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12.14
Sun
「大竹まこと ゴールデンラジオ」 2014/12/12 大竹紳士交遊録

 出演:金子勝 大竹まこと 室井佑月 太田英明アナウンサー

文字起こし部分のYoutube→http://youtu.be/hOy_QnQVW4I?t=3m41s


金子:今日はね、「どさくさ」がキーワード。

大竹:ん?

金子:
「どさくさ」選挙のどさくさ。
特に原発関連、原子力規制関連はちょっと腹がたつ。

大竹:はい、どういうふうにですか?

金子:
というのはまず、原子力規制委員会が今日ニュースになっているんじゃないかな。
福島原発事故の現場で働いている人の、累積の被曝許容量を
100mSvから250mSvに上げちゃったんだよ。

原発事故直後250mSvだった。
彼ら自身が言っているのは、
「100mSvを超えると優位に癌が出ますよ、発生しますよ」と言っているのに、
今何で!アンダーコントロールなはずなのに、何で2.5倍も上げちゃうんだよ!?
多分ね、東京オリンピックのために「アンダーコントロール」って言ったんだけど、
皮肉にも東京オリンピックのために人手不足になって、こういうことをやってるんじゃないかって。
でも命とかに関わるのに、誰が責任を負うんですか?とは思いますよ。

太田:
これは年間で250mSvということですよね。

室井:
なんかね、大きいニュースがあった時って、必ずよーく隅まで読むと原発のすごいことが載ってるんだよ。
多分だからね、きっと知らない人がまだ多いと思うんだけど、
水棺、水のやつで作るの、あれダメになったじゃない。
だけどあれもなんか大きいニュースがあって一言だけだったから、


大竹:
凍土壁、凍らせて、それがダメだった。
ダメだったから、今度地下のトレンチに入っている水に、

太田:汚染水を抜くことができなかったので、セメントで押さえ込もうと。

大竹:
で、セメントの表面が凸凹するんじゃないかって言われてたのは、その後の話なの?
そうだっけ?

室井:
だからね、ニュースをきちんと隅から読む人とそうじゃない人とで全然違って、
私この間友達とご飯食べに行った時にその話ししたらみんな知らなかったもん。

太田:
金子さん、この250mSvにしたというのは、
100mSvだと作業員の数が足りなくなってしまうので、250mSvにしてとという、
たくさんの方が働けるような状況にしようと。

金子:多分、そう。
だけど、働いている人にとっては、もう優位に250mSvまで働かせるって言ったら、
後どうなっちゃうかわからないわけじゃない。

室井:っていうか、足りないから上げるとかさ、そういうもんでいいの?

金子:それじゃダメでしょ。
それで事故の収集がつかなくなっていることを認めないわけじゃない。


大竹:「なんのための規制値か」っていうのが意味がなくなっちゃう

金子:もう全く無くなっちゃう


ーーー

「皮肉にも東京オリンピックのために人手不足になって」と金子さんはおっしゃっていますが、
もちろんそれもあると思うけど、この話を聞いたとき私は
「日本の原発をどんどん再稼動させるから作業員不足になって」かな?って思いました。

年間250mSv この「年間」というところがとても大事なのです。



騙されていませんか?
「100ミリシーベルト以下は健康被害があるとは証明されていない」
年間100mSvと累積100mSvのトリック

下記新聞記事書き起こし↑
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原発事故から3年9ヶ月後に250mSvが復活する


原発事故緊急対応の被曝限度、250ミリシーベルト軸に検討 規制委
日本経済新聞 2014年12月10日 19:21

原子力規制委員会は10日、原発事故の発生時に現場で緊急対応する作業員の放射線への被曝(ひばく)限度を、250ミリシーベルトを軸に引き上げる方向で検討に入った。現行の100ミリシーベルトのままでは大規模な事故が起こった場合に十分な対応ができなくなる可能性があるためだ。厚生労働省などとの協議や放射線審議会への諮問を経て正式に決め、関係規則を改正する。

10日の規制委の定例会合で、田中俊一委員長が「福島第1原発事故の時には250ミリシーベルトに一度決めた経緯がある。このあたりをベースに検討したらどうか」と提案。ほかの委員からも異論は出なかった。事前に作業員に十分な放射線教育を実施し、意思確認することなどを条件とする方向だ。

