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線量が高くなると校正?自由自在に変更可能なモニタリングポスト「福岡県のモニタリングポストは高数値を示したので修正」東京は?


文科省・やっと認めたモニタリングポストのインチキな数値。
けど「低いのはたった1割、しかもバッテリーのせい」

↑こちらのブログでは、
福島のモニタリングポストの数値が実際よりも低く数値が出るように設定されているという問題ですが、
福岡は実際よりも高い数値が出たと言って、
モニタリングポストを校正して突然低い数値になったという問題です。

北九州市の高い数値の原因ケーブルから出るノイズ
それからもうひとつ、4月の福岡県庁高線量の原因はなんと人間!!



過去、モニタリングポストの測定値が上昇した事案について
福岡県11


北九州局(福岡県八幡総合庁舎:北九州市八幡西区)
H24年10月11日から11月6日までの間に空間放射線量が約0.01マイクロシーベルト/時上昇した事案


1 経緯
本県が設置するモニタリングポスト(MAR-22)の点検を、平成24年10月9日から18日に実施しました。
北九州局(福岡県八幡総合庁舎:北九州市八幡西区)のモニタリングポストは、
10月11日に点検を実施しましたが、その後、空間放射線量が上昇する傾向が見受けられました。
11月5日(月曜)に現地調査を実施したところ、
機器の異常が確認されたので、翌6日(火曜)午後3時20分から再度点検を実施しました。

2 考えられる機器異常の概要
モニタリングポストの測定部における通信ラインでノイズが発生した。
測定結果の精度を確保するため自動補正機能を有しているが、
ノイズ発生により当該機能による誤った補正が働き、徐々に放射線量が上昇した

3 実施した点検の内容
ノイズ発生の原因と考えられるケーブルを交換
誤って働いた補正を是正するため、機器を校正

※今回発生した機器の不具合について、現在、メーカーに不具合の原因究明を求めています。
今回発生した機器の不具合について、詳細が判明次第、当該ホームページにおいてお知らせする予定です。


福岡局(福岡県庁:福岡市博多区) H24年4月18日 
最大値:0.716μSv(マイクロシーベルト)/時

4月18日(水曜)17時26分から福岡県庁(福岡市博多区)に設置するモニタリングポストの測定値が上昇
(最大値:0.716μSv(マイクロシーベルト)/時)したため、直ちに原因究明調査を実施しました。

放射性物質を推定するための詳細な解析を行ったところ、
放射性医薬品(造影剤)の特徴が見られたこと、
また、当該時刻に降雨が観測されていないこと等から、
測定値が上昇した原因については、
検査や治療のため放射性医薬品を投与された方が県庁のモニタリングポストに接近された影響が考えられます。

なお、同日18時00分頃には通常の値に戻っていること、
県庁のモニタリングポストを除く県内6台のモニタリングポスト及び九州各県のモニタリングポストで、
いずれも測定値が上昇していないことを確認しております。

測定値の上昇が観測された時刻(17時26分から18時05分)の積算線量は
0.204μSv(マイクロシーベルト)であり、
1回分の胸部X線検診で受ける放射線量(50μSv(マイクロシーベルト))の245分の1であることから、
健康への心配はありません




文部科学省 放射線モニタリング情報より
修正前と修正後のグラフ(図を↓クリックすると大きく見る事が出来ます)
月間確かに徐々に上昇傾向にあります
福岡県13
週間グラフがぶつっと切れて急に数値が低くなりました
福岡県14
正確な数値を計測していても、
ある程度上がってくると「校正」して低い数値が出るように簡単に修正されてしまうように思えます。


福岡局(福岡県庁:福岡市博多区) H24年4月18日 最大値:0.716マイクロシーベルト/時も、
当時の資料を調べてみましたが、・・・見つけられませんでした><:
ただ、0.716マイクロシーベルト/時は異常に高いです。
原発事故後、去年の3月の東京の最高が0.8マイクロシーベルト(新宿区調べ)でしたから、
原発爆発直後の東京と同じ位の数値です。
そして、モニタリングポストの数値が上昇した原因が
検査や治療のため放射性医薬品を投与された人が近付いたからということですが、
検査や治療のために放射性医薬品を投与されると、
その人がそこに居るだけでモニタリングポストが一桁も高い数値を計測するというのはどういう事??
その人は放射能のかたまりになって、放射線をビシバシ放出しながら歩いているという事ですか?
おそろしすぎます・・・
放射性医薬品を投与された人の身体自身はどれほどのベクレル数になっているというのでしょうか??

多分、モニタリングポストには触れないだろうに、
原発事故後の数値にモニタリングポストの数値を跳ね上げさせる。
接近するだけで一桁も放射線量を上げることができる人間が、その辺を歩いているものなのでしょうか?
ものすごく疑問です。



ついでなので、東京の最近一カ月間のグラフを見てみました。
久しぶりに公式の測定値を見て私はちょっとというか・・・いっぱいビックリ!

新宿 都健康安全研究センター 0.046~0.055
福岡県15

大田区 羽田   0.052~0.069
福岡県16

足立区 舎人公園 0.055~0.072
福岡県17


八王子市首都大学では0.036~0,057

調布市調布飛行場では0.036~0.052

この数値は低すぎると思います。
東京都のモニタリングポストも低い数値が出るように校正されていると思う。
私は3個のガイガーカウンターを持っていますが、
一番低い数値しか出さないソフトバンクの携帯の線量計でも、
今日なんて平気で0.2を出していましたし、平均値は0.08~0.1マイクロシーベルト。
0.08なんかが出ると「今日は低いわ」などと思っています。
ロシアのガイガーカウンターだと低くても0,14μシーベルトは常時出ています。
(ちなみに私の住まいは上記で言えば八王子とか調布とかその辺の線量と思える地域です)
これ、絶対におかしい!変です!!

福岡はまさか、放射性物質は飛んでいないからと思って、
正規のまんまのモニタリングポストを置いていたのかもしれませんね・・・

こうなってくると日本全国の公共のモニタリングポストはもう私には信用できません。



大飯原発の下は活断層?割れる識者の見解「海から山へ向かって地滑りか!?」報道ステーション&そもそも総研内容書き出しその他

ーー追記ーー
<もう検証は必要ない>
「原子力の立地地点はひとことでいえば・・・
”地震・地滑り”などにより大きな事故が発生しないと考えられるところ」
原子力規制委員会ホームページより

活断層だろうが地滑りだろうが原発立地条件にはふさわしくないという事が
原子力規制委員会のホームページに書かれています。

(コメントで教えて下さってありがとうございます)

ーーー追記ここまで――




大飯原発敷地内破砕帯調査に関する有識者会合


2012年11月4日

第一回目の会合を見ましたが、専門用語が飛び交っていて、私にはなかなか理解できませんでした。
報道ステーションでその日の様子を簡潔にまとめて放送していました。
4人の識者のうち、どなたが活断層だと言い、どなたが活断層ではないと言っているのか、
不謹慎かもしれないけれど、私にはその方が興味がありました。

報道ステーション
2012年11月5日放送

活断層22

関西電力の大飯原発敷地内を通る断層を調査した専門家チーム
これは活断層だとする方、
いやいやそうじゃなくて地滑りだとする方、
意見が割れています。


活断層23
渡辺満久教授(東洋大学)
私はこれは活断層であると判断しました。
「まだ早い」とか(慎重に)という意見はいらないと思います。
のんきな学術調査ではありませんので、この段階で決断が可能だと…

活断層24
岡田篤正教授(立命館大学)
やや広い目で見ないと、ま、全体像とかそういうのが分からないということですね。
ま、私はそういうふうに今まで見てきましたし、学生にも指導してきましたけれども、
先走って結論付けたりなんかするのは危険だと…

渡辺:
岡田先生は中央構造全のような大断層を調査されているから、
ま、それは正しいんですけど、
これは大断層ではないんですよね。

岡田:
いいえ、私はそういう大断層も調査してきているけど、
あの、わりと規模の小さい三河の地震断層だとか、ああいうのも見ているし、
それはだから、

活断層25

渡辺:
大断層のような構造が無くてもいいのではないかというのが私の意見


大飯原発内の非常用取水路などが横切る断層。
これが繰り返し地震で動く活断層かどうか、検討する会。

活断層26

活断層の存在を訴えたのは東洋大学の渡辺教授だった。

渡辺教授:ボーリングじゃ分からないだろう
関電:そうそう、分からないんですけど、

ただ、同じところを見た立命館大学の岡田教授は、地滑りの可能性があると主張。
地滑りと活断層で意見が真っ向から割れた。

活断層27
岡田:
あえて”ズレ”というふうに言っているのです。
これを地下深部まで続く断層運動と言うふうに、即断を私はできないけど、
このような構造は、あの、地滑り的、あの、あれに見える。
今言っているここを含む、小さなローカルのあの、地滑り。
こういうものかどうかということで、
ここだけならこちら(原子炉)の方に影響するとは思えませんけどね、


地滑りは、雨や雪などで地層が不安定になり、
土砂崩れや山崩れのように局所的に崩れる現象だ。
一方の活断層はそれ自体が地震を起こすなど、繰り返し動く可能性もあり、その距離も長い。
ただ、両者とも長い年月を経て堆積物が溜まり、見極めが難しい部分もある。
これは争点になっている調査現場の写真。

活断層28

海に面した斜面だが渡辺教授が示した写真では右側が海で左側が山を示している。
渡辺教授の主張は、
仮に地滑りが起きたとすると、海側である右側が下がるはずだが、

活断層29

実際は逆に上がって見えるという点だ。

活断層30
渡辺:
地滑りですというようなご説明もありましたけれども、
これはほとんど不可能。
海から山へ地滑りが起こるという事はあり得ませんので、これはまあ、無しだと。


こうした見解に賛同する意見もあった。

活断層31
廣内大助准教授(信州大学)
南側のところでは、数回動いていることが確認できていますし、
あれを地滑りと説明するのはちょっと難しいのではないかと、
典型的な横ずれの形態じゃないかと、僕は思います。

岡田:
あの、議論なんですけど、
地滑りだって、複数回何回も動きますよ。


結局活断層か否か結論は出なかった。


活断層32
島崎邦彦委員長代理(原子力規制委員)
活断層によるものと考えても矛盾はないが、地滑りの可能性が全く否定されている訳ではない。
そんなとこですか?みなさんのご意見は。

原子力規制委員会は明後日7日に関西電力側も出席した会合を開き、
もう一度議論を行う予定だ。


古舘:
すみません、これは我々ももっと分かりやすくお伝えしないとですね、
これ、専門家の方々が集まって、なんか専門家同士がやり合っているという印象しかない感じがあるので、
良くないですよね、これね。
あの、言えることは、ハッキリしていることは、
地滑りか活断層かと、全く意見が分かれている訳ですから、
これが7日の再協議で結論が出るとか、
これが早いうちに出そうだなんていう気配が全くないわけですよね。
「ああ地滑りでしたか」「あ、活断層でしたか」って言う事になるわけがないんで、
それぞれの根拠に基づいて、主張されているようですから。

だからやっぱり、
これはもう、本来調べて
「これは活断層じゃない」と専門家が一致したところで原発が動くならいいんだけども、
逆になって、原発はすでに3,4号機が動いている状態で、
今、トレンチで溝を作って調べてもめている訳ですよね。
で、国会での同意は得られていないですね、規制委員会5人のメンバーの人事に関しては。
全てがあべこべな感じで、非常に気になることですね。


ーーー

そして、1月7日には関西電力も交えて第二回会合が開かれました。
モーニングバードで活断層か?地滑りか?
岡田篤正教授(立命館大学)が頑として言いきる「地滑り」に関しての疑問点を
私にも理解できるように説明してくれていましたので、
長くなりますが、ついでにモーニングバードも書き出します。
小出裕章先生も久しぶりの登場です。嬉しかった(。◡ .◕)♡

ーーー

モーニングバード
そもそも総研
2012年11月8日


今日のテーマ
そもそも大飯原発の下に活断層はあるの?ないの?


玉川:
今実際に調査が行われて進行形なんですけれども、
本当にあるのか?ないのか?という事なんですが、
規制委員会の田中委員長は、「黒か濃いグレーの時には止めていただく」

活断層33

つまり、「原発を止めますよ」というふうなことをおっしゃっているんですね。
これに基づいて、じゃあ、白なのか?黒なのか?、グレーは濃いのか?薄いのか?
その辺の部分が今ちょっと問題になっているんです。
で、それを調べているのがこの4人の有識者の方なんですね。

活断層34

で、これ実はですね、4人の見解がちょっと割れています。
こちらを見ていただきたいんですが、

活断層35

東洋大学の渡辺先生。
私も何回かそもそも総研でお話を伺っていますけれども、
渡辺先生は「活断層があるのは確実だ」と、見た上でおっしゃっている。
一方で立命館大学の岡田先生は
「いや、地滑りに見える」と。
「活断層だとは、ちょっと即断できない」
残りの二人の方はその中間みたいな、そういうふうな感じなんですよね。
こういうふうに割れているということなんで、
やっぱり気になるのはですね、活断層だったらどうなるのか?
それから本当に活断層なのか?と、いうふうな事なんですけど、
私訊きに行きました。
ポイント。活断層か?地滑りか?
VTR!

玉川:要するにこの赤いところが、

渡辺:断層です。

玉川:
断層だと。
それでこれを見て、先生は何故「これは断層だ」というふうに判断されたんですか?

活断層36

渡辺:
断層であることは間違いないですよ。
地層を切っているので、

玉川:ああ、ずれているという事で、断層ですと

渡辺:
これ、年代が9万5000年前(緑の線)だという事が大体分かっていますので、
それより古いのは間違いなくて、

活断層37

玉川:ああ、下にあるからもっと古いと。

渡辺:ええ、そうです。
ここが昔海が削ったベンチと呼ばれる平らな地形(青い線)だという事も、
皆さん共通の認識として前回持ちました。
つまりこれが12~13万年前(青い線)。
12~13万年前から約10万年前の間の地層をこの断層は切っています(赤い線)ので、
これが活断層というふうに私は思ったわけです。
これも含めて、もしかしたら地滑り性のものではないかというふうなことが
可能性として出てきた訳ですね。
ただ、これが地滑りだと言われるとちょっと困るなと思ったのが、
向かって右側が海で、こっちが山ですので、
海から山に地滑りが起こるという事はちょっと考えにくいので、

玉川:おお、この画面に向かって右側が海なんですね。

渡辺:だからこの低い無見の方から高い山の方に地滑りが起こるわけはないので、

玉川:
要するにこれを見ると、これがこういうふうにいっているという事ですね、
そこはみなさん見解としては一致している訳ですか?

渡辺:それは間違いない

玉川:この白い線がこちら側がせり上がったという事を考えてもいい訳ですか?

渡辺:そうです。

玉川:海側から山へ向かって、こう上がっていくという地滑りは

渡辺:それはちょっと考えにくいですね

玉川:
確かに私もそれはイメージ的にも難しいですね。
こっちへ(海側)落ちるんだったらわかるけれど、

活断層38

渡辺:
そうですね、海側に落ちていくのであれば、地滑りの可能性が出てきます
ただ、だから地滑りという事にはなりませんけれども、
これは動きが逆なので、これを簡単に地滑りで説明するのはちょっと無理だろうという事を私は申し上げた。


スタジオーー



玉川:さぁ、もう一回確認したいんですが、
まずですね、いつできたものなのか?このずれは。というところは4人とも一致なんです。
それは地層がここの年代とこことで分かれていて、それを切っているからという事で、
これはみなさん一致。

活断層3

じゃあ何が一致していないのか?というと、
活断層か?地滑りか?ですよね。
それをちょっとここに出してほしいんですけれども、

活断層14

これ実はさっきの画面というのはここの部分なんです。こっちが原発ね。
で、右側が海、左側が山です。
並べて下さい。
右側が海、左側が山。

普通これがこうずれたか、こうずれたかって言う話なんですが、
こうずれているわけですよね。

活断層15


って言う事は、海側から山に向かってずり上がっているという事です。
地滑りでずり上がる地滑りってないでしょ?」って、そういう話なんです。
だから、これで活断層なんじゃないかというふうに渡辺先生は考えていらっしゃるということなんですね。

じゃあ、これは次のポイントなんですが、
とにかくですね、
「これが活断層ではない」と否定できる人は4人の中で誰もいなかったんです。
つまり、グレーであることはみんな一致しているんですね。

じゃあ、濃いグレーだとか、薄いグレーだとか、その辺は問題なのか?
というふうな話も伺っているのでVTR.


渡辺:
我々に求められているのは、
徹底的に学術的にこれが一体何であるか?という事が求められている訳ではなくて、
今まさに動いている大飯の原子力発電所を
このまま動かしていいのかどうかという判断だと思っているんですよ。
もっとハッキリ言えば、「白なのか、白いがいなのか?」という事が、
僕らに求められていることだと思ってるんですよ。

玉川:
ああ、なるほど。
要するに黒か白かじゃなくて、途中のグレーでも
「それはやめましょうという判断ですよ」という認識な訳ですね?

渡辺:そうです。

玉川:
田中委員長は大飯原発を止める時は「黒か濃いグレー」という言い方をしているんですよ。
グレーの中に濃淡で判断するというような、ニュアンスが感じられるんですが、これはどうですか?

渡辺:
私はそれは非常に変な話だと思っていて、
印象的にはそういう事もあるかもしれませんけれども、
グレーに濃淡は無い。
グレーはグレーだと。
なぜならば、そういう確率が高いとか低いとか、
それを福島で失敗しているわけだから、
そこで学習してないんですか?」っていう事なんですね。
真っ黒だった。ものすごく濃いグレーだった、宮城沖の99%が起きなくて、
ほとんど白に近かった場所で、でっかい地震が起きたという事を全く学んでいないという気がします。



スタジオーー

玉川:
つまり先生は「白かグレーかで判断するべきだ」というふうにおっしゃっているんですね。
白じゃないかどうか?だけで判断するべきだと。
つまり、疑わしいんだったら調べなきゃいけない。
それも、調べるんだったら止めて調べなきゃいけない。
だって今疑わしいんだから。
疑わしいままで動かしているのはどうだ?っていう話なんですが、

松尾:グレーじゃダメなんだというのはその通りだと思いますね。

玉川:これ正論でしょ?

松尾:
それはだって、「グレーのどこの地点が線引きか?」っていうのは
「私たちのさじ加減一つで出来るんですよ」って言っているのと同じ事ですよね。

玉川:
そうです。
だから一人でもずーーっと「グレーだ」って言い続けたら、
ずっとこれは変わらない状況になっちゃうんですか?という話なんですが、
で、実は昨日第二回目の会合というのがあったんですけれども、
その中でですね、
要するに止めて調べるのか?それとも止めないのか?という話なんですが、
このまえにCM


CM明けーー

玉川:
4人の有識者の方々は少なくともグレーであることは4人とも認めている訳ですね。
グレーの中で、止めて調べるべきだと渡辺先生はおっしゃっているんですが、
それについて昨日どういうふうなやりとりがあったのか?これはポイントですけれども、

活断層16

この方島崎さんという方は、5人の原子力規制委員会のうちの一人です。
で、委員長代理なんですけれども、地震の専門家ですね。

まずポイントの1.「止めて調べるかどうか検討するつもりはない」
2.「規制委員会で止めて調べるかを検討するかどうかは田中委員長が決める」
島崎さんは委員長代理だけれども、止めて調べるかどうかを決めるのはあくまで田中委員長なんだと、
じゃあ、その「田中委員長に検討の場を作るべきだと提言するつもりはあるんですか?」
「それはありません」なぜならもっと調べたいから。

つまり止めて調べる気はとりあえず今のところ無いのね。いうふなことなんです。
それに渡辺先生は「おかしいんじゃないか」というふうにおっしゃっている。

羽鳥:黒じゃないからという事なんですか?

玉川:
「黒か濃いグレーじゃないと止めない」と言っているから、
そのグレーがどういうグレーか分からないと止めないという事だと思いますよ、結局。

で、じつはですね、F6という断層が疑われているんですが、

活断層17

F6というのはこれなんですよ(黄色い線)この断層。
断層というか、ま、ずれですよね。
これが「活断層じゃないか」と渡辺先生はおっしゃっている訳ですけれども、
これが仮に活断層だった場合には、こういうところ(赤い線)も疑わしくなってくるんですよ、全部。
これを心配しているんですね。
F6も非常に大事なんです。
何故大事かというと、非常用取水路(水色の線)というものが通っていて、
F6がずれると、取水路が切れちゃうんですね。
水が取り込めなくなるから、で、Sクラス、一番重要だという事になっているんですが、
これだけじゃなくて、これは(赤い線)真下ですから、3,4号機の。
こっちに疑いが出てきたらどうするんだろう?ということで、
渡辺先生は心配しているし、私も心配。これに関しては。

そういうふうな事なんですが、
これ、疑惑は当然出てきますよと。いうことなんです。
で、もうひとつ。
今ここで非常用取水路という話が出てきたんですけれども、
なんでこれがSクラスなのか?
つまり、最重要だと。
なんでここの断層がずれちゃって、水が取り込めなくなると大変なことなのか?
これは工学の問題になる事なんですね。
それに関して小出先生に伺っています。

VTR---

活断層18

小出:
たとえば、原子炉が止まってしまった。自分では発電ができない。
そしてたとえば外部の送電線もひっくり返ってしまって、
外部からの電源も受けられないと、
昨年起こった福島第一原子力発電所の事故もそうでした。
そうなると、非常用のディーゼル発電機というものを動かして、電気を供給しようとするわけですけれども、
その非常用ディーゼル発電機という物も巨大な発電機です。
それを動かすためには発電機そのものを冷却しないと動かないのです
そのディーゼル発電機を冷却するために水もまたそこ(緊急用取水路)から供給されているのです。
ですからその水がなくなってしまえば、ディーゼル発電機を起動することができない。
つまり電気が供給できないという事になってしまうのです。

玉川:
よくディーゼル発電機というとですね、
キャンプなんかに行く時に、これぐらいの大きさのやつでですね、
別にあれは水で冷やしていないですよね?
そういう物とは違うんですか?

活断層19

小出:
皆さんが使っている発電機、ガソリンで発電するような発電機は、
小さな物もありますけれども、
あれはちいちゃいが故に空冷で済むのですね。
しかし、原子力発電所の非常用ディーゼル発電機は巨大な発電機であって、
空冷ではとても間に合わない。
だから冷却水というものがいるのです。


ナレーション:
この状況下でも関西電力は「原子炉の冷却は十分可能だ」と主張している。

小出:
私は事故というものは、どんなふうに起きて、どんなふうに進展するかという事を
正確に予測できないからこそ「事故」と呼んでいる
と私は呼んで、
私自身は呼んできたし、多分、そういうものだと思いますので、
「どんな時でも必ず大丈夫」というような事は、まず期待しない方がいいと思います。

玉川:
そうするとたとえば渡辺先生なんかは、
グレーであれば少なくとも止めて調べるべきだ」というふうにおっしゃっているんですが、

活断層20

小出:
あたりまえですよね。
ですからこういう、わざわざSクラス(最重要施設)と決めた
これが無ければ本当の困るんだというようなものは、活断層の上には建てないということが、
ずっと原則できたわけであって、
「活断層かどうかが分からない」と言うなら、
「まずは止める」というのが当たり前のことなんであって、
「動かしながら調べる」というのは言語道断だと私は思います。


スタジオーー

玉川:いかがですか?

