<選挙>「『強い指導者は求めてはいけない』とむしろ思っているのです」小出裕章氏インタビュー11/29岩上安身氏(内容書き出し)

岩上さんが小出さんにインタビューをされました。選挙が近いです。
政治は大嫌いだといつもおっしゃっている小出先生が、今回の選挙について語って下さっています。
その部分を書き出しました。
今回の選挙はとても大切だと私も思っています。
誰を選ぶか、どこの政党を支持するかによって、
日本の未来が大きく変わってしまうと思っています。
投票日のその日まで、よく考えて投票しに行きたいと思っています。

2012年11月29日

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30:10~
岩上:
この再稼働を認めたのは、関西の広域連合の方々。
橋下さんのイニシアチブとかが大きかったと思うんですけれども、
ずっと脱原発とおっしゃっていて、しかし最後のところで独断があったというふうに言われていますけれども、
えー、いま、小出先生が政治にはコミットしたくないというのはよくよく存じ上げて入るんですけれども、
しかし原発をめぐってですね、脱原発なのか、それとも存続したい、推進して維持していくのかということを、
やっぱり政治選択を迫られる局面になってきた。
総選挙が近づいてきています。
で、この選挙でどのように有権者が1票を投じるかによって、
大きくこれから方向が変わってくる、決まってくると思うんですね。
そういう中で、ま、コメントはしたくないかもしれませんが、
個々の政党や、あるいは個々の政治家の考え方、
他の政策は別として原発に関してという事で結構なんですけれど、
どのようにお考えになっているかちょっとお聞きしたいと思うんですね。
特に今、ま、一番最初に「関西の広域連合の」という事で申しましたが、
橋下さん、
橋下さんのおっしゃっていることはちょっと分かりにくい。
原発は脱原発という事もおっしゃっていた。
だけれども、再稼働は容認したし、
それも夏季限定だと言っていたのが、夏季限定ではなく今も続いていますし、
そしてブレーンに飯田さんや古賀さんのような方がいて、しきりに脱原発の事を聞きいれる。
ま、そういうそぶりをしながらも、でも今、
石原慎太郎さんという明確に原発容認の方とですね、結びついて一つの党をつくった。
もう、ちょっとわかりかねるんですけれども、
こういう橋下さんの姿勢はどういうふうに評価しておられますか?


小出:
まぁ、
私が何で政治が嫌いかといえば、橋下さんのような人が政治家だからですね。

岩上:おぉ…

小出:
ようするに、基本的なポリシーも何にもないんです。
一時期「原発反対だ」とかを言ってみたけれども、簡単にそれを撤回してしまうわけですし、
…彼はとにかく強いものが好きなんですね。
自分も強くなりたいし、強いものが好き。
自分よりも強そうな石原さんがいればへーこらと頭を下げてしまって、原発も彼は捨てて、
彼にすり寄ってしまうという、そういう人に私には見えますし、
こういう人が政治をやっている限りは、私はやっぱり政治に期待は持てないと思ってしまいますので、
出来る限り政治家らは離れたところにいたいと思っています。

岩上:
んー、そうすると、橋下さんはね、ま、今日あたりのツイッターでもまだ、
たとえば飯田さんの、飯田さんは今は離れましたから、
飯田さんを批判しながら、彼は総合的判断を出来ないんだと、
政治ができなければ、彼は狭い専門家でしかない。
私のような政治家でなければ総合的な判断は出来ないとツイッターで書きながらですね、
批判しつつ、自分たちはちゃんと現実的なロードマップのようなもの、
ルールの構築ということをやっているんだと、言っております。
彼が言っている、その日っていを決めたりとかルール、
この脱原発のルール構築というのがどのように評価しますか?

小出:
ようするに、原則がないんですね。
飯田さんは彼の専門にのっとって、原則的な立場を貫いているわけですけれども、
橋下さんはそれを政治という言葉で全てを片付けてしまって、原則もなにもないと。
とにかく現実的なやり方という所に彼は逃げていく訳で、
彼にとってやりやすいやり方でしか彼はやらないし、
言葉は悪いかもしれないけれども、
大衆受けを狙って発言をして、ダメだと思えばポッと投げ出すと、
彼にとってはそれが現実的なんだと思います。

岩上:
なるほど。
脱原発と言っていたのはその時の大衆の空気読んで人気をとっていた。

小出:そうです。

岩上:
で、ここまで引っ張ったという所で、実際には関電の意向を受け入れて、そして捨ててしまうと、
そういうふうに見えると。

小出:
大飯の再稼働の時もそうでしたよね。
「停電してしまうぞ」と脅かされたらば、
「もうこれで終わりだ」と、「負けました」という事をポロリと言ってしまうわけだけれども、
なにも、負ける必要もなにもなかった。
停電なんて絶対にしなかった訳ですから、ちゃんと戦えよと私は思いましたけれども、
まぁ、もともとそういう人だったという事ですね。

岩上:
橋下さんと手を握った石原慎太郎さん、
石原慎太郎さんはですね、
これは原発推進という事だけではなく、核兵器の保有を検討しよう
という事を言っています。
そして、前回のインタビューから今回までの間で、数カ月間がありましたけれど、
この間に安全保障とか、国防とかこういうジャンルに於いては状況を一変するような事がありました。
このひと夏の間で、尖閣領土という問題がせり上がり、
それに火を付けたのが当の本人石原慎太郎さんなんですけれども、
その石原慎太郎さんの発言によって、中国との間で大変険悪な状態になってしまい、
日本の、国内の空気も変わった。
こういう中で彼は都知事を辞めて自ら国政に乗り出していくわけですけれども、
石原慎太郎さんの言う核保有、それから原発の存続、維持存続をふくめた、
彼の政治姿勢についてはどのように評価しますか?

小出:
彼は橋下さん以上に力の強いものが好きな人だし、
自分がその象徴だというふうに思っているのですね。
ですから、自分の言う事が正しいですし、
自分は力を持ってこの国を支配して、そして世界をも支配したいと多分思っているのだと思います。
私はその考え方は基本的に間違えていると思いますので、
彼のような人が政治に関わって欲しくないと昔から思っていましたし、
今もそう思います。

岩上:核保有というのは、これは現実的にあり得ることだとお思いでしょうか?

小出:
現実的という表現は大変難しいと思いますけれども、
技術的にあり得るかどうか?と言えばあり得ます。

岩上:あり得ますか

小出:
はい、もちろん。
日本というこの国が原子力というものをこれまでずっとやってきたわけで、
「原子力の平和利用」と言って、
「核兵器ではなくて発電に使うんだ」というのが表向きの顔だったのですが、
でも、日本が原子力に手を染めた一番の理由は、始めから核兵器だったのです。

岩上:なるほど

小出:
ですから平和利用を標榜しながら、
いつでも核兵器がつくれるだけの技術的な力量をつけていく。
そして核兵器の材料となるプルトニウムという物質を懐に入れておくと、
必要であればいつでもそれを行使できると、いう、
その条件をつくりたくて原子力の平和利用と言いながら原子力をすすめてきたのです。
もちろん石原さんも初めからそう思っていた筈ですし、
原子力、特に原子力の政治に関わった人たちの中には、
そう思っていた人達がずーっといたし、今でもいると思います。
それがたまたま石原さんのような人の口を経て、今出てきているという事です。

岩上:
1950年代に原子力の平和利用というものが初めて持ちあがってきた頃は、
比較的、隠されていなかったんですね、その目的というのが。
当時の政治家たちも「いずれ先々には核保有」というような事を、言ってたりしたんですね。

小出:
そうですね。
2年ちょっと前だったと思いますが、NHKが「核を求めた日本」という番組を放映しました。
それは1960年代に日本という国が原子力に突き進む時にどういう思惑でやっていたかという事を、
当時の外交官とか、外交文書、あるいは外国の…ドイツですけれども、
ドイツの外交官の証言などを集めてきて、構成した番組です。
その番組は明確に、
「日本というのは戦争で負けて、二等国になってしまった。
二等国から一等国に這い上がるためには核兵器を持たなければいけない」と言ってドイツに、
やはり戦争に負けたドイツに働きかけるというそういう内容を暴いた番組でした。

もう昔からそうだったのです。
私は、もちろんその事をずーっと前から知っていましたし、
外交文書にきちっとその事が書いてある訳だし、
日本の外務省の中の専門的な委員会の文書でも、ちゃんと書いてあるんですね。
「日本は核兵器をいつでも持てるようにしておかなければいけない」と。
その事に関して外国から掣肘を受けないように注意をしなければいけないし、
国民に対しても核兵器を持つか持たないかというその選択は・・・
政治的社会的な選択なのだと、
それをきちっと国民にも知らせておかなければいけないという事まで書いてあるんですね。
当時の文書に。
だから、まぁ随分遅れてしまったけれども、ようやく日本という国が、
「日本という国も核兵器を持たなければいけないんだ」という事を
国民に向かって教育を始めたという事なのかもしれないと思います。

岩上:ここ最近のこの動きは…

小出:NHKがそんな番組をつくるという事も含めて

岩上:
なるほど。そういう事も含めてね、ははぁ
あの~、自民党もですね、石原さんに負けず劣らず右傾化していますけれども、
本音を出してきているというんですか、
改憲案とか、それから自衛隊を国防軍化すると、
もちろんその先にはですね、国防だけのためではなくてアメリカとの集団的自衛権を結び、
アメリカの下請け化をして、世界中に出動できるようになるということ、
これはアメリカ自身が強く求めてきていることでもあり、
それに従わざるを得ないという事もあるのかも知れませんけれど、そういう方向性。
それとともに「核」という事が、また強調されてきていると思います。
自民党の姿勢はどういうふうに思いますか?

小出:ま、昔から一貫しているじゃないですか。

岩上:一貫している、

小出:
すぐに憲法を改正したいわけだし、
特に安倍さんなんかは、その筆頭だった訳で、
もし自民党が次の政権をとるというような事になれば、ますます改憲の方向に行くでしょうし、
原子力は決して捨てないで、また復活させるという、
そういう動きになるだろうと思います。


岩上:
あのー、原子力ムラの中での空気みたいなものは、我々はなかなかわからないのですけれども、
先生はその一角の中にいらっしゃって、エヘヘッ、原子力村の住人ではあるわけですから、…
どうでしょう、やはり科学者や技術者も含めてですね、
この原発を維持するだけではなくて、
常にこれは核兵器の製造まで向かっていくんだぞという事について、
暗黙のコンセンサスがあっ足りするんでしょうか?
事業者やなにか。
その突出した政治家なんかだけじゃなくて、本当の実務者まで含めて。

小出:
私もその原子力の場に、確かに今でもいますし、
原子力の専門家でも、ま、言ってみればそうだと思いますけれども、
いわゆるテクニカルな現場で働いている人というのは、
社会的な問題とか政治的な問題に関して、ほとんどの人は無知です。
自分の狭い仕事だけに関わっているという人が大半です。
ですから、原子力と核の問題の関連を考えるという、そういう動機すらがもともとありません。

岩上:そうなんですか、

小出:
ま、なかに、ごくごく意識的な人はいる、居ると思います。
そういう人の中では、
当然核兵器は持たなければならないし、自分も原子力をやりながら協力しようと思う人もいる。

岩上:
いますか。現実的にいらっしゃる。
話をして、そういう事が出てくることというのもあるんですか?

小出:
この話題で直接、核…
たとえば「あなたがやっているの原子力は核兵器をつくるためにやっているんだろう」と言って、
「うん」といった人はいません、はい。
でも「そう思っているだろうな」と私が思う人は沢山います。

でも、沢山とは言ったけれども、今聞いていただいたように、
ほとんどの人は政治にも社会にも無関心なわけで、
そういう政治や社会などに何がしかの興味を持っている人という、そういう範疇の人を頭に私が描いてみると、
ああ、あの人もそうか、核兵器というものをむしろ作りたいと思っていそうだなという人は、
もちろんいます。
で、気がついて、やはりそれはダメだ、止めた方がいいと思っている人もいます。
でも、原子力ムラの中でそういう発言はタブーですね。

岩上:
タブーなんですか、
そういうことを論じ合うこと自体が、みんなしない方がいいと思っているといいますか、
だれもしない、

小出:
日本では、原子力は平和利用だというのが、
もう基本的な提言のように言われてきてしまっていて、
そこでみんな生きてきているわけですから、
「原子力はもともと平和利用なんかではない」と言うような発言はタブーなんです。

岩上:
なるほど。
今回その事がですね、くしくも本音がむき出しになってきた。
これは、脱原発の方向に本当に進んで行ったら、核兵器の保有という悲願が達成できなくなるという、
推進派の焦りもあるでしょうし、
それから核とはまた別途の問題として、安全保障をめぐる、
日本だけではなくて、中国やアメリカの思惑も含めてですね、大変きな臭い。
これはつくられた緊張かも知れませんけれども、
緊張が少なくても高められるようなことにもなっていっている。
この事は本当は専門外だと思いますけれどもね、
たとえば尖閣の問題とか日中間の緊張、あるいはアメリカのそこへのコミットメント。
でも、まァ、そこに核も関わるわけで、
どのようにご覧になっていますか?
この夏の出来事が、それを引きずっていく訳ですけれども、いまも引きずりつつあるわけですけれども。、

小出:
憲法に戻ればいいんです。
憲法、たとえば日本国憲法。
みなさんよくご存じの9条には、「国の交戦権は認めない」と書いてあるわけですよね。
そのためには陸・海・空の軍隊を持たないと、ハッキリと書いてあるわけで、
「国際紛争を解決するために武力は使わない」と宣言した国なので、そうすればいいんです。
核兵器なんか作らない。
もちろん軍隊も持たない。
国防軍なんてそんなもの持たないわけだし、
自衛隊だって本当は廃止しなければいけない。

そういう中で、憲法前文に書いてあるように、
諸国民の公正と信義を信頼して我が国の安全を守ろうと決意した」と書いてある訳であって、
軍隊で安全を守ろうとしない。
諸国民の公正と信義に信頼するということを謳っているわけですから、
そうすればいいんです。
で、個々の属国になるという事をまずやめなければいけないのです。

岩上:やめたくても止められないような状態なのかもしれませんが、

小出:
長い歴史でしたから、皆さんそう思っているかもしれませんけれども、
私はできると思います。
日米安保もなにも破棄をすればいいのです。
どこかの、どこかの国と軍事的な同盟を結ぶなんていうことをしてしまえば、
どこかの国と敵対をするしかなくなるわけですから、
諸国民の公正と信義に信頼をするなんて言う事はできなくなってしまいます。


岩上:
あの、この問題も含めてですけれど、
今ちょっと石原さん橋下さんについてのね、ご見解を聞きましたが、
あと自民党の事も聞きましたけれども、
新たに第3極の中で、第3極の右派が日本維新の会だとすると、
第3極中道リベラルみたいな形で、これはほんの数日ですけれども、結集の動きがみられました。
滋賀県知事の嘉田さんがトップに立ち、飯田哲也さんが代表代行につき、
そしてそこに、国民の生活が第一とか、
あるいは亀井さん山田さんがつくられた、脱原発という、略称脱原発という小さな、
まだ党にはなっていない党が加わったりですね、
そういう動きが急に今進みつつあります。
でもこれ、衆議院選まで本当にもうわずかなんですけれども、
この動きはどのようにご覧になりますか?
あるいはトップに立った嘉田さんとか、どのようにご覧になっていますか?

小出:
総選挙が近づいてきてどういう選択をするか?という時に、
たとえば今までだったら、二大政党制だとか言って、
民主党か自民党かどっちかを選べというような事だったんですね。
どっち選んだってダメなんですよね。
私は即刻原発を廃止しなければいけないと思っていますけれども、
どっちを選んでもダメ。
その次に出てきた橋下さんと石原さんの組んだ、あれもまたダメ。
な訳で、政治全体がもう腐りきっていると私には見えた、見えてきました。
その中で、とにかく
「原発を止めようとしている人たちの受け皿が何かできて欲しい」と私は願っていましたので、
その受け皿を嘉田さんが作って下さったという事はありがたいことだと思います。

原発を止めるという事はただ原子炉の問題だけではなくて、
「どういう社会をつくるか」という事に関わってる訳です
から、
「原発を止める」という事を第一の旗印にしてくれたということをありがたく思うし、
嘉田さん達の活躍を願いたいと私は思います

岩上:
同じ関西の自治体の長で、先程橋下さんに非常に厳しい評価だったんですけれど、
嘉田さんという人はどのようにご覧になっていますか?

小出:
嘉田さんは、もともと学者ですし、大変有能な学者でしたので、
個人的な感想というか・・・気持ちを言わせていただけるなら、
彼女は学者として自分の才能を発揮した方が、して生きてきた方が
幸せだったのかもしれないな、とは思いますけれども、
ま、よほどの覚悟を持って政治の世界へ行かれた訳ですから、
彼女の覚悟が生きて欲しいと思いますけれども、
私が大嫌いな政治の場だし、嘉田さんも苦労するだろうなと、
ま、これまでも苦労をさんざんされて来ているし、これからもますます苦労するんだろうなと、思います。

岩上:
あのー、小沢さんがですね、この脱原発を軸に、結集軸とした未来の党に、
自分が作っていた国民の生活が第一を、あっという間に解党してですね、
一転して加わるという姿勢を見せられ、たちまちそこへ入って行ったわけですよね。
この集まってくる諸政党の中で一番大きな所帯は国民の生活が第一ですし、
またその中で国政に最も経験豊かな政治家という事になると、
これはダントツに小沢一郎という事になると思うんです。
それを歓迎する人もいるだろうし、
小沢さんのファンという人は歓迎すると思いますし、
小沢嫌いという人はですね、大変胡散臭く見るだろうし、いろいろな評価があると思うんですが、
小沢一郎さんがここに加わったということ、
そして小沢さんという政治家はどのように小出さんはご覧になっているんでしょうか?

小出:
私、もともと・・・強いものが嫌いなんですよw。
ですから、

岩上:もうそれは生理的な話ですか?

小出:
そうですね、ま、生理的な話もあるし、
強いものを求めるような社会はもうそもそも腐っていると私は思いますので、
強い人、強い人…ま、橋下さんもそうだろうし石原さんもそうだけども、
自分が強くなりたいし、強い人に憧れるという、
国民の多くの人も何か「強力な指導者が出てきてほしい」というふうに
今願っているのかもしれませんけれども、
私はその事自身が間違いだと思っていて、
むしろ自分一人一人が主権者として、
しっかりとして自覚を持って生きるという事の方が大事なのであって、
強い指導者は求めてはいけない」とむしろ思っているのです。
そういう意味で言えば、小沢さんも強い指導者の一人だと思います。

最近の彼の発言を見ている限りは、大変立派だと思います。
「原発に反対」と言ってですね、
ハッキリと彼はものを言うようになってきたわけで、立派だと思うし、
今回の動きに関しても、
国民の生活が第一をパッと解党してですね、脱原発で一本化しようという決断ができるだけでも、
流石に有能な政治家だと思います。

ただし私はもう何度も申し上げているけれども、
政治という場を信用していませんので、
小沢さんも、長い間政治の場にいた人ですし、
これから政治という場所でどのように変わっていくのか、不安がないわけではありません。


岩上:
国民の生活が第一はドイツへ視察に行きましたよね。
河合弁護士も同行されたようですし、
我々も記者を同行させて向こうでの状況もことごとく中継をしたりしたんですけれども、
それなりに事前の勉強も積み重ねていたようで、
その勉強会にも出席、我々の記者もさせてもらって、
結構分厚いペーパーを読み込んで、向こうに行かれていたようです。
このドイツ視察の成果というものも、
詳しくはご存じないかもしれませんけれども、
小出さんはどのように見ていますか?
ドイツで学ぶっていうのは良い事なのか悪い事なのか?
プラスなのかマイナスなのか?も含めてですね、
ドイツの道筋それが全部正しいとは限らないと思いますし、
どのようにお考えでしょうか?

小出:
原子力に関する限りは、日本よりははるかにドイツの方が正しいと私は思います。
日本は相変わらず原子力がなければ立ち行かないというような事を
政治のトップの人達が言っているわけですし、
経済界もこぞって、そう言っているわけですね。
私は「経済界って金勘定するんだったらちゃんと金勘定ぐらいしろよ」と私は思いますけれども、

原子力なんかやっていたら経済が立ち行かないという事になんで気がつかないか?と思います。

そんなのはドイツの経営者だってちゃんと分かっているわけで、
政治の場の人達と議論をしながら、やはり縮小していこうという事になっているのですよね。
もっと立派なのは、倫理的な考え方というのが、きちっと存在していて、

「原子力のようなものをやるのは、倫理に抵触する」と、はっきりと認めるわけですよね。

私ももちろんそう思うけれども、
日本でその議論をしようとすると、
「そんな事言ったって実際にはできっこない」と。
「経済が立ち行かなくなるからどうだ」と、結局、また金の話しに戻ってしまうという、

「人間としてどうやって生きるか」という議論が、
この日本という国ではなかなか根付いてこなかったという、そういうことだと思いますし、
ドイツから学ぶという事は、私はいいことだと思います。



インタビューの中で岩上さんがおっしゃっている橋下氏のツイートの一部


橋下徹 ‏@t_ishin 2012年11月29日 - 9:20

嘉田知事の日本未来の党、2022年に原発ゼロ。これは朝日新聞や毎日新聞に乗せられた極めて危険なスローガンだ。嘉田知事には冷静になって欲しい。未来の党の代表代行の飯田哲也氏は、大阪府市の特別顧問としてエネルギー戦略立案に携わってもらっている。現在も。

かれこれ一年近く、多くの第一線の専門家も交えて徹底して議論してもらっているが、いまだに10年後に原発0にするプランなんてできていない。国家戦略室が出したコスト計算に基づいて、2030年代に0にすることも可能だと感じたので、その具体的プランを作ってもらうよう要請した。
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しかし府市エネルギー戦略会議メンバーの中でも色々な意見がある。飯田哲也さんの意見が絶対と言うわけではない。だから議論してもらいながら、そして行政上の課題も整理するために職員も入りながら、具体的なプランを作ってもらうことにした。しかし10年後に0なんてとても無理な状況。

府市エネルギー戦略会議のメンバーでも、即0にすべきと言う人から、30年代0くらいのスパンで考える人、年限は切らずにルールを整え、市場原理に委ねれば自然に淘汰していくと言う人まで様々な意見がぶつかり合っている。まさに今、議論をして、具体的プランを作ろうとしているところだった。

太陽の党との合併で、日本維新の会は原発政策について変節したと、朝日・毎日は批判してくるが、僕は何も変わっていない。政治家として具体的なプランの作成を指示し、そして具体的プランが上がってきたときにそれで行けるかどうかを判断する。これが責任ある判断だと思う。

今はまだ具体的プランができていない。飯田哲也さんは、日米原子力協定などについては全く考慮していない様子だった。原発の専門家と言っても、全てを総合的に判断できるわけではない。非常に狭い分野で専門的意見を保有しているだけだ。だから最後に判断するのは政治家がやらなければならない。

いずれにせよ、飯田哲也さん自身が、10年後に0というプランをまだ持っていないし、行政としての総合的判断をするためには他の専門家の意見も踏まえなければならない。僕はそれを待って年限を切ろうとしていたので、今回の日本維新の会の公約には年限を入れなかっただけだ。

ーーー


”核”を求めた日本ー被爆国の知られざる真実ー(内容全て書き出しました)



「原発をフェードアウト???」石原慎太郎11/29~30(内容書き出し)
維新の会の公約に原発はフェードアウトすると書いてある事に関しての石原慎太郎


「今回の選挙は日本の憲政史上最高に大事な選挙」11/26なかにし礼(内容書き出し)

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「原発をフェードアウトってどういう事??」石原慎太郎11/29~30(内容書き出し)

「フェードアウトって?」石原慎太郎(音声)

日本維新の会公約「既存原発フェードアウト」
2012年11月29日と30日の石原慎太郎と橋下徹


日本維新の会、政権公約発表 「既存原発フェードアウト」

FNNニュース 2012年11月29日

そんな中で注目が集まったのは、石原代表と橋下代表代行の持論が異なっていた、
TPP(環太平洋経済連携協定)と、原発に関する表記でした。

そもそもTPPに関して、石原代表は、都知事時代に(2月)、
「こんなちゃんちゃらおかしい話をだね、都民の生命を預かる者として、許すわけにはいかないよね」と、
明確に反対していた。

一方の橋下氏は(9日)、
「交渉参加も駄目だ駄目だというような声が出ているところで、
これは主権国家として、本当に恥ずかしいですよ」

そして、今回の公約では、「TPP交渉参加」と石原氏側が歩み寄った形の一方で、
「国益に反する場合は反対」と、慎重な表現も添えられています。

そして、原発についても両者はかつて、
橋下氏(10月)、
「2030年代ゼロ。そういう方向性はやっぱり、目指していくべきなんじゃないかと」
当時都知事の石原代表(9月)、
「30年までに原発全部変えるといったらね、ただのセンチメント(感傷)でね、
安保について全く知らないのに、安保反対って騒いだ連中とよく似ていると思いますよ」

その結果、公約集に表記されたのは、「脱原発依存体制の構築」でした。

一方で、あわせて発表された政策実例の中では、
「結果として、既設の原子炉による原発は、2030年代までにフェードアウトすることになる
と書かれていました。

これについては、
橋下:
政策実例、これは決まったことではありません。
いろんな議員が、アイデアとして出したものを、政策実例としてやっていますから、
これからまだまだ、議論の余地はあるものだと。

さらに具体的な内容について、記者が質問しようとすると、
石原:
全くね、あなたわかっていないね。
統合的に各省が集まって、そういうシミュレーションしなかったらねぇ、
原発の比重なんて、勘案して出てくるもんじゃないんだよ。

各省庁の担当者や専門家らに、細かいプランを出させて、シミュレーションしなければ、
公約として具体的な数字は出せないと主張しました。

民主党細野政調会長:
2030年代というですね、年限を示したことは、評価できると思います。
ただ、『フェードアウト』という言葉からは、国家としての意志は感じられませんね。

みんなの党渡辺代表:
橋下さんは、最初から原発ゼロって言う事をずっと言ってきてましたね。
原発をフェードアウトという表現などは、その苦心のあとがよく表れていると思いますね。


原発フェードアウト公約「見直す」 維新・石原代表
2012年11月30日 日本記者管部主催 党首討論


Q:
えー石原さんにお聞きします。
あの、維新の会の原発政策がね、どうも二転三転して非常に分かりにくいという印象なんですね。
で、これは、あの、最後はねフェードアウトですか、
フェードアウト、フェードアウェイですかね、消滅という事ですね。
するというような結論になったようですが、
あの、これは会場からの質問でもあるんですけれどね、
フェードアウトした場合ですね、石原さんの持論である
「核保有のオプション」が持てなくなるんじゃないかというふうに思いますんですが、
この前のシュミレーション発言も含めていかがでしょうか?


石原:
私ね、その核の全廃を捉えている人たち、過去を振り返ってもらいたいんですがね、
昭和80年代にですねオイルショック・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・略・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・何年までに原発を精査するとかというのは一種の願望でセンチメンタルなね、

Q:
ちょっと時間になりましたので、すみません、質問にお答え下さい。
核のオプションを失ってもよろしいんですか?
石原さんのこれまでのスタンスが、一応積み上げて

石原:オプションがなんですか?

Q:失ってもよろしいんですか?

石原:いや、それはフェードアウトするという

Q:じゃあ、フェードアウトという維新の会の政策は石原さんのいにそわない政策と、

石原:フェードアウトってどういう事ですか?

Q:フェードアウトというのは消滅ですね。

石原:(☼ Д ☼) クワッッ!!!

Q:それは石原さん、維新の会の公約に

石原:原発をですか?

Q:公約に書いてあるんですよ。

石原:
いや、それは違います。わたしはそんな公約はいっぱい直させました。
ですからね、あのね、シュミレーションしてですね、
え、とにかくね、あの、おーー、そのシュミレーションの中でですね、
えーー、原発という物の淘汰を考えていくことでありましてね、

Q:ま、これ以上は言いません。、直っていませんから、じゃあ直させて下さい

石原:あの、わかりました・・・


30日の動画もありました



ーーー


「原発反対は人間がサルに戻る事です」東京都原発投票署名が集まった事について、
石原慎太郎都知事会見2/10(音声&文字起こし)


石原慎太郎:
その原発をとにかく反対って言う人は、代案も出さずに言っているからセンチメントで言ってるから、
これは結局人間の進歩というのを認めない
ま、人間がサルに戻る事です。






原発県民投票 新潟県議会は真摯に対応せよ

原発県民投票 県議会は真摯に対応せよ
新潟日報 社説 2012/11/27

7万2027人分。

東京電力柏崎刈羽原発の再稼働の是非を問う県民投票を目指す市民団体
「みんなで決める会」が提出した署名の数だ。
県民投票条例の制定を知事に直接請求するには、県内有権者の50分の1に当たる有効署名が必要となる。
審査、縦覧後に署名数が確定するが、50分の1のラインである約4万人分を上回るのは確実だ。
手続きが進み、知事が意見書を付けて条例案を県議会に提案すれば、舞台は議場に移る。
原発の再稼働は、県民の生活と地域の将来に大きく関わる問題だ。
県議会は民意を真摯(しんし)に受け止め、対応してほしい。

地域住民の意思を示す方法として、住民投票が日本中の注目を集めたのは、
1996年8月に実施された旧巻町のケースである。

東北電力巻原発計画の是非を問う住民投票の結果、反対が多数を占め、計画は白紙に戻された。
今回の7万余という署名の数について、評価はさまざまなようだ。
だが、世界最大級の原発を抱える新潟の地で、
県民投票条例に道を開く署名の数が集まったことは重く受け止められていい。

条例案を判断する立場の県議会で、早くも否定的な見方が目立っているのが気になる。
エネルギー政策は県民投票になじまないとか、
間接民主制を脅かす恐れがあるとか、その理由を挙げる県議がいる。

決める会による条例案の投票資格者が「18歳以上」となっていることにも、疑問の声が出ているという。
18歳以上の選挙人名簿がない、現行の選挙制度と異なることなどを論拠にしているのだろう。

これまで浜岡原発を抱える静岡県や、東京都、大阪市でも同様の直接請求が行われた。
だが、いずれも議会は条例案を否決した。
状況は自治体ごとに異なる。
だが、国策の原子力行政が住民投票に左右されることに対し、難色を示した点は共通している。

だが、それで済むのだろうか。

福島第1原発の事故により、原発の安全神話は崩壊した。
過酷な事故が起きれば、非常に広い範囲に被害が及ぶことを、人々は目の当たりにしたのだ。
原発再稼働という重要な判断を、政府や電力会社、一部の専門家だけに任せていいのか。
地域住民から、そうした疑念が噴き出るのも無理はない。
住民投票は、生活者の異議申し立ての場となっていると言ってもいい。

今回の総選挙では、原発政策が重要な争点となっている。
直接民主主義の住民投票は、間接民主主義を脅かすというより、補完するものだろう。
ドイツやイタリア、スウェーデンなどでは、原発のような重要な案件では国民投票が行われている。
県議会は「なじまない」などと門前払いするのでなく、
誠実な姿勢で立地県としての本質的な論議を尽くしてほしい。












「沖縄の人を人間として扱ったことはない」イラク帰還兵

学ぶのは人殺す方法だけ 軍の暴力性訴え イラク帰還兵に聞く
琉球新報 2012年11月24日

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軍の訓練やイラクでの様子を語るアーロン・ヒューズさん(左)とアッシュ・キリエ・ウールソンさん
=21日夜、那覇市内


「軍隊では米国の憲法や人権については一切学ばない。学ぶのは人を殺す方法だけだ」。
イラク戦争での体験について講演するため来県していた、
イラク戦争への従軍経験を持つ元米兵のアーロン・ヒューズさん(30)と
アッシュ・キリエ・ウールソンさん(31)は21日夜、
人間の尊厳を軽んじる訓練や任務を兵士らに強いる米国の軍国主義について語った。

後を絶たない米兵による事件事故に
「米軍による沖縄占領の歴史の中で、沖縄の人を人間として扱ったことがあるか。
過去にないということは未来にも起きないということだ」と指摘した。
 
2人は共に18歳の時、学費や経済的自立のため、州兵として軍に所属。
「外国の戦地に派遣されることはない」などと言われ、契約書にサインした。
 
大学に通いながら月に約1週間、正規兵も受ける基礎訓練を受けた。
訓練は「頭に覚えさせるんじゃない。銃を撃つことを筋肉に覚えさせるんだ」とヒューズさんは振り返る。
人型の模型が視界に入ると、体が条件反射で銃を撃てるよう
「バスケットボール選手がフリースローを何度も練習するみたいに」(ヒューズさん)ひたすら訓練した。

2人にイラクへの派遣命令が届いたのは2003年。
戦地で感じたのは、末端の兵士を「消耗品」としか見ていない軍上層部の姿勢だ。
ウールソンさんらの元に防弾チョッキが届いたのは、派遣から8カ月後。
基地外の任務に14人で当たったが、用意された防弾チョッキはわずか10着。
毎回その10着をめぐりストローでくじ引きをしたという。
 
無事に帰還した今、2人は「軍は人を傷つける」と断言する。
県内で米兵による事件事故が相次ぐ現状に
「兵士は地元の人間をまともに扱わない。
軍の外にいる人を暴力的に支配するように訓練されているのが兵士だ」と、指摘した。
2人はイラクでの経験を語り継ぐことで「戦争の愚かさと平和の尊さを伝えたい」と強調した。




「今回の選挙は日本の憲政史上最高に大事な選挙」11/26なかにし礼(内容書き出し)

嘉田志賀県知事が「日本未来の党」の結成発表をする直前の放送。
橋下市長の「じゃんけん発言」から番組は始まります。
新党日本の田中康夫さん、新党大地の鈴木宗男さん、緑の風の亀井亜紀子さんが出演されています。

ここで、なかにし礼さんが大変熱のこもった正当なコメントをされていました。
生放送なので、なんとなーく、司会者の雰囲気が途中から…。

私はとても賛同しましたので、
なかにし礼さんのコメントの部分を中心に書き出します


2012年11月26日放送 ワイドスクランブル


9:41~
なかにし12

大下容子:なかにしさんはこの新党結成、また新たに出来そうな動きもあるんですけれど、

なかにし礼:
僕はね、今回の選挙はもう、日本の憲政史上最高に大事な選挙だと思っています。
そしてまたね、何とも言えないヒシヒシとした恐怖感も感じていますね。
という事はね、浮動票は約5割いるんですね。
しかしね、この14の党が二大政党と言ってきたにもかかわらず、
14党になってしまったというこの日本の現状がありまして、
そしてみんなマスメディアも「わからない、わからない」
「各党の主張は分からない」と言っていますけれど、

大きく分けて、要するに
タカ派かリベラルか、
護憲派か改憲派か、
原発推進か、脱原発か
と、この3種類に分けられると思うんですよ。
その事をね、もっと第三、
第3極(日本維新の会)はほとんど民主・自民と変わりませんけどね、
こちら第4極といいましょうか、

なかにし13


寺崎貴司:右側のね、ピンク色の部分ですね

なかにし11
なかにし:
そう、この人達がもっとね、自分たちの反対、脱原発。
反対だという事を、党はそれぞれの主張もあり、その土地と根ざしたいろんな関係もあるでしょうから、
微妙な事がいっぱいある、選挙技術の上でもすみ分けもある。でしょうけれど、

「自分たちはリベラルなんだ」と、
「少なくても日本の憲法は守るんだ」と、
「原発はゼロにもっていくんだ」というようなことをね、もっと鮮明に打ち上げて、


そしてそういう意味での色としてね、一つになってもらいたい

そうすればね、どこに選挙したらいいのか分からない若者のなかでも
「国防軍がいやだ」という若者だっているわけだから、
そういう人たちがもっとこっち側にどっと流れるわけですよ。
そういうふうにして、こちら側はなんていうのかな、
もっと自分たちの主張をね、言うのが、今、いまこそ大事。

鳩山一郎がね、改憲を旗印にして負けたことがあるんですよ。
改憲を今回は旗印にして勝とうとしていますからね、自民党なんか。
だから、それをさせては…
ま、普通のね、…僕なんかね、どちらかって言うと、
そんなふうな方向に、え、力でね、持って行かせてはいけないんではないかと。
目くらましに惑わされないで、みなさんがもっと一致団結してくれることを望みますね。



14:19~
なかにし14

田中康夫:
それは、なかにしさんがおっしゃったことはとても重要な事でね、
野田さんは今「私たちは脱原発だ」って言っている。
30年って言っていたのが30年代と10年も延ばして、
でも野田さんは首相になって、最初に昨年の9月21日に、
内外のメディアで最初のインタビューというのがですね、
アメリカのウォールストリートジャーナルというところで、
そこで彼(野田)がなんて言ったか?
というと、

「国民の間に盛り上がる反原発・脱原発の菌を一蹴をして、日本は原発なしでは立ち行かないと、
来年までに必ず再稼働させる」
と言っているわけですよ。

で、その方が、じゃあ何故変わったか?という事を、
信無くば立たず( 「無信不立」)だから言わなければいけない。
という事になるとやっぱりこれは「口先番長」とか「二股番長」、だからそうなっちゃう。

なかにし:
だから、民主党はね「脱原発」位は平気で言いますよ。
今までも言ったことを守らないで言ってきたわけです、
だから、選挙の争点をぼかすために彼らは言いますよ。
だからそれに負けないで、

田中康夫:そうなんですよ、それは我々に課せられているんです。

なかにし:
「本当に違うんだ」という事をね、
もっとこちら側が、第4極側が明確に打ち出していって、
旗印の色分けをね、鮮明にすれば若い人の票がきますって。
頑張って下さい。



18:53
なかにし15

自民党が自衛隊を「国防軍」として打ち出したことへの波紋が衆議院選の選挙の焦点の一つに浮上しています。

自民党が政権公約に「憲法を改正し自衛隊を国防軍として位置づける」と明記した
なかにし16
自民党 安倍晋三:
いわばとしてちゃんと認めますよ。
そしてそのための主要組織もちゃんと作りますよ。
ですから海外と交戦をする時には交戦規定にのっとって行動する。
そしてシビリアンコントロールも明記します。


24:16~
なかにし17

なかにし:
ぼくもね、第9条というのはすごく大事だと思いますね。
これがまず基本的人権をそのまま守っているわけで、

国防軍になってしまったら、我々個人の上にね、軍というものがボンと来るんですよ。
つまりね、基本的人権が侵されるわけ。
上に軍がきて、軍の都合によって我々の生活というのはすごい左右を受けるわけでね、
憲法そのものが、もう、崩壊するんですよ。

ですから、これは何としても、個人としては「阻止しなければならない」ということと、
それから、その・・・・
その後には当然徴兵制も来るしね。

「この日本の憲法を改正の時に国民投票に問わなきゃならない」と今亀井さんはおっしゃいましたけれど、
憲法そのものは、国民が権力者を拘束する、これ、ルールですから。


なかにし18

田中康夫:そうそう、

なかにし:
国民からこんなものを何とか改正したいなんていう事を言い出す必要は全く無いんですよ。
だから、それに拘束されている権力者たちが、
「どうも身動きが窮屈だから、憲法を改正してもらいたいなぁ」と、ま、言っているわけ。
でもそれにはいろんな圧力とか都合があるわけで、

「そうはさせないよ」と、国民が本当は言うべきなんです。


大下容子:あの…あ、ごめんなさい時間が…



ーーーこの放送の後


日本未来の党:設立を届け出 前衆院議員ら73人参加

毎日新聞 2012年11月28日 21時33分(最終更新 11月29日 02時29分)

滋賀県の嘉田由紀子知事が結成した「日本未来の党」は28日、東京都選管を通じ総務相に新党設立を届けた。
未来には国民の生活が第一(60人)と減税日本・反TPP・脱原発を実現する党(9人)、
社民党に離党届を出した阿部知子前衆院議員が合流するほか、
みどりの風の前衆院議員3人が未来から衆院選(12月4日公示、16日投開票)に立候補する予定で、
未来の参加メンバーは前衆院議員61人、参院議員12人の計73人となる見通しだ。
【竹島一登、竹内良和、津久井達】

みどりの風は衆院選後、当選したメンバーを戻す方針。
当面、参院議員4人となり、政党要件(国会議員5人)を満たさなくなる。
生活と脱原発は解党する方針で、衆院選に臨む政党は12となった。

未来の届け出メンバーには
生活の広野允士参院議員ら6人と脱原発の山田正彦共同代表、阿部氏の計8人が名を連ねた。
最大勢力となる生活の小沢一郎代表が影響力を持つことになりそうだ。

幹事長などの幹部人事と衆院選の公認候補は、嘉田氏が12月2日に東京都内で記者会見して発表する方向。
未来の代表代行に就任する飯田哲也氏(NPO「環境エネルギー政策研究所」所長)は
設立届の提出後、小沢氏の処遇について「無役だと理解している」と記者団に語った。

嘉田氏は
「(小沢氏の)経験は尊重したうえで、新しい政党の仕組みについては私の方で責任を持って判断したい」と
強調した。

未来は民主、自民、公明3党と日本維新の会を除く各党に連携を呼びかけており、
みんなの党の渡辺喜美代表には嘉田氏自ら打診した。
「脱原発」勢力の連携を図るとともに、第三極内で日本維新の会を孤立させる狙いもあるとみられる。
 
日本維新の会の橋下徹代表代行は28日、
嘉田氏が「2022年をめどに原発ゼロ」を打ち出したことについて
「本当にできるのか。スローガンだけになっていないか非常に心配だ」と批判した。
青森市で記者団に語った。


ーーーー




「忘れてた!!9680件の点検手続き…もんじゅの安全性」堤未果 x 武田邦彦 11/28(内容書き出し)

堤未果 x 武田邦彦
「もんじゅの安全性に問題はないのか?」


2012.11.28

J-WAVE・JAM THE WORLD CUTTING EDGE
 『高速増殖炉「もんじゅ」の安全性に問題はないのか?』
 

堤未果:
昨日、日本原子力研究開発機構は、高速増殖炉「もんじゅ」の電気や計測設備、
およそ9680個で、点検延長の内部手続きを忘れていた
と発表しました。
安全性に問題はないとしていますが影響はないのか?
中部大学教授の武田邦彦さんにうかがいます。

今回のもんじゅの件なんですが、
保守管理の点検でひつようなてつづ気をしなかった機器が全体の4ぶんの1に当たるという事で、
これ、非常に聞いていると恐ろしいんですけれども、
安全性に問題がないというのは本当なんでしょうか?


武田邦彦:安全性に問題がないというか、もんじゅはもうそういう事を連続しているんですね。

堤未果:連続していままでもあったと?

武田邦彦:
ええ、
実は10年ぐらい前に1人そういう事で総務課長が自殺し、
さらに数年前に1人自殺していると。

堤未果:それはちょっと怖い話ですね。

武田邦彦:
いろいろな手続きだとか、外に対する発表だとか、もう、非常に不祥事が多いんですよ。
で、今度の事はもちろん、あなたなんかがお聞きになると
それは「9600個もインチキしたのか!」と、
「こんなずさんな管理をしているのか!?」という感じがしますが、

堤未果:
しますね。
なんかこの点検している頭、
人の頭の中の管理をした方がいいんじゃないかという(笑)、ような、怖いんですけど。

武田邦彦:
あのね、この二人の方が自殺したっていう事は非常に大きな事で、
普通の原発じゃあそういう事は起こりません

堤未果:起こらない。何故もんじゅにだけ起こるんでしょうか?

武田邦彦:
そうですね、もんじゅは非常に隠蔽体質が、非常に強いんですね。
もともとフランスに同じタイプの炉が、フェニックスというのがあってですね、
それを少し大きくしてすスーパーフェニックスとしたんですね。
ちょうどいまの日本の原発よりも少し大きい奴をつくろうとして、
建設を全部してから止めたんですよ。


堤未果:はぁ~。

武田邦彦:
それは何故か?といいますと、
もんじゅはまだ技術が完成していないので、少しごまかさないとダメなんですよ。

堤未果:ごまかす!

武田邦彦:
そう、誤魔化さないとできない状態にあるんですよ。
そうすると、その誤魔化しと現実との間を背負う人たちが自殺しちゃうという、
ずーっとね、もんじゅの常陽というのがあったんですけどね、
その時代から常陽をもんじゅを通じて、そういう事が続いていたんですね。
えっと、普通の軽水炉と違う方法で電力をつくるんですけれども、
そういうもので電力をつくってもいいか?とか、
核燃料サイクルが成立するか?という問題とですね、
もうひとつは今あなたが指摘したような9600個の手続き間違いがあると。
そういったものよりか、もっと本質的な問題が、いっぱいあったと。
これに対して一回組織も考え方もやりなおさないとですね、
この問題をまともに原子力として適切かどうか?という議論のテーブルにのらないものなんですよ、まだ。

堤未果:それ以前の問題だと、

武田邦彦:そうです、それ以前の問題が、ちょうど今度もそういう事で現れたという事ですね。

堤未果:おそろしいですねー。

武田邦彦:
だから9600個の申請間違いが安全に影響がないというのは、
もんじゅグループの言い方なんですよ、今までの。

堤未果:
これ、じゃあ今回のは、本当に氷山の一角で、
実はギリギリのところをごまかしごまかしきたという事なんですが、
武田さんは以前から、このもんじゅの危険性についてずーっと指摘されていますよね。

武田邦彦:はい。

堤未果:一番これの危険なところというのはどういう所なんでしょうか?

武田邦彦:
えっと、今度福島第一が事故を起こしましたよね。
みなさんも記憶があるかと思いますけれども、自衛隊のヘリコプターが上から行って水かけていましたよね。

堤未果:かけていました、はい。

武田邦彦:
で、今、原子力発電所は爆発すると水をかけるしかないんですけれど、
もんじゅは水がかけられないんですよ。


堤未果:かけられない。

武田邦彦:
はい。
水をかけるほかに何をやるのか?って決まっていなければなりませんよね。
たとえば、砂をかけるとか、空気を遮断するとか、
火災が起きているところを何か止めなきゃいけないわけですよ。
今止める手段がまだ決まっていないんですよ。

堤未果:決まってない、

武田邦彦:
はい、
それをですね、「起こらない」と言っている。
だからまず、二つの事を決めなければならない。
実際に火災が起きたら、ナトリウムだから燃えるんですけど、
火災が起きたらそうするか?という事をまず決める。
その時に住民をどこまで避難させるか?ということを決めておくと。

これ、決めておかないとね、とても危ないんですよ。


堤未果:それが全く決めてないという事ですね。

武田邦彦:
そうです。
ちょっと専門的に言えば、いまの炉よりも反応が早いので、
よけいそういう地震に対して暴走する可能性の高い炉なんです。

堤未果:
これ、あの武田さん、
もんじゅは地震被害の可能性というのはどのぐらいあるんでしょうか?

武田邦彦:震度6の地震では大体やられるんです。

堤未果:震度6でもうダメですか、

武田邦彦:
はい。
震度6の地震というのは日本では10年間に大体13回起こりますからね。

堤未果:活断層との関係というのはどうなんでしょうか?

武田邦彦:あのね、活断層の話しは全部ね、間違いという事はないけれどもいかがわしい話です。

堤未果:いかがわしい…

武田邦彦:
私長い間原子力関係をやっていましたけれどね、
活断層というのはしょっちゅう変わるんですよ。
「あ、あそこに活断層があった」ってこういうんですよ。
たとえば新潟の柏崎刈羽ではね、
建設する時は活断層の小さいのがあって、250ガルしか行かないって言ってる。
建設した後に「あ、見つかった」って言ったんですよ、地震学者が。

堤未果:前にはなかったものが、

武田邦彦:建設した後だから、もう直せないんですよ。

堤未果:ひどい。

武田邦彦:
でね、活断層の議論をするという事はどういうことか?っていうと、
まだ日本には見つかっていない活断層とか、活断層の評価の技術が進んでいないんですよ。

堤未果:評価の技術も進んでいないと。

武田邦彦:
それでね、今度やってる大飯原発の下に活断層があるって言ってて、
みんなが行ってですよ、断面見て
「これは活断層か活断層じゃないか」って議論しているのがテレビに出ましたけど、

堤未果:出ましたね。

武田邦彦:そんな感じなんですよ。

堤未果:はぁー

武田邦彦:
だから、今僕は「いけない」と言っていて、
僕は原子力安全委員会の時もそれを一生懸命言っていたんですけれど、
「活断層があるから注意しなければ、やらない」とか「活断層がないから」って言ってたら、
20年先に「活断層があった」って言ったらどうするんだ、我々は。

堤未果:その時じゃ、もう取り返しがつかないですね。

武田邦彦:
そう、私の考えは、
「どこにでも活断層はあるんだから、最大の地震があるように備えておいた方がいい」と言っていたんです。
それに1兆5000億かかるんですよ、対策するのに。

堤未果:1兆5000億。

武田邦彦:
はい、それを嫌がっているんですが、1兆5000億なんて大したことないんですよ。
原子力全体ではね、1年に5兆円ずつ売り上げがありますから、
1兆5000億は10年とか15年では大したことないんですけどね、
原子力発電所を何故やっているか?って言ったら、
「安いからやっている」わけです。

堤未果:どこの部分が「安い」と考えているんですか?

武田邦彦:全体の電力費は安全を軽視しているから安いんです。

堤未果:事故が起こった場合のコストは入ってないですよね。

武田邦彦:もちろん入っていません。

堤未果:
ちなみにもんじゅでもし事故が起こった場合、火災が起こった場合はの被害というのは、
去年の福島原発事故の規模、と考えていいんでしょうか?

武田邦彦:
大体ね、去年の福島原発事故は政府発表で77京ベクレルですけど、
それは広島原爆の186倍に相当するんですね。

堤未果:186倍ね

武田邦彦:
広島原爆の186発分。
だいたい、原子力発電所が爆発すると、大体200発から400発ぐらいになる。

堤未果:200発から400発。

武田邦彦:だからもんじゅの場合は大体300発から400発分ぐらいにはなると思う。

堤未果:それはもう、とんでもない

武田邦彦:とんでもない数です。

堤未果:
これはそうすると「安全性に問題はない」というこの発表以前に、
もんじゅという存在そのものについて、情報をオープンにして、
もう一度これ、しっかり検証し直さないと、相当危ないと。

武田邦彦:
もんじゅの問題はプルトニウムというものを使うという事なんですよ。
このプルトニウムというのが北朝鮮が持っている原爆と同じですけれども、
もんじゅを動かすという事は
現在日本が持っているプルトニウムを原爆用のプルトニウムに変えることができるんです。

ですから、

堤未果:なるほどそうするとこれは安全保障の問題に絡んでくると、

武田邦彦:そうです。この事もやっぱり合わせて考えないと、

堤未果:そっちの方面からも議論していくべきだと。

武田邦彦:非常に必要ですね、これは。

堤未果:はい、武田さんの忙しいところどうもありがとうございました。

武田邦彦:いいえ、どうも失礼いたしました。

堤未果:
今夜は9000件以上の点検・延長の内部手続きを忘れていたことが明らかになった、
高速増殖炉もんじゅについて、中部大学教授の武田邦彦さんに伺いました。




もんじゅ点検で手続き9千件放置 原子力研究開発機構
東京新聞 2012年11月27日 19時25分

日本原子力研究開発機構は27日、高速増殖炉原型炉もんじゅの設備点検をめぐり、
2010年7月以降、延べ9679件の内部規定上の手続きを怠っていたと発表した。
設備の安全性に問題はないとしている。

もんじゅの二之宮和重副所長は
「点検が必要な機器を管理するシステムが未完成で、処理が追いつかず、一部の手続きを放置していた。
原発の保守管理上、大きな問題で、早急に対策をとりたい」と陳謝。
同日、原子力規制庁に報告した。

1995年のナトリウム漏れ事故で停止したもんじゅは10年5月に運転を再開したが、
燃料交換用装置を原子炉容器内に落下させる事故を起こし、再び停止。
(共同)



追記2012年12月19日ーー

もんじゅ 事業者トップが“ミスやむをえない”
NHK 12月19日 16時5分

福井県にある高速増殖炉「もんじゅ」で、9600件余りに上る機器の点検漏れが見つかったことを巡り、
事業者の日本原子力研究開発機構のトップが、
ミスが出るのはやむをえない」と発言していたことが分かり、
原子力規制委員会は、「モラルの低下につながるゆゆしき問題だ」として、
監督する文部科学省に事情を聞くことを決めました。

「もんじゅ」の点検漏れは、ことし9月の国の保安検査で、
安全上重要なものを含む9679件の機器で見つかり、
規制委員会が今月13日、原子力機構の鈴木篤之理事長を呼んで、
原因究明と再発防止を命じる文書を手渡しました。

11911.jpg

その際のやり取りが、19日の委員会に報告され、
当日対応した原子力規制庁の池田長官が、
鈴木理事長は『形式的なミスが出るのはやむをえない』と発言した。
トップの発言としては不適切で、現場のモラル低下につながるゆゆしき問題だ」と批判しました。

報告を聞いた委員からも厳しい発言が相次ぎ、田中委員長
「トップの意識がそうだと、安全を守る意識が組織全体に広がらない」などと述べて、
原子力機構を監督する文部科学省から事情を聞くことを決めました。

鈴木理事長は平成13年から9年間、原子力安全委員を務め、
最後の2年間は委員長に就任し、日本の原子力安全の中枢を担ってきました。




<コンテナがれきを岩手へ返却>何故全国放送しないのか!?新潟のみの放送「おーい橋下聞こえてるぅ?」11/27(書き出し)

新潟市の市民の力です。
初の快挙!がれきの搬入を阻止しましたლ(◉`ൠ′◉ლ)

このニュースが新潟だけの報道で全国ではないところが納得できません!
なのでネットで全国に拡散しまーす。

内容書き出しは記事の転記ではなく実際のニュース動画から書き出しました。
動画はすぐになくなると思うので音声をとりました。
「やればできる」
そんな勇気をもらう事ができたニュースです。

冷たい雨の中、阻止して下さった新潟市のみなさん、
ありがとうございます♡

新潟県のニュース 震災がれき一旦返却へ
NHK新潟放送局 11月27日 18時27分




新潟市が今日から予定していた東日本大震災で発生した岩手県のがれきの試験焼却が、
住民などの激しい抗議で延期されました。
その結果新潟市は岩手県にがれきをいったん返却する方向で調整することになりました。

新潟市の篠田昭市長はがれきの受け入れを進める考えを示していますが、
住民の理解をどう得るのか難しい対応を迫られています。

新潟市は今日から試験焼却を行う予定で
昨日焼却が行われる新潟市江南区の亀田清掃センターにがれきを運び込もうとしました。

ところが、受け入れに反対する地元の住民や市民グループのメンバーおよそ50人が集まり、
入口に立ちふさがって、トラックの行く手を遮るなど激しく抗議しました。

新潟12

現場で新潟市の幹部や担当者が3時間以上にわたって説得に当たりましたが、

新潟17

住民たちは応じず、
新潟市はやむを得ず昨夜のがれきの運びこみを断念。
試験焼却は延期される事態に。

新潟13
亀田59区中島大月自治会 浅野ミユキ自治会長:
しっかりとした基準、安全基準をつくった上で、
改めて交渉してこのがれきは受け入れる稼働するかは、また再度検討していただきたいと思います。

一夜明けた今日、焼却の延期を受けて新潟市は今後の対応を検討。
新潟14

その結果、焼却施設以外ではがれきをコンテナからは出すことができず、
被災地ではがれきの広域処理で全国に輸送するためのコンテナの数が限られていることから、
がれきをコンテナに入れたまま、いったん返す方向で岩手県と調整することになりました。
環境省によりますと、
がれきが受け入れられずに被災地に返されるのは、これまでに例がないということです。


こうした事態に
新潟市の篠田昭市長は
新潟15
いったん立ち止まるという事にさせていただきました。
作業をずらすという形で、まァ、あの~、粘り強く、うーー、
理解を一人でも増やしていきたいと、三条市に柏崎さんが試験焼却したデータが、
これは、まぁ、あの、1カ月か2カ月かかるという検査もありますんで、
そういう情報を頂いてですね、繰り返し繰り返しお伝えしていくという事も重要だなというふうに思っています。

あくまで今後もがれきの受け入れを進める考えを示しました。
新潟市は住民側と改めて話し合いの場を持つとしていますが、
住民側はあくまで反対の姿勢。
受け入れに理解をどう得るのか、新潟市は難しい対応を迫られています。

新潟16

これについて岩手県は、
「県としては、がれきの安全性については問題がないと認識しているので非常に残念だ。
ご理解をいただけるように、新潟市と対応を協議したい」と話しています。

また、大津市長は
「がれきを受け入れてもらって、大津市の復興が進む事を望んでいるが、
相手があっての受け入れなので、何とか理解してもらいたい」と話しています。



ーーー

新潟市長の篠田昭さんはがれきを受け入れたがっているようですが、
新潟県の泉田裕彦県知事は素晴らしい方です。

がれきの広域処理の問題点が全て見えてくる!
「新潟県知事が環境大臣に宛てた”がれき広域処理”に関する再質問全文」


市長も知事に見習っていただきたい。
けれど、住民の反対を受けてがれきを岩手に返す決断をされたことには
その勇気を大きく評価させていただきたいと思います。
大阪の橋下市長と北九州の北橋市長とは大違い♪

二人とも名前に「橋」がついてるww…下と北か…どっちも日当たりが悪そうだ。




<質疑応答>「政府とは『どっちの研究が正しいとか正しくないとか』ということではなく、常に用心深い方の立場に立つものである」国連人権理事会特別報告者 アナンド・グローバー 氏11/26(内容書き出し)


2012年11月26日 13:00〜 14:00
国連人権理事会特別報告者 アナンド・グローバー



<質疑応答>

38:40
Q地球の子ども新聞:
1.
汚染地域の調査を広域にすべきというご指摘ですが、
実際に汚染地域の定義というものを法的にどうあるべきと考えているのか?
チェルノブイリ法では年間1ミリシーベルトを汚染地として定めるとありますが、
実質的には年間0.5ミリシーベルトから、
放射能及び放射線の管理測定をしているというふうに記されております。

2.
福島の被災者の人達が、健康の身体に関して非常に憂慮していることについて、
よく言われる意見として「これは人体実験ではないか」というふうな意見が出されています。
今回のお話しの中で、自分の健康に関する情報が自分でみることができない手続きが指摘されました。
この問題に対する改善指摘のされましたけれども、
インフォームド・コンセントという、ある意味でニュルンベルグ原則のなかにある、
戦争犯罪として極めて非人道的だという事が
インフォームド・コンセントの概念にありますけれども、
実際にこのような、診断書を本人に開示しないという事は
インフォームド・コンセントという概念から見ると、どのように考えられるのか?
特に人権という観点においてニュルンブルグ原則兼ね合いについてお尋ね申し上げます。

3・
さまざまな除染活動等々を含めて、
住民の、具体的な被害者の参加プロセスがきわめて重要だとおっしゃられましたが、のなかで
特に避難の項目について、
年間20ミリシーベルトという極めて高い線量の限度のなかで帰還させられるという被災者の人々が、
それに対して20ミリシーベルト未満で避難解除指示が出されるにと言うことについて、
極めて憂慮しています。
避難基準ということについても、やはり住民の参加プロセスが必要であるかどうか?


アナンド・グローバー:
ありがとうございます。
大変重要なことばかりを質問としていただきまして、感謝をいたします。
1.
私の話しの中でも申し上げましたように健康調査というのは広く行うべきだというのは、
これは申しております。
どこでその意見を知ったか?というのは今定かには覚えておりませんけれども、
とにかく現在行われている健康調査というものは幅が狭いものであるという意見が表明されております。
それからまた
今までになされております健康調査のいくつかを取り込んでいないというような懸念もいたしまして、
これからの健康調査というものはもうちょっと幅広くするべきであるというふうに私は申しました。
で、私が政府の方々とお話をした印象なんですけれども、
政府の方々も同じような印象をお持ちのような気がいたしました。
ですからこれから健康調査の対象は広くしていこうというふうにお考えなのではないかと、
私は推測をしております。

2.
健康調査という事と、人体実験という事に関するご質問ですけれども、
ちょっと、何をお聞きになりたいのか?私はちょっとよく分からなかったのですけれども、
インフォームド・コンセントという事に関してもお聞きになりましたのでそれに関して申しますと、
インフォームド・コンセントというのはどういう概念か?と言いますと、
何らかのテストが行われる前、あるいは何らかの治療措置が施される前に
同意をしなければいけないというのがインフォームド・コンセントの意味であります。

で、今回の福島の方々は、調査されるという事に関しましては、
なんら苦情を申し立てるとか不満を持っているという事ではなかったと思います。
逆に言いますと、健康調査に参加するという事を拒否しているという事ではなかったと思います。

そうではなくて、彼らが問題視していたのは、
そのような健康調査に参加したことによって発生した情報を
自分たちが入手する術がないという事だったのです。


テストをしたという事によって出てきたドキュメントが、
自分達にとって見ることができない、あるいは自分たちが入手可能になっていないという事なのです。
やはりインフォームド・コンセントという概念ではなくて、
このような資料に彼らがアクセスを持つ権利を持っているというふうに考えるべきだと思っております。

住民のみなさんというのは、たとえばセカンドオピニオンを求めるとか、
あるいは、二次調査と言いますか、
もう一度調査をしてもらうという事などにつきましても権利を持っている、
資料にたいする権利を持っているという事だと思っています。



3.
避難区域の指定解除等に対して住民がどのように参加する場気か?というようなご質問でありましたけれど、
それは私がどう思うからという事ではなくて、
健康に対する権利という、そういった枠組みの概念から申しましても、
「住民というのは自分たちに関わってくるようなあらゆる意思決定には参加をしなければならない」
というふうに謳われております。

また、あらゆる計画の実施、モニタリング、
そういったことに関する意思決定にも参加しなければならないという事です。
ですから住民が参加するという事によって、いろいろと良いアイデアがもらえるなという事だけではなくて、
実際の実行や、それからモニタリングにも住民が参加することが重要であるという事なのです。

ですから日本国政府が意思決定をするという事に関して、
「この路線で行く」という事になったならば、
あなたや私が表明したような懸念という事には相当十分な対応がされるという事になるだろうと思います。

ですからその避難区域の指定解除という事に住民が参加するという事も、
その事だけではなく、全ての意思決定に住民は参加するべきであると考えます。

私は今の時点におきましては、
日本というのは本当にいろんな問題があるだろうと思いますけれども、
日本の国民は全てまとまって、一つにまとまって、
まるで戦争のようなこの問題に対して闘っていかなければならず、
この闘いの中のあらゆるプロセスにおいて、専門家だけではなく、
政府は専門家だけに決定させようとしているかもしれませんけれども、
専門家だけでやるというのはベストなやり方だとは思えません。


健康に対する権利という枠組みからしても、
全ての国民が参加をしていく事が必要であろうと思っております。




54:43
Q朝日新聞:
来年の6月に報告書がまとめられるという事なんですが、
現在の中間地点での報告書を政府の方に渡すとか、日本政府に要請するといったことはあるんでしょうか?
現時点での日本政府への助言ですとか要請についてはどのように政府にお伝えになるんでしょうか?


