<辺野古>移設反対!海保、女性に馬乗り

B8OsN1CCEAAbQXI.jpg




海保、説明に矛盾 馬乗り写真「女性かわした」
琉球新報 2015年1月23日

img54c1be76765e6.jpg
海上保安官が影山あさ子さんに馬乗りする連続写真(上から下へ)。保安官は背後から左手でカメラをつかみ、守ろうとしゃがみ込む影山さんの左肩から左足を乗せて馬乗りしている=20日午後2時35分、名護市の大浦湾(金良孝矢撮影)


名護市の大浦湾で20日、米軍普天間飛行場の同市辺野古沖移設に反対する市民らの抗議船に乗船し、海上作業の様子を撮影していた映画監督の影山あさ子さん(51)が、船に乗り込んできた海上保安官に馬乗りにされた件で、第11管区海上保安本部は22日、琉球新報の質問に対して「馬乗りになったという事実はない。過剰警備には当たらない。(海上保安官は)かじがある船体後部へ通り抜けるために女性をかわして奥に進んだ」と回答した。
 
琉球新報の写真部員が撮影した写真を検証すると、海上保安官は船体後方から現れ、背後から影山さんのカメラを執拗(しつよう)に奪おうと左手を伸ばし、さらに左足を肩から乗せている。通り抜けようとする行動は確認できず、11管の説明は矛盾している。
 
11管は「通路は人一人が通れるくらい。女性がこの位置にいては通れなかった」と主張したが、写真では後方から影山さんの頭に手を掛け、カメラを奪おうとつかみかかる姿が記録されている。影山さんが抵抗すると、海上保安官は肩口から左足を伸ばして馬乗りになって体重を乗せている。その後に足を引き抜いたが、通り抜けるそぶりは見せていない。
 
海上保安官は馬乗りになる前にすでに船体後部にいる。「船体後部へ通り抜けるため」との11管の主張と実際の状況は食い違う。
 
影山さんは「誰も見ていないと思って平気でうそをついている。海保は(私の)カメラを壊してもいいと思っているように感じた。法を守る立場なら、事実を誠実に明らかにするべきだ」と指摘した。

img54c1be7c97414.jpg img54c1be8276ae4.jpg img54c1be88c9974.jpg


移設反対80人が座り込み 海上作業は確認されず
琉球新報 2015年1月25日

img54c45b7d1a051.jpg
米軍キャンプ・シュワブのゲート前で座り込みを続ける市民=25日、名護市辺野古

img54c45b9750ac7.jpg
浮具やオイルフェンスが張られた海上=25日、名護市

 普天間飛行場の移設に伴う新基地建設をめぐり25日、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前で市民ら約80人が抗議行動を続けた。午前11時現在、海上で作業は確認されていないが、沖縄防衛局の警戒船が並んでいる。
 ゲート前であいさつした平和市民連絡会の城間勝事務局長は「新基地を造らせないという動きが県全体に広がっている。私たちは民主主義を掛けて現場で基地建設を阻止している」と力を込めた。
 映画「圧殺の海」監督の影山あさ子さんは自身が海上保安官に馬乗りされた写真について「(第11管区保安本部は)『かわしただけだ』と言ったようだが全くのうそだ。カヌー隊はもっとひどいことをされている」と指摘した。写真家の森住卓さんは「厳しい局面が続いているが、政治的に負けている政権の焦りの現れだ」と語った。
 25日午後2時から東京都で催される国会包囲に合わせて、ゲート前の市民らは午後1時ごろから連だこ揚げなどを行う。
【琉球新報電子版】


国の当事者参加認める 辺野古訴訟で那覇地裁決定
琉球新報 2015年1月25日

米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に向けた埋め立て申請の承認取り消しを求め県民が県を訴えている訴訟で、那覇地裁(鈴木博裁判長)は23日、国が当事者として訴訟に参加することを決定した。
 行政事件訴訟法22条1項では「訴訟の結果により権利を害される第三者」は訴訟に参加させることができるとされている。当事者参加が認められれば、国は県の主張に縛られず独自の主張ができる。
 那覇地裁は、訴訟の内容から国が「訴訟結果により権利を害される第三者」に該当すると判断した。
 国は埋め立て工事の事業主で、仮に県の埋め立て承認が違法だとして取り消されれば損害が発生するとして、県知事選後の昨年11月21日に参加を申し立てていた。移設阻止を公約に掲げた翁長雄志知事の誕生によって、県と国の主張が異なってくる可能性があるため、独自に主張できる立場を求めたとみられる。
 住民側は国の参加申し立てを却下するよう求めていた。




基地が生物に悪影響 環境保全へ官民協力を 沖大講座研究者ら
琉球新報 2015年1月25日

img54c3d3efb7b26.jpg
沖縄の自然環境保全に向けて報告した桜井国俊氏(左から2人目)、大浜浩志氏(同3人目)、吉川秀樹氏(同4人目)=24日、那覇市の沖大

 第520回沖縄大学土曜教養講座「自然・環境・生物多様性から問い直す21世紀の沖縄」(同大地域研究所主催)が24日、那覇市の同大で開かれた。研究者、行政、環境団体の視点から報告があり40人が参加した。名護市辺野古の新基地や高江ヘリパッド建設、世界自然遺産登録などの現状を踏まえ、行政と市民が「大切な自然を未来に残す」という目的を共有し、協働することの重要性を確認した。
 県環境部の大浜浩志統括監は、国内法が適用されない広大な面積を持つ米軍基地の存在による影響が沖縄固有の危機と指摘。生物多様性の長期的な悪化をもたらすと報告した。全国47都道府県中18自治体で定められる生物多様性や自然戦略の中で、米軍基地による危機を盛り込んでいるのは沖縄だけだという。
 辺野古埋め立て承認など県が進めてきた行政手続きを振り返った桜井国俊名誉教授は「県は国の代行機関ではない」と指摘。環境保全に向け、行政と市民が目的を共有することや協働する必要性を強調した。
 沖縄・生物多様性市民ネットワークの吉川秀樹代表も登壇した。




 「沖縄の行く末は日本の行く末」 
  移設続行国の横暴映す
   辺野古の映画「圧殺の海」

2015年1月21日【東京新聞・こちら特報部右】

 米普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の辺野古(名護市)移転に反対する市民運動を追った映画「圧殺の海 沖縄・辺野古」が完成し、東京で来月十四日から公開される。昨年、名護市長選と知事選、衆院選で、いずれも反対派が当選したのに移設工事は進む。撮影は続いており、続編の予定もある。藤本幸久監督(六O)は「米軍基地は沖縄だけでなく、普遍性のある問題。関心を持ってほしい」と話す。(鈴木伸幸)

映画「圧殺の海 沖縄・辺野古」の一場面


 昨年七月一目、撮影が始まった。安倍晋三首相が集団的自衛権の行使容認を閣議決定したその日、辺野古への移転工事も動きだした。
 移設予定地に隣接する米軍キャンプ・シュワブのゲート。防衛省沖縄防衛局が資材をトレーラーで運び込もうとし、反対派の市民が座り込んで阻止した。警官が市民を強制排除しようとして、現場はもみくちゃに。カメラが揺さぶられたのか、右に左に揺れる臨場感あふれる映像だ。
 翌八月には辺野古沖でボーリング調査が始まった。立ち入り禁止にされた海域に市民がカヌーで入ろうとし、海上保安庁のゴムボートが猛スピードで近づき、職員が「出ていきなさい」と制する様子が生々しい。にらみ合いが続いた後、海保職員はカヌーを押さえ付け、市民をゴムボートに引きずり上げて拘束した。
 「反対の民意を無視して工は進む。市民を国が力でねじ伏せようとしている」と藤本氏は言う。「沖縄だけでなく、この国はこれでいいのか。沖縄の行く末は日本の行く末でもある」
 藤本氏は移転計画が浮上した二OO四年から辺野古移転の問題を追い続けている。同年に行われたボーリング調査に対する反対運動を撮影し、映画を作った。「当時は警察や海保は介入しなかった。ところが、今回は積極介入。安倍政権の強硬姿勢が表れている」と話す。
 辺野古では今年に入っても、にらみ合いが続いている。キャンプ・シュワブのゲート前で今月十日夜に突然、資材の搬入作諜が始まった。もみ合いになり、男性がペットボトルで警備員を小突いたとして逮捕された。十五日には座り込む市民数十人ともみ合いになる中、作業が強行された。十六日にはカヌーで抗議行動中、拘束された男性のあばら骨にひびが入った。
 反対運動を続げる沖縄平和運動センターの山城博治議長は「警備は日増しに強化され、暴力的になっている。このままでは死人すら出かねない」と話す。
 沖縄だけでなく、東京でも抗議行動が行われる予定だ。沖縄出身者が中心となり、二十五日午後二時から、国会を取り巻く「国会包囲ヒューマンチェーン」を行う。実行委員会は辺野古の海を表す「青いもの」を身に省けての参加を呼び掛けている。
 藤本氏は「沖縄戦を体験した世代が精神的支柱となり、『基地があれば戦争になる。基地はいらない』と体を張っている。戦後世代の安倍首相は、金とカでどうにかなると思っているかもしれないが、想像力が足らない」と話した。
 映画「圧殺の海」は東京.東中野のポレポレ東中野で上映される。名古屋でも上映の予定。続編の撮影では、制作協力金を募集している。問い合わせは事務局=電090(8278)6839=へ。

映画への思いを鱈す藤本幸久監督=東京都内で

--------------------

http://america-banzai.blogspot.jp/2014/11/blog-post.html
藤本幸久 影山あさ子監督作品
圧殺の海-沖縄・辺野古
2015年/森の映画社/109分
キネマ旬報の文化映画ベストテンで7位に選ばれました

◎ただいま上映中!◎
大阪・シアターセブン(好評につき2/6まで続映決定)
http://www.theater-seven.com/

◎近日公開◎
東京・ポレポレ(2/14~
http://www.mmjp.or.jp/pole2/

名古屋シネテーク(2/28~
http://cineaste.jp/

続きを読む

日本人拘束 安倍首相のバラマキ中東歴訪が招いた最悪事態

日本人拘束 安倍首相のバラマキ中東歴訪が招いた最悪事態
日刊ゲンダイ 2015年1月21日

a8cec41a46a637b53b311ffd53047d7820150121150315490_262_262.jpg
 衝撃的な事態だ。日本人2人が「イスラム国」に人質として捕まり、72時間以内の殺害を予告された。

 イラクとシリアの北部一帯を支配し、残虐の限りを尽くしているイスラム国は、これまで人質に取った白人を容赦なく殺しているだけに、殺害予告は脅しじゃない。

 人質は湯川遥菜さん(42)と、フリージャーナリストの後藤健二さん(47)とみられている。イスラム国はビデオ声明で、72時間以内に2人の身代金2億ドル(約235億円)を払うように要求している。

 イスラム国が20日に流したビデオ声明は、「日本政府と国民へのメッセージ」というタイトルで、1分40秒ほどのもの。〈日本の首相へ。日本はイスラム国から8500キロも離れていながら、自発的に十字軍に参加した〉〈日本国民に告ぐ。おまえたちの政府は、イスラム国と戦うのに2億ドル支払うという愚かな決定をした。日本人の命を救うのに2億ドル支払うという賢明な判断をするよう政府に迫る時間が72時間ある〉とナイフ片手に英語で凄んでいる。

 ビデオ声明でも分かるように、今回の人質事件、安倍首相の「中東外交」が引き金になったのは明らかだ。

 16日から中東4カ国を訪問している安倍首相は、17日にカイロで行った演説で、「イスラム国の脅威を食い止めるために2億ドルを支援する」とブチ上げた。この演説がイスラム国の怒りに火をつけたのは間違いない。湯川さんは昨年8月、後藤さんは昨年10月にイスラム国に拘束された可能性が高いが、これまで殺害を予告されることはなかった。
元レバノン大使の天木直人氏がこう言う。

「イスラム国が、安倍首相の中東訪問のタイミングを狙っていたのは間違いないでしょう。しかも、首相は、イスラム国と戦うために2億ドルを支援すると表明した。彼らにとっては、飛んで火に入る夏の虫です。イスラム国は、ネットを駆使して世界中の情報を手にしている。恐らく、安倍首相が何を語るか、じっくり観察していたはず。深刻なのは、彼らは、日本の中東政策を問題にしていることです。日本は文字通り、イスラム国との戦争に巻き込まれてしまった」

 安倍首相は真っ青な顔をして「2億ドルは避難民への支援だ」と釈明していたが、もはや「イスラム国」に言い訳は通用しない。

■カネをバラまいただけの中東歴訪

 そもそも、安倍首相は、このタイミングで中東4カ国を訪問する必要があったのか。

 ちょっと考えれば、いま中東にノコノコと出掛けて、「イスラム国がもたらす脅威を食い止める」と2億ドルのカネを出すと表明すれば、イスラム国を刺激することは容易に想像がついたはずだ。

「地球儀を俯瞰する外交」を掲げる安倍首相は、これまで50カ国以上を訪問し、毎月、外遊すると心に決めているらしいが、中東に行く緊急性はまったくなかったはずである。


 実際、16日から20日まで駆け足でエジプト、ヨルダン、イスラエル、パレスチナを訪ねているが、中身のある外交はゼロだった。エジプトに430億円、ヨルダンに147億円……と、ひたすらカネを配っていただけだ。総額2900億円である浮かれてカネをバラまき、その結果、人質事件を引き起こしているのだから、どうしようもない。

「安倍首相は中東歴訪を中止すべきでした。いま、中東諸国は“イスラム国”を相手に必死の戦いをしている。フランスではシャルリー紙に対してテロが起きたばかりです。各国の首脳は正直、安倍首相をゆっくりもてなす状況ではなかったと思う。そもそも、安倍首相は、どこまで中東外交を理解しているのか。今回、ゼネコン、銀行、商社など46社の首脳をズラズラと引き連れていったのが象徴です。トップセールスといえば聞こえはいいが、結局、安倍外交はカネ、カネ、カネ。日本人2人の人質事件は、カネにものをいわせる安倍外交の虚を突かれた格好です」(天木直人氏=前出)

 中東4カ国歴訪は、安倍首相が「どこでもいいから外遊に行きたい」と外務省をせっついて組んだ日程なのだろうが、人質事件を引き起こした責任をどう取るつもりなのか。

ーーー


2015年1月20日
安倍の最初の記者会見は無神経にもイスラエルの国旗の前で行われた
B8HTT51CUAM1z8X.jpg





後藤健二さんのお母さんの記者会見


後藤さん母、涙の訴え「健二の命を救って」安倍首相らに面会断られ
スポーツ報知 1月29日(木)7時5分配信

 過激派「イスラム国」に拘束されているフリージャ-ナリスト・後藤健二さん(47)の母・石堂順子さん(78)が28日、国会内で会見し「健二の命を救って下さい」などと涙ながらに訴えた。この日午前には安倍晋三首相、菅義偉官房長官らに面会を申し入れたが「時間がなく、調整がつかない」として断られたという。

 息子の新たなメッセージから一夜明け、石堂さんは社民党の福島瑞穂副党首の事務所を通じ、首相官邸などに「健二の命を救って下さい。ヨルダン政府との交渉にどうか最後まで全力を挙げて下さい」とのファクスを送ったが断られ「信じられません。残念です」と声を詰まらせた。

 石堂さんは国会内で「日本の地を踏めることを母として願います」。頭を何度も下げ、時折、声を震わせながら後藤さんを解放するよう訴えた。刻々と期限が迫るが「中東の話題の出ると『いつもあの子供たちはどうしているのだろう』と思いをはせていた。健二はイスラム国の敵ではありません」と強調した。昨年8月に拘束された湯川遥菜さん(42)を助けると言い残して後藤さんがシリアに入ったことについては「健二は心優しい子。先に入った友人を追い掛け、解放をお願いしたのだろう」と話した。





2015年1月23日

石堂順子氏記者会見 (佐藤健二さんのお母様)
主催:日本外国特派員協会

【全文】
「私はこの3日間、何が起こっているのかわからず悲しく、迷っておりました」
ジャーナリスト・後藤健二さんの母・石堂順子さんが会見

BLOGOS編集部2015年01月23日  
http://blogos.com/article/104041/  より


石堂順子さん
大変お忙しい中を、貴重なお時間をいただきましたことを感謝申し上げて、一生忘れません。

私は石堂順子と申します。
ジャーナリストである後藤健二の実の母親でございますが、
日本国民、そして日本政府の方々、そしてここにお集まりの方々に
感謝とご迷惑をおかけしますことをお詫び申し上げます。

私はこの3日間、私の身近にどのようなことが起こっているのか全く計り知れませんでした。
そのために、皆さんに大変お忙しい中を、ご迷惑をおかけしていますことを心よりお詫び申し上げます。

昨日ですね、健二の妻である嫁と初めて電話で交信いたしました。
嫁に聞きますと、2週間前に赤ちゃんが生まれたそうです。
私はびっくりいたしました。
「生まれたばっかりの2週間しか経っていない子どもを置いて、なぜ遠い所に行ったのですか」と質問しました。

そうしましたら、
「先に拘束されている知人を助けるために、救出するために、何が何でもという形で飛んでいってしまった」
と申しておりました。
私はその時感じたんですが、この地球は大切にしなければいけない。
たった一つ、私たちのために神がつくってくださいました、自然がつくってくださいましたものを、
なぜその貴重なプレゼントをなぜ壊すのか、私はわからないのです。
原子力を使い、地球を汚し、大気圏を汚して、そして何を求めようとするのか、私には全然わかりません。

今日こうやって皆さんにお会いすることも、
どこで聞いたのか、私の近いところからは「この会見をやめるように」と言う電話がいっぱい入っております。
しかしそれは間違いだと思います。
皆様がお忙しい中、人類のために、そして身近では私どもの拙い息子のために、
お忙しい中をお時間をつくって下さったものですから、
感謝を申し上げる、これが当たり前ではないかと思いまして、電話を無言で切らせていただきました。

私はこの3日間、ただただ、何が起こっているのかわからず悲しく、迷っておりました。

健二はどういう子どもだったかと申しますと、小さい頃から、それもまだよちよち歩けない頃から、幼いお友達がいますと、いつもいつも心優しく接していた子どもです。ですから、自分のところに出産したばかりの奥さんを置いて、そして生まれたばかりの乳飲み子を置いて出かけていったのだと思います。

昨日、その奥さんと名乗る方と初めて電話で交信いたしました。そして、私が驚いたのは、赤ちゃんを産んで、2週間にもまだ経っていないということなんです。私は健二に憤りを感じました。なぜ、そんな乳飲み子を残しながら、行くのかということ、友達が、友人がと言っても、2週間しか、子どもを守ってあげるのは親しかいないじゃないですか。心優しい子、正義感に燃えている子、と申しましても、なんかそこのところがちょっと解せませんでした。

もうひとつ、私は不思議でならないことがございます。それは、自分たちの地球を、自分たちの手で壊すということです。原子力、原子爆弾、そういったものを研究して、私どもが感謝しなければいけない地球を壊していく。そして、そこで生活している弱者を悲しみの落とし穴に突っ込んでいく。そのエネルギーがあったら、世界平和のために、それから地球を守っていく、そういった課題になる、将来を抱えた子どもたちのためになるような原子力であり、考え持つべきだと思っております。

私がいまこみ上げてくる涙を隠しておりますが、そのまま語っておりますが、それは、先ほど申しました原子力の問題です。地球を駄目にする、お水も駄目にする、すべてを駄目にする。それを一時の感情でどんぱちやるということ、それをぜひ阻止しなければいけない、そのように思います。

もし、原子力がいい方の活用じゃなくなるのであれば、私は、私の命をうしなうということも、全く厭いません。それはこの席ではっきりお申し上げます。


1


質疑応答

ー締め切りは日本時間の2時頃だが、イスラム国に対して何かメッセージはありますか。(インドネシアの記者)

イスラムの方々も、私どもと一緒に地球の平和を考えて、すばらしい地球が作れるのであれば、私の命などはどうなってもよろしゅうございますので…それと、私はあんまり良い頭を持っていませんので、ぜひ皆様方からお知恵をいただければ本当に嬉しいと思います。

そしてイスラム国の皆さんにも申し上げます。健二は、イスラム国の敵ではありません。釈放を願って、そしてイスラムへの関心で渡った子です。

イスラムの国と一緒に恨み辛みはやめて、いい地球をつくっていただければ、ここにお集まりのみなさん全員の方々がそのような願いであると私は信じております。お忙しい中を、本当にこのような席を作っていただいて、ありがとうございます。私の命で代えることがあるのであれば、私は自分の命を提出することに何の抵抗も感じませんので、健二は正義感の強い子どもですから、釈放していただきましたら、いい結果がでましたら、きっと地球のためにも、子どもたちのためにも、未来のためにも、尽くしていける子どもだと思います。

どうぞ、健二はイスラム国の敵ではなく、二週間しか経っていない自分の子どもをいてまでもイスラムへ渡った人間です。日本は唯一の被爆国ですが、被爆の後もその地球は惨憺たるものでした。こういったものは、私の命と代えるのであれば、私の命などというものは粗末なものですので、悔いはいたしません。

地球を大切にしていただきたい。私はそれだけを願っております。

ー非常にお辛い中でご出席いただき、ありがとうございます。恐縮ですが、一番最近、健二さんと連絡を取られたのはいつごろですか?日本の一部報道では、イスラム国が直接お母さんに連絡をされたというものもありますが、それは事実ですか。

健二は、大変親思いな子どもでございましたので、行く前には、私のところには連絡がございませんでした。それはやはり、ひとつは心配をさせたくなかったこと。もうひとつは、自分の同胞が捉えられている。そこへ行くということには反対されてしまう、という思いだったのだと思います。

私はそういうことに対して反対する親ではございませんで、今日も私の知人、親戚からこの場所に電話をもらっております。"なぜこの会を出席するのか、それをやめろ"、という通知でした。私はここに集まって下さっている方々、全て、私と同じ考えを持っていると思うのです。自分だけの利己的な幸せ、そういうことではなく、世界中の方たちが生活しているこの地球を守ること、そういうことを願っていると思うので、そういうお話は断ってまいりました。

それから、私の父は軍人です。朝鮮とか、そういうところのかなりのトップだったと思います。私はいつも軍用車と、三角形のひらひらする旗のある自動車で送られていました。しかし、今、私どもが、写真を見ますと、私のおじいちゃん、教育者だったんですが、草履履きで私の朝鮮馬山の宿舎へ訪ねてきました。私はつい最近まで、おじいちゃん、なぜそんな格好で朝鮮へ来てくれたの、恥ずかしいという思いをしたことがありました。しかし最近わかったことは、ちゃんとした格好をすれば、家族とか周りの人々に反対されたんだと思います。それでひと目息子に会いたいその一心で、海峡を渡ってきたと思うんです。

私も、そういう切ない親の気持ち、そういうのは現在は非常によくわかると同時に、すべての地球上で住んでいるお母様方、どういう気持ちでいらっしゃいますか。

一生懸命母の手で育てて、そして戦争に敗れ、こういうことを少しも考えない方は居ないと思うんです。戦争はやめていただきたい。美味しい白米から麦ご飯に変えたとしても、それは母たちの喜びだとおもうのです、どうぞみなさんのお力で、健二の命を救って下さい。

ただ、私は自分の子どものことだけを言っているのではないのです。健二はユニセフとかそういった子どものことを非常に考えておりましたので、今度、命あって帰るならば、日本のみならず、世界中を回って次世代を担う子どもたちの教育にも携わっていただきたい、そして、原子力の無い国を作っていただきたい。そんな言葉をかけてやりたいとおもいます。我が身を捨てることですね。

戻ってきたら、世界平和のために身を尽くす若者にしたい

ー私の国では、イスラム国ではないですが、シリアで拉致された女性を救うために、身代金が払われました。つまり、国によってはもっと柔軟な態度をとるところもありますよと。そういうメッセージを日本政府に対して出しますでしょうか。(イタリアの記者)

生意気かもしれませんが、健二のしたことは、つまらないことと言われるかもしれませんが、しかし、生まれて2週間も満たない子どもを置きながら、同胞・日本人の救出に向かったんです。是非とも、優しい気持ちで行ったのではなく、もっとイスラムに対しても違う感情があったと思います。それはなぜかと申しますと、捨て身で行ったということです。 ということは、やはりイスラムの国、そういう方にも、色々会って話をすればわかりあえる地球人たちだと判断したからだと思います。

イスラムの方々に、日本人はみんな好意的に接していると思います。私もこのような場所でお話をさせていただきまして、これほど海外のジャーナリストの方々が捨て身で息子のためにやってくださっています。そこから想像するならば、きっとイスラム国の中でも、そういう方はいっぱいいらっしゃると思います。その時は是非日本に申し出て下さい。

日本国も、後藤健二のこういった行為のためにお力を貸して下さった御国だと思えば、そう思えなくても、日本は第二次世界大戦を経験しております、子どもたちが泣き叫び、体中の皮が剥けて、そんな悲惨な、無条件降伏をした国です。わからないことがはないではありませんか。私の命と地球を守ることの取り替えがきくならば、私はこの身を捧げても、やはり綺麗な地球を作っていきたい。子どもたちの未来を素晴らしい教育者を育てながら、そして平和を考えて育つならば、やっぱり子どもも喧嘩好きな子どもだけでなく、平和な心の子どもが育つのだと思います。

ーやはり母親の涙というのは、見ている人達の心が裂けるような気持ちになると思います。イスラム教の信者もやはり女性を尊重していると言われます。私の国フランスでは、自分たちの考えをデモなどを通じて、一生懸命表しています。

きょうは非常に特別な機会です。今まで色々なペーパーも用意されていると思いますが、そうではなく、母親の涙というのは最も強い武器でもあると思いますので、イスラム国の組織に何か訴える、お母様の正直なお言葉を言っていただけますでしょうか。彼を捕えている方々に、お母様としての言葉を述べていただけませんでしょうか。(フランスの記者)

イスラムの方々にお願い申し上げます。
私どもの子どもである後藤健二は、幼児にものを教える事、低学年から大学まで指導することを最大に得意としております。そして、イスラムのことは決して嫌いではなく、逆の人間だと思っておりますので、もし元気で帰ってきましたら、こういう国の、イスラム国と共に歩んでいる、そして世界にはこういう科学の力を持っている国もいる、そして第一番に子どもの幸せを考えている、こちらにいらっしゃいます方々のような方々もいる。

少しはあちらの言葉も覚えて来るかもしれませんので、世界平和のために身を尽くし、心を整えて学んでいく、そういう若者にしたいと思います。彼はお友達を救うために、今回イスラムに出発いたしました。健二は幼い頃から弱い子ども、そういった方々に優しい子でございました。

政府からの連絡はまったくない
―1977年に起きたハイジャック事件で、当時の福田首相は身代金を払って人質の釈放を実現したわけです。その際には批判もされましたが、福田首相は「人命は地球より重い」と言いました。そういった言葉を、安倍首相にも思い出していただきたいと思いますか。(イギリスの記者)

はい、非常にそれを願っております。
それと同時に、健二も幼稚園、小学校、中学校、それから大学までも教師をした人間ですので、是非イスラム国で日本で勉強したいというお子さんがいましたら、ぜひ健二に申し付けていただければ一級の指導をすると思います。

健二にとって、日本はイスラム教諸国の敵ではなく、友好関係の、そしてイスラムのお幸せを願っている、私などよりも平和を願っているからこそ、知人が捕えられたと聞けば、何を置いても、二週間しか経っていない赤子を置いても飛行機で行ってしまった子どもですから、イスラム国にもそのような御縁がございましたら、私も息子と一緒に全力を持って子弟教育に当たらせていただきたいと思います。

それから私の家も開放したいと思います。世界に精神のきれいな、平和を求める子どもたちを一杯作っていきたい。それが私の願いでございますので。それは健二が日頃いつも口にしていた言葉だからこそ、私の口を使って言わせているのだと思います。

―先ほどより、"イスラムの方々"と口にされていますが、健二さんを捉えている団体は「イスラム国」という団体で、イスラムの国々の8割、9割で"これは本当の国家ではない、そしてイスラムの信者のやるようなことではないことをする団体だ"と非難されていることはご存知でしょうか。

イスラム国が傭兵や犯罪者だったり、社会に不満のある人々による組織であることはご存知でしょうか。また、例えば地域の色々な諜報機関の出先である、とまで非難されている。

「イスラムの人々に」とお話をされていますが、彼らが必ずしもイスラムを代表するものではないということをご存知でしょうか。(シリアの記者)

そこまでは存じ上げておりませんでした。失礼いたしました。 そのお話を聞いて、もしイスラムの方からお子さんが日本で勉強したいとか、そのような方がいらっしゃいましたら、私が全力を持ってお守りいたします。そして私の家でしっかりとお勉強していただくことをお約束いたします。

ーこの3日間、日本政府から何か連絡がありましたか?自分から政府と何か話をしましたか?(ロシアの記者)

全く日本政府から云々ということとか、そういったことはございません。ですから、お約束すること、皆様方の国から日本を知りたい、学んでみたい、みたいなお子さんがいましたら、日本国からは何の話もございませんが、ここで私は、私ができるかぎりのことをさせていただくことをお約束させていただきたいと思います。

(席を立つ)
2

どうもありがとうございました。
地球のために力を合わせて頑張ります。






石堂さんが発表したコメント

私は石堂順子と申します。

ジャーナリスト後藤健二の実の母親です。
多くの外国人記者の皆さんにお集まりいただき、感謝します。

日本国民・日本政府の皆さん、諸外国の皆さんに健二が大変ご迷惑をおかけしていることに心よりお詫びします。

私はこの3日間、ただただ、悲しくて、泣いていました。表現できません。

健二は幼い頃から心の優しい子でした。

健二はいつも「戦地の子どもたちの命を救いたい」と言っていました。

中立な立場で戦争報道をしてきました。

イスラム国の皆さん、健二はイスラム国の敵ではありません。解放してください。

日本は戦争をしないと憲法9条に誓った国です。70年間戦争をしていません。

日本はイスラム教諸国の敵ではなく、友好関係を保ってきました。

日本は唯一の被爆国です。アメリカによる広島と長崎への原爆投下で数十万人が亡くなりました。

あと残された時間はわずかです。日本政府の皆さん、健二の命を救って下さい。





「Abe, you killed Haruna!…Don't let Abe also kill me」後藤健二さん 日本語訳全文

Abe, you killed Haruna! 
150125_isis.png

画像が見えないようにYoutubeを小さくしてみました。
↓ ▷をクリックすると音声が聞こえます。





【湯川遥菜さん殺害か】後藤健二さんとみられる男性の声明全文
The Huffington Post  2015年01月25日 03時50分

私は後藤健二。
お前たちが見ているのは、私と共に拘束された遥菜がイスラムのカリフが支配する地で無残に殺された写真だ。

お前たちは警告を受け、期限を与えられ、人質には言葉通りの決定が下された。

安倍、お前は遥菜を殺した。
お前は人質への脅迫を真剣に受け止めなかった。
そしてお前は72時間以内に行動しなかった。

妻よ、愛している。
2人の娘に会えず寂しい。どうか、安倍に私の場合にも同じことをさせないでほしい。
あきらめないでほしい。
あなたは家族、友人、そしてインデペンデント・プレスにいる私の仲間たちと共にいる。
我々の政府に圧力をかけ続けなければいけない。

彼らの要求はより簡単になった。
彼らは今も公平だ。彼らは金を求めていない。だからテロリストに資金を渡す心配をする必要はない。
彼らが望んでいるのはだだひとつ、収容されているシスター、サジダ・アル・リシャウィの解放だ。

簡単なことだ。
お前たちは彼らにサジダを引き渡せば、私は解放される。今こそ可能なのだ。
そして我々の政府の人間は実際に目と鼻の先にいる。どんなふうに? 
我々の政府の代表が皮肉にもヨルダンにいる。
この場所はシスターのサジダがヨルダン政府によって囚われの身となっている。

もう一度言おう。
強調したいのは、私の命を救うことがいかに簡単か、ということだ。
お前たちがシスターをヨルダン政府から彼らに戻せば、私は即座に解放される。
彼女のために私がいる。

妻よ、これはおそらく私のこの世で最後の時間となるかもしれない。
そして、私は死者となるだろう。
これをあなたが聞く私の最後の言葉にしないでほしい。私も安倍に殺させないでほしい。





<検察再び不起訴>東電の勝俣恒久元会長、武藤栄元副社長、武黒一郎元副社長

2014年12月

東電元幹部、再び不起訴へ 東京地検 年明けに最終判断
東京新聞 2014年12月26日

PK2014122602100083_size0.jpg

東京電力福島第一原発事故をめぐり、検察審査会の「起訴すべき(起訴相当)」との議決を受けて、東電の勝俣恒久元会長(74)ら旧経営陣三人を業務上過失致死傷容疑で再捜査している東京地検が、三人を再び不起訴とする方針を固めたことが、関係者への取材で分かった。大規模津波の試算を把握していた旧経営陣が津波対策を取らなかったことについて、地検はあらためて、刑事責任を問うのは困難と判断したもようだ。東京高検など上級庁と協議の上、年明けに最終判断する。
 
複数の市民グループによる告訴・告発を受けて捜査を始めた地検は昨年九月、旧経営陣三人や事故当時の首相だった菅直人氏ら四十二人全員を不起訴とした。これに対し、検審は七月に勝俣元会長ら三人を起訴相当と議決し、地検は再捜査している。
 
関係者によると、捜査の最大の焦点は2008年に東電が高さ15.7メートルの津波の試算を得た後、防潮堤の建設や非常用発電機の高台設置など対策を取らなかったことの是非。検審は「原発は一度、事故が起きると甚大な被害をもたらす。原発事業者にはより高度な注意義務があり、想定外の事態を前提に対策を取るべきだった」と指摘した。
 
地検はあらためて地震や津波などの専門家から意見を聞き、旧経営陣ら関係者を聴取。市民グループ側は「15.7メートルの津波試算を得た後、対策を取っていれば深刻な事故は防げた」と主張してきたが、地検は今回の津波を予測し、事故を回避するのは困難だったと結論づけるとみられる。
 
地検が三人を再び不起訴とした場合、起訴相当と議決した検審とは別のメンバーによる検審が、あらためて審査する。再び起訴相当と議決すれば、三人は強制的に起訴され、公判が開かれる。
 
福島県民らでつくる福島原発告訴団は25日、最高検と東京地検に申し入れ書を提出。記者会見した武藤類子(るいこ)団長(61)は「原発事故の被害がどれだけひどかったかを理解し、起訴してほしい」と訴えた。



福島原発告訴団:不起訴は許さないぞ!東京地検前緊急行動

2014年12月25日 UPLAN
【福島原発告訴団】
何も対策をしなければ、地震、津波で原発過酷事故が起こるということを、東電も国も十­分に予測してたという調査事実を基に、12月9日、福島原発告訴団は新たな上申書を東­京地検に提出しました。
さらに12月22日、「だめ押し」の上申書を追加で提出しました。
東京地検は、起訴できるだけの証拠が次々と明らかになっているにもかかわらず、いまだ­に強制捜査もせず、東電旧経営幹部を聴取したという報道も聞こえてきません。
原発事故被害者は、泣き寝入りしろということでしょうか?
私たちは、こんな思いで、新しい年を迎えることはできません。
東京地検に対して、東電旧経営幹部の「不起訴は許さない!」と、緊急行動を行います。
ぜひ、ご参加をお願いいたします!


