平井憲夫氏の貴重な講演「隠されていた危険~ここが危ない日本の原発~」完全版(すべて文字起こし)

実は、この平井憲夫氏が私が原発に関する勉強を始めようと思った時の原点でした。

そして、未来を守りたいというブログを最初に書きました。
平井憲夫さんの「原発がどんなものか知ってほしい(全)」を読んで、その内容を全部コピペししたブログです。

[私はその内部被曝を百回以上もして、癌になってしまいました。癌の宣告を受けたとき、本当に死ぬのが怖くて怖くてどうしようかと考えました。でも、私の母が何時も言っていたのですが、「死ぬより大きいことはないよ」と。じゃ死ぬ前になにかやろうと。原発のことで、私が知っていることをすべて明るみに出そうと思ったのです。]

と、「原発がどんなものか知ってほしい(全)」という著書の中に書かれています。



筆者「平井憲夫さん」について:
1997年1月逝去。
1級プラント配管技能士、原発事故調査国民会議顧問、原発被曝労働者救済センター代表、
北陸電力能登(現・志賀)原発差し止め裁判原告特別補佐人、
東北電力女川原発差し止め裁判原告特別補佐人、
福島第2原発3号機運転差し止め訴訟原告証人。
「原発被曝労働者救済センター」は後継者がなく、閉鎖されました。



すでに亡くなられています。
死因は肺がんだそうです。
この講演の最中にも咳をしていらっしゃいました。
たぶん、話しの内容の時期を考えると、亡くなられる直前の講演。

今から15年前のお話。
この時は原発は50基だったようです。

その日から、4基増えてしまっているけれど、
年月がたっても、お話しされている内容は少しも古くありません。

まさに、今の事です。

コメントで教えていただいたYoutubeを見て
この平井さんの言葉を文字にして残したいと強く思いました。

ぜひ、平井憲夫さんの声と表情をご覧になって
一度でいいので動画をご覧ください。

その後で、文字でもう一度心に刻み込んでいただけたらと思います。
そして、わたしも原点に帰ることにしました。

1996.10.21


・原発の事故
・新潟県巻町の住民投票
・原発の事故、故障が絶えない理由
  現場に合わないマニュアル
  そして職人がいなくなった
  検査も素人
・美浜原発事故、配管切断の理由
・一度動かしたら止められない原発
・原発は24時間放射能を海、大気へ排出している
  福井県敦賀のブツブツ切れるなまこ
・私が原発を辞めた理由
  事故を隠すのが責任者の仕事    
  作業員の被ばくをごまかす
  放射線管理教育で洗脳する
  500倍の被ばくをした作業員
・電力会社の社員の被ばくは一般労働者の50分の1
・労災の書類を受け取らない労働省
・原発被ばく者救済センター設立
・被ばくで癌や白血病になることを認めない理由
・日本のプルトニウムでフランスが核実験
・プルサーマルは石油ストーブにガソリンを混ぜて使うのと同じ
・日本の商社は海外へ自然エネルギーの技術を輸出している
・地域独占の電力事業
・志賀原発行政訴訟
  判決前、突然裁判長が交代  
・原子力発電所が生む差別の問題
  婚約破棄された女性
  中学生の作文コンクール
・質問
  原発は誰が推進して誰が利益を受けるのか?
  平井さんの資料は?
  この講演をマスコミで放送してほしい
  柏崎刈羽原発の放射線の量は銀座より少ない?
  所有している大量のブルとニウムの最終処分は?

・東海村では高速増殖炉でも使えない高純度のプルトニウムを抽出している
・選挙に行こう
・国会議員




「隠されていた危険~ここが危ない日本の原発~」 完全版


平井です。神奈川県からまいりました。
私は原子力発電所を20年間造ってまいりました。
原子力発電所といっても皆さんあまり分からないでしょ。
なんか夢のような話なんですよね。
一番最初に東海村で原子力発電所を日本で建設した時に、私も参加しました。
本当にね、夢のような話だったんですよね。
それに自分が参加できるという事がすごくうれしかった。
で、それから日本で原子力が動き出して、今、30年になります。
日本で50基原子力発電所が運転されております。
やはり、このエネルギー問題とか、いろんな問題を抱えて、
今、日本がどういうふうになっていくのか。という事ですよね。

私自身も、ある時期までは、はっきり申し上げて自信を持っておりました。原子力発電所について。
辞めたのが1988年です。
これは、この話しの中でいろいろとお話しをしますが、
みなさん方もご存じのように、
原子力発電所がひとたび事故を起こすと、これはもう、取り返しがつかないんですよね。
チェルノブイリ。今年10年になります。
スリーマイル島の事故。
このように世界中を巻き込んでしまう。一回事故が起きると。

じゃぁ、日本の原発はどうなのかと。
日本の原子力発電所でもそれに匹敵するような事をたびたび起こしているんですね。
いわゆるそれでも、原発のある地元の人は知っているが、それ以外の人はあまり関心がないみたいなんですよね。

世界の3大原発事故というものがあります
チェルノブイリ、スリーマイル島、
そして5年前の関西電力の美浜原発事故というのはご存知ですか?

