井戸と海水の放射性物質―"事故後最高"記録更新中!!ー東京電力福島第一原子力発電所


井戸

福島第1で高濃度の放射性物質 観測用井戸から
東京新聞 2013年6月19日 10時31分

東京電力は19日、福島第1原発で、
2号機タービン建屋東側に設置した観測用の井戸から採取した水を分析した結果、
1リットル当たり
ストロンチウム90が1千ベクレル、
トリチウムが50万ベクレル
など、高濃度の放射性物質が検出されたと発表した。

東電によると、井戸は第1原発港湾内の放射性物質濃度が高い原因を調べるために昨年12月ごろ設置。
タービン建屋と海の間にあり、5月下旬に採取した水を分析したところ、高濃度の放射性物質が検出された。
(共同)



基準超の放射性物質 公表まで2週間余

NHK 6月19日 19時25分


福島第一原発の海に近い観測用の井戸で採取した地下水から、
海への排出基準を上回る放射性物質が検出された問題について、
東京電力では、先月31日には発電所の担当部署が把握していましたが、
公表まで2週間余りがたっていました


東京電力によりますと、今回、観測用の井戸の地下水の調査は、先月24日に水を採取する作業が行われ、
その後の分析で先月31日にはトリチウムの濃度が基準の値より高いことを
発電所の担当部署が把握していました。


しかし、このデータはすぐに本店とは共有されず、
本店の担当部署には今月11日になって伝えられたということです。

さらに、経営陣への連絡や、分析に時間がかかる放射性ストロンチウムの結果が出るのを待って、
19日に公表したとしています。

東京電力は
「分析結果を精査していたことやストロンチウムの結果がまとまるのを待っていたため、
結果的に公表が遅くなり、申し訳ない」と話しています。

19日の国の原子力規制委員会でも、委員の1人が
「もっと早く発表できたと思う。トラブルが起きたと分かったら、速やかに公表すべきだ」
と指摘しました。

東京電力の情報公開を巡っては、ことし3月、
停電で福島第一原発の使用済み燃料プールの冷却システムなどが止まった際も
公表の遅れが指摘されました。




海に近い井戸でも高濃度汚染…福島第一原発
(2013年6月29日20時04分 読売新聞)

東京電力福島第一原子力発電所の1、2号機タービン建屋海側にある井戸の地下水から
高濃度の放射性物質が見つかった問題で、
東電は29日、海の近くに新たに掘った井戸から
地下水1リットル当たり3000ベクレルの高濃度の放射性物質を検出したと発表した。

東電は、これらの井戸付近で2年前に漏れ出た汚染水が広範囲に広がっているとみており、
海への拡散を防ぐため護岸などの地盤改良工事を急いでいる。

東電によると、新たに掘った井戸は、
今月19日に高濃度の放射性物質が検出されたと発表した最初の井戸から海側に19メートルの位置にあり、
海まで6メートルしかない。

28日に採取した水を分析した。
同じ日に最初の井戸から採取した地下水からは、同1400ベクレルの放射性物質が検出された。


井戸から放射性物質90万ベクレル…事故後最高
(2013年7月5日21時48分 読売新聞)

東京電力福島第一原子力発電所の海側にある井戸の水から高濃度の放射性物質が見つかった問題で、
東電は5日、2号機タービン建屋に近い、海から約25メートル離れた別の井戸の水から、
ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質が1リットルあたり90万ベクレル検出されたと発表した。


事故後に検出された地下水や海水の汚染としては最も高い濃度

高濃度の放射性物質が新たに見つかった井戸は、2011年4月、高濃度の汚染水が海に漏れ出た地点から数メートルの場所にある。東電は、この時の汚染水が残っていた可能性が高いと説明している。

同様の放射性物質は、今回の井戸の約30メートル北東にある井戸から今月1日に採取した水からも、
1リットルあたり4300ベクレル検出されている。





セシウム3日で90倍 一昨年汚染水漏出近くの井戸
東京新聞 2013年7月9日 夕刊

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東京電力は九日、福島第一原発2号機の取水口近くの汚染監視用の井戸で、八日に採取した地下水から
1リットル当たり2万7000ベクレルの放射性セシウムが検出されたことを明らかにした。
五日に同じ場所で採取した分に比べて、濃度は90倍近くに上昇した。

これまでは、周辺の地下水も含め、セシウムはほとんど検出されていなかった。
建屋地下やトレンチ(地下のトンネル)にたまる高濃度汚染水による汚染が拡大している可能性が高まった。

今回の検出場所は、
一昨年四月に海に大量の高濃度汚染水が流出して大きな問題になった取水口近くのピット(立て坑)から、
建屋側に九メートルの場所に新しく掘られた井戸。

五日採取の水からストロンチウムなどベータ線を出す放射性物質が90万ベクレル検出されたが、
その際、セシウムの値は309ベクレル止まりだった。
しかし、八日採取の水からはストロンチウムなどが89万ベクレルと依然として高い水準で検出された上、
セシウム134が9000ベクレル、同137が1万8000ベクレルの計2万7000ベクレルを検出した。

東電はこれまで、一昨年に漏れた高濃度汚染水の一部が土壌中に残り、
そこに含まれるセシウムが土の粒子と結合して土に残り、
ストロンチウムなどは地下水に押し出されて井戸に出てきた可能性が高いとの見方を示してきた。

しかし、セシウムがこれまでよりはるかに高い値で検出されたことで、
タービン建屋地下やそこにつながるトレンチから高濃度汚染水が漏れている可能性が高くなった。

東電は海に近い部分を土壌改良し、海への汚染拡大を防ぐ対策を進めているが、
より監視を強化する必要がある。

◆海洋影響は不明

<東京電力の話> セシウムが三日間で上昇した原因を分析中。今のところ、海への影響は分からない。




セシウム濃度上昇 対策強化の必要指摘
NHK 7月10日 4時17分

東京電力福島第一原子力発電所の観測用の井戸の地下水から放射性物質が高い濃度で検出された問題で、
監視を強化するため新たに掘られた井戸では、放射性セシウムの濃度が4日間で100倍余りに上昇し、
専門家は、
東京電力が行っている汚染水の流出を防ぐ対策や調査をさらに強化する必要があると指摘しています。

福島第一原発では、ことし5月以降、海に近い観測用の井戸の水から高い濃度の放射性物質が検出され、
東京電力は監視を強化するため新たに井戸を掘って調査を続けています。
これらの井戸の1つでは、採取した水に含まれる放射性セシウムの濃度が
今月5日から8日にかけて90倍に上昇し、
9日の測定ではセシウム137の値1リットル当たり2万2000ベクレルと、
5日の値の100倍余りにさらに上昇しました。


これまで東京電力は、事故直後のおととし4月に2号機の近くで海に流れ出た高濃度の汚染水がしみ込み、
この放射性物質が検出された可能性があると説明していましたが、
土に吸着されやすいセシウムの濃度が上昇したことで、
おととしの汚染水の流出だけでは説明がつかなくなっています。

東京電力は原因を調べるとともに、流出を防ぐため井戸に近い護岸に薬剤を入れて固める工事を行い、
観測用の井戸を増やして監視を強化することにしています。

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これについて、地下水に詳しい産業技術総合研究所の丸井敦尚総括研究主幹は、
建屋などから新たに汚染水が漏れ出している可能性を考えて
護岸を固めるだけでなく、原子炉を囲むように鋼鉄製の仕切り板を打ち込み、
さらにその隙間に水を通しにくい粘土を入れるなどして、何重にも対策をとるべきだ
」と述べ、
海への流出を防ぐ徹底した対策が必要だと指摘しています。

そのうえで、調査について
「地下水は横だけでなく上下にも動くので、さらに敷地内の広い範囲に観測用の井戸を設けるほか、
沿岸の海底で地下水が湧き出している場所の調査も行い、
地下水の全体的な流れを把握したうえで、抜本的な対策を立てるべきだ」と話しています。



海水


過去最高濃度のトリチウム、福島第一取水口で
(2013年6月26日22時34分 読売新聞)

東京電力は26日、福島第一原子力発電所の港湾内で24日に採取した海水から、
1リットルあたり1500ベクレルに上る放射性物質のトリチウム(三重水素)を検出したと発表した。

採取場所は1~4号機の取水口付近で、2年前の観測開始以来、最も高い濃度。
国が定めた許容限度(同6万ベクレル)より低いが、
4月の同110ベクレルから今月21日は同1100ベクレルと、上昇し続けている。

約150メートル南西にある井戸の地下水からは、
5月下旬以降、1リットルあたり50万ベクレルのトリチウムが検出されている。
26日の原子力規制委員会の定例会で、更田(ふけた)豊志(とよし)委員は
「汚染水漏えいの影響が海水に及んでいる可能性が強く疑われる」と指摘。
詳細な調査や、港湾の地盤を薬剤で固めて地下水の海への流出を防ぐ工事を急ぐよう求めた。





海水のトリチウム濃度 最も高い値に
NHK 7月6日 18時23分


東京電力福島第一原子力発電所で、
海に近い観測用の井戸の地下水から放射性物質のトリチウムなどが高い濃度で検出されている問題で、
井戸の近くの港で採った海水のトリチウムの濃度がことし5月から上昇を続け、
この2年間で最も高い値になりました。


福島第一原発では、ことし5月以降、2号機の海側にある観測用の井戸で採った地下水から
放射性物質が高い濃度で検出されていて、東京電力は海への影響を調べています。
その結果、原発の港にある取水口の北側で、
今月3日に採った海水のトリチウムの濃度が1リットル当たり2300ベクレルと、
先月21日のおよそ2倍に上昇していることが分かりました。


