安倍政権の「原発営業」、インドから「NO」の声

安倍政権の「原発営業」、インドから「NO」の声
2013.07.09 日刊SPAニュース

「日本の原発は安全」をセールストークに、
原発メーカーの役員を引き連れて世界中に「原発営業」をかけている安倍政権。

政府レベルでは売り込まれたほうも歓迎しているようだが、当然のことながら国民は猛反発している。


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南インドのクダンクラムで行われた原発建設に対する大規模な抗議活動 (c)Amritaraj Stephen
 
インドもまた、原発セールスを積極的に行う安倍政権が有望視している国だ。

5月29にはインドのシン首相と会談、原子力協定を早期妥結することで合意した。
インドではすでに20基の原発が稼動しているが、今後20年で新たに34基の原子炉を造る計画があるという。

そんな日本の「原発輸出」のリスクを訴えるため、6月にインドから来日したカルーナ・ライナ氏はこう語る。

「インド政府は、現在の2.7%から’50年には25%へと原発比率を増やそうとしています。
ところが福島の原発事故以降、各地で反原発運動が起き始めました。
南部のクダンクラムでは600日以上が経過したいまも激しい抵抗が続き、
日本の原発輸出に対する反発も起こっています」

クダンクラムの抗議活動はインドの反原発運動の象徴ともいわれる。
現地団体と交流があるノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパンの佐藤大介氏は
「特に昨年9月のデモ、治安当局による弾圧は激しかった」と言う。

「クダンクラム原発1号機に核燃料が装填されそうになったため、
9月9日、3万人もの人々が原発を包囲しました。
ところが、翌日数千人の警官が襲いかかり、警棒で殴りつけるなど激しい暴行を加えました。
警官は女性や子供にも手加減せず、重軽傷者多数。男性1人が射殺されました。
さらには家々を次々と破壊するなどの弾圧ぶりに、インド全土が大きなショックを受けたのです」
(佐藤氏)。

インドでは、たびたび起きてきた原発トラブルが原発の不信感に繋がっている。

「’93年にナローラ原発で火災が発生、翌’94年にはカクラパール原発で浸水。
同じ年、建設中のカイガ原発では、格納容器を形成するコンクリート150tが高さ75mから崩落し、
作業中の14人が負傷しました。過去40年間で数え切れないほど安全性に問題のある事例があるのです

(ライナ氏)

一方、ビジネスとして考えてみても、インドへの原発輸出は他国へ輸出するよりもリスクが大きい。
その理由は厳しい原子力損害賠償責任法の存在だ。
これにより、事故が起きればメーカーが汚染の被害を賠償する仕組みになっている。
日本のように、国が助けてはくれないのだ。

「もし日本製の原子炉で大事故が起きれば、
メーカーに対して莫大な損害賠償が請求されることも十分ありえます。
住民の反対、安全性への疑問、事故時の賠償責任等、
多くのリスクを背負ってまで日本は原発をインドに輸出したいのでしょうか。

ドイツは、インドの再生可能エネルギー開発に向けて10億ドルを拠出しました。
日本もそちらの方面に資金を振り向けたほうがよいのでは」(ライナ氏)

福島原発の事故収束もままならぬ中、
原発を平然と売り歩く安倍政権及び日本の姿はどう見られているのか?


週刊SPA!7月9日発売号「安倍政権[原発セールス]に世界が反発」では、
インド以外にトルコ、ベトナム、中東各国やブラジルなど各国の「原発反対」事情
及び日本の「営業」に対しての視線をリポートしている。 <取材・文/週刊SPA!編集部>



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東京電力福島第一原子力発電所 吉田所長の訃報

<後半>「敷地境界で線量が上がったでしょ、その時に警告しましたか?世の中に」
新潟県泉田知事×東京電力廣瀬社長7/5(文字起こし)

(一部抜粋)

東京電力姉川副常務:
通報、公共の状況がどうであったか?
それから、これを決断した責任者は誰であったか?というご質問です。
まず、決断の責任者ですが、プラントの状況を踏まえて、現地の所長が行っております
所長が最終判断者になっています。


新潟県 泉田知事:システムとそういう事じゃなくて、通報する責任者は誰ですか?

東京電力 姉川副常務:通報の責任者は現地の所長でございます。



この時、書き出しながらとても違和感を感じました。
「東電は責任の全てを吉田所長のせいにするのではないか」という思いが私の中に生まれました。
そして、吉田所長は今頃どうしているんだろう、きっともう大変な状態にいるんだろうなと、
そう思ったのもこの時。
文字起こししたのは7月6日の事です。

こんなふうにして吉田所長のことを改めて思い出して間もない今日、
車のラジオから「福島第一原子力発電所の吉田所長が亡くなりました」と訃報を聞きました。


ーーー


東電 吉田昌郎元所長が死去

7月9日 17時15分

東京電力福島第一原子力発電所の事故で現場で指揮を執った吉田昌郎元所長が、
9日午前、東京都内の病院で食道がんのため亡くなりました。
58歳でした。

吉田元所長は、3年前の6月に福島第一原子力発電所の所長に就任し、
おととし3月11日の事故発生から現場のトップとして事故対応の指揮を執りました。

すべての電源が失われる中で、
吉田元所長は、福島第一原発の複数の原子炉で同時に起きた事故の対応に当たりましたが、
結果として1号機から3号機でメルトダウンが起きて被害を防ぐことはできませんでした。

