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06.05
Wed
【経産省前テントひろば】
脱原発テント裁判を考える講演会2013年6月3日


41:50~
http://youtu.be/orIrC8eYdnw?t=41m50s

2013060311.jpg

広瀬隆さん:

始めまして…じゃないと思いますけれど、
今日はこのテント村の集まりだったんで、
私は何もしていないのになんでこんな所に来なければいけないのかと思って、考えながら来ましたが、
ちょっとだけ自分の考えを言わせていただきます。

昨日の集会とデモ、本当に皆さんご参加された方、ありがとうございました。
わたしは、「ふくしまと繋がろう」という言葉、ああいう言葉を見て、
その意味がですね、あんまりよく分からない人間だったんですが、
昨日は福島市で朝早くから講演会をやりましたので、
そこへ行って体験したことをちょっとお話します。

やはり言葉ヅラで字面で「ふくしまと繋がろう」と言っても多分みなさん、
具体的に東京なんかに住んでいればそういう事が分からないと思いますので、
私自身もそうでしたからちょっと、昨日福島で話した事と重複しますが、
そういう事を話させていただきます。

それは昨日朝4時に起きてそれで福島市へ着いたんですが、
福島市は、皆さんも新聞でちらっとご覧になっていると思いますが、
「東北六魂(ろっこん)祭」、6つの魂の祭り、
東北6県の祭りをですね、今年は福島市で開催するということで、
おととい、多分1日から初まっているんですが、
そのお祭りの最中でですね、
だからみなさんがデモをやっていらっしゃる時、東北ではこうやって踊っている訳です。

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わかるでしょ?
この大きな落差ですね。

で、私が福島駅に到着しましたら、木田節子さんという、皆さんご存じだと思いますが、
福島第二原発、第一原発のすぐ12kmぐらい南側にある富岡町に住んでおられたかたで、
全国を飛び回って下さっているかたがいらっしゃいます。

で、木田さんが今度の参議院選挙に緑の党から出馬されるという事もかねての講演会だったんですが、
ちょうど福島駅でお会いしまして、それから飯高線でひと駅乗って行ったんですが、
道々お話をして行きましたら木田さんがこういう事を言うんです。

ここでお祭りをやる、
お祭りをやる前に、つまり六魂祭をやる前に福島県が何をしたかというと、
「ここを除染をした」っていうんです。

わかります?
それで福島市の人達は本当に内心で怒った。
あたりまえですよ。
他から人が来るために除染をした。
そこに住んでいるんですよ!


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祭りが終わったらまた放っておくんですよ。
それが今の状態なんです。

それは被ばくをさせているということの証明でしょ!?

あまりにひどいじゃないですか。

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それで、私が講演したのは、昨日のタイトルは、
「原発・福島人権そして憲法」という題で、
私はずーーーっとこの、特に今年に入ってから
もう本当に落合さんじゃないけれど、頭が怒り狂って、
ずっと毎日新聞を見てきましたが、
憲法の問題、それ以前にですね、

ともかく日本が侵略をどのようにして始めたかという歴史から話をさせていただいたんですが、
ともかく戊辰戦争(ぼしんせんそう)をみなさんご存知かな、
1868年(明治2年)に始まって、新政府対幕府軍の戦いを始めて、
その中で東北の人達はどれほどですね、蹂躙(じゅうりん)されたかということを、
何も我々は聞かないまま育ってきているという事をお話しました。

ひどいんです。
長州・薩摩の連中が何の関係もない東北へ乗り込んできて、人殺しをし、略奪をして、
その末裔が安倍晋三なんですね


だからそういう事で、長州の人間たちを全部名前を実名をあげて、
伊藤博文からずーーっと、田中義一から桂太郎から全部総理大臣の名前を挙げて
全部挙げて、こいつらなにをしたか?
明治8年からですよ。
朝鮮半島の侵略を始めたのは。
そんなことを日本人は知らないでしょ?

NHKのバカな大河ドラマばっかり見ているから、
それで坂本竜馬、あれもデタラメですよ。
坂本竜馬は何で英雄になったか知ってます?
あれはですね、長崎のある歴史家がある時に長崎の新聞でコラムにですね、
当時の事を、チラチラッと幕末の事を書いたんです。
そこに白袴組と、白い袴をはいた連中がやってきまして、
これは暴力団なんですね、当時幕末の。
その連中がやってきて乱暴狼藉(らんぼうろうぜき)を働いた。
その事をちらっと書いた。
そこへやってきた作家がいて、その名前が司馬遼太郎という男なんです。

それでこいつが出鱈目を書きなぐって、英雄に仕立て上げていった。
それでいまのような、こんなとんでもない世の中になってきたんです。
が、そのことはさておきまして、

私がですね、腹が立ってしょうがないのは、
その長州の連中がずーーーっとやってきて、
それがですね、1945年の15日の終戦の日を迎えた訳です。
そうでしょ、この流れなんです。

いまの歴史家の人達は必ず満州事変からしか話をしません。
ウソなんです。
日清戦争、日露戦争から始めた事なんですよ。

2013060316.jpg

それをあのバカどもがですね、
司馬遼太郎が「坂の上の雲」」などのデタラメを書いて、
軍事戦略を中心に書いて、
そうしてあの当時の事を、
「あの戦争までは日本は良かった」なんていうとんでもないことを言ってきた。
それをずーーーっと日本人が信じて今日まできてきているからおかしくなっているんで、
国民が悪いというよりは、何にも、全てがですね、
物書きとそれからテレビ新聞が悪いんです。

そして、いいですか。
だから私はそういう事をずっとお話しして、
ま、日本国の憲法の大事なを1945年に日本が、
敗戦をしたのは8月15日じゃないんです。
9月2日。
文章に調印した時です。
だから、私たちは8月15日を終戦記念日と言って
9月2日を敗戦記念日と呼ばなければいけない
んですという話をしたんですが、

そうしてですね、その後日本の国民の中に
「これではいけない」という事で運動が起こったんですね。
そのリーダーになってくれたのが、福島県相馬郡生まれの鈴木安蔵(すずきやすぞう)さんでした。

この人が戦争前から投獄されて、そして苦難の道を歩んで、
そして戦後「憲法をつくろう」という事で研究会を立ち上げて、
7人の男たちが憲法の土台をつくって、
そして相手側が、このいろんなバカ総理達がまた出てきて、なんとかそこを踏みとどまらせようとして、
その連中がなんて言ったかというと、
GHQに「日本は民主化しなければいけない」と言われた時に、
「民主化って何ですか?」と
そういった人間たちが戦後を引っ張ろうとして、
それを鈴木安蔵さんたちが、変えてきたんです。

それで憲法の土台をつくって、GHQはやる気が無いから、それを全部ほとんど引き写す形で、
そこに国連憲章や各国の素晴らしい文言を取り入れて、急いでつくって、
そこへですね、また白洲次郎(しらすじろう)達が出てきて、それをぶっ壊そうとして、

そこからの話なんですよ、良くテレビに出てくるのは。
その前に鈴木安蔵さんたちがやった事はテレビ新聞何にも書いてないでしょ!いま。
なぜ書きませんか!?
歴史を書きなさいよ!っていうんですよ。

その後がもっと大事で、
この後、このまま憲法をつくってはいけないという事で、
各国の、極東委員会がそこに口をはさんで、
「日本の国民にそれを参加させなさい」。
日本の憲法を定める作業を。
そして国民がドドッと委員会の方へ行って、
そして議会で議論が出て、
さらに極東委員会がポツダム宣言の文言など沢山の事、要素を入れて、
第9条を活かしたんでしょ。

そうじゃないですか。
そこは一番大事な歴史です。
国民が作ったんですよ。


この大事な歴史を、今この憲法を議論している国の中で、
新聞のどこにも書いていないじゃないですか。
鈴木安蔵さんの名前を私は見た事がありません。最近。

何をやっているんですか!

それがいまの、福島のいまの現実なんです。
人権の問題なんです。
だから私はもう本当に、テレビ新聞が嫌いです、いまね。
だから怒ります。
だから排除されます。
それは結構ですよ。
そんな奴らに使われたくないと思いますけれど、

ただですね、言っておきたいのは
木田さんと最後帰る時にですね、列車に乗る時、新幹線で東京のデモに向かおうという時に
木田さんが東電が「私は10万円でどうして生きていけるんですか、生活できるんですか」
だって、木田さんは で被ばくした家が、全体が被ばくしちゃいました。
第二原発がすざまじい放射能を浴びて、今も立ち入り禁止なんです。
いまの東京の数100倍なんです。
たった今ですよ。
だから、実を言うとそこにですね、記録を取ってくれた人がいて、
JRの東海労働組合の方が先月そのビデオを送ってくれて、私はショックを受けて、
本当に涙を流しながらそのビデオを見ました。
それは、日々雑感というサイトで沢山だしてあるので是非見て下さい。

本当にひどいです。

なぜなら、今も双葉町・富岡町全部家が崩れたままなんですよ。
私はそのビデオをずーっと見てて、最初、震災の直後の記録かと思ってみていたら、
今年の3月20日の記録じゃないですか!
もう本当に恥ずかしくなったんです。
自分が恥ずかしくなりました。
こんな状態。

つまり放っておいているという事は、
そこに放射能があるから入れないからです。

それから私は木田さんに聞いたんです。
「こんな状態で10万円貰って水戸に避難して
あなたどうして生活していらっしゃるんですか?」

そしたらですね、金額は、今から言う金額は木田さんからのお話しなんで、
ちょっとうろ覚えで間違えていたらごめんなさい。

木田さんはこうおっしゃいました。
その富岡町の自宅は3700万円で建てて、それはもちろんローンです。
それで3700万円を返さなければいけない。
そのうち大体3000万円を返して、まだ700万円借金が残っている。

それを返さなければいけないんです。
ところがその家を、そんなの東電に買い取らせなければいけないじゃないですか。
そうです、木田さんはこう言いました。
「東電はそれを900万円で買い取る」
900万円で買い取って700万円の借金を返したら200万円しか残らないでしょ。

これが今の状態なんです。
福島の人達の、被災地の、放射能被災地の難民の状態なんですよ。
我々はそれを知らされないんです。
かなしいかな。

新聞に断片的に出てきます。
必死で賠償訴訟の事をわたしも調べていますけれど、
そんなにひどい事ということは、
生身の木田さんとお話をしているうちに悔しくなって、自分が恥ずかしくなってきました。

私たちはこの経産省テント村前で、いろいろなことをみなさんにお願いしてくる。
その中で、私はどうしてもお願いしたい事は、
やはり、原発難民をまず救っていく運動を加えていただきたいという事です。

なんとしても。
その人たちを放っておいたらいけないんですよ。
今生きていかなければいけないんですから、毎日が。
鎌田さんが冒頭言いましたね。
「諸悪の根源だ」
私はそれに付け加えて言いますけれど、
こいつは「バカの根源」ですよ。
バカの集団なんです。

アメリカの悪い奴は沢山います。
あいつらはね、悪くて頭がいいんです。
日本はね、「悪くて頭が悪いんです」
この違い。
だからアメリカは怖いんです。
また日本も怖いんですけれど、

だから先ほどもね、落合さんがおっしゃったように、
ほんとうにね、故郷を守っていこうというその の人は、
その言葉をですね守れない。
これはですね、官僚として最低ですよ。
そう思いませんか?