この値は国が設けている海への排出基準の25分の1程度ですが、
ことし4月までの1年ほどは、1リットル当たり100ベクレル程度だったのが、
5月以降、上昇する傾向が続いていて、
原発事故のあと観測を始めたおととしの6月以降では、最も高い値になりました。

観測用の井戸の近くで新たに掘った別の井戸では、
5日、地下水からストロンチウムなど、ベータ線という放射線を出す放射性物質が、
これまでで最も高い1リットル当たり90万ベクレルという濃度で検出されています。

東京電力は「地下水が海に流れ出た可能性は否定できないものの今は特定できない」として、
観測用の井戸を増やして監視を強めるほか、
護岸の地盤を固め、井戸の水が海に漏れ出すのを防ぐことにしています。




1土壌汚染の実態~チェルノブイリでどの地域の数値か~木下黄太氏6/27豊橋(内容書き出し)

2013年6月27日 豊橋
講師:木下黄太氏 (ジャーナリスト&放射能防御プロジェクト)






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で、土壌の調査というのをまずやりました。
これは首都圏の土壌調査をしたのがメインで、
首都圏の土壌調査以外には全国の土壌調査を、
一県1~2カ所しかできない所もありますが、おおむね何となくやりました。
で、そのやった話はいまだとフェイスブックの放射能の僕のページにしかないんですが、
ざっというと、首都圏の汚染状態は厳しいです
極めて厳しいです。

それは、この前まとめた数字だと、
東京の23区内の汚染の状態。
それは汚染が集積しているような側溝の中とか、
あるいは、歩道と車道のわきとか、たとえばカーポートの上とか、
そういう場所の物を入れずに、
普通の庭、植え込み、運動場、
そういうところの汚染を東京23区だけでまとめると、
少なく見ても、セシウムの137とセシウムの134という核種の合算でおおむね800ベクレル/kg

多くみれば1000ぐらいはあります。
でも、たぶん800ちょっとだと思います。

これがどの位の数値か?と言うと、
ウクライナのキエフという所があります。
ウクライナの首都です。
ウクライナ政府はこのキエフを機能させなければいけないので、
0.8キュリー/平方kmの汚染だと言っていました。
0.8キュリー/平方kmの汚染を細かく見ていくと、
470ベクレル/kgぐらいなんです、大体。
そのセシウム137の汚染があったというふうに言っています。


470ベクレル/kgです。
ベクレルという単位は、放射能の強さを表す単位です。
1kgあたり何ベクレルあるか?って言う事です。

で、キエフの汚染状況はこれ位の数値だと言われています。
これは、セシウム137っていう核種の。
で、セシウムには137と134の二つの核種があります。
137っていう核種は、半減期がおおむね20年。半分になるまでに20年。
134という核種は半分になるまでがおおむね2年です。
だから134のほうが半分になるのが速い代わりに放射線事態がいっぱい出るんです、分解するので。

これは137の数値なんですよ。
134がいくらなのかが実はよく分からないんです。
分からないんですけど、ウクライナの政府側とかに言わせると、
おおむねチェルノブイリの時の放出比が
セシウムの137対134が、おおむね2対1だって言われています。
だからそれで考えると、470のその半分ぐらいを足しこんだ数がキエフの大体の汚染状況だろうという、
仮の推測が出来ます。

そうするとおおむね700ベクレル/kgぐらいあります。
ぼくたちが東京23区で取っている数値が大体800なので、
大体キエフとどっこいどっこい位の汚染が東京23区にはあります。

これは、傾向で言うと東側が高いです。
特に荒川をまたいだ向こう側
足立区とか葛飾区とか、特に高いのは江戸川区です。
江戸川区は僕たちがとった検体は全部3000ベクレルを超えました。


北と南で言うと、南の方が高いです。
海側の方が高いです。
ですからたとえば、杉並区、世田谷区、大田区と下に下がっていくごとにどんどん高くなっていきます。

おおむねそういう傾向です。

杉並は、東京23区の中で多分一番低いんですよ。
それでも300ベクレル/kgぐらい。
ベラルーシのミンスク並みだと思います。


これが世田谷区になるとおおむね500ベクレル/kgぐらいです。
これが大田区になると1000ベクレル/kg近くの数字になっています。
だから海側の方にプルームが流れていっている。
それを証明するのが、東京の武蔵野地域とか、
あるいは埼玉の大半のエリアは200~300ベクレル/kgの数値がすごく多いんですね。
だから内陸の方に吹きあがっているのはそんなに多くはない。

山際の方はもっとあるんですよ。
たとえば、那須塩原のあたりから、日光のあたり、
そして群馬県の山沿いにかけてずーっと高いエリアが続いています。

ですけど、意外に千葉の方へ流れてきいった、
柏とか安孫子とか印西、流山とか、東葛地域と言われているホットスポットのエリア、
そのエリアから流れてきているプルームっていうのは、
海側の方を割と経由していて、
割と東京でも南よりの方に落ちているんです。

で、このプルームがどうなっていくか?と言うと、
そのまま三浦半島をまたいで、最終的には伊豆半島にぶち当たります。
だから伊豆半島の伊東市の近くでは1000ベクレル2000ベクレルの汚染は普通に見つかったりとか、
で、ある場所ではこれは普通の土壌が2万ベクレルを超える箇所があります。
これは集積ではないんですよ。
なんて言ったらいいんでしょうね、側溝みたいな集積ではなくて、
どちらかというと水がてんでに流れてくるようなそういう湿地帯みたいな場所があって、
そういう所に放射性物質が流れ込んできていて、
その湿地帯が汚染されている状況なんです。
それが2万ベクレル位なところがあります。
これはちょっと特異です。

でも、1000,2000のベクレルは伊豆半島の東側、熱海から伊東のエリアでは普通に見つかります。

比較的ましなのは、まだ、下田とか下の方です。
多分、そっちの方は風向きによってまわっちゃったんです、半島を、まわった分があります。
伊豆半島は山が結構高いので、山でブロックされたか、風で海にまわったかです。
海にまわった風向きの風で落ちたものがどこに落ちているのか?

一番私たちが高い数値で落ちているのを見つけたのは、
静岡県の焼津市の海沿いです。
和田っていう地域。

古いところのエリアです。
その地域で400ベクレル代の汚染は見つけました。

それから、もうちょっとこちら側に来ると、
牧之原市
御前崎のちょっと手前ですね、こっちから言うと先です。御前崎のちょっと先。
ちょうど海岸べりに近い山が開放地にある地頭方という地名だと思うんです。
そこで200ベクレル位の汚染。

それ以外は静岡県の東部で伊豆半島の西側で、200を超えるような汚染地を僕は見付けていません。
いまのところそのぐらいです。

でもこのプルームは御前崎のあたりでだいたい、もう潰えているんですけど、
それでもその風でまだ来ているものが少しあるんです。
きたものが落ちているのがどこか?と言うと、
静岡県の西部の浜松市とか湖西市の海岸べりのエリア
あの辺のエリアに場所によっては100ベクレル程度の汚染はあります。


でもこれも、ちょっと浜松の市街地に入ると、数ベクレル程度の汚染があるかないか位になってしまうので、
すごい差があるんです。
汚染されていない所と汚染されている所がくっきりと分かれるんですが、
浜松の海沿いのエリアでは汚染が見つかる可能性がある。
でもそれは100ぐらいです、多くても。

じゃあ、この100ベクレル位の数値がどの程度か?って言うと、
チェルノブイリの後に、イタリアの平均の数値が100、西ドイツが90出ています。
ですから、おおむねヨーロッパの西側の諸国で出ていた数値の平均の数値とほぼ一緒のような数値が
例えば浜松市の海岸べりでようやく探知できます。

ちなみにいうと、浜松市内の全体の数値を取っていうとそこまで高くなくて、
おおむね25ベクレルか30ベクレル程度。
市街地は本当に数ベクレルしかないです、ほとんど汚染が見つからなくて。
海岸べりが高いので、平均していったら25とか30ぐらいしかない。

で、この浜松で汚染は止まっていません。
止まってなくて、もうちょっとプルームは行っています。
行ったものが、一応感知できるんじゃないかって思えるところの数値が出てくるのが、ここ豊橋です。
もちろん豊川でも一緒です。
新城(しんしろ)でも同じです。
新城の方が山の方に詰まって行っていますから、局地的に高くなります。
だけど、豊川とか豊橋のエリアでも、20ベクレルから30ベクレルの汚染は見つけられます。
100を超える汚染はなかなか見つかりません。


だからこの辺のエリアの数値が、じゃあどのくらいか?って言うと、
感覚的には、フランスぐらいです、チェルノブイリ事故の。

「これで健康被害は出るか?」って言われたら、通常は出ません。
通常は出ません。

ですがもちろん、局地的に、
今はセシウムだけの話をしていますが、
たとえば、ガスが大量に来ていた、ヨウ素が大量にそこまで来ていた。
たまたまその時、そのヨウ素に当たる場所にその人は居た。
それで例えば女性とかお子さんで、甲状腺に多少でもきたらまずいようなタイプの体質の人だった。
そういう場合は当たっていたら、豊橋でも豊川でも甲状腺の異常が起きてもおかしくないです。
確率は高くないですよ。

なぜこういう事を言うか?というと、
3月15日の朝、
プルーム首都圏に到達したのが、3月15日の早朝です。
1時台ぐらいです。
その3月15日の7時台ぐらいにすでに豊川市に到着人たちが居て、
豊川ですよ、これは。
豊川でもどちらかというと海岸べりに近いエリアで、半分は山みたいなところなんですけど
そこに到着した人たちで、通常これだったら(甲状腺異常は)出てないだろうと思ったんですが、
甲状腺に異常がお子さんとかに出てます。

