<沖縄の海が危ない>毒ガス化学兵器沖縄海洋投棄 「海に捨た鉄製の容器は50年経つと壊れ、ガスや化学兵器は今、毒が流れだそうとしている」

<毒ガス貯蔵・沖縄>
プロジェクト112 ~知られざる米軍化学兵器開発~後半(内容書き出し)

↑こちらのブログと一緒に読んでいただきたい内容です。


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新たな証言 米軍が海に化学兵器を投棄か
琉球朝日放送 2013年7月29日 18時40分

7月29日、月曜日のニュースQプラスです。
沖縄市でアメリカ軍の廃棄物とみられるドラム缶が見つかり
毒性の強いダイオキシンが検出されたことが問題になっていますが、
こうした中、陸上ではなく、海の汚染をも指摘する衝撃的な事実が告発されました。

ベトナム戦争の真っ最中であり沖縄が本土に復帰する3年前の1969年
化学兵器の中でも最も恐れられているマスタードガスやVXガス、サリンが
沖縄の海に投棄された
というものです。

ジョンミッチェルさん
米軍は陸上だけではなく、外にも汚染を広げたとみられています。
海にも汚染が広がったとみられています。1969年に沖縄の海岸に化学兵器が捨てられたのです。


こう語るのは枯れ葉剤問題の取材を続けるフリージャーナリストのジョンミッチェルさん。
ミッチェルさんは先週、ジャパンタイムズで衝撃的な事実を告発しました。

ジョンミッチェルさん
1969年、知花弾薬庫で化学兵器が知花弾薬庫漏れる事故が起きた。
陸軍の兵器責任者から電話があり、これらの化学兵器を海に捨てるように指示された
と。
VXガス、マスタードガス、サリン。私の調査によると、もう一つのタイプの化学兵器がある。
ルイサイドという、最も危険といわれるマスタードガスより危険な物。」

これは当時、沖縄を統治していたランパート高等弁務官が帰任の際に自身の回顧録で語った話。
ミッチェルさんは今回、沖縄でこのプロジェクトに関わったふたり人の元軍人からも証言を得ました。

ジョンミッチェルさん
「当時沖縄にいた2人のアメリカ兵が、1969年の秋、沖縄の海に捨てた時のメンバーだったと証言している。
1人は軍警察で、化学兵器を積んだ6台のトラックを知花弾薬庫から天願桟橋まで
誘導したことを覚えています。」

またQABが去年枯れ葉剤に関してインタビューしたジェームズ・スペンサーさんも
次のような証言をしています。

ジョンミッチェルさん
「もう一人は船に乗り、海に捨てる所に立ちあった。
彼も海に化学兵器を落とす時に押すのを手伝ったと話している。」

1969年と言えば沖縄が日本本土に復帰する3年前。
知花弾薬庫では毒ガス漏れが起こり25人が病院に運ばれたと新聞に報じられています。

その前年、1968年には具志川で奇妙な事件が相次いでいました。

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これは具志川の田んぼで見つかった11本足のカエルの写真。
この辺りではこうした奇形ガエルが何匹も捕獲され、子どもたちから『具志川蛙』と呼ばれていました。

また具志川の海岸では
児童およそ240人が海に入った途端、やけどのような皮膚炎を起こすという事件が発生。
アメリカ軍基地がある辺野古や、金武でも同様の事件が発生し被害者は320人以上に上ったのです。

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返還されたアメリカ軍基地の汚染の問題が浮き彫りになり、
沖縄における化学兵器の存在や汚染の事実が問題になる中、
ミッチェルさんは、海や土の汚染は過去の問題ではなく、いま私たちに迫っている危険で、
すぐに調査すべきだと指摘します。 

ジョンミッチェルさん
「科学者は化学兵器が捨てられ、50年と言うのはとても危険な時期だと語っている。
アメリカの調査によると、海に捨てられた鉄製の容器は50年経つと壊れてしまう
ガスや化学兵器は50年経った今、毒が流れだそうとしているのです。」

沖縄の海に化学兵器が捨てられたということは当時の高等弁務官の回顧録、
そして元軍人の証言から明らかになった
と言います。
しかしその量や、今それらがどうなっているのかはわかっていません。

アメリカ軍基地の汚染については先月、沖縄市でも子どもたちが使うサッカー場から
毒性の強いダイオキシンを含むドラム缶が発見されたばかりですし、
アメリカ軍に基地を提供している政府にはきちんと事実を調査する必要があります。




ーーダイオキシンって・・・枯れ葉剤由来のダイオキシンだった・・・


水質280倍、土壌8.4倍 沖縄市ダイオキシン
琉球新聞 2013年8月1日

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環境基準を超えた調査結果の最高値

【沖縄】
米軍基地返還跡地の沖縄市サッカー場で見つかったドラム缶から環境基準値を超えるダイオキシン類が
国の調査で検出された問題で、沖縄市は31日、市独自の調査結果を発表した。
ドラム缶の周辺液体や付着物の一部から水質基準値の280倍、
土壌基準値の8・4倍のダイオキシン類を検出した。
枯れ葉剤の主要成分の一部も検出。
市の委託で調査・分析した南西環境研究所は、
ベトナム戦当時の枯れ葉剤製造大手企業の社名がドラム缶に記されていたことを踏まえ
枯れ葉剤も含まれていた可能性はある」と総括した。
 
沖縄市は31日、国、県、市議会に結果を説明した。
市議会は同日午後、基地に関する調査特別委員会を開き、国に全面調査や原状回復を求める意見書を可決した
5日の臨時会で可決する見通し。
枯れ葉剤「エージェント・オレンジ」の主要成分「2・4・5―T」は、
ドラム缶22検体中18検体で検出された。
同様の主要成分「2・4―D」は全検体で検出されなかった。


22検体中11検体でPCB(ポリ塩化ビフェニール)を検出。
最高値は環境基準値の6・4倍の1キログラム当たり3・2ミリグラムだった。
 
研究所の報告書では、検出されたダイオキシン類の組成が
農薬や除草剤のPCP(ペンタクロロフェノール)に起因するとも指摘。
ほかにもヒ素やフッ素などの有害物質が比較的高い濃度で検出されたことから、
枯れ葉剤に加えて「その他の有害物質による複合汚染である」と評価した。
 
ドラム缶付着物22検体のうち、土壌基準と比較した場合、2検体で基準値を超過した。
最高値は毒性等量(TEQ)1グラム当たり8400ピコグラム(ピコは1兆分の1)。
周辺液体は同1リットル当たり280ピコグラムを検出した。
 
枯れ葉剤特有のダイオキシン類の一種「2・3・7・8―TCDD」は、
TEQ総量に占める割合が7割を超える高濃度な検体もあり、
枯れ葉剤由来のダイオキシンの可能性がある。

サッカー場表層や残土、北谷町のキャンプ桑江跡地の土壌から検出されたダイオキシン類は、
基準値を大幅に下回った。
ドラム缶埋設場所の土壌からは、基準値以下だが
要監視濃度(同1グラム当たり250ピコグラム)を超える340ピコグラムが検出された。




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<毒ガス貯蔵・沖縄> プロジェクト112 ~知られざる米軍化学兵器開発~後半(内容書き出し)

2013年8月放送
プロジェクト112 知られざる米軍化学兵器開発(後半)
(前半はこちら↓<アメリカ兵士人体実験>
プロジェクト112 ~知られざる米軍化学兵器開発~前半(動画・内容書き出し)


30:00~

50年の時を経て明るみに出てきたアメリカ軍の化学兵器開発の実態。
その中で、開発に並んで重要な計画とされていたのが、毒ガスサリンの貯蔵です。
その一翼を担ったのが沖縄でした。


1963年5月。
プロジェクト112が発動してから1年後。
1隻の船が沖縄のホワイトビーチに入港しました。
船が積んでいたのは、アメリカのエッジウッド基地からの毒ガスの弾頭でした。
その量は1万3000トン
1億人分の致死量に当たります。
当時沖縄はアメリカ施政権下にあり、停戦したばかりの朝鮮戦争や、
激しくなりつつあったベトナム戦争の補給基地として重要な役割を課せられていました。
アメリカ軍の嘉手納基地。
その奥の強大な森の中に弾薬庫が点在しています。
知花弾薬庫です。

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ホワイトビーチに到着した毒ガスは次々とこの弾薬庫に運び込まれました。
そして毒ガスの貯蔵管理のために、プロジェクト112の直轄の専門の部隊が編成されました。
267化学中隊。

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指揮官はウイリアム・ゴーフォース中佐でした。
沖縄の基地の中で、彼らはどんな活動をしてきたのか?
部隊を指揮していたゴーフォースさん(74)はメリーランド州に健在でした。

ゴーフォースさんは、沖縄に3年の間駐留。
そのごはずっとエッジウッド基地に勤務していたと言います。


ゴーフォース:
これは科学技術部隊にいた時にかぶっていた帽子です。
267部隊の最大の任務は毒ガスの安全管理です。
もちろん事故が発生した場合には、速やかに対応する訓練も受けていましたよ。
VXガス、サリン、マスタードガス、
どれも万が一漏れだしたら大惨事です。
ウサギを探知機として使っていました。

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当時の毒ガスの貯蔵庫の詳細な地図が残されていました。
ここがメインゲートです。
知花弾薬庫全体はフェンスで囲まれていましたが、毒ガスが貯蔵してあるところは特に二重になっていました。
何かあったら困るからね。

ゴーフォースさんの証言で沖縄の毒ガス貯蔵庫の実態が明らかになりました。
知花弾薬庫の奥にあるレッドハットエリアと呼ばれる一角。
そこに70もの毒ガス専用の貯蔵庫が建設されていました。

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レッドハットエリアは、基地の中であるにもかかわらず、
高さ2.5mの二重フェンスで囲まれていました。

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その間を267部隊が絶えず巡回し、警備に当たっていたのです。

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屋根を芝生で覆い、上空からでは分かりにくいようカモフラージュした貯蔵庫。

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屋上には管機構が設けられていました。
コンクリートの壁は大型爆弾の攻撃にも耐える厚さ50cm。
中には即座に使用できる状態で毒ガスミサイルが並んでいます

60年代、沖縄はアジアで最大の化学兵器の備蓄基地だったのです。


ゴーフォース:
ここに156ミリロケット砲がありますね。
これは3000ポンド爆弾です、サリンのね。

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1969年7月。
この貯蔵庫で沖縄を震撼させる事故が起きました。
267部隊の兵士が、爆弾をメンテナンスしている最中に操作を誤り、サリンが漏れ出してしまったのです。
この事故で26人の兵士が入院しました。

ゴーフォース:
爆弾の修理のため、表面の塗装を落とす処理をしていた時に、
作業を誤って爆発して、毒ガスが漏れ出しました。
サリン。
それも3000ポンド爆弾のサリンです。

探知機がわりのウサギの目が収縮をしました。
それは、私たちにとってはあってはならない事。
緊急事態が起きたことを意味したのです。

この事故を最初に報じたのはアメリカの新聞でした。
ワシントン発の情報として、沖縄に毒ガスが存在していることが伝わりました。

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突然。
しかも外電を通して伝えられた毒ガスの存在。
それは本土復帰を前にしていた沖縄の人々にとって、自分たちの尊厳にかかわる問題でした。

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島を挙げて盛り上がった毒ガス撤去の運動。
その中で沖縄の人々がさらに怒りをあらわにする出来事がありました。

当時中学の教師をしていた仲宗根正雄さん。
今でもその当時の事を忘れたことはないと言います。

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仲宗根:
せめて子どもたちの学びやというようなものを、
みんなが力を合わせて守ったという場所だと思います。

それはようやく始まったアメリカ軍の毒ガス撤去作業の初日に起きました。
1971年1月13日

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毒ガスを積んだトラックが小学校の前を通過することになったのです。

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子どもたちは急きょ自主避難を余儀なくされました。
自分たちが知らない間に毒ガスを持ちこみ、撤去する時には子どもたちを危険に巻き込む。
これ以上勝手なことは許さない。
仲宗根さんたちは移送ルートの変更を求めて声をあげ始めました。

仲宗根:
もうずっと深夜まで、たき火をたきながらね、非常に寒い日でしたけれども、
たき火をたきながら北美小学校阻止というのを最終確認して待機すると。
お母さんたちが
「子どもを守るためにもこのままではいかんじゃないのか」という声は非常に大きかったですね。


仲宗根さん達はアメリカ軍との交渉役である当時の琉球政府と3カ月間にわたって粘り強く交渉を行いました。

仲宗根:
沖縄に保存されている毒ガスを一日も早く撤去するべきであるという点では一致している訳なんですよ。
ところが毒ガス輸送が本当にもう、自分の村を通るという形になった場合に、
身体を張ってでも勝ち取るんだというようなことを決めて、


この年の7月(1971年7月15日~9月9日)に始まった本格的な撤去作業。
交渉の結果輸送ルートから小学校が外されました。
述べ1319台のトラックが次々と毒ガスを運び出しました。
50日間に及んだ撤去作業は沿線の住民に大きな負担をかけるものでした。
店は休業状態。
子どもとお年寄りは疎開を余儀なくされたのです。

発覚してから2年。
沖縄を揺り動かした1万3000トンの毒ガスはハワイ沖の孤島ジョンストン島へと送りだされていきました。

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本土復帰の直前に起きた毒ガスの問題。
それは復帰後も続く沖縄の辛さの始まりでもありました。
この日仲宗根さんは、かつて徹夜でかがり火をたき守った小学校へ足を踏み入れました。

仲宗根:
何か事件が起きた時に、事件や事故が起きた時に、
「そうだったんだ」ということを事後に知らされるっていう状態が、ずっと。
この、戦後60年、68年と言われる今でも、ずっと続いていますね。
これはもう・・・、ぜひ、僕らの子や孫たちの時代には、こういう事は引き継ぎたくないですね。
・・・悔しいですよ。

(涙)・・どうもすみません。


サンフランシスコ

7月の末、人体実験に参加した兵士たちが起こした裁判に動きがありました。
裁判長が事実上の一審判決を下したのです。

判事が裁判の長期化を避けるため証拠が十分そろっているものと判断したものと見られます。
しかし内容は元兵士たちにとって満足のいくものではありませんでした。

人体実験に対する情報の開示については認められました。
しかし、最も重要視していた医療の補償については認められませんでした。
元兵士は郡の病院を無料で利用できるからというのが理由でした。

弁護団:
残念なことに医療保障が認められませんでした。
これはとても重要な要求だったので怒りを覚えます。
原告たちの健康状態は刻々と悪化していっているのです。


パーキンソン病を患う元兵士ジョゼフズさん。
この裁判は生きる上での頼みの綱でした。

ジョゼフズ:
医療の補償も無くて、どうやって生きていけばいいのでしょうか?
私たちが死ぬのを待っているのでしょうか?
人体実験が国家にとって必要だったかどうかはわかりませんが、
少なくても私には必要のないものでした。

半世紀前、多くの若い兵士たちを集めて始まったプロジェクト112。
60年代末、アメリカ国内ではベトナム戦争が泥沼化するにつれて、
次第に反戦運動の声が大きくなっていました。
国はこの時、プロジェクトに事実上の終止符を打ちました。

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リチャード・ニクソン:
化学兵器を大量殺戮のためにしようしないことを宣言します。


記録と証言から浮かび上がってきた、アメリカ軍の化学兵器開発の実態。
冷戦の中で国家を挙げて進んだもうひとつの軍拡。
半世紀を経た今、それはいったい私たちに何を残しているのでしょうか?
製造された数万発の化学兵器は、一度も使われることなく、
いま、太平洋の孤島ジョンストン島で眠っています。


おわりーー



知花弾薬庫
番組ではすべての化学兵器をジョンストン島へ運んだように言っています。
しかし・・・
化学兵器は沖縄の海へ投棄していたということを米兵が証言しています


1969年
化学兵器の中でも最も恐れられているマスタードガスやVXガス、サリンが
沖縄の海に投棄されたということです。


ーー沖縄海洋投棄へつづく

<沖縄の海が危ない>毒ガス化学兵器沖縄海洋投棄
「海に捨た鉄製の容器は50年経つと壊れ、ガスや化学兵器は今、毒が流れだそうとしている」







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<アメリカ兵士人体実験>プロジェクト112 ~知られざる米軍化学兵器開発~前半(動画・内容書き出し)



プロジェクト112 知られざる米軍化学兵器開発(前半)

プロジェクト112 知られざる米軍化学兵器開発 投稿者 tvpickup
2013年8月13日(火)

この夏一つの裁判の判決を心待ちにしているアメリカ軍の元兵士がいます。
退役して50年になるこの元兵士の身心はいくつもの病に冒されています。

うつ病、視野狭窄、そして呼吸器の障害
健康を損なった原因は軍隊時代に経験したある特殊な任務が原因だと言います。
その補償を求めて国を訴えているのです。


「国を信じて尽くしたのに、私たちをぼろ布のように使い捨てにするなんて許せません。
今私にできる事は海辺を歩いてリハビリをすることぐらいです」

彼らが問題としている特殊な任務とは、陸軍に入隊した直後に医療のためだと言われ、参加した実験です。

1960年代、アメリカ軍は総力を挙げて毒ガスなどの化学兵器の開発に取り組んでいました。
彼らはそのための身体実験に使われたのです。


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ソビエトとの冷戦時代。
自国の兵士たちに犠牲をしいてまでも行われていた化学兵器の開発とはいかがなものなのか。
これまでほとんど知られなかった全貌が明らかになってきました。

化学兵器開発の計画を示したアメリカ政府の極秘文書。
計画はコードネーム、プロジェクト11にと呼ばれ陸軍、海軍、空軍、海兵隊と、
軍の総力を挙げた巨大なものでした。

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そしてその拠点は、アメリカ国内だけでなく沖縄にも置かれていました。

60年代、沖縄はベトナム戦争にのめり込んで行くアメリカの後方基地でもありました。
基地の弾薬庫に運ばれた毒ガスは1万3000トン。
アジア最大の化学兵器の備蓄基地と化していたのです。

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その存在は本土復帰直前の沖縄を揺り動かしました。

身近に保存されていた大量の毒ガス。
撤去はされたものの、今なお沖縄の人々に深い傷跡を残しています。

冷戦下、ひそかに進行していたアメリカ軍の化学兵器開発。
それはいかなるもので、今私たちに何を問いかけるのか?
2万ページに及ぶ資料と当事者たちの証言をもとに見つめていきます。



プロジェクト112
~知られざる米軍化学兵器開発~


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アメリカ西海岸のサンフランシスコ。
この町で今、冷戦時代のアメリカの知られざる事態を明るみにしようという裁判が行われています。
この日は公判に向けて弁護士たちの打ちあわせが行われていました。
原告はアメリカ軍の元兵士たち。いずれも1960年代、
軍の化学兵器開発のための人体実験に参加した人々です。
半世紀近くを経て、自らの身体の異常がその人体実験によるものだと声をあげ始めたのです。


弁護士:
誰もこんな事実を知らなかったんです。
人体実験に自国の兵士を使うなんて、本当に驚くべきことを軍はやったんです。

元兵士たちが国に要求しているのは主に二つ。
自分たちが受けた実験の詳細な情報を開示すること。
そして今抱えている病気に対する治療の補償です。

国を相手に声をあげ始めた元兵士たちは、一体いかなる経験をしたのか。
ノースカロライナ州に住む原告の一人を訪ねました。
フランクリン・ロシェルさん、65歳。
高校卒業後2年間陸軍に在籍していました。
問題の特殊な任務についていた時は20歳の時でした。

フランクリン・ロシェル:
エッジウッドの任務は2カ月間で、特に厳しくはなく、週休3日という事でした。
その時の私にはとても魅力的に感じました。

当時陸軍に入団したばかりのロシェルさんはある日兵舎でボランティア募集のフィルムを見せられました。
フィルムには任務の説明はほとんどなく、
休暇にでも出かけるような楽しげな宣伝文句がちりばめられていました。

しかし基地で待っていたのは予想だにしない任務でした。


フランクリン・ロシェル:
実験室でこの猿と同じような吸入器を付けられました。
そして、バルブが開けられるとガスの様なものが出てきて、それを胸の奥まで入るように深く吸わされたのです。

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そして、ベッドに寝かされている時、突然人の声が聞こえ出し、腕の中で虫が動き始めたのです。
私は必死にカミソリで切って取りだそうとしました。


この直後からロシェルさんは幻覚や精神の不安に悩まされ続けています。
自分がどんな物質を投与されたのか?
不安の中で陸軍に問い合わせをしたこともありました。
しかし返ってきたのは意味m不明な記号が記された書類だけでした。

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うつ病、慢性皮膚炎、視覚や呼吸器の障害、いずれの病状も年々悪化しています。
人体実験との因果関係を明らかにするためには、裁判に踏み切るしかなかったのです。

兵士たちが経験した実験とは一体何だったのか?
彼らが集められた陸軍のエッジウッド基地。化学・生物センター。
1960年代、ここはある特殊なための研究施設でした。
それは毒ガスなどの化学兵器の研究開発です。
当時の様子を記録したフィルムが残されていました。10:41
ここでは基礎的な研究から毒ガスの生産、そして戦場で使用するための兵器の開発がおこなわれていました。
そうした開発のプロセスで欠くことができないのが毒物の効果の確認です。
兵士たちは自らの身体でそれを実験させられていたのです。

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化学兵器開発のための人体実験とはいかなるものか?
今回裁判を起こした原告の中にその詳細を知る元兵士がいます。
ティム・ジョゼフズさん、63歳。
脳の神経細胞の異常で手足が震えるパーキンソン病を患っています。
妻のミシェルさんの手助けが無いと日常生活もままなりません。
ジョゼフズさんがパーキンソン病と診断されたのは15年前。
やはり疑ったのは18歳の時に参加した人体実験の影響でした。

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エッジウッドで自分は何をされたのか?
情報公開法を使って、自分の記録を手に入れ、探り続けています。

ティム・ジョゼフズ:
実権はグループごとに何種類も行われていました。
白衣を着た人間が注射器を持ってやってきました。
彼らも軍に所属する医師だった事が分かりました。


当時エッジウッドには巨大な病院棟のような研究棟が設けられていました。
兵士たちはいくつかのグループに分けられ、接種する毒物によって心身の状態を細かく観察されていました。
ジョゼフズさんが受けたのと同様の実験の記録映像です。

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隔離された部屋で4人の兵士が72時間の実験を受けます。

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安全な化学物質を皮下に注射します。

この実験は4人の兵士に濃度の違う化学物質を与え、その効果を比較しています。
物質の名称は明らかにしていませんが、幻覚作用を起こすものです。

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化学物質の影響は4~6時間後に現れました。

敵から毒ガス攻撃を受けたという設定でガスマスクを素早くつけるテストです。

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一番濃度の高い注射をされた兵士は朦朧とした状態が続いています。

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9時間後精神状態が不安定になりました。

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彼は36時間も眠らずにいました。

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一晩中出口を探していました。
パニックになるので継続的に監視をします。


ジョゼフズさんの場合には実験後の状況はさらに深刻だったと言います。


ティム・ジョゼフズ:
得体のしれない化学物質を体内に入れられ、数日間意識を失いました。
起きた時ひどいふるえで、手足にしびれと刺すような痛みがありました。
とても気持ちが悪く、不快な気分でした。


ジョゼフズさんは、情報公開法で手に入れた自分のカルテを調べて驚きました。
そこにあったのは毒ガスとして使われるサリンなどの解毒剤の名前でした。
無色無臭で中枢神経を破壊し、極めて高い致死性を持つサリン。
それはアメリカが力を入れて開発実験を繰り返してきた化学兵器でした。
敵に気付かれずに建物の中にも入り込むため、局地戦に有効だと考えられていたのです。


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建物内のヤギは1分以内に症状があらわれ、4分以内で死にました。

ジョゼフズさんは自分にもこのサリンが投与されたのではないかと疑っているのです。


ティム・ジョゼフズ:
許せない事ですが、ヤギを使って試した薬物を私たちにも投与したんです。
20頭のヤギで実験した結果、半分が死んだ。
そんな薬を6人の兵士に投与したと記されていました。


そしてその実験は半ば強制に近いものでした。

ジョゼフズさんの実験記録
ジョゼフズさんが1968年2月に3日間にわたり受けた実験の観察記録です。

2月20日 08:35  スタート 化学物質を投与。なんの薬剤かは分かっていません。
      10:30  異常に神経質になり、不安な様子を見せる。
      11:35  化学物質2回目投与
      13;30  手足のしびれが起こり、「すごく気分が悪い」「早く終わってほしい」と訴える。
      14:14  落ち着きがない。「もういやだ」「実験はやりたくない」と訴える
      15:00  同上
2月21日 08:45  顔の半分がけいれんする。「とても不安で悲惨な気分だ」と言う。


記録によると、ジョゼフズさんは3日間の実験中に3度中止を願い出ています。
しかしそれは聞き入れられませんでした。


ティム・ジョゼフズ:
実験に抗議をしたら、「お前、いやならベトナム行きだ
「もしくは刑務所行きだ」と言われました。
とても怖くて、言う事を聞くしかありませんでした。

毎食後妻のミシェルさんはジョゼフズさんの体調に合わせて10種類近い薬を用意します。
薬代は毎月2000ドルを超えます。(1ドル100円として、20万円を超える)
大学病院の診断によると、病気の原因は若い時に摂取した大量の化学物質だとされています。

60年代に行われたアメリカ軍の化学兵器開発。
それに関わった兵士の数は10万人とも言われています。
なぜ、かくも大がかりな計画が実行されたのでしょうか?
私たちはその全容を伺い知ることができる文書を入手しました。

スタンフォード大学のフーバー研究所。
ここには8000万ページを超える安全保障に関した機密文書が保管されています。

プロジェクト112
そう名付けられた計画はアメリカの軍事戦略の新たな柱となるものでした。
核兵器に匹敵する大量破壊兵器として開発すべき物。
それを化学兵器だとしたのです。


計画の立案者はロバート・マクナマラ(Robert S.mcNamara)でした。
ケネディ大統領により国防長官に抜擢されたマクナマラは、アメリカ軍の立て直しを任されました。

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当時、冷戦下の核軍拡にたいして、国際世論の厳しさが増す一方で、
アジアでは熱い戦いが続いていました。
停戦状態の朝鮮戦争とベトナム戦争への介入。
局地戦が予想されるアジアの戦場では、核よりも化学兵器が有効だと考えたのです。

マクナマラは、陸軍、海軍、空軍、および海兵隊の4軍が協力して開発に当たる事を指示。
そして、当時の日本の防衛費に匹敵する巨額の予算を投入しました。(当時 約1418億円)
マクナラマの指示のもと、世界の10を超える拠点で一斉に開発が始まったのです。

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国家を挙げて動き出したプロジェクト112。
それは核軍拡の陰で起きていたもうひとつの軍拡競争だったと指摘する人がいます。

ジャック・アルダーソンさん、
1964年から3年間プロジェクト112の会場実験を指揮していました。
アルダーソンさんは今、自分の行ってきた実験とは何だったのか?改めて見つめ直しています。

強引に進めた化学兵器の開発。
その実態はソ連の影におびえるアメリカの暴走だったと、アルダーソンさんは指摘します。

ジャック・アルダーソン:
アメリカはソ連に対抗するために化学兵器は不可欠だと考えていました。
ケネディ政権はソ連がすでに大量の化学兵器を所有していると思い込み、
同じだけの兵器を持たなければ対等な外交はできないと考えていたのです。

1962年、CIAが衝撃的な報告を行いました。
「ソビエトが毒ガスを空中散布する機械を開発。
アメリカの艦船が毒ガスで攻撃される恐れがある」というのです。


アルダーソンさんの手元に、
ソビエトに対抗するために行われたプロジェクト112の実験の映像が残されていました。
艦船がソビエト軍からサリンの攻撃を受けたと想定しての実験です。

空軍が上空からガスを噴霧。
中の水兵たちにどんな影響があるのかを調査します。
実験は急ピッチで進められました。


ジャック・アルダーソン:
やっと実験が終了し、水兵が引き上げかけた時です。
上官がまた「海へ出ろ」と言ってきました。
水兵たちは休むことなく実験を繰り返しました。

本物の毒ガスを使った実験では、水兵たちに健康被害が出ることも少なくなかったと言います。


ジャック・アルダーソン:
フィルターが機能せず、船内に漏れてきたこともありました。
その時に受けていたワクチンが未承認のものだと後で知りました。
ネズミだよ、実験用の。

過密なスケジュールの中で行われた一連の実験。
健康被害が現れた水兵の数は6000人を超えると言います。

ジャック・アルダーソン:
罪悪感があります。
ですから、生きているメンバーのためにも、その家族のためにも、
今何ができるのか、考えていかなければならないのです。


50年以上前に行われていた軍の人体実験。
健康に障害が出た元兵士たちに対して、いま、国はどう向き合おうとしているのでしょうか?

3年前、退役軍人会の働きかけで、会場の人権の関係者については、医療補助の申請窓口が設けられました。
しかしその申請も来年まで。
その他の大多数の兵士については手つかずのままです。

パーキンソン病を患う元兵士、ジョゼフズさん。
大学病院で「病気の原因はかつての人体実験の影響とみられる」という診断をうけて、
これまで軍に対して何度も医療補償を求めてきました。
しかしその門は固く閉ざされたままです。


ジョゼフズ:
体調が安定する日などありません。
一刻も早く事実を認めてほしいのです。
こんなことをした軍に医療の補償をしてもらいたいのです。


ーーつづく↓
<毒ガス貯蔵・沖縄>
プロジェクト112 ~知られざる米軍化学兵器開発~後半(内容書き出し)







米軍と化学兵器

<アメリカ兵士人体実験>
プロジェクト112 ~知られざる米軍化学兵器開発~前半(動画・内容書き出し)


<毒ガス貯蔵・沖縄>
プロジェクト112 ~知られざる米軍化学兵器開発~後半(内容書き出し)


<沖縄の海が危ない>毒ガス化学兵器沖縄海洋投棄
「海に捨た鉄製の容器は50年経つと壊れ、ガスや化学兵器は今、毒が流れだそうとしている」


<シリアの化学兵器?>
アメリカ軍が沖縄から引き揚げた化学兵器と自国の兵士に行った人体実験



他 米兵関係


NATO会場に向けて従軍メダルを投げ返すイラク帰還兵たち「メダル返還の理由」


アメリカ女性兵【放射能=ガンだけじゃない】10年後の日本?ぶらぶら病 (内容書き出し)

「沖縄の人を人間として扱ったことはない」イラク帰還兵

米兵 無人機操縦者の苦悩








「年間5ミリシーベルト以上の地域は強制避難地域なんだ!除染なんかできないんだ!」そもそも総研8/29(動画・内容書き出し)

2013年8月29日 そもそも総研


赤江:
そして今日のそもそも総研はこちらです。
いま国が進めている避難・除染政策が甘いのではないかという指摘が出ているのですが、玉川さん。

玉川:
以前から私はずっと疑問なんですけれども。「除染」というのは本当に効果があるのか?と、
それからもうひとつは今避難されている方もいらっしゃいますけど、
強制的な避難の区域とそうじゃない区域があるわけですよね。
そうじゃない区域の方は、本当に避難しなくてもいい区域なのかどうか?
つまり両方とも甘いんじゃないかというふうなことに今回迫ってみたいと思います。



今日のテーマ
そもそも、今、国が進める批判・除染政策は甘いのではないかというふうな事なんですね。
これ、実は先週の木曜日(8月22日東京地裁)
被災者の方々が国を提訴しました。
これは郡山市と福島市に住む方なんですけど、
2013082965.jpg
いわゆる汚染があった場所、そういうところから避難されている人たちなんですけれども、
「法律ができたのにしエンザレズ1年以上放置されている」というふうな話なんです。

その法律ってなんだ?って言うとですね、これなんです。
原発事故子ども・被災者支援法。
「子ども」っていうとこを覚えていて下さいね、これからきーサードになりますから。

2013082966.jpg

原発事故 子ども・被災者支援法(2012年6月21日)
その中で目的というものがあるんですが、
一定基準以上の放射線量の地域に居住、または居住していて避難した人、
特に子どもに配慮して生活支援を行う(<目的>第一条要約)

というふうなものが議員立法で決まりました。
ところがこの一定基準、これがね、決まらないんですよ。
だから、法律はあるんだけど、支援が行われていない。
「これはおかしいじゃないか」というようなごもっともな訴えなんですけれども、
その避難がどういうふうになっているのか?
こちらを見ていただきたいんですけれども、

2013082951.jpg

まずですね、この赤のところ、
ここは国が指定して、避難指示区域、住んではいけないところです。
「ここはもう住まないでください」というふうな場所。
じゃあこの赤いところ。
赤いところ以外のところというのは、
放射線量が十分低いのか?というと、実はそうとも言い切れなくて、
このオレンジ色のところ、こういうところはですね、年間5~20ミリシーベルトというような地域ですね。
場所によっては年間20ミリシーベルトというふうな場所もあるんです。
でも、こういうところの人はですね、基本的にさっきの法律の適用なんですけれど、
法律があるのに補償がほとんどないという状態なんですね。

一方でこの赤いところの方は、月10万円の補償が一応出ているんです。

こういうふうな形になっているんですが、ここで今日の問題。
今日のポイントなんですけれども、まず一つ目。
1.支援すべきは何ミリシーベルト以上の地域なのか?

つまり、さっきここでいいましたけれども、
年間5~20ミリシーベルトというところもあるんです。
「これは十分高い」というふうに言っている専門家の方もいらっしゃるんですよね。

じゃあ、5なのか、10なのか、20なのか?
それとも1なのか?
これをまず考えないといけませんよ。

それからもうひとつ。
2.避難させる区域は今のままでいいのか?

ここの赤い場所以外のたとえばこういうオレンジ色の場所だって、本当は住むのに不適なんじゃないのか?
こういうふうな部分を含めて「どうも甘いんじゃないか」と、今の状況は。
というふうなのが問題提起です。

で、今回まず、自治体の方に伺っています。
浪江町。

2013082952.jpg

浪江町というのはさっきの赤い「住んじゃいけませんよ」という区域に全部入っているんですね。
だから浪江町は全員避難されています。
そこの馬場町長さんに伺っています。

ーーVTR

浪江町の人口は2万1136人(8月21日現在)
そのうち福島県内に1万4650人、県外に6486人(8月21日現在)と、
全住民が避難生活を強いられています。


玉川:
今避難されている浪江町民の方々のこれからの生活という事を考える際にですね、
「もともとの浪江町に戻れるのかどうか?」ということなんですけど、
まず、一番大きな放射線の問題、除染ですけれども、
これは、町長はですね、除染というのは最終的に可能だと、
つまり、年間1ミリシーベルト以下に町全体がなるという事は
ようするに、現実的な意味として可能だというふうにお考えですか?

2013082953.jpg

馬場有町長 浪江町:
いまの除染の技術を考えればですね、なかなか難しいという事なんですね。
私どもは1ミリシーベルト以下にとにかくしていただくように除染を続けていただきたい。
しかしながらですね、今おっしゃるように現実的に、しかも私どもが生活するのにですね、
何ミリシーベルトがいいのか?
政府の方に基準の値を出して下さいという話をしているんです。
再三やっているんです。
ところが全然その返答がこないです。


ナレーション:
明確な基準を示さない政府に不信感を抱く馬場町長。
町民の帰還に関する意識はどうなのでしょうか?

馬場町長:
現在の第3回目のアンケートの中では戻りたいという方は30%です。
それから戻りたいけれども戻れないという方が40%。
完全に戻らないという方が30%ですね。
で、この「戻りたい」と言われる方には意外と高齢者の方がやっぱりいんですね。
望郷の念が非常に強くてですね、
終の棲家はやっぱり地元浪江町だという事を思っていらっしゃる方が非常に多いですね。


ナレーション:
一方若い町民は高齢者とは考え方が違うようです。

馬場町長:
特に県外に行っている約6000名の方ですね、
この方々はほとんど子どもさん、そして若い方々ですので、
そういう方々が新天地で生活をしていかなくてはならないと。
それにはお金がかかると。
だから、移転補償という理由づけの物を出していただく賠償もやっぱり必要だという事ですよね。
ですから私ども行政としては、
そういう方々、「戻れない」という方々にはですね、
そういう手厚い支援をですね、国と東京電力には要請していきたいと思っています。

玉川:
いまのところはそういう若い方で県外に越して、そこでもう生活していこうという人に対しては、
お金っていうのはどうなっているんですか?

馬場町長:やっぱり一律なんですよ。10万円。

玉川:月10万円。だけですか?

馬場町長:そうです。

ナレーション:
どれほどの汚染から補償するのかを決めようとしない政府の姿勢に本音が透けて見えると語る馬場町長。

馬場町長:
とにかく戻そう戻そうという発想でね、やってきているもんですからね、
ですから、賠償も中途半端、除染の考え方も中途半端、
みんな中途半端になってしまうんですね。

ところがそれで戻そう戻そう。
戻すような意向になれば、自分たちは原発の事故は終わりだと


玉川:なかったことになる?

馬場町長:
ええ。
無かった事にしようという、そういうのがですね、明らかに見えますね。
いまのキャリア(官僚)を見てますとね、あの水野ツイッターがありましたけれども、

2013082954.jpg

あいうような状況ですよ。
田舎の議会がうんぬんで、なんかね、人を馬鹿にしたようなツイートがありましたね。
これはとってもね、あの原発の事故、あの惨状が今続いている状況。
それを本当に無視しているというか、軽視しているという、
あれが本音だっていうふうに思いますよね。


ーースタジオ

玉川:これはですね、
国はとにかく「戻そう戻そう」というふうに考えているように感じるんだということなんですが、
じゃあ、なんで「戻そう戻そう」なんだろう?
というふうな話がこの次に出てきますけれども、次におうかがいしたのは実際除染活動をされている方です。

南相馬市というのはですね、
ちょうどこの、強制的に避難です(赤)という所の北にある自治体なんですけれども、
ここで除染作業をされている。その方がどんな事をおっしゃっているのか?

ーーVTR

玉川:
吉田さんは今まで福島の方で除染活動をしてきたという事なんですが、
具体的にはどういう除染活動だったんですか?

吉田邦博さん:
私たちが除染をしようと思ったのはですね、
「本当に除染ができるかどうか」という確認がメインだったんですけれども、
やる以上はある程度成功させようという事で、
大きな保育園4つと、民間住宅を10軒ぐらい除染しました。


ナレーション:
東京電力福島第二原発に勤務していた経験を生かし、民間の除染団体を立ち上げ、
南相馬市などで独自に行ってきた吉田さん。
効果的な除染が行われた場所もありましたが、
「線量を下げる事が難しい場所もあった」と語ります。

2013082956.jpg
吉田:
ご存じのように屋根ですよね。
屋根の種類もいろいろありますので、その種類によっては。
ま、トタンの新しいのが一番付着していないんですけれども、
サビの部分、またはコンクリートの瓦。
ああいったものはほとんど落ちません。


玉川:水をこうかけて、ブラシでこすっているような映像を見かけますけれども、ダメなんですか?

吉田:
あれは気持ち的に屋根が綺麗に見えるのでなくなっているように見えますが、
ほとんど吸着しているので離れません。

ナレーション:
除染をすればすべてが解決するわけではなく、
除染が行われていない地域から飛散してくる可能性もあります。


吉田:実際に風が強い時は私の家でも洗濯物を干すとですね、かなりの高濃度の汚染をします。

玉川:それは除染をした場所でも?

吉田:はい、私のところも家の周りは除染しました。

玉川:でも、外に干すと被ばくするという事は、要するに風に乗ってどこからか来ると?

吉田:飛んでくるということですね。


ナレーション:
さらに除染活動をしていくなかで、吉田さんはある疑念を抱くようになりました。
それは・・・


吉田:地域住民を福島県外に逃がさないための口実で除染というものをスタートさせたと私は思っています。

玉川:ん?

2013082957.jpg
吉田:
要は、経済が成り立たなくなるんですね、みんな出ていっちゃうと、福島県の住民が。
そのために、出ていかないために「除染で何とかなるよ」という事を見せてですね、
「じゃあ近くにいよう」という事で浪江の方が南相馬にいたり、
福島市にいたり、郡山市にいたり、という現象が起きているんですよね。
出なければですね、普通なら「もう帰れないよ」と最初からやってしまったら、
もうとっくに散り散りになっていて福島にいないですよ。
要は“魔法をかけた”というか、
「除染」という言葉を使って、あたかも出来るようなふりをして、魔法をかけて、
福島県民を福島から出さない」というものだったのではないかなというふうに今は思っています。


玉川:実際に除染をやってみて?

吉田:はい、不可能です。


ナレーション:
吉田さんは政府に対して住民の避難にもっとお金を使うべきだと主張しています。

吉田:
除染なんかにくだらないお金を、
出来もしないものをあたかも出来るようにしてお金を使わずに、
そういうもの(県外への避難)にどんどん使って欲しいなと私は思います。

一番罪が無いのは子どもですよね。
私は子どもだけが影響があるとは思っていないので、
大人にも影響があると当然思っているんですけれども、
大人はこの状況をつくった責任があるじゃないですか。
だから、まあやむを得ない。
せめて罪のない子どもたちぐらいは県外に、安全なところに出したいという気持ちがあります。



スタジオーー

玉川:
完全に除染が出来るって、私たちも思っている方が多いんじゃないですかね?
除染をするとなかった事に出来るんじゃないかと、
ところが実際に除染をやってみるとですね、なかなかそう上手くは行かないよと。
「多分難しいんじゃないか」というふうな話で、
で、もうひとつはですね、
そういう除染に対してあまり効果的でないのであれば、
もうすでに除染だけで1兆円以上お金が使われているんですけれども、
そういうお金を「避難したくてもできない方々」
お金が無くて避難できない方もいるんですよね。
「そういうふうな方々に使った方がいいんじゃないか」というふうな事をおっしゃっているんですね。

次にですね、今度はさっき言いました、
避難している場所というのは今の、この赤いところだけでいいのだろうか?
それ以外のところは、本当に住んでも安全なのか?
これ(赤)以外のところはみんな住んでいらっしゃいますから、
住んでいても大丈夫なのかどうか?ってずーーっと疑問だったんですね。
それに対して、北海道癌センターで、ずっと今まで、
いわゆる癌の放射線治療をやってきた名誉委員長の西尾さんという方がいらっしゃるんですけれども、
この方が警告しています。
「放射線専門医の立場から見ると」という事で、
年間20ミリシーベルト以下、今住んでいる場所、
こういう場所で生活をして問題はないんでしょうか?

というふうな話を伺っています。


VTR--


2013082958.jpg
玉川:いま、年間20ミリシーベルト以下だったら住んでいい事になっていますよね?

西尾正道名誉院長 北海道がんセンター:
その値(20ミリシーベルト以下)も、とんでもない値です。

ナレーション:国が定めている基準が「とんでもない」とは、いったいどういう事なのでしょうか?

西尾:
基本的には今、チェルノブイリ事故の後、ウクライナ法で規定されているのは、
年間5ミリシーベルト以上は全て強制移住です。


2013082959.jpg
実際にチェルノブイリの方では5ミリ以上は強制移住です。
で、年間1~5ミリシーベルトの間。
これはですね、実は移住権利ゾーンにしています。
移住原理ソーンというのは、例えば80歳の御夫婦が、そこに住んでいるとして、
5ミリシーベルト以下だったらま、それはいいだろうと。
「住みたい」って言ったら住んでもいいよ。
移住するんだったらサポートしますよ、国が。
そういう権利ゾーンにしているんですよ。
選択権を与えて権利ゾーンにしているんです。

玉川:
政府の方では、多分年間20ミリシーベルト以下だったら、住んでいいというのは、
きっと20ミリシーベルト以下だったら、
ま、「直ちに」って、またそういう事を言うのかもしれないけど、
「直ちに影響はない」というふうな事で、ま、そういうふうなことに決めているんじゃないかと思うんですが、


西尾:
それも全くおかしな話で、
5年間住んだら100ミリシーベルトになりますから、
そしたら、累積で100ミリシーベルトになったら、明らかに発がん性がある。
ICRPのデータだって、発がん性は認めている訳ですから、過剰発がんは。



ナレーション:
日本政府がよりどころにしているICRP国際放射線防護委員会のデータでは、
100ミリシーベルト以下の被ばくによる発がんリスクは、
他の要因による影響で隠れてしまうほど小さいとしています。
しかし、年間20ミリシーベルト以下の基準では安全とは言い切れないと西尾さんは語ります。


西尾:
実際に年間5ミリ以上のところに住み続けていると、
去年のイギリスの論文で、
白血病が累積1ミリシーベルト増えるごとに12%増加する」という論文が、
医学論文が出ています。
それに対してICRPは、一切反論しません。
何故かというと、データが無いんです、反論する。
ICRPのいまの放射線防護学というのは、広島・長崎(原爆)のデータを基にして作って、
それ以来何にも、ちゃんとした調査もなにもしないでそれだけを押し付けているわけです。
だから彼らは手持ちのデータが無いんです、反論する。
ですから全く神学論争になっているんです。
人体への影響が何ともないとかヤバいとか危ないって人と。
具体的な実測値のデータで、議論するという姿勢が、全く世界中欠けている。


玉川:
そうすると、先生は、じゃあ今は何をやったらいいと、
どうすべきだというふうに思いますか?


西尾:
僕は、少なくともね、世界的に笑われないためにはですね、
チェルノブイリと同じぐらいの基準はせめてとって下さいと。
という事は、年間5ミリシーベルト以上は全部強制移住です。
そして、そこをたとえば国が買ってですね、国有化すればいいんですよ、
除染なんかするお金があるんだったら。
そしてまとまったお金をちゃんと移住するために使うと。
そして新しい新天地で新しい人生を始めてもらうということです。
そうすれば、そうして買った国有地に全部汚染物質をそこに持っていけばいいんです。



スタジオーー


玉川:
これちょっとフォローしますと、
原発事故の前っていうのは、年間1ミリシーベルト以上はダメだったんですよ。
まずね。
それで原発の事故が起きて、実際に汚染が発生して、どうなったか?というと、
いまは、年間20ミリシーベルト以下だったら住んでもいい事になった。

羽鳥:20倍になりましたよね。

玉川:
ええ。住んでいいんです。
そういう事に対して、現役のお医者さんが「それはおかしいだろ」と。
「世界中で20ミリ以下で影響があるという論文はいっぱい出ていますよ」というふうな話なんですね。

松尾:
これはたとえば、「すぐ先に癌になる」っていうような話じゃないので、
ここから先10年先なのか20年先なのかというところで、
そういう現象が明らかに統計的に有意な変化を見せてきた頃には、
いまこうやって担当したり暗躍したりしている人達はもうその場にいないという事で、
「あとは野となれ山となれ」と思ってやっているとしたら犯罪ですよね!


2013082960.jpg
高木:
私は本当に重い問題に感じているのはね、
私は福島県のとなりの栃木県の那須町というところに住んでいるんです。
那須町というのは福島以外に除染が必要なところがあるんですけれども、
でも、高線量メニューと、低線量メニューに分かれていて、
栃木の那須町が出来るのは、低線量メニューだけなんですよ。
その、国から補助が出たりとかしてね。
で、低線量メニューっていうのは、今例が上がって、
非常に、「効果があるかどうか分からない」というふうに指摘されている高線量メニューよりも
さらに簡素化されたメニューなんです。
屋根をあんなにきれいにバーッ!と水で取らないしね。
それで、那須町が「これはおかしいんじゃないか」っていう事で、
国に対して低線量メニューの効果をね、本当に、
自分たちで調べたんですよ。
「効果が無いんじゃないか」っていう結論が出たので、国に持って行ったんです、それを訴えたら、
国は「一定の効果があると認められるので、このままやって下さい」と言って、
でもその根拠は示さなかったんです。


玉川:
これね、もうひとつこの話、ちょっと出して下さい。
11
聞いたんですよ。
「年間1~20ミリシーベルトでも住民が生活していますが、健康への影響は問題ないのか?」
安全なんですか?っていう話を私は復興庁に聞きました。

2013082961.jpg
そしたら、(復興庁の回答)
「広島・長崎の原爆被爆者の疫学調査の結果からは、」
これはさっき言ったICRPのことですよね。

「年間100ミリシーベルト以下の被ばくによるい発がんリスクは
他の要因による影響によって隠れてしまうほど小さいとされています」
まさにこれはICRPの見解なんですけど、それを取ってますよという事ですね。

「避難については住民の安心を最優先し、
事故直後の1年目からICRPの示す年間20~100mシーベルトの範囲のうち
最も厳しい値に相当する年間20ミリシーベルトを避難指示の基準として採用しました」
「最も厳しい値だ」って言っているんです、この20ミリというのを。
だからこの「ICRPの最も厳しい値を取っているんだからいいでしょ」
というふうな話なんですが、

これ、同じ国のデータにこういうのがあるんです。
これは西尾先生からうかがったんですけど、
低線量の放射線の影響について公開されているデータ。
VTRの中でも別な話がありましたけれど、今度は国ですよ、日本の方。

2013082962.jpg

10ミリシーベルトの被ばくで
全体の癌の死亡者が4%増加する。
肝臓癌に至ってはプラス13%。
肺がんに至ってはプラス2%。


というのは、これは文部科学省の資料の中でこういうふうな試料がありますよ。
(2010年、文部科学省公表の試料から)
一応これは疫学調査で現在進行形なので、まだこれ以上先の調査が必要なんだけれども、
現時点でこういうふうなものが出てますと。
10ミリシーベルトですから。

だから、20ミリよりも低くてもこういう事がありますよと。
これは原発作業員の方に対しての疫学調査なんですけれどね。


松尾:
あと、広島・長崎で、たとえば拡散したり、残留したりした放射能の物質の質と、
今回の原発から出たものとも、違うものがありますよね。

玉川:
それもあるし、それから外から受ける放射線だけをカウントしているんだけれども、
さっき言ったように風に舞っている可能性もあって、
そういうのは吸い込むわけですよ。
で、内部被曝というのは全然影響が違うんですけれども、
そういうふうなところはもちろんカウントされていない
という部分もあるんです。

で、わたしは聞きました、さらに。
環境省に。
で、環境省はどういうふうに言っているんだ?と。

Q1.年間1ミリシーベルト以下まで除染出来るのか?
Q2.「長期目標」として年間1ミリシーベルト以下にするとしているが、「長期的」とはいつぐらいまでか?

この質問を二つしました。
で、環境省の回答。

2013082963.jpg

「生活環境等の除染については放射性物質汚染対処特措法に基づき、
政府一丸となって取り組みを進めているところです」
ま、そうでしょうね。

「政府全体として復興が進むよう地元とよく相談していきます」
ま、して下さいよ。

「その上で環境省としても、除染等により事故由来放射性物質が、
人の健康や生活環境に及ぼす影響を低減してまいります」
これちょっと待って!聞いている話と全然違うじゃないかと。


赤江:なに一つ答えてないですね。

玉川:
「答えてないじゃないですか」って言っても、
「これが答えです!」



松尾:
文字数を埋めただけじゃないですか。
当り前のことを並べているだけですよね。

玉川:
だから答えてくれないんですよ。
「1ミリシーベルト、できるんですか?」と、
「いつまでにできるんですか?」と聞いても、答えない。

高木:
「具体的な根拠がない」っていう事なんですよね。
示されないんですよ、何時聞いても。

玉川:
そうですね、だから希望。
良いですよ、希望は。
「いずれそうなったらいいなぁ」

松尾:
本当に、ロシアに対してなんか文句がある訳じゃないんですが、
「せめてロシアぐらいの基準にして下さいよ」と思いますね。

2013082964.jpg

玉川:
まさにですね、今日の結び。
少なくともチェルノブイリの基準並みに国は補償すべきではないか
つまり、
「年間5ミリシーベルト以上はやっぱり住んじゃいけない場所だ」っていうふうに
ロシアは考えているんですよね。
それで、日本人とロシア人は違う訳じゃないんで、これはそうだろうし、
それからやっぱり2ミリから5ミリの間でも、
お年寄りでね、「そこにどうしても住みたいんだ」という人は別にして、
少なくても子どもは、子どもを救うための法律をつくったわけですから、
そういうふうな基準を一刻も早く出して欲しいという今日のそもそも総研でした。



ーーーー

番組内の文科省の原発労働者の疫学資料です。
読みでがありますので、じっくりとどーぞ(。◡ .◕)♡
(っていうか、「私がじっくりと学ばなきゃ」ですねw)

文部科学省委託調査報告書
原子力発電施設等 放射線業務従事者等に係る疫学的調査
(第IV期調査 平成 17 年度~平成 21 年度)

p42、p48、p51は画面の数字と同じ



ーーー


「支援法放置」は違法と国を提訴 福島の住民ら、東京地裁に

東京新聞 2013年8月22日 19時07分

東京電力福島第1原発事故を受けた「子ども・被災者支援法」が成立してから1年2カ月がたつのに
基本方針を定めず放置しているのは違法として、
福島県の住民や県外への自主避難者ら19人が22日、国を相手取り東京地裁に提訴した。

原告が支援法の対象になることの確認を求めるのが訴訟の目的で、
損害賠償の請求額は1人当たり1円とした。
原告弁護団の福田健治弁護士は提訴後の記者会見で
「担当の復興庁は意図的にたなざらしにしている」と批判した。
(共同)





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【2013-08-29】『避難・除染政策はどうなっている?』モーニングバード... 投稿者 dm_521ed6fe3f48d


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<シリアの化学兵器?>アメリカ軍が沖縄から引き揚げた化学兵器と自国の兵士に行った人体実験

化学兵器を持っているのはシリアではなくアメリカの方なんじゃないのかな?
日本の国は今回アメリカを支持してはいけない。
友達作戦(集団的自衛権)なんてもってのほか、
よーーく考えて真実を見つけよう!


2013082912.jpg


「シリア政府が化学兵器使用」 オバマ米大統領が言明
CNN 2013.08.29 Thu posted at 10:21 JST

シリア・ダマスカス(CNN) オバマ米大統領は28日、米公共放送PBSの番組で、
米国はシリア政府が国民に対して化学兵器を使用したとの結論に達したと発表した。
シリアに対する限定的な軍事攻撃を実行するか、あるいは一定期間の攻撃を行うかについては
「まだ決定していない」と述べた。

英国は国連安全保障理事会でシリアに対する武力行使を認める決議の採択を目指す方針だったが、
ロシアと中国の反対により28日の協議は合意には達しなかった。

オバマ大統領はPBSの番組で、
「(化学兵器の)配備システムやロケットが使われていることを考慮すると、
反体制派が今回の攻撃を実行できたとは考えられない。
我々は、シリア政府がこれを実行したとの結論に達した」と語り、
「その場合、国際的な対応が必要になる」と強調した。

シリアのアサド政権が、化学兵器を使ったのは反体制派だと反論していることについては、
「あらゆる証拠を調べた結果、あのような化学兵器を反体制派が持っているとは考えられない」とした。

ヘイグ英外相は28日、
「国連安全保障理事会がシリアに対する責任を負うべき時が来た」と語っていた。
これに対してロシアは、シリア政府が化学兵器を使ったという証拠はないと強調しており、
決議案に対して拒否権を行使する見通しだ。中国も武力行使に反対する公算が大きい。

しかしヘイグ外相は、たとえ中国とロシアが拒否権を行使したとしても、
「我が国と他国には(行動を起こす)責任がある」と訴えた。

一方、イランのザリフ外相は同日、もしシリアを攻撃すれば「事態はいっそう深刻化する」と懸念を示し、
「国家が望むままに他国を攻撃すれば、中世のような状態になる」と指摘した。

国連とアラブ連盟合同のシリア特別代表を務めるブラヒミ氏も、
国際法では軍事行動を起こすためには安保理の承認が必要だと定めていると牽制(けんせい)した。

シリアのジャファリ国連大使は同日、米ニューヨークの国連本部で記者団に対し、
「我々は戦争を望まない。我々は地域の安定を求める平和的な国家だ。
この地域が不安定化すれば、イスラエルを利することになる」と強調した。

化学兵器については、反体制派が
「主にトルコやサウジアラビア、カタールといった外国から」原材料を入手して製造したと訴えている。



ーーー


私は先日、下記の動画を見たばかりでした。
そして、シリアが化学兵器を使用したというニュースを見た瞬間、私の中で、この動画と結び付きました。
これによれば、アメリカは、使いたくても使う事が出来ない化学兵器をたくさん抱えているようなのですが、
私は、今回の事は戦争をする口実をつくるため仕組まれているような気がします。
沖縄から引き揚げた大量の化学兵器は
太平洋の孤島でずーーっと長い事邪魔ものになっているんだろうなということが想像できます。


番組最後で、製造された数万発の化学兵器は、一度も使われることなく、
いま、太平洋の孤島ジョンストン島で眠っているといっていますが、
この化学兵器は現在本当のところはどうなっているのでしょう?
どのように管理されているのでしょう?
50年も経ったら、化学兵器を入れている弾頭の部分は、劣化しないのでしょうか?
さびたり腐ったりしないのでしょうか?

アメリカの化学兵器開発の実態。
自分の国の兵士で人体実験をするぐらいの国ですから、
アメリカの言う事は信用できないと思っています。


プロジェクト112 知られざる米軍化学兵器開発

プロジェクト112 知られざる米軍化学兵器開発 投稿者 tvpickup


この夏一つの裁判の判決を心待ちにしているアメリカ軍の元兵士がいます。
退役して50年になるこの元兵士の身心はいくつもの病に冒されています。

うつ病、視野狭窄、そして呼吸器の障害
健康を損なった原因は軍隊時代に経験したある特殊な任務が原因だと言います。
その補償を求めて国を訴えているのです。


「国を信じて尽くしたのに、私たちをぼろ布のように使い捨てにするなんて許せません。
今私にできる事は海辺を歩いてリハビリをすることぐらいです」

彼らが問題としている特殊な任務とは、陸軍に入隊した直後に医療のためだと言われ、参加した実験です。

1960年代、アメリカ軍は総力を挙げて毒ガスなどの化学兵器の開発に取り組んでいました。
彼らはそのための身体実験に使われたのです。


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ソビエトとの冷戦時代。
自国の兵士たちに犠牲をしいてまでも行われていた化学兵器の開発とはいかがなものなのか。
これまでほとんど知られなかった全貌が明らかになってきました。

化学兵器開発の計画を示したアメリカ政府の極秘文書。
計画はコードネーム、プロジェクト11にと呼ばれ陸軍、海軍、空軍、海兵隊と、
軍の総力を挙げた巨大なものでした。

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そしてその拠点は、アメリカ国内だけでなく沖縄にも置かれていました。

60年代、沖縄はベトナム戦争にのめり込んで行くアメリカの後方基地でもありました。
基地の弾薬庫に運ばれた毒ガスは1万3000トン。
アジア最大の化学兵器の備蓄基地と化していたのです。

2013082915.jpg

その存在は本土復帰直前の沖縄を揺り動かしました。

身近に保存されていた大量の毒ガス。
撤去はされたものの、今なお沖縄の人々に深い傷跡を残しています。

冷戦下、ひそかに進行していたアメリカ軍の化学兵器開発。
それはいかなるもので、今私たちに何を問いかけるのか?
2万ページに及ぶ資料と当事者たちの証言をもとに見つめていきます。



(この動画は必見だと思います)

結局内容を全部書き出しました。
<アメリカ兵士人体実験>
プロジェクト112 ~知られざる米軍化学兵器開発~前半(動画・内容書き出し)


<毒ガス貯蔵・沖縄>
プロジェクト112 ~知られざる米軍化学兵器開発~後半(内容書き出し)


番組内では全て持ち帰ったような内容ですが、
実は沖縄の海へ捨てていたようです。

<沖縄の海が危ない>毒ガス化学兵器沖縄海洋投棄
「海に捨た鉄製の容器は50年経つと壊れ、ガスや化学兵器は今、毒が流れだそうとしている」


福島第一原発の汚染水問題の対策には何が足りないか 後藤政志氏 8/17(内容書き出し)

福島第一原発の汚染水問題の対策には何が足りないか 後藤政志
2014年8月17日




今日は2件ほどお話をさせていただきます。
ひとつは福島第一原発の汚染水問題。
これについて、技術的な中身は何回もお話ししているので、
細かい事についてお話しするというよりも、
これの意味するところについて、もう一度完気て見たいと思います。


それでは早速第一件目になります。
一つ目の話としましては、

2013082713.jpg

福島第一原発の汚染水問題の対策が足りないのはなにか?って、
何が足りないのか?って言う話を書いていますけれども、
これはこの間でお分かりのように、
もともと原子炉本体がメルトダウンして、
そこから溶融物が外に出てしまって、
しかも格納容器も損傷し、それで建物の中に水があるという事です。
建屋は、原子炉の建屋とタービン建屋と。
そのさらに海側にはトレンチと言われる溝があって、
そこのトレンチとタービン建屋の間も水が行き来していて、

つまり建物全体にですね、一万数千トンずつ、1号機から4号機までですね、
プラントの下にその汚染した水があるわけですね。

これは溶けた溶融物がどこにあるか分からないわけで、
それを冷やすために回って冷却していた水が汚染されて、
その建屋の下、およびトレンチにまで流れ出ている。
こういうふに見えるわけですね。

それだけじゃなくて、
その時に地下水が上から流れてきて、
その地下水は最近の情報だと、1日当たり1000トンぐらい

この地下水が、建物の周囲を周ったり、中にきて、
建物の中に大体400トンぐらい入ってたんではないかと言われているんですね。

その分、それで汚染水が増えてくる状態になる。

汚染水が増えるという意味は、
建物の中の奴は別個に汲み出して循環させてろ過しているんですけれども、
そこに外から地下水が入りますから、その分が増えてきているという事があって、
その事が一つなんですね。

それで、汚染水のタンクがいっぱい必要になる。
こういう構造になっている、これはずーっと続いていますね、事故の後から。

で、今回はそれだけではなくて、周囲ですね。
「汚染した水が外に出ていないか?」という事で、観測緯度みたいなものをつくってみていたわけですね。

当初から東京電力は「海の方にはほとんど出ていない」と。
当初は一時海に流れていた事があったんですけど、それ以降は汚染水は増えていないという主張をしてた。

ところが今年の7月ぐらいですかね、
「どうも汚染水が出ている可能性が高くなってきた」ということで、
いろんな遮蔽と言いますか、遮水壁ですけど、
土の中に壁をつくって、特に海側にですね、つくって、
汚染した水が、地下水が流れてきてそれが汚染水になったやつが外に出てこないように。

ま、どういう経路かはよく分からないんですけど、
とにかく海側に出ていくのを防ごうとしたんですね。

ところがこの遮水壁というのが、前にもお話ししたんですが
要は、地下水がダーッと一日1000トンぐらい流れてきて、
それを海側で、海へ流れ込むのを阻止しようという事で壁をつくるわけですね。
それでもって防ぐという事は出来ないのは自明のことで、
いったん流れている奴を遅くするって言いますか、
その時間を遅らせて、海へダーッって流れ込むのを防ぐという意味はあるかもしれませんけれども
所詮壁をつくって、上から1000トン当たり流れているから、
それは何処へ行くんですか?その水は?と。

当り前ですよね。
そうすると、その水の流れの処理とか、どういう経路を通ってきているのか?

そもそも原子炉建屋ですね、一番汚染しているその溶融物があるところの周囲の構造体。
その破損状態。
どこから水が漏れているのか?

この事をきちんと把握しないとですね、対策にならないのは自明なわけですね。


その事をずっと。
ま、技術的に難しいのは分かりますが、その事に対して、真正面から取り組んできていなかった節があると。
それが見えるですね。
その構造、そのやり方がおかしいので、
しかもそういうふうにすると、今になって地下水の水位がどんどん上がってきて、
海側のところの遮水壁という壁をつくって、
そこよりもどんどん地下水の水位が上がってきて「超えちゃいそうだ」と。

だから海へ行くのはまずいので、そこからまた水をくみ出すといってですね、
これはもう本当に対処療法の何物でもなくて、
そんな事やったって、解決の道は、
ま、やらないわけにはいかないんですよね。
海にながしちゃいけないからなんですけど、
それはバケツリレーでこうやっているみたいなものであって、
全く意味をなさない、意味をなさないというか、根本的な解決にはならないという事ですね。

そうすると山側、地下水が流れてくる側のプラントの手前のところで、
以前から、実際には850トンぐらいの水をくみ出していたと言う事を言っていますね。
それは事故の後機能していなくて1000トンぐらい流れてきていて、
そのうち400トンがプラントの中に流れ込んでいる。


そうすると水位がですね、
地下水の水位の方が高いですね。
建物の中の水位の方が低いわけです。
「だから建物の中に400トンぐらい流れ込んでいるんだ」とそういう説明をしている。

それも一面。ある面は事実なんでしょう。
ところが問題は今回、地下水の水位が高いのでその水位を下げようとする努力をしているんですね。
「山側で今度は阻止しよう」とか、
あるいは「プラントの手前で汲みだす」とかそういうことを言っている。

それは、そういう措置も必要だという側面もあるんですけれども、
問題はそれによって地下水の水位が下がってしまえば、プラントのなかの汚染した水が出てくる
これが一番問題なんです。

これはみなさんが指摘しているところですね。

そういう構造になっていて、そういう非常に微妙なバランスの上に乗っかって、
その対策とかがきちんとできないままにずるずるきている。
しかもその汚染水のタンクがどれだけ持つのか?
もう敷地いっぱいになってきていますよね。
そうすると汚染水問題というものは、

まず原子炉の建物の格納容器が破損している。
どこが壊れているのか?
建物はどこに穴があいているのか?
それは何処で防げるのか?
流れは何処から何処に、プラントの中の循環はどうなっていて、
外から地下水はどうきて、それはどういうふうに回りこんで汚染水と一緒にして流れていくのか?


