ワイヤーの下敷きで怪我した作業員は?フリー木野龍逸氏が聞いてくれました。

11月1日のふくいち現場の声(ワイヤー落下の40代作業員足切断・全面マスク着用変更)
ー東京電力記者会見関係個所書き出し11/1午後の部ー


「ドクターヘリで運ばれた被災者は手術で脚を切断したらしい。」


11月1日の東電の記者会見ではこのことに関しては何も言っていなかった。

フリーの木野さんが
「ICUに入られている作業員の方のことですけれども、これは、その後容態は変わりないでしょうか?」
と、聞いて下さって、

松本:はい。今のところまだ、入院加療中と伺っております。
木野:まだICUですか?
松本:まだICUですね。

この時の「まだICUですね」と冷たく突き放したような松本氏の話し方がずっと耳に残っています。


そして、1日の会見では、脚を切断した話には及ばなかった。

数日前の東電の記者会見までチェックしてみたけれど、
この件に関しての報告はしていない。

これは・・・内部の情報だったのかなって、秘密のことなのかなって
そう思った。

11月2日の東京電力記者会見午後の部。



翌日、11月2日の会見で
木野さんがもう一度質問して下さいました。
今度は、核心に触れて。


17:27
フリー木野:
あと、もう1点、ちょっと話が変わるんですが、
ずっとお伺いしているんですけれども、この間クレーンのワイヤーの下敷きになった作業員の方なんですが、
これ、その後も容態というのは確認されていないでしょうか。

東電松本:
病院で入院加療中というふうに聞いております。

木野:
なんか、あの、大きな手術をしたという話しがあるんですけれども、それは確認

松本:
話を遮って)はい、骨折をされていますので手術はされておりますけれども
容態に関しましては入院加療中という事になります。

木野:
手術でその、足を切断したというお話しもあるみたいなんですが、その辺は
事実確認はされてますでしょうか。

松本:
あのーー、基本的な病状に関しましては、あのー、ご家族のご意向もございますのでお話しすることはできません。
(また出た!ご家族のご意向)

木野:いつ頃ICUから出られるというのは

松本:それはお医者さまが判断されることだと思いますのでわたくしどもからなにか見通し等は持っておりません
(句読点無く一気に話す)

木野:えーっと、それは確認はされていないんでしょうか

松本:あのーーーー

木野:その容態等含めて

松本:現在お医者さまによりますきゅういん加療中というふうに伺っております

matumoto.jpg

木野:わかりました


ーーーーーーーー


この日の事故の東電参考資料続きを読むに添付

続きを読む

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11月3日のふくいち現場の声(あやしい・・・疑惑の「自発核分裂反応」&プルトニウム)

(((o≧▽≦)ノ オカエリ~♪


ーーーーーーー


ただいまっ(^O^)今日もコツコツ仕事したでし。
昨日のキセノンの件はキュリウムの自発核分裂反応みたいです。
ん…?何か引っかかるでし(-.-;)
自発核分裂のキセノンは定検中でもあることで、いつもの東電ならそこまで調べてから発表するはずなんだけど…?

まぁ政府や保安員にはタイムリーに伝えるけど、
今まで報道発表する時はいつも調べて検討してから結果を発表してたんだよなぁ…。
それが昨日に限って再臨界なんて東電が一番言いたくない表現で国民にインパクトを与え
今日になって自発核分裂で安心させたのか?

昨日の会見ではサンプリングを増やして調査に時間がかかりそうな感じだったのに、
いつもなら時間をかけるのに…?
まして昨日は細野大臣が1Fに来てたけど公には報道されてない。

ん~ん~?

昨日あった出来事でインパクトある報道で打ち消したかったもの…?
情報操作したかったもの…?