吉田元所長は、その後、病気療養のため交代するおととしの11月末まで
およそ9か月間にわたって福島第一原発の所長を務め、事故の収束作業にも当たりました。

おととし12月に食道がんと診断されて所長を退任しその後、
去年7月には脳出血の緊急手術を受け療養生活を続けていました。


吉田元所長は、所長在任中のおととし11月、
福島第一原発の事故現場が報道関係者に初めて公開された際にインタビューに応じ、
「事故直後の1週間は死ぬだろうと思ったことが数度あった。
1号機や3号機が水素爆発したときや2号機に注水ができないときは終わりかなと思った」
と当時の思いを語っていました。

また、去年8月に長野県の出版社が福島市で開いたシンポジウムで公開されたインタビュー映像では
福島第一原発の今後について
「日本だけでなく、世界の知見を集めてより安定化させることがいちばん求められていると思う。
それが地元の人たちにとって改善したと実感してもらえることだ。
私自身も体力が戻ったら現場で力を出したい」と述べ、復帰への意欲をのぞかせていました。

東京電力によりますと、
事故発生から退任までに吉田元所長が浴びた放射線量はおよそ70ミリシーベルトで、
東京電力はこれまで、
「被ばくが原因で食道がんを発症するまでには少なくとも5年かかるので、
事故による被ばくが影響した可能性は極めて低い」と説明しています。

吉田元所長は、9日午前11時32分に東京都内の病院で食道がんのため亡くなりました。

東京電力の廣瀬社長は
「吉田さんは再び私どもと一緒に福島の復興に尽くしたいとの強い気持ちを聞いておりました。
持ち前の明るい大きな声で陣頭指揮を執る姿に出会えることを心待ちにしておりましたが、
東京電力の再生に向け共に働くことができず無念でなりません」というコメントを発表しました。



ーーー

東京電力 (コメント)吉田元所長の訃報に接し

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平成25年7月9日 東京電力株式会社 代表執行役社長 廣瀬直己

吉田元所長のご冥福をお祈り申し上げますとともに、ご遺族の皆さまに心からお悔やみ申し上げます。

吉田さんは、平成23年3月11日の福島第一原子力発電所の事故時の発電所長として、所員を束ね、
文字通り決死の覚悟で事故対応にあたっていただきました。社員を代表して心より感謝いたします。
 
一昨年末に病気が見つかり、治療に専念いただいておりましたが、
訃報に接し、言葉に尽くせない悲しみを感じております。

本人からは、再び私どもと一緒に福島の復興に尽くしたいとの強い気持ちを聞いておりました。
持ち前の明るい大きな声で陣頭指揮を執る姿に出会えることを心待ちにしておりましたが、
東京電力の再生に向け共に働くことができず無念でなりません。

私ども社員一同は、吉田さんの思いを胸に、
吉田さんが命を賭して守った福島の復興に向けて全力で取り組んでまいります。

以 上


ーーー


吉田福島第一原発所長初めての公式会見ノーカット版11/12(内容書き出し・動画あり)
(一部抜き出し)

Q:吉田所長の積算線量は今おいくつですか?

吉田:
それは個人情報ですので、こちらでお答えすることではないと思いますので、
えー、差し控えさせていただきますが、
「それなりに浴びている」ということで、
あの、許して下さい。はい。

Q:
所長は先程死ぬかと思ったことが何度かあったとおっしゃいましたが、具体的にはどんな事ですか?

吉田:
それは、たとえば、1号機の爆発があった時に、
これは、どういう状況で爆発したのか。免震棟では分かりませんから。
それから、現場からいろいろと怪我した人間が帰ってくるという状況の中で、
ま、最悪例えば核燃料が爆発しているということですと、大量の放射能が出てくるとなります
そこでコントロールが不能になってくると思いました
それから3号機の爆発もあります。
それから最後、やはり2号機の原子炉注水をする時に、なかなか水が入りませんでですね、
ま、これは事故調の方でお話ししていますので、そこで聞いていただければと思うんですけれども、
やはりそういう中でですね、一寸先が見えない
最悪すると、もう、メルトがどんどん進んでいってですね、
コントロールが不能になるという状態を感じましたので、
そういう時に、「これで終わりかな」という感じがしたということでございます。


11月28日のふくいち現場の声(吉田所長入院、交代)吉田所長メッセージ全文あり

東電は
「医師の診断で被曝(ひばく)との因果関係の指摘はない。詳しい病名や被曝線量は個人情報のため言えない」
と説明している。

東電は、吉田所長の病気と被ばくとの因果関係はないとしている。





食道がん、そして脳出血。
東京電力はこれでも被ばくとの因果関係は無いと言うのか…
被ばくとの因果関係もないし、事故に関しての不都合なことは全て吉田所長の責任にするという事なのか…

全ての責任をかぶせられる前に、
吉田所長は原発事故の真相など、真実を書いた手記とか音声を残していたりしないのだろうか?