この全体像を把握しない限りですね、解決の道が無いのは自明なわけですよね。

その事は当初から言ってたわけですよ。

「汚染水をどうするのか」という議論の時に、どこで計測するか?
それを本当に海側で1点取るとか、
「もしかして漏れたらどこかで測ろう」という、そういう発想な訳ですね。
で、そこで見てて、データーから見ていて
「漏れてなさそうだ」だからずっと待っていたら、
「実は最近になって漏れてた」みたいな話になっている。


これは全く本末転倒なんですね。

なぜか?というと、
建物が壊れて損傷していて、
格納容器損傷、建物はある程度穴があいている。
その状態で水が出てくるとしたならば、
「汚染水は必ず出てくる」というふうに考えるのが普通なんですよね。

そしたらそれを、なるべくプラントの近いところとか、いろんなところでデータをとって、
観測しながら一番有効な定点を取る。
しかも、地下水の流れについてはちゃんと把握している筈だと。
それなしにですね、この議論は全くないんですね。

ところがそれを2年半ずーーっと引っ張ってきた結果
結局どうしようもない状態に追い込まれている。


これは全体像で見ますと、
一番最初、当初から汚染水もんたいに対してきちんとした戦略を立てていなかった。
議論はしてたのに、「どこでやろうか」ってやっていたのに、結局はうやむやにしてやらなかったんですね。

で、最後にこれは、
一番ひどい話は最近になって
「もう水処理できなくなるかもしれないから、じゃあ、ある程度基準以下の水は海に流そう」
と原子力規制委員会の委員長さんが言っている。

これはとんでもない事を言っているんですよね。

<トリチウム完全無視!>
原子力規制委員長田中俊一「規制委として処理した汚染水の海洋放出を容認する」


規制値以下という発想は、ルール上の問題でそういうことに約束をしたとしてもですね、
実はその、濃度が低い、放射性物質が薄められた水が出てくる事を許したとしたらですね、
それは量的に少なければいいんですね、それはわかります。
けれど、これだけ大量に出てきて、しかもこれからずっと出てくるわけでしょ。
そういう状態でそんな事を許してはいけないのに決まっている。


つまり、放射性物質の絶対量がどれだけ出るかが問題ですから、
であるならば汚染水を、低濃度であるとはいえ汚染された水を外へ出すんじゃなくて、
どうやって有効にためて、それを浄化させるかというシステムを作るべきなんです。


そんなのはもう、事故の当初から私は言っています!
他の方も言っています。
小出さんなんかも言ってたけど、タンカーを持ってくるとか、手立てはあるんですよね。
技術的に手立てはある。
で、福島の地で出来なかったら他へ回すという手もある。
そういうことも考えなければいけない。

ところが、こういう事すら考えないで、
「東京電力はけしからん」確かにやっていない。
今度は政府がそれが「けしからん」から、
「もう任せておけないから政府がやる」とそんな話を始めてますけど、
これは単なるお金の問題じゃないんですね。
全体像の問題ですね。

で、その問題は私は一番下に書いています。
「汚染水問題の性格とプロジェクト組織」という書き方をしていますが、
これは、政府関係の事に対して検討会をいろいろと仲間たちとやっているんですけれども、
その中に、エンジニアリングというんですけれども、
ものをつくる製造業じゃなくて、ある事業、たとえば今回のこれで言えば「汚染水問題」
「汚染水をどうするか?」という課題に対して、
どうやってその問題を解決するか?という組織で、
これはエンジニアル組織でプロジェクトという言い方をするんですけど、
その仕事に応じた機能を持った事に対して一番有効な組織と人、それからお金、あらゆる機材。
そういうものを導入する。
場合によってはそれはすぐ近くの、周りにいなかったら海外だってどこでもいいんですよ。

誰がやるかとかそういうものではなくて、誰が出来るか。
有効な人。
そういう技術力を持った人たちを集める。
しかもその分野は1分野とか2分野じゃない、大量にいる。

たとえば汚染水問題で言えば、
原子力プラント、原子炉の専門家ももちろんいります。
それから放射性物質の専門家がいます。
それから建物自信の設計とかもいります。
それから土木建築、そういう人がいる。
それから地下水の専門家がいります。
で、それに対してタンクとか、船が必要なら船とか、そういう総合的なものがいります。
それが全て、もちろん機械とか電気もありますから、そういう専門家がいる。
そうするとその専門家をバッ!とこの汚染水問題に集約して、
それをプロジェクトとして、一つの目的に対する
「汚染水をどうするか」という事に対して徹底的に人とお金を投入してやっていく。

そこに絶対権限を持たせるんですね。

そういうやり方をするのが、これは業界と言いますか、産業界ではあたりまえなんです。
大きなプロジェクトは大体そうやっている。
そういう形のものを、化学プラントとかもそうですし、
単にものをつくるんじゃなくて、手配も含めて、
「ここにおいては何をやるべきか」という事を課題に置いてやっていく。

その発想が全くないっていう事ですね。

世界に対して「技術力がある」なんていう事は言えないんですよ
日本に技術力があるっていうのは、単に「ものづくり」って言っていますけど、
こんなものじゃだめなんです。
もっときちんと全体像を把握して、それぞれの優秀な専門家を集めて、
それでプロジェクトをつくってやっていく。
これが日本の技術力のはずなんでしょ。
そういう事に対して有効にできないという事は、
原発の輸出の事を平気で言う人がいるけれど、そんな事が出来る筈がない!
こんな問題が出来ない奴が輸出だなんておこがましくてですね、それこそおかしな話です!
全くおかしな話ですね。

ただ、一つ言うのは原発のように物をつくるのとは違って、
こういう不特定な課題ですから、そこに難しさがあってですね、
対応の仕方がフレキシブルじゃなkればいけない。

汚染水問題があったら、汚染水のタンクならタンクだけをやっていればいいんじゃないんです。
地下水の流れに対してどうするか?とかね。
地下水の、もし流れを変えたらですね、環境問題になるんです。
環境にどういうインパクトを与えるかとか、
汚染がどう広がるか、
大きなプロジェクトがいっぱいできてきてきます。
そういう事全体をやる事がこういう問題の解決なんですね。

くどいようですが、日本ではそういうエンジニアリングに対してきちんとやる。
そういう人間もいますし組織もある。
企業もあると思います。
そういうところが導入されないのがおかしい。
それは、東京電力のような体質の会社にはそれはできないということは明らかなんです。

しかもいま、規制委員会の中でいろいろと議論しているのを見ますと、
どうも「そういう発想に立っているのか」と、
本当の専門家、そのわかる人達を本当に呼んで、その方達の意見が入り、
しかもそこに強力なプロジェクトリーダーがいてですね、引っ張っていく人材。
そういう昨日、そういう組織が出来ているのかどうか!?

そういう心配があります。
これた私から見た汚染水問題の対策に何が足りないか?ということになります。

単に壁をつくるとか、タンクがどうとか、調査がどうとか
そういう個別の問題ではないという事を言っている。
これは同時に予算面、金銭面も含めての事になりますが、
で、もっと大きな社会的な問題も含みますけれど、
とりあえず私としては、
そういう事を解決するための技術組織、動員という事が必要であるという事を指摘して
一つ目の話を終わります。


文字起こしはここまで。
続きはこちらです↓
~14:31Youtube→ http://youtu.be/j9NwIwqC2qo?t=14m31s
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産経新聞の[主張]と泉田新潟県知事8/21記者会見(文字起こし)

泉田新潟県知事(記者会見)柏崎刈羽原発の再稼働について
2013/08/21




産経新聞:
今日、弊紙の方で(原発に関する)県内の自治体アンケートについて掲載しました。
その中で再稼働について条件付きで容認が8自治体というのに対して、
当面認めないというところが9自治体ということで、
その他に回答保留のところもあるのですが、だいぶ対応が割れているようですが、
知事としてのご所見があれば・・・。

泉田:
まず冒頭に申し上げますと、再稼働の議論はしないんです、今の段階では。
なぜか?っていうと、福島第一原発の事故の検証・総括が終わっていないからです。
これ、社説というか主張というんですか?
私の話っていうのは本社に伝わっているんでしょうか?


産経:伝わっているはずです。

泉田: 
伝わっているのに一方的に書きますよね。
あの、どういうことかと言うと、そもそも事故調が4つあって総括してないですよね。
これはぜひ産経本社に答えていただきたいのですが、2号機はベントもできませんでした。
(同じ状態になったら)今度はどう対応するんですか?そもそも、同じ状態になったら。

要するに格納容器の圧力も下げられなかったのです。
たまたま破壊という形で建物全体の水蒸気爆発は逃れているけど、
これなぜベントができなかったのか知っていますか?
無責任ですよね。
それで金と比べるっていう事ですか?


前から言ってますけど、
スペースシャトルのチャレンジャー、コロンビアの爆発事故と空中分解事故がありました。
皆さんは原因を大体わかっているでしょ?
Oリング。寒い中で打ち上げてしまったところに原因があったから対策を講じましたとやっているわけです。
原発はやらなくてもいいんですか?

ね。
一般の人がアメリカのスペースシャトル事故のことを答えられるのに、
産経新聞は自分のところの周りにある原発が
なんでねベント1つできなかったのかっていうのを説明できなくて、
安全確保ができると思っているんですか?
ぜひ御社から回答を教えていただきたいですけど。

はい、そういうことです。


産経:
知事の対応について、刈羽村長から「評価しない」という答えをいただいたのですが、それについて

泉田:
今と同じです。
だからなんでね、この事故が起きたんですか?
対処ができなかったんでしょ?
それにどう対応するんですか?
説明していないですよね。
そういう事だと思います。

産経:知事としては再稼働の議論をしないということなんですか?

泉田:
だから先行させてくれということです。
原因究明と対策。
なんでこの事故が起きて防げなかったのかと。
「防げなかったことに対してどう対応するのか」ってことを一度も説明していないでしょう。
聞いたことありますか?


産経:ないですよ。その通り。

泉田;
だから、それで、じゃあ「リスクだけ取れ」という議論をするんですか?

産経:まぁ、さっきの繰り返しになりますけど、再稼働については安全策、事故の

泉田:
「こことここが原因だったから我々はこう対策をしました」というのがあればいいですよ。
無いじゃないですか。



産経:それが出てきて初めて再稼働の議論が土俵に上がる。

泉田:
そういうことです。
なぜかと言うと、今回の基準は規制基準です。
事故があることを前提にした基準なんですよ
で、事故が起きた時に、もっと言うと、
「冷却材喪失事故」が起きたときにどう対応するか、
アメリカに比べると日本は何もやっていないんですよね、まだ。
で、規制委員会の基準は基本的には原発の性能基準だし、
今回物資を届けるときに、ストックを30キロ圏の外には運べたけど、
そこから先には運ぶ仕組みが無かったでしょ。
なんで東電がね、購買部がホームセンターに買いに行かなければならなかったんですか?
そこをどう改善したんですか?
ちょっと産経本社の主張に書いて欲しいですよ
「我々はこういうふうにに改善したと思っています」というのを。
無責任極まりないと私は思っています。



Q:
先ほども福島第一原発事故の総括検証という話がありましたけれども、
福島第一原発で地上タンクから300トンの汚染水が流れ出ていると。
未だに収束していない状況、この状況についてどうお考えですか?
また東電の対応について知事としてはどうお考えですか?

泉田:
まずですね、やっぱり・・・、後手後手というかその場しのぎというか、
この間の海にですね、汚染水が流れ出ている問題もそうなんですが、
問題点は前から指摘されていたわけですよね。

それが実施できなかったのはなぜなのかと言うと、これ菅元総理がインタビューに答えているとおりで、
経営上1,000億の投資は負担になるのでやらない」ということだったでしょ。
だって地下水がこう、やってくるということがわかっていながら、地下水遮蔽対策を怠ったということですよね。
「その原因が東電の経営問題にある」ということです。

さっきの産経さんの質問と一緒で、経営優先をして安全をないがしろにした結果が
タンクの暫定設置、それから本来必要な汚染水対策の先送りということに繋がっていて、
根は一緒なのではないでしょうか。

ちなみにチェルノブイリのときはもっとすごくよい対応をしているわけです。
私は当時、旧共産圏で、ソ連という国は国民に情報を伝えないわ、
それから放射能が拡散しているのにも関わらず国際機関にも通知しないと、
「なんと情報閉鎖的で国民のことを考えないひどい国なのだろうか」と思っていましたが、
これは汚染を防ぐために、
この地下水汚染というのを必死で止めるために努力してたんですよ。

国中から炭坑夫を集めて、地下水に溶け落ちた燃料が接触しないように、
先回りして穴を掘って塞いでしまうという対応までやっているわけですよね。

地下水対策、それをちゃんとやらないと、河川に流れ出てそのあと海に行ってしまうと。
それは国際的に大問題になるので、「何としても防がないければいけない」ということで、
国家が総力をあげて対処したわけです。

国民に対しては、これは放射線管理区域っていうのは年間約5ミリシーベルトということになるんですが、
それを超えるところ、それから世界標準の年間1ミリシーベルトから5ミリシーベルトの間については
移住権を与えるという選択肢を与えています。
で、放射線理区域に人が住み続けるなんていう、事後的にですね、基準を緩めるなんていうことはしないで、
まじめに対応したということですから、日本と違ってかなり立派なんじゃないでしょうか。

この間、今度訴訟が起きていますよね。

「子供支援法ができているのに基準すら定めていない」と。
人権という観点で考えたときに、「一体まじめに対応しているのだろうか」と言うことになると、
日本は「政府としての取組っていうのが十分行われていない」っていうのが感想になりますよね。

「そのボタンの掛け違いがどこから始まったのか」と言うと、
本来は国として取り組まなければいけないことを、
「原賠法の適用を見送り、すべて東電の責任範囲内にしてしまった」という最初のボタンの掛け違いが
経営問題と対処、それから被害者に対する補償問題の全てをこじらせているということだと思います。

もう一回言いますけど、
これ基準、今度の規制基準はクリアしたって事故は起きるんですよ。
ゼロにするという基準じゃないから。
この考え方自身は、人が作ったものに完全というものはないので当り前だと思うんですが、

じゃあ、「起きちゃった時にどうするの?」と。

「放射能をばらまかないためにちゃんと対策を考えていますか?」と。
「それでも被害を受けた人に対して生活再建とか補償のスキームとかを作っていますか?」

何もやっていないんですよね。

で、結局被害を受けた人に全部しわ寄せがいっているわけです。
生活再建の目途も立てられない。
放射能がかかったら、そのまんま。
 
昨日また発表がありましたが、
甲状腺がんが6人また追加です、確認。
疑い事例も増えているわけです。
ひょっとすると、チェルノブイリよりも早いペースで来ていますよね。

県も専門家に聞いています、新潟県。
発災以来、新潟県で甲状腺がんになった人は1人です。
福島は今だけで確定で18倍。
疑いを合わせると30数倍、100倍近いかもしれないですよね。

という形になっているわけですよね。

で、これは「ちゃんと調査したので明らかになりました」というのは、
チェルノブイリのときにもそう言ってたんですよね、当時のソ連政府は。

でもこれがもう少し経つとはっきりわかるんですけど、
事故後に生まれた赤ちゃん。
チェルノブイリでは甲状腺がんは確認されなかったんです。
だって、放射性プルームが通るときに生まれていなかったから。

だから事故後に生まれた赤ちゃんの発症率と事故のときに実際にもう呼吸していた方の発症率を見て、
ソ連政府は事故後に生まれた赤ちゃんが正常に戻ったことから、
これは(事故の影響を)認定したということです。
5年目ぐらいだったでしょうかね。という事になるので、

もう少し経ってマクロで意味のある数字を新規に生まれた赤ちゃんと比べてみれば、
原発事故の影響かどうかはっきりするわけです。
今の段階で影響がないと否定をしてしまうというのがが本当によいのかということについては、
ちょっとやはり歴史に学ぶべきではないかというふうに思っています。
 
ちょっと長くなりましたけど。「どう思っているか」ということについて言えば、
経営と安全を天秤にかけるということが今の事態を招いているし、
国際的な日本の信用を落としているんじゃないでしょうかね。
BBCなんて一時期トップニュースでしょ、この汚染水の問題。
日本の報道は「大雨」でしたけど、良いんですかね?こんなに差があって。


世界で日本の評判が落ちていきますよ、どんどん。
まじめに対応するべきではないかと思っています。

Q東京電力に常々信頼できる会社にということを言っていますが、現状を見て知事として。

泉田:
いや、だから同じですよ。
経営と安全を天秤にかけるわけでしょ。
そういう仕組を作った方が悪いといったら悪いのかもしれないけど、
少なくとも会社の信頼を確保しようと思って、
よい経営をしている経営者はまず顧客の信頼を繋ぎ止めることを第一にしますと。
これはよく言われる例ですが、
尊敬されるというか、信頼される経営の例を2つお話ししますと、こういう事があったそうです。

ロールス・ロイスというと世界のブランドでしょ。
ロールス・ロイスの車で旅行したてた。
それもイギリス国内ではなく外国のかなり条件の悪い道を旅行していたそうです。
そうしたら故障しちゃったと。
シャフトが折れるという「ディザスターで動けなくなったのでロールス・ロイスに助けて欲しい」
と電話をしたら、ヘリコプターで部材を持ってきてくれて直してくれたと。
で、請求書が来ないので、請求書を帰ってから「どうなりましたか」と聞いたら、
「当社に限ってそのような事故が起こることはございません」という返事があって
請求書は来なかったとかですね、

それからウォルマートの例で言うとですね、
ふつうはいろいろなものを買って、そして他の店で「不良品です、取り替えてください」ということを言うと、
「領収書はありますか?」と聞かれて、無ければ当然替えてくれませんよね。
これは信頼される経営という事で、
旅行者だったそうです。
西海岸の店で買ったものを東海岸の店に持って行って、
その間、旅行中だったので「領収書を無くしてしまった」と。

でも「ウォルマートで買ったんです」ということを言われて、
お客様の求めに応じてですね、信頼してそれを取り替えるということを実際にされるということになると、
型番とか何かでわかるのかもしれませんが、
「この会社は自分の製品についてちゃんと責任を持つんだな」ということで信頼度が高まります。
だからウォルマートは世界に展開できるわけですよ。
ということなんじゃないですかね。

結局、顧客の信頼を得られない会社っていうのは支持を失うんですよ。

で、事実上嘘を言うわけですよね。
これも何度も言っていますが、2011年3月12日の時点で、
燃料棒の中のペレットの中にしかない放射性物質が建屋の外で検出されているわけですよ。
メルトダウンというのをわかっていたわけです、東電は。


さらに言うと3月11日の当日ですよ。
当日の一番早い段階、午後5時の段階で進展予測をしているわけです、メルトダウンまでの。

メルトダウンまで1時間というのをわかっていたわけでしょ。
で、メルトダウンを認めるのが、
諸外国の報道機関はもう基本的に翌日以降「メルトダウン」って書いていました。
日本の報道機関は書かかなかったけど。


で、東電が認めたのは5月でしょ、5月20日過ぎ。
2か月間嘘をついていたわけですよ。
誰が指示したんですか?「ウソつけ」と。
で、その反省はしたんですか?
何もやってないですよね。
とても信頼は出来ないんじゃないでしょうか。

以上です。

Q:その中で、社長との会談の見通しは立たない?

泉田:
あ、今やっています。
今(東電からの)返事待ちです。



Q:9月議会が9月25日から始まりますが、それまでに再会談の見通しは?

泉田:
東電次第だと思います。
真っ当なお答えをいただければ、すぐに整理できるんじゃはないでしょうか。





ーーーー


問題の産経新聞の【主張】

【主張】
柏崎刈羽の申請 知事は責任もって認めよ

2013.8.21 03:11 (1/2ページ)[主張]

柏崎刈羽原子力発電所の安全審査申請で、東京電力と地元・新潟県の対立が膠着(こうちゃく)状態に陥っている。原子力規制委員会に6、7号機の安全審査を申請するとした東電に対し、泉田裕彦県知事は「申請には県の事前了解が必要」と早期申請への反対姿勢をなお変えていない。

7月に施行された原発の新規制基準は、福島第1原発事故を受けて津波などの安全対策が大幅に強化されている。原発の安全性を高めるため、新基準に基づく審査を受けるのは当然だろう。

これを認めようとしない知事の姿勢は理解不可能だ。原発が立地する柏崎市と刈羽村は東電の申請を了解済みだ。知事は地元自治体の意向も踏まえ、責任ある対応をみせてほしい。

原発再稼働を目指す関西と四国、九州、北海道の電力4社は7月中に規制委に安全審査を申請している。

東電も知事に申請方針を伝えたが、知事は県など地元の事前了解が必要だと主張し、東電側への不信感も表明した。その後も協議は不調のままとなっている。極めて残念だ。

知事側は非常時に格納容器内部の圧力を下げるフィルター付き排気装置の構造を問題視しているという。だがこの装置の設置は新基準で義務付けられている。まずは法的権限を持った規制委の審査で適合性の判断を仰ぐべきだ。

審査の申請という「入り口」で立ち往生が続けば、原発の安全性向上につながらない。

こうした異常な事態は、東電の発電計画全体を妨げている。柏崎刈羽原発の運転再開は、東電の経営再建計画の柱に位置付けられている。事故の早期収束と賠償を迅速に進めるためにも、それが安全性の確認とあわせて不可欠であることを改めて指摘したい。

東電は昨年9月、原発停止に伴う発電コスト上昇を理由に家庭用で8%台の料金値上げを実施した。これは今年度中の原発再稼働が前提になっており、運転再開が遅れると平均8・5%程度の再値上げが必要という。回復傾向にある日本経済に打撃を与えよう。

何よりも、柏崎刈羽原発は首都圏に電力を供給していることを忘れてはならない。さきの甘利明経済再生担当相と知事の会談はすれ違いに終わったようだが、政府は粘り強く説得を続けてほしい。



(産経新聞の記事にはいつも記者の名前が無いです。名前入りだと掛けない内容なのかな(。◔‸◔。)??)



ーーー泉田知事関連ブログ


2013年7月30日
<泉田知事生出演>
「福島の事故って本当に放射能をこんなにばらまく必要があったのかどうか?」
7/30報道ステーション(内容書き出し)


2013年7月5日
<前半>「東京電力は約束を守る会社ですか?」
新潟県泉田知事×東京電力廣瀬社長7/5(文字起こし)動画あり


<後半>「敷地境界で線量が上がったでしょ、その時に警告しましたか?世の中に」
新潟県泉田知事×東京電力廣瀬社長7/5(文字起こし)

新潟県庁7月5日 東京電力廣瀬社長×泉田知事の会談 文字起こし

2013年7月2日
「事故が起きたって責任取らないよ」って言っている会社をだれが信用するんですか?
泉田知事7/2報道ステーション(内容書き出し)


2013年4月22日
「原子力発電所の安全と住民の安全。守る気があるんでしょうか?」
泉田新潟県知事4/22報道ステーション・OurPlanetTV(文字起こし)

原子力規制庁4月22日 池田克彦長官×泉田知事のやりとり文字起こし

2013年3月15日
「原子力発電所内の方を外よりもクリーンにしておくルールとは一体何なのでしょうか?」
記者会見他・新潟県泉田知事


2012年6月28日
東京電力下河辺和彦会長と広瀬直己社長「柏崎刈羽原発再稼働は申請東電の根幹」
「新生東電を経営する上で根幹の一つだ」と強調。
安全の軽視だとして反発している同県の泉田裕彦知事ら立地自治体の理解を求めていく方針を表明した。

2012年12月
新潟県泉田裕彦知事に繋がる政治家を!がれき広域処理に関しての県議会での答弁12/10

2012年12月
東日本大震災:知事、がれき焼却灰も東電引き取りを /新潟
毎日新聞 2012年12月27日 地方版
泉田裕彦知事は26日の記者会見で、東日本大震災の震災がれきの焼却で発生する焼却灰について
東電が引き取るべきだ」と述べた

2012年11月
<コンテナがれきを岩手へ返却>何故全国放送しないのか!?新潟のみの放送
「おーい橋下聞こえてるぅ?」11/27(書き出し)

新潟市長は泉田裕彦知事とは見解が違うご様子ですが、市民の力でがれきは返却されました。

2012年5月
がれきの広域処理の問題点が全て見えてくる!
「新潟県知事が環境大臣に宛てた”がれき広域処理”に関する再質問全文」




ーーー
周りの動きに要注意!!

2013年7月9日
自民党&経団連早速反撃(甘利に米倉)
~泉田知事になにかが起きたら私はこれらの組織を疑います~



<驚>発言内容が倫理的正論を言っている小泉純一郎元総理大臣


あの小泉純一郎がとてもまともな事を言っている。
失礼かもしれないけど、死期が近いっていうか、
棺桶に片足突っ込んで突如良心が芽生えてきたんじゃないかなんて思ってしまう位、
あの小泉が倫理的に正論を語っている。


w(゜o゜*)wマジ!?
と、驚いたので記事を残します。



風知草:小泉純一郎の「原発ゼロ」=山田孝男
毎日新聞 2013年08月26日 東京朝刊

脱原発、行って納得、見て確信−−。
今月中旬、脱原発のドイツと原発推進のフィンランドを視察した
小泉純一郎元首相(71)の感想はそれに尽きる。

三菱重工業、東芝、日立製作所の原発担当幹部とゼネコン幹部、計5人が同行した。
道中、ある社の幹部が小泉にささやいた。
「あなたは影響力がある。考えを変えて我々の味方になってくれませんか」


小泉が答えた。
「オレの今までの人生経験から言うとね、重要な問題ってのは、
10人いて3人が賛成すれば、2人は反対で、
後の5人は『どっちでもいい』というようなケースが多いんだよ」

「いま、オレが現役に戻って、態度未定の国会議員を説得するとしてね、
『原発は必要』という線でまとめる自信はない。
今回いろいろ見て、『原発ゼロ』という方向なら説得できると思ったな。ますますその自信が深まったよ」


3・11以来、折に触れて脱原発を発信してきた自民党の元首相と、
原発護持を求める産業界主流の、さりげなく見えて真剣な探り合いの一幕だった。

呉越同舟の旅の伏線は4月、経団連企業トップと小泉が参加したシンポジウムにあった。
経営者が口々に原発維持を求めた後、小泉が「ダメだ」と一喝、一座がシュンとなった。

その直後、小泉はフィンランドの核廃棄物最終処分場「オンカロ」見学を思い立つ
自然エネルギーの地産地消が進むドイツも見る旅程。
原発関連企業に声をかけると反応がよく、原発に対する賛否を超えた視察団が編成された。

原発は「トイレなきマンション」である。
どの国も核廃棄物最終処分場(=トイレ)を造りたいが、危険施設だから引き受け手がない。
「オンカロ」は世界で唯一、着工された最終処分場だ。2020年から一部で利用が始まる。

原発の使用済み核燃料を10万年、「オンカロ」の地中深く保管して毒性を抜くという。
人類史上、それほどの歳月に耐えた構造物は存在しない。
10万年どころか、100年後の地球と人類のありようさえ想像を超えるのに、
現在の知識と技術で超危険物を埋めることが許されるのか。

帰国した小泉に感想を聞く機会があった。

−−どう見ました?

「10万年だよ。300年後に考える(見直す)っていうんだけど、みんな死んでるよ。
日本の場合、そもそも捨て場所がない。原発ゼロしかないよ」

−−今すぐゼロは暴論という声が優勢ですが。

逆だよ、逆。今ゼロという方針を打ち出さないと将来ゼロにするのは難しいんだよ。
野党はみんな原発ゼロに賛成だ。総理が決断すりゃできる。あとは知恵者が知恵を出す


戦はシンガリ(退却軍の最後尾で敵の追撃を防ぐ部隊)がいちばん難しいんだよ。撤退が

昭和の戦争だって、満州(中国東北部)から撤退すればいいのに、できなかった。
『原発を失ったら経済成長できない』と経済界は言うけど、そんなことないね。
昔も『満州は日本の生命線』と言ったけど、満州を失ったって日本は発展したじゃないか


必要は発明の母って言うだろ? 敗戦、石油ショック、東日本大震災。
ピンチはチャンス。自然を資源にする循環型社会を、日本がつくりゃいい


もとより脱原発の私は小気味よく聞いた。
原発護持派は、小泉節といえども受け入れまい。
5割の態度未定者にこそ知っていただきたいと思う。
(敬称略)(毎週月曜日に掲載)




ーーー



発言の一つ一つ全てまともだ。
当たり前なのに日本の中枢にいる人が決して言わない言葉。
正しい事を言っている小泉元総理の発言を私は初めて聞きました。


原発を国策とする政権を率先して行ってきた小泉純一郎元総理。
彼の心の中に良心が残っていたという事でしょうか。
何の反省もなく、未来の日本、世界、地球を考えない政治家や金持ちや嘘つき学者と比べると、
事実と現実を直視し、その考え方を真逆に修正した思い切りのいい姿勢は、
小泉純一郎という一人の人間を、ちょっとは見直してもいいかな、って思ってしまいます。

こういう人がどんどんあちこちでこのような発言してくれる事こそ、
いまの日本にはとても大切なんじゃないかと思いました。

経団連のおじいちゃんも自分の孫の事でもよーく考えてほしいです。




「風評被害」っていう言葉そのものは私大嫌いなんですね。 風評じゃないんです。井戸川克隆氏8/23大竹まことのゴールデンラジオ

大竹まことのゴールデンラジオ

2013年8月23日

大竹まこと
室井佑月
井戸川克隆


福島第一原発事故で全町民が避難生活を強いられている、
福島県双葉町の事故当時の町長さんでいらっしゃいます。
全国原子力発電所所在地市町村協議会副会長もお努めで、
埼玉県加須市で現在も避難生活を続けていらっしゃっています、井戸川克隆さんです。

大竹:
ようこそいらっしゃいました。
いろんな事をお聞きする前に、ここにちょっとした文章があるので、
井戸川さんがお書きになったものがあるので、全部はお伝えできないんですけどちょっとだけ、
ところどころご紹介します。

娘の結婚相手は1に東電社員で、2に役場職員と言われている。
年収から言われていたのかもしれない、現実的な考えだ。
生計を考えると当然である。
この事は地域の活動でも優先順位を生み出していた。
これは命との取引だったという事が事故が起きたいま、分かったのである。
数千年続いてきたこの土地の寿命は原発が建ってからたった40数年で閉じられようとしている。
中間貯蔵施設は、一説では国有地にして、
ハイエナ企業が300年管理して国へ返すという。
30年で廃炉を完了すると無責任な計画を語るものもいる。
果たしてどうなのか。
汚染水の処理もできない。
廃炉計画を語ることはあり得ない。
にわか作りのタンクに穴が開く速度は想定し得る。
間もなく恐ろしい光景を見ることになるだろう。


こうおっしゃっています。

井戸川:はい。

大竹:
今の現実、避難された方がまだ自分の土地にも帰れない。
仮設所で暮らしている方も沢山いらっしゃいます。
それが国の基準では、チェルノブイリの基準より緩い基準で地域が戻ってくるような事が書かれています。
チェルノブイリでは「移住強制避難ゾーン」に指定されているところが、
福島の区分では5ミリシーベルト/年超のところは
今「居住可能区域」というふうに言われています。
今現実に福島の汚染水の問題、それから汚染水が海に流れ出ている問題、
今この時点でどんなふうににお考えになっていますか?


井戸川:
人道上問題ですね。
本当にこういう問題を語る人達は去って頂きたい
本当の事をもう話さないと、隠ぺいや捏造ではこれ以上立ち行かないですもんね。
今まで我々はよく勉強していたにもかかわらずですね、
原発を知らない人達、東京に住んでいる人たちが勝手に基準をつくってですね、
「これで良い」なんて言われたって、
私たちはもう40年も原発と付き合ってきている訳ですよ。

その人たちの意見も聞かずに、勝手にいろんな事を決めている。
限界に来ているんじゃないでしょうか。
ここで変わらないと、取り返しのつかない日本になってしまうと思いますね。

大竹:
一番最初に国だとか東電だとか、補償問題でも、まだどっちがするのかもよく分かっていない。
大局的に、これを、責任の所在をどこに持っていって、どう処理していくのが
住民のために良いとお考えになっていますか?


井戸川:
本当の事をまず、
本当のデータを、本当の事をまず出す事ですね。
そして知らしめて判断を求める。
しっかりと、避難している方、あるいは避難していなくても苦しんでいる方に正しい情報を出してですね、
そして話し合っていくべきだと思いますね。

まず隠蔽が全、いまやってこられました。
私が見ていて本当に危うい隠蔽をしているんですね。
「こんなに隠蔽をしてて分かるのに」というような事も報道管制の中でまかり通っているんですね。
だからこれを止めることだと思います。


大竹:たとえは、そのひとつふたつ具体例で教えていただけますか


井戸川:
昨日今日報道されている汚染水の問題ですけれども、
これも当初から出ているわけですね。
止めた事実が無いのに、今はじまった、最近出たものじゃなくて、
当初から出ている事を私は東京電力に言っていました。
「トリチウムの量、どれ位出したんだか推定量でいいから持ってこい」とか、
いろんな事を私は東電に対して求めていましたけれども、
一切、その危険なことは言っていませんでした。

それから放射能による被ばくの問題、
内部被ばくの問題も、全然取りざたされていなくてですね、
「安心教育」されて、福島あるいは郡山の人達はですね、今なお被ばくし続けているんですよ。

本来だったら、あの地域は人が住んじゃいけないレベルなんですね。
もう、チェルノブイリのこの基準で言うと、いちゃいけない所になっているんですね、
この事実を公表しない。
そして「安心の教育」ばかりしているという事。

放射能のレベルの問題。
それから「原発の現場で今何が起きているか」ということも、正確に伝えられていない。

いま始まったんじゃないんです。


大竹:そうですね。


井戸川:
あの汚染水のタンクというのは鉄製ですから、いずれ穴が開く事はもう、明々白々なんですよ。
それすらも知らしめてない。
だけど、事実は後からついてきますから、
だんだんとその傷口は大きくなるでしょうね。


大竹:アルミ(ステンレス)でつくればもう少し腐食を防げたであろうという意見もあったりますが。


井戸川:
私は金属と海水の問題で随分苦労してきました。
事実現場で経験して苦労してきました。
ステンレスもやっぱり海水には弱いんですよ。
だから樹脂製のものが一番強いんですけれど、
ただ、それが放射性物質についての強いか弱いかというのは私はちょっと分かりません。
対策がなかなかできないんでしょうけれども、金属よりかはいいと思う。


室井:
けどさ、とぼけすぎだよね。
一日300t海に流れて400tタンクにためてたんでしょ?
300トン海に流したのにさ、いま分かったっていう事あると思う?

大竹:あり得ない話だよね。

室井:あり得ないよ。

大竹:
いやー、あのー、ご本の中では、ちょっともう一分だけ読ませていただきたいんですけれども、
こちらの文章の続きともうひとつあるので、

電力会社に地球を汚す権利はない」とおっしゃっています。
ご本中では「放射能があるからこそ避難」というページでは、

この事故は今の政府がさばいていいものでしょうか?
私は、被告席にいるべき人間が事故の裁きをしていると思っています。
あれほどの「事故は起こさない」と言い、定期検査をして、運転を許可して起きた事故なのに、
彼らは何も反省しないまま、被害者を牛耳って事故の処理をしています。
今すぐ第三者機関を立ち上げて欲しいと思います。
原発事故の当事者、東電や経済産業省とは別のところで、
「原子力災害対策本部」を立ち上げて欲しいのです。


こういうふうにお書きになっています。


井戸川:
政府の事故対策本部の中の要員は経済産業省、あるいは文科省から行っているんですね。
保安院からも言っていましたから、
その、原子力安全保安院の要員が生活支援班に入っていてですね、
なんにもしていなかったんですよ。
だいぶ前に大臣にも申し上げたし、政務官に持申し上げてきましたけれども一向にはかどらない。
そして原発事故現場しか向いてないんですよ。
住民の方は全然向いていない。
彼らは罪滅ぼしとかそういうことは一切考えない。
ありばい工作の方に向いているなと、そんなふうに思っていましたので、


別な本にはですね、江戸時代の話をしています。
水戸黄門の話をしています。
昔はね、昔というか、いまの時代劇の映像を見ますと、
水戸黄門は住民のいろんな事を調べて、そして、悪代官を懲らしめましたね。
お白洲(しらす)のところに悪代官と住民を並んで座らせて、
水戸黄門は上座からお沙汰をされました。
今はですね、水戸黄門と悪代官が同じ所にいて、上座に座って、
平民住民我々がお白洲に座らされて、
ただ一方的に私たちの意見を、どういう状況になっているかも調べもしないで、
自分たちの都合のいいお沙汰を受けているような形ですね。



大竹:
そうですよね。
この問題で番組冒頭では別の事でお伝えしたんですけれども、
いろんな支援の集会があるんですけれども、その集会で官僚の方がツイッターで
「今日も何もしないで物事が進まないで終わってよかった」
というふうに発言してて一時問題になりましたが、
でも、そのひと個人の、そのツイッターの発言だけじゃないですよね。
これは、もう全部がその発言の中に含まれているように、
県民には県レベルで国レベルで知らされていない事が原発事故が起こった時も
起こって以降もずーーーっと続いていると。

"クソ"は復興庁水野の方だ!良識を疑う以前に人間としてサイテーすぎる!復興庁参事官・水野靖久


井戸川:最初からですね。

大竹:これはもう、どう…どうしたらいいんでしょうか。

井戸川:
やはり第三者機関ですね公正な。
この事故を当初からもう一回リセットをして始まらないといけないと思いますね。

あのーー、枝野さんがね、官房長官が「直ちに影響が無い」って、
「影響がある」っていう事を言っているわけですから。
「直ちには影響はないけど影響はある」って言っているわけですから、
あの時点からおかしいと思うんですよ。


危機管理がされていないですね。
危機を隠すための対策本部に、今もなっていますし、
とてもじゃないが、国際的にですね、日本の信用というのがどんどんどんどん落ちていきますね。


室井:
いま海外、他の国から「きちんとデータ出せ」っていうふうに言われてるじゃないですか。
汚染水がどれ位汚染されているのか、「出せ」っていうふうに言われていて、
それで変わるって、ちょっと恥ずかしいよね。
そういうふうに言われて、
だって自分たちの国のことなのに、ビックリするもん。
ニュースとかを見ていると、経済の事ばっかりいっているけど、
汚染水とか福島第一原発の事故後の事っていうのが、一番その問題なんじゃないの?

大竹:問題なんだよ

室井:そうだよね。

大竹:
問題なんだけどマスコミも、ま、ご批判もあると思いますけど、、
マスコミもパッて取り上げたら、何事もなかったかのように次の日を過ごす。
ま、ちゃんとこう、持続的な対策をとると政府にも言って来ない
あとはなんていうのかな、
俺が一番心配しているのは、
そのこういう避難指示解除準備除区域とか、居住制限区域とか、
それから家族間の補償の仕方とか、そういうのが全部バラバラですね。
そうなってくると・・・現場が一丸になれない…形っていうので、
現場が分断されちゃうっていう、
たとえば、この漁港はもう魚がとれる漁港で動いていると。
この漁港ではまだ出漁しちゃだめだと、


室井:
私なんかその、テレビで、まだ被ばくとか、体内被曝とかをあんまり人が言っていない時に、
「食べ物とかっていうのを気をつけた方がいいんじゃないか」って発言した時に、
すごくビックリしちゃったのは、
わたしはそれは、国が買い取ったり、そういうのをすればいいっていうのとセットで話したんですけど、
地元に住んでいる人たちから「風評被害を広めるな」っていう一番クレームが多かったんですね


井戸川:
「風評被害」っていう言葉そのものは私大嫌いなんですね。
風評じゃないんです。
私たちは実害なんですね。

ところが、県を代表する人もよく使うんですけれどもね、
今回の事故で二つ言葉の間違いがあるんですよね。
ひとつは「風評被害」ですね。
これは辞書を引いてもらっても分かりますけれども、
あり得ないことを言いふらすこと」が風評被害ですから実害なんですね
それをやっぱり、地位のある方が「風評被害」という言葉を連発すること自体が、
これはもう、ひどい話ですよね


なんていうんでしょうかね、
言葉が持つ意味というのをもっと、意味というのを考えていかないといけないと思いますよ。
「何を言っても良い」んじゃなくて、ですね。


大竹:今二つとおっしゃいましたが、


井戸川:
ちょっとど忘れしました。
いっぱいしゃべりたい事があり過ぎるもんで。

室井:
でもすごくびっくりじゃないですか。
あの、思い出してきた、私も。
福島の子どもたち、事故後に産地のものを食べさせるって、給食で。
やってたから、私はそれは、安全策をとって、
「外から受ける放射線量が多いわけだから、食べ物とかは給食とかに地産地消で使わない方がいい」
って発言したら、
福島の人達に、「余計なこと言うな」って言われたんですよね


私は息子が1年間だけ福島のいわきの幼稚園に入っていまして、
結構思い出があったし、パッ!と思いだす息子の同級生の顔とかも浮かんできて、
だからすごく私は一人でそういうふうに先に言うのは怖かったけれど、
わざと生放送で言ったんですけど、

まさか福島の人達に怒られるとは思わなかったです。

福島県内の学校給食 「県産食材」震災後も使用 
さらに新年度、県産食材使用市町村に食材購入費を補助


井戸川:
あのー、この事故の一番辛いものはお金なんですね。
一つは避難が出来ないというのは、避難するのにお金が無いから避難できない。
今なお、避難したいんだけども我慢している大勢の県民がいますね。

お金のために、職場を保全するために「風評被害」という名のもとに、
美名のもとに産業が今なお続いているっていう事。
その延長線上で福島県内の農産物が給食で、今年度からですね、
子どもたちの学校の給食で使うようになってしまいました。

ただ依然として、問題はその事故以前のレベルは何だったのか?っていうことですよね。


大友:そうですよね。

井戸川:
0.05とか、そのぐらいのベクレル数だったんですけれども、
それが100とか50になっちゃって
これは人為的に100とか50というのは作ったんですよ。

野田総理だ事故収束宣言をしたっていう事は、大変重い事なんですよ。
事故収束宣言をしたっていうのは単なる現場の収束だけじゃなくて、
周囲もそれが収束されていなければならないのに、
一方的に現場しか見ていない人たちの誘導に乗って収束宣言してしまったために、
県内の土壌が完璧にまだ回復されていませんから、
だから、いま食べさせられている100とか50っていうのは、
もう止めなければ本当はいけないんですよ。

やっぱり事故以前の0.1とか0.5とか、0.05とか、
そういうレベルに持って行って初めて県内に居住すべきであるにもかかわらずですね、
片方は高いレベルのままで、
「放射能高くても大丈夫ですよ」、「安心ですよ」、「ニコニコ笑っていればいい」という、
ああいうバカなことを言われてですね。
本当にそれを信じている多くの県民が今でもいるんです。


私も最近それで兄弟げんかをしましたけれどね、そのことで。
「出なさいよ、福島は危険だから」って言ったら、
「もう、私は歳だから大丈夫だ」とか、
「誰誰先生がこんなこと言って大丈夫だって言った」とかいう。

それそのものが、「高齢者は何年経たないと発症しない」って、
それそのものがウソなんだと。
関係ないんだと。
とにかく放射能があるところに住む事自体がおかしいから、って言っても
喧嘩になっちゃうんですよ。


室井:
それはやっぱり大竹さんがいつも言っているけど、
こんなにすごく、困っている人がいっぱいだし、
責任をとっている人がいないっていう事を聞いたから、
やっぱり「信じない」っていう人の言い分も
だって、誰も別に責任取る事じゃ・・・

大竹:
だから今、井戸川さんがおっしゃったけど兄弟げんかになっちゃったと。
まさにそういうふうに現場は「このベクレルならまだ住めるんだよ」みたいな事と言っているけど、
井戸川さんがおっしゃるのは、
「お前何言ってるんだ、前そこにそんなに放射能はあったのか?!」と、
「放射能はなかっただろ」
「そこに住んでいたんだろ」
「今はあるんだろ」と。


室井:
いや、すごい切ないって。
本当は一緒にやられた側なんだから、一緒に「なんて事してくれるんだ!」って闘う立場の人がさ、
余計なこと言うな」って言ったりすると。



大竹:
番組の冒頭で井戸川さんは「情報をちゃんと開示して欲しい」と言うふうにおっしゃっていたわけです。
「情報を開示してほしい」という意味はですね、
これも脱原発で住みたいまちをつくる宣言」の中で井戸川さんがおっしゃっているんですけど、

間もなく空からチリが降ってきました。
建物の断熱材です。
普段降らないものが、ふわ~っと、音も無く落ちてくる訳ですから、異様なものです。
この光景は目に焼き付いています。

このときわたしたちはタイベックス、防護服を着ていましたが、
マスクは他の職員が付けて、先に住民と避難してしまっていたので、
私たちには残っていませんでした。
爆発があって、空からチリが降って来た時には、建物の中にいったん町民を戻しました。
その時、放射能測定器の針は降り切れていました。
ある程度チリが落ち切ってから避難を再開し、
町民を乗せたバスは渋滞の中、風下の方向へ向かっていきました


実はこの最初の方なんですけれども、
要するに情報が無かったために、風下の方へ向かってしまったんですね。


室井:
だから井戸川さんが言うように、やっぱりゼロから考えないと。
SPEEDI隠しからおかしかったんだもん。
SPEEDIで出ていたのに、情報がさ。
隠してたんだもん。


井戸川:福島が隠したんですよ。

大竹:が隠したんですか?

井戸川:
この二枚目の新聞記事を見て下さい。
政府はね、活用してたんですよ。
福島県が、あの…隠しちゃったんですよ。

大竹:SPEEDIをですか?

井戸川:ちょっと二枚目見て下さい。

大竹:二枚目、ハイハイ。

井戸川:
これは、ちゃんと政府が公表していたんです。
公表して、その情報は福島県に行ってたんですけど、

大竹:「県が爆発翌日公表せず

井戸川:はい。

大竹:
んーーーー・・・。
いや、でも、もし県が公表しなかったとしてもですね、

井戸川:公表しなければ私たちのところへは来ない

大竹:
いかなかったでしょうけど、
もちろんでも、もし、そうならば、もっと政府の方もね。
これはだって、ま、県を超えたレベルの話であるわけで、
県が公表しなかったらもちろん良くないけれども、


室井:
県の代表のあの人がどっちかって言うと、
「大丈夫だ」って、「安全だ」って言ってくれって国をせっついてたんですもん。


大竹:だけどね・・・

室井:そうですよね。

井戸川:その通りですね。

大竹:
この問題を、全部を、さっき言ったように第三者機関をちゃんと別にたてて、
現場の中、作業員の中、原発の中、
どうなっているのか?って言う事をちゃんと公表すると。
「どれだけ近づけないのか」というのもちゃんと言うと。
それから、地域に対しては「こういう状態になっていますよ」ということを、
こう…周りにもちゃんと情報を開示していく。
それからじゃないと!


井戸川:
今度の汚染水の問題はですね、ものすごく重い重大事件ですから、
だからこれを解決するのにはですね、まさに第三者じゃないともう無理だと思います。
東電は相当隠してますから。


大竹:
そうなんだ。
いやぁー、もう、あのー、この問題は、ね、
一時あれだよね、政府だって「フクシマ無くして日本の・・・」ね。

室井:そうだよ。

大竹:「再生はない」って、福島からしゃべってたんだよね。

室井:うん、そう。
それではここで井戸川さんの他10名の全国の市長さんが書かれた本の紹介です。
「これからの町作りは脱原発で」と態度を表明した市町村の市長さん達によるご本。
脱原発で住みたいまちをつくる宣言市長編」が
影書房より税抜き価格1800円で発売中です。

大竹:
はい。
この後ね、台風とかね、いろんなものすごい風が起こるわけだよね。
そういう風の事とか、考えてんのかね?雨の事とか。

室井:もっとやっぱり、日本人っていうか、全員で考える事だと思う。

大竹:そうだよね!

室井:
ご本、「脱原発で住みたいまちをつくる宣言」みなさんもぜひ読んでみてください。
どうもありがとうございました。

井戸川:ありがとうございまして。








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「甲状腺がんの転移で息子を亡くしたウクライナの父」原発から600km年間1ミリシーベルトを超えるか超えないかの地域 OurPlanetTV (文字起こし)



「甲状腺がんが転移」息子を亡くしたウクライナの父


白石:
7月20日と21日の二日間、「原発を問う民衆法廷」の東京最終法廷が開催されました。
今日のコンタクトはその民衆法廷に参加するために初来日した
ウクライナ­のシテフォルク・バレンティンさんにお話を伺います。
よろしくお願いいたします。
バレンティンさんは、現在57歳という事で、
30歳の時にチェルノブイリ原発事故が起きたのですけれども、
その時の状況を教えていただけますか?

2013082511.jpg

バレンティン:
チェルノブイリ原発事故は1986年4月26日に起きました。
私はドネツクで、妻と息子と9階建ての集合住宅に住んでいました。
私は炭鉱で働いていました。


白石:
いま場所だけ確認したいと思うんですけど、今お話しいただいたドネツクという場所は、
チェルノブイリ原子力発電所から、大体600kmぐらい離れた場所
にあって、

2013082512.jpg

今この地図で見ると1986年5月10日。
事故から2週間ぐらい後のセシウム137の蓄積量ですね。
ドネツクというのは大体平方mあたり4万ベクレルぐらいというような濃度で、
年間1ミリシーベルトをちょっと超えるか超えないかぐらいの濃さなのかな」
というふうに思っているんですけれども、
みなさんはなにかそういう、自分たちがどの位のところにいるのかとか、
そういう事とは知らずに特に防護とかしなかったのか、
そこら辺のところを教えていただけますか?


バレンティン:
ドネツクでは、対策について誰も教えてくれませんでした。
薬を服用したり、マスクを着けることはありませんでした。

テレビでプリピャチの様子を見ました。
事故処理作業員や運転手、警官たちがマスクを着けて、汚染地域を閉鎖していました。
車がひっきりなしに出入りし、放射能汚染がひどいため除染も行われました。
しかしドネツクでは、特別な対策はとられませんでした。

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白石:
当時4歳だった息子さんが、その後甲状腺がんを発症したという事でお聞きしているんですけれども、
いつ、どういうふうに見つかったのか、そのあたりを教えていただけますか?

バレンティン:
息子は1981年生まれで、5歳を迎える年に原発事故が起こりました。
甲状腺がんが見つかったのは13歳の時でした。
息子が13歳の夏休みの事です。
海から帰って来た時、首の膨らみが肉眼で分かるほどになっていました。
腫瘍であることは明らかでした。


白石:
見つかった1995年というと、まだ国際的には
甲状腺がんと被ばくとの因果関係というのが認められていない時点だったと思うんですけれども、
お父さんとお母さんとお二人は、息子さんの闘病で大変だったと思うんですけれども、

バレンティン:
ドネツクの小児科の病院で1回目の手術を受けました。
良性の腫瘍だと診断され、何も心配ないと言われました。
手術のあとは小さくて、3センチ程切っただけでした。
しかし、翌年にまた腫瘍が見つかりました。
今度は大きな手術になり、残された傷跡も大きく、ここで初めて甲状腺がんであると宣告されました。
3回目の手術はキエフの内分泌研究所で行いました。
ここで甲状腺を取り除きました
妻がキエフまで付き添っていきました。
3回目の手術後に医師の証明書が出ました。
息子はチェルノブイリ原発事故の第2級障害者と認定されました。


白石:
3回目のあと、さらに海外のフランスで手術を受けたというふうにも聞いているんですけど、
さらに海外でも手術を受ける必要があったんですか?


バレンティン:
3回目の手術は腫瘍を全部摘出することができませんでした。
手術は成功しなかった。
・・・・また腫瘍が見つかってしまった。
腫瘍が完全に摘出されなかったのでもう一度手術を受ける必要があるという話になりました。

その後、チェルノブイリこども基金の代表をしていた広川隆一さんと出会い、
手術の経過を伝えました。
広河さんはチェルノブイリ子ども基金内で話合い、支援を決めてくれたのです。
そこで、ドイツかフランスで手術のできる良い病院を探してもらいました。


白石:その後、いったん日常生活は送れたけれども、再び再発してしまったと。

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バレンティン:
フランスの手術後、息子も私たち家族も幸せでした。
息子は健康でしたし、私も妻も元気に働いていました。
手術後は甲状腺を切除したので、毎日薬を服用していました。
それでもフランス語を勉強し、大学も無事に卒業しました。
そして銀行に就職し、立派に働いていたのです。
息子の背は私より大きく、身体もがっしりとしていました。
ハンサムだったので女性にモテました。
しかし、障害再認定の検査の際に癌の再発が見つかりました。
息子が無くなる最後の3年間はとても辛い日々でした。
私も妻もキエフの病院で息子に付き添いました。
常に息子の病状を心配しながらドネツクとキエフを行き来する日々でした。

妻は心労に耐え切れず、2年前の11月に亡くなりました。
そして息子は去年の7月19日に亡くなりました。

強い息子でした。


白石:
本当に1年前という事で、
私たち、チェルノブイリの情報はいろいろ聞いているんですけれども、
甲状腺がんはわりと予後が良いというか、治るというふうに聞いていて、
亡くなっている人もほとんど僅かというふうに聞いていたんですけど、
そういうふうに、ある一定の期間をおいてから再発されて、
そういう残念な結果になってしまう事を始めて知ったんですけれども、
いま、もしこの日本の社会とか、あるいは日本の人達に、
27年の御自身の経験をなにか言える事があるとしたら何を一番伝えたいというふうに思いますか?


バレンティン:
ドネツクはチェルノブイリ原発から遠い場所にありますし、
風向きはドネツクの方角に向いていませんでした。

具体的な防護策や危険性について誰も教えてくれませんでした。
残念なことに、もう私には家族がいません。
とても苦しい思いをしています。

日本は領土の小さな国です。
再び事故が起きれば大変です。
このような事故を2度と繰り返さないように、
福島の事故処理が一刻も早く終わり、安全になるように祈っています。
みなさんが平和で健康でより良い生活が送れるように祈っています。

白石:ありがとうございました。



ウクライナ­のシテフォルク・バレンティンさん57歳。
7月に東京で開催された「原発を問う民衆法廷」で証言するために初来日。
バレンティンさんは、チェルノブイリ原発事故時、30歳。
原発から600キロ離れたド­ネツクで炭鉱夫をしていた。
事故当時4歳の息子が13歳の時、甲状腺がんを発症。
息子­さんは、10代で4度の手術を行い、甲状腺を摘出。
他の臓器へ転移しており、昨年31­歳で亡くなった。



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ーーー



原発事故の場所から離れていて、放射線量もそれほど高くないところだから、
肉眼で確認できるほど大きくなるまで発見できなかったのではと思いました。
日本で言えば、甲状腺の検査がされていない福島県以外の関東と東北、静岡や長野の一部の子どもたち。
何の注意もしていないこれらの地域の子どもは、とても危険なのではないかと思いました。

発見が遅くなってしまえば、癌は転移してしまい、
助かる命も助からなくなるのではないかと、危機感が薄い福島以外の地域に暮らす子どもたちについて、
私は改めてとても大きな危惧を感じました。

「毎日海に流れている300tの内容がストロンチウムだと予想を超えていろいろ心配な事があります」水口憲哉­教授8/23報道するラジオ「汚染水で海への影響は」(文字起こし)

海の汚染は、どれほど深刻なのでしょうか。
魚などの海産物を食べてもいいのでしょうか­
報道するラジオ「福島第一原発事故 汚染水で海への影響は」
海産物の放射能汚染の専門家・東京海洋大学名誉教授の水口憲哉­さん
2013年8月23日

26:05~この部分のYoutube↓
http://youtu.be/zRA0kZmdajA?t=26m5s


水野:
今日2番目のテーマは「汚染水で海への影響は」
今度は放射能の海洋汚染に対して大変お詳しい第一人者でいらっしゃいます
東京海洋大学名誉教授の水口憲哉­さんと繋がせていただきます。
水口さんこんばんは、どうぞよろしくお願いいたします。

福島第一原発から汚染水が1日に300トン海に流れ続けているという事なんですが、
これ、1日300トンの汚染水というのは、どれぐらいの汚染だというふうに、
海の場合には捉えたらいいんでしょうか?


水口:
その前にですね、1日300トンという言葉が独り歩きしていますけれども、
これが1時間にだとか、それからどのくらい続くのかとか、
そういう単位と長さというのがほとんどないんですよね。
それでもっと大切なことは、その300トンの内容ですけれど、どんな放射能なのか?っていう。
たとえばストロンチウムなのかセシウムなのかとか、
トリチウムなのかという事が曖昧なままで議論されているんで、
そこのところをきちんとやらないと、単に300トンだからという話にはならないんですよね。



水野:内容ですね。はぁ~、一番危惧しているのは?水口さん、

水口:やっぱりストロンチウムですね。

水野:ストロンチウムが流れ出すと海はどのような状況になるんですか?

水口:
というか、セシウムがいままでずーっと問題になっていて、
ストロンチウムについてはあんまり、実態がよく分からなかったんですね。
ですけど、ここ数日東京電力はストロンチウムがセシウムのなんか半分ぐらい、
ずーっと2011年の5月から流れ出しているなんていう試算を言いだしたんですね。
という事はちょっと、予想を超えていろいろ心配な事がありますね。


水野:
東京電力はこれまでで最高30兆ベクレルの放射性物質が海へ流れだしている。
で、そのうちの10兆ベクレルとか、そういう単位でストロンチウムの可能性があるという話なんですよね。

水口:そうですね、そういう事を言いだしましたからね。

水野:これがもし真実だとしましたら、どのような事が海に、

水口:
これはちょっとハッキリ言ってと分からないんですよね。
一応今までストロンチウムは遠くまで行かないとか、
魚の骨にたまるからいろいろ問題だとか言われているんですけれども、
こういう事は今まで私たちは経験していないんで、
海の魚がストロンチウムで汚染して、
それがそれを食べた人間にどういうふうに影響があるかとかっていうところがほとんど分からないんで
簡単に影響がどうかというようなことは言えない状態ですね。


平野:海洋調査では魚の中にストロンチウムが蓄積しているという気配はまだ出ていないんですか?

水口:
ええ。ほとんどそういう調査が無いんですよね。
だからいままでセシウムとか何とかは言われているけれども、
ストロンチウムについては断片的な調査、ま、測定も結構大変という事もあるんですけれども、
ただ、だんだんもう実態は分かっていると思うんで、
国際的にも多分もういろいろと調べていると思うんで、
まぁ・・・しばらくしたらいろいろと実態も明らかになると思いますけれどね。

報道するラジオ「福島第一原発事故 汚染水の問題は」前半小出裕章氏より
小出:その8000万ベクレルの正体は、私はストロンチウム90という放射性物質だと思います。



水野:
私たちとしてはやっぱり、日々食べる魚などね、
海藻類などがどうなのかという事をまず思ってしまう訳ですよ。
リスナーの方もですね、

魚を買う時に産地を見てしまいます


というふうにおっしゃっているんです。


水口:もちろんそれは大事な事ですね。

水野:大事な事

水口:
というのは基本的にいまはもう、
魚の汚染が結構厳しい、福島県のものは一応出荷制限されているし、
漁にも出ていないんで、私たちが食べる中には入らないんですけれども、
宮城県から千葉県のものでは
魚種によってはまだそんなに全く検出されないというわけではないという魚種も幾つかあるんで、
そこらのところをやっぱり注意しないといけないという状況は、
ちょっと思ったよりも長く続いていますね。

水野:
ハァ~、つまり2年半近く経ったら、
もっとこう、海に薄まってしまって、影響が魚には出ないのかな?と。

水口:
そう考えていたんですけれども、
当初から言ってたように、地下水とかそういうものはもう、
ずーっと、事故のあとは流れ続けているんですね。
で、そういうものの実態がここ数週間、いわゆる参議院選挙のあと、東京電力がボロボロ出しだしたんで、
ですからそこのところが実は、2年半経っても、
思ったより魚の汚染が低くならない事の一つの原因ではないかと私は考えております。


水野:はぁー。2年半経っても変わらない状況。

水口:
いや、変わってはいるんですけれども、
その予測したよりも低くなり方が緩いんですね。
もっと早く、もう1年半ぐらいで減るかと思ったら、どうもそれが2年半経っても減らない魚種もあるんで、
やっぱり敷地内というか、港を含めて、原発の舳先の海底に堆積しているのがあるようですね。

水野:海底に堆積するんですか?

水口:
はいはい。
そして、それからまた溶けだして、まぁ薄まっていくんですけれども、
その海底に堆積しているものが、これがどう仕様もないんで、
事故のあった年にそれをコンクリで固めるっていう話もあったんだけど、「できない」っていうことで、
結局はそれが溜まり続けて、また溶け出してという事が続いているようですね。

平野:
魚は回遊しますけれども、
回遊している時にたとえばいまの時期で言うと戻りがつおとかですね、
そういうものに拡散した放射能というものが、

水口:そういうものはほとんどもう

平野:ないんですか?付着する可能性というのも

水口:
ええ。
事故の年及び翌年の鰹とかその他、それからサンマとかも調べても、
ほとんど問題ないレベルまで下がっているんですけど、

平野:ということは、ちょと

水口:
いま問題になっているのは、やっぱり福島県沿岸で、そこにずーっと定着して暮らしている魚ですね。
ですから、アイナメなんかも原発の沖合の近いところで、すごい高い値が出てくるのはそういう魚種ですね。

平野:ソイもなんかそうですね。

水口:そうですね。ソイの仲間もね。

水野:
あの、魚の種類ですね、魚種って。
どういうものに溜まりやすいんですか?

水口:
溜まりやすいというか、結局は、
ま、魚でも結局は汚染したところに、どれだけそこにいるかという、
汚染水と魚の遭遇状態なんですよね。
ですからっすーっともう何年も福島の沖で動かないものは、
どんどんどんどん蓄積していくんで、値はどんどん高くなるっていう事が起こっているわけですね。

水野:んー・・・

水口:
ですから、ちょこっと、その、
ま、1週間とか2週間、福島の沖を通過するものは、ま、そこで少し汚染したえさを食べても、
まぁ、それこそ薄まるのと同じで、
暮らしていくうちにどんどん体外にでるものもありますから、
あんまり高い値にはならないんですね。


水野:んー・・・

水口:
ですから状況はその事故が起こった時の1年間と、
その後の2年3年目というのはまた、ちょっと違ったふうに考えないといけないんでしょうね。


水野:
特に子どもさんに対して、魚を食べさせてあげたい。
影響をできるだけ少なくしたいという思いをお持ちの方は多いと思うんですが、
どんな工夫がありますでしょう?

水口:
そうですね、今、
これは私はずっと事故の年からいろんな本や
それから子どもさんを育てている親の方達が読む本なんかでも、ずっと言い続けているんですけれども、
小さな子どもには、なるべく
1kgあたり10ベクレル以上に放射能で汚染している魚は食べさせない方がいいという事は言っています。


水野:
すみません、
いま日本の水産物の基準値ですね。
これは1kgあたり100ベクレルですよね。

水口:はい

水野:
で、いま水口さんがおっしゃったのは
「100ベクレルなんかとんでもない」っていう事ですか?

水口:それはずっと言い続けている事です。

水野:「1kg10ベクレル以上のものは子どもには食べさせない方がいい」と。

水口:
それでもですね、十分に安心して食べるものはあるんです。
その事を私はずーっと言い続けているんです。
だから、日本中の魚が食べられないんじゃなくて、
ある程度限られたところの。
ま、あの、事故のあった年は千葉県から宮城県という言い方をしていましたけれども、
いまはほとんど、福島の物を食べなければ、その心配はほとんどあの………大丈夫なんですね。

ですから、あんまりそのことは。
ですからいまも福島のものは規制があって漁に出ていませんから、
ですからあんまり心配を、
「もう食べるものが無いんじゃないか」という心配を日本中でする必要はまったくないんです。

水野:なるほど。

水口:
ですから先日、韓国からテレビが取材に来て、
韓国は日本以上にいま大変みたいですね。

水野:え?どういうことですか?