2015年1月
東京電力

東電旧経営陣3人を再び不起訴処分 東京地検
(福島15/01/22)

FNNLocal

福島第1原発事故に刑事責任があるとして告発されていた、東京電力の旧経営陣について­、
東京地検は、再捜査の結果、再び不起訴とした。

不起訴処分となったのは、東京電力の勝俣恒久元会長、武藤栄元副社長、武黒一郎元副社­長の3人。
3人については、検察審査会が、2014年7月に「起訴すべき」と決議したため、
検察­は、あらためて捜査を行ったが、再び不起訴処分となった。
今後、検察審査会が、再び起訴を決議すれば、強制的に起訴され、裁判が開かれる。





東電元会長ら再び不起訴 検審、強制起訴か審査へ
東京新聞 2015年1月23日 朝刊

PK2015012302100037_size0.jpg

東京電力福島第一原発事故をめぐって業務上過失致死傷容疑で告発され、昨年七月に検察審査会が「起訴相当」(起訴すべきだ)と議決した東電の勝俣恒久(かつまたつねひさ)元会長(74)ら旧経営陣三人について東京地検は22日、再捜査の結果「巨大津波を予測し、事故を防ぐ対策を取ることはできなかった」と判断、再び嫌疑不十分で三人を不起訴とした。今後、検審が再審査し「起訴すべきだ」と議決すれば、三人は強制的に起訴され、裁判が開かれる。 
 
不起訴となったのは、勝俣元会長のほか、武藤栄(さかえ)元副社長(64)、武黒(たけくろ)一郎元副社長(68)。検審が昨年七月に「不起訴不当」と議決した小森明生(あきお)元常務(62)についても、地検は嫌疑不十分で不起訴とした。小森元常務の不起訴は確定した。
 
東電は2008年3月、政府機関の地震予測に基づいて高さ15.7メートルの津波が到達する可能性があるとの試算を得ていた。この試算について昨年7月の検審議決は「科学的根拠があり、大規模津波を想定して対策を取る必要があった」と指摘した。
 
再捜査の結果、地検は東日本大震災の際に福島第一原発を襲った津波は、この試算をはるかに上回る規模で、巨大津波の襲来を具体的に示す研究成果は存在していなかったと判断。「三人には巨大津波を予測して、事故を防ぐための対策を取る義務があったとは認められない」と結論づけた。
 
原発事故をめぐっては、被災者らでつくる「福島原発告訴団」など複数の市民グループが告訴・告発。13年9月に東京地検は、対象となった42人全員を不起訴とした。
 
東京電力の話 「検察当局の判断であり、コメントは差し控えたい」

◆審査員11人中8人、2度議決の場合
 <強制起訴> 検察が不起訴とした事件について、検察審査会による2度の審査で、選挙権のある国民からくじで選ばれた審査員11人中8人以上が「起訴すべきだ」と議決した場合、裁判所が選んだ検察官役の弁護士が、容疑者を強制的に起訴する制度。2009年5月に導入された。




「東京地検 は東電幹部を起訴せよ」東京地検前要請行動

2015年1月21日 UPLAN
【東電の刑事責任を追及する会】
昨年7月東京第5検察審査会が議決した東電元幹部3名に対する“起訴相当”、1名に対­する“不起訴不当”についての東京地検の再捜査が2月2日で終了します。1月16日、­福島告訴団呼びかけた参院院内集会、地検要請行動に300名が参加しました。一昨年9­月の東京地検の不起訴処分の誤りを根拠づける証拠が続々と出て、もはや「刑事に責任あ­り」は明白です。しかし、東京地検は「東電不起訴」にするとの情報も流れています。「­東京地検は東電幹部を起訴せよ」との声をどんどん出して行かなければなりません。要請­書、要請署名の提出などの要請を行います。地検に自らの思いを訴えましょう。



福島原発告訴団検察庁前抗議ー福島第1原発事故東電・元会長ら不起訴検察審再審査へ

2015年1月23日







<謎の眠り病>「あの鉱山から風が吹いてくると、皆、眠りに落ちるのよ」〜眠りの谷カザクスタン〜ロシア・トゥデイ日本語訳


眠りの谷、スリーピー・ホロウ、カザクスタン
Sleepy Hollow, Kazakhstan

日本語訳 yokoblueplanet
字幕編集 金吾



人々はそこを「眠りの谷」と呼ぶ。
不思議な病にとり付かれたカザクスタンの小さな村—村人たちは、明らかな理由が無いのに眠りに落ち続ける。
無差別に襲う病には、治療法が無い。
眠りの病は何の前触れも無く始まる、そして罹った者は再び目覚めることがあるのかどうかを知らない。
幽霊の仕業と云う人々もいるー近くにある閉鎖されたウラン鉱山の所為だと言う人もいる。
医療関係者や科学者が何度もこの謎を解き明かそうと試みたが、この病の原因も経過も未知のままだ。
ロシア・トゥデイが、独自の調査をするために、カラチ村に入る。


北カザクスタン
2014年9月

ラジオ:
「眠りの流行病」がカラチを襲っているが、病気の原因は未だに不明です。
最初の患者が記録されて以来2年間、老若男女が気を失い、数日間眠り続けてきました。

1
イゴー・サムセンコ:
眠りの谷、眠りの窪地。皆、そう呼ぶんだ。
走り廻っていると思うと、次には動かなくなる、フラフラし始めるんだ。
首(頭)を廻して向きを変える時、それ以前に見ていたものに目の焦点が合ったままなんだ。
目よりも頭の方が速く動いている。
目を覚まさせようとすると、目を開けたいようだけれど、開けられない。
眠り続けるんだ。。。

2


眠りの谷、カザクスタン

カザクスタンの首都、アスタナから450km
ソヴィエト時代には、村はウラン採掘のために「最高機密」とされていた。
鉱山は1980年に閉鎖された。

(廃屋:歌)
美しい明日からの声が聞こえる
銀のジングル・ベルのように私を呼んでいる。
声が聞こえる、 魅惑的な道は回転木馬に乗った子どものように、頭をクラクラさせる。
私の美しい明日
泣き言や哀しみを持って来ないで、
泣き言や哀しみを持って来ないで、
そんなに私を傷つけないで!
純粋な源から 私はついていく 美しい明日へ
美しい明日へ

美しい明日へ
進み始める。

3
オルガ・サムセンコ:
ここの町の病院で生まれたの。
当然、ここで起こった殆どのことは知らないわ。
今は皆廃墟よ。
あそこの何軒かが使われているだけ。
ここでしっかりしているのは、そこの建物だけ。
町の他の建物は廃屋。
鉱山はずっと前に閉鎖されたけど、まだ家が残ってるわ。
引っ越しできる人たちは、いなくなった。。。
引っ越しでき無い人達が、ここに残ってるのよ。

これが最初の家。
ここの人たちも眠る人たち「スリーパー」だった。

4
オルガ・サムセンコ:
あそこに家が見えるでしょう?子どもたちが眠ってたわ。
奥の家でも、病気になってた。
あの女性の子どもたちも、眠りに 落ちていたわ。
農場ではいつでも、どこでも起こりえるのよ。
あれが私たちの学校。体育の時間ね。
9月1日、集会の後に、子どもたちが倒れ始めたの。
1時間の内に、8人の子どもが眠ってしまった。


病院

5
看護婦:
しっかりして。この子の容態の方が悪いわ。
昨日何があったの?

男の子:何も。

看護婦:
昨日、学校へ行ったのは覚えてる?
覚えてるのね? 学校へ行って、それから?
集会があったでしょう?

男の子: 家に帰った。。。

看護婦:
集会の後直ぐに帰ったの?
どこかで遊んで行った?

男の子:いや。

看護婦:
そう? 真っ直ぐ家へ帰ったの?
次に何があったの?
目眩がした?

男の子: (頷く)

看護婦:今はどう?

男の子: (頷く)


眠り病1
カイーア・アブドゥラクマノフ、主任医師、地区子ども病院:
全員の子どもに CT スキャンをしたのです。
びまん性脳腫脹(びまんせいのうしゅちょう) がありますが、神経学的症状としては悪化は見られません。
髄膜炎の兆候もありません。
訊かれたことには、皆、完璧に答えます。

nemuribyou.png
男の子:
集会から家へ戻ったよ。
フラフラしていて、倒れたんだ。
アンドレイが立つのを助けてくれた。。。
ティムールとエフゲニーが抱えてくれて、家まで連れてきてくれたんだ。

男性のQ:それから?

男の子:覚えてない。

女性のQ:前回、搬送したのは何人ですか?

55.png
グレゴリー・スリモフ =Grigory Sulimov 、救急車の運転手:
20人・・・20人以上だね。
冬には、少なくとも60人はいたね。
搬送した人たちを並べて置くんだ。
何人かは丸丸1週間眠り続けた。
子どもたちは立っていられなくて、倒れていた。
子どもたちはまるで酔っぱらっているようだった。
幻覚も見るし。
1人は体からカタツムリを採っていた。
別の子は、頭が破裂しそうだと云っていた。
気違い病院さ。


51.png
男の子オレグ・サムセンコ=Oleg Samusenko:こんな風さ。

女の子マリナ・サムセンコ=Marina Samusenko:
喋るでしょう、でも舌がもつれてしまうの。
幽霊と関係があると云う人たちもいるわ。

男の子オレグ: 誰もそんな事考えてないよ!

女の子マリナ: たくさんいるわ!

男の子オレグ:悪霊が僕らの体から出て行ってるって言うんだ、だから眠りについてしまうんだって。

女の子マリナ:
オリヤが言ってたけど、友達のスヴェトナが鉱山に行った時、灰色の煙が見えたって。
その時風が吹いて、この煙は別の方向へ流れて行ったそうだわ。
オリヤは、もし煙が家の方に来たら、眠りに落ちただろうって言ってる。

たき火

女性Q:
どう思われますか?
なぜこの村の人たちが、眠ってしまうのでしょう?

54.png

女性:何も聞いてませんよ。

56.png
リュドミラ・プシャコヴァ=Lyudmila Pushakova:
誰も何も教えてくれないのです。
本当のことを言うのを怖がっているのよ。
ここに何かが埋められたそうだわ。
地元の男性が一人そこで働いていたの。
関係者が、毒性廃棄物か何かが入った黒い箱を持ってきたって話してた。
それが埋められたわけだけど、それが原因と云う可能性もあるわね。
科学反応を起こしている重金属かも知れないわね。

58.png
アルス・シャラファエヴァ=Alsu Shalafaeva:
男達が7番鉱山に入った時、変な甘い臭いがしていたと言っていたわ。
それ以上深く入るのを怖がっていた。

女性Q:どんな気持ちですか、ここに住んでいるのは?

アルス=Alsu:
何が起こるのか、恐いです。
明日、全員が眠りに落ちてしまうのでは無いかと、恐ろしいです。

女性Q:病院で何をしたの?

59.png
男の子スタス=Stas:注射をされた。。。

女性Q:注射?

男の子スタス:
そう、注射。
アッと云う間に終ったよ!マリナだ。

父親:さあ、お母さんに挨拶して。

母親:可愛い子。

男の子スタス: 僕のウサギ!

父親:未だ、十分に目を覚ましてないんだ。。。

母親:キスさせて。

父親:大丈夫だよ、出かけたから疲れてるだけさ。

母親:
気をつけて、抱っこするわ。
待って、お母さんの所へ来て。
ダニーラの所へ行きたがってる。
オレグだわ。

マリナ:こっちへ来て、私の方へ来て!

母親:何でまだフラフラしてるの?

父親:出かけたから、疲れてるんだよ。

マリナ: 抱っこしよう!キスさせて。キスして頂戴。

60_20150121122227dec.png
母親:
酔っぱらっているみたいだわ。
心配だわ。
私たちも皆、眠りに落ちたことがあるので、どう考えていいのか分からないわ。
赤ちゃんたちに悪影響が無かったことを祈るだけよ。
他のことはどうでもいいわ。
キスさせて。
どうしてフラフラしているの?
キスさせて。こっちへ来て。

父親:
診断結果は、中毒性脳症なんだ。
医者は脳浮腫は微小で、まったく危険ではないと云っていた。

母親:医者には何も危険じゃないのよ。

父親:
医者が言ったことを伝えてるだけだから。
テストは全部、異常なし。

母親:いつものように。

父親:僕も同じことを言われたよ。

母親:
全員異常なし。
私は妊娠4ヶ月だったの。
最初は、倒れて手をついた、起き上がって
気分が悪い、暑すぎると思った。
外へ出てから、家に戻ってスウィッチを切って
その後のことは何も思い出せないの。
お医者さんたちは、インフルエンザだと言ったわ。
カルテには私が 37.3 ℃の熱で、足下がフラフラして力が入らないと云っていたことが記録されています
それだけよ。

男性Q:でも赤ちゃんの場合は、どうやって見分けるのですか?

母親:
赤ちゃんが眠りに落ちる時をどう見分けるかと云うこと?
イゴールを揺さぶったのだけれど、目を覚まさないので、セルゲイを呼んだわ。
彼が赤ちゃんを見ている間に、救急車を呼んだの。
眠らせないようにしたの。
彼には物が二重に見えていたわ。
ダニーラが部屋に入って来ると、「アー、2人のダニーラだ!」って。


(TV画像:)
62_20150121122506e71.png
眠り病は、カザクスタンの科学者たちによってカラチ村で行われた最新の研究によると、ウィルスが原因ではありません。
ウィルス学と放射線科の最高権威が村を調査し、毒物学者が一軒一軒を見て歩きました。
最先端の技術を駆使しましたが、眠り病患者に診断を下すことはできませんでした。

71.png
おばあさん:
死なせてくれないんだね、声が大きいこと!
力が無くて、歩くのも大変。。。

女性Q:しばらくテレビを消してもいい?

おばあさん:いいわよ、要らないから。

女性Q:何日になりますか?

おばあさん:6日。

女性Q:それでずっと横になっているのですか?

おばあさん:そうよ。

女性Q:
起きようとはしないのですか?
最後に起きたのは何時ですか?

おばあさん:
1時間前よ、でも磁石みたいにベッドに引き戻されたわ。
それから外へ出ると、太陽が出ているので、「エレナ、魚釣りに行きたいわって。。。」

女性Q:回復するまで釣りはダメよ!

おばあさん:
喉が渇いたわ。
弱ってるわ、脚が重いし、まるでブーツを100足も履いているようなのよ、目も廻ってるし。

女性Q:
雨がたくさん降った後に、強い風が吹いた日があって、それから次々と皆眠りに落ち始めたの。
風はあの鉱山から吹いていたわ。

おばあさん:彼に訊いたの、「魚釣りに行った方がいいかしらね?」
返事が無いので、
「ねー、魚が欲しい?」って。
「ニャオ!」
「魚釣りに行った方がいいかね?」
沈黙。
釣りに行かせてくれないのよ。

女性Q:
彼は何と云えば 良いの?
「そう、魚が欲しいって!」

おばあさん:
彼は魚が欲しいって言ったのだけれど、釣りに行かせてくれなかったの。
魚釣りには早すぎる!



73.png
川辺の男性アレクサンダー=Aleksandr Ratz, 元鉱夫:
釣り竿を仕掛けたら、足下が覚束なくて目眩がしたんだ。
釣れた魚から釣り針を外そうとしていたら、
川に引きずり込まれるような感覚を覚えたんだ、まるで悪霊が僕を倒そうとしているみたいな。
それから魚がもう一匹釣れた。
川が僕の前で揺れ始めたんだ。
何かが変だと気がついた。
吐き気がした。
車に戻ったけど、運転したのはまったく覚えていない。
気がついた時は病棟だった、仲間に囲まれていたよ。
同じ日に、僕ら5人は病院行きとなったんだ。
3日間だったよね、ヴァレリー?
集中治療室に3日間。
医者は、彼は脳梗塞だったと言ったんだ。
でも彼が目を開けた時には、話も出きるし、歩けるし。。。

74.png
ヴァレリー=Valery:
翼のある馬(天馬)に連れて行かれる夢を見たよ。
馬は飛んでいて、僕を捕まえたんだ。
大声で叫んだ。医者たちが僕に注射をして、僕は目が覚めた。

アレクサンダー:
多分、地中から吹き出しているガスの所為だよ。
症状から見ると、ラドンだな。
この不活性ガスの原子が重ければ重いほど、ヒトの神経系統への影響が強くなる
神経系統は頭だから。


地元の人たちは、過去2年間に,100人以上が異常な睡眠を体験していた。
数回体験している人たちもいると言っている。
だが、公式な統計は無い。


母親:
オレグ!起きて学校へ行く時間よ。
ダニーラ、起きて。
おチビちゃん、さあ!
背伸びして!私のちびウサギちゃん。

75.png
大きいお母さん:
目が覚めたわ、朝起きられるのは嬉しいことよ。
朝に目を覚ませば、起きたと云うこと!
いいことよ!

母親:誰?
小さなお兄ちゃん?

大きいお母さん:お散歩に来たの?ウサギちゃんたち。

76.png

母親:起きているかどうか見るのに、毎朝見に来るのよ

大きいお母さん:テストもサンプルもここからたくさん持って行ったけど、誰も結果を知らせてくれないの。

母親:
信じられないことは、彼らがそれは大騒ぎする程のことじゃないと言ってることよ。
そんな筈無いでしょう?

大きいお母さん:去年は、「誰も死んでいないでしょう!」って言ったのよ。

母親:そう言ったのよ。

大きいお母さん:
何で気を揉んでいるんだ?
1人も死んでいないのにって。
でも年配の男性が一人死んでるわ、ちょうど皆が眠りに落ちている時に。

母親:その通りよ。

大きいお母さん:彼も眠りに落ちてたわ、でも彼らはおじいさんは脳梗塞だったと言ってた。


母親:
私たちの集団農場はこの水だけを使ってる。。。
他のは使わないわ。
料理と、冬には洗い物にも使うわ、冬には川の水は取れないのよ。

(サンプル:)
77
分析のためにモスクワへ持って帰ります。

78.png
水質検査に加えて、土壌と植生サンプルも採取した。

(ジャガイモ)
何があっても時は流れる!

父親:大事なことは、ガッカリしないことだよ。


(集会所:)
(歌:)
空に太陽は輝き、芝生は緑だった。
彼女は結婚したくて、朝から晩まで相手を探した。
道端の花を全部摘んでしまった、花輪を作るために。
ヴァズィリーはバジル、
コルヤはカリフラワー、
ハリーはヒヤシンス、
パヴェルはケシ、
1-2-3-4-5-6-7-8.

(ダンス:)
前へ。
廻って2、
そして進む。

81
女性=Lyubov Relkova リュボフ・レルコヴァ:
これが私たちの町の成れの果てね。
こちら側のこの家には4人住んでるわ。
ここには2人。
この建物には6家族位。
誰もウランを必要としなくなったので、鉱山が閉鎖されたのよ。
ここに住む人々も必要とされなくなったの。
それが私たちの町の寿命の終わり。

これが昔、幼稚園だった所。
とてもきれいで豊かだったわ。
ここは冬に必要な薪を作る所。
乾燥した木をノコギリで切って、暖房に使えるように小屋に蓄えるの。

(ドアを開ける)
ここは撮らないでね、酷い状態だわ。

82
ここは、私が初めて眠りに落ちてしまった場所よ。
ちょうどここでね。
私が一番最初に眠りに落ちたの。
覚えていられないので、書き留めるようにしたわ。
2010年の4月に起きて、次が2010年の9月。
大分開きがあるわね!
次は2011年の1月、4月、6月、10月、そして2012年の3月。
虚血性脳卒中だと診断されたの。

後で、隣の人も眠りに落ちたわ。
なぜ最初にここで眠りに落ちたのかの理由は分からないわ。
ここに凝縮されているのかも知れない。
今は暖かいので、空気の入れ換えもできるけど。

Q:ここに放射線があるかどうかご存知ですか?

リュボフ・レルコヴァ:
分からないわ、計測器も無いし。
計測できます?

Q:スウィッチを入れました。

リュボフ・レルコヴァ:
ここには暖房がありません。
誰か立ち寄る人がいるかも知れないので、2−3時間ここに詰めています、上着を着たまま座ってるんですよ。
1人も来ない日もあります。
結果はどうです?
どれ位ですか?


83
測定器:
放射線量は1時間 19マイクロレントゲン(=0.19マイクロシーベルト)です。
正常値です。


村から3km。

黒服の男性:
立ち入り制限区域で、ここでは皆、散歩しない。

以前ウラン鉱山があった場所だ。
1980年に採掘は停止になった。

黒服の男性:我々がいるのは、4番鉱山の埋め立てられた立坑の上だ。

測定器:放射線量は毎時16μR(0.16μSv)

01
黒服の男性:ね、ここには放射線は無いよ。

02
ピンク服の男性=アレクサンダー・ラプテフ Aleksandr Laptev:
自分の眼でここには何も無いことを確認したでしょう。
だから放射線が、眠り病の原因とする根拠が無いんだ。
皆、何年も鉱山で働いたが、誰も眠りに落ちていなかった。
そこに我々は立っているわけだが、誰も倒れてないだろう。

03
黒服の男性:
もっと奥の6番鉱山に行って、そこの放射線量も量ってみよう。
あなたや私だけでなく、村の人々に。
毒性のある物質は地下奥深く埋められていることを証明することになる。
放射線は無いよ!


ナレーション:誰もが何かの毒物がここから広まっていると考えていた。


黒服の男性:
放射性核種テストのためにクルチャトフまで行ったんだ。
テストは全部正常値内で、僕たちを眠りに落としているのは放射線ではないと云われた。

ナレーション:
ここは唯一私企業の工場だった。
塩と鉛の工場だった。

黒服の男性:これが6番鉱山の坑道だ、調べてみよう。

ピンクの服の男性:貨物用昇降シャフト/坑道。持ち出していた場所だ。

黒服の男性:と云うことは、ここが一番危険な場所と考えられていたのかな?

ピンク服=アレクサンダー Aleksandr:いや、ここには何も無いだろう?全部砂利で覆われている。

黒服の男性:
放射線量は毎時 84μR(0.84μSv)だ。
もっと下も見た方がいいだろう?

04
268.

05
この計測器はデータを記録しないだろう?
と云うことは、結局、ここに何かがあると云うことになる。
あそこでは 16μR(0.16μSv)、ここは 268μR(2.68μSv)だ。
誰に報告すれば良いんだ?

19
ピンク服=アレクサンダー=Aleksandr:
所轄官庁に話すべきだ。
放射線量がここでこんなに高いのであれば、また覆いかぶせる必要があるな。

黒服の男性:ここに漏れがあるに違いないね。

ピンク服の男性:
ああ、あるね。
でも、眠り病は引き起こさないだろう。
ここに居ちゃいけないよ。
移動しよう。


18
看護婦マリナ・パシクルラト=Marina Pashkurlat: :
医師が処方した処置をしている所です。
あの眠りの後は、もの凄く弱って、目眩がして、眠気が襲う。何でなのか、本当に知りたいわ。

看護婦::恐い?

女性:もちろんよ!

看護婦:夜寝床に就いて、朝目覚めるのかって思うのね。

女性:そうですよ、特に子を持つ親たちはね。

女性医師ターニャ・マテューシナ=Tatyana Matyushina::
コクッシェタウで検査された子どもたちは
全員 びまん性脳腫脹(びまんせいのうしゅちょう) があると診断されました。

Q:どれ位危険なのですか?

21
医師:
良くないと云っておきましょう。
どんな経過になるのか分からないのです。
気がふれるとか、何か不具合が生じるとか、頭痛とか。。



13
男の子オレグ:
学校へ行くとこめかみの所がズッキンズッキンするんだ。
ここも。
まるで、斧で頭をちょん切られているような感じなんだ。

母親:まさか。

男の子オレグ:
どれ位痛いか分かる?
薬は役に立たないんだ。
14

母親:お医者さんに診てもらわなくちゃ。

男の子オレグ:
まだ痛いんだ。。。ここが。
初めは気にしないんだ。
それから、もの凄く痛くなるんだ。


16
母親オルガ・サムセンコ:
この眠り病にぴったしの天気だわ。
お昼ご飯の後に起こるのよ、お天気がこんな日に。
皆、倒れ始めるの。
でも今日は静かだわ。
心配だけれど、まだ何も起きていないわ。
でもあの鉱山から風が吹いてくると、皆、眠りに落ちるのよ。


追伸
17
TV画面:
眠り病は猛威を振るい続けている。
新たに4人がカラチ村から病院へ搬送された。
当局と科学者は未だに何が原因なのか、説明できていない。
専門家がカラチ村で調査を行ったが、何の成果も得られなかった。
カラチの土壌と根の独自の分析では、何の異常も認められなかった。
水の鉛含有量(Pb)は、僅かに正常値を上回っていた。

18

取材チームの誰も、カラチへの出張中に異常な眠りに襲われる事はなかった。

19






<謎の眠り病>動画を見て気になったこと




汚染水を太平洋に流す準備その1〜福島第1原発事故による営業損害の賠償・風評被害営業損害打ち切り〜


これから先もっと賠償が必要になるのでは?
何考えてるんだ!
大地を汚して、汚して、汚して汚して…
そして海を汚して、汚して、汚して汚して…
これからもますます大地も海も大気も汚して、汚して、汚して汚して…

国と東電の「賠償終了」素案撤回求め、県商工会連合会が意見書
(福島15/01/21)

FNNLocal

福島第1原発事故による営業損害の賠償の支払いを、
2016年2月で終了するとした国­と東京電力の素案の撤回を求めて、
福島県商工会連合会が、意見書を提出した。

東電賠償1
21日は、県商工会連合会の轡田倉治会長などが、東京電力の本店を訪れ、
賠償の継続を­求める意見書を手渡した。

轡田会長は
東電賠償2
「われわれ、2万3,000人の会員全てが、冗談じゃないよと。そ
の(賠償­打ち切りの)根拠がわからないということ」と話した。

東電賠償3
国と東京電力は、避難区域の営業損害と、それ以外の地域の風評被害の賠償について、
2­016年2月で支払いを終えるとした素案を、県内の各商工会に示していた。

東京電力福島復興本社の新妻常正副代表は
東電賠償4
「あくまでも案として、私どもはお示しさせて­いただいたわけでございますので、
今後、いろいろなご意見等を承りながら、決定してま­いりたい」と話した。

現在の賠償制度を整理した。

東電賠償5
避難区域の事業者には、事故前の平均の売り上げを基準に、
事故発生から2015年2月­までの4年分の売り上げが、一括して支払われている。
これは、避難先などで営業を再開して収益がある場合でも、全額賠償される。

東電賠償6
一方、避難区域外の事業者は、
風評被害による減収分が賠償の対象となっていて、期限は­決まっていなかった。

東電賠償7
国と東京電力の素案では、これまでと同様の賠償は2016年2月で終了し、
それ以降に­ついては、営業の回復状態をふまえて、個別で対応するとしている。





本当は「風評」じゃないんだけど、
今の日本語は風評=実害が現実ということで、
これから海へ汚染水を流すという時期に、賠償打ち切りという東電の高ピシャなご意見は

許せません!


これが事実です↓東京電力が太平洋を汚している
<魚介類食べるな危険!>
福島第一原発から汚染水を薄めて太平洋へ!原子力規制委員会が許可

サブドレン」と呼ばれる建屋周辺の井戸から、汚染された地下水をくみ上げ­て、
基準値以下に浄化し(薄めて)、海に放出する




いろいろな放射性物質の半減期
原子力発電環境整備機構より
81










<魚介類食べるな危険!>福島第一原発から汚染水を薄めて太平洋へ!原子力規制委員会が許可

日本中がイスラム国人質事件で揺れている中、報道されないチャンスだからか?
とうとう海へ流す準備が整いました!
汚染水浄化=薄める(減らすのではなく薄める)
※トリチウムは全量



原子力規制委、第1原発地下水海洋放出計画を認可
(福島15/01/22)

FNNLocal

1

福島第1原発の建屋周辺の井戸から汚染水をくみ上げて浄化し、海に流す計画について、
­原子力規制委員会は、この計画を認可した。

計画では、「サブドレン」と呼ばれる建屋周辺の井戸から、汚染された地下水をくみ上げ­て、
基準値以下に浄化し、海に放出するもので、
これによって、汚染水を、1日およそ2­00トン減らせるとしている。

田中俊一委員長
2

更田豊志委員
3

中村佳代子委員
4

原子力規制委員会では、
汚染水の管理や測定を慎重に行うよう求めたうえで、21日にこ­の計画を認可した。

5
東京電力では、
地元の理解が得られるまでは、海への放出はしない」としていて、
今後­も漁業者などへの説明を続けていくという。





汚染水を福島から太平洋に!
「地元」ってどこだ?





<高浜のプルサーマル・40年期間延長・高温ガス炉・福島第一原発>
小出裕章氏12/31報道するラジオ年末特番(文字起こし)


小出:いつかそう遠くない時点で、
私は汚染水を「意図的に」海へ流さざるを得ない日が来るのではないかと、危惧しています。

水野:はぁ〜。「意図的に」流さざるを得ない…




いろいろな放射性物質の半減期
原子力発電環境整備機構より
81





<福島県>人口減少を食い止める対策〜デメリットは口が裂けても言いません〜


子供たちを避難させるのではなく、
こっちへ来て結婚して子供を産めという…


人口減少対策 県の会議で、県内外のさまざまな対策紹介
(福島15/01/20)

FNNLocal


1

25年後の福島は、どんな姿になっているのか。
25年後の2040年、県の人口は149万人、今から45万人の減少が予想されていま­す。
何が有効なのか、福島県が対策に乗り出しました。

20日の福島県の会議では、県の内外のさまざまな対策が紹介された。
モデルケースとして、導入が進んでいくことも想定される。

2
その1つに挙げられたのが、福島・昭和村の「からむし織り」の体験制度。

3
体験終了後の3年間、生活支援を受けることができ、
これまでに93人の体験生のうち、­27人が村内に定住、結婚して出産した人たちも少なくない。

4
さらに、茨城県で取り組む「婚活サポート」
市町村や企業ボランティアなどと連携し、結婚相談や婚活パーティーを開催。
8年間で開催したパーティーは1,392回で、5,851組のカップルが誕生するなど­、大きな成果を挙げている。

福島県の人口減少対策に必要な視点について、有識者の法政大学・岡崎昌之教授は
5
福島­のメリットは、首都圏に近いこと。福島は、素材豊かなだけに、可能性は本来ある」と話­した。

二本松市にある、ななくさ農園・関元 弘代表は
6
この地域で、自分がしたいこと、夢がかなうという機運づくりができれば、人­が来る。
それをできる環境整備と、応援する仕組み(が必要)
」と話した。

福島県は、2カ月に1回程度、会議を開催し、対策を協議していくことにしている。




臭いものに蓋をして、全く現実を見ていない。
確かに2011年3月までは、自然が豊かで素晴らしい土地。
海の幸も山の幸も豊富でとても美しい所。
だった…

忘れちゃったんですか?
東京電力福島第一原子力発電所の事故を。
目には見えないけれど、汚れているんです。
若い人や妊婦や子供は避難しなければいけないんです。
どんどん福島第一原発から遠いところへ移住しなければいけないのだから、
福島県の人口は減少するのは当然のこと。

zu_25_002.gif


セシウム137の半減期は30年。
ストロンチウム90の半減期は29年。
プルトニウムはなんと2.4万年!
4年や5年で帰れる筈がない!

いろいろな放射性物質の半減期
原子力発電環境整備機構より
81

30年後(2041年)で、セシウム137とストロンチウム90はやっと半分です。
けれど、今回の福島第一原子力発電所から放出された放射性物質は、
一体どれだけの種類の核種がばら撒かれているのか、それすらきちんと調べられていません。
しかも、今現在も福島第一原子力発電所からは放射性物質が放出され続けているのです。

82



守ろう!福島県!!命は二の次


<東海村J-PARC>安全管理に疑問〜作業員の転落事故隠し&1/16火災〜



2015年1月20日 東京新聞朝刊
IMG_0038.jpg

東海村・加速器事故施設 作業員が転落、労災公表せず
東京新聞  2015年1月20日 朝刊

IMG_0037.jpg

2013年に放射性物質漏れ事故があった茨城県東海村の加速器実験施設「J-PARC」で昨年12月、作業員が重傷を負う労災事故があったが、公表されていないことが分かった。
施設側は被ばく事故でないためとしているが、07年にあった同じような事故は公表されている。
 
施設を管理運営するJ-PARCセンターによると、事故は昨年12月24日夜、機械棟でケーブルの取り付け作業をしていた男性作業員(40)が足場から約3.5メートル下に転落、右足を骨折した。119番で駆け付けた救急隊が男性を水戸市の病院に運んだ。
 
センターは事故を国や県、村に報告したが、公表していない。
公表しない理由を「作業員が被ばくしたり、放射性物質による汚染や外部環境への漏えいもなかったから」と説明。
しかし、センターを設置する高エネルギー加速器研究機構は07年、J-PARCの作業現場で起きた重傷の転落事故をホームページに掲載し、公表している。
 
この施設では13年5月、金に陽子ビームを当てて素粒子を発生させる実験中、放射性物質漏れ事故が発生。研究者ら34人が被ばくし、施設外に放射性物質を放出した。いずれも人体に影響を与えるレベルではないという。実験の再開に向け、安全管理体制の見直しなどを進めている。





「07年、J-PARCの作業現場で起きた重傷の転落事故をホームページに掲載し、公表」
とあるので、探してみました。

J-PARCニュース&トピックスから2007年
ずーっと下まで見ていくと、3月
J-PARC転落事故1

J-PARC建設現場で発生した転落事故について (2007.3.22)
J-PARC.png

J-PARC建設現場で発生した転落事故について
1. 事故発生の日時 平成19年3月22日(木) 13時55分頃
2. 事故等発生の場所 J-PARC 50GeVシンクロトロントンネル内
3. 事故等の状況
J-PARC建設現場(50GeV第2脱出棟トンネル側出入口付近)において、ケーブル敷設作業中に、作業員1名が約2.5mの高さから転落し、重傷を負いまし た。



2007年の事故は2.5mの高さからの落下です。
今回は3.5mの高さからの転落。

そして、東京新聞が書いている通り、
2014年12月にも
J2014.png

2015年1月でも、
J2015.png
2014年12月24日に起きた転落事故は公表されていません。



東京電力でも19日に2件の転落事故が福島第一と柏崎刈羽でそれぞれ起こっています。
10m下に転落した福島第一では作業員が死亡しました。
<東京電力死亡事故> 
19日、福島第一原発ー作業員10m落下死亡&柏崎刈羽原ー発作業員3.5m落下治療中 
そして翌日、福島第二原発作業員も事故死

あっちでもこっちでも転落事故。
とっても心配です。


そして…なんとビックリ!!つい先日J-PARCでは火災も


J-PARC・物質・生命科学実験施設(MLF)第2実験ホールにおける火災について
平成27年1月16日 
J-PARCセンター 日本原子力研究開発機構 高エネルギー加速器研究機構

1.発生日時 : 平成 27年1月16日(金)15時01分頃
2.発生場所 : 独立行政法人日本原子力研究開発機構 原子力科学研究所
J-PARC・物質・生命科学実験施設(MLF)第2実験ホール(第2種管理区域)
3.状況 : 1月16日9時からミュオンビームライン用の電磁石電源のメンテナンスを実施していた。
①14時30分頃、通電準備作業を開始。14時57分頃、異臭がしたため制御盤の扉を開けたところ、15時01分頃、電磁石制御盤のトランスから発火を確認。消火器による初期消火を実施。
②15時01分、119番通報。
③15時11分、ひたちなか・東海広域消防本部の消防車が入構。
④15時26分、ひたちなか・東海広域消防本部により火災と判断。同時に鎮火確認。焼損面積は約30cm×20cmであり、トランスが焼損した。
⑤管理区域内・外に放射性物質の漏洩はない。

なお、加速器からのビームは停止しており、ミュオンビームの利用はしていなかった。
4.原因 : 調査中。
5.影響 : 放射性物質による周辺環境への影響はない。また、負傷者もない。



J-PARC火災

東海村J-PARCの、安全管理や危機管理はどうなっているのか?
とても心配になります。
超危険な現場なのだから、しっかりとした管理をしてほしいと思います。
↓この事故後ちゃんと改善されているのか?不安です。

J-PARC日本原子力研究開発機構の放射能漏れ事件に関する記事

「茨城東海村大学院生等4名2ミリシーベルトの内部被ばく。
連絡は警報から36時間後。モニタリングポストの異常あり」
日本原子力研究開発機構公表資料&NHKニュース時系列


「安全装置は1日10回ぐらい毎日止まるんです、だから経験から再起動」
5/27モーニングバード書き出し・J-PARC55名の被ばく検査結果資料・東京新聞社説


<保存してるよ!>放射放出事件・東海村J-PARCがネットから消した資料

どんな放射性同位体が飛び出したの? 東海村J-PARC(日本原子力研究開発機構)事故

茨城県の東海村の実験施設の事故について 5/28武田邦彦氏(音声文字起こし)

放射性物質の拡散した方向と種類 J-PARC東海村放射能漏れ事故5/29公表資料より

J-PARC換気扇回しっぱなしで3日間の言い訳




イスラム国「お前(安倍晋三)は我々の女性と子供たちを殺し イスラム教徒の家々を破壊するために1億ドルを得意げに献上したのだ」1/20文字起こし&安倍会見全録


日本国の首相よ。お前は自ら進んで(対「イスラム... 投稿者 311akatsuki

イスラム1
日本の首相よ。
お前(安倍晋三)は「イスラム国」から8500キロ以上離れた場所にいるかもしれないが
お前(安倍晋三)らは進んで(対「イスラム国」の)十字軍への参加を志願したのだ。
お前(安倍晋三)は我々の女性と子供たちを殺し
イスラム教徒の家々を破壊するために1億ドルを得意げに献上したのだ。
したがって、この日本人市民の命の値段は1億ドルとなる。

イスラム2
そしてお前(安倍晋三)は「イスラム国」の拡大を抑えようと
イスラム兵士に対抗する背教者を訓練するためにもう1億ドルを提供した。
したがって、このもう一人の日本人市民の命の値段も1億ドルになる。

そして日本国民よ。
「イスラム国」と戦うために2億ドルを払うというあなたたちの馬鹿げた決定のために、
あなたたちは72時間以内に日本政府に対して
2億ドルを「イスラム国」に支払うという賢明な判断を迫らなければならない。
あなたたち市民の命を救うために。

さもなければ、このナイフはあなた方にとっての悪夢となることだろう。





これを受けて安倍の記者会見(全録)



