<東北電力>点検さえまともにできない「女川原発2号機 記録管理15件の不備発覚」

東北電力女川原発2号機 記録の管理について15件の不備発覚
(宮城14/10/29)


FNNLocal  2014/10/29

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原子力規制庁が行った東北電力・女川原発2号機の保安検査の結果、記録の管理について­、15件の不備があったことが明らかになった。
女川原子力発電所2号機では、東日本大震災後、健全性を確認するため、東北電力が検査­を実施し、その結果について、9月から原子力規制庁が、原子炉等規制法に基づいて保安­検査を行っていた。

306

その結果、点検項目の中で存在しない部品に検査をしたとチェックをしていたり、点検結­果が「否」となっているにもかかわらず、次の検査項目に進んでいるなど、15件の不適­切な記録の管理が発覚したという。

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規制庁では、今回の結果を受け、東北電力に対し、女川原発の総点検を指示するとともに­、再発防止策の徹底を指導している。



この件に関して何か報告をしているのか?
東北電力のホームページを見に行った。

東北電力ホームページ
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今回の件については何も書いていない。
しかし、「やってますアピール」はすごい。
本当にタービンの羽1枚にまで目をこらし、潤滑油の音を聞き、機械と対話し、
わずかな変化も納得いくまで検証し、あらゆることを想定して点検をしているのならば、
「存在しない部品に検査をしたとチェック」するようなミスはしないのでは?
点検さえもまともにできないのに、原子力というものを扱えるとはとても考えられない。
あまりにもいい加減じゃないだろうか?
本気で原子力発電を再稼動させたいと思っているのだろうか?

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<福島第一原発>ワイヤー下敷き労災事故で、工事の元請け会社と元現場責任者男性が­略式起訴

原発労災事故 建設会社と現場責任者だった男性を略式起訴
(福島14/10/29)


FNNLocal  2014/10/29

30

3年前に福島第1原発で起きた労災事故で、工事の元請け会社と現場責任者だった男性が­、略式起訴された。
この事故は、2011年10月に、福島第1原発で、重さおよそ300kgのワイヤロー­プの束が、高さ10メートルから落下し、下敷きになった男性作業員が、大けがをしたも­の。

301

福島地方検察庁は、28日までに、工事を請け負っていた大阪府の建設会社と解体作業の­責任者だった47歳の男性を、業務上過失傷害などの罪で略式起訴した。
起訴状によると、この会社と男性は、作業員の危険を防ぐための必要な措置を講じなかっ­たとされている。


福島第一原発・ワイヤーが落ちて2名の作業員が骨折負傷(東電会見・書き出し)10/29

10月29日東京電力記者会見午後の部(負傷者の方に関しての報告・書き出し)

東京電力記者会見10月30日。午前&午後「クレーン事故関係・他」(一部書き出し)

ワイヤーの下敷きで怪我した作業員は?フリー木野龍逸氏が聞いてくれました。
2011年11月2日東京電力記者会見

<川内原発説明会やらせ疑惑>「ちゃんとした住民説明会をやってください」10/24政府交渉(文字起こし)



2014年10月24日 政府交渉


文字起こし部分→http://youtu.be/RzFqlOcj2QQ?t=1h36m12s
1:33:38
質問:今日ここで説明があったように、
核燃料の搬出先。
これは規制庁としても聞いておりませんと。
で、九電の社内文書、それは私たちも見ておりません。
だけども「搬出する」と言っているのでOKになるのかな、という、
そのことを是非地元の方にね、正直に説明していただけませんか?

質問:
県が設定してその場に出向いて説明してきたというのは誤解なんですよ。
だけどぼくらは、鹿児島から来ましたけれども、
5回の説明会は、つまり鹿児島県が主導
権を取っているから、ものすごく不十分なわけです。
ということはお聞きになっているかどうかわかりませんけれども、
だから、
規制委員会が直接ね、公聴会を開いたらいいんじゃないか?って言ったんだけど、
「地元からこなかったから声はかけていない」というような姿勢ではなくって、
きっちり、規制庁の責任として、直接住民の前に出てきて喋ればいいんです。
それでしかも基本設計の部分だけではなくて、
しかも今審査をされている工事計画と保安規定計画についても本当に62ガルに基準地震動を上げて基本工事はされているのか?聞きたいわけですよ。
九電は「しなくていい」と言っていますけれども、その根拠なんかも全然わからない。
こんなんじゃ、なんで基準地震動を出したのかわかりませんよ、僕らからしたら。
そういうことを聞きたい。
それから巨大噴火が起こった時に●●規定に書かせると言っているけど、何が書かれているかわからない。
不安がいっぱいある中で基本計画の説明は終わりました、ってこれはとんでもない話です。
だから言っているんです。

22

規制庁:
我々としてはその、当然我々が規制した側につきましては、
その、皆さんに分かりやすく説明したいという、そ、そ、そういう思いが、それは・・
具体的な方法としましては、


質問:なんで県にお伺いをたてるの?


規制庁:
具体的な方法につきましては、その色々な、その、透明性を高めて、皆さんにも、いろいろしていただくということと、後できるだけわかりやすくして、資料をですね、そういうのを公開したり、ごにょごにょ住民の方に説明

質問:そういうのをやってください。ちゃんとした住民説明会をやってください。

規制庁:
いや、我々としては、その、公聴会を、その、「やらせてもらう」という提案はしたんですけど、
ま、我々だけでできることと、その、自治体の・・・いろんなありますので、

質問:
今日佐賀から来たんですけど、
2005年プルサーマルが玄海で始まった時には、あの年に、2005年に3回やりましたね。

規制庁:はい。

質問:
国も主催したし、県も主催したし、九電もやりましたし。
だからできるんじゃないですか?
なんでやらないんですか?
それからもう一つ、
今回の説明会はね、5回やったけど、あの中でもいろんなヤラセや仕込みみたいなことが言われていますよね。
報道にもなりましたよね。
ご存知ないですか?
報道にもなりましたよね、大手テレビ局でも。
あ、そのことご存知ないんですか。
「大量に動員があったんじゃないか」とか、
「どこかの会社が丸抱えでバスで連れて行ったんではないか」とか、
そんなことが指摘されているんです。
で、3年半前、玄海原発は皆さんご承知だと思いますけど、
古川康知事がやらせメールを指示して、で、やらせをやりましたよね。
そのことへの反省はどうなんですか?
あれは直接は県と九電だということだけじゃ済まされないんじゃないでしょうか?
あの番組自体は経産省の説明番組でした。
あそこでやらせが発覚して九電の社長はやめました。
古川康知事は未だに居座っていますが、それだけ大事だったんですよ。
その反省を踏まえて、しかもそのことも含めての規制庁が新たに発足したにもかかわらず、
なんでまた今回ね、やらせとか仕込みが疑われるようなことをやっているんですよ。
一方的なやり方で。
それをなんで自らね、もっと公明正大にやろうとしないんですか?
なんか隠しているんですか?

23

規制庁:あのーちょっと、やらせかどうかというのは我々も

質問:
そういう指摘が市民からされてメディアでも取り上げられているんです。
それをね、積極的に一つ一つまず調査しないといけないんじゃないですか?

規制庁:
あの、ちょっと、我々としては、あの、けん、県が、その色々な、その、募集をかけて、
要するに、その、参加者を募ったんですけど、
で、その場に、我々はその、皆さんに分かりやすく説明をするために、
あの、う、う、伺ったんですけど、
あのー、ま、そこでやらせを集めたとか、そういう話は聞いていませんので、
あのー、そ、それについて、あのー、我々が、どうするかとか、


質問:
鹿児島県庁にも市民団体から何件も要請書・要望書、
「この件について調べろ」ということも言っていますが、
直ちに確認して、一つ一つ調べてください。

規制庁:
あのー、ちょっと待って、
我々としてはそういう、その、あの、調べる

質問:国の責任において調べてください。

質問:調べてください、いいですね?

規制庁:我々は、そのー、あのー、ですから、その

質問:
そういう疑惑があったら、誰がそれを調べるんですか?
誰が指導するんですか?

誰も調べないんですか?
そういう疑惑が指摘されているんですよ。

24

規制庁:
ぎわ、疑惑というのがちょ、ちょっとよくわからないんですけど、
具体的にそれはどういう、あの、疑惑なのかがわからないんですけど。
それ、我々としてはそのー、あの、県が募集をした、あの、住民の方に対して、
そのー、分かりやすい説明を、あのー、させてもらいましたので、
それについていろいろご指摘もありまして、
あの、ま、その中に、やらせがどういうものなのかわからないんですけれども、
厳しい意見を、かなりあの、いただいてます。
それについて、我々は一つ一つ答えて、
今度追加の説明資料も作成しようと思っています。
だからその、やらせが、そういうのも含めてやらせなのか?というのはちょっとわからないんですけど、
本当にやらせだったら、そういう厳しい質問というのはないと思うんですけど、
何がやらせかというのは、ちょっとよくわからないので、

2011年7月
九州電力玄海原子力発電所(佐賀県玄海町)2、3号機の運転再開を巡る「やらせメール」問題
九電社長の記者会見(内容書き出し・例文あり)7/14

たねまきJ「九電やらせメール・福一3号機・これからの原子力」小出裕章氏(
内容書き出し・参考あり)7/7





<川内原発再稼働>「もう完全にスケジュールは組まれているわけです」10/24政府交渉

<九電>川内原発の地震動を引き上げたけれども工事の必要はない!

続きを読む

<福島第一原発>これまでで最も高いセシウム検出も大笑い!高木陽介経産省副大臣「『確実に進んでいる』っていう見出しを書いてほしいな〜」



1号機放水路から高濃度セシウム 高木副大臣、早急な浄化指示
(福島14/10/27)


FNNLocal 2014/10/27

福島第1原発1号機の放水路から、高濃度のセシウムが検出された問題で、経済産業省の­高木陽介副大臣は、早急に浄化するよう指示を出した。
この問題は、10月22日、1号機の放水路にたまった水から、
これまでで最も高い、1­リットルあたり12万ベクレル(Bq)のセシウムが検出されたもの。
外部への影響はないが、高木副大臣は、早急な浄化を指示した。

11

高木:トラブルがないとまずいかね、(爆笑)ハハハハハ
部下:いや、珍しいかなと思いました、
高木:え?
部下:珍しいと。
12
高木:
そうだよ!確実に進んでいるんだよ。(部下の肩をバシッ!)
「確実に進んでいる」っていう見出しを一回ちゃんと書いてもらえないかな

高木副大臣は、タンク周辺の汚染水が、台風でも外部に漏れ出さないなど、対策は着実に­進んでいるとしている。


ーーー

高木副大臣とその周りにいる人たちは
高濃度のセシウムが出たことがとても楽しいみたい。
ガハハハ笑って話している様子が異常です。

私としては「死の街」鉢呂発言よりも最悪と思ったのですが、
みなさんはどう思われますか?

記者会見「鉢呂辞任」9/10に思う。いろんな事も見えた。(ほとんど文字起こし)



高木 陽介(たかぎ ようすけ、1959年12月16日 - )
200px-Takagi_yousuke.jpg

日本の政治家。公明党所属の衆議院議員(6期)、経済産業副大臣兼内閣府副大臣(第2次安倍改造内閣)、公明党
生年月日 1959年12月16日(54歳)
出生地 日本の旗 日本 東京都大田区
出身校 創価大学法学部法学科
前職 毎日新聞社記者
経歴[編集]
1959年12月16日 - 東京都大田区に生まれる。
創価高等学校卒業。
1984年
3月 - 創価大学法学部法学科を卒業。
4月 - 毎日新聞社に入社。社会部記者などを務める。
1993年7月18日 - 第40回衆議院議員総選挙に立候補し当選。
1996年10月20日 - 第41回衆議院議員総選挙に新進党から立候補し落選。
1998年11月 - 新党平和を経て公明党再結成に参加した。
2000年6月25日 - 第42回衆議院議員総選挙で再選。
2002年9月30日 - 小泉改造内閣で国土交通大臣政務官に就任。
2003年11月9日 - 第43回衆議院議員総選挙で3選。
2005年9月11日 - 第44回衆議院議員総選挙で4選。
2009年8月30日 - 第45回衆議院議員総選挙で5選。
2012年12月16日 - 第46回衆議院議員総選挙で6選。
2013年10月15日 - 衆議院総務委員長に就任。
2014年9月3日 - 第2次安倍改造内閣で経済産業副大臣兼内閣府副大臣に就任。幹事長代理、公明党広報委員長。

人物[編集]
道路特定財源を資金源とする道路運送経営研究会から献金を受けている。同研究会は道路特定財源の一般財源化に反対している。
憲法第9条の改正に肯定的なスタンスをとるなど、公明党議員の中では保守的指向が強い。イラク戦争の際には、日米同盟を守る以外の選択肢はあり得ないとメディアで発言し、自衛隊イラク派遣議論で先導的な役割を果たした[要出典]。
公明党の若手の論客として『ビートたけしのTVタックル』『朝まで生テレビ!』『サンデープロジェクト』『みのもんたの朝ズバッ!』など多数のテレビ番組に出演。




<九電>川内原発の地震動を引き上げたけれども工事の必要はない!

<川内原発再稼働>「もう完全にスケジュールは組まれているわけです」10/24政府交渉
の続き

文字起こし部分の動画→http://youtu.be/NlbLW9dDD38?t=55m29s


反原発・かごしまネット 杉原さん:
僕らは再稼動を阻止するために仮処分申請の裁判も起こしているんですけれども、
その審議の中で九電側が言ったことはですね、
620ガルに地震動は上げたけれど、そのことに伴って工事は必要ない」ということを言っています。

なぜ「必要がない」ということを言えるか?というと、
工事計画に基づく事前の折衝をやっているわけですけれども、
そこの中で「今の強度のまま乗り切れるんだ」ということを九電側は確信を持っている。
ということを言っているので、
ものすごく、おっしゃった通りにへんちくりんなことが行われている。

強い地震を想定しているんだけど、
今のまま。
「耐震強度を強化しなくても大丈夫だ」というようなことを九電は言い始めています。

なので、そこの部分はものすごくおかしいので秘密にやるなと言わなければならない。


安全審査優先>
川内原発だけが厳しく想定“620ガル”まで引き上げ(←東日本大震災は2933ガルだけど)
&30圏内避難問題3/13ニュース7(内容書き出し)




<大飯に続け>川内原子力発電所1・2号機の再稼働の差止裁判差止仮処分第3回審尋


<福島第一>1号機天井破損で作業中断〜住民の不安〜作業再開



原発1号機天井破損で作業中断
NHK福島放送局 2014年(平成26年)10月28日[火曜日]


28日朝、東京電力福島第一原子力発電所1号機で、建屋カバーの中にちりやほこりの飛散を防ぐために薬剤を散布する機材が風にあおられ、カバーの天井部分が最大で2メートルほど破れたということです。
周辺の放射線量などの値に変化はないということですが、東京電力は現在、作業を中断しています。

今日10時
41
東京電力:
屋根部分が、えー、少し、なんて言うんでしょう、
1m×2m程度の、ま、穴にちょっと拡大してしまったと。

東京電力によりますと、28日午前8時半ごろ、福島第一原発1号機の建屋カバーの解体に向けて、クレーンを使ってカバーの中に飛散防止剤をまく作業をしていたところ、散布する機材が風にあおられました。
このトラブルで、通常、30センチ四方の穴が1メートルから最大で2メートルほど三角形の形に裂けるように破れたということです。
第一原発の敷地内には、放射線量や、空気中の放射性物質の濃度を計測する装置があわせて32か所に設置されていますが、いずれの値にも有意な変化はないということです。
東京電力によりますと、当時、現場付近の風速は秒速2メートル程度で、突然、強い風が吹き、クレーンにつり下げられた機材が動いてしまったとみられるということです。

42

東京電力によりますと、国や県、関係の自治体などに連絡を入れるとともに、作業を中断して対応を検討していますが、再開の見通しは立っていないということです。
10月28日 13時06分




追記ー住民の不安
福島第1原発1号機の建屋カバーに穴 住民などから不安の声
(14/10/28)


FNNLocal  2014/10/28
福島第1原発1号機の建屋カバーに、大きな穴が開いた。この穴から、放射性物質の飛散­は考えられるのか。東京電力は、28日の作業を中止している。
1号機の建屋カバーを上空から見ると、何カ所も小さな穴が開いている中、比較的、大き­な穴が開いていることが確認できる。
また、このパネルのカバーが、風にあおられて、ヒラヒラとなびいているのが確認できた­。
屋根パネルに大きな穴が開いた、1号機の建屋カバー。
その大きさは、1~2メートル四方に及ぶ。
28日午前10時すぎ、東京電力は会見で「突風が吹いてですね、その先端部分が、横に­移動してしまうような形になりまして、屋根部分が、1メートル×2メートル程度の穴に­拡大してしまったという事象が発生しています」と話した。
建屋カバーに穴が開いたとされる、28日午前8時23分ごろの映像には、カバー内に飛­散防止剤をまく大きなノズルが、強風にあおられて回転し、斜めに傾いているのがわかる­。
上空からは、風によって、若干ではあるが、比較的大きく、その穴が開いてきているのが­確認できた。
穴が開いたカバーは、ポリエステル製のシートでできていて、今後、風や雨などの影響で­、少しずつ大きくなるおそれもある。
東京電力によると、建屋周辺の放射線量に変化はないが、対策の検討を進めている。

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福島第1原発から、およそ30kmの場所にある南相馬市鹿島区。

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営農を再開したばかりの農家からは、風評被害が広がるのではないかと、不安の声が聞か­れる。

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南相馬市鹿島区の農家・田村清一さんは「俺には、またかなという感じだ。次々、トラブ­ルがある。一番は、風評だな。『南相馬市の米』というと、全国的にわかっているから、­『あそこの米では』となる」と話した。

不安の声は、ほかの住民からも聞かれた。
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住民は、「信じてはいたけどね、わたしらは、避難するのも嫌だし、これ以上」、

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「また­、こうやってトラブルばかり起きると、また、不安が。いつまでたってもね、何というの­かな、安心して暮らせる...環境が悪いし、そのへんは、やっぱり嫌ですね」などと話­した。
28日のトラブルを受けて、東京電力は、30日に行う予定だった屋根パネルの撤去を、­1日遅らせることを決めた。



ギョッ!!とした。
野焼きしてる><。
22
1号機の2m四方ぐらいにペラペラと破けた屋根から出てくる放射性物質と、
田んぼで藁をボーボーなんの対処もせずに焼いているのと、
どっちが放射性物質をまき散らしていることになるのか?
疑問に思った。


追記ー作業再開
福島第1原発 1号機の建屋カバー撤去に向けた作業再開
(福島14/10/29)


FNNLocal 2014/10/29 に公開
屋根パネルの穴が広がり中止されていた、福島第1原発1号機の建屋カバーの撤去に向け­た作業が、29日朝、再開された。
1号機の建屋カバーでは28日、飛散防止剤をまくノズルが、強風にあおられ、屋根パネ­ルに開けた直径30cmほどの穴が、2メートルほどに広がった

302

このため、東京電力は、作業を中止したが、29日午前6時すぎから再開し、これまでに 、カバー内に飛散防止剤をまく作業を終えた。
一方、東京電力は今後、屋根パネルに広がった穴をふさぐことにしていて、その方法を検­討している。
東京電力によると、建屋周辺の放射線量に変化はなく、31日には、6枚ある屋根パネル­のうちの1枚を、計画通り、取り外す作業を行うことにしている。

<大飯に続け>川内原子力発電所1・2号機の再稼働の差止裁判差止仮処分第3回審尋

九州電力
川内原子力発電所再稼働差止仮処分第3回審尋について
平成26年10月24日 九州電力株式会社 

本日13時30分から、鹿児島地方裁判所において、標記訴訟の第3回審尋が行われました。

本件は、川内原子力発電所1・2号機の再稼働の差止を求めて、平成26年5月30日に申立てがされたものです。
 
これまで、当社は、答弁書等を提出し、申立ての却下を求めるとともに、川内原子力発電所は、地震・津波等に対する原子炉施設の安全性を確保していること及び福島第一原子力発電所事故を受け一層の安全対策を講じたこと等の主張を行いました。
 
今回、当社は、川内原子力発電所において策定した基準地震動がその評価方法を含めて妥当なものであること、さらに基準地震動策定における余裕に加え、十分な耐震安全上の余裕が確保されており、仮に基準地震動を超過する地震動が発生したとしても、川内原子力発電所の耐震安全性に直接影響を与えるものではないことを主張しました。
 
あわせて、万が一、事故が発生したとしても、十分な安全確保対策が講じられていることから、放射性物質の大量放出事故に至る現実的危険性がないこと等を改めて主張しました。

今後とも、訴訟において、当社の主張を十分に尽くし、原子力発電の安全性等についてご理解いただけるよう、引き続き努力してまいります。

以上




川内原発訴訟原告、再稼働停止仮処分申し立て
読売新聞 2014年05月30日
特集 エネルギー
 
再稼働に向けた安全審査が続く九州電力川内原子力発電所1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)を巡り、運転差し止めを求めて係争中の原告住民が30日、九州電力を相手取り、再稼働しないよう求める仮処分を鹿児島地裁に申し立てた。

申し立てたのは、鹿児島、熊本、宮崎3県の23人。申立書では、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の運転差し止めを命じた21日の福井地裁判決が、基準地震動(想定される地震による最大の揺れ)について、「科学的根拠に基づく想定は本来的に不可能」とした点を指摘。「判決はすべての原発にあてはまる。川内原発の耐震安全性が不十分であることは明確だ」と主張している。

川内原発を巡る運転差し止め訴訟は2012年5月、3県の住民らが鹿児島地裁に起こした。原告は2242人。弁護団は「川内原発は再稼働に向けて待ったなしの状態で、訴訟の結果を待つのでは遅すぎる」と述べた。


第1回審尋 2014/07/30 - 14時から
第2回審尋 2014/09/12 - 13時30分


川内原発差し止め 仮処分申請で・・3回目の審尋 鹿児島地裁 
「しんぶん赤旗」2014年10月26日より転載

鹿児島県薩摩川内(さつませんだい)市の九州電力川内原発1、2号機の運転差し止めを求める「原発なくそう!九州川内訴訟」の原告のうち23人が、九電に対し再稼働しないよう求めた仮処分申請で10月24日、3回目の審尋が鹿児島地裁(前田郁勝裁判長)でありました。審尋後、住民側弁護団は会見を開き、次回の11月28日で終結する可能性が高いと話しました。

審尋は非公開で行われました。住民側によると、「原子炉施設の機器や配管の耐震安全性は保障されていない」と指摘したといいます。九電側が主張する「耐震安全上の余裕が確保されている」との主張に対し、住民側は「機器や配管の余裕の根拠が薄い」と訴えたと話しました。




ーーー

大飯原発運転差し止めの判決に続いて欲しいと強く願っています。

大飯原発運転差し止め判決
<大飯原発>
運転差し止めを命じた福井地裁の判決要旨・他いろいろ


<大飯原発再稼働差し止め判決>
「新幹線の事故と原発の事故」澤昭裕氏・小出裕章氏5/29そもそも総研(内容書き出し)





川内原発再稼働26年10月住民説明会資料より〜規制庁の誰かが作った「質問と回答」〜

川内原発再稼働の住民説明会資料の質問への回答という書類がありました。
それを読んでみました。
(改行やアンダーライン●→質問:など、見にくい資料だったので読みやすいように少々手を加えました。文章に関しては一切手をつけていません)
これが優秀な日本という国の中で選ばれた原子力を規制する立場の人が書いた文章か?と思うと、
突っ込みどころ満載で、あまりにも適当で、いい加減に感じた。
しかも、この適当な答えを書いた人の名前も責任者の名前もなく、責任の所在もなく、
後半に私が気になったところをダラダラと書き出してみました。


新規制基準適合性に係る審査結果の説明資料
平成26年10月 川内原子力発電所に係る新規制基準適合性審査結果に関する住民説明会資料


九州電力川内原子力発電所設置変更に関する審査 ご質問への回答(QA集)

質問1:福島第一原発事故の教訓は、どのように反映されたのですか?
○原子力規制委員会では、福島第一原子力発電所の事故の教訓を踏まえ、新たな規制基準を策定しました。
○事故の教訓として、具体的には、地震・津波といった共通の要因によって安全機能が一斉に失われないよう、地震や津波をはじめ自然現象等の想定と対策を大幅に引き上げました。
○また、事故の進展を食い止めることが出来なかったという教訓を踏まえ、重大事故の発生防止にとどまらず、万一重大事故が発生してしまった場合に、事故の拡大を防ぐ対策や影響緩和の対策などを新たに要求しました。
○こうした新規制基準については、既設の原子炉にも適用することとしています。

質問2:日本の新規制基準は本当に「世界最高」の水準なのですか?
○原子力規制委員会では、東京電力福島原子力発電所事故調査委員会(国会事故調)などでの指摘を踏まえ、国際機関や諸外国の規制基準も確認しながら、我が国の自然条件の厳しさ等も考え合わせて、世界で最も厳しい水準の規制基準を策定しました。
○例えば、地震や地すべりなど様々な津波の発生要因を想定して過去最大を上回る津波高さを想定していること、全ての既存の発電所に例外なく新しい基準を適用することなどは、海外と比べても厳しい要求であると考えています。

質問3:福島第一原発事故の原因究明が終わらないまま、審査をして良いのですか?
○原子力規制委員会としては、福島第一原子力発電所事故について、放射性物質が放出されてしまうまでにどのようなことが起きたか、基本的な事項を整理し、これを踏まえ、新規制基準を制定しました。

質問4:川内原子力発電所の安全は保証されたのですか?
○今回、原子力規制委員会は、新しい規制基準に基づいて、地震・津波といった自然現象の想定や、事故に対応するための設備や手順等を厳しく審査し、川内原子力発電所については、法律に基づいて、運転に当たり求めてきたレベルの安全性が確保されることを確認しました。
しかし、安全に絶対はありません。安全の追及には終わりはなく、より一層の安全を追求するため、当委員会が行う定期的な現場検査(保安検査)など様々な機会を通じて、事業者には努力を継続するよう促しつつ、当委員会としても不断の努力をしていきます。

質問5:川内原子力発電所の安全性はどのくらい高まったのですか?
○原子力規制委員会では、福島第一原子力発電所事故のように、放射性物質が大量に放出される事故が発生することの無いよう、非常に高いレベルの基準を策定しました。
○川内原子力発電所については、この基準を満たしており、電源が一斉に喪失し、原子炉の冷却水が急激に減少するといった厳しい事故が発生したとしても、放射性物質であるセシウム137の放出量は約5.6テラベクレル(福島第一原子力発電所事故と比べて3桁低いレベル)になると評価されています。
○もちろん、これを上回る事故が発生しないとは言えませんが、その可能性は極めて低く抑えられるものと考えています。

質問6:具体的な設備や手順について審査が不足しているのではないですか?
また、審査では施設(ハード)の確認に偏っていて、事故対応の体制(ソフト)についてきちんと確認されていないのではないですか?