玄海原発再稼動かぁ…。
まぁオイラのただのつぶやきでしから(*^o^*)

オイラはキセノンなんかより
プルトニウムの構内モニタリングと飛散状況を何故調査しないのかがわかんない?
3号機では今も毎日、来年の6月位までオペフロの瓦礫撤去が行われてる。
オペフロの瓦礫には絶対にプルトニウムが付着してるはずなんだ。

カバーリングない状態で瓦礫をガチャガチャやって飛散しないはずがないと思うんだけど…。
その近くで沢山の作業員が仕事してるがα線管理してる様子がないんだ。
東電は情報持ってるかもしれないけど、現場作業員でその情報を与えられた人は誰一人たりともいないと思う。

毎日測定してくれないかなぁ…。
プルトニウムはすぐにフワフワ色んな場所に移動するからわかりにくいんだけど、
身体スクリーニングでちゃんとα線測定もして欲しいなぁ。



ーーーーーーーーー



やっぱり・・・(゚ロ゚屮)屮lllll

玄海原発が密かに・・・・・・

おそろしき原子力ムラと政府なり( っิω・ิ)やだ・・

で、これ、
「キセノン135は臨界じゃなく自発核分裂。臨界は起こっていない」
東電記者会見11月3日午前(一部書き出し)

書き出していたけどバカらしいので途中でやめました(・`ω-)=з


構内でプルトニウムを測っていないなんて・・・
それなのに全面マスク廃止するなんて・・・

東京電力のやる事は、やっぱり理解できないですo(*≧д≦)o))



「キセノン135は臨界じゃなく自発核分裂。臨界は起こっていない」東電記者会見11月3日午前(一部書き出し)

東京電力記者会見 11月3日 午前




松本氏の言葉使いはいつも変だと思っています。
たとえば、自分の社内の医師に対して、
「お医者さま」がと、いつも言う。(* >ω<)=3 プー!
何処かのお坊ちゃまだったのかもしれませんが、敬語と謙譲語の使い方がとても変です。
(東京電力の人の話し方はみんな変だし、ホームページに書かれている言葉も変だけどね)
なので、いらない部分の尾ひれの付いた語句は、はしょって書き出します


11月3日午前 東京電力記者会見

松本:
2号機の格納容器内からキセノン135が書検出された件に関して
半減期が9時間という事で臨界の可能性があるかと思っていましたが
こちらに関しては継続して核分裂反応が起こる臨界状態を示している物ではなく、
通常の原子炉停止中でもみられる自発核分裂
おもに、
キュリウム242、244といった物質から生成されるキセノン135ではないかと私どもは判断した
理由は2つ、
1.損傷した燃料に存在している自発性核分裂生成物、
キュリウム242と244の量から、これらが核分裂を起こして形成されるキセノン135の量が
おおむね今回、発見されたキセノン135の量と一致するという事

2.仮に臨界状態であるという形に仮定して、実用例で、臨界状態だと数キロワットの出力がでるが、
仮に1キロワットと言う形で臨界を仮定した場合に、
その際に生成されるキセノン135の濃度としては、
今回検出された濃度のマイナス4ケタ、約1万倍以上の濃度がないと臨界状況出のキセノンの濃度に達しない

ということの2点から、おもに今回のキセノン135に関しては、臨界ではなく自発的の核分裂によるものと判断した。

状況としては、今回昨日の深夜ホウ酸を注入しましたが、注入後のガスのサンプルにしても、
キセノン135が見つかっているので、
こちらは連鎖反応による中性子が、・・ではなく、
自発核分裂によって起こっているということ。
もう一つは、繰り返しになるが、臨界状態になると発生する熱が、温度圧力の上昇につながるが
パラメーターにそういった優位な変動がない。
そういうことから、今回は、通常自発核分裂、運転停止中でも起こっている物と考えている。

福一で言えば5号機6号機も停止中だが、
5号機6号機は当然燃料が被覆管の中に入っているので、
こういった核分裂生成物は出てこないが、
1,2,3号に関しては、被覆管がない状況だから、燃料から直接出てくるという状況だと推定している。

2号機関係は以上。


ーー質疑ーーーー

どれだけ小さい臨界を仮定するかという事になるが、
現在私どもが考えている、いわゆる現実にある原子炉で、
今回は燃料が圧力容器の底部に固まっているという状況だが、
相当量の中性子が発生している状況だが、
その中で臨界を仮定しても、1キロワット以上の熱というか、エネルギーは出るだろうと考えられる。
その場合は当然キセノン135などが出てくるが、
その量から見ても今回検出された10のマイナス5乗レベルの濃度では小さすぎると考えています。

臨界状態というものが起こっていないと判断している。

原子炉が臨界状態になっているというのは、核分裂が継続的に発生して、その数が増えていく状態という事で、
ウランなどに中性子が吸収されて、原子核が非常に不安定な状況になります。
それが核分裂を起こしてさらに中性子が発生し、それが、他の鉄などの原子に吸収される以上に
引き続き、ウランなどの核分裂物質に吸収されて核分裂が継続されていくというような状況が、
いわゆる臨界という状況です。

