
「これが普通の生活だったんだ」。
涙が出た。
*ふくらむ疑問
それから福島と金沢を行き来する。
「東北新幹線で途中、マスクをするのが戦場に帰るために切り替えるスイッチ」だった。
伝えるニュースに「これでいいのか」という疑問がふくらんでいく。
例えば福島駅近くでサクランボをほおばる幼稚園児の話題。
洗わないまま『おいしい』と言って食べる“安全性”のアピール。
「これって放送していいの?」と思わずにいられない。
原発報道でテレビへの信頼が失われていくのを実感する一方で
「テレビが言ってんだから安全だべ」という人も。
本当に福島の人たちに必要な情報を伝えているのか自問した。
以前から熱望していた妊娠が分かったのはそんな時。
「まさかこんなタイミングで」。
母親として踏ん切りがついた。福島にはいられない。
「命って引き継がれていくんだなと思う。これだけの犠牲があったのだから、強い子になる」。
現在妊娠八カ月。男の子と分かった。
*感じる引け目
福島で今、一番の話題は除染。
「大丈夫だと思おうとしているよう。
残った人はそういう精神状態になるし、メディアもその方向に進んでいくような気がする」。
けれど除染にどれだけかかるのだろう。
「県をなんとか維持したいという人たちの思いを感じる」
最近の電話で知人から「日常の生活で(放射能を)気にするのにも限界がある」と聞いた。
「金沢に実家のある自分は幸運。すべてを捨てて福島を離れるのは並大抵じゃない」
半面、避難した人は引け目も感じる。
取材されたくない人は金沢にも数多い。
だからこそ、報道に携わった者として、経験を自分が話したい。福島のことを聞いてほしい。
原発事故の反省を生かさせなければ、福島が被った犠牲の意味はないから。
ーーーーーーーーー
2分11秒 福島テレビ退職直前の原田幸子さんが歌います
原田 幸子(はらだ ゆきこ、1973年12月26日-)は、元福島テレビのアナウンサー。
石川県金沢市出身。早稲田大学人間科学部卒業。
1996年福島テレビ入社。
夕方の報道番組を中心に活躍してきたが、
2005年春改編で「Lばんスーパーニュース」がリニューアルするのに伴い、産休に入る。
夫は福島放送の池田速人[要出典]。FNS26時間テレビが始まる頃を皮切りに復帰した。
2011年7月末をもって福島テレビを退職した。
第二子を妊娠しており、出産・育児に専念するためとのこと。
福島中央テレビ製作の報道特別番組です。
実際に福島で放送されているのかどうか、調べてみましたが分かりませんでした。
【原発】世界初「原発爆発の瞬間映像はどう伝えられたか」報道パニック
NewTubeJapan さんが 2011/11/09 にアップロード
Youtubeには2011年11月9日にUPされています。
以下、番組内容を書き出します。

3月12日午後3時36分
福島中央テレビの情報カメラが捉えた福島第一原子力発電所1号機の水素爆発の瞬間です。
それは10万人以上が避難し、放射能汚染の不安と戦う日の始まりでした。

3月14日午前11時1分
2日後には3号機も大きな爆発を起こします。
世界に大きな衝撃を与えたこれら原発事故の瞬間を、メディアで唯一撮影していました。
この事故を地元テレビ局としてどう伝えようとしたのか、震災から4日間を検証します。


福島中央テレビ報道部長 小林典子:
原子力緊急事態宣言が出されている中で、
地元のテレビ局としてはあの原発構内で起こったことは、
些細な出来事でも、異常があればすぐさま報じるべきと考えました。
例えばあれが、火災の小さな煙だったとしてもです。
ただ、情報はあれしか、あの映像しかなかったんですけれども。
午後3時40分
福島中央テレビは県内への放送を決めます。

ーーローカル放送
午後3時40分
福島中央テレビアナウンサー 大橋聡子:
さき・・さきほど1分前、え、福島第一原発1号機から大きな煙が出ました。
大きな煙が出まして、そのまま、え、その煙が北に向かって流れているのが分かるでしょうか。

ーーNNNで全国放送
アナウンサー:福島中央テレビからお願いします。

午後4時49分
大橋聡子:
はい、福島から・・・お伝えします。
え、原発に関するニュースをお伝えします。
福島第一原子力発電所のトラブルで、正門の付近では通常のおよそ20倍の放射線量が確認されました。
国の原子力安全保安院によりますと、

えー、ご覧頂いているのは午後3時36分の福島第一原発の映像です。
水蒸気と思われるものが福島第一原発からボンッ!と吹き出しました。
世界で初めてとなる原発爆発の瞬間を記録したのは、
福島第一原発から17キロ離れた山の中に設置した情報カメラです。

福島中央テレビも含め民放各局やNHKが、もっと原発の近くに設置したカメラが
地震の影響で撮影できなくなる中、
このカメラだけが唯一、その瞬間を撮影し続けていたのです。

あの映像がなかったら、目に見えない放射能の拡散を私たちはどれだけ実感できたでしょう。
そして、政府の発表は一体どれだけ遅れたのか。
私達は改めて映像の力を思い知りました。

小林典子:
世界を駆けめぐることになったこの映像は、
福島の人々のそれまであった平穏な暮らしを一瞬にして変えてしまった、瞬間の映像ともなりました。
それだけに私たちは、被災した人たちの気持ちを考えて、
この映像の使用を数日経ってから必要最小限にしようと 決めました。
しかしそれが、かえってインターネット上などでは、
「何らかの圧力があってあの映像を放送をしないのでは」と憶測を生むなど、
映像と情報を伝えることの様々な側面を考えさせられる
特別な映像ともなりました。

今回お伝えしたのはわずか4日間の検証です。
ここから始まった福島の放射能との戦いの日々はいまも続いています。
ーー製作著作 FCT 福島中央テレビーー
なんでしょう・・・
見た感想はよく分かりません
福島中央テレビのモニターだけが無事で
世界で初めての爆発の瞬間の映像の撮影が出来たことの自慢でしょうか?
「被災した人たちの気持ちを考えて、この映像の使用を数日経ってから必要最小限にしようと決めました。」
この福島中央テレビ報道部長 小林典子氏の発言には非常に違和感を感じます。
アナウンサーの大橋さんは最初の爆発の時
「煙が北に向かって流れているのが分かるでしょうか」と放送しています。
飯館村の方ですよね、そっちに逃げてはいけないと
それに、避難を呼び掛けてもいません。
「世界で初めての映像」ではなく、
一番身近な放送局が一番先に原発の爆発を確認したのだから
住民の方に大至急避難を呼びかける事が何よりも大切だったし、できたはずだと思います。
「避難して下さい」
「煙は北に向かっていますから南へ逃げて下さい」
そう放送したとして、その後、たとえばその言葉が大げさだったと非難を浴びたとしても、
無事だったのならばそれでよし。だったのではないでしょうか?
「もしもの時を思って住民の方に避難を呼びかけました」
そう言えば済む事だったのではないでしょうか?
報道として、この時の爆発の映像を何度もながし、
近くに住む住民の方、北に住む住民の方に知らせる事が出来たのにと
非常に残念です。
あの瞬間にもっと沢山の住民が即座に避難する事が出来ていたら、
最初に受けた大量の被ばくを避ける事が出来た人がどれだけ多くいた事でしょう
地元の報道としての
最低限しなければいけない事を放棄た事実を、自ら認めた番組のように思えます。
福島中央テレビは、以前ドイツの番組(ドイツテレビZDF局8/26放送番組(内容書き出し))内で使用された
3号機の水素爆発の映像部分だけのために、
Youtubeを「著作権侵害」でどんどん消していったことがあります。
Youtubeが消えた時のために。
同じ動画です↓
原発水素爆発 私たちはどう伝えたのか
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福島中央テレビの「番組審査委員会」の内容を転記します続きを読む
実際に福島で放送されているのかどうか、調べてみましたが分かりませんでした。
【原発】世界初「原発爆発の瞬間映像はどう伝えられたか」報道パニック
NewTubeJapan さんが 2011/11/09 にアップロード
Youtubeには2011年11月9日にUPされています。
以下、番組内容を書き出します。

3月12日午後3時36分
福島中央テレビの情報カメラが捉えた福島第一原子力発電所1号機の水素爆発の瞬間です。
それは10万人以上が避難し、放射能汚染の不安と戦う日の始まりでした。

3月14日午前11時1分
2日後には3号機も大きな爆発を起こします。
世界に大きな衝撃を与えたこれら原発事故の瞬間を、メディアで唯一撮影していました。
この事故を地元テレビ局としてどう伝えようとしたのか、震災から4日間を検証します。


福島中央テレビ報道部長 小林典子:
原子力緊急事態宣言が出されている中で、
地元のテレビ局としてはあの原発構内で起こったことは、
些細な出来事でも、異常があればすぐさま報じるべきと考えました。
例えばあれが、火災の小さな煙だったとしてもです。
ただ、情報はあれしか、あの映像しかなかったんですけれども。
午後3時40分
福島中央テレビは県内への放送を決めます。

ーーローカル放送
午後3時40分
福島中央テレビアナウンサー 大橋聡子:
さき・・さきほど1分前、え、福島第一原発1号機から大きな煙が出ました。
大きな煙が出まして、そのまま、え、その煙が北に向かって流れているのが分かるでしょうか。

ーーNNNで全国放送
アナウンサー:福島中央テレビからお願いします。

午後4時49分
大橋聡子:
はい、福島から・・・お伝えします。
え、原発に関するニュースをお伝えします。
福島第一原子力発電所のトラブルで、正門の付近では通常のおよそ20倍の放射線量が確認されました。
国の原子力安全保安院によりますと、

えー、ご覧頂いているのは午後3時36分の福島第一原発の映像です。
水蒸気と思われるものが福島第一原発からボンッ!と吹き出しました。
世界で初めてとなる原発爆発の瞬間を記録したのは、
福島第一原発から17キロ離れた山の中に設置した情報カメラです。

福島中央テレビも含め民放各局やNHKが、もっと原発の近くに設置したカメラが
地震の影響で撮影できなくなる中、
このカメラだけが唯一、その瞬間を撮影し続けていたのです。

あの映像がなかったら、目に見えない放射能の拡散を私たちはどれだけ実感できたでしょう。
そして、政府の発表は一体どれだけ遅れたのか。
私達は改めて映像の力を思い知りました。

小林典子:
世界を駆けめぐることになったこの映像は、
福島の人々のそれまであった平穏な暮らしを一瞬にして変えてしまった、瞬間の映像ともなりました。
それだけに私たちは、被災した人たちの気持ちを考えて、
この映像の使用を数日経ってから必要最小限にしようと 決めました。
しかしそれが、かえってインターネット上などでは、
「何らかの圧力があってあの映像を放送をしないのでは」と憶測を生むなど、
映像と情報を伝えることの様々な側面を考えさせられる
特別な映像ともなりました。

今回お伝えしたのはわずか4日間の検証です。
ここから始まった福島の放射能との戦いの日々はいまも続いています。
ーー製作著作 FCT 福島中央テレビーー
なんでしょう・・・
見た感想はよく分かりません
福島中央テレビのモニターだけが無事で
世界で初めての爆発の瞬間の映像の撮影が出来たことの自慢でしょうか?
「被災した人たちの気持ちを考えて、この映像の使用を数日経ってから必要最小限にしようと決めました。」
この福島中央テレビ報道部長 小林典子氏の発言には非常に違和感を感じます。
アナウンサーの大橋さんは最初の爆発の時
「煙が北に向かって流れているのが分かるでしょうか」と放送しています。
飯館村の方ですよね、そっちに逃げてはいけないと
それに、避難を呼び掛けてもいません。
「世界で初めての映像」ではなく、
一番身近な放送局が一番先に原発の爆発を確認したのだから
住民の方に大至急避難を呼びかける事が何よりも大切だったし、できたはずだと思います。
「避難して下さい」
「煙は北に向かっていますから南へ逃げて下さい」
そう放送したとして、その後、たとえばその言葉が大げさだったと非難を浴びたとしても、
無事だったのならばそれでよし。だったのではないでしょうか?
「もしもの時を思って住民の方に避難を呼びかけました」
そう言えば済む事だったのではないでしょうか?
報道として、この時の爆発の映像を何度もながし、
近くに住む住民の方、北に住む住民の方に知らせる事が出来たのにと
非常に残念です。
あの瞬間にもっと沢山の住民が即座に避難する事が出来ていたら、
最初に受けた大量の被ばくを避ける事が出来た人がどれだけ多くいた事でしょう
地元の報道としての
最低限しなければいけない事を放棄た事実を、自ら認めた番組のように思えます。
福島中央テレビは、以前ドイツの番組(ドイツテレビZDF局8/26放送番組(内容書き出し))内で使用された
3号機の水素爆発の映像部分だけのために、
Youtubeを「著作権侵害」でどんどん消していったことがあります。
Youtubeが消えた時のために。
同じ動画です↓
原発水素爆発 私たちはどう伝えたのか
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原発、
いつ、やめるのか、
それとも
いつ、再開するのか。
それを決めるのは、
電力会社でも
役所でも
政治家でもなくて、
私たち
国民一人一人。
通販生活 秋冬号の
巻頭特集は、
「原発国民投票」
全国書店で発売中
追記11月27日

