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なかにし礼さんの詩 「若者よ、戦場へ行くな」

詩を読んで泣いちゃった
喧嘩なんかしたくない
やさしくて、だけど弱虫
それでいいんだよね
ありがとう
なんか…勇気が出た

人殺しどころか喧嘩(けんか)もしたくない
しかし俺は平和が好きなんだ
それのどこが悪い?
弱くあることも
勇気のいることなんだぜ






特集ワイド:
集団的自衛権の行使容認 なかにし礼さんが詩 若者よ、戦場へ行くな


毎日新聞 2014年07月10日 東京夕刊
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集団的自衛権の行使容認に反対し首相官邸前でデモをする多くの人たち=2014年7月1日、矢頭智剛撮影

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なかにし礼さん=矢頭智剛撮影

詩を書いてもらえませんか−−。集団的自衛権行使容認が閣議決定された1日、作家・作詩家のなかにし礼さん(75)に依頼した。携帯電話の向こうから、力強い言葉が返ってきた。「書きます。何ならすぐにでも」。切迫した思いが伝わってきた。【小国綾子】

数日後、なかにしさんから手渡された詩の題名は「平和の申し子たちへ! 泣きながら抵抗を始めよう」だった。「僕自身も泣きながら、ですから。日本がこんな国になってしまって悲しくて仕方ない。特定秘密保護法を先につくって、次は集団的自衛権。『戦争だから』と自由に発言できない時代はすぐそこです」という。

終戦後、満州からの引き揚げ途中、何度も命の危険にさらされた。兄は特攻隊の生き残り。近著「天皇と日本国憲法 反戦と抵抗のための文化論」には「日本国憲法は世界に誇る芸術作品」と書いた。

詩は最初、題名も内容も違っていた。題名は「若き友たちへ!」。若者に自己変革を求める内容だった。「今回の閣議決定で一番影響を受けるのは若者たち。だから彼らに向けて書きました。目覚めよ、生まれ変わり、抵抗を始めよう、と。ところが突然、別の言葉がひらめいたんです」。それが「平和の申し子」だ。

「終戦から69年。戦争を知らないどころか平和を満喫して生きてきた若い世代は、まさに平和の申し子です。草食系男子? 国を滅ぼすマッチョな男よりずっといい。心優しき彼らこそ平和を守ることができる。そんな彼らがいてくれることを僕は心強く思います。若者を『戦争を知らない』とか『無関心だ』とか批判するのは間違っている。僕たち戦争体験者は、若い世代とともに闘うための言葉を自ら探さなければいけません」

だから「平和の申し子」という言葉が胸に浮かんだ日、詩から若者への説教めいたメッセージを削り、全面的に書き直した。一つの言葉を得て、詩は生まれ変わったのだ。「戦争したくないと思う自分を後ろめたく感じる若者がいるそうです。違う。戦争なんて無理、と思う自分に胸張っていい。弱くあることは勇気あることなんです」

最後に聞いてみた。短い日数で書くことに不安はなかったのか。後で書き直したくなったりしないか。作家は破顔し、語気を強め言った。「その時は続編を書けばいい」

書き続けるんだ、闘い続けるんだ、と聞こえた。

==============

平和の申し子たちへ! 泣きながら抵抗を始めよう

二〇一四年七月一日火曜日
集団的自衛権が閣議決定された
この日 日本の誇るべき
たった一つの宝物
平和憲法は粉砕された

つまり君たち若者もまた
圧殺されたのである

こんな憲法違反にたいして
最高裁はなんの文句も言わない

かくして君たちの日本は
その長い歴史の中の
どんな時代よりも禍々(まがまが)しい
暗黒時代へともどっていく
そしてまたあの
醜悪と愚劣 残酷と恐怖の
戦争が始まるだろう

ああ、若き友たちよ!
巨大な歯車がひとたびぐらっと
回りはじめたら最後
君もその中に巻き込まれる
いやがおうでも巻き込まれる

しかし君に戦う理由などあるのか
国のため? 大義のため?