吉田所長の病名は?治療期間は?被ばくとの関係は?東京電力記者会見書き出し&関係資料





其の二の2「日本だけ、報道していないんです」7/7"菅原文太 日本人の底力"井戸謙一(文字起こし)

 菅原文太 日本人の底力
  ゲスト:井戸謙一さん

2013年7月7日放送(ニッポン放送)

音声Youtube ↓
http://youtu.be/nw6kF_uNFqo?t=12m9s

菅原:
それのみならず、あの、…日本人同士の中でもね、
水俣病であるとか、まぁ、いろんな戦後、原爆被害者の問題も、富山県のイタイイタイ病にしても、
沢山そういう戦後の、急激な経済成長の裏側でひずみとして、
そういうふうに、こう、取り残された被害者が沢山いるけど、
日本のどうも…裁判はまだそれが続いている。
どこかで、我々からみたら、早くバンッ!と決着を付けて、
そういう人たちに有利とはいわなけれど、正しい判断を下していけば、
もっと早くそういう問題は。

それとともに、やっぱりまた、東北のあの福島第一原発の問題も、
何人も自殺をしたり、
そうでなくても亡くなったり、
それが一向に片付かずに、いまだに。

昨日送ってきた、東北の災害のドキュメンタリーをね、2本ばかり見てたんですけれどもね、
本当にどうしてそういうふうに日本人がお互いを、
なんと言ったらいいんでしょうね、こう、お互いの立場とかそういうものを見合う、
そういう気持ちというか、そういうものが全くなくなってしまった、失せてしまった。


あの…、もう、災害のことはある意味忘れて、
また同じ経済や、そういう商売のことに、
またみんな日本人が専念し始めていると言ってもいいんじゃないかと思います。


最後にその、退任されてはいますけれど、裁判官のまだ残っている目として、
いまの東北の孜々として(ししとして)復活しない。
その辺の問題を述べてもらって終わりにしたいと思っています。


井戸:
あの、復興の問題も大きな問題ですけど、
え…、私が今一番大きな問題だと思っているのが、低線量被ばくの問題なんです
いま、福島県だけでも、30万人の子どもが生活している訳です。
で、今まで「一般公衆の被ばくは年1ミリシーベルトだ」と法律に書いてあるのに、
それよりもはるかに高いところで生活している。
年5.2ミリシーベルトを超えるところは放射線管理区域であって、
必要があって、資格がある放射線技術者という、
「資格のある人しか入ってはいけない!」というふうに日本の法律では決まっているのに、
それ以上のところに、子どもやら妊婦やら普通の生活をしていて、
いま国は、「100ミリシーベルト以下は安全です」と、「心配いりません」と言って、
その福島の地にしばりつけようとしている訳ですね。

自主避難する人は居るけれども、その人にはなんの支援も補償もしない。
逆に、「避難している人はもう帰って来い」という訳です。

で、実は福島県で子どもたちが「自分たちを安全な所に避難させてくれ」という裁判を福島で、
「集団疎開裁判」というんですけれども、私はそこの弁護団に入っているんですけれども、
4月24日に仙台高裁の決定が出まして、
仙台高裁はですね、ちょっとその決定書を持ってきたんですけど、
低線量被ばくの危険性に付いてこういうふうに言っているんです。

「この子どもたちは低線量の放射線に間断なくさらされている」と。
「この低線量の放射線に長期間にわたり継続的にさらされることにより
その生命・身体・健康に対する被害の発生が危惧される。
児童・生徒の生命・身体・健康について由々しい事態の進行が懸念される」

そこまで言っていながら、
しかし、「行政に対して避難させることを求めるような権利はない」という事で、
申し立ては退けているんですけど、
いまの福島の状況はそれだけ危険であるという事は裁判所の福島高裁が認めたんですよ。

菅原:はぁ~。

井戸:
実は、福島県の健康管理調査が随時その結果を公表しているんですけれど、
甲状腺がん、子どもの甲状腺がんですね。
これは従来は100万人に1人。
大人になったら甲状腺がんは随分多いんですけれども、
子どもの時にはほとんど甲状腺がんは無いんですよね。

100万人に1人と言われていたんですけど、
チェルノブイリの事故の時には4~5年後から急速に増えてですね、
甲状腺がんの子どもが1万人以上、ベラルーシ、ウクライナ、出ているんですよね。

で、実は「福島でも出るんじゃないか」という事を心配している人はいっぱい居るんですけど、
政府は「チェルノブイリよりもずっと線量が低いから、そんな心配はありません」
というふうに言っているんですが、
一方でこの県民健康管理調査の結果によると、
もうすでに甲状腺がんの確定診断を受けた子ども。
それから、確定診断ではないけれども細胞診の結果「悪性だ」という判断を受けた子どもがですね、
すでに27人出ているんです。

それで、それがどれだけの子どもから出ているかというとですね、
23年度に検査した4万人の中から11人なんですけど、
24年度に検査した子どもは13万人いるんですけど、
そのうち「二次検査が必要だ」と言われた子どもが935人。
そのうち二次検査をした子どもが255人。
そのうち、悪性の疑いと言われた子どもが16人で、
結局「二次検査が必要だ」と言われた子どもの6.数パーセントが悪性なんですね。


菅原:ほお…。

井戸:
そうすると、
24年度検査にはまだ二次検査を受けていない子どもがいっぱいるので、
同じ割合で出るとしたら、もうすでに70人ぐらい甲状腺がんの子どもがいる可能性があるんです。
しかもそれはまだ、福島県の子どもたちの半分強しか、まだ検査が出来ていないんですよね。