羽鳥:その通りですね

松尾:
本当にこういう判断をね、
その・・決めている人達はきっと、動かすという結論があって決めていたりする
規制庁って、規制委員会の田中さんも、島崎さんも、
おそらくはもう、「結論が内側にはおありなんだろうな」というような感じですよね。

玉川:
ま、そうでないと私は願ってはいますけれども、
少なくとも、
「危ないから調べる」「疑わしいから調べる」という時に「止める」というのは正論だと僕は思うし、
「じゃあ、今大飯を止めたら電気は足りないんですか?」というと、
そうじゃない事はこの夏に分かりましたよね。
困るのは関西電力だけです。止めたら。
だから、そういうふうな状況で、
じゃあ「関西電力と私たちの安全と、どっちが大事なんですか?」というふうな話には
最終的にはなると思うんですが、
そこはきっと、いろいろな判断があるんだろうなというふうに思うんですが、
今日の結び。

原発に推定無罪はなし
つまり、我々はですよ、
やっぱ、国家権力が私たちを取り締まる側ですから、
そういうときには「疑わしい時には被告人の利益にしましょう」これは分かります。
しかし原発は「疑わしい」だけど、
「事故が起こんないんじゃないかな、」と思ってやってきて、福島第一の事故が起きているわけですよね。
という事は、少なくとも今「疑わしいんだったら、止めて調べるべきじゃないか」
特に、重要施設、さっきのSというクラスがあった、非常用の取水路というところの間近を掘る時に、
止めないで掘れるのかな?」と、
つまり、そこから水を取っているんです、今も。
非常用ってついているけれど、平常時でも取ってるんです。


活断層21

一応関西電力のコメントですけれど、
「海水管から海水を供給できない状況になった場合」さっきのね取水路。
「非常用ディーゼル発電機は使用できない」
これはもう我々が今言った通りですね。
「その場合は空冷式の非常用発電装置を配備している」と。
でっかいね、こういう車体のジェットエンジンみたいなのを積んでいるもので
「電力を供給するから大丈夫だ」と言ってるんですが、

これでもやっぱり、たとえばアクセス道路が一本しかなくて
たとえば地層がずれるような地震が起きたら、そこが崖崩れで道路が通れなくなるといった時に、
たとえばポンプ車とかね、運べるのか?と。
つまり、予想できない事だって起こる可能性があるんだから、
少なくとも予想できる心配がある時は、っていうのがこういうことなんですよね。


高木美保:
あとね、断層を研究されている渡辺先生だったかな、…名前は分かりません。
耐震用のね、建物にしていても、
「強い地震にその耐震用の建物は対応できるけれども、断層には対応できないんだよ」って、

玉川:そのとおり。

高木:
「地面がずれてしまったら、耐震強度建設そのものなんて、そもそも役に立たないんだ」っていう
指摘もあるんですよ。

玉川:そうですね。

高木:
そうするとこの理論だって、違うじゃないですか。
って言う事になってきますよね。

玉川:
建物が壊れるだけじゃなくてですね、
中には配管がいっぱいあるんですよね。
だから、ちょっとずれただけで、配管はずれたりね、外れたり壊れたりすることもあるんで、
ずれというのはやっぱり原発にとっては致命的だと、言うふうな話しは確かに僕は取材したことがあります。

羽鳥:
予測して考えられる対応をしている訳ですものね、
さっき小出先生の話がありましたけれども、予測できないから事故になるって、まさにその通りですもんね。

高木:
言葉が失礼かもしれないけれども、
これがお国寄りの学者さんと、そうではない学者さんの対立構造のもとに、
いろいろなことが発表されているんではない事を、心から祈ります。

玉川:
私もそれは心から祈っています。
規制庁、それから規制委員会は規制する側ですから、
是非その趣旨にのっとってあくまでもやっていただきたい。

という思いを抱きつつそもそも総研でした。


ーーー


まず一つ、知っておいた方がいいと私が思っている事があります。
渡辺満久先生は、以前たねまきジャーナルの中でこのようにおっしゃっていました。

渡辺:
あの、すみません私はですね、原子力は使っていいと、使うべきだとおもっているんですよ。
だけど、あまりにもひどいと。
安全審査がですね。
ものすごいところに造っているので、
「それはちょっと勘弁して下さい」という形でコメントをいろいろとしているんですけれども、
「原発と活断層~その実態を聞く」
活断層の専門家・東洋大学教授渡辺満久氏6/6たねまきJ(内容書き出し)



渡辺満久教授は、脱原発の方ではありません。原子力は使うべきと思っている方です。
その先生が、ここは活断層だから大飯原発は一度止めてしっかりと調べた方がいいとおっしゃっている。
この事にはとても重みがあると思います。



そして、高木美保さんが「名前は分からないけど」とおっしゃっていましたが、
活断層の真上だと耐震性とは関係なく建物が崩れるという話をされているのは
渡辺満久先生だと思います。
活断層・脆性破壊・構造から日本の原発50基を検証!6/14そもそも総研
(動画・内容書き出し)~タイタニックは脆性破壊だった~


原子炉直下に”活断層”(動画・内容書き出し)
報道ステーション2012.4/25 放送で、大飯原発他の断層についての番組です。

昭和23年福井大震災・貴重な映像
一見の価値あり。

高木美保さんが最後におっしゃっていました。
お国よりの方の意見」と。
海から山へ向けて地滑りが起こるという事は素人の私が考えても想像することができません。
なのにその意見を強くおっしゃる岡田篤正教授という方が、どのような人なのか、
ものすごく知りたくなりました。

電力会社とか、国とかから研究費などをもらっている方なのではないか?と疑いたくもなりました。
調べてみました。


続きを読むにつづく

続きを読む

<低線量被ばく>「積算100ミリシーベルト未満で白血病」米国立がん研究所等が発表


低線量被曝でも白血病 米追跡調査、チェルノブイリの作業員11万人対象

産経ニュース 2012.11.8 14:22

チェルノブイリ原発事故の収束作業などに関わって低線量の放射線を浴びた
作業員約11万人を20年間にわたって追跡調査した結果、
血液がんの一種である白血病の発症リスクが高まることを確かめたと、
米国立がん研究所や米カリフォルニア大サンフランシスコ校の研究チームが米専門誌に8日発表した。

実際の発症者の多くは進行が緩やかな慢性リンパ性白血病だったが、中には急性白血病の人もいた。
調査対象者の被曝(ひばく)線量は積算で100ミリシーベルト未満の人がほとんど。
高い放射線量で急性白血病のリスクが高まることは知られていたが、
低線量による影響が無視できないことを示した形だ。

チームは1986年に起きたチェルノブイリ事故で作業した約11万人の健康状態を2006年まで追跡調査。
137人が白血病になり、うち79人が慢性リンパ性白血病だった。
チームは白血病の発症は16%が被曝による影響と考えられる
と結論付けた。(共同)



チェルノブイリ除染で被曝、低線量でも白血病リスク
日本経済新聞 2012/11/8 14:15

【ワシントン=共同】
チェルノブイリ原発事故の除染などに関わって低線量の放射線を浴びた作業員約11万人を
20年間にわたって追跡調査した結果、血液がんの一種である白血病の発症リスクが高まることを確かめたと、
米国立がん研究所や米カリフォルニア大サンフランシスコ校の研究チームが米専門誌に8日発表した。

実際の発症者の多くは進行が緩やかな慢性リンパ性白血病だったが、中には急性白血病の人もいた。
調査対象者の被曝(ひばく)線量は積算で100ミリシーベルト未満の人がほとんど。
高い放射線量で急性白血病のリスクが高まることは知られていたが、
低線量による影響が無視できないことを示した形だ。

チームは1986年に起きたチェルノブイリ事故で作業した約11万人の健康状態を2006年まで追跡調査。
被曝線量は積算で200ミリシーベルト未満の人が9割で、大半は100ミリシーベルトに達していなかった。

137人が白血病になり、うち79人が慢性リンパ性白血病だった。
統計的手法で遺伝などほかの発症要因を除外した結果、
チームは白血病の発症は16%が被曝による影響と考えられると結論付けた。

これまでに広島や長崎に投下された原爆の被爆者の追跡研究でも、低線量被曝による健康影響が報告されており、
線量が低ければ健康影響は無視できるとの主張を否定する結果。

チームはコンピューター断層撮影装置(CT)など、医療機器による被曝影響を評価するのにも
今回の研究が役立つとしている。



文科省・やっと認めたモニタリングポストのインチキな数値。けど「低いのはたった1割、しかもバッテリーのせい」

空間放射線量:モニタリングポスト改修 1割低く測定
毎日新聞 2012年11月07日 21時39分(最終更新 11月07日 21時48分)
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実際の空間放射線量よりも低い値を計測していた可搬型モニタリングポストの1機種。
測定結果の表示画面の左下に置かれたバッテリーが、
その右側にある検出器の測定に影響していたとみられる=文部科学省HPから


内閣府原子力災害現地対策本部は7日、
東京電力福島第1原発事故を受けて、文部科学省が福島県や近隣県に設置した
675台の「可搬型モニタリングポスト」全てが、
実際よりも約1割低い空間放射線量を測定していた
と発表した。
検出器の隣に設置したバッテリーが遮蔽(しゃへい)効果をもたらしたとみている。
同省はバッテリーの位置をずらす改修工事を来週にも始め、来年2月末までに終える予定。

モニタリングポストは空間線量や風向きを自動測定する装置。
同省は今年4月までに、可搬型モニタリングポストを福島県内に545台、
宮城や山形などの近隣6県に計130台を設置した。

同省によると今年5月以降、福島県内の自治体や住民から
「空間線量が適切に測れていないのではないか」との指摘が相次いだ。
このため、サーベイメーターと呼ばれる携帯型の線量測定器を使って各地で計測した結果、
平均して約1割高い線量になったという。
記者会見した内閣府原子力災害現地対策本部の木野正登広報班長
「バッテリーで遮蔽されるとは思いがいたらなかった」と謝罪。
改修工事には総額1.5億円かかり、国が負担するという。【神保圭作】




ーーー言い訳は・・・「バッテリーで遮蔽」


本当は1割じゃない!
とうとう認めざるを得なくなったようですが、
理由は「バッテリーで遮蔽」
しかも、控えめな1割・・・

実際に調べた結果を報告している記者会見はこちらです↓


福島のモニタリングポストの数値は信頼できない!グリンピースの放射能調査結果


「政府が設置したモニタリングポストでは放射線量が一貫して過小評価されていた」
多くのモニタリングポストで周辺より低い放射線表示
調査した40カ所のモニタリングポストのうち、
75%に該当する30カ所が周辺の放射線量より低く表示されていました。
モニタリングポストから半径25m以内の放射線量を計測した結果、
モニタリングポストの表示より4.5倍も高い放射線量を計測した場所もあります。
これは、モニタリングポストの付近だけが集中的に除染されていることなどが原因です。


モニタリングポストに人為的操作!?
「郡山・相馬・南相馬30~65%も少なく表示」10/5矢ヶ崎克馬氏(会見内容書き出し・資料)

現在、浜通り相馬・南相馬51か所、郡山48か所、飯舘18か所等の
モニタリングポストの測定を行いました。
測定中途で明確になった問題点は、いずれの地域でも極めて系統的に、

①モニタリングポスト測定計器の指示値が10%から30%程度、低くなるように設定されていること、
②モニタリングポスト周辺が除染されていて住民の受ける放射能環境より30%から50%ほど、
 低い測定値を出すように「環境整備」されていること、等です。


<質疑応答>モニタリングポストに人為的操作!?
10/5市民と科学者の内部被曝問題研究会(会見内容書き出し)


しかし、この幼稚園のグラフを見ていただくとですね、ものすごい山が突起しているんです。
要は除染して綺麗にしていると、ちょっと離れるとですね、ものすごい数値が噴出してくる
ここはまぁ、0.17ぐらいのモニタリングポストですけれど、
ほんとうに15mも離れないうちにですね、
使われていない農地の、そこはもう1マイクロ軽く超えています。
そういうふうな状況になるんです。
だから、モニタリングポストの数値も下げようと思えばごまかすことはできるんですね。
さらに機械に手が加えられていたとすれば、より下がるという事ですよね。


ーーー文部科学省の言い訳はこちら↓

報道発表 文部科学省
平成24年11月7日
<一部転記>

福島県及び福島隣県の可搬型モニタリングポストの機器調整工事について

昨年度、文部科学省が福島県及び福島隣県に設置した可搬型モニタリングポストについて、
付属機器による遮へい影響を低減するため、
1月末を目途に全台の機器調整工事を行いますのでお知らせします。


1.機器調整工事の目的
文部科学省では、昨年度、東京電力株式会社福島第一原子力発電所の事故を受け、
福島県内の545箇所及び福島隣県※130箇所に可搬型モニタリングポスト(以下「ポスト」という。)を
設置し、本年4月から、その測定結果をリアルタイムにウェブサイトで公表しています。
当該ポストは、太陽電池パネルとバッテリーを備え、
商用電源がない場所でも常時測定が可能な設計となっています。
ポストの検出器は、全台について工場出荷時及び現場で適切に校正されていますが、
検出器周辺に設置したバッテリー等が、周囲の放射線を一部遮ること等により、
場所によってサーベイメータで測定した同地点の値と比べ、
ポストの測定値が低めの値を示す傾向にあることが確認されました。
このため、今回の機器調整工事では、ポストの付属機器による測定値への遮へい影響を低減させ、
周辺環境により適合した測定結果を得ることを目的としています。
※福島隣県:宮城県、山形県、茨城県、栃木県、群馬県、新潟県の6県。


3.工事期間中の測定結果の公表について
・今回の機器調整工事を行う期間中も、これまでと同様、ウェブサイトにおける公表は継続します。
・機器調整工事を行っている地点は、一時的に欠測や値の変動が生じますが、
 当該工事を行っている旨をウェブサイト上に注記することとします。
・この機器調整工事を行うと、工事前の測定値から10%前後、測定値が上昇することが見込まれます。


<参考>ポストとサーベイメータによる測定値との差異について
ポストとサーベイメータによる測定値との差異については、上述の機器調整工事に係る遮へい影響のほか、
それぞれの測定機器が測定している値そのものの違いもあります。
具体的には、事故前から全国に設置しているモニタリングポストや、
事故後に設置した固定型や可搬型モニタリングポストは「空気吸収線量率」[Gy/h]を測定しており、
文部科学省のウェブサイトにおいて、1mGy=1mSv※として計算した「実効線量率」[Sv/h]を表示しています。
一方、サーベイメータでは、「1cm線量当量率」[Sv/h]を測定しています。
全身影響を表す「実効線量」は、放射線の被ばく影響を把握する単位であり、
これをモデル化した「1cm線量当量」と同じシーベルト[Sv]表記となりますが、
一般に「1cm線量当量」は、「実効線量」に比べて高めの値となります。
なお、上記の内容については、現在、文部科学省のウェブサイトにおいて、注記しています。
さらに、今後、ウェブサイト上で詳しい解説等を掲載するとともに、
現地のポストにおいても、解説を記載した表示板を設置し、周知を図る予定です。
この他、測定機器には指示誤差やエネルギー特性、温度特性などがあり、
これらの機器固有の特性により差異がでることがあります。
※環境放射線モニタリング指針において、緊急事態発生時は、1mGy=1mSvとすることとされています。

モニタリング111



ーーー

民間団体の正確な検証のおかげで文部科学省が認め、修正せざるを得なくなったようですが、
「1割低く測定していた」と言いきっているところからして、
今後、正しい数値になるかどうかは信用性が疑われると私は思います。
そして、モニタリングポストの周りだけ除染している事には触れていません。

「緊急事態発生時は、1mGy=1mSv」と書いてありますが、
緊急事態ではない平常時は1mGyは何mSv?
1mGy=20mSvと書いてあるものもありましたが(※)平常時はどうだったのか?

※国連科学委員会2000年の報告書では低線量域を
 「細胞の核1個当たりX線或いはガンマ線の飛跡が1個通過する程度」
 と説明していて1mGy(ミリグレイ)としています。
 東電は1mGyを1mSvと計算して発表していますが、
 規則によって『炉内から出た放射性微粒子の被爆量は1mGy=20mSy』
 として20倍で計算する規則となっています。


※ここでは1mGy=1mSvとして換算している。
 β線とγ線については常にこのように換算可能。
 α線については1mGy=20mSvだが、外部被ばくを無視してもよくなるため計算は複雑となる。




いまだに、グレイとシーベルトとベクレルの数値の違いをちゃんと把握できていないわたしです><:
単位って難しい・・・



<税金を使って国民をだます>内閣府食品安全委員会・消費者庁・厚生労働省・農林水産省の合同ポスター「食べ物と放射性物質のはなし」

私たちの国、日本は
国民の税金を使ってこのようなものを作っています。



クリックするとページが開きます↓
1放射性物質の話

どのくらい増えたの?「お皿の面積で」くらべてみたら、こうでした。

大昔から食べてきた食べ物の中に含まれる自然放射性物質 
0.4ミリシーベルト/年間(カリウム40など)

事故後に増えた食べ物の中の放射性物質(最も増えたところでも)
0.02ミリシーベルト/年間(セシウム137など)

わたしたちのまわりには、もともと放射性物質があります。
もちろん、食べものの中にも
私たちは、大昔から、そして生まれてきてからずっと、食べものを口にする事で、
毎年0.4ミリシーベルト分ぐらい身体に取り込んできました
それでは、原発事故後、食べ物から人体に入る放射性物質はどのくらい増えたのでしょうか
厚生労働省などが調べたところ、年間で0.02~0.003mシーベルト増えました。
これは、今まで食べ物から摂ってきた量の、1/20~1/130くらいです。
仮に、最も増えた場合(0.02ミリシーベルト/年間)でも、
80年間摂り続けて1.6ミリシーベルトです。

もともと受けてきた自然放射性物質から放射線のほか、
どのくらいの放射線を受けると、私たちの健康に影響が出る可能性があるのでしょうか
科学的に確認されているのは一生涯で100ミリシーベルト以上です。

内閣府食品安全委員会
消費者庁
厚生労働省
農林水産省



このポスターには大きな問題が二つ書かれています。

1.食べ物にはカリウム40等の自然放射能の方がずっと多い。
  だからセシウムなんか微々たるもので心配いらない。
  事故後に食べ物の中に増えたセシウムの量も現実的な数字なのかどうかは分かりません。


2.どのくらいの放射線を受けると、私たちの健康に影響が出る可能性があるのでしょうか
  科学的に確認されているのは一生涯で100ミリシーベルト以上です。
 
一生涯100ミリというのは100歳まで生きたとして年間1ミリということ。
福島では年間20ミリがいまだに続いています。
東京だって、今の国の基準で外部被ばくと内部被ばくを合わせたら
年間1ミリは守られていないんじゃないかな?
 

広瀬隆:
だから、原発労働者の白血病の労災認定基準は年間5ミリシーベルトですよ!
つまり5ミリで白血病になるんです。
津波がくれば「逃げろ!」って叫ぶでしょ? 何故「放射能から逃げろ!」って叫ばないんですか!?
広瀬隆氏10/26文科省前(内容書き出し)
より


自然放射性物質に関する人体への影響は↓ーー

肥田舜太郎氏10/1沖縄講演(内容全て文字起こし)
肥田舜太郎:
今危険だという放射線は、自然の放射線ではない。
工場で作られて、同じであると彼らはは化学方程式では同じであるから同じものだと言うけれども、
ウラニウムにしてもプルトニウムにしても、人間の身体にとっては自然にあるものとは違うんだ。
そういう人口の放射線は今まで作った免疫では役に立たなくて、それで皆が被害を受ける。
そういう生理の事を全く考えなくて「同じだから大丈夫だ」なんて言うのは
根拠のないデタラメだっていう反論がずっと出ていて、この頃はもう言わなくなっちゃった。


津波がくれば「逃げろ!」って叫ぶでしょ? 何故「放射能から逃げろ!」って叫ばないんですか!?
広瀬隆氏10/26文科省前(内容書き出し)

広瀬隆:
自然放射能と人口放射能というものは全く違うものです。
それはもう波長が違うし、自然放射能は体内に基本的には濃縮しません。
たとえばカリウム40なんかはですね、自然界にあるじゃないかっていうね、
これは原発賛成の学者たちが平気でそういう事を言いますけれど、
それは全く違うものなんです。
カリウム40なんていうものは体内に濃縮しないんです。
だけれども人間の体というのは自然界のものに対してはそういうふうに対応できるようになってきたけれど、
今我々が直面しているのは自然界に無かったものです。


放医研に専門家に政治に怒る!児玉龍彦氏「開発妨害だ!じゃますんな!!」

児玉龍彦:
それはもう、カリウム40とは全然違うから、議論は無駄です。
それで、自然放射線議論というのも、非常にインチキな議論。


”カリウム詐欺師”にご用心!「カリウムの嘘」中山幹夫先生の電子書籍より
中山幹夫:
最近、カリウムを持ち出す学者・医者が増えている。
国民を馬鹿にしたくだらない悪知恵だ。
タバコやCTスキャンなどとの比較のウソは、広く知れわたってしまった。
タバコなら子供は吸わないし、CTスキャンは医療行為ですよね、と市民に簡単に反論されるようになった。

そこで編み出したのが、カリウム技である。
普段食べている食品に含まれているカリウムには放射能がある。
放射能を怖がっていたらバナナも食べられない、と言う。

これなら市民にあまり知られていないし、結構数字が出てくるので国民を煙に巻きやすい。
しかも食べ物に含まれていることで内部被曝について国民を安心させ、
原発の批判も減らせるので政府と利害が一致する。


「自然放射線と人工放射線の違い」市川定夫氏(内容書き出し)
市川定夫;
カリウムはどんどん我々の身体に入ってくるけれど、どんどん出ていくんです
入るスピードと出るスピードが同じになっているんです
我々の体の中にカリウムを蓄える器官とか組織は全くない
植物にも無い、動物にも無い微生物にもありません

カリウムは皆さんご存知のように
窒素、リン酸、カリという3大肥料の一つで、絶対に必要なんですが、
どんどん取り込んでどんどん出して、循環させて利用するんです
それは何故かというと、こういういたずら者(カリウム40)が混じっていたから

カリウムをどんどん蓄える生物が進化の途中で現れたとしたら
その生物は被ばくが大きくなりますから、そういう生物は不利でしたから栄えなかった。
つまり、現在まで生き伸びているという事は
この地球上で不利な性質をもたなかったから、今生き延びている訳で
ですから、現在の生物が全てカリウムを蓄えないのはそういうことなのです。




食物の中に入っている放射性物質は微量でも危険!ーー

<ウクライナ報告>「5から10ベクレルの食品で被害が出ているという事を確認しました」
小若順一氏11/2(内容書き出し)

埼玉県と同じくらいのベクレル地域で自給自足の生活をすると、年齢に関係なく身体が痛くなる。
チェルノブイリ事故後、孫が生まれ始めたウクライナの低線量汚染地域、非汚染地域の報告。

<質疑応答・ウクライナ報告>「5~10ベクレルの食事を食べ続けると起こる身体の痛み」
小若順一氏11/2(内容書き出し)

放射能汚染による都道府県の格付けマップ
世界の核汚染マップあり



国は信じない!だから自分で防衛するーー

第6回【ペイフォワード環境情報教室】 「
放射能汚染の少ないものを選んで食べる事が自分の身を守る一番のやり方」
11/5松崎道幸先生(内容書き出し)




<ワカサギ>500ベクレル弱が31ベクレルになった♪福島・檜原湖で解禁

ワカサギ釣り:今年は大ぶり 福島・檜原湖で解禁
毎日新聞 2012年11月01日 22時46分(最終更新 11月01日 22時57分)

福島県北塩原村の檜原湖(ひばらこ)で1日、ワカサギ釣りが解禁された。
釣り客はイカダにビニールハウスを乗せた格好のドーム船内で釣りを楽しんだ。
体長は例年より大きめの12センチ前後で、1日で300匹近く釣った人もいた。

湖は福島第1原発から約90キロ離れているが、
昨年の漁期にワカサギから暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を
やや下回る放射性セシウムが検出された。
例年約7万人が訪れるワカサギ釣り客は3割減り、今年は基準値が同100ベクレルと厳しくなった。
檜原漁協組合長の遠藤栄久さん(64)は「心配した」というが、8月の検査では同31ベクレルだった。
遠藤さんは「2週間ごとに検査を続けるが、このまま行ってほしい」と話す。

同県郡山市から来た五十嵐三雄さん(63)は
「甘みがあっておいしく、近所に配ると喜ばれた。今は放射能を気にしないか確認しないと」と話していた。

湖面が凍結する来年1月下旬からは穴釣りも楽しめる。【乾達】



ーーー

31ベクレルです。
食べるかどうかは下記の記事を読んでから各自お考えください。

<ウクライナ報告>「5から10ベクレルの食品で被害が出ているという事を確認しました」
小若順一氏11/2(内容書き出し)


<質疑応答・ウクライナ報告>
「5~10ベクレルの食事を食べ続けると起こる身体の痛み」
小若順一氏11/2(内容書き出し)


第6回【ペイフォワード環境情報教室】
「放射能汚染の少ないものを選んで食べる事が自分の身を守る一番のやり方」
11/5松崎道幸先生(内容書き出し)



<質疑応答・ウクライナ報告>「5~10ベクレルの食事を食べ続けると起こる身体の痛み」小若順一氏11/2(内容書き出し)

ウクライナ報告はこちら↓
<ウクライナ報告>「5から10ベクレルの食品で被害が出ているという事を確認しました」
小若順一氏11/2(内容書き出し)






2012年11月2日 霞ヶ関における「ふくしま集団疎開裁判」の抗議アクション


低線量食品を食べたことによる健康被害のお話が今あったんですが、
それを今の福島の現状と比べて、
チェルノブイリの問題が福島との問題にどういうふうに絡んでくるのか?を、
少し具体的にお聞きしたいと思うので、その辺のところからちょっとお話しいただきたい。

質問:
先程の説明ですと、
チェルノブイリの健康被害が出ている線量の汚染の低線量汚染食品のベクレル数というのは
5~10ベクレル/kgのものを食べていると。
で、日本の今の基準というのは100ベクレルですよね、
10ぐらいのもので されている訳なんですけれども、
そういうものを日本の国民なり子供たちが食べ続けた場合の
健康被害の可能性というものについてはどういうふうにお考えですか?