今の日本の規則では原発事故の発生時でも作業員は緊急事態の期間中に累積100ミリシーベルトを超えて被曝してはならない。100ミリシーベルトを超えると、がんにかかって死亡するリスクが少しずつ高まるとされているためだ。

福島第1原発事故では被曝量が100ミリシーベルトを超える作業員が続出。事故対応を続けるのが難しくなり、政府は特例措置として250ミリシーベルトに引き上げた。その後に再び引き下げ、現在は100ミリシーベルトに戻っている。

国際原子力機関(IAEA)の基準では、事故などやむを得ない場合は500ミリシーベルトまでの被曝は容認できる。事故が発生してからあわてて引き上げを検討していては混乱が起こるため、田中委員長が7月に限度の引き上げ検討を表明していた。




過去を振り返ってみよう!

3年前↓


「上限250ミリシーベルト」は来春廃止 原発作業員の被曝線量
日本経済新聞 2011年11月14日 22:16

小宮山洋子厚生労働相は14日、福島第1原子力発電所の事故対応に当たる労働者の被曝(ひばく)上限について、緊急作業として認めている「上限250ミリシーベルト」を来年4月末で廃止する方針を明らかにした。政府が年内実現を目指している冷温停止状態となった段階で東京電力社員の一部(約50人)に「上限250ミリシーベルト」を例外適用する方針も示した。

通常、原発などで働く労働者の被曝線量は「年間50ミリシーベルト」と「5年で100ミリシーベルト」が上限だが、同省は福島第1原発の事故に限って特別に「250ミリシーベルト」に引き上げていた。11月2日から新たに従事する労働者は通常の上限を適用するが、原子炉冷却のためなど緊急作業が生じた場合は上限を250ミリシーベルトとする。

冷温停止状態となった段階で11月1日以前から従事していた労働者も通常の上限(100ミリシーベルト)を適用するため、放射線管理区域で作業できなくなる。通常の上限を超えた労働者は162人いるが、うち東電社員約50人は作業に不可欠のため来年4月末まで例外として作業を認めるという。




続きを読むに恐怖のオマケ↓続きを読む
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12.14
Sun

あなたはどうですか?
騙されていませんか?


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河北新報 2014年12月8日
被曝と健康被害
「1年に100ミリシーベルトは誤解」井戸健一弁護士


政府は、福島第一原発事故で放出された放射性物質による年間積算線量が20ミリシーベルトを下回った地域の避難指示を解除し、住民の期間を求める政策を着々と進めている。
他方、福島県では小児甲状腺がん患者(疑いを含む)が103人も発見され、福島県や周辺地域で居住している人たちの間では長期低線量被曝に対する不安も根強い。
今わが国では、長期低線量被ばくによる健康被害の危険性をどう見るかが大きな社会問題となっている。

本校は、危険性の有無を述べるのが目的ではない。
その前提たる知識を多くの人が誤解していることを指摘し、前向きな議論を進めるために、その誤解を解くことを目的とするものである。



長期低線量被曝の危険性を軽視する人たちは「100ミリシーベルト以下の被曝では健康被害があるという証明がなされていない」と主張する。
正しくは健康被害があるかどうか「証明されていない」であるのに、健康被害が「ない」かのような言説が広まっている
ことはひとまず置く。
ここで言いたいのは、健康被害が証明されていないとされる被曝量は「年間100ミリシーベルト」ではなく「100ミリシーベルト」、すなわち累積線量(生涯において受ける線量)であるということである。

平成23年11月、内閣官房に「低線量被曝のリスク管理に関するワーキンググループ」が組織された。
同年12月22日付で公表された同グループの報告書では、「国際的な合意に基づく科学的知見によれば、放射線による発がんリスクの増加は、100ミリシーベルト以下の低線量被曝では、他の要因による発がんの影響によって隠れてしまうほど小さく、放射線による発がんリスクの明らかな増加を証明することは難しい」と書かれている。

ところが、健康被害が証明されていないとされる線量について、一部の専門家と呼ばれる人たちが意図的に「年100ミリシーベルト」と述べたため、誤解している人が多い。
新聞記事でも目立つし、裁判官や弁護士、原発反対の運動をしている市民の中にも誤解している人が多いのである。