こうなると当然核分裂に伴って熱が出ますし、
この核分裂の片割れがキセノンという形で検出されるという状況になります。

今回の状況を考えると、核分裂が散発的に発生している状態というふうに書きましたが、
キュリウム242とか244が、原子炉内では生成されていきます。
これは、ウラン238とか、プルトニウム239,40といった物質に中性子がどんどん吸収されていって、
出量数が大きくなっていく状況で、形成されるが、
こういったきゅりうむ232、244という物質は、中性子が当たらなくても、
自分がある半減期を持って核分裂を起こすような性質があります。

そうすると、同様に中性子が発生して、鉄などの他の原子に吸収されて無くなったり、
あるいは、たまたまウランなどに当たって核分裂が起こることもありますが、最終的には核分裂が継続しません。
量がそもそもすくないので、鉄などに最終的に吸収される。
あるいは原子炉の外に出て行ってしまうという事で、
中性子の数が維持できないという事で、散発的に発生しているという状況が起こっています。

これは、何かこれ自身が特別な事が起こっているという事ではないので
通常の原子炉でも運転を停止して定検に入っている。
全制御棒が入っていて、未臨界という状況であると、必ずこういう状況が普通の原子炉でも発生している。

これは沸騰水型の原子炉でも当然起こっているし、
加圧水型の原子炉の中でも同様のことが起こっていると言う状況になります。

ただ、通常の原子炉だと、燃料の周りに被覆管があって、
そこから、こういった核分裂生成物であるキセノン133、135が出てこないという状況なので、
検知されないという事になるが、
今回、そういった被覆管がないという事と、
10月から新たに格納容器がす管理システムというものができて、
10のマイナス5乗というような、比較的低レベルの濃度の物質まで検知できるようになったという事で、
こういった自発核分裂の状況が起こっているという事を現実の問題として検知出来たという状況です。

キセノンが自発的核分裂を起こすにはその他のものもあるが
量的に多いのはキュリウムの2種類の核種という事になります。

今回は3月11日までは運転していて、その後原子炉が止まって、
いわゆる、臨界状態ではなくなっているが、
その後の減衰を評価して、キュリウム242と244がどれくらい形成しているかは計算上求めています。

その結果から、ある半減期で核分裂が起こって生成されるキセノンの量が
今回の検出とほぼおおむね一致しているというふうに考えています。

ホウ酸水に関しては、特に現時点では運用方法を見直すという事は考えていませんが、
今回新たに判明した事で申し上げると、
今までは臨界について温度の変化率とか、圧力の変化率で検知するという手段を考えておりますけど、
今回、臨界を発生しているとすると、
例えば今回見付けたキセノン135の濃度が1万倍近くなるという事が分かったので、
10のマイナス5乗レベルで今検知していますが、
それが、2ケタ3ケタというふうに上がってくると、
そういう兆候を早期に掴めるという事に応用が出来るのではないかと思っています。

格納容器ガス管理システムをつけたからこの濃度のものげ検知されたが
比較的現在に近い過去に関しては臨界はないと言えますけれども、
事故当初から全ての状況下で
臨界が起こったか起こらなかったかというところまでを示しているものではありませんが
状況から見て再臨界していたという事はなかったと思っています。

今回ガス管理システムの中でサンプリングを行っているが、
そのサンプリングの頻度を定期的に実施するということです。



書き出しはここまでで・・・ーーーー
                ーーーーーま、こんな内容の記者会見でした。






東京都、岩手のがれきの処分業者「東京臨海リサイクルパワー(株)」は東京電力の関係会社!