小若:
それは一緒ですから、全く一緒ですから、
安全率をかければ当然1ベクレル位に規制しないと、日本の子供に被害が出てくると思いますね。

今までは老人はまぁ良いんじゃないかと言われていましたが、ところがそんなことはありません
年を取った人もやっぱり痛みが出てきますから、
分からないでしょ?
腰が痛い原因が放射能なのか?
こむら返りをする原因が放射能なのか?
そういったものは判断としては分からないので、
だから…因果関係などの証明は出来ないと思いますけれども、

実態はものすごくひどいです

僕は、触ってみましたけれども、
もう、ガチガチでね、全身が。
こんなに身体が硬い人には会った事が無いみたいな人がズラズラっているんですよ。
第3種汚染地帯で。
つまり郡山市よりもずっと線量が低い。
郡山の今の5分の1位。
その位の線量のところで自給生活をすると、
もう心臓は痛い、腎臓は病院にかかっている、身体がガチガチという人が、
もう、ぞろぞろ居る訳です。

だって、5歳から10歳の子どもで、健康な子どもが…
不健康な子どもが95%で、
健康な子どもが5~6%しかいないというのが実態なんですから。

だから100ベクレルなんていうのは論外だと思います。



質問:
そういう問題についてですね、IAEAもICRPもですね、
「科学的に放射能といまのウクライナの現状が立証できてない」という事で突っぱねているというか、
被害の救済の手を差し伸べていないのですけれども、
その辺は現地に行かれて、現地の反応とかはどういうふうだったんですか?

小若:
反応はね、もう山下の影響がものすごくて
山下礼賛です。

それで、山下の息がかかっているところに行くと、「放射能は無い」という話になるわけですよ。
だから、論争はもう、いちいち嫌だからしませんけれど、
山下の関係ないところ、例えば学校に行くと「みんな病気」って、どこへ行っても言うわけです。

だけど、病院とかに行くと、「放射能の影響ではありません」という話になって、
「病気は増えていません」

山下の息のかかっていない所では病気は増えていないけれど、
人口が何割か減って、たとえば3割ぐらい減っている訳です。
3割ぐらい減っているという時に病気が増えていないというのは、
「実は3割増えているんですよ」というようになるんです。

ウクライナ政府の別の機関の報告書だと、癌は1.5倍に増えている。
病気  と言ってるんですけれど、
山下のところに行くと「科学的に解明されていない」という話になっているんです。
そこに日本は山下を通じていっぱい金がいっていまして、
建物がそもそも違います。外壁がきれいです。
他の、日本から金がいっていないところは外壁が汚いです。
「ここはそうだ」と思ったら、やっぱりそうだというようなひどい事になっていまして、

要するに山下がウクライナで子どもたちに被害をいっぱい出していて、
そういうことを黙認させている一人の元凶な訳ですね。

で、それを我々がどうも調査しに行っているという、実感がありますね。

結局、「ウクライナは健康被害が出ていないから福島は大丈夫ですよ」と言って
日本人が騙されているところを、私が多分いま、解明しつつあるんだろ
うという感じで思っています。



質問:
今回の食品と暮らしの安全基金の調査と相前後して、
ちょっと前にNHKのETVで同じようにウクライナの報告があったと思うんですが、
非常に話題というか反響を呼んでいる番組なんですが、
あの番組と今回の調査というのは、どういう形でリンクするんでしょうか?

小若:
緊急事態省というのがありまして、そこが出してて、
要するに病気になって病院に行っているこの調査をやっているんです。
それで6%の子どもだけが健康でという話なんですけれど、
実は、その、
病気ではない、ただ単に足がちょっと痛くて、元気そうに遊んでいる子どもの調査をしたわけですよ。

それでしかも、
NHKがやっていたのは第2種と第3種の入り混じったところで、
線量は僕らよりもずっと高い。

だから、ま、今の福島並みと思えばいいですよね。

そういうところでもう、体育ができない子どもが殆どという。

我々が行った地域はさすがに体育はやっていまして、元気そうに遊んでいるんですけど、

NHKでやった番組だと、もう遊べない
470人いて10何人が体育ができるという、その位健康が悪い
んですから。

だから、福島は本当に…自給生活をしたら危ないと思いますよ。
ただ、外部被ばくだけであそこまでいくともとても思えないんですが、

それでとにかくどう違うか?というご質問ですから、
病気になった子どもを調べて
6%健康な子どもがいて、
確実に病気の子どもが78%。

で、僕たちは病気じゃなくて、ただ痛みだけ調べていくと、
7割の子どもが足が痛いという、
痛みだけの話です、我々のは



質問:
私たちは、前回、前々回の集会の時に
「NHKのETVの番組はいい番組なのでぜひ見ていただきたい」と言ったんですけれども、
いまの小若さんのお話ですと、
NHKが調査した場所というのは、大体今の福島と同じ程度の汚染地域の子どもたちの状況をやったと、
で、今回やられた調査というのはそれよりもずっと低い、
いまの埼玉と同じくらいの汚染地域の子どもたちの実態調査をしたら
すごい事になっていたという事なんですね。

小若:
はい、そのとおりです。
私たちの事務所と同じ線量のところで、子どもの7割「が足が痛い」と言ったんでびっくりして、
だから健康影響が無いなんて学者が言っているのは本当に詐欺師ですよ。
言葉をね、「発がん量、健康影響が無い」と言っているんだけど、
「実際に行って見てみろ!」って言いたいですよね。
ひどい被害が出ているわけですから。

それで、その調査の詳しい内容がこちらのブックレット(下記参照)ですね。
これは今日1冊600円で売っていまして、
次回、第4回調査の支援カンパにもなるので、
こういう調査は皆さんの善意のご寄付でやっている物ですから、
もし今日、残部が少ないんですが、詳しい報告になっていますのでぜひお買い求めください。




柳原弁護士のジュネーブ報告質疑の中で、ウクライナ報告に関する質問がありましたので、
その部分を書き出します。
http://youtu.be/WkoPgYTEG1E

01:45
質問:
すみません、
先程、埼玉県と同じくらいの線量というところで被害が出ているという事でしたけれども、
それはあれですか?外部被ばくでそこまでの…


A:
いやいや、そこは誤解されると困ると思います。
先程、小若さんも言った通りに、外部被ばくではでないだろうと、食べ物だっていうんですよね。

Q:そうでしょうね

A:
はい、
そういうところに居ても、5ベクレルとか10ベクレル位の食物なんですけれども、
そういうものを食べ続けると、がん以外の健康被害。
痛みがかなり出てくる
という事を言っている訳ですね。

Q:埼玉県ぐらいの線量のところで育てたものを食べている?

A:そうです。




<参考>
チェルノブイリ原発事故・汚染地帯からの報告「ウクライナは訴える」
NHK(動画・内容全て書き出し)




食品と暮らしの安全

小若順一氏

〔放射能汚染への取り組み〕
2011年3月福島第一原発で事故が起きたので、
放射能汚染のない食品からセシウムとストロンチウムの同族ミネラルである
カリウムとカルシウムを多く摂ることで、 被爆を減らすことを提案した『放射能を防ぐ知恵』を出版。
さらに、妊婦を放射能汚染から守らないと20年後に生れてくる子どもが 遺伝障害を受けることを警告した
放射能から子孫を守りたい』のパフレットを作成。
食品を選ぶときに役立つ「放射能汚染による都道府県の格付け」(2012.2)を発表し、
放射能汚染による被害者を減らす活動を行っている。

画像をクリックすると購入方法のページが開きます↓
ウクライナ111





食品選びのためにーーー

放射能汚染による都道府県の格付け
食品汚染格付け
※解説は月刊誌「食品と暮らしの安全」2012年6月号No278に掲載されています。
文部科学省 放射線モニタリング情報 ※3~6月のセシウム134と137の降下物の積算値を参考にしました。
また、線量の高い地域は、文部科学省 放射線量等分布マップを参考にしました。


世界の核汚染
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※解説は月刊誌「食品と暮らしの安全」2012年2月号No274に掲載されています。
《お問合せ》 食品と暮らしの安全基金 事務局  TEL:048-851-1212



ーーー

小若さんのウクライナでの報告を聞いて、
確かに、筋肉や神経などに放射性物質が蓄積された場合は痛みが出ることはあるだろうと思います。
最近、「頭が痛い」「肩が痛い」「足が痛い」と言う小学校低学年の子どもが多い気がします。
頭が痛いという3年生の子どもの肩を触ったら、子どもなのにガチガチに硬かった。
あの年齢の子どもであそこまで肩こりのように体が硬くなるものなのか?と
ちょっと疑問に思っています。
骨折をする子どもも非常に多いです。
ちょっと友達とぶつかっただけで骨折したりしています。
私の近所では何も考えずに食材を買えば、
ほとんどが、福島産とか、北関東、千葉産など
上記の日本地図でオレンジ色の地域のものしか売っていません。
外食が多ければなおさらどこのものか産地は分かりませんし、
学校給食の放射性物質の検査もしていない様子です。
埼玉と同じくらいの線量の地域と言えば、東京も全く同じ。
この辺は0.08~0.14位の線量があります。
汚染されていない食物を購入することが難しい場合は、
調理方法なども考えて、出来るだけ取り込まない工夫を、
これから先何十年にもわたってしていかなければならない。
少しでも多くの方々に、この現実を知っていただきたいと思います。



内部被曝を少なくする食品の選び方と下ごしらえ
事故直後に簡単に調べたブログ。

放射能汚染から身を守る“除染食”のススメ(週プレより)
ウラジーミル・バベンコ副所長の「除染食」の具体例が書かれている記事。





<ウクライナ報告>「5から10ベクレルの食品で被害が出ているという事を確認しました」小若順一氏11/2(内容書き出し)

小若氏の低線量被爆のウクライナ調査報告

2012年11月2日 「ふくしま集団疎開裁判」の抗議アクション



調査でウクライナに行かれていた小若さんが、先程文科省前でも話してもらいましたが、
非常にリアルな、事故が起きたらいったいどうなっていくのか?という、
この日本にとっての未来にもつながる現地の調査の話を
詳細な写真とともに説明してもらいますので、みんなで学びたいと思います。

ウクライナ11
ーー:
食品と暮らしの安全基金の小若理事長においでいただきました、
小若さんは昔から原発問題に取り組んでおられまして
福島の原発事故があった後、今年になって3回ウクライナに現地調査に行かれています。
特に低線量被ばくの問題に関して、今回かなり突っ込んだ調査をされてきまして、
報告書もお出しになっています。
それがこの、第三回目の報告書なんですけれども、こういうものを出しております。
今日はこの内容について説明していただきます。


ウクライナ15
小若:
こんばんは小若です。
福島の子供たちが将来どうなるのか?という事を心配していまして、
それでチェルノブイリに行ってくればいいだろうという事を去年から考えていて、
チェルノブイリ原発事故から26年経っていまして、向こうでは孫が生まれ始めている訳です。

そうすると昔は、子孫危機と言ったように遺伝毒性をずっとやっていたので、
孫の代になると、病気が重蔵しているかもしれないと、
たとえば今2歳、3歳ぐらいの孫がいますから、
で、そういう事も主に調べてみたいという事で、詳細な調査をやりました

だけどその、病院に行かなければならないんですよね、
病院に行くとがんの子どたちですから、もちろん頭に毛は無いし、なかなか辛くて、
自分で治せるわけでも無いですし、ま、そういう事をしていましたら
「足が痛い」という子どもを見つけたんですね。
偶然見付けて、それ以降家庭を尋ねては、
事故の時に、チェルノブイリの時に妊娠していた女性の孫を取材していた訳ですよ。
そうすると、みんな「痛い」って言うんです。
みんなって言うのは、おばあちゃんも痛い、お母さんも痛い、孫も痛い
という、すごい状態です。

おばあちゃんはもう全身あちこち痛いです。
大体全身ものすごく痛いです。
お母さんも相当痛いです。
孫になると足が痛い。

たまたま飛び込みで学校に行きまして、学校でお絵かきコンクールをやっていました。
そのお絵かきコンクールで、校庭で20人ぐらいの子供たちが元気そうに遊んでまして、
そこに副校長先生がいたんですけれども、
副校長先生に「子どもたちは元気なんですか?」って私が聞きいたんですね。
もちろん通訳さんを挟んで。
そうしたら、「あんた何言ってんのよ」って、
「もうみんなおかしいよ」って先生に言われてびっくりしまして、
それで「じゃあ集めて聞いてみるかい?」って言うんで、
校庭で遊んでいた子どもたちに集まってもらいました。
集まってもらって「足が痛い子」って言って手を挙げてもらうと、
約半数の子どもが手をあげた訳です。

それが2回目の調査ですね。

で、半分ぐらい足が痛い子どもがいるんだという事が分かって、
3回目はもっと詳細にやろうという事で

足首とか膝が痛いとか、腿が痛いとか、ふくらはぎが痛いとかというふうに分けて、
それから頭が痛い、の子が痛いというのも調査したんです。

ウクライナ13

最初から学校に申し込んでいて、学年ごとに集まってもらって、
合計101人の子どもを調査するとですね、
足が痛い子が7割です

その7割という場所は、第3種汚染地域と言いまして、移住する権利を持っている地域です。

移住した場合に、先程も言いましたけれど、移住するとですねすごいですよ、
敷地面積110坪、110坪です。
庭が20坪から30坪ぐらい付きます。
畑も貰えまして、畑は130坪ぐらいもらえます。無償で貰えるんですよ。
それで家も付いています。
家の大きさが私の家の1階2階を全部あわせた部屋よりももっと大きい。
良い家かどうかは家次第です。学生が造った家はボロボロ、業者が造った家は素晴らしい、
これはいろいろあります。
これはもう緊急でやっているみたいですからいろいろあるみたいですけど、
で、そこをずっと回っていって、いろんな事が見えてきたんですけど、

ちょっと話が横道にそれましたけれども、

子どもは7割が足が痛いと言って、
頭が痛い子が5割
喉が痛い子が4割
というような、
そういう第3種汚染地域とか非汚染地帯の子どもの実態です。

ウクライナ14

我々の事務所は埼玉県の与野にあるんですけれども、
その辺の線量というのは0.08マイクロシーベルト/hです。
非汚染地帯だと、0.08~0.07ぐらいです。
高いところに行くと0,11とか0.12位で、うちより少し高いですけれど、

だけど福島から見れば、郡山の、当時だったら5分の1ぐらい、今で6分の1ぐらいという、
その位の線量のところです。
その位の線量のところで、食生活は自給です。
だからさっきも申しあげましたけれど、庭に当然作っていますし、
それから庭以外に畑も貰っています。畑でも自給します。
それから村よりもちょっと広い入会地みたいな森がありまして、
森できのこを取ったりベリーを取ったりしていまして、それも自給です。
きのこをみんな大量に貯蔵しています。
そういうふうにほぼ完全自給です。
牛も共同で飼っていまして、ミルクもチーズも自給的なものを食べていると。

で、そういうところで、
それで衛生研究所にですね、食材を持ちこんで検査してもらいます。2カ所で。
衛生研究所に持ち込んで検査をしてもらったんです。
それで大体推定してみると、食事、Kgあたり、5~10ベクレルですね。
kgあたり5~10ベクレル位で子どもから痛みが出ます。
そしてこれがウクライナの実態です


子どもと言っても5歳から10歳ですから、
だから日本で…例えば埼玉の状態ですと、埼玉のものは去年25~30ぐらいですから、
あの位の汚染がもし5年続けば、埼玉で痛みの出る子どもというのが半分いきますけど、
今年は、ゼロになって、ゼロじゃないですね、検出検体が1体になっていますから、
埼玉はもう大丈夫ですけれど、

まだ、福島の方はおそらく、おそらくダメでしょうね。
平均が6とか10とかにはならないんじゃないですか。
とにかく平均値ですけれども、5から10ベクレル位で、痛みが出てしまうんです。
その理由はですね、今まで皆さんは癌の話を聞かれていたと思いますけれども、
僕らが言っているのは癌じゃありません。
痛みです。

癌は、良く再生する、良く分裂するところで放射線が遺伝子に傷を付けると癌になりますが

ところがですね、ほとんど再生しない、
たとえば神経などは昔再生しないって、分裂しないって言われていた細胞から、
そういう再生しない細胞のところに内部被ばくで遺伝子に傷がつくとどうなります?
ダメージだけが蓄積していくんですよ。


ウクライナ16

ダメージがどんどん蓄積していくと、たとえば心臓が痛くなるということで、
最終的には心筋梗塞で死にますけど、

それと同じような事が筋肉でも起こるわけですね。
それであちこちが痛いんです。

で、わたしたちが実際に避難をしてもらいました。
クリミアといってそうとう遠いです。
なん100キロというところではない南の方に避難をしてもらいまして、
そこから非汚染地帯を70日間転々と療養してもらいました。
26歳の女性という事はチェルノブイリの事故の時に生まれた女性です。
彼女は1月に生まれていますけれども、
その女性に70日間避難してもらいますと、
45日目までは全然、全く治りませんでした。
全身が痛くて痛くてしょうがないと、足も腕も肩もというかんじですね。
ところが、54日目位で相当良くなっていまして、70日目でほぼ良くなった。

ウクライナ17

我々のところに来てもらったのは70数日目ですけれども、報告をしてもらいましたら、
「ほら!」って、「もうどこも痛くないのよ」と、ニコニコで話を締めくくってくれたんですね。

だから、痛みの場合は直る可能性があります。
いいものを食べてれば治るんじゃないかと思っていますが、

まだ、多少サナトリウムなんかで治療を受けていますから、
食べ物だけでよくなるかどうかは、まだ完全に確認できていませんけど、
一応治ることは確認できました。相当時間がかかるけど。

だけど被害は出ますよ、筋肉がやられる、神経がやられるんですから、
細胞分裂はしない組織で放射能が内部被ばくで傷がつくと痛みが出るという事だけはほぼ間違いがない
それは治せるという事が今回見付けてきた事です。

原理的におかしいのはですね、僕は添加物とか農薬をやってきましたけれど
添加物や農薬というのは動物実験で無作用量のを出すんですよ。
ところが放射能の場合は無発がん量です。無作用量じゃなくて無発がん量です。

で、「癌が出ないところを健康に影響が無い」と言って言い換えるんですよね。
インチキです。

言い換えた上に安全率を掛けません
添加物・農薬の場合は100分の1の安全率をかけて基準を作ります。
ところが放射能の場合は安全率無しです。
「癌が出てない」という証拠のところまで下げて、人に健康が無いというふうに騙すんですよ。
それが今の学者です

だからもう、まるでおかしいと思いますけれども、
ま、実態がそうなんで、騙されないようにしなきゃいけない、
被害を受けないようにしなければいけませんから、ぜひ、
とりあえずは5から10ベクレル位で被害が出るという事を確認しました。
もうちょっと遠くでもしかしたら被害が出てるかも。
要するにね、7割子どもの足が痛いという地域が、5から10だったという、
5から10ベクレル位で7割の子どもの足が痛かったという、これが今分かっている事実です。
そこまで今つきとめていまして、もうちょっと先へ進めたいと、今考えているところです。
ご清聴ありがとうございました。


ーー質疑応答に続く
質疑応答も必見です↓
<質疑応答・ウクライナ報告>「5~10ベクレルの食事を食べ続けると起こる身体の痛み」
小若順一氏11/2(内容書き出し)



続きを読むにスピーチ内にあったウクライナ報告の一部

続きを読む

第6回【ペイフォワード環境情報教室】 「放射能汚染の少ないものを選んで食べる事が自分の身を守る一番のやり方」 11/5松崎道幸先生(内容書き出し)


【ペイフォワード環境情報教室】
松崎道幸先生 2012年11月5日




Sawada:
今回は一般的にみなさんからのご質問がありますので、
この辺の疑問にお答えいただければと思っています。

一つ目は
福島他東北関東で、水道水から検出されている放射性物質が与える影響は?
これはやっぱり、お店で外食するとそちらで使われているでしょうし、
お風呂に入ったり、シャワーを浴びたりと、こういう素朴なところで疑問があるんですけれど、
こちらはどの程度気にしたらいいでしょうか?

