自治体が171ベクレルの汚染水を堂々と流し続けるということは、これは許されるの?

東京たまエコセメント工場からの多摩川セシウム漏出を止めたい
上記ブログより一部抜粋

東京たまエコセメント工場から下水道に廃棄されたセシウムは下水道局で捕捉しきれずに、
10月も一日当たり3300万ベクレルのセシウムが多摩川に放出された。





東京たまエコセメント工場の場所
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世田谷区への陳情書

砧浄水場及び砧下浄水所での給水停止を都に要望する陳情 2013年5月

■要旨
多摩川上流から流されている大量の放射性排水を、
現在下流の砧浄水場及び砧下浄水所が取水し世田谷など三区に給水しているが、
危険なため給水を停止して頂きたい。
それについて東京都の公営企業委員会に陳情しているが、
世田谷区としても唯一の取水・給水をしている区として給水停止の要望を提出して頂きたい。

■理由
多摩川上流の日の出町にある
東京多摩広域資源循環組合のエコセメント事業(東京都西多摩郡日の出町)では
三多摩地区25市1町の清掃工場で焼かれた廃棄物の焼却灰を一手に引受け、
埋設最終処分のかわりに減容化を目的としたセメント加工をしていますが、
その工程で日々大量の放射性物質を放射能濃度規制のかかっていない下水道に廃棄
(※資料1・循環組合発表資料)、
処理能力を超えた下水道局では汚染全体の1割も取りきれず
ピーク時は1日当たり1億5千万ベクレルのセシウムが多摩川に放流されてきた事実は
周辺住民の間では周知ですが、行政からは河川での希釈を前提に黙殺されています。
セシウムは下流に向かって泥などとまじり河川に堆積しながら東京湾に向かっていると考えられていて、
その量は現在までに250億ベクレル超と推計されます。(※資料2・一般誌にも掲載)
 
現状、国土交通省の所管する一級河川である多摩川は原発事故の直接の影響は少ないとして、
表流水や底泥の放射能濃度測定は一切されてきていません。

その為現状の汚染状況すら把握できていない状態です。

これらエコセメント排水のリスクについては
春まで都環境審議委員会の委員であった東京大学大学院■■■■教授が
東京都下水道局や廃棄物対策部と幾度も折衝し直訴しています。
(詳細についての知見を持っており、議会での聴取等にも応じて下さると思います)
 
都民からは関連要求が2012年の都の公営企業委員会にも提出されていますし、
2012年6月に行われた討論会では都環境局廃棄物対策部長・■■■■氏が現状を理解した上で
「やらなければならないが、今のところアイデアがない」と発言し、
下水道廃棄と多摩川への汚染放流を苦渋の決断としています。(※資料3・議事録あり)
又、東京高等裁判所では日の出町住民を原告とした
エコセメント排水と排気に関する健康被害などが現在係争中です。
(※資料4・裁判資料・汚染排水の仕組み詳細)
 
汚染源となっている工場と同様の設備を備えていた市原エコセメント工場も、
加工工程で公共用水域である東京湾にセシウムを大量排出していることが発覚し
2011年に操業停止になり、2013年3月には再開見込みが立たず工場自体を休止に追い込まれました
が、
日の出町の循環組合は放射能濃度規制されていない下水道へ投棄しているので問題なしとされています。

そんな中、多摩川のエコセメント工場からの放流水を処理する八王子水再生センターより下流での取水は、
世田谷区の砧浄水場及び砧下浄水所のみとなっています。
給水地域は世田谷・目黒・品川の一部地域で、
大蔵の給水ポンプ場を基点として一日8万トンの給水を行なっています。
 
取水方法は直接ではなく伏流水で、
河川脇に掘られた井戸からの河川水を取水しているので一定の浄化・ろ過が望める一方で、
砧浄水場の上水測定の下限は現在0.8ベクレル/L程度で精密とは言えず、
しかも一ヶ月に一度。
原子力規制委員会では上水道の測定は3ヶ月かけて濃縮測定をし0.0004ベクレル/L程度まで測定していますが、
多摩川の汚染状況を鑑みれば、規制委員会同等の精密測定は必須です。
(※資料5・原子力規制委員会の上水道測定)

現在日々堆積しているセシウムが川底に溜りあるいは染みこんでいき、
いつ伏流水に混じり出すかは分かりません。
一刻も早く砧・砧下浄水場からの水道水への給水を停止するために、
東京都水道局に対し、唯一、もっとも被害を被る世田谷区から要望をして頂きたいと思います。


※資料1 
循環組合公表資料。下水放流が「678ベクレル/kg」。
これを日々300?下水道へ廃棄しています。(一日当たり2億ベクレル)
http://goo.gl/vLvsQ

※資料2 
岩波書店「世界3月号」「迷走する環境省(下)」(朝日新聞記者・杉本裕明氏)
にもエコセメント排水問題として掲載され、
排水は八王子から世田谷を通して東京湾に注がれていることが書かれている。

※資料3 
東京都の関係職員自身が認める事実であること。
都環境局廃棄物対策部長・■■■■氏の2012年のバネル討論会 

※資料4 
エコセメントを運営する循環組合は現在地元住民からも大気や排水で訴えられており、
現在東京高等裁判所に提出されている裁判準備資料4にもエコセメント排水について詳しく書かれており、
高等裁判所も注目している案件であること。
http://www.geocities.jp/eco_cement/trial.html

※資料5
原子力規制委員会の3ヶ月測定
http://radioactivity.nsr.go.jp/ja/contents/8000/7441/view.html




上記陳情書について世田谷区議会の委員会で審議され、その議事録が公表されています。

平成25年6月 福祉保健常任委員会-06月27日-01号
平成25年 6月 福祉保健常任委員会
世田谷区議会福祉保健常任委員会会議録第十号
平成二十五年六月二十七日(木曜日)
 場  所 第二委員会室
   委員長   佐藤弘人
   副委員長  桜井純子(継続)上山なおのり(発言なし)菅沼つとむ(不採決)三井みほこ(発言なし)
         岡本のぶ子(不採択) 村田義則(継続) 中村公太朗(継続) 大庭正明(趣旨採択)
  世田谷保健所 副所長(健康企画課長事務取扱)髙木景一
 
  ◇ ~~~~~~~~~~~~~~~~ ◇

議事録より

○佐藤 委員長: 
それでは次に、平二五・七号
「砧浄水場及び砧下浄水所での給水停止を都に要望することを求める陳情」を議題といたします。
本件について、理事者の説明を求めます。

◎髙木 世田谷保健所副所長: 
それでは、理事者説明をさせていただきます。
今回の陳情の趣旨でございますが、
多摩川上流にございます東京たま広域資源循環組合の運営するエコセメント事業で、
放射性物質を含む大量の排水を下水道に流している。

この排水を処理する東京都下水道局八王子水再生センターは、
放射性物質をとり切らずに多摩川に放流をしている。
この水を下流の東京都水道局の砧浄水場と砧下浄水所が取水をして、世田谷区などに給水をしている。

危険なため、両給水所からの水道水への給水停止を
世田谷区から東京都下水道局に対し要望していただきたいということを求めるものでございます。
 
要望内容が給水の停止ということでございますので、まず浄水場について御説明をいたします。
 
砧浄水場は喜多見二丁目に、砧下浄水所は鎌田二丁目にございまして、
ともに多摩川の伏流水、河床、川の底の下を流れている地下水でございますが、
こちらを水源として浄化処理をした後に、大蔵給水所などへ送水をしております。
なお、平成十九年四月に浄化方式を膜ろ過方式というものに切りかえたことによりまして、
現在一日当たりのこの浄水場の処理能力は、それぞれの施設とも一日四万立米というふうになっております。
合わせて八万立米という形になります。
 
利根川水系の朝霞浄水場などからの水道水とあわせまして、
世田谷区、目黒区及び品川区の一部に給水をされております。
 
次に、放射性物質の測定結果でございますが、
水道水は平成二十三年八月から、原水につきましては平成二十四年四月から
水道局水質センターにおきまして測定を行っておりまして、
現在、月一回の頻度で測定をしておりますけれども、
放射性セシウムの134及び放射性セシウムの137とも検出をされたことはございません。
 
検出限界値は0.5から1ベクレル毎キログラムと幅がございますが、
本年の四月の測定では全て0.8ベクレル毎キログラムになっております。
なお、厚労省が示します飲料水の放射性セシウムの基準値は10ベクレルでございます。
 
次に、理由の中にございます東京たま広域資源循環組合といいますのは、
多摩地域の25の市と一つの町によって構成されます一部事務組合で、
一般廃棄物の最終処分場関連事業とエコセメント事業を行っております。
このエコセメント事業といいますのは、清掃工場の焼却残渣をセメントの原料としてリサイクルするもので、
製造工程で発生する水は下水道に放流をしております。
 
この排水を受け入れます下水道局の処理施設が八王子水再生センターで、
処理区域は八王子市、日の出町など五市一町一村で、
ここからの放流水につきましては、
24年1月から毎月放射性セシウム134及び137の濃度を測定しておりますが、
検出されたことはございません。
 
また、文中にございます東京都議会ですが、
まず24年9月に八王子水再生センターからの放流水について、
検出限界0.1ベクレル毎リットルで放射能濃度を測定し、その結果を公表するように求める陳情、
こちらが審査をされておりますが、不採択となっております。
 
さらに、本陳情書に記載がありますように、現在、東京都議会に対しまして、
こちらの区議会と同様の内容で給水停止を求める陳情が5月27日に出されております。
 
区の考えといたしましては、
現在、両浄水場からの水道水から基準値を超える放射性物質が検出されておりませんことから、
世田谷区から東京都水道局に要望を出すことは考えておりません。
説明は以上です。

○佐藤 委員長:ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。

◆中村 委員: 
調査の仕方がわからないんですが、この陳情理由の中に、
現状、多摩川の「表流水や底泥の放射能濃度測定は一切されてきていません」
という文章がここに書かれているんですが、
さっき何とかベクレルとか言っていたのは、それはしているということでいいんですか?
間違っていますよ、していますよということなんですか?

◎髙木 世田谷保健所副所長: 
それぞれの段階があるんですけれども、
まずエコセメント化事業をやっている循環組合のところからの排水からは放射性セシウムは検出されております。
しかし、それを処理する下水道局の八王子水再生センターから多摩川への放流水については、
放射性セシウムは不検出ということになっております。

 
それから、それを受け入れる砧の浄水場、
こちらの原水、受け入れた水の中からも放射性セシウムは検出されておりません
し、
そこの浄水所から出す水道水についても検出はされていません。
御説明は以上です。

◆中村 委員:そうすると、四カ所で、四プロセスで調査をしているということでいいんですね。

◎髙木 世田谷保健所副所長:そのとおりで、それぞれの施設のホームページ等で公表されております。

◆中村 委員: 
この陳情の内容と取水、給水しているものを区として停止をしてもらいたいということなんですが、
中身を見ると、調査が行われていないよと、
それは危険性があるんじゃないかという疑念でこれを出されている
んだと思うんですけれども、
今言ったところどころで、四カ所でやっているのは、
それぞれおのおの都であったり、浄水場だったり、セメント工場なのかわかりませんけれども、
やっていると思うんですけれども、
区としてこういう声が上がっている以上、どこかでやるということができるのか、
やるつもりはあるのかというのを教えていただけますか。

◎髙木 世田谷保健所副所長: 
調査につきましては、世田谷区独自で、
あるいは国においても多摩川自体の水について現在調査はしておりませんので、
先ほど言いましたそれぞれの事業者の数値を見ております。
ただ、多摩川につきましては川崎市のほうで測定をしておりまして、
これは流れている水ですけれども、そこでも放射性セシウムを検出していないということです。
 
それから、こちらの陳情者の方が心配なさっている部分なんですけれども、
こちらはエコセメント化設備のほうから一定程度出ている放射性セシウムの値があります。
それにどのぐらいの量出ているかという掛け算をした数、
それから、水再生センターが、汚泥のほうからは放射性セシウムが出ていますので、
そこの量を掛け算すると、残りが多摩川に出ているのではないか
というような、
総量として出ているのじゃないかというようなことを心配されている部分でございます。
世田谷区としては、現在考えておりません。

◆中村 委員:何でですか?

◎髙木 世田谷保健所副所長: 
今こちらにつきましては、飲み水の問題で水道局のほうで責任を持ってやっておりますので、
そちらのほうを見ていくということで十分であるというふうに現在は考えております。

◆中村 委員: 
責任は別のところにあるから、うちとしてはやらなくて、
その数値を信頼すればオーケーよという認識でいいということですね。

◎髙木 世田谷保健所副所長:それぞれの数値を見てまいりたいというふうに思っております。

◆大庭 委員:
水の検出というのはなかなか難しいと思うんですよね。
要するに流れているわけだし、それから希釈すればどんどん薄くなる。
問題は、例えば泥からは出るわけですよね。
泥ですから、沈殿しているわけで、そこにその放射性物質というのは沈殿する可能性がある。
だから、そこからは放射線が出ているというのは検出することは可能なんだけれども、
では、泥をのいて水自体にはないと。
八王子の水再生センターのフィルターを通すと、その水は検出しませんよということなわけですよね。
それを都側が言っているということなんでしょう。
 
だけれども、この陳情者というのは、
「泥自体にそもそも入っているんだから、そんなはずはない」
というふうなことを根拠にして言っているんじゃないかと思うんだけれども、
その検出の仕方が、仮にあったとしても、水をどんどん希釈して薄くなれば、
その検出値の限界値を下回ってしまうというようなことで、その辺の問題は非常に難しいと思う。
例えば報道でも、福島第一の原発で汚染水がどんどん漏れているとか、毎日のように報道があって、
やっぱり区民の方はこういう水の問題――水というのは生命の源ですから、
これをやられちゃうとみんなおかしくなっちゃうわけですから、
本能的に水に対する不安というのは非常に持たれるんだろうと思う。
 
一つ問題は、僕は思うんですけれども、水もさることながら、
このエコセメント事業をやめてもらうということだって発想としてあるわけです。
そもそも原因はエコセメント事業で水をこういうふうに洗うから、
その放射線の泥が出るということにもなる
わけでしょう。
だから、そもそもそっちをやめないと、汚染源というのはある意味ここなわけですよね。
それはやめてもらうことはできないの?

◎髙木 世田谷保健所副所長: 
こちらは多摩のほうの自治体の一部事務組合のものでございますので、私のほうからはちょっと言えません。
ただ、二十三区のように埋立処分場を持っておりませんので、
そういうことでこういったエコセメントで
ここの組合を構成している自治体の清掃工場の焼却灰を処理する
というようなことです。
しかもこの同じ組合が最終処分場の事業もやっているんですけれども、
最終処分場がどんどんいっぱいになってしまうということで、
それでは、それを減容化するためには、こういったエコセメント事業が必要だろうということで
やっているというふうに想定しております。

◆大庭 委員: 
でも、要するにエコセメントをつくる段階で、
その砂を洗うという作業の段階で放射性物質が出ているということまでは確実
なんでしょう。

◎髙木 世田谷保健所副所長: 
こちらもホームページに出ておりますけれども、今、放流水ですけれども、
一番高かったのが23年7月で、下水道放流水のほうから678ベクレルが出ておりまして、
現在はこちらのほうが171ベクレルということで、
時間の経過とともに放流水の中の放射性物質の濃度は下がってきておりますが、今のところ出ております。

◆大庭 委員:
171ベクレルの汚染水を下水とはいえ、下水に流すということ自体というのが、
これは許されるのというか、社会的感情も含めて、民間企業じゃなくて一部事務組合、自治体ですよね。
自治体が171ベクレルの汚染水を堂々と流し続けるということは、これは許されるの?

◎髙木 世田谷保健所副所長: 
この下水道への放流につきましては、いわゆる基準値というものはございません。
ただ、最終的に放射性物質を含んだ排水の全量が下水処理場に行っている。
そこからの多摩川への放流水では検出されていないというふうなことで、
循環組合さんのほうも御判断なさっているのではないかなというふうに思っております。

◆大庭 委員: 
それは問題じゃないの。
だって、自治体が171ベクレルとはいえ、汚染水を下水にぶん投げちゃっているということを
ずっと3・11以降続けている
ということ自体は、
自治体の責任として、それは一応入れたけれども、
それを八王子の水再生センターでちゃんとクリーンにするからいいよという発想はどうなんですか?
 
僕は改めて、この陳情と趣旨が違うんだけれども、
でも、問題点とすれば、流した水をとめるよりは、
大もとの発生源をとめないことには問題の解決にならないんじゃないか
なという視点で、
関連性を含めて僕は申し上げているんですけれども、
だって、自治体でしょう?
自治体がそういう汚染水を、下水とはいえ、流しているということを、
しかもそれを回りめぐって、我々の区の砧浄水場、砧下浄水所を通ってその水を飲んでいると。

危険性はあるのかどうか知らないけれども、不安はありますよね。
 
そういうものを堂々と流しているほうの、処理したから安全ですよというのは、
科学的ではあるのかもしれないけれども、
そもそも自治体のありようとして、世田谷区としても「それをやめてくれ」と、
その水を回りめぐってうちの区民が飲んだり使っているわけだから、
そういうことを許していいのかなというか、
世田谷区も何かそういうものを自治体として下水に流すことはしているの。
世田谷区なり23区でそういうことがあったら大問題になるんじゃないかと僕は思うんだけれども、
世田谷区はそういうことはしていないの?

◎髙木 世田谷保健所副所長:
23区につきましては、ちょっと所管外ですが、
清掃工場の焼却灰につきましては減容化しまして、
中央防波堤のほうに埋立処理をしているというふうなことです。

◆大庭 委員:
所管外であるけれども、要するに世田谷区の清掃工場のところでは、
仮にそういう何ベクレルのものがあったとしても、それは外に出ないような、
もちろん水とか何かはまじらないような形で中央防波堤のほうで、
要するに外と遮断して処理しているはずだと思うんですね。
ちょっと所管外ですけれども、それは問題だと僕は思います。

◆岡本 委員:
今この陳情者の方の陳情に関しては東京都に要望してほしいということで、
それに対しての理事者の説明は伺ったので、ちょっと参考までに教えていただきたいんですけれども、
このエコセメント工場、
多摩地域25市町の自治体で運営しているこのエコセメント工場で出す排水そのものと、
あと3・11との福島第一原発との因果関係というのはあるのかないのか。
要は、ずっと放射性物質というものの測定をしてきていたのか、きていなかったかによって、
数字が見えていた時代と見えていなかった時代というのがあるかと思うんですが、
この因果関係というのは明確に出ているんでしょうか。

◎髙木 世田谷保健所副所長: 
こちらのエコセメントの工場も下水道局もはかり始めましたのは、3・11原発以降でございますので、
前の数字というのは、少なくとも私のほうでは把握をしておりませんので、
比較ができないというのが現状でございます。

◆岡本 委員:
ということでいいますと、一般廃棄物の、要は焼却をしたものから放射性物質が出る、出ないという、
一般的に出ているものなのか、そこら辺がちょっとよくわからないんですが、
そこは一般的にどうなんでしょう?

◎髙木 世田谷保健所副所長:
済みません。これもちょっとデータを持っておりませんが、
放射性物質が自然界にあったりとか、従前、外国でそういった事故があったというふうなことで、
ある程度地球上にそういったものがあって、それが雨と一緒に降ってきて、
泥の中にたまったということもあるかもしれませんが、ただ、ちょっとそこの比較はできません。
ただ、現在、一般の家庭のごみでもそういったものは一定程度放射線が出ると、
全く出ないということはありませんので、それを言うとあれなんですが、
こちらのエコセメント以外からも、いわゆる焼却した後のものからの放射性物質の処理というのが
大事な問題だ
と思っております。

◆岡本 委員:
この陳情者の方の陳情もそうですし、先ほど大庭委員が発言されたことも全て議事録に残ることなので、
区民の方がごらんになったときに不安を抱かれるといけないという部分があるので、
ちょっと一つ確認ですが、先ほど飲み水に、東京都の水道水に含まれているんではないかというような、
そういった表現が大庭委員からもありましたので、
今東京都の水道水は、これは放射性物質はきちんと検査をした上で、
問題がないから各家庭に給水されていると考えてよろしいんですよね。


◎髙木 世田谷保健所副所長: 
水道局につきまして砧におきましては、毎月放射線の測定をしておりまして、
不検出という結果が出ておりますので、そのように考えております。

◆村田 委員: 
本件にかかわって、実際、都のほうから浄水場の放射能測定結果だとかいろいろ伺ってみましたけれども、
確かに水道水からは出ていないと。
しかし、それは確かに薄めればどんどん薄くなるわけですよね。
しかし、現実に多摩川にそういう放射性物質がこういう形で流されているという問題については、
私はそちらのほうにやっぱり、この陳情を読ませていただいて、問題意識を感じた
わけです。
それとの関連で飲み水に不安を感じるということも私は当然だというふうに思います。
 
例えば福島の原発の汚染水だって、議論によっては
「海に流しちゃえば、全部足せば薄くなっちゃいますよ」という議論になっているわけですよね。
そういう議論もあるわけです。
では、それでいいかといったら、そんなことはないわけです。
ですから、取水した後の水道水の中で放射性物質が少ないからと、
それで多摩川の水あるいは多摩川全体が安全だということには全くならない
わけですよね。
 
こういう状態が指摘をされていて、
かつ多摩川は区民にとっても、あるいは子どもたちの遊び場にもなっていますし、
いわんやいかだ下りなんていうのも世田谷区はやっているわけですし、
そういうことを考えますと、この陳情そのものは水の話ですけれども、
その水の問題、この陳情から由来して、やっぱり多摩川の環境問題等についても
区としても責任を持って対応するということが必要なんじゃないか
なと思っています。
 
確かに陳情とは外れるんですが、区として独自に測定するというようなことは考えられませんかね。
やったほうがいいと思うんですけれども。

◎髙木 世田谷保健所副所長: 
ちょっと所管外なんですが、
川崎市においても、先ほどちょっと述べましたけれども、幾つかの地点で調査をしておりまして、
この近くですと、多摩水道橋、登戸にあるんですけれども、
「そこからの川崎市の水質の検査ではセシウム134、137ともに検出されたことはない」
というふうに出ておりますので、非常に参考になる数値だなというふうに思っております。

◆村田 委員:
住民の皆さんは実際問題、測定したりしているわけですよね。
例えば多摩川と丸子川の合流点あたりで実際に汚泥等もとって測定した結果、
一定量の放射性物質が検出されているという実測値も実際にあるんですよね。
ただ、そこは一級河川の中だから、国の敷地の中ではあるんだけれども、
だけれども、そういう状況の中で住民の皆さんから、一定の泥の削除というか移動だとか、
あるいは区のほうにもあったんじゃないですか?
そういう測定してほしいよという話、あるいは汚泥の除去なんかについてありませんでしたか?
環境保全課だからここはわからないか。

◎髙木 世田谷保健所副所長:ちょっと把握しておりませんので、申しわけございません。

◆村田 委員:
現実問題として、福島原発の後のさまざまな測定についてもそうなんだけれども、
世田谷区がやる前に住民の皆さんが自分たちで自主的にさまざまな測定をやったりなんかする中で
発見されてきたわけですよね。
多摩川の河川敷についても、そういうのが現に発見されているという事実を踏まえた対応を
区としてやっていただきたい
なということは意見として申し上げておきたいと思います。

○佐藤 委員長:
以上で質疑を終わります。
それでは、本件に対する御意見と取り扱いについてあわせて御発言をお願いいたします。

◆菅沼 委員:
水道も、それから各検査も安全にきちんとやって、
下水でやったって、一回やってきれいにして、またやっているわけですから。
 
この問題というのは、区としてやってくれということなんだよね。
これは説明があったら聞こうと思ったんですけれども、
議会として言ってくれじゃなくて、区として言ってくれと、
区のほうは言わないよと結局やっているわけでしょう。
それで、インターロッキングだとか、そういうところの燃やしたのを小さくして、
道路の下に敷いたり、インターロッキングにしたりして活用するというのは、
御存じのように、3・11までは皆さんが清掃のほうで少しでも延命措置をやろうということで、
それは今区民生活になっている。
ここで議論したのは何かといったら、保健所がいるから水の安全性だけでしょう。
 
だから、これは東京都のほうにも出すと言っているわけだから、
本来は世田谷区じゃなくて、東京都のほうにきちんと出して、
下水もそうだし、水の問題もそうだし、本当はそういうふうにしていただきたいんだけれども、
議会、世田谷区は受け取ったということになったんですけれども、
実際にはこれは本当は私個人的には受け取ってほしくなかった
内容にしてみれば、きちんとあの場所を担保しているんだから、これは不採択にさせていただきます。


◆岡本 委員:
この陳情者の方、直接お話も伺いたかったんですけれども、
ただ、ここに書かれていることは、本当に不安は拭い切れない部分というのは確かにあるんだと思います。
そういう意味では、引き続きこういった検査、
今世田谷区として取水、給水しているという点に関しての検査は、
今後、東京都、また各関係機関が検査をし続けていくということでの安全性は
ぜひ区として担保していただけるように求めます。
 
ただ、内容として、東京都に対してもう既に陳情も出されているということですし、
世田谷区としては、先ほど来理事者から説明があったように、
取水、給水している部分が安全なものであるということも伺いましたので、
あえて世田谷からこの要望を出すということに関しては不採択ということで
取り扱わせていただきたいと思います。

◆中村 委員:
要旨としては、皆さんおっしゃるように、区として給水停止を要望してもらいたいということですが、
もちろん、結局まだ調査を区がしていない。
ほかのところでやっているものだけを判断しているということの中で、
果たして本当に汚染をされているのか、されていないのかというところがないままに
給水停止を要望するということはないと思っていますので、
前段階として、区としてちゃんと調査をするべきだと思っています。
 
あとやっぱり、さっき村田委員も言いましたけれども、
アドベンチャーin多摩川で子どもたちがいかだから落ちたりして、水を飲んだり、
それで巻き上がった泥を飲むかもしれないわけですよね。
そのときに、今後何か起きたときに、
「ほかの調査を信用していたので」という責任転嫁は多分あり得ないと思っているので、
そこはやっぱり事前にちゃんと、幾らかかるのかわからないですけれども、
そこまで莫大なものがかかるわけじゃないだろうし、
今権利とか義務がどの程度あるのかわかりませんが、
都の所管なのか、国の所管でもここを調査してくれというのは別に問題ないと思うので、
区としてちゃんと調査をするべきだと思います。
ということを意見をつけて継続なんですけれども。

◆大庭 委員:
まず国とか、そういうものをどこまで信頼できるかという、その庶民感覚というのがあると思うんですね。
実際に福島のああいう最重要現場における余りにもずさんな対応とか、余りにも甘過ぎる考え方というか、
考えられないような失敗をその後もずっと繰り返して右往左往しているという状況が報道されるたびに、
我々の身近な放射能問題とか、そういう問題に対して
「安全性が本当に大丈夫なのか」という不安は拭い切れないというか、
拭い去れないような状況に庶民感覚としてはあると思うんです。
 
ですから、たとえ調査しても、それでも不安だという区民の方はいらっしゃるわけで、
それでも調査さえもしないという姿勢というのはどうなのかなというふうな感じで、
それは中村委員と同じように思うんです。

この陳情に関しても、こういう陳情があるからこそ、
やはり役所も緊張するし、議会としてもいろんな情報が得られて、また関心もそっちへ向くわけですから、
こういう陳情がなくなるということは非常に危険なことだというふうには思うわけですよ。
ですから、その意味で、うちは継続はないですから、
こういう陳情というのはやはり非常に示唆に富む陳情だと思うので、趣旨で。
 
それで、要望をしていただきたいということで、さっき「役所の対応としてしない」と言ったわけだけれども、
僕はあえてやはりこういう問題については、保坂区長の政治決断というか、
役所は役所としての対応、東京都とのつき合い、国とのつき合いはあるのかもしれないけれども、
やはりこういう問題について非常に積極的に取り組んでいる世田谷の保坂区長であるわけだから、
ある意味この陳情をやはり酌み取って要望というの、
これは大丈夫なの、もうちょっと調査してよということぐらいは、
それは区長判断としては僕は言えるんじゃないかというふうな判断のもとで、
そういう意味で、役人の皆さんには期待していないけれども、
保坂区長に期待する
という意味での趣旨ということです。

◆村田 委員:
陳情そのものについては継続でということです。
川ですよね。
実際のこうした放射性物質の沈殿量等も含めて推測されるには、
どちらかというと、多摩川よりかは現に我々が飲んでいる利根川のほうが高いわけですよね。
それは例の福島原発のその後の天候上の問題等もあって、
川場村のところにいっぱい流れてきているわけですから。
ただ、それは技術的な処理をして、
実際の飲料水としては不検出というような状態までやっているということを前提にして
我々は水は飲んでいるわけです。
ですから、給水停止というところまでは確かに行かないんだろうというふうに思います。
 
ただ、我々はそれで東京都発表のを全て信じて、
それで結構、結構ということだけではやっぱりならないと思いますし、
現に利根川の場合は、研究者なんかも川底を自分たちで自主的に測って、測定して、発表して、非常に高いと。
かつそれがだんだん下流に移動して、
それが東京湾にいつかは沈殿するだろうということまで指摘されている
わけですよね。
 
そういうことが言われているもとで、世田谷の区内というか、隣接してずっと流れている多摩川に対して、
かつ子どもたちや区民が日常的に接するようなそういう川に対して
無関心であってはならないということだと思います。
 
まず第一に、国に対してはきちっと測定して公表してほしいということを区として要望してほしいと。
それは「区民がそこで日常的に接している場所ですから、心配だ」ということで、
区として言うべきことは言う必要があると思います。
その上で、かつ区民に対して責任を負うという点でいえば、
区独自の調査もやって公表していただきたいと思います。
 
これはできないということはないと思いますよ。
川場村だってやっているわけだから。

川場村の何も区の敷地以外でもやっているわけでしょう。山に登ったりとかやっているわけでしょう。
国有地なんかもきっと。
やってできないことはないわけですから、区がその意思を持てばできると思いますので、
ぜひそれはやっていただきたいということを意見として申し上げたいと思います。

◆桜井 委員:
この陳情の要旨に対しては継続ということにします。
 
ただ、先ほど来、意見の中でもありますけれども、
区自体が区民の健康と不安に対してどれだけ真摯に応えていけるかということが一つ問題だと思います。
3・11以降の二年余りの中で、
世田谷区は検査体制とか、そういうのを子ども中心に健康問題として、給食の検査とか、
あと区民自体が持ち込んで放射能の検査ができるとか、そういうことをそろえてきたわけですよね。
ということは、まだ足りないものをそろえていくということができるはずだと思っています。
ですので、この多摩川の調査に関しても、世田谷区が積極的に考えていく必要があると思っています。
 
この水の放射能の問題に関しては、測定が月一回というふうに言っていますけれども、
本当にこれでいいのか?もっときめ細やかにしていかなくてはいけないんじゃないかという意見もありますし、
安全基準自体もこれでいいのかという議論もあるということもありますので、
国に対しても汚泥の調査などを求めていくものがあるのではないかなということを
意見としてつけ加えさせていただきます。

○佐藤 委員長: 
それでは、本件の取り扱いについてですが、趣旨採択、不採択、継続と意見が分かれておりますので、
まずは継続審査とすることでお諮りしたいと思います。
 
本件を継続審査とすることに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○佐藤 委員長:
異議なしと認めます。それでは御異議なしと認め、平二五・七号は継続審査とすることに決定いたしました。
以上で請願審査を終わります。
 





2013年10月はどれだけのセシウムを下水道に放流しているのか?

東京たま広域資源循環組合
環境保全 環境データ

平成25年度 放射性物質濃度及び空間放射線量の測定結果 10月分

2013112817.jpg


10月14日→1リットル当たり114ベクレル
(。◔‸◔。)?? エコセメントは一日に何リットル下水道に放流するんだろう?

東京たまエコセメント工場からの多摩川セシウム漏出を止めたいによれば、

エコセメントからの下水道への一日の総排水量/300㎥=300,000L
エコセメントが放流している一日セシウム量=114×300,000L=34,200,000Bq
下水道局で捕捉できた放射性物質総量=667,480Bq
多摩川に放流されている一日の排出総量= 34,200,000-667,480=33,532,520Bq



つまり、2013年10月も
一日で3300万ベクレルのセシウムを捕捉されずに垂れ流されている という事になる。

一日3300万ベクレルならば10月ひと月でおよそ9億9000万ベクレル・・・・・
原発事故以降ずーーっと垂れ流しているとすると、
いったいどれだけの量になるのでしょうかΣ(゚д゚lll)ガーン!



世田谷区議さんがおっしゃっていたように、もとから断たなきゃどんどん下流に放射性物質が溜まり、
世田谷区、大田区、川崎市あたり問題ですよね?





ーー参考ーー

太平洋セメント

「東京たまエコセメント」製造製品の認証事業者等一覧(平成25年4月末現在)
太平洋プレコン工業(株)
北村コンクリート工業(株)
マテラス青梅工業(株)
大田コンクリート工業(株)
東京トクヤマコンクリート(株)
エスビック(株)
(株)オカベプレコン
東京セメント工業(株)
国策ブロック(株)
旭建材工業(株)
林屋コンクリート工業(株)
興建産業(株)
福生コンクリート工業(株)
(株)竹本コンクリート工業所
柴田コンクリート(株)
豊国コンクリート工業(株)
大和コンクリート工業(株)
共栄コンクリート工業(株)
芳賀建材工業(株)
都建材工業(株)
旭コンクリート製品(株)
高村建材工業(株)
日本興業(株)
イルコン工業(株)
羽田コンクリート工業(株)


すぐわかる日の出エコセメント問題 多摩川セシウム汚染の可能性


<悪魔の第二処分場>
東京たまエコセメント製造施設周辺の放射能汚染問題2012年6月梶山正三弁護士講演(文字起こし)






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日本全国都道府県水道水蛇口セシウムランキング(2013年7月~9月)

原子力規制委員会 
上水(蛇口水)のモニタリング



<測定方法>
水道の蛇口から毎日一定量の水道水を採取し、
水分を蒸発させて濃縮したものを3か月分まとめて
ゲルマニウム半導体核種分析装置を用いて分析。
全都道府県の水道水の数値が3カ月ごとに公表。
(除・宮城県)



環境放射能水準調査結果(上水(蛇口))(平成25年7-9月分) が公表されましたので、

<東京オリンピックおめでと(*^ー^*)∠※Pan!!。・:*:・>
注:TOKYOの水道水には事故後常にセシウムが入っています。
最新情報では福島と東京同率で全国3位決定!
に続いて、最新のグラフと順位を発表します。


(表は全て↓クリックすると大きく見る事が出来ます)
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という事で今期のランキング発表!
1位 栃木県 0.0097Bq/kg
2位 茨城県 0.0075Bq/kg
3位 東京都 0.0053Bq/kg


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この表やグラフに名前の入っていない都道府県は(宮城県を除いて)すべて不検出でした。







蛇口セシウムランキングブログ↓
<東京オリンピックおめでと(*^ー^*)∠※Pan!!。・:*:・>
注:TOKYOの水道水には事故後常にセシウムが入っています。
最新情報では福島と東京同率で全国3位決定!

日本全国都道府県水道水蛇口セシウムランキング(2013年7月~9月)


発表!日本全国都道府県水道水蛇口セシウムランキング(2013年10月~12月)





<後半>放射能抜き食事による健康回復事例11/21タチアナ女史「低線量汚染地域・健康被害の真実」(内容書き出し)

タチアナ・アンドロシェンコ女史講演
「低線量汚染地域・健康被害の真実」
放射能の少ない食事にしたら 健康被害がどのように回復したか
2013年11月21日 衆議院第一議員会館



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次の家族プロホレンコ家にいきますと、
ここではお母さんであるアリョウーナさんは1986年の生まれです。
ウクライナの家では珍しくない事なんですけれども、
彼女は18歳で結婚して、4人の子持ちです。
ここの長男のセルゲー君は去年1年生になり、次男のビクター君は今年学校に入りました。
「身体の具合はどうか?」と尋ねた時に、
長男のセルゲーは頭の痛みを訴えていましたし、
次男のビクターは足の痛みを訴えていました。
しかし長男に今年の2月に頭が痛いかどうかを尋ねた時には、
「一番最後に頭が痛かったのは何時か?」という事を思い出せませんでした。
そしてお母さんは学校の先生が冬の終わりの休みに入る前に、
この男の子が「とても注意深くなって前よりもよく勉強するようになった」という事を聞いて喜んでいました。

下の女の子たちはとても病気がちでした。
彼女たちは双子なので、片方が病気になるともう一人も当然身体の具合が悪くなるんですけれども、
年に3回は入院していました。
しかしこの子たちもこの冬を通じて病気になりませんでしたし、
それからこの春はとても寒かったんですけれども、
風邪をひいても入院をするような事にはなりませんでした。



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今度はキリレンコ家のナスチャについてお話したいと思います。
ナスチャは私たちの隣人の娘さんで、うちの娘のオリガの友達です。
そして、オリガが病気になった時この隣人たちはとても心配してくれて、
でもその時には自分たちにも同じような事が起こるとは全く予想していなかったんです。
しかし、ナスチャは4年前に肺の腫瘍が見つかりました。
先天性肺腫瘍という診断がされました。
そして手術を受けるようにと勧められましたが、
肺の10カ所以上の場所に腫瘍があるために、
どのようにして手術をしたらいいかということもわかりませんでした。
このナスーチャにも放射能で汚染されていない食品とミネラルの豊富な魚の骨の粉を与えました。
6月に彼女は医学的な検査を受けましたが、
お医者さんは彼女の状態にとても満足をしていて、手術の話はもう出ませんでした。
彼女は日本のテラサワ先生というお医者さんのおかげでルミンAという薬を提供していただいたんですけれども、
その事についてとても感謝しております。
そしてウクライナの先生もナスーチャの症状がとてもよくなったという事をよろこんで、
この先も続けるようにと勧めてくれました。




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もうひとつの家族はゴバリチュック家です。
ここにもナスチャという娘さんがいますが、彼女の場合は少し違ったケースです。
こちらナスチャは、私たちのプロジェクトに参加しているウクライナ人の小児科医の検査を二回受けています。
彼女はこの検査を受けた時に、実質的な障害というのは何も見つかりませんでしたが、
いつも体調が良くなかったのです。
それは外見からも見て取れるもので、彼女はヘモグロビンの量が少なく、低血圧で
血管性のジストニアがありました。
それから鼻血がよく出ましたし、足の痛みがありました。
私はここの家のおばあさんガリーナととても仲がいいので、
ナスチャの状態が代わっていく様子を見ていくことができました。
ナスチャは春には鼻血が出なくなり、ヘモグロビンが増えて、血圧も正常になってきました。
彼女はいい成績で学校を終えて今は団体に入っています。
生物科学者になりたいそうです。

彼女のおばあさんのガリーナさんは、9月に2回目の甲状腺の腫瘍を除去する手術を受けました。
最初の手術は91年でしたけれども、腫瘍がまたできたので再手術をする事になりました。
彼女は一回目の手術の時よりも今回の方が手術の予後がずっと良かったということです。
手術後の回復が非常に速く、1月には日常生活に復帰していました。

残念なことにはナスチャのお母さんのイリーナに最近乳腺の腫瘍が見つかりました
そしてルミンAを提供して下さったテラサワ先生にもう一度お礼を言いたいんですけれども、
そのおかげでもしかしたら、イリーナは手術をしないで済むかもしれません
手術をしないで済めばいいなと願っています。



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次の家族はジャンクフスキー家です。
ここにも女の子ばかりの4人の子どもがいます。
ここの4人の娘たちにもチェルノブイリの子どもたちの典型的な症状。
つまり、頭痛、鼻血、心臓の痛み、足の痛みがあります。

ここで私は小若さんが「どうして子どもたちに痛みについて聞いているか」という事を話したいと思います。
子どもに直接彼らの痛みについて聞くという事は
お医者さんの診察とか、お母さんが子どもに聞くというのとは違います。
子どもに直接聞きますと、子どもは本当に思ったままの事を答えていきます。
子どもたちは私を心配させるためになにかを言ったりするわけではなくて
ただ聞かれた事にきちんと答えていました。
子どもたちは嘘を付いたり、ただ自分に興味を引き付けるためになにかを言ったりするという事ではなくて、
本当にあるがままの事を答えてくれました。
それから2カ月後、4カ月後、6カ月後というように、子どもたちに同じアンケート調査をしたんですが、
その結果は彼らの外見と言動を裏付けるものでした。

大きい子どもたちはちゃんと言葉で答える事が出来ましたし、
小さい子どもたちは痛いところを手で示したりしました。
彼等は冬の間は全く鼻血が出なかった事、
春には頭が少し痛かったけれども目まいとかそういう事はなかったという事を教えてくれました。
私たちがこうしたプロジェクトの中でこうした家族に対して求めた事はなにか特別なことではなくて、
森のキノコ類、ベリー類、そして川魚を食べない事でした。


もうあまり時間がありませんが、ビグニ村の3家族についても出来ればお話をしたいです。
この家族は実際にゴヴァリン村より汚染度の高い地域に住んでいます。

2013112631.jpg
原発事故の10年後から特に悪化
頭痛・胸痛・足痛・関節痛・関節のはれ・背中痛・腎臓病


この三家族のそれぞれに1986年生まれの子ども達がいます。
つまり二人の息子と一人の娘です。
彼らが抱えている障害と健康上の問題というのは、放射能汚染の高い地域の人達に典型的なものです。
段階的な違いというのはありますけれども、
この3家族それぞれに健康状態の改善がみられます。
残念ながら時間がきてしまいましたので後ほどご質問がありましたらしたいと思います。
ご清聴ありがとうございました。





質問
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1:28:44~

1男性:
ここにあるレポートの中で汚染されていないものを食べると体がよくなったという事があるんですけれども、
具体的に内部被ばくの数値ですね、
最初400ベクレルだったものが食べなかったら200ベクレルに下がったとか、
そういう数値がここには書いてないんですけれど、そういう数値は公表しないんでしょうか?


小若:調べていません

1男性:調べてないんですね、はい、わかりました。



1:29:32
2女性:汚染の少ない食品を半年間食べて、そのあと現地の方達は何を食べていらっしゃるんでしょうか?

タチアナ:汚染された食べ物を取り除きまして、変わりに買っていただいた豚肉、牛乳、魚の粉を食べています。


1:31:02
3女性:
化学肥料を投入して野菜をつくっているということが報告の中にあったんですけれども、
もちろん放射能を軽減するという効果はあると思うんですが、
化学肥料をどう考えればいいかな?と思って質問させていただきます。

小若:
放射能よりも化学肥料の方が危険だという事は全く無いと思っています。
やっぱり放射能が一番怖くて、
要するに、セシウムとストロンチウムの吸収を減らしたいという事なんですな。
そうすると、カリウムとカルシウムを増やせばいいんです。
ウクライナはほとんど有機農業ですから、
だからほとんど有機農業のところで多分足りないんじゃないかと勝手に想像していて、
「とりあえず入れてみよう」というふうにやったら、
実は専門家が付いていてくれまして、
その専門家の指示で複合肥料を今入れています。
そんな状況ですね。
僕の予想では来年の1月から成果が出てくるというふうに予想していまして、
タチアナさんは「3年かかるんじゃないか」と言っていて、
この辺はどうなるかは分かりません。
まだ、今年の5月から始めただけですので、
ともかく、うちの読者さんから多額のカンパを頂いて、それで出来た事なんですけど
我々としては感謝しています。


1:32:52
4女性:
ゴヴァリン村へは、事故後7年経ってから移住されたというふうにお話がありましたけれども、
どうしてその村へ移住するということが決まったのか?というのと、
あと、頭痛は想像がつくんですけれども、
足の痛みっていうのは、子どもたちはどういうふうなのを訴えるようになるのか?というのを
具体的に教えてもらえたら嬉しいです。

タチアナ:
まず、最初の質問なんですけれども、
汚染された地域にそれ以上住むことは不可能であるという、国家的なプログラムがありまして、
それでゴヴァリン村へ移住をさせられる事になりました。
前に住んでいた村の名前はノーヴィーミールという村です。


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写真 第2回ウクライナ調査報告より
小若:
(足の事について)こんな感じです。
「どこが痛いの?」って言ったら、こうやって「ここが痛いんだよ」って言っている。
いろいろ場所はあります。
一応部位別に調べていまして、

2013112634.jpg
表 第3回ウクライナ調査報告より

足首が痛い子、ひざが痛い子。
膝の下の筋肉が痛い、太ももが痛い、と、それぞれ場所が違います。
これはもっと細かく調べなければいけませんけど、一応調べてみたという感じですね。
(写真の子)最初に見つけた子です。
ここで引っかかって、後ずっと調査に入りました。

タチアナ:
子どもの足の痛みについて、
今でも汚染された地域に住んでいる子どものお母さんが言った事なんですけど、
夜中に子どもが、足の痛みが始まる10分前に目を覚まして泣きだす」というんですね。
それはどうしてか?というと、10分後には足が痛くなるという事が、その子にはわかるそうなんです。

小若:
もちろん、攣る(つる)っていう人も何人かいましたよ。
夜中に攣って激痛だっていう人もね。
いろいろです。


1:36:48
男性:
ウクライナの、特にコヴァリン村について、
全体的な健康統計とか学校統計みたいなものがあってご覧になっているでしょうか?

小若:
通訳している間に言いますけれども、
ピシャニッツァに行った時にですね、こんな厚い資料をあげようかと言われたけど、
「訳せないからいらない」って言いました。
だから結構やっていると思うんですよ、そういう統計資料は。
国がお金を出してちゃんとやれば集まると思うんですけれども、病気の資料だと思いますけれども、
全生徒の資料がちゃんと集まっていて、受け取った写真があります。
戻しましたけど、私は。

タチアナ:
健康統計ですとか、個々の子どもについての健康カードというのが作成されますので、
そういったものを両親から見せてもらってよく存じていますけれど、
ただ医者が公式的には、そうしたいろいろな痛みとチェルノブイリの被害との関係は認めていません。

それから付け加えますと、さっきの夜中に足が痛いといって泣いている男の子の場合、
お母さんが朝になってすぐ子どもをお医者さんのところへ連れていきましたけれど、
その時はもう足は痛くない訳なんですね。
お医者さんが男の子の足をつかんで痛いかどうか尋ねたところ、
男の子が「痛くない」と言ったので、
お医者さんはお母さんに「あなたは何を考えているんだ」という様な態度をして、それだけでした。

小若:
それに関しては289号をお配りしていると思うんですけど、
これを全部読んでいただければ、そういう話がいろいろと、何例か出ています。


タチアナ・アンドロシェンコ女史講演 2013年11月21日 衆議院第一議員会館
書き出しブログ

動画はここにあります↓
<学校給食は1ベクレル/㎏規制に!>実際には1.1ベクレルでいろんな被害が出ている
11/21ウクライナ調査結果・小若順一氏(内容書き出し)


<前半>放射能抜き食事による健康回復事例
11/21タチアナ女史「低線量汚染地域・健康被害の真実」(内容書き出し)


<後半>放射能抜き食事による健康回復事例
11/21タチアナ女史「低線量汚染地域・健康被害の真実」(内容書き出し)






2012年の小若氏の報告

<ウクライナ報告>
「5から10ベクレルの食品で被害が出ているという事を確認しました」小若順一氏11/2(内容書き出し)


<質疑応答・ウクライナ報告>
「5~10ベクレルの食事を食べ続けると起こる身体の痛み」小若順一氏11/2(内容書き出し)






国会は憲法違反状態なのだから、強行採決などしてはいけない

参院選では初めての違憲・無効の判決!

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去年12月の衆院選も今年7月の参院選も、どちらも憲法違反で、無効。
最高裁はヘタレだけど、それでも憲法違反状態であると言っている。合憲ではない。
TPP、日本版NSC設置法案、特定秘密保護法案などなどから改憲へと、
戦争が出来る国へまっしぐらに有無も言わさず決めていく。
憲法違反の国会が民主主義をことごとく壊していく。
安倍が日本を壊していく。

これ、なんとかならないんだろうか・・・?