○今回の審査では、設備の設計などのハード面だけではなく、事故時の指揮命令系統や手順、体制が整備されているか、要員の力量管理や訓練がなされるか、本店や他事業者等の発電所外部からの支援体制及び役割分担が明らかになっているか、対策の実現可能性があるかといった、ソフト面についてもしっかり確認してきました。
○本日説明している審査書(設置変更許可申請に対する審査書)では、基本的な設計方針等について確認した結果を記していますが、引き続き、施設等の詳細設計に関する工事計画や事故対応の体制などソフト面に関する保安規定について審査していきます。また、訓練の状況等、実際に適切に運用されるかについて、定期的な現場検査(保安検査)で継続的に確認していきます。

質問7:審査では専門家の意見をもっと聴くべきではないですか?
○原子力規制委員会は、独立した立場で、科学的・技術的見地から審査し、自ら責任を持って判断をすることが役割です。
○審査は、規制委員及び規制庁職員に加え、専門的な独立行政法人(※)がこれまで蓄積した専門的知見等を活用して進めてきており、また、必要に応じ、外部専門家の意見を聴取してきています。
○なお、規制基準等は、専門家を交えた検討チームにより議論を行い、意見を踏まえたものとなっています。
今年3月1日に、専門機関であるJNES(独立行政法人 原子力安全基盤機構)が、原子力規制委員会に統合されました。

質問8:自然現象の「想定」は十分ですか? 最近の異常気象も踏まえ、巨大台風や土石流などに対応できますか?
事業者は、国内外の基準や文献等に基づき、安全機能に影響を及ぼし得る自然現象を網羅的に抽出しており、また、それら自然現象の組合せについても網羅的に検討していることを確認しています
○発生確率が十分小さい事象であっても、影響が大きいと考えられるものに対しては、大規模損壊が発生した場合における体制の整備を要求しており、消火活動の実施や、炉心や格納容器の損傷による周辺環境への影響を緩和するための対策を講じることを確認しています。

質問9:専門家には反対意見もあるようですが、川内原子力発電所の火山対策は十分ですか? 巨大噴火のリスクをどのように審査したのですか。
○川内原子力発電所の火山対策については、周辺の火山で、例えば 9月27日の御嶽山での噴火よりもはるかに大きい規模の噴火が起こると想定しても、火砕流が敷地に到達しないこと、また、火山灰が積もっても原子炉の安全性を損わないことを確認しました。
○火山灰対策としては、敷地全域に最大15cmの火山灰が、湿った状態で堆積することを想定しても、建屋等に問題が生じないことや、フィルタの詰まりなどによって必要な機能が損なわれないことを確認しています。
○また、仮に発生すると九州全域に壊滅的被害をもたらすような巨大噴火についても、過去の噴火履歴や地下のマグマの状況等を総合的に検討した結果、川内1・2号機の運用期間中に火砕流等の影響が及ぶ可能性は十分小さいと判断しています。
○その上で、状況に変化がないことを継続的に確認するために、火山活動のモニタリングを行うこととしており、状況に変化が生じた場合には、早い段階で原子炉の運転を停止させるなど、必要な措置を講じていきます。

質問10:航空機が墜落したり、人工衛星が落下しても大丈夫ですか?
○航空機衝突については、最近20年間の航空機墜落の実例(民間航空機並びに自衛隊機及び米軍機)を対象に評価されています。その結果、原子炉施設に航空機が衝突する確率は 10-7 回/炉・年(1千万炉年に1回)を超えないため、設計上考慮する必要がないとしています。また、人工衛星についても同様に衝突確率を評価し、設計上考慮する必要がないとしています。
○しかしながら審査では、万が一、航空機が故意に衝突するなどして、大規模損壊が発生した場合にも備えて、体制や資機材が整備される方針を確認しています。(例えば、通常の指揮命令系統が機能しない場合も考慮し、代行者をあらかじめ複数定めて体制を維持することや、個別訓練等を実施することを確認しています。)

質問11:重大事故が起きれば、十分な電源や作業者の食糧などが必要です。
どれくらいの期間、自力で対応できるのですか?

○川内原子力発電所については、重大事故が発生した場合でも、事故発生後 7 日間は、発電所内の燃料や予備品などにより、事故収束対応ができること、また、必要な飲料水や食料等を備蓄すること、さらに6日以内に外部から支援を受けられる体制を整備する方針であることを確認しています。
○また、発電所外部からの支援体制として、本店対策本部において必要な資機材を輸送する体制を整備するとともに、外部からの支援として、あらかじめ計画を定め、他の事業者等からの技術的な支援を受けられるようにすることを確認しています。

質問12:52名の人員で重大事故対応が可能ですか?
緊急時に発電所員が現場から逃げ出すこともあり得るのではないですか?

重大事故が発生した場合に、必要な作業に応じた人員を現実的に積み上げているかを審査し、52 名で対応が可能であることを確認しています。
○また、緊急時対策本部要員として非常召集可能な要員約 260 名が、10発電所周辺の複数ルートのうち、通行可能なルートから参集することを確認しています。
○事故発生時でも、緊急時対策所や中央制御室では放射線防護措置がとられるなど、対処要員に過度な被ばくが無いよう対策がとられていることも確認しています。

質問13:緊急時対策所は狭くて人が入りきれないのではないですか?
○川内原子力発電所の緊急時対策所は、重大事故に対処するために、周辺線量率等の監視や情報通信等の必要な機能を有しており、事故対処の要員100名を収容できる設計とすることを確認しています。

質問14:フィルタ付きベントなどの設置に猶予期間がありますが、安全上問題はないのですか?
○昨年7月に施行した新規制基準では、重大事故を起こさないための対策に加えて、大規模自然災害やテロを含めて様々な事象によって、万一重大事故が起きた場合の対策として必要な機能をすべて備えていることを求めています。
○施行後5年までに実現を求めている施設は、これらの必要な機能を満たした上で、その信頼性をさらに向上させるための対策です。

質問16:欧州で取り入れられている最新技術(コアキャッチャー、格納容器の二重化等)が、日本では取り入れられておらず不十分ではないですか?
○新規制基準では、「個別の設備・機器」の設置を求めるのではなく、重大事故の発生防止対策や拡大防止対策等のために「必要な機能」を求めています。必要な機能についての要求を満たすのであれば、ご指摘の設備に限らず、他の方法でも問題ありません。
○例えば、コアキャッチャーに相当するものとして、川内原子力発電所では深さ1.3mの水で溶けた核燃料を受け止めることを確認しています。
○なお、ご指摘の欧州の基準は、新設の原子炉に関するものであり、欧州でも既に運転を開始している原子炉に対し、ご指摘のあった技術の導入は義務付けられていません。

質問17:川内原子力発電所の老朽化は大丈夫ですか?
運転開始後 30 年を経過する原子力発電所については、10 年ごとに、蒸気発生器を含む機器等の劣化評価及び長期保守管理方針を含めた保安規定変更認可を行い、その後の遵守を義務付けています。
○川内原子力発電所についても、この制度に基づき、適切に評価・対策を実施することになります。

質問18:地域の防災計画や避難計画について十分議論されたのですか?
事故のときには、避難に必要な情報がきちんと提供されるのでしょうか。

○原子力防災については本日説明する審査の対象ではありませんが、鹿児島県、薩摩川内市を始めとする関係市町は、緊急時の対応体制、避難や一時移転を行う場合の避難先・避難経路を地区ごとに定めた、地域防災計画・避難計画を作成しています。なお、こういった緊急時の計画は、米国やフランスといった諸外国でも、州政府や地方自治体が作成することとなっています。
○避難計画を含む川内地域の緊急時対応については、国の関係省庁、鹿児島県、関係市町が参加したワーキングチームで確認し、9月12日に開催された第4回原子力防災会議(議長:総理大臣)に報告され、了承されました。
○この「川内地域の緊急時対応」の中では、①緊急時の情報伝達体制、②要援護者を含む住民の避難・屋内退避の実施手順、③必要な輸送手段の確保策、④避難経路や避難先、⑤避難経路の道路が通行できない場合の対応策などが、具体的に記載されています。
〇今後も、防災訓練の実施などを通じて、継続的に実効性を高めていくこととしています。




この文章をまとめた責任者の名前がどこにも書かれていないことは非常に問題だと思います。

今回の川内原子力発電所に係る新規制基準適合性審査結果に関する住民説明会資料には、どこにも規制庁の書類を作った人、それをチェックした人の名前が記載されていません。
責任者はどこにいるのでしょうか?
誰が責任を取るのでしょうか?


質問5の答えセシウムの放出量
事故が発生したとしてもセシウムは福島事故が出した量より3桁少ない5.6テラベクレルと評価。
テラってなんだっけ?調べてみたら
テラ=兆

で、2012年の記事。東京電力の試算です。

大気放出は90万テラベクレル 原発事故の放射性物質 
東電試算、事象ごと量も

47News 2012/05/24 20:34

東京電力は24日、福島第1原発事故で大気中に放出された放射性物質の総放出量が昨年3月だけで90万テラベクレル(テラは1兆)に上るとの試算を明らかにした。
旧ソ連のチェルノブイリ原発事故では520万テラベクレルが放出されたと推定されている。
 
東電は、原発周辺のモニタリングポストで測定した線量値や文部科学省の土壌汚染データなどを基に放出量を推定した。これまでに経済産業省原子力安全・保安院や原子力安全委員会が公表した放出量より多い。
 
東電が試算したのは、東日本大震災で事故が発生した翌日の3月12日から31日までの放出量。原子炉格納容器から放射性物質を含む蒸気を外部に排出するベントや建屋の水素爆発など事象ごとの量も公表した。
 
東電のデータによると、12日に1号機建屋が爆発した際には4600テラベクレルが、14日に3号機建屋が爆発した際は1060テラベクレルが大気中に出た。
 
放出量がピークだったのは15、16日で、東電は1~3号機の原子炉格納容器が高温で劣化し、容器上部から蒸気とともに大量の放射性物質が漏れたと推定している。
 (2012年5月24日、共同通信)



「セシウム137の放出量は約5.6テラベクレル」とはどのような計算方法なのかよくわからないけど、
何を根拠にこの数字が出されたのだろうか?
福島第一の1号機でも4600テラベクレルを爆発した日だけで出しているのだから、
ものすごい過小評価のように思えてしまうのですが・・・

先日小出先生が
1兆1000億ベクレルのセシウムというものは、 一般の皆さんが1年間にこれ以上取り込んではいけないという量に比べるなら、 多分1000万人分位の量になる」とおしゃっていました。
テラ=兆なので、みなさん計算してみましょう〜。



質問10の答え航空機の衝突
「原子炉施設に航空機が衝突する確率は 10-7 回/炉・年(1千万炉年に1回)を超えない」から
「設計上考慮する必要がない」と言っている。

たしか原発事故も「1000年に1度」と言われていた。

1979年3月28日スリーマイル島原子力発電事故
7年後
1986年4月26日チェルノブイリ原子力発電事故
25年後
2011年3月11日福島第一原子力発電事故

32年の間に3回も事故が起こることを「1000年に1度」と言うんだろうか?

だからこの、航空機が衝突する確率なんて、何をどう考えて作り出したのか?
全く信用できない。
しかも、安倍政権によって、今後テロの可能性がぐっと高まる事になるのは避けられない。

質問14でこう答えている
「大規模自然災害やテロを含めて様々な事象によって、万一重大事故が起きた場合の対策として必要な機能をすべて備えている」
必要な機能はすべて備えている・・・「すべて」
本当だろうか?
「全て備えている」のだから「想定外はない」ということで良いのですよね?


質問12の答え緊急対策本部要員の招集
重大事故が発生した場合
「緊急時対策本部要員として非常召集可能な要員約 260 名が、10発電所周辺の複数ルートのうち、通行可能なルートから参集することを確認」
「確認した」という。
招集可能な260名の要員が住民たちが皆原発から反対方向へ逃げている中、
原発に向かって参集することが確認されたという。
どうやって確認したのだろう?
一台の車がやっと通れるような細い道に対向車がずーっと続いている中、逆走して原発へ行くことができるのか?
崖が崩れたり道路が壊れていることはないのか?
交通事故で通行出来なくなっていたりしないのか?
事故を直接見て、原発と反対側へ率先して逃げてしまうような要員はいないのだろうか?
・・・でも確認できたらしい。


質問7原子力規制委員会に加わった専門家
「今年3月1日に、専門機関であるJNES(独立行政法人 原子力安全基盤機構)が、原子力規制委員会に統合されました」
「原子力安全基盤機構」ってなんだっけ?


原子力安全基盤機構 (13-02-01-34)
<概要>
独立行政法人原子力安全基盤機構(JNES)は、平成15年(2003年)10月1日に設立された。JNESは、規制行政庁である経済産業省原子力安全・保安院とともに、原子力安全に関する専門家集団として、原子力エネルギーの潜在的な危険性から国民の安全を確保することを使命とする組織である。

原子力安全・保安院の西山英彦審議官
imgres.jpg
今どうしているんだろう?


ああ。これじゃあ、福島原発事故前の保安院時代に戻ったということになっちゃう・・・!?
自民党になってから、みんなめちゃくちゃにごちゃごちゃに過去に戻されていく。


質問2世界で最も厳しい規制基準
「我が国の自然条件の厳しさ等も考え合わせて、世界で最も厳しい水準の規制基準を策定しました」
御嶽山の火山の予知もできないような国で、どこが世界で最も厳しいと言えるのか?
地震の想定も川内原発はたったの620ガルしかありません。

安全審査優先>
川内原発だけが厳しく想定“620ガル”まで引き上げ(←東日本大震災は2933ガルだけど)
&30圏内避難問題3/13ニュース7(内容書き出し)


世界どころか、日本国内でかつて起きた地震よりも過小想定というのはどういうことかな?


質問4安全性は確保された
「安全性が確保されることを確認しました」と書いた直後に
「しかし、安全に絶対はありません」と逃げ道をしっかり用意している。
絶対の安全がないのに人間が制御できない原子力というものを動かしてもいいものなのか?
万が一にでも危険があるのならば「安全は確認されていない」というのが正しい答えではないだろうか?


質問8自然現象の想定は全て九州電力に丸投げでひどすぎる回答だ。
文献などから自然現象を網羅的に抽出して・・・
「網羅的に抽出」っていう日本語、なんか変じゃないでしょうか?
現在は過去にはない異常気象がどんどん続けて起こっています。
過去の現象だけでは説明がつかない自然災害も起こっていることは普通に想像できます。
だって、今までは大きな竜巻は日本では起こらなかったし、
「竜巻注意報」を気象庁が発表することなんて考えられなかったことですから。
九電の学校の宿題みたいな過去の文献引っ張り出しての報告で
「自然現象の想定が十分だ」とはとても言えないと思う。

質問9火山
田中委員長も何度も言っている。
「川内1・2号機の運用期間中に火砕流等の影響が及ぶ可能性は十分小さいと判断しています」
川内1・2号機をこれから何年間運用するつもりなのか知らないが、
火山の予知も、地震の予知も、竜巻の予知も、何も正確にできない中、
未来がわかるというのだろうか?
どこの預言者に聞いたんだろう?
「敷地全域に最大15cmの火山灰が、湿った状態で堆積することを想定しても、建屋等に問題が生じないことや、フィルタの詰まりなどによって必要な機能が損なわれないことを確認しています」
どうやって確認したんだろう?
コンピューター上のシュミレーションかな?
きちんと地球と話し合ってほしい。
「自然を破壊して、放射能で汚してもいいですか?汚されたくなかったら噴火しないでね」って。
そういう確認が取れているのかな?

質問17老朽原発
「運転開始後 30 年を経過する原子力発電所については、10 年ごとに、・・・」
いつの間にか30年を超えた原発も稼働することになってしまっている><。


九州電力川内原発
51

1号機→昭和59年7月4日→1984年 30歳
2号機→昭和60年11月28日→1985年 29歳

どちらももう廃炉になるお年頃。
「10年ごとに」ということだから、こんなボロい機械を最低10年は動かす気なんだろうか?
冷蔵庫も掃除機も30年使えてますか?
あ、うちの扇風機は30年ぐらい使っています。
いつ発火するか怖いなぁと思いながら、使っていますw。
このように年月の経っている機械が、
しかも放射能を帯びている鋼鉄の物体が動かすことなく3年半以上置かれていたら、
どんなことが起きる可能性があるのだろうか?
管と管の接続部が腐っていたりしないのかな?






<川内原発再稼働>「もう完全にスケジュールは組まれているわけです」10/24政府交渉


<川内原発再稼働>「もう完全にスケジュールは組まれているわけです」10/24政府交渉

2014年10月24日

【反原発・かごしまネット/避難計画を考える緊急署名の会(いちき串木野市) /玄海原発プルサーマルと全基を止める裁判の会/美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪­の会/グリーン・アクション/グリーンピース・ジャパン/福島老朽原発を考える会/F­oE Japan/原子力規制を監視する市民の会他】

55

反原発・かごしまネット 杉原さん

2:20〜
今日の鹿児島南の新聞の1面トップ
見出し「川内原発再稼動鹿児島県議会来月初め判断」
かいつまんで言いますと、我々が予測していた12月定例県議会でやるだろうと
11月27日招集ですけれども、
そういうスケジュールでは全くなくて、11月初めに県議会はOKを出すと。
そういう感じになってきています。

それとの関係で、経済産業大臣がその議会が始まる前に、もう一回現地入りをして、
もう一回というのは小渕優子大臣が書簡を出しているんですけど、
そうじゃなくて今度は宮沢さんが直接来るだろうと。
「大丈夫ですよ」と「国が責任を持つからやりなさい」そういう情勢になっているわけです。

なので鹿児島はいきなり正念場が来たと、そういう感じで非常に緊迫した状況に入っています。

それでかいつまんでご報告申しますと、
9月10日に審査書が出来て、
それ以降国が前面に立つという姿勢が極めて鮮明になってきているということだと思います。

12日に原子力防災会議が開かれまして、
安倍首相が避難計画について「合理的であるから了承する」という発言をしました。
同じ日に9月12日に小渕優子大臣の書簡が伊藤知事に寄せられまして、
それに何が書いてあるか?というと、
一つ目は「川内原発は安全である」「安全性を確認した」
二つ目は「再稼動は政府が責任を持ってやる」
三つ目は「万一の事故の時にも政府が責任を持って対処する」

要するに、知事側としては自治体に押し付けられても困るから国側もちゃんとなんか言ってくれということで、
「そういうものを表明してくれ」と言ったのでその書簡が出てきたのですけれども、
それにしても「国が全部やります」と言ったわけです。
大見得を切ったわけです。

で、伊藤知事はものすごく大喜びで、
これはこうやって国が責任を持ってくれるって言ったじゃないですか、っていう感じですけれどもね。

同じ時期に内閣府から5人の職員、国の役人が鹿児島市と薩摩川内市に派遣されてきています。
内閣府といっていますけれども、元々は経済産業省の原発推進役人が内閣の辞令をもらって入ってきている。
推進側が避難計画をチェックする側に入ってきている。
そういう体制も組まれています。

それで再稼動に向けては「住民説明会を5カ所で開く」と伊藤知事は言っていますので、
この5箇所は10月9日から20日までにすべて終わりました。
ただし、規制庁側が1時間喋って、住民側が30分質問で打ち切り。
しかも「規制庁が審議した中身についてのみの質問に限ります」といったわけですけれども、
そこで手を上げて質問したのは、ほとんどが慎重派、反対派、懸念派の人であり、
審査で検討した中身についての質問だけではなく、
「なぜ今再稼動が必要なのか?その理由を答えてくれ」とか
「原発の使用済み核燃料はどうするんだ?」とか、
根本的な質問をしたわけですけれども、
これらはすべて「ずれていますからやめてください」
「その質問はちょっとやめてください」
というふうに司会が、ものすごく強引な司会をやって、封殺をして、
最後には30分の質問が少しずつ延びましたけれども、
結局は「もう時間がありません」で打ち切り。
終わりとなるわけです。
それで、5会場すべてで怒涛と野次の中で終わったんです。
それが事実です。

ですけれども伊藤知事は「住民の理解は進んだ」というふうに総括をしています。

この住民説明会の最後が20日ですけれども、
それが終わらない時に、10月20日の同じ日の午前中に
薩摩川内市議会の原発特別委員会が開かれました。
審査した中身はなにか?というと、薩摩川内市に出されている陳情書の採択ですね。
再稼動に同意賛成陳情は1件
再稼動反対陳情は10件ですけれども、
結局は再稼動反対陳情は賛成少数で否決。
再稼動賛成陳情は賛成多数で採決ということをやったんですね。