そんなもののために
君は銃で人を狙えるのか
君は銃剣で人を刺せるのか
君は人々の上に爆弾を落とせるのか

若き友たちよ!
君は戦場に行ってはならない

なぜなら君は戦争にむいてないからだ
世界史上類例のない
六十九年間も平和がつづいた
理想の国に生まれたんだもの

平和しか知らないんだ
平和の申し子なんだ
平和こそが君の故郷であり
生活であり存在理由なんだ

平和ぼけ? なんとでも言わしておけ
戦争なんか真っ平ごめんだ
人殺しどころか喧嘩(けんか)もしたくない
たとえ国家といえども
俺の人生にかまわないでくれ

俺は臆病なんだ
俺は弱虫なんだ
卑怯者(ひきょうもの)? そうかもしれない
しかし俺は平和が好きなんだ
それのどこが悪い?

弱くあることも
勇気のいることなんだぜ

そう言って胸をはれば
なにか清々(すがすが)しい風が吹くじゃないか

怖(おそ)れるものはなにもない
愛する平和の申し子たちよ

この世に生まれ出た時
君は命の歓喜の産声をあげた
君の命よりも大切なものはない
生き抜かなければならない
死んではならない
が 殺してもいけない

だから今こそ!
もっともか弱きものとして
産声をあげる赤児のように
泣きながら抵抗を始めよう

泣きながら抵抗をしつづけるのだ
泣くことを一生やめてはならない

平和のために!


==============

 ■人物略歴
 ◇なかにし・れい
1938年中国・牡丹江市生まれ。「石狩挽歌」「北酒場」など数々のヒット曲を作詞。小説では98年「兄弟」、99年「長崎ぶらぶら節」(直木賞)、2001年「赤い月」。=矢頭智剛撮影



ーーーー

なかにし礼さんカッコイイ!
毎日新聞 ありがとう~♪



「今回の選挙は日本の憲政史上最高に大事な選挙」11/26なかにし礼(内容書き出し)

なかにし17

なかにし:
ぼくもね、第9条というのはすごく大事だと思いますね。
これがまず基本的人権をそのまま守っているわけで、

国防軍になってしまったら、我々個人の上にね、軍というものがボンと来るんですよ。
つまりね、基本的人権が侵されるわけ。
上に軍がきて、軍の都合によって我々の生活というのはすごい左右を受けるわけでね、
憲法そのものが、もう、崩壊するんですよ。

ですから、これは何としても、個人としては「阻止しなければならない」ということと、
それから、その・・・・
その後には当然徴兵制も来るしね。

「この日本の憲法を改正の時に国民投票に問わなきゃならない」と今亀井さんはおっしゃいましたけれど、
憲法そのものは、国民が権力者を拘束する、これ、ルールですから。





 ー追記ー



神田香織氏 朗読 『なかにし礼氏の詩/平和の申し子たちへ!泣きながら抵抗を始めよう』
[9.4 戦争させない・9条壊すな!総がかり行動]2014.9.4 @日比谷野音





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1.凍らない凍土遮水壁<福一>大竹まこと ゴールデンラジオ7/9(文字起こし)&第24回特定原子力施設監視・評価検討会(一部文字起こし)

大竹まこと ゴールデンラジオ!
2014年7月9日放送

大竹まこと
町亜聖
太田英明



太田:
今日は朝日新聞の記事をご紹介したいと思うんですが、
汚染水、福島第一原発事故で漏れてきている汚染水ですけれども、
これは増え続けているので防がなければいけないという事で切り札としても取り上げられている、
東京電力福島第一原発でいま進められている工事。
凍土遮水壁の工事ですね。

福島第一原発を凍った壁で覆ってしまって、汚染水が入ってくるのを防ぐという工事なんですが、
いま、地下を凍らせる配管を山側で埋めている段階で来年3月にいよいよ凍結を始める計画だと。
ただ一つ問題がありまして、
海側、地下のトレンチ坑道に溜まっている汚染水の抜き取りがまず大前提となるんですが、
作業が難航していて工事に影響する恐れがあるという事なんですね。