参院選「1票の格差」岡山で初の無効判決(11/28 11:49)
ANN

参議院選挙では初めての無効判決です。
1票の格差が最大4.77倍だった今年7月の参議院選挙は憲法に違反しているとして
全国で選挙の無効を求められている裁判で、広島高裁岡山支部は無効判決を言い渡しました。

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この参院選を巡っては、全国14の高裁や高裁支部で訴えを起こされていて、これが最初の判決です。

(伊藤佑将記者報告)
判決言い渡しは28日午前10時に始まり、
裁判長は「岡山選挙区における選挙を無効とする」と淡々とした口調で主文を読み上げました。
 
原告の弁護士:「本当にうれしい。この国が大きく変わる素晴らしい判決を頂いた」
 
今年7月の参院選では、選挙区の間で議員一人あたりの有権者数に最大4.77倍の格差がありました。
これに対して、弁護士グループは憲法が求める投票価値の平等に反すると、
全国14の高裁と支部に選挙無効を訴えていました。
岡山選挙区は最も有権者が少なかった鳥取選挙区と3.27倍の格差がありました。
広島高裁岡山支部の片野悟好裁判長は、
「国会が選挙制度の改革に真摯に取り組んでいたというには大きく疑問が残る」として、
選挙は違憲かつ無効だとする判決を言い渡しました。
弁護士グループは、
「ほかの高裁も岡山で出た判決の論理を破ることはできないのではないか。
今後も無効判決が続くと期待している」と話しています。




<前半>放射能抜き食事による健康回復事例11/21タチアナ女史「低線量汚染地域・健康被害の真実」(内容書き出し)

医者が治せなかった病気を治せたら、「奇跡」と呼んでいいとすれば、
ウクライナの子どもは次々と奇跡を起こしていました。
放射能の少ない食品をみな様からのカンパで無償提供し、
ウクライナの子を救いながら福島の子も助かる道を見つけました。

食品と暮らしの安全基金 第4回ウクライナ調査報告(上)より




2013年11月21日 衆議院第一議員会館
タチアナ・アンドロシェンコ女史講演 
「低線量汚染地域・健康被害の真実」
放射能の少ない食事にしたら 健康被害がどのように回復したか


http://youtu.be/2HgH1pbXiZI?t=19m15s
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みなさまこんにちは。
この素晴らしい国日本に訪れる事を私に与えて下さったことに感謝いたします。
そしてみなさなと、小若さんの食品と暮らしの安全基金のおかげでこちらに来る事が出来ました事に、
心より感謝いたします。
ウクライナ人にとっては日本はとても遠い国ですけれども、同時にとても有名な国でもあります。
ですので、私にとってはこちらに来て見た事をまた国に帰って話ができるのは二重の喜びです。

ウクライナ人と日本人というのは大変異なっておりますけれども、
悲しい事にチェルノブイリと福島の悲劇が私たちを近づけました。

ウクライナ人は日本の専門家やお医者さん達が真っ先に
技術的そして医学的な援助のために駆けつけて下さった事を覚えていて、大変感謝しております。

今、医療関係者たちが予想してきた事は、この27年の間に実際に起きた事だと思います。
私たちは確かに自分の国で多くの誤りを犯しましたけれども、沢山の事を経験しましたので、
このたび小若さんの基金のおかげをもちまして皆さんにその経験をお伝えできることをうれしく思っております。
私はこのようなとてもハイレベルの場所でお話しさせていただきます事をとても嬉しく思っていると同時に、
自分の話の内容にとても責任を感じております。
そして皆様がとてもこの事に関心を持って下さり、お集まりいただいた事をありがたく思っております。

私たちが小若さんの基金と一緒に始めたプロジェクトは、
1986年生まれの子どもを含む10の家族の調査から始まりました。
私たちの家族も、汚染された地域からの移住者ですので、
1986年生まれの子どもを含む家族を集めるという事は難しい事ではありませんでした。
そして7人の子どもたちを含む家族が集まりました。
こうした子どもたちを見つける過程で小若さんは一人の女の子。
皆さんがスライドで見ていらっしゃるナタリアという女の子に放射能に汚染されていない食品を与え、
それから汚染されていない地域に保養に出すというプロジェクトを提案されました。

このナタリアは30日間ウクライナの南の方の汚染されていない地域に保養に行きまして、
そこで汚染されていない食べ物をとりました。
それからさらに30日間彼女は療養したんですけれども、
それは科学的な療養ではなくて、マッサージ、それから入浴、
そしてきれいな空気のもとで過ごすという療養を、
ウクライナの南の方の町で行いました。

ナタリアが保養に出かける時に彼女と話をしまして、
もちろんその当時の健康状態のアンケート調査をしました。
彼女は10歳の時から甲状腺障害がありました。
心臓にも障害を抱えており、20歳の時から婦人科の病気がありました。
そして目まいと足の痛みを生まれた時から抱えていました。
彼女が保養から戻ってまいりました時には、外見的にも非常に元気になっていまして、
見違えるようになっていました。

ウクライナ20

そして彼女が保養に出かける時の写真が左側なんですけれども、
その時には外見的にも非常に青白く、そして体の具合が悪くて、
若い女性であるのに生きる喜びというのを全くもっていませんでした。

しかしこの70日の保養という実験をした後では、彼女は全く別人のようになっていました。
彼女は顔色も良くなり、そして目の輝きも強くなり、そして髪のツヤもよくなりました。
彼女は曲がっていた背中を延ばして、とても美しいスマートな女性になって、
その結果、私よりも背が高いという事が分かりました。
彼女は生きる喜びを取り戻し、そして働くことにも、仕事にも興味を持つようになり、
自分の周りのいろいろなことに対する興味を取り戻しました。
私にとってもとても嬉しい事に、彼女は結婚をし、
そしてこの1月には赤ちゃんが生まれることになっています。
という訳で、彼女はとてもハッキリとしたいい方へ変わった例を示しております。

小若さんの提案された、「放射能に汚染されていない食品をとる」という考えを、
彼女は最初ゴヴァリン村で実行していました。
ですので初めにゴヴァリン村の事についてすこしお話したいと思います。

ゴヴァリン村というのは、
チェルノブイリ原発から32km地点に住んでいた村の人々が移住した場所です。

私たちが移住させられたのは92年でした。
つまり事故から7年の間、私たちは汚染された地域に住んでいたという事になります。
そのため、どの家族にも実際に健康に問題を抱えている人がいました。

という訳で、私の親戚、友人、近くにいる人すべてがチェルノブイリのゾーンから移住してきた人々なのです。

それで私たちは顔を合わせるといつもいろいろな痛みについて、
「頭が痛い」とか、「足が痛い」とか「心臓が痛い」という事について、話していました。

皆様方には信じがたい事かもしれませんけれども、
私はその当時は、「ウクライナ人はみんながみんなそうなんだ」と思っていたのです。
しかし小若さんが私に、
南ウクライナに住んでいる子ども達と私たちの子どもたちとの比較調査をする事をすすめて下さいました。
実際にそれを行ってみてその結果にビックリしました。

私は800km、700km、900kmと、原発から離れたところにある村々を訪れました。
私はそこに車で行きまして、子どもたちにいろいろと直接尋ねてアンケート調査を行いました。
そして私たちが住んでいるような汚染された地域、モジャリ村やピシャニッツァ村やゴヴァリン村で、
「足が痛いかどうか」という事を聞いた時に
60%、70%の子どもたちが手を挙げるのに対して、
ウクライナの南の方に住んでいる子どもたちは、
その90%が「一体何を聞いているんだろう?」という疑いの目で私の事を見て、
「どこかが痛いなんていう事はあり得ない」という顔をしていたんです。

こうした反応は鼻血に対して、そして目まいに対しても同じでした。

もちろんその地域にも他の問題はありますが、
そこの子どもたちはどうして、頭の痛み、足の痛み、そして鼻血について聞かれるのか?
という事が理解できなかったのです。

それで私は自分の住んでいる村に戻った時に、
そこの行政府、それから社会団体と話をして、
「子どもたちが痛みを抱えているという状態はノーマルではない」という話をしました。

私はこの10年間ウクライナで社会団体の代表をしております。
そしてその間この社会団体と様々な外国の基金と一緒に活動をしてきました。
アメリカ、ドイツ、ウクライナの基金と共に活動をしました。

しかしここで申し上げたい事は、小若さんの食品と暮らしの安全基金がなさっているような活動は、
今までかかわってきたいろいろな基金はやってこなかったということです。
他の基金の人達は、質問をして、そして資料を集めていっただけでした。

しかし小若さんの基金の場合はウクライナの家族に対して具体的な支援をして下さいましたので、
私はその事について皆さんにご報告をして、その経験を皆様にお伝えできるとを嬉しく思っております。

そして私自身の家族もこのプロジェクトに参加しております。
うちの長女は27歳でチェルノブイリ原発事故があった1986年の生まれです。
長女が生まれましてから3年後に二女が生まれまして、
今日来ているのは末娘ですけれども、私たち自身の家族というのは、ウクライナの家族の典型的なものです。

日本の学者が予想していましたように、いろいろな問題は少しあとになってから起こってきました。
子どもに健康上の問題が出てきたのは1989年生まれの二女の時からでした。
彼女は3歳の時からひどい胃の痛みに悩まされていました。
このしばしば続く胃の痛みは今年の4月まで定期的に起こりました。

放射能に汚染されていない食品をとるという事を11月に始めてから、
この4月になってようやく彼女は胃の痛みが無くなりました。

しかし、この娘たちの中で一番健康状態がよくなかったのは3番目のオリガです。
オリガは7ヶ月で、月足らずで生まれました。
ウクライナでは普通、3人目の子どものお産というのは軽く済むというふうに考えられていました。
彼女は3歳の時に先天性の乱視である事たまたま見つかりました。
もし、この乱視が見つからず眼鏡をかける事がなかったら、視力を失ったかもしれないのです。
4歳の時には、ひどい背中の痛みを訴えたので、キエフの大きな医療センターで検査を受けました。
その時に彼女は4歳半だったんですけれども、
お医者さんが「椎間板ヘルニア」という診断を下しました。
しかしそれと同時に、「そんな事がこんなに小さい子どもに起きる筈がない」
そして、「これを治療することは不可能だ」と言ったのです。
小学校に入ってから偶然、彼女の片方の足が少し短くてそのせいでその痛みが起きるという事、
そしてこれが先天的な異常だという事が分かりました。

鼻血についてですけれども、
オリガが学校に行っている時に担任の先生から電話がかかってきて、
鼻血が少し出るという状態ではなく、「白いノートのところに滝のように鼻血が流れている状態だ」
電話がかかってきました。

私たちの家族は11月からプロジェクトに参加しましたけれども、
幸いなことに彼女は2月の末から鼻血は出ていません。
それから頭痛や目まいもほとんど無くなっています。


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2012年11月~2013年3月<キノコと川魚をやめ、隣村の肉と牛乳を提供>
「天然だし調味粉」=煮干し 焼きアコ 昆布の粉末=カリウムとカルシウムを多く含む
=同族元素のセシウム137、ストロンチウム90の吸収を減らし、体外排泄を促進させた。



私たちのゴヴァリン村には大家族でミーシャという男の子の家族があります。
ミーシャが6歳で小学校に入学した時は
彼は他の子どもと何ら変わりなく健康な子どもに見えました。

しかしミーシャが2年生になってから、
先生たちがミーシャがペンを上手く握れない事、
それから、歩き方が変だという事に気が付きました。

ミーシャの家族は1年前にこのプロジェクトに参加しました。
それまでもう2年の間ミーシャは学校に通う事が出来ずに家にいて、
先生たちがミーシャに授業をするために彼の家を訪問していました。
その時は彼は歩くことができませんでしたし、
そしてペンも上手く持てませんでしたし、うまく読むことができませんでした。
「読む事が出来ない」という事の意味は、彼の顔の筋肉がうまく動かなくて、
その結果として本が読めなかったということです。

その間ずっとミーシャの事をキエフの医療センターが観察をしていました。
しかし、ミーシャに対して診断を付ける事が出来ず、
科学療法としても何らかの薬を投与するという事ができませんでした。
言われた事は「新陳代謝の異常がある」そして「脳の働きに異常がある」という事だけでした。

ミーシャに対しては10月からミネラルを含有する魚の粉を与え始め、
11月からは放射能に汚染されていない食べ物をそれと一緒に無償で提供し始めました。
私にとってとても嬉しかった事は、この家族は私の家のとても近くに住んでいて、
私もよく見に行っているんですけれど、
私のところにこの1月にミーシャのおばあさんがやってきてこう言った事です。

2013112612.jpg

「近所の人が私のところにきて、ミーシャが前より上手に歩くようになった事に気が付いたか?といったんです」
と話してくれたんです。
この家族の人達はとても嬉しそうでした。
というのは、はたから見ていて変化に気が付くという事は
本当にそういう変化が現れたという事だからです。

それから、私が出発する10日前ぐらいに、おばあさんが家にやってきて、
ミーシャの事を動画で撮ったものを見せてくれました。
私はおばあさんにミーシャが歩いているところのビデオを撮ってくれるように頼んでいました。
ところがミーシャは歩くだけじゃなくて走ろうとしたんです。
そして私はミーシャに彼が読んだことのない本を渡しましたが、
彼はちゃんとその本を読んだのです。

彼は同じ年の子どもが読むように、その読んだことのない本を読みあげました。

彼に対しては1週間あとぐらいに医学的な検査がされることになっていますので、
私が自分の目で見た事が医学的な裏付けがされるといいなと思っています。

と言いますのは、ミーシャには下に弟と妹がいるんですけれど、
妹を見ていても全く前とは様子が違っているからです。
ミーシャの弟も妹もとても病気がちで痩せていて、顔色が悪く、目の下にクマが出来ていました。
ミーシャの弟はもう2年生で通っているんですけれど、
妹も1年生に入り、そして先生たちの話では、彼女はとても活発で勉強もできるし、
1年生に入ったいろいろな医学的な検査でも検査の値が悪くないということでした。
この子たちはまるで、しおれて枯れかけていた草花に
新鮮な水といい環境を与えられてまた生き返ったかのように見えます。


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2012年11月~2013年3月<キノコと川魚をやめ、隣村の肉と牛乳を提供>

次のゴヴァリン村の家族もやはり移住者の家族です。
ここでも一番上の男の子は健康面で問題はありません。
しかし、下の二人の子どもたち、男の子と女の子には先天的な皮膚障害、サメ肌があります。
この写真に写っている、特に女の子の方なんですけれど、皮膚の障害が生まれた時からあって、
それがこのプロジェクトに参加するまで続いていました。

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しかし今では非常に状態が改善されて、
顔や手や足、背中にサメ肌状態がありました。
その状態が悪い時というのは特に冬の間は乾燥していますので、
ひび割れたりささくれ立ったりして、それが可能してしまうという事もありました。

彼等に対しては10月から良質のワセリンとミネラルを含んだ魚の粉がわたされ、
11月からは汚染されていない食べ物の供給が始まりました。
そして彼らのこともこの冬の間中ずっと観察をしていましたけれども、
非常に状態の改善が見られます。
冬になってもサメ肌とかささくれ立つという事は起こらず、ただ、その痕が残っているだけでした。

それから春から夏になって太陽の光が強くなった時期でも、
状態がぶり返すという事はありませんでした。
ウクライナでは夏は30度を超す暑さになって相当暑くなるんですけれども、
そういった前の症状を再びぶり返すという事はありませんでした。

それからこの家族のお父さんも、関節と骨に痛みがありまして、
例年ですと春になるとそこが炎症をおこしたですけど、この春はありませんでした。



タチアナ・アンドロシェンコ女史講演 2013年11月21日 衆議院第一議員会館
書き出しブログ

動画はここにあります↓
<学校給食は1ベクレル/㎏規制に!>実際には1.1ベクレルでいろんな被害が出ている
11/21ウクライナ調査結果・小若順一氏(内容書き出し)


<前半>放射能抜き食事による健康回復事例
11/21タチアナ女史「低線量汚染地域・健康被害の真実」(内容書き出し)


<後半>放射能抜き食事による健康回復事例
11/21タチアナ女史「低線量汚染地域・健康被害の真実」(内容書き出し)










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<学校給食は1ベクレル/㎏規制に!>実際には1.1ベクレルでいろんな被害が出ている11/21ウクライナ調査結果・小若順一氏(内容書き出し)

“放射能を身体から抜く”ウクライナ調査報告
2012年11月から2013年の3月中旬までに行った食事改善の結果~タチアナ女史来日公演





食品と暮らしの安全基金


小若順一氏
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こんにちは、小若です。
去年から4回ウクライナに行きまして、3回目が終わった時から
放射能が高い食品を抜いて、放射能の低い食品を無償で提供してきて、放射能を抜く実験をしました。
抜くと見事にいろんな健康障害が解消してきたということがでてきたので、
今日はその話をタチアナさんにしていただくわけですけれども、
いろんなデータがありまして、そのデータは私が解説させていただきます。


行った地域ですけれども、左上のところですね。
ずらっって行きましたけれども、今日お話しするのは左上のピシャニッツァ村
それからモジャリ村、それからタチアナさんが住んでいるゴヴァリン村、
このあたりが中心になります。

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ちなみに日本で言いますと、東京新宿区が0.035マイクロシーベルト/hで、
タチアナさんが住んでいるところが0.03~0.10マイクロシーベルト/hぐらいですから、
ま、ちょっと低め、ここの方が気持ち低めぐらいでそんなに大差はありません。
で、この資料は土屋さんが測ったので、今回も一回測ってほぼ正しいという事になります。

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ウクライナ政府が発表したデータだとこうなっていまして、
赤いところが危ないところです。
そんなに赤くありませんけれども、ま、この位のところが
ピシャニッツァ村とかモジャリ村だとか、そういう場所になります。

それからタチアナさんのKと書いてあるところは、ギリギリセーフでして、赤い地域ではありません。
従って、非汚染地域というふうに現地では言われています。

その赤い方のこちらの地域の方で、
足が痛い、頭が痛い、という子どもがどれくらいいるかという事を調べてみた訳です。

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そうしますと、ピシャニッツァ村学校では、
足のどこかが痛い子が62%
頭が痛い子が47%
のどが痛い子が36%です。
これは学年の全生徒を調べていますので、意図的な選択は全くありません。

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次もほぼ同じ地域で、道路が一本繋がっていまして、点々と調べただけですけれども、
こっちはモジャリ村のほうです。
足が痛い子どもが72%
頭が痛い子が81%
のどが痛い子が59%ぐらいです。

それで今度は、非汚染地域で、
この東京近辺が指標になると言ったらゴヴァリン村のKとか、それから⑦番あたり、この地域なんです。
この地域ももちろん調べています。

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ゴヴァリン村の方はですね、一応悪い子を意図的に集めたので%は出していません。
ここの数値は私の持っている線量計でいうと、0.08ぐらいです。
だから土屋さんが測っている範囲が入りますけれども、

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私の事務所のあるさいたま市の事務所の前ではですね、0.10ぐらいですから、
埼玉の方がちょっと線量が高い、そんな感じです、さいたま市ですけれどもね。
だからタチアナさんの方が安全な、空間線量でいうと安全なところに住んでいます。

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もっとずーっと線量が低いところに行って調べてみたんですけれども、
足が痛い子が一人、ここまでは良かったんですけれども、
「頭が痛い子」って言って、こういう形で手を挙げまして18人です。
自律神経失調症が5人。
鼻血が出る人13人、総計25人ですから半分以上の人が鼻血が出ます。
風邪をひきやすい人12人、これも約半数です。
風邪をよく引いて学校を休む人、8人。
問題が無い人、誰もいない。
こんなところです。
これは、非常に線量が低いところでこういうのが出てくるというのが、ま、ビックリしたわけですね。

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次に食品の放射能調査をやりました。
これも3カ所でちゃんとやっています。
その3カ所の一番線量の高いところをお見せしますと、

2013112520.jpg

学校で集めてくれたサンプルがありまして、調べてみると、
ベリー類25
ライ麦が10
牛乳が5
チーズが2
ポテトが2です。
ところがですね、この地域の年次報告書を手に入れてみますと、
キノコが7万5000ベクレルとか、
ベリーが5200ベクレルとか、そういうのがあるんですよ。
で、年次報告書でベリーの最低値が36ですから、
従ってこの25というのはものすごく低い数字で、
検査員さんは「見た事が無い数字です」と言っていました。
だから非常に低い数値のものがたまたま持ち込まれてきた。

という事で、結構高い数値の物を食べているという事です。
だからキノコとかベリーは食べなくてもですね、2~10ぐらいの食品は食べている。
主食というのは特にないですけれども、
一番よく食べるのがポテト、次にチーズ、ライ麦、このあたりが日本でいう主食に相当する食品です。

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それでタチアナさんの地域でももちろん年次報告書をもらったんですけえれど、
これはもう見事にですね、すべて不検出です。
だけどよく見てみるとキノコは検査されていません。ベリーも検査されていません。

我々は偶然キノコの方を検査していまして、ベリーもやっていまして、検査に出したんですよ。
タチアナさんと一緒に森に入ってキノコを採ってきて、自分で採ってきたキノコを出しましたら、
キノコは平均210です。
それからあとでこれは少し出てきますけれども、
豚肉がですね、痕跡出てるんですよね、この痕跡出ている豚肉をキノコの変わりに提供したという、
結構こちらもドキドキもので、ま、いろんな調査を手探りで進めてきたということですが、
このデータが基本になって「キノコを食べない」事をやったのを、後でお知らせします。

その「キノコを食べない」ことをやっている間にですね、
どの位の線量があるのか?っていうのを調べてみたんですけれども、

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「カツ」だから豚肉でやっているんですけれども、
食事のメニューをそのまま持ち込んで、もっと検出限界を下げてやってもらったんですけれども、
豚肉で1.7以下だった。
その他いろいろやったんですが、結局1.8を超えたものはないということで、
キノコさえ食わなければ、そんなに高い線量のものは食べていないんです。

ここでいろんな健康障害が出ているという事が、今回の衝撃の一つになると思います。

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で、一番線量の低いところでですね、食事を村長さんにつくってもらいまして、
子どもの、要するに我々が調べた子どもが食べている食事をつくってもらって、
一日分の分量にして検査センターに持ち込んでみました。
そしたらズラーッと数字が出てまいりました。
それを1kgあたりに直してみると、1.1ベクレル/kgです。

つまり、今までというか、100ベクレルで安全だと言っている、
100は出荷できるんですから、日本では。
その100で出荷できるんだけれども、実際には1.1ベクレルでいろんな被害が出ているという事です。
これが結構衝撃的なんですけれども、

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だけど日本とウクライナは相当条件が違っていまして、
ウクライナは食糧自給の国でして、お国から300坪位の畑をもらって、60坪ぐらいの庭をもらって、
その庭で家庭菜園をやっていました。
ほぼ全部畑になっている訳です。
それと家も貰っている訳ですけれども、だから田舎に行ったらほぼ100%食糧自給の国です。
一方日本は、もともと食料自給率は40%ですから、
だから放っておいても6割は外国産ということになります。
それからストロンチウムの汚染が日本の場合すごく少ないという事が分かりまして、
「どのくらい少ないのか」というのは隠しているんだと思うんですけれども
とにかく、ま、少ない事だけは間違いなさそうだと。
もうひとつは化学肥料をいっぱい投入していまして、
世界最大の投入国です。
土の中にカリウムとカルシウムが多いですから、
だから作物へのストロンチウムとセシウムの移行率というのは低くなります。
圧倒的に、数100分の1になるわけでして、
放っておくと、ウクライナでは被害が出ても、日本では出ない可能性も、ま、あるわけですけれども、

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こういう事をまとめてですね6月12日にアジア太平洋臨床栄養学会で紹介講演をさせてもらったと。
その時には私は英語ができませんので、●さんにスピーチをしてもらったんですけれども、
私も壇上にはあがりましたけれども。
私自身は二度学会講演をしていまして、今日のような話をしていて、
今日のは最新です。

この学会講演の時には行っていなかった資料がその後届きまして、
これも結構衝撃です。

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こんな感じで。
ま、タチアナさんじゃないと、とても検査させられないと思うんですけれども、
見た感じウクライナの男性というのはタチアナさんに頼まれると全部なんでもいう事を聞くという感じで(笑)
その位美人なんですよ。
それでストロンチウムなんか持ち込んでも絶対にしないんだけどちゃんとしてくれる
それで検出限界をずっと下げる検査なんかやってくれる。
ぼくらがいった時は「やらない」って言ったんだから。
だけどちゃんとやらしているという事でしてね、

やると恐ろしい事が分かりまして、
線量が高い地域だとセシウムが255、それから127位
これはまァ理解できるんですけど、
だけど、タチアナさんが住んでいるコヴァリン村が8
それからもっと低いところのノヴィ・マルチノヴィチ村が7なんですよ。

この辺の東京が、こっちから汚染が入りましたから300ぐらいはあります。
うちの事務所の庭は表土をとると400です。
それから100m離れた小学校に行って土をとってくると200、というのが大体この辺の線量ですね。

8とか7で異常が出ているということなんですよ。

放射能を抜いてやると症状が消えたんですから、
8とか7でも明らかに異常が出るということです。


ストロンチウムについては多分神経症で、
ストロンチウムは逃げませんので、
体から抜けませんので身体から出ていく速度が半分になるのが50年かかりますから、
だから僕たちの実験は有効でないはずなんですよ。
2とか3というのが出ていまして、
さすがに東京、千葉埼玉はこんなに汚染されていません。
福島まで行くとこのレベルになると思いますけれども、
きっちり国に発表してもらわなければいけない。

ま、とにかく、セシウムは8とか7ぐらいで作物への移行率が高ければですよ、
「高ければ」、そしたら異常が出てくる。

日本でも、ちゃんと監視していかないと、何時危険が出てきてもしょうがないと。


もうひとつ学会で発表していない、今日初めての資料がこれでして、

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これは今日、タチアナさんがしゃべってくれるところの数字です。
数字は彼女はしゃべりませんけれども、初めて出てくる資料でして、
放射能の少ない食事をして健康状態がよくなるかどうかを調査しました。

タチアナさんが住んでいる地域のコヴァリン村では、
頭痛の子どもが13人いまして、
そのうち完全に治った子どもが5人です。
それから改善した子が8人です。
で、改善しなかった人はいません。
それから大人では頭痛の人が20人です。
さすがに大人は治らないんですけど、改善した人が19人です。
改善しなかった人が一人ですけど、このしなかった人は86歳のおばあちゃんでして、
「わたしゃ元気なんだけどね」っていう感じのおばあちゃんで、
元気なんですけど、頭痛だけはあって治らなかったと。

それから、足が痛い子どもが11人いまして、
3人は完全に解消しました。改善した子どもが8人です。
大人では18人足が痛い人がいまして、18人全員改善はしました。なくなりはしていません。

それからモジャリ村
こっちは結構ひどいです。
ものすごく汚染が、NHKに出てくるコロステンとかはちょっと別枠ですが、
あれはもう、ももすごい、もっとずっとひどいんですけど、
日本から見たら相当ひどいモジャリ村あたりで、
頭痛の子どもが5人いまして、お子でも2人良くなって、3人はやっぱり改善したと。
大人は11人で、11人とも改善したと。
足が痛い子どもが5人いまして、3人は足の痛みが無くなった。2人は改善した。
大人は11人いて、11人が改善したという事です。

だから放射能を抜けば健康状態がよくなるという事は間違いなくて、
どんなふうによくなったか?というのをタチアナさんに今日話していただきます。

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それでタチアナさんがしゃべる地域の事をお話ししておきますと、
最初にされるのがコヴァリン村あたりです。
それから最後にされるのがモジャリ村という、上の方の地域になります。

ここからはタチアナさんの
放射能の少ない食事にしたらどのように回復したかを具体的にお話しいただきます。
ご成長ありがとうございました。


ーーー

タチアナ女史講演
放射能の少ない食事にしたら 健康被害がどのように回復したかにつづく↓

タチアナ・アンドロシェンコ女史講演 2013年11月21日 衆議院第一議員会館
書き出しブログ

動画はここにあります↓
<学校給食は1ベクレル/㎏規制に!>実際には1.1ベクレルでいろんな被害が出ている
11/21ウクライナ調査結果・小若順一氏(内容書き出し)


<前半>放射能抜き食事による健康回復事例
11/21タチアナ女史「低線量汚染地域・健康被害の真実」(内容書き出し)


<後半>放射能抜き食事による健康回復事例
11/21タチアナ女史「低線量汚染地域・健康被害の真実」(内容書き出し)






2012年の小若氏の報告

<ウクライナ報告>
「5から10ベクレルの食品で被害が出ているという事を確認しました」小若順一氏11/2(内容書き出し)


<質疑応答・ウクライナ報告>
「5~10ベクレルの食事を食べ続けると起こる身体の痛み」小若順一氏11/2(内容書き出し)









<さよなら猪瀬>都知事選をやり直そう!

出るわ出るわ 猪瀬都知事弁解の矛盾とウソ
日刊ゲンダイ 2013年11月23日 掲載

もう逃げられない


これは完全にアウトだ。
公職選挙法違反容疑で6人の逮捕者が出た徳洲会から5000万円をもらっていた東京都の猪瀬直樹知事。
22日の会見で「個人的に借りた」と言ったが、釈明すればするほど支離滅裂で疑惑は深まるばかり。
もう辞任した方がいい。

とにかく猪瀬の弁解は矛盾だらけだ。
22日、最初に報道陣に対応したのは午後1時すぎ。その際の説明はこうだった。

「昨年11月に石原前知事が辞めることになって、出馬するので挨拶回りをした。
徳田さん(虎雄前理事長)に資金提供という形で応援してもらうことになった」

普通に聞けば「選挙の応援」だ。
ところが、この2時間後の記者会見では、「選挙資金ではない。個人の借り入れ」と言い換えたのだ。

■シドロモドロの弁明聞くにたえぬ

ならば、何のために借りたのか。
初対面だった」と説明する虎雄氏から、5000万円もの大金が無利子・無担保で提供されたのである。
その説明はシドロモドロで二転三転。
「頑張って下さいということだった」
「選挙のことがよくわからない時に、借りる意味がわからないで借りた」
「申し出を断るのもいけない感じがした」
「個人の借り入れを持っていることで少し安心するということはあったかもしれない」とクルクル変わった。

カネは虎雄氏の次男・徳田毅衆院議員から、議員会館で直接猪瀬に手渡された。

その際、「借用書を書いた」と強弁するものの、
相手方が誰の名前だったかは「わからない。名前を見ていない」。
借用書の現物も「手元にあるかわからない」と言う。


揚げ句の果てには、借り入れは
「むこうからもちかけられたものでも、こちらからお願いしたものでもない」と、
ワケがわからない言い逃れで取り繕うのだった。


また、借入金は今年の1、2月に返済するつもりだったが、
徳洲会側の事情で延び、夫人の死去や五輪が重なり、結局9月に返済したと説明。
徳洲会事件の強制捜査後の返済になったのは、
「タマタマ時期が重なっただけ」とホザいたが、そんな偶然があるわけがない。

政治資金に詳しい日大教授の岩井奉信氏(政治学)もこう言う。

選挙のための資金なら虚偽記載。
自己資金が3000万円あったということですから、5000万円を加えると、
都知事選の法定費用である6000万円も超えてしまいます。
一方、個人として借りたというのなら、
5000万円もの大金が無利子ですから、相当な便宜供与になる。

医療の許認可権を持つ知事になるのがわかった上での貸し付けなので『事前買収』にもなりかねません。
そもそも、なぜ徳田氏から借りたのか、なぜすぐ返さなかったのか、徳洲会問題が事件化してから返したのか。
筋が通った説明ができていません。
誰かの入れ知恵で説明を変えているんじゃないかと思いますが、どんどんドツボにはまっている。
ますます疑いが強まりました」

都議会は22日の議運理事会で「各会派で調査する」という程度にとどめていたが、
猪瀬の記者会見があまりにヒドかったので、
「議会として問題にせざるを得なくなるだろう」(自民党都議)と態度を硬化させている。

もはや猪瀬は逃げ切れない。社会的にオシマイである。




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猪瀬知事側 1億円要請 徳田虎雄氏「まずは5000万円」
東京新聞 2013年11月24日 朝刊

昨年12月の東京都知事選直前に、
猪瀬直樹知事が医療法人「徳洲会グループ」から5千万円を受け取ったとされる問題で、
猪瀬氏周辺の人物が徳田毅(たけし)衆院議員に
「1億円を用立ててほしい」と依頼していたとみられることが、関係者への取材で分かった。
徳田議員から相談を受けた徳田虎雄前理事長が「取りあえず5千万円」と指示し、猪瀬氏へ資金が渡ったという。
 
関係者によると、昨年11月6日、
猪瀬氏が知事選出馬のあいさつのため、療養中の徳田前理事長を訪問後、
猪瀬氏周辺の人物が徳田議員に
「選挙は何があるか分からない。生活の不安もあるから、何とかしてほしい」と1億円の提供を依頼。
徳田議員が前理事長にこの意向を伝えると、
前理事長は徳田議員に5千万円を議員会館で渡すよう指示したという。

猪瀬氏は23日、1億円の資金提供を徳洲会側に自ら要請したという一部報道について
「一切ありません。こちらから、そういう今みたいな金額を要求した事実は百パーセントありません」
と否定した。
東京都あきる野市で行われた都と市の合同総合防災訓練の終了後、報道陣の質問に答えた。
また、5千万円を借りたことを証明する借用書について
「(衆院議員の)徳田毅さんの前で書いて渡した」とし、場所は議員会館だと明言した。

猪瀬氏は22日の定例会見で
「徳洲会側から申し出があった。選挙で使うつもりはなく、個人の借り入れだった。
借り入れは自分と妻だけが知っていた」と説明していた。

猪瀬氏や関係者によると、東京地検特捜部による徳洲会グループ関係先の家宅捜索後の今年9月下旬、
猪瀬氏の秘書が東京都内で前理事長の妻に会い、5千万円を返却したという。




猪瀬知事「記憶ない」「分かりません」 強気一変、しどろもどろ
産経ニュース 2013.11.22 20:46 [猪瀬直樹都知事]

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いつもの強気とは一変、しどろもどろに同じ説明を繰り返した。
徳洲会グループから5千万円を受け取っていたことを認めた猪瀬直樹都知事。
22日の記者会見では「はっきり記憶していない」「分かりません」。
東京五輪招致を成功させ、自信に満ちていた知事の姿は最後まで見られなかった。

会見場は通常の60席に24席分を増やした記者席がほぼ満席。質疑は約1時間に及んだ。

質問が集中したのは、誰から受け取ったのか。
明言を避け続けた知事だが「全国的に注目される大事な問題」と記者に詰め寄られると、
観念したように「分かりました」。
一呼吸おいて「徳田毅衆院議員です。それは」と渋々認めた。

何度も「あくまで個人として借り入れた」と強調、借用書もある借り入れだと言い張った。
東京五輪で盛り上がっている中なのに、と問われると「やっぱり借りるべきではなかった」と声を落とした。



徳田虎雄
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初対面の人に5000万円もの大金を無利子無担保でポン!っと金を出す。
金持ちは、その後の見返りが無ければ絶対に金は出さない。
出した金がもっと大きくなって返ってくる見込みがなければ、金は出さない。
こういうタイプの方は純粋な慈善的な気持からでは1円でも金を出さないと思う。

猪瀬は誰に紹介してもらったのだろうか?
石原慎太郎かな?

もともとこの都知事選の結果は?(。◔‸◔。)?? だった。
o(*。◕ฺ‿ฺ◕ฺ。)ノ”バイバイ~猪瀬♪
都知事選は改めてやり直そう!

そりゃ、もちろんもう一回宇都宮健児さんが出馬してくれたら嬉しいけれど、
東京都民はミーハーが多いから、有名人が大好き♥
有名な人が出馬してくれたら大量票を取って都知事になれる!
石原の埃が付いていない人。
誰がいいかな・・・
中村敦夫さんとか、久米宏さんとか、菅原文太さんとか、秋山豊寛さんとか、・・・d(◕‿-。) ネ❤





中村敦夫さん
「関節や心臓が痛い」26年後のチェルノブイリ報告 健康被害、3世代に10/1

久米宏さん
「日本には、オリンピックを招致するよりも他にやることがあるだろ、いま」
久米宏 ラジオなんですけど9/7・14(一部文字起こし)


菅原文太さん
これがもし通れば「とどめ」になるのかなと思うくらい悪法だと思っています
11/20菅原文太さん(文字起こし)



秋山豊寛さん
「事故がいったん起これば、その地域の人達は捨てられるんですよ!」11/10福岡(音声・文字起こし)


宇都宮健児さん
<東京都民は幸せ>悩まなくていいもんね♪宇都宮けんじさんの場合





ーーー追記ーーー

2013年11月26日 猪瀬都知事が借用書を公開しました。

猪瀬:
借用書はことし9月に借入金を全額返却したあと、
徳田議員の事務所から後日、人を介して、私の事務所に郵送されてきた。
その後は、自分の貸金庫に保管していた。



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郵送されてきたにしては折り目がない!
A4サイズの封筒に入れて送られてきたのだとしたら、他になにかの書類と一緒だったのではないか。
この借用書1枚をA4サイズの封筒に入れる筈がない。
5000万円という書き方も違和感。
5の前が空きすぎている。いくらでも数字を書き足せる感じ。
つまり95000万にもなり得る。
普通は「五千萬」って書くんじゃないのかな?
ご祝儀袋なんかも金額は数字で書いちゃいけない。
「書きかえられる可能性があるから漢字で書きましょう」というのは常識。
その場で書いたわりには徳田の名前が印刷されていたりして不自然。
こんないい加減な借用書なら全て手書きの方が自然じゃない?
印鑑も押していない。
拇印が押してあってもいいんじゃないの?

大体、こんなのはインチキで慌てて作ったというのは見え見えで・・・



猪瀬:
今後は都民のため国民のため全身全霊で職務にまい進していきたい。
一生懸命働きたいと心から思っている。





都民のため、国民のためを思うのならば、都知事の職を辞してほしい。



こんな大事な法律が、これほど国民全体の中で問題にさせないような形で。そしてケネディのお嬢さんのパレードにあんなに人が集まって、みんなで喜んでいる。11/20下桐治さん(文字起こし)

2013年11月20日 
秘密保護法案反対 メディア関係者らによる総決起集会


鳥越:
メディアの中で一番リベラルな新聞をお出しになっている、
日刊ゲンダイの社長下桐さん、次お願いします。


文字起こし部分のYoutube→http://youtu.be/ZEaNSrn8A-s?t=51m51s
2013112138.jpg
下桐治さん 日刊ゲンダイ社長

リベラルと言われると面映ゆいんですが(笑)

連日秘密保護法を書いていまして、
まぁ、だけどもう、去年の後半からですね、つくづく嫌になって来ました。この国が。
昔、警職法(警察官職務執行法)とか政防法(政治的暴力防止法)とかいろんな法律があって、
成立しないでいろいろあったんですけれども、

こんな大事な法律が、これほど国民全体の中でね、問題にさせないような形で、
実際そうでしょ?だからデモやったって200人のデモとかね、その程度でおわっちゃうと。


それでケネディのお嬢さんのパレードにあんなに人が集まって、みんなで喜んでいる。
「ああ、おバカさんだな」って思うけれどもあの人達が悪いんじゃない。
やっぱりそういうおバカな国になっちゃったんだ


それはもう、メディアもジャーナリズムも責任があるんだと思うんですよ。

だから、たとえば「国民の知る権利」ってね、よく新聞が扱うんですけど、こういう問題で。
民主主義にとっての言論報道表現の自由、これだと思うんですよ。
どうして国民の知る権利、これは大事な事ですよ、もちろん憲法上でも、
それは「メディアの方の見栄」だと、ぼくからすれば、「国民のために」という、
「自分たちよりも国民のために」反対しているんですよ、
というような事を言いたいのかな、と思っているんですけれど、
どっちにしろ新聞やテレビの報道というのはまだまだ本気じゃないし、
もうちょっと遅いぐらいで、
もっと本気でやってもらわないと、いろいろと報道の自由が守れなくなるので大変なことになります。

公務員だって懲役下になるのに善の公務員はしゃべらなきゃならない、
そういうことになっちゃいますから、

だから新聞の書きも甘いような、新聞社によって違いますよね。
だからそうすると軽減税率の問題なんかも絡んでいるのかな?
そういう体制的なものになっちゃっているのかなという気も、
日刊ゲンダイからすれば、するわけでございます。
以上です。





日刊ゲンダイ

政権による社会的抹殺を助長する特定秘密保護法

都合が悪ければ口封じ

参院選の争点にもならなかった特定秘密保護法案が、ロクな審議もされないまま成立しそうだ。
この間、多くの国民はアベノミクスの打ち上げ花火に目を奪われていた。
改憲をめぐり、「知らないうちに変わっていたナチスの手法を見習えばいい」と強調したのは麻生副総理。
国民に騒がれないよう静かに進めればいいとの主張だったが、
この法案をめぐる動きを見ていると、ナチスのやり方を実践しているようだ。

メディアでは、「国民の知る権利が損なわれる」といった警戒感が目立つ。
それも確かだろう。
法案には、「その他」という表現が36回も出てくるそうだ。
合法的に隠される秘密は無限に広がる恐れが強い。
「テロに狙われている」と規定すれば、福島原発の情報も「特定秘密」になる。
「高濃度の放射性物質が漏れている」と公表すれば、懲役を食らうわけだ。
知る権利など、お題目に過ぎなくなる。


それよりも恐いのは、政府に都合の悪い意見を言う人たちが、社会的に抹殺される恐れがあることだ。

10年以上前、ある経済の専門家が突然メディアに出なくなった。
犯罪を犯したわけでもなければ、自ら引退を決めたわけでもない。
活躍の場を与えられなくなったのだ。
通信社や商工会議所が主催する講演にもお呼びがかからなくなった。
その結果、表舞台からパッタリと消えたのである。

その人物は、政権を批判するスタンスを取っていた。
どうやらそれが、ときの政権にとって都合が悪いとなったらしい。

なんでも陰謀で片づけようとするのは好きではないが、
知り合いの役人によると、日本には政権批判する勢力をパージする仕組みがあるという。
歯に衣着せぬ物言いが目障りになり、活躍の場を奪われた可能性が高いようだ。

こうした下地がある中で、特定秘密保護法が施行されればどうなるか。
特定秘密によって、勝手に「テロに関わっている」と判断されれば、家族や友人まで監視される。
最終的に地位を失うこともあるだろう。
それによって不利益を被ったとしても、名誉を回復する方法はない。
裁判を起こしたところで、政府が何をやったかは秘密にされるのだ。
60年後に、そうした事実が明らかになったところで、失われた時間を取り戻すことができるわけではない。

このままでは、
自らの考えに基づいて表現したり主張したりして生きていくという民主主義の原点が失われるだろう。
【高橋乗宣】












2013年11月20日 秘密保護法案反対 メディア関係者らによる総決起集会

「テロ防止」はオリンピックの大義名分!今の国会は憲法違反状態だ
江川紹子さん(音声・文字起こし)


これがもし通れば「止め」になるのかなと思う位悪法なんだと思っています
菅原文太さん(文字起こし)


今まで合法的な事が非合法化される。尾行が付いている人達がいますよ、現に
原寿雄さん(文字起こし)決起集会全体動画あり


子どもが描いた絵がそのままスパイに、全部カーテンを降ろされて、そういうものが出来るんですよ
小中陽太郎さん(文字起こし)


私の父は学生時代に「戦争反対」の新聞をつくって、捕まってしまいました。
由利子さん(文字起こし)


「私たちはすごい遅れた国にいたんだ」という事を自覚をして
澤地久枝さん(文字起こし)


「公務員が国民に対して情報を隠したら罰する」という法律をまずつくらなきゃ
高野孟さん(文字起こし)


こんな近代国家と言えない中でこの法律が出来たらエライ事になる
柴田鉄治さん(文字起こし)


「由らしむべし知らしむべからず」みたいな政治が横行していくんじゃないか
荻原博子さん(文字起こし)


「右翼軍国主義者」と自ら名乗って恥じないこの男にこの法案を与えたら日本はどうなるのか。
本当に危険な話です。
川崎泰資さん(文字起こし)


「賛成している、進めている側の個人の責任」というのを問いたださなければいけない
佐高信さん(文字起こし)


日本は文化国家だと思って育ってまいりました。それが今壊される
見城美枝子さん(文字起こし)


こんな大事な法律が、これほど国民全体の中で問題にさせないような形で。
そしてケネディのお嬢さんのパレードにあんなに人が集まって、みんなで喜んでいる。
下桐治さん(文字起こし)



TVジャーナリストらによる「特定秘密保護法案」反対 臨時会見11/11(動画・すべて文字起こし)

<後半・質疑応答>
TVジャーナリストらによる「特定秘密保護法案」反対 臨時会見11/11(文字起こし)




「特定秘密保護法案の廃案を求める要請」への賛同者(50音順)
青木理、赤江珠緒、秋山豊寛、阿佐部伸一、飯田昌宏、池内紀、池田香代子、石丸次郎、板垣英憲、井上啓子、今西直之、稲泉連、井部正之、宇野惠淑子、魚住昭、永六輔、恵谷治、江川紹子、大治浩之輔、大沢悠里、太田昌克、太田和彦、大谷昭宏、大山勝男、岡留安則、岡本厚、小川和久、荻原博子、角田光代、桂敬一、金子なおか、金平茂紀、鎌田慧、神浦元彰、香山リカ、川村晃司、神林広恵、潟永秀一郎、梶原茂、菊池泰博、岸井成格、北村肇、木村三浩、京谷六二、熊谷弘子、見城美枝子、小中陽太郎、小林よしのり、小山唯史、是枝裕和、近藤勝重、後藤正治、坂上香、桜井均、佐高信、佐野真一、佐野岳一、佐保充邦、澤地久枝、椎名誠、重信メイ、篠田博之、島直紀、柴田鉄治、渋井哲也、下桐治、下村健一、白石草、神保哲生、神保太郎、菅原文太、杉田文彦、鈴木崇司、鈴木琢磨、鈴木裕太、須田慎一郎、曽山綾子、曽野英二、高賛侑、高世仁、高野孟、高野秀行、高橋茂、武田頼政、田島泰彦、田勢康弘、玉本英子、棚原勝也、田原総一朗、土江真樹子、寺田俊治、戸崎賢二、歳川隆雄、富坂聡、富町裕之、鳥越俊太郎、中井信介、なかにし礼、中村うさぎ、中山和郎、永田浩三、永谷脩、西山太吉、西村秀樹、藤井誠二、藤田昭彦、藤本順一、二木啓孝、原憲一、原寿雄、久田恵、平井康嗣、ピーター・バラカン、古川柳子、保阪正康、堀米香奈子、本田雅和、牧太郎、真々田弘、三上智恵、三井直也、南丘喜八郎、村上雅道、室井佑月、毛利甚八、森達也、森功、安田浩一、矢崎泰久、山口正紀、山田厚史、山中幸男、吉岡忍、吉田司、吉富有治、吉永みち子、与良正男、綿井健陽


 











日本は文化国家だと思って育ってまいりました。それが今壊される11/20見城美枝子さん(文字起こし)


2013年11月20日 
秘密保護法案反対 メディア関係者らによる総決起集会



文字起こし部分のYoutube→http://youtu.be/ZEaNSrn8A-s?t=49m18s
2013112137.jpg
見城美枝子さんフリーアナウンサー、エッセイスト、ジャーナリスト、評論家、ニュースキャスター

私は戦後の生まれでして、民主主義っていうものだと思って、日本を。
信じて育ってきて、こうして仕事もしているんですけれども、
あの、これによって日本というのは過去に戻ってしまうのかという気がいたします。

せっかく私たちの先輩たちが命を落としながら、やっと戦争というものを終結して、
敗戦でしたけれども、こうして民主主義というものに向かってくれたのに今どこへ行くのか?
というまず疑問があります。

それから、メルケル首相の携帯電話まで盗聴されるような時に、
「…を保護する」って、大体もっておかしい
んじゃないかと。
出来っこないのに。
全部秘密は筒抜けになってしまう。
情報があるところには権力があって筒抜けになってしまうのに、
「秘密を保護するっていう事は国民に対してだろう」という、やっぱりそこに疑問があります。


日本は文化国家だと思って育ってまいりました。
仕事もしてまいりました。
こういう仕事に就いたのも、子どもの頃にラジオやテレビを見て、いろんな情報が流れる。
その事で自分がいろいろ知って勉強したり、
こういう世の中にしていこう、それに参加しようという気持ちで育ってきたから、
自分も取材をしていろんな人にいろんな情報を届けようと、
ま、そう思ってきたんですけど、

文化国家であるなら、やっぱり
文化は、過去の記憶、現在の記録、未来の予感というものを、
やっぱり3つそろえてきちんと伝えられる、知る権利がそこにあるという事が本当の文化国家だと思っています
それが今壊されるという事で
やはり、自分の子どもたちの世代のためにも、
これは何としても微力ですが立ち上がらなければと思って参加させていただきました。
いろいろとやらせていただきたいと思います。






メルケル氏の盗聴10年以上…首相就任前から標的 揺らぐ米欧同盟
産経ニュース 2013.10.28 08:32 (1/3ページ)[欧州]

ドイツ国内で開かれたコンピューター関連製品の見本市で、出品された携帯電話を耳にあてるドイツのアンゲラ・メルケル首相=ドイツ北部ハノーバー(AP)

ドイツ国内で開かれたコンピューター関連製品の見本市で、
出品された携帯電話を耳にあてるドイツのアンゲラ・メルケル首相=ドイツ北部ハノーバー(AP)


米情報機関がドイツのアンゲラ・メルケル首相(59)の携帯電話を盗聴していた疑惑をめぐり、
27日発売のドイツ週刊誌シュピーゲルは、
メルケル氏の首相就任前から10年以上にわたって盗聴が行われていた可能性があると報じた。
米中央情報局(CIA)の元職員、エドワード・スノーデン容疑者(30)から
入手した米国家安全保障局(NSA)の機密文書とみられる書類の抜粋を入手し、判明したとしている。
携帯電話の盗聴疑惑では、米国のバラク・オバマ大統領(52)が
電話会談でメルケル首相に直接謝罪したばかり。
長期間にわたる電話盗聴の発覚で、欧州など米国の同盟国に対米不信感が一段と広がりそうだ。

独誌がNSA文書入手

シュピーゲル誌によると、メルケル首相の携帯電話番号は2002年には監視対象者のリストに掲載され、
オバマ米大統領が今年6月にベルリンを訪れる「数週間前」まで「盗聴任務は有効だった」。
05年に首相に就任したメルケル氏は02年当時、
野党だったキリスト教民主同盟(CDU)の党首を務めていた。

盗聴はベルリン中心部にある米国大使館で、NSAや米中央情報局(CIA)の職員が担っていた。
同じような通信の傍受は10年時点でパリやローマなど欧州の19カ所を含む
世界約80カ所で行われていたという。
日本が含まれているかどうかは不明だ。
メルケル首相は25日の記者会見で、使っている2つの携帯電話のうち、
党から貸与された携帯電話のセキュリティー対策が十分でなく、
盗聴の対象になった疑いがあると説明している。

「盗聴行為は知らなかった。知っていれば、すぐにやめさせた」。
シュピーゲル誌によると、オバマ大統領は今月23日、メルケル首相との電話会談で、こう謝罪したと伝えた。
だが、独紙ビルトは27日、米情報機関筋の話として、
オバマ大統領は10年の時点で盗聴について説明を受けていたと報じている。

プライバシー保護に敏感

諜報の世界に携わる関係者の間には
「同盟・友好国は常に友だとは限らず、互いに諜報活動をし合っている。目新しいことではない」
との冷めた声がある。

市民の方は対照的だ。
米ワシントンでは26日、NSAによる個人情報収集に反発する市民数百人が、
「われわれを監視するな」などと書かれたプラカードを掲げ、抗議デモを行った。
旧東独時代、秘密警察に苦しんだドイツをはじめ、欧州社会もプライバシー保護には敏感だ。

米政府は01年の米中枢同時テロ以降、「愛国者法」を根拠に、テロ対策として諜報活動を強化してきた。
オバマ大統領は今、テロ対策と「プライバシー侵害」という批判のはざまで苦慮し、
外部の専門家による諜報活動の監視体制構築などに取り組むと表明している。

こうした安全保障とプライバシー保護をめぐる葛藤の構図は、欧米間にも存在してきた。
米国はこれまで、プライバシー保護に重心が傾く欧州の振り子を、押し戻してきた経緯がある。
それが今回の盗聴疑惑により、再び振り子が戻る力学が働けば、
オバマ政権は新たな対応を迫られることになる。







「賛成している、進めている側の個人の責任」というのを問いたださなければいけない11/20佐高信さん(文字起こし)

2013年11月20日 
秘密保護法案反対 メディア関係者らによる総決起集会



文字起こし部分のYoutube→http://youtu.be/ZEaNSrn8A-s?t=47m58s
2013112136.jpg
佐高信さん 週刊金曜日編集委員・株式会社金曜日前代表取締役社長

安倍晋三という人は北朝鮮の拉致問題で出てきた、そういう人ですけれども、
つまり、安倍晋三というのは日本を北朝鮮化にしようとしているんだろうというふうに思います。

で、もう少しですね、今度の法案についての反対の仕方の中で、
賛成している、進めている側の個人の責任」というのを問いたださなければいけないと思うんですね。

特に、谷垣という法務大臣は、かつてはスパイ防止法に反対してたんですよね、先頭切って。
そういう事をちょっといろいろ書いたりしてます、書いてる新聞もありますけれども、
もっと集中的に、
「谷垣は反対ならやっぱりやめるべきじゃないか」と、その辺を突っつかないんですよね。

だから、個人の責任というのを厳しく問いたださなければならないんじゃないかと感じます。



「谷垣という法務大臣」谷垣禎一自民党
谷垣







「右翼軍国主義者」と自ら名乗って恥じないこの男にこの法案を与えたら日本はどうなるのか。 本当に危険な話です。11/20川崎泰資さん(文字起こし)

2013年11月20日 
秘密保護法案反対 メディア関係者らによる総決起集会




文字起こし部分のYoutube→http://youtu.be/ZEaNSrn8A-s?t=32m49s
2013112130.jpg
川崎泰資さん もとNHK政治部記者

わたくしは元NHKの政治部にいましたが、NHKの会長、あの頃はよくテレビにも出ましたが、
最近はもう日に日に・・という
そこでよく考えるとこの編集体質は9月の横浜事件じゃないかと、
そういうふうに編集会議のメンバーはみんな少ないなんじゃないかと思うんですね、ハッキリ言って。
で、本当にね、「何とかにはまる」という言葉がありますけれども、
「何とかにはまる」という言葉はありますけれども、

「右翼軍国主義者」と自ら名乗って恥じない、この男にこの法案を与えたら、日本は本当にどうなるのかと。
これは冗談じゃなくて本当に危険な話です。


大体「右翼軍国主義だ」などと自ら名乗って、呼ばれて構わないなんていう男が総理大臣をやる国というのは、
もはや「国際的には信用がおける国ではない」という事はハッキリしている。

その事をメディアは叩かないと。
「今のジャーナリストはどうしてるんだ」というふうに、私は痛切に思いますよ。
本当に。

この事だけですでに辞めてもらわなければいけないのに、
それを叩かないというのは一体どういう事なのか?
という事ですし、
この前の席に実は朝日新聞がいない訳です。
NHKもいない訳です。
象徴的ですよ。
これは本当に情けない事です。

つまりそういう事を見られている訳です。

だから我々はもっと闘わなければいけないし、
要するに、記事の中に怒りがみられない!
本当に怒りがみられませんよ。

読売や産経なんかは●が無いんだから出るも書くもないけれども、
朝日はカッコイイ事を書いていてもこういうところに出てこないと。
それじゃ困るんですね。
舐められてしまうという事はそういうことなんで、
是非ともですね、皆さんと一緒に頑張っていきたいと思います。

ともかく、安倍晋三っていう男はとんでもない男だ!」という事を
私は身をもって経験した事があるので、
そんな者に●したら日本は危ないという事を、もっと率直に書いて欲しい、しゃべって欲しい。

NHKはこの間大相撲の中継をずっとやってる。
この法案に対する審議の中継は無いんだ!ほとんど!!