松崎道幸:
放射能っていうのがもう、現地の上流に降り積もって、それがだんだん水になって出てくるわけですから、
これからも若干水道水が汚染されるという事は避けられないと思うんですよね。

で、今簡単に測れるのがセシウムだけなので、
他のストロンチウムだとか、他の放射性物質は全然、
「セシウムがでなければ他も大丈夫だろう」という感じで言われている訳なんですけれども、
水の、今政府が行っている基準と言うのは、「本当に安全かどうか?」っていうのは
誰も確かめたことはないし、
机の上の計算だけで、「おそらく大丈夫だろう」という計算で、基準がつくられているものですから、
それを飲んで将来完全に放射線障害が出ないという保証はまずないだろうと思うんです。

ですから、飲み水とか食べ物の放射能汚染の基準はいろいろと言われていますけれども、
僕自身は、311前の日本のいろんな食品とか水に含まれるセシウムなどのレベルを超えないようなものを、
食べたり飲んだりする事が、まず第一に必要じゃないかと思うんですよね。

だから、非常に「昔よりも放射能が多く混じったものを今、食べなければならないんだ」というふうに、
政府が311以後に言っているのは、非常に僕はおかいしいと思ってね、
で、汚染されてない飲料水とか食料が、ほんのちょっとしかないんならば、
それは赤ちゃんとか子どもにクリーンなものを優先して摂取してもらって、
大人の人は残念ながら汚れたものを食べるしかないという事になるかもしれませんけれど、
今の日本は、汚染されていない311前のレベルの割とクリーンな食料や飲料水も
簡単に入手できる環境にあるので、
僕の考えはとにかく政府の言う基準にあったものを食べたり飲んだりして大丈夫だ。というんじゃなくて、
出来るだけクリーンな飲料水とか食料を求めてそれを摂取するべきだと思うんですね。


Sawada:
そうですか、
そうしますと比較的放射性物質がでやすいと言われる食品、
たとえば、牛乳、お魚、シイタケ、海草、など、
これはどの程度意識して、もしくは、取得すら中止すべきかというところでいくと

松崎道幸:
もう、おそらくですね、東北地方、東日本の山菜、きのこなどは、
やはり放射性物質の汚染が割と多いと思いますし、
それから乾燥させて保存して食べるも
のは、余計に放射能が濃縮されますから、
当面は避けた方がいいだろうと思うんですよね。

それから、お魚などの海産物もですね、
今、結構福島から何百キロも離北海道の近くで獲れた魚でも、
セシウムが基準値以上に検出されて、どうなるかと言うのが結構心配なので、
本当に、放射能汚染が心配な方は、日本海側で獲れたものとか、輸入の海産物を食べるというふうに、
当分の間した方がいいのかもしれない
なというふうに思っています。


Sawada:
そうですか、
今回、水産省のホームページで、
この海の汚染と言うのが、実はしっかり公表されているんですけれども、
その中で100ベクレルといった基準を超えたものについては当然出荷しないという事でやっていますが、
ホームページを見るとですね、ホームページでしっかりと公表しているんですけれども、
100ベクレル以下のゼロから100までのあたりに、
随分汚染しているものがある
んですけれども、
世の中全般、100ベクレルを切れば安全であるというような風潮があるが故にですね、
なかなか、当然ニュースにも出てきませんし、
皆さんが水産省のホームページを見る訳じゃないので、気付かないというところがあるんでしょうし、
これはどういったもので、
この100ベクレルは切っているという事自体がどうかというところがありますけど、
たとえば、ドイツなんかは、26年前のチェルノブイリを受けてですね、
大人8ベクレル、子ども4ベクレルという基準を作っています。
この基準の設定というのはどうしたら…
自分でもう、基準を設定するしかないと思うんですけれど、
先生のお勧めとしてはいかがでしょうか?


松崎道幸:
おそらく国は「汚染のひどいものを食べる期間は数年で収まるだろう」という見通しで、
当面は1kgあたり100ベクレルとか、というものを摂取しても大丈夫だろう、
というふうにみてると思うんですが、
あの…実は、毎日10ベクレルずつ、食べ物とか飲み水で、
身体に摂取、セシウムを入れますと、
だんだん、だんだん、身体に蓄積して、最終的には千何百ベクレルで、  状態になっちゃうんですね。
そうすると、今の政府の基準のものを、限度いっぱい、もし何年間も食べていると、
実際には体の中には
1kg当たり数十ベクレルとか、数百ベクレル位のセシウムが溜まる危険があるわけですね。
そうなると、脳ですとか心臓ですとか、いろんな内臓の障害が   のように出てくる恐れがありますので、
そうなると、政府が言う基準にあっていれば安心して食べるというのは、
もう机上の計算で出したものにすぎないので、
実際にはできるだけ放射能汚染の少ないものを選んで食べていくという事が、
自分の身を守る一番のやり方
になるんじゃないでしょうかね。

Sawada:
そうですね、先生の著書の中にもありましたけれども、
内部被ばくは外部被ばくに比べてですね、
「直の症状が出るというよりは次の世代に対して出やすい」というような位置づけで、
ま、一部は分かりにくいような表現もあるかと思うんですけれど、
こういった中で、ご自身でなかなか気付かないと、
気付かないと当然症状が無ければというところがあると思いますけど、
どうしたらいいもんでしょうかね?

松崎道幸:
放射線被ばくは大量に一度に沢山浴びると、あら方の細胞が死んでしまうというふうになるんですね。
少しづつ長い時間被ばくを受けると、細胞が死ぬところまではあんまり行かなくて、
ただ、遺伝子が変質したままで生き延びて
その生き延びた遺伝子を持った細胞が将来癌を起こしたり、いろんな病気をもたらす。
それから、次の世代に変質した遺伝子が伝わって、いろんな障害を起こすという。

ですから、「線量が低いから、被ばく量が無いから、将来への害も少ない」というのは、
放射線被ばくの場合は、あたらないみたいですね、
ですから、「被ばく量が少ないから害が少ない」と考えたいところだけども、
実は、少しずつの被ばくをした方が、
後の世代に受け継がれる遺伝子の損傷の量が増えてくるだろう
と僕は思うんですね。
ですからそういう意味では外部被ばくそれから食べ物を通した内部被ばくも、
本当にできるだけ少なく少なく押さえるということが、
後で悔いを残さないためには重要なことだと思いま
すね。



Sawada:
そうですね、
結構私の友達なんかでもみなさん、気にしている方は気にしてるんですけど、
個人で気にするのはちょっと限界が出てきているところもありまして、
そうしますと、やはり、まずは測ること。
で、自分たちで測るのも限界がありますから、
やっぱり自治体等で、一緒に測ってもらえるように呼び掛けること、
また、ベクレルの事についても表示してもらうとか、
今回の基準自体をもう少し下げてもらうように要求するとか、
なにかもう少し次のアクションを起こしていかないとなかなか、これ、続かないですよね。


松崎道幸:
そうですね。
ですから、食品添加物ですとか、塩分がどのくらい入っているというのは、
普通の食品の表示は随分進んでいますのでね、
それに放射能の量が加わるというのは、ある意味で悲しいけれども、
それを判断にして食べていかなければいけないというような、
いやな時代になっちゃったなと僕は思いますね。


Sawada:
そうですね、本当にいやな時代だなぁと思うんですけれども、
いやな時代だからと言って耳をふさいで目を閉じてというわけにはいきませんしね、
次の世代のためになにができるのか?となると、
やはり私たちの世代がそういうふうに動いていかなければならないんでしょうね。


松崎道幸:そうですね。

Sawada:
今後もこういった形でいろいろとお話をお聴きできるればとおもいますので、
またよろしくお願いいたします。


ーーー


農林水産省
農畜水産物等に含まれる放射性物質の検査結果(随時更新)

http://www.maff.go.jp/j/kanbo/joho/saigai/index.html#01



第3回【ペイフォワード環境情報教室】
「放射能被曝と関係ないと断定すること自体が医学的に誤りだと思う」
10/24松崎道幸先生(内容書き出し)


第5回【ペイフォワード環境情報教室】
「避難とか疎開というよりも移住そのものを考える時期にきてる」
10/27松崎道幸先生(内容書き出し)





チェルノブイリ原発事故がもたらしたこれだけの人体被害 
科学的データは何を示している

松崎道幸
2012年03月 発売
核戦争防止国際医師会議 松崎道幸 合同出版 151p
1,680円(税込)送料無料








「野田総理大臣への手紙」タイヨウ君

子どもたちのメッセージ
現実から逃げない一歩 「げんしりょくはいりません」
この動画がHNKの番組の一部だという事をコメントで教えていただきました。

11月4日(日)16pm放送 NHK東日本大震災プロジェクト
未来への手紙  ~子どもたちが見た被災地~
これまでの放送 | 明日へ 支えあおう | 明日へ ―
http://www.nhk.or.jp/ashita/bangumi/archives/

探してみたら、他の部分の動画がありました。

タイヨウ君の野田総理への手紙の部分を書き出します。







そしてタイヨウ君の手紙はこんな人へ。

タイヨウ君ビデオレター:
野田総理へ、
放射能って何ですか?
内部被ばくって何ですか?
僕はあんまり意味が分かりません。
だけどとても怖いです。

これは原町から持ってきた服と運動着です。
着た時は、お母さんに洗ってもらってから着てました。


ナレーション:
南相馬市原町に住んでいたタイヨウ君。
震災後、福島市、会津若松市と避難先を転々。
今は相馬市で暮らしています。
現在タイヨウ君はこの家から原町の小学校に車で通っています。
ビデオレターにはこんなことも。


タイヨウ君ビデオレター:
これはランドセルです。ランドセルをずっとここのところ(玄関)に置いたままでした
放射能が怖かったからです。


Q:ビデオレターでさ、「ランドセルが怖かった」って言ってたけど、今はどぉ?

タイヨウ君:今?、今はもう全然大丈夫。

Q:おっ!すごいじゃん!!

タイヨウ君:ちょっとは…ダメなところもあるけど、でももう、あんまり怖くはない。

Q:本当?

タイヨウ君:うん。

Q:そっか、よかったなぁ、(笑)

タイヨウ君:野田総理って元気なの?だって、野田総理この前原発に入ったんでしょ?

Q:うん、

タイヨウ君:元気なの?

Q:どう思う?どうだと思う?

タイヨウ君:(首をかしげて)
でも、福島のお米を食べたから、大丈夫なんでしょ。
でも、僕は福島県産のもの?は、あんまり食べたくない。
だって、お母さんたちが「セシウムが多い」とかそんな事を言ってるから。


ナレーション:
「ランドセルは怖くなくなった」と言うタイヨウ君。
1年前のビデオにはこんなエピソードも。


ビデオレター
ここは前住んでいた原町のお家です。
いま、じいちゃんとばあちゃんが住んでいます。
うちのじいちゃんでーす。

タイヨウ君:今淋しくないですか?
おじいちゃん:さみしいわよ、おめぇらいないもの。
おばあちゃん:ばあちゃん、毎晩泣いてます。

ここは、僕が前暮らしていた部屋です。
今ここで泊ったりとかはしていません。

ナレーション:
原発事故から500日余り、タイヨウ君はこの家でまだ、1泊もしていません。
学校からいったんここにきて、両親の迎えを待つのです。


Q:この家に泊まるっていうのは出来ないの?

タイヨウ君:うん。だって、…わかんないから。

Q:わかんないっていうと?

タイヨウ君:ん?

Q:わかんないっていうと?

タイヨウ君:子どもが決める問題じゃないから。


ナレーション:おじいさんとおばあさんがこの家で暮らしています。

おばあちゃん:親たちもとまんねえもんな。
おじちゃん:放射能は怖いな。
おばあちゃん:こわいね。
おじいちゃん:なんか人生バラバラにされちちゃったな。人間が楽しみないもんなぁ。


Q:いやだなって思う事は?

タイヨウ君:
いやだなって思う事は、
前みたいに普通に暮らせない事とか、
おじいちゃんとかおばあちゃんと、みんなでご飯食べてた。
また、みんなで一緒になれたらって、


タイヨウ君ビデオレター:
野田総理へ、
いつになったら原発はなくなるんですか?
放射能はいつなくなるんですか?
野田総理にお願いがあります。
放射能から僕たちを助けて下さい。

Q:ビデオレターを作ってみてどうだった?

タイヨウ君:
うーん、なんだろう・・・
でも、ビデオレターやっても野田総理は別に見ないんだろうなって、
ん?
だから、ビデオレターやっても、「野田総理は何にもしてくれないんだな」って。









現実から逃げない一歩 「げんしりょくはいりません」

原発事故後”ACジャパン”のCMばかりが流れていた時期がある。
いま、CMを流すなら、これが一番いい。





危機感がない人が多すぎる。
現実はここにあります。
日々の時間にただ流されるだけではなく、
現実をきちんと見るべきと国民に知らせるためにも
普通にCMとしてテレビで一日に何回も何回も流したほうがいいと思う。

これって・・・よく分からないんですけど、
NHKオンデマンドで流れているんですか~?


内容書き出しーー

放射能は海へ空気へそして地上へと漏れていき、
僕らは日々見えない恐怖に襲われています。


毎週おばあちゃんから野菜と卵が送られてきます。
どうしてそんなに野菜とか卵とか送られてくるの?

えっ?れいちゃんわかんない?

あ、放射能が入っているから。

うちの田んぼです。
今年はお米はつくれませんでした。

ネギはいっぱいなっていますが今年は食べれません。
屋根にはソーラーパネルがのっています。



げんしりょくはいりません。




ーーー

この動画の事をコメントで教えて下さってありがとうございます。
探してみました。

「野田総理大臣への手紙」タイヨウ君へ続く。


<6.原子力規制委員>「何を言うよりも大切なことがある。誰が言うかだ」 田坂広志氏11/2自由報道協会記者会見(内容書き出し)

11月2日に自由報道協会主催
以下は質疑応答の一部分です。




質問:
ロイター通信Maedaと言います。
原子力規制委員会というのが、発足してもう2カ月経って、
実際に今度は再稼働に向けての安全性を見るという事で、
地層の部分の調査、今日は大飯にみなさんパネルの方々が行ってらっしゃるんですけれども、
そちらの方向にどんどん、
つまり安全であることを確認して、
安全でないものと安全であるものを分けると、いうような形に、
今原発の政策の在り方がなってきていると思うんですけれども、
このまま行っていいのかな?という素朴な疑問がありまして、
かなり今回の原子力規制委員会は法的には力を持っていると思うんですね。
なので、そこを誰がどのようにコントロールできるのかな?
その、最終処分場の問題は原子力規制委員会で、議論するものではなくなってますので、
その部分をどういうふうに、現実の原子力発電というものと、つなげていったらいいのかな、
ちょっとわからないので、もしご意見があったらお願いします。



田坂広志:
あの、いずれにしても、原発をたとえば再稼働するとかしないという事はですね、
どこかの組織なり、何かの公的機関が決めざるを得ないのは事実ですね。

仮に止めたにしても「誰が決めたのか?」という問題になってきますので、
その意味においては私は、原子力規制委員会が、ある役割を果たすことは当然あり得るんだと思います。

で、むしろ問題はですね、
国民の納得感だと思うんです。

これはどうしてか?というとですね、
仮にですけれど、今みなさんが原発に対して非常に疑問を持っている方で、
皆さんがたとえばこの中で誰か一人を選ぶ。
この人はもう本当に、頭が下がる位に
国民の命と安全の観点からだけ判断する人だという信頼があったらですね、
仮にその方が、
「とはいってもみなさん、全体のエネルギー状況を考えた時、これについては安全を徹底確認しました。
だから、これは例外的にまずはこの稼働を認めて下さい」と言った時の受け止め方とですね、

なんかよく分からないけれどもどうしてあの人が選ばれたの?となってですね、
その人が同じ事を同じ文脈で言った時の受け止め方が違うんだと思うんですね。

これは人間心理で、
何を言うよりも大切なことがある。誰が言うかだ」という名言がありますが、
同じ事を言ってもあの人が言うとなんか信用できない。
この人だったら、なんか信用できるといった世界は現実にあります。


これは誰かを固有名詞的に誰かを批判している訳ではありません。

そもそも原子力規制委員会のメンバーが、
本当に適任かどうかというような議論を私が決めつける立場にはありません。

むしろ、この方々が選ばれるプロセスが、なぜあのような形を取ってしまわれたのか?が
わたしには、残念です。
私が逆にあの委員の立場だったとしても、
あの首相指名というような形は止めていただきたい。


逆に選定のプロセスから、広報の段階から国民的な討議にかけて、いろんな情報もオープンにして、
まさにパブリックコメントなんかも受けた中でですね、
最後にある部分国民の意見も反映した形で選ばれていくような、
そして国会同意人事をとられれば、納得感がもう少し高まるわけですね。

どこまで高めるかというのは、この後細やかな議論があり得ますけれども、
少なくとも今のやり方だと、
「この人達は政府から見て信頼できる人だ」
「経歴調べてもほんとにちゃんとした人だ」
「いろいろヒアリングしたけれども、原発についてはしっかりしたものを持ってる。
もうその通りなのかもしれませんが、

原子力の問題のほとんどすべての問題は、
パブリックアクセプタンスの問題です。
国民がそれを受容するかどうか?納得するかどうか?
これは特に放射性廃棄物使用済燃料の問題は、全ての問題はパブリックアクセプタンスの問題です。

従って、政府はこういう国民の納得と了解、信頼を得るという事についての手順論を、
もっと成熟するべきです。

今は私から見ると相当荒っぽいやり方をされているように見えます。

これは残念ながらそう言わざるを得ないと思います。



ーー会見全てーー

会見本編↓
<会見・本題>「脱原発は選択の問題ではなく、不可避の現実である」
田坂広志氏11/2自由報道協会会見(内容書き出し)


質疑応答↓

<1.望まない被ばく>「今後何十年と極めて重い心の重荷を背負う事になる」
田坂広志氏11/2自由報道協会記者会見(内容書き出し)


<2.放射性廃棄物>「国民の意識の成熟が問われる問題」
田坂広志氏11/2自由報道協会記者会見(内容書き出し)


<3.立地自治体>「地元の経済的自立を図るための政府の支援」
田坂広志氏11/2自由報道協会記者会見(内容書き出し)


<4.原子力の技術と輸出>「原発ゼロ社会にすると原子力技術者がいなくなる?」
田坂広志氏11/2自由報道協会記者会見(内容書き出し)


<5.核武装>「『プルトニウムを減らすために大間を稼働しなければいけない』は詭弁」
田坂広志氏11/2自由報道協会記者会見(内容書き出し)


<6.原子力規制委員>「何を言うよりも大切なことがある。誰が言うかだ」
田坂広志氏11/2自由報道協会記者会見(内容書き出し)



<5.核武装>「『プルトニウムを減らすために大間を稼働しなければいけない』は詭弁」 田坂広志氏11/2自由報道協会記者会見(内容書き出し)

11月2日に自由報道協会主催
以下は質疑応答の一部分です。


<余剰プルトニウム>



質問:
AP通信の山口と申します。
核燃料サイクルを維持する理由のもう一つとして、
外国からのプレッシャーというか、アメリカの意向が反映されているという議論があったんですけれども、
核セキュリティーの観点から余剰プルトニウムをためないために、
原発で燃やし続ける必要があるという議論があることについて、どういうふうにお考えになりますか?


田坂広志:
これもね、最近日本が脱原発に行くと
アメリカとの関係がおかしくなる」とかですね、
核不拡散について非常に問題が大きいんじゃないか」とか、いろいろおっしゃる方がいますが、
実はあまり一貫した筋の通った議論というのは拝見したことがないんですね。
なんとなく気分として語られている方が多いような気がします。

むしろこの手の話は表層的な議論よりも、本質論で見つめた方がすっきりしていますね。

核不拡散」という事の一つの意味は、当然のことながら、
日本は核武装はしません」とか、
核兵器に転用することはありません」という事のもとで、
再処理まで、核燃料サイクルまで認めてもらっている訳ですね。

したがって、この議論は私は少し詭弁だと思っています。

日本はプルトニウムが、もうある。
「これは燃やして無くさないと日本は核武装するんじゃないか」と思われる。
「したがってこれは、燃やさなきゃいけない」
そうすると、「大間のようなプルサーマルの原発を稼働しなきゃまずい」
もしくは、「再処理工場と高速増殖炉を、核燃料サイクルを維持しなきゃダメだ」という、
これは極めて、私は詭弁だと思います。


それをやってもプルトニウムはまた次に出てきますから、
グルグル無限に続くような話になってしまいます。


そうではなくて、もし本当に脱原発の方向に向かうのであれば、
もう今すでに存在している40何トンかのプルトニウムについてはですね、
わたしは、国際的な査察にゆだねるような新たな政策論を世界的に提唱するべきだと思います。

つまり日本はこれについてはもう全く、「核兵器への転用はいたしません」と、
従って、
世界的なしっかりとした管理のもとで、使わないような仕組み制度を受け入れますという事で、やるべきで、
場合によってはそれを、国際的な機関で、空間的にも別の場所に持っていくことはあり得るかもしれません。
で、それがすぐにできるわけではないですが、
そういう姿勢を政策的に一挙に示すという事ですね。
つまりそういう姿勢を日本が明確に世界に対して示すという事で、まず国際的な信頼を得るいうことで、
そこをごちゃごちゃやっていると「怪しげだ」と思われると思います。

ただ、あの…
日本ではやっぱり、プルトニウムだとか、再処理というものを、
ごく少数かもしれませんが、
日本での核武装、潜在的核武装はやっておくべきだという論者の方もいらっしゃいますので、
こういう方々からすれば、むしろ再処理技術、濃縮技術そしてプルトニウム、
こういうものは何らかの理由を付けて
日本にずっと置いておきたいという考えがあることも一面の事実かとは思います。


このあたりはまた非常に難しい政治的な議論になってくると思います。





ーー会見全てーー

会見本編↓
<会見・本題>「脱原発は選択の問題ではなく、不可避の現実である」
田坂広志氏11/2自由報道協会会見(内容書き出し)


質疑応答↓

<1.望まない被ばく>「今後何十年と極めて重い心の重荷を背負う事になる」
田坂広志氏11/2自由報道協会記者会見(内容書き出し)


<2.放射性廃棄物>「国民の意識の成熟が問われる問題」
田坂広志氏11/2自由報道協会記者会見(内容書き出し)


<3.立地自治体>「地元の経済的自立を図るための政府の支援」
田坂広志氏11/2自由報道協会記者会見(内容書き出し)


<4.原子力の技術と輸出>「原発ゼロ社会にすると原子力技術者がいなくなる?」
田坂広志氏11/2自由報道協会記者会見(内容書き出し)


<5.核武装>「『プルトニウムを減らすために大間を稼働しなければいけない』は詭弁」
田坂広志氏11/2自由報道協会記者会見(内容書き出し)


<6.原子力規制委員>「何を言うよりも大切なことがある。誰が言うかだ」
田坂広志氏11/2自由報道協会記者会見(内容書き出し)







<4.原子力の技術と輸出>「原発ゼロ社会にすると原子力技術者がいなくなる?」 田坂広志氏11/2自由報道協会記者会見(内容書き出し)

11月2日に自由報道協会主催
以下は質疑応答の一部分です。

<原子力技術者>




質問:
ザ・プレスジャパンのSakurai Mayumiと申します。どうぞよろしくお願いいたします。
除染事業について関連した質問なんですけれども、
除染作業に携わった作業員の方、あと、原発作業員の方が、
今後不足されると予想されているんですけれども、
不足された場合に先生はどのようにお考えなのでしょうか?
また、除染作業員とか原発作業員のケアについて、先生はどのようにお考えなのでしょうか?