チェルノブイリ、内部被曝なお ロシアの小児科医報告
朝日新聞 2011年11月19日2時3分
ーー記事の転記は削除しましたーー
ロシア連邦立小児血液・腫瘍(しゅよう)・免疫研究センターのルミャンツェフ・センター長は
2009~10年にベラルーシに住む約550人の子どもの体内の放射性セシウムを調べ、
平均で約4500ベクレル、約2割で7千ベクレル以上の内部被曝があった。
03年にベラルーシで亡くなった成人と子どもの分析では、
脳や心筋、腎臓、肝臓など調べた8臓器すべてからセシウムが検出された。
どの臓器でも子どもの方が濃度が高く、甲状腺からは1キロ当たり1200ベクレル検出された。
などのことから、
「チェルノブイリの原発事故から20年以上たっても、
周辺住民に放射性セシウムによる内部被曝(ひばく)が続いている」
「子どもの免疫細胞も減少している可能性がある」ことを
11月18日に千葉市で開かれたシンポジウムで報告した。
という内容の記事です。
福島原発、2号機は揺れで損傷か 専門家が解析
東京新聞 2011年11月19日 20時01分
東京電力福島第1原発2号機で、
原子炉格納容器下部の圧力抑制プールが地震の揺れで早期に損傷したか、
劣化した可能性が高いとする解析結果を19日までに、原子力安全の専門家がまとめた。
東電は、地震による原子炉の明らかな損傷はなく、津波による電源喪失が事故原因との立場。
揺れで損傷していれば、福島第1と同様に従来の耐震基準が適用されている他の原発への影響も必至だ。
東電や政府の事故調査・検討委員会の調査結果が注目される。
解析したのは日本原子力研究開発機構の元研究者で、
社会技術システム研究所(茨城県ひたちなか市)の田辺文也所長。
(共同)
朝日新聞 2011年11月19日2時3分
ーー記事の転記は削除しましたーー
ロシア連邦立小児血液・腫瘍(しゅよう)・免疫研究センターのルミャンツェフ・センター長は
2009~10年にベラルーシに住む約550人の子どもの体内の放射性セシウムを調べ、
平均で約4500ベクレル、約2割で7千ベクレル以上の内部被曝があった。
03年にベラルーシで亡くなった成人と子どもの分析では、
脳や心筋、腎臓、肝臓など調べた8臓器すべてからセシウムが検出された。
どの臓器でも子どもの方が濃度が高く、甲状腺からは1キロ当たり1200ベクレル検出された。
などのことから、
「チェルノブイリの原発事故から20年以上たっても、
周辺住民に放射性セシウムによる内部被曝(ひばく)が続いている」
「子どもの免疫細胞も減少している可能性がある」ことを
11月18日に千葉市で開かれたシンポジウムで報告した。
という内容の記事です。
福島原発、2号機は揺れで損傷か 専門家が解析
東京新聞 2011年11月19日 20時01分
東京電力福島第1原発2号機で、
原子炉格納容器下部の圧力抑制プールが地震の揺れで早期に損傷したか、
劣化した可能性が高いとする解析結果を19日までに、原子力安全の専門家がまとめた。
東電は、地震による原子炉の明らかな損傷はなく、津波による電源喪失が事故原因との立場。
揺れで損傷していれば、福島第1と同様に従来の耐震基準が適用されている他の原発への影響も必至だ。
東電や政府の事故調査・検討委員会の調査結果が注目される。
解析したのは日本原子力研究開発機構の元研究者で、
社会技術システム研究所(茨城県ひたちなか市)の田辺文也所長。
(共同)
11.19
Sat
肥田:
ええ。
だから、その慢性症状という事も、
権威のあるちゃんとした公の文書の中に発表した医学者は、
一人いるだけです。
ん・・あの・・・戦後
まだみんながひっくり返って死んでいる時期に広島にきてね
放射線の影響はストロンチウムというのが骨に沈着してね、
骨に集中して、骨自身の中にあるリンという化合物を放射線リンに替えると。はっきり。
だから、人間の造血機能は、骨の真ん中の中空になった
管の中である骨髄というところで血液を作っているわけだ。
その血液を完全に作っている周りの側の骨自身が、リンが放射性リンに変わったために
造血機能を働いているその血液作りのそのものが、
自分の側の持った放射線で持続的に被ばくさせられるような状態になって、
だからそこで出来る血小板だとか云々とかいうものが
みんな死んでお釈迦が出来てくると、
で、正確な力が出来ないために、いろんな種類の貧血が起こったと。
だから、血小板減少性というのは、紫斑が出て、結局血小板が足りないための粘膜出血でみんな死んでいくと。
それから、白血球が足りないというのは、はっきり細菌との戦争が出来なくて、
逆に細菌に食い殺されるという形で、腐敗が起こったり、いろんな病気が起こると。
そういう事まで、アメリカの進駐する一か月ぐらいの間に、
そういう事をちゃんと研究して、発表した東大の教授がいるんですよ。
で、その先生は、マッカーサーに最初名指しで、もう、やられちゃって、
一切の資料、研究した資料を没収。ですね。
で、もう、その研究は明日から続けることはまかりならん。
岩上:その方はなんていう方なんですか
肥田:
都築正男,この人がね、
「広島新史」っていう上下2巻の、広島市が発行した報告書があるんですよ。
原爆の被害の。
その下巻の方だったと思うけれど、
後半の一番後ろに、その人の書いた原爆に対しての、いろんなところに発表した論文が、
10いくつ集団で載っているんです。
その中の一つに、「慢性症状」と名付けて、
要するに不思議な、あとあと症状が出たと、その事を「慢性症状」というようにひっくるめて、
いわゆる急性症状、私がさっき言った、不思議な、あれと対比するものとして
「慢性症状」が沢山の被ばく者に起こって、治療法がないために苦しんだという、
そういう公の文書がね「広島新史」のなかにでているんです。
で、そういう論文はね、あの、日本の一般の企業が出している
医療雑誌に、こう、分けて出されていたみたいですね。
だから、これは何月何日のなんていう雑誌に書かれたっていう根拠もちゃんと出ています。
肥田:そう
で、彼と付き合うとね、どっかの教授は付き合っているとやっぱり、その影響で睨まれるんですね。
だから、彼とは付き合わない様に、付き合わないようにみんなしていった。
岩上:あーーー、
それ、睨まれるというのは占領時代の7年間だけでなく、
その後もずーーっと・・
肥田:
もう、厚生省に引き継がれてからも。
やっぱり厚生省で出世しようと思うものは、
やっぱりその問題でアメリカに建てをつく側に入ったんじゃ、出世できないから。
おべんちゃら言う方に入っていく訳ですよ。
と、肥田舜太郎氏×岩上安身No4(文字起こし)2011年10月6日で語っていらっしゃいます。
「原爆症研究の父」と呼ばれる都築 正男氏に関して、下記の記事を見つけましたので転記します。
(つづき まさお、1892年(明治25年)10月20日 - 1961年(昭和36年)4月5日)
ーーー神戸新聞よりーーーー
ヒロシマとともに ―原爆症研究の父・都築正男
都築正男 1892―1961年。姫路市生まれ。
原爆症研究の権威として国際的に活躍した。
1945年8月30日から広島で被爆調査に従事した功績に対し、
同市は58年9月17日、同市初の名誉市民の称号を贈った。
人類史上最悪の殺りく兵器・原子爆弾が広島、長崎に投下されてから今年で六十年。
いち早く広島に入り、被爆調査に当たった都築正男。
「原爆症研究の父」と称された彼の足跡をたどり、その生きざまが現代に問いかけるメッセージを探る。
上.不眠不休
神戸新聞 (2005/08/17)
24日後、壊滅した町へ

広島・平和記念公園の原爆慰霊碑(奥が爆心地に建つ原爆ドーム)。
炎天下、多くの人が慰霊に訪れていた=8月11日、広島市中区
一発の原爆で町が壊滅した日から二十四日がたっていた。
一九四五(昭和二十)年八月三十日早朝。
陸軍軍医学校、理化学研究所、東京帝国大学の合同調査団が広島を訪れた。
戦前、中国軍管区司令部が置かれ、にぎわいを見せた軍都は、
二〇〇〇度を超す熱線と爆風で破壊し尽くされていた。
一面のがれきの山、焼け野原。
被爆者や馬の死体が異臭を放ち、大量発生したハエが飛び交う。まさに、この世の地獄だった。
□ □
調査団を率いたのが、姫路市出身で、東京帝国大学医学部外科教室教授の都築正男。
放射能障害と熱傷研究の第一人者だった。
当時、小学校や病院の救護所は、大やけどした被爆者であふれ、
目立った外傷はなくても、脱毛や高熱、下痢、鼻からの出血、白血球数の低下などの症状に見舞われ、
亡くなるケースが相次いでいた。
都築らは、電気や水道も使えず、機材も不十分な中、不眠不休で被爆者の調査と治療に当たった。
調査団は九月十日までに、
症状や治療状況、病理解剖所見、放射線の分布などの詳細な調査報告書をまとめた。
地元の医師らを対象にした講演会では、被爆者の治療について説明した。
□ □
都築を広島に導いたのは、ある女優の死だった。
仲みどり。
軍施設を慰問する新劇移動演劇隊「桜隊」の団員だった仲は
八月六日、爆心地から七百五十メートルの事務所兼寮で被爆した。
大きなけがはなかったが、直後から胸の痛みやおう吐、血便、尿が黒くなる症状が出、
三日後、東京の実家に戻った。
仲は東大付属病院に入院、治療を担当したのが都築だった。
当時の最高レベルの治療を施したが、白血球数の異常な減少や高熱、脱毛などの症状が悪化し、
仲は同二十四日に亡くなった。
都築は死因を急性放射能症によるものと確信。
世界で初めてカルテに「原子爆弾症」(原爆症)と書き込む。
その年の十月、雑誌「総合医学」に発表した論文にも同じ言葉を使い、放射能障害の怖さを訴えた。
当時の都築について、長男の正和(73)=東京都=は
「家で仕事の話はほとんどしなかった。『広島に行く』という話は聞いたが、
中学一年の私は、父が共同研究者のアメリカ人からもらってくるチョコレートやキャンデーの方が楽しみでした」
と振り返る。
□ □
都築は一八九二(明治二十五)年、
姫路市光源寺前町(現・東駅前町)で八人きょうだいの長男として生まれた。
父宗正は地元の開業医だった。
旧制姫路中学(現・県立姫路西高)時代は、水泳部でならし、飾磨沖の遠泳で体を鍛えた。
医師を志し、東京帝国大学医学部に進み、
大学院時代には、強いレントゲン線が生物に及ぼす影響について論文を発表。
当時、大量の放射線被ばくの研究は世界でも例がなかったという。
弟子たちの間では「先生は怖い」と評判になるほど厳格な研究者だった半面、
日曜には家族を郊外のハイキングや公園に連れて行く面もあったという。
「夏休みには湘南海岸の逗子に海水浴に連れて行ってくれた。父は泳ぎが好きでいろいろ教えてくれた」と、
正和は懐かしむ。
□ □
都築が広島に入った八月三十日、連合国軍最高司令官のダグラス・マッカーサーが厚木基地に降り立った。
米国はすぐに広島へ調査団を派遣することを決め、都築は米国調査団に協力することになる。
占領体制の始まりは、被爆調査にも針路変更を迫った。(敬称略)
■ ■
下.使命感
神戸新聞 (2005/08/18)
米側の口封じに抵抗