水口:
すし屋とかそういうところは、ほとんどもうみんな食べなくなっているという。
ですからそれは、そこまで心配する必要はないんだという事は言ったんですけどね。
ですから日本の場合でも、
福島のものは・・・残念ながらこれはしょうがないんで。
事実流れているんですから、汚染しているんですから。
そういうものを食べなければですね、
そんなに神経質になって、
で、ある程度消費者のそういう心配が分かってて、流通の方もいろいろ調べたり測定したりしてて、
あまり、あの、流通させないようにしていますから、
ですから特に関西とか西日本の人は殆ど心配する必要は、私は無いと思っています、魚については。


水野:ただあの、海水って、どこからどこまでって、海って仕切りがありませんよね。

水口:
もちろん海水の動きもありますし、それから魚の回遊もありますけど、
基本的に福島は黒潮の延長線上に位置していて、その先に寒流がきていて、ちょうどぶつかるところなんで、
よく三陸沖は世界の三大漁業の一つと言われるように、いい魚がいっぱい獲れるんですけれども、
そういう海流とか魚の移動というのが、西日本の方にはほとんど行かないんですよね。

ですからひと頃、ま、去年ですか。
マダラがいろいろ高い値が出たのは、私もそこまでは予想しなかったんですけれども、


北海道でも結構高い、100を超える値が出たりしたんですね。
だけどもそれも北海道のごく一部ですし、
ですから北海道のタラは全く食べられないとかそういうことではないんですよね。


水野:ん・・・

水口:
ですからそういう事からすると、確かに心配ではあるんだけれども、
そんなに全ての魚がもう駄目だとか、
そういうふうに考える必要はないんですね。

水野:福島の漁業関係者の方にとっては本当にお辛い話だろうと思うんです。

水口:
これはねハッキリ言って、福島の、私が昔から付き合っている方達もこられて、
「もうやむを得ない」と言っていますね。
「やっぱり原発を自分たちが認めてつくらせてしまったんだから、もうこれはしょうがない」という事で。
ま、これは事実としてやっぱり、よく生産者とかいろいろ言いますけれども、
ある意味では原発をつくらせてしまえばそうなるという事が、現実に起こってしまったんですね。

水野:あの、低濃度の汚染水であれば、もう海へ捨てざるを得ないんだというような考え方もありますが、

水口:
これはハッキリ言って私はずっと言い続けていますけれども、
陸上でのいろんな作業が厳しいとか、人の命にかかわる事になれば、
最終的にはみんな海へ捨てます。
それはもう、電力会社も国も同じです。

水野:はー・・・

水口:
ですから、そこのところは、いかに、ま、世論で「海に捨てるな」という事を言い続けるしかないんで、
ただ「絶対に海へ捨てるな」という事がもう言えないような厳しい状況も起こっているのも事実ですね。



水野:そこまできていますか。

水口:
そこがやっぱり、その事がどうも…本当は東京電力は国に言いたいんですけど、言えないんですね。
だけど厳しい状況であるというのはみんな考える必要はありますね。

水野:
リスナーの方が質問してらっしゃるんです。

この間新聞で、南三陸町の子どもたちが震災以来初めて海水浴を楽しんでいるという記事がありました



水口:
南三陸ですね、
わたしもタコの調査で昔の志津川町と歌津町が南三陸なんですけれども、
あそこは今ではほとんど今は、海水にしても水産物にしてもほとんど問題無いんですよね。


水野:あ、海水浴を子どもさんがなさっても問題はないんですか?

水口:殆ど南三陸では問題はないですね。

水野:「南三陸では」とおっしゃいましたね。

水口:
それはもちろん福島とか、
だからいわきあたりでいろいろ海水浴なんかを心配している方もいらっしゃるんですけど、
私はそこは非常に難しいところで、
現在の、ま、言われている海水の放射能汚染の程度だったらほとんど問題はないんですけれども、
ただ今までの経験からいくと、
「実は流していました」とか、「実はこんな数値でした」とか、後から出てきますよね。

そうすると、そういうのをどう考えるかというと、
ハッキリ言って、ま、ひとつのいきさつとか考え方で
そこまでの状態で海水浴をするか」という事なんで、
一人一人の考え方の問題で、その、危険だとか安全だとか言えないですよね。


水野:まだまだ分からない事が本当に多いとも言えますよね。

水口:そういうことですよね。

水野:今日はどうもありがとうございました。

ーー



水野:
報道するラジオ、今日は福島第一原発の汚染水の問題を専門家の方にいろいろと話を聞きました。
平野さん、リスナーの方々からいろんなご意見が届きましたので、ご紹介したいと思います。

選挙が終わった途端に汚染水のダダ漏れ状態を認めて、
福島の海水浴場の期間が終わった途端にタンクの漏れを認めたということちゃいますか
これまでもこれからも、国民を欺きウソを付き続けていく事に、もはや限界がきてますよ。
ここの福島第一原発の問題収束無しに、国民を被ばくさせ続け、世界の海を汚し続けて、
それで原発の再稼働やオリンピック開催などあるはずもないでしょうに


というふうなご意見を頂きました。
平野さんは今日の二人の専門家の話、小出さんと水口さんの話を聞いていかがでした?

平野:
水口先生の話も、地元の話の深刻さは、今現状が本当にどうなっているかっていうのが、
なかなか先生でも分かりにくい部分があって、我々ももちろん最新のデータはないんですけれど、

水野:
調査が本当になかなかできてないんですよね、
海の調査がね。

平野:
しかし海の沿岸部ではですね、
福島近辺の海の汚染というものをやっぱり詳細に知らなければ対策もとれないという事でね、
漁業者が何時漁をしたらいいのか

水野:そりゃそうですよ。

平野:
たとえば東北大学の東先生という方はですね、
50種類の海藻とか魚種を丹念に採取して、細かく刻んで、東京海洋大学に送って、
それがまた分析機関で調べるという事で、
これが時間がかかるんですよね。


水野:
いますぐに海の状態がどうなのか?って、分からないんですね、
放射性物質というのは測るのがものすごく難しいというのは水口先生もおっしゃっていましたけれど、

平野:
いち研究者とかね、大学機関に任せていい話じゃないと思うんですよ。
もう本当に国全体が取り組まなければならない話ですよね。

水野:
いま言いはったね、魚やらワカメやら、調べようとして採取しても、
そこから分かるのに2カ月かかるって・・・大変なことなんですよね。
それが放射性物質の一つの大きな特徴でもありますよね。

平野:
本当に国民の生活というものが、安全が脅かされているという危機感に立ってですね、
事態を改善しようという意思がですね、政権の中枢には見えない。
安倍さんなり官房長官から直接的にね、
緊急事態的な事をですね、表明して取り組む体制もとっていない。
なにより国際社会から厳しい目を向けられていますよね。
メディアの論調というのは本当に、欧米の論調は厳しいですよ。
先ほど韓国で「寿司を食べられない」と。
これもまぁ、ある程度誤解に基づくところもあるんでしょうけど、
情報公開をきちんとしてないからね。
これまでの隠蔽体質というものが払しょくされていないからね。
こういう疑いというかね、自衛策というか、
こういうものが出てしまう訳ですね。


水野:
小出先生も、結局今までに海に漏れ続けてしまった放射性物質の量は
小出先生は桁違いに多いんではないかとおっしゃっていました。
本当のところの数字が分からないという事は、疑念を抱かせますね。


平野:
今日の先生の話だと、もうレベル3どころか、事故当初と同じレベル7にしてもね、
この海洋汚染というものを見てもいいぐらいの印象を受けましたよね。

水野:事故を矮小化させようという動き、そういうものが東電に無いのかというところの問題ですよね。

平野:そうですよね。
このまま放置すれば、私は政権の基盤が揺らいでくるぐらいのね、認識を持ってほしいなと思うんですよね。
選挙が終わって、なんか憲法改正とかですね、オリンピックとか、そういう事ばかりに目を向けてですね、
一番大事な我々の生活の安全というものをね、ないがしろにするような政権の姿勢を見れば、
これはしっぺ返しを食うというように思いたいですよね。

水野:
リスナーの方からいま頂いたご意見はね、

今日の二人の方の話を聞かせていただいていると、腹立たしい現実ですね。
とても辛いです。
後始末も出来ないのに、新しい事に手を出してはいけないと思うし、
常識があればできないと思いますよ。


っていうふうにくださいました。
でも事故は収束宣言なんて言うものが出されて言えるんですけど。

平野:とんでもないですよね。いま進行していますよね。

水野:
はい、どんなに危機を迎えているか、今日はよく分かったと思います。
報道するラジオでした。






「水で冷やすというやり方はそろそろ諦めるしかない」と私は思うようになりました。
小出裕章氏8/23報道するラジオ「福島第一原発事故 汚染水の問題は」(文字起こし)



ーーー


私の感想

水口先生は汚染水の内容がストロンチウムだった場合
「予想を超えていろいろ心配な事があります」とおっしゃっています。
私が今回の話を聞いていて思ったのは、
先生は今は「福島以外ならば魚は大丈夫だ、海水浴も問題ない」とおっしゃっていますが、
それはセシウムに関してのことで、
「ストロンチウムに関しては実態が分からない」と最初に話しています。

前半部分で小出先生は「タンクの汚染水はストロンチウム90という放射性物質だ」と答えています。

そこのところをきちんと押さえた上で、内容を理解したほうがいいと思いました。

ストロンチウムの調査に関して、水口先生は
「しばらくしたらいろいろと実態も明らかになると思います」とおっしゃっていますので、
実態が分かるまでは、怪しいと思うものは体内に入れないようにした方がいいと思います。



ーーー


汚染水漏れ 欧米メディアでも関心高く
NHK 8月22日 5時6分

東京電力の福島第一原子力発電所でタンクから300トン余りの高濃度の汚染水が漏れた問題を受けて、
欧米のメディアもこの問題について「深刻な状況だ」と伝えるなど、関心の高さをうかがわせています。

このうちイギリス・BBCは、東京にいる特派員と中継をつなぎ、
原子力規制委員会が原子力事故の深刻さを表す評価を引き上げることを検討していると伝えたうえで、
この状況は、おととし福島第一原発の原子炉でメルトダウンが起きて以来の深刻な状況だと報告しました。

また、アメリカのCNNテレビは、原発の元技術者をゲストに招いて、
「汚染水漏れはどれだけ危険なのか」と題して、現在の福島第一原発の状況について詳しく解説しました。
この中で、現場は高濃度の放射性物質のため、なかなか近づくことができず、
事態を収拾するためにどれだけの時間がかかるか分からないなどと、事態の深刻さを伝えていました。
また、ロイター通信は、福島第一原発がおととしの事故以降、最大の危機に陥っていると伝えました。





<毒じゃん>埼玉県吉川市の水道にフッ化物を混ぜる。フッ化物ってなんだ?調べていたらウランが出てきてビックリ仰天

原発とは全く関係ないんだけど、
私がものくごく引っ掛かったニュースです。

・・・関係ないけどこんなの水道に混ぜられたらいやなのでブログに書こうと思って調べていたら、
ウランが出てきてΣ(゚Д゚ノ)ノビックリ!!

水道水フッ化物添加で反対署名
NHK 08月22日 17時21分
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埼玉県吉川市は、虫歯の予防策として水道水にフッ化物を加えることを検討していて、
22日、反対する市民らが検討をやめるよう求める7500人分の署名を提出しました。

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署名を提出したのは、虫歯予防のため水道水にフッ化物を添加することに反対する市民らで、
22日吉川市役所を訪れ、要望書と7500人分の署名を戸張胤茂市長に手渡しました。

虫歯予防策としてフッ化物を水道水に加える方法はフロリデーションと呼ばれ、
海外の一部の国で実施されています。

現在、国内で実施している自治体はありませんが、
吉川市は安全性や有効性に問題はないとし、フロリデーションを検討しています。
署名を提出した市民らは、健康への影響が心配されるとして検討をやめるよう求めています。

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市民らの訴えに対し戸張市長
「フロリデーションの安全性や有効性は実証されており、
今後、多くの市民に理解が得られるよう正しい情報の提供に努めたい」とコメントしています。


ーーー

埼玉県吉川市
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市長のプロフィール

氏名    戸張胤茂(とばり たねしげ)
生年月日  昭和22年3月11日吉川市生まれ
最終学歴  埼玉県立杉戸農業高等学校卒業
趣味    ゴルフ、剣道(2段)
主な経歴
 昭和63年2月 吉川町議会議員
 平成 6年2月 吉川町議会文教常任委員長
 平成 8年2月 吉川町議会副議長
 平成10年2月 吉川市議会議長
 平成11年3月 吉川市長(1期目)
 平成15年3月 吉川市長(2期目)
 平成19年3月 吉川市長(3期目)
 平成23年3月 吉川市長(4期目)
現在の主な役職
吉川松伏消防組合管理者
埼玉県市長会副会長
埼玉県市町村振興協会理事
埼玉県国民年金基金理事長
全国市長会評議員
全国市長会経済委員会委員
東埼玉資源環境組合理事
社会福祉法人東埼玉理事


フッ化物
フッ化物(フッかぶつ、弗化物、fluoride)とは
フッ素とほかの元素あるいは原子団とから構成される化合物である。
フッ素は最大の電気陰性度を持つ元素であるため、HF3 などごく一部の例外を除き、
化合物の中では酸化数が -1 とされる。
イオン性あるいは分子性のフッ化物が知られているが分子性フッ化物は液体のものが多く、
常温で気体や固体のものも少数見られる。
イオン性のフッ化物でも一般に融点の低いものが多い。
イオン性のフッ化物の構成要素となる、フッ素原子が電子を1個得て単独でイオン化した陰イオン (F-) は
フッ化物イオンと呼ばれる。
フッ素イオンと言う名称は、現在推奨されていない。

ウラン235と238の分離・濃縮
安定同位体が18Fしか存在しないことからフッ化物はウラン235と238の混合物から、
核物質として有用なウラン235を分離・濃縮する際に用いられる

(すなわちフッ化物の式量差は結合している金属イオンの質量差のみに影響される。
Cl, Br等では安定同位体が相当量あるので不可能である)。
マンハッタン計画などにおいては原子爆弾製造のため
より効率的なフッ素製造法の発見・確立に力が注がれた。



歯磨剤
歯磨剤に含有されており、先進国では概ね90%以上の普及率となっている。
フッ素樹脂
一般的なポリマーは主に炭素と水素から構成されているが、
水素をフッ素に置き換えると全く性質の異なるポリマーが得られる。
代表的なフッ素化ポリマーであるポリテトラフルオロエチレン(PTFE、テフロン)は、
撥水性・耐薬品性・耐熱性などに優れた材料として広範囲に使用されている。
家庭ではフライパンの表面のコーティングに用いられている。
また、フッ素化ポリマーは近赤外領域の透過性が高いため、
光ファイバーの材料としても利用されつつある。
冷媒
フッ素の化合物の一種であるフロン(商品名フレオン)は冷媒として広く使われていた。
しかし、塩素原子を含む一部のフロンはオゾン層を破壊することが判明したため
塩素原子を含まない代替フロンやフロン以外の冷媒が使用されるようになった。
絶縁性気体
絶縁性気体としてフッ化物の六フッ化硫黄が使われる。
絶縁性能に優れ、主に容量の大きな電力機器で使われている。


吉川市フッ化物応用協議会
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目的
本市の公衆衛生を向上させるために、フッ化物の応用について検討するため、
吉川市フッ化物応用協議会(以下「協議会」という。)を設置する。
協議会は次の事務を所掌します
1.本市のフッ化物応用の推進に関すること
2.本市のフッ化物応用の啓発・普及に関すること
3.前2号に掲げるもののほか、フッ化物応用に関し必要なこと

ーーー

フッ素とフッ化物の基礎知識
(こちらにも詳しく書いてあります↑一部抜粋)

フッ化物の中毒
致死量:フッ素にして5~10mg/kg 
    だだし毒性効果は1mg/kg以下でも起こる。
    血中致死濃度:3mg/リットル
    フルオロ珪酸の致死量はフッ化物の場合と同じ。

毒性の性質:
フッ素とフッ化物はカルシウム代謝および酵素作用を阻害し、これによって直接、細胞毒として挙動する。
フッ化物はカルシウムと不溶性沈殿物を形成し、血漿中のカルシウム濃度を下げる

皮膚・粘膜への毒性:
フッ素、フッ化水素(フッ化水素酸)、およびほとんどのフッ素誘導体は組織の腐食剤である。
1~2%濃度の中性フッ化物は粘膜の炎症と壊死を引き起こす
死後には硬直が急速に起こり、
その病理所見は脳のうっ血と浮腫、肺水腫さらに肝と腎における変性である。

フッ化物の慢性中毒
1日あたり6mg以上のフッ素摂取はフッ素症を起こす。
症状は、体重減少、骨脆弱、貧血、脱力、関節の強直であり、
もし歯の形成期に暴露すると歯が褐色となる。
骨硬化と靭帯のカルシウム沈着。
フッ素を扱う作業従事者は6ケ月ごとに尿中のフッ化物を定量すべきである。
フッ素症の治療は暴露を受けぬようにすること。
関節強直が戻るまで、1年またはそれ以上、他所に移転して暴露を避けることが是非とも必要である。

化学物質としては毒であることに変わりはありません。
この点、塩素イオン、塩酸、食塩とは本質的に異なるのです。
では、毒性をおぎなってなお余りある利益がフッ化物にあるというのでしょうか。



ーーー


なぜ?????
毒物を水道水に混ぜる?
虫歯は自分で予防すればいいんじゃないですか?
虫歯予防は言い訳にすぎないという事はすぐにわかります。

あたりまえなことですが、水道水には、できるだけ余計なものは入れて欲しくない。

それに、調べてみたらとっても怪しい。
水道水からウランを分離したいんだろうか?なんて考えたくなった。
入れるとどこかが儲かるの?


戸張市長はフッ素関係のどこかの会社とか何かと、利権に絡んだりしているんじゃないでしょうか?
なんかウマイ話がなくちゃ、こんなこと普通考えませんよね?
そうじゃなきゃ、何で水道水に不純物を混ぜるのか、
私には理解できません。

これには絶対ウラがあると思います。

とっても怖いです。



私たちはボーっとしてたら大変なことになりますね。
いろんなところに気を配って見はっていなきゃ、どこに何を入れられるか、分かったもんじゃない。


自分の命は自分で守ろう(○`ε´○)ノ





虫歯予防“フッ素”の真実より
「フッ素が安全」でなければならない本当の理由
ジョージ・ウォルドボット博士のように、当時フッ素が人体に与える影響を科学的に研究し、
その危険性を訴える先駆者の意見はすべて弾圧されました。
さらには、変人やインチキ科学者のレッテルを貼られ、信用を失墜させられました。
そのため現在に至るまで、フッ素の危険性は一般の人々にまったく認識されていません。

また当時、フッ素が安全とされる、もうひとつ重要な理由がありました。
フッ素支持派の筆頭でもあり、広島に投下した原子爆弾を開発した
「マンハッタン・プロジェクト」の科学者であるハロルド・ホッジ博士
は、
予期される核実験反対や訴訟に備え、あらかじめウランやプルトニウムを人体に注射し、
その毒性を測る実験を指揮していました。

それと同時に核兵器の製造時に大量に使用し、排出されるフッ素ガスの毒性
一般大衆に察知されないように安全性をアピールしておく必要があったのです。
そのためにどうしても「フッ素は安全なもの」として
一般の人々のイメージに浸透させておく必要がありました。
こうしたことが、すべてからんでいるためにフッ素に関しての真実はいまだに隠蔽されたままなのです。


・フッ素を人類史上、初めて水道水に導入したのはナチス
強制収容所からユダヤ人が脱走しないようにフッ素入りの水を飲ませ、その意思をくじいてしまう事が目的
・フッ素が虫歯予防と関係ないことや児童の知能低下を引き起こす
安全とされる適量のフッ素を投与しただけで神経細胞から、
他の神経毒が引き起こすような多動性障害、記憶障害、知能障害の典型的な画像パターンが観測された
・フッ素は殺鼠剤の主原料としてよく用いられている
・フッ素は虫歯予防と関係ない


<沖縄の海が危ない>毒ガス化学兵器沖縄海洋投棄
「海に捨た鉄製の容器は50年経つと壊れ、ガスや化学兵器は今、毒が流れだそうとしている」

(より、一部抜粋)
ほかにもヒ素やフッ素などの有害物質が比較的高い濃度で検出されたことから、
枯れ葉剤に加えて「その他の有害物質による複合汚染である」と評価した。


「水で冷やすというやり方はそろそろ諦めるしかない」と私は思うようになりました。小出裕章氏8/23報道するラジオ「福島第一原発事故 汚染水の問題は」(文字起こし)

報道するラジオ「福島第一原発事故 汚染水の問題は」
小出裕章氏

2013年8月23日

今日は福島第一原発の汚染水を特集しますが、
まず今日の動きから千葉アナウンサーに伝えてもらいましょう



千葉:
それでは福島第一原発関連のニュースをお伝えいたします。
福島第一原発で汚染水漏れのトラブルが相次いでいる事態を受け、
原子力規制委員会は今日、現地調査を行いました。
福島第一原発では、今月19日
タンクからとしては過去最大となる300トン以上の汚染水が漏れていることが明らかになり、
一部は排水溝を通じて海へ流れ出た可能性があります。

さらに昨日、東京電力が同じ構造のタンクおよそ300基について総点検したところ、
別のエリアのタンクの周辺2カ所でも、非常に高い放射線量が測定されました。
タンクの底の部分で、1時間当たり100ミリシーベルトと、70ミリシーベルトだったという事で、
非常に高い数字です。

原子力規制委員会は今日現地調査を行い、
漏れたタンクなどを確認したほか、
地下水を通じて汚染水が漏れている海沿いで地下水のくみ上げ作業を視察しました。

また、1号機から4号機の建屋にたまった汚染水がどのように海側に流れているかを調べるため、
比較的構造が似ていて汚染が少ない5号機、6号機側の地下の構造を確認しました。

建屋の地下内は配管などを通す地下のトンネルがいたるところにあり、
こうした場所を通じて汚染水が海に漏れだしていると見られます。

現地調査を行った原子力規制委員会の更田豊志委員は
「漏えいを前提とした対策が取られていたとは思えない。点検がずさんだったと言わざるを得ない」
と話しました。

原子力規制委員会は今日の調査を踏まえ、
来週火曜日に具体的な対策について議論する予定ですが、
現場では今日も、今回漏れたものと同じ構造のタンクの建設が続いていたという事です。

タンクからの水漏れというのはこれでもう5回目なんですけれども、
水が増え続けているから、早く作れるこのタイプのタンクをつくり続けて、
汚染水を収容していくという事なんですね。



水野:
でも、このタイプのタンクは寿命が5年とか・・・と聞きますね。
仮設のものなんですね、あくまでも。

千葉:
そうなんです。
接続の部分がゴムでできていまして、まァ5年という事なんですけれども、
それでもとにかく早く作れるから作り続けるという状況だそうです。

水野:まだ2年と少ししか経っていませんのにね。

千葉:漏れてもいるんですけどね。

水野:
はい。
千葉アナウンサーがお伝えしました。
今福島第一原発で本当に何が起こっているのか?
今日は京都大学の小出裕章先生にも伺います。
また、海の状況についても伺っていこうと思っております。


03:44~
http://youtu.be/zRA0kZmdajA?t=3m44s


水野:
今日の特集「福島第一原発事故 汚染水をどうする」
今日は京都大学原子炉実験所助教、小出裕章さんとお電話を結びます。
小出さん今晩はどうぞよろしくお願いいたします。

平野:今晩はよろしくお願いします。

小出:はい、平野さんこんばんはよろしくお願いします。

水野:
多くのリスナーの方から小出さんのお話を伺いたいというお便りを頂いていました、
まずは
「東電は何であんなにウソをつくんでしょうか。
最初は汚染水が120リットルと言っていたのに、二日したら300トンですか!?」と。
昨夜になったら別のタンクからも漏れているっていう話ですね。
今何が起こっているのか、今日は教えていただきたいんですけれども、
まず、汚染水って、何でそんなに増え続けているんですか?

小出:
今、福島第一原子力発電所の中で、原子炉と私たちが呼んできたもの。
そこの炉心が溶けてしまっているという事が2011年3月11日から進行しているのですね。
で、炉心というところにはウランというものがあって、
それが核分裂をしてエネルギーを出して、それで発電をするという事をしてきました。
ウランという物質は地球上にどこにでもありますし、放射能を持った物質です。

みなさん、この地球という星が、単に私たちがこう、
表面で生活出来ていて、命の星だと思われていると思いますが、
地球の内部を考えてみると、ドロドロに溶けているのですね、今でも。
マグマというものがごく近くにあって、火山で噴出してくる訳ですし、
コアという部分はもう、全部が溶けてしまっているという、そういう星なんですね。
それはなんで溶け続けていられるか?というと、
ウランとか、トリウムとか、カリウムというものもありますけれども、
要するに放射能があって、それが熱を出しているからなんです。

ウランはもともと放射能を持っている物質で、生命体にとって危険なわけですけれども、
そのウランを核分裂させてしまうと、放射能の量が一気に1億倍に増えてしまうのです。
もう、モーレツな発熱体になってしまうという事になります。

2011年3月11日に地震と津波で襲われて、
福島第一原子力発電所はウランの核分裂反応自信は止めたのですけれども、
でも1億倍にも増えてしまった放射能がそこにあるが為に、
炉心でずーっと発熱を続けてしまう事になっていたのです。

ですから何とかそれを冷やさない限りはドロドロに溶けてしまうと。
それはもう宿命なのです。


水野:「今もずっと冷やし続けているんですか?」とリスナーが聞いて下さっていますが


小出:
そうです。
ですから、何が何でも冷やし続けなければ溶けてしまうという、
そういうものを相手に私たちは今戦っているのです。
2011年3月11日の事故が起きて以降、
とにかく大量に作ってしまった放射性物質が熱を出し続けていましたので、
まずは冷やして溶けないようにしなければいけないという事が起こりました。


水野:
ずーっと冷やし続けているんですね。
ただ、その汚染された水はですね、
東電は建屋でちゃんと回収して、それを放射性物質を除去して、もう一回格納容器に冷却水として使うから、
ぐるぐる回すので汚染水は増えないはずじゃなかったんですか?


小出:
東京電力の説明はそうでしたけれども、炉心を冷やそうとして水を外から入れているんですね。
そうすると、水が汚染する事自身は避けられません。
そして本来は炉心というものは原子炉圧力容器という圧力釜の中にあったのですが、
圧力釜自信ももう溶けて穴があいてしまっていますし、
その外側にあった、放射能を閉じ込める最後の防壁として設計された格納容器も、
もう多分そこいら中で穴があいてしまっていて、いくら水を入れても全部漏れてきてしまう。


水野:だだ漏れですね。

小出:
そうです。
それで、漏れてきたミスは何処へ行くかといえば、
原子炉建屋という、皆さんが写真で見る四角い建物ですね。
その建物の地下に溜まってしまったり、
あるいはそこと繋がっているタービン建屋という建物の地下に溜まってしまったり、
あるいはさらにその外側に、
トレンチとかピットとか立抗と呼ぶ地下のトンネルの様なものが張り巡らされているのですけれども、
そういうところにずーっと溜まってしまってきていたのです。

それは2011年3月の段階で「すでに10万トンも溜まっている」という状態になっていました。
4月の初めにその一部が、ピットというところがあって、
海に向かってジャージャーと滝のように汚染水が流れている事が目に見えたのです。
ご記憶の方もいらっしゃるかもしれませんが、
「これは大変だ」という事で、東京電力はそこを大変な苦闘をしながらふさいだのです。

ところがその塞いだ途端にマスコミの方々は、
「ああ、これで汚染水の漏れは防いだ」と思ったのかもしれませんが、
そんなことはあるどおりが無いのです。

コンクリートというのはもともと水を蓄える・漏らさないという力はありませんし、
福島第一原子力発電所の場合には大きな地震に襲われて、そこいら中にひび割れが生じているはずで、
目に見えなくても地下で汚染水はもうダダ漏れだったのです。

ですから、なにか今みなさんは汚染水問題が大変だと思われたようですし、
マスコミもここへ来て初めての様な顔をして、汚染水問題の事を報道しているわけですが、
もう2年半にわたってダダ漏れのままずーっと汚染水は漏れてきていたのです。


水野:
毎日汚染水は400トン増加しているという計算もありますよね、
ドラム缶2000本分です。

小出:
そうです。
それはあの、地下水というのはどこにでもあるわけで、
コンクリート構造物がひび割れている限りは、
中から外にも漏れるし、外から中にも入ってきてしまうという事は当たり前な事なのであって、
地下水がどんどん、どんどん中へ入ってきてしまいました。

だから「循環しています」と言っても、
外から中へ入ってくるものを考えれば、
どんどん、どんどん増えていってしまうという事になってきてしまったのです。


水野:
今回問題になっているタンクの水で言うと、
1リットル当たり8000万ベクレルだそうですが、
これはどれ位の危険のあるものなんでしょうか?


小出:
その8000万ベクレルの正体は、
私はストロンチウム90という放射性物質だと思います。

そのストロンチウム90という放射性物質を、もし、事故ではなくて、
たとえば私がいる京都大学原子炉実験所から外に流そうとすれば、
1リットル当たり30ベクレルを超えたらもう外へは流せません。

水野:1リットル当たり30ベクレルが限界、今回はその・・・え・・

小出:8000万ベクレルですから、ま、約300万倍という、

水野:300万倍。はぁ

小出:
もう、想像することも難しいほどの猛烈な汚染水というものが、タンクの中に溜まっているわけですし、
どんどん、どんどんそれが、毎日のようにたまってくるという状態になっているのです。


水野:
これ300トンで24兆ベクレルというふうに計算できるんですけど、
24兆ベクレルが流れ出しているというのは、どういう意味なんですか?

小出:
それもみなさん、24兆ベクレルと言っても全然実感が湧かないと思いますが、
24兆というのはですね、10を13回掛け合わせるというのが10兆という桁になります。

それで、広島の原爆がまき散らしたセシウム、あるいはストロンチウムというのは、
10を13回掛け合わせた量です。


水野:はぁ!

小出:
ですから今10を13回と私は言ったんですね。
24兆というのは。
ですから、ほとんど要するに
広島原爆がまき散らしたセシウム137あるいはストロンチウム90と同じようなものを
今、漏らしたという事ですね。

水野:はぁ。

小出:
それがただ300トンだと言っているだけであって、
福島第一原子力発電所の敷地の中にはもうすでに43万トンもの汚染水が溜まっているのです。


水野:43万トン溜まっているんですか!

小出:はい。

水野:はぁー

平野:これはもう、なんか一種の池とか沼のような状態ですね、全体を上から見たら。

小出:
はい。
もう、今私はもう、福島の敷地が放射能の沼のように思えてしまいます。

平野:これでもう、ここで作業すること自体がもう、…なんか危ういんですね、危ないですね。

小出:
そうです。
もう毎日現場で働いている作業員の方々が被ばくをしながら向き合って下さっているわけで、
本当に危うい状況だと私は思います。


水野:
1リットル当たり8000万ベクレルの汚染水の周りで作業したり、
たとえば手を突っ込んでしまったりしたら、どうなるぐらいのものですか?

小出:
それは状況によるのですけれども、
ストロンチウム90という放射性物質は、ベータ線という放射線しか出さないのです。
ですからタンクという鋼鉄の容器に入っている限りは大きな被ばくをしなくて済む
のですけれども、
それが漏れてきてしまって、地面の上に水たまりになってしまっているという事になりますと、
ベータ線もかなり空気中でも飛びますので被ばくをしてしまうという事になってしまいます。
で、もちろんそれを身体に付けてしまいますと、皮膚が被ばくをしてしまいますし、
作業員の方々は十分に注意をしながら作業をしてもらいたいと思います。


水野:これ水たまりに最初120リットルでしたでしょ?

小出:(笑)はい。

水野:それが、日があらたまったら、タンクの水位の低下から300トンという事に訂正されました。

小出:はい。

水野:
じゃあ、300トンから120リットルを引いたその差ですよね。
299トン880リッターっていうんですかね、kg。
これ、どこに行ったんですかね?


小出:
はい、堰に中に。
堰という、コンクリートでこぼれないようにしている構造物があるのですが、
その中に残っているというものもあると思いますし、
多分大部分はバルブから外に流れて地面に染み込んだんだと私は思っています。


水野:地面に染み込むとやがて海へ流れますよね

小出:
そうです。
先ほど平野さんも全体が沼のようになっているとおっしゃったけれども、
敷地全体が放射能で汚れた沼のような状態になってしまっていて、
そこにどんどん地下水が流れ込んでいる訳ですから、
もちろん海へ流れ込んで行ってしまうと思っています。


水野:
この問題についてはね、
タンカーを持ってくるべきだという事を、もう事故の直後から小出先生はおっしゃっていましたが、
これは何とも、動きませんでした。
で、今度は浄化装置のアルプスというものを動かすんだと、
こういう話もあったんですけれども、これもうまく動きませんね。

ん・・・

小出:そうです。

水野:
ただ、これからどうすれば、
この、タンクに入っている、やっと、ま、確保できた汚染水を外へ逃さないでいけるのか?
いかがでしょう?

小出:
わかりません。
今東京電力がやっているのは、
ひたすらタンクにためようとして、これまで40万トン分ぐらいのタンクをつくってきたのですけれども、
それも非常に応急的なタンクであって、溶接して作ったタンクではありません。
鋼板をただボルトでつないでですね、間にパッキンが入っているというような応急的なタンクですので、
ま、今もうすでに漏れてしまっているわけですし、
これからもどんどん漏れていくだろうと、私は思います。
そして今もどんどん汚染水が増えているわけですし、
東京電力は80万トン分までタンクを作ると言ってはいますけれども、
いずれにしても敷地には限界がありますので、
いつかは海へ流すことになってしまうと思います。


平野:規制委員会の田中委員長は、もうそうせざるを得ないみたいなニュアンスで話されていますよね。

小出:はいそうです。

平野:しかしそれでいいかどうかは大変疑問に思いますし、

小出:今までのようなやり方は決してやってはいけないと私は思います。

平野:
それと、地下水のバイパスを通す計画というのも、
敷地を通さずに地下水をいきなり、こう海へ流すみたいな計画もね、

水野:
あ、地下水が汚染される前に、先にそれをくみ上げて、海へ流そうという計画ですよね。
つまり、いままでお話ししていたタンクの中の水ではなくて、
他にも汚染水って、今お話しいただいたようにいろんな形であるわけですね。

小出:そうです。

水野:
地下水がどんどんどんどん、汚染をされてしまっている。
これは、今平野さんがおっしゃったこのやり方、汚染される前に海へ出すというのはどうなんですか?

小出:
汚染の現場に入る前の地下水を、
汚染をする前に海へ流すことは私はやるべきだと思います。
どうにも、もうこうなってしまった限りは、少しでも汚染を少なくするしかないわけですから、
それが本当にいいかどうかというのは疑問はありますけれども、
でも、やるべきだと思います。

水野:でも地下水というのは、全く汚染されていないところで

小出:
ではないですよね。
ですから、完璧に私がそれを支持するわけではありませんけれども、
本当にどうしていいのか分からないような困難な状況にありますので、
少しでも海へ汚染を流さないという方策は考えなければいけませんし、
私は、今この場所できちっとご説明できないと思いますが、
もう水で炉心を冷却するという事を止めなければいけないのではないかと思うようになりました。


水野:は?だって、水で炉心を冷却しなかったら、破局的な事になるんでしょ?

小出:
そうですね。
私もそう思ってきましたし、事故直後は海水でも良いし、海水もないなら泥水でもいいから、
「とにかく水を入れて冷やしてください」というように私は発言もしてきたのですけれども、
2年半たちまして、放射能自身も随分減衰というか、減ってきてくれていますし、
発熱量も減っていますので、
水以外の物質という事を考えて、
これ以上汚染水を増やさないという事を考える時に来たと私は思います。

平野:それはたとえばどういうものが想定されるんですか?

小出:
私は事故直後からヨーロッパの方々が忠告をしてくれたやり方なのですけれども、
最近はまた日本国内の方も私にそういう忠告をくださるようになりましたが、
「金属で冷やそう」という。

平野:金属

小出:
具体的には鉛とかですね、ビスマスとか、そういう重金属の類を、
多分溶けてしまって、どこかにあるだろうと思われている炉心のところに送ってですね、
その金属の、冷却材というか、熱伝導を使って炉心を冷やそうという、そういう発想があるのです。

それが本当にうまくいくかどうかという事も私は確信は持てないし、
これまでそんな事をやった試みも人類は経験したことが無いのですけれども、
「水というやり方はそろそろ諦めるしかない」と私は思うようになりました。


水野:これ以上汚染水を増やすわけにはいかないっていう事ですか

小出:と、思います。

水野:
これ以上汚染水が増えたらどうなると思いますか?
リスナーの方は、「もう収束作業ができなくなって、破局に至りませんか?」
って、聞いていらっしゃるんですけれども。

小出:
はい。
要するに、これまで日本の政府が福島第一原子力発電所の事故で、大気中に放出した放射性物質
セシウム137という放射性物質を尺度にしていますが、
168発分だと言ってきたんですね。
でも汚染水の中にはそれの10倍以上のものがもうあるのです。
それが今、海へ向かって流れようとしている訳ですから、
それを何とか防がなければいけないという事が、私たちのやるべき仕事なのです。

でもやろうとすると、敷地の中全体がもう放射能で汚れてしまっていますので、
その作業に携わって下さっている労働者の被ばくが毎日のように積み重なってきてしまっているのですね。
ですから、なんとかその労働者の被ばくも減らしながら、海へ汚染水を流さないという、
抜本的なというか、なにか別の方策を探さなければいけないのではないかと、私は思うようになりました。


平野:
それは、国が本当に取り組まなければだめなんですけど、
そういう気構えとか、現実的に体制とかそういうものが全く見えてこないですよね。

小出:多分ないと思います、今では。

平野:これはしかし、それを言い続ける、メディア含めてそれを言い続けるしかないんですけれども、

小出:はい、是非ともお願いしたいと思います。

平野:
現実的に学者のみなさんの知恵というものを集めて、その辺の対策を取るという事は、
現実的に出来ますかね?

小出:
ええ、出来ていないのですね。
残念ながらみなさんも原子力ムラという言葉を最近はよく使うようになってきていますけれども、
原子力の世界にいた人々というのは、
こんな事故がまさか起きるとは思っていなかったわけですし、
大きな油断の中でずっと原子力を進めてきてしまいました。
そして思ってもいなかった事故が起きてしまって、
今現在も本当にどういう方法が良いのかよく分からないというまま、一人一人の方々がいると思いますし、
知恵をきちっと集めて集約できるような組織すらがいま無いという状態なのです。


水野:
あの、東電が出すね、海への汚染水の流出を初めて認めたのって、ついこの間7月ですよね。
本当は何時から海へ流れ出ていたというふうに小出先生は見ていらっしゃいますか?

小出:2011年3月半ばからです。

水野:
3月半ば。
ということは3月11日の事故からもう何日か経ったらということですね。

小出:
そうです。
もう炉心が溶け落ちて、3月12日には1号機の原子炉建屋が爆発しているわけですが、
その時にはもう炉心が溶けている訳ですから、
その時から炉心を冷やした冷却水というか、汚染水がすでにもうあふれていたわけです。
で、3月末には敷地全体で10万トン分の汚染水が溜まっていて、
私はその段階で「タンカーで汲みだしてくれ」と言ったんですけれども、
やってもくれませんでしたし、
その時からずーーっと漏れています。

水野:
経産省はですね、1日300トンの汚染水が海に流出しているという計算をしていますし、
東電はですね、これまでのずーっと流出した放射性物質の量を
最大で30兆ベクレルというふうに計算しているんですよね。
で、この計算式を見ると、何時から漏れているかというと、
2011年5月からという計算なんですよ。
仮定が。
これ、どういうことなんですかね?


小出:
おかしいですよね。
もっと前から漏れているわけですし、仮定自身が私は成り立たないと思います。


水野:つまり30兆ベクレルをもっと超える量が流れ出ていると思われますか?

小出:はい。私は遥かに多いと思います。

水野:たとえばどれくらい?

小出:
すみません、数字では私は申し上げられないけれども、
30兆というのは10を13回掛けた桁です。
それで、大気中に出したのは10を16回掛けた桁だと日本国政府と東京電力が言っているのですけれども、
私は多分それに匹敵する位ではないかと思っています。

水野:ハァ~、桁が3つも違うという。

小出:そうです。

水野:とんでもないことになりますね。

小出:
もっとも、私自身もそれを証明できるデータを持っているわけではありませんし、
実際に環境の汚染がどれだけ生じているかという事も
未だにデータがあんまり整っていませんので何とも言えませんが、
(ためいき)ため息しか出ないというような事態に今なっていると思います。

水野:はい。
どうもありがとうとうございました。


番組の続きの文字起こしは ↓ こちら
「毎日海に流れている300tの内容がストロンチウムだと予想を超えていろいろ心配な事があります」
水口憲哉­教授8/23報道するラジオ「汚染水で海への影響は」(文字起こし)





<参考>
漏れすぎてて何が何だかʅ( ‾⊖◝)ʃワカラナーイ
汚染水漏れ関係の直近の報道
過去の汚染水漏れ
2011年事故直後の汚染水漏れ





漏れすぎてて何が何だかʅ( ‾⊖◝)ʃワカラナーイ

「汚染水」で検索すると、数多くのニュースが出てくる。
その内容が様々なようで、何がなんだかわからなくなってきた。
巨大な丸いタンクから直接漏れる汚染水。
地下水に混ざって海へ流れている汚染水。


福島第1原発:汚染水流出 トレンチから直接流出か 
海へ推計30兆ベクレル

毎日新聞 2013年08月22日 東京夕刊

東京電力福島第1原発で地下水を通じて放射性汚染水が海へ流出している問題で、
東電は21日、2、3号機のトレンチ(配管などが通る地下トンネル)に事故直後にたまった高濃度汚染水が、
海に直接漏れている可能性が高いと発表した
これまで海に漏れた放射性物質の総量は、
ストロンチウム90で最大10兆ベクレル、セシウム137で同20兆ベクレルと推計した。

合計すると最大30兆ベクレルとなり、
通常運転時の年間海洋放出基準(年間2200億ベクレル)100倍を超える
東電が、事故直後の2011年5月から漏れ続けていると仮定し、
原発の港湾内の放射性物質の濃度から試算した。

東電はこれまで、汚染された地下水が流出していると説明してきた。
しかし、汚染地下水だけではこれほど大量の放射性物質は説明が付かず、
2、3号機のトレンチにたまった高濃度汚染水が、底部の砕石層などを通じて直接、
海に漏れ出ている
と推定している。

東電は、流出源となっているトレンチ内の高濃度汚染水をポンプで吸い上げ、
水処理施設を経由させてセシウムなどの放射性物質を除去することを計画している。
処理した後は陸上でタンクで保管するという。

東電は今月2日、
トリチウム(三重水素)が地下水に混じって最大40兆ベクレル海へ流出したとの試算を公表している。
【岡田英】




2タンク 過去に水漏れおそれ
NHK 8月22日 18時55分

福島第一原子力発電所で山側にあるタンクから汚染水が漏れ出した問題で、
東京電力が同じ構造のほかのタンクを点検したところ、
2つのタンクの表面の一部で、高い放射線量が観測され、
過去に水漏れがあったおそれがあるとして調べています。


福島第一原発では今月19日、
4号機の山側にあるタンクから、
高濃度の放射性物質を含む汚染水300トン余りが漏れていたのが分かり、
海につながる側溝を通じて、原発の専用港の外の海に流出したおそれも出ています。

東京電力は同じように鋼鉄製の板をボルトでつなぎ合わせたタンクのうち、
高濃度の汚染水を入れたおよそ300基について、異常がないか目視の点検や放射線量の測定を行っています。

その結果、3号機の山側にある2つのタンクの表面で、
それぞれ、1時間あたり、100ミリシーベルトと70ミリシーベルト
放射線量が高い部分が見つかったということです。

いずれも鋼鉄製の板の継ぎ目の部分で表面は乾いていて、水漏れは確認されず、
タンク内の水位にも異常はないということですが、
過去に水漏れがあったおそれがあるとして、東京電力は周辺の放射線量や原因を調べています。

一方、300トン余りの水漏れが見つかったタンクについては、
21日までに、残るおよそ700トンの汚染水を別のタンクに移し終え、
東京電力は、除染をしたうえで、鋼鉄製の板の継ぎ目やタンクの底の状態などを詳しく調べ
原因の特定を急ぐことにしています。 


福島第1原発汚染水漏えい問題 汚染水が海へ流出した可能性
FNN 08/22 06:22

福島第1原発のタンクから、およそ300トンの汚染水が漏えいした問題で、
漏えいした汚染水が海へ流出した可能性が出てきた。
この問題は、福島第1原発のタンクから、汚染水がおよそ300トン漏えいし、
そのほとんどが周辺の土壌にしみこんだもの。

これを受けて、東京電力は、漏えいしたタンクの周辺を調べたところ、
側溝の中に水が流れたようなあとがあり、測定したところ、最大毎時6ミリシーベルト(mSv)と、
周辺よりも高い線量だったことを明らかにした。

側溝は、直接海に通じていて、東京電力は、漏えいした汚染水が側溝に流れ込んだとともに、
そのまま汚染水が海へ流出した可能性を否定できないと発表した。


一方、原子炉建屋の海側で、汚染された地下水が海に漏えいしている問題で、
東京電力は、事故直後からおよそ2年間で、
セシウム137が、最大で20兆ベクレル(Bq)、ストロンチウムが最大で10兆ベクレル、
海に流出したとする試算結果を公表した。
これは、保安規定で定められた年間の管理目標値の100倍以上にあたる。



タンクに残る汚染水 移送終了
NHK 8月22日 12時4分


福島第一原子力発電所で、山側にあるタンクから周辺の敷地に汚染水が漏れ出した問題で、
東京電力は、水漏れが起きたタンクに残っていた汚染水の移送を終え、
原因の特定を急ぐとともに、同じ構造のほかのタンクに水漏れがないか、22日午前から点検を始めました。

福島第一原発では、今月19日、4号機の山側にあるタンクから、
高濃度の放射性物質を含む汚染水300トン余りが漏れ出し、
海につながる側溝を通じて、原発の専用港の外の海に流出しているおそれがでています。

問題のタンクからは、その後も汚染水が漏れ続けていたことから、
東京電力は、残っていたおよそ700トンの汚染水を別のタンクに移す作業を進め、
21日夜9時すぎに終えました。

水漏れは長期間にわたり続いていた可能性がありますが、漏れた場所などは分かっておらず
東京電力は、鋼鉄製の板の継ぎ目やタンクの底の状態などを詳しく調べ、原因の特定を急ぐことにしています。

ただ、タンク内の放射線量が高いため、除染や調査の方法を検討する必要があり、
タンク内を本格的に調べるのは、来週になる見通しだということです。


同じように、鋼鉄製の板をボルトでつなぎ合わせるタイプのタンクは、敷地内におよそ350基あり、
東京電力はこれらにも異常がないか、22日午前から、
目視の点検や、タンクを囲むせきの周辺の放射線量の測定を始め、23日にもすべて終えたいとしています。



福島原発の汚染水、地下水に混入懸念 海洋放出計画に影
日本経済新聞 2013/8/21 23:02

東京電力福島第1原子力発電所の敷地内のタンクから漏れた汚染水地下水にも悪影響を及ぼす可能性が出てきた。
原子力規制委員会の有識者会合は21日、汚染水の一部が地下水と混じる恐れがあると指摘した。
地下水が汚染されれば、政府や東電が目指してきた地下水の海洋放出の計画は抜本的な見直しを迫られる。

東電は21日、タンクの水位が20日朝から夕までに5センチ下がり、約5トン分が流出したと発表した。
20日に漏洩が分かった約300トンに上る高濃度の汚染水は、タンクの底部などから徐々に漏れ出たとみられる。

規制委はタンクを設置したコンクリート基礎部にひび割れがあり、
漏れた汚染水の一部が地下に染み込んでいたと推定。
一方、タンクの周囲には地下水を海洋放出する「地下水バイパス計画」に基づく井戸がある。


21日の会合で産業技術総合研究所地質調査総合センターの安原正也主任研究員は、
汚染が地下に広がれば「バイパス計画が破綻しかねない」と主張した。
計画は原子炉の建屋に1日400トン流れ込む地下水をくみ上げ、管理する水の量を減らすのが目的だった。

規制委の更田豊志委員は「他のタンクにも疑いを持たざるを得ない」と指摘。
約300基ある同型タンクの汚染水を速やかに別の場所へ移すよう指示した。
田中俊一委員長は「お化け屋敷みたいに次から次へといろいろなことが起こる」と懸念を示した。

一方、規制委の事務局である原子力規制庁は21日、
汚染水漏れについて国際的な事故評価尺度の暫定評価を8段階の下から2番目のレベル1から、
4番目で「重大な異常事象」を示すレベル3に上げる案を示した。

田中委員長は決定を保留した。
問題が起きるたびに「(レベル)2だ3だとやっていくのは必ずしも適切ではない」と語り、
評価尺度を運用している国際原子力機関(IAEA)と慎重に協議する考えを示した。



福島第1原発 汚染水タンク350個が全滅危機
ゲンダイネット2013年8月21日 掲載

どうしたらこうなるのか。
東京電力は福島第1原発のタンクから漏れた放射能汚染水の量を当初
「少なくとも120リットル」と推定していたのに、20日になって「300トンに達する」と変更した。
一気に2500倍に増えたことに絶句だが、汚染水の漏出量はこんなものでは済まない。

東電はダダ漏れになっていた地下貯水槽の汚染水を、6月上旬までに地上タンクに移し替えた。
タンクは直径12メートル、高さ11メートルの円柱状で、容量は約1000トン。
漏れた300トンは大体、25メートルプール1つ分だ。

実はこのタンクは当初から“ヤバイ”と指摘されていた。
部材を溶接ではなく、ボルトでつないで組み立てる構造のため、
ボルトが緩んだり、止水用パッキンが劣化すると、汚染水が漏洩するんじゃないかと懸念されていたのだ。

「過去に4回、タンクから汚染水漏れが起きていて、いずれもつなぎ目部分から見つかっています。
今回はまだどこから漏れたか分かりませんが、恐らく、つなぎ目に原因があるのでしょう」
(ジャーナリスト・横田一氏)

東電によると、パッキンの耐用年数は5年ほど。
交換するにはタンクそのものを解体しなければならないが、漏洩が見つかるたびに解体するのは非現実的だ。
外側から止水材を塗るなど、その場しのぎの対応に追われることになりそうだ。

問題はボルトとパッキンだけではない。
タンクが“鋼鉄製”なのも大きな懸念材料という。
日本環境学会顧問・元会長で元大阪市立大学大学院教授(環境政策論)の畑明郎氏が言う。

「汚染水は原子炉冷却に使われた水で、当初の海水冷却により塩分を含むものです。
鋼鉄製のタンクは錆びやすく、腐食して穴が開き、漏れた可能性があります。
安全性を考えるのであれば、東電は鋼鉄製ではなくステンレス製のタンクにすべきでした

<錆びて腐食、止水用パッキンの寿命はたった5年>

東電がそうしなかったのは、鋼鉄製の方がコストがかからないからだ。
さらに言うと、溶接型ではなくボルト型にしたのも、短時間で増設できるから。
いかにも東電らしいドロナワ対応といえるが、このボルト式の同型のタンクは敷地内に350個もある。
もし、今回と同じ300トンの汚染水がすべてのタンクから漏れ始めたら、
10万トンではきかない計算になるから、考えるだけでもゾッとする。

しかも、汚染水は1日400トンのペースで増え続けていて、
東電は現在貯蔵可能な約39万トン分のタンクの容量を2016年度までに80万トン分まで増やす計画だ。
 
一方で安普請のタンクからの汚染水漏れの手当ても同時にやらなければならない。

今回の汚染水からは、法令で放出が認められる基準(1リットルあたり30ベクレル)の
数百万倍に達する8000万ベクレルの放射性ストロンチウムが検出された。
300トン分で約24兆ベクレルである。

はっきり言って東電は終わっている。



ーーー
巨大な丸いタンクから漏れている汚染水
<レベル3>田中委員長
「お化け屋敷みたいに次から次といろんな事が起こりますよ。
全ての責任を持ってこられても、これは限界があるんですよ」8/21(会見一部書き出し)



地下水に混ざって流れ出ている汚染水
福一汚染水問題分かりやすく解説
「原発が地下水に浸かって浮力で浮くので、事故前から地下水を一日850トン汲みだしていた」
8/14FFTV阪上武さん(内容書き出し)


<海へ毎日汚染水300トン流出>
「本当に重大な発表であると同時に一刻を争う問題だという事を改めて胸に刻む必要があります」
8/8モーニングバード(内容書き出し)


遮水壁 両刃の剣 建屋から逆流の恐れ

<それは平常時放出量の半分以下>
2011年5月~2013年7月までに出たとされるトリチウムの量は最低で10兆ベクレル。
8/2(東京電力記者会見文字起こし)


「ガラスの壁の上段を超えて水が外側に出ている可能性については否定できない」
8/2東京電力記者会見(内容書き出し)


「この100mの範囲からおよそ400トン日量で出るであろう」
8/2(東京電力記者会見文字起こし)


「地下水は山から海へ流れると普通は考えるが、ずっと調べてきた人たちの意見はそうじゃない」
広瀬隆氏(文字起こし)


<福島第一原発汚染水>2年以上ずーと毎日地下水400トン海へ

井戸と海水の放射性物質―"事故後最高"記録更新中!!ー東京電力福島第一原子力発電所

<高濃度汚染水海へ流出>
「『四方を囲うと地下水がコントロールできないから』とおっしゃっている東京電力は、
いま全くコントロール出来てないじゃないですか」8/1そもそも総研(内容書き出し)


<海洋汚染>
「一応気になるので確認しますが、 選挙が終わった翌日に出てきたのはどういうことでしょうか?」
テレビ朝日松井記者7/22東京電力記者会見(動画&文字起こし)


<福一・海洋汚染>
選挙終了待ち~東電半年分のデータを一気に公開7/23モーニングバード(内容書き出し)


井戸と海水の放射性物質―"事故後最高"記録更新中!!ー東京電力福島第一原子力発電所

普通に漏れて当たり前のタンクに見えるけど・・・、

海へ流したい東電
東京電力「汚染される前に」 福島第一原発・・・地下水を海へ 報道ステーション5/8(内容書き出し)

<福島第一原発>
地下水5月にも海へ計画放出・汚染水移送で放射線量8倍!7・8ミリ・シーベルト/年に!
・シラス漁を再開茨城北部3漁協


太平洋は誰のもの?地元の漁民のものなの??東電汚染水放出「地元の了承」

東京電力 汚染水濃度下げ海に放出 !!!


穴を掘ったプールから漏れた汚染水
「作業員『汚染水は浴びたくない』・
モニタリングポスト数値半分」武藤類子さん4/21郡山(内容書き出し)

この間水漏れ事件というのが起きましたよね。
私たちも本当にビックリしましたけれども、
あの穴を掘ったところに3層のシートを敷いて、そこに汚染水を入れていた。
しかも本当はストロンチウムを除去するべきそうだったんですけれども、
それが除去されないままにそこに入っていたという事があったんだそうなんですね。
で、その汚染水の事が出てきてからですね、
ここで働いている人達は、みんなその汚染水を浴びるという事にとても危機感を感じて、
辞めている人が沢山いるという事なんですね。

<汚染水漏れ>東電の「1枚増やせばいいんじゃね?」的思考回路

報道するラジオ 「小出裕章さんに聞く汚染水漏れ」 4/12(文字起こし)

漏れないプールはあるのか?
入れれば漏れる汚染水&読売新聞エライ!7100億ベクレル→35兆ベクレル


新たに別の池も!収束後最悪の漏れ「漏れて当たり前の構造に見える汚染水の池」

福島第一原発汚染水漏れを読み解く4/6デモクラTV(文字起こし)


その他の漏れ
<福島第一原子力発電所>
漏えい・落下・火災&作業員身体汚染・怪我・入院・死亡・など東京電力(2013年1月~まとめ)



2012年
福島第一原発4号機・白煙と汚染水漏出8/14

たねまきJ「藤村官房長官発言・福島第一高濃度ストロンチウム汚染水漏れ・リスナーの質問」
小出裕章氏(内容書き出し・参考あり)4/5

福島第一で汚染水12トン漏れ…海に大半流出か
読売新聞 2012年4月5日

2011年
海水の濃度基準の1,000,000倍の汚染水が漏れた12/4福島第一原発

たねまきJ「ホットスポット・内部被ばく・ストレステスト・原子力発電コスト・建屋に地下水」
小出裕章氏(内容書き出し・参考あり)10/25



事故直後から海へ
福島第一原子力発電所2011年3月11日~6月6日の事故の経過、時系列、履歴より
<汚染水漏れに関する部分抜粋>

3月26日
14:30  1号機南放水口付近から炉規制告示濃度限度の1850倍のヨウ素131検出
3月27日
2号機TB地下溜まり水から1000ミリシーベルト/h超の放射線検知
15:30  1~3号機TB(タービン)のトレンチ立て坑に水溜まり確認
3月28日
敷地内5地点で21日と22日に採取した土壌分析の結果
プルトニウム238,239、240を検出
5地点のうち2か所は事故由来の可能性と発表
11:15  2号機のTB地下1階で 通常の原子炉水の十万倍の放射能濃度の水が存在して
       格納容器の水が何らかの経路で流出と推定
3月29日
南放水口で29日1355採取の海水から 基準の3355倍の放射性ヨウ素(I-131)検出
ー格納容器の下に穴があいているようなイメージ(東京電力)ー
3月31日
1号機地下水から通常の約一万倍のヨウ素131検出
4月2日
09:30  2号機、取水口付近の電源ケーブルピット内に1000ミリシーベルト/hの溜まり水確認。
ピット脇の亀裂から海に流出。
ピット内の放射性核種は測定・分析中
4月3日
13:47~ 2号機取水口ピットからの流出
高分子吸収材、おがくず、新聞紙で止水作業(~14:30)
4月4日
19:03  集中廃棄物処理施設内の低レベル溶留水の放水口南側海域への放出(総放出量約9.0701)
21:00  5,6号機サブドレンピットにある低レベル地下水を放水口経由で海へ放出開始
4月5日
15:07  2号機取水口付近のピット側面のコンクリート部分からの漏水。ピット周辺に穴を開け凝固剤を注入




4.「これほどおかしなことが行われている。みんな狂っています」吉原毅氏(城南信用金庫理事長)8/6 未来への福島、そして脱原発(内容書き出し)

2013/08/06
シンポジウム「未来への福島、そして脱原発」


Video streaming by Ustream

出演:坂本龍一 / 桜井 南相馬市長 / YAE / 吉原毅 城南信用金庫理事長 / 藤波心 / 広瀬隆 / スイスより政治家を含む60人の福島視察団 / (財)グリーンクロスジャパン&スイス /

1:19:44

みなさんこんにちは。
大勢の方々に来ていただきました本当にありがとうございます。
本日は広瀬先生、そして市長と、本当に深刻なお話を頂きまして、
私も言葉を失うような気持でございます。
そしてまた今日はスイスからグリーンクロスの皆様、
大勢お越しいただきましてありがとうございます。
この福島の現実、そして日本の状況をですね、是非皆さんと一緒に質疑応答しながら、
みんなでこれをどうやって解決していけばいいか考えていければと思います。

私はお二人のお話を聞いておりまして、「誰が悪いんだ」という事を言いだすときりがない。
でも私は思うんです。
これほどにおかしなことが行われている事、
あの聡明なエリートであるはずの政府の方々、そしてお役所の方々、学者の方々、
みんなですね、狂ってます


2013081812.jpg


ハッキリ言って狂っています。

こんなの誰が考えたっておかしい事だっていうのは、
今日の広瀬先生のお話を聞けば絶対にわかるはずです。
まして、今市長からもお話がありましたけれども、
こんなことが将来の日本の子どもたち、
そしてこの今の日本をつくって下さったご先祖様に対して恥ずかしい、顔向けならないという事はですね、
まともな常識ある人間ならだれでも考えます


これが、さっきドイツのビデオでもありましたけれども、
サステイナブル((環境的に)持続可能)、倫理的に正しい。
エシックス(倫理)、そういった問題って何か?持続可能性という事、つまり倫理性という事なんですね。
ご先祖様から受け継いで、それを子どもたちにちゃんと後を引き継いでいく。
こういうことが道徳的な事なんです。
そしてそれが経済よりももっと優先されるべき事なんです。
そういう事が分かっていない。


でも、もうひとつ問題、経済的にも全く正しくないんです。
それはさっき広瀬先生がおっしゃっていました。

こんなことは実はみんなは分かっているんです。
私は経済学部卒業で、私の先生は慶応義塾大学の名誉教授で、
日本の歴代自民党政権のブレーンを努めていらっしゃいました加藤寛(かとう ひろし)先生です。

加藤先生だけではなくて、経済学者、マルクス経済なら、
近代経済だったらケインズ派からいろんな方がいらっしゃいますけれども、
まともな経済学者ほとんどの方がみんな原発は反対です。

つまり、経済の専門家である、まさに経済学者の方々は、
この原発が止まらない理由がひとえに経済問題ではなくて、
権力の癒着の問題だという事が分かっているんです。


これを経済学では「独占の問題」もしくは、
公共選択論という学問では専門にこれを研究していますけれども、
「政官財のトライアングル」という言葉で言っています。

しかし、政官財。
政治家、それから官僚、そして財界だけじゃないですね。
今回はそれにマスコミと、それから学会。特に自然科学、物理学会。
こういったものが全部お金に取り込まれています。


これがお金に取り込まれてみんなで、自分の目先の利益に追われている。
こういう状況があります。

そのバックには何があるか?って私は思うんですけれども、
お金に目を奪われた現代の日本社会というものがあると思います。

それが、自分さえよければ。
自分の生活さえよければ。
自分の出世のために組織で働き、そして自分の保身を取り、そして自分の評価と。
自分がいい目を見るために仕事をするようなそういう風潮。
これが世の中の企業は当たり前だとみんな思っていて、疑問に思わない。
それが今度は官庁へ行って官僚主義を生む。
み―んな、サラリーマン主義になっているんですね。

自分さえよければ。
これが今、丸の内・霞が関、みんな巣食っています。

これが根本の問題なんです。

それは我々が日々、自分の生き方、生活が狂っているからじゃないでしょうか?
そういう事を言い暮らして、
「だってしょうがない」
そういう事を言って、今自分のことで精いっぱい、いい暮らしがしたい、豊かな暮らしがしたい、
そんな事を言って戦後やってきた方向が、本当に正しかったのか?
そんな気さえしないではありません。

2013081813.jpg

その結果私たちは大切な日本の故郷を失っているんです。
そういった甚大な問題があるにもかかわらず、だれも責任を取ろうとしない。
無責任社会です。
こういった問題はどこに原因があるか?
これはこの間私は本に書いたんですが、全てはお金の弊害だと思います。

お金というのは人の心を狂わせ暴走させる
これは私ども城南信用金庫の第3代理事長である小原鐵五郎(おばら てつごろう)が言っていました。

お金は麻薬だ。
だから、お金は人の心を狂わし暴走させるんだから、
金融機関はよっぽど心してそういう事が起こらないように、
みんなが健全で幸せな社会をつくる。

そういうためにお金をご融資して利用していただかなければいけない。

という事を言っていました。
これはイギリスから伝わった、大切な金融の哲学です。

ところがそういった考えがどんどん、どんどん失われた現代社会になっています。
それが今の状況になっている。

私はこの1年間、2年間、ずっと活動してきて分かりました。
マスコミの方々、いろんな方々とお話ししてても分かりました。
全部自分の立場、出世、お金。
官僚の方々もそうです。
一人一人はみんなわかるんです。
財界の方で言われる方も、結局自分のところで赤字にするわけにいかない。
だから嘘で固める。
もう、嘘を平気で言えるような人たちが、日本の中枢を占めているんです。


それで、毎日新聞を見ていると嫌になっちゃいますよね。
もう本当に気が狂ってしまいそうな思いですけれども、
こういう事が起きているのは日本だけではないかもしれません。
その辺もぜひ後でお聞きしたいんですけれども、
私たちは本当の日本を指導していかれるエリートの方々に是非目を覚ましていただきたいんです。
今日も復興大臣に来ていただきましたけれども、安倍首相もそうです。
いろんな政治家の方々、今、日本の、
「日本を取り戻す」って安倍さんはおっしゃっていました。
是非取り戻していただきたい。
日本の伝統を、日本の良さを本当に取り戻したいとおっしゃるならば、
いま原発なんて動かすのは愚の骨頂ですよね。


なんでわかんないんだろう?