これどういう事かと言うと、
2号機と3号機のタービン建屋に繋がっている海側の坑道トレンチには、
高濃度の汚染水合わせておよそ1万1000トンが今も残っていると。

ひび割れなどで漏れて海へ流れ出す恐れがあるので、
原子力規制委員会は最も大きな懸念として、取り除くことを重視しているんです。

で、東京電力は今、建屋と坑道トレンチの接続部分、隙間があるといけないところですよね。
そこから汚染水が行ったり来たりしちゃうので、
この接続部分4カ所に氷の壁をまず作って水を止める。
壁で水を止めちゃう、この方法をいま計画して進めています。

セメントや粘土を詰めた袋を坑道トレンチに並べたうえで、
凍結管で接続しているところを凍らせて、袋の隙間をふさいで汚染水が漏れないようにしようとしたんですが、
4月28日からおよそ1ヶ月の予定で凍らせ始めたものの、
いまだにトレンチ坑内にあるカイタン周辺などが凍らないんですね。
水が行ったり来たりしちゃう。
1分当たり最大2mmの流れがあるのでなかなか凍らせることができないということなんです。

原子力規制委員会では、
少しぐらいの流れがあってもガチガチに固められるようにするのが対策だろうという事で、
新しい対策をするように東京電力に求めているという事なんですけれども、
ま、全部で1.5kmの凍土壁でずーーっと福島第一原発を囲まなければいけないのに、
いまは僅か幅6mの、ま6mと言っても大きいですけれども、
そこの氷で止めることすら、止水することすらできていないということなので、
これ、計画がちょっと、なかなか大変だぞという事なんですね。


大竹:
あのー、あれだよね、
これはもう、ずいぶん前からやってるんじゃないの?

太田:
そうですね。
4月28日からやってたんですけれども、5月6月と経て、2ヶ月以上経て一向に凍る気配がない。

大竹:
それで、凍土壁をつくっているんじゃなくて、
いまは、海側の方に抜けているトンネルの

太田:
凍土壁をつくる前段階で、トンネルの中にあるトレンチ、
そこの汚染水を抜かないと海に漏れちゃう恐れがあるので、
それを抜いてから壁をつくろうとしているんdねすけれども、
その抜くための作業が出来ないと。

大竹:でもここに、これ「トレンチの中に溜まっている」って言ったよね。

太田:「溜まっている」

大竹:溜まっているのに行き来するの?

太田:そうですね。

大竹:ちょっとおかしくない?

太田:建屋とトレンチの間を、こう行ったり来たり。

大竹:溜まっているのがなんで行き来するんだろうね?わかんないですね。

町亜:毎日毎日増え続けているから、そういう意味では流れ込んで返されてみたり、

太田:だから海の中でも行ったり来たりしているのもあるでしょうね、当然ね。

大竹:ここが止められないのに凍土壁ができるのかね?

太田:ということなんですね。

町亜:
今までやったことのない事をやるんだから試行錯誤はあると思うんですけど、
しかもずっと凍らせ続けなければいけないんですよね。

太田:壁作るんですからね。

町亜:一時期だけじゃなくて、一定期間凍らせておかないと

大竹:
と、いう記事が、これが福一の方です。
一方太田さん、毎日新聞では・・・・



ーーつづく








第24回特定原子力施設監視・評価検討会(平成26年7月7日)
動画→http://youtu.be/0HeTg6EzsKA

文字起こし部分Youtube→http://youtu.be/0HeTg6EzsKA?t=34m13s

全体資料http://www.nsr.go.jp/committee/yuushikisya/tokutei_kanshi/20140707.html
東電資料http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/handouts/2014/images/handouts_140707_05-j.pdf


担当者福島第一廃炉カンパニー石川(東京電力)
2014070930.jpg




2014070921.jpg
東京大学阿部教授
今のままであれば6カ月後には凍るのか?
あるいは、全く凍らないから冷やす措置を加えなければいけないのか?
どのくらいのものが必要であるのか?
というのを教えていただきたいんですけど。