で、2年目なんです、まだ。

チェルノブイリは4年目5年目から急速に10倍ぐらいの割合で増えたんですよ。


菅原:はぁ…。

井戸:
福島ではまだ2年目ですでに70人もの子どもが甲状腺がんになっている可能性がある。
で、このことを、
こういう数値は福島県は公表するんですけど、大手マスコミがほとんど報道しないので、
殆ど誰も知らない
んです。


菅原:いや、知りませんね。初めて聞いた。

井戸:
だからこの、ふくしま集団疎開裁判の決定のことも、
これも全て大手マスコミは無視したんです。
報道したのは東京新聞だけなんですね。

ところがこの低線量被ばくの問題に日本がどうかかわるかというのは実は国際的な関心事で、
この仙台高裁の決定はですね、
ワシントンポストとかニューヨークタイムズとかガーディアン (The Guardianイギリスの新聞)とか、
世界の有力誌が写真入りで大々的に報道したんです。

菅原:えぇっ!

井戸:
日本だけが報道していないんです。
だから世界の人は知っているんだけど、日本人だけが知らないんです。

菅原:ん・・・

井戸:
私は最近の日本の問題というのは、マスコミ、
ここに居てマスコミの批判するのもなんですけれども、

菅原:いいや、かまいません。

井戸:
マスコミの問題というのは非常にあると思っていて、
この福島県の健康管理調査の結果も一応小さくは報道しているんですけれども、
これでも福島県は「放射能とは関係がない」と言っているんです。
結局、「綿密な検査をしたから出てくるだけのことであって関係は無い」と入っているんですけど、
とてもそんなことを言える状況ではないし、
もうすでにこの決定が行っているように由々しき事態が進行しているんじゃないかと思うんですけど、

そういう事は福島県はもちろん言わないし、
大手メディアもそういう観点では放送しないので、
殆ど国民的には問題意識を持たれてないんですよね。

これが今後、3年目4年目になってどうなっていくのか?
実は全国でいろんな市民団体がですね、
「少しでも放射能から話してあげなければならない」というので、
夏休みとか春休み、冬休みに長期に福島の子どもたちを呼んで、
そこで土にまみれ、水にまみれ、自由にのびのびとさせてあげようという、
そういうプロジェクトが300~400位あるんですけれども、
ただそれは民間のボランティアですから1回に数10人ぐらいしか呼べないので、
福島の子どもたちのおそらく1割ぐらいしか行けてないんですよね。

そういう事をもっとやらなければいけないし、
あるいは、学校ぐるみだとか、クラスぐるみでしばらく移住するとかですね、
そういうことも必要なんじゃないかと思うんですけど、
全く、国、行政はそういう問題意識がないし、
マスコミも報道しないし、
このまま推移してこれからどうなっていくのかという事を、大変危惧しています。


菅原:
その、井戸さんの参加している、その…、弁護士だけですか?
組織として、今。

井戸:
「ふくしま集団疎開裁判の会」というのは、
この問題に問題意識を持っている市民の方達が沢山集まっていて、
その中に弁護士が入って、裁判を起こしてやっているわけですけど。

菅原:
ああ、そうですか。
あの、私どももね、まだ始めたばかりで
いのちの党というのをね、今50人ぐらい集まって
ま、ひとつ東北のごしょうていのことで動いて、ま、いくらか進展したんですが、
これはなかなか孜々として進まないんですが、
でも、大分いろんな協力者が出てきて、
いまの話を聞くとね、ビックリするようなことなんで。
特に子どもたちの命というのはね。

大人はまぁ…、私なんかはもう半身棺桶みたいな(笑)あれで、
子どもたちはこれからの、やっぱり、命をかかえて。
それがやっぱりそういう状態になったら、まず安心できないですね。

あの、何らかの形で持ち帰って、
近々幹事会を開こうと昨日話をしたばっかりなんで、協力できることはさせてもらいます。


井戸:ありがとうございます。

菅原:それはね本当に、いや……知らなかった…。ただ、

井戸:本当に皆さん知らないんですよ。

菅原:
ただそういう、必ずきっとね、いつかその甲状腺の問題のみならず、
他の原爆症の問題は出るだろうなとは思っていたけれど
こんなに早くそういう問題がもう…、始まっているどころか、かなり進行しているとしたらね、
やっぱり国民全体でそういう問題に、こう、参加してね、声をあげていかないと、
ね。

井戸:そうですね。

菅原:
やっぱり肝心なところが動いてくれないと。
今日は、どうもありがとうございました。

井戸:どうもありがとうございました、またよろしくお願いします。



菅原:
菅原文太、日本人の底力。
2週に渡って弁護士井戸謙一さんに話を伺いました。




菅原文太が俳優引退「いのちの党」結成
ニッカンスポーツ [2012年11月14日9時21分 紙面から]


菅原文太ns300
「ふるさと回帰支援センター」で講演会を開いた菅原文太

俳優菅原文太(79)が俳優を引退して、政治支援グループ「いのちの党」を結成することが
13日、分かった。
菅原によると、同党は政党ではないが
「今の日本は政治がダメなんで、政治家に呼び掛けていく」と、政治を側面から支援していく考えだ。