「東京都受け入れ瓦礫」柳ヶ瀬都議が現場から瓦礫を追っかけて報告中
私も柳ヶ瀬都議のツイートを追っかけUP中ですが・・・

11月4日以降 
可燃物は東京臨海りサイクルパワー(株)(江東区青海)で焼却。
焼却灰は中央防波堤に埋め立て。
柳ヶ瀬都議のブログより)


この、東京臨海りサイクルパワー(株)という会社は

gareki_20111103130234.jpg


東京電力の関係会社でしたw(゜o゜*)w!!

gareki1_20111103130630.jpg


株主には東京電力株式会社の他、
東電環境エンジニアリング株式会社
清水建設株式会社
荏原環境プラント株式会社
オリックス環境株式会社
原発関係企業が並んでいます。
言ってみれば今回の事故の加害者の企業です



東京都のホームページ 
報道発表資料 [2011年10月掲載]
岩手県宮古市の災害廃棄物(先行事業分)を処分する業者が決まりました
平成23年10月19日環境局

参考
先行事業分から発生する可燃性廃棄物の焼却施設は、
募集要領に示された要件を満たした焼却施設を選定することになっています。
今回は、すべての処分業者が東京臨海リサイクルパワー株式会社(江東区青海三丁目地先)を選定しました。

gareki2_20111103132909.jpg


と、書いてあります。



事故を起こして、周りを汚して・・・・

たとえば、私が近所の家にゴミをばら撒いてよごしたのに

「きーこさん、お金をあげるからお掃除してね。おねがい」
                           
って近所の人が私に言うのと同じʅ( ~⊖◝)ʃ?



ああ・・でも津波の瓦礫だったら、東電関係ないのかな・・?
だけど、納得いかない(◎`ε´◎ )ブゥーー!




岩手から移動「東京都受け入れ瓦礫」柳ヶ瀬都議が現場から瓦礫を追っかけて報告中

下記は東京都の柳ヶ瀬 裕文(やながせ ひろふみ)議員のブログです
震災瓦礫の受け入れについて【日程詳細】
2011/10/28

東京都が「震災がれき」を受け入れることについて、多くのお問い合わせを頂いています。
経緯と態度については、
9月29日「震災廃棄物の受け入れについて」と題したブログを書きましたの
でそちらをご覧いただきたいと思います。

その後、東京都は着々と準備を進めており、
10月19日には処分業者が決定し11月初旬から処理を開始するとのことでした。
その日程の詳細が明らかになりましたので、報告いたします。

【震災がれき搬入スケジュール】

11月2日 
朝から宮古市の仮置き場「藤原埠頭」でコンテナに積み込み(6台、最大7t/台)
→夕方までに盛岡駅に搬入(宮古~盛岡は約2時間)
→JR貨物に積み替えし夜中に出発。      

11月3日 
朝8時頃、東京貨物ターミナル(品川区八潮)に到着。コンテナカーに積み替え
→処分業者に決定した大田区城南島2社、江東区若洲1社へ搬入。破砕処理。

11月4日以降 
不燃物は中央防波堤に埋め立て、可燃物は東京臨海りサイクルパワー(株)(江東区青海)で焼却。
焼却灰は中央防波堤に埋め立て。

さて、ここでのポイントは以下の通りです。

①宮古市の仮置きされている瓦礫の放射能濃度が正確に測定できるのか
②輸送時における飛散がないかどうか
③処分施設での飛散処理、排ガス処理、中央防波堤の埋め立て処理、各モニタリングが適正になされるか