つまり、そういう事を許していていいのか!?
という事を全て私は本当に今のメディアの情けなさを痛感しています。

私は横浜事件になれば、●にも引っ張られていきますけれども、
そんなことはないようにしていきたいと思います。
みなさん、ごくろうさんです。




(※マイクの関係で聞き取りにくいところ●にしました<(_ _*)>)




横浜事件
秘密保護法案 横浜事件遺族ら反対声明 「治安維持法の再来」
東京新聞 2013年11月20日 夕刊

写真
横浜事件の刑事補償決定を受け、旗を示す小野康人さんの次男新一さん(中)、斎藤信子さん(右)ら。
特定秘密保護法案に危機感を募らせている=2010年2月4日、横浜地裁で

戦時下最大の言論弾圧事件とされる「横浜事件」で、
治安維持法違反容疑で逮捕された被害者の遺族や支援者でつくる「横浜事件を語り、伝える会」が、
特定秘密保護法案に反対する声明を出した。
秘密の範囲があいまいな点が、拡大解釈で言論を封じていった歴史に重なるためだ。
「本質は治安維持法の再来。断じて許せない」と訴えている。 (橋本誠)

「亡くなった元被告たちが生きていたら黙っていないと思った」。
終戦直後の1945年9月に有罪判決を受けた故小野康人さんの長女、
斎藤信子さん(64)=横浜市=が声明に込めた思いを語る。

雑誌「改造」の編集者だった小野さんは、
共産主義を啓蒙(けいもう)する論文に関与し、共産党再建の謀議をしたとして逮捕された。
戦後の口述書には「『(プロレタリア作家の)小林多喜二がどうして死んだか知っているか』と絶叫しながら、
約一時間にわたって袋だたきに」などと拷問の様子が記されている。

2008年の再審開始決定で、横浜地裁は
「共産主義的啓蒙論文といえるか疑問」「(会合は)慰労会そのもの」と断定。
斎藤さんは「父は事実が全くないのに逮捕された。
特定秘密保護法案も、条文の『その他』という言葉など拡大解釈の抜け道が多く、
恣意(しい)的に逮捕できるようになるのでは」と廃案を求める。

被害者が最初に再審請求したのは1986年。
前年の85年、中曽根康弘政権が、
特定秘密保護法案と似た趣旨の国家秘密法案(スパイ防止法案)を国会に上程していた。

再審請求は、治安維持法の「目的遂行ノ為(タメ)ニスル行為」という条文の拡大解釈で、
普通の出版活動まで処罰されていった歴史を再現させないためだった。

今回の声明では、特定秘密保護法案も「行政機関の長」が秘密指定する点で、
治安維持法のような無限の拡大解釈を招くと警告する。

言論人として再審を支えた出版社「高文研」前代表の梅田正己(まさき)さん(77)は
「85年と同じ危機感を覚える。現在行われている修正協議は枝葉の問題で、意味がない」と話している。

横浜事件 
神奈川県警察部特高課(当時)による言論弾圧事件。
「改造」の論文が共産主義を宣伝し、
著者の社会評論家が開いた宴会が共産党再結成の準備会だったなどとして、
1942~45年、雑誌編集者や新聞記者ら60人以上が逮捕された。
拷問で4人が獄死、1人が保釈直後に死亡。
3、4次請求で再審が行われたが、
有罪か無罪か判断せずに審理を打ち切る免訴判決が2009年までに確定した。
横浜地裁は10年2月、
「実体判断が可能だったならば、無罪の判決を受けたであろうことは明らか」と
元被告5人の遺族への刑事補償を決定した。







「由らしむべし知らしむべからず」みたいな政治が横行していくんじゃないか11/20荻原博子さん(文字起こし)

2013年11月20日 
秘密保護法案反対 メディア関係者らによる総決起集会



文字起こし部分のYoutube→http://youtu.be/ZEaNSrn8A-s?t=40m52s

2013112133.jpg
荻原博子さん

わたしはやっぱり、今一番皆さん国民に関わってくるのは、
TPPと、それから原発の問題ですよね。
特に原発の問題というのは、「一体どうなっているのか」というのを知らなければ、守る手段もないという。
ところが、今その情報がちゃんと開示されているのか?というと、
アメリカの方から漏れてくるけれども、日本の東電とか政府は出さないというのが結構あったりして、
ただでさえも、今「国民は知らしむべからず」という状況になっているのにもかかわらず、
こういう法律ができると、ますますもう、
「由らしむべし知らしむべからず」みたいな政治が横行していくんじゃないかと思います。

実はそういう意味では、生活レベルで、皆さんにそういう多大な被害を与えないためにも、
何とか阻止していかなければならないんだろうなと思います。



こんな近代国家と言えない中でこの法律が出来たらエライ事になる11/20柴田鉄治さん(文字起こし)

2013年11月20日 
秘密保護法案反対 メディア関係者らによる総決起集会





文字起こし部分のYoutube→http://youtu.be/ZEaNSrn8A-s?t=39m11s
2013112132.jpg
柴田鉄治さん 

朝日のOBの柴田です。
沖縄密約からもう30年がたち、
沖縄の密約ですね、それから30年も経ってアメリカからは公文書がどんどん出てくる。
日本ではそれを認める外務省の役人が出てきても、
日本の政府はいまだに「そんなものはない」と言いですね、
我々が公文書の開示を求める裁判を起こしても、
「どうも捨てちゃったらしい」と、「捨てて無いものはしょうがないじゃないか」
というような判決が出てくるという、

こういう国がですね、近代国家と言えるのかどうか!?
こんな近代国家と言えない中でこんな秘密保護の法律が出来たらエライ事になる
という事を
非常に危惧をしますし、

今回大変残念なのは、一番反対すべき新聞業界がですね、反対声明を出していないんですよね。

それは本当になんか、ちょっと、わたしは
「日本のメディアにとっては本当に恥ずかしい話じゃないか」という気がしてしょうがないんです。
方や我々ジャーナリストという人達は頑張る以外にないのかなということを思っています。







「公務員が国民に対して情報を隠したら罰する」という法律をまずつくらなきゃ 11/20高野孟さん(文字起こし)

2013年11月20日 
秘密保護法案反対 メディア関係者らによる総決起集会





文字起こし部分のYoutube→http://youtu.be/ZEaNSrn8A-s?t=36m06s
2013112131.jpg

高野孟さん 『インサイダー』編集長

本当にこれはジャーナリストのみならずですね、
安倍政権のもとでますます国権主義の方向に転がり込んで行く今の状況に対して、
民権というものを掲げる守り抜く戦いだと。
最近「民権」という事をはっきりと口にされたのは皇后陛下だと思うんですけれど、
民権を守り抜くための戦いだという意味で全国民的な問題だというふうに思います。

政府と国民という関係でいうと、情報公開という事がまぎれもなく本来の世の中の流れであって
またそれに付随するものとして、公文書管理の部分であるとか、
そういう事を今、全く日本は不備になっているのがどうやってつくって行くのか、
という事が中心課題にあるので、
むしろ、菅さんが、
菅直人さんが厚生大臣になって「無い」と言われていたエイズの資料が出てきたという事が象徴するように、
ま、こういう事例はいくらでもありますけれども、

「公務員が国民に対して情報を隠したら罰する」という法律をまずつくらなきゃいけないんじゃないか
という事がまずひとつ。

それからもうひとつは、安倍の、これの推進するのがアメリカの指図だという事ですね。
これに二重のゆがみがあると思います。

すでに07年に包括的軍事情報保護協定というものを政府は結んでいて、
その中に今回の秘密保護法案に出てくる要件が全部書きこまれています。
「アメリカのために国民に対して情報を隠す」という法律がこれだと思います。

これ、やはり思いだすのは「イラクに大量兵器がある」というアメリカの情報を
全世界でコロリと信じたのは小泉純一郎とイギリスのブレアだったという、
恥ずべき歴史だと思いますね。
そしてその当時のマスコミもきちんと批判が出来なかった。

そういう事が日常化するっていう事が、
この同盟国と情報を共有するために国民に対して情報を隠すというのがこの法案の本質だというふうに思います。

なんとかしてこれを食い止めていきたいというふうに思います。
ありがとうございました。

皇后陛下お誕生日に際し(平成25年)
宮内記者会の質問に対する文書ご回答より一部抜粋

5月の憲法記念日をはさみ,今年は憲法をめぐり,
例年に増して盛んな論議が取り交わされていたように感じます。
主に新聞紙上でこうした論議に触れながら,
かつて,あきる野市の五日市を訪れた時,郷土館で見せて頂いた
「五日市憲法草案」のことをしきりに思い出しておりました。

明治憲法の公布(明治22年)に先立ち,
地域の小学校の教員,地主や農民が,寄り合い,討議を重ねて書き上げた民間の憲法草案で,
基本的人権の尊重や教育の自由の保障及び教育を受ける義務,
法の下の平等,更に言論の自由,信教の自由など,
204条が書かれており,
地方自治権等についても記されています。

当時これに類する民間の憲法草案が,日本各地の少なくとも40数か所で作られていたと聞きましたが,
近代日本の黎明期に生きた人々の,政治参加への強い意欲や,
自国の未来にかけた熱い願いに触れ,深い感銘を覚えたことでした。
長い鎖国を経た19世紀末の日本で,市井の人々の間に既に育っていた民権意識を記録するものとして,
世界でも珍しい文化遺産ではないかと思います。









「私たちはすごい遅れた国にいたんだ」という事を自覚をして11/20澤地久枝さん(文字起こし)

2013年11月20日 
秘密保護法案反対 メディア関係者らによる総決起集会




文字起こし部分のYoutube→http://youtu.be/ZEaNSrn8A-s?t=19m37s
2013112126.jpg

澤地久枝さん

この法律の法案がばかばかしい事はみなさんよくご存じだと思います。

私がちょっと申し上げたいのは、国が秘密だと言っていて、
20年かなにか経つとオープンにするというものがあります。
沖縄が返ってきた時の密約に関する文書もオープンになったんですね。
それで、こんな小さな画面で出ているんですね、今の機械になれるように、
でもそれを全部起こしてもらって、私はそれを読む役目をしたんです。

で、日本の国が自分たちで義務付けている公開をした資料がいかにいい加減か
目次にはあるんですよね、1章がね。
で、ここに多分密約関係があるだろうと思ってみると、その1章が見事に丸ごと1ページも無いんですね。

それが国が考えてきた機密なんですよね。

何がそんなもの、今頃公開か、と思いますけれども、
でもそれに対する抗議が抗議としては取り上げられない。
「私たちはすごい遅れた国にいたんだ」という事を自覚をして、
「この法律などは本当に論ずるに足りないくらいひどい」とわたくしは思っております。
だから反対です。





私の父は学生時代に「戦争反対」の新聞をつくって、捕まってしまいました。11/20由利子さん(文字起こし)

2013年11月20日 
秘密保護法案反対 メディア関係者らによる総決起集会




文字起こし部分のYoutube→http://youtu.be/ZEaNSrn8A-s?t=46m08s

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かまたゆりこと申します。
仕事を半日休んで駆けつけてまいりました。

私の父は裁判官だったんですけれども、憲法13条から私の名前を付けてくれました。
「個人の尊重」ですね、自由と権利です。その由利子です。

私の父は学生時代に「戦争反対」の新聞をつくって、捕まってしまいました。
今の安倍首相の祖父である岸信介さんですね、A級戦犯ですけれども。
それで地方紙にでかでかと誰々、「国賊誰々」というしるしを付けて報道されました。
もうとても大変な目にあった。
だけど教師たちが救ってくれたので私がここにいます。

もう、こういう世の中にならないように、私も子どもや孫や
周りの子どもたち若者たちが本当にね、
アメリカの起こす戦争に引き連れていかれないように、同盟国が起こす戦争ですね。

絶対にもう、これを何としても止めたいと思っています。

こういう私たちの声が、あの法律が通ってしまったら、もう潰されてしまう訳ですね。
私なんか真っ先につかまってしまうだろうなと思っています。
そういう世の中にしないためにも、皆さんと力を合わせていきたいと思っています。

私は職場で、この秘密保護法案が上程されるという時に
「上程しないでくれ」という署名を600、2週間で集めて、即国会の安倍首相あてに届けました。
その後、ま、上程されてしまいましたけれども、
引き続き職場で今署名を集めています。
「制定するな」っていう署名です。
もう、これをなるべく早く広くみなさんに知らせていかないと、大変なことになると思います。
皆さんと力を合わせていきたいと思います、頑張りましょう。






子どもが描いた絵がそのままスパイに、全部カーテンを降ろされて、そういうものが出来るんですよ11/20小中陽太郎さん(文字起こし)

2013年11月20日 
秘密保護法案反対 メディア関係者らによる総決起集会



文字起こし部分のYoutube→http://youtu.be/ZEaNSrn8A-s?t=28m05s
小中陽太郎さん
(こなか ようたろう、1934年9月9日 - )日本の作家、評論家、翻訳家。
小中陽太郎

原さんが戦前の話をしたので恥ずかしいんですけど、なるべく短くして。

私は田原と同じ歳です。
昭和15年、
1隻のヨーロッパ航路田島丸 昭和15年4月6日。
神戸港を出てロンドンへ向かう途中で上海に向かっていきます。
私の父は●の銀行員でしたので、初めてですが、母と上海へ向かっていました。
2日経って揚子江、あと3時間で上海港に入るというところでチャイムが鳴って、
「全員ゆうべの食堂の席に座りなさい」
私は母に連れられて入っていった途端にサーッとテーブルの周りに男たちが張って、
他の客たちは船室に戻されました。
で、いきなりですね、母に向かって、
「これはあなたが描いたのか?」
ほぼ同じ絵を
母は物持ちがよくまだ同じ絵をこうやって持っていますが、
高射砲というか戦車というか、私が書いた天才ピカソみたいな絵ですが、6つかな。
「これはなんだ?」
母が、「おとん」
そして僕が見て、「あ、それ僕が描いたんだよ」
ドッと、どよめきというか、
で、彼は、「これは外国人スパイが描いた絵だ」
そして全外国人船客を昭和15年ですが、検問というか、訊問したんですね。
誰も書いてないとなった。

最後に、少し年かさの男が「坊や、これは何で書いたんだ?」と、
だから僕は「クレヨンだよ」
そしたら「やられた!」

つまり彼はですね、これは時間が経つと突然消える特殊インクで書かれたというので、
一晩調査したけど遂に分からなかった。
さくらクレヨンですけどね。

そして、何故私たちが呼ばれたのか、どうしても分からないので、
ゆうべと同じ席に座らせて、
落っこってたわけですこれ(絵)がね。
そこへ二人が入ってきたんで、私たちを特別室に連れていきましたけれども、

で、結局ま、あまりにもばかばかしいので、
それ以上の、パスポートというかその当時は渡航証明書ですけど、ひかえたと思いますが、
そのまま上海に帰って父に話をすると真面目な銀行員ですが、
「絶対に人に話しちゃいけない!」ま、そうでしょうね。

ちょうどその年、ゾルゲ尾崎秀実死刑の年ですから、
そりゃ私が死刑になる事はないでしょう、でも、ずーっと。
ま、あまりにばかばかしいのと、この事の意味を私もよく分からないままに70年過ごして、
昨日、東京新聞で 厚岸で2000人の人達が船で沈んだという記事を読んで
思い出して倉庫をひっくり返しましたら、出てきました。

ということで、これの教訓は何だ?と言われても困るんですが、
スパイなんていうものはなんでも。
あなた達が、あるいは子どもたちが描いた絵がそのまま。
それはもうよく覚えています。
我々は船に乗ったり列車に乗って、たとえば●の八幡製鐵の前を通る、窓を降ろされる。
横浜銀行に、横須賀に行けば全部カーテンを降ろされるようにして、今まで生きてきて
全然忘れていましたが、

そういうものが、できるんですよ!みなさん。

そう思って、母の念ということもありませんが、探して持ってきました。
どうも時間を取って、ありがとうございました。




軍機密、戦後も闇の中 輸送船撃沈 北海道・厚岸海岸
東京新聞 2013年11月18日 07時06分

写真
1944年に日連丸の乗組員の遺体が打ち上げられた海岸=北海道厚岸町で


国家の秘密はときに悲劇を生む。
終戦前年の1944年、北海道近海で二千数百人の陸軍兵を乗せた輸送船「日連丸」が米軍に沈められた。
事件は軍機保護法により軍事機密として伏せられ、うわさした人も同法違反で刑務所に送られた。
死んだという事実しか知らされなかった乗船者の遺族は戦後、
最愛の肉親の最期の地を求め、38年間も道内をさまよった。 (飯田孝幸)

北海道・釧路港から東に約五十キロ。
厚岸(あっけし)町の海岸近くにある正行寺(しょうぎょうじ)に
1982年7月初旬、釧路市役所から電話が入った。
「日連丸の遺族が遺体の漂着した場所を探している。何か知りませんか」。
当時住職だった朝日正芳さん(95)の脳裏に、家族にも長年秘してきた出来事が浮かんだ。

44年3月18日夜、寺の周囲にはまだ雪が残っていた。
突然現れた憲兵が、負傷者を寺に収容することを告げる。
すぐに40人近い負傷者と数体の遺体が納骨堂に運び込まれた。

彼らは日連丸の数少ない生き残りだった。
2日前、千島に向けて釧路港を出発したが2時間後に潜水艦に撃沈された。
大本営は日本軍の「快進撃」を発表している。
日本近海まで米軍が迫っていることを国民に伏せるため、日連丸の沈没は軍事機密となった。


負傷兵は人目に触れないよう正行寺に運ばれた。
正芳さんは
「憲兵が常駐し、負傷兵とは一切口を利くことができなかった。私たちは外出も許されなかった」と振り返る。

やがて、近くの海岸にも遺体が何体も漂着。
磯漁のシーズンだったが、地元の人たちは海岸から閉め出され、口を閉ざした。
せき払い一つできない、がんじがらめの時代だった」と正芳さん。
釧路では船舶会社の役員ら二人が、日連丸沈没のうわさ話をしたとして逮捕され、実刑判決を受けた。

日連丸の兵士らの遺族が戦死を知るのは三カ月後。
届けられた白木の箱に遺骨はなく、戦死公報に「北方海域にて戦死」とだけ書かれていた。

戦後、遺族たちは夫や父親の最期を知ろうと、わずかな手掛かりを頼りに北海道内を尋ね歩いた。
夫を亡くした仙台市の志田すえのさんはある日、探し疲れて
「夢でいいから、どこにいるか教えて」とつぶやいた。
同じく夫を亡くした佐久間つねさんと長男の博信さんも、仙台市から何度も釧路を訪れた。

82年7月、博信さんは会社を一週間休んで釧路に。
最終日、市役所を訪ねると、担当者は
「遺体を収容したことがあるかも」と、市内の全ての寺に電話してくれた。
念のため近くの厚岸町にも広げたところ、正行寺にたどり着いた。
地元紙などに報道され、一気に情報が集まった。

「厚岸の海と多くの人が、私たちが来るのを40年間待っている」。
母の言葉に押され博信さんは84年、正行寺で慰霊法要を行う。
4年後、遺族らは太平洋を見下ろす愛冠(あいかっぷ)岬に慰霊碑を建立した。

再び、国家が秘密を定める特定秘密保護法案の審議が国会で進められている。
志田さんと佐久間さん、博信さんはすでに亡くなったが、
日連丸遺族会の事務局を務める志田さんの長男辰継(たつつぐ)さん(69)は
「何でも秘密にする時代じゃない。あんな時代にもどるべきじゃない」と静かな口調で話した。

<軍機保護法> 
1899(明治32)年に制定された。条文は8条だけ。
軍事秘密の探知・収集、職務上あるいは偶然知り得た軍事秘密の漏えい、
防衛施設の撮影・模写などを禁止した。
1937年に改正され、秘密の種類・範囲を明確化する一方、
軍事上秘密にする必要のある地域への立ち入り制限を可能にし、スパイ団の編成を処罰できるようになった。






今まで合法的な事が非合法化される。尾行が付いている人達がいますよ、現に11/20原寿雄さん(文字起こし)決起集会全体動画あり

2013年11月20日 
秘密保護法案反対 メディア関係者らによる総決起集会



文字起こし部分のYoutube→http://youtu.be/ZEaNSrn8A-s?t=25m40s
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原寿雄さん

原です、どうもみなさんご苦労様です。

あまり強調されていなくて私が気になっている事は、

この法律ができると今までは「違憲だ、違法だ」と言われて
我々が非難すべき対象、批判の対象になるような事が合法化されて居直られる。


たとえば、仙台の集会がその一つだと思いますね。
イラク派遣の事を批判する市民が集まって、そこへ警察官が内偵に入っていた。
それが去年の3月の仙台地裁の判決では「違法」という事で断じられました。

しかしこの法律が出来たらどうなるでしょう?
「合法だ」という事になりますね。

そういう事の問題が、どうももうちょっと強調されてしかるべきじゃないかな。

反対に今度は、ここに集まっている、私はもう活動はしていませんけれども、
ジャーナリストの人達にとっては、今まで合法的にやられた事が非合法化される。
今までも、ここにもいらっしゃると思いますよ、私もお名前をいくつかしていけばできますけれども、
尾行が付いている人達がいますよ、現に。

この間、朝日にもちょっと出ていましたね。
仲間に尾行が付いているという事が。

そういう人達に対して、警察や検察が尾行するという事に対しては、批判が出来ますね、今までは。
今度はどうですか?
法律が出来ちゃったら
「我々は内偵をしているんだ。疑いがあるから捜査をしているんだ」という事を合法的に言えるわけですね。
そういう時代に入るんだという、これが成立すれば。
そこのことを強調したいんですね。

もう一点は、安倍政権の国家主義に対しては、
私はやっぱりやらない人が持っているナショナリズムが問題だと思う。
だから私自身の言葉で言えば国籍をどう越えるか、
というところまで我々は議論しなければいけない時がきたんじゃないか。







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<国連>特定秘密保護法に「「深刻な懸念」」

国連、秘密保護法案に「重大な懸念」 人権高等弁務官事務所
日本経済新聞 2013/11/23 0:56

【ジュネーブ=原克彦】
国連人権高等弁務官事務所は22日、
言論の自由と健康の権利を担当する2人の特別報告者が
日本の特定秘密保護法案に「重大な懸念」を表明した
と発表した。
特別報告者は日本政府に法案についての詳しい情報を提供するよう求めたという。

言論の自由を担当するラルー特別報告者は
「法案は秘密の対象をとても幅広くて曖昧なものにするだけでなく、
告発者や秘密について報道するジャーナリストへの脅威も含んでいる」と指摘。

特に情報漏洩への罰則に関しては、
政府など公的機関の不正や不法行為の告発は法的措置の対象外にすべきだと主張している。




秘密法案に国連人権事務所懸念
NHK 11月22日 23時2分

国会で審議が行われている特定秘密保護法案について、
国連人権高等弁務官事務所の特別報告官は声明を発表し、「
法案では、秘密の範囲が非常に広くてあいまいで、透明性を脅かすおそれがある」などと懸念を示し、
日本政府に対してさらなる情報の提供を求めました。

声明を発表したのは、スイスのジュネーブにある国連人権高等弁務官事務所で
各国政府から独立の立場で人権状況の監視などを行っている特別報告官です。

声明では、日本の国会で審議が行われている特定秘密保護法案について
「透明性は民主的な統治の核とも言えるものだが、法案は透明性を脅かしている」として、
「深刻な懸念」を表明しています。

具体的には、
「法案では秘密の範囲が非常に広くあいまいであるだけでなく、
秘密を内部告発したり報道したりする人たちにとっても、深刻な脅威となる要素を含んでいる」としています。

そして「たとえ例外的に秘密にするケースであっても、独立の機関による再検討が不可欠である」と指摘し、
秘密の指定が適切に行われているかチェックする機関の設置が法案に盛り込まれていないことにも
懸念を示していて、日本に対してさらなる情報提供を求めるとしています。



秘密保護法案:国連人権理の特別報告者 日本に懸念表明
毎日新聞 2013年11月22日 21時02分

【ローマ福島良典】
国連人権理事会のフランク・ラ・ルー特別報告者(グアテマラ、表現の自由担当)は22日、
日本の特定秘密保護法案について「内部告発者やジャーナリストを脅かすもの」との懸念を表明、
日本政府に透明性の確保を要請した。
国連人権高等弁務官事務所(本部スイス・ジュネーブ)が報道声明で発表した。

ラ・ルー特別報告者は
「内部告発者や、秘密を報じるジャーナリストを脅かす内容を含んでいる」と法案を批判。
秘密漏えいによる損害が国民の「知る権利」という公益よりも大きな場合に限って秘密保持が認められるが、
その場合でも、独立機関による点検が不可欠だと主張した。

国家機密を漏らした公務員らに厳罰を科す内容が法案に盛り込まれている点について
「違法行為や当局の不正に関する機密情報を『良かれ』と思って公にした公務員は
法的制裁から守られなければならない」と指摘した。






これがもし通れば「とどめ」になるのかなと思うくらい悪法だと思っています11/20菅原文太さん(文字起こし)

2013年11月20日
秘密保護法案反対 メディア関係者らによる総決起集会




菅原文太さん
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鳥越:
菅原文太さん、お願いしますね。
私とは命の友という、そういう仲間で、菅原さんも出席いただいていますんで、お願いします。


菅原:
参ったなぁ、なんにも考えてない・・。
あの、

ーー:もうちょっとマイクをあげて下さい

菅原:
あの・・・、
こういう法律が出てくるなんていう事は、私のような馬鹿でも考えもしていなかった。
「戦後初めて」でしょう。

戦争中、私はチラッとこう、時代をかすってますんで、
その頃はもう、戦争という異常な時代だから、
いろんな考えられないような事が沢山あったけれども、
まぁ、随分と戦後時がたてば経つ程時代が変形してきていたところへ、
どうもこれがもし通れば「止め(とどめ)」になるのかなと思う位悪法なんだと思っています。

国民は今の世の中でももう十分と、あの、どうなんでしょうかね、追いやられている

苦楽と、騒々しい、そういう中に放り込まれて、考える事を無くしてしまったように見える中で、
こんなものが付きつけられていくと、考えられないような時代が、
ここにいる皆さんですらが、考え付かないかもしれないような時代をもたらすんじゃないかと思って、

…ちょっと指名されるから来るのを止めようかなと思ったんだけど、
鳥越さんの久しぶりの電話だったんで、それで出てしまって・・、あの、そんなことどうでもいいんだけど、

国民がこれ以上不幸になる事は、ジャーナリストのみなさんだけでなく、
国民一人一人がやっぱり、考えていかなきゃいかんというふうに思って、
思い切って出てきました。

これからどんなふうになっていくのか、
(聞こえない)よく考えたいと思っております。


―拍手ー

※マイクの調節が大きくなったり切れちゃったり、なので、聞き取りにくかった部分があります.
音の強弱が激し過ぎるので音声のYoutubeはUPしないことにしました。



菅原文太・日本人の底力 井戸謙一さん出演文字起こし

其の一
「日本の裁判"制度"というか、裁判"官"のあり方というか、 もうひとつ言えば"裁判"のあり方」
6/30"菅原文太 日本人の底力"井戸謙一(文字起こし)


其の二の1
「緩んでしまったニッポン人」7/7"菅原文太 日本人の底力"井戸謙一(文字起こし)


其の二の2
「日本だけ、報道していないんです」7/7"菅原文太 日本人の底力"井戸謙一(文字起こし)





2013年11月20日 秘密保護法案反対 メディア関係者らによる総決起集会


「テロ防止」はオリンピックの大義名分!今の国会は憲法違反状態だ
11/20江川紹子さん(音声・文字起こし)


これがもし通れば「止め」になるのかなと思う位悪法なんだと思っています
11/20菅原文太さん(文字起こし







無印良品 天然炭酸の水

無印良品 天然炭酸の水
無印

●採水地 福島県大沼郡金山町



最初、これを見た時ギョギョギョッΣ(♛益♛)ってしたけど、どうなんだろう?



地図で調べてみた。どの辺?
大沼郡金山町は奥会津。新潟県境に近い。
空間線量は東京新宿と同じくらい(東京都の発表数値)
汚染はさほどひどくはない場所の様だけど・・・東京電力の原発事故のせいで汚れちゃっているのは確か。

福島県大沼郡金山町ホームページ
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原発が爆発する前、ここで炭酸水が湧きでている映像があった。
自然にわき出る炭酸水…とても美味しそう。
こんな素敵な財産がある大地を汚した原発があらためて心底憎くなる。


放射性物質の検査はしているのかな?

無印良品 ネットストア
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ホームページを探してみたけど見つからない。
放射性物質の検査をしているのかどうか?ネットで調べてみたけれど結局分からなかった。



で、本当は・・・・どうなんだろう?



成分の中に、ナトリウム、マグネシウム、カリウムに続けて、
放射性セシウム、ストロンチウム、○ベクレル/kg(検出限界値○○)ときちんと表示してくれればいいのに・・

そうすれば、きちんとした判断ができる。

全く汚染されていないかもしれない。
けれど、「福島県の水」と記載されていると、気持ち的に引いてしまうのは事実。
「大沼郡金山町」がどの辺なのかはよほど地理に詳しくないと分からないんじゃないかな。


だからやっぱり私は思うのです。

もしも、この地下からわいている炭酸水は汚染されていないとしても、
きちんとした表示がされていなければ、わざわざ購入はしたくないし飲むのが怖い。

これを「風評被害」というならば、
採水地に福島県大沼郡金山町と記載するのと同時に
放射性物質の検査報告も一緒にラベルに書くべきだ。
セシウムのみではなく、ストロンチウム(全ベータでもいい)、トリチウムも調べてあったらさらに良い。
そして必ず検出限界値を入れる事。
これが条件。



そうすれば、風評被害は無くなると思う。








ー追記ー

見つけました、放射能測定結果!!

埼玉県のハーベスという会社の 「aQaizu」
無印良品の商品ではないけれど採取している地域が同じ「福島県奥会津金山町に湧出する天然炭酸水」です。

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3月5日、無添加食品販売協同組合検査センターにて、放射性物質検査分析を実施。
検査結果はすべて(ヨウ素131、セシウム134、セシウム137)不検出でした。
(ゲルマニウム測定器にて。検出限界 Cs134:1.0 Bq/kg、Cs137:1.0 Bq/kg)



この状態だと2012年なのか、2013年なのかハッキリわかりません。
でもどちらかの年の3月5日に検査はしたようです。

「画面をクリックしたら検査結果の書類の画面が出てきたらいいのに」と思ったけれど、
検出限界値が記載されているのはとてもいい事だと思います。


これからも(2014年も)定期的に検査をしていっていただきたいと思います。




企業はこのように放射性物質の検査をし、きちんと報告し、消費者に知らせる事が
原発事故後は必須となったと思います。
この検査は今後最低100年は続けていかなければならないもだと思っています。

それは、今までよりもかなり多額で大きな経費がかかる事だと思いますが、
原発事故を起こしたのは東京電力と国家です。
つまり、原発事故が無ければしなくても良かった放射性物質の検査に関して、
企業はきちんとこれからの検査にかかる費用の請求と事故から今現在までの損害賠償をするべきだと思っています。

原発が爆発さえしなければ、このような事にはならなかったのだから。






「テロ防止」はオリンピックの大義名分!今の国会は憲法違反状態だ11/20江川紹子さん(音声・文字起こし)

2013年11月20日
秘密保護法案反対 メディア関係者らによる総決起集会


(音声)



江川紹子:
問題はすごくいろんな点であると思うんですけれども、
その中でも一番危ないなと思うのは、これが公安情報にかかってくる訳ですね。
外交だとか防衛だけではなく、公安情報にまで手がかかっている。
そうなると警察や公安調査庁になります。
そこの行政の長というのは警察官が出世して、ま、警察官僚が出世してトップになり、
検察官僚がですね、公安調査庁のほうのトップになると。
つまり官僚が。
外の人が全く入らないんですね。
そこで完結してしまうという事が非常に問題で、
そうなってくるとこの違法秘密というのも、これはもうされてしまうので、
たとえば「テロ対策」というふうにしてしまえばですね、
いろんな盗聴だとか違法なことも、これが保護されて自由にできるとようになってしまう
というところが、
これは非常に大きな問題の一つではないかなというふうに思います。

それから、ま、特にその関係でいうとですね、
警視庁がイスラム教徒のいろんな個人情報を集めたっていうのがありました。
これはこれで非常に問題なんですけれども、

これからオリンピックがあるわけですね。
そうなってくると警察としては「テロ防止」というのは、すごい大義名分になって、
その「テロ防止」という事のためでいろんな情報、
たとえばいろんなテロ関係の情報を集めている人はいないか?とかですね、
こういう事を探るようになる。

そうなると今はネット社会ですので、
ネットでいろんなそういう情報を探している人を探すという事になると、
広く網をかけていろんな人たちのネットでの情報、やり取りなどをですね、探るということになって、
これはまさに、一般の人に幅広くそういう調査や捜査の対象になっていくという事だと思うんですね。

ですから先程田勢さんが、
「マスコミが自分たちの商売のネタを守るためにやっているんだという様な、そういう感がある」
っていう事をおっしゃいましたけれど、
そうではなくてまさに一般人に。
だってテロリストは、テロリストの名札を下げて世の中を歩いている訳じゃないので、
一般の人達を探らないとテロの捜査にはならない訳ですよね。

そういう様な、つまりマスコミが困るだけではなくて、
「一般の人達にそういう影響があるんだという事をもっと伝えていく必要があるかな」と思います。



それから、26日ですか?採決という話も出てますけれども、
先程、最高裁で「一票の格差」の判決がありました。
「違憲状態」だそうです。
なんかやっぱり最高裁はヘタレだなっていう感じもしますが、

その最高裁でも「合憲」とは言えなかったんですよね。

つまり今の国会は憲法違反の状態であるということなんですね。


なんで強行採決すら正当性を持ってしまうのか?というと、
やっぱりその国会議員の一人一人の後ろには同じ考え方の国民がいて、
その国民の多数決がそこに反映されているんだと、
「主権者の意思が反映されている」という事になるので、
「強行採決でもこれはやむなし」という事になるんですけれども、

実際今は一人一人の国会議員の後ろに同じ数の人がいない。
だから「憲法違反の状態である」と言われているのですから、
やはりそこはもう少し謙虚になってですね、「じゃあ、本当の国民の声はどうなんだ?」ということを
やっぱりちゃんと聞いてもらうという事が必要だなと思っています。




ーーー


昨年衆院選「違憲状態」 政治に配慮? 判決後退 
東京新聞 2013年11月21日 朝刊

PK2013112102100055_size0.jpg
衆院選の一票の不平等訴訟で、最高裁の「違憲状態」の判断について紙を掲げて質問に答える
原告の升永英俊弁護士(中)ら=20日午後、東京都千代田区の最高裁前で(川上智世撮影)


昨年12月の衆院選は一票の価値が不平等で憲法に反するとして、
二つの弁護士グループが選挙無効を求めた訴訟の上告審で、
最高裁大法廷(裁判長・竹崎博允(ひろのぶ)長官)は20日、選挙は違憲状態だったとする判決を言い渡した。
各地の高裁で違憲判決が相次ぎ、戦後初の違憲・無効とする判断もあったが、
最高裁は違憲判決には踏み込まなかった。


判決は、定数を0増5減し、最低限の是正にとどめた国会を一定程度評価した形で、
国会の取り組みが停滞する可能性もある。

衆院選の小選挙区制導入後、最高裁が違憲状態と判断するのは、2011年に続き二度目だが、
合憲と判断した裁判官が一人もいなかったのは初めて。
裁判官14人のうち、11人が違憲状態と判断。
三人が「違憲だが、無効とはしない」と反対意見を付けた。

判決は「昨年衆院選は09年選挙と同じ区割りで行われ、一票の最大格差も拡大していた。
憲法の投票価値の平等の要求に反する状態だった」とした。

その上で、衆院解散間際に0増5減を定めた選挙制度改革関連法や、
6月に成立した区割り改定法で、最大格差が二倍未満に収まった点を評価。
解散がなければ衆院議員の任期が8月までだったことも考慮し
「一定の前進と評価できる」とし、合理的期間内に是正されたと判断した。

11年最高裁判決が各都道府県にあらかじめ一議席を配分する「一人別枠方式」の廃止を求めたのに対し、
国会は関連法の条文を削除したものの、実際の定数配分では該当する選挙区での是正を見送り。
判決は「構造的な問題が最終的に解決されておらず、国会は是正に向けた取り組みを続ける必要がある。
今後の国勢調査の結果次第で区割り改定は避けられない」とした。

昨年衆院選の一票の最大格差は、千葉4区と高知3区の2.43倍で、09年選挙の2.30倍から拡大。
今年三月の高裁判決は、違憲・無効2件、違憲12件、違憲状態2件と判断が分かれた。

区割り改定法案の審議時に内閣法制局長官だった山本庸幸(つねゆき)裁判官は審理から外れた。



竹崎博允
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竹﨑 博允は日本の裁判官。現在最高裁判所長官。
生年月日: 1944年7月8日 (69歳)
生まれ: 岡山県
香川県選挙管理委員会委員長で百十四銀行会長の竹﨑克彦は
2009年の第45回衆議院議員総選挙の「一票の格差」訴訟における2010年9月の最高裁審理では、
克彦が被告である選挙管理委員会の代表者であることから回避を行った。
            

最高裁長官、審理外れる 1票高松訴訟に実兄関係
2010/09/15 17:54 【共同通信】

最高裁は15日、大法廷(裁判長・竹崎博允長官)に回付された
昨年8月の衆院選をめぐる「1票の格差」訴訟9件のうち、
高松高裁が「違憲状態」と判断した1件の被告の代表者が長官の実兄だとして、
この1件の審理に長官が加わらないことを決めた。

実兄は香川県選挙管理委員会の竹崎克彦委員長。
最高裁によると、8日の大法廷回付後、竹崎長官は親族が利害関係人との理由から回避許可を申し立て、
15日の最高裁裁判官会議で許可された。

大法廷の審理で長官が回避するのは異例。最高裁は「過去に例があるかどうか把握できない」としている。
この1件は那須弘平裁判官が裁判長を務め、那須裁判長ら14人の裁判官で審理。
残る8件は竹崎長官が裁判長として、15人全員で審理される。

小選挙区の当日有権者数の最大格差が2・30倍となった今回の訴訟は、
全国8高裁・高裁支部で違憲4件、違憲状態3件、合憲2件と結論が三分し、判断が注目されている。

竹崎長官は岡山県出身。







一方今回審理から外れた裁判官
山本庸幸(つねゆき)裁判官
最高裁判事就任会見での発言
2013年8月、最高裁判所判事就任にあたって記者会見を行い、
その中で、「集団的自衛権の行使は、従来の憲法解釈では容認は難しい。
実現するには憲法改正が適切だろうが、それは国民と国会の判断だ」と述べた。
この発言に対し菅義偉官房長官は、
「最高裁判事が公の場で憲法改正の必要性まで言及したことについて、非常に違和感がある」と反発。

山本庸幸最高裁判事の異例発言の波紋

憲法コラム第102号 2013年8月12日、
安倍総理によて内閣法制局長官を退任させられた山本庸幸氏が、
同年8月20日最高裁判所判事に任命され、就任した。
安倍総理が、憲法解釈変更による集団的自衛権の行使容認に慎重で、かつ、懐疑的な山本氏を退任させ
後任に法制局勤務経験のない、
外務省出身で前駐仏大使の小松一郎氏を法制局長官に任命したこと自体が極めて異例である。


社説:衆院「違憲状態」 怠慢国会もう許されぬ
毎日新聞 2013年11月21日 02時30分

最大2.43倍だった昨年12月の衆院選の「1票の格差」をめぐる訴訟で、
最高裁大法廷が「違憲状態だった」との判決を言い渡した。
2009年の衆院選をめぐる判決に続く「違憲状態」の判断だ。

「違憲状態」とは、投票価値が不平等な状態での選挙ではあるが、
それを正すにはもう少し時間がかかるので「違憲」としないことを意味する。

それでも憲法の求める投票価値の平等が実現しない区割りでの衆院選が、
2回続けて行われた事実に変わりはない。
また、14人の裁判官のうち3人は「違憲」の判断だった。

 ◇最高裁の消極性に疑問

こうした点を踏まえれば、国会や政府は「違憲」にまで踏み込まなかった最高裁の判断を軽くみるべきではない。
国会は、抜本的な格差是正につながる選挙制度の改革に、今こそ本気で取り組むべきだ。

最高裁は11年3月、最大格差2.30倍の09年選挙を「違憲状態」とし、
47都道府県に1議席ずつを割り振る1人別枠方式が格差の要因だとして、廃止を求めた。

だが、民主党政権下での是正への取り組みは進まなかった。
昨年の衆院選は、最高裁が「違憲状態」とした区割りで、1人別枠方式も維持されたまま実施された。

一方、国会は昨年11月、小選挙区の定数を「0増5減」し、
1人別枠方式を法律から削除する選挙制度の改革法を成立させた。
だが、選挙には間に合わず、改正公職選挙法の成立で区割りが見直され、
格差が2倍未満に縮小したのは今年6月だった。
しかも、1人別枠方式は事実上温存されており、抜本的な制度の是正とはほど遠い内容だ。

今回の最高裁の判決は、こうした国会の取り組みをどう評価するかが最大の焦点となった。
場合によっては、違憲・無効の厳しい判断もあり得たからだ。

最高裁の多数意見は、「0増5減」の法改正について
「是正の実現に向けた一定の前進と評価し得る法改正が成立に至っていた」と前向きにとらえた。

また、「1人別枠方式の構造的な問題が解決されているとはいえない」としつつ、
「(定数是正)問題への対応や合意の形成にさまざまな困難が伴うことを踏まえ、
選挙制度の整備については、漸次的な見直しを重ねて実現していくことも国会の裁量として許容される」
と述べた。

結局、是正のための時間に客観的な物差しがあるわけではない。
国会の裁量権を広くとらえたことが、「違憲」に踏み込まない要因となった。
だが、こうした最高裁の消極的な姿勢は疑問だ。
政治への配慮が、国会の怠慢を許すことに明らかにつながっているからだ。


選挙権は、議会制民主主義の下で、
主権者である国民がその意思を表明して国政に参加することを保障するものだ。
その意味で、投票価値の平等は、最も重要な国民の基本的人権の一つだ。
最高裁もそれゆえ、判決で「憲法は投票価値の平等を要求している」と結論づけている。

一方で、憲法は最高裁に違憲審査権を与えている。
最高裁は、主権者である国民の基本的人権に関わることについては、
より厳格に憲法秩序を守る方向で審査権を行使するのが筋ではないか。


 ◇小選挙区削減の検討を

もともと、衆院選をめぐる「1票の格差」訴訟で、
1980年代から90年代にかけ、最高裁は「3倍程度」の格差も合憲としていた。
だが、投票権の平等についての有権者の意識が高まる中で、
最高裁は2011年「最大格差が2倍未満」とした法律の区割り基準が合理的との考え方を示すに至った。
それゆえ、格差是正の問題でお茶を濁すかのような対応に終始してきた政治に対し、
高裁で厳しい判断が相次いでいた。

昨年12月の衆院選をめぐり起こされた「1票の格差」訴訟16件のうち実に14件が「違憲」と判断。
うち2件は戦後初の無効判決まで言い渡したのだ。
いずれも、11年の最高裁判決を踏まえたものだった。

いくつもの高裁が政治への警告を積み重ねたのに、最高裁が腰を引いた印象はぬぐえない。

一方、国会が、最高裁の判決にあぐらをかくべきでないのは当然だ。
最高裁は、格差是正のための選挙制度改革の着実な実行を求めた。
格差是正のためには、都市部の定員を増やす方法があるが、国民の理解は得られまい。
そもそも昨秋、自民、公明、民主3党で衆院の定数削減を含む選挙制度の抜本改革で合意したはずだ。
だが、議論は全く進んでいないのが現状だ。

小選挙区と比例の双方を削減する案や、比例を大幅に削減する案、小選挙区を減らす案など各党ばらばらだ。
最終的には第三者機関に委ねるとしても、丸投げでは話が進まないし、無責任だ。
国会で早急に方向性を示すべきだろう。

現行制度を前提とするならば、1票の格差を是正しつつ定数を削減するには、
まずは小選挙区の定員削減を検討するのが現実的だ。
国会や政府は怠慢を恥じ、すぐにでも動き出すべきだ。



ーーー


話が国会の憲法違反に逸れちゃったけれど、
憲法違反の状態で国民が反対している特定秘密保護法を強行採決する勢いの自民党!

今の国会は憲法違反なんだよ!!

昨夜は全国で大規模な特定秘密保護法の反対運動がありました。




TVジャーナリストらによる「特定秘密保護法案」反対 臨時会見11/11(動画・すべて文字起こし)

<後半・質疑応答>
TVジャーナリストらによる「特定秘密保護法案」反対 臨時会見11/11(文字起こし)









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<敷地内移動なのに?>4号機燃料取り出し「核物質防護に関わる情報“秘密”」(東電会見文字起こし)

東京電力会見音声



2013年11月18日(月曜日)

東京電力今泉
で、もう一枚資料がございますが、
「福島第一原子力発電所4号機の使用済み燃料プールからの燃料取り出し作業の公表について」
という資料がございます。
こちらは、わたくしどもから皆様の方へ、
「どういう形で燃料取り出しについて公表させていただくか」と、いうポイントが書かれてございます。

で、まず一番上でございますが、
本日と明日、こちらに行われますキャスクの1機目の新燃料の22体の装填作業、
こちらは完了まで実績を詳細に公表させていただきたいと思っております。

で、新燃料22体が装填されたあとは、キャスクに装填された後、
輸送容器の除染・移送作業があります。
で、この作業につきましては核物質防護に関わる情報という事で、
事前の説明は控えさせていただきたいと考えてございます。

で、最終的には核物質防護上、燃料輸送の日程というのは法令で公表を禁止されているという事もございまして、
えーー、新燃料22体の共用プールへの輸送が完了した後、
実績の公表をさせていただきたいと思ってございます。

作業はいったん、そこで作業を止めて、
これまでやった作業手順あるいは方法の確認評価を行って、
なにか改善して行くべき物はないかという確認をしてまいります。

ま、この結果についてもお知らせしていただく予定でございます。

で、えーー、ま、実際にこの後、えーーー、
使用済み燃料の取り出しというステージが出てくる訳でございますが、
えーーーー・・・、
この、使用済み燃料の取り出しについてもまだ時期は未定でございますけれど、
えー、現在、えーー、皆さまに、さ、先程お話した新燃料の移送の、えーーーー、にあたっての、
えー、公開、公表、ま、これと同じように公表させていただくという事を考えてございます。

で、以降は、えーー、
使用済み燃料から共用プールへの燃料移送終了後に、
その都度実績を持って公表させていただきたいというふうに考えてございます。

ただ、万が一トラブル等が発生した場合には、これは速やかにお知らせするという事、
必要に応じて臨時会見で、えーー、ご説明させていただきたいというふうに考えてございます。
このような形で今後公表させていただきたいと思っております。


2013年11月20日(水曜日)


NHK:
NHKのアベと申します、よろしくお願いいたします。
えっと、月曜日から行われている使用済み燃料の運び出しなんですけれども、
今日の作業でどのような事が行われて、
そして今日の作業は終わっているのかどうか、まだ続いているのかどうか?
そのあたりを教えて下さい。

東電 尾野:
はい、あのー、ま、昨日までで、えーー、キャスクの中へ22体の燃料を入れたという事で、
すでにご案内したところです。
したがいまして、え、まァ、本日以降行う作業、という事で言いますと、
キャスクを、えーー、除染ピットの方に上げまして、
それで、えーー、除染を行う。
それから、あの、蓋のボルト締めを行う等々、ま、準備を進めていくという事になりますが、
え、そうした事をま、引き続き進めているというところでございます。


NHK:今日の作業はどのようなものだったんでしょうか?

東電 尾野:
本日の作業という事で申し上げますと、
ま、今申し上げたところを、ま、順次進めているというところでございますが、
ま、あの、「どこまで」というところは、ちょっとご説明は、
あのー、控えさせていただきたいというふうに思っております。

NHK:あの、えっと、えーー・・・、控える理由っていうのは?ごめんなさい。


東電 尾野:
あのー、ま、すでに皆さんにご案内させていただいているとおりでございますけれども、
えーー、「キャスクの移動」という事に関しては、
核物質防護上のえー、守秘義務を生じる情報という事になってまいりますので、
キャスクの移動が終了したところで、えーー、お話をするという事でございますので、
えー、そちらであらためてご案内という事でございますので、
この間、あのー、しばらくお待ちいただきたいという事であります。

NHK:
その、移動に関しては理解できるんですけど、
建屋に入っているところに関しては特に問題はないんじゃないかと思うんですが。
たとえば除染はしたのかしてないのか?
整っているのかどうか?というところまでは大丈夫なんじゃないかと思うんですが、いかがでしょうか?

東電 尾野:
え、ま、そういう意味で、えーーーー、我々として、今、あの、
建屋の中で行っている作業、という事で言いますと、
申し上げた通り除染を進めていく、蓋のボルト締めをしていく等々、
あの、あそれからま、吊り降ろしていく、といった作業が発生する訳ですが、
「それがどこまで進んでいるか」という事を申し上げるという事は、
やはり移送がどんなタイミングで行われるかという事を、ま、予期させることになりますので、
ま、そういう意味では、
「項目としてはそういうものがございます」というところまででご理解いただければと思います。


NHK:
キャスクを、こうクレーンで持ち上げるという事には非常に関心が高いところなのかなと思うんですけれども、
その、引き上げたという事で、それはよろしいんでしょうか?

東電 尾野:はい?

NHK:プールからキャスクを引き上げたということは事実としてあるという事でよろしいんでしょうか?

東電 尾野:
あの、「どこまで進んでいるか」という事について、
本日この場で申し上げるところについては、えー、控えさせていただければ、というふうに思っております。



ーーーー


ご理解いただけません!!
福島第一原発の敷地内の移送。しかもぶっ壊れた原発。
これは一般の核物質防護の法令範囲に入るのだろうか?
核物質防護上守秘義務を生じる情報って・・・
自分の敷地内でしょ?

規制委員会が
「福島第一原子力発電所の事故処理に関しては核物質防護上の守秘義務は当たらない」と
ハッキリと決めるべきだと思う。
ただでさえ、嘘と秘密に固まった東京電力なのだから、
これじゃ、いい加減に物事を進めて、
万が一何かが起こっていても公表しない確率の方が高くなる。

「万が一トラブル等が発生した場合には、これは速やかにお知らせするという事」
↑この発言信用できますか?
私は全く信じられません。
火災が起きてもすぐに消防に知らせないような体制の中
万が一警報が鳴ったとしても、「警報器が壊れているんじゃないか」とかなんとか言って、
世間に公表されるのは放射能汚染を撒き散らした後になると思います。

わたしは、壊れた原発であり、敷地内のみの移送であり、国民の命にかかわる作業なので、
「核防護上の秘密」には当たらないとして、
4号機建屋内の作業内容はふくいちライブカメラのように、
ライブで映像を流すか、または音声をライブで流す
か、
そのどちらかをするべきだと思っています。

平常時の作業でさえ
1号機:70体
2号機:3体
3号機:4体
4号機:3体
もの燃料を破壊しているのですから、
これから1500体以上取り出すにあたって、
ひとつのミスもなく取り出すことは不可能じゃないかと思っています。

だからこそ
4号機の使用済み燃料棒取り出し作業を
東電だけの秘密の中で行わせては絶対にいけないと思います!!








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福島第一原発4号機燃料取り出しの技術的問題11/15後藤政志氏(内容書き出し)

後藤政志氏 2013年11月15日


00:45~
1.福島第一原発4号機燃料取り出しの技術的問題

2013112011.jpg

それでは最初に4号機の使用済み燃料取り出しの問題です。
これは東京電力が発表している写真になります。
燃料取扱全体と書いてありますけれども、要はオペフロと言って一番最上階ですね。
その上に、これ、爆発で吹っ飛んでたんですね。
それをひとつはこれ燃料取扱の設備として大きな上のクレーンと、
燃料を吊るための設備を設置しております。
これは新しく設置したんですね。
ですから本来はもともとあったものを作り直しているものですから、
この機会そのものがちゃんと機能するかどうか?というそういう検査が必要です。
これは東京電力がそれを実施したという事になります。

2013112012.jpg

同じく写真でこれは分かりやすいんですが、この下に使用済み燃料があります。
そしてここで燃料を1本1本取り出して、ここから取り出したものをキャスクの中に詰める作業です。
何両をつかむところ他下にあるんですね、小型のクレーンみたいな。
で、こちらに大型のクレーンがありましてこれでキャスクを吊る。

2013112013.jpg

技術的なもんたいとしてはこういうことになります。
まずはキャスクを使用済み燃料プールの中に水に浸けて入れます。
その状態で、今度は燃料を1本1本吊ってですね、キャスクの中に移すという作業をやります。
それが全部で1533体ありまして、
そのうち202たいだけは新燃料で放射線帯びていないんですけれども、
それ以外の1300体以上は使用済みの燃料なので非常に放射線量が強い。
放射線が強いですから水の上に出せません、人が被曝してしまいますから。
それで水中で作業をします。

水中で作業する時の、この時の技術的な問題をいくつか指摘しておきたいと思います。
これは東京電力も当然いろんな検討をしている訳ですが、
私がみたところいくつかの疑問があります。

その一つの疑問は
これは一番最初から課題になっているんですけれども、
ラック、今収めてあるところから引き上げる時ですね、
がれきが今までいっぱいあったわけです。
そのがれきをわかる範囲で取り去っているんですけれども、残っている可能性がある。
その時には上げて行く途中で引っかかる可能性があります。

引っかかってしまうとどうなるか?というと、
一応引っかかった時にはそれ以上力がかからないようにインターロックがかかっているんですね。
1トン以上かからないように。
それは燃料を壊さないためです。
ただ、ここは計測しながらですね、加重計が付いている、計測しながら人がやるんですね。
コンピューター制御じゃないんです。

そうすると引き上げていく途中で見ている訳ですけれども、
たとえばそれをちょっと人が見落としてしまったり、
あるいは計測系に不備がちょっとあったりすると、とたんにグーッっと上がってしまって、
その時には最大の力、つまりインターロックで決められた力までかかるんですね。
その状態になりますと多分噛みこみますので、
そこまで行くとこの吊っている機械を緩めても燃料が多分落ちない。
引っかかっ他状態になっている、途中で。
そうすると中途で引っかかってこういう状態になりますと、
その状態でもうホールド、つまり止めるしかないんですが、
問題は、その状態で安全の状態を保てるか?という事なんですね。
その状態自身はずっと維持しながら、ま、外せばいいんですけれども、
一番怖いのはその状態で地震がくるとどうなるか?という事ですね。
途中でつっかえて、真ん中のところで支えて、地震でゆすられますから、
燃料が損傷する可能性が極めて高い。という事があります。

ですから問題は、「引っ掛かった時に対策」というのが、
東京電力は「いろいろと検討している」と言っているんですが、
本当に引っ掛かった時にどうやってやるか?という、非常に難しい問題を抱えている。
特にそれに地震が絡んだ場合という事になります。


さて、使用済み燃料をキャスクという大きな容器に入れます。
そのキャスクというのはですね、これがキャスクです。

2013112014.jpg

こう言うふうに断面をとっていますけれども、非常に
ここの蓋をとって立てた状態で上から燃料を入れます。これが22体入るかっこうになります。
で、キャスクの中に入れて、外側は遮蔽されていて、
当然もちろん放射能も出ないようにしてあるんですけれども、
このキャスクに入れる作業が一つは大事なんですね。


キャスクに入れた後、今度は大きいクレーンでキャスクを吊りあげる
吊りあげて建物の外へ持ってくる訳ですね。

その時に、一つはですね地震がきた時にどういうふうになるか?という事ですけれども、
先ほどの噛みこんだ状態のものですけれども、
フリーで吊っている状態ですね、この状態も水の中にありますので、燃料は。
多分水の中にあると地震がきてもですね、水の抵抗があるのでそんなに大きくは揺れないはずなんです。

問題は、この水が長周期の地震でスロッシング、水が大きく動揺する可能性があります。
その時にはその水と一緒に燃料も揺れます。
これがものすごく力を発生します。
で、そういう事が起こると燃料を損傷しやすい。

あるいはキャスクを吊った状態ですね。
このキャスク地震がやっぱりゆすられる。スロッシングで。
これは非常に問題です。

東京電力によるとこれ(キャスクをつり上げるクレーンの腕)が長いので、あんまり共振しない。
「地震がきても大丈夫だ」と言っているんですが、それは間違っているんですね。
地震の種類では周期が長い波がありますから、
実際に石油タンクがそういう長周期の揺れでスロッシングで壊れているんですね。火災を起こしています。

これですと、大体5mぐらいから一番長い時には30m近くまであるんですけれども、
これで周期が数秒から10数秒くらいまで動きます。
そうするとその長周期がですね、
普通の地震というのは0.何秒とか1秒とかそういう数値なんですけど、
長周期の場合は数秒から10秒ぐらいあるんですね。
実際に高層ビルが揺れるのが大体数秒から10秒ぐらいのオーダーです。

そういう状態になるとですね、もう手がつけられないんですね、それが起こってしまったら。
だから東京電力は「そういう事は共振しない」と言っているんですが、
私はそういう考え方は間違っていると思います。

「共振する可能性がある」と見て判断するべきで、
その時にどうするか?という事を言っています。
そうすると最初からロープで引っ張っておくとかね、なんか対策をとっておかないと、
いったんこれが揺れ始めるとどうしようもないです。

それが一番心配される事です。


さて、ここで積み出します。
積み出しまして、問題になりますのはあと、

2013112015.jpg

ここ、オペフロって、ま、一番上ですけれども、
ここからカバーを付けておりまして、建物の外に出します。
それで、キャスクをですね、台車の上に乗せて搬出する。
これで共用プールの方に持っていくんですが、
ここはちょっと勘違いするんですけれども、ここは切っています(赤丸)
つまりここの高さは上から下までの高さが非常に高いんですね。
で、全部入れるとこれは30m超える、32mというふうに考えられます。

問題は、この非常に高いところから間違えて落っこちたらどうか?という事です。
その時にキャスクがもつかどうか?
実際キャスクの設計というのは輸送する時、それからその時の落下ですね、
それから火災、それから放熱も含めて、
それで放射能を外へ出さないというそういう設計になっているんですが、
実際には9mの高さから落下実験をやって、漏れないことを確認しました。
燃料も損傷しないというふうにやっています。
これは実際にそういう基準になっていまして、
キャスクの設計はそういうふうにしなくちゃいけないんですね。

ところがそれ以上の高さについてはやっていませんので、
それで調べたところ、東京電力が言ってたのは、
電力中央研究所がやっていた研究では17mの高さから落とした実績がある、研究した。
それでなんとか大丈夫だと、いうふうに言っています。
で、問題はですね、17mでやっている。
それが十分かどうかは分からないんですけれども、
17mが仮にOKだとすると、「32mの時はどうですか?」ということになりますね。

で、原子力規制委員会の委員長も、それについては、
「下にちゃんとクッションがあって、計算でやってみると、たぶん32mまで大丈夫でしょう」
なんて言い方をしている。

ただ私が非常に違和感がありますのは、
「じゃあ本当に32mから落として大丈夫だと言えるんでしょうか?」という、
「そういうデータがあるんでしょうか?」
実証と言います、実際に証明されていない。
それが非常に問題で、実はこれは今までにもやってきた事ですよ。
問題は9mの高さで基準はいいとしているんですけど、
実際の運用は30m、32mの高さから降ろしているんですね。

「じゃ、そこで落ちた時にはどうなるか?」という事は、データ無しに今までやってきている。
9mという基準は何で決まっているのか?
32mやっていいというのは何処で保証されているのか?