今回、参議院選挙がありまして、
東京では自民党・民主党・公明党、みんな有能な政治家がいっぱいいます。
とっても無理だと思っていたら、山本太郎さんが入りました。
奇跡です。
みんなやっぱり山本さんに期待しているんですね。
本当は3人入って欲しかったんですけれども、
でも山本さんからメッセージを頂いています。

去年からいろいろと私も一緒にお仕事させていただいていますけれども、
みなさんと離れているけれども心は一緒です。
ぜひみなさんに熱烈なラブコールを送ります。
みんなで一緒に頑張りましょう。

メッセージを頂きました。

それからこれはですね、やっぱり参議院選挙で落っこっちゃいましたけれど、
ロックミュージシャンで、若者の心を捉えて、沖縄の方から頑張っていた三宅洋平さん。
今日、本当は来ていただく予定だったんですけど、ちょっと体調不良で申し訳ない。

せっかくの機会を頂きながら欠席なんて申し訳ない。
多くの方と力を合わせて日本をよくしていきましょう。
広島に原爆が落とされた日。
平和を祈って行動する。

こういうメッセージもいただいています。

こういういろんな動きがあります。
財界もみんな・・・私は分かります、メガバンクとの取引もあります。
メガバンクはいっぱいお金を貸しているから不良債権になるのが嫌なのはわかりますけども、
これは不良債権なんですから、諦めて償却するしかないんです。

大丈夫です。
メガバンクは力がありますから、メガバンクを潰すはずがありません。
前に、あんなに多赤字があってもですね、日本はちゃんと公的資金で支えるんです。
だから、貯金が戻ってこなくなるなんていう事は絶対にあり得ません。
だから大丈夫なんです。

大企業の方は是非そういう点で目を覚ましていただきたい。

それからですね、中小企業の方はみんなハートがあります。
なぜか?
自分たちの財産かけて、命をかけてやってきています。
ですからみんな「世のため人のために貢献したい」という中小企業の方々はいっぱいいらっしゃいます。

その代表的な方として“鈴廣かまぼこ”の鈴木さんが始められまして、1年前。
「エネルギーから経営を考えるネットワーク」
いま、数100社の方々が全国で加盟して、
自分たちで電力をつくっていこうという運動をはじめています。
いろんな方々がみんなハートを持って動いていらっしゃいます。
みんなで力を合わせてですね、やっていきたい。

安倍さんが、自民党が支持を受けたのは経済の点です。
わたしも、金融経済政策は間違いじゃないと思います。
正しいと思います。
ただ、原発を開放するという事で選挙に勝ったんじゃないっていう事は
自民党だってわかっているはずです。
ですから私たちは「それだけはね」という事だけはですね、
みんなで一致して言い続ける事が大事だと思います。
今日はよろしくお願いいたします。

1:28:49






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【内容情報】
信用金庫は小規模な銀行と思われがちだ。
しかし、その歴史を紐解くと、お金のもたらす弊害を防ぎ、人の暮らしや地域を豊かにする崇高な理念が浮かぶ。
市場や金融が力をもち、経済格差が拡大する現在、信用金庫だからこそできることがある。
3・11以降、脱原発へ向けた取り組みなどで注目を集める城南信用金庫の理事長が、
信用金庫の意義と未来を語る。

【目次】
はじめに 信用金庫とは
第1章 お金が暴走する時代に
第2章 株式会社に欠けているものー協同組合運動の意義
第3章 お金の弊害にどう対抗するか
第4章 効率だけでは企業は成り立たない
第5章 原発に頼らない社会に向けて
おわりに 信用金庫の原点に戻って

【著者情報】
吉原毅(ヨシワラツヨシ)
1955年東京都生まれ。1977年慶應義塾大学経済学部卒業。同年城南信用金庫入職。
1983年企画部配属。1992年理事・企画部長。1996年常務理事。
2000年専務理事。2006年副理事長。
2010年11月理事長就任後、協同組織としての原点回帰の方針を打ち出し、
理事長の年収を支店長以下の1200万円に抑え、
任期を理事長・会長の通算で最長4年、定年を60歳とするなど、
コーポレートガバナンスを目的とした異色の改革を断行
(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)




企業として「脱原発」をかかげるにいたった信念や、実際に取り組んできた試みを紹介。
さらにいきづまった日本の経済や社会とお金の関わりまでを考える。

【目次】(「BOOK」データベースより)
はじめに 全原発が停止しても、問題は何も起きなかった
第1章 金融機関が脱原発?
第2章 原発を止めるための第一歩
第3章 脱原発と脱拝金主義
第4章 Q&A質疑応答





未来への福島、そして脱原発2013年8月6日 文字起こしのブログ↓
1.原発をどうやって止めるか
「私は多分招かざる客だと思いますが…」広瀬隆8/6 未来への福島、そして脱原発(内容書き出し)


2.原発をどうやって止めるか
「 ゴーストタウン・福島の汚染地帯」広瀬隆8/6 未来への福島、そして脱原発(内容書き出し)


3.「私は逃げた事がありません。1日も役所を閉鎖することがありませんでした」
桜井勝延南相馬市長8/6 未来への福島、そして脱原発(内容書き出し)


4.「これほどおかしなことが行われている。みんな狂っています」
吉原毅氏(城南信用金庫理事長)8/6 未来への福島、そして脱原発(内容書き出し)


5.「あれと同じものがまだ50基、事故が起きるのを待っているかのように日本中にある」
坂本龍一・藤波心8/6 未来への福島、そして脱原発(内容書き出し)


6.藤波「同世代の関心というのはすごい、薄い」・
吉原「TPPは“のび太・ジャイアン式システム”」8/6 未来への福島、そして脱原発(内容書き出し)






続きを読む

<レベル3>田中委員長「お化け屋敷みたいに次から次といろんな事が起こりますよ。全ての責任を持ってこられても、これは限界があるんですよ」8/21(会見一部書き出し)

タンク汚染水漏れ レベル3に引き上げへ 規制委、評価見直し
東京新聞 2013年8月21日 夕刊

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東京電力福島第一原発のタンクから三百トン(東電の推計)の高濃度汚染水が漏れた問題で、
原子力規制委員会は21日の定例会で、
国際的な事故評価尺度で下から二番目のレベル1としていた暫定評価を、
レベル3に二段階引き上げる可能性があるとの見解を示した。

規制委は、汚染水にベータ線を出す放射性ストロンチウム90(法定基準は一リットル当たり30ベクレル)
などが一リットル当たり8000万ベクレルと、
放出が認められる濃度限度の数百万倍に達する極めて高い濃度であり、
三百トンの漏出量から数千テラベクレル規模(テラは一兆)の漏出があると推定。
規制委事務局は放射線の管理上、レベル3の重大な汚染に相当するとしている。

汚染水漏れが発覚した十九日の段階では、漏れた汚染水の量がはっきりしなかったため、
規制委は暫定的にレベル1と評価していた。
その後、東電が漏れた量を三百トンと推定したことから、評価を見直すことにした。

ただし、国際基準は通常の原発での事故を評価対象にしている。
すでに福島第一原発事故自体は最悪のレベル7と認定されており、
それに関連して起きた今回のタンク事故を個別に評価することが適切なのか、
基準を所管する国際原子力機関(IAEA)に確認するとしている。

国内でのレベル3事故は、1997年に起きた動力炉・核燃料開発事業団(当時)
東海アスファルト固化処理施設爆発事故がある。

国際評価尺度(INES) 
原発など原子力施設で発生したトラブルの規模や深刻度を示す世界共通の物差し。
国際原子力機関(IAEA)などが設定した。レベル1~3は「異常な事象」、
レベル4~7は「事故」に区分。
評価基準は施設内の汚染度合いや安全設備の状態などで、
レベル2は相当量の汚染、安全設備の重大な欠陥などが該当し、
レベル3は数千テラベクレルの放射能の放出、安全設備が残されていない事故寸前の状態などが該当する。
最終的な判断は、IAEAに意見を聞く場合もあるが、各国の規制機関が評価する。




原子力規制委員会 定例記者会見 (平成25年8月21日)
田中俊一委員長

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文字起こし部分のYoutube↓(原子力規制委員会)
http://youtu.be/i2zg3lCBySA?t=3m52s

レベル3の意味
2013082113.jpg
テレビ朝日村田:
分かりました、もうひとつだけ。
今日のこの議題の報告の中で、規制庁が試みに評価したものでレベル3、
数評価のレベル3という評価自体について、更田委員から疑問の声が出ています。
つまりレベル7の事故を超した施設で、
それが終わってレベル7という話ではないという表現をされましたけれども、
4:30
このレベル3という事自体を目にしたり聞くと、我々はそれを大変な事だと、
重大な異常事象だという形で報じてしまいますけれども

これについて委員長はどういう受け止め方をするのが正しいのか教えて下さい。


田中委員長:
えーっと、INES(アイネス)の趣旨をどうとらえるか?という事かと思うんですが、
INESというのがIAEAで国際的な取り決めが出来たのは、
チェルノブイリみたいに国境をまたがるような事故が起きた時に、
「隣の国でなにが起きたか、どの程度の事故が起きたか分からない」
という事があると困るということもあって、
アイネスにレベル2以上は国際IAEAを通して加盟国にするように、
ま、そういう仕組みが出来あがったわけですね。
そこで一つの、レベルを決める時に判断が、一種の基準メルクマールみたいなのがあるんですよ。
だから今回のレベル3というのは、
あそこが非管理区域だとして、そこに出た放射能の量で評価すると、「その位になるかな」という事で、
多分レベル3って決めたんですよね。

ですから、そういうことなんですが、
更田さんが言うのは、
「もともとあそこは非管理区域だなんてないでしょ」ということなんですよ。
あの、暗に言うのは。
1F(福島第一)の敷地自体がもう全部汚染地域になってて
「そういう意味で本当にそういう事が意味があるのか」という事を含めてもう少し…、
今だからそういう事でIAEAの方ともよく相談して、
どういう通報体制にしたら一番いいのかという事も含めて相談するという事になています。

ですから、レベル1とか2とか3というのは、そういう一種の、ま、基準ですね。
液体ならモリブデン救急のイクイバレントの量にするとか、
気体ならヨウ素131とか、

そういう事で決めているというふうに聞いていますけれども、
あの、そういう事かと思います。


文字起こし部分のYoutube↓(原子力規制委員会)
http://youtu.be/i2zg3lCBySA?t=12m9s
田中:
ま、宮嶋さんが何時もおっしゃるけれども、それも限度があると思います。
本当に事故調査をやるんだったらもっと大勢をつくりなおしてやらなければならないし、
今起こっている事態をどういうふうに認識して、そのリスクというか、
危険度を測ってどう対処するかっていう事を判断するための、
ま、活動ぐらいしか、こういう場合にはできないと思いますけどね。



1Fに対する管理体制
2013082112.jpg
FACTA 宮嶋:
そこは私と全く意見が違うところで、
いわゆるそれであるならここの組織の設置法上も、
事故が起こったらその原因を調査したり、立ち入り調査権があったり、
権限に基づくところが動かずして何を守るんだ?という議論があって、
それについての組織・定員が足りないという事について、
私は以前から問題だという事は応援しているつもりなんですけれど、
基本的にこういう事態があったら、その11人で出来るのかどうかという事を含めて本当に問われているし、
それならば何ですか、対策官というようなえらい方もおられる訳ですから現場に出してもいいし、

要するに今現在も漏れ続けている訳なんですよね。
で、どこから漏れているかもわからない。
それをどこまでやるのかという議論もあるけど、
「じゃあ一体規制庁は何をしているんだ?」って言うと
結局、「東京電力まかせ」という事以外にないんじゃないかと。


その点についてはですね、率直に今おっしゃったことは
「組織・体制が無いから出来ない」と言う事でよろしいんですか?


田中:
いやそうじゃなくて、宮嶋さんがおっしゃる東京電力の出してくる資料データについて、
あの、一応それのどういうのを取るかという事については、いろいろと意見も言っていると思いますし、
それが不十分か充分かというところはあろうかと思いますけれども、
一応現段階でいろんな調査は進んでいると。
あ、その、どこから漏れているかとかどれ位出たのかという事について、

東京電力が、あー・・・、も出して、
いや、ま、実際は東京電力の人達がやっているんだけど
私どもも一緒に現場ではそれを確認しているということですので、

あの、そこは、ま、その状況によるんだと思います。
「全部が全部独立してやれるか」と言ったらそうはいかないと思います。



宮嶋:
委員長は昔から「1Fは戦争だ」とおっしゃって、「水戦争」だとおっしゃっているわけですから、
やはりそういう、そこで戦争が勃発した時にどういう動きをするかという事については
やっぱり問われるものがあると。
現場の機動力において、なにをするべきかといえばですね、
東京から派遣するなりなんなりやるという姿勢は僕は今でも一緒だと思っています。
ちょっと話を変えますがそれからもうひとつ、これは事故が起こる前の話ですけれど、
そもそも、ようするに1Fに対する管理体制
9人か8人だったのが今は10人になっていますけど、
これが今度レベル3という事になるのかもしれませんけど、国際的信用も含めて、
わずか10人ぐらいの人間でこれを見ているという事がですね、
田中委員長はこの職責にありましてね、
やはり本来1Fというのは、日本国としてどういう形であらま欲しい姿で監視すべきだと思っているのか、
それは予算的な問題もあると思うんですけど、
このままだったらさっきの質問のように次々と同じ事が起こって来た時、結局そこにかえってくるんですよね。
だから、やっぱり国民の代表として選ばれている訳ですから、
今の1Fの管理体制としてですね、
あらま欲しき姿ぐらいはおっしゃっていただいてもよろしいんじゃないでしょうか、そろそろ。
これ、次に必ず同じ事が起こるとわたくし思うものですから、
この問題は私は半年以上前からですね、しつこく申し上げているんですけど、
1Fをどうしたいとか、規制庁のトップとしてどう思われているのか?
それを伺いたい。


田中:
あの、監視体制を強めたら事故が、あ、ま、起きないかというと、
今、そういう状況でもないんですよね。
本当に予測・・・ん、ま、・・・わたしの言い方はあまり適切じゃないかもしれないけれども、
「お化け屋敷」みたいに次から次といろんな事が、ここでも申し上げましたけれども、
「いろいろ起こりますよ」と、
だからそれを、あのー、ま、フェイタルな重大な事故にならないようにどうやって防ぐのかという事を、
合わせてとにかくリスクを下げることをやっていかなければいけないんだということで、
そういう意味ではかなり踏み込んで、
規制委員会としては、規制庁としては踏み込んでやっているつもりなんですけれども、

えっと、全ての責任を持ってこられても、これは限界があるんですよ、ご存じのように。
だから、あのー、
おっしゃる「心」はよく分かります。
分かりますし、実際に1Fのことをきちっと出来ないようでは、
いろんなこれから他の事についても、あのー、先に進めないんだろうという事は、
前々から私は申し上げていますし、
あのー、最も重要な課題であることはずーっと悩、あのー、ん、ま、
私はここに来る前からそう思って増したけれども、あの、そういう、い、意識は変わらない。
だから今日も、そういう意味で、各委員ともそういう思いは持っていますので、
ま・・・ま、ヴ・・とにかくそういう気持ちを、う・・ん、く、組んでいただいて、
あのー、「引き続き応援していただく以外ないかなぁ」と思うんですが。

~18:04


ーーー




福島第1原発:汚染水「海に流出の可能性」…東電
毎日新聞 2013年08月21日 22時23分(最終更新 08月21日 22時32分)

東京電力福島第1原発の地上タンクから高濃度の放射性物質を含んだ汚染水が漏れた問題について、
東電は21日、汚染水が近くの排水溝を通じ外洋に流出した可能性があることを明らかにした。
原子力規制委員会は同じタイプのタンクからの漏えいも考えるべきだとして、
汚染水を別の場所に移すことを検討するよう東電側に求めた。

タンク内の水には1リットル当たり8000万ベクレルの放射性物質が含まれ、300トンが漏えいした。
タンクから海までの距離は直線で約500メートルで、タンク群の脇には、雨水を外洋に流す排水溝がある。
U字形でふたがなく、常に水が流れている状況ではないという。

東電によると、タンクからの汚染水漏れが見つかった19日に排水溝脇で空間の放射線量を測定したところ、
最大で1時間当たり96ミリシーベルトの高い値を観測したほか、
放射性物質の性質がタンク内の汚染水と一致した。
排水溝内でも最大毎時6ミリシーベルトを検出。
相沢善吾副社長は21日、
「絶対に(海に)流出していないとは言えない。事故から2年が経過するが、今も心配をかけ、おわびする」
と謝罪した。




普通に漏れて当たり前のタンクに見えるけど・・・、
NHKニュース 6月5日
その新しいタンクで水漏れが起きたのです。
汚染水の移送は今日のトラブルでストップしました。

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東京電力によりますと、タンクの継ぎ目から汚染水が漏れたトラブルはこれまでにも3件あり、
専門家からは構造上の問題が指摘されています。



甲状腺がんまたは疑い43人「甲状腺がんという病気は調べればそれほど出てくるものなのか?」8/20第12回県民健康調査検討委員会(文字起こし)

第12 回福島県「県民健康管理調査」検討委員会
2013年8月20日


甲状腺がん悪性、悪性疑い43人〜福島県民健康管理調査
2011年度と12年度の2年間で、甲状腺検査を受診した176,648人のうち、
2次検査を受診したのが768人で、そのうち625人の検査が終了している。
その625人のうち、穿刺細胞診を実施した子どもは206人
そのうち約20%にあたる43 人が悪性または悪性疑いと診断された。
(甲状腺がん手術を行って、良性結節との診断を受けた1人を除く)


1:09:04~
Youtube http://youtu.be/NaNHGKX9Dhw?t=1h9m4s

清水修二氏:
素人感覚からいくと教えていただきたい事がありまして、
3つあります。
ひとつは、要するにいつの時期から出てくるかという事、今お話がありましたけれど、
チェルノブイリの場合には4年ないし5年から非常に増え始めたという事で、
今回はまだ2年半弱しか経っていない。
従って、今回の甲状腺の癌は原発の事故が原因だというふうには考えにくいという効果が、
ここには書いてありませんがあるように思います。

で、そうするとですね、その通りであるとすると、
今回調べて出てきた甲状腺の癌というのは、
事故の存否に関わらず通常からあったんだ」という事になりますよね。

つまり、調べたから出てきたという
疫学バイアスと言われているそうですけも、そういうものだというふうになりますと、
そうしますと、非常に珍しいと言われてきている子どもの甲状腺がんが、調べれば結構出てくると。
前回28が今回44になった。
今後も増えていくだろうというふうに思われますけれども、
そもそも甲状腺がんという病気は調べればそれほど出てくるものなのか?
つまり、患者として顕在化しない潜在的な患者というものがそんなに沢山あるものなのか?
そもそも甲状腺がんというのはどういう病気なのかという事を、
やはり、あのー、「知りたい」というふうに私は思います。
今日はま、授業をやってもらう訳にはいかないので、時間は短いと思いますけれども、
端的に、教えていただきたいというのが一つですね。

二つ目は、患者の年齢の問題でありまして、
甲状腺がんというのは加齢にしたがって増えていくというふうに私は一応思います。
でーー、小さな子どもにはあんまりないと。いうことですね。

ところがチャルノブイリの事例で言うと、むしろこの小さな子どもから患者が増えている。
子どもの中でも比較的年齢が大きいものと、幼少のものと比べると、
小さい子どもの方が早くできるというデータがありますよね。

これはだから異常な事です。
したがって「事故の影響である」という事になろうかと思うんですけれども、
そうすると、今回のような年齢構成を見ると、
それはチェルノブイリ的な現れ方とは違うということも明確に言えるのかどうか?
それが二つ目です。

で、もうひとつ、三つ目はですね、
この潜伏期間。
チェルノブイリの場合で4~5年というふうに言われていますけれども、
この4~5年という数字の信憑性といいますか、
つまり「調べたから出てきたんだ」というのを裏返していうと、
調べられなかったから出なかったんだ」ということもあり得るわけですね。


チェルノブイリの事故の直後の状況の中で、
「どれだけの甲状腺がんの診断が正確に行われたのか」
という事に関しては疑問があるという指摘もありまして、
「調べてなかったんじゃなくて、調べることが十分ので、発見できなかったのではないか?」
という見方が一部あるというふうに聞いているんですよ。
だから4~5年というのが本当に原発の事故の場合にはこれくらいなんだと、
あるいは日本人の場合はヨウ素が多いからもっと遅いんだというような言い方をしていいのか?というふうに。

それに関わってもうひとつお伺いしたいのは、
チェルノブイリの甲状腺の癌が出始めた時に、「4~5年というのは早すぎる」と言われたそうですね。
「大体10年位必要な期間があるだろうというふうに言われていたのに、非常に意外だった」
という話を聞きましたけれども、
10年位で出てくるだろうという予測は何処から出ているのか?という事を。

広島・長崎の被ばく者のデータから、それが出てきたのかな?というふうに思いますけれども、
そこを確認したい。
以上です。


鈴木眞一氏:
ありがとうございます。
盛りだくさんで忘れそうになったんですけれども、まず、1番目ですね。
2~3年で発症は考えにくいと我々が言っているんじゃないか。


清水:いや、潜在的な患者というのはそんなに多いものなんですか?


鈴木:
まずですね、これ、まず、甲状腺腫瘍がもし2~3年で、
えーと、まず甲状腺腫瘍っていうのは、
もともと 2番目の質問にもかかわりますけど、ここでまずゆっくりと育つ癌です。
非常にゆっくり育つ
われわれは、通常の、えーっとこれは年齢が増せば増すほど加齢が伴う程悪性度が高い。
とくに、閉経後、っていうのは50歳、45歳以上で、
えー、せいじゅん類というのは病分類というのは変わると言われている。
歳が上がれば上がるほど悪い。
そういう中で、えーー、ま、そういう若い人である。
非常にそういう年上の人でもえーっと、
あっという間に進む癌が未分化癌で、それは50歳以上になりますんで、若い人にはないという事と、
えーっと2~3年という事ですが、腫瘍を したんです。
我々はスポットスポットで腫瘍を見ていた時に、腫瘍の大きさが変わると、
その変わったところの期間を測ることで腫瘍の増殖。
曲線を描くんですけれども、その曲線の立ち上がりが早いほど増殖が早い。
腫瘍媒体期間が短いという事ですが、
殆ど今の検診でくる人たちは、たとえば半年ということで、
それがもし急激にできたものであれば、もう、合うたんびに急激に増大してくる訳です。
それは時間が遅くなればなるほど早くなるというのは腫瘍の常識ですんで、
直線的とは言いませんよ、だんだん時間と共に、立ち上がりが早くなりますので、
そういう事は今の関連では無いという事と、

あと、もうひとつはですね、甲状腺がんでは剖検患者、亡くなって、
亡くなられた剖検患者を見ると、統計では28%~10数%まで5mm以下がほとんどです。
多発性の微小がん、 ?ですという事で知られています。、
いわゆる自分の持病に甲状腺腫瘍が潜在発覚することが遅い人がかなりいる事ですので、
途端に「小さいものを探すというのは止めよう」というのがこの甲状腺の我々の臨床の世界でありまして、
ガイドラインというのはそういう事で、今????
今日本で5mmにしていますけれども、「5mm以下は積極的に探さないように
それは一生変わらないものが多いから。
変わるものは5mm以上で見てきて対処しても全然間に合うという事が知られているんです。
で、そのなかで、今回もその中の動きから見て、
今見ているものはすでにできていたものであるという事は了承されているということであります。
そんな急に、2年前のことで出来たものではないという事は、
今まで我々が知知り得る常識からはない
のではないか。
ただ我々はこの科学的なデータをもう少し分析して、評価はしますけれど
このざっくり今までみている中では、それをあえてもう一度ここでどうなっているか
詳しい計算をしないととっても人には言えないというようなデータではない。
今までの常識の範囲。
今までの病状を調べられている範囲、
我々が診断して提言している範囲から逸脱しないようにということでございます。


えーっと、二番目のその年齢・・・
これは、このパターンを出したのは実はですね、私もひとつ清水先生のおっしゃる通り、
チェルノブイリのデータは震災当時ゼロ歳児が一番、あの、発がんした率が高いという事で、
そっちが高いグラフがあるので、こういうものを見るとかなり違うだろうという事があるんです。
これは震災当時、福島で被ばくした可能性があるわけではない可能性があるので、
被ばく量がチャルノブイリと同じようなわけではないので、
比べるのが正しいかどうかはわかりませんけれども、
その時にチャルノブイリの論文で出ているのは、
被ばくをしていない子どもたちを集めた年齢分布を言うとこれと同じような流れです。
通常の小児の被ばく以外の甲状腺がんの発症というのは、大体こういう
大体10歳前後、11歳ぐらいから、これ個人差がありますけど、
思春期になった頃の年ぐらいからだんだん、あの、増えて、
加齢とともに、特に女性は加齢とともに結節が増えてくるというのが一般的な病質であります。
ですからこれは、チェルノブイリ型とは違うのであります。
ただこれをいつまでも出していると、被ばく時の年齢とかが書いていると、
その子たちも通常の年齢になってくれば同じような条件で、
被ばくと関係なく12歳、13歳になれば、結節ができやすい年齢になりますので、
そうするとやっぱり診断時の年齢というのも重要になる
かなということで、ごにょごにょ??


清水:もうひとつ、チェルノブイリ以前は10年と言われていたんですが、そのあたりは?


鈴木:
あ!それ、文献僕作りますんで、はい。
僕が言います、えっとチャルノブイリ以前で10年というのは、
もちろん広島・長崎の原爆被害者のデーでは10数年以降に増加が認められたという事で、
それは甲状腺がんに特化したものじゃないし、
10年間はなかなか調べられなかったという事があるので、
必ずしもそれは正しいとは言えない。
ただ、1950年代に論文がいっぱい出ているんですが、
小児の外傷を治療した論文の場合ですね、放射線を当てて、良性腫瘍の白癬部の治療したり、
悪性のものにも治療しているんですけど、
その子たちが、ほぼ、最短では5年という論文もあるんですけど、
ほぼ放射線の専門家に聞くと、
ほぼ10年で外照射被ばくの甲状がんが発症というのは
一般的に知られていたという事で、大体10年と言われています。
そしてそれが全員に被ばく、あの、照射されている20歳以下、
20歳を超えるとリスクは無くなるという、20歳未満、それが調べられている

ですからこういう事である、

星:はい、清水さん大体納得できました?

清水:いや、そのエコーが、「まともなエコーが無かったから」という事についてはどうですか?

鈴木:エコー。
それは山下先生にお聞きになっていただければ、
そういう事で、逆に言うと我々はA2判定をいっぱい見ているけど、のう胞とか。
結節はえーっと、エコーでは多分分かると思う。
で、しかも、たとえばそれで2mmとか3mmという小さい癌を見つけている訳です。
超音波検診で見つけたものはもう少し後のデータですけれど、
平均14mmというデータです。
今回の、これ、我々が15~6mmで出している。

これ超音波を使うと大体これ位が平均で見つかるという事は、
超音波検診の普通の状態です。

そしたら、それが放射線で出来たものかそうでないか、超音波で献身するとこれぐらいのサイズです。
実は日本では小児は触診とか症状に出てから甲状腺小児癌と分かった時のデータは4cm以上。
その位大きくならないと、転移で分かったとか、首が大きく腫れるとか、それで見つかるけれども、
超音波をやればもう少し小さいサイズで見つかる。

で、チェルノブイリの場合は、4~5年経って急にそうなったかどうかというのは、これは分かりません。
その前は、4~5年前は全くやっていなかったかどうかという事の状況も(聞き取れない)。





配布資料
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事故当時の年齢でのグラフ
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二次検査時点の年齢でのグラフ
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甲状腺がんの子ども 新たに6人
NHK 8月21日 4時22分

原発事故を受けて、
福島県が事故当時18歳以下だった子どもを対象に行っている甲状腺検査で、
新たに6人が甲状腺がんと診断され、甲状腺がんと診断された子どもは合わせて18人となりました。

福島県の検討委員会は「現状では原発事故の影響とは判断できない」としながらも
新たに専門の部会を設けて、原因などの検証を進めていくことを決めました。

原発事故で放出された放射性物質は子どもの甲状腺に蓄積してがんを引き起こすおそれがあるとされ、
福島県は、事故当時18歳以下だったおよそ36万人を対象に検査を行っています。
20日開かれた福島県の検討委員会で、先月末までの検査結果が明らかにされ、
これまでに21万人の検査が終わり、新たに6人が甲状腺がんと診断されたということです。

甲状腺がんと診断された子どもはこれまでの12人と合わせて18人となりました。
このほか、細胞の検査で、がんの「疑い」がある子どもは、これまでより10人増えて、25人になりました。

乳児を含む子どもが甲状腺がんになる確率は通常、数十万人に1人とされ、
国内では、平成18年の統計で、甲状腺がんと診断された20歳未満の人は46人でした。
検討委員会は「現状では原発事故の影響とは判断できない」としながらも、
この秋までに専門の部会を新たに設けて、原因などの検証を進めていくことを決めました。
検討委員会の星北斗座長は
「これまでの情報に加え、個別の症例をしっかりと検証し、責任をもって県民に説明したい」と話しています。





<甲状腺がん>
「今回の調査結果で過去に書かれた論文・発表が、かなり覆される可能性がありますが…?」
山下俊一氏質疑応答2/13(文字起こし)


<甲状腺がんの頻度>
「超音波検診」と「潜在癌」鈴木眞一氏質疑応答2/13(文字起こし)


新たに2人甲状腺がん7人に疑い「放射能の影響は否定」
福島県立医大鈴木眞一教授2/13


第10回「県民健康管理調査」検討委員会2013.2.13 <質疑応答文字起こし・ほとんど全部>


「 そうすると、もうすでに50人ぐらい甲状腺がんが出ている可能性がある」
2/20井戸弁護士→環境省→山田医師


<甲状腺がん>原発の事故の話しが無ければ、「原因不明の多発」です
3/6津田敏秀教授OurPlanetTV (文字起こし)





3.「私は逃げた事がありません。1日も役所を閉鎖することがありませんでした」桜井勝延南相馬市長8/6 未来への福島、そして脱原発(内容書き出し)

2013/08/06
シンポジウム「未来への福島、そして脱原発」

出演:坂本龍一 / 桜井 南相馬市長 / YAE / 吉原毅 城南信用金庫理事長 / 藤波心 / 広瀬隆 / スイスより政治家を含む60人の福島視察団 / (財)グリーンクロスジャパン&スイス /


58:15
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桜井 南相馬市長

みなさんこんにちは。
福島県の南相馬市からお邪魔しました、市長の桜井勝延でございます。
広瀬さんにあのような形でお話しされると、
私が南相馬に住んでいる事が悪のような感じがいたしますけれども


2013081814.jpg

あの、現実的に我々はこの原発事故と対峙していかなければいけないんだろうと思っています。
私はそういう意味では最前線に立っていますし、あの現場からはほとんど逃げた事がありません。
逃げた事というよりも、逃げたためしがないわけですけれども、
ここで、今日20分という時間を与えていただきましたので、
「命」という問題をみなさんがどのように捉えているのか、
「命」ということにどういうふうにみなさんが自分自身の問題として考えているのかということを、
原発事故のみならずこの震災で我々が経験させられている現場を通して、
皆さんに考えていただければありがたいなと思っています。

3月11日。
2011年3月11日の2時46分、あの激震がまいりました。
が、その午前中、県内のすべての公立中学校の卒業式で、
南相馬市内の原町第二中学校の3年生の卒業のお祝いに祝辞を述べに行っておりました。
帰ってきて、議会の一般質問を受けておりました。
その最中にマグニチュード9.0、我々のところは震度6弱、津波最大21m、そういう津波がやってきて、
前途洋洋たる若者たちが、残念ながら自宅に戻った瞬間に、津波にのまれて死んでしまう。

南相馬市全体で、被災面積41平方km。
亡くなられた方636人。
ひとりでも自分の知人が亡くなった、肉親が亡くなった時、どれほどの悲しみを覚えるんでしょうか?
それが636人で、110人もの遺体がまだあがっていない。

そういう現実に、南相馬市民が直面をしてるわけです。

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3月12日、
福島第一原発1号機、爆発しました。
信じられない事が起こって、皆さん避難をし始めました。
信じられない事が起こったのは、多分霞が関も永田町も同じだったと思いますけれども、
あのときすでに「爆発するであろう」という事が政府内では予測されていて、
さき程の(広瀬さんの講演中の)双葉町も大熊町も、バスが準備されていた。

南相馬は20km圏内に1万4000人住んでいる自治体で、双葉町の2倍の人口、そこだけでも。
双葉郡全体8市町村で7万6000人。
南相馬1自治体で7万1500人いるわけですね。

なぜ双葉郡には…、浪江町にも連絡がこなかったそうですけれど、
連絡がいって、
20km圏内で3番目に人口の多い南相馬市は連絡が来ないのか。

…連絡来ないばかりじゃなかったんですね。

20km圏内避難指示が出ました。
我々はテレビでそれを夕方ようやく知りました。
震災で、大津波で捜査最中で、
避難所を設けて避難所がいっぱいになっている最中で避難指示が出たというのを
我々に連絡も来ませんでしたし、テレビでようやくテロップで見ると、
結果的には国は南相馬市を20km圏内の対象に指定しておりませんでした。

後々知った避難指示の文書によると、南相馬市というのが書かれておりませんでした。

これが実態で、30km圏内避難指示が出た、
屋内退避指示が出た3月15日の日にようやく南相馬市という言葉がそこにあったわけですけれども、
それも我々のところには連絡が来ない。

あの時現場でどんな事が起こっていたか?

津波で亡くなった方々、また、見つかっていない方を、
消防団はじめ多くのみなさんが捜索をしている最中の原発事故ですから、
家族をおいて探せなくて逃げ出さなければならない人もいたし、
家族を見つけるまでは逃げ出すこともできなかった、逃げ出さなかった人達も多くいて、
消防団員は津波であの最中に9名亡くなりました。
消防車両14両、14台流出しました。
地域の行政区の代表の方々が、救うために津波で4名亡くなりました。

原発事故で、あれから2年5ヶ月、間もなく経とうとしておりますけれども、
避難させられた、避難によってなくなられた方々の認定死が南相馬市だけで、428名になっています。

どこかの政調会長の、
「原発事故で亡くなった人間はいない」というような発言が、日本のマスコミから次第に消されていく。
「自民党大勝利、圧勝」
南相馬市内でも自民党の候補者の得票数が多い。

※自民党高市早苗政調会長
「福島第一原発で事故が起きたが、それによって死亡者が出ている状況ではない」




信じられない事ばかりが起こるのですけれども、なぜこんなことが起こるんでしょうか?

「命」が、ある危機にさらされた時に本当に大切だったはずなのに、
今は、生きている人たちは生活することが何よりも大切になってくる。


また一方で、子どもを持つ親御さんは、南相馬市に戻ることをためらっている人たちが多いことは現実です。

一時期6万人、南相馬市から避難しました。
現在4万6500人南相馬市に戻っておりますし、
先ほどの(広瀬さんの講演中の)双葉町、隣の浪江町、飯舘村からも、
南相馬市に避難をして暮らしている市民もおります。

合わせて、今南相馬市は5万1000人ほど毎日暮らしております。
双葉郡は全体でも5000人も戻っておりません。
南相馬市よりも線量の低いところであっても、たとえば広野町、川内村もそうですけれども、
広野町は5800人の町で1割弱。
川内村は帰村宣言しましたけれども、3000人の村で、1000人も戻れていない。

なぜ南相馬市が、同じ20km、30km圏内に役所があるにもかかわらず、
今4万6500人が戻っているのか?

それは、我々避難できなかった方々が1万人弱いました。
市職員を預かって、
市の幹部の中には「もうここから避難をしなければいけない」と言って、
私のところに直訴するような職員もいました。


3月14日。
3号機が爆発しました。
夕方自衛隊が我々のところに入ってきて、
「国が100km避難指示出した」と。
100km避難指示だという事で、役所に迷彩服を着た自衛隊がやってきた時に、
役所職員は大慌てで避難を始めた職員達もいました。

ただ一方で、避難が出来ない人たちがいて、障害者も含めて。
この人達を誰が助けるのか。
3月15日から私は、自分の勝手な判断で、
30km県外に、相馬市・伊達市、そして宮城県の丸森町まで避難をさせましたけれども、
約1500人、一晩で、バスで運びました。

これも全く誰の指示でもありません、私の独断でした。

が、こういったことは日本の政府の中では全く予想していなくて、
私の避難指示を出した事が、後々罰せられることもありませんでした。


3月16日。
NHKの取材を受けて、その直後、朝のニュース7の直後、
電話取材の直後に新潟県の泉田裕彦知事が私のところに電話をくださいました。

南相馬市市民全員を避難させていいですよ」と。
新潟県が引き受けます
そう言って下さったので、その夕方から、「明日から避難をさせる」という判断をして、
新潟方面へ避難を誘導しました。

一時的に、本当に安心をしました。
が、いまどんな事が起こっているんでしょう?

津波で亡くなった方々の命は戻ってきません。
津波を経験していない南相馬市民が圧倒的に多い中で、
「我々だけが原発で苦しまなければいけない」
そういうふうな声を上げる人たちも少なくありません。

「なぜ、南相馬市に戻らなければいけないんだ」という人たちもいます。

我々は「南相馬市に戻れ」といったことは一度もありません。
が、「戻れる環境を取り戻すための努力をする」という事は、当初からしておりましたし、
1日も避難しなかったのは、1万人弱がいる中で、
どうして役所を避難させるような事ができたでしょうか?

ましてや国から連絡が来ない時に、
自己判断で役所を30km県外に移すなんていう事を、なぜできたでしょうか?

南相馬市は幸い国からも県からもそういう判断の連絡がこなかったことが幸いして、
1日も役所を閉鎖することがありませんでした。

地震で上水道が寸断されて漏水状態になっても、
水道職員が、民間の職員が避難しても、
役所職員は自ら漏水を防ぐための仕事をして、3日間でほぼ水道を復旧しました。

東北電力、東京電力ではありません。
東北電力は私が役所に残るという事を宣言した後に、
隣の営業所長は「南相馬市市長が残るんであれば、私も残る」と言って、
1日たりとも停電をさせませんでした。

東京電力とどれほどの違いがあるかは、
「命」という問題に直面して、ひるまない活動をするかどうかだと思っております。

南相馬市の子どもたちの検診は、ホールボディカウンターの検診は、
7月から始めました。
県内で一番最初でした。
鳥取県からホールボディカウンターをお借りをしました。
9月からは精度の高いキャンベラ社のものを購入して、
これも県内で最初のキャンベラ社のホールボディカウンターで検査をしておりますが、
当初は確かに内部被曝が出ておりました。
が、いま現在は子どもたちは全て検出されておりません。


これは何よりも、先程広瀬さんもおっしゃっておりました
そして、グリーンクロスの方もおっしゃっておりましたけれども、
水、食べ物、食するものに気を使って、検査をして、
検査をした物のみを子どもたちに食べさせる努力をしてきました。
結果として、いま若干内部被曝がある、若干というのは1%程度あるのは、
大人の方々で、「もう自分はこの先長くないから自分の畑でつくったものを食べてもいいだろう」
と思って食べている人の中には、内部被ばくをする人もいる。

今、南相馬市の将来を考えた時に、
さき程の廃炉の問題もありましたし、汚染水の問題もありましたけれども、
東京電力は「40年後には廃炉にす」ま、国もそういう方針で動いています。

みなさんどうでしょうか?

40年後に日本を想像した事があるでしょうか?
ましてや100年前の日本。
1000年前の日本。
100年後の日本。
1000年後の日本を、想像したことがあるでしょうか?

我々は津波に出くわして、1000年前を想像しました。
干拓で作り上げた水田は湾でした。
津波で一瞬に湾になってしまいました。
けれどもそれを再興してもう一度やり直したいという農家の方々は、
今5割を切ろうとしています。
20km圏内では90%以上諦めようとする人たちも出ています。

こういう現実の中で40年後、今一番多いのは団塊の世代以降の人口ですので、
廃炉が確定した時にどれだけの人間が南相馬を含めて生活をしているんでしょうか?
電気がどれだけ必要なんでしょうか?

考えると恐ろしくなるほどいらない世界が現出します。

こういう事に一つ一つ、
今だけを考えるのではなくて、明日を、そして3年後、5年後、10年後、50年後、100年後を考えて、
「今」という事をしていかないと、
亡くなられた方々、私が本当に大切にしていた少女がいます。
ゼロ歳児から面倒を見ていた場所が津波で亡くなりました。
7人中、この家は6人死んでしまいました。

その彼女たちの将来に、我々が言い訳を出来ないような生き方はしたくない。
従って、南相馬市を取り戻したいし、このままにはしておけない。

原発再稼働、そして、原発輸出。
自民党圧勝。
再稼働を進める。
原発輸出をするといいつつ、県内の自民党の公約は全基廃炉。

これが、現場で進められている政治的なまやかし、ですね。

「命」というものと対面した時に、今を生きるのではなくて我々が与えられた命を誰に繋いでいて、
この与えられた地域をどのようにして守り発展して次の世代に移していくのか、
この事が今一番問われているんでしょう。

東京は素晴らしく発展していて、
今朝も大雨が降ったかと思うと晴れてしまって、
毎日素晴らしい生活をしているように見える人たちが多い中で、
田舎は、原発立地地帯は、高齢化をして、
再稼働をしないと自治体の運営もできなくなると言って、
柏崎刈羽が申請を許すという報道がされていく。

悲しい現実以外何物でもないです。

エネルギーは自分たちが使うものであります、間違いなく。
けれども、何のために今使い、自分は何故使うのかという事を
意識して以内人たちが、あまりにも多いのではないでしょうか。


最後に、私があの被災した現場を役所から、
役所に50日間止まり続けて、次の日からあの被災地を走り続けていますが、
素晴らしい命の発見が次々にあるんですね。

天昼顔が花を咲かせ、
小鮒があの被災地を泳ぎ回り、
そして、絶滅危惧種の糸トンボが昼間糸トンボが命を燃やしている現実を見ます。
その時に人間たちは、彼らの命を奪い、残念ながら自分たち中心で生きようとしている。
これが悲しい現実です。

でも、南相馬の我々は、この地域を再興するために諦めずに、
国の官僚にもしっかりとこの現実を見てもらい、
永田町の政治家のみなさんにも、現場というものをしっかりと見ていただいて、
この地域、日本の再興、福島の再興、
そして世界というものに対して我々は今後も発信していくというふうに考えています。

みなさんの本当にご支援に感謝をしながら、
一緒に日本というものを再生し、もっともっと発展させる素晴らしい国にしていきたいなと思っております。

今日はありがとうございました。








ーーー


むずかしい。
とっても。
ため息が出ます。

市長の気持ちも理解できるけど、
けど、難しい・・・

避難したくてもできなかった市の職員もいたかと思うととても苦しくなる。
小鮒や糸トンボを救うために犠牲になる人間がいるかもしれないという事はどうなんだろうか?
だからと言って、簡単に桜井市長が間違っているとも言えない。
けど「逃げる」という言葉いやだ。
そこに放射能があるから、避難しなければいけないんじゃないか。
放射能から逃げないで戦う事は美徳では無いと思う。
でも、町を失えない。

簡単じゃない。
簡単に答えが出ない。

わたしは賛同できないけれど、この市長の考え方も分からなくはない。
だから苦しくなる。

原子力の事故はこうなるから最悪なんだ。



書き出していて、ものすごく辛い気持になりました。



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2.原発をどうやって止めるか「 ゴーストタウン・福島の汚染地帯」広瀬隆8/6 未来への福島、そして脱原発(内容書き出し)

2013081232.jpg

さて、これから一番大事な話をします。

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先ほど明るい話をしろと言われましたが、
それにはきちんとした事実を踏まえてから言わなければなりません。
私たちはほんの12日前、7月25日に、
一番入ってはいけない福島の最も危険地帯を入って、そして、測定してきました。
これは日本でテレビ新聞が何もしないからです。
入ってきました。
聞いて下さい。

2013081233.jpg

ここにですね、いわき大都市があって、
そこから広野・楢葉・富岡、ここに福島第二原発が4基あります。
そしてその上に大熊と双葉町があって、
ここに6基があって、そのうちの4基が爆発したんです。
そしてさらに浪江があります。

大雑把に言って、私たちが走ったのは直線で30km圏内ですが、
今ここが有楽町で東京駅から30km圏内
30km圏内っていうのはどれくらいか?距離をみなさんに頭に入れておいていただきたいんですが、

2013081234.jpg

30km圏内というと、中央線で立川までです。
それから横浜までの距離です、あるいは千葉までの距離です、総武線の。

こんな距離が今廃墟になっています。
いいですか。
ご覧になって下さい。
39:23~
ここなんか黒いのが見えますね。これは近づくとこういうものなんです。

2013081235.jpg

これは、私の友人が4月に撮ってくれたものですが、
こういうものが、除染したものが畑の中に山のように積んであります。

で、ゲートに入って、検問所を通って
そして、本当の危険地帯に入ります。
入って測定したのはみなさんもご存じのフォトジャーナリストの広川隆一さんと、
慶応大学の物理学者の藤田祐幸さん、真ん中にいるのが私ですが、まだ明るい顔をしてますね。

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まだ測定をしていないからです。
それから我々の顔が変わっていきます。
ひきつっていきます。
よーく見て下さい。
もうこれは双葉町に入っています。

2013081237.jpg

家がこれ、崩れているんです。
私たちは危険地帯なのであんまり長い時間いられません。
それ位危険なところなんで降りられません、あんまり。
そういう所を走っているので、自動車から撮った写真なのでちょっと我慢をしてください。
家が潰れたまま、地震が起こってるぶれたままです。

2013081238.jpg

双葉高校の校舎、誰ももちろんいません。
ここには野球のボードがあって、9回までありますが、
これは日数が書いてあって、高校野球大会まで日数を数えていたところに震災が起こった。
2011年ボードがそのまま残ってます。
どこへ行っても悲しいのは自転車がみんな倒れている事です。
町の中、いたるところですね。
要するに乗り捨てたままです。

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そして、この家もぶっ潰れています。見て下さい。なぜ潰れたままなんですか?
人が入れないからなんです。
入っちゃいけない所に私たちは入ったんです
みな壊れています。
今ですよ、たった今の話をしているんですよ。
2年前の話をしているんじゃないんです。


2013081240.jpg 2013081241.jpg

2013081242.jpg 2013081243.jpg

道路の真ん中にこういうふうに崩れたのが。今なんです。
誰も手を付けられないんです。

常磐線は広野の駅までかろうじて行っていますが、
この辺は危険地帯でほとんど人は住んでいません。

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こんなところをみなさん、除染が出来ると思いますか?
私の写真は今、自然界を写していませんが、
自然はもう、山のように美しい緑滴る自然ですが、そこは手を付けられない状態です。
誰もできません。
除染なんかできる筈がありません。
そんなのは子どもが見てもわかります。

それで問題の空間の放射線量。
いったい、どれぐらいそこに放射能が舞っているのか?

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この事ではみなさん、ちょっと数値を頭に入れていただきたいんですが、
計器、メーターによってそれぞれみんな数値が違います。
それから地域によっていろいろな違いはありますが、
日本全土ヲ私がいろいろ調べた限りで言いますと、
あまり汚染していない、ま、比較的ですよ。
日本は全部汚染しましたが、とにかく比較的汚染していない地域の平均的な空間線量でいいますと、
毎時、1時間当たり、0.02~0.05マイクロシーベルトぐらいです。
これは大雑把な平均値です。
これを頭に入れておいて下さい。
だから、たとえば0.5だったらこれは危険です。非常に危険です。
1マイクロシーベルトあればヒジョーーーに危険です。
その数値を頭に入れて聞いて下さい。


原発から3kmのところにある双葉町の住宅の庭にこのカウンターを置きました。
放射S年測定器を置きました。

2013081246.jpg

そうしたら、先ほど言った0.05の400倍です。
20マイクロシーベルトです。

こうやって測りました。

じゃあ、ここの土はどうなんでしょう?
この土壌を科学者が分析した結果をお話しますと。
土の重さ1kgあたり7万ベクレルを超えました。
信じられない数値です。

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それを1平方m、畳半分ぐらいの面積に換算しますと、
1平方mあたり460万ベクレルを超えます、これは。
チェルノブイリの換算係数を使って計算しますと。

どういう恐ろしさかお話しますと、
チェルノブイリの原発事故では汚染の区分を4段階に分けました。
一番危険な地地域は完全閉鎖地区と言って、全員を強制避難させたところ。
それは148万ベクレル以上のところを強制避難。
もちろんその2番目55万500ベクレル以上も永久避難地区で、みんな住民を追い出しました。
バスに乗せてみんなを強制避難させました。

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いいですか、148万、55万。
とてつもない数値です。
これを地図でお見せしますと、これはチェルノブイリの汚染地帯。

2013081249.jpg

これは100km位の距離の非常に広大な範囲で、
このピンクのところは危険です。
だけどオレンジになるともっと危険です。
赤くなると今いった55万ないし148万ですが、
双葉町の、さっきカウンターを置いた、
あの20マイクロシーベルトというところは、なんとその3倍でした!

知らなかったでしょ?みなさん、
我々も本当に心臓が凍るようでした。

「こんな大変なところなんだ」
「これが私たちが普段見る事のない福島県の汚染地帯なんだ」ということです。
この真っ赤な一番危険なところ。
それが今の住宅地。

それから、ちょっと離れた所に行って、双葉の小学校があります。
それはみなさんが、あの震災の時に避難をした小学校です。
そこの土もはるかに高いです。
これ、同じぐらいです。
この148万を遥かに超えました。
それ位の状態です。これが福島県の今の現状なんです。

あちこちにあるモニタリングポストとこちらの計器を全部検証しながら進みました。

さらに行きました。
双葉町農村広場というところにあります。

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ここですね。ぞっとします。
数値がどんどん、どんどん上がっていきます。
55です。

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さっき20で、超危険地帯ですよ
ここは55マイクロですよ。
この辺の1000倍得を超えるんですよ。
そういう状態です。

そして今度は一番危険な福島第一の1,2,3,4号機。
つまり爆発した原発のある大熊町に入りました。

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このように、家がブッ潰れていますが、

ここに、広域避難場所という、立て札があります。ここに書いてあります。
地震、火災、原子力、等の災害時にはここに避難して下さい、大熊町。
ここに書いてあります。

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これは、原発から2kmです。
だからそこに森があって、森の向こう側で今原発の事故処理をしているところです。
ここの下にカウンターを置いてみました。同じカウンターでずっと測ってきました。
いくつになったと思いますか?

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320ですよ、信じられません。
これは大体この辺の1万倍という事ですが、
皆さんにもっとわかりやすく言いますと、
ここにもし、あの震災の日から人間がいたら、その人は病気になるんではないんです。
致死量です。
死にます。
そういう量なんです


私たちはこの数値を見た時、もう危ないと思って逃げ出しました。
本当にここにいること自体が危なかったんです。
測定すること自体が危なかったんです。

そういう状態。
ではその森の向こうに働いている人達はどうなるんだろう?と思いませんか?

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毎日鼻血を出し、血尿を出している人たちがいるんです。
沢山の話を私たちは福島の人達から聞いています。
それが、今みなさんが新聞でご覧になっている福島第一。
汚染水が漏れ出している。
この現場の事なんです。

2013081257.jpg

この内側の事を報道してくれていないんです。
だから皆さんはタカをくくって
汚染水が漏れてる位に考えているでしょ?そういう状態じゃないですよ。

これは本当に深刻です。

私は医学もやってきました、物理学もやってきました。
両方の面からみて、これは本当に危なことです

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私たち自身が甘かったと思っています。
安倍内閣はここに住民を帰そうっていうんですよ。
帰そうとしている。

今も毎日朝日新聞にプロメテウスの罠がずーーっと、この大熊町がね、紹介されていますね。
よーくもう一回読みなおして下さい。
あの人たちの事を。
あの人たちはみんな逃げたんです。
いいですか、
廃墟が行けども行けどもずーーーーっと続くという事。

2013081259.jpg

これは私がどんなに大声を出してもみなさんにはわかりません。
あの恐ろしさですね。
あの不気味さですね。
車一台通らない死の町がずーーーっと、どこへ行っても人がいない。ゾーッとしてきます。
それは言葉では言えません。

2013081260.jpg

これをもう一回言います。
30km圏というのは、
東京駅、ここから立川までその間ずーーーーっと、人が、誰もいないという事です。
車が一台も通っていないという事です。
そういう世界をつくったんです。
これが、いま私たちが立ち向かわなければならない再稼働という問題の原子力なんです。
こういう事をみなさんもういっかい認めますか?
そういうものを報道しない世界の人達には、私は「あそこへ入って住んでくれ」と言いたいです。

そうでしょ。
なんで私たちが、なんで私たちがこんな命がけになって、中に入って調べないと分からないんですか!?
何をしているんですか、この国は!
まず基本的な事をやって下さい!


この、今日のお話は8月20日、ですからもう2週間ほどたって
DAYS JAPANで9月号に、恐ろしいですがマップを全部、
全部、縦断測定したマップを全部出しますのでご覧ください。


50:18
それでもうひとつの問題を言います。
今最初に電力の事を申しましたが、
それで、原子力というものの被害の実態は今こうです。
2年半経ってもこうです。

2013081261.jpg

もうひとつ再稼働について、わたしはどうしても聞いておきたい事があります。
原子力を動かしたい人間達に。
「再稼働をする」という人間たち、電力会社、政治家たちにハッキリ聞いておきたいんです。

毎日毎日、原子力は核分裂をした高レベルの放射性廃棄物が発生します。
「その廃棄物をどこに処分するんですか?」って。
「それは決まっていますか?」って。
決めてから言って下さい。
「その都道府県の地名を言って下さい」って。

言ったら我々は議論しましょう。

今からちょっとDVDを皆さんに見ていただきます。
今日時間があれば、今日は8月6日広島の日なので、
広島で原爆が投下された日で、山本太郎さんは今そちらに行っていらっしゃいます。
間にあったらここの会場にいらっしゃるはずですが、
ちょっと見て下さい。
51:33

ドイツへ行った時の記録です。
3月です。



今のはちょっと予告編です。
後ろに、今日は実を言うと重い物を持ってきました。
あそこに1000円であります。これは絶対に見て下さい。
誰も報道していませんから。私たち1000mの地獄へ3回入ってきました。
本当に、もう人類は終わるだろうと私は予感します。
それぐらい大変な事です。

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それからドイツは止めようとしています。
止めようとしていますけれどこうやってですね、
今、何でここまできたかというと、ドイツはこうやって原発をずーっと止めようとしてきた。
これは、あと9年後にドイツは止めようとしています。
2022年。
ここでゼロになる。
そこまで彼らは引きつけたんです、最後の地獄を。
だから今分かってきているんです。
日本人はまだそれに気が付いていません。
そして再稼働しようなんていう、とんでもない事を言っています。
それは絶対に許してはいけません。

それは誰かが分かるんですから。
今ご覧になった通り、ドイツは今、福島第一の原発と同じようになっているんです。

あの理想の国ドイツが・・・。
私たちはガクッ!としました。
恐ろしいものを見てきました、地獄へ行って。
だからみなさんも、甘い考えは持たないでください。
必ず原発を全部無くして、そして安心できる国をつくっていきましょう。
それから明るい話をしましょう。
終わります。

56:40

ーおわりー


ここまでの講演↓ 動画はこちらにあります ↓
1.原発をどうやって止めるか
「私は多分招かざる客だと思いますが…」広瀬隆8/6 未来への福島、そして脱原発(内容書き出し)




DVD核のゴミどうすんの!? 
山本太郎と広瀬隆のドイツ取材3000kmの旅

2013070540.jpg
●原発廃炉で立地自治体の経済は成り立つか。
●中間貯蔵、最終処分地に関しての問題。
2枚組1セットの値段です ¥1,000
※この価格には消費税5%が含まれています。
※送料無料


第27回ラジオフォーラム 広瀬隆氏出演 文字起こし

1「ドイツの電力会社が東京電力に『我々は協力します』って言ったのに東電が断ったんです」
広瀬隆氏7/13ドイツの廃炉事情・ラジオフォーラム(内容書き出し)


2「原発廃炉でその立地自治体は?
『町の人がホームレスになったとか、そんなことは全くありません』」
広瀬隆氏7/13ドイツの廃炉事情・ラジオフォーラム(内容書き出し)


3「地下1000m核廃棄物の地獄~
いま我々はその先を見ておかないと、これから大変なことになります」
広瀬隆氏7/13ドイツの廃炉事情・ラジオフォーラム(内容書き出し)


<メルトダウンした燃料>「回収できません。絵に描いた餅です」
「そりゃ重いですよ、ウランですからね」「ウランの塊は100トンあります」
~小出裕章ジャーナル・広瀬隆氏7/13ラジオフォーラム(文字起こし)



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「原発事故で汚染された稲わらや牧草、 除染作業で出る木の枝や落ち葉など」鮫川村仮設の焼却施設本格稼働

福島県のニュース
NHK福島放送局


鮫川村の焼却施設本格稼動へ

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放射性物質を含んだ稲わらなどを焼却し量を減らすため
環境省が鮫川村に建設した仮設の焼却施設が19日午後から、本格稼働を始めることになりました。

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本格稼働を始めるのは環境省が原発事故で汚染された村内の稲わらや牧草
それに除染作業で出る木の枝や落ち葉などの量を減らすために鮫川村青生野に建設した仮設の焼却施設です。

19日は午前中、安全性に不安があるとして
稼働に反対する人たちおよそ20人が施設の敷地の外に集まり、
プラカードを掲げたりシュプレヒコールをあげたりしていました。

2013081913.jpg  2013081914.jpg

2013081915.jpg  2013081916.jpg


施設について環境省は、先月、10日間にわたって確認のための稼働を行い、
その結果、燃やしたあとの排気ガスから放射性セシウムが検出されず、
施設内や周辺の放射線量にも変化はなかったとしています。

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これを受けて鮫川村の監視委員会が本格稼働を了承し
環境省は19日午後から稼働を始めることにしています。

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環境省によりますと
施設で焼却する稲わらや落ち葉などは当初予定していたおよそ600トンよりも少なくなる見込みで、
稼働の期間も計画の20か月よりも短縮される予定だということです。
環境省や村では焼却を行う日ごとに、
施設内やその周辺の放射線量などをホームページなどで公表するとしています。

08月19日 13時48分




ーーー


こんな重大なことは福島県内のニュースじゃなくて、
全国ニュースで大々的に流すべきだ!!




ーーー


(前半)もうひとつの選択肢=「脱ひばく」集団移住権利法実現の課題と展望
6/16 松井英介氏(内容書き出し)

そして問題はこれ、
ひとつ大きい問題は福島県内の焼却物の実験施設を鮫川村という所で始めようとしていると。
しかもそこに配備される焼却炉というのはですね、
199kg/時という、非常に小さなものを何十個も並べてですね、
これは要するに排出法の網にかからない奴。

2013061776.jpg
鮫川村というのはこういう位置にあります。
いわきのすぐ隣。
あるいは、茨城県のすぐ北側にある。

「除染・鮫川村・バイオマス発電」武藤類子さん4/21郡山(内容書き出し)
これは鮫川村というところ。
福島県のちょっと県南の方に入っていくんですけれども、
そこに突然降ってわいたように8000ベクレル以上の農林関係の廃棄物ですね、
それを燃やす焼却場が、焼却実験炉が出来るという事が分かったんですね。
そしてこれは、実に水面下でずっと進められていたんだそうです。

それでここの地権者だけには、30人ぐらいの地権者だけには承諾をとったんだけれども、
他の村の人達は何も知らないままにこういうのが検察され始めていたんだそうです。

2013042318.jpg

0.13という放射線の数値が見えると思うんですけれども、
福島県内では比較的線量が少ないというか、低いところなんですね。
原発から50kmぐらいなのかな?ここ。5~60kmだとおもうんですけれども、
その割には線量が低いというふうに言われている場所です。


<なぜ燃やすの?環境省>
8000ベクレルを超える指定廃棄物を燃やす焼却施設建設着工・中断“鮫川村”
&森林除染木材でバイオマス発電“塙町”/12(文字起こし)

「燃すものが無い」というのは、実は鮫川村も全く同じです。
資料の中に600トンという計画が入っていますが、
実際に燃やすものとして今あるのが、たったの116トンです。


たったの116トンのうち指定廃棄物は28トンしかありません。

もし国が最終処分場にさらに持っていくということであれば、
28トンは10トントラック3台分なんですね。
これに今、環境省は7億円以上のお金を付けて燃やそうとしている
まったく馬鹿げているとしか言いようがないと思います。





1.原発をどうやって止めるか「私は多分招かざる客だと思いますが…」広瀬隆8/6 未来への福島、そして脱原発(内容書き出し)

2013/08/06
シンポジウム「未来への福島、そして脱原発」


Video streaming by Ustream

出演:坂本龍一 / 桜井 南相馬市長 / YAE / 吉原毅 城南信用金庫理事長 / 藤波心 / 広瀬隆 / スイスより政治家を含む60人の福島視察団 / (財)グリーンクロスジャパン&スイス /


00:26:50

2013081211.jpg

こんにちは、広瀬です
えーっと、今日は私は多分招かざる客だと思いますが、
大事な事だけお話したいと思います。

目的ははっきりしています。
原発をどうやって止めるかという事に絞って三つの事をお話しますが、
時間もあんまりないのでちょっと早口になります。
通訳の方ごめんなさい。

まず、ここに書いてありますように、皆さんおかしいと思いませんか?
去年まで「節電だ、節電だ」「電気が足りない、電気が足りない」と言っていて、
今年は「暑い、暑い」って言いながら、全然そんな事新聞にもテレビにも全部もうなんにも言わないでしょ?


おかしいと思いません?
要するに何にも、原発はもうほとんど動いていない。
福井のね、大飯原発2基が動いているだけで、おかしいんですよ!

そもそもですね、電力の真夏のピーク電力にですね、
本当に原発は必要なのか?節電は必要なのか?っていうことですが、
ま、今日の主催者であります城南信用金庫の吉原毅さんが 去年の、ちょうど1年前のこれ、
報道ステーションに出て下さって、
そして関西電力が電力不足だっていうのは、それはウソだっていう事をですね、論破して下さいましたが、
その通りです。一度ちょっと数字だけ証明しておきますと、
これが去年の夏の関西電力の最大消費、
要するにこの7月と8月、夏ですね。
公表したこの赤いところが8月6日。
この日が一番電気を沢山使ったところです、関西地方で。
それで、関西地方の発表した能力によると、これ位で、ま、ギリギリだっていう事なんですが、
これは全部ウソです。
これは、関西電力は数値を全部発表しています。
それを全部足しますと、実際にはこの真夏のピークの時に24%電気は余っていました。

これは、
この24%というのは大飯原発を止めての計算です。

いいですか、原発無しで足りたんです。
だから今年黙っているんです。
おかしいんですよ、テレビも新聞も。
騒いだらいいのにね、騒がないでしょ?

で、これは実際ここに書いてある通り、去年の最大の電力の、
発電の能力は火力・水力・揚水・地熱・太陽光、これはもう、自然ネルギーはほとんどないんですが、
民間から買ったり、それから他の電力会社の融通を考えまして、24%余ったんです。
これはもうはっきりしてます。

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で、だらからその前の年、おととしの秋にね、
この関西電力の八木誠社長が大ウ、ソをついたということです。
非常に国の見通しでも来年の夏は、要するに去年(2012年)の夏ですよ
25%供給不足になっているって言ってたのが24%余ったんですから。
原発無しの計算ですよ、今のは、24%っていうのは。
だから、こういうウソが恥ずかしくないのか?

じゃあ今は何のウソをついているんでしょうか?   

今度は電気料金の値上げだとかね、ガスが高いとか、
そういうウソをついているわけですが、
実際にですね、一つこのグラフを見ていただくと分かるんですが、

2013081213.jpg

去年、ここが2011年の震災のあった、この3月に震災があったんですけれど、
日本では、特に大企業を中心にですね、
「こんな原発だの電力会社に頼ることはできない」って言って、
企業はみんな発電機を買いました
大丈夫なんです。
その発電機を買った量は、これは毎月のですけれどこれでおととしと去年ですね。
去年の12月までのデータですけれど、これを全部累積していきますと、
原発13基分も・・・買ったんです。

だからそれを動かせば、なんにも必要ありません、原発は。
今の2基、これも必要無いんです、全く。
そういう状態で、じゃあ一般の企業、中小企業も含めまして、「どういう道具を使ったらいいんだろうか」
一番大事なのは今の時刻なんです。
今はちょうど午後2時半ですけれど、
ちょうどこの位の時刻が、日本全国で暑い日に消費電力のピークになります。

そのピークの時にちょっと下がればいいだけなんです。
下げる方法は簡単にあるんです。
今まではみんな電気を使って、エアコン、このクーラーを使って冷やしていたんですが、
今、ガスヒートポンプエアコンというのがありまして、これを使うと簡単に出来ます。

2013081214.jpg

そしてトータルのエネルギーの消費量は同じです。
電気を使った時もガスを使った時も同じであるという事が去年1年間で証明されました。

2013081215.jpg

これはたとえば一つのメーカーを出しますとヤンマーがやっています。
農器具で有名だった、皆さんご存じでしょ?
あのヤンマーがですね、ガスヒートエアコンをどんどん売っています。
パナソニックも売っています。

こういう道具を使いますと、ここに書いてあるとり一般事務所。
今日のようにちょうどこういうような大きなオフィスですね。
こういう夏場の電力需要の40%をエアコンが占めているんです。
今までですよ。
だからそれを下げればいいんです。
その午後の2時台。1時台2時台にチョンと下げればいいんです。
それにはこのガスヒートポンプエアコンを使うと言い。
何故かというと、40%これが食っているんだったら、これをドーンと下げれば4%。
つまり、9割減らしちゃうんです
そうすると36%減りますから、これだけでもう楽々です。

こういう簡単なことで実を言うと、もう工業界は大丈夫なんです。
おととしから全部企業はもう準備をしていますから、大丈夫なようになっているんです。
それをですね、電力会社やなんかはみんな嘘ばっかりついて、
こうやって危険なげんばつをまだ2基動かしています。

電力会社がやるべきナノは、ガスをこれから使っていけばいいんです。
ガスコンバイドサイクルというのはこういうふうになっています。

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ガスタービン、ここでガスを燃やしてそこでエネルギーを出します。
これは飛行機と同じです。
ジャンボジェット機にエンジンが付いていますね。
あれと同じでボーンッ!と。
あのエンジンの噴射力でこの発電機を回す力に変えればいいだけです。

そうして600度で。
排熱が600度もありますから、600度の熱を捨てちゃいけないです。
これで、今までのように高圧の蒸気タービン、中圧、低圧と全部エネルギーを絞りとって、
4つのタービンでこれを、発電機を回します。

そうすると原発の二倍のエネルギー効率で電力を得られます。
これが今、全世界に普及しているガスコンバインドサイクルです。
これをやればいいだけです。

コストは、アメリカで、これつい先月朝日新聞に数字が出ていましたね。

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原発は108ドル。
ガスでやれば65ドルで済むんだと。
いいですか。
4割も安いんですよ。

こういうのが今の現代なんです。

2013081218.jpg 2013081219.jpg

だから、もう皆さんもニュースでご覧になっている通り、
ま、今朝の日経新聞にも書いてあるとおり、
もう原発は、アメリカはどんどん、どんどんですね、
もうみんな廃炉、閉鎖こういう事で、
これも今年の5月、これも6月のニュース。
これも今月ですよ、ついこの間ね、またも原発の建設を断念した。

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こういうニュースが続いているのはこれのためなんです。

ところが日本では今、火力の燃料費が上がった、電気料金の値上げだ。

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こういう事をですね、経済部の記者が平気で、まだ新聞テレビでどんどんどんどん行っているような状態。
これもウソなんです。

いいですか、これは去年の11月に出た新聞で、ガスエネルギー新聞に出ています。

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都市ガス大手「収益の柱」
おかしいじゃないですか。
「ガスを使って電力を出してこのガス会社が儲かってますよ」って言っているんです。

これ実績なんですから。
電力会社はみんな「赤字になった、赤字になった」って言ってるのに、
ガス会社はみんな夏伝事業で利益を出しているんですよ。

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これ見て下さい。

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大阪ガスも、東京ガスも、西部ガスも、東邦ガスも、
みんな4大ガス会社はみんな儲かっています。

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ところが森永卓郎とか寺島実郎、立花隆とか、こういうどうしようもない評論家が、
一流の顔しやがって、テレビに出てきては
「日本の経済成長に必要だ」なんて事をまだそんな子どもみたいな事を言っている

今だって考えてごらんなさい。
原発を今ほとんど使ってないのに、今なんか株が上がったとか言っていますよね?
おかしいと思いません?
ね。
なんで原発が無いと経済成長をしないんですか?
これもウソで、ま、全世界でみなさんもご存じの通り一番経済成長しているのは、
いいとは思いませんがBRICS(ブリックス)と呼ばれるブラジル・ロシア・インド・中国です。
この、ロシアは、ま、別にしまして、
ブラジル・インド・中国は今、これは原子力はほとんど使っていないで大成長をしているんですよ。
経済成長と原発は何の関係もありません。


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ところが未だにですね、原発を再稼働させようという頭のおかしな人間ばっかしがいるんです。
今からお話します。

日本は破滅に逆戻りします。

これはハッキリ言っておきますが、
原子力規制委員会というのはみなさん新聞でご覧になっていて
なにか、少しいいようになったように誤解を受けています、日本人全員が。

何故かというと、
彼らは活断層があったと言ってここを止めたとか、そういうニュースが流れると皆さん喜ぶでしょ?
あれは全部ウソなんです。
活断層があるから地震が起こるんじゃないんですよ。
彼らはど素人なんです、原子力規制委員会。

地震というのは断層があるから起こるんじゃないんです。
断層が出現しなかった地震は山のようにあります。

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今のは中規模だけど、これはかなり大規模な地震ですよ

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阪神大震災だって、断層は出ていないんですよ。
淡路島、野島がちょっと出ただけで、
兵庫県の断層は表に出てきていないんです。
あれで、6000人もの人が死んでいるじゃないですか!