田坂広志:
これも、この2冊目の本でそのテーマを取り扱いましたが、
あの、なにを申し上げたいかと言いますとね、
今世の中で出ている議論は、少し、ちょっと…錯綜した議論があります。

原発ゼロ社会を目指すと原子力技術者がどんどんにいなくなってしまう」から、
原発ゼロに向かうためのいろんな廃炉とかすらができなくなるじゃないか」
だから原発は必要だ」という、
なんかちょっと論理的には詭弁論になってくるんですが、

この議論に対して私が明確にこの本で申し上げたのはですね、
原発技術者がいなくなることも無ければ、原発技術が必要無くなるという事もないです。

というのはですね、廃炉を仮に今、
極めて強い脱原発的な政権が生まれて、「一挙に廃炉にする」と、仮ににしても、
原発の廃炉というのはやっぱり数10年、最低でも30年かかるものです。
さらには日本には福島という原発の事故を起こしたものがありますので、
これの廃炉の作業というのは、さらにプラス数10年というオーダーが必要だと思います。

そして除染についても賽の河原の石積みのように永遠と続くわけです。

従ってですね、これもむしろ政府として、
「仕方なくやらなければならない技術だ」と思った瞬間に、
技術屋の方は気持ちで言えば「もう、何とも未来の無い産業だ」という事で去っていきます。

むしろ私はだからこそ、この本で申し上げたのは、
原子力環境安全産業」と呼ばれるものを政府の方針で、世界でも最も優れた産業として育てるべきだと。
これが私のお答えです。

つまり、これから我々は原子力という物の持つ負の側面。
マイナスの側面もすべて払しょくしていくための営みを今からやらなければいけないわけです。

しかも世界でもいちばん難しい廃炉の技術まで、開発しなければならない立場に立っています。

これはある意味では、短期的に言えば非常に辛いことですが、
長期的に見れば、世界全体から見れば、必ず求められる技術ですね。

おそらく世界全体、まぁこれからまだまだ増やそうという国もあります。
たとえば、中国は100基のオーダーで、原発増設の計画、新設の計画がありますが、

お分かりのように日本は黄砂が飛んでくる国です。
従って、日本だけ脱原発やりましたでは、何も話は終わらない。

韓国で事故が起これば、玄海原発で事故を起こすのと同じような被害を受けます。
従って、我々の脱原発という考え方は、
いずれ遅かれ早かれ世界全体の、
この原子力の安全性をまずさらに高めるという事はまず第一歩。
ゆくゆくは脱原発に向かって
すべての国が向かっていくような事を支援するという産業と技術が必要になると思います。

したがってまず日本で、
これは全く必要に迫られて開発する技術でもありますけれど、
単に「やらざるを得ないからやる」という次元ではなく、
むしろ、今回の福島の事故を契機として、
世界で最も優れた「原子力環境安全産業」、
言葉を変えれば、原子力の負の側面を払拭していく産業を、
最高の技術を持った産業として育てていこう、

これを国際的な産業にしていこう、
これを海外でまだ原発推進なり、原発を取り込む国に対して、技術的な支援を
産業的な支援としてやっていこうという方針を打ち出されるべきです。

それをやれば技術者は、またそこに一つの大きな使命感を持たれて頑張っていかれると思いますし、
それは、必ず、日本だけではなく世界にも役に立つ産業になっていくと思いますが。



ーーー
<原発輸出>



質問:
フリーランスのSimadaと申します、よろしくお願いいたします。
高レベル廃棄物というか、原発が今の日本、人類の技術ではそもそも無理筋だという中で、
たとえば、ベトナムが日本の原発を買いたいと、
日本としては購入する側がいるならば輸出するという方針だと思うんですけれども、
無理だとわかっていても輸出するという事に関しては、これはどう倫理的に判断すればいいでしょうか?

田坂広志:原発の建設の輸出ですね?
Simada:はい。

田坂広志:
原発を海外に輸出するという話ですね、
これは、これから本当にいろんな議論が出るテーマですね。

「日本が脱原発に向かうんだから、当然そんな危ないものを海外に輸出するべきではない」
というのも一つの考え方ですね。

でも、もうひとつの考え方は、
じゃあ、日本がそういう事の技術的な提供をしないでですね、ま、どこかの国がですよ、
たとえば一般論として申し上げますが、
かなりいい加減な技術でいい加減な原発をつくって事故を起こされた時、
「日本が被害を受けるじゃないか」という考え方もまた一理あるわけです。

従って私は、本当は細やかに理想論で申し上げればですね、
先程の「原子力環境安全産業」の中に、
非常に原発の安全性を高める、もしくは安全な原発技術というものも、私は含みこんでおいて、
それを提供することはありだ・ろ・う、とは、思ってます。

ただしこの議論をあまり軽々にしたくない理由があります。
それは何故かと言えば、こういう議論を出した瞬間に
「そうでしょ、だから日本で原発をやらなきゃいけない、やりましょう」というですね、
この話に流し込む方が、今はむしろ日本では極めて多いと思うんですね。

従って私はこの話はしばらくは、本当は凍結した状態で、先ほど申し上げたような方向に行くべき。

もっと分かりやすく言えばですね、
国民から見てこの政策を出した瞬間に、
「なんだ、結局輸出とか何とか言いながら原発存続の政策を密輸入しているのか」と、
その疑われる信頼感の無い政権である限りはやるべきではない。

逆に国民から見て、この政権はきちっと信念を持って、
しかも何年もかけて脱原発に向かって動いてくれるという、そういう政権であれば、
そういう議論をテーブルに載せて、
「国民のみなさん、こういう考えのもとで海外に対する支援を行う事をいかがd得しょうか?」という議論は
スタートし得ると思います。

ただし、日本は政権が実に短期間で代わる国だという事を考えると、
あえて申し上げれば二つの事はしっかりとやっておくべきだと思います。


一つは脱原発の政策について、本当にその方向で行くんなら、
政府はもちろん、その事をしっかりとやってもらいたいですが、
脱原発基本法のようなものをしっかりと定めてですね、
政権が代わっても法律的にそこが縛られているという仕組み。


もうひとつは、国民投票です。
国民投票というのは今は日本の制度では法的にきちっと整備されていませんが、
やはりこのシングルイシューで国民に方針を決めていただくという制度を日本に導入しておかないとですね、
やはり総選挙のようなものがシングルイシューで戦う事は必ずしも健全な形ではありません。

私は、こういうテーマについては、国民投票。
これは海外でも国民投票は随分原子力に関してやっていますので、
日本も、こういう形で国民が一つの歯止めを刺しておくという事ができる仕組みを作るべきだと思います。

政権が代わっただけで、もしくは総理が代わっただけで、政策が変わるという状態では、
わたしは、あまり、あの…危なくて、
そういう政策論について踏み込んだ議論はするべきではないと思っています。





ーーー



質問:
フリーランスのHiroseと申します、よろしくお願いいたします。
先生は五井平和(財団)というところで何度か講演をされていてですね、そこで、
「原子力という技術体験は人類にとって不要か?と問われれば答えは慎重です。
なぜなら私は人類に与えられるもの全てに意味があり、
その意味を深く考えることによって人類は成長し、成熟していくと思うからです。
その歴史的スケールで見るならば、原子力も人類に与えられた一つの英知なのでしょう」
というご発言があるのですが、
では、先生がお考えになられる原子力の有効利用というものがあるとするならば、
いったいどういうものなのか教えていただきたいてもよろしいでしょうか?


田坂広志:
あの、その発言はもちろん今も同じ考えです。
むしろですね、原子力については私は、仮にここで人類全体が脱原発に向かったとしてですね、
仮に300年先に何かのまた、人類全体が置かれている環境の変化が起こった時に、
人類の英知からすれば原子力というものはですね、
その気になれば技術としては、私はそれほど難しくない回復なり、
また、再利用ができると思っているんです。

ただですね、私が今の時代に非常に強く原子力のイージーな推進に反対する理由は、
先ほど申し上げた、人為的組織的制度的文化的な問題が、解決できないからです。

もっと分かりやすく言えば、
この非常にリスクの高い技術体系を見事に使いこなして見られるほどですね、
人類というのは本当にかしこい社会を作っているのか?と。
この根本的な問いが今あります。

少なくても福島を見て、私は人類社会というのは、
これはもう具体的に見ても、いまの行政の在り方も産業の在り方も、資本主義のあり方も含めて、
私はこの極めて巨大なリスクを持った技術体系を使いこなせるほどには賢くない。
ただしその事を持って、
「この原子力という技術が人類の未来永劫、全く意味を持たないか?」と問われれば、
「それは分からない」としかお答えしようがないです。

従って、具体的な方策・運用云々という文脈のところの発言ではありません





ーー会見全てーー

会見本編↓
<会見・本題>「脱原発は選択の問題ではなく、不可避の現実である」
田坂広志氏11/2自由報道協会会見(内容書き出し)


質疑応答↓

<1.望まない被ばく>「今後何十年と極めて重い心の重荷を背負う事になる」
田坂広志氏11/2自由報道協会記者会見(内容書き出し)


<2.放射性廃棄物>「国民の意識の成熟が問われる問題」
田坂広志氏11/2自由報道協会記者会見(内容書き出し)


<3.立地自治体>「地元の経済的自立を図るための政府の支援」
田坂広志氏11/2自由報道協会記者会見(内容書き出し)


<4.原子力の技術と輸出>「原発ゼロ社会にすると原子力技術者がいなくなる?」
田坂広志氏11/2自由報道協会記者会見(内容書き出し)


<5.核武装>「『プルトニウムを減らすために大間を稼働しなければいけない』は詭弁」
田坂広志氏11/2自由報道協会記者会見(内容書き出し)


<6.原子力規制委員>「何を言うよりも大切なことがある。誰が言うかだ」
田坂広志氏11/2自由報道協会記者会見(内容書き出し)



<3.立地自治体>「地元の経済的自立を図るための政府の支援」田坂広志氏11/2自由報道協会記者会見(内容書き出し)

11月2日に自由報道協会主催
以下は質疑応答の一部分です。

(音声のみ)


質問:
赤旗日曜版記者の三浦と申します。
使用済み核燃料の問題がもう解決できないという事であると、
六ヶ所の再処理工場はですね、当然すぐに注視するべきだという結論になるかと思うんですが、
そこら辺はいかがお考えでしょうか?

田坂広志:
これも重要な今回の政策論の中で話題になった事ですね、
まず、原発ゼロ社会がやってくる。
したがって、原発ゼロに向かって、
どう、社会に対するインパクトを最小にしながらそれを受け入れていくか?という話ですから、
元より再処理工場は核燃料サイクルそのものも必要ない。
従って再処理工場は止めるべきだというのはご指摘の通りだと思います。

で、あえて二つの事を申し上げたいと思います。
これが結局そうは言ってもしばらく再処理工場の存続を認めるような形になっていく理由は、
分かりやすく言えば、青森県の地元の方々、行政の方々が中心ですが、
やはりそこのお考えが強くあると思うんですね。

分かりやすく言えば、
「核燃料サイクルを止めるんであれば、
青森県が貯蔵している六ヶ所村の使用済み燃料を全部持って帰ってくれ」と。
これは決して異常なことはおっしゃっていないと思うんですね。

もともと、
「再処理をして核燃料サイクルをやりますから、ここは最終処分場にするわけではありません」と、
「ただただ貯蔵するための場所でもありません」
「再処理をするためのまさに保管施設としてお願いしています」という事は歴然たる事実ですから、
この青森県の方がおっしゃるこの考え方はもちろん間違っていない訳です。

ただですね、
現実にこの使用済み燃料を全てのサイトに戻すか?
今、全ての原発の使用済み燃料の貯蔵プールの満杯率が平均7割ぐらいまで来ていますね。
もうこのまま全部再稼働に向かったら、実は後6年位で満杯になると言われているわけです。

ですからこの状況の中で青森県がそういう事をおっしゃった状況でですね、
おそらく政府としては非常に苦渋の決断をせざるを得なかったと思うんですね。

で、あえてもうひとつ申し上げれば、その青森県のお立場というのは、
これは結構重要な問題なので、率直に申し上げますが、
ここまで原発立地自治体、もしくは原子力施設立地自治体というのは、
電源三法交付金というものがかなり潤沢に落ちているわけです。
もちろんリスクと引き換えに受けたという面がありますから、
それはそれで一つの政策判断だったんですが、
その施設がなくなるという事は、その地元の利益の観点から見て、
やはり受け入れがたいという心理が今世の中にずーっとあるわけですね。

それを象徴するのが、たとえば大飯の再稼働の時に、
おおいの町と隣の小浜市で調査をやると、再稼動賛成反対でやると、ご存じのように、
おおい町は8割が賛成2割が反対。
すぐ隣の小浜市になると、ほとんど距離も変わらないんですが、これは2割が賛成8割が反対dえすね。

これに象徴されるように地元への電源三法交付金というものが存在して、
これにやっぱり依存して経済が成り立っている地域ですから、
ここで施設を止めることはいかにも耐えがたい。

この心理というものを我々は行政の観点から、私はしっかりと把握、理解するべきだと思います。

従って私が政府に提言したのは、
「脱原発交付金」に切り替えるべきだと。

つまり地元から突然経済的ななにかをですね、支援を取り払ってしまうというのは、
少しやはり極端な行政になってしまいます。
従って、原発、原子力施設を推進することによって地元が恩恵を受けるという形は持たれませんが、
脱原発に向かっての何年間かの期間限定で、地元への交付金は差し上げます。
従ってその交付金を使って、地元の経済的自立を可及的速やかに図って下さい。
そのための支援は政府として全面的にしますという政策論と抱き合わせ
でないと、
核燃料サイクル辞めました。
再処理工場やりません。
この地域ストップします。
従って交付金は落ちません。という事では、当然地元は非常に強い抵抗を示してくる。

その抵抗の仕方は今申し上げたように、論理としては非常にすっきりとしている論理ですね。
ですからそこの裏の舞台まで考えるとですね、少し深い政策論が求められるかと思います。






ーー会見全てーー

会見本編↓
<会見・本題>「脱原発は選択の問題ではなく、不可避の現実である」
田坂広志氏11/2自由報道協会会見(内容書き出し)


質疑応答↓

<1.望まない被ばく>「今後何十年と極めて重い心の重荷を背負う事になる」
田坂広志氏11/2自由報道協会記者会見(内容書き出し)


<2.放射性廃棄物>「国民の意識の成熟が問われる問題」
田坂広志氏11/2自由報道協会記者会見(内容書き出し)


<3.立地自治体>「地元の経済的自立を図るための政府の支援」
田坂広志氏11/2自由報道協会記者会見(内容書き出し)


<4.原子力の技術と輸出>「原発ゼロ社会にすると原子力技術者がいなくなる?」
田坂広志氏11/2自由報道協会記者会見(内容書き出し)


<5.核武装>「『プルトニウムを減らすために大間を稼働しなければいけない』は詭弁」
田坂広志氏11/2自由報道協会記者会見(内容書き出し)


<6.原子力規制委員>「何を言うよりも大切なことがある。誰が言うかだ」
田坂広志氏11/2自由報道協会記者会見(内容書き出し)







<ジュネーブ報告>「これから世界に向けての福島の声を伝える第一歩が始まる」柳原弁護士11/2文科省前

11月2日、朝帰国されて、その夜文科省前で、ジュネーブの報告をして下さいました。
お疲れだったと思いますが、柳原弁護士さん、ありがとうございます。


国連での福島の人権侵害アピールの報告
柳原弁護士:文科省前報告

2012年11月2日


こんにちは、集団疎開裁判弁護団の柳原です。
今週日曜日に双葉町の井戸川町長と一緒にスイスのジュネーブに行って、
今朝、戻ってきました。
まだ頭が時差ボケで、決して、あの、トシは時差ではないんですが、
頭が時差ボケで、話がうまくできないかもしれませんが、お聞きください。

世界の国連のジュネーブで、福島の惨状をアピールする取り組みをしてきましたが、
幸いIWJの放送が許可されて、かなり多くの方がその様子をご覧になって頂いたと思うので、
少し、そこには出てこない話をさせていただきます。

国連にはジュネーブに、世界の人権を守るための組織、
人権理事会という組織がごく最近ですが作られまして、
そこで、世界の国々の人権侵害の状況を順番に、各国々が審査をする、勧告をするというそういう制度が、
4年、5年前から始まっています。

日本は今回第二回目の審査を受けるというので、
10月30日・31日にその審査がありました。

その前日にNGOの主催による、
「日本からの人権侵害の声を届ける」という企画が、ジュネーブの国会の国連の建物の中で実施されまして、
そこにわたくしども、双葉町長をはじめとして、
私とスイスのバーゼル大学名誉教授のミッシェル・フェルネックスさんと3人で、
あと、福島からの声という事で、裁判の原告のお母さんのビデオレター
福島の子供たちの声のメッセージ等をそこで上映しました。

この企画が本格化したのは、
約2週間前に、この説明会を双葉町長に提案したところ、
彼が「参加したい」と、
「自分はパスポートもないけれども、参加したい」と言いだしたのがきっかけです。

それは彼自身が、日本にいて、福島県の中では唯一
「今の福島県に被ばく状況は異常である」と、
「世界標準である、チェルノブイリの住民避難基準に照らして、住民や子どもたちを即避難すべきだ」
と訴えている唯一の福島県の自治体の首長でが、
彼は自分自身の声が、日本ではあまりにも小さく、あまりにも弱いので、
世界に行ってこの正しい真実を訴えたいという事で、国連で、話す機会を与えられることにすぐ同意して、
世界に向けて発信したいということでした。

この企画は実現しました。

フェルネックスさんも、約10日前にこの提案をしたところ、
即時に快諾されて、83歳ですか、になる彼が、スケジュールをおしてですね、
この31日と、30日の説明会に来ていただきました。

私どももこういう説明会は初めてのことで、英語の準備をしたり、
そういう、その、やり方もですね、
右も左もわからない形で取り組んだので、ほとんど手探り状態でしたが、
幸い世界にはこの福島の問題を本当に真剣に考える、世界に出ている日本人の人の若者が沢山いて、
その彼らが急きょ集まって、使い言葉で話をして、当日の連絡や同時通訳に参加してくれました。

これは、正直いってほとんど奇跡のような取り組みで、
もう、寝ないでですね、ホテルもラウンジで、もうホームレスみたいな形で、
準備をずっとやっていました。

それにもめげないで、当日に間に合うように、一緒に準備をして、
当日の準備をおえ、会を迎えることができました。
その内容に関しては、



ードラム隊が来たという事で、改めて説明(略)


今ほとんど報告をしていただいたので私が言う事がなくなってしまいました。(笑)
しかしもう少ししゃベろという事なので少しまとまりませんがしゃべります。

井戸川さんは、何故世界に行ったのか?というと、
彼の認識では、「今、日本は戦争状態である」と、
大本営本部の一方的な情報に多くの国民が縛られ、本当の真実を知らされずにいて、
その中で福島の人達は大変な犠牲なめにあっていると、
この戦争について世界に真実を知ってもらいたいと、
このような嘘とでっち上げの自治体に対して、本当の事実を伝えたいと、
そして彼は日本政府が普段から行く国連に日本市民として、
福島の市民、県民・町民として、審査をされるために行くんだと

会場でも彼はハッキリと、
「福島は本当にひどい」と
「これ以上ひどい場所は無い」
「にも関わらす、日本政府はなにもしない」
世界の人々がぜひ福島にきて、直接我々を見て、現実を知って、調査をして、
本当の姿を世界に伝えてほしいと、ハッキリと真実を伝えました。

これはオフレコですが、
ここで言ってしまえばオフレコにならないですが、

彼は「もう自分は日本に戻っては来れないかもしれない」と、
それぐらいの決意でもって
亡命すらしてもかまわないぐらいの気持で、
いままで世界に向かって本当の福島の姿を語ったものはいないけれども、
自分が初めて国連の場で真実を伝える。
そのためにどんな破壊があってもいい。
そんな決意でもって来たというふうに言っていました。

それに対して、世界の中でさっき言いましたように、
オーストリア1国だけが、
「福島の子供たちの人権を配慮してほしい」と、勇気を持ってその声をあげました。

もともと世界の国家は様々な利害があいまって、
日本に対してそのような勧告を出すことは難しいのですが、
オーストリア政府は勇気をっ持って、その声をあげたのです

それはひとつという、1という小さな数かもしれないけれども、
私たちにとっては偉大な一歩です。

しかも国連には、
今回初めて行って分かったんですが、普通二つの顔があると。
世界の政府と、世界のNGO、世界市民の運動と顔と二つの顔があると思っていたが、
もうひとつ国連には、国連の職員という、もうひとつの顔がありました。

それは世界の市民でありながら、国連に勤務している人たちで、
彼らが30日の私たちの説明会を映像で見て、そのあと、私たちに
「出来る限りの事を協力したい」と、
「世界は、国連の職員はみなさんの事を応援する」と、
「是非これからも一緒に協力していきたい」という、そういう申し出がありました。

私たちは世界の国家が、いずれは、福島の事をきちんと、
オーストリアのように取り上げるようになると確信していますが、
それを本当に実現し、政治にする力は、
国連の職員や、世界のNGOのような世界市民の中から、このような声を上げることによって、
大きく世界が変わると信じています。

この貴重な偉大な一歩が、今回の訪問の中で果たされて、
井戸川町長も「私は決して亡命しないで、日本に帰って日本で頑張る」と、
その決意を表明しました。

彼は、ここにいる福島の声を、真実を伝え、
皆さんと、また世界にも同じような思いを持って下さる方がいると、この二つの情報の力、支援を確信して、
今日からまた、うがずはげまず、世界にまた福島の真実を伝えるために頑張ると、
帰国の成田で私に語って別れました。

これからが世界に向けての福島の声を伝える第一歩が始まると確信しています。
ありがとうございました。





↓国連人権理事会前日の「言論と表現の自由を守る会」主催による説明会はこちら
世界に訴える!「どうか皆さんの大きな声で救ってください」
井戸川双葉町長10/30ジュネーブ(書き出し)


世界に訴える!<ジュネーブ後半>フェルネックス博士・柳原弁護士・福島の母・郡山市中学生
(ツイート同時通訳と日本語は書き出し)福島民報&東京新聞記事書き出し


<ジュネーブ記者会見>井戸川町長・柳原弁護士・垣内さん10/31(内容書き出し)
↑こちらの動画はすでに一般公開されていない状態になってしまいました。


<2.放射性廃棄物>「国民の意識の成熟が問われる問題」 田坂広志氏11/2自由報道協会記者会見(内容書き出し)

11月2日に自由報道協会主催
以下は質疑応答の一部分です。


田坂広志氏 音声



質問:
今伺ったように
原発ゼロ社会とは選択の問題ではなく、不可避の現実であるという、
そういう事実の前で、これから日本は何をしなければいけないんでしょうか?
高レベル放射性廃棄物、使用済み燃料というのを、どうしたらよろしいんでしょうか?