という基本的な問題になります。
今回起こった問題じゃありません、今までも問題だった。
私はそういうふうに見ています。

そうすると、もちろんいろんなところですね、
ロープを二重にするとか、いろんなところを故障したりしても、
故障があっても落ちないようにしていると言っているんですが、
一番大切なのはいろんな事が重なって仮に落っこっても
大丈夫なようにしておくことが一番大事
なのであって、
その事にデータがないというのは実証性に乏しいという事になるかと思います。

ですからそこは私は、やはり32mから落っこどしても大丈夫だという証拠を出すべきだと思います。

100歩譲って、もしそれが出来ないのであればこういう方法もあります。
ここをですね、32mずっと落ちてしまったら問題になりますから、
ここに一回段差を付けるんですね。
15mですか。16mのところにいったん段差を付けてやってみる。
そして、2回に分けて下すと。
そうするとこの落差ですね、落としても16m以上の落差が生じませんので、
きちんとそういう台をつくってやるくらいの慎重さがあればいいんではないかと私は思います。

そういうことも考えないで、
「たぶん大丈夫であろう、計算で大丈夫であろう」というのは、
原子力のように、特にこの使用済み燃料は
万が一落として容器が壊れてそこから放射能が出てくると近寄れなくなります
そうなると、手がつけられなくなるんですね。

そういうことを考えますと、
「やはりこれは慎重にやらなければいけないんではないか」というふうに思う訳です。


そういうデータ無しにやるのはいかがなものか、というふうに思います。

今までも、今までの原子力で福島の状態、汚染水問題、みんなそうです。
憶測でやっているんですね。
「これで大丈夫であろう」という憶測のもとでやってきたのが、結果として非常にまずい事になっている。
今回もそういう事だけはして欲しくないんですね。

そういう意味できちんとした事をやってほしいというのが私の意見です。


実際の構造をちょっと見てみますと、こういう資料が付いていました。
これは巻き上げた時にブレーキがあって、本来止めなきゃいけない時にブレーキをかけるんですけれども、
こういう格好になって言えるんですね。

2013112016.jpg

これは回転しているものを、ディスクといって回転します。
それをブレーキをかけるんですけれど、
これは電磁石があってバネがありまして、このバネで押し付けているんです、実は。
押しつけている状態で電気を流して、ブレーキを外しているんです。
この状態で回転します、動きます。

2013112017.jpg

で、スイッチを入れるとこの電気が切れて電磁石が消える。
そうするとバネの力でこのように外れてブレーキがかかるという、こういう構造です。

これは何がいいか?というと、万が一電源が無くなってもブレーキがかかるんですね。
つまり電源喪失の時に安全になるという事です。
その意味ではすごくしっかり設計している。
で、「こういう事だから大丈夫だ」という説明を盛んにしているんですが、
私が気にしているのは、電源に関してはそれではいいです、
でも他の故障についてはどうか?ということも一緒に考えなければいけない。
たとえばブレーキディスクがダメだった時、
擦り減ってしまった、ここに油が入ってしまった時には効きませんから、そういう時にはどうだとか、
そういう事を考える必要があります。

東京電力の発表によると、
「このシステム自身も二重になっていて大丈夫だ」というふうに説明しているみたいです。
それであるならば、ま、よろしいわけですけど、
それでも二つ仮にあったとしても、両方が一度に壊れる、多重故障と言いますが、そういうことがないように、
共通要因ですね、共通要因故障と言います。
そういう事が起こらないか?という事はきちんと精査する必要があって、
原子力規制庁はその事を全体に渡ってチェックする、という事をやっている、
「やっているんだろう」と思いますけど、
「そこのところはきちんとしていただかなければ困る」というふうに思っています。


2013112018.jpg

また、これが格納容器で、圧力容器がここにあります。
で、原子力建屋があって、建屋にこういう骨組の大きな構造でクレーンを中につくって、
ここのところの放射能を外に出すのを、ま、少しこの、出にくくするというんですかね、
抑るためのカバーをしています。
これが全体の設計で、非常に大きなものです。
長さも結構ありますし、高さも非常に高いです、そういう状態になっている。

で、問題はここの構造をつくってやる時に、ここから取り出してこう持ってくる。
この作業をずっとやるんですけど、
これの全体の設計がちゃんとできているか?というと、
先ほど言いました高が、ここからここまでですでに32m位あるという事ですね、
そこが一番のポイントになります。

で、実際にここから先共用プールまで、これは大した距離じゃない「100m位だ」と言っています。
作業自体は通常やっているものと変わらないので、
「いつもと同じだから問題ない」と言っている訳ですけど、

一つはこういうふうに新しくつくったという事ですね。
その時に一つ私が気になったのは、設計基準が少し甘く見ているところがあります。
一部の設計にですね、設計基準地震度SSというんですけれども、
その設計基準地震度SS特にクレーンについてですね。

クレーンは普段はプールの真上に置いておかないので、
常に脅威にさらされている訳ではない。
滅多にないので、そんな大きな基準地震動を使わなくてSDという、
設計基準地震動よりも大体半分ぐらいの地震動ですね、
それで設計していいという基準があるんですけれども、
その基準、緩い方の基準を使っているんですね。

それは短期管理と言いまして、短いある期間、限定的になにかやる時の対応用に設計されている、
「それでいい」としてるんですね。

ただ今回は1530体以上もの燃料取り出しをやりますから、1年かけてやるんですね。
1年間フル稼働でずっと動かしてやるんです。
実際速度がゆっくりしか動かさないので、毎秒25mm位の速度で動かすと言っているんですね。
そうすると非常にゆっくりですから、時間がかかるわけですよ。
で、一回取り出せば何日かかかる格好になるわけですから、
そういう事をやっていると常に動いて稼働している状態が、常時動いている。
クレーンが常時動いてこうやっている格好になりますから、
燃料取り出し装置とクレーンがですね、
そういう状態なのにいまの、荷重をそうやって甘く見てもいいのか?という事になります。

他にもいくつかありますけど、ま、今お話ししたようなところがですね、
大体、特に地震がらみ、
地震でスロッシングの問題とか、ロープが長いけど長周期で動揺しないか?とそういう問題。
それから最初に申し上げたがれきが引っ掛かったら、
ま、そういうとこ度が一番問題になると思います。




http://youtu.be/7z3t1S4HwhE?t=18m58sからは
「福島第一原発1号機格納容器のサンドクッションドレン管の漏えいについて」の後藤さんの説明です




福島第一原子力発電所4号機使用済燃料プールからの燃料取り出し作業 (初日)

撮影日:平成25年11月18日
提供:東京電力株式会社

4号機燃料取り出し関係ブログ

<今更公表・損傷核燃料3体>
25年前使用済み燃料棒が「く」の字になって4号機燃料プール内に
ー東京電力はやっぱり信じられないー


核燃料全体の4分の1破損(福島1号機)18日から燃料棒取り出し(4号機)

4号機燃料棒取り出し開始 トラブル発生時の東京電力の対応

<特定秘密?>東京電力公開のキャスク写真にモザイクあり!

4号機使用済み燃料プール現地取材11/6ニコ動七尾さん他

大丈夫?4号機からの使用済み燃料取り出し間近!







<特定秘密?>東京電力公開のキャスク写真にモザイクあり!

福島第一原子力発電所4号機使用済燃料プールからの使用済燃料取り出し作業について
掲載日平成25年11月15日



キャスクって大きい!
万が一これが落っこちたら建物ごと破壊されそう。
大きな地震が起きて、ゆっさゆっさ揺れたら怖いな。

2013111812.jpg

そんな事を考えながら東京電力が公表したキャスクの写真を見ていると
モザイクが!?Σ(♛益♛)
特定秘密でしょうか?この部分に何があるのかが気になる私です。

2013111813.jpg

他の写真も見ることにしました。
やっぱり何かを隠している。

2013111814.jpg

こっちの方が一面モザイク

2013111815.jpg

下側の部分にもちゃんとモザイクです。

2013111816.jpg

何が秘密になっているのか、隠されると知りたくなっちゃう。
「おしえておしえて~」って言ってもいけないんだよね・・・





ーー追記ーー

今日(11月18日)の作業本番中の公開写真もやっぱりモザイク!

掲載日平成25年11月18日
福島第一原子力発電所4号機使用済燃料プールからの燃料取り出し作業の進捗状況について


2013111822.jpg


上部
2013111824.jpg

下部
2013111823.jpg


なんだかとっても気になる… (。◕ˇε ˇ◕。)
メーカーの名前とかかな?
天井近くにあるHITACHI(日立)の文字は何時でも堂々と出ているから、
出せない名前なのかな?
それともここに秘密兵器が隠してあるのかな?





4号機燃料棒取り出し開始 トラブル発生時の東京電力の対応

今日11月18日月曜日午後から、いよいよ4号機の核燃料の取り出しが始まります。
最初は新燃料から取り出していくそうです。
核燃料は1秒に1cm程度の時間でゆっくりつり上げキャスクへしまう。
キャスクには22本の燃料が入り、それを全て入れて、移動させるまでに1週間。
取り出しにかかる予定の期間はこれからほぼ1年間。
いつ何が起こってもおかしくない日々が始まりました。
注視していきましょう(○`ε´○)ノ


全ての作業員が直ちに避難してしまうトラブル

1 燃料の落下
2 キャスクの落下
11 エリアモニタの上昇




2013年11月15日
福島第一原子力発電所4号機からの燃料取り出しにかかる安全対策等




1 燃料の落下

安全対策
・基準地震動Ssで落下しないような耐震設計
・燃料把握機のワイヤーを二重化
・電源断時、動力(空気)源喪失時に燃料を保持する構造
・さらに燃料を吊っている状態では機械的にフックを開けない構造
・作業手順書の整備、作業員への教育周知
有資格者による燃料取扱機操作

有資格者とは、東京電力の社内資格者。現在48人いる。引き上げの作業に2名必要
(11月18日東京電力記者会見より)


発生時の対応
作業員は直ちに避難
・エリアモニタ等により状況を確認し、線量率を測定した後、
 当該燃料の状況を水中カメラによって確認し、未臨界等を確保し安全に保管できる措置を行う


2 キャスクの落下

安全対策
・基準地震動Ssで落下しないような耐震設計
・吊りワイヤーの二重化
・電源断時にキャスクを保持するブレーキ構造
・フックに外れ止めを設置
・クレーンと吊具、吊具とキャスクの取付の二重化
・クレーン、吊具の使用前点検
・取付後の取付状態の確認、外れ止めの設置
・作業手順書の整備、作業員への教育周知
有資格者によるクレーン操作
・キャスク吊上げ高さが高い位置における落下時に備えた作業員の待避
・キャスク落下時に備えた緊急対応手順および資機材の整備
・キャスク吊り下ろし位置への緩衝材の設置

発生時の対応
作業員は直ちに避難
・監視カメラによるキャスクの状態の確認、線量率の測定
・キャスクの周囲に遮へいを設置、周囲の線量を下げる
・キャスク状態を確認後、キャスクを回収


3 使用済燃料プール冷却系の停止、漏えい

安全対策
・予備ポンプの設置
・電源の多重化・多様化(所内ディーゼル発電機、専用ディーゼル発電機)
・非常用可搬注水設備を配備(非常用電動ポンプ、消防車等)
・漏えい検知器の設置、および流出防止の堰を設置

発生時の対応
・使用済燃料プールの水位、水温の確認
・予備ポンプの起動
・受電元の切り替え
・非常用注水設備からの注水を実施
・トラブルの原因究明を行い、点検・交換等の対応を行う

備 考
冷却系が停止した場合でも崩壊熱の低下により、対応に十分な時間的余裕がある


4 使用済燃料プールからの漏えい

安全対策
・水位監視
・使用済燃料プールは基準地震動Ssに対して十分な裕度を確保
・非常用注水ライン等注水ラインを設置
・非常用可搬設備を準備済(非常用電動ポンプ、消防車等)

発生時の対応
・使用済燃料プールの水位、水温の確認
・使用済燃料プールへの注水
・漏えい箇所の隔離、ポンプ停止
・漏えい箇所を特定の上、止水処置を実施

備 考
キャスク等の重量物は使用済燃料プール上を移動しない手順とし、
かつクレーンのインターロックで移動可能範囲を制限している


5 燃料の取扱い時の燃料の異常の確認

安全対策
・燃料取扱中の異常を荷重計により確認する
・過荷重を検知した場合には、上昇を阻止するインターロックを設置
・燃料の吊上げに支障が無いことを確認するため、水中カメラを用いて事前にハンドル形状を確認する

発生時の対応
・燃料取扱中に燃料の漏えい等が懸念された場合、
 エリアモニタ等により状況を確認し、線量率を測定した後、
 当該燃料の状況を水中カメラによって確認し、
 燃料ラックへの再着座など未臨界を担保し安定的に保管する措置を取る。

備 考
燃料はチャンネルボックスによって囲われており、
ガレキとの接触があっても、直接燃料被覆管に影響を与えることはない


6 漏えい等を確認した燃料の取扱い

安全対策
・海水環境を模擬した腐食試験などにより震災による燃料の健全性への影響発生は低いことを確認済み
・震災時のガレキ落下による燃料健全性への影響が無いことを専用の治具により確認済み

発生時の対応
震災前から存在する漏えいが確認された燃料については、燃料輸送にあたって必要な安全解析を行い、
 実施計画にて安全性を規制委員会に確認頂いた後、キャスクを用いて輸送を行う
震災前より大きく変形している燃料や、
 漏えい等が万が一新たに確認された場合は詳細な変形形状の調査を行った上で、
 臨界防止などの措置を講じた上で輸送する

備 考
漏えい等が確認された燃料は震災前から各号機以下の数保管されている
1号機:70体
2号機:3体
3号機:4体
4号機:3体


7 燃料(キャスク)取扱中の地震発生

安全対策
【燃料取扱機の安全対策】
・基準地震動Ssで落下しないような耐震設計
・燃料把握機のワイヤーを二重化
・電源断時、動力(空気)源喪失時に燃料を保持する構造
・さらに燃料を吊っている状態では機械的にフックを開けない構造
【クレーンの安全対策】
・基準地震動Ssで落下しないような耐震設計
・吊りワイヤーの二重化
・電源断時にキャスクを保持するブレーキ構造
・フックに外れ止めを設置

発生時の対応
・地震発生時、作業を一旦停止し収まるのを待つ
・強い地震を感じた場合は、地震収束後、燃料・キャスクを安全な場所に置く。その後、現場から即座に待避
・津波の可能性について一斉放送などで確認その状況に応じてオペフロに待機


8 燃料取扱中の燃料取扱機の故障キャスク運搬中のクレーンの故障

安全対策
・既設プラントと同等の設計・製作・検査を実施
・日常点検/月例点検/年次点検の実施
・有資格者による運転
・予備品の確保

発生時の対応
・状況を確認し故障箇所を特定するとともに、吊り荷を安定な場所に置く


9 キャスク運搬中のトレーラーの事故、故障

安全対策
・キャスク運搬前のトレーラーへのキャスク固定状態の確認
・トレーラーの徐行運転
・キャスク運搬経路の関係者以外の立入規制、見張り人の配置
・トレーラーの使用前点検の実施

発生時の対応
・キャスク運搬を止めて、キャスクの状態(外観、線量率)を確認、状態に応じた必要な措置を講じる
・キャスク運搬を止めて、トレーラーの修理を行う
・油漏れの場合には拡大を防止する


10 カバー内の換気空調系停止

安全対策
・予備機の自動起動
・電源の多重化
・ダストモニタの設置による雰囲気の監視
・異常時の警報の発報

発生時の対応
・予備機の起動
・受電元の切り替え
・換気空調系停止の原因究明を行い、点検・交換等の対応を行う

11 エリアモニタの上昇

安全対策
【燃料取扱作業における被ばく低減対策】
・燃料を水中から引き上げ過ぎないようなインターロックの設置
・水中カメラにより燃料の吊上げ状態を監視
・燃料の吊上げ座標の監視
【その他】
・エリアモニタによる雰囲気線量の監視・警報
・個人線量計の携帯
・給気設備への高性能粒子フィルタの設置

発生時の対応
・エリアモニタの警報が発報した際は、直ちに現場から待避する


12 使用済燃料プールへの作業員の落下

安全対策
・安全帯の着用
・作業監視員の配置

発生時の対応
・浮き輪をプールに投げ込み、落下者を救出
・入退域管理棟もしくは免震棟へ搬送、除染、異常の有無の確認などを実施


13 燃料取扱中の作業員の体調不良・ケガ

安全対策
・作業前のTBM-KYによる体調および作業上のポイント確認
・熱中症対策の実施(夏季)
・ローカル空調の配備
・作業時間の管理

発生時の対応
・復旧班長への連絡
・救急医療室への連絡
・体調不良者(けが人)の搬送


14 火災

安全対策
・建屋カバーに不燃材料を使用
・ケーブル類は難燃性のものを使用
・消火器の設置
・消火用水の取り口の複数設置および放水用の消防ホースの整備
・二方向避難(南側/北側)ルートの設置
オペフロ全体を監視できるようなウェブカメラの設置
・原則として火気作業の禁止

発生時の対応
・消火器による初期消火、自衛消防隊の定期的な訓練の実施
・作業員の待避
迅速な通報連絡の徹底
・モニタリングポストの値など監視モニタの確認と情報提供



ーーー

有資格者によるクレーン操作

<1.作業内容が違う>林哲哉氏(福島第一原発の元作業員)&山本太郎氏(文字起こし)
より一部抜粋

林:
カクハンキっていう奴、クレーンでつって出して新しいのを入れるっていうだけの作業なんだけど、
・・・だから、たった「天井クレーンで吊って出す、入れ替える」っていうだけの作業に、

山本:でもちょっとクレーンを動かしてたりだとか、っていう人達は、一応プロの人達なんですよね?

林:いや。ぜんぜん。

山本:違うんですか?

林:
ぜんぜん。
ま、中にはプロというか、ちゃんと経験のある人もいましたよ。
だけど、自分が居た中の資格を持っている人達は、
一人は、「ちゃんとこの人できるな」と。
後の何人かは、「資格持っているだけ」

山本:でもその資格を取るのにかなり練習しなくちゃダメなんでしょ?車の免許みたいに。

林:いや、あんなのは講習があって学科と実地で二日位あれば、、誰でもとれちゃう。

山本:二日でとれるんですか?

林:二日でとれる。資格だけは二日でとれる。

山本:
じゃあ資格を取ってから、もう全然動かしていない
ペーパードライバーみたいな人もガンガンやっているっていう事ですか?中で。

林:
そうです。
多分そんな人たちばっかり、というか、そんな人たちが圧倒的に多いでしょう。
自分は福島とか東京とかいろんな現場を見てきましたけれども、
クレーンとかああいうので自分よりも上手い人が一人もいなかったんです。
過去10年位はそういう建築現場に居たから、
で、自分より上手い人を本当に一人も見ていないです。
東京でも福島の現場でも。

山本:林さんは上手いんですか?クレーンの扱いは。

林:
いや、自分の地元に変えれば普通。
自分よりうまい人が全然いるし、特別そんなに自分がめちゃめちゃ上手いと思ったことは今までないです。
でも、あそこへ行ったら「大丈夫?この人達」
クレーンのレバーの操作にしても、もう、振りまくったりとかしてるから、
「この人と一緒じゃちょっと、危なくて近寄れない」って。

山本:ああ、極力この揺れっていうものを抑えるようにやらなきゃいけない。

林:
だから吊って、こう、クレーンって動くじゃないですか。
その時にブームが先に動いて下に荷があるんですね。
(荷が)後からついてくるんですね。
そうしたら、止めたらちょっと送ってやらないとピタッ!って止まらないんですよ。
これをガクンと(急に)止めたら、荷が振り子みたいになってずーっと振れるだけなんで。
・・・。
それが、下手!

山本:こわいな。関係ないところでまた事故が起きそうですよね。

林:「大丈夫かよ」っていう人たちが9割

山本:9割ですか!!





「燃料の取り出しは熟練しています」と胸を張る東電だけど、
事故前の何でもない時の燃料取り出しでこれだけ失敗している

震災前から各号機以下の数保管されている漏えい等が確認された燃料
1号機:70体
2号機:3体
3号機:4体
4号機:3体


しかも「く」の字に曲がった燃料まであるらしい。
きちんと最初から建屋に取り付けてあるクレーンで、
何事もない平常時でこれだけ燃料棒を破損しているという事は・・・・・Y(>ω<、)Y

<今更公表・損傷核燃料3体>
25年前使用済み燃料棒が「く」の字になって4号機燃料プール内に
ー東京電力はやっぱり信じられないー




「国民にとって必要な情報こそが一番権力にとっては不都合なんです」西山太吉元毎日新聞記者会見後半11/15日本外国特派員協会(文字起こし)

「西山事件」の西山太吉元毎日新聞記者会見11/15日本外国特派員協会(文字起こし)
のつづき、質疑応答部分です。


文字だけではなく西山さんの表情や声も感じていただきたい。
それぐらい力強く、心に迫るものがありました。
けど、間に通訳が入るので、見るのがちょっと大変。
音声のみですが西山さんのお話しの部分のみYoutubeにしました。






2013111618.jpg
文字起こし部分の音声→28:19~http://youtu.be/F0UWm9mF0Q4?t=28m19s

私は今度の秘密保全法制につきましてね、
国家が本当に隠したい事は沢山あると思いますけどね、
「スパイの防止」だとか「テロの防止」だとかというのは、あれは取ってつけた特別秘密保全法制が無くてもね、
ああいうものを、ああいうたぐいのものを取り締まるという事は当り前の事なんで。

秘密保全法制というものの最大の眼目は、
日米関係、軍事、政治、経済、日米同盟、これに関する運用の実態ならびに双方の了解事項、約束事。
こういうことです。

それはなにか?と言いますと、
日米関係というものの運用によっては、
日本の憲法というものの枠組みを侵食する恐れがあるという事です。

たとえば、イラクにおける航空自衛隊の活動は、憲法違反である」という判決が下った。


「集団的自衛権」という問題が今盛んに論じられていますけれども、
「集団的自衛権」というのは、私は素手のもう実施されていると思うんですよ。

いいですか、
「周辺事態法」というのが出来ました、アメリカの新ガイドラインで。

「周辺事態法」と言ったらどういう法律ですかね?
アメリカが周辺事態である、近くじゃないんですよ。
世界中で、
これは非常に重要で危機的な状態である。
これは非常に我々にとっての安全と、我々の消滅にとって重大な影響を及ぼすという事態であると、
そういう事態であるという事を、アメリカ側が認識すればいいんですよ。

どこにでも行けるんですよ、アメリカは。

日本はそれを事前協議だというので、全然する必要はないんですよ、事実上。

そして、ここで私が申し上げたいのは、
自衛隊はそれを後方で支援することになるんですよ。
自衛隊は。
ちゃんと明記されているんです。

「集団的自衛権」じゃないですか?これは。


アメリカが戦争に出て行く。
出兵する。
世界の果てまでも行けるんですよ、「周辺事態」という認識をすれば。
その時に自衛隊はそれを兵站(へいたん)補給するんですよ、後方で。

兵站補給というのは、作戦行動の中の重要な一環ですよ。
もうすでに「集団的自衛権」というのは何時でも発動できる基盤は揃っているんですよ。

なにも北岡(北岡伸一)さんがこぶしを張り上げて言う程のことじゃない。

集団的自衛権というのは実際に実行されているんですよ。
それを明確に出していったら憲法の違反になるからということで、
ごまかそう、ごまかそうとする。

これが最大の今度の秘密保全の最大のテーマです。




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外務省が機密を必要以上に守ろうとする、そういう傾向というか、これが非常に強いのであって、
これはなんでそうなったか?

これね、ちょっとすごく昔の話になる

1960年に新安保条約が出来ました。
アメリカに全部依存する訳ですよ、日本の安全保障を、ね。

私は1956年位に5年位から日本の政治経済状況をずっと見てきたんですけども、
それまで日本の外務省というのはね、
鳩山内閣というのがありましたね。
今の鳩山さんのおじいさん(鳩山一郎)、

鳩山キャビネット、それから石橋湛山(いしばし たんざん)という人がいました。
鳩山石橋。
これは僅か3年位しか続かなかった。
石橋さんは数カ月、2ヶ月ちょっと。

その次が岸内閣。岸信介、今の総理のおじいさん。
彼は3年7カ月やったんですよ、1960年安保まで。

それは石橋湛山が2ヶ月で辞めちゃったからです、病気で。
病気と言われてもこれも変な話で、彼は復活しちゃったんですよ、間もなく。
72年まで生きているでしょ、確か。
石橋湛山は中国、日中国交のあの時からやろうとしていた。

その時の、鳩山石橋時代。
外務省はね、シューンとしてたんですよ。

吉田茂という外務省の大先輩の吉田茂総理大臣は、ある会合でですね、
外務省出身者の会合があるんです、外務省の出身者が集まる。
そこで吉田茂はなんて言ったか?

「なんだ!」と、「今の外務省は」
「全く政治家の指図を受けてそれにただ付いて付いて引っ付いていくだけじゃないか!」
「外務所にプライドはあるのか!」
怒鳴ったんですよ、吉田茂は。
それほど外務省というのは大した官僚機構として強大な権限は持っていなかったんですよ。

鳩山は講和条約、サンフランシスコの講和条約が締結して、本当に間もなくして内閣をつくって、
彼はつくってすぐモスクワに行ったじゃないですか。
敵地に乗り込んだじゃないですか。
日ソに国交回復をやったんです。


その時にアメリカの圧力があったけれどもはねのけてきました。

そして帰ってきたから国際連合に加入出来たんですよ、あれ。
あれ、もしも日ソ国交回復がなかったら、国際連合にはまだずーーーーっとあとになっている。

その時の外務省、石橋湛山を含めて完全に日本の政界は政治主導だったんです。

私はあの時本当にね、モスクワから帰ってきた時の日本のあのブームですよ。
湧いてましたよ日本は。
私は「これは新しい日本がスタートを切ったな」と思った。


どうですか?
1960年に新安保条約が出来た。
そして条約というものが出来て、これが一番問題なんです。
条約っていうものが出来て一つの秩序が出来ますと、
そこに官僚というものが非常に強大な権限を持ち始めるんです。
生殖するんです、そこに。

そしてそれがだんだんだんだん巨大化して行くんですよ。

大臣なんか1年か2年、3年で交代していくんです。

外務官僚は1960年のシンガポール条約でアメリカと日本と運命共同体みたいになっちゃった。
それが聖域にするという。
それを聖域化する事が外務官僚にとっての生存の、いわゆる生きる道なんです。

そういうふうになっていくんですよ、恐ろしい事に。

今度でもそうですよ。
「秘密の検査官」が出来るんですよ、検査官。

秘密専門ですよ、朝から晩まで秘密の特別秘密をつくって
特別秘密をどうやって守るか」という事ばっかり考えている人間が沢山出来るんですよ、外務省と防衛庁の中に。



指令室●だってできるんですよ。
私はあまりこれは指摘されていないけれども、これが一番怖いと思う。

外務省がかつて、政治主導によって自由自在に使われて、
そしてサラバンドのように使われていた時に、
日本は本当のいわゆる主権国家としての、
国際政治における主権国家としての地位を築きあげている。
どうですか、1960年、72年、ずーっといっているうちに
外務官僚というのはどんどんどんどん根を張っている。

そうすると、日米同盟を聖域化しなくてはならない。
聖域化という事は綺麗に見せる、綺麗に見せなくちゃいけない事になってくる。

そうすると、都合のいいものはどんどん出すけれども、

権力というのはね、情報の保全、保全という秘密の保全、保全ばかり言っていますけどね、
権力というのは絶対ですよ。
権力が情報を独占しているんですよ。

都合のいいものは全部リークしますよ。
核抜き本土並みだったじゃないですか、沖縄返還は。
まっ逆さまなのに、実体は。

核付き沖縄並みだったの、本当は。
そういう流す字ををリークするんです

権力は情報を独占して、いくらでも利用できるんですよ。
都合のいいものをどんどんリークする。
そしたら、都合のいいものをどんどんどんどん洪水のごとく流していけばいいんですよ。

日本の民衆というのは監視能力が弱いから。


日本の民衆程先進国の中で国際政治安全保障に関する関心が低い民族はありません。

なぜか?
日本は島国だ。
あれだけのすごい戦争の結果大敗北を喫した。
へこたれてしまった。

同時に日本の民主主義は上から出来た。
下からじゃない。
草の根の民主主義なんて全然ない。


この3つが揃っている。

日本の民衆の主権者というものの国際政治および外交安全保障に関する関心というのは、
先進国の中では最低ですよ!



だからあんなに大きな沖縄密約までできるんです。

あの沖縄の密約は普通の先進国だったら出来る筈がないですよ、条約に嘘を書いていくんですから。

日本の国民の関心能力が如何に低いか!」と。
それに乗じてメディアは民衆に引きずられますからね。
メディアの関心能力も落ちて行くんですよ。


ですから外務省が今、なぜ秘密を守るか?っていうと、
外務省は日米同盟というものを1960年以降、自分たちの住む家になっちゃっている。
そうするとそれを補強し、万全なものにするという、官僚の習性がはじまるんですよ。
制度によって官僚は生き、官僚が生きることによって制度が固定化するんですよ。

ですから秘密を守っていくんです。
秘密を守ろうとする。

テンダンスイがますます強くなるというふうに私は思います。



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日本の知る権利というのが、今度の秘密保護法制に、
成立した場合には「知る権利が逆に侵害される」と。
それによって主権者の知識がどんどんどんどん狭小に狭くなっていって、
結局「日本の国民主権というものの原理を崩壊する」というまでに言われていますね。

私はよくその時に思うんですけれども、
日本の「知る権利」というものは戦後においてそんなに行使されたでしょうか?

「沖縄の密約」というあの大密約の体型というのは、
私は氷山の一角に触れただけであって、
あれだけの秘密が平然と作られて条約の中に盛り込んできても、
日本のメディアは全くそれを看守出来なかった。

私は、知る権利というのはね、非常に、「言うは易くして行うは難し」
簡単に振りかざすことはできるけれども、実際に知る権利を行使して、国民主権に奉仕するという事は
並大抵のことじゃないんですよ、これ!

沖縄の密約というものにしても、
イラクにおける問題にしても、
イラクにおける航空自衛隊の活動だけが初めて民主党政権の中で出ただけであって、

あらゆる日米同盟に関する重要な情報というのは、
全部、アメリカサイドから出ているんです。


アメリカの国立公文書館のいわゆる開示というもの以外に、
いわゆる非公式なルートで出てくる、どんどんどんどん出てくる。

あるいはまたアメリカの直接当事者の証言によって出てくる。

日本の戦後の日米同盟の歴史は、全部、
日本の国内から出てきたものはひとつもないんですよ、ほとんどない。


こんな国がありますか?

だから自分たちがやったことに対して検証できないでしょ。

イラク戦争に対してもアメリカは検証しました。ちゃんと。

「大義名分はウソだったんだ、あれは」
「あれはでっちあげだった」
「誠に申し訳ない」

これが民主主義ですよ。

イギリスはどうですか?
イラク戦争を徹底的に解明したじゃないですか。
検証したでしょ、議会で。

日本は出来ないんですよ。


なぜか?
自分たちは都合のいい事だけ言っているけど都合の悪い事は全部隠しているから。



その隠した事が他国から出てくるんですから。

こういう先進国は世界でまれに見る先進国です。

あり得ない。
ですから自分の歴史をかけないんですよ、自分で。


私はだから今言ったように、今度の法律ができましたら、
「知る権利、知る権利」と言っていますけれども、
日本ほど内部告発の少ない国はないんです。
アメリカ合衆国、どこでもそうです。
ペンタゴンペーパーしかり、ウォーターゲートしかり、
あれは全部内部告発ですよ!
内部の協力者があったからですよ、あれは。

日本に戦後内部告発がありましたか?

1回もない。

不当な秘密、違法な秘密、憲法に反する秘密は山ほどある。
それを内部から告発した事例など1回もないですよ。


なんで秘密保全法制が問題になる?
必要無いのに。


権力の集中のためですよ。

私はだから、「知る権利」をあんまり声たかだかに、誇らしげに言うんじゃなくて、
地道に、「地道に実践しろ」という事ですよ。

そんな生易しいものじゃないんですよ、知る権利は。
ましてや今度のようにガードが固くて、
いいですか、
内部告発がそれでなくてもないところにもってきて、
今度はがんじがらめになるんですよ、今度の秘密保全法制は。

官僚は絶対に今までだって部外秘、部内秘っていうのもあるんですが外務省に。
部の内部のやつだって一人しか知らない。
局で一人しか知らないっていうのだっていくらでもあるんですよ。

特別秘密はあるんですよ、すでに。
漏れた事なんかありませんよ


今度それの上にさらに特別秘密をつくるっていうんです、専門官が。
どんな国になります?これ!

国民の本当に知りたい情報というのは、その時の権力にとって不都合な情報なんですよ。
これは絶対矛盾なんです。

国民にとって必要な情報こそが一番権力にとっては不都合なんです。


この絶対的な矛盾を打開するのが知る権利の行使。
特に新聞記者ですよ。
新聞記者が今まで政府にとって不都合の秘密を抜いた事がありますか?

私はね、そういう事をまずね、「自ら省みろ」という。
今日も私は日本記者クラブで夕方から講演しますけれども、
その時に記者連中の前ではっきり言おうと思っているんです。

「知る権利」を声たかだかに言って、知る権利が侵害される、侵害されるって、
「お前たち知る権利を行使した事はあるか?」って。

全部外国の情報じゃないか!
日本は、日本の重大な国際政治に関する情報は。
「自ら恥ろ」という事ですよ!


それは私に対する、ま、あれでもありますけど、
反省でもありますけれども、
そういう事です、それが一番大事な事なんですよ。

だからますます国民は無関心になるんです。

何故か?って言うと、知る権利が行使されないから、具体的に。

以上が事実です。





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私は秘密保全法制というものが出来るかできないかはともかくとして、
あのー、一番問題なのはね、
アメリカがイラクで失敗し、アフガンで失敗しました。
そしてね、その国際戦略を失敗したのを全部東アジアに持ってきたんですよ。
東アジアに。

東アジアでは中国と東南アジアが仲が悪いという事に目を付けた。

いいですか、
そしてそこに東南アジアにいわゆる中国抑止だと見せかけて、
そして東南アジアの6億という巨大な市場ですよ、世界でいま冠たるマーケットですよ。
世界の成長の先端を行っている、東南アジアが。

ここにアメリカの資本経済をぶち込むわけです。

これはアメリカの最後の戦略ですよ。

そのためにアメリカは国防費を10年間で36兆も減らさなくてはいけない。
アメリカはもう金持ちじゃないんです。

そうすると日本に依存せざるを得ない。

今度の戦略の中心拠点はグァムです。グァム。
沖縄じゃない。
グァムです、グァムに整備する、インフラを。
そのために日本の力が大事なんですよ。
そうすると日本が、グァムの滑走路まつく作る、海兵隊の宿舎まで作る、道路もつくるんですよ、今度。


そうすると日米軍事共同体というものが今出来あがっている。
そうでしょ、
航空自衛隊は今
第5空軍の司令部に航空自衛隊の司令部が入っているんですよ。
アメリカの第5空軍司令部、横田に。

陸上自衛隊の中央即応集団(ちゅうおうそくおうしゅうだん)というテロ対策部隊を
ここで「つくれつくれ」と言われてこの間作った。
これも座間に入っているんですよ、アメリカのキャンプの中に。

もう日米の軍事境界、自衛隊と在日米軍の間に境界がないんですよ。
一体化してるんですよ。
共同体です。

そしてますます、だからもうひとつの軍隊みたいなの。
だったら、そこにおける機密はもう共有の機密であり、
絶対的に自分たちも同じ機密なんですよ。

アメリカの機密=日本の機密になるんです。

アメリカの戦争は即日本の戦争になるんですよ!
今の体制は。


それに関する機密ですよ。

いいですか、
中国と朝鮮半島というのが、唯一の抑止対象ですよ。

これ、この日米同盟と言われているもの。

中国が何時攻めてくるか分からない。
北朝鮮は何時核を打ってくるか、毎日のように宣伝しているじゃないですか!!
政権は。

そして日米同盟の基盤を強化すると同時に、
自分たちのいわゆる政権の基盤を強化しようとするんですよ。

考えてごらんなさいよ。
日中関係は日本の生命線ですよ!


アメリカじゃないですよ、もう、日本は。

東南アジアと中国ですよ、日本の生命線は。

それを日米同盟で中国に向き合うという、この構図が間違っているんですよ、第一に。


朝鮮半島もそうです。
朝鮮半島と中国を日本というものの中に引きずり込んでくるという、共存のペースに入れてくるというのが、
最大の戦略じゃなければいけないのに、
いま逆立ちしているじゃないですか!
どんどんどんどん逆行している!

私はそういう面からの新しい戦略というものに基づいた、いわゆるプランを出すという事が日本の、
私は権力、今の権力は到底出せないから、
それを新たに出していくのが日本のこれからの近未来にかけての最大の課題だというように思います。


ーおわりー



続きを読む

「西山事件」の西山太吉元毎日新聞記者会見11/15日本外国特派員協会(文字起こし)

「西山事件」西山太吉記者の会見です。
直接お話しがうかがえる貴重な場面ですし、内容がとても重要だと思いましたので文字起こししました。


西山太吉氏 元毎日新聞政治部記者 記者会見

2013年11月15日日本外国特派員協会外国特派員協会主催



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どうも西山でございます。
どうぞよろしく。
わたくしは昔新聞記者をやっておりまして、政治部の記者でやっておりまして、
特に国際政治、外務省関係のインターナショナルなものに非常に興味がありまして、
またその方面の担当がすごく長かった。
それと同時に自民党の最後のキャップをやるという経歴を持っておりまして、
従いまして、最近、秘密保全法制についての国会の内外における論争をみておりますと、
極めて学者さんが中心になって、非常に学問的な視点・観点からの論争が多いようです。
しかしわたくしはそういう視点ではなくて、あのー、新聞記者でございますから、
そういう現実の事実関係。

この半世紀にわたって、1960年代の安保、
1972年の沖縄の返還、
それから1997年の新ガイドライン、日米の新ガイドライン、周辺事態法。
それから、2006年の日米軍事再編と、
この50年以上に渡る日米関係の、日米の特に軍事関係。
政治軍事の関係ですね。

それについての具体的な事実を列挙しながら、
現在の自民党政権がこれまでそういうような日米同盟に関するいろいろな機密問題が発生しておりますけれども、
そういう問題にどのように対応してきたか。
そしてそれを今なお、どのように処理をしようとしているのか。という事を具体的にお話したいと思います。

数日前、1週間ぐらい前に担当大臣の森、森大臣。
私の事件を取り上げて、
「西山のような事件が発生したら」今ですよ、
「今発生したら、この特別秘密保護法の適用対象になる」
と、
その最高裁の判例を例示しましたね。

しかし、私はその時にいろんな反応を見ておりまして、
取材論という、私の事件は「機密を漏えいさせるために私がそそのかした」と、
いいですか、
「国家の機密を漏えいさせるためにそそのかした」という事件ですね。
いわゆる「外務省機密漏洩事件」という俗称ではそう言われておりますけれども、

そうすると「機密」というものと「取材」というものは切り離すことが出来ないものなんですね。
この「機密」がどのような機密なのか?
そしてその「取材」は機密を漏えいさせるための取材ですから、
この「機密」によって、この「取材」というのは影響を受けてくる訳です。

もしかりにこの「機密」が最高裁の判例にあるように
保護に値しない秘密である」と。

いいですか。
最高裁の判例は二つあるんです、「機密」について。


一つは「知られていない」という事。非公知性というやつです。
もうひとつはなにか?
「保護に値するものかどうか」
保護に値する内容を持っているかどうか?
これが実質秘というんですね。
この二つの構成要件というものが最高裁の判例に出るわけです。

ですからそれについて、この問題がもし保護に値しないような秘密であるという事になれば、
この取材そのものがもう消えてしまうんです。
消滅しちゃうんです。
何故かというと機密の漏えいじゃなくなる。
そうでしょ?
機密というものが、もし不法な秘密であったり、憲法に反する秘密であったりする場合は、
取材は何の意味も無くなっちゃうんです。
どんなかたち、たとえば「社会通念に反するとか、やれ異常である」とか言っても。
ですからこの相関関係が大事なんです。

それをわざわざ分離して切り離して、取材論だけをクローズアップする。
なんにもやらない、「機密とは何か?」という事を。

そして今どんどんどんどん、メディアもそれに追随しつつある。
そこで今日私はその問題について、私の見解を表明したいと思います。


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「沖縄密約」と自民党
今度の秘密保護法制の論議の本質を知るためには、「沖縄密約」というものがどんなものであったのか?
そして「沖縄密約」について自民党政権はどのように対応してきたのか?

いいですか、
アメリカの情報開示、アメリカの国立公文書館に載っている。
「沖縄の密約」の全部が開示されました。
1998年から2000年にかけて。

私も全部読みましたけれども、膨大なもんです。
全部出ているんです。


「沖縄密約」に対する知識を持っている今の自民党代議士は一人もおりません。
現在の閣僚も全部、私はおそらく「沖縄密約」の「み」の字も知らないんじゃないかと、
いうふうにおもっております。

ですからこの密約がどんなものであるか?を若干説明させていただきたいと思います。

1969年の11月の「佐藤・ニクソン共同声明」で、これで沖縄の返還が決まったわけですね。
で、その時の共同声明から、日本とアメリカとの間の密約が始まった。


そして、これをちょっと申し上げますと、
「969年までに、もしこの問題が、沖縄の返還交渉の実質的な問題が妥結しなければ、
アメリカは1972年、「日本側が希望している1972年の返還には応じられない」と言ったんです。

ネムランダム13号というやつです。
極秘の文書です。
これは1969年の5月の28日にアメリカの、要するに今の国家安全保障会議が決めた、
ニクソン政権の時に。

ですから1969年の11月に全部決めてしまわなくてはいけないわけです。

そうしないと、72年の、
日本側が希望している72年の返還は実現しなくなるんですよね。
何故かと申しますとね、これちょっと。

1970年に自民党は総選挙を予定しているんです。

69年の11月に「佐藤・ニクソン共同声明」
69年までに決めなくちゃいけないというのは70年に自民党が総選挙を予定している。
それと同時に、佐藤総理大臣の4選が始まるんです、4選。

第4回目です。
要するに8年目に入るんです。
いいですか、ラストステージですよ、この4選というのは。

そうすると、
そうするようにしまして逆算しますと、
69年から70年に全部妥結してしまわなければいけないという事になるんです。
アメリカは全部それを知っています。


佐藤内閣は、沖縄返還というのを最後に金字塔として打ちたてたい。
「歴史に残る業績として残したい」という訳ですね。
そうすると72年までに全部終わってしまわなくてはならない。

何故かというと、70年に4選したとしても2年ですから、任期は。
ワンターンが2年ですから。
そうすると、
72年までに返還が全部実現してしまわないと彼の任期中に沖縄返還は実現しなくなるわけですね。
そうすると72年から逆算しなければならない。
国会の承認を得なくてはいけません。
調印をしなくちゃいけない。
ずーっと戻る。
そうすると69年から70年の初頭にかけて沖縄返還交渉は全部終わってしまわなくちゃ実現しない訳ですよ。

これが日本の悲劇が始まったんです、ここから

日本が全部、アメリカの要求を全部飲んだというのは、
ここに自分たちが自らターゲットをつくっちゃったからです。


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沖縄返還交渉の3つのテーマ
従いまして、沖縄の返還交渉における3つのテーマがあったんです。

一つは核の抜き。核を撤去する、核兵器を沖縄から撤去する。

二つ目はアメリカの基地。在日米軍基地、これを東アジア、朝鮮半島、台湾、ベトナムに至るまで、
「東アジア全域にアメリカの基地から自由自在に出撃できる」
基地の自由使用です。

三つ目は今までは「全部アメリカの基地と施設区域だけを日本が無償で提供している」
という事だけだったんですけれども、そうじゃなくて、
「基地と基地の間の移転、あるいは基地の改修、修理を全部日本側が持て」という財政上の問題。

この3つがあります。
沖縄の返還に当たっての3大テーマです。

そこで申し上げますと、この3つのテーマのうち、いいですか、2つは全部密約。
私が取材でスクープしたという400万ドルというのは、
巨大な氷山のほんの片隅に小さな穴をあけた程度のものであって、
沖縄の返還に当たっての3つのテーマのうちの2つは全部密約です。
巨大な密約です。

それで申し上げますと、沖縄返還協定対米支払額っていうのは3億2000万ドルになっています。
返還協定では。
アメリカが1998年から2000年にかけて膨大な情報開示をした。
アメリカの情報公開法は、25年経過したらほとんどの物を全部公表するという、
一種の大きな改革をしたんですけれども、
それに伴って一挙に出てきた。
それによりますと3億2000万ドルという沖縄返還協定の対米支払総額
対米支払額は5億3000万ドルだと。

2億ドル以上違うんです。
(※この当時1ドル=360円の時代?とすれば
3億2000万ドル=1152億円)→5億3000万ドル=1908億円)
2億1000万ドル=756億円)


いいですか、それからもうひとつ。
核は全部、「核抜き」という問題はアメリカは大して重要視していなかったんです。
何故かというと、
「米軍の基地を自由自在に使える」ということが最大のテーマだった。
そのために「核抜き」を利用したわけです。


「核は絶対に撤去できない、出来ない」という訳です、最後まで引っ張っていく訳だ。
カードに使う訳です。

そして最後に、米軍基地が自由自在に使えるというメドがついた時に初めて、
「核は撤去しよう」と。
最初から作戦はそういう作戦なんです。

メモランダム13号という。
それにのっとってずーーっとやっていく訳ですから。
そして最後には、「緊急事態においてはただしダメだと」と。
緊急事態においては持ち込むよ」と。
これだけは認めろという事になるんです。


それから、米軍基地の自由使用というのは、アメリカは最大の目標にしていた。
それは完全に達成できたという事です。

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思いやり予算のはじまり

第2番目、財政密約
財政上の密約は3億2000万ドルという協定上の表示よりも
2億ドルも余計に日本は密約として払っている。
という事は、3億2000万ドル自体が全部虚偽の表示、
虚偽表示だったという事です。

そのなかで、一つだけ例をあげましょう。
3億2000万ドルというものは、3億ドル…どういう構成になるか?
ちょっと難しくなりますけれども聞いて下さい。
これは非常に大事なところですから。

説明が非常に複雑だから、簡単に3点だけ申し上げますとね、密約の中枢神経みたいなもの。

3億2000万ドルのほかに2億ドル出ている。
全部密約金ですけど、全体が密約なんですけれども、2億ドル余計にアメリカに払う訳ですけど、
その中の中枢は6500万ドルという米軍施設改良工事費というのがあるんですよ。
これは思いやり予算の前の、ちょうど前身なんですね。
米軍施設の維持、改良、移転というのが全部その中に入ってくる。

それまでは一切それは日本側の負担じゃなくてアメリカ側の負担だったんです。
それが安保体制の大きなテコ入れになった。
それが6500万ドル(1ドル360円で 6500万ドル=234億円)

金丸防衛庁長官の時から思いやり予算はスタートを切ったというのが日本側になっている。
今でもみんなそう思っている。

しかし実際は72年の沖縄の返還の時から、思いやり予算はスタートを切ったんです。

思いやり予算(おもいやりよさん)
防衛省予算に計上されている「在日米軍駐留経費負担」の通称である。
1978年6月、時の防衛庁長官・金丸信が、
在日米軍基地で働く日本人従業員の給与の一部(62億円)を日本側が負担すると決めたことから始まる。
円高ドル安などによってアメリカの負担増を考慮した金丸が、
「思いやりの立場で対処すべき」などと答弁したことから、思いやり予算と呼ばれるようになった。
思いやり予算の内訳は
在日米軍基地職員の労務費、基地内の光熱費・水道費、訓練移転費、施設建設費などである。
思いやり予算の開始当初から現在までに日本が負担した駐留経費の総額は3兆円超に及び、
年度あたりでもドイツや韓国など他の同盟国と比較して圧倒的に額が多い。
そのため、日本は「世界一気前のいい同盟国」と揶揄される[誰によって?]。
ブレジンスキーは日本を"protectorate"(保護領)と呼んだ。
1990年代から娯楽・保養施設、果ては日本人従業員に貸与される制服や備品までも
思いやり予算で処理されている事が指摘され、
近年にはさらなる「不適切な支出」が明らかとなり、見直すべきとの声が多く上がってきた
2011年3月31日には、民主、自民などの賛成多数で、
「在日米軍駐留経費の日本側負担(思いやり予算)に関する特別協定」が国会で可決され、
有効期限は従来の3年から5年に延長され、
今後5年間、日本は米軍に現行水準(10年度予算で1881億円)を支払い続けることを決定した。



これは第一の大きな密約です。
それが今日の日本の財政負担というものは莫大な財政負担になってきている。
たとえば、沖縄からグァムに海兵隊が移転するというのも、
全部その時の合意事項に基づいて始まったんです。
今度グァムに移転する時に移転する運びだいだけじゃなくて、
アメリカが向こうに渡った後の施設、区域、滑走路までもが全部日本がつくらなければいけない。


これ3000億かかるんですよ、それだけで。
今度普天間から辺野古に移すっていう、あそこに飛行場をつくらなくちゃいけない。
V字型の。
これでも5000億かかるんですよ。
そういうふうにしてその時の思いやり予算というのは、どんどんどんどん、今から出てくる訳だけれども、
これ、日本の今の財政事情からみて、
果たして「これを吸収するだけの余力があるかどうか」っていうのは、極めて疑問だけれども、
そのスタートを切ったのは78年じゃなくて、72年からだったという事です。
それが一つの一番の大きな密約です。


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外務省と秘密保全ー1200トンの書類を破棄ー

秘密保全法制との関連に入っていきますけれども、
これ、密約の内容を説明しておりますと1時間かかっても2時間かかっても、時間がかかりますから、
この辺でもうやめましてね。

2000年に日本で「情報公開法」というのが出来ました、
今の情報公開法が出来たんです。
これは情報公開の面から言えば完全な不備な点が沢山あって、
到底立派な情報公開法であるというように値しないものなんですけれども、
とにかく、出来た事は出来たんですね。

そしたらその直前にアメリカの国立公文書館が膨大な沖縄密約の内容を開示しちゃったんですよね。
いいですか、
琉球大学の我部(がべ)教授と朝日新聞とのチームでね、
その時に朝日新聞が1面2面3面を使って報道をしました。
そしてその翌日に毎日新聞は私との関係もありまして、そういう問題に繋がりがあるから、
翌日に1面トップで追いかけました。

しかし日本の報道機関はそれだけです。

それ以外の新聞、テレビを含めて沖縄密約を
あれだけのアメリカが国立公文書館の巨大な報道にもかかわらず、ほとんど報道していない。
そうしてきたわけです。


結局その時に新聞はその程度だった。

そこで慌てたのが外務省です。
外務省はそこから始まるんです、この秘密保全の問題がね。
それが今日に繋がるという事で、最後の章に入っていきますけれども、


外務省はどういう手を打ったか?

その時に、情報公開法が出来た訳です。
そうすると、その直前に「沖縄密約」の全貌が全部出た。
そうすると「開示請求が出てくるだろう」
どんどん、殺到するだろうと。
「開示してくれ、中身を」
いいですか、

アメリカの国立公文書館のこの開示は正しいものであるのかどうか?
これは沖縄密約というのを徹底的に解明していますから、
バックグラウンドまでも全部説明しています。
密約の3つの文章も全部出ている。
それで開示請求が殺到するだろうと、外務省に。

そこで彼等は二つの手を打ったんです。

一つはなにか?
ロスのアメリカ局長に「絶対取材に来ても黙ってくれ」と。
NO!と言え。密約なんか一切ないと言え」と口止めをした
という事です。

これが一つ。
これは吉野(吉野文六・元外務省アメリカ局長)さん自身が告白している。


いいですか、もうひとつはなにか?
1200トンに及ぶ外交機密文書を焼却したんです。
たった数カ月の間に。


それが東京高等裁判所のこの前の私の起こしている開示請求訴訟において、
「密約文書というものはいま無いから、開示できない」って。
但し「これは全部破り捨てたんだ」って言う。
そういう判決を下しましたね。
あれはその時の事です。

1200トンですよ。

これは世界にかんたる、慌てふためいて

だから機密の書類というのは、
外務省の場合は恣意的に自分たちで、どんな形でも処理ができるわけです。
いまだに、今でもそうですよ。

30年経ったら開示するなんて言っていますけれども、
実際に誰がそれを証明できる?
途中で不都合なものはみんな破り捨てる。


東京高等裁判所の判決ですよ。

こういうのが日本の秘密の、自民党政権下における秘密の処理の実態なんです。

それは何も秘密保全法制をつくる前から、
今度作るということじゃなくて、前から、
ずーーーーっと行ってきた事である。
そういう事が日本の現実として、みんなよく知っておかなくちゃいけないという事です。


結局2006年になって吉野局長が「沖縄密約はありました」と、
「わたくしがサインしました」
と言って、
私の裁判の開示請求訴訟にも出てきました、証人として。

全部しゃべりました。

いいですか、2006年です。


その後に新聞記者が、安倍官房長官です、今の総理。
総理が当時官房長官です。

当時の外務大臣が今の副総理ですよ。
ちょうどいい、並んでいるでしょ、今あの二人



それを聞くわけだ、「吉野が言ってるじゃないか」と。
「もうこれで終わりだろう」とみんな思ってた。
その時に日本政府の態度が、今日の秘密保全法制の秘密保全の体質そのものを具現している
という意味で私は申し上げたいんですけれども、

両方共に「沖縄返還協定に書いてあることがすべて正しいのであって、密約など一切ございません」と。

いいですか、
吉野発言があった後ですよ。


そう申して今日に来たという事です。


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官房長官「沖縄の密約は無い」

一昨日ですか、福島の、
当時の社民党の元の党首ですけれども、参議院において官房長官にただした。
「私は2006年にあなたらに聞いた」と。

密約は吉野さんがしゃべった。
沖縄密約の文書は全部出てきている。
それなのにまだあなた方は「無い」と言うんですか?