この3つが世界の3大原発事故なんです。

で、いま50基
正確には49基なんですよね。もんじゅが今止まっているから。

49基の原発が、年間で公表されている事故
これはね、事故という言葉を使うとね、国はものすごく嫌がるんですよ。
「事故じゃない」というんだけど、いわゆる事故。
これが実際は270件から300件あるんです。

ほとんど毎日のように。
で、公表されているのが、去年。
去年の分を今年公表しているんですが、これだけでも47件。
これは重大事故なんですよね。

その47件を普通の人がどれだけ知っているかという事、
ほとんど無関心ではないのかなと思うんですよね。




長くなるので続きを読む

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たねまきJ「高速増殖炉・もんじゅ」小出裕章氏(内容書き出し・参考あり)11/21

政策仕分けで計画的な抜本的見直しが提言された「もんじゅ」について
・「もんじゅ」に見た夢
・1兆円かけて1キロワットアワーの発電もしていない「もんじゅ」
・「もんじゅ」名前の由来
・動かそうとするたびに事故を起こす「もんじゅ」
・停止していても維持費が年間200数十億円かかる「もんじゅ」
・発電出来ないのに膨大な電気を使い、ナトリウムを温めるという仕事だけをしている「もんじゅ」
・「もんじゅ」の高速増殖炉というものの危険性ープルトニウムー
・アメリカ「EBR-2」撤退、フランス「超不死鳥」潰れて動かず
・日本が「もんじゅ」を動かしたい訳

11月21日月曜日 
京都大学原子炉実験所小出裕章助教に聞く
Radio News「たねまきジャーナル」
MBSラジオ [MBS1179.com]





<参考>

もんじゅ「抜本的見直しを」 仕分け初日、意見続出


行政刷新会議(議長・野田佳彦首相)の「提言型政策仕分け」が20日に始まり、
停止中の高速増殖原型炉「もんじゅ」について「研究開発の存続の是非を含め抜本的に見直すべきだ」と提言した。
さらに来年度予算要求のうち、22億円分の計上見送りも求めた。

仕分け結果に、政策変更や予算削減などの拘束力はない。
ただ、東京電力福島第一原発事故で原子力政策への不信感が強まるなか、
来年夏をめどにエネルギー政策の見直し方針をまとめるエネルギー・環境会議の議論に影響を与えそうだ。

蓮舫行政刷新相は冒頭のあいさつで「結果は首相のもとでとりまとめ、政府一体で進めたい」と述べ、
仕分け結果を今後の政策に反映する意向を示した。
与党の国会議員と有識者が「仕分け人」になり、23日までの4日間、原子力や社会保障など10分野を議論する。

「もんじゅ」については、
仕分け人から「廃炉にして、別の道も検討するべきだ」などの意見が続出し、「抜本的見直し」を要求。
予算計上の見送りを求めたのは、文部科学省が概算要求している関連予算215億円のうち、
出力試験に使う22億円分だ。

日米欧などによる核融合反応を人工的に起こす国際熱核融合実験炉(ITER)計画では、
来年度の概算要求(293億円)を「国際交渉で日本の負担圧縮を求めるべきだ」と提言。
公共施設建設が中心の原発立地自治体向けの交付金は「防災安全対策を拡充した仕組みを検討すべきだ」とした。

もんじゅの見直し提言に、中川正春文科相は仕分け後、記者団に対し
「これまでの形で継続するのではなく、中身を絞り込んでいきたい。
ここでやめたら、1兆円の投資が無駄になる可能性もある」
と言及。

来年度予算については
「見送ることが正しいのかなという思いもしている。現場にどんな影響が出るのか、精査して判断したい」と述べ、
22億円分の計上を見送る可能性も示唆した。(三輪さち子、佐藤久恵)

     ◇

〈高速増殖原型炉「もんじゅ」〉 
ウランをプルトニウムに変え、燃料を増やす原子炉。
福井県敦賀市にあり、1995年にナトリウム漏れ事故を起こして、現在は停止中。
開発には約1兆円以上がつぎ込まれたが、実用化のめどは立っていない。


「原発は仏の教えに背く」 永平寺「ふげん」など命名懺悔
毎日新聞 2011年10月14日 大阪朝刊

曹洞宗大本山永平寺(福井県永平寺町)は2011年11月2日、
原発の是非を問うシンポジウム「いのちを慈しむ~原発を選ばないという生き方」を開催する。
同県敦賀市の新型転換炉「ふげん」(廃炉作業中)などの命名にも関わったとされている寺が、初めて企画した。
福島第1原発事故を踏まえて、事故が起きれば子孫にまで影響が及ぶ原発は仏教の教えに相反するとし、
これまでの認識不足への反省を込めている。

永平寺は、横浜市の総持寺とともに、国内に約1万5000の寺と約800万人の信徒を抱える曹洞宗の大本山。

永平寺の布教部長で、今回の催しを運営する「禅を学ぶ会」事務局長の西田正法(しょうぼう)さん(56)は、
「使用済み核燃料を残し、DNAに作用する放射線という危険をはらむ原発は、子孫への負の遺産となる。
命を長い時間の視座に置く仏教の教えと相反する」と説き、
「今の生活を見直すきっかけにしてほしい」と呼び掛ける。

西田布教部長によると、いずれも菩薩(ぼさつ)の名前に由来する新型転換炉「ふげん」、
高速増殖原型炉「もんじゅ」(敦賀市)の命名に、寺が関わったという。

西田布教部長は
「原発に対する認識が足りなかった私たちの責任は重く、間違いだった。懺悔(さんげ)することから始めたい」
と戒めている。

シンポジウムには、
反原発運動に携わってきた同県小浜市の明通寺住職、中島哲演さんや、
各地で震災体験を語っている福島県飯舘村の酪農家、長谷川健一さん、
作家の朴慶南(パクキョンナム)さんらが参加する。

同町の「四季の森文化館」で午後1時開始。定員400人。入場料500円。問い合わせは同会事務局(0776・63・3456)。


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