平成27年1月20日 内外記者会見
【冒頭発言】
まず始めに、ISILにより、邦人の殺害予告に関する動画が配信されました。
このように、人命を盾に取って脅迫することは、許し難いテロ行為であり、強い憤りを覚えます。2人の日本人に危害を加えないよう、そして、直ちに解放するよう、強く要求します。政府全体として、人命尊重の観点から、対応に万全を期すよう指示したところです。
今後も、国際社会と連携し、地域の平和と安定のために、一層貢献していきます。この方針は、揺るぎない方針であり、この方針を変えることはありません。
これから、同行中の中山外務副大臣を、ヨルダンに急きょ派遣して、ヨルダン政府との連携・情報収集に当たらせます。また、現地に残り、現地対策本部の責任者として、対応に当たらせます。松富大使には、現在、イスラエル政府からの情報収集に当たらせています。これから、私自身、パレスチナのアッバース大統領とも、話し合います。急きょ本日の日程を変更し、本件の対応に全力を尽くします。菅官房長官にも、その旨電話で指示をいたしました。
今、「過激主義」が、国際社会にとって大きな脅威となっています。フランスのテロ事件では、4名のユダヤ人を含む、17名もの方々が犠牲となりました。犠牲となった方々の、そして御家族の皆様に、改めて、心から哀悼の意を表します。
卑劣なテロは、いかなる理由でも許されない。断固として非難します。そして日本は、国際社会と手を携えてまいります。
国際社会への重大な脅威となっている過激主義に対し、イスラム社会は、テロとの闘いを続けています。
その先頭に立つ、ヨルダンのアブドッラー国王陛下に、心から敬意を表する次第であります。
日本も、イラクやシリアからの難民支援を始め、非軍事的な分野で、できる限りの貢献を行ってまいります。
我が国が、この度発表した2億ドルの支援は、地域で家を無くしたり、避難民となっている人たちを救うため、食料や医療サービスを提供するための人道支援です。正に、避難民の方々にとって、最も必要とされている支援であると考えます。
そもそも、「過激主義」と「イスラム社会」とは、全く別の物であります。このことは、明確に申し上げておかねばなりません。
「中庸こそ最善である」。この中東の言葉のとおり、この地域は、古来、多様な宗教や人種が共存しながら、悠久の歴史を刻んできました。
互いを受け入れ、尊重する。「寛容」こそが、この地域の平和と安定、そして、更なる繁栄をもたらす、と信じます。
中東和平の実現は、今なお未解決の課題であります。今回は、この課題についても、ネタニヤフ首相と率直に話すことができました。
この後、パレスチナを訪問し、アッバース大統領とも、胸襟を開いて語り合いたいと思います。
お互いが、これ以上、状況をエスカレートさせない。寛容の精神を持つことが、解決の糸口になると考えます。
かつて、杉原千畝という日本の外交官が、自らの心に従い、6000人ものユダヤ人の皆さんに、日本に渡るビザを出しました。長い旅を経てたどり着いた、日本の港町・敦賀では、町を挙げて、皆さんを歓迎したそうであります。
時代や世の中は変わっても、人々の中にある「寛容」の心だけは、決して変わらない。私はそう信じています。
そのためにも、貧困などの「争いの芽」を摘み取っていかねばなりません。この地域に、誰もが安心して暮らせる豊かな社会を築き上げる。そのために、日本は、積極的な役割を果たしたいと思います。
2006年、日本は、「平和と繁栄の回廊」という構想を提唱いたしました。パレスチナ に、農産品の加工団地をつくり、イスラエルとパレスチナ、ヨルダン、そして日本が協力して、パレスチナが自立するための基盤をつくろう、という構想であります。
その建設は、着々と進んでいます。今後、観光資源の開発でも協力を進め、パレスチナの皆さんの経済的な自立を後押ししてまいります。
今年も、引き続き、地球儀を俯瞰する視点で、積極的な外交を進めてまいります。
戦後、日本は、自由で民主的な国をつくり、基本的人権を尊重し、法の支配を重んじ、ひたすらに平和国家としての道を歩んできました。
その歩みを胸に、今後、一層、国づくり、人づくりに貢献し、「日本ならでは」の役割を果たしていく。そして、より平和で、繁栄した世界を創り上げていく。こうした外交を、世界を舞台に展開していく考えであります。
私からは、以上であります。

【質疑応答】
(時事通信 小野記者)
日本人の殺害警告についてお聞きします。イスラム国側は、総理が先日カイロで表明された2億ドルの支援表明を理由に、殺害警告を挙げております。このように総理の方針に挑戦するかのようなイスラム国の対応についてどのようにお考えになるかということと、先ほど地域の安定と平和の、この方針は揺るぎない、変えないという決意をおっしゃられていましたが、この2億ドルの拠出は予定通り行われるということでよろしいでしょうか。よろしくお願いします。

(安倍総理)
先ほども説明をさせていただきましたが、この2億ドルの支援は、正に避難民となっている方々にとって最も必要としている支援と言えると思います。避難民の方々が命をつなぐための支援といってもいいと思います。地域の皆さんが、避難民となっている方々が必要となっている、こうした医療、あるいは食料、このサービスをしっかりと提供していく、日本の、私は責任だろうとこう思っています。国際社会からも高く評価されている、この支援をしっかりと行っていく、この姿勢には全く変わりはありません。いずれにせよ、大切なことは、地域の平穏を、平和と安定を取り戻すことであり、地域の人々が平和に安心して暮らせる社会をつくっていく、そのために日本は、今後とも非軍事分野において積極的な支援を行ってまいります。

(イスラエル・チャンネルニュース2 アダル・ニール国際報道部長)
身代金を払う考えはあるか。人質を解放するためにISILと交渉するのか。また、日本として中東和平の関係国が話し合いができるようにイニシアチブを発揮する用意はあるか。

(安倍総理)
まず、本件に関しましては、先に申し上げたことに加えまして、先程、官房長官に対して、人命を第一に、対応に全力を尽くすよう、指示をいたしました。東京では、直ちに官邸対策室を設置し、外務省にも緊急対策本部を立ち上げました。つい先ほど谷内国家安全保障局長と西村内閣危機管理監主催の関係省庁局長会議が開催をされました。また、麻生臨時代理の下、関係閣僚会議を開催したところでございます。
そして、今後、これから中山外務副大臣をヨルダンに派遣をして、ヨルダン政府の協力を要請するわけでありますが、今後とも人命第一に、私の陣頭指揮の下、政府全体として全力を尽くしていく考えであります。
いずれにせよ、国際社会は、断固としてテロに屈せずに対応していく必要があるだろう。協力して取り組んでいく必要がある、とこのように考えております。
また中東和平につきましては、大切なことは、昨年夏以降の暴力と不信の連鎖を深く懸念しており、これ以上状況をエスカレートさせないことが重要であると考えています。
今回の訪問では、ネタニヤフ首相と、首脳会談や夕食会を通じて長時間、有意義な意見交換を行いました。本日、私は、パレスチナを訪問いたしますが、アッバース大統領との間でも、有意義な意見交換を行いたいと考えています。
我が国は、イスラエルとパレスチナの双方に関与する形で、中東和平に資する貢献を行ってきています。
例えば、過去18年間にわたって、イスラエルとパレスチナの双方から、中東和平の将来を担う青年を日本に招き、信頼醸成に取り組んできました。
今回の訪問では、イスラエル・パレスチナ青年合同招聘の同窓会を開催し、将来の和平の担い手同士の絆を深めることが出来たと思います。
また、日本独自の取組として、イスラエル、パレスチナ及びヨルダンの関与を得て、ヨルダン渓谷を開発する「平和と繁栄の回廊」構想を推進してきているところであります。
また、昨年5月のネタニヤフ首相の訪日以来、経済分野を中心に急速に関係が進展している今回の訪問では、ハイレベルの経済ミッションに同行していただき、イスラエル側と活発な話し合いを行うことができたと思います。今後も、イスラエルとの関係においては、投資協定の年内妥結に向けた努力や、情報通信分野や産業技術分野での協力を進めていきたい。こう考えているところでありますが、いずれにせよ、今回、イスラエル、そしてパレスチナ双方に、中東和平については、話し合いに向けてお互いに努力していくように働きかけをしていきたい、またそういう、その話し合いが進んでいくための信頼醸成のための努力を、今後とも続けたいと考えております。

(日本テレビ 古谷記者)
少し話題は変わりますが、今月末に開会されます通常国会では安全保障法制が最大のテーマになると予想されますが、総理は、いみじくもヨルダンのアブドッラー国王に対して、「現在作業を進行中だ」とお話されていました。この鍵を握る与党協議はいつから再開されるかとお考えなのか。また、公明党の中には集団的自衛権の行使に地理的制約を課すべきだという考えもあるようです。正に、地理的な範囲を広げれば、それだけテロや戦争に日本が巻き込まれる可能性が増えると言えるかもしれません。この論点について、どのようにお考えでしょうか。よろしくお願いします。

(安倍総理)
政府としては、先の閣議決定に基づきまして、安全保障法制の速やかな整備に向けて、精力的に現在準備を進めているところであります。また、自民党と公明党は、新たな連立政権合意の中で、安全保障関連法案を速やかに成立させると改めて確認をしています。
政府としては、引き続き、部内で十分な検討を行った上で、与党と御相談したいと考えておりますが、与党間の協議については、政府の立場として、コメントすることは差し控えさせていただきたいと思います。
集団的自衛権の行使については、「新三要件」が判断基準であります。これは国会等でも再三お話をしてきている通りでありまして、武力行使の目的をもって武装した部隊を他国の領土・領海・領空へ派遣する、いわゆる「海外派遣」は、一般に憲法上許されないものと考えており、この考え方には一切変更はありません。
具体的に、どのような法整備を行うかは現在検討中でありますが、いずれにせよ、いかなる事態においても切れ目のない対応を可能とする安全保障法制を整備することが重要であると考えております。

(ロイター通信 ベイカー・エルサレム支局長)
過去にこうした状況で第3国がこの地域で身代金を支払うといったことがあった。そうしたやり方は今回の問題を解決する上で検討されうるか。また、原油価格の下落が続いているが、日本経済にどのような影響をあたえるか、懸念材料であるのか、それともいい影響を与えるものと考えるか。

(安倍総理)
まず、今回の事案については、我々人命第一に考え、各国の協力も得ながら情報収集に当たっております。今後も、人命を確保する上において、全力で取り組んでいく考えであります。いずれにせよ、国際社会は決してテロには屈してはならない、とこう考えております。
そして、原油価格の低下についてでありますが、輸入物価の低下を通じ、企業収益、賃金、家計の実質所得を押し上げるなど、日本経済にプラスの影響を与えていると考えています。ただし、為替が円安方向に進む中、原油安がまだ他の燃料価格等に波及していかないことから、輸入物価全体として影響はまだ限定的であり、こうしたプラスの影響が、今後作用してくると見込まれます。なお、産油国の景気減速と、それに伴う国際金融資本市場の変動により経済にマイナスの影響がでることも考えられます。いずれにせよ、原油価格については引き続き注視をしていかなければいけないと思います。





これって、完全に安倍外交ミスが原因だぞ!

これ以上喋るな、バカ!

2億ドルは日本の国民のために使え!





葛西臨海水族館 マグロの大量死

葛西臨海水族園 マグロ大量死、多くが背骨骨折
TBSNews 2915年1月15日 

マグロ1
直径およそ30メートルの巨大水槽を泳ぐのは、クロマグロ。東京・江戸川区の葛西臨海水族園で、クロマグロが大量死した問題。15日、行ってみると、その姿はほとんどありません。

マグロ2
「さみしい。この水族館のメインだった気がしたので」(客)

死んだマグロを解剖してみると多くが背骨を骨折していたということですが、詳しい原因はわかっていません。
(15日23:32)





“大量死”の葛西臨海水族園、18日もマグロなど4匹死ぬ
TBSNews 2015年1月18日

マグロ3

18日もマグロなど4匹が死にました。

東京・江戸川区の「都立葛西臨海水族園」で展示中のマグロなどが大量死している問題で、18日も新たにクロマグロ1匹とハガツオ3匹が死んだことがわかりました。

マグロ4

去年11月1日時点であわせて159匹でしたが、18日の時点で13匹にまで減少していて、このペースで減り続けると、今月中に全滅するおそれもあるということです。死因はまだ特定されておらず、水族園は、死んだマグロなどを病理検査に出し、原因を調べています。(18日15:33)




葛西臨海水族園

クロマグロ等の展示数の減少について(続報、1/20)
 └─2015/01/20

葛西臨海水族園の「大洋の航海者:マグロ」水槽でのクロマグロ等の個体数減少については、大変なご迷惑をおかけしております。

引き続き、夜間の照明の消灯を中止するなど、ストレスとなりうる刺激(明るさの変化、工事や作業による振動や音など)を極力排除するよう取り組むとともに、専門家による病理診断をおこなっています。1月20日午前9時30分現在、まだ病理診断結果は出ておりませんが、原因の究明に努めていきます。

マグロ6


ニュース「クロマグロ等の展示数の減少について」(2015年1月14日発表)
葛西臨海水族園の「大洋の航海者:マグロ」水槽で、クロマグロ等の個体数が減少しています。水槽にはクロマグロ、スマ、ハガツオがいますが、2014年12月上旬からスマとハガツオの死亡が続き、12月下旬からクロマグロも連続して死亡しています。

通常、これらの魚を水槽に搬入した際、初期に死亡が観察される事例はありますが、今回の事態はこれまで経験がありません。これまで専門家への相談にもとづいて投薬をおこなうとともに、ストレスとなりうる刺激(明るさの変化、工事や作業による振動や音など)を極力排除するよう取り組んできましたが、死亡が続くため、病理診断の検査結果を待たずにお知らせいたします。

現在、原因の究明に努めるとともに、対策を検討中です。大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解とご協力をいただきますようお願いいたします。

◎「大洋の航海者:マグロ」水槽について
  直径約30メートル、最大水深7メートル、水量約2,200トン
マグロ7



水槽の水が気になる


葛西臨海水族園
水族館の水槽の水交換について:

葛西臨海水族園の目の前は海(東京湾)なのですが江戸川と荒川に囲まれた塩分が薄い海です。
マグロが生きて行くための水は、わざわざ300KM南下した伊豆諸島の八丈島から運んできて、週に1/3づつ海水を交換するそうです。




平成24年度 非競争型受託等事業運営状況報告書より
12競争契約 委託 葛西臨海水族園 海水の運搬委託(単価契約) 東海汽船㈱ 167,329,575



東海汽船が海水の運搬をしているようです。

葛西臨海水族園の裏側が見たいによれば、
マグロは頭数も多く、1日に80kgぐらいの餌を与えるため、
生物的ろ過の前に物理的ろ過が必要で、
マグロの水槽の下の方にはろ過機のパイプが隠されていて、
マグロの排泄物であるアンモニアを処理。
その循環量は1時間で水槽一杯分(2,200トン)であると書かれています。


<東京電力死亡事故> 19日、福島第一原発ー作業員10m落下死亡&柏崎刈羽原ー発作業員3.5m落下治療中 そして翌日、福島第二原発作業員も事故死



福島第一原発で作業員が転落 死亡
NHK 2015年1月20日 9時57分

ふくいち

東京電力福島第一原子力発電所で19日、タンクの点検をしていた作業員の男性が誤ってタンクの天井から転落し、その後、死亡しました。福島第一原発では作業事故が相次いでいて、安全対策が課題になっています。

19日午前9時すぎ、福島第一原発3号機の西側に新たに設置された雨水をためるタンクで、検査のために天井に上っていた50代の作業員の男性が、誤って10メートル下の底の部分に転落しました。男性は全身を骨折する大けがをし、福島県いわき市内の病院で手当てを受けていましたが、20日未明、死亡しました。
当時、現場では東京電力の社員を含む合わせて3人が内部の点検をしていて、男性はタンクの天板の一部を外そうとして転落したということです。

ふくいち1

東京電力によりますと、男性は転落を防止するロープを取り付けるための安全ベルトを身に着けていましたが、当時、何らかの理由でロープを取り付けていなかった可能性があるということです。

福島第一原発では現在、1日およそ7000人と作業員を増やして廃炉に向けた作業などを進めていますが、去年3月にも崩れてきた土砂の下敷きになって作業員が死亡したほか、11月にはタンクの増設工事中に鋼材が落下して3人が重軽傷を負うなど作業事故が相次ぎ、安全対策が課題になっています。

ふくいち2

東京電力によりますと、去年4月から11月までのけが人は40人と、前の年の同じ時期の3倍以上に増え、今月16日には福島労働局から事故防止の徹底を求められたばかりでした。


東京電力 プレスリリース


福島第一原子力発電所構内雨水受けタンク設置工事における当該タンク天板からの墜落による協力企業社員の死亡について
平成27年1月20日 東京電力株式会社

平成27年1月19日午前9時10分頃、当社福島第一原子力発電所構内雨水受けタンク設置工事において、当該タンク水張り試験後にタンク内面を検査するための準備作業を実施していた協力企業社員が、当該タンク天板(約10m)から誤って墜落しました。

当該協力企業社員を福島第一原子力発電所の入退域管理棟救急医療室に搬送後、同日午前10時31分、いわき市立総合磐城共立病院へ搬送し、医師による治療を行っておりましたが、1月20日午前1時22分、医師により死亡が確認されました。

なお、当該協力企業社員の身体に放射性物質の付着はありません。

亡くなられた方には心からご冥福をお祈り申し上げますとともに、ご遺族の皆さまには心からお悔やみ申し上げます。

当社といたしましては、今回の災害の発生原因について詳細に調査するとともに、再発防止に努めてまいります。

以 上




東京電力 報道関係各位一斉メール 2015年


福島第一原子力発電所での作業員の負傷者発生について
平成27年1月19日 東京電力株式会社

平成27年1月19日午前9時10分頃、福島第一原子力発電所構内の雨水処理タンクエリアにおいて、雨水処理タンク設置工事に従事していた協力企業作業員が、タンク天板上部(約10m)から落下したとの連絡が緊急時対策本部にありました。

午前10時16分現在、負傷者は救急医療室にて医師の診察を受けており、意識はあるものの、動けない状態です。

なお、作業員の身体に放射性物質の付着はありません。


(続報)
平成27年1月19日 東京電力株式会社

本日(1月19日)お知らせしております、福島第一原子力発電所での作業員の負傷者発生についての続報です。

雨水処理タンク天板上部(約10m)から落下した負傷者については、午前10時31分に入退域管理棟救急医療室から救急車にていわき市立総合磐城共立病院へ向かいました。

負傷者は、雨水受けタンク設置工事を請け負った企業の社員(元請社員)であり、当該タンク水張り試験後のタンク内面の検査をするため、当社社員1名および元請社員2名(うち1名は負傷者)の3名で、検査準備を実施していました。

負傷者は、タンク内部が暗かったことから、タンク内に明かりを取り込むため当該タンク上部へ上がり、タンク天板にあるマンホールの蓋を一人で開けようとした際に、マンホールの蓋とともにタンク内部へ墜落したものと推定しております。

なお、負傷者は安全帯を装備していましたが、使用状況については調査中です。

「雨水処理タンク設置工事」とお知らせしておりましたが、正しくは「雨水受けタンク設置工事」でしたので訂正します。



(続報2)
平成27年1月20日 東京電力株式会社

昨日(1月19日)お知らせしております、福島第一原子力発電所での作業員の負傷者発生についての続報です。

いわき市立総合磐城共立病院にて医師による治療を行っておりましたが、本日1時22分に死亡が確認されました。

亡くなられた方には心からご冥福をお祈り申し上げますとともに、ご遺族の皆さまには心からお悔やみ申し上げます。
以 上



2015年1月19日 東京電力記者会見より
作業員死亡2

記者会見資料
雨水受けタンク天板部からの元請社員の墜落について

作業員死亡1



東京電力柏崎刈羽原子力発電所 プレスリリース・お知らせ
同じ日に柏崎刈羽原子力発電所 でも作業中けが人発生
約3.5m落下

2015年01月19日

2号機 IPBシャフト室(非管理区域)におけるけが人の発生について
柏崎刈羽原子力発電所 2号機
件名 IPBシャフト室(非管理区域)におけるけが人の発生について
平成 27 年1月 19 日午後3時頃、2号機タービン建屋外側のIPBシャフト室*において作業用電源箱の点検作業に従事していた協力企業作業員が、作業中に誤って落下し負傷したため、午後3時 15 分頃救急車を要請し病院へ搬送いたしました。
なお、本人に意識はあります。

* IPBシャフト室
発電機から主要変圧器までを結ぶ、金属製の容器に収められた電線が設置されている部屋。

対応状況
現在、病院において診断、処置を受けております。
また、今回の事例について関係者へ注意喚起を図り、同様の事象が発生しないように努めてまいります。



柏崎刈羽1

柏崎刈羽2



翌日の1月20日 
福島第二で作業員死亡事故



作業員事故相次ぐ 第2原発で作業員が器具に挟まれ意識不明
FNNLocal(福島15/01/20)
東京電力などによると、20日午前9時40分ごろ、福島第2原発の廃棄物処理建屋で、­男性作業員が装置を点検していたところ、点検用の器具が倒れ、挟まれた。
作業員は、頭から血を流していて、意識不明だという。



第2原発で40代男性作業員が点検用機具に挟まれ死亡
福島民友 2015年1月20日

東京電力は20日、福島第2原発4号機西側の廃棄物処理建屋で、点検作業していた協力企業の40代の男性作業員が点検用機具に挟まれ、約2時間後に死亡したと発表した。
 
東電によると、男性は濃縮機の点検作業のため機具を移動させていたところ、機具が倒れ、下敷きになったという。放射性物質の付着はないとしている。
(2015年1月20日 福島民友ニュース)


福島第二原子力発電所1、2号機廃棄物処理建屋(管理区域)における
協力企業作業員の死亡について

平成 27 年1月 20 日 東 京 電 力 株 式 会 社 福島第二原子力発電所

本日午前9時 30 分頃、1、2号機廃棄物処理建屋5階(管理区域*1)において、
濃縮器*2の点検作業を行っていた協力企業作業員が負傷したため、午前9時 37 分に救急車を要請しました。
午前9時 50 分に救急車が入構し、午前9時 52 分に、現場に向かっていた救急隊よりドクターヘリを要請した旨の連絡を受けました。
午前 10 時 48 分、ドクターヘリによりいわき市立総合磐城共立病院に向けて搬送しました。
その後、午前 11 時 57 分、医師により死亡が確認されました。
亡くなられた方には心からご冥福をお祈り申し上げますとともに、ご遺族の皆さまには心からお悔やみ申し上げます。
以 上
*1 管理区域
放射線による無用な被ばくを防止するため、また、放射性物質による放射能汚染の拡大防止をはかるため管理を必要とする区域
*2 濃縮器
廃棄物処理建屋3階から4階にかけて4台設置されており、建屋で発生した放射性廃液を濃縮処理し減容する設備

(お問い合わせ先)
福島第二原子力発電所広報部
電話:0240-25-4111(代表)





福島第一原発作業員のけが人の比較
けが人比較
東京電力は、事故防止の取り組みを進めているものの、逆に増えているのが実情です。
こちら(グラフ)は、原発作業でのけが人を比較したもので、11月の時点で、今年度(­2014年度)は、昨年度(2013年度)の3倍に増えています。




続きを読む

<急増>子供の将来より補助金が欲しい!〜埼玉の小学校修学旅行に福島へ


修学旅行というところが、許せない。


埼玉公立小、福島への修学旅行が増 1校から10校へ
埼玉新聞 1月15日(木)15時43分配信

東京電力福島第1原発事故後、激減していた県内公立小学校(さいたま市除く)の福島県への修学旅行が増えてきたことが14日、県教育長の定例会見で明らかになった。

原発事故後の2011年度、同県で修学旅行を実施したのは1校しかなかったが、本年度は10校に増えた関根郁夫県教育長は「今後もいろんな機会を通じて福島県で修学旅行を実施するよう働き掛けていく」と話した。

県教育局義務教育指導課によると、原発事故前の10年度は70校が修学旅行で同県を訪れていた。震災事故後は箱根(神奈川県)や日光(栃木県)などに行き先を変更する小学校が続出。12年度に福島県で修学旅行を実施したのは2校、13年度も5校にとどまっていた。

昨年、上田清司知事の招きで同県の佐藤雄平知事(当時)がさいたま市を訪れ、埼玉県内の首長と教育長に直接、「修学旅行はぜひ福島に」とPRした。

県教育委員会も市町村教委や小中学校などに呼び掛けてきた。関根県教育長は10校になったことについて、「上田知事やこれまでの一連の働き掛けによる効果があったのではないか」と述べた。




埼玉県上田清司知事記者会見テキスト
福島県を支援する取組について

埼玉新聞
先日、全国知事会で知事が東日本大震災復興協力本部長の立場から、だいぶ埼玉県の一時落ち込んだ修学旅行が回復したという御報告をされましたけれども、知事としては前段として福島県知事が埼玉県にお越しになってですね、首長、教育長に呼び掛けたという経緯がありましたけども、その効果が徐々に出て来ていると、そう捉えてらっしゃるのかというのが1点と。

また明日、福島県知事がお越しになるそうですけれども、新しく何か呼び掛けるお考えがあるのかどうかお聞かせください。

上田清司知事
新しい内堀新知事さんのお考えなんかも聞かなくてはいけないと思っておりますが、埼玉県的には一貫して福島県産品の販売・活用PRをずっとやってきたつもりでもありますし、また、観光などについても協力していただけるようにお願いをしてきました。この姿勢は一貫して変わらないつもりであります。その象徴的なものが実は修学旅行だと、私も申し上げていました。ある意味では保護者の皆さんたちが心配されて遠慮されるというきらいがあって、極端なことを言えば、平成22年には70校だったものが、平成23年には1校になったと。平成24年には2校だと、それでこの後くらいからアピールを始めまして、平成25年には5校、平成26年には10校というかたちで、昨年つまり平成26年に教育長さんたちにもお集まりいただき、佐藤雄平前知事のお話も聞くという機会をいただきましたので、この効果が実際に出て来るのが平成27年、つまり今年からかなと思っております。
 
昨年レベルでは、そんなにまだ早く対応が出来なかったのかなという風に思っております。ほとんど1年前くらいから宿の手配、その他のことをやっていると聞いていますので。今のところ25年からだと5校、10校と来ていますので、平成27年くらいには20校になっていただいて、その次の年くらいには40校になっていただいて、その次の年くらいには回復、というようなことが出来れば一番いいなという風に思っております。
 
一定程度の評価をいただければ、保護者会などの考え方も変わってくると思っておりますので、私たちはもう会津若松市などの福島県を代表する観光地では、いわゆるそうした課題は無いという風に思っていますので、是非保護者の皆さんたちにも御理解をいただいて、正に「福島県がもし埼玉県であったら」という気分で応援をしていただくようにお願いしたいなという風に思っています。





「修学旅行、福島に来て」 観光関係者、全国でセミナー
2014/1/18 6:00 日本経済新聞 電子版

 福島県が修学旅行、大学の合宿といった教育旅行の誘致に懸命だ。自治体や観光関係者が全国各地に赴いて安全性や県の魅力をPRしたり、県内での合宿などに補助金を出したり。そのかいあって、福島を訪れる学校数は徐々に回復。それでも東京電力福島第1原子力発電所事故前の水準にまで戻すには、息の長い努力が必要なようだ。

■説明会で手応え

 17日、東京都内で福島県への教育旅行をテーマにしたセミナーが開かれた。同県観光物産交流協会(福島市)の主催で、県外開催は初めて。首都圏の学校や旅行会社から約100人が出席した。

 約3時間の内容は放射線の健康影響に関する専門家の講演、福島での林間学校を再開した都内の中学校からの報告など盛りだくさん。沿岸部の新地町で語り部活動を続ける女性は、被災体験を伝える紙芝居を披露した。

 同協会の野崎和彦・教育旅行推進課長は「飛び込みの出席もあり、予想以上の盛況。教育効果の高い学びの場が多くあることが伝わったと思う」と手応えを語る。

 東日本大震災前、福島県には年間7千~8千校が訪れていた。訪問先は幕末の攻防の舞台となった会津地方、いわき市のスパリゾートハワイアンズなど。農業体験やスキー教室を目当てに福島を目指す学校も多かったが、震災と原発事故で状況は一変した。2010年度に7647校あった教育旅行は、11年度は2082校まで急減した。

 猪苗代町の旅館「マウント磐梯」。毎年スキーシーズンには50校前後が投宿したが、震災後は5校前後。一ノ瀬正一社長は「以前は関東からの交通の便の良さ、雪質などが評価されていた。若者のスキー離れが進む中、教育旅行はありがたい存在だった」と残念がる。

 平日に大人数で来る修学旅行の経済効果は大きい。バス、土産物店、食材納入など多くの業種が潤い、大人になって再び訪れる「リピーター化」も期待できる。福島の観光再生を目指す人々が精力的に誘致に取り組む理由もそこにある。

■フラガールPR

 方法はまさにあの手この手だ。柱の一つは観光物産交流協会の職員や観光業者などが手分けして学校などを回る「キャラバン」。12年度は12回、13年度は9回、北海道や九州などに赴いた。校長会に出席して放射線量の低さなどを説明したこともある。2月のキャラバンにはスパリゾートハワイアンズのフラガールが初めて同行。ダンスの披露や高校生との交流を予定する。

 協会は昨年、教育旅行の担当を2人から5人に増やした。県外の学校が県内で部活動の合宿をすれば、職員が出向いて「修学旅行もどうぞ」と売り込むなど地道な活動を続ける。猪苗代町は県外の学校が町内に泊まって体験活動などをする場合、1台につき5万円を上限にバス代を助成する


 震災から3年近くがたち、原発事故の風評被害は和らいでいる。今月、修学旅行で福島を訪れる熊本県立人吉高校は「保護者の抗議を心配し想定問答まで作ったが、特になかった」と話す。一方で「原発事故は依然ネック。保護者から1人でも異論が出ると行きにくくなる」(大手旅行会社)との指摘もある。

 津波被災、原発事故、再生可能エネルギーなどを軸にした復興の模索。福島には、これからの社会のあり方を考える手掛かりが数多くある。より多くの学校が不安なく訪れるためにも、福島第1原発の安定が急務だ。

(福島支局長 中丸亮夫)







ウクライナ原発で火事


ウクライナ原発で火事
2015年1月16日 ロシアの声

9RAE_S_tuman_Ukraina.jpg
© Photo: ru.wikipedia.org/Дьяков Владимир Леонидович/cc-by 3.0

木曜夜、南ウクライナ原発で変圧器が焼け焦げる事故があった。

国営「エネルゴアトム」社によれば、15日22時、南ウクライナ原発の変圧器が、火災に対する電気防御の働きにより、ダウンした。放射能漏れなどの心配はない。
周辺環境への放射線量は基準値以内という。火災は100平方米に広がったものの、5分以内に鎮火された。


ウィキペディア 南ウクライナ原子力発電所
南ウクライナ原子力発電所はウクライナ南部ムィコラーイウ州Yuzhnoukrainskに存在する原子力発電所。
キエフの南350kmほどの位置にある。
3基のVVER-1000を擁し、2850MWの発電容量を持つ。
ウクライナの5箇所の原子力発電所の中で2番目に発電量が多い。
所在地: ВП «Южно-Українська АЕС», Южноукраїнськ, ウクライナ



南ウクライナ原子力発電所




川内原発再稼働ー原発5km圏に防護服など配備

原発5キロ圏防護服など配備へ
読売新聞 鹿児島 2015年01月16日

◆県が年度内 要援護者らの被曝対策

九州電力川内原子力発電所(薩摩川内市)の事故に備え、県は今年度中に、原発から5キロ圏内で暮らす要援護者と付添人、要援護者らが避難に使うバスの運転手の被曝ひばく対策として、放射線の線量計、防護服などの防護資機材を配備することを決めた。約2000万円の予算で要援護者と付添人は約300人分、運転手は約80人分を用意する。

要援護者とは、体の弱い高齢者や入院患者のこと。事故時に長距離を一気に避難できない人は、放射線の防護措置を施した5か所の屋内退避施設へ一時的に入る。その後、30キロ圏外の医療機関などへ本格的に避難することになっている。

要援護者に配備する資機材は各屋内退避施設に保管し、30キロ圏外へと退避するまでの過程で使ってもらう。避難輸送のバスは民間会社の車両を活用することを想定し、現在、県とバス会社との間で協議中。その中で、資機材の保管場所も話し合うことになる。






原発10キロ圏に退避施設検討
読売新聞 鹿児島 2015年01月10日


国補助拡大 県がいちき串木野に

県は、いちき串木野市に九州電力川内原子力発電所(薩摩川内市)の事故に備えた屋内退避施設を整備するかどうか検討を始めた。屋内退避施設を整備する際の補助対象地域を「おおむね5キロ圏」から「おおむね10キロ圏」に国が拡大することを受けた取り組みだ。

屋内退避施設は事故の際、すぐには遠くへ逃げられない高齢者、入院患者といった要援護者を、一時的に避難させて安全を確保する。政府は2012年度から、「おおむね5キロ圏」内について、補助事業を開始。病院や介護施設などを改修し、放射性物質除去フィルターや二重の窓などを備える費用を全額負担してきた。

国は今回、補助対象地域を拡大することを決定。今年度補正予算案に関連費約90億円を計上した。施設の改修費だけでなく、施設の新設にも適用することになり、申請を受けて補助する。

いちき串木野市は、川内原発から最短で約5・5キロ圏に位置し、立地自治体の薩摩川内市以外で最も近くにある。県は今後、いちき串木野市と協議しながら整備の是非を判断するが、県原子力安全対策課は「施設が増えれば、防災対策の向上につながる」としている。






続きを読む

福島第1原発 地下水観測用井戸の一部で放射性物質濃度50倍に


福島第1原発 地下水観測用井戸の一部で放射性物質濃度50倍に

FNNLocal 2015年1月13日

21_20150114125019e60.png
福島第1原発の井戸の一部で、地下水の放射性物質の濃度が50倍に上昇したことがわか­った。

22_20150114125020ae4.png
濃度の上昇が確認されたのは、1号機と2号機の間にある、地下水の観測用の井戸。

23_20150114125022f59.png
東京電力によると、12日に地下水を測定したところ、
セシウム134が、1リットルあ­たり140ベクレル(Bq)と、8日の2.8ベクレルから、およそ50倍上昇した。
また、セシウム137やコバルト60など、ほかの放射性物質の数値も大きく上昇してい­る
ことがわかった。

24_201501141250229f6.png
東京電力では、地下水の流れに変化があったとみて、13日、あらためて地下水を採取し­、分析を進めることにしている。



東京電力ホームページ


報道関係各位一斉メール 2015年
福島第一原子力発電所における港湾内海水のトリチウム測定結果について
(続報115)
平成27年1月12日 東京電力株式会社

 福島第一原子力発電所1~4号機タービン建屋東側観測孔においてトリチウムおよびストロンチウムが高い値で検出されたことについて、その後の状況についての続報です。

 1月12日に採取した地下水観測孔No.1-12の汲み上げ水については、セシウム134,セシウム137、コバルト60および全ベータの値が、前回値と比較して高く、過去最高値が検出されましたので、お知らせいたします。

 <地下水観測孔No.1-12の測定結果:今回(1月12日)採取分>
  ・セシウム134: 140 Bq/L
  ・セシウム137: 470 Bq/L
  ・コバルト60 :  1.9 Bq/L
  ・全ベータ  :15,000 Bq/L

 <参考:前回(1月8日)採取分>
  ・セシウム134:2.8 Bq/L(お知らせ済み)
  ・セシウム137:7.8 Bq/L(お知らせ済み)
  ・コバルト60 :検出限界未満
  ・全ベータ  :260 Bq/L(お知らせ済み)

 また、本日採取した他の観測孔の測定結果についても有意な変動は見られていません。

 明日(1月13日)、再度、本観測孔で採取するなど、今後も監視を継続いたします。

 なお、地下水観測孔No.1-12の位置する1・2号機取水口間では、海洋への流出防止を目的として、ウェルポイントにおける地下水の汲み上げを継続しています。

 サンプリングの結果については、当社ホームページに掲載しておりますので、ご参照願います。
 URL:http://www.tepco.co.jp/decommision/planaction/monitoring/index-j.html




福島第一原子力発電所周辺における地下水分析結果(1~4号機護岸)
31
         
32

今回濃度が上昇したのが1−12。
よく見てみると他の井戸の方がもっと高かったり…



<辺野古 真夜中のミキサー車>県民の目を盗むように手続きを進める国の浅ましい姿

辺野古1/11 真夜中に埋め立て生コン車  機動隊バス3台










辺野古移設 シュワブに重機搬入 
ゲート前で市民ら警官とにらみ合い

琉球新報 2015年1月11日

img54b1549735d16.jpg
基地内に入ろうとするコンクリートミキサー車の前で抗議する市民と、強制排除しようとする警察官=10日午後10時48分、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前(諸見里真利撮影)

米軍普天間飛行場の移設に伴う新基地建設準備が進む名護市辺野古で、仮設桟橋に関連する資材を積んだとみられる大型トラックや工事用の重機などが10日朝から深夜にかけて米軍キャンプ・シュワブ内に次々に入った。11日午前1時現在もミキサー車など重機の搬入は続いており、阻止しようとゲート前で抗議行動する市民らと警官がにらみ合いを続けている。 (琉球新報電子版)




辺野古新基地:初の逮捕者 警備員への暴行容疑
沖縄タイムス 2015年1月11日 01:54

IMAG2015011015016_imh_03_r.jpg
ミキサー車の前に立ちはだかり、強制的に排除しようとする県警署員ともみ合う市民ら=10日午後10時54分、名護市辺野古・キャンプ・シュワブゲート前