Q毎日新聞:

健康調査の実施主体というのが、今は福島県が主体になっています。
これの実施主体に助言する検討委員会というものがあって、
これは県が専門家を選んで作っているんですが、
そこで弊社が、毎日新聞が報道したんですが、
秘密会、シークレット・ミーティングがずっと開かれていたという事が問題になりました。
23%という低い回答率の問題もあるんですが、非常に信頼感、
この県の調査に対して信頼感があるとお感じになったのかどうか?
それで信頼感がないとしたら、どういうところに問題があると感じられたのか?
あと、内部被ばくを無視しているんじゃないかということを懸念されておられるのは、
やっぱり過小評価、この専門家たちが
健康調査をみんなが専門家たちが過小評価をされているという事を懸念されておられるのか?
この調査を助言する専門家たちの選定が全く秘密裏に行われているんですが、
これに対してどのように感じられるか?

通訳:
最初の質問は
チェルノブイリに比べて帰還可能ならしめるような限界値というのが高すぎるのではないか?
という質問でした。



アナンド・グローバー:

大変沢山の議論を呼ぶような質問を頂きましてありがとうございました。
で、私どものリポートのプロセスというものは大変単純なものでありまして、
今回を対話の始まりというふうに位置付けております。
これから私たちは政府に対しまして、今回のプレスステートメントのドラフトの、
午前中には政府の方ともお会いしましたので、それを見ていただいたりもいたしました。
そして政府も私どもが申し上げた事については
政府もいくつかの点につきましては取り組んでおられるという事で、私も非常に嬉しく思っております。
特に、コミュニティーをもう少しかかわらせなければダメだという所につきましては、
ご同意いただいているような向きもあるようで、これは私は歓迎したいと思います。

で、レポートはこれからドラフトの形で出しまして、政府に送ります。
政府からコメントを頂くようにいたします。
そして、政府からコメントを頂いたうえで、
それでは最終報告をどういうふうにするかという事を私が決めまして、
3月に人権理事会にそれを提出いたします。
そこから極めて厳しい編集、それからチェックの作業にはいります。
報告書というのは正確を期さなければいけませんので、
厳しい編集の手を経まして6月の会合に提出されるという事になりますが、
その場におきましても
政府が、自分たちがそれに対して何か物を言うという権利は当選の事ながら保有しております。
そういうプロセスをたどります。

それから2つ目の朝日新聞(毎日?)の方の質問ですけれども、
非常にデータというか数値には開きがあるという事につきましてのご質問でしたけれども、
3番目の質問にも関わるような非常に基本的なことがその質問の中には含まれていたと思います。
さて、その実際のプロセスが秘密裏に行われたかどうかという事につきましては、
私はコメントする立場にありませんけれども、
私が政府に申し上げた点があります。
それは、「専門家だけではなくて地域社会の人達も関わって全てをやらなければダメですよ」ということを
私は申し上げました。
専門家だけでやろうという事をどうしても政府はしがちでありますけれども、
それは意図してそういうことをやっているという事ではないと思います。
政府のやることは何でも専門家ベースでやるという事は、他の国でもよくあることでございます。
ですから、政府は意図しなかった事でしょうけれども、
政府が専門家だけでやろうとするのは十分ではありませんよという事を私どもはお示しいたしまして、
それを政府も理解していただいている部分もあると思います。
私の意見では専門家というのは、ある事象の一部しかわかっていないと思うのです。
ある一端の側面だけは分かっているので、
コミニュティー全体が関わっていくというのがよりよい結果になるというように思っております。

それから内部被ばくについて懸念があるんではないかというご質問については、
あなたもそう直に明示的におっしゃったのではないので、
私も明示的ではない形でお答えしたいと思うんですけれども、

やはり科学者の間でちゃんとした、立派な科学者の間でも、
「ゼロから100ミリシーベルトの間であれば健康に危険はない」という事を
言っている科学者がいるのも事実ではありますけれども、
「そうではない」と言っている科学者、
あるいはそういうことに反対する研究報告が出ているという事も事実であります。

ですから政府の立場というのは、
「どっちの研究が正しいとか正しくないとか」いうことではなくて、
常に用心深い方の立場に政府というのは立ち、
そして何事も排他せず包摂的に事に当たる
というのが政府が取るべき立場ではなかろうかと思います。


チェルノブイリの例というのはあまりいい例ではないのです。
まず、チェルノブイリの場合には、あの事故があってから3年間は
完全に何の情報も出てこないというブラックアウトの状況がありました。
しかし今回の事象というのは民主的な国日本で起こったことであります。
しっかりとした構造があり、そして善意があり、政治的な構造も整っているという、そういった国であります。
そういった国で起こった事であるからこそ、全ての調査、全てのプロセスには地域社会も
かみ合わせながらやっていかなければならないという事だと思います。

それがあってこそ
徹底的で、オープンで、包括的で、科学的な調査、そして治療が行われるべきものだろうと思います。
で、私はこういうことを言っておりますけれども、
これから何度も試練にさらされるという場面が出てくるだろうと思います。
しかしながら、必ずや地域社会をもインボルブしながら、
政府は最も良い形で対処をなさるであろうという事を確信しております。


ーー

会見前半↓
「日本政府に要請します…」
国連人権理事会特別報告者 アナンド・グローバー 氏会見11/26(内容書き出し)



<追記あり>
アナンド・グローバー報告に対する日本政府の血も涙もない非常な反論とジュネーブでの外務省当日発言


<会見前半>「日本政府に要請します…」国連人権理事会特別報告者 アナンド・グローバー 氏会見11/26(内容書き出し)

日本記者クラブ
<会見メモ>
国連人権理事会特別報告者アナンド・グローバー(インド人弁護士)が11月15日~26日まで来日した。
政府関係者、医療従事者などへの調査を終え、
東日本大震災後、被災者などに対して"健康を享受する権利"が機能していたかどうかについて中間報告を発表し、
記者の質問に答えた。
司会 日本記者クラブ企画委員 杉田弘毅(共同通信)
通訳 長井鞠子(サイマル・インターナショナル)

2012年11月26日 13:00〜 14:00
国連人権理事会特別報告者 アナンド・グローバー



ー略ー

達成可能な最高水準の心身の健康を享受する権利短く言うと「健康を享受する権利」に関する
国連人事理事会特別報告者としての
ミッションを説明した簡単な資料をこの会場に用意しております。

端的に申しますと、
私は健康を享受する権利の実現に関して国連人事理事会及び国連総会に報告・勧告をする独立専門家です。
国連人権理事会から任命を受けましたが、
国連に雇われているわけではなく、名誉職という立場で今回の任務を遂行しています。
独立専門家として、私なりの結論と提言をまとめるべく、専門的判断を下します。
本日の発表は、予備的考察の一部に限らせていただきます。
詳細につきましては2013年6月に国連人権理事会に提示する最終報告で発表いたします。

ー略ー


原発事故の直後には、
放射性ヨウ素の取り込みを防止して甲状腺がんのリスクを低減するために、
被ばくした近隣住民の方々に安定ヨウ素剤を配布する、というのが常套手段です。
私は、日本政府が被害に遭われた住民の方々に安定ヨウ素剤に関する指示を出さず、
配布もしなかったことを残念に思います。
にもかかわらず、一部の市町村は独自にケースバイケースで安定ヨウ素剤を配布しました。

災害、なかでも原発事故のような人災が発生した場合、政府の信頼性が問われます。
従って、政府が正確な情報を提供して、住民を汚染地域から避難させることが極めて重要です。
しかし、残念ながらSPEEDIによる放射線量の情報、
および放射性プルームの動きが直ちに公表されることはありませんでした。
さらに避難対象区域は、実際の放射線量ではなく、
災害現場からの距離および放射性プルームの到着範囲にもとづいて設定されました。
従って、当初の避難区域はホットスポットを無視したものでした。
これに加えて、日本政府は避難区域の指定に年間20ミリシーベルトという基準値を使用しました。
これは、年間20ミリシーベルトまでの実行線量は安全であるという形で伝えられました。

また、学校で配布された副読本などのさまざまな政府刊行物において、
「年間100ミリシーベルト以下の放射線被ばくが、
癌に直接的につながるリスクがあることを示す明確な証拠はない」と発表することで
状況はさらに悪化したのです。



年間20ミリシーベルトという基準値は、
1972年に定められた原子力業界安全規制の数字と大きな差があります。

原子力発電所の作業従事者の被ばく限度、管理区域内では
「年間20ミリシーベルト、年間50ミリシーベルトを超えてはならないと定められていまして、
5年間で累計100ミリシーベルト」と、法律に定められています。
3カ月間で放射線量が1.3ミリシーベルトに達する管理区域への一般市民の立ち入りは禁じられており、
作業員は当該地域での飲食、睡眠も禁止されています。
また、被ばく値が年間2ミリシーベルトを超える管理区域への妊婦の立ち入りも禁じられています。

ここで思い出していただきたいのは、
チェルノブイリ事故のあった際、強制移住の基準値は土壌汚染レベルとは別に、
年間5ミリシーベルト以上であったという点です

また、多くの疫学研究において、
年間100ミリシーベルトを下回る低線量放射線でも、
癌、その他の疾患が発生する可能性があるという指摘がなされています。
研究によれば疾患の発症に下限となる放射線基準値はないのです。

残念ながら、政府が政策で定めた現行の限界線量と、国内の業界安全規制で定められた限界線量、
チェルノブ位置事故時に持ちいられた放射線量の限界値、
そして、疫学研究の知見との間には一貫性がありません。
これが多くの地元住民の間に混乱を招き、
政府発表のデータや方針に対する疑念が高まることに繋がっているのです。
これに輪をかけて、放射線モニタリングステーションが、
監視区域に近接する区域のさまざまな放射線量レベルを反映していないという事実が挙げられます。
その結果、地元住民の方々は、自分たちの放射線量をモニタリングするために
近隣地域の放射線量のモニタリングを自ら行っているという状況にあります。

訪問中、私はそうした際を示す多くのデータを見せてもらいました。
こうした状況において、私は日本政府に対して
住民が測定したものも含め、すべての有効な独立データを取り入れ公にする事を要請いたします。

健康を享受する権利に照らして、
日本政府は全体的かつ包括的なスクリーニングを通じて、
放射線汚染区域における放射線による健康への影響をモニタリングし、適切な処置を取るべきです。
この点に関しては、日本政府はすでに健康管理調査を実施しています。
これは良いのですが、
同調査の対象は、福島県民の呼び被害災害発生時に福島県を訪れていた人々に限られています。
そこで私は日本政府に対して、健康調査を放射線汚染地域全体において実施することを要請しいたます。
これに関連して、福島県の健康管理調査の質問回答率は僅か23%余りと、大変低い数値でした。

また、健康管理調査は
子どもを対象とした甲状腺検査、全体的な健康診査、メンタル面や生活習慣に関する調査、
妊産婦に関する調査に限られています。
残念ながら、調査範囲が狭いのです。

これは、チェルノブイリ事故から限られた教訓しか活用しておらず、
また、低線量放射線地域、たとえば年間100ミリシーベルトを下回る地域でさえも、
癌その他の疾患の可能性があることを指摘する疫学研究を無視しているためです。

健康を享受する権利の枠組みにしたがい、日本政府に対して慎重に慎重を重ねた対応を取ること、
また、包括的な調査を実施し、長時間かけて内部被ばくの調査とモニタリングを行うよう推奨
いたします。

自分の子どもが甲状腺検査を受け、
基準値を下回る程度の大きさののう胞や結節の疑いがあるという診断を受けた住民からの報告に、
私は懸念を抱いています。

検査後、ご両親は二次検査を受ける事も出来ず、、要求しても診断書も受け取れませんでした。
事実上、自分たちの医療記録にアクセスする権利を否定されたのです。
残念なことにこれらの文書を入手するためには、煩雑な情報公開請求の手続きが必要なのです。

政府は原子力発電所作業員の放射線による影響のモニタリングについても、特に注意を払う必要があります。
一部の作業員は、極めて高濃度の放射線に被曝していました。
何重もの下請け会社を介在して、大量の派遣作業員を雇用しているという事を知り心が痛みました。

その多くが短期雇用で、雇用契約終了後に長期的な健康モニタリングが行われることはありません。
日本政府に対してこの点に目をそむけることなく、
放射線に被ばくした作業員全員に対してモニタリングや治療を施すよう要請
いたします。


報道関係者の皆様、
日本政府は避難者の方々に対して、一時避難施設あるいは補助金支給住宅施設を用意しています。
これは良いのですが、住民の方々によれば、
緊急避難センターは障害者向けにバリアフリー環境が整っておらず、
また、女性や小さな子どもが利用することに配慮したものでもありませんでした。

悲しい事に、原発事故発生後に住民の方々が避難した際、家族が別々にならなければならず、
夫と妻、夫と母と子ども、およびお年寄りが離れ離れになってしまう事態に繋がりました。
これが、互いの不調和、不和を招き、離婚に至るケースすらありました。
苦しみや精神面での不安につながったのです。
日本政府はこれらの重要な課題を早急に解決しなければなりません


食品の放射線汚染は長期的な問題です。
日本政府が食品安全基準値を
1kgあたり500ベクレルから100ベクレルに引き下げたことは称賛に値します。
しかし、各県ではこれよりも低い水準値を設定しております。
さらに住民はこの基準の導入について不安を募らせています。
日本政府は早急に食品安全の施行を強化すべきです。

また、日本政府は土壌汚染への対応を進めています。
長期的目標として、汚染レベルが
年間20ミリシーベルト未満の地域の放射線レベルは1ミリシーベルトまで引き下げる。
また、年間20~50ミリシーベルトの地域については
2013年末までに年間20ミリシーベルト未満に引き下げる、という具体的政策目標を掲げています。

ただ、ここでも残念なのは、現在の放射線レベルが
年間20ミリシーベルト未満の地域で年間1ミリシーベルトまで引き下げるという目標について、
具体的なスケジュールが決まっていないという点です。
さらに、他の地域については、汚染除去レベル目標は
年間1ミリシーベルトを大きく上回る数値に設定されています。

住民は、安全で健康的な環境で暮らす権利があります。
したがって、日本政府に対して他の地域について、
放射線レベルを年間1ミリシーベルトに引き下げる明確なスケジュール、指標、
ベンチマークを定めた汚染除去活動計画を導入することを要請
いたします。

汚染除去の実施に際しては、
専用の作業員を雇用し、作業員の手で実施される予定であるということを知り、
結構なことであると思いました。
しかし、一部の汚染除去作業が、住民自身の手で、
しかも適切な設備や放射線被ばくに伴う悪影響に関する情報もなく行われているのは残念
なことです。


また日本政府は、全ての避難者に対して経済的支援や補助金を継続、または復活させ、
避難するのかそれとも自宅に戻るのか、どちらを希望するか、
避難者が自分の意思で判断できるようにするべきです。
これは日本政府の計画に対する避難者の信頼構築にもつながります。

訪問中多くの人々が、
東京電力は原発事故の責任に対する説明義務を果たしていないことへの懸念を表明されました。
日本政府が東京電力の株の大多数を所有していること、
これは突き詰めれば納税者がつけを払わされる可能性があるという事でもあります。
健康を享受する権利の枠組みに於いては、
訴訟にもつながる謝った行為に関わる責任者の説明責任を定めています。
従って日本政府は、東京電力も説明責任があることを明確にし、
納税者が最終的な責任を負わされることのないようにしなければなりません



ご臨席の皆様、また記者のみなさん、
訪問中、被害にあわれた住民の方々、特に障害者、若い母親、妊婦、子ども、お年寄りなどの方々から、
自分たちに影響が及ぶ決定に対して発言権がない」という言葉を耳にしました。
健康を享受する権利の枠組みに於いては、地域に影響が及ぶ決定に際して、
そうした影響が及ぶ全ての地域が決定プロセスに参加するよう国に求めています
つまり、今回被害に遭われた人々は
意思決定プロセス、さらには実行、モニタリング、説明責任プロセスにも参加する必要があるという事です。
こうした参加を通じて、
決定事項が全体に伝わるだけではなく、被害に遭った地域の政府に対する信頼強化にもつながるのです。
これは、効率的に災害からの復興を成し遂げるためにも必要であると思われます。

日本政府に対して、被害に遭われた人々、特に社会的弱者を
全ての意思決定プロセスに十分に参加してもらうよう要請
いたします。
こうしたプロセスには、
健康管理調査の策定、避難所の設計、汚染除去の実施等に関する参加などがあげられるでありましょう。

この点については、
「東京電力原子力事故により被災した子どもをはじめとする住民等の生活を守り支えるための被災者の生活支援等に関する施策の推進に関する法律」が
2012年6月に制定されたことを歓迎します。
この法律は原子力事故により影響を受けた人々の支援及びケアに関する枠組みを定めたものです。
この法律はまだ施行されておらず、
私は日本政府に対して同法を早急に施行する方策を講じることを要請いたします。
これは日本政府にとって、社会的弱者を含む被害を受けた地域が十分に参加する形で、
基本方針や関連規制の枠組みを定めるよい機会になることであるとおもいます。

それではご質問のある方はどうぞお願いいたします。
ご清聴ありがとうございました。

36:40



質疑応答に続く

<質疑応答>
「政府とは『どっちの研究が正しいとか正しくないとか』ということではなく、
常に用心深い方の立場に立つものである」
国連人権理事会特別報告者 アナンド・グローバー 氏11/26(内容書き出し)



<追記あり>
アナンド・グローバー報告に対する日本政府の血も涙もない非常な反論とジュネーブでの外務省当日発言





<車麩のセシウム検出結果>生活クラブ放射能検査結果にあらためて思う

<ウクライナ報告>「5から10ベクレルの食品で被害が出ているという事を確認しました」
小若順一氏11/2(内容書き出し)

ウクライナの報告を聞いて、5ミリシーベルトでも身体に異変が起きるという事が分かりました。


生活クラブの放射能検査結果
生活クラブは検出限界値がゼロではないので、
商品によっては10ベクレル~30ベクレル(セシウム134+137)以下の場合、
不検出となっていることもあると思えます。
そこのところが消費者としては不満足な部分ですが…

その測定の中からも生椎茸、舞茸、レンコンはたびたびセシウムが検出されています。
11月13日には、
「にら(JA常陸小川)からセシウム合計13 Bq/kg検出しました。
100gを食したとき、1.3 Bqの摂取となり、0.026μSvの内部被曝と推計します」
との表示もあります。
この「100g食した時」という事をわざわざ書いていることに、なんとなく私は違和感をぬぐえません。
麩14



今回は、放射能検査の中で最新の検査結果11月16日より
車麩(ミサワ食品)からセシウム合計9 Bq/kg検出しました」に注目してみました。
麩12


たった9ベクレル、されど9ベクレルです。


ミサワ食品ホームページより 車麩の部分
麩11


「しかし、一般流通されている「麩」の殆どは輸入小麦粉を使用しているのです。
このたんぱく質の含有量が、輸入小麦粉より国産小麦粉の方が少なく作業効率がよくありません。
これもまた、意外と手間・技術が必要となります。国産小麦粉使用の「麩」は、麩職人のこだわりなのです」

つまり国産小麦粉使用
実は私も、原発事故前は国産小麦粉にこだわっていた一人です。

「弊社ではくず粉を加え、さらに食感をグレードアップ致しました」

くず粉が原因なのか?国産小麦粉が原因なのか?

もうちょっと詳しく見てみました。

食材から検索 車麩 ミサワ食品
麩13


なんと( ゚д゚)ハッ! 9ベクレルというのはセシウム137だけの数値です!
134は検出限界値が10ベクレルなので出ていないという事のようです。
つまり、セシウムを合計すれば10ベクレルを超え最高29ベクレルの可能性があるのです。

また、9月21日の測定でも137に限って検出限界を若干超えてしまって8ベクレル出ていますが、
この時の134の検出限界地な13ベクレルです。

もっと以前を見てみると137の検出限界値が最近のものよりも高いことが分かります。
ですから、過去にも含まれていた可能性は否定できません。

ひどいのは2011年9月の測定
セシウム134が59ベクレル。137が56ベクレルという検出限界値の高さです。

不検出という文字についつい安心してしまう私ですが、
今回のこの結果を検証してみて、安易に安心してはいけないのだという事がよく分かりました。

生活クラブは常に消費者の見方であって欲しい。
そして私たちはとっても疲れるけれど時々こうして目を光らせていなければいけないんだと
あらためて痛感しました。



たった9ベクレルの話です。
でも、134の検出限界値を下げれば多分もうちょっと数値は上がるかもしれません。
それに、セシウム以外のものも入っているかもしれません。
そして・・・もしかしたら筋肉に蓄積して身体が痛くなるかもしれません。


福島第一原発事故が起こって今までの常識が一変したことに、
生産者の方々にも早く気がついていただきたいと思っています。
今まで健康を第一に食品をつくってきて下さった生産者の方々は、
これからは視点を変えた食品作りをする必要もあるのではないかと思います。



爆発したあの日から今までの常識はもう変わってしまったのだから・・・



スターウォーズのわき役が気になる

スターウォーズ/モス・アイズリーの酒場の客

Star Wars モス・アイズリーの酒場


スターウォーズのさまざまな場面に出てくる
人間のようで人間じゃないみたいな生き物。
動物のようで動物じゃないような生き物。

10万年後の地球の生物はこんなふうに変化しているような気がしてならない…



2.「1957年ソ連マヤーク核施設の爆発とテチャ川の汚染」終わらない悪夢2009年仏(内容書き出し)

ここまでの話しはこちら↓
2.「海洋投棄とアメリカ・ハンフォード核施設コロンビア川の汚染」
終わらない悪夢2009年仏(内容書き出し)




アメリカとの軍事核競争に勝つため、ソビエトは1945年から10余りの核施設を建設しました。
30年以上もの間、鉄のカーテンの向こうからは何の情報も流れてきませんでした。
1976年、ソビエトの反体制側の学者ジョレス・メドベージェフが
1957年にウラル地方で重大な原子力事故があった事を暴きました。
放射性廃液を貯蔵するタンクが爆発した事故です。
この事故はおよそ20年間秘密にされていました。
メドベージェフの告発を西側の科学者は相手にしませんでした。

Q:何故、あなたの話を信じようとしなかったと思いますか?


放射性廃棄物はどこへ30
ジョレス・メドベージェフ 「ウラルの核惨事」著者:
1976年には西側のあらゆる国が原子力発電を推進する必要に迫られていました。
そこに突然私が、爆発事故と放射性廃棄物による汚染の話を明らかにしたわけです。
おそらくKGBの陰謀だと思ったんでしょう。
西側の人々を怖がらせ、原子力開発を中止させるための陰謀だと。
イギリスの原子力委員会の委員長は、
「メドベージェフの話はナンセンスだ」と述べました。
実はアメリカのCIAはこの事故の事を知っていましたが、黙っていました。

Q:なぜ?

ジョレス・メドベージェフ:
おそらく原子力に対する恐怖心をあおりたくなかったんです。
人々が恐れることを嫌った。
だから「黙っているように」と言われたのでしょう。
しかし、放射性廃棄物の問題は今でも存在しています。
日本にもイギリスにもアメリカにもフランスにもロシアにも、
廃棄物を確実に安全に処理する方法はまだ見つかっていません。


私たちはロシアへ向かいました。

放射性廃棄物はどこへ31

1957年の爆発事故はウラル地方のチェリャビンスク州で起きました。
この事故に関する詳細はCIAやソビエト政府、そして原子力業界によって隠ぺいされました。
放射性廃棄物が持つ熱で水素爆発等が起こることをこの事故が示したからです。

1946年からマヤークの核施設はソビエトの原子爆弾用のプルトニウムを製造。
アメリカのハンフォードと瓜二つの施設です。

放射性廃棄物はどこへ32 放射性廃棄物はどこへ33
 
外国人の立ち入りを禁じているこの町は、長い間地図に載らず暗号名で呼ばれてきました。
1957年に爆発したタンクはこの秘密の町のそばにありました。
現在も近づくことができません。

カラボルカ村

この大惨事を調べるためにカラボルカ村に向かいました。
降り注ぐ放射性物質で大きな被害を受けた村です。

グルシャラ・イスマギロヴァは事故当時12歳でした。
その日は集団農場の作業を手伝うために1600人の生徒が畑に出ていました。

Q:当時はどうでしたか?

放射性廃棄物はどこへ34
グルシャラ・イスマギロヴァ:
事故があった9月29日は学校の全生徒が畑にいました。
午後4時ごろに爆発音を聞いたんです。
戦争を体験したお年寄りは皆、また戦争がはじまったと思いました。
地面が大きく揺れました。
それから、カラボルカ村近くの空が汚れたみたいに真っ黒になりました。
そしてその黒さがやがて空全体を覆ったのです。

放射能レベルの高い廃液が入ったタンクが冷却装置の故障で爆発したことを
村人は知る由もありませんでした。
その爆発の力はDND火薬75トンの相当しました。
放射性物質が上空1000mにまで噴き上げられ、周囲ほぼ1万5000平方kmを汚染しました。

放射性廃棄物はどこへ35

爆発で200人が死亡し、27万人が被ばくしました。

この核事故はチェルノブイリ以前のものとしては最悪のものでしたが、公表されませんでした。
2日後子どもたちはまた、畑で収穫の手伝いをさせられました。

グルシャラ・イスマギロヴァ:
私たちは並ばされて、「収穫のために君たちの協力が必要なのだ」といわれました。
1年生まで手伝いに駆り出されました。
畑に到着すると、トラクターが掘った溝が見えました。
生徒を引率していた農民が言いました。
「ジャガイモの山が見えるだろ?溝に全部放り込め」それでおしまいでした。
先生が「どうして収穫物を埋めたのか?」と聞きました。
すると農民たちは「汚染されているから食べられないそうだ」と答えました。
でも、何に汚染されているかは誰も知りませんでした。

この惨事に関する詳しい事は分かっていません。
信頼のおける調査記録がないのです。
癌患者の数など、健康被害を示す公のデータもありません。

この地域には事故の傷跡が残っています。
汚染された800平方kmの土地が立ち入り禁止になっています。

マヤーク核施設とその活動は、今も秘密にされたままです。

これは1990年代にべレストロイカ政策のもとで撮影できた映像です。
取材した記者が目にしたのはこの世の終わりのような風景でした。

放射性廃棄物はどこへ36

兵器用のプルトニウムを生産する施設だったマヤークは
原子炉の運転開始以来、廃液をカラチャイ湖に投棄してきました。

湖の放射能レベルが危険なレベルになったため、当局は埋め立てることにしました。
イギリス人記者の報告です。


放射性廃棄物はどこへ37
イギリス人記者:
大量の岩をカラチャイ湖へと運んでいます。
このトラックは屋根や車体が全部で5トンもの鉛で覆われています。
これほど防御しているにもかかわらず、現場に岩を降ろし戻ってくるまで、
「およそ12分間で行わなくてはならない」と言われました。
湖の傍の放射能レベルがあまりにも高いからです。

カラチャイ湖は地球上で放射能レベルが極めて高い場所の一つです。
湖に近づくと放射能レベルが跳ね上がるので、作業員は岩を降ろすのに3分以上は掛けられません。

イギリス人記者:エンジンが止まりませんように。


現在カラチャイ湖は埋め立てられていますが、
次々に生み出される廃液を貯蔵するため、さらに深い人工の湖が造られました。
この新しい貯水池はカラチャイ湖より放射能レベルは低いものの、
この地域の大きな河川であるテチャ川を汚染しています。

テチャ川は数多くの村を通ってオビ川に流れ込みます。
オビ川はシベリアを横切って北極海へ注いでいます。


放射性廃棄物はどこへ38

モスリュモヴォ村はテチャ川沿いにある村です。
放射性廃棄物による汚染の調査を
フランスの原子力調査機関クリラッドの科学者クリスチャン・クールボンに頼みました
20年間放射線汚染について調べています。
テチャ川に到着しクリスチャンがサンプルの採取を始めました。

クリスチャン・クールボン CRIIRAD研究者:
高いね。
階段の下のこのあたりは毎秒1400カウントだ。
とても高い数値だよ。

放射線量の数値から、この場所が高度に汚染されていることが分かります。


放射性廃棄物はどこへ39
クリスチャン・クールボン:
この橋は2000カウントだ。
土手のギリギリだと、2004、2006、2008、3000、4000、5000、
本当にひどいな、めまいがするほどだ。


毎秒5000カウントは自然放射線量の50倍です。


クリスチャン・クールボン:
調査結果を見ると高度に汚染されていることが分かりました。
水の中にどんな放射性物質があって、どんな毒性があるかは分からないですがね、
とにかくとても危険です。
ここに指を突っ込んでなめたり、水を直接肌につけたりしてはいけないですよ。
ほら、1万6000もある。すごい数値だ。

Q:他の場所に例えるとどこに相当しますか?

クリスチャン・クールボン:
自然の中でこのレベルの場所?
チェルノブイリだね。
でも普通の橋の下でこれほどの場所があるか?って言われたら、ないね。

Q:ここは誰でも来られるよね。

クリスチャン・クールボン:
人の足跡がいっぱいあります。
住民がきっとここで葦を刈ったり、川魚を獲ったりしているんでしょう。

放射性廃棄物はどこへ40

クリスチャン・クールボン:
この川は立ち入り禁止にするべきだ。本当はこんなところに立っているのも危ない。
ここは核のゴミ集積場ですね。放射能レベルが信じられないほど高い。
この橋を建設した人達は気の毒だ。
途方もない放射線を浴びて被ばくし、相当汚染されてしまったでしょう。
我々も被ばくを抑えるため、そろそろ行きましょう。
自然の中で汚染レベルが高すぎて、撤収が必要なところなんて…めったにないですよ。


モスリュモヴォ村
放射性廃棄物はどこへ41


川は50年間汚染されてきました。政府は多くの村を立ち退かせました。
モスリュムヴォは最後に残った村です。僅かな家族が廃墟の中で暮らしています。


放射性廃棄物はどこへ42
ゴスマン・カビロフ:
あそこが学校だったんです。
1991年まで近隣の村の子どもたちが学んでいました。
この地区で唯一の高校でした。
ここは生徒たちに人気の場所で、みんな魚を獲ったり寝転んだりしていました。
今はモスリュモヴォで一番汚染が激しい場所です。
おばあさんたちがガチョウをここに連れて来てよく腰をおろしてたんですが、
放射能かねぇ。
みんな死んでしまいました。


どうして当局は村人に危険を知らせなかったのでしょうか?
1993年エリツィン大統領のもとで真相が明らかになります。
現在のロシアは再び秘密主義がはびこっていますが、当時は情報公開が進みました。

アレクセイ・ヤブロコフはロシア科学アカデミーの会員で
エリツィン大統領に環境保護について助言する顧問を勤めていました。


放射性廃棄物はどこへ43
アレクセイ・ヤブロコフ 元エリツィン大統領顧問:
ソビエト時代原子力産業は機密とされていました。
1986年のチャルノブイリ原発事故が
ゴルバチョフによるブラスノフチ情報公開になる一つのきっかけになりました。
共産党員たちは、もはや秘密主義を貫きとおせないと悟ったのです。
こうして原子力産業の真相が語られるようになりました。
マヤークについてもそうです。
深刻な事態になっているという噂が広まっていましたが、実際に何が起きているのか誰も知りませんでした。
事故は機密にされていたのです。
マヤークの惨事は何万人もの人々の生活に影響を与えていました。
そこで私たちはそれについて議論を始めたのです。
エリツィンは民主化の波に乗って政権を握りました。
そして様々な問題を公開するよう迫られました。
新しい政権になると短い間だけ、真実が語られる時があります。
1991年から95年までのロシアがそうでした。

その後また、もみ消されるようになりました。


1995年以降、ロシアでは情報を手に入れるのが再び難しくなりました。
テチャ川沿いに住む人々はこうした秘密主義の犠牲になっています。
政府は村から退去すれば100万ルーブル、およそ280万円を支払うと申し出ています。
しかし多くの人々が、この保証金ではほかの土地に移り住むのは難しいといいます。



放射性廃棄物はどこへ44
住民:
この村では癌で死んだ人が沢山いるわ。
でも、僅かなお金でなにができるっていうの?
どこに行けばいいのよ。
死ぬまでここで暮らすしかないわ。


Q:ここにあるものを食べたり飲んだりしてもいいと言われましたか?

住民:
「全部外から買ってくるように」と言われたわ。でも家庭菜園なしには生きてゆけないもの。
月に9000円じゃ、何も買えないでしょ。

Q:牛乳を飲んでいますか?

住民:
もちろん。うちの牛乳だもの。
役人が牛乳と水を調べたけど、結果を教えてくれなかった。

Q:どんな調査ですか?

住民:保健機関が調べているの。もう、毎年やっているわ。

Q:結果を教えてもらえないんですか?

住民:私たちには一度も教えてくれない。



私たちはサンプルを採取し、研究所に送りました。
その結果この牛乳は、かなりの量の
セシウム137、トリチウム、そして、骨に蓄積するストロンチウム90を含んでいます。
この牛乳を毎日飲み続けると、癌になる可能性が増します。


チェリャビンスク郊外に放射線障害を専門に調べる研究機関があります。
ここでは住民の定期検査を行っていますが、その結果が本人に知らされることは決してありません。

放射性廃棄物はどこへ45

私たちは疫学部門の責任者で、住民の健康状態を観察しているミラ・コセンコに会いました。


放射性廃棄物はどこへ46
ミラ・コセンコ 放射線障害研究機関:
どんな調査をされているんですか?
悲しい事ですが、ここの住民は非常に特殊な状況に置かれています。
周りの自然環境が放射性物質で汚染されたからです。
調査は50年代から行われているのですが、
当初の研究から導かれた結果が、現在の調査によって正しいと裏付けられました。
それは、被ばくした放射線量と癌の発生率には明確なつながりがあるという事です。

死亡率もも同じように被ばくした放射線量に関係あることが分かりました

私たちは健康状態の調査に当たって、テチャ川沿いに住む人々を対象にしました。
3万人の集団です。
この集団を現在まで50年間継続して追跡調査しています。

ミラはモスリュモヴォ村の人が1950年代から調査対象になっていることを認めました。
数世代にわたる人たちが、汚染された土地に置き去りにされているのです。


放射性廃棄物はどこへ47

ーー:
私は息子を亡くしたよ。もうすぐ48歳になるはずだ。
癌で死んだんだ。

ーー:
当局はとっくの昔に警告を出して住民を避難させるべきだった。
私たちはモルモットみたいだ。
わざとここで生活させられているんだろう。

これがわれわれの運命だ。

何回も取材申請をして、ようやく州政府の責任者への取材が実現しました。

スヴェトラナ・コスティナはチェリャビンスク州の原子力環境保全局、副局長です。

Q:川のそばで安全に暮らせますか?


放射性廃棄物はどこへ48
スヴェトラナ・コスティナ チェリャビンスク州原子力環境保全局副局長:
ええ、もちろん大丈夫です。
テチャ川のそばで暮すのは、もう危険ではありません。
しかし、全流域で川の水は農業には使えません。
これについては川のそばで暮らす人たちにはきちんと伝えてきました。
住民はこうした制限にしたがって生活しています。

Q:あそこで暮らすのをやめさせるべきでは?

スヴェトラナ・コスティナ:
現在の放射能レベルでは、住民たちに立ち退きを義務付けるのは法的に難しいでしょう。
すでにお話ししたように放射能レベルは国際的な危険水準を下回りました。
ですから、人々を退去させる法的根拠がないのです。

公には何も問題がないという見解でした。
モスリュモヴォ村ではテチャ川の土手は立ち入り禁止になっています。
しかし警備は緩く、住民や家畜はいまだに出入りしています。


「自然放射線の75倍の値だ」

ロシアを離れる前に私たちは夜の闇にまぎれて少しばかり冒険をしました。

放射性廃棄物はどこへ49

クリスチャン・クールボン:大きい?

ーー:ああ

クリスチャン・クールボン:本当?



フランス ヴァランス

フランスにもどったクリスチャン・クールボンは、持ち帰ったサンプルを並べます。
放射性廃棄物はどこへ50放射性廃棄物はどこへ51放射性廃棄物はどこへ52


これは橋の下の?
幹線道路の橋の下にある土手のだ。
今すぐ測定して数日後には測ろう。
土手のだね?
そうだ。


サンプルを検出器に入れます。
これで放射線を測定し、放射性物質を特定します。

放射性廃棄物はどこへ53

セシウム137ですね。
疑いの余地なし。
かなりの汚染だ。これはとんでもないね。凄まじいよ。


数日後に最終結果が出ました。


放射性廃棄物はどこへ54
ブルーノ・シャレイロン CRIIRAD研究者:
まず第一にテチャ川はトリチウムによって高度に汚染されています。
これは公式の報告書には全く言及されていません。
第二に水の汚染によって土手の土壌に特にセシウム137が大量に蓄積しています。
言わば土壌そのものが放射性廃棄物になってしまったのです。
橋の下で採取した土に1kgあたり最高18万ベクレルを検出しました。
そこを歩く人たちにとって、この放射線量は非常に高い値です。
水と土の汚染で、放射性物質が食物汚染の連鎖の中にも入り込んでいます。
セシウム137が魚では1kgあたり600ベクレル以上
牛乳は1kgあたり24ベクレル検出されました。
村の住民は地面から放出される放射線と、食事による体内からの汚染。
その二つを通して大量に被ばくしています。

Q:村は汚染されているんですね?

ブルーノ・シャレイロン:
一番の疑問は、なぜ村の住民を避難させないのか?ということです。


数日後、テチャ川の沈殿物には最も猛毒な放射性物質、
プルトニウム239と240によって汚染されていることが分かりました。
本来値はゼロであるべき筈なのに1kgあたり2200ベクレルという数値です。

軍人用か民間用かを問わず、原子炉には一つの共通点があります。
放射性廃棄物を生み出し、その一部が環境の中に出ていくという事です。



後編予告
フランスにも各施設があります。コタンタン半島ラ・アーグにある核燃料再処理工場では
フランス国内だけでなく、ヨーロッパのほかの国や日本からの使用済み核燃料を受け入れています。
使用済み核燃料は完全に密閉された部屋の中で全てロボットによって扱われます。
人が触れると致命的な欠陥を招くからです。

使用済み核燃料の中間貯蔵プールです。
水深では9m。
使用済み核燃料が入っていた容器の上を深さ4mの水が覆っていて、私たちを放射線から守っています。

私たちは再処理で回収されたウランの行く先を追跡。
この危険な物質は8000kmの旅をして、シベリアの奥深くに運ばれていました。

あれが秘密都市だね。トムスク7と言われている。
セベルスクとも呼ばれているよ。
人口は大体12万5000人。
これはなに?
これが探していたものだ。これが問題なんだよ。
シベリアに運ばれたウランの貯蔵コンテナだ。
この1個の点、これが…
コンテナ?

フランスから運ばれたウランのほとんどはシベリアのコンテナの中に放置されていました。







続きを読む

1.「海洋投棄とアメリカ・ハンフォード核施設コロンビア川の汚染」終わらない悪夢2009年仏(内容書き出し)

わたしは、驚愕の内容です。というブログを2011年5月21日に書いています。
この動画の内容が私の中では衝撃的で、いつも、あの動画はどこだったろう?と探していました。
当時はまだ、今みたいに完全に内容を書き出していない時でしたので、大まかな事しか書いてありません。

でも、何かにつけて「確かどこかで見た筈だ」と探すと、この動画が出てくるのです。

珍しく、Youtubeが奇跡的に消されていなかったので、
こんなに何回も気になるんならと…書き出すことにしました。

そして、あの時に見た驚きが今改めて書き出してみると、また、別の側面からも見えてくるような気がします。
いろんな意味で今の日本の状況と重ねて考えさせられる番組だと思います。



放射性廃棄物はどこへ55

終わらない悪夢 前篇

放射性廃棄物はどこへ56
室山哲也解説委員
今年3月に発生し、今も続いている東京電力、福島第一原子力発電所の事故では
大量の放射性物質が周囲の環境に放出され
人体への影響の懸念や、農業漁業の混乱などを引き起こし
チェルノブイリ事故と同じ国際評価基準レベル7の世界を揺るがす大災害となりました。
世界的なエネルギー不足、地球温暖化が徐々に進行する中で
その解決策の一つとしての原子力エネルギーに世界の目が集まっているさなかの出来事でした。
今後私達は原子力エネルギーとどう向き合い、リスクを克服し未来に向けて行動していけばいいのでしょうか、
今日お伝えする番組は電力の80%近くを原子力にたよるフランスで制作されたものです。
原子力発電が抱える課題を放射性廃棄物の処理という観点から追っています。
福島の原発事故が起きる前に制作されたものですが、
多くの新事実やリポートを積み重ねることで考えさせられる内容となっています。
ご一緒に見てみたいと思います。

制作 Bonne Pioche/Arte France(フランス2009年)


放射性廃棄物はどこへ1

Q:不安の現況は放射性廃棄物です。原子力開発にはブレーキが?

アンヌ・ロベルジョン 仏 原子力企業 アレバ社 CEO :
皆さんは家庭のゴミにさえ神経質なのですから、放射性廃棄物には恐れさえ抱いているはずです。

Q:怖がり過ぎかもしれませんが 当然とも言えるのでは?

アンヌ・ロベルジョン:これまで原子力業界は 確かに配慮が足りませんでした。

Q:透明性にかけていた?

アンヌ・ロベルジョン:
ええ 社会の不安に鈍感で こう言い続けました。
「心配するな 我々に任せておけばいい」
皆さんは もっと知る権利があると 我が社は考えます。
怖いものは怖いという権利も、タブーや秘密にされるテーマではありません。
対話を始めましょう!


では始めましょう。
原子力産業は生まれた時から物議をかもしてきました。
いくら説明されても安心はできませんでした。
EUヨーロッパ連合の最近の世論調査によると、原子力産業に不信感をいだいている人が75%に上りました。その根源には放射性廃棄物に対する恐怖があります。

2000年6月に撮影されたこの映像は、放射性廃棄物がもたらす問題を目の前に突きつけました。

放射性廃棄物はどこへ11

海底に放射能を帯びたボロボロのドラム缶が散らばっています。
この中には何が入っていたのでしょうか?

最も危険な廃棄物は原子炉で生まれます。
発電所の原子炉にはウランを詰めた燃料棒が炉心に置かれます。
燃料棒の内部でウランが反応を起こします。核分裂です。
ウランの原子が中性子と飛ばれる粒子を放出しそれが他の原子にぶつかって次々に分裂。
大量のエネルギーを解き放つのです。

こうして燃料棒が熱を発することで原子炉が水を沸騰させ、タービンを回し電力を生み出します。
燃料棒を数年経つと使えなくなり炉心から取り出されプールに沈められます。
そこで時間をかけて冷却されます。これが使用済み核燃料です。
使われた燃料棒の内部には新たな放射性物質が生まれています。

プルトニウム、セシウム、アメリシウム、クリプトンなどです。
放射線を出す器官は1000分の数秒のものから数百万年のものまで様々です。

放射性廃棄物は危険なので隔離しなければなりません。
少しでも接触したものは汚染されます。
使用済みの燃料棒はもちろん、それに触れたもの全て。水も設備も作業服もです。

私たちはこれから世界中で放射性廃棄物が軍隊や民間でどのように管理されているのか、
住民に危険性はないのかを調べていきます。

放射性廃棄物はどこへ12

調査は国際的な環境保護団体グリーンピースの本部から始めます。
冒頭で紹介した海底のドラム缶を撮影したのはグリーンピースです。
ビデオ保管室には彼等にとって貴重な資料があります。
マイク・タウンズリーは長年、放射性廃棄物の海洋投棄に反対する運動に参加してきました。

放射性廃棄物はどこへ13

マイク・タウンズリー グリンピース本部:
私たちはフランス北西部の原子力施設ラ・アーグの沖、英仏海峡の深い海域に潜りました。
すぐそばに漁場や人々が集まり浜辺があります。

Q:海底で何を見つけたんですか」

マイク・タウンズリー:
サビたり壊れたりした放射性廃棄物用のドラム缶です。空っぽになったドラム缶ですよ。
その中にうなぎなどが住み着いていました。
そこで疑問なのは放射性廃棄物はどうなったのか?ということですが、外に漏れ出してしまったんです。
何が起きたかわかるでしょう?
暗い海の底に消えたわけではありません。食物連鎖の中に取り込まれたんです
その連鎖の一部となったものはいつ私たちの食卓に上ってもおかしく有りません。


食物連鎖に入った放射性物質は危険なのでしょうか?
人間は絶えず自然界の弱い放射線にさらされています。
例えば飛行機に乗ったり、かこう岩の多い地域を歩くときもそうです。
原子爆弾が落ちたあとや放射線を出すもののすぐ近くにいるときには強い照射を受けます。

また放射能で汚染された食べ物や水を摂取したり、気体やちりを吸い込めば放射性物質が臓器に付着します。放射線はいわば小さな粒子や電磁波の機関銃のようなものです。
細胞に入りDNAを傷つけます。
放射線が弱ければ身体はDNAを修復します。
しかしあまりに強い放射線を浴びると修復出来ません。
そして消化器官や心臓欠陥の病気、あるいはもっと深刻な癌や遺伝子の変異を引き起こしかねません。

放射性物質を不用意に捨てると私達自身が被害を受ける可能性があります。

Q:海洋投棄は一般的でしたか?

マイク・タウンズリー:
かつてはどこの国もやっていました。
イギリス、フランス、アメリカ、ロシア、日本。
ドラム缶ごと海に捨てていました。廃棄物を海に投棄していたんです。

当時は何の関心もありませんでした。海は世界最大のゴミ箱と考えられていたんです。


国際原子力機関IAEAの発表によると、
50年足らずの間に様々な国が10万トン以上の放射性廃棄物を海洋投棄しました。
イギリスだけで全体の80%を占めています。
そして海を持たないスイスが2番目となっています。

放射性廃棄物はどこへ14

放射能汚染に直面して多くの国が海洋投棄に反対し、民間の反核運動を支援しました。


放射性廃棄物はどこへ15
マイク・タウンズリー:
こうした衝撃的な映像によって、この問題が世界中に伝わりました。
しかし反対運動が勝利を収め、海上での船からの放射性廃棄物の投棄に、終止符が打たれるまでには
更に10年かかかりました。

1993年国際条約によって放射性廃棄物の海洋投棄はついに全面禁止になりました。
しかし廃棄物の管理については未だに曖昧な部分が残っています。
核開発は軍の手動で行われました。
しかし軍が抱える放射性廃棄物の多くは機密とされています。


ハンフォード核施設
放射性廃棄物はどこへ16


私たちはアメリカワシントン州にある、
かつて世界で初めて本格的なプルトニウム生産に成功した施設に向かいます。

第二次世界大戦中の1942年、時のルーズベルト政権は
ハンフォードをマンハッタン計画の核兵器製造拠点の一つに選びました。
砂漠の奥深くに建設された核施設は、兵舎などが立ち並ぶ人口5万1000人の町となりました。
プルトニウムを得るための原子炉と再処理施設が大急ぎで建設されました。
現在のハンフォードは見捨てられ歴史上の異物のようになっています。

放射性廃棄物はどこへ17

見たところ軍事施設の殆どは閉鎖されているようです。
ハンフォード核施設を管理するアメリカのエネルギー省は、私たちの立ち入りを拒否。

そこでハンフォードの環境問題に取り組む地元の団体の代表トム・カーペンターに話を聞きました。
許可無く施設に近づくにはコロンビア川をボートで行くしかありません。

放射性廃棄物はどこへ18
トム・カーペンター ハンフォード・チャレンジ代表:
政府がこのような辺鄙な場所を選んだのは、
もし事故が起きても犠牲者が少なくてすむからです。汚染が進んでも文句をいう人は殆どいません。

これが世界で初めてプルトニウムを生産した原子炉です。
1943年に核兵器用のプルトニウムを生産するために建設されB炉と呼ばれました。
長崎に落とされた原爆のプルトニウムはここで作られました。

放射性廃棄物はどこへ19

トム・カーペンター:
ハンフォードは長年秘密の場所でした。
過去にこの施設で何回放射能漏れや火災が起きたのか、風下の街に住む住民がどれほど被ばくしたのか。
誰も知ることは出来ませんでした。
ここは兵器を作るための施設だったので放射性廃棄物のこと深く考える人もいませんでした。
近くに川があったことも軍にとっては都合のよいことでした。
原子炉の冷却には、この冷たい川の水が使われ、使用後の廃液はそのまま川に流されたのです。
こうしてこの川はひどく汚染されてしまいました。

Q:住民は気づいていましたか?

トム・カーペンター:
もちろん気づいていませんよ。全てが秘密でマンハッタン計画のもとで行なわれました。
アメリカ軍の作戦だったのです。


コロンビア川の川底は放射性物質に覆われています。
今も川の水は汚染され続けていますが、取り除く方法は誰にもわかりません。
衝撃的なのはこの映像です。
ハンフォード核施設の責任者たちは職員の家族が川で遊ぶことを許可し、その危険性を知らせませんでした。

放射性廃棄物はどこへ20

施設から数キロのところにある町、リッチランド。
ここに住むアランボルトはかつてハンフォード核施設の原子力技師でした。


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アラン・ボルト 元原子力技師:
私は1963年にハンフォードにきました。
21歳で大学を卒業したばかり。
まだ若かったので、上司の説明をすべて信じていました。
しかし20年間ここで聞かされてきたことは、事実とはかけ離れていることがわかりました。
ハンフォードは実はひどい施設で、出した廃液で周囲を汚染していたのです。
私はその濃度が高く、拡散していたことにショックを受けました。
あたりはすっかり汚染されました。

1943年以降、最も危険性の高い廃液を貯蔵するため、
170個の巨大なコンクリートのタンクがつくられました。
それぞれがビル1つすっぽり入るほどの大きさでした。

放射性廃棄物はどこへ22

その後リスクを減らすため一時的な処置としてタンクは地中に埋められました。
1980年代、60個のタンクから廃液が漏れ出した地下水を汚染していることが発見されます。
そのまま放置すべきではない、放射能レベルが高い廃液は今も2億リットル残っています。

タンク内部のカメラで見ることが出来ます。

放射性廃棄物はどこへ23

廃液を安全に処理するには、溶けたガラスの混ぜたあと固めます。
ここにはその工場が建設中ですが、完成までのあいだタンクの底では放射性物質が漏れ続けます。

アラン・ボルト:
ここは砂漠地帯で一年に175ミリしか雨が降りません。
それでも廃液を土に染み込ませ、地下水を汚染するには十分な量です。
この先数十万年、施設の下にある地下水は有毒なままです。
また、原子炉付近からは別の化学物質も河に入り込んでいます。

クロムは鮭の産卵を脅かすでしょう
鮭は卵を川底の砂利に産み付けます。
そこへクロムが川底からしみだしてきて卵に影響を与えるのです。
稚魚にとってクロムは有毒です。


アランボルトの話しは絵空事ではありません。
2002年のアメリカエネルギー省の調査では
コロンビア川の魚に放射性物質のストロンチウム90が含まれている
と報告されています。

放射性廃棄物はどこへ24

ここの魚を食べ続けると、がんを発症しやすくなる可能性があります。

私たちは川の汚染について科学的な裏付けが欲しいと思いました。
そこでフランスにある独立非営利の調査機関クリラッド(CRIIRAD)の研究者に調査を依頼しました。
アメリカ人科学者ノーム・バスクも同行してくれました。
ハンフォードの植物の汚染について調べている人物です。


放射性廃棄物はどこへ25
ノーム・バスク 科学者:
ここは最悪ですよ。西半球で最も汚染された場所です。
見たところ何の問題もないみたいでしょ?
彼らはここの川岸に手を加えたようだ。随分盛り土がしてある。
前はもっと大きな岩がごろごろしていたよ。


ノームが前回サンプルの採取のためにここに来た時、
アメリカエネルギー省は警備員に彼を捕まえさせ妨害しました。
今回当局は別の手を使いました。

放射性廃棄物はどこへ26

汚染された木々が伐採されました。
この土手を石で覆ってしまいましたね。
全部隠れてしまいました。
放射線量を測ってみますが、異常な数値は見られません。

それでも土壌のサンプルを採取できる場所を見つけたようです。



ヴァランス
放射性廃棄物はどこへ27


フランスの原子力調査機関クリラッドでコロンビア川の土壌と水が分析されます。

Q:サンプルからなにが分かりましたか?

放射性廃棄物はどこへ28
ブルーノ・シャレイロン CRIIRAD(クリラッド)研究者:
第一にハンフォード核施設周辺の川がトリチウムで汚染されていること。
1リットルあたり13ベクレルです。
一方施設より上流では2.5ベクレル以下でした。
第二に不自然なほど高い濃度のウランが検出されたこと。
ラジウムの4倍です。
さらに自然では存在しないユーロピュウム152がありました。

ハンフォード核施設側は121平方kmにおよぶ地下水面で、
トリチウムの汚染が飲料水の基準値を超えていると認めています。

この施設からは放射性物質が漏れ続け、汚染物質が地下水に入り込み、
ゆっくりとコロンビア川に向かって移動していると言えます。

放射性廃棄物はどこへ29

また、ヨウ素129のような放射性物質には有効な除去方法がありません。




つづくーー


2.「1957年ソ連マヤーク核施設の爆発とテチャ川の汚染」
終わらない悪夢2009年仏(内容書き出し)

台湾・先住民の島に放射性廃棄物 見過ごされた危機 台湾の孤島で11/24報道特集(動画・内容書き出し)


台湾・先住民の島に放射性廃棄物
見過ごされた危機 台湾の孤島で


見過ごされた危機_台湾の孤島で_報道特集20121124 投稿者 gomizeromirai
2012年11月24日放送 TBS 報道特集

蘭嶼島11

天然資源に乏しく海に囲まれた地震多発地帯
日本と極めて似た環境にある台湾は、
エネルギーや原発政策についても日本と同じような道を歩んできました。
放射性廃棄物の問題も例外ではありません。
長年核のゴミを、言わば押し付けられてきた台湾の沖に浮かぶ小さな島を取材しました。

蘭嶼島12

台湾本島から南方80kmの沖合に浮かぶ蘭嶼島。
広さ48平方km伊豆七島の一つ三宅島よりも一回り小さな島に、
およそ3000人の先住民“タオ族”が伝統文化を守りながら暮らしている。

だが、この島の南側に、今から30年前放射性廃棄物の貯蔵時絶がつくられて以降
健康被害を訴える声が相次いでいる。


島民:叔父はその施設で何年か働いて、39か40歳で胃癌で死んだ。


この女性は1995年、甲状腺がんの手術を受けた。
甲状腺がんは放射線の影響で発病する可能性が指摘されている。

Q:蘭嶼島には甲状腺がん患者が多い?

蘭嶼島13
甲状腺がんになった女性:
ええ、何人もいます。近所にも知っているだけで3人もいます。
癌と貯蔵施設との関係について、誰かに調べてもらって明らかにしてほしいです。
私たちに教えて欲しいのです。

蘭嶼島14

この緑色の建物が放射性廃棄物の貯蔵庫だ。
東京ドーム2.5個分の敷地に23棟並んでいる。
蘭嶼島15

貯蔵庫の高さは1.5m
地下は3m掘られ、1996年に搬入中止となるまでの14年間で、
10万個に及ぶドラム缶が積み上げられた。

蘭嶼島16

貯蔵庫の中を最近移したとされる写真だ。

蘭嶼島17 蘭嶼島18

多くのドラム缶が錆び、中身が出てしまったものもある。
30年に及ぶ保管でドラム缶が破損していたのだ。

この貯蔵施設はもともと一時保管のためのものだった。
近くに専用の船着き場をつくり、当初はここから海に運び投げ捨てる計画だった。

蘭嶼島19

1950年代から70年代にかけ、アメリカが行っていた低レベル放射性廃棄物の海洋投棄。
台湾も同じように行おうとしたが、その後国際的に禁止となり、蘭嶼島の貯蔵施設に運ばれて行った。

台湾には3カ所に6基の原発がある。
総発電量の12%を占めるが、日本と同様放射性廃棄物の最終的な処分に苦慮している。

現在使用済み核燃料などの高レベル放射性廃棄物はそれぞれの原発敷地内に置かれている。

一方、蘭嶼島に運び込まれたのは原発で使用した作業服や廃液、泥などの低レベル放射性廃棄物だ。
島民にはどんな施設をつくるのかさえ知らされなかったという。

島民:
“缶詰工場”を建てるから働らいてもらうとか言っていたけど、
こんなのをつくるなんて思いもよらなかった。
島の年寄りたちは言葉も分からず騙されたんだ。


先住民の島に押し付けられた放射性廃棄物。
台湾の先住民の調査を続ける文化人類学者、桜美林大学の中生教授はこれを問題視し、
東日本大震災の3か月前に論文を発表していた。

蘭嶼島20

「蘭嶼島 津波の島に蓄積される核廃棄物」
中生氏は蘭嶼島に大きな津波が来る可能性があり、この貯蔵施設ごと破壊され、
ドラム缶から放射性物質が海に流れていくのではないか。

そして台湾方面からの黒潮に乗って、日本近海へ汚染が広がるのではないかと問題提起したのだ。

蘭嶼島21

今年4月中生氏は調査団を結成した。
メンバーは、各分野のエキスパートだ。
蘭嶼島22  蘭嶼島23
蘭嶼島24  蘭嶼島25

台湾の津波に詳しい琉球大学の中村准教授。
放射線測定の専門家首都大学東京の加藤準教授。
そして、医師で桜美林大学の渡辺教授だった。


8月末、いよいよ蘭嶼島での調査が始まった。


放射性廃棄物の貯蔵施設は大丈夫なのか?
今年8月台湾の蘭嶼島に日本の調査団が向かった。

津波が専門の中村氏は、対岸の各地を掘って地層調査を行った。

中村衡准教授 琉球大学:
化石を見て、沖の方からる波が来たのかどうかを判断します。
そういう事で、何時ぐらいに大きな波が来たかを知れると思います。

この島の先住民“タオ族”は固有の文字を持たないため、津波に対する古い文献が残っていない。
だが、過去に大きな津波が発生し、今後も10mを超える津波が来る可能性があるという。

実は1771年、沖縄八重山諸島沖の地震では大津波が発生。
最大30mにも達し、当時石垣島の島民の半数が死亡、行方不明となったのだ。

蘭嶼島26

そして中村氏はこの地層を発見した。
貝殻を年代測定すると、蘭嶼島に700年間で3回の津波が来た可能性があることが分かった。

次に中村氏が訪れたのは、貯蔵施設の目の前にある防波堤だった。

蘭嶼島27
中村:
これ完全に入っちゃいますね。あ、結構奥まで行きますね、ほとんど全部いっちゃいました。
こういうところから波が入って、巣があるから中を侵食しますから、
頻繁にやるとこういうのがやっぱり劣化のもとになります。
これ、取れますけど。
やっぱりこれは土ですね。

Q:全体的に倒れてしまう?

中村:倒れるか、ま、中のものが抜けて壁が崩れるかですね。

防波堤は海抜9mの道に、およそ2mの高さで設置されているが、
これを乗り越える大津波が来る可能性は否定できない。

蘭嶼島28

島の港にもこれと似た防波堤があり、8月末の台風で崩れていた。


放射線測定の専門家、加藤氏は、まず貯蔵施設の脇にやってきた。
施設の周りで測定すると、

加藤:
0.03マイクロシーベルト/hですね。
0.04ぐらいです。
今までの東京と同じという形ですね。

Q:問題はなさそう?

加藤:問題は今のところはなさそうですね。

国際放射線防護委員会は一般人の平常時の被ばく許容限度を年間1ミリシーベルトと勧告している。
1時間なら0.11マイクロシーベルトに相当するが、それを下回る値だ。

だが、この貯蔵施設について、加藤氏は別の事が心配になった。

加藤:
岩が落ちて直撃する可能性がありますよね。
そしたらドラム缶なんてひとたまりもないですよね。

Q:あれだけ切り立っているわけですからね。

蘭嶼島29
蘭嶼島29

加藤:
ちょっと危ないんじゃないのかな。
立地条件として、そのまま谷沿いで、きちゃいますよね、こちら側に。

崖の下にある、この貯蔵施設の天井と壁は、厚さ35cmのコンクリートで覆われている。
しかし、がけ崩れや、巨大な岩の落下があれば
施設が破壊され、放射性物質が海に漏れだすのではないかと考えたのだ。

加藤氏は海岸に出て施設の排水管にも入った。

蘭嶼島30
加藤:
まだまだ奥はめちゃくちゃ深いですから、で、どんどんどんどん線量が上がっていきます。
で、確実にセシウムです。
0.15マイクロシーベルト/hです。
とにかく中に入っていけばいくほど濃度が上がってくると思いますね。


その後加藤氏は島の沿岸部500mごとに放射線測定を行った。
線量が上がったのはゴミ集積場の前だった。
家庭ゴミが集められる場所だというが、

加藤:
線量が2.35マイクロシーベルト/hですか。
島自体が0.02とか0.03とか、それぐらいしかないのに、
もう一気に100倍に。
何が入っているのかは分からないんですけれども。


意外にも線量がさらに上がったのは、島の南にある、貯蔵施設から最も離れた北部の集落だった。

蘭嶼島31

加藤:瞬間ですけれども、50マイクロシーベルト/hですよ。


巡回地では、たびたび50マイクロを超えた。
場所によっては固定しても毎時7マイクロシーベルト。
年間換算すると、61ミリシーベルトだ。

日本で避難が望ましいとされる基準20ミリシーベルトを大きく上回った。

この地区には小学校もある。

朗島小学校校長:
毎時10マイクロシーベルトぐらいの放射線量を毎日浴びているとすると、
人体にはどのような影響があるのでしょうか?

加藤:
一番多いのは染色体異常ですね。白血病。
ヨウ素だとすれば甲状腺。
子どもは特にヨウ素は集積しやすいですから、

校長:
このような高い数値を見て、とても不安です。
自然環境の良いこの島に、あんな施設があってはいけないのです。

この高い線量について加藤氏は、貯蔵施設からの放射性物質のせいとは特定できず、
天然鉱物や、かつて夜光塗料に使われたラジウムによる可能性も捨てられないという。

医師で桜美林大学の渡辺教授は島民のアンケート調査を始めていた。


渡辺:私たちは生活と健康のかかわりを調べているんですね。

渡辺氏は島の医療関係者にも会った。

渡辺:癌で一番多いのはどこの部位のがんですか?

島の医療関係者:
癌は多いですね。
肺がん、甲状腺がん、口腔がん、少ないですが脳のがんもあります。


渡辺氏は貯蔵施設の元作業員にも話を聞いた。
この女性は現場の放射線管理はずさんだったと振り返る。

蘭嶼島32
貯蔵施設の元作業員:
上司が放射線量の表示を勝手に調整して、
「ほら、大丈夫だろ。基準値には達していないよ」と言っていました。
でも私は見ました。
勝手に数値を直しているのを見たのです。


蘭嶼島調査の3日目。
調査団は施設の内部へと入った。
応対したのは池(チ)所長と台湾電力のアドバイザーを長年務めている輔仁大学の謝教授だった。

謝:まずこっちへ来てちょっと休んで下さい。

池國泰所長 台湾電力・蘭嶼貯蔵場

まずは津波対策について尋ねる。
台湾電力は東日本大震災の後、追加措置を検討したが必要ないと判断したという。
謝(しゃ)教授もこう述べた。

謝牧謙教授 輔仁大学:
石の塀がありますね、そこが大体11m(海抜)。
で、過去において一番高い津波が5.6mぐらいですね、うん。

Q:台湾では想定外の津波は来ないという事ですか?