被爆者を診察する都築の写真パネルなどが並ぶ
姫路市平和資料館=同市西延末
原爆投下後、広島には大学や軍、理化学研究所の関係者ら多くの日本人が調査入りした。
これに対し、連合国軍総司令部(GHQ)は一九四五(昭和二十)年九月十九日、
プレスコード(新聞など刊行物の取り締まり方針)を指令。
原爆に関する報道や研究発表の制限に乗り出した。
調査結果が公表され、原爆の被害の実像が世界に伝わることを恐れたといわれる。
都築らの被爆調査は行く手を遮られた。
その中で、日本政府は物理や化学、地学、医学など各分野の専門家を集め、
原子爆弾災害調査研究特別委員会を設置。
都築は研究員ら約千七百人を擁する医学科会の会長となった。
医学者としての使命感に燃え、権力に立ち向かった都築を物語るエピソードがある。
同特別委の第一回報告会で、
米国の科学者が「原爆災害研究はGHQの許可を必要とし、結果公表は禁止する」と発言した。
これに対し、都築は「人道上許しがたい」と猛抗議した。
原爆症の治療法を見つけ出すには研究成果の公表が欠かせなかったからだ。
長男の正和は
「父は被爆者の話を家ではしなかったが、
残した文献から原爆症を二度と起こしてはならないと考えていたことがよく分かる」と話す。
□ □
一方、広島では連日、原爆症で多くの命が失われていた。
被爆者の治療拠点となった救護所は、八月九日のピーク時に五十三カ所あったが、
医薬品などが不足、十分に治療できなかった。
さらに、その年の十、戦争災害保護法の適用が解除され、
救護所の閉鎖が相次ぎ、行き場をなくした被爆者は家族や親類に引き取られていった。
都築はその間も日米合同調査団の設立にかかわるなど、日本側の先頭に立ち続けたが、
四六年八月、戦時中の軍医歴を理由に公職追放処分を受けた。
厳しさを増す言論統制は、人々の広島への関心を次第に薄れさせていった。
広島平和記念資館の濱本康敬主査(47)は
「原爆投下の四年後に都市建設法が制定された。
国は戦災復興に早く取り組んだが、被爆者の治療など人の救済は遅れた」と指摘する。
□ □
世界が再び核の脅威に直面したのが、五四年三月一日の第五福竜丸事件だ。
北太平洋のマーシャル諸島ビキニ環礁で行われた米国の水爆実験で、
危険海域外で操業中の日本のマグロ漁船が被ばくし、
乗組員二十三人が死の灰を浴び、一人が急性放射能症で亡くなった。
この事件を機に、原水爆禁止運動が沸き上がり、五五年の第一回原水禁世界大会へとつながった。
追放解除後、東大名誉教授に復帰していた都築は、
この時も東大医学部付属病院などの医師団のメンバーとして活動したが、
広島、長崎に次ぐ被ばく者が出たことに心を痛めたという。
□ □
都築らの一連の被爆調査は、その後のさまざまな取り組みの出発点となった。
国は五七年に原爆医療法を制定、国費による被爆者治療を始めた。
地元の医師会による対策協議会や、広島大学原爆放射線医科学研究所(原医研)など研究機関も設立され、
広島で蓄積されたデータを国内外で役立てようという動きが広がった。
都築らの功績について、濱本主査は
「被爆調査の日米の橋渡し役を務めた。
戦勝国だけの一方的な調査だったら、その後の情報公開もなかっただろう。
初期段階で日本人が高度な調査を行ったことは大きな意義がある」と話す。
しかし、その後も放射能障害による犠牲者は後を絶たない。
八六年四月、旧ソ連・ウクライナで史上最悪の放射能流出事故といわれるチェルノブイリ原発事故が発生。
国内では九九年九月、茨城県東海村の核燃料加工会社で臨界事故が起き、
中性子線に被ばくした作業員二人が亡くなった。
父と同じ医学の道に進んだ正和は
「原爆症研究の成果はその後の放射能障害の治療に役立っている面はある。
ただ、ある程度以上の被ばくになると、現代医学は無力だ」と言う。
高レベルの放射能障害の場合、特効薬がないのが現状だ。
被爆死した女優、仲みどりのカルテに、都築が世界で初めて原爆症と書き込んでから六十年。
国際社会はいまだ核廃絶への道を見いだせず、ヒロシマ、ナガサキの苦悩は続いている。(敬称略)
ーーーーーーー
ええ。
だから、その慢性症状という事も、
権威のあるちゃんとした公の文書の中に発表した医学者は、
一人いるだけです。
ん・・あの・・・戦後
まだみんながひっくり返って死んでいる時期に広島にきてね
放射線の影響はストロンチウムというのが骨に沈着してね、
骨に集中して、骨自身の中にあるリンという化合物を放射線リンに替えると。はっきり。
だから、人間の造血機能は、骨の真ん中の中空になった
管の中である骨髄というところで血液を作っているわけだ。
その血液を完全に作っている周りの側の骨自身が、リンが放射性リンに変わったために
造血機能を働いているその血液作りのそのものが、
自分の側の持った放射線で持続的に被ばくさせられるような状態になって、
だからそこで出来る血小板だとか云々とかいうものが
みんな死んでお釈迦が出来てくると、
で、正確な力が出来ないために、いろんな種類の貧血が起こったと。
だから、血小板減少性というのは、紫斑が出て、結局血小板が足りないための粘膜出血でみんな死んでいくと。
それから、白血球が足りないというのは、はっきり細菌との戦争が出来なくて、
逆に細菌に食い殺されるという形で、腐敗が起こったり、いろんな病気が起こると。
そういう事まで、アメリカの進駐する一か月ぐらいの間に、
そういう事をちゃんと研究して、発表した東大の教授がいるんですよ。
で、その先生は、マッカーサーに最初名指しで、もう、やられちゃって、
一切の資料、研究した資料を没収。ですね。
で、もう、その研究は明日から続けることはまかりならん。
岩上:その方はなんていう方なんですか
肥田:
都築正男,この人がね、
「広島新史」っていう上下2巻の、広島市が発行した報告書があるんですよ。
原爆の被害の。
その下巻の方だったと思うけれど、
後半の一番後ろに、その人の書いた原爆に対しての、いろんなところに発表した論文が、
10いくつ集団で載っているんです。
その中の一つに、「慢性症状」と名付けて、
要するに不思議な、あとあと症状が出たと、その事を「慢性症状」というようにひっくるめて、
いわゆる急性症状、私がさっき言った、不思議な、あれと対比するものとして
「慢性症状」が沢山の被ばく者に起こって、治療法がないために苦しんだという、
そういう公の文書がね「広島新史」のなかにでているんです。
で、そういう論文はね、あの、日本の一般の企業が出している
医療雑誌に、こう、分けて出されていたみたいですね。
だから、これは何月何日のなんていう雑誌に書かれたっていう根拠もちゃんと出ています。
肥田:そう
で、彼と付き合うとね、どっかの教授は付き合っているとやっぱり、その影響で睨まれるんですね。
だから、彼とは付き合わない様に、付き合わないようにみんなしていった。
岩上:あーーー、
それ、睨まれるというのは占領時代の7年間だけでなく、
その後もずーーっと・・
肥田:
もう、厚生省に引き継がれてからも。
やっぱり厚生省で出世しようと思うものは、
やっぱりその問題でアメリカに建てをつく側に入ったんじゃ、出世できないから。
おべんちゃら言う方に入っていく訳ですよ。
と、肥田舜太郎氏×岩上安身No4(文字起こし)2011年10月6日で語っていらっしゃいます。
「原爆症研究の父」と呼ばれる都築 正男氏に関して、下記の記事を見つけましたので転記します。
(つづき まさお、1892年(明治25年)10月20日 - 1961年(昭和36年)4月5日)
ーーー神戸新聞よりーーーー
ヒロシマとともに ―原爆症研究の父・都築正男
都築正男 1892―1961年。姫路市生まれ。
原爆症研究の権威として国際的に活躍した。
1945年8月30日から広島で被爆調査に従事した功績に対し、
同市は58年9月17日、同市初の名誉市民の称号を贈った。
人類史上最悪の殺りく兵器・原子爆弾が広島、長崎に投下されてから今年で六十年。
いち早く広島に入り、被爆調査に当たった都築正男。
「原爆症研究の父」と称された彼の足跡をたどり、その生きざまが現代に問いかけるメッセージを探る。
上.不眠不休
神戸新聞 (2005/08/17)
24日後、壊滅した町へ

広島・平和記念公園の原爆慰霊碑(奥が爆心地に建つ原爆ドーム)。
炎天下、多くの人が慰霊に訪れていた=8月11日、広島市中区
一発の原爆で町が壊滅した日から二十四日がたっていた。
一九四五(昭和二十)年八月三十日早朝。
陸軍軍医学校、理化学研究所、東京帝国大学の合同調査団が広島を訪れた。
戦前、中国軍管区司令部が置かれ、にぎわいを見せた軍都は、
二〇〇〇度を超す熱線と爆風で破壊し尽くされていた。
一面のがれきの山、焼け野原。
被爆者や馬の死体が異臭を放ち、大量発生したハエが飛び交う。まさに、この世の地獄だった。
□ □
調査団を率いたのが、姫路市出身で、東京帝国大学医学部外科教室教授の都築正男。
放射能障害と熱傷研究の第一人者だった。
当時、小学校や病院の救護所は、大やけどした被爆者であふれ、
目立った外傷はなくても、脱毛や高熱、下痢、鼻からの出血、白血球数の低下などの症状に見舞われ、
亡くなるケースが相次いでいた。
都築らは、電気や水道も使えず、機材も不十分な中、不眠不休で被爆者の調査と治療に当たった。
調査団は九月十日までに、
症状や治療状況、病理解剖所見、放射線の分布などの詳細な調査報告書をまとめた。
地元の医師らを対象にした講演会では、被爆者の治療について説明した。
□ □
都築を広島に導いたのは、ある女優の死だった。
仲みどり。
軍施設を慰問する新劇移動演劇隊「桜隊」の団員だった仲は
八月六日、爆心地から七百五十メートルの事務所兼寮で被爆した。
大きなけがはなかったが、直後から胸の痛みやおう吐、血便、尿が黒くなる症状が出、
三日後、東京の実家に戻った。
仲は東大付属病院に入院、治療を担当したのが都築だった。
当時の最高レベルの治療を施したが、白血球数の異常な減少や高熱、脱毛などの症状が悪化し、
仲は同二十四日に亡くなった。
都築は死因を急性放射能症によるものと確信。
世界で初めてカルテに「原子爆弾症」(原爆症)と書き込む。
その年の十月、雑誌「総合医学」に発表した論文にも同じ言葉を使い、放射能障害の怖さを訴えた。
当時の都築について、長男の正和(73)=東京都=は
「家で仕事の話はほとんどしなかった。『広島に行く』という話は聞いたが、
中学一年の私は、父が共同研究者のアメリカ人からもらってくるチョコレートやキャンデーの方が楽しみでした」
と振り返る。
□ □
都築は一八九二(明治二十五)年、
姫路市光源寺前町(現・東駅前町)で八人きょうだいの長男として生まれた。
父宗正は地元の開業医だった。
旧制姫路中学(現・県立姫路西高)時代は、水泳部でならし、飾磨沖の遠泳で体を鍛えた。
医師を志し、東京帝国大学医学部に進み、
大学院時代には、強いレントゲン線が生物に及ぼす影響について論文を発表。
当時、大量の放射線被ばくの研究は世界でも例がなかったという。
弟子たちの間では「先生は怖い」と評判になるほど厳格な研究者だった半面、
日曜には家族を郊外のハイキングや公園に連れて行く面もあったという。
「夏休みには湘南海岸の逗子に海水浴に連れて行ってくれた。父は泳ぎが好きでいろいろ教えてくれた」と、
正和は懐かしむ。
□ □
都築が広島に入った八月三十日、連合国軍最高司令官のダグラス・マッカーサーが厚木基地に降り立った。
米国はすぐに広島へ調査団を派遣することを決め、都築は米国調査団に協力することになる。
占領体制の始まりは、被爆調査にも針路変更を迫った。(敬称略)
■ ■
下.使命感
神戸新聞 (2005/08/18)
米側の口封じに抵抗