【名護】米軍普天間飛行場の返還に伴う名護市辺野古への新基地建設に向けた作業再開を前に、米軍キャンプ・シュワブに10日夜から11日未明にかけ、ミキサー車など15台以上が入った。反対する市民ら十数人が午後10時すぎから駆けつけたが、名護署や機動隊に強制排除された。11日午前1時すぎ、反対する男性1人が警備員への暴行容疑で名護署に現行犯逮捕された。昨年7月に始まった辺野古での反対運動で、逮捕者が出るのは初めて。

市民らは沖縄防衛局名護防衛事務所の西幸一次長に「深夜作業の必要があるのか」「非常識だ」などと激しく詰め寄り約30分間、車の前で抗議した。西次長は「ミキサー車は駐車場整備のため。工事が遅れており、作業している」と説明した。




辺野古に資材搬入強行 夜陰に乗じる卑劣な手法再び
民意無視 安倍政権に怒り

しんぶん赤旗 2015年1月12日

沖縄防衛局は、新基地建設に向けた名護市辺野古の埋め立て工事に向けた海上作業を再開するため、10日夜から11日未明にかけて、コンクリートミキサー車など十数台分の工事資材を米軍基地キャンプ・シュワブ内に搬入しました。昨年7月の海底掘削調査に向けた作業と同様、夜陰に乗じて監視の目を盗む卑劣な手法の再現に、抗議に集まった人たちの中には、またしても新基地ノーの圧倒的民意を踏みにじった安倍政権への強い憤りがうずまきました。

2015011201_01_1.jpg
(写真)資材を搬入し終えて、ゲートを出ようとするコンクリートミキサー車

2015011201_01_1b.jpg
(写真)基地ゲートを封鎖する機動隊員ら=10日夜、沖縄県名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ(いずれも堀田ちえこさん提供)
 
10日夜の“だまし打ち”のような資材搬入に抗議するため現地へ駆け付けた堀田ちえこさん(47)は午後10時すぎにシュワブ・ゲート前へ到着。搬入は翌日の午前2時半すぎまで続いたといいます。

堀田さんは、防衛局側の「(夜間作業は)工事が遅れているから」との説明に、「工事の遅れは防衛局が民意を無視して強行しているからなのに」と怒りをぶつけました。

10日、大型トレーラーによる最初の搬入は午前8時半でした。座り込みの監視・抗議行動が続く中、午後7時すぎにいったん終了。座り込みの解散を狙って防衛局は8時半ごろ搬入を再開しました。

急報を受けて9時半ころに駆け付けた仲宗根和成さん(36)によると、県警は機動隊約100人を動員し、抗議に集まった人たちを強制排除する中、何台ものミキサー車がゲートを通過。防衛局の職員らに「本当にやり方が汚い。こんなことをして自分の子どもに恥ずかしいと思わないのか」と批判しました。

今回の資材搬入で13日にも防衛局による海上作業再開の見通しが強まっています。

強制排除のさなか搬入に反対した男性が名護署に逮捕されました。仲宗根さんは「これ以上、仲間から逮捕者を出さない。これまでやってきたように陸上でも海上でも非暴力の監視・抗議を続けていく」と語りました。







コーヒー缶で殴る


辺野古移設に抗議、コーヒー缶で警備員殴り逮捕
読売新聞 2015年01月12日 09時57分

沖縄県の米軍普天間飛行場(宜野湾市)の同県名護市辺野古への移設を巡る抗議活動の際に、警備員を殴ったとして、県警名護署は11日、住所と職業ともに不詳、佐々木弘文容疑者(38)を、暴行容疑で現行犯逮捕した。

発表によると、同日午前0時46分頃、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前で、警備員の男性(26)の顔を、手にしたコーヒーの缶で数回殴った疑い。黙秘しているという。

関係者によると、当時は埋め立て工事に使う資材などの搬入が行われており、周囲に反対派が集まっていた。




ペットボトルで小突く


辺野古ゲート前、市民に初の逮捕者 工事再開へ警戒続く
琉球新報 2015年1月12日

img54b32260d8e7e.jpg
24時間態勢で警戒する市民ら=11日午後9時半、名護市の米軍キャンプ・シュワブのゲート前

【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に反対する住民らは11日、米軍キャンプ・シュワブの新ゲート前で24時間態勢の抗議行動を開始した。同日午後7時から約45人の市民がゲート前に待機し、歌を歌いながら抗議行動を続けた。10日夜から11日未明にかけて沖縄防衛局が基地内に資材を運び込んだことを受けて、さらなる夜間搬入を警戒し、抗議活動の時間帯を拡大した。
 
10日夜から11日未明にかけては、トラック15台以上が基地内に資材を搬入した。11日は朝から大浦湾などで潜水作業が行われたが、陸上部分での主な工事や資材搬入は12日午前0時半までに確認されていない。沖縄平和運動センターの山城博治議長は「昨年7月にも未明の資材搬入に悔しい思いをしてきた。何としてでも搬入を阻止したい」と語った。
 
一方、名護署は11日未明の抗議行動の際、米軍キャンプ・シュワブの警備員に対する暴行容疑で、抗議活動をしていた男(38)を逮捕した。逮捕容疑は11日午前0時46分、米軍キャンプ・シュワブの旧ゲート前で、持っていたペットボトルで警備員の顎を数回小突くなどの暴行を加えた疑い。逮捕当時、男からは酒の臭いがしたがアルコール検知を拒否しており、飲酒の有無は分かっていない。昨年7月に始まったシュワブゲート前で反対運動を続ける市民から逮捕者が出たのは初めて。




社説[辺野古緊迫]工事強行は泥沼化の道
沖縄タイムス 2015年1月12日 05:30

名護市辺野古への新基地建設に反対し、キャンプ・シュワブのゲート前で昨年7月から連日、抗議行動を続けている住民の中から、初めて逮捕者が出た。防衛省は中断していた埋め立て工事を今週から再開する見通しで、現場は緊張感が高まっている。

3連休初日の10日夜から11日未明にかけ、ミキサー車や工事用重機などがキャンプ・シュワブに入った。資材搬入に抗議する住民側と警備側の間でにらみあい、小競り合いが続き、11日午前、男性1人が警備員への暴行容疑で現行犯逮捕された。

翁長雄志知事との面談拒否、2015年度沖縄振興予算の減額査定、埋め立て工事の再開準備。官邸・防衛省は、自分たちがどれほど強引で、一方的で、乱暴極まりないことをしているか、その自覚があるのだろうか。

官邸・防衛省は「仲井真弘多前知事から埋め立て承認を得た」という一点だけを正当性の根拠にしているが、この「法的な有効性」には、いくつもの留保がつく。

そもそも仲井真前知事の行為は、県民への事前説明もないまま選挙公約に反して強引に埋め立てを認めたもので、その後の名護市長選、県知事選、衆院選沖縄選挙区で完全に否定された。

選挙で示された沖縄の民意と、仲井真前知事の承認行為が、併存しているのが沖縄の現状なのである。

政府が今、なすべきことは「工事を中断し沖縄県側と話し合いのテーブルにつく」「新たな解決策を模索する」こと以外にない。

    ■    ■

繰り返して言う。安倍晋三首相の「沖縄に寄り添う」という言葉が本心から出たものなら、安倍政権に「まっとうさの感覚」があるのなら、まず工事を中断し、沖縄の多数の人々の声に耳を傾けるべきだ。それが民主主義社会の当然のルールである。

政治学者の丸山真男は、著書の中で、民主主義を基礎づける比喩として次の言葉を紹介している。

「家が住みいいかどうかを判断するのは建築技師ではなくて、その家に住む人間である」

この言葉が示唆するように、騒音などの被害が避けられない米軍飛行場を建設する場合、地元の了解は、欠かせない大前提である。

米本土では、軍と地域社会の利害衝突を避けるため、米軍と地方自治体による話し合いの場が設けられている。

なぜ、沖縄にだけ民主主義の当然のルールが適用されないのか。

    ■    ■

政府・自民党の中から、しばしば聞こえてくるのは「本土移転は反対が多い」との言葉である。

沖縄ならいいのか。これを構造的差別というのである。 「辺野古が唯一の選択肢」だという官邸・防衛省の主張も、具体的な根拠を示したことがなく、世論操作の域を出ない。

権力の強権発動によって民意を無視して新基地を建設するのは、米軍統治下の「銃剣とブルドーザー」の再来である。とうてい認めるわけにはいかない。






<社説>辺野古資材搬入 作業中止し民意直視せよ
琉球新報 2015年1月12日

同じような光景が繰り返された。県民の裏をかくような作業を続けていること自体、やろうとすることに正義がないことを自ら認めるようなものではないか。
 
米軍普天間飛行場の移設予定地に隣接する名護市辺野古のキャンプ・シュワブに10日から11日未明にかけ、十数台の作業車両が入った。沖縄防衛局が近く再開する海上作業や陸上工事などに向け、資材や重機を搬入したとみられている。
 
搬入は、移設反対の行動を続ける市民らがまだ少ない早朝と、市民らがいったん引き揚げた深夜以降に行われた。県民の目を盗むように手続きを進める国の浅ましい姿を何度見てきたことか。
 
防衛局が環境影響評価書を提出したのは2011年の暮れ。午前4時すぎに県庁の守衛室に運び込んだ。13年3月の埋め立て申請は不意を突くように県の北部事務所に出された。昨年夏の海底調査を前にしたシュワブへの資材搬入も今回と同様に真夜中だった。
 
いずれも反対運動を避けるように行われているが、乱暴な手続きの連続に憤っているのは、現場で反対の声を上げる人々だけではない。多くの県民が苦々しい思いで見ている。世論調査では海上作業の強行に県民の8割が反対した。だがそうした現実を安倍政権は決して直視しようとしない。
 
今回の資材搬入は、県知事選や衆院選への影響を考慮して昨年秋から中断していた海上作業の早期再開に向けたものだが、一連の選挙結果はどうだったか。移設反対の民意が重ねて示されたことは繰り返すまでもないが、それでも恥も外聞もなく作業を再開しようとしている。民主主義国として本当に信じられない振る舞いだ。
 
移設反対の知事との対話を拒み、予算は減らそうとする。政権のそうした粗野な体質は、衆院選の県内選挙区でも自民が完敗したこととも深く関係していることをよく理解すべきだ。
 
菅義偉官房長官は、普天間の5年内運用停止の実現には翁長県政の協力が必要との認識を示した。移設に協力しないと負担軽減に取り組まない、というふうに聞こえるが、どう喝は問題解決を遠ざけるだけだ。
 
安倍政権は移設作業を直ちに中止し、県民の代表たる知事との対話に応ずるべきであり、県民を出し抜くような恥ずべき行為をこれ以上繰り返してはならない。





続きを読む

<報道自主規制か圧力か>メディアが報じない”リニア新幹線の危険性”

リニア報道に圧力が?
メディアは不都合な真実をなぜ伝えられないのか!

週プレNEWS [2015年01月08日]


a00233e817803cc8f9cc15c3934460c3_fb5fa135e9af69234a8f44f3eb09fb16.jpg
実験走行でも毎回多くの報道陣が押し寄せていたが…

昨年末の12月についに着工したリニア中央新幹線事業。第一期となる東京から名古屋までの工事だけでも約5兆5千億円、名古屋から大阪までの第二期の工費も合わせると9兆円超という超巨大事業だ。

ところが、これだけ注目される一大事業なのに、住民らの反対運動や懸念される問題についての報道がほとんどない。週刊誌に限れば、繰り返し報道しているのは本誌と『週刊金曜日』、新聞も一部の地方紙くらいのものである。

そもそも、リニアを取材するマスコミ記者及びフリージャーナリストともに限りなくゼロ。その一因に、広告クライアントとしてJR東海の存在が大きい媒体は計画に物申す記事を載せられないことが考えられる。

実際、JR東海がスポンサーのひとつである雑誌に記者がリニア問題を扱う企画を出して通ったことは一度もない。東京電力というクライアントに「配慮」し、3.11までメディアが原発を検証する記事を掲載しなかった構図とも似ているといえる。

具体的な事例として、例えばこんなことがあった。


●事例1 報道されない市民運動
2013年8月29日、山梨県都留市。その日は、県のリニア実験線がそれまでの約18キロから約43キロへと延伸され、2年ぶりに実験走行が再開された日だった。

それに先立つ出発式では、JR東海の葛西敬之会長(当時。現在は名誉会長)と太田明宏国土交通大臣がリニア実現を願うスピーチを行ない、100人以上のマスコミ記者が押し寄せていた。ひとつのお目当ては、新型車両L0系に試乗できることだ。

だが、記者たちも一斉に驚いたのが式典会場を出た途端、約50人の市民団体メンバーが横断幕やメッセージボードを掲げ、ときにシュプレヒコールを挙げ、リニア計画の見直しを訴えていたことだ。

db73fa4a17a7342e65b8b074ef72568f_24dsc08008.jpg
多くの市民団体がリニア計画に反対の声を上げているものの、その声がマスコミを通じて届くことは少ない

「世界遺産をめざす南アルプスにトンネルを掘るな!」
「NO!電磁波」
「JR東海はすべての情報を公開して疑問に答えて」…等々、
目の前を通る記者たちに次々と訴える声ーー「お願いしますね! 報道してくださいね!」

そんな反対運動の出現に少なくない数の記者が急遽、写真撮影し、ビデオカメラを回し、短いインタビューまで始まった。そこで、記者は逆に報道陣の何人かに質問をした。

リニアの問題はほとんど報道されません。JR東海がスポンサーだと難しいんですか?

すると、「基本的には記者とデスクの問題意識に拠(よ)りますが、最終的には上の部署の判断です。スポンサーに気を遣うのは事実です」との答え。

そして、果たしてどこも報道はされなかった。メディアの紙面を躍った言葉はほぼ横並びーー「夢の実現にあと一歩」。住民の声は封じられた。


●事例2 極めて異例な出版停止
上の部署の判断ーー。実は、記者も似たような体験をしている。

2014年9月に「“悪夢の超特急”リニア中央新幹線」(旬報社)と題した単行本を上梓、だがそれは本来、半年前に別の出版社から刊行される予定だった。

某月刊誌での連載を基に構成、すでに3千部を印刷し、さぁ翌週には書店に並ぶぞというタイミングで、その出版社の上部組織である某大学から「待った」がかかったのだ。

大学曰く、「本校において、研究者や卒業生で鉄道関連の事業に携わる者もいる。(リニアを批判する)この本の内容が大学の意図と思われるのは困る」。

そして出版停止。3千部刷られた本は日の目を見ることなく断裁されてしまった。

かつて、ロックバンド、RCサクセションの反原発ソング「サマータイムブルース」を収録したアルバム「COVERS」が発売直前に東芝EMIの判断で発売中止となったのはよく知られた話だが、まさか、同じようなことが起こるとは想像もしていなかった。

再び出版先を探すのに約5ヵ月費やし、一時はもう無理ではと諦めただけに、救いの手が差し伸べられ刊行にこぎ着けた時は心から安堵した。

せめて、校正段階での出版停止ならわかるが、印刷後の出版停止はどんなベテランジャーナリストに尋ねても「極めて異例」との反応だった。本当に大学側の言い分だけが理由のすべてなのか…あるいはなんらかの圧力があったのか、未だ真相はわからない。


●事例3 NHKでも放送内容がNG
もっとも、同様の事件は、天下のNHKでも起きたーー。

昨年12月8日。『クローズアップ現代』番組内で、リニアによって膨大に発生する建設残土の処分先がないことをテーマに放映。無視できない環境問題だとして、番組スタッフが市民団体「リニア新幹線を考える東京・神奈川連絡会」の天野捷一代表を延べ10時間近くも取材していたものだ。

リニア問題が計画沿線住民に認知されたのは、JR東海がおおよその計画書である「環境影響評価方法書」を公開した2011年からだが、以降、NHKは一度もリニア問題を報道したことがなかった。

それが、『クローズアップ現代』では残土問題を切り口にリニア計画の問題点を炙(あぶ)り出すということで、天野さんは趣旨に賛同、協力を惜しまなかった。ところが、オンエア前日の12月7日、携帯電話に番組のスタッフから連絡が入ったーー「申し訳ありません。天野さんや住民、川崎市職員の生の声を放映できなくなりました」

自身のアレンジで取材に応じてくれた住民にもただ申し訳なく、天野さんは「取材対象の信頼を失う行為だ」と伝えた。中止の理由は詳細には教えられなかったが、上からの圧力があったことは間違いない。

結局、番組においてリニア関連で放映されたのは、各県で発生する残土の量をイラストで紹介、JR東海の住民説明会に参加した男性の「残土問題は困る」とのコメントを紹介するのみであった。

もっとも、天野さんはじめ、リニア計画に異を唱える市民団体の多くは、NHKの会長人事が安倍首相やそのブレーンである葛西敬之・JR東海名誉会長に握られていることを把握している。首相の経済ブレーンである財界人の集まりが「四季の会」で、その幹事役を務めるのが葛西名誉会長なのだ。

リニアという超巨大事業は、公共放送にもまるで問題点を報じられることなく、不都合な真実を検証すらされず着々と推進されている。このまま国民的議論を喚起することなく、報道の役目を果たすことなくメディアはリニア計画を看過することになる。

スポンサーがらみの検証報道がなされないのは、リニアに限った話ではない。だが史上最大規模の環境問題(残土問題や水枯れなど)が起きうるかもしれない巨大事業に沈黙し、監視者としての責任を放棄していいはずはない。

同じように、その危険性が指摘されながら国民的検証がないままに推進され、大事故を起こしたのが原発ではないかーー。


(取材・文/樫田秀樹)


「“悪夢の超特急”リニア中央新幹線」(樫田秀樹・著/旬報社)


“悪夢の超特急”リニア中央新幹線

「夢があっていい!」「地域が活性化する!」と思っているあなた。覚悟はできていますか?  
新幹線の3倍以上かかる電力を原発再稼働でつくる? 
南アルプスの天然水を枯らし、稜線に残土を積み上げる? 
1日に1700台ものダンプカーを街中に走らせる? 
日本最大のウラン鉱床地帯にトンネルを開ける? 
48カ所のトンネル非常口・施設の建設のために立ち退く?……

著者紹介 樫田秀樹(かしだ・ひでき)
1959年北海道生まれ。岩手大学卒業。コンピュータ関連企業勤務を経てフリーのジャーナリストに。NGOスタッフとしての活動や取材でアジア・アフリカ各地に赴く。著書に『9つの森の教え』(築地書館。ペンネーム峠隆一)、『「新しい貯金」で幸せになる方法』(築地書館)、『自爆営業』(ポプラ新書)、編著書に『世界から貧しさをなくす30 の方法』(合同出版)など。各誌で環境問題、社会問題、市民運動、人物ルポなどを手がける。自身のブログやホームページでも多くのテーマを執筆している。


著者からのメッセージ 
総事業費9兆円。この史上最大の鉄道事業は、その問題点をほとんど報道されることなく着工目前まで来た。
 
東京・名古屋間の286キロのうち86%の246キロがトンネルになることで発生する水枯れの可能性、処分方法の決まらない膨大な建設残土、掘り当てるかもしれないウラン鉱床、一日に1700台ものダンプカーが12年も走る村、10年以上も続く騒音と振動と土ぼこり、喘息、生活と交通阻害、生態系の劣悪化、立ち退き等々。
 
これだけの問題が、東京都から愛知県までの広範囲で起きる可能性があるが、その全情報は一人のフリージャーナリストだけでは把握できない。実際、私は、東京から名古屋まで訪れていない場所がある。会うべきなのに、まだ会っていない市民団体のメンバーもいる。目を通すべきなのに、まだ手をつけていない文献調査もある。確認すべきなのに確認していない問題もある。
 
それでも、私がリニアに関して取材を続けるのには理由がある。いま伝えるしかないからだ。
 
3・11の前、原発の危険性を訴えるマスコミはきわめて少なかった。事故が起きてから、多くの記者が饒舌になった。原発関連の本にしても、事故のあとは数百冊も出ているはずだ。もちろん否定しているのではない。次から次へと新たな問題が発生する以上、どれも大切な情報である。
 
だが、その礎を作ったのは、原発事故以前の数十年間、事故の可能性を訴え、反原発を訴えていた少数の市民団体やジャーナリストや研究者だ。たとえば、原発事故のあと、どの講演会場も立ち見が出るほどに時の人となった小出裕章・京都大学原子炉実験所助教は、事故の前は10人前後しか聴衆のいないときもあった。それでも腐ることなく、淡々と講演活動を続けた。市民団体も廃炉を視野に入れた運動を展開したり、東京電力に何度も申し入れを行なっていた。
 
だが、マスコミは東京電力という大スポンサーに配慮して、こうした声を拾わなかった。東京電力はひたすら「原発は安全です」を繰り返し、国民的検証もないまま、ついに事故が起きた。
 
リニアが事故や問題を起こすとは断言しない。ただ人間が造るものである以上、その可能性はある。リニア計画では、すでに山梨県のリニア実験線周辺で、起こらないといわれていた水枯れが頻発しているだけに、問題発生の可能性は低くはないと推測する。しかし、その検証がされていない。
 
あるテレビ関係者は言った。「JR東海がスポンサーである以上、報道は難しい。でも、事故や大問題が起これば取材できる」と。だが、私は事故を待ってなどいられない。いま伝えることで、多くの人にリニアに関する情報を知ってもらい、議論をしてほしい。
 
なぜなら、リニアは似ているのだ。原発の推進の仕方と。

主な目次
プロローグ
第一章 計画前夜
技師の閃き/署名運動/走らないリニア/動き出した計画/「リニア・市民ネット」の誕生

第二章 空疎な「方法書」説明会
国の民意軽視/不毛な説明会―環境影響評価方法書の縦覧/計画の大義/原発一基分の電力を消費するリニア/このままではずるずると着工される/大鹿村の新聞/NO!リニア連絡会/大鹿村の説明会/東京での説明会/NOを言わなかった自治体/議論がなかった期成同盟会/自治体の本音

第三章 何が問題なのか
推進者からの批判/海外での事例/自治体にも隠される情報/何が問題なのか/電磁波/水枯れ/残土/ウラン鉱床/切り捨てられるローカル線/不安な安全対策/空疎な「町づくり」計画/なぜ報道されないのか?/「個別説明会は開催しません」

第四章 リニアは必要なのか?
速いけど早くない/声にならない声―「リニア、いりませんよね」/リニアを止める! ―「リニア新幹線沿線住民ネットワーク」の誕生/ネットワーク、国土交通省へ/議員の関心/誰がリニアを必要としているのか?

第五章 土壇場での懸念の噴出
加速の第一歩/「ご理解」なんてできない/自治体も懸念。長野県大鹿村と中川村/長野県南木曽町の懸念/岐阜県可児市/静岡県七市二町の水源がなくなる?/悩ましき南アルプスの残土/公聴会と審査会

第六章 厳しい知事意見書が出ても
評価書/環境大臣意見/環境省と国交省へのダブル交渉/行政訴訟?/高まる関心

あとがき
リニア新幹線沿線住民ネットワーク加盟の市民団体一覧






「リニア新幹線狂気の計画」 文字起こしブログ
動画はこちらにあります↓
<リニア新幹線狂気の計画ー1ー>
「間違いなくこれは浜岡と抱き合わせの計画だ。
これはもう間違いなくね、このままいくと我々はもう殺されますよ」広瀬隆氏(文字起こし)



<リニア新幹線狂気の計画ー2ー>
「97%反対止めます。っていうのが普通でしょ?どんどん決定していくんですよ」
広瀬隆氏(文字起こし)


<リニア新幹線狂気の計画ー3ー>
「一部の利権者が動き出して、これは遊びなんです。最後に失敗するんですから」
広瀬隆氏(文字起こし)


<リニア新幹線狂気の計画ー4ー> リニアの電磁波問題
「これはきちんと理解したらみんな乗りませんよ、怖くって」
広瀬隆氏(文字起こし)


<リニア新幹線狂気の計画ー5ー> 電磁波を浴びる利用者の利便性
「日本人の誰も、高い金を払って時速500キロで景色も見えない鉄道が宙に浮いたまま、
目が回るような高速度で目的地に到着したいとは思っていない」 広瀬隆氏(文字起こし)


<リニア新幹線狂気の計画ー6完ー> 「運転手がいないんですって」
リニアは乗客の命を考えない、とてつもなく危険な鉄道である 広瀬隆氏(文字起こし)


広瀬隆さん長野県富士見町2011年9月20日講演(内容書き出し)





「子どものためによくないから、あの原発の火は全部無しに」
肥田舜太郎氏3/16立川(文字起こし)
より
2014040814.jpg
リニア新幹線。
ね、なんで大阪まで30分で行かなきゃならないんだ。
そのために穴掘って、沢山の土地を潰し、
沢山のいろんな公害を起こしながらね、
あれに乗って、大阪に30分で行った。
俺はこんな幸せな人間だなんていうのは誰もいないんだ。
高いお金を出して乗って。

そういうつまらない事をしようっていうのがいっぱいいるんだ。




東京都
2013092211.jpg

神奈川県
2013092212.jpg

山梨県
2013092213.jpg

長野県
2013092214.jpg

岐阜県
2013092215.jpg

愛知県
2013092216.jpg





<水産物>韓国が全面的輸入禁止にしている「福島など8県」って何処だっけ?

日韓 水産物禁輸協議も具体的進展なし
NHK 1月9日 5時34分


8日、日本と韓国の外務次官級の協議が行われ、協力関係を強化することを確認したものの、韓国が福島県などの水産物の輸入を禁止している問題では、具体的な進展はありませんでした。

61.png

外務省で経済問題を担当する長嶺外務審議官は、8日、ソウルを訪れて韓国外務省のアン・チョンギ(安總基)経済外交調整官と協議を行いました。
協議では、ことしが日韓の国交正常化から50年になることに関連して、エネルギー分野などで共同プロジェクトを第三国で行うことや、双方の観光客誘致などについて両政府が支援していくことを確認しました。

62.png

一方で、日本側は、福島県など8つの県の水産物に対する輸入禁止の措置を早期に解除するよう求めましたが、韓国側は安全だという国民の認識が得られることが重要だとして、来週行われる韓国側の専門家による2回目の現地調査への協力を求めるにとどまり、具体的な進展はありませんでした。

63.png

さらに、戦時中に動員や徴用された韓国人労働者などが日本企業に対し損害賠償を求めている裁判で、支払いを命じる判決が韓国で相次いでいることについても話し合われました。

64.png

これについて長嶺審議官は協議後、「日韓の経済、ビジネス関係にも悪影響を及ぼしかねないと従来から指摘しており、日韓の経済関係にマイナスにならない対応を求めている」と述べて韓国政府に対処を求めましたが、韓国側は司法手続きを見守る必要があるという従来の立場を繰り返したということで、双方の溝は埋まりませんでした。


ーーー

韓国が水産物の全面的輸入禁止にしている「福島など8県」とは
青森県 岩手県 宮城県 福島県 
群馬県 栃木県 茨城県 千葉県


群馬県って、海あったっけ?

韓国政府による日本産食品に対する輸入規制に関する韓国専門家委員会による訪日調査(第二次調査団)
外務省 平成27年1月9日

韓国政府は日本産水産物の輸入規制の強化を実施
(1)福島を含む8県(福島,茨城,群馬,宮城,岩手,栃木,千葉,青森)全ての水産物の輸入を禁止。



外務省が言っているから、8県とは群馬県を含んでいるんだろう。
東京都神奈川県は入らなくてもいいのだろうか?
と、ちょっと不思議に思った。


これからますます東京電力が海を汚していく一方なのに、「解除しろ」とはひどいことだ。





”不正選挙は出来る”ことを証明した仙台市の衆議院選挙有効票不正操作

国民審査でも不正集計か 仙台
NHK 1月6日 20時42分

51

先月行われた衆議院選挙で開票作業のミスで生じた矛盾を取り繕うため、白票を1000票近く水増ししていた問題が明らかになった仙台市で、新たに、最高裁判所裁判官の国民審査でも有効票を水増しするなどの不正な集計が行われた可能性があることが分かりました。

57.png

53

衆議院選挙の開票作業で仙台市青葉区では不在者投票などをした人を2重に集計し、実際より投票者数が1000人近く増えるミスがあり、これを取り繕うために白票を水増しする不正な操作があったことが明らかになっています。

54

仙台市選挙管理委員会によりますと、これを受けて最高裁判所裁判官の国民審査の投票結果も調査したところ、同じような2重集計のミスがあり、投票者数が実際より886人多かったことが分かりました。

55

ところが、誤っているはずの投票者数と集計後の票数が一致しているため、職員のメモなどを基に調べたところ、有効票を500票水増ししたうえ、残りを持ち帰りの票に計上してつじつまを合わせた可能性があることが分かったということです。

56

500票はすべての裁判官の「罷免を可としない票」として扱われたとみられています。
仙台市選挙管理委員会は開票に関わった職員から話を聞いていますが、これまでのところ故意に票を操作したと認めた職員はいないということです。

仙台市選挙管理委員会は
「有効票を操作したことは重大な事案だと考えている。市民や有権者の信頼を裏切る行為で、おわび申し上げる」と謝罪しました。
仙台市選挙管理委員会は、関係者からさらに詳しく話を聞くとともに警察にも情報を提供して、今後、告発も検討するとしています。

この問題で仙台市の奥山市長は6日夕方、報道機関の取材に応じ、
「国民審査でも不適切な事案がさらに発覚したことは市民や有権者の信頼を裏切る行為で心からおわび申し上げます」と謝罪しました。
また、奥山市長はいまだに誰が不正な集計に関わったか分かっていないことについて、
「作業に関わった職員が記憶があいまいだったり確信が持てない部分もあるかもしれないので、今の時点ではこうだと判断できない」と述べるにとどめました。



衆院選・仙台市青葉区の開票作業で集計ミス隠すため976票架空計上
FNN 12/27 15:00

12月14日に行われた衆議院選挙の宮城・仙台市の開票作業で、担当職員が、集計ミスを隠すため、976票を架空に計上していたことがわかった。
仙台市選挙管理委員会によると、14日に行われた衆院選の仙台市青葉区の開票作業で、不在者投票などの票数を二重計上したため、確定投票者数が、実際の投票者数より976人多くなった。
60.png

集計担当者は、投票総数のずれに気づいたものの、二重計上を見つけることができず、集計ミスを隠すため、白紙投票数などを、あわせて976票を架空計上した。
選挙結果に影響はなかったが、仙台市選管は、公職選挙法に抵触する可能性があるとしている。





ーーー

本当に誰が不正をしたか本当に分かってないのかな?
でも、白票の水増しが簡単に出来たっていうことは、
「誰かの名前を書いた票を増やすことも出来る」ということが証明されたということだ。

仙台市青葉区の場合は投票者数と合わなかったからたまたま発覚したけれど、
票数を間違わなければ票の操作は簡単に出来そうだ。

281e1d0917ba741d95a81614f6ba9f3b.jpg

watababe 4

137507060826713204060.jpg

137507056990413204367.jpg





<儲かってます!>柏崎刈羽稼働しなくたって東京電力通期の経常利益(銀行に借入利息を払った後の利益)単独で1,790億円の大黒字

2014年12月14日 衆議院選挙
2014年12月17日
通期業績予想の修正に関するお知らせ
東京電力

通期の営業利益は連結で3,230億円、単独で2,900億円
   経常利益は連結で2,270億円、単独で1,790億円
   純利益 は連結で5,210億円、単独で4,880億円
   


「営業利益」「経常利益」「純利益」の違いって?

■営業利益
売上高からコスト(人件費や材料費、広告宣伝費など)を差し引いたもの。
本業で稼いだ利益を表す。売上高が良くても、経費がかさむと営業利益は少なくなる。

■経常利益
営業利益に受取利息などの営業外収益を足し、銀行に支払う借入利息などの営業外費用を差し引いたもの。
会社の事業全体の利益を表す。本業が順調でも、借入金の返済や利息負担が多いと少なくなる。

■当期純利益(最終利益)
経常利益に、本業とは関係のない土地の売買などで発生した特別利益や特別損失を足したり引いたりし、そこからさらに税金を差し引いたもの。臨時の損益を含めた最終的に会社に残るお金を表す。

業績の良し悪しは、どの「利益」でわかる?

会社の業績を見る上で、特に注目したいのが「経常利益」です。「経常」という言葉が表すように、経常利益は会社活動の総決算。営業利益は本業の業績のみに左右されますが、経常利益は会社の資産運用や借金など、事業全体にかかわる数字だからです。会社の収益性を把握する判断材料として、金融機関や取引先が最も重視しているポイントといっても過言ではありません。

例えば、経常利益が赤字なのに、当期純利益が黒字となるケース。これは、事業は不調だったものの、それ以外の臨時収益で黒字となった状態です。つまり、最終的には黒字となったものの、それはたまたま臨時収益があったおかげで、経常利益がマイナス=会社の経営は危険信号が灯っているということになります。逆に見れば、最終利益が赤字でも経常利益が黒字であれば、今後その企業の業績が回復する可能性を秘めているわけです。




決算書の種類
連結決算書
連結決算書(連結財務諸表)とは、支配従属関係にあるニ以上の会社(会社に準ずる被支配事業体を含む。以下同じ。)からなる企業集団を単一の組織体とみなして、親会社が当該企業集団の財政状態及び経営成績を総合的に報告するために作成するものです。
連結決算書の手順をイメージで解説

個別決算書
個別決算書(個別財務諸表)は文字通り、個別の企業ごとに作成される決算書です。個別決算書は連結決算書に対する単体の決算書という概念であり、通常、単に「決算書」と言う場合は個別決算書を指します。単体決算書・単独決算書・個別決算書など、会社や人によって呼び方の相違がありますが全て同じです。





東電、海外に210億円蓄財 公的支援1兆円 裏で税逃れ
東京新聞 2014年1月1日

東京電力が海外の発電事業に投資して得た利益を、免税制度のあるオランダに蓄積し、日本で納税していないままとなっていることが本紙の調べでわかった。投資利益の累積は少なくとも2億ドル(約210億円)。東電は、福島第一原発の事故後の経営危機で国から1兆円の支援を受け、実質国有化されながら、震災後も事実上の課税回避を続けていたことになる。(桐山純平)

PK2014010102100040_size0.jpg
 
東電や有価証券報告書などによると、東電は1999年、子会社「トウキョウ・エレクトリック・パワー・カンパニー・インターナショナル(テプコインターナショナル)」をオランダ・アムステルダムに設立。この子会社を通じ、アラブ首長国連邦やオーストラリアなどの発電事業に投資、参画していた。
 
子会社は、こうした発電事業の利益を配当として得ていたが、日本には送らず、オランダに蓄積していた。
 
オランダの税制について米国議会の報告書は、「タックスヘイブン(租税回避地)の特徴のある国」と指摘。専門家も「多くの企業が租税回避のために利用している」とする。
 
東電のケースも、オランダの子会社が得た配当利益は非課税。仮に、東電がオランダから日本に利益を還流させていれば、2008年度までは約40%、それ以降は5%の課税を受けていたとみられる。
 
こうした東電の姿勢について、税制に詳しい名古屋経済大学大学院の本庄資(たすく)教授は「現行税制では合法」としつつ、「公的支援を受ける立場を考えると、企業の社会的責任を問われる問題だ」と指摘。会計検査院は蓄積した利益の有効活用を東電側に要求した。
 
東電担当者は「多額の税金が投入されていることは、十分認識している。国民負担最小化をはかる観点から、海外投資子会社の内部留保の有効活用は引き続き検討したい」としている。
 
<タックスヘイブン> 
法人税や所得税などの税率がゼロか、極めて低い国や地域のこと。税(tax)からの避難先(haven)という意味で、租税回避地と訳される。カリブ海のケイマン諸島などが有名。近年、多国籍企業などがタックスヘイブンに所得を移し、納税額を減らす「課税逃れ」が国際的な問題になっている。





<福島第一原子力発電所>
燃料の取り出し・汚染水・魚・凍土壁・「処理水」・他 
おしどり・木野龍逸12/31報道するラジオ(文字起こし)
より一部抜粋

平野:今東電は黒字になっているんですよね、確か。
水野:黒字なんですか?
マコ:黒字です。
木野:なんか儲かっているそうです。
水野:また不思議なことですね〜
平野:1000億円の、確か黒字ですよ。これは私はあり得ないと思うんですよ。
水野:だって、損害賠償を。皆さんの生活の補償、いろんなことを、まずは先でしょう!
平野:これはだけど、税金を投入しているんですよね。
木野:税金を投入していますよね。
水野:わたしらのお金っていうことですか。
マコ:儲かってますね。




<三重県鳥羽市で次々見つかる奇形生物>お腹が横に紅白色分けの伊勢エビ・白いナマコ・雌雄の特徴が混在する伊勢エビ 


遺伝子の異常なんだから、ちっとも”めでたく”なんかない!
これって、海の中が大変なことになっているというサインだと思う。
「珍しい」なんて言ってただ喜んでいるだけじゃなくて、
もっと真剣に海水や海底などを調べなきゃいけないんじゃないの?