甲状腺腫、そういうのが出ているケースがあるので、
ぎりぎり可能性があるのはそこぐらいまでじゃないかと僕は思っています。

何で僕がさらにそういうか?って言うと、実は浜松市で、
お隣ですよね、浜松市で、当時ヨーロッパから帰省をしていた女性が居ます。
その女性が浜松に居て、浜松で被ばくは多分してるんです。
ですが、浜松だから彼女は大丈夫だと思ってヨーロッパに戻ったんです。
そしたら、なにか子宮周りの事で女性特有の検査をしなければいけないからしたところ、
以前より数値が明らかに悪化したそうです。
それで医者の方が「どうして悪化したんだろう?」っていう話になって、
日本人だって知っているんで、「君は日本のどこに住んでた?」と聞かれたそうです。
その医者自体はイタリアの医者だそうです。
そうすると彼女は「浜松です」
「浜松は何キロ福島から離れてるんだ?」って言われたから、
「300km位だと思います」
ああ、だったら被ばくだ。イタリアでも起きていたから全然おかしくない

わかりますか?
それ位な微細な事を。
これは、別に彼女がもう2度と子どもを産めなくなったとか、そういう危険なレベルじゃない。
腫瘍のマーカーの程度が少し上がったんです。
微細な変化なんです。
だけど、医者の側は何故それが起きたのかが気になって、

イタリアは特にチェルノブイリの影響に関して実は医師の側でものすごく取り組んでいるのは、
ベラルーシとかウクライナの医者たちとはちょっと違う意味で取り組んでいるのは、実はイタリアなんです。

これは、ユーリ・バンダジェフスキーという、ベラルーシで活躍して、その後逮捕されて、
セシウムが心筋に溜まることを割と言っている学者なんかと話して居ても、
「イタリアの医者たちが非常に頼りになる」と。
「イタリアの医者は本当にこの事と闘ってやるんだ」とよく言います。
実際、イタリアの医者はそういう見解を持っている人が多くいて、
で、普通の医者がそういう事を言っていたそうです。

浜松でその位の微細な異常が起こり得るのであれば、
もちろんこのエリアだってそれはあり得るわけです。

なぜそれをさらに言うか?っていうと、
みなさん、愛知県のホームページの降下物のページってご覧になった方いますか?
あれを見ていればわかると思うんですが、
あれはたまたま名古屋とここで採っています。
この2カ所でしか採っていない。

そうすると、名古屋はほとんど出ていないんです。
見てみればわかります。
出た被害は最初の頃だけです。
だけど、今は全然出ないです。

ところがここは、ごく微量ずーっと出てたんです。
それは、多分ここの機械が悪いとかそういうことじゃなくて、
実際にものすごい微量なんですよ、本当にものすごい微量で
この量が出てもなにも起こらないんじゃないかっていう量なんだけど、
でも、ものすごく、ものすごく微量であれば、このエリアまでは来ているんです。
ここが大体その境のエリアです。

良いですか、チェルノブイリの時のことを考えたら、このエリアでものすごく心配することはないです。
チェルノブイリの過去の経験からいうと、
このエリアで心配していたらヨーロッパで人は住めません。

そんなことは無いんですが、でもここは何も来てない場所ではないんです。

例えば九州とかだと、来てた時は来てたかもしれないけれども、
来てる感覚すらない訳ですよ。
もう全然関係ない、福島なんてよそ事な訳です、九州の人達は。

でも、ここはそうじゃないです。
少なくてもその影響が及ばないギリギリのところだけれども、
でも、本当に大丈夫かどうか、少しは不安に感じている。
なぜなら、降下物が常に来る場所のエリアの限界のポイントにある。

もちろんそれは大した数値じゃない事を、何度もいいますよ。
そういう事があります。




つづくーー

2広域拡散~がれき・食品~木下黄太氏6/27豊橋(内容書き出し)




今現在、福島第一原発各号機放出量と関東に降っている放射性下降物の量6/16川根眞也氏
(内容書き出し)




続きを読む

<3.逃げて>「そもそもつくるのを国策でやったんだから後片付けも国策でしょ。国策なんだから国で雇えば良いじゃん」林哲哉氏(福島第一原発の元作業員)&山本太郎氏(文字起こし)

2013年6月27日
「本当の事を言って、何か不都合でも?」― 山本太郎が学んじゃうよ―
~「逃げて」福島第一原発元作業員の話を聞く ~

林哲哉氏(福島第一原発の元作業員)

動画はこちらにあります↓
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/87132



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山本:林さん、これ本当に実名なんですよね、これ。

林:うん、実名。

山本:でも、実名で自分自身でこういう事をしゃべるって、かなりリスクがありますよね。

林:
まァ、そう言われるんですけど、
でも、自分は何にもやましい事がないんで、
何にも悪いこともしていないし、
行って、たとえば行った先で、疑問に思った事をその場で聞いただけとかそれだけなんで、
何が悪いの?って

山本:
たとえば大企業ですよね、東電だったりとか、国。
国ですよね。原発とかは、この日本の中では。
この国っていうものに対して告発するっていう事と一緒ですものね。
その大きな権力に対して告発するっていう事、実名でやるっていうのは何故なんですか?


林:
いや…、もうただ単に、自分は何にも悪いと思っていないんで、
なんも責められる理由もないし、
で、じゃあって納得いかない事がいっぱいあるじゃないですか。
それを「なんで?」って聞いているだけなんですけどね、
簡単に言うと。

山本:一点の曇りもないよと。

林:はい。

山本:自分自身は。

林:はい。

山本:
だから実名でいくんだと。
うーん、なるほど。
でもたとえば東電から訴えられるとか何とか、そういう可能性も無くはないわけですよね。

林:なに訴えるんですか?

山本:
わかんないですけど、なんかいちゃもん付けて
その上げ足を取ろうと思ったらいくらでもとれるじゃないですか。
たとえば、裁判とかいう事になってしまったらどうするんですか?

林:いや、いいっすよ。

山本:(笑)裁判(屮゚Д゚)屮カモォォォン!!そういう事ですか。

林:
もう、言って下さい、逆に。
全部の会社に向こうから訴えて欲しいくらいです、どっちかっていえば。


山本:「クローズアップしてくれ」と。この事に。

林:
どんどん訴えて下さいって。
今まで、あそこでかかわった会社全部訴えてくれて全然構わないですよ、誰でも。

山本:その部分に光を当てて、林さんが世の中の人達に伝えたい事ってどういう事ですか?

林:いやぁ・・・・・「にげて」
「逃げた方がいいよ」って。

山本:それは、作業員のみなさんにですか?

林:いや・・・・・・、周辺で暮らすっていうか、周りの人達。

山本:国が棄権としているエリアはあまりにも狭すぎるっていう事ですか?

林:はい。自分はそう思います。行ってみてそう感じました。


被ばく量

山本:林さん自身はどれ位被ばくしているというか、原発で。

林:
自分は多分トータルでも2ミリちょっとぐらいですかね。
それが多いのか少ないのかは分からないですけれども、

山本:
でもね、国際基準年間1ミリという事からいくと、
その作業、その短い期間の間だけで2ミリ被曝したっていう事ですものね。

林:
それは自分は承知の上で行ったんで、
最初に行く時に、ま、20ミリは自分で受け入れようって。
その先どうなるか分からないけれど、とりあえず20ミリまでは自分で受け入れようと思って、
そのつもりで行ったんで、

山本:
これ、年間、1年間に被曝していい量っていうか、
その限度が20ミリなんですね?

林:
えーっと、国の基準では年間50とか、で、5年で100っていうのがあるらしいんですね。
で、東電の基準は一応年間20を目安にしている。
そもそも、行く時からしておかしいんですよね。
自分は最初2月か3月に言って、4月から来てくれっていう事で行ったんですけど、
4月になっても音沙汰がないんですよ。
すぐにでもね、最初は「来てほしい」って。
「もう20ミリでどんどん人が居なくなるから」って言ってたんですね。
なのに、4月になって全然音沙汰がなくて、
「いつから?」って、何回電話しても
「いやちょっと延びてる」「今延びてる」っていうようないい訳ばっかりで、
最終的に、なんか、
年間20っていう基準があるんですけど、年度末で区切られる」っていうんですよ。

山本:はぁ・・・あー、そういうことですか。

林:
要は、4月1日から3月31日までで年間20以内であればOK。
だから、


山本:それ・・・すごい

林:
2月3月にやったやつは20浴びても、そのまんま、
4月からまたゼロからカウントするから、もう20までOK!
4月5月、2ヶ月大丈夫ですよ、
っていう。

山本:
めちゃくちゃやな、やっている事。
「年間20ミリまで被ばくしたら許しませんよ」っていう顔しておきながら、ね。

林:「年度末できるからいい」っていう

山本:3月いっぱいまでに20ミリまで被曝させておいて、
4月1日からまた20ミリ被曝させることができる。
「都合40ミリだよ」っていう…。

林:
OKみたいなんですね、それが。
「そういう基準でそこで区切るからいい」って。
一遍に浴びちゃいけないから年間20ミリっていう基準にしてるんでしょ?
だから少しずつ浴びて少しでも被ばくを。っていう事のルールでしょ?おそらく。
なのに、3月31日で人の身体をきれるのか?っていう・・・えぇっ??みたいな。

山本:
・・・・・・すごいな。
あの、その後体調とかに変化はないですか?