被爆者を診察する都築の写真パネルなどが並ぶ
姫路市平和資料館=同市西延末
原爆投下後、広島には大学や軍、理化学研究所の関係者ら多くの日本人が調査入りした。
これに対し、連合国軍総司令部(GHQ)は一九四五(昭和二十)年九月十九日、
プレスコード(新聞など刊行物の取り締まり方針)を指令。
原爆に関する報道や研究発表の制限に乗り出した。
調査結果が公表され、原爆の被害の実像が世界に伝わることを恐れたといわれる。
都築らの被爆調査は行く手を遮られた。
その中で、日本政府は物理や化学、地学、医学など各分野の専門家を集め、
原子爆弾災害調査研究特別委員会を設置。
都築は研究員ら約千七百人を擁する医学科会の会長となった。
医学者としての使命感に燃え、権力に立ち向かった都築を物語るエピソードがある。
同特別委の第一回報告会で、
米国の科学者が「原爆災害研究はGHQの許可を必要とし、結果公表は禁止する」と発言した。
これに対し、都築は「人道上許しがたい」と猛抗議した。
原爆症の治療法を見つけ出すには研究成果の公表が欠かせなかったからだ。
長男の正和は
「父は被爆者の話を家ではしなかったが、
残した文献から原爆症を二度と起こしてはならないと考えていたことがよく分かる」と話す。
□ □
一方、広島では連日、原爆症で多くの命が失われていた。
被爆者の治療拠点となった救護所は、八月九日のピーク時に五十三カ所あったが、
医薬品などが不足、十分に治療できなかった。
さらに、その年の十、戦争災害保護法の適用が解除され、
救護所の閉鎖が相次ぎ、行き場をなくした被爆者は家族や親類に引き取られていった。
都築はその間も日米合同調査団の設立にかかわるなど、日本側の先頭に立ち続けたが、
四六年八月、戦時中の軍医歴を理由に公職追放処分を受けた。
厳しさを増す言論統制は、人々の広島への関心を次第に薄れさせていった。
広島平和記念資館の濱本康敬主査(47)は
「原爆投下の四年後に都市建設法が制定された。
国は戦災復興に早く取り組んだが、被爆者の治療など人の救済は遅れた」と指摘する。
□ □
世界が再び核の脅威に直面したのが、五四年三月一日の第五福竜丸事件だ。
北太平洋のマーシャル諸島ビキニ環礁で行われた米国の水爆実験で、
危険海域外で操業中の日本のマグロ漁船が被ばくし、
乗組員二十三人が死の灰を浴び、一人が急性放射能症で亡くなった。
この事件を機に、原水爆禁止運動が沸き上がり、五五年の第一回原水禁世界大会へとつながった。
追放解除後、東大名誉教授に復帰していた都築は、
この時も東大医学部付属病院などの医師団のメンバーとして活動したが、
広島、長崎に次ぐ被ばく者が出たことに心を痛めたという。
□ □
都築らの一連の被爆調査は、その後のさまざまな取り組みの出発点となった。
国は五七年に原爆医療法を制定、国費による被爆者治療を始めた。
地元の医師会による対策協議会や、広島大学原爆放射線医科学研究所(原医研)など研究機関も設立され、
広島で蓄積されたデータを国内外で役立てようという動きが広がった。
都築らの功績について、濱本主査は
「被爆調査の日米の橋渡し役を務めた。
戦勝国だけの一方的な調査だったら、その後の情報公開もなかっただろう。
初期段階で日本人が高度な調査を行ったことは大きな意義がある」と話す。
しかし、その後も放射能障害による犠牲者は後を絶たない。
八六年四月、旧ソ連・ウクライナで史上最悪の放射能流出事故といわれるチェルノブイリ原発事故が発生。
国内では九九年九月、茨城県東海村の核燃料加工会社で臨界事故が起き、
中性子線に被ばくした作業員二人が亡くなった。
父と同じ医学の道に進んだ正和は
「原爆症研究の成果はその後の放射能障害の治療に役立っている面はある。
ただ、ある程度以上の被ばくになると、現代医学は無力だ」と言う。
高レベルの放射能障害の場合、特効薬がないのが現状だ。
被爆死した女優、仲みどりのカルテに、都築が世界で初めて原爆症と書き込んでから六十年。
国際社会はいまだ核廃絶への道を見いだせず、ヒロシマ、ナガサキの苦悩は続いている。(敬称略)
ーーーーーーー
11.19
Sat
肥田舜太郎氏×岩上安身No3(文字起こし)2011年10月6日
No3、アーカイブの最後の方で肥田先生はおっしゃっています
02:52:51
肥田:
だから基本的には日本政府は、アメリカ政府に放射線被害のね、広島長崎の被ばく者の
長く苦しむ中の、内部被ばくについての、アメリカでの経験を総括して教えてもらいたいと。
つまりむこうで、原発の被害者とか、原爆工場の事故とか、それから、被爆米兵と言われる実験の被ばく者とか、
最近のイラクからの帰還兵。
劣化ウラン弾のガス化した放射線に全部やられて帰ってきて、今寝ているぶらぶら病の連中。
こういうのをね、真正面から、やっぱり言うべきなんですよ。
被害者がいるんだから、こっちにね。
架空の事を言っているわけじゃないんだから。
今まではアメリカの核兵器の機密という事で、我々はカヤの外に置かれてきたけれども、
もう、福島でああいう事件が起きてみると、内部被曝の、
つまり、救援ではなしに、起こってくる被害者の医療のためにね、
持っている知識を全部出してもらいたいと。
政府は言うべきなんだ。
アメリカ女性兵「ぶらぶら病 」(動画&内容書き出し)
アメリカ元兵士のメリッサ。
イラク軍に放つための劣化ウラン弾でアメリカ兵自身が被ばくした
症状は下痢、アザ、椅子に座ることもできない位にだるくなる。
そして11月16日広島地方版のニュースですーーーーーー
黒い雨:遭遇1万3000人データ、放影研に資料公開要請
--県被害者連絡協 /広島
毎日新聞 2011年11月16日 地方版
◇「国ぐるみの隠蔽」
原爆投下後に黒い雨に遭った約1万3000人分のデータを
米原爆傷害調査委員会(ABCC)が得ていたことが判明したのを受け、
県「黒い雨」原爆被害者の会連絡協議会は15日、
ABCCの後継機関・放射線影響研究所(南区)に、資料の公開を求める要請書を提出した。
放影研の秋本英治事務局長は
「事実関係を調査している。来週中に記者会見を開いて結果を公表したい」と応えた。
データは長崎県保険医協会が、黒い雨の人体影響に関して
ABCCと米オークリッジ国立研究所の研究者が72年に作成したレポートを入手したのを機に、存在が判明した。
要請書で同連絡協は
▽放影研の資料を、黒い雨の援護対象区域の見直しを検討している国などに早急に提供すべきだ
▽資料は市民の協力で作成されたもので、保存、解析し、市民に公開を--などと訴えた。
秋本事務局長は
「放影研としては、レポートの存在を突然知ることになった。
会見では、放影研が黒い雨に関する資料を、どういう状態で保存していたか説明できると思う」と話した。
同連絡協の高野正明会長は
「これだけ研究したものがありながら、放影研が『知らなかった』というのは許せない」と指摘。
「佐伯区黒い雨の会」の高東征二事務局長は
「これまでどれだけの人が苦しみながら死んでいったか。
国ぐるみの隠蔽(いんぺい)であり、責任を取ってほしい」と語った。
【樋口岳大】
ーーーーーーーーーー
隠されていたABCCの資料が公表される日も近いかもしれない。
ーーーーーーー
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11.19
Sat
肥田舜太郎先生の貴重なインタビューです。
「公の場で、安全だってみんなが言っているのは
一つは逃げること。もう一つは汚染したものを食べない努力をすること。
この二つが安全に生きるための最小限の条件だと、一般に誰でもがそう言う。
たとえば福島県のいくつかの大きな都市の住民でね、
「はい。明日からそれが出来ます」という家族は何家族いるのかと。
おそらく、大部分が出来なくて、その大部分の人にできない事を、
「それしかない」みたいな言い方をすることは犯罪だろうと僕は思うんですよ。
みんなにできることを言わなくちゃいけない。
みんなにできない事の理由がもし、お金だったら、全部にお金を出してやらせるとかね」
原爆投下直後の信じられないような悲惨な状態から、いま、福島の事故が起き、
政府の対応、世界の見方、
事実を直視してこられた肥田先生の深く広い考え方。
もっともっと、先生のお話しを聞いていたい。
私自身とても勉強になりました。
そして、改めて考えさせられることも多かったです。
このような有意義なインタビューをして下さった岩上安身さんに感謝したいと思います。
心をこめて文字起こししました。本編だけで4部に分かれています。
お時間がある方は、アーカイブで声を聞いて、表情を見ていただきたいと思います。
No4 アーカイブ2 最初~最後まで
・核武装を支持する勢力
・慢性症状を公に文書で発表すた医学者都築正男
・内部被ばくをきちんと知れば核兵器は許せないとちゃんと言える
・原発から100マイル以内では乳がん増加の根拠を見付けた学者ジェイ・マーティン グールド
・内部被ばくの危険性を理論的に証明したカナダの医者ベトカウ
・内部被ばくをかたくなに認めようとしない理由
・今は新しい経済政策にむかう陣痛の始まりのような時期
No3
肥田舜太郎氏×岩上安身No1(文字起こし)2011年10月6日
肥田舜太郎氏×岩上安身No2(文字起こし)2011年10月6日
肥田舜太郎氏×岩上安身No3(文字起こし)2011年10月6日
肥田舜太郎&岩上安身 10/6(最後の部分の内容書き出しました)
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「公の場で、安全だってみんなが言っているのは
一つは逃げること。もう一つは汚染したものを食べない努力をすること。
この二つが安全に生きるための最小限の条件だと、一般に誰でもがそう言う。
たとえば福島県のいくつかの大きな都市の住民でね、
「はい。明日からそれが出来ます」という家族は何家族いるのかと。
おそらく、大部分が出来なくて、その大部分の人にできない事を、
「それしかない」みたいな言い方をすることは犯罪だろうと僕は思うんですよ。
みんなにできることを言わなくちゃいけない。
みんなにできない事の理由がもし、お金だったら、全部にお金を出してやらせるとかね」
原爆投下直後の信じられないような悲惨な状態から、いま、福島の事故が起き、
政府の対応、世界の見方、
事実を直視してこられた肥田先生の深く広い考え方。
もっともっと、先生のお話しを聞いていたい。
私自身とても勉強になりました。
そして、改めて考えさせられることも多かったです。
このような有意義なインタビューをして下さった岩上安身さんに感謝したいと思います。
心をこめて文字起こししました。本編だけで4部に分かれています。
お時間がある方は、アーカイブで声を聞いて、表情を見ていただきたいと思います。
No4 アーカイブ2 最初~最後まで
・核武装を支持する勢力
・慢性症状を公に文書で発表すた医学者都築正男
・内部被ばくをきちんと知れば核兵器は許せないとちゃんと言える
・原発から100マイル以内では乳がん増加の根拠を見付けた学者ジェイ・マーティン グールド
・内部被ばくの危険性を理論的に証明したカナダの医者ベトカウ
・内部被ばくをかたくなに認めようとしない理由
・今は新しい経済政策にむかう陣痛の始まりのような時期
No3
肥田舜太郎氏×岩上安身No1(文字起こし)2011年10月6日
肥田舜太郎氏×岩上安身No2(文字起こし)2011年10月6日
肥田舜太郎氏×岩上安身No3(文字起こし)2011年10月6日
肥田舜太郎&岩上安身 10/6(最後の部分の内容書き出しました)
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11.19
Sat
肥田舜太郎先生の貴重なインタビューです。
「広島長崎の原爆は人間の人権をね、初めから奪い取るという攻撃」
「今まで日本も国民には人権は全くなかった」
「人権」ってなんだろう?(ちょっと調べました↓)
「社会的に人間と認められる存在が生まれながらに持っていると主張される社会的権利のこと」
日本における人権
日本国憲法は、国民主権(主権在民)、平和主義とならび、基本的人権の尊重を三大原則としている。
基本的人権とは、人間が、一人の人間として人生をおくり、他者とのかかわりをとりむすぶにあたって、
決して侵してはならないとされる人権のことである。すべての人間が生まれながらにして持つ。
基本的人権は、生命、財産、名誉の尊重といったような個別的具体的な権利の保障へと展開することが多い。
このため、体系化されているさまざまな権利を総称して「基本的人権」ということもある。
心をこめて文字起こししました。本編だけで4部に分かれています。
お時間がある方は、アーカイブで声を聞いて、表情を見ていただきたいと思います。
No3 アーカイブ1 2時間13分36秒~最後まで
・アメリカへの抵抗、反発よりも無力感、脱力感
・西ドイツの平和運動への参加
・認められていない日本人の人権
・日本が堕落したとき
・個人の人権を目覚めさせるために
・被ばくの影響の体への現れ方(下痢、鼻血、口内炎、湿疹)
・内部被ばくは癌だけでなく心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病、腎機能低下症、肝機能低下症
・ロシアの医者の論文「セシウム137は非常に速い間に心筋梗塞を起こす」
・チェルノブイリから非難したモスクワにもあった「放射線疲れ」=「ぶらぶら病」
・日本政府はアメリカ政府に内部被ばくについての持っている知識を全部出してもらいたいと言うべき
・福島県の小中学生は、全部国費で疎開させるべき
111006肥田舜太郎氏インタビュー
肥田舜太郎氏×岩上安身No1(文字起こし)2011年10月6日
肥田舜太郎氏×岩上安身No2(文字起こし)2011年10月6日
肥田舜太郎氏×岩上安身No4(文字起こし)2011年10月6日
肥田舜太郎&岩上安身 10/6(最後の部分の内容書き出しました)
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「広島長崎の原爆は人間の人権をね、初めから奪い取るという攻撃」
「今まで日本も国民には人権は全くなかった」
「人権」ってなんだろう?(ちょっと調べました↓)
「社会的に人間と認められる存在が生まれながらに持っていると主張される社会的権利のこと」
日本における人権
日本国憲法は、国民主権(主権在民)、平和主義とならび、基本的人権の尊重を三大原則としている。
基本的人権とは、人間が、一人の人間として人生をおくり、他者とのかかわりをとりむすぶにあたって、
決して侵してはならないとされる人権のことである。すべての人間が生まれながらにして持つ。
基本的人権は、生命、財産、名誉の尊重といったような個別的具体的な権利の保障へと展開することが多い。
このため、体系化されているさまざまな権利を総称して「基本的人権」ということもある。
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No3 アーカイブ1 2時間13分36秒~最後まで
・アメリカへの抵抗、反発よりも無力感、脱力感
・西ドイツの平和運動への参加
・認められていない日本人の人権
・日本が堕落したとき
・個人の人権を目覚めさせるために
・被ばくの影響の体への現れ方(下痢、鼻血、口内炎、湿疹)
・内部被ばくは癌だけでなく心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病、腎機能低下症、肝機能低下症
・ロシアの医者の論文「セシウム137は非常に速い間に心筋梗塞を起こす」
・チェルノブイリから非難したモスクワにもあった「放射線疲れ」=「ぶらぶら病」
・日本政府はアメリカ政府に内部被ばくについての持っている知識を全部出してもらいたいと言うべき
・福島県の小中学生は、全部国費で疎開させるべき
111006肥田舜太郎氏インタビュー
肥田舜太郎氏×岩上安身No1(文字起こし)2011年10月6日
肥田舜太郎氏×岩上安身No2(文字起こし)2011年10月6日
肥田舜太郎氏×岩上安身No4(文字起こし)2011年10月6日
肥田舜太郎&岩上安身 10/6(最後の部分の内容書き出しました)
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11.19
Sat
肥田舜太郎先生の貴重なインタビューです。
直接被ばく者が亡くなった後、
軽いやけどの被ばく者が同じ症状で亡くなり始め、
ついには直接原爆を浴びていない、入市しただけの方にも同様の症状が出て亡くなっていきます。
「ぶらぶら病」の患者さんの、その「だるい」瞬間を目の当たりに見た肥田先生のお話し
「死ぬべき人はもう死んだ」と内部被ばくを決して認めようとしないアメリカと日本政府。
戦後の時代に真実が歪められ、隠されていく現実を体験された
肥田先生の大切な大切な生の声だと思います。
心をこめて文字起こししました。本編だけで4部に分かれています。
お時間がある方は、アーカイブで声を聞いて、表情を見ていただきたいと思います。
No2 アーカイブ1 57分30秒~2時間13分36秒まで
・3日目から現れた放射線の急性症状
・ピカにあっていない兵隊の死
・だるくてたまらない人々
・マッカーサーの「原爆の被害者に、と、日本の医療機関、医師と学者に与える」という声明
・1975年国連で肥田氏内部被ばくについて発言
・ABCC(原爆障害調査委員会)
・原爆による内部被ばくを隠す二つの目的
・ブラブラ病の症状を目の前で見たとき
・アメリカの内部被曝の問題
・英国がアメリカに「内部被ばくは危険だ」反旗を翻す
・被爆裁判で負けた日本の国の言い分
・御用学者になるワケ
・マッカーサーにクビを切られた肥田氏
111006肥田舜太郎氏インタビュー
肥田舜太郎氏×岩上安身No1(文字起こし)2011年10月6日
肥田舜太郎氏×岩上安身No3(文字起こし)2011年10月6日
肥田舜太郎氏×岩上安身No4(文字起こし)2011年10月6日
肥田舜太郎&岩上安身 10/6(最後の部分の内容書き出しました)
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直接被ばく者が亡くなった後、
軽いやけどの被ばく者が同じ症状で亡くなり始め、
ついには直接原爆を浴びていない、入市しただけの方にも同様の症状が出て亡くなっていきます。
「ぶらぶら病」の患者さんの、その「だるい」瞬間を目の当たりに見た肥田先生のお話し
「死ぬべき人はもう死んだ」と内部被ばくを決して認めようとしないアメリカと日本政府。
戦後の時代に真実が歪められ、隠されていく現実を体験された
肥田先生の大切な大切な生の声だと思います。
心をこめて文字起こししました。本編だけで4部に分かれています。
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No2 アーカイブ1 57分30秒~2時間13分36秒まで
・3日目から現れた放射線の急性症状
・ピカにあっていない兵隊の死
・だるくてたまらない人々
・マッカーサーの「原爆の被害者に、と、日本の医療機関、医師と学者に与える」という声明
・1975年国連で肥田氏内部被ばくについて発言
・ABCC(原爆障害調査委員会)
・原爆による内部被ばくを隠す二つの目的
・ブラブラ病の症状を目の前で見たとき
・アメリカの内部被曝の問題
・英国がアメリカに「内部被ばくは危険だ」反旗を翻す
・被爆裁判で負けた日本の国の言い分
・御用学者になるワケ
・マッカーサーにクビを切られた肥田氏
111006肥田舜太郎氏インタビュー
肥田舜太郎氏×岩上安身No1(文字起こし)2011年10月6日
肥田舜太郎氏×岩上安身No3(文字起こし)2011年10月6日
肥田舜太郎氏×岩上安身No4(文字起こし)2011年10月6日
肥田舜太郎&岩上安身 10/6(最後の部分の内容書き出しました)
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11.19
Sat
肥田舜太郎先生のインタビュー4時間+質問タイムです。
まずは、広島原爆投下直後からの直接被ばくをした方々を診る肥田先生のお話しです。
文字起こししていて、とても辛くて、なかなか進めることができませんでした。
けれど、ものすごく貴重な生の声です。
大切な大切な生の声だと思います。
心をこめて文字起こししました。本編だけで4部に分かれています。
お時間がある方は、アーカイブで声を聞いて、表情を見ていただきたいと思います。
No1 アーカイブ1 初め~57分14秒まで
・原爆投下直後の広島
・4つの不思議な共通の症状
口の中が腐る
まぶた、鼻、口からの粘膜出血
そして、紫斑が出る
頭の毛が取れる
111006肥田舜太郎氏インタビュー
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まずは、広島原爆投下直後からの直接被ばくをした方々を診る肥田先生のお話しです。
文字起こししていて、とても辛くて、なかなか進めることができませんでした。
けれど、ものすごく貴重な生の声です。
大切な大切な生の声だと思います。
心をこめて文字起こししました。本編だけで4部に分かれています。
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No1 アーカイブ1 初め~57分14秒まで
・原爆投下直後の広島
・4つの不思議な共通の症状
口の中が腐る
まぶた、鼻、口からの粘膜出血
そして、紫斑が出る
頭の毛が取れる
111006肥田舜太郎氏インタビュー
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11.19
Sat
追記11月28日ーーー
下記の報道の内容に関して、
アルファ通信の機械が基準を超える誤差で高く計測されるのではなく
文科省が「測定値が低くなるようにしろ」ということに対して応じられなかったせいだという
内容の話しが出てきました。
文科省が契約を解除した業者(アルファ通信)との間には何があったのだろうか
↑ こちらに新しくブログを書きましたので、ごらんください。
ーーーー追記ここまで
福島第1原発:県内常時監視用線量測定器に基準超える誤差
毎日 2011年11月18日 22時7分 更新:11月18日 22時20分