お腹が紅白の伊勢エビ 鳥羽水族館にお目見え
中日新聞 三重 2014年12月18日

PK2014121702100186_size0.jpg
腹節が紅白の色に分かれた伊勢エビ=鳥羽市の鳥羽水族館で

鳥羽市の鳥羽水族館に17日、腹節の真ん中から紅白に分かれた珍しい色の伊勢エビがお目見えした。

11月下旬に市内で水揚げされ、卸業者がエビの選別中に発見、水族館が譲り受けた。
体長19センチ、重さ160グラムの雄で、頭部は赤褐色だが、腹節が左右対称で紅色と白色に分かれている。

県水産研究所の松田浩一博士(51)は「細胞分裂の過程で色を決める遺伝子がいびつな形になってしまうことがある。突然変異によるものと思われる」と説明。
県内で二色に分かれた生きた個体の発見は初めてという。
館内二階の「へんな生きもの研究所」コーナーで、
今月15日に同市安楽島町で見つかった白いナマコと通常の赤いナマコと同じ水槽で展示中。
飼育担当者は「お正月を前におめでたい色をした伊勢エビとナマコを見に来て」とPRしている。

市内では今年9月、黒色と赤色に分かれた伊勢エビが死んだ状態で見つかっている。
一つの個体に雌雄の特徴が混在する「雌雄モザイク」とみられている。


 (中谷秀樹)




三重県鳥羽市で次々見つかる奇形生物←↓公表されているだけでも短期間に多くないですか?
・腹節が紅白の色に分かれた伊勢エビ        2014年11月下旬
・白いナマコ                   2014年12月15日
・黒色と赤色に分かれた伊勢エビ 雌雄の特徴が混在 2014年9月

222

111



その他の色素が抜けるアルビノ現象


縁起物で話題「白いナマコ」 周南市
日テレNEWS24 2015年1月11日 12時33分

白いナマコ imgres_20150120083023838.jpg
山口県周南市で珍しい白い生き物が縁起物として話題となっている。
突然変異による色素異常(アルビノ)とみられるナマコ。
一般的な“赤ナマコ”と比べるとその差は一目瞭然。
この「白いナマコ」は周南市で鮮魚の卸売をしている「田中鮮魚」が、10日に市場で競り落としたもの。
店の人も30年ぶりに目にしたというこの珍しいナマコは300円で競り落とした。
田中鮮魚ではしばらく飼ったあと、食べることにしている。

白いマグロ

1_20141122182617c27.png

遺伝子の突然変異が原因とみられ、表面は真っ白だが、身は普通のマグロと同じ赤色だ。
マグロを仕入れた魚力・佐藤健吾営業課長:
「うちのトップのバイヤーが30年、築地に通っているなかでも見たことがないと。
マグロ屋さんでも見たことがないと思う」


<縁起がいい?>「幸運を呼ぶ金のヒラメ」と「ラベンダー色のタラバガニ」

2014012211.jpg

伊豆の海に全身金色の生き物が登場。
地元では幸運を呼ぶと話題を呼んでいます。
2014013015.jpg
水深およそ15mの海底に静かに佇んでいるのは、全身が金色に輝く1匹のヒラメ。
では、一体どうしてヒラメが金色になったのか?
専門家によると、生まれつき体表の「黒い色素」が抜けてしまったのが原因ではないか



鮭もアルビノ
「縁起いい」黄金色のサケ 標津沖のサケ定置網で捕獲
北海道新聞 2013年10月16日 09:26)
2013101911.jpg

「身体の一部が白くなるアルビノと呼ばれる突然変異」
ネズミや鳥になにが?高放射線量地域生物に異変TBS(内容書き出し)

2013091229.jpg
頭部に白い羽が見られます。
面積は小さいもののチェルノブイリで見つかったアルビノのツバメ同様、羽が白くなっています。

<黒毛和牛の白い斑点>
「被ばく調査の生きた標本。 生きた証拠です」希望の牧場・ふくしま
9/13スーパーJチャンネル(内容書き出し)

吉沢:
360頭の牛の中に8頭ぐらい。
白い斑点状態の牛がね、8頭ぐらい今生きているんですよ。

吉岡:あの黒い牛の中に?
2013091346.jpg


<被ばく症状>アルビニズム白色症 ・アルビノそして白斑
カネボウ以外の9社でも白斑か
NHK 9月10日 17時56分
2013091241.jpg


内部被曝に迫る ~チェルノブイリからの報告~(内容全部書き出し)
NHKの番組 2011/8/6放送より一部抜粋

なかなか研究が進まない内部被曝の人体への影響
その中で数少ない先駆者に光が当てられています
そのパイオニアのひとり、大阪大学名誉教授 野村大成さんです(医薬基盤研究所 大阪)
野村さんが注目しているのはセシウムなどの物質が出すベータ線です
マウスにベータ線を出す放射性物質を注射したところ、生まれた子どもの細胞に異常が見られ
突然変異で毛の色まで変わりました

図3


ピンク色のバッタ
b_07345624.jpg



<被ばく症状>アルビニズム白色症 ・アルビノそして白斑
2013091313.jpg

<レーザー核融合発電>2月から稼動を開始〜浜松ホトニクス株式会社〜浜名湖のうなぎの危機!

[概要]
トヨタ自動車が大株主の浜松ホトニクスという一般企業が、
浜名湖のほとりにある研究所でレーザー核融合の研究施設を国から多額の補助金をらって建設。
2015年、今年の2月から稼働を開始するという大変重要な問題です。
一般企業なので、岐阜のD-D核融合研究開発所で平成25年に行われたようなパブリックコメントとか、リスクに関する説明などは一切ありません。
なので情報が非常に少ないのです。
近所に住む人々はこのことを知っているのでしょうか?






浜松ホトニクス、レーザー核融合発電研究のための新レーザー照射棟を竣工
---反応可能性が50倍以上に

日経テクノロジー 2014/11/07 19:57

浜松ホトニクスは2014年11月7日、レーザー核融合発電の基礎研究を行うために、同社の産業開発研究所(浜松市)に建設していたレーザー照射棟が完成したとして竣工式を催した。新しいレーザー照射棟は、現在開発中の大出力レーザーを設置する第1研究棟に隣接している。従来よりも出力の大きなレーザーを用いるのに加え、光学系を改良するなどエネルギー損失を低減する工夫を施した結果、核融合反応の起こる可能性を50倍以上に高めたという。2015年2月に稼働する予定。
佐藤 雅哉=日経ものづくり





世界最強100ジュール級の応用研究に向け、レーザー照射棟が完成
2014/11/06 浜松ホトニクス株式会社
浜松ホトニクスは、レーザー核融合発電を目指す大出カレーザー開発部の拠点である産業開発研究所(浜松市西区)に、世界最強の100ジュール級超高出力半導体レーザー励起高繰り返し全固体大出カレーザーの応用研究に向けて、第1研究棟西側新造成地にレーザー照射棟を建設していましたが、この度完成し、来年2月から稼動を開始します。
ホームページ
来年2月とは、来月のことです。(2015年2月)

レーザ核融合(大出力レーザ応用技術)
1
2
リスクは全く書かずに、いいことばかり書いています。
「太陽の恵みを人間の手で」
太陽を作るという試み、恐ろしいです。

大株主はトヨタ自動車です。
3


浜松市西区ってどこ?
浜松ホトニクス小

浜名湖に面しています。
浜岡原発もすごく近い。(ちょっと上には岐阜の核融合研究所があります・下記地図参照)

浜松ホトニクス 産業開発研究所


もっと大きくしてみると、
大

画像で見てみると、
浜松ホトニクス

浜名湖の水はトリチウムで汚染されることでしょう。
そして、浜名湖のうなぎは確実に汚染されてしまう><。

と…いうか…うなぎだけの問題だろうか


東海地域からの「国家戦略特区」への提案
(愛知県・岐阜県・三重県・静岡県・名古屋市・静岡市・浜松市)      
【連絡先】 愛知県知事政策局企画課 主幹(企画) 水野達也

※一部抜粋

4)光のグローバル拠点の形成
プロジェクトの内容
光には無限の可能性がありながら、我々はまだ、そのほんの一部しか利用できていない。また、光はあらゆる産業の基盤技術になりうるもので、様々な産業分野の革新的高度化に寄与する。光のグローバル拠点では、世界トップレベルの光の研究者や技術者が集い、光の本質を解明し、光を自在に操るべく基礎・応用研究を行うとともに、人類が望む、人類の生命や文化、産業や環境、社会システムやインフラに必要不可欠な光製品/光技術を次々に開発する。また、光技術を活用したベンチャー・中小企業等が活発に活動し、産学官金が強固に連携して、光のおもしろさ、光の無限の可能性を若い世代に向けて発信し、世界をリードする教育を行う。

想定される実施主体
浜松・東三河地域イノベーション推進協議会への参画機関(産学官金16機関)
静岡県、愛知県、浜松市、豊橋市、静岡大学、豊橋技術科学大学、浜松医科大学、光産業創成大学院大学(※浜松ホトニクスの敷地内にある大学)、浜松商工会議所、豊橋商工会議所、(公財)浜松地域イノベーション推進機構、㈱サイエンス・クリエイト、静岡銀行、浜松信用金庫、遠州信用金庫、豊橋信用金庫)


具体的提案
●地域イノベーション戦略推進地域「浜松・東三河ライフフォトニクスイノベーション」は国際競争力強化地域に指定されており、浜松・東三河地域で行われる様々な技術開発や革新製品を生み出す光関連企業の法人税実効税率を最大で20%台(少なくとも25%まで)へ引き下げ
●「浜松・新ものづくり特区」を含む「浜松・東三河ライフフォトニクスイノベーション」のエリア内における新規設備投資に対する投資税額控除
世界中でだれもが真似のできない未知未踏の技術・製品の技術開発及び標準化活動等への中・長期にわたる積極かつ継続的な支援
●革新技術の実用化・製品化や国際標準化に向けたグローバルな知的財産の出願及び保護方策のさらなる充実
●ベンチャー企業や大学等の革新技術・製品のグローバル展開におけるマーケティング支援及び信用保証制度やエンジェル税制のさらなる充実
●産業技術総合研究所等の国の研究機関の設置


エネルギー

キ モノづくりを支える新たなエネルギーシステムの研究開発に対する重点的な支援
概要
次世代産業を含むモノづくりには、莫大なエネルギーが必要であるが、東日本大震災をきっかけに日本のエネルギー供給は不安定となり、新たなエネルギーシステムの開発が急がれている。
 
現在、研究されているエネルギーのどれもが小電力であり、産業に使用するためにはそこで作られた電力をまとめるような新たなシステムづくりが必要である。
 
また、最先端の技術では、発電所並みの出力が得られて、かつクリーンなエネルギーを作り出すレーザー核融合によるエネルギー供給システムが研究されており、実用化が熱望されているところである。
 
日本の産業の国際競争力の強化や、国内産業の育成のためにも、世界に誇る浜松ホトニクスのレーザー技術等を活用し、こうした新たなエネルギーシステムの開発を加速化させ、災害等に左右されない安定的な電力供給が早期に可能となるよう、新エネルギーシステムの研究開発に対し、集中的な支援を行う。

具体的提案
●国家レベルでの電力問題を解決するレーザー核融合の研究開発と実用化に対し、国の総力を結集して支援する。
 ・必要となる研究開発費の確保と優先的配分
 ・研究開発のために必要となる施設や設備に対する資金的支援の充実
●複数の発電システムをつなぐスマートグリッドの研究開発に対する支援といった、国や国の研究機関などの積極的な関与と、その成果の実用化、普及に対する支援の充実

想定される実施主体
レーザー核融合:浜松ホトニクス株式会社、学校法人光産業創成大学院大学
スマートグリッド:電力、ガス、上下水道、電気通信事業者、道路管理者、高速道路会社など、網としての社会資本を所有する者




原子力規制委員会
放射線障害防止法の対象事業所一覧(平成24年4月1日現在)
この表に出ている浜松ホトニクス

浜松ホトニクス株式会社 PETセンター
434-8601 静岡県浜松市浜北区平口5000

浜松ホトニクス株式会社 豊岡製作所
438-0193 静岡県磐田市下神増314番の5

浜松ホトニクス株式会社 産業開発研究所
431-1202 静岡県浜松市西区呉松町1820番地

浜松ホトニクス株式会社 本社工場
435-8558 静岡県浜松市東区市野町1126番地の1








ーー核融合ーー
たねまきJ「トリチウム・雪・福島講演」小出裕章氏(内容書き出し・参考あり)2/2
<一部抜粋>

小出:
そのために核融合が出来れば「クリーン」だと言ってきたのですね。
ところがその核融合というのは、実はトリチウムを燃料にするんです。
自然界にあったものの何百倍というようなもののトリチウムを、
毎年毎年、燃料に使うという様な技術が核融合という技術でして、
なんか、皆さんは夢のエネルギー源だと思われているかもしれませんけれども、
そんな事をやったら、もう、地球が放射能まみれになってしまうと私危惧してきました。


千葉:えっ、じゃ核融合をやるためには大量のトリチウムを作らなければいけない訳ですよね。
小出:そうです。それが燃料なんです。
千葉:ええええぇぇぇ!!!
まず、そのトリチウムありきで核融合が行われるということなんですね。

小出:
まずは、てんかする前にはトリチウムを集めておかなければいけませんし、
一度核融合をてんかした後は自分でトリチウムをどんどん、どんどん生み出しながら、
それを燃料にするという、そういうシステムにしなければいけないのですが、
水素というのは閉じ込める事が大変難しいので、多分大量に漏れてくる事になりますし、
核融合という事をやれば、トリチウムが最大の放射能の被ばく源になるだろうと私は思います。

千葉:そうですよね、環境に出たら水と同じだから回収する事は全然出来ないという事なんですものね。

小出:そうです、はい。

藤田:トリチウムというのはかなりの有毒物質であるという事は間違いがないんですよね。

小出:
放射性物質というのは山ほどあるのですけれども、
放射性物質の中の毒性でいうとあまり高くはないのです。
ただし、他の放射性物質は閉じ込める技術がさまざまにあるのですけれども、
トリチウムは水素ですので、水になってしまう。
そうすると、もう、水の中からいくら放射性物質を取り除いて、綺麗にしたつもりでも、
水そのものが、要するにトリチウムで汚れているわけですから、
閉じ込めようがないのです。
ですから、六ヶ所再処理工場というのが、今、動くか動かないかの瀬戸際にあるのですけれども、
トリチウムに関する限りは、全量放出するという事になります。


千葉:うわぁ~




核融合「D-D実験」ってなぁに?岐阜で実験開始!パブリックコメント受付中

(4)トリチウムと中性子の発生量について
1 D-D実験によるトリチウムの年間最大発生量を1.5キュリー以内に抑制するとした理由について
調停委員会の場において、申請人側の
「(受忍量として)中性子及びトリチウムの発生量を計画の10分の1まで下げる。
または、現在の日本原子力研究所での発生量を超えない範囲ということを検討している」との意見を踏まえ、
研究所においてこれを基準として検討することとなり、真摯な検討の結果、以下の工夫により、
日本原子力研究所のJT60並の基準をクリアできると判断し、当初計画を譲歩して受諾しました。
即ち、10キュリーを予定していた最終年の実験を3年間に分けて行えば、
実験結果を入念に解析して解析結果を次年度の実験計画に活かせること、
また、中性重水素粒子入射加熱装置運用の短期集中化を図ること等によって、
当初計画と同等な成果が得られると判断したためです。

トリチウムの年間平均生成量について
調停案に従って、最初の6年間のトリチウムの年間最大発生量は1キュリー、
中性子は2.1×1019個以内で、
残り3年間の年間最大発生量は1.5キュリー、
中性子は3.2×1019個以内となるように実験を行う予定です。

捕集できなかったトリチウムは、水の形態で空気中に放出されるため、排水には含まれない。
捕集されなかったトリチウムは
研究所の管理値 0.0002 Bq/cm3 3ヶ月平均(法令値:0.005 Bq/cm33ヶ月平均)以下であることを確認の上、
排気塔から放出される。

岐阜の核融合研究所の位置
20130125111300cc3s_20150106161839e88.jpg





放射線医学総合研究所資料集より
トリチウムに関しての研究 昭和48年〜
トリチウムによる染色体異常~ヒト培養リンパ球での実験結果~


放射線医学総合研究所資料集より
昭和48年〜昭和52年 トリチウムの植物―動物系における動向
<トリチウムの動向ー植物>
部位によるトリチウ摂取量の違い/トリチウム水蒸気の葉からの取り込み
(放射線医学総合研究所資料集書き出し)


放射線医学総合研究所資料集より
昭和48年〜昭和52年 トリチウムの植物―動物系における動向
<トリチウムの動向ー動物系>
数時間で全身にほぼ一様に拡散分布 /脂肪組織、脳、筋肉に高いトリチウム残留
(放射線医学総合研究所資料集書き出し)



放射線医学総合研究所資料集より
昭和48年〜昭和52年 海産魚の胚発生に及ぼすトリチウム水の影響
トリチウム水の魚卵発生に及ぼす影響~
「孵化稚魚の眼径は有意に小さい」放射線医学総合研究所資料集(書き出し)



放射線医学総合研究所資料集より
昭和48年〜52年 メダカ胚核酸におけるトリチウム代謝
<両棲類と哺乳類のトリチウム取り込み比較>
「トリチウム水投与後10日目では脂肪組織に最も多く、 次いで脳、睾丸、肝の順」
放射線医学総合研究(内容書き出し)




<トリチウムによる健康被害>
西尾正道氏「原発を稼働させるだけで、事故が起こらなくても健康被害となりえる」「被ばく列島」より


<トリチウム>「決定的なのは水の惑星である星をトリチウムで汚してしまえば、 全部がその影響を受けて引きずっていくことになるだろうなということです」小出裕章氏12/13(文字起こし&音声)

トリチウム関係ブログまとめ






続きを読むに↓つづく

続きを読む

<ご注意>首相がハンドルを握るバスは高速道路を逆走している1/7東京新聞


B6tbMLpCUAACKnf.jpg

東京新聞 2015年1月7日
本音のコラム
逆走にご注意 

なんとなく憂鬱な2015年が幕を明けた。

安倍晋三首相はあいかわらずやる気満々だ。
年頭所感でも
「今年は、さらに大胆に、さらにスピード感をもって、改革を推し進める」
「私たちが目指す国の姿を、この機会に、世界に向けて発信し、新たな国づくりへの力強いスタートを切る」
などと威勢がいい。

ついつい横やりを入れたくなる。
「それ以上のスピード感はいらないから」
「力強いスタートも切らんでよろし」

理由は単純。
首相がハンドルを握るバスはもっか高速道路を逆走しているからである。
大企業と富裕層の優遇に偏った経済政策。
武器輸出を解禁し、集団的自衛権の行使に向かう安全保障政策。
原発の再稼動と原発輸出への意欲。
すべて暴走というより逆走だ。

高速道路会社各社の調査によると、
逆走事案で最も多いのはインターチェンジやジャンクションでの進路の選択ミスらしい。
ミスに気付かず走行を続けるドライバーもかなりいるみたい。

あと、このバスは年中アクセルとブレーキを踏み間違える。
交通ルールの解釈も平気で変える。
誤りを正すナビゲーター役の野党は居眠りしているし、メディアは後部座席で遊んでいる。
このぶんじゃ、早晩、交通事故は免れまい。
せめて対向車との正面衝突だけは避けたい。
いかに被害を最小限に抑えるか考えないと。

斎藤美奈子(文芸評論家)



普通に走っていると思った…北陸道で逆走の男性
読売新聞 2015年01月06日 07時36分
 
5日午前8時10分頃、新潟市西蒲にしかん区打越の北陸道上り線で、同市西区の20歳代の会社員男性の乗用車が逆走し、避けようとした車6台がガードレールに接触するなどした。

逆走車は約10キロ走って乗用車と正面衝突。衝突された車の運転手と逆走車の男性ら計3人が顔などに軽傷を負った。男性は新潟県警高速隊の調べに対し、「普通に走っていると思っていた」と話しているという。

発表によると、正面衝突の約10分前に、この現場から約10キロ離れた地点で、車が進行方向と逆向きに止まっていると通報があった。同隊は、道路脇の雪壁が削れた痕跡があることから、男性が自損事故を起こして動揺し、そのまま逆走した可能性もあるとみて原因を調べている。

この事故で、新潟中央ジャンクション―三条燕インターチェンジ間が約3時間半、通行止めになった。







<とっても不思議>普通なら企業で職務中に死傷者が出れば警察が入るのに…東京電力作業員負傷者大幅増


下記の記事には2014年8月8日、作業前に倒れた60代男性が死亡した件は人数には含まれていません。
(東電が作業が原因だとは認めていないからなんだろうけど)
マクドナルドのチキンにビニール袋が入っていたことに大騒ぎしているけど、
そんなことより原発事故後多数の作業員が亡くなったり大怪我をしたりしているのに、
東京電力に関してだけは警察の捜査が全く行われないことの方が私はとっても不思議です。

福島第1原発 負傷者大幅増
河北新報 2015年01月07日水曜日
 
東京電力は6日までに、2014年度に福島第1原発で負傷した作業員数が11月時点で既に前年度の人数を大幅に超えたことを明らかにした。同原発で働く作業員が増加したことが主因とみられる。
 
東電によると、14年4~11月に福島第1原発で負傷した作業員は39人に上り、他に体調不良を訴えた作業員が1人いた。13年度の負傷者数は死者1人を含め通年で23人だった。
 
14年9月22日には協力企業の作業員1人が放射能汚染水の保管用タンク建設中に落下した鉄パイプで背骨を骨折。11月7日にはタンク増設工事中に重さ390キロの鋼材が落下し、協力企業の作業員3人が負傷した。うち1人は一時意識不明の重体となり、別の1人は両足首を骨折した。
 
同原発では1日平均の作業員数が増加を続け、特に14年9月以降は6000人を超えており、前年同期と比べて2倍近くに増えている。汚染水の処理量が増加し、保管用の新設タンクを用意しなければならないことが一因だ。作業中の負傷が後を絶たないことから、東電は自社内に作業前の確認や現場の調整、管理面で問題があると判断。毎月1回、元請け企業と共に安全管理指導会を開き、原因分析などを行っているほか、現場の危険箇所を指摘し対策を進めているという。




やっぱり、東京電力だけは、日本の法律の圏外にいるということなのかな?
あんな大きな爆発事故を起こしても強制捜査は入らないし、
有害な物質をそこいら中にばら撒いても「無主物」と言って引き取らないし、
ばら撒いた毒物が原因で、病気になっても、家を追い出されても、死んじゃっても知らん顔だし、
自分の会社で働いている人が怪我しても死んでも警察は捜査しない。
作業員が2倍増えたから死傷者も約2倍になったって事?なんか、変じゃね?

日本の基地にいる米兵がいろんな犯罪起こしても、米軍のヘリコプターが墜落しても、
日本の警察は捜査できないし、日本の裁判所でも裁けない。

そうか、日本の警察が捜査できないっていうことは、
東京電力って、独立した国家だったんだ…


ーー東京電力の会見などで表に出てきている情報のうちこのブログに書いたものーー
(※下記は私が把握している分だけですので、実際はもっと多いかもしれません)

死亡確認
2011年3月
4号機タービン建屋地下で遺体で見つかった東電社員2名をなぜ津波警報で避難させなかったのか?
東電記者会見6/20(動画・内容書き出し)

2011/04/03
東京電力福島第1原発の4号機タービン建屋地下で先月30日、
震災直後から行方不明になっていた社員2人が遺体で見つかったことが分かった。
東電が3日、発表した。福島第1原発で東電社員の死亡が確認されたのは初めて。

2011年5月14日
5/16東電。知り得た情報&知り得ない情報「たねまきJ」小出裕章(内容書き出し、参考)
東京電力福島第一原子力発電所で作業中に意識不明となり、
搬送先の病院で死亡した60歳代の男性作業員について、東電は15日、死因は心筋梗塞だったと発表した。
男性は、福島第一原発では13日から作業を行っており、
同日は3時間で被曝(ひばく)線量は0・51ミリ・シーベルトだった。
翌14日は作業を始めて約50分後に突然、体調不良を訴えて意識を失った。
5月に心筋梗塞で亡くなった福島第一発電所の作業員(週刊現代より)
5月に福島第一原発で死んだ作業員に「たったの50万円」
福島第一原子力発電所作業員死亡で初めての労災認定(東電会見動画あり)

2011年8月16日
8月30日東京電力記者会見・作業員、急性白血病で死亡(東京電力記者会見ノーカット版添付)
東京電力は30日、福島第1原発で作業に携わっていた40代の男性作業員が急性白血病で死亡したと発表した。
東電によると、男性は関連会社の作業員で
8月上旬に約1週間、休憩所でドアの開閉や放射線管理に携わった。
体調を崩して医師の診察を受け急性白血病と診断され、入院先で亡くなったという。
白血病に関する質疑~作業員2名が汚染水をかぶる。東電記者会見8/31(会見内容書き出し・会見ノーカット画像あり)

2011年10月6日
福島第1原発で作業の50代男性死亡(東電記者会見質疑応答一部書き出し10/6)
東京電力は2011年10月6日午前11時からの記者会見で、
福島第1原発で作業に従事する協力会社の50代男性作業員が、
本日午前5時ごろに亡くなったとの連絡があったと発表した。
東京電力によると、男性はことし8月8日から、福島第1原発の施設内でタンク設置工事に従事しており、
昨日10月5日午前7時ごろ、朝礼の前に体調不良を訴え、Jビレッジに搬送。
政府・東京電力合同記者会見10月13日 「作業員の死因に関して」(内容書き出し)
ようやく公表。10月6日に亡くなった福島第一原子力発電所作業員の方の「死因」10/21東京電力記者会見(内容書き出し)

2012年1月9日
60代作業員心肺停止で搬送 東電会見1/9(会見動画・内容書き出し)
本日午後2時22分ごろ福島原子力発電の所廃スラッジ貯蔵施設において、
コンクリート打設作業を行っていた協力企業作業員1名が体調不良を訴え、
福島第一原子力発電所5・6号機緊急医療室に運ばれ、治療を受けましたが、
心肺停止状態であることから、午後3時25分に福島第一原子力発電所から総合磐城共立病院へ搬送いたしました。
60代心肺停止作業員の外部被ばくの累積線量は6.082ミリシーベルト(東電1/10午前記者会見・書き出し)
心肺停止作業員に関して続報・病院からの報告をただ待つ東電に木野さんが私の思いを代弁してくれました(東電会見1/10午後 動画&内容書き出し)
平気な顔で嘘をつく東京電力の会見1/12午後(一部書き出し)

2012年8月22日
心肺停止で作業員死亡「放射線被ばくの影響ではない」と、東電。
東京電力は22日、
福島第1原発で作業していた男性が心肺停止となり、福島県いわき市の病院に救急搬送されたと発表した。
県警によると、男性は57歳で同日午後に死亡した。
休憩室で休んでいたが、まもなく体調不良を訴えた。
午前10時35分ごろ、別の作業員が意識不明の状態で倒れているのを発見した。

2011年11月~2013年7月9日
吉田所長の病名は?治療期間は?被ばくとの関係は?東京電力記者会見書き出し&関係資料
吉田氏は2011年11月24日から入院しているが、
東電は個人情報保護や本人の意向を理由に、病名や被ばく線量を公表していない。
このことから、吉田氏の被ばくと病気の関連を疑う声は絶えない。
福島第一発電所吉田前所長の病名公表(東電記者会見 動画&内容書き出し)12/9
東京電力福島第一原子力発電所 吉田所長の訃報
東京電力福島第一原子力発電所の事故で現場で指揮を執った吉田昌郎元所長が、
9日午前、東京都内の病院で食道がんのため亡くなりました。
58歳でした。

2014年3月28日
<福島第一>作業員土砂の下敷きになり死亡3/28関連記事・東電会見文字起こし
東京電力福島第一原発で28日、
掘削作業をしていた福島県広野町、下請け会社の安藤堅(かたし)さん(55)が
土砂の下敷きになり、病院に運ばれたが間もなく死亡した。

2014年3月28日
<福島第一死亡事故>作業員土砂の下敷きになり死亡3/28関連記事・東電会見文字起こし
こちらの方で掘削作業を行っていました作業員のほうが土砂の下敷きになったという情報が
本日午後2時30分ごろに入ってございます。
作業員につきましては直ちに救出を行いまして、入退域管理施設にあります医療事務室の方に送ってございます。
この際、身体のサーベイも行っておりますが、汚染はございませんでした。
なお、本人でございますけれども、意識がなく、また心静止の状態という事です。
心臓が静かに止まっているという感じでございます。

2014年8月8日
<作業員死亡>福島第一原子力発電所8/8
作業前に倒れた60代男性が死亡


事故・怪我
2011年8月31日
白血病に関する質疑~作業員2名が汚染水をかぶる。東電記者会見8/31(会見内容書き出し・会見ノーカット画像あり)
東京電力によると、31日午前9時35分ごろ、
福島第1原発でセシウム吸着装置の使用済み吸着塔から水抜き作業をしていた協力会社の作業員2人が、
誤って水をかぶった。

2011年10月29日
福島第一原発・ワイヤーが落ちて2名の作業員が骨折負傷(東電会見・書き出し)10/29
東京電力は29日、福島第1原発1号機タービン建屋付近で、
大型クレーンの解体作業をしていた協力企業の男性作業員2人が、落ちてきたワイヤに当たり負傷したと発表した。
40代の男性作業員はあごや腕、肋骨(ろっこつ)、両足の骨を折る重傷。
20代の男性作業員も肩や首、腹部などに痛みを訴えており、骨折の疑いもある
10月29日東京電力記者会見午後の部(負傷者の方に関しての報告・書き出し)
11月1日のふくいち現場の声(ワイヤー落下の40代作業員足切断・全面マスク着用変更)ー東京電力記者会見関係個所書き出し11/1午後の部ー
ワイヤーの下敷きで怪我した作業員は?フリー木野龍逸氏が聞いてくれました。

2012年10月5日
福島第二原発・作業員4m下に落下事故10/5東京電力記者会見(内容書き出し)
福島第二原子力発電所の4号機の屋外施設で塗装作業を行っていた当社社員が転落をして負傷。
開口部を通じて下に落ちまして、最終的に一番下まで落ちていますので、4m落ちたという事になります。

2013年10月9日
淡水化装置から汚染水が漏れ作業員6人が被ばく10/9
東京電力福島第一原発で、放射性セシウムを除去した処理水から塩分を除去する装置で水が漏れた問題で、
東電は九日、現場にいた下請け企業の作業員11人のうち6人が処理水をかぶっていたと発表した。

2014年2月25日
<福島第一>
今度は作業員にガソリンの火が引火~2月25日別件で2回も消防署に通報する東京電力のずさんな作業~

2 月25日午後3時30分頃、福島第一原子力発電所構内の中央部交差点近傍の給油所において、作業員がドラム缶から給油器へガソリンを移送した後に、移送ポ ンプに付着したガソリンの拭き取りをしていたところ発火し、作業員が着用していたカバーオール前面の一部に引火しました。

2014年11月7日
福島第1原発の工事現場で鋼材落下 1人意識不明、2人重軽傷(福島14/11/07)
福島第1原発のタンクの増設工事現場で、重さ390kgの鋼材が落下し、作業員3人が­重軽傷を負った。
1人は、意識不明の重体。


その他
2011年12月12日
除染作業で作業員死亡(伊達市)統合会見動画&内容書き出し12/12
内閣府の原子力災害対策本部は12日、
福島県伊達市の下小国地区で除染作業中の男性(60)が急病で病院に運ばれ、死亡したと発表した。
男性は同日午後1時ごろ、車の中で倒れていたのを、同僚が発見した。
心肺停止状態で搬送されたが、午後2時ごろ、搬送先の医療機関で死亡が確認されたという。
死因は非公表。

2011年12月17日
福島第一発電所三菱重工業関係ノロウイルス52名(東電会見・書き出し)
東京電力は17日、
福島第1原発で働く三菱重工業と下請け会社の作業員52人が15日から16日にかけて、
ノロウイルスが原因とみられる食中毒症状を訴えたと発表した。

東京電力は18日、
福島第2原発内にある福島第1安定化センターに勤務する30代の男性社員がノロウイルスに感染したと発表した。
第1原発では16日までに三菱重工関係の作業員52人が集団感染しており、
感染経路は不明だが、第2原発にも拡大した。


2014年5月9日
<作業員意識が朦朧>
「ドクターヘリで移送してございます。作業と直接の因果関係は無いと考えてございます」
5/9東京電力記者会見(文字起こし)

福島第1原発で、協力企業の男性作業員が体調不良を訴え、ドクターヘリで運ばれたと発表した。



2014年9月の鉄パイプ落下の記事


福島第1で作業員重傷=タンク建設中、鉄パイプ落下-東電
時事ドットコム 2014年9月22日

東京電力は22日、福島第1原発で放射能汚染水を保管するタンクの建設中、鉄パイプが落下して協力企業の40代の男性作業員が重傷を負ったと発表した。男性は背骨を骨折したが、命に別条はないという。東電が事故の原因を調べている。
 
東電によると、事故は20日午後0時20分ごろ、構内南側にあるタンク群の建設現場で発生。協力企業の作業員7人がタンクの溶接などをしていたところ、半自動溶接機を上下に動かすウインチを移動させる際に、固定していた長さ1.5メートル、重さ約4キロの鉄パイプが13メートルの高さから落下し、男性の背中に当たった。他の作業員にけがはなかった。
 
男性は福島県いわき市内の病院に運ばれ、重傷と診断されたが、22日から事務作業に復帰した。(2014/09/22-21:18)






<福島県外も検診を!>環境省のパブリックコメント締め切りは1月21日マデ。〜肝心な部分の議事録が公表されていない〜&第14回専門家会議終了後の記者会見文字起こし

2014年12月18日
第14回 原発事故に伴う住民の健康管理のあり方に関する専門家会議終了後の記者会見


記者:コホート調査のように臨床研究としてやるんですか、やらないんですか?

長瀧1
長瀧:
検査を受ける自由
被災者の方々の自由というのがありますよね、まず。受ける受けないっていうことは。
それはむしろ尊重しなければいけない。
だけど一方で、科学的に、ま、言葉はかわり、変わりましたけれども、
方法とちょくご、ゲン、本当に放射線の影響が、を科学的に疫学的に調べようとしたら
それはもう、ある意味で、生涯ずっとフォローするということで、
集団を決めてフォローしなきゃならない。
お互いに相反することですよね、その個人にとってみれば。


記者:え、ですからどちらです?

長瀧:
それを、それを我々は両方とも必要だということをこの委員会では明言して、
それはもう本当に原発の現地で十分に、もう、理解を得るようにしてということが、ま、全体の、だったかな?

記者:
では、現地に丸投げという、
現地で考えろと。
「福島県で考えろ」ということですか?

環境省 北島智子環境保健部長:この31ページ、

記者:
31ページ32ページで、
「コホート検査というのがなくなりまして、臨床研究に関わる倫理指針に基づいて、
その甲状腺がんの増加の有無に関する科学的知見を得られるような検査を充実させるべきだ」
と、31ページには書いてあります。
で、その上には「これまでの甲状腺がんの評価する」と書いてあります。
ところが32ページには、887とかですね、あたりには
「施作として一律に実施するということについては慎重になるべき」
で、一方で、
検査を希望する住民には検査する意義とメリットデメリットの両方の十分な説明と合わせて、適切な検査は提供すべきという意見があった、と言って、
ここで会議で議論されていたことがだらだらと書いてあるだけ

結局専門家会議としての結論というのがありませんし、ありませんので、そこをお尋ねしたんですが、
長瀧座長は今、結局その、どっちも大事だと、

長瀧:そうですね。

記者:
いうことをおっしゃったので、つまり専門家会議としては、
これは福島県に丸投げするということですか?

北島智子1
環境省 北島智子環境保健部長:
32ページは近隣県の話になっていると思います。
ですからこっちとこっち側は、別の、話です。

記者:
つまり福島県の近隣の県については、この最後の3行にあるように、894行目からあるように、
「その自治体が望めば国は支援するべきである」と。
そういう意味ですか?


北島智子2
北島智子 環境省環境保健部長:
えっと、個別の相談やリスクコミニケーションについての話です。

記者:
つまりここでは、検査するメリット・デメリットというのは、
ここで、「会議で議論された」と述べているだけで、それについての結論は一切なく、

そしてそのリスクコミニケーションという言葉については、

長瀧:いや、あのー、

記者:やりなさいと。

長滝
長瀧:いや、この「福島県外については対策型検診は良くない」って書いてありますよね。

記者:県内は続けるけど、県外はやらないと。

長瀧:対策型の検診をいきなりやることは、県外ではもう、線量の関係からやるべきではないと。

記者:
福島県内ですけど、WHOに書いてあるような疫学的追跡調査をしていくというご指摘で、
そのためにと。
 
長瀧:
や、やるべきだけども、それを全員にやろうっていうと、
今度は被災者の受診受検受診のね、自由をどうするかっていう両方とも非常に難しい。

記者:それが臨床研究に関する義務指針に

長瀧:
そうですね。
だからその、調査をやるとしたら、
受診者の自由を十分尊重しながら臨床指針に従った形できちっと、同意も取った上で、
えー、その放射線の影響を調べるような”企画”をすべきだ。
 
記者:そうすると、ここでおっしゃっている疫学的追跡調査は、現行の調査とどんな点が違うんでしょうか?
 