蘭嶼島33
謝:
問題はその想定がどういうふうに定義しているか。
過去の津波を無視したわけですね、福島の場合は。

台湾電力は津波やがけ崩れなど、さまざまな災害を想定した作りになっていると言う。
内部のドラム缶については、

蘭嶼島34
池:
ドラム缶は鉄で作られているのでサビは避けられません。
鉄ですから、長い年月が経つとサビます。
だから、安全のために再包装、リパックしたのです。

台湾電力は多数のドラム缶が破損したため、
2007年から去年に掛け、ドラム缶10万個すべてを検査して詰め替えたという。
その過程で放射性物質の飛散はなかったのか?

池:
作業員が呼吸するための空気口には空気清浄システムが使われていましたが、
わずかな粒子が地面に落ちてそこに雨が降り、海辺に流された可能性があります。

一時的に線量が上がったが、島民の健康への影響はなく、
今後住民全員の健康調査を一層強化していくと強調した。

今月10日、中生氏と加藤氏は再び蘭嶼島を訪れた。
台湾の原子力委員会から共同調査の依頼があったのだ。
高い放射線量が計測されたあの集落で、あらためて測定を行うと、


103マイクロシーベルト/h
この前よりひどいね。

毎時100マイクロシーベルト以上の場所が新たに見つかった。
電信柱や建物の壁で線量が高くなるところも見つかり、
原因としてコンクリート汚染の可能性も浮上した。

コンクリートはセメントと砂や砂利を混ぜて作るが、
それらの材料が何らかの理由で放射性物質に汚染されていたかもしれないというのだ。

蘭嶼島35
中生:
雨で降って来たならほかのものも同じように高くなっている筈だけども、
ここだけ高いから、やっぱり。74。

だが同じ場所で台湾電力や原子力委員会など、台湾側による測定では高い数値は出なかった。

蘭嶼島36

謝:10倍ぐらい、これはちょっとおかしいですよ。

加藤氏によると、台湾側の測定器は「放射性物質の種類によって測らない設定」になっているという。
一方台湾側は「付近の電磁波による影響を受けた異常値ではないか?」と主張した。

今月11日、住民説明会が開かれた。
その場で島民の長年における貯蔵施設への不信感がふきだした。


島民:
あなた方はいつも隠ぺいしてきました。
どんな専門家だというのか。
30年間使ってきたあなた方の線量計はどうして日本の先生たちのと違うのか?
ちゃんと答えなさいよ。

島民:
あなた達は最初から最後までウソしか言っていない。
私たち島民にもうウソを言わないでくれ。
もう出ていってくれ!

島民:あなた達は汚染を認めないし、話しすら聞いてくれない。

島民:その施設が安全だというなら、自分の家に置けよ!

台湾電力側は会場を出るように言われて、席を立った。
中生氏は島民の代表に測定器を寄贈した。
今後も調査を行うとしている。
蘭嶼島37


ーー

文化人類学だったり医師だったりと、研究の分野の異なる専門家たちが集まって、
チームとしてこういった調査をするというのは貴重な試みだと感じましたね。
そして、今回は日本の調査団が行っているんですけれども、
台湾の原発事情というのはどうなんですか?

日下部正樹:
簡単に言うと、90年代の民主化以前はですね、
国民党の一党独裁で本当に有無を言わせぬ原子力政策を進めてきていて、
蘭嶼島の人々が、その犠牲者なんですね。
ただ民主化以降はと言いますと二大政党の一つである民進党。
これは、完全に明確な反原発を打ち出していて、一つの大きなうねりになっているんですけれども、
こういう事もあって独裁時代のような強硬手段はとれなくなっているんですね。
こうした中、たとえば放射性廃棄物をめぐって処分に困ってですね、
北朝鮮に運ぶ計画とかもあったんですけれども、
これは国際的な非難を浴びて挫折しているんですけれどもね。
そして、福島の事故を受けてですね、
与党の国民党も稼働中の原発については2025年までに廃炉にする方針を決めているという事で、
まァ、脱原発の方向では多少台湾の方が進んでいるかな、という気はするんですけどね。

金平茂樹:
先程ね、このスタジオも震度4の地震がありましたでしょ。
やっぱり地震という事で言うと、台湾も日本も隣接していて地震国という、
そこでこう見えてくる放射性廃棄物の処理の問題って言うのは、
まるでね、日本の状況を二重写しにしてみているみたいで、
情報の隠ぺいとかですね、あるいは都合の悪いものをなによりも過疎地とか、島とか、
特に少数民族に人達に押し付けるという、差別の構造というのは、
見ていて非常にですね、他人事じゃないものを感じましたですね。





台湾南東部のとても美しい蘭嶼島が台湾電力の放射性廃棄物で汚された
/毎時67マイクロシーベルト



ーーー

最後の写真、台湾に寄贈した測定器(途中で日本の先生が測っていた測定器と同じもの)は、
ローソンが野菜や弁当を山盛りにして測定していた機械と一緒のものだという事を発見しましたww

食べて応援しよう~ローソンの場合~
ローソン15 
ローソン11


「この空はもちろん福島に繋がっているという事を忘れないでいたい」小出裕章氏11/18岐阜(書き出し)

小出先生のスピーチの部分を書き出しました。


tunagariフェスティバル 小出裕章氏 岐阜市金講演 2012年11月18日


4:10~

みなさんおはようございます。
今この場に私が立っていることを、自分でもなんか、ちょっと不思議な気持ちでここに立っています。
これが今日のフェスティバルのパンフレットで、
「約束は誰も無理をしてはいけません」と書いてあるんですね、
私いま、結構無理してここに立っているんですけれどもwと、実は思います。

私が原子力に反対しようと思い立ったのは、
1970年の10月でした。
かれこれ42年経ってしまいました。
その私の42年の人生の中で、なんとか大きな事故を起こす前に原子力発電所を止めなければいけないと、
ずーっと思い続けて来たのですが、残念ながら私の願いは届きませんでした。

去年の3月11日に、ついに私が恐れていた事故が福島第一原子力発電所で起きてしまい、
自分の力の無さ、なんとも言葉にできないほど無念に思いました。
でも、やめるわけにはいかないので、
その後も何とか原子力を止めるためにと思いながら、毎日を生きてきました。

昨日は可児(かに)市のみなさんに呼ばれて可児市に着きました。
今日はこれから鈴鹿に行って鈴鹿のみなさんに話を聞いてもらおうと思っています。
そうしたら、その事を今日の主催者の方がどこからか聞きつけて、
「可児から鈴鹿に行くならばここは通り道だからまた寄って行け」と、ww
そういうお誘いでした。
正直言ったら、「まいったな」と、「だいぶ疲れているのにな」と思いまして、
無理しちゃいけないというのに無理しなきゃいけないと、思いながら、
そんな気持ちを抱きながらここに来ていますけれども、

でも、ありがたいと思います。
皆さんこうやってこの場に集まって下さっているわけですし、
なんとしても原子力を私は止めたいと思いますので、
みなさんのお力を借りながら、これからも歩みたいと思います。

それから今ご質問のあった件ですが、原子力発電所は湯沸かし装置です。
そう私はずっと言い続けてきました。

200年前に、ジェームスワットたちが発明した蒸気機関という機械です。
非常に古めかしい機械で、
水を沸騰させて蒸気にして、その蒸気で、ただ、タービンという羽根車をまわすという、
それだけの装置です。

原理はもう、なんていう事もないし、本当に古めかしい道具なんですけれども、
でもその原子力発電所は、お化けのような巨大な工場になってしまって、
都会には決してつくることはできずに、過疎地に押し付けるという事になってきました。

その原因は非常に単純です。
湯沸かし装置で使う燃料がウランであって、
ウランを燃やしてしまえば、核分裂生成物という放射性物質がどうしても出来てしまう。
そうなればみんな被ばくをせざるを得ない。
日常的には労働者が被ばくをするわけですし、その地域住民が被ばくをする。
そして万が一事故になってしまえば、
今回の福島原子力発電所の事故が示しているように、大変なことになってしまう。
だから「出来る限り都会から離して」という事でやってきたわけです。

しかし、
少しだけ原子力発電所を都会から離したところで、「結局は同じ事だったんだ」という事が、
今回の福島の事故で皆さんにも分かっていただけたのではないかと思います。


今現在、福島第一原子力発電所周辺の1000平方kmの場所が、
国によって強制避難という地域に指定されています。
琵琶湖の1.5倍です。

私は先週琵琶湖のほとりの長浜というところに行きました。
しばらく琵琶湖のほとりに立って見ていました。
琵琶湖は湖ですけれども、海のように大きいなと思いました。

その琵琶湖が1.5個入ってしまうほどの面積が、
放射能でモーレツに汚れてしまっていて、「もう人が住めない」ということで、
ほぼ十万人の人々が故郷を追われています。

みなさんも、それぞれご自分の住まいがあって、故郷と呼べるようなところがあるかもしれません。
何十年かそこに住んできて、その土地に繋がってという生き方を、多分皆さんしているわけですけれども、
それが一瞬のうちに奪われてしまって、
その場所に戻れないという人たちが十万人を越えるという事になっています。

その周辺には、実は日本の法律にしたがえば、
放射線の管理区域にしなければいけない。
つまり、無人にしなければいけないという面積が、約2万平方km広がっています。
そこに住んでいる人は多分1000万人に達するのではないかと私は思います。

「それほどの広大な土地を放棄して無人にする事は出来ない」と、日本の政府はどうも踏んだようで、
「逃げたい奴は勝手に逃げろ。国はなんの補償もしないぞ」と、
そういう作戦に彼らは打って出ました。
しかしそうなってしまえば、おそらく逃げられる人はほとんどいません。

今日この会場にも福島から避難をされてきている方がいらっしゃるようですけれども、
自分の生活を捨てて逃げるという事は、大変な重荷を背負わざるを得ないわけです。
それでも何とか逃げたいとして、家族ぐるみで逃げた人もいると思います。
そして、生活を支えるためには父親は汚染地帯に残って、母親と子どもだけを逃がすと、
そういう人沢山いる筈だと思います。
汚染地帯に残れば被ばくをします。必ず健康被害を受けます。
それを避けて逃げようとすれば生活が崩壊してしまう、家族が崩壊してしまうという、
そういう大変な重荷。
「どちらを選ぶのか?」という選択を迫られている人たちが福島を中心として沢山いるという、
そういう現実です。

今日ここは、今私がいるのは岐阜。
私は大阪に住んでいます。
そういうところに住んでいると、
福島の事故なんか無かったかのように、皆さん普通に生活をしているのですけれども、
本当の事を言えば、東北地方、関東地方の広大な面積を、実は失わなければいけないほどの汚染を受けている。
その事に多くのみなさんに気がついて欲しいと思います。


そして岐阜のみなさんに対して一言言うのであれば、
この岐阜から西の方に行くと、若狭湾という所があって、
その一帯に14基の原子力発電所が今建っています。

すでに大飯原子力発電所は運転の再稼働という事をさせられてしまっていますし、
これから総選挙があって、
自民党が勝つという事になれば、次々と原子力発電所が再稼働という事になるだろうと私は思います。

そしてもし、若狭湾の原子力発電所で、福島と同じような事故が起きれば、
放射能は関ヶ原を越えて岐阜に飛んできます。
みなさんの住んでいるところが、まさに今の福島の事故で示されているような、
猛烈な汚染地帯に巻き込まれるという事になるだろ
うと、私は思います。

そうなった時に皆さんはどうするのでしょうか。

もちろん一刻でも早く逃げることが必要ですけれども、
逃げるという事、その事自身が大変だし、
「汚れてしまった故郷に2度と戻れないというような重荷」を誰も背負いたくはないだろうと私は思います。

そうなればできることは一つです。
要するに原子力発電所を廃止するという、それだけです。


なんとしてもそれをやりたいと私は思います。

今日のこの集会の約束というのは、先程聞いていただいた「誰も無理をしてはいけません」というのですが、
今日この集会に参加する資格というのは、
「あなたが、あなたとしてそこにいること」と、いうのが、参加資格だそうです。


この参加資格に、私は何とか自分を満たして、この場に立っていたいと思います。
「私が、私としてここにいる」という事を、これから自分に課していきたいと思います。

私にできることはほんの少しの事です。
これまでもほとんど何もできないまま
原子力の暴走を許してきましたし、事故も止めることができませんでした。

でも、私にできることは必ずあると思いますので、私はやり続けたいと思います。

今日この会場にきて下さっている方々は、
それぞれものすごい個性豊かな方々がこの場所にいらっしゃると思うし、
それぞれの方々が、自分の個性を輝かせて、自分のできることをやってくださる。
歌を歌って下さる方も今日はいらっしゃるようだし、
芸をやって下さる方もいらっしゃるようだし、
それぞれに自分の個性を発揮して原子力を止めるという事に立ちあがって頂けるなら、
希望がないわけではないと私は思いますし、
是非ともそうやって皆さんの力を合わせて、
一つの原子力発電所も再稼働させない。
大飯も止めるという方向にもっていきたいと思います。

今日は、昨日の雨とうって変わって良い天気になって、
私は雨は大好きですけれども、でもこういう集会の時にはこういう天気も良いと思います。

小出

この空はもちろん福島にもつながっているわけで、
今現在、福島の汚染地で人々が生きている、仕事をしている、
子どもたちが泥んこになって遊んでいるという、
そういう場所と今この場所はつながっているという事を忘れないでいたいと思っています。

今日、福島もこんな良い天気であればいいなと私は願います。

私は今からまた鈴鹿の方に出かけますので、これで失礼させていただきます。
ありがとうございました。



小出1






そして・・・
なんと!来週の土曜日に東京の端っこに先生がいらっしゃることが分かりましたヽ(。◕ᆺ◕)ノ


子どもたちの未来と自然エネルギーを考える八王子市民講座
第7回八王子市民講座:2012年12月1日(土)16時~
小出裕章さん講演会「子どもたちに原発はのこせない!」

日時: 2012年12月1日(土)16時~ (開場:15時00分)
場所:首都大学東京 南大沢キャンパス・講堂大ホール (京王線相模原線「南大沢」駅から徒歩約5分)
入場料(前売り/当日):500円

700.jpg

あの↓福士教授のいる首都大学東京ですが・・・
首都大学福士正弘教授のゲルマニウム半導体検出器は壊れていた。
そして、あさイチは番組ホームページを書きかえた。(追記:福士教授インタビュー)


ま、そこは関係ないですがww


チケット買わなくっちゃε=ε=ε=ヾ(*゚ェ゚)ノパタパタ !!


「徹底的に間違えている 日本の国のがれき問題 」小出裕章氏 (内容書き出し)

2012年9月 北九州市 小出裕章氏 




京都大学原子炉実験所小出と申します。
私は実験所の中で、放射能に汚れたゴミの管理に当たっている人間です。
その私から見ると、放射能に向き合う時の原則というものがあります。
それは、
放射能は発生した現場、今ある現場で、出来る限りコンパクトにして、そこで専用に閉じ込める。

一般のゴミと混ぜてはいけないし、産業廃棄物とも混ぜてはいけない。
放射能のゴミとして専用に管理するというのが原則です。

その私の原則から言えば、
今、日本の国ががれき問題でやろうとしていることは、徹底的に間違えています。

全国にばら撒いてしまうという事自身がまず間違えているし、
そこで出てきた焼却灰をそれぞれの自治体に任せて、そこで埋めるなんていう事は、
全くあり得ない事を国はやろうとしています。


それを受け入れるという自治体があるということ自身が私には不思議ですし、
そんな事は決して認めてはいけないと私は思います。

ただし、今現在大変に困難な状況が福島を中心にしてあります。
がれきが放置されている限りは、福島の子どもたちも被ばくをしてしまっているわけで、
それを何とかしなければいけないという、課題は残っています。

それに対して、
今現在の国のやり方が正しくないという事は、私は何百回でも言いたいと思いますけれども、では、
「がれき問題をどうするのか?」と、
「自分のところに来なければいいのか」と、
それだけで考えて欲しくはないと、私はそうも思います。

それぞれの地域の方は大変だろうとは思いますけれども、
充分に考えていただきたいと思います。
以上です。

小出がれき


Q:もうひとつ、
  正式にやるんだったら、どういう形なら可能か?

小出:えー、本当はやってはいけません!

Q:焼却をやってはいけないと?

小出:
焼却は、私はやっても良いと思いますが、
焼却はそれぞれの現地に専用の焼却施設を作って、そこで焼く
そして出てきた焼却灰は専用の施設で保管をするということが原則です。
ですから、それを本当は国がやらなければいけないのですが、
国が全くやらないという、デタラメな国なんですね。
その中で子どもを守るために、私たちに何ができるか?という事を私も考えているわけです。

そして仮に、どこかの、全国というか、北九州市もそうですけれども、
そこで引き受けるというのであれば、
二つの事は必ずやらなければなりません。

一つは、
現有の焼却施設というのは、
放射性物質を閉じ込めるという事に、何の考慮も払われていない施設ですので、そこで焼いてはいけませんので、
放射性物質を取り扱う前に、
ちゃんと放射性物質を捕捉できるようなフィルターなどを取り付けてからでなければやってはいけない。

というのがまず第一です。

そして第二には、
出てきた焼却灰というものは、もともとは東京電力の所有物が汚染しているものなわけですから、
焼却灰は東京電力に返す。
自分のところで始末をするなんていう事ではなくて、
東京電力に返すという事の筋道をつけて、初めてやっていいという事だ
と思います。

ですから住民の方々も、単に自分のところに汚染が来ないで欲しいというそれだけではなくて、
福島を中心とした汚染地の子どもたちを守るために
もし引き受けるのであればその二つの条件を必ず守らせるという、
そういう運動の組み立て方をして欲しいと思います。

もしそれが実現出来るのであれば、
自分たちの子どもたちも守れますし、
汚染地の子どもたちの被ばくも減らすことができる
と考えていただきたいと思います。







「妊婦と乳幼児が危ない!」毎月1回講習会・半谷輝己

除染情報プラザ 福島県 環境省 より

イベント、講習会
2012年12月17日(月)
放射能を知ろう講和(放射能Q&Aママサロン)
【伊達市】健康推進課
時間:14:00~16:00
場所:保原保健センター(伊達市保原町大泉大地内100)
参加者:乳幼児の保護者(※予約制)
特記事項:平成24年6月~平成25年3月まで毎月1回開催予定

詳細を見る↓出てきたのがこのページ
ボランティア14
食品の安全性を知ろう 続パート1
 放射線の健康への影響
  (毎月基本的なお話をしていきます。
   参加される方のご希望により
   お話の内容を変更していきます。)
 Q&A
 なんだかわからないけど・・・怖い
 そんなモヤモヤ気持ちすっきりできる
 といいなぁ


◎対象者:妊婦・乳幼児の保護者

だめだ!!講師は半谷輝己






赤い羽根共同募金から多額の助成金をもらって「放射能は怖くない」と洗脳講演



半谷(はんがい)輝己:
おじいちゃんが釣ってきたアユが20000ベクレル!
さぁ!1kgアユ食うか!!
ふきのとう1kgたべるか!
ふきのとう1kg食べるっていうのはチャレンジャーだぞ!
そのあとはどういう状況になるかはわなんないよな。
はい、そういう事で、実は食べ物に関して言えば
ハーイ!
結論が出ました。
何を食べてもだいじょうぶ!


赤い羽根共同募金とピーチプロジェクトと半谷輝己そして田中俊一が同じ線で繋がった
9/1収録上杉隆&おしどりマコ(内容書き出し)




「防護服は全員分手配していますが、・・・・」納得できない除染ボランティア募集内容の実態


除染情報プラザ 福島県・環境省
http://josen-plaza.env.go.jp/

上記「除染情報プラザ」のお知らせから
なんかヘン(。◔‸◔。)??

気になった部分があったので書いておきます。


「12月1日~10日まで福島市大波地区にて、除染ボランティア「福島元気祭り!クリーン大作戦」が開催されます」
除染ボランティア情報「福島元気祭り!クリーン大作戦」


<一部抜粋>
■ 今回の作業において、10日間参加した場合 ■
A : 除染作業活動
  0.364マイクロシーベルト(大波地区の空間線量)×7時間(作業時間)×10日(ボランティア期間)
  = 25.48マイクロシーベルト
B : ボランティアビレッジ滞在
  0.0687マイクロシーベルト(飯坂温泉ボランティアビレッジ空間線量)×17時間(滞在時間)×10日
  = 11.56マイクロシーベルト
A:除染作業活動 + B:ボランティアビレッジ滞在 = 37.04マイクロシーベルト

ー略ー

さらに、防護服は全員分手配しています。
防護服の着用は個人の自由ですが、防護服を着用して作業を行うということは、
住民に不安や威圧感を与えてしまうということを十分に理解した上、判断して下さい。
大波地区の住民は作業場所内にも防護服なしで住んでいるということを忘れないで下さい。


平常時の年間積算量限度が1ミリシーベルト(1000マイクロシーベルト)としていますが、
この数値を募集の段階から公表し、判断の目安として頂ければと思います。

尚、繰り返しになりますが、
怪我や事故・活動終了後に起こった病気等、放射線障害等・その他のトラブル等は
すべて自己責任となりますので、ご理解の上、お申し込みください。




ーーー


防護服を着るべき地域に住民が住んでいるという事が間違っている!
防護服は用意してあるが…上記の文章を読むと「着るな」と言っているに等しいと思う。


ーーー



ボランティア申込みページより
ボランティア11

<一部抜粋>

・ 滞在場所である松島屋旅館へ直接ご連絡下さい。飯坂温泉松島屋旅館 TEL:024-542-3155
 ・ その際「オンザロードボランティアです」とお伝えください。
 ・ 素泊まり¥4,000(部屋数に限りがございますので、相部屋の可能性もあります。)
 ・ お支払いは、到着時に清算となります。

参加費:無料  (←赤い特大の協調文字で書かれています)
※福島(滞在場所)までの往復交通費は自己負担となります。

活動内容
草刈り・除草した草の袋詰め・腐葉土集めと袋詰め・枝の剪定等



ーーー

交通費も宿泊費も自己負担なのに、参加費っていう書き方も面白い。

ーーー


活動地区
福島市大波地区


ボランティア12

福島市中心部から車で西へ20分程の所にあるのが大波地区です。
大波地区には避難する事ができず残っている子どもたちも多く、
住民のみなさんも強く除染を希望しています。


ーーー

住民が除染を希望することは当然だと思いますが、
何故これがボランティアでなければいけないのかが私にはわかりません。
国が国民の税金から計上している復興予算はどこに行ったのですか?

そしてやっぱり、防護服を着るべきところに住まわされていることも
大きな問題だと思います。

国も県も何をしているの?

ーーー

活動内容に載っている写真を見れば、
皆さん私服にマスク姿。
ボランティア13

持ち物の欄には
※こちらで、作業用の防護服、作業用軍手またはゴム手袋、防塵マスク、防塵ゴーグル等はご用意致しますが、
ご自身の身にあったものを希望する方は各自ご準備ください。

と書かれていますが、
住んでいる方の事を考えればこれらを使用することは控えなければならないという事に・・・??



<ローソン続編>「こんな測り方ウソだろ?」「間違いじゃないの?」というのでもうちょっと調べてみた

食べて応援しよう~ローソンの場合~で追記した

ローソンの放射性物質検査体制について
http://www.lawson.co.jp/emergency/detail/detail_51516.html
ローソン12 ローソン15


こんな測り方うそだろ?
間違いじゃないの?
そんな声が多かったので、調べ直しました。



株主への中間報告の書類やパンフレットなどにも同じ写真を載せて
放射性物質の検査をしているから安心だとアピールしています。



VALUE BOOK
第38期 中間報告書
2012年3月1日~2012年8月31日

http://www.lawson.co.jp/company/ir/library/pdf/value_book/vb_38c.pdf
ローソン111
7ページ
ローソン112

お客さまに安心して召し上がっていただく ために 
安全・安心・健康への取り組み

http://www.lawson.co.jp/company/activity/program/pdf/2012/houkoku2012_20.pdf
ローソン113
拡大するとやっぱり、
ローソン114

でも、ローソンがここまで言うのならば、野菜や弁当箱に埋めただけでも
本当に測定できているのかもしれないと思って、
ローソン使用の放射線線量計(Nalシンチレーションサーベイメーター)を調べてみました。
ローソン11

社団法人 埼玉県食品衛生協会検査センター
http://www.sfharl.or.jp/contents2/class3/page_k11.html
ローソン116

こちらでは、同じ機械で「放射能簡易検査無料サービス実施」しています。

ローソン117


大地を守る会の放射能測定
も最初の「入荷検査」の時には、同じ方法で測定していました。
http://www.e-asagohan.com/2011/09/post-22.html
ローソン118
ここではその後、子ども用野菜などはきちんと「ゲルマニウム半導体検出器」で測定しています

がれきの放射線測定も多分同じ方法かも。
瓦礫の放射線量測定数値でNHKニュースを検証してみた。
こちらは鉛の箱に入れているから、少しはいいのでしょうか?
n1_20111107123420.jpg n5_20111107125358.jpg



で、ローソンの測定器はこれに似ている。
BNC社製SAM940-2-Gスペクトルサーベイメータ







ーー追記2013年4月ーー


ローソンが「ローソンの放射線検査体制変更について」公表しましたので、
新しくブログにしました↓
食品の放射性物質検査~ローソンの場合~





環境省 『広域処理に関する地方自治体の状況』(11月19日現在)

環境省広域処理情報サイトより

『広域処理に関する地方自治体の状況』(11月19日現在)

広域処理13

現在の状態はどうなのか?

広域処理11
広域処理12


私の家の近くでも、町田市の焼却も始まってしまいました。
「民間」での受け入れも多い事が気になります。

青森県
青森県三戸町の民間施設
八戸セメント(株)
三菱マテリアル(株)

山形県
山形市の民間施設
米沢市の民間施設
寒河江市の民間施設
村山市の民間施設

福島県
いわき市の民間施設

茨城県
古河市の民間施設
エコフロンティアかさま((財)茨城県環境保全事業団)

埼玉県
太平洋セメント(株)熊谷工場及び埼玉工場、
三菱マテリアル(株)横瀬工場

東京都
都内の民間廃棄物処理施設
都内の民間施設

※東京都の民間は多分これ↓
「東京臨海リサイクルパワー(株)」は東京電力の関係会社!

東京都瓦礫受注TRP 文化放送夕焼け寺ちゃん&東京新聞こちら特報部(内容書き出し)

セメント工場で処理されたものはセメントとなって出回って、
そのうち新築マンションになるかもしれない。
特命リサーチ200X 忍び寄る放射線の恐怖。民生アパートの場合(番組の内容を書き出し)
それに、民間だと管理の問題なども不安です。(行政ですら信じられないのだからなおさら)


ヘレン・カルディコット医学博士
<上記ブログより一部抜粋>
東京にまで汚染が広がっている状況の中で、それ以外の地域にまで汚染を共有しようとしている。
放射性廃棄物を共有するという事で、汚染を広げようとしていることは、
これは小児科医としての私の立場から言うと、もうほとんど犯罪的な行為と言えると思います。

放射能を結局全国で分け合おうとしているという状況になると思います。
それで放射性物質がこの3万6000トンと言われているがれきの中には入っています。
特にセシウム137の汚染が心配されています。
セシウム137というのは300年間そこに残りますので、
持ちこんでしまえば、300年間にわたってこのセシウム137を持ち続けなければいいけない事になります。



ー以下の検討中の地域には絶対にがれきを持ちだしてはなりませんー

災害廃棄物の受入れについて
具体的に調整中又は受入検討中の地方自治体の状況


(1)神奈川県
・受入検討:神奈川県(H23.12.20)、川崎市(H24.2.20)

(2)新潟県
・試験処理:三条市が岩手県大槌町の木くず約13 トンを試験処理(H24.10.11~13)。
      柏崎市が岩手県大槌町の木くず約10 トンを試験処理(H24.10.11~12)。
      新潟市が岩手県大槌町の木くずを試験処理予定(H24.11.27, 29)。
・受入検討:新潟市、長岡市、三条市、柏崎市、新発田市(H24.3.31)

(3)富山県
・試験処理:高岡市及び富山地区広域圏事務組合が岩手県の災害廃棄物について、
      試験処理の実施を表明(H24.11.19)。
・受入検討:高岡市(H24.3.6)、
      富山地区広域圏事務組合(富山市、滑川市、立山町、上市町、舟橋村)(H24.4.6)、
      新川広域圏事務組合(魚津市、黒部市、入善町、朝日町)(H24.4.6)
・その他:岩手県との覚書を交換(H24.4.9)。

(4)石川県
・試験処理:金沢市が岩手県宮古市の漁具・漁網約8 トンを試験処理(H24.11.10)。
・受入検討:輪島市(H23.11.24)、金沢市(H24.3.5)
・その他:金沢市が「金沢市災害廃棄物受入れ可能性検討会」を設置(H24.4.24)。
     同検討会が「東日本大震災で発生した災害廃棄物の処理に関する安全性評価報告書」
     を金沢市へ提出(H24.8.6)。
     市議会全員協議会にて、岩手県宮古市の漁具・漁網を受入れ対象とする基本方針を提示(H24.8.21)。

(5)三重県
・その他:三重県、市長会及び町村会は、
     災害廃棄物の広域処理への対応に係る合意書及び覚書を締結(H24.4.20)。
     三重県が、岩手県及び宮城県との間で確認書締結(H24.4.27)。
     「三重県における東日本大震災の災害廃棄物処理に関するガイドライン」を策定(H24.6.8)。

(6)大阪府
・試験処理:大阪市が岩手県宮古地区の可燃物を試験処理予定(H24.11 月下旬予定)。
・受入検討:大阪府、大阪市(H24.1.25)
・受入表明:大阪市(H24.6.20)
・その他:大阪府が「大阪府域における東日本大震災の災害廃棄物処理に関する指針」
     を策定(H23.12.27、H24.6.18 改訂)。
     環境省より提示した「大阪市の北港処分地(夢洲1区)における
     災害廃棄物の焼却によって生じる焼却灰の埋立処分にかかる個別評価について」(H24.6.5)を
     評価し、指針を改定(H24.6.18)。
     大阪府及び大阪市と岩手県が
     「東日本大震災により発生した被災地の廃棄物の処理に関する基本合意書」を締結(H24.8.3)。

(7)愛媛県
・受入検討:愛媛県(H24.3.21)


ーーーー

「彼らが支払うべきコストを私たちの身体で、そして、
私たちの未来で支払うというのが 放射能をばらまく政策です」
大阪・此花区瓦礫試験焼却住民説明会11/13モジモジ先生質疑(内容書き出し)

<一部抜粋>
何故福井にあのようにしつこく広域処理を受け入れさせようとしているのか、多くの人が考えています。
福井でこれから始まるであろう廃炉の時に、
1基廃炉にすれば何万トンというレベルで放射性廃棄物が出てきます、低レベルの。
それを「地元で処理させたいのではないか」とみんなが言っています。
原発を押し付け、その事に苦労をしてきた地域に、負担をすることなく地元で処理をせよという形で、
こんどは低レベル放射性廃棄物の処理を押し付けるつもりなのか。




“異常無し”判定でも 福島「甲状腺検査」への不信さらに…11/21報道ステーション(内容書き出し)

2012年11月21日(水)
報道ステーション

報道112112


いま福島県では18歳以下の子供たちを対象に甲状腺の検査が行われています。
その検査結果は、こうした一枚の紙で知らされます。
実際に検査をされた方からお借りしてきたんですけれども、
たとえばこの方の場合、こちらに検査結果が出ているんですが、

報道112111

「A2 」これは区分です。
「20.0mm以下ののう胞(液体の入っている袋のようなもの)を認めました」
のう胞があったという事が分かった。しかし、
「二次検査の必要はありません」

こうした二行の短い説明しかなされていないんです。
こうした検査結果の発表の仕方などに、子どもたちや保護者のみなさんの間では不安が広がっています。


“異常無し”判定でも
福島「甲状腺検査」への不信さらに…



福島県二本松市の幼稚園、
原発事故前なら子供たちが落ち葉で遊んだり、焚火をする季節だ。

報道112113

しかし今、そういった姿はない。


佐々木道範理事長 同朋幼稚園:
震災後は落ち葉の線量が高くて、子どもたちが触れないので、
本当に、子どもたちにもね、辛い思いをさせているなと思いますね。
お母さん方がやっぱり一番気にされていますよね。


今日、参議院の議員会館には福島から避難している母親たちが集まり、
口ぐちに不安を訴えた。

報道112114
福島から避難している母親:
娘が言います、私に。
「ママ、私は結婚できないかもしれないね」
そういった子どもたちの不安、わかりますか?

原発事故による健康不安は今なお続いている。

福島県では18歳以下の全ての子どもたちに対して、甲状腺検査をはじめた。

報道112115

あのチェルノブイリ事故では、事故後4年後を経てから、
子どもの甲状腺がんが急増したというデータがあるからだ。

最新鋭の超音波検査機を使い、甲状腺への異常の有無をエコー画像で見る検査。
しかし、不安が多い。


甲状腺検査を受けた子どもの保護者
保護者1:
本当に数秒だと思うんですけれども、
先生に思わず「それでちゃんとわかるんですか?」って言ってしまったんですけれども、
そんな限られた場所をみてもらっても、本当に全体的に分かっているのか?っていうのがすごく不安で、

保護者2:
やってくれたのはわかるんですけど、この結果がきて納得することがなんか、何もない。
「異常無し」と言われても安心も出来ないし、


甲状腺とは、喉仏の下にあるホルモンをつくる重要な器官。
今回の検査では甲状腺にしこりや袋状に液体が溜まるのう胞等、異常がないかを調べている。
これらがまれに癌になる場合があるからだ。

報道112116

検査結果は4つに分類された。
しこりやのう胞が無かったものがA1
小さなしこりやのう胞が見つかったものがA2(しこり5mm以下、のう胞20mm以下)
大きなしこりやのう胞があった場合はB(しこり1mm以上、のう胞20.1mm以上)
直ちに2次検査が必要な場合はCと判定される。
BとCは二次検査が行われ、その結果ひとりが甲状腺がんと判明した。

原発事故との因果関係は認められないとの判定だ。
A1,A2は問題ないとされるが、A2判定は全体の4割を占めている。
これまで大規模な調査を実施したことが無く、多いかどうかの判断はつかないとしている(福島県立医科大学)

A1、A2とされた受信者には検査結果を知らせる紙が届くだけで、
エコー画像は渡されない。
次の検査は2年後だ。

家の周りのホットスポットを自ら計測しているのは伊達市に住む二児の母川口さん(仮名)だ。

報道112117

Q:わ、わっ!
川口:
大体これぐらいですね。(6.14~6.20マイクロシーベルト)
これが、風が吹くと舞い上がるわけでそれが心配なんですけど。

川口さんも子どもが県の甲状腺の検査を受けた。
11歳の娘は異常無しのA1判定だった。
ところが別の病院で検査を受けたところのう胞が見つかった
のだ。

報道112118


川口:
のう胞が3つあったんです。
A1がA2になったというのは、やはり驚きました。


さらに13歳の息子も、のう胞が2つあると言われていたが、
別の病院の検査では4つに増えていた

川口:
この件のエコー検査は、果たして本当に有効なのかどうか、
それがわかりません。

それだけではない。11歳の息子を持つ別の母親も
他の病院で、のう胞が当初言われた大きさよりも1mm以上大きいことがわかった

報道112119

山本(仮名):
のう胞が2.5mmということだったんですけれども、
実際に他の病院で診たら、3.5mmと3.8mmなんですね。
ちゃんと医大の方で診てくれているのかなぁ?

報道112120

実際にのう胞は短期間で変化するのか?
専門医に聞いた。


伊藤公一院長 伊藤病院 甲状腺疾患専門:
報道112121

そう短期間の間に増えてくるものではないかというふうに思われています。
やはりご不安がある場合には、能動的に、やはり
専門の医療機関にご受診されることが大事じゃないかと思っております。

一方、検査を行った福島県立医科大学は、
他の病院が見間違えた可能性を指摘する。


鈴木眞一教授 福島県立医科大学:

報道112122

他の病院でのう胞と言われたところと、
我々がみる、我々ではのう胞と診断していない
血管とか、えー、甲状腺の外にある構造物をもうしあげていたり、

Q:別の病院の、それは誤診というか、そういうことになるんですかね?

鈴木:
誤診ではないとは思いますけど、
なかなか同じようには検討されていない可能性もありますので、
少しでも悪性の可能性があるものはちゃんと二次検査に回していますので、
心配いらないと思います。


甲状腺検査への不信と将来への不安が広がる福島。
県内の子どもたち36万人すべての検査が終了するのが再来年の3月の予定だ。


報道112123

古舘:
これ、県も国も、まったくもって
検査を受けて、不安の中で判定を聞いて
「どうなんだろう?」と思っていう方の身になっていないと言わざるを得ないんですね。

小川:想像ができていないように感じますね。

古舘:
36万人に関して何年もかかると言われていますけれども、
他県でも自由に不安ならば検査をして
そして6か月にいっぺんでも1年にいっぺんでも決めて、
その診療に対してかかる費用はタダというふうにするべきだと思いますし、
福島の方々の不安、これは復興予算の横流しが尚ずーーっと問題になっていますけれども、
これこそ復興予算でやるべきですよね。
無料で。

それでも不安は解消されませんがね。




↓鈴木眞一教授と福島県民の質疑応答の一部
「日本の子どもはチェルノブイリとは違ってヨウドが過剰だから大丈夫!」
県民健康管理調査『甲状腺検査』説明会 11/10鈴木眞一氏質疑応答(内容書き出し)


↓16~18歳の女性が二次検査中の報道 2012年11月18日「県民健康管理調査」検討委員会
またひとり「甲状腺検査の1次検査で、がんの疑い」

↓ここにも他の病院で検査した人の報告があります
「福島の甲状腺検査に問題は」とくダネ!9/11(内容書き出し)
福島県の検査 のう胞2.5mm→他病院の検査 しこり10mmが2個、




長崎でも子供の甲状腺検査 環境省、福島の結果と比較

47News 2012/11/20 13:02
 
長浜博行環境相は20日、
東京電力福島第1原発事故による福島県内の子どもの甲状腺への影響を確かめるため、
比較材料として長崎県内の18歳以下の甲状腺検査を今月7日に始めたことを明らかにした。
閣議後の記者会見で答えた。
環境省によると、青森、山梨両県でも年内に調査を始める方向で調整している。

子どもの甲状腺を大規模に調べる疫学的調査の前例がなく、原発事故の影響の有無を確かめる必要があるため、
原発から離れた地域でも検査し福島県の結果と比較する。

福島県は、事故発生時に18歳以下だった約36万人を対象に甲状腺検査を進めている。
【共同通信】





ヘレン・カルディコット医学博士来日会見(大阪)大阪の母&モジモジ先生質疑応答11/21

2012年11月21日


ヘレン・カルディコット医学博士来日会見(大阪)

2012112112.jpg

7:49
3万6000トンあると言われて、これは大阪にすでに搬入されているんでしょうか?
本来であれば今日が試験焼却の日と伺っていたんですが、まだ?
福島だけでも十分、非常に悪い状況です。
東京にまで汚染が広がっている状況になっています。

その状況の中でこの汚染を、
東京にまで広がっているそれ以外の地域にまで汚染を共有しようとしている。
放射性廃棄物を共有するという事で、汚染を広げようとしていることは、
これは小児科医としての私の立場から言うと、もうほとんど犯罪的な行為と言えると思います。

放射能が出たこの大きな事故を、
その結果を、結局全国で分け合おうとしているという状況になると思います。

それで放射性物質がこの3万6000トンと言われているがれきの中には入っています。
木質のものとかいろいろとありますが、特にセシウム137の汚染が心配されています。

セシウム137というのは300年間そこに残りますので、
もし大阪にこのセシウム137を持ちこんでしまえば、
大阪は300年間にわたってこのセシウム137を持ち続けなければいいけない事になります。
それを人が呼吸から吸ったり、食品から摂りこむという事が発生します。

それで政府はこの放射能のレベルなら許容な範囲だと言っていますが
実際、許容可能な放射能というものは存在しません。
全ての放射能、これは癌を引き起こす可能性を持っています。

あとセシウム134もありますが、これは約20年ですが、これも非常に危険度の高い物質です。
そしてセシウムは、たとえば脳腫瘍、そして筋肉腫といったものの原因になりますし、
精巣や卵巣に蓄積をします。
そうしますと、遺伝的な疾患、遺伝的な異常形成とかを起こす可能性が出てきます。

その結果、胎児に影響が出ますので、
そのために先天性の異常を持った子どもが出産され、形成異常の子どもが生まれる可能性が出てきます。

そしてその他にも放射性元素が、いろいろなものが廃棄物に入っています。
コバルト60とか、ウラン235とか、ウラン238などがあります。
そうしますとこれは腎臓とか の癌とかそれから先天性の形成異常、いわゆる奇形が出る場合がありますし、
それから骨癌、白血病の原因になります。

そして今ここに、小さなお子さんをお持ちの女性の方が立ちあがってここにいらっしゃいますのは、
これほど今のこの状態の中で適切な事はないと思います。
と言いますのは、
成人と比較しますと子どもは放射能に関する感受性が20倍高いと言われていますし、
それから、小さな男の子と女の子を比較した場合、女児の方が2倍リスクが高いです。
それから胎児に至っては、成人と比較した場合には、
感受性の点で、リスクの点で数1000倍と言われています。
ですから、妊娠中の女性の腹部にエックス線を照射するだけで、
生まれてくる子どもが白血病になる可能性が2倍になる
ということなのです。

女性というものにはいつも革命的な変化をもたらす力があります。
そういう意味で今、女性が日本で革命的な力を起こす必要があるのだと思います。
特にそれは母親とか、これから母親になる方々がやらなければいけないと思っています。

非常に興味深い事なんですが、この市の市長は橋下さんですが、
ハシモトという名前はですね、甲状腺疾患の名前で、橋本病というのがございます
全くですね、今回の放射能によって、放射線被ばくによって同種の甲状腺の疾患が出るということですから、
そういう意味ではこの橋本病というのを、
特に言葉としてですね、メディアの方にしっかりと注目して頂きたいと思います。

おそらく橋下さんは放射線医療の面を理解されていないのではないかと思います。
セシウムというのは食品の中に何千倍何百倍という濃縮をします。
土の汚染が、それがレタスの形になった時、他の野菜になった時、牛乳になった時、食肉になった時には、
濃縮度がどんどん上がっていきます。

だから、牛、牛肉、牛乳そしてそれを食べる人間と、どんどん濃縮度が上がるわけです。

そしてこのセシウムというのは食品に入っていても
全く味もしないにおいもしない、目にも全く見えません。
いわば見えないキラー殺人物質という事がいえます。
セシウムは脳とか筋肉に蓄積して、そこに長期間、本当に本当に長い期間そこにとどまります。
そしてそのとどまった場所の周辺にある少量の細胞に、非常に高い線量、極めて高い線量を与えます。

放射性物質が体に入りますと、その物質は身体の中で放射線放出物として、
そこから放射線が体内で放出される形が発生するわけです。
ところがこの事を日本の国の政府はまた政府、企業のいろいろな機関はしっかりと考えていません。
外部被ばくの事ばかりに着目しています。
土が汚染される事でガンマ線が出る。エックス線と似たような性質ですけれども、
ガンマ線が出ることばかりを言っていますけれども、
この外部被ばくだけに注目していて身体の中に取り込まれた時の問題についてきちんと考えていません。

日本の政府や東京電力は日本のみなさんに嘘をついています。
これだけの福島のような、いわば医療大惨事が発生している状態の中で、
嘘は絶対についてはいけないのです。
嘘をついて解決はしません、それは天然痘とか過去にあった時と同じです。

放射性物質はいくら廃棄物を焼いたからといって、
そこにあった放射性物質が消えてなくなることはありませんので、
放射性物質は変わりません。
ただ煙突のところから出ていくようになるだけで、
それがまた土壌についてそこから人々の被ばくにつながるという事です。

で、煙突にはフィルターが付けてあるという事を言っているのですが、
フィルターで放射性物質が消えるわけではないですから、
放射性物質になったフィルターが出来上がるだけで、それをどこに捨てるのか?
いま資料に目を向けましたけど、

夢島という名前のところにそういう放射性物質を捨てようとしている。
雨が降ればそれは水に溶けて運ばれて、土の中に、最終的には人が口にするような食べ物にまで到達すると、
で、これが300年間消えずに残るわけです。

ー略ー


26:55~
2012112113.jpg

今日は小学校の娘と一緒にこちらに来ました。
まず最初に福島原発や放射能の真実を私たち日本人に伝えるために
アメリカから来て下さったヘレン・カルディコット博士に感謝したいと思います。
そして3.11から収束しない福島原発で
多大な被ばくを強いられ作業をして下さっている作業員の方々にも感謝と敬意を払います。
日本に住む者の命は作業員さんの犠牲の上に成り立っています。

大阪の放射能汚染がれきの受け入れは私たちの命を脅かす深刻なものです。
当り前ですが、住民の目線に立った西日本の実態は、
きちんと放射能について学習し、放射能汚染のがれきの受け入れを拒否しています。
受け入れを強行した自治体は一つだけです。
もともと民主党の国会議員北橋市長率いる福岡県北九州市。
そしてここ大阪市がそれに続こうとしています。

大阪市はがれきに含まれる放射能の基準値を下げたり、
バグフィルターで捕れると言って市民を誤魔化し続けていますが、
そのような事で放射能は消えてなくなりません。
また、驚くべきことに大阪市は放射能の危険性は無いかのように言っています。

広域処理するがれきの量が大幅に減少した事も受け入れるべきでない理由の一つです。
大阪市が受け入れるという岩手県のがれきは現地処理できるめどが立っています。
岩手ではがれきのための仮設焼却炉が建設されました。
既存の焼却炉と仮設焼却炉を活用すれば広域処理する必要はなく、全て被災県内での処理が可能です。
遠い大阪まで高い輸送費をかけて運び焼却するという必要性や合理性は全くありません。
大阪市は安易に国の政策を受け入れることなく、現実の状況をしっかりと検証して下さい。

また、橋下市長はがれきを受け入れることが絆であるように言いますが、
放射能汚染がれきさえ焼却すれば、私たちの絆は保たれるのでしょうか?
私たちが被ばくすることが絆なのでしょうか?

がれきが焼却されれば必ず放射能で空気は汚れます。
放射能は身体の中に入ると私たちの遺伝子をズタズタに切り裂きます。
遺伝子は人間が何万年もかけて作り上げてきた、
人が人であるためのありとあらゆるデータが詰まっています。
その大事な遺伝子が放射能で切り裂かれたら、橋下市長は元通りに戻してくれますか?

私は娘が生まれてくる日を夫と指折り数えて、まだかまだかと待ちました。
出産してすぐ、娘を腕の中に抱いた時、
娘は丸くなって胸元に両手を揃え、小さく震えていました。
体はやわらかくふにゃふにゃで、力を入れると潰れてしまうんじゃないかと、
初めて母親になった私は緊張して優しくそっと抱いたのを覚えています。
その時「ああ、私はずっとこの子を守っていくんだ」そう思いました。
心から満たされた気持ちと大地のような強さが身体から湧いてきたのを今でも覚えています。
これは私だけが体験した特別な話ではなく、
沢山の親が子どもが生まれた時に抱く当たり前の感情だと思います。
そして大阪にはこんなふうに生まれて愛されて育ってきたかわいい元気な子どもたちが沢山います。
大人より何十倍も放射能に対して敏感だと言われる子ども達に、
被ばくを強要することが正しいのでしょうか?

放射能から逃れるために避難してきた子どもたちの中には、
すでに血液検査や甲状腺検査で異常が出ている子どももいます。
健康被害に親たちは頭を悩ませています。
放射能から家族を守るために会社を辞めて家族で大阪に移住されたお父さんがいます。
ある若い女性は離婚して大阪に避難してきました。
彼女は東京で沢山被ばくをしたので、怖くて子供が産めないといいます。
ある難病の女性は着の身着のまま避難し、大阪の見知らぬ町で一人でアパートを借り、
お金がなかったので、カーテンの変わりに段ボールを貼って生活をしていたといいます。
体調に異変を感じて非難を決めた人も沢山います。
私の友人はここから600km離れた福島県いわき市に住んでいます。
震災後すぐに子どもを連れて母子避難しましたが、
さまざまな事情が重なり、いわき市に戻りました。
無力な私はどうする事もできませんでした。
彼女が何か悪い事をしたのでしょうか?
どうして常識のあるいつも優しい彼女が高線量の中、
自分と子どもの命が何時尽きるのかを考えながら生きないといけないのでしょうか?

これから先沢山の人々が、被ばくのために体調を崩し、西日本に避難してくることは簡単に想像できます。
その方々のためにも、大阪市には放射能汚染されていない
きれいな空気、きれいな水、綺麗な土壌を守る義務があります。
放射能汚染されたがれきの焼却などもってのほかです。

3.11は私たちの国に、大きな悲劇をもたらしました。
取り返しのつかない悲劇です。
撒き散らかされた放射能は回収できません。

こちらに避難してきた人は
「津波や地震だけなら避難せずに済んだ。復興できた」とみんな言います。
しかし放射能汚染に復興はあり得ないのです。
市民の命を奪う放射能を大阪に持ち込むのを止めて下さい。
橋下市長にがれき焼却中止を求めます。
ありがとうございました。


34:21~
2012112114.jpg

小学生の子どもの母親です。
今回の原発事故により、今まで人類が体験したことのない放射能汚染というものに
今後私たち母親は向き合って子育てしていかなければなりません。
そして政府がこの放射能汚染というものを過小評価し続ける限り、
何の罪もない子どもたちが線量の高い地域で、未だ逃げられずに過ごし、
全国に汚染食材を流通させ、
しかも全国で震災がれきの広域処理という、本当にひどい政策を推し進めています。
この大阪でも震災がれきの受け入れを住民の反対を押し切って強行しようと大阪市長はしております。
政府が守るものが子どもたちではなく、東京電力や原子力産業であると気がついた時、
私は本当にこの国に絶望を覚えました。
しかし、子どもたちを守れるのは私たち大人であり、母親なのだと思い、
日々母親たちは勉強してきました。

国には本気で、もうこれ以上被害が出ないように、放射能防御という政策を望みます。
将来の子どもたちを守るために、
全国どこであろうと、大阪のみならず
放射能汚染されたがれきを燃やすことを今すぐ止めていただきたいです。




<質疑応答>40:15~
2012112111.jpg

Q:
博士は、今後日本でも、
何年か後か先にはチェルノブイリのような沢山の放射線被ばくによる被害が出るとお考えですか?

ヘレン・カルディコット博士:
起こると思います。
何千人という人が健康に被害を受けて、健康被害が出てくるという事はあると思います。
特に糖尿病、白内障、白血病、それから他の癌、若年での老化、
それから先天性の形成異常、奇形を持った子どもの出生といった事が福島で、日本でおこると思います。
福島ですでに9万3000人の子どもを検査した結果、
40%の子どもの甲状腺に何らかの異常がすでに発見されています。
今言ったようないろいろな病気が出るまでにはまだ時期が早いかもしれませんが、
すでにそういった検査の結果が出ていますので、
ま、癌というのは潜伏している期間が非常に長くありますので、
まだ実際に癌の形や今言った病気が出てくるには時間がかかると思いますが、
それでも近い将来に出てくると思っています。
で、今私たちが見ている福島県での甲状腺の検査結果というのも、
ほんの氷山の一角にすぎないと考えています。

それで、ニューヨーク科学アカデミーのニューヨークアカデミーオブサイエンスの報告書によると、
チェルノブイリ事故の結果、事故から25年の間に死亡した人は100万人以上だと言っております。
日本の場合、チェルノブイリよりもさらに多くの放射性物質が放出されたという事が書かれています。


Q:
放射性がれきのリスクが追加された地域も、
将来にわたって発病などのリスクが高くなるとお考えですか?


ヘレン・カルディコット博士:
福島と同じレベルのリスクがこれから続くか?と言うとそれは違うんですが、
ただ、同じに濃縮度が、密度が違いますので、その差はありますけれども、
福島の汚染が拡散する、分散するわけですから、
もし、その償却した地域に住んでいる方であれば、運が悪ければリスクを抱えて、
リスクが現実のものになる一人になる可能性があるわけです。
当然その被ばくをする人の数が増えるわけですから、その可能性は増えます。
そしてその結果が出るまでには時間がかかります。
食品などから採取して実際に病気が発病するまでに時間がかかるということです。


Qモジモジ先生:
福島で特にそうなのですが、
放射性がれきを燃やした場合に、肺から、放射性セシウムが中心に放射性物質を放出されます。
その場合に土壌に沈着している状態の放射性物質と、
焼却炉の排気に含まれる微粒子としての放射性物質のリスクについて、
まず、質的な違いがあると考えるべきなのかどうなのか、についてお伺いしたい

ヘレン・カルディコット博士:
がれきについている放射性物質と焼却炉から出る放射性物質の違いは、
がれきの場合はそこについているものが雨に当たった時に、
落ちて水と一緒に運ばれる状態が起きるけれども、
焼却した場合には煙突から自由に拡散するという、その違いがまずあります。
ただ、物質としては同じ放射性同位体ですので、物質として質的に変わるという事は無いです。
量的な変化ですね、質?

Qモジモジ先生:
呼吸の場合と食事等から摂取される場合の内部被ばくは同等と考えて構わないんでしょうか?

ヘレン・カルディコット博士:
実はですね、これを正確には、
セシウムが肺から吸収されるかどうか?というのは、
吸収されない事もあるし、吸収されることもあり得ることはあり得るんですけれども、
セシウムの場合は呼吸によって肺に吸って、肺からそのままいくというよりは、
水に溶けやすい性質を持っていますから、
セシウムだけを見ると、食品から摂りこむ方が懸念されると。
で、リンと非常に似ていますので、水に溶けて血液に運ばれるというのが、
セシウムの場合の一番心配される点です。
簡単に血液によって運ばれて、筋肉とか脳とか心臓の細胞に蓄積される。
実際にその結果チェルノブイリで心臓発作で突然に死ぬというケースが非常に増えていて、
死亡原因のトップに心臓発作が出ていますけれども、
その原因として考えられているのは、セシウムの濃縮が心筋で起きていて、
それによって心臓の鼓動のリズムが狂うということになって、
それで心臓発作が発生して死亡しているんではないかと言われています。

セシウムについてはこの地域に関してはそれほど濃縮が高くなくて最小限ですので、
心臓の方は心配することは無いと思います。
むしろそれよりもがんの発生の方を心配されるべきだと思います。
がんというのは、場合によったら、癌になるまでに5年とか70年、
長いものは70年ぐらいかかるんですね。
ですから将来的に発生する可能性という事。


ーーーー


「完全に制御不能です」ヘレン・カルディコット博士
ヘレン・カルディコット博士 カナダでの記者会見
「核戦争の危険」2011・3・18


食べて応援しよう~ローソンの場合~

農林水産省食べて応援しよう!

株式会社ローソンは、平成24年11月27日(火曜日)より
福島県産桃(あかつき)桃ジャムを使用したパンを販売します。(11月20)New


「食べて応援しよう!」キャンペーンにおける株式会社ローソンの取組


株式会社ローソンは、東日本大震災の復興への取組として
福島県産桃(あかつき)ジャムを使用したパン「まるで桃パン」を発売します。

パッケージには「食べて応援しよう!」のロゴの掲載と
売上の一部を「夢を応援基金」
(お客様や取引先の皆様と一緒に福島県・宮城県・岩手県の生徒さんを支援する奨学金制度)に寄付します。


実施日時 平成24年11月27日(火曜日)~発売(約4週間)
場所 関東1都6県・東北6県・甲信越3県のローソン店舗
   (3,983店:2012年10月末現在、ローソンストア100を除く)
実施主体 株式会社ローソン
お問合せ先 株式会社ローソン 広報(03-5435-2773)

農林水産省11

LAWSON ホームページ
2012年11月20日とっておき宣言シリーズから「まるで桃パン」発売

ニュースリリース

株式会社ローソン(本社:東京都品川区)は、2012年11月27日(火)より
関東1都6県・東北6県・甲信越3県のローソン店舗で
福島県産桃「あかつき」のジャムを使用したオリジナルパン「まるで桃パン」(125円:税込)を発売いたします。

今回発売する、福島県産桃「あかつき」のジャムを使用した「まるで桃パン」は、
酸味のある桃ジャムとホイップクリームを、白と赤のパン生地を重ねて包みました。
見た目が桃そっくりな、さっぱりした甘さのパンです。

福島県とローソンは2010年5月に包括提携を結びました。
福島県産品の桃を使用した商品を発売することで、福島県の復興を応援しています。


他にこんな商品も・・・

【千葉】「千葉県応援フェア」実施
2012年11月19日

株式会社ローソン(本社:東京都品川区、代表取締役社長CEO:新浪 剛史)は、
2012年11月20日(火)より、関東甲信越地区のローソン店舗(3,040店舗:2012年10月末現在、
「ナチュラルローソン」「ローソンストア100」除く)にて、
千葉県産品を使用した9商品を発売 する「千葉県応援フェア」を実施いたします。

農林水産省13 農林水産省12 





【東北】「直巻 銀乃すけ」おにぎり発売
2012年11月15日

株式会社ローソン(本社:東京都品川区)は、
2012年11月20日(火)より、東北6県のローソン店舗(833店舗:2012年10月末、「ローソンストア100」除く)で、
宮城県南三陸町志津川湾の養殖銀鮭“銀乃すけ”を使用したおにぎり「直巻 銀乃すけ(三陸産銀鮭使用)」
(155円:税込)を発売いたします。

農林水産省14

今回発売するおにぎりは、宮城県南三陸志津川湾の海面養殖場で養殖された銀鮭を使用しています。
この養殖場では、魚の成長促進や病気の予防、味の向上のため、漁場の環境にまでこだわっています。
コレステロールを低下させる不飽和脂肪酸とアミノ酸が多く含まれた、うまみのある鮭です。



ーーー

「食べて応援しよう」という、この言葉は
食べることによって、一人一人が大切な自分の命と引き換えに
身を売っているようなイメージがあって・・・
私はどうしてもこの標語に乗っかって応援する気持ちにはなれません。

何で食べて応援しなきゃいけないのか?
じゃあ、この桃パンに使用されている桃の測定値はいくつなの?
放射性物質の測定値をキチンと記してから販売していただきたい。
そしてそれは消費者として当然の権利だと思っています。

安全の保証があるなら、もちろん「食べて応援」いくらでもやりますが、
何の保証も無しにただ「応援しろ」と言ってもそれは無理というものです。

だから、私はLAWSONホームページ内を、探しました。
「食べて応援しよう商品のページに書いてなくても、きっとどこかにある筈だ!」
そう信じて、食材の放射能測定結果測定結果、もしくは、
でめて、「この商品は計測した結果検出限界値以下でした」位の文字はあるかと思って、探しました。
残念ながら見付けられませんでした。
見付けましたので、下記に追記しました。

これでは、食べて応援片手落ちです。
ローソンは生産者の事は考えていても消費者の健康については考えていません。
そう言われても仕方がないことだと思います。

本気で被災地を応援する気がローソンの新浪剛史社長にあるのならば、

検出限界値ゼロにして、1Bqからの表示を付けて販売して、
それで、「応援して下さい」というのが当然のこと
ではないでしょうか?
測定値の表示もしないで「応援」という言葉のみで売る行為は、許される事なのでしょうか?

被災地を思いやる心のあるローソンならば
消費者の健康だって考える事ができるのではないかと思います。
どんなに小さな数値でも表示する。その勇気を持ってほしいです。
これから永遠に続く放射能との戦いのために、
商品の販売方法を真剣に考えていただきたいと思います。

このままだと私には、ローソンがにっこりほほ笑んだ悪魔に見えます。



ーーーおまけーーー

原発が必要な社長たち
新浪剛史ローソン社長は
「(電力供給の不安定化による)産業空洞化の影響を最小限に食い止めるためにも
10~15年は原発を使うというメッセージを出すべきだ」と主張した。

そしてローソンホームページ上では
社長コラム 新浪剛史でTPPの必要性について熱く語っています。

■TPPの狙い

なぜアメリカはTPPを進めようとするのか。一番の狙いは中国をもっとオープンにし、共通のフェアなルールを徹底させること。これは日本にとっても、TPPで基本のルール作りを行ったうえで日中韓のFTAをすすめられるのでよいことである。今は、日韓は竹島の領土問題、日中は尖閣問題により厳しい状況だが、ルールづくりはきちんとしなくてはならない。アメリカだけにルール作りを任せるのではなく、アジア諸国とも調整しなくては。その役目を日本が担うのである。


■日本が参加しなかったら

例えば自動車産業。日本産の部品を輸出しようとしたとき、TPP参加国同士だと関税が安いので、価格競争で絶対的に不利になる。それぞれの国で条件も異なる為、さらに見えないコストもかかってくる。そんな中では企業は立ち行かなくなり、海外へ出て行かざるを得なくなるだろう。すると日本国内の失業率は上がり、経済はさらに悪化するという悪循環に陥りかねない。つまり、日本がモノづくりを続けて行くためには、TPPは大変重要なのである。

日本には、付加価値の高い製造物や農産物を作り出す能力がある。他国と差別化・分業化できることがTPPの一番重要なポイントだが、その為にも各国が向き合ってルールをきちんと作らなくてはならない。知的所有権についても同様である。日本なしで定めたルールを、後に押し付けられることになったら、それこそ取り返しのつかないことになるだろう。だからこそ、最初から参加することが何よりも大切なのである。





ーー追記ーー
ローソンが放射性物質を検査していました

ローソンホームページ・ローソン115
トップページ

http://www.lawson.co.jp/index.html
右側の部分をクリックすると、
ローソンの放射性物質検査体制について」というページが開きます。

2012年3月13日
株式会社ローソン
ローソンの放射性物質検査体制について

2012年2月1日から中部以北の全ての青果加工・集荷センター(現在16箇所)に放射線線量計を導入し
自主検査を実施しております。
また、2012年4月1日から中部以北の米飯・調理パン・調理麺・惣菜の製造工場(現在35箇所)に
同機器を導入し、オリジナル商品の自主検査も実施しております。
ローソン11
ローソン12
ローソン13
ローソン14

野菜の中に線量計を突っ込んでいたり、
線量計の上に弁当をドサッと載せたりして測っていますが、
このような食品の放射能の測定方法は初めて見ました。

一応測定はしているようでしたので、訂正追記しました。(2012年11月22日追記)



ーー追記2013年4月ーー


ローソンが「ローソンの放射線検査体制変更について」公表しましたので、
新しくブログにしました↓
食品の放射性物質検査~ローソンの場合~

福島県只見町新米と千葉県柏市産米取りかえっこするのは勝手だけど、給食は止めてくれ!