2014070930.jpg
福島第一廃炉カンパニー石川(東京電力)
はい、まず冷凍機というのはこの2号機と3号機の4カ所で同時に水を凍らすというような容量の計算をした冷凍機を用いてマイナス40度使用のものを今現在使っております。
2014070922.jpg

今現在は、2号機の立坑Aと開削ダクトで200馬力のものを使っておりまして、
容量的には十分冷えていると思っております。
ただし、今ご指摘のありました部分で、
じゃあ、何時になったら凍るのかという様なところにつきましては、
やはり、我々の方の部分が、やはりまだちょっと解決しておりませんので、
この部分をもう少し詳細に、どこにどのような流れがあるのかと。
今現在流向流速をご説明したのは、ま、一箇所なんですけれども、他に測れるような場所があるかないか、
それからカメラで「こういうところに隙間がありそうだ」とか
そういうところを探して対策を立てていければというふうに思ってございます。


東京大学阿部教授
もうひとつだけ質問させていただきたいんですけれども、
冷凍が上手くいかなくて完了しない。
「それが水の流れであるからだ」という事で、流速の向きに関しては先ほどのデータのところで
温かい、多分トレンチの中で温められた水が対流の効果で建屋の方へ流れていっているのであろうという事なんですが、
それは・・・確かですか?
つまり、流れがあるというのは、建屋の方からトレンチに流れてトレンチでリークしているということはないですか?
確認させて下さい。


福島第一廃炉カンパニー石川(東京電力):
22ページの私のご説明がよくなかったかもしれません。
2014070923.jpg

流向流速については建物の方でポンプアップして、その水が建物から引かれている事になります。
という事でトレンチの方から建屋の方に水が、そのポンプアップに伴って水が動いているということが、
この流向流速の方で南西側に向いているという事で、
今現在ポンプの動きと流向が調和しているという事が分かってございます。


37:15
更田:
ここで先ほど東京電力から提出されたものですけど
この場合は縦方向の温度分布が示されていてちょっと見づらいです。
2014070924.jpg

△が4月29日、□がその1カ月後で、さらにこのグリーンの菱形がさらに1カ月後で、
その数日先が7月1日ですけれども、3日後ですか。
2014070925.jpg

で、たとえばこのS6という位置で言うと、
5月29日ではいったん凍っているけれども、6月19日になると10度ぐらい上がっている。
始めた時よりも温度が高くなっていて、
ま、いったん凍って戻っているよというのがわかります。
こちらのように凍ってそのままの温度を保っているものもあれば、
全く凍ってない部分もあるんですけれども、
この温度分布をみる限りにおいては、
このままの状態で続けていて凍るとはちょっと考えにくいという状況が、
温度分布の方をみていただくとよりはっきり分かると思います。



2014070926.jpg
名古屋大学山本教授
3点教えて下さい。
まず1点目は先程阿部先生からも御指摘があったんですけれども、結局のところ余熱と入熱のバランスがどうなっているかという、そういう話だと思いますが、
現在の余熱であれば滞留がどのくらいまでだったら完全に凍結できるのか?
そういう計算をされているかどうか、されていたら教えて下さい。
2番目は計算上の余熱というのは分かると思うんですけれども、
たとえば実際の凍結管の入り口と出口の温度差を測って、余熱量が計算どうりに出ているかどうか?という、
そういう事を確認された事はありますか?という、それを教えて下さい。
3番目が、たとえば10ページの断面図なんかを見ますと、
配管が通っているところがちょっと凍りにくくなっています。
それで、配管の中が空洞だったか、水で満たされているのか?というのは前にちょっと一回伺った気がしますけれども、
たとえばこれがなにかヒートパイプのような役目を果たして、+αの熱源になっている事はありませんか?という
その3点についてお願いいたします。