誤差が基準より大きく回収される放射線量測定機器=文部科学省提供
東京電力福島第1原発事故を受け、
福島県内の小学校や公園など600カ所で放射線量を常時監視するために設置された測定機器の性能が、
文部科学省の定めた基準に達していないことが18日分かった。
同省は機器を納入した業者との契約を同日解除。今後機器を回収し、入札をやり直す。
この影響で、10月に予定していた運用開始は来年2月以降にずれ込むことになった。
文科省によると、入札は7月にあり、
5社の中から最低価格の約3億7000万円を提示した
東京都中野区の通信機器会社「アルファ通信」が受注した。
文科省は測定誤差を「上下20%以内」としていたが、
機器設置後の10月下旬になって誤差が最大40%あることが分かった。
同社は今月14日までに改善すると約束していたが実現できなかったという。
文科省は同社に違約金を請求する方針。
同社の広報担当者は取材に
「契約解除は納得いかない部分が多い。社内で今後の対応を決めたい」としている。
入札前の仕様書審査では不備を確認できなかったといい、
渡辺格(いたる)原子力安全監は
「保護者や県民に心配をかけて誠に残念。早急に運用開始できるよう努力する」と話した。
計画では、今回の600カ所に加えて県内の中学校や保育園など約2100カ所にも拡大する。
測定結果は同省と県のウェブサイトで即時公開する。
【野田武】
株式会社アルファ通信ホームページ

記者発表
「福島市と飯舘村に設置した放射線測定公開システムのご紹介と測定データ報告」
本日5月30日午後3時より、大手町ファーストスクエアビル イーストタワー2F RoomCにて
記者発表「福島市と飯舘村に設置した放射線測定公開システムのご紹介と測定データ報告」が
行われ、弊社代表・豊田勝則、技術担当・武藤真人が出席致しました。
放射線測定システム「安心生活」のご説明と、
5月28日に福島県の福島市庁舎前と飯舘村役場前に
「安心生活」設置させて頂いたご報告を致しました。
それに伴い計測された5月29日の24時間の計測データを発表させて頂きました。



この機種の設置のニュース↓
福島・飯舘村に放射線量の表示機器、常時測定へ
(2011年5月28日11時48分 読売新聞)

福島県飯舘村役場前に設置された
放射線量常時測定・表示システム=宮坂永史撮影
放射線量常に表示飯舘村に機器設置 村全域が計画的避難区域となり、
住民の避難が進められている福島県飯舘村の役場前に28日、
放射線量を常時測定して表示する機器が設置された。
東京電力福島第一原子力発電所の事故を受け、東京のシステム会社が開発し、同村に無償で設置した。
機器は、子供の身長に合わせ、高さ50センチの空気中の放射線量を測定。
電光掲示板(縦計約30センチ、横約25センチ)に、10秒ごとに更新された数値が表示される。
データを蓄積できるため、後に分析することも可能という。
設置に立ち会った菅野典雄村長は「村民は正確な放射線量を知りたがっており、
これなら多くの人が数値を見ることができる。住民の説明資料にも活用したい」と話していた。
まだまだ続きます