この日、顧問を務めるNPO法人「ふるさと回帰支援センター」の講演会を都内で開いた菅原は
「新党っていうのは、グループや、仲間の『集まり』って意味」とし、
総選挙に出馬するとの一部報道について「(選挙に)出るわけねえじゃねえか」と強調した。
その上で「今の政治家はクズだね。世の中を変えていかないといけない」と話し、
講演会の出席者に
「本腰を入れて、国の掃除を始めようとしているので、心ある人は手伝って下さい」と呼び掛けた。

今後の俳優活動については、
「やめた! ドキュメンタリーとかはやるかもしれないけど、映画、ドラマは、やめた!」とキッパリ。
“二足のわらじ”ではなく、本格的に「いのちの党」の活動に専念していく考えを明らかにした。

党の具体的な活動内容については語らなかったが、党名については
「自殺者や、いじめ、殺人事件…命が粗末にされている。
反原発も命がかかわるもので、今は命が粗末にされている。
そういうところを変えていかないと」と説明した。

菅原は「国民の生活が第一」の小沢一郎代表、亀井静香氏らとも親交が深く、
原発問題や増税など政治に対する発言も多い。
今年7月には減税日本の東京事務所開所パーティーに出席し、
「増税なんてばかなことはやめよう」とあいさつした。
今後は「いのちの党」の活動を中心に、仁義なき政界に鋭い「喝」を入れていく覚悟だ。

 
◆菅原文太(すがわら・ぶんた)
1933年(昭8)8月16日、旧満州(中国東北部)生まれ。
高校まで仙台市で育つ。早大中退。
58年新東宝にスカウトされ「白線秘密地帯」で映画デビュー。
代表作に「仁義なき戦い」シリーズ、「トラック野郎」シリーズなど任侠(にんきょう)ものが多い。
09年に山梨県韮崎市で農業を始め、俳優業の一線から退いた。

 



ふくしま集団疎開裁判仙台高裁判決

訴え却下も内容“画期的”「低線量被ばくの危険性を認める」仙台高裁
5/3東京新聞こちら特報部(書き出し)


仙台高等裁判所による判決文(PDF)
http://www.ourplanet-tv.org/files/20130424sokai.pdf

<ふくしま集団疎開裁判>「判決文を読み解く」柳原弁護士の解説4/24(会見書き出し)

ふくしま集団疎開裁判「仙台高裁が却下」を受けて
小出裕章氏&松崎道幸氏のコメント4/24(会見書き出し)


「今のままでいいのかい?」裁判所でさえ由々しき事態だと認定した4/26松崎道幸先生
【ペイフォワード環境情報教室】(内容書き出し)




井戸謙一さん 2012年
原発と国「もと裁判官に聞く司法の限界」井戸謙一氏 
たねまきジャーナル1/25(内容書き出し・参考あり)


たねまきJ「伊達市2人20ミリシーベルト超え・井戸謙一氏VS小出氏」
小出裕章氏(内容書き出し・参考あり)1/25




菅原文太・日本人の底力 井戸謙一さん出演文字起こし

其の一
「日本の裁判"制度"というか、裁判"官"のあり方というか、 もうひとつ言えば"裁判"のあり方」
6/30"菅原文太 日本人の底力"井戸謙一(文字起こし)


其の二の1
「緩んでしまったニッポン人」7/7"菅原文太 日本人の底力"井戸謙一(文字起こし)


其の二の2
「日本だけ、報道していないんです」7/7"菅原文太 日本人の底力"井戸謙一(文字起こし)






其の二の1「緩んでしまったニッポン人」7/7"菅原文太 日本人の底力"井戸謙一(文字起こし)

 菅原文太 日本人の底力 
                      ゲスト:井戸謙一さん

2013年7月7日放送(ニッポン放送)


菅原:
菅原文太 日本人の底力。
今週も志賀原発の運転差し止めの判決を出された
弁護士井戸謙一さんに来ていただいて話を伺います。
先週に引き続いてよろしく。

井戸:こちらこそよろしくお願いいたします。

菅原:
国によっては、最高裁判所が総理大臣すら告訴して逮捕したり、
そういう事が起きていますね。

井戸:ありますね。

菅原:それは、井戸さんからみたらやっぱり当たり前だと思う?

井戸:んー・・・、あの、結構裏では、いろんなその・・・

菅原:権力争い?

井戸:
・・・パワーゲームみたいなのがあってですね、
それがそんな形で現れているというケースがあると思うので、
単にその、そういう現象だけからは、
「非常に司法が独立していていいんだ」という事にはおそらくならないとは思うんですけどね。
日本でも田中角栄元総理大臣が逮捕されてああいう事になったという事になりますけど、
じゃあ、あれのその裏になにがあったのか?
ロッキード事件の裏になにがあったのか?というのは今でもいろいろと言われてますよね。

そういう政治のパワーゲームに、なんか裁判所が上手く利用されているような面もあるんで、
そこまで、「裏になにがあるのか」というところまで見ないと、
司法がどうするべきだったのか?役割を果たしているのか?というのが
なかなか評価するのには難しいのかなというふうには思いますね。


菅原:
国の議員であるとか大臣であるとかじゃなくても、
村単位とか町単位とか市の単位であるとか、そういうところに来ると、なんかこう、
そういう権力闘争のようなもので逮捕されたりしてきたという事は私も聞いてきたりしてね、