福島第一廃炉カンパニー石川(東京電力)
はい、水のバランスについては申し訳ありません、計算をしてございません。
それからブラインの温度につきましては行きがマイナス40度で返ってくるのがマイナス38度という事で2度のエネルギーが除去されているという様な、そういうことになります。
3つ目のご質問ですが、この配管につきましてはちょっと現場の方に行けませんので、
この中に水が入っているのか入ってないのかという確認まで出来ない状況でございます。
それで、先程の模擬試験の時に水が入ったものとそれから空のものという事でケースを分けて、
入っていると入っていないものと分けて実験をさせていただきました。
以上です。



2014070927.jpg
松本部長:
少し細くをさせていただいてよろしいでしょうか?
いま先生から対流の関係で、少し計算ができないかというご質問だったかと思いますが、
一つの要素で、断熱状態になっているところで対流が起こって、というよりはですね、
タービン建屋とトレンチの、ある意味温かい少し熱量があるのが行き来をしていまして、
その熱の伝達だけで、そもそもその温度の違う水が入ってきているという事があるのかなとおもっておりまして、
その部分が計算とかやりにくいかなという事で計算のやり方に悩んでいるというような状況でございます。

角山:
5ページで実証実験をやられたケース1からケース5まであるんですが、
41:43まで。








大竹まこと ゴールデンラジオ
2014年7月9日 文字起こしブログ


1.凍らない凍土遮水壁<福一>大竹まこと ゴールデンラジオ7/9(文字起こし)
&第24回特定原子力施設監視・評価検討会(一部文字起こし)



2.慰謝料は半額で<原子力損害賠償紛争解決センター>
大竹まこと ゴールデンラジオ7/9(文字起こし)&参考資料







坂本龍一さんは絶対に「中咽頭がん」に勝つ!

ダメだよ!
悪の象徴で人類滅亡の先頭に立つ安倍が元気に生きてて、
地球と命の見方の坂本龍一さんが病気になっていい道理がない!!
最終的には、悪は滅びて正義が勝つ筈だからლ (。◕ˇε ˇ◕。ლ)
だから負けない!
絶対に勝つもんね。







反原発譲れん…咽頭がんの坂本龍一、放射線治療は拒否
スポニチ 2014年7月10日 08:00

 世界的音楽家の坂本龍一(62)が中咽頭がんの治療に専念するため、演奏活動を全面的に休止することが9日、分かった。咽頭がんに効果があるとされる放射線治療については、反原発運動の先頭にたってきた立場から拒否する考えを主治医に伝えている。自らの命にかえても「反原発」だけは譲れないという不屈の精神で、世界の“教授”が闘病生活に入る。

 咽頭がんの治療は、手術のほか、抗がん剤などが用いられるが、坂本がどのような治療法を選択したかは不明。ただ、喉のがんに効果的とされる放射線治療については、反原発運動の先頭にたってきた立場から主治医に拒否する考えを伝えている。

 米アカデミー賞やグラミー賞を受賞し「世界のサカモト」「教授」と呼ばれる天才音楽家だが、40年以上前から反原発運動に参加し、反戦、環境保護など多くの社会問題に積極的に取り組んできた“反骨の人”でもある。2年前の脱原発集会では「たかが電気のために、なんで命を危険にさらさなければいけないのか」と呼び掛け、大きな波紋を呼んだ。

 人間の生命、生活と比べてどちらが大切なのかという意味で、あえて「たかが電気」と刺激的な言葉で問題提起した“教授”。「反対し続けなければ戦争も原発もなくならない」という信念のもと、放射線治療まで拒否する不屈の闘病は、国内外に強烈なメッセージを発信することになりそうだ。





2014.07.10
音楽家 坂本龍一に関するお知らせ
2014070928.jpg




坂本龍一さん関係のブログの一部

不正選挙・バイリンガル・人間一人の重さ・自己検閲・等々1/6坂本龍一&三宅洋平(文字起こし)

5.「あれと同じものがまだ50基、事故が起きるのを待っているかのように日本中にある」
坂本龍一・藤波心8/6 未来への福島、そして脱原発(内容書き出し)