林:いまのところは。

山本:
たとえば、作業員の仲間だったりとか、先輩だったりっていう方が沢山いらっしゃると思うんですけれども、
そういう中で話を聞いたりとかはありました?

林:
結局みんな初心者、初心者っていうか素人っていうか、今回新しくっていう人が多いんで、
まだ、最初に入った人達は1年2年しか経ってないじゃないですか。
だから、特別…っていう人は自分の周りにはいなかったですね。

山本:なんかこう、現場の中に長老っていう人が絶対に居なくては

林:そう、わからないんで。

山本:
毎回新しいチームで、全国から集まってきて、またバラバラになるから。
その後、その人たちがどうなったかもわからないし、

林:
そうですね、だからそういう情報は入ってこないですね。
ただ、配管があって、もともとの排水の水を通していたところなんですけれども、
それを覗いたら一瞬で目がやられた
っていう人は聞きましたけれどね。

山本:どういうことですか?

林:
えーっと、汚染水を通していた管らしいんですよ。
それをなんか、溶接かなにか漏れているところをするって工事に行った人が居て、
何人かで行くじゃないですか。
で、ここに居る分には何ともないんですよ。
でも、覗いた瞬間に警報機が一瞬で鳴って、
で、目が網膜をやられて…っていう人がいましたね。


山本:粘膜から入って

林:
覗いた人だけは、みんな、片っ端からなって行く。
覗かなかった人は大丈夫
みたいな。

山本:どうなったんですか?目が。

林:その人は1週間ぐらいの間ずっと真っ赤で、失明とかはないみたいですけど

山本:
でもなんか、チェルノブイリに僕は2011年の冬に行ったんですけど、
その時に収束作業員のメンタルケアをしていた女性の方が、
「目の手術を5回やった」って言ってましたね。

林:ん~~。

山本:
「角膜の手術を5回やった」って。
だからやっぱり、線量が高いところだったりっていうのは、ブロックしないとダメなんですよね。

林:
やっぱり粘膜とかそういう所、網膜とかそういう弱いところから多分やられていくんでしょうね。
その人がこれからどうなるかは分からないですけど、

山本:
やっぱり、作業してて被ばくすることを覚悟して、現場に入るんですよね。
ということは、それを雇う方もそれのケアというか、
被爆者手帳みたいなものもお持ちなんですか?

林:
はい、あります。
一応、放射線管理手帳というのがあって、
そこに一回の作業とか、一回入ったごとに何ミリ浴びたというのを累積で足していくのかな。


山本:
で、もしもそれで、なにか病気が起こったとしても、
なにかこう、無いんですか?そういうケアみたいなものは。
原発作業に入った人達、そして年間20ミリ浴びた人たちだったりとか、っていう人たちに対して、
生涯補償的なものは?

林:そういう説明は一切なかったですね。

山本:
「因果関係が」っていう話になってくるんですね。
質問です。
健康診断とかちゃんとやってもらえているのかな?
現場作業を辞めたら健康診断とか、被ばく管理だけじゃなくて、
作業員の人達の後追いっていうのは全くされていませんか?

林:全く。聞いたこともない。

山本:
聞いたこともない、無いそうですよみなさん。
こういう質問もきています。
これはあんまり今回の事とはあれなんですけど、
フランスからMOX燃料が届きます。
現在も荷上げ中という事です。
政策の破たんによる余剰プルトニウムのために国をあげて
プルサーマル発電の必要性がこれからどんどん宣伝されていくことになると思います。
という話ですけど、
どうですか、林さんは、その事についてはどう思われますか?


林:いや、あ…「まだ続けるの?」って。

山本:
ハッキリ言って、この国はこの国の未来を諦めているからこそ、まだまだこれを続け様とするんですよね。
「行けるとこまで行こうぜ」っていう感覚だと思うんですよ。
じゃなかったら、林さんが見た景色、現場で感じた事っていうのはおかしなことだらけだったじゃないですか。

林:
そうですね、
自分は現場で見て、やっぱ、線量が高いところはほとんど人がいない。
「手が付けられない」っていうのを見てきているから、


山本:何も進んでいない?

林:
はい、何も進んでいないと思います。
本当に、肝心なところは何にも進んでいないという…。のを見てきているから、
「手に負えないっていうのを分かっているのにまだやりたいんだ」って。

でも、行ってる時も確かなんかニュースとかでやってたんですけど、
「東芝だかが、20年分のプルトニウムを買って、さらにもう20年分を買おうとしている」とか。
「えぇーー?」って。
「日本中で一個も動いてないのに、買うの?それ」って。
「あ、買うんだ」って、それをパソコンで見ながら、こっち見たら、自分ちのテレビが東芝って書いてあって、
「あぁ・・><」

山本:
別にね、テレビつくったり冷蔵庫作ったりしたってたいして儲からないですもんね。
ポンッ!っと大きく儲けるためには、ね。


林:結局回さないと、もう既に買っちゃった20年分が回せば資産だけど、ゴミになったら多分負債だから。

山本:
そうですよね
これはもう今止めないとどうしようもないところまで行っちゃいますよね。
っていうかまあ、「もうやるしかないんだ」
もう突き進むしかないんだという人たちが今国を動かそうとしているから、
これ何とか止めないといけないんですよね、本当に。
で、それ止めるためにどうするんだって言ったら、沢山の人に知ってもらうしかないいんですよね。


林:そうですね。

山本:
で、もう未来は無いんだから、もう突き進むんだ。もう、儲けられるだけ儲けようぜ。
最後の人儲けやっているんだよっていう、利害が一致している人たち、
マスコミもそうですけど、っていう情報で。
だって、こんな林さんが言われている事だったりとか、
昨日の今野さん、初日の安倍がしているようなことが、
テレビで大々的に報じられたりする事ってほとんどないですもんね。


林:そりゃぁ無いでしょうね。

山本:
だから、知れないんですよ。
なんでみんな立ち上がらないのか?って、立ち上がれるわけがない。
知らないから。
だからこう言った場に林さんに来ていただきて、
どれ位の人が見ているのか?って言うと、爆発的な数字ではないですけれども、
こうやって、少しずつでも知って行ってもらうっていう事がそのきっかけになる。
「このままじゃ本当に危ないんだ」っていうのを。

林さんやっぱり、中に入られて、
「裁判逆に訴えて欲しいよ」
「世の中の人に話をいっぱい聞いてもらいたい」
「知ってもらいたい」
「どうしてですか?」
「危ないんだ」
「今国が引いている安全の線というのはおかしな線なんだ」っていうことですよね。


林:おかしいと思いますよね。

山本:
これ、この先どうなっていくと思われますか?
現場を見てね、
福島第一原発という部分だけにフォーカスを当てたとしたら、収束はしますか?


林:いや、みえない。
っていうか、それが見える人がいるのか?っていうのが疑問でもあります。
どうなの?どうなんですかね??

山本:
もう収束宣言という事を言わないと、どうしようもない状況だったんでしょうね、建前としては。
収束の仕方が分からないから。

林:
だって、現場で東電の放射線管理教育というのがあって、最初に基礎教育を受けるんでね、
それ、多分社員の人だと思うんですけれども、みんなにこう、放射線知識っていうのを教えながら、
ぼそっと言ってましたもん。

山本:なんてですか?

林:「あれはまァ、収束とは言えないんだけどねぇ」

山本:
現場の人達が一番よく分かっているっていう事ですね。この状況に。
で、実際はほとんど進んでいない日回この収束作業なんですけど、
でもやっぱり、その現場に居て動いてくれている人たちがいなかったら、
ぼくたちは今こうやって暮らせていないわけで、本当に頭が下がる思いで
その人たちに対してちゃんと被ばく管理だったりとか、
ピンハネされずにちゃんと労働対価を支払うっていう当たり前のことが必要ですよね。


林:
「そもそも、国策なんだから国で雇えば良いじゃん」って。
「つくるのを国策でやったんだったら、後片付けも国策でしょ」って。
そうしたら、「公務員でちゃんと雇いなさいよ」みたいな。
「それが普通じゃないですか?」って。


山本:
ね。なるほどーー!どうですか、皆さん本当に。
どよ~んとしました?でもこれが現実なんですね。
この現実を何とか変えなきゃ、ね、本当に。


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<2.二度目の福一>「肝心な所に人がいない。その時だけ建屋の周りに人を配備する」林哲哉氏(福島第一原発の元作業員)&山本太郎氏(文字起こし)

2013年6月27日
「本当の事を言って、何か不都合でも?」― 山本太郎が学んじゃうよ―
~「逃げて」福島第一原発元作業員の話を聞く ~


動画はこちらにあります↓

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/87132

林哲哉氏(福島第一原発の元作業員)

2013062912.jpg


ブラックリスト

山本:
ひどい話やなぁ・・・。
で、もうその一回こっきりですか?1日こっきりですか?原発に入ったのは。


林:
いや、自分はその1日で首になって結局帰ってきたんですけど、
周りは自分が行ったっていう事を知っているから、
勝手に奉られちゃったんですよ。
「ありがとう」みたいな。
みんな「我々のために作業してくれて、危険な所に行ってくれてありがとう」
みたいな感じですごく言われちゃって、
「何にもしてないよな」って、ちょっと・・・

山本:1日行ったよな。

林:
1日行ったけどそれだけだし、しかも時間も1時間だけで実質2時間ぐらいしか作業してない。
もうそれだけでその日の線量がマックスになるから。
なので、あんまり「やった感」がないっていうのか、
で、みんなには「ありがとう」「ありがとう」って言われるから、
「まずいよな」って思ってね。
で、もう一回、じゃあ。
最終的にもうちょっとやろうかなと思って、もう一回行ったんですね。

山本:もう一回行ったんですか!