5年前の岩手宮城内陸地震では、これ、山が消えちゃったんですよ。
山が消えるほどの巨大な地震、ここに断層はなかったんですよ、今までの認識で。

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その未知の断層が動いてこうなったんです。

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だから活断層なんか議論していると日本は無くなりますよ!


つづくーー





未来への福島、そして脱原発2013年8月6日 文字起こしのブログ↓
1.原発をどうやって止めるか
「私は多分招かざる客だと思いますが…」広瀬隆8/6 未来への福島、そして脱原発(内容書き出し)


2.原発をどうやって止めるか
「 ゴーストタウン・福島の汚染地帯」広瀬隆8/6 未来への福島、そして脱原発(内容書き出し)


3.「私は逃げた事がありません。1日も役所を閉鎖することがありませんでした」
桜井勝延南相馬市長8/6 未来への福島、そして脱原発(内容書き出し)


4.「これほどおかしなことが行われている。みんな狂っています」
吉原毅氏(城南信用金庫理事長)8/6 未来への福島、そして脱原発(内容書き出し)


5.「あれと同じものがまだ50基、事故が起きるのを待っているかのように日本中にある」
坂本龍一・藤波心8/6 未来への福島、そして脱原発(内容書き出し)


6.藤波「同世代の関心というのはすごい、薄い」・
吉原「TPPは“のび太・ジャイアン式システム”」8/6 未来への福島、そして脱原発(内容書き出し)







「海洋のストロンチウム・・・サカナの骨から人間へ」武田邦彦先生(音声文字起こし)

【原発】 海洋のストロンチウム・・・サカナの骨から人間へ
平成25年8月14日 武田邦彦先生より、

音声の文字起こし

福島の原発から大量の汚染水が漏れている事については、
毎日のように報道されていますので多くの方がご存じな訳ですね。
それと非常に心配しておられます。
「どうやって食い止められるんですか?」と、時々マスコミから聞かれますが、
食い止める方法はですね、「なぜ水が汚染されるのか」という事が分かってなければいけないわけですね。

普通に考えますと震度6の地震で原子炉の底が割れて、そこから地下水が侵入し、
それが汚染されてまた出てくるというふうに考えられますが、
それもちょっとおかしな所があるわけですね。
というのは、1号機から4号機までのどこで漏れているのか?というのは、
地下脈をボーリングを簡単にして調べればわかるんですけれども、
どの道から、どの地下水からどのようになっているかって、
もう分かっているはずですけれども、発表されません。


冷却水は今循環していますし、
放射性物質が発生する熱は事故時の100分の1ぐらいになっていると思いますから、
循環水量も非常に少ないので、それではないと思います。

それでは3番目の事ですね。
事故の時に空から降ったものが地下に浸みて、其れが地下水と混ざったと、
そういうケースがありますが、
それでは放射線の量が発表されている放射線量が多すぎて、それほど漏れているわけではない。
それから、地下から漏れているものと、地上に舞い上がったものとでは成分が違いますから、
成分でも発表されればまたそれも分かります。

しかし、東京電力の会見に出席されている新聞記者の方とか、
その他の方の努力は敬意を表しますが
残念ながらそこで聞かれている事が、文化系の方が多いんだと思いますが、
今言いましたように、技術的にきちっと質問をしてですね、
「間違いなくそうだ」という事をちゃんと実証していくという事のプロセスにかけるものですから、
「さっぱりわからない」と。
それで、「どうやって止めるか」という事ばっかりに興味があってですね、
「冷やしたままで止められるか」という、言わば技術的にはつまらない。
だけど技術的につまらなくても普通の人はそういう事しかわからないのもしょうがないんですけれども、
ま、そういうレベルにとどまっております。

ただ、そういう問題とは別にですね、
非常に危険な可能性がありますのはストロンチウムの問題です。

原子炉では、放射性のストロンチウムとセシウムはほぼ同量出来ます。
約6%原子炉内で発生するんですが、
そして半減期も、セシウム・ストロンチウムともに30年ぐらいですね。
半減期が30年と言いますと、多くの人は
「30年位ずっと放射線を出すんだろうな」と思われますけれども、それもあるんですが、
放射線の強さも半減期によりますから、
半減期8年位のものは非常に強いし、
半減期が2万年とか、30億年といったものはですね、
確かに長い間放射線を出すんですけれども、放射線の量は少ないので、
そういう点では安全という事はありませんが、半減期というのは両方あるという事ですね。
無くなるまでの年限と放射線の強さ、その二つを表していますが、
セシウムもストロンチウムはほぼ同じであると。
だから、「セシウムとほとんど同じ危なさがある」と言ってもいいわけですね。

そして、性質の違いは、
地上に舞い上がりがちなのがセシウムで、
ストロンチウムは舞いあがらないだけ地下へ向かいます。
従って今回のように、地上に出ているストロンチウムはセシウムの100分の1、
これちょっと少ないかなと思うんですけれども、
ま、10分の1以下だと思うんですが、
これに対して下にその分だけ出るはずなんですよね。

ですから簡単に言えば、
汚染された地下水はセシウムとストロンチウムの比率だけ測っても、まぁまぁ分かるんですが、
その他のデータでも少しでも出してくれたら我々専門家の方がすぐ分かるんですね。

問題なのはストロンチウムはカルシウムとすごく似てるんですよ。
ですから、ストロンチウムは、体がカルシウムと区別が出来ないものですから、
骨をつくる材料にするんですね。

骨っていうのはなんだか固いものですから、
肉と違って、なにかが出来たりできなかったりしないと思っていますけれど、
肉も骨も生物では毎日ある程度崩れてある程度新しく作っていくんですね。
そうしないとだんだん降るくなってダメになりますから。

そうすると骨も作っていきます。
日本人は大体1日1リットルぐらいだったと思いますが、
200ミリグラムのカルシウムが流れて、その分だけカルシウムをとって作っていくんですね。

ですから、もちろん成長期の若者もカルシウムは大変大切で、
赤ちゃんとか、児童生徒は大切で、成長のためには骨が長くならなきゃなりませんからカルシウムは必要で、
親が一生懸命カルシウムを取らせるようにします。

が、歳をとったらいらないかというとそんなことはないんですね。
よく家庭でおばあちゃんが小さい孫に
「あなたカルシウムを摂りなさいね」と言って魚を食べさせたりしていますが、
それはおばあちゃんでも同じで、おばあちゃんでも1日尿から出ていくカルシウムが、
つまり骨から溶けていくカルシウムを毎日補充しないとですね、骨も弱くなるわけですから。
ほぼ同じと言ってもいいようなものなんですよね。

若い人は成長分だけ余計にとらなければいけないんですが、
それよりも毎日流れていく量の方が多いですから、それを注意しなければいけない。


ですからこの問題は、
子どもはもちろんなんですけれども、大人も同じように危ないわけですね。



魚にストロンチウムが蓄積しますと、
白血病が多いんですけれども、骨髄をやられる訳です、ストロンチウムのβ線で。
この魚の骨を食べますと、人間も同じようにやられます。
魚の骨はたとえば、しらす干しとか小さな魚、結構魚の骨は食べますよね。
基本的に危ないわけですね。

で、このストロンチウムの測定はちょっと難しくてですね、
セシウムは測ればわかるという感じなんですが、
ストロンチウムはチョト前処理とかいろいろあって、15日ぐらいかかるんですね。

私が昔心配してたのは、魚は新鮮なうちに食べなきゃいけないし、
ストロンチウムが分かるのは時間がかかるので、
「ちゃんと測った魚を出してくれるのかな?」と思っ手たんですけれども、
それ以上にひどくてですね、測ってないという状態がもう2年間も続いているんですよ。

魚はセシウムよりストロンチウムの方が重要なのに
測定が簡単なセシウムだけを測定しているんです。
魚はさっき言ったように地上と違ってストロンチウムの方が高い可能性が高いんですね。

これをまた専門家が誤魔化そうとしましてなんか変な事を言ってて、
「セシウムを測ればストロンチウムが分かるんだ」と。
「セシウムがこんなに少ないんだからストロンチウムも少ないんだ」
これは全然ウソでしてね、
原子炉では同じく出来ますし、ストロンチウムの方が危険ですから。
その点では、政府自治体とか国立環境研究所とか
そういうところの税金を使っている人たちが責任を果たしてですね、
国民の疑念に答えなければいけない、国民の安全を守らなければいけないと思います。

こういう時にですね、本当に先ほど言ったように、
地上の野菜のセシウムを測る。
そして時々ストロンチウムを測る。
そうすると比率が20対1だったりする。

だから魚もセシウムを測っていればいいんだという言い方を時々専門家がするんですね。
これは専門家は分かっていてウソをつくんですよ。

つまり研究費をもらいたいとか、政府の覚えをよくしておきたいという事でウソをつくんですね。

これはたとえば地球温暖化などでもこの手のウソがあって、
この前私講演会で聞いてビックリしちゃったんですけど、
ある人が、私が「地球温暖化でCO2が少し増えた方がいいんだ、これから寒冷化するから」
という話をしたらですね、手が上がって、
「先生何でそんな事を言うんだ!」と。
専門家に騙された場合はほとんどの場合感情的なんですけれどね、
という事で感情的に私に食ってかかってきまして、
「CO2は危険じゃないか」と。
「0.何%で障害が出て、数%で死んでしまうんだ」という事を専門家から聞いたと。
「そういう猛毒を先生のように『増やしたらいい』とは何事か!」って言われたんですよね。
その人は本当に可哀想なんですね。
騙したのは専門家なんですから。

CO2というのは、今空気中には0.04%しかありません。
かつて地球が出来た時には95%でしたから、
生物の多くはですね、5%、6%の頃から生きている訳です。
人間はもちろん呼吸関係はそうですね。
たとえば人間は0.04%のCO2を吸って、
身体の中から、酸素から共に21%酸素を吸いますから、
そして体の中で酸素をCO2にして、吐き出します。
人間の呼気、吐き出す息のなかに含まれているCO2は実に4%。
少なくても3%ですから、3%~4%、大体その位ですね。
ですから、「数%で死んじゃう」って言ったら、
自分の吐き出している息で死んじゃうという事になるわけですね。

もうひとつは、
たとえば火力発電所なんかは石炭を燃やしたり石油を燃やしたりしますね。
家庭でも石油ストーブを部屋の中で燃やしたりしますね。
それからガスコンロで都市ガスを燃やします。

ああいったものは大体、きちんと燃やしたものは燃焼ガス中のCO2は14%ぐらいになるんですね。
ですからすぐ、火がつくと死んじゃうぐらいなんですね。
CO2は毒ではありません。
ただ、部屋を閉め切ってあれば、CO2が増えれば酸欠になります。
これは結構CO2が増えなければいけないんですが、
酸素は現在21%。
それが16%以下になって激しい運動をすると、酸欠の可能性も無いんじゃないんですね。

ですから、CO2が増えるというのはCO2が毒なんじゃなくて、
CO2が増え過ぎると酸素が相対的に減るので、酸素不足で具合が悪くなる事はあります。
これはCO2の毒性じゃなくて、別に窒素が増えてもいいんですけれども、
閉じこもった部屋で石油ストーブをどんどん燃やせば、
部屋の中の酸素が減っていって、CO2になりますからね。
それで酸素が減っていって気持ち悪くなるという、こういう事があるんですね。

だから「数%で死にます」なんて言って、「CO2は猛毒だ」なんて言って
素人をだます専門家も専門家ですよね。
私がそこにいたら、
「あ、そうですか。吐く息は4%もCO2で、燃やすものも部屋の中で換気が良くても14%。
換気が悪けりゃもっと溜まるんですが、なんで皆さん亡くならないんですか?」といいますと、
その専門家は赤面してその場から去るでしょうけれどね。

みんながこれ位の知識しかないなと思うとそれを狙ってやってくるんです。

これが原子力発電所のセシウムとストロンチウムも同じような騙しをやっているんですね。
私が何でそれが騙しかっていうのが分かるかというと、
言っている人の顔がちゃんと見える時があるんですね。
原子力関係でよく知っていて「あ、この人か」と。
この人はよく知っているよっていうそういう人がいましてね、
その人が「地上に降ったストロンチウムがセシウムとが何対何だから、魚もセシウムを測ればいい」
と言ったのを聞くとですね、「これはもう政府から金をもらっているな」と。
しかし、政府は税金で国民を守る立場なんですから、
政府が国民を騙すという現在の状態の方が、本当はおかしいです。







<甲状腺がん>日野川静枝教授質疑応答8/10(文字起こし)

日野川静枝さん
拓殖大学商学部教授。
科学史、技術史、埋もれた原発開発史、
サイクロトロン研究などの歴史を発掘することで、核科学の現在を鋭く照射するのが本業。
ことし(2013年)3月、甲状腺がんの診断を受けて右葉の切除手術を受ける。





※最後の方で井戸川元町長もご自身の甲状腺についてお話しされています。





文字起こし部分のYoutube→http://youtu.be/G9FrUSJfP84?t=20m42s

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質問1

質問:手術前に腫瘤が見つかった時の選択肢とかそういうものは病院から提示されたんですか?

日野川:
細胞診をやりまして、
それでサスピシャス(=suspicious)という、「癌の疑いあり」というふうに病理の方から上がってきた、
それを見た時に先生は「手術」という一言でしたね。
だから私も「他にありますか?」って聞けばよかったんですけれど、
「あ、そうかやっぱり」と思っちゃったもんですから、
それ以上「他の選択肢はありますか?」とは聞く余裕が自分になかったのが、
それが参考になる本を読めば、
乳頭がんというがんの種類は、甲状腺がんの一般的な癌の種類なんですよね。
それで、今私は取ってしまったあとは、
別に抗がん剤も飲んでいませんし、
放射線治療もやってませんし、
本当に書いてあるとおり大人しい癌と言われて、
ま、それはわかりません、将来全く違うところに出るかもわかりませんけれども、
ですから、「がん」と言われて「手術」と言われたんですね。



質問2
質問2:
術後にCT検査をお断りになった理由というのが「被ばくを避けるため」という事で、
主治医の方が「がんになるリスクが高まりますよ」とおっしゃったそうなんですが、

日野川:発見の遅れが、再発の発見の遅れが

質問2:
という事は被ばくをするために癌になるという事ははっきりしているけれど、
だけどそれをしなければ癌の発見が遅れるという、
なんか、どちらにしても癌になるというようなところに持って行かれるような感じがするんですけど、

日野川:私の感想でいいんですか?

質問2:ちょっと、そういう事自体がおかしいなという気がします。

日野川:
私自身でやっぱり、
「自分の身体の中に放射性物質が入っても不思議はないな」と思うのは、
福島事故以前から、先程ご紹介があったように、サイクロトロンという加速器
原子核物理学の加速器なんですが、それの1930年代に発明されたものなんですけれど、
その歴史を調べてあるいて、だから機械があれば見せてもらえるところを歩いて、
そうすると大体、
「まず妊娠の可能性はありますか?」
「ありません」って言っても、
「あなたは女性だから、ここまでしか入れてあげれないよ」っていうところを何カ所か、
もう若い時から、そういう生活をしてきているので、
だから余計に、福島だけでなくて、これは私にとってはそういうリスクを背負ってきているから、
可能性としては、もしも放射性物質が甲状腺にあったとすれば、
放射性物質が微量ではあってもまだ半減期の長いものを抱えているとしたら、
それにX線を浴びるという事は、エネルギーを与えるという事なんですよ、放射性物質に。
だからそれでまたね、自分の身体がダメージを受けたらいかんと思って、
だからまぁ、私自身は選択しないで。
ま、ちょっとそれは、職業柄の事でした。


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司会:
サイクロトロンという加速器ですけれども、この前東海村で放射能漏れを起こしましたよね、事故で。
あれは陽子を出すというやつですけれども、
要するに放射能が出るわけですね。
出たり隠したりしているところですね。


日野川:
1930年代のサイクロトロンは人工的に放射性物質をたーくさん作ったんですよ。
天然には存在しない。
その一つにプルトニウムもあった。
それは今日ちょっと余計な事だったかもしれないんですが、
私2枚ばかり、これを書きました。
これは事故があった年の2011年にちょっと依頼があって、
その中にちょっと私が調べていた歴史のような事が書いてあって、
プルトニウムも人工元素ですから、サイクロトロンでのみ。
だからアメリカのみ、でなんです。
作れたのは、その時代に。
それはイギリスからもその情報が欲しいと、
ウラニウムと同じくプルトニウム239は核分裂するはずだからそれを調べてくれ、と。
装置が無いんです、イギリスには、つくれる装置が。
アメリカにのみあったんですから。
それを依頼を受けた時、アメリカが調べてそれはウランと同じに核分裂する事を確かめますけど、
その情報はイギリスにはあげないんですよ。
だからその情報はアメリカのみで独占しているんです。


質問3
質問3:
私は福島県二本松市出身なので、
特に子どもを救うためにはできることは何でもやりたいというふうな事でやっているんですけれども、
でもその割にちっとも勉強をしていなくて、
甲状腺がんって、切るしかないんですかね?

ーー:
私はね、北海道がんセンターの西尾先生に聞いたんですけど、
もう即切るだけだっておっしゃっていました。
西尾先生の場合は、放射線科の先生だけど、それ以外の方法はないとおっしゃってました。

司会:
ちょっと補足していいですか。
日野川先生は右葉といって、二つあるうち、
大体大人ですと片方で8gから10g、合計合わせて16~20gあるらしいんですけれども、
「片方だけの切除で済んだ」と。
で、それはリンパ腺にいってないとか、悪性度がそれほどないから片方ですんだと、
そう理解していいんですね?
で、リンパ腺にいってたり、危ないという事だと、両方取らないといけない。
両方取った上で今度はどうするかというと、
肺とか、肝臓に転移してないかとか、という事を調べるんだけれども、
甲状腺の場合には、あんまりよく調べなくても特効薬があるんですね、特効薬。
なにかというとね、ヨウ素131。
子どもの甲状腺がんをつくる放射性物質が、
甲状腺がんの患者さんの転移癌をやっつける為の特効薬になるんです。
ちょっと詳しい事はですけれども、
だからちょっと軽いと言いますかね、


日野川:
リンパ節はとってないんですよ。
そこまで取ると術後にやっぱりむくみが出たりいろいろあるんですけど、
それはなかったです。
だから本当に初期だと思いますね。



質問4
質問4:何回か全く自覚症状なしって、

日野川:そう

質問4:一番初めの人間ドックで頸動脈の検査というのはもともとメニューにあったんですか?

日野川:
あのね、脳ドックをオプションに付けたから、
頸動脈を脳に行く血流、それを見るためにみたという話です。

質問4:脳ドックの人はみんなそれを見るわけですね?

日野川:と思います。
それはもう、検査中に検査官の人が
「なんでなんですかね、とにかく支持があるから見ますけど」みたいな
「私脳ドック付けました」って言ったらすぐに分かったんですよ。
「あ、それじゃみます、みるひつようがあるんですね」って。

ーー:
脳ドックのオプションを付けたからといって、首をみるっていう事は、
あの、全部の病院がそうする訳じゃないですよ。

日野川:そうですか

ーー:
わたしは脳ドックをオプションで付けた事があったんですけど、
その時は首は見ていただけませんでした。

日野川:あー、なるほど。

質問4:
ただ、なんていうか、いわゆるスクリーニング効果っていうような話があって、
今も、福島の話なんですけれども、子どもの超音波をみるって普通はしないわけですよね。
これみると、結節は見つかるし、甲状腺がんも見つかると。
それをよく県立医大とかは「それかもしれない」みたいな話がよく出ると思うんですけれども、
実際、韓国は甲状腺がん検診というのをやっていて、
やっぱりスクリーニングをするから、
やらなかったら見つからないでそのままだったものが見つかるという効果も、
実際他の癌でもある事はあるんですよね。
だからそこのところの関係というか、
ま、日野川さんの場合はたまたまという話なんで、
そこの問題と言いますかね、だから分からない。
要するに検査しないで見つからなかった場合にどうなったか?というのは、
要するに分からないんですよね、永遠に分からないんですよね。


日野川:
あの、ただね、自覚症状が出れば、
つまり飲み込みにくくなるとか、軌道を圧迫しますから、
呼吸がね、ちょっとしづらくなるとか、
そういう自覚症状だけで、出れば医者に行くと思うんですよ。
それが、私の場合は全く何もなかったですから、本当に初期だと思うんですけど、
自覚症状が出れば行くし、行けば診ますよね。診れば発見しますよね。
でもそれはある程度の進行後ですよね。


質問4:
これは30mm。
大きい方なんですか?小さい方なんですか?

日野川:でも、片側全部取ったその方側が、あの玉とおっしゃってたその大きさなんです。

質問4:なにも感じなかったんですね?

日野川:いえいえ、それは甲状腺全部ね。

質問4:ああ!癌そのものは

司会:10×7×7ですね。だから小さい方ですね。

日野川:
なんか娘が言うには先生が
「触ってごらん、ホラ他の組織のところと感触が違うでしょ」と言ったそうですけど、
本人は、娘自身は「さっぱり分かんないよ」って。

ーー:写真見ても、写真じゃ分からないんですか?どこが癌で

日野川:
その病理検査の写真もあるんですけど、
ちょっとそれは色が黒くて、
これですけど、全部記録はとってるんですけど、

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じゃ、おまわししましょうね。
取ったところの断面をこういうふうに切ったというのが分かりますから、それで。

ーー:
先生の10×7×7mmほどの癌というのは、
この前6月に福島で発表された手術をした子どもたちの癌の平均より小さいです。

ちなみに、子どもの癌は、あれはハイティーンだから甲状腺はそんなに小さくありませんが、
でも大人の女性よりははいきんの女性は小さいです。
それから5歳ぐらいですと、両方が2gずつです。
1歳ですと、1gずつです。
1gという事は、先生が取った癌とほとんど同じ大きさです。
だから、ゼロ歳児、1歳までの子どもで、直径1cmの癌が出来たとすれば、
それは甲状腺全体と同じ大きさだという事です。



ーー:
あの、いいですか。
皮膜はないという説明があったんですけれども、
この「被膜は無い」という事の意味がちょっと分からないんですけれども、

日野川:ごめんなさい、私も分からない。

ーー:
最初に人間ドックの時は腫瘤とだけ言われたんですね。
他に結節とか石灰化とか、その時は聞いてらっしゃらないんですね。

日野川:
(頷く)
でも、診断のブックの中には書いてありました。そういうものが

ーー:で、切ったものにもそれがはっきりと見えてたんですね。

日野川:そうそう。

ーー:
今のお話を聞きながら、本当に私はドキドキしながら聞いてたんですけれども、
お子さんを甲状腺検査に連れていってるんですけれども、
4×7mmの腫瘍がこの間お子さんにあったんですね。
それがその前よりもちょっと大きいんですよ、4か月前よりも大きくなってて、
「これってどうなんだろう」って今ドキドキしながら聞いてたんですけれども、
んーーー、その、検査の時点で「もう石灰化」とか言われているお子さんもいるんですよね。
それを、あと半年後には行った方がいいですよって言っても、
本人達がそれほど気にしてらっしゃらないので、
結局なにが起こっているかというと、
のう胞はほとんど全員出てます。
検査に連れていった方でのう胞も無かった方は人家族しかなくて、二人姉妹です。
で、あとの方は、連れていった方は全員のう胞があるんです。
で、のう胞だけだと全然、
「あ、綺麗なのう胞でよかったわ」で終わっているんですね。
それで終わっていいのかどうか分からないです。
で、綺麗なのう胞であっても半年後に連れていくと変わっていたりするんですよ。
それで私は、なんかもうドキドキして行ってたんですけど、
その子どもの甲状腺の異常があった時に、「腫瘤だけど様子を見ようね」って、それでいいのかな?って。
様子を見ていただいてるんですけど、今。
もうちょっと頻繁に連れていった方がいいのかなとか、
あるいはお母さんたちをあんまり刺激しちゃいけないなとか、
さっきからいろいろ感じていまして、


司会:よろしいですか、ちょっと先生の感想を

日野川:いやいや、医学的な知識は私もゼロなので、

ーー:
ちょっと私も言いたいんですけど、すみません、
私の友達に、「もう病院に行った方がいいよ」と言われたのに関わらず、行ってない人がいるんですね。

司会:それは大人ですか子どもですか?どこの方ですか、福島?

ーー:
福島の人ですね、それで穿刺細胞診(せんし・さいぼうしん)はどうでしたか?
どんなふうにやらされるんですか?

日野川:
麻酔もなんにもかけません。
だから、お医者さんは映像を見ながら、それで針を刺す。

ーー:チクッってするの?

日野川:
そうそう。
もう、麻酔もしないし、痛みもそんなに感じませんでした。

ーー:
その穿刺細胞診をすると転移しやすいとかそういう事はないんですか?
穿刺細胞診になかなか行けない人がほとんどなんですね、私が知っている人で。

司会:
転移はないです。
いまはそれは相当古い30年前ぐらいの話で、今は本当にチクッなんです。

ーー:それはなんにもためらいも無くスーッと行っちゃったんですね。

日野川:そうなんです。
というより本人は経過が、
こういう診断をしてどういう結果が出たら次は何の検査というのが書かれていますから、
それで次は穿刺細胞診なんだと、
先生が言わなくても自分はやってもらいたいと言おうと思っていましたから、
何の疑問も感じませんでした。

ーー:井戸川さんどうぞ、今の事聞いて下さいよ、やらなくちゃいけませんよ。

井戸川:
聞いてませんでした(笑)
1年前にこの辺にあるのは分かってましたので、あらかじめとってみたんですよ。
私は直接かぶりましたから、データは分からないんですよ、針が振り切れちゃってて、全部。
だからいくら浴びたか分からないんで、高いところにいたんですね。
で、調べたらありました。
左の方がちょっと大きくて、くっついちゃってて取りました。
その時は大丈夫だって言われましたけど、
今こっちも来てますけど、なんか今日はちょっと声の出が悪いですね。

日野川:それもね、やっぱり自覚症状の一つです。声がかすれるっていうのも。

井戸川:今日は非常に声の出が悪いです。

日野川;ぜひ。


ーー:
先ほど「手術しかないのか」という話が出たんですけど、
私は伝聞でそういう意味ではちょっと不確かなんですが、
大阪に行った時に甲状腺の学生たちが言っていた中で、
親御さんなんですが、その親御さんの御子息が10歳の時に嚥下障害があって、
さんざん知れべたところ病院で全甲状腺がんと診断されて、
ただその時に手術をしなかった。
それから20年経って、結局経過観察をしてて、
嚥下障害が感じられる位の癌だったにもかかわらず、そのままで、
すでに肺にも転移があるとその時に診断されてたそうなんですが、そちらもとどまって、
もうそれ以上に悪化しなかったというふうにそのお母さんから聞いたんです。


ーー・何か特別な事をしてですか?

ーー:
いえいえ、経過観察をしてただけです。
それを病院がOKして、家族もそれを選択してという事で、
というふうにそのお母さんはおっしゃってたんですけれど、

司会:ちょっと、お答えが・・そういう例があるという事ですね。



ーーおわりーー


前半はこちら↓
<甲状腺がん>衝撃の体験談「甲状腺右葉を切除しました」 日野川静枝教授 8/10(文字起こし)











<なぜ?>はだしのゲン「閉架」は一人の高知県民の陳情書から始まった

なにがどうなってこんなことになったのか?
松江市議会は陳情書を不採決としたのに、
松江教育委員会ははだしのゲを「閉架」とするよう小中学校に口頭要請をした。

島根県松江市教委「はだしのゲンを小中学生には読ませるな」と学校に口頭要請。
委員長の名は内藤富夫氏。教委議事録に話し合った内容は書かれていない。


たった一人の人の陳情書からはじまる。
市議会で不採決になってもなお教育委員会が動いたのは何故なんだろう?




ーーー


http://www1.city.matsue.shimane.jp/gikai/shisatu/gikai-11.data/gikaidayori-no14.pdf
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7ページ
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中島康治さんという人が陳情書を出したみたいだ。



平成24年第3回 9月定例会-10月05日-05号
14番(南波巖)
次に、陳情第46号「松江市の小中学校の図書室から「はだしのゲン」の撤去を求めることについて」では、
陳情者からの趣旨説明、執行部の見解を聞いた後、執行部に対する質疑では、
「はだしのゲン」の映画については、全国のPTA協議会や文部省の推薦があったと聞いている、
また、漫画でゲンが小学生だったころは、陳情に添付された資料のような過激なせりふはなく、
戦争や原爆の悲惨さを伝えることが色濃く出ていた。
しかし、ゲンが成長するに従って、過激にエスカレートした描写となったのではないかと記憶しているが、
映画が放映された時期、PTA協議会と文部省が推薦した時期、
陳情に添付された資料の部分が漫画として出版された時期が、
それぞれいつかわかるかなどの質疑に対し、執行部より、全て時期を正確に承知していないが、
昭和50年代ではなかったかと思うなどの答弁がありました。
 
討論では、閉会中の継続審査とすべきものとして、この漫画を原作とした映画を国でも推薦しているし、
松江市でも多くの学校にこの漫画を置いている状況の中で、もう少しこの問題については議論する必要がある。
 
また、陳情に添付された資料は、漫画の一部を抜き出したものであり、
全体的な流れがどうなのかを読んだ上で判断したい。
 
そして、陳情に添付された部分を見る限り、過激な言葉と絵が羅列してある。
これを人格形成途中の小中学生に対して提供してよいか疑問である。
 
教育委員会が採用の根拠としているのは、
PTA協議会や文部省の推薦、中四国地区の県庁所在市で置いてあるというだけのことであり、
いつPTAや文部省が推薦したか、陳情に添付された部分がいつ出版されたか、
きちんと調べた上で判断したいなどの意見がありました。
 
一方、不採択とすべきものとして、この漫画を原作とした映画は、全国PTA協議会や文部省の推薦もある。
そして何よりも、この漫画は
戦争がいわゆる戦前の主権在君による政治で進められ、悲惨な広島、長崎の原爆投下があり、
そしてたくさんの戦争犠牲者を出した点をきちんと報じていると思うので、
この陳情こそが歴史認識が間違っているのではないかと思う
そして、まず大前提として、
そもそも議会がこの図書を学校に置いてよいかどうかなどということに干渉をすべきではない。
 
また、歴史認識はいろいろあり、また表現の自由もあり、
さまざまな歴史認識が提供されることは民主主義にとって大事だと思う。
こういうものを置くか置かないかは教育委員会で適切に配慮すべきことだと思うなどの意見があり、
意見が分かれ、
採決の結果、陳情第46号は賛成多数により閉会中の継続審査とすべきものと決しました。

継続審査
平成24年第3回定例会 請願・陳情審査結果表
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平成24年第4回12月定例会-12月05日-01号
14番(南波巖)
陳情第46号「松江市の小中学校の図書室から「はだしのゲン」の撤去を求めることについて」では、
執行部から、追加の見解を聞いた後、質疑では、
全10巻の漫画の中でいろいろ問題があるとも言われているがどのような問題かとの質疑に対しては、
執行部より、1巻から4巻または5巻までが第1部というふうに言われているが、
暴力的なシーンなど、やや過激と言われるものは後半部分が多いと感じている。
陳情に添付された資料も10巻の部分であるとの答弁がありました。
 
討論では、一委員から
当初の教育委員会の見解では、映画が文部省や全国PTA協議会の推薦を受けていたり、
漫画が中四国の県庁所在市の小中学校の図書室に置いてあることから
優良図書と考えているということであった。
しかし、1巻から10巻までを見ると、
時代ごとにだんだんとエスカレートして大変過激な文章や絵がこの漫画を占めている状況であり、
第1部までとそれ以降のものが違うものということではなく、
「はだしのゲン」という漫画そのものが、言い方は悪いが不良図書と捉えられると思う。
当初の優良図書としての根本が崩れたということであれば、
やはり教育委員会みずからが判断をし、適切な処置をするべきであろうと思う
との意見がありました。
 
また、不採択とすべきものとして、一委員から、
表現に若干過激な面もあるが、全体としては戦争の悲惨さ、
あるいは平和のとうとさを訴えているものと思っている。
1980年代から多くの図書館に置かれている状況であり、
平和教育の参考書として捉えられている側面が非常に強いようである。
そういう面から考えると、小中学校の図書室に置いてあってもおかしい話ではないし、
図書室に置くことの是非について議会が判断することには疑問があるので
不採択とすべきと考えるとの意見がありました。
 
採決の結果、陳情第46号は挙手する者はなく不採択とすべきものと決しました。


不採決!
平成24年第4回定例会 請願・陳情審査結果表
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http://matome.naver.jp/odai/2137662713442272601?page=2
@松江市議会では「“はだしのゲンは不良図書”との陳情があったが、そうは思えないので不採決」と普通の対応がなされている。しかし教育委員会は一転して、子どもが自由に読めない閉架という処置に。しかも陳情したのは高知市在住の人物らしい

@ざくっと要点。松江市教委が『はだしのゲン』を閉架にしたのは、たった一人の高知県民が提出した陳状を、たった一人の市議が支持し、陳情は不採択になったのに、松江市教委が恐れおののいて、過剰反応した。アホらしくて、声も出んわ。帰って、『はだしのゲン』読んで寝ることにしよう。



中島康治と高知市から日本を考える会
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祝〓ニュース速報
2013-08-16 16:35:39NEW !

キター(●´3`)~♪ ラララー

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本日の山陰中央新報から
嘘出鱈目はだしのゲンが、松江市の全小中学校で、自由に閲覧できない「閉架」扱いになったようです。
いや~陳情やらなんやらで地味に動き回ってよかったです。

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在特会が松江市教育委員会に抗議している様子
平成­24年4月20日松江市教育委員会にて。4月20日「はだしのゲン」を撤去せよ松江市­教育委員会の回答




「陳情書出します、そんな事でよろしいでっか!?」2013081539.jpg
注※ ↑この方が中島康治さんかどうかはわかりません






なぜ教育委員会が動いたんだろう?












ーー追記ーー



松江市教委の「はだしのゲン」閲覧制限要請 文科相「問題ない」
産経ニュース 2013.8.21 18:01

下村博文文部科学相は21日の閣議後会見で、
松江市教育委員会が、原爆の悲惨さを描いた漫画「はだしのゲン」を
子供が自由に閲覧できない措置を取るよう市内の全市立小中学校に求めていたことについて
「学校図書の取り扱いについて学校に指示するのは、教育委員会の通常の権限の範囲内」と述べ、
法令上問題ないとの見解を示した。

 
同市教委は作品中に、首をはねたり、女性に乱暴したりする場面があることから、
昨年12月、学校側に閲覧制限を口頭で要請。
これを受け、各学校は閲覧に教員の許可が必要として、貸し出しを禁止する措置を取った。

下村文科相は
「学校図書館は子供の発達段階に応じた教育的配慮が必要。
一般的な表現の自由に反することには当てはまらない」と述べた。

下村文科相下村文科相X



「はだしのゲン」閲覧制限撤回 松江市教委
テレビ朝日 2013年8月26日 16:52
松江市教育委員会は、「はだしのゲン」の閲覧制限を撤回することを決めました。

原爆投下を描いた漫画「はだしのゲン」の一部の描写が過激だとして、
松江市内のすべての小中学校では去年12月から、
生徒の閲覧に教師の許可が必要などとする閲覧制限を設けていました。

松江市教育委員会は26日午後の臨時会議で5人の教育委員が協議した結果、閲覧制限の撤回を決めました。
先週に開かれた定例会議では、
一方的に制限を設けた事務局側に対し、教育委員からの批判が相次いでいました。
また、これまで教育委員会には制限に対する批判の意見などが多く寄せられていました。






2013082911.jpg

孫崎 享 ‏@magosaki_ukeru
はだしのゲン :先週松江市にいった。
関係者が閲覧すべきでないという人に怯えていたという雰囲気を語る人がいた。
週刊文春最新号 『はだしのゲン騒動 松江市教育委員会を縮み上がらせた右翼男と危険な組織』。
新聞何故この核心を報道しない。


ーーー


孫崎さんと、全く同じ気持ち。
私もなぜこの事を報道しないのか不思議に思っています。

島根県松江市教委「はだしのゲンを小中学生には読ませるな」と学校に口頭要請。委員長の名は内藤富夫氏。教委議事録に話し合った内容は書かれていない。

はだしのゲン「閉架」に 松江市教委「表現に疑問」
東京新聞 2013年8月16日 12時22分

松江市教育委員会が、原爆の悲惨さを描いた漫画「はだしのゲン」を
子供が自由に閲覧できない「閉架」の措置を取るよう市内の全市立小中学校に求めていたことが
16日、分かった。

市教委によると、首をはねたり、女性を乱暴したりする場面があることから、
昨年12月に学校側に口頭で要請
これを受け、各学校は閲覧に教員の許可が必要として、貸し出しは禁止する措置を取った

市教委の古川康徳副教育長は
「作品自体は高い価値があると思う。
ただ発達段階の子供にとって、一部の表現が適切かどうかは疑問が残る部分がある」と話している。
(共同)


閉架 へいか
図書館で,本を直接手にとって選べないこと。
あるいはそのように管理された書物・書架・書庫のこと。


ーーー


おそろしいことです・・・

なんなんだ!こりゃ!!(╬◣д◢)
こうやって、情報操作が行われていく。
子どもに影響が悪いんなら、
テレビで何回も何回も流される国内の殺人事件の方がよっぽど有害だと思う。
原爆落とされた話とはレベルが違う問題だ!

こんな教育委員会に日本の未来の子どもを預けていたら、
これから先どんな世の中になるか、火を見るより明らかだ。


ーーー

松江市教育委員会


《松江市教育委員》

 

題名

氏名

委員任期

(就任日)

摘要

備考

委員長

内藤 富夫
(ないとう とみお)

H23.5.21〜
4年間

(H23.5.21)

1期目

 

委員
(委員長職務代理)

間田 浩彬
(まだ ひろあき)

H25.5.21〜
4年間

(H25.5.21)

2期目

 

委員

櫻井 照久

(さくらい てるひさ)

H22.5.21〜
4年間

(H22.5.21)

1期目

 

委員

布野 由美

(ふの ゆみ)

H24.5.21〜

4年間

(H24.5.21) 1期目

 

委員
(教育長)

清水 伸夫
(しみず のぶお)

H25.5.21〜
4年間

(H25.5.21)

1期目

 



【松江市役所の代表連絡先】 庁舎案内電話番号一覧組織機構図庁舎位置図
■所在地:690-8540 島根県松江市末次町86
■電話:0852-55-5555(代表)|FAX:0852-55-5530



ーーー

松江市(まつえし)は、島根県東部(出雲地方)に位置する市で、同県の県庁所在地である

島根県って広島の隣というか、上の県じゃん!!!

2013081527.jpg


ーーー

「昨年12月に要請」とあるので、そのあたりの教育委員会の議事録を見たけれど、書いてない。
どこの会議で決まった事なんでしょうか?


ちなみにこの前後の松江市教育委員会議事録の出席者チェックしました。

平成 24 年第 19 回松江市教育委員会会議録
日時:平成 24 年 11 月 27 日(火) 10:00~
場所:教育委員会室
出席委員:内藤委員長、福島教育長、布野委員、櫻井委員
欠席委員:間田委員
司会進行:内藤委員長


平成 24 年第 20 回松江市教育委員会会議録
日時:平成 24 年 12 月 17 日(月) 17:00~
場所:教育委員会室
出席議員:内藤委員長、福島教育長、間田委員、布野委員、櫻井委員
欠席委員:
司会進行:内藤委員長


平成 25 年第 1 回松江市教育委員会会議録
日時:平成 25 年 1 月 23 日(水) 10:00~
場所:教育委員会室
出席議員:内藤委員長、福島教育長、間田委員、櫻井委員、布野委員
欠席委員:なし
司会進行:内藤委員長



会議で話し合った様子はありませんでした。
(サーッと見ただけだから、もし見逃していたら教えて下さい)

会議で話し合った結果じゃないのだとしたら、
どのような経路をたどって、学校側に口頭で要請に至ったのでしょうか?

誰がどのように言ってこうなったのか、議事録が残っていないことも問題だし、
文書ではなく、口頭でというところも問題だと思います。

事実を知りたいと思っています。






委員長 内藤 富夫氏

内藤 富夫
氏名, ないとう とみお 内藤 富夫. 所属, 島根大学 生物資源科学部 生物科学科 生物機能学講座 教授.


島根大学の教授というのは本当のようです。正確には「教授だった」かな。


委員長の内藤富夫さんって?と調べていたら、九州電力も出てきました。
同一人物でしょうか??

     ↓
九州電力 役員一覧
www.kyuden.co.jp › 企業情報 › 会社概要‎
取締役, 荒牧 智之. 取締役, 大島 洋. 取締役, 内藤 富夫. 取締役, 佐藤 尚文. 取締役, 薬真寺 偉臣 ... 常務執行役員, 平田 宗充. ※常務執行役員, 山さき 正幸. ※常務執行役員, 内藤 富夫.


別人でした↓

追記 九電の内藤富夫さん
同姓同名の別人のようです。
2013081529.jpg

(紛らわしい事書いてしまってごめんなさい)


教育委員会委員長になった時のスピーチ
平成23年度第9回松江市教育委員会会議議事録より
 P3~内藤富夫

改めてただ今委員長への指名を頂き、一言あいさつを申しあげる。
私は島根大学に教員として勤めており、平成17年の3月に退職した。
その後放送大学の死招学習センターに所長として特任教授として勤務している。

教育委員会については、十分なことはできないのではないかと心配しているが、
全身全霊で努めたいと思っている。
教育委員会設置の根拠になっている地方教育行政の組織及び運営に関する法律を見ると、
皆様ご存じの通り、
教育委員会は教育全般に亘って事務上の管理、施行について非常に大きな職務権限を与えられている。
この事を裏返してみると、
教育委員会というのは市民の方々が利用する教育あるいは市民の皆様の学習に関して
より大きな責任を持っているという事になる。
私どもは誕生後、生涯にわたって学ぶことを続けており、
その過程で知識を身につけ、技能を身につけ、人格を形成して社会の一員として、
大きく言えば
人間文化の創造に参加しているわけである。
この過程に教育委員会は深くかかわっている。
この事を十分に心にとどめて、松江市教育委員会の委員ならびに委員長として職務に当たりたいと思う。

これに加えて今、私の考えとして三つの取り組みをお話しする。

まず、教育委員会の会議運営については、これまでの教育委員会の運営委方針を尊重する。
または合議制という特性を最大に生かして運営に当たりたいと思う。

第二に、教育委員会が教育長に事務委任をしている事について、
必要に応じて支援と後押しをしていきたいと思う。
例えば、松江市総合言計画に従って決定し、推進されている教育委員会の三本柱、
これについても良好な達成等が出来るように必要に応じて後押しをさせていただこうと思う。


第三として、松江市市民の皆様をはじめとして
地域社会の期待にこたえ得る教育委員会として活動を進めたいと思う。

法律等に従い、教育委員として松江市教育行政の一端を担わせていただく。
また、委員長として松江市教育委員会の職務に関与させていただく。
全力を挙げて教育委員会の委員長として職務に取り組みたいと思う。
教育委員会の職員ならびに関係の方々にはご協力とご支援等を謹んでお願い申し上げる。




<なぜ?>はだしのゲン「閉架」は一人の高知県民の陳情書から始まった
松江市議会の内容
陳情書を出した人のブログ
他 




ー追記ー



はだしのゲン:閲覧制限 前教育長、教育委員に諮らず決定
毎日新聞 2013年08月20日 07時30分

松江市教委が故中沢啓治さんが自らの被爆体験を基に描いた
漫画「はだしのゲン」の閲覧制限を全小中学校に求めている問題で、
当時の福島律子教育長が自身を含めた教育委員(5人)の会議に諮ることなく判断したことが
19日、分かった。
同市教委は22日の定例会議で委員に説明するが、
委員から「少なくとも(委員に)報告するべきだった」との声があがっている。
同市教委には19日夕までに1253件の意見がメールや電話などで寄せられ、
9割が批判する内容だったという。

古川康徳・副教育長によると、
昨年8月に学校図書室からゲンの撤去を求める陳情が同市議会に提出され、
当時の前教育長と副教育長2人、同市教委の課長2人の計5人で対応を協議。
旧日本軍がアジアの人々の首を切ったり、女性に乱暴するシーンなどを問題視し、
12月の校長会で教師の許可なく閲覧できない閉架にするよう口頭で求めた
教育委員に説明しなかったという。

ある委員は「教育委員に報告するなり、会議にかけて決定する話だと思う」。
別の委員も「これだけ全国的にも話題になっている。もう1回話し合う必要がある」と批判した。

福島・前教育長は取材に
「全教育委員に諮らなければならない事例とは思わなかった。反省している。
私も全巻を読んで性描写のショックが大きく、簡単に子供が閲覧できる状況にしてほしくなかった。
作品を否定するつもりはなく、見せ方を工夫してほしいというつもりだった」との見解を示した。

一方、同市教委には19日夕までに全国からメールで979件、電話で205件などの意見が寄せられた。
9割は苦情や抗議といい、子供の知る権利や表現の自由などを求める声が多かったという。
【曽根田和久、金志尚】


画像=2013年8月27日モーニングバードより
2013082711.jpg
松江市教育委員会に諮らず前委員長が事務局に閲覧制限を要請。

2013082712.jpg
福島律子前教育長

続きを読む

福一汚染水問題分かりやすく解説「原発が地下水に浸かって浮力で浮くので、事故前から地下水を一日850トン汲みだしていた」8/14FFTV阪上武さん(内容書き出し)

FFTV速報


司会:
堀田千栄子/福島老朽原発を考える会(フクロウの会)会員&FoEJapanサポーター
出演者:
満田夏花/FoE Japan
阪上武/福島老朽原発を考える会(フクロウの会)代表



1:56~
2013081511.jpg

阪上:
これが原子炉建屋 タービン建屋があって、
地下水がこう流れ込んでいて、この先で汚染した地下水が海水へ流れ込んでいるという危険がある

実はこの福島原発というのは、地下水が非常に高い場所で、もともと高い場所で、
ところが、原発がこのままだと地下水に浸かった状態で、浮力で浮くような力が働いてしまうと。

これは一般的にこういう構造物で地下水が溜まりやすいところは大体そうなんですけれども、
地下水をくみ上げるか、あるいは岩盤に固定するような装置をつくるんですけれども、
福島原発の場合はここにサブドレンと書いてあるんですけれども、
一生懸命汲み上げてここの地下水を下げているんですね。

これは事故前からやってたんですけれども、
それが一日850トンというんですね。
ちょっとビックリするような数字ですね。
で、沢山井戸を掘って、50何本ですか、掘って汲み上げていたという状況です。


堀田:井戸って、サブドレンが井戸の事?

阪上:井戸です。これで汲み上げているという事ですね。

堀田:へぇ~、これが50何本もあって汲み上げてたと、はい。

阪上:
で、今現状はどうなっているか?というと、
このサブドレンは地震で使えなくなって、ですから地下水が上がっている状態ですね。

2013081512.jpg

で、逆にですね、今建屋の中はどうなっているか?っていうと、
原子炉建屋の中というのは、もう水が溜まっているわけですよね。
しかもその中に原子炉圧力容器があって、その中に溶融燃料があるんですけれど、
ま,それを一生懸命冷やしているわけですね。
それを冷やしている水は1日400トン循環させているんですけれども、
でもどこかで穴があいていて、下に漏れていて、
さらに格納容器というのがあるんですけれども、そこも穴があいていて下に漏れていて、
だからメチャメチャ高い濃度の水が降りている状況なんですね。

そこに地下水が上がって、地下水も入りこんでいると。

これ実は、建屋というのは、もともと穴がいっぱい開いていて、配管を通すために。
その配管を通す穴というのは必ずしも水止めはしてないんですね。
さっき言ったように普段は地下水をくみ上げて地下水がそこまで上がらないようにしているんです。

ですけども今、逆に地下水を建屋より高い位置に保つようにしています。
わざとね、わざと高い位置に保つようにしていて、

なんでか?というと、建屋の中の滞留水よりも高い位置にしておくと外から中に入ってくる。
逆に、地下水の方が低くなっちゃうと、中から外に出てきちゃうじゃない。
で、中の水は単純な滞留水じゃなくて炉心から漏れ出てきたような水ですので、
これが外に出るというのは絶対に避けなきゃいけないんですよ。
ですから、穴があいていても外から中に入るようにというので、地下水をわざと上げているんですね。
そうすると、ジャンジャン入ってくる訳ですよ。

これが一日400トン
で、これをくみ上げてタンクにためているというのが、タンクにたまり続ける汚染水なんです。

ここはひとつポイントだと思います。

地下水の水位を本当は下げてね、そうすると中に入ってくる地下水が減るんだけども、
それをやっちゃうと今度は中から外にね、



堀田:超高濃度のアレですよね

阪上:
超高濃度の、絶対に外に出してはいけない水を漏らしてしまう事になるので、
地下水を安易に下げられないんです。

そういう問題が背景としてあります。

2013081513.jpg

ですからこれは本当に止めるためにはどうしなきゃいけないか?というと、
地下水を低くしなければいけないんだけども、
ただ低くしてしまうと、さっき言ったようにね、中の高濃度の汚染水が外に出ちゃうので、
だから、格納容器からとかの漏れを止めて、この滞留水が増えないようにして、
その上でこれを全部吸い上げるという事をやらないと、
地下水を下げて、本当に汚染水のもとを断つという事が出来ない。

そういう大きな問題があるということですね。


堀田:これは当分下げられないですよね、誰もそんな閉じに行かれない

阪上:
そうなんですよ。
後で問題になりますけど今「凍土」、土を凍らせて囲ってみたいなね、
「それが中長期的に解決になるんだ」と言っているんですけれども、
でも結局格納容器からの漏れを止めない限りは、囲ったところでやっぱり地下水は下げられないんですよ。

堀田:そうですよね、出ちゃいます。

阪上:
そうなんです。
そうするとまた周りから入ってきて汲み上げ続けて、溜まり続けてという問題は解決しないので、
だから一体どうやって格納容器を止めるのかがね、
格納容器の漏れを止めるのかというのが、それが全く見通しが立っていないと思います。

2013081514.jpg

それから、原子炉建屋に入りこんでいる中にはね、
「基礎マット部分から、下から入りこんでいる部分もあるじゃないか」と。
これは東電が作成されたので、
東電は「地震による基礎マットを大きく損傷させるひび割れはないと想定している

実は小さくならあるのか?」とかあるんですけど、
地震でなんだかんだ基礎マットが損傷して水が入り込んできている可能性というのは、
東電自身も否定できないというような言い方をしています。



堀田:これ逆に漏れているとかはないんですか?

阪上:
今のところ地下水を挙げているうちは、外からの圧力の方が高いので外から入ってくると。
だから地下水を下げちゃうと、中から外へ出ちゃうんで、
それはちょっと今の段階では避けなきゃいけない。

堀田:
それも含めて出来ないよと。
とにかく、原子炉の炉心のところ?を何とかしなきゃいけないという事ですよね。

阪上:
そうですね。
だから、炉心から出るのを止めて、これを全部吸いだして、それで初めて地下水が下げられるんですね。


堀田:無理じゃない・・・、

阪上:多分そういう構造だと思います。
で、今問題になっているのは、地下水のトリチウム濃度の推移、

2013081515.jpg

その前にですね、海の濃度がなかなか下がらない。
陸上の方は減衰することもあって下がってきているんですけれども、
濃度がなかなか下がらないという問題があって、
東電が地下水を測ったんですね。

2013081516.jpg

で、これは昨年の12月に一回測って、下がらないことは確認しているんですけれども、
その後は測ってないんですよ。
4ヶ月ぐらい測っていなくて、なんで測っていないのかが分からないし、
なんでこの間(測っていない期間)規制庁、規制委員会はなんにも言わなかったのか?
というのが、

堀田:うん、なんでだ?

阪上:この時期、新規制基準の策定で一番忙しかったという事だと思うんですけれども、

堀田:忙しかったんだ

阪上:
で、先日政府交渉の時に木野さんにお話しいただいて、
木野さんの話だと、この5月の段階ですかね、
4月から5月にかけて東電の社内での外部有識者を招いて委員会というのがあって、
そこでなんか、指摘を受けたらしいですね。
「ちゃんと測ったらどうか」という指摘を受けて、
で、ようやく測り出したら、そうしたらやっぱり濃度が上がっていると。
しかも、ストロンチウムやリチウムで基準を超えるような値が出てきたという事で、
多分もう、この段階で海の汚染というのが続いているというのを問題にしても良かったし、
もっと言えばね、この間をちゃんと測っていれば、
もっと素早い対応ができたと思うんですけれども、
5月位になってようやく海の汚染というものが問題になって、
ただ、本当に海への流出を認めたのは、
参議院選挙の7月22日までかかったということです。

2013081517.jpg

それで今、海への汚染については、
一応東京電力も、経産省もそうですけれども、
2011年4月に起きた漏えいというのがあるんですけれども、
これなんかは一カ所から水が噴き出すように出た漏えいを覚えている方もいらっしゃると思うんですけれども、
それに関わる部分で、ちょっとこれは見にくいんですけれども、
上が海で下がタービン建屋ですね。下に原子炉があるんですけれども、
そこに向かって、トレンチという四角い通り道、海水の通り道が通っていて、
そこにタービン建屋から、事故直後ね、汚染した水が入り込んで行って、
ここは一応外へ水が漏れないようになっているはずなんですけど、
それに繋がったケーブルトレンチというのがあって、
電源ケーブルの入った四角い箱モノの構造物なんですけれども、
これはちゃんと水を閉じ込める構造になっていなくて、浸み出ていく訳ですね、水が。
浸み出ていって、それがその先で海へ漏えいしていったんですけれども、
この漏えいについては今は当然止まっているんですけれども、
でもこの地域の非常に浅い所っていうのは、非常に高濃度の汚染状態というのが残っているんですね。

さらにその地下はどうなっているのか?ってよくわかっていなくて、
多分地下で地下水を流した時に、高濃度の汚染水に触れて、それが海へ行って、
なかなか海が下がらない状態が続いているんではないかという事です。

2013081518.jpg

さらにこれがケーブルの箱で、ここは、下に砕石層というのを敷いてあるんですけれども、
ここに浸み出てきて、さらにその下の部分にも汚染水が浸みこむような状態になっている。
というふうに言われていますね。

2013081519.jpg

で、これは地下水の水位なんですけれども、
さっきの1,2号機の一番汚染の高いところで測った地下水がこう上がってきているんですね。
上昇してきていて、
これはなにがおきているか?というと、
これは上からみた図なんですけれども、

2013081520.jpg

さっきの漏れ出たところというのはここになります。
ちょっと分かりにくいです。
で、こっちがタービン建屋なんですけど、
東電がこの一番汚染が高いところをぐるりと取り囲むように、
水ガラスと言ってね、土を科学的な処理で固めて、水を通さないようにして、これを囲って、
上はアスファルトで蓋をして、
それで高濃度汚染地域を閉じ込めるという作業をしようとしたわけですね。

で、ところがこれを海側を止めるというのを先にやっちゃったわけですよ。
海側を囲うという事を先にやっちゃった


2013081521.jpg

これは断面図ですけれども、いまどうなっているか?というと、
この海側のここですね。
ここに地下水があったら、ここが高濃度汚染地帯ですね、
ここを閉じ込める為に囲うんですけれども、
海側を先にやって、後で山側をやって上を蓋をするみたいなね、
そういう順番だったんですけれども、
先に海側をやっちゃって、
しかも上2m位開いているんですよ。
なんか、地面までは無理みたいで、その薬剤を入れるのがね、
どうしても上が2m位開いちゃうという状態で、



2013081522.jpg
そうするとですね、どうなったか?というと、
こっちから流れていた地下水がここにぶつかって上がってくるわけです、当然ながらね。
で、上がってどうなるか?というと、
さっき言ったここが(上部2m位の開いているところ)一番激しいところなんですね。

この汚染地帯って、
少なくても地表付近では非常に激しい汚染があるというのが分かっているんですよ。
さっきのトレンチの漏れている部分が地表付近ですので、

わざわざそこを通るように地下水路を変えちゃってしまっているみたいなですね、
それでじわじわ水位が上がってきて、
もうすでにこの壁を60cm位超えちゃっているというのが現状です

堀田:ガラス何とかを

阪上:水ガラスですね。

堀田:水ガラスを超えてしまった。

阪上:
それで規制庁が「大変だ」というのでうやっと乗り出してきて、
とりあえず今何をやっているか?というと、
ここ(高濃度汚染地帯)の水を抜いて、地下水を下げなきゃいけないという事をやっているということですね。

堀田:この水ガラスで囲う工事は終わったんですか?

阪上:まだやっています。

堀田:だから海側だけやっちゃったんですね。

阪上:
海側だけやっちゃって「わー大変」という事ですね。

上がってくるというのは分かっていたと思うんですけど、
それでもあんなに急に上がってくるとは思わなかったおして、
やっぱりちょっと、見通しの甘さというのがあったし、
それに対して規制庁も規制委員会も、もう誰もちゃんと監督していないみたいなですね、
というところが非常に問題かなと思います。

それで規制庁が乗り出してきてはいるんですけれども、
今後のモニタリングと言ってもそんなに頻度を上げているわけでもないので、
それで一方で経産省はですね、
資源エネルギー庁が汚染対策委員会というのをつくって、
規制庁規制委員会とはまた別個にこれで責任を負うという形で、動きがずっとあるんですけれども、
これもちょっと後でお話しするんですけれども、
なんか、企業たちのコンペの場になっているみたいでですね、非常にこれも問題があるんですけれども、

2013081523.jpg

そこで今度、こういうふうに(水色の囲み)原子炉を囲うように凍土、凍らせるというのを、
秘密会合でなんかいつの間にかその工法をやるというのが決まっていてということですけれども、
これはただ囲めば済むというものではなくて、
囲うとどうなるか?というと、地下水がたくさんまた沢山あげられますので、
地下水が下がっちゃいますよね。
最初に言ったように、地下水って、いま下げちゃいけない状態なんですよね。
だから、その地下水のコントロールというのはずっと問題になりますし、
この凍土方式でそれが可能なのかどうか?というのがよく分からないですし、
それからそもそも格納容器の漏れをどうやって止めるのかというね、もっと根本的な。
ちょっとそこが見えないですね。

今ある海の汚染についてもね、
本当に過去の、事故直後のものだけなのか?
さっき言ったようにトレンチっていうのはタービン建屋と繋がっているんですよ。
だから、何らかの形でタービン建屋から今でも水が漏れ出てね、
土が浸みこむようなルートっていうのはあるんではないかと。

規制庁、規制委員会は
「そういう可能性についてはきちんと見なきゃいけない」って言っているんですけれど、
ただ今のところ、そういう原因究明はどうするのか?
というところはまだまだ具体的なものがちゃんと出てきているわけではないので、
というのが現状だと思うんです。

チェルノブイリを思い出した時に、チャルノブイリの事故って、上にボーンと吹き出て、
まずは火災を止めるでしょ、ホウ酸かなんかを撒いてしたと思うんですね。
その後石棺をつくって、とにかく放射能を閉じ込める。
多くの方が被ばくしたと思うんですけれど、石棺でとにかく閉じ込める。
それで今、一定に閉じ込められてきた状態になってきたと思うんですけれども、

ところが、福島原発は地下二石棺をつくらなきゃいけない状態なんですけれども、それが出来ていない状態で、
しかももともと、地下水が非常に多い土地で、
地下水がどうしても出てきてしまう状態がなかなか根本的な手が打てない状態にいると。

だからチャルノブイリでいうと、まだ石棺が建てられなくて上がまだ開いている状態というのが、
福島ではまだ、今度は下側ですけどね。
下に石棺っていうのはなかなか難しい事だと思うんですけどね。



堀田:
しかも、水が流れて通って行ったら、汚染して通っていくんですから、
それを止めるっていうのも、


阪上:本当にまさに福島の事故は継続しているという事だと思います。


~19:32 続きはこちら→http://youtu.be/Zb8ei3-PItg?t=19m32s




海の水は飲んでも平気という事なんだろうか?

全部ND


海水浴をしてもいいのだろうか?
飲んじゃっても大丈夫なんだろうか?
海って、それほど広いんだろうか?
福一から流れている汚染水は全部無かったという事になるほど広いんだろうか?
全部ND。
本当なんだろうか?
どこへ行ったんだろう?


2013年8月16日東京電力記者会見資料より
四倉海水浴場,勿来海水浴場 海水試料測定結果

2013081524.jpg
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2013081526.jpg



2013年8月16日 魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>
(同所港湾内を除く)


セシウムしか測っていない。
ストロンチウムは測っていない。
意味無いと思う。

ちなみにセシウムが一番高いのは↓
試料名コモンカスベ(筋肉)
採取場所2F敷地沖合2km付近(T‑S7)
採取日平成25年7月13日 セシウム合計 390Bq/kg


(2013年8月16日東京電力記者会見より)

木野:調査した魚はどう処分しているんですか?
今泉:ちょっと確認します。






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ニュージーランドに大地震があると日本も揺れる?

UPDATE 1-
ニュージーランドの首都ウェリントンで強い地震、広範な津波の危険性なし

ロイター 2013年 08月 16日 12:40 JST

[ウェリントン 16日 ロイター] -
米地質調査所によると、ニュージーランドの首都ウェリントンの南方で16日、
マグニチュード6.8の強い地震があった。

一方、ニュージーランドのジオネットは当初、地震の規模をマグニチュード6.0としていた。
震源の深さは約10キロという。

太平洋津波警報センターによると、広範囲な津波の危険性はない。
消防当局は影響をまとめるのは時期尚早だとしているが、
地震による建物へのダメージも一部では伝えられている。

当局が滑走路などをチェックしており、航空便の運航と列車の運行が一時停止となっている。

南島の北部では広範な停電が発生した。


ーーー

ニュージーランドが揺れると日本も揺れる?

