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03.29
Thu


政府の除染モデル事業
原発作業員と同じ構図がここにもある。
実際現場で働く人は人間ではないような扱いを受け、
なにもしない人間の懐に大金が転がり込む仕組み。


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賃金ピンハネ「詐欺のよう」
東京新聞朝刊 28面より 2012年3月28日

東京電力福島原発事故で、国発注の警戒区域内での除染作業に携わった男性作業員が、
賃金のピンハネや作業の段取りの混乱を「こちら特報部」に証言した。
男性は事実上、雇い主に束縛されながらも仕事を与えられない日も多く、手元に残った賃金はごくわずか。
男性は「詐欺のようなものだ」と怒りをあらわにした。(秦淳哉)

除染作業男性が証言

「除染のお役に立ちたいと思って仕事を引き受けたが、こんな状態ならだれも行かなくなるだろう」
東京に住む40代男性は、除染作業に従事した自らの体験を振り返り、こう語気を強めた。

男性が除染作業を始めたのは1月中旬。
国と日本原子力研究開発機構が発注し、大手ゼネコンが受注した。
「除染モデル事業」の下請け作業員として働いた。
男性を雇用した会社はゼネコンの3次下請けだった。

「知人に勧められた。条件は宿泊代と朝晩の弁当代が引かれて、日給7000円の約束だった」

しかし実態は大きく違っていた。
「福島までの交通費は自腹で、宿舎には布団も無く、薄っぺらい物を約4000円で買わされた」
「事務所の二階にある宿舎は6畳の部屋に5人を収容。
電気や水道代こそ無料だったが、ストーブ用の灯油代も、作業員たちが割り勘で負担させられた」

作業前、男性は血液検査と作業手順の教育を受け、翌日から福島県富岡町の除染現場へ。
午前10時から午後3時半まで、白い防護服とマスクなどを身につけ、落ち葉の収集や、樹木の除染などにあたった。
3日間現場に出た後は物品管理などの内勤となった。

1月に働いた日数は9日。
本来6万3000円が賃金だが、実際は血液検査を受けた日を勤務とカウントされなかった。
前借の生活費2万円などを引かれ、手元に残ったのは3万3000円だった。

2月に入ると、殆ど仕事が入らず、宿舎で待機状態になった。
それでも毎日、宿泊代に800円、朝晩の弁当代に計700円を引かれる。
2月は10日、3月も2日働いただけ。

結局実働は束縛期間の約半分。
来月5日にまとめて支払われる予定の賃金も期待できない額だという。

男性は、
「福島は母親の出身地でもあったので、除染に参加したが、これでは詐欺と変わらない。
同じ思いの人は沢山いると思う」と語る。

参院厚生労働委員会では27日派遣法案を可決した。
国会の成立が確実となったが、目玉だった製造業派遣と登録型派遣の原則禁止が最終的に削除されるなど、
「骨抜き」の内容になってしまった。

派遣ユニオンの関根秀一郎書記長は、
「部分的には前進した面もあるが、これでは派遣切りは今後も起きる」と判断。
さらに
「被災地や原発事故の収束作業で、この男性が経験したような劣悪な雇用を耳にする。
この場合は職業安定法違反の『偽装請負』の可能性が大きい」と指摘する。

「派遣法の改正内容は不十分だが、それでも雇用側の気分に配慮してか、
当局が『偽装請負』に対しては甘く対応している節がある。
それが被災地などでの末端労働環境を悪化させている。
非正規労働者の人権を守るため、地元での労働基準監督署などは、今以上に監視の目を光らせてもらいたい」



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除染モデル事業。
そもそも、最初から住めるようになる事を目的としているものではなく、
除染の実験ですよね?

