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<ジュネーブ記者会見>井戸川町長・柳原弁護士・垣内さん10/31(内容書き出し)

UPR日本審査を受けてNGO合同記者会見


2012年10月31日


井戸川町長:30:36~34:32
ジュネーブ記者会見12

ようやくですね、我々のこの事故が世界に知らしめることができました。
1年8カ月を過ぎても、なかなか我々の思いが届かないもどかしさの中で、
今日は大変貴重な体験をさせていただきました。
そして多くの資料を世界のみなさんに配布することができました。

本当にこの事故というのは、みなさんもご存じのように人災であります。
備えをしなかったための東京電力の人災であります。

その結果我々は住むところを奪われ、住めなくなりました。

しかし東京電力はちゃんと会社はあります。
そして、社員は自分の家に住んでいられます。


我々は、もう刑務所のような、収容所のような仮設住宅に住まわされております。

これも大変、人権から言うと、
まったく被害者である我々がひどい思いをして、
加害者である東京電力の体制は依然として同じだ
という事は非常に不満でございます。

また、福島県内に限らず多くの地域が放射能に汚染されております。
「強い放射能の中で生活をしていても、にこにこ笑っていれば大丈夫だ」というような、
そういうようなデマを言いふらす学者さえ登場しました。

こんな歴史が過去にあったかどうかは私にはわかりませんけれども、
非常にこの話についても不満を持っております。
危機を持っております。

福島県内に住む子どもたちが今どんなに悲鳴を上げているかという事が、彼らには伝わらない事を、
今日多くのみなさんに伝えることができて、私は非常に良かったと思っています。

そして、また、これからこの活動を通して、全世界のみなさんに現状を訴えてまいりたいと思います。

オーストリアの方から、今日は(無音)ありまして、非常に心強く、今日は安心して眠る事が出来ます。
また、情報が的確に発信できない、
放射能情報が、非常に低く抑えられた情報がいろんなところで出ていますけれども、
正確な情報が出されないのが、これが大変に遺憾であるというふうに思います。

合わせて、日本の政府の最重要な地位におられる岡田副総理が関西の方で講演した講演の中で、
今回の事故は幸運だった」という話がメディアの記事に出ました。
この話を聞いた時に、国を預かる、国民の生命財産を預かる大変重要な地位におられる方が、
「幸運だ」という発言については、私は徹底的に許すわけにはいきません。

今すぐにでもこんなことを言う国会議員は、議員を辞めていただきたい。
国を代表する、そして国の全てをつかさどる重要な方が「幸運だった」という表現については、
私は本当に憤りを感じます。
こんなにひどいことが世の中にはあってはならない事に対して、
「幸運だった」という発言は絶対に許すことができません。

この事故が将来正しい結末を迎えたなという評価ができるように望んでおります。
本当に今日はありがとうございました。



柳原弁護士:34:33~37:06
ジュネーブ記者会見13

今日のUPR審査を受けて、3つの印象があります。

一つは世界各国は日本の人権状況について現状認識が全くできていないという印象です。
1回目の2008年のUPR審査の時に、
延長として連続性の中に継続性の中にいるという認識をしているというふうに思いました。

しかし、日本は2011年の3月以降、人権状況は一変しています。
この時以来日本は放射性物質からの不断の攻撃という、
言わば目に見えない、匂いもしない低線量被ばくの核戦争という戦争に突入し、
いま尚、その戦争の継続中にあります。

その戦争の最大の被害者は、子どもたちです。
彼らの命への脅威です。


この現状認識が世界の各国は全くできていないことに驚きを隠しきれません。

もうひとつは、死刑制度の熱心な言及があった事です。
「犯罪を犯し死刑判決を受けたものを救済すべきだ」という勧告をされていました。

だとすれば、福島の子供たちは犯罪も犯していないのに死刑と同様の命の危機にさらされています
このような福島の子どもたちは救済すべきだと勧告するのが当然だと思います。
死刑判決に言及する世界の人達は、
このような福島の子供たちも当然言及すべきだというふうに思いました。

最後に、オーストリアが唯一福島の子どもたち、人権に、
オーストリアの政府の、子どもたちは唯一福島の子供たちの人権に言及しました。

1960年代の最大の人権問題はベトナム戦争でしたが、
それが世界に認知されたのは5年以上かかりました。
しかもそれは市民たちチョムスキン達の不断の取り組みによって、その認知がされました。

私たちも同じように市民の不断のですね、取り組みを通じて、
この福島の問題が日本のみならず、世界の最大の人権侵害の問題であるということを、
世界に認識してもらえるように取り組みをする決意を今日新たにしました。
以上です。