「私は尋ねました」と、一昨日官房長官にそう言って、「その時のままですか?」と。
沖縄の密約は無いという事を今でもあなた方はその当時のままの状態を続けているんですか?」と正しました。

いいですか、そうすると官房長官は
「その通りです」
「その通りです」って言ったんです。2回言っている。

そうしたら野次が出た。
2日前の話ですよ。
新聞は報道していないけれども、民主党の議席から野次が出た。

野次が出た時に彼は慌てて答弁を修正しました。
どういうふうに修正したか?


「民主党政権時代に密約調査の報告書がございます。その報告書を我々は踏襲します」と切り替えたんです。
おそらく外務省官僚がアドバイスしたんです。

今だにですからそういう状況なんです。
なんにも決まってない。

「沖縄の密約なんか全然ない」というふうに、基本的には「無い」というふうに思っているんです。
なぜか?って言うと、
報告書というのが北岡(北岡伸一)という今の安倍内閣を支えている有力なメンバーが
当時の密約調査の委員長ですから。

彼が出した報告書なるものは、
「過去の密約はない」っていうんですから。


「過去の密約というのは無い」って言うんです、あの沖縄の。


また私の400万ドルについても、「協議の密約じゃない」って言うんですよ!
報告書が、そういうものがあるもんだから、「それに踏襲します」

そういう事を言って逃げようとしている訳ですよ。

ところが東京高等裁判所も、東京地方裁判所も、
「沖縄の密約はあらゆる財政問題に関する限り全て認定した」


「北岡の委員会の調査なるものが如何につまらないものであるか」ということを如実に示した
膨大なものですよ、判決内容は。
そういう状態で今きているんです。

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今の自民党は「猪突猛進、権力の集中一元化」

最後に申し上げますね、時間がきましたので。
こういう様な経過をたどってきますとね、

日本にとって今大事なことは「秘密保全を強化する」という事ではなくて、
過去の半世紀の間のずーっとプロセスを検証してみると、
「情報の公開」こそが日本の国家のためにも民主主義のためにも絶対に必要だという、
そういう潮流、流れが出来てきたわけです。


2011年に民主党政権が今国会に情報公開法の改正を出しました、改正案を。

それは、民主党が人気を取るためにという意味もありますでしょうけれども、
そうじゃなくて、過去の、
イラク戦争でもそうでしょ、航空自衛隊が出動した。
国連の人道支援のために出動した」と日本の航空自衛隊は。

開示請求したら真っ黒、黒塗りだ。

全部自民党政権時代は真っ黒で黒塗りですよ。
なにが書いてあるのか分からない。
市民団体が開示請求した。
「航空自衛隊のイラクにおける活動について」

そこで政権交代をして、ようやく民主党が出してきた。
見たら、国連の人道支援というのは28%ですよ。
全部武装米兵を運んでいる
イラク戦争にそのまま日本は加担しているわけだ。

一事が万事全部そうなんですよ。
建て前と実際は全然違ってくる。

要するに全部ウソを表示してくる訳ですよ。
日米同盟を聖域化するために。



日米同盟のいいところはどんどんどんどん流していいですよ。
だけども日米同盟のデメリットというものもある。
苦しみもある。
すごい重圧もある。
それも同時に日本の国民に知らせなくちゃいけない。

そうすることによって主権者が正しいバランスの取れた情報を取得できるわけですよ。
それによって日本の主権者は本当の権利を行使できるんです。選挙権。

ですから、情報公開の波が怒涛のごとく来ているのに、それをせき止めて、
そして自分たちがやってきた秘密保全をめぐるあらゆる政治犯罪を封じ込めて、
そしてまた新たな秘密保全をつくるという事は何を意味するか?


権力の集中」です。

今彼が考えているのが。
どうでしょうか?
こんなに急な権力の集中って言うのは、おそらく戦後見た事がないです、私は政治記者を長くやっているけど。

みんな自制していたんですよ、自民党は。
昔の自民党というのは300議席を何回も取っていた。
その時でも、自民党には右寄りの人もいたけれども、中庸もいたし、
それからニューライトという勢力がすごい強い力を持っていた。
今の高知会なんかもそうですよ、旧池田派、ニューライトです。

すごいバランスが取れていた。

今の自民党はどうですか?
猪突猛進、権力の集中一元化です。


一つの具体的な例を最後にあげます。
内閣人事局をつくる。
各省の幹部候補生は全部内閣人事局で全部選任できる。

いいですか、

日銀総裁、自分の子分を据える。
内閣法制局長に自分の子分を据える。
NHKの経営員に自分の子分を据える。


どうですか?
すでに秘密保全法制。
権力の集中一元化ですよ、これは。


それが日米同盟というものにダブってくる。

ですから、そういう事で今言った、最後に申し上げたいのは、
秘密保全をこれ以上作らせるという事は、「日本の秘密国家を完成させることである」

それ以上に日本にとって今一番大事なことは、
過去の50年の歴史を振り返ってみても、情報の公開、日米同盟というものに安全保障に関して
秘密が付きまとうという事は、あり得るかもわからないけれど、

逆に言えばですよ、日米同盟が国家の安全保障の礎であるという事を国民に説明しているのであれば、
国民サイドから言えば、その礎である日米安全保障問題、
特に双方の約束事、了解事項、あるいはまたは、決めごと、決めた事、
これは完全に国民に伝達しなければならないという事になるでしょ?


逆に、日米安全保障体系というものが日本の国民を支えている基盤であるというんだったら、
その基盤に関する情報というのは、最も正確に国民に伝達されなければいけないじゃないですか!

それを逆に、一番基盤の安全保障が安全保障都の名のもとに、
一番基盤の情報を封じ込めて行くという、
全く独占してしまう。
都合のいいものだけ出していく。

これではまさに日米安全保障体制が泣きます。

そういう事です。ありがとうございました。





ー質疑応答に続くー

続きはこちら↓
「国民にとって必要な情報こそが一番権力にとっては不都合なんです」
西山太吉元毎日新聞記者会見後半11/15日本外国特派員協会(文字起こし)





TVジャーナリストらによる「特定秘密保護法案」反対 臨時会見11/11
(動画・すべて文字起こし)
より
金平茂紀:
この法案の論議の中で、私が腹にすえかねているのは、
「西山事件は処罰対象になります」という事を、森担当大臣が言っているんですね。
西山事件と言われているものは外務省の機密漏えい事件ですけれども、
あの事件の本質というのは、
「沖縄の返還に絡んで政府が密約を結んでいた」ということ。
で、その「密約はない」というふうに国民に嘘を付き続けていたという事が本質です。
それをですね、この法案の論議の中で「西山事件は処罰対象になります」という様な事を
軽々しく言うような人たちがこの法案を作っているという事に対して、
“ヒドイ”僕は心の底からの憤りを感じていました。

<41万件>
秘密にしたのが妥当かどうか、第3者機関がチェックする機能が全然書かれていません
10/12報道するラジオ(文字起こし)
より
水野:
西山事件といわゆる呼ばれている物ですよね。
あれは沖縄返還の時にアメリカと日本の間で密約があったと、
で、その事を暴いた西山記者の方が罪があるというふうにされたという過去がありましたよね。
結局アメリカではもう、その密約っていうのは「そんなのはもう公開しているよ」と。
でも日本政府はずーっと認めてこなかったという、
ま、その意味でいえば情報公開はやっぱり遅れているという、
そっちを進めるべきだというのが太田さんの考え。


核燃料全体の4分の1破損(福島1号機)18日から燃料棒取り出し(4号機)

<今更公表・損傷核燃料3体>
25年前使用済み燃料棒が「く」の字になって4号機燃料プール内に
ー東京電力はやっぱり信じられないー



福島第1原発1号機 燃料震災前破損70体 全体の4分の1
河北新報社 2013年11月16日土曜日

福島第1原発1号機の使用済み燃料プール内にある燃料棒70体
東日本大震災前から損傷していたことが15日、分かった。
プール内に保管されている使用済み燃料292体の4分の1に相当する。
損傷した燃料棒を取り出す技術は確立しておらず、
2017年にも始まる1号機の燃料取り出し計画や廃炉作業への影響が懸念される。
 
東京電力は、15日まで事実関係を公表してこなかった。
同社は「国への報告は随時してきた」と説明している。
 
東電によると70体の燃料棒は、小さな穴が空いて放射性物質が漏れ出すなどトラブルが相次いだため、
原子炉から取り出してプール内に別に保管していたという。
 
18日に燃料取り出しが始まる4号機プール内にも損傷した燃料棒が3体あり、
東電は通常の取り出しが困難なため、対応を後回しにしている。
 
損傷した燃料棒は1、4号機プールのほかにも
2号機プールに3体3号機プールに4体の計80体ある。

東電は専用の輸送容器を新たに製造するなど対応策を検討する。
 
損傷燃料が1号機に集中している理由について、東電は
「1号機は当社で最も古い原発で、燃料棒の製造時、品質管理に問題があり粗悪品が多かったと聞いている。
2号機以降は燃料棒の改良が進み、品質は改善した」と説明した。
 
1号機は東電初の原発で、1971年3月に商業運転を開始した。





自民党 礒崎陽輔首相補佐官

キャスターが「この法案は、廃案にさせなければならない」と言いました。
明らかに放送法に規定する中立義務違反の発言です。






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【特定秘密保護法案】
<ウォッチ>「国家の安全に優先せず」「法案批判は放送法違反」

東京新聞 2013年11月10日

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「知る権利」が国家の安全に優先するとの考えは間違い。
法案に批判的なテレビキャスター発言は放送法違反-。
特定秘密保護法案をめぐり、自民党の閣僚経験者や政権幹部から、
国民の知る権利や報道の自由を軽視するかのような発言が続いている。

法案は知る権利と報道・取材の自由に十分配慮すると規定しているが「うわべだけのものだ」との声も上がる。

自民党の特定秘密保護法案に関するプロジェクトチーム座長を務める町村信孝元外相は、
8日の衆院国家安全保障特別委員会で
「(知る権利が)国家や国民の安全に優先するという考え方は基本的に間違いがある」と発言。
「『知る権利は担保しました、しかし個人の生存が担保できません、国家の存立が確保できません』
というのは、全く逆転した議論ではないか」とも述べた。

一方、小池百合子元防衛相は10月28日の衆院特別委で、首相の一日の行動を報道する首相動静について
「知る権利(の範囲)を超えているのではないか」との認識を示した。
「知る権利もあるが、何を知り、何を伝えてはいけないかを精査してほしい」と求めたが、
菅義偉官房長官は同日の記者会見で「(首相動静は)特定秘密には当たらない」と火消しに走った。

短文投稿サイト「ツイッター」で盛んにつぶやいているのは、法案を担当する礒崎陽輔首相補佐官。
11月7日にはテレビ報道をめぐり
「こういう法案にはファイティングポーズをとらなければならないということなのだろうが、
放送の中立性を侵せば、放送法違反だ」
「キャスターが『廃案にさせなければならない』と明確に言った。
明らかに放送法に規定する中立義務違反の発言だ」と投稿した。

今国会での法案成立を目指す安倍晋三首相は衆院本会議で
「国民の知る権利や報道の自由への配慮も重要と認識している。適切に対応する」と述べた。

しかし、山口二郎北海道大教授(政治学)は、自民党が7月にTBSの取材を一時拒否したことも挙げながら
安倍政権になってメディアに対するけん制、威嚇はずっと続いており、元閣僚らの発言はその一端だ。
配慮規定はうわべだけのソフトな言葉を入れ、法の有害さを隠しているにすぎない」と指摘した。



ーーー



「新聞は何を書いても自由ですが」と言っているのに、
この東京新聞を受けての礒崎陽輔首相補佐官反論ツイート

(このツイートにコメントしている人たちの内容もすごいです↓クリックすると見る事が出来ます)
2013111514.jpg
2013111515.jpg

礒崎陽輔 ‏@isozaki_yousuke

たくさんのツイートありがとうございます。窮鼠猫を噛むで、東京新聞が、私の個人攻撃を始めました。今まで、マスコミを名指しで批判したことはないのですが、身に降る火の粉は払わなければなりません。「スポークスマンを気取るのは結構だが」「野放しの?発言」だそうです。私は、野良犬か?

東京新聞は、私の「原発情報は特定秘密に指定されることはない」という発言を「誤った情報」だと決め付けています。その根拠は、森雅子担当大臣が「原発に関する警察の警備実施状況は特定秘密に指定され得る」と発言したことを根拠としています。皆さんどう思いますか。

東京新聞は、詰まるところ、「原発情報」と「原発に関する警察の警備実施状況」が同じだと言っているのです。マスコミとしての日本語感覚を疑わざるを得ません。原発情報は電気事業者が管理する原発そのものの情報です。警備情報は、警察が管理する捜査情報です。同じものであるはずがありません。




ーーーー


TVジャーナリストらによる「特定秘密保護法案」反対 臨時会見11/11(動画・すべて文字起こし)

<後半・質疑応答>
TVジャーナリストらによる「特定秘密保護法案」反対 臨時会見11/11(文字起こし)




ーーー

今になって思えば、民主党政権の時は議員がちょっと失言をすると、
執拗に叩きまくって大臣の座から引きずり降ろしていた大手メディアも
自民党の議員の発言になると静か!!

なんでだろう(。◔‸◔。)??

どうせなら同じように
自民党議員も大臣の座から引きずり下ろす位叩きまくればいいのに・・・
それが出来ないならなんで民主党の時だけあんなにいじめてたんだろうか?

大手メディアの偉い人が、安倍とゴルフに行ってて仲良しだからかな?

私は納得いかない!


自民党 麻生派 鴻池祥肇議員




瀬川嘉之氏(高木学校)UNSCEARレポートの概要(途中まで内容書き出し)


http://iwj.co.jp/wj/open/archives/110208
講演
瀬川嘉之氏(高木学校)UNSCEARレポートの概要
ティルマン・ラフ氏(IPPNW〔核戦争防止国際医師会議〕共同代表)IPPNWからの反論
国連の動き 伊藤和子氏(ヒューマンライツ・ナウ)
国内の状況 満田夏花氏(FoE Japan)
チェルノブイリの経験から 吉田由布子氏(チェルノブイリ被害調査・救援 女性ネットワーク)
専門家の立場から 崎山比早子氏(高木学校)
主催 FoE Japan/ヒューマンライツ・ナウ/ピースボート
告知 11/6 国連科学委員会(UNSCEAR)福島レポートをどう読むか
~IPPNWの共同代表・ティルマン・ラフ博士を迎えて~




12:38 瀬川嘉之氏(高木学校)UNSCEARレポートの概要 報告書本体のドラフト入手


UNSCEAR国連科学委員会とは

・放射線被曝の過程と影響を評価・報告する。
・1955年国連総会で設置。(核実験を遂行、「原子力時代」に備えて)
・各国政府、期間が放射線のリスクを評価し、防護策を策定するための科学的基盤として依拠。


ICRPとか、核政府の核防護策の科学的基盤となるもの。
国連総会に報告する前に2013年5月に第60回委員会が開かれているんですが、
そこでもプレス発表はしているんですが報告書本体は公表されておりません。

UNSCEAR 第60回委員会
・2013年5月27日から31日ウィーン
・議題「2011年東日本大震災(地震と津波)後の原発事故による放射線被ばくの程度と影響」
・9月から始まる国連総会に提出される報告書案 本体は公表されず。



今の国連総会では、今 UNSCEAR のホームページを見ていただくとこういう形で出ておりまして、
大体 UNSCEAR の報告と言いますと、日本語ですけどこういうのが出ますよと、
で、これは今Volume ⅠとⅡ.
今回の報告では2分割になっております。
で、Ⅱの方をクリックすると、PDFがダウンロードできると。
こちらは子どもへの影響です。
肝心の福島の影響というものがVolumeⅠで公表されていない。
ここに書いてありますように来年1月にExpected date of publicationということです。
データを見てみないと、先ほど満田さんが紹介されていた事の実態が分からないという状況です。
2013010911.jpg

その本体は今推測するしかないんですけれど、
60回委員会の目次から、科学報告の目次というか、
これは60回報告の前の5月位のドラフトをたまたま入手していて、
そのドラフトはこういう目次になっていますというものです。

これは、要するに UNSCEAR でやっていることは、被ばく量の推定をしている訳ですね。
で、被ばくって、実測ってなかなかできない訳ですよ。
実際に個々の人の内臓がどれ位被ばくしたのかどうやって測るんだ?って言う話で、
ですけれども、それでもたとえば甲状腺の被ばく線量とか測定はありうるんですが、
今回の日本政府はこの実測を決定的に欠けていると。
ですから推測するしかないんですね。
そうすると、これ(Ⅲ核種放出、拡散、沈着(1.大気中、2.海洋中))でどのくらい環境に放出されたか?
それがどれだけ拡散沈着して、
それによって公衆・人々がどれだけ被ばくし田か?というのが、
この被ばくの線量評価、推測が主な部分になっていて、
で(Ⅴ)作業者の同じような線量評価があって、
かつ、(Ⅵ)ヒト以外の生物種への予測もあって、
で作業者や公衆がどれだけ健康に影響があり得るか?という内容になっていて、
おそらくこの構成は正式な2014年1月のものでも、
ま、大体こういう構成になってくるんじゃないかなという事です。

UNSCEAR 放出量
2013010912.jpg

たとえばドラフトにある具体的なデータ
さっき100~500って、福島の量は。
それでセシウムが20とか出ていますよね、今も、今の公表。
それでこの辺のでチェルノブイリと比較して、10分の1とか、これは放出量については言っています。

で、この段階のドラフトですと、
「ヨウ素セシウム以外のものもいろいろ放出されていますよ」というのが出ています。
これが実際の今回どうなってくるのか?というのですが、
たとえば注目のヨウ素133ってありますよね。
半減期が非常に、1日も無いのかな、短いんですよ。
これなんかがちょっと今回の国連総会でも話題になっていまして、
お手元の資料の作業者の被曝のところで、ヨウ素133というのが出てくるんです。
これが東京電力の報告では考慮されていないので、
「その報告が20%程過小評価の可能性がある」という記述があって、
これがですね日本で数少ない今回の報告の報道、毎日新聞がここの部分を取り上げて、
東京電力の報告が不備であるというのを言って、
それがですね、国連総会で日本政府の代表が
「日本の報道がそういう勇み足みたいな報道をしてしまって申し訳ない」みたいな話をしているという、
曰くの133.

2013010913.jpg

それから、バリウム140とか、ランタン140というのも、
UNSCEAR の推計では少ないんですけれども、
福島大学の実測では結構観測されている
ものですとか、
生物濃縮の多い銀110とか、そういったものについても UNSCEAR は一応評価しているようです。

こういうもので土壌の沈着から外部被ばくがどれくらいか?というような推測をして、
で、5月のドラフト段階では結果をこういう形で載せています。

2013010914.jpg

本当は今回もこういう結果を載せるべきなんですが、
今回発表の唯一の図はお手元にある土壌沈着で、
これは割合皆さん文科省の航空機モニタリングなんかで見慣れた図があるんですが、
実際の人に被曝はこの沈着とはまた違ってくるので、
そういう評価が UNSCEAR では出ていると、
この図は大人です。
それから大人と子供では被爆量が違いますよ。
これは1歳・幼児の実行線量で、
15日に南に一回風が流れたせいもあって、
南の方が高くなっているようすもわかるという地図がでております。

2013010915.jpg

で、かつ日本全体というか、
ホットスポット、千葉あたりがホットスポットがあるというのが反映して
こういった図になっていて、県で平均値を出しているんですね。
すごいざっくりしているんですが、概要をつかむような図になっています。

2013010916.jpg

それから実行線量、全身の被ばく線量とは別に
先程のヨウ素の吸引等による被曝線量によってこうなると。
そうすると先程の「南の方が一段と高いかもしれない」というデータが出ていて、
この辺が、市町村で平均していますからね。
あまりにもざっくりしているという面もあり、
これが多分、 UNSCEAR の中でもこういう公表の仕方に対しては議論もあって、
いま公表できないということもあるかもしれませんが、
少なくても私たちが日本の政府や日本の専門家から聞いている話とはちょっと違う評価を
いろいろとしているという事が見えます。


2013010917.jpg

それでこれは福島市です。
さっき文章で福島市だけ取り上げて出ていましたよね。
ドラフト段階ではこういうグラフで分かりやすく、
しかも最初の1年と、10年、それから生涯の累積線量というのが出ていて、
1歳幼児、10歳児、大人という形なんですが、
なんていうか…
測ったわけじゃないんでしょうけれどもこれいちばん上は20ミリシーベルトですよね。
20ミリシーベルトを下回れば避難しなくていいか、戻れるか、というのに
なんか長じるなという結果になっている。

2013010918.jpg

それからこれは集団実行線量というもので、
サウザン( thousand)マン(man)シーベルトというのがありますけれど、
人数と被曝量を掛け算した数字です。
これが6月初めの朝日新聞の報告ではむしろこれが出ていたんですね。
それでチェルノブイリと比較して、ここが360で37だから、チェルノブイリの10分の1ですよとか、
甲状腺の方は20分の1ですよというような内容で、
ただ朝日は30分の1と報道していたので、
このドラフトとまた変わっているものを見ているのかもしれないと、そういう状況です。


2013010919.jpg

あと、先程の図で20km圏とか、飯舘村、計画的避難区域は抜けていたと思うんですけれども、
そこの推計をしています。
2013010920.jpg









<(_ _*)>ここまでしか書きだすことができませんでした。





「福島の原発事故による日本国民への 直接的な健康リスクあるいは健康被害は無いとみております」
UNSCEARレポート10/1ドイツ放送(日本語字幕)





自民党 麻生派 鴻池祥肇議員

山本太郎氏に「切腹用の刀」 自民・鴻池元防災相
2013.11.14 17:50 [自民党]

自民党の鴻池祥肇元防災担当相は14日の麻生派会合で、
秋の園遊会で天皇陛下に手紙を手渡した山本太郎参院議員宛てにナイフが入った封筒が届いた事件に関し
「切腹用の刀が送られたそうだ」と述べた。
不穏当な発言との批判が出そうだ。

「犯人は私ではない。私は近くに寄って、すぱっといくから。間接的な殺人はしない」とも述べた。

鴻池氏は7日の派閥会合でも、山本氏について「天誅を加えなきゃいかん」と非難していた。

天誅(てんちゅう)
神などの人間を超越した存在が、悪行を行った人間に対して誅伐を下すこと。天罰。





鴻池祥肇元防災担当相ってどんな人?
こんな顔の人→2013111412.jpg



鴻池祥肇(こうのいけ よしただ)公式ホームページ
2013111411.jpg

鴻池 祥肇こうのいけ よしただ、1940年11月28日 -
日本の政治家。自由民主党所属の参議院議員(4期)。元衆議院議員(2期)。




問題発言過去にも~いろいろ~♪


・2003年7月11日、鴻池は閣議後の記者会見で長崎男児誘拐殺人事件について
「嘆き悲しむ(被害者の)家族だけでなく、犯罪者の親も(テレビなどで)映すべきだ」
「親を市中引き回しの上、打ち首にすればいい」と発言

・2003年7月18日の衆議院予算委員会にて、東京都で発生した4女児監禁事件(プチエンジェル事件)に触れ、
「少女4人も、加害者か被害者か分からない」と発言





ーーー



山本太郎議員宛て 刃物と脅迫の文面
NHK 11月13日 16時45分

東京・千代田区にある参議院議員会館に、13日、山本太郎参議院議員宛てに刃物が入った封筒が届き、
殺害を予告する文面が記されていたことから、山本氏は警察に被害届を提出しました。

山本太郎参議院議員の事務所によりますと、
13日午前、東京・千代田区の参議院議員会館に届いた山本氏宛ての封筒の中に、
「刃物のようなものが入っている」と、議員会館の警備担当者から連絡がありました。

このため山本氏の秘書が封筒の中を確認したところ、
刃渡りが9センチで折り畳み式の果物ナイフのような刃物が入っていました。

また封筒には、差出人として「日本民族独立解放戦線」の総裁と書かれていて、
「近日中に刺殺団を派遣します」と記されていたということです。

これを受けて山本氏は警察に被害届を提出しました。
山本氏の事務所はNHKの取材に対し、
「明らかな脅迫行為で、こういったことが起きて大変残念だ。警察の捜査の行方を見守りたい」と話しています。

山本氏は、秋の園遊会で天皇陛下に手紙を手渡したことで、山崎参議院議長から厳重注意を受けるとともに、
今後、参議院議員としての皇室行事への参加を認めないとした処分を受けています。




陛下、山本太郎議員案じる
時事通信 11月14日(木)19時20分配信

宮内庁の風岡典之長官は14日の定例記者会見で、
秋の園遊会で天皇陛下に直接手紙を渡した山本太郎参院議員について、
刃物が入った封筒が同議員宛てに届いたとの新聞記事を見た陛下が心配されていることを明らかにした。



 

「で、それを見た時に私は、『私のせいだ』と思ったんです。『しがみついているものを全部手放そう』とその時に決めたんです」(自主避難の方のお話文字起こし)

2013年6月16日、糸島

文字起こし部分のYoutube→http://youtu.be/fGjtI6yXo10?t=13m34s

「原発が爆発したって言っているよ」っていう話を、
「え?何それ?」って言って、
でも、その時もまだ停電をしていたので、いまテレビも見れない、ラジオもないので買えないし、
ホームセンターも、もう店も全部閉まっていたので買い物もできず、
車のエンジンをかけながらラジオを聞いたりもするんですけれど、
普段ラジオなんか聞かないので全然わからなくて、
分からない、何を言っているのかも聞き取れなくて、
でも、「60km以上離れていると思うから、大丈夫だと思うよ」って主人が言ったんです、
もうなんとはなしにね。
「そっか…」って、でもその時は余震がすごくて、そっちの方が怖かったですね、
で、余震が怖いから外出はなるべく控えていたんですが、
ほとんど食べるものがなかったので、スーパーがやっているかいないのか、
主人の自転車でウロウロまわりながら、
「あそこのコンビニでなんかちょっと買わせてもらえたから」って言ってお菓子を買ってきてもらったり、
あとは石油ストーブを長男が借りてきてくれたので、
それで冷蔵庫の冷凍ご飯を使っておじやをつくったりしました。

その時は、なんとなく放射能の事はここらへんにはあるんだけれども、全然無知で、
元々が原発という部分「怖いな」とは思っていたけれどもそこから勉強しようとは思っていなかったので、
全くこう、考えていなかったですね。
とにかく「怖いから家の中にみんなでいよう」みたいな感じでしたね。

それで、停電が解除されて、
長男も主人も仕事に行くようになって、
で、インターネットとかも見れるようになって、
そしたらね、携帯にチェーンメールがきたんです。チェーンメールっていうんですかね、
それがね、3人の友達から、それぞれみんなママさんなんですけど、同じメールがきたんですね。
ちょっと読みますね。

県立医大の放射線科の医師宮崎先生からのメールです。
これは「知り合いの看護婦さんが送ってくれました」という事で転送してくれたんですけど、
貴重な情報と思い、皆さんに転送します。
宮崎先生から。
これは3月22日のメールです。

この1週間は大学で生活していたようなものです。
最初は災害による患者さんの対応に始まり、後半は放射能との闘いでした。
特に、極めて少ない放射能が子どもに与える影響をどう判断するか?について、
(現状のレベルでは大人には何も影響しません。飲料水も含めて)
水曜日から金曜日まで、沢山の人が頭を振り絞って考えた現時点での結論は、
「少なくても、福島県中通りでは逃げなくてもいい」
「ヨード剤の服用も必要無い」です。
これはわたくし個人の見解では無く、福島医大や長崎大のスタッフ全体の総意です。
まだ公にはなっていませんが、
ただ、爆発や新たな放射能漏れがあれば話は別ですから注意は必要です。
爆発した場合は家の中にいる事で劇的に放射能を下げる事が出来ます。
その時はまたアドバイスできる時間はあると思うので、
(爆発の可能性は限りなく低いとも考えられています)
また子どもについては長期間国による健康保養が必要と考えています。
すでに働きかけが始まっています。
今はむしろ希望を持って仕事をしていますよ。
なんせ、子どもたちを守るための仕事をしていますからね。
「全ての事件が収まったのに、20年後には子どもがいなかった」なんて言うのは願い下げです。
このメールは必要であれば各者に転送してもらって、というよりは転送をお願いします。
以上です。


というメールが3つ届いたんです。

で、私はこれちょっと思い返している時に
「ああ、こういう文章だったんだな」というふうにあらためて思ったんですけど、
その時はね、正直、安心しちゃいました。

「あ、迷ってたけど、やっぱり避難止めよう」って、私は思ったんですよ。

だから、このメールを見ても避難した知り合いはいるし、
それは人それぞれの考えだから、
ま、私はこれで安心する材料にしちゃったんですよね。
「じゃあ、いいか」って思いました。

その時テレビがつき初めて、
番組がなんか、あんまりなかったんですけど、下にこう、放射線量が出るんですね。
福島市は確か20前半。
21とか2とか。
で(マイクロシーベルト)って書いてあって、ダントツで周りよりも高くて、
私は伊達市なんですけど、もう橋を渡るとすぐに福島市の場所にいたので、
ニュースを見る時には福島市の事をよく気にしていて、
伊達市の方はもっと別の中心で少し低かったんですよね。

でも全然その数字の感覚も分からないし、
「何だろうね、この20ってね?」って、主人とね、
「いやだね、ちょっと高いね、なんだろうね」という感覚でしたね。

で、山下俊一さんの放送もケーブルテレビで、
伊達市にいらっしゃった時のお話の模様があったんですけれども、
それを一生懸命かじるように見ていて、
またね、なんか面白可笑しく話されるんですね。
なんかこう、「もう大変だよね~ぇ。わかるよ、わかるよぉ~。」みたいな、
見た後に、「なんかあの人いい人だね」みたいな、なんかそういう、
後からすると「あれは騙されちゃうよね」っていう感じでした、本当にもう。

で、どこかに「安心したい」
「誰か私に安心する情報を頂戴」って、どこか思っていて、
「もう、この不安から逃げたい!」みたいな。
でも、「福島、この生活は離せない」っていう心境でずっといたので、


やっぱりね、パソコンもできたし、インターネットからいろんな情報も、
怖い情報もね、取る事は出来たんだけれども、
どーしてもやっぱりね、怖い情報だけに浸ることはできなかったですね、やっぱり。

「あの人はこういうふうに言っているけれども、この人はこういうふうに言ってるよ」みたいな感じでしたね。
ずーっとインターネットは見ていましたね。
テレビも同じような番組しかやらなかったし、



それで4月になって、福島市の息子が行っている幼稚園が新聞に載ってしまって、
それは3.8マイクロシーベルト以上の、そういう施設の一覧表があったんですね。
それにそこの幼稚園があって、親から電話がきて「あんた大丈夫なの?」っていわれて。
「えっ?!」

そこから、積算量、放射能の積算量を「ヤバいかも」って考えだして、
最初の20とかあった、だんだん数値とかいろんなものを勉強して、
「これ、ヤバい」って思うようになって、
4月から母子避難を考えるようになりました。

だけどやっぱり「一時避難しかしない」というつもりでいたので、
移住とかは全く考えられなくて、
新潟の宿泊施設に友達と行ったんですけど、
5月、1ヶ月いたんですけど、
もうちょっと長く居たかったんだけど、子どもがおかしくなったっていうか、
精神的になんか、ちょっとおかしくなって、

避難所、みたいな、そこの宿泊施設は100世帯以上の避難者がきていたんですね。
母子避難から、家が流されてしまった家族ごときている方もいらっしゃって、
だんだん、こう、密閉されたという中でね、100世帯の方がいるというのは、本当に息がつまるというか、
その宿泊施設の方も、新潟県の方もすごく良くはしてくれたんですけど、
あの…おかしくなってくるというか、
喧嘩とか、ぶつかったりとかね、避難者同士がぶつかったり、もめごとを起こしたり、
あと小さな子どもがいっぱいいるから、伝染病みたいなものも流行ったりとか、
あと、普通にお客さんで来る宿泊施設の方とのトラブルとか、苦情とかがあったりとか、
ま、いろいろあって、
私もちょっと追い込まれてしまって、お家に戻ったんです。
それが6月です。

6月に戻ってから、急に3人とも咳がひどくなりました。
もともと次男はぜんそく持ちだったので、
「梅雨に入ったし、新潟と伊達市では気候が違うから急に変わってぜんそくが出たんだな」と思っていたら、
3男4男も咳をし出して、
「あれ?風邪かな?」とか。
で、3人とも連れて小児科に行ったら、
その時に私も空咳が出始めていて、「何だろう?」って思っていたら、
喘息は喘息なんだけど、「3男も4男も喘息だ」って言われて、
「3人とも喘息だ」って、そんなこと初めて言われて、「えぇっ!?」って。

それで二男は点滴をするほどひどくて、喘息の治療薬をした方が良いと言われて、
で、その時はね、もともとすごく人気のあるお医者さんだったんですけど、
もう、座るところがないぐらいの患者数だったし、車で待っている人もいたし、
みんなほとんどが呼吸器系の患者に見えたんですよ。
なんか、吸引するのがみんなしているような感じで、
だから「ちょっとどうなの?」って思って、
「私も咳が止まらないです」って先生に言って、
どんどんひどくなるので同じ小児科で診てもらったんですけど、
「マイコプラズマかな?」とか言って、
でも結局そうではなくて、薬で収まったんですが、

なんかやっぱりその時ちょっと怖くてね、
怖かったですね。
戻ってきてしまった事で、「どうなんだろう?」って。
でもみなさん御存じだと思うんですけれども、
普通の小児科医、病院では一切「放射能のせいだね」なんていう事は一言も言わないし、
放射能の話も絶対に出ないんですよ。
で「放射能のせいとかじゃないんですかね?」とかちょっとでも言っても、
「あんた、そんな」とか、「じゃあ白血病の検査しましょうか」みたいな、そんな話になるので、
そこまでじゃないから、
結局鼻血をずーーっと出していても、
なんかその、「止血材を出しておいたから」みたいな、なんだったのかという事は絶対に言わないし、
どこの病院に行っても、私は3つ位行きましたけれど、絶対に言わないし、
甲状腺の検査もしてくれないし、
それは「県医大に任せてあるのでしません、やりません」という事はもう書いてあるんですね、受付などに。

なので交渉もしなかったし、
「あ、無理なんだな」っていう事で、そういう状況でした。

なのでずっと、九州に来るまではぜんそく治療薬は2男と3男はずっと吸わせていました。
そこは言われるままやっていましたね。
そして、夏休みは実家に帰ったり、あと保養をさせてもらったり。
もうその時はずっと、

私は、家もね、福島に来て2年経った頃に新築というか、家を買っちゃったんですよ。
なので、家も買ってローンもある。
旦那も福島の、転勤族ではないから、ね、伊達の仕事だし、移住とか引っ越しもあり得ないと思っていたから、
保養しながら福島を拠点として、
「なるべく低いところで過ごせるように最善を尽くすしかない」と思っていたので、
そうやって出たり入ったり出たり入ったり、
北海道へ行かせてもらったり、岡山へ行かせてもらったり、あと実家へ帰らせてもらったりとか、
夏休みとか連休とかを利用して、もういろんな忙しくしてたんですね。
それでいけると思っていたんです。

なんだけれども、
給食を断ってお弁当にしたんですけど、
クラスの中でお弁当にするというのは二人だけいました。

私ともう一人、
学年で多分二人ですね。

すごくそれも勇気がいる事で、
先生は何も言わないけれどもやっぱりなんか、みんなと違う事をする事が、
今もそうですけど、すごく抵抗があって、
でも「ここは」と思って「お弁当にしたいんです」というお願いをしてお弁当にするんですけれども、

その当時2年生の子が、「なんで僕はお弁当なの?」って言ってきて、
でも岡山で病院に行った時に、ほら、「やっぱり安心なものを食べた方がいいって言ったでしょ」って
「排泄が良い食事をした方が良いんだよ」っていうような感じで、私は正直に話しちゃったんですね。
「アレルギーだからね」とか言えば良かったんですけど、なんか、話しちゃったんですね。
そしたら子ども同士でね、
「僕のお母さんは、給食は安全だっていうよ。なんでお弁当なの?おかしい」って。
で、「うちのお母さんは安心なものを出している」って、弁当に入れてくれている。
イコール「給食は安心じゃない」っていう会話になるんですよ、子ども同士で。
で「おかしいって言われた」と泣きながら帰ってきて、
「ああ、もうちょっとうまくやればよかったな」とは思ったんですけど、
そういう苦痛もあって、

あと、懇談会などでは放射能の話はやっぱり出来ない空気になっています。
心配しているお母さんとか、んー、みんな心配しているとは思うんだけど、
それを出さない「前向きに行く」みたいなお母さんがメインに話をされるので、
私とか心配している方が、正直にね、たとえば(心配なんですよね)とかってお母さんだけの間で言うと、
やっぱりそういう、なんていうのかな、
「不安にさせる?言葉」は、こういう大勢の前で言ってもらうのは困るという事をハッキリ言われるんですね。

みんな、やっぱりどこか「怖い」とかいろいろあってね、こうやって騒がれているし、
それなのにここで頑張ろうって思っているのに、そんな事を言われたら子どもに通じて、
不安がね、通じて具合が悪くなる、精神的にストレスになる、って言われて、

やはり「えぇっ?」って思うんだけど、
「ああ、そうなんだ」って思って、それ以上の事はやっぱり言えなくて、
「言ってはいけないんだな」というふうになっていました。

そこがまた居心地がだんだん悪くなってきて、
そして、10月、11月ぐらいですかね、
団地に、みんなこう、お家を建てて、塊で住んでいるところに家を建てたんですけど、
自治会みたいなものがあって、ゴミ出しのルールとか、いろいろとあるんですけれどもね、
回覧板が10月位にきて、
まず、「土を絶対にゴミに出さないでください」っていうのと、
あと、草むしりをするじゃないですか、草とか落ち葉ね。
それは、ちゃんと払って出すとか、
その時はまだ袋の規制はなかったんですけど「えっ!?」
「木の丸太みたいなものは出さないでください」っていうのがきたんですよ。

木を出しちゃいけないんだって、
土を出しちゃいけないんだって、っていう話をしてて、
「やっぱり土は汚染されているもんね」みたいな話を主人としてて、

そう、それで大体うちの家の中の数値は
玄関から庭の当たりは0.5から1マイクロシーベルトっていう場所でした。
それは、伊達市の広報でくるんですけど、
分布図があって、私たちの住んでいるところは、メッシュみたいになっていて色分けされているんですけど、
0.5から1。
周りはもっと高いんですよ。
で、「あ、そうなんだ。そういう場所なんだね」みたいな感じなんですけど、
実際に数値を自分たちで測ると、ま、大体はあっているんです。
0.7~8ぐらいなんですけど、
やっぱりね、ある一点めちゃくちゃ高いっていうところは確かにあって、
ここは1を超えるし、
なんて言ったらいいんですかね、
「平均でいくつですよ」っていうお知らせは何の役にも立たないんだなっていう、
でもそれはね、私だけじゃなくて、みんな知っていますね。

テレビでも飯舘村は0.8とかって出るんですけれども、
笑ってます、みんな「ハハハっ」って。「あれ嘘だよ」って。
そこを綺麗にすればね、本当にきれいにすれば、そこだけを、本当になるんですけど、
それも知っているし、
周りがめちゃくちゃ高くてもそこが低かったら、そうやってなるし、
伊達市の市役所でも、そこだけを低くする事は出来ます。
福島市の数値もそうなんです。

でもみんな知ってる。
私たち、お母さん同士で「こんなの出しちゃってみんな知ってるのにね」って。
でも、ま、世間、もっと県外とかの人も多分知らないんだろうね、っていうふうな感じです。

で、家の中は0.2~3でした。
これはもうどんなに掃除をしても、水ぶきをしても、
あ、水ぶきは、直後はすごく低くなるんですけれども、乾くとやっぱり戻るし、
うちは2階も同じぐらいでしたけれど、
2階のベランダは0.7ぐらいですね。
そうだったんですね。

で、11月位になってもう一回回覧板がきて、
枝とか、草むしりをした草、落ち葉などのゴミは、
ゴミの日に「各家庭で一袋までにして下さい」ってきたんです。

わたしはその時にやっぱりどんどん怖くなっていたので、

そうだよね、落ち葉とかコケとかね、
コケはもうめちゃくちゃ、もう皆さん知っていると思うんですけど、
コケとか芝というのはなんか、めちゃくちゃ高く出るんですよね。
で、やっぱり親の心としては、子どもを外へ出さないようにはしていましたけれど、
全く出さない事は出来ないですね。
学校もあるし、ふざけていつ芝生に座るかもわからないし、
転ぶか分からないし、手をつくか分からないというのがあるので、ベタベタ壁にも触るしね。

やっぱりね、捨てたいんですよ。

もう、あって欲しくないから、
でも、除染はね、0.1~5のところは伊達市は、専門家に相談したい時は相談して、
「あとは自分でやって下さいね」という段階の場所だったんですね、わたしたちは。

なので誰にも頼れないし、もう自分でするしかないから、
マスクしながら草をとって、枝を取って、コケを取って、
週に2回ゴミの日に1袋ずつ出したりとかしてたんですね。
で、11月の後半にずーっとお休みだった「地域の掃除の日というのを再開します」ってお手紙がきたんですよ。

「あ、そうか、じゃあ日曜日はまた早く起きてやらなきゃね」なんて言ってやったんです。
夫婦で出てね、ごみ袋持って。
そしたら、家はやらないですよ、やっちゃ行けないというか、家じゃなくて公共の道路。
みんなが使っている地域の団地の中の道路とか、
子どもが通るようなところとかを重点的にやりましょうって、

もう、それは沢山のゴミが出てしまったんですけど、
「これは月曜日に回収しますので、一回持ち帰ってもらって、そして出して下さい」って言って、
月曜日は普通のゴミの日なので、家のゴミと別に出すんですけれど、
夕方になって家庭ごみだけ、生ごみだけは回収されているんだけど、
そのゴミがそのままあったんですね。

で「あれ、今日ゴミの回収がないね」なんて言って、
そしたら夜呼ばれて、班長さんが
その「ゴミの収集車についている線量計が集めている途中で鳴りましたので、そこで終わって帰りました」
というふうに言われたんですよ。
「なので、皆さん申し訳ないんですけれども、みんな分担して持って帰って下さい」
持って帰られたら、それをそのまま出されたらまた高くなってしまうので、
持って帰ったらそのゴミを開けて、自分の家庭ごみを混ぜて、新聞かなんかで蓋をして出して下さい

というお話があって、「えぇっ!」って。

もうその時もまた、「ヤバいんだ」と思って、
でもしょうがないからって言って持ち帰って、
それで、それをやりました、そのまま、そういうふうに。

で、その時に3つ位の袋を持って帰ったんです。
主人が帰ってきて、「もうこんなん言われて」とか言ったら、
「ちょっと調べてみる?」って言って、ごみ袋の上に線量計を置いたら、
3マイクロって出たんです。

もう、慌てて端の方に置いて、ビニールシートをかけたんですけど、
「もうヤバい」「もうヤバい」ってその時に二人で言ってて、

それで12月、1月、2月にかけて、
ホールボディカウンターの検査と、甲状腺のエコー検査があったんですね。
幼稚園とか小学校単位であって、
幼稚園の子は私が連れていったんですけど、親は入れないんですね。
見せてもらえないんですね、画像を。
「ちょっとお母さんここで待ってて下さい」みたいな感じでやってて、
子どもたちは小学校でやったのでそれも見ていないし、
私はホールボディカウンターの結果がすぐにきたので、「問題ない」ってきたんですよね。

でもあれはすごく許容範囲が広くて、
「あんまりあてにならないな」というのはあったんですけど、
私の中では「やっぱり大丈夫なのかな?」ってちょっと思ったりはしていて、

で、まだそんな事を思っている訳ですよ。
もう、精神状態がこんなふうに毎日違うんでね、
不安になったり、大丈夫頑張るみたいになったり、そんな感じなんで。

それで甲状腺検査の結果もなんか気にしていなかったんですね。
ホールボディカウンタ―みたいに「大丈夫」ってくるんでしょ。ぐらいな
ちょっとこう、そういう思いがありましたね。

そしたら、3月に結果が郵送されてきて、
次男と3男はA2という、
のう胞が、「5mm以下ののう胞が3つだか4つだかあります」というのが二人ともきたんです。
私はちょっと油断をしていたので、「大丈夫でしょ」みたいな感じで開けて、
もう、「あーーーっ」て。
で、それを見た時に私は、「私のせいだ」と思ったんですよね。

なんか、こうやってうだうだ悩みながら、ぐちゃぐちゃやってて、
その間にもう被ばくをさせていたという、それをすごく責めて、
建てたばっかりの家に住みたいし、
旦那の仕事を辞めさせられないし、
ここにいたいし、
生活レベルを落としたくないし、
「新しい土地で新しい生活なんて絶対に無理」って思っていながら、
「なんとなく気にしていればいいでしょ」位に住んでいて過ごしていた自分も、
もう、ムチャクチャ責めて、
「もう、全部諦めよう」と。
「しがみついているものを全部手放そう」というふうに、もうその時に決めたんですよね。

で、いつまでも、
毎日毎日旦那と、福島にいる間は、毎晩主人と話してね、
やっぱり放射能の話になっちゃうんですよね、どうしても。
「どうすんの?」って私がよく言うんだけど、
旦那に「じゃ、どうすんの?家建てたのにどうすんの?」って、
「じゃあ、仕事どうすんの?生活どうすんの?」って。
ってなって、決まって、旦那が「行ってきな」って。
子どもが僕も心配だけど家がある、仕事もある。全部なくせないからもう母子で行ってきな。
お兄ちゃん、長男と僕でこの家、後は実家でも何でもいいよ、って。
「保養でも避難でも行ってきな」って言って終わるんです。
「さあ、話は今日はこれでおしまい」みたいな感じで、毎晩同じ話をして疲れていたし、

だけど、その甲状腺の結果を見て、
3月何日かに、それはもう全部終わりにしようって言って。
主人にも相談じゃなくて、「私はこうします」っていう事を言おうと思って、メールをしたんです。
「甲状腺の結果、次男と3男がこうだった」って。
末っ子は問題なかったんですね、一番心配してたんですけど。
で、「そうだった、後で話があります」みたいなメールをしたんです。

主人はもう、見て、何を言われるのかわかるので、
いま話を聞くと「めちゃくちゃ怖いメールだった」みたいな事を言われたんですけれども、
私は主人と話をするために待ってて、帰ってきて、
こうだったからもう、もう、あなたはいいから、
私は自分の親に頼むから、もういいから、みたいな感じで、
「もう急いで準備するから」っていう感じで言ったら、
「一緒に行くよ」って言ってくれたんですよね。

私はすごく以外で、
「じゃあどうすんの?だって、誰もいなくなってどうすんのよ」みたいな感じで、
「いいよ行くよ、なんとかなるよ」
「もう諦めた、もういいよ」って。

やっぱり主人も自分を責めたんだと思うんですよね。
自分がいさせた。
保養に行く時も、「行ってきな」とは言うけれど、喜んではいないんですよね。
やっぱり自分が一人になっちゃうし、
長い間一人で、新しい家にポツンと、
ま、長男が居てもね、あんまり一緒にはいなかったから、
そんな家にいたってというのがあったし、
やっぱり面白くないような感じもあったから、それは分かっていたんですけど、
そういう自分をやっぱり責めてて、
「そういう生活があっても子どもの具合が悪くなる事と引き換えにはできない」という、
うちはやっぱり甲状腺の結果を見てからになってしまったんですけどね、

それで急いで準備をして、
そして北九州市と、いろいろ候補地をあげていただいて、知り合いの方に。
で、まあ、下見に来て避難が出来たというか、皆さんに支えられて引っ越す事が出来たんですね

「福島に戻りたい?」ってよく聞かれるんですけど、「戻りたいでしょ?」とかって。

私は、すごくこわかったので、
スーパーに行っても、なんにも入れられない。
「大丈夫だな」って思えるものが何一つない。
スーパーも何軒も回って、もうおかしくなって、怖かった思いとか


あとは、報道されていないような、むちゃくちゃ高い、
二桁ぐらい高い数値が出るような小学校とかもあるんですね、福島市には。
あるんですよ、除染も終わったあとなのに。

そういうところをたまたま、やっぱり。
みんなお母さんは持っているんでね、線量計を。

そういうところを見たりとか、やっぱりしてて。

いま住んでいる方には申し訳ないけど、
やっぱり、怖いですよね、帰ることは。


子どもが、息子もね、置いてきているし、
矛盾がすごくあります、心の中には。

だけどやっぱり、仲良くしてくれたお母さんとか、良くしてくれた方には、
「本当に会いたいな」というのは思うんですよね、本当に。
あの、「楽しかったなぁ」とかね、
でも、そんな事ばかり考えていては前に進めないので、
あの・・・ま、それはね、それとして、感謝で収めておくんですけど、
ただ福島で起こっている事や、圧力がかかっている事は、
「本当に福島だけのことじゃないな」というのは北九州に来て本当に思ったし、
いろんな方に会って、いろんな体験をしましたけれど、
やっぱり自立して自分で動いて、
面倒くさいけど考えて、調べて、
ちょっと怖いけど、電話したりとかして聞くという事をやっていくことが、やっぱり私にもできる事で、
ま、皆さんにもそうなんですけど、
「それがすごく大事なんだな」って、ちょっと、ちょっと
原発はやっぱり、
誰でもね、原発は怖いと思うし、
ただそこから、如何に自分の事として考えられる事が、
「なんかなぁ」って、遠いことじゃなくて、
で、じゃあここにいて何ができるんだろう?って、すごく離れて、「東北の方とか大変だけど」っていうけど、
蓋を開けたら、私たちは何時そういう目に遭うか分からないし、
実際本当に怖い目にあっているのかもしれないし、
それを分からない様にされているのかもしれないという事は
起こっているんじゃないかなと私は思っているんですね。
で、こんなことを言いながらも、本当に、本当にもうビビリだし、
本当に役所に塚本さんと行ったりするんですけど、
わたしは一言もしゃべる事が出来ないんですよね。
役所の方も怖いし、塚本さんも負けていないし、
私はもう本当にそばにいるだけで、署名もね、するんですけれども、
最初は私なんかそういう事はやった事がないので、もう飛び込み営業みたいな感じですよ。
だけど、本当に怖くてね「なんだ!」とか言われたりすることもあるんですね。
なんだろ?正義感でやっているわけでもないんですけど、
やっぱり私は話を聞いたり、自分は何もできないただのお母さんなんですけど、
でもやっぱり自分が体験したことや、
こっちの子ども達も、何のいわれもない汚いものを吸う理由はないと思うし、
なんだろ、そういう思いで、
じゃどうする?って自分に言い聞かせて、この間自分の時間をどうするの?って思った時に、
できる事をやろうと思って、
できる範囲で勉強したりやっているんですね・・・・・・


おわり







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県民健康管理調査「子どもの甲状腺検査 がんまたは疑い59人」11/12

子どもの甲状腺検査 がんまたは疑い59人
(福島県)

県内の子どもの「甲状腺検査」で、がん、または疑いと診断された子どもが59人となった。
県立医大では、「放射線による影響は考えにくい」としている。
県立医大による甲状腺検査は、原発事故当時、県内で18歳以下だった子ども36万人が対象で、
9月末までに22万人あまりの検査が終わった。
このうち、2次検査などを経て59人が甲状腺がん、または疑いと診断された。
このうち1人が良性、26人が悪性だったが、悪性と診断された子どもはすでに手術をうけ回復している。
32人は診断中。
県立医大では、放射線量の高い地域と低い地域で、悪性と診断される子どもの割合に大きな差がないことから、
「放射線による影響は考えにくい」としている。
また今後は、震災当時胎児だった子どもまで対象を拡大するなど、より慎重に検査を進める。
[ 11/12 20:15 福島中央テレビ]



福島民報
甲状腺がん8人増26人 
原発事故の影響考えられず、検討委


東京電力福島第一原発事故を受けた県の県民健康管理調査の検討委員会は12日、
福島市の福島ビューホテルで開かれた。
東日本大震災当時に18歳以下で、甲状腺がんと「確定」した人は
前回8月の18人から8人増え26人になった。
「がんの疑い」は32人(前回は25人)。
 
検査が進んだ結果、
平成23年度検査で甲状腺がんと確定したのは10人(前回比1人増)、疑いが3人(同1人減)、
24年度検査では確定が16人(同7人増)、疑いが28人(同7人増)、
25年度検査で疑いが1人となった。
星北斗座長(県医師会常任理事)は会議後の記者会見で
「現時点で原発事故による放射線の影響で明らかに増えているとは考えられない」との見解をあらためて示した。
 
「確定」「がんの疑い」と診断された計58人の年齢層(二次検査時点)は
8歳が1人、11歳が1人、残りは13~21歳だった。
放射線の影響を受けやすいとされる8歳以下はほとんどいなかった。
 
また、原発事故が起きた平成23年3月11日から4カ月間の外部被ばく線量の推計値の内訳を初めて公表した。
「確定」と「疑い」に、手術の結果「良性」と判明した一人を含む計59人のうち、
推計値の調査に回答したのは21人。
0.5ミリシーベルト未満が4人、
0.5~1ミリシーベルト未満が8人、
1~1.5ミリシーベルト未満が7人、
1.5~2ミリシーベルト未満が2人だった。
 
甲状腺検査は、震災当時18歳以下の約36万人が対象。
一次検査でしこりの大きさなどを調査し、軽い方から「A1」「A2」「B」「C」と判定し、
BとCが二次検査を受ける。
二次検査で「がんの疑い」と判断され、手術を受けると、がんかどうか確定する。

( 2013/11/13 09:07 カテゴリー:主要 )



以下OurPlanetTVより一部抜粋。全ての動画がこちらにあります。
福島県検査で甲状腺がん58人~最年少は8歳
投稿者: ourplanet 投稿日時: 火, 11/12/2013 - 18:30

福島第一原発事故を受けて実施されている福島県民健康管理調査の第13回目会合が12日開催され、
2011年秋から今年9月30日までに甲状腺検査を受診 した子どものうち、
甲状腺がんの悪性または悪性疑いと診断された子が58人にのぼったことがわかった。
母数となる受診者数は216,809人で5000人 に1人の割合となる。
2次検査が終了しているのは78.1%。
 
県民健康管理調査の資料から抜粋 

 
この中には、新たに8歳の女児が含まれているほか、
今年度に1次検査を受診したいわき市の13歳男児が2次検査の細胞診で悪性と診断され、
3.3センチの腫瘍があった

 
これら細胞診で悪性または悪性疑いと診断された
58人のうち26人が手術を実施し、乳頭がんと確定している。



ーーー

県民健康管理調査第13回会合直前の2013年11月8日
<甲状腺検査>福島県立医大ごっそり訂正



<今更公表・損傷核燃料3体>25年前使用済み燃料棒が「く」の字になって4号機燃料プール内にー東京電力はやっぱり信じられないー

震災前に取り扱いミス 4号機プールに損傷核燃料3体

東京電力は12日、福島第1原発4号機の使用済み核燃料プールから
燃料集合体1533体の取り出しを近く始めるのを前に、
震災前に折れ曲がるなどした損傷燃料が3体あることを明らかにした。

県と原発周辺市町村、有識者でつくる県廃炉安全監視協議会の現地視察で示した。
損傷燃料の取り出しは最後に回し、取り出し方法を今後検討する。
 
東電によると、損傷した燃料の1体は「く」の字に折れ曲がっている状態。
25年ほど前に燃料を取り扱う際に失敗し曲がった。
ほかの2体は
10年ほど前に破損が分かり、異物などの混入で外側に小さな穴が開いた状態という。
 
燃料損傷について当時公表したかどうかは東電が調査中。
ただ、震災前にも燃料の取り扱いで作業ミスがあったことが分かったことで、
作業ミスの防止、監視強化があらためて課題として浮上した形だ。
 
燃料は燃料輸送容器に入れて約100メートル離れた共用プールに移すが、
損傷燃料は燃料輸送容器に入れられず、移送法を検討する。
(2013年11月13日 福島民友ニュース)





大丈夫?4号機からの使用済み燃料取り出し間近!