井戸:
福島県のね、以前の知事の佐藤栄作さんがプルサーマルを拒否したことによって、
刑事事件の被告にさせられて落としこまれたというような事件もあります
し、
非常に、警察・検察というのは政治的に動きますよね。
で、それをうまく、その片棒を上手く裁判所が担ぎ出されているといいますか、

いま全国で原発のデモがあり、がれきの反対の集会があり、沢山の人が声をあげていますけど、
結構逮捕されてるんですよね。
弾圧されて逮捕されてる


で、逮捕されて1日2日で出てくる人もいるけれども、
拘留されて1ヶ月2ヶ月、あるいは場合によったらもう起訴までされている人もいるんですけど、
「そんなことで、それ位の事で逮捕するか?」
「そんな逮捕する必要はないじゃないか」と思うようなケースがいっぱいあるんですよ。

だけども裁判所は逮捕を認め、あるいはそのまま拘留したりとかですね、
もう…「フリーパスかい?」と。
裁判官がちゃんとチェックしなければいけないのに、
事実上フリーパスなんじゃないかと思えるような、やっぱり実態があるんですね。

で、それはやはり裁判所がそういう問題について、あんまり問題意識を持たずに
「まぁ、検察官が請求してくれば問題ないだろう」という事で、
そういう実務を今まで積み重ねてきたことのツケがこういう形でなっているんだと思うんですけど、
これはやはり大きな問題だと思いますね。
いまの日本の刑事裁判、令状実務のあり方というのは。


菅原:
結局だからそういう事が、ま、公然とではないけれど、明らかであれ、闇の中であれ、
そういう事が本当に最近、最近というか、日本の戦後を振り返れば
そういうのが減ったり増えたりすることはあっても
延々と続いてきたことは間違いないですよね。

井戸:そうですね

菅原:
それはなんなんでしょう?
やっぱり経済とか、そういう一方的な価値観だけが、人間にとって大切なものだという事で、
ずーっと、やってきた。
国民がそういうものに本当に翻弄されてきてしまった中で、
国民そのものが、日本人そのものが緩んできてる、戦後の70年のあいだに。
なんかだと思ったりもするんですけどね、
逆にいって、たとえばドイツなんかは、
戦後、ユダヤ人の問題、人間の生命を軽んじてきたそういう時代のことをドイツは、
戦後、ドイツの国民たちはなんだろう…全てではないけれど、そういうのに対する、
こう…ある種の人間としての反省とか、
あの…「二度と繰り返すまい」というような思想と言ってもいいのかもしれない。
そういう、きちんと持ち続けてきたと言われていますね。

私はそれを見たわけでもないし、学者のように研究したわけではないけど、
そういうことを聞いたりする、書物で読んだりする。

ところが日本の場合は、今になってね、
「あれは無かった」とかいうふうなことで、
あの、戦争に敗れた後、誰かが言ってましたけど
「するりとね、そこを通り抜けてしまった」

そういう事に、昨日から今日、整理してたら、
戦争の時代の時の冊子が出てきたの、2~3冊。
沖縄線であるとか、日本の軍隊がこの中国を中心にしたアジアで猛威をふるって、
ま、そのために日本人も随分死んでいるんですが、
戦死したり、それから敗戦後B9、
むしろね、東京でやった東京裁判よりは、
オランダであるとかニューギニア、
そういうアジアの各国で行われたA級裁判とかC級裁判で驚くべき数の日本人が罰せられている訳ですよ。

そういうことは、戦後の国民はほとんど知らずに、
まして戦後生まれの人なんてみんなほとんど知らずに通過してきてしまったじゃないですか。
「敗れた」という事に目をつぶって、
「終戦」なんて言う言葉を使って


井戸:「敗戦」と言わずに「終戦」ですよね。

菅原:
むしろいま「敗戦」なんて言うと、その人間は叱責されたり、そんなことは無い「終戦」なんだと。
「中国なんかには負けてない」というようなそんな論調まで出てくる。
そういう中で、緩んでしまったニッポン人というのはそうすると、
本来そういうものは一度ビシッと締め直さなければいけない、
裁判所とか裁判官とか、それはもう最高裁判所に至るまで。
それもしてこなかった。

井戸:
そうなんです。
あの、とても大事なことを指摘されていると思うんですけれど、
ドイツはある意味徹底的に反省して、
その周辺の諸外国に対しても莫大な賠償をしてきているんですね。
ところが日本は、天皇制が温存されて、
そしてその後、アメリカの世界戦略の中に組み込まれたということもあるんでしょうけど、
結局その戦前の支配体制がかなりの部分そのまま戦後も、
そのまま、責任取らないまま移行しているので、
裁判官の世界でもそうなんですよ。
戦前の裁判官がそのまま戦後の裁判官になっているんですね。

戦前治安維持法でですね、民主主義者に拘留し、有罪判決をし、刑務所に放り込んだような裁判官が、
戦後もそのまま「はい民主主義国家、日本の裁判官です」っていう顔をして、
そのまま裁判官をやっているんです。
裁判官は全然、誰も戦争責任をとってないんですよ。


菅原:ああそうですか、

井戸:
それも裁判官の世界では大きな問題なんですけれど、
で、結局周辺の諸外国に対して何の責任もとらないでですね、
韓国との関係は「日韓条約で全て解決済みだ」と。
「中国とも解決済みだ」という理屈で個人の被害者に対して何の責任もとらなかったがために、
1980年位から戦後補償の裁判が沢山起こったわけです、日本の裁判所で。
これに日本の裁判所がどう向き合うかという事はとっても大事な事だったと思うんですけど、
結局すべて認めなかったんですね。