今朝でしたか、昨日でしたか、朝日新聞の1面トップにまたね、
震災復興予算の火事場泥棒の記事が大きく書かれていました。
あれを見てね、私は朝日新聞に言いたいんです。
これをやっているのは官僚だ」と、官僚なんです。
政治かなんか何もできない。
官僚が全部やっている
あの予算の分配も。
「こいつらが悪だ」という事を
大きく官僚批判を書いて欲しいんですよ。


あの泥棒だけの金額だけじゃ分からないんです。
誰がやっているのか、その親分の名前を書いて欲しいんですよ。

それをですね、みんなで本当に批判していきましょう。
まだまだ言いたい事があります。
一言だけいいかな?

経産省だって、全員がバカだとは私は思っていない。
なぜなら、古賀茂明さんというね、物をハッキリ言う方が追放されました。
ああいう人達はもともと居たんです。
10数年前に我々が経産省といろいろやった時に
木村さん達と一緒にやった時にですね、
彼らの、今の、通産省は二つに分かれまして、
良い方と半々ぐらいになっていたんです。
「これでいけるかな」と我々も希望を持った時代があった。
その連中がまだ中にいるはずなんですよ。

ところがですね、今の電力も原発も再稼動を阻止するために一番大事なのは、
経産省を動かしているのは電力問題ですから、
こいつらが本当に頭さえ使ってくれれば、経済と産業を維持するのはあいつらなんだから、
あいつらが頭を使えば日本は健全にできる。
私が総理大臣になったら一夜で出来ることをあいつらがやらないだけなんですね。
その事で私が去年からエンジンの発電機、簡単なものを使っていけば簡単にできる。
みんなが自動的に、企業がそれをどんどん持っていけば簡単に出来ること。
「原発なんかいらないんだ」
「国の経済は回せるんだ」という事を、本に書いたらですね、
こいつらなにをしたと思います?

そこの資料のデータのサイトを全部ひっくり返しちゃった。


もう探しても分からないような所へ、ごみのような所へですね、隠すんです。
「なんという姑息な奴らだろう」
あいつらは我々の言葉を聞いていますよ。

2013060317.jpg

この中にだって、どこかにいるかもしれない。
必ずそういう事をやっているんです。

そういう本当に小学生以下のような悪知恵だけは持っているんですね。

だから、私はこのテント村の人々にも一度呼び掛けました。
「どうかあいつらの良心の目をさまさせてくれ」って。
しかしもう、私は昨日福島へ行って帰ってきて、そういう気持ちを無くしました。

おわります。




2013年6月2日福島市での広瀬隆氏の講演内容書き出し

講演会全編の動画はここにあります↓
<日本の歴史1.侵略>
「戊辰戦争~日清戦争~日露戦争」竹島と尖閣諸島は何処の領土か?広瀬隆氏6/2福島(内容書き出し)


<日本の歴史2.強制連行>
慰安婦問題・敗戦~広瀬隆氏6/2福島(内容書き出し)


<日本の歴史3.憲法>日本国憲法の土台が築かれるまで~広瀬隆氏6/2福島(内容書き出し)

<日本の歴史4.憲法>
どこがGHQが作ったんですか?違うでしょ! 日本の国民が作ったんでしょ!!~広瀬隆氏6/2福島
(内容書き出し)





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06.05
Wed
今日これから、福島県民健康管理調査の検討委員会が開かれています。
ライブ配信はこちら→http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1594





甲状腺がん「確定」12人 福島の18歳以下、9人増
東京新聞 2013年6月5日 朝刊

東京電力福島第一原発事故による放射線の影響を調べている福島県の県民健康管理調査で、
18歳以下で甲状腺がんの診断が「確定」した人が9人増え12人に、「がんの疑い」は15人になった。

これまで一次検査の結果が確定した約17万4千人の内訳。
5日に福島市で開く検討委員会で報告される。
検討委の2月までの調査報告では、がん確定は3人、疑いは7人だった。

これまで調査主体の福島県立医大は、
チェルノブイリ原発事故によるがんが見つかったのが、事故の4~5年後以降だったとして
「放射線の影響は考えられない」と説明している。

甲状腺検査は、震災当時18歳以下の人約36万人が対象。
一次検査でしこりの大きさなどを調べ、
軽い方から「A1」「A2」「B」「C」と判定。BとCが二次検査を受ける。

2011年度は、一次検査が確定した約4万人のうち、二次検査の対象となったのは205人。
うち甲状腺がんの診断確定は7人、疑いが4人。ほかに一人が手術を受けたが、良性と分かった。

12年度は、一次検査が確定した約13万4千人のうち、二次検査の対象となったのは935人、
うち診断確定は5人、疑いが11人。



ここまでの主な甲状腺検査関係の記事

<OurPlanetTV独自調査>
「今後必ず誤診がでる」賠償1事故10億円の保険に加入:県民健康管理調査福島医大


「甲状腺県民健康調査4観察項目省略」
スクープの毎日新聞を放射線医学県民健康管理センターが“強く抗議”


福島県が開示した甲状腺検査の自治体別判定結果(2011年度)

<甲状腺検査>環境省福島県外3県甲状腺検査結果「各年代とも福島県外の方が大きい」&
茨城県東海村検査結果(410名中2人再検査、98人A2判定)
「住民が不安に思うデータは何もない」


子どもの甲状腺検査 福島県以外と同じ 環境省速報 2013年3月8日

宮城県丸森町子どもの甲状腺結果公表~しこり・のう胞無し86.7%

<ベラルーシ報告 後半>
山下俊一氏は今年の3月11日アメリカの講演で「10人全員が甲状腺がんだ」と言っている。
川根眞也先生3/26【ペイフォワード環境情報教室】


「1年少しの福島で当時のチェルノブイリと同じかそれを上回るような頻度で甲状腺がんが見つかったというのは、 これは誰でも心配するという事になります」
松崎道幸氏3/11岩上安身氏インタビュー(内容書き出し)


<2>「ちょっと人数が多くないですか?」
おしどりマコ&ケン3/9子ども信州ネットキックオフイベント(内容書き出し)


【ペイフォワード環境情報教室】
「そういう共通点がありますので、 今回の福島の調査と山下先生方のチームのチェルノブイリ調査は 比べる事が可能だと僕は思っています」
松崎道幸先生2/22(文字起こし)


<甲状腺がん>
「今回の調査結果で過去に書かれた論文・発表が、かなり覆される可能性がありますが…?」
山下俊一氏質疑応答2/13(文字起こし)


<甲状腺がんの頻度>
「超音波検診」と「潜在癌」鈴木眞一氏質疑応答2/13(文字起こし)


新たに2人甲状腺がん7人に疑い「放射能の影響は否定」
福島県立医大鈴木眞一教授2/13


第10回「県民健康管理調査」検討委員会2013.2.13 <質疑応答文字起こし・ほとんど全部>

「 そうすると、もうすでに50人ぐらい甲状腺がんが出ている可能性がある」
2/20井戸弁護士→環境省→山田医師


新たに2人甲状腺がん7人に疑い「放射能の影響は否定」福島県立医大鈴木眞一教授2/13

<甲状腺がん>
原発の事故の話しが無ければ、「原因不明の多発」です
3/6津田敏秀教授OurPlanetTV (文字起こし)


【ペイフォワード環境情報教室】
「東北関東の子どもたちにも甲状腺エコー検査・心電図・血液検査が必要」
2/13川根眞也先生(内容書き出し)


「小児甲状腺がん事故無関係」危うい即断 チェルノブイリ翌年から増加
医師の菅谷松本市長が警鐘9/27東京新聞


またひとり「甲状腺検査の1次検査で、がんの疑い」
2012/11/17
判定されたのは16~18歳(同)の女性で、細胞や血液を詳しく調べる2次検査中。


「日本の子どもはチェルノブイリとは違ってヨウドが過剰だから大丈夫!」
県民健康管理調査『甲状腺検査』説明会 11/10鈴木眞一氏質疑応答(内容書き出し)




ーー
県が主導「原発事故とがん発生の因果関係を否定する秘密会議」毎日新聞スクープ記事
毎日新聞記事の詳細

モーニングバード&ワイドスクランブル10/4
福島県民健康調査「秘密会議」時間の経過で新しく出てきた情報(番組内容書き出し)

モーニングバードでは、本会議の内容を傍聴していた一般市民の方の話と菅谷松本市長へのインタビュー。
ワイドスクランブルでは福島県の担当者へのインタビューとその責任者の名前が分かりました。
そして山下俊一氏のこの件に関しての書面が公表されました。

甲状腺検査めぐる不満も… 福島健康調査で「秘密の会合」10/3報道ステーション(内容書き出し)
テレビ朝日で10月3日に最初に報じた報道ステーションの番組内容。








comment 2
06.05
Wed
福島医科大の幹部が「今後必ず誤診がでると考えている」と明言し、
その際の賠償に備えて、支払限度額1事故10億円という保険に加入。
その保険料は県民健康調査の予算から出すとの事。
OurPlanetTVが独自に入手した書類と取材で作った番組です。



「必ず誤診」 ~福島県甲状腺検査・医療訴訟恐れ保険10億円


2013年6月4日



 
 
                    (2012年6月12日第8回マネジメント会議記録)
 

            (県立医大の内部資料「県民健康管理調査業務における保険」)


詳しくはこちら→http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1593



ーーー


誤診をしたがために、甲状腺がんになって死亡したり大変なことになった人一人に対して、
10億円の賠償額というのはものすごい額じゃないだろうか?
そんな高額な保険の保険料とは一体どれだけ支払うのだろうか?
そのお金があるのならば、検査機器でも新しく購入できないのかな?
最初から「誤診をする」と言いきっているところもすごいし、
そんなふうな気持ちで検査されても、なんか、ますます信用できない気がする。
真面目にきちんと責任を持って検査してほしい。

そしてもしも、誤診をされたら、躊躇せず訴えよう。
県民健康管理調査の診断と他の病院との診断結果が違うという話は最初からあるから、
きちんと証拠を持っていることも大事ですね。