さっき言った通りこの日は最後の住民説明会は終わっていないんです。
住民説明会が終わって採決するんならまだいいんですけど、
そんなこと関係なしにね、国がOKと言ったら、よし、手続きを早く進めてしまえ。
という感じで進んでいます。

で、特別委員会で採決されましたので、
今度は議会の本会議で採決しなければなりませんので、
その臨時本会議は10月28日というのが決まりました。

なのでおそらくその日のうちに、議会構成からいうと必ず採決されます。
議会がOKといえば、岩切秀雄市長は
「住民代表の議会もウンと言っているんだから私も同意します」と言うんです。
そうすると立地自治体の議会と首長が「うん」と言ってしまったら、
今度は県議会が自分たちで「条件が整う」ということになります。
県議会の特別委員会は10月27、28に開かれます。
ただしこの日は「採決する」とは言っていません。
27日には資源エネルギー庁の役人と規制庁の役人が説明に行きます。
28日は陳情書についての審査をすることになっています。
で、28日中には川内のことは採決しないと言われているので、
もう一回県議会特別委員会の臨時委員会を開くはずです。

そういうのが終わったらば、11月の初めに本会議を招集するという段取りになっているんです。
もう完全にスケジュールは組まれているわけです。
こういう状況で非常に緊迫しているということで、
私の報告に変えたいと思います。


薩摩川内市:「再稼働」陳情採択 周辺自治体に不満の声も
毎日新聞 2014年10月20日 22時20分

九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働を求める陳情が20日、薩摩川内市議会特別委員会で採択された。本会議で採択後、岩切秀雄市長も再稼働に同意する見通しだ。伊藤祐一郎知事は再稼働に必要な地元同意の範囲を県と同市に限定しているが、事故が起きれば被害が広範囲に及ぶのは必至。「地元」が限定されたまま再稼働の手続きが進んでいることに、周辺自治体からは不満の声が上がった。

薩摩川内市に隣接するいちき串木野市議会は先月末、地元同意の範囲に同市を加えるように求める意見書を可決し、県に送付している。しかし、約2週間経過した現在も伊藤知事からなんら反応がない。下迫田良信議長は「薩摩川内市議会の判断に対して言うことはない」としつつ、「約5キロ先に川内原発があるのに意見を聞かないのは問題だ。知事には大きな不満がある」と憤る。

原発の再稼働に関して、政府は同意が必要な地元の範囲を明確にしていない。しかし、福島第1原発事故を受け、政府は防災重点区域を原発30キロ圏に拡大した。再稼働にあたっては経済的な原発依存の大きい立地自治体だけでなく、周辺自治体の意向も無視できない状況となっている。

同じく薩摩川内市に隣接する姶良市議会は今年7月、再稼働反対と廃炉を求める意見書を全会一致で可決している。湯之原一郎議長はこの日の薩摩川内市議会の動きを受け、「私たちの意見を聞く場面があってもいいと思う」と県への不満を口にした。

一方、薩摩川内市議会特別委の陳情採決では、再稼働に反対する市民らと市職員がもみ合いになるなど混乱もあった。

議会事務局は傍聴人を30人に限定し、委員会室に入れなかった反対派約20人が「全員入れないのはおかしい」と怒り、委員会室前の通路をふさぐ市職員ともみ合いになった。反対派が鍵のかかった特別委室の扉をたたき、「再稼働反対」と叫ぶ中、委員会室では陳情が粛々と採択された。

採決後、橋口博文・特別委員長は報道陣に「長い時間をかけて議論は尽くしたと思う」と述べた。だが、傍聴していた同市城上町の森永明子さん(43)は「採決は拙速。もっと住民の声を聞いてほしい」と嘆いた。【杣谷健太、土田暁彦、津島史人】



<川内原発再稼働>住民の意見を聞かない地元説明会10/18報道特集(内容書き出し)


やることが早すぎて
普通に自分の仕事をして毎日の生活をこなしているとついていけない。
小さい子供がいて夫婦で働いていたら、なおさらついていけない。
考える余裕も与えない作戦なんだろうけど、
きたない


原発が爆発しても立地自治体にはちゃんと補償が入る。
家に帰れなくたって、国がそれだけの補償をしてくれる。
でも立地自治体の隣の自治体は?そこに住む人は?
原発のお金ももらえないし、事故ったら自主避難と言われる。
補償はできるだけ削られる。下手すれば何ももらえない。
生きている間はもう帰れない汚染なのに、見えないことをいいことに
汚れていたって、「帰れるよ」「帰ったほうがいいよ」と言われる。
日本全国いろんな意味で被害だけを受けるけれど、最悪なのは、お隣自治体の人たちだ。

つくって儲かる、事故って儲かる原子力企業やゼネコンと
建てさせて潤う、動かして潤う、爆発しても補償金が入る立地自治体はどこか似ている気がする。


川内原発再稼働26年10月住民説明会資料より
〜規制庁の誰かが作った「質問と回答」〜



<福島第一原発視察最新状況>4号機使用済み核燃料・汚染水対策・凍土壁・今後について/服部良一×増山麗奈(文字起こし)

10/10(金) ①増山麗奈の地球は1つ! 第3回 福島原発 (ゲスト 服部良一  志葉玲)


Broadcast live streaming video on Ustream
服部良一
志葉玲
増山麗奈


06:02〜
4

増山:
先日服部さんが原発ゼロの会のみなさんと一緒に福島第一原発の視察をされたということで、
いま報道も減っている中実際に現場がどういう様子だったのか?ということを細かくお聞きしたいと思います。
今日はよろしくお願いいたします。
服部さんが視察に行かれたのはいつだったんですか?

服部:
9月22日です。
去年も同じ時期に初めて福島の原発の中に入らせてもらったんですけれども。

増山:何人ぐらいのメンバーで行かれたんですか?

服部:
国会議員の現職が7名。
それから前議員3名、合計10名と、
あとは秘書とか撮影班とかそういうスタッフを入れて総勢20名ぐらいだったと思います。
検査したりして、結局入るのにね、ものすごく時間がかかりますから、
実際の中を周ったのは、せいぜい2時間程度だったんじゃないかと思います。
それでも結局1日仕事ですよね。


増山:福島第一原発の中はどういうルートで周って、どの辺を視察されたんでしょうか?

服部:
今回の一番の目玉といいますか、僕にとっての初めての体験というのは
やっぱり原子炉建屋の中に初めて入ったということです。
4号炉なんですけれども、
ご存知のように使用済み核燃料のプールに使用済み燃料がいっぱい入っていたわけですけど、
それの取り出し作業を今ずっと続けているわけですよね。
ですから建屋の中の使用済み燃料プールのももうすぐそばまで行ってですね、
そこを上から覗いて、その関連機器、
それを取り上げるためのクレーンだとか、
そういう現場の状況を見てきました。

最新F1状況
4号機の使用済み核燃料はどうなっているの?


1

服部:これは4号建屋の中でね。

増山:すごいところまで入られたんですね。

服部:
これが使用済み核燃料のプール。
我々がここ(手前)に立っているんだけどね、
二手に分かれたので、手前と奥の人がいるところでみてて。

増山:
プールってこんなに小さいものなんですか。
25mプールよりも小さいですよね。
人の大きさからみて。

服部:
プール自身は昔のままだけどね、
この上にクレーンを作ったりレールを敷いたり、
こっち側に4号建屋と縁を切った形でね、大きな鉄骨を組んでいるわけよ。
「東京タワーと同じ鉄骨の量や」って言って、なんか、えらい自慢してたけどさ。

増山:4号機の中っていうのは実際人が入れる程度の線量なんですか?

服部:
僕らが見たプールの真横の上で、その時の線量が大体80マイクロシーベルトぐらいだったかな。
60〜80
大体ね、100マイクロシーベルト内で収まるらしい。
一番高いところで今回100マイクロシーベルトまでだったかな。
間、でも年間線量にしたら高いよね。
(毎時80マイクロシーベルトのところに1年間いたら700ミリシーベルト/年の被曝)


増山:ずっと居たら大変なことになりますね。

志葉:4号機の使用済み燃料を移し替えているのは、進捗状況はどうなんですか?

服部:あのね、今8割終わっているって。

志葉:そんなに。

増山:そんなに終わっているんだ。

服部:
うん。
だから目標としては「年内には取り出しを終わりたい」ということなんだけど、
曲がったやつとかね、取りにくいやつがあるので、
ちょっとそこはどうかな?という感じはあるんだけど、
形状がしっかりしたやつについては、まあ、今の所は順調に取り出しが終わっているみたいね。

志葉:かなり難しいというふうに言われていたんですけど、

服部:
8割と聞いて僕もそれはね、ちょっとびっくりしたんだけど、
一番懸念されていた、震度6強とか7ぐらいの余震なり地震がきたら崩壊するんじゃないか、
という話がちょっとあって、
そこが国際的な懸念だったんだけど、まぁ、もう一息っていう感じではあるよね。

ただ、1、2、3号炉にも同じように溜まっているわけだから、
「この4号炉が終わったらそっちの方の取り出しをしたい」みたいなことを言ってたけどね。

ただまあ、状況が違うから、線量とかね。


志葉:
そうですね。
4号機は結局線量は対してはそうでもないんですけれども、
1、2、3が大問題ですよね。

服部:
そうそう。大問題だしね。
だからデブリの溶けた形状とか存在がどこにあるか?というのが今まで全然わからない。
だから今冷却水をどんどんかけてね、汚染水を無限大に増やしているわけだけど、
昨日東大教授から、名誉教授かな、からは
「もうぼちぼち乾式冷却に切り替えることができるんじゃないか」と
いうような提案が東電側にされたんだけど、
「それは東電としても一応検討はしている」と。
しかし、デブリがどこにあってどういう形状をしているか?というのが把握できないと、
よかれと思ってたら全然違うところでね、発熱して、また放射能を大量に撒き散らすことも考えられるから、
ちょっとそこは、なかなか今すぐ乾式ということにはならないんだと。


増山:乾式冷却というのはどういうシステムのことなんですか?

服部:
ようするに簡単に言えば空気で冷やすということ。
空気を循環させてね。
今は水でやっているわけだけど、

志葉:
だいぶ前にBS11で小出さんにコメントしてもらったけど、
「金属を流し込んで」というのとはまた別なんですか?乾式は。

「…正気の沙汰とは思えない」小出裕章氏
2013年9月22日 BS11 ウイークリーニュースONZE
コントロールできる? 原発汚染水の現実(内容書き出し)



服部:
ああ、それはなんかあるんじゃないかな?
「冷却剤が水だけじゃないよ」ということですけどね、
何か別の固形の金属の冷却剤を流し込んで、
そこで冷却を保持できる、その熱をどうやって拡散していくのか、
そこが僕はよくわからないんだけどさ、
そういう提案も当然専門家からあって、取るべきだと思うけど、
ただそれも確かに言われてみたら、どこにデブリがあるかということがある程度わからないと、
なかなか難しいかなと思うんだけど、
じゃあ、そのデブリがいつになったらわかるんだ?と、形状が。
そこが?なんだよね。


2

服部:これが4号路の横に作っているものすごく大きな鉄骨。

増山:金属構造物というか、隣に作っている意味はなんなんですか?

服部:
だから、4号路を抱きかかえるような形で鉄骨を組んで、
それでそこにいろいろ取り上げ用のクレーンだとか、そういったものを設置しているわけ。

志葉:そのまま乗っけちゃうと潰れるから

服部:
そう、潰れるから。
だから鉄骨がいるわけよ。
方持ちっていうか、ぐっと出すでしょ、鉄骨を。
で、こっちで力を持たすためにものすごく大きな部材になってしまうのね。

志葉:そういった重機なんかを乗せる足場みたいなものですかね。

服部:まぁ、そうそう。端的に言えばね。


15:30〜
汚染水対策は?

服部:
安倍さんが「完全にコントロールしてます」みたいな大嘘をついて建木だったんですけど、
あれから1年経って、汚染水問題がどうなっているだろう?というのが一つの大きな関心事でした。
で、その関連の、汚染水が原子炉建屋に流れ込む前に井戸で組み上げるバイパス設備といいますか、
その現場であるとか、
それから本当にどれだけの効力を発揮するかわからないんだけれども、
凍土壁を作っている現場であるとか、
そういう汚染水対策の現状というところを見てきたんですね。

10

服部:これは凍土壁を作っている現場やね。こんな感じなんです。

増山:えっ、凍土壁って「地下掘って」と思ってたんですけど。

服部:地下にずーっと送っているわけよ、凍らすためのをね。

増山:え・・どこが地下掘っているところなんですか?

服部:だからここに管があって、ここからずっと送っているみたいよ。

11

増山:
へぇ〜〜〜、・・・しょぼいですね。
私はもっと世界最先端のすごい技術かと思ったら、

服部:うん、

志葉:凍土壁のこの夏「凍らなかった」っていうことに関しては何か説明はありました?

服部:
東電の説明としては、いわゆる水の圧力を受けるようなところ。
要するに「流量がある程度あるっていうところは非常に難しい」と。
ところがあんまりそういうところがないところについてはね、
効力を発揮するんじゃないかという見方をしていてね、
だからちょっとやってみないとわからない感じだよね。
ある程度流れがあるようなところっていうのは、
やっぱりどうしても全部を塞ぐっていうわけにはいかなくて、

一部漏れていたらそこからどんどん、固まりきらないところから崩れるとか、
いろんな現象が多分あるんだと思うけど。

それからもう一つね、僕もちょっと「それはどうなのかな?」と思ったんだけど、
毎日400トンの地下水が原子炉建屋に流れ込んで増え続けているっていうのは、
これはまぁ共通認識なのよね。
で、その前に井戸から地下水をくみ上げて直接バイパスして海へ流すということだとか色々やっているんだけど、
「実際その効果はどうなんですか?」ということを質問したのね。
「どれくらい効果が上がっているんですか?」
それが不明なのよ、不明。

一時的に400トンのやつが120トンぐらいに減った現象は出たらしい。
でもそれが恒常的に続くのか、
あるいはそれがバイパス井戸だけで出たんじゃないというのは東電もわかっていてね、
だからそれがいろんな要素が絡み合ってて、一時的に120トンに減ったということなんだけど、
そこが非常に先が見えない現状ですよね。

で、凍土壁が効果を上げるのにはまだまだ半年先とかということらしいので、
もう少し先に経たないとわからない。
原子炉建屋の水、400トンを、どの程度流入を減らせるのか?
だから非常にまだ見えないという状況ですよね、今現在は。

19:44
今後の課題

5

服部:
それからちょうど行った日の当日の東京新聞が「工事重複ひしめく敷地」ということでね、
福島第一の現状をちょうど報道していたんですね。
それで、これには1日6000名というふうに書いていますけれども、
去年行った時には3000名ぐらいだったんですね。
それが今は6000名。
それから入構するときに放射能を感知するものをそれぞれ個人個人持つわけですけれども、
私が行った時はなんか8000ぐらい出ているって言ってましたから、
実際には6000名じゃなくて7000名を超える労働者が中へ入っている現状だっていうことがよくわかりました。
で、そういう中で本当に素人のといいますか、経験の少ない労働者もいっぱい入っているわけで、
本当に放射線防護対策安全対策が十分に行われているのか?

それから今年の春に死亡労災事故が起きているわけですね、福島の構内で。
ですからやっぱりそういった労働者の安全の問題、労働環境が一体どうなっているのか?
そういうところも大きな関心事として行ったんですね。
そういうところです。
ーがすごく多いんです。

増山:徹夜?

服部:
そう徹夜。
というのは、昼間は暑くてね、防護服なんかを着るものだから作業にならないらしいんですよね。
それで、夜多くの労働者が仕事をしているということで、実際に昼のーーー

ま、努力しているのはわかるけれど、必ずしも先が見えたとはわからないというのが率直なところで、
僕は本当に、若干飛躍かもしれないけど「そんな状態で本当にオリンピックをやれるのかな?」と。
で、オリンピックの方にいろんな建設工事の人がどんどん取られていく、
資材も人もね、取られていくわけで、
逆に福島の復興をまた、なおざりにされるんじゃないかという声も上がっているんだけど、
福島の原発の工事だって一緒だと思うんですよね。

それで各地で再稼働がどんどん進められていくということになると、
それぞれの全国の原子力発電所にまた原発の技術屋さんが職員というか作業員含めて引っ張っていかれるわけだから、
僕はまず、福島をもっと徹底的に検証し、廃炉への道筋、それから汚染水対策がね、
もっと目に見える形で明らかになるまでね、
そんな、再稼動をやろうとかオリンピックをやりましょうとか、
そういう浮ついた話はやめるべきだと僕は思っているわけよ。

それで、東電から新しい話としてちらっと聞いたのは、
「自分たちはあくまで発電会社と思ってた」と。
「しかし、福島第一原発を考えた時にはもう我々は廃炉業者だ」と。
「廃炉事業をやるんだというふうに頭の切り替えをしていかなければならない」というふうにそのチームの責任者から説明があったんです。
それは僕はね、納得というか、そうだと。
いつまでも昔みたいな「東電でござえ」みたいなねそういうような発電会社という発想じゃなくて、
やっぱり廃炉を東電として全力でやるんだという感覚でね、
やっぱり社員の意識も切り替えて、
体制も切り替えてね、やる必要があるし、
そういう状況にようやく現場の方は進みつつあるのかな、という、
それは一つの、去年と違う一つの印象だったかなとは思いましたけどね。


増山:
全国の老朽化した原発の廃炉をどうするか?ということがもう現実問題として目の前に迫っていると思うんですが、東電としてはそういう全国の原発廃炉をするという意識もあるんですか?

服部:
いや、東電としてはそれはないよ。
「ないよ」というか、あくまで柏崎は再稼働だし、
福島の第二だって再稼働したいわけだからね。
ただやっぱり福島第一については、1から4はもちろんの事、
5、6も含めて廃炉ということが一応決まったわけだから、
やっぱりそこに携わる職員たちはそういう思いでやっているというだけであって、
東電全体がどうするかということについてはね、
それはやっぱり他の電力会社とか、あるいは国の政策に従って再稼働ということは変わらないでしょう。






<超自分勝手>恣意的な川内原発住民説明会〜アンケートの罠〜

鹿児島県 川内原発住民説明会アンケート
印無ければ「理解」扱い

しんぶん赤旗 2014年10月24日(金)

「県民だましは 認められない」 まつざき県議

鹿児島県は22日、九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働にむけた新規制基準適合性審査結果についての住民説明会で参加者に実施したアンケートの結果を発表しました。このなかで、「理解できなかった項目」に印をつけなければ「その項目について『理解できた』」と読み替え、「住民説明会参加者は、国の説明をおおむね理解した」とする、極めて恣意(しい)的な解釈をしていることが明らかになりました。

このアンケートは、9日から20日にかけて川内原発から30キロ圏内の4市1町で開かれた住民説明会の会場で回収されたもの。2538人の参加者のうち1937人から回答が寄せられたといいます。

「Q(質問)3」で、「説明のうち、理解できなかった項目はどれですか」(複数選択可)とたずね、1、地震対策、2、津波対策、3、火山対策など12項目があがっています。

県は、項目ごとに総回答者(1937人)のうち何%が印をつけたかを「選択率」として計算。最高37%から最低23%、平均29%として、「3割の方が理解できなかった、しかし、残りの7割の方が理解できた」「説明は、おおむね理解していただいたものと考えている」と説明しました。

日本共産党の、まつざき真琴県議は、「このアンケートのやり方、解釈は、県民をだます、ひきょうとしかいいようのないものです。絶対に認められない」と話しています。



「Q(質問)3」では12項目全部に印をつけないといけなかったのですね。
日本人で全てにチェックする人ってどのくらいいるでしょうか?




「凍土壁はできないと思います」10/12小出裕章さん講演×映画「ママの約束」(文字起こし)



「1兆1000億ベクレルのセシウムというものは、 一般の皆さんが1年間にこれ以上取り込んではいけないという量に比べるなら、 多分1000万人分位の量になる」10/12小出裕章さん講演×映画「ママの約束」(文字起こし)の続き


志葉:
そうなってくると、いかに汚染水を海へ流出させないかということがかなり重要になってくると思うんですが、
そこのところ、先日増山監督が
服部洋一前衆議院議員や他のメンバーが福一の現場に行きまして視察をやったんですね。
凍土壁のことも視察に行ったんですけれども、
そこのところの説明を


遮水壁・凍土壁

3

増山:
今日お越しいただいている服部良一先生に見せていただいたんですけれども、
凍土壁を今東電はつくっていて、
地下30mまでパイプを落としてパイプに冷却剤を入れて地下を凍らせて、
阿武隈山脈から毎日流れてくる地下水をストップさせるという計画なんだそうですが、
それを実際に見てみたら、
このくらいのパイプなんですよ、このくらいの(直径20cmぐらい?)パイプがあるんです。
私は凍土壁ってもっと大きな、少なくても感じからいって2mぐらいの直径のものが広がっていて、
世界最先端のようなものを考えていたんですけれども、
服部さんに見せていただいた映像だと、本当に近所の公園にあるみたいな、
すごくパイプも小さくて、「本当にこれで汚染水がブロックできるのかな?」
ということをすごく疑問に思ったんですけれども、
小出さんは東電が計画している遮水壁、凍土壁の計画というのは成功すると思いますか?

小出:
思いません。
放射能汚染水の話でも聞いていただきましたけれども、
溶けてしまった原子炉がどこにあるかわからないのです、今。
だからひたすら水をかけていくわけですけれども、
さっき聞いていただいたようにそれが汚染水になって溢れてくるという、仕方のないことなんですね。
そのほか地下水が流れ込んできていますので、
それがまた汚染水になってしまっているという、
もうどうにもならない事態なのです。
わたしは、2011年の3月に事故が起きたわけですけれども、5月の段階で
「地下に遮水壁を巡らさなければいけない」と発言しました。
溶けた炉心と地下水が接触するようなことになれば、
もう汚染の拡散を止めることができなくなるので、
それが接触しないように、原子炉建屋周辺に深い遮水壁を張り巡らせる必要があると5月に発言したのです。
政治家の人にも何人にも伝えました。
そして「やる」と言ってくれたんですけれども、
6月に東京電力の株主総会が予定されていて、
遮水壁をつくろうとすると1000億円のお金がかかってしまう。
そんなことを言ったら株主総会が乗り越えられない。と言って、
東京電力はその案を取らなかったのです。
結局遮水壁はできないまま、ズルズルズルズルと日が延びてきて、
ようやく1年ぐらい前になって、「やっぱり作らなければダメだ」と言って、
国と東京電力が「やる」と言った訳ですけれども、そのつくると言った遮水壁がいま麗奈さんが言った
凍土壁といっているやつで、
パイプを打ち込んでそのパイプの周りの土を凍らせて、
凍らせた壁で地下水を遮断するという案を出しているのです。
しかし、凍土壁というのは
例えばトンネルなんかを掘ろうとしてそこが地下水が噴き出してくるようだと工事ができないので、
「その場所だけ凍らせる」というためにこれまでやってきた技術なんです。
確かにその実績はあるんですけれども、
今福島第一原子力発電所で作ろうとしている凍土壁は、
いま麗奈さんが言ったように深さ30mまで、そして長さは1.4kmというところの壁をつくろうという。
・・・出来ないと思います、私は。
どこか一箇所が破れればそこから水が入ってきてしまうわけですから、
何の意味もないということになってしまいますので、
凍土壁はできないと思います。
ただし、ゼネコンは喜ぶわけです。
とにかくやってみればお金が入ってくる。
やってみて失敗すればまた次のでお金が儲かる。
ですから今は凍土壁というのをやろうとしている。
たぶんそれが出来ないで、きちんとした遮水壁をつくらざるを得なくなってしまうと
私は思いますけれども、
もう、あまりにも遅すぎた。
3年半の間にどんどん放射能の汚染水が海へ流れていっているわけですし、
これからも本当の遮水壁ができるまでは何年もの歳月がかかってしまいますので、
また汚染水が流れていってしまうと思います。
でもやらなければいけません。
やるためにも労働者が被曝を繰り返しながらやるという、そういう作業になってしまいます。


志葉:
本当に、小出さんが最初に言ってた頃につくっていれば
だいぶ汚染を減らせたんじゃないかと思うんですけれども
服部前衆議院議員に聞いた話なんですが、
凍土壁も凍るところと凍らないところがあって、
凍るところは水圧があんまり強くない。
で、凍らないところは水圧が強いところだ。
つまり、水圧が強いということはそこからジャージャー流れているわけですから、
そこが凍らなかったら何の意味もないのに、というようなことをね、
麗奈さんはこの前インタビューしてるんですけど、見れるんですよね、その動画。


増山:
はい。日本海賊TVというんですけど、ustreamのチャンネルがあるんですけど、
そこで毎週金曜日に私はレギュラー番組をもたせていただきまして、
いまアーカイブが最新の映像で出ています。
ぜひお家に帰ってから、もしくはスマホでチェックしていただいて、
「増山麗奈の地球は一つ」という番組の第3回目に映像がありますので、ぜひみなさんご覧ください。
びっくりすると思います。

志葉:
駆け足で申し訳ないんですけれども、
やはり小出先生がおっしゃっているように、もう自民党政権は本当にひどいですね。
なんか、まるで福島第一原発の事故がなかったかのようなんですけど、
小出先生から見られて、日本の原発は問題だらけですけれども、
特に今このことを、例えば私はメディア関係者ですけれども、記事に書いてもらいたいとか、
こういうことはとにかく一般の人々に伝えたいとか、
いろいろあるんでしょうけれども、あえて言うとすれば何かありますか?