これも原発訴訟と同じで下級審では数は少ないですけど認めた判決もあるんですけど、
結局上級審でひっくり返って、
もう全てその賠償を拒否したわけです。

それでこの問題は解決しない訳です、絶対。
被害者がいるわけですから。
加害者はその加害の事実を忘れても、被害者は忘れませんから、
結局裁判に負けて、その裁判事態は終わっても、だけども実際の問題としては何も解決しないから
何時までもいつまでも引きずっている訳ですよね。

ぼくはやはり日本という国は好きだと思うんですけれど、
やはり自分の国家た倫理的に正しくあって欲しいと思うんです。


周辺の大陸に行って、あるいは韓国や台湾を植民地にしてですね、
それで沢山の人に迷惑をかけたことは明らかな事なんですから、
それをちゃんと事実は事実として認めて謝罪をして、
単に口だけではなくちゃんと賠償をしてですね、
それをする事によってようやく倫理的にも自分たちは何とか責任を果たしたという事で、
国に対する誇りを持てると思うんですけど、

結局今のような状態だと、自分の国に対する誇りも持てないまま、
あのー、推移して行くという事がとっても悲しいなと思いますね。


つづくーー





菅原文太・日本人の底力 井戸謙一さん出演文字起こし

其の一
「日本の裁判"制度"というか、裁判"官"のあり方というか、 もうひとつ言えば"裁判"のあり方」
6/30"菅原文太 日本人の底力"井戸謙一(文字起こし)


其の二の1
「緩んでしまったニッポン人」7/7"菅原文太 日本人の底力"井戸謙一(文字起こし)


其の二の2
「日本だけ、報道していないんです」7/7"菅原文太 日本人の底力"井戸謙一(文字起こし)



3甲状腺の状況~血液の数値データを誤魔化しています~木下黄太氏6/27豊橋(内容書き出し)

2013年6月27日 豊橋
講師:木下黄太氏 (ジャーナリスト&放射能防御プロジェクト)




26:50~Youtube ↓
http://youtu.be/MMqmUt8kyg8?t=26m50s

2013072713.jpg

もう、実際にこれだけの事が起きて、
いいですか。
福島の甲状腺の子どもたちの状況というのは凄まじいです。
凄まじいです。

どれ位の状況かという事が分かってらっしゃらない方がいらっしゃるかもしれませんが、
いま、これをバンダジェフスキー博士と、この前政府側が言った数値で、
政府側の方は、政府側も福島県側も
「これは偶然これだけ検診を多く下から見つかっただけだ」と言い張っている

言い張っていますが、バンダジェフスキーが話をしているのは、
「木下君、これは5年後ゴメリ地域、」
ゴメリ地域は最も汚染があった、ベラルーシで。
ベラルーシはウクライナよりも汚染が強いんです。
さらにベラルーシの中でも最も汚染が強いゾーンに入る、
「ゴメリ地域の中で、さらに5年後で、なおかつ女の子で、甲状腺がんが起きている数値とほぼ一緒」
が今の2年目の福島。
わかりますか?

チェルノブイリよりも数値的にもうひどいんです、パーセンテージが。
で、2年、3年、4年、5年とどんどん増えます。
だいたい4年目ぐらいからバーンと増えるんです、グラフを見てると。
もちろんね、チェルノブイリでは日本のような甲状腺のモニターの機械が、
すごく性能がいいのが昔からあったわけじゃないから、
だから、出来ていることに限界があります。
それでも、否応なく分かるまでに4年かかっているだけで、
日本で今見つかっている者の数がもうそれと同じなのであれば、
割合がですよ、割合が同じなのであれば、
それがどんどん増えていく構図になると致命傷になります。

28:27
で、起きていることはこれだけではありません。

ぼくたちのグループの中には医者もいます。
医者もいますが、機能する医者の方が本当に少ない。
何度も思っています。
実は、そのユーリ・バンダジェフスキーを来月招きます。
そうしたら、情報の中で日本の医者に呼び掛けているんですが、
一般の人とじゃ、日本の医者は反応が弱いです。
でもそれでもちゃんとやっている人もごく少数、本当に少数です。
下手すると片手位です。

首都圏でぼくが一番やっていると見ている医者は、
いま、1200人ぐらいお子さんやお母さん、それから一般の女性の甲状腺、それから血液を採っています。
甲状腺は、それが被ばく由来かどうかはわかりませんが、
3割程度、やはり軽い異常を含めてあります。
これはのう胞と、結節もあります。
ですけど、ほとんどがのう胞です。
それから甲状腺の、たとえば病気。
橋本病であるとか、そうした病気、甲状腺の機能低下症、これがあります。

ですけどそれ以上に彼が心配をしているのは、
なぜ「それ以上」というか?というと、
甲状腺の場合、日本で甲状腺の疾病の場合死ぬことはほとんどありません。
何故かというと、日本の手術のレベル、技術水準から考えると、
甲状腺がんで死ぬことはほとんど考えられない。