福島第1原発:除染チーム次長に西山元審議官任命
毎日 2011年11月18日 22時11分 更新:11月18日 22時32分

「福島除染推進チーム」の次長に任命された
西山英彦・元官房審議官
環境省は18日、福島第1原発事故による放射性物質の除染や汚染廃棄物の処理に対応するため、
福島市内に設けた「福島除染推進チーム」の次長として
西山英彦・経済産業省元官房審議官=現在は大臣官房付=ら3人を同日付で新たに任命したと発表した。
3人は経産、農林水産、国土交通の各省から選ばれ、
いずれも環境省水・大気環境局との併任で、福島市に赴任する。
次長には既に環境省幹部1人が着任しており、計4人になる。
西山氏は経産省原子力安全・保安院で原発事故に関する記者会見での説明者を務めていたが、
女性職員との不適切な交際を週刊誌に報じられて更迭、9月には懲戒処分を受けていた。
このほか経産、農水、国交、厚生労働の各省から計10人を環境省併任とし、
除染や廃棄物処理対応に充てる方針。
【江口一】
福島第1原発:県内の除染モデル事業開始…まず大熊町から
毎日 2011年11月18日 21時50分
東京電力福島第1原発事故による放射性物質の除染作業を効果的に進めるため、
警戒区域などに指定された福島県内の12市町村の一部地域で行う除染モデル事業が18日、
大熊町の町役場周辺(約4.5ヘクタール)で始まった。
効率的な除染技術や作業員の安全などを確認し、
来年から実施される汚染地域全体を対象とした除染活動に生かす。
モデル事業は、12市町村でそれぞれ1~2カ所をモデル地区(約5ヘクタール)に指定。
大熊町では町役場周辺と夫沢地区が選ばれ、まず町役場周辺で作業が行われた。
町役場周辺のモデル地区は、役場や公民館のほか、約30軒の民家も含む。
この日は地区内を10メートル四方に分け、
計測器を持った約30人の作業員が約300地点で「表面」「高さ1センチ」「高さ1メートル」の放射線量を計測。
このほか、樹木の下などホットスポットとなる可能性の高い地点約100カ所の値も集めた。
日本原子力研究開発機構によると、最高で1時間当たり43.4マイクロシーベルトが観測されたという。
除染後も同様のデータを集め、18日に収集した数値と比較し、
除染の効果を調べる。データ計測は20日ごろまでに終え、今月中に除染作業を始める予定という。
作業を視察した環境省の高山智司政務官は
「警戒区域などで暮らしていた住民が安心して戻れるよう、
この事業で得たデータを参考に、一刻も早く除染を進めたい」と話している。
【川上晃弘】
福島第1原発:「警戒区域」陸自が除染 12月にも派遣
毎日新聞 2011年11月17日 2時31分(最終更新 11月17日 8時46分)

福島第1原発から半径20キロ圏内の「警戒区域」
政府は16日、
東京電力福島第1原発から半径20キロ圏内の「警戒区域」に陸上自衛隊を12月上旬にも派遣し、
自治体庁舎の除染作業を実施する方針を固めた。
福島県楢葉、富岡、浪江の3町役場が候補に挙がっている。
派遣部隊は化学防護隊などを検討しており、近く関係閣僚会議を開いて実施に向けた調整を始める。
活動拠点となる役場の環境を整えることで、国による今後の除染作業を加速したい考えだ。
【朝日弘行、鈴木泰広】
政府は、福島第1原発事故を受け、
半径20キロ圏内を警戒区域に指定し、区域内を立ち入り禁止にしている。
政府と東電の工程表では原子炉を年内に「冷温停止」状態に持ち込む計画だが、
警戒区域の解除時期のめどは立っていない。
細野豪志環境相兼原発事故担当相は
放射線量の低下した地域について先行解除する考えを示しており、
陸自を投入することで除染作業を加速させ、警戒区域の解除につなげたい考えだ。
政府は、警戒区域と、20キロ圏外で積算放射線量の高い計画的避難区域については、
直轄で除染作業を行うことにしている。
両区域に指定した福島県内の12市町村で、今月18日から順次、除染モデル事業を始める。
公募で選んだ大手ゼネコン3社をそれぞれ中心とする共同企業体(JV)が3エリアに分かれて除染。
モデル事業を通じて有効な方法を把握したうえで、来年1月末から除染活動を本格化させる方針だ。
今回派遣が検討されている3町役場はいずれも警戒区域内に位置し、
周辺の線量が比較的高いところもある。
除染の緊急性が高く、専用装備を持つ化学防護隊を投入するのが適切と判断したとみられる。
12月上旬から中旬ごろに投入し年内に作業を終える見通しだ。
ただ、政府内には民業圧迫になるおそれがあるとの指摘があるほか、
「民業の手助けのために自衛隊を利用すべきではない」(防衛省幹部)と反発する声もある。
関係閣僚会議では共同企業体との役割分担の明確化も論点となりそうだ。
ーーーーーーーーーーー
西山って・・この人の顔をまた見ることになるとは思ってもいなかった。
あの、絶望の中にいた時、毎日記者会見をしていて、
あの、大変な時期に、不倫していたカツラの人・・・
官房付からの復活ですかΣ(゚д゚lll)
官房付から結局辞めさせられてしまった優秀な人もいたけど(古賀氏)
ダメな人は残り、復活するんですね。
大熊町43.4μシーベルト
ここに住民を戻すのだろうか
安心して暮らせるようになるとは、どうしても思えない。
除染の費用は避難の費用にはできないのかな・・・
自衛隊
20キロ圏内の町役場だけ除染してどうなるのだろう(。◔‸◔。)??
化学防護隊の人達が危険を冒す意味があるのだろうか(。◔‸◔。)??
どうしてもやらなければならない事なのだろうか(。◔‸◔。)??
町役場を除染してから、住民も戻す予定なのだろうか(。◔‸◔。)??
そういえば、レスキュー隊の人が亡くなった話を聞いたばかりだった。
彼と同じように内部被ばくしているチームの人たちはその後どうしていらっしゃるのか・・・
11.18
Fri
恐れていたことが現実に 魚介類のセシウム汚染 日に日に上昇
2011年11月10日10時00分 ゲンダイネット
東北地方の漁業関係者らに衝撃が走っている。
10月中下旬以降、福島沖などで取れた魚介類の放射性セシウムの数値がハンパじゃなく高いためだ。
福島原発事故後、魚介類のセシウム汚染は予想されていたとはいえ、値は月日を追うごとにどんどん上昇している。
このまま汚染が進めば、食卓から魚が消える日がいよいよ現実味を帯びてくる。
水産庁は原発事故後、福島や茨城などの各都道府県、業界団体と連携し、
週1回程度、水産物のサンプリング調査を行っている。
2日までで、計3475の検体を調べた。
それによると、10月初旬ころまでに公表されたセシウムの値は、
国の規制値(1キロ当たり500ベクレル)に達しない魚介類がほとんどだったが、
中旬ごろから、規制値をオーバーする検体が徐々に出始めた。
例えば、19日公表の福島沖の「コモンカスベ」は、国の規制値の2倍を超える1280ベクレルを検出。
26日公表の福島沖の「シロメバル」は、ナント、2400ベクレルだった。
11月に入ると、福島沖の
「クロソイ」で1420ベクレル、
「コモンカスベ」で1260ベクレル、
「イシガレイ」で1180ベクレル、
「アイナメ」で1050ベクレルなどと、4ケタ台の汚染魚が続出。
さらに前橋市の「ワカサギ」でも589ベクレル、「ウグイ」は685ベクレルが検出され、
汚染地域がジワジワ拡大している実態がうかがえるのである。
国の規制値は国際的に見ても高く、「非常識」との批判が噴出しているが、
それをはるかに上回る値が検出されているのだから驚愕だ。
「放射能を防ぐ知恵」の著者でNPO法人「食品と暮らしの安全基金」代表の小若順一氏がこう言う。
「事故前の魚の放射性セシウムの平均値は0.086ベクレルだから、
今は事故前の約2万7000~1万6000倍ということになります。
米国がビキニ環礁で行った水爆実験では、魚介類に影響が出始めたのが半年後。
福島原発で汚染水が流出、投棄されたのは3月下旬~4月上旬だったから、だいたい当てはまります。
高濃度汚染の魚介類はさらに増えるだろうし、汚染域は太平洋沖にさらに拡大していく。
影響は5年ほど続くとみています」
イタズラに危機をあおるつもりはないが、公表データのウオッチングは必要だ。
(日刊ゲンダイ2011年11月7日掲載)
ということで、水産省のホームページを見に行ってみました。
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2011年11月10日10時00分 ゲンダイネット
東北地方の漁業関係者らに衝撃が走っている。
10月中下旬以降、福島沖などで取れた魚介類の放射性セシウムの数値がハンパじゃなく高いためだ。
福島原発事故後、魚介類のセシウム汚染は予想されていたとはいえ、値は月日を追うごとにどんどん上昇している。
このまま汚染が進めば、食卓から魚が消える日がいよいよ現実味を帯びてくる。
水産庁は原発事故後、福島や茨城などの各都道府県、業界団体と連携し、
週1回程度、水産物のサンプリング調査を行っている。
2日までで、計3475の検体を調べた。
それによると、10月初旬ころまでに公表されたセシウムの値は、
国の規制値(1キロ当たり500ベクレル)に達しない魚介類がほとんどだったが、
中旬ごろから、規制値をオーバーする検体が徐々に出始めた。
例えば、19日公表の福島沖の「コモンカスベ」は、国の規制値の2倍を超える1280ベクレルを検出。
26日公表の福島沖の「シロメバル」は、ナント、2400ベクレルだった。
11月に入ると、福島沖の
「クロソイ」で1420ベクレル、
「コモンカスベ」で1260ベクレル、
「イシガレイ」で1180ベクレル、
「アイナメ」で1050ベクレルなどと、4ケタ台の汚染魚が続出。
さらに前橋市の「ワカサギ」でも589ベクレル、「ウグイ」は685ベクレルが検出され、
汚染地域がジワジワ拡大している実態がうかがえるのである。
国の規制値は国際的に見ても高く、「非常識」との批判が噴出しているが、
それをはるかに上回る値が検出されているのだから驚愕だ。
「放射能を防ぐ知恵」の著者でNPO法人「食品と暮らしの安全基金」代表の小若順一氏がこう言う。
「事故前の魚の放射性セシウムの平均値は0.086ベクレルだから、
今は事故前の約2万7000~1万6000倍ということになります。
米国がビキニ環礁で行った水爆実験では、魚介類に影響が出始めたのが半年後。
福島原発で汚染水が流出、投棄されたのは3月下旬~4月上旬だったから、だいたい当てはまります。
高濃度汚染の魚介類はさらに増えるだろうし、汚染域は太平洋沖にさらに拡大していく。
影響は5年ほど続くとみています」
イタズラに危機をあおるつもりはないが、公表データのウオッチングは必要だ。
(日刊ゲンダイ2011年11月7日掲載)
ということで、水産省のホームページを見に行ってみました。
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・福島市大波地区で暫定規制値を超えたお米が検出されたことについて
・環境省の指針案
「がれきなどの放射性セシウム濃度100Bq/Kg以下なら安全に再利用できる」について
・名古屋大学研究グループの「西日本や北海道に広がっている」という解析結果について
・リスナーの質問
「汚染キャベツのセシウムを減らす調理方法は?」
11月17日木曜日
京都大学原子炉実験所小出裕章助教に聞く
Radio News「たねまきジャーナル」
MBSラジオ [MBS1179.com]
<参考>
暫定規制値を超えた玄米
福島市大波地区。水田畑作課のプレスリリースと、ニュース記事。
たねまきJ「世田谷・横浜・サンマ・福島コメ・ベラルーシ専門家」
小出裕章氏(内容書き出し・参考あり)10/12
・福島県知事のお米の安全宣言について
1キロ100ベクレル以下なら再利用可 震災廃棄物、環境省が指針案
日本経済新聞 2011/11/15 20:44
環境省は15日、東日本大震災で生じた災害廃棄物の安全評価検討会を開き、
被災地外の自治体が協力する広域処理での廃棄物再利用を促す指針案を提示した。
がれきなどの放射性セシウム濃度が1キログラム当たり100ベクレル以下なら安全に再利用できるとした。
被災地沿岸部の廃棄物に付いた放射性物質の濃度は低く、
運搬などに問題はないと指摘。受け入れ側の安全確認も最小限に抑える見解も示した。
新たな指針案は週内にも正式に決める。
再利用の安全基準については、国際原子力機関(IAEA)の安全指針にならった。
IAEAも放射性セシウムの濃度が同100ベクレルの水準であれば規制は必要ないと定めている。
環境省は
「IAEA基準の10倍までは、それぞれの国が規制基準を別途定めることができる。
今回の指針案は相当程度保守的だ」と説明。
日本では、かねて原子炉施設解体に伴う金属廃棄物についても同100ベクレル以下であれば再利用できる。
指針案は、広域処理の受け入れ地に届くまでの間に被曝(ひばく)の恐れはないとも明記した。
受け入れ側の放射性物質の検査については
「搬出側が確認することで、当面の間は月1回程度の測定が合理的」との考えを示した。
ほかに埋め立て処分や焼却処理は問題はないとの見解も盛り込んだ。
災害廃棄物の処理を巡っては、
環境省は焼却後の放射性セシウム濃度が1キログラム当たり8000ベクレル以下なら、
自治体による埋め立て処分が可能とし、広域処理を促している。
北海道・中国・四国セシウム汚染マップ(マスコミ3社の報道)
名古屋大学研究グループの「西日本や北海道に広がっている」という解析結果に対する報道と、
文部科学省最新の土壌汚染マップ。
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11.17
Thu
被ばく牛:北里大など線量調査 体内分布や代謝分析
毎日jp 2011年11月17日 22時14分
東京電力福島第1原発事故による警戒区域(半径20キロ圏内)で被ばくした牛について、
北里大獣医学部(青森県十和田市)と酪農学園大(北海道江別市)、日本獣医師会などの研究グループは
17日、福島県南相馬市で汚染実態の調査研究を始めた。
体内の汚染分布を詳細に調べて一定期間後の減衰などを分析し、
被ばく線量の軽減化技術の開発などに役立てる。
来年3月まで実施し、成果を4月中にも発表する。
この日は同市でメンバーら約20人が出席して初会合を開き、調査計画などを協議した。
牛は、同市小高区で市が捕獲・飼育している30頭を、飼い主の許可を得て活用。
最終的には大半を解体して隅々まで調べる。
▽脳など臓器単位の線量
▽汚染されていない餌を与えた場合の放射性物質の代謝
▽空間線量と、土壌や牧草、体内から排せつ物への移行--を解析する。
畜産農家の被ばく防護策や、内部被ばくと外部被ばくの関係の把握にも役立てたいという。
警戒区域内の家畜については
政府が5月、飼い主の同意を得て安楽死させると決めた。
福島県によると、牛は区域内に震災前約3500頭飼育され、うち約300頭を殺処分したが、
同意しない畜産農家もあり、牛舎から逃げ出して野良化した牛もいた。
現在でも1000頭以上いるとみられ、
農家や市民団体は殺処分するのでなく研究用として活用する道を模索していた。
グループ代表の伊藤伸彦・北里大獣医学部教授(放射線生物学)は
「世界初の貴重なデータが得られる。哺乳類全般、人間にも役立つ可能性が高い」と話している。
【高橋秀郎】
毎日jp 2011年11月17日 22時14分
東京電力福島第1原発事故による警戒区域(半径20キロ圏内)で被ばくした牛について、
北里大獣医学部(青森県十和田市)と酪農学園大(北海道江別市)、日本獣医師会などの研究グループは
17日、福島県南相馬市で汚染実態の調査研究を始めた。
体内の汚染分布を詳細に調べて一定期間後の減衰などを分析し、
被ばく線量の軽減化技術の開発などに役立てる。
来年3月まで実施し、成果を4月中にも発表する。
この日は同市でメンバーら約20人が出席して初会合を開き、調査計画などを協議した。
牛は、同市小高区で市が捕獲・飼育している30頭を、飼い主の許可を得て活用。
最終的には大半を解体して隅々まで調べる。
▽脳など臓器単位の線量
▽汚染されていない餌を与えた場合の放射性物質の代謝
▽空間線量と、土壌や牧草、体内から排せつ物への移行--を解析する。
畜産農家の被ばく防護策や、内部被ばくと外部被ばくの関係の把握にも役立てたいという。
警戒区域内の家畜については
政府が5月、飼い主の同意を得て安楽死させると決めた。
福島県によると、牛は区域内に震災前約3500頭飼育され、うち約300頭を殺処分したが、
同意しない畜産農家もあり、牛舎から逃げ出して野良化した牛もいた。
現在でも1000頭以上いるとみられ、
農家や市民団体は殺処分するのでなく研究用として活用する道を模索していた。
グループ代表の伊藤伸彦・北里大獣医学部教授(放射線生物学)は
「世界初の貴重なデータが得られる。哺乳類全般、人間にも役立つ可能性が高い」と話している。
【高橋秀郎】
あの時期の風向きから
放射性核種が太平洋にほとんどながれたことは
小出先生も武田先生もおっしゃっていた。
だから、こう言っちゃなんだけど、
なんとなく、「いまさら?」って感じもするけど。
海・・・日本人が大好きな魚、海草類、貝類・・・
海の汚染は想像以上だろうと思う。
下記の記事を読むと、ほんの少しが日本に降ったように感じるけれど、
それだって、数値をみればチェルノブイリ。
だよねー・・・
一基だけじゃないもんね。
爆発してボロボロになった原発。
下記のニュースを見て、
ほとんどが海に行ったからって安心しちゃいけない。
どんだけの量が出たのか、
その、想像を絶する多さに気を引き締める事はあっても・・・・ね。
放射性物質、海に半分以上 / 約10日で地球一周、気象研
佐賀新聞 2011年11月16日 20時51分