小出:
今日私は原子力発電なんて決してやってはならないということを話しをさせていただいたわけで、
心底そう思います。
「原子力発電なんて決してやってはならない」と思うし、
今、ありがたいことにはこの電気は完全にNuclear Freeですね。
原子力発電は一基も動いていない。
それでも電気の供給に何の支障もないという、そういう状態が今あるわけですから、
それを私は続けたいと思っているのです。
残念ながら、今志葉さんも言ってくださったけれど、
自民党政権というのは福島の事故をなかったことにしてしまおうとしている訳で、
今止まっている原子力発電所もともかく動かそうとしているわけですね。
その一番乗りが九州電力の川内原子力発電所に、今なろうとしているわけですが、
わたしは1基でも動かし始めてしまうなら次々とまたやられてしまうという危惧をしていますので、
とにかく今戦うべきは「川内原子力発電所を決して動かさせない」ということだと思います。
そのためにジャーナリストの方も力を貸していただければありがたいですし、
自民党という、このどうにもならない悪党の集団をですね、
できれば刑務所に、安倍さんを筆頭にして刑務所に入れたいと思っていますし、
彼らの思うようにはさせないということを皆さんにも力を貸して欲しいと思っています。

志葉:
安倍首相は「絶対安全が確保されない限り原発は動かさない」というようなことを言っているわけなんですけど、
その一方で、今年の7月に九州に行った時には地元の経済界の人間に
「川内はなんとかするから」というようなことを言っててちぐはぐなんですが、
増山監督は今日小出さんにあって、映画を作って、この間取材なんかもあって、
改めて、小出先生がおっしゃったように原発なんて、そんなものはっていう感じだろうけど、
とりあえずあなたの言葉で言ってください。


増山:
小出先生がおっしゃるように、仙台原発の再稼動に私も絶対に反対なんですけれども、
一つ懸念しているのが、そういうことを訴える、報道しているジャーナリストたちへの圧力が強まっていることなんですね。
今、報道ステーションで川内原発についての原子力委員会の記者会見の編集の方法がちょっと恣意的だったということで、古舘さんが謝り、その後テレ朝の社長さんが謝り、
それでも「放送倫理に問う」みたいな形でまだ問題視されているんですよ。
で、報道ステーションは先日志葉さんの友人でもあった岩路ディレクターが亡くなったということがありまして、
あれも背景はわかりませんけれども、除染の問題を、福島の問題をずっと追求しているジャーナリストが亡くなったということがありまして、「なんだか真実を発表しにくい世の中になっているな」という危機感をとても感じています。
私自身もこの映画をこんな形にまとめるにあたって、雑誌や新聞の中ではカットされてしまう部分があって、
でもそういうところが一番大事じゃないかなと思って、
訴えるところがもしメディアでなかったら、自分でindependentで作ろうという思いで、映画という形にしたんですけれども、まだまだ発信力不足でありますので、みなさんのお力を借りながら、こういうことをどんどん発信し続けたいと思っています。
誰かが、メディアが報道してくれると思ったら、もう間に合わないと思います。
市民の人たちもどこに真実があるのかということを小出先生のレクチャーを聞きながら、
専門家の方のご意見も聞きながら、絶対追求してやるっていうか、
今原発を止め続けている、原発ゼロをキープさせ続けている力は、
なんだかんだ言っても市民の力だと私は思っています。
3年経って忘れてしまいそうになることもあるかもしれませんが、
今こそ踏ん張りどきかなという気がしていまして、
秘密保護法も通させない。
みなさん力を合わせて活動していけたらいいなと思います。


志葉:
秘密保護法だけじゃないんですね。
先ほど話した報道ステーションに対する圧力。
で、また、朝日新聞に対する圧力。
露骨に政権を批判するようなメディアに対して徹底的に攻撃をするのが安倍政権のやり口なんですよね。
で、秘密保護法が施行されたら、それを悪用するのは火を見るよりも明らかなので、
お互いにみんなで守ろうとか、市民側の方もこれから結束していく必要が、以前にも増して出てきているんじゃないかなと思うわけです。

あと、小出先生、映画をご覧になられてどうでしたか?
子供達は割ともうわかっているという感じがしましたよね、原発に関して。


小出:
みんなわかっているでしょ、原子力発電所が安全だなんて思っている大人はまず、私はいないと思います。
子供ももちろんそうだろうと思います。
ただ大人の方は要するに「経済が大切だ」と刷り込まれて、
「金だ金だ」になってしまっているのだと思いますが、
つい先日5月21日に福井地方裁判所で、大飯原子力発電所の差し止め裁判の判決が出ました。
私は日本の裁判には絶望していて、
原子力に関する限り裁判所がちゃんと国と戦うなんていうことはあり得ないと思っていたのですが、
大飯原子力発電所の差し止め裁判の判決は誠に素晴らしいものでした。
「一番大切なのは金じゃない」と、「命なんだ」と。
「国民が豊かに自分の生活を送れるようにすることこそが大切なのである」ということを明言してくれましたし、
子供は生まれた時からそう感じてくれているんだと思いますが、
年をとってだんだん社会に入っていくと、
いつの間にか「金の方が大切だ」と思ってしまう大人が増えてくるということだろうと思いますが、
大人にも目を覚まして欲しいと。
ここまで来てなぜ目が覚めないのか、と私は思います。


志葉:
本当に、大人こそ目を覚まさないといけないということでしたね、増山監督。

増山:
今日は小出先生、志葉さんに来ていただいて、お話を聞かせていたいて本当にありがとうございました。


ーおわりー



<福島第一原発視察最新状況>
4号機使用済み核燃料・汚染水対策・凍土壁・今後について/服部良一×増山麗奈(文字起こし)





「1兆1000億ベクレルのセシウムというものは、 一般の皆さんが1年間にこれ以上取り込んではいけないという量に比べるなら、 多分1000万人分位の量になる」10/12小出裕章さん講演×映画「ママの約束」(文字起こし)

2014年10月12日小出裕章さん講演×映画「ママの約束」


Broadcast live streaming video on Ustream
小出裕章
志葉玲
増山麗奈

1

45分ごろから文字起こし

志葉:
皆さんご存知の通り、安倍政権が昨年の9月にオリンピックに絡めて「アンダーコントロール」という、
つまり「福島の事故現場は収束作業がうまくいっている」と、
「放射線は外へ出ていない」というような事を言っているわけなんですけれども、
それから1年余り立って、今度は新たに大臣になった小渕さんが
「おおむねコントロールされている」というような形で踏襲しているんですが、
ただ今年の話で、「3号機の瓦礫撤去で1兆1000ベクレルぐらい放出した」と。
ちょっと、兆ベクレル。
さっきの500万ベクレルでも十分、めちゃくちゃすごいんですが、
1兆1000ベクレルぐらいっていうと、ちょっと想像がつかないんですけど。
これはどういうことなんでしょうか?

小出:
皆さん全然想像がつかないと思いますけれども、
事故の直後に放出されたセシウムは
先程、広島原爆の168発分だと日本政府が言っているのを聞いていただきました。
その量に比べると1兆1000ベクレルというのは1万分の1にも満たない。
ですから、事故全体から言えば少ないのですけれども、
でもその1兆1000億ベクレルのセシウムというものは、
一般の皆さんが1年間にこれ以上取り込んではいけないという量に比べるなら、
多分1000万人分
位の量になる。

志葉:1000万人ですか。

小出:
そうです。
それを今単に3号機の使用済み燃料プールの瓦礫をとにかくどけるためという作業のために、
1000万人のを出しちゃったと。
とにかくもう本当に収拾のつかないほどの事故、汚染が生じてしまったし、
「いまでもある」というそういう状態になっています。

志葉:3号機の瓦礫をどけるだけですよね。

小出:そうです。

志葉:それで出ちゃったと、

小出:そうです。

志葉:
で、先程申し上げたように、2号機と1号機がまだ残っているわけですよね。
あちらも似たようなことをしなければならない?

小出:
やらなければいけないのです。
特に2号機は先程聞いていただいたように内部では最大の破壊を受けていますので、
まだ、全く手付かずで、近寄ることもできないという状態になっているわけで、
これから2号機の撤去作業もやらなければなりませんが、
どれだけの放射性物質が噴き出してくるか、
今の段階では予想もできません。

志葉:
かなりゾッとしますね。
あの、兆ベクレルの単位で言いますと、
今年5月までの10ヶ月間で2兆ベクレルぐらい海に
セシウムやストロンチウムやらが流出した
という話もしていますが、
これも、そんなに出ちゃっていいものなんですか?

小出:
もちろんいけないのですね。
それも兆ベクレルもが出たと言っているわけで、
それの主成分は、実はセシウムではないのです。
ストロンチウム90という名前の放射性物質
がむしろセシウムよりも多かった
と言われています。
そしてストロンチウム90というのはセシウムに比べても毒性の高い放射性物質で、
それが1兆4600億ベクレルなんかが出た、と言っているわけで、
やはりそれも普通の皆さんが1年間にこれ以上とってはならないという放射能の量に換算すれば、
何千万人分にもなるというものがどうにもならないで海へ流れていっているというものなのです。


志葉:
いまセシウムの検査は色々やっていますけれども、
ストロンチウムの検査っていうのは基本的にあんまりその、少なくても
一般の自治体などで検査していませんよね。


小出:ええ、出来ないのです。

志葉:できない。

小出:
放射能ですから、放射線を出すのですけれども、
セシウムという放射性物質はベータ線とガンマ線を出すという、そういう放射性物質です。
で、ガンマ線を測定するというのはかなり容易にできるので、
もちろん私もできるし、色々な自治体もやっているし、
市民グループもやっているのですが、
ストロンチウム90という放射性物質はガンマ線は一切出さないのです。
ベータ線しか出しません。
その測定をしようとすると大変手間がかかるということで、実際はあまりやっていないし、
もちろん市民グループでもほとんどできないという状態のまま、ほとんどデータが出てきていないのです。
ただし、これまでの状態で言えば、まだそれでもよかったと私は思っていて、
なぜかというと、大気中に吹き出してきた放射性物質の量。
それを比較していくと、
大気中に出てきたストロンチウム90はセシウム137の1000分の1位しかないのです。
ですから、総量が圧倒的に少ないので、
大気中に出てきて大地を汚した放射能を問題にする限りは、
セシウムをとにかく注意すればいいと私は思ってきました。

しかし、ストロンチウムという放射性物質は水に溶けやすいのです。
セシウムも水に溶けやすい。
つまり、放射能汚染水の中ではセシウムもあればストロンチウムもあるのです。
セシウムに関しては、汚染水をなんとか浄化しようとして今一部を捕まえているのですけれども、
ストロンチウム90はほとんど捕まえることができないで汚染水の中に残っているのです。

ですから今、海へ向かって流れ込んでいるという汚染水は、
むしろセシウムではなくてストロンチウム90の方が多いし、
これから海の、海産物の汚染が次々と広がっていくわけですけれども、
そういうものの汚染を考えるときには、セシウムだけを考えていてはダメで、
ストロンチウム90もきちっと考えて測定しなければいけないと私は思います。
今聞いていただいたように大変手間がかかるので、
なかなかデータはこれからも出てこないだろうと思います。


ーーつづく↓
「凍土壁はできないと思います」10/12小出裕章さん講演×映画「ママの約束」(文字起こし)



<海へ出てます!毎日80億ベクレル>
「ストロンチウム90が50億ベクレル、セシウム137が20億ベクレル、トリチウムが10億ベクレル。
はい、あのぉ~、一日当たりになります」8/25東京電力記者会見文字起こし





福井県と高浜町やる気満々「原発5キロ圏にヨウ素剤配布」



まず高浜31日から ヨウ素剤配布 
原発5キロ圏の7953人に

中日新聞 福井発2014年10月22日

県は二十一日、関西電力高浜原発(高浜町)から放射性物質が飛散する事故の発生に備え、甲状腺被ばくを防ぐ「安定ヨウ素剤」の住民配布を三十一日から、同町で始めると発表した。同原発から、おおむね五キロ圏の三歳以上の町民七千九百五十三人(三千百十六世帯)が対象。十二月十七日まで計十三回、配布の機会を設ける。安定ヨウ素剤の事前配布は県内で初めて。 (西尾述志)

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東京電力福島第一原発事故で、備蓄したヨウ素剤を活用できなかった教訓から、原発から五キロ圏の住民に事前配布することになった。高浜3、4号機は、再稼働に向けた新規制基準の適合審査で九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県)に次ぐ二番手に位置し、最終局面を迎えつつある。

配布は高浜町と共同で行う。旧音海(おとみ)小中学校体育館を皮切りに、旧日引小、青郷小、高浜小の各体育館、内浦公民館、中央体育館の六カ所で、計十三回にわたり配る。時間はいずれも午後七~八時半。対象者はどの会場に出向いてもよく、家族の代理出席もできる。

甲状腺被ばくを防ぐ「安定ヨウ素剤」。県と高浜町は容器に入れて配る予定=県庁で

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会場では、まず医師が安定ヨウ素剤の効能や服用方法を説明。問診票を基に保健師、薬剤師、医師の問診を受けた対象者の三~十二歳に一丸、十三歳以上は二丸を渡す。アレルギー症状が出るなど「不適」と判断した人には配らない。

三歳未満は、一丸でも適量を超えるため配布の対象外。事故時は優先的に避難させ、避難所などで薬剤師が調製した液状のヨウ素剤を服用してもらう方針。

関電の大飯、美浜両原発と日本原子力発電敦賀原発の五キロ圏となるおおい町、小浜市、美浜町、敦賀市の住民計約二千二百人への配布日程も現在、調整を進めている。

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安定ヨウ素剤 
医師の処方箋が必要な医薬品の丸剤。原発事故時に放出される「放射性ヨウ素」による内部被ばくを防ぐ。事前に飲む必要があり、効果は24時間。嘔吐(おうと)や下痢、頭痛などの副作用がでることもある。有効期限は製造後3年。これまでに九州電力川内原発、四国電力伊方原発(愛媛県)、九電玄海原発(佐賀県)の5キロ圏の住民に事前配布が行われている。




配布はたったの5km圏内
これについても異議ありだけど、そもそも
こんなものを持たされて原発動かすってなんか変じゃね(;^_^?



<岩手県一関市>放射能に汚染された牧草→ペレット加工→焼却

放射能汚染牧草ペレット、安全に焼却できるか一関市で調査

(岩手14/10/17)

FNNLocal 2014/10/17

放射能に汚染された牧草を加工し、小さく固めたペレットを、安全に焼却できるかの調査­が、
岩手・一関市で行われた。

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放射能に汚染された牧草は、焼却処理をしているが、牧草の保管が長期化し、腐敗や型崩­れが進んでいる。
このため、一関市では、県の補助を受けて、牧草をペレット加工し、保管している。

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17日は、およそ400kgのペレットを、4時間かけて1分間に1.7kgずつ焼却し­た。
職員は、異常や燃え残りがないかを、確認していた。

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一関市では、放射能で汚染された牧草およそ4,900トンのうち、1,900トンをペ­レット加工し、
4年から5年かけて焼却する計画。

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一関市農林部の熊谷嘉啓政策推進監は
「ペレットの焼却について、えー、安全に焼却するということを­、今回の実証焼却で確認するということになります」と話した。
9月末で、およそ950トンがペレット加工されていて、
安全性が確認されれば、201­5年12月から本格的な焼却を始めたい考えです。

8

なぜ燃やすのか?しかも岩手で。
燃やして空中にばら撒かれると、またフワフワ漂っちゃう気がするんだけど。
いつまでたっても埃が舞い上がるように放射性物質がそこにある。
少量混ぜればいいというものじゃないよね。
毎日少しずつ燃やして出しても放射性物質はもう何十年も何百年も無くならない。
ちょっと想像してみれば誰だってわかることの筈なのに・・・。


プラントで汚染牧草ペレット化 一関市が9月設置
2013.08.09 Friday
一関市は8日夜、同市厳美町の自然休養村管理センターで、放射性物質に汚染された利用自粛牧草のペレット化計画に関する住民説明会を開き、同市厳美町の市営牧野内に9月から牧草をペレットに加工するプラントを設置する方針を示した。
ペレット化は来年3月の完了を目指す。  
同地区住民ら約20人が参加,レイバン ホールディング。焼却を目指す牧草約4900トンのうち、放射性セシウム濃度が干し草で1キロ当たり7千ベクレル以下、サイレージで同4千ベクレル以下の計2400トンについて、市がペレットに加工する計画を説明した。  
牧草の全量焼却には約5年を要するため、市は、ペレット化で体積を減らし腐敗を抑え、安定的に保管する必要があると説明した,シャネル サングラス。
完成したペレットは密封し、農家が個別または数戸のグループごとに計109棟設置する一時保管施設に移動する。



「原発事故で汚染された稲わらや牧草、 除染作業で出る木の枝や落ち葉など」
鮫川村仮設の焼却施設本格稼働



「東北の野菜や牛肉、健康壊す」教授発言に一関市長抗議←勝部市長にこっちが抗議します!
2011年9月7日

消えちゃったので見付けてきました!9/6武田先生がアツイ!!
「たかじんのそこまで言って委員会 9月4日 教育SP」(内容書き出し)

2011年9月4日




<福島第一>地下水バイパス揚水井 No.11に藻のような生物が大量発生!汲み上げ停止中

福島第一原子力発電所の状況

平成 26 年 10 月 21 日 東京電力株式会社

【地下水バイパス揚水井の状況】
・地下水バイパス揚水井 No.1~12 のサンプリングを継続実施中。
・地下水バイパス揚水井 No.11 について、藻のような生物が大量に汲み上げられたことから、
原因調査のため 10/15 よりポンプの汲み上げを停止している。
現在も調査を継続しているが、今後、当該揚水ポンプについては分解清掃を行う予定。
なお、作業期間は2週間程度を予定している。



地下水バイパス揚水井 No.11 はここです ↓ 右から二番目
6

福島第一地下水バイパス分析結果によると、
10月16日採取分でNo11は710Bq/L、
常に最高値を叩き出しているNo12の 920Bq/Lに次いで高いトリチウムの値を出しています。

これまでの最高値
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炉内の微生物退治に一年 スリーマイルの“想定外”の敵
中日新聞 2011年11月6日

原子炉圧力容器の内部をのぞくテレビカメラが、モヤモヤと漂う緑色の物体を映し出している。
「あれは藻じゃないか。なんでこんなところに入り込んでいるんだ」
 
1986年の初め、米ペンシルベニア州を横断するサスケハナ川の中州になるスリーマイル島(TMI)原発で、
モニターを見つめる作業員から驚きと戸惑いの声が上がる。
メルトダウン(炉心溶融)に至る重大事故を起こしてから7年近く。
胃カメラのような具合に、配管からカメラを入れて、炉内の様子を克明に調べる。その上で、熔けた燃料を
ドリルで削る除去作業を本格させる手はずだっただけに、落胆は大きかった。
 
日本側調査研究団の一員として派遣され、処理作業に加わった元東京電力の佐々木貞明(67)が振り返る。
「削った燃料の粒による濁りはある程度見込んでいたが、藻が原子炉の中に入り込むなんて、まったく予想して
いませんでした
」。
 
日を追う事に緑色は濃さを増す。やがて視界は、ほぼゼロとなった。
これでは炉内の様子がつかめず、掘削ドリルも回せない。思いもよらぬ敵との長い闘いが始まった。
 
作業チームがまず手を付けたのは、相手を知ることだった。
炉内は極めて高い放射線に覆われている。そんな過酷な環境で増殖するからには、特殊な生き物かもしれない。
とりあえず、採取して調べてみる。
正体は、何の変哲もない微生物の「ミドリムシ」だった。

殺菌効果がある塩素や硝酸などの強い酸を投入したらどうか。
温度を上げたり、高圧にしたりすれば死滅するのではないか。

微生物の専門家に相談し、様々な対策案を考える。
どれもミドリムシを退治できるのはいいが、原子炉や核燃料に悪影響を及ぼす心配があった。
 
実験を繰り返して、ようやく消毒液に使う過酸化水素水(オキシドール)たどり着いた。
炉内に入れると、徐々に濁りが薄まってゆく。作業チームのメンバーはほっとした表情が広がった。
 
ミドリムシは、なぜ増殖できたのか。
ドリルやカメラなどの機器に付着していた可能性も指摘されるが、理由は今も定かでない。
 
はっきりしているのは、ミドリムシとの闘いに勝利するまでに一年を要したことだ。
当初2年で終える計画だった燃料取り出しは4年ほどかかり、すべての処理作業が終わったのは、事故から11年たった90年だった。
「TMIの経験は福島第一原発の派色作業に役立つはずだが、きっと思っても見なかった問題が出てくる」。
 
いずれは取り組まなければならない第一原発の廃炉作業。そう簡単にはいかないとみている。



スリーマイルはミドリムシだったようだ。
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ミドリムシって、私飲んでます><;


とにかく、地下水バイパス揚水井なので、定期的に海へジャージャーと流している水です。

福島第一原発の「藻のような生物」ってどんな生き物かしら?
きっと放射性物質が大好きな生き物なんでしょうね。
東電から画像が出てきたら追記します。

<1号機建屋カバー撤去作業開始>「10月22日に、屋根パネルに穴を開け、飛散防止剤を散布する」

お盆明け予定だった1号機の建屋カバーがとうとう外されることになった。

福島では避難していた人たちの帰還がどんどん進められている中、
10月22日から、住民の理解は得たとして、建屋カバーが撤去作業に入る。
屋根が吹き飛んだ1号機から放出される放射性物質がべっとりと張り付いた白い屋根と壁。
どのくらいの放射性物質がくっついているのか?
取り外した板はどのように保管されるのか?