<後半・質疑応答>TVジャーナリストらによる「特定秘密保護法案」反対 臨時会見11/11(文字起こし)

TVジャーナリストらによる「特定秘密保護法案」反対 臨時会見11/11(動画・すべて文字起こし)
のつづき質疑応答部分

2013111125.jpg

(右から順に・敬称略)
鳥越俊太郎
金平茂紀
田勢康弘
田原総一朗
岸井成格
川村晃司
大谷昭宏
青木理


文字起こし部分のYoutube→http://youtu.be/Er2xv9ICpBc?t=33m36s

鳥越:
ご質問をお受けいたします。
出来れば会社名を名乗ったうえで、
誰に質問するかという事を御指名の上質問していただければありがたいと思います。
何でも結構です、どうぞ。


田中龍作:
フリーのジャーナリストで田中龍作と申します。よろしくおねがいいたします。
こうやって反対の声をあげる事は私はもちろん大賛成ですが、
声をあげるのがこれ、遅きに失したのではないか?と思っています。
今マスコミのバッシングを浴びている無所属のある参議院議員は、
9月ごろからこの危険性を訴えて全国行脚していました。
それで、新聞テレビの会社の幹部はですね、打ちこぞって安倍首相と会食している訳ですが、
国民の多くはこれにですね、「何か取引をしているんじゃないか」と眉をひそめております。
で、それをですね批判できないみなさん達がですね、ここで「秘密保護法案反対だ」って言ったところで、
やっぱり、この人達またなんか・・・、
みなさん達がやっているという訳じゃないですよ。
そういうテレビ局の人が言ったからといって、やはりというメディア不信。
さっき田勢さんもおっしゃったメディア不信があって、今一つ説得力がないんじゃないかと思うんですが、
えー、質問は二つです。
・遅きに失したのではないか?
・メディア自らが襟を正すべきではないか?
この二つです、どなたでも結構です。
しいて言えば皆さん答えて下さい。

田原:
今月の朝まで生テレビはこの問題をまともに取り上げます。
まともに。
ね。
だから、上が何を考えようと、朝まで生テレビはこれをまともに取り上げます。

岸井:
ま、今日は基本的に個人の参加で、どこに所属しているという事は無しという立場になっていますから、
あえて言いませんけれども、ずっと取り上げてきていますよ、ずっと。
だから、ただあえて反省すると、さっき言ったように
「まさか通るとは思わなかった」のが、「ひょっとしたら通るかもしれない」という、
その感覚のずれはちょっとあるかもしれません。

田原:
ほぼ通ると思う。
大谷さんが詳しいと思うけれど、多分12月にね、会期を延長しますよ。
野党は会期延長のところで妥協しますよ、たぶん。
それで通る。

2013111126.jpg

大谷:
そういう意味では遅きに失したという今のご質問を受けられたんですが、
確かに遅きに失しているかもしれないんですね。
ただね、「通るかもしれない」けど、
「これは危ないぞ、危ないぞ、とんでもない法律だ」という事をですね、声を高く言っておけばですね、
そう簡単に動けないと思うんですね。
これ実質的にやるのは公安警察ですよ。
手を下すのは公安警察ですから、これが6年も7年も経って、
「実はこういう事をやって、こいつはこんな取材をした」というときになったら、
国民はそれに慣らされてきている訳ですよね。
「あいつはあんな取材をしてとんでもない奴だ、やられて当然だな」という形になる。
その時期を待っていると思うんですね。
だから私たちは通ろうと通らなかろうと、とにかくこの法律は危ないんだと言い続けてですね、
残念ながら向こうに刀が渡ってしまったら、どうやってその刀を使わせないかと言う事のためにはですね、
御批判の、確かに遅かった事はあるかもしれませんけれども、
「使えないようにしていく」という努力をですね、間断なくやっていかなければいけない。
おそらく警察はですね、いきなり記者のみなさんを逮捕するという様な事はしないと思うんですね。
何より彼らが欲しいのは家宅捜索ですから。
みなさんのパソコンとか履歴とか、
「こいつは誰と会っているんだ?なんでこんな記事が書けるんだ?」
なにも本人の身柄を押さえなくてもいいんですね。
家宅捜索っていうのは、
今は「新幹線の切符よりも家宅捜索令状の方が取りやすい」と言われているんです。
まずはそれを頻繁に取ってですね、
がんじがらめに我々の情報を取っていこうという流れが出てくると思うんですね。
誰だって、岸井さんのパソコンみたい、田原さんのパソコンみたい、青木さんのパソコンを見たい、
それだけで十分だっていう気があるわけですよ。
だから、危ないから抜かせないと、
いう努力を引き続きやっていかないといけないと思うんですね。


朝日新聞:
朝日新聞の川村です。
金平さんに伺いたいんですけれども、
先ほど2002年の例を持ち出されましたけれども、
今回声明の下も、ま、意味があって黒塗りをされていると思うんですが、
この声明の趣旨には賛成であると、だけども名前を今回は出したくないというキャスターの方は、
複数に、あるいは少なくとも何人とか、今回はいらしたんでしょうか?
それをちょっとお聞きしたいんです。

金平:
「国家安全秘密上の理由からお答えできません」
というふうに言うのは簡単なんですけどね、
あの・・あのね、私は鳥越さんとかみなさんと相談しながら、
声かけのお手伝いをボランティアでやったんですがね、
2002年の時、さっき田原さんも言っていたように、
1を除いた4から12までずっと並んで、みんなが自由にものを言えた当時と今は・・・
全くやっぱり状況が違っているというのを身にしみてわかりましたですね、
えー・・・かなりの数の人が、この呼び掛け文には
「もっともだ」と、「その通りなんだけどね・・・」というテンテンテンのあとに、
「時間をください」となってですね、

まずやった事というのはその、
まずメインで仕事をしている局のプロデューサとか、
あるいは上司にお伺いを立てるという事をやるんですよね。
で、「これは個人参加ですから、一人のジャーナリストとしてどういうふうに思うという事を言いたいということは重要だと思います」という様な事を言ったんですが、
「いや、そうは言っても私は・・・」という様な、
あるいは「ちょっと今時期が悪い」
それから、
私たちが所属している組織全体が、今
実は、もっと、もっとこれよりも危ない攻撃を今の政権からされている

という様な事をおっしゃってですね、
えー、大体想像がつくと思うんですが、
そこの人達は、とても怯えていました。

その「怯えている」ということを正直に、私には言ってくれましたね。
「怖い」って言っていましたね。
で、その怯えている状況というのが、むしろこの法案の本質だと思いますね。


この法案の、実は作成過程も秘密です、これ。実は。
検討委員会とか作業グループの議事録というものを情報公開請求したら、
真っ黒なものが返ってきたんですね。

これがどういう人達によって、どういう話し合いによって出来あがった法案なのか?
というのも、全部秘密です。


で、この法案が出来ることに反対の意思を表示しようとした場合に、
なんとなく怖れを感じることの本質というのは、
僕はこの法案が持っている恐ろしさだなという事を、
このアピールの呼びかけをボランティアでやった時に、つくづくと感じましたですね。

ただ、今回はすごく短時間で、
ま、遅きに失したというふうにおっしゃっていましたけれども、
それは田勢さんがさっき言ったように、
今の政権がメディア不信を利用ながらこれをやっていってるんですよね。

で、そこがすごく大事なことで、
メディア不信を利用しながらこれを通そうとしているというところに目が向かないとですね、
「またあんたたちがやったってだれも信用してくれないよ」というような言い方というのは、
とても僕はあの…良くないと思います。ね、正直言って。

今はそんな事をやっている時期じゃないと思いますね。

えー、ここに加わろうとしている人はこれから増えると思いますね。
僕らはこれをやって、ラジオに今回声をかける事が出来なかった。
それから関西の人とか、地域ですごく一生懸命やっている人たちも実はものすごく危機感を持っていて、
その人たちも声をかけるとすぐに加わってくるという事があると思いますね。

で、今回はとりあえずやらないともう、
事態がどんどんどんどん進んでしまうので、一回ここでやっておこうという、ま、キックオフですよね。
だから、「これは始まりにすぎません」という文言で結ばれているんですけれども、
そういう息苦しさみたいなものが僕はこの法案の本質だという事を感じたという次第ですね。


青木:
あのー、僕一個だけ付けたしてもいいですか?
この中でおそらく40代って僕だけだと思うんですね。
で、2002年の頃というのは、僕は通信社の現役の記者でですね、
おそらくみなさんと同じように、例えばこういう場だったら取材する側に居たんですけれども、
やっぱりこの10年間ぐらいで、急速にメディアが、おそらく内部でですね、息苦しくなっているんですね。
これは別にどこの社がとか、新聞社がとか、テレビがということなく、
ほぼ共通する現象だと思うんですね。
で、別にここにいらっしゃる先輩方の、べつにゴマをするわけじゃないんですけれども、
この先輩方がいらっしゃった時代よりも確実に悪くなっている。
ように感じるのは多分僕だけじゃないと思うんですが、

これはやっぱり世代論は僕は嫌いですけれど、
僕らの世代が悪くしているんじゃないだろうか?
声をあげるべき時に挙げられなくなっているんじゃないか?
どうもみんな臆病になっているんじゃないか?っていうような事をですね、ものすごく強く感じるんですね。

筑紫さんが、
僕は個人的には筑紫さんとはほとんどお付き合いはなかったんですけれども、
筑紫さんがお亡くなりになって、ここにいる皆さんもみんな筑紫さんや筑紫さんとほぼ同年代の方々で、
この先輩方がいたころよりも悪くなっているという事をやっぱり、
これはたまたま僕は今日こっち側に座っていますけれども、
そちら側居座っているみな、僕と同世代あるいはもっと若い記者のみなさんは、
本当に問題点を共有してですね、
もっと声をあげるべきだろうと、もっと自由に振る舞うべきじゃないかなというふうに、
僕の自己反省も含めて、今日は強く思いました。


岸井:
もうひとつ、先ほど金平さんがキックオフって言いましたけどね、
大体今現在「名前を出せないけど」っていう人達が10人前後いますよね。
それとご存じのとおり、地方紙を含めると新聞は、かなりの数の新聞がすでに社説で、
何回も「廃案を求める」という社説を掲げていますからね。
だからいずれそういういろんな形の連携というのは出てくるんじゃないかなと、思いますね。


田勢:
さっきメディアの首脳陣が総理と会食しているという話をされたとおもいますけれども、
この法律の危険性は少し別に、
やっぱりメディアと政権の距離感っていうのが、私は非常におかしくなっていると思うんですね。
で、今の官邸は非常に狡猾になってきて、
いつのどの番組に総理が出るかというのは、直前に官邸が決めるというふうに完全にしちゃったんですね。
それからその新聞のインタビューを受けるかというのも、官邸が全部主導権を握って決めると。
そうすると、新聞でもテレビでもどうしても総理大臣を出したいと上の方が思うもんですから、

やっぱり番組をつくっている人たちも
「そろそろ総理を出さないとまずいんじゃないか」みたいな雰囲気になってきて、
それが、かなり利用されているところがあると思うんですね。

私がかねがね思っているのは、たとえば日本に必要なのは
ニューヨークタイムスというのはめったに大統領のインタビューはやらないんですよ。
「そんな下品なことはできるか」というのをプライドにして売っているんですね。
そういう文化を日本もつくらなきゃいけないな、と。ま、余計な話ですけれども思いました。


(※本当にそう思う。総理大臣の方から「お願いだから僕を出してくれ」と言わせるくらいに、無視しちゃえばいいのに。安倍のインタビューなんかいらないと思います)


http://youtu.be/Er2xv9ICpBc?t=45m55s

共同通信:
共同通信の吉田です。
2002年の話が出たんですけれども、その前の1985年の国家秘密法案。
自民党が確か中曽根政権の時ですが、自民党が提案して廃案になって、
その翌年にも修正案を出そうとしたけれども国会にも出せなかったと、
その時と比べて先ほど、岸井さん田勢さんから、「国会議員の危機感が足りない」とかですね、
それから、「世の中が騒然としていない」という話がありましたけれども、
その30年近く前と比べて、国会議員がどう変わっているのか?
さらに我々メディアも含めて、当時の世論と今の世論がどうしてこう違っているのか?
その二つについてお二人にお尋ねしたいんですが。

岸井:
これはいろんな視点があると思うんで、
私の立場で「こうだ」と決めつけてお話しするのはなかなか難しいところがありますけれども、
最近の動きでちょっと感じるのは、
「世論が結構ね、右寄りになってきているのかな」っていう感じがするんですよね。
それはひとつはメディア不信に乗じている部分があるでしょうし、
それからこの法律を出す、NSCをつくっているという理由。
法案の前文に目的とそれから提案理由というのが書いてありますけど、
「最近の国際情勢」って必ず入っているんですよね。
「最近の国際情勢」に対して、そして自民党議員や野党議員が言う、
「今の日本人は平和ボケをしている」と。
こういう風潮に、ひょっとするとのせられやすくなっちゃっているのかな?
ここは昔とちょっと違うなと。

つまりね、
あの中曽根内閣の頃はちょうど私はワシントン特派員をやっていた頃ですけれども、
しかし、与党議員も、そして官邸も、相当にね、「自制する」って言う気持ちが強かったですよね。
「これはちょっと無理かな」という感覚があると、
やっぱり外からいろんな声も聞いて、諦めも早かったですよね。

で、今そうでないというのは、
そういう、時代のちょっとした違いと言いますかね、時代背景があるのかなという感じはしていますけどね、
これわかりません。
明らかにそれを乗じているなというのは感じますね。

だって、「今、この国際情勢は」が、必ず入っている訳ですよ。
「だから必要だ」
そしてこのネットの発展。
ここから漏れやすい。
「漏れる事によってどれだけ国が危うくなるか」
「そう思ったらこれが必要でしょ」って、こういう説得の仕方をしているんですね。

だから国際情勢とネットの伸展の二つを大きな理由にしています。
これは80年代の時にはあまりなかった事ですね。


田勢:
私は今の政権の特殊性がかなりあるんじゃないかと思いますね。
「安倍カラ―」というのを何とか出したいと思って今、96条改正あたりから動き始めたんですけれども、
96条改正、それから靖国参拝、
それから従軍慰安婦問題の韓国批判。
「これだけは絶対にダメだ」とアメリカにくぎを刺された、私の取材ではそうなんですね。
で、それは出来ないと言うので、アメリカが数少ないとして「これはいいよ」と言ったのが、
NSCをつくるというのと、集団的自衛権はアメリカもまだ割れていますけれども、
この秘密保護法。
これはまぁ、「日本からどんどん我々の軍事情報が漏れるのはけしからん」とかねてから言っていた事なので、
「これはいいよ」と。

ですから「アメリカの手のひらの上で認められたのがこれだった」という感じがしますよね。

で、自民党の中でもこの問題で、かつてのリベラル系の人達は批判的なんですけれども、
全く発言していないんですよね。
それはこの政権の党運営のうまさというのがあるんだろうと思いますね。

年が明けたらもう、人事があるとみんな思っていますから、
「こんな時になんか変なことは言わない方が良い」というように、みんな沈黙しているんですよね。
そういう状況があると思います。


大谷:
補足していいですか?
あの、1985年の中曽根内閣の時のスパイ防止法というのは
明らかに旧ソ連を対象にしてですね、そこに目的を設定している訳ですね。
ですから、東西冷戦、あるいは東西冷戦が終わりつつある時と今とは、大分情勢が違う。

一体今は何をこんなに焦って作る必要があるのか?

ま、当然中国とか北朝鮮とか、あるいはテロとかという項目を入れている訳ですけれども、
むしろあの時の方が自民党の議員の中に「こんな危ないものを通せるか」と。
中曽根さんが非常に強権力を発揮していたのにもかかわらず、
席を立つ議員が沢山出てきたという事から比べると、
随分おかしなことになっているんではないかと。

それからもう一点は二言目には「日本はスパイ天国だ」と
「スパイがうじゃうじゃいるんだ」と。
でも日本にも、自衛隊法には懲役5年以下と軍事に対しては定められていますし、
国家公務員法ならびに地方公務員法では懲役1年以下と、これはま、刑罰的には低いかもしれませんけど、

そういう事でこの15年間に引っ掛かったというのは僅か5件なんですよ。

なんでそれがスパイがうじゃうじゃいるのか、と。
国家公務員法とか地方公務員法とかは、
職務上知り得た秘密という非常に漠然としていて誰でもひっかけられる法律なんですね。

それがありながら、15年間で5件しか引っ掛かってない。

じゃあ、どこがスパイ天国で、スパイがうじゃうじゃいるのか?

これは明らかにプロパガンダで、15年間で5件しかない。
しかも国家公務員法がちゃんとあるにもかかわらず、誰が秘密を漏らしているの?
誰がスパイと接触しているのか?と。


いう事からすると、
「最初からこういう法律は必要ないのもかかわらず、あえて作ろうとしている」
としか私には思えないですね。


http://youtu.be/Er2xv9ICpBc?t=51m30s


Q:
呼びかけ人の人数の正確な数を教えていただきたいのと、
秘密保護法案が生活の場にどんな悪影響があるのか?どういう影響があると考えていらっしゃるのか?を
みなさんそれぞれにお聞きしたいと思います。


鳥越:
呼びかけ人の数はここに書いてある通りです。
もちろん先ほど金平さんから話があったように、
「個人的には反対することに賛成だけれども、自分が所属している組織との兼ね合いで、今名前は出せません
とおっしゃる人たちが複数いらっしゃる事は事実です。
だから、ここに名前は呼びかけ人という形では出ていません。
だから今呼びかけ人という形で名前を出しているのは、ここに書かれている人だけです。

但し、何べんも言うように「気持ちはあるけれど出せない」という人が何人もいる
複数いらっしゃるということも、事実です


田原:
具体的に言いますとね、たとえばこの間も石破さんに言ったんだけども、
集団的自衛権をどうするか?と。
その時にたとえば第一次安倍内閣で4類型というのがあったの。
で、この4類型よりももっと範囲が広がるのか?
あるいは具体的に、これとこれとこれをやるのか?
という事が一切聞けなくなります。
そういう取材ができなくなる。
だから、「石破さんには今だから聞けるけれど、秘密保護法が通ったらこんなことは聞けないよね?」
って聞いたら、彼は苦笑していました。


いっぱいあります。
原発の問題もほとんど取材できないと思います。
これはテロと関係するから。


ーー:潜入取材ができなくなりますよね?

田原:
これは週刊誌がいるもやる、
たとえば東電の原発の中に作業員として潜入して、後に雑誌に書くなんていう事は一切できないね。


大谷:
我々の生活にどんな関係があるのか?とおっしゃっていましたけれども、
先日海渡雄一弁護士と重里さんと私でこの問題を1時間やったんですが、
あの福島みずほさんのご主人ですね。
その海渡さんが、
あんまり皆さん知らないでしょうけれども、福島原発の大変な事故の時に東京消防庁が
例のこういう、キリンみたいな消火装置を持って、
「どこから放水したら一番効果的か?」という事で
東京電力福一に「設計図を出してほしい」という話をしたら、
東京電力の本社が「これはテロ対策資料なので出せない」と、

放射線がボンボコボンボコ出てきて、国民の命が危ない。
少なくともあれだけの被害を出している。
にもかかわらず、東京消防庁が応援に行くという要請に関して、
「テロに関わるからこの資料は出せない」と、

それは国民の生活じゃなくて国民の命にかかわる事ですよね。

だから、私は東京消防庁が資料を要求して、東電が断って、
最後国会議員が一括して出してきたという事に関しては海渡さんからの又聞きですので、
裏を取るためにもしお調べになるのなら、ぜひ調べていただきたいと思います。


岸井:
それとさっきサイバー的な話も出ましたけれども、
一般というとなかなか広がっちゃって説明しにくいところもありますけれども、
もうひとつ重要な法律と方針の変更がある
「武器輸出三原則の見直し」というのがあるんですよね。
これは共同開発を進めるという事になる。

つまり私が聞いているところでは、まず即特定秘密になるのが
軍事情報です。特に武器の設計図とか暗号とかというものになるんですね。
そうすると今までの軍事産業と言われているような
自衛隊と契約をして武器を生産している会社、さらにこれからアメリカの技術と提携して、
アメリカに武器を現実には輸出する会社。
これは全部引っかかりますよね。

だからここでそういうふうな情報をサイバー的にやられても、
下手をすれば引っ掛かるという事になりますからね。
だからそういう社の仕事を家に持って帰れなくなるんですね。

一般的にどうか?という話とは別ですけど、少なくても目の前にそういうふうな問題は出てきます。


青木:
あのー、一般市民の問題という事になると、
これ、先程も申し上げましたけれども、基本的に事務局が内閣情報操作室なんですよね。
公安警察の事実上の母体なんですけれども、
つまり、すなわち警察的な発想がものすごく強い外交防衛にテロ対策というのをくっつければですね、
およそ警察の何でもかんでもが秘密にできる。

この間国会答弁でも出ていましたけれど、
「原発警備というのが特定秘密になり得る」という答弁をしたようですけれども、
「原発警備」というものが特定秘密に本当になり得るのならば、
さっきどなたかがおっしゃっていましたけれども、
市民団体なんかが小高い丘の上から福島原発を撮って、そこに警察官が映っていると、
場合によっては特定秘密法を漏えいしたという事になりかねないですし、

最近ですと僕なんかはつくづく思っているのは、
たとえばNシステムなんていうのは、
警察はいまだにどういうところに配置していてどれ位の予算を使ってなんて
基本的に明らかにしていませんけど、これは100%特定秘密になるでしょうね。
そうなってくると、Nシステムのために一体いくらぐらい予算を使っているのか?とか
あるいはNシステムがどこら辺に配置されているのか?なんていう事は基本的に知り得ないし、
知ろうとしたら違反になる。
(※Nシステム 自動車ナンバー自動読取装置‎ 
Nシステムを通過した車両(2輪を除く)を全て記録し、警察の手配車リストと照会する)

あるいは自衛隊の配置だって、情報保全隊などが問題にしていますけれども、特定秘密になり得るでしょうし、
極端に言えばオスプレイが「何機配備されていつどこに飛んでいくのか」なんていうのは
特定秘密にされかねないなというふに僕は思いますから、
やっぱり一般市民の生活。
「知る権利」という問題ももちろんですけれども、一般市民が本当に生活に密着するような場面でも
必ず特定秘密で知れなくなるという事はおびただしく出てくる。
ま、それが先程来先輩方がおっしゃっているように、
どんどん拡大されていきかねない。

事実上法案を読む限りは拡大できるようになっているという事だと思います。


金平:
一個だけちょっと言い忘れた。
あの、「公益通報者の保護法(平成16年法律第122号)」っていうのがあるんですよ。
これは、要するに内部告発というか、
組織の内部にいる人間が内部告発をした、その人間を保護するという法律なんですけれどもね、
この法律は多分死分化すると思いますよね。
ほとんど何もできなくなりますね。
それだけちょっと付け加えておきます。


鳥越:一応会場は3時までの時間ですよね、じゃ、川村さん最後に。


川村:
生活にどういうふうなかかわりがあるか?という事なんですけど、
この全文を読むと別表に、たとえばの話ですが、
特定有害活動の防止に関して収集した外国の政府または国際機関からの情報その他の重要な情報

「その他」というのがですね、この別表だけで11あります。

全体の法律の中でも、全文の中にもこれが36あるわけですけれども、
後で「その他」のところにそれを入れこむという。
たとえば、これがアメリカと日本の情報共有のためにというのはよく言われている訳ですけど、
アメリカですでにですね、チェック機関があって、国立公文書館とか、
いわゆる検証に耐え得るチェックを同時にしている訳ですけれども、
その中ですでに情報が公開されて、
たとえば「沖縄の米軍基地の構造はこうなっています」というようなことが、
アメリカからは情報を得られているのに、日本は特定秘密になっているというような時には、
日本で報道することが、「その他」というところに入るとすればですね、
これは非常に大きな、国際的な問題としても矛盾を抱えている法案だという事を、
我々の生活の中にも後で、
「その他」にあなたのやっている活動は匹敵しますよ、ということが
入りこむ危険性が非常に大きいという事を申し上げておきたいと思います。


鳥越:
これはですね、おそらく1時間でも2時間でも議論になり得る事なので、
一応会場が3時までという事になっておりますので、会見はここでお終らさせていただきます。
但しこの声明文の最後に書いてありますように、
「これは始まりにすぎません」という事で、
我々一同は「これで終わり」という事ではございません。
これは始まりですので、
「これからも法案の廃案を求めて出来るだけの事はやっていく」ということはお約束できるかと思います。
今日はみなさんどうもありがとうございました。





TVジャーナリストらによる「特定秘密保護法案」反対 臨時会見11/11(動画・すべて文字起こし)

2013年11月11日
TVジャーナリストらによる「特定秘密保護法案」反対 臨時会見
日本プレスセンター10階プレスセンターホール千代田区内幸町


(右から、敬称略)
鳥越俊太郎
金平茂紀
田勢康弘
田原総一朗
岸井成格
川村晃司
大谷昭宏
青木理



各局の大物キャスターたち、錚々たるメンバーです。
このような記者会見が行われたのに、
TBSの夜11時のニュースでさらりと報じられていましたが、
ほとんどニュースで映像が流れていないのが気になります。
なので、文字起こしლ (。◕ˇε ˇ◕。ლ)
私たちはちゃんと知っておくべきです。



2013111111.jpg

鳥越:
今回私たちで一応声明文を出していますので
金平さんからその声明文を読んでいただいて、
皆さんにその紙は渡っていると思いますが、一応説明をしていただいて、
それから金平さんのご意見も一応付けたしていただけると幸いです。
そして、段取りとしてそれから一人ずつご意見を頂くという形、
そして最後に質疑応答という事で3時までのは終わらせるつもりでいます。
それでは最初に金平さんからお願いいたします。





2013111112.jpg
金平茂紀:
お手元に私たちは特定秘密保護法案に反対しますという声明文が渡っていると思いますが、
ご覧頂いたように黒塗りの部分がいっぱいあります。
この意味は、この法案が通ってしまうと、
「皆さんに配布される資料というのにはこういうものが出てきますよ」という事を、
私たちで想像して書きました。

で、呼びかけ人の中にですね、沢山黒塗りになった名前がありますが、
これは・・・今日この集会にですね、このアピールの呼びかけに来たいという人がいてですね、
「何らかの事情でそれを明らかにできないという人達がこれ位います」よ、という様な趣旨でこう書きました。

この声明文の書き方からみなさん、
いま何が起きているか?という事を想像していただきたいと思うんですが、
とりあえず、この、「特定秘密保護法案に反対します」というアピール文を読み上げます。
着席のママで失礼します。

私たちは日本のテレビ番組で情報を伝える仕事に関わっています。
私たちは今国会に提出されている特定秘密保護法案の法制化に対する強い危惧の念を共有しています。
国民の知る権利に行使し、行政機関や強大な組織が持つ権力の使われ方を、
国民の立場に立って監守することは、私たちジャーナリスムの一端を担うものに課せられた大切な役割です。
この法案が成立すると、取材報道の自由は著しく制限され、
ひいては国民の知る権利が大きく侵害される事になりかねません。

行政機関の情報公開は世界の大きな潮流です。

秘密の多い国は息苦しく、
非民主主義的な国家である事を私たちは過去から学んできたはずです。


この流れに逆行する特定秘密保護法案が法制化されようとしている事を
私たちは目視している訳には行きません。

きょう緊急にここに駆け付けた私たち以外にも、
多くの同調者がいる事を私たちは知っています。

これは始まりにすぎません。
2013年11月11日 有志一同。




鳥越:
えっと、それではこれから一人ずつご意見を頂きたいと思いますが、
あのまぁ、順不同ということで、青木さん方からお願いします。


2013111113.jpg
青木理:
はい。青木理(あおきおさむ)です。
一番若輩者なんですけれども、順不同って、
これ「あいうえお順」で青木になったと思うんですが、わたくしから発言させていただきます。
えっと、これから先輩方がいろいろとおっしゃると思うので、
僕はちょっと手みじかに、非常に強い懸念を抱いています。
いろんな問題点があると思うんですけれども、
この法案の中で、僕は警察を長く取材してきたんですけれども、
テロ対策という、ま「テロ対策目的であれば秘密にできる」という文言が入っていてですね、
これがおそらく制定されれば、
警察関連のほとんどの情報が特定秘密にされてしまいかねない」という感じを抱いています。

あの、僕は何年か前に公安警察の事を取材して、1冊の本を書いた事がありました。
これは僕は間違いなく今自信を持って言えるんですが、
この法律ができた後であればあの本はもう書けないと思います。


非常に強い懸念を抱いています、以上です。



2013111114.jpg
大谷昭宏:
大谷昭宏(おおたにあきひろ)でございます。
諸先輩からこの法案の対応策というのは後々出てくると思いますので、
私も青木さんと同じで、長い事事件を担当しています。
21条の方で「報道の自由に配慮する」と、
「国民の知る権利に配慮する」というのは正当な業務であればしないと、
ま、「しない」とは書いていないんですけれども、「正当な業務と認める」と書いてあるんですが、

私が一番怖いのは、この21条に
共謀教唆扇動(きょうぼうきょうさせんどう)これは全て引っ掛かってくるという事になっています。
これは皆様方にお配りしている黒字のところをですね、

これを「黒字で伏せているところをちょっと教えてくれないか」という事を取材先に言えば、
それで「教唆」になるわけです。

で、「これは公共の福祉のために必要なんだから是非とも言ってくれ」という事を言えば、
これは「煽動」になるわけです。

つまり、私たちの取材全てが、この24条でひっかけられるという仕組みになっている。
この24条の教唆を引っ掛けるのは共謀罪の時にあったんですけれど、
いつの間にかこの法律の中にこっそりと潜り込まされて、
「共謀罪を見事にこれは復活させている」という事が言えようかと思うんです。

こういうきわめて狡猾な手口でやられると、
これは刑事訴訟法の281条の証拠の目的外使用の時に散々揉めたんですけれども、
時の権力というのは必ず「悪いようにはしない」というんですが、
みごとNHKがこの間、関西の一戦をクローズアップ現代で、
大阪地検からその資料を流した弁護士が懲戒請求されると、
最初のうちはすぐひっかけてくる事はしないんですが、
281条が出来てこれですでに7年経つと、みごとに引っ掛けてくると。
それが常道であるわけですから、
とてもじゃないけどこの法律は通せない
という思いでございます。
以上です。



2013111115.jpg
川村晃司:
川村です。
今の大谷さんの言葉に尽きるんですけれども、
この全文をそれぞれ読んでみますと、基本的なこの法律の構造が
「揺らしむべし知らしむべからず」という事をですね、感じる人が多いんではないかと思います。

とりわけメディアにおいて、「萎縮してしまう」という事が大変懸念されます。

「正当な業務による行為」
正当な方法によって取材するという事と、不当、不正な方法というのは、誰が判断するのか?

内容よりも、不当であるとか不正であるといいますと、
皆さん日常的に取材をされている夜討ち朝駆けという中でですね、
夜討ちをした時に「これは不当な行為である」と、「安眠妨害だ」というふうに言われた時点でしてですね、
「正当な取材方法ではない」とも解釈されかねない。
非常にその解釈の幅が広く取られていて、
メディアにおいて漏れるという事は、
メディアが書いて初めてそれが報道され秘密が漏れたという事が判断されるのであれば、
メディア規制を前提とした一つの法案の中身になっているとも言えると思いますし、

たとえば田原さんが公開の番組の場で、
「そういう事では無くてきちっと真実を述べて下さい」と閣僚に言ってですね、
「そういうことじゃダメじゃないか」と、「国民はもっと真実を知りたいんだ」と押し迫った時に、
それがある意味では「教唆」もしくは「煽動」という事にも受け取られるような
この法案になっているという事を考えますと、
これは、このまま法案が通過するという事における一つの意味というものを国民がどう受け止めるか?

今の時点でも、ま、世論調査ですけれども、
この法案については賛成よりも反対の方が多い。
「やはりそこには国民自身も違和感を覚えているのではないか」というふうに思う次第です。



2013111116.jpg
岸井成格:
あ、岸井です。
皆さんおそらく大きな危惧を持っているその問題点というのは、共通していると思うんですけれどもね。
私にとって今日ここに座っている、また皆さんにこうやってお話をさせていただいている一つの気持ちは、
「後々とにかく後悔をしたくない」という気持ちからですね。

いろんな見方がありますけれども、
なぜ今この時期に急浮上して急いでこれを成立させようとしているのか?

まだ十分な裏付けが取れてはいませんけれども、やっぱり何らかの集団的自衛権の問題、
日本版NSCの、こういうものがセットになっていて、
おそらく最初はアメリカとの軍事情報に限られていた話だったんじゃないかなと思うんですね。

そこへいろいろなものが入ってきて、
どんどん一気に悪乗りしてこういう事をつくってしまったという感じが非常にするんですね。

皆さん同じだと思うんですけれども、まず一つ、特定秘密というのは何だ?というのが、
秘密の定義が全くありません。
そして定義が無いだけに範囲も曖昧です。

ですから、非常に、何でも秘密にしようと思えば秘密指定ができるような、そういう構造になっていますよね。
しかも秘密情報、それが何が秘密か?っていう事を書いていないうえに、
「その他の情報」っていうのがあるんです。
必ずそれがくっついているんですよね。

その情報についてまたさらに、
その情報を収集、整理する、そのことも秘密
そしてその能力も秘密。って、これなんの事かよく分かりませんよ。
そういう情報にまつわるもの全てが秘密になってしまうという、そういう恐れもありますよね。

ですから、最大の我々の立場で言えば、
危惧はみなさんがおっしゃるようにやっぱり21条なんでしょうね。
やっぱり全体に「取材報道の自由には配慮をする」という事で、
条文的にもいろんな事が書いてあります。
書いてありますけれども、これはあくまでも配慮条項ですね。
担保したものではないですね、法律的にね。


とにかく取材も「正当な取材、方法」と。
「正当な取材ってなんですか?」
誰がそれを判断するんですか?正当でないか正当か正当でないかですね。
しかも公益に奉仕する、資する。
そういうものである正当な取材であれば、
「これは正当な取材として認める」という、こういう言い方なんですね。

御存じのとおり、
その時の政府が考える公益と、メディアが考える公益と言うのは、しばしば違う時がありますからね。

だからそういうような判断も全てどこかに委ねられてしまうという事が一番大きいんじゃないかなと思います。
あとはいろいろと議論が出ると思いますけれども、
「検証の手段が全くない」という事なんですね。

それともうひとつ申し上げたいのは、
なんとなく「まだ、国民の関心が高まっていないな」と。
これは危機感を一つ持ちます。

それからもうひとつは国会及び国会議員達の意識の低さと言いますか、危機感が足りないんじゃないかなぁ。
これは間違いなく国政調査権も相当制限されますからね。
秘密会というところでやるとしても、
あくまでも全体を被せている定義は、「国家安全保障に支障がある情報」ですからね。

だからそういうものであれば秘密会にも出さないという事になります。
そうすると国勢調査もどこまでできるのか?と。
だから取材だけの問題ではないと。
国会にも相当な制限がいろいろかかるんですよ、
という事を国会議員のみなさんにも考えていただきたいなと思います。

http://youtu.be/Er2xv9ICpBc?t=16m6s


2013111118.jpg
田原総一朗:
田原総一朗です。
大きく分けて二つあるんですが、
一つは大谷さんがおっしゃった主題の問題です。
私なんかが国会に、特に総理大臣とかね、大臣を取材する時に、いろんなものを調べまして、
彼らのいままで言ったことに矛盾がある、その矛盾をつくと必ず弁解をいたします。
「弁解なんか聞きたかないんだ」と、
ね、この矛盾、
「あなたは本当はどうなんだ?」という事を聞いて、私は何人か総理大臣を失脚させたんですが、
これは多分「教唆煽動」になると思います。

あるいは、そそのかし、教唆煽動だよね、なると思いますし。

たとえばしょっちゅうみなさんもやると思いますけど、
オフレコで限定で自民党の幹部が一応官僚の幹部に会うと。
それでいろんな話を聞いて、
「名前は出さないよ、そのかわり財務省がこういう事を言っている、外務省がこういう事を言っている」
これは多分「共謀」になると思うんですね。

だから事実上これをやらないと取材ができない。

もうひとつ大きいのは、
実は自民党の国会議員がこの秘密保護法の事をよく分かっていない。
この間自民党の幹事長に、
「たとえばアメリカだとね、国立公文書書簡の局長が
「この問題はありだ」とか「これはおかしい」という事をちゃんとチェックできる。
あるいはアメリカには二重三重にチェックできる機関がある。

「日本には全く無いじゃないか!」と、
で、国会は国権の最高機関だけど、「国会にもチェックできないじゃないか」と。

「え?そうですか」

だからあなたは自民党の幹事長として、やっぱり政府に向かって、
「国会に少なくてもチェックする機関をつくるように提言すべきだ」と言ったら、

「そうですね」と。

でね、もっとひどいのは野党。
野党は初めからね、もう慣れ合い。
ね、岸井さん。


岸井:ん、まだそこまでは

田原:だって、反対なんだもの。

岸井:修正論ですね

田原:
もういきなり修正なんですよね。
で、ま、一つはマスコミが取材をしにくくなる、いやできなくなる。
もうひとつは、国会に、日本にはどこにもこれをチェックする機関がない。
この両方。
しかももっと大きいのは、これ、どこの国でも20年30年で全部公開するんです。
ところが内閣がこれを承認した場合には、永遠に公開しないと。
こういうばかばかしい法律はあってはいけないと思います。
以上。



http://youtu.be/Er2xv9ICpBc?t=19m2s

2013111119.jpg
田勢康弘:
田勢康弘です。
歴史的に見ても、権力というのはどの国でもどの時代でも必ず拡大解釈するものですね。
必ず物を隠すんですね。
で、最後には必ずウソをつくと。
権力というものはそういうものだという事をまず前提として考えなければいけないと思いますね。

私はこれほどの法案が出てきているにもかかわらず、世の中があまり悄然となっていないのは、
所詮「メディアが取材に困るだけの話だろう」と、
メディア不信のようなところに今の政権が便乗しているようなところがあると思うんですよね。
それは我々が本当に反省しなきゃあかんと思っておりますし、
34か所ですか?
そのいわゆる対象となるものの、非常にあいまいな表現が、
「例外」という言葉で入っているんですよね。
「例外規定」のようなものが。
ですから、ま、この政権の体質を見ていても、間違いなく拡大解釈してくると思うし、
これ正当な、先程岸井さんも言いましたけれど、
「正当な取材かどうか」なんて言うのは全くそれはもう誰も判断できないような話なので、

これほど、もう初めから危ない法案は無いと。
なんとしてもこれは潰さなければあかんと思います。



http://youtu.be/Er2xv9ICpBc?t=20m19s

2013111120.jpg
金平茂紀:
えっといま、田勢さんがおっしゃったみたいに、長い事こういう取材を続けてくるとですね、
政府はこれまでウソをついてきたし、おそらくこれからも嘘をつくであろうと思いますね。

で、この法案の論議の中で、私が腹にすえかねているのは、
「西山事件は処罰対象になります」という事を、その担当大臣が言っているんですね

西山事件と言われているものは外務省の機密漏えい事件ですけれども、
あの事件の本質というのは、
「沖縄の返還に絡んで政府が密約を結んでいた」ということ。
で、その「密約はない」というふうに国民に嘘を付き続けていたという事が本質です。

それをですね、この法案の論議の中で「西山事件は処罰対象になります」という様な事を
軽々しく言うような人たちがこの法案を作っている
という事に対して、
“ヒドイ”僕は心の底からの憤りを感じていました。

このアピールに加わった理由はいくつかあるんですが、
2002年の4月に、鳥越さんも、それから田原さんも、その時に加わったと思うんですが、
いわゆるメディア規制三法というものが出てきた時に、同じようにこういうふうにアピールをして、
同じように、こう、反対の声をあげたという事があったんですが、
その当時と比べると今は非常に、もっともっと息苦しい世の中になっています。
こういう事をやるのにも非常に神経を使わなければならなくなっている、ということが、

筑紫さんもおそらく生きていたらですね、必ずこの場にもちろん加わっていたという事を考えて、
そういう事に後押しされて私も出てきたんですが、
その、あの時に筑紫さんが言っていた言葉は、「多事総論」というのをもじってですね、
「多事風論」と言っていましたね。

多くの事を、多くの物事を自由に論じ合う空気を封じるような事に対しては、
私たちは身体を張って止めて行かなければいけないという事を感じて、
この場に加わりました。


修正とかそういう論議ではなくて、
この法案は僕は廃案にするべきだというふうに思います。



http://youtu.be/Er2xv9ICpBc?t=22m42s


2013111121.jpg
鳥越俊太郎:
最後にわたくし鳥越が意見を述べさせていただきます。

みなさんは特定秘密保護法の問題点について具体的に述べておられ、私は全く賛成ですが、
ちょっと、もう少し大きく考えてみたいと思っているんですが、
安倍政権は政権が出来て以来「レジームチェンジ」という事を言っております。
(※レジームチェンジ
武力を行使したり、非軍事的手段によって、他国の指導者や政権を交代させること。体制転換。政権交代)
それからもうひとつは「積極的平和主義」という事を言っています。
この二つを合わせるとですね、
実は、安倍政権が今求めているのは単に特定秘密保護法だけではない

それはもちろん、日本版NSC、国家安全保障会議という様な、今国会を通過しましたけれども、
これを司令塔に特定秘密保護法を手に持ち、
そして最終的には集団的自衛権行使に踏み切る。


これはどういう事か?というと、
「積極的平和主義」というのは、
「積極的」という言葉も「平和主義」という言葉も、一見とても良い事のように聞こえますけれども、
「積極的平和主義」という事を続けて言うとですね、
これは実は「戦争をするよ」と言う事だと僕は解釈しています。



つまり、NSC、特定秘密保護法、そして集団的自衛権行使を認めるという、これは三点セットで、
先程岸井さんもちょっとおしゃいましたけれども、
「日本が戦争を出来る国にレジームを変える」
「体制を変える」という事が今回の法案の背景には横たわっているんだ。
その事を僕たちはちゃんと見抜いて、
もっと国民全体でこの法案については反対をしなければならない。

しかし残念ながらみなさんがおっしゃったように、
世論調査なんかを見ているとですね、この特定秘密保護法の反対の方が多いんですよね。
だけど、世論という形でなんとなく、「反対!」という感じはあまり漂っていなくて、
なんとなく、もう国会でスーッと通っていきそうな感じがありまして、
私たちはそのことに危機感を持って、こうやって今日集まっております。


私は基本的にはみなさんと同じですが、
「なにを?」
要するに秘密って「誰が?」「どうやって?」決めるのか。
「なにが秘密なのか?」という事は、まず全く分からない。
そして、それをどうやって取材するか?という取材の方法が、
「正当な」とか「不当でなければ」という言葉で表されていますけれども、
どれもですね・・・あの・・・
「秘密」というのは分からない訳ですから、
国民の目から、メディアの目から、私たちの目からですね、
なにが秘密になっているのかわかりませんから、
「これはちょっと、秘密なんじゃないかな?」というふうに、勝手に自己規制をしてしまう。
つまりもっとちゃんとして言葉で言うと、「萎縮をしてしまう」
委縮効果を生んでしまう。
これは公務員側でですね、そういう事が起き、
それから当然、「不当である」とか「不当でない」とかそういう取材の方法も一応条文に書かれていますから、
これは「誰がそれを判断するのか?」ということも、
これは権力側が判断をするわけですから、
先程例に出されました「西山事件」もですね、
最終的には、警察検察裁判所その「西山記者が行った取材活動は不当である」
つまり、「正当ではない」という判断をして、有罪にしてしまったわけですけれども、
ま、そういう事は今後もさらに、弱まる事は無くて強まって、
「んーー、これはちょっとやるとヤバいんじゃないの?」
というふうな自己規制が今度はメディア側に当然、
これから皆さん方の同僚や後輩達の間にですね、自然自然のうちにそういう、
「地雷を踏むんじゃないか」という自己規制ですね。
こういう気持ちがだんだん芽生えてきて、
長い時間のうちに、それは結果的には国民の知る権利に答えるような報道が出来なくなってくる。
その事を私たちは非常に恐れるわけです。
だから私は、この特定秘密保護法案はですね、「今国会で廃案にするべきだ」というふうに思います。
「廃案」を要求したいと思います。

ということで一応こちら側が意見を申し述べましたので、
これからは一応皆さん方の、
あ、補足がありますか?
どうぞ。


2013111122.jpg
田原:
ちょっとね、今の鳥越さんの話で「西山事件は有罪だ」と。
でもね、とんでもない話、要するにここにいるほとんど全員がね、
たとえば国会議員やあるいは官僚の幹部に取材するときに、
秘書と仲良くするのは当たり前じゃない、ね、誰だって。
秘書と仲良くして、秘書から相当情報を取って、
それで本人に「これはどうだ」と聞くというのは、これは常識なんですよね。
だから、西山事件が、西山さんが有罪になるという事は、
ここにいるほとんど全員が有罪になるという事なんです。


あのね、もう亡くなったけれどあの時の検事がくだらない表現をした。
「情を通じて」なんて。
だからね、情を通じるのは当たり前なんだよね。
国会議員や幹部の人達と仲良くして、そこからある程度の情報を得て、
そしてボーンとぶつける!
常識ですよね、はい。


2013111123.jpg
岸井:
もう一つ付け加えますとね、
取材源の尊厳を傷つけたことが有罪という不当なあれになったという根拠にされたんですよね。
だからそこが非常に微妙な人間関係が、それは裁判になってからいろいろな事があったのは事実ですけれど、
ものすごく重要な事は、裁判を通じて
「あの密約はそういう秘密にするべき物ではなかった」という事を裁判は認定しているんですよ。
それでもいまだに外務省はあの密約の存在を認めていない。
しかも、資料まで全部破棄して無いんですよ。
こういう事が大問題なんですよ。

田原:政府は嘘を付き続けている

岸井:そう。嘘を付き続けているという事ですからね。

2013111124.jpg
大谷:
いいですか、ちょっと一言。
この西山事件で言えば、御承知のように横路さんが国会で質問したわけですね。
その時にその現物を掲げたものだから、そこがカメラに映って、それで西山さんに波及していく訳ですが、
この法律が通ると西山さんだけじゃなくて横路さんも逮捕される訳ですね。
国会議員が秘密を漏らした場合には懲役5年と
最長10年の半分が国会議員になったわけですね。
で、国会議員は秘密会にだけ出られるというふうに書いてあるわけですね。
ですから秘密会に出た国会議員が今日の議事はこうだったという事を秘書にしゃべったという段階で、
国会議員が懲役5年という事になるんですね。

当然、西山事件の横路さんはその文の国会議員の懲役5年に引っ掛かってくる。

国権の最高機関で、我々が選挙で選んだ人たちが、
官僚が作った秘密を知った場合には懲役5年と。

こんな立法権を犯した法律がどこにあるんだと、

しかもそれを与党も野党もまともに論議しないで、
自分たちが懲役を食らう法律を通すバカ
バカっていっちゃいかんが、世の中のどこにいるんだ?というのが私の率直な感じなんですね。

「もっと足元を見てくれ」と。
我々報道機関がこうやって声をあげているものですから、
何か国会議員は自分たちの権限が大幅に官僚にそがれているという事に気付いているのか?
それとも気付かないふりをしてこんなことを通すのか?

私は本当に疑問でならないんです。

岸井:
今日ね、急がなければならないもう一つの理由は、
これだけずさんな天下の悪法、もし我々の危惧が本物であればですよ。
そういうものであるだけに、私なんか常識的にね、
「この法律が、そんな、通る筈がない」と、
「当然この国会で廃案だろうな」と思っていたら、
なんと「与野党修正協議のうえ、この国会で成立するかもしれない」という情報を聞いた
もんだから、
「それはウソでしょ!?いくらなんでも」ということが一番大きなきっかけですね。

「まさか」ですよね。

鳥越:
あの、それから一つ付け加えますと、僕もこの間ビックリしたんですが、
自民党の小池百合子さんがですね、
首相の・・・、ま、新聞によって全部表現が違いますが、
毎日新聞は、首相動静日日ナントカ、だったんですね。
首相の行動がですね、一応全部載っている訳ですね、
新聞の2面の終わりぐらいのところに各新聞大体載っています。
で、「これも秘密に当たる」みたいなことを小池さんがですね、国会のある場でおっしゃっているのを聞いて、
本当に「アホじゃないか」と思いましたですね。


つまりもう、過去形ですよね。
翌日の新聞ですから。


つまり、テロリストの、これは万が一ですけれども、そんなことはありませんが、
テロリストのターゲットになり得ると。
それは、予定が書いてあったらですね、それは、ま、一つの可能性としてあり得るんですけれど、
過去の事をですね、書くのはね、どうして秘密に当たるのか?

もう本当に笑止千万としか言いようがないんですが、
そういう意識で自民党の今の議員がですね、この問題を取り扱っている事について、
本当に・・これはもう・・どうしようもないなと、こんなものでは。

これについて野党からもあまり異論も出ないという話に、
危機感を感じざるを得ないという事が正直なところであります。

ほかにありますか?みなさん。
無ければ一応質疑応答という事で。



ーー質疑応答に続くーー

<後半・質疑応答>
TVジャーナリストらによる「特定秘密保護法案」反対 臨時会見11/11(文字起こし)




広瀬隆氏「あの規制委員会のど素人のあんな奴らに命をかけちゃダメだ」11/10福岡(音声・文字起こし)

2013年11月10日 福岡市舞鶴公園
さよなら原発11.10九州沖縄集会



それでは最後に広瀬さんにビシッと決めていただきたいと思います。


広瀬隆さん

えーっと、我々の仲間は10人なんですが、ひとりちょっと大事な人がいます。
国会事故調査委員会のメンバーだった田中三彦さんが、今日都合がつかないので
ちょっと代弁させていただきます。

いまですね、再稼働しようとしています。
それを原子力規制いんかいがゴーサインを出そうという目前にまで来ていますが、
田中さんが事故調の中で調べ上げた事で一番大事なことは、
福島の事故は津波で始まったんじゃない」んです。
地震の揺れで配管が破損して始まった」んです。

この事を実証しています。
論理的にハッキリわかっています。
いま中に入って証拠を掴めないだけなんです。

田中さんはしょっちゅう電話をくれます。
それでこう言っています。

「あの規制委員会のど素人のあんな奴らに命をかけちゃダメだぞ」って。
何度も私に言います。

いいですか!
九州の人、命かけちゃダメですよ。

ハッキリ言いますと6月に規制委員会が、
あれはまたもう一回言ったんです、規制委員会がですよ、前の保安院ではないですよ。
あの連中がですね、
「地震で破損した痕跡は何もない」って、デタラメを言っています。

いいですか!
今原発の耐震がどれぐらいあるか?って言うのをみなさん多分知らないと思うんです。

直下型地震で、
いいですか、原発の下が地震に襲われた時に、
マグニチュード6.5しか耐えられないんですよ!

普通の地震ですよ。

みなさんは全然わかっていない。
私は東京に住んでいます。
先週もですよ、夜中の2時にグラグラッ!ときたんです。

みなさんには分かんないでしょ、その怖さが。

もうまた、ずーーっと続いてね、
「わ、これは本物だぞ」って、またラジオを必死になってつける。
そんな毎日を送っているんですよ、わかります?

秋山さんが言った意味分かります?

我々はですね、藤田祐幸さんは今日来られないんですけど、
藤田祐幸さん達と7月に入ってきたんです。
ゴーストタウンですよ!
延々と、行けども行けどもですよ!
人間が住んでいないんですよ!
不気味な世界です。
それが今の福島なんです。

2.原発をどうやって止めるか
「 ゴーストタウン・福島の汚染地帯」広瀬隆8/6 未来への福島、そして脱原発(内容書き出し)


いいですか!
最後に一つ言わせていただきますと、
再稼働というのはもう一回燃料に火をつける事なんです。

中嶌哲演さんの福井はですね、今も怖いんです。
私が東京で福島が怖いのと同じように。
何故かというと、9月に止まったばかり、まだ2ヶ月なんです。
熱い燃料を抱えています。

矢部さんの柏崎は去年の3月だから1年8ヶ月です。
だからまだです。
でもギリギリもう大丈夫なところにきています。

九州はね、川内原発も玄海原発も一昨年止めているんです。
分かります?意味。

問題は燃料の熱なんです。
我々が怖いのは。
東日本に住んでいる人間が毎日怖いのは。
熱なんです。

いいですか!
絶対に火をつけちゃダメですよ!