福島県産米の風評被害の払拭が狙いで、どうして子どもに食べさせるのか!
福島県只見町の新米と千葉県柏市の新米。
セシウム量はどっちが多いか分からない程度の差だとは思うけれど、
どちらの産地のお米も子供には食べさせない方がいいと私は思う。
給食で出されると子どもは拒否できないので、止めていただきたい。


給食:福島の新米と郷土料理−−柏市立第八小 /千葉
毎日新聞 2012年11月20日 地方版

柏市立第八小学校(児童数673人)で19日、
福島県只見町から送られた新米のコシヒカリを使った給食が出された。

会津地方の山間部に位置する只見町と柏市はふるさと交流都市の関係にあり、
柏市産米と60キロずつ交換して学校で振る舞う交流事業の一環。
東京電力福島第1原発事故に伴う福島県産米の風評被害の払拭(ふっしょく)が狙いだ。

給食では、新米だけでなく、
ニンジンやホタテの貝柱などを煮込んだ会津の郷土料理で、
正月などに出される「こづゆ」も作られた。
同町の農家、鈴木忠さん(74)が4年生のクラスを訪れ、子供たちと一緒に給食を食べて交流した。

鈴木さんは「冷めても粘りがあっておいしいのが特徴で、柏の子供たちに食べてもらってうれしい」。
桜井凪々海(ななみ)君(10)は「弾力があっておいしい」と話し、ごはんをおかわりしていた。
【橋本利昭】


<地図に色を塗ってみた>総理指示「出荷制限指示」栃木・千葉・群馬・茨城・埼玉・静岡・青森・山梨・神奈川・長野

総理指示「出荷制限指示」
栃木・千葉・群馬・茨城・埼玉・新潟・静岡・青森・山梨・神奈川・長野・山形(見やすくしてみた)


上記ブログで文字では見やすくしたけれど、
地理が弱い私には、いったいその市町村がどの辺なのかが、地名を見ただけでは分からない。
なので総理大臣が出荷制限指示を出した地域できのこ類やタケノコ、お茶、山菜等で
地名が一回でも出てきた市町村に色を付けてみました。

クマの肉とか、イノシシとか、川魚、魚貝類などを除いて、
地上の部分の市町村のみ色塗りしました。

栃木県とか茨城県は塗っていて悲しくなってきた。
白い部分がほとんどないです。
ただ、総理の出荷制限指示の地域にも偏りがあるような気もします。

大体、東京都の奥多摩地域にはプルームが通り、
軽井沢と同じくらいに汚染されているはずで、
なおかつここではキノコ類やタケノコなどの生産もされているはずです。
でも、東京都は含まれていませんし、神奈川県もお茶のみ一カ所の制限で、
これも少し変だな?と思っています。

あと意外だったのが青森県のきのこ類(青森市、十和田市、階上町)
青森産は安全だと思っていたので、少しショックです。


とりあえず、首相官邸からのお達しの出た地域です。
以下、地図を載せます。

1栃木県市町村

1千葉県市町村

1群馬県市町村

1茨城市町村

1埼玉県市町村


1静岡県市町村

1青森県市町村

1山梨県市町村

1神奈川県市町村

1長野県市町村


上記の色塗りは
首相官邸からの出荷制限指示のあった市町村です。
主に、きのこ類、たけのこ、茶、山菜など。
一度でも名前が出たところは色を塗りました。
※色の濃さは作業の下手さ加減なので関係はありません。

品目などの詳細はこちら↓
総理指示「出荷制限指示」
栃木・千葉・群馬・茨城・埼玉・新潟・静岡・青森・山梨・神奈川・長野・山形(見やすくしてみた)





<追記>
金吾@原発いらねぇー ‏@kingo999さんが、各県の地図を合体させて下さいました。
ありがとうございます。
黄色の地域ももちろん出荷制限ありですが、ここは抜かしています。

市町村

総理指示「出荷制限指示」栃木・千葉・群馬・茨城・埼玉・新潟・静岡・青森・山梨・神奈川・長野・山形(見やすくしてみた)

公 示
平成24年11月5日


公示


1.緊急事態応急対策を実施すべき区域
青森県、岩手県、宮城県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、
埼玉県、千葉県、新潟県、山梨県、長野県、静岡県
2.原子力緊急事態の概要
緊急事態該当事象発生日時 平成23年3月11日 16時36分
発生場所 東京電力株式会社福島第一原子力発電所
3.1.の区域内の居住者等に対し周知させるべき事項
関係県知事に行った指示に基づき、当分の間、一部食品の摂取及び出荷を差し控えるようにすること。



首相官邸
東日本大震災への対応~首相官邸災害対策ページ~

首相官邸11

上記の写真は間を省いていますが、
下の方に降りていくと直近の政府発表というのがあります
■ 総理指示 (出荷制限(栃木県) )/(出荷制限一部解除(福島県) ) (平成24年11月19日)

たとえば、総理指示という出荷制限の栃木県
首相官邸12
画像は1ページ分です。
出荷を差し控えるように指示が出ています。
このままだと読みにくいので要点をまとめました。

当分の間、出荷を差し控えるよう、関係自治体の長及び関係事業者等に要請すること。

福島県、宮城県、岩手県も、もちろん指示が出ていますが、
このブログではそれ以外の地域をまとめてみました。




栃木県

平成24年11月19日
栃木県知事 福田 富一 殿   
原子力災害対策本部長 内閣総理大臣 野田 佳彦



1.くり  
大田原市、那須塩原市、那須町

2.しいたけ(露地において原木を用いて栽培されたものに限る。)
宇都宮市、足利市、栃木市、鹿沼市、日光市、真岡市、大田原市、矢板市、那須塩原市
さくら市、那須烏山市、上三川町、益子町、茂木町、市貝町、芳賀町、壬生町、塩谷町
高根沢町、那須町、那珂川町

3.しいたけ(施設において原木を用いて栽培されたものに限る。)
鹿沼市、大田原市、矢板市、那須塩原市、さくら市、芳賀町、壬生町、那須町

4.なめこ(露地において原木を用いて栽培されたものに限る。)
佐野市、鹿沼市、日光市、矢板市、那須塩原市、那須烏山市、壬生町、那須町、那珂川町

5.くりたけ(露地において原木を用いて栽培されたものに限る。)
宇都宮市、足利市、佐野市、鹿沼市、真岡市、大田原市、矢板市、那須塩原市、さくら市、
那須烏山市、上三川町、茂木町、市貝町、芳賀町、壬生町、塩谷町、高根沢町

6.きのこ類(野生のものに限る。)
鹿沼市、日光市、真岡市、大田原市、矢板市、那須塩原市、那須烏山市、
益子町、塩谷町、那須町、那珂川町

7.たけのこ
日光市、大田原市、矢板市、那須塩原市、那須町

8.くさそてつ(野生のものに限る。)
大田原市、那須塩原市、那須町

9.こしあぶら(野生のものに限る。)
宇都宮市、鹿沼市、日光市、大田原市、矢板市、那須塩原市、さくら市、那須烏山市、
茂木町、塩谷町及、那須町

10.さんしょう(野生のものに限る。)
宇都宮市、日光市、大田原市、那須塩原市

11.ぜんまい(野生のものに限る。)
日光市、那須町

12.たらのめ(野生のものに限る。)
大田原市、矢板市、市貝町、那須町

13.わらび(野生のものに限る。)
鹿沼市、大田原市

14.茶
鹿沼市及、大田原市

15.いわな(養殖により生産されたものを除く。)
栃木県内の渡良瀬川のうち日光市足尾町内の区間(支流を含む。)

16.うぐい(養殖により生産されたものを除く。)
武茂川(支流を含む。)及び栃木県内の那珂川のうち武茂川との合流点の上流
(支流を含む。ただし、塩原ダムの上流及びその支流を除く。)

17.やまめ(養殖により生産されたものを除く。)
渡良瀬川のうち日光市足尾町内の区間(支流を含む。ただし、庚申川との合流点から下流の部分に限る。)
及び永野川(支流を含む。)

18.
栃木県が飼養
当分の間、県外への移動(12月齢未満の牛を除く。)畜場への出荷
ただし、貴県の定める出荷・検査方針に基づき管理される牛については、この限りでない。

19.いのししの肉
栃木県捕獲

20.しかの肉
栃木県捕獲



千葉県

平成24年11月14日
千葉県知事 鈴木 栄治 殿
原子力災害対策本部長 内閣総理大臣 野田 佳彦


1.しいたけ(露地において原木を用いて栽培されたものに限る。)
千葉市、佐倉市、流山市、八千代市、我孫子市、君津市、富津市、印西市、白井市、山武市

2.しいたけ(施設において原木を用いて栽培されたものに限る。)
富津市、山武市

3.たけのこ
木更津市、柏市、市原市、船橋市、八千代市、我孫子市、白井市、栄町、芝山町

4.茶
成田市

5.ぎんぶな
手賀沼及びこれに流入する河川(支流を含む。)並びに手賀川(支流を含む。)

6.いのししの肉
千葉県捕獲




群馬県

平成24年11月14日
群馬県知事 大澤 正明 殿
原子力災害対策本部長 内閣総理大臣 野田 佳彦



1.きのこ類(野生のものに限る。)
沼田市、安中市、長野原町、東吾妻町、みなかみ町、嬬恋村、高山村

2.茶
渋川市

3.いわな(養殖により生産されたものを除く。)
吾妻川のうち岩島橋から東京電力株式会社佐久発電所吾妻川取水施設までの区間(支流を含む。)
薄根川(支流を含む。)

4.やまめ(養殖により生産されたものを除く。)
吾妻川のうち岩島橋から東京電力株式会社佐久発電所吾妻川取水施設までの区間(支流を含む。)
小中川(支流を含む。)及び桃ノ木川(支流を含む。)

5.いのししの肉
群馬県捕獲

6.くまの肉
群馬県捕獲

7.しかの肉
群馬県捕獲



茨城県

平成24年11月9日
茨城県知事 橋本 昌 殿
原子力災害対策本部長 内閣総理大臣 野田 佳彦


1.しいたけ(露地において原木を用いて栽培されたものに限る。)
土浦市、ひたちなか市、守谷市、常陸大宮市、那珂市、行方市、鉾田市、つくばみらい市、
小美玉市、茨城町、阿見町

2.しいたけ(施設において原木を用いて栽培されたものに限る。)
土浦市、鉾田市、茨城町

3.たけのこ
石岡市、龍ヶ崎市、北茨城市、取手市、ひたちなか市、潮来市、守谷市、鉾田市、つくばみらい市、
小美玉市、茨城町、大洗町、利根町、東海村

4.こしあぶら(野生のものに限る。)
日立市、常陸太田市、常陸大宮市

5.茶
土浦市、結城市、龍ヶ崎市、下妻市、北茨城市、笠間市、取手市、牛久市、ひたちなか市、
鹿嶋市、潮来市、守谷市、筑西市、稲敷市、かすみがうら市、桜川市、神栖市、行方市、
つくばみらい市、小美玉市、大洗町、阿見町、河内町、五霞町、利根町、東海村、美浦村

6.いしがれい、こもんかすべ、しろめばる、すずき、にべ、まだら
最大高潮時海岸線上福島茨城両県界の正東の線、我が国排他的経済水域の外縁線、
最大高潮時海岸線上茨城千葉両県界の正東の線、茨城県最大高潮時海岸線で囲まれた海域の漁獲

7.ひらめ
最大高潮時海岸線上福島茨城両県界の正東の線、我が国排他的経済水域の外縁線、
北緯36度38分の線及び茨城県最大高潮時海岸線で囲まれた海域で漁獲

8.あめりかなまず(養殖により生産されたものを除く。)
霞ヶ浦、北浦及、外浪逆浦
これらの湖沼に流入する河川並びに常陸利根川で採捕

9.うなぎ
霞ヶ浦、北浦、外浪逆浦
これらの湖沼に流入する河川、常陸利根川並びに茨城県内の那珂川(支流を含む。)で採捕

10.ぎんぶな(養殖により生産されたものを除く。)
霞ヶ浦、北浦、外浪逆浦
これらの湖沼に流入する河川並びに常陸利根川で採捕

11.いのししの肉
茨城県捕獲
ただし、貴県の定める出荷・検査方針に基づき管理されるいのししの肉については、この限りではない。




埼玉県

平成24年11月5日
埼玉県知事 上田 清司 殿
原子力災害対策本部長 内閣総理大臣 野田 佳彦



1.きのこ類(野生のものに限る。)
鳩山町、ときがわ町、横瀬町、皆野町






新潟県

平成24年11月5日
新潟県知事 泉田 裕彦 殿
原子力災害対策本部長 内閣総理大臣 野田 佳彦


1.くまの肉
新潟県(佐渡市及び粟島浦村を除く。)捕獲



静岡県

平成24年11月5日
静岡県知事 川勝 平太 殿
原子力災害対策本部長 内閣総理大臣 野田 佳彦


1.きのこ類(野生のものに限る。)
静岡県御殿場市、小山町



青森県

平成24年10月30日
青森県知事三村 申吾 殿
原子力災害対策本部長内 閣総理大臣 野田 佳彦


1.きのこ類(野生のものに限る。)
青森市、十和田市、階上町

2.まだら
東通村尻屋埼灯台と北海道函館市恵山岬灯台とを結ぶ線、同線の中心点の正東の線、
北海道えりも町襟裳岬灯台の正南の線、
最大高潮時海岸線上青森岩手両県界の正東の線
青森県最大高潮時海岸線で囲まれた海域で漁獲




山梨県

平成24年10月26日
山梨県知事 横内 正明 殿
原子力災害対策本部長 内閣総理大臣 野田 佳彦


1.きのこ類(野生のものに限る。)
富士吉田市、富士河口湖町、鳴沢村




神奈川県

平成24年10月19日
神奈川県知事 黒岩 祐治 殿
原子力災害対策本部長 内閣総理大臣 野田 佳彦


1.茶
湯河原町



長野県

平成24年10月1日
長野県知事 阿部 守一 殿
原子力災害対策本部長 内閣総理大臣 野田 佳彦


1.きのこ類(野生のものに限る。)
小海町、軽井沢町、御代田町、南牧村




山形県

平成24年9月10日
山形県知事 吉村 美栄子 殿 
原子力災害対策本部長 内閣総理大臣 野田 佳彦


1.くまの肉
山形県捕獲



ーーー


指示された地域において採取されたものについて、
当分の間、出荷を差し控えるよう、関係自治体の長及び関係事業者等に要請すること。

野田総理からの指示のようですが、
守られているのかどうかは不明です。
とりあえず、住民は知っているのでしょうか?
そこのところも不明です。
この秋は「きのこ祭り」とかやっていたような??


お茶、きのこ類、たけのこ等の出荷差し控えの指示が出ている地域は、
土地が汚染されているという目安に。
川魚などからも汚染された区域が分かります。
2~3年で綺麗な場所に戻ることはまず考えられないので、
これから半永久的に注意が必要な地域として覚えておきたいと思います。




↓地名だけだとどこなのか分からないので地図に色を塗ってみました。
<地図に色を塗ってみた>総理指示「出荷制限指示」
栃木・千葉・群馬・茨城・埼玉・静岡・青森・山梨・神奈川・長野







6「温暖化と原発そして日本の自立」武田邦彦&岩上安身11/11(内容書き出し)



「温暖化と原発そして日本の自立」武田邦彦&岩上安身 


岩上:
先生のおハコともいっていいお話、地球温暖化なんですよ。
地球温暖化の話は僕はもう本当に分からないなと、
ちょっとこの問題について深く調べている時間もないので、
ちょっと判断留保っていう時間が長かったんですよ。
それで、先生にお会いした時に「いやいやこんなものはフェイクなんだ」といわれて、
「本当かな?」と思いながら、

武田:
岩上さんなんかね、割合と体制派だからね、
トキは絶滅しちゃいけないとかね、それから何だ?温暖化するとかね、最初は変なことを思ってたんですよww

岩上:
いやいや、だからネ聞くともっともだしとも思っていたんですが、
あのぉ~ちょっとまぁ、難しいね、お勉強はちょっと後回しにしてたら、
どうも政治がね、それどころじゃなくなってって、
で、明らかに地球温暖化議論っていうのが、原発の維持推進、

武田:そうそう。

岩上:
これは全然合理性がありませんね、
日本みたいな国での維持推進は合理性がない。
なのに、それをアメリカはね、内政干渉もいいところですよ。
それを押し付けてくる。という時に温暖化の理屈が付いてくる。
ところが、そのまさにおっしゃったアングロサクソンのイギリスだって、
アメリカではそんなもの鼻から信じていないし、支持してないし、基本的政治にも入ってない。
これは、あのー、その真偽は別としてもですね、
これはすくなくても「政治的に利用されているな」っていうのは、
これはま、ね、間違いないなっていうふうに思います。


武田:
それは1988年の6月23日にアメリカの上院で提案された時に、
これは農業関係議員と、ロスチャイルドと、それからCNNのターナーがやったことですね。

岩上:それは上院でなにが?

武田:
上院で公聴会、温暖化の公聴会がありました。
その時に6月23日を選んだのは、
5月のシカゴ相場で、農業、小麦価格が暴落しなければやらない、暴落したらやると。
これはどういう事かというと、最初クライメイトチェンジと言っていたんですが、気象変動。
何故気象変動という名前を使ったかというと温暖化じゃなかったから。
何故かというと、
工業が出すCO2で気象が異常になる。
気象が異常になるから農業が打撃を受ける。
だから農業に工業からの補助金を回せというんで、農業議員が仕掛けたんです


岩上:なるほど。

武田:
これにロスチャイルドが乗って、タナーが乗って、やるっていうのがそれですね、
それをやったら、即それに応じたのがイギリスのサッチャー。

岩上:サッチャー。

武田:
アングロサクソン同盟。
それでサッチャーがIPCCをその年に作る。
その時にサッチャーが言ったのは、
「原子力よりか怖いものをつくれば、原子力はできる」って言ったんです。

岩上:「原子力よりか怖いものをつくれば、原発は維持できる」と、

武田:そうw

岩上:サッチャーは原発を続けていきたいと思った?、

武田:
あのね、サッチャーはこうだと言われていますね。
イギリスの北海油田はやがて枯渇するんですね。
やがて枯渇する前に、やっぱり原子力はある程度やっておかないと、
フランスとかドイツに対抗できないという意識があって、
で、それにはイギリスの原子力を育てていかなければならない。
ところがイギリスは割合と・・
あ、その後成功したのがイギリスが温暖化の、それに乗ったんです。マスコミが。

岩上:仕掛けた罠を使って、それが大きくなるかどうかはわからなかったけれど、

武田:そうそう、大きくなった。

岩上:ビックリするぐらい成功してしまったっていう事ですね。

武田:
それで、日本の知識人が
「イギリスもこうやっている、イギリスもこうやっている」って言って温暖化をやったんです。
あれはもう、サッチャーの作戦通り。
あの時サッチャーが言ったのは「原発より恐ろしいものができるから、しめた」と、ね。
それからもうひとつは、ICPPをつくる時に、

岩上:
つまり原発隠しのために、気象変動がよりモンスターで
それから見れば原発なんてかわいいもんで、むしろクリーンじゃないか。

こういう原発ルネッサンスがその時に胚胎したという、


武田:
そうです、それで僕が、
これは僕がって威張る訳じゃないですけど、
原子力委員会の研究開発部会で、
「地球が温暖化すると、なんで原発が安全なんですか?」って3回やったんですよね。
3回目は止められましたけど、
そういう理屈になっちゃったんですよ。
みんなが「温暖化怖い、温暖化怖い」
「だからもう原発でいいや」と。
これはもう作戦通り。
それからもうひとつIPCCをつくる時に、
「みなさん仲間から外れちゃいけませんよ」
「温暖化が科学的に嘘だとわかっても、外れちゃいけませんよ」
だからクライメイトゲート事件という、地球温暖化のインチキ事件はイギリスの大学。


岩上:ああ・・・

武田:ちゃんともう、がっちり全部がものすごいドラマとして進んでいる。

岩上:
イギリスは、ま、ある意味大帝国の時代じゃなくて、
今やある意味では中等国まで落ちたイギリス、影響力がね。
だけれども自らの国の影響力とその存続を願って、一つの、まフェイクをしかけてきた。
それが地球大で成功しちゃって、膨れ上がったのが、

武田:
それでしかも排出権取引市場がロンドンに置かれる、ね。
だからサッチャーとしては原発をやる道を作った。
IPCCを作って、世論の調整もできる。
しかも排出権取引で大儲けするから産業界は賛成だと、もう全部上手くいっている。
それをそのまま乗ったのが日本ですよ。

岩上:ばかじゃ

武田:全部分かってる、専門家は分かってる。

岩上:わかってるんですか?武田先生だけじゃないんですか?温暖化は嘘だって言ってたのは、

武田:
違います。
あのね、あの時にね、京都議定書の時にね、通産省が結構、あの時は反対派したんですよ。
その時の議論かなんかで、僕忘れましたけれどもね、その詳細は。
もうね、割合と経産省は分かっていた、あの時。トリックがあると。

岩上:トリックがあると。

武田:
だけどそれがね、橋本さんがそれを政治課題で押してたことがあって、表面的に出さなかった。
それはマスコミも知ってたけど報道しなかった。
それで全部がズルズルズルッって行ってしまった。

岩上:ばるほど。


武田:
それで日本だけがマイナス6で被る。
大体、ドイツの基準が、
東ドイツと西ドイツの分裂時代を足した量だなんていう事は、日本で全く報道されない。ね。
だからドイツはプラス11%獲得して、日本を笑っていると、こういう状態になった。
で、鳩山さんが25%って言ったらみんな少々と拍手をすると、これは当たり前で、
「ばかだなぁ」と、ね。
だって、まァゲルマンぐらいになれば、アングロサクソンの悪だくみぐらいは分かるから

岩上:なるほどww

武田:
一応それに乗るっていうだけの話ですよ。
あの時に、京都議定書で、これももうはっきりした話だけど、
ドイツが、そのね、
東ドイツ西ドイツ分を足すというのと、
ロシアから天然ガスを買うっていうのと、
ロシアを38%プラスにしたというのが全部リンクしてて、ちゃんと打ち合わせ通り。
それでロシアに日本は排出権取引で、1兆円ぐらい取られると、こういう事になってるんですよ
それをイギリス経由で、

岩上:
本当にポーカーかなんかやってて、その、麻雀でも良いんですけれども、
それで手も作るのも上手いだけじゃなくて、
もう本当にイカサマも上手で、
で、「ルールをちゃんと公正にやろうね」って言いながらイカサマをやる。

武田:そう、そう。

岩上:
しかも自分だけのイカサマではなくて、
そのイカサマの中に誰かを引きこんだり、誰かだけ省いて、
で、そいつに一番、ま、マイナスを背負わせると。

武田:そうです。

岩上:一番いいカモになってきたのが日本だと。

武田:
あのね、これはバーゼル条約というリサイクルの条約で、
国際的に締結されたのがある。
これは1989年。
これも、全く同じでね、全くヨーロッパはスキがないんですよ。
廃棄物を外に出しちゃいけない。まず原則を決める。
だけど、例外として外に出しても良い。
その時には相手国のOKを取ることだと。ね。
そういうきちんとしたルールをつくるの。
で、ヨーロッパの方が廃棄物を外に出しているんですよ。
ところがね、ちゃんとそのルールでやってる。
で「日本は何だ!」こう来るんですよ。
これねぇ・・・
日本はところがねそこをまァまァなァなァでやっちゃう。
だから、国際的に非難を浴びちゃう。
CO2もそうですよ、日本だけが京都議定書を守ってる
だけれども他も、カナダも脱離した。アメリカは批准しない。
ところがアメリカは自分たちは批准しないで日本が批准しているから、
日本には「守れ」と言ってくる。


岩上:そうなんですよ。それを平気で言うんですよ。

武田:
これはね、ルールというものは約束したらダメなんだという、
彼らの土俵の上で日本が戦わされている。
日本はそれに慣れないか、ま、おとなしいのか、馬鹿なのかよく分からないけど、
それでいつもやられる。


岩上:でもいつも、最後の最後のところは日米同盟っていう話じゃないですか。

武田:ああ、そうそう。

岩上:
結局いざとなると日米安保で、
「お前、所詮自分の国を自分で守れないでしょ」って「アメリカが守ってあげるからね」って、
いっさい守りもしないのに、そういう事を言うわけですよ。

武田:そうそう。

岩上:
で…結局は自立できないまま、と。
そして不必要に引っ越すことが出来ないとなりの国、
あの、隣国の中国と事を構える。
でもその中国の経済市場というのも無かったら、日本なんてリーマンショック以降とっくに潰れてますよ。

武田:そうそう。

岩上:
今貿易高は対中貿易は30兆ですよ。
それに対して対米貿易高というのは今は15兆。
こんなに差があります。
2004年から、こう、クロスしていったんですけど、
しかし、もう、もう倍の開きですよね。
これどうすんですか。

武田:
だけども、日本国内で対中、日中貿易を盛んにするっていう事は、
「日本の安全保障とかそういう事がどうなのか?」という事を
よく考えられてないんじゃないかな?って思うんです。

岩上:
ん・・・・・・
もしかすると、先生はそこのところにはご不満があると?

武田:
僕はやっぱり、対中貿易は、日本の日中貿易は相当慎重に構えないと、
増額していくのはあんまり賛成じゃないです。

岩上:
でも、あの尖閣のこの夏の事件の後、
日本のメーカー、自動車メーカーやなんかは、向こうで当然のことながら反日感情が湧きあがりましたから。

武田:そう。

岩上:半分になりましたね、売れ行きが、ね。

武田:そうそう。

岩上:
で、それが半分になって、
自動車がそもそも外国の自動車が半分になったのか?っていうとそうじゃなくて、
相変わらず外車は買ってるんですよ。
その半分はアメリカ車とフォルクスワーゲンがね、儲けた訳です。

武田:そう!

岩上:
日本はただただ、いたずらにですね、
ここのトヨタも大打撃を受けたと思いますけれど、
「損をした」だけじゃないじゃないですか。バカみたいな話だと思いますけどね。

武田:
やっぱり輸出戦略も含めて、常に日本に外交がないので、
世界の外交の力から言ったら、やっぱりいつも日本が遅れを取ると。
働くだけ働いて、貢ぐだけ貢ぐという関係は、中国に対しても僕はそうだと思います
アメリカに対してもそうですね。
ですから、ま、中国に対しては少し岩上さんと意見が違うかもしれませんが、
僕はやっぱり対中貿易、対米貿易、それを一辺倒にならずに、
やっぱり日本がどういうスタンスを取るか?
先ほど言われたようにね、アラブもね日本に対して割合いいのは彼は石油を売らなきゃならないから、ね。

岩上:そうですよ。

武田:
だから日本が、あたかも日本の中だと「アラブから石油を買うので」と言っているけど、
向こうにしたら売らなければなりませんから。


岩上:そうですね。

武田:
だからそう言ったね、相互関係で、
それから中国だって、たとえば中国の周りの東南アジアからインドまでの国は全部反中国ですからね。
それとどういうふうに連携していくか?っていうのは、
これはね、別に反中国じゃないですよ。
あの、国際、

岩上:
巨大な帝国が傍に勃興しつつあるわけだから、
それにいかに飲み込まれないで、誘導されないで、自立を守りながら、だけどま、当然のことながら、
平和でないと自分たちもダメージ食らいますからね。
上手く友好しながら、商売もしたい。
でも絶対にのみ込まれない。
そういうものもすごく大事だと思う
んですけれども、
今の状況を見ると、日本はアメリカに占領でね、
敗戦して占領国になって以降、一度も自立できないまま、
まま、いいところまで太った、丸々太った状態から、アメリカにずーーっと食べられ続けて


武田:そうそう。

岩上:いまや米中は敵対なんか全然していなくて

武田:まったく。

岩上:
手を結び合って、
それでさも日本国内ではあたかも敵対しているかのような嘘の報道をされて、
そして、こうなると怖い事は、
日米中の3国のゲームがですね、
米中が手を結んで、両端から「日本食べちゃおうぜ」っていう話になったら最悪ですからね。

武田:
いや、今はそうなっていますからね。
リーマンショックの時だって2008年の9月にリーマンショックが破たんしたんです。
その前の4月に、ちゃんとあの時の財務長官が中国に行って、中国政府と
「もう秋には破たんするから、こうこうこうするから、」ね。
「アメリカはこうやって公的機関をやる。中国が持っているアメリカ国債がやられないようにこうする」と、
ちゃんと相談して、それもレポートなんかが後で出ている。
それでやってる。

もちろん日本なんか全然相手にしない。
日本には打撃を与える。

岩上:
食らっただけですよ。
つまりマイナス、しわ寄せだけ食らった。

武田:
そうです。
ま、そういうふうになっているので、
だけどね、岩上さんが諦めていないように、僕も絶対に諦めていないです。
読者からはね、これじゃ日本はダメだっていうのがいっぱいあるけど、
いやぁへこたれない、いつかみなさんがあるところまで爆発点に来れば、絶対にね、やっぱり頑張ると思う。
だから、まぁそれを信じてやっております。

岩上:なるほど。

武田:それで病気になっております。

岩上:
病気ww・・そこはお気を付け下さい。
これからもいろいろとお話をうかがっていかなきゃいけないんで、
武田先生にはお元気でいていただきたいと思います。

20121111武田11

岩上:
あのー、今年もね、本当にいろんな問題が山積みで、
でもね、バラバラに見えるような話がどうもリンクしてるんだなと。
だから、全然違うように見えて、これらは一緒に考えなきゃいけない。

武田:そうです。

岩上:
原発の話と日米同盟がどうだらこうだらという話が、
ついこの間まではね、「これがリンクしているよ」と言っても分からなかったけれど、

武田:あの、温暖化もね。

岩上:そうですね、

武田:みんなリンクしている。

岩上:
そうなんですよ、これも温暖化が実はエネルギーのそういう思惑があって、
そしてこれで原発が推進させられてきた。
それをまだ日本は、そのフェイクが割れてても
アメリカに「やれ」って言われているから、
「やれ」って言われたらそのままやらなければいけない。
利権構造も残すと。

武田:
そう。
ま、アメリカは「原発やれ」っていうのは当たり前で、
日本人の健康は考えていないからね。


岩上:そうですよね。

武田:だから当たり前ですよ。

岩上:そうですよね、どうなってもいいと。

武田:合理的ですよ、アメリカとしては。

岩上:
すごいですよね。
で、自分たちの国では新設はしないけれども、日本ではどんどんやれと。

武田:
今度一個廃炉になりますけれどね、アメリカ。
これ廃炉になるのはね、やっぱりシェールガスとも関係してて、
もう今や原発の経済性はね、一応崩れたんですよ。

岩上:崩れたんですね。

武田:だから今度アメリカの廃炉は、福島の影響じゃなくて、経済的理由なんですよ。

岩上:合理的ですよね。

武田:合理的です。

岩上:
そして日本がこの狭い島国の中で、また地震があって何か崩れても、
それはわれわれにとって知ったこっちゃないし、アメリカに関係ないことなんで。

武田:そうそう。

岩上:
でも「続けろ」って言うのは、これは何なんでしょうね?
これはアメリカの原子力産業が日本のメーカーと一体化しているという部分もあるとは思いますけど、

武田:
もちろんそうですね、だけどもね、やっぱりね
そうですね、これは難しいですね。
アメリカが日本に原子力発電所を続けろっていうのはどうしていっているのか?って言う事でしょ?

岩上:
そうとう強く言っているんですけど、複数並べているんですよ、理屈をね。
ひとつは、「急に原子力技術を衰えるわけにはいかない」というふうな事を言ってて、
ま、ようするに、
アメリカの原子力産業を技術的にも経済的にも支えて行くためには
日本のメーカーの力がいるんだ
というふうに聞こえる。これが一点ですけれども、
それから核不拡散の話しとか、出てくる訳ですよね。

武田:
ま、核兵器を日本に持たせるというのは、
だけどあり方としてはね、反対じゃないかと思いますけれどね。

岩上:
だからこれはせめぎ合っているんですよね、アメリカ国内で常に話しあってて、
で、「持たせたらまずい」っていうのと
それから持たせて、
持たせるって言ってもこの場合日本の主権の下の核じゃないんだけども、
あくまでもニュークリアシェアリングで、
早い話が、「ボタンを押した責任は日本に取らせる」という、
そして中国に対して喉元に刃を突き付けさせるという、
核の鉄砲玉に仕立て上げる戦略という、
これはまぁ、オプションとして残されている。
それがまだ残っているというのもあるだろう。
だから完全な脱核というのを実現させたくない、何かそういうものもあるでしょう。

武田:そうでしょうね。

岩上:
だから思惑は全部は分からないけれども、ただ、
ただハッキリしたことは、
アメリカは「絶対に原発をやめるなよ」と命令したことは事実
で、
それを一度ならず言って、
そして日本政府が「ははッ!」という事を聞いたというのが事実はこの夏明らかなんですよね。

武田:そうです、それはもうハッキリしてるんですけどね。

岩上:ハッキリしてるんですよね。

武田:
アメリカがそういう複雑な戦略に出たっていうのは、
ま、中国との関係が一番大きいと思いますよ。

岩上:
関係ですね、
やっぱりね、あの、工業生産高で、去年アメリカは中国に抜かれましたからね。

武田:そうですね。

岩上:戦争を遂行するための基礎力はね、工業生産高ですから

武田:
そうです、そうです。
これはね、日本の人にちょっと分かって欲しいのはね、
アメリカが何故太平洋の、広い太平洋のこっちまで来てるか?っていうことをね。
これ、日本はカルフォルニアまで行ってないんですよ。

岩上:行ってないですね。

武田:
日本人に「何でカルフォルニアまで行かないの?」って言ったら、
「あんな遠いところ」って言うんですよ。
アメリカはね、日本とそんなに大きさの違う国じゃない、そりゃ大きいけど。
だけどもそれが日本のところまで、
グァム島も取り、サイパンも取り、ハワイも取り、アラスカも取って、ここまで来てるのか?と。
このアメリカのね、獰猛さっていうのをよーく理解しなければいけない。


岩上:
そうですよね、
でもそれも、その手前にある北米大陸というものも、先住民が住んでいて、
ネイティブアメリカンって言うけれども、要するにインディアンで、
その人たちを殺戮して土地を全部奪って、
「我々の土地だ」と言って強引に行って、
そして、その続きを彼らはやっているんですから

僕は日本列島にいずれ日本人がただの先住民としている状態、
だからハワイにおける原住民の先住民の今おかれている地位とか、
それからグァム・サイパンもそうですね。
ポリネシアの国々もそうですし、
プエルトルコが、なんと!国民の大半がですね、この間の住民投票で
「アメリカの州にしてくれ」なんて言い出した。
こんな状態にね、日本もなりかねないと。


武田:そうです。ま、希望している人も多いんじゃないですかw

岩上:
でもこれは、正当な権利なき、なんというか隷属ですよね。
絶対に同じ平等の権利なんか与えられないですからね。
土地は奪われる、財産は奪われる、
ま、権利さえ取ればいいわけですからね。

武田:そう。

岩上:そういうような状態になっていいんですか?っていう問いかけですよね。

武田:
やっぱり日本の中でもっと議論を深めて、一人一人の人が日本人として、
日本人の孫、子どもを守るためには、
「わが日本を50年後にどうしなければいけないか」という議論を深める必要があります。

岩上:
そうですね、
アメリカにもう、飲み込まれ続けていてはいけないし、
中国に併呑(へいどん)されるような事ももちろんあってはならないし、
どちらの帝国、この帝国同士のね、ゲームが行われますからね、
結んだり喧嘩したり、
そこからできるだけ身を引き離して

武田:そうです、そうそう。

岩上:わが身を引き離して、

武田:そうです。

岩上:なんて言うかな、日本という国を保存して行くっていうか。

武田:ま、イギリスとフランスとドイツ並みの外交力があれば、悠々と出来ます。

岩上:う~ん・・・残念ですね。

武田:残念です。
今のところ残念ですが、IWJで皆さん一生懸命勉強しましょう。

岩上:インディペンデントという名前を付けた位ですから。自立する国になりたいと思います。



武田先生へのインタビュー↓
1「福井県民はB級国民である」武田邦彦&岩上安身11/11(内容書き出し)
動画はこちらにあります↑

2「日本は財政赤字だという大嘘」武田邦彦&岩上安身11/11(内容書き出し)

3「今、目の前で溺れている人の事を報じているか?」武田邦彦&岩上安身11/11(内容書き出し)

4「家畜化された日本人とアングロサクソン人」武田邦彦&岩上安身11/11(内容書き出し)

5「化石燃料枯渇の嘘とシェールガス革命」武田邦彦&岩上安身11/11(内容書き出し)



↓武田先生のインタビュー直前に福井県で行われた岩上氏のスピーチ
「原発にはね、地震のリスクと戦争のリスクがあるんだ」岩上安身氏
11/11福井Walk in PEACE(内容書き出し)




ーーーー

武田先生と岩上さんのテンポの良いトークと、
その内容のものすごさに吸い込まれて、
最後まで書きだしてしまいましたww

いろいろな事が絡み合って全てがリンクしているということ、
そして、日本は敗戦した時以来一度も自立できていないという事。
大変重要なお話だったと思います。

素敵なインタビューをありがとうございました。


ーーーー


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5「化石燃料枯渇の嘘とシェールガス革命」武田邦彦&岩上安身11/11(内容書き出し)




岩上:
いいように鉄砲玉にね、今されつつあって、とても危ない状況ですよ。
で、この話はこの話でしたいんですけど、
いまのちょっと、エネルギーの話ね、聞きたいんですけど、
これ、シェールガス革命って、まず一つ一つ聞きましょう。
シェールガス革命って言いますが、これは本当に革命なんですか?
これは何が利権があるんですか?デメリットがあるんですか?

武田:
えっとね、もともと油というのは地下3000mのところにあって、
これは大体3000年分ぐらいあるんですよ。
で、その上に今まで取っていた油田がある。
これはね、シェールガス層から漏れた油が溜まっているところ。
今まではね、漏れたものしか取ってない。

岩上:地上に染み出たものだったんですね

武田:
地上の温泉に入っているだけ。
ところが、1000m温泉を掘ってみたらどこにでもあるっていうね、
アルゼンチンの大体3分の1ぐらいは全部シェールガスなんですね。

岩上:
だから、もうエネルギーって、要するに少なくても化石燃料っていう意味では、
無尽蔵に近い位あるっていう事。
まずそもそも、枯渇する可能性があるっていうのが、まず嘘だったんだと。

武田:
そうそう。
なんで嘘かっていうとね、たとえば1970年位にNHKが「枯渇枯渇」ってあれ全部ウソ!
何で嘘か?って言うと、あの頃からメジャーは代替エネルギーに投資していないんですよ。
なんで代替エネルギーに投資しないか?って言うと、シェールガスがあるから。
シェールガスの掘削パイプをやってた。
それで掘削パイプをやってて、変な報道がありましたよ、この前ね。
あれどこの放送局だか忘れたけど、
「オイルが高くなったので、シェールガスが出ると言う事が分かった」
「分かった」何故そんな時に分かったのか?
もっとずっと前、30年前にわかってるのに、
だって、地下3000m垂直に掘って、
油層にぶつかったら90度に曲げて、
手が8本にわかれて、
3000m下で自動的に掘っていくんですから、ずーーっと。


岩上:それは機械の話?

NHK201211.jpg NHK201212.jpg


武田:
機械の話し。
その機械を作るには30年かかりますよ。今はアメリカ独占。

岩上:あ、そうなんですか。

武田:
だから、シェールガスはアメリカが「買え」ということで、これはちゃんと理屈通り。
これはね、もう30年前から資源学者はみんな分かっている。
それでリーマンショック、

岩上:昨日今日の話じゃない

武田:
だってね昨日今日の話で、なんで3000mも深いところで自動的に掘れるか?とね、
それはもう、20年や30年研究にかかるわけですよ。
しかも2000年の時にはもう持っていたと。
試掘してたんですよ。
ところが、掘るとガソリン価格が安くなる
あの当時ガソリンがまだ25ドルとかそういう時代。
これはダメだ。

岩上:
そうですね、安くなる。
これを知られちゃうと、儲からないですからね。

武田:
地下資源と言うのは、もともと山師だからね、
地下資源っていうのはもともとタダなんですよ。
一番いい例が金。
金は50年前からずーーっと19年の寿命なんです。

岩上:えぇ・・・19年でなくなるってねw

武田:
何故か?って言うと、金が溢れるほどあると、
たとえば金っていうのは面白いもんでね、地面が全部金だったら、金ってゼロになっちゃうんですよ。

岩上:そうですね、価値がゼロになっちゃうんですよね。

武田:
資源の価値がゼロになっちゃう。ということで、
資源というのは掘ったら出てくるものですから、
結局掘る量をコントロールする以外に値段を確保できないんですよ。
だからこれはね「正当なビジネス行為」って言ってるんですよ、僕は。
だから、「石油が無い石油が無い」と石油会社が発表するのは正しいと。

岩上:
これはまあ、自分たちの私的な欲求というか、利益のために「ない」という嘘をついているんだけど、
それは仕方がないと。

武田:
商売上の事だから。
ところがそれが分かっている日本の資源学者とマスコミが
資源会社の言う通りを伝えるというのが、
これね、デモがそうなの。
国会デモね、主催者発表15万、警察発表1万5000。
この二つが出てるんですよ。

岩上:そうですね。

武田:
でもね、「あなた取材したの?」って、マスコミ。
「あなたが目で見たんだからわかるじゃないの」と言ってね。
それはつまり、伝聞しか伝えていないの。伝聞しか。
そうすると主催者側を伝えれば15万人になる。
警察側を伝えれば1万5000人になる。
それを選んでいるだけで、

岩上:なるほど。

武田:
そうじゃなくてあなたの役割は自分の目で見て、
このデモが何人だったという事を書かなきゃいけない。
それが、同じ事が石油についても行われている。

岩上:なるほど。

武田:
だから、そうすると石油の場合は、石油がうんとあると言っているのは、僕ら学者だけ。
だからこれは報道しない。

岩上:なるほどね。

武田:
それともう1個は、警察とデモ隊の主催者みたいに両方とも力が強いというんじゃなくて、
メジャーは

岩上:
桁違いですからねww
桁違いに金持ってるし、コントロールしてるし、
情報と金持っているんですよね、

武田:
だからそっちだけ報道する。
それで30年だって言って、1970年代に30年だって言って大騒ぎして、
みんなに大騒ぎさせて、
構造が分かっているのに、

岩上:1900何年代ですか?

武田:
1970年に30年って言ったんですよ。
それが、2000年に無くなったか??

岩上:特にローマクラブで、成長の限界とか、大騒ぎしていたあのイメージと

武田:あの裏にはアングロサクソンのメジャーがいるわけだ。

岩上:なるほどね

武田:
アングロサクソンのメジャーが放送しているという事をNHKは十分わかっているのに、
日本国民を裏切る方が平気なんです、ね。
メジャーが大切なんだ、彼らは。
だから、結局メジャーの言う通りにやって、日本国民を騙すと。
しかも、2000年になって、さらに石油連盟があと43年って発表すると、
そのまま発表するだけで、また、石油連盟の発表をする。
それで、「私たちは30年前には誤魔化しました」という事をやらない。

岩上:延びていくんですね、これが。

武田:延びていくww

岩上:
延びていくんですよ。
それで日本は1920年代30年代にも石油がなくなるんじゃないかと思って、
そして油を入れてもらえないから追い詰められて戦争にまで出ていって、
大馬鹿なことをやっているわけですけど、
結局その事の繰り返しで70年代も大騒ぎさせられて、
で、結局今実は静かに、これはずっと前から進んでた。
そして、結局、その何なんですか?
その層に到達出来て、それは採算可能なレベルで、掘りだすことができた。
試掘のレベルじゃなくて、本格的稼働ができるようになったという事は、


武田:
2000年位で大体実用化できるという事は分かっていた。
あとは油が、
だから2009年から、シェールガスっていうのは本格的に出てるんですよ。
これをちゃんと説明せねばいけない、テレビは。
なんで2009年か?って

2000、その前にリーマンショックがあったからなんですよ

岩上:
ちょっと待って下さいね、リーマンショックが確かに2008年にありました。
その後にシェールガスが本格的にクローズアップされる、というのはどういう関係なんですか?

武田:
100ドルを定常的に超えるようになったからだと私は思います。
もう相場がしっかりしてきた。
ようするに石油相場が、たとえば日本ですと、
最初リットル100円から120円ぐらいまで上がってきた時に、
みんなが「どうだどうだ」って心配する。
ところが今は150円で平気になる。
それを見てポンと出す。

岩上:あぁぁーーー

武田:
それはもう、それをよーく計算しています。
だってね、アングロサクソン族はね、ものすごくアメリカはね、
シェールガスを掘るにあたっては、サウジアラビアと検討したと思いますよ、ものすごく。
そして、「どのタイミングで掘り出していいか」という事については、
アメリカとサウジアラビアは合意していると思います。
何回もそういう書類をね、名古屋大学でも見たんですけど、
ものすごく綿密に提携していますよ。
だからサウジアラビアの王権が崩れずにイスラエルの関係もある。

岩上:
そうですよね、
イスラエルに入るシェルという事と、
それからそう言ったサウジのような王家と、これはこれで密接なつながりがあって、
で、自分たちはこれまで投資してきた、メジャーが投資してきた利権もある。
でもイスラエルのね、これはたとえばイランとやりたがったりするわけですよね。
このあたりを、バランスを取らなければいけないわけですよね。

武田:
そうそう。
ま、サウジアラビアはイスラエルという点でも非常に重要なんで、
サウジアラビアとアメリカの関係というのはユダヤは反対しますよ、ね。
ですからそこのところもしっかりとやる。
それでアメリカとしてはサウジアラビアの利権を守りつつ、シェールガスをいつ掘れるか?と、
そういうことになりますとね、タイミングは2009年かなと。
ちゃんとそれでやっている。

岩上:
で、それでもう12年ですよ。
いよいよもう本格稼働と。
で、これは、今度売りつけると。

武田:そうです。

岩上:売りつけ先としては日本だと。

武田:そうです。

岩上:
日本だけじゃないけれども、
日本はこんなに高値で買ってくれて、言う事を聞くイエスマンな国は無い。

武田:
エネルギーからいえばこう言えるんですね。
オーストラリアだとかアルゼンチンだとか、そういうシェールガスと石炭が豊富なところと、
日本がもし、ちゃんと力があって外交力があって、日本のためを考えれば、
マルチ契約をしてアメリカをその輪の御膳にしておけばいいんだけど、

岩上:そうですね。合い三つを取るみたいなもんでね、それで価格を下げてもらえばいい。

武田:
そうそう、それでね、
オーストラリアの石炭もそうですし、アルゼンチンに今度たとえば日本の、
シェールガス掘削装置はまだないけど、それを納めてやってたら、
その二つの国は日本に供給しますよ。
それとアメリカとでやるならいいですよ。
ところがこっちをやらないでアメリカだけとやったらね、
もう「止めるよ」って言われたらおわりだw

岩上:そうですね、
実際そのアミテージレポートにも、ハッキリ書きこまれていますし
彼らは講演も行っていますしね、
それを公開されているのを見るとね、もうもう、ものすごくあからさまなんですよ。
自分たちがその輸出をするセクションの政府当局、
それがアメリカのエネルギー安全保障のために、
良くない、ためにならないとなったらば、
たとえ投資をされていても、たとえ契約があってもキュッ!と止めると。

武田:そうそう。

岩上:
こういうね、エネルギー安全保障って聞こえはなんだかアレですけど、
意味が分かりませんよね。

武田:そうそうそう。

岩上:
アメリカの機嫌一つで首絞められることになる。
合法的な契約を結ばれても、輸出しません。
だからアメリカにもう全部握られちゃうと。

武田:そうそう

岩上:
でもそれを堂々と書いているんですよ、堂々と言ってるんですよ。
なんですかこれ?

武田:
だから日本はね、エネルギー政策のセキュリティーを持つためには、
アメリカの敵性国ともなるし、アメリカともするって、多角にしておかなきゃダメなの。

岩上:
そうですよね、これを全てにおいてアメリカにおんぶで抱っこ。
で、かつ、これとワンセットで全部。
いや安全保障問題に結び付けられて、
日本は軍隊もないし、で…ま、自衛隊はあるんだけど、自衛隊は実際にはやらなきゃいけないけど、


武田:そう、尖閣位でちょっと騒動を起こして、

岩上:
騒動を起こして、それで日本がパニックを起こして、
それで大騒ぎさせておいて、
「ほら、日米安保が無いと困るだろう」と、

武田:そうそうそう。

岩上:
「だからお前ら武器を買え」。
そして、「シェールガスはうちで」っていうことで、
「イランに掃海艇出せよ」と、
「今度はアメリカと一緒に組んでどこにでも行けるようにしろよ」と、
「集団的自衛権もしろよ」みたいな話になって、
いいようにアメリカの、
米軍の、世界中に展開する米軍の下請け会社みたいにさせられつつあるわけですよね。

武田:だからもうずっと、日本はアメリカの召使みたいなもんですよ。

岩上:ヒドイですよね

武田:ヒドイですよ

岩上:ちょっと待って下さいよ、でも、先生

武田:えっ?

岩上:
ずっとね、そりゃまだね、
高度成長期とかいうのは、これはアメリカの保護下みたいな状態ににあってもね、
日本が豊かになったからそれでいいと思っていたんです。
でも結局冷戦が終わっちゃって、アメリカにライバルが無くなったら、
あとはもう、自分たちの陣営に日本やドイツを引きとめておく必要はない。
特に日本は。
あの、引きとめておく必要はないっていういい方はおかしいな、
引きとめておくために機嫌を取る必要がない。
だから今度これを絞り取るという事になって、
ずーーっとお金を取られ続けているじゃないですか。

武田:
そう、もう搾り取られて、続けていますよ。
だからさっきの男性の若い人、
「私は真面目に働いていますが、何のために生きてるの?」と、ね。
この実感はまさに現在の日本人がアメリカとか日本の官僚とか電力会社のために家畜になっているという、

岩上:うん、奴隷ですよね

武田:それがちゃんと分かっているという事ですよね。

岩上:
そうですよね、
そのじゃぁ官僚がね、ものすごく主体性を持った暴君として生きているのか?というと、
これもアメリカの顔色をうかがって、
ワシントンがなんか言うと、すっとんで行ってその機嫌を取るようになっているじゃないですか。

武田:
日本の官僚はね、年間1億円取ろうと思ってないんですよ。
それがいけないんですよ。
1億も10億も取ろうと思ったらね、自分で頑張るんだけど、3000万とか5000万でいいわけ。

岩上:アハハ・・

武田:それはね、おこぼれ。

岩上:おこぼれ・・・

武田:
よくあるじゃないですか、
殿様と庶民の間に立って、適当に威張り散らして、あの、楽しく人生を送る。

岩上:代官みたいなものですよね、

武田:
そうそうそう、全部こうなのよ政治家も。
だから変になっちゃうんですねー。

岩上:
そうするとね、どこまでも日本人というのは低落して行かざるを得ない、このままだと。
吸い取られ続けですよ。

武田:
それはだって岩上さん、魂のある日本人が多くならなきゃダメですよ、これは。

岩上:
そうですね。ええ、いやいやそう思います。
あの、僕はそれを実践しているんですけれども、
魂はあるんですけれども、ちょっと会員が、お金がないw

武田:アハハハハ…ッ

岩上:これは毎度のことなんですけど、w






武田先生へのインタビュー↓
1「福井県民はB級国民である」武田邦彦&岩上安身11/11(内容書き出し)
動画はこちらにあります↑

2「日本は財政赤字だという大嘘」武田邦彦&岩上安身11/11(内容書き出し)

3「今、目の前で溺れている人の事を報じているか?」武田邦彦&岩上安身11/11(内容書き出し)

4「家畜化された日本人とアングロサクソン人」武田邦彦&岩上安身11/11(内容書き出し)

6「温暖化と原発そして日本の自立」武田邦彦&岩上安身11/11(内容書き出し)



↓武田先生のインタビュー直前に福井県で行われた岩上氏のスピーチ
「原発にはね、地震のリスクと戦争のリスクがあるんだ」岩上安身氏
11/11福井Walk in PEACE(内容書き出し)





米 世界最大の産油国になる見通し
NHK 11月13日 8時48分

IEA=国際エネルギー機関は、世界のエネルギー需給について、地下深い岩盤の層に閉じ込められている油、
「シェールオイル」を取り出して生産する技術を確立したアメリカが、
今後、5年以内に世界最大の産油国になるとする見通しを明らかにしました。

これはIEAが12日、発表した世界のエネルギー需給の見通しに関する報告書の中で明らかにしたものです。

報告書では、地下数千メートルにある固い岩盤の層に閉じ込められている油、
「シェールオイル」や、同じように閉じ込められている天然ガス、「シェールガス」に注目しています。

アメリカが、こうした油やガスを地中から取り出す技術を確立して商業生産を始めたことで、
現状では国内のエネルギー需要の20%を輸入に依存しているアメリカが、
石油の生産では、5年後の2017年までにはサウジアラビアなどを抜き、
世界最大の産油国になるとしています。

さらに報告書では、アメリカが「シェールオイル」や「シェールガス」の生産を進めることで、
2035年までには、国内全体のエネルギー需要をすべて自給できるようになると説明しています。

IEAの関係者は、「アメリカがエネルギーを自給できれば、
中東など原油やガスを産出する地域に関心を示さなくなって、
今後、アメリカの中東政策などにも大きく影響してくる可能性がある」と分析しています。
NHK2012.jpg





武田先生のブログ
「石油は無くなるか?」武田邦彦氏1/27(音声&内容書き出し) 




小出裕章氏も「石油が後何年で無くなるというのはウソだ」とおっしゃっています
下記講演会の内容から一部転記します。
小出裕章氏講演会@台東2011/8/27(内容殆ど書き出しました)

まず、化石燃料が無くなっちゃうって私も驚かされたし
皆さんはいまだに脅かされ続けているのですが
それが本当かどうかを検証してみようと思います

石油はあと何年もつのだろう?

化石燃料のうち、今一番私達が使っているのは石油ですけれども
「石油はあと何年で無くなるか」というこれまでの推測が
歴史的にどんな風に変わってきたかを見ていただきます。

一番最初は1930年です
1930年の人達が石油が後何年あると考えたかというと
18年

本当に石油は少ししかないと思ったんですね。世界中
前年の1929年に世界大恐慌が起こったので、世界中の経済が崩壊しました
世界各国が石油権益を獲得しないといけないと思ったんですね
日本はどうしたか
大陸の資源を抑えようと、満州の侵略を始めた
何千万もの人々を苦難のどん底に落として戦争を始めた訳です

そして10年経った1940年
10年戦争を続けて、石油はあと何年あると思ったかというと
まだ、23年ある

もし、1930年の推測が当たっていて、18年しか石油が無いと言うなら、
10年後の1940年には後8年しかないという所に降りて来なければいけないけれど、
ナント、23年あると、・・・そんな推測です

この時には日本は、すでに中国本土にも侵略を開始していました
世界中から忌み嫌われていた国でした。
世界が「何とか日本をやっつけなければいけない」と思ったのですね
そして長い戦争を続けて1945年に日本は負ける訳ですね

そしてじゃぁ、1950年になった時には何て言ったかというと
石油はまだ20年あるという。そういう推測になりました。

20年前の1930年に18年しかないと言いいながら
20年経ったら、まだ20年あるという
全くバカらしいとこの時に気がつかなければいけないと思います

石油は無くなっちゃうぞと脅かされて、自国の命運を決める、
他国の人を大量に虐殺するような選択をしてしまうという
本当に愚かな選択をしたという事に、この時にすでに気が付かなければいけなかったと思います
それでも気がつかなかったんですね。

これ以降も、「石油があと何年あるか」という事をみんなが心配して
朝鮮戦争などもこの頃に戦っていますが、
ずーっと、「石油が何年」という事を考えていました

1960年になったら、何と今度は
石油は30数年あると言いだした

1960年代前半、ずーっとそうです
後、30年だと言われた
私はこの頃中学校で、
「石油があと30年出なくなったら大変だ。だから、原子力だ」と、思いこんだ人間です

特に、1964年には東京オリンピックというのがあって
どんどんエネルギーを沢山使って便利になるんだという事を、この頃からやったんですね。
でも、そうやって、エネルギーを膨大に使っても
何時まで経っても石油は30年。

オイルショックというのがありました
2回ありましたけれども、それでも石油は30年位はあると、言い続けてきたんですね
10年経っても20年経っても、それはその後も変わりません
ずーっと石油は30年という時代が続く

1990年になったら、次は何て言いだしたかというと
石油は45年あると言いだした

ソ連が崩壊したり、米国が攻撃を受けた911という日がありながらも
石油の可採年数というのは全然減らないんです。

まだ、「40年50年はあるぞ」という時代が今続いている

私はこう思いました
石油が20年で無くなると言われた時代が約20年続いた。1930年から50年位まで。
その後石油が30年といいだした。その時代が30年続いた。
今、石油は50年と言われ出した。
1990年から、この時代(あと石油は50年ある)が50年続くと。いうのが私の予言です。

みなさん笑っているけど、当たります。これは。

1990年からそう言いだした訳で2040年まで、
あと30年後ぐらいまではきっとそう(あと石油は50年ある)言い続けると思います。
石油が後何年で無くなるというような説はインチキだった



ーーーーーーーー






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4「家畜化された日本人とアングロサクソン人」武田邦彦&岩上安身11/11(内容書き出し)




武田:
私はね、日本人の能力、技術力、企業、それから真面目さ。
これから言えばですね、
ちゃんとみんながひたいに汗して働いて、ズルをしなければ、
私はね、いまみたいなひどい事じゃなくて、楽しく行けると思いますよ。

2週間ほど前にね、ある若い男性からメールを頂きました。
こう書いてありましたね。
「ぼくは、割合ちゃんとした会社で、一生懸命に働いて、それで給料をもらっています。
生活もちゃんとした生活を送っています。そして給料が上がると貯金しています。
僕は何のために生きているんでしょうか?」

岩上:は・・・みたいな

武田:
まさに今の日本社会をズバッ!と切った短い文章ですよ。
非常に感心しましたね。
たとえば、
日本の旅行は一年に2日、一泊2日。
フランス20日。
有給休暇消化率、使用量。
フランスは一年に36日。
日本は8日。
家畜化された日本なんですよ。
じゃあ、誰の家畜になっているか?
電力、官僚、と、それの家畜になっていると。
富が、実はフランスよりも日本の方が平均思想が高い。
それなのにただ働く事だけ。
もちろんね、これはこういう言い方もしなければいけないわけです。
「働くことが生き甲斐の人もいる」
しかしそれはね、相当知識があったり、社会的地位があれば、
ある程度仕事というのが生き甲斐になる事もある。
しかし多くの人たちはわりあい単純な労働とか、辛い運動。
たとえば、道路で整備している人が、そりゃ寒い時に
車をあっちやったりこっちにやったり結構危険なところでやっている。
じゃ、その人たちが仕事に生きがいを見いだせるか?って言ったらやっぱり難しい。
だから、そうするとやっぱりその人達は、
豊かで、帰りに一杯飲んだり、旅行に家族で行ったり、という事によってね、国民が幸福になる。

岩上:うんうん

武田:
そうするとですよ、いまの日本政府は何を国民にしようとしているのか?
非常にハッキリしていて、国民を出来るだけ家畜化して、
それでとにかくぎゅうぎゅうやって貯金をさせて貯金は国債に回して増税するという。
ね、それで何のために政府に入っているんですかね、彼らはね。

岩上:これはもう、国内で還流しているんだったら、しかしまだしもですよ。

武田:まだしも!