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続きを読むに2013年7月17日から8月16日までの世界の地震

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<3.長崎>「私たちは日本は完全にアメリカの人質のなかにある」谷口稜曄氏8/9 岩上安身氏インタビュー(文字起こし)


私たちは日本は完全にアメリカの人質のなかにある


岩上:
あのー日本はですね、いま急速に右傾化していると言われています。
中国と韓国と急にぎくしゃくし始めてですね、
そして北朝鮮のミサイルの脅威に対抗するために敵基地攻撃論をする。
つまり相手の基地を最初に攻撃しよう、先制攻撃をやろう。
というような事まで言い始めてですね、そして一部の核武装をしようなんて言う声まで上がっていますけれども、
これは願ってきた世界からかなり遠い事になってしまっていると思いますが、この点について。


谷口:
日本はね、憲法に記されているようにね、武力は持たないと、戦争はしないと言って、
それから68年間そうしてきたわけでしょ。
その中で結局よく言われています、憲法の中でもね、
もし争いがある時には武器じゃなくて、人間的なもって解決していくという事になって、
そこが結局忘れてしまったような状況になってきているけどね。

あと一つはアメリカね。
なにか「アメリカ」「アメリカ」って、私たちは日本は完全にアメリカの人質のなかにあるとね


岩上:属国みたいになっていますね。

谷口:
なんかそうだから「アメリカの言う事を聞かなきゃいけない」ということをね、
なんか特に今の安倍総理はそんな状況が強くなってきているということでね。
だからこういう事ではね、本当に日本国民を苦しめるばかりじゃないかと。
まだ世界から認められるような状況にはなっていないわけだから、
だからそうなってくるから、結局一番近い北朝鮮とか韓国とか中国とかはね、
結局日本と、これは親しくは出来ないという事になってくるんじゃないかなと。
なんか一番近いところとですから、仲良くしなきゃいけないんじゃないですか。

その事が結局、今後災いしてくるんじゃないかとね、


国民を分断

岩上:
一方で参院選は本当にですね、なんというか複雑な思いをするような結果だったと思います。
自民党が圧勝して、維新の会も含めて憲法改正という勢力が大半を占めました。
憲法が改正されてしまうかもしれない。
日本国憲法というものが変わってしまうかもしれない。
しかも自民党の改正草案を見ると、憲法9条の2項のところだけじゃないんです。
基本的人権から、言論の自由から、
果ては「拷問を受けない、絶対に禁止する」というのが絶対じゃなくなっていたり、
ものすごい内容なんですけど、
ご覧になったかもしれませんが、この自民党の改憲草案を見て、
憲法改正発議可能な3分の2の議席を獲得してしまったという状況について、
どのようにお考えになっていらっしゃるか、ちょっと。

谷口:
結局3分の2というのはなぜ3分の2かといえば、それは反 にはね、簡単に通らないということ。
その事は結局、国民に対して本当によからぬ事を言う人たちが沢山いるんじゃないかと
その動きとして言えるのは、結局
平和運動する人間はアカだ」とかなんとかこんなことを言って、
これはアカなんじゃなくて、それは人間としてね、
人間が正しい事をやっていることなだけであって、それをアカ攻撃する。
それを言ってね、結局国民を分断してね
、道具使うという事はけしからんという事でね。
だからそれだから結局中国だってね、あまり仲良くしようとしないわけだ。
北朝鮮だってそうだよね。
だからそんな日本政府ですから、今非常に危険な状況になってきているという事で、
特に参議院選挙以後安倍総理がね、帰ってきて、
一回安倍総理が、総理になった人間がね、一回辞めとって、
それでまた再度出てきて、また昔考えていた事をね、やりなおそうということはけしからんと思いますよね。


岩上:
第二次世界大戦の総括というものもやってないような状況だと思うんですけれども、
なぜあんな戦争がね、むごたらしい事が続いたのか?ということが
本当の意味で見直されて、まだいないと思うんですけれどね。
そういう状況で、もう一度もとへもどそうという、


谷口:
そうですね、結局もともとはアメリカだってね、日本と戦争をして、
それで日本人だという事でね、刑務所へ入れた。
それでまた探してアメリカ政府はね、補償してきたわけ。
ドイツだってそういう事をやってきた。
日本だけ全くそういう事をしていないわけだよ。

岩上:個人に対する補償をしない。

谷口:
結局、全く国としてね、人間として、全く違うようなね、人間じゃないかと。
あるいはそれを今度は信じていく人間が増えていくという事でね、
人間にとって多くのね、人たちが増えていくという事だと思いますね。
だから日本が本当に危険な状態になっていくんだという事でね、


半分も選挙に行かない人が増えてきた

岩上:
これは何が悪いんでしょうか?
政治でしょうか?それとも教育でしょうか?メディアなんでしょうか?
それとも、たとえば日本に対してですね、
親分風を吹かせて何でもいう事を聞かせるアメリカの右傾化みたいなものが影響しているんでしょうか?
それとも日本人一人一人の性根の問題なんでしょうか?

谷口:
結局一つはアメリカの右傾化というのは、その事は日本で上がってきていると思いますね。
その中で結局日本が行う教育の問題ね、
教育の問題にしたって盛んに政府はいろんなところに首を突っ込んでやると。
その教育の問題にしても、本当に子どもたちをのびのびと出来る教育をやらせないで、
それをやらせようとするとね、差別をしてそうやっていかないようにつくっていると、
それは保育所とかね、そんなところから始まっていくわけでしょ。
その事は始終そんな事をやっている訳ね

その事が今度は浸みこんだ人っていうのはね、
そういう人たちでしょうね、危険だっていうのはね。
ま、今度の参議院選挙を見たってわかる通りね、
本当に今の自民党の政府が言っているような事が正しいなと思っている人たちが多い。
だからそうやってね、  がそうなる。

だから選挙にしたってね、もっと根本的に考えなきゃいけないんじゃないかと。
いくら(投票)したって一緒だとね、(選挙に)行ったたって一緒だっていう人たちが増えてきたってことでね、
それじゃ結局半分もね、半分も選挙に行かない人たちが増えてきたと。
それだったら、結局選挙そのものがね、認めているという事、それ自体が間違っているんじゃないかと。
だから本当に3分の2以上の人達が選挙に関わって、せめて3分の2以上ね、そういう人がしなきゃいけない。

それから憲法問題ね、憲法も3分の2でいま賛成って言っているけれども、
それじゃ結局困るからという事で半分にしようという、
だから一番大事な選挙についてねこれはもっと考えなきゃいけない。


岩上:
投票率が低かった場合はその選挙を無効にするとか、そういう国がありますよね。
だからそういう、投票率が低いままにその結果を受け入れて、
ごく一部の人間の意思だけで国が生まれてくるのはダメだっていうお考えですよね。

谷口:そうですね。それはダメだというね。ま、そういうことで。



次世代へ伝えていく「戦争の苦しみ最終的には原爆になる」

岩上:
あの、最後に、この長崎の方は世代を継いでですね、原爆の恐ろしさという事を、
原水爆禁止運動という事おやりになってきたと思うんですけれども、
これから先、原爆そして原発。
そして戦争、戦争可能な国の形づくりみたいな事、
これらにストップを、歯止めをかけたいと思うのであれば、なにをね、今後していくべきなのか?
どうしようとお考えなのか?
大変、そのお歳ですから、ご自身で全部やれるわけではないと思うんですけども、
若い人たち、一緒に出てきた人たちやなんかは、皆さんどのようにお考えなのか?
ご希望を持っていらっしゃるでしょうか?


谷口:
そうですね、実際に私たち戦前を生きてきた人間と戦後を生きてきた人間。
その中で私たちは戦争の苦しみというものをね、絶対に出来ないんだと。
戦争の苦しみはね、最終的には原爆になるんだという事をね、
その事を若い人たちにずっと伝えていかなければいけない。
その事を若い人たちに真剣に考えていってもらいたいと。
そういう事を私たちはね、特に広島とちがって長崎の場合はね、ちいさな子どもらも含めて、
核兵器廃絶という事と平和という事についてね、教育の場においても真剣にやっていると、
それはやらなければいけないんだと。
だからその事を今の若い人たちが、私たちの言う事をね、引き継いでもらいたいと。
その事を次から次へと子どもたちに伝えていってもらいたいという事を願っています。




日米安保条約

岩上:
あの、ひとつだけ、1点だけ聞き洩らした事があって、申し訳ない。
あの、これ他のところでお話になっている事なんですけれども、
原爆を投下した後の話ですが、
1958年ですかね、原爆投下時のトルーマン大統領が
「原爆を投下した事は良心の呵責は感じない」という事を発言したと。
大変皆さんは反発をされたわけですけれども、
この年の4月、衆参両院で原水爆の禁止の決議をしたと。
長崎に原爆病院が出来たのはこの年の5月。
ま、この日本では反対の声が高まっていった、その時に、安保の問題が揺れて、
で、現在の安倍総理のおじいさんの岸さんが総理をやっていて
その頃総理、岸総理ですね。
それから防衛庁長官から、
「自衛の範囲なら核兵器の保有もいけるんじゃない」とか、
あるいは「防護用の核兵器は合憲」という言葉も出ているというふうにこれ、別なところで発言されていますよね。


今これ、昔の話だとずっと思っていた事なんですけど、
いま、孫のね、安倍さんがここまで右傾化した政策やっている。
なにがなんでも原発を止めないという事を考えていくと、

これはですね、この時のね、
60年安保の時の事の、岸さん達が言った事の危険性がもう一回甦ると思うんですけれども、
やっぱり政治家はね、あの頃考えていた事をずーっと諦めないで
もう一度、その初志を貫徹すべく、どんなに国民が被ばくしようと、原発を保持し続けて、
プルトニウムを持ち原爆をつくろうとしているんだと、
やっぱり考えざるを得ないと思いますか?


谷口:
私たちは特にね、広島長崎の被ばく者の中で、このように苦労して、また国に対して話をしてきた。
その中で、結局国会に対してね、いろんな事を言ってくると。
それでもう一回ね、東京の真ん中にね、原発を持ってきたらどうなるのかと。
そうしなければ、私たちが言っている事を分かってくれないのかと、そういう事を言ってきました。

ま、そないして右傾化していくという事をね、ましてや60年安保闘争というのは
これは結局アメリカというのは日米安保条約での改定闘争ですけど、
これでどうなったのかというとね、
その中で結局、労働組合の中でもね、差別されて結局この人達がね解雇されたという事もありますね。

岩上:
労働組合の中にいても原水禁運動にかかわっていた人が差別されて首を切られた。
そんな事があったんですね。あー。

谷口:
その中で結局原水禁運動がね、1955年に始まったわけですけど、
そんな中でね、その運動が分裂していくという事、それは結局いま言ったね、
昔は原水協だけでやってきたのをね、
原水禁とか、原子力はっきん会とかいろいろと出てきて、
核禁会議というのはもともと自民党のね、ですからね、これが作られてきた、
その次に結局おまけという事で作られたのが原水禁ですね。
その中でもっと作っていったのは、
60年安保闘争、その中できちっと準備されてきているのね。
それになれるのか?っていうと、
昔はね、核兵器廃絶と被害者救援は車の両輪だと言ってた。
それが60年安保闘争のその後に、総評の、定期大会の議案書に、
核兵器廃絶の事は載っているけれど、被害者救援が載ってない。
どこへ行ったかというと、被ばく者がね、弱者救済というところに回ってた。
被害者は弱者救済に入るんだと。
国が起こした戦争の責任であり、世界で初めて使った核兵器の被ばく者であると、
その事を、それを結局“弱者”ということはね、どういうことなのか?と。
そんな事を言ってきたのはほんのわずかしかいません。
それから、原水禁からの分裂があり、
それで結局核兵器廃絶のね、原発のね、 というのがでてきたと、
そういうような状況ですね。


アメリカの核の傘

岩上:
64年にはね、中国が核実験を行って、
それを口実としてアメリカの傘のもとの日本が始まったとおっしゃったりしてますけど、
アメリカの核の傘という中に日本は居るんだと思っている人は多いと思いますし、
それが無くなったら、日本は立ち行かないと思っている人もね、少なくないと思います。
この点についてはですね、どのように思いますか?


谷口:
アメリカの核の傘というのはね、
私はね、いつも言いますけど単純にね考えて下さいと。
アメリカは降るからね、傘をさすんだと。
アメリカの核の傘は、雨が降らなてもね、
雨が降らなくてもそのアメリカの核によって日本を守ってやるんだと、
その事を日本の政府が受け入れて、そんなことをやっている。
だからこれは全く「傘というのは間違いである」と私はいつも言いますが、そのことですね。
だから、アメリカは核があるから守ってくれると、それは全くのウソだと。
それは日本は、先程から何回もいいますけど、
日本はアメリカの人質みたいな事だ」というとね、
なんかそこで完全に日本が独立するんだったら、  するべきじゃないかと。
そしたらその中で沖縄の問題だってそうなんですよ。
沖縄だって、日本に言わせるとね、日本の政治家の中には、
「沖縄はね、日本の国としてね認めてないんじゃないか」ということを、
昔から琉球政府と日本と違うんだと。
だからそういう、アメリカなんか沖縄返還のときだってね、
結局返還すると言ったけれども、日本と違うんだと。
だからそこにアメリカが入って来てね、(基地を)置いていいんだと。
いうことで、未だにその事についてね、沖縄についてはその  につくっている。
だから、私は沖縄はもともとね、
台湾もそうですけどね、台湾も総督となっていて、日本が支配していた。
沖縄だって、沖縄政府としてね琉球政府として、それを日本が取り上げて支配している。
その事が影響してね、いまやっている。
だからアメリカはアメリカで、と言っているけど、全くのそれはウソなんだと。
核の傘に甘えていてはそれは全くのウソなんだと。

日本の政府や政治家がアメリカに対してね、国民にウソを言ってね、裏取引の材料としているといってね、
その事をいつも言っている。
だから日本は でね、
だから北朝鮮の問題だって、あれはアメリカを狙う事にしてミサイル発射したと。

確かに北朝鮮からアメリカの本国まではとどくはずがないよね。
だけど、日本にあるアメリカの基地。そこをね、狙っているんだとね。

それが北朝鮮のミサイルなんだと。
だけど、アメリカ本国を攻撃しているわけじゃない。
日本から飛んでいくわけですから、
「飛行機が飛んでくる一番近いところをね、そこを攻撃しなければいけない」というのが、
北朝鮮の考え方じゃないか。
だからその事を結局日本は日本国民には近いアジアのことを考えなくて、アメリカとの政府とは
騙されるか騙しているか分からないけど、どっちが騙しているか騙されているかはわからないけど、
日本政府がの国民をだましているという事ね。それは結局核の傘に居て守られているというね、
こんなことの言い方をするとね、


岩上:
アメリカは日本をずっと組み敷いてきて、
そして「核の傘でお前たちを守ってやるからな」と恩着せてくる訳ですけれども、
そういう状況がずーっとこれからも続いていくというのは、
アメリカに対して「核を投下したのは人道上の犯罪でしょ」「あなた達は間違っている」と。
で、「補償しなさい」そして「謝罪しなさい」そして「核を止めなさい」
という事を日本からアメリカに向かって言われるというのは、アメリカはとても怖がる事だと思っている。
だからこそ一方で、安保によって支配しながらですね、
核の恩恵をですね、恩着せがましくも言い続けているように思う
んですけど。


谷口:そうですね。

岩上:どうでしょう?それ。

谷口:結局私たちは実は、アメリカの安保条約でね、国民を騙してね、ここで何も言えなくてね、

岩上:サンフランシスコ条約ですね。

谷口:
結局アメリカは吉田茂のサンフランシスコ条約はそんな日本国をだまして条約をむすんでしまったんだというね、
その事は、吉田というのは右翼的な人間で、それを引き継いでいるのが今の右翼団体。
あいつは  などうなというのがったね、
安倍総理はじいさんばあさんのやってきた、だから佐藤栄作だってその にはいっていってね、

だから私は、あくまでもアメリカとの核の問題を切り離さなければいけないんだと。
それで憲法で保障されている世界の人達と仲良くしていくというのがね。
アメリカとだけ仲良くするんじゃなくて、世界の人と仲良くしていくんだと。
その事を言って、国民の前できちっとしなければいけない。
そういう事を世界に向かってちゃんとしなければいけないんだ
という事ですね。

岩上:
わかりました。これは次の世代、その次の世代に語り継がれてですね、
日本の平和を守っていく。
その大事な心のよりどころのようにしてですね、この体験が伝えられていく。
そういうふうに信じていらっしゃいますか?

谷口:
そうですね。
そうしなければいけないというね。
一被ばく者の言っていることであっても、過去をね、現実を知ってもらうために話した事であるという事でね。
僕はこの事をみなさんに知ってらいたいと。
あと一回、あと一回とこの歳ではね、来年まで持てるか、再来年まで持てるか、
もう、先々も分からないわけだから、
ただこの事を自分は引き継いでもらいたということでね。


岩上:
わかりました。
いま、御歳84歳になられて、
あのー、本当に体調の悪いところを無理してお話しいただきました。
どうもすみません、長時間の話をありがとうございました。

谷口:
私も恐ろしくて、去年と2年続けてね肺炎で入院しまして、
で、去年も2カ月に一度はね、が併発しまして、非常に疲れるんですね。
もう、とにかく、こうやって起きているのも辛いぐらい。
家にいたら寝てばっかりみたいで、
寝ているとすぐにね、動けなくなるんじゃないかと思ってね、無理しておき上がってね、
こうしてなんか話をする時も、
今日は咳が出なかったけどね、咳が出ると困るんですね。
咳が出ると痰が出るまでってね。
咳が出ると今度は鼻水が出てね、涙まで出る。
たんが出ると一応それで止まる。
だからこれはおかしいと、今年になって特にそんな事でね、
なんか体質がまた変わってしまってね、
こんな話ししててもね、先程から気になっててね、
咳が出ないかな、出ないかなと気が気でならない。
咳が出るとやはり苦しくてね、もう胸が張り裂けそうで、
先ほど言ったね、ろっ骨まで骨が腐ってしまっていますから、
これで呼吸器が圧迫されていますから。
肺を圧迫しますのでね。
だから私は普通の人の半分以下ですね、肺呼吸はね。
だから病院から毎週呼吸器の検査をしてね、
身体障害者の手帳を貰って、それから肺が焼けてしまって、それから人工呼吸ができないということで、
いかに苦しいかという事ですよね、呼吸ができないという事はね。
ときどき下を向いて息を吸うとね、気持ちがいいんですよ。
そんな状況ですから。


岩上:
良かったですよ本当にね。
その・・・咳が出ないでね。
あの、大事になさってください。
その・・・来年まで持つかどうかなどと言わずに、
僕の親父も89まで元気でしたし、
あの、戦争も行きましたけれども、つい数年前に逝きました。
長生きを、ぜひなさっていただきたいと思います。
ということで、大変体調が悪い中、お話をしていただきました。
谷口さんでした。長時間の御試聴ありがとうございました。
谷口さん本当にありがとうございました。


谷口:どうもありがとうございました。


ーーおわりーー



2013/08/09
岩上安身による谷口稜曄長崎原爆被災者協議会会長インタビュー
より
動画はこちらにあります↑

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<甲状腺がん>衝撃の体験談「甲状腺右葉を切除しました」 日野川静枝教授 8/10(文字起こし)

拓殖大学商学部教授
日野川静枝さん 「私は甲状腺摘出手術を受けて4ヶ月です」
2013年8月10日

放射線被ばくを学習する会(仮)

今年3月甲状腺がんの疾患を受けて、
甲状腺が二つあるんですが、その片方を切除された。
それで今日はご専門の話しではなくて、手術の御体験を話していただく。
病気というのは最高のプライバシーだが、日野川さんは今甲状腺の問題を多くの人に考えてほしいから、
自分の体験で確実にわかる事だけは伝えたいと、職場の同僚の方にもお話をなさっているという事です。
それでは、お願いします。

01:59~
2013081321.jpg

日野川静枝さん
それではお話します。
主にですね、甲状腺がんの手術を受けてというこの1枚(紙)を読みながら、
そしてこの中の3番には、スライドと自分が作りましたレジメがありますので、
これをはしょってスライドを見ながらご説明をして、15分で終わろうかと思っています。
よろしくお願いいたします。

本当はこんな声じゃなくてもっと通る声、大きな声で、教室で授業をしていましたが、
通る声なんですが、
今はまだ、こんな声で、引っかかってしまっています。
じゃあ始めます。


一番初めからいきます。
個人的体験から言える事という事で、ここはやっぱり、
甲状腺がんになったらこういう過程を通って病気を治していくという、その実状ですね。
それをお話したいと思っています。

ただ私にとってはこの回復にすごく時間がかかっているというのが、ま、実感ですね。

ですからもしも、福島の子どもたちが私のような、実際に甲状腺がんになったら、
この子たちはその後の長い人生に、やはりその生涯を追いながら
いつまたどこに原因があるんだろうという恐れを抱きながら過ごすことになるんだと思うと、
もう、いても立ってもいられませんけど、それが現実ですね。

そして、個人的な意見から、言わなければならない事と私が思っているのは、
危険性を確率論的に扱う非合理性」なんです

たとえばですね、無限大に近い分母の大きさよりも分子の率ですね。
それは存在する“個”なんですよ。
ですから、全ての命なんですね。


「唯一無二の存在」という事を考えたら、
その危険性を確率論的に扱う、そこに私は怒りを感じますね。



二番目
人間ドックからの発見という事で、
これは毎年私が娘と二人でですね、人間ドックにかかるんですが、
娘が私の物忘れが激しい・・、でも私は65になりますので、年相応の記憶力だと思っているんですが、
あまりにも「脳ドックをやれ、やれ」というので、
頭部MRI検査をオプションで加えました。
やった先は山王メディカルセンターです。

で、ここで初めてですね、頸動脈の超音波検査をうけました。
そしてその結果としては頚部の甲状腺右葉(うよう )に7×8mmの腫瘤が描出されたということで、
「精密検査をして下さい」という結果票がきました。
それが昨年末です。

そしてさっそく今年の初仕事として、私は都立の駒込病院で、超音波の、まず精密検査を受けました。
そこでは右葉に10×7×7mmほどの結節性病変が認められる。
境界は比較的明瞭な部分と不明瞭な部分がみられ、内部エコーは不均一である。
不整な形状を呈しており、内部には豊富な血流信号が認められることから、
「悪性の可能性が否定できない」と言われました。

で、また日を改めて同じ病院で細胞診ですね、これを受けました。
それで、その結果としては、
乳頭がんが疑われる上段だが、中段は小型で細胞診も少ないため確診には至らない。
「疑いありとする」という、このサスピシャス(=suspicious)という、そういう判定が下りました。

でもその時主治医は、うちの都立駒込病院は癌の特定病院になっている程で、
病理の部門もとてもレベルが高いので、そこでサスピシャスと出たら、
「もうほぼ間違いなく癌ですから、手術をします」と言われました。
で、私も納得しました。

2013081322.jpg

手術後ですけれども、
手術の経過のところは3でスライドをお見せします。
手術後の病理組織診断報告ですが、摘出した甲状腺、右葉亜全摘検体、
そこに肉眼的に30×28×19mm大となる、

これは実は、診断書の中の一文なんですが、
その診断書にはきちんと、「これを利用する時には診断した医師に許可をもらえ」と一文書いてあります。
それですから、私はなるべく中身を変えずに、引用の格好をとりました。
ですから、ほぼ、私の言葉というよりは診断書のその言葉をなぞったような形になっていると思っています。

検体以外に3×6×6mm大の大の淡褐色調の境界不明瞭な結節を認め石灰化を伴う。被膜はない。
組織学的には乳頭がんと認める。


これは取りだしました、甲状腺右葉の摘出したものを輪切りにして、
そして見ていくんですね、組織検査をして。
その結果が、初めてここで“乳頭がん”という癌の告知になります。

で、私はその検体の中身ですね、
「放射性物質がもし、入っているんではないか」それを見て欲しいと言いました。
ところが病院は「そのための準備は全くうちにはない」と、「ですからできません」と言われたので、
私の甲状腺がんが、いかなる原因で発症したものかは分かっておりません。


以上です。
では早速スライドにいきたいと思います。
スライドの、ま、はしょるんですけど
手元にこの甲状腺右葉摘出手術の記録を見ながら見ていただけると助かります。


入院中
スライド8:58~

これが都立駒込病院の外から見た写真です。
これが3月25日に、全く自覚症状がありませんでしたから、
もう、元気に一人でからからと荷物を持って病院に行きました。
それで26日が、翌日ですね、手術の当日です。
これは手術着を着せられています。

2013081323.jpg


で、これは摘出した甲状腺右葉です。

2013081324.jpg

大きさは先ほど申しましたように、30×28×19mm大ということで、
娘のレポートによりますと、京都に、焼き栗がありますね、あの大きさぐらいだったと
私も名前が呼ばれて麻酔が覚めて見ましたけれども、
本当に手のひらにちょこっと、こういうふうにあるぐらい、
それ位のものでした。

で、病室に戻ってきてですね、
で、その次の姿はもうこういう姿なんです。

2013081325.jpg

これは、酸素マスクをし、それで点滴もし、血中酸素の飽和度の(センサー)ね、それもはめてるし、
そして、心臓のモニターも付けられている。
それで動けません。
そのために、おしっこも尿道にに入れられています。
こういう状態ですね。

どういう看護婦さんのチェックがあったかという内容も書いたり、
点滴の液がどういう液だったかという事も、ちょっと書いてあるようですので、
ご参考にして下さい。

午前中にやったんですが、その日の夕方ですね、
歩行訓練というか、訓練というより歩行挑戦ですね。

2013081326.jpg

歩行ができるようになれば、尿道、カテーテルは外す。
そうすれば自分でおトイレに行けるようになりますから、出来るかどうか歩いたんですけど、
私は術後すごい吐き気がありまして、
それでちょっと、じゃあ今晩はもう動けないだろうから、
尿道とカテーテルはまだつけておきましょうかと言う事で、手術の晩はそうしました。

それでですね、これはもう尿道カテーテルはとれています。
2013081327.jpg 2013081328.jpg


身体の真ん中にチューブが垂れて、赤く血液が見えますけれども、
これは今、外科的な傷は綺麗になっているんですが、ここにちょっとポチッとあるのは、
切った後、溜まる、出る血液を出すためにチューブが入れられている、術後すぐにはね。
だからそのチューブがこうして何時までも身体の外に、流し出すために付けられていました。


で、傷跡は、こんなものでした。
術後の傷跡です。

2013081329.jpg

ですから、左肩のところに血液を表に出すためにチューブが入っています。

これですね。

2013081330.jpg

こういう形です。

これはですね、もう本当にすべてのチューブから解放されて
後は、傷の中身ですね。
切り取った後が、チューブも抜いちゃっている訳ですから、それがしっかり止血されるように、
きつくきつく巻かれているのどの状態ですね。
31
こういう状態で過ごします。
ですがもうチューブがありませんから、
全く自覚症状が無く手術を受けたために、自分とすれば取られてしまったというだけで、
すごく気持ちも高揚してたんでしょうか、もう気が晴れてそれで自分はパソコンで、
ま、パソコンも使える病室でしたから、大部屋でしたけれども、ま、いろいろやっていた。
そうやって昼間は時間を過ごして、それで夜になるとまたパジャマに着替えて寝る。
ま、こういう状態で退院まで行く訳ですが、
退院まで11日です。入院は11日ですね。

入院中の様子をご覧いただけたと思うんですが、それで4番目に行きます。

退院後

2013081331.jpg

退院後の現状と術後の経過観察ですが、
今お分かりのように、声がかすれてあんまり通らないで、
これは私が教職にあるために、ちょっと「しんどいなぁ」という状態です。

それと嚥下ですね。
飲みこみが、大丈夫なんですけれども、すごく自分としては、
いつものようにですね、人としゃべりながら飲み込むなんて言う事は出来ないんです。
だから食事の時は家族に「話しかけないで、話しかけないで」と言って、
もう下をむいて食べることに集中する、そういう状態でおります。

今の状態は外科的な表面的な傷は治ったんですが、
中にですね、この引き攣れ感があるんですね。
引き攣れ感は時として痛みを伴うんです。
だから、何かに集中して仕事をやろうとしても、ふっと首を動かした時に、もう痛みが走るもんですから、

ちょっとね、それがやっぱり日常的には気力を阻害しているんじゃないかと。
怠ける口実にもなっちゃったりしています。

それで、術後1年以内は毎月採血と診察をして、
チラージンという、ま、半分に甲状腺がなっちゃったので、
甲状腺ホルモンのチラージンを外から服用するんですね。
それは毎朝食後1回なんですが、その量を調整するために毎月採血に行きます。
採血をして、値を見ながら「1カ月間はこの量にしましょう」ということで、
チラージンの量を調節しています。


で、3か月ごとに癌の再発を調べるために、CTと超音波の検査を交互にするという事で、
それは5年間ぐらい続くと言われています。


ただ私はCTは「もう被ばくを避けるために止めて欲しい」と言いました。
ですから、「全て3カ月ごとにこの超音波検査だけにして下さい」と言ったら先生は何とおっしゃったか。
「それは癌の再発のリスクを高めますよ」とおっしゃいました。
「でもそれでもいいんです、私はもう被ばくはしたくありません」って話しました。


で、最後になります。
“安全安心”のカテゴリーからは何も生まれないと思います。
むしろ、安全であるための危険をしっかりと認識して、
現状をできるだけ正確に知ることが重要であると思っています。
そのためには無料での検診の制度化がなされる事を私は強く望んでいます。
私のは偶然の発見でしたけど、
おそらく311以後ですね、関東以北の人々には、沢山の被ばく者が出ている訳なんで、
その人たちを中心に。
あるいは食物の汚染から考えれば、日本全国くまなくと言った方がいいのかもしれないんですけれど、
希望者には無料で定期健診をしますよ」という制度をですね、
是非、各自治体に実現してもらいたいと思っています。
まさに不安解消はこうした現状認識からこそ生まれると思っています。


で、危険を確率論的に扱う時に私が怒りを覚える、そのことはですね、
誰のための誰が払う犠牲なのか」って、それが問題なんです。
自分が選んで、自分がその犠牲も含めて利益も含めてですね、両方受けるならいいですよ。
そうじゃないんですよね。
益を受ける人は害は受けないんですよ、それが仕組みですよね。


だから私にとっては「誰のための誰が払う犠牲なのか」
その事はものすごく大きな問題です。

再度、全ての命が唯一無二の存在である事を原点として、
個の生存権、人権を考え続けていきたいと思っています。

ありがとうございました。   



ーー質疑応答へ続く

<甲状腺がん>日野川静枝教授質疑応答8/10(文字起こし)




日野川静枝
拓殖大学商学部教授。
科学史、技術史、埋もれた原発開発史、
サイクロトロン研究などの歴史を発掘することで、核科学の現在を鋭く照射するのが本業。
ことし(2013年)3月、甲状腺がんの診断を受けて右葉の切除手術を受ける。








<2.長崎>「核兵器は“核”という事でね、綺麗な核もね、汚い核も無い」谷口稜曄氏8/9 岩上安身氏インタビュー(文字起こし)

2013/08/09
岩上安身による谷口稜曄長崎原爆被災者協議会会長インタビュー

動画はこちらにあります↑↓
<1.長崎原爆>
大変有名な被ばくした少年の写真・谷口稜曄さん8/9 岩上安身氏インタビュー(動画・文字起こし)


2013081021.jpg



一部の人の欲のためにね、戦わされてきたんだ

26;05
岩上:
あの、ものすごい御苦労をなさって、
そして戦争、これは正しい戦争をやっているんだ。
そして天皇陛下のために死ぬんだという思いで、そういう教育を受けて、
そして、自分が原爆の直撃を受けてですね、
何年間か寝たきりで、社会に復帰して、そしたら社会ががらっと変わっていて、
受け入れるのも大変だったと思うんですけれども、
世の中の価値観ががらっと変わっている時に、なんとか動いて働きだすのも苦しかったと思いますが、
そういう社会の変わりようと言いますかね、
信じていたものが全然違う事になっていた時の驚きとかはどんなものだったんですか?

谷口:
そうね、
よく、いろんな人たちがね、「日本のために働いてくれた」と、これは今でも言いますけど、
「誰が日本のために働いたのか?」という事ですよね。
本当に日本のために働いていたならね、こんなに国民は苦しまなくていいんじゃないかとね。
まさに戦後直後あたりはね、戦後直後、その頃になると食べ物はないしね。
住むところも無いし。
そのなかでもね、言われますよね、「国のために働いた」って。
誰が「国のために」と言いだしたのか?っていうね

今でもですね、「国のために亡くなった人たちをね、祭っているんだ」と、こう言っているけど、


岩上:靖国神社ですね。

谷口:
ええ。
それだって本当に国のためであったのならばね、
日本国民がね、苦しまなくていい状態になっているわけですけれども、それが全くなっていないと。
だからそれが「国のため国のため」と言いながらね、
それは確かに戦争に駆り出された人達はね、亡くなっているわけ。
その人達は けど、それ以外のね、
戦争に行かなかった人たちもね、ものすごく沢山の人達が殺されていった。
それは国のためにね、戦争をした、その「国のために」と一緒ですから。
だからその事について全くね、知らないと目をつぶったような状況でね。


岩上:今日でも目をつぶっているとお感じになりますか?

谷口:そうですね。

岩上:
お感じになります。
「国のため」と言っても「国民のためじゃなかった」という事ですか?

谷口:
そうですね。
一部の人のためのね、一部の人の欲のためにね、戦わされてきたんだということでね。
そういうふうにね、考えられていますね。


核と人類は共存できない

岩上:
あの、核廃絶を求める運動をそれからずっとやってこられました。
広島・長崎と原爆投下、この災禍を繰り返すまいと思って運動をされてこられたんだと思うんですけれども、
同時にその「平和利用」という言葉がですね、1960年代から始まって、
それからずっと容認してきた原発がですね、大変大きな事故を起こした。
今ですね、「原発を止めよう」という声が上がっているんですが、
推進派の人は止めるどころかですね、これを輸出して再稼働して、
あろうことに今、猛烈な勢いで軍国化を進めて、
そして「原発を持ち続けるには原爆をつくるためだ」と、
「核保有するために必要なんだ」という事を公言する政治家まで出てきましたよね。
石原さんみたいな、ハッキリとそういう事を言う人が出てきています。

原発の事故、それからこれまでの運動の事、
それから今後急性向かいでですね、日本が軍国化しつつある事。
ちょっと沢山の質問になって申し訳ないんですけれど、
今どのようにご覧になっていますか?

谷口:
結局私たちはね、「核と人類は共存できないんだ」と。
核兵器は“核”という事でね、綺麗な核もね、汚い核も無い。
人類は共存できないんだという事でね、そのことを。
そんな中で原子力発電所の建設についても、
昔はですね、初めごろは原子力発電所はどこにつくっているんだ?と。
海の近くにつくって、海からきれいな水を引いてきて冷やして、そして海へ温かい水を流すんだと。
それがどんどんどんどんその層がね、深くなって広がっていって。
だからそれがね、地球温暖化に繋がっているんだということでね。
しかし今はその事については全く誰も言わなくなったのね。
その中で今回の福島のね事故だって、
ああやって結局 のと、自然のものじゃなくて、
人がつくって人が壊したものであるんじゃないかと。
そんな中でも今でもね、収束していないどころか放射能が漏れて、どんどん進んでいるというね、
これについて結局私はね、広島・長崎の被ばく者、放射能を浴びた被ばく者と、
それから今原発から出ている放射能が全く同じものであるという事でね。
だからこうやって私ら被ばく者は、
原発をなくさなきゃいけないと言うと同時に、核兵器も無くさなければいけないと言ってきたわけです。


岩上:
ずっと、そうしますと、谷口さんとしては、皆さんとしてはですね、
原発はですね、核の平和利用だからいいんだという言い分には与しない(くみしない)と、
あるいは危険だというふうにお考えになってきているんですか?


谷口:そうですね。あれは絶対にね、あってはいけないものでね

岩上:原爆はもちろん原発も

谷口:ええ

岩上:あってはならない。


長崎は完全に実験だった

谷口:はい。
何故かというと、今世界にある核兵器というのは全部長崎型の原爆でしょ。
そこを遡ってみますとね、アメリカの人達はみんな言っているんだけど、
戦争を早く終わらせるために正しかった
それだったら広島と同じ爆弾だけでよかったじゃないかって
ね。
それなのに長崎に違う原爆をね、プルトニウム爆弾を使って、
これは、長崎は完全に実験だったんだと。
それが成功した。
そうやって結局、ずっとアメリカ政府はね、被ばく者の実態を調査して、
そしてどんどん核兵器をつくっていった。
長崎の原爆がそういうふうに成功したために、コロンビアのほとりに原子力発電所をずっと増設して、
で、そこでプルトニウムをたいて、そして出てきたウラニウムをね、燃やしてプルトニウムを取り出して、
そして核兵器をどんどん作ってきたわけだ。
だからそないしてやってきてね、それは結局今だったら、5カ国がね、協定を結んでいるけど、
それ以外にそこにかかっていない国がどんどん増えてきて、
そのなかで被ばく国の日本政府だってインドとか、パキスタンとかに原子力発電所を建設をやると。
原子力をやるって、「何を言ってるんだ」っていう事ですよね。

だから今日も安倍総理がいましたけれど、
そのことについて、田上市長も平和宣言の中で言ったように、
結局、原発の「政府がやっていることは絶対に許せない」という事を言った
けどね、

岩上:「政府がやっていることは許せない」と安倍総理に対して長崎の被ばく者の方がおっしゃった。

谷口:結局平和宣言として、田上長崎市長が今日読みあげたけど、

岩上:あ、平和宣言の中でね。

谷口:
その中でね、その事に触れています。
原子力発電の問題に触れています。

岩上:
あ、そうですか。
広島と長崎、よく簡単にね、遠くからみている人にとっては同じように捉えられるんですけど、
やっぱり1発目と2発目では意味が違う。
それと2発目はプルトニウム型だった

実験だったと。

それから移行の運動が、そういう事によってやっぱり影響を受けているんでしょうか?
広島の市長が出すね、今回実際そうは言いませんでしたが、
知事、「原発と原爆は違うんだ」と。
原爆はひどいんだけど原発に関してはですね、容認するような発言をすると言う話が、
産経新聞とかに書いてありました。
実際そんな言い方ではなかったようですけれど、
広島と長崎とでは、今日も運動している方も一般の市民も行政も政治家も、温度差があるんでしょうか?


谷口:それはやっぱり長く生きているとね、ありますよね。

岩上:ありますか。

谷口:
まぁ、人間的なものもあるかもわかりませんけれど、
  がちがうのがあります
だから広島の場合はね、先ほど言った核兵器廃絶という事については真剣に捉えていますけど、
原子力発電所の問題についてはね、まったふれていなかったというかね。

岩上:
これまでもね、うん。
それじゃ、長崎の方がより徹底して原発も原爆もダメだと言うような事を言う方が多かったり、
そういう話し合いをしてもそういう見解がおおいと。

谷口:
そうですね。
だから、市長の宣言も、そういう宣言を作るのも、全部が集まってその中で検討して出来上がっていく訳。

岩上:
あ、そうですね。
これは広島は市長が書くけれども、
長崎では委員会を作って、市民のみんながかかわって話し合って作ると聞きました。

谷口:
そうですね。
そのなかにも時間的なねいろいろと事がありましてね、
長くは出来ない部分もありますけれどね。


岩上:
だからそこで、市民の声が寄せられる過程で、
やっぱり311の福島の原発事故は、
これはやっぱり相当深刻に受け止めて、「原発はダメだ」という事に思いを込めようというのが、
長崎のそういう人たちの総意と言ったら言い過ぎかもしれませんが、
思いは大方の思いになっていますか?

谷口:
そうですね、はい。
そういうことです。


ーーつづく






続きを読むに田上長崎市長の長崎平和宣言

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<1.長崎原爆>大変有名な被ばくした少年の写真・谷口稜曄さん8/9 岩上安身氏インタビュー(文字起こし)

8月9日は長崎に原爆を撃ち込まれた日。
広島の原爆については、はだしのゲンはじめ、いろいろなところから、良く話を聞きますし、
このブログでも、肥田舜太郎先生や、橋爪文さん
8月6日の原爆の日の事については文字起こしをしました。

けれど、私は、長崎については、あまり知らない・・・、と思っていました。


この「有名な」と、岩上さんがおっしゃられた背中が真っ赤に焼けただれている少年の写真。
私も何度も見た事がありますが、これが長崎原爆で被爆した少年だったということは、初めて知りました。
そして、その少年が長崎原爆被災者協議会会長になっていらっしゃるという事も、初めて知りました。

岩上さんのインタビューはとても貴重で大事なものだと思います。
ちゃんとお話を聞いて心に刻みつけるため、文字起こしをしました。





2013/08/09 岩上安身による谷口稜曄(すみてる)
長崎原爆被災者協議会会長インタビュー



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岩上:
みなさんこんにちは。
ジャーナリストの岩上安身です。
大変暑い夏の昼下がり。本日は私、長崎の方に伺っております。

2013081012.jpg

この、大変有名な被ばくした少年の写真があります。
背中が一面焼けただれてしまった。
長崎の原爆によって被爆したわけですけれども、
この方が谷口稜曄さん。
そして、本日お伺いするのはその谷口さんです。
谷口さん、よろしくお願いします。

谷口さんは日本原水爆被害者団体協議会、約して被団協という、
その代表委員という事なんでしょうか?


谷口:はい、そうですね。
2013081013.jpg

岩上:
長崎原爆被災者協議会、こちらの会長もお努めになっている。
今ちょっと、お名刺の裏側の写真をみなさんにお見せしたんですけれども、
この背中の具合はどうなんですか?
大変やっぱり後遺症がきつい状態にある?

2013081011.jpg

谷口:
完全に焼けてしまっている関係でですね、
結局皮膚呼吸ができない関係で、非常に夏というのは苦しいんですね。
特に今年は暑くてね、もう背中が沸騰するみたいで苦しいですね。

岩上:
申し訳ありません、そのコンディションの良くない時にですね、
お時間を少し割いていただきました。
今年は長崎に原爆が投下されて68回目。
本日はその68回目の当日に当たります。
そして午前中から式典も行われました。
ご出席もなされたと思いますけれども、我々も中継を行っていたんですが、
改めてですね、一般的な事でもあるんですけれども、
68回を迎えての思いというものを一言いただけないでしょうか。


谷口:
それはやはり、犠牲になってはそういう事が出来ないですけど、
あらためて68年目の8月9日というものを思い、否が応でも生まれたのが大事という日なんですね。
その当時私は16歳で、爆心地から約1.8kmのところを自転車で郵便配達を配っていました。

岩上:
郵便配達の仕事をしていた。
あの、思いだすという事は大変お辛い事と思いますが、当時の忘れられない事ですけれども、
その郵便配達の仕事をしている時に、どのように爆発に出会い、大けがを負われたのか。
ちょっとひとこと。

谷口:
結局爆心地から約1.8kmのところを走っていて、後ろから焼かれました。
それで、空襲警報が解除になってね、配達を開始したんですが、
その時にかすかに飛行機の爆音がして「おかしいな」と思って をした途端にあっという間の出来事ですよね。

岩上:あー、なにか飛行機の爆音が聞こえておかしいなと思った瞬間に閃光が走ったと。

谷口:そうです。

岩上:え…、あっという間の出来事だったと。

谷口:
結局よく言われる3000度、4000度と言われるね、石や鉄を溶かす熱線と、
目には見えない放射線とで後ろから焼かれて、
次に秒速で200億300億と言われる爆風で自転車もろとも飛ばされて、道路に叩きつけられました。
道路に伏せていた時にね、「これじゃ死んでしまう」という死の恐怖を味わいましたけど、
「ここで死ぬもんか」「死んじゃならんぞ」と自分を励まして生きてきたんです。
そして途中で へ入って見てみると、ずーっとあった家はほとんど焼けてしまって、
溶けてしまって、焼けてしまって、
近くで遊んでいた子どもがこっちへ飛ばされてしまっていた。
それでまた大きな石がね、直径31ぐらいある石でしょうかね、
私の方ををめがけて飛んでくるというのも見えました。

そこでね、「ここで死んじゃう」と死の恐怖に襲われましたが、
「ここで死ぬもんか」「死んじゃならん」と自分を励ましてきた。

しばらくして、がおさまって起き上ってみると、
左の手は腕から手の先までおもりを下げたように皮膚が垂れ下がり、
背中に手を当ててみると左側はなんにもなく、焼けただれたように黒く が手に付きました
それで乗ってた自転車を見てみると、車体も車輪も使い物にならない位に曲がってしまってた。
あの時 でやったのが だと思います。
一滴の血も無い、痛みも全く感じない それも皮の状態
そのなかで放心の状態でとぼとぼ歩いて、あれからは何処にいけば  火事で焼けたりしていました。


岩上:あの、痛みが全くない状態というのはどういう事ですか?

谷口:
結局、なんていうんでしょうかね、
よく鞭などでピシャッ!と叩かれる時にね、アイタッ!って言うだけでね痛みをしばらく感じない、
そんなものだよね。
しばらくしてから痛みが出てくる。
 ってしまえば 殆ど痛みってなかった。

岩上:いつ頃感じるようになったんですか?

谷口:
だから、結局なんていうのか、血は出ないし、痛みは感じないし、
だから夢遊病者みたいにね、 の行き先は で焼いていったんだ

岩上:え、どこへ向かったんですか?

谷口:
その時、250ちかく離れた所にね、トンネル工場に避難しました。
途中で、先ほど言ったここに飛ばされた子どもがね、一人の子どもは黒焦げになって死んでいて、
ひとりの子どもは何の傷もうけないで死んでしまった。
そういうのを見ながら、またまわりには、女性の人達は男か女か分からない状態で それを見ながら
様子を見ながら「どうしよう」という気も起らなかった。
で、トンネルまで行って、
そこでその中にいた女の人に頼んでね、
腕に下がった皮膚が邪魔だからそれを取ってもらいました。


岩上:手に下がって皮膚が邪魔だからと、どんな状態で

谷口:
結局、ここからダラーッと下がっている訳ね。
ここから剥げていて、ここに溜まってダラーッと下がっている。

岩上:それは背中の方からの皮膚?

谷口:いや左の手、

岩上:左の手

谷口:
左手。
背中はもう焼けてしまっていますから、何もなかった。
これが約1カ月後の写真です。

2013081014.jpg

これが頭ですね、こっちがお尻の方です。
これが左手ですね。
 ですから、これ下は焼けていませんから皮膚がありますけど、
こう焼けたところは骨。
皮膚も何もなくて骨ばかり。ここに骨が見えてる。

2013081015.jpg

下の方は腐って溜まっていますけどね。

岩上:なにが溜まっているんですか?


谷口:
腐って流れて溜まっている。

2013081016.jpg

これ真ん中に黒いところがありますけど、
ここは15年経ってもこの傷はふさがらなかった。

2013081017.jpg

これは結局芯の底まで焼けてしまって、石みたいのが出てくるんです。


岩上:白くなっているのはどういうことなんですか?

谷口:これは薬なんです。

岩上:あ、薬なんですか。

谷口:ええ。

岩上:これは、痩せてて本当にご飯ものどを通らなかったんじゃないですか?

谷口:
そうですね、食べ物だって今みたいにそんなに無いですからね。
こうやってうつぶせに寝たっきりですから。
で、こいつは、これは半年位。

岩上:あーこれは半年経って・・・。

2013081018.jpg

谷口:
こっちはアメリカのカメラマンのジョー・ダンナルという人が写した
こっちは約半年後で、アメリカの原爆、新爆弾調査のハーバード・スミスさんという人が写したもの。
これは なんかに記録されていますけれどもね、21年の1月31日に撮影。

2013081019.jpg

こんな状態でですね、1年9ヶ月寝たきりですから、
だから骨が腐ってしまいました。

岩上:骨が?

谷口:骨が腐ってしまった。

岩上:腐ってしまった。

谷口:だから今でも骨と骨の間からね、心臓が動いているのが目で見る事が出来る。

岩上:・・・

谷口:ピクピクッてね、動いている。

岩上:心臓が見える。

谷口:ええ。ピクピクッと動いているのが見えます。

岩上:・・・・いや・・・・奇跡的ですね

谷口:
誰一人としてね、「生きる」っていう人はいなかったんです。
毎朝看護婦さんが病室に出てきて、「今日も生きてる」「今日も生きてる」と廊下でささやいてた。

このように被爆した関係でトンネルへ入って、左手の皮膚を切り取ってもらって、
しばらくすると、そこへね、まだ攻撃されるかもわからないから避難所へと言われましたけど、
10分も過ぎてなかったかな、とにかく自分の力で立ち上がる事が出来なかった。
で 元気な人に背負われて、山の上の木の陰の草の上に寝かされた。
そこで二晩過ごして、3日目の朝にやっと救出されて、
なんか2km離れている医者のところにおくられました。

ま、そこでもしばらく治療は受けられなくてね、
で、送られていって、それから3日ぐらい経ってから、
やっと傷から血が少しずつじわじわと出てきました。


岩上:それまで血が出なくて、火ぶくれのようになってたんですか?

谷口:
結局全然血が出なかったね。
もうあの時に完全に、血管からなにまで全部侵されてしまったんでしょう。
だから、6日ぐらいしてからやっと血が出始めて、
それでたまに痛みがじわじわと襲ってくるけどね、
それは私にとって、まだ痛いというほどじゃなかったね。

それで、1ヶ月ぐらい全く血が ができなくて、
9月になってから、やっと が出来るように多少はこう、
そこで 大丈夫だろうという事で に送られてきました。

そこで一番初めにやったのが輸血ですが、
輸血だって、血管に注射針をさせますが、入っていかない。

岩上:注射が打てない。

谷口:はい。

岩上:輸血が出来ない。

谷口:
輸血でもね、入っていかない。
なんかそれで結局、内臓も全部侵されてしまっていたんでしょうね。

岩上:内臓が全部・・・

谷口:はい、心臓からなにから侵されてしまって、

岩上:侵されてしまっていた。

谷口:
だからそんな中で、あの時は牛を殺して肝を持ってきてね、
目の前に小さく切って、それを「生で食べなさい」と言われて、
「焼いたり炊いたりしたんじゃだめだ」っていうのね。

岩上:焼いたり炊いたりしちゃダメだと、生じゃないと…

谷口:はい。

岩上:どうしてですか?

谷口:それは結局血液がね、出来ないからでしょうね。

岩上:たとえば生のレバーみたいなものを食べると。そうすると血を取りこめるという事ですか?

谷口:
そうでしょうね。
だけどその頃は、原爆症のことは誰も知らないですからね。
なんか、そんな事をしてもよくならないし、
ずっと日にちが経つにつれて、焼けたところが腐って、流れていくわけね。


岩上:ああ・・・火ぶくれが大きくなって破れて、血が出て、・・腐っていくんですか?

谷口:
腐っていく。
そのやけどの写真のようにね、ただ横に溜まって、1日何回もぼろ切れでつまんで背中を洗ったんです。

岩上:痛かったですか?

谷口:
もう、痛いというんじゃなくて、苦しくて苦しくてね、
もう痛みというのはそんなに感じないわけですね。
もう背部を鞭でピシャーっ!と叩かれてね、対外的に「痛い」っていうだけでね、しばらくは痛みを感じない。
またそういうもんなんですね。

11月になって、今の の海軍病院ですね、
いまは(高知病院?)になっていますけれどもそこに送られていきました。
それもうつぶせのままでね、担架に乗せられて送られていって、
それからそうやってうつぶせになってて、さっきも言いましたようにね、とこも全部腐っていきますね。
  ってね、  になってしまいます。

まあ、そうしていきますけど、背中がだんだん腐って流れていくばかりでね、
結局そこでアメリカが持っていたペニシリンを使いましたけど、
これだってほとんど効果が無い。


岩上:アメリカが

谷口:ペニシリンでね。

岩上:ペニシリン。ああ、効果が無かったですか。

谷口:
ペニシリンっていうのはね、化膿止めですからね。
全然良くならないし、
結局、やっぱりそこら辺で原爆症だって分かったわけですよね。

岩上:原爆症。

谷口:
これはある特殊な薬を使いましたけど、
その薬というのは戦時中に軍の命令でプロジェクトチームが作って、軍の海上点検されてと言われています。
ナサは研究投与で をいかなくして、全部  してしまったわけね。


岩上:え?な、なにが?

谷口:終戦になってプロジェクトチーム全部が解散してしまった。

岩上:あ、プロジェクトチームが解散しちゃった。

谷口:それを したものを の にもってした

岩上:なんていう薬なんですか?

谷口:それは、

岩上:日本軍が作った薬なんですね?

谷口:
いやいや、熊本医大でね、研究されてと言われています。
それを使ってから、血液が非常によく立ち上がって、そして傷が徐々に良くなっていった。

岩上:そうなんですか。それは塗り薬なんですか、飲み薬なんですか?

谷口:飲み薬。

岩上:飲み薬なんですか。

谷口:
それから結局4カ月してですね、
4カ月経ってやっと、傷が良くなっていくと。
その時は主治医が看護婦さんにいってね、控室の壁に掛けられている大きな鏡を持ってこられて、
こうやって、よくなっている傷を見せてくれました。
たいがい傷の端の方から薄いシワがあってよくなっていました。

岩上:あー、そうですか。

谷口:
そうやって、21年の10月頃にね、 行ってて、
1年9カ月経って、22年の5月にね、やっと自分の力でベットから できました

岩上:寝たきりだったんですね。

谷口:
それまで全く動けなくてね、寝たきりで。
ある日突然「起きれるんじゃないかな」と思って、
自分でベットで自分の身体をずっと動かして、それで立ちあがって  して
その立ち上がった時の痛みっていうのはね、
これは誰もそんなこと言っても信じないし、体験したことないんじゃないかと
何故かというと、1年9カ月寝たきりですから、
起き上がる時にね、頭から足に向かってね、血管の中を血液が流れていくのが分かる。

岩上:頭から足へ流れていくのが、

谷口:
血液がずーっと下へ流れていくのがわかる。
それがものすごく痛くてですね、ちょうど針を刺すような痛みでね。

岩上:これ、背中を通る時が痛いという事ですか?

谷口:
血液が。
普通はこう寝たきりですから、普通は寝たきりで、 ないわけでしょ、
それが起き上がった時に結局、血管の中を血液がずっと流れていくからね。
もうすごい、足だってどこにあるのか分からない状態にね、なりました。

岩上:全身が痛いっていう事ですか?

谷口:
そうですね。
しばらくもう目を閉じてね「エエイッ!」って我慢しなきゃいけなかった。
そうこうして を行っていって、
3年7カ月経ったときにやっと、「退院しても良い」という許可が出ました。
普通だったら「退院していい」と言われたら喜ぶんですが、私には喜ぶことができなかったね。


岩上:喜べなかった、

谷口:
こんな体でね、社会に出て してみんなと一緒に仕事ができるだろうか、自分に出来るだろうかと、
みんなはダメだと言わなかったけれども、情けなくて歯がゆくてね、
なんたって戦争が憎い、原爆が憎い。
世の中は私にウソ言ってたと。
日本は絶対に負けないんだと。
お国のために、天皇陛下のために死ぬことは名誉誉れと美化していってて、いわないでいて、
なぜ戦争に反対しないで  でいって、  なんで  たのかと、出てないと思った。

岩上:
天皇陛下のために死ぬのが日本人の誉れだというふうに言われてきたけれども、
ごめんなさい、ちょっと聞こえなかったんですけれども、
日本人がそのように生きてね、天皇陛下のために死ぬのが誉れだと言われてきたけれども、

谷口:
だからそのね  がねウソだったんだと。
まずはそんなことはないというね、
だから世の中の親たちはね、  だったんだと。
まだ16歳ですからね、子どもの時に被爆しているわけですから。
もうその頃というのは本当に軍国主義をね、叩きこまれることばかりですよ。
だから、それが正しいとみんなが思っている訳ですよ、ね。


岩上:正しいと思って。

谷口:
今でも小さい子どもたちにいろいろと親が言うとね、それは正しいと思う訳ですね。
それと同じですね、子どもの頃はそう思ってました。
いざ退院してみた時に、 そんなね、思いましたね。
20年の3月20日に  が入ってきて、

岩上:20年の3月20日

谷口:3月20日ね、24年ですね、24年の3月20日に が入ってきて、

岩上:なにが入ってきたんですか?

谷口:病院を退院して、長崎に帰って来た。

岩上:ちょっと長崎から離れた病院だったんですね?

谷口:大村ですから

岩上:大村ですね。

谷口:
ま、その後ずっとですね、治療を続けていますけれど、
退院して12日目に元の職場にやっと復帰して、

岩上:12日後には働きだしたんですか?

谷口:はい。

岩上:そうすると、もともと郵便配達の仕事。それに戻れた。

谷口:
その頃は結局、逓信省でね、郵便配達や電報やらが一緒だったけど、
23年に省が分割になってね、私は電通省に配属されて、
そして今度は郵便配達じゃなくて電報配達のね、

岩上:電報配達…動けたんですか?

谷口:
結局それも動かなきゃいけないと思ってね。
自転車に乗って走りまわっていました。

岩上:
背中から血が出るとか、その、火ぶくれのようになっていてね、またこすれて、破れてというような、
そんな事はなかったんですか?
もう、大丈夫、ふさがっていたんですか?

谷口:
結局、その後ずっと次から次へね、あの…よくなくて、
これまで14回入院してね、24回手術をしてます。

岩上:24回も手術を

谷口:24箇所

岩上:24箇所。

谷口:
被害で言うと、皮膚を移植しなきゃ。
皮膚を移植しても、移植した皮膚はね、全くやられたところもダメになってしまうと。
これだってそう。

2013081020.jpg

これだって全部ここ、これだけずーっと全部剥ぎ取ってしまってここが伸びない訳ね。
初めは寝たままで、 をしてるから。
だから関節が変形していますよね。
だからここを延ばすために一応手術しましたけど、こっちは剥げてしまって、
初めはこのくらいしか伸びなかった。ずーっと今はこう、110度まで伸びます。
そしてここに皮膚ね、太ももからこんなに大きな皮膚を取ってきて、貼った。
その時は綺麗に、綺麗に貼ったけど、貼ったあとはこないしてね、貼ったけど後でこないになってしまう。

岩上:初めは綺麗だったけど変わっていっちゃうんですか?

谷口:
結局こんなにね、ケロイドになってしまう。
背中だってそうだね。
背中も始め綺麗なのを持ってきて貼ったけど、
全部焼けたところは同じになっちゃうね。

岩上:同じになっちゃう。変化してしまうんですか?

谷口:
そうだね。
だからそんな状態で、また悪いところは悪くなっていくし。

岩上:ご家族は無事だったんですか?

谷口:
家族は、私の家はずっと、爆心地から約2.7km~8kmありましてね、
ある程度家の方は大丈夫でしたね。壊れていはいますけれどね。
 って、家族というのは非常に からね、複雑なところですから、
そこに私とお姉さんとおじいさんとおばあさんとね、
まあそこで、まずお姉さんが子どもをかばってね、いったけど、
その子どもは全然怪我も何にもしていなかったけど
なんか、1ヶ月ぐらいが過ぎてから、甲状腺がいかれてね、2回手術したと聞いていますね。
その頃は2歳ですかね。
2歳ぐらいね、女の子ね。
まあその、早くここ(甲状腺)に出たからいいんだと思いますね。
その後は全くね、今は異常が無い状況でいま生活しています。

岩上:今もお元気で。

谷口:はい

岩上:ああ、よかったです。



つづくーー





<1.長崎原爆>
大変有名な被ばくした少年の写真・谷口稜曄さん8/9 岩上安身氏インタビュー(動画・文字起こし)


<2.長崎>
「核兵器は“核”という事でね、綺麗な核もね、汚い核も無い」
谷口稜曄氏8/9 岩上安身氏インタビュー(文字起こし)


<3.長崎>
「私たちは日本は完全にアメリカの人質のなかにある」
谷口稜曄氏8/9 岩上安身氏インタビュー(文字起こし)






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<6完>「問題は、放射線をどうしたらいいか?止めようがないからね。 事故は無くても毎日毎日世界中で漏れてます」肥田舜太郎氏7/5東海村(文字起こし)

<1>肥田舜太郎氏7/5東海村(文字起こし)
↑こちらに動画があります。

2013年7月5日
映画『ひろしま』茨城県東海村上映会
肥田舜太郎先生の公演




2013071226.jpg

1:04:45
私は政治家じゃありませんが、そんな余計な事で選挙はしたくない。

問題は、放射線をどうしたらいいか?
止めようがないからね。
「止めてくれ」って頼みたいけれど毎日出てくるんですから、
みんなの家へ流れてくる。
みんなは、残念だけど吸い込み、水を飲み、物を食って少しずつ放射線が毎日入っている。

みんな広島長崎の入市被ばく者と同じに今なっている。

これから死ぬまでの間に出てきますよ、成人病という形で。
糖尿病が出る。
心筋梗塞が起こる。
脳梗塞が起こる。
慢性肝炎が起こる。
腎臓の機能障害が起こる。
これからみんななっていく。

それで命が縮むわけ。

まだみんな自分が生きている時にはね、つくった責任者だから。
みんなはしょうがない、諦める。
問題は次に生れてくる人が、自分に責任のない世の中で、
父ちゃん母ちゃんじいちゃんが、
きれいな日本で、空気は良いし、水は綺麗だし、
いい国だよっていうんで、生んでくれて楽しみにして出てきたら、

「空気も怖くて吸えないわ、水も危なくて飲めないわ」っていう所へ出される訳です。

この苦しみを取ってやるのはみなさんしかないんでやって下さい。


だから、目に見えない放射線というものの被害が毎日、
日本全国の原発から事故は起きていないのに毎日出ている

それを全然漏らさず、どこからも言って気も漏れませんっていう事にしろって言ったら出来るんです。
しかし仮にそれをみんながやったら電気代がこんなになっちゃって、売れない。
水力電気のお金と石炭の発電と、同じ値段じゃなきゃ売れないので、
向こうの値段よりも原発の方が資本投下をしてどこからも一滴も一粒も出ませんと
しようと思えば出来ないことはない。
そういう設備をすれば。
そうすると、電気代がこんなに(ものすごく高く)なっちゃって売れない。
だから世界中の原発が集まって、いろいろ相談をして、
「これ以上少なくしろ」って言われると電気代が上がると。

みんなと同じ電気代にするにはこれだけは悪いけれど、
みんなに気がつかれないようにちょっと外に出すから、それを勘弁してくれよな
」っていうのが、
世界中で出来ている安全許容量という名前で、
「これは安全です」という名前で、「ここまでは漏らしてもいいよ」というのが決まっている。

どこの発電所も、これはどんどん、
世界中の法律で決まっている事だから遠慮なく出す。

これはみんな知らないから、事故が無ければ出ないと思っている。

どこの原発も、ちゃんと世界が認めたそれだけの放射線は、
煙突と海へ出る水の中でジャブジャブジャブジャブ出している。


その中にみなさんは住んでいる。

安全許容量って、つまりこれは
「人体には安全だからこれだけ漏らしても許します」という法律で許して出している。

世界で。

そういう世の中にみなさんは住んでいて、

事故はなくても安全な放射線量で、毎日毎日世界中で漏れてます。

だから、層いう世の中になっちゃったんだから、これから生まれて何にも知らないでくるひ孫には、
そういう状態を無くして皆さんは死んでいくと。

ナンボ頑張ったって皆さんは後50年は生きれないんだから、
ま、まだ50年生きれそうな人も何人かいるけれど、

だから死ぬ前に頑張ったって、
そんなに、明日か明後日に全部止めようっていうのは無理だね。
だけどみなさんが死ぬまでの間に頑張ってみんなで日本中で頑張れば出来ないことはない。


お母さん方は今、世界の人がビックリするような事をやっています。
誰からも頼まれないのに、
青森の人や宮崎県のお母さんが、
自分の一遍はあそこへ行って、
「変なものは出さないでくれ」という事を一遍は言ってきたいと思うっていういま集まるんだ。
あそこに集まるお母さん方は誰からも勧められていないのに、自分で思ってきているんです、電車賃使って。

日本の女性があそこまで変わってきたっていうのは、
やっぱり子どもの命が可愛いというね、ここからああいうふうに自然になった。
あれ本当は男の人がなって欲しいんだよ。
男はにやにや笑っているだけで、あそこへ行かない。

これがもう少し男の人が誰からも言われないで行くようになれば日本の国は変われます。

男の人の悪口を言って申し訳ない。
私も男の一人ですけど。
ま、罪滅ぼしにこんなことをしゃべって歩いています。

96になってね、車いすに乗ってきて、これだけしゃべるのキツイんですよ。
足が痛い

医者に行っても「お前もう80異常だから似ても焼いてもこりゃもうどうしようもない」
「お前の身体がもうナンボ耐えようと思っても、元っこが動脈硬化を起こして細くなっているから、
しょうがないからここが膨れるんだ、死ぬまでこれで行け」って言われるから、
「はい」って言って今頑張ってる。

年取るとみんなそうなります、体はね。
でも、これは放射線でなったわけじゃない。
年取って96になったからなったんで、別に放射線を恨んでいる訳じゃない。

これからの若い人たちは、放射線でそうなるわけなんだ。


いま、小学校へ入っている子どもたちは、
高校へ行くころにはみんななんか出ますよ。



福島の被害はこれから起こるんです。
今までのは序の口。

これは広島でみてきたから。
広島の原爆とあそこの放射線都は同じ物なんで、全然かわらない。

放射線が同じで、出ている状況も同じで、
吸い込んだり飲み込んだりするのも同じ人間だということになれば、
向こうでなった同じ状態が、これから起こってくる、私はそう思っている。

だから本当の被害はこれから起こる

今までは序の口なんだ。

序の口でワーワー騒いで、とかといっているけれども
結局はそういう事のできる人を使って出来る大資本を設けさせているだけだ。
何の役にも立ってない。

埼玉県はきた放射線が全部秩父の山で止まって、山梨県の方には行ってないんですね。
だから山梨は放射線がほとんど入ってない。
秩父の山で全部止まっている

それが今、雨が降って全部秩父の町へ流れて落ちている
だから今秩父市は埼玉県で一番放射線が高い。
あんな田舎で。


目に見えないからみなさん平気な顔をして生きてるけど、
そういう恐ろしい事に、日本中が今なっている。

だから、これからあと何年生きるか自分の命の日の、少なくない時間を原発の火を止める。
これからのぼくらの可愛いひ孫や夜叉孫のために、あれは無くして死ぬと。

つくった時代に居た一番の責任ある大人が、
死ぬ前にやる仕事は、私はそれだろうと思う。


あと、「生きていくにはどうしたらいいかしら」って聞かれたら、
毎日食べる3食の食べ方、
睡眠の取り方、
大小便の仕方、
セックスの仕方、
遊び方、働き方、
どの一つも度を過ぎない。

人間のそれぞれには限度があるから、その範囲内で努力をする。
これは生きてきたから分かる、これ以上やったら危ないっていうのはみんなわかる。
だからそれを若い人にも教えながら。

基本は、人間は太陽の光の太陽のおかげで今日まで生きてきたんですよ。
太陽がなかったら人間は生きてこれなかった。
光も貰う。
熱も貰う。
あれが暗くなって初めて夜寝れたんだ。

だから太陽と共に起きて太陽と共に寝るという基本を守って、
「夜はみんな寝る」と。

夜わざわざ音楽をかけて、電気を煌々とつけて、朝まで踊らなくっちゃ人生楽しくない。

そんなバカな人生は止めた方がいい。
当り前のことです。

そういう事で、普通の人間がお天道様と一緒に生きて、お天道様と一緒に休ませてもらうと、
昔からやっているそこの原則に出来るだけ近づくように、
もう一遍、これが一番大事。

だから、早寝早起き、3食良く噛んで、全部を残さずに食べる。
女の人に特に言うのは、
女の人は
あるいは調理をする時につまんで食べる。味見をする。
あれが案外多いんですよ。
それが珍しく高いもので、滅多に食えないもので、いいものだからチョロッと。
案外カロリーが多くなる。

そういうふうに日常の生活、誰に言われなくても
自分で自分の命の責任を持って、

限度の中で努めていくという努力が基本。
それが出来ない人間は覚悟決めて死んでいったらいいか。

私は原爆を体験して、被爆者と一緒に生きてきてそういう事を学んできました。
もうこれ以上私は言う事は無いです。

「・・で先生に言われた事はちゃんとやりましたよ」って言って、挨拶して下さい。



司会:
先生ありがとうございました。
1時間20分。
世界で96歳でこうして立ってお話しできるのは肥田先生だけです。
もっともっと拍手を送って頂きたいです、
ありがとうございました。
先生ありがとうございました。


ーおわりー





<1>肥田舜太郎氏7/5東海村(文字起こし)
だから殺す側の東電にしてみると、永久に完全犯罪だ。

<2>肥田舜太郎氏7/5東海村(文字起こし)
日本人ぐらい自分の命に対して無責任な国民はいない。

<3>肥田舜太郎氏7/5東海村(文字起こし)
今国がやらなければいけないのは義務教育の子どもを全部疎開させる事。

<4>肥田舜太郎氏7/5東海村(文字起こし)
みなさんの世の中であれをつくったんだから。 先祖代々からあったわけじゃない。

<5>肥田舜太郎氏7/5東海村(文字起こし)
だからまずアメリカさんに帰ってもらう。いわゆる資本主義経済の末期です。

<6完>肥田舜太郎氏7/5東海村(文字起こし)
問題は、放射線をどうしたらいいか?止めようがないからね。 事故はなくても毎日毎日世界中で漏れてます。








<5>「だからまずアメリカさんに帰ってもらう。いわゆる資本主義経済の末期です」肥田舜太郎氏7/5東海村(文字起こし)

<1>肥田舜太郎氏7/5東海村(文字起こし)
↑こちらに動画があります。

2013年7月5日
映画『ひろしま』茨城県東海村上映会
肥田舜太郎先生の公演



同時にもうひとつしなきゃいけないのは、アメリカさんに帰ってもらう。

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58:25
あれが核兵器を持っているから、北朝鮮はゴネゴネ言う、中国もゴネゴネ言う。
あれ、日本にアメリカの核兵器がおいてなかったら何にも言わないよ!