OurPlanetTV
会員のみなさまからの会費や、視聴者のみなさまからの寄付・カンパを基金に制作しています。
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/92
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comment 1
06.04
Tue
江戸川のウナギが基準値超 4匹から放射性セシウム
スポニチ 2013年5月17日 23:51
 
水産庁は17日、東京都と千葉県の境を流れる江戸川の中流で捕られたウナギ4匹から
国の基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を超す放射性セシウムを検出したと発表した。
検出値は最大で158・9ベクレルだった。
水産庁や東京都、千葉県は3月に把握していたが公表していなかった。

問題のウナギが捕られたのは、江戸川に架かる北総鉄道の高架下と下流500メートルの地点。
近畿大学の研究者が調べたところ基準値を超えたため水産庁に通報した。

水産庁は東京都と千葉県に連絡したが
「ウナギ漁は夏からで、漁期の前までは調査しない」などとして調査も公表もしなかった。
このため水産庁が保存されていた検体をあらためて調べ、今回初めて結果を公表した。




全国流通 福島産ウナギ「産地偽装」の裏側

ゲンダイネット 2013年6月4日 掲載

高級店に「四万十川産」「利根川産」として
<ジャーナリストが告発>

ウナギの「産地偽装」は中国産だけではなかった――。
天然モノは言うに及ばず、養殖用の稚魚も不漁続きで、値段が高騰。
「今年は1キロ200万円前後になっている」(漁業関係者)というから、尋常じゃない。

養殖ウナギの価格が上がり、もともと捕獲量が少なく貴重だった天然ウナギとの差が縮まってきた。
おかげで、天然ウナギの需要が高まるという“逆転現象”も起きている。

そんな中、福島県産のウナギが他県産として偽装され、全国に流通しているというのだ。
事故原発のある浜通り地方を流れる「夏井川産」のウナギだ。

福島県が4~5月に行った検査では、いわき市沖で取れたヒラメ、アイナメ、メバルなど
複数の魚から基準値(100ベクレル/キロ)を超えるセシウムが検出されている。
近くを流れる「夏井川」の魚も汚染されていておかしくない。

福島県在住で食問題に詳しいジャーナリストの吾妻博勝氏が言う。
「汚染されているのは海水魚だけではありません。
夏井川は、原発事故直後に避難指示の出た田村市などを通っています。
阿武隈川水系ではイワナ、ヤマメから基準値超えのセシウムが検出されているため、
同水系の全魚種休漁が打ち出されている。
しかし、夏井川の漁協は全魚種の釣りを承認しています。
そもそもウナギは、放流しないため、漁業権がない。趣味でやっている漁師がいっぱいいます。
彼らも安全性に不安を持っていますから、地元では食べないし、小遣い稼ぎとして卸業者に流しています。
それが天然モノを売り物にしている店や高級料亭に、
千葉県産や利根川産、四万十川産として出回っている。偽装の実態は、漁協も店側も知らないのです」

ほかにも、相馬市沖のズワイガニは日本海の業者に流れている。
「業者が買い取ったあと、全国のどこに流しているかは分からない」(吾妻氏)という。
安心して食べられる魚介類はないのか。



ウナギから基準超す放射性物質
NHK 6月7日 22時47分

千葉県市川市の江戸川で捕獲されたウナギから国の基準を超える放射性物質が検出され、
千葉県のほか連絡を受けた東京都と埼玉県は流域の漁業協同組合に
江戸川などのウナギの出荷を自粛するよう要請しました。

千葉県によりますと、今月3日、
江戸川の中流から下流にあたる市川市で県が捕獲したウナギを検査したところ、
このうち1匹から、国の基準の1キログラム当たり100ベクレルを上回る
140ベクレルの放射性セシウムが検出されたということです。

江戸川では東京の2つの漁業協同組合がウナギ漁をしていて、年間8トンの水揚げがあるということです。
千葉県と連絡を受けた東京都、埼玉県は流域の漁業協同組合に対して
江戸川で獲れたウナギの出荷を自粛するよう要請しました。

東京都は、さらに水路がつながっている荒川、旧江戸川、中川、新中川の
4つの河川で捕獲されたウナギについても出荷を自粛するよう要請しました。

また、千葉県や東京都は釣り客に遊漁券を販売しないことや
釣り客がウナギを捕獲した場合、その場で放して食べないように呼びかけています。

千葉県内では、去年6月、利根川で捕獲されたウナギから基準を上回る放射性物質が検出され、
利根川のウナギについては流域の漁協が出荷を自粛しています。
東京都と埼玉県では、
これまでの検査でウナギから国の基準を超える放射性物質が検出されたことはないということです。





comment 1
06.04
Tue


Youtube→http://youtu.be/WJ5yUAXDBl8?t=56m10s

2013060216.jpg

渡部ミヨ子さん(福島/農業者)

みなさんこんにちは。
脱原発の思いを胸にこの会場にお集まりいただいた皆さんに心より御礼を申し上げます。

私の尊敬する大江健三郎さんと落合恵子さんと同じ舞台で、
私の脱原発への思いを申し上げる事が出来ることを、私は一緒の宝だと思いました。
ほんとうにありがとうございます。

私は福島第一原発から25kmぐらいのところに住んでいました。
今は小学5年生の孫と私たち夫婦の3人で、田村市内の西側に住んでいます。
これまで全国のみなさん、そして世界中のみなさんからご支援いただき心から御礼申し上げます。

私は戦時中に、昭和17年に生まれました。
育ち盛りに周りの大人の人達が話す戦争の話は子どものころにも大きな衝撃でした。
そのころ、ヨーロッパのスイスが平和だったことも知りました。
私の心は平和なスイスの事を考えることで、いつも安らいでいました。

私が子育て中の頃に、大熊町に福島第一原発がつくられました。
周りの人達が沢山働きに行きました。
私は広島に落とされた、あのおそろしい原爆のことが頭をよぎりました。

しかし周りのほとんどの人達が私が聞いてもいないのに、
「絶対安全だ」
「事故は起きないんだ」
「ここには大きな地震は来ないんだ」と、口々に言っていました。
そしてすべてが原発のおかげで、生活が満たされるように思いこんでいました。

あの3月11日の大きな地震の後、原発が4基も爆発して、
広島に落とされた爆弾の何百倍もの放射能が飛び散らされてしまいました。
生まれた時から私たちを守ってくれた豊かな自然は
全て放射能という死の灰で汚されてしまったのです。

安心安全という真っ赤なウソと、少しばかりの豊かさに踊らされていた自分を悔み、
未来を担う子どもたちの空気を思い、
自分の目から流れる涙を抑えられませんでした。

国は始めから安心安全キャンペーンをやる一方で、
福島医大には膨大な予算があてられました。
復興予算、そして除染費用、毎日新聞やテレビのニュースでは、
福島県に充てられる予算の数字が大きな文字で写されていました。

いま県内各地に大手企業が入り、除染が行われています。
そして、手抜き除染の事を取り上げました。
水で洗い、土を剥ぎ、草木を倒して袋に詰め込むだけで、
私たちの地域が元通りに戻るわけがありません。

雨が降れば、大地の放射能は、川へ、そして海へ流れるのです。
汚染水のタンクが、汚染物の詰まった袋が、所狭しと増えるばかりです。

去年から帰ってよいとされる30km圏内の私たちの地域では、
山菜から、高いレベルの1万何千ベクレルというセシウムが検出されました。
しかし、帰っている年配の人達は知らずにそれを食べてしまうのです。

「福島で起きている事の真実を隠したい」と考える人たちの、強い力があるように思えてなりません。

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先日総理大臣が、「我が国の世界一の技術を、原発を外国へ輸出する」と言っておられました。
福島の原発が世界一の技術であるならば、
世界中の原発は今すぐ止めなければいけないでしょう。

これをなぜ、世界中のどの国よりも放射能の恐ろしさを体験済みの筈の日本が、
外国へ輸出することが許されるのか。
それはまるで、「日本は歴史認識が無い」と隣国から言われた昔の戦争と同じになるのではないか。
後に責任を問われるのではないかととても心配です。

兵隊、戦場、戦略にとらわれ過ぎて、道を誤ってはいけないでしょう。

いま問われている事は、日本の使命は、
あの穏やかに美しく緑に輝く宇宙から見たこの地球を、われらの母なる星、地球を、
知性と愛情と調和で守ることにあると思うのです。
未来の日本が昔と同じ責任を問われないため、
原発のゴミと国の大きな借金で未来の日本が苦しむ事が無いように、
いま考えを新たにする時ではないでしょうか。

命を持って真実を明かし、福島の真実を語り、世界中の英知を結集し、
福島を日本をそして母なる地球を守っていきましょう。



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06.04
Tue
Youtube→http://youtu.be/WJ5yUAXDBl8?t=45m45s


2013060214.jpg

大江健三郎さん:

5月20日の新聞に原発ゼロを目指す確かな考え方が示されていました。
福島原発事故が終わってない。
その事。
そして、地下貯水槽からの大量の汚れた汚染水が漏れている事。
汚染された地域の除染が進まない事。
そして、日本中が被災地になる危険をそれは確実に語っておりました。

原発ゼロを今決断し直し実行する、その事の必要を思い知らされるものでありました。

同じ日の新聞ですが、
「電力4社が原発8基の再稼動を申請する」と報道されていました。
さらにその隣の記事には、
原発の輸出を急ぐ安倍首相の日銀原子力協定へまさに乗り出していこうとする写真もありました。

核不拡散条約に加盟していない核保有国インドに対してであります。
これは広島・長崎への裏切りというものです。

原発再稼働の申請は福島の原発事故で苦しんだ人々への裏切りであるように、
さらに原発ゼロを実現するしかないと、
今日、日本各地で、さらにここに集まり、声をあげ、デモ行進をするもの等への裏切りであるように、
そしてそれがまた、原発ゼロへの意思を圧倒的に表している各種の世論調査の回答者、
そういう人たちが多く新聞の中にいられるわけですが、
彼らに対する一種の侮辱というものであると思います。
なぜそれが許されるのか、
何故それを私たちは現政権に許しているのか。

福島3.11の悲惨を踏まえて、私等が原発ゼロを他にはあり得ない選択とした。
あの時から2年しか経っていないのであります。
あらゆる主義の新聞を読みなおしていただきたいと思います。

3.11後、すぐ後で、
「ドイツは原発利用に原理的根拠はない」として、国の方向転換を始めました。
他の国でいま原理的だとか、オラールとかいう言葉はあまりに使われませんが、
ドイツの議員達は次のように「原理的」という言葉を定義しています。