岩上:まだしもですよ。

武田:アメリカでやっちゃったりして。

岩上:
そう!結局そこですよ。
だってその国債で増税でって言っても、さっき先生がおっしゃったように、
結局それは一見借金に見えても、親子間の貸しみたいな問題だから、
結局親父が一生懸命汗流しても息子のために、みたいな部分もある訳じゃないですか。
ところが富が今や国内に還流しなくなってきた。
小泉政権の時にばっさり地方交付税を切って、
そこから以降はですね、もう今はアメリカは自分が落ち目という事もありますけれども、
ものすごくあからさまですよ。

武田:そう

岩上:
で、結局「米国債を買え」「アメリカに金を出せ」
で、この問題に関しては先生の専門分野である資源とエネルギーの分野に、
いま、すごく大きな影響も出ているんで、ちょっとここを聞きしたいんですけど、
アーミテージという人、リチャード・アーミテージ(Richard Lee Armitage)という人と 
ジョセフ・ナイ(Joseph Samuel Nye, Jr.)とね、
こういう人達が、国務省とか国防総省で働いてトップにいて、
日本担当のセクション、トップにいたような人たちが、
こういう人達はジャパンハンドラーとかいろいろと言われますが、

武田:えっと、日本ビイキと言われていますけれどね、

岩上:
そうですね、でもこの人達がこの間、
日経新聞とですね、CSISという向こうのシンクタンクの主催のシンポジウムで来て、
その前に第三次提示レポートが8月15日に出てるんですけれども、
終戦の日にわざわざ。
ここで、
「原発は再稼働せよ」「原発再稼働は良かった。維持をしろ」と、命令なんですよね。
それと同時にエネルギーの事で言うと、
「シェールガス革命がアメリカで起こっているんだから、ここで買え」と。
「ただし、10年間で20兆を別途払え」と。
CSAというんですよ。そんな枠組みをつくるんです。
それで、もし「そういう枠組みにちゃんと入らないと、ある日突然輸出をストップするよ」と、
こんなことを言っている。
で、他方でですよ、他方で、
中東を中心に石油を日本は買ってきて、しのいできたわけですけれども、
石油は温室効果ガスがあって、日本は国際公約をしたのを達成できないだろうと、
これを達成するには温室効果ガスを減らさなきゃいけないんだから、そこの消費を減らせ。
こっち側の北米産の石油石炭天然ガスだったら、
「お前それを使え」と。
それから「原発はやれ」と。
「再生可能エネルギーもやれ」と、やっていいよと。
再生可能エネルギーと原発って実は対立概念じゃないんですよね、押しつけてくる人たちにとっては。
この人達はワンセットでそこのあたりをやっていいから中東から石油を買うなと。
ま、これはアラブの懐にお金が入らないようにする。
たいへんイスラエルにですね慮っての政策だと思うんですけれど、
こんな無茶な事を言ってきてるんですね。
こういうアメリカの指令で、2030年代原発ゼロって言おうと、
建前で言おうと思った内閣は、あれで閣議決定を見送っちゃった。

武田:そう。脅されて見送った。

岩上:
これはですね、これ、どうですか?
これは先生は言いたい事がいっぱいありますよね。

武田:
えっとね、もうね、言いたい事が実は山ほどあって、
というのはですね、僕は今岩上さんが事こまかに丁寧に説明されましたが、
私に言わせれば、アングロサクソンというのは自分の得になる事を正義として、
論理展開するのがすごくうまいんですよ。

アングロ・サクソン人(Anglo-Saxons)
 5世紀頃、現在のドイツ北岸、南部よりグレートブリテン島に侵入してきた
 アングル人、ジュート人、サクソン人のゲルマン系の3つの部族の総称である。
 この中でサクソン人が、イングランド人としてイングランドの基礎を築いた。

 アングロサクソン集団の素描 1 奴隷


岩上:すごいですよね。

武田:もう卓越した技術を持ってる。だから、何とかの正義の教室があったじゃないですか、

岩上:サンデル

マイケル・サンデル(英: Michael J. Sandel)

武田:
あ、サンデル。
あれ聞くとね、まさにアングロサクソンが他国に、
他国には無理で自国には有利なのをどうやって正義と転換するか?っていう教室なんですよ、ね。
しかし、あの教室、あれを聞いてね、NHKなんかは感心して本を出したり、
みんなが正義の教育を聞こうとか何とかをやったでしょ、
いやね、アングロサクソンのあのねぇ素晴らしさ、

岩上:(笑)ずる賢さ。

武田:ずる賢さはもうね、桁が2ケタ違います。

岩上:違います。

武田:日本人と、ね、

岩上:ものすごい

武田:
日本人はね、人の言う事も信じ、自分が損しても文句を言わず、騙されたと思っても呑み込んでしまうという、
そういうところがあるわけですよ。
だから、日本人の方が優れているんですよ、人間としては。
だけど、アングロサクソンが我々とふた桁ずる賢いという事は、
非常に頭に入れにくくなってくる。
だけど日本人にはね、ほとんど良く分かりません。
そんな事を言うとね、アメリカ人に悪いとか、こう考えちゃうんですよね。
悪いどころか、彼らはものすごくうまいですからね。
かつて大英帝国が全ての世界に対して「俺たちは正義である」と、
で、世界中を取る。
ね、取るの。
その一番いいのがね、インドを取る時に、
イギリスがね、インド人が如何にボロいかと。
インドという民族は我々が支配していいんだという理論付けをするために、猛烈に勉強するんですよ、インドの。
それで、発展しようと言ってやる国家プロジェクト
そしたらね、インドとイギリスが同じ民族だったということがバレるわけですよ。
それがインド・アーリア部族が発見された所以なの。
それで、なんだ、カスピ海よりも北にいた民族が二つに分かれて1個のイングランドだと。
何故かと言ったら、神話も全くそっくり、言葉もみんなそっくり、
顔だけ黒くて白い。
これは、別れてから4000年経ったからそうなんだって言うのがバレテて、
まァそれでね、今度はそれを隠すのに必死と、こうなったんですよ。
だけどもこの事はね、我々に参考になる。
何故参考になるかっていったら、彼らはすごいんですよ。
インドを占領しようとなった時に、インドの民族の文化を全部調べて、
どういうふうに言ったら世界を敵に回さずにインド占領を正当化するかって言う事を、
ちゃんと学者を総動員してやると。
これはね、原発でもCO2でも全部同じです。

岩上:そうですよね。

武田:
これに全部引っ掛かる。
ところが日本はね朝鮮の時に台湾の時も、ちゃんと朝鮮と台湾を調べて、
そしてよーく考えてやったか?と言ったらやってないと。
だから、日本はへたっぴだから、
もちろん占領したのはよくないですよ。
へたっぴだから非難は日本の方がされるけれども、
桁違いにずるいわけですよ。
だから今でも、
アメリカは日本を使って中国の防波堤にし、
もう全ての事をさせると。

岩上:そうそう

武田:それには好都合な民族なんですよ。

岩上:本当に。

武田:もう、がいますからね、朝日新聞と読売新聞






武田先生へのインタビュー↓
1「福井県民はB級国民である」武田邦彦&岩上安身11/11(内容書き出し)
動画はこちらにあります↑

2「日本は財政赤字だという大嘘」武田邦彦&岩上安身11/11(内容書き出し)

3「今、目の前で溺れている人の事を報じているか?」武田邦彦&岩上安身11/11(内容書き出し)

5「化石燃料枯渇の嘘とシェールガス革命」武田邦彦&岩上安身11/11(内容書き出し)

6「温暖化と原発そして日本の自立」武田邦彦&岩上安身11/11(内容書き出し)



↓武田先生のインタビュー直前に福井県で行われた岩上氏のスピーチ
「原発にはね、地震のリスクと戦争のリスクがあるんだ」岩上安身氏
11/11福井Walk in PEACE(内容書き出し)




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六価クロム

六価クロム:都立公園周辺で基準の220倍 都は連絡せず
毎日新聞 2012年11月17日 20時51分

東京都江東区と江戸川区にまたがる都立公園周辺で昨年2月と今年4月、
有害物質の六価クロムを含む地下水が漏れ出ていたことが都の調査で分かった。
処理のため除去した土壌からは環境基準の約220倍の六価クロムが検出されたが、
都は「健康に影響はない」として区や住民に連絡していなかった。

漏出があったのは都立大島小松川公園周辺
この一帯は70年代、都が購入した工場跡地に高濃度の六価クロムを含む鉱滓(こうさい)(鉱物のくず)が
大量投棄され土壌が汚染されていたことが発覚し問題化。
鉱滓は毒性を取り除いた上で鉄板などで仕切った地中に埋められている。

都環境局によると、昨年2月に都道の割れ目から黄色い水が流れているのを都職員が発見し、
検査したところ六価クロムが含まれていた。
今年4月には約700メートル離れた公園入り口でも黄色い水が流れた跡が見つかった。
いずれも直ちに無害化処理したが、
都道の下から除去した土壌からは水1リットル当たり11.1ミリグラム
(国の環境基準は同0.05ミリグラム)の六価クロムが検出されたという。
原因は不明としている。

同局の成沢智司(なりさわさとし)担当課長は
「周辺への飛散はなく、公表の必要はないと判断した。漏出が頻発するようなら区などと対策を考えたい」
と話した。
一方、周辺住民らで作る「公園のクロムを考える会」代表の中村まさ子・江東区議は
東日本大震災で地下の封じ込めが破れた可能性も考えられる。
漏出は住民に知らせるべきだ」と批判した。





1500倍の六価クロムを検出 ヤマハ、埼玉の工場跡地

産経ニュース 2012.11.15 20:34 [公害・汚染]

ヤマハ(浜松市)は15日、
3月末まで管楽器などを製造していた埼玉県ふじみ野市の埼玉工場跡地で、
土壌汚染対策法で定めた基準値の1500倍(1リットル当たり75ミリグラム)の
六価クロムが検出されたと発表した。
製造工程で使用した材料に有害物質が含まれていたのが原因という。

同社は敷地外の地下水に影響がないか調べている。これまで健康被害の報告はない。

同社によると、約1万8600平方メートルを202区画に分けて調査したところ、
4区画で最大濃度75ミリグラムの六価クロムを検出。
うち1区画では採取した地下水からも3・4ミリグラムが出た
基準値を超えるホウ素やフッ素が検出された区画もあった。

【清水健二】



有害物質:東海メルテックス、工場内の土壌から基準値超 /三重

毎日新聞 2012年10月31日 地方版

四日市市は30日、
同市大治田の電子工業用薬品製造販売「東海メルテックス」の工場内の土壌などから
基準値を超える有害物質を検出したと発表した。

市環境課によると、敷地の46区画中で検出したのは、
六価クロムが4区画で1リットル中2・0ミリグラム(土壌溶出量基準の40倍)、
ヒ素が6区画で0・031ミリグラム(同3・1倍)、
フッ素が1区画で6・0ミリグラム(同7・5倍)。
また、地下水からもヒ素0・1ミリグラム(地下水基準の10倍)を検出した。
汚染土壌は全て舗装されており、汚染の拡散や周辺への影響ないとしている。
同課は11月2日、立ち入り調査を実施する。【佐野裕】

〔三重版〕







五泉市総合保育園:地盤工事の補正案否決、工法見直し−−市議会臨時会 
/新潟

毎日新聞 2012年11月09日 地方版

五泉市議会臨時会が7日開かれ、同市三本木の総合保育園建設に伴う地盤安定化工事のため、
市が計上した一般会計補正予算案が否決された。
採用する工法では、発がん性が指摘される有害物質の六価クロム発生の恐れが指摘されたため。
市は工法を見直し、12日に開かれる臨時会で改めて提案する予定。

同保育園は木造一部2階建て(延べ床面積約1800平方メートル)で来年4月の開園に向け工事が進む。
だが地盤が弱いことが判明。
市は外構部分の地盤を固める工事費2000万円を盛り込んだ補正予算案を提出。
議会側は工事現場を視察した。

議会側が問題視したのはその工法。
議員から「セメント固化材を使うと六価クロムが出るのではないのか」との指摘が出た。
これに対し、伊藤勝美市長は「六価クロムについて認識不足があった。違う工法を考えたい」と述べた。




地下水からも基準超ホウ素 勿来工高の校舎建設予定地
福島民報 2012/10/26 09:05
 
福島県いわき市の勿来工高の新校舎建設予定地から
土壌汚染対策法で定められた環境基準を上回るヒ素とホウ素が検出された問題で、
県教委は25日、地下水からも基準値を上回るホウ素が検出されたと発表した。
検出値は1リットル当たり6.9ミリグラムで、基準値1ミリグラムの約7倍。
 
前回の土壌分析調査で、最もホウ素の検出値が高かった地点を約10メートル掘り、地下水を採取した。
同校は水道水を利用しているため、県教委は「生徒への影響はない」としている。
今後はいわき市の指導を受けながら対応する。
 
ヒ素は1リットル当たり0.005ミリグラム以下で、基準値の0.01ミリグラムを下回った。
この他、同法で定めるカドミニウムや六価クロムなど特定有害物質23種はいずれも基準値以下だった。
 
建設予定地からは特定有害物質を水に溶かした際の基準(土壌溶出量基準)を、
ヒ素が最大で8.7倍、ホウ素は4.3倍上回った。
特定有害物質は地表から数10センチ下の石炭灰の層にあるため、
県教委は「生徒の安全には関わらない」として建設予定地以外は掘り起こさずに現状のままにする方針。

( 2012/10/26 09:05 カテゴリー:主要 )

3「今、目の前で溺れている人の事を報じているか?」武田邦彦&岩上安身11/11(内容書き出し)

武田邦彦氏インタビュー
2012年11月11日より

音声のみ


岩上:
で、今日の話は日本が財政赤字だという大嘘これがひとつ。
財政赤字の多嘘の上にですね、消費税増税するという暴挙がなされた。
これも民意を無視したもんでした。これも7割反対なんですよ。
でも、押し通してしまった。
民自公の野合ですよね。
大政翼賛会みたいな事をやって通してしまって、強行してしまった。
今度、その後原発再稼動
これも、先程先生が言われたように7割が反対しているというのに、
これも、国会がどうであろうと何であろうと、これは強行してしまう。
それからさらに規制委員会の人事というもの。
この人事も国会同意人事というんですが、国会でも諮らずに、
閉会後首相がですね一任で決めてしまいました。

武田:そう、閉会に持って行ってからやると。

岩上:
やってしまった。
ひどい話なんですが、
これ、いくつもいくつもひどい話があります。
さらに温暖化の話が今チラッと出た。
最近のブログで「温暖化の動きがまた出てきた」というお話があります。
ちょっとこの温暖化のお話もお聞きしたいんですけど、
まずその前に、この規制委員会の人事。
この人事はですね、少し前の話のように聞こえますけれども、今もひびいていると思うんですね。
5人中4人ですか、3人ですか、原子力ムラの人間だと言われる人がなったと。
ご存じの方もね、いらっしゃるんでしょ?

武田:
そうです。田中さんなんかもよく知っています。一緒の委員会でしたからね。
ま、「原子力ムラでは良い方」って言ったら変ですが、
それはね、少しはまともな方でありました。

岩上:あ、そうですか。

武田:
体制べったりな人ではありません。
体制完全べったりは一応下がりましたからね。
だから、まぁ中間派が出ていたという感じですね、全体としては。

岩上:
どういう人であの人事、
でもあの人事の決め方というのは民主的だとは到底思えない

武田:もちろんもちろん、やましいからああやっているだけで。

岩上:ああ、やっぱりね。

武田:当然ですよね、ちゃんとやったらもうダメだから。

岩上:ダメだからね。
あの規制委員会というのは、結局規制をするための委員会ではなく、
原子力推進委員会になりますよね。

武田:
なりますね、
それは原子力安全委員会が何故機能しなかったのか?と。
原子力安全委員会が機能しなかったのは、まわりに官僚がいたからですよ。
ある特定の。
だから、原子力安全委員会でも規制委員会でも名前はどうでもいいんだけど、
今度のみたいに、保安院という推進部隊と安全委員会をごっちゃにした体制。
つまり、安全委員会からぜーんぶ手を取っちゃうんですよ、ね。
そして保安院に全部あるわけ。
そうすると、安全委員はそれでもちろん言うべきですよ、
「俺たちはちゃんと働かなきゃならないのになんだ!」っていうのを、
なにしろ東大の先生ですからね。
勲章が前にぶら下がっていますからね。
やりませんよあんなこと。
これがもう最大の問題で、誰も言わない。
そうすると、実際の手は全部保安院が握っているので、結局何もできないという、
こういう体制にしたんですが、
今度の規制委員はさらに安全委員のメンバー、安全委員会の官僚が全部規制委員に移りましたからね。
ますます悪いと。

岩上:
ますます悪い。
ハーッ…何でかくまで続けなきゃいけないのか?ということですよね。

武田:それはもう、役人に利権が来るからですよ。

岩上:うん、まず目の前の話としてはそういう話。

武田:
これは、役人に利権が来るのは、田中文科相大臣が大学設置審の時の異議を言ったのも同じで、
全て、その、財務省もそうですから。
私の見解ではね、これ違うかもしれませんが、私の見解では
消費税増税を決めて特例を作るという事になると、
特例に利権が付いてくるんですよね。
だから彼らにしてみれば増税して特例を設けるというのが、一番もうかるっていうかね、
利権がね、甘い汁を吸ってるわけです。

岩上:
そうですね、かつ権力の源泉になる、今回は新聞、大手メディア。
その新聞業界って、新聞ってついていますけれども、テレビもラジオも全部入っていますから、
全部全ての。
め、要するに記者クラブメディアというところがここに全て入っているわけですから。
134社。
日本中の大手新聞、大手テレビ、ラジオ。
そして地方紙、地方テレビ全部入っているんですけど、スポーツ紙も入っていますよね。
ここに今回貸しを作って、だから日本新聞協会は借りを作ってしまって、
さんざん旗振ってみっともない真似をして、自分たちは軽減される。
そういう事によって恩を売られてしまって、言い値になっちゃった。
もぉ~ダメです。もうダメですね。

武田:
あのね、今日僕ね、
「自分が悪い事と思って稼いでいる人は、アウトローなんだ」って言った。
アウトローという、まずは角度をハッキリと社会に言わなきゃいけない。
相撲の八百長問題がありましたね。
あれば長くアウトローと相撲がくっついていた。
それを切り離すというところまで日本のレベルが上がってきた。
つまりこれは庶民がアウトローはダメですよと、
要するにウソを言って稼ぐのはダメですよという事がハッキリした。
それで、今はお役所と、それからマスコミでアウトローをやっているところがね、
今アウトローですから、今がね。
自分たちだけが除かれる。それで除かれたお金で買われて、言論をゆがめると。
これはもうアウトローですから。
この「アウトローを許さない」っていうのはね、やっぱり国民側がしっかりしないとダメなんです。


岩上:
それで唯々諾々とね、世論を誘導されて、そっちに従ってって、
かつ彼らが、ま、濡れ手に粟みたいな事を。
その濡れ手に粟の資金は我々国民からの血税ですよ。

武田:
そうです、税金ですから。
それで電力は大体、僕の調査だとね、
大体年間1000億の広告費、つまりは工作費を出していた。
1000億。
これで、広告代が一番。
だから、公共広告機構の理事長を取る。
独占企業。
やらなくても売れるのにね、何やってたの?
とね。
全部味方増やして、悪い事が起こっても不祥事が起こってもなにが起こっても、
不倫をやっても何でも全部もみ消すと。
これで我々の電気代を1000億払っているんだから。

岩上:むちゃくちゃですよ。

武田:むちゃくちゃ、ね~。

岩上:
何の宣伝の必要もないのに、
ただ単にそのお金というのがマスコミを手なずけるための金で、
受け取っているマスコミ側もいわば賄賂を受け取って、手心を加え続けて、共犯なんですよ。


武田:
そう、共犯なんです。
共犯に対してそれをアウトローであると言う事をやっぱり決定するのは国民です

岩上:そうですよね。

武田:
だからやっぱりアウトローだという事をね、
相撲の八百長事件の時に分かったように、ちゃんとやっぱり国民がやらなければいけませんね。

岩上:
比較的にいくつかのメディア、セクシャメディアの中でも、
たとえば東京新聞みたいなところは、態度をもうすこし、

武田:そう。かなり修正しましたね。

岩上:
そう、まともな態度で
東京新聞の友人や知り合いもいますけれどね、
「うちはそんなに大した広告が入っていないからやれるんだ」と(笑)
あと、MXテレビというですね、首都圏のテレビがあるんですけれども、
私は水曜レギュラーなんですけれども、
何を言っても、本当に何にも規制がかからないです。
ちゃんとVTRも僕が校正してやっているんですけれども、
やっぱりそこのスタッフが言うのはですね、
「うちは、ま、貧乏な局なんですよ、首都圏だけの。だから、うちはお金をもらっていないですから」と(笑)
分かりやすくて、だから金次第なんですよね。
マスコミがいかに金で買われてしまっているか
、っていうことで。

武田:
皆さんね、東京新聞がものすごく伸びていますけどね、
とりあえず東京新聞を買うっていう事ですよ。
なぜか?っていったらね、
我々は正しい事が報じられるところを選択するという姿勢を出せばいいんです。
これはね、今は朝日新聞と読売新聞がものすごくね、体制側で変な報道をしているのは何故かというと、
今から去ること1933年ですから80年前。
松岡洋右(まつおかようすけ)という外務大臣が国際連合を脱退した。
これがある意味では戦争に結びついた。
その時に毎日新聞は批判的だった。
これに対して朝日新聞と読売新聞は、
その時は毎日が1位、朝日が2位、読売が3位だったんです。
それがね、逆転しました。
その時に新聞は、
あ、そうか。正義とか事実じゃなくて、とにかく国民の劣情というかね、そういうものをあおり立てる。
嘘ばかりなんですよ。
あのときヒットラーは日本人の事を「黄色いサル」って言ってたんですから。

岩上:言ってました。

武田:
それを隠しながらやるという、
そういう事で儲かるんだという事を覚えたんです。
ところが朝日新聞も、戦前まだ日本がアメリカと対抗している時は、
早稲田と慶応が野球の早慶戦をやったら、
「野球のような敵性スポーツをやるんだったら朝日新聞が早稲田と慶応をつぶしてみせる」と、
こう豪語した。

岩上:分かりやすいですねぇ~

武田:
その朝日新聞が、戦後アメリカに占領されると、
「野球こそ青少年の教育に役立つ」と言って、全国高校野球をやると。
だからこれはね、野球に対して朝日新聞が何か意見を持っているわけじゃないんですよ、ね。

岩上:その時の儲かる方に

武田:儲かる側に、親玉に付いているっていうだけですね。

岩上:
で、あれは事故が起こってしまいましたからね、
その事故を事後的に批判するという事は、
事後的に検証するというようなレポートはNHKでもやっています。
それはその番組は素晴らしい番組がある。
あとは「プロメテウスの罠」のような連載もあって、しっかりとした調査報道もなされている。
でもその調査報道というのは事後に振り返っているものなんですよね。
「あの人はあの時こうすれば良かった」みたいな感じで振り返るんで、
今、目の前で溺れている人の事を報じているか?
今国民が溺れそうになっているのに「いや消費税は上げた方がいいんです」とか、
こういった世論誘導をし続けているのが相変わらず変わらないんですよね。




ーーー




武田先生へのインタビュー↓
1「福井県民はB級国民である」武田邦彦&岩上安身11/11(内容書き出し)
動画はこちらにあります↑

2「日本は財政赤字だという大嘘」武田邦彦&岩上安身11/11(内容書き出し)

4「家畜化された日本人とアングロサクソン人」武田邦彦&岩上安身11/11(内容書き出し)

5「化石燃料枯渇の嘘とシェールガス革命」武田邦彦&岩上安身11/11(内容書き出し)

6「温暖化と原発そして日本の自立」武田邦彦&岩上安身11/11(内容書き出し)



↓武田先生のインタビュー直前に福井県で行われた岩上氏のスピーチ
「原発にはね、地震のリスクと戦争のリスクがあるんだ」岩上安身氏
11/11福井Walk in PEACE(内容書き出し)





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NHK独自の調査で公表されていない重要なデータが明らかに「空白の時間帯の放射線量急上昇」11/18(動画の内容書き出し)

(NHKニュースの動画から文字起こし)
音声のみ



未公表データが存在 放射線量が急上昇
NHK 11月17日 19時13分

NHK2012111711.jpg
東京電力福島第一原発の事故で、未だに公表されていない重要なデータがあることが明らかになりました。
原発周辺の放射線量のデータで、NHKはその一部を入手しました。
事故から5日後のある時刻に放射線量が一時的に急上昇していて、
専門家は「大量の放射性物質がどのように放出されたかの解明につながる可能性がある」としています。

          
NHK2012111712.jpg

去年3月の原発事故で、東京電力は
3月15日に2号機から翌16日には3号機から、大量に放出されたとしています。
しかし、何が起きたのか?どこから漏れたのか?などは充分に分かっていません。
この未解明の謎に迫ろうと、NHKが原発周辺で観測された放射線量について改めて調べたところ、
第一原発から南に12キロにある第二原発の値に不自然な点があり、
問い合わせた結果、未公表のデータの存在が分かりました。
この謎を解く手がかりの一つが原発周辺の放射線量のデータです。
ただ、福島第一原発の8つのモニタリングポストは、地震の直後停電でデータが途絶えました。
そこでNHKは別の方法で当時の放射線量のデータを改めて探りました。

そして分かったのがこれまで公表されていない重要なデータの存在でした。

NHKが注目したのは福島第一原発から12km南にある福島第二原発のデータです。
この一のモニタリングポストは地震の直後に設置されました。
NHK2012111713.jpg
この測定結果に不自然な点があったのです。

去年3月16日の放射線量のグラフです。
ところどころに線で結べない空白の時間帯がありました。
NHKが東京電力に確認したところ、
実はこの部分にもデータが存在するのに公表されていなかったことが分かったのです
データを入手して調べると意外な事実が分かりました。
空白の時間帯で突然放射線量が跳ね上がったのです。

NHK2012111714.jpg

去年3月16日の午前9時40分から50分にかけ、
最大で1時間当たり87.7マイクロシーベルトまで上昇していました。

NHK2012111716.jpg

NHKでは、計器の故障で無いかを確認するため、
福島県が独自に設定している第二原発周辺のモニタリングポストのデータも調べました。
すると、楢葉町や広野町でも午前10時ごろ放射線量が一時的に上昇していました。

当時風は南向きで、第二原発は核燃料の損傷などが確認されていません。
このため第一原発から放出された放射性物質が観測された可能性があるのです。

NHK2012111717.jpg

東京電力によりますと、この1時間ぐらい前の午前8時半ごろには
3号機から白煙が大量に吹き出ているのが確認されています。


放射性物質の放出との関連が疑われていますが、具体的に何が起きたのかはまだ分かっていません。


未公表のデータは他にも去年3月15日から4月3日にかけて存在するとみられています。

NHK2012111718.jpg

こうしたデータについて専門家は、

東京大学 門信一郎准教授(原発事故後の放射線量などを調査):
空間線量が変わった時というのは必ず何か理由があるので、
炉の中で起こっていることを空間線量の時間変化から推測するっていうのは非常に重要な方法ですので、
そういったデータをなるべく密に公表していただくという事が大事なことだというふうに思います。


東京電力は、なぜ公表されていないのかは調査中だ。
確認が出来次第公表を検討したいとしています。



ーーー

相変わらずNHKは3号機の爆発映像を流さず、「白煙がのぼった」程度の表現を使っています。
bandicam_20111125_120125625.jpg
これが白煙だというのか!!
と思ったていたら、3号機が爆発したのは
3月14日午前11時1分。
あれ?爆発の日と別の日??
3月16日午前8時半ごろ3号機は本当に白煙をあげていたのか?
この当時は1~4号機にいろんな事がありすぎて、なかなか覚えていられない私なので証拠を探しました。




福島第1原発で放射線量が一時急上昇、3号機の格納容器からは水蒸気

2011年 03月 16日 13:45 JST
[東京 16日 ロイター] 
東京電力(9501.T: 株価, ニュース, レポート)福島第1原子力発電所で16日午前10時過ぎ、
正門付近の放射線量が急激に上昇、ミリシーベルトの単位になった。
午前8時半前後から3号機で白煙が発生しており、
枝野幸男官房長官は、格納容器の一部から水蒸気が出ている可能性が高いとの見方を示した。

一方、原子力安全・保安院は
放射線量が上がったのは3号機ではなく、2号機から出ている放射性物質が原因の可能性があるとしている。
保安院によると、第1原発正門付近の放射線量は午前10時40分に10ミリシーベルトを観測した。 

NHKによると、16日午前、福島第1原発付近で白い煙が上がった
NHKのヘリコプターが第1原発から30キロ以上離れた所から午前10時ごろに撮影した映像では、
同原発から白い煙のようなものが上がっていることが確認できた。 

このほか、東京電力(9501.T: 株価, ニュース, レポート)によると
16日朝には、福島第1原発4号機建屋の北西部から再び炎が上がっているのが確認された。

枝野官房長官は、放射線量が上昇したことに関連して、午前10時54分ごろから値が下がっており、
現時点で20キロメートルから30キロメートル内の住民を屋内退避としている態勢を変更することは
考えていないと語った。 

福島第1原発では15日午前、3号機付近で400ミリシーベルトの放射線濃度を検出した。
4号機あたりでも100ミリシーベルトを検出、
これまでとは単位の違う濃度で、人体に影響のある放射線量が流出する事態となった。 
  

東日本大震災の発生時は休止中だった第1原発4号機で15日に火災が発生、
放射性濃度急上昇の主要因となった。
4号機は炉内のプールに使用済み核燃料が保管されていた。
火災はその後鎮火したが、4号機建屋では北西側の壁に8メートル四方の穴が2つ見つかっている。
4号機では16日朝、再び炎が上がったのが確認されているが、
枝野官房長官は、現時点で再臨界を想定した対応は必要ない、としている。 

同原発では2号機でも、15日午前6時14分ごろ、圧力抑制室付近で爆発音が発生した。
その後、同午前8時30分過ぎには、同原発の正門付近で
8217マイクロシーベルトの放射線量が検出された。      

*1ミリシーベルトは1000マイクロシーベルト。
100ミリシーベルト以下の放射線量であれば一度に浴びても健康被害はないとされる。 

(ロイター日本語ニュース 編集 石田仁志)


ーーー

この日のロイターにはいろんな大事なことが書いてありました。
4号機の火災についても書かれています。

ミリシーベルトの単位に放射線量が上昇したことについて、
枝野は3号機の水蒸気の影響だろうといい、
保安院は3号機ではなく2号機だと言っている。
どちらが事実なのか?

どちらにせよ、大量に放出されていることは事実。

このNHKニュースでは公表されていなかったデータが出てきたということが、
自社の取材の成果で、すごい事のように言っていますが、
こんなデータは序の口で、もっともっと膨大なものが隠されているのは誰でもが思う事。
それに今更、あの日は高かったなんて言われたって、もう遅いのです。

過去を振り返る報道ばかりしていないで、
これ以上の被害を増やさないための報道をしてほしいと私は思っています。






またひとり「甲状腺検査の1次検査で、がんの疑い」
事故から1年8カ月過ぎてもまだ1次検査も終わっていない子どもがいます。
何をしているのか?
過去の事ばかりほじくり返しているよりも、
まだ救える命がある事を先に考えて、国の対策にガンガンものを申していくことのほうが、
NHKとしての報道の大切さではないのでしょうか?


またひとり「甲状腺検査の1次検査で、がんの疑い」

福島、甲状腺がん判定へ 子ども1人「2次検査必要」
47News 2012/11/17 20:41

東京電力福島第1原発事故による放射線の影響を調べるため、
福島県が18歳以下の約36万人を対象に行っている甲状腺検査の1次検査で、がんの疑いがあり
「直ちに2次検査が必要」と初めて判定された子どもが1人いることが17日、関係者への取材で分かった。

18日に開かれる「県民健康管理調査」検討委員会で報告される。

調査を進めている福島県立医大は
「チェルノブイリ原発事故でも甲状腺がんの発見に最短で4年かかった」として、
放射線との因果関係は低いとみているが、血液や細胞を調べ、がんかどうか判断する。
【共同通信】



女性1人「直ちに2次検査」初判定 福島の甲状腺調査、
中日新聞 2012年11月18日 13時41分

東京電力福島第1原発事故による放射線の影響を調べている
福島県の「県民健康管理調査」検討委員会が18日、福島市で開かれ、
18歳以下(震災当時)を対象とした甲状腺検査の1次検査で、
1人が初めて、がんの疑いがあり「直ちに2次検査が必要」と判定されたと報告があった。

調査主体の福島県立医大によると、判定されたのは16~18歳(同)の女性で、
細胞や血液を詳しく調べる2次検査中。詳しい年齢や住所は明らかにしていない。

検討委終了後の記者会見で、
県立医大の鈴木真一教授は、原発事故との因果関係について
「がんかどうかの診断結果も出ていないので今は答えられない」と述べた。
(共同)





「日本の子どもはチェルノブイリとは違ってヨウドが過剰だから大丈夫!」
県民健康管理調査『甲状腺検査』説明会 11/10鈴木眞一氏質疑応答(内容書き出し)



「”市をあげての人体実験”南相馬・甲状腺がんは”38人中一人”・”命より便益”文科省の資料」
めぐちゃん10/17新橋駅前(スピーチ書き出し・参考)


千葉の小児科医の声「子どもの甲状腺がんについては非常に珍しいので医学部でも学ばない」
10/12金曜デモ文科省前(内容書き出し)


「小児甲状腺がん事故無関係」危うい即断 チェルノブイリ翌年から増加
医師の菅谷松本市長が警鐘9/27東京新聞


福島の子どもひとりに”甲状腺がん”
「原発事故が原因の可能性は低い」福島県立医科大学鈴木教授9/11たねまきJ(内容書き出し・参考あり)




「数々の修羅場踏み腹の据わった弱者の味方」宇都宮けんじ氏インタビュー岩上安身11/15(書き出し)

昨日過去のテレビ番組を書き出しましたが、
その内容をもっと詳しく岩上さんのインタビューで宇都宮健児さんが答えていらっしゃいます。
直接都知事への立候補とは関係ない内容かもしれませんが、
この話を聞いて、私は宇都宮さんならば今の日本の汚い人達とも、
正当に闘って、そして勝てると信じることが出来ましたのでその部分を書き出します

過去の番組はこちら↓
<掴め!東京都民>「これまで宇都宮は誰もやらないことばかりやってきた」
宇都宮けんじ2006プロフェッショナル(書き出し)




(音声)2012年11月15日 宇都宮健児氏インタビュー(岩上安身氏)




岩上:
70年代後半から多重債務問題とか消費者ローンの問題、
サラ金被害者問題に取り組まれた。
これ、当時っていうのは、なんかタブーっていうか…
”イソ弁”されていたって今おっしゃいましたけれども、
それで「出て行け」って言われたって、それって本当、事実なんですか?
どういう事なんですか?

宇都宮:
最初の”イソ弁”の事務所で、あんまり長くいすぎたんで、
大体”イソ弁”というのは3年から5年で独立するのが一般的だったんですね。
最初は私は事務所に8年いたんで、”ボス弁”から呼び出されて、
「あんた長いね」って。「他の人はみんな独立してるよ」と。

岩上:”ボス弁”っていうんですか、

宇都宮:
だから、ボス。
これは業界用語なんですね。経営者側。
”イソ弁”と。
それで、普通独立する時には顧客とかね、顧問会社が何社かあってというように
安定した収入が得られるようになって独立するんですけれど、
わたしは、生まれが愛媛県の漁村で、育ったのが大分県の国東半島の開拓農家なので、
あまり営業能力が無かったんですね。
だから自分の顧客があんまりいなかったんですよ。

岩上:
それもやはり生い立ちというか
故郷とかの結びつきとか、そういうのが重要だったりするんですか?

宇都宮:
まァ、だからあとから独立した人に聞くと、やはりみんなこまめに努力して、
小中高大の同窓会にこまめに出たり、
中小企業の社長さんなんかとゴルフに行ったり、
なかにはロータリークラブとかライオンズクラブに出て名刺を配ったり、
そういうきめ細かい付き合いをやられていたんですけど、
私自身はそういう社会性が無かったので、あんまりそういうのは得意じゃないのでね、
お客はそんなに広がらなかった。
それで2回目の”イソ弁”の口を探しに弁護士会に行って、
”イソ弁”を探している事務所の情報をもらって、就活をやって、
4件目ぐらいに採用を認められるんですけど、
ちょうどそのころサラ金問題が社会問題になって、相談者が弁護士会に殺到した時期なんですね。

ところが全く新しい事件だし、当時は規制法が無かったので、
まぁ、いまのヤミ金とそう変わらないような取り立てをやってて、
相談者があんまりお金がなさそうだったので、みんなたらい回しをしたんですね。

それでとにかく受けてくれる弁護士がいないので、弁護士会の職員も困っていたところに、
えー、その、私が”ボス弁”のリストを見せてもらった職員が、
法律相談センターを担当する職員で、「一人暇そうな弁護士がいる」と。
「8年経ってもまだ”イソ弁”の口を探しにきた人がいますよ」と、
「宇都宮さんなら受けてくれるんじゃないかな」という事で、
それでサラ金事件を紹介されたのが最初なんです。

それでやってみたら、
これは非常にしんどい事件だけど、遣り甲斐がある事件で、
依頼者からは感謝されるし、
それで依頼者の、ある意味では命とかですね、生活がもう、かかっている事件ですから、
どんどんのめり込んで、それをやり出して弁護士会にも働きかけて相談窓口をつくると、
どんどん、どんどん増えるものでですね、
業者からの電話もすごいわけですね、
罵詈雑言(ばりぞうごん)ですね。

それで二回目の事務所からまた、
「残ってもらってもいいけど、条件はサラ金事件から手を引いてくれ」と。
「品が悪い」と。
それでもうその頃は、弁護士会の他の弁護士に呼び掛けて、
「これはもう非常に重要な事件だからね、みんなやってくれ」って呼び掛けてたから、
一抜けたじゃ抜けられない立場なんで、
また二回目の事務所も4年目に「お世話になりました」って辞めちゃうことになったと。



岩上:
ああ、先生その、罵詈雑言と言っても、簡単さらって今おっしゃいましたけれども、
その頃のね、サラ金というのは法規制が無いという事でヤミ金そのもので、
背景に暴力団もいたでしょうし、
「身辺に危険が及ぶんじゃないか」という、そういう恐怖感とかですね、なかったんですか?

宇都宮:その頃はありましたよね。

岩上:ありました。脅しとか?

宇都宮:
で、だんだん私はそういうことでグループを作って、告発なんかをやって、
マスコミで、メディアで取り上げられる位になると、相手方が警戒してなかったんで、
最初はもう名もない落ちこぼれの弁護士ですからね、
あの・・・一回あの、乗り込んできた、
若い衆を連れてですね、ドスを持ってきた人がいてですね、
それで「手を引け」っていうんですね。

岩上:短刀ですか?

宇都宮:
ええ、懐刀。
それで、自分のアパートに帰ったらですね、
夜中の2時から4時ぐらいまで、毎日無言電話がかかってくるんですよ。
電話取ったら、向こうでワーワー騒いでいるから、
昼間来たヤツじゃないかなという事で、
それで、あの、

岩上:ワーワーというのは音だけで無言なんですか?

宇都宮:
ええ、無言です。
なんか向こうで騒いでいるようなところだけど、午前2時から4時ぐらいまでずーっとね。
それで、何とかしなきゃという事で、
その連れてきた業者、サラ金業者を相手にして、
債務不存在確認訴訟というのを、川崎の裁判所だったんですけど提訴してですね、
そして、向こうの帳簿を出させるために文書提出命令を出して全部やって、
利息制限法で計算したら、200万ぐらい請求されていたんですけれど、
もう、残り3万位で話しがついたんですね。
ま、そういう事がありまして、
それが解決した後ですね、そのサラ金業者からですね、廊下で
「ちょっと先生話がある」って言うからね、
「何ですか」って言ったら、
「この前先生を脅かしに連れて行った若い衆がね、
主婦を監禁していま警察につかまっているから弁護を引き受けてくれ」と頼まれたんですけどね、
「まぁ私は結構弁護料が高いんだよ」って言って断りましたけど、
まぁそういう事が何回かあって、だんだん冷静に対応できるようになってきて

岩上:
ああ、修羅場踏みまくってw、
でも、先生も最初からそういう経験がおありになったわけでもないでしょうしね、
大変だった…
怖いと思わなかったですか?

宇都宮:
それはやっぱり怖い事は怖いです。
そんなにわたしは柔道・剣道をやったりね、あの・・あれはないけど、
ただ、もし私が手を引いちゃうと、そういう脅しが全部依頼者のところにいくのでね、
まだ依頼者よりかは強い立場なんですね、
だから、それはもう依頼者の事を考えたらね、ここで手を引くわけにはいかないと、
そういう事でずっと頑張れたと思いますね。

岩上:
その腹の据わりようというのはね、
すみません、これ立候補どうのこうのとは違う話と別な興味にいっちゃうんですけれど、
あの、どこから由来するものですか?
それはたとえばその生い立ちで
大変貧しいご家庭に生まれて苦労されたというのはお聞きしているんですけれども、
お父さんが傷痍軍人で、多分大変働くのもご苦労されたと思いますし、
それから、さらっとおっしゃいましたけれども、
国東、大分の方へ入植、
入植っていう事は、ま、開墾したわけですよね

宇都宮:そうそう。

岩上:電気もなかったというように聞いています。
こういう生い立ちについて少しお話を頂いて、
何ででしょうね、
どこにその腹の据わり方というのが生じたのかを教えていただきたいんですけれども。

宇都宮:
ん…だからまあ、一番根本的にあるのはそういう生い立ちもあるかとおもいますけど、
最終的には、今お話しましたように、
素朴なヒューマニズムや正義感という事になるんじゃないかと思います。
自分がやっぱり引いたら、自分より弱い人がもっと苦しむことになりますからね、
その家庭には子どももいるわけですよね。
そういうところ、ま、そういう人たちの、え…こう、依頼に背中を押されてやったということでね、
それから、後、2回目の時も他の人に、やっぱり
「これは重要な事件だから」という事でね、呼び掛けておきながら、
自分は「事務所がクビになるから、いち抜けた」ではね、
卑怯な人間になっちゃうんではないかというふうに考えてですね、
そういうことはできなかったですよね。
だから、基本的な考え方はそういう事ですけど、
だから基本的には、私は何か自分の事ではですね、
あの、結婚した時に私は分譲マンション、ある団地で借家だったんですよね。
その大家さんが
「子どもが結婚するから、先生ちょっと空け渡してもらえませんか」と言われたんですけれども、
他人から頼まれたら、
これは正当理由が無いと借家借地法のね頑張れるんですけど、
自分の事はですね、なかなか抵抗できなくて、
「長い間お世話になりました」って菓子折持って引っ越しましたけどねw
だけど、人が困っている時で、そのためにやらなきゃいけないっていうときは、
結構人間は強くなれるんだなと思って、ね、人のためにね。
だからそういう人が、自分以上に弱い立場にある人であればですね、
自分がどいちゃったら、その、暴力団とかサラ金の取り立てが本人にいっちゃいますから、
自分がまだ衝立になった方がですね、あの、いいんだということでね。
そういうことで。

岩上:すごい話。


ーーー



東京都民が前回の都知事選の間違いを二度と犯さないために~
宇都宮健児氏 都知事選出馬会見11/9(内容書き出し)


「原発の無い社会は人にやさしい社会だと思っております」
国会正門前11/11 宇都宮健児氏スピーチ(書き出し)



前半「東京を変えるキックオフ集会・前半」11/14
宇都宮けんじ・中山弁護士・松元ヒロ・雨宮処凛(内容書き出し)


後半「東京を変えるキックオフ集会・前半」11/14
宇都宮けんじ鎌田慧・落合恵子・佐高信・海渡雄一・山本太郎(内容書き出し)



ーーー


日本弁護士連合会 会長宇都宮健児  会長声明文
2011年(平成23年)4月22日
「福島県内の学校等の校舎・校庭等の利用判断における暫定的考え方について」に関する会長声明


全てが分かる「さよなら原発1000万人アクション」記者会見4名の内容文字起こし&声明文他
2011年9月6日 宇都宮健児さんのスピーチ



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第8回【ペイフォワード環境情報教室】 「累積被ばく10ミリシーベルト増すごとに癌が3%ずつ有意に増加する」 11/17松崎道幸先生(内容書き出し)

【ペイフォワード環境情報教室】
松崎道幸先生 2012年11月17日





Sawada:
札幌の方で先生が講演されたなかで、大変有用なデータが沢山出ているという事が注目されていまして、
一番大きなところがよく言われる低線量被ばくにおける、
100ミリシーベルト以下の部分になりますけれども、
ここの部分の健康被害について、有意か有意じゃないかというところが常に問題になるという事で、
何が問題になるか?と言うと科学的根拠に基づいていないと言う事で否認されるケースが、
論文は出ているけれど、そうじゃないというケースが多いんですけれども、
今回それについて、特に原発労働者20万人を対象にした調査、
これは政府発表のものですけれども、
こちらのもの、ま、311以前のデータという事で発表されているのが比較されて、
今回そのような見解を出されていますけれども、その辺について教えていただけますか?



松崎:
日本の原発労働者の健康調査というか、追跡調査をずっと20年ぐらい前から政府がやっていまして、
それで、311前のちょうど1年前に4回目の報告書が公表されたんですね。
それによると10ミリシーベルトで、癌が3%有意に増加するという結果が出てしまっていたんですね。

ただそれは報告書の中では、政府、文科省サイドは
労働者の飲酒や喫煙率が高いから、たまたまそういう結果になったんだろうと書いていたんですね。
で、私がその報告書を読みなおして、いろいろと分析をしなおしても、
やはりですね、
飲酒とか喫煙の影響を補正してもやっぱり、
原発労働者はがかだか10ミリシーベルトの被ばくで癌のリスクが3%上がるという事は、
大体間違いがなさそうだという、そういう結論を出したわけです。

で、もうひとつ、
20年前からずっと、癌の発生率を追跡しているわけですけれども、
全体として右肩上がりで、だんだん、だんだん増えてきているんですね、そのデータが。
このトレンドでいくと、日本の原発労働者は
10数ミリシーベルト程度の累積の被ばくでも
さらにがんの率が増えてくるだろうということは予想できますね。

それが今まで、ICRPなんかが
「100ミリシーベルト以下では、
癌が出るかどうかは、被ばく者などのデータでも全然わからないから心配ない」
と言ってた事を覆すものだと僕は思うんですね。

で、それをまたさらに補強するデータが最近出まして、
それは、医療被曝。

心筋梗塞を患った患者さんに、
CTとかで沢山検査をやって、診断とか治療をするようになってきているんですけど、
1万人の患者さん、医療被曝を受けた患者さんを5年間追跡していてですね、
やはり、
10ミリシーベルト被ばく量が増すごとにですね、癌のリスクが3%ずつ増えるという
データが発表されまして、
これはカナディアンメディカル ジャーナルという医学雑誌に
2011年に掲載された論文なんですけれども、
それによると医療被曝、これは外部被ばくだけですけれども、
外部被ばくで10ミリシーベルト受けるごとに3%ずつ、癌のリスクが有意に上昇するという事がわかった。


ですから、
原発労働者も10ミリシーベルトで3%。
医療被曝でも10ミリシーベルトで3%。
という事で、桁も数字もまさに一致している
わけで、
そうすると、やっぱりもう、
10ミリシーベルトとか20ミリシーベルト程度の低線量被ばくでも、
癌は有意に3%とか6%増えてくるんだというふうに
放射線の影響を捉えなおす必要があると思うんですね。


そうしますと、実は文部科学省が3.11から1年間で、
福島のいろんな地域の住民がどれだけの被ばくを受けたかという実態をホームページに出しております。
それによると、福島の市役所の所在地ですとか、郡山市の市役所の所在地周辺の住民は、
すでに1年間で10ミリシーベルト程度の被ばくを受けていることになるんですね。
ですからもう1年半たっていますから、15ミリシーベルトぐらいは
文部科学省の推定値でも福島市や郡山市の住民はすでに被ばくをしているということになる。


そうすると10ミリシーベルトで3%癌のリスクが増えるということからすると、
やはりもう5%近くがんのリスクが上がるような
被ばくを受けちゃっているんじゃないか
という事になるんですね。

ですから
「100ミリシーベルト未満なら全く心配ない」
「50ミリ、20ミリでも子どもはそこに住んでもいい」というふうに政府が言ってきたんですけれども、
政府自身の調査が逆に、
「もうそれではちょっと危険だからしっかりするする必要があるんじゃないか」
ということを言わざるを得ないなと、僕は。それが一番、最近気にしていることです。

ですから、子どもさんとかはもちろん、大人の方々も、
福島の中通りに、ずっとこのまま居続けて良いのか?真剣に、というか、
もうひどい、困難なことではあるけれども、避難とか移住とかを考えなきゃいけないのかな?と
どうするのか?という事については、
私の出したデータを考慮に入れて、いろいろと考えていただきたいなと

もちろん政府もデータを、
最近の放射線の影響のデータをどういうふうに捉えて対策をまた見直すか?という事も、
政府にやってもらいたいなというふうに思っていますね。


Sawada:
そうですね、
そんな中でもですね、また、チェルノブイリの例においても
小児の甲状腺がんが中心であるというような形で、ついついそれだけが目に行きがちですけれども、
それ以外についてはどの程度考慮するべきだと思いますか?

松崎:
放射線に被曝してどんな病気が起こるのか?っていうことは、
最初に原子爆弾の被害者の方をずっと追跡してわかってきたのは、
やはりいろんな癌が増えてくると、
癌だけじゃなくて、心筋梗塞ですとか脳卒中、
ホルモンの異常の病気ですとか、そういう事も
学者の中にはうんと増えてきたというデータが最近出てきていますね。

ですからどうも、
癌だけじゃなくて、普通のいろいろな病気も随分被ばくで増えるというのがハッキリしてきて、

それが決定的になったのは、チェルノブイリの事故の後の、またいろいろな疫学調査が行われて、
一番インパクトがあったのが、子どもさんに絶対ない甲状腺がんが沢山出てきたという事で、
甲状腺がんが、ま、強調されているんですけれども、
肺がんですとか乳がん、
大人がなる乳がんも放射線被ばくでチェルノブイリでは増えてきました 
若い白血病も増えましたし、
で、それ以外にですね、やはり心臓病とか脳卒中
それから、認知症とか精神疾患
そういう、癌ではないけれども、非常に生活の質を落とすような病気も
放射線被ばくによって随分増えるというような事がわかってきました。

で、早期老化
早く年を取るという言葉を当てるんですけれども、
早期老化現象というのが放射線被ばくでは起きるんだろうと言う事が
チェルノブイリのいろいろな経験で分かってきました。

とりわけそういう現象が強く表れたのが、
チェルノブイリの原発事故を収束させるために
数十万人の軍隊を中心とした労働者が作業をした訳ですけれども、
リクビ ダートルと呼ばれる人々ですけれども、
その方達が、癌も多かったけれども、心臓病も、それから認知症なども
その後どんどん、どんどん出てきたという事も分かっていますので、
放射線被ばくというのは癌だけじゃなくて、がん以外のさまざまな病気をどんどん増やす
そういう影響があるんだという、そういう認識が広まってきていますよね。



Sawada:
そういった中でいろいろな検査、
今回福島県で行われた小児の甲状腺異常検査が行われて、
44%のお子さんに異常が見つかったというような事が出てはいるものの、
たとえば今回そういった方が、手紙を、検査結果を受け取ったなかで、
「あなたのお子様にはしこりがございますよ」みたいなもがくるんですけれども、
それがまた「2年後に検査しましょう」と。
大変、なんか聞いていて悠長だなぁと、
本当に真剣に考えているのかな?と思えるような事が多いのですけれども、
不安に思った方はセカンドオピニオンを求めて外に出なければいけない。
中ではなかなか受けてくれないなんていう話もありますが、
もうすこし、やっぱり、
本当になにかがあるのであれば、何かしらしたいというのが親の心だと思うんですが、
そんな中で、血液検査などをはじめとした、遺伝子の染色体異常検査。
多分これは費用も、コストもちょっとかかると思うんですけれども、
そういった物の方がむしろ有効ではないか?と言うような意見も出ていますけれど、
それについて先生はどう思われますか?

松崎:
おそらく遺伝子レベルでいろいろと詳しく調べてると、
放射線の影響がどれだけあったか
将来どういう病気が起きる可能性があるか、わかる時代になってくると思うので、
少なくても遺伝子検査ができるようなプロジェクトを早く立ち上げてですね、
一番望ましいのは、国レベルできちんと予算を出して、
いろいろな詳しい調査ができるような環境をつくることだと思うんですけど、

なかなかそういうことが難しいとしても、
たとえば何か、実はあまり多くなくてもいいですから、そういう遺伝子の分析をすれば、
そういう将来の病気を診断したり早く発見したりするメリットがあるという、
そういうアイデアをいろんな研究者の方にどんどん出していただいてですね、
そしてそのかかる費用を見積もって、
とにかく多くの方が心配しているような病気を早く見つけて治せるような検査や計画を
どんどんやってもらえれば、いいんじゃないかなと。

そういう事ではやはり市民の方々も、
それから被曝された方々の心配な民主的な動きというか、意欲的な研究者の方が、
もしそういうことの声を挙げればですね、結構その協力をすると思いますし、
国が動くのを待っていたんではなかなか、子どもさんの心配もすぐには晴れないと思うので、
ネットの力を利用していろいろなプロジェクトをどんどん立ち上げて、
みなさんの心配を減らす努力をしていただけたらなと、
そういうふうに僕も思います。



Sawada:
そうですね、先生が札幌で公演されたという事もありますし、
そういうところにも多くの方々が駆けつけるかと思いますし、、
今度たとえば11月18日、ちょっと定員はいっぱいだと聞いているんですけれども、
医療者向けにですね、
オーストラリアの有名な先生が医療者向けに講演会というと結構な人数が集まるというような形で、
聞いているところによると、
良心ある医師という方も数多くいらっしゃるのかなというふうに思っていますので、
ぜひまた医師の方、また市民の私たちができるレベルで、
少しづつでも前に動くような言い活動をしていきたいと思いますんで、
また今後ともアドバイスの方よろしくお願いいたします。





「日本の子どもはチェルノブイリとは違ってヨウドが過剰だから大丈夫!」県民健康管理調査『甲状腺検査』説明会 11/10鈴木眞一氏質疑応答(内容書き出し)

県民健康調査で一人の甲状腺がんの子どもが見つかった時に
「原発事故が原因の可能性は低い」
「チェルノブイリでも甲状腺がんは発症まで最も短くて4年かかっている」
「福島では広島・長崎のような外部被ばくやチェルノブイリのような内部被ばくも起きていない」
と言った人が県立医大の鈴木眞一教授です。
その鈴木教授との一問一答です。




「県民健康管理調査『甲状腺検査』説明会 」

鈴木教授1110甲状腺13
鈴木眞一教授2012年11月10日

(音声)


質問者
鈴木先生ありがとうございます。
甲状腺と検査の話をこれだけまとまってお話を伺ったのは初めてです。
えっと、ただちょっと疑問になりますのは、
「甲状腺の癌というのはとてもゆっくりしていて治療の後の成績がいいというようなのが特徴だ」
というようなお話で、しかも、
「若いほどいい」と。
「治療の成績予後がいい」それから
「進行も遅い」というお話がありましたが、

ちょっと、チェルノブイリの4年5年で癌になるという事は、
私は今65歳ですけれども、
65歳ごろになる癌というのは、大体10年から、
早くて10年、20年かかって癌になるというふうに常識として、いろんな先生方から習っています。
それに比べると、4年5年で癌になるというのは、相当早い癌であって、
先生が「進行が遅いことが特徴だ」とおっしゃることが、
どうも、その…今までの教え方とですね、合わない。

それからもうひとつですね、
甲状腺学会誌に先生がお書きになった論文を読ませていただいたんですが、
その学会誌の後ろの方にですね、
5歳5カ月の女の子の甲状腺がんの治療の記録がありました。

5歳5カ月で、周りのリンパ節に転移して、
それから周りの組織に浸潤を起こして、
肺にも転移して、
全部摘出して、そしてアイソトープ治療をして。

それも5歳5カ月だから、完全には出来ないので、
思春期を過ぎてまた大量にアイソトープを投与する予定だというところで締めくくられています。

そういうのを見ますと、本当に、もしもチェルノブイリのような、
あるいは小児のそういう、子どものですねそういう進行のはやい癌になった時に、
今日のご説明だとですね、ま、間に合うのかな?という心配があるので一つお答え下さい。


鈴木眞一:
はい、ありがとうございます。
その、あの、非常に重要なご意見だと思います。
まず、あの…小児の甲状腺がんの話をしていく場合に、
まず今、チェルノブイリのお話がいただきましたけれど、
確かに4~5歳で起こった。
で、いま、ご質問のように、今の時点の4~5歳で起こったことが、日本の福島でも起これば、
何しようと早いものは起こった、起こるだろうと、
ですからそれを、我々は起こる、起こらないを見ているわけですけど、
今の周りの線量からは起こらないだろうという事で見ているわけで、
ただ少しそういう事が、まずそれが起こる起こらない。
あの、チェルノブイリで起こったものは早い。
すごく進行しているんで、
確かに4,5年で起こったものは早いと思います。
で、初期の論文はかなり進行している癌だったという事で、相当言われてたんですけど、
それが最近分かってきたことは、
チェルノブイリの物でも進行はしているんですけれども、
その原因は、放射線の影響だったのか?
もうひとつは、あ、あそこ、チ
チェルノブイリによるていヨード食によるヨード欠乏による進行だったのか?
えっと、ヨードの摂取量によって、甲状腺では分化度が分かるんです。
分化度というのは善し悪し。
タチがいいのは高分化で、タチが悪いのは低分化っていう、
非常に低分化になりやすいのがヨードが欠乏している。
それを証明したのがアメリカで、
アメリカは昔ヨードが無かったところに食事に、食塩とかにヨードを入れたら、
低分化のかたちの癌が高分化になってきた。
そういう事がだんだんわかってきたという事がひとつと、
私が甲状腺がんは若いほどいいといったのは、
確かにチェルノブイリのような甲状腺の時とは別と考えるべきだと思います。
ただそれはチェルノブイリのような甲状腺がんではなくて日本における、
今までの日本における小児の甲状腺がんにかんしては、先程治療で難渋されたという症例がありますけど、
それもガイドラインに書いてありますけど、
一見進行して見える、我々もそうです。
肺転移までしててもう、むしろ甲状腺がんが大変だなと思った時期がございますが、
実はその人たちも適切な治療をすれば長期の生存ができて、予後は良いというのは、
大人よりも予後がいいというのがわかっているということで、
ガイドラインにはそれを書いております。
ただ、チェルノブイリ型、それよりも激しい癌が、
もし、もっと、我々の知らない位の大量のヨウ素の被ばくをしてて起こるという事になれば、
それはまた違うだろうと思いますけど、
それに関しては我々は全くそういう事は認識していませんけど
そういうことが起これば、それはまた違ったがんとしてここで説明をしなければいけないと思います。


質問者:
一言だけ、
あのー、
やはり、線量が低いから起こらないだろうというご判断があるけども、
やはり私たちは、「万が一子どもにそういう事が起きたら」という事が一番心配でございます。

鈴木:
もちろんそれは対応してます、それは

質問者:
それでですね、やはりそういう事が起きたらという事を前提にですね、
たとえばお話しの中でも、
癌ではない、良性と思うけれども癌かもしれ無いとね、お話になるとか、
やはり、それは今のお話はやはり医学の問題ですから、
そういうところ、両面をですね、やはり話していただかないと、
お医者さん全てがですね、「心配無い」という事で診断をなさったならば、
「見落とされるんじゃないか」という事が本当に心配なんです。

鈴木:
あのー、そういう事ではありません。
あの~、強く申し上げておきますけど、
決して我々は、あの、科学者であって、し、診療科であるのは、
決してあの、イージーにものは見ていません。
「何かが、お、起こらないと思う」っていう事は我々が、い、言うべきことだと思います。
「思う」っていう事は。
ただ、何が起こるという事は必ず我々臨床科として必ず思っています。
で、チェルノブイリ型の事が起こった時はどうしたらいいかという事も、想定してちゃんとみています。
それは、でも、起こらない事を起こるぞとは絶対に言いませんし
ただそういう事も想定して考えています。
ですから、あ、あれ、あれだけの基準、を、かなり厳しくしていると思います。650



ーーーー


質問:
検査は20歳以下の子供に対して、2年ごとに設定しているという事なんですが、
この根拠というのは?
これがもし、「数が多くて2年ごとじゃないと」という事になるなら、
私たち福島県民はそれぞれ個人ごとに2年というのを捉えて1年でやらなければいけないのか。

それからもうひとつ、調べてくれている被ばく線量の件。
こちらは積算量と考えてよろしいんでしょうか?

鈴木:そうですね。え、え。

質問:
どこまでの積算量なんですか?
えっと、癌が発見された時までの積算量という事で考えていいんですね?

鈴木:そ、そうだとおもいます。

質問:わかりました、じゃあ2年を。

鈴木:
えっと、じゃあまず2年っていうインターバルはですね、
これはもう当初から非常に慎重に、えーーー、え、
通常、通常の医療関係者にとっては、えっと、
2年という事はあんまりせいぜい、はん、
患者さんで来たら半年から1年。

我々はよく言うんですけど、「1年以上経ったら忘れてこないよね」ということで、
なかなかそういうような根拠で、臨床科では1年以上経過観察といったらなかなかできないです。
「2年で来い」といっても絶対に来ません。

でも、健康診断だとお手紙がいくので、それも可能なんですが、

じゃあ2年で可能かどうかという事を想定しています。
で、えーっと、2年の、先ほど言った2年のインターバルに耐えられない人を、
えー、経過観察B判定に。
で、B判定がきた人は数カ月から半年、もしくは最大で1年。
で、1年以上というのはあり得ません。1年までです。
それ以上だと、先ほど言ったように来なくなっちゃうので、
えー、そういう感覚で見ています。
ですから、何度もそこはシュミレーションを繰り返して、
2年で耐えられないと思われる、5mmです。
ですから、5mmで切っています。
で、5mm以下で2年間置いておいていいのか?
で、先程も先生からあったように、
チェルノブイリ型のなにか急激に発症するような事が起こってくれば
このデータはまた変わると思います。
で、そういうものが無い前提では、
このインターバルでやるのが望ましいという事で発動しました。
で、かならずそれは相反した考えとして、これで間に合うのかな?という事は
僕らも必ず真摯に考えております。
今のところはこのままやっていきます。



ーーーー


(音声)



質問:
1点目はさきほど、「どうして放射線の専門家も同席されないのか?」というお話があったが、
郡山での説明会記事の中には福島県立医大のコメントとして、
「放射線の質問偏ることも予想できたので今後の説明会には放射線の専門家にも出席をお願いする」という、
談話が載っていました。
つまり、今日そういう事では予測されたことでして、
司会の方が「甲状腺に限定した質問を」とおっしゃいましたけれども、
すでに想定できる質問だった訳ですから、
これは主催者側として非常に不本意だったのではないかという事を指摘して、これは質問ではありません。

次に質問2点に移ります。
1点目は先生が先ほどらい何度もおっしゃっておられた事ですが、
「非常に若い人ほど予後がいい」という事をおっしゃってましたね。
これは2010年の甲状腺診療ガイドラインに基づいて言っておられるのかな?と思うのですが、
これ、限定条件が付いておりますよね。
無原則的に小児甲状腺がんは成人と比較して長期に生命が要は良好である云々という記述がございますが、
それは無条件に言えることではないようでして、ちょっと読みますと、
「エックス線を照射した後であるとか、後はチェルノブイリ原発事故の甲状腺がん云々を除くこととする」
という文言があるんですね。
もしかしたら先生は文脈の中で、そういう事に触れられているかもしれませんが、
ただ、今日頂いた資料の中では、この但し書きについては記述されていないように見えますので、
これを除外してしまうと大変な間違いを生んでしまい独り歩きになるんではないでしょうか?
これが1点。

もう1点は、
9月11日に先生は会見されて、甲状腺がんと分かった子どもさんの1件について、
「原発による被ばく関係との因果関係は無し」と、いうふうに発表された。と記憶しておりますが、
その根拠として「チェルノブイリには4年以内の発症は無かった」という事を言っておられる。
えっと、山下俊一さんの過去のチャルノブイリ報告書などを読むと、
4年以内にいろいろと発症はしていますね。
それとの因果関係というのを見ると、ちょっと乱暴すぎないか?
つまり、「4年過ぎないと発症しないんだよ」という事をしまして居る事実じゃなくて、
4年過ぎたら非常に、爆発的といっていいかどうか、
急増しているという事実がここから読みとれます
けれども、
4年未満の発症は無いというふうに断じるのはどうなんでしょうかね?
疑問なんです。
以上2点です

鈴木:
はい、ありがとうございます。
まず放射線の専門家が来れなかったことは、
専門家の日程の都合がどうしてもつかなかったという事であります。
それはお詫び申し上げます。

えっと、もうひとつ、えっと、
まずあの~、甲状腺癌の予後は良好だというガイドラインを使ったという事ですが、
えっと、あの但し書きに関しては、
あの、その通りでありますけど、
その但し書きのチェルノブイリっていう事を我々はここで言及するものではない。
日本の、おー、あの、おー、甲状腺がんに関してはそうだ。
今までの甲状腺がんの事を申し上げているもので、
チェルノブイリの甲状腺は、えーっと、先程も申しましたように、
チェルノブイリの甲状腺がん、が、福島に起こるという事を言っているものではありません。

ですから、今までの我々が経験している小児の甲状腺癌っていうのは、そういうことです、
で、そこに申し上げましたように、、
えー、外部被ばく内部被ばくで、チェルノブイリと同じような内部被ばくを
おー、しているひとがいるとか、

あとは、えー・・・・あの、放射線照射っていうのは、
いわゆる100ミリシーベルト以上の外因性の   が起こった場合には、
そういう事が起こるっていうのはまた別の話ですので、
そうでない小児の甲状腺癌の話をしたつもりでございます。
で、そこがもし明確にする必要があるんであれば、これはこれからは、
そこを、ただし書きをつけたいと思います。

で、チェルノブイリの甲状腺がんに関しての予後がいい悪いというのは、
当初の論文と、最近出ているものと、いろんな見解がございまして、
えー、それによって少し、えーーー、
そのガイドラインをつくる時にも、チェルノブイリの、お、症例を除くっていうのは、
非常に、日本とヨード摂取量も非常に違いますので、それを同等に扱えない。
ただ、あー、あの…それをなぜ、えーっと、日本のガイドラインを我々が作ったかというと、
えー、  進行がいって、進行して見える段階で発見される、
いわゆる腫瘍が非常に大きくなってから見つかるという時期しか検診とかしていませんでしたので、
そういう時期で非常に診療者が驚くという事で、
それを慌てないで対応できるようにという事で、ああいうのができたんだと思っておりますけど、

え、それ、それと、おー、今回の予後が違うという事は何ら変わらない。
えー、   とおもいます。
後半なんでしたっけ?


質問:あの、お答えは頂いたと思いますので、
                     (記者会見に対してのお答えは頂いていないのでは?)
1点だけちょっと、
チェルノブイリのデータはあるけれども、日本は日本のデータでおやりになるんですよというか、
これまでの臨床結果を基にしてお話ししたんですというふうにおっしゃったわけですよね?今。

鈴木:はい。

質問:
あのー、日本の臨床データって、
たとえばこういう劇的な放射能災害とか原発災害が過去に起きたことが無い中で、
あるとすれば、ま、広島長崎でしょうけれども、また若干違うんじゃないかと思うんですよね。
その辺はいかがなんでしょうか?