垣内:24:54~30:30
ジュネーブ記者会見11

言論の自由評議会の事務局長をしております垣内です。
私たちは2004年に会を立ち上げまして、
これはイラク派兵の直後のから、ミラノ弾圧事件がおき、
そしてその翌年から、次々と起きていった中で私たちの会が立ちあがったわけです。
前回のUPR審査の前日に、人権理事会が初めてレポートを出しました。
これは自由権利既約20条戦争先天の禁止、この問題に関わる大変重要な問題だと、
人権理事国の日本において、ミラノ弾圧事件が次々と起きている。
これは、本当に国連の大きな問題だという事で提起したわけですけれども、

実は、3.11後、この流れ、
若干、自由権利規約の勧告なども受けて、前に進めていた訳ですけれども、
それが逆行するという事を、もう目の当たりにして、
特に日の丸君が代関係の高校の先生たち、東京の都立高校の先生たちを中心に、
延べ700人以上の先生が裁判を行っている訳ですけれども、
その裁判、21の裁判のうち、10の裁判がほとんど不当判決を受けてしまった。
去年3.11後にラッシュのように、この1年間内で出てきたわけです。
まさに安全神話の根がどこにあるのか?と、
やはりこの日の丸君が代の強制と、ミラノ弾圧、言論弾圧にあるというように確信しております。
それは、2004年に「塩原の祈り」という映画ができて、
私たち事務局みんなでこれを観に行きました。
「ギロチンにこそかけられないけれど、まさにこれだ」と、
今、戦後21世紀に入った日本がこういう時代になっているという事で危機感を持って活動してきて、
それで、NGOとしての活動をしてきたわけです。

今回、8月の末にUPR の主催を要する予備審査にエントリーができ、
そして、3つの勧告を提案したわけですが、
その最も重要なものに、個人通報制度、
先程皆さんがおっしゃっています権利規約の・・・・(略)
そして二つ目はビラの配布は参政権、日本の国民の参政権に関わる問題だと、
まだ日本は参政権が確立していないという、この問題をやはり広く国際社会に訴えて、
日本の参政権を確立すること、その事がみなさんのNGOにとっても、実現するために、
法律を作る国会議員を正しく選べるならば、
国民が望む国会議員を選べるならば法律が正しく作られていく訳です。
でも、そういう仕組みになっていないという事が、極めて重要な問題だという事。
それが3.11後さらに加速されてしまった。


そして3つ目に、子どもたち、福島の子供たちの命の問題だと、そして人道問題だという事で、
大変危機感を持って、いろんな方の意見を伺って、
緊急避難の権利、そして、健康管理に対する抜本的な対策を取るような勧告を出していただきたいという
3つを提案して、発言してきたわけです。

でも、その後にですね、
9月11日の福島県の健康調査の結果が公表されて、
本当に、恐るべき。
小学校、中学校の女の子が50%以上、甲状腺に変化があり、異常値が出たと、のう胞や結節が出たと。
私は看護師ですので、この事態がなにを意味するのか、そしてそれがなにを予測されるのかという事は、
本当に大変な危機感を持っております。

そして、疎開裁判の柳原先生に繋がることができて、
そして、この課題がどういう事なのかという事を弁護士としてすぐにキャッチをして下さって、
本当に一カ月余りの中で、そして1週間前に町長さまも参加を決意して下さいまして、
本当に、本当にこの問題が
日本の今の現状を打開する大変重要なところであるという事を確認できたと思います。
そして、今日ウズベキスタンがビラ弾圧問題を指摘して下さいました。
そしてオーストラリが、「福島の地域に住んでいる子どもたちの権利の保護を取り組むよう求めます」と
こういう表現をして発言をして下さいました。
これは必ず勧告に影響するものと思いますし、
私たちの  3カ国に対する働きかけ、そしてEUのフランス代表
とりまとめ役のフランスに対して働きかけたその結果がおそらく出ると思いますので、
あした、あさっての勧告が出るまでプッシュしていきたいと思っておりますので、
皆さん引き続きよろしくお願いします。


ーーー





↓国連人権理事会前日の「言論と表現の自由を守る会」主催による説明会はこちら
世界に訴える!「どうか皆さんの大きな声で救ってください」
井戸川双葉町長10/30ジュネーブ(書き出し)


世界に訴える!<ジュネーブ後半>フェルネックス博士・柳原弁護士・福島の母・郡山市中学生
(ツイート同時通訳と日本語は書き出し)福島民報&東京新聞記事書き出し




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