政府が日本原子力研究開発機構に100億円で発注し、
日本原子力研究開発機構は原発ゼネコン業者3社鹿島、大林、大成に分けて与えた。
各ゼネコン会社には72億
日本原子力研究開発機構は3社に丸投げして残り28億は粗利である。

「除染モデル事業参加報告・広野町/大熊町」藍原寛子さん
2/11ビデオニュース・ドットコム(内容書き出し)


「校庭に汚染土を埋めている!」日本で報道されない南相馬の除染方法 
米CBSニュース1/16(動画&字幕書き出し)


「焼却してセシウムを取り除く方法・モデル除染事業・食品検査・他」
児玉龍彦氏(動画・内容書き出し)


72億円が原発施工業者に?






comment 2
03.29
Thu
東京MXテレビを見ていたら、CMが流れてきました。

「おかげさまで、福島は元気です」


・・・非常に違和感を感じました。

観光編


遊びに来て下さい、おいしいですよ。

物産編



「福島県は元気です」 郡山商議所のテレビCM

温泉旅館から、イチゴ農園から、「ありがとう」、そして「待ってます」
福島県の郡山商工会議所が首都圏向けにテレビCMを流す。
大震災と原発事故に見舞われた福島に対する支援への感謝と、来県を歓迎する気持ちを発信する。
東京メトロポリタンテレビジョン(MXテレビ)で2月27日から約1カ月、1日2回程度放映する予定。

で・・その貴重な1回をわたしは最終日に見たのです。


とても辛く、そして、笑顔を見て、余計に悲しい気持ちになりました。
残酷なCMです。



福島は・・・ほんとうに元気ですか?



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03.29
Thu
「福島の農業この1年、現場でいま、何が起こっているのか?」

・福島第一原子力発電所2号機の推移60センチについて
・福島県農民連事務局長の根本敬さんと小出先生


2012年3月28日水曜日 
京都大学原子炉実験所助教 小出裕章先生に伺いました
Radio News「たねまきジャーナル」
MBSラジオ [MBS1179.com]







<参考>
「2号機の水位が60センチだった」ニュース
300センチあると思っていたのに60センチだった2号機格納容器の水位・・・想定の5分の1・・・

2号機格納容器内部7万2900ミリシーベルト(東電公開動画あり)



水野:
福島第一原発の2号機について、リスナーの方々からも質問を頂いております。
格納容器の水位が、東電はこれまで3mほどあるだろうと言っていたのが、
僅か60㎝しかないという状況が分かってきました。
これはですね、つまりどんなリスクが今あるという事を意味しているんでしょうか?

小出:
60センチしかないという事は、私は初めからそうだろうと思っていました。
何故かと言えば2号機は3月15日だったと思いますが、
格納容器のサプレッションチェンバーと私達が呼ぶ場所で、大きな破損が起きたという、
ことが、・・起きたと思われています。

水野:あの、下の方なんですよね。

小出:
そうです。
そこで大きな破損が起きていますので、
いくら水を入れたとしても溜まる筈はないと私は思っていましたので、
60センチと言われてしまえば、ま、そうだろうし、
もっと、ひょっとしたら、少ないかもしれないというぐらいに思ってきました。

で、その事は何を意味しているかというと、
要するに、それだけ大きな破壊があったという事をまた裏付けた訳ですから、
放射能を閉じ込める最後の防壁であった格納容器が、
もうやはり壊れてしまっていたのだという事を改めて知ったわけですし、
水がもうたまらないという事で、溶け落ちた炉心本当に冷やせているのかな?という、
その心配が、また出てきていると思います。

水野:それでも冷却出来ているっていう見解ですよね、東電は。

小出:
はい、ただ、その水の温度が50度だと言ってもですね、
コンクリートを溶かして、どんどん下に沈んで行っている炉心が、そういう状態であるとすれば、
水がもう、炉心を冷やせるという事は無いわけですし、
水の温度が50度であっても、何の不思議もないのです。

水野:うん、だってそこにはもう燃料がほとんどないのだからっていうことですね。

小出:ま、「水が接触できるような状態ではない」という事ですね。

水野:あ、なるほど。

小出:はい


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