鈴木:
ですから、あの、先生…あ、先生かどうかわかりませんけれど、つい…言ってしまいましたが、あの、
ボ、あのー、ご存じのように、ですから、あのー、この進行がチェルノブイリは何故除くかと言いたいのは、
ヨード欠乏地域で、その影響が強いっていう事が最近すごく分かってきているので、
あまりそこい論じないという事です。
で、ヨードが過剰な日本の甲状腺と形が違う。
で、日本ででも、いまチェルノブイリの事を教訓として、甲状腺の検査をしていることは事実ですけど、
ですからといって、チェルノブイリと同じ事をここで論じるつもりは、
ど、土壌が違う。
で、線量はチャルノブイリと同じかそれを超えているという事象も、
我々の耳に入ってくることは今のところありませんので、
そうするとそれが無いものを我々が論ずるということはない。
ただそれを、あのー、書かないと心配だっていう人がいれば、
あえて少し説明が必要だと思います。ありがとうございます。


質問:
今先生がおっしゃったように重要な事実をきちっと書かないと、
それが疑心暗鬼を生むことになりますし、あらぬ疑いを招くことになりますから、
その事はきちんと説明もされ、尚、活字としてですね、盛り込んで頂きたいと思うんですね、以上です。



ーーーー


(音声)


質問:
PREEDIの情報をどうして隠すのかな?って、
原因と結果があってこういう形でみなさんが心配されていると思うんですけれど、
先生が一番  で35ミリシーベルトっていう話だったんですけれども、
それは全部調べて35が一番だったというんなら私たちも安心するんですが、
調べるのが中途半端にしか調べられてなくて、
ここがどの位だったといういのがハッキリされていないのに、
「大丈夫です」という前提で「甲状腺がんは無い」
「放射線の影響ではない」とか、そういう話を前提でされると、
甲状腺がんの影響は放射線ではないというそういう調査をされているのかな?とちょっと心配になります。
あともうひとつなんですけれども、
先生方は、山下先生もそう何ですけれども、
4年や5年後にしか起きないので、甲状腺がんのお子さんが一人出られたっていう事は、
放射能の影響ではないっておっしゃるんですけれども、
そういう都合のいいところだけチェルノブイリの事例を使ってですね、
福島とチェルノブイリは違うってお話しされているのに、
そういう自分たちに都合のいいデータだけは使って、
福島がチェルノブイリと全く同じだという根拠は何か?
4年、5年後におきなければ放射能の影響じゃないと言いきれるのはどうしてなのか?
後、甲状腺がんが予後がいいとかの話をされても、
保護者としては全然安心が出来ない訳ですよ。
これ、B判定の何人の方が二次検査を終わられたかは分かりませんけれど、
これからどれ位出てくるかが分からなくて、
自分たちの子どもが犠牲ににならないと、臨床っていうのは分からないんじゃないでしょうか?
先生たちは分からないって言っているのに、
どうして「放射能の影響ではない」って言いきれるんですか?


今回福島の子どもたちとほかの地域の子どもたちを比べるって言いましたけれど、
その結果が出ていないのに、
どうして福島は大丈夫だって言いきれるんですか?
もし言うんでしたら、「わかりません」っていうのが正解じゃないんでしょうか?

ーそうだよ、ほんとだよ

どうして放射能の影響じゃないって言いきれるんですか?

それを聞いて安心されている保護者の方が、
子どもたちをさらに危険にさらしたらどうするって、
先生たちはそういう責任がとれるんですか?って、

私たちはすごい不安です。

危険があるんだったら危険があるように、「注意して生活しなさい」とか、
セシウムだって甲状腺に溜まるっていうのを講演会で聞きましたけど、
ヨウ素だけじゃないんじゃないでしょうか?


いろんな核種が出ているのに、ヨウ素だセシウムだって、
それだけとりあげて説明されても人間の身体は一つですから、
何が入っているか分からない訳ですよ。

先生たちは分からないんじゃないですか?

甲状腺、今まで研究されてきたんですか?
チェルノブイリの、本当に事実を見られてこられたんでしょうか?

それなのに放射能の影響じゃないって言いきれるのは間違っていると思うんですけれども。


鈴木:
はい、ありがとうございます。
まずあの、おっしゃるお一人の方の事について、
あの、放射線の影響と考えられないということを検討会で申したと思いますけど、
それは、今の時点でわかる、あの我々の臨床的な、あのいろんな、その人に対するデータがあって、
ここでは、あの、今、一人しか出ておりませんので、
えー、その一人の人を特定されるという事で、
今、あー、公表をしないでくれというふうになっておりますので、
ただその中での、その、年齢とか、性別とか、あとは腫瘍の大きさとか、
あとは、診察してからの間隔がありますけれども、
そういうような腫瘍の速度とか、いろんな事から考えて、
そういう、あのー、チェルノブイリに当初見られたような形ではないのではないかという事も含めて、
時間的な要素とかも含めて、という事をモソモソ

あと、ヨウ素131のSPEEDIの事ですけど、
あの、ごもっともだと思います。
すでに80日間測っていませんので、国で、原子力安全委員会で報告されました。
で、え--っと、我々はそれで全て安心だとは申しておりません。
その通りですから、目的のところに書いてあるように、
ヨウ素131はもうわかりません。

で、全てが、それならヨウ素131がいくらなのか、だけど正確に分かっているわけではないので、
あとはこれを見ていくしかないだろうという事で、
甲状腺をずーとこうやってみています。

ですから、あの、おっしゃる通りだと思いますけれど、
遡って、じゃあいくらだっていうのはもう、
ま、他が測っているわけではありませんけど、
多分分からないと思いますので、
そこに関しては、あの、そういう先生方に、あの出来るだけ、
えっと、「推測値でどこまでわかるか」という事を、え、最低その人だけでなく、
その近くのスポットスポットでより細かく分かるかという事は必要だと思います。

あと、えーーっと、何度も申しますけど、
えっと、「絶対にない」と言い切ったわけではなくて、
「ないと思われる」という事が聞かれたから、
じゃあ「あると思いますか?」と聞かれたら、
ある方には思われないいろんな臨床的な実証があって
その特徴を今回は残念ながらお話できませんけど、
いずれはそういう事を出して、ちゃんと検証して、あの報告しなければならないと思っています。
あの、それが出せないのは逆に言うとそういうお気持ちにさせたんだと思いますけど、
もう少ししたら出せるようになるかと思いますけど、
それまでお待ちください。以上です。

質問:
すみません、そしたら先生は放射能の影響じゃないっていう証拠がある
証拠をつかんでいるっていう事ですか?

鈴木:
いや、証拠という言い方ではありません。
で、えーーっと、ですから、放射線、
えっともうひとつ簡単な事を言います。
この人が甲状腺がんになった、じゃあ、これがたとえば放射線影響でなった癌か
これがたとえば放射線の影響じゃない癌だという、
遺伝子の変化っていうのは、わかっていません、まだ。
たとえばそういうことで、
一人の人を見ても明らかにというのは分からなくて、
いろんな・・あの、状況から、これはそう想定したという事しかわからないし、
ただ、ある一定の数の人は、集まった時にこういう時に起こったものだからそうだろう、とか
いろんな事がこれからは分かるかもしれませんけど、
一人の時にはその人を確信を持ってそうだっていうんじゃなくて、
今までの状況証拠から判断すると、そう考えざるを得ないという事を、だということであります。

ですから、あの、これから、そういうことは、あの~、
もう証拠があるから、もう絶対ないっていうわけではないです。
それは、あの、そう判断せざるを得ないという事です。はい。

質問:じゃ、「これから臨床が進んでいかないと、わからない」っていう事ですよね。

鈴木:
そうです。
えーーっと、それも合わせて、ですからうちの大学でもそういう事を、あのいっぱい調べます。
今のところは、たとえば簡単に血液を採ったら、
「これは放射線の影響でなってる癌だ」とかまではなかなかわからない。
ですから、今までのいろんな起こったものと比較して、
こういうタイプの腫瘍がこれくらいの速度で起こるいろんな事象から判断する
ことになると思います。

質問:
じゃあ、
「放射線の影響は無い」という前提で調査するのは辞めていただきたいと思いますけど。

鈴木:
いや、前提ではないです。ええ。
放射線の影響は無いと思われるという事は、あの~~、ええ、え…、
放射線の影響はありますよね。
低線量の。
ですから、放射線の影響はあるけど、放射線の影響で甲状腺がんが明らかに起こるとは思えない。
けど、起こらないとも限らないのでみていくという事だと思います。

そうじゃないでしょうか。


ーーー


チェルノブイリと日本とは違うと、比べるものではないと考えているようです。
ヨード不足のチェルノブイリとヨード過剰の日本の子どもとは違う。
それから、放出された放射能の量がチェルノブイリよりも少ないそうです。
チェルノブイリは1基
福島は4基
放射性ヨウ素の量は本当にチェルノブイリよりも少ないのか?

ヨードを含む食品
ひじき、昆布、ワカメ、海苔、イワシ、サバ、ブリ、鶏肉、レバー、卵、寒天
ワカメが嫌いな日本人の子どもはいないのか?
チェルノブイリでは鶏肉や卵は食べないのか?

わたしも、鈴木氏の言うように、
日本はヨードがめいっぱい足りていて、しかも放出された放射性ヨウ素の量が少なくて、
日本人は大丈夫という言葉を信じたいです。
でも、ここに決定的な根拠はないようにも思えます。

鈴木氏曰く、
放射線の影響はあるけれども、その影響で甲状腺がんになるとは思えない。
だけど甲状腺がんになるかもしれないから調べている。
まだ一人しか甲状腺がんになっていないので、一定の人数が出てこないとわからない。

彼の話の内容を書き出して理解してみようと思いましたが、
私には鈴木氏のおっしゃる言葉の意味が、あんまり理解できませんでした。
質問に答えているような、そうではないような・・・(。◔‸◔。)??

なんでだろう?
質問している人の言葉はとってもわかりやすいのに、・・・鈴木眞一は何を言っているのかわからない><;


とりあえず、部分的ですが書き出しました。



福島の子どもひとりに”甲状腺がん”「原発事故が原因の可能性は低い」
福島県立医科大学鈴木教授9/11たねまきJ(内容書き出し・参考あり)

この結果について専門科は「原発事故が原因の可能性は低い」との見方を示しています。
その理由を福島県立医科大学の鈴木眞一教授は、
「チェルノブイリでも甲状腺がんは発症まで最も短くて4年かかっている
福島では広島・長崎のような外部被ばくやチェルノブイリのような内部被ばくも起きていない」
と話しています。


「小児甲状腺がん事故無関係」危うい即断 チェルノブイリ翌年から増加
医師の菅谷松本市長が警鐘9/27東京新聞

検査を担当する県立医大の鈴木眞一教授は
「チェルノブイリ事故でも、甲状腺がんが見つかったのは最短4年」と説明したが、
同市長は
「事故後、早い時期に甲状腺がんが発症する可能性は否定できない。
現段階では『わからない』としか言えないはずだ」
医師の菅谷昭・長野県松本市長の訴えの記事。

「福島の甲状腺検査に問題は」とくダネ!9/11(内容書き出し)


県民健康管理”秘密会議”での尿検査のやりとり~消えた議事録~
「福島老朽原発を考える会」会見10/18(内容書き出し)




甲状腺がんと積算線量「避難指定地域の道一本挟んだ隣」
おしどりマコさん10/1(内容書き出し)




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<掴め!東京都民>「これまで宇都宮は誰もやらないことばかりやってきた」宇都宮けんじ2006プロフェッショナル(書き出し)

調べれば調べていくほどすごい方だった。
宇都宮健児さんという方が東京都の都知事に立候補して下さるなんて、
いま、都民にだけ与えられたこの大きなチャンスを逃がしてはいけない。

今から5年半ぐらい前のNHKプロフェッショナルに
宇都宮健児さんが出ていらっしゃいました。


権力に屈することなく、前向きに。そして闘う。
ご本人は
「あんまり人付き合いや人脈をつくることが上手じゃない。」とおっしゃっていますが、
人々の方から勝手に宇都宮さんの方に集まって言っちゃっているように思えます。
不思議な方です。
この、穏やかな優しい笑顔の中に隠れた強さ。
それは
暴力団にも負けない!!ლ (。◕ˇε ˇ◕。ლ)

その2006年2月の放送をご紹介します。

プロフェッショナル 仕事の流儀 
ヤミ金融に立ち向かう一人の弁護士の仕事を追う。

2006年2月7日放送 NHK
http://youtu.be/R4mCQoTbeZg


弁護士 宇都宮健児
ヤミ金融と闘う弁護士、宇都宮健児(この時 59歳)。


コラー!心臓えぐるぞこのクソババア!!オリャー!

ホームレスであふれかえる東京新宿中央公園

血管ぶち抜いてからお前心臓えぐりとったるわ!このクソババアが こりゃー!

悪徳金融の過酷な取り立てに耐えられず、家や職場から逃げてきた人が少なくない
一人の男が声をかけてまわっていた。

「法律相談やっています。
いつでも相談に乗りますから、安心して早く仕事を見つけてね」

このどこにでもいそうな小柄な男が、
数々の社会悪と戦ってきた凄腕弁護士だと、誰が気づくだろう。


豊田商事事件の被害者救済
地下鉄サリン事件損害賠償請求
振り込め詐欺の刑事告発

宇都宮弁護士1

弁護士宇都宮健児
その名を聞けば暴力団もしり込みする。



闇金融の被害者:
悪徳業者が
「宇都宮って宇都宮健児じゃないだろうな?」って
「宇都宮健児先生です」って言ったら、
「それは相手が悪い」というように言ってきました。


今立ち向かうのは暴利を無さぶる闇金融
多重債務に苦しむ人々に宇都宮は語りかける。

「大丈夫、人生はやり直せる」


宇都宮弁護士2

住吉美紀
プロフェッショナル仕事の流儀。
一流のプロの仕事の秘密とその人間に迫ります。
まず今日はこの小説、宮部みゆきの「火車」
読んだことありますか?

茂木健一郎
読みましたよ。
これは多重債務の過酷さを描いた迫真のベストセラーですよね。

住吉:
はい、今日のプロフェッショナルは、
この小説に登場する弁護士のモデルになった人物なんです。
弁護士の宇都宮健児さんです。
戦後の名だたる悪徳商法には必ずといっていいほどその名が出てきます。
豊田商事事件では中坊公平さんとともに被害者の救済に奔走。
地下鉄サリン事件では被害対策弁護団長としてオウム真理教を破産させ、被害者への賠償を実現しました。
今は多重債務者の救済に力を入れているという事ですね。

茂木:
そうですね、やっぱり相談してくる方っていうのはお金が無いわけですから、
報酬もそんなに期待できない訳ですよね。
今の世の中ね、お金が全てっていう中で、宇都宮さんは何故頑張れるんでしょうね?
人は何のために働くのか?という根源的な問いに今日は迫りたいと思います。


仕事の現場に流儀を見る
弁護士宇都宮健児は毎朝電車で銀座へ向かう。
事務所は築23年の雑居ビルにある。
事務所の中はまるでうなぎの寝床。
弁護士5人、事務員10人を抱える事務所のトップ、いわゆる”ボス弁”だ。

パソコンが苦手なお話ー略ー

他の弁護士に断られてここに来る人が多い
なかでも闇金融が目立つ。
10日で4割の不当な金利を要求する
出資法違反の犯罪行為だ。
そして始まるのは暴力的な取り立て。

「バカ野郎!コラ!血管引きちぎったるワ
年金の日が楽しみじゃのう、オマエ」

被害者は社会的に弱い立場の人の方が圧倒的に多い。

宇都宮:
低所得、それから失業、病気とかですね、それから中小零細の場合は事業資金ですね、
それを補うために借金だとか闇金融に手を出しちゃったと。

相談者がやってきた。都内に住む60代の男性。
病気がきっかけで失業生活費に充てようと闇金融に手を出した。
闇金融業者から20万円位借りたがたちまち返済に行き詰った。
他の弁護士を頼ったが取り合ってもらえずここに来た。

借金を重ねた事を宇都宮は決して責めない。
責めれば心を閉ざし解決が遠のく。

闇金融と対決する時、宇都宮には確固とした流儀がある。

日陰の交渉はしない

おもむろに1枚の紙を取り出した。
「受任通知書」
業者との交渉の全てを弁護士が肩代わりすることを通告する文書だ。
闇の金融業者を法律の力で陽のあたる場所へ引きずり出す。
これを送れば法律により債務者への直接の取り立てはできなくなる。
さらに借りた金は一切返さない。
逆に刑事告発し追い詰める。

法律にのっとり交渉すれば闇金融からの取り立ては無くなると宇都宮は言う。


儲けるなんて考えるな

多重債務の相談は金にはならない。
闇金融と1社交渉して料金は2万円。
それを月々5000円からの分割払いにしている。

宇都宮:
なんかいろいろと若い人たちが弁護士になって金儲けをなんて思っているけれど、
そういう人ならばね、企業の経営者になればいいんでね。
弁護士というのはそういう弱者のために仕事をするもの。

事務所の収支はとんとんだ。それでいいと思っている。


1年ほど前から宇都宮はホームレスの居る場所に出かけ、無料の法律相談を行っている。
闇金融の問題は解決できる。
それを知らずに人生を棒に振っている人があまりに多い。
一人の男性が近づいてきた。
この男性は取り立てに追われて家をすてた。
その後一度はやり直そうとしたが、すぐに業者に見つかり、再び路上生活に舞い戻ったという。
人生をやり直したいのにやり直せない。

この夜の気温は4度。
真冬の法律相談は2時間に及んだ。

宇都宮弁護士3


住吉:
宇都宮健児さんにお越しいただきました。
お忙しい中ありがとうございます。

茂木:宇都宮さん、パソコン全然使えないんじゃ、仕事の上で困ることは無いですか?

宇都宮弁護士4
宇都宮:
うーん、あった方が便利なのかもしれないんですけど、
私たちの世代は境目の世代で、覚えようとしたんですけどね、
やはり手書きでどんどん、事務員さんに、逆にメールを送ってもらうんです。
自分が送らなくって、その方が早いんでついつい。

茂木:
なんか銀座に事務所があるっていうのがちょっと意外な感じがしたんですけれど、
何故銀座になさったんですか?

宇都宮:
鋭い質問ですねw
あの、いろいろないきさつがありまして、
最初に事務員さんを見つけないと事務所が開けませんので、
それで事務員さんと面接をしたんですね、喫茶店で。
その事務員さんが、ま、女性なんですけど、「私銀座なら勤めます」って言われちゃったんですよ。
それで、私もえらいショックを受けましてね、
ああ、女性っていうのはそういうところで、どこに事務所があるかで勤務先を決めるように考えるのかと、
とても私がおっよびがつかなかった所でね、
考えてみたら多重債務者の事件というのは深刻で暗い事件ですから、
パッと明るい銀座でサラ金事件をやるのもいいんじゃないかと思って、
その事務員さんの勧めに従ってですね、銀座の今の入っている事務所の3階の部屋が開いていましたので、
それで銀座に決めたんです。

住吉:
このプロフェッシャルではプロの道具を見せていただいているんですけれど、
今日は大きな黒い鞄を…見せていただけますか?

宇都宮:かばんはいろんな記録が入っていて

住吉:大きいですね

ー藤沢周平さんと、山本周五郎さんの本等出てくる。
 去年は50冊ぐらい読んだ。何を読んだか忘れないように読んだ本のリスト(原稿用紙の裏側)
 手帳。

住吉:相談者の方にはすごく優しく話を聞いていましたよね

宇都宮:裏切られるのは覚悟しなければいけないです。

住吉:裏切られる?

宇都宮:
弁護士費用を払わなければいけない場合でも、
やっぱり人間は弱いから、取り立てが止まる、給料が全部貰えるとなると、
一杯飲みに行きたいというのもあるわけですよ。
給料をもらったら送金ができる筈なのにね、だけどそれを使っちゃったと、
それを素直にいえない人もいるわけです。

茂木:そんな時にはサジを投げたくなるような気持になりませんか?

宇都宮:
ええ、だからしょっちゅう。
給料袋を落としたとかね、何回もおとしている人もいますよ。次から次へと。

茂木:それでも見捨てないんですか?

宇都宮:
これは見捨てたら、ちょっとね他に行くところが無いですからね。
だから誓約書を何回も書いてね、
「もう2度と闇金融には手を出しません」という事を、
誓約書を2回も3回も書いて、でもまた来る人もいますけどね。

住吉:お金で困っている方を助けて、そして銀座で事務所っていうのは、経営は成立するんですか?

宇都宮:
5000円とか1万円でもそれを100人とか200人やれば、
毎月100万200万のお金が入るわけですから、
そういう事で、大量に、その・・w
小額の事件を沢山やることによって成り立っていけるようになったということですね。

茂木:
なんか、おそらく皆さんすごく興味があると思うんですけれども、
年収はズバリどれ位ですか?

宇都宮:年収はですね、一般の
だから最初はあれだったけれども、今は一般の弁護士ぐらいにはなっているんじゃないですかね。

住吉:っていうと、どのぐらいなんですか?

宇都宮:
なんか・・1000万は超えているかもしれないですね。
そのくらいは、それで十分だと思いますけれどね。


宇都宮弁護士5

弁護士、宇都宮健児
悪徳金融の事件に関わるようになったきっかけは若き日の苦い挫折にあった。

宇都宮は東京大学法学部にストレートで合格。
難関中の難関、司法試験にも在学中に合格するという秀才だった。
22歳で大学を中退し、異例の速さで弁護士の卵となり、希望に満ちたスタートだった。

鳴かず飛ばず

昭和46年、東京有楽町の法律事務所に入所する。
居候の弁護士、通称”イソ弁”として修業しながら自分の顧客を増やし、独立を目指した。
しかし宇都宮には社会人として必要なある能力が欠けていた。

宇都宮:
あんまり人付き合いが上手じゃないんですね。人脈をつくるっていうのがですね。
んー、今でもそんなに得意じゃないんですけれど、やや自分には不得手でね。


同期の多くは経営者が集まるゴルフコンペにこまめに参加。
親睦を深め顧問契約を取り付けていた。
しかし、人付き合いが苦手な宇都宮は営業活動ができなかった。
離婚や相続などの仕事を細々とこなしていた。

そんなある日、宇都宮は事務所のトップ、通商”ボス弁”に呼び出され、
いつまでここにいるつもりだ。もうそろそろいいだろう
事務所に居場所がなくなった。

収入の道を断たれた宇都宮は税理士などを養成する専門学校で講師をし食いつないだ。
その時31歳。
いったい自分は何をしているのだろう?と思った。

同期の弁護士たちは次々と独立を果たしていた。
50人の同期のうち、宇都宮だけが半人前のままだった。


宇都宮:
当時は本当に苦しかったですよね。
同僚はもう独立して、中には”イソ弁”さんをもう雇っているのもいる。
それからみんな輝いて、こちら側から見ると輝いて見えるわけですよね。

何とかしなければと、ある日東京弁護士会を尋ねた。
その時職員が言った。
誰もやってくれない仕事がある、受けてくれないか
サラ金の取り立てを止めて欲しいという依頼だった。
当時悪徳サラ金業者が社会問題となっていた。
夜逃げや自殺に追い込まれる人が相次いでいた。
仕事が無かった宇都宮はとりあえず引き受けた。

宇都宮:
5000円でも1万円でも、弁護士費用として払ってもらえると、
背に腹はかえられませんしね、少しでも収入になればという事で。


人生ってわからない

依頼者は中年のタクシー運転手だった。
生活苦のためサラ金数10社から借り入れを重ねていた。
厳しい取り立てに憔悴しきっていた。

宇都宮はサラ金の店舗に出向き直接交渉した。
「あなた方の利息は、法律に照らしても高すぎる。借金を減らして欲しい」
いきなり凄まれた。

夜道には気をつけろ

数日後、目つきの鋭い男が訪ねてきた。
話し始めた途端、キラッと光るものをちらつかせた。
「一切手を引け、それがいやならお前が払え」
逃げ出したかった、しかし、ようやく手にした仕事だ。引き下がれない。


宇都宮:
僕は、「和解、話しあうつもりが無いなら、弁護士というのは喧嘩は裁判でやりますから」
それで、席を蹴って帰っていって、


追い詰められた宇都宮は分厚い法律書を読み込み対策を考えた。
金利が違法に高いことを理由に、借金の減額を求める裁判を起こした。
意外なことが起こった。
相手が途端に和解を求めてきたのだ。
もともと違法な貸し付け、裁判になれば勝ち目はないと見たからだ。

宇都宮は150万円の利息を、法にのっとった金額で再計算。
2万円の支払いで和解を成立させた。
相談者は深々と頭を下げて言った。
「これで穏やかな暮らしが取り戻せます」

自分にもできる仕事がある。
弁護士宇都宮健児が歩き始めた瞬間だった。


宇都宮弁護士6

住吉:これで穏やかな生活が取り戻せますって言われたら、ね、嬉しいですよね。

茂木:そういうときって、相談者の方はどういう表情をしているんですか?

宇都宮:
要するに私たちのところに来るまでは、もう着る物もボロボロだし
それからもう、目だけ充血していてですね、顔はげっそりしててですね、青白くなっているわけですよね。
だんだん、だんだん、その弁護士がつくことによって取り立てが和らぎますからね、
それで、赤みが差してくる。ふっくらしてくる。

住吉:依頼者の方の安堵した表情を見てどんな風に感じましたか?

宇都宮:
それまで私は12年間弁護士をやってたわけですけど、
いろんな事件をやってましたけど、離婚の問題とか相続の問題。
そういうところでは味わえない、あの…遣り甲斐って言うんですか
自分が頼りにされるっていうのはすごく遣り甲斐、張り合いがあることなんですね。
こういう自分でも頼りにしてもらえるっていうのがね。

茂木:
最近の研究って、人間の脳ってお金だとかそういうものだけじゃなくて、
人に頼られるとか、人に必要にされるということ自体も
報酬として嬉しいと思うという事が分かってきているんですけれども、
宇都宮さんはそういうふうな道を歩んできたんだなぁと、
で、最初からそれを目指したんじゃなくて、それに出会ったという、そういう事ですよね。

宇都宮:
ええ、
多分私がそういう事に出会う事が出来たのは、
かなり落ちこぼれの弁護士で、どうしようもなかったから。

もし私がかなり、そういう営業能力があってですね、目先の効く弁護士だったら、
早く独立してて、こういう事件はやれなかったと思うんですね。

住吉:最初の事務所をクビになった時というのはどんなお気持ちだったんですか?

宇都宮:
一つは「あんたはいらない」と言われた訳ですから、
まず、全人格を否定された。
それから展望が無いですよね

だから、ま、くさってですね、喫茶店に入って、漫画ばっかり読んでいましたねw

住吉:そうなんですか

宇都宮:
モーニングとかねwwモーニングサービスを食べながらモーニング読んでてww
そこでいろいろ、弁護士としてやっていけるのか?とか、
どうしたらいいんだろう、ということでね、
ん・・・ま、くさった生活をずっとやってたっていう事ですよね。。

茂木:
宇都宮さんはたまたま天職を見つけた訳ですけど、
いろんな職業の人は結局突き詰めると「何のために働いているのか?」と
あるいは何のために働くのが理想だと思われますか?

宇都宮:
私自身非常に尊敬するのは自分の両親なんですよ。
山を切り開いて開拓して、農家で今はミカンを作ってるんですけどね、
黙々と畑を耕して、黙々とミカンを作っていてですね、
だけどそのおかげで私たちは学校にも行けて、こういう仕事のきっかけも得る事が出来たんですけど、
泣き言一つ言わないでね、黙々と土に向かっている。
親は、そんな自分の働く意味とかはほとんど言っていないです。
ただ子どもたちのため。
そういうところで黙々とね、働いていて、自然と格闘してですね、畑を作って、
そして子どもたちを育てたと、
それが立派な事なんですよ。

茂木:じゃもう、別に意味なんかなくてもとにかく働く。

宇都宮:
多分そうだと思いますね。
自分でまず、生活ができる事ですね。
あとプラスちょっとだけ、人のためになる事だったら、それはもう、上出来であってね、

茂木:仕事の目的なんか、プラスちょっとだけで良いっていう、

宇都宮:
そういうことですね。
それが、まず他人に迷惑をかけたりね、
他人を犠牲にしたり押しのけたりそういう事をしないで、ちゃんと自分が生活できればね、
これは立派な事なんですよね。




勝負

去年11月、東京霞が関。
3300万円の裁判費用を公的機関から借りて用意した。
宇都宮は大勝負に出ようとしていた。


取られた金を取り戻す。

標的は闇金融の帝王と呼ばれた、元山口組系五菱会の幹部達。
3年前に摘発され、隠し持っていた金を押収されている。
その額3億3000万円あまり。
この金を取り戻そうと考えたのだ。

押収された金はもとはと言えば被害者の金。
その返還を求め前代未聞の裁判をおこした。

宇都宮:
もともとこれは被害者の財産ですから、
被害者に返されて、被害者の救済にあてられてしかるべきだと思っていますので。

裁判の長期化を見越して周到な手も打った。
押収された金は東京地検が保管している。
今の法律では被告の刑が確定すると、本人に返還されてしまう恐れがある。
それを食い止めるために3300万円の補償金を打ち差し押さえを行った。

宇都宮:
放置しておけば、それがまた暴力団の闇金融の資金になってですね、被害を拡大しますからね、
誰かがやっぱりやらなければいけないですよね。


宇都宮が思い切った手段に出たのにはわけがある。
この日事務所に原告の被害者たちが集まった。
闇金融の罠にはまり、苦境に陥っている人たちだ。
裁判の原告は総勢175名。

被害者には多重債務がきっかけで、職を失ったり、家族との関係がめちゃくちゃになった人が少なくない。
取り返すのは単なる金ではない。
闇金融に狂わされてしまった人生を一からやり直すための金だ。

12月、裁判の準備が佳境に入った。
闇金融から被告たちへの金の流れがつかめる証拠集めだ。
その矢先だった。
もうひとつ押収された金を狙う存在が現れた。
東京国税局。
被告が税金を滞納していたため、押収された金のうちおよそ1億円を引き渡すよう求めてきたのだ。
このままでは見こんでいた金が取り戻せなくなる。
宇都宮は弁護士たちを集めた。

弁護士1:どんな申し入れをしても、新たな立法措置が無いと無理でしょ
弁護士2:なかなか国税は頭が固いんだけど、一応引き続き交渉するつもりだから

法律では複数の差し押さえが重なった場合、国が最優先される。
議論は行き詰った。
1時間後宇都宮がおもむろに口を開いた。「国税局に直談判する」

宇都宮:
あれ、持っていかれたら、仮差し押さえになっちゃうからね。
それで一回行かなきゃいけない。
何でもね、顔を合わせて持ち込まないとダメ。
電話一本じゃダメだし、文書もダメ。
向こうも人情があるから、場合によれば考慮してくれるのもあるしね。

法律の壁を直談判で越える。
宇都宮の眼の色が変わった。

宇都宮:
合理的には非常に難しい、針の穴を通すぐらいの。
ただ常識的に考えて、裁判をやればですね、被害者に返されるべき財産なんですから、
それを課税して持っていくというのは、やはり普通の人が考えてもちょっとおかしいんじゃないかな。


道は自分で作る

国税局への異例の申し入れの日が来た。
これまで宇都宮は誰もやらないことばかりやってきた。
とかく経済優先、弱者に厳しいこの国の仕組みを変えようと戦ってきた。

午後4時、東京国税局に乗り込んだ。
伝えることはただ一つ。
「あの金は被害者のかね。差し押さえは取り下げてほしい」

30分が過ぎた。

Q:いかがでしたか?
宇都宮:ま、一応提出はしてきましたけれど、国税の対応は固いですね、ええ。

国税局は首を縦に振らなかった。
「税の執行機関として法律にしたがって徴収を行う」それが答えだった。

心配で駆け付けた被害者も、言葉が無い。
宇都宮だけはいつも通り飄々(ひょうひょう)としていた。

突然、宇都宮が一人の弁護士を呼び寄せた。

宇都宮:
三上さんちょっと、
一回、地検の方にぜひ足運んで、国税に渡すなと。
出来るだけ粘ってくれと言ってね、少しおかしいと。


金はまだ東京地検が押さえている。
国税局に金を渡さないよう要請しようというのだ。

まだまだ手はある。
まだまだやりなおせる。

1月、宇都宮は会議を開き、さらなる対策を練った。
法律を改正し被災者を最優先にするよう国会に求めることを決めた。

宇都宮弁護士7

宇都宮:優先的に被害者に配布するような制度をつくらなくてはいけないですよね。

宇都宮健児は今日も戦う。
敢然と、そして飄々と。



プロフェッショナルとは
宇都宮弁護士8
宇都宮健児:
弱者のためにとことんやる人、徹底的にやっている人だろうと思いますけどね、
もう少しひろく考えれば、他人のために頑張れる、一生懸命仕事をやっている。
そういう事なんだろうと思いますけどね。


平成18年1月23日
東京地検は東京国税局に約1億円を引き渡した。
抜本的な法改正を目指し、宇都宮の闘いは続く


ーーー

「数々の修羅場踏み腹の据わった弱者の味方」
宇都宮けんじ氏インタビュー岩上安身11/15(書き出し)



日本弁護士連合会 会長宇都宮健児  会長声明文
2011年(平成23年)4月22日
「福島県内の学校等の校舎・校庭等の利用判断における暫定的考え方について」に関する会長声明


全てが分かる「さよなら原発1000万人アクション」記者会見4名の内容文字起こし&声明文他
2011年9月6日
な、なんと( ゚д゚)ハッ!宇都宮健児さんのスピーチを私は去年の9月に文字起こししていました



ーーー


東京都民が前回の都知事選の間違いを二度と犯さないために~
宇都宮健児氏 都知事選出馬会見11/9(内容書き出し)


「原発の無い社会は人にやさしい社会だと思っております」
国会正門前11/11 宇都宮健児氏スピーチ(書き出し)



前半「東京を変えるキックオフ集会・前半」11/14
宇都宮けんじ・中山弁護士・松元ヒロ・雨宮処凛(内容書き出し)


後半「東京を変えるキックオフ集会・前半」11/14
宇都宮けんじ鎌田慧・落合恵子・佐高信・海渡雄一・山本太郎(内容書き出し)





後半「東京を変えるキックオフ集会・前半」11/14宇都宮けんじ鎌田慧・落合恵子・佐高信・海渡雄一・山本太郎(内容書き出し)

東京を変えるキックオフ集会
宇都宮けんじさんとともに人にやさしい東京を!


2012年11月14日(水)




宇都宮健児さん・応援団からのエール
都知事選15

48:21~鎌田慧さん
都知事選13

こんばんは鎌田です。
長い間東京都民でいることを恥ずかしく思ってきました。
東京都は国際都市というのは名前ばかりで、
こんな非国際都市は無かったと思います。
というのは都知事が極めて差別的な人間で、どれだけ差別的な発言をしてきたか、という事ですね。

まず身体障害者に対しての差別。
それから女性に対する差別。
それから年寄りに対する差別。
それから中国に対する差別。
それから韓国に対する差別。
それから第3国という言い方の差別。

これだけの差別を私たちは打破できなかった。
これはジャーナリズムの責任でもあったかと思います

差別は犯罪です
そういう差別者をこれまで許してきた、本当に痛恨の思いです。
今度こそ差別のない明るい社会で行く。
そういうチャンスがきました。

それも彼(石原)は自分から投げ出したわけです。
これは本当にチャンスです。

彼(石原)は東京都に、東京湾に原発を持ってくるほど原発は安全だという馬鹿な事を言っていました
持ってくりゃいいじゃないですか。
持ってこれない。こういう馬鹿なことを平然と言っていても投票する人たちがいた訳です。
これは私たちの責任だった訳です。

今は本当にホッとして「やるぞ」
「今度こそ本当に明るい東京にしよう」という希望が見えてきました。

デタラメで勝手放題で暴君だった石原がいなくなるんです。
しかし、彼は何を考えたのか後継者を指名しています。
なんですか!民主主義じゃないじゃないですか。
だれが暴君の子分として次の後継者になろうとしているのか「恥ずかしく思え」という事です。
ま、後継者よりも私たちが推す候補の方がはるかに人格者です。

後継者についてはこれから発言する佐高さんが初めから徹底的な非難者でして、
これからたっぷり後継者について非難されるのではないかと思います。

私たちはまず、
脱石原都政。
脱石原後継者。
脱原発。
これで東京から変えていく、そして日本を変える、
こういう未曽有のチャンスになっています。
本当に頑張れば道が開ける、それが見えていますはっきり見えています。
頑張りましょう


52:51~落合恵子さん
都知事選14

今晩は、落合です。
どうでもいい事ですが、私は宇都宮出身です。
ついこの間11日の午後、栃木県というのは大変保守的な土地なのですが、
栃木県初のさまざまなネットワークがひとつになって、
脱原発の集会を栃木県でやってきました。
3000人近くの方が集まって下さいました。
で、その集会を終えてそのまま東京へ戻って、この中でも大勢おられると思います。
あの国会包囲に出て、大きな声で、
こう、マイクを片手に持つと私は、つま先と膝がもうリズムを取っちゃうんです。
「再稼働反対」ってもう、全部があのリズムを取ってしまうのですが、
本当に再稼働反対です。

原発は原発という単体であるが故に反対であると同時に、
単体のみならず、原発的体質そのものに私たちは反対しなければならない。

東京も石原単体のみならず、
石原体質そのものに私たちは反対しなければならないのです。


あれだけの人権侵害を、私もメディアの片隅の人間ですが、
他の政治家がしたら、とっくに飛んでいますが、
メディアは今まで何をしてきたのか?と私たち自身も自ら問いかけなければいけないでしょう。
そして彼が言った言葉の中で、全部許せませんよ。
「生殖能力を失った女は」なんて言ったんですか!?
私ももう人間扱いされていないって、
お前に扱われたくないよっていうのはあるんだけど、本当に腹がたつ発言。
障害のある方々に対して、在日の方々に対して、同じアジアの方々に対して、
どれだけ言ってきたか!

あの単体とです。

単体的体質をそのまま受け継いだ人々が、あちら側は次々に立つんです。
次々に立てよ、いっぱい立てよ、
こっちは一本化だっていうのがものすごく私の中に今、強くあります。

先程、私は人権の中学生の書いた作文コンテストというのを、何人かの方々と選考してきました。
見事に、素敵に、必死に、まっすぐな作文でしたが、
その時ご一緒に選考委員をさせていただいている
映画監督の山田洋二さんからメッセージをもらってきました。
「言って、言って」って言って
とっても短いメッセージで、ごめんなさい時間が無かったから、
宇都宮さんなら大丈夫。心から期待をしています。山田洋二」とおっしゃっています。

人が生きていく痛みが分からない人が、「政治」なんかやっちゃいけないんです。
差別の忌まわしさが分からない人が、「人権」なんていう言葉を使ってもらっては困ります。
原発に対して本音の部分では、社会に対する流れが変わるのを待って、
いつか推進に変わろうとしている人たちが、
選挙のためだけに「脱原発」なんていう言葉を使ってはいけないのです。

あらゆるタブーの中で私たちに許されなかったのは怒りを表明することです。
明日心から笑ってい抱き合うためにです。
今日は、そして選挙の日まで、・・これはいいんだよね?さっきいろいろとタブーの言葉を・・w

選挙の日まで私たちは怒り続け、この怒りを「やさしさ」に手渡すためにしっかりと見つめていきましょう。
よろしくお願いします。


57:08~佐高信さん(評論家)
都知事選16

こんばんは。
今まで東京都は都民の事を頭におかない知事に、残念ながら、知事としてやってくるのを許してしまいました。
あの、石原チンタロウの頭の中には、「都民」という言葉は無かった。
彼が何時も使うのは「国民」です。
都民を飛ばした国民というのが彼の頭の中にあったと。

ようやくその霧を払いのける日がやってきます。

さっき鎌田さんが猪瀬なにがしかの事は云々という話がありましたけれども、
私は相手にしたくはないんです。

しかし、
猪瀬という人はかつては小泉純一郎の子分でした。
今度は石原の子分になってる。


「子分を親分にしてはならない」というふうに思います。

宇都宮さんと特に意気投合したのは、宇都宮さんが藤沢周平のファンであると。いうことです。
あの…宇都宮さんっていうのはね、すごいエリートのように見える。
ま、実際エリートだった訳ですけれども、
知られているように、いわゆる弁護士事務所を、居候弁護士時代に二度クビになっている。
ね、これはあんまりあることではないらしいです。
頂上とどん底を両方経験している人なんです。

そういう人が藤沢周平という人を好きになる。

石原チンタロウに藤沢周平は解らない。
つまり、その石原の後継と言われる猪瀬対藤沢周平のファンである宇都宮の戦いなんだ。

宇都宮さんはまた、
宮部みゆきさんの「火車」という小説の中に出てくる弁護士のモデルなんですね


だから、本当にサラ金問題云々という、
宇都宮さんが書かれた自伝みたいなのを読みだすとすごいんですよね。
暴力団に追い込みをかけられたような、
私なんかもやっぱりね、結構そういう目に遭っているんですけれども、
暴力団の方じゃない方ですね、その、あ、似たようなもんか、

全然、泰然としているでしょ、ここがまたね、しぶといというかしたたかというか、
褒め言葉ですよ、ね。

是非、宇都宮都知事を実現させる・・・これは大丈夫?
ということです。
どうも!


1:00:58~海渡雄一さん
都知事選17

海渡です。
私は宇都宮先生の人柄についてお話をしたいと思います。
私は30年間原発訴訟をやってきていて、
ひょんなきっかけから宇都宮先生に事務総長という事で任命されまして、
2年間事務総長として、本当にお近くで、毎日毎日ご一緒に仕事をしたんですけれども、
日弁連のトップとしての宇都宮先生の采配を、本当に間近に見ることができました。

私の原発反対をやってきた弁護士の信念、
そして、日弁連事務総長として一緒にご一緒した経験から、
宇都宮先生以上にですね、都知事にふさわしい方はいないという事を、
まずそういう確信を申し上げたいと思います。

その確信の根拠を5点説明します。

第一点は
宇都宮先生には弱いもの貧しいものに対する限りない共感
そういう優しい心があるということです。

二番目
これは、宇都宮先生の本当に素晴らしい人格
日弁連も実は選挙の結果ですね、主流派と反主流派に分かれて、
我々の反主流じゃなくて非主流ですかね、非主流として当選したわけですけれども、
しかし、考え方の違う、その…なんていうんでしょう、副会長の先生方と議論していてもですね
次第に次第に宇都宮先生の魅力に引き込まれて、そういう方々もみんな同じ意見になっていった。
そういう人の気持ちを抱擁して、人格的に抱擁して変えていく素晴らしい能力を持っている
ということ。
これが、二番目に言えることだと思います。


三番目にですね、これは非常に重要な点だと思いますが、
宇都宮先生は大変な勉強家です。
もう、一緒にいてわかるんですけれども、たとえば、
普通、会長ともなるとですね、日弁連のシンポジウムなんかがあると、
最初の5分間ぐらい出てパッといなくなるのが普通の行動パターンなんですが、
宇都宮先生は次に予定が無ければですね、最後まで聞いておられるんです。
それも、ぼーっと聞いているのではなくて、
ずーっと、メモを取りながら聞いている。
本を読んでいく時にもですね、もう隅から隅まで真っ赤っかになるぐらいに線を引きながら本を読まれて、
そして読んだらですね、僕に「こんな本だった」というのをですね、ガンガン、ガンガン話してこられると。
「お前も読め」ってこういう事なんですけれども、
そういう本当に、向学心に燃えていて、
都知事として新しい政策に果敢に挑戦してですね、必ず解決して行けるというように思います。

そして、第四番目は
行動力がある。
体力もある。
ということ。
たとえば被災地に飛んでですね、もう真っ先にローンの救済をしなければいけなとか、
原発の被災者の救援をしなければいけないとか、
そういう政策を打ち出している、そういう決断力もあった。

決断力が5番目です。
そしてその、決断したことの政策を実現していく
政策実現力、突破力を兼ね備えている。
それによって今日の、
たとえばローンの問題や借金の問題についての法改正なども成し遂げられてきたのだと思います。

これからの選挙を戦うわけですけれども、
みなさん一人一人が選挙の運動員になれます。
今日の資料の中にですね、どういう選挙運動ができるかが書いてあります。
私も一生懸命頑張りたいと思います。
宇都宮先生と共に東京を変える、この戦いを共に戦いましょう、よろしくお願いします。


都知事選23


今日のサプライズ01:05:02~

こんばんはー!山本太郎です。
すみませんどうも、はじめまして。

山本太郎さん
都知事選18

サプライズもなにも、僕はいち聴衆として入ろうとしたんです、会場に。
「どんな方なんだろう?」という事をもっと深く知るために。
「だったら舞台袖へ、舞台袖へ」って呼ばれて、今ここなんですね。
すみません、なんかしゃべるという事を全然・・・じゃなかったので。
すごいですね、すごい熱気ですね。

というわけで、本当に、いよいよ本当に
東京が市民の手に取り戻せる時が来たんじゃないかと、思うんですよね。
で、宇都宮さんの事を、宇都宮さんを知っているっていう方にいろいろと聞いたんです。
そうしたら、悪い事を言う人が一人もいないんですよね。
そんな人いますか?普通。
一人ぐらいね、なんか悪態ついたりするもんですよ。
一人もいない、そんな人がいたんですね。
で、ごめんなさい、昔から脱原発にいろいろと取り組まれている方にですね、
いくつか質問をしたいんですが、いいですか?



都知事選24
山本:
今、東京は1ワットも原発に頼っていないですよね?
原発、東京都はもう一切必要ないんだと、即時に撤退して結構ですと、宣言できますか?


宇都宮:宣言します。

山本:
すばらしい!すばらしいっ!!
いますか?即時撤退なんていう事を口にした日にはすぐ潰されるんですよ。
ちょっとビックリしました、今。
  でも言われるのかと思いました。ハッキリ言いましたね、今。
他にも問題点が沢山あるんですね、
震災家財の広域処理という事で、東京都は本当に沢山のゴミを引き受けたと。
それによって本当に、放射性物質という部分だけに関わらず、
その他沢山、アスベストだったり、ヒ素だったり、六価クロムだったりという
毒物が沢山混ざっていますよね。
それを償却するという事を、東京都としてはこの先認めていってもいいんですかね?

宇都宮:
これはやっぱり住民の意見を聞いてですね、ちゃんと方針を立てなければいけないです。
がれき処理とか焼却の地域の住民と、やはり対話しなければダメでしょうね。

山本:住民というのは被災地という事ですか?

宇都宮:
被災地もそうですし、がれき処理を今、箱に入れてるところがあるでしょ、
そういうところの、あの・・
ま、基本的には自分の政策は、今までは私はトップダウンでやってきましたけれど、
私自身はやっぱり、住民と対話しながら、
住民の意見を聞きながら政策を決めていきたいというふうに考えています。


山本:
これにマスコミに対して環境省は40億ものお金をつかって、
除染、それから広域処理に関して大キャンペーンを打ちましたね。
これを、広域処理を手伝わなかったら、
それは日本人じゃないというような方向性でずっと報じられてきましたよね、
でも事実はそうじゃなく、もっと違う代替案があると、
森の長城プロジェクト」もう皆さんご存知ですね、
被災地の沿岸部にずーっと森をつくっていこうじゃないかと、
ポッコリとしたマウンドをつくるためにそこにがれきを入れていこうじゃないかという事で、
それはたとえば人々を津波の引き波から守るような、フェンスになるような代替案というのがあるんですね。
だから是非、焼却は絶対にさせないと。
しかも、被災地でもさせない。

というのは日本には の3分の2の焼却炉があると、
焼却文化というのはやっぱりまずいですよね、これだけの毒物があるものを。
それを東京都で受け入れるというのは住民の安全が守られないことだと思うんです。
是非そこを力を入れて頑張っていただきたいです。

宇都宮:十分検討したいと思います。

山本:
ありがとうございます。
最後に一つ。
あの、本当に東京に住まわれている方々にとって、耳の痛い話かもしれないんですけれども、
あの、東京電力の原発事故によって、東京都も残念ながら汚染地になっていると思うんですね。
杉並に住んでいる僕の友達の家の庭は1万7000ベクレルです。
で、近くの公園は9万ベクレル越えです
って。
東京都は汚染されている地域もあるという認識で、
どのような被ばく対策とか、
そのような住民を守るために被ばく対策とかをされていくんですか?

宇都宮:
基本的には健康調査をずっとやっていくという事は非常に重要じゃないかということですね。
その辺の対策が、まだまだ、福島でもそうですし、東京でも十分じゃないんではないかと思うんですね。

山本:
東京都内の土壌調査、細かい土壌調査というのを是非やって頂きたいんです。
で、ホットスポットはどこなのか?と、
そこに子どもたちが近寄ったらまずいというのをハッキリさせていただきたいんです。
ひょっとしたら東京都の中にも、住み続けたら危険な場所があるかもしれない。
是非ご検討していただきたいんです。

宇都宮:
環境調査、放射線量の調査、それから健康調査、
その辺はきちっとやっていきたいと思っています。

山本:
ありがとうございます。
放射線量の調査、そっして甲状腺調査をやって頂けると、
まずは東京都民の健康を守るという事がこれが絶対ですもんね。
ぜひよろしくお願いします。ありがとうございました。

都知事選25


ウツケンがんばれー!
ウツケンしかいないぜぃ!!


都知事選26



ーーー

山本太郎さんが宇都宮さんにズバッ!と
東京のがれき問題、放射能汚染問題、土壌調査などに関して質問して下さいました。
被ばくの問題は都民にとって今とても重たく、そして一番大切なことだと思っています。
食物の安全性、学校給食の問題なども、せめて内部被ばくを減らすために重要ですし、
東京都のある程度の汚染の場所ならば除染することも可能かとも思えます。
都民の子どもたちの健康を守るために是非力を尽くしていただけたならと思います。


ーーー



前半はこちら↓
前半「東京を変えるキックオフ集会・前半」11/14
宇都宮けんじ・中山弁護士・松元ヒロ・雨宮処凛(内容書き出し)


出馬会見↓
東京都民が前回の都知事選の間違いを二度と犯さないために~
宇都宮健児氏 都知事選出馬会見11/9(内容書き出し)


11/11包囲デモでのスピーチ
「原発の無い社会は人にやさしい社会だと思っております」
国会正門前11/11 宇都宮健児氏スピーチ(書き出し)


<掴め!東京都民>「これまで宇都宮は誰もやらないことばかりやってきた」
宇都宮けんじ2006プロフェッショナル(書き出し)


宇都宮健児さんの本
沢山あったから、一冊だけご紹介


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弁護士冥利 だから私は闘い続ける

2009年11月 発売 宇都宮健児 東海大学出版会
1,890円(税込)送料無料
【内容情報】
宮部みゆき『火車』のモデル、
映画『夜逃げ屋本舗』の法律監修、無法サラ金への大逆襲と「貧困」との闘い。
“落ちこぼれ弁護士”の決定版逆転半生記。
【目次】
序 「サラ弁」と呼ばれて/第1章 私の原点-海と山の暮らし/第2章 ひとりの旅立ち/
第3章 “弱者の味方”弁護士を目指す/第4章 “落ちこぼれ弁護士”の現実/
第5章 “サラ弁”で頑張るしかない/第6章 豊田商事、オウム、武富士事件/
第7章 無法金融は許さない/第8章 次は「貧困」との闘いだ



日本弁護士連合会 会長宇都宮健児  会長声明文
2011年(平成23年)4月22日
「福島県内の学校等の校舎・校庭等の利用判断における暫定的考え方について」に関する会長声明


全てが分かる「さよなら原発1000万人アクション」記者会見4名の内容文字起こし&声明文他
2011年9月6日
宇都宮健児さんのスピーチを私は文字起こししていました( ゚д゚)ハッ!


プロフェッショナル 仕事の流儀 
ヤミ金融に立ち向かう一人の弁護士の仕事を追う。

2006年2月7日放送 NHK
http://youtu.be/R4mCQoTbeZg
弁護士 宇都宮健児
ヤミ金融と闘う弁護士、宇都宮健児(59歳)。






山本太郎さんが話されているがれきの森↓

「がれき」の未来ある生かし方ー命を守る森づくりー 宮脇昭氏(内容書き出し)

”がれきで森を再生”84歳学者の闘い6/3報道SUNDAY(動画・内容書き出し)




有害物質が入っている(細野大臣)埋められないのに燃やせるの?
細野環境大臣そもそも総研生出演で語る
「木質がれきはヒ素とクロムが入っているから埋められない」7/5(動画&全て書き出し)







前半「東京を変えるキックオフ集会・前半」11/14宇都宮けんじ・中山弁護士・松元ヒロ・雨宮処凛(内容書き出し)

雨宮処凛さんと宇都宮健児さんのトークを聞いていたら、
宇都宮さんのものすごく優しいお顔の中に、とても強い闘志が見えました。
外見の穏やかさの中に本当の強さがある方だと思いました。
全部いいけど、トークお勧めです(。◡ .◕)♡


東京を変えるキックオフ集会
宇都宮けんじさんとともに人にやさしい東京を!


2012年11月14日(水)


人にやさしい東京をつくる会代表
弁護士 中山武敏さん
都知事選20

中山でございます。
人にやさしい東京をつくる会が造られた経過なんですけれども、
ご承知のように石原前都知事がですね、突然の辞任表明をしまして、
宇都宮健児さんとか、親しい人が何人か集まって、
まず13年の石原都政の評価、そして石原都政の継続を許さないと
そういう声明を出そうという事で声明を出したわけです。
それを受けて、今日のチラシに書いてありますけれど、東京を変える4つの柱ですね。
一つは、原発の無い社会
それから、誰もが人らしく生きる街作り
そして子どもたちのための教育を再建する
憲法の生きる東京を目指そうということで、
所属とか立場を越えて「優しい東京を作る」その一点で集まろうという事で出来た会です。
そして昨日、事務局の責任者の方と、私と一緒に東京に行きまして、
私を代表者とする政治団体の届け出をして、受理されました。
今後は多くの都民の方に参加を呼び掛けて、
そして相談をしながら、中身を作っていこうと思っています。
今日は宇都宮健児さんとともに、やさしい東京を作る会の集まりですけれども、
宇都宮健児さんとは、私は最高裁の地方研修所で同期だったんですね。
そして弁護士になって41年になりますけれども、
身近なところで彼と行動をして来て、
彼は本当に、人と人との優しさ、人と人との温かさを持っている人柄で、
で、彼を最も信頼できるのは、言葉と行動とが一致していて、裏表がないんですね。
そして彼が取り組んでいる多重債務問題とか、貧困問題とか原発問題、
これは全てですね、ヒューマニズムに基づいた行動なんですね。
彼は司法シュウスウ専属から一貫して無党派です。
そして多くの人達の信頼を得た超党派でもある。
だから、本当にですね、宇都宮さんと一緒に今日集まった人達は、
心を一つにして優しい東京を作りたいと、
平和とか人権はそこにあるものではなくて、
私たち市民の行動一人一人で作りだすものだと思うんですね

本当に、東京を変えて、日本を変えて、
新しい歴史をつくりだす大きなうねりをみなさんと一緒に頑張っていきましょう。
よろしくお願いいたします。
06:05

06:55~17:38松元ヒロさん
都知事選21

今日はようこそ私のために
違いますよ、私も宇都宮健児さんのために参りました。
松元ヒロと申します。
知らない人以外はみんな知っていると思います。
普段はテレビとかほとんどというか、全く出ません。
私がやるネタはテレビにふさわしくないらしくて、
でも最近テレビでみれないネタが見れるという事で、テレビ局の人が見に来るようになりました。
来月もそこの小ホールでやりますからね、
この間なんか紀伊国屋ホールでやったら3つのテレビ局の人が見に来ましてね、
見終わった後、楽屋に飛び込んできましてね、
「や―松元さん面白い。絶対出せない」そういうヤツでございます。
昨日、前都知事の石原さんが新党の名前を決めました。
「太陽の党」笑ってやって下さい。
あんまり近くにあると火傷をしますから、なるべく離しておきましょう。なるべく離して。
あの党はもともと「立ち上がれニッポン」、これをまた吸収してやるらしいです。
「立ち上がれニッポン」というのを命名したのも石原慎太郎さんなんですよね。
石原さんぐらいでしょ、ニッポンに命令ができるのは。
「立ち上がれニッポン!」自分は座ったまま、「立ち上がれニッポン!」
お前が立て!
ありがとうございます。
私はとにかく石原さんが大嫌いなんでございます。
ー拍手=
あ、ありがとうございます。
ワー、一緒じゃないですか。
こういうところも珍しいですよ。
実は私は立川談志師匠にかわいがってもらっていましてね、
立川談志が最も愛した芸人と言われてお別れ会に行ってきました。
最初に弔辞を読んだのが石原慎太郎さんでした。
最後にステージで芸をやったのが私です。
あの人に言わせたら右で始まって左で終わったと言われています。
私はもう大嫌いなんで、石原さんはとにかく差別するじゃないですか。
あの、「外国の人は」差別発言ですよ、もう。
中国いが大嫌いだから「シナ」としか言いません。
北朝鮮の人に失礼な「キタ」って言うんですよ。
女性にも前ひどい事を言いました。「ババァ死ね」とか言ったんですよ。
私が言ったんじゃないですよ、石原さんが言ったんですよ。
石原さんってどうしてあんなに差別的な発言ができるのか、その理由を知っていますか?
それはね、私は多分あの人の目にあると思います。
あの日といつも目をこうやっています。
普通の人の半分しか現実を見ていないんです。
だから平気で言えるんです。
やっぱり人にやさしい人じゃないとまずいですよ、本当に。
大体私はですね脱原発なんですよ。あの人は原発推進派ですよ、石原さんなんか。
とんでもないですよ。
私は今脱原発で、もう今とにかくデモが大好きなんですよ。


★書き出していたけど、ここから先は、文字に書いちゃったら面白くなくなっちゃうので
 実際にご覧くださいw 
 最後の盛り上がり!最高です!!(* >ω<)=3 プー★



17:40頃~宇都宮健児さん
都知事選11

みなさんこんばんは。
ご紹介いただきました宇都宮健児といいます。
今、司会者からご紹介がありました通り、先週の金曜日に都知事選に出馬表明をしました。
私の言いたい事は、松元ヒロさんが十分にお話ししていただいたようですけれど、
あらためてご挨拶と私の思いを話させていただきます。
まず、私自身は今日お集まりの市民のみなさん、都民のみなさんと一緒になって、
石原都政を変える運動・闘いに参加できることを大変うれしく思っております。
私は大きな組織もありませんし、
それから反貧困問題・貧困問題に取り組んできた弁護士ですので、あまりお金もありません。
市民のみなさんの一人一人の支え、協力を無くしてこの都知事選はたたかえません。
しかしながら、この都知事選を市民のみなさんとたたかうことは、
私は東京に新しい民主主義を取り返す運動だと思っております。
ぜひみなさんと一緒になって、石原都政を転換し、東京に民主主義を取り戻したい。
そういう思いで出馬を決意しました。
出馬を決意してから初めての日曜日、11月11日、反原発の官邸前行動。
国会議事堂包囲の運動に私も参加しました。
私は官邸前行動の「みまもり隊」弁護士みまもり隊の一員ですけれど、
当日は支援者、ボランティアの皆さんと一緒になって、
官邸前行動に参加した皆さんに挨拶をしてまいりました。
多くのみなさんから激励を頂きました。
「がんばって下さい」という声を沢山いただきました。
ただそれよりも多かったのは、
出馬してくれてありがとう」こういう声が沢山、多かった。
私自身はその声を聞きながら、本当に胸がいっぱいになりました。
こういう人たちの一人一人の思いを受けて戦わなきゃいけない。
脱原発の東京都をつくらなきゃいけない。
そういう思いが一層強くなりました。
そして、雨の中ではありましたけれど、
原発の無い東京をつくることは原発の無い日本をつくることに繋がるんだと、
そして原発の無い日本をつくることは、原発の無い世界をつくることに繋がるんだと、
こういう訴えをさせていただきました。

そして、原発の無い東京、原発の無い日本は、
人にやさしい、環境に優しい東京になると思っております。

私は2010年の4月から、2012年、今年の5月まで日弁連会長を務めておりました。
日弁連会長時代に、東日本大震災と福島原発事故に遭遇しまして、
弁護士会あげて被災者の支援原発事故の被害者の支援に当たってまいりました。

私の片腕となって頑張ってくれたのが、事務総長として活躍した海渡雄一弁護士です。
彼は原発問題の専門家でありましたので、日弁連として的確な方針を出したと思っております。

私は脱原発の運動は福島の被災者への支援、
福島の被災者の被害実態としっかり向かい合いながら進めなきゃいけない、そういうふうに考えております。

私が被災者のおかれている状況に深く印象に残った被災者の事をちょっとご紹介いたします。
それは大熊町で司法書士さんをやっている女性の書士さんから聞いた話です。
彼女の依頼者は多くが、小さな子どもさんがいる方は、お母さんが子どもさんと一緒に県外へ避難して、
お父さんは職場と一緒に避難する。
おじいさんおばあさんは行政の避難先に避難する。
こういう家族がバラバラになるケースが沢山見られる。
そして高齢者の方は、環境の違うところに引っ越す中で、会うたびに身体を弱くしている。
こういう事を聞きました。
その中で彼女が語った老夫婦の話が大変心に残りました。
それはおじいさんが大熊町にある双葉病院に入院されてたんですけど、
原発事故の直後におじいさんは病院ごと神奈川の病院に引っ越されたそうです。
そしておばあさん方は行政、大熊町の引っ越し先、会津若松の温泉旅館の一室に避難されたと。
ところが、おじいさんは神奈川の病院で直後に亡くなられたんですけど、
この、自分の配偶者が亡くなられたことをおばあさんは全く知らされなかった。
何日もたって、やっとおばあさんのところに、ご主人が亡くなられたという事が伝わったという事です。
そしておばあさんは神奈川まで行って、遺体と対面して、
そして見ず知らずの街で夫を火葬にして、遺骨を温泉旅館に持ち帰ったという事なんです。
ところが温泉旅館では、お客さんが出入りしていますのでお線香をたくことができない。
それから遺影を飾ろうにも写真を持ってこれないから遺影も飾れない。
そういう状況の中で、小さな温泉旅館の一室で、ご主人の遺骨を眺めながらですね、
2ヶ月も暮らしていた。
こういうおばあさんがいたんだという事をその女性の司法書士から聞きました。

私は原発事故はなんて惨たらしいんだろう。
こういう高齢者になんと惨たらしい事を強いるんだろう。
大変憤りが湧きました。
そして、このような被災者を全力を挙げて救済しなくてはいけないという事で、
日弁連の会長として頑張ってまいりました。

その中で日弁連は原発事故被害者の特別援護法というのを提案しまして、
「原発事故の被害については国が人道的責任を負うべきだ」と
「国が全ての被災者に対して、健康診断、医療支援、生活支援を行うべきである」
そしてその支援は自ら避難した人、あるいは避難しなかった人、
それぞれについて区別してはならない。
避難するかどうかは自己決定権があるんだと、そういう人に対して平等に国は支援するべきだと、
こういう提案をしまして、子ども被災者支援法という形で結実しております。

ところで、東京都の原発政策ですけれど、
福島の原発で発電された最大の消費地が東京都であります。
そしてまた、東京電力の大株主が東京都であります。
こういう事からしますと、東京都や東京都民は、
福島原発事故の被害者を全力を挙げて支援する責務があると私は考えております。

そしてまた、二度とこういう原発事故を起こしてはならない。
そのために東京都は脱原発の政策を取らなきゃいけない。こういうふうに考えております。

続いて私自身は貧困問題に取り組んできた弁護士ですので、
どうしても石原都政の福祉の切り捨て、弱者の切り捨てが許すことができません。
石原さんは都知事になった時に、何が無駄か?といって、「まず福祉だ」ということで、
福祉の切り捨て、弱者の切り捨てを行ってまいりました。
僅か年間予算60万円の盲導犬のえさ代補助まで削減したそうです。

この結果東京都には貧困と格差が広がってきております。
就学援助児童。
この14年間で1.5倍に膨れ上がったそうです。
東京都の就学援助の受給率、これは全国の47都道府県で5番目に高いという事であります。
そして一番高いのは何と大阪府であるということであります。
労働者の最低賃金、いまだに6都道府県が生活保護水準以下であります。
東京都も生活保護水準以下の最低賃金しか支給されておりません。
それから今年になって、立川や足立区で孤独しや餓死が多発しております。
また、2009年に発生した、群馬の高齢者施設たまゆら荘の火災事故では
10人の方が亡くなられれましたけれど、このうち9人が東京都民であったということであります。
特養老人ホームの待機者が、4万3000人を超えている。
あるいは保育所の待機児童も急増して
2007年の4600人から2010年の8400人に急増している。

石原都政は大規模開発、世界都市構想で世界一の都市をつくるんだと、
こういう事で大規模開発をやってきましたけれど、
実は、貧困と格差を拡大した、そういう都政でもあったわけです。
まさに人にやさしくない都政であったわけです。

これを大きく転換する必要があると考えております。

次に見過ごすことができないのが教育現場の問題です。
君が代・日の丸この強制によって、教師に対する管理統制が強化されております。
君が代・日の丸の強制は憲法19条「思想良心の自由」に反する憲法違反の行為であります。
私は教員に対する強制、それから管理統制の強化は
子どもにも悪影響を与えているというふうに考えております。

実は一番の被害すあは子どもではないかと考えております。
自由に自分の頭でものを考え、そして議論し、そして合意を作り上げていく。
こういう民主主義社会の後継者をつくる事が、教育の最大の役割ですけれど、
こういう事が管理強制が強化されている今の現状では行われていません。
そして学力競争をあおって、子どもの中でストレスがたまってきております。
こういう事からいじめや校内暴力不登校、こういう問題が起こっているんではないかと思っております。
私は、いじめの無い学校を取り戻すために、全力を挙げたいと思っております。

そして、なんと言っても私は法律家ですから、
憲法が守られる、憲法を守っていく東京をつくっていきたい。
平和と人権が守られる東京をつくっていきたい。
尖閣列島の問題で日中関係が悪化して、経済も停滞しております。
さらにこの中で偏狭なナショナリズム、
国家主義が台頭して憲法改正、
集団的自衛権の行使の容認、
こういう政治勢力が台頭しておりますけれど、
私は憲法の国民主権、基本的人権の尊重、恒久平和主義
こういう基本原理をしっかりと守る東京をつくっていきたい。

そして東京が平和のメッセージを出すことは、
実はアジア諸国と良好な関係を作り上げる。そういうことにつながると思っております。

まず皆さんと一緒に東京から憲法が守られる、平和な日本をつくっていきたいと思っています。
どうかご支援をよろしくお願いします。
33:50


34:15~雨宮処凛(かりん)さん
都知事選12

雨宮:
すごい!こんなに人が。どうしますか?
もう、勝ったも同然、そんなこと言っちゃいけないんですよね、何かいろいろNGワードがあるので、
あのね、この言葉は言っちゃいけませんよとかいろいろ言われたので。
気をつけながらいろいろとインタビューしたいと思います。
雨宮処凛です。よろしくお願いいたします。
今日のマガジンQに書いたんですけれども、今日更新された、
「宇都宮さんと言えばあんパンと牛乳」という原稿を今日書いたんですね。
で、私多分5年ほど前に反貧困ネットワークの準備会とかをいろいろとやり始めた頃に、
初めて宇都宮先生とお会いして、
もちろん多重債務問題をやっている弱者の味方の弁護士さんという事で知ってたんですけれども、
初めてお会いする時にちょっと会議室にきてすごい有名人の弁護士さんが来たと思ったら、
コンビニの袋からあんパンと牛乳を出して、で、食べ初めて。
すごいビックリして、
だから超庶民の味方とか言っている偉い人っていっぱい居るじゃないですか。
でも、そういう人って多分、あんパンとか牛乳って持ってこないとか、
石原は絶対あんパン、買わないですんよね、コンビニで。
それを見てすごい感動して、
それから会議に5割ぐらいの確率であんパンと牛乳を持ってくるというのを見ていて、
そんな5年間を過ごして、粒あんとこしあんとどっちが好きですか?
粒あんとこしあんとあんまんの中では

宇都宮:こしあんのほうがいいです。

雨宮:
あ、こしあん!そんな、すみませんいきなり。そういう第一印象だったんですけれども、
今日お話しされていましたけれども、本当に大きな決断をされて、
みなさんから「ありがとう」という声を貰ったというのを聞いて、すごく私は感動しました。
何か補足することがあれば、
こういう意味で出馬をしたんだという事で、補足することとかあります?