東京電力は「モニタリングを強化」と言っているが、
私たちに知らされるのは、「実はあの時飛んでいました」と、
すでに住民が被曝してしまった後になるのは、わざわざ言うまでもないことだと思う。



建屋カバー撤去準備作業 東電「一定程度、地元の理解得られた」

(福島14/10/15)

FNNLocal  2014/10/15

福島第1原発1号機の建屋カバーについて、 東京電力は、10月22日から、撤去に向けた作業を始めることになった。
1015
東京電力の担当者は「10月22日に、屋根パネルに穴を開け、飛散防止剤を散布する作­業に着手します」と述べた。
10月22日から始まるのは、1号機建屋カバーの撤去に向けた準備作業で、穴を開けた­天井から、放射性物質の飛散を防止する薬剤を散布する。

1016

1号機は、東日本大震災発生翌日の水素爆発で、原子炉建屋の上の部分が吹き飛んだ。
このため、事故発生から、放射性物質の飛散を防ぐ目的から、建屋カバーで覆われた。
県の監視組織や周辺の自治体からは、不安の声が上がっているが、東京電力は、カバーの­解体で、がれきの撤去や、将来の燃料取り出しに向けた準備を進めたい考え。

1017

本格的な建屋カバーの解体工事は、2015年3月から行う計画で、準備作業は「一定程­度、地元の市町村の理解を得られた」としている。





福島第1原発1号機 建屋カバー撤去に向けた作業、22日から開始
(福島14/10/15)

FNNLocal  2014/10/15

1

福島第1原発1号機は、放射性物質の飛散を防ぐため、今は、全体が建屋カバーに覆われ­ている。このカバーを撤去する作業が、22日から始まることになった。
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15日午後6時ごろ前に始まった、東京電力の記者会見。
3

1号機原子炉建屋の建屋カバーの撤去に向けた作業を、10月22日から開始すると発表­した。
東京電力の担当者は「10月22日に、屋根パネルに穴を開け、飛散防止剤を散布する作­業に着手します」と述べた。
東日本大震災発生翌日の水素爆発で、原子炉建屋の上の部分が吹き飛んだ1号機。
事故発生から、およそ半年後には、放射性物質の飛散を防ぐ目的から、建屋カバーで覆わ­れた。
この建屋カバーについて、東京電力は、10月22日から解体に向けた作業を始めること­になった。

4
解体は、まず、屋根の6枚パネル、続いて、側面にある18枚のパネルを外す。
5
その後は、フレームを解体し、壁のあった部分に風が入り込まないよう、防風シートを取­りつけながら行われる。
しかし、建屋カバーの解体は、新たな放射性物質の飛散を招くおそれがあるとして、専門­家などから、厳しい意見も出ている。
監視組織の専門家は「カバーを外すのは、県民に非常に心配を与える。慎重に、いろいろ­工夫してやってほしい」と述べた。
建屋カバーを解体して、がれきの撤去や、将来の燃料取り出しに向けた準備を進めたい東­京電力。
飛散防止剤を散布する回数を増やしたり、モニタリングを強化するなどの対策を徹底する­ことにしている。




<放射性物質拡散注意>お盆明けから1号機建屋カバー解体!
「もし重機で行った場合は?」「飛びますね」 FNN8/15内容書き出し


<福島第1原発>がれき撤去作業で放射性物質を撒き散らす!


福島県
福島第一原子力発電所1号機建屋カバー解体作業と大気モニタリング結果について
http://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/16025d/taiki-monitoring.html
2014年10月22日

・本日10月22日午前7時08分から、1号機建屋カバー屋根パネルに孔をあけ、カバー内部への飛散防止剤を散布する作業を開始しました。なお風が強い時等は作業を中止することがあります。
・10月30日頃から、1枚目の屋根パネルの取り外しを行う予定です。
・さらに2枚目の屋根パネルを取り外し、内部のガレキ状況やダスト濃度の調査を行った後、12月上旬までに取り外した2枚の屋根パネルを元に戻す予定です。




<川内原発再稼働>住民の意見を聞かない地元説明会10/18報道特集(内容書き出し)

久しぶりのUPになってしまいました。

ブログの更新がないことでご心配のメールやコメントなど、ありがとうございます。
涙が出ました。
自分の生活が少し忙しくなってしまって、なかなか書けませんでした。
私はとっても元気です。
ブログをお休みしている間も、気になった出来事は取り置きしていますので、
順次UPしていけると思います。



ーーー

2014年10月18日 報道特集

【川内原発】火山地域の原発、再稼働へ 投稿者 suisinjya

巨大噴火のリスクは?
”火山地帯”の原発再稼働へ


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鹿児島県にある九州電力川内原発の再稼動に向けた動きが加速しています。
もしそういうことになれば福島の事故後にできた新しい基準での初めての再稼働となります。
川内原発の周辺には火山やカルデラが多く不安の声も聞かれますが、
住民への説明は十分に尽くされているのでしょうか?

ナレーション:
先月27日、長野県と岐阜県の県境にある御岳山で起きた噴火。
死者56人、行方不明者7人と、戦後最悪の火山災害となった。
その突然の噴火は余地の難しさを改めて私たちに突きつけた。
多くの活火山を抱える日本列島ではこのような噴火の危険が常に存在する。

3年前、新燃岳が噴火した南九州の霧島連山。
地下のマグマだまりは再び噴火前のレベルまで膨張しているとみられる。
8月には噴火以降初めての火山性微動も観測された。

九州は有数の火山地帯だ。
破局的噴火とも呼ばれる巨大噴火によって出来た大きな陥没地形、カルデラが各地に点在する。
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そのカルデラが周辺に5カ所ある九州電力川内原発で今再稼働に向けての動きが進んでいる。
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金平:
後ろに見えるのが川内原発の1号機2号機です。
で、思ったより敷地が広いという感じがします。
今稼働はしていませんけれども、福島の過酷事故の後に出来た新しい規制基準に適合したという事で、
国が再稼働にGoサインを出した訳ですけれども、
地元の住民の反応というのは、
「本当に再稼働して良いのかどうなのか?」という事に関して判断が分かれています。


ナレーション:
九州電力川内原発。
2011年3月11日、東京電力福島第一原発の事故が発生して以降、
1号機2号機とも運転停止となっていた。
しかし・・・

2014年9月10日
田中俊一原子力規制委員長:
これで了解するという事でよろしいでしょうか。
ありがとうございました。

ナレーション;
先月10日、国の規制機関原子力規制委員会が再稼働への合格証となる審査書を了承した。
福島第一原発の事故後新たに出来た規制基準に適合するという、初めての判断だった。

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周辺の住民;
経済面の事もありますし、ん、川内自身やっぱりそこで恩恵を受けてるのもあると思いますから。

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心配ですよね。
どこまでだったら大丈夫なのかっていうのがありますよね。


ナレーション:
周辺の地域では火山の影響を気にする声が上がっている。
川内原発からおよそ50kmの距離にある姶良カルデラ。
3万年前に巨大噴火を起こした。
その際、500度を超す高温の火砕流が南九州一帯を焼き尽くした。
こうした巨大噴火の懸念に対し原子力規制委員会はこう説明する。

9月10日
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田中俊一原子力規制委員長:
私どもとしては、川内ぃについては、その、火山の影響っていうものは、
運転期間中には、あのー及ばないだろうと及ばないという判断をしつつ、
絶対という言い方は出来ませんので、じゃあのモニタリングをしながら


安倍総理は原発を再稼働する際の方針をこう話している。

衆院本会議 2014年9月30日
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安倍晋三:
地元の理解を得る事が重要であり、国も前面に出し、丁寧に説明してまいります。


川内原発の30km圏内5カ所で行う住民説明会が先週始まった。

鹿児島・薩摩川内市 2014年10月9日
女性:
福島の事故が片付いていないのにこうやって説明されますけれども、
市民に対して国民に対して説得力があるのかな?と、

CM

住民の意見を聞かない説明会

ナレーション:
九州電力川内原発の再稼働にむけ30km県内5カ所で行われる住民説明会。
今週水曜日は薩摩町で開催された。
参加するためには住民は事前に予約をしなければならず、座席も指定される。

2014年10月15日
女性司会者:適合性審査結果に関する住民説明会を始めさせて頂きます。

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幕が上がると壇上には鹿児島県の職員、原子力規制庁の担当者が並んでいた。

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まず規制庁の担当者から火山などの対策が新しい規制基準を満たしている事について説明があった。

そして1時間後。
質疑応答の時間となった。

女性司会者:
お一人様1回1問とさせて頂きます。
また、
原子力発電所の再稼働の是非は本日の説明会の議題ではありませんので


男性住民1:
どこもやっていない。それは何故だ?安全じゃないからだよ。
安全って言えないからだよ。

金平:いま住民による質問、質疑が行われていますけれども非常に緊迫した質疑が続いています。

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ナレーション:県や町の職員の他に多くの警備員が並んでいた。

男性住民2:
先程の説明で、いろんな電源車とかそういうものが外に配置をされておりますが、
そういうものは全て火砕流の熱で破壊されると思います。
そういった場合に対応できるのか?

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森田深安全規制管理官 原子力規制庁:
広範囲に火砕流を広げるような噴火の可能性は十分に低いというふうに九州電力は評価をしていて
私どももそれが妥当だと判断したんですが。

規制庁の担当者は
「川内原発の運用中に巨大噴火が発生する可能性は十分小さい
モニタリングによって前兆現象を捉えた場合には原子炉の停止や燃料の搬出などの対応を取る」と説明した。

しかしその後も参加者からは再稼働に対する不安の声が上がった。


女性住民:
福島第一では被曝しながらも作業している方々がいらっしゃると思うと、
今日のような淡々とした「何々は安全です」とか「何々は判断している」とか
「確認されている」というようなことを言われてもとても信じられなくて、

こうした声に対しては、

女性司会者ご意見ではなくご質問をお願いいたします!

男性住民3:
原発にどこまでもこだわろうとする、国の最終的な目的って何なのか?と。
ここを私は少し尋ねたいと思います。
ー会場拍手ー

女性司会者
今日のこの説明会の趣旨とは質問の内容が異なると思うんですけれども。

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戸ケ崎康課長補佐 原子力規制庁原子力規制企画課:
あの〜、九州電力が、その〜ぉ、原子炉をその さ再稼働するか、
あのま、そういう事については、我々のその規制庁とか規制委員会の立場からは、
ちょっとお答え出来ないという事をご了承いただければと思います。



男性住民4:・・というのが東海にあります。フランスにも

女性司会者:いろいろなお話をありがとうございます。

男性住民4:ここに集まっている人たちはみんなそんな質問を持つと

女性司会者:そうなんですけれども本日は

男性住民4:それをなんとかすれば

女性司会者:反対に対する質問ではなくて、反対を声高に言って頂く場ではないんです!

質疑応答が始まって50分後、幕は下げられ説明会は終了した。

金平:
率直な印象を言いますと、
交流というか情報の交換がきちんとなされていないという印象を受けました。
こういう事で再稼働という手続きがどんどん進んでいくという事については、
つまり情報公開とか住民への知識を「丁寧に説明する」というような、
政府が言っているような方向とは逆向きの事が行われているんじゃないかという懸念を持ちます。



男性住民5:
これが前例となって、これから行われていくところに於いても、
こういう形で進められていく事は非常に問題です。

金平:これで住民説明会は終わったという事になっちゃうでしょ。

女性住民2:いや、とんでもないですね。

金平:とんでもない。

女性住民2:
何にも説明してもらったっていう気持ちにはちっともならなかったので。
安全だという事も全然分からなかったし。


ナレーション:
原発事故発生当日、福島第一原発で働いていた男性が説明会に来ていた。
福島双葉町から鹿児島市に避難している。

福島第一原発で働いていた男性:
「絶対にないよ」と言った事故が起きたからには、
じゃあ、あの爆発は何だったのか?っていうのをね、しっかり結論を出してからじゃなきゃ、
ちょっと乱暴だよね。


一方九州電力は説明会には出席していないが、今後の住民の理解を得るための取り組みを続けたいとしている。


2014年9月30日
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瓜生道明社長 九州電力:
事業者として丁寧にフェーストゥフェースでお客様に対して今の私どもが取ろうとして、取って、取ってきた安全対策、ソフト面ハード面含めてですね、丁寧にご説明していくぅことぉが、一番大事だろうと思っております。

御岳山の噴火後、原発への火山の噴火を懸念する声が高まっている事に対し、
原子力規制委員会の田中委員長はこう説明している。

2014年10月1日
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田中俊一委員長 原子力規制委員会:
今回の水蒸気えー爆発による噴火(御岳山)と、超巨大、えー、えー噴火と言われているものとは、
その起こる現象が全然違うんだという事。
だからその事を一緒に議論するという方が私は非科学的だと思っています。
「天災事変が何時何時どう起こるか分かりませんから社会的活動を全て止めて下さい」と言うような話には、
なかなか、それはギャップがある、あると言わざるを得ないんです。
そういう・・そういう感覚では我々は仕事はできないという事を申し上げてるんですよ。


ひとたび巨大噴火が起きればどうなるのか?
地元鹿児島大学で火山地質学が専門の井村隆介准教授に聞いた。

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川内原発から南東におよそ10km。
井村准教授についていくと立ちはだかる壁のような地形が現れた。

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金平:これはしかし…凄いな

井村准教授 鹿児島大学:
この崖全部がですね、3万年前の姶良カルデラから来た火砕流体積物ということになります。

この地層は巨大噴火の際に発生した火砕流の痕跡なのだと言う。
川内原発からおよそ50kmの距離に位置する姶良カルデラ。
およそ3万年前に巨大噴火を起こした。

金平:これは固いんでしたっけ?
井村:いや、やわらかいです。手で触るとぼろぼろっと崩れます。
ー指でこすると簡単にぼろぼろと崩れるー
金平:あ、本当にもろいんだ。こんなんだ・・・。

この巨大噴火の際、500度を超える火砕流が南九州一帯を焼き尽くしたとみられている。

井村:
川内原発というのは、ま、姶良カルデラから50km位しかないんですけれども、
それ以外のところでも、もっと80kmとか、火砕流が行っているところはいっぱいあるんですね。
これだけ周りにあるんですから、
原発の敷地内も完全にやられたというふうに考えざるを得ない
というふうに思います。


こうした指摘に対し原子力規制庁は
「川内原発の運用中に敷地周辺のカルデラが巨大な噴火をする可能性は十分に小さい
と住民に説明している。


井村:
科学的な見地だけから言えばですね、安全性は全く担保できないと思います。
稼働期間中に起こるという可能性は低いと思いますが、
ですけれども一方で「じゃあどれくらい低いんですか?」と言われた時の議論が、
やっぱりきっちりされていないんじゃないかなとぼくは思うんです。



巨大噴火の前兆現象を捉えるためにモニタリングが行われるというが、
東大地震研究所の中田節也教授はこう指摘する。

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中田節也教授 東大地震研究所:
「1年前にカルデラ噴火が予測できる」と我々は全く自信がないわけですね。
確率が低いから大丈夫だと言っても”3.11”みたいなことがありますから。


こうした中で九州電力は、早ければこの冬に川内原発の再稼動を目指す考えだ。


鹿児島県の伊藤知事は、
記者:
住民説明会では原発そのものに対する不安の意見が多かったんですけれども、
それに対してはどういうふうに受け止めていますか?

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伊藤祐一郎知事 鹿児島県:
一般的な課題についてはある程度の理解が進んだという形で理解していいのではないのかなと思いますね。
(火山の影響評価については)
あまりにも時間軸が違う問題が混同しているかなという感じが正直言ってしないでもないです。


伊藤知事は住民説明会の成果を強調。
火山の影響についても規制委員会の見方に信頼を寄せている。
記者会見の直後に、知事に再度取材を試みた。


金平:住民の方がものすごく不安に、かえってね、
ええ、だからその住民の不安が解消されるための住民説明会ですよね?本来は。

伊藤知事:
いやいや。
だからね、それはそうなんですよ、そうなんだけれども、住民だっていろいろ。

金平:いろんな方がいますよね。

伊藤:そう

金平:だからなおさらなんですけれども、

伊藤:いや、これ以上申し上げられません!カメラがいますし。
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ナレーション:
川内原発が再稼動されれば、福島第一原発の事故の後に規制基準が新しくなって以降初めての再稼動となる。
御嶽山の噴火を目の当たりにして、原発の火山リスクにあらためて関心が集まる中、
住民の不安は解消されたと言えるだろうか?

巨大噴火は予知できるのか

小林:
取材に当たっているMBC南日本の大久保記者です。
よろしくお願いします。
原子力規制庁の担当者は、巨大噴火の前兆現象を捉えるべくモニタリングをすると説明していました。
しかしそういったことはこれまで可能だったんでしょうか?
予知をするというのは。


大久保:
こちらのフリップをご覧ください。
鹿児島周辺の地図なんですけれども、

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まずこちら、霧島連山の新燃岳です。
2011年1月に噴火しまして、噴火の規模が御嶽山の100倍規模でしたが
前兆現象は捉えられず直前予知には失敗しました。


次にこちらの口永良部島ですけれども、
今年8月に噴火しましたが、やはり事前予知に失敗しています。


そもそも原子力規制委員会が合格判断をした川内原発の審査ですけれども、
火山学者がその委員として入っていません。
巨大噴火の予測の可能性についてはこの2点。
噴火の規模は違いますけれども、多くの火山学者から異論が出されている状況です。

日下部:
住民説明会も全く歯車が合っていないようだったんですけれども、
今この再稼動を巡って求められているものってなんだと思いますか?

大久保:
巨大噴火が起こる可能性は、日本国内で1万年に一回とも言われています。
極めて低頻度ではありますけれども、それはリスクはゼロではない。
明日起こるかもしれないと。
しかもひとたび起こってしまったら、VTRにもありましたけれども、
破局的被害を国内にもたらします。
しかし、国の経済活動上原発再稼働が必要であるということであるならば、そのリスクも含めて、
その二つをきちんと説明した上で、どちらを取るのか?ということを
住民、あるいは国民に改めて問う必要があると思います。
今こそ説明責任が問われているのではないでしょうか?


金平:
ぼくはね、4回目の住民説明会を取材したんですけど、
司会のフリーのアナウンサーの人がこういうことを言っていたんですね。
「今日は議論をする場でも、意見を言う場でもありません。純粋な質問をお願いします」
やっぱり、はじめに再稼動ありきと思いたくないんですけれども、
住民説明会というのは、誰のために、何のためにあるのかな?
ということを思ったということをちょっと付け加えておきたいと思います。

<東京湾の汚染>国の発表とズレ

福島事故放出セシウム 東京湾河口 残る汚染
東京新聞 2014年10月13日 07時44分

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東京電力福島第一原発事故から3年7カ月が過ぎ、東京湾の放射能汚染はどうなっているのか。
本紙は9月、独協医科大の木村真三准教授(放射線衛生学)の協力を得て、海底の土や水を調べた。
沖合の汚染は低かったが、河口周辺ではかなり高い汚染が広く残っていることが確認された。
木村准教授は、魚介類も含め継続的に監視する必要性を指摘している。 (山川剛史、大野孝志)
 
調査は9月6、7の両日、
東京湾に注ぐ主要河川の河口など九地点で、海底の土と海水の放射性セシウムの濃度を調べた。
高い値が出た地点では後日、8地点で土を採取し直し、汚染はその地点だけなのかどうかを確かめた。
 
その結果、沖合では海底土1kg当たり高くても数十ベクレルと汚染度は低かったが、
花見川(千葉市)河口では、局地的ながら1189ベクレルと非常に高い濃度のセシウムが検出された。
荒川(東京都)では167~398ベクレル
東京と神奈川県境の多摩川では89~135ベクレル
が検出された。
海底付近の水はいずれも不検出だった。
 
花見川は河口や周辺のくぼ地のみ高く、少し上流に入ったり、沖に出たりすると値がぐんと下がった。
荒川と多摩川では、河口一帯にかなり広く汚染が残っている様子がうかがえた。
 
魚介類には食品基準(1kg当たり100ベクレル未満)があるが、海底土の汚染に基準はない。
だが、福島第一周辺でも、原子力規制委員会が公表している75点の調査地点のうち、
100ベクレルを超えるような海底土の汚染は22点に限られている。
河口周辺は川と海がぶつかり、上流から運ばれてきたセシウムが沈殿してたまりやすいと指摘されてきた。
今回の調査で、原発から二百キロ以上離れた東京湾でも、河口周辺は要注意の汚染レベルにあることが判明した。
 
国は東京湾でも18地点を定期的に調べているが、
木更津港などを除けば、いずれも調査地点は沖合に限定されている。
担当する環境省に河口部の調査をしないのかただすと
「事故前から有害物質の測定をしてきた地点を踏襲している。今後、自治体からの要望があれば、必要に応じて測定点を増やす可能性はあるが、測定点をいくらでも増やすわけにいかない」との答えだった。
 
魚介類への影響が心配されるが、水産庁の本年度のデータでは、
河口部で採れたシジミやアサリは一件で3ベクレルを検出したのみ。
海水魚では花見川で捕れたウロハゼの8ベクレル弱が最高で、ほとんどは不検出だった。
食品基準から考えると、心配ない状況と言えそうだ。
 
調査結果について、木村准教授は
「事故で関東平野も汚染され、そこを流れる川の河口付近では、放射性物質がたまる場所があるだろうと予測していた。予測が裏付けられた。河口付近は生態系が豊かで、放射性物質が生物に濃縮される恐れがあり、海底や水の汚染だけでなく、魚介類もしっかり監視していく必要がある」と話している。
 
<海底の調査方法> 
ボートから専用の採土器を海底に下ろして土や海底付近の水を採取。
着底後、ロープを引っ張ると表面数センチの堆積(たいせき)物が回収できる。
東京湾奥の17地点で採取。土は乾燥させた後、
独協医大のゲルマニウム半導体検出器で8時間かけて放射性セシウムの濃度を測定した。
水はろ過した後、12時間測定した。
(東京新聞)



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ひと昔前に比べると水質が改善し、生物も戻ってきたという東京湾。
ただし、海底の土を調べると、東京電力福島第一原発事故による放射能汚染は、今も色濃く残っていた。

ボートから、土を採取する専用の道具を海中に投じる最中、
近くの葛西臨海公園(江戸川区)で開かれていた催しの音楽が、海の上まで響いてきた。
橋の上を家族連れが自転車で行き交い、波打ち際では幼児が水に手を付けてはしゃぐ。
海上では、多くのヨットが風を受けて走る。
のどかな海辺の景色だ。

国も東京湾の放射性セシウム汚染の調査データを公表している。
それを見ていると、汚染は千葉県の木更津港周辺だけで、湾全体としては低い印象があった。
しかし、未公表の区域を自ら調べてみると、印象は逆転した。
千葉県側というより、むしろ東京側の方が河口域に広く汚染が広がっていた。


救いなのは、高い値は河口付近に限られて沖にいけば汚染度はぐっと下がり、
海水からセシウムが検出されなかった点だ。

土を直接口にする事は基本的にないだろう。
魚介類で汚染らしい汚染は報告されていない。

ただ6年後には東京五輪がある。
荒川の沖はカヌー競技の会場になる可能性がある。
首相が「東京は安全」と強調して招致した以上、
きちんと事実を調べて公表し、その上で各国の選手達を迎えたい。
そうでなければ、世界から不信を招くだけだ。


海上保安庁海洋情報部が2012年の数値を2014年3月に報告しています。

放 射 能 調 査 報 告 書 平成 24 年調査結果
平成 26 年 3 月 海上保安庁海洋情報部
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 20141014