3月20日、福島第1原発から出た放射性物質が太平洋を横断し拡散するシミュレーション図
(気象研究所の田中泰宙・主任研究官提供)
東京電力福島第1原発事故で大気中に放出された放射性物質は太平洋を横断して約10日でほぼ地球を一周し、
その結果として半分以上が海洋に落下したとするシミュレーション結果を、
気象庁気象研究所(茨城県つくば市)などの研究チームが16日までにまとめた。
放射性物質のうち、特に放射性セシウムは4月までに70~80%が海に落ち、
陸地に降ったセシウムは3割程度と推定されるという。
チームの田中泰宙・気象研主任研究官は「福島原発は日本の東の端にあり、
3~4月は偏西風で運ばれるため陸地に落ちる量は少なめで済んだ。
しかし海洋はその分、汚染されたはずだ」としている。
福島原発の放射性物質、10日で地球一周と推定
半分以上は海に落下 気象研
日本経済新聞 2011/11/16 23:22
東京電力福島第1原子力発電所事故で大気中に放出された放射性物質は
太平洋を横断して約10日でほぼ地球を一周し、
その結果として半分以上が海洋に落下したとするシミュレーション結果を、
気象庁気象研究所(茨城県つくば市)などの研究チームが16日までにまとめた。
放射性物質のうち、特に放射性セシウムは4月までに70~80%が海に落ち、
陸地に降ったセシウムは3割程度と推定されるという。
チームの田中泰宙・気象研主任研究官は
「福島原発は日本の東の端にあり、3~4月は偏西風で運ばれるため陸地に落ちる量は少なめで済んだ。
しかし海洋はその分、汚染されたはずだ」としている。
シミュレーションは気象庁と気象研が開発し、地球全体の大気の状況を表した
「気象研究所全球モデル」を利用。
放射性物質のヨウ素131やセシウム134、137などの核種がどのように飛散したかを調べた。
チームによると、
放射性物質が直径千分の1ミリ未満の細かい粒子などになって拡散したと仮定して計算したところ、
偏西風や低気圧の渦に乗り、上空に昇って拡散。
太平洋を主に北回りに広がり、ロシア極東部やアラスカ近辺を通過して3月17日ごろに米西海岸付近に到達。
同月24日ごろには、ほぼ地球を一周したとみられる。
放射性物質の大半が大気によって運ばれるうちに雨で落下。
ヨウ素131は放出量の約65%が海に落ちたという。
研究結果は16日から名古屋市で開催している日本気象学会で発表する。〔共同〕
今年の冬は鱈入りの鍋はできなそう・・・
というより、鍋そのものが出来ないのかな?
鍋には魚を入れてしいたけを入れて、大根入れて・・・
最後に美味しい出汁で雑炊にしたり、うどんを入れたり・・・
でも、出汁が一番危ないから。・゚・(ノД`)・゚・。
一度湯通ししてから鍋に入れればいいのかな(。◔‸◔。)??
美味しいものが食べられない事は本当に寂しい事です。
ーーーーーーーーーーー
グリーンピース、第2回「冬のお魚調査」を発表
大手スーパー5社を対象とした調査により、
冬のお魚からも広く放射性物質が検出
プレスリリース - 2011-11-17
特に放射能汚染が顕著だったのが、冬のお鍋の代表的な魚である「マダラ」
汚染度が最も高かった検体はユニー(アピタ)戸塚店で購入した北海道産の「マダラ」47.3Bq/Kg
「メバチマグロ」は複数の店舗でサンプリングした5検体中全て
「カツオ」も5検体中全てから放射性物質を検出しました。
缶詰(サバの水煮、国産)からも放射性物質を検出。