11月2日から3日にかけて、震災瓦礫を追っかけて報告をしたいと考えています。


ーーーーーーーーーーー
柳ヶ瀬裕文 東京都議会議員@yanagase_ootaku の、ツイッターでの現地から追跡の報告が始まりました。

おっかけ報告については、私もおっかけて、随時追記していきたいと思います。

ーーーーーーーーーー

11月2日

6:32
おはようございます。岩手県宮古市に来ています。これから震災瓦礫の搬出を視察してきます。けっこう寒い。

7:09
瓦礫の仮置き場に到着しました。放射線量は測定するなとのお達し。

qk6qs.jpg

7:49
説明では膨大な瓦礫からサンプルを複数箇所取りだして放射能濃度を測定している。

8:02
選別場に移動。膨大な瓦礫から危険物をとりのぞく作業をまず行う。作業は最初重機で、その後手作業。

8:15
作業中の空間放射線量を測定するデモンストレーション。0.15マイクロ

ozlyp.jpg


8:33
東京都に搬出する選別された瓦礫の放射能濃度測定。遮蔽線量率0.037マイクロ。

8:41
積み込みのようす

orstn.jpg


8:59
東京都に搬出されるのは、混合廃棄物と廃機械類。
どちらも縮分し平均化した瓦礫の放射能濃度を測定してから搬出される。ただし、ゲルマではなく空間線量

9:09
搬出するコンテナ車の線量を測定。0.1マイクロ。

ar8os.jpg


9:50
震災瓦礫仮置き場、選別場、搬出場の視察を終えて、JR貨物ターミナルに向かっています。




ここから先は続きを読むにd(◕‿-。) ネ❤

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福島第一原発2号機「爆発?」・武田邦彦氏の見解


福島第一発電所での今回の2号機キセノンが見つかったことに対して

小出裕章氏のたねまきジャーナルでの見解
ふくいち現場の声の作業員の方の見解
そして、武田邦彦氏の見解を載せます。


武田先生のブログより転記ーーーーーーーー

福島原発は爆発するのか?

福島原発で核反応が起こったことが大きく報じられ、多くの人が心配しています。
なぜ、心配するかというと
「何が起こったのか?」、「どのぐらいの危険性があるのか?」、「どうすれば良いのか?」を具体的に説明せず、
こういうときになると「事実の一部」と「安心してください」という結論だけで、中抜けしているので心配になるのです。

事実を伝えるなら完璧に、そして安全か危険かを言うなら結論だけではなく、
その理由をしっかり説明しなければならないのです。

【事実】
原発というのは核爆発をコントロールしているもので、その核爆発を起こすのは「ウランやプルトニウム」と「水」です。
ウランもプルトニウムも水もなければなかなか核爆発はしません。

現在、原子炉の中と下には、破壊された「ウランやプルトニウム」と「水」があります。
だから、核爆発が起こる可能性はあります。
日常的には、木材を櫓に組んで勢いよく燃やしていたものに水をかけて消した状態で、
まだくすぶっているという感じです。火元もあるし、完全には消えていないので、時々、くすぶります。

私が「メルトダウン」とか「冷温停止」という言葉をこのブログであまり使わないのは、
科学的にやや疑問のある言葉だからです。
メルトダウンという代わりに「燃料が破壊されている」と言う方が正確ですし、
「冷温停止」などという状態は無いからです。

軽水炉(福島原発)は温度が低いほど核爆発は起こりやすいので、「冷えたから安全」ということではないのです。

燃料が破壊されていて、その間に水が入り、中性子が適当に減速されると核爆発が起こります。
このときに燃料がしっかり結ばれているか、
あるいは大きな固まりになっていてその間に水が入っているような場合には
ある程度の爆発(広島原爆ほどではないが、最大で3月の爆発のようなもの)になる可能性はあります。

しかし、3月に爆発して以来、「核爆発」(原子炉の運転)は行われていないので、
放射性物質の量は少なくとも50分の1になっています。
つまり次の写真に示した3月の爆発とおなじものが起こっても、危険性は50分の1になっているということです。

bandicam_20111020_182829934.jpg

【どうなるか】

燃料がばらばらになっているか、一度ばらばらになっていた物が融けて固まったとして、
その間に水が入って核爆発が起こると、急に温度が上がるので水が蒸発して大きな圧力がかかり、
ウランやプルトニウムは飛び散ります。

このような事故は第二次世界大戦中にアメリカ軍が原爆を作ろうとしているときに見られたもので、
水が急に沸騰し燃料がちりぢりになるのですが、それですぐ核爆発も終わって、
数人から数十人の人が被害を受けるという経験があります。
日本では東海村の核爆発事故がそれです。

このようなことから、福島原発が再び核爆発を起こしても、水蒸気爆発、水素爆発を起こしても、
原発の内部の人以外の影響はほとんどないと考えられます。
それより3月に福島の大地に飛散したものの方がズッと危険です。

【どうすれば良いか?】

防御のポイントは風向きとマスクですが、
11月の福島の風向きは3月と同じで「基本的には太平洋に行くが、ときどき風が巻く」ということ、
そしてマスクは「常にインフルエンザ用のマスクを準備しておく」ということです。

仮に3月と同じ規模の爆発があったとして、
それがニュースに流れてから「逃げる準備」をして、
しばらくして(2,3日後に)本当に危険になったら「マスクをして逃げる」ということで
子供を被曝させることはありません。