私たちが、次の世代が生き延びることをさまたげない。
次の世代が生きていける環境を無くさない。
その事が今人間のもち得る最大の根本の倫理だ。

というのが彼らの定義であります。

次の世代が生き延びることを妨げない。生きていける環境を無くさないという事は
人間の、人類のと言ってもいい、本当に根本の倫理なんだと、
それを実現しようというのがドイツの議員たちの意思であって、
彼らはそれを立法しました。そしていま実現に向かっています。

ところが、この国の政権が彼らの行動の根拠に、
たとえば安倍首相がその行動の根拠に何をおいているか?
「政治的」ということです。
「経済的」という事です。

政治的、経済的な根拠をおいて、彼らは全てをやる。
そして、「原理的」という事を考えることはない。
こういう人たちが政治をやっているし、
いつか、この国の人々が、この国の社会がその勢いに押されていっているという事を
私たちは考える必要があります。

2013060215.jpg

もう私は熟年でありますが、
生まれて初めて大きいショックを受けた
個人が、自分が危ない。
自分の危機であると共に、村の危機でもある、
どうも国の危機でもあるらしいということを初めて感じたのは
1945年の敗戦においてでありました。

四国の小さな村まで米軍のジープがやってきたものであります。
食糧難という事があったというのも当然です。
それから私どもは生活の困難という事が自分の、母子家庭の家ですが、
それがあることも強く感じていました。

ところが1945年の敗戦があって2年後にですね、
2年経つと、憲法が、正しい憲法が執行された訳なんです。

私たちはその内容を1年前に憲法の内容を知っていました、読んでいました。

ところがそれが敗戦から2年経って施行されると、
私どもの小さな村は、湧きたつようにみんなが興奮したわけであります。
個人が興奮する、それから村の仲間たち、総じて興奮している、
そして村がこれを歓迎しているという事がよく分かりました。

私はひとつの項目しか、良く分からなかった。
もちろん平和主義という事はある、民主主義という事もある。
しかし私にわかりましたのは12歳の子どもでしたが、
憲法の13条で「すべて国民は個人として尊重される」という項目が私を惹きつけたわけです。
それまで自分は個人として尊重された事はないと思いました。

そしてこのやりかたで、
全て国民は個人として尊重されるという仕方で、やっていこうと思いました。

あれから66年になります。
私はそれを原理にして生きてきた、仕事もしてきたと考えております。

もう残された日々は短いのでありますが、
ドイツの人々が言ったように、考えているように、実現していくように、
「次の世代が、この国で、アジアで、世界で、生き延びうる世界を残す」ということを、
何よりも根本の倫理的な根拠としてやっていく。
それを自分の仕事としたいと考えております。

それを自覚し直すために原発ゼロのデモに加わります。
しっかりやりましょう。






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06.03
Mon
2013060212.jpg

Youtube→http://youtu.be/WJ5yUAXDBl8?t=38m8s


落合恵子さん:
こんにちは。
毎回同じ言葉からスピーチを始めます。
元気ですか?
元気で、いて下さい。
心からお願いします。

南海トラフの巨大地震をはじめとして、近いうちに巨大な地震がやってくると、
連日のようにメディアは私たちに報道しています。
その巨大地震と原発の存在がなぜ別個に語られる国なんでしょう?

ハリケーンだってそうです。
テロが怖いというならば、原発の存在そのものを問いかけるところから始めればいいじゃないですか。
この国は"相変わらずの国策"をそのまま続けています。
まるで3.11など無かったかのように。

だから私たちは忘れない。
だから私たちは心に刻みます。

防衛費を増やしながら、福祉を削りながら、
事前の防災ばかり呼びかけながら、原発はそのまま。
だから、もっとたびたび私たちは抗議をしましょう。
もっとたびたび声を荒げていきましょう。

原子力発電はもとよりです。
この国を覆い尽くす"原発的な体質と構造"を破壊するまで変わらない国なのです。

福島の人々の苦しみを放置したまま、トルコに原発を売り、
さらにインドをはじめとして海外の国々を訪れている
この国の"死の商人"と"死の輸出"を私たちは容認することは、決して決して、できません。

2万人以上の人々が、家に、故郷に帰る事が出来ず、福島にいらっしゃる。
その事からも目をそらす"薄っぺらなおがくずみたいな内閣"に
私たちは、なにも、何も共感するものはありません。

心からの怒りと理不尽に対する許し難い思いを込めて、ここにもう一度約束をしましょう。

私たちは福島と繋がります。
私たちは全ての原発立地の、沢山いらっしゃっていますが、人々と繋がっています。

憲法が保障した生存権。基本的人権。主権在民。
福島の人々にありますか!?
奪っておいて、「よくも よくも」という気持ちがあります。
私たちの痛み、そこから始めていきましょう。

まずは選挙。
前回の選挙で棄権をした多くの人々を、如何に次の選挙に呼び戻すか。
この事が大きなテーマの一つだと思います。
呼び戻す事が出来たら流れは確実に変わります。
なかなか、なかなかその道が見えないのですが、心から呼び戻していきましょう。
その方法を、できる事全てをやりませんか。

2013060213.jpg


そして同時に、違いは違いです。
過去にどんな事があった事も知っていますが、
そこで別れるのではなく、
とにもかくにもこの時代を超えていくために、
いくつかのテーマで私たちは柔らかく結び付く事がもう出来ないのですか?
出来る筈です。

幼い頃に遊んだ「むすんでひらいて」の遊びを思い出して下さい。
ネットワークという言葉を、私は時に、編み物のネットワークに変えたりします。
「むすんでほどく」「ほどいてむすぶ」を私たちはできる筈だと思います。

たとえば、反原発と憲法改悪阻止の二つのテーマだけで、もっと柔らかく結び付く事は可能な筈なのです。

違っていいのです。
他の部分は違っていたって良いじゃないですか。

私たちはある地方に、そこに暮らす人々に、
命と安全と安心に対する犠牲を強いたまま生きてきた痛みと反省がとても強くあります。
だからこそ、だからこそ結び付きたいのです。

「人」あっての発展です。
「子どもの未来」あっての繁栄です。

「開発」という名の「発展」という名の拝金、お金お拝む。
「拝金」という名の堕落と破壊とまやかしの繁栄にもう一度私たちはまっすぐに、別れを告げていきましょう。

そしてこの鎖から私たち自身を解き放つことができるのは、
やっぱり一人一人の私たち自身であるという誇りをもう一度、素手で握りしめていきましょう。

私は私に問いかけます。
準備は出来てるかい?
「何があろうと、どんなハメ方があろうと、私は私を売らないぞ!」
この約束を一人一人が自分としていくことが大切だと思います。

私たちには権力はありません。
福島第一原発事故の後、私はずーっと対峙してきた権力が欲しいと心から思いました。
「そしたら子どもを家族を学校を地域社会をそのまま別のところに移転させることも出来るのに」と。
でも私たちには権力はありません。
それに対抗するものがなにか?といえば、
私たちには愛する者たちがいるということ。
誕生前の命も含め、血の縁だけではなく、私たち自身の共感と友情がここにあるということです。

あの人たちが欲得で結び付くのなら、
私たちはもう一度、痛みへの想像力と共感で結びつこうじゃありませんか。

以上です、ありがとう。





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06.03
Mon


つながろうフクシマ!さようなら原発集会@芝公園(手話通訳付)

2013年6月2日

35:47~http://youtu.be/WJ5yUAXDBl8?t=35m47s

橋本美香さん:
私は制服向上委員会のメンバーとして、
埼玉県加須市にある、福島県双葉町の方々が集団で避難生活をされている旧騎西高校に
何度か訪問させていただいています。
ここではまだ、信じられないような光景が広がっていて、
段ボールで生活空間を仕切って70代以上の方々がほとんどという中で生活をされています。
原発事故からもう2年以上経っているのに、
いまだにあの日から故郷を奪われたまま、何時までも段ボール生活をされているという事を、
もっと多くの方に伝えていかなければいけないと私も思っています。

2013060211.jpg

いま、安倍政権に代わってから、
安倍さんは日本の原発事故などまるで何もなかったかのように、
海外を訪れて、原発の訪問販売をしていますけれども、
これは日本の原発事故の事をちゃんと考えてくれと、
もっと大きな声をあげて、安倍さんに声を届けていかないといけないと思っています。



2013年 6月2日 つながろうフクシマ!さようなら原発集会@芝公園

「原発事故からもう2年以上経っているのに…」
橋本美香さん6/2つながろうフクシマ!さようなら原発集会(書き出し)


「反原発と憲法改悪阻止の二つのテーマだけで柔らかく結び付く」
落合恵子さん6/2つながろうフクシマ!さようなら原発集会(書き出し)


「次の世代が、この国で、アジアで、世界で、生き延びうる世界を残す」
大江健三郎さん6/2つながろうフクシマ!さようなら原発集会(書き出し)


「福島で起きている事の真実を隠したいと考える人たちの強い力があるように思えてなりません」
渡部ミヨ子さん6/2つながろうフクシマ!さようなら原発集会(書き出し)





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06.03
Mon
2013年5月20日(月)、福島県郡山市
ふくしま集団疎開裁判」の会 郡山連続講演会第2回 アレクセイ・V・ヤブロコフ博士講演
『チェルノブイリ被害の全貌~福島への教訓』





講演参加医師から

2013052022.jpg
松井英介医師
発言の機会を与えていただいてありがとうございます。
松井英介と申します。
ふくしまの集団疎開の裁判にもかかわっていて、さっき柳原弁護士からもご紹介いただきました。
この裁判はとっても大事だと思いますし、
今日のヤブロコフ博士のお話というものはこれからの私たちの戦いというもの、
これから子どもたちを本当に守らなければいけない。
この戦いにすごく役に立つという事で、大変感銘深く聞かせていただきました。
一つだけ後で質問をさせていただきたいと思います。

私はもともと肺がんの患者さんと長く付き合ってきた臨床の医者ですが、
放射線医学を学んできたという事で、他の臨床医より少し放射線の被害の事が分かるという事で、
この10年余り特に内部被曝の問題についてずっと、いろいろと研究というか、
ヤブロコフさんともジュネーブでお会いしたりしていろいろと勉強させていただいております。
今日はありがとうございました。



質疑応答


放射能障害の予防と避難せねばならない基準の見極め方

質問:
晩発性の放射能障害についてどう予防できるか?
避難をすればこれ以上の被ばくは抑えられるけれども、
すでに相当量被ばくしてしまっている方達も現状いらっしゃって、
その方達が晩発性障害を起こさないように予防をする手立て。
どういう予防的なアプローチが行われてきたのか?