宇都宮:
そうですね、あの、他にですね、石原が退陣した時は、
もっとふさわしい人がいるんではないかとも思っていたんですけど、

雨宮:
呼び捨てですね、いいのかな?
私は呼び捨てにしてもいいけど多分宇都宮さんは呼び捨てにしない方がww
なーんとなくイメージ的にいいんじゃないかなぁとおもいましたね。

宇都宮:
2年前に私、市民グループから声をかけられた事がございまして、
その時は日弁連の会長に立候補することになったんですけれど、
そちらの方が自分としてはまだ対応できるかなと思ったんですけど、会長を終えてですね、
特に貧困問題をやっている中で、東京都で、こういう大都市の中で、
もっと財政が豊かなのに、やれることが沢山あるのに
やっていないという事がかなり問題だと思っていたんですけど、
その後原発事故が起こったでしょ。
だからこれはちょっと、しかも東京は大消費地でですね、電力の。
その東京から脱原発を言わなきゃですね、どうなるんだ。という事で、
そういう思いを持った候補者が立つべきだということは私は石原が辞めたその日に思ったんですけど、
ただ、誰もいなければですね、まぁちょっと、最終的には私自身も決断をしなきゃいけないかな。
ということは、もうその段階で考えてはいたんですね。


雨宮:脱原発に関する宇都宮さんの思いをもうちょっと詳しく聞きたいんですけど、

宇都宮:
実はですね、原子力政策の転換については、日弁連という弁護士の集団はですね、
過去3回、そういう転換をすべきだという事を人権大会で決議しているんですね。

雨宮:へぇ~、いつですか?

宇都宮:1976年と1980何年と、2000年ごろまでにね。

雨宮:へぇ~。

宇都宮:
だから私は会長になって初めてそういう事を知ったんですけれど、
実はそういう決議なんかは海渡雄一さんなんかが頑張ってやってたようなんですけど、
それを見て私は「日弁連というのへ賢明な集団だな」とあらためて思ったんですね。
ー拍手ー
どうもありがとうございます。
ただ、私はですね、そうは言いながら、その「決議だけでやってもダメなんだ」と。
その本当に決議を生かすような運動をやってて、
もし国の原子力政策を変えることができていたらですね、
福島の原発事故は防げたかもしれないんです


雨宮:そうです、そうです、そうですね。

宇都宮:
だから「何で、その運動をやれなかったんだ」と、
その点については大いに反省をしなきゃいけないという事を海渡さんにも言いましたし、
日弁連に向かって
「決議するだけじゃダメなんだ」と、
「決議は運動の出発点なんだ」と。
だからそういう事がずっとありまして、
それから原発事故にぶつかりまして、被害者の救済をやって、
やはり、あらめて脱原発をやらないと、「日本の国は滅びてしまう
というふうに感じましたので、
会長を終わってもですね、そういう運動はずっとやり続けなきゃいけないと
会長になった時だけカッコイイ事を言ってですね、辞めたら知らないなんて、
これは人間として許されないと思いまして、
ずっと海渡さんと一緒にですね、脱原発の運動をやってきているわけです。

雨宮:
で、「脱原発基本法」の制定とか、
東日本大震災以降だと「原発被災者特別援護法」と、先ほど言われていましたけれども、
もう少し詳しく。

宇都宮:
それはですね、何故私がそういう事を考えたか?というと、
最初、弁護士は東電に対する賠償をする。
そして私たちは早い段階で東電との交渉が決裂した場合裁判になるわけですけど、
裁判というのは時間と費用がかかるんですね。
で、もっと早く被害者の救済をやるために、
原子力損害賠償紛争解決センターっていうのを弁護士会が提案して、
昨年9月にスタートさせたんですね。
ただ、東電との交渉も、後から考えると「原子力損害賠償紛争解決センター」
ちょっと長ったらしくて舌がもつれそうなんですけれど、
これは被害者の方が、申し立てた被害者の方だけが救済されるんですよ。
申し立てれば話に乗ってやりますよ。

雨宮:その申し立てもいっぱい書類とか大変なんでしょ?

宇都宮:
弁護士が代理人になったりしてですね。
ところがさっきちょっとお話しましたけれど、
温泉旅館でね自分のご主人の遺骨を眺めながらじっと暮らしているおばあちゃんがね、
そういうことができるか?っていうんですね。

雨宮:できない

宇都宮:
じゃあ、そういう事が出来ない人は救済されずにいいのか?というとね、
これは大きな間違いだと。
むしろ国が率先して、そういうおばあさん一人一人を残らず救済して、
そして国が払ったお金を東電に国が求償すればいい
んですよ。
だからそこのところの転換が必要だという事で、
先程の、国が責任を持って被災者の生活支援、そして医療支援、
そして健康診断をやるべきだという提案をしたんですね。
そういう事で、当初は我々も弁護士の発想にとらわれていた訳です。
「損害賠償をやればいいんじゃないか」と、
だけど、みんながみんなできるか?というと、
障害を抱えた人、高齢の人、いろんな事情で損害賠償をやれない人が沢山いる。
そういう人が救済されなくていいのか?という事。

それは絶対におかしいという事で、新たな法律案を提案したわけです。

雨宮:
とても心強いお話です。
あと、先程「新しい民主主義を取り戻す」と言われていたんですけれど、
最近、最近というかこの1年8カ月、デモとか都民投票の動きだとか、
新しい直接的な行動というのがとても盛んになっていますけれども、
そのあたり、都民投票とかデモとかをどう思われますか?

宇都宮:
都民投票の方はこの間来られたんですけれど、
34万人のね、署名を集めて申し立てをされたと。
大変、34万人の署名というのは大変重いと思っていますね。
で、こういうような、市民が、都民が都政に参加するという、そういう制度。
それからそういう都政。
それは促進していく。
私もそのようないろんな申し入れを受けまして、非常に重要な制度であると、
これから検討しなければいけないというように考えております。

雨宮:
最後の質問ですが、やっぱり反貧困ネットワークで、ずっと一緒に活動させていただいてきたので、
今、生活保護の切り下げだとか、
やっぱり貧困問題が年越し派遣村で名誉村長をやられていましたが、
その時よりももっと今は深刻化しているというか、
家族ごとの餓死や孤立死が今年に入って相次いでいたり、
わたしも札幌の姉妹餓死事件の取材に行ったんですけれども、
やっぱり東京でも孤独死とか孤立死とかそういう事が沢山起きているんですけれども、
そういった貧困問題全般について、
「都知事になったらこんなことをしたい」というような思いがあれば聞かせて下さい。


宇都宮:
そうですね、先程ちょっとお話しした、やっぱり高齢者の施設とかですね、
それから待機児童の問題。
こういうことは真っ先に解決しなければいけないですし、
それから、年越し派遣村の問題とか、その後 の問題とか、取り組む中で、やっぱり住まいの問題ですね。
住まいというのは、ま、ヨーロッパあたりでは基本的人権の一つだと言い続けられているんですけど、
住まいが無いと就職活動しようにもできないです。
もちろん人間的な生活をするうえでは住まいが必要ですよね。

雨宮:投票も行けないですね

宇都宮:
そうですね、住民票が無いですからね。
じつは、週刊金曜日に書いたことがあるんですけど、
投票権を奪われた人がいるんだ」という事も我々は忘れてはならないんだと思います、ね。
そういう面で生活保護を受給すれば住まいを手に入れることはできるんですけど、
それだけじゃなくて、一つは「家賃補助」ですね。
たとえば今、非正規労働者が働いて、最低賃金で働いても生活保護水準以下ですから、
だから家賃を補助する制度があれば、いきなり生活保護でなくてもかなりカバーができるんではないか。

雨宮:それすごいい提案です

宇都宮:
それで、空き家が沢山あるんですね。
こういうような事はかなり重要で、
それからもちろん最低賃金の大幅引き上げをやって、
少なくても東京都ぐらいは生活保護水準以上に最低賃金を上げなきゃおかしいと思っていますね。
それから、いま日弁連の貧困問題対策本部なんかは、キャンペーンをやっているんですけれども、
高契約条例というのがあるんですね。
公共事業で下請けに出す場合に入札すると、
1銭でも安い1円でも安いところへやると、そこで働く労働者の賃金が値下げされるんですね。
だから、入札するところは最低賃金以上の業者でしか入札させないとかね、
高契約っていうのは。
こういう事を本当は国レベルでもやるべきですけれども、
東京都が率先してやることによってですね、労働者の賃金を引き上げていく、改善していくと。
実はこういう福祉とかそういうことはですね、内需を拡大して日本の経済を良くするんです。
重要な政策なんです。


どんどん、どんどん格差を貧困を広げれば広げるほどですね、
内需が細ってデフレ経済が進行していくんで、
むしろ、本当に生活が苦しい人の底上げをやることこそが経済の活性化につながると思っております。


雨宮:
石原都政で破壊されつくしてきたものが復活しそうですね。
宇都宮さんとともにとにかく都政を変えていきたいと私は思っておりますので、
私はとにかく応援しますので、今日はどうもありがとうございました。

宇都宮:ありがとうございました。

都知事選22
47:33


ーーつづく

続きはこちら↓
後半「東京を変えるキックオフ集会・前半」11/14
宇都宮けんじ鎌田慧・落合恵子・佐高信・海渡雄一・山本太郎(内容書き出し)




東京都民が前回の都知事選の間違いを二度と犯さないために~
宇都宮健児氏 都知事選出馬会見11/9(内容書き出し)



「原発の無い社会は人にやさしい社会だと思っております」
国会正門前11/11 宇都宮健児氏スピーチ(書き出し)





日本弁護士連合会 会長宇都宮健児  会長声明文
2011年(平成23年)4月22日
「福島県内の学校等の校舎・校庭等の利用判断における暫定的考え方について」に関する会長声明


全てが分かる「さよなら原発1000万人アクション」記者会見4名の内容文字起こし&声明文他
2011年9月6日
宇都宮健児さんのスピーチを私は文字起こししていました( ゚д゚)ハッ!


プロフェッショナル 仕事の流儀 
ヤミ金融に立ち向かう一人の弁護士の仕事を追う。

2006年2月7日放送 NHK
http://youtu.be/R4mCQoTbeZg
弁護士 宇都宮健児
ヤミ金融と闘う弁護士、宇都宮健児(59歳)。


<掴め!東京都民>「これまで宇都宮は誰もやらないことばかりやってきた」
宇都宮けんじ2006プロフェッショナル(書き出し)


「彼らが支払うべきコストを私たちの身体で、そして、私たちの未来で支払うというのが 放射能をばらまく政策です」大阪・此花区瓦礫試験焼却住民説明会11/13モジモジ先生質疑(内容書き出し)

大阪・此花区瓦礫試験焼却住民説明会(モジモジ先生質疑)

2012年11月13日


モジモジ:
今日はまず最初に謝ります。
聞いていらっしゃる方で話を聞きたかったという人もいらしたと思います。
しかし私たちは話し足らず、確かに沢山抗議している人もいました。
その時もなにも一言も言わずに説明を最後まで聞きました。
そして最後の質問をしました。
ほとんどロクな回答を得られないまま、そのまま説明会が終了になりました。
その事が示すのは何か?
彼らは台本通りの説明を終えたら、説明をしたと言うだけなんです。
そして問題なのは 退出しました。
その後大阪市のホームページに追加の回答が出てきました。
でもその追加の回答は全く不十分だったので、
私はそれを持ってそこに座っている環境省の キンチョウ課の馬場さんのところに
都合3回の面会を申し入れました。
沢山の質問調査を送っていました。
経緯を簡単に紹介します。
最初は会ってくれなかったんです。
ですから私は、毎日のように質問のFAXを文章をまとめて、
およそ10ページぐらいにわたる質問書を送りました。
その結果として彼らは僕の話を聞いてくれるというふうに折れたんです。

最初は僕はまず、話し合いをする事すら努力をしなければ、
そもそも会っても貰えなかったという事を多くの人に知ってほしいです。

そして、でもそれは馬場さんのせいではないと思います。
環境省の本省の責任だと、まずは思います。
そして会ってくれて、6時間にわたって話をしました。

バグフィルターについてもいろんな論点についても、最終的に馬場さんの口から出てくるのは、
「学者の方々に検討していただいた結果なので」
あるいは「ICRPのように、現在の標準的な考え方なので」
必ずそういう、突き詰めていくとブラックボックスの説明へ突き当ります。

これは馬場さんだけではありません。
僕が話をした全ての、たとえばそこに座っている大阪府資源循環課の課長の磯田さんや、
その隣に座っている室長。
みなさんそうです。
最後は自分で責任を取るという形で説明をしている人はただの一人もいません。
橋下市長も含めてです。


だから、本当に説明って言うなら、あなた方の誰でもいいです。
1対1で私と公開討論しましょうよ」ということを言ってます。
ちゃんとそういう事をしましょうよ。
でもそれはちょっと置いておきます。

バグフィルターの事は今沢山論理的な指摘があったので、ちょっと省きます。
内部被ばくの事について簡単に言います。

内部被ばくについて軽視しているという事の批判が昨年から、
僕が記憶している限りでは昨年の12月20日ごろに
大阪府の資源循環課とその課長の磯田さん達を含んで交渉した時に、そのころから増えています。

でも、もう1年間、ほぼその論点がいったい何を意味するのかを全く理解していただいてはおりません。

先日の8月30日は、対局された課長補佐さんは名前はなんて言いましたっけ?

ーー:坂口です

モジモジ:
坂口さんですね。
坂口さんの回答、そしてその後大阪府のホームページに出てきた環境省からの追加の説明は、
シーベルトという単位のなかには人体への影響への評価を含んでいますというふうにありました。
だから内部被ばくも考慮に入っていますよという話です。

ですから私は、馬場さんに対してもこういう質問をしました。
1ミリグレイの肝臓への被ばくが
ガンマ線外部被ばくの場合と、ベータ線内部被ばくとの場合で、
リスクが同じであるというのが今の国の考えです
。体制的な考え方です。
なぜそれが等しいリスクなのか?という事に付いて根拠を求めました。

根拠は最終的に、
え、馬場さんへのこの質問はですね、当初は理解をしていただいておりませんでした。
ですから、たとえば身体の中に入った放射性物質は外に出るまでずっと被ばくを与え続けるとか、
ま、累積線量ですね、
そういういろんな考え方がありますが、
結局、放射線がどのくらい影響を与えるかという計算式の話ばかりしていました。

ですから重ねて僕は言いました。
この区別をどう見るか?と言いますと、
外部被ばくで肝臓に当たる。
あるいは体の中に入ったものが肝臓に当たる。
その場合の被ばくが同じであるのかどうか?という話です。

で、彼らはたとえば、国の考え方で言うと皮膚と肝臓のような内臓であれば、
内臓の方が危険だという事は国の考え方に含まれています。そうですね。
しかし、同じ肝臓という臓器に関して、
内部被ばくなのか外部被ばくなのかの違いについては、考慮に入っていないんです。
そのことは実行線量というものをどのように計算しているか、定義式を見ればわかる事です。
これは実験の必要が無い話です。


国が提言していることは内部被ばくであれ外部被ばくであれ、
放射線の何ミリグレイという事が等しければ、
そしてアルファ線以外の放射線であれば、全て同じリスクとして計算しています。


しかしこれはこういう違いなんです。
たとえば皆さんに1個あるとします。
身体の中だとします。
その時に誰かが虫眼鏡を通して、あなたの額に光を集めたとしたらやけどをしますよね。
でも浴びている光の量は変わらないはずです。
内部被ばくと外部被ばくの違いというのはこういう違いです。


私たちが同じ光を浴びている時でも、
その時でもそれを集中させれば違う現象が起きます
内部被ばくというのは、いかに放射性元素が身体の中でまんべんなく均一に広がる場合だとしても、
その存在している原子の身辺のところに集中した被ばくを与えます。

これは原理的にそうしか成りようがないんです。
だから、外部被ばくでまんべんなく浴びている場合と、
内部被ばくで部分的に集中している場合で起きていることと違う可能性があります。

そして起きていることが違うんじゃないですか?っていう事が、
沢山の研究から言われています

で、よく環境省が言われますように、この説は決着がついていません。
決着はついていませんが、そういった指摘があるのだから、
「いったいそれについてはどう検討をしているのか?」
という事の話をさせていただいているわけです。

しかし、ここで出てくる答えは何か?って言うと、
私が今言ったような指摘を無視している
「ICRPのような考え方が、現在の標準的な考え方であるから」という説明です。
これは説明にはなっていないのはみなさんお分かりだと思います。

ーー手短にお願いします

はい、そういう、ですからこれは今回の大議案じゃないんです。
私は兄が福島にいます。
先程の さんも福島に何度も行っています。
そして岩手にも仲間が行っています。

放射能汚染の問題を軽視することによって、今一番傷つけられているのは、
関東や東北の友人、知人、家族なんです。

だから、大阪でがれきを燃やすか燃やさないかっていうだけの話ではなくて、
今環境省が考えている放射能に対する内容そのものが根本的に誤っているので、
それを変えてくれという事をずっと言っているわけです。

被災地のためにです。そして私たち自身のためにです

いまでも福島でも安全管理をしました。
安全管理をしたのは専門家です。
でも専門家の信頼が地に落ちているという事をまず考えて下さい。

そして、岩手県の人から怒られるかもしれない。
岩手県の人達は獲れた魚をどんどん食べていますね。
大変危険だと思います


どのくらい危険なのかは僕も分からない。
だけど、国が安全だといいはなっているその中で、
とにかく復興するんだという事で放射能汚染から目をそらしていたら、
もっともっとひどい事が起こるんです


太平洋のほとりは私たち人類が経験した事もないような汚染なんです。
私だって、本当に復興が可能太平洋の魚が食べれるんだったら、それに越したことは無いです。
もしかしたら、ちゃんと調べたら食べられるものかもしれない。

だけど、現時点では、どういう経路で海に垂れ流された放射性物質が濃縮していくのか分からないんです。
私たちは、人類として初めてこういう状況を体験しています。
食物連鎖の中で、
まだ東電がどれだけの放射能を海の中に流したのかという事はハッキリしていません。
ですから場合によっては岩手が復興するという時に、
水産業抜きでの復興を考えなければならないかもしれないという事を真剣にお考えください。


そういう、私たちは大変厳しい原発事故をこの国として経験しているんです。
その放射能から目をそらして目先の復興だけを追いかけて
私たちの時代はいいですよ、だけど子どもたちの時代はどうなるんです?


そして環境省に対して今回の事故で放出された放出量について、
「どのような管理をする方針なのか?」を問いました。
「総量としてどこにどのように保管するつもりなのか?」を問いました。
それで返ってきた答えは、
つまり、埋めて、土をかぶせて、
地上に与える放射線量が年間で10マイクロシーベルト以下になるような状況なら、
どれだけ、いかほどでも埋めてしまっていいと言われた
、そういうことですよね?

で、そこにはいくつもの前提があります。
埋められた放射性物質が環境中に出てこないという事を、環境省は前提しています。
それは私たちの環境中に出てきて呼吸や食物を通して
私たちの体内をも通って循環していく状況を全く無視しています。


そういう事を今この1年位の間で許したら、
取り返しのつかないほどの放射性物質の拡散が進んでしまいます


私はこの半年か1年位の間に、真剣にこの国のやっていることを止めなければ、
この国は本当に住めなくなるという危機感を持っています。


いいですか、皆さんにしか止められないです。真面目に考えて下さい。
そして、そういう総量勘定を投げ捨てているという事はいったい何を意味するか?というと、
私たちの命を財源にして東電に補償金を送っているという事です。

事故の責任は東京電力にあり、原発産業にあります。
彼らが支払うべきコストを私たちの身体で、そして、私たちの未来で支払うというのが
放射能をばらまく政策です。

これは今回の広域処理のがれきだけではありません。
皆さんが何故福井にあのようにしつこく広域処理を受け入れさせようとしているのか
多くの人が考えています。
福井でこれから始まるであろう廃炉の時に、
1基廃炉にすれば何万トンというレベルで放射性廃棄物が出てきます、低レベルの。
それを「地元で処理させたいのではないか」とみんなが言っています。
原発を押し付け、その事に苦労をしてきた地域に、負担をすることなく地元で処理をせよという形で、
こんどは低レベル放射性廃棄物の処理を押し付けるつもりなのか、

皆さんは埋めて土をかぶせて地上にいて大丈夫なら、いかほどでも埋めてよし。
また不燃ごみについては
1kgあたり100ベクレルを切っていれば、いかほどでもリサイクルしてよいと言っていますね。


ですから、そこは、これは8月30日にも僕は坂口さん、あなたに言いましたよね。
「総量管理についてあなた達は一言も言わないですよね」と。
だから僕は質問状を送って聞いたんです。

「総量管理について、環境省は、…」で、馬場さんから貰った答えがさっきの答ですから。
総量を管理するという青写真はありませんよね。


馬場:
総量管理という考え方は大事だと思いますので、
えー、その~ふうしゃりょういきは、と、て、て

ー立って話して下さい。
ー顔を見せて下さい

大阪此花区11 

大阪此花区12
馬場:
あ、すみません
えっとですね、キンチョウ環境管理の馬場と申します。
えっと、福島県の中についてはもうとにかく外に出さないという事をまず決めて、
で、岩手宮城についても限りなく少ない処理を追及するんだけれども、
どうしても処理しきれないものについて、岩手県知事と宮城県知事から環境大臣に要請があったので、
それについてはきちんと管理をしたうえで、
広域処理をしましょうというふうなご説明を申し上げました。

モジモジ:
ですからその「きちんと管理」の中身は、
埋めたものは外に出てこないっていう前提の話ですよね。

馬場:
あの、ま、埋め立ては要するに、あの、ご存じの通りに北港(ほっこう)の処分場、ま、
ショ、しょ、焼却炉の煙突で、あの~まずは検出限界かを確認し、
かつ、発生する焼却灰、煤塵については管轄処分場で、
えー、ま、管理をするというそういう事だとおもいます。

モジモジ:
その北港処分場に埋めた場合はたとえば、
雨が降っても外に出てくるのは150年以上だという話は環境省の報告書があって、
その報告書がシュミレーションですよね。
そのシュミレーションごとについては、
その正面にいる大阪府の循環型社会推進室長と大阪府の資源循環課長と二人が関わって、
大阪府の検討委員会でやっていますね。
6月10日に彼は検討会議をやって、そのシュミレーションモデルを検討したということになっていますが、
内実の検討はしていません。
彼らがやったのはシュミレーションモデルに導入するパラメーターが、
より安全側にたった、ま、比較的厳しい数値だという事だけの検討はしていますが、
モデルそのものの妥当性についてはそこでは検討は無かったです。

そして当時僕はその場で磯田さんに面会を申し出て、そこで夜にわたって話し合いをしました。
しかし彼はその説明

ー手短にお願いします

モジモジ:
わかりました。
磯田さんは私の質問に答えることなく、また、?の報告書について、
?の報告についてあなたは「十分に読めていない」という事をその場で認めていたはずです。
その場にいた沢山の人が聞いています。

それは6月5日に環境省がその文書を発表してから、
6月10日に検討会議があって、
もうその日のうちに終わるということは会議の前から決まっていたんです。

で、そういう流れで、その後の大阪市のこのがれき問題というものが始まりました。
その6月からですね。
そういうデタラメな事を我々は皆見てきたわけですよ。

で、今日大変な抗議があるは当たり前です。
8月30日に、だってみなさん逃げられたでしょ?
そしてその後大阪市が取り消した追加の回答は不十分なものでしたが、その中には嘘さえありました。

たとえば災害廃棄物安全評価検討会の議事録
現在はご批判を受けて、全て開示しております。
すべてとは書いてなかったかもしれないです。でも開示しておりますという答えがありましたね。

しかし、8回、9回、10回、11回については、
録音メモ等が残っていないために議事録は復元できないという話で、
しかもその事を大阪府のホームページでは、少なくとも当初報告されていなかったです。

そしてこの、8,9,10,11回の議事録というのは、
先程から  先生や、その後の男性が質問されたように、
バグフィルターとかそういった排気系のその辺の安全評価に関わる部分を検討していた話なんですね。

その議事録が無いから、私たちはみなさんが言うバグフィルターについての話は信用出来ないと、

だったらね、その日の議事録が出せないなら、
その日に参加していた学者先生方を集めて、もう一回その分の検討をやりなおして下さい。


ですから質問があります。
実行線量について、皆さんは、もう一回言いますね、
1ミリグレイ肝臓の被ばく
それがガンマ線の外部被ばくとベータ線の内部被ばくで同じだと言える根拠を言って下さい
根拠は無い筈です。

そして安全評価検討会を再度やり直して下さい

そして、こういったデタラメなやり方をしてきましたから、
私たちがこのように怒るのは当たり前だと、思って下さい、まず。

そして本日、このようなデタラメな経緯の中で試験焼却に向けて強行されるこの説明会に抗議して、
この建物の中に、あの…占拠した人たちがいました。
占拠したといっても、別に武器を持っていた訳でもない、暴力をふるったわけでもない
ただ、このデタラメな説明会が行われて、そのまま試験焼却が行われてしまうことは絶対に認められないと、
少なくても反対している人間がいるという意思表示のためにここに残った人です。

命令に従わなかった。不退去を行った。
それはその通りです。
でも、誰を傷つけましたか?

むしろみなさんがどれほどの人を傷つけようとしていますか?

今この場で開放を求めます。
今日大阪府警に4人逮捕されました。
彼らを即刻釈放するように、大阪市、大阪府、環境省、皆さんからちゃんと申し入れをして下さい。
それについての回答を求めます。
この3点、お願いします。

ーご静粛にねがいます。

会場総立ち

ーお静かにねがいます。

モジモジ:
私たちは発言の機会を何度も奪い取られてきました。
今から静かにしますから、私がマイクを持ち続けることをお許しください。すみませんが。


ー話し合いの場だろうがここは、マイク戻したれ!

坂口:お答えしてよろしいですか?

ー誰の金でそこに座ってんのや、こら!

大阪此花区13
坂口:
まず、まず内部被ばくの事についてお話したいと思います。
内部被ばくの件ですけれども、あのー、若干誤解があるのではないかと私は思っております。
あの先程、先程おっしゃったのはガンマ線による内部被ばくと
それからベータ線の内部、ない、内部被ばくを全く同じに扱っているのではないか、

モジモジ:ガンマの外部とベータの内部

坂口:
あ、失礼しました。
ガンマの外部とベータの内部でございますね、はい。
あのーまずですね、同じたとえば臓器に同じエネルギーが直接当たればですね、
それは、確かにまずい状況にはなりますけれども、
外部被ばくの場合は、外から放射線による被害がきます。
その間にはたとえば皮膚があり、それからたとえば先程肝臓の話であれば、
間に皮膚があって、その皮膚の間にも多少は減衰するという事があります。
内部被ばくの場合には肝臓にもし沈着した物質から、内部、えーー、放射線が出ているとすれば、
そこから直接当たり続けるという事になります。
それから外部被ばくの場合は一過性であるというような安価性もありますけれども、
内部被ばくの場合にはたとえばそこに、
肝臓にある物質が沈着しても体内の半減期というものがありますから、
ま、いつかは身体から出ていく訳ですけれども
でも、早晩そこで放射線を発し続けるという事になります。
あのこの部分の影響についてはICRPの考え方に全て含まれておりまして、
先程の内部と外部が全く同じに扱っているというのは少し違うと思います。

モジモジ:マイク貸して下さい

客席:マイクーー!(大合唱)

モジモジ:
今の説明は分かっていません。
あなたが説明していることはこういう事ですよね、
身体の中に入ってきた物質は身体の中にある間は放射線を出し続け、
尿などから出ていかない間は、ま、放射能を出し続けます。
そうですね?
で、そういう事とは関係無しに、
僕はだから1ミリグレイって言いました。
それがたとえば10年間の間であれ何であれですよ、
何万年の外部被ばくで1ミリグレイを肝臓に浴びた場合と、
ベータ線の内部被ばくで1ミリグレイ肝臓に浴びた場合、
1ミリグレイという放射線の量として同じ。
浴びた臓器も肝臓という臓器で同じ。
ただ放射線の種類がガンマかベータか?
そしてそれが外部被ばくか内部被ばくか?という違いのみで、
そういう条件でリスクが同じだと国の考え方ではなりますよね。
その意味は何か?その根拠は何か?って聞いているんです。
内部被ばくの場合は入ってきた物質から、少しずつたとえば長い期間に浴びて、
その累積がたとえば5年位で1ミリグレイになる場合。
あるいは、で、外部被ばくは汚染のひどいところに暮らしていて、
ま、あちこち被ばくするんだけれども、その時に肝臓の部分に限定して肝臓が1ミリ浴びているという場合。
この場合の肝臓への影響としてどう違うのか?という事を尋ねています。
これを国は同じだといっています。
同じであることの根拠を教えて下さい。

坂口:
えー、あの経緯が、まず、もし、今の同じだとすれば、
たとえば外部にある物質、それから内部にある物質、
その量が違うという事で無いですから、それはそれでよろしいんではないですか。

モジモジ:
もちろん量も違うんです
ですから、吸収線量が等しいという条件で比較をしているわけですから、

坂口:
分かりました。あの、そういう意味では、
えー同じ臓器に、えー、同じ、えー、だけのエネルギーが、えー、放射線、
あ、放射線としてのエネルギーが同じだけ当たるということであれば、
その臓器に当たる攻撃の程度は、ま、同じだということで、
これは影響をそのように見ております。
それはその通りです。

モジモジ:国がそう考えているからその事の根拠はなにか?と聞いています。

坂口:
根拠は同じ場所に同じだけのえ-、
放射線のエネルギーが当たるという事なので同じだというふうに、えーいたしています。

モジモジ:
であるならば、坂口さんが日光浴をしている時に、
僕が近寄って虫眼鏡であなたの額に光を集めても、あなたは平気だっていうわけですね。

坂口:あの、同じエネルギーであればという事になります。

客席:えぇぇぇー!

モジモジ;この件についてはチェックメイトという事でいいと思います。

坂口:
それはあの~、おっしゃられていることが分かりました。
そのような、えー、ま、たしかに、
それをおっしゃられるとですね、
ま、確かに先程おっしゃられた通りICRPがこのような考え方を取っているので、
我々もそれを信用して でとおもいます。

モジモジ:
で、この事の根拠が示せないなら「示せない」という事でいいんです。
広域処理の危険性は、放射性物質の危険性というのは、その一部に過ぎません。
ですから本日は時間も無いので他の物質については話しはしませんけれども、
放射能についての危険性は今回のがれき処理だけではなくて、
関東東北の今後の通常の廃棄物処理。
また、汚染地にいる人達への補償その他

この放射能の被害を受けている全ての人に対して影響のある根本的な考え方なので、
その根本的な考え方について、いま坂口さんがおっしゃったような、
まぁあの、ずっこけるような考え方を採用されているということは明らかだと思いますので、
その点はそれでいいです。

坂口:
あの、今おっしゃったのは、ま、かなり極論だと我々は考えておりますが、
ま、それはそれとしまして、
あの先程、えー少しあの、そうですね、わたくしのあの~、あ、もうしわけないと、もうしわけ、
申しあげなければならない所であります。
あのー、いまの点ではなくて先程の議事録の件です。
あの、確かに、えー、音源があったものについては議事録は全て公開しておりますが、
確かにおっしゃる通り一部の会に於いてですね、あのー、音源が存在しなかったものがありましたので、
この分については詳細な議事録は、議事録そのものは公開出来ておりません。
ただ、議事の要旨とそれから資料については全て公開しております。
それで私の方は十分だと考えております。

モジモジ:
議事要旨と資料は見た上で分からないから質問をしていて、
質問の時の答が「学者のみなさんが検討して頂いた結果なので」という事なので、
「それならば議事録を見なければならないですね」という話の流れなんです、これは。


そしてもうひとつついでに申し上げますが、
みなさんが8,9,10,11回の議事録を、ま、録音しなかった。
これはたまたましなかったのではなく、
1回目から4回目については議事録の公開請求があって、公開しました。

その後、5,6,7と、議事録の作成を止めました。
そして8回目以降は議事録作成の基になる録音を止めました。

それは1回目から4回目までの議事録の公開を請求した市民がいた後でなされているわけです。
それを知りたいと考えている市民がいることを知った後で、
議事録の作成を止め、録音を止めたという事です。


そういう経緯で環境省がこの安全検討評価委員会をやってきたという時に、
それを信じる人がいるとお思いになりますか?

ー質問が長くなっておりますので

坂口:
私どものやり方についてまずかったところはあるとおもいます。
その点については陳謝いたします。
申し訳ありません。

ー:
すみません、時間もだいぶ過ぎております
最後に次のご質問を、はい、一番後ろ




市民:
すみません今テレビで試験焼却が24日に決定したって流れたみたいやけど、
まだ終わってないのにと思うんですけども、あの

ー静粛にお願いします。お静かにお願いします。ご着席願います。

許してええんか
おいおいおい

ー質問の方をお聞かせ願います

市民:
皆さん同じ考えだと思うんですけれども
質疑応答もまだ終わっていないのに、それでニュースで流れていることを誰か説明してもらえるでしょうか。


大阪此花区14
回答:
説明会の資料にスケジュールを載せておりますが、
試験焼却が24日からという事を申し上げていることは一切ございませんので、
あくまでまだ予定のスケジュールを資料で配布したという状態ですので、
あの・・・


ー沢山ご質問を頂いておりますが閉会のお時間となりましたので終了させていただきます。



ーーー



8月30日の説明会です↓
大阪市がれき広域処理説明会8/30モジモジ先生質疑(動画・内容書き出し)


モジモジ先生の事を体制側の人だと言って非難するような噂があります。
私にはそのようなことはどうしても信じられませんし、信じる気もありません。
私たちは、そんな事をして足を引っ張り合っている場合ではないのです。

それこそ、
がれきや原発を推進する人たちが発信しているモジモジ先生に対する言いがかりだと思っています。
このように理路整然と物事を解釈し、分かりやすい言葉で発信することができる方の事が、
全てを推進していきたい側の人間にとっては非常に不都合で邪魔だから
ありもしない噂を流すのだと私は思います。

モジモジ先生に限らず、味方である人々の事をまるで悪いかのように言う声が最近目立っています。
非常に残念なことだと思います。
私たち市民は今こそ団結しなければならない時。
惑わされてはなりません。

私は原発は即停止派。
がれきの広域処理は反対。
放射能は拡散するべきではなく一カ所にまとめるべきだと思っています。
年間1ミリシーベルト以上の被ばく(外部・内部合わせて)の地域に住む人は避難対象として補償をする。
特に子どもは即刻逃がす。
その事に関して、国家や権力と戦う人に対して
非難の声を挙げることはどう考えてもおかしいし間違っています。

メディアの嘘だけではなく市民の中にも騙されて
そのような嘘を深く考えもせず流す人がいることはとても残念だし、とても悲しい事です。

何が一番大事ですか?
命です。
何を一番守りたいですか?
未来です。


これだけを見つめていれば騙されずに生きていく道が見える筈です。

私たちが戦う相手は、放射能ですლ (。◕ˇε ˇ◕。ლ)




相手を間違えないでください。

2「日本は財政赤字だという大嘘」武田邦彦&岩上安身11/11(内容書き出し)

(音声)2012年11月11日


武田:
あのね、私はね、原子力発電所を止めて、石油火力発電所に変えた時の経済的打撃は、
ま、だいたい15兆ぐらいかな、と思っているんですね。
ぼくはね、今対外純資産。
日本の対外純資産230兆ある。
対外純資産が230兆あるならね、そのうちの15兆持ってきて
原発を廃炉にして、別に立ち上がればいいんだから。
そんなのね、…だけど経済界何かそれが「もったいない」なんて言っている。
だけどね、これは何でか?っていったら、

岩上:ものすごいプロパガンダされていますよね。

武田:その対外純資産の多くがね、アメリカにあるでしょ?

岩上:そうそう。

武田:
だからさっき岩上さんが言われた通り、日本人の方が、
日本国は右翼の人はこう考えてくださいね。「天皇を抱いて2000年国を維持してきた」
左の人はこう思って下さいね。「アメリカなんかに左右されるな」
どっちみち日本の方が歴史も長くてプライドも高いし、民族もしっかりしているんですよ。
アメリカが悪いっていう訳じゃないけれど、1776年に独立した若い国ですから、
日本がしっかりする必要がるんですよね。
その点からいって、今どういう状態か?って言ったら、
アメリカ人が自動車を欲しいというと、日本人は「ハハァ」って言って自動車を作る。
そうするとアメリカ人はその間なにしてるか?って言ったら、白い紙にドルを印刷しているだけ。
本来、日本の自動車を買うなら日本円で買わなきゃいけない。
なのに、ドルを刷って待ってると。
日本が自動車を納めるとドルをくれる。
ところがドルなんかもらったって日本人は使えない。
だからしょうがないから食料と鉄鉱石を買うと、半分残ってる。
その半分でまたもう一回アメリカのビルを買う。
そうするとアメリカ人にしてみればね、日本はものすごく意識が働くし、
なかに政治家とか経済界でアメリカの手下みたいなのがいっぱい居るから。

岩上:いっぱいいますよ。

武田:
だから簡単で、もうドルを印刷して持ってきたらまた半分が戻ってくる。
アメリカ人は「車を買いたい」って言ってドルを印刷すると、
車がタダできて、そのオマケにビルを買ってくれるという、
こういうわけですよ。
この金額が230兆ある
この230兆あるのに、
今日僕ね、ある教育でこの事を、そういう事を言った人がいるから、
この具体的な数字が230兆で15兆と、
「あなたは原発を廃炉にするのが日本に経済的打撃を与えるっていうけど、その金は無いというんですか?」
「あるじゃないですか」って言ったねやっぱり黙っちゃう。
何でか?って言うとその人

岩上:その相手はどういう方なんですか?経済界、財界の方ですか?

武田:
今日は、愛知県を中心とした割合とお役所のちゃんとした人とか、
企業の環境とかそういうものに興味がある人を、
すごくこれは良い会で、

岩上:ポストは高い方なんですか?

武田:
いや、位が高いんじゃなくて、良く考えた、
位も大体、いわゆる会社で言えば課長級ですけどね。
ま、こう、円熟した、

岩上:権力のある人っていうのはちゃんとしてない所がもうバレていますからね、

武田:
もちろんもちろん、
東大教授とかね、どっかの学校の教授とか教育委員会とかそういうところはダメですからね。

岩上:で、その人たちを相手に、お話をする会というか、ディスカッション、

武田:
あのね、愛知県は非常にある意味ちゃんとした県で、そういう話し合いとか、
そういう事をわりあいとやるんですよ。
それからそれはもちろん体制的なんだけど、僕を呼んだりするんですよ。
僕を呼ぶっていう事は「体制的じゃない意見を広く聞く」っていう事ですからね、
これね、トヨタのね、
ある意味じゃトヨタ自動車は、褒めるようで恐縮ですが、トヨタの気質なんですよ。
あの会社はね、非常に開かれていて、非常にオープンなんですね。
「悪い事も聞こう」
だからああいうふうに繁栄するんですよね。
悪い事も聞こうっていうね、そういう風土が、ちょっと今愛知県全体にあるんですね。
あれは、トヨタ効果と言ってもいいかもしれません。
トヨタが非常に大きいのでゴマするようで恐縮なんですけど、事実はそうなんですね。
もちろん愛知県独特の田舎性というかね、足が地についているというのがあるでしょうね。
ま、トヨタがそれを代表してるんですね。
やや野暮ったい会社で、あるが故に僕なんかも呼んで反論を聞こうという姿勢がある、ま、良い会ですね。

20121111武田13


岩上:
その会で、ちょっと話が戻ってねこの重要な話し。
結局日本は対外純資産というのを持っているのに、今ものすごく実は財政危機だと、
そういうようなプロパガンダが常に延々されて消費税に引っ張られた訳ですよ。

武田:そう

岩上:
この夏の不愉快さたるやですね、
消費税は強行される、その根拠がまた嘘だというところが不愉快極まりないわけですよ。
ギリシャみたいだと。

武田:あ、ギリシャ

岩上:ギリシャと一緒くたにされてね、どういうことだ?という

武田:
ギリシャは外国が財産を持っているから困っちゃって、
日本は、日本人はね自分が使うか息子が使うかっていうようなもんですから、割合問題無いんですよ。
一家ののね、
それは思多くの人が分かっているかと思っていましたけれど、まだ分かってない人が、

岩上:全力を挙げて財務省を頂点に

武田:あぁ、そうかそうか

岩上:
横並びで記者クラブメディアが
「これだけ日本は財政危機です」
「途方もない危機にあります」延々言っているわけですからね。

武田:
あのね、今からの私の発言は言った後に岩上さんが否定するかもしれませんが、
実は消費税論議の時に、消費税が今国会で議論されている最中に、
国民に正しい情報を流さなきゃいけない時に、

日本新聞協会は財務省と話をして、
「新聞の販売代金については消費税を上げない」と約束をした。


岩上:それはその通りです。

武田:その通りでしょ?OK?

岩上:OK!ぜんぜんOK!!

武田:
なんだ?と、これは!
だからこれこそね、全部の新聞がすぐ廃社をしなきゃ解散しなきゃ嘘で、
だってね、国民が議論する時に、
あ、そんな事もね憲法に保証されている表現の自由は全部失われます。
だって、何故だったら、憲法が保証するする表現の自由とか、
学者に保証された学問の自由とは、
その職務を全うして初めて与えられる権利」であります。
その意味では、
国会で議論していて、まさに正しい情報を提供しなければならないその最中に、
財務省が日本新聞協会に働きかけて、
「お前のところは消費税を上げないから、消費税に賛成の報道をしろ」と、
それはよう言いませんよ、その言っているのは「消費税をゼロにするよ」という事だけですよ。
そうするともう、下心が全部分かるわけですね。

岩上:そうですね。

武田:
こんな新聞で、先ずね、日本のマスコミをはだけるのは簡単なんです。
それはね、購読をやめればいいんです。

岩上:そうです。

武田:
だってね、財務省と話をしてね、増税に対して、
自分たちだけはその時にね、言い草がすごいんですよ。
「新聞は社会の大切なものだから」

岩上:そそ、そうです。めちゃくちゃです。

武田:
「社会の木鐸だから」みたいな事を言ってですね、
「社会的な公共性は」みたいな事を言って、

岩上:
先生のおっしゃっている通り、本当にその通りです。
財務省と、それから日本新聞協会の談合があった。
それで日本新聞協会、
先生多分ね、最初に「岩上さんが反対するかも」っていうのは、
日本新聞協会の中に我々が入っていると思ってるんじゃないですか?

武田:
ちがうちがう、
岩上さんももしかしたら報道界の仲間意識の中に毒されてるかな、と思って。

岩上:
その連中がなにをしているかをよーく知ってるから、
あの…なんていうんですか…ま、言ってみればなんでしょうね、
えっと、抜け人のようにやってる訳ですから(笑)

武田:
みなさん!
まずは新聞をとるのを、朝日新聞とるのを止めてですね、読売とか朝日新聞をとるのを止めて、
それで岩上さんのところへ1000円を払えば4分の1で済みますから。
そのほうがいいですよ、

岩上:
ありがとうございます
実際にね、それはその通りで、軽減税率を平然とね、今、消費税増税がなった後、
横並びで、横並びで軽減税率を求めている。厚かましいですよね。

武田:その軽減税率をしないのは庶民だけ。

岩上:そう。

武田:岩上さんのところは軽減税率は?

岩上:
ないですよ。あるわけないじゃないですか、
僕はちいちゃな最小単位の零細企業ですから、これは普通に消費税増税のるんですよ。
完全に消費税おさめなきゃいけない。
だからすごく残念なことなんですけど、こうやってカンパで頂いてるじゃないですか。
会費を納めていただいて、カンパを頂いて、
会費って言うのも低額にしたのは少しは安定するためにという事で、
多くのものはカンパの形を変えたものだと思っていただければ、と思うんですけれど、
これはみんな売り上げという形になってしまい、決算が終わるとですね、もし利益を出していれば、
それもね、もう容赦のない、40%ぐらい持って行かれるというような。
ま、半分ぐらい持っていかれて、さらに消費税もまたかかってくるということですよ。
だから税金を納めるために、せっかくね、皆さんからいただいた浄財をですね、
それが本当に悩ましいです、実に。

武田:悩ましい。
実にね、日本って面白いと思うのはね、
鳩山さんのね、なんか1600万円、月々ね、おふくろさんから貰ってたって、ね。
1600万。
それも年に1600万かと思ったら、月々1600万。
これね、日本人は、いまの国民はどういう反応をしたか?といったら、
「まぁ、鳩山さんは金持ちだからしょうがないだろう」
「鳩山さんね、贈与税とか知らないの?」って言ったら、
「鳩山さんは殿様だから知らないよ」っていう人がいるの。
しかも日本人はなかなか心優しいから。
ところがあれ多分ね、受け取ったりしている人は普通のね金銭感覚があるし、
税理をよく知っている人ですよ、ね。
あれ逃げきっちゃったでしょ?
全然誰も追求しない。
どこに使ったか?
贈与かどうか?
1600万も金がいったのは、
僕ね、あの1600万は鳩山さんが飲み食いしたんじゃないと思うんですよ
政治資金とかね、

岩上:流れているでしょうね

武田:
それが、全然誰もやらない、それで闇の中にしまってしまって、
要するに「お殿様は優遇されてしかるべきである」という、これも民主主義じゃない事です。
消費税もそうですね。
だからやっぱり国税ぐらいは考えをアレして大岡越前守のようにちゃんと庶民の方を向いて、
厳しいのは上から厳しくすると、

岩上:
いや、腹立たしいったらありゃしないというのがですね、
読売のある論説の社説を、たとえば引用するとですね、
これはどうあっても消費税増税をやるべきだ」というような事の中に、
業界のエゴを通すなんてもってのほかだ」なんていう事を書いているんですよね。
お前たちのところだろ!なんてw言いたいですけれどね、
ま、ちょっと話がずれましたけれども、
今日、愛知県の人達とお話になったこの内容ですよね、
それがどういう事だったのか、ちょっと話を元に戻すと、

武田:
環境の問題でね、今一番の焦点というか、みんなが迷っているのは、
やっぱり温暖化だとか、エネルギーの枯渇だとか、これについてですね、

岩上:その話だったんですか?

武田:そう。
正しい情報が与えられていない訳ですね。
それでみんなはですね、
「再生可能エネルギーをやるもんかなぁ?」と思っているけど、
「おかしいかな?」っていう気持ちもあるわけです。
「これで本当にいいのかな?」とか、
「自給するっていうのはいいのかな?」とか、
「値段が高いけど大丈夫かな?」とか、
ところが圧倒的な情報の流れで、世界の情勢が分からないんですね。
これはCO2の京都議定書の時に、国民がみんな騙されたのと同じように、
完全に騙しにかかると、
だからもうこれもね、
日本の国内では常識なのが、
世界一般では非常識であるという事がまだ続いている
ということですね。
これがそういう点について非常に明らかなんですが、
私が今日、少し考えたのは、
そう思いながら、やはりNHKなんですよ。
迷いながらもNHK
この状態が、まだそこを破れないでいると。
だけど、今日みたいに割合とちゃんとした人達は
「おかしいな」という感覚はある。


岩上:「おかしいな」

武田:
「そこに踏み出さなきゃいけないけれど、俺だけ踏み出すのもな」と
ね、周囲からやられると、
だってね、子どもの被ばくを心配してマスクを掛けさせると学校へ行くといじめるっていうんですからね。
「なんだ」と、いったい。
だからま、その位野蛮な国だという事になるとね、
やっぱり仕方がないかな?っていう気がして。

岩上:いえいえ、あきらめちゃいけないですよ。

武田:あきらめちゃいけないですね。



ーーー


武田先生へのインタビュー↓
1「福井県民はB級国民である」武田邦彦&岩上安身11/11(内容書き出し)
動画はこちらにあります↑

3「今、目の前で溺れている人の事を報じているか?」武田邦彦&岩上安身11/11(内容書き出し)

4「家畜化された日本人とアングロサクソン人」武田邦彦&岩上安身11/11(内容書き出し)

5「化石燃料枯渇の嘘とシェールガス革命」武田邦彦&岩上安身11/11(内容書き出し)

6「温暖化と原発そして日本の自立」武田邦彦&岩上安身11/11(内容書き出し)



↓武田先生のインタビュー直前に福井県で行われた岩上氏のスピーチ
「原発にはね、地震のリスクと戦争のリスクがあるんだ」岩上安身氏
11/11福井Walk in PEACE(内容書き出し)





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1「福井県民はB級国民である」武田邦彦&岩上安身11/11(内容書き出し)

・・・最初に一言・・・・

「福井県民はB級国民である」
聞いてドキッとしましたが、
これは武田邦彦がそう思って言ったという事ではなく、実際に
原子力安全委員会で話し合われた席上で体制側の多くの学者たち、有識者たちが、
そいうふうに言ったという話です。

・・・・・・


武田邦彦氏 インタビュー


2012年11月11日


9:53~

岩上:
で、今日は福井に行ってたんですけど、
20分という短い時間だったから「なに言おうかな?」って悩んでいたんですけど、
言う前にさんざん「あんまりおっかないこと言わないでください」って、
ちょっとね、言われたりしたんですよ。
原発って言うだけでも、もういっぱいいっぱいなんですから」って言うから、
何言ってるの、原発どころかね、本当に日本はどうなっちゃうか分からない。
こんなアメリカの言いなりになってて、国が滅びる

そういうような破断にきているのに、そんなことの制約を課せられてたまるか~!っていうんで、
言いたいこと言ったんですよた
それで、「原発原発」って普通に言ってたんですけど、終わった後、主催者の一人が、
「原発、原発って言う言葉を聞くたびにハラハラドキドキしました」
もう、福井ではですね、「原発」っていう言葉を口にする、
口にするだけで大変なタブー
なんで、
「口にする事も耳にする事も慣れていないのでドキドキでした」っていうんで、
ニ幕目にもう一回呼ばれた時に、
皆さんもう相当「原発」って言うとドキドキしているらしいからもっと言ってやろうと思って、
「原発ー」とか「もんじゅー」とかやってみましょう!
って言ったら皆さんね、一緒になって「もんじゅー!」なんて。
「もんじゅ反対」なんかじゃないんですよ。
ただ「もんじゅ」って言う。
口にするのがね、タブー化されちゃう。

武田:
なるほど。
僕はね、福井県の人に悪いけど、
福井には知り合いもいるし、僕の教え子にも福井県出身の子がいるんですけど、
福井県は原発を引き受けてはいけません。
なぜ福井県に原発を置いていると思います?
「福井県の人はBクラスの国民だ」ってみんなが言っているわけですよ

何故だって言ったら、「自分は電気を使わないのに原発だけもらって金が欲しい」と、
「彼らは仕事では金が無くて生活も出来ないから原発にくっついてるんだ」って言われているんですよ。
僕みたいに福井県の人にハッキリ言う人がいないでしょうから、私が言いますと、

岩上:何気に辛口の事を言いましたね、

武田:
このまま福井県が原発を受け入れていたら、福井県という国は日本で最低の県になっちゃうんですよ。
だからこそ、大阪の方が福井よりも遥かに上だから、
「大阪はAクラスの日本人、福井はCクラスの日本人だから、あそこに原発を置こう」という事なんですよ。
あのね、みなさんね、なんで淀川のほとりに原発を置かないと思います?
それは「大阪の人が偉いから」なんですよ。
ね、それで「福井の人はポンコツ」なんですよ。劣る日本人。


岩上:また、また誤解を生む発言で(笑)

武田:絶対にこんなことを福井の人は認めちゃいけませんよ!

岩上:という扱いを受けているという事ですね。


武田:
そう、だから僕は、
いま、福井の人が「原発」って言う言葉を聞きたくないというのを聞いてそれを言いたくなったのは、
福井の人は分かっていると思う。

岩上:あぁ、

武田:
「俺たちは金をもらいたいために原発をやっている」
これじゃダメなんですよ。
フランスは、有名な葡萄酒の上流に原発を20基持っている。
その下流がブドウ畑。
もう全部みなさんが知っているフランスの葡萄酒のメーカー、銘柄は、その原発の下流。

岩上:わぁ・・・怖いですね。

武田:
だから、フランスのワインを飲むとコクがあるのは、
フランスのワインには原子力発電所の廃液が入っているからなんです。

岩上:わぁ~~、おそろしい。

武田:
そうなんだけど、これはね、
それからセーヌ川の上流にも二つ原発があるんですよ。
というのは首都の近くに置いてあります。
それは何故か?っていうのをフランス人に聞けば、
「安全だから原発をやってる」って言うんですよ。
で、「危険」だと思って、それを福井県に押し付ける。
福井県は金が欲しくてやる。
こんな事をやっていたらね、福井県に人は本当に馬鹿にされてダメになりますよ。
この際はっきりしなければいけません。
日本は民主主義なんで何を言ってもいいんですよ。
それから私は福井県の人を馬鹿にしていないです。
「福井県の人はしっかりしているので、きちっとした県なので、お金で崩れるな」と
言っているだけなんですよ。
武士の魂があるだろうと、武士は食わねど高楊枝ですからね。

岩上:
あのー、福井県の人達、
その14基というですね、大飯とか美浜とか、いろいろと老朽化の問題もある。
さらに、その下に活断層の疑いがある。
もんじゅの下にも活断層の疑いがあるんじゃないかと。
で、この間大飯で葉活断層ではないか?と、破砕帯の調査が初めて行われました。
初めてと言っていいのかどうなのか。
これがちょっとね、先程スタートする前に、
これまでの原子力行政で言ったら、活断層の調査ってろくろくやっていないと。
あれでも我々は再稼働されてしまって、
そして普通だったら止めてからやればいいのにと思うんですけれども、
まだ運転しながら調査をやっているというあたり、
「結局調査は形だけなんじゃないか」というような不満とか不安とか思うんですけど、
あれはどんなふうに評価しますか?

武田:
そうですね、まずですね、
関西電力には370万kの和歌山火力というのがあって、これが着工が延びているわけです。
これを直ちに着工すれば、大飯原発は200万kですから。

岩上:造られていないんですね、着工が延びてる、繰り延べになってるわけですね。

武田:
だからこれ、それをやればですね、別に大飯の原発なんか再開する必要はない。
今はちょっと、遅れているからダメだけれども、
この前関西電力が申請をしましたからね、いよいよやるでしょうけれど。
あれつくってしまったら原発の再開はいらないんですよ。
だから、たとえば来年ぐらいね、ひと夏ぐらいもうちょっと我慢する必要があるかもしれないけれど、
もう我慢する必要が無いんですよ。
だからまずそのことが基本になければならない。
そうするとすぐね、「何か関西電力の電気が足りなくなる」っていう変な形で言いますが
「これはまずない」と、ね。

岩上:はい

武田:
それからもうひとつ、今朝の大手の放送、大手メディアの放送で間違った放送をしています。
私が訂正しますが、

岩上:そこは、はっきり放送局の名前を言いましょうよ

武田:それはもう、絶対言いたいですよ。岩上さんのチャンネルがいじめられると困るから、

岩上:NHKですね?大NHKです。

武田:
なんて言ったか?っていったらね、
「今までは電力会社が出す地震データを書類で保安院が見てやっていました」
ところが今度規制庁ができて現地調査をしたので、「これは初めてです」
「今まではそういうシステムが無かったんですからやらなかった」
真っ赤な嘘。
何故か?って言うと、保安院は経産省の中にあって、「原発推進部隊」なんですよ。
それに保安院っていう名前が付いているだけなんですよ。
だから、もちろんそれはそれでいいんです。
「電力の言いなりで判断するように造られた職場」
それに対して日本国民はですね、それをチェックするために原子力安全委員会というのを作ったんですよ。
原子力安全委員会を作ったのは、日本国民との約束ですから。
だからそっちが何故現地調査をやらなかったのか?と。
今まで、・・・解説者が怒らなきゃいけないですよ。
今まであなた、実は現地調査って電力だけなんですよ、ね。
それで名古屋大学の先生が出てきて、アナウンサーに
「なぜ関西電力は活断層が無いといって、今度の調査では活断層があるってなったんですか?」きかれて
「前提によって違うんです」って言ったんです。

岩上:アハハハ・・

武田:
つまり学問が無いって言う事なんですよ。
学問っていうのは、前提がどうでも活断層であれば活断層。
ところが、前提に「運転したい」と思ったら、活断層がなくなって
中立になると活断層があると。
ね、これじゃあ学問じゃないですよ。
そこで私が原子力安全委員会の地震指針の委員の時にどう言ったかっていうと、
「活断層なんか調べたらバカらしい」って言ったんですよ、ね。
「そんなのはね、学問が進歩すると変わってくる」
「我々の安全が、学問の進歩に左右されるのは馬鹿らしい」と
「したがって原子力発電所は日本にきたあらゆる地震の中の最大値で耐えられるようにした方がいい」
「そして津波もそうだ」
それにかかる費用を自分で計算すると、kw当たり、いまの20円。
原発が17円とかと言ってましたけれどね、それが1円60銭上がるだけだと。
わたしは、
国民は危険な原発で安い原発より、安全で高い原発の方がいい」と。
「だからそうやったらどうでしょう」と言ったら誰も賛成しない。
何故かと言ったら福井県でやっているからですよ。


岩上:は、は、は、は・・

武田:
「武田先生バカだな」っていうわけですよ。
何でバカだ?
「あなたなんで東京都か大阪でやっていないのか、安全に金をかけたくないからじゃないか
「だから福井県とか福島県に頼んでいるんじゃないか」
なぜかと言ったら
「そこのところだったら、原発の安全のために掛けるお金の数分の1で金を配れば納得くれるから」
「彼らはB級国民だかいいんだ」と。



岩上:
それ、さっきの先生のB級国民説は、聞いて腹が立っている人もいると思うんですけれど、
けれども要するにそれは、ただ武田邦彦がそう思って言ったという話ではなくて

武田:ないです

岩上:原子力行政の頂点の原子力委員会、原子力安全委員会か、

武田:原子力委員会もそうですよ。

岩上:原子力委員会も

武田:委員会も同じです

岩上:
こちらで話し合われた席上で、いわば、そういう提案をして、
それに対して体制側の多くの学者たち、有識者たちが、
「いやいや、そんな必要性はないから」というふうに言ったお話だったんですね。


武田:そう。

岩上:ひどいなぁ

武田:
だってね、これを客観的に見れば皆さん分かりますよ。
なんで大阪の電気を福井で作らなきゃいけないんですか?