その時には新幹線や飛行機で逃げるのではなく、
風向きを見て、20キロから30キロぐらい車か電車で移動すれば良いのです。

移動の方向は、絶対に福島原発から「遠く」に逃げるのではなく「直角に、山の方に」がポイントです。

たとえば、柏の人は宇都宮の方か、君津の方に逃げることになりますが、
その時に、自分の住んでいるところより北に流れてきたら南に、南に流れてきたら北へという方向です。

福島原発から直接、放射線が来るのではなく、
放射性物質の灰が風で流れてきて、その灰が自分の身のまわりに来て、
一粒一粒から放射線を浴びたり、その粒を吸い込んで内部被曝をするのですから、
それをよく理解しておいてください。

爆発したら1ヶ月ぐらいは水道が汚れますが、2,3本のペットボトルを用意しておけば
汚染される水道は2,3カ所に限定されますから(汚れは拡大しないので)、大丈夫です。

「備えあれば憂いなし」、「大型客船にも救命ボートあり」という精神で、備えて怖がらず、安心して過ごしてください。

(平成23年11月3日)   武田邦彦



ーーーーーーーーーー

11月2日の武田先生のブログも続きを読むに転記します。

続きを読む

11月2日のふくいち現場の声(2号機核分裂反応・細野大臣福一へ)



ペコリ((。´・ω・)。´_ _))お疲れ様です

ーーーーーーーーー


ただいまっ(^O^)今日もコツコツ無事でし。
今日の現場は朝から再臨界の話で持ちきり…ではなくて、いつもと変わらずコツコツ仕事してました。

炉内にウランがあって 減速材でもある水があり
制御棒がない状態で中性子が飛べば 核反応が起きてるのは容易に予想出来ます。
但し、その核反応が連続連鎖的に起きてるものか 単発単発で起きてるのかによって事の重大さが違います。

オイラ達の現場では「あ~やっぱりね」って感じでした。
多分1号機3号機も同じだと思います。
今回のキセノン検出が再臨界なのかって聞かれたら
オイラは再臨界ではなくウランの核分裂反応ですねって答えます。
オイラの認識での臨界はあくまで連続的連鎖反応です。

逆にいうと何故その状況で連続的連鎖反応が起きないのか?と云う疑問が浮かんできます。
あくまでオイラの予想ですが溶けた燃料、制御棒、CRDやICM等々がごちゃ混ぜになってるんじゃないかと…。
そのため一部の場所で核反応してるのかなぁって思います。

誰も炉内を見てないから色々な意見があると思いますが…。
まぁ何にせよ、核反応がプスプスしてて
キセノンやヨウ素、セシウム、ストロンチウム、プルトニウム等々がある中で作業してるのは間違いないでし。

いつなんどき、不安定な状態になってもおかしくないです。

昨日もつぶやいたけど、そんな状況下で全面マスク緩和なんて理解出来ないんです。

炉内の状況を把握するまではね。炉水のパラメータもオイラは参考程度でしか考えてないです。

今はそれが炉内の状況判断する唯一の情報源だったからね。
今回、新たなガス管理システムと云うもう一つの情報源が完成したからわかっただけで、
まだまだ炉内状況はわからないんだ。

これから色々なシステムが出来上がって、
炉内やドライウェルに耐放カメラや温度センサーが入って初めて炉内状況が把握出きるんだと思うよ。
何年かかるかわかんないけど…。

現在の炉内温度だって測定してるのはRPVの上部と下部の外表面であって、
燃料が落ちて固まってるであろうペデスタル内地下の温度じゃないから参考でしかないんだ。
もし燃料のほとんど全てペデスタル地下に落ちてたら、燃料のない空っぽのRPVの温度を計ってるだけだからね。

今日は12日のマスコミの件もあって細野大臣が1F(福島第一原発)に来たみたいだから
今日の報道をいかに問題小さくし第2ステップ完了宣言する事や
マスコミ現場視察対応の事を色々打ち合わせしたと思うよ。


ーーーーーーーー

現場はこんなに危険と隣り合わせなのに、
今回の報道はどの局もサラッと流す。
記者会見で記者が質問していたって、報道されなきゃ意味がないと思います。

国民の殆どは
事故前と変わらない平穏な毎日を過ごしています。
これ、変な事ですよね。(x_x) ☆\( ̄ ̄*)バシッ


ーーーーーーーー関連ーーーーーーー

2号機からキセノンが検出されたことに関しての小出先生の見解
たねまきジャーナル11月2日(文字起こし)