今すぐ避難出来るというような社会的状況じゃない中、
この人は今すぐ避難したほうがいいという避難勧告という作業も必要になってくると思うんですが、
その際にどういう検査などを組み合わせたら
「これ以上ここに住んでいると大変なことになりかねない状況だよね」というふうに言ってあげられるのか?



ヤブロコフ博士:
たとえば「がん」と診断された人に対して、
「あなたの癌というのは100%福島の事故で被爆したからです」という事は絶対に不可能な訳です。
もしかすると化学薬品工場の影響かもしれないし、
ただ単に太陽光線に長い時間さらされ続けたからかもしれないからです。
では何をするべきか?という事に関する私の全般的な印象、意見という事をお話したいと思います。

まず、現実のリスクというものがあるグループというものを判別しないといけないと思います。
つまりそれぞれに人々の臓器、
とにかく体の状態から見て非常に健康上リスクが高い人々であるというグループを、
きちんと認識し、確定する事です。

何で判定するか?と言いますと、講演の中でもいいましたが染色体をみるということですね。
安定的な異常が染色体に見られる人。
また、歯のエナメル質の構造に異常が見られる人。その異常の度合いについて判断できます。

そして、精度という事は若干今言った事よりは落ちますけれども、
その身体のいろいろな部分に対しての放射性核種がどれだけ存在しているかという事。
また、髪の毛、爪、尿、大便の中に含まれる放射性核種。

そしてそういったリスクが高い人々のグループという事が明らかになった後、
それぞれの程度によって対策が異なってくると思います。

体重1kgあたり50ベクレル以上という場合は、
直ちに体内からそお放射性核種というものを排出するという措置を取らなければいけません。

では体内から放射性核種を排出させるというやり方でありますけれども、
食べ物と一緒に摂る事によって排出させるという作用を持つ物質があります。
その中で最も安価なものがペクチンでした。

そしてベラルーシでの実績が示している事でありますけれども、
この体内に取り込まれた放射性核種の30%は確実にそういった物質によって体外に排出することが可能です。

またリスクが高いというグループに入ってしまった人たちにたいしては、
免疫を高めるということを指導しなければいけません。

つまり癌というものになってしまったり、
あるいは心臓、血液、血管の病気になってしまうと言う事を待つことなくしてですね、
免疫を高めるあらゆる方法を取ってあげるという事が必要であります。

私自身は医師ではないので、具体的にどうすればいいという事はここでは言うことはできませんけれども、
しかし、免疫を高めるという方法は数多くありまして、
たとえば、昆布ワカメなどの海藻を摂るということから、
たとえば赤松の実から抽出した物質を体内に摂り入れるという事も含めて、
多くのものがありますのであらゆる可能な方法で免疫を高めるという事が必要です。

そしてベラルーシ、ウクライナ、ロシアのこれまでの経験が示している事でありますけれども、
汚染をさせてしまった土地において、農業、林業、あるいは漁業などを行うにあたって、
危険度を緩和する方法というものが、すでに経験上いろいろな方法が分かっている訳です。

そして、農業、林業、漁業などで収穫されるものに関しても、
どうやれば含まれている放射性物質を少なくできるか?という方法。
たとえば、食品であれば調理方法も含めて、さまざまな方法というものが明らかになっています。


食品に含まれる核種の検査体制、乳歯の検査方法、


松井英介医師:
松井ですけれども、
食べ物の中に含まれる各核種、あるいは土の中に含まれる各核種をインデペンデントに
市民、住民がインデペンデントに調べるという事の大切さを博士は強調されたと思うんですが、
あの、政府のデータだけを信用せずにですね。
で、その場合たとえば、食品一つ一つ、
お百姓さんが収穫した食品を市場にもってくる。
その時にですね、ベラルーシやウクライナあるいはロシアでは、
1000の単位の測定所があって、
そこで一つ一つ調べるシステムが組み上げられているというふうに聞いていますが、
具体的に、そこでですね、様々な核種を、
たとえばストロンチウム90、プルトニウム139、というような核種を
どういうふうに今まで調べてこられたのか?という、
具体的な経験をひとつ教えていただきたい。

もうひとつは同じ検査方法なんですけれども、
乳歯、小さい子どもの乳歯が抜けた、取れた、
その乳歯の中に含まれる各核種を直接調べるという事はすでに経験があると思うんですが、
その経験について・・・、
これも実際にやろうとするとなかなか・・・、そのガンマ線を測るのと違って、
たとえばストロンチウム90であれば、それを特定するための前措置がいろいろといると思うんです。
そういう点で、乳歯の検査というのはどういうふうにやられてきたのか?
というところをちょっと教えていただきたい。

私たちもそれは非常に大事な、
子どもにとっては痛くも痒くもない事ですので、とても大事なことだと思っているんです。
是非教えていただきたいと思うんですけれども。

2013052023.jpg

ヤブロコフ博士:
食品、土壌の検査という事に関しましては、ご指摘の通りであります。
どういう事か?と言いますと、ロシア、ベラルーシ、そしてウクライナでは、
何百という種類の食品、何百何千、そして何百万回という検査が行われてきたわけであります。
そして、どういった種類の食品、食料品であれば、
かえって放射性物質を引きつけてしまうか、濃度が高くなってしまうかという事も、
経験上いろんな事が分かっています。

たとえばキノコでありますけれども、
同じ小さな地域、地区に生息しているキノコであっても、
種類が違えば放射性核種をため込んでしまう能力と言いますか性質が、
数十倍違うということも分かっています。


また様々な木イチゴ、野イチゴに関しても、
種類が違えば放射性核種をため込んでしまう、濃縮してしまうという能力、性質というものも
何倍、何十倍違うということも明らかになっています。

また、たとえばキャベツやニンジンといった農産物であっても、
同じキャベツ、同じニンジンと称するものであっても、それぞれいろんな種類がありますので、
そうするとその種類によって、
やはり放射性核種をどうため込むかという性質にかなり違いがある
という事も分かっています。

そして土壌に関してでありますけれども、
もちろんこれも場所によって、季節によって、そして年によって
雨の多い年であったか、乾燥した年であったかという事によって、
放射性核種をどう食品となるものに移してしまうかという、
その能力、性質に違いが出てくるということも分かっています。

本という事では、論文も含めますと、数千点というものがすでに書かれていますし、
また、一般の人が読んでわかる手引書、教科書というものもいくつも出ています。
つまり、放射線によって汚染をされている、
それにさらされている地域においてどういうふうに農業をやっていけばいいのか?
という様な手引書もいくつも出ています。

さてそれでは放射線のチェックという事をどうするか?という事でありますけれども、
日本全国の体制として今までとは全く違う形で整えていかなければいけないという事は明らかであります。
大変綿密なチェックを行い、そして密度の高いチェックを行い、
ここ何年にもわたってチェック体制をきちんと整備し運営していくという事が必要であります。


たとえばモスクワ市でありますけれども、
モスクワにはロシアも含め国に関しましては、市場のような形になっていて、
農業生産者が自分で持ち込んできてですね、人々に売るという市場、
マーケットというものがあるわけですけれども、
そのモスクワ市のいくつもあるマーケット、その全体数ですけれども、
去年一年だけで、野イチゴ、木イチゴの放射線のレベルが基準を超えた危険な物として販売が禁止され、
その当局によって没収された木イチゴ、野イチゴが5トンありました。

しかし私自身はこういった形でチェック体制がロシアなどではとられているけれども、
それでも不十分であると考えています。
日本という国はロシアの一般に比べて、技術的にも非常に進んで
様々な機器、装置というものも沢山あるわけです。
ですから現在のロシアなどといった国々よりも
はるかに密度の濃い精度の高いチェック体制というものも整備していってほしいし、
それができると信じでいます

それではモスクワの放射線のチェックについてもう少しお話をしたいとおもいます。
私自身モスクワに住んでいるので、モスクワの状況がよりよく分かっているからであります。

モスクワでありますけれども、これは
モスクワの市の当局ですね、つまり行政側でありますけれども、
何百人という放射線の測定者という人々をきちんと抱えておりまして、
モスクワのあらゆる通りをですね、
どのような通りであっても5年に1回は必ず非常に精度の高い線量計を持って
チェックをするという体制をとっています。


その結果モスクワでは現在でも毎年ホットスポットが50,60,70といった形で見つかっています。
もちろんホットスポットの面積は小さいということもありますけれども、
いずれにしても土壌というものをそこからはぎ取って、
そこから撤去して放射性物質として処理をするという作業が行われている訳です。

という形で毎年50,60,70ヶ所のホットスポットというものが発見され、
処理がされて居る訳ですけれども、また年が変わると別なところでありますけれども、
また新たなホットスポットが見つかっているというのが常です。


では乳歯に移りたいと思います。
セシウムとストロンチウムの含有量というのを測るにはとてもいい材料です。

そして乳歯のそういった意味での検査というのは、研究者にとってはとても興味深い内容となっています。
ただ、アメリカの研究者の結果が表して、証明している事でありますけれども、

セシウム、そしてストロンチウムのいわゆる含有量が多い乳歯というのは、
正常に運転されていると言われている原子力発電所の周囲に住んでいる子どもに関しては
含有量が高い
という結果が出ています。

ただ私が講演の中で話題にしておりました、歯のエナメル質のチェックという事に関してですけれども、
これはたとえばレントゲン検査で放射線を浴びたと、あるいはガンマ線を浴びたという事を全部含めてですね、
どれだけの被曝というものを人が一生涯受けてきたかという事を、
その分子の変化によってきちんと判定すると言えるからであります。

これはEPR、この線量メーター、線量測定方法と言われているものでありまして、
そのやり方というものを含めていくつかの方法論というものがあって、
世界的にも有名で、広く知られているものであります。
そして、確かに、そういった検査を行う回数が少ない場合は、
検査として高く付くと言われてはいますけれども、
しかし、日本できちんと体制を整えればですね、
1検査当たりの実際のコストは100ドルじゃなくて
もしかすると1ドルにまで抑えることが可能になるかもしれません。



現在のモスクワのホットスポットの数値はどのくらい?

会津若松の方:
いま、モスクワ町でホットスポットが見つかると伺いましたが、
その線量がどの位なのかを教えて下さい。


2013052024.jpg
ヤブロコフ博士:
これは1時間当たりのミクロレントゲンという単位ですけれども、
70,80,100と。
そして、作業にあたって危険だと判断される基準ですけれども、
自然放射能レベルの5倍から6倍になると危険だって準備する必要がある。


郡山の汚染状況はどう?除染の方法は正しい?
海洋汚染による魚介類への影響は?