鎌田慧さん、奈良美智さん、坂本龍一さん 「7.16さよなら原発10万人集会での発言」
(動画・内容書き出し)


坂本龍一さん 16日、さようなら原発集会 ぶらり参加でいい7/14東京新聞こちら特報部(書き出し)

「圏内の歌」七尾旅人・大友良英・坂本龍一・ユザーン(動画・書き出し)7/8幕張NO NUKES 2012

7/6官邸前デモより~坂本龍一さん・田中康夫さん~(書き出し)

坂本龍一さん「社会人として、ミュージシャンとして、きちんと意見を述べようと思っていた」
NO NUKES 2012


イギリスオックスフォード 朗読会・坂本龍一&吉永小百合(内容書き出し)

坂本龍一が語る環境問題。六ヶ所村(内容書き出し)

坂本龍一氏ビデオメッセージ(全文書き出し)心が熱くなりました。総理オープン懇談会6/12より

坂本龍一、咽頭がんで演奏活動休止 創作活動は病床で継続
スポニチ 2014年7月10日 08:00

 世界的音楽家の坂本龍一(62)が中咽頭がんの治療に専念するため、演奏活動を全面的に休止することが9日、分かった。10日に自ら公表する。

 米ニューヨーク在住の坂本が喉に違和感を覚えるようになったのは、6月に入ってから。そこで精密検査を受けたところ、7月初めに中咽頭がんと判明した。

 咽頭は、喉の鼻の奥から食道までの、食べ物と空気が通る部分のこと。食事と呼吸という生命維持に不可欠な機能を担っているほか、社会生活に重要な声によるコミュニケーションを取るための機能も担うなど、極めて重要な場所。上中下に分類され、口を開けたときの突き当たりに相当する部分を中咽頭という。

 咽頭がんは、たばことの関連が深い。坂本も長年の愛煙家で、かつては周囲に「胸が苦しい」と漏らしたこともあった。それが9年前、ハリ治療で禁煙に成功。それ以来1本も吸っていない。

 坂本はがん治療に専念するため、10日に病名などを公表した上で闘病生活に入る。来週末から開催される「札幌国際芸術祭」(札幌市、19日~9月28日)の統括役であるゲストディレクターを務めることになっていたが、9日までに事情を説明し、期間中の舞台演出などができなくなったことを伝えている。ただ、世界の芸術家による多彩な出展作品を自ら選定するなど「全体の企画については既に終えているものもある」(実行委員会関係者)という。

 このほかにも、30日に都内で予定されているスペシャルライブなど来年まで多くのスケジュールが入っていたが、海外を含めて全ての演奏活動が休止されることになった。創作活動は、病床でも続けるとみられる。

 ◆坂本 龍一(さかもと・りゅういち)本名同じ。1952年(昭27)1月17日、東京都生まれの62歳。東京芸大大学院卒。78年に細野晴臣、高橋幸宏と「イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)」を結成。88年に映画「ラスト・エンペラー」で音楽を担当しアカデミー賞最優秀作曲賞やグラミー賞を受賞。09年に仏政府から芸術文化勲章を受勲。昨年はイタリア・ベネチア国際映画祭で審査員を務めた。父は三島由紀夫「仮面の告白」、野間宏「真空地帯」などを手がけた名編集者の故坂本一亀氏。




最近の坂本龍一さん




【クロスオーバー・トーク】東京フィル with 坂本龍一
↑上記サイトより一部抜粋
ツアー終盤の4月11日、東京芸術劇場公演のゲネプロを前に、作曲・指揮・ピアノの坂本龍一と、コンサートマスターの三浦章宏、ホルンの森博文、打楽器の船迫優子が、この得難いコラボレーションの妙を語り合った。



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人間は、罪深き自然物である。坂本龍一さん
インタビュー・編集:田中嘉 写真撮影:杉田なお

↑上記サイトより一部抜粋

田中:
このことや他の記事を読んでいて感じたのは、坂本さんの時間感覚というのはたぶん、ゼロ歳から何百年後まで、全部がひとつの「今」なのではないかということです。例えば坂本さんは地球46億年レベルでの話をよくされているように思います。