だけれども、血液の疾患はそういう訳にはいきません。
何が問題か?というと、
これは福島の健康管理調査もずっと隠しているんですが、
血液の数値データを誤魔化しています。
なにを誤魔化しているか?というと、とり方を誤魔化している。
とり方ってどういうことか?っていうと、基準の枠組みを誤魔化す


たとえば、好中球というのがあるんです。
白血球の中の血液像を分画するというんです。
白血球を細かく見ると、好中球とか、好リンパ球とか好塩基球とかそういったものがあります。
そのうち「好中球の数がどの位どうなっているか
という事が一つのメルクマールではないかと私たちは思っています。
実際、好中球は減少症だと言われるのは、一応1500個以下。
実数の個数で1500個以下。
パーセンテージは40%~70%といわれますが、白血球の数にこれは左右されるので、
実数で1500以下だとこれは問題だ」と普通の健康診断でいわれます。

ところが、福島県民健康調査では500以下以上しか問題にしない状態にしていて、
1500以下が多数出ている状況を隠しています。


基準をね、誤魔化しているんですよ。

もちろん、500以下になったら"よりシビア"なんですよ。
だけど、"よりシビア"なものしか言わなくても、血液の疾患はそういう異常が起き始めたら、
それがどうなるか、どう繋がるか分からないわけだから、
それを適正に言わなければいけないのにそれをしていない。

なぜ私がそれを言うか?というと、
この1200人診ている医者のとっている、首都圏、首都圏と言ってもほとんど都内ですが、
都内の抽出したデータで1200人診た場合、
6割ぐらいが好中球が減少傾向にあります。
1500以下ではないです。
しかし、普通通常40%~70%の枠の中に入らない40以下の数値になっている。
1500個以下も当然一定数以上ある。
そうした状況にあります。
だから6割が好中球減少傾向だろうというふうに見ていて、
これは非常に厳しいと僕たちはみています。

なぜならこれは呼吸器による慢性被ばくを裏付けているんではないか、
初期被ばくのみならず、慢性的に放射性物質が大量にある環境、東京はそうですからね。
そうした環境の中の身体影響ではないかというふうに我々はみていて、
これが、血液の疾患が極大してくる可能性というのは当然時間経過と共にあるだろうとみています。

なぜさらにそういうか?というと、
そういう診断をした後に、例えば九州とか岡山に避難をする人がいます。
避難をすると数カ月後に「改善をした」という報告がくるケースが結構あるんです。


たとえば好中球が全くなかったお子さん、ゼロ%と、一時言われたお子さんが、
30%近くまで回復したケースもあります。

そういうケースをぼくたちは知っているので、
しかもそれは、避難・移住以外に特にやったことはなかったりするわけです。
そうしたことも含めて、非常に懸念をしながら見ている。
つまり、ある意味いま東京は何も起きていない顔をしてますが、嵐の前の静けさではないか。

なぜそう言うか?というと、
チェルノブイリの時に、これだけ多くの人口が被ばく環境下におかれたことは無いんです。
東京都首都圏の人口は3000万人。
南東北や甲信越を入れていくと、5000万人近くの人口が、実は被ばくをしています。

多分、どんなに多く見積もっても、
チェルノブイリでそこまでの被ばく状況に居た人達はでないんです。
ですから、この被ばく状況の人達の中で健康被害がパーセンテージが少なくても、
たとえばチェルノブイリよりも少なくても、
ぼくはそんなことは無いと思いますが、
チェルノブイリ並みの数値が出たりすると、途端に数が、数百人、数千人の単位じゃ済まないです。
数十万人単位なんですよ。
多くなれば多分数百万人単位になってきます。

そういう状況の事が起こり得る可能性が否定できないから、
私はずっと「これは危険だ」と言っていて、
こうしたことをなぜ、ずーっと日本の政府と日本のマスコミは無視しているのか?
これは無視しても、無視してもダメなんです。
だって、放射性物質は現実にありますから。



33:40
福島はこうなんですよ。
昨日、チェルノブイリのかけ橋の野呂美香さんとちょっと電話で話をしたら、
言ってたのが、
「ベラルーシの人とこの前話して、福島の数値言った瞬間に沈黙するんだよね」
沈黙が、黙祷の間隔なんだよね。

わかりますか。
ベラルーシや普通の汚染地の感覚じゃないんです。福島の汚染のひどいところの感覚は。
飯舘村にしても、伊達市とか
福島や郡山や中核の中通りの伊達市あたりの一番ひどいあたりとか、
浜通りのひどい数値や、
「信じられない」んです、そこに人が居るのが。
ベラルーシの人間からみたら。


そういう状況にあるんです。
で、その事から考えた時にこの話がどうなってくるのか?
福島はそうであっても、じゃあ、東京とかはどうか?と言ったら、
「まあ、東京がチェルノブイリだよね」って野呂さんとはいつも言います。

チェルノブイリで普通の汚染地の感覚が東京なんです。

ようやくだからヨーロッパぐらいの、西ヨーロッパの、
「まァ、このぐらいだったらしのげるんじゃない、気を付ければ」という感覚になるのが、
静岡の西側になるんです。

わかります?
だから、ここはそういう事が逆にわかる場所なんですよ。

もう時間が過ぎているのでこの位でとめますけど、
そうしたわかる場所に居る逆のメリット、っていうか、そういうのを考えながらみなさんは。

おわり

35:06








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