郡山福山住民の方:
先程の先生のお話しの中で空間線量というのはあまりあてにならないというお話だったんですが、
そのあてにならない空間線量ですら、郡山ではかなり高い値が出ています。
うちではこれから子供をつくって家庭を築いていこうというふうに考えていくにあたって、
ここ郡山の汚染状況はチェルノブイリを研究してきた先生から見て、
実際のところどの度だと考えられるのか?
やっぱり避難したほうがいいのか?
「何もしないで大丈夫だよ」っていうテレビ報道を信じてそのまま生活していいのか?
どうなんでしょうか?

それから郡山では今除染を一生懸命してます。
その除染はどういう方法か?と言うと、地表を地面を剥ぎとって、
それを、一般の家庭ではそれを庭に埋めると。
そしてそこで生活をするという方法をとっているんですが、
その方法はどうなんでしょうか?
チェルノブイリでは
「除染は最初にトライしたけれども効果が上がらないという事で諦めた」という話を聞いています。
その点はどうなのか?

あともうひとつ最後ですが、
福島第一原発の事故では、汚染水が大量に海洋に投棄されたり、漏れ出したりしています。
チェルノブイリではそういう話は聞かないんですが、
先ほど先生は昆布や海藻類を摂ることも大事だというふうにおっしゃいましたが、
その海洋汚染による食品、魚、ですとか、海藻類、貝とかの影響はどのようにお考えになっているのか?


ヤブロコフ博士:
まず私は生物学者であり、そして被ばくの影響がどうであるかという事は専門にしています。
ただ、いま頂いた質問の全てに私がきちんと答えるということはできません。

さて、こちら郡山に伺いまして、外を線量計を持って歩くと、
自然の放射線のレベルと言われるものと2倍あるいは3倍という数字がですね、
ま、数時間の滞在ではありますけれども、出ているという事は自分の目で確認いたしました。

ではどう認識すべきか?と言うと、
つまりここに住んでいるという事は、リスクを負う状況で生きているものであると。
しかしながら、「そういう条件のもとでもどうやって暮らしていけばいいのか
という方法というものは随分と分かっている事があるんですね。

ただ、きちっと肝に銘じなければいけないのは、
ここで暮らし続けていくという事は福島の事故以前と同じ暮らし方をしてはいけない
ということであります。


ではこれからはどうするのか?ということでありますけれども
それは常に追加的な被ばくというものを自分が受けるかもしれない、
その可能性があるということを認識して
――音無し――
こういった条件のもとで生きていくための手引書というものが
いくつも出ているというふうに先程私は言いましたけれども、
それはどうすればリスクを低減できるかという事が書かれている本というのはいくつも出ているという事です。

たとえば肉を食べるにあたって、牛乳などを飲むにあたって、野菜などを食べるにあたって、
どうすれば起こりうるかもしれない被ばくというものを、
リスクを下げる事が出来るのか?という事であります。
では具体的にどういう方法があるんですか?という処方箋に関しては、
私が愚弟的にお話できる立場にない。というか、それだけの勇気を私は持っていないですけれども、
しかし具体的な方法、実証済みの方法がいくつもあるということは事実なんです。

特に子どもが食べるもの、飲むものに関しましては、
完全に放射線という意味では綺麗なものでなければいけない。
飲む水に関してもどのような種類の食料品でもそうです。

では、子どもを家庭として増やしていくべきか、
そしてここに住み続けるべきか避難すべきかという事に関してですけれども、
それに関してもですね、私自身が「こうしたほうがいい」という事はいえないとおもいます。
ただ、こういった状況であれば、
ダウン症の子どもが生まれてくる確率というのが、そうではない地域に比べると、
10~15%は確率として上がるというのはこれまでの事実が証明しているので、
そういったリスクを自分が負う事が出来るのか?という事を、
それぞれのカップルが自分たちが決めなければいけないと思います。


そして、「子ども」という事に関しては、
父親となる男性の方が、精子をきちんと調べてもらうという必要があると思います。
精子の内容というのは90日間で変わりますので、
そうした事をチェックすることによって、
いま子どもをつくってもいいのか、
それとも3か月か4カ月経って、その精子がまた新しいものになって、
そして改めてチェックをして、
その新しいデータに基づいて「子どもをつくるべきなのか」そういった判断をできるわけです。


そして私の講演の中では先天性の異常を持った子どもの写真というのをお見せしたわけですけれども、
みんなああいう形で子どもが生まれてくると思うのはもちろん間違いな訳で、
数%、あるいは0.何%という確率になるわけです。

2013051838.jpg

ただ、通常よりは確率が高いという事もあるわけですし、
しかしながらその反面、圧倒的な大部分の人々は全く健康という状態で、
そういった汚染された地域でも生活をし続けているという事実もあるのです


一種の賭けという事になってしまいます。
つまりロシアンルーレットになってしまうという状況が出てくる訳ですけれども、
とにかく重要なのは、水とか食料品のチェックという事を自分が十分に行わなかったが為にですね、
注意をしなかったがために、自分自身が病気になってしまうと、たとえば癌になってしまう、
あるいは注意していればなかったような傷害を生まれた子どもが負ってきてしまったという事を
後悔しないように行動していくという事が重要であるわけです


たとえば政府では海から獲れる魚の30%はそのレベルが
危険なレベルでありますという数字を公表するという事をするとします。
では、そういった魚は何処に言ってしまったのか?という事までは公表しません。
そしてまた全てをチェックするという事は
実際に、その政府の機関が行うという事は物理的にも不可能な訳です。

つまり政府の機関の人がですね、どの村にも度の小さなお店にもチェック器具を置いてですね、
全ての食品をチェックするということは不可能です。

ではどういう対策がとれるか?という事ですけれども、
市民社会であれば、つまり市民がきちんと力を結集して、
政府から独立して形でもすべてチェックするという体制を整えれば
ですね、
全ての売られる、人々の口に入る食品はチェックしていくということは可能な訳です。


ただ、現時点でですね、危険であることは確実であると分かっている食品はあります。
これは最近の食品の2ヶ月で判明して発表された事実でありますけれども、
福島県内の川の魚というものは、それぞれの種類によって汚染の程度に濃淡はありますけれども、
福島県内の川でとれる魚はいまの時点では食べない方がいいです。


心臓病

柳原弁護士
2013052025.jpg
心臓病についての質問です。
ヤブロコフさんの論文と一緒に私どもは
パンダジェフスキーさんの2009年の論文を裁判の時に提出しました。
その論文の中でベラルーシの共和国の死因統計、心臓病が過半数を占めていて、
しかも心臓病が多発していると。
その症状にはセシウム137が高濃度に蓄積しているという事が書いてあります。

実は福島でも国民の心臓病による死亡事故が報告されていまして、
私どもも非常にそれに注目しているんですが、
なんらその子どもの心臓病については対策がとられているという事を聞いていません。

これ以上、福島の子どもの心臓病を防ぐためにはどのような事に気を付けたらいいのか、
アドバイスをいただけたら幸いです。



ヤブロコフ博士:
バンダジェフスキー教授でありますけれども、
ベラルーシでそういった研究をしていたがために、
ベラルーシの刑務所に4年間投獄されたという体験をお持ちの人で、
現在はウクライナで仕事をしています。
欧州議会、ヨーロッパ議会の資金で小さなラボで研究を続けているという事です。

そのバンダジェフスキーさんの研究の結果というのは、
体重1kgあたりですね、20ベクレルを超すと、
心臓が理由で、あるいはそれ以外の理由での突然死というものが出てくるという研究であります。


ですから、1kの体重20ベクレルというものを超すという事になると、
これはハッキリと心電図なんかをとると、数値に異常が出てくるんですね。



では、私が何をお勧めできるかという事でありますが、
子どもに関してはホールボディカウンターを、全ての子どもをそれでチェックすると。
ひと月に一回というのが無理であれば、半年に一回は必ず継続的に子どもたちをチェックする必要があります。

そうしますと体内の放射性核種というものが高い、
子どもたちのリスクの高いグループというものがわかるわけですから、
その次にはそういったリスクの高い子どもたちに、一人一人個別の精密検査をするという事です。

そうするとたとえば過激な運動をしてはいけないという事で対策をとれるという場合になるかもしれませんし、
またいずれにしてもそういった子どもたちに関しては、
放射性の核種を身体から排出するという措置を取ってあげる事が必ず必要です。



放射能のせいだという断定が難しい“心筋梗塞”二人の男子高校生
福島と郡山の自転車通学の同じ学校の高校生ふたりが心筋梗塞で亡くなった。



ーーー

松井英介医師
「もともと原因を作った人たちのもとへ、
何兆という税金が流れ込んでいくという構図が 福島県では今進んでいきつつある」
2/12松井英介医師(文字起こし)


1.「低レベル」放射線 内部被ばくによる健康障害・松井英介氏(医師)
栃木県宇都宮市8/28(講演内容書き出し)


2.「低レベル」放射線 内部被ばくによる健康障害・松井英介氏(医師)
栃木県宇都宮市8/28(講演内容書き出し)


3.「低レベル」放射線 内部被ばくによる健康障害・松井英介氏(医師)
栃木県宇都宮市8/28(講演内容書き出し)


4完.「低レベル」放射線 内部被ばくによる健康障害・松井英介氏(医師)
栃木県宇都宮市8/28(講演内容書き出し)


松井英介氏(医師)「内部被ばくの問題」
市民と科学者の内部被曝問題研究会・第一回総会シンポジウム4/22(動画・内容書き出し)







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06.02
Sun
 
ラジオフォーラム

第21回放送 憲法について考える
    放送日:6月1日(土)~7日(金)
    ゲスト:石坂啓さん(漫画家)
    パーソナリティ:湯浅誠(社会活動家)

小出裕章ジャーナル




湯浅:
基礎知識編という事で、
今日は「放射能のゴミって何ですか?」っていう事でちょっとお伺いしたいんですけれども、
放射能のゴミと一口で言ってもそれはいろんな種類のものがあって、
それがどこから出るのか?というのもそれぞれの部署というか箇所みたいなのがあって、
報道なんかでも「高レベルだ」「低レベルだ」といろいろ言われているんですけど、
それがどんなものがあって、どんな問題があるのかというのを改めて教えていただきたいと思うんですけど、
まず、いわゆるその「放射性廃棄物」というのはどんなものなのですか?


小出:
いま湯浅さんがおっしゃって下さったように、多種多様なゴミが出てきます。
で、一番問題なのは、私たちが電気が欲しいとして原子力発電所を動かしてしまう訳ですが、
そうするとウランを核分裂させる。
そうなると核分裂生成物という放射性物質が大量に出てきてしまいます。
もともとウランが持っていた放射能の10億倍にも放射能が膨れ上がってしまう。

湯浅:10億倍!