坂本:
そうですね。ぼくはだいたい地球の年齢46億年くらいを基本として時間を捉えていると思います。なので過去は46億年前、未来は地球の終わりくらいの時間感覚です。地球の終わりというのは太陽が終わる時と近いですから、50億年後くらいでしょうか。それくらいの時間感覚をもっています。」



坂本:
人類の歴史をみると、実は森というか、自然と人間が「共存していた時間」の方が長いんです。例えば、ホモサピエンスの寿命が20万年だとすると、そのうち19万年くらいは簡単な住居と簡単な道具で暮らしていました。
ところがこの1万年か1万2000年くらい、農耕が発明されたことから森や自然との関係が変わってきたんです。人は農耕により自然の形を変え、都市という人工物をつくっていきました。自分たちと自然を「隔絶」するようになっていったんです。
そのことによって自然界の多くの生きものに犠牲がでてきました。だからこの100年か200年くらい絶滅種が非常に増えている。人間界でそういうことすると、普通「犯罪」ですよね。

田中:殺しているわけですから、そうかもしれないですね。

坂本:
自然というのは声をださないから何もいわないだけです。でも人間がやっていることはおかしいと思います。そして困ったことに、一度その道を歩みだすと「反対に行く」ということが難しい。もう一度自然に返るということはないかもしれないんです。それで、流れに押されて一斉にみな「隔離」する方向に動き出す。その成れの果てが今の形なのでしょう。例えばこの部屋を見ても、すべて人工物に囲まれています。都市をみても自然物はほとんどない。
もちろんこのような隔離という変化は「人的な変化」なので、変えようと思えば変えられるわけです。それでも変わっていないというのは「変えようとしていない」ということ。そこには大きな責任があると思います。変化させようと思えば、できるわけですから。



坂本:
よく農業で「 作物をつくる」といいますよね。僕はこの「つくる」という表現をとても不思議に思うんです。本質的には、人は何もつくっていないんですよ。作物をつくっているのは、人間ではなく自然です。もちろん多少は人が手を加えて、水をあげたり農薬をかけたり影響を与えていますが、人間は、他の生物を0からつくることはできないんです。遺伝子工学で変化させることはできますけど、0からはつくれない。

田中:
人間は0から何もつくれないのに、つくっている感覚に陥っている。「自分たちが全てできる」という意識が危険なのでしょうか。

坂本:
誤解していますよね、傲慢なんですよ。そして皮肉なことに、都市の中において、最もありふれた自然物というのは「人間自身」なんです。もちろん他に多少は植物があったりはしますが、身体として、生物としての自然物は人間自身なんです。最近は蝶々なんかもいなくなってしまいましたよね。自然を圧迫している人間だけが、人工環境の中で自然物として、大きなパーセンテージを占めている。皮肉なことです。



坂本:
だから、やっぱり地球を住み良く保持する、持続的な形に戻す。なるべく早く舵をきることが大切だと思います。そして僕は、このまま地球という星を人工物に取り替えていくことは危険だと思います。地球を100%に近い人工物に取り替えていこうとしても、人は食料や水を0からつくり出すことはおそらくできませんから。仮にできたとしても、それは楽しいことなのか?という疑問もあります。
科学も技術も総動員して未来を予測し、舵をきることが必要でしょう。温暖化の問題をとっても、これは10年以上前からいわれていたわけです。10年前に対処したコストと、10年間放っておいて被害を被ってから補うコストと、後者の方が 大きいわけです。なるべくコストが小さいときに対処する方が、コストパフォーマンスが良い。だから、火星に行くよりも「持続的な文明」というのを具体的に真剣に考えて、行動に移すということをやった方が良いと思います。」



坂本:
自分たちがすべてをつくり動かしていると思う人間は、本質的には何もつくっていない。自分たち人間を地球規模の時空間で捉え直し、無力で罪深き自然物ととらえるところから、持続可能な文明は始まるのかもしれない。