岩上:東京の電気がなんで福島なのか?っていう話ですよね。

武田:
だけどフランスはブドウ畑の上流、パリの近く。
全部いるところに建てているんですよ。
当り前ですよ、だって安全じゃなきゃやっちゃいけないんだから。
安全ならどこにつくってもいい訳ですから。
だから、ここのところに、いまの日本人の意地汚さがある。
ぼくは、昔の人だったらね、そんな意地汚くなかったとおもうけれど、今は
「金なら何でもいい」
「俺たちの県が馬鹿にされてもいい」
これは一回聞かないとね、国民のためにもならないし、
「県の人はそんなんでいいのか?」と私は思いますね。

岩上:
それは、地元にさまざまな補助金や、
あるいは、それ以外のもうちょっとイリーガルなですねお金という形で、まぁ、あの、まわされて。
でもそれで潤ったと。
ま、それは温泉旅行だったり、あるいは公民館を建てることだったり、いろいろでしょうけれども、
それで地元が潤ったというその金と、
本当に地元に安全な原子力発電所をたてようという、そのかけるコストと、
ばら撒いたコストの方がまだ安い

武田:もう全然安い。

岩上:あー・・

武田:
10分の1ぐらいでしょうね。
大体原子力発電所を安全にしようとすると、1兆円位の規模がいるんですよ。どうしても。
もっと、少し大きい。

岩上:
それにしても1兆円でしょ?
今回の事故を起こしたことで、何10兆の損失をしてるんですか?

武田:そうそう、そうそう。

岩上:キチガイ沙汰ですよ。


ーーー

↓インタビューの続きはこちら
2「日本は財政赤字だという大嘘」武田邦彦&岩上安身11/11(内容書き出し)

3「今、目の前で溺れている人の事を報じているか?」武田邦彦&岩上安身11/11(内容書き出し)

4「家畜化された日本人とアングロサクソン人」武田邦彦&岩上安身11/11(内容書き出し)

5「化石燃料枯渇の嘘とシェールガス革命」武田邦彦&岩上安身11/11(内容書き出し)

6「温暖化と原発そして日本の自立」武田邦彦&岩上安身11/11(内容書き出し)



↓武田先生のインタビュー直前に福井県で行われた岩上氏のスピーチ
「原発にはね、地震のリスクと戦争のリスクがあるんだ」岩上安身氏
11/11福井Walk in PEACE(内容書き出し)





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「原発にはね、地震のリスクと戦争のリスクがあるんだ」岩上安身氏11/11福井Walk in PEACE(内容書き出し)

Walk in PEACE
2012年11月11日 福井 みくに文化未来館




原発立地地域である福井県での
岩上安身さんのお話がとっても良かった。
思わず引き込まれて聞いてしまいましたので、書き出しました。


2012111113.jpg

31:00~
みなさんこんにちは。あ、皆さんのお顔が見えます。
ジャーナリストでIWJインディペンデント・ウェブ・ジャーナルというインターネットメディアの代表をしております
岩上安身と申します。みなさんよろしくお願いします。

今日の朝東京を出て先程着きました。
この後も明日ラジオがあるんで必ず帰らなければならないんですが、
その前に名古屋に行って武田邦彦さんのインタビューを9時から、これもまた生中継でやります。
そういうちょっとあわただしい中、福井に立ち寄らせていただいたという感じなんですけれども、

福井には、僕は高校の時の友人がいましてですね、同級生が。
東京の高校なんですよ、僕は。
その東京まで進学してたんですね、福井の八木君という子で、
こちらの地元の、地元の経済界では結構名の知れた会社の社長なんですけれども、
その彼が加わっている経済同友会の講演に以前呼ばれたことがあります。
もう何年か前ですね。

今起こっているような311の問題であるとか、
大変物騒な問題がまだまだ無かった時ですけれどもね、
「日本の経済は冷え込み、人口は収縮し、いったいどうなっていくんだろう?」というようなお話をしました。

本当はそういう構造的な問題をゆっくり解決していく中で、
何かしら今回のようなアクシデントが起きたんだというなら、まだしも救いがあるんですけれどね、日本は。

大変ですね、
弱弱しい状態のまま、構造的な弱点はそのまま、そして、311が起こってしまった。
大変残念な状態にあるんですね。

で、今日のイベント。
僕はブッキングされたスタッフから、
「福井では原発の話は、あまりストレートの話すとみなさんがちょっとビックリされる」
いたるところで原発について話すと制約がかかるんだそうです。
たとえば、
ラジオの番組を持っていたパーソナリティーがラジオを降ろされたり、テレビで話せなくなったり、
ま、おそらくそうでしょう。
地元の新聞・テレビ・ラジオというものがですね、原発についてどういうふうに報じているかは、
皆さんがよくご存じだと思いますけれども、

大手であろうが、地方であろうが、
どこも遠慮気味にリアルな情報ではないものをお届けしていると思います。

もしみなさんがそれだけを頼りに、自分が
「社会で起こっている情報がその通りだ」と、
「自分は知っているんだ」と思っていたら、これはかなりの大間違いなんですね。

大変な制約がメディアにかかっています。

僕は商業メディアに長い事いました。
僕は大学を卒業してすぐに出版社に入り、ずーーっと、この世界で仕事をしてきたわけです。
27歳で全くの独立したフリーランスになりましたが、
フリーランスと言っても出版という業界の中で、仕事を頂くわけですから、
その出版社自体が圧力がかかっていれば、原稿にはならない。

また、テレビも同様です。
僕は12年間フジテレビ系の「とくだね」という番組のコメンテーターを毎週やってきました。
そのために結構名前と顔を覚えていただいたことも多いんですけれども、
でも、やっぱりといろいろな圧力がかかるんです。

せひですね、こういうライブの機会、そしてインターネット、
こういった別のモルタナティブな切り口で情報を伝えるメディア、機会というものをですね、
大切になさっていただきないなというふうに思います。

福井には、というよりも北陸には僕は一方ならぬ思いがありまして、
実は僕の母型の親戚は石川県にほとんど住んでいるんですね。
僕の母は金沢出身です。

祖父母は加賀の一宮の鶴来という町。
親戚もみなその鶴来の 森島で農家をやっていたりします。

僕の身体半分には北陸の、北陸人の血が流れています。
代を数えてさかのぼっていけば、きっとみなさんと僕は…
皆さんのずっとご先祖と僕のご先祖はどこかで交わり合っているだろうと思います。

この北陸の地にですね、原発が何基も何基も建てられている。
その事に少し疎かった。

僕は80年代に石川県に建てられる原発のルポを書きました。
「北陸が日本地図から消える日」というタイトル、
衝撃的なタイトルをつけられた、宝島社から出たブックレットなんですけれども、
時々熱心なファンがツイッターなんかでそれをUPしてくれます。

でも、今考えてみると本当に甘かった。
「もっとこの危険際について考えを訴えるべきだったなぁ」と、
それから以降僕は、「冷戦体制の崩壊」「ソ連の崩壊」「ベルリンの壁崩壊」
大きな世界主義転換のためにですね、
そちらの取材に夢中になって日本にいなくなっちゃったりしたんですけれども、
それから日本に戻ってきても、オウム事件や何やらでバタバタして、
ちょっと原発の事を忘れていたんですね。

ですが・・・311が起こりました。

そしてこの間、大飯の原発の下の活断層。
活断層というよりも破砕帯ですね、破砕帯の調査。
でもこれも、「これが活断層の可能性がある」という指摘もこの間行われました。

もっと危険なもんじゅの下にも活断層がある

北陸にある原発の下にはことごとく活断層がある可能性がある。
こういう事態について直視しない訳にはいきません。

地震津波のリスク だけ ではないリスクもそこに覆いかぶさってきました。

今年になって、・・去年はまだ事態はシンプルだったんですね。
今年になって、また別の問題が浮上してきた。

尖閣問題、領土問題。
そしていきなり、まるで戦争前夜のようなこの空気

えっと、茨城県にですね、日立市というところがありますが、
そこの日立市にお住まいの久保田護(くぼたまもる)さんという茨城大学の名誉教授がいらっしゃいます。
もうかなりご高齢の方です。

バンダジェフスキーという学者。
この人はチェルノブイリの後、人の、死んだ方の解剖をしてですね、
「どこにセシウムが溜まるか?」という事を詳しく分析した方で、
心筋・心臓に溜まるという事を発見した学者なんですけれども、
その方の論文を一人で訳してパンフレットにして出していた先生です。

そのバンダジェフスキー論文とその邦訳を手に入れて、
その久保田さんの話を聞くためにご自宅へ行ったことがあります。

もう海岸傍です。
太平洋側の海岸傍です。

そうしたら久保田さんはですね、こんな錆びた鉄の塊を持ってきて僕に見せるんですね。
これ、なんだと思う?」って。
「原発にはね」って「地震のリスクと戦争のリスクがあるんだ」
そういうふうにおっしゃるんです。

「戦争のリスク?」
その錆びた鉄片はですね、実は終戦ぎりぎりの頃、
太平洋沿岸まで来ていた米軍によって艦砲射撃された砲弾でした。

僕らは、広島・長崎に核を落とされ、
東京や大阪や主要大都市は空襲によって焼かれた事を知っていますけれども、
まさか海岸線のですね、それも村ですよ。
ハッキリ言って日立のですね、本当に村みたいな、
日立市といっても市部の中心部じゃない、
その彼の家に砲弾が落ちるほどの艦砲射撃を浴びせ続けられてきたことなんて知らないんですよ。

これが戦争のリアルなんですね。

で、久保田先生は、
私もですね、非常に歳の離れた父親母親から生まれたもんで、
私は昭和34年生まれなんですが、
父も母ももういませんけれども、大正一けた。
親父は戦争に行っています。
フィリピンに出征しています。
大前戦に行きました。
戦争のリアルというのは僕の親父お袋の世代は知っています。

あの…
当時の日本はどこを撃たれても、それによって自ら致命的になるような急所を身体に抱えて、
身体というのは、日本列島という身体には抱えてなかった。

今日本は体中に、そこを衝けばお終いだという急所をですね
54カ所もくっ付けている状態なんですね。
海岸線にです。
そして、今きな臭くなっているのは太平洋岸じゃない、日本海側です。

人ごとではない話ですよね。

なぜ、わざわざ、このような、
領土問題で加熱するようなあおりたてをやっているのか?

この事も併せ考えないわけにはいかないです。

4月16日に石原慎太郎さんが
「東京都の予算で尖閣を買うんだ」と言ったのがきっかけでした。



それを言った場所というのは、
アメリカのワシントンのヘリテージ財団 というところでした。

よその国にミサイルを売って、こっち側の国にはミサイルディフェンス網を売って大儲けするような、
”死の商人”みたいな事をやっている、そのコンサルをやるような財団です。


戦争は大儲けの種になるという事です。

そこが舞台を設定して、石原さんがああいう発言をしている。

それからとんとん拍子に事態は進み、わざわざ実行支配している島で、
日本が実行支配しているのに大騒ぎをして
中国の方を怒らせ、
中国のやったことも許しがたい。
けれども、結果はどうなった?

日本車の売れ行きは半減し、その半減分どこの会社が儲かった?
アメリカの自動車会社とフォルクスワーゲンですよ。

バカみたいな事に振り回されているわけです。

そして日本は、中国や韓国や北朝鮮、ロシアに囲まれていて、
でも、なーんにも自分では防衛も出来ないから、
このまま、アメリカとの日米同盟に従いなさい

そしてアメリカがワンセットでいくつも要求してきていること

消費税を増税せよ。
原発は維持せよ。
再稼働しろ。
TPPに入れ。


これは日米同盟の真価とワンセットなんだよ」と、
これはいたるところのチャンネルでアメリカはそれを強要している訳です。

それに今の民主党政権は唯々諾々と従っている。

野田内閣は「原発ゼロ」と謳いながら、
原発の新設を認めるなど、大間・島根を認めるなど、
実際にはやっていることはムチャクチャで、
「2030年代原発ゼロ」なんて達成出来っこないんですけれども、
でもそれを一応建前として掲げようとしている。

そうして閣議決定しようとしたら、アメリカから横やりが入りました。
「それを掲げるな」と。
そうしたら閣議決定が、これが見送りになってしまったんですね。

こんな、内政干渉。
唯々諾々と言われたままに言われたまま従うような状態、
これは属国という事です。

なんで我々が、原発を止めるのか止めないのかを自分の意思で決められないのか?

原発にはメリットはありません。
コストがべらぼうにかかる。
原発はめちゃくちゃコストがかかる。
原発は安全じゃない。
電力は十分足りている。
経済性もなければ安全性もない、なんの役にも立たない。
何でいるのか?

兵器として持とうと思っているからでしょ。

じゃあ、その兵器として持とうというのは日本の主権の下の核兵器なのか?
そうじゃない。
アメリカの主権のもと、ボタンを押すだけの係りですよ。

そんな物騒な核というもの、
そんなね、核の鉄砲玉にさせられて、
中国等の国々の前に押し出されて、
いきがってみせて、
アメリカに背中を押されて、
それで一朝事になれば火の玉にお互いがなるというような役割をするために我々は
核のね、準備をしている。

そうだとしたら馬鹿げているもいいところです。


もともと自民党の歴代政権が、「原子力の平和利用」と言って導入をしてきたものですが、
スタート時の自民党のトップの政治家たちは
これが核兵器保有のためだという事を隠そうとしませんでした。


佐藤政権からです。
「これは潜在的な抑止力になるんだ」程度にトーンダウンしたのは。

まぁ、あまりにも「反核」という国民の意識が強かったから。


でも今、それがせり上がってきているんですね。
でも冷静に考えてみて下さい。
国防を真剣に考えましょうよ。

国防を真剣に考えた時に、
海岸線に、この若狭湾、この福井だけで14基。
日本全土全体で54基も、致命的なね、弱点を並べているバカがどこにいるんだ?!


本気で核戦争に備えなきゃいけないんだったら、山の中かどこかに隠せ!と。

どうしてこんなものを晒しているんだ。
そしてそんな物を「お前ら続けろ」とアメリカに言われて、
つまり他人ですよ、他人の国に言われて、
この国に米軍の基地を置いている国に、
つまりは占領したままの状態にある国に言われて、それに従わなきゃいけないのか、


「脱原発」という事を唱えて、福井では浮いてしまうかもしれませんけれども、
あの…「脱原発」という事を唱えても、そう恥ずかしくないというか、ま、浮く事もない、たとえば東京で。

でも、「脱原発」というのは本当に実践するなら、本当に実現するんであれば、
それは「脱米国」、その隷従からの脱却抜きにはあり得ないということ。



はっきりと
アメリカの要求によって唯々諾々と我々は従わされているんだという現実に気付かなければ、
自分たちだけで原発を取り除くことはできないんだという事を
その事をですね、言って、まだ理解してもらえる人は少ないです


大変な事なんですよ。
ミサイルが飛んでくるなり、なんなり、
あの、今、火遊びのように領土問題でカーッとなってですね、尖閣をめぐって
「じゃあ、いっちょう事を構えてやろうじゃないか」
みなさん、熱くなっている方はそんな事を言います。
メディアでは、から騒ぎが始まっています。

背景にあるのは米国だったりするんですけれども。

先程の久保田さんの話のように、艦砲射撃一つ、空襲でもいい。
要するに弾道ミサイルでなくたってなんだって、
破壊さえすれば壊滅的な被害を与えてしまう事ができる。
相手国から見ればね。


そうしたリスクまで含めて、戦争というのは考えなければいけないはずです。

尖閣という岩礁一個を争って喧嘩を始めて、そこで終わりになる訳じゃない。
いったん始まればその戦線というのはどこでやってもいい訳です。

大変なことになってしまう。
あの…私はですね、ちょっと正確なあれを持ってきたんですけれども、

小出さんっていらっしゃいますよね?京大の原子炉実験所の。
小出さんには、僕は311が起こってすぐ後、2週間後ぐらいかな、
お会いして以来ずっとおつきあいしていて、
この11月にもまたインタビューをするんですけど、
京大の原子炉実験所には6人衆とか7人衆と言われたような、
原発に対して批判的な学者たちがいました。
気骨のある学者たちがいました。

そのうちの一人にですね、この間お亡くなりになられた瀬尾さんという方がいるんですね。
瀬尾さんが、もし破局的な事態
たとえばミサイルが落っこってでも何でもいいです。
ま、攻撃があって、たとえば破局的な事故が起きた場合はどうなるか?というのを、
原発別にですね、詳細な被害予測を立てたんですよ、瀬尾さんという方が。


それによると、
敦賀二号機。これがね、もし破局的な事態が起こったら、敦賀市の人口のうち99%が急性死。
美浜三号機。敦賀市美浜町の90%以上が急性死。
大飯ニ号炉。小浜市、高浜町、おおい町の90%が急性死。

すごく物騒な、聞きたくないお話だったかもしれませんけれども、
ついこの間まで、久保田さんの持っていた砲弾の破片。
そして久保田さんにとっては全然当たり前のように感じられる戦争のリアル。

戦争のリスクがあった時に原発を持っていたら危険だから原発は止めなければいけない」と
あっさりと言うその戦時中の人の言葉。

誰も耳を貸さなかったであろうそういう言葉を、
私たちは、今リアルに考えなくてはいけないんだと思います


とりわけ日本海側の海岸線に居るという事は、そういう事を意味する。

これ以上ですね、危険な事態が進まないように…

決して日米安保で守られる訳ではありません。
この話をしていくとまたちょっと長くなるんで、
もう、「時間です」という表示が出ているもんですから、まきにしたいと。

お話を申し上げたいんですけれども、IWJをご覧になって下さい。
皆さんにとってはビックリするような、ちょっと、お話かもしれませんけれども、
もう今日のリアルです。

シナリオも沢山つくられています。
その一部は実行に移されています。
大変危険な目にあわされる可能性は我々にはある。

人災という面でも、それから天災という面でも。

ですので、
「福井で暮らしているとさまざまな制約があるんだ」と皆さんおっしゃるんですよね、
もの言うといろいろと…なんていうか、暮らしにくくなると。

そんな事にこだわっていてどうするんですか!

福井県民であろうが、どこどこ県民であろうが、どこどこ村であろうが、日本国民ですよ。

どこで暮らしていてもいいんです。
どこでどう生きるか?っていう事は、ね、
あの…福島のような事になった場合に、外に避難しなければならないという事態もあるんです。

近くに原発があるという事は、常にその可能性があるという事を考えなければいけない事でもあるんですね。

そういう事態が起こらないように、
だったらば、物を申したっていいじゃないですか。

制約があったっていいじゃないですか。
ラジオ降ろさなくたっていいじゃないですか。
ユーストリームって簡単に出来ますよ。
自分たちで発信できますよ。

是非、市民のみなさん一人一人がですね、発信する勇気をお持ちになって、
こういうイベントが開かれたのも、そしてこういうイベントに来られたのも、
大変勇気を持って一歩踏み出したからだと思います。

是非それを次につなげていただければなというふうに思います。

ご清聴ありがとうございました。



ーーー

ヘリテージ財団
(Heritage Foundation)
1973年に設立されたアメリカ合衆国ワシントンD.C.に本部を置く保守系シンクタンク。
企業の自由、小さな政府、個人の自由、伝統的な米国の価値観、国防の強化などを掲げ、
米国政府の政策決定に大きな影響力を持つ。
ヘリテージ財団の活動はこれまでのシンクタンクの概念を変化させた。

1973年にスケイフ財団とクアーズ経営者のジョゼフ・クアーズの出資により設立され、
保守活動家のポール・ウェイリッチが初代代表となった。
1974年以降は共和党の政策委員会顧問やフィリップ・クレーン下院議員のスタッフ経験もある
エドウィン・フュルナーが総裁を務めている。

ヘリテージ財団の外交政策分析者はその活動を研究に限定せず、
むしろ、アンゴラでのアンゴラ全面独立民族同盟 (UNITA) への兵器供与、
カンボジア、ニカラグア、モザンビーク民族抵抗運動への支援、イラン・コントラ事件での資金提供など、
政治的或は軍事的な支援を反政府勢力や東側諸国とソ連における反体制派に与えるための工作に力を注いだ。

財団はソ連が「悪の帝国」であるとして、単なる封じ込めではなく、
その敗北を現実的な外交政策目標としたレーガン大統領の信念を実現させるように支援した。
また、ヘリテージ財団はレーガンの掲げた弾道ミサイルに対する
「戦略防衛構想」の立案においても重要な役割を果たした。


日本はやっぱりアメリカの植民地だったのね。原発再稼働もアメリカの言いなり?
原発ゼロ「変更余地残せ」 閣議決定回避 米が要求東京新聞 2012年9月22日 朝刊




IWJ インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
2012111112.jpg

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「原発の無い社会は人にやさしい社会だと思っております」国会正門前11/11 宇都宮健児氏スピーチ(書き出し)

反原発100万人大占拠国会正門前
「宇都宮健児氏スピーチ」 2012 11.11





みなさんご苦労様です。
二日前に東京都知事選に出馬を決めました宇都宮健児といいます。よろしくお願いします。

ーーがんばれ~

ありがとうございます。
私はまずですね、今日の集会は、
本来は1時から日比谷公園で集まり、デモをやる予定でした。

ーーそうだっ!

それを許可しなかったという事は、大変問題であります。

ーーそうだ!

もし私が知事になりましたら、直ちに不許可を撤回して許可します。
集会の自由やデモストレーションの自由、表現の自由は、
憲法上の基本的な人権でありまして、民主主義社会にあって、なくてはならないものです。

ーーそうだ!

全く不当な不許可だと思っております。


私が都知事に立候補した大きな理由は、まず東京から脱原発を目指す!
そういう思いであります。

何故かといいますと、
東京都は福島原発で発電した電力の最大の消費地であります。
また、東京電力の大株主が東京都であります。
こういう事から言いましても、
私は東京都民や東京都は、福島原発の被害者のみなさんを全力を挙げて支援する、救済する、
そういう大きな責任があると考えております。


都知事になりましたら、その点は全力を挙げて、被災者支援を頑張っていきたいと思っております。

そして、もう二度とこういう原発の事故を起こしてはなりません
こういう事故が起きますと日本社会が崩壊してしまいます。
まず、首都の東京から脱原発を目指す。
東京が変われば日本が変わります。
日本が変われば世界が変わります。

ーー:そうだ!

原発の無い社会は、私は人にやさしい社会だと思っております
人にやさしい東京をまずつくる。
そして人にやさしい日本をつくる。
そして人にやさしい世界をつくるために、皆さんと一緒に頑張っていきたいと思っております。

一緒に原発の無い東京、都政をつくるために頑張りましょう。
よろしくお願いします。頑張りましょう。
頑張ります。


20121111東京


東京都民が前回の都知事選の間違いを二度と犯さないために~
宇都宮健児氏 都知事選出馬会見11/9(内容書き出し)




前半「東京を変えるキックオフ集会・前半」11/14
宇都宮けんじ・中山弁護士・松元ヒロ・雨宮処凛(内容書き出し)


後半「東京を変えるキックオフ集会・前半」11/14
宇都宮けんじ鎌田慧・落合恵子・佐高信・海渡雄一・山本太郎(内容書き出し)





田中優氏&ピーターバラカン10/12FM東京(内容書き出し)

1ヶ月ほど前の放送だけど、興味深い内容があったので、
原発関係の部分のみ書き出しました。

お話(抄) 東京FM "The Lifestyle MUSEUM"

2012年10月12日放送


今夜は環境問題に精通する文筆家田中優さんをお迎えしています。

ピーターバラカン:
田中さんというとやはり原発問題を連想するもんなんですけれど、
今週僕はスケジュールが異常な感じでね、
2,3日前の新聞のトップにね、見出しだけ見たんですけど、
「福島の格納容器、水2.8mで11シーベルトの線量が出てる」っていうのを見たんですね。
これ、どういうことでした?

田中優:
要は核燃料が、まともな状態にまとまっていなくて、もうこぼれ出てしまっていて、
そうすると、40分で即死ですね。
それぐらいのレベルになってしまっているというのが、先日の数字ですね。

バラカン:要するに近づく事はまだ誰も出来ないんですか?

田中:
不可能ですね、
だからロボットかなんか使って遠隔操作でやらない限りは…っていうレベルになっているという事ですね。

バラカン:これはこの先、ど、どうすればいいんですか?

田中:
これはね、本当は僕は東京電力に任せておいちゃまずいと思っています。
やっぱりその専門の人達で、みんなで頭を詰めてそれで考えてやらないと解決できないと思いますよ。

バラカン:んーー

田中:
原発を動かすことは東京電力は出来たかもしれないけれど、
収束させるための会社じゃないですからね。
無理だと思いますよ。

バラカン:
あの、普通の状態で停止したとしても、
実際に安全な状態になるまでは何十年かかるんでしたっけ?

田中:はい、大体本当の、

バラカン:40年とか?

田中:
そうですね、それぐらいかかっちゃいますけれども、
熱が下がるのにまぁ、2~3年かかるっていう事ですかね。

バラカン:
いやぁ、これからね、日本の政府が脱原発、原発ゼロって話も出たんですけど、
結局これもなんかお茶を濁したようなものでしたよね。
これは、どういうふうに考えればいいですか?

田中:
今の時点ではせめぎ合っているというのが実態だと思いますけど、
要は原発をこれまで進めてきた人たちは全く諦めていないので、
今度選挙になれば返り咲くかもしれないという事で、
今、上関原発というのが中国電力のところでつくられようとして、
で、県知事が、

バラカン:祝島の向かいの、あそこですね。

田中:
そうです。
県知事が今、水面埋め立て許可を出さないという事で止めたんだけれども、
実は丁寧に読んでみると、「今は出さない」って言ってるんですよね。
だからこの後でもし政権が代われば、「出したいなぁ」というところにいるのかなと、
だからまだせめぎ合いは続きます、ずっと。
ですんでね、まだまだはっきりしたことは何一つないような状態かなという感じですね。

バラカン:
で、福島県を中心にまだまだ汚染が続いている訳ですよね。
この汚染が続く間、その、「放射能対策」っていうのかな?これは何かできることはあるんですか?

田中:
チェルノブイリの時の事を見るというのが、本当は一番重要で、
チェルノブイリではやっぱり住まわせなかった、
「ここには住んじゃダメだよ」という範囲をつくったのに、
日本では今もそのレベルのところに沢山の人達が住んでいますから、
だから、やるべきすべきことを、まずきちんと学んで出さないと、
「手遅れになっちゃう」という心配をしていますね。

バラカン:ん・・

田中:
実はごく最近出てきたのは、カナダの科学者が出したというデータで、
10ミリシーベルト/年間
それでちゃんと被害者は増えるというレポートが出てきたんですよ。
そうすると今日本では「100ミリシーベルト以下は影響が出ないんだ」
「はっきりしていないんだ」みたいな事を言って、
20ミリシーベルト/年以下のところには人を住まわせることにしちゃったわけですよ。
それは十二分に危険になっちゃう。
それを考えていくと、ま、とにかく線をきちんと引くというところから始めげもらわないと、
いったん、今回のやつ、対策は失敗しているんで、だからもう一度作りなおして、
線を引くというところから始めないと難しいと思いますよね。

バラカン:政治家たちがそういう気にならなければ、どうやって圧力をかけることが出来ますか?

田中:
それはとても厳しいところですけれど、
ただ、期待を感じているのは、従来と違うメディア、
要はSNSインターネット、これの力がものすごく強くなってきていて、
メディアは今、その後追いをしているような状態ですね。
ですので、そちらがもっと強くなってしまえば、
「人々の意思というのがもっとダイレクトにいろんな社会に影響を及ぼしていくだろう」という
期待はしています。

バラカン:
つい先日本が出たんですね、「原発問題に無関心なあなたへ」
これは田中さんも参加している、かなり多くの人達の、
これ、文章を書いたものですか、原発トークメッセージという、副題が付いていますけれども、


田中:ええ、文章を書いて、それで、

バラカン:あ、みんなで

田中:
書いて送って、それで「無関心な人に」っていう事でつくられた本なんですけれど、
無関心な人が手に取るかどうか?が問題ですけれど(笑)

バラカン:
そうなんですよね。
その無関心を防ぐためには我々メディアに携わっている人間の問題もあると思うんですけどね、

田中:そうですね、確かに。

バラカン:
もっともっと、田中さんのような方に発言の機会を与えるって、
田中さんはどうですか?いろんなメディアにも出ていますか?

田中:
はい、もともと、あまり出ていないというかね、
実はそこを言いだすときりがないわけじゃなくて、
実は資源エネルギー庁というところが
要監視リスト」というのをつくっていたんですよ、日本のなかで。

バラカン:「いた」っていう事はもうそのリストはない?

田中:
先日やっと廃止になったんですが、
それまでの間、僕もその一人にノミネートされていたんですが、日本中で60人。

山内トモコ:60人…

田中:
この人達がもしメディアで発言したら、クレームを付けてくるんです。資源エネルギー庁が

山内:それは内容に関わらずという事ですか?

田中:
原発にかんして。
で、「この人の言っていることは間違っている」というクレームを付けてきて、

バラカン:政府が一方的に放送局に対してそういう事を言うんですか?

田中:
はい。
そして放送局はそのクレームを受けて、ちゃんと訂正放送をしなければいけない。

バラカン:この事はメディアに出てますか?

田中:
はい、一応出ています。
そういう形で対応策を資源エネルギー庁が作っていて、その中の一人に選ばれちゃっていますから、
そうすると、僕を呼ぶと面倒になるわけですよね。

バラカン:なるほど。じゃあ誰も呼ばなくなっちゃうわけですよね。

田中:そうでしょうね(笑)

山内:それは長くあったものなんですか?

田中:長くありました。

バラカン:何年位?

田中:多分、10年位あったと思います。

バラカン:
えっ!本当?!
それ、「あなたはそういうブラックリストに載っていますよ」というのは、話しは来るわけですか?

田中:
いや、あとからね、
311の事故以降に、情報公開でそれを引きずり出した人がいて、
その人がUPしたんですね、インターネット上に。
その中に、よーく見てみたら、「あれ、俺の名前が載ってるわ」って気付いたんですね。

バラカン:ほんと!?ちょっと許せないねそれは。

田中:
そうですね、
だから民主主義を、まず日本の場合は作ってもらわないとね。

バラカン:本当!民主主義は成立していないっていう事ですね。

田中:まだですね。はい。

バラカン:メディアに対するそういう規制があるっていう事は、

田中:そしてメディアの方もそれに唯唯諾諾と乗っちゃっているというところが問題で、

バラカン:
ま、電力会社がね、最大のスポーンサーって言う事はよく聞いていたんです、
311以降の話なんですけど。
もう、いまの電力会社はそういう立場じゃないでしょ?

田中:
今はそうではないです。って言うのは以前はね、
オール電化のコマーシャルは、全部原価に上乗せして、電力会社は3%の利益を上乗せして
みんなから取っていいんですよ。
だから、使えば使うほど儲かるんです。


バラカン:
その話もね、原発事故の後に出てきたものだからね~
田中さんは番組の冒頭でちょっと話が出たAPバンクフェスティバルなんですけど、
もともとそのAPバンクについて、ちょっと話していただけますか?

田中:
僕自身が、実は18年前に市民で勝手に作るバンクをつくろうという事で、8:45

ー略ー

12:10
バラカン:
田中さんは原発以外にもいろんな環境問題にも関わっていると思うんですけど、
今一番気になるものは何なんですか?

田中:
今はやっぱり原発が一番大きくって、つい最近、ま、これから出版なんですが本を二冊分書きましてね、
放射能の話が一冊と、今後のエネルギーの話が一冊、
両方ともちょうど書き終えたところで、そのために徹底的に調べたんで、
今は割と頭の中はその事がいっぱいですね。

バラカン:じゃ、ちょっと伝えていただけることがあるとすれば、なにが一番?

田中:
非常に簡単に面白く言うと、男の人と女の人と、興味のジャンルが違うんですよね。
で、面白い事に前半で放射能の話をすると女性が一生懸命で男が寝てて、
後半でエネルギーの話をすると、今度は男が一生懸命で女性が寝てて、っていうパターンになっていますね。
だからやっぱり、お母さんとか、命に近いところにいる人は圧倒的に「放射能をどうしたらいいの?」
これは一言で言うと内部被ばくが圧倒的に怖いので、気を付けてほしいというのが一番重要かな。
で、エネルギーの方をもし一言で言うと、
原発を止めるには発電所じゃなくて、節電が圧倒的に効果が大きいのね。
しかも努力忍耐じゃなくて、
その装備そのものを省エネ製品を選んでいくことで解決してもらうっていうのが一番いい気がします。

バラカン:
なるほど。
さて、最後に女性のリスナーが寝てしまうかもしれない事を覚悟して、
是非、エネルギーのお話をちょっとお聞きしたいですね。

田中:
そうですね、最近決まったことで、
実は2015年よりも手前あたりに、完全に電力が自由化されるっていうのが決まってましたね。

バラカン:ああ、噂は聞いていましたね。これはもう確実になるんですか?

田中:
それがね、まだひっくり返される余地はあるんだけれども、
一応は決まりました、いったん。
それで言うと携帯電話の買い替えみたいに、我々が電力を選べる時代が3年後。
そういう状況になってきましたんでね、

バラカン:待ち遠しいね。

田中:本当に。社会は転換期を迎えました、やっと。

バラカン:
それに備えて、なにをどういうふうに進めたらいいかは
ちゃんと、勉強というか、情報を集める必要はありますね。

田中:主体的に考えてもらえるようになれば、解決策は見いだせると思います。

バラカン:この辺のお話は田中さんも講演会では詳しくされていますか?


田中:はい、してます。

バラカン:
分かりました。年間300回あるというので、みなさん聞く機会があると思います。
ありがとうございました。





ーーお話の内容順に<参考>ですーー


福島第一1号機、水位は2・8m…依然高線量
(2012年10月10日23時24分 読売新聞)

20121010N.jpg
福島第一原発1号機の格納容器内部。
水位約2・8m。格子の上は直径約1cmのボルト=東京電力提供


東京電力は10日、
福島第一原子力発電所1号機の原子炉格納容器内に工業用内視鏡を入れて調査した結果、
容器内にたまる冷却水の水位は約2・8メートルだったと発表した。

1号機の水位を確認したのは初めて
注水量などをもとにした推測値より約80センチ・メートル上回ったが、
最大線量は毎時11・1シーベルトと極めて高かった。

水位が想定より高く、溶融した燃料の冷却には問題はないが、作業員が容器内に立ち入るのは難しい。
廃炉工程の中核となる溶融燃料の回収などは依然見通しの立たない状況が続く。

内視鏡による調査は9日から始まった。
格納容器の底から高さ約8・5メートルにある配管を通じて内視鏡を挿入し、底に向かっておろしたところ、
5メートルほど低い場所の鉄製足場の下に水面があることが確認された。
公開された画像では、冷却水から白い湯気が立ち上り、
足場は所々、塗装がはげてさびていたが、機器類の目立った破損は見つからなかった。
線量は水面に近付くと低下し、汚染した冷却水以外の放射線源がある可能性が判明した。



9784906913046.jpg
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政府が監視=信頼できる人や組織ってことですd(◕‿-。) ネ❤
エネ庁監視ランキング20

12291.jpg
ここにはランキングで20名までしか出ていませんが、この下に田中優さんがいるんですね。
全員の名簿が無いか探してみたけれど、見つけられませんでした。



電気料金の驚異の”からくり”「総括原価方式」←これは知っておくべきですね。(内容書き出し)
お金を使えば使うほど儲かる電力会社経営における重要な問題点。



「本物の脱原発の見分け方」 田中優氏(書き出し)

田中優 「本物の脱原発の見分け方」 (2012.9.3)



はい、みなさんこんばんは、田中優です。
これから選挙の時期に入ってくると、いまの状況ではすべての政党が「脱原発」を言ってくると思います。

その「脱原発」について、今後は本物なのかそれともニセモノなのか
そこのところを見分ける必要が出てくると思います。

で、「本物の脱原発」を見分けるためには、脱原発をする理由を見分ける必要がある。

「本物の脱原発」を主張する人達は、
現在の日本の地震とかそういったことの都合から考える限り、
すぐに原発を止めなければならない」というふうに考える筈です。

ですから「本物の脱原発」の人達は「直ちに原発をゼロにしろ」というふうに言う筈です。

そして根拠は節電です。
電気を新たな発電所を造って作ることよりも、
遥かに節電をする事の方が安いし簡単に実現可能です。

そこのところを見分けるのがまず一つ。
もう一点あります。

その二つ目の点は、
原子力の再処理とか核燃料サイクル。
これについてを「やるべきだ」と言っていたとしたら、それは脱原発には向かいません。

だから、「核燃料サイクルを否定するのか否か
その二つの点を見て、本物の脱原発なのか?それともニセのただ票がとりたいための嘘なのか?
そこを見分ける必要があると思っています。

とにかくこれだけの事態が起こったので、
私たちは賢くなって、その見分ける力を持つ必要があるというふうに思います。

みんなで頑張っていきましょう!



東京都民が前回の都知事選の間違いを二度と犯さないために~宇都宮健児氏 都知事選出馬会見11/9(内容書き出し)

「原発反対は人間がサルに戻る事です」東京都原発投票署名が集まった事について、
石原慎太郎都知事会見2/10(音声&文字起こし)


「原発反対は人間がサルに戻ることである」
尖閣諸島も大きな問題ですが、私には何よりもこの石原慎太郎氏の言葉が忘れられません。
この人が都知事を辞めて東京都から出ていってくれたことには本当に心から喜びを感じています。
(比例代表で出馬という事なので、彼自身を支持する人が少くても国会議員にはなってしまいそうですが…)

私は夜7時のNHKニュースで宇都宮氏の立候補を知りました。
ツイッターでも沢山宇都宮氏の名前を見かけました。
私は宇都宮氏が、どのような方なのかあまり知らなかったので、会見を見ながら書き出してみました。


宇都宮健児氏 都知事選出馬会見 2012年11月9日



03:42~
今日は大変お忙しいところ集まっていただきましてありがとうございます。
私、宇都宮健児は来るべき東京都知事選に立候補させていただく事を決断いたしましたので、
発表したいと思います。

石原都政からの決別・転換を望むそのような市民グループや多くの都民・市民の方から、
都知事選への出馬を依頼(要請?)され決断するにいたったんですが、
私のような者でも都知事選へ推薦していただいたことは大変ありがたいと思っていますし、
また、大変光栄に思っております。

これからは私を推薦していただいた様々な市民グループの人達、
それから都民・市民のみなさんと一緒になって、人にやさしい都政を取り戻すために
全力を挙げて戦っていく決意です。
私は長年クレジットサラ金問題の多重債務問題、取り組むとともに貧困問題と取り組んできた弁護士です。
2010年4月から日本弁護士連合会の会長に就任してからは、
全国の弁護士の先頭に立って、様々な人権の活動に取り組んでまいりました。

さらに、昨年3月11日に発生した東日本大震災と
原発事故の被害者・被災者支援活動に全力を挙げて取り組んでまいりました。

このような経験から、まず都知事としてどのような事を掲げて戦っていくか?という事に関しては、
まずは原発政策について語らざるを得ないと思います。

私としては東京から脱原発政策を進める、そういう首都東京を作っていきたいというふうに考えております。

昨年3月11日、東日本大震災と原発事故が発生しました時に、私自身も現地を視察するとともに、全国の弁護士会のみなさんと一緒になって、東日本大震災の被災者、
それから原発事故の被害者の支援活動を行ってまいりました。

特に原発事故によっては多くの人が故郷を追われ、職場を失い、家族を引き裂かれ、
そして放射性物質による汚染に怯えることになっています。
福島県内ではいまだに16万人が避難生活を余儀なくされていまして、
そのうち約6万人が県外に避難しております。
そういう被害者を支援するために私たちは政府に働きかけて、
原発事故被害者を救済するために原子力損害賠償紛争解決センターを昨年9月に設置させています。
さらに国が責任を持って原発事故被害者に対して、生活支援、健康調査、医療支援を行うようにするとともに、
避難するかどうかについては、被害者自身が選択できる、その自己決定権を認めるべきであると。
そして、避難したか、あるいは福島にとどまったか、
どの選択をしたかに関わらずですね、適切な支援を国が主なう必要があるという、
原発事故被害者支援被害者援護特別立法の提案をしております。
この提案の中身が一部ですね、2012年、今年の6月に子ども被災者支援法につながっております。

皆さんご承知の通り、東京都民は福島原発から電力の最大の供給を受けております。
東京は最大のその電力の消費地であります。
また東京都は東京電力の最大の株主であります。
従って、原発事故の被害者を支援することは東京都と都民にとっても責任であると考えております。

東京都知事になった場合は、全力を挙げて支援活動をやっていきたいと思っております。

また、原子力政策の転換に必要性については、
これは言うまでもありませんけれど、高レベル放射性廃棄物の処分の見通しが立っておりません。
私は、日本の原子力政策を進める上で、この問題が常にあいまいにされていると、
高レベル放射性廃棄物は、大体10万年管理していかなければいけないんですね。
これをどうするか?という事をちゃんと責任を持って議論しないままに、
原子力を、原発をつくっていっている。

よく年金の問題で、「次の世代にツケを残さない」という事がいわれますけれど、
この原発問題はまさに次の世代に大変なツケを残したままスタートしている。
これはもっと国会で真正面から議論すべきだというふうに私は考えております。

それからもうひとつ原子力政策で転換が必要なのは、
これは常に、現在の原発は被ばくを伴う。
被ばくを伴う下請け労働者の非人間的労働に支えられている。
そういう原発であるという事です。
この点からもですね、現在の原発は認められない。
そして、一度事故が発生したら、このたびの福島原発事故のように、
取り返しのつかない甚大な被害を発生させてしまう。
もう一度福島のような事故が起きたら、
それこそ日本社会そのものが崩壊していくことになると思いますので、

絶対にですね、原発を認めるわけにはいかないと。

東京都としましては、脱原発政策を進めると共に、
国や他の地方自治体に脱原発政策をするように働きかけていく必要があると思っております。

それで、私はこういう思いを強くした一つのエピソードを紹介したいと思います。

実は私の知人に、原発から4キロの地点になる大熊町で司法書士さんをしています女性の書士さんがいまして、
彼女から被害の状況をお聞きしたんですけど、
彼女はいろんな地域の方の相談を受けてたんですけど、
彼女によれば、この原発事故によって家族が離れ離れになっている。
小さなお子さんがいる家庭は母親がお子さんと一緒に県外へ流れて、
そして、父親は職場に、勤務先に行く。
お年よりは行政の移転先に行く。

こういうふうに家族が離れ離れになっているのは山ほどある、
そして特に高齢者は、環境が変わることによって会うたんびに体力が衰えていってる。という事を聞きました。
そして彼女の話で、私がものすごい印象に残ったのは高齢のご夫婦の相談を受けた話です。

ご主人が病院に入院してたんですね。大熊町にある双葉病院に、
テレビでも避難が遅れて震災関連死がかなり出ているというような報道があったと思いますけど、
ご主人はここに入院していたんですけど、震災直後に神奈川の方の病院に避難された。
で、奥さんの方は、会津若松の町が借り上げた温泉旅館に避難した。
ところが、ご主人の方が移転先の神奈川の病院で亡くなったわけですけど、
自分が長年連れ添った配偶者の死に目に対面できていないんですね。
ご主人が亡くなった事を知らされたのは死後数日たってからなんです。
それで奥さんはご主人が亡くなった後対面して、知らない土地で火葬をして、
遺骨を抱いて温泉旅館に帰ってきたという事なんです。
ところが温泉旅館にはお客がいますので、お線香をあげることができないっていうんですね。
他のお客さんに迷惑がかかると。
それから遺影を飾ることができない。
写真は全部大熊町にあるわけです、それを持ってくることができない。
結果としてこの老婦人は、
旅館の一室で自分が長年連れ添った配偶者の遺骨を眺めながら数カ月間過ごしてきた。

私は、こういう惨いことを強いている事故なんだという事を知って、大変、今回の事故、
それからその後の東京電力や政府の対応に対して憤りを感じずにはいられませんでした。

都が脱原発政策を進める上においてはですね、
このような被害者と向き合いながら、被害者を支援しながら
脱原発政策を進めていかなくてはならない。そういうふうに考えております。

都知事11

それから私自身は貧困問題に取り組んできた弁護士ですけれど、
日本の中では、日本社会では貧困の格差がどんどんと広がっていっております。
昨年政府が調べた貧困率は過去最悪となっております。
現労働者のうちの3人に1人以上が非正規労働者で
年収200万未満の労働者が1000万人を超えています。

また、最低賃金は東京都を含めまして、いまだに6都道府県が生活保護水準以下となっています。
それから300万人以上いる失業者の2割程度しか、失業保険を受給していません。
年金だけでは生活ができない高齢者が急増しています。
健康保険も20%以上の世帯が滞納しています。
そして長期間の滞納によって被保険者に資格証明書を交付されている世帯が、30万世帯に上っています。
資格証明書を交付されている世帯というのは
さしあたり、病院で治療を受ける時には全額治療料を負担しなければいけないんですね。
したがって少々の病気では医者にかかれない、医療難民が激増しているわけです。

それから、貯蓄ゼロ世帯が急増していまして、
貯蓄が1銭もないような世帯は1980年代には全世帯の5%ぐらいだったんですね。
ところが1990年代に10%ぐらいに増えて、
直近の数字では、過去最低の28.6%になっています。
3割ぐらいの世帯が、貯蓄がゼロなんです。
そういう世帯で家族が病気をしたり、とっさの資金が必要になった時にですね、
どうすればいいのか途方にくれる世帯が増えているわけです。
こういう中で自殺者が、14年間連続で3万人を超えているということなんです。

それで、私自身は貧困問題に取り組んできまして、現代の風潮にですね、
私は昭和21年生まれ、戦後生まれですけど、
戦争直後はみんな貧しかったですね。
だけど地域のつながりがあったと思います。
わたしは愛媛の小さな漁村の生まれなんですけど、
みんな貧しかったけれど、家族のつながり地域のつながりがありました。
今の貧困というのは、経済的に貧しい上に
さらに社会的人間的に貧困者が孤立しているという事が特徴かと思います。

こういうのを3Kの貧困と我々は呼んでいるんですけれども、
こういうふうに貧困当事者が孤立しているので、
なかなか生きがいとか希望を見出せない、そういう社会になっている。
暗い社会になっちゃったなと思っております。
こういう問題を解決するためには、
一人一人が孤立しない、思いやり、助け合い、そして支え合いのある社会を作っていかなければいけない。
復活させなくてはいけないと思っております。

本来東京都は非常に財政的に豊かな自治体ですので、
こういう貧困に歯止めをかけることが可能な自治体ではないかと思っておりますけど、
その東京都の方がより一層貧困との格差を拡大させているということなんですね。
一見華やかなようですけど、そういう事が起こっている。

たとえば今年に入って、孤立死や餓死が多発していますけど、
実は東京でも立川とかですね、足立区で、孤立者の餓死が多発している。
それから就学援助児童が14年間で1.5倍に急増している。
就学援助児童というのは
生活保護世帯あるいは生活保護に準ずるような経済的に余裕がない世帯の
公立小中学校に通う生徒に対しての援助なんですけど、14年間で1.5倍になっているという事です。

石原さんの都政というのは13年半で、
ほぼ石原さんの都政の間に、こういう1.5倍も急増している。
文科省のまとめによりますと、都内の就学援助児童の受給率は23.4%ですね。
全国で5番目に多いんです。
東京都がですよ。
これだけの財政力のある東京都が受給率が5番目に多い。
ちなみに一番高いのは大阪なんですね。
ですから、貧困との格差の拡大を競い合っている。
こういうところを私たちは変えていかなければならない。
そこに歯止めをかけてですね、福祉を充実させていく。

これまでの石原都政というのは福祉を切り捨ててきた。
弱者を切り捨ててきた。
そういう冷たい都政だったのではないかと思います。

私たちのスローガン、
人にやさしい都政、人にやさしい東京をつくろうというのはこういうところからも出てきている訳です。

それから教育の問題は非常に大きな問題ではないかと思っております。
私が日弁連会長当時ですね、日の丸君が代問題が裁判になっておりまして、
君が代斉唱時に起立・斉唱の強制問題に関して、いろんな処分が出されて、これが裁判になっている。
それに7回の日弁連会長宣言を出しています。
判決がおかしいと、裁判の判決ですね。
基本的にはこれは、思想・良心の自由の問題である。
それに違反するような強制とかそういうものが行われていて、問題だという事で厳しく批判しております。
主に東京都に関する事なんですけれど、合わせて大阪府条例案についても厳しく非難する内容になっています。

それで一般的にこの日の丸君が代問題は教師に対するいろんな管理統制の問題だと受け止められていますけど、
私はこの一番の被害者、影響を受けるのは子どもたちじゃないかと思うんですね。

教師が管理統制されている。
そういう中において、自由で伸び伸びとした   教育ができるかという事なんですね。
私は教育の目的というのは、
子どもたちが自分の頭で考え、そして意見の違う人との議論を重ねて、同意を達成する。
そういう民主主義社会の担い手をつくっていくのが、一番の目的じゃないかと思いますけど、
そういうところで教師そのものが管理統制で萎縮してしまっている。
そういう中で本当の教育ができるのか?という事ですよね。
こういう問題についてこれまでの石原都政のあり方を大きく変えなければいけない。
実はこういう事が、子どもの中でのいじめや不登校や自殺問題、
そういう事に大きく影響している面があるんじゃないかと思っております。

それから石原都政の問題ですけれど、
全く都政とは関係ない尖閣諸島の購入問題に火を付けてですね、日中関係を悪化させた。
その結果我が国の経済は混乱化している。
しかもこれは経済の問題だけではなくてですね、
これを契機に憲法改正や集団的自衛権の行使の容認を避ける勢力が台頭してきていると、
こういう状況に対して、大変私は危惧、危機感を持っております。

こういう状況というのは、私も歴史を習いましたから、
戦前に軍部の暴走を許しまして、アジア諸国の人々、それから我が国の国民に対して
深刻で甚大な被害を生じさせた先の戦争の経験を思い起こさずにはいられません。

私は憲法の基本原理、国民主権、基本的人権の尊重、恒久平和主義という
基本原理を変容させるような憲法改正には反対します。
「これは許さない」という事を東京都は真っ先に宣言して、
平和で人権を守る、そういう首都を目指すべきであるというふうに考えております。

日本の首都東京で、こういうメッセージを発するという事は、
必ずアジア諸国にも影響を与えて、アジア諸国との関係改善を図って、
親密で友好な関係・交流を発展させる大きな契機になるんじゃないかというふうに考えております。

基本的に、貧困問題に取り組んできた弁護士としましては、
人間らしい生活を保障する、そういう社会をつくるためには、
憲法9条と憲法25条はこのまま容認であると考えております。

それからこの問題を考える時に基地の問題も無視できないと考えております。
沖縄の人々は現在普天間基地の辺野古移転というのが問題になっていますけど、
同じ自治体としてですね、わたしはこの辺野古移転に反対します。
それから、オスプレイの配備も、認めるべきじゃないというふうに考えております。
東京には米軍基地もありますから、米軍基地のない東京を目指したいと思っております。

以上の政策についてはすでに配布されている資料の中に書かれておりますけれど、
私自身の弁護士としての経験、あるいは日弁連の会長としての経験を踏まえてですね、
こういう政策を打ち出させていただきました。

こういう政策等につきましても、今後
支援して下さる市民グループのみなさんや都民のみなさんと、
さらに練り上げて、いいものにしていきたいと思っております。

以上で、私の出馬に当たってのお話を終わらせていただきます。

~24:55
26:05~応援メッセージ






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「原発再稼働こいねがう」松宮勲経産副大臣/「放射能は外に出さない」美浜町山口太郎町長

美浜原発:「放射能、外に出ない」 
防災計画見直し、初会議で町長 /福井

毎日新聞 2012年11月09日 地方版

美浜町の山口治太郎町長は8日、
町の原子力防災計画の見直しを議論する防災会議で、美浜原発について
外に放射能を出すことはないと思っている
(放射性物質が外に漏れない)対策はとれている上で、防災体制を進めていくということをご承知いただきたい」と述べた。

福島第1原発事故では、「想定外」の事態が起きて広範囲に大量の放射性物質が飛散した。
このため国は、原発事故時の対策を全面的に見直すことにし、
原子力規制委員会が先月、住民の避難対策などを充実させる地域を30キロ圏に広げた
「原子力災害対策指針」を示した。

会議は、この指針を受けて初めて開かれた。
県や関電の幹部ら24人の委員が出席したが、約1時間半の会議の大半は町からの概要説明に費やし、
委員から原子力防災に関する意見や質問はなかった。【柳楽未来】


【11/9東京新聞夕刊】 松宮勲経済産業副大臣(福井3区)の発言
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<もう検証は必要ない>「原子力の立地地点はひとことでいえば・・・”地震・地滑り”などにより大きな事故が発生しないと考えられるところ」原子力規制委員会ホームページより

大飯原発の下は活断層?割れる識者の見解「海から山へ向かって地滑りか!?」
報道ステーション&そもそも総研内容書き出しその他


海から山へ向かって重力に逆らう断層の跡を
岡田篤正教授(立命館大学)は「これは地滑りだ」と何度も断言し、
原発を守ろうとしておられるようです。
「黒か濃いグレーなら大飯を止める」といったのは田中委員長だけど、
原子力規制委員長も副委員長も、
グレーの中でも濃いグレーだとは認めません。

ところが、私はコメントで教えていただきました。
原子力規制委員会のホームページのことを!!

ここには、すでに大飯原発の地層に関しては、活断層か地滑りかを検証する必要はなく
大飯原発の立地場所は原発の立地地点としてふさわしくないという事が書かれています!


下記をご覧ください。

原子力規制委員会ホームページ
設計・建設段階の安全規制 安全審査→設置許可

原子力の立地地点はひとことでいえば・・・
地震、風、津波、地滑りなどにより大きな事故が発生しないと考えられるところ。
原子力発電所と公衆の居住する区域との間に適切な距離が確保されているところ



消すかもしれないから証拠画像(画像をクリックするとページが開きます↓)
地滑り11


もう話し合いの必要はない!
4人の有識者のうち一人は活断層だといい、もう1人は地滑りだという。
残り二人は、そのどちらかだが決められないと思っている。
しかし、ご覧の通り
地滑りも×でした。
どちらかに決める必要はもうありません。
地震であっても地滑りであったとしても原発立地地点ではないという事が書かれています。

規制委員会副委員長の島崎さんと
委員長の田中さんはご自分が属するホームページをご覧になっているのだろうか?

メディアもしっかりとこのページを見て報道してほしい。
頑張れメディアლ (。◕ˇε ˇ◕。ლ)!!



第7回【ペイフォワード環境情報教室】「「これからも決して絶望だけはしたくないと思っています」小出裕章先生11/8(内容書き出し)

【ペイフォワード環境情報教室】
小出裕章先生 2012年11月8日



第7回目の今日は京都大学原子炉実験所の小出裕章せんせいをお迎えして、
住民運動についての歴史と、これからの私たちへのメッセージをお話しいただきました。


Sawada:
今日はですね、トピックとしましては、
今度の11月11日に日比谷公会堂の方で、また大きな反原発のデモが起きるというような形で、
私たちの住民活動、住民運動としてもですね、いろいろと動いてはいるんだけども、
結果としてですね、今、現状としましては、
大飯原発が再稼働したり、大間の建設再開が進められたりというような形でなかなか答えが出にくい。
これだけの事故があっても出にくいという事をうけてですね、
やっぱり、専門家である小出先生が過去にずっと活動されてきているという中で、
是非アドバイスを頂きたいというのが、今日の趣旨であるところではあるんですけれども、
どうですかね?
どうにか頑張りたいと思っているリスナーの方々は多いかと思うんですけれども、
どんなところをポイントとして私たちが団結してやっていけばいいというところでアドバイスを頂けますか?


小出裕章:
はい。
私自身は原子力の場にいる人間で、なんとか原子力というものに抵抗したいと思ってこれまで生きてきました。
ただ、残念ながら原子力の暴走を止めることができませんでしたし、
福島第一原子力発電所の事故を防ぐこともできませんでした。
そういう意味で言えば、「私の力は本当に無力だったんだなぁ」と思います。
ただ、こういう事はやっぱり歴史の中では何度も何度もあっただろうと思います。

たとえば、この日本という国は何十年か前は戦争をしていました。
大日本帝国という国があって、世界を相手に戦争をするという時代がかなり長く続きました。
その戦争を「何とか止めたい」と思った人ももちろんいましたが、
ほとんどの人がそういう事の発言すらできないまま、歴史が流れていきました。
戦争を始めた軍という中でも、
「この戦争は到底やるべきではない」
「これは負けるに決まっている」事を知った人だってたくさんいたのですが、
そういう人たちすらが声を上げることすらできないというなかで、
日本に住んでいる人、そしてアジアの人々は大変な苦難に突き落とされるということになってしまいました。

一つの大きな流れを作られてしまうと、それに抵抗することは容易でないという事は、
多分、多々あるのだと思います。

原子力というものも
「もうこれほど馬鹿げたものである」という事が広く分かってきていると私は思うのですけれども、
それでも一度作ってしまった流れを止めるということは容易なことではないということが、
今もまた現れているのだと思います。

ただ、私自身もそうですが、
原子力に抵抗をしたからといって、過去の戦争の時にそうであったように
投獄されたり、あるいは殺されたりというような状況では、今はないのです。

私自身は、自分のできることはやはりやり続けたいと思いますし、
皆さんもそれぞれに個性を輝かせて活動して下さる事で、
何とか、原子力の暴走というものを少しでも早く止めるべきだと私は思います。


Sawada:
そんな中で、過去の歴史を見てもですね、現在54基あると言われている原発ですが、
原発候補地にあがって、いろいろな電力会社からのですね、過疎地、もともとが過疎地であって、
そこに対する交付金だという形、もしくは地域の分断をまねいてでもですね、
いろんな形で  の形であったんだけども、
地元住民がどうにか頑張って阻止してきたという歴史もありますよね。

小出裕章:
そうです。沢山あります。
今、福島第一原子力発電所で、ものすごい放射能汚染が起きていますが、
その放射能汚染を被った浪江町というところも、
かつて原子力発電所をつくられようとしたのですが、
住民が必死で抵抗してそれをとどめたという事がありました。
ただ残念ながら福島第一原子力発電所の事故に巻き込まれて、
せっかく自分たちのところでは阻止したのですけれども、汚染には巻きこまれてしまうという事になりました。

でもその他にも原子力発電所に狙われてそれを阻止したというところは、
日本中に沢山あります。

新潟県の巻町もそうでしたし、三重県の芦浜、
私の住んでいる大阪の近くでも、
紀伊半島では日高、日置川(ひきがわ)、古座、那智勝浦、熊野というところに
次々と原子力発電所が建てられようと計画されましたけれども、
全てそれを阻止するという歴史が続いています。

そういうのは若狭湾沿岸でもありますし、
中国地方でもありますし、
各地の住民が何とか抵抗して留めてきたというような、ながーい歴史はこれまでにも沢山存在しています。


Sawada:
その中で先生もサポートという形で入られることがあるかと思うんですけれども、
地域の住民がジョキョウ同士で分断を招くとかですね、
やはり過疎化が進んでいて、なかなか産業が無いというところでは厳しくて手が出してしまうとか、
なかなか辛い中で、でも成功しているところがあるのに学ぶというところでいると、
どんなところがポイントになってきて成功されたんでしょうね?


小出裕章:
それはやはり、自分たちの村、自分たちの町は自分たちで作るしかないという固い意志。
それだと私は思います。
え…私のところに一番近い原子力発電所の候補地は和歌山県の日高というところでした。
そこも原子力発電所の計画が持ち上がって、
関西電力が金をばらまきながら住民を次々と切り崩していったのですが、
最後の最後まで抵抗を続ける人達が崩れることなく残ったという事が、最後の勝敗を分けました。

どこの地域にももちろんそういう人達はいる訳ですけれども、
そういう人たちを孤立させないで、周辺からも支えていくという運動が、
やはりどこでも必要なんだと思います。



Sawada:
そういった中でもちろん住民の方は特別な知識を持って反対しているというよりは、
基本的には「その地域を守るんだ」という思いが一つあったかと思うんですけれども、
先生のような原子力の専門家の方もそうですし、
後また、医療的にですね、健康被害につながるんじゃないかと、
そういうふうな形で専門家を招くようなケースもあるかと思いますけれども、
そういった形で横との連携というのもすごく重要かと思うんですけれども、
そういった中で今後大きい意味で、多分日本を守るんだという意味で、
今多く活動している方、活動したいと思っている方がいらっしゃると思うんですけれども、
まずは知ることが重要ですし、
そういった方がそういう専門家の方とうまく連携を取るという事も一つ重要な点なんでしょうかね?


小出裕章:
そうですね、私は単に原子力の専門家にすぎません。
その私はもちろんみなさんに対して原子力に対する専門的な知識を出来る限り提供するというのが、
私の役割だと思いますけれども、
原子力の問題というのは、単に原子力発電所という機械のテクニカルな問題だけではないのです。
地域の問題であったりするわけですし、労働者の問題であったりもするわけですし、
もちろん健康の問題でもあったりする。
「私たちがどのような社会を作りたいのか」という、むしろ一番根本的にはそれがあるわけですから、
どなたにとっても「自分にとって本当に切実な問題」として関わってくる場所があると思います。
そういうところにお一人お一人が関わって下さって、
そしてそれが横に繋がっていくというやり方がいいのだと思います。


Sawada:
そういった中で、私どもはもう一年半を越えてですね、
あのー、意識ある人は「どうにかしよう」という思いはありながらも、なかなか結果が出ないと。
ま、そんなに簡単に結果が出るもんではないのかもしれないけれども、
そこに多分苛立ちもあるでしょうし、長く続けることの負担もあるでしょうけれども、
そういう意味で言うと、長く続けてこられた小出先生のご意見、アドバイスといった事で、
長く続けていく、もしくはマインドを維持していく。
そこにはどんな秘訣があるでしょうかね?


小出裕章:
ん…私の場合は別に何の秘訣もありません。
え、私は……ひとりの人間。
この地球上に生きている70億という人間のうちの一人の人間ですけれども、
他の誰でもない、私です。
え…全ての人間は違っている訳で、その人だけの命な訳です。
本当にその人のかけがえのない命。
私もそうですし、皆さんもそうな訳で、
かけがえのない命を無駄にしたくない。自分らしく生きたい」という、
ただそれだけの思いで自分の思った事をこれまでやってきたという、それだけのことです。

Sawada:
そうですね、先生がそうおっしゃるとみんな「そうだな」と思いながら
なかなか、この長い間やることは本当に精神力が高いところにあるのかなと思いながら
感心されていると思うんですけれども、
そういった中で、私どももどんどん継続していくことがとても重要なんでしょうね。


小出裕章:
私などはずっと原子力の巨大な力と戦いながら来たのですけれども、
言ってみれば私の歴史は敗北の歴史でした。
次々と原子力発電所を建てられてきてしまいました。
…正直に言えば絶望しかけたことも何度もありますけれども、
そのたびに「絶望した時が最後の負けだ」と自分に言い聞かせながらきましたし、
これからも決して絶望だけはしたくない」と思っています。


Sawada:
そうしますと、一つ二つ再稼動しても絶望しないと、
わたしもまだ、敗北の歴史という先生の長い歴史とは比較にならないほどのあれですけれども、
まだまだ絶望している場合じゃないというとこなんでしょうかね。

小出裕章:とおもいます。

Sawada:
そうですか、ありがとうございます。
これからも先生の言葉を力に変えて私どもも頑張っていきたいと思いますので、
また今後もよろしくお願いします。