小出:
はい。ということになります。
それは基本的には使用済み燃料というものの中に残ってくるのですが、
原子力発電所も機械ですので、様々な形であちこちから漏れてくる訳で、
それが全て放射能のゴミとして日常的にも出てくる訳ですし、
最後には今聞いていただいた使用済みの核燃料というものが、
本当にどうしたらいいか分からない放射能のゴミとして残ってしまうというものです。

湯浅:固体もあれば液体もあるという事なんだと思いますけど。

小出:そうです。

湯浅:
ある意味では、今回の汚染水っていう奴も、放射能のゴミという事になると思うんですけれども、
今日のゲストの石坂さんが、ちょっとそれについてぜひ小出さんに伺いたいっていうことがあって、

石坂:
私はですね、やっぱり福島で汚染水を、もう海に流すのもやむなしで、
漁連の関係の方達にもですね、了解を得ることにするという事の内容だったんですけれども、
もうこれはやはり、致し方ないというか、他に選択がなかった状況なんでしょうか?

小出:
えーー、難しいご質問です。
私は事故が起きた直後から、原子炉建屋の周辺に深い遮水壁を張り巡らせて、
溶けてしまった原子炉と地下水などが接触しないようにしなければいけないと発言をし続けてきたのですが、
東京電力も国もその手段を一切取らないまま、
汚れてしまっている原子炉建屋と地下水が、
もう、渾然一体となってしまっている状態になっているのです。

ですからどんどん汚染水が膨れ上がってしまって、
おそらく今の状態でいけば、本当に近い将来に、汚染水を海へ流す以外には無くなると私は思います。
こうなってしまうと、多分それしか手の打ちようがないと思うのですが、
それでも、できる事であれば今からでも遮水壁というものをつくって、汚染水を減らすべきだと思います。


湯浅:
小出さん、私も覚えているんですが、
原発事故のあった年に、かなり早い時期でしたよね、4月とか、

小出:はい、5月から私はこの発言をしています。

湯浅:
はい、おっしゃっていましたね。
あれはちょっとその、地価のイメージというのが私らみたいな素人にはいまいちイメージできないんですけど、
その、遮水壁というのはかなり分厚いコンクリートの板を、
ダーン、ダーンと、囲むように入れるべきだっていうお話だったんですよね?


小出:
そうです。
原子炉建屋の周囲を囲むように、地下に10m、20mぐらいのコンクリートの壁を張り巡らせて、
周辺の地下水と遮断するという事を私は提案しました。

石坂:
でも、それがあるだけでもイメージ的、絵的なイメージなんですけれども、
ずいぶん違う気がしますよね。

小出:
はい。
多分、当時それをやっていれば今のように困った事態には陥らないで済んだと思います。

石坂:
私たちはいろいろと不安を口にしたりですね、不満を言ったりすることができるんですけれども、
もう、実際にそこで生活されている漁連の方たちなんて、もう、本当にもう、
何でしょうか、抵抗の仕様が無いというか、悔しい思いをされていると思うんですけど、

小出:
はい。
当然そうだろうと思います。
漁を自粛しなければいけないという形に追い込まれてすでに2年経ってしまっているわけで、
漁民の方から漁を奪ってしまうという事は、
要するにもう、人間として生きていられないというそういう状態になってしまっている筈ですので、
大変なことだと思いますし、
陸の方で言えば農民の人達は土地そのものを奪われて、追い出されてしまっているという状況なわけですから、
もっともっとみなさんこの現実というのを知ってほしいと思います。

湯浅:
それで小出さんはさっき「遮水壁は今からでも」とおっしゃったけど、
いまはもう混ざっちゃっている状態で、それでもまぁ入れることは、
要するにこれ以上新たに入れた水が漏れださないという事で意味があるだろうと、

小出:
そうですね。
いまはもう毎日400トンぐらいずつ増えてきているのですけれども、
それを少しでも減らして、持ちこたえられる期間を先に延ばす。
そしてその間に何がしかの打つ手を探すという位の事はできるだろうと思います。

湯浅:
あの、最後にもう1個聞いてもいいですかね?
最終処分が出来ないまま、日本も核燃料サイクルが挫折していますけど、
そういう中で「トイレのないマンション」と言われ、
トイレのないマンションを輸出しようとしたら「冗談じゃない」って、
普通は、ま、そういう話になりますよね?

小出:そうですね。

湯浅:
だから住宅だとそうなるんだけど、原発なら受け入れましょうという、
ま、やって下さいとなりかねる国が現実にあるというのは、
その国の政府としてみると、
日本はそれでもどうしても、トイレのないマンションなんだけどやりたいっていうのは、
どこかでやっぱり核武装したいという気持ちがあるからだっていう話がありますよね。


小出:はい、私はそう思います。

湯浅:
他の、日本からの原発輸出を受け入れると言っている国も「あわよくば」という、そういう、
いわば色気があるから「トイレのないマンションだけど受け入れましょう」ってなるんでしょうかね?

小出:日本もそうだった訳ですし、世界はどの国もそうだと思います。

石坂:
あの、本当に、日本の人達にもう一回、
手塚治虫の「火の鳥」を読んでいただきたいなと思いました。

小出:はい、私もそう思います。

湯浅:ありがとうございました。

小出:ありがとうございました。


ーーー

<やっと遮水壁>
でも、この遮水壁は小出先生がおっしゃっているのとちょっと違う?







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06.02
Sun

双葉町が警戒区域解除 課題山積で先は見えぬまま 投稿者 tvpickup




福島・双葉町「警戒区域解除」も…
住民帰還のメドは立たず

報道ステーション 2013年5月28日放送

2013053122.jpg

町民全員が避難している福島県の双葉町で、
今日、原発事故以降続いていた警戒区域が解除されました。
これで原発から半径20km圏内の警戒区域はすべてなくなったという事になりますが、
住民のみなさんの帰還のめどは、まだ、依然として立っていません。


東日本大震災から2年2ヶ月以上が経過した今日、
福島県双葉町で警戒区域が解除された。

福島第一原発がある双葉町は、原発事故の影響で全域が警戒区域に指定された。
町民およそ7000人が福島県内や埼玉県に分散しての避難生活を余儀なくされている。

2013053121.jpg

今後は放射線量によって、帰還困難区域と避難指示解除準備区域の二つの地域に再編されるが、
面積と人口、共に町の96%は帰還困難区域となる。

2013053123.jpg

帰還困難区域とは、放射線量のレベルが極めて高く、
長期にわたって住民の帰還が難しいとされる場所だ。
立ち入りできないよう、ゲートが設置された。

2013053124.jpg

双葉町近隣の市町村では、去年4月から随時区域再編が行われてきた。
原発20km圏内で再編されずに残っていたのは双葉町だけだ。
何故これまで行われてこなかったのか。

実は東京電力が支払う賠償の中には、金額を出す上で警戒区域の再編を前提にしたものがあるのだ。
しかし、前双葉町町長の井戸川氏は町全体での交渉を望んでいた。

2013053125.jpg

双葉町 井戸川克隆前町長(電話):
区域の見直しそのものがおかしいじゃないですか。
事故進行中なのに。

Q:かつて国に対し一括して対応をお願いしたいとおっしゃっていたと思うんですけど?

井戸川:今でもその考えは変わりません。



そして今、町長が変わり、停滞していた賠償交渉を打開するために区域再編を行った。

2013053126.jpg

双葉町 伊澤史朗町長:
双葉町は双葉郡8町村の中で区域再編が最後という事で、復興復旧の第一歩というふうに感じました。

2013053127.jpg

双葉町の残り4%の避難指示解除準備区域は福島第一原発から北におよそ5km。
海沿いにある中浜地区や両竹(もろたけ)地区などだ。
宿泊こそ許されないものの、復旧復興に向け、日中には住民の地域への立ち入りが許される。
警戒区域が解除された今日、早速住民たちは自宅へと戻ったのだが…。

2013053128.jpg

双葉町 斎藤六郎両竹地区長:
何の進展もない訳でしょ。
自分の家を片付けるだけの話であって、
本当に帰ってここで生活できる、そういう状況じゃありませんから、

2013053129.jpg

ほとんど立ち入ることができなかった町には2年前の震災の爪痕がそのまま残っていた。



福島県本宮市に避難している高玉正祐さん、
今日、双葉町には出向いていない。

2013053130.jpg

避難指示解除準備区域になった中浜地区に自宅があった。
津波で家が流され、息子を亡くした。
腕時計は息子の形見の品だ。

2013053131.jpg

やっぱり残っているものがあんまりないので、
身に着けていたものとしては。
だから常にそばにいるような感じで付けていますね。

今回の区域再編に付いて期待を見いだせないでいる高玉さん。

高玉さん:
ほとんどど町の役場とかそういうのはいまだ避難区域ですよね。
だから、私たち、そこだけ解除にしても、インフラですか、
そういうのが全然進まないと思うんですよね。


2013053132.jpg

すでに区域再編した街でも、問題が解決へと進む訳ではない。
今年3月に実施した富岡町では、昼間は立ち入りができる区域でも水道はいまだに復旧していない。
除染作業に必要な水が供給されない状態が続いている。

2013053133.jpg

水が無いため、町には仮設トイレが多数設置されていた。
これでは自宅などの片付けもままならない。

2013053134.jpg

富岡町 遠藤勝也町長:
期待感はありましたけど、もう…ね、3か月近くになるんで、再編してからですよ。
いまの区布動きが少ししか見えない。
今年は夏以降本格除染。インフラ復旧、これ二つするわけですけれども、
まだ除染の計画が示されていない。
また先送りになるんじゃないかという不安感があります。


2013053135.jpg

その一つのエリア地域で、その平均値を取った線量が高い・低い。
それだけでですね、パーッと3つの区域に線引きされる。
全く住民の現状に向いてないんじゃないかと、疑問を大声で叫びたくなります。

たとえば、今日の双葉町以外でも見てみますと、避難区域で。
たとえはこの飯舘村です。
飯舘村はこの番組では去年の7月に放送しましたが、
たとえばこの狭い飯舘村の一部のエリアをこちらに大きくしました。

2013053136.jpg

長泥地区というのはですね、飯舘村の中でも特に線量が高いという事で、
「帰還困難区域」という一番厳しい区域に指定されました。
従って当然賠償額は高くなるわけですね。


その隣の蕨平(わらびだいら)地区に取材に行きました、去年の7月。
そこで見えてくるのは長泥と同じようにホットスポット、線量の高い所がいっぱい点在しているんです。
そこに住んでいらっしゃった方沢山いらっしゃる訳です、避難していらしゃいますが。
ところがですね、平均値を摂ると蕨平は低いという事で、
一つ下の「居住制限区域」ということになると。
それから大分経って蕨平と長泥だと「蕨平の賠償額が低いのはおかしい」ということになりまして、
そこで周辺の同じ居住制限区域の人達にも何らかの蕨平の影響が出て賠償額が上がる
そうすると同じエリアのもっと別なところでも不平等じゃないかということで、
結果、「分断」という事が起きてしまうんですね。