長瀧:
あのぉ〜、ですね、そこはすごく原爆の場合はね、もう強制的にコホートが決まって、
それを、ま、ずっと60年間フォローしてきたわけですれども、
それと同じようなことが福島でできるだろうか?と。
そのために、これは被災者の健康を本当に考えた時に、
1人1人の任意型の検査というものは当然、もう出てくるわけだけども、
それと一緒に、「放射線が怖い」と、「放射線のせいだ」ということを検診を通じて何かを出そうとすれば、
それは、きちっと同意を取って、そしてその、疫学的な研究としてやらなければならないということ。


記者:あらたに、

長瀧:
それをいまここでね、
「疫学的に怖い」ということに対して放射線の影響を調べようとするんだったら、
それはちゃんと被災者の同意を取って企画して進めなければならないということ。
 
記者:
じゃあ、今も多分検査をしている方の同意を、
県立医大では取ってらっしゃると思うんですけれども、
新たにその疫学的調査に対して、

 
長瀧:
そうですね。
先行検査が終わって、1周目が終わって、そのあたりで、
その、時点時点で何をやらなければいけないということを、
委員の中でも議論するし、県民にもオープンにして、その次のステップを考えていくと。
そういう中で、本当にその被曝の検査をするんだったら、
ちゃんと同意を取った、そういう、ま、検査に必要な体制を考えて、
え、お互いに理解をしながらすすめていくと。

記者;ここでそれを実行すると?

長瀧:
ここでそれをやりなさいとかね、やるべきじゃないと言うところまで、我々そんな状況じゃなくて、
もっとやっぱり現地の、お、被災者の方と、現地で検査をする方の間の会話を
ま、我々としては尊重したいという。
決して丸投げという意味ではない。
   
記者:
そのために国に対して、「国は福島県に体制を充実させるために支援を」
と書いてありますが、それは具体的にどんな支援を想定してるんでしょうか?
  
1
環境省 北島智子環境保健部長:
それについては、この専門家会議の報告書を頂きまして 私どもが新年度に向けた施策を、
これからあのー、方向性を示していきたいと思っております。
それについても、また近日中に、皆様方にあの、お知らせできるように準備をしたいと思います。
  
記者2:
今回の報告書について自治体からもなんらかのリアクションが出てくると思うんですけれども。

長瀧:自治体とは福島県の?

記者2:
福島県とかその他の近隣の県の。
それについて専門家会議で、ま、意見を返すことというのは、今後どういう展開が考えられるんでしょうか?
 
環境省 北島智子環境保健部長:
あの、専門家会議の、
あくまでも専門家会議の専門家のご意見として今回頂戴しておりますので、
これは広く周知した上で、色々なご意見やですね、リアクションがあった場合には、
環境省として受け止めまして、また今後の検討に還元していきたい。
そういうふうに思っています。
 
記者2:
中間報告という形になっていますけれども、
今後どういうスケジュールということになるんですか?
 
環境省 北島智子環境保健部長:
具体的にですね、今後じゃあどうするか?っていうと、
いま、あのーあの、入手可能なデータは提示しまして、
そこでも可能な限りの議論をしていただいておりますので、
あのまた新しい物がいろいろ出揃ったところで必要な検討をしなければいけないと考えております。
ちょっと具体的にすぐ、じゃあ次何という予定はまだたっておりません。
 
記者2:
今の段階で来年度以降、そういう予算措置ができるものは中間報告を受けてやっていくというようなことですね。
 
環境省 北島智子環境保健部長:はい。
 

記者3:
読売ですけど、
これは、この修正箇所はいつぐらいにホームページにアップする予定ですか?年内とか、

42
北島部長の後ろの緑のネクタイの男性:今月中にはやりたいと思いますので、まぁ、あの、
 
環境省 北島智子環境保健部長:「数日内に出せればいいな」と思っています。
 
記者3:
さっきの質問ですけど、これは新たなデータがあるまで
中間取りまとめってやっているけれども、
例えばパブコメとか書き直すとか、そういう性質のものではないんですよね?今回の。
  
環境省 北島智子環境保健部長:
あの、専門家のご意見ですのでこれに直接、その、あの、パブコメをいただくというよりは、
それに対する施策を行政として、ま、方向性を示していきますので、
それについてはご意見をいただいていこうと思っております。
 
記者3:
●については中間まとめを直すということじゃなくて、
それに対して環境省にご意見どうぞみたいな形になって、
環境省が新年度の予算とか今後の施策に生かしていくという流れになるわけですか?
 
環境省 北島智子環境保健部長:
え、あのーこれ(中間まとめ)を受けて、
環境省としての新年度予算とかですね、新年度やる方向性をお示ししますので
それに広くご意見をいただこうかなと思っております。
 
記者3:
これを公表して読めるようにして、
意見を募るのは、環境省の新年度の事業については意見を聞くけれども、
これ(中間まとめ)についてはまぁどうこうというんじゃなくて、専門家の結論ということで公表することですか。
 
環境省 北島智子環境保健部長:はい。
 

記者4:中間とりまとめについて具体的に環境省の行う施策についてはいつ公表されるんですか?
 
環境省 北島智子環境保健部長:
え、それもあの、あわせて近日中にお出ししたいと思っております。

記者4:予算確定後ですか?

環境省 北島智子環境保健部長:
ただあの、予算が確定する前に方向性をお示ししませんとご意見頂戴できませんので、
それは近日中にお示しして、それでこれからの予算の作業で実現していくというような段取りで、

記者4;パブコメも

環境省 北島智子環境保健部長:パブコメも近日中にスタートしたいと思っております。
 

記者5:現段階で予算の方向性はどう考えてるんでしょうか?
 
環境省 北島智子環境保健部長:
いくつかはこの中で、「国としてやるべき」という風に書いていただいてるところがありますので、
そこについて予算措置が必要なものですとか、
今までの研究費の中で対応するもの、いろいろあると思っておりますので、
今それを整理して、できるだけ早くお示しします。
 

記者6:
福島民友ですけど、原発事故で低線量、高線量ありますけれども、
被爆を否応なくした人がいるわけです。
その人の健康管理を守るのっていうのは、わたしは国の最低限度の責務だと思っています。
そこの、特に甲状腺の部分でなぜ「任意」というものが入ってくるんですか?
 
43
長瀧:
あのー、ん、検査を、強制的に調査を、我々の意見はですね、
対策が出て、希望する人もしない人も
「みんな同じ検査をして、たくさんの検査をするということが決していい健康管理ではない」
とそういうことです。
「ただ怖いから検査をしろ」とか、「被爆の被害を受けたから検査をしろ」、
「健康検査とはそんなものではありません」と、
個人個人が受ける検査に対して、採血しろとか何かっていうことをですね、
ただ怖いからということで強制するようなものではない。

もう既にいろんなそれぞれの場所で、「私たちは被災者と呼ばれたくない」という、
それだけもう被災者の中で随分もう3年経って意見も分かれていると思うんですね。
それをただ強制的に怖いから皆さん同じ検査を受けなさいというものではないと思う。

 
記者6:
福島県側で丹羽先生とか阿部先生とかの意見はそうではないですよね。
検査をすることが不安の解消につながるという意見が出ているわけです。
 
長瀧:そういう意見もあるでしょうね

記者6:それは長瀧さんは汲みしないんですか?

長瀧:この委員会ではそういう意見は出なかったでしょ。
 

45
環境省 北島智子環境保健部長:
あの、ちょっと補足をさせていただきますと、
31ページのところのこの「福島県の対応については今後も継続していくべきと評価する」
というふうに書いていただいています。
ですからちょと誤解のないようにこれをよく読んでいただきたいと思います。

ただ、あのーようするに、疫学調査として充実するに当たっては、あのやはり同意を取るべきところは取って、
充実する研究に参加、
あの、えー、検査に参加していただく方
を絞ったらどうか、ということが併記してあるという整理でございます。

記者7:この人が答弁するのおかしいですよ。

男性:捕捉しただけでしょ。

 
記者8:すみません、座長に専門的な点で、

記者7:環境省がどうかするのはおかしいですよ。

記者8:
31ページと34ページなんですけれども、
「被ばく線量に応じて検診を行うべき」ということなんですけど、
で、「比較的低いところではやらない方がいい」と。
その線量というのは100ミリなんでしょうか200ミリなんですか、1ミリなんですか?
科学的にみて被ばく線量に応じて検診をすべき線量と、すべきじゃない線量を教えていただきたいんですけど。
  
46
長瀧:
あのーですね、
将来、リスクが考えられるというのは、臓器によっても違うし、年齢によっても違うし、
ただ一律に100ミリだからとかね、50ミリだからっていうことはいえないと思う。

やはり今までのいろいろと放射線の線量と、その人たちをフォローしてた時の異常が、
についての報告があるわけですから、
そこでなんらかの異常があるというふうなものについてはもちろん検査をすべきと。
 
記者8:
臓器とおっしゃいましたけど、
基本的にはこの専門家会議では甲状腺ガン以外には触れられてはこなかったんですけれど、
臓器別の本来ですと線量をお示しするということもあったと思いますが、
そこら辺についてはいかがでしょうか?
 
長瀧:
今のその線量が、各臓器別の線量の評価に関してはですね、
まだまだ今から、ひとつは、そうですね、ちょっとそこを整理しなきゃいけないんですけども、
被曝したかどうかということに対する線量の不確かさっていうのは、もう何度もここで言っていますよね。
だから線量の評価は、いまからもうどんどんどんどんやっていかなきゃ。
もう精力的にやると。
そしてその線量の評価に従ってその地域の、
あるいは被爆した方の健康管理は十分にやんなきゃいけないんだけども、
わからないからといって全員に過大な健康検査をするということが本当にいいことなんだろうかと、
そういうことの非常に難しい議論ですね。
 
白石:そうすると、JCOの時のように1ミリを基準に検診するというのは問題であったという?
 
長瀧:
あのJCOの時は、私も、あの時も座長でしたけれども、
あれはその、国の委員会の結論と自治体の実行とは随分離れていまして、
あのー、国の委員会としては「自治体の検査することを阻むものではない」というふうな言葉だったと思います。そして自治体としてはやっぱり心配な人のフォローアップはしたいから、自治体としてやるそういう、
なんかそんなふうな結果だったと思います。
 
記者9:
すみません、福島民友さんの関連で、
最新の県民健康調査検討委員会でも、
福島県庁の方が、県民の意見として「健康調査を続けていって欲しい」と読み上げられておりましたが、
被災者として「怖いからといって健康調査をしてほしくない」という、
先ほどおっしゃった長瀧さんの意見は、どこから拾われたものなのでしょうか?

取材をしていて伺ったことはないので。
 
47
長瀧:
いや、もう、あの〜、直接私が聞いたのは、ま、こういう委員会で2回あります。
フォーマルなところで被災者の代表としてね。
 
記者9:被災者の代表として「健康調査をしてほしくない」という言葉を聞いた、
 
長瀧:ま、その「被災者として扱われたくない」という言葉を。ええ。
 
記者:健康調査に関しては?
 
長瀧:
え、だから、その健康調査は被災者だから手帳を使って健康調査をやりましょうということ。
  
記者9:「被災者として健康調査をしたくない」という言葉を2回聞いたということですか?
 
長瀧:そうですね、

記者9:2回聞かれた?

長瀧:はい。2回聞きました。

記者9:わかりました。

記者10:すみません、そのフォーマルな

環境省:あと少しで終わりに

記者11:
子供被災者支援法に基づいてこの会議は出来たんですけれども、
被災者支援法では「被曝に起因する医療費については減免を国は講じるべきである」と求めているんですが、
この専門家会議では一切その医療費減免については議論されなかったんですけれども、
それはどうしてなんですか?
  
長瀧:
ですから、それはあの、「被曝に関係する病気かどうか」っていうことを主に議論したわけですね。
科学的に生物学的な効果としてその影響があるかどうか?
そのリスクがどれぐらいあるか、ということは非常に時間をかけて議論しました。
ただ今度はそのリスク、具体的な科学的リスクに加えて、精神的なあるいは社会的なですね、避難したとか、
そういう健康への影響はいっぱいあるんで、
で、それはむしろ放射線の影響よりはもっともっと今の日本にとって大きな問題
で、
もっともっと力を入れていかなきゃいけない分野なんだけども、
それは我々としては認めて、もう十分に認めてる。
だけど、この委員会でそこが議論できるかっていうと、
例えば精神科の専門家もね、リスクコミュニケーションの専門家も、誰も入ってません。
我々が期待されたのは、放射線の影響があるかどうかっていうことだけで、
 
記者11:
それ(放射線の影響)についてはリスクが低いから、
医療費についても議論するまでもないっていうようなご判断
 
長瀧:
ま、そうです。
まあ医療費は我々議論しませんでした。
ただ、どこまで放射線によるね、科学的な議論があるかということ。
で、それに基づいて医療に対して云々っていうのは、
それこそ行政の方が、この委員会の結論を受けて、
行政がどう医療費にまで話を持っていくかということだろうと思います。
ですから、この委員会は
専門家としての客観的に放射線の影響が生物学的にどこまであるかということについて、
ま、1年間かかって議論した。
それはその初期の、始まったばっかりの時の何もわからないで「怖い」と言ってた時と、
3年間経って随分、もう測定結果が3年間溜まってきた段階で、
我々はその3年間のデータを頭に入れて、現在、科学的に考えましょう。
まあそういう立場がこの委員会ではないかと思うんですけどね。
 
記者11:
「生物学的被害よりもよりも心理精神的被害の方がより大きい」という、
そのエビデンスはどこに書かれていますか?
  
長瀧:あのーだからそこは、ただ、その別に、もう我々の、もう専門家もいないから、だけれども、
 
記者11:いなければ、エビデンスあるんですか?ないんですか?
 
長瀧:ここでエビデンスを出して議論はしてません!
 
記者11:では何故、心身の、精神的な影響のほうが大きいということになるんでしょうか?
 
48
長瀧:
ではいま福島県で、あなたにお聞きしますけども、
福島県で、どのエビデンスで病気の人が多いというんですか?
 
記者11:104人癌が出てらっしゃいますよね
 
長瀧:
どこに?
癌!


記者たち:甲状腺癌、甲状腺癌が、

長瀧:甲状腺癌、出てるのかどうかっていうのはどうやってみる、
 
記者8:
長瀧先生、論文書いてらっしゃいますよね、10月に。
そこの中では、「チェルノブイリよりも甲状腺癌が低線量なのに高い」
というふうに高村先生と一緒に書いてらっしゃいませんか。

長瀧:うんうん、

記者8:つまり多いですよね。
 
長瀧:低線量で?
 
白石:
その論文には、
「チェルノブイリよりも線量は低いけれども甲状腺癌の数は多い」ということを言及されてらっしゃいますよね。
 
長瀧:あああれね。今ちょっと、ぶん

記者8:つまり高村さんと

長瀧:
ちょっと文献によってちょっと違うもんですからあれだけれども、
その時は笹川財団としてチェルノブイリで我々が作った超音波を持って行って、
そしてそのチェルノブイリで測った時の癌の頻度と、
それから、しかも被ばくしていないというところのね、がんの頻度と
福島の頻度が同じだということは書いてます。
 
白石:「福島の方が多い」と書いてますが
 
長瀧:
いや、あのー、ですから、被曝してるところはもう圧倒的にチェルノブイリの方が多いですよ。
例えばゴメリ地方とかなんかということでとれば、
 
記者13:
被曝の頻度というのは、福島とチェルノブイリで比べるデータは、福島の場合1080人しかないんですよ。
福島のデータというのは「福島が被曝してない」ってデータはどこにあるんですか?
 
長瀧:
被曝してない人。
いや、あのー、被曝していない人と比べたということですね
 
記者:いや、福島が被曝していないという前提で今ものを仰ってますよね?
 
長瀧:
いまその環境省の国民の受託研究で、
福島から遥かに離れたところの、4000人ですけども、
少なくともその方々の好意によって、健康診断を同じような方法でやってもらって
「福島と差がなかった」というデータはありますよね、今。
 
記者8:
でも三県のあの検査は、あの3県調査は多分疫学的には比較できないんじゃないかというふうに、
それはヒロセさんがここにいらっしゃるから、その時の担当だと思うんですけれども、
それはやはりそういう比較はできなくて、
もうちょっと多い数で比較されてその論文は先生は書かれていたと思いますし、
福島が被曝してない、
 
長瀧:
ですからそれを、それが本当に増えたかどうかを見るためには、
同意をとって疫学的にちゃんと意味のある検査をしなければ結果は出ない
と。

記者8:そのために先ほどの話

49
長瀧:
おそらくまあ今の想像では、あるいは他の国際的ななんでも、
ずっと生涯フォローしても有意者が出るかどうかわからないと。
「出ないとはいえない」という程度のものですから。
だからそれを見つけるためには、
本当にきちっした調査を福島でやって、何か結果が出るかどうかということですから、
今の段階で増えた減ったということはとても言えない、言えるはずがないですね。
 
記者:そもそも論なんですが、現在の甲状腺検査って強制なんですか?任意じゃないんですか?

環境省得津参事官
環境省 得津馨参事官:任意でやっていますし、任意で受けたい方が受けてる。

長瀧:福島も今は任意、任意だと思いますよ
 
得津参事官:
県立医大から受診勧奨の案内を出して、それで受けたい方が受けているというのが実態だと思います。



〜23:55
ここまで書き出ししてから気がつきました。
ourplanet-tvのホームページ
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1867
下の方にすでに文字起こしがあったことに!
なので、以下はourplanet-tvの文章を転載させていただきます。
(ちょっとだけ書き足しました)


 
記者:となると、同意書を取ることだけが、新たに加わるということか。
 
得津参事官:同意書はとっていますが、包括的な同意書でもあるので、より丁寧に臨床データもとれるような研究計画も出して、本来は同意を取るべきというのが。
 
記者:データ収集のための同意であるということか。
 
得津参事官
得津参事官:丁寧にやるとそういうことなんですけど、ただ包括同意をとって動いているところもありますので。あとそれから、重要なのはこれから進学とかで県外にいかれるお子さんたちも出てくるので、そういう方たちに、きちっとアプローチできるような、そういう環境も重要だと思っていますので、そういうことにもきちっと支援していくようなことをこの中に盛り込んであると思いますけど。そのことも、我々はやっていこうと思っていると。
 
記者:それを国がやる余地はどこにあるのか。
 
得津参事官:それは県と調整して、県にやってもらうってことですよ。
 
記者:予算措置は既に済んでいるじゃないですか。基金で。
 
得津参事官:いや基金でできるところと、できないところもありますんで。
 
記者:1000億よりも更に必要であると。
 
得津参事官:1000億ですか?
 
記者:1000億積んでありますよね。基金は。
 
得津参事官:基金は780数億だったと思います。
 
記者:国が出したのはそうですけど、あと東電が出す分がありますよね。それで足りない分を国が補完するする必要はどこにあるんですか?国がやる余地が見えないんですが。
 
得津参事官:あ、そうですか。
 
記者:どこにあるんですか。
 
得津参事官:我々は、そういうことをやったほうがいいと思っていますので。
 
記者:何を。

得津参事官:そういうあの、…

北島
北島部長:近日中にまた。
 
記者:何をするんですか。
 
白石:疫学調査をすることに、国のほうから予算措置をすることが医療支援として必要だとそういうことですか。
 
記者:コホート調査に予算をつけて、誰か研究者の人に予算をつけてやらせると。そういう趣旨ですか。
 
北島部長:そこについてはまた、とりまとめて発表しますので。
 
記者:次のタイミングというのは、疫学調査の結果が出てくるとか、疫学調査でこういうことをやりますというタイミングで公表したいと。そういう趣旨か。仰りたいことは。
 
北島部長:この報告書を受けて、国でどういう予算措置をしたり、どういう事業をやるかという方向性をこれから発表させていただくということでございます。近日中にですね。
 
記者:いま18歳未満の人だけが対象になっていますが、その年齢以外の人たち、これから生まれてくる子どもたちへの調査が含まれると考えてよろしいんでしょうか。
 
長瀧座長:少なくとも今までの報告によると、年齢に非常に関係すると。ガンの発生はね。ですから、今までも日本の40歳以上の方は、事故の時にヨウ素剤を飲まなくていいということになってたわけ。
 
記者:チェルノブイリだと、妊婦あるいは被曝されてた若い女性が生んだ次世代の方への調査まで行われてますけど、
その必要性は?
 
長瀧座長:次世代への調査はどこまで、ちゃんとコホート、疫学的にやったかわかりませんけどね。少なくとも何か有為差があったという報告は国際機関の発表の中には入っていない。
 
記者:そもそも論ですが、福島の調査は任意調査ですので、放射線量が高いところでは行政を信頼せず、調査を受けずに外で、福島県以外の調査で、、甲状腺がんが見つかっているケースがいくつかあるのですが、そもそもサンプリング調査ではないという点で、科学的な調査にあの調査が科学的な議論に耐えうるのかどうか。
 
長瀧座長:ですから科学的な調査が耐えられるようなことをやらなきゃならないけど、それを我々がいきなり、やんなさいというものではないということ。それぞれ人間が対象ですからね。調査をいきなりそこらへんの人を捕まえて調査の対象にしろとは言えない。ちゃんと話をして同意した方がその調査に加わっていただけるということが、まあ今常識ですよね。やるとしてもね。
 
記者:なので、あの調査で甲状腺ガンについて何も議論できないのではないかと思うんですが、被ばく線量が高い所ほど、福島県の調査を受けておりませんので。
 
長瀧座長:今の段階では線量に関する調査が非常に少ないですよね。がんを調べた割に、1人1人の線量が報告されてるわけではないから。だから線量との関係は今の段階ではものを言えないでしょうね。だから今度は人から離れて地域としてどうするかという方法もいくつか分析の方法がありますから。
 
記者:今の段階では、被ばく線量と甲状腺がんの関係は言えないということですね。
 
長瀧座長:もし言えるとすれば、各地域の差があるかどうかですね。例えば非常に近い浜通りと会津地方に差があるか。
 
記者:ですがその調査は2011年3月11日に住民票があった人のみですので、移動していたり、すでに引っ越していたり。
 
長瀧座長:一人ひとりの履歴を調べないといけないでしょうな。もちろんね。
  
記者:県外で希望する方がいる場合、先ほど、コホート調査の結果を見てから、国が判断するとおっしゃいましたが、自治体が調査をやりたいとなった時に、国として支援することがあるのか。
 
長瀧座長:国が支援するかどうかというのは、僕の、この委員会の判断ではなくて、委員会としては全員に同じ検査を県外の人に、対策型検査をやるのは賛成ではないと。まずスクリーニング検査のメリット・デメリットをお話して、その上で、やりたいという方がいたらそれに関して、そのちゃんとどういう方向がいいのか、自治体がお話しすると。任意型の検査として受けるということは当然のことです。
 
記者:そこに国が支援するかどうかというのは。
 
長瀧座長:それは、我々の議論ではなくて、それを行政がどう取り扱うかということで。
 
記者:それでは環境省さんはどうですか。自治体が調査したいという希望があって、デメリットも把握されて、それでもやりたいという自治体があった場合、国としてはこの中間報告を踏まえて、予算を付けたりという方向は考えてらっしゃるのか。
 
北島部長:この中間報告を受けて、どのような対策を進めるかというのは近日中に公表させていただきたいと思いますが、今、長瀧座長が仰ったように、県外については一律に対策型検診として、福島のような形でやるということは書かれておりませんので、そこはいまのところ、私どもとしては考えていない状況でございます。
 
福島議員
福島議員:私はメディアじゃないんですけど、すみませんが、そもそもこの専門家会議は、福島以外の子どもの健康調査についてどうするか、ということがメインのテーマだったんじゃないですか?ですから、そこに関して福島でもほかでも任意でやってるわけですから、任意を強調するのはわたしはおかしいと思っていますし、「福島以外でも子どもの健康診断やってくれ」というお母さんたちの声を受けて、それでこの専門家会議が始まったのに、専門家会議の中間報告が終わる時点で「福島県の県民健康調査・甲状腺検査の状況を見守る必要がある」で終わっているのは、ひどいんじゃないですか。もう結論出して「診断やるぞ」と決める段階ではないですか?
 
北島:この報告書を受ければ、現段階ではすぐにこういった事をする必要はないという風に読んでおります。
 
白石:一つ確認なんですけど、会議の中で、外部の専門家が、早急に、アウトブレイク前に、医療資源の確保など対策をたてた方がいいという話もありました。で、県外は、初期のヨウ素被曝の線量は、福島県の一部の地域と重なるどころか、高いところもあって、今、検査が行われずに、もし万が一後から見つかって、非常に深刻な転移とか、あるいはチェルノブイリの初期のような死亡例があった場合、いわゆる刑事的な、国賠ではない責任について、この会議はどう捉えてらっしゃるか。長瀧さんと部長にお聞きしたいなと。いつかきっと裁判が起こるとみんな思ってると思うんですけど、ちょっとお聞きしたいなと。
 
長瀧
長瀧座長:あのー、そうですね。検査をすればね、検査をすればそれで終わりという意味ではなくて、検査をすること自体のメリットデメリットを十分に理解した上で検査を受けていただくと。そういう態度が抜けて、ただ怖いから検査をしろといって何もわからない子どもたちを…
 
白石:もし検査がされなかったことによって、より症例が悪化した場合のことについてどう考えかと。
 
長瀧座長:少なくとも今までの50年の歴史の経験と世界中の科学的な知識を集めて、リスクを計算してこっちでもあっちでも計算して、そしてリスクはこの程度だと言ってるわけですから、そのリスクに対してただ怖いから検査をしろというのは…。
 
白石:甲状腺がんについて、リスクが高まるのは何ミリか。もう一度。
 
長瀧座長:甲状腺ガンのリスク?それはね、僕自身が一番したのは、チェルノブイリの時にこれくらいで起こるはずがないというのが最初の我々の意見だったんですね。起こったときは。そして実際に調査をして、そしてその疫学的に最初に見つかったんですね。それが本当に疫学的に科学的に意味があるかと議論になって、その時はまだ放射線の量はわかっていない。だけど疫学的なそういう事実から我々も入って、これはチェルノブイリによって甲状腺ガンが今まで無い顔が増えた、今までにないものが増えたと発表した。それはその時には言葉としては客観的事実として、「時間的それから地理的なエビデンスによって我々は判断した」という言葉を使いましたけど、それから線量がなくても起こりうるわけ。判断をできるわけ。
 
白石:今の話だとチェルノブイリの線量がわからない時点で調査をされたと。
 
長瀧座長:線量はわからないけど、がんは増えたと。事故によってがんが増えたという言い方ね。
 
白石:例えばそれがもし福島県外で起こった場合に、ご責任、専門家としてどう捉えられているか
 
長瀧座長:責任を考えて、その責任を逃れようと思ったら、「何でもやればいい、いい」って言ってたら責任はなくなっちゃうよね。それは責任を取って、でも住民の人たちの健康を真剣に考えるというのが専門家だと思います。責任を恐れて何でもやれやれって言ってたら、それは専門家が責任を果たしたことにはならないです
 
白石:わかりました。



ーーーパブリックコメントーーー

環境省 報道発表資料 2014年12月22日
「東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う住民の健康管理のあり方に関する専門家会議の中間取りまとめを踏まえた環境省における当面の施策の方向性(案)」に関する意見募集(パブリックコメント)について

環境省が作成した中間取りまとめを踏まえた「当面の施策の方向性(案)」について
広く国民の皆様から御意見をお聴きするため、
平成26年12月22日から平成27年1月21日まで
インターネット、郵送及びFAXにより御意見を募集します。

ー略ー

(注)「東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う住民の健康管理のあり方に関する専門家会議 中間取りまとめ」及び参考文献については、近日中に専門家会議の会議資料とともに、環境省のホームページに掲載する予定です。
参考URL:http://www.env.go.jp/chemi/rhm/conf/conf01.html
環境省
↑ 参考URLに行ってみれば(2015年1月6日現在の画像)
なんと!議事録が第10回(平成26年8月27日(水))までしか公表されていない!!
議事録を書く人はこれを仕事としている人でしょ?
仕事が遅すぎませんか?
第11回〜第14回が大切なのに。
やっと、福島県外の健康調査について話し合い始めた一番大事な部分の議事録もないのに
環境省がまとめた文章読めって、変じゃないですか?
第13回までの議事録はかけていて当たり前だと思いますが、最終が8月とは、あまりにも怠慢です。

長瀧座長の上記の答弁でも度々出てきているけれど、
祖父江氏の「検診の利益と不利益」メリットとデメリットばかり強調されていて、
他の先生方の意見が反映されていないのでは?と思える。

議事録を早急に公開するべきだと思います。
それを踏まえて考えれば、
1月21日がパブリックコメントの締め切りだというのは早すぎると思います。





ーーーこのブログの中の健康管理の在り方に関する専門家会議ーーー

第13回 健康管理のあり方に関する専門家会議 2014年11月26日
<完全に常軌を逸する行動>
福島県立医科大学丹羽太貫「うるさいから黙れよ、お前!」環境省専門家会議11/26 OPTV(文字起こし)




第11回 健康管理のあり方に関する専門家会議 2014年9月22日
第一部「第11回東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う 住民の健康管理のあり方に関する専門家会議」のポイント9/22フクロウ・FoEチャンネル満田さんの解説入り(文字起こし)

第二部「祖父江さんの論理ばかり」環境省が書いた偏った論点整理9/23フクロウ・FoEチャンネル(文字起こし)「事務局としてのまとめがこうして出ているというのは問題です」

第9回 健康管理のあり方に関する専門家会議 2014年8月6日
<甲状腺がん>宮内昭隈病院長「ただしですね、小児の観察データは全くありません。 われわれもそういう経験はありません」8/6第9回 健康管理のあり方に関する専門家会議(文字起こし)

<線量リスクの評価と健康管理>くどくど話してなかなか先に進めようとしない長瀧重信座長
8/6第9回 健康管理のあり方に関する専門家会議(文字起こし)


<福島で手術した症例>
7割以上→1cm以上・リンパ節転移・遠隔転移 3割程度→反回神経に近い・気管に接している等
全て高リスクの癌8/6第9回 健康管理のあり方に関する専門家会議(文字起こし)



第7回 健康管理のあり方に関する専門家会議 2014年6月26日
「やはり、線量が低いと癌出ません!それは厳然たる事実です」丹羽太貫(福島県立医科大学)
6/26第7回 健康管理のあり方に関する専門家会議(文字起こし)


4.「検診の利益と不利益」祖父江友孝(大阪大学教授)6/26
第7回 健康管理のあり方に関する専門家会議(文字起こし)


1.「福島県内部外の方達に学齢期以降も含む健診と 補償を柱に提案」石川広己(日本医師会)
6/26第7回 健康管理のあり方に関する専門家会議(文字起こし)


2.「健診をする事が本当のベストアンサーなのか?」鈴木元(国際医療福祉大学クリニック)
6/26第7回 健康管理のあり方に関する専門家会議(文字起こし)





<参考>
第3回 甲状腺評価部会  2014年6月10日
<51人の甲状腺がん手術>
「取らなくてよい癌を取っているのではない。リンパ節転移や肺転移などがほとんど」鈴木眞一氏


<リンパ節転移>鈴木眞一「 病理組織学的に取ったものからみると、少なくても50% 多い施設では70%以上見つかります」6/10甲状腺評価部会(文字起こし)

<過剰診断過剰治療>
「取らなくてもいいものを、子どもだから心配させて取っているという事ではございません」
6/10甲状腺評価部会(文字起こし)


「ほれみなさい、原発事故と関係していると言われかねませんので、 きちっとそこは注意して記載願いたい」
西美和(広島赤十字・原爆病院 小児科)6/10甲状腺評価部会(文字起こし)




田中俊一原子力規制委員長年頭訓示「原子力発電所が、か、稼働することになれば・・・重要性が増してきます」

原子力規制委員長「再稼働すれば重要性増す」
NHK 1月5日 13時01分

1

ことし、原発の再稼働の前提となる新たな規制基準に複数の原発が合格する可能性があるなか、
審査を進めている原子力規制委員会の田中俊一委員長が年頭の訓示を行い、
「原発が再稼働すれば今までと異なる仕事が求められ重要性が増す。一層気を引き締めて仕事に当たってほしい」と述べました。

原子力規制委員会では4年前の原発事故を受けて作られた再稼働の前提となる規制基準について
電力各社から申請があった14原発21基について審査を進めていて、
去年9月に鹿児島県にある川内原発が初めて審査に合格したほか、
福井県にある高浜原発も早ければ今月中に合格を示す審査書がまとまる見込みです。

2
規制委員会の田中俊一委員長は5日午前、原子力規制庁の職員460人を前に年頭の訓示を行い
「原発が再稼働することになれば、施設の検査など今までと異なる仕事が求められ重要性が増す。ことしは去年より一層気を引き締めて仕事に当たってほしい」と述べました。

ことしは加圧水型と呼ばれるタイプの複数の原発が審査に合格し、再稼働する可能性があるほか、
4年前に事故を起こした福島第一原発と同じ沸騰水型と呼ばれるタイプの原発の審査も進む見通しです。
規制委員会は原発事故を教訓にした安全対策が実効性を持っているかを審査や検査で確認するとともに、
その結果の説明責任が問われることになります。


田中委員長の訓示文字起こし
3
田中俊一:
原子力発電所が、か、稼働することになれば、今までとは異なるフェーズの仕事がもとめられます。
シセ、施設検査、使用前審査など、現場での仕事が多くなり、かつ重要性が増してきます。
ある意味今年は昨年より一層気を、ひき、引き締めて業務に当たらなければならないということを、
胸にトド、留めておいていただきたいと思います。





誰が書いた原稿なのか?
5

自分で書いたのかなぁ?
それにしては、みんなの方を見ないで、ずーっと目を原稿に落としたままだし、
ただ読んでいるだけなのに、つっかえつっかえの繰り返しでたどたどしい。
このような話し方の人の訓示を規制庁の誰が真剣に聞くだろうか?
私の上司だとしたら、ランチは何食べようかな、なんてことを考えているかもしれない。
ちっとも心に響かないありがたくもなんともない訓示だ。

こんな人が、一度事故を起こしたら取り返しがつかないような原子力の最高責任者だということに
もう最近は吐きそうになる。
自分の思いとは別のことを言っているから、言わされているからこういうふうな態度になっているのか、
「こう言わないと◯×になるぞ」と誰かに脅されているのか、
などとできる限り田中俊一という人を好意的に考えてみたとしても、
やっぱり私は許せない!

だから、この音声を取っておきたくなった。
この情けない爺さんがしていることが将来の日本にどんな悲劇をもたらすことになるのかということを、
将来の人間にとってどのような未来を残すことになるのか、覚えておくために残しておきます。


「再稼働すれば重要性増す」田中委員長音声20150105 投稿者 j817

あなたの言葉、未来永劫心に留めておきます。




石棺で覆い封印を 小出裕章氏1/1福島民友(書き出し)

2015年1月1日 福島民友
B6T-yw0CYAEO3dQ.jpg

書き出しました↓

石棺で覆い封印を
福島民友 2015年1月1日

京都大原子炉実験所助教 小出裕章氏

福島の原発事故は人類がこれまで一度も経験したことがないほど過酷な事故だ。
政府や東京電力が計画するような溶融燃料(燃料デブリ)取り出しは全くできないと思う。
大変残念で悲しいことだが、諦めたほうがいい。
チェルノブイリ原発のように、原子炉建屋全体を「石棺」と呼ばれるような構造物で覆い、
放射性物質が外部に出るのを防ぐ対策を急ぐべきだ。

炉心が2800度超の高温で溶けるなど事故は非常に動的な状態で進展した。
溶け落ちた炉心が圧力容器の真下に静かにたまっていることはあり得ない。
そこら中に飛び散り、圧力容器の真下から周囲に流れ出て広がっているはずで、
仮に格納容器を冠水できても、上から覗いて見えるのは半分もないと思う。
全部は取り出せない。

冠水せずに解体する代替の方法も猛烈な被曝を伴うためやるべきではなく、
あらかじめ全体を封印する方策のほうがいいだろうと思う。

事故収束の指揮を執る人たちは、事故が今も継続中で、
環境への影響を減らす対策を早急に実行するべきだという危機感が欠如している。
事故そのものも、住民避難も、汚染水問題も、楽観的で都合の良い見通しの下で対策をとって失敗し、
対応が後手後手になる繰り返し。
その姿勢を改めるところから始めるべきだ。

事故が起きた責任をまだ誰も取っていない。
廃炉についても政府、東京電力など関係機関が失敗しても誰も責任を取らなくていいという体制でやっていることが問題だ。

◇こいで・ひろあき
1949年東京生まれ。
74年、京都大学原子炉実験所入所。
原発の危険性を訴える活動に長年携わる。


高松沖カレイから微量のセシウム〜ほとんど毎年検出されていた!〜

高松沖カレイから微量セシウム検出/健康に問題なし
四国新聞 2014/12/16 09:38

香川県は15日、高松市沖で2日に採取されたカレイの放射線量を測定した結果、
1キロ当たり0・084ベクレルのセシウム137を検出したと発表した。
香川県環境管理課によると、数値は検出下限値(0・034ベクレル)を上回ったものの、
一般食品の基準値の千分の1以下で健康面に問題はない。

また、香川県高松市朝日町の香川県環境保健研究センターで、
11月4日から12月1日までの1カ月間(11月分)に蓄積された雨や粉じんなどの降下物と、
香川県高松市内で11月に採れたホウレンソウ、ダイコンを調べたが、放射性物質は検出されなかった。



ーーー

確かに1ベクレル以下で微量かもしれないけど
「健康面に問題はない」なんてことは言っちゃいけないよね。
食品基準自体がコロコロ変わっていい加減なんだから。

この記事を見て、香川県のホームページを見に行きました。

放射性物質の測定結果(降下物、野菜及び魚類)について
香川県 放送発表資料 発表日:2014年12月15日

放射性物質の直近の測定結果(環境放射能水準調査(原子力規制委員会委託調査))を報告します。
今回、11月4日から12月1日までの1箇月間に県環境保健研究センターで蓄積された降下物の放射性物質について測定した結果、放射性セシウム等は検出されませんでした。
また、県内産の野菜(ホウレンソウ、ダイコン)を測定した結果、放射性セシウム等は検出されませんでした。
高松市沖で採取された魚類(カレイ)を測定した結果、ごく微量の放射性セシウム(一般食品の基準値(100Bq/kg)の1/1000以下)が検出されましたが、これまでの測定値と同程度でした。
測定結果および過去のデータ [PDF] [37kb]
9



カレイは遠くまで泳がないのに、高松市のカレイの肉にセシウムがあるということは、
福島第一原発の汚染がこんなところまで流れてきているということ?!
最近、産地がしっかりしているものなら食べていいと思っていた私にはとてもショックな出来事です。

平成25年度までの測定結果が出ている書類があった。

香川県内の放射線量等の測定結果について
平成26年12月 1日 環 境 管 理 課

6)農・畜・水産物(精米、野菜、牛乳、カレイ)
○毎年 1 回、県内産の精米、大根、ホウレンソウ、牛乳、カレイについて、検出精度を高めた方法により、ごく微量の放射性物質を測定しています。
カレイ、ホウレンソウで放射性セシウム-137 が検出されている年がありますが、ごく微量の放射性物質(一般食品の基準値(100Bq/kg)の 1/1000 以下)であり、健康への影響はありません。

香川県



平成25年度のカレイも0.070 Bq/kgあります。
なんてこった!四国の海もヤバイのか( ; ; )
と…上を見てみると、
なんてこった!!
福島原発事故が起きる前から、カレイはベクれている!・゚゚ '゜(*/□\*) '゜゚゚・ ウワァーン!!