田坂広志:
これも本当に重要なご質問なので、少し丁寧に申し上げるとですね、
これは直ちに非常に難しい現実に直面する訳です。

たとえば先程の学術会議の提言をふまえて、
「その通りだ」と考えて「長期貯蔵をやろう」と、
もしくは「暫定保管」という言葉も同じなんですけれど、
で、そこまでは仮に政府が方針を定めることはできるとは思うんです。やろうと思えば。

問題はその「長期保存の施設をどこにつくるか?」なんです。
「暫定保管施設」を。
これはもう極めて大きな現実的な問題にすぐに直面します。

つまり一般政策論としては長期保存します、100年でもやりますという事は簡単に言えるんですが、
じゃあどの地域に作るか?となった時に、
皆さんは今もうすでに、がれきの搬入ですらですね、
日本全国の地域の方々が、やはり非常に抵抗がありますね。

この抵抗を感じる方々に、特に私は被害があると申し上げるつもりはないんですけれども、
誰といえども、自分たちの地域に放射性物質で汚染された可能性があるものが持ち込まれることは、
がれきですら、やはり非常に心理的な抵抗があるのが現実です。

ただ、放射性廃棄物の専門家の目で見れば、
がれきはその中でも本当に軽微なものですね。
ほとんど汚染の無いものも含まれている訳ですから。
ところがそれですらこれほど強い社会的な拒否の気持ちが動く。

これから出てくる放射性廃棄物というのは、
もっともっと、大変な放射性廃棄物が出てくる訳です。


たとえば福島で汚染水を処理すると、極めて高放射能の廃棄物が今どんどん溜まっています。
あの解体をやると、外側の解体した建屋も汚染は結構していると思います。

いやそれ以上に、
最後の本丸の福島の原発、メルトダウンを起こした3つの原発というのは、
そのまま、世界に存在する高レベル廃棄物の中で、
最も扱いにくい厄介な高レベル廃棄物
です。
それがいずれ出てきます。

そして今ご質問の使用済み燃料。

こういうものが、もっと非常に危険度の高いものが貯蔵に向かう訳です。

もう一回申し上げますが、
一番軽微なものも貯蔵施設ですら今、日本中で受け入れるところがなかなか無い。
その事で政策が行き詰る。


私は「パンドラの箱を開けてしまった」と最初の本で申し上げましたが、
これは誇張ではないです。
パンドラの箱を開けてしまったがゆえに、これから次々と難しい問題が飛び出してきます。

それがこの放射性廃棄物の処分以前に、
貯蔵の場所すら見つからないという問題がこれから次々と出てきます。


この問題にどう処するかという事ですね。

あの、あえてもう一言付け加えれば、これは、解決策というのは、
政府が強権を発動して、「どこどこの地域」とやるわけにはいかない。
これはおそらく政策論的にはですね、一度国民的な議論にしっかりと付するしかないと思います。

つまり我々は放射性廃棄物がやっぱり近くに貯蔵したりする事は、
やっぱり誰といえども抵抗がありますが、
本当は我々がこうやって電力を使ってきた結果として生まれているものでもあります。
もちろん、
「原発推進は政府が勝手にやったんだろう」とか、
「電力が勝手にやったんだろう」という心情を持たれる方もういらっしゃるかもしれませんが、
現実に社会全体として原発を進めることによって生まれてきた廃棄物ですから、
国民全体として、この最後の貯蔵という負担をどう分かち合うかという議論からはじめないと、
あの、なにが起こるか?と言えば、
今存在しているところから動かせない。
従って、存在しているところが貯蔵場所、
最悪の場合は処分場所になって行くというような話になっていってしまうと思います。

その事も含めて、先程国民の意識の成熟が問われる問題が今目の前にあると申し上げた訳です。




ーー


核廃棄物の貯蔵


質問:
プレジデン社の石井と申します。
時間の猶予はどれ程ありますか?という質問です。
どこに貯蔵するか、国民的議論に付するしかないと先程田坂先生はおっしゃいました。
その議論によって、どこに貯蔵するという事を決めるまでの、時間的な余裕というのは、
我々に果たしてどの位あるのか?という、
時間的余裕というものがどれ位あるのかという事に関してお伺いしたいと思います。


田崎広志:
これもいいご質問だと思います。あの…ただ、まず理解すべきは、
今ですね、行政とか政策が動かない理由は何か?という事から申し上げたいと思うんですが、

政策がうまく動かない理由というのは、その…
原子力に於いて最も大切なものは何か?という事を行政が理解していないからです。

たとえば行政の方に
「原子力にとって大切なものは何ですか?」と聞くと、必ず二つの事をおっしゃいます。
「安全です」そして「安心です」と。
確かにその通りなんですが、実はもっと大切なものがあります。
「信頼」ですね。

つまり、どれほど日本の行政が、もしくは私が仮に、
「みなさん安全ですから、そして安心して下さい」って言っても、
この行政もしくはそれを言っている識者の田坂が信用できないとなればですね、
信頼できないとなった瞬間に物事は一歩も動きません

つまりこれを裏返して言うとですね、

政府としてある期間、
「国民のみなさん、今政策を進めていますのでお待ちください」という事が言えれば、
この期間は多少取れます。

ところがですね、この政府に対する信頼が無いとですね、
地元住民の方からすれば
「今すぐ何とかしろ」
「すぐに持ってけ、撤去しろ」という、
このたぐいのやはり非常に厳しい反応が出てくる可能性が非常に高くなります。
従って私はもう1年半前から申し上げているのは、
「今、行政が絶対にやらなければならない事は信頼の回復だ」と、
「これ抜きには一歩も進まない」と申し上げてiます。

いまの石井さんのご質問に対して、少し違った角度のお答えになってしまうかもしれませんが、
たとえば私が行政の責任者で、
「この貯蔵施設を作るのに10年はやはり必要だ」と、仮に思ったとしてもですね、
問題はその10年待っていただけるか?という事なんです。

それを本当にお願いして、国民なり地域の住民の方に
「こういう手順で進めていきますので10年間お待ちください」
これは仮に30年でも結構です。

それを納得していただくためには、この政府は、
責任を持ってこの約束を守る」とか、
言っていることに裏と表が無い」とか、
国民の命と安全を一番重視して考えてくれている」と、
これは
間違っても産業界の意向に沿って、虜となって動いている訳ではない
という事がしっかりと理解された時に、
こういう国民、もしくは住民の方々との話し合いが、比較的円滑に進む可能性があるわけです。


したがって、
とは言っても100年というオーダーで私は当然ないと思いますから、
10年とか30年とかというオーダーの中で、どれ位
地域の住民そして国民との、行政の間で合意ができるか、
このあたりがポイントであろうと思います。

ただし、福島の原発の廃炉だけでも、私は30年でもとても無理、
あれは普通の廃炉とは全く違う概念ですので、
高レベル廃棄物のかたまりをどうするか?という問題ですので、
その問題だけ見ても数10年、50年近い歳月は、最初から覚悟せざるを得ないです。

どこまでの猶予という意味が、テーマごとに違ってきますけれども、
そのことを付け加えておきたいと思いますが。



ーーー

処分に関して国民的議論を巻き起こすには?


質問:
東電株主代表訴訟のHorie Tetuoと申します。
今まで原発推進という事でやっていけば、推進すれば自然に止まるだろうというような事で、
さきほど、最初にありましたように、使用済み燃料をどう処理するか、
この事の論議というものが出てくれば、自然的に原発は止まるだろうというふうな話しがありましたけれども、
問題は、この使用済み燃料をどうするか?というこの論議をどうやってやって、その遡上に乗せるのか?
国民的論議にするのか?という事は、「なかなか今の状態の中ではない」というふうに思っておりますので、
たとえばですね、「東京に使用済み燃料を持ってくる」とかというような、
極端な意味で、「推進する意味でこういう事が必要ですよ」というふうな何かテーゼ的なものを、
何か案があって論議を巻き起こすものっていうんですか?
そういうものが何か、こう、お考えになる部分というものは無いでしょうか?


田坂広志:
これもいいご質問を頂きましたので、やはりお答しますが、
さきほど申し上げたように使用済み燃料というのは、
一回、「国民一人一人の問題なんだ」というようなですね、
その意識の流れを作らないと、なんか、
「うちはとにかく引き受けたくない」とみんなが言いだすとですね、
「たまたま今存在している地域にずっと押し付けることになる」という、
これはやはりやるべきではないんですね。

「東京に使用済み燃料」というのは、なかなか刺激的な言葉ですが、
そこまで明瞭な言い方でないにしても、
我々が電力の恩恵によくした結果発生している使用済み燃料については、
電力の消費の量に、過去の、
消費の量で、ある意味案分した形で、
正確に言うと原発に依存した電力の消費の量に案分した形で、
「それぞれの地方自治体が責任を持って対応すべきだ」というような政策論は私はあり得ると思います。

ただしそれは間違っても全ての県が具体的に何本ずつ持つという事ではありませんが、
そういう政策論から始まって、それぞれの自治体が、
じゃあ、その使用済み燃料を最終的にどうするか?ということで、
地方自治体ごとのまたいろんな議論をしていただくというプロセスを、
私は一回やるべきだと思います。


そうしないと、たまたま受け入れてない県だけは、都道府県は、
「うちはとにかく受け入れたくない」の1点張りで行けば、
この話は非常にイージーに、その県にとっては解決できますので、
従って場合によっては法律制度的に、
使用済み燃料については、全ての恩恵をよくした国民、そして自治体が、
「責任を持ってその最終的な貯蔵あり処分の問題を検討するというような考え方を出すことは、
私は考え方としては「あり」だと思います。

ただしそれを今直ちにやることは相当なパニックになりますので、
あくまでも政策論的な基本的な考えとして申し上げておきます。


もうひとつはですね、もっと具体的なレベルで申し上げると、
この今の原子力委員会そのものを今後どうしていくか?
原子力安全委員会は規制委員会に変わりましたので、とりあえずはひとつ区切りがついていますが、
原子力を推進する立場の原子力委員会が、
今後どういう組織になっていくか?
無くなるか?という議論が出てきます。

このあたりの文脈の中で、是非メディアの方にお願いしたいのは、
「原子力の推進計画」と呼ばれるものの中に、
必ずこの使用済み燃料の最終処分を含めたものを持って、推進なり利用計画と呼ぶんだという事を
常識として広げていただきたいという事です。


今まではその部分だけは「地層処分やります」の1行で終わりですので、
それに対して真っ向おっしゃっていただいたのが、学術会議。
これは明確な国の機関です。
正確には公的なオーソリティーですね。

そしてこの方々は政府からの正式の諮問に応じてですね、報告書を提出したわけですから、
これはどこかの学者の方々が集まって、なんとなく私的研究でやったわけではありませんから、
これを正面から政府が受け止めて、
「地層処分ができない」という前提で、
「どうするんですか?」という事を今後の原子力を仮にしばらく利用するにしてもですね、
その計画の中に入れるべきだと。
入って無いものは計画とは呼ばないと。
この国民的な議論を起こさせることかと思います。





ーー会見全てーー

会見本編↓
<会見・本題>「脱原発は選択の問題ではなく、不可避の現実である」
田坂広志氏11/2自由報道協会会見(内容書き出し)


質疑応答↓

<1.望まない被ばく>「今後何十年と極めて重い心の重荷を背負う事になる」
田坂広志氏11/2自由報道協会記者会見(内容書き出し)


<2.放射性廃棄物>「国民の意識の成熟が問われる問題」
田坂広志氏11/2自由報道協会記者会見(内容書き出し)


<3.立地自治体>「地元の経済的自立を図るための政府の支援」
田坂広志氏11/2自由報道協会記者会見(内容書き出し)


<4.原子力の技術と輸出>「原発ゼロ社会にすると原子力技術者がいなくなる?」
田坂広志氏11/2自由報道協会記者会見(内容書き出し)


<5.核武装>「『プルトニウムを減らすために大間を稼働しなければいけない』は詭弁」
田坂広志氏11/2自由報道協会記者会見(内容書き出し)


<6.原子力規制委員>「何を言うよりも大切なことがある。誰が言うかだ」
田坂広志氏11/2自由報道協会記者会見(内容書き出し)






<会見・本題>「脱原発は選択の問題ではなく、不可避の現実である」田坂広志氏11/2自由報道協会会見(内容書き出し)

自由報道協会
[日時] 2012年11月2日(金)15時30分(14時30分 受付開始)
[会見者] 田坂広志氏
[テーマ] 今後の原子力の課題について


この会見を偶然Liveで見ました。
田坂広志教授を初めて知りました。
その内容は、簡潔明瞭で、非常に分かりやすく、事実が見つめやすいものでした。
「原発ゼロ」ということは
それを誰かが選択する以前に、避けようのない現実であるという田坂先生のお話は、
今、原発が無ければ困るという人にも、即廃炉と言う人にも、
みんながきっちりと理解しておかなければならない事実なのだと思いました。

音声を取りましたので、そこから書き出しました。



ーーー
田坂広志氏11021

私もまず最初に自由報道協会の方にお礼を申し上げたいと思います。
私自身、あんまりこういうところにしゃしゃり出てくるような、話をなんですけれども、
今、日本で原子力の話がいろんな形で言われている訳ですが、
ほぼ、わたしの目で見る限り、極めて重要なことは、あまり議論されていないという印象があります。
メディアの方には一人一人いろいろとお話をするようにしているんですが、
やはり何かの理由があるのかもしれませんが、
原子力の問題で根本の問題に触れないような論調が多いように思われます。


そんな事を感じていました矢先に、自由報道協会の方から、
こういう場を使って何かのメッセージを出したらどうかという、
そんなお誘いをいただきましたので、
本当に感謝を申し上げながら、この場を務めさせていただくことにいたします。

私の経歴などについては今ご紹介を、
少し身に余るようなご紹介も含めて頂きましたので、本題に入ってまいりたいと思います。

で、私自身の経歴で、もう一回だけ申し上げておきたいのは、
私は原子力の、いわゆる原子力ムラと言われるところを。ま、20年間歩んだ人間です

これはもう、隠しようのない現実の私の経歴になって残っていることですので、
1970年に大学に入り、71年から原子力工学科に進学を決め、
そして、後に国立研究所に、アメリカの国立研究所に行くこともあり、勤める事もありましたが、
民間企業でのいろいろな原子力のプロジェクトにも携わって、
91年にその世界から、ま、離れたわけです。

離れた訳というのは、決して原子力について極めて強い批判を感じたからではない
これも正直に申し上げておきます

むしろ、自分のやるべきことはもうやった。
後輩の皆さんが本当に優秀な方々がいらっしゃるので、
これからは世界で最も安全な原子力を実現してもらいたいという気持ちを持ち、
同時に私自身、それ以外の自分で取り組んでみたいシンクタンクという、
やりがいのある仕事がありましたので、そちらに向かったわけです。
これが91年ごろですね。

そしてこの20という数字に意味があるのか分かりませんが、
20年原子力ムラで勤めた人間が、働いた人間が、
20年離れて、2011年、何故かまた原子力の世界に戻ることになってしまったわけです。

私はこの事故が無ければ
かりにそれなりの高い立場、たとえば原子力委員長とか、そういう立場でお誘いいただいたとしても、
戻る事はなかった人間かと思います

ただ、あの3月11日の事故の後、
一人の市民としてまずはあの事故を見ながら、
なぜSPEEDIが動かないか?
実は、SPEEDIのような環境安全に関わるシュミレーションは私の専門でもありましたので、
あのSPEEDIをかいするために、ま、国費を何百億円も使い、何年もの歳月を使って作ったものが、
一番必要な時に動かないという現実も見ながら、
本当に福島の方々の事にも、やはり、これはどうなっていくんだろうか?という思いながら、
外から政府に対しては、いくつかの提言をしておりましたが、

結局29日、内閣官房参与として、政府の仕事を手伝う。というよりももう、
東京電力と経産省、保安院そして官邸。
この方々とこの事故対策に取り組むという日々が始まったわけです。

で、5カ月と5日勤めて内閣総辞職とともに内閣官房参与を辞任する事になりましたが、
5か月の前半は、やはりこの事故対策、
やはり事故対策だけではもう、私自身が進めるべきことは十分ではない、
原子力行政の改革にも取り組むことになり、
さらには原子力政策、現在話題になっている原子力脱原発依存という、
こういう政策論にも関わることになったわけです。

で、まぁこういう立場の人間ですので、
原子力ムラの裏も表も、率直に申し上げればよく分かっております

その意味では、
何か運命的にこの世界に戻って原子力行政と原子力産業の改革という事を論じざるを得なくなった時に、
かつて私が見てきたことが何かの意味があるんだろうと思って、
今、ささやかな活動をしております。

とはいえ、僕の経歴はもう十分にご理解いただいたと思うので、
実は今日申し上げたい事、時間さえあれば、もう、いくつもありますが、
今日はたった一つ、是非とも多くの国民の方々に伝えていただきたい事を中心にお話をしたいと思います。

最初に結論を申し上げます。

よくこの間に政府が、原発ゼロ社会、30年代という事も述べて、
いろんな意見を、批判もあるようですが、
いずれにしても原発ゼロ社会を目指すというビジョンを出したわけです。

で、この原発ゼロ社会というものについての論調がですね、
今回閣議決定がされなかった事がどうかという次元の話はさておいてですね、

私が一番気になるのは、
原発ゼロ社会はみなさん選ぶんですか?という論調が今非常に広がっています。
特に原発を推進するという立場の方々から、
「原発ゼロ社会などを選んだら、この国の経済はおかしくなりますよ」
「電力料金は2倍になるし、雇用も減るし、海外に企業が行ってしまいますよ」みたいな事をおっしゃいます

この議論が正しいかどうか?という事をも、ま、あるんですけれども、


それ以前に私が一番申し上げたいのは、
今この時点に於いて原発ゼロ社会というのは、
政策的な選択の問題ではありません。



つまり、ゼロ社会を選ぶんですか?選ばないんですか?という選択問題ではありません。
これは不可避の現実だという事を申し上げています。


つまり、立場が推進であろうが反対であろうが、
なんであろうが関係なくやってくる、
もう避けることができない現実になっているんだという事を
一人でも多くの国民の方に理解していただきたいと思います。


先ほど申し上げたように私は原子力の世界を歩んだ人間です。
特に感情的に原子力をつぶしたいと思っている人間でもありません。

ただですね、専門家として、今現実のこの状況を見た時に、
もう原発は推進反対に関係なく、
必ず止めざるを得なくなっている状況になっているという事を、
まず、直視するべきだと思います。


よく、原発脱原発の議論に対して、
「そういう非現実的な話しはおかしい」という方がいらっしゃいますが、
いったい誰が非現実的であるか?という事も少し考えてみる必要があると思います。

今、全ての国民、そして政治家、官僚、財界の方が直視しなければいけない現実を見ていないのは
むしろ、もしかしたら財界の方や行政の方ではないのかという印象が私の中にはあります

その事を申し上げたうえで今から、短い時間ですので、ポイントを申し上げたいと思います。


「原発の未来をめぐる7つの誤解」と、あえてつけさせていただきました。

第一の誤解。
この話は今要点を申し上げましたが、ここに書いてあるのは誤解の認識です。
私の認識ではありませんが、よくこういう言葉を聞きます。

福島の経験に学び、原発を世界でも最高の安全を実現しよう」と。
そうすれば原発は再稼働をし、今後も使っていけるというような論調ですね。

もしくはこういう言葉もよく聞きます。
最近の原発は最高の安全対策が行われているんですよ」と。
「福島で原発事故を起こしたけれども、あれはまァ車に例えて言えばT型フォードのような古いタイプですよ」
と。
「今の世界の原発日本の原発最新鋭のものはフェラーリのように最先端の技術が使われていますよ」
ということがよく言わます

この事をもって先ほど申し上げたように
福島の経験に深く学んで最高の原発をつくっていけば、
「いやこれは使っていけるんだ」という論調があります。

ただここでですね、深く見つめておくことがあります。

「そもそも原発の安全性とは何か?」という事ですね。

というのは、良く総理も海外などのいろいろな場で、国際的な会合の場で、
「世界でも最高水準の安全性を実現する」というような事をおっしゃいます。
で、その考えは全く私も賛成です。

ただですね、ここで言う安全性の意味をすこーし誤解されているように思います。

原発の安全性というのは技術的な安全性だけではないんですね。

つまり、
津波対策はしっかりやりました。
さらには電源喪失についてもちゃんとバックアップをやりましたということをもって、
「原発の安全性は極めて高いレベルになりました」ということは、
実は一面にしか過ぎないわけです


本当の原発の安全性というのは、
人的・組織的・制度的・文化的安全性の事です。


これは、是非皆さんのような報道の立場に立たれる方に、
是非、世の中の常識として広めていただきたいと思うんです。


というのはですね、世界の原子力施設の事故というのは、私も専門ドクター論文を書くなかで、
これは随分学びました。

世界の原子力の事故の大半は、その原因は、ほとんどがヒューマンエラーなんですね

一番最初の人身事故と言われるアイダホホールズのS1事故も含めて、
人間のヒューマンエラーです。

このヒューマンエラーというのは人間のミスだという事で、すぐに、まぁ
「だったら人災の訓練、スタッフの訓練をちゃんとやろう」みたいな話になる面もあるんですが、

実はヒューマンエラーと言われるものは、その背後にもっと広い問題が横たわっています。
これを私は人的組織的制度的文化的要因と呼んでいます。

で、一つの分かりやすい例を申し上げると、
分かりやすいというには少し辛い例なんですが、
JCOの臨界事故があったわけです。
これはもう皆さんご存じの世に東海村で臨界事故が起こった。

この施設で事故が起こった時、わたしは東京で仕事をしてたんですけど、
ある会合にあったんですが、
この事故の情報が届いた。
「東海村のウラン転換工場で臨界事故が起こった」
聞いた瞬間に私はこう申し上げたんです。
これはもう忘れもしないですけれども、そこにいらした会合のメンバーに
これは誤報です」と。

私は実はウラン転換工場と同じタイプの工場で働いていましたので、
その工場の設計についてもよく分かっております。
したがって、周りの方に申し上げたのは、
「これは誤報です、あの手の施設はもう、・・たとえば作業員が右に回すべきバブルを左に回したとか、
その程度の事で事故が起こらないように、臨界事故など絶対に起こらないように
そういう設計がなされているんです。だから、・・臨界事故というのは誤報です」と申し上げた


ところが…事実はご存じのように、実は臨界事故が起こっていた訳です。

それをよく調べてみると、これも私は驚いたんですが、
ウラン溶液は本来タンクからタンクへパイプで送液しなければならないものをですね、
作業を急いだ作業員が何故かバケツで汲みあげて注ぎ込んだ訳です。
その瞬間にチェレンコフが見えたといいますから、紫色の光が見えた。
これが見えた方は本当にお気の毒ですが数時間で死亡します。
その死に方も人間の死に方としては一番辛い、全身の細胞が崩壊するような形で亡くなっていくわけです。

で、この悲劇については論じる場面ではありませんが、
何が問題か?と言えばですね、この作業員は、確かにエラーをしたわけです。
でもこの事が先ほどの人的組織的制度的文化歴問題に必ず繋がります。

単に「この作業員がミスをしてしまった、残念だな」では終わらない。
そもそもこの作業員に対する教育訓練はどうなっていたのか?
さらには監督責任者はどこにいたのか?という、人的組織的な問題になります。


さらには何故作業員がこれほど急がなければならないほど、
そういう雇用制度の問題は無かったのか?制度面ですね。
職場の安全文化はどうだったのか?こういう問題があるわけです。

したがって、皆さんに是非お願いしたいのは、
この福島の事故もですね、どうも世の中この1年半見ていると、
「安全か安全でないか?」という事を論ずるときにですね、
実は反対派の方も含めてですね、技術的な面のところで議論することが多いんです


たとえば「電源対策はちゃんとできているか?」
これはもう、重要ですよ、もちろん。
「津波対策は十分か?」
これも非常に重要ですが、
本当はもうひとつ非常に強い質問をしなければならないんです。

あれから1年半たって、あの福島の事故を起こした、
人為的組織的制度的文化的要因については、本当にきちっとこの解決策を取られたんですか?