青潮でアサリ3880トン死滅 東京湾三番瀬
千葉日報 ちばとぴ 2014年10月9日 05:00

県は8日、ことし8月27日から9月3日にかけて東京湾で発生した青潮の影響で、三番瀬のアサリが推計で3880トン死滅したことを明らかにした。

県漁業資源課によると、青潮発生前の県の調査では6110トンのアサリがいたとみられ、全体のおよそ6割が死滅したことになる。

中でも被害が大きかったのは船橋沖。船橋漁協はアサリ漁を停止し、被害がなかったホンビノスガイの収穫に移行した。

三番瀬のアサリ漁業は船橋、南行徳、市川市行徳の3漁協が操業しており、昨年の漁獲量は約250トン。3漁協は被害が比較的少なかった沖合から小型のアサリをさらい、被害の大きい漁場に移植する予定。

三番瀬では2010年9月にも、青潮の影響でアサリ約4700トンが死滅しており、近年ではこれに次ぐ被害規模だという。





<過去最高濃度セシウム地下水へ>「今後も大雨のたびに高い濃度の放射性物質が観測されるだろう」

地下水のセシウム濃度 台風で上昇か
NHK 10月15日 4時13分

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東京電力福島第一原子力発電所で、護岸沿いの地下水から、これまでで最も高い1リットル当たり25万ベクレルを超える放射性セシウムが検出されたことが分かりました。
東京電力は、事故直後に地中に漏れ出した放射性物質が台風18号による大雨で地下水に流れ出したものとみて、監視を強めることにしています。
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東京電力によりますと、福島第一原発2号機の海側の護岸沿いにある観測用の井戸で、13日に採取した地下水から1リットル当たり25万1000ベクレルの放射性セシウムが検出されました。
内訳は、セシウム137が19万ベクレル、セシウム134が6万1000ベクレルで、護岸沿いで観測された濃度としてはこれまでで最も高く、その4日前に同じ井戸から採取した地下水と比べて3倍以上に跳ね上がっています。

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この井戸の周辺では、福島第一原発事故の発生直後に、「トレンチ」と呼ばれる地下のトンネルに流れ込んだ高濃度の汚染水が地中に漏れ出していて、東京電力は、今月6日に通過した台風18号による大雨の影響で地中の放射性セシウムが流れ出したものとみています。福島第一原発では、今月8日と9日にも、汚染水をためるタンク周辺の地下水や、今回と同じ護岸沿いの地下水から、いずれも高い濃度の放射性物質が検出されています。

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東京電力は、今後も大雨のたびに高い濃度の放射性物質が観測されるおそれがあるとして、トレンチに近い3か所の井戸で週2回行っていた地下水の検査を当面は毎日行い、監視を強化することにしていますが、地中のどれだけの範囲に汚染水が広がっているか分からないため、根本的な対策は難しいとしています。

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福島第一原子力発電所の状況について(日報)【午後3時現在】
平成26年10月14日 東京電力株式会社
<最新のサンプリング実績>
10月13日に採取した地下水観測孔No.1-6の地下水の分析値について以下の通り変動がみられた。
<今回(10月13日)採取分>
セシウム134 61,000Bq/L(過去最大値)
セシウム137 190,000Bq/L(過去最大値)
マンガン54 700Bq/L(過去最大値)
コバルト60 3,600Bq/L(過去最大値)
全ベータ  7,800,000Bq/L(過去最大値)
<前回(10月9日)採取分>
セシウム134 17,000Bq/L
セシウム137 51,000Bq/L
マンガン54 290Bq/L
コバルト60 2,100Bq/L
全ベータ  2,100,000Bq/L
なお、その他の分析結果については、前回採取した測定結果と比較して大きな変動は確認されていない。今後も監視を継続していく。また、地下水観測孔No.1-6の位置する1・2号機取水口間では、海洋への流出防止を目的として、ウェルポイントにおける地下水の汲み上げを継続している。




福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果
<参 考 資 料> 平成26年10月13日 東京電力株式会社
(護岸地下水サンプリング箇所)
2
1





トリチウムも10月9日採取分で最高値(上の地図の1−17の場所・1−6の左上部分)

福島第一原子力発電所における港湾内海水のトリチウム測定結果について(続報114)
平成26年10月11日 東京電力株式会社

福島第一原子力発電所1~4号機タービン建屋東側観測孔においてトリチウムおよびストロンチウムが高い値で検出されたことについて、その後の状況についての続報です。

10月9日に採取した護岸地下水観測孔No.1-17の分析結果において、トリチウムの値が、前回値 14,000 Bq/L(10月2日採取値)と比較して、150,000 Bq/L(過去最大値)と約10倍に上昇しました。
 
なお、これまでの過去最大値は32,000Bq/L(1月20日採取)となっております。

今回の上昇については、台風の大雨による影響が考えられます。

また、10月9日に採取したその他の地点におけるトリチウム分析結果については、有意な変動はありませんでした。今後も監視を継続してまいります。

なお、地下水観測孔No.1-17の位置する1・2号機取水口間では、海洋への流出防止を目的として、ウェルポイントにおける地下水の汲み上げを継続しています。

サンプリングの結果については、当社ホームページに掲載しておりますので、ご参照願います。
URL:http://www.tepco.co.jp/decommision/planaction/monitoring-j.html
以 上




「訂正とお詫び」報道ステーション9/12(内容書き出し)&田中俊一委員長「答える必要ありますか?」9/10記者会見(文字起こし)

訂正とお詫び
2014年9月12日金曜日 報道ステーション



2014年9月10日
<2大報道番組検証>「九州電力川内原子力発電所の設置変更許可決定」
NHKニュースWach9と報道ステーション9/10それぞれの報道姿勢(番組内容書き出し)


この放送の翌日、9月11日木曜日
「朝日新聞・慰安婦問題。検証記事の波紋…吉田証言とは何だったのか」
を時間を割いて放送。

その翌日の9月12日金曜日
「川内原発避難計画了承 バス確保など課題も」のVTRが終わり、
古舘さんの辛口のコメントが聞く事が出来ると思っていたら・・・

ーーー

報道ステーション
2014年9月12日金曜日

川内原発避難計画了承 バス確保など課題も
新しい規制基準に合格した川内原発の避難計画について
ー略ー
ただ課題も多い。
地元のバス会社との調整は完了しておらず、協定締結はこれからだ。
また、10km〜30km圏にある老人ホームのお年寄りなど1万人については、
事故が起こった後に避難先を決めるとしている。

古舘:
はい、そして関連いたしまして、ここで訂正とお詫びがございます。
と言いますのはですね、おとといの水曜日の「鹿児島川内原発新規制基準適合」のニュースの中で、
我々は、二つの誤りというものがありました。

まず一つ目は、規制委員会田中委員長の記者会見の中での記者とのやり取りに関してなんですが、
火山の審査基準に関するものとしてお伝えした下りがありました。
まず、記者の質問
「ガイドを作る過程のチェック体制にいろいろ問題があったのではないですか?」
という質問に田中委員長がこう答えます。
「100%100点だと申し上げるつもりは無くて、それは速やかに直してきちんとバックフィット。
基準の更新が必要であればそういうふうにしていけばいい」
と答えたやり取りなんですが、
これは火山の審査基準に関するものではなく、
竜巻の審査基準に対するものでした。
これはもう、私ども一切の言い訳など出来ない誤りです、間違いです。

そして二つ目です。
二つ目は火山に対する質問が記者会見で相次いでいるという事を紹介したところで、
やはり誤解を招いてしまうところがありました。
こちらのちょっとフリップを見て頂きたいと思います。

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我々の編集では、記者Aの質問があり、記者Bの人の質問があり、
そしてその後すぐに田中委員長の答えとしてそれらに関して、
「答える必要がありますか。なさそうだから、やめておきます。」という委員長の答え。
こういう形での編集でした。

これですと、いろいろな質問に対して、
いっさい委員長が答える気持ちが無いように取られてしまう印象だと思います。
ところが実際はと言いますと、ここに実は間がありまして、
委員長はいろいろと別の質問にも答えています。

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そして、同じような質問が重複したとのご判断の中で多分、
「いろいろ答えているので答える必要があるでしょうか?ここに関しては無さそうだからやめておきます」
と言ったんですが、これが、
結果ここを(白い部分)編集で抜いてしまっているというのが大きな間違いだということになります。
ここの部分をどういうふうにじゃあ、委員長がお答えになっているか?
そこをちょっとお聞きください。

記者:
今回川内原発の審査書に関しては大きく火山に対する予測であるとか影響に関して、非常に大きな批判がございましたけれども、
当初から予測されていたのもなのか、それとも全く想定外の批判であったのか?

田中俊一委員長;
火山についてはですね、あのーー、
今回の新しい規制の中で初めて、その火山の影響というのを取り入れた訳です。
で、それについてきちっと評価をしてって、私どもとしては川内ぃについては、
その火山の影響っていうものは運転期間中には及ばないだ、及ばないという判断をしつつ、
かつ、まぁ自然現象ですので、あのー、未確定っていうか、
あのー・・・・ぅ・・「絶対」という言い方は出来ません
ので、
で、あのぉモニタリングをしながら、あの〜その、対応についても必要なあの、
ま、安全確保の面で、きちっと、おー、心配の無いようにしようという事を、お、取り組む、事にしました。
でー、火山の事について、あのいろいろ言い出されたのは、
実は国会で私が質問を受けた後から
他のその、最初に質問された先生はもう納得して頂いたんですが、
その後からいろいろ意見が出てきたというのが正直な実感ですね。

古舘:
2件に関しまして大きな間違いを犯しました。
田中委員長をはじめまして関係者の方々、そして何よりもテレビをご覧の皆様方含めまして、
本当に心からお詫びを申し上げます。
申し訳ありませんでした。

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ーーー

この件に関して苦情があったのは、放送の当日ではなく、
その翌日朝日新聞慰安婦問題について突っ込んだ報道をしたその翌日になってから
このように番組内でかなりの時間を使って訂正とお詫びをしています。
番組に圧力がかかった事は明らかだと私は思っています。
このような事が一つ一つ続いていく事によって、
本当に書きたい事、言いたい事が発信できない世の中に確実になりつつある現実が見えてきます。
とても恐ろしい事だと思います。
小さな声でも一人一人があげて、応援していく事がとても大切だと感じています。


ーーー

では、実際の記者会見の様子はどうだったのか?
報道ステーションはそれほどひどい間違いをしているのか?
本質的には間違っていないのではないと思いますので、
会見の文字起こしをしました。

2014年9月10日 田中俊一原子力規制委員長記者会見


ロイター ハマダ:
火山についてお伺いします。
東大の藤井先生や中田先生の主張に基づけばですね、
「分からない事は分からない」というスタンスも取り得たんではないでしょうか?
あとは「判断を政治にゆだねる」とかそういう事も出来たように思えるんですけれども、
いかがでしょうか?

田中俊一委員長:
ま、そういうお考えの方いるでしょうけど、
私どもとしてはー、一応あん、判断は、一応、その、のの、いま持っている知見に基づいて行ったという事です。だから「わからない」って、藤井さんとか中田さんが言ってる「わからない」ってレベルは、
多分ハマダさんが理解している「わからない」ってこととか「予測できない」って事とは意味が違うんだと思います。

ハマダ:
いや、そんなことはないです。
中田先生に「川内原発の運用期間中にカルデラ噴火は起きるか?」と聞いたら
「無いと思う」とおっしゃっていました。
私もそう思っています、はっきり言って。
だけど、それはそれとしてですね、科学に基づいて審査書を出すのであれば、
やっぱりそこは「分からない」というふうに言って、
「そこの残余のリスクについては政治に任せる」と言う方が
かえって原子力規制に対する信頼が増すんじゃないでしょうか?
これは別に川内の例だけじゃなくて、今後の審査にも影響のしかねない話だと思うので
これだけ問題になっているという点もあるんだと思うんですけれども、
いかがでしょうか?


田中俊一委員長:
今おっしゃったようにぃ「姶良カルデラの噴火は無い」という事で私どもの判断したのは、
原子炉の運転期間中、
ま、今後約長くても「30年でしょう」ということをわたし申し上げてるんですけれども、
その間にはないてい、無いだろうという判断をしたという事なんです。
だから単に分からないってことをいっているんじゃないんです。

ハマダ:
だからその、私も別にあると思っていないので最後の質問にしますけど、
つまり、何でも原子力規制委員会に判断を丸投げされている現状があると思うんですね、政治から。
それで科学で、皆さんは科学によってたつと、言うだけおっしゃってますけど、
そうは言ったって科学で解明しきれないところの残余のリスクをどうするのか?というのは責任は政治にしかないと思うんですね。
で、そこのところが実際に科学の知見を集めて川内原発の火山の事を考えたら、
「やっぱりわからない」というところによりストレスを置かないといけないんじゃないでしょうか?
その上で、先程の中野先生のおことばは非常に個人的な意見だとは思うんですけれども、
実際に南九州に住んでいる方達は火山のリスクを感じているとは思わないんですね。
そこはある種の常識で考えた判断出会って、その通りに記載すれば委員じゃないですか?
べつに巨大噴火が事前に予測できるとかですね、
逆にむしろ現在の科学の知見をねじ曲げてこれで審査書を出すという事になると後々の審査にも響くんじゃないでしょうか?
それがいわゆる安全神話の復活になるという事はいえないんでしょうか?
以上です。


田中俊一:
答える必要がありますか?
なさそうだからやめときます。




田中委員長の記者会見の17日後
御嶽山噴火
2014年9月27日11時52分(日本時間)発生



ーーーー

報道の魂を売り渡してしまった「NHKニュースウオッチ9」に対し
出来る限りの真実を伝えようとしてくれている「報道ステーション」には
様々な圧力や生命の危険が迫っていることを最近感じる事がとても多いのです。



追記
「小さい問題とはいえない」BPO、テレ朝「報ステ」を審議入り 
川内原発の事実誤認報道で

産経新聞 10月10日(金)20時45分配信

放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会は10日、テレビ朝日系報道番組「報道ステーション」の九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県)をめぐる事実誤認報道について、審議対象にすることを決めた。川端和治委員長は「テレ朝の事後対応は迅速で的確だったが、国民の関心事について誤った報道をしたことは小さい問題とはいえない」としている。

問題となったのは9月10日の放送。原子力規制委員会の田中俊一委員長の記者会見を伝える際、発言の不適切な編集と事実誤認があった。規制委がテレ朝に訂正と謝罪を要求し、古舘伊知郎キャスターが12日の番組内で謝罪した。

川端委員長は「テレ朝は現場の分業態勢が複雑だったことを理由にしている。各局が共通して抱える問題として審議したい」と述べた。




こうして、各報道は自主規制するようになっていく・・・。


今のテレ朝の社長は安倍総理にゴチになってるからね・・
2014年4月からテレビ朝日の社長になった吉田慎一
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2014年7月には安倍総理と会食している
http://kingo2.blog.fc2.com/blog-entry-15.html
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自分の社の番組を守るどころか破滅へ追い込む発言。
社長として失格だと思う。


報ステの川内原発報道、テレ朝社長が謝罪「あってはならない、恥ずかしい事態」
産経ニュース 2014年9月30日

テレビ朝日の吉田慎一社長は30日の定例会見で、報道番組「報道ステーション」の九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県)に関する事実誤認報道について、「あってはならない、恥ずかしい事態。全面的におわびして取り消したい」と謝罪した。

報道は9月10日に放送。原子力規制委員会の田中俊一委員長の記者会見を伝える際、事実誤認と不適切な編集があった。その後、規制委がテレビ朝日に訂正と謝罪を要求。古舘伊知郎キャスターが12日放送の番組内で謝罪した。

吉田社長は事実誤認の理由について、「取材の『メモ起こし』や内部連絡が不十分で、取材の全体像が分かっている人間がチェックをしなかった」と説明した。

また、同番組で9月11日に放送した、東京電力福島第1原発の吉田昌郎元所長=昨年7月死去=の証言(吉田証言)や慰安婦問題をめぐる朝日新聞の報道における検証特集が朝日新聞の会見と同じ日だったことについて、吉田社長は「吉田証言の全体像を伝えるために幅広く取材した結果、あのタイミングでの報道になった」と説明した。




追記

こうやって真実を報道する番組が抹殺され、
メディアはメディアでなくなっていく。


テレ朝「報ステ」プロデューサーら7人処分へ 
川内原発報道の不適切編集

産経新聞 10月28日(火)15時16分配信

テレビ朝日は28日、報道番組「報道ステーション」の九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県)での事実誤認報道に絡み、番組プロデューサーら計7人を減給やけん責処分にすることを明らかにした。処分は29日付。また、取締役報道局長が役員報酬5%(1カ月)を自主返上する。

同局によると、番組制作を担当した番組プロデューサー、番組ニュースデスク、社会部担当記者の3人を減給3カ月、管理職に当たる報道局ニュースセンター長ら4人をけん責処分にする。

問題となったのは9月10日の放送。原子力規制委員会の田中俊一委員長の記者会見での発言を不適切に編集し、事実誤認もあった。規制委がテレ朝に訂正を求め、古舘伊知郎キャスターが同月12日の番組内で謝罪。放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会は今月10日、番組の審議入りを決めていた。

同局の吉田慎一社長は28日の定例会見で、「BPOがこの事態を重視し、取り上げたことを非常に重く受け止めている」と述べた。





NHKニュースウオッチ9の場合
<脅し>大越「再生可能エネルギーの普及には私たち消費者も一定の覚悟が必要」
10/8NHKニュースウオッチ9(内容書き出し)



報道ステーションの場合
「報道ステーション」岩路ディレクターが突然死亡
〜甲状腺と被爆の関係や手抜き除染などの番組制作〜


<メッセージテロップ>
「原発事故関連のニュースをきょうも放送できませんでした 時間がなくなったからです。」
8/5報道ステーション


<庭に埋められた除染ゴミ>
「放射線量がどうのこうのとか、土壌汚染がどうのこうのとか考えていませんよ」
8/13報道ステーション(内容書き出し)岩路ディレクター出演番組

<脅し?>大越「再生可能エネルギーの普及には私たち消費者も一定の覚悟が必要」10/8NHKニュースウオッチ9(内容書き出し)

NHKニュースウオッチ9
2014年10月8日放送

再生可能エネルギーを使うには覚悟がいると脅すNHK 投稿者 suisinjya


再生可能エネルギー 急増で広がる混乱
30:26〜
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10082
経済産業省 新エネルギー対策課
松山泰浩課長

我々が当初想定していた想像以上の動きになっているという事が一つ言えると思います。
送電網の整備、蓄電池の配備、技術開発、
ま、いろんな事のコスト削減もしていかなければなりません。
あらゆる政策を総動員して政府としては取り組みを加速していきたいと、そういう風に思っています。


澤畑剛:
原発事故の後国が力を入れてきた再生可能エネルギーの普及。
想定を超える事業者の参入で難しい局面に立たされています。

再生可能エネルギー 普及に私たちの負担も

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大越:
再生可能エネルギーを普及させるための今の仕組みというのは、
実は私たち自身の負担も関わっているんです。


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井上:
こちら、皆さんのご家庭の電気料金の領収書です。
注目して頂きたいのは、「再エネ賦課金等」と書かれた部分です。
毎月225円とあります。
電力会社が買い取った再生可能エネルギーの電力は、
このように電力料金に上乗せされる形で消費者が負担しているんです。



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10085
普及が進めば進むほど私たちの負担も増えていきます!


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10089
大越:はい!
この225円というのは今の平均的な数字なんですけれども、
このエネルギーシギン、資源をですね、にっぽんは多くを輸入に頼っています。
ですから、再生可能エネルギーの普及をぜひとも進めたいものなんですが、
私たち消費者の側にも一定の覚悟が必要な課題でもあります!



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ーーー

これを見たとき、私は背筋が寒くなりました。
電気料金に上乗せされているのは事実かもしれませんが、
そういうシステム自体がおかしいのではないか?という疑問を投げかける事も無く、
ただ、消費者である私たちが、再生可能エネルギーの電気が使いたいのならば、
「覚悟が必要だ」
「だから原発の再稼働は必要でしょ?」と、
大越健介さんと井上あさひさんに脅されているような感じがしてしまって、
テレビを消して布団をかぶって寝ました。



<再生可能エネルギー買い取り中断>
「火力を下げて、送電の容量を調整すればいいだけの話じゃないの?」
10/3大竹まことゴールデンラジオ(文字起こし)

「またかよ電力会社の脅し文句」


<再生可能エネルギー>九州電力「もう受け入れません」5/26大竹まことゴールデンラジオ

<九電・賠償・除染・他>
金子勝「だから世の中を妨害しているのは電力会社だよ、もうはっきりしてるよ」
9/26大竹まことのゴールデンラジオ(文字起こし)


<東北電力>海輪誠社長「東北電力も再生可能エネルギーの電力買い取り中断します!」




<再生可能エネルギー買い取り中断>「火力を下げて、送電の容量を調整すればいいだけの話じゃないの?」10/3大竹まことゴールデンラジオ(文字起こし)


2014年10月3日金曜日

大竹まこと 室井佑月 太田英明アナウンサー

太田:
今日はスポニチの吉永みち子さんの
「言わぬ損より言った損」というコラムをご紹介したいと思うんですけれども、
九州電力が再生可能エネルギーの買い取りを中断した件を取り上げているんですけれども、
その理由が「太陽光発電が急激に増えたので、供給力が需要を大幅に上回りそうだ」からだと。
で、春、秋ではピーク時間帯の需要を上回ってしまって、
そうなると自動的に発電が止まっちゃって送電線の容量を超える恐れがあるから、
「安定供給できない」とこういう理由で止めて申請を拒否しているんですけれども、
吉永みち子さん曰く「また出たな」と。
「電力会社の国民を脅す常套句」と、
それから「安定供給できなくなるぞ」「電気料金を値上げするぞ」と、
「この二本柱がまた出た」
というふうにおっしゃっているんですね。

で、再生可能エネルギーに転換していくには様々な課題がある事は鼻から分かっていた筈なのに、
たとえばドイツなどの試行錯誤を教訓としながら乗り越えていく道を真剣に考えて取り組んでいく様子も全く見られない。
「送電網も蓄電池も費用がかかる」と電力会社は言っているけれども、
「原発再稼働にかけるお金をそっちに回せばいいじゃないか」と。
需要を上回るありがたい電力は蓄電と送電網の整備とセットでなければ無駄になっちゃう事位は、
「素人だってわかるでしょ」と。

再生エネルギーの可能性は、原発を推進している電力会社に、どうやら今も握られていると。
国の方も口では「再生可能エネルギーを促進する」と言っているけれども、
この程度の事を想定できずに問題が起きてから「検討しましょう」というのは、
ま、最初からやる気が無かったからという事の証明なんじゃないの?と言うふうにおっしゃっています。


室井:
やっぱし、なんか、エネルギーの転化をしたくないんだよ。
やりたくないんだよ。
再生可能エネルギーに、

大竹:
でも、こんなことをして、再生可能エネルギーの買い取りを今中断しようとしている訳だよね。
で、いま電気料金って前から比べて、

室井:高いよ。

大竹:2割位上がってるんだってね。

室井:ちょっとずつ上がってたの知ってる?

大竹:ああ。

室井:ずーっと。

大竹:
それで、前に比べて2割高くなっている訳だよ。
で、輸入の関係でガソリンも上がってるけれども、小麦も上がっているけど、
電気料金も2割も上がっている訳だよ。
で、この再生可能エネルギーの容量を、電力会社が、これ以上の容量ができないと。
「容量オーバーだから買い取りを制限する」って今言ってるんだよね?
だったら、今火力でやっている訳でしょ?
火力は結構輸入してやっている訳だよね。

火力を下げて、送電の容量を調整すればいいだけの話じゃないの?
違うの?

室井:
そう思う。
そう思うし、あと私はやっぱり、みんな忘れてないと思うけどさ、
震災後にだよ、「このままだと停電するかも」って、あんなに凄く不安感を煽った、
なんていうかな・・・PRをしていたじゃん。

大竹:節電をしましたね、みんなで。

室井:あれはどうだったわけ?