いいですか!
もう皆さんはね、助かるところに来ているんです。
一昨年止めているんだからもうかなり冷やしています。
絶対に止めないで(火をつけないで)ください。

もうひとつだけ言わせて下さい。
この西日本で事故があったら、放射能は台風の流れに沿って日本全部を舐めます。

私の孫を救ってくれるのはみなさんなんです。
いいですか!
だから九州と四国の伊方と、絶対に動かさないでください。
これはもう涙を流して伏してお願いいたします。

一緒に止めましょう!
おわります。


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秋山豊寛さん「事故がいったん起これば、その地域の人達は捨てられるんですよ!」11/10福岡(音声・文字起こし)

2013年11月10日 福岡市舞鶴公園
さよなら原発11.10九州沖縄集会


えー、続きまして秋山さんですね。
日本人初の宇宙飛行士であります。
1990年にソ連のソユーズに乗りまして、初めて日本人として宇宙に飛び出し、
地球に帰ってきたら福島県で農業を始めましたけれども、
福島の原発事故で全てを失い、いま放浪の旅に出ています。
よろしくお願いします。



秋山豊寛さん

今日お集まりのみなさん、本当にこんなに大量の方々。
素晴らしい事だと思っております。

わたくしは16万分の1でございます。
福島の原発から32km地点。
30km地点まででしたらいろんな保障がもらえるんですけどね、
私はまだ保障を全く受けていない。
退職金などを全部つぎ込んで、福島の山の中で静かに暮らそうと、百姓仕事をやっていた。
シイタケ屋をずーーーっと16年間やってきました。

福島ではまだシイタケが作れないんです。
樹木の中に放射性物質が蓄積されて、それを切り出してシイタケを作ることができません。
東北の方々で山菜が食べられないんです。

事故がいったん起これば、その地域の人達は捨てられるんですよ!

私も捨てられた一人だと思っています。
気持ちとしては在日日本人のつもりです。


今の政府が私を代表しているなんて到底思えない!

みなさんはどうなんですか?
今の政府は代表していますか?


倒さなきゃいけないんですよ、あんな政府は!


私は今京都に住んでいます。
学校の教員をやって、細々と暮らしています。
契約社員ですから、後3年経つとどうしたらいいか分からない。
捨てられるという事はこういう事です。
自分の老後というものが見えなくなってしまう。


おそらく玄海の原発が事故を起こせば、
ここの人々のほとんどが、暗い将来しかなくなります。

その事を考えたら、それこそ今はやりの言葉ではないですが、

「今しかないでしょ!」

立ち上がるのはなんですよ!

「九州の男たちは元気が良い」って言う。
もちろん「女性も元気が良い」って言う。
元気が良すぎて困る人もいるかもしれませんが、
この力を「再稼働阻止」に、その1点に向けて行きましょう!

頑張って下さい。




2012年6月14日
「ちょっと待った!再稼動」秋山豊寛氏6/14たねまきJ(内容書き出し)



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矢部忠夫(柏崎市議会議員 )さん「原発事故が起これば防災計画など絶対に出来ない、逃げ切る事なんかできない」11/10福岡(音声・文字起こし)

2013年11月10日 福岡市舞鶴公園
さよなら原発11.10九州沖縄集会



東京電力が新潟県につくっております、世界最大級の原発基地柏崎刈羽からやってまいりました、
柏崎市議の矢部さんです。お願いいたします。


柏崎市議会議員 矢部忠夫さん

この集会に集まられた全てのみなさん、こんにちは。
いまほど紹介を頂きました、新潟県柏崎市から参加いたしました矢部忠夫と言います。
紹介がありましたように、私たちの地域はあの福島の事故を起こした東京電力の原発が、
しかも7つも集中的に立地しておるところであります。

そして、絶対に許す事が出来ない事は、
あの福島の責任すら取る事が出来ない東京電力が、
この柏崎刈羽原発の再稼働に向けた適合申請を原子力規制委員会に提出した事であります。

しかし、私たち県民はもちろんのこと、新潟県知事もこれに鋭く抵抗をしております。
しかし残念なことに、新潟県知事は9月26日に、
この適合申請を申請する事には承諾するという返答をいたしましたけれども、
しかし「その後には絶対に再稼働させない」そういう決意を込めております。

という事は、福島の実態はみるまでもなく、
原発事故が起これば防災計画など絶対に出来ない、
逃げ切る事なんかできないという事が現実にあるからであります。


それから、しかもこれまで原発は「原子炉から放射能は出さない」と言っていたのが、
原発を守るために原子炉に穴をあけて、
「事故の時には放射能を調整的に出すから、周辺の住民は避難して下さい」と言う。


これは原発を誘致した時から言われてきた事とは、全く逆な事であります。

原発のために地域の住民が逃げなければならない。
こんな不条理な事はありません。

この福島の現実を直視しながら、
そして福島の人達の心を自分の心として、
「原発を絶対に再稼働させない」
こういう運動、動きをみなさんと共に頑張りますので、一緒に頑張りましょう。
ありがとうございました。





2010年2月10日
原発誘致で地元は本当に潤っているのか?柏崎市矢部忠夫議員さんの話(動画内容書き出し)


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中嶌哲演氏「3つのシンプルな提案をみなさんにいたします」11/10福岡(音声・文字起こし)

2013年11月10日 福岡市舞鶴公園
さよなら原発11.10九州沖縄集会




まず最初に中嶌哲演さんですけれども、福井県小浜市出身です。
関西電力が若狭湾に原発を林立させておりますけれども、
その中で唯一小浜原発を阻止した実績のある運動を組織されてきた哲演さんは、いまだに頑張っておられます。
じゃ、よろしくお願いいたします。


中嶌哲演さん

九州全県から幅広く結集されたみなさん、御苦労さまです。
玄海原発・川内原発の地元は、原発の電気を1kwたりとも使っていない
玄海町民や玄海町や川内市だけが決して地元ではありません。
今日、九州7県、沖縄県を除く7県から結集されたみなさん達の地域こそ、
両原発の新の地元だという事を是非認識を新たにしていただきたいと思っております。

都市、特に大都市圏の現代文明の繁栄のために、
超危険な施設を玄海や川内に、そして福島や若狭に押しつけてきた構図というのは
あたかも日本の米軍基地の75%を沖縄に押し付けてきた構図と軌を一にしております。

とすれば私たちは、福島のあの過酷な大事故のあと何をすればいいんでしょう?

いまご紹介いただいた小浜市民が40年前に小浜原発4基を食い止めた時には、
当時7基の原発が計画建設中でした。
そして小浜市長も小浜市議会の多数派も小浜原発誘致に意欲満々でした。
そういう中で小浜市民は声をあげ運動を起こしました。
えー、時間の関係で省略しますが、
有権者2万4000人中1万3000人の過半数の署名を集めたことによって、
誘致派の小浜市長が誘致を断念しました。

現在の私たち国民が直面している状況はどうでしょうか?
安倍政権も国会議員の多数会派も、そして言うまでもなく原子力ムラの人達も、
再稼働と存続運営に意欲的です。

私たち国民はそれに包囲されているかもしれませんね。

でも、潜在的な国民世論として再稼働に多数が反対しております。
そこで、小浜のささやかな経験に照らしながら、3つのシンプルな提案をみなさんにいたします。
押しつけではありません。
皆さんで是非考えて下さい。

一つは共同目的。
「もう再稼働なんか止めろ」という共同目的のもとに広範な協働。
この後のキョウドウは協力の協と働く。
「共同目的のもとに、広範な協働を行って展開していこうではありませんか」ということですね。

二つ目にその具体的な実践として、
「もう再稼働は国内一基も原発といえどもするな」という共同の国民的な署名運動が展開できないか
それも全市町村、全都道府県、
そして首相や国会議長に対して口出しをした共通の署名運動が出来ないだろうか?という事です。
小浜市民は過去4回、有権者過半数の署名をやってきましたが、
そのやり方、2回目、3回目、4回目のやり方は次のごとしです。

1枚3人分の、5人分でしたけれども、
私は今核家族化している中で、1枚3人分の署名を用紙を全所帯に全戸に配布して、
「なぜ反対するか」という理由も説いたビラと一緒に訪問して預けていく。
そして、「1週間後に回収に来ますから、家族のみなさんとよく話し合って書いて下さい」
そういう署名のやり方ですね。
「これは誰でもやれるんだ」と思うんですね。

そして三つ目。
そういう署名運動をやるためにも、それなりの運動が今必要です。
私は「1回断食、一食断食をしてみませんか?」と。
ちょっとひもじい思いをして、
自分たちのこれまでの生活のあり方生き方を反省し、
直面している危機的な状況を直視し、
これから日本をどうしていけばいいのか、自分たちの故郷をどうしていけばいいのか、
その事を考えながら1回断食をする。
その1回断食分の食費を全市町村共通の口座に振り込んでいただく。
そういう事が出来ないかと。

福島によって一風ピンチの状況を今迎えているんです。
そういう中で私たちの子どもたち、数百世代、数千世代後の子孫のための倫理的な責任を負う意味からも、
このビッグピンチをラストビッグチャンスに変えていこうではありませんか。






2013年11月10日
さよなら原発11.10九州沖縄集会・福岡 「3.11行動する会」
ー文字起こしブログー

中嶌哲演氏(福井・小浜市明通寺住職)
「3つのシンプルな提案をみなさんにいたします」


矢部忠夫氏(新潟・柏崎市市議)
「原発事故が起これば防災計画など絶対に出来ない、逃げ切る事なんかできない」


秋山豊寛氏(農家、元宇宙飛行士)
「事故がいったん起これば、その地域の人達は捨てられるんですよ!」


広瀬隆氏(作家)
「あの規制委員会のど素人のあんな奴らに命をかけちゃダメだ」









<田中委員長住民聴取拒否>移住希望の声が多く、帰還を前提とした評価会合の議事運営が滞ることを懸念「20ミリシーベルト以下は安全です」

福島原発:規制委員長が住民聴取拒む 被ばく防護策評価

毎日新聞 2013年11月10日 05時45分(最終更新 11月10日 09時25分)
2013111015.jpg

東京電力福島第1原発の事故で避難している住民の帰還に向けて、
各省庁の被ばく防護などの政策を評価する原子力規制委員会の有識者会合で
実施が決まった住民への聞き取り調査が、事前に撤回されていたことが分かった。
避難住民に代え、親しい地元首長らに聞き取りをするよう田中俊一委員長が会合後に事務局に指示していた。
透明性、中立性を掲げてきた規制委の運営に反するとして、有識者委員から反発の声が上がっている。

会合は8月、除染や個人線量計の配布など、
住民の被ばく線量を低減させる政府の放射線防護策を評価する目的で規制委が設置。
規制委の中村佳代子委員を担当とし、
被ばく医療の専門家ら5人の外部有識者を招いて9月から議論を始めた。

会合は公開でこれまでに3回開催した。
有識者委員らは、復興庁の調査で
「帰還しない」「戻るか判断できない」と答えた避難住民が自治体によって最大9割に上ることなどを重大視。
住民が帰還を考慮するにあたり、現在の各省庁の施策では不十分とみて、
住民の声を聞く機会を設けることを提案した。
中村委員が10月16日の第3回会合で了承し、準備のため調整を始めた。

ところが、政府関係者によると、住民への聞き取りについて知った田中委員長が10月下旬
「帰還などに責任を持って判断できる首長に話を聞くべきだ」として拒否
自らが以前、市政アドバイザーを務めた福島県伊達市の仁志田昇司市長
帰還に積極的な飯舘村の菅野典雄村長の2氏の名を挙げ、事務局に聞き取りを指示した。
同村長には今月1日、聞き取りが実施された。

政府関係者によると、田中委員長が住民への聴取を拒否したのは、
移住希望の声が多く出て、帰還を前提とした評価会合の議事運営が滞ることを懸念したためだという。
会合は11月中に評価結果を提言にまとめる予定だが、避難住民の意見は反映されない見通しになった。
田中委員長はこの件について、毎日新聞の取材に応じなかった。

原発事故の被害実態について調査している大阪市立大の除本理史(よけもとまさふみ)教授(環境政策論)は
「規制委はこれまで公開の場で議論して透明性を保ってきた。
委員長が会合の場でない“水面下”で口をはさみ、審議の過程で必要とされた調査をしないのは、
委員長主導による帰還しか認めない結論ありきの会合で問題だ」と批判している。
【奥山智己】




「年20ミリシーベルト以下影響なし」提言方針で各首長憤り
福島民友ニュース 2013年11月9日 
 
年間の被ばく線量が20ミリシーベルト以下であれば健康に大きな影響はないとする見解を
原子力規制委員会が放射線防護対策の提言に盛り込む方針を固めたことを受け、
双葉郡8町村長でつくる双葉地方町村会は8日に広野町で開いた会合の席上、
事前に説明がないことなどに不快感を示し、各首長がそれぞれ国に対して説明を求めることを確認した。
 
同町村会長の山田基星広野町長は
「これまで1ミリシーベルトとして除染などを進めてきたのに、住民にどう説明するのか。
安全の基準が不透明になってしまうし、除染や支援策などを打ち切りにされれば復興の足かせになる」と憤った。
来春に帰還を判断する松本幸英楢葉町長は
「一方的なやり方に疑問を抱く。『1ミリシーベルト以下が安全』ということは町民に刻まれている。
基準を上げる理由をしっかりと説明してほしい」と語った。




「行政は私たちを守らない」と主人と放射能の測定結果を見てそう感じました。(文字起こし)


いわき市から北九州市へ自主避難された方の話

2013年9月 北九州市にて撮影

3.11福島原発事故で、故郷いわき市から、昨年1月に北九州市に自主避難してきました。
今日は、主に北九州市に来るまでの9ヶ月、
私が見てきたこと、体験したこと、感じたこと、そして今を話します。

原発から42kmに住んでいました。
いわき市は映画フラガールの舞台で、気候は、夏は涼しく冬は暖かく、東北なのに雪が積もらないところです。
私はそこで、ピアノ教室の主宰として、夫はいわき市職員、
子供2人と生徒たちに囲まれて、毎日楽しい時間を過ごしていました。

さて、3.11後私たちの生活は一変しました。
いわき市の北の方は30km圏内だったのに、市長が「風評被害」という言葉をつくり、圏内から外しました。
事故前は1時間あたり、0.05マイクロシーベルトだった放射線量は23マイクロシーベルト、460倍に。
当時、長崎大学の山下俊一教授が「100ミリシーベルトまで安全だ」と大キャンペーンを、
テレビ、新聞、ラジオ、学校、講演会で行き渡ったころには、学校で0.5マイクロシーベルト、
通常値の10倍でも、外の活動を安全だとして行いました。


100ミリシーベルトが安全ですので、当然、給食は最初地産地消ということになり、
私たちは署名活動を根気よく続けて、地産池消をすぐにやめさせました。
なお、教育委員会が“給食を食べない自由”を認めたのは、2学期になってからです。
ですから、安全説を信じた人の子供たちは、地産地消をして給食を食べさせていました。
先生や学校に言っても無駄でした。

外の放射線量は同じではありません、
10cm違っても、2.3マイクロ、5マイクロ、普段の46倍、100倍、と様々です。
私が、疑問に思ったのは、市の職員、学校の教員が子供を守らなかったことです。

さて、原発が爆発した時の事を話しましょう。
3月11日の大地震での被害は、私の家は殆どありませんでした。
ただ、いわき市の水道が20日間止まりました。
水道が止まったので、次の日給水車に2時間ほど子供と一緒に並びました。

この時、3月12日1回目の爆発がありました。
あとで測定データを見ると、23マイクロ普段の460倍でした。

この時、「危ないから屋内退避しなさい」という広報車もなく、
私たちは爆発したことも知らず2時間外にいました。

「日本は安全」と言っていましたが、
今現在私達親子3人共に、「甲状腺に異常有りの血液検査の結果」と、
息子には、5mmののう胞があります。


いま報道をみると、甲状腺がんは生活習慣病になりました。
たとえ癌になっても自己管理のせいといわれ、放射能の影響と国は言わないと思います。

私は、子供たちのホールボディカウンターを事故後すぐに受けようとしました。
しかし、どこに問い合わせても受けられませんでした。
東京まで行って受けてきた人がいましたが、「データーを渡してもらえない」と聞きました。
私も、何箇所か電話で確認しましたが、データーを渡してくれるところはありませんでした。

では、甲状腺の血液検査と思い電話をしましたが、
いわき市内一斉に「甲状腺の検査はしない」と、耳を疑う結果になりました。
「どこで被曝した証拠を残せるか?」と福島県に聞きましたが、「ない」と回答されました。



私の主人はいわき市の職員です。
「何かあったら1番に連絡があるはずだ」と主人は言ってましたが、
結果は爆発も知らされず、母子ともに外で被曝しました。
また、私の主人、市職員は放射能の知識はゼロですが、
国から与えられた文書を丸暗記するほど電話対応に追われていました。

事故から5か月後、いわき市発表の放射線量は0.12でした。
私が市役所からガイガーカウンターを借りて測ると、0.24~22.14。
また有志で土壌検査や剪定した木の測定をしました。
kgあたり2万ベクレルありました。

「行政は私たちを守らない」と主人と放射能の測定結果を見てそう感じました。

例えば、「水道水ND」といわき市のホームページで発表されています。
それで、「ストロンチウムやプルトニウムなどの核種の測定値を見たい」と公文書請求すると、
「市民が混乱する」という理由で詳細なデーターを出さず、ヨードとセシウムNDの文書が出されました。
私たちの無知につけ込んで本当に腹が立ちます。

避難の理由

私の避難の選択は、放射能を怖がるというよりは、
行政・学校の対応と自分たちの目でみた測定値と家族に起こった体の異変で判断しました。

毎日続く下痢、鼻血、口内炎、鼻の中のでき物。
これらは、原発事故後に家族、友人に実際に起きた身体の変化です。
放射能の影響は癌だけではないと知ったのも後になってです。

国の発表と事実はちがう。
国は明らかに法律違反を市民に強要しているのに、職員は国の言いなりにしか動きません。
文書公開制度すら、嘘にならない嘘で市民を騙し、出させない、書かせない、時間をかせぎます。

学校は生徒・児童を守らない。
放射能に気をつける父兄を許さない。
放射能をなるべく避けようとお弁当にすると、他のクラスメートからいじめられ、
暴力をうけても、いじめた児童父兄を指導せず、放射能を怖がらないように私が指導をうけました。

私が、避難を決意したのは、娘の登校拒否でした。
放射能を予防することを周りの空気が許しませんでした。

私はそれでも、いわきで暮らせる方法をたくさん探し、
行政に文書で色々請求しましたが、のらりくらりとかわされました。

年老いた両親と共に避難を説得しましたが、
「今更ふるさとから離れたくない」と言われ、
夫は安全論。
夫の母には「立場をわきまえなさい」と避難することを許してもらえませんでした。

結局、行政と格闘しながら、悩み、
私の両親から「子供を一番に考えなさい」と言われ、
夫を捨て、年老いた両親を福島に残し、北九州に避難しました。



今、話したように、報道と事実は違います。

先日、産廃の中間報告書を文書公開したら、
福岡県のある企業では、福島、茨城、山形、神奈川からも汚泥・煤塵を受け入れ、
北九州瓦礫受け入れ以前から今も処理しています。

瓦礫受け入れ騒動のかげで、粛々と放射性物質の焼却をバグフィルターのない状態で処分しています。

「PM2.5は中国からやってくる」と、大キャンペーンがはられましたが、
本当にこのPMは中国産でしょうか?

九州の産廃、セメント工場では、福島の石炭の焼却灰を受け入れリサイクルしています。
北九州の公文書を見ると、PM2.5が昨年4月に230超え、他の月でも100超えがありました。
このPMはここ九州産のPMで間違いありません。

これからは、福島県民に起こった事が日本国民に起きます。

それは、呼吸と食品からです。

先日も、北九の「ドンナマンマ」という情報誌で、
大学の教授や講師・行政職員が、福島と同じ手法で「放射能安全」と言ってました。
放射能安全説が完全に全国に行き渡ってしまいました。

放射能が「薄めて安全」という一方で実際に福島では人が死んでいます。
私の友人の甥が、先日、白血病になりました。
私の従兄弟が昨年の夏に亡くなった次の日に、友人の旦那様が亡くなりました。


私はなんでもかんでも放射能のせいとは言いません。
チェルノブイリの教訓があるだけです。

国は認めません。
でも私たちは安全論・危険論両方聞き、見たこと聞いたことで「選ぶ権利」があります。

私が、今このような状況にあるのは、原発の危険性を知らなかったからです。
放射能が消えないことを知らないで、家の前をひとりで除染し、放射能を吸い込みました。

今、福島には人が住んでいます。
「どうせ、わたしらモルモットだし」
「保障がないから逃げても貧乏」
「生活できない」 
「今の生活レベルを落としたくない」
「国が安全といってるから安全だっぺよ」 
「死ぬ人多いね」 
「でも何もできない」
「変わらない、やっても無駄」 
「楽しいことだけ考える」 と言いながら除染し、
生活排水は汚泥となって、高濃度の放射性廃棄物を毎日排出しています。
それが自分に返ってくる事実と向き合うことはありません。

除染は無駄です。
自分でやったので知っています。
「0.5マイクロシーベルトが0.2に下がり、2週間後には0.5マイクロシーベルトに戻ります」

大量の除染の汚染土壌はどこへいくのでしょうか?
国が責任をもって処理をするということは、産廃に出すということです。
産廃に出したものは、セメントやなべになって全部自分に返ってきます。

保養を否定はしませんが、根本的な救いにはなりません。
私は、測定、事実の公表、十分な補償を約束して、
福島県民に選んでもらうことが唯一の復興だと思っています。


放射能は拡散せず、福島に閉じ込める。

私の先祖の墓は、福島原発から2kmのところにあります。
どうぞ置いて下さい。
そう思っている福島県民は沢山いますが、その声は消されています。

実は今年の3月、福島県の鮫川村で8000ベクレルの稲わら焼却の実験炉の建設を止めに行きました。
あと一歩、書類の提出と記者会見を予定していましたが、
なんと反対をしていた本人に邪魔をされ、止められませんでした。
反対派が賛成派であるのではないかということをわたしは体験しました。


北九州のがれき反対運動の中でも、
公害防止締結の署名だけ、焼却炉周辺住民からいただいた署名40名分を渡していただけませんでした。
本来あってはならない「いただいた署名をシュレッダーにかける」なんていう事が起きてしまいました。
しかも、がれき焼却に反対していた自分たちの仲間に・・・。

北九で「漁協の反対が最後の砦」という話を聞きましたが、
実際に公文書請求したら、漁協からの「反対声明文」の提出は正式にありませんでした。
明確に「反対」と書いていないのです。

がれき焼却されてからも、反対派がテント村に集まっている頃、
私は「反対声明文」を出してくれるよう漁協にお願いして回りましたが、
会って下さったのは2か所で、どちらも反対声明を出してくださいませんでした。

あの時、どこか1つの漁協で反対声明文、
焼却炉周辺住民の「公害防止協定書の締結を求める声明文」を出せれば、
それらをさせないため、数々の妨害を受け、私だけが陥れられました。 

反対運動の実態を見て、「福島が救われることは無理」と絶望しました。

さて、これからバグフィルターはほぼ100%セシウムを取るという嘘を通したように、
福島で「安全」と言って全国で8000ベクレルの焼却炉建設
また、福島の森林を使ったバイオマス発電所が全国に建つのではないでしょうか。

国はお金持ちなので、テレビで考えることを止めさせ、殆ど嘘の報道で国民に一定の空気を作り、
そこから漏れた人たちを、様々な運動で取り込み、
「私たちはまたもうっかり、同じ方向を向くようにされています。」

私の考える本当の繋がりは、トップの言うことに従うのではなく、
わからないことを教え合い、一人一人の知識レベルをあげて事実の共有をして、
それを身近なところへ伝える。

もう少し勇気があれば、企業・行政が一番に抱き込む漁協、
清掃工場や産廃・セメント工場の周辺住民へ事実を伝える。

北九州ががれき受け入れの時に、清掃工場周辺自治会長へ「お一人様説明会」をしたように、
私たちも周辺住民に「お一人様の勉強会」をしていくことが、子供たちを守っていくことに繋がると思います。

私は報道に騙され、子供たちに被曝をさせてしまいました。
無知でうわべだけしか知らなかったので、避難しても子どもたちを守ることができませんでした。

私にできることは、経験した事実を話すことだけです。
知って選んでください。できれば、知って伝えてください。

事実を見誤ってはいけません。
「勇気」を持って「自分で考えて行動」すれば、事実が見えるはずです。

私達の最後の砦は本来は地方自治体です。
地道に住民教育からはじまり、知識を持った住民が教師、職員を教育していくしかありません。
やっぱり面倒でも、自分が動かないと自分の子供を守ることはできないことがわかりました。

忙しくても美味しいごはんを作りながら、出来ることをできる範囲で続けていきます。





<甲状腺検査>福島県立医大ごっそり訂正

医大が謝罪 子どもの甲状腺検査集計に誤り
[ 11/8 19:42 福島中央テレビ]

2013110831.jpg

原発事故に伴う県民健康管理調査の子どもの甲状腺検査について、
県立医大が公表した情報に誤りがあり、先ほど謝罪しました。

2013110832.jpg 2013110834.jpg

誤りがあったのは、県立医大が行っている子どもの被ばくの影響を調べる甲状腺検査の二次検査の集計結果です。
一次検査で甲状腺ガンの疑いがあったため二次検査を受けた子どもの結果について、
経過観察が必要な子どもを「通常診察へ移行」と集計したり、
同じ子どもの結果を二重に計上したりし、市町村別の集計にも大幅に誤りがありました。

2013110835.jpg

検査自体には誤りはなく、子どもや家族には正確な情報が伝わっていると述べています。
しかし、今後の検査方針などを判断する情報の集計ミスは、
去年9月から、合わせて390か所に及び、1年以上、誤ったまま公開していました。

2013110836.jpg

県立医大は、ダブルチェックをしなかったことが原因とし、再発防止を図るとしています。



動画
http://www.tv-sdt.co.jp/nnn/movie/news8655821.html




平成25年11月8日更新
県民健康管理調査「甲状腺検査」に係る結果等データの誤集計

↑このページを見るとわかるけれど各回訂正ばかり。
そこは全て「訂正の詳細はこちらをご覧ください。」
いちいちクリックしないとみる事が出来ない。
どんな委員会だったんだろうか?あまりにひどいと思います。






県民健康管理調査「子どもの甲状腺検査 がんまたは疑い59人」11/12

<秘密保護法 >山本太郎11/5 インタビュー【IWJ】岩上安身(文字起こし)

文字起こし部分のYoutube→http://youtu.be/h32Bnf6tvdY?t=21m1s

特定秘密保護法

岩上:
そういう内容ではないと。
そして子どもたちの被ばくを愁いることと、作業員の過酷な労働環境について愁いるという事と、
それは報じられてきたんですけど、この間電話でお話をした時に、
もうひとつ、そうしたことからね、特定秘密にこういうものが制定されてしまったら、
さまざまな形でこういった情報も隠蔽されてしまうかもしれない。

ということもすごく真剣に愁いている、という内容も入っているんだと。
これをちょっとお話しして下さい。

山本:
この特定秘密保護法によって、権力を持った者たちが不都合なものを全て目隠しをしてしまうと。
このままでは、また戦前に戻ってしまいます、というような内容でしたね。

岩上:なるほど。

山本:
で、ま、この国を守って来られた先人達は、今いったいどういう思いでこの世をご覧になっているでしょうか、
とかって言うような事を、あの秘密保護法。
一番悔しいんですよね、それが。

岩上:悔しい。

山本:
秘密保護法という部分に関して、もっともっと前に出していこうとしている矢先に、
僕がこのような騒ぎを起こしてしまったばっかりに・・・っていう。


岩上:そこですよね。

山本:はい。

岩上:
実はこの間のインタビューでも、一番の反省すべき点はそういうね。
ま、マナー等々でこういう騒ぎを起こしたという事ではあったけれど、
二番目はこれで他の問題が隠される。
言うなればスピンコントロールのネタになってしまったということで、
ちょっと用意してきたんですけれども、
山本太郎問題の陰で進んでいる重要問題!!

2013110711.jpg

1番 秘密保護法でTPPも対象に。っていう話も出てきちゃったんですよ。
「TPPは対象にならない」って言ってなかったか?と。
でも今の時点でも秘密があるんですけどね。
「もっと秘密にする」ってどうやってやるんだ?って言う話なんですけど、
そのうち「TPP」という言葉も言えなくなるとかね、「あれ」としか言えなくなるとかね。

2番、それから、国家戦略特区をね、閣議決定しちゃったんですよ。
みなさん、これどうするんですか?!

3番、それから経産省の主導で規制撤廃を進める。産業競争力競化法案。
これは本当に似たり寄ったりのものですけれども、
大企業のための政策がどんどん進められているわけですね。
弱者には大変厳しい負担をどんどんされてくるわけです。

4番、そしてTPP交渉。
「聖域」だとあれだけ言っていたはずのコメも、なんと、関税率を下げると。
778%いま関税がありますけど、これを500~600にまで切り下げる方針を打ち出した。
さらには日本車の輸入関税。
これはアメリカが輸入関税をかけている訳ですよ。
で、日本はもう、かけていないんですよね、今の時点ではですね。
アメリカ側はなんと、TPPに入っても関税を下げない。
それどころかそれが、今までだったら15年位がマックスだったのを、なんと20年超に!
アメリカは20年超、自分たちの関税は日本車に対して関税をかけつづける。
だから日本に唯一メリットがあるとしたらおそらく大企業、自動車。
ここの輸出、大企業のメリットだけで、後は他が犠牲になると言われているんですね。
実際企業にメリットはないんですよ。


山本:
本当に、とうとう、なんというかこの国の国益を分かりやすく
どんどう減っていっている状況なんだなという事ですよね。

岩上:これ、山本太郎問題の陰で起こっているんですよ。

山本:もうしわけありません。その事に関しては本当に申し訳ございません。

岩上:もっと反省してもらわないと。

山本:
本当に、もう・・・
今回猛省するべき点は二点と思っています、ぼくは。
一つは陛下のご宸襟(しんきん)を悩ませてしまったという部分と、
もうひとつがマスコミに対して、今フォーカスしなければいけない問題から
スピンコントロールされてしまうネタを与えてしまったという事という部分ですよね。
もちろんTPPも、TPPに関してもそこまで語られないから、
でも今この秘密保護法という部分に関して、やっぱり沢山取り上げてもらわなければいけない。
という部分ですよね、それが・・・ん・・・、

岩上:
これね、でも、他の議員は何をしているんだ?って言う話ですよ
だから、これに注目しているみなさん。
この事(山本太郎問題の陰で進んでいる重要問題)に是非注目していただきたい。
全部山本太郎さんが真剣に関心を寄せてコメントしてきた部分ですよね。

山本:そうですね。

岩上:
御自身もこの事に関してこのスピードで行っているという事は、
これについてはなんかもう時間がないというふうに言われているんですけど、
少しでもコメントが出来る事があったら。

2013110713.jpg

山本:
考えてほしいんですよ、みなさん。
このスピードで進んでいる事を、
どうして被曝問題、原発問題、そういうものに関してテンポよくやっていかないんだ?
と、
ハッキリしているんですよ。
自分たちの利益と繋がる事に関してはトントン拍子に進んで行く。
けどそうじゃない、利益と繋がらない部分に関して、
たとえそれが「命」というとっても大きな利益だとしても、
そこはもう、目の前のお金とは交換できない。
目の前のお金が担保できないから無視しておくんだと。
要はもう全てお金のためですよ。
この1~4番まで含んで、特に2番から4番まで、これ全て何を言っているか?と言ったら、
「貧乏人は死ね」という世界なんですよね。
だからこれが急速、ほんとにもうアクセルフル回転で今これを通そうとしていますよね。



岩上:
自民党支持者だった人間も「死ね」という話なんですよ、これ。
4番目。

山本:え?

岩上:
自民党支持者だった「JAも死ね」
それからこれ、「日本車の企業も死ね」
だから本当に貧乏人だけじゃなくて、日本の国益がことごとく売られちゃったという事なんですね。
もう時間がないと言っているのにめくっちゃった。

山本:強引にね(笑)

2013110712.jpg

岩上:すみません。
TPPをめぐってころころ変わっている閣僚の見解
ここのところがね、あまりにも動きがあってここは言わないわけにはいかないだろうと、
10月29日の午前にですよ、
TPP交渉は国家や国民の安全保障にかかわる事項であれば“特定秘密”になる」んだと
こういうふうに閣僚がおっしゃったんですが、
これが森まさこさんなんですよ、森まさこ少子化大臣がおっしゃった。
ところがその日の午後ね、誰が言ったかはここには書いてないんですが、
29日の午後には「TPPの交渉内容は特定秘密の対象とならない」と、急に変わっちゃったんです。

そしてもう一つ下はこれは岡田広副大臣なんですけれども、内閣府の副大臣、岡田副大臣がですね、
「TPPは特定秘密を定める法案の規定に該当せず、特定秘密に当たらない」(30日)
と言ったんですが、それがごろっと変わりまして、
「(安全保障の関連で)特定秘密に該当するか、個別具体的な検討が必要」(11月1日)
つまり、「TPPは、特定秘密に当たる可能性がある」と言い始めた。

こっちは(上)「当たる」と言って「当たらない」といい、
こっちは(下)「当たらない」と言って今度は「当たる」んです。

山本:頃ころころころ、結局全部秘密になるんですよ。

岩上:なるんですねー。

山本:TPPに限らず、結局。

岩上:結局。

山本:自分たちが、要は細かくフォーカスが絞れていないという事ですよね。

岩上:
要するに大混乱していてですね、
閣僚ですよ、与党の閣僚が自分たちでも分かってないんです。
自分たちでも分かってないようなものを「秘密にされるかされないか」も分かってないものを、
「いや、これは素晴らしいんだ」と言って通してしまう、そういう内閣ってなんだ?

要するに自分たちはただのお飾りなんだということですね。
そういう状態でいま政治が進められているんです。
あのー「何時クビになるとは分からない」とは言えですよ、
だからこそ(笑)、いまのうちに。
これはちょっとですね、この他の議員に対して、
このあり方に対して思いっきり言いたい事を言っていただきたいと思います。


山本:
そうですね、今一番会いたくない議員かもしれないですね、僕は。
今回の僕自身の反省点というのは自分自身ですごく自覚しているんですけれども、
「遅かれ早かれあいつは早い事潰しておいた方がええぞ、ややこしいだけやから」
という部分の認識というのはすごく広がっていると思います。
でも今回のという部分で勢いで行くというのはすごく難しい部分があると思うんですけど、
岩上さんもおっしゃっていましたけれども。

でも本当にヤバい。
これいま、岩上さんが説明をして下さいましたけれど、
もう、今国会内でいろいろ決められちゃったら、本当にややこしい事になっちゃいますね。
これをひっくり返す事なんてとんでもないことだ。

岩上:
これをひとりでね、どうあっても「間違っているものは間違っている」と、
「危ないものは危ない」という声は、
今回は日本中から袋叩きに会いましたけれども、これにひるむことなく、
なおそうした主張をいままでどおりに続けますか?
それともちょっと萎縮されますか?
この辺を。

山本:
あの、萎縮する位ならば今日、議院運営員会で、もう「辞める」と言っていたと思います。
でもやっぱり自分には使命があると思っています。
選挙の時にみなさんとお約束した事。
それが一番今自分自身が変えたいと思っている事だし、
今何も変わっていないという部分があるわけですから、何も僕はお返し出来てない訳ですから、
やっぱり今辞めるわけにはいかないんですよね。
声高に「間違っている事は間違っている」という部分は言っていく。
街角に立ってみなさんに現状を知ってもらうという形にしていきながら、
街角にいる人達に耳を傾けてもらって、
で、地元選出の国会議員に対してプレッシャーをかけてもらうということが一番力を持つと思っています。
国会では一人ですけれど、やれる事というのは質問主意書であったりとか、限られているけれども、
これを両輪で、中と外とでやっていこうと思うんですけれども。

岩上:
なるほど。
そうした山本太郎さんの活動がね、大変目障りなんだろうと思うんですね。
だからこそのこの騒動なんだという部分もあるかと思います。
もう時間がないんですけれども一言。
今日質問が行われました。
一言でお聞きしたいんですが、何をお聞きになりましたか?
そして何をつかむことが、引き出すことができましたか?
初めてのデビューですからね。

山本:
僕が投げかけた事というのは本当に基本的な事ばっかりだったんですよ。
返ってくる答えというものも、おそらくもう「決まっちゃっている答え」
でもその部分で、やっぱり次につながる何かというものを引き出せればなと思っていたんですけど、
「なにが引き出せたか?」という部分に関して、自分自身がちょっといっぱいいっぱいになっていましたね。
もう一度家に帰ってから、その内容というものを確認しながら、
次の質問につなげられる突破口みたいな、小さな小さな穴みたいなものを探しながら、
質問をどういうふうに進めていくのかを、自分自身とブレーンと一緒に考えていきたいと思っています。

岩上:
今回の事で初めて請願権というのを知ったという人もいると思うんですね。
憲法上で国民すべてに与えられている権利であり、認められている権利であり、
それは天皇であったり、あるいは内閣であったり、公務員であったり、政府であったり、
支配層のどこにでも出す事が出来るものである。
何の不利益も被ることはないと。

ただ、「手続きは守らなきゃね」ということですね。

山本:あ、すみません。

岩上:
これから、この請願権を知ったからにはですね、
これを利用して、だから宛先を今度は内閣に宛てて、お手紙書こうと思っていらっしゃいますか?

山本:・・・・・

岩上:
たとえば、皇太子にお手紙を書いてないなと思って、
皇太子にお手紙をですね、内閣に出そうかな、なんて・・・。

山本:やなインタビューだな(笑)

2013110714.jpg

岩上:(笑)

山本:
もうデッドボールに近い感じですよね、それは。
あの、・・・もう少し時間が経つまで待ってもらえますか?
でも、正式な手続きを踏めば、そういう、自分自身の気持ちを伝えるという事ができる。
そして、今この事について知って下さいという事が出来るルールも、いま僕も知りましたので、
だから、なにかあった時には
そういうアプローチの仕方があるという事もあるんだという事が大変勉強になりました。

岩上:そうですよね、皇太子に声をかけていただいたんだから、なにかお手紙を書きたいなと思いません?

山本:お手紙…お手紙もその請願法にのっとらないとダメなんですかね?

岩上:
分からない、それどこに書いたらいいのかが分からないですけど、
でも内閣にじゃないですか?あ、宮内庁に送ればいいんですかね?
お手紙ぐらい送ってもいいですよねぇ。

山本:ヤフー知恵袋で調べてみます。

岩上:知恵袋で・・・

山本:違いますね。

岩上:
違いますねw。
あと本当に、山本太郎さんと僕は実は対談と言いますかね、
作戦会議というような形の企画でインタビューをする予定がちょっとあったんですね。
それが実はこれ、ちらっと、予告的にやっておきますよ。
これがヤマザクラの資料です。


山本:
大丈夫ですか?こんなのいま出して。
ちょっと、岩上さん狙われるんじゃないですか。

岩上:え?狙われる?僕が?僕が??

山本:予告なんかしちゃったら、はい。

岩上:ぼくが?チラッ   チラッ

2013110715.jpg

山本:わーーっ

岩上:
これが日米合同練習。
ほら、上陸地点が若狭湾!

山本:
あぶないですねー。
こんな計画があったんですね。

岩上:こんな計画で合同練習を日本とアメリカがやっているんですよ。

山本:これ、何時計画されたものですか?

岩上:
この合同練習の実施は、なんと、311の後。
2011年4月1日、6月30日。
311の後に原発銀座で戦闘のためのですね、シュミレーションを行って合同練習を行っている。


山本:よくもまあ日本中が大変な時に、

岩上:はい。
原発×戦争というテーマです。
誰も真面目に考えようとしていません。
この話をですね、是非請願しますんで、国会議員に。
ちゃんとこの爆弾を国会で爆発させてもらいたいから。
国会で取り上げていただきたいと、

山本:国会に持って行く前に爆発しないように、取り扱いに気をつけたいと思います。

岩上:
こういう重要な問題に対して、是非きちんと山本太郎議員にご理解いただいてですね、
国会で本当に取り上げていただきたいと私は思っておりますんで。
という事で、・・・これはやっぱり秘密でやった方が良いのかな?

山本:いや・・・どうなんですかね・・

岩上:(笑)

山本:なんか、レクしてもらっているところはながしますか?

岩上:これはま、会員限定かな(笑)

山本:そうですね、はい。

岩上:
会員限定ですね。完全に秘密じゃないという事で、今後の企画の告知までしてしまいました。
遅くまでありがとうございました。

山本:ありがとうございました。



<園遊会の手紙>山本太郎11/5 インタビュー【IWJ】岩上安身(文字起こし)



ヤマザクラ
5政府の能力・柏崎刈羽・電気代は上がる?・4号機・若狭湾演習・
小出裕章氏インタビュー10/3岩上安身さん(内容書き出し)

岩上:
そもそもアメリカの戦略では日本を戦場とするわけですね。
ヤマザクラという演習。
これは若狭湾が最も敵の最大の上陸地点であり、そこに迎え撃ってですね、日本とアメリカ軍が、
仮想敵とされているのは、中国と北朝鮮軍ですけど、
これと、海と陸と空で砲撃と弾頭と爆撃の雨嵐の戦いを繰り広げて上陸をふせぎ、
もし入りこまれたら今度は陸上でさらに戦闘を続けるということでですね、
大活劇スペクタルをやる予定なんですよ。
そしてこの演習は行われています。
行われたのは何と311の後です。
2011年の後です。
先生、あの、若狭湾の福井と京都は目と鼻の先です。
これ、どのようにお考えになりますか?








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<園遊会の手紙>山本太郎11/5 インタビュー【IWJ】岩上安身(文字起こし)

やっぱり岩上さんのインタビューはとても面白い
質問の内容が的確なので、非常に興味深くて、勉強になるし、ありがたい。

なので、ついつい書き出したくなっちゃうのです。


山本太郎11/5 最新インタビュー【IWJ】
園遊会の手紙/秘密保護法





山本:
今の現状というものをお伝えしたい。
人から人に渡す私信であるという意識のほうが強かったですよね。

岩上:
なるほどね。
ま、右の人から「不敬罪である」という批判があると、
国会の野次でも「不敬罪だ」と言っているんですが、
国会の野次で「不敬」という言葉が出るということは、
僕は由々しきこと、けしからんことであると思っているんですね。
そういう罪がないということでその罪を口にするということは、
国会議員もしてはならないことだと思いますし、
それこそ政治利用。
つまり天皇の神聖化の方向にこの事件を利用してですね、
より天皇陛下の神聖化をはかろうというやり方はこれは明らかに政治利用で、
その人たちはちょっと批判されなきゃいけないんじゃないかという風に思いますね。

それと同時にもうひとつの批判の仕方として、
「パフォーマンスではないか?」
「受け狙いではないか」
もしくは、「自分が目立とうとしたんじゃないだろうか」
それからこれははっきりですね、
たとえば石破さんあたりもおっしゃってたんじゃないですかね、そういうことをね。
かなりえらい人たちがですね、みみっちい批判の仕方だと思いますけれども、
「売名である」とか、要するに「注目を集めようとしているんじゃないか」とか、
「マスコミを利用しようとしているんじゃないか」というようなことを、
マスコミが自分っでしゃべっているんですよ。
自分が調べることをどんどん大きくしているのに、ちょっと理解しがたいこと、ではありますが、
でも、ま、こういうような声がずいぶん出ております。

「売名」というお気持ちはありましたか?
また自分の「私」というね、自分の私的利害にかかわるような気持ち、
やましい気持ちがおありだったかどうか?

こういうことを批判されている、その批判にちょっとお答えいただきたいと思うんですけれども。


山本:
そうですね、あの、利害ということを考えるのであれば、
自分のスタートのラインで声をあげてはいないし、
しかも、この「政治」という部分に踏み込んでいないと思います。
ま、実際に今、自分自身でこの議員という職について、
あの、その歳費というか、お給料はいただいていますけれども、
でも、この行動を自分の政治活動のプラスにしようという思惑みたいなものはないですね。
政治利用ということではないんですよね。
書いた内容というか、したためた内容というのは本当に「人道的に本当にどうか?」という部分に関して、
その実情、「このような実情があります」というようなことを示しただけなので、
だから宮内庁も「政治利用に当たらない」というように発表されたのかなと思いますけど、
で、まぁ・・・なんというか

岩上:
この「政治利用」というですね、批判が出たときに、
最初の囲みの取材で答えたときだと思いますけども、
「政治利用」ということであれば、
じゃあかつて主権回復の日に式次第になかったにもかかわらず、
「天皇陛下万歳」を三唱してそういう空気を作り上げたことも政治利用ではないのか?
あるいは、IOCのですね会議にですね、皇族を引っ張り出して、
えーーっと、こういうことは政治利用ではないのか?と、
こういうことを太郎さん自身もおっしゃったと思いますし、
また、たくさんの良識ある人々がですね、
「どちらが政治利用していると思っているんだ」と、「これまでもあったじゃないか」と。
「もし、山本太郎さんの処分があるんだったら、公平にそちらも処分を」という声もあると思うんですね。
この点に関してもう一度考えていることをおっしゃってください。


山本:
そうですね、ま・・・んーー・・・・・・、
もしも僕自身のことに関して、そのような大きな処分が下る、
あのー、「議員を辞めてもらおう」と処分が下るんであれば、
もちろん、その主権回復の日のことも、
そしてIOCに皇族の方々に参加していただいてという部分に関しても、
政治利用という部分に関して、糾弾される部分はもちろんあることと思います。
もちろんそこら辺も含めた上での沙汰がおりるというふうに自分自身は思っています。

岩上:
当然この、皇族を是が非でもね、出てもらいたいと強く働きかけたのは、これは大臣。
下村文部大臣ですね。

下村文科大臣。

2013110631.jpg
(※下村博文‎→第2次安倍内閣に文部科学大臣兼教育再生担当大臣として初入閣)

下村文科大臣は今回批判の急先鋒の一人ですよ。

山本:あっ、そうですか!

岩上:
「辞職するべきだ」とはっきりおっしゃっていますしね、
それから・・・、ご存じなかったですか?

山本:そうですね、ええ。

岩上:
そうですか。
これは後、非常に不可解なことなんですけど、
「田中正造に匹敵する」って言われたんですよ。

山本:え、そうなんですか、とんでもない。なにを言い出すんですか、?その方。

岩上:(笑い)
田中正造に、「直訴した田中正造に匹敵する」と言われたんで、
田中正造といえば偉人でしょ?

山本:はい。

岩上:だから、あの足尾銅山事件で、苦しんでいる庶民を思って直訴した田中正造の直訴に匹敵すると、

山本:いやいやいや・・・。

岩上:
それは褒められたのかと思ったら、
「匹敵するぐらいとんでもない」といわれた。

山本:あ、そうですか(笑い)

岩上:
ということはですね、
あの文部大臣なんですけれど、田中正造は偉人ではないと思っているみたいなんですよ。

山本:なるほど。

岩上:よくわからないんですけど・・・どういう風に思われます?下村さんの発言に関しては。

山本:
ちょっとあの、僕と田中正造さんを、その、同列で語るというのは
あまりにも田中さんに対して失礼であると思います、はい。

岩上:おこがましいと?

山本:いえいえいえ、もう、足元にも及びません、灰。

岩上:尊敬されていますか?

山本:
そうですね、存在そのものを僕が認識したのは、この「原発事故の後」ということです。
でも、「田中正造さんに触発された」というものがあったのか?といったら、
特に認識はしていなかった。
自分自身が園遊会という場で陛下にお会いできる。
お会いできた時にお話できたとしたら、どんなことをお話しするんだろう?ということを思いだした時に、
やっぱり、あまりにも次から次へとこの現状を伝えたいという気持ちが溢れたことから、
お手紙したためるという形になったんですけれども。

岩上:
あのー、園遊会の場をちょっと振り返ってみたいんですけれども、
これもまた、一部の報道、新聞記事など出ですね、
それを見ていた皇宮警察の人がずっとウオッチしていたらしいんですよ。

山本:あ、そうですか?

岩上:
「挙動が怪しかった」と、
で、「キョロキョロしていた」と。
「明らかにカメラを狙っていた」と。

山本:(笑)

岩上:っていう風にいうんですけど、

山本:あ、そうですか(笑)

岩上:
カメラ目線狙っていました?
あ、カメラがここにある。ここポジションいいなと。
あの場所をお取になったのはどんな風にとらえたんですか?

山本:
園遊会ってどういうものか?っていうのが、僕自身良く分かってなかった。
もちろんその、ワイドショーなどでザッピングしている時に、
ワイドショーとかで園遊会の風景とかが流れることはありますけれど、
全てフルで見たことはないですよね。
で、僕自身その園遊会の場に行って、「あ、こんな広いところなんやな」と思って、
すんごい広いんですよ。

岩上:広い。

山本:
真ん中に池があったりとかして。
じゃあ、でも「必ずお会いできるんだろう」と思っていたんですよ。
で、なんかちょこんと待っていたんですよね、端っこのほうで。
そしたら別の議員の方が、「おー山本君」って言って、
「ここにいたら会えないよ」って。
「えぇーッ!そうなんですか?」
「もっとほら、あっちの方に行かなきゃ。ブルーのテントの方」って教えてくださったんです。
「ありがとうございます」みたいな。
「せめてお名前だけでも」みたいな世界ですよね、そんなことを言っていただけるなんて。
で、僕は歩いていってテントの方に行ったんですよ。
そしたら、マスコミがいました。
でもマスコミは狙わないですよ。
だって、マスコミに・・・マスコミの前でそんな絵を撮られたとしても、そんな・・・
って言うか、マスコミが僕自身を映すわけがないんですから。

岩上:うん。

山本:はっきり言ってね。

岩上:
マスコミの前で手渡しているところを映して、
こう「話題になりたい」と思っ他というのが・・・それは間違い?

山本:
ぜんぜん間違いですよ。
だって、ややこしくなるに決まっているじゃないですか。

岩上:なるほど。こういうややこしいことになる(笑)

山本:でも

岩上:「そーッと渡したい」ぐらいに思っていた?

山本:
その時には、そのテントの近くまで行ったんですよね。
そのテントのちょうど正面のところに、要はメディアのブースというか、
メディアがいっぱい溜まっているところがあったから、
「ここかぁ」と思っていたんですけど、ちょっとテントの方を見たら、
テントというか、その並びを見たら、
あのー、長嶋さんがいらっしゃったんですよ。
長嶋茂雄さんが。
「あっ、ここやったら間違いなく渡せるな」と思ったんですよ。

岩上:ふんふん。

山本:
「お渡しできるな」と思ったんですよ。
で、ちょこんとそこで待っていたら、他の議員の方がいらっしゃった。
「すみません山本さん、ここはね」って、
「みんな並んでいるでしょ。ここに入るのはルール違反」って言われたんですよ。
「あ、そうですかすみません」って言ったら、その列に並んでいたおばさんが、
「ちょっとこっちにいらっしゃいよ、ここに来ればいいわよ」って言って、


岩上:入れてくれたんですか、

山本:
「いいんですか」って言って、「すみません」って言って中に入って待ってたら、
また議員さんがいらっしゃって、
「だから」って。
「そこは」って。
でも、譲っていただいたって言うのがあるんですけれども、
でも、「ここに並んでいるのはもうみんな並んでいるからそれはダメ」って言われて、
「すみません、申し訳ありませんでした」っていうことで、
そこをまた移動していってもと来た道を戻っていったんですよね。
そしたらたまたま、いいスペースがちょっと先に行ったところで空いていたんです。
「ここやったら、さっきみたいに言われることもないだろう」と思って、
そこでお待ちしてたんですね。


岩上:
他の人が羅列しているような場所じゃないと。
ちょっと合間が空いたから。

山本:はい

岩上:
あぁ、なるほど。
本当に、たまたま、そこに偶然通りかかったと。
もしかしたら、声をかけられるような距離じゃなかったかもしれないんですね。
あの時そうやって、たまたまお声がけをいただけるような、ま、近さで歩いていただいた。
そんなことはなかったかもしれないんですね。
偶然ですか

山本:もしも逆周りだったとしたら、

岩上:あー、そうかそうか。

山本:はい。

岩上:なるほど。

山本:だからどこからいらっしゃるのかさえも、僕は分かっていないですから、はい。
岩上:
お会いしたときには実際にはどうしたんですか?
自分から話しかけたんですか?
それともどんな風な感じだったんですか?

山本:
近くをお通りになったときに、
「陛下」っていう風にお声がけをしました。
そしたら、「ん?」っていう風にお話を聞いていただけるような雰囲気だったので、
「子供たちの健康被害が・・」

岩上:自分の自己紹介はしたんですか?「山本太郎です」というのは。

山本:
「山本太郎でございます」と。で、「参議院議員になりました」と、
「今、子供たちの健康被害が実際に現れてきています」と。
で、「収束作業員の皆さんが、劣悪な労働環境の中で搾取されながら働いている状況なんです」という、
っていうところまで話した時に「えっ?」って。
僕の言葉が聞き取り辛かったぶぶんがあったんでしょうね。
だから、おそらく収束作業という部分がちょっと何のことか分からなかったのかな?と思って、
「原発の収束作業」ともう一度言い直して、「皆さんが」という説明をもう一度して、
「その現状をお手紙にしたためてきましたので読んでいただけませんか?」というふうに
あの、お願いをして、手紙を取り出したんですよね。
で、その時に完全に僕はてんぱっているんですよね、緊張で。


岩上:緊張で。

山本:
だって・・・陛下ですからね。
一生に一度お会いできる方かどうか分からないですから。
だからもちろんすっごい緊張で、「自分の心臓の音が聞こえるんじゃないかな」っていうぐらいに。
だから、その「手紙に何も危険なものは入っていない」ということをお知らせするために、
外側を取って、中身と。
こちらに(左手に)招待状を出していたんで、ぼくはてんぱっていたんで、
そのまま、「お願いします」っていう風に片手で渡しちゃったんですよね。


岩上:なるほど、「両手で添えたほうが良かった」と、あとで反省。

山本:
そうですね。
気付いていなかったんです。
自分では両手で渡していただろうと思っていたんですけど、
後で映像を見たときに「わっ、しまった」というぐらいに、
それほどに、もう、自分自身が混乱していたのかもしれないですね。
緊張していましたね。

岩上:
その間陛下は、なにか頷くとか、言葉をかけられるとか、
そういうことはなかったんですか?

山本:そうですね。

岩上:なかった?

山本:はい

岩上:あ、そうですか。

山本:だって、直接手紙を渡されるなんて言うことは、無いわけじゃないですか。

岩上:でも、手を出して受け取ってくださった。

山本:そうなんです。

岩上:受け取ろうとしなかったらどうするおつもりだったんですか?

山本:ん・・・、それは無理には・・・

岩上:すぐ引っ込めた?

山本:
そうですね。
もしも、もしも受け取っていただけなかった時には、
もうそれはしょうがないですよね。

岩上:そうね。

山本:はい。

岩上:でもその時にはそんなことは考えてない状態でした?

山本:
その、陛下が・・・陛下が出されている雰囲気というか、
「お話を聞いてくださって」というその空気感で、
あの・・・、「これは受け取っていただける」というようなことを判断したんだと思います。

岩上:どんな方でしたか?