林:はい。

山本:
1回クビになったのに。
でも1回クビになった…っていうか、現場を騒がした男ですよね。
「変な奴来たぞ、クビにしろ」って言ってクビになった。
で、またエントリーしようと思っても、
それはもう、ブラックリストに載っているんじゃないですか?

林:
そう思ったんですよね。
なので、同じ系列の会社は全部ダメでした、アウト。

山本:ご丁寧にそこからまた行ったんですかw。

林:
元請けがあって、二次請けっていのが二つ三つあるから、
ちょっと違う所で募集があったから、履歴書送ったりとかしてみたんですけど、
名前を言った時点で、やっぱり何の音沙汰もなくて、音信不通になっちゃって、
で、全然違う元請けのところの募集に行ったら、そっちは普通に入れたんですよ。

山本:はいっちゃった

林:入れた。そこまで管理できてないんじゃないですか、だから。

山本:全然できてないですね、それは。

林:
こっちは、自分たちのグループではブラックで。
とっくにブラックだけど、こっちはまだ分からない、情報が行ってなかったのかもしれないけど。

山本:
6次受けまで会社があって、もういろんなところがあるから、情報が広がらないんですね。
で、次志願して行きました。

林:そうですね、2回目。

山本:すぐ行けたんですか?

林:
いや、そこは、「仕事が出来たらすぐに呼ぶ」っていうみたいな感じで、
それまでは、東京とか建築の現場。
どこかの現場を手伝ってくれみたいな感じで、そっちをずっとやってて、
で、そっち(福一)の仕事ができた瞬間に行くっていうみたいな感じで。

山本:
じゃあ、連絡を取ってから現場に入るまでっていうか、
福島の第一原発に入るまでにどのくらいの期間がありました?

林:えーっと、3ヶ月ぐらい。

山本:3ヶ月ぐらい。で、連絡がかかってきたんですか?

林:
その会社の、東京で違う仕事をやってたんで、
もうその会社の仕事をやっているから、じゃあ、この現場に行ってから、
福島の現場が出来たらそっちへ行ってくれっていう。

二度目の福一

山本:
待機してたんですね。
で、その2回目に行った時には、どんな仕事を?

林:
2回目に行った時には、キャスクっていう、
今度燃料棒を取り出して、その取り出したのを仮保管しなきゃいけないタンクをつくってるんですね。
その基礎工事。

山本:あの4号機傾いてるよーっていう奴の中身を出そうと、その先。

林:
いま出しても持っていく所がないじゃないですか。
だからそれを仮置きする鉛のでっかいタンクをつくる。その基礎工事ですかね。

山本:
はぁ~、なるほど。
その基礎工事をやっているところはそんなに線量が高い所じゃないんですか?

林:
ないですね。
前回に比べれば全然低い、っていうか、
福島第一原発の中、あのでっかい敷地の中って、高い所ってあの建屋のところ、あの辺だけなんですよ。

山本:なるほど。

林:
何でか?って言うと、こっちは地盤改良っていうかいろいろ堀起こしてたりとか、
木も土も全部剥いじゃっているから、割と線量が低い。

山本:また新しくアスファルトを敷いたりという事をやっているっていう事ですね。

林:
どんどん木もみんなぶっ倒しちゃったりとか、汚染されたものをどかしちゃて、新しいものを建てているので、
裏側っていうか、広報周りは比較的、思ったよりも高くなかった。

山本:
現場の雰囲気というか、福島第一原発の雰囲気。
沢山の人達が、何千人という人たちが中に入って、もうてんやわんやというか、
すごく忙しい感じで作業をされているんですか?みなさん。

林:いやぁ…、ゆるい感じですね。

山本:ゆるい感じ?

林:ゆるい感じ。って言っていいのかな。

山本:
決死隊というような人たちが毎日作業をしていて、後ろで後方支援しててみたいな、
常に緊張状態がそこに漂っているっていうような、そういうイメージですね。
そこを知らないものにとっては。
沢山の人達が、もう、ひとひとひとで。

林:
いや、全然そんなことないっていうか、
っていうか、そもそもあの建屋の周りとかって、普段は全然いないんですよ、人が。

山本:建屋の周りに人がいない

林:ほとんどいない。

山本:
線量が高いから、っていうこともあるでしょうけど、
作業は、でもやってるんですよね?

林:
自分が2回目に行った時は1ヶ月半ぐらいいたんですけど、
その間毎日というかちょいちょい上から建屋の方を眺めるんですけれど、
基本、人はいないです。ほとんど。

山本:どこから眺めたんですか?

林:北西の方のちょっと高台の方から、眺めるっていうか見えるんですけれども、

山本:1ヶ月半いたから時間がる時にちょっと高台から福島第一原発を見たんだ。

林:
横を車で通ったりとか、通るんですけど、行くんですけど、
基本、居ないんですよ。
結局線量が高くて、そんなに近づけないから、
多分計画的になにかしたいという時だけ、ちょっと行って、やるくらい。


山本:
でも、ちょっとまってください。
なんかマスコミが福島第一原発に入ったっていう時の映像とかは、
結構作業員の方がいらっしゃったりとかというのは。


林:
あぁ。その時だけじゃないですか。
監視しているのか、何しているのか分からないですけど、
そういう時だけはわかりますよ。
今日マスコミのバスが来たなって、通るとわかるし、
そうすると建屋の周りにちらほら人が居たりとかするから。

山本:あ、人を配置する

林:配置しているのかどうか分からないですけどね。

山本:
あれですね、「北朝鮮のピョンヤンはこんなに裕福です」みたいな、
取材が入った時に、人を送り出すみたいな。

林:
そうかもしれない。
普段、(線量が)高すぎてあんまりできない。
毎日2000人とか、3000人いるのか分からないんですけど、
みんな大体後方っていうか、裏の、周りでやっているだけ。

山本:
最前線の作業をしなければいけないところだけれども、
みんなやれることは「後方支援だけ」みたいな。

林:
多分ほとんど、タンク作って水を回して冷やしているから、
タンクを毎日作っているとかそういう事ばっか。
水周りとか。
で、後の半分ぐらいは、多分サーベイ。

山本:収束作業ですよね?

林:
でも、行った人達は汚染されてないかとか、
あと1Fから出ていく車とか、みんなやっぱり検査しなきゃいけないから、
そういう人たちがすんごい居るんですよ。
1台1台車を見るし、人も休憩のたんびに見るし、
で、休憩所とかは汚染されていたら水も飲めないんで、
そこを綺麗にするために毎日掃除をしていて、
免震棟なんかはもう、廊下を曲がるたんびに掃除する人がいるような感じ。

山本:
じゃあ、現場に居てても、「作業している人たち」という印象よりも、
後ろでタンク作ってたりする人とか、あと、サーベイしている人、掃除している人しか、
あんまり印象に残っていないっていう事ですか?

林:
そういう人たちが圧倒的。
でも、そういう人たちがいないと多分出来ない。

山本:
そりゃそうですね、ええ。
じゃあ、林さんが見た福島第一原発の収束作業って言うのは進んでいるんですか?

林:
いや。
だから肝心な所に人がいないから、肝心なところは進んでないんじゃないですか。

山本:手の施しようがない

林:
行けない、出来ないんでしょうね。
周りでタンクをつくる。
今年も清水が80基つくるとか、去年大成が100何基つくるとかって、
でっかいタンクを毎年作っていくだけなんじゃないですか、知らないけど。
それがメインでした。

山本:
うーん…本当にね。
すみませんね、本番中にどよんとしちゃってね、ぼくもいまの話を聞いてて。
いやぁ、そうですか。
ちょっと話は変わるんですけれども、
収束作業員の方が建ってどんな生活をされているんですか?
どんな一日なんですか?
どこに泊っているんですか?

宿泊施設

林:2回目に行ったところは仮設の宿舎があって、

山本:それは原発からどのくらい離れたところに?

林:車で30分ぐらい離れているかな

山本:結構離れるんですね。

林:そうですね。

山本:じゃ、湯本とかをもう越えちゃう感じなんですか?上に行くの?下に行くの?

林:みんな行くのはいわきだけ。道はもうそれしかないです

山本:なるほど。

林:
それも問題だと思うんですけれどね。
中でなにかがあって逃げるとしたら、その道がたとえば崩れたら誰も逃げれない。


山本:
それも全ての原発に言える事ですよね。
けっこう、若狭の方とかもずーーっと一本道だったりとか。

林:そもそも問題じゃね?みたいな。

山本:
うん。
いわきの方まで行く。

林:みんなだから、あそこに行く人達はみんないわきの方から行ってる。

山本:
最初はそういう仮設の宿泊所があったんですか。そこで寝泊まり。
そこは、じゃあ、ただで泊まれる?

林:そうです。

山本:どんな感じなんですか?もうプレハブみたいなところですか?

林:そうですね、プレハブをダーーッって繋げたような感じ。

山本:そこを何人ぐらいでシェアするんですか?

林:自分は個室でした。

山本:個室があるんですか

林:
そこは個室でした。
ほかの、JVとかいろんなところで一番いいって言われていましたから。

山本:その泊っていた仮設のところが、

林:はい。
そこはみんな個室で一人一人あって、
2~300人ぐらいいたのかな。


山本:
でもその何千人もいる人達は、
もちろん地元の人だったり、いわきに住んでいる方もいらっしゃるでしょうけど、
仮設以外に宿っていうのはなにかあるんですか?