ということですね。

これは、国会事故調査委員会が、福島の事故は人災だったという事をハッキリと指摘していますね。

この人災というのもどこかの政治家が一人、
何か間違った判断をしたという次元の話だけではないと思いますね。
むしろ、官僚機構、本来こういう場面で動くべき官僚機構がちゃんと機能しなかった。
SPEEDIもそうですね。
それ以外にもいろいろと問題がありますが、

これを誰か個人を攻めろという意味ではなく、
組織全体の持つ「なぜ、安全が求められる場面でその機能が果たせなかったのか?」という事に
メスを入れなければならない。
にもかかわらず、今なにが起こっているか?というと、

みなさん、1年半たって、原子力行政の改革って、何が行われたんでしょうか?
それ以前に、そもそも「組織のここに問題があった」という事がですね、
どれほど行われたのか?
という事をやはり論ずるべきだと思うんです。

たとえばですね、国会事故調査委員会が、
規制当局は電気事業者の虜になっていた」ということをかなり率直に指摘された訳です。
これは、私も原子力ムラに長くいた人間として、あの・・その通りだと思います
あの・・これは事実ですね。
そして国民の多くも「もう、それはそうだろう」と思っているわけです。

では、その虜となった原子力規制組織が、今、どう変わったか?という事を見つめてみたいんですけれど、

おそらく行われたことは原子力規制委員会がメンバーが新たに選任され、
組織としての看板が変わっただけのことだろうと思いますね。

その下にある原子力規制庁については、
スタッフの8割は、原子力安全保安院です。

それがそのままスライドしてきているわけです。
つまり原子力保安院が虜になっていたという文化的な問題があったとすればですね、
それが、そのスライドしてきた組織は何を持って、この虜となっていたその構造が変わったのか?
というところに対するメスが入っていないんですね。


ただその時に行政の側の説明はたった一言で、
ノーリターンルールを導入した」と言っています。
つまり、「元の経産省、保安院には戻れない。
そのルールでみんな骨をうずめる形で新しい規制庁の方へ行っていますので、
「みんなそこで心を入れ替えて頑張るでしょう」という事を言っているわけです。

これも100%信じることがなかなか難しい面があるんですが、
この論理ですら、最後に法案が通る時に、経った一行入ってきてしまったわけです。
5年間の猶予条項」ですね。
つまり、これから5年間は元に戻れる。
元の組織に戻れるという条項が入ってきてしまっているわけです。

私はこれは、最後の最後まで反対したんですが、入ってきてしまいました。
これがなにを意味しているか?

みなさん一つの組織を魂込めて、みんな心を入れ替えて作り上げなければいけない。
その文化をゼロからつくらなきゃいけない、その最初の5年間が、
これは我々がその立場で同じ思いになると思うんです。
誰といえども本省で出世することをみんな求めて、
王道を歩むことを求めて省庁に入ってきたわけですから、
そこから外れてノーリターンと言われることは辛い。
戻れるとなれば常に本省の方を意識しながら仕事をするのは人の心のこだわりではないでしょうか。

そう考えるならば、こういう行政の改革のように見えること、
私は「本当の改革なんだろうか?」という事を言わざるを得ないんです。

そして、原子力行政、原子力産業、
ま、産業の何が変わったのか?というのは、
今日は時間がありませんので一応考えていただきたいと思います。

東京電力は半分国有化されたような状態になっただけ、それ以外は何も変わっていない訳です。
従って、今  について申し上げました。


2番目の誤解
後は本当に手短に申し上げたいと思いますが、
原子力規制の改革を行い、絶対に事故を起こさない安全な原発を開発すれば、
原発の利用を進めていくことができるという、
この言葉がよく語られます


先程の問いをもう一度、
原発の安全性とは一体何なんでしょうか?

これは、原発の安全性とは原子炉の安全性の事だけではない訳です。
原発の安全性とは今日本で取っている政策である、核燃料全体の安全性の事ですね

そして、核燃料サイクル全体の安全性というのは、
再処理工場と高速増殖炉の安全性の事だけでもないんですね。

これもよく反対の方もちょっとここでストップしてしまう方もいらっしゃるんですけれど、
増殖炉が安全であることは大前提ですが、
仮に再処理工場も原発も高速増殖炉も絶対に事故を起こさないものができたとしても、
全く問題は解決していません。

なぜなら、核燃料サイクルを実践するための最大の課題というのは、
高レベル廃棄物と使用済み燃料の最終処分だからです。


そして、これはもう昔からトイレ無きマンションという批判が投げかけられてきたわけです。

で、実は私自身の経歴は、
1971年に原子力工学を選び、そして原子力の専門を選ぶ時に、テーマとして選んだのは、
周りの優秀な友人たちはみな
高速増殖炉とか再処理工場、再処理施設、さらには核融合を選んでたんですが、
わたしは少し違った視点から、高レベル廃棄物の最終処分の問題を選びました

その理由は、あの~、今となっては懐かしい自分の姿ですが、
原子力の未来に夢を抱いていた一人の若い研究者として、
原子力を実現するために一番大きなネックになるのは、結局、このゴミが捨てられない。
廃棄物の処分ができないんだという事を、考えてこの問題に取り組んで、
ドクター論文の高レベル廃棄物の最終処分というものを研究したわけです。

そして、のちに民間企業に出ても、政府の外郭団体でこの研究を、現場での臨床実験もやりました。

いわゆる堀野辺とかそういう名前が上がるような場所ですね。
そして、アメリカの国立研究所に行って、世界でも最も有名な高レベル廃棄物の処分研究、
処分プロジェクト、ユッカマウンテンプロジェクトにもメンバーとして参加しました。

日本でも低レベル廃棄物は六ヶ所村でも処分施設はその設計、安全審査にも携わりました。

言わば放射性廃棄物の専門家としての20年間を歩んだわけですが、
あのー、この問題はいまだに解決していません


というのはですね、3番目の誤解ですが、
こういう議論になると推進される側の方は、これはかつての私もそうですが、
高レベル廃棄物は地層処分ができるだろう」と。
国の計画も今は再処理工場で、使用済み燃料を全部ガラス固化体へと、ま、廃棄物をしっかりと固めて、
それを、30年から50年貯蔵したうえで、これを地下深くに、
今は300メートルより深いという事になりました。
私のころは1000メートルよりも深いという数字だったんですが、
いつのまにか300メートルになっていますが、

「深い、安定な、地下水の移動の少ない岩盤中に埋めればいいんだ」という事を言う訳です。
今の政策も公式にはこうなっています。

ところがですね、私がずーーっと、研究者として格闘し続けたテーマは、
10万年の安全をどのようにして証明するか?という事です。

この10万年の安全というのは、これもみなさんよく聞かれると思いますが、
使用済み燃料というのは、何を持って10万年と言われるか?と言えば、

もともとはウラン鉱床を地下深くから掘り出してきて、それを燃やしてすごい放射能になる。
それを最後地面の深くに埋めるとすれば、
元のウラン鉱床と同じくらいの毒性にまで減衰すれば、これで安全と言えるのではないか?

比較的理解しやすい考え方ですが、
この考えに基づくと10万年かかります。
高(低?)レベル廃棄物の場合には数万年です。

いずれにしても、
現在の科学ではこれは証明できないというのが私の20年間の研究で悩み続けたことです。

で、ところがですね、もうひとつのセプテンバー・イレブンと私が呼んでいるんですが、
今年の9月11日に皆さんもご存じのように日本学術会議が提言書を出したわけです。

これは、正式な報告書を原子力委員会に出したわけです。
で、日本でも最高の権威が三つの事をおっしゃったわけです。
日本において地層処分を行う事は適切ではない」とハッキリおっしゃったわけです。
その理由は先ほど申し上げた現在の科学では10万年の安全は証明できないという、
これは、あの、原子力を推進するためにこのテーマに取り組んできた一人の人間が正直に申し上げれば、
おっしゃるとおりです
これはもう、正鵠を得た指摘としか言わざるを得ないのです。

この事についてはNHKがしばらく前にクローズアップ現代で、
非常に分かりやすくこの事を解説されていたと思いますが、
たとえば今まで地層処分ができるという論理は、
地図を広げて活断層がない地域を全部マッピングして、
活断層の無い地域がこれ位あるから、そこに埋めれば大丈夫だという論をしていたんですが、
実は活断層が無いところでも地震が起こったという事を
NHKは、あの番組で示しました。

そして、地下水の速度が非常に遅いということを論拠としていた地層処分ですが、
これも福島ですか、地下水がある、地震が起こった後にもう、
毎分4リットル出て、1年半たっても地下水が止まらないという状況まで紹介していましたが、
分かりやすく言えば、まだ現代の科学で分からないことが沢山ある。
という事を分かりやすく説明されたと思うんですね。

その事を持って学術会議第一の提言ですが、

第二の提言は、したがって地層処分はするべきではないし出来ない
従って数10年から、数100年です。

こちらの数字の方が重いと思います。

そして、現実にはこちらの数字の方が、我々が直面する問題になると思いますが、
暫定保管をするべきだと、

つまり長期貯蔵をするべきだという事を指摘したわけです。
これも論理、必然的にそのような話だろうと思います。

で、実は世界の主要国の政策をみなさんご覧になると、
アメリカもドイツもフランスもイギリスもカナダも
どこも、一応地層処分をやるという建前で政策はつくられていますが、
よく読まれるとその手前のところに、
長期貯蔵ができるような政策論になっています。


フランスの場合には可逆的処分なんていう言葉を使っていますが
分かりやすく言えばいつでも取り出せる。
貯蔵ですよね。


ですからどの国も処分ができなくなるという事を想定しつつ、公式には認めず、
ただし、いざ、もう処分ができずに長期貯蔵が永遠と続く場合にも
数百年位はできるような体制に入っているのが現実です。

ただし日本は学術会議がそれを堂々と明確に指摘されたというところが、
ある意味では一つ世界から注目される部分かと思います。



で、3番目の提言が従って、長期貯蔵をせざるをえなくなるとすれば、
捨て場所の無いゴミがどんどん出るわけですから、総量規制をするべきだ。
これも、もう常識の範疇だと思います。

捨て場所が見つからないのであれば、とにかくゴミをどんどん出すわけにはいかない。
従って、いま1万7000トン存在するといわれる使用済み燃料を、
仮にですけど、2万トンとか、仮に仮に3万トン、
で、もう打ち止めにするという事をやらざるを得ないわけです。

そうすると当然のことですが、
総量規制を行わざるを得ないという事は、
「原発に依存して電力を供給していく」要するに原発を稼働させるという事は、
この一点からの理由で、限界がやってくるという事です。


従って、最初に申し上げた、
原発に依存しない社会、もしくは原発ゼロ社会というものは、
政策的な選択の問題では、もはや無くなっています

これは不可避の現実と言わざるを得ないです。

で、一言付け加えれば、
廃棄物の方策の問題をまっとうに考えずに、
工場を操業しているのは原子力産業だけではないでしょうか。



後はもうほとんど一言だけで申し上げますが、
今申し上げたのは、もう一度言葉で申し上げれば、
「選択するか否か?」だというのは選択の問題ではない。
これは、「依存できない社会がやってくる」ということですね。


で、もう一つだけ付け加えておくと、5番目の誤解というのは、
ここまで議論しても尚、

「いや、でも例の消滅処理とかというのがあるそうじゃないですか」
「高レベル廃棄物は原子炉の中で燃やすことができるそうじゃないですか」
「なくなるまで燃やしてしまえばいい」
「もしくは宇宙処分というのがあるそうじゃないですか」

これも私も20年研究し続けました。
宇宙処分」はまず、あの瞬間に宇宙処分は無理だというのが世界の常識になりました。
チャレンジャーの爆発ですね。

それから「消滅処理」というのは原子炉の中で燃やし続けるという事で、
わりと素人の方は簡単に「それができるそうじゃないですか」とおっしゃいますが、
大きく二つの問題があります。

ひとつは、エネルギーバランスがそれでとれるんですか?
それから、コストはどれくらいかかるんですか?

という問題。
これは相当重い問題だと思いますが、それ以上に重い問題は、

消滅処理は、・・・これもちょっと長い時間がとれませんので一言で申し上げれば、

原理的に重元素、
重くて半減期の長いものを中性子をぶつけて、
これを軽くて半減期の短い元素に変えるという概念
なんですが、

じつは、核物理学で研究をすると、

この中性子を当てて壊れた後にですね、
実は、軽くて長半減期の放射性物質が出てきてしまいます。
これはテクネチウムと呼ばれる元素ですが、これが実は一番悩ましいです。

つまりこれ以上壊しようがない。
だけれども、極めて長半減期のものになるという。

ですからあんまりこういう事をイージーに原発を進める事の根拠として語ることには私は慎重です。


そして、「未来の世代がどうせ解決してくれるよ」というのも、言葉の使い方の問題だと思いますが、
現実に学術会議が真摯な姿勢で提言されているのは、
「未来の世代の科学の発達や技術の発達に期待せざるを得ない」という事を
謙虚におっしゃっているわけです。
しかしこれをあまりイージーに逆手にとって、
「未来の世代が解決してくれるよ」という事で原発を進めるというのは、
わたしは姿勢として「似て非なる姿勢」だろうと。

これはもう明らかに世代間倫理の問題になります。

地層処分をやって、埋めて、もし地表に汚染が戻って来るとしても、100年以上先だと思います。
ここにいらっしゃる方は私も含めて、我々の世代の方が被害を被ることはないだろうと思いますが、
だからこそこの問題は非常に成熟した国民の判断が求められる。


原発そのものは現在の国民にも被害が及びますけれども、
廃棄物の処分は、我々がほんの少し無責任になればやれてしまう政策的な課題だという事が、
私はむしろ非常に怖いと思います。


国民一人一人の意識の成熟が、実は今求められている。

だからこそ、国民の意識の成熟という事は、これは私自身も問われていると思いますが、
メディアの方々もまた、国民がまっとうに考えるべきテーマを、深く問うていただきたい。
これは数百年を超えて、ま、10万年とまでは言わないですけれども、
未来の世代に非常に難しい問題を先送りする政策なんだ」という事。
その事を申し上げてまずは私からの問題提起とさせていただきます。




質疑応答ーー


<1.望まない被ばく>「今後何十年と極めて重い心の重荷を背負う事になる」
田坂広志氏11/2自由報道協会記者会見(内容書き出し)


<2.放射性廃棄物>「国民の意識の成熟が問われる問題」
田坂広志氏11/2自由報道協会記者会見(内容書き出し)


<3.立地自治体>「地元の経済的自立を図るための政府の支援」
田坂広志氏11/2自由報道協会記者会見(内容書き出し)


<4.原子力の技術と輸出>「原発ゼロ社会にすると原子力技術者がいなくなる?」
田坂広志氏11/2自由報道協会記者会見(内容書き出し)


<5.核武装>「『プルトニウムを減らすために大間を稼働しなければいけない』は詭弁」
田坂広志氏11/2自由報道協会記者会見(内容書き出し)


<6.原子力規制委員>「何を言うよりも大切なことがある。誰が言うかだ」
田坂広志氏11/2自由報道協会記者会見(内容書き出し)






<1.望まない被ばく>「今後何十年と極めて重い心の重荷を背負う事になる」田坂広志氏11/2自由報道協会記者会見(内容書き出し)

11月2日に自由報道協会の主催で行われた田坂広志の会見を拝見しました。
以下は質疑応答の一部分です。
被ばくしたことによる国民のさまざまな苦悩に対し、
先生はご自身の経験を踏まえてお話しして下さいました。
その内容は私自身とても同感するものでした。
その部分を書き出します。

2012年11月2日 自由報道協会主催
田坂広志氏 質疑応答より(音声)



質問:
放射能の人間に対する影響という問題なんですが、
今現在、肉体的・精神的両面にわたって、
様々な苦悩、苦痛というものがあるという事が伝わってきています。

低線量被ばくとか、内部被ばく被害、
そういうものが公には認められていない現状がありまして、
避難勧奨地域というような形で、
線量が高いという事も認められない状態のまま汚染地域にいる福島の人達、
それから福島以外の東京にもそのような場所がありますが、
そういう人たちの苦悩、それを救う道というのはあるんでしょうか?
その辺をお聞きしたいです。


田坂広志:
これも本当に深く大切なご質問だと思うんですね。
で、あの、これほど多くの方がいろいろな検討をされて、
なかなかに、あの…
福島の方々を始めですね、被害を受けられた方々の苦しみというものがなくならない訳ですから、
何かうまい妙案があるという事は当然申し上げられない訳です。

ただ、一つ私は、政府と行政がしっかりと理解すべきことがあると思っています。

つまりその苦悩というものが存在し、それがどういうものなのか?という認識が、
私は残念ながら「甘い」と思います。

というのはですね、
この福島で放射性物質が環境中に広まって、量のレベルは、高は別としても、
被ばくをされた方々の被害とは一体何なのか?」という事がですね、
極めて狭い範囲でしか議論されていないんですね。

それは何なのか?と言うと、
基本的には健康的被害というレベルでしか議論されない訳です。

健康的被害というのは、分かりやすく言えば、
「これ位、なんミリシ-ベルト浴びたから、これ位浴びると将来どの位癌になる可能性があるか」とかですね、
もしくは「基準から見て十分に低い」とか、
基準から見て「無視していいレベル」だとかといういろんな議論があるわけです。

この議論の基本はどこまでも
「健康被害は起こりませんよ」とか、
「いや起こるんじゃないか」というところで議論している訳です。

ところがですね、
実は福島の方々の受けている被害というのは、
もちろんこの後健康被害が出るかでないか、これはもう本当に、
このあと我々は本当に祈るような思いで見守ることになるわけですけが、

実は健康被害だけではないんです。

心理的被害があるという事を私はずっと申し上げているんです。

それはどういう事か?と言うとですね、
基準値より下であろうがなんであろうが、
自分の意図せざる、そして全く、受け入れるつもりなど全くない被ばくを受けた方にとってですね、
それから後の何十年というのは、極めて重い心の重荷を背負う事になるんです。


この意味が分かる方が、残念ながら行政の方に少ないような気がします。
政治家の方にも少ないような気がします。

むしろ、
「今基準以下なんだからそんなに騒がない方がいい」
「これ位の基準では発がんは起こらないよ」と、
「さぁ、大丈夫なんだ」って、
「あんまりそういう事を言うもんじゃない」という、
こういう議論があります。

一面の一つの考えではあるんですけれども、
私のささやかな経験をあえて申し上げます。

私は若いころ、自分自身が意図して、つまり自分が求めて原子力の研究に携わった人間です。
そして私は研究者の時代はずーっと放射性物質を扱っています。
ただし、
放射線管理の手帳も持ち、
毎日きちっと線量を測りですね、
そして管理区域と呼ばれるしっかりと管理されたところで、
性質もよく分かった放射性物質を扱って、何がしかの被ばくをしています。

これも国内法の基準とICRPの基準から見ても十分に無視できるほどの、
無視とは言いませんけれども、許容できるレベルの被ばくです。

そして私はその分野の専門家です。
放射線健康管理学を、つまり放射線管理をやるのを専門にした人間ですから。

その専門家の立場で、私は若い頃に被曝をして、
実はそれから10数年たって、放射線被ばくが原因となっても起こり得る病気
大体お分かりになると思いますが、…に罹ったんですね。

その瞬間に私はやっぱり…ものすごい辛い…心の、その、苦しみの経験があるんです。

私は誰よりも、そういう被ばくがどれ位人体に影響を与えるかについては良く、
一番よく分かっている人間です。

そしてその理性の方は、
「これ位の被ばくで、そんな病気になる筈はない」という事も分かるし、
「それが起こるとしても確率は非常に低い」と思うんです。

でも現実に病気になった瞬間には、やっぱり人間というのは
「あれが原因じゃないか」と思って苦しむんです。


しかし私の場合は自分で、その…分かって被ばくした人間です。
しかも管理区域で、放射線現場で線量までしっかり確認した人間ですよね。

福島の方は、全く管理などされていない、突然放出された量も分からない放射性物質で、
自分で意図せず、好むことを全く、好んでやったわけではないんです。
むしろ逃げようと思って被ばくしてしまっているわけです。


どれ位被ばくしたかの記録も残ってない。
ただ被曝したという事だけが非常に明瞭に出てくる。

それをいっくら基準値から見て、
「これ位ですから大丈夫です」と言われてもですね、
もちろんそれはしっかりと示して差し上げるべきだと思いますよ。
きちっと分かっている情報は伝えて差し上げるべきだし、
それが医学的に見てどれ位のリスクかは、それも正確に伝えて差し上げるべきですが、
間違っても、
「あなた基準値がこれ位だから発がんの確率は非常に低いですから心配しなくてもいい」と言って
済ませられる話では、本当は無いんです。



どうしてか?と言えば、
我々ここにいらっしゃる方も含めて、
これから数10年間の間に3人に1人は、あの…癌になられる訳ですね。
あの…癌で亡くなられる訳です。
そうするとですね、皆さん考えてみて下さい。

今、無用の被ばくをされて、そして
「基準値以下ですよ」と言われたとしてもですね、
何十年か先に癌になった時に、人間は必ずその事で苦しみます。

もちろんみなさんレントゲンも受けていらっしゃいますから
被ばくで言えばそっちの方が多いかもしれませんが、
人間の心理というのは、
自分で受け入れたリスクについては比較的心が許容してしまうんです。
でむしろ、
仮に私が突然皆さんにある状態で被爆をね、するような状況にしてしまった時に、
「俺はこんな被ばくはしたくなかった」という思いがあるときは、一番辛いです。

やはり人間ってそういうものですよね。
自分で受け入れたリスクの結果出てきたものというのは
比較的人生の中で心が受け入れることができるんですが、

受け入れたくなかったものが自分にリスクをもたらしたのではないか?
健康被害になったのではないか?と思う時の苦しさというものがあります。

もちろんこの事を申し上げたからと言って、解決策を申し上げている訳ではないんです。
ただですね、私はやはり、
「福島の方々の、まさにこの苦しみという事に対してどう思うか?」という質問を頂いたとすればですね、
まずその、心の苦しみ、
心理的な被害というものを深く受け止めるというところから行政はスタートするべきだ
と思います。

これは、今のご質問に対する一番大切な私のお答えです。





ーー会見全てーー

会見本編↓
<会見・本題>「脱原発は選択の問題ではなく、不可避の現実である」
田坂広志氏11/2自由報道協会会見(内容書き出し)


質疑応答↓

<1.望まない被ばく>「今後何十年と極めて重い心の重荷を背負う事になる」
田坂広志氏11/2自由報道協会記者会見(内容書き出し)


<2.放射性廃棄物>「国民の意識の成熟が問われる問題」
田坂広志氏11/2自由報道協会記者会見(内容書き出し)


<3.立地自治体>「地元の経済的自立を図るための政府の支援」
田坂広志氏11/2自由報道協会記者会見(内容書き出し)


<4.原子力の技術と輸出>「原発ゼロ社会にすると原子力技術者がいなくなる?」
田坂広志氏11/2自由報道協会記者会見(内容書き出し)


<5.核武装>「『プルトニウムを減らすために大間を稼働しなければいけない』は詭弁」
田坂広志氏11/2自由報道協会記者会見(内容書き出し)


<6.原子力規制委員>「何を言うよりも大切なことがある。誰が言うかだ」
田坂広志氏11/2自由報道協会記者会見(内容書き出し)