大竹:
「夏に電力が足りなくなる」とかね、いろんなことを言って、
何かこう、余っている。
しかももっとどんどん進めていけば、いま蓄電する。
「電気は蓄電できない」っていう事で問題が多かったんだけど、
蓄電する、要するにバッテリーだよね。
蓄電できる。
だから、蓄電というのは自動車で見てて分かるようにバッテリーがやるわけだよ。
バッテリーはここに電気を溜めているからスイッチを入れると電気がつく訳でしょ。
ね、しかも走っていると充電する訳だよ。
しかも、新しい電気自動車だとか、それから燃費が安くなる奴は上手く接続できるようになっている訳だよ。
で、携帯がどんどん小さくなってきたのも、
あれは蓄電の能力が、電池が小さくなったから、

室井:あ、そうなんだ。

大竹:
そうそうそう。
電池がでかい、だから電気を溜めておける容量が必要だったから重かったんで、
もうどんどん軽くなってきたのは、蓄電能力が高まっているという事なのよ、意味合い的には。

室井:
それをなんでだろうね、
徐々に原発のエネルギーを減らしていって、再生可能エネルギーを増やすっていうんだったら、
そっちの方に目標を置かないといつになったら、

大竹:
いやでも、今日の小渕さんも「そっちに目標を置いている」って言ってるんだよ。
置いてるって言ってるんだよ。

室井:
だってあれだよ。
政治家だって選挙の時はみんなそう言ってたじゃない、原発推進の人だって。

大竹:
そうそう、エネルギーを減らしてって言っているのに、
言ってるのにやってる事は違うんだよ。

室井:うーん、おかしい・・・。

大竹:
それで吉永さんが、「またかよ電力会社の脅し文句」っていう見出しがついているんだけど、

太田:
さっき室井さんがおっしゃっていたように
「原発を動かさないと電力が足りなくなって停電しちゃうよ」ってずーーっと言われ続けて、
結局この夏は原発が一基も稼働しなくても全く問題なく乗り切れた訳なので、
電力会社がこういう風に言っているからっていうのは鵜呑みに出来ないよというのは、
たぶん吉永さんのコラムの本質なんじゃないかなというふうに思うんですけどね、


室井:でもうちら位でも分かるんだからさぁ

大竹:
分かってるよな。
俺たち位の頭で分かるんだから、

室井:
だけど、なんでだよ、
電気が足りないとか言ったのだってさ、
ひょっとしたら専門家に聞けば分かったかもしれないのに、
なんでマスコミが一斉にさ、
一方的な見方の報道しかしないのか不思議だよね。

大竹:
そうだよね、そこも不思議だよね。
それともう一つ、この容量の問題だけど、
容量がどうなのかこうなのか、っていうのまで言ってくれないと、
ね、どれだけ容量オーバーしているのか?わかんないし、
ねぇ、「送電網延ばすのに金がかかる」とかいろんなことを言うんだろうけれども、
延ばせばいいじゃない、だってなぁ。

室井:
「お前ら理系じゃないからわかんないだろ」みたいな感じが嫌だよ、私は(笑)

大竹:
だってあれね、大本は
「民間でやって下さい」と、「電気買い取りますから」って言って、
民間は「あ、そうですか」と、それで始めた訳だよ。
みんな投資して、ね、太陽光発電だとかに投資して「買い取ってくれるんだ」と、
そしたら「ちょっと容量がオーバーするんで中断します」って
言われたら、
もう、民間でこれに、新しいベンチャーとか参加しようとして、

室井:そうよ、国のためになるだろうと思ってただろうしね。

大竹:資本を集めた人たちはどうすりゃいいんだよ、ね。

太田:一番大事な”3本目の矢”ですよね。

大竹:これが”3本目の矢”だろ?だって。






<再生可能エネルギー>九州電力「もう受け入れません」5/26大竹まことゴールデンラジオ

<九電・賠償・除染・他>
金子勝「だから世の中を妨害しているのは電力会社だよ、もうはっきりしてるよ」
9/26大竹まことのゴールデンラジオ(文字起こし)


<東北電力>海輪誠社長「東北電力も再生可能エネルギーの電力買い取り中断します!」


第二部「祖父江さんの論理ばかり」環境省が書いた偏った論点整理9/23フクロウ・FoEチャンネル(文字起こし)「事務局としてのまとめがこうして出ているというのは問題です」

ここまでの流れはこちら↓
第一部「第11回東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う 住民の健康管理のあり方に関する専門家会議」
9/22フクロウ・FoEチャンネル満田さんの解説入り(文字起こし)


FFTV特集101 福島県外の健診めぐり迷走する環境省専門家会合
フクロウ・FoEチャンネル
ゲスト:瀬川嘉之さん(高木学校)


環境省
東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う住民の健康管理のあり方に関する専門家会議


fftv.png

文字起こし部分のYoutube フクロウ・FoEチャンネル→http://youtu.be/w9zmgFeOHWA?t=29m35s



満田:
そして今日はゲストに高木学校の瀬川嘉之さんに来て頂いています。
どうでしょうか?このやり取りを見てぜひコメントを。

瀬川:あんまりコメントするまでもなく、今のを見れば大体分かるという感じだとおもいましたけど。

満田:本間さんのあの話はどう思われましたか?

瀬川:
あの、わたしはちょっと本間さんって知っているんですよ。
だからちょっと、「こういう発言をしてくれるんじゃないかな」と期待していたところもあったので、
大体期待に近い発言をしてくれたなって、

満田:
前半の線量評価のときは、やけにね、あのこうなんて言うか頑固一徹と言いますか、
「県外は低いんだから」みたいな事をおっしゃっていた記憶があるんですけど。

瀬川:
そうなんです。
最初の2回目か3回目にそんなことを言って、
それでそれが事務局のとりまとめの中に入ってしまって、
「それは私の言っている事と違う」みたいにわざわざ訂正を求めて、訂正された。
彼はこのメンバー、委員のメンバーの中では、比較的線量評価の専門家に近いというか、
本当の線量評価の専門家って、全然いないんですよ、この中に。
だから、本間氏が一番近いんですよ。
そうすると、線量が判断基準にされると、「結果的には僕のせいにされる」って。
多分ね、そういう意識がね。
というか、実際にそうなる可能性がある訳ですよ。
なので、ちょっとそこの警戒がその頃からあったんですが、
この11回目にして、ちょっとね、踏み込んだ発言になったかなっていう印象ではある。

満田:後、最後の祖父江さんの発言はどう思われましたか?

瀬川:さっき満田さんは彼が言外に言っていないところを付け加えたんですね。

満田:失礼しました。

瀬川:
いや、失礼じゃないんですけれども、
でも、普通はそう取りますよね。
だから、県外ではあんまりやると、やらないほうがいいという、そうは言ってはいないんですよね。

満田:彼は何を言いたいんでしょうか?

瀬川:
だから、そう言いたいんでしょうね。
そう言いたいんだけど言わないと。
すべからくね、この委員会はそういう発言、ま、長瀧座長自身がそうですけど、
そういうのが多い事は多いです。

満田:日本人ですね、結論は言わず匂わせて終わろうみたいな。

瀬川:
祖父江氏の発言を逆に取ればですね、
100人以上出てるんですね、福島で。
しかも今転移していると。
子供は比較的転移しやすいというのはあるけれども、
それで「手術の必要があるんだという事でやってます」とハッキリ鈴木眞一さんが言っている。
そういう状況な訳ですよね。
逆に取れば、同じ事が県外でもあり得ている。
そしたら「県外では放っておいたら手遅れになるということはないんですか?」という、
むしろそっちの方が心配にならないんですか?
と委員に、
まさに専門家として、という疑問とかですね起きる訳です。

祖父江氏はそうは言ってないよね、
祖父江氏の言い方からすればそうじゃない事だけれども、
それはいわゆるスクリーニング効果みたいな話だって、
非常にあやふやな曖昧なはっきりとした根拠の無い話ですから、
むしろ現実に福島で起きている事をむしろ見る方がまず大事だと思う。


満田:
今回は清水委員が欠席だったんですね。清水一雄さん。
清水一雄さんは甲状腺評価部会、福島の甲状腺評価部会の副会長でしたっけ、

瀬川:
だから、まさにそこがね、議論の焦点になっている訳ですから、
清水氏がいたらどういう発言をしたかな?っていう、

満田:
そうですね、
前回は「いや、過剰診療っていう事は無い」って、言っていましたよね。
これは手術すべくしてどうしても必要な手術をしたって。

瀬川:隈病院の先生も、宮内さんですか。

<甲状腺がん>宮内昭隈病院長
「ただしですね、小児の観察データは全くありません。 われわれもそういう経験はありません」
8/6第9回 健康管理のあり方に関する専門家会議(文字起こし)



満田:
結局はそこにかえっていきますよね。
現在の福島県県民健康管理調査で見つかった100人以上の癌の子供達の
それを、どういうふうに見るか?っていうことに帰っていくのかもしれないなと思いました。

瀬川:
後もう一つは、
甲状腺っていうとヨウ素の被曝ね、ヨウ素の放射能の被曝による甲状腺検査って、ま、大きな問題と、
あと「検診」って、さっき満田さんがわざわざ言ってましたけど、
もう一つ、健康診断の略としての「健診」っていうのもあると思うんですよ。
わりと学校なんかで一般的に受けるかなぁっと。
今回前半で保険師の方が外部専門家としてヒアリングを受けていましたけれども、
そういう健康診断みたいなものをどう捉えるのか?という、
そういう、いわゆる特定の疾患を見つける「検診」と、
健康診断の略としての「健診」。
後者の方が結構大事じゃないかなと。
で、その両者の仕分けがあんまりされないまま今回の議論はされてきたところがあるので、
次回以降そこをしてくれるのかな?

それはですね、
放射線の身体影響っていうのは、このヨウ素甲状腺というのは比較的はっきりしていますけど、
それ以外の疾患というのは、よく、癌の次に固形癌だとか乳がんだとか言われるんですけれども、
それ以外に心配症状としてはいろいろなものがあり得る訳ですよ。
免疫機能の低下というのはいろいろな症状として現れる。
特に子供ですよね。
そうすると、場合によってどういう症状として現れるのか、あんまりはっきりしない。
それはチェルノブイリでもう子供達に見えていることでもあるんです。
そういうものをきちんと把握して対処していくといった事を考えた時に
「何が出てくるか分からないものを見る」という健診ですよね。
そういうものをしっかりやるような話に次回以降いってくれるかどうか?というところも、ま、あります。


満田:
そうですね。
そこが凄く重要で、実はこの会ではですね、ちょっとパワポにはできなかったんですが、
こういうですね、論点ペーパーみたいな、論点整理,

21
http://www.env.go.jp/chemi/rhm/conf/conf01-11/mat02.pdf

論点整理が好きなんですね。
論点整理のペーパーが出ています。
で、論点として、論点1はパワポに書いたんですが、

22

「事故による放射線の健康への影響が見込まれる疾患について」というタイトルで、
甲状腺がんについて、ま、その他の固形がんおよび白血病リスクについて、
その他の疾病のリスクについて、っていうような仕分け。
これはタイトルだけでみると、なんとなくまともそうなんですね。
ただ、これは非常に問題があるペーパーじゃないかと思っていまして、
そもそも出典がはっきりしていないんですが、
UNSCEARの2013年報告書の記載と、
WHOの2013年の評価報告書の記載と、
後は委員会で出た委員達の意見というのを箇条書きにしてますね。
でもそれが非常に恣意的で、つまみ食い的で、
都合のいいところしかつまみ食っていないみたいな、

たとえば、私が気がついたのは
WHOの健康リスク評価報告書って、ま、いろんな見方があるんですが、
この中で特に、新聞なんかで報じられていたのは、
「放射線量の高い地域の白血病とか乳がんとか甲状腺がんのリスクが何割高まる」的なね、
「生涯において何割高まる」というような評価がなされていたんですが、
そこについては、バッサリ無視!みたいな、
っていうか、環境省が、政府が出す文書というのは全てWHOの何かを引用しているんですが、
「そこは絶対引用しない」みたいな、
その他のところを引用するみたいな不思議な引用の仕方をしているんですね。
で、ちょっとわたしこれ全部見ていないんですが、瀬川さんこれご覧になりましたか?
今日の傍聴会で配られた資料で、
http://www.env.go.jp/chemi/rhm/conf/conf01-11/mat02.pdf
↑これちょっと何かお気づきの点、今現在で気づいた点を何か指摘して頂けますか?


瀬川:
全体的ですか?
そうですね、委員会、会議の中では
論点4が健康不安がある訳ですね。

【論点4】 健康不安について

1.健康不安への対応のあり方
○ 日常生活が壊れることも不安に繋がるので、不安は、広く大きい問題。
○ 例えば、回答しなかった方にランダムにインタビューする等の調査を行えば、こころの健
 康度・生活習慣に関する調査において、回答しない方の中に回答できないほど元気がな
 くなっている方がいないかどうか把握できるのではないか。
○ 被ばくによる健康不安を感じている住民への対応は、線量に応じて考える必要がある。
○ チェルノブイリでは健康診断を続けるだけでは健康不安はなくならなかった。
○ JCO事故後、住民にがん検診などの健康管理を行っているが、事故の影響でがんになる
 と信じている住民もいる。なぜその医療サービスがあるのか正しく伝える必要がある。
○ 検診をして安心したいという住民の希望には応えるべき。偽陽性が多くなってしまうのは、
 偽陰性を少なくするためにはやむを得ない部分があるが、住民の希望に応えて検診を行う
 ことで安心につながる。
○ 福島県内外を含め不安の払拭のために検診と補償を行うべき。
○ 甲状腺超音波検査は、約 50%の人に所見が出るため、その結果に不安を感じ、次の検査
 を求めることになる。検査のあり方について、サポート体制を含めた議論が必要。

2.リスクコミュニケーションの改善の方向性
○ リスクリテラシーをどう醸成していくのかということを総合的に考えていく必要性がある。
○ 住民の不安の要因のひとつは、どれくらい被ばくしているのか状況がわからないこと。ま
 ず個々の住民の方に放射線被ばくの状況を理解いただくため、個人線量計を使い、自分
 で測ってみることを提案している。現状を把握すれば、リスクについて自分の物差しを持っ
 て判断できるため、被ばく線量からリスクが想像できる。

3.その他
○ 避難による生活環境・社会環境の変化に伴う精神的問題も含めた対応の議論が必要。



で、この健康不安をどこに位置づけるのか?という話が会議では、ま、主にはなっていて、
だけどそれは「どこまで本質的かな?」っていうところがあるので、


満田:
そうですね、昨日開かれた会合の「議題1」というのが、
「健康不安対策」なんです。
そこに引きずられた感というのはあって、
多分どういう風な意図で、なんで健康対策について論じる前に健康不安対策について論じるんだろう?
という気はしたんです。
あと、多分、何と言うかわかりませんが、
「健康不安であっても、これは原発事故による健康影響の一つなんだ」というのが
石川委員とか春日委員の論調のように聞こえるんです。
そんな感じがしました。

瀬川:
そうですね。
「健康不安」と言ってしまうと、何による健康不安なのか?と。
逆に今言われるのは、避難によって家族がバラバラになることによる健康不安とかいうのまで、
ただ「健康不安」と言って話に含まれる。
そういう話が前半であったりする訳ですからね。
だけどそれに対して「放射線による健康影響に対する不安」なのかどっちなのか、というところで、
「放射線に対する」というところはハッキリ分けた方がいいんじゃないかという趣旨だとは思いますね、
その、石川さんや春日さんの。
そこもま、大事、大事は大事なんですけど、
このね、「心の健康」
県民調査でも1項目になっていますよね、
で、今回は川上という東大の、ま、そっちの心方の専門家と言われる人が、
アンケート調査をしたのとかをやっているんですけど、
なんかその人の話もですね、専門家らしい感じがしないという、
心とかストレスというのは、それくらい専門家の中でもハッキリしていない部分が大きいと。
特に今、川上氏というのは「放射線ストレス」という、
この事故に伴って作った、自分たちで新しい概念を作って、
それに基づくアンケート項目みたいなのを作ったりしているんですよ。
「放射線ストレス」って何?っていうところで、
私も最近ストレスについて勉強したんですけど、
ストレスって言った時に、
よく使いますよね、「ストレスがたまる」とか「ストレス発散」とか言うけど、
そのときのストレスっていうのは、まずね、ストレスを受けるってあるのね。
そのストレスの要因の方とそれに対するストレス反応というのがあるんですよ。
そこは分けた方がいいというのがまず。
そこがゴチャゴチャっていうのがチョットした専門的な目で見るとあるんですね。
で、既に専門家であるはずの川上氏の「放射線ストレス概念」なるものが、
放射線という原因の方と、反応の方と、ゴチャゴチャにしたような概念にしちゃっているというところで、
「あれ、この人大丈夫かな?」と思った位なところがあるのね。

※川上憲人 東京大学大学院医学系研究科・教授(健康不安に関する研究報告)
資料:福島県における放射線健康不安の実態把握と効果的な対策手法の開発に関する研究
研究成果の紹介



ーー:
彼らはなんかストレスを感じているけれどもそのストレスを取り除けば何でも無くなるかのようだけど、
そのストレスを感じるのは元々放射線という実害があるからストレスを感じる訳で、
何というか、それをごっちゃにしている・・

満田:
ストレスの話は止めましょうか。
ちょっと訳が分からないんです。
「過度の不安」だとかね、「過度じゃない不安は何だ」とかね、
なんか「不安を抱く方が悪い」みたいなね、

ーー:あ、そうそう

満田:
そういう感じがして私は、普通になんとなく疑問だったんですが、
ただ、それはちょっと止めましょう。
なんか、心学論争みたいになりがちなんで。

で、私が気になったのは、この論点1の
甲状腺がんについての論点整理もどうなんだろう?
UNSCEARから始まっているんですよね。
UNSCEARを前提として、要は
「チェルノブイリ原発事故後の住民の甲状腺被曝線量と比べて、福島県での被曝線量はかなり低く、チェルノブイリ原発事故後より甲状腺がんが大幅に増加するとは予想されない」
というところから始まっているんです。
「甲状腺がんの増加は、仮に過大に推計された線量であっても、全体では疫学的に識別できるか、ぎりぎりのところ」
こんな発言ありました?

瀬川:いや、ない。ここは読み上げるっていうか、環境省が。

満田:
というより、読んでいたから、委員から出た発言をピックアップしているんじゃないんですかね、
この○は。
だから、こんな事委員が発言したかな?と思って。

ーー:それはでも論点整理だから、それに基づいて今後の会議が進められるのに、
そんなにいきなり役人が書いたものを、

瀬川:
これはUNSCEARが「上限の被ばくを受けた人間が相当数いた」と言ったとすると、
「甲状腺がんが増加する可能性がある」って言ってますよね。



http://www.env.go.jp/chemi/rhm/conf/conf01-11/mat02.pdf

◎: UNSCEAR2013 報告書の記載内容
●: WHO 健康リスク評価報告書 2013 の記載内容

【論点1】 事故による放射線の健康への影響が見込まれる疾患について

1.甲状腺がんについて
(1)想定されるリスクの大きさ
◎ 甲状腺がんについて、ほとんどの線量推計値は、疫学的に被ばくによる甲状腺がんの発生率の上昇が認められる水準ではなかった。仮に推定値の上限の被ばくを受けた人間が相当数いたとすると、甲状腺がんの発生率が増加する可能性がある。しかしながら、チェルノブイリ事故後の住民の甲状腺被ばく線量と比べ、福島県での被ばく線量はかなり低く、チェルノブイリ事故後のように甲状腺がんが大幅に増加するとは予想されない。
○ UNSCEAR 報告書では、リスクの高まる疾患とそうでない疾患の区別ができている。
○ UNSCEAR 報告書での健康リスクの見解は、WHO 報告書の見解と大きくは変わらない。
○ UNSCEAR による健康リスクの評価には同意する。
甲状腺がんの増加は、仮に過大に推計された線量であっても、全体では疫学的に識別できるか、ぎりぎりのところ。
○ 甲状腺がんの増加は、自然発症のリスクと比べて追加被ばくによるリスクが小さければ検出できない。
○ 甲状腺がんが増加するか否かはこれから検証していくものではないか。
○ 線量推計に不確実性があるなら、健康影響が予想されないとは言えないのではないか。



満田:
ただね、この◎はUNSCEARなんです。
○は例が書いていないから、出典がよくわからないんですね。
それで、委員がこんな不用意なことを言うかな?という気がちょっとしたんですよね。
だから事務局が、だってこれUNSCEARの報告書じゃないふうに書いてありますよ。
その上の○、「UNSCEAR報告書では区別できている」とか書いてありますよ。
全体的に気がついたところを読み上げると、
なんか、今までの政府見解の繰り返しなんです。
たとえば、
「白血病、乳がん、固形癌については増加が観察されるとは予想されない」
「被曝線量が少なければ、癌の罹患リスクは証明できないほど小さくなる」
「そうなると現実的には他の様々な要因にばらつきがあるため、対象人数を増やしても統計的には検出できない」
「日本人の50%は生涯に一度は癌に罹患し、30%は癌で死亡する」
「個々の事例については放射線の影響で癌になったかどうかという議論は科学として決着がつかない」
とかなんとか。
非常にですね、これを事務局がまとめたとすれば大胆不敵だし、
委員が発言したというならばその委員の名前を記すべきだと思いました。

瀬川:で、同じような話を言い方を変えて繰り返しているだけ

満田:サブリミナル効果を狙っているんでしょうか?