「分断」という視点でさらに見てみますと、
たとえば川内村です。
南の方になりますけれども、こちらは20km圏というその線引きでまず一つの村が分断されました。

2013053137.jpg

そして濃いグリーンの部分の比較的線量の少ない地域、これは3つの区域外という事になります。
初めはこの川内村は全村避難だったんです。
ところが線量が低いという事でこの濃いグリーンのエリアのところに関しましては、
「戻ってきてもいいよ」という事になりました。

で、そうなると、
戻ってきてもいいエリアだけ、ここだけは。ということになりますので、
ここは精神的な苦痛の、その賠償、月10万円のお金も切られてしまう。
そうなりますと、子どもさんを抱えて、
放射線量の問題でいくら低いと言われても、除染の問題などもあるので不安で帰りたくないと思っても、
結果的に月10万円のその賠償ですら打ち切られてしまったら、
「戻った」という方の現状もですね、かつてこの番組では放送させていただきました。
いろんな地域があります。
今日の双葉町を見てもそうです。

4%だけが、ここがこの区域になったと指定されても、何の意味もないのではないかと。
それを考えると、今この国はですね、
原発の再稼働に向かって、着々と準備が進んでいる訳ですが、大飯以外でですね。
ところが一方では、このトータルで避難区域、3つの区域だけでも、
8万4千人の方が避難民であるという、
この現状の方は全く手つかずじゃないかと、言わざるをえません。
どうでしょうか。




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06.01
Sat

18日の東京講演の書き出し

『調査報告 チェルノブイリ被害の全貌』崎山比早子氏・星川淳氏5/18(内容書き出し)

<講演部分>アレクセイ・ヤブロコフ博士5/18(内容書き出し)

<質疑応答部分>アレクセイ・ヤブロコフ博士講演会5/18(内容書き出し)




東京でのヤブロコフ博士の講演を書き出していて、
私はどうしてもこの本が欲しくなっちゃって、注文しました。
いつもならすぐに届くのに、この本は“お取り寄せ”だったようで、数日かかりました。

2013060113.jpg

ものすごく分厚くて重量感たっぷり。
お値段ちょっと高めだけど、この先何十年も家宝になりそう~♡
翻訳チームの細川さんがその苦労話をおっしゃっていましたが、
翻訳チームの温かさが感じられる本です。
ただ訳せばいいというような内容ではなく、
とても丁寧にわかりやすい文章で書かれています。

簡単には全部は読めないボリュームなので、
参考書のような感じで使いながら、大切にしたいと思っています。


ヤブロコフ博士は上記の東京以外にも各地で講演をなさって帰国されました。
今回は、郡山での講演で、東京公演では詳しく話していなかった部分を書き出しました。

2013年5月20日(月)
郡山市総合福祉センター(福島県郡山市)
ふくしま集団疎開裁判の会 郡山連続講演会【第2回 チェルノブイリ被害の全貌~福島への教訓】。
アレクセイ・V・ヤブロコフ博士


2013052021.jpg


「この本を書こうと思った理由」
ではこの本がそもそも誕生した経緯というのをちょっとお話しをさせていただきます。
2005年、つまりチェルノブイリの事故から20年経とうとしているときですけれども、
IAEA,国際原子力機関、そしてWHO,世界保健機関が
チェルノブイリの事故の報告書という大変厚い本、報告書を出しました。

その報告書に書かれていたという事が、
私たち、私も含めた私の友人たちが
「自分の目で見て自分の耳で聞いてきた事とあまりにもかけ離れていた」という事に驚いたわけであります。
そこで、私たちは自分たちで会得した本を書こうという事を決意いたしました。
私はソビエト時代から国会議員をつとめ、そしてもともと生物学者であります。
またロシアという自分の国の市民であるという自覚を持っています。
そして私が友人と呼んでいる人たちがいますけれども、たとえばワシリー・ネステレンコという人がいます。
この人は物理学者であり、ソビエト時代の移動式の原子炉というものが設計された時の
設計の総責任者を務めた人であります。
そういった人たち。
特にこのワシリー・ネステレンコさんと一緒に、中心になって、
自分たちで聞いてきた事、そういった事実をまとめた本をつくろうと決意したわけであります。

その後、福島の原発で事故が起きた訳であります。
そして、あの事故、それ以降の日本で起きている事、状況という事は
チェルノブイリの事故の後にソ連で起きた事が繰り返してあるという点があまりにも多い訳であります。

そこでチェルノブイリの教訓ということを今一度私たちが思いだし、そして噛みしめるという事は、
とても大きな意味があるのではないかという事を私は思っています。

さて、日本語版が先日出た訳であります。
沢山の方が翻訳に従事して下さいました。
その翻訳に携わって下さった人々に深く心からお礼を申し上げたいと思います。
純粋に翻訳の期間だけで1年半かかったという、大変困難な作業で、
とても忍耐強く翻訳をして下さいました。

そしてまたこの本を日本語で日本で出してくれた日本の出版社にも心からお礼を言いたいと思います。


――講演部分 東京都ほぼ同じ(略)
<講演部分>アレクセイ・ヤブロコフ博士5/18(内容書き出し)――


そしてこの公式の見解というものが被曝線量というものを基準にしているのですけれども、
それも事故当初の、最初の数時間、最初の何日間の被曝線量はいくつであったかということをですね、
過去にさかのぼって測ろうとしているわけであります。

ですからたとえば事故当初、あるいは事故後の数日間、
あなたはどれだけ屋外にいましたか?何時間何分いましたか?という事を問う訳ですけれども、
それを個人個人が覚えているという事自体が不可能だと考えるべきだと思います。

またホットパーティクルと呼ばれる放射性の微粒子がそれがどこに落ちているか?という事は、
たとえば2mの距離が離れていればですね、癌になるような非常に強いものである場合もあるし、
2m離れれば弱くなってしまうのもであるかもしれない。
そして地域全体の汚染度という事に関しましてもスポット的になっているので、
たとえばこの会場ぐらいの面積のところが非常に汚染されているという場合があります。
ただそこからですね、何十mか離れてしまうと、あるいは100m離れると、
人体に与える影響というものが無くなるに等しいという事、影響が弱まるという事が挙げられる訳であります。

そしてそもそもシーベルトというものは、
3種類か4種類の放射性核種だけを念頭において測ったものでありますけれども、
事故が起きますと、そして実際に事故が起きた訳ですけれども、
何十という種類の、もしかすると何百という種類の放射性核種が放出されていて、
そういったもの全体をですね、まとめて考える、
そしてデータを収集するという事がそもそも不可能であります。


そうやって、その平均的な線量というもの、
それは大きな病院の
「平均気温はいくらだから、だからその各病人に影響は無い、ある」と言うのと全く同じで
意味が無いと私は考えます。


一人一人の放射線の負荷を測る方法
さて、個人一人ひとりでありますけれども、
放射線の負荷というものがどれ位あるかという事を正確に測ることは可能であります。

まず歯のエナメル質というものを少しの量で測る事ができます。
これはレンガにしろタイルにしろ
「結晶構造を持っているものは放射線が通過すると変化をする」という事がありますので、
このテストによって、誤差が10~15%でどういう放射性の物質が体を通過していったかという事が、
自分の歴史と、ヒストリーというものが分かります。

また、染色体でありますけれども、
染色体、これは被ばくをすると数時間で染色体というものが変化をします。
そして安定した異常と不安定な異常というものがおきて、
不安定な異常というものは数年間で消えますけれども、
染色体の安定的な異常というものはずっと残ります。
ですからこれも検査する事によって、どれだけ個人に放射線で負担がかかっているかということができます。

また眼の水晶体の混濁ということも、
これもどれだけ放射線で体に負担がかかっているか?という事を正確に測ることを可能にします。

また、ホールボディカウンターというものがあるわけですけれども、
これもとても有効であります。
たしかにホールボディカウンターというものはγ(ガンマ)線のみしかチェックできないんですけど、
それでもγ線というのを基準にして、個人の全般的な状況というものを理解することは出来ます。

そして子どもに関しては、体重1kgあたり20ベクレル
そして大人であれば、成人であれば体重1kgあたり50ベクレルであれば、
何らかの措置を取らなければいけないという基準であると私は思います。

どういう措置を取るべきか?というのは様々な本、手引書というものが出ています。


影響は7世代に渡る
さて、チェルノブイリの事故でありますけれども、
この影響というものは7世代に及ぶというふうに言われています。

福島に関しましても複数の世代に関してですね、
この事故の影響というものが実感として感じられる、
そういった影響があるだろうという事を考えています。


なんの危険も無いという人に踊らされてはいけない
さて、知識というものは力を与えてくれると言います。
確かに恐ろしい事態が起きた訳ですけれども、いたずらに怖がる必要はないと私は考えます。
正しく行動するという事が必要な訳です。

つまり、「なんの危険も無い」と言っている人たちに踊らされては決していけない訳です。

恐ろしい事態が起きてしまったと。
そして危険というものが現実にあり、
なおかつ危険に対処する方法は具体的にあるんだ。
という知識を身につけて行動していくという事が大切だと思います。




日本の再稼働は狂気だ
さて、チェルノブイリの事故、そして福島の原子力発電所の事故、
この二つの事故の教訓でありますけれども、
私はこれを言わない訳にはいきません。
これは平和利用、原子力の平和利用と言われている原子力発電でありますけれども、
これは核兵器が人類にもたらす危険と同等の危険を実際にすでに人類にもたらしてしまっている
その事を福島が完全に証明して見せたという事であります。

昨日、そして今日の日本で出ている新聞などで、
日本の政府が複数の原子力発電の再稼働というものを計画しているという事を読んでいます。
これは正気の沙汰ではありません。
狂気であると、狂っていると私は思います。

と言いますのは、
正常に運転されていると言われている原子力発電所に関しても、
周囲の人々や自然に対して
異常な脅威を実際に生みだしているということを証明している事実というのは実に沢山あるわけです。
このテーマに関しては私は独自の、また別個の講演をレクチャーを読める、
それほどの十分な資料が集まっている訳です。
さてしれではこれからはみなさんの質問に答えていきたいと思います。


ーー質疑応答に続くーー







「チェルノブイリ事故以外の説明はあり得ない」
ダウン症・奇形・がん死亡率~隠されていた真実のデータ~アレクセイ・ヤブロコフ博士
(動画・内容書き出し)







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