林:
知っているのはたとえばもともと旅館だったりとか、
ラブホテルだったりとかそういう所を買い取ってそこでやってたりとかしているみたいですね。

山本:そういう所も無料で泊まれるんですか?

林:元請けがでかければ、

山本:あ、そういう事があるんですか。

林:
入り方次第ですかね。
たとえば元請けから一次二次ぐらいの募集で行っている人達はそういう所に入れて、
食事も付いてとか、宿も一応タダっていう事になっているんですけれども、
もっと下の5とか6になると、行ったら「実は宿代が一日1600円かかるんですよ」。
一回目はそうでした。


山本:お金取られる、1600円。

林:
1600円かかるんですよ。
1日1600円って、月に5万っていう事じゃないですか、部屋代が。
っそれはもう、どういうルートで入ったかによって、全然違います。


給料・暗証番号指定の通帳
この部分は同じ内容をすでに記事にしています

山本:
ごめんなさい、もうストレートに聞いちゃいますけど、
収束作業員、その役目によって違うかもしれないですけど、
いくらぐらいもらえるんですか?給料。

林:
どうなんですかね、
自分は1回目は1万3000円でした。
2回目は1万1000円。

山本:1万1000円。

林:
っていう話だったんです。
最終的には1万3000円くれたんですけど、
でも、雇っている会社は12000円プラス特別手当が6000円で1万8000円出してたんです。

山本:どういう意味ですか?

林:
2回目に行った時も、一応そこの二次請けの社員っていう事になっているんですね。
だけど、実は間に一人居て、その人が間を抜いていく訳ですよ。


山本:本当は1万8000円出ている。けどそれを、

林:
自分が最終的に貰ったのは1万3000円。
1日5000円抜いている。


山本:へぇ~。

林:
そのために、「新しく通帳を作れ」って。
「口座をつくれ」っていうんですね。


要はその会社から直接口座に入れたっていう証拠が欲しいんだと思うんですけれども、
新しい講座をつくって、通帳と「暗証番号はこの数字にしなさい」って言って、

山本:暗証番号の指定があるんですか?

林:指定があるんです。
「えっ?」とか思いながらも通帳とカードを全部渡すんですよ。
で、会社からはその個人個人のみんな社員って登録している人たちの口座に入れたっていう事にして、
でもその人が全部そこから出して、お前今日これな、これなって、現金で封筒で渡されるだけ。

山本:すっげーブラックやな

林:
初めてですよ。
通帳もカードも番号も指定されて渡すなんて。

山本:
ま、形としては「ちゃんとお支払してます」と。
「お金はここに入りましたよ」と。
だけど、実際は手渡しで間抜かれているっていう話なんですね。
ん・・・、これま、
自分がどこに会社に所属するかっていう事で、宿台もとられてしまうし、っていう事になる。
それが大きければ宿台がタダになる可能性もあるけれども。

どんなもの食べているんですか?

食事

林:
そこで賄いの人がいるんで、ちゃんとした。
ちゃんとした、そうですね。

山本:
たとえば作業中は?
ちゃんと出るんですか?たとえば食堂みたいなものがあって好きに食べても良いとか。

林:
いや、中は基本的にカップラーメンとかそういうものの持ち込みがOKなんで、
みんなコンビニとかで買っていってるんですよね。


山本:
それも全員一緒ですか?3000人とか2000人居る人たち。
東電の社員とかも、何ですかGEの社員とか、わからないけど。

林:
東電の社員の人達はどうしているのか分からないですね。
会社が全然別個なんで。
もう、入り口からしてバスが違う
入っても中で全然違う所に居るから、東電の社員の人達が何をしているかは分からない。


東電社員のバスは綺麗なバス

山本:バスが違うっていうのはなんですか?

林:
福島原発に行く前にJビレッジっていう拠点があって、
そこからみんな専用のバスで行くんですよ、作業員は。
でも、東電の社員は専用のバスがあるんですよ。
うちらはそこでタイベックスーツを着て、白い。
で、マスクも途中から付けて、中に入るんですけど、
あの人達は普段着のまんま行けるんですよね。バスに乗って。

山本:待遇が全然違うんだと。

林:
もしかしたら、大分綺麗になっています読みたいなアピールかもしれないんですけど、
バスからして、ま、要は綺麗なバスっていう事ですね、言っちゃえば。

山本:
なるほど。
じゃあ、中で東電の社員さんは食堂があったりもするかもしれないですか?

林:食堂はないですけど、弁当は確かとれるような事を言ってましたよ。

山本:そういう意味では、自分たちはカップラーメンを買ったりして持ち込まなければいけない。

林:そうですね、基本そうですね。

山本:なるほど。


ーーつづく


続きを読む

<原発作業員>暗証番号指定の通帳を新しくつくってそれを渡す6/27(文字起こし)

2013年6月27日
「本当の事を言って、何か不都合でも?」― 山本太郎が学んじゃうよ―
~「逃げて」福島第一原発元作業員の話を聞く ~

林哲哉氏(福島第一原発の元作業員)

動画はこちらにあります↓

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/87132




暗証番号指定の通帳
(音声のみ)


山本:
ごめんなさい、もうストレートに聞いちゃいますけど、
収束作業員、その役目によって違うかもしれないですけど、
いくらぐらいもらえるんですか?給料。

林:
どうなんですかね、
自分は1回目は1万3000円でした。
2回目は1万1000円。

山本:1万1000円。

林:
っていう話だったんです。
最終的には1万3000円くれたんですけど、
でも、雇っている会社は12000円プラス特別手当が6000円で1万8000円出してたんです。

山本:どういう意味ですか?

林:
2回目に行った時も、一応そこの二次請けの社員っていう事になっているんですね。
だけど、実は間に一人居て、その人が間を抜いていく訳ですよ。



山本:本当は1万8000円出ている。けどそれを、

林:
自分が最終的に貰ったのは1万3000円。
1日5000円抜いている。


山本:へぇ~。

林:
そのために、「新しく通帳を作れ」って。
「口座をつくれ」っていうんですね。


要はその会社から直接口座に入れたっていう証拠が欲しいんだと思うんですけれども、
新しい講座をつくって、通帳と「暗証番号はこの数字にしなさい」って言って、

山本:暗証番号の指定があるんですか?

林:指定があるんです。
「えっ?」とか思いながらも通帳とカードを全部渡すんですよ。
で、会社からはその個人個人のみんな社員って登録している人たちの口座に入れたっていう事にして、
でもその人が全部そこから出して、お前今日これな、これなって、現金で封筒で渡されるだけ。


山本:すっげーブラックやな

林:
初めてですよ。
通帳もカードも番号も指定されて渡すなんて。

山本:
ま、形としては「ちゃんとお支払してます」と。
「お金はここに入りましたよ」と。
だけど、実際は手渡しで間抜かれているっていう話なんですね。



ーー

これは、犯罪じゃないですか?
振りこめ詐欺が多発してから、通帳を他人につくらせて高く買うという事件がありましたよね、
この作った通帳は返してもらえたのでしょうか?
そこのところも心配になりました。


2回目の会社ではプレハブの宿泊施設
「そこはみんな個室で一人一人あって、2~300人ぐらいいたのかな」と林さんは話しています。
という事は、一人の作業員から5000円を引き抜いたとして、
1日に100万から150万円の額になる。
30日で3000万から4500万。

間に入っている一人の人間が抜いていくその額がものすごい!!

どう考えてもこのシステムはおかしいし、普通に考えて刑事事件に思えるのですが…。
訴えて、刑務所に入れることはできないんでしょうか?



続きを読む

<1.作業内容が違う>ハンコを押した後に、上の会社の人が出てきて「線量が高い所の作業です。酸素ボンベを背負ってください」林哲哉氏(福島第一原発の元作業員)&山本太郎氏(文字起こし)

2013年6月27日
「本当の事を言って、何か不都合でも?」― 山本太郎が学んじゃうよ―
~「逃げて」福島第一原発元作業員の話を聞く ~


動画はこちらにあります↓

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/87132

林哲哉氏(福島第一原発の元作業員)

2013062911.jpg



山本:
どうして原発収束作業員に加わろうと思ったんですか?
もともとそういうお仕事をされていた?

林:
いや、最初は・・というか、
最近は原発作業員ってずっと言われているんですけれど、もう最近は慣れちゃったんですけれども、
そもそも、全く行く気はなかったんですよ。
全く行く気ない。
だって、怖いじゃないですか。

山本:そうですね。

林:
で、自分も知らないし分からないし、怖いし、
そんなとこ、全く行く気ない。
本当になかったんですよ。
ただ、知りたくて…。
自分がたまたま電話したところは、建屋のカバーリング。

山本:
随分はしょりましたよ。
最初行く気なかったんだけれども…ど、どうしたんですか、何で行くことになったんですか?

林:ま、知りたかったんですよね。

山本:知りたかった。

林:「どうなっているのか」っていうのを。

山本:あぁ、実際どうなのか。

林:そう。

山本:それはいつごろですか?

林:最初の年の12月とか1月ぐらい。

山本:2011年12月位。

林:そうですね、はい。

山本:
で、最初はどういうアクションを起こされたんですか?
なんかこう…求人誌とかに載っているものなんですか?