日本の軍隊は今持っている兵器持ってなんぼ攻めてきても、向こうは怖くない。
それよりもっといいもの持っている、みんな。

だから日本はあの憲法のおかげで
よその国と戦争が出来るだけの能力が無いんです、いま。
自衛隊が何万いようとね、何万いたって草の役にもたたない。

だから、日本人ぐらい相手からみたら安全な国民は本当はいないんだ。
アメリカが居るために、核兵器を持ってここに居るから、周りが神経立ってる。


だからまずアメリカさんに帰ってもらう。

68年もたって、負けた相手の国の軍隊に、こっちからどうぞいて下さいって拝みたてまつって、
沖縄を犠牲にして、
横田の大事な場所を全部アメリカさんに差し上げて、
東京の周りの空を日本の飛行機が飛べるところは「こことこことここしかない」という事を強いられて、
言われるまんまの金をふんだくられて、
これ位ひどい目にあっている国は世界中どこにもない。


負けたのは68年前なんだよ。
もう、大昔の話です。


なんで我々が、そこまでアメリカさんに忠義を尽くさなきゃならないのか?

この事を一言言うと、
新聞のデスクが載せないのね、これだけ。

言うと、それは、朝日であれ、毎日であれ、明日すぐバーッっと来てね、
売り上げがパッと減っちゃうようになっている。


だから、僕は、これ位ひどい目に遭いながら、
黙って耐えている。これはもう、美徳ではないです。
周りからみれば「バカじゃないか」そう言われても仕方がない。


だからそういう意味で、まずはアメリカさんに核兵器を持って帰ってもらう。

「何かあったらアメリカが守ってくれる」
そんなこと今どきバカがしみる方がおかしい。
アメリカが日本のために戦争を起こすなど、そんな余裕は全くありません。
自分の国が今どうなるのか分からないのに、経済が。

今アメリカがやりたいのはどこかで戦争を起こして、
今持っている兵器を全部使って、おしゃかにして、
新しく兵器をつくって儲ける仕事なんです。


彼が考えているのはこれっきゃない。
テレビはもう作ってもダメ。
自動車ももうみんな作っちゃっているからダメ。
ナンボ金があっても投資する所が無いんだ今は。

事業っていうのは、資本っていうのは、
お金をたくさん集めて事業をして儲けるからお金の価値がある。
お金が今は余るほどあるけど投資するところがなんにもない。

みなさんのお家に行って、あり余ってドブに捨てようかっていうお金があるっていう状態ではないけど、
大企業のところはドブに捨ててもまだ間に合わない位にお金はみんなあるんだ。
使う所がない。
アメリカもそう、フランスもそう、英国もそう、ドイツもそう、
お金だけはあるけれどもする事がない。

いわゆる資本主義経済の末期です。

大量生産大量消費というやり方を考えだした経済のいわゆる決着なんだ。

同じ電気釜、同じ洗濯機、どこの国でもみんな使う奴をつくるようになっちゃった。
買う所が無いんだ。
インドも作る、ブラジルも作る、今までのお得意がみんな自分でつくりだした。

この大量生産、大量消費は今以上にやりようがない。
買う人がいないんです。

アフリカじゃ買えない。
南アフリカでもまだ無理だ。

あとはみんな自分でつくっている。

中国はもう作っている。
だから、残念ながら今の日本の東芝さんにしても、あるいはトヨタにしても、キャノンにしても、
有名な大きな資本はお金がだぶついて使う所がない。
だけど人件費は払わないと、彼らはね。
日雇いを沢山雇って、本チャンはみんな首切って、
それだけ貪欲にお金は作ったんだけど、さぁ使う所がない。
そういういま、世界中が、いわゆる資本主義経済のどん底にきちゃった。

どこへ行くか?というのが決まらない。

その狭間で今みんなは、給料は下がるは、ボーナスも当てにならんは、
ローンは沢山ある 銀行へ預けても利子は無い。
「どうしようか」っていうとこで公務員は収入が減って、
大体1割5分から2割ぐらい減っているのね、公務員は、全体のここ3年位。

貧乏な訳ですよ、みんな。
明日からどうする。
そこでいま選挙になっている訳です。


ーーつづく




続きを読む

<福島第一原発>作業員10人頭や顔が放射性物質で汚染・免震重要棟前空気中の放射性物質測定で警報

報道関係各位一斉メール 2013年
福島第一原子力発電所免震重要棟前に設置された
ダストモニタの警報発生について


平成25年8月12日 東京電力株式会社

本日(8月12日)午後0時33分頃、
福島第一原子力発電所免震重要棟前に設置してある連続ダストモニタで、
放射能濃度が高いことを示す警報が発生しました。

そのため、同日午後0時48分に
発電所内の全面(半面)マスク着用省略可能エリアでのマスク着用を指示しました。
現在、現場において当該連続ダストモニタの状況確認、
可搬型ダストサンプラによる測定等を行っており、状況等については、確認出来次第お知らせいたします。

なお、プラントデータ(原子炉注水流量、燃料プール水温等)の異常、
モニタリングポストおよび
他のエリアに設置した連続ダストモニタ指示値の有意な変動は確認されておりませんので、
発電所外への影響はないと考えております。

以 上





福島第一原発 熱中症対策の霧水で汚染か
NHK 8月12日 17時43分

福島第一原子力発電所で、
12日、作業員10人が、頭や顔を中心に放射性物質で汚染されていたことがわかり、
東京電力は、熱中症対策として設置している装置の霧状の水が、原因の可能性があるとみて調べています。

12日午後0時40分ごろ、東京電力の男性作業員10人が、
敷地を出るときに、放射性物質による汚染を調べる検査を受けたところ、
頭や顔を中心に汚染されていたことが分かりました。

汚染は、1平方センチメートル当たり最大で10ベクレルと、社内の規定する値の2.5倍ですが、
作業員の体調などに変化はなく内部被ばくもないということです。

10人は検査を受ける前に、福島第一原発の作業の拠点になっている免震重要棟の前でバスを待っていて、
免震重要棟の付近では、熱中症対策として、装置で霧状の水を発生させていたということです。
また、同じ頃に、免震重要棟の前にある空気中の放射性物質を測定する機器で警報がなったほか、
10人は、いずれも屋内で作業をしていたということです。

東京電力は、霧状の水の供給元になっている浄水場の水を調べ、放射性物質は検出されませんでしたが、
装置の霧状の水が原因の可能性があるとみて調べています。







福島第一原子力発電所
免震重要棟前に設置されたダストモニタの警報発生について

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■事象
本日(8/12)午後0時33分頃、
免震重要棟前に設置してある連続ダストモニタで、放射能濃度が高いことを示す警報が発生しました。
■時系列
12時48分頃 マスク着用を指示
13時16分頃 水道水の使用禁止を指示
(免震重要棟、5,6号機、入退域管理棟)
13時25分頃 免震重要棟前の上部ミスト運転停止
16時21分頃 マスク着用の指示を解除
16時45分頃 水道水の使用禁止指示を解除
■免震棟重要前 ダストサンプリング結果
13時05分~25分頃:1.4×10-5Bq/cm3
14時10分~30分頃:1.2×10-5Bq/cm3
■水の分析結果
(免震重要棟、ミスト発生装置、入退域管理施設)
ガンマ :ND(10Bq/l未満:Cs-134+Cs-137)
全ベータ:ND(13Bq/l未満)
※ND:検出限界値未満





会見資料

・H25/8/12 12:33 頃
免震重要棟前に設置してある連続ダストモニタで、放射能濃度が高いことを示す警報が発生。
そのため、同日 12:48 に発電所内の全面(半面)マスク着用省略可能エリアでのマスク着用を指示。
なお、プラントデータ(原子炉注水流量、燃料プール水温等)の異常、
モニタリングポストおよび他のエリアに設置した連続ダストモニタ指示値の有意な変動は確認されておらず、
発電所外への影響はないと考えている。

また、免震重要棟前では熱中症対策のためのミストを噴霧しているが、
そこでバス乗車のため待機していた 10 人について、
入退域管理棟の退出モニタによる汚染測定で身体汚染を確認。

頭部・顔面が最大 10Bq/cm2で汚染していることから、ホールボディカウンターの受検を指示。
身体汚染の原因については、ミスト発生装置から出ているミストが汚染している可能性が考えられることから、
同日 13:25、スト発生装置を停止。
さらに、免震重要棟内および5,6号機で使用している水(トイレ等)については、
当該ミスト発生装置供給水と同じ水源であることから、同日 13:16 に手洗い水等の使用を禁止。
当該ミスト発生装置供給水、免震重要棟内および5,6号機で使用している水の元弁を同日 13:40 に閉止。
身体汚染が確認された 10 名については、拭き取り等を行い、
身体汚染レベルが社内運用管理値である4Bq/cm2を確認したことから、14:13 に入退域管理棟から退出。

16:17 免震
重要棟前のダスト測定を実施(13:05~13:25、14:10~14:30 採取)した結果、
それぞれ 1.4×10‑5Bq/cm2、1.2×10‑5Bq/cm2であり、
更に免震重要棟前に設置している連続ダストモニタの指示値も1.1×10‑5Bq/cm2であるため、
マスク着用基準値(2.0×10‑4Bq/cm2)を十分下回っていることから、
発電所内の全面(半面)マスク着用省略可能エリアでのマスク着用指示を解除。



ーー会見にて(最後の方)ーー

顔面被ばくは全員東京電力の社員。
免震重要棟の中で通常の事務仕事のような仕事をしている。
顔面の汚染の確認を鼻スメアの結果かどうかは確認できません。
連続ダストモニタの警報の時の指示値はまだ出ていない。
全ベータです。


ーーー

福島第一原子力発電所免震重要棟前に設置された
ダストモニタの警報発生について(続報3)

平成25年8月12日 東京電力株式会社

本日(8月12日)発生いたしました
福島第一原子力発電所免震重要棟前に設置されている連続ダストモニタの警報の続報について
お知らせいたします。

免震重要棟前のダスト測定を行った結果(午後1時5分~午後1時25分ダスト採取)は、
1.4×10^-5Bq/cm3(全ベータ)であることを確認しました。
 
その後、免震重要棟前のダスト測定を再度行った結果(午後2時10分~午後2時30分ダスト採取)は、
1.2×10^-5Bq/cm3(全ベータ)でした。
さらに、免震重要棟前に設置している連続ダストモニタの指示値も1.1×10^-5Bq/cm3であり、
マスク着用社内運用管理値※1(2.0×10^-4Bq/cm3)を十分下回っていることを確認したことから、
同日午後4時17分に発電所内の全面(半面)マスク着用省略可能エリアでのマスク着用を解除しました。

なお、身体汚染を確認した10人は拭き取り等を行い、
身体汚染レベルが社内運用管理値※2(4Bq/cm2)以下であることを確認したことから、
同日午後2時13分に入退域管理棟から退出しております。
その後、ホールボディカウンター測定を行った結果、全員内部取り込みはありませんでした。

ミスト発生装置供給水および同じ水源の水を使用している免震重要棟1階トイレ水、
入退域管理棟2階洗面所水、浄水場水の放射能分析(Cs-134,Cs-137)を行った結果、
それぞれ検出限界値(約3×10^-3Bq/cm3)以下であり、
水浴場指針に定める基準値(1.0×10^-2Bq/cm3)を十分下回っていました。
また、全ベータ測定結果も検出限界値(約1.3×10^-2Bq/cm3)以下でした。
このため、同日午後4時45分に手洗い水等の使用禁止を解除しました。

今回、警報が発生した以降は、
モニタリングポスト指示値、免震重要棟南側に設置した可搬型連続ダストモニタ指示値に
有意な変動は確認されておりません。
 
このことから、
免震重要棟前の局所的なダスト上昇であったと考えておりますが、
今後、原因調査を行ってまいります。

 ※1:法令基準(2.0×10^-3Bq/cm3)の1/10の値
 ※2:スクリーニングレベルの1/10に相当する値



福島第一原子力発電所免震重要棟前に設置された
ダストモニタの警報発生について(訂正)


平成25年8月12日 東京電力株式会社

本日(8月12日)発生いたしました福島第一原子力発電所免震重要棟前に設置されている
連続ダストモニタの警報の第三報の内容について、誤りがございましたので、
以下の通り、訂正させていただきます。

 訂正後:「身体汚染が確認された10名は、頭部・顔面が最大約19Bq/cm2で汚染している」
 訂正前:「身体汚染が確認された10名は、頭部・顔面が最大10Bq/cm2で汚染している」

また、会見でお配りした資料において、
水の分析結果のガンマの記載等について誤りがございましたので、あわせてお知らせさせていただきます。
訂正後の資料については当社ホームページに掲載しておりますので、ご参照願います。
お詫びして訂正させていただきます。

URL:http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/handouts/2013/images/handouts_130812_09-j.pdf
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<4>「みなさんの世の中であれをつくったんだから。 先祖代々からあったわけじゃない」肥田舜太郎氏7/5東海村(文字起こし)

<1>肥田舜太郎氏7/5東海村(文字起こし)
↑こちらに動画があります。

2013年7月5日
映画『ひろしま』茨城県東海村上映会
肥田舜太郎先生の公演




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46:12

午前中に小林さんのお父さんが作られた映画をご覧になった方はわかるかと思います。
あの映画は僕らが観ても、当時の広島で原爆が落ちた瞬間を知っている人間は、
今までいろんな映画が出来ているけれど、あの映画が一番真実に近い。
あれぐらい忠実に作った映画は他にないんですね。

でもあれは、爆発と同時に出た放射線の時に撮っている。
何年もたって病人だけがうごめいている時に、その病人を撮っている映画ではない。

という事は、内部被曝の病気で苦しんでいる被爆者の映画ではない。

当時はまだ、内部被ばくなんていう事は誰にもわからなかったから、
そういう患者がいることすらみんなが知らなかった。

だから、ああいう映画が一番当時の模様を忠実に表していると言われるけど、
ぼくもそう思うけど、
それは、爆発した時に出た放射線の影響だけであって、
少なくても2週間以内に町へ入って病気になった人はあの中には映っていない。



そういう点で、これからも起こってくる、
まだ、おそらく53もあるんですから、またどこかで事故が起こるに決まっている。

もうひとつ起こったら、日本の国はもうオダブツですよね。


東北だから、「逃げろ」って言っても逃げないいで住んでいるっていう事が、ま、なんとかできたけれども、
あれが大阪の真ん中で、京都の真ん中で、「みんな逃げろ」って言われた時に
あそこに住んでいる人は出ようがない。

でも、福井県の、あそこにある6つか7つのどれか一つが事故を起こしたら、
京都・大阪は住めません

水も飲めない。
で、京都大阪であそこに住んでいる500万、700万の人間も、
「じゃあどこかに移りなさい」と仮に言ったって、行くとこありませんよ、どこにも。
どっこへも行くところは無いですよ。
10万人だって行くとこが無い。

たとえば東海村に東京都の人間を30万人、急に「ここにきて住まわせろ」って言ったって、
そんなところありゃしません、空いているところは。

日本の国には何処にも逃げる所が無いんだ。
その国に53本作って、もう40何年たってる。
もう耐用年数が過ぎちゃって建て直さなきゃならない時期がみんなきている。
それをそのまんま電気を起こして
ぼんぼぼんぼ放射線を垂らして、知らずにみんな吸っているわけだ


これは、日本の政府の無知、学者の無知、国民の無知のために、
70年近くおっかないものだと知らずに金が儲かるものだという事だけにあこがれて、
みんなつくっちゃった。

つくる時に反対が起きたのはどこもないんだからね。
だから広島原爆を浴びながら、
なんで日本人はあの狭い国に53も原発をつくったんだって今ごろ世界中の人がみんな言っていますよ。


言われたってしょうがない、なんにも知らなかったんだから。
そういう意味でこれからの、子どもはもう私の子どもは今はもう67歳ですから、
ま、ひ孫ですね、5人ひ孫がいます。
一番上が今6歳から。
この子たちがこれから、日本の国に山と積まれている放射線の廃棄物を親から受け継いで、
いよいよ自分らが大人になった時に「これどうしたらいいんですか?」という立場に立つわけだ。

どこも持って行く所が無いんです、あれ。
全部掘りだしてなんかに包んで、太平洋の真ん中に行ってぶちまける。
これ、ダメですよね。

太平洋の魚が一匹でも汚染してどこかへ行って放射線が出ちゃったら、
日本の国になん百兆円という賠償が押し寄せてきます。
太平洋側の国は、もうそういう協議をして
太平洋の国のどこの海岸ででも、一匹でも、それに濃厚な放射線が出て、
それが福島の原発から出た放射線だっていう事が分かったら、
「どれぐらいの賠償を要求しようか」っていう会議
がこの間あったのね。52:00
結論が三百兆円です。
そんなものはくるだけきたって、払うお金は絶対にありませんから、
まぁどうだか知りませんけれども、そういう今状態になっている。

つまり人間はどうやっても始末が出来ないと分かっている放射線を
毎日廃棄物として出しながら電気を起こしている。


なんにその電気を使っているか?
夜の夜中までどこかへ行って踊ってね、朝まで踊って昼間になったらグーグー寝ると。
そういう電気のためにあれは起こしている。

だから…ま、…日本人が全部放射線の被害で死ねば、
日本人全体がもう「無知だった」と諦めるよりしょうがない。
どこへも文句の言いようがない。


ま、そういう時期にみなさんは、
大体30歳ぐらいから、70歳ぐらいの年齢で、ここにみなさんいらっしゃる
そうすると後残り、ま、90歳まで生きるとして、
まだ20年から50年は生きなきゃならん。
60年、70年も生きなきゃならない方もいるわけだ。

その人たちがこれからそれだけの年月の間に、
自分の子どもや孫を含めて、放射線から絶対に安全に生きていく。
そういうつもりになっている人というのはおそらくいないと思うよ。

自然に生きているんだもの、しょうがない。
それ以上やりようがないから。

だから、後は僕ら被ばく者が長生きするためにいろいろ勉強してやってきたそれぞれの努力をまねてね、
自分の命に毎日自分が責任を持った行き方をすると、
「誰が考えてもそれはよくないよ」という事はピタッとよす。

タバコが悪い、これは決まっているんだけど、

たばこ会社が調べて、家族の一人がタバコを吸っているために、
残りの家族が癌になる確率は何%になるっていうのがちゃんと出てるんです。
それが分かっていても、吸っている本人も周りの人も「しょうがない」と思っている。
諦めている。

たかがタバコですよ。
一度止めたら死んじゃうっていうものじゃないんです。
それで周りの人にそれだけの大きな被害を与えながら、
「あれがやめられない」
つまり自分が生きていればいいっていう人なんです。
周りでなにが起ころうが「そんなこと俺は知ってるか!」
そういう人間の集まりになっちゃっている。

タバコで癌になると言うのは、
これくらいハッキリしたことは無いんで、
統計の上からも実情の上からもいっぱい学問ででているのに、
誰もそれを信用しない。

それは、政府が税金を取って売ってるから、
本当に悪ければ売らないだろう。
売っている以上は大丈夫なんだろう。

そうやって具合が悪くなって医者へきて、いろいろ検査して下さい。

「それ位心配だったら一番最初にタバコ止めて来い」と私は言います。

だから、
「目に見えない事は無い事とする」と、
目に見えないそんな話はやめる。
人間というのはそういう情けない代物だ。


だから、私は、今日ぼくの話を聞いてお帰りになったら、明日からやってほしい事がある。

それは、みなさんの、もう子どもは遅い、子どもはもう学校へ行っちゃっているわけだから。
毎日吸っている訳だ、福島からくるものをね。
で、これはもう諦める。
ひ孫とその次の夜叉孫、これはこれから生まれてくる。

この子たちのために、日本中の原発の火を、自分が死ぬまでには消す。
自分の大切なひ孫、その次の孫が生まれる頃には、
日本中には物騒な放射線を出す原発はひとつも動いてない
という状態にして俺は死ぬんだという責任はみんなにあるんだ。

みなさんの世の中であれをつくったんだから。
先祖代々からあったわけじゃない。
みんなの世の中で戦後にあれは出来た


しかもも広島長崎で原爆というのがあって、放射線の被害をうんと、世界で初めて受けた国の国民のくせに、
一つもあれに反対しなかった。

そういう任は「俺は知らないよ」っていくら言ったって駄目なんだ。

これから生まれてくるひ孫とその次の子どものためには、皆さんは責任を負ってくる。
だからそのつもりで「なんと言われようとあれは火を消す」と。

同時にもうひとつしなきゃいけないのは、
アメリカさんに帰ってもらう。



ーーつづく




映画「ひろしま」予告編


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<3>「今国がやらなければいけないのは義務教育の子どもを全部疎開させる事」肥田舜太郎氏7/5東海村(文字起こし)

<1>肥田舜太郎氏7/5東海村(文字起こし)
↑こちらに動画があります。

2013年7月5日
映画『ひろしま』茨城県東海村上映会
肥田舜太郎先生の公演



文明国の国民でありながら、一番自分の大事な命という事についちゃ全く無責任で無知なんです。
これが日本人の、僕は特徴だと思う。

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40:51
こういう人間をつくったのは明治政府です。
天皇制というあの制度をやたらに強く押し付けて、
物を考えない。
みんなおかみに考えを預けて自分はなんにもしないという国民を作っちゃった。


だからいろんな意味で、今度のような事が起こって、
防ぎようが無いんですからね。
注意をしたからあれを吸わないですむとか、水を飲まないですむ。
お米の中に入っているのを舐めないですむというような事ができない。

偉い人は「どこで出来た米まで調べて、安全かどうか確かめる」なんて、口では上手い事を言っているが、
誰が出来ますか!そんなこと!!

出来ない事をただ口で言って、専門家だって言っているのがいっぱいいるけど、
出来る事を言わなきゃダメなんですね。

私は今被ばく者の
自分で自分の身体を守るには一番いいのはどっかへ行っちゃう事ですよ。
絶対に福島の放射線がきていない所まで行っちゃう事なんだけど、
もう今は沖縄へ行ってもダメだから私はもう勧めない。
「居直ってそこに住みなさい」
それで病気が出ないように自分がまず、必死に努力をする。

今一番大事なことはね、これは国がやらなければいけない。

小学生中学生までの義務教育の子どもは
戦時中にやったのと同じように国が手配をしてお金を出して安全な所へ全部疎開をする。

長野県あたりの村の小学校をいくつもいくつも今潰していますよ。
子どもがいなくなって。
空いているところはいっぱいあるんだ。
お金さえ出せば住めるんですよ。
小学校も入れる。


まずそうやって、あそこから、危ないところから離す事が大事、一番ですね。
チェルノブイリでもロシアで
あんたのところは残っていちゃいけない」と全部強制疎開で「疎開しなさい」といった村よりも、
もっと高い放射線のあるところでいま小学生が住まわされている。


もう間違い、政府が間違いなの。
調べて、全部ごっそり、お金も出し、手配もして、
まずは一番大事な子どもの命を守る。
できなければ、ひと月やってひと月帰す。
これでもいい。
離れることでずいぶん違う。

そういう頭が全くない、政府には。

アメリカが「安全だ」「大丈夫だ」
その「安全だ」といったアメリカが何をしたか?
当時日本に居たアメリカ人に福島の原発から80km離れる。

つまり、アメリカのある学者がアメリカ中の白人の女性の乳がんになる率を計算して、一人一人全部調べたら、
原子炉のあるところから100マイル以内に住んでいる人が、大体みんな癌になっている。
そこから、100マイルよりも外に居る人からは癌が出ない。
そういう研究をした。

アメリカ政府はそれをちゃんと守って、
100マイル、160kmの半分は80kmですから、
80kmから逃げろという事を日本に住んでいたアメリカ人に言ったんですね。

日本の政府は20kmのところから離れろ。

20kmと80kmの違いはどうなんですか?って説明を受けた。
それは政府の国民の命に対する責任感の違いです。

本当にまじめなところは80km離れる。
いい加減なところは20kmでいいだろう。
この差が表れたんだと返事をしました。
誠にその通りなんですね。

なんでそんな事が起こるのか?
放射線被害は目に見えないからですよ。
これが目に見えればみんな、素人にだってわかるから、
危ない所と危なくない所がみんなわかっちゃう。

目に見えないから、危なくても見えない。



ーーつづく


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<日米原子力協定>「日本が属国である限りは再処理工場認めておいてやろう」という枠組みの中にあるのです~小出裕章ジャーナル8/10ラジオフォーラム(文字起こし)

ラジオフォーラム
第30回放送 熱狂なきファシズムの到来? 参院選を振り返る
 ゲスト: 想田和弘さん(映画監督)
 パーソナリティ: 湯浅誠(社会活動家)
小出裕章ジャーナル



湯浅:
今日はですね、ズバリ日米原子力協定についてお聞きしたいと思うんですが、
私もちょっと調べましてね、この協定1955年にまず結ばれて、
1968年に旧協定が結ばれて、
そして1988年、今の協定が、中曽根内閣だと思うんですけれど結ばれて、
この協定は今も有効な訳ですよね。

小出:
そうですね。
30年だったですかね、なんか。

湯浅:
そうです、30年で。
だから2018年まで日米原子力協定というのが今あるわけですよね。

小出:もちろんです。

湯浅:
小出さん、
この協定はどんな内容でどんな問題点がありますか?

小出:
原子力協定だけを特別歴史の流れから切り離すというのは、もちろん間違いなのであって、
日本というこの国が、
サンフランシスコ講和条約で、一応米軍から解放された時からの流れの中で理解するべきだと思います。
そして日本には日米安全条約があるわけですし、日米地位協定というものもあるわけですね。
そういうものの基本的な枠組みはなにかというと、
日本という国が米国の属国になっているというそういうことなのですね。

原子力協定ももちろんその一部を成しているわけで、
米国の指導のもとというか、米国の思惑の枠組みの中でこれまで原子力をやってきた。
で、米国に付き従っている限りは一定の自由を与えてやろうという、そういう協定です。


湯浅:
たとえばですね、核燃料サイクルですが、
これを日本がやめたいと思っても、この協定がある限りやめれないでしょ?


小出:
もともとは米国は日本に核燃料サイクルはやらせたくなかったのです。
というのは、“核燃料サイクル”というのはいわゆる“核兵器製造サイクル”とでもいうべきものでして、
原子炉で出来たプルトニウムを取り出すという事が一番の眼目なんですね。
で、日本はでも、なんとしても自力で核兵器をつくる力、技術的な能力を付けておきたいと思っていたわけで、
その中心技術である再処理という事をやりたかったのです。
ところが米国としては「やはり日本という国にそれをやらせるのはまずいかもしれない」と思ってですね、
日本が再処理に手を付けるという事に関しては、随分と米国の中で反対があったのです。
その反対を押し切って、1977年に東海の再処理工場というのが動きだしたわけで、
ようやくに日本としては米国から了承を取り付けて、核燃料サイクルに踏み込む事が出来たという事なのです。

湯浅:そうなんですか。

小出:はい。
それをもちろん日本は簡単に手放すことはできないわけですし、
米国としても日本が指図に従っている限りは、
ま、世界で唯一なんですね。
核兵器保有国以外に再処理工場を認めたというのは日本だけなのであって、
「日本が属国である限りは認めておいてやろう」という、
そういう枠組みの中で原子力協定があるのです。
ですから、歴史の流れの中で考える限りは、
日本は自分でも抜けたくないだろうし、
米国としても今の枠組みが維持できている限りは、日本はその枠組みで利用したいと思っていると思います。


湯浅:
たとえばね、アメリカの原子炉を日本が購入することで、
ウランあるいはプルトニウムの燃料でアメリカは儲けていこうと、そういうこともあったんですか?


小出:
ウランを売りつける。
あるいは原子力発電所というのは天然のウランでは日本の原子力発電所は動かないわけで、
“濃縮”という大変な厄介な事をしなければいけないのですが、
米国はウラン濃縮、つまり原爆をつくるためのウラン濃縮工場を沢山つくり過ぎてしまって、
そこから出てくる濃縮ウランをどこかに売らなければ儲からないのですね。


湯浅:あ、アメリカは余ってたんですか…

小出:
そうです。
もう山ほど余っていますのでとにかく原子炉を売りつけて、その燃料を売りつける事で金儲けをする。
そして、原子炉自身も米国がパテントを持っているわけですから、「売れば売るほど儲かる」と。
ただし米国自身はゼネラルエレクトリックも、ウェスティングハウスも、
すでにもう生産ラインを失ってしまっていますので、
日本の生産ラインを動かして、それでまた金儲けをしようともくろんでいる訳です。


湯浅:危険は日本任せで利益はアメリカが取ると?

小出:そうです。

湯浅:
日本もまた原子力ムラはそれで儲けたいし核兵器も取りたい、つくりたいという本音もあるので、
日米のそういう、この原子力に群がった人たちが、お互いが、
これ、民衆は全く無視して、お互いがいいだろうと作ったような協定でしょ?

小出:
そうです。
ま、国家としても思惑、あるいは企業としての思惑というのが複雑に絡み合って、
米国の利益、もちろん米国は利益を求めるわけですし、
日本の企業もすでにつくってしまった生産ラインがあるので、もう抜ける事が出来ないという事で、
儲けに入っている訳です。


湯浅:
これね、先生ね、たとえば日米安保条約ってありますよね。
これがある限り沖縄とか横須賀の基地は日本にあるじゃないですか。
だからいくら沖縄の人が「基地を撤去しろ」と言っても、
日米安保条約がある限りなかなか撤去されませんよね?

小出:そうです。

湯浅:これと同じような構図が原子力にもあって、

小出:そうです。

湯浅:
結局その、日本政府も沖縄の基地ビジネスで儲けたい人もいますからね、
あるいは軍産複合体もそれで儲けた人がいるし、
アメリカだって、日米安保条約の中で沖縄に基地を置きたいという、
そういう両者の野望みたいなものが安保条約であって、結局沖縄の人が苦しんでいると。

小出:そうです。

湯浅:
先生ねこれね、この原子力協定、2018年に期限が切れます。
これは破棄させなきゃダメですね。

小出:
私は破棄させるべきだと思いますし、
原子力協定だけじゃなくて地位協定だって破棄しなければいけないし、
日米安保条約も破棄するべきだと私は思います。


湯浅:本当の意味で独立していかないといけないという事ですね。

小出:そうです。

湯浅:はい、良く分かりました。先生また引き続きよろしくお願いします。

小出:こちらこそよろしくお願いします。


<2>「日本人ぐらい自分の命に対して無責任な国民はいない」肥田舜太郎氏7/5東海村(文字起こし)

<1>肥田舜太郎氏7/5東海村(文字起こし)
↑こちらに動画があります。

2013年7月5日
映画『ひろしま』茨城県東海村上映会
肥田舜太郎先生の公演




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22:19
そして、福島から出た放射線はもう丸二年経って、
丸二年以上ですね、丸二年と4カ月もたって、
毎日、おんなじだけ出ています、ずーーっと、止まらない。

止めようがないんです。


フランスから来た、フランスの放射線問題の学者にこの間会って、
「いつ頃になったらこれを止める事実が出来ますか?」って聞いたら、
「我々の目の黒いうちはダメでしょう。子どもか孫の時代にやっとできるかもしれません」
というような話です。

もう日本中、沖縄も、
沖縄へ行けば大丈夫だろうと、あそこへ逃げた人が沢山います。
ところが沖縄へ行ってみたらもう、沖縄へもちゃんと放射線は来ている。

あの、
確か2カ月後あたりに台湾にいた友達から、
「お宅の、福島の放射線がもう台湾にまで来ているよ」というような手紙をもらいました。


台湾どころじゃない、 行っていますね。
世界中を回っている。

今日本中で、
「あそこへ行ったら野菜だろうがお魚だろうがなに食べても絶対に大丈夫だ」っていうところは、
日本中にはもう無いんですね。

もう全部行っちゃっている。

だから、よくテレビに専門家と称する人が「遠くへ逃げろ」と。
それから食べ物は「危ないものは食べるな」
そんな事をいくら言ったって、あそこに先祖代々住んで、あそこしか行く所がない人に
「一家をあげてどこかへ行け」なんて言ったって、行ける人は誰もいやしない。

出来ない事を言ったってしょうがないんですね。
あそこに居てどうするかを教えなきゃならない。
それを言った人は誰もいない。

よく私のところに電話がありました。
「偉い人がきて、一家をあげてよそへ行け」っていうけど、うちはそんなことできません。
親戚もなければ、知らない所に行って飯が食えません。
そういう人はどうすればいいんですか?と聞かれるんです。

そこに住む以外に手がない。
そこで、私がお話ししていて強かったのは、
私は被爆者ですから、戦後10年経って出来た、日本被団協という被ばく者の団体に入りました。
医者で被爆者で入っていったのは私一人なんですね。

当時の会員が30万人、全国で。
広島・長崎の被爆者の会員がそれぞれ会費を払って会員になっている。
その会の人達はたった一人の医者で被爆者ですからとても大事にされて、
日本全国の被爆者の、いろんな事の相談をする元締めになったんですね。

わたしのしたことは、
もうみんな被ばくしちゃったんだから、無しにしようたってこれはどうしようもない。
中へ入った放射線を消すわけにはいかん。

私のすることは、被ばくはしたけれども、
中に放射線が入っている。
それが病気になる。
その病気を出さなきゃいいんですね。
病気にならなければ命に別条はない。

だから病気を出さないにはどうしたらいいか?

要するに、今持っている健康のまんま寿命いっぱい生きる事。
そうすることで原爆に負けないで生きる事ができる。
やることはこれしかない。

に要求して「治療法教えろ」って、なんたって今の世の中、ないんだから、
無い物ねだりしてもしょうがないんで、

要は自分で自分の命の主人公になって、
中に入っている悪いものはいるけれども、
そいつが病気を起こす時に絶対に起こさせない。

その起こさせないという命を誰も持ってる
あんたが持っている。
あんた以外にもこの命にさわれる人は誰もいないんだ。
だからあんたが頑張って病気を起こさせないようにすることが、放射線に負けないで長生きする事なんだ。

そういう運動を被爆者運動としては一面で起こした。
これは人気があってね、ようするに病気にならないですむいい方法だから、みんなで集まって勉強しました。

一番最初にやったことは、
被爆者は日本中、どこにでも、どんな村にも居ましたから、
自分の住んでいる場所で、一番長生きしている人を探して、
「どうしてこんなに長生きしたのか」っていうのをみんな聞いてこい。
98とか、100歳っていうのを探しては、長生きした事を書いていく。


で、1年に一遍みんなで集まってそれを集める。

そうするとね、
なにが一番長生きのコツか?っていうのが、全国で集めた、そのみんなのいちばんは、
「食べ過ぎない事」というのが一番でした。

「食べ過ぎはダメだ」というのがこれが一番多かった。
これは案外知らないでしょ?みんな。

実際に長生きした人が
「なんで長生きしたと思いますか?」っていうのを、本当に聞いて歩いて集めた1番が
「食べ過ぎない事」


それで人間は大人になって、みんないろんな事をしているけれども、
「大人になって人間がする事をみんなでいっぺん調べて集めてみようじゃないか」
っていうのでやってみたら、
いろんな事を言いますよね、みんなね。

いろんな事を言うけれど、どんどん整理していくと、
大人がする事は6つしかない。
男も女も同じ。

食べる事。みんなします。それからあとは、
大小便。排せつをする事。これもみんなする、しなければ死んじゃうから。あとは、
寝る事。これで3つですね。

あと、体で働く、頭を使って働く、要するに「働く」というのが一つある。
全然働かないで一生飯食っていけるっていう人間はそういない。
大体はみんな働く。

次に、働くばっかりじゃ生きていけないので「遊ぶ」
あるいは働かないで「休む」。身体を休める。
休む、遊ぶっていうのがひとつある。

そしてもうひとつ、セックスがある。

この6つしかないんです、やることは。
あれがある、これがあるってみんな言っているけれど、
どこかに必ずみんな、この6つに入っちゃう。

大人が自分の健康を守って生きていくとしたら、
やることは6つなんだから、
この6つを要するに度が過ぎずにちゃんと正しくやっていれば病気にもならないし、
そういうものなんだと言う事が、みんなの論議の中で分かってきた。

で、これをちゃんとやるにはどうしたらいいかっていうのも喧々諤々、
30万の被爆者が年に1回、それぞれの住んでいる場所で論議をして、集めるんですね。

その中で、私は医者ですから、
みんな歳とれば成人病っていうのが出てくる。
血圧が高くなる、糖が出る、心臓が悪くなる、脳梗塞が近くなる、腎臓が悪い、肝臓も悪い、
そういうのをみんな整理して、

高血圧で死なないために、
心臓の病気で死なないために、
糖尿病を悪くしないために、
というパンフレットを毎年一冊ずつ出したんです。

それをみんな100円位で、やさしく書いたのを出す。
みんながそれを買って読んで勉強して、被爆者は途中から長生きを始めた。

この経験が今とっても役に立っています。

要するに、放射線の被害に耐えて長生きするには、
薬は無い。
医者に行ってもダメ。
あとなにするか?することない。

ようするに病気を出さない工夫をするしかない。

それは血圧を高くしない。
糖尿にもならない。
心臓にも大丈夫。
というのをどうやってやるか?

私は医者ですから、それを書いてくる。
毎年毎年一冊ずつパンフレットを出しました。
26冊書きました。

今考えてみると、お医者さんがこれを読むとバカみたいな事です、当り前な事が書いてある。
でも、みんなにとっては大事な事なんですね。

そういう事で放射線に被曝した人が、親から貰った寿命いっぱい生きるにはどうしたらいいか?って言うと、
私は、30万の被爆者と一緒にちょうど30年間そればっかりやってきました。
その経験があるから今福島の人に「こうしなさい」という事をいえるんです。

今あそこで被爆した、もうみんな内部被曝ですよ。
福島の被ばくは、原子炉そのものが爆発して強烈な勢いで放射線が飛んで来たっていうんじゃないんですから、
漏れ出たのはふわふわ空気中にあった水に溶けたようなものや、
畑の果物に付いているものを食べたっていう事で体内に入った。
そのために病気が起こってくる。

一番最初に起こったのが赤ん坊ですね、子ども。
下痢、のど、いわゆる口内炎、それからあと鼻血、出血ですね、
この3つが一斉に起こってきた。

これは放射線被害の最初の初期症状ですから、当たり前なんです、出るのは。

しかも子どもが一番先に起こる。
抵抗力が一番ない。

そういう事で、福島の人達に直接聞かれれば、「こうしなさい」と話しました。
頼まれてこういう所で話をする時はそういうお話をします。、

皆さんこれだけここにいらっしゃるみんなは大人になって、
今までもいろんな病気もされたでしょうし、いろんな事が会っても、
とにかく今日まで無事にこうやって生きていらっしゃる。

みんな自分の命を持っているんです。

ところが、この中のだれ一人、
自分が自分で持っている命の、自分が主人公なんだという自覚を毎日持っているかというと、
それはあんまりないんですね。


自分の命の事をあんまり考えた事がない。

具合が悪くなるとお医者さんへいって「何とかしてくれ」
医者は他人ですよね。
病気を診る技術は持っているけど、
その人が今持っているこの病気が本当にその病気なのかどうかは医者にだってわからない。

習ったいろんな知識を総合してみて、「どうもそれらしい」というだけの事で、
「そうだ」という事は決定できない訳です。
で、皆さんは具合が悪くなると、自分でものを考えるより前にまず医者に行く。

一番大事な自分の命を自分で全く考えずに、
赤の他人のわけのわからない人に預けに行く訳だ。


これぐらい自分の命に対して無責任さは無いんですよ、本当を言えば。

毎日生きているんだから、具合が悪くなれば、
「なにをしたからこうなったんだろう?」位のことは自分で考えなきゃいけない、本当は。
自分で全く何も考えず、ただ医者に行けばいい。

これは日本人が世界の人種の中で一番人権意識がない。
つまり「自分が人間であって、自分の命は自分で責任を持ってるものなんだ」
という自覚がほとんどないんだ、日本人には。

具合が悪くなったら「医者へ行け」
おそらく皆さんそうだと思います。
医者へ行って何が分かると思いますか?
全くの他人で、昨日まで話もした事のない人間に、
便が出ないとか眠れないとか、心臓がドキドキするとかいろんな事をいえば、
ま、向こうは玄人だから習った知識を総合して
どうもおかしい、検査しましょう、おしっこみた、血液みた、どうも総合すると、
どうもあなたは中年も過ぎて動脈硬化がきて、心臓に少し問題が起こっているらしい
という検討を付けてくれる。

でも、悪くなっているのは本人だ。
本当に納得ができるのか?それで。


という意味で、皆さんはどこかが悪くなったら、まず自分が、
今までこういう事はなかったのに何でこんなことになったんだろう?
自分の生活を振り返ってみて、まず自分で考える事がまず第一番にやる事なんです。
それを全くしないで、医者へ行って、そこで聞いて薬を貰えばいい。
これぐらい自分の命に無責任な考え方って無いんですよね。

だからそういう意味で、私は外国も随分歩いて、何カ国も話をしてきましたが、
日本人ぐらい自分の命に対して無責任な国民はいないんですね。

アフリカのはだしで歩いているような所へ行って話をしても、
頼る所がないからみんな、子どものことを亭主の事を自分のことも
具合が悪いのを奥さんが一番最初に心配して、いろいろして、
「どうも最近この人は酒を飲み過ぎている」とか、
あるいは「食い過ぎてる」とか、
そういうのを判断して、みんなお互いに話し合って決めてく。
診てもらう所がないから。

そういう意味で、日本人は恵まれすぎている。
どこへ行ったって、医者のないところはあんまりない。
行けば診てもらえる。
お金はいるけど。
だからそれに甘えて、自分のたった一つしかない大事な命のことを、
自分がまず物を考えるという所へ立てない。

医者という訳の分からん人間に預けて、その人の言う通り、
「1週間後に荷物をまとめて来なさい。あんたの胃袋にはこういう所があって、これを切らないと治らない」
「はい」
大事な自分の胃袋を切るのにね、誰にも相談もしないで荷物まとめて青い顔して、行って切ってもらう訳だ。

これ位いい加減な話は無いでしょうね。

切ってくれる人がどこまで責任を持って自分の事を切ってくれるのか?確かめてもないわけだ。

あんた大丈夫?あんたが切って本当に助けてくれるの?ダメだったらどうすんの?
っていうのをやらないわけだから、誰も。

つまり、自分の命については誰も責任を持ってくれない。
しょうがないからそれを言った人に預けちゃう。
「ダメだったら諦めるよりしょうがない」っていうような、
自分の命をそれぐらいにしか考えてない。

文明国の国民でありながら、一番自分の大事な命という事についちゃ全く無責任で無知なんです。
これが日本人の、僕は特徴だと思う。




ーーーつづく






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<1>「だから殺す側の東電にしてみると、永久に完全犯罪だ」肥田舜太郎氏2013年7/5東海村での講演(文字起こし)

2013/07/05 【茨城】映画「ひろしま」東海村


2013年7月5日
映画『ひろしま』茨城県東海村上映会
肥田舜太郎先生の公演



Video streaming by Ustream
2013年7月5日(金)、茨城県那珂郡東海村の東海文化センター

05:18~
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こんにちは。
お招きを受けました、肥田舜太郎という内科の医者です。
東海村には10年ぐらい前ですけれど、
あの事故のあった後で4年目の記念日かなんかにお招きを受けてお話をした事があります。
場所がここだったかどうか、それも覚えていないんですが、
今日は小林さんが、お父さんのお作りになった広島の原爆の実情を、
もちろん後から撮ったものですが、
その映画を上映なさるということでお手伝いがあって参りました。


あの映画をご覧になれば、広島の原爆の爆弾という側面はもう十分お分かりになると思います。
広島と長崎の原爆の特徴は、
一つは大きな強烈な爆弾だという性質と、
もうひとつは目に見えない放射線の被害を与えるという、二つの被害があったわけですね。

ところが、落としたアメリカは正式には>マッカーサーが日本へ上陸する9月のはじめ前に、もう
占領軍総司令官の話として、原爆が出す放射線について、
爆発の時に強烈に出るものに当たったものは彼らも大きな被害を受けるけれども、
身体の中に飲み込んだり吸い込んだり、あるいは食べ物に付いた、
あるいは水の中に溶けた放射線を体内に入れた場合は、
「これはごく微量だから全く人体には影響はない」という事を
苦しんで血を吐いて寝っ転がって死んでいく人がいっぱいある時に、そういう放送を始めたんですね。


しかも、治療法は全くわかりませんし、
放射線なんて聞いたって、医者もなにもまだ放射線なんて知らないんですから。

だから出てくる症状が生まれて初めて見る症状で、
学校で習ったこともないし、先輩に聞いても分からない。
そういうのでみんな死んでったんです。

そういう診ている医者と診られている被爆者に対して、
占領軍司令官という絶対の権力を持った人間が、
「みんなはこの爆弾の被害をいろいろ言うけれども、
身体の中に飲み込んだ放射線っていうのは非常に微量だから何年たっても全然何にも害はない」
っていう事を言ったんですね。

ただ言っただけならいいんですけれど、
要するに、原爆で起きた、人間の身体に起こってくるどんな被害もアメリカの軍事機密である。
だから、被害を受けた人間も、その事を他人にしゃべってはいけない。
仮にそれが親であろうが兄弟であろうが、絶対にそれは言っちゃいかん。
アメリカ軍の軍事機密だ。


逆に今度は、そういう人から頼まれて、身体を診てくれと言われる医者は、
「仕事だから診るのはよろしい」と。
しかし、診た結果を詳しく書いたり、
あるいはその内容について、仲間同士で相談をして、論文を書いたり、学会へ報告したり、
そういう事は一切しちゃいけない。
これも軍事機密だ。

違反した場合は占領軍として重罪に処す。

占領軍が鉄砲持って入ってきて、重罪に処すっていうんだから、
これはもうみんな「銃殺される」と思った。

ですから、当時はもちろん、そうは言われてもみんなコソコソしゃべりましたけれども、
公には日本政府をはじめ、お役人も、医者も、学者も、
誰も原爆による放射線の被害については一言もしゃべれなかった。
書くこともできなかった。

私たち軍医もしていた。
ま、軍隊は殴られましたから、
アメリカの命令で当時の陸軍病院と海軍病院は全部国立病院というふに変えられて、
一般の人も診るようになったんです。

6:23
日本の国は天皇の国家で、
国民の命を国が責任を持って守るなんていうことは遂に無い国ですから

男の子は20になったら天皇のために命をささげ出すのが国民の義務であるという国ですから、
国民の病気や健康について国が面倒をみるなんて、そういう考えは毛頭無かったんですね。


そこへアメリカの、陸軍病院・海軍病院の始末の仕様がないから、そのまま国立病院というふうにして、
当時日本中の国民が
食べ物も無いけれど、家も焼けちゃってないわ、主人は戦争から帰ってこないわっていうような、
そういう貧乏のどん底っていう時に病気になって困る人が、
ま、アメリカが作ってくれた国立病院っていうのにみんなかかったんです。

その時、もちろん被ばく者は貧乏ですから、
家も何もない、財産も何も無くなっちゃって、親戚も死んじゃってお金もない。
当時日本には保険というのはまだなかったんですね。
だから、現金がなければかかれない。

そういう時に国立病院が出来て、
占領軍の命令で「困っている人はただで診てやれ」ということになったもんだから、
被爆者はみんな、国立病院に厄介になったんですね。

そういう時にも、私も思いがありますが、
患者を診るとカルテを書かなきゃならないんですね。
どこの生まれで、どこに住んでて、何歳で、何の誰べえ、男、女っていうのをちゃんと書かないといけない。
で、書いた結果みた。
なんで罹ったか?
熱が出た、腹が痛い、下痢がある、そういう事を書いて、
「診た結果どういうふうだった」という事をカルテに書くのは医者の義務なんです。
法律的な義務ですね。


ところが「書いちゃいかん」っていうんですね。
困りましてね。
みんなで相談して、何も書かないでいると医療法に引っ掛かるから、
書けば今度は占領軍命令に違反になる。


どうしようもない。
しょうがないから、カルテには書かないで、別の紙に書いてそれで強行しよう、ま、そんなことまでしました。

そういう状態があって、爆発の目に見える原爆の大きな側面は、
人伝口伝でみんなに伝わってきた。

ところがあの爆弾を受けたために、放射線の被害を受けている。
後から町に入って残っている放射線に触れて病気になった人は、
焼けてもいないしケロイドもないし、なんにも、外からみたら証拠がない。
中にはいった放射線の影響で、具合が悪い病気が出てくる、

そういう一番大事な問題が、68年間日本の国民に一つも伝わってこなかった。

みなさんの中に、広島・長崎の原爆について、
いろいろ映画を観たり、あるいは話を聞いたり本を読んだり、いろいろ経験なさった方が、
あるいはご親戚の中に実際に、広島・長崎で原爆を浴びたご親戚がある。
そういう経験は知っていらっしゃるけれども、
放射線の被害という事に付いて、まともにちゃんと話を聞いた覚えはほとんどないと思います。

いまのお医者さんになってくると、学校医でのお医者さんは、
在学中、医者になるための勉強はしてきますが、
内科でも外科でも放射線科でも、
広島・長崎の原爆についての講義は全然ない
んです。


彼らは全く何も知らずに出てくる。
だから今、福島の原発で被害を受けたと言われる子どもや、
あるいはお父さん、お母さん、沢山、今被害者が出ています。

それを診させられるお医者さんは、今だいたい30~40、50の方が多い。
生まれる前にもう原爆は終わっちゃって、被爆者なんていうのを診たこともない。
仮におじいさんおばあさんを診ても、
それはもう、当時の原爆の被ばくでは無しに、みんな成人病になっちゃっている。


そういう経験はあっても核兵器の被害を現場で受けたっていう方は、もう誰もいない。
ですから今福島のお医者さんさん、あるいは遠くのお医者さんで
子どもを診せられたり、あるいはおじいさんおばあさんが来たり、お父さん、お母さんがきて、
あの、原発の被害を受けた人の身体を診て、何か特徴の書ける人が誰かいるか?
誰もいません。

第一に、被害を受けている方自身が、自分のどこが悪いんだかがはっきり説明が出来ない。
そういう意味で、今まで私たちが頼りにしてきたのは、ロシアのチェルノブイリの原発の被害。
これは大きな被害でしたから、当然沢山の被害者がいる。

その人たちの中に、どういう病気が起こり、どんなふうになったかという事が随分知りたかった。

ところが、ロシアもソビエトの頃はそれを隠した。

初めはよく分からなかったけれども、最近26年目ですから、だんだんいろんな事が分かってきて、
いまのロシアの政府はちゃんとそれを調べて発表するようになりました。

はじめて、
むこうの被害は全部「内部被ばく」なんですね。
「内部被ばく」っていう言葉は今回初めて新聞に出ましたけれど、
私たちは広島長崎の頃は「内部被ばく」という言葉を知らなかったから、
「入市被ばく」という言葉を使いました
市に入って被ばくをした。

当日は広島にも長崎にも居なかった。
よそに行っていたら、「大変だった」というのを聞いて、家族が心配だから帰ってきた。
広島の町へ入って、長崎の町へ入って、
焼跡を探してやっと自分の家までたどり着いて、
「どうもここが自分の家だ」とやっとわかったんだけど、家族の行方がわからない。

隣近所の家をみると焼けた中に骨がある。
それはそこに住んでいたおかみさんだとか、子どもの骨なんですね。
それは隣近所にはあるけど自分の家にはなんにもない。

そうすると、自分の家の女房や子どもは一体どこでどうなったんだろうか?
心配だからいろんなところを歩いて、人に聞いて歩いて「どうしたんだろう」

お宅の奥さんは、
本人は兵隊に行っていて知らない。
留守に居た奥さんは、町工場に行って働いてたと。
子ども3人はそれぞれ学校へ行ってた。
それを訪ねて、行った先を探して歩く。
結局最後はどこでどうなったかは本当は分からないけども、
友達やみんなと一緒にここまでは行っている事が分かった。
そこから先はどうもみんな死んだらしい。
わからない。
骨は無い。

もうそういう人がいっぱい居た訳ですね。

ところがそういう人が街の中をいろいろ聞いて歩いたり、
子どもを探して歩く、女房を探して歩く、
何日も何日も焼跡を歩き回って、しばらくすると妙な病気が出てくる。

かったるくて動けなくなる。

診たところ外はなんにもない。
火傷もなければ何にもない。
ただ朝起きて動こうとしてもかったるくて体が動けない。
こんなだるさは今までおぼえたことない。
というような病気をもってくる。

これが当時の、いわゆるぶらぶら病といった、内部被曝の症状なんですね。

私たちはそういう患者を何十年も診ました。

その原因が全然わからないんですね。
政府もアメリカから触れちゃいかんって言われたら何にも調べてない。
日本の大学も学者も医者も誰も研究をやってこなかった。

で、知らないまんま私は30年間そういう患者がだんだん出てくるので聞いてみると、
「原爆は受けてない。4日目に町へ入って町中探して歩いて、1週間位歩いた
そのために初めの1週間ごろに一度かったるいっていう病気が起こったけれども、
いつの間にか治っちゃった。
でもう、忘れたら、おんなじようなだるさが出てきて、働けなくなった」
という患者がくるんですね。

そういう人を沢山みますから、同じ事を言う。
それは原爆を受けていない。
後から町へ入った。
そして同じ症状が出るっていうのが沢山ありますから、
「何かやっぱり残っていたものに触れたんだろう」というのはわかるけれど、
具体的には分からない。

それは30年経ってアメリカへ行って、
初めてアメリカの医者で
アメリカの秘密になってて研究できなかったんだけど、
アメリカのある学者がひとりで、一生懸命調べて、
核実験があった年に生まれた子どもが、その後の子どもの生まれてくる、
死産で生まれるとか、生まれてすぐ死んじゃうという、
いわゆる死亡率が非常に高いという事を調べて、

核実験で大爆発をする。
そして、きのこ雲になって、それが成層圏にまでのぼる。
で、後で降ってくる。

アメリカで降る場合もあるし、埃のまんま落ちてくる
これが田んぼに降る、川の中に入る、水源地にも入る。
みんなの畑の中にも降る。

そういうのを食べたり吸ったりミルクを飲んで病気になってくるという事がだんだん増えて、
それを調べて、
結局目に見えないけれど放射線の粒を身体の中に取り入れたものに
そういう病気が起こると言う事をちゃんと研究したお医者さんが出てきた。


アメリカでその先生に会って初めて、
30年間分からずに苦労してきたその病気が
放射線を内部に入れた場合に怒る内部被曝の病気だっていうことが、
30年経って初めて分かった。


それが1975年でした。

もうそれから30数年経ちます
分かってからでも経つんですけれども、分からない30年間、意味も分からずに、
患者だけは沢山、長崎・広島に居るわけですから、
ずっとそれを診てきた。

死ぬ人も何人もいました。

医者として「この人何で死んでいくのか」ってことが分からないこと位、
医者にとって苦しい事は無い。


家族からも言われる。
「先生なんで死んだんでしょうか?」と。
医学的に分からないんです。

今でももう68年経ちますが、
放射線の被害で治療法がありませんから、訳のわからないうちに死んでいきます。

死んだ時に死亡診断書を書くんですね、医者は。
法律で決まっている。
ところが、なんで死んだのかが分からない。
これはわかる医学がまだないんですね、今でも。


アメリカが軍事機密に指定して、
「一切研究をするな」という事が、
アメリカのいわゆる従属国になっている国、
あるいは核兵器を持っている国では、全部同じ事が行われている。

そのために、内部に入った放射線の被害は、未だに学問がないんです。
残念ながら。

ですから、福島の患者の中に、
いま、甲状腺がんの子どもが大分出てきています。
いろいろなのが出てくるけれど、
診察をしてはっきり
「福島原発から出た放射線が原因でこういう病気になりました」っていう事の証明が出来ない。
いまの学問では。

だから殺す側の東電にしてみると、永久に完全犯罪だ。

すぐ死のうが、何年たって死のうが、お医者さんが診て、
「あ、これはあの時の事故の放射線の影響です」っていう事が書けない。

だから、今の原発から出る放射線で残念ながらすぐには死んでない。
癌で死ぬか白血病で死ぬか、いろんな病気で死んでいます。
しかしそれが、
「これは残念だけどあそこの原発から出た放射線のためにですよ」っていう事証明できないんです。


だから今、原発の放射線で殺される人は、いつ殺されても永久に「なんだかわからない」
癌だったら、ただ「がん」
「原因はあの放射線です」という事が言えない。
それが今の世界中の状態です。


それほど放射線問題というのは今の医学にとっても、
非常に難しい、扱いようがない。


ーーつづく





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吉川晃司~♪放射能はいらない もう被ばくもいらない♪~感動のイマジン熱唱 8/6広島×阪神

被ばくピアノ
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2013年8月6日  MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島
広島x阪神 吉川晃司の歌うimagine



イマジン

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歌 吉川晃司  ピアノ ホッピー神山

天国は無い ただ空があるだけ
国境も無い ただ地球があるだけ

みんながそう思えば 簡単な事


放射能はいらない もう被ばくもいらない
偉い人も 貧しい人も

みんなが同じならば 簡単な事
 
夢かもしれない
でもその夢を見ているのは 一人だけじゃない

世界中に いるのさ


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日々被ばくしている今の日本
吉川晃司さんの歌声は多くの方々の心に響いた事だと思います。

もう放射能も被ばくもいらない
偉い人も貧しい人も、ただひとりの地球に住む人間なんだと思えば
核も原子力も必要ないと気がつくはず。
そう思っているのは自分一人だけじゃない。
世界中に同じ思いの人々が、とてもとても大勢いるんだ。



そんなことが、この短い歌詞の中に全てが語られている気がして、
何度も何度も聞いて、久しぶりに涙が出た。
そして、わたしは事故直後のあのころを思い出した

爆発した原子力発電所の映像を見て絶望のどん底にいた時、
Toutubeで流れていた曲。
ブログにUPしても、UPしても、どんどん、どんどん消されていく
だけど、私はこの日の斉藤和義さんの「ずっとウソだった」は今も心の支えです。

で・・・過去に書いたブログを見たら、やっぱり動画は消えていました。
でも、ちゃんとUPして下さる方がいます。




ずっとウソだった

この国を歩けば 原発が54基
教科書もCMも言ってたよ「安全です」

オレたちを騙して 言い訳は「想定外」
懐かしいあの空 くすぐったい黒い雨


ずっとウソだったんだぜ やっぱバレてしまったな
ほんとウソだったんだぜ 原子力は安全です
ずっとウソだったんだぜ ほうれん草食いてぇな
ほんとウソだったんだぜ 気付いてたろこの事態


風に舞う放射能はもう止められない
何人が被曝すれば気がついてくれるの

この国の政府


この街を離れて うまい水見つけたかい?
教えてよ やっぱいいや もうどこも逃げ場はない



ずっとクソだったんだぜ 東電も北電も 中電も九電も もう夢ばかり見てないけど
ずっとクソだったんだぜ それでも続ける気だ
ほんとクソだったんだぜ 何かがしたいこの気持ち
ずっとウソだったんだぜ
ほんとクソだったんだぜ 




ー追記ー


吉川晃司さんの実家のお寺に貼ってある、吉川晃司さんのメッセージ

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僕たちはいずれ、
数十年後には死んじゃう。
このまま策を講じず、
この星の未来を担う子どもたちに
負の遺産ばかり押し付けてリタイアしたら、
「恥知らずな世代」との汚名は逃れられない。
それは嫌だ。
       吉川晃司




<海へ毎日汚染水300トン流出>「本当に重大な発表であると同時に一刻を争う問題だという事を改めて胸に刻む必要があります」8/8モーニングバード(内容書き出し)

2013年8月8日 モーニングバード

20130808 海のホットスポット 投稿者 dm_51f20c9557a40



2013080862.jpg

これまで東京電力は一日およそ100トンの汚染水が海に漏れ出ているとしていたんですが、
政府はそれが300トンに上る可能性があるという試算をしました。
一応分かったのはこれだけではありませんで
こちらごらんください。

2013080861.jpg

福島第一原発から80km離れました阿武隈川の河口に放射性物質の濃度がたかいホットスポットがある。
こういういことも昨日分かったんです。

2013080863.jpg
驚きですね、まそんなに、あのー高いという印象はなかったので


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この辺もやっぱり危ないという事ですね。
若い人とかにね、子どもが心配だけどって、


2013080865.jpg
取材ディレクター:
こちらの阿武隈川の河口ではおよそ2kmに渡って
放射性ビッ質の濃度が特に高いホットスポットがある事が分かりました。


調査をしたのは東京大学などの研究グループ。
福島から宮城へ北上する阿武隈川の河口付近で海底を調査したところ、
およそ2kmに渡り放射性セシウム137の濃度が周囲よりも数倍高い場所がある事が分かった。

2013080866.jpg

さらに福島第一原発の20km圏内の海底では

2013080867.jpg 2013080868.jpg

セシウム濃度が周囲より5倍から10倍ぐらい高い状態になっている場所が
20カ所以上で計測されています。


海に深刻な影響を及ぼしている汚染水の流出についても、
昨日、衝撃のデータが発表された。

汚染水が一日300トン海へ

2013080869.jpg
荒川達也室長 資源エネルギー庁原発事故対策対応室
福島第一1~4号機のところには一日約1000トンの地下水が山側から海側に向かって流れていて、
このうち400トンが建屋に流入して残りの600トンが海へ向かって流れていると。


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資源エネルギー庁は600トンのうち300トンは汚染が確認された場所の周辺から海に出ているとみている。
さらに残りの300トンも汚染されている可能性が否定できないという。

これに対し東京電力は、

2013080871.jpg
東電 今泉:
中身に対して承知してございません
あのー、ま、実際にどれ位海に、その地下水が出ているかというのは、
あの、せい、わたくしどもとしてはっきりは申し上げられない状況なんです。

羽鳥:これは大変な発表ですね。

小松:
そうですね。
まさに羽鳥さんが言う通りなんですけれども、
昨日安倍総理はこういうことを言いました。
これまで汚染水の対策を東電に任せていたんですが、
安倍総理は「これは東電任せではなく国としてもやるんだと」と言ったんです。

2013080872.jpg

まず押さえたい所が、このブルーの線。
これまで東電が汚染水が海に出ないようにですね、ここに遮水壁、水を遮る壁をつくってきました。
で、今回、ま、5月に一応発表されていたんですけれども、資源エネルギー庁の案としては、
当然ここに、山の方からいっぱい水がくるんですけれども
ここに水が入ると汚染されますから、原子炉建屋。

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原子炉を取り囲むように土の中に遮水壁をつくって、で、この水を外に逃がすと。
なるべく汚染をしないような形をつくるというのがこの遮水壁の案です。

えー、これにはですね、土を凍らせたりするというすごく大変な技術を使う訳で、
数百億円が投入されると。
実際に運用されるのはまだ先なんです実は、こちら。

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再来年の9月に運用がようやく始まる予定だと。
そのために国費税金が投入されるんだという事が発表されたということですね。


羽鳥:
どうですか、
最初は「流れ出ているんじゃないか」「いや出てない」
で、「出てます」
で、量がどんどん増えてきてますと。
この、次々に悪い発表がされてきている。

玉川:
予想できたことなので、そもそも総研でも何回もやっていますけれども、
で、結局これで国費を投入するという事になるんですよね。
つまり税金が使われるという事なんですけれども、
じゃあ、税金を使う、国民がこの責任を負うというふうなことの前に、
責任を負うべき人がいるはずなんですね。

それはこれ、東京電力って国費を投入するって言っているけど、民間企業であるんですよ、今でも。
で、民間企業に対して国費を使うっていう事は無いんですよ、基本的には。
潰れる企業だったら普通潰すんですから。

それを国費を入れるっていう事になったら、
この東京電力をどういうふうにしていくのかっていうのを決めなきゃいけないんです。
で、国民が責任を負う前に、まず株主と金融機関というのが、責任を負う順番としては先なんですよ。

どういう事なのか?っていったら、
破たん処理をするっていう事ですよ。

これももう、2011年の6月ぐらいから言っている事ですけれども、
まずそういう人たちに責任を取ってもらってから、税金の投入っていうのを決めて下さい。

で、これ、
ずーっとこれ、あのね、政府がね嫌がってたっていうのは、財務省が嫌がっていたんだけども、
税金をこれにずーっと投入していくっていう事にね。
だけど、いろんなところで国土強靭化とか何とか言って税金をつかうわけでしょ?
だったらこっちが先でしょ!その順番も。
を考えて下さい、全て


羽鳥:
なるほど。松尾さん今、そのー、玉川さんが言ったお金の問題ももちろんですけれども、
これ運用が再来年の9月という事は、それまでは毎日200トンずつ流れているっていう事ですものね。

松尾:
そうですよね、本当に。
どんどんどんどん、ま、汚れていっている状態がこのまま続いていくっていう事ですよね。
でも本当にここまで…汚染水も出ていくけどお金もどんどんどんどんつぎ込んでいって、
ここにつぎ込んで行ったお金を新しいエネルギーの開発かなんかに使えたらど
れだけ良かっただろうというふうに悔やまれてならないですね。

羽鳥:本当に。大変重大な発表ですよ。

小松:同時に一刻を争う問題だという事を改めて胸に刻む必要があります。




海のホットスポット”第一原発から20Km圏内で発見

規制庁の村田さんは緊急地震速報(誤報)に救われた?
政府交渉「海を汚さないで!」8/8(一部内容文字起こし)




規制庁の村田さんは緊急地震速報(誤報)に救われた?政府交渉「海を汚さないで!」8/8(一部内容文字起こし)

海を汚さないで!国は再稼働よりも放射能汚染対策に注力を!汚染水
2013年8月8日


Video streaming by Ustream

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原子力規制庁PWRの規制担当 ぬのだ 布田洋史
資源エネルギー庁原子力発電所事故対応室 しばた 柴田寛文
原子力規制庁監視情報課 モニタリング担当 つかべ
原子力規制庁PWR 村田
外務省地球環境課 ××??
外務省対応室 ふくごおり?
外務省国際原子力協力室 かわぐち(たぐち?)