ショックになった私です。



土壌にもセシウムが!
8
日本中どこでも、もしかしたら世界中どこでも、
このくらいは汚染されていたのか、と…


やっぱりショックになった私です。



だけど私は香川県はきちんと調べていてエライと思いました。
こういうふうに1ベクレル以下の少ない数値でも公表している自治体は、信用できると思いました。


大気圏核実験とかチェルノブイリ原発事故とか、多分そんなこんなで、
すでに大地も海も汚れてしまっていたけれど、「これ以上汚したくない」そう思いました。




「運転停止は経済的な判断だ」アメリカのバーモントヤンキー原発が停止。廃炉作業終了は61年後

米の古い原発 火力コスト減で運転停止
NHK 12月31日 8時06分


1_20150104164557c4c.png

アメリカ東部にある古い原発がシェールガスなどで火力発電の発電コストが下がり、
採算が合わなくなったとして営業運転を終えることになり、
29日、原子炉に制御棒が入れられて40年以上続いた運転を停止しました。

2_20150104164559d36.png

営業運転を終えたのは1972年に稼働を始めたアメリカ東部にある「バーモントヤンキー原発」で、
運営する電力会社によりますと29日、原子炉に制御棒が入れられて停止しました

3_20150104164600953.png

この原発は東京電力福島第一原子力発電所の1号機などと同じタイプで、
福島第一原発の事故を契機に地元の州政府などが安全性への疑問から停止を強く求めても、
一貫して営業運転を続けてきました


運転を終えた理由について、電力会社はシェールガスの生産などで火力発電の発電コストが下がるなか、
安全基準を満たすうえで必要な設備投資がかさみ、採算が合わなくなったためだとしていて
運転停止は経済的な判断だ」と説明しています。

原発では今後、廃炉に向けた作業が始まりますが、
すべての作業が終わるのは61年後の2075年ごろになるということです。

4_201501041646017ec.png

アメリカは世界最大の原発大国で古い原発が少なくなく、
ここ数年は採算の悪化を理由に5つの原発の廃炉が決まり、稼働中の原子炉は99基となっています。




日本の場合は↓


<高浜のプルサーマル・40年期間延長・高温ガス炉・福島第一原発>
小出裕章氏12/31報道するラジオ年末特番(文字起こし)
より一部抜粋
水野:
高浜原発につきましてはね、
1号機2号機は40年の期限を延長して動かす方向で特別点検に入っています。

平野:延長のコストもまた1基100億単位でかかるみたいですね。

小出:
こんな古い原子力発電所を動かし続けるよりは、私はある時点で、
いつか諦めなければいけない時点がくるわけですから、
今の時点であきらめれば、改造工事も必要ないわけですし、
経営判断としても私はその方がいいのではないかと思います。





<福島第一原子力発電所>
燃料の取り出し・汚染水・魚・凍土壁・「処理水」・他 
おしどり・木野龍逸12/31報道するラジオ(文字起こし)
より一部抜粋

マコ:
原発を無くして今ベストな方法っていうのは、
天然ガスのガスコンバインド発電というのにいったん乗り換えるということなんですね。
これは火力発電なんですけど、普通発電の方法って、簡単に言うと
お湯をバーっと沸かして、その湯気でタービンを回して発電するというやり方なんですけど、
コンバインド発電というのは、いったんタービンを回した後のお湯も熱いので、
そのお湯が熱い限り何回もタービンを回すので、だいたい3回タービンを回すので、
発電効率がすごく高いんですよ。
原発は一回しかタービンを回さないんですけど。
で、すごくコストが抑えられるということと、
全国の火力発電所、古いものをいったんガスコンバインド発電に作り変えるということは、
そんなに費用がかからないので、
いったんそれに乗り換えておいて、
そして、再生可能エネルギーが技術的にもう少し向上するまで待つというのが、
電力経済としての一番ベストの方法だといろんな研究者の方々に聞いたんです





事故が起きていない普通の原子炉なのに
廃炉作業が終わるのは61年後ということです。
これ、普通に考えてみたら、
福島の事故を起こした原子炉はどんだけ年月がかかるのか…?
想像を絶するということが、簡単に理解できました。


福島第一原子力発電所は燃料がどこにあるかさえもわからない。
日本の皆さん、事故は継続中だということを忘れてはいけません!






<もう騙されない>東京電力記者会見の今・原発再稼働・アンダーコントロール・2号機の謎 おしどり・木野龍逸12/31報道するラジオ(文字起こし)

報道するラジオ年末特番『もう、だまされないぞ!2014』
2014年12月31日

ジャーナリスト 木野龍逸
夫婦漫才師 おしどり


文字起こし部分のYoutube→http://youtu.be/tKn3AelBRBg?t=1m26s

水野:
木野龍逸さん、おしどりケンさんマコさんは、
もうずーっと、東日本大震災から3年9ヶ月ですね。
東電、そして原子力規制委員会、福島県の会見、そして情報発信をウオッチし続けて下さっております。
そんなお三人にいろんなことを聞いていこうと思います。


情報を出さない東京電力
3:08
水野:本当のところ、最近の東京電力の会見に出ている人ってどのくらいいはるんですか?

マコ:
もう、激減しました。
10人以下で質問する人もほとんどいないというのが多くて、
で、この間衆議院議員選挙が終わりまして、
大きい選挙が終わった後って、東京電力は嫌な大きいニュースを出してくるんですけど、
この間12月の衆議院選挙が終わった後出てきたニュースは、
2011年の3月4月事故直後に現場にいた作業員の方達が、
手書きのメモだったりホワイトボードに書いたいろんな数値、
プラントの圧力とか温度とか、
今まで発表されていないものが選挙の翌日にまとめて出しまして、



水野:選挙の翌日ですか?

ケン:ビックリしました、ね。

マコ:
それでよくよく聞いたら、今まで国会事故報告書であったり、政府事故報告書であったり、
原発事故のまとめは出てきているんですけど、

水野:出てますよね、

マコ:そこに提出されていないものもあるんですって。

水野:エッ!提出されていないものが、あれ、事故報告書って出てたんですか?

マコ:そうです、新たにまた数値が出てきて、

ケン:結構な量がありましたよ、僕コピーしに行ったんですけど。

マコ:それを、インターネットに公開でもなく、記者会見で配布するのでもなく、

水野:ヘッ?

マコ:
東京電力のビルの中に図書室みたいな情報公開コーナーっていうのがあるんですけど、
そこに置いておきますので、欲しい人は見に来てください。
コピーしに来てください。



水野:東京電力の図書室まで行かなきゃ見られませんの?インターネットで見られませんの?!

マコ:
膨大な量があるんですけれども見られなくて、それでビックリして、
私たちはその翌日浅草で舞台があったんですけど、早起きして、
東京電力の図書室みたいなところに一番乗りで行って、ずっとコピーし続けたんですけど、

水野:何枚ぐらいあるんですか?

ケン:その時に出たのは、その新しいものは1枚なんですよ、DVD1枚なんですけど、

マコ:DVDなので、紙の量にしたら膨大な量なんですね。

水野:えーーっ

マコ:で、ビックリするのが、他にどのメディアも来なかったということです。

水野:あら、それが一番ビックリしますね。

ケン:それから来ているかもしれませんけれども、僕らが行っている間は会わなかったね、誰にも。

マコ:
2時間ぐらい誰もその情報を取りに来なかった、っていうのが一番驚きました。
焦って行ったんですけど、ね。

平野:中身はどうだったんですか?

マコ:
中身はやっぱり事故直後の1号機から4号機、5号機、6号機までの使用済み燃料プールの温度だったり、
炉の圧力であったり、
今その膨大な量はエクセルに打ち込んでグラフにしているんですけど、


水野:そこまでやってはんのやな

平野:だけど本来これは事故直後に出しておかなければダメなものですね。

水野:で、今まで出さなかった訳というのは会見では言ったんですか?

マコ:「整理をするのに手間取っていた」と。

水野:「整理」って、あんた…

木野:
基本的には出すものは自分たちで選んで出して、
要するに「必要がない」って自分たちで思えば出さないみたいな、ということがありますね。

水野:
これはいまだに、
「全部を出さなければいけない」というような、何か法律とか、何か縛りは無いんですか?

マコ:無いんです。出てこない情報はたくさんあります。今現在進行形でも。

木野:自分たちで出すものを選んで出している状態なんで。

水野:
「出せ」っていうんじゃなくて、「自分たちが今これを出したいです」から出すっていうペースは、
今もずっと変わっていないままなんですか?

木野:変わっていないですね。

マコ:変わってないですね。

水野:
そこで例えば会見で出してきたら、
「なんで今まで出さないんだー!」って言って、記者たちが怒号を上げるような姿は、

マコ:
もう、今はないですね、ほぼ。
ちょっと前まではあったんですけど、今は無くなったよね。

ケン:なくなった。

水野:
あら、無くなりましたの。
じゃ、今回も「あ、そうですか、出たんですか」っていうので、
シーンとして終わっているんですか。

マコ:
そうですね、2〜3質問が出て、
「これは初めて出てきた情報ですか?」
「初めてです」
というやりとりはあったんですけど、なんかそれぐらいで。
すごく突っ込んでいた記者さんが、その情報を取りに来られるかなと思っていたんですけど、
来られなかったんで、あれ?っていう感じだったよね。

平野:
関心が薄くなるのは東電側の思惑通りかもわかりませんね。
そもそもテレビ映像、第一に吉田所長がいた時のやりとりを全部出していないですよね。

マコ:出してない。

平野:一番大事なところをね。

マコ:
そうです。4月11日までしか出ていません。
それ以降も随時整理がつき次第出していくということで、記者会見でことあるごとに、
「なんでその後半を出さないんだ」って言っているんですけど、
「まだ準備中です」ということで、
見たがる記者ももうほぼ居ないんですよ。

水野:
見たがる記者が、そういう意味でも「情報をきちんと出せ」って言わないと、
余計に出さない状況が続いてしまうかもしれませんよね。

ケン:
そうなんですよ。
なんか最初は、質問したら答えもなんとか調べて返ってくる時もあったんですけど、
今は質問してもね、「答えません」みたいな答えが返ってくる時がありますよ。

マコ:
そうなんです。
今まで、過去に東京電力が出していない情報で、
規制庁にも追求されていないことは、新たに記者会見で出さないということになりました。


水野:んーーーー!「出さない」という答弁がまかり通っているんですか!?

マコ:はい。

水野:木野さんはどう感じていますか?最近の状況を。

木野:
事故直後も確かにひどかったんですけれども、
一時期少し前向きになって、でもまた元に戻ったというか、
それよりちょっとひどくなったかな、と。

マコ:ひどくなった

水野:なんで今、そんなひどくなっているというのはなんでなんでしょう?

木野:確かに関心が薄くなったり、そういうのがあると思います。

水野:国民世論ですかね?

木野:
で、東電にしてみれば当然新しい情報は出さないほうが、自分たちには都合がいいですから。
事故の原因も、もちろんわかっていないこともいっぱいありますけれども、
分からないことは分からないままにしたほうが、彼らも都合がいいですし、
そこにあえて自分たちから火をつける必要はないわけですよね。
それに対して誰も何も言わないと、やっぱりやりますね。

水野:
なるほど。
今そんなふうに情報が出てこない状況になっている中で、
今日はずっとウオッチして下さっているこの3人の言葉はものすごく重たいと思います。



http://youtu.be/tKn3AelBRBg?t=12m27s

騙されないで〜原発再稼働

水野:
それぞれちょっと伺っていいですか?
木野さんは国民が今どんなことに騙されている、
あるいは木野さん自身も騙されたと思ってらっしゃるか。どうですか?

木野:
もうなんか、ありとあらゆる事が、というふうにしか言えないんですけど、
その中でも、再稼動に関してはやっぱり「ちょっとどうなのかな」というのはありますね。

水野:今年(2014年)はもう、原発再稼働に向けて大きく動き出した一年でしたよね。

木野:
やってくるだろうなとは思っていたんですけれども、
ここまで巻き返しが速いかなと、ちょっとビックリしましたけど。

水野:もう来年(2015年)の春に川内原発再稼働へということで、

木野:動かしたいみたいな話をしてますね。

水野:
着々と進んでいるようですね。
で、その後も「高浜原発、四国の伊方原発と続くんじゃないか」という話ですよね。

木野:話はしてますね。

水野:
聞こえてくるというのは、やっぱり取材していてそういう歩みの速さっていうのは、
着実に進んでいると感じられますか?

木野:
と、思いますね。
で、結局その裏に、さっきもお話がありましたけど、
「日本の規制は世界一安全」とかですね、
「安全」と言ったかと思えば、規制委員会の方では「安全と言った覚えはない」みたいな。
あちこちで違う話をしつつ、
その規制基準に対しても、例えば新潟県の泉田知事は、
避難計画に対して何も考えていない。そこが抜けたようなものは何の意味もない、
みたいな言い方もしていますし、その辺を含めてきちんと整理ができてないし、
いい加減なことをなんか言われ続けているなっていうのはずっと感じますね。


水野:避難計画は川内原発についても多々疑問が呈されていますが、

木野:もう全然ですよね。

水野:それ(避難計画)と再稼動の判断は別、

木野:別ですから、「私たちには関係ない」って言ってますからね。


騙されないで〜アンダーコントロール

水野:
ああ。
さぁ、おしどりケンさんマコさんはどんなことを騙されているって感じますか?

マコ:
そうですね、私もいっぱいあるんですけど、
さっきリスナーの方がおっしゃっていたアンダーコントロール。
あれはね、盛り上がったんですよ記者会見が。

ケン:次の日ね

水野:東電の記者会見?

マコ:
そうです。
ブエノスアイレスでのIOC総会で安倍総理が発言された翌日に、月曜日に東京電力の記者会見がありまして、
もう、記者は総ツッコミですよ。
なんでか?というと、東京電力が海の海水をずっと測定しているんですけど、毎日。
でも汚染水が、敷地内から汚染水が流れ出ていれば、
海のセシウムや全ベータという各種の値は上がるんですね。

水野:それはそうでしょ

マコ:
上昇しているので、汚染水はコントロールされていないでしょ?
というふうに、総ツッコミだったんです。
で、東京電力の回答が面白くって、
東京電力といたしましても、総理のご発言のご趣旨を国に確認いたしました
って言ったんです。
だから東京電力もビックリして、「なんでそんなこと言ったんですか?」

水野:アンダーコントロール、エッ!そんなこと聞いてないよ、みたいな

マコ:
で、「問い合わせた」っていうんですよ。
それで問い合わせた結果、
東京電力としても、影響は少ないと考えているので、趣旨とは離れていないと考えています

「汚染水が出ていない」とはとてもじゃないけど言えないんですよね。
毎日海水を自分で測っているので、東京電力が。
汚染水が出ているっていう証拠は東京電力自身が日々出し続けているので、
ということで困っていました。
だから、ま、本当にアンダーコントロール、ブロックはされていないんですよね。


平野:
これはいまだに1日350トンをどんどん出ているわけですよね。
処理に困って。
もう今は海に放出してもいいんじゃないかという話も出てますよね。

マコ:
出てます。
本当にもう、今年の夏ぐらいからまた私が、
ちなみに原発事故の後エクセルを覚えて、グラフにしていっているんですけど、
今年の夏以降各地の海水の測定というのを、トリチウムとかいろんな核種の測定結果が急上昇していて、
汚染水がかなりの量出ているか、濃いまま出てるかになっているんですね。

にもかかわらず、去年まで原子力規制庁の方で、
汚染水対策ワーキンググループというのがあったんですけど、
それが今はもう無いので、規制する担当部署が無いんですよ。

水野:規制する担当部署が無いの?!

マコ:無いんです。

ケン:勝手にそんなね、コロコロコロコロ変えてね。

マコ:
一応監視評価検討会で見ていると言ってるんですけど、
この間規制庁に、この汚染水の海水の放射能濃度が上がっているというのはどこで見ているんですか?
「まあ、中で見ているところがあるでしょう」って言われて、
だったので、もうかなり驚いてしまって。
汚染水が海に、多分今年の夏以降、ちょっと量がたくさん流れ込んでいるっていう状況なんですね。
測定点から見ても。
でもそれを報道するところも調べるところもないというのがまず一点と、


2号機が一番多く放射性物質を放出した理由

マコ:
再稼動がどんどん進んでいく中で、1個ビックリしたことが、
今年の夏に、未確認未解明事項というのを54件ぐらいあるんですけれど、
原発事故の、

水野:そんなにあるんですか、未確認未解明

マコ:
そのうち10件がすごく重要で研究課題として取り上げられていて、
そのうち4つが、「大体こんな事じゃないかな」って今年の夏に出てきたんですよ。
ま、少ないけれど、54のうちの4なので。
その中の一つに、1号機2号機3号機のうち、
「なぜ2号機が爆発していないのにたくさん放射性物質を放出したのか?」
1と3は大きく爆発しましたけど、
2号機は爆発していないのにたくさん出したんですよ。
で、それがなんでなのか?
それでちょっと遠く、1km離れたところで中性子線をたくさん観測したんですけれど、
それもなぜなのか?ということのヒントになることが出てきて、
それはこのあいだ12月にNHKで少しやってたんですけど、
燃料棒が露出して熱くなると原子炉の中に水を入れて冷やすんですけど、
いったん熱くなった燃料棒に水をかけてしまうと、
水ジルコニウム反応というのが起こって、
よりエネルギーと熱を放出してよりメルトダウンが進行するっていう事が分かったんです、今年の夏。
それが今年の8月に出てきて、ビックリしてわたしは。
これはもう重要な情報じゃないかと思って、ブワーって記事書いたんですよ。

ケン:大騒ぎでしたよね。

マコ:
一人で大騒ぎしてたんです。
で、なぜ重要か?というと、
燃料棒が露出すると水をかけて冷やすということが再稼動の新基準の中に盛り込まれているので、
シビアアクシデント対策として。
世界の原子力業界がひっくり返ることだったんですよ。
それでびっくりして東京電力にこの情報を出してきたので、
これはシビアアクシデントの止める冷やす閉じ込めるっていうんですけど、
「それがダメだった」っていうことですよねって驚いて言うと、
「これは業界の大発見じゃないですか」って言うと東京電力は、
「ですよね」って言われたんですよ。

平野:「ですよね」って言ったんですか

ケン:会見が終わってからね。

マコ:
そうそうそう。
結局2号機は爆発しなかったので、
原子炉の中の圧力が高くなってしまって、水が入れられなくなったんですよ。
なので、水を入れていたら原子炉の中の圧力が高くなって、
いったん水がまた抜けて、気体もちょっとずつ抜けて、
また燃料棒が露出してしまったから水を入れるっていうのを3回繰り返したんです。
なので他の号機と比べて3回水ジルコニウム反応を起こして、3回メルトダウンが進んだ

っていうのが今年の8月に出てきたんです。

水野:
でも、それをやったらダメだということがわかったのに、
それをやるという方向で安全基準は出来ているんですね。

マコ:
もうそれより先に基準ができていたので、
それが反映されていないんです。

水野:そうなんだ。
それに気づかず私たちは新しい年を迎えようとしているわけですね。

マコ:そうです、そうです。


水野:
ここからは、京都大学の小出先生のお話を聞いていただこうと思います。
お三人にはまたそのあとお話を伺います。


<高浜のプルサーマル・40年期間延長・高温ガス炉・福島第一原発>
小出裕章氏12/31報道するラジオ年末特番(文字起こし)





続きを読む

<福島第一原子力発電所>燃料の取り出し・汚染水・魚・凍土壁・「処理水」・他 おしどり・木野龍逸12/31報道するラジオ(文字起こし)

報道するラジオ年末特番『もう、だまされないぞ!2014』
2014年12月31日

ジャーナリスト 木野龍逸
夫婦漫才師 おしどり


http://youtu.be/tKn3AelBRBg?t=44m20s
福島第一原子力発電所から40km、大阪に避難しているいわき市の方


小出先生の話↓
<高浜のプルサーマル・40年期間延長・高温ガス炉・福島第一原発>
小出裕章氏12/31報道するラジオ年末特番(文字起こし)



文字起こし部分のYoutube→http://youtu.be/tKn3AelBRBg?t=45m59s

溶けた燃料の取り出し

水野:
先ほど小出さんがおっしゃていました、「溶けた燃料の取り出しはできないんじゃないか」と、
これはずっと会見などに出てらして、どう感じていますか?

マコ:
全然できないので、
今まで「燃料を取り出します」ということを、中長期ロードマップでずっと言ってはきたんですけど、

水野:
つまり、ロードマップ、工程表というのはずーっと作られています、廃炉に向かって。
それは全て「燃料の取り出しができる」という大前提の元なんですね?

マコ:
はい、だったんですけど、今年の秋ぐらいですか、木野さん。
なんか、原子炉の中のデブリの取り出しについては、時期的に、

水野:デブリというのは燃料、溶け出した燃料のことですね。

マコ:そうです。
時期的に、目処がつかないので、

水野:はぁ!「時期的に目処がつかない」というのは「無理」という意味じゃないんですか?

マコ:はい。
一応ロードマップの工程表の中から、外します」と。

平野:外す…

水野:外すーーッ!?

マコ:はい

水野:外すーー??

ケン:デブリは外されへんのにね。

水野:
うまいこといいはります、デブリ外してよ、まず。
デブリは外されへんけど、ロードマップからは外す。

マコ:はい。
使用済み燃料プールの中から燃料棒を取り出すことをまず先にするので、
そのことについての計画議論スケジュールを先にするので、
原子炉の中の燃料を取り出すことについては、目処が立たないので一旦それは議論の遡上からは外します。

水野:議論はしないんですね。

マコ:はい。

平野:ということは、それ以前にそもそも近寄れない場所はまだ、厳然としてあるわけでしょ?

マコ:はい

平野:だから中がわからないんでしょ?

マコ:わからないんです。

平野:そういうことですよね、木野さん。

木野:
どうなっているのかよくわからない、ま、何度も見ようとはしているんですけど、
その度に挫折しているんで、

マコ:そうなの

木野:いまの所見えていないですし、

水野:見ようとしているのは、小出さんがおっしゃっていたみたいにロボットとか?

木野:
そうです、はい。
でもなかなか上手くいかないで、なんか、ひっくり返っちゃったり色々していて、

水野:ロボットもひっくり返って、帰ってこないんですね?データを持って。

マコ:
そうなんです、そうなんです。
なので、あまりにももうロボットが使えないので、
ミューオンという宇宙線、外から飛んでくるレントゲンみたいな、宇宙線を使って、
レントゲンのように中を透過して見れないか?というのが計画に上がって、
そこの事業者を今月募集していたので、

ケン:19日とかでしょ。

マコ:まだ本当に、中がわからないです。

木野:
一応2025年とか、元の計画よりも5年ぐらい先延ばしして、
オリンピックが終わってしばらく経ったら、「始めましょうか」みたいな話もしているんですけど、
それ以前にちゃんと、実は法律に基づいて計画を出さないといけないんですけど、
廃止措置計画という、デブリを取り出すには。
それをいつ出すかも全然決まってないですし、
そもそも、出したらじゃあ、どこに持っていくの?と。

核燃料サイクルもそうですけど、使用済み核燃料もそうですけど、
持って行き場がないじゃないですか。
ただ単に先延ばししているだけの、同じことをまたやっている感じですね。

そもそも、持って行く先がなければ、廃炉なんてできないわけで、
そのできないことをなんかこう、先延ばし先延ばしにして、
はっきり言わずに、
「避難解除しましょう」とか、
「復興計画は廃炉を加速しましょう」とかという話をしているのは、
ちょっと、どうかな?と。
明らかにおかしいですよね。


水野:一番の根本のところを

木野:なんかおかしいですよね、話が。

水野:違ってきているんだけど「違うようにしますよ」という話が表になかなか出てこない。

木野:自分では明確に言わないし。


汚染水

水野:
思うようにいかないことだらけなんでしょうけど、
汚染水がどうなっているのか?っていう話も、最近情報がなかなか入ってこないように思うんですよ。
どうなんですか?今。

マコ:
汚染水ですか?
もう、あの…、漏れっぱなしというか、
敷地内に汚染水がどのようになっているのか?というのは
福島第一原発の中で井戸を掘ってどこの地点の地下水がどのように汚れているのか?
去年(2013年)の夏から調べだしているんですけど、
ビックリするのが、
井戸を掘って調べれば調べるほどいろんな種類のタイプの汚染が見つかってきて、


水野:いろんなタイプの汚染?

マコ:
トリチウムが濃かったり、セシウムが濃かったり、ストロンチウムを含んでいる全ベータが高かったり、

ケン:カフェオレだったりアメリカンだったりみたいな感じの、

マコ:美味しそうに言いましたけど、

水野:ハァ〜、そんなに様々な!

マコ:
調べてどこから何が漏れているのか?井戸を掘って調べるはずだったんですけど、
掘れば掘るほど、調べれば調べるほど漏洩源が一箇所じゃないということがわかって、
「調べれば調べるほどわからない」ということがわかりました。
っていう、
なんか無知の知みたいな、

平野:
先ほど小出さんの話にあった、よくおっしゃられるんですけど、
「沼のようだ」と。
「池のようだ」と、もうそういう状態なんですね。
もう、渾然一体になっているんですね。

マコ:そうなんです。いろんなものが混ざってしまって。


トリチウム

平野:
よくなんか、
「トリチウムは出しても安全だ」みたいな論議がありますけど、
専門家の研究を見ると、やっぱりDNAを壊すという、恐ろしい作用があるというのを
最近特に指摘されていますよね。

マコ:そうですね、弱いエネルギーでも膨大な量を出していますので、

水野:はぁーー

マコ:
ちなみに今の段階で、1日に海に、
ストロンチウムを1日に50億ベクレル
セシウム137を20億ベクレル
トリチウムを150億ベクレル

海に出し続けているんです、毎日

水野:毎日!!

マコ:はい。


ストロンチウム

水野:
私今ぱっと聞いて、一番「わ、それ危ない」と思ったのは、
ストロンチウムって、なんかものすごく人間に毒性が、

マコ:そうですね、エネルギーが高いので

水野:
毒性が高いって言われていますよね。
安全なものはないんですけど、骨にたまりやすいって。
それが海へ結局流れるんでしょ?

マコ:流れています。流れ出しています。




平野:
漁民の方も怒っていますよね。
漁がもう…
だから獲った魚は売れないし、
やっぱり東京電力への不信というのは、一段とまた高まってきているんじゃないですか?
これだけ年月が経てば経つ程何も解決しないという苛立ちですよね、
もう廃業の危機でもありますよね。

マコ:
もう、おっしゃる通りだと思います。
福島県が魚を測定しているんですけど、
魚がどのように濃縮、放射性物質が濃くなっていっているかはわからないんですけど、
キツネメバルという魚の種類は、大熊町で獲れたものが今月最高値を出したんですね。


水野:今月で最高!今頃になって。

マコ:
そうなんです。
だからそれがどんどん食物連鎖の中で高い位置にいるのか、
キツネメバルが割と低いところにいる魚なんですけど、
どういう経過かわからないんですけど、
最近割と色んな魚の放射性物質がちょっと高くなっている傾向があるので、

水野:へぇ〜〜

マコ:汚染水がずっと流れて続けてはいますね。


凍土壁

水野:
木野さん、凍土壁ってあったでしょ?
なんか土を凍らせてこれで汚染水が海へ流れ込まないような、
あれはどないなっているんですか?

木野:
いや、一応一生懸命作業は、進めていますね。
作業は進めていますけど、実際にちゃんとやったら止まるかどうかは、やってみないと、

水野:やってみないとわからないんですか?

木野:
完成して動かすまでわからないですし、
動かした後でそれがいつまで効果があるか?
要するに耐久性がよくわからないので、それもわからないですし、
そのためにお金がいくらかかるねん?とかね、
それがダメになったら次どうするの?っていうのもないですし、
要するに先がよく見通せないんですよ。

平野:あの計画自体私が聞いているのは、2〜300億かけているんですよね。

木野:
一応国が200億チョイ出す。
それは結局研究開発費の形であれば国から出しやすいという形があったので、
あの形をやったんじゃないかと。

平野:でも効果がなければ無駄になりますよね。

木野:
そうなんですよね。
それよりももっと現実的なやり方とかね、
新しいやり方じゃなくて、確実なやり方があったんじゃないの?
という話は専門家の中では出ているんですけれども。
じゃあ、なんでそれをやらなかったのか?という理由はよくわからない。

平野:ケチったんでしょ。

木野:
お金をケチったというよりは、なにか東電じゃなくて国が金を出しやすくするために、
なんかこう、策を弄したというかね、気持ち悪いですよね。

マコ:ケチったというか、お金を儲けるためにお金をかけすぎたっていう感じがしますね。


儲かってます

平野:今東電は黒字になっているんですよね、確か。

マコ:はい。

水野:黒字なんですか?

マコ:黒字です。

木野:なんか儲かっているそうです。

水野:また不思議なことですね〜

平野:
1000億円の、確か黒字ですよ。
これは私はあり得ないと思うんですよ。


水野:
だって、損害賠償を。
皆さんの生活の補償、いろんなことを、まずは先でしょう!


平野:これはだけど、税金を投入しているんですよね。

木野:税金を投入していますよね。

水野:わたしらのお金っていうことですか。

マコ:儲かってますね。
本当はその凍土壁も、土を固める液体を薬を注入してガラス固化という形にしたら、早いし安いんですよ。
実際、もっと海に近いエリアは汚染水がそのまま海へ流れ込まないように、
薬液を注入して土を固めているんですね。
「それを凍土壁の替わりにしたら早かったのになんでしないんですか?」って東京電力に聞くと、
それをすると、
「もし、全部土を固めてしまって、中の土壌が緩んだりした場合、後戻りができないから」って言われました。

水野:………へ〜

マコ:
だから凍土壁って、まずいんじゃないですかっていう。
それが実際地下水が入り込まない広いエリアにしてしまうと、
「中がどのように、地盤が緩んだり異常があるかわからないからです」っていうことを言われたね。

ケン:ね、行き場がなくなるもんね、でも。


「汚染水」は「処理水」

水野:
私ね、この間報道でこれ見てびっくりしたんですよ。
原子力規制委員会の田中委員長が福島第一原発を見はって、で、なんて言いはったか?っていうと、
「結局汚染水を海に流さなければいけないんじゃないか」と。
これはさっき小出さんがおっしゃっていた
「意図的に流さなければいけない状況が遠からず来るんじゃないか」
原子力委員会の田中さんっていうのは
「これしたらあかん」「これしたらあかん」っていうのを電力会社に言う側かと私思っていましたけど、
「流さなしょうない」って、で、こんな言ったんですよ。
タンクを見てね、汚染水タンクがものすごいありますやん。
「タンクの多さには圧倒されている」って。
あなた、12月に入ってから、田中委員長はそうおっしゃんですかと。

平野:去年の段階で

木野:もう、1年前2年前の話ですよね、びっくりするのは。

水野:びっくりしますよね、その発言にビックリしますよね。

木野:こっちがビックリします。

水野:
「怒りもあるやろうが、福島県民の皆さんに納得してもらえるようなことをしなければ」って、
納得できるわけないじゃないですかね。

木野:ないですね。

水野:結局汚染水は流してしまわざるを得ないって、

木野:
結局今すごく高い濃度の汚染水からセシウムをとったり、ストロンチウムをとったり、しつつ、
最後は、ま、トリチウムだけにしましょうという話をしているんですけど、
トリチウムだって非常に濃い濃度が入っているんだから、いわゆる汚染水ですよね。
ただ、東電側はそれを「汚染水」とは言わずに、「処理水」という言い方をして


水野:処理水!

木野:
「汚染されているんじゃないの?」っていう話をするんですけれども、
いや、これは処理水です」
「汚染水っていうのは濃い濃度のことを言うんです」
って、なんか最近になって言い出しているので、
要するにこれからの準備というかね、刷り込みを始めているのかな?と、


水野:
「言葉の置き換えの時は気をつけろ」って言いますけど、
「汚染水」は「処理水」ですか。

ケン:ここは騙されたらダメなようなポイントですね。

マコ:うん、汚いですよね。「処理水」でも「汚染水」

水野:「再稼働」を「運転再開」というような、そういう言葉を

マコ:いいイメージに

水野:使うっていうやり方、

木野:似てますね。

水野:
ね、そういう言い方もありますよね。
ま、もともと冷温停止状態ですもんね。

木野:そうですもんね、そこからもう違いますもんね。


世界で最も厳しい規制基準

水野:
言葉の中にどういう意図があるのか?というのは見ておかなければいけない。
この時間はあと1分ほどしかないんで、また具体的に聞きたいと思うんですけれど、
一言、「世界で最も厳しい規制基準」っていう言い方はホンマなんですか?


マコ:全くの嘘だと思います。

水野:そうですか。木野さんはどうですか?

木野:全然嘘ですね。

水野:実際に、世界でもっと厳しい規制基準ってあるんですか?

マコ:
あります。
いま割と議論になっているのはハード面だけなんですけど、
人材、ソフト面に関しては、日本はものすごく甘いです。

水野:あ、甘いんですか?!

マコ:はい。

水野:はぁ〜

木野:
それは結局誰が作業するかもそうですし、避難計画もそうですし、
そういうプラントだけじゃないところっていうところは、手つかずのところが結構多いです。

水野:そうなんですね。




原発に反対する人への違和感や腹立たしさ
http://youtu.be/tKn3AelBRBg?t=1h

水野:
リスナーの方々がいろんなご意見をくださっています。

原発に反対する人々に、私はある種の違和感や腹立たしさを持っていることがあります。
それは、原発に替わる電源の確保について、原発反対の人って、全く語らないじゃないですか。


とおっしゃっているんですね。

あるいはCO2の問題とか、火力やったらエライことになるでしょ。
どうするんですか?


というご意見。
これ、どうでしょう?


マコ:
私、知りたがりなんで、すぐ調べるんですけど、
私もそれを疑問に思ったので、「反原発の方はおっしゃらないな」と思って。
で、電力中央研究所、電中研の電力経済という部所の、その出版をしている方々に取材に行ったんですね。
まずは他の発電について。
ま、私が取材していろんな人に話を聞いた結果なんですけど、
原発をなくして今ベストな方法っていうのは、
天然ガスのガスコンバインド発電というのに一旦乗り換えるということなんですね。
これは火力発電なんですけど、普通発電の方法って、簡単に言うと
お湯をバーっと沸かして、その湯気でタービンを回して発電するというやり方なんですけど、
コンバインド発電というのは、いったんタービンを回した後のお湯も熱いので、
そのお湯が熱い限り何回もタービンを回すので、だいたい3回タービンを回すので、
発電効率がすごく高いんですよ。
原発は一回しかタービンを回さないんですけど。
で、すごくコストが抑えられるということと、
全国の火力発電所、古いものをいったんガスコンバインド発電に作り変えるということは、
そんなに費用がかからないので、
いったんそれに乗り換えておいて、
そして、再生可能エネルギーが技術的にもう少し向上するまで待つというのが、
電力経済としての一番ベストの方法だということをいろんな研究者の方々に聞いたんですね。
なので、私は原子力は使わずにいったんそうやって乗り換えるということ。

で、CO2の発生量については、発電の時には確かに原子力はそんなにかからないんですけど、
原子力はその他の始末であったり運ぶ労力であったり、設備であったりに、
ものすごく石油やCO2を使うので、
発電量ではなく、原子力発電という大きいバックエンドまでの、
最終段階までのくくりで考えた時のCO2発生量というのは、
既存の火力発電と比べて、逆転してしまう。
原子力発電の方が、たくさんCO2を


水野:多くCO2を出すんですか?