林:
そう。
ネットでいろいろ調べてたら、募集の要項があったんで、
いま募集しているっていう事は作業をしている会社じゃないですか。
そういう会社に聞けば、「なんかちょっとはわかるかな」みたいな感じ。
それで電話してちょっと聞いてみたんですよ。
聞いたりとかしてたんですよ。
そうしたら、3号機建屋のカバーを乗せるっていう会社があって、
そこが「人が足りない」。
職人だったり鳶の人達が来ても
2ヶ月ぐらいで線量がマックスでいっぱいになっちゃってで得ていかなきゃならなくなるから、
人がどんどん居なくなっちゃう、足りなくなるので、
そういう技術と経験があるなら「来てほしい」みたいな感じで頼まれたんですよ。

山本:
もう人手不足だったんですね、
カバーリングは放射性物質を外に出さないようにかぶせますよっていうものですか?


林:はい、そうです。

山本:
たとえば、カバーしなきゃいけないんだから、
「カバーをする作業の人は結構被ばくするっていうイメージはなかったんですか?

林:
当然「2ヶ月ぐらいで人が代わる」って言う事は、ま、
「そこそこあるんだろうな」みたいな、

山本:
なるほど。
で、「カバーリングにすぐ来てくれ」という話になったわけですか?

林:そうですね。

山本:すぐ行った?

林:いや、全然ウソっていう感じで。

山本:全然嘘っぱち

林:
募集している人が、そんな仕事って…会社でもなかったんです。
「会社で募集してます」って言うふうに出てたんですけれども、
全然、行ってみたら会社じゃない、偽名はつかっている、仕事はない・・・みたいな、

山本:はぁ…会社そのものの実態がなかった?

林:なかった。

山本:へぇ~~~

林:全然

山本:ブラックですね、もうすでに。

林:
わざわざ行って、頼まれて、さんざん考えて、
でもなんか…何ですかね、誰かがやらなければいけなくて、その技術を、経験があるんだったら、
「行っとかないとまずいのかな」みたいな。

山本:
なるほど、
誰かがやらなきゃいけないんだったら、「自分もちょっとお手伝いがしたいんだ」っていう思いですか?
先ほど、わざわざ辞めたというお話をしてましたけれども、
そのカバーリングという事を調べ出した、
中に入れるのか?という事を調べ出した頃は、違うお仕事をされてたんですか?

林:そうですね、普通にただ営業を。

山本:
営業!
営業職だったけれども、いきなり現場作業に入ろうと思われたわけですね。

林:そうですね、昔にそういう経験があったんで。

山本:で、実際に行ってみたけれども会社は実態がなくて、偽名も使っていて、良く分からない状況。

林:
はい。
で、最終的にその仕事じゃなくて違う仕事。
サーベイってあるンですけれど、
現場に行って作業して帰ってくる人を放射線で汚染されていないかチェックする、後方支援です。

山本:要は現場に行って放射能を浴びて、出てきた時に「大丈夫か」「高すぎないか」という事を調べる人。

林:
そういう人がいっぱい居るんですけどね、
「それをやってくれ」みたいな感じで、
「じゃあ、それだったら取りあえずいいよ」っていう感じで行ったんですよ。
で、行ったら、
行って契約書とかにサインして、書類とかいろんなものを全部やって、
ハンコを押した後に、上の会社の人が作業説明とかに出てきて、
皆さんご存じの通り、今回はちょっと線量が高い所の作業ですよ」って。



山本:
一番最初に聞いていったのはサーベイ。
「数値を測りますよ」っていう事だったのに、その最後の説明・・・
何段階かあるんですか?説明を受ける、現場に入るまで。
いきなり行って、初日から働けるっていう事なんですか?そうではない?


林:
行って、中に入れる作業証というか通行証みたいなものをつくって、
放射線の教育、基礎教育みたいなのを受けて、そういうのをやってからですね。


山本:到着してから現場に入るまでは何日ぐらいですか?

林:自分は・・・1週間ぐらい。

山本:
1週間、なるほど。
でもその最終日「皆さんご存じだと思いますけど、高い所に入ってもらいます」という発表があるまでは、
ずっとサーベイやろうとおもっていた。

林:ずうっと思っていました。

山本:実際どうなったんですか?

林:
それから説明が始まったら、「すこーし高いところです」って。
で、タイベックスーツ、あの白い奴を4重に着て、その上にアノラックを着て、
「皆さんの健康のために酸素ボンベを背負って、それから新鮮な空気がくるので、それを付けて入って下さい」



山本:話が全然違うじゃないですか。えぇっ!!酸素ボンベを背負えと!

林:
そう。
えぇ・・・それ・・・・ってやばくね?
みたいな、

山本:
確実にヤバいですよね。
最初は「ちょっと離れたところで放射線量を測るっていう役目だ」って言われていたのに、
実際に現場に行ってこれからですっていう時になったら、背負わされるという話。
どこへ行くんですか?それを背負って。

林:
それで「アレバ室」っていう所に入る。
フランスのアレバ。
最初につくった、水を循環させる、その機械の、ま、壊れて、中のかくはん機を交換しなければいけないから、「そこは全量が高いんで一番最初に行って、ゴムマットを、少しでも線量を下げるために敷いていって下さい」
「後から来る人が少しでも線量が下がるように」
それって、特攻隊。
特攻隊みたいやなと。

山本:「まず最初に入ってくれ」と、線量下げるために。

林:
はい。
みんなが来るために一番最初にやってきてくれと。

山本:その後に技術者が入りますから、まずあなた達が被ばくしてもらいますという役割やったんですか。

林:そういうことですね。

山本:ひどいなーー。

林:「ええっ!?」って。「話違うよ」

山本:
その時の同期というか、一緒に入所、入所って言うんですか?分からないけれども、ごめんなさい。
一緒に働くメンバーっていうのはどの位だったんですか?初めての人達は。

林:
ほぼ初めて。みんな初めてだと思いますね。
自分は長野から行ったんですけれど、他にも、九州、四国、沖縄とか、あちこちから来た人。
あと地元の若い子

山本:年齢層というか、その幅というのはどの位だったんですか?いくつぐらいの人から?

林:地元の子は18,19,20、21という、

山本:そんなに若い人たちが入っているんですか!?

林:はい。いましたね。

山本:ひどいなぁ・・・・、上は?

林:上は、60ぐらい。寄せ集めっていうか、バラバラですよね。

山本:
で、みなさんそういう作業というか、建築現場だったりの経験者なんですかね?
技術者だったりとか、分からないですけど、鳶やってたよー。とか、

林:
ハッキリ言って、ほぼ初心者でしたね、みんな。
話してたりとか、資格とかそういうものをいろいろ話していた感じだと、
全くの初心者がほぼ9割。
一人二人、「この人とだったらペア組んでも良いかな」っていうような人が一人二人。
あとは「ちょっと・・・・。」

山本:
でもね、それ全然話が違う訳じゃないですか。
最初聞いていた話と違う。
「契約の内容が違うよ」というような話は、その仲間たちの中で、なんか話合われなかったんですか?

林:
みんなずっと言ってましたね。
最初の話を聞いて、でも、その作業説明ってもう、上の上の上っていうのがその時点で分かっていたんで、
その場で言えないじゃないですか。


山本:
それぞれその7日間の中で、
現場に行きました。7日間のうちに教育を受けたりいろんな説明を受けたり、通行証をつくったりする段取り、
そのたびに説明を受ける人は常に同じ人ではなく、

林:
そうですね。
もう3つ位上の会社の人達がきて、
で、自分たちは直接雇用の会社の人じゃないんで、社長じゃないんで、
説明を受けて戻ってくる。
で、社長に「今日話聞いてちがう」と、みんな毎日毎日言うんですけど、
そのたんびに、「まァちょっと仕事が変わることはよくあることだ」とか


山本:よくある事なんですか、あちらの方では。

林:よくあることらしいですね。

山本:ちなみに直接雇用していた会社っていうのは、何次受けになるんですか?

林:えっと、1,2,3,4,5か6。

山本:6番目の会社

林:そうですね。

山本:
はぁ~、なるほど。
で、結局「酸素ボンベを背負ってもらいます」って言う話を聞いて、その後どういう流れになったんですか?

林:
で、「いやいや違うでしょう」って、
「みんなサーベイだと思ってきているのに何で?」って言ったら、
「上の会社にちゃんと聞いとく」とか、社長はね、その時は。

で、「ちゃんとした答えを出してくれる」とか、ま、「ちょっとぐらい仕事が変わることはあるよ」とか、
「線量高くない?」って聞いても、
「大丈夫大丈夫」って。

山本:直ちに影響はないと。

林:
それだけなんですよ。
毎日。
また次に行くと、また違う内容の作業の説明があるじゃないですか。
そうすると、また帰ってきて、
「また今日も違う事を言われたんだけど」って言っても同じ繰り返しですね。
ずっとそれで「大丈夫だから、大丈夫だから」って。
で、みんな素人の集まりだから、そう言われちゃうと、
「ああ、大丈夫なのかな」みたいな空気になっちゃうんですよね。

山本:
なるほど。
じゃあ、やった事のない作業でも、初めての作業でも「やっちゃう」

林:
そう、そういう流れ。
結局誰ひとり放射線に詳しい人が集まってきてないから、
詳しい人たちが「大丈夫ですよ」って言えば、「ああ、そうなんだ」みたいな。


山本:で、その時期だったらちょうど野田総理の収束宣言みたいな事を言っていましたもんね。

林:もう言った後ですよね。

山本:
だとしたら
「そこまでヤバくないだろう」という思いもなんか、作業員のみなさんの中にあるんですかね?
始めてきている人とか。

林:
初めてきてる人は結局分からないから、
なんか「専門家」みたいな人からそういうふう知識を貰うと、
で、「もっと経験がある」とかね、そういう人たちが言えば、
「じゃあ、大丈夫なのかな」ってこう・・・。
自分はある程度勉強してから行ったんで、「高いでしょ」

山本:ちなみにどれぐらいだったんですか?