ーー:こんなのに基づいて会議が進められたらとんでもない方に行ってしまいますよね。

満田:
そう。だから本当に委員名をね、
委員の発言をまとめたとすれば委員の名前を記すべきだし、
UNSCEARやWHOから引っ張ったにしろ、
どういう選定基準で引っ張ったのかを明らかにして欲しいですね。

瀬川:
ほとんどUNSCEARとWHOしかなくて、それに対する見解みたいな事で書いているんだけれども、
その見解が誰のどういう発言なのかが分からないと。

満田:
さっぱり分からないですね。
非常に怪しげな文章を出してきたなと。

瀬川:
その後の「福島県における対応」も似たような話で、
「むやみに健診項目を増やすべきではない」という事を繰り返してます。
その辺も委員の回答とは思えないです。


【論点2】 福島県における対応の方向性

1.県民健康調査「健康診査」(がん検診を含む)について

(1)検査内容
○ 一般的な健康診断は、高血圧や脂質異常等のリスク要因を見つけるのに活用する。がん検診は「病気を見つける」検査であり、特に利益・不利益バランスをよく考える必要がある。
○ 福島で始めた健康調査のうち、甲状腺検査、血液検査(血算)について、繰り返し検査することの不利益を良く考えて、個人の意思を尊重し、任意で行うことが望ましい。
○ 労働者健診や特定健診に、尿検査(尿蛋白・尿潜血)や血算も追加して充実すべき。
○ 健康診断は、必ずしも健診項目を多くすれば良いわけではない。健診項目を増やすことで不安を増長させるおそれもあり、むやみに項目を増やすべきではない。



満田:
あと、コントロールの取り方についても「えぇぇ?」みたいな感じがしたんですよね。
つまり、対照群の取り方は他県とかに対照群を取ると倫理的な問題が発生するので、
福島原発事故後に生まれた子供達を対照群にして、
「その子供達と比較するのがベストの対照群の取り方だ」っていう事が書いてあるんですよ。
それは、そうかもしれないんですが、
それはどこから出てきて、


【論点1】 事故による放射線の健康への影響が見込まれる疾患について
1.甲状腺がんについて
(2)地域での疾病頻度のモニタリング等


○ 福島県外での大規模な対照群の検査実施は、倫理的問題の慎重な議論が必要。
○ 対照群として福島県で事故後に生まれた子どもを調査するのが科学的に最も望ましい



瀬川:県の方の甲状腺評価部会ではそれに類似した話もありましたけれども、

満田:でね、例えば3ページ目なんですが、
論点2の「県民健康調査「甲状腺検査」について 」というところで、

論点2 県民健康調査「甲状腺検査」について

○30 万人受診して約 100 人がんが見つかっていることについて検討すべき。放置しても本人の害に至らない可能性があるものもある。個人のどれがそうかは特定できないが、不利益が多数あったことを認識した上で、それに見合った利益があったのか議論し、適切な判断をする必要がある。


これはだって、前回に、
これは祖父江さんの発言を清水一雄さんが非常にソフトに、
「いやそんな事はありません、全て非常に危険な転移とか、浸潤とか声が出なくなるとか、
そういう状況のもとに判断して手術したんです」という事は明確に言ったし、
それは鈴木眞一さんなんかも何回も発言している事なんです。

で、そういうのを書かずに、利益不利益バランスばっかりを出して、
「過剰診断説」、祖父江さんの論理ばっかり書いている。という気がしたんですね。
これがなんか、傍聴していた人誰もが気がつくアンバランスというか、
ちょっとひどいまとめだなっていう気がしました。

ーー:だって、普通にね、
病気にならないために、あるいは治すために診断して治療をするのに
その場合に「もしかして不利益があるかもしれないよ」って、
そんな小さかったり例外的な事を強調して検査しないとか治療しないとかって、
そんななんか、世間から見たらアンバランスな事をね。

満田:
そうなんです。
一般論として「過剰診断」とかというのはあるわけなんですが、
それを石川さんが言うように、事故後の今の状況に当てはめたり、
あるいは、現に当事者のね、県立医大の責任のある鈴木教授が自分を守る部分もあるかもしれないが、
「これは必要な手術だ」ということを、
もう何例中何例はこういうもので、何例はこういうもので、っていうことを言っているんですね。
公の場でも。


<過剰診断過剰治療>
「取らなくてもいいものを、子どもだから心配させて取っているという事ではございません」
6/10甲状腺評価部会(文字起こし)


<リンパ節転移>鈴木眞一
「 病理組織学的に取ったものからみると、少なくても50% 多い施設では70%以上見つかります」
6/10甲状腺評価部会(文字起こし)


<福島で手術した症例>
7割以上→1cm以上・リンパ節転移・遠隔転移 3割程度→反回神経に近い・気管に接している等
全て高リスクの癌8/6第9回 健康管理のあり方に関する専門家会議(文字起こし)


もちろんその症例に関してはきちんとしたデータを出して下さいと、
清水一雄分会会長はね、言っているんです。
それがまだ出されていないと思うので、第三者的に言える状況ではないものの、
鈴木教授は繰り返し言っているし、清水分会会長もそういうふうに反論しているのに、
なんで過剰診断説ばかりを書いているのかな?という、


ーー:前回の時点で「過剰診断説」はもう「当てはまりませんよ」って却下されたに等しい状態な訳なのに、

満田:
却下されたというのを祖父江さんが言い張っているので、
祖父江VS清水、
もうちょっといるかもしれませんが、そういう議論がある。
祖父江さんは、なんでそういう反論をふまえても、なぜ過剰診断を言い張るのか?っていう根拠を示してないんですよ。
ま、彼の「だって僕、何もデータ無いもん」って、
一時データが無いのは確かなのでそうかもしれませんが、
だから福島県立医大はきちんとね、もちろんプライバシーはあるんだけれども、
情報開示というのはやらなくちゃいけないかなとは思う。


瀬川:この人、一般論を言っているだけですよね。

満田:そうですよね。

瀬川:
一般論も、さっき言ったようにずれた一般論ですよ。
検診と健診をごっちゃにしたようなね。

ーー:結局そういう曖昧な形で嫌な方向へ結論を持っていかれるというのが凄く嫌ですよね。

瀬川:
だから確かにこの論点整理は、
この間の会議そのものの中では全く議論がない訳ですよ。
ただ「健康不安の扱いをどうするか?」というところだけがなっただけで、
むしろ県外の話が主体でしたから、
で、確かにこれだけの事務局としてのまとめがね、こうして出てきちゃっているというのは問題ですよね。
しかもあんまり大して議論もされていないのに。

満田:
で、さらに言えば、環境省・厚労省交渉を9月11日にやりまして、
その時にかなり気合いを入れてですね、
チェルノブイリ被害調査救援女性ネットワークの吉田由布子(よしだ ゆうこ)さんが、
瀬川さんが作った図なんかも引用しながら、
実はUNSCEAR報告書でも、
決して福島とチェルノブイリを比較した時に被曝量が福島の方が低いという訳ではないですよ。
と、プレゼンをしたんですね。
ですから「ここの部分については訂正して下さい」と、
その他訂正箇所をいっぱい、ダイレクトにこれを言ったんじゃないんですが、
環境省のとりまとめの資料をさして、
「これは違うでしょ」「これは違うでしょ」と。
さっき私が言ったWHOの報告書なんかもこう言っているのに何故引用しないんですか?っていう事を
かなり具体的に言ったんですが、そこら辺は全部スルー。
そんな感じなんですね。
で、この環境省・厚労省交渉についてはもう紹介しないつもりではあるんですが、
1点だけ、このときのポイントになったのは、
我々は「厚労省も責任を持つべきだ」と「なんで厚労省はやらないの?」っていうのが、
この時の一番のポイントでした。
また、そこら辺については次回やりましょう。
ざっとだけ言うと、環境省曰く
環境基本法上、要は公害。
汚染物質があって、それに対する人々の健康被害というか、
人々が被害を受けたのは環境省の諸省であると。
ただ、311前は「放射性物質を除く」というような一文があったそうなんですね。
それが311後、原子力規制委員会設置法によってそこが削除されたと。
つまり環境省は放射性物質が原因の健康被害についても責任を持つ事になった、
というのが環境相の説明で、
で、厚労省はそこについては何も言わなかったんですが、
ただわれわれが「こうこうこういうのがあるから厚労省もかむべきだ」と言ったら、
厚労省として検診、特に癌検診については、
がん検診によるメリットデメリットも、デメリットがメリットを上回るエビデンス、
及び、がん検診によって死亡率が減るという事が確認されない限り、
厚労省としては動き出せません。
で、厚労省としてはそこら辺について注意深く見守っていき、
厚労省がやるかどうかについても検討するまでいっていない。
「検討するかどうか注意深く見守っています」というような、そういうような答えだったんですね。
ま、これについてはさらにさら問いをして、省庁を横断的に取り組みをしていきたいと思っています。




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第一部「第11回東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う 住民の健康管理のあり方に関する専門家会議」のポイント9/22フクロウ・FoEチャンネル満田さんの解説入り(文字起こし)

FFTV特集101 福島県外の健診めぐり迷走する環境省専門家会合

フクロウ・FoEチャンネル


第11回東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う
住民の健康管理のあり方に関する専門家会議

ourplanet-tv. 2014年9月22日はこちら→http://youtu.be/usa9G-XXPa4

<登場人物>
長瀧 重信 国立大学法人長崎大学 名誉教授
遠藤 啓吾 京都医療科学大学 学長
石川 広己 公益社団法人日本医師会 常任理事
祖父江友孝 国立大学法人大阪大学 大学院医学系研究科社会環境医学 教授
鈴木 元 国際医療福祉大学クリニック 院長
本間 俊充 独立行政法人日本原子力研究開発機構 安全研究センター長

文字起こし部分のYoutube フクロウ・FoEチャンネル→http://youtu.be/w9zmgFeOHWA?t=9m1s

満田:
だから前回は福島県内の(検診の)話で、
傍聴している人たちの中には、
関東でこの問題について取り組んできた関東ネットの皆さんなんかもいるんですが、
関東ネットの皆さんなんかはものすごく
「県外が切り捨てられる」という危機感を抱いたんですね。
その後私たちも政府交渉をやり、関東ネットの皆さんも政府交渉をやり、
強く「県外での検診のあり方について検討をするべきだ」と申し入れをしたんです。
で、その結果かどうかは分からないんですが、
今回はまさに県外の検診について議論の遡上に上り議論になりました。

ただ、変な議論になったというのが私の印象なんです。
ただ、擬議になったのは喜ばしい事なんですけど、
いろいろ不安に対応するという前提がつきながら、
多くの委員が「検診の希望者の検診をするべきだ」という発言をしたのが
昨日の会合の成果かなと思っています。
その切り出した部分をご覧下さい。



ourplanet-tvのYoutube部分1:52:07→http://youtu.be/usa9G-XXPa4?t=1h52m7s
長瀧:
今までは福島県内の話でして、今日初めて委員会で出てきますけれども、
福島の近隣県に於ける対応の方向性と言う事についてご議論いただきたいと思います。
これは近隣県で、最初にだいぶアドバイザーの方からそれぞれの件の発表をこの会でいただきまして、
まとめたところもございますけれども、
おーま、具体的に近隣県全体をどうするか?というのは今回初めて、
かなり時間も準備してございますので、
この論点3について、ぜひ忌憚のないご意見をいただきたいと思います。


石川:
この論点3を取り上げて頂いた事は本当に感謝申し上げます。
ありがとうございます。
私は千葉県の北の方で実際に治療をやっております、南の方でも治療をやっているんですけどね。
千葉県は、いくつかのホットスポットがあって、
その時に実際に浄水場に汚染があったという事でですね、
その時に自治体のいくつかはですね、蒸留水がミルクをつくるために配られているんですね。
実際そういうふうな現象があって、お母様方は大変心配しておられます。
実際には子供たちの体に何かあった訳ではないんですけれども、先程言いましたように
そこはかとない育児上の不安の中に、この不安が加わりましたのでね、
やはり、何回目かの会議で言いましたように、
9市の市長さんのところに、それぞれの市のお母さん方が陳情して「検査をして下さい」と、
「甲状腺の検査をして下さい」というふうな陳情が実際にあった事は事実です。
それは不安を裏返して考えて、私はいいんじゃないかと思うんですよね。
私の診療のところには実際に来ますし、
それを市長さんたちが「それは国で負担をしてもらいたい」というようなかたちで
9市長の要望として実際なっているんだと思うんですけれども、
それは、ま、実際には実現されておりませんけれども、
そういう現象があったという中でですね、
私はそういう不安を、ま、一つ検査をやれば全て解消する訳ではないというのは分かっておりますけれども、
やっぱり要望があればですね、その要望にいって応えるだけの門下は広げておく方がいいと思っておりまして、
出来れば、希望するお母さんたちには検査をするということ。
その検査もいきなり超音波をやらなくてもいいかもしれません。
先生のところへ行って、不安の話を述べて頂いて、
ま、今大丈夫なのかどうかという事も含めてですね、話を聞くとかですね、
そういう事をやって頂くような、そういう体制をつくる事も大事だというふうに思っております。

満田:日本医師会常任理事の石川さんは、関東の皆さんを心配して、検診は必要だと主張している方です



遠藤:
私は震災の当時群馬県に住んでおりました。
群馬県はもちろん放射線の影響と言いますか、放射線の検出はもちろんされたんですけれども、
ただ群馬県にしましても福島県よりは、遥かにやっぱり線量は少ないですね。
従って、放射線の影響を考える場合には、
ぼくはやっぱり近隣県は福島県より少ないと考えるべきだと思います。

で、甲状腺がんについては、僕はあの、
福島県で何らかの影響の傾向が出てからやったところで、
対策が遅れるという事は無いとおもいます。

と申しますのは、非常にスローグローイングなゆっくり成長する疾患でございまして、
だから「検診が遅れたからこの患者さんの予後が悪くなる」という事は僕は無いと思っております。

ourplanet-tvのYoutube部分→http://youtu.be/usa9G-XXPa4?t=1h56m1s

満田:次のシーンを見ていきましょう。



ourplanet-tvのYoutube部分2:04:30→http://youtu.be/usa9G-XXPa4?t=2h3m30s

長瀧:
心配だから検査をするというのは非常に簡単に、ま、かっこいい訳というか、説明はしやすいですけれども、
それが本当に、本当に住民のためになるか?というのは視点の

満田:長瀧座長は検査のデメリットを柔らかく主張していく感じですね



20140923
祖父江:
あのーあの、ま、がん検診一般で申し上げさせて頂きますと、
「不利益が利益を上回るために受けない方がいい」と判断されているがん検診がいくつかあります。
でーー、専門家の意見として、
「この検診は受けない方がいい」という事も判断としてありうるという事を多くの方に知ってもらいたいです。
で、もちろん希望者の方に受けて頂くというのが、一番ま、そのなんて言うんでしょうね、
「不安を解消する」という意味ではいいのかもしれませんけれども、
そのことでご本人が理解されない範囲での不利益というのが生じる可能性があると。
いうことは、専門家としてきちんと説明をしたいと。
ただ単に希望者の方に受けて頂くという事は、あまりあのぉ〜、その、何というか、
責任のある行為とはちょっと思えないような気がします。


石川:
もう何回もこの事についていっていますけれども、
要するに今特殊な状況の中に置かれて置かれている方な訳ですよ、私が言っているのはですね。
福島の県民の方だったり、それから近くの近隣の方だったり、
それから私が言いましたようにホットスポットの方だったり、
ま、そういう中でのでてきている不安を持っている方達に対してですね、
これが利益不利益というのがですね、
ひとつはこうしようと決めてみたらそういう事があるかもしれませんけれど、
そもそもその事を言い出すというのがですね、
私はだから、検診という事については私は前向きに考えるべきだと思っておりますので、
だから「その事はおかしいんではないか」と何回も言っている訳であります。
2:06:35

ーー

満田:
つまり祖父江さんはずっと「検診のメリットデメリット」のことをおっしゃっていて、
「デメリットの方が大きい」と。
つまり「やらないほうがいい」と。
で、希望者に対してもちょっと微妙な言い方をしていましたが、
希望者に対してやるというのも安易な選択であって、
つまり、その人が理解しない限り、その事を。
デメリットを選ばせて。
だからつまり「検診をやるべきじゃない」と、彼は。

それに対して石川さんは、
「今は特殊な状況に置かれているんだ」そういう話をしている。
確かに一般的には検診、何か病気を見つけるための検査を検診と言っているんですが、
検診のデメリットというのはあるんですが、
石川さんは今はそういう状況じゃないというのが石川さんの主張です。




ourplanet-tvのYoutube部分→http://youtu.be/usa9G-XXPa4?t=2h14m42s
2014092311
鈴木元:
この間甲状腺の検査を県外でやってきたというのはみんなあのー、
それぞれの自治体が自分の予算である、
あるいはNPOが援助を受けてやるっていう感じでやってきているんだと思います。
で、今日ここで、国、環境省としてそういう検診を補助するという事になると
これはかなり大きな違いがあると思うんで、
そこは十分あのー、理解した上で議論をする必要があるんじゃないかと私は思っています。
それぞれの自治体に関してはそれぞれの、
大概選挙が関係してたんですが、
あのー、住民の不安に答えるために政治家がこういう公約をして、
それを実行するという形でやられてきている場合が、
私が知る限りは大部分かと思っています。
で、それはそれとしていいんですが、
いま国としてそれを積極的に、国のお金でやるっていうと、
また、全く違う政治的な意味合いを持ってしまうんではないかと、思ってる
んですけど、



満田:つまりこの人は調べるのはいいけど国がやるのは



石川:
それは先生のお考えだと思うんですよね。
私たちはここで、「健康支援」という事について話をしてきて、
今日、県民外の健康支援というところまでつながってきたんですね。
そこで「こういうふうにするべきだ」
やはり前向きに、不安があるんだったらば前向きに向かい合うべきだという事を、
これをやはり我々の結論として出せるんであればですね、
それは国に要求しても僕はいいと思うんですよ。
なぜならばこういう、非常に3.11という大きな災害の後の
国策として進めてきた原子力発電所の事故であるからです。
ですから、これはですね、そういう不安があって対応するって言う事は、
この会議で「前向きにやりましょう」という事であればですね、
それは国に新たなこの時点でですね、要求しても僕は委員じゃないかと思うんですけどどうでしょう?


3
鈴木元:
先程からの議論で、結局あの、
検診っていうもののデメリットとメリットをどう考えるかという事で、
あのー、方針を出す訳です。
で、個々の人にとって、あのー、・・・ちょっと言い方が違うかな、
今この場で検診をやる事がメリットの方が高いというふうに判断できるんだったら
そういう・・・レコメンデーション(recommendation)になるんだと思うんですが、
今それに関しては、あのー、
今までの議論でですね、非常に頻度の低い甲状腺、小児甲状腺がんのクリーニングを、ま、積極的にやるという、
メリットよりはデメリットの方が多いというのがほとんどの先生の意見ではないかと思ってるんで、
ちょっとそれは、あとでまた確認して頂きたいと思います。
で、その上で不安のある方に関して、個人的に甲状腺検査を受けるというものに関しては、
ま、これは妨げるものではないんで、
その場合どういう説明とかサポートが可能なのか、というのは、
また別の話になるんだろうと思うんです。
で、ちょっとそこでそれを、どういうふなあの、仕組みで考えていくのか、というのはまた、
いろんな議論があろうかと思います。

私自身はそれを国としてやるのかという事に関しては、
個人としては反対の立場です。



4
長瀧:
まずその、この委員会のタスクですけれども、
結局「放射線による疾患」という事は、もう非常にはっきりと「放射線による」とかいてありますので、
まず最初は論点1で、放射線の影響がどこまであるか?という事は、これまで委員会ですと。
そして近県の人もやはり放射線の、どうぞ。

満田:
長滝さんは「放射線による疾患に限るべきだ」と言い出したんです、この時。
そのまえには「健康不安対策」だと長々と言っていたのに、
いきなりここで「放射線による疾患」に。
つまり石川さんとか春日さんの論理がとにかくそのまま感じているのは…



長瀧:
ちょっとそこまできたんで、ちょっと、
放射線の影響があるかないかというのはプライマリー(Primary)でデューティーとしてははっきり言わな蹴れば行けないと思います。
そして、その上でその精神的な影響をどうするか?と。
これはもう、この委員会を超えたようなところですけれども、
この委員会としてもそういう発言をするということに、なるん、ではないかと、
まぁまぁ最後にまとめの時に、
もう一度我々に与えられたのをタスクを相談しなきゃなんないと思いますけれども、
どうぞ、本間先生。


6
JAEA安全研究センター
本間:
健康管理の専門家ではないんですけれども、私は一個人として
あの、ま、一般の市民としての感覚からいうと、
今日、大久保さんがお話しされたように、やはりきめ細かい低ロードなアプローチっていうのが、
その、専門家として、
その…被害を受けられた方に一番いい対処の方法だっていうのをおっしゃられてた訳ですね。
ただまぁ、行政がやる事はそういう細かい、全てをフォローする事はなかなか難しいと思うんです。
ただ、僕は基本的に、「県と県外」という、こういう仕切りは、
最初の頃に言いましたけれども、
少なくても福島県は県民健康管理調査っていうことですね。
全県民を対象としたやり方をとったんですね。
それを国がお金をサポートしている訳ですね。
で、鈴木先生は「県外の国のサポートはあんまりよろしくない」というおっしゃり方をしましたけど、
今この場はやはり、国のサポートがどういうあり方でする事がいいのかという議論をしているので、
ま、僕は国のサポートの話をしていると、ま、前提としてですね、ま、そう思う訳です。
で、今日事務局が配って下さった参考資料に、被爆線量の、さっき先生が言いましたように、
科学的に線量ベースで何かものを言おうとした時にですね、
アンスケア(UNSCEAR)はあくまでも、ある地域の平均線量だけを言っている訳ですし、
で、「そうい中に幅がある」という事も言っている訳です。
で、福島県よりも、県内よりも高い地域だってある訳ですね、基本的に。

福島県も低いところも沢山ある訳ですね、西の方はかなり低い訳ですけど。
ですから、行政として最初のアプローチとして県と県以外と、
そういう仕切りをとって何かする事は、ま、致し方ない事だと思うんですけれども、
やはり県内をひとくくりにするんではなくて、
そういう中でホットスポットがあったり、そういうところで心配されている方。
そういう領域がある訳ですから、
それにどういうふうに、オーダーメイドというか、テールロードなやり方を考えていくのか、というのが
この場に求められている事じゃないかというふうに思います。

満田:非常にこれは重大な発言だったんです。
本間さんというのは長瀧座長の方針通りにしゃべるのかなと、今まではずっとそうだったんです。




長瀧:
委員会のタスクですけれども、
行政がどうするこうするというのは、我々専門家としてそんなに大きな議論ではない。
行政に対して専門家としてこう考えると言うのが我々の仕事で、
それは、行政はまた行政として考えてもらうと。
我々は専門家としての意見を出すということで、
(本間さんに向かって)ちょっとそこんところ、
ですからわたしとしては、たとえばホットスポットがあって、
「ホットスポットのこれ位のところは云々」というのがこの専門家会議のま、
話になるんではないかと思いますが。


満田:長瀧さんは専門家らしからぬことを誰かが言うと、「我々は専門家として」って。
これは言っている趣旨は行政がどうのという話ではなくて、我々はとにかく…



本間:
今先生がおっしゃったような、何か数値で、このレベルだったら何かをするとかしないとかというような、
そういう線量レベルをここではっきり評価、
いろんな評価が出てる中でですね、本当に言えるのかどうなのか?というのが僕はまず疑問に思います。
それから、さっき公衆衛生的なメリットデメリットの話がありましたけれども、
いろんなそういうホソメナフィットというか、リスクべナフィット的なアプローチの中には、
いろんな要因がある訳で、
個人個人によって、それを受ける事による不安の解消というのもある訳じゃないですか。
で、どれだけの要因を全て網羅して考えているかによって、
全く違ってくる側面というのがあると思うんですよね。
だから、何かこう、すごくスパッとしたクライテリアではとても、その、あの、切れない。
っていう印象もするんです。

長瀧:ま、どうぞあの、ご意見どうぞ

祖父江:
あの、ま、甲状腺の話ですけれども、
えっと、ま、あのー、甲状腺の検査をその30万人の方々に我々はやった訳ですから、
そのケース、結果をですね、ま、きちんと見る必要があって、
で、A2と判断された方が6割位でてくるという事と、
それから30万人の方に検診を行えば、えー、約100人の方々が甲状腺がんと診断されると、
こういう事が、ま、事実として確認されている訳ですから、
今後小児甲状腺検査をするさいにはですね、この、
この結果がおそらく再現される
という事をですね、きちんと認識した方がいいと思います。
で、もちろんその不都合が残っている事はですね、
放射線の影響という事が可能性としてはあるので、
そのままが起こるのかどうかという事はちょっと分からないところがありますけれども、
ただ、そういうデータを我々は持っている訳ですから、
おそらく同じ事象が起こってですね、
その事を本当に受け入れられるのかどうかという事を冷静に判断したほうがいいという事を強く思います。


満田:
いや、凄い事を言いましたね。
要は「県外で福島県民健康調査と同じ甲状腺がん検査をやったら同じ結果が再現されるだろう」と、
30万人やったら100人癌ないし癌の疑いが出てきてしまったという事が再現されるだろう。
だから「それを受け止められるのか?」
「受け止められないでしょ、だからやらない方がいい」っておっしゃっているんです。

ーー:すごいですね。

満田:そして今日はゲストに高木学校の瀬川嘉之さんに来て頂いています。





ーーつづく

第二部「祖父江さんの論理ばかり」環境省が書いた偏った論点整理
9/23フクロウ・FoEチャンネル(文字起こし)
「事務局としてのまとめがこうして出ているというのは問題です」




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