たねまきJ「2号機再臨界?・原子力学会の声明」小出裕章氏(内容書き出し・参考あり)11/2

・福島第一原発2号機再臨界?
・日本原子力学会「自画自賛」の声明


11月2日水曜日 
京都大学原子炉実験所小出裕章助教に聞く
Radio News「たねまきジャーナル」
MBSラジオ [MBS1179.com]





<参考>


東日本大震災:福島2号機、キセノン検出 原子炉内、なお不安定 「冷温停止」黄信号

毎日新聞 2011年11月3日 東京朝刊
 
東京電力福島第1原発2号機で、核分裂の際に生じる放射性キセノンが2回にわたって検出され、
一時的に臨界が生じた可能性が高まった。
原子炉が依然不安定で、政府が目指す冷温停止状態の年内達成方針に黄色信号がともる恐れもある。
【河内敏康、中西拓司】

原発の収束目標を定めた工程表のステップ2では、年内に原子炉の「冷温停止状態」を達成するのが目的だ。
具体的には、原子炉圧力容器底部の温度を100度未満に維持
▽原子炉建屋などから出る放射性物質の放出の抑制・管理--を目指している。

原子炉温度については10月以降、1~3号機で100度未満を達成。
東電は10月28日に原子炉格納容器の空気を吸収・浄化する「格納容器ガス管理システム」を2号機に設置した。
キセノンの検出は、そのさなかに起きた。

検出されたのは、放射性のキセノン133とキセノン135。
半減期はキセノン133が約5日、キセノン135が約9時間といずれも短い。
複数の専門家は「検出が事実なら、ごく最近も小規模な臨界が起きている可能性がある」と分析する。

なぜ臨界が生じうるのか。
核燃料に含まれるウラン235などから自然に生じた中性子が、原子炉内にある水に衝突し、
別のウラン235に当たることで核分裂が起こる。
臨界は、この核分裂が続く状態を指す。

小林圭二・元京都大原子炉実験所講師によると、
圧力容器底部の温度低下によって水の密度が高まり、
効率よく核分裂させる中性子が生じやすくなることなどによって、臨界が起きた可能性があるという。

経済産業省原子力安全・保安院
「核燃料中のプルトニウムなどは、連鎖反応を伴わず単発で自発的に核分裂するため、
ある程度キセノンが検出されても不思議ではない」としている。

一方、3月の事故では検出された放射性ヨウ素が、今回は見つかっていない理由を、
東電は「炉内の温度が低いためヨウ素が揮発せず、固体として残って、
(ガス管理システムの)フィルターにかからなかったのではないか」と説明する。

東電は、1、3号機でもガス管理システムを導入すればキセノンを検出する可能性があるとしている。

小林元講師は「核燃料の場所も把握できていない。事故収束を議論する以前の問題だ」と話す。

ガス管理システムを導入した際1%だった2号機の格納容器内の水素濃度は、
10月30日には2・7%まで上昇した。4%まで高まると爆発する恐れがある。

東電は
「格納容器内の水素がガス管理システムで吸引された可能性がある」として、窒素ガスの注入量を上げるなどした。
今回のキセノン検出でも、東電は2日未明にホウ酸水を注入したが、ともに対症療法に終始した。

九州大の工藤和彦特任教授(原子炉工学)
「キセノン濃度は低く、核分裂の規模は極めて小さいと考えられる。
政府と東電は原子炉から外部に出ている放射性物質の管理に全力を挙げるべきだ」と指摘する。






「分かりやすく説明」と自賛=原子力学会、原発事故で声明
朝日新聞 2011年11月1日19時6分


東京電力福島第1原発事故を受け、日本原子力学会は1日、東京都内で国際シンポジウムを開き、
原発の安全確保に貢献するとの声明を発表した。

声明では、同学会が今回の事故に関して
「事態の分析や原因の解明、社会への分かりやすい説明、事故の収束を助ける技術活動」などを自発的に進めたと自賛。
さらに「原子力災害を起こさないようにするための活動も行ってきたにもかかわらず、巨大津波により原子力災害に至った」とした。

また、原発事故を「原子力に携わるすべての者にとって大きな衝撃」と表現した上で、
「背景要因を含め、さまざまな観点から分析する必要がある」と指摘している。 


東京電力1月2日午前会見。松本氏の説明





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