林:
その作業員説明は、
その作業自体は直前に事故があったんで無くなったんですけど、
その説明の段階では「APDの閾値を9ミリシーベルト」って言ってたんです、最大で。

山本:
はい。もっとわかりやすく言ってください。
APDって?

林:
放射線を測定する機械をみんな持ち歩いて中に入るんですけれども、
APDっていうのがあって、それが、9ミリシーベルトをしきい値にするっていう。


山本:9ミリですか。

林:
はい。
で、9ミリを浴びたら、アラームが鳴る。
で、出ていくという、
それが、

山本:随分鳴らないアラームなんですね、すごいな、アラーム付けている意味もほとんどなさそうな・・・。

林:
それが5分の1ずつ5回鳴るんですね。
だから、5回全部鳴るとマックスで9ミリ浴びますよと。
で、「3回ぐらい鳴ったら現場の指示に従って出て交代して下さい」って。
で「それが約5分から10分ぐらいです」って。

山本:それぐらいしか居られないんですか。

林:
という話でした。
5分から10分ぐらいで多分鳴るだろうから、
そうしたら交代して次の二人ぐらいずつと順番にやって行ってくれって。

山本:
鳴ったらもう、その日の作業は終わりなんですか?
その9ミリというものを満たせば。

林:
だから、9ミリマックスまでは行かないようにするんですね。
だから5ぐらいで多分止めるっていうことなんでしょうけど。

山本:その日の作業は終わり?

林:終わりです。

山本:それ、全然作業は進まないですよね。

林:そういう事を続けていくしかないんじゃないですか?

山本:へぇ~、すごいな。

林:
だから
ただ、カクハンキっていう奴、クレーンでつって出して新しいのを入れるっていうだけの作業なんだけど、
それまでにゴムマットを敷いていく人が何人もいて、

山本:ゴムマットを敷いたんですか?実際。

林:
いや、敷かないです。
自分らたちはその入るっていう直前、前の週にそこで水漏れ事故があったんですよ。
そしたらなんだっけ?1cmぐらいのところに4万ベクレルとか何とか、ニュースに出てたんですけど、
水漏れ事故があったので、もう人が入れなくなっちゃったから、中止になったんですよね。


山本:敷いてもムリやという話になったんですか?

林:
敷くとか…もう人が入れなくなった、近寄れなくなった。
だからそれは免れたんですけれど、
でも準備している段階で、「酸素ボンベを背負う人だけでも50人ぐらい用意している」とか、
だから、たった「天井クレーンで吊って出す、入れ替える」っていうだけの作業に、
多分あの人達は2ヶ月3ヶ月って準備してて、
総動員で100人ぐらいの人数で、ゴムマット敷いて、ちょっと動かして、っていう。

山本:でもちょっとクレーンを動かしてたりだとか、っていう人達は、一応プロの人達なんですよね?

林:いや。

山本:熟練。

林:ぜんぜん。

山本:違うんですか?

林:
ぜんぜん。
ま、中にはプロというか、ちゃんと経験のある人もいましたよ。
だけど、

山本:一緒にやられたとか、同じ現場に居た人とか

林:
自分が居た中の資格を持っている人達は、
一人は、「ちゃんとこの人できるな」と。
後の何人かは、「資格持っているだけ」

山本:でもその資格を取るのにかなり練習しなくちゃダメなんでしょ?車の免許みたいに。

林:いや、あんなのは講習があって学科と実地で二日位あれば、、誰でもとれちゃう。

山本:二日でとれるんですか?

林:二日でとれる。資格だけは二日でとれる。

山本:
じゃあ資格を取ってから、もう全然動かしていない
ペーパードライバーみたいな人もガンガンやっているっていう事ですか?中で。

林:
そうです。
多分そんな人たちばっかり、というか、そんな人たちが圧倒的に多いでしょう。

山本:へー、すごいなぁ。危険な作業を素人が、沢山の素人が加わってそこでやっている。

林:
うん。
だって、自分は福島とか東京とかいろんな現場を見てきましたけれども、
クレーンとかああいうので自分よりも上手い人が一人もいなかったんです。


山本:そういう建築現場で働いていたこともあったんですか?

林:
そうです。過去10年位はそういう建築現場に居たから、
で、自分より上手い人を本当に一人も見ていないです。
東京でも福島の現場でも。

山本:林さんは上手いんですか?クレーンの扱いは。

林:いや、自分の地元に変えれば普通。

山本:普通。

林:
普通。
自分よりうまい人が全然いるし、特別そんなに自分がめちゃめちゃ上手いと思ったことは今までないです。
でも、あそこへ行ったら「大丈夫?この人達」
クレーンのレバーの操作にしても、もう、振りまくったりとかしてるから、
「この人と一緒じゃちょっと、危なくて近寄れない」って。

山本:ああ、極力この揺れっていうものを抑えるようにやらなきゃいけない。

林:
だから吊って、こう、クレーンって動くじゃないですか。
その時にブームが先に動いて下に荷があるんですね。
(荷が)後からついてくるんですね。
そうしたら、止めたらちょっと送ってやらないとピタッ!って止まらないんですよ。
これをガクンと(急に)止めたら、荷が振り子みたいになってずーっと振れるだけなんで。
・・・。
それが、下手!

山本:こわいな。関係ないところでまた事故が起きそうですよね。

林:「大丈夫かよ」っていう人たちが9割

山本:9割ですか!!

林:9割。

山本:あーーー・・・

林:自分が見た感じでは9割。

山本:
じゃあ、もう別の、たとえば放射線量が高い所に入っているというドキドキもあるけれども、
作業が下手な人達とも作業しなければいけないというドキドキもある。

林:
ちょっと正直、酸素ボンベを背負って暗い所に行って、
1週間ぐらい前に「はじめまして」っていう人とそんな事はヤダなって思いましたね。
この人とこの人なら組んでも良いけど、
この人達がどの位の技術があって、どんな癖があるとか、全く分からないじゃないですか。
「あぁ…無理」


山本:
普通の建築現場だったら、親方みたいな人が仕切って、
それぞれの能力を分かって、それぞれのポジションに送るっていう事をやるんですよね、多分。

林:そうですね。

山本:
そういう事が一切されない。
それぞれの能力が分からずに適当に配置している。

林:
そう、だから「資格持っているからこの人大丈夫だ、この人大丈夫だ」みたいな感じの、
扱い方っていうか降り分け方

山本:ちなみにどれ位の期間いらっしゃったんですか?

林:自分はその時は1日。

山本:
1日!!
どうしたんですか?どうして1日で

林:
いろいろと研修を受けて、通行証をつくって、実際1日作業に入ったんですけれども、
どうしても、呼ばれた内容がサーベイで長野から来ているのに、やる仕事が全く違うから、
「おかしくないですか?」って現場で言ったんですね、初日の作業が終わった時に。
で、ついでに。
ついでにって言うと何なんですけど一緒に行ったメンバーの中に、
18,19,20,21って若いのが4人もいたんで、
「この線量のところに行かせようとするには若すぎない?」って、
「ちょっと若すぎるんじゃないですか」みたいなことを現場の担当者に言ったんです。

山本:モノ申したんですか

林:
はい。
自分の雇用主である社長には、もうずっと言ってたんですけれどもらちがあかなかったので、
そのまま現場に入っちゃったから、ちゃんと聞こうと。
で、現場の担当者に「作業内容が全然違ってて、そういうふうに呼ばれて、おかしくない?順序として」
最初から「酸素ボンベを背負う仕事ですよ」って言って長野から来ていればいいですよ。
それは自分が納得してきているんだから。
でも、全然「後方支援だ」みたいな呼び方で、
現場について書類のサインもしてから「酸素ボンベ背負え」っておかしくない?
順序としてはって。

山本:後方支援で行ったのに、最前線に送り込まれるっていうのは

林:
言って、そういうことも言って、
しかも「18,19,20っていう若い人たちなんかは行く所じゃないよね」みたいなことを言ったら、
その日夕方呼ばれて、

山本:なんて言われたんですか?呼ばれて。

林:「林さんはもう今日限りでいいです

山本:
そっか・・・。
ややこしい人ですものね、そういう事言いだす人ですから。
現場としてはね。

林:
現場にそういう事を言う人がいちゃ困ると、
黙って、言うとおりに働いてくれる人じゃないと困るってことじゃないですか。


つづくーー


海水の濃度基準の1,000,000倍の汚染水が漏れた12/4福島第一原発

たねまきJ
「東電中間報告・汚染水漏れ・汚染物海洋投棄提唱について」小出裕章氏12/5


たねまきJ
「美浜原発2号機トラブル停止・福島第一高濃度汚染水150リットル流出・東電社員『地震で配管壊れた』」小出裕章氏(内容書き出し・参考あり)12/7









<1.作業内容が違う>
ハンコを押した後に、上の会社の人が出てきて「線量が高い所の作業です。酸素ボンベを背負ってください」
林哲哉氏(福島第一原発の元作業員)&山本太郎氏(文字起こし)


<2.二度目の福一>
「肝心な所に人がいない。その時だけ建屋の周りに人を配備する」
林哲哉氏(福島第一原発の元作業員)&山本太郎氏(文字起こし)


<3.逃げて>
「そもそもつくるのを国策でやったんだから後片付けも国策でしょ。国策なんだから国で雇えば良いじゃん」
林哲哉氏(福島第一原発の元作業員)&山本太郎氏(文字起こし)



<原発作業員>暗証番号指定の通帳を新しくつくってそれを渡す6/27(文字起こし)



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