健康被害が証明されていないとされる被曝量が「年100ミリシーベルト」以下であれば、政府が住民を帰還させようとしている「年20ミリシーベルト」以下の土地で生活しても健康被害のリスクはないという帰結になる。
しかし「累積100ミリシーベルト」であれば、年20ミリシーベルトを下回った土地で5年余りの期間生活すれば、累積100ミリシーベルトに達するのだから、安全性を説明しなければならない。
政府は、その場合の健康被害について、線量率効果(同じ100ミリシーベルトの被曝でも長期間にわたって被曝した場合は短期間で被曝した場合よりも健康影響が小さい)を指摘するが、明確な数値を示しているわけではない。
多くの市民が「年100ミリシーベルト」と誤解していることは政府にとって好都合なのである。

長期低線量被曝は福島だけではなく、日本列島に住む全ての人の問題である。
正しい知識を前提に、この問題を考えていきたい。
(投稿)





「100ミリシーベルト以下」という言葉について、
それは年間なのか?一生涯の累積なのか?
果たして「年間20ミリシーベルト」で帰還してもいいのか?
私たちはしっかりと考えなければいけないと思います。





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12.14
Sun
まだ間に合うかな?
この演説聞いて、太郎さんってやっぱりすごいと思った。

とりあえず自民以外で

山本太郎議員の「自民党100人落選キャンペーン」の目的



太郎さん来ましたよ。
あー、お疲れ様でーす。
菅直人:みんなあなたを待ってた。


山本太郎:
みなさんこんばんは、お騒がせして申し訳ございません。
今沖縄から帰ってきました。
菅直人さん、今ものすごい接戦という状況なんですね。
いま菅さんが国会へ戻れないような選挙結果になってしまったら、
比例復活できる人の数が減っちゃうんですよ。
自民がそのまま勝っちゃうんですよ。

今この状態で民主党に対していろんな言いたいこと山ほどあるけど、
皆さんもそう。
でも考えてみて。
自民党に比べて100倍マシだった。
そうでしょ〜、民主党のほうがマシだった。

民主党がやってきたことにもいいことはあった。
貧困問題に一番手を差し伸べたのが民主党。
そうでしょ。
貧困率は発表されていなかった。
貧困率。
どれくらいの人々がどんな状況で生活に苦しんでいるか、っていうことを調べなきゃわからない。
手当てできない。
だから貧困率を出さなきゃいけなかった。
でも日本は1960年台の前半からそれをやってこなかった。
この国には貧困は存在しないことになってしまっていた。

でも現状はどうですか?
自民党で散々雇用破壊が行われて、小泉政権で1000万人以上が失業した。
そのあとに民主党政権が誕生して、すぐに貧困率を調べた。数字を出した。

それによって最近では、
6人から7人に一人が貧困がいて、
単身女性の3人に一人は貧困で、
一人で子供を育てている親の50%以上が貧困で、
そんな状況が白日の下に晒されたんでしょ。

あのまま自民党政権が続けば、
そのままずーっと切り捨ての、切り捨ての政策で、
だれも救われていないですよ。

ただ一つ民主党で残念だったのは、事故が起こってしまった。
原発事故の収束なんて、あの時に変わりたい政治家は一人もいませんよ。
その中でも言いたいことはいっぱいある。
でも、菅直人さんは浜岡を止めたじゃないですか。

こんなことを言ったら本当に失礼だけど、
愚直に、愚直に、脱原発ということを貫いてはるじゃないですか。


もちろん民主党にもいろんなしがらみはあるでしょう。
でもこの方は本当に、そのことをずっと、総理を、
総理を降ろされた後も、…ごめんなさい、降ろされたわけじゃないですね。

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その後もずっとそれを言い続けてきた。
その人を国会に戻せないような状況だったらダメなんですよね。
力を貸していただきたい。
今日僕がここでメガホンでお話ししている、このことはあんまり重要じゃないんです。
一番重要なことは何か?
もうみなさん散々動かれていると思います。
でももう一度、あと3人、あと5人から約束を取り付けてほしい。
菅直人がこの選挙で国会に戻れないような結果になるならば、
もちろん自民党圧勝ですよ。

この選挙区で誰を落としたい?
自民党の土屋さんでしょう!
この選挙区で勝てる野党候補といえば、菅直人しかいないんですよ。
脱原発の火を絶対に消さないように、週末からは菅直人一本で力を集めましょう。



ー:ありがとう太郎さん。
ー:太郎さんありがとうございます。来てくれてありがとう。
ー:勇気があるやなー、あなたは!
ー:すごいなー。



ーー

あなたの選挙区も調べてみてね

さよなら安倍政権
自民党議員100人落選キャンペーン



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