山本:
本当に、一瞬だったんですけれど、・・・・・・
・・・ま・・・、自分自身がずっと、ま、テレビか雑誌か教科書か、
それぐらいでしか、あのー、お目にかかったことがない方なので、
「陛下だ」みたいな、・・・いう感じですよね。
なんか、こう・・・やっぱりこれは教育された世代というようなこともあるかもしれないですけれど、
やっぱりこの、なんですか、ひと世代、僕よりもうちょっと先の世代になると、
もっと、神がかった存在としての接し方なのかもしれないですけど、

岩上:ひと世代じゃなくて、ふた世代ぐらい先じゃないですか(笑)

山本:
ふた世代ぐらい先ですか。
そうですね、ひと世代って言ったら岩上さん?

岩上:僕ぐらいだもの。

山本:岩上さんの世代はどうなんですか?

岩上:
戦後世代だもの、昭和34年ですよ。
戦争が終わってから10数年たっていますよ。
「高度成長期の子供」

山本:岩上さんたちの世代は、陛下に対してどんな感じなんですか?

岩上:そう変わらないと思いますよ。

山本:なるほど。

岩上:ただ、僕らの世代は昭和天皇を長く見てきて、

山本:あ、そうか

岩上:昭和天皇の後期を見てきて、

山本:なるほど

岩上:だから昭和天皇が軍神としての姿を見ている、というのを見てはいないんですけどね。

山本:なるほど。

岩上:穏やかな、平和な、戦後天皇としての姿しか知らないですよ。

山本:なるほど。

岩上:僕は、皇太子の浩宮さんと同じ年ですから。

山本:あ、そうなんですか。

岩上:ええ。

山本:えーーーっ!?

岩上:同じ年。同じ学年なんですよ。

山本:へぇー。

岩上:僕の小学校の同級生は学習院に進んだんで、同じクラスのご学友になっていますよ。

山本:
そうなんですか。
その、陛下以外の皇族の方々とも、少しコミュニケーションを持ったりもしたんですよね。

岩上:お話できた?あ、それは良かったですね。なんて言ったんですか?

山本:
えっと、顔を見て「はっ」という表情をされ、そして名札を見て
「夏からですよね」という風に


岩上:どなたがそういうふうに?

山本:よのみやさまがですか、

岩上:そうですか、殿下が。

山本:はい、そうです。

岩上:へぇ~

山本:なんか、

岩上:「夏からですよね」といわれて、でも、気付いていただけるというのはうれしいですね。

山本:
本当ですね、だから、やっぱり選挙がどのような結果になったか?というのは、
なんとなくテレビでご覧になったりするんですかね?やっぱりね。

岩上:なんてお答えになりました?

山本:「えぇっ!?」て

岩上:そんな挙動なんですか?

山本:もう、皇宮警察がチェックするくらいですよ、これ。

岩上:「あいつ挙動がな」って。

山本:完全に、だって、浮いてますもん僕。

岩上:そうですか。

山本:そりゃそうですよ。

岩上:でもお答えしたんでしょ?

山本:そりゃそうです。「・・・ですか」っていうような、

岩上:それ以上答えられなかった。

山本:ええ、そうですか、っていう・・・、もう、いっぱいいっぱいでした。

岩上:
ま、お手紙を渡して、
それからもうひとつの批判というのがね、これが意外なことに左からずいぶん批判が出ているんですね。
だからたとえば今回のことを左の人たちは擁護するのか?と思っていたら擁護しなかった。
というのは、天皇という権威に対して、そこにすがりつくような形で訴えをして、
で、原発の問題、被爆の問題を訴ことは、中身はよろしかろうけれども、
だけどもそのことによって天皇の権威を余計に高めるようなやり方はおかしいんじゃないか?と、
こういうようなことを批判するような人たちが、左からもいたんだろうと思うんです。
これについてはどういう風に思いますか?

山本:
そうですね、今まではっきり言ってしまうと、
あのー、天皇家のあり方、天皇制というものに対して、自分自身が深く考えたことがあるか?というと、
あの・・・、ないと思うんですよね。
で、実際に自分自身がお手紙を書いたのも、
なんていうか・・・「この方に現状をお伝えしたい」っていうか、
自分自身の、この内側で溢れているものを受け止められるのは、
「受け止める」って言ったらおかしいですけれどもね、ずうずうしい話なんですけれども、
その・・・
この人なら、なんか、この現状というものをなんか、
あの・・・、この人なら考えてくださる。
すでに考えてくださっているし、っていう部分につながっちゃったと思うんですよ。
すごく、なんやろな・・・
だからもちろん左の方がたが、いま、その天皇という部分に関して、
天皇というものの権威というのをもっと強めるというのは、
「それは時代が戻ることになるんだぞ」ということを言われているということに関しても、
あの、今回の件で「なるほど」と、
で、右の方が言われるなんていうか・・・陛下に対しての愛という部分に関しても「なるほど」と思うし、
ん・・・

岩上:
でも「あいつパフォーマンスだぜ」って言ってくる人間に関しては、
あんまり「なるほど」とは思っていないんですね。


山本:「あ、そういう風にも見えるのか」っていう、

岩上:そうですか(笑)なるほど。

山本:
ま、ま、ま、もともと僕のことを嫌いな人はどういう風にも取るだろうなというのもあるので。
でも、なんていうか・・・本当は園遊会という部分で僕自身が手紙をお渡しする。
お手紙をお渡しするという行為は本当に許されないことだったんだということも、
今回分かったんですけど、でも、なんか僕のやったことに関して、
すごく大きな・・・「岩のような一石を投じてしまった」という部分はあると思うんですね。
でもこれから先この国がどういう風になっていくのか?という部分に関しては、
もちろんこの国に住む人たちも、そして皇族の方たちも、同じ船に乗っているわけですもんね。
そういう意味でこれからあり方というものはどういう・・・
ん・・・どう変化していくべきなのか?
それとも、変化させないべきなのか?わからないです、それは、僕自身でも。
まだ勉強不足で、そこに言及できるようなものは何もないんで。
でも・・・なんかそういう・・・・・お手紙をお渡しするということ以外にも、
何かそういうテーマというものまで、あの・・・テーマというものも

岩上:いただいたという、

山本:そうですね、あの、頂戴したという部分があるのかもしれないですね。

岩上:
うんうん、ただ皇族の方々がね、特別な方々で、
だからといって被ばくしないか?というとそんなことはないんで、

山本:ほんとうに。

岩上:
どんな方も、もし日本全域にもたとえば放射能が広がれば被ばくしてしまうわけですから、
そういう意味でおんなじ風になっていますよね。

山本:
本当におっしゃるとおりで、本当に皇族の中の方々にもやっぱり幼子もいるわけですから、
だから、その方々をお守りするという部分でやっぱり、
放射性物質が与える影響であったりとか、これ以上こういうものを増やさないということは、
やっぱり全てつながっていくと思うんですよね。
この国を守るならば、この国に住む人々を守るのであれば、
核という部分、核発電という部分に対して切り離していかなければいけないし、


岩上:
あの、この手紙に関しては内容を公開していないと、それは出してはいないというふうに聞きました。
で、ところがネットかなんかにそれが出ていて、
そして事務所がそれを否定するというような騒動があったですよね。
何か天皇に対して「あなたはなんとかかんとか」って書いてあるような内容だと。
これは全くの創作だという事で間違いはないですか?
せっかくですからここで。

山本:僕もその捏造された手紙を見たんですけど、読んでてもうひっくり返りました。

岩上:(笑)

山本:「あなたは毛布を奪いあいしているのを知っていますか?」みたいな、すごいなこれみたいな。

岩上:全く違いますね?

山本:全然違います。

岩上:これは否定しておいていただくと。

山本:全く違いますから、本当に。


つづくーー



<秘密保護法 >山本太郎11/5 インタビュー【IWJ】岩上安身(文字起こし)




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4号機使用済み燃料プール現地取材11/6ニコ動七尾さん他

2013年11月6日
現地取材 4号機使用済み燃料プール






4号機の線量
2013110821.jpg

2:15 (4号機前)
七尾(ニコ動):
線量がですね73マイクロシーベルトいっていますね。かなり高いです。
先ほどのH4エリアを上回っています。

(4号機内部 オペレーションフロアー)
七尾:
とうとう今4号機オペフロに到着しました。
いま線量はそんなに高くなくて50・・今ちょっと上がりました
60マイクロシーベルト、70マイクロシーベルト・・・70マイクロシーベルトぐらいですね、今。



東京電力の説明
6:21
2013110811.jpg

東京電力:
こちらが燃料を取り扱うオペレーションフロアというところです。
で、こちらの上の方を一寸見上げていただきますと、緑色のクレーンがあります。

2013110812.jpg
日立製のクレーン
こちらのクレーンを使いまして、燃料を詰めたキャスクを運び出すという事になります。
左手の方にいま白い台がありますけど、

2013110813.jpg

こちらの方に言ったん輸送容器を置きまして、
で、付いている水とかを拭いた後に、あのクレーンを使って下まで降ろしていくことになります。

奥の方に黄色い台があって、銀色のものが載っていますけれど、
あれがキャスクを吊る釣り具です。

2013110814.jpg

あの釣り具を使いまして、キャスクをハンドリングするという事です。
いま、キャスクの搬入のための準備をいろいろとしているところです。

ちょっと向こう側の方にですね、
壁側に黄色いものが付いていますけれども、
壁側のエニアモニターと言いまして、
ここの空気線量が上がると警報が鳴りまして、
警報が鳴った場合には作業員が避難するという事になっています。

2013110816.jpg

ーー:数値は出ていないの?

東電:
数値はですね、今ちょっと・・・
まだ燃料を取り扱っていないので、設定をした上で作動させるというふうに

ーー:黄色の方?

東電:左側の黄色い方

ーー:線量がどの位になると鳴るんですか?

東電:
えーっと、ちょっとあの、設定値はまだこれからという事になりますけど、
ここのところの線量がですね、大体ここだと0.1から、
こちらの燃料を取り扱うところだと0.13ぐらいですね。(単位はミリシーベルト/hかな?)
ま、比較的低いレベルには抑えられている。
そういったものを逸脱するようなレベルになった時には警報を出すという事になります。

こちらが燃料取扱機という事になりますので、ちょっと上の方に上がって頂いて、
プールの中の状況をご説明したいと思います。

2013110817.jpg

目の前に見えますのが使用済み燃料プールになります。
この四角い形のプールです。
この中に1331体の使用済み燃料と202体の新燃料がいま保管されている状況になります。
この四角いところのさらに奥の方に丸い水槽みたいなものがありますけれども、
それが原子炉圧力容器になります。
震災の時には水素爆発によりまして、沢山のがれきがプールの中に落下をしておりました。
向こうの奥の方に緑色の台車がありますけれども、
あの台車を使いまして、現在までに大きながれきについては全て撤去したという状態になります。
現在、燃料の上、燃料とラックの間に挟まっている小さながれきを今回収しているという状況になります。


よろしかったら、近くから見ていただくという事で、
あちらの方からこちらの方の中には言っていただく事が出来ますので、
順番に下の方におりてご覧ください。



七尾(ニコ動):
私は事故当時の映像を見たんですけどがれきが綺麗に撤去されていて、
まだ小さいがれきが表面に乗っかっている感じはありますけど、これはすごいです。
ちょっとやっぱり恐ろしいですねこれは、燃料という事で。


東電:
遮蔽の意味がありますので、
プールの底から水面までが約11.5mぐらいあるんです。
燃料自体が大体4.5m位ありますので、
そこまでの遮蔽が必要という事ではないんですけど、
燃料を吊りあげた時に底から燃料をさらに吊りあげなければならない、ということで、
水面から1.6m以上上にいかないという事で、これだけの水の量です。

七尾:キャスク本体の隙間はどの位あるんですか?

東電:ちょっと正確な数字は分からないんですけど、えっと、それほどの隙間は、あんまりないですね。

七尾:あと、報道で言われた「実証実験をしていなかった」というのは、あれはどういう事?

東電:
「していなかった」という訳ではなくてですね、
本体の作業自体も、従来の作業と、ま、大きな部分では同じでありますので、
経験としては十分あると。
但し、ちょっと作業が空いている状況なので、その前に空の状態でキャスクをやっぱりつり上げしてみて、
ちょっと練習をしようという事ですね。
そういうような話で。

2013110818.jpg

七尾:あの白いのは何なんですか?

東電:丸いところがありますよね。あそこにキャスクが入ります。

七尾:作業手順としては、まず水面で燃料を入れまして、その後こっちに移動するんですね。

東電:はい。
で、キャスク自体は金属製のカバーを付けて、ホソウしないようにするんですけど、
いろんな水滴とかっていうのが付いているんで、そういったものを除染したりとか、
最終的に運ぶのに問題ないか?というチェックを全部ここでする事にしています。

七尾:じゃ、クレーンでつり上げたままここに移動してきてという事

東電:
はい、そうです。
チェックし終わったものがここからそちらに出ていくという事で。

2013110819.jpg

七尾:
そちらに出て行って下まで降りていく。
その一工程というものが大体どれぐらいで考えているんですか?
キャスクってどのくらい入るんでしたっけ?

東電:22体ですね。

七尾:22体入れてから初めてそこへ行く訳ですよね。

東電:そうです、そうです、もう。

七尾:それだと最後に降ろすまでって、大体どの位かかるんですか?

東電:降ろす作業自体はもう、

七尾:トータルで、トータルで。

東電:
あ、トータルで。
22体のキャスクをですね、
まず、一つのキャスクをこちらの方に、4号機に持ってきます。
4号機に持ってきて燃料を詰める作業がありますから、
で、そこからふたを閉めてこちらに持ってきて、整備をしてから下におろして、共用プールに持っていく。
共用プールに持っていったら、共用プールで開けて、みんな取り出すと。
その工程がですね、8日間。

七尾:8日間。

東電:
8日間でその一工程になります。
だから、9日目に新しいキャスクがここに入ってくるんです。
それを最初にうちは一基でやるんですけど、
だんだん慣れてきたらですね、二基のキャスクを入れ替えで入れ替えでやっていこうかなと思っていて、
そういう事で工程をですね、なるべく速めていこうと。

七尾:分かりました、頑張って下さい。ありがとうございます。




2013110820.jpg

ミノ(IWJ):
クレーン自体の重さが35トンぐらいあるんですよね、
もっと大きいかなと思ったんだけれども、以外と小さく見えますね。

七尾:そうですね。吊りあげる事を考えると。
設備の状況とかを考えると相当考えられた工程だなと僕は思いましたけれど、いかがですか?

ミノ:
僕が思うに燃料の取り出しとか、キャスクの取り扱いとかは今までずっとやっているんだから、
あれをクレーンゲームというのはちょっと失礼だなと思った。

七尾:クレーンゲーム?なんか誰かが言ってたんですか?

ミノ:ネット上ではそう言われているんですよ。

七尾:なるほどね。実証実験は必要ないと思っている?

ミノ:実証実験は、あれ?って頭をひねっているところです。

七尾:必要無いと思っている

ミノ:そうです。
耐久テストはやっているでしょ、なんでわざわざこれで実証するのか?

七尾:
あとは使用済み燃料プールはそんなに大きくなかったですよね。
作業員の人がいなかったので、施設の実感としてはあるんですけれども人がいないので、
そこは実際稼働している部分がみたいなというのはありますね。




大丈夫?4号機からの使用済み燃料取り出し間近!

「放射線被曝防護」質問主意書と答弁書 <山本太郎議員のお仕事その1>

放射線被曝防護


質問主意書(提出日平成25年10月21日)の項目ごとに
答弁書(受領日平成25年10月29日)を書きこみます。
(答弁書はコピペが出来ないようになっています><;)
答弁書
20131106122.jpg



第185回国会(臨時会)
質問主意書
質問第二一号

放射線被曝防護に関する質問主意書

右の質問主意書を国会法第七十四条によって提出する。 
平成二十五年十月二十一日  山 本 太 郎 
参議院議長 山 崎 正 昭 殿     


放射線被曝防護に関する質問主意書

平成23年3月11日の東日本大震災と同時に発生した
東京電力福島第一原子力発電所事故(以下「原発事故」という。)から2年7か月が経過する今日、
政府は原発事故は全体的にはコントロールされているとの見解のもと避難指示区域再編を進め、
空間線量において年間20ミリシーベルトを下回る地域については、
早期に住民帰還を促す方向性を打ち出している。

また、諸外国が輸入規制を続けている地域の農産物、海産物も、
我が国国内においては全国市場に出回っている状況である。

 
このように、徐々に形式上は「日常化」されていく一方で、
現実は、東京電力株式会社廣瀬直己社長も自ら認めているように、
原発事故現場からは今なお毎時1000万ベクレルもの放射性物質が大気中に放出され続けており、
放射能汚染水の漏洩もコントロールされているとは言い難い、非常に厳しい状況が続いている。

 
この我が国の国難とも言うべき厳しい現況において、国民を被曝から守る責務のある政府は、
「放射線被曝防護」に関して如何なる基本的認識を有しているのか。
以下、右の点を踏まえて政府の認識及び見解について質問する。各項目ごとに、簡潔かつ明確に回答されたい。

一 我が国の一般公衆の平常時における年間の被曝線量限度(以下「被曝限度」という。)は
  何ミリシーベルトか。国内法における法的根拠とともに示されたい。

二 被曝限度は、外部被曝のみの数値か、それとも外部被曝と内部被曝の合算値か、
  政府の認識を明確に示されたい。合算値の場合は、その比率についても併せて明示されたい。

三 政府が避難指示区域再編に当たり、その根拠としている「年間20ミリシーベルト」は、
  国内法で定められた一般公衆の被曝限度の何倍に相当するか。
  また、原発作業員の白血病労災認定基準の年間被曝線量限度の何倍に相当するか。
  いずれも「何倍」と明確に示されたい。

四 前記三の「年間二十ミリシーベルト」は、
  国際放射線防護委員会(ICRP)勧告における基準を援用していると理解してよいか。
  また、その場合、現在の福島県内の状況は、ICRP勧告に定義されているところの
  「緊急時被曝状況」に相当するのか、「現存被曝状況」に相当するのか、
  あるいは「計画被曝状況」に相当するのか、政府の認識を明確に示されたい。

五 ICRP勧告と、我が国の一般公衆における被曝限度を定めた国内法は、
  どちらを上位として適用されるべきものか、政府の認識を明確に示されたい。


答弁書
一から五までについて

お尋ねの
「我が国の一般公衆の平常時における年間の被曝線量限度」の意味するところが必ずしも明らかでないが、
一般公衆の被ばく線量限度の規制は設けられていない。
なお、国際放射線防護委員会(以下「ICRP」という。)の勧告等を参考に、
核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律(昭和32年法律第166号)や、
放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律(昭和32年法律第167号)等において、
内部被ばく及び外部被ばくを考慮して、
原子炉施設の周辺監視区域外等における線量限度を年間1ミリシーベルトと規定している。

また、お尋ねの
「原発作業員の白血病労災認定基準の年間被曝線量限度」の意味するところが必ずしも明らかでないが、
「電離放射線に係る疾病の業務上外の認定基準について」
(昭和51年11月8日付け基発第810号℃労働基準局長通達)においては、
年間の電離放射線の被爆線量の限度は設けていない。

さらに、お尋ねの「年間20ミリシーベルト」については、ICRPの勧告等を参考にして定めており、
政府としては、現在、福島県内の状況は、
同勧告で定義される現存被ばく状況におおむね移行しているものと認識していいる。




六 平成23年12月16日の記者会見において、
  野田佳彦首相(当時)により発せられた「事故収束宣言」について、
  安倍晋三首相は、平成25年2月19日の参議院予算委員会において
  「もう既に私も何回か答弁をしておりますが、収束ということで前政権がそう判断をしたわけでありますが、
  とても収束と言える状況ではないというのが我々安倍政権の認識であります」との答弁をしている。
  これは「事故収束宣言の撤回」と同義であるか否か、政府の公式見解として、再度ここに明確に示されたい。


六について

政府としては、御指摘の「事故収束宣言」が、御指摘の答弁によって撤回されたものとは認識していない。



七 前記六において、この首相答弁が「事故収束宣言の撤回」と同義であるとするならば、
  改めて言うまでもなく、今なお事故は継続中ということである。
  東京電力社長さえも、今なお放射性物質が大気中に放出され続けている状況であると認めている現状で、
  政府は住民帰還に向けての避難指示区域再編を着々と進めているが、
  帰還する住民の安全を担保し得る「科学的根拠」を「放射線被曝防護」の観点から、明確に示されたい。


七について

お尋ねについてはICRPの勧告等を踏まえ、
避難指示解除日以降年間20ミリシーベルト以下となることが確実であることを、
避難指示を解除するための要件としている



八 食品の暫定規制値の設定や福島県民健康管理調査等の先行調査において施行された
  ホールボディカウンタ検査結果の評価に用いられた実効線量には、
  ベクレルをシーベルトに換算する係数が用いられていると思われるが、
  これはICRP勧告において定められた換算係数を援用したものか否かを示されたい。
  また、ICRPの換算係数を援用している場合は、当該係数を選択した根拠を示されたい。
  また、その換算係数の妥当性について、政府において独自に検討された経緯はあるか
  それとも独自の検討はなされずにそのまま援用されたものか、
  そのいずれであるかを明確に示されたい。


八について

御指摘の検査結果の評価に用いる換算係数については、
ICRPの勧告に求められている換算値が用いられている。
これは、ICRPが、放射線に関する専門家から構成される国際組織であり、
我が国においても、従来から、
その勧告を放射線防護対策を講ずる上での基礎として取り入れているための承知している。

また、御指摘の食品中の放射性物質に関する暫定規制値は、
内閣府原子力安全委員会(当時。以下「原子力安全委員会」という。)の
「原子力施設等の防災対策について」(昭和55年6月30日原子力安全委員会決定)に
目安として示されていた飲食物の摂取制限に関する指標を用いたものであり、
この指標を算出する際に用いたシーベルトをベクレルへ換算する係数は、
ICRPの勧告等の値を原子力安全委員会において検討したうえで、その値を用いたものと承知している。



九 放射性物質を体内に取り込んだ場合、
  取り込んだ放射性核種の違いによって人体への影響に差異が生じるか否かについて、
  政府の見解を明確に示されたい。


九について

政府としては、
体内に取り込んだ放射性物質の核種の違いによって人体への影響に差異があると考えている。



十 内部被曝検査として用いられているホールボディカウンタで測定可能な放射線はガンマ線のみであり、
  セシウムなどによる内部被曝の検出にとどまる。
  また、農産物や海産物など、食品の放射性物質の検査においては
  ヨウ素及びセシウムの検査はある程度行われているものの、
  ストロンチウムをはじめとしたベータ核種、プルトニウムをはじめとしたアルファ核種等、
  他核種の検査はほとんど行われないまま出荷され全国に流通している。
 
  しかしながら、今回の原発事故では31種類にも及ぶ放射性核種が放出したとされ、
  現在重要な懸案事項となっている放射能汚染水には、
  トリチウムやストロンチウムなどのベータ核種が高濃度に含まれており、
  これらが外洋にも流出し続けている状況である。
  内部被曝調査、食品の放射性物質検査において、
  ヨウ素、セシウム以外の他核種の検討がされていないのは、如何なる理由によるものか。
  アルファ核種、ベータ核種の検査自体が不必要との判断によるものか、
  それともアルファ核種、ベータ核種の検査も本来は必要であるが、
  実際の運用上、困難との理由から行われていないのか、
  いずれの理由によるものか、政府の見解を明確に示されたい。

  右質問する。


十について
お尋ねについては内部被ばくを簡便に検査できるホールボディカウンターでは、
セシウム134及びセシウム137(以下放射性セシウム」という。)
以外の核種であるトリチウム、ストロンチウムなど検査できないものもあり、
それらは尿など生体試料を用いた検査が必要となるなど、大規模な検査は合理的でないところ、
放射性セシウム以外の核種は、環境中の濃度が放射性セシウムに比べ少ないことから
内部被ばくへの寄与は小さく、
ホールボディカウンターを用いて放射性セシウムの身を測定しているものと承知している。

また、食品中の放射性物質に関する検査は、
放射性セシウム、ストロンチウム90、プルトニウム238、プルトニウム239、プルトニウム241、
及びルテニウム106を考慮に入れて設定した食品衛生法(昭和22年法律第233号)
に基づく基準値に従い実施されているところである。
なお、当該基準値は、放射性セシウム以外の核種の測定に時間を要することを踏まえ、
放射性セシウム以外の核種からの線量を含め、
食品を摂取することによる被ばく線量が、
年間1ミリシーベルトを超えないように放射性セシウムの濃度を設定したものである。








<記念版・初質疑>
「被ばくによる健康被害・食品の安全基準・収束作業員の労働環境・特定秘密保護法」
山本太郎議員 参議員内閣委員会11/5(すべて文字起こし)





<記念版・初質疑>「被ばくによる健康被害・食品の安全基準・収束作業員の労働環境・特定秘密保護法」山本太郎議員 参議員内閣委員会11/5(すべて文字起こし)

山本太郎氏、参議員内閣委員会にて初質疑
2013年11月5日





議長:山本太郎君

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山本太郎議員:
よろしくお願いいたします。
政権要件は満たしておりませんが、新党「今はひとり」山本太郎と申します、よろしくお願いいたします。
国会議員になって初めての質問です。
お手柔らかによろしくお願いいたします。
今日は私が一番急がなければならない、緊急の課題だと思う
福島の東電原発事故による子どもたちの被ばく、そして健康の問題、食品の安全基準、
東電原発事故収束に取り組まれている作業員の方々の
最悪の労働環境についてご質問させていただきたいと思います。

まずは菅官房長官よろしくお願いいたします。

9月7日ブエノスアイレス東京オリンピックの招致プレゼンで、
安倍総理はIPC委員の質問に答えてこうおっしゃいましたよね。

「我が国の食品や水の安全基準は世界で最も厳しい基準であります。
食品や水からの被ばく量は日本のどの地域においてもこの基準の100分の1であります。
つまり、健康問題については、今までも、現在も、そして将来も、
全く問題がないという事をお約束いたします」

このように発言されました。
菅官房長官、安倍総理のこの発言の事実確認をしていただけますか?

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菅内閣官房長官:えー、そのように発言したことは事実であります。


放射線被ばくによる健康被害
山本太郎議員:
わたくし、この安倍総理の発言というのは重大な事実誤認があるんじゃないかなと思うんですね。
あるいは大きな間違いなんでは、と思ってしまうんです。

今年8月20日に発表された福島県の県民健康管理調査検討委員会の資料で、
事故当時18歳以下を対象にした、平成23年度、24年度第一次検査受診者
合計17万6882人のうちの43人もが、
甲状腺がん、あるいは甲状腺がんの疑いのある子どもたちがいました。
これは、4113.5人に一人の割合だそうです。

この調査の責任者である、福島県立医科大学の鈴木眞一教授は、
18歳未満の小児甲状腺がんの発生率は、100万人に一人か二人と言われていたそうですけれども、
という事はですよ、この段階でもうすでに100倍に達しているという事ですよね。
100倍以上の発生率ということになってしまっている。

これは東電原発事故の放射線被ばくによる健康被害なんじゃないでしょうか?

政府の見解はいかがでしょうか?


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環境省 塚原(ツカハラ)環境保健部長:
お答えします。
こ…え…、本年8月20日に開催されました、第12回福島県県民健康管理調査検討委員会に置きまして、
がんと診断された方が累計で18名。
がんの疑いと診断された方が25名との報告がございました。
え…、何らかの症状を訴え医療機関を受診し、甲状腺がんと診断される子どもの1年間の割合は、
これまで10万人オーダーに1人程度ということとされております。
え、2次検査がおおむね終了いたしております
平成23年度におけるお子さん方の甲状腺の癌の検査結果で、
これまでに約4万1000人の受診者のうち甲状腺がんの方が9名と診断されております。

「この割合の違いについて」という事でのご質問でございますけれども、
その理由については、今回のように高い精度の検査を無症状の子どもに実施した例が他にございません。
このように最新の機器を用いまして、無症状の段階で
熟練した医師あるいは技師により丁寧な検査が行われていることから、
「早期の小さながんが、これまで知られている発生率以上の割合で確認された可能性が高い」
というように承知をしており、国際的な見解も同様であります。

福島県県民健康管理調査検討委員会の見解によれば、
「原発事故によるものとは考えにくい」とされているところでありますが、
環境省といたしましても調査の実施状況及び見解について引き続き注目し、
必要な支援を行ってまいりたいと思っております。



山本太郎議員:
なるほど。
症状が出た人が今まで受診していた。
その数が圧倒的に少なかったから、
いま広く検査した場合に、そのように沢山の人達に見つかってしまう、
って言う事を今おっしゃられたんですね。
なるほど、わかりました。

続いての質問をさせていただきます。
先日わたしは放射線防護に関する質問主意書を提出いたしました。
10月29日、内閣から答弁書が送付されてきました。
その中で、ホールボディカウンター、これによる内部被ばく調査ではセシウムしか検査できない。
なぜその他の核種を検査しないか?


そのような私の質問に対して政府答弁書では、
セシウム以外の核種であるトリチウム、ストロンチウムなど検査できないものもあり、
それらは尿など生体試料を用いた検査が必要になる
」と書いてありました。

要は生体試料検査の必要性を認めたということであると思います。

「放射線被曝防護」山本太郎参議院議員の質問主意書と答弁書 <1>



チェルノブイリ事故では、甲状腺がん・白血病だけではなく、さまざまな疾患、健康被害が報告されています。
「子どもたちは病気の花束を抱いて生まれてくる」とまで言われているんですよね。

わたくしは、福島県だけではなく東日本全域、できれば日本全国で。
そして子どもたちだけではなく大人までも、
全ての人々の血液検査・尿検査などを、政府の責任で行うべきだと思います。
政府の見解、いかがでしょうか?


塚原環境保健部長:
お答えします。
健康調査の内容をどのように行うかと検討することにいたしましては、
医学の専門家のご意見を十分に拝聴して企画をすることが重要だと考えております。
福島県が実施をしております民健康管理調査の項目は、
地元の医師や専門家による検討委員会において、チェルノブイリ事故における知見等を踏まえ、
健康管理の在り方について議論が行われた結果、決定された
ものと承知をしております。

また、福島県外の隣県におけましては、各県が有識者会議を開催し、
科学的には特段の健康管理の必要はない」と言う結論が出ている
ものと承知をしております。

また、WHOや国連科学委員会におきましても、
「がんなどの健康影響の増加が認められる見込みはない」あるいは
「可能性は低い」というような評価をされている
ことも承知をしております。

従いまして当面は福島県県民健康管理調査で現在実施されているものを
着実に実施していくことが重要であると言うふうに考えております。



山本太郎議員:
先ほどお聞きしたのは、甲状腺がん、そして甲状腺がんの疑いがある人達に対して、
どうしてこれだけ多くの人達が甲状腺がん、そして疑いが出たのか?という質問をした時にですね、
これは発症して、なんか調子が悪いなと思って病院に言った人達が、
いままではそういう症状があって訴えたから数が少なかったんだと。
「それを広く調査したら沢山の人達が該当するっていう事が分かったんだよ」
という事を先ほど言われていましたけれども、
でもこれ、福島県だけじゃなくて、もちろん関東でも東北でも、日本全土でやれば
「それが本当かどうか」ということがはっきりするんですもんね。
そのような広い調査をしなければ、今行われていることが本当に正しいのか?
そして先程の甲状腺がんそして疑いがあると言われている人たちがどれぐらいいるのか?
本当の正解を見つけるためにはやっぱり幅広くしていかなければいけないんだなという事がよく分かりました。

すみません、続いて質問にいかせていただきます。
不慣れなもんで申し訳ありません。

安倍総理。9月7日のオリンピックプレゼンでおっしゃいましたよね。
「健康問題については、今までも現在もそして将来も全く問題はない。という事をお約束いたします」
さらに「、完全に問題の無いようにするために、抜本解決に向けたプログラムを私が責任を持って決定し
すでに着手しております。実行していく、そのことをはっきりとお約束申しあげたいと思います」
このように明言されました。
菅官房長官、この安倍総理のお約束、政府として責任を持って実行されますか?


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菅官房長官:
えー、総理の約束は政府の約束でありますから、
そこはもちろん、しっかりと責任を持って対応するのは当然のことです


食品の安全基準

山本太郎議員:
次にですね、食品の安全基準について質問させていただきたいんですけれども、
現在の日本の食品中の放射線の基準値というものがありますよね。
これは国際規格であるコーデックス委員会の指標に基づいていると。
食品による内部被ばく、年間1ミリシーベルトを超えないように、
放射性セシウム基準で1kgあたり
一般食品100ベクレル、乳幼児食品で50ベクレル、
牛乳50ベクレル、飲料水10ベクレルという事なんですけれども、
私、この基準値ですね、もっともっと引き下げてもいいんじゃないかと。
もっともっと引き下げるべきじゃないかと思うんですよね。

安倍総理がオリンピックのプレゼンでおっしゃっていましたよね。
食品や水からの被ばく量は日本のどの地域においてもこの基準の100分の1であります
このように断言されていました。

食品安全担当の森大臣にお伺いいたします。
安倍総理が断言するように、
現在の基準の100分の1を目指して、基準値を大きく引き下げるべきだと思います。
現在かなりの数の国が我が国の食品を輸入禁止にしています。
これらを解除してもらうためにも、基準値の大幅な引き下げは有効だと思うんですけれども、
森大臣、いかがでしょうか?


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森国務大臣:
食品の基準値につきましては厚生労働大臣が担当でございますけれども、
ご質問でございますので、食品の安全について申し上げますと、
食品の安全については国民の健康を保護が最も重要であるとの認識の下、
化学的な知見に基づき必要な処置が講じられなければいけないと思っております。
そこで食品安全委員会では、食品に含まれる放射性物質について科学的知見に基づき、
客観的かつ中立公正に調査・審議を行いまして、

平成23年10月に食品中に含まれる放射性物質の食品健康影響評価を取りまとめ、
厚生労働省に答申したところでございます。



山本太郎議員:
環境放射線データベースというものがございまして、
事故前の数値を調べてみると、全国的におおむね
1kgあたり0.1ベクレル以下というのが基準だったんですよね。
今ぼくたちが与えられているのが、1kgあたり100ベクレル。
という事は今の安全基準というのは、事故前に食べていたものの数値の1000倍に当たる。
そのような今の間隔なんですよね。
この事についてですね、何よりも大急ぎで、
子どもたちの給食に使われる食材、
限りなく事故前の数字に近づける努力っていうのを、ぜひお願いしていただきたいんです。
一刻も早く。
この1kgあたり100ベクレルを食べ続けて、一体どのような人体に影響があるか?というようなものは、
これは医学的には証明されている訳ではないですよね?

そのような中で、この安全基準を保ち続けるというのは非常に危険であると。
特に子どもたちは大人と比べて放射線への影響、感受性、
大人と比べて3倍から10倍、それ以上と言われる方々もいらっしゃいます。
今、子どもたちの食材を、特に給食。
この給食というのは拒否できなかったり、という部分もありますので、
是非給食に使う食材は、事故前の数値を意識しながら下げていただきたい。

まず何よりも取りかかって頂きたいというお願いでした。

そしてですね、続いての質問です。
先日の厚生労働省の説明資料。
「なぜ基準値は放射性セシウムだけなんですか?」っていう問いに関してこういう答えが返ってきました。

「放射性セシウム以外の核種は測定に時間がかかる」
厚生労働省からの資料によりますと、
セシウム以外の核種はほとんどストロンチウム90だということらしいです。
このストロンチウム90の測定について福島大学とJAEA日本原子力研究開発機構などの共同研究で、
約15分でストロンチウム90を測定できる分析システムが開発されたと報道発表がありました。
9月18日にありました。


このシステムを一刻も早く、早速に活用して、
食品中のストロンチウム90を測定するべきだと思うんですけれども、
厚生労働省、いかがでしょうか?


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厚生労働省 新村(ニイムラ)食品安全部長:
お答えいたします。
食品中の放射性物質に関します検査については、
放射性セシウム・ストロンチウム90・ルテニウム106
およびプルトニウムを考慮に入れて設定した基準値に従い実施されております。
この基準値は今ご指摘の通りですが、
放射性セシウム以外の核種からの線量も含め食品を摂取することによる被ばく線量が
年間1ミリシーベルトを超えないように放射性セシウムの濃度を設定したものでございます。
このため放射性セシウムを検査対象とする事で、
ストロンチウム等から受ける線量も含めた管理が可能であります
ので、
食品のモニタリング検査におきましてはストロンチウムの測定は必要ないものと考えております。

なお、ご指摘でございました福島大学を含む合同チームが、
放射性物質の一つであるストロンチウム90の新しい分析法を開発したことについては承知しております。
新しい分析法は短時間で測定出来るため、スクリーニング法としての利用が期待できるものではございますが、
当該試験法は汚染水の測定を目的として開発されたと聞いておりまして、
現在のところ食品検査への利用可能性については確認がなされていないというところでございます。


山本太郎議員:
ありがとうございます。
出来あがった食品を測定することもすごく大事だとは思うんですけれども、
何よりもこの、もともとのものですよね、
食べ物が出来あがる土地、土壌。
そこの部分において広範囲にわたって、本当に事細かに沢山の核種を調べていく
という事が、
安全安心につながるのではないかなと思います。
いま風評被害と言われているものは、
ほぼ実害に近い形なのではないか
なという、個人的な意見を持ってしまうんですね、ほんとうに。
これが細かく調べられていけば、本当に「安全なんだな」ということにもつながりますし、
そして海外に対して日本の食材というものも、どんどん出していけることになると思うんですよね。
すみません、話が長くなりました。

原発事故収束作業員の労働環境
そしてですね、次に東電原発事故収束作業員の方々の労働環境について質問いたします。
本当に事故収束作業員の方々は最悪な労働環境の中、命を削りながら、本当に命を張って
我々が今日ここでこうやって話せるのも、
そしていままでどおりの生活が送れているように思えるような世界がつくられているのも
いま収束作業員の方々がそのように命を削られて頑張って下さるからだと、
本当に、心からそう思います。

けれどもですね、この収束作業員の方々、
労働環境が劣悪なだけではなく、賃金を搾取されながら、労働の対価というものも手にすることなく、
健康管理、放射線管理というものが杜撰なままにされている実状があるのではないかと、私は思ってしまいます。

そこでまず、厚生労働省に質問したいと思います。
所管する労働安全衛生法の電離則。
すなわち電離放射線障害防止規則。
福島東電原発事故収束現場で厳格に守られていると断言できますか?



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厚生労働省 半田(ハンダ)安全衛生部長:
東電福島第一原発の作業員の皆様につきましては、
ご指摘の通り放射線量の高い環境で作業していただいております。
ま、こういったことで被ばく線量管理、健康管理、非常に万全にしていく必要があると考えております。
このためわたくしどもでは、被ばく線量の低減、被ばく線量の迅速な測定評価、
それから健康診断や日常的な健康チェック、こういった、あの、こういった事をですね、
東電および元請け事業者に対しまして、厳しく指導しているところでございます。

具体的には1日当たり1ミリシーベルトを超えるような作業につきましては、
「作業届」というものを出していただきまして、
被ばく線量の低減対策などが適切に実施されているかどうかを確認する、という事をやってございます。
合わせまして、継続的にこの発電所に対しましては、立ち入り調査を実施しているところでございます。

ま、これらの調査などによりまして、不適切なものが認められれば、
私どももこれを厳しく指導していくと、是正を指導していくという事で取り組んでおるところでございます。



山本太郎議員:
そうなんですよね、
電離則、電離放射線規則では作業員の方々に対して6カ月に1度、特殊健康診断を実施するらしいんですね。
たとえば、被ばく歴の有無の調査及びその評価。
白血球数及び白血球100分率の検査、赤血球数の検査および血色素の量
またはヘマトクリッチ(赤血球容積)の検査。
そして白内障に関する目の検査。
皮膚の検査。
これらを実施するという事なんですけれども、
この健康診断というのは在職中のみなんですって。
要は職を離れてしまうと行われないという事なんですよね。


厚生労働省、
職を離れた人についても緊急作業従事者に実施されている甲状腺検査、がん検診なども含めて、
生涯に渡って健康管理に責任を持つべきだと思いませんか?いかがですか?



半田安全衛生部長:
ご案内のとおり福島第一原発でこの緊急作業に従事された方々、
こういった方々に関しましてはご案内のとおり、えー、あのー、
ステップ2完了時まではですね、私ども、被ばく線量限度を250ミリシーベルトにまで引き上げてございました。
ということで、この方々に対しましては、専門家の検討会の報告にも踏まえまして指針を定めてございまして、
通常の作業限度でございます、5年で100ミリシーベルトという限度がございますので、
このあたりを対象といたしましてですね、がん検診をやって頂くという事をやっていますし、
えー、あの離職後はこういった方々に対しては国が責任を持ってやっていくという事をやってございます。

ま、これ以外の放射線業務ですね、
通常の放射線業務と全く同じでございますので、

この被ばく限度を超えていない方々につきましては法令に基づきまして
これまで通りの放射線業務と同じ対応でやって頂くのが適当ではないかと考えているところでございます。



山本太郎議員:
東電原発事故収束作業者に対する搾取の問題についてお聞きしたいと思います。
以前から原発労働者の下請けの構造に対しては、いろいろと問題になっていたと思います。
事故収束に現場でも、例えば東京電力が元請けに8万円で発注したものが、
何十もの下請けの構造の中で、
末端の作業員の人達は数1千円しか受け取っていないという例があると聞きました。


本当にそのようなことが行われているのか?
先日の説明では今年の4月25日「東京電力の適正な労働条件確保の為の元請け企業の取り組みについて
という調査結果は承知しているが、具体的な金額などは知らない」という事でした。

経済産業省、
今後の事故収束や廃炉事業などで必要な作業員、労働者を確保するためにも、
経済産業省が責任を持って適正な労働条件というものを確保するべきだと思うんですけれども、
いかがでしょうか?


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資源エネルギー庁 萱谷(カスタニ 粕谷)汚染水特別対策官:
廃炉汚染水問題の対処におきましては、厳しい状況の中
作業員の方々が安全に安心して働ける環境を整備することは不可欠だと考えております。

その観点からあの、
具体的な賃金レベルに国が、あのー、口を出すということは控えるのが良いと思いますけれども、
我々といたしましては作業員の方々がしっかりと賃金や仕事の内容、作業環境などについて説明を受けられて、
納得した上で働いていただくことが大事である
というふうに考えております。

政府といたしましては廃炉作業に向けた中長期ロードマップの中で、
少しでも働きやすい環境を整備するために、
作業員の作業安全管理ですとか、放射線管理、健康管理等に継続的に取り組むべきことを定めて、
その進捗を確認しております。
東京電力は東京電力で、元請け各社に対しまして、
作業内容や賃金の書面での明示、雇用主、雇い主からの説明の徹底、
作業員の理解と納得。
合意した通りの賃金の支払いがされているかどうか?
この点について確認作業に取り組んでいるという理解をしております。

で、国といたしましてもその状況を自ら検証しながら、
必要に応じて東電の対応を促して参りたいというふうに考えております。



山本太郎議員:
本当にこの国のために、
この国がこの先も続けられるように命を削理ながら作業をして下さっているみなさんです。
その賃金の問題にしても、労働者が納得したからというところではなく、
本当に国が責任を持って、健康管理と共にその賃金という部分に関しても
労働の対価を作業員のみなさんに納めていただけるような考えというのをぜひ進めていただきたいと思います。


特定秘密保護法
それでですね、続いての質問なんですけれども、
最後です、これ。
特定秘密保護担当、森大臣またよろしくお願いいたします、ありがとうございます。

この法案で原発情報を特定秘密になるのかならないのか?
すみません、1分しかないんでここまででいいですか?



森国務大臣:
原発事故に関する情報は特定秘密になりません。
他方、たとえば警察による原発の警備の実施状況に関する情報については、
別表第4号イに規定する「テロリズムの防止のための措置に関する情報」として、
特定秘密に指定されるものもあります。



山本太郎議員:
そうなんですよね、
先日資料請求したんですよ、僕。
ベトナムへの原発輸出の資料なんですけれども、

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もう、このように

20131106120.jpg

ほとんど真っ黒で。
これって、特定秘密、あれ?この秘密保護法案は通っていたのか?と思う位の内容なんですよね。

20131106121.jpg

もうほとんど真っ黒という。
是非ともですね、この線引きというか、

(時間?やめるよう指示?)
あ、すみません失礼しました。
ありがとうございました。
(山本太郎議員着席)

議長:いえいえ、終わりますか?ご自分で判断して。

山本:い、いいんですかありがとうございます。是非ですね、

議長:まとめて下さいね。

山本:
この秘密保護法。
ここのライン引きがあまりにもざっくりし過ぎていて、
あのー、分かりづらい。
もっとはっきりと細かく、細かく何が保護されて、
そしてここまで踏み込めば犯罪になってしまうというものがもっと詳細に発表されないと、
これ、本当にこの国に住む人々の首を絞めてしまう、
権利をはく奪してしまうような法案になりかねないなと思いました。
すみません、ありがとうございました。
ありがとうございます。







議員になっての初質疑
(。・∀・ ハ)'`゚チ'`゚チ゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*





「自分自身で職を辞することはない」山本太郎議員記者会見11/5(全部文字起こし)

山本太郎議員、園遊会で天皇陛下に手紙を手渡した件の記者会見
2013年11月5日




どうもお疲れ様です。
今ですね、議運のほう、先ほどですか、お話がありまして、
「今月の8日までに自分自身で、自分自身の進退を明らかにするように」というお言葉を頂きました。

え、「8日まで。これは、待つ必要というものはあるんでしょうか?
すぐにお答えしてもいいものなんでしょうか?」
というところを確認しましたところ、
「今日でも問題ない」ということを言っていただきまして、

僕が言った言葉は
「自分自身で職を辞することはない。
67万人近くの方々と約束したことがありますので、そのことをまだ達成できてない。
僕には67万人近くの方々と約束したことがあるので、今、職を辞する訳にはいかない」


で、今回のことなんですけれども、
僕が陛下にお手紙をお渡しすることによって、このような大きな騒ぎになってしまった。
その中で僕が一番猛省しなければならないことは、陛下のごしんきんを悩ませることになってしまった。
そのことに対して猛省する必要があると思います。
そして、今も猛省してる最中であります。
何より、園遊会という…園遊会という場に対しての僕自身の認識といいますか、
「思慮深さ」っていう部分において、足りない部分があったのかと思います、ということをお伝えしました。
そのような状況をたくさんの方々、議員の先輩の方々であったりとか、
いろいろな方々から教えていただきました、という事をお伝えしました。

まあ、あの・・・・
国権の最高機関、その一員であるという、もっともっと強い認識が自分自身の中に、必要であるとともに、
今こうやってしゃべっているこの瞬間にも被曝され続けている子供たちがいて、
それだけではなく、安全ではない食品の安全基準。
これによって日本中が被曝させられているような事態が今、進行していると。

それだけじゃなく、今僕達がこの場でこういう風にしゃべっていられるのも、
収束作業に命を削りながら劣悪な労働環境の中で、
搾取されている収束作業員のみなさんがいていただけるおかげだと。

でもこの全てを秘密にできてしまう。
そして僕達の人間としての尊厳を奪ってしまう、特定秘密保護法案。
このことに関しても、全力で、自分自身立ち向かっていかなきゃいけない、ということを新たにしました。





ー質疑応答ー

田中龍作:
メディアの論調は、政治利用だとか不謹慎だとか、常識をわきまえてない、という風に批判的ですが、
当の福島の方々に実際聞いてみると「よくやってくれた」と、
で、「もし太郎さんがやらないんであったら、山本太郎議員がやらないんであったら我々がやっていた」
というふうに答えるんですが、
今、福島の人にどういうようなことをおっしゃりたいですか?

山本:
まず言いたいことは、
「東京の電力のために、本当につらい立場に置くような状況になってしまって、
不条理を押し付けるような形になってしまって本当に申し訳ありません」と。

その東京がこの被曝という事実を隠して、そして嘘まで付いて、オリンピックっていうものを誘致する。
そして実際に復興支援は、その部分に割かれるはずのお金が全然関係ないところに使われていると。
この国は本当に東北を、福島だけではなく東北も、そしてこの国に住む人々を守る気があるのかと、
そのような局面だと思うんです今。
なによりも、この原発事故による不条理というものを一気に押し付けられた。
汚染は福島にしか存在しないような政府発表、そして報道姿勢。
福島だけではない。
福島には3カ所ありますよね。浜通り・中通り・会津。
会津地方は東京よりも線量が低い場所だってある。
どうして福島というこの一カ所だけに、その汚染というものを、
ものだけでなく、その、感覚として押し付けるのかと。
東京にだってホットスポットはあるよ。
今もその中で声を上げられないお母さんたちがどうやって子供を守るのかということで闘ってるよ。

なんといいますか本当に、いま、福島はもちろんのことですけど、
福島の人々に押し付けられた不条理というものを、
この国全体で立ち向かっていかないことには、必ず、
福島の東電原発との距離がいくらあろうとも、すべての人が有事には・・・・・・・

ま、違いますね。切り捨てられたのは福島だけじゃないんですよね。
すべての、この国に住むすべての人が切り捨てられたという現状があります、本当に。

同じこの国に住むものとして、日本人として、
この不条理に対しては絶対的に反対していきながら、そして、少しでも、本当の意味で寄り添う。
言葉だけの復興じゃなく、言葉だけの応援ではなく、
本当の意味での、根本の命を守るっていう意味での…変革っていうものが政治の中に必要なんだと。
そういう部分、そういう思い余ったのが今回のことに繋がってしまった部分があると思うんですけれども。



田中:
園遊会での行動を、パフォーマンスであるとか政治利用であるとか、
山本議員にとってあれは捨て身だったわけですか?

山本:
ま、自分の想像力のなさといいますか、
ここまで長期間に渡って、あのー、
「たくさんのバッシングを受けたり励ましの言葉を頂いたりということになるとは思わなかった」
という部分が本当に浅はかな部分だなと思います。

でも本当に今自分が国会議員になって3カ月。
本当にいますぐにやりたいこと、命を守るためにすぐにでも始めないといけないこと。
予防原則にのっとってやらなきゃいけないことになかなか変化がもたらせない。
その歯がゆさ、焦り、そのようなものが、・・・自分自身を動かしたのかな、と思います。



記者(名前聞きとれない):
陛下に具体的に何をしてもらおうかと思ったんですか?
それから今日の内閣委員会ではですね、議員バッチを外されたんですが何か意味合いがあったんですか?

山本:
陛下に対してしたためさせていただいたお手紙、その内容については、
本当に今、東日本全域に広がるこの汚染。
全て均一ではないです、まだら状に広がっています。
この状況下から健康被害というものが報告されている中で、
「いま手を打たないとと本当にまずいことになってしまう」という現状をお伝えしたかった。
それだけじゃなく、収束作業員の方々が本当に、搾取されながら命削りながら、
僕達のために働いてくださっていること。
ま、自分自身、下請けの方々だったりとか、下請けの社長さんだったり、
そういう方々から直接お話を伺う機会があったので、その実情っていうものを知っていただきたい。

ま、…もちろん政治というものに対しての、あの、介入するような、あの~、ポジションにはいらっしゃらない、ということはあの、存じ上げてます。あの、天皇っていう・・・・。
でも、自分自身の今知っていることを、ぜひ知っていただきたいと。
もちろん、その、お手紙をお渡しする前にも陛下が東北、そして福島に自ら足をお運びになって、
いろいろな方々と寄り添っている姿というのはもう十二分に知っていました。
でもその直接の現場の声というものは、ひょっとしたらお知りにならないかもしれない。
そういう部分もあったかもしれないです。
その部分をぜひ、知っていただきたいという思いですね。

で、今日の内閣委員会なんですけれども、あまりにもバタバタとしておりまして、
間違えて、秘書のブレザーを着て行っちゃったんですね。
すみません。
で、質問のまえに「あーっ」てこう、軽く、軽くちょっと背筋を伸ばした時に
あれ?まったく違和感がない、というか、バッジが付いてなかったんですよね。
何か、皆さんの中では何か意味合いがあることなのかなと思われたのかもしれないですけれども、
「急ぎすぎていて秘書のジャケットを着てきてしまった」というだけです。

記者:
知っていただきたいという気持ちはわかるんですが、
知って頂いたうえで陛下に何をしていただきたかったんですか?

山本:
もちろん先程も申しましたとおり、その政治に対して、
なにか・・・「何かの権限をお持ちになるわけではない」ということは存じ上げておりましたので、この現状。
もちろん、「聡明で博識な方だ」ということはもう、いろんな方からお伺いしているので
わかっていることなんですけれども、
本当に「自分自身の知ったことを陛下に知っていただきたい」という思いでした。



司会:
次の予定がありまして本日はこれで終了させていただきます。






辞職しないでよかった。
負けないで~  ლ(◉`ൠ′◉ლ)






♪(*⌒ー⌒)o∠★:゚*PAN!<記念版・初質疑>⌒・*:.。. .。.:*・゜゚・*~☆
「被ばくによる健康被害・食品の安全基準・収束作業員の労働環境・特定秘密保護法」
山本太郎議員 参議員内閣委員会11/5(すべて文字起こし)







山本太郎さん、国民を代表して天皇陛下にお手紙を渡して下さってありがとうございます。

「天皇陛下への手紙」山本太郎さん記者会見ノーカット10/31(全部文字起こし)

「自分自身で職を辞することはない」山本太郎議員記者会見11/5(全部文字起こし)

<園遊会の手紙>山本太郎11/5 インタビュー【IWJ】岩上安身(文字起こし)







追記
【山本太郎手紙】
参院処分、厳重注意の上に「皇室行事への出席禁止」

産経ニュース 2013.11.8 10:55 [諸政党]

参院議院運営委員会は8日の理事会で、
園遊会で天皇陛下に手紙を手渡した無所属の山本太郎参院議員に対し、
山崎正昭参院議長が厳重注意した上で皇室行事への出席を禁止する処分を決めた。
いずれも正規のルールに基づかない異例の措置で、
国会法で議長に与えられている「秩序保持権」を根拠とした。

山崎議長が8日午後に山本氏に処分を言い渡し、来週の参院本会議で報告して議事録に残す。

山本氏は10月31日に開かれた秋の園遊会で、陛下にあいさつする際に手紙を手渡した。
与野党から「非常識だ」との批判が相次ぎ、参院議運委理事会は11月1日から対応を協議。
山本氏は岩城光英議運委員長の事情聴取に「猛省しなければならない」と述べる一方で、議員辞職は否定した。






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