<分かち合い>「オスプレイの飛行訓練を全国で受け入れていただく」11/1NHKニュース9長島防衛副大臣と大越アナ(内容書き出し)

昨夜のニュース9の二人の話を聞いていて、不思議な違和感を感じました。

オスプレイの飛行訓練に対して、
「これは安全保障の代償(アメリカが守ってくれる)なのだからもっと日本で広く負担するべきだ」
「各地で受け入れることを考えることは国民一人一人への警鐘だ」と大越アナは言いました。
NHKが、大越さんが、いかにも沖縄の事を考えているように見せながら、
実は、優しくてまじめな日本人の良心に付け込んで、国民を脅しているように感じました。

防衛副大臣は47都道府県にオスプレイを受け入れるよう今日話すとしています。
野田総理にもそう言わせると。
(総理大臣はいろんな人に「言わされている」んですね。操り人形みたい)

聞いていて、何かが変だな?と思いました。

これは、大事なことの論点がすりかえられているニュースだと思います。
「絆」によるがれきの全国拡散に続いて
「分かち合い」によるオスプレイ全国拡散。

果たして、沖縄の方は、オスプレイが全国で訓練することを望んでいるのでしょうか?
私にはそうは思えません。
オスプレイはすべてアメリカに持ち帰ってもらう。
米軍には日本から出ていっていただく。
沖縄の方々はそういう事を言っているように思えるのですが・・・

なぜ、アメリカ軍のために、日本の国土の上空をオスプレイが飛ぶことを承認するのでしょうか?
わたしは、アメリカ軍には日本から出ていっていただくのが一番いいと思います。

先日の沖縄講演で肥田舜太郎先生はおっしゃっていました。

肥田舜太郎氏10/1沖縄講演(内容全て文字起こし)より抜粋します。

最近アメリカに行って、どんな人に聞いても
「『日本人が危機になったから、アメリカが核兵器を使って核戦争を起こして日本を守る』
そんなバカなことを誰がするか!」
当り前ですよこんなことは。
それは日本の政府が勝手に国民に言っただけのことで、初めから嘘なんです。

アメリカさんには余計な核兵器は持って帰ってもらう。
「安保条約」なんていうものはいりません。

今日本を苦しめている一番の本家本元は「軍事同盟」です。

あれを何度も私は読んでみた。
そしたら最後のところに、
「この条約は加盟しているどちらかの国が『来年から止めましょう』って言ったら
別に両方が討議をして一致しなくても,片方が言っただけでその翌年から効力が無くなる」って書いてある。
だから日本の総理大臣が
「今日までありがとうございました。明日からは結構です」って言えばいいんですよ。
書いてあるもの。

「安保はそろそろやめましょうよ」世論をここで起こしていく。
それが私は非常に大事な時期になっていると思っています。

ーーー抜粋ここまで

つまり、ニュース9で大越アナが言ったコメントには、
根本的に重大な勘違いというか…間違いがあると私は思います。


長島防衛副大臣と大越アナの部分音声を録音しました



沖縄の方:
日本全体でこの基地問題、沖縄の問題を考えて頂く時期だと思っています

長島防衛副大臣:
11月2日に防衛大臣は全国知事会に出席をいたします。
そして47都道府県の知事のみなさんにたいしてですね、
この沖縄の負担を何とか全国で分かち合っていただけないかという提案をさせていただくことにしています。

総理からも、その趣旨の発言をしてもらおうと思っています。
で、そういう事によって、具体的にはオスプレイの訓練。
これは沖縄だけでやるのではなくて、
全国でしかるべき地域で訓練の分散をして、それを、ま、受け入れていただけるように
全国、日本全体で、こう受け止め分かち合い、負担を分かち合う
という、
そういう事をですね、具体的に進展させていきたいと思っています。


大越:
今回ほぼ半年ぶりに沖縄へ取材に来てみて感じたことがあります。
それは、アメリカ軍の駐留が日本の安全保障の代償ということであれば
沖縄だけではなくて、
もっと日本全土で広く負担するべきだ」という不満を明確に口にする人が増えたのではないかという事です。
それは基地の負担を他人事と受け止めがちな多くの国民への警鐘とも言えるかもしれません。

政府は明日の全国知事会議で
オスプレイの訓練を沖縄以外の場所で、分散させて実施することに理解を求めることにしています。
問われているのは、沖縄にとどまらない全国の国民一人一人だとここ沖縄に来て感じました。


ーーーー

沖縄の米軍基地問題、これは日本国民全員で考えなければならない問題です。
そもそも、なぜ米軍基地が各地にあるのか?
私の家の近所にも厚木、立川、福生と小規模ながらあります。

安保条約で果たしてアメリカは日本を守ってくれるのでしょうか?
中国や韓国が攻めてきた時に、米軍がやっつけてくれるのでしょうか?
以前は私は助けてくれるものと信じていました。
でも、事実はどうやら違うようです。

日本はこのままでいいのでしょうか?
アメリカに出ていってもらうためには、総理大臣の一言でいいと肥田先生はおっしゃっていますが、
誰か野田総理に
「今日までありがとうございました。明日からは結構です」って言わせてくれないでしょうか?

でも、そうなると日本は日本人で守らなければならなくなる。
そこでふっと思い出しました。
青山繁晴氏の主張を。
「国民防衛を主眼とする「国民軍」の創設」
アメリカに出ていってもらうためには、このようなものが必要になるのかもしれない。
日本が本当に独立することを恐れていてはもういけない時期にきているのかもしれないと
そんな事を考え始めました。

でも、ここまで考えてくると、
やっぱり私は分からなくなってしまいます。
自国で軍隊を作って守る。
そこの部分でやっぱり…悩む…まだ、答は出ないです。

だけど、こんなアメリカのしたい放題はやっぱり許せない。

悩みます。
考えてみます。


この件に関するニュース9の全容は続きを読むにおおよそ書き出しました。

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日本の総理大臣の国会答弁11/1福島第一原発関連・県民健康調査・補償問題・最終処分場候補地など(内容書き出し)

総理大臣になった当初は、大変演説が得意な方だと、マスコミが褒めていた野田さんです。
現在日本の総理大臣です。
2012年11月1日の野田総理の国会での答弁は、
今最も注目されている大切なことに関して述べていました。

答弁の内容は
・福島第一原子力発電所の収束
・福島第一原子力発電所の廃炉手順
・福島第一原子力発電所4号機からの燃料棒の取り出し
・福島第一原子力発電所4号機の頑強制
・万が一プールが壊れた場合に備えてコンクリートポンプ車配備
・万が一の時は自衛隊への派遣要請を行う
・福島県民健康調査は県が主体となって行うもの。国は財政面と技術面を支援
・原発事故による資産価値の補償は東京電力が賠償する
・指定廃棄物最終処分場候補地に関して地域の皆様の理解を求める
・2030年代原発ゼロに関して
・エネルギー需給の仕組みについて



今回は、ただ言葉を書き出すだけではなく答弁ウォッチもしました。
人の心に訴えかけ、人々を引き付ける答弁とは?

日本代表者の答弁ですので、大変勉強になると思います。


では学びましょう!正しい答弁の仕方”総理大臣のお手本”です。


2012年11月1日 国会 野田総理大臣答弁


追加的な放出量などもモニタリングをし、
総合的に冷温停止状態が継続している事を確認しており、
温度が低下した状態が確実に維持されております。

また、廃炉に向けたプロセスについては、
政府東京電力、中長期的対策会議に置いて、国内外の英知を活用した研究開発の実施も含め、
しっかり管理していくこととしています。
さらに東京電力福島第一原子力発電所の安全確保については、
まさに政府から独立した機関として、先般発足した原子力規制委員会に於いて、専門的な知見に基づき、
中立公正な立場から、確認がなされていくものと承知をしております。

20121101野田11

次に、4号機使用済み燃料プールについてのお尋ねがございました。

東京電力福島第一原子力発電所の廃炉に向けた中長期ロードマップでは、
昨年12月の策定時点から2年後の平成25年末を目標に、
4号機からの使用済み燃料の取り出しに着手し、
その後2年程度で燃料を取り出す作業を完了すると言っています。

20121101野田12

具体的には1533体の燃料について、
通常の燃料取り出しペースをも・・とに、
通常時よりも低い作業効率や、取り扱い設備の点検に要する期間等も考慮して、
2年程度で取り出しが可能と考えられております。
4号機の原子炉建屋、使用済み燃料プールの健全性については、
東日本大震災と同程度の震度6強の地震に対しても、
充分な耐震性があることが確認をされています。

(↑誰が確認したのだ!東電がそう言っているだけだろうがΣ(♛益♛))

20121101野田13

さらに、使用済み燃料底部には 鋼製の支柱を設置し、
コンクリートで固めるなどの補強工事をすでに実施しています

(↑高濃度に汚染されたところでの工事は信頼性が無いと心ある有識者は指摘していますが?)

また万が一建屋が損傷して、プール水が漏えいした場合にも対応できるよう、
代替注水手段として、コンクリートポンプ車を配備するなど、
多層的な対応が講じられています。

(↑一瞬で人が即死するほどの使用済み燃料が1500本もむき出しになった場合、
どなたがポンプ車を動かすのでしょうか?)

20121101野田14

次に東京電力福島第一原子力発電所の事故収束についてのお尋ねがございました。
ふくしま東京、あッ、東京電力福島第一原発の廃炉に向けた取り組みについては、
中長期ロードマップにしたがって政府と東京電力が一体となって、取り組んでいます。

20121101野田15

また、廃炉に向けた取り組みはこれまで経験のない困難をともなうことかわ
こたことこと・・こ、と・・・・から、

20121101野田17
↑パチンとホッペを叩き苦笑いしながら一瞬だけ左横を見る(誰を見たの?)

すみません。

20121101野田18

国が、主導的な役割を果たし、内外の英知を結集して進めてまいります。シー・・
今後とも、中長期、ロードマップに沿って、
発電所の安全維持に万全を期しながら、廃炉に至るまで、全力を挙げて、
取り組む、所存で、あります。

(↑まだ正面を見ません。)

尚、東京電力福島第一原子力発電所における自衛隊の災害派遣は
昨年12月の終結をしていますが、
万が一の場合には(チラッっと左横見る)再派遣の要請を行う事が出来ます。

20121101野田19

次に健康調査の実施自治体及び子どもの被災者支援法の基本方針についてのお尋ねがありました。
今般の東京電力福島第一原子力発電所の事故に関わる住民の方々の健康管理調査は、
政府としても大変重要であると認識をしております。
福島県民の健康管理については、
県知事から、「県が主体となって中長期的に実施するべきものである」との
お考えが示されたことをふまえ、
県が健康管理を自治事務として行い、
国は健康管理調査が円滑に行われるよう、財政的技術的な支援を行うという
役割分担の下で、国としての責任を果たすべく取り組んでいるところであります。
政府としては、子ども被災者支援法に基づく基本方針については、
真に必要、支援を必要とされる方に適切な支援が行われる事となるよう積極的に検討してまいります。

次に、資産価値の補償に関するご質問を頂きました。
今回の原発事故による避難を余儀なくされた方々の土地や建物については、
原子力損害賠償法に基づき、東京電力が、その価値の損失または減少として、
バン、賠償することとしています。

(↓ここで初めて一瞬顔をあげました。ホントに一瞬。)
20121101野田20

その具体的な賠償基準については、
被害を受けた自治体及び住民の方々の意見をふまえた国の考え方に基づき、
東京電力が今年7月(1月?)に作成したところであり、すみやかに賠償を行っていくこととしています。

また、被害者の方々の中には、
帰還して生活再建を希望する方や、または移住を選択する方など様々な立場の方が存在することを踏まえ、
それぞれの選択に資するよう、賠償金の一括払いを可能としました。
政府としては引き続き原子力損害賠償支援機構の枠組みなどを活用しつつ、
東京電力による迅速かつ、適切な賠償に万全を期してまいります。


次に、指定廃棄物最終処分場候補地に関するご質問がございました。
栃木県の呼び茨城県の最終処分場候補地の選定手順に関しては、
県のご意見を伺い、県内の全市町村を対象とした公開の説明会で説明し、
その手順に従って候補地を選定し、県及び関係市に提示いたしました。
候補地の提示はご理解を頂くためのスタートラインと考えており、
今後は地域の皆様に対して、選定手順やその結果、施設の安全性について
しっかりとご説明を行いご理解を求めてまいります。


次に、電力自・由・化と原発ゼロに関するご質問がございました。
原発に依存しない社会の実現に向けて、これまでの政策を大きく転換し、
2030年代に原発稼働ゼロを可能とするよう、
あらゆる政策資金を投入するとした核心的エネルギー環境戦略を踏まえて、
今後のエネルギー政策を遂行してまいります。

20121101野田21

その中で、国民に開かれた電力供給体制の実現に向けて、
エネルギー需給の仕組みを抜本的に転換するべく、
こおり(小売)全面自由化による地域独占の撤廃や発送電の分離による
電力、システム、改革を断行してまいります。

20121101野田22

最後の質問については関係大臣から答弁をさせます。

20121101野田23
            (↑超一瞬!チラ見の瞬間)





6分40秒間。
正面に目を向けたというより、正面をチラ見したのは2回のみ。
ただひたすら原稿のみを見つめていらっしゃいました。
最後の最後まで、退場するその時も
大切そうに原稿を見つめ、いとおしそうに抱きかかえていらっしゃいました。


一刻も早くこの大事な大事な原稿を読み上げて、
一秒でも早くこの場から去りたいような
そんな答弁でした。

総理大臣の指と目はひたすら原稿の文字を追い、
すらすら読めるところだけは超早口で、何の説得力も与えない、しかも
心が全くこもっていないただの棒読みの答弁でした。

「読むだけなんだから、つっかえるなよ!」と、思わず怒鳴りたくなってしまった私です。

これなら小学生の方が、もっとうまく、相手に言葉が通じるように読めるんじゃないかと
そう思ったほどです。


誰が書いた原稿ʅ(◔౪◔)ʃだぁ~?

このような方が日本の代表である総理大臣だなんて…

4号機に行ってはみたけど5分で帰ったんですよね、ものすごい装備で。
顔もむくみまくりで・・・・一瞬見えた目は死んだ魚のように力なく、
この方お体はお元気?

非常に重要な事柄に対しての答弁をしていますが。
内容的には、新聞各紙に書かれているような一般的なことのみのように思えました。

新しい内容としては、
「万が一の場合、自衛隊に要請する」っていうところぐらいでしょうか?

万が一があるのに、収束宣言は撤回しないんですね。
一日でも早く事実を認め、男らしく日本の責任者らしく、
「収束宣言は誤りでした」と、
自分のホッペを叩いて謝ってほしいです。



<ジュネーブ記者会見>井戸川町長・柳原弁護士・垣内さん10/31(内容書き出し)

UPR日本審査を受けてNGO合同記者会見


2012年10月31日


井戸川町長:30:36~34:32
ジュネーブ記者会見12

ようやくですね、我々のこの事故が世界に知らしめることができました。
1年8カ月を過ぎても、なかなか我々の思いが届かないもどかしさの中で、
今日は大変貴重な体験をさせていただきました。
そして多くの資料を世界のみなさんに配布することができました。

本当にこの事故というのは、みなさんもご存じのように人災であります。
備えをしなかったための東京電力の人災であります。

その結果我々は住むところを奪われ、住めなくなりました。

しかし東京電力はちゃんと会社はあります。
そして、社員は自分の家に住んでいられます。


我々は、もう刑務所のような、収容所のような仮設住宅に住まわされております。

これも大変、人権から言うと、
まったく被害者である我々がひどい思いをして、
加害者である東京電力の体制は依然として同じだ
という事は非常に不満でございます。

また、福島県内に限らず多くの地域が放射能に汚染されております。
「強い放射能の中で生活をしていても、にこにこ笑っていれば大丈夫だ」というような、
そういうようなデマを言いふらす学者さえ登場しました。

こんな歴史が過去にあったかどうかは私にはわかりませんけれども、
非常にこの話についても不満を持っております。
危機を持っております。

福島県内に住む子どもたちが今どんなに悲鳴を上げているかという事が、彼らには伝わらない事を、
今日多くのみなさんに伝えることができて、私は非常に良かったと思っています。

そして、また、これからこの活動を通して、全世界のみなさんに現状を訴えてまいりたいと思います。

オーストリアの方から、今日は(無音)ありまして、非常に心強く、今日は安心して眠る事が出来ます。
また、情報が的確に発信できない、
放射能情報が、非常に低く抑えられた情報がいろんなところで出ていますけれども、
正確な情報が出されないのが、これが大変に遺憾であるというふうに思います。

合わせて、日本の政府の最重要な地位におられる岡田副総理が関西の方で講演した講演の中で、
今回の事故は幸運だった」という話がメディアの記事に出ました。
この話を聞いた時に、国を預かる、国民の生命財産を預かる大変重要な地位におられる方が、
「幸運だ」という発言については、私は徹底的に許すわけにはいきません。

今すぐにでもこんなことを言う国会議員は、議員を辞めていただきたい。
国を代表する、そして国の全てをつかさどる重要な方が「幸運だった」という表現については、
私は本当に憤りを感じます。
こんなにひどいことが世の中にはあってはならない事に対して、
「幸運だった」という発言は絶対に許すことができません。

この事故が将来正しい結末を迎えたなという評価ができるように望んでおります。
本当に今日はありがとうございました。



柳原弁護士:34:33~37:06
ジュネーブ記者会見13

今日のUPR審査を受けて、3つの印象があります。

一つは世界各国は日本の人権状況について現状認識が全くできていないという印象です。
1回目の2008年のUPR審査の時に、
延長として連続性の中に継続性の中にいるという認識をしているというふうに思いました。

しかし、日本は2011年の3月以降、人権状況は一変しています。
この時以来日本は放射性物質からの不断の攻撃という、
言わば目に見えない、匂いもしない低線量被ばくの核戦争という戦争に突入し、
いま尚、その戦争の継続中にあります。

その戦争の最大の被害者は、子どもたちです。
彼らの命への脅威です。


この現状認識が世界の各国は全くできていないことに驚きを隠しきれません。

もうひとつは、死刑制度の熱心な言及があった事です。
「犯罪を犯し死刑判決を受けたものを救済すべきだ」という勧告をされていました。

だとすれば、福島の子供たちは犯罪も犯していないのに死刑と同様の命の危機にさらされています
このような福島の子どもたちは救済すべきだと勧告するのが当然だと思います。
死刑判決に言及する世界の人達は、
このような福島の子供たちも当然言及すべきだというふうに思いました。

最後に、オーストリアが唯一福島の子どもたち、人権に、
オーストリアの政府の、子どもたちは唯一福島の子供たちの人権に言及しました。

1960年代の最大の人権問題はベトナム戦争でしたが、
それが世界に認知されたのは5年以上かかりました。
しかもそれは市民たちチョムスキン達の不断の取り組みによって、その認知がされました。

私たちも同じように市民の不断のですね、取り組みを通じて、
この福島の問題が日本のみならず、世界の最大の人権侵害の問題であるということを、
世界に認識してもらえるように取り組みをする決意を今日新たにしました。
以上です。




垣内:24:54~30:30
ジュネーブ記者会見11

言論の自由評議会の事務局長をしております垣内です。
私たちは2004年に会を立ち上げまして、
これはイラク派兵の直後のから、ミラノ弾圧事件がおき、
そしてその翌年から、次々と起きていった中で私たちの会が立ちあがったわけです。
前回のUPR審査の前日に、人権理事会が初めてレポートを出しました。
これは自由権利既約20条戦争先天の禁止、この問題に関わる大変重要な問題だと、
人権理事国の日本において、ミラノ弾圧事件が次々と起きている。
これは、本当に国連の大きな問題だという事で提起したわけですけれども、

実は、3.11後、この流れ、
若干、自由権利規約の勧告なども受けて、前に進めていた訳ですけれども、
それが逆行するという事を、もう目の当たりにして、
特に日の丸君が代関係の高校の先生たち、東京の都立高校の先生たちを中心に、
延べ700人以上の先生が裁判を行っている訳ですけれども、
その裁判、21の裁判のうち、10の裁判がほとんど不当判決を受けてしまった。
去年3.11後にラッシュのように、この1年間内で出てきたわけです。
まさに安全神話の根がどこにあるのか?と、
やはりこの日の丸君が代の強制と、ミラノ弾圧、言論弾圧にあるというように確信しております。
それは、2004年に「塩原の祈り」という映画ができて、
私たち事務局みんなでこれを観に行きました。
「ギロチンにこそかけられないけれど、まさにこれだ」と、
今、戦後21世紀に入った日本がこういう時代になっているという事で危機感を持って活動してきて、
それで、NGOとしての活動をしてきたわけです。

今回、8月の末にUPR の主催を要する予備審査にエントリーができ、
そして、3つの勧告を提案したわけですが、
その最も重要なものに、個人通報制度、
先程皆さんがおっしゃっています権利規約の・・・・(略)
そして二つ目はビラの配布は参政権、日本の国民の参政権に関わる問題だと、
まだ日本は参政権が確立していないという、この問題をやはり広く国際社会に訴えて、
日本の参政権を確立すること、その事がみなさんのNGOにとっても、実現するために、
法律を作る国会議員を正しく選べるならば、
国民が望む国会議員を選べるならば法律が正しく作られていく訳です。
でも、そういう仕組みになっていないという事が、極めて重要な問題だという事。
それが3.11後さらに加速されてしまった。


そして3つ目に、子どもたち、福島の子供たちの命の問題だと、そして人道問題だという事で、
大変危機感を持って、いろんな方の意見を伺って、
緊急避難の権利、そして、健康管理に対する抜本的な対策を取るような勧告を出していただきたいという
3つを提案して、発言してきたわけです。

でも、その後にですね、
9月11日の福島県の健康調査の結果が公表されて、
本当に、恐るべき。
小学校、中学校の女の子が50%以上、甲状腺に変化があり、異常値が出たと、のう胞や結節が出たと。
私は看護師ですので、この事態がなにを意味するのか、そしてそれがなにを予測されるのかという事は、
本当に大変な危機感を持っております。

そして、疎開裁判の柳原先生に繋がることができて、
そして、この課題がどういう事なのかという事を弁護士としてすぐにキャッチをして下さって、
本当に一カ月余りの中で、そして1週間前に町長さまも参加を決意して下さいまして、
本当に、本当にこの問題が
日本の今の現状を打開する大変重要なところであるという事を確認できたと思います。
そして、今日ウズベキスタンがビラ弾圧問題を指摘して下さいました。
そしてオーストラリが、「福島の地域に住んでいる子どもたちの権利の保護を取り組むよう求めます」と
こういう表現をして発言をして下さいました。
これは必ず勧告に影響するものと思いますし、
私たちの  3カ国に対する働きかけ、そしてEUのフランス代表
とりまとめ役のフランスに対して働きかけたその結果がおそらく出ると思いますので、
あした、あさっての勧告が出るまでプッシュしていきたいと思っておりますので、
皆さん引き続きよろしくお願いします。


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↓国連人権理事会前日の「言論と表現の自由を守る会」主催による説明会はこちら
世界に訴える!「どうか皆さんの大きな声で救ってください」
井戸川双葉町長10/30ジュネーブ(書き出し)


世界に訴える!<ジュネーブ後半>フェルネックス博士・柳原弁護士・福島の母・郡山市中学生
(ツイート同時通訳と日本語は書き出し)福島民報&東京新聞記事書き出し