↑※聞き取りにくかったので、名前部署など間違っているかもしれません<(_ _*)>




02:28:48~文字起こし

2013080837.jpg
福島みずほ:
だって。規制庁も私たちも一日300トンも汚染水が出るという新しい知見を、
つい数日前に発見したわけだから、
そうだとするとこういうことも検討し直すべきだし、
それから300トンも出ているという事自体、
3.11後も出ていたかもしれない。
それを私たちに知らされていなかったというのはすごい激怒しているんですよ。
「東電何やっていたか」と。
申し訳ないけど、「行政も何やってたか」
これは新しい知見じゃないですか。
新しい知見じゃなく隠していた知見だとしても、ま、新しい知見。
そうだとすると誰も対応ができない状況で「再稼働の審査が万全です」とは言えないでしょ、どうですか?


2013080838.jpg
あのー、再稼働の、いま進めている審査というのは7月8日に施行されました、
あのー新規制基準に基づいて、あのー、実施されているものでございます。
それであのー、必要があればですね、バックフィット制度というのがありますので、
新たに基準化されたものについては、あのきちんと事業者に対して、
あのチェックを求めていくという体制になっています。


2013080839.jpg
あのね、そんな悠長な問題じゃないんですよ、
今もう、目の前で、汚染水がこんな大変な問題になっているんです。
なのに、その事を一切考慮をせずに再稼働の審査が出来ると、
これが安全規制の立場なんですか??この事をそしたら確認させて下さい。
そういう事でいいんですか?


2013080840.jpg
あのー、汚染水の対応というのは東京電力を含め、資源エネルギー庁、原子力規制庁が、、ま、あー、
対応を進めておるものでございます。
で、あのーー、今やっている申請、申請のあの審査というのは、
あの7月8日以降に出てきた申請に対して審査を進めているという事でございます。


2013080841.jpg
そうしましたらね、現在再稼働をやっている原発の申請については、
「事故が起きてもこのような汚染水問題は起きない」と、
「絶対に起きない」という、そういう事でやっているわけですか?


2013080842.jpg
あの、現状に置きましては、あの、
7月8日に施行されました新規制基準の申請について行っております。
あのー、ですので繰り返しになりますけれども、
当然新たにですね、えー対応が必要であるという事で議題化されればですね、
それに対して事業者に対して


2013080843.jpg
福島:
じゃあ、逆に今汚染水の対応が全くできていないという事が明らかになったわけで、
これをバックフィットにして下さいよ。
新規制基準を見直して下さいよ、きちんとやって下さいよ。
だって、「安全には限界が無い」って言っているわけで、
新たな見地が出てきたわけで、
汚染水について対応できなかったことが明確なので、
これでバックフィットをやり直して下さいよ。

事故原因だってまだ分かってないじゃないですか。
バックフィットをやり直して下さいよ。
付け足して下さい。



2013080844.jpg
えーっと、確認ですけれども、
そうしましたら規制委員会としては、再稼働についての汚染水問題をね、
新しく基準に入れるべきなのか、
そのような検討はもちろんされていないという、今の段階では。
そういうことですね?


2013080845.jpg
あの~現時点では基準をですね、
今回の問題を受けて基準化を検討しているという事実はないと確認をしております。


2013080846.jpg
皆さん確認しましたよね。この汚染水の問題があるけれども、
それを再稼働の基準、バックフィットをするためにもそれがどうなのかというのは当然検討するわけで、
まず、最低私たちはですね、この8月の13,14これにまた後に審査会合が入っておりますね。
まずこの13,14については、会合を中断していただく。
それはよろしいでしょうか?


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13日、14日につきましては、現状の申請が出てきたものに対する審査だけですので、
それは予定通り開催するという事です。


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ですから、じゃあそれを検討して下さい。
これだけ汚染水の問題で、
それこそ再稼働の問題でみんながすごく心配しているし怒っているしという状況で、
規制委員会として再稼働との関係でどうするのか?
それについてきっちりと公開の場で審議をして下さい。
それまでは再稼働の具体的な審議はしないという事でお願いしたいです。


2013080847.jpg
それにつきましては検討するまでもなく、あのー、開催するものは開催するということです。


2013080849.jpg
満田:
えーっとですね、あのこのバックフィット、
つまり
いままでの規制基準がこのような地下水のダダ漏れ状態を全然検討範囲に含めていなかった
というのが一つの問題。
それから、規制庁全体の体制の問題もありますね。
更田委員は一人しかいない。
なのに、今まで規制基準の考え、そして、適合申請審査の問題でも、
更田委員はおそらくもう24時間体制で望んでいるように見えるんですね。
あまりにも福島の収束というものに規制庁が時間をかけてこなかったからという事なんだと思うんです。
そういう体制の問題が二つあると思うんです。

あともうひとつ、是非国としてはっきりさせていただきたいのは、
福島原発事故は収束していませんよね?これ。

今現在続いているわけですよね?
ちょっと、それだけ答えていただきたいんです。
どなたか…じゃあ、村田さんお答えいただけますか?
福島原発事故は続いていますよね?


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村田:
あのー、総理もま、言っていますけれども、
「収束をしたというふうには認識していない」というふうに総理もおっしゃったと記憶をしていますので、
僕はそういう認識じゃないかと思います。
だけども対策を講じるべきだと、


満田:じゃあ、収束宣言は取り消しという事でよろしいんですね??


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それは…私の一存では、
ちょっとすみません、わたしが全部を否定する訳じゃありませんけれども、
我々としましては、いま当然いろいろな問題、
ま、汚染水に限らずですけれども、いろいろと起こっていますので、
当然それに対処すべく、規制庁としては考えているところでございます。


満田:
えっと、総理はおっしゃっていましたし、
事実上事故は続いているという国の認識だというふうに私達も理解して

ここで
一斉に緊急地震速報メール

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私の携帯も、一緒にビービーと恐ろしい音をたてました。
2013/08/08 16:56
緊急地震速報
奈良県で地震発生
強い揺れに備えて下さい(気象庁)

そして、私のパソコンの電源が勝手に落ちて、勝手に再起動を始めました。
再びIWJのUstをみると、会場からは規制庁はじめ全ての政府関係者が消えていました。

誤報だと気象庁が会見をしました。
緊急地震速報 電気的「ノイズ」影響か
8月8日 18時10分

8日午後5時前、和歌山県北部を震源とする地震があり、
気象庁は、近畿や東海・北陸などで強い揺れが予想されるとして緊急地震速報を発表しましたが、
体に感じる揺れは観測されませんでした。
気象庁は、離れた地域の地震計で検知された
電気的な「ノイズ」の影響で地震の規模を見誤った
可能性があるとみて、原因を調べています。

8日午後4時56分ごろ、気象庁は、
近畿や東海北陸など西日本と東日本の広い範囲で強い揺れが予測されるとして
緊急地震速報を発表しましたが、震度1以上の体に感じる揺れは観測されませんでした

気象庁の観測によりますと、
このころ、和歌山県北部を震源とするマグニチュード2.3の地震が起きていましたが、
緊急地震速報のシステムは、地震発生直後に地震の規模を実際より大きい、
最大マグニチュード7.8と推計していました。

気象庁の緊急地震速報は、
地震発生直後の小さな揺れを捉えて後から伝わる揺れの大きさを予測する情報で、
気象庁のシステムが自動的に地震の規模を推計し、
震度5弱以上の強い揺れが予測された場合に速報が発表されます。

気象庁が観測データを調べた結果、和歌山県北部で地震が発生したのとほぼ同じころ、
東海沖に設置されている海底地震計で、
地震とは異なる、「ノイズ」と呼ばれる電気的な雑信号が検知されていた
ことがわかりました。
緊急地震速報のシステムは、離れた場所でほぼ同時に揺れなどのデータが観測されると、
地震の規模や揺れを実際よりも大きく予測することがあります。
気象庁は、離れた地域で検知された電気的な「ノイズ」の影響で、
システムが地震の規模を見誤った可能性があるとみて、原因を調べています。



ニュージーランドの地震があったから、これもちょっと気になっていました。
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平成25年8月4日12時32分 震度5強 宮城県中部

こんな日本で原発って本当の怖い。



緊急地震速報に慌てて一気に姿を消した規制庁他前に座っていた関係者たちも、
きっととっても怖かった事だろうと思うのだけど、・・・
再稼働は思いとどまりたいって、本心は思ったんじゃないかな?




ーーー

<それは平常時放出量の半分以下>
2011年5月~2013年7月までに出たとされるトリチウムの量は最低で10兆ベクレル。
8/2(東京電力記者会見文字起こし)



「ガラスの壁の上段を超えて水が外側に出ている可能性については否定できない」
8/2東京電力記者会見(内容書き出し)


「この100mの範囲からおよそ400トン日量で出るであろう」
8/2(東京電力記者会見文字起こし)



<福一・海洋汚染>
選挙終了待ち~東電半年分のデータを一気に公開7/23モーニングバード(内容書き出し)


<海洋汚染>
「一応気になるので確認しますが、 選挙が終わった翌日に出てきたのはどういうことでしょうか?」
テレビ朝日松井記者7/22東京電力記者会見(動画&文字起こし)



<高濃度汚染水海へ流出>
「『四方を囲うと地下水がコントロールできないから』とおっしゃっている東京電力は、
いま全くコントロール出来てないじゃないですか」8/1そもそも総研(内容書き出し)


<福島第一原発汚染水>2年以上ずーと毎日地下水400トン海へ

遮水壁 両刃の剣 建屋から逆流の恐れ

海のホットスポット”第一原発から20Km圏内で発見


<トリチウム完全無視!>
原子力規制委員長田中俊一「規制委として処理した汚染水の海洋放出を容認する」







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遮水壁 両刃の剣 建屋から逆流の恐れ

福島第1原発汚染水対策に国費検討 概算要求で経産省
東京新聞朝刊2013年8月8日
 
廃炉に向けた作業が続く東京電力福島第1原発で喫緊の課題となっている汚染水対策をめぐり、
経済産業省が原子炉建屋への地下水流入を防ぐため国費の投入を検討していることが7日、明らかになった。
建屋周辺の土を凍らせる「凍土遮水壁」の関連費用を2014年度予算の概算要求に盛り込む方向だ。

政府はこれまで廃炉に向けた研究開発費を支援してきたが、汚染水対策で予算計上すれば初めてとなる。
安倍晋三首相は7日午後の政府の原子力災害対策本部で、
早急な汚染水対策を実施するよう茂木敏充経済産業相に指示する。
菅義偉官房長官は7日午前の記者会見で「国としても一歩前に出て支援する必要がある」と述べた。

第1原発では汚染水の新たな海洋流出が明らかになり、
東電は護岸の土壌を薬剤で固めるなど流出を防ぐ工事を急いでいる。
工事の影響で地下水位が上昇するなど対策が行き詰まりつつあり、
汚染水そのものを減らす対策が求められている。

凍土遮水壁は、1~4号機の周囲約1・4キロを囲むように一定間隔で地中に管を設置し、
冷却材を循環させて地盤を凍らせる対策。建屋に流れ込む地下水の量を抑制できるとされる。
大手ゼネコン鹿島が提案した。工事費は300億~400億円と見積もられている。

5月末に政府の汚染水処理対策委員会で有力な対策として採用が決まり、
茂木経産相が東電に設置を指示していた。





遮水壁 両刃の剣 建屋から逆流の恐れ
東京新聞朝刊 2013年8月8日 07時00分

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東京電力福島第一原発の汚染水対策で、
政府が国費投入を検討している原子炉建屋周辺での遮水壁建設は、実は大きなリスクを抱えている。
建屋地下にたまる高濃度汚染水と周辺の地下水との水位バランスが崩れ、
汚染水が建屋外へ漏れ出しやすくなる。
建設構想は原発事故直後にすでに浮上しながら、実現していなかった。 (清水祐樹)

東電によると、建屋周囲の地下水位は海抜約四メートルで、
建屋地下の高濃度汚染水を一メートル下の海抜三メートルに管理している。
高低差を保てば、建屋外側の地下水圧が内側より高くなる。
水は圧力が高い所から低い所へ流れるので、汚染水は外に出ないという理屈になる。

だが、事故により損傷した建屋外壁のあちこちから
一日約400トンの地下水が流れ込み、汚染水を増やしている。
東電は敷地内にタンクを増設して保管しているが、自転車操業になっている。

建屋周辺に遮水壁が完成すれば、
確かに地下水の流入量は減り、汚染水の増加には歯止めをかけることはできる。
しかし、遮水壁により周辺の地下水位が低下し、建屋内の汚染水位の方が高くなれば、
今度は内外の水圧差が逆転し損傷場所から汚染水が逆流しかねない。
汚染水を減らす切り札のはずの遮水壁が両刃(もろは)の剣となる形だ。

六日の国会議員による会合でも東電は
「建屋の陸側から地下水が来なくなると、建屋の汚染水が外に出てしまう」とし、
今でも漏出リスクがあることを明かした。
建屋内の水位を徐々に下げることなどを対策に挙げたが、それで防げるかどうかは明言しなかった。

そもそも、国と東電は事故からわずか2カ月後の2011年5月から遮水壁の建設を検討しながら、
同年10月に見送りを決めていた。
漏出リスクや費用、現場での作業の難しさが主な理由だった。
国費投入が決まれば、費用については問題がなくなる。
しかし、他の問題の解決策は具体化していない。

(東京新聞)

「これから先も多分、ネガティブキャンペーンの先頭を走るのが週刊新潮だと思うんですよね」山本太郎議員8/6記者会見(動画&内容全て文字起こし)

離婚してたってそんなことは全く関係ないって私は思うけど、
ネガティブキャンペーン第一弾が始まったようです。
o0640040312637928328.jpg
低度の低い愚かな見出しです。
週刊新潮って、こんな雑誌だったんだって事、いままで知りませんでした。
これでよーく解りました。どんな雑誌なのかが。


会見の一部分だけを取り出して歪んだ報道がされているかどうか確かめるため
全て書き出しておきますd(◕‿-。) ネ❤
記者の質問がとても聞きにくくて、正確じゃないです。
太郎さんの話はほとんどそのまま文字起こしできていると思います。

2013年8月6日



山本太郎:
短時間の間にみなさんお集まりいただいてありがとうございます。
みなさんにお伝えしないといけない事があるんですね。
山本太郎は黙っていた事がありました。
それは、山本太郎は離婚していました。
どうして離婚してたんだ?どうしてその事を言わなかったの?って、
自分の中にそれを黙っておこうっていうところがあったんですよね。

去年の5月に結婚して、2012年の5月に結婚して、離婚したのが8月24日。
3か月だったんですけれども、
どうして別れてしまったのか、その話はまたあとでする事にしまして、
どうして離婚した事を言えなかったのか?
それは守らなければいけないものがあったからなんですね。
何を守らなければいけなかったのか?
それは、元妻だったんですね。
元妻の存在を守らなければいけなかった。

彼女は家庭が複雑で、小さいときから虐待を受けていたという家庭だったんですね。
この事さえもまた蒸し返したくない。
なぜならそれに関係する人々がまた深く傷ついてしまう事になってしまいますよね。
出来ればこの事はずっと隠しておきたかった。
黙っておきたかった。
10年でも20年でも黙っておけるものならば黙っておきたかった。
特殊な家庭環境に彼女が引き戻されてしまえば、
また彼女に対しての安全面、そういうものへのリスクが高まってしまうわけですよね。
そういう意味でも自分で出来る限り、その事に対しては黙っておきたかったんです。

よく言われます。
「何を考えてるんだ」って。

でもまず最初にお詫びをしたいのは、「元妻に」なんですよね。
実家に戻されるかもしれないリスク。
そしてこうやってマスコミのみなさんに追いかけられるかもしれないリスク。
そういったものが彼女が背負わされるという事になるんですよね。
本当に、元妻に対して、一番に謝罪をしたいと思いました。

今もって、最後まで、ま、今からなんですけれどもね、
この時点で「ちゃんと守る事が出来なくてごめん」と。

そして何よりも支持者のみなさん、
支持者のみなさんにこの事をずっと黙っとかなきゃいけなかったという事が本当に心苦しかった。
言えるものだったらもうすぐに言いたかったんですよね、性格的にも。
でもやっぱり、守らなければいけないものがあった。
だから言えなかったっていう事なんですよね。
本当にごめんなさい。

これ、あれですかね、
僕からの話というよりも、皆さんの何か質問みたいなものを受けた方がいいですかね?

2013080811.jpg

05:55~質疑応答


フジテレビ

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フジテレビ:
ちょうど離婚して1年ぐらいたっているんですけれども、
具体的に離婚に向かったきっかけと、どちらからどういうふうに言いだしてこうなったという事を
もっと具体的におききしたいんですけれども。

山本:
わかりました。
いきさつというか、原因は完全に僕にあると思います。
というのも、1ヶ月に家に帰れるのが1度から3度。
それってあんまりにもさびしいですよね。
若い女の子が描く結婚生活という部分とはほど遠いものだったと思うんですよ。
そういう部分が積み重なったのかなというものはあります。
やはりその間にも全国いろいろと回らなきゃいけないという事情もありましたし、
それが僕がしたいことであり、やらなければいけないことだと自分の中で思ってたから。
で、彼女もそこは理解してくれるという…彼女もそこの部分を了解してという事だったんですけれども、
でもやっぱり、想像しているものと現実というのは、やっぱり大きな隔たりみたいなものがありますよね。

ごめんなさい、もうひとつなんでしたっけ?

フジテレビ:どちらから

山本:
一番最初に言われたのが彼女の方から「しんどい」っていうふうに言われたんですよね。
ま、でも、確かにそういうリズムの中で、
僕と結婚したのに、僕と一緒にいる時間が短いということですもんね。
それは辛くなっていくと思うんですね。
で、家に帰ってきたとしてもやっぱり会話の中に、
今やっている活動だったりというような事が混ざってくる訳ですよね。
ってなると…もっと甘い時間というものが必要…
…想像する新婚生活とはやっぱり180度違うものだったと思うんですよね。
だから、そういう積み重ねによって、やっぱりしんどい。
でもそこで「ちょっと待ってくれ」という話になって、
で、まぁ実家ともめたという話もあるんですけれど、
ここもあまり蒸し返したくないです。
またそこも蒸し返しちゃうと、実家の人達も傷ついてしまうから。
でもやっぱりそういう、去年結婚した後にそういうこともあった。
揉めたという事があった。
で、その事に彼女も責任を感じていたり、
でも「そんなこと責任を感じる事じゃなくてお互いに背負うもんだろう」という話にもなったんですけど、
でも結局はやっぱり、一番はなんだと言ったらやっぱり、
同じ時間を共有できないという事ですよね。
そこが一番大きなものだったと思います。

フジテレビ:その離婚の話が出たのは大体結婚してどの位の時に出たんですか?

山本:
離婚の話か……
離婚の話というよりも、最初に・・・うん、最初にじゃないな…うん、
6月の終わりぐらいなんですかね。
6月の終わりぐらいだったと思うんですけれども、
あまりにも辛いというか、しんどいというか、そういう部分の声が大きくなってきたんで、
大きくなったっていうか、回数がね。
だからそういう部分で、「じゃあどうしたらいいんだろう」って、
最初はこうなんとか、ね、
「最初はそういうもんだろう」って。
「他人と他人が一緒になったんだから」
でもその中で一つのチームになっていくにはやっぱり時間がかかるとは僕は思うんですよね。
でもやっぱり・・・うん、・・・・・そこが難しかったのかもしれないですね。

フジテレビ:という事は1ヶ月ぐらいで

山本:
でもその中でも行きつ戻りつみたいなことはあったんです。
もうそこで決定したという事ではないです、はい。

フジテレビ:あと、円形脱毛症はそれが

山本:
禿げてます。どうなんですかね、ま、でも、そこではないかもしれないですね。
多少はあるかもしれないですよ。
でもそんな半分を占めるとか、3割を占めるとかという話じゃないと思います。
この、言いたいけど言えないんだ。
言えば彼女をリスクにさらしてしまうというような、
なんかそういうあからさまにできないというか、
オープンにできないというのは自分の中でもしんどいですよね。
でもやっぱりそういう約束がある限りはずっと黙っておくつもりだったんですね。
という部分が現れたというのも多少はあるかもしれないです。

フジテレビ:という事は・・まだ知らないという事ですか?

山本:
ですから、今日の東スポさんで知るか、
どなたかの局の放送にチャンネルが合わさった時に知るというようになるんですかね。

フジテレビ:電話は

山本:
電話はしてないですね、一度もじゃないですよ、はい。
いろんな、お互いの家庭内での、なんていうか問題というものがある。
ありますよね、普通。
すんなりいった方この中におられますか?ひとりでも。
ご結婚されている方で、相手の家族と自分の家族、ね、ん・・・
そう思うとすごく分かりやすいと思うんですよね、自分と置き換えて。
で、ま、特殊な事情があったという部分が一番大きな原因だった。
あの・・・、そこをどうして黙っていたのか。
それはやはり特殊な理由があったからで、彼女を守るために仕方が無かったんだよという事です。
相手方のお父さん、
僕はこれはネットで読んだんですけれども、またマスコミの方がインタビューに行って下さったらしくて、
ほんとに。
で、そこでは、なんでしたっけ「山本太郎はNGワードだ」ということだったので、
やはりご気分を害されているようでしたので、
また、彼女が大人になって、で、「もう一度家族とコンタクトを取りたい」と思うような時までは、
まだそっとしておいた方がいいのかなと思いました。

フジテレビ:離婚されるにあたって彼女を援助するとか、約束した事

山本:
やはり新しい生活を始めるということなんで、
大前提は別れては、離婚はしているんだけれども、山本の姓は名乗っていくと。
本籍は僕の実家になる。
ということで、たとえば名前が変わってしまったりとかする事で、
また、彼女の身の安全という部分を考えると、リスクにさらしてしまうというところがあるんで、
だからそこを最小限にするために、名前はそのまま山本姓を名乗り、
そして本籍は僕の実家っていう形ですね。
あと、やはり最初に生活をしていくっていう部分で、
彼女のたとえば住居だったりとか、あと「学校に入りたい」という事だったので、
という部分の費用というのは払いました。


フリー

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フリー田中:
フリーのジャーナリストの田中と申します。
いま、同様のですね、原発の海洋汚染問題が大変なことになっていまして、
衆議院会長で東電とか資源エネルギー庁のヒアリングを行ってたんですね。
そこでも太郎さんが と思ってみんな楽しみにしていたと思うんですが、
ところが、全く関係ない、故意に に傾倒しているような離婚の事でこういった記者会見。
国会議員会館で初めての記者会見が離婚だというのは

山本:
もちろんそうですね。
この離婚という問題に関しては、でもあの、もちろん離婚した時は僕は私人でしたよね。
でもやはりいま、公人となった。
そういう部分で「黙っていた事があった」という部分に関して、
皆さんにお知らせしないといけない事がある。

それだけじゃなくて、もうすでに始まっているネガティブキャンペーンというのがもう、
週刊新潮でしたか、あたりでもう出るんですよね。
そういう部分に関してみなさんに最後にメッセージする事があるんですよ。
そういうのを考えると、これからの自分の政治活動、という部分にも深く関係しているところなので、

もちろん一番最初にやった記者会見という物がこのような形だったというのは、残念でならないです。
それは二つの意味で。
一つは彼女を守れなかった。
これからも守っていくんですけれど、もちろん、形を変えて。
それだけじゃなくてもうひとつは、やっぱり、
一番最初に開いた国会議員としての記者会見がこのような「離婚してました」っていう会見だったという事は
本当に自分で情けないなと思います。


田中:
明日発売の週刊新潮、わたしはゲラを読んだんですが、
本当にデタラメというか、デタラメだった時点で、何でこんなことを書くんだという
本当に書いている事がまっとうだったら事件になっているはずなんですよ。
でもなっていない。
ま、よくあるこの手の話は に持ち込んだりしてそれが週刊新潮で、
よくあるパターンですよ。それについてはどう思いますか?
もうゲラは読みましたか?

山本:
はい、さきほど読ませていただきました。
まァ、ちょっと、週刊新潮という雑誌の名前を変えた方がいいなと思ったんですよね、僕は。
たとえば“週間大人のアンデルセン”とか、デンマーク大使館から抗議がきそうですけどね。
っていう位によくできたお話という事です。

ま、その16年前、17年前というところが、なんかすごく面白いなと思って。
そんな古い話、それもいつの話か分からない。

僕の中にはルールがあるんですよ。
もちろん芸能人ですよ、22歳ね。
で、芸能人だって言えば、自分でいうのは本当に申し訳ない、
自分でこんなこと言って本当に申し訳ないんですけれど、もてなかった訳じゃない。
ね、そこまでリスクを冒して、自分自身のキャリアを放り捨てて、
で、相手の女性の人生をムチャクチャにするような事を果たしてやるのか?って。
16歳、14歳から芸能界にいて、ね、そういう事はもう十二分に分かっている訳じゃないですか。

ま、この件をいじっても、
たとえば僕に犯罪歴があればそういう事っていうのは、他の隙間から責められたと思うんですけれども、
残念ながらなかったので、そういうスキャンダル的に持ち込んだという事だと思います。
でもここにもやっぱり大きな力は動いているだろうなと思います。


読売新聞

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読売新聞:
昨年の8月に離婚が成立されたという事ですけれども、
もう別居状態になっていたのか、一緒に暮らしていなかったのかという事と、
さき程冒頭で「奥様に一番申し訳ないと思う」とおっしゃったと思うんですけれど、
何らかのルートを通じてですね、有権者には事実と違う情報が与えられていて、
その結果がこの当選区の当選じゃないかも知れませんけれども、候補者の段階で、
衆議院選・参議院選ともにですね、その情報が流布していたと思うんですけれども、
それについて、有権者についてなにかお考えになるところはないのかという事で、

山本:すみません、その衆院選に流れていた時の、なんですか?噂?

読売新聞:
はい、衆院選のさなかにですね、読売新聞の取材に対してですけれども、
ご家族は「母と妻との3人暮らしだよ」というふうに弊社の方にお答えいただいています。

山本:はい

読売新聞:
それは結果として事実とは異なるんじゃないかというふうに思ったのでお尋ねしたんですけれども、
そうだとすると、結果的にその情報に影響されたという方もいるんじゃないか、
ま、分かりませんけれどもいるかもしれない。
そういった事について、選挙に勝たれた立場としてなにかお考えになることはないのか?というのが一点。

山本:
なるほど、ありがとうございます。
有権者のみなさんに対して、僕を指示していただいた方に対して、
その方々に対して本当に、黙っていたという事に対して本当になんて言うか、
罪の意識を感じています。
でもそこにはやっぱり大前提として彼女を守らなければいけないという事実があった。
ただその一点だけです。
それ以上何かいい訳を求められてももう無理なんです。
本当に、申し訳なかったと、本当に頭を下げるしかない。

で、本当に「私はあなたが3人で住んでいたからっていう事だから私は投票したのよ」
っていう方がいらっしゃるなら、直接お会いして頭を下げたいです。
それ位の気持ちです。

あと、マスコミのみなさんに対して、
極力彼女の現在位置というのを特定したくなかったというのがあるんです。
で、その中でたとえば先程の、僕自身がみなさんに でほとんど記憶が無い状態、
たとえばアンケートっていうものに関しては
僕の考え方というものにそったスタッフの代筆というものが実際にありました。

それだけじゃなく、僕自身この離婚したんだという事をほとんどの人に教えていなかった。
僕の親しい人5人もいなかったと思うんですよね、この事実を知る人は。
それ位の自分の中で守らなきゃいけないという意識だった。
自分の口を滑らせることによって、いろんなところに広がって行ってしまう事によって、
彼女にリスクがあるというのがどうしようもなかった。
で「おいおい、別れてたのに、お前、なんかフィリピンに行ってたみたいに言ってただろう」
「母と嫁はフィリピンです」みたいな事を、多分どこかで答えたりした事があると思うんですよ。

でもやっぱり、場所を特定されたくなかった、本当に。
ただそれだけなんですね。
それについては頭を下げるしかない、本当に申し訳ありませんでした、本当に。

読売新聞:昨年の12月段階で、もう籍は抜いていたけれども、同居をしていたという事は

山本:
ごめんなさい、そこが抜けていましたね、そこの部分がね。
えっと、しばらくいました、家に。
離婚届を出したのが8月の24日。
でもその後に、たとえば家を探したりだとか、ということを、
僕が動けない状況だったので、母が手伝ったりとか、
次には入りたい学校だったりを母が一緒に選んだりとか、そういう事をやっていたので、
おそらく、どれくらいいたんやろ?
8月、・・・1ヶ月半ぐらいは、居たかもしれないですね。
1ヶ月半。
8月、9月、10月、そうですね。
10月の初め位に、やっと一人立ちになったっていう事ですね。


朝日新聞

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朝日新聞:
新潮にあした掲載される記事の確認ですが、
全く事実と違と言われていましたけれども、ここに書かれていることについて、
事実はあったけれども認識が違うという事なのか、もう少し詳しくここのところのご説明を頂けますか?

山本:
わかりました。
まァ、それだけの出来事であれば記憶に残ってなきゃおかしい事ですよね、たぶんね。
どうなんですかね、
そんな深夜の鬼ごっことか、なんかそういうタッチでしたよね。

朝日新聞:全くそういう事実はないという?

山本:
先程もいいました通り、僕は女性との関係、
ま、なんて言いますか、自分の中にルールがありますよ。
暴力を使って無理やりに関係を迫るという事は今までの人生の中で一度もした事が無いんですよ。
で、今書かれている事をその内容を言うと、自分とはまったく違う話ですよ。
じゃあ、この文章の中にあった本当の事と、違う事ってなんなんだ?って言われたとしたら、
「当時僕は22歳だった」ということ、それとその中に出てくるクラブ。
これは有名なクラブでしたからね。
西麻布から六本木だったり、その界隈でいろいろ沢山の店があった、その中のひとつ。
そりゃ、遊びに行ったことはありますよ。
その時東京に住んでいてたまにそういうクラブに音楽を聞きに行くような人達は。
その本分の中と自分自身の中で、じゃあ本当のところはどうなのかと言ったら、その二点です。
そのクラブに行った事があるという事と、当時22歳でしたよということです。


朝日新聞:事実ではないと

山本:
だから、無理やりにした事が無いのに、そんな・・・どうすればいいですかね、これ。
正直いって、それ以上に言いようが無いよなっていうのが正直なところです。

朝日新聞:そうじゃないっていう事ですか?

山本:はい。


??

2013080819.jpg
ーー:最後の文のお母さんから150万円の借金をして  というのも、これも事実じゃないんですか?

山本:
そうですね、家を出る時にも、僕たち一応協議離婚という形が成立して、
で、弁護士さんの立ち会いのもとお金を払うという事をやっていますから、
だから払わないんじゃないですか、借金があるのにどうして払うんだという話ですよね。
そこで清算してから普通払うだろうって。
でもそういう話じゃないですもんね。
そのお金もやっぱりうちの母が彼女の新しい生活のために、生活のためにというか、
新しい船出ですよね。
「本当に自由になるんだ」というその旅立ちに際することで、
箸に至るまで一緒になって探して、
で、これから冬の季節がくるっていうからいろんな服も一緒に選んだり、
ほんと・・・・ね・・・・ん・・・そういう状況でした。
だから、ん、たぶんなんか、あれじゃないですかね、
あのー、ん・・・なんていえばいいのかな


ーー:脱原発の追及を潰すためのネガティブキャンペーンじゃないかと、

山本:
ま、どういう意図があるかは分からないけど、
どういう事実関係がっていう話なんですけれど、ま、一応意味ではそういう事だったんですよね。
で結局これはなんなの?って
この一連の出来事ってなんなんだろう?
ま、多分、東スポさんの離婚報道っていうのはそんな潰しにきている程ではないとおもうんですけど、
この新潮が5ページも裂いて、こちらにしてきているアプローチっていうのは、
もう間違いなく潰しですよね。


“100日間のハネムーン”
それどころじゃないですよね、このあいだ初登庁だった。
どうしてもこのタイミングというのはさっさと潰してしまいたい
もうそれだけを狙っている。

この新潮、もちろん新潮の記者だけで書ける記事じゃないですよね、
いろんな事も、その知っている世界観も。
たとえば、あの・・・なんやろな・・・
データベースっていうところに入っていけなきゃ、国の、ね、
データベースというところに入っていけなきゃ、
今、元妻が住んでいるところ、場所とかも特定できないじゃないですか。
そういう細々したところまで行くと、やっぱりこれはいろんな力というものがあるんだろうな。

とにかく、今は知られては困る事だらけなんですよ。
汚染水漏えいの問題、ね。
これもう、どうなるんだよって。
汚染水が漏えいしまくってて、なのにどうして海開きしたまんまなの?」って。
それだけじゃないですよね。
今、2号機も3号機もすごく危ない状況の中。
4号機も倒れるかもしれないという状況の中、TPPはどうなんだ?って。
TPPのネガティブな意見を聞かれたか?って。
それだけじゃない、労働問題もそうですよね。
生活保護の切り捨ても引き下げもそうです。
もうありとあらゆる問題。
今目を向けられたら困る問題だらけなんですよ。
だからただ視点を変えさせているだけなんですよね。

ここでバッて。

目的は3つだと思っています、僕。
こういうキャンペーンがこれからもどんどん来るっていうね、目的は3つ。
これが第1弾だと思うんですね、
最初のヤマは、今回のなんですか、17年前にどうしたこうしたっていう話だと思うんですけど、
目的は3つ。

一つ目は山本太郎っていう、山本太郎のこの精神構造というのを破壊したいんだ。
もう僕が折れてしまえば、戻ってしまいますもんね。

二つ目はやっぱり信用とそして議員生命というものを奪いたい。
でもここは大した話じゃないんですよ。
一番大きな問題というのは先ほど言った
汚染水漏えいの問題だったり、TPPのことだったり、
原発、これ地震国なのにこれをまだまだやろうとしているっていう状況は、
完全に狂っているじゃないですか。
まだまだありますよ。
要は現実に目を見開かれたら困るからこそ、
こうやって常に目をそらすような事を挙げていく訳ですね。
これが一番の目的だと思うんです。

でもこれ、始まったばっかりなんですよ。
僕、これで終わるとは思っていないんです。
第2段、第3弾、第4弾って、僕が折れるまで、もしくは僕が自殺するまで、
そういう事をずっと続けていくと思うんです。

それ位脅威に思われているっていう事なんですよね。
身に余る光栄です、ありがとうございます。


テレビ朝日

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テレビ朝日:
山本さんすみませんテレビ朝日ですけれども、先程の読売新聞さんのしつもんとからみますが、
念のために質問させて下さい。
参議院選挙の関係で婚姻関係が解消されていたというのにかかわらず、
婚姻関係が継続しているかのように捉えられるような記述が選挙に使われたビラとか、
あるいは文書に記載されているという事はあるんでしょうか?

山本:
そういった文書には一切記載されていないです。
現場でよく記者さんの方だったりっていう事でしたね。
特に新潮さんでしたけどね(笑)すみません、不謹慎になっちゃいますね、笑ったら。
でも、とにかく一番言いたいところはそこなんです。
もちろん僕自身への誹謗中傷はもう、しょうがないんですよ。
だからマスコミの方も、そういう機会があるっていうか、
今やらなければいけない時だっていう時は大いにやっていただいて結構なんです。
ご自身の立場もあるでしょうから。
でも、考えていただきたいんです。
僕に関わる周りの方々っていうのは、本当に、普通に生活をされている方々。
その人たちの人生をムチャクチャにするのだけは本当に止めていただきたい。
それだけじゃなく、今この政府がやろうとしている事に乗っからないで欲しい。
権力がしようとしている事に乗っからないで欲しい。

もちろん多少伝えなければいけない部分はあるだろうけれども、
今本当に、一刻を争うんですよ、被ばくの問題も。
早く被災者支援法を、これ中身が最高っていう訳じゃないんですよ。
予算もついてないし、もう骨抜きなんですよ。
これに数値を一刻も早くつけて、たとえば外に出たり移動したりという人たちに対しては
そういう選択の権利を与えなければいけないですよね。
そんなこともなんにもされていないという、
このままじゃ本当に終わっちゃう。
本当に今、力を貸していただきたいんですよね。

ま、でもこれ、第1弾が始まったばかりだと思っているんですよ。
だから僕、ジャブ程度の事ならばまあ、これが第2弾第3弾とどんどん続いていくと思います。
でもそこで折れちゃ意味が無いんですよね。
僕には66万を超える人々の期待を背負っているという事ですね。
それがなくて、全国中の、そして世界に住む日本人の方々だけじゃなくて、世界の人々も、
やっぱり、この1議席というのは絶対に守らなきゃいけないと思うんです。
どんな事でも乗り越えていこうと思っています。



週刊新潮
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週刊新潮:すみません、週刊新潮です。

山本:あっ!どーも。

週刊新潮:
あの、今回のはデータベースろかそういう事じゃなくて、
地道に聞き込みの取材をして記事をつくりました。

山本:そうですか

2013080812.jpg
週刊新潮:
まず、何故今日この記者会見を開いたのか?にお答えいただきたいんですけれど、
うちは以前からこの離婚の事については取材しているんですね、レイプの事にだけじゃなくて。
離婚の事についても質問しているんですけれど、何度聞いても答えてもらえなかったんですよ。
なんで答えてくれないで今回記者会見を開いたのか?というのが一つで、
あともうひとつなんですけれども、慰謝料を払われたとおっしゃっているので、
出来ればその金額。
あと、一括で払ったのか、継続で払ったのか、今も払っているのか?
奥さんもまだ生活費が足りないと言って、大阪で働いているんですね。
その生活費に足るだけのものを渡してなかったとしたらなぜなのかということも教えていただきたい。

山本:合計4つ位あるのかな

週刊新潮:ええそうです。

山本:
ファーストクエスチョンはどうしてここで会見を開くのか?
どうして新潮の質問には答えなかったのか?
だって新潮に答えたってちゃんと書いてくれないんだもん」というのが、
あの、正直なところ。
だって、偽装記事というか、足を引っ張るというか、事実を、ま、書いてないわけですよね。
「放射能、ニコニコ笑っていれば大丈夫」みたいな論調な訳じゃないですか、その事に対しても。
だから、180度逆なんですよ、考え方が。
で、やはり・・・ま、一番は今まで一度も、
「ちゃんとしたコメントをしたとしてもあんまりそれを反映してくれなかった」という事がある。
そこのところですかね。
それによって、あ、なるほど。
じゃあ、どっちみちこっちが答えようがなかろうが新潮は出すんだから、
だったら新潮が出したことによって、
ま、どういう球を投げてくるかは分からないけれど、
「あまりにもひどかったら記者会見だったりとかっていうことでやればいいかな」って、
すーーっと思っていました。

けど、今回は僕はその事、その事をここで言おうと思ったわけではないんですよ、本当はね。
もちろんこの、離婚したという事を言えなかった事、黙っていたという事に対して答えたかった。
その事を言いたかった。
でもその最初の自分の言葉が、新潮からということになると、
あんまりよくないんですよね、僕のなかで。
やっぱりまっすぐなメッセージを聞いてもらいたいから、
そして僕の真意というか、その部分を汲み取ってくれるっていう媒体でやりたい、そういう事は。
そういう部分ですかね。

週刊新潮:媒体を選ぶっていう事ですか?

山本:ん?

2013080814.jpg

週刊新潮:媒体を選ぶっていう事ですか?

山本:
この、あれですからね。
今の事っていうのは、これは別に仕事に関わる事じゃなかったですものね。
その延長線上に今公人としてこの事に対して答えなければいけないというのはあったんですけど。

週刊新潮:公人になられたので今度から是非週刊新潮のインタビューにも答えていただければと思います。

山本:
そうですね、週刊新潮・・・・・・ま、あの、わからないですけど、
でもこれから先も多分、この、ね、なんていうか、
ネガティブキャンペーンの先頭を走るのが週刊新潮だと思うんですよね。
だとしたら、なんか考えないといけないですよね、その対策というか、っていう部分だと思います。

司会:ありがとうございます。すみません、いいですか?

週刊新潮:大事な慰謝料の話を聞きたいんです。

司会:大事ですか?それ。

週刊新潮:大事!

山本:
もう、お金の話ですか。ほんとにね。
協議離婚という形を取ったんですけど、
あの、ま、…金額は200万円です。
それがその時に僕が出せる金額だったという事ですね。

週刊新潮:一括で払って、それ以降は払ってない?

山本:
はい、一括です。
でも、家の中の物だったり、たとえば洋服だったりというものは、
家から出る前に全部揃えていっているんで。

週刊新潮:
先ほどおっしゃっていた住居だったり、学校に通う費用というのは
全て200万円に含まれているんですか?

山本:含まれません。

週刊新潮:わかりました。




ーーー


山本太郎オフィシャルブログ
2013-08-07 02:05:47
皆さんへ
(上記より一部抜粋)

僕が皆さんにお伝えしたいのは、こういったバッシングに惑わされないでほしいということです。

本日の記者会見でも話しましたが、相手側の狙いは三つです。
一つ目、山本太郎の精神構造を破壊すること。
二つ目、山本太郎の信用と議員生命を奪うこと。
次が一番大切な部分です。
三つ目、汚染水漏洩問題、被曝問題、地震国での原発推進、TPP交渉参加、生活保護引き下げ、憲法改悪など、
99%の人に対する切り捨て、すなわち、今一番目を向けなければいけない社会問題から目を逸らすこと。

僕は脱原発、脱被曝、反TPP、反貧困、反憲法改悪などの運動が結集することを目指しています。
これらの勢力が結集することを一番嫌がるのは誰なのか、考えて頂ければわかると思います。
一人も切り捨てさせない社会を目指すには、最初に突きつけられたこのトラップなんて可愛いものです。
この先もずっと続くネガティブキャンペーンに目を奪われることなく、
本質を見据えて、この国を、世界を変えていきましょう!








「この100mの範囲からおよそ400トン日量で出るであろう」8/2(東京電力記者会見文字起こし)

2013年8月2日 東京電力記者会見


文字起こし部分のYoutube ↓
http://youtu.be/Y9_iQyvW__c?t=48m43s

資料 ↓
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/handouts/2013/images/handouts_130802_09-j.pdf





朝日 木村:
56ページの「地下水からのトリチウムの流出量の試算について」という文章で、
評価データの浸透水量率で400(浸透水量率:約 400(m3/日))の数字を挙げていらっしゃるんですけれども、
これに仮定した根拠を教えていただけますか?


尾野:
これはまず、No1エリア、No2,No3エリアとありますけど、
トリチウムの濃度が、オーダー的に圧倒的に高いのがNo1エリアという事になります。
で、No1エリアの幅というのは大体100m程度という事になります。
護岸部分の幅という事で。
で、この護岸部分のところから、これは仮定でございますけれども、
流速、もっと上流の地質の部分での流速でございますけれども、
だいたい10cm/day程度で水が動いているというふうに仮定した時に、
この100mの範囲からおよそ400トン日量で出るであろうというふうに、
これはある意味大雑把な過程が入ってございますが、
目安として与えた数字でございます。

朝日:上流側の10cm/dayっていうのは、これは実測ですか?とられてる?

尾野:
上流側のものというのは、あの、地質の透水性の評価などから解析で求めたものという事になります。
で、この付近自身は、そのー、いわゆる「よどみ部」になっておりますので、海の直近になってきまして。
だから単純にそのままの速度で示すのがいいか?というのはあるんですけれども、
そのままの速度が維持しているという過程で、計算をしました。

朝日:「よどみ部」というのは一般の傾向として速度は落ちるんですか?それとも上がるんですか?

尾野:
えー、ここは、海のすぐわきという事でございますので、
単純にそういう評価が出来るのかどうか?というところが少し難しい部分ですので、
えー、…ここは地下の流動解析みたいな事を少し正確にやらないと、
評価の結果がどうなるか?という事については明快に言いにくい所かと思っております。
ただ、同じような状態が続いていると仮定したというふうにご理解いただきたいと思っております。

朝日:じゃあ、正確にその辺の流速の変化というのはこれから調べられるという形になるんですね?

尾野:ま、そういうことの評価解析をしていきたいと思っております。

52:04
朝日:
分かりました。それから2ページ(26ページ)の一番最後なんですけれども、
2011年5月以降と仮定して評価という、これ、5月というのは日にちが決まっているんですか?
5月1日とか末尾とか?

尾野:
これは特に何日という事で言っている程の…
これはオーダーの計算ですので何日という事ではございませんけれど、
大体あのー、4月の漏えいがありまして、破砕直後ですね。
それで、その後緊急の対応など様々やっていく中でトレンチの閉塞という事を勧めました。
そのトレンチの閉塞がある程度できたのが5月ごろでございますから、
ま、その…それ以前はある意味トレンチが閉塞されていないで、
えー……、流れが残っていた可能性のある期間
と。
それからトレンチが閉塞された以降は状態としては今の状態と
物の状態ですね、近い状態というふうに分けまして、

そこから後の状態として今に至るまでという事で、えー、計算をしたという事でありますので、
5月何日というような意味合いではございません。
で、くどいようでございますが、今年の5月に地下水のデータが上がっていて、
去年の12月はそれほど・・・1オーダー低い状態だったということですから、
この間のどこかでという事がよく分からないというのがございますので、
えー。しからば何時かというのを決めかねましたので、
2年前までさかのぼって評価はさせていただいたという事でございます。

朝日:トレンチのほぼ閉塞が出来たのは5月中旬でしたっけ?

尾野:
ちょっと正確に覚えておりませんけど、
えーー、そうですね、全部できたのは6月までかかったようですが、
ま、ほぼほぼ5月に動いておりますので、5月まで枠として取ったという事です。

朝日:
あー、なるほど。
そうすると、そうした海水の交換率なんですけど、
これもちょっと根拠を少し噛み砕いて教えて頂けますでしょうか?

尾野:
はい、海水の交換率は、あのー、非常に不覚性が高い数字かと思っておりますが、
今回評価しておりますのは50%という事で半分という事で考えてございます。
本来はこれは、港湾内の流動解析をしっかりやらないと正確に出せないものなんですけれども、
開渠の深さというのが大体平均5mというふうに考えてございます。
それで、水位変動というのが潮汐による水位変動というのが大潮小潮によって違うんですけれども、
大きいところで大体1m位の変動という事ですので、
ま、2割方変動していると。
で、潮汐による変動分が全部入れ替わるというふうに考えると、
1回の潮汐変動で2割入れ替わるということになります。
で、入れ替わって入ってくる水が
全く何も入っていないきれいな水であるというふうに仮定すると2割入れ替わると。
大体潮汐の変化が一日2回ありますので、それで4割入れ替わるというふうに考えて、
これで交換率0.4というところになります。
あとの0.1はなにか?ということでございますが、
これはあの、そのまま足してしまうというのが適切かどうか分からないんですけれども、
5,6側で5.6号側で冷却のためにポンプを回して海水を吸い上げているということがありますので、
この影響がなんらかあるとしてという事を、えー、評価しかねる部分がございますので、
その影響が丸ごと効いていると思った時に、どのくらいの影響があるか?という事で、
港湾の総体積に対してそのポンプが一日当たりくみ出すものの量というのが、
大体1割という事に相当しますので、
その1割分と同じ影響が、ポンプが付いていない側の開渠内にも同じように及んでいると、
実際にはそういう事ではないと思いますが、同じように及んでいると考えたら
さらに交換率を1割増すという事がいいだろうという事で、
合わせて0.5という交換率を設定したものです。
・・・あの、ま、そういった…その、
十分な評価条件というのを整えていくにはなかなか難しい中でございますので、
えー、かなり大くくりな過程で評価をしてございます。

朝日:
今後の計画のところなんですけれども、
周辺海域のモニタリングを強化する」という記載があるんですけれども、
この「強化」というのをもう少し教えていただけますか?

尾野:
「強化」というところにつきましては、
現在測定しているポイントの頻度を増強するという事であったり、
あるいは今測定していないポイントについて、
新たに測定点を加えるという事が考えられるわけでございますけれども、
我々としてできるところはなるべく早くプランとして進めていきたいというふうに思ってございますが、
どういったところを取るのがいいのかということも、
少し専門の方にも伺ってみたいなというふうに思っておりまして、
まずはできるところから始めていくというようなところで検討しているというところでございます。

朝日:それは東電さんとしてのグランドデザインとか具体的なものは何も決まってないんですか?

尾野:
えー、それは多分早急にお示ししていくことになると思います。
今日委員会を行なわれていますので、これは地下水側の議論というものでございまして、
海の側の議論は別途専門の先生を入れた委員会を立ち上げさせるというような事で聞き及んでおりますので

ま、そうした中でのご意見なども踏まえて、最終的には練っていく必要があると思っておりますが、
ま、我々的にできるところについては早めに動きだしたいと思って検討しているところです。

朝日:
わかりました。
あと評価結果にちょっと戻るんですけれども、
結局これは
福島第一原発のトリチウムの年間放出量基準とほぼ変わらない」という結論だと思うんですけれども、
そうすると、トリチウムに関しては「別に大したことないんですよ」という事を言いたいんですか?


尾野:
決してそういう事ではございませんで、
先程ご質問もありましたが、管理できている状態と自分たちの・・・ただあの、
確かに10の何乗と言っても
全く程度感、イメージというのが分からないというのはおっしゃる通りでございまして、
ま、そういう意味で参考としてつけさせていただいたものになります。

朝日:
東電さんの評価としては結局どうなんですか?
この位のトリチウムが出ている。ま、管理しているかどうかは別として、
「大したことありませんよ」という事ですか?

尾野:
えっと、なかなか物の言い方が難しいご質問かと思うんですけれども、
あのー、環境影響というのを考えた時に
直ちにこういた値という事が影響を及ぼすようなレベルであるかどうかというところから申し上げますと、
あのー…、要は、通常時と大きな差のない範囲の中に、
通常時の管理の幅と大きな差が無い中に、まだ幸い入っている
という事かと思います。
ただ、その事を持ってして問題が無いという事を申し上げるつもりはございません。

朝日:というのは、年間とそんなに変わらないなら大したことないんですか?

尾野:・・・・そうですね・・・

朝日:別に意地悪で言っているわけでは無いんですけど、その辺の東電さんの許可が

尾野:
あの・・・要は心配という事で、えー…、申し上げますと、
あの・・・物理的なものとしての心配の程度というのは、
えー、リスクという言い方のほうがいいんですかね、
リスクの程度が大きくなるようなところまでは行ってないだろうというふうに思って…、
ま、あの、言葉を変えて言えば、
ま、(朝日が)おっしゃるようなところというのも見方としてはあると思います。

朝日:じゃ、これは当然、漁連関係者などにも同じような説明をされる訳ですね。

尾野:
そうですね、こういった事をご説明してまいりたいと思います。
・・・・・
ただあの、くどいようでございますけれども、
あのー、セシウムであったりストロンチウムであったりという事で、
その他に着目すべき物もございますし、それから、あの、
そうしたものの評価はある意味比較的水と一緒に動いてしまうので、
こういう単純な計算をしておりますトリチウムと同じに考えていいかというと
ちょっとおかしいところがございますので、
そこはしっかり考えないといけないので、
今の段階でどうであるこうであると軽々に申し上げる段階ではないと思っております。

朝日:
むしろそういう他の核種の方が難しいからこそ、
むしろ人体に溜まったりとかね、ストロンチウムは骨に溜まったりとかいうのがあるわけですから、
そういうのをきちんと暫定値でいいから早く出さないといけないんじゃないですか?


尾野:あの

朝日:
むしろトリチウムのこれ見ると、言葉は申し訳ないけど
「大したことない」というふうにとられませんか?

で、複雑な動きはもちろんするんですけれども、
むしろそういう影響がある核種についてきちんと暫定値を出さないといけないんじゃないですか?


尾野:そういう意味からいうと、あの、暫定評価をしていくというのはなかなか難しい面があるので、

朝日:それはもちろんそうですよ。

尾野:
あのー、したがってモニタリングという事が、
要は直接今見えている、測定出来ているものがどの程度の濃度なのかという事を見ていくという事が、
あのー、・・・・・ま、そういうことも重要だという事で、
えー、モニタリングの強化という事はしていこうとしていますし、
それからあの、これからもモニタリングは海域港湾内等してございますけれども、
ま、そうしたところで見ていきますと、
貯水口の開渠の状況と、港湾の中の状況、開渠の外側の港湾の中ですね、
大分あの、1オーダー2オーダー状況が違うようでございますし、それから港口外側になってくると、
どんどんNDという事になってまいりますし、
沖合3km近辺のところで見ていきますと、こちらはあの、ほとんどトリチウム全ベーター等出ていないと、
セシウムについては低レベルで継続的に見えているという所がございますけれども、
この値自身もそう…、以前からずっと継続しているようなレベルであるという事でございますので、
今の段階で外洋側に影響が出ているのかという状況には、
データ的には見てとれていないというのもご絶命させていただいている通りです。
いずれにしてもモニタリングですね、というのをしっかりとやっていくというのが
えー、進めつつ、評価についてはしっかりやっていきたいとおもいます。


朝日:
評価というのはいつごろ出すんですか?
またモニタリングのデータをずっと1ヶ月ぐらい測ってからというのでは多分遅いような気がしますけれど。
どうなんでしょうか?

尾野:
これはですね、ちょっと今すぐに申し上げられるようなところではございませんので、
また

朝日:漁師さんにとってはでもそっちの方が重要じゃないんですか?

尾野:ま、そこもまた非常に大事なとこでございますね。

朝日:そうですよね。

尾野:
はい、ですので我々としても進めたいと思っておりますが、
いずれにしましてもまずはすぐにできるモニタリングというところで見ていくというところでスタートしつつ、
当然のことながら評価についても努力していきたいと思います。

朝日:また発表が遅いと言われるのがすごい目に浮かぶようなんですけど。

尾野:ま、いずれにしましてもしっかり進めていきたいと思います。

朝日:
当事者にとってはそれが一番重要じゃないんですか。
暫定値、非常に測定が難しいという事はわかるんですけれども、
こういうトリチウムの測定しやすいものだけパッと出されてもですね、
分かりますよね?私の言っている事。

尾野:
ええ、おっしゃっていることはよく分かりますし、
私どももできる事をできるだけ早くやるという事で努めてまいりたいと思っております。

朝日:大まかなメドをちょっと教えていただけますか?

尾野:
現時点でメドを申し上げられるところにまで行っていませんので、
そうした事をできるだけ的確に迅速に行っていかれるよう努めて参りたいと思います。

朝日:尾野さん、それまた1ヶ月2ヶ月先で「整いました、評価します」じゃちょっと遅いと思いますけどね。

尾野:
あの、おっしゃることはよく分かりますが、
いずれにしてもストロンチウムというのは測定等にも時間がかかるし、
大体ひと月ぐらいかかるような核種でございまして、
ある程度概略の評価につきましてもそれなりの整理という事をしていかなければいけないとおもいますので、
ま、そういう意味で、あのー、
専門家の委員会などもどんどん立ち上がってまいりますからご意見を承って、
早急にできる範囲の事をしていきたいというふうに思っております。

朝日:そういう分析の作業というのは着手されているんですか?まだですか?

尾野:
検討は着手しておりますが、なかなかあのいろいろ難しいところもございますので、
あのー、先生方のご意見等も伺いながらしっかりやりたいとおもっております。

朝日:それはまず事業者としてきちんと、示すべきじゃないんですか?

尾野:
ま、あのー、そういうところも含めてではございますが、おっしゃっているところについては、あのー、
我々としてもよく考えさせていただきたいと思います。

朝日:むしろ着手していないという事の方が問題なんですけれど。

尾野:ありがとうございます。

http://youtu.be/Y9_iQyvW__c?t=1h6m41s 





資料56,57ページ

(6)福島第一原子力発電所1~4号機 地下水からのトリチウムの流出量の試算について(暫定)
1.推定方法及び評価データ
<推定方法>
○陸側からの流出量を元にした評価
・ トリチウムを含んだ地下水が一定速度で護岸地中に移行し、護岸から港湾内に流出すると仮定。
○1~4号取水路開渠部の海水中トリチウム濃度等から評価
・ ①から②へ流出する海水と同量の地下水が、③から①へ流出していると仮定。
・ ①と②の海水量交換率は潮汐による水位変化等を考慮。
・ これによって得られた①から②への流出率に、推定流出期間を乗じた海水量を当該期間の流出量とする。

20130804301.jpg

<評価データ>
○陸側からの流出量を元にした評価
・ ④の地下水のトリチウム濃度:50 万(Bq/L)(④の地下水の最大トリチウム濃度)
・ 地下水の浸透水量率:約 400(m3/日)(①への流出量)
・ ③の長さ:約 430(m)
・ ④の長さ:約 100(m)
・ 2,3号取水路間地下水中トリチウム濃度は最大 740(Bq/L)、
  3,4号取水路間地下水中トリチウム濃度は 3,200(Bq/L)

【計算式】
2,3号機間取水路地下水と3,4号機間取水路地下水中トリチウム濃度は、
④地下水に比べて極めて低いので、④からのトリチウム移行量を代表して評価。
400(m3/日)×100(m)/430(m)×50 万(Bq/L)×1,000(L/m3) =5×1010(Bq/日)


○海側の測定データを元にした評価
・ 漏えい時期が不明のため,
  立坑の閉塞を実施した 2011 年5月以降に漏えいがあったものと仮定して評価を実施。
・ ①の海水量:160,000(m3)
・ ①における海水中濃度
> 2011 年 6 月 13日~2013 年 4 月 30 日:平均 300(Bq/L)
> 2013 年 5 月 13 日~7 月 28日:190(Bq/L)~1,300(Bq/L)
2013 年 5 月 13 日~7 月 28 日の①北側の平均値 1,300(Bq/L)と
2013 年 6月 27 日~7 月 29 日の①東波除堤北側の平均値 190(Bq/L)
・ ①における海水の交換率:0.5(回/日)

【計算式】
・2011年6月~2013年4月:300(Bq/L)×160,000(m3)×1,000(L/m3)×0.5(回/日) =2×1010(Bq/日)
・2013 年 5 月 13 日~7 月 28 日:
190(Bq/L)×160,000(m3)×1,000(L/ m3)×0.5(回/日)=2×1010(Bq/日)
1,300(Bq/L)×160,000(m3)×1,000(L/ m3)×0.5(回/日)=1×1011(Bq/日)

20130804302.jpg

漏えい時期が不明のため、
立坑の閉塞を実施した2011年5月以降に漏えいがあったものと仮定して評価を実施した結果、
2011 年 5 月から 2013 年 7 月におけるトリチウムの流出量は、約 1013オーダー(Bq)と推定した。

(参考)平常運転時の福島第一原子力発電所のトリチウム年間放出基準値:
2.2×1013Bq(3.7×1012Bq/基×6基)

3.今後の計画
・ 国の専門家による会議等へ報告し、その中で評価して頂き、適宜、評価精度の向上に努める。
・ 周辺海域のモニタリングを強化し、海水や魚介類への影響を調査する。
・ 流出防止対策実施後の流出量を別途試算する。
・ 流出防止対策の進捗状況は、来週中に取りまとめて報告する。
・ ストロンチウムの挙動は、専門家の意見を踏まえて別途試算する。
以 上



8月2日の記者会見その他の書き出し

<それは平常時放出量の半分以下>
2011年5月~2013年7月までに出たとされるトリチウムの量は最低で10兆ベクレル。
8/2(東京電力記者会見文字起こし)



「ガラスの壁の上段を超えて水が外側に出ている可能性については否定できない」
8/2東京電力記者会見(内容書き出し)


海のホットスポット”第一原発から20Km圏内で発見

海のホットスポット”第一原発から20Km圏内で発見
ANN(08/07 11:45)

(動画文字起こし)
2013080711.jpg

研究グループの会見:
これは福島第一原子力発電所から7km離れた場所で取った実際のデータです
(崖の底になると)320mほどの距離でセシウムの濃度が周辺と比べて数倍、
ま、ここでは10倍近くまでセシウムの濃度が高くなっている。

東京大学などの研究グループは海中に沈めた計測装置を船で引っ張る曳航(えいこう)形で、
宮城県から茨城県の沿岸の濃度を測りました。

2013080712.jpg

その結果、原発から半径20km以内の海底で、
放射性セシウム137の濃度が周囲よりも数倍高くなっている場所が20カ所以上
見つかりました。

2013080713.jpg

また、宮城県の阿武隈川の河口では約2kmに渡って濃度が高い場所があることもわかりました。

国の計測方法ではとらえられなかった放射性セシウムの細かい分布を把握したのは初めてで、
研究グループは今後の対策に役立つとしています。







「ガラスの壁の上段を超えて水が外側に出ている可能性については否定できない」8/2東京電力記者会見(内容書き出し)

2013年8月2日 東京電力記者会見


Youtube ↓
http://youtu.be/Y9_iQyvW__c?t=38m5s

資料 ↓
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/handouts/2013/images/handouts_130802_09-j.pdf


松井:
資料の40ページ。
海側でなく山側をこの赤い太いラインや紺色のラインで、
これは薬液注入するという事ですか?

2013080428.jpg

尾野:はい、薬液注入を考えております。

松井:今やっているものと同じものという事ですか?

尾野:はい、同じようなタイプのものです。

松井:そうするとやはり上は1.8mはこちらも開くと。

尾野:
はい、そのようになります。
あの、41ページにマンガを示しておりますけれども、
2013080426.jpg

やはりこのタイプのもので言いますと表層の部分というのは薬注ができませんので、
そこの部分については隙間ができるという格好になります。

※<高濃度汚染水海へ流出>」8/1そもそも総研(内容書き出し)

松井:
念のため聞きますが、この工法ではそうだという事は分かったんですけど、
その場合、通常時の場合はこの残り1.8mは、コンクリートなどを流して止めるという、
通常の工事などではやるという情報もあるんですが、
それを今回やっていない