マコ:はい。発生するんですって。

水野:はぁ〜

マコ:
なので、その瞬間の電気を出すときは確かに安くてCO2を出さないって言われがちなんですけど、
最終処分まで入れた電気代やCO2の発生量を考えると、
火力発電と逆転するということを聞きました。

水野:なるほどね〜、やっぱり全体像を私たちは見ないと。

マコ:そうです。

水野:だめですね。

平野:
それと災害があった時にはそのコストが加わるわけですからね。
それがまた莫大ですよね。


水野:計り知れないわけですね。

木野:
多分その経済性とCO2の発生って、どこかで比例している部分があって、
「原発の発電コストは安い安い」って言っていますけれども、
それはバックエンドのコストを抜いたもので、

マコ:発電のその瞬時だけなんですね。

木野:そうですね。
だから全体を入れれば当然コストが上がるわけで、そのコストがどこにかかっているかというと、
やっぱりエネルギーのコストであったりいろんなところにかかるので、
エネルギーにかかっているというのは、イコール今の段階で言えばCO2が出てるんじゃないの?
という話もできるんではないかなと。


水野:CO2の話、そしてコストの話、命の話もしたいんですね。


命の話↓
<甲状腺がん>
「一巡目が終わって二巡目に入った時点で新たに4人子供の甲状腺癌の人が見つかったんですけど、 説明がどんどん破綻していっているんですね」
おしどり・木野龍逸12/31報道するラジオ(文字起こし)




続きを読む

なのに…。夫婦漫才「おしどりケン・マコ」のスケジュール帳には空白が目立つ。1/3東京新聞朝刊1面



茶の間あってこそ 漫才、国より客や
東京新聞1面 2015年1月3日 朝刊

PK2015010202100045_size0.jpg
漫才コンビ「おしどり」のケン(左)とマコ=東京・渋谷で(平野皓士朗撮影)

PK2015010302100011_size0.jpg
父・秋田実さんの写真を持つ藤田富美恵さん。舞台の壁に、中国の戦地を慰問した漫才の写真を投影=大阪市の道頓堀角座で(梅津忠之撮影)

「戦争は嫌」。今なら言える。でもそれが口にできない時代があった。あれから70年。戦争しないで積み重ねられた日々は、人々の小さな奮闘が支えてきた。「もの言えぬ空気」に再び平和が押しつぶされないように。
     ◇
漫才の起源は萬歳(まんざい)。年の初めに長寿を祝う民俗芸能で、平安時代末期にさかのぼるようだ。新年の漫才師の忙しさは800年以上の歴史の厚みがある。なのに…。夫婦漫才「おしどりケン・マコ」のスケジュール帳には空白が目立つ。
 
高校を卒業してパントマイムをしていたケン。大学を中退してちんどん屋をしていたマコ。三重県伊勢市の夏祭りの楽屋で出会って恋に落ちた二人は交際一週間で結婚、漫才を始める。デビューは順調だった。2003年、漫才のコンテスト「M-1グランプリ」に出ていきなり準決勝まで進む。師匠の横山ホットブラザーズが「こんなちっちゃい事務所にいるんじゃなく、吉本に行った方がいい」と背中を押してくれた。
 
月50、60件の営業に追われていた二人に、3・11が転機をもたらす。ファンの子どもたちへの放射能の影響を心配し、マコが原発の取材を始めた。インターネットなどで情報発信を続けるうち、三カ月後には仕事がゼロになった。
 
今は個人的につながりのある劇場の舞台や市民団体の講演会などがポツポツと入る。二人の心の支えは、漫才師喜味こいし(11年死亡)から楽屋で聞いた一言だ。「芸人は国のためにしゃべるな、目の前のお客さまのためにしゃべれ。そこ間違えたらあかん」
 
戦時中、漫才は貯金や節米などの国策を庶民に宣伝する道具とされた。こいしは1940年から兄とともに漫才の舞台に立ち、その後少年兵に志願。広島で被爆し、終戦を迎えた。「美談としては語っていなかった。時代に毒されて、みたいな感じで。こいし先生のアドバイスはすべてが『流されるな』だった」

45年の終戦後、こいしら若手漫才師は大阪で笑いの復興に挑む。中核を担ったのが漫才作家秋田実(77年に死亡)だった。
 
東大で左翼運動に関わった秋田は、満州事変後の34年に、思想犯の取り締まりに躍起となる国を、家庭内の父娘対決になぞらえた漫才「恋愛禁止法」を雑誌で発表したりしていた。しかし数年後には、国策漫才を量産するようになる。その経緯は死ぬまで明かしていない。
 
再出発で秋田らが目指したのは、漫才の原点復帰。何げない日常生活の話で、家族そろってお茶の間で笑ってもらう。空襲で焼け野原になった街で、それがいかにかけがえのないものなのか皆、骨身に染みていた。先人らの語りがたい思いが注ぎ込まれた漫才は、戦後70年の正月も初笑いを何げなく届けている。
 
秋田の長女で児童文学作家の藤田富美恵(76)=大阪市中央区=の手元には「漫才 戦争中」と手書きされたB4判ほどの封筒がある。中からは父の国策漫才が掲載された雑誌の切り抜きが束になって出てきた。死後数十年たって実家で見つかった遺品だ。
 
藤田は今年、父の「封印」を解き、戦争と笑いについて書こうと思う。本来対極にあるべきその二つを、二度とコンビにしたくはない。 (敬称略、飯田孝幸)


IMG_0036.jpg


戦争の道具にされた芸人
東京新聞2面  2015年1月3日 朝刊


PK2015010302100017_size0.jpg
戦時中、旧満州などを慰問した漫才師内海桂子さん=東京都台東区で

国力のすべてを戦争に-。1938年に成立した国家総動員法は、経済活動のみならず、文化・芸術・芸能までも戦争の道具にしていった。漫才師たちは海を渡って戦地で兵隊を笑わせ、国内で戦時スローガンを浸透させる役割を担った。(飯田孝幸、渡辺大地)
 
「移動中に崖の上から銃撃されたこともある。線香を供えられた遺体は、前日、漫才を聞いてくれた兵隊だった」
漫才師の内海桂子さん(92)は43、44年に、陸軍が編成する戦地慰問団に参加し、旧満州と中国北部を訪れた。
 
軍部につながりのある芸能会社が慰問の仕事を請け負い、芸人を集めていた。慰問先は戦地だけでなく、内地の部隊や軍需工場にも及んだ。芸人も、芸能会社も、戦争で仕事を増やした人たちがいたという。
 
「国には戦争でえらくなる人もいる。戦争をあおって飯を食ってる人がいたんだよ。そんなのがなければ、戦争しなくても済んだかもしれないのに」

◆吉本は「わらわし隊」
漫才師の戦地慰問は31年の満州事変の直後に始まった。大阪に拠点を置く吉本興業は38年、日本の戦闘機部隊「荒鷲(あらわし)隊」にちなんだボランティアの慰問団「わらわし隊」を派遣する。同社文芸顧問の竹本浩三さん(79)は「戦争が進むと国内の劇場は閉鎖されていった。吉本は軍に協力して、興行を継続させようとしたんだろう」と話す。
 
当時、国内の舞台は事前検閲の上、警察の監視下で行われたが、戦地は別だった。竹本さんは「あすの命もしれない兵隊の前で、ぬるま湯の漫才なんてできない。軍批判も反戦的なものも自由にやった」と話す。


◆軍批判も反戦漫才も
陸軍情報局で言論統制の中心的役割を担った鈴木庫三(くらぞう)少佐は漫才を国策宣伝の有力な手段と認識していた。41年の雑誌の対談では「吉本興業で漫才師300人を集めて、午前2時まで講演したことがある。時局漫才は、笑わせながら時局認識を与えようというところがある」と話している。
 
漫才にとどまらず、文化芸能は戦争と深く結びついていた。「詩歌と戦争」の著者で東京外大大学院の中野敏男教授は軍の暴走だけでは、その背景は説明できないと考えている。32年の上海事変では、敵陣への突撃路を確保するため3人の兵隊が爆死し、爆弾三勇士と呼ばれた。新聞は関連記事を連日書き、映画、演劇、歌、講談、漫才になり、国民は熱狂した。「国民が求め、(見せる側が)大衆迎合した」と指摘する。


◇秋田実が書いた国策漫才
◆貯金戦は
A 余らん金を無理に余らすのが真の貯金や。
 …中略…
B ぼくも明日から電車賃を節約しよう。天気のいい日は歩いて通う。
A 雨の日は、仕方がないから…
B 会社を休もう。
A そんなむちゃなこと。
B 家のやりくりも節約しよう。
A それがよろしい。
B まず、節約の手始めに、諸事の支払いを延ばして、その金を貯金に繰り入れる。貯金もたまるし借金もたまる。
◆国策百貨店
A いらっしゃいませ。毎度ありがとうございます。こちらは国策百貨店でございます。
 …中略…
A 6階はお菓子売り場でございます。ご参考に申し上げますが、砂糖が統制の折から、当店のお菓子は、せいぜい、古いものを選びましたから、ご利用願います。
B 君、古い菓子なら腐敗して、味が酸っぱくなってるんと違いますか。
A それだから、壁に、酸っぱい(スパイ)にご用心とポスターを貼りだしてございます。



<甲状腺がん>「一巡目が終わって二巡目に入った時点で新たに4人子供の甲状腺癌の人が見つかったんですけど、 説明がどんどん破綻していっているんですね」おしどり・木野龍逸12/31報道するラジオ(文字起こし)

報道するラジオ年末特番『もう、だまされないぞ!2014』
2014年12月31日

ジャーナリスト 木野龍逸
夫婦漫才師 おしどり

文字起こし部分のYoutube→http://youtu.be/tKn3AelBRBg?t=1h3m41s

水野:
命の話もしたいんですね。
福島県での健康調査が、一巡目が終わって二巡目ですか、
事故当時18歳以下の県民の皆さんを対象にする健康調査、
これでどういうことが今分かってきているのか?これはいかがですか?

マコ:
一巡目が終わって二巡目に入った時点でまた新たに4人子供の甲状腺癌の人が見つかったんですけど、
説明がどんどん破綻していっているんですね。


水野:福島県側の説明ですね。

マコ:
1回目104人見つかった時は、
「すごく高性能な機械で、とても精度の高いスクリーニング検査をしたので、
今後20年後30年後まで見つかる予定だったものを一気に見つけてしまった」

という説明だったんですよ。
「そんな高性能なスクリーニングをしたので、たくさん見つかったけど安心してください」
みたいな説明で。

で、2回目は、では、じゃあ、もう見付からないはずだったんですけど、
2巡目に入った時点ですぐに4人見付かって、で、それは
「高度なスクリーニングと言っておりましたけれども、スクリーニングの限界があります
という説明になったんですよ。


水野:1回目がすごい高度なスクリーニングだから見落とす事はなかった、という意味だったんでしょ?

マコ:はい。

木野:要するに「100%は見付けられない」という説明に変わるわけですよ。

水野:変わったん、今回

マコ:
そうなんです。
このあいだ12月25日の説明で、
「スクリーニングには限界があるんです」という説明があったんです。
で、「見落としがあったんですか?」って聞きますと、

水野:聞きますよね

マコ:「いや、見落としはありませんでした」

水野:何があったんですか?じゃあ。

マコ:スクリーニングの限界で、

木野:
要するに「100%ではない」ま、それだけなんですけど、
それはいわゆる施策としての見落としではなくて、「機械の性能として限界があります」と。

マコ:
そうなんですよ。
で、「甲状腺というのはすごく、腫瘍の大きさはゆっくりと大きくなるので、急に大きくなることはない」
というのも繰り返し説明していたんですけれども、
蓋を開けてみたら、2年で7mmぐらいのサイズに大きくなっていたということで、
どんどん以前していた説明が、「ちょっとおかしいんじゃないですか」というのが増えてきているんですね。

木野:
結局その大きくなるのも、
前は見つからなかったから今回見付かったというのは急に大きくなったんじゃないの?
その間どのくらいのスピードで大きくなったんですか?
って聞くと、
「まだ、個人情報だから出せない」という話になっちゃって、

平野:
「チェルノブイリだともっと時間がかかったけれども、今回早いから原発の影響じゃないだろう」
みたいな話ですよね。

マコ:
そうですね。
数年後、チェルノブイリでは4年後5年後から見付かったということなんですけれども、


水野:ね、3〜4年後から甲状腺癌が増えたって言われているんですね、チェルノブイリではね。

マコ:
はい。
でも、チェルノブイリのベラルーシとかを取材しますと、
当時は10年後から増える癌が被ばくの影響だと言われていて、
その4〜5年後の癌すら、当時は「被ばくの影響じゃない」と言われていた
んですね。

水野:
言われていたんですか、当時は。
後になって認めざるを得なくなった訳ですか。

マコ:そうですね、
で、実際に当時診察されていた方に聞きますと、
ちょっと事故直後の、1年2年3年後の甲状腺をみるやり方というのが、
手で喉を触る触診で、かなり大きなものしか拾えていなかったということもあるので、
本当にチェルノブイリと比較して、というのはなかなか話すことはできないなと思っているんですね。

木野:
ウクライナなんかではエコーの超音波の検査が入ったのは、
事故後から3年目4年目とかからなので、
「だから増えたんじゃないの?」という話もありますし、
やってなかっただけなんじゃないか
ということで。

平野:
今回の4人の方も、事故の影響かどうかはわからないみたいですね

木野:わからない

水野:
ただ県としては
「断定的なことは言えないけれど、被ばくの影響は考えにくい」とは言っているんですよね。

平野:「考えにくい」って、それは主観的ですよね。

木野:「考えにくい」って言葉と「わからない」って違いますよね、言葉として。

マコ:
でもう1個気になることは、
二巡目になってから福島県の地元のお医者さんたちが、甲状腺検査に加わるようになっているんですね。
講習を受けて。
なので、その地元のお医者さんからポロポロ漏れ聞く話を聞きますと、
たとえば汚染されている地域、
比較的汚染されている地域とそうでない地域の割合が違いすぎるということなんですね。
甲状腺に結節と嚢胞と呼ばれるものが何にもない、何にも見えない状態をA1判定というんですけれど、
そのA1判定がだいたい県全体とか各自治体で見ると4割ぐらいは何もない状態の子供がいるはずなんですけど、
比較的汚染度が高い地域は、
30人中二人とか、40人中一人とか、極端に少ない


平野:あー、少ないんですか

マコ:
はい、
ということを今二巡目で検査している先生方から聞くんですね。
で、自治体ごとに人数がどれくらいか、出しているんですけど、
自治体だと広いので、やっぱり、
全く汚染されていないすごく綺麗なところと、ちょっと濃度が高いですよね、というところが混在しているので、
丁寧にもう少し、評価していかないと厳しいんじゃないかということを、
地元のお医者さんたちがおっしゃっていました。

木野:
でも結局自治体によって濃度の差はあるんで、
ちゃんと疫学の専門家が見れば差は出るはずなんですけど、
なかなかその辺が上手くね、専門家がきちんとした評価ができていない状態ですね。
評価している先生はいるんですけれども、その人の話は聞かないとか、
という状態になっているので、ちょっと内容がというか、方向性がおかしな状態です。

水野:そうですか、

ケン:それを、公式としてね、発表するっていうことですよね。

木野:そうですね。

水野:
そうですね、意味が違ってきますよね。
最後にお一言ずつお聞きしたいんですけど、
来年この原発報道に対して、どこをチェックしてみていきたいと思ってらっしゃるか、
一言ずつお願いできますか?

木野:
個人的にいうと、避難解除の関係であるとか、
さっきも言ったように廃炉を前提とした福島の復興政策というのがどこに進むか?

水野:どこに進むのか

木野:
それをきちんと見ていかないといけないな、と。
それを踏み外すと新しい被害者を生みかねないので、その辺をチェックしないといけないと思っています。


水野:
本当にそこに住んでいいのか、人を戻していいのか?っていうところですよね。
ケンさんマコさんは?

マコ:
本当に福島の方々、若い方とすごく仲良くなっていろいろしゃべるんですけど、
今私たちは、原発事故があって日本の人たちは被害者ですけど、
きちんと調べてきちんと声を上げて怒らなければ、
未来に対して、子供たちに対して加害者になってしまう。

なので、今自分たちができることを本当に知る権利には知る義務・勉強する義務があるので、
勉強しないと、と思います。

ケン:勉強しないとね、ほんとやね。

水野:知る権利と知る義務という言葉をね、思わないといけないかもしれませんね。


続きを読む

<高浜のプルサーマル・40年期間延長・高温ガス炉・福島第一原発>小出裕章氏12/31報道するラジオ年末特番(文字起こし)


報道するラジオ年末特番
『もう、だまされないぞ!2014』


2014年12月31日

京都大学原子炉実験所 小出裕章助教

・高浜原発3、4号機のプルサーマル発電について
・高浜原発1、2号機の40年の期限延長
・高温ガス炉とは? 水のいらない原子炉
・福島第一原発の現在とこれから

http://youtu.be/tKn3AelBRBg?t=20m3s

プルサーマル発電 高浜原発
水野:
まず伺いたいのは、再稼動に向けて動く高浜原発についてなんです。
この高浜の3号機4号機というのは、
「プルサーマル発電を前提として再稼働の申請をした」
ということなんですが、
この「プルサーマル発電」というのは簡単に言うとどんなものでしたっけ?

小出:
「プルサーマル」という言葉は日本で作った造語なのです。
「プル」の方はプルトニウムの「プル」です。
「サーマル」というのはいわゆる「熱」という意味ですけれども、
このプルサーマル発電というのは、
「プルトニウムを現在普通に動いている原子力発電所で燃やしてしまおう」という計画のことです。


水野:
プルトニウムを、ま、一般の原子炉で燃やすということで、
何かリスク、危険性というのはないんですか?

小出:皆さん石油ストーブをお使いですね。石油ストーブの燃料は「灯油」です。

水野:そりゃそうですね。

小出:
「灯油」というのはいわゆる石油、
原油というのを汲み上げるわけですけれども、
その原油を精製していきまして、
ある成分は「灯油」にいく、ある成分は「重油」にいく、ある成分は「ガソリン」にいく
というふうに分けて出来たのが「灯油」なのですね。
それでその「灯油」を燃やそうとして石油ストーブというのは設計されているわけです。
でもその石油ストーブで、例えば「ガソリン」を燃やそうとすれば、

水野:えええぇー

小出:
火事になってしまうわけですね。
灯油に例えば、5%ぐらいガソリンか何かが混じってしまった、というのであれば、
爆発したり火事になったりしないかもしれないけれども、
ガソリンの量をどんどん増やしていけば、どこかの時点で火事になったりしてしまうわけです。

今日の原子力発電所というのは、「ウラン」という物資とを核分裂させてエネルギーを得ようと、
そのために設計された原子炉です。

水野:「ウラン」を燃やすための設計なんですね。

小出:
そうです。
で、「プルトニウム」という物質も長崎の原爆になったように、
ウランと同じように核分裂はするんですけれども、
核分裂の仕方がウランと少し異なるのです。
ですから、灯油とガソリンが同じ原油だったのに燃え方が異なるように、
ウランとプルトニウムも燃え方が異なる
のです。

で、ウランを燃やそうと設計した原子炉でプルトニウムを燃やしてしまおうというのが、
プルサーマルというもので、
本当はやってはいけない、のです。
石油ストーブでガソリンを燃やすようなことになってしまう訳です。

危険が必ず伴うということは、もちろん原子力を推進しているしている人たちも知っているわけで、
「プルサーマルといってもプルトニウムだけを燃やすんではないんだ」と、
「ウランの中にプルトニウムを少し混ぜるだけだからいいじゃないか」というのが彼らの言い分でして、
現在までのところ、「30%までは、まぁ入れてもいいだろう」というような話になっているわけです。

ただ、もともとやってはいけないことをやろうとするわけで、危険は必ず増えますし、
経済性も失われるということは、彼ら自身がもうはっきりと認めていることなのです。


水野:
じゃあ、一般の原発と違うプルサーマル発電のリスクっていうのはどういうものですか?
例えば、燃料棒がどの状態で溶けるか?とか、いろいろありますよね?

小出:
はい、
核分裂の連鎖反応をなんとかその制御棒で制御しているんですけれども、
「その制御がしにくくなる」ということもありますし、
「燃料が溶けやすくなってしまう」ということもあります。
おまけにプルトニウムというのは、ウランに比べれば20万倍も放射線の毒性が強い物質ですので、
そういうものを取り扱うと、あるいは事故も起こりうるわけで、
そのようなことを考えれば大きく危険が増加してしまうということになります。

水野:プルトニウムはウランの20万倍の放射線の強さがあるんですか?

小出:
生物学的な毒性というんですか、
同じ1gずつのウランとプルトニウムを持って来れば、「20万倍危険だ」ということです。


水野:
プルトニウムって、それこそ「近寄ったらどうなる」とかそういう言い方ってできるんですか?

小出:
プルトニウムという放射性物質はα線という放射線しか出さないのです。
ですから近寄ってもプルトニウムが外にある限りはあまり大きな危険は負わずに済みます。
ただし、100万分の1gを吸い込んでしまうと癌で死んでしまうというほどの猛毒物質ですから、


水野:
100万分の1gで、
100万分の1gを吸い込んだら死んでしまう

小出:
「吸い込んだ人が肺がんになって死ぬ」というのが現在の定説です。

平野:国の安全規制委員会は別の基準を、プルサーマルについては持っているんですか?

小出:持っていません。

平野:
持っていない。
一緒に審査、同じ基準で審査しているということですか?

小出:
そうです。
ただし、先ほども聞いていただいたように、普通の原子力発電所、
ウランを燃やそうとする設計の原子力発電所でプルトニウムを燃やしてしまうわけですから、
「3割以上入れてはいけないよ」とか、そういう規制はあるのです。
それ以外は、新しい規制基準もできましたし、その下で審査されることになります。


水野:じゃ、なんでそんな危険を伴うものをやるですか?

小出:
日本はこれまでプルトニウムという放射性物質を「高速増殖炉という原子炉の燃料に使う」と言ってきたのです。
福井県の敦賀にもんじゅという比較的小型の実験的な原子炉を作ろうとして、
「それがうまく動けばプルトニウムが燃やせる」というふうに言ってきた訳ですけれども、
もんじゅという原子炉は1兆円を超えるお金を投入しましたけれども、
未だに豆電球一つ付けることができないというほどの欠陥原子炉でして、
今後ももんじゅが動くことはあり得ませんし、
もんじゅという、高速増殖炉というプルトニウムを燃料にして使おうという、
その原子炉自身がもうほとんど絶望的な状況なのです。

ただし日本は「高速増殖炉でプルトニウムを使う」と言って、
すでに47トンものプルトニウムを入手してしまった。



水野:海外から?

小出:
日本の原子力発電所が動いて出来た使用済み燃料を、
イギリスとフランスの再処理工場というところに送りまして、
そこで使用済み燃料の中からプルトニウムを分離してもらいました。
つまり、日本の使用済み燃料の中からプルトニウムを分離してもらったわけで、
日の丸印のプルトニウムというものが47トンあるのです。

それでもし長崎原爆を作ろうとすると、
4000発分も出来てしまうのです。

ま、この報道するラジオのリスナーの皆さんがどうお考えか、私はよくわかりませんが、
何か、「日本は国際的に信頼を受けている」というふうに多くの日本人は思っているかもしれませんが、
そんなことは決してないと、私は思っています。
数十年前までアジアの多数の人たちに多くの苦難を与えた国であって、
そうとう怪しい国だと、多分外国からは日本を見ているはずなのです。
その国が高速増殖炉という原子炉に使うためにプルトニウムを取り出したんだと言っているけれども、
一向にその高速増殖をは動かない。
そのプルトニウムでいったん原爆を作ろうとすれば4000発も出来てしまうということは、
到底許されないことなのです。
それで日本は「使い道のないプルトニウムは持たない」という国際公約をさせられてしまいました。
でも「使い道がない」と言っても高速増殖炉はもう動かない訳ですから、
何とかしてそれの始末をしなければいけない。
安全性も犠牲になる、経済性も犠牲になるけれども、
もう普通の原子力発電所で燃やすしかないというところに追い詰められてしまった、ということなのです。


水野:
なるほど。
もう持って行きようはないけれども、国際的に何か処理しなければならない。ということなんですね。

小出:はい。


原発40年の期限延長

水野:
高浜原発につきましてはね、
1号機2号機は40年の期限を延長して動かす方向で特別点検に入っていますよね。
原発を40年を超えて動かすということの危険性はどういう風に見てらっしゃいますか?

小出:
原子炉の寿命というのは原子炉圧力容器という鋼鉄製の容器が決めるのです。
で、皆さん「鉄という金属」と「ガラス」をちょっと今頭に描いて欲しいのですが、
「鉄」は常温ではトンカチで叩いてもバリッと割れたりしないですね。
「ガラス」は簡単に割れます。
「ガラス」の方は脆性という性質、もろいという性質を持っている。
そして「金属」の方はのびる延性という性質を持っている。
というふうに、普通はみなさん思っているし、そのように学者たちも言っているわけですけれども、
でも「鉄」も、温度をどんどんどんどん低くしていくと、ある温度以下では脆性になるのです。
ガラスのような性質になってしまうのです。

つまり脆性から延性に変わる温度というのが、ガラスと鉄では違っていて、
常温ではガラスは脆性だし、鉄は延性だという事になっているのですが、
原子炉が動いて、原子炉圧力容器という鋼鉄が被ばくをしていきますと、
脆性から延性に変わる温度がどんどんどんどん上がってくるのです。
例えば高浜の1号機というのは、すでに脆性から延性に変わる温度が95度になっているのです。
つまり常温、今の10度20度30度という温度の時は高浜の原子炉圧力容器はもうガラスなのです。
ですから何かあればもうバリッと割れてしまうという状態になっているわけです。


本当にそんなことが許されるかどうかということなのですけれども、
原子力を進めようとする人々は、
「原子炉を運転している時には原子炉の中の温度は200度300度になっているから、
ちゃんと延性だ」と。
「だから運転してもいいんだ」と、そういう考え方なのです。


しかし、何か事故があって原子炉を冷却しなければいけないということになると、
緊急炉心冷却水というのを入れるのですけれども、それは冷たい水なのです。
ですから事故になって冷たい水をいきなり入れた時に、
「95度以下ならガラスだ」という高浜1号機の原子炉圧力容器が、
本当にバリッと割れないという保証ができないのです。


ですから私はもう、40年も経った原子炉は、本当であればもう運転を停止して、
困難でありますけれどもこれからなんとか廃炉という作業を始めなければいけないと思うのですが、
電力会社の方はもうとにかく今あるものが動けば儲かるということで、
動かしたいということなのだと思います。


平野:最大20年もの延長を認めるというような国の方針のようですね。

水野:これなんで20年という期間がまた出てくるんですか?科学的にはどういう意味があるんですか?

小出:米国がそう言ったからです。

水野:
米国、ですか。
「60年は大丈夫」とか、そういう科学的な根拠はないんですか?

小出:
要するに、危険はどんどんどんどん増えてくるということはわかっているわけです。
でもどこまでならいいか、というのは、科学的に決めるのではなくて、
社会的あるいは経済的な判断で決めているわけです。

平野:延長のコストもまた1基100億単位でかかるみたいですね。

小出:
そうです。
大変なことになると私は思いますし、こんな古い原子力発電所を動かし続けるよりは、私はある時点で、
いつか諦めなければいけない時点がくるわけですから、
今の時点であきらめれば、改造工事も必要ないわけですし、
経営判断としても私はその方がいいのではないかと思います。


水野:なるほど。

高温ガス炉
平野:
今政府は、例えば中東などの新興国に高温ガス炉の開発を売り込んでいると聞いてですね、
高温ガス炉ってなんだろうと。
なんか砂漠の中に作って水のいらない原子炉だというふうに政府が売り込んでいるようなんですけれども、


小出:
今日まで長い原子力発電の歴史があって、いろいろな形の原子炉が作られてきました。
例えば、一番初めに発電をした原子炉は、実は高速増殖炉だったのです。
もちろん実験的な小さな原子炉でしたけれども、高速増殖炉でした。
その高速増殖炉というのは、炉心をナトリウムという物質で冷やそうとする原子炉です。
もんじゅもそうで、簡単に事故になってしまったし、
人類初めて発電をした高速増殖炉EBR2というのですけれども、
それも事故を起こしてやはり動かなくなってしまった訳です。

そのほかに炭酸ガスで原子炉を冷やそうとする原子炉もありました。
日本が一番初めに導入した東海第一原子力発電所は炭酸ガスで冷やそうとしていました。

それから、今日ほとんどの原子炉は水で冷やしているのですね。
なぜ水で冷やす原子炉が残ってきたのか?といえば、
水という物質がものを冷やすためにはものすごく便利でいい物質だからです。

比熱が1ということで、他の物質に比べれば物を冷やす力がものすごく高いですし、
放射線を浴びても放射性物質を作るという割合が大変少ないし、
何か事故があっても透明ですので、例えば炉心の中を上の方から見るということもできるし、
使用済み燃料のプールだって、上から覗けるということで、
水というのは大変便利だから、今日まで開発された原子炉の中で水で冷やす原子炉が残ってきたのです。

ただし、水というのはですね、
現在の原子力発電の原子炉ですけれども、せいぜい300度ぐらいの温度にしかできないのです。
それ以上温度を上げようとすると燃料が溶けてきてしまう危険がどんどん増えてきまして、
高浜もそうですし、関西電力が使っている加圧水型という原子力発電所でも、
水の温度はせいぜい340度にしかできないし、
タービンに送る時の蒸気の温度というのは260度、あるいは270度ぐらいしかならないのです。
そして、そういう蒸気でタービンを回そうとして発電をするわけですけれども、
そんな温度の蒸気だと、エネルギーの3分の1しか電気に変換できない。
残りの3分の2のエネルギーは、もうただただ捨てるしかないということになってしまいまして、
今はその熱を「海を温める」ということのために、
実に馬鹿げたことに使わざるを得ないことになっているわけです。
だからなんとか熱効率を上げようとすれば、
もっと高温の物質を冷却剤として使う以外にないということになるわけですし、
そのために昔から「ガスで冷やそう」ということは構想されてきたわけです。

とくに300何十度の熱では、単に蒸気タービンを回すぐらいにしか使えませんけれども、
もし、800度、900度、あるいは1000度というようなガスを使うことができるなら、
製鉄にも使えるじゃないか。
熱効率も上がるじゃないか。
とにかく「いいものだ」「いいものだ」とずっと言ってきて、
高温ガス炉の開発ということにもこれまで随分力を注いできたのです。

でも、そんな高温を維持できるような材料そのものがとても難しい、ということがあって、
なかなか実用化できないまま今日まできているのです。

日本だって高温ガス炉なんて、もちろん作ったこともないわけで、
東海村で実験的な高温ガス炉が、ま、小っちゃなものが動いているというだけです。

これが本当に実用化できるのか?
本当に事故を起こさないのか?ということはまだまだ検証しなければいけないことであって、
簡単に海外に売り込むなんていうことは、もちろんできません。



水野:
でも、日本原子力研究開発機構が
炉心溶融を起こさない原子炉である」という風に説明している
ようですが、


小出:
(笑)ま、実に馬鹿げたことだと思いますが、
例えば今日の原子力発電所でも
「炉心溶融なんて決して起きない」と原子力を推進してきた人たちは言ってきたのです。
様々な事故が考えられるけれども、様々な対策がとってある。
先ほどもちょっと聞いていただきましたけれども、
水が抜けてしまうような時には緊急炉心冷却水というのが必ず入るから、
絶対に炉心溶融なんか起きないというように言ってきたわけですけれども、
やはり炉心溶融は起きてしまったのです。
高温ガス炉でも「安全だ」「安全だ」という宣伝はこれからもずーっと私たちは聞かされると思いますけれども、
完璧に安全だなんていう機械はもちろんありませんし、
時と場合によっては大きな事故も引き起こせざるを得ないというのが機械だと思っていただきたいと思います。


福島第一原発の現在とこれから
水野:
最後にリスナーの方が、
「福島第一原発はもう危険じゃないんでしょうか?まだ汚染物質は出ていますか?」
って聞いていらっしゃいますが、

小出:
もちろん出ています。
大気中にも毎日放射性物質が放出されていますし、
海にはもう、福島第一原子力発電所の敷地の中全体が放射能の沼のようになってしまっていて、
そこを地下水がどんどん流れていますので、
今現在も海に向かって放射性物質がどんどん流れて出て行ってしまっています。

なんとかそれを少しでも食い止めようとして、
多分6000人ぐらいの労働者が今現在も働いていると思いますが、
その労働者は東京電力の社員ではなくて、
下請け、孫請け、またその下請け孫請けというように、
8次9次10次というような下請け関係で雇用されている本当に底辺の労働者たちが、今苦闘しているのです。
でも、放射能を海に流さないということが本当にできるのか?と問われてしまうと、
大変難しいだろうと私は思います。

なんとか食い止めよう、なんとかタンクで保管しようとしてやっているのですけれども、
いつかそう遠くない時点で、
私は汚染水を「意図的に」海へ流さざるを得ない日が来るのではないかと、危惧しています。



水野:
はぁ〜。
「意図的に」流さざるを得ない。

小出:はい。

水野:
4号機の燃料取り出しが終わったわけですけれども、
これからまだ様々な困難があると思いますが、
他に危惧してらっしゃる大きな困難はなんですか?

小出:
4号機の使用済み燃料は、まずは大変私は心配していました。
最近になってもまだ余震が起きているわけで、
4号機という原子炉の原子炉建屋は、半分爆発で吹き飛んでしまっていて、
使用済み燃料プールが宙づりのような状態になっていました。
そのプールの底には広島原爆に換算すれば
1万4000発分にも相当するようなセシウム137が沈んだままでしたので、
余震で原子炉建屋がさらに壊れるようなことになれば、
大変な量の放射性物質が噴き出してきてしまう恐れがありました。
東京電力もそのことを承知していて、
なんとか4号機の使用済み燃料プールから一刻も早く使用済み燃料を
少しでも危険の少ないところ、共用燃料プールというのですが、
そこに移そうという作業を昨年の11月に初めまして、ようやくにそれを終えてくれたのです。
本当に私はホッとしました。

これが一応この危機を乗り越えたので、
大量の放射性物質がこれから大気中に吹き出してくるという可能性はずいぶん小さくなったと、
私は胸をなで下ろしているところです。

ただし、まだ1号機にも2号機にも3号機にも使用済み燃料プールがあります。
そのプールの底に使用済み燃料が眠っていますし、
1号機から3号機までは、原子炉建屋の中が猛烈に汚されてしまっていて、
未だにプールに近づくことすらができないのです。

でも、なんとしてでもプールの底から使用済み燃料を取り出して、
少しでも危険の少ないところに移さなければいけませんので、
これからその作業をやらなければいけません。

またたくさんの労働者が被曝をするでしょうし、
作業の中で何かトラブルでもあって、放射性物質がまた環境に出てくるということも有り得るだろうと思います。
十分注意してやらなければいけません。

そして、仮にそれがうまく済んだとしても、
1号機から3号機は、すでに原子炉の炉心が溶け落ちてしまっているのです。
その溶け落ちた炉心がどこにどのような状態であるのか、
未だに誰も知らないのです。
なぜかといえば、現場に行くことができないからです。
なんとかロボットを行かせて情報を得ようとしてきたのですけれども、
ロボットも放射線に弱いがために、送り込んだロボットが戻ってこられなくなる、
ということを今日まで繰り返しています。
これからもなんとか炉心の状態を知ろうとして、様々なことをやらなければいけないと思いますが、
もし分かったとしても、じゃあ何ができるか?というと、
なかなか難しいいだろうと思います。

国や東京電力は「いつか炉心をつかみ出してどこか別な安全な場所に移す」
というようなことを言っているのですけれども、
私は多分それは、何十年かかるんだろうか、と心配しています。


水野:はい、小出先生どうもありがとうございました。

小出:ありがとうございました。



http://youtu.be/tKn3AelBRBg?t=44m20s



ーーー

私は水野晶子さんと小出先生のやりとりが大好きです。
年の初めのブログが報道するレジオの文字起こしになって、とても嬉しいです。

2014年12月31日が終わろうとしているその時、
私の家はグラッと揺れました。
23時49分頃 千葉県北西部 M4.2
そして、年が明けて2015年になった途端に、今度は窓がガタガタうるさい。
外はものすごい強風が吹き荒れている。
いつもは聞こえるお寺の除夜の鐘の音も風の音でかき消されて聞こえない。
1月1日の昼
まるで吹雪のように雪が舞った。
元旦の東京ではとても珍しい事です。

2015年、
今年もいろんなことが起こりそうだと思ってしまいましたが、
前向きに、明るく元気に、本当のことを見つけるために、
負けないで、力強く生きていきたいと思います。

こんなふうに元旦から気合を入れたのは初めてのような気が…。






続きを読む