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11.17
Thu
プレスリリース
暫定規制値を超えた放射性セシウムが検出された玄米について
平成23年11月16日 水田畑作課
福島市で生産され出荷されていない平成23年産米について、食品衛生法の暫定規制値を超える放射性セシウムが検出されたため、福島市を通じてこの米の出荷を自粛するよう当該生産者及び関係流通業者に要請しました。
また、安全が確認されるまで、当該米の生産地である福島市大波地区(旧小国村)の本年産米の出荷を見合わせるよう併せて要請しました。
1 検査結果単位:ベクレル/kg
種類放射性セシウム合計放射性セシウム134 放射性セシウム137
玄米630 280 350
白米300 130 170
2 生産ほ場の概要
水田面積:26アール収穫量:840kg 品種:コシヒカリ
3 経過
(1)11月14日に福島市大波地区(旧小国村)で生産された玄米を、生産者の依頼によりJA新ふくしまの簡易分析器(NaIシンチレーションγ線スペクトロメータ)で分析した結果、暫定規制値を超える値が検出された。
(2)このため、同日、当該玄米を福島市放射線モニタリングセンターのゲルマニウム半導体検出器で再度分析したところ、同水準の値が検出されたことから、同日夕に県に連絡があった。
(3)市から連絡を受け、県は15日に、この生産者の玄米を米の放射性物質調査本調査の方法に準じてサンプリングし、本日までに県農業総合センターで分析を行った結果、暫定規制値を超える630ベクレル/kgの放射性セシウムが検出された。
4 暫定規制値を超える放射性セシウムが検出された米の取扱い
(1)当該生産者の平成23年産米は、全量(840kg)JAの倉庫及び生産者の自宅に保管されていた。
(2)ただちに出荷の自粛を要請したため、この生産者の米は流通していない。
5 福島市大波地区の米の流通販売状況
(1)大波地区の概要
大波地区稲作農家数: 154戸
水稲作付面積: 42ヘクタール
生産量:約192トン(約6,400袋(30kg入り紙袋))
(福島市全体稲作農家数:5,545戸稲の作付面積:2,312ヘクタール)
(2)当該地区の平成23年産米は、これまでの調査の結果(86戸調査済)、JA新ふくしまへの出荷、自家保有米、縁故米のほか4人が地元米穀店等に出荷している。
・JA新ふくしまに販売委託(契約含む) 1,921袋(57.6トン)
・自家保有米1,214袋( 36トン)
・縁故米274袋( 8トン)
・地元米穀店等に販売30袋( 1トン)
6 県産米の流通状況
平成23年産米は、JA全農福島や各JAでは、放射性物質調査で放射性セシウムが検出されていない地域の米(不検出米)とそれ以外の米を区分して集荷するとともに、不検出米のみを販売している。
また、その他の県域の流通業者は、不検出米のみを買い付けしているため、現時点で、暫定規制値を超える玄米が一般消費者に流通する可能性は極めて低いと考えられる。
7 今後の対応
(1)県産米の安全性確保の観点から、引き続き状況の把握に努めるとともに大波地区では、全戸について調査を実施し、実態把握と原因究明を行う。
(2)米の取扱いについては、厚生労働省や農林水産省とも連携を密にして適切に対応していく。
東日本大震災:
福島市コメ高線量 「国の検査、何だった」 農家に動揺広がる
毎日新聞 2011年11月17日 東京朝刊
「国の検査は一体何だったのか」。
暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を超える
コメの放射性セシウム汚染が初めて福島市で判明した16日、産地に動揺が広がった。
農林水産省は収穫前後のダブルチェックで「汚染米は出さない」と自信を見せてきたが、
検査態勢が十分だったのか改めて問われそうだ。
汚染米が見つかった福島市大波地区。
70代の農業の女性は、70袋(1袋30キロ)の新米を収穫したばかり。
毎年、新米を全量20~30人の知人に売ってきたが、
今年は買いたいという知人はおらず、すべて農協に出すつもりだったという。
「コメが売れなくなって本当に困る。何度もサンプル調査に協力してきたのに」と、農水省への不信感をあらわにした。
夫(61)と一緒に収穫を終えた兼業農家の女性(54)は
「今年は約100袋出荷した。この時期が年に一度の勝負どころなのに、今後出荷できなくなると大変困る」
と不安を口にし、
「春先に大丈夫と言われて作付けし、検査でも出荷していいと言われて安心していた。
来年に影響するし、もし出荷できないとなると生活にも大きく響く」と訴えた。
農水省は、情報が入った16日夕から事実関係の確認に追われた。
630ベクレルという高い数値について、担当者は
「これから調査が行われるだろうから断定はできないが、ホットスポット的な現象かもしれない」とし、
予備検査で規制値と同じ500ベクレルを検出した
福島県二本松市小浜地区のケースと類似する可能性を指摘している。
今年産のコメについて政府は4月、警戒区域などを対象に作付け制限を実施。
さらに、収穫前後の2段階の検査で汚染米の出荷を水際で食い止める態勢を敷いていた。
県による2段階の検査はいずれも終了し、暫定規制値を超えるセシウムは検出されなかった。
県によると、JA全農福島や各JAは県の検査で放射性セシウムが検出された場合、
規制値を超えなくても旧市町村単位で出荷を見合わせる措置を徹底しているという。
大波地区の農家は154戸、コメの作付面積は42ヘクタール、生産量は192トン。
今年の新米について86戸を調べたところ、
JA新ふくしまに57・6トンが出荷されたほか、地元米穀店などに4戸が計1トンを販売。
このほか自家保有36トン、知人などに送る縁故米8トン--となっている。
専門家によると、玄米のセシウムは精米すると約6割が除去される。
厚生労働省は
「食べても直ちに健康に影響はない」としている。
【川上晃弘、長田舞子、曽田拓】
11.17
Thu
自覚が足りなすぎます!
【原発】環境省に汚染土送付 職員が空き地に投棄(11/17 14:55)
環境省に福島市からとみられる放射性物質に汚染された土が届き、
環境省の職員がその土を埼玉県内の空き地に捨てていたことが明らかになりました。
細野環境大臣:「環境省としても、あってはならないことでございます。まず、国民の皆様に心よりおわびしたい」
この土は8日、環境省に宅配便で届いたもので、
「福島市の自宅で採取した」などという内容の紙がついていました。総務課で放射線量を測定したところ、1キロあたり約4000ベクレルだったということです。総務課長は放射線量が低いと判断し、課の職員が埼玉県内の自宅近くの空き地に捨てたということです。環境省は17日朝、空き地からこの土を回収しました。近く課長らを厳しく処分する方針です。
汚染土壌、環境省職員が空き地に投棄 処理指示の総務課長更迭
産経ニュース 2011.11.17 14:26 [放射能漏れ]
環境省は17日、放射能に汚染された土壌が同省に送付され、
処理に困った同省の総務課職員が埼玉県内の自宅近くの空き地に投棄したことを明らかにした。
会見した細野豪志環境相は「対応が極めて不適切だ」と述べ、
同日付で処理を指示した総務課長を更迭することを発表した。
環境省によると、今月8日、福島市に住む一般の人から段ボール箱に入った土壌と手紙を受け取った。
手紙には「環境省で保管・処分されたい」と書かれてあった。
線量計で接触測定したところ、毎時0・6マイクロシーベルトだった。
倉庫にそのまま保管していたが、同省は顧問弁護士と対応を検討。
いったん開封されたものを返送するのは難しいため「不要物として適切に処分する」ことに決めた。
職員が11日、総務課長に相談したところ、
課長は「線量が低いレベルなので自分の庭で処分しようか」と話し、
これを受けて職員が埼玉県内の自宅に持ち帰り、13日、近くの空き地に投棄したという。
細野環境相らは16日、こうした事実を知り、17日朝、土壌を回収した。
空き地の所有者は分かっておらず、今後、詳細に調査するという。
また、環境省には16日にも同様の放射能に汚染された土壌(毎時0・6マイクロシーベルト)が
段ボールに入って送られてきており、同じ送り主とみている。
細野環境相は「気持ちは分かるが、除染に全力を尽くすので、土壌を送付する行為は慎んでほしい」と述べた。
東日本大震災:環境省に送られた汚染土、職員が空き地に投棄-
-埼玉の自宅近く
毎日新聞 2011年11月17日 東京夕刊
細野豪志環境相は17日会見し、
福島市内で採取されたとみられる放射性物質を含む土壌が今月、環境省に2度送りつけられ、
そのうち1回分の土壌を同省職員が埼玉県内の空き地に投棄していたことを明らかにした。
細野氏は
「除染の役割を担っている環境省として決してあってはならないこと。国民に深くおわび申し上げる」と謝罪した。
同省によると8日午前9時ごろ、A4コピー用紙入りの箱よりも一回り小さい段ボール箱が送られてきた。
中にはビニール袋入りの土と
「福島市の自宅で採取した土で、環境省で保管、処分してほしい」という趣旨の手紙が添えられ、
送り主の記載もあった。手紙には自宅周辺の放射線量のデータも記載されていたという。
放射線量は、0・8メートル離れた時点で1時間当たり0・18マイクロシーベルト、
ビニール袋の外側で0・6マイクロシーベルト。
放射性物質濃度は推定で1キロ当たり約4000ベクレルだった。
この土壌の処分法を検討する過程で、官房総務課長が
「送ってくる住民の気持ちは分かる。線量は低いので、千葉県柏市の自宅の庭で処分しようか」と話したため、
同課職員が12日に埼玉県内の自宅に持ち帰り、翌日、近くの空き地にすてたという。
16日にも、同一人物と思われる送り主から前回より小さい箱が送られてきたため細野氏ら同省幹部に報告、
不適切な処分が発覚した。
この箱は品名欄に「灰」と書かれており、開封せずに線量を測定した結果、前回と同程度だった。
細野環境相は、「何人も汚染土壌をみだりに投棄してはならない」と定めた
福島第1原発事故による放射性物質汚染の対処に係わる特別措置法(来年1月施行)に違反する可能性があり、
極めて不適切として、官房総務課長を異動させるなど、関係職員の処分を検討、
自身の監督責任も検討中としている。
【江口一、藤野基文】
11.17
Thu
フランスでも微量の放射性ヨウ素を検出、発生源は不明
AFPBB News 2011年11月16日 14:09 発信地:パリ/フランス
【11月16日 AFP】
フランス放射線防護原子力安全研究所(IRSN)15日、
同国北部と東部の4か所のモニタリング施設で先週、
大気から1立方メートルあたり数マイクロベクレルという微量の放射性ヨウ素131が検出されたと発表した。
IRSNは
「ヨウ素131が国内で検出されるのはかなり例外的ではあるが、
これまでに観測された濃度は、公衆の健康に悪影響を与えるものではない」と発表した。
放射性物質がいつ、どこから放出されたのかは分かっていないが、
放射性ヨウ素の半減期は約8日と短いことから、
東京電力(TEPCO)福島第1原子力発電所から放出されたものではないとみられている。
IRSNは、発電や研究目的の原子炉や医療機器製造のためにヨウ素131を使っている工場などが
汚染源の可能性があるとの見方を示した。
11日には国際原子力機関(IAEA)が、チェコでごく微量のヨウ素131が検出されたと発表している。
同様にポーランド、スロバキア、オーストリアでも、
微量ながら通常は観測されない放射性ヨウ素が観測されたと報告されていた。(c)AFP
欧州各地で微量の放射性ヨウ素検出、「健康に影響なし」 IAEA
AFPBB News 2011年11月12日 18:25 発信地:ウィーン/オーストリア
【11月12日 AFP】
国際原子力機関(IAEA)は11日、
チェコなど欧州各国の大気からごく微量の放射性ヨウ素131が検出されたと発表した。
健康に影響はないとしている。
IAEAによると、最近チェコの大気からごく微量の放射性ヨウ素131が検出されたと、チェコ当局から報告があった。
IAEAでは他の国名は出していないが、
「ヨーロッパ各地の他の場所でも似た測定値が出ていると承知している。
公衆衛生にリスクを与えるレベルではなく、また日本の福島第1原子力発電所の事故によるものではないと考える」
と発表した。
IAEAでは放射性ヨウ素131の発生源を突き止めるために、各国の関係機関と共同で調査を行っており、
さらに情報が入り次第発表するとしている。放射性ヨウ素131の半減期は約8日間。
チェコの原子力安全局(State Office for Nuclear Safety、SUJB)によると、
過去2週間、大気から微量のヨウ素131が検出されていた。
これまでのところヨウ素の発生源は分かっていない。
チェコには2か所の原発があるが、原子力安全局は「ヨウ素以外に人工の放射線核種が検出されていないため、
原発の事故によるものではないと考えられる」としている。
■パキスタンで原発事故との未確認情報――ポーランド当局者
国内に原発はないポーランドの原子力機関の報道官はAFPの取材に
「ポーランド国内で10月17日~24日に行った測定で微量の放射性ヨウ素131が検出された。きわめて微量だ。
計測値は福島の原発事故後の3月下旬のほうが、100倍高かった」と答え、
ウクライナでも10月10~20日に微量の放射性 ヨウ素が検出されたと述べた。
さらにこの報道官は
「パキスタンで原発事故が起きたことを示唆する情報もあるが、まだ確認されておらず調査が必要だ」と述べた。
IAEAの報道官はそうした事故に関する情報は届いていないとしている。
パキスタン当局の報告によると、
運転開始から40年近く経つ同国のカラチ原子力発電所(KANUPP)で
10月19日に重水が漏れる事故が発生していた。
チェコの他にスロバキアやオーストリアが、
チェコと同程度の「微量」の放射性ヨウ素131を検出したと発表している。
一方、ブルガリアの原子力当局は、大気のサンプルは通常通りで、
大気から放射性ヨウ素131は検出されていないと発表した。(c)AFP
AFPBB News 2011年11月16日 14:09 発信地:パリ/フランス
【11月16日 AFP】
フランス放射線防護原子力安全研究所(IRSN)15日、
同国北部と東部の4か所のモニタリング施設で先週、
大気から1立方メートルあたり数マイクロベクレルという微量の放射性ヨウ素131が検出されたと発表した。
IRSNは
「ヨウ素131が国内で検出されるのはかなり例外的ではあるが、
これまでに観測された濃度は、公衆の健康に悪影響を与えるものではない」と発表した。
放射性物質がいつ、どこから放出されたのかは分かっていないが、
放射性ヨウ素の半減期は約8日と短いことから、
東京電力(TEPCO)福島第1原子力発電所から放出されたものではないとみられている。
IRSNは、発電や研究目的の原子炉や医療機器製造のためにヨウ素131を使っている工場などが
汚染源の可能性があるとの見方を示した。
11日には国際原子力機関(IAEA)が、チェコでごく微量のヨウ素131が検出されたと発表している。
同様にポーランド、スロバキア、オーストリアでも、
微量ながら通常は観測されない放射性ヨウ素が観測されたと報告されていた。(c)AFP
欧州各地で微量の放射性ヨウ素検出、「健康に影響なし」 IAEA
AFPBB News 2011年11月12日 18:25 発信地:ウィーン/オーストリア
【11月12日 AFP】
国際原子力機関(IAEA)は11日、
チェコなど欧州各国の大気からごく微量の放射性ヨウ素131が検出されたと発表した。
健康に影響はないとしている。
IAEAによると、最近チェコの大気からごく微量の放射性ヨウ素131が検出されたと、チェコ当局から報告があった。
IAEAでは他の国名は出していないが、
「ヨーロッパ各地の他の場所でも似た測定値が出ていると承知している。
公衆衛生にリスクを与えるレベルではなく、また日本の福島第1原子力発電所の事故によるものではないと考える」
と発表した。
IAEAでは放射性ヨウ素131の発生源を突き止めるために、各国の関係機関と共同で調査を行っており、
さらに情報が入り次第発表するとしている。放射性ヨウ素131の半減期は約8日間。
チェコの原子力安全局(State Office for Nuclear Safety、SUJB)によると、
過去2週間、大気から微量のヨウ素131が検出されていた。
これまでのところヨウ素の発生源は分かっていない。
チェコには2か所の原発があるが、原子力安全局は「ヨウ素以外に人工の放射線核種が検出されていないため、
原発の事故によるものではないと考えられる」としている。
■パキスタンで原発事故との未確認情報――ポーランド当局者
国内に原発はないポーランドの原子力機関の報道官はAFPの取材に
「ポーランド国内で10月17日~24日に行った測定で微量の放射性ヨウ素131が検出された。きわめて微量だ。
計測値は福島の原発事故後の3月下旬のほうが、100倍高かった」と答え、
ウクライナでも10月10~20日に微量の放射性 ヨウ素が検出されたと述べた。
さらにこの報道官は
「パキスタンで原発事故が起きたことを示唆する情報もあるが、まだ確認されておらず調査が必要だ」と述べた。
IAEAの報道官はそうした事故に関する情報は届いていないとしている。
パキスタン当局の報告によると、
運転開始から40年近く経つ同国のカラチ原子力発電所(KANUPP)で
10月19日に重水が漏れる事故が発生していた。
チェコの他にスロバキアやオーストリアが、
チェコと同程度の「微量」の放射性ヨウ素131を検出したと発表している。
一方、ブルガリアの原子力当局は、大気のサンプルは通常通りで、
大気から放射性ヨウ素131は検出されていないと発表した。(c)AFP