<急性白血病>原発事故前年から4年間の全国医療機関診療実績結果(2010年度〜2013年度)

原子力発電所が爆発して放射性物質を大量にばらまいた影響によって、
急性白血病は増えているのか?

全国の大手医療機関が厚生労働省に提出している資料をまとめたサイトがある。
そこには原発事故前の2010年度の実績から報告されていたので、
事故前の2010年度、事故のあった2011年度、事故後の2012年、2013年度と、
4年間の急性白血病の医療機関診療実績についてまとめてみた。

2010年度〜2012年度
http://www.senmon-i.com/dpc/130010.html
2013年度
http://caloo.jp/dpc/disease/1229

以下私の作った表は、上記のページのデータを全てコピーして、エクセルに貼り付け、合計を出して作りました。
10件以下の病院は公表されていないなどの理由などから、合計数は実際の診療数よりも少ないはずです。


※年度ごとの集計なので、福島第一原子力発電所が爆発したのは2010年度末の3月になります。
2010年度=2010年4月〜2011年3月(2010年度末に原発事故)
2011年度=2011年4月〜2012年3月
2012年度=2012年4月〜2013年3月
2013年度=2013年4月〜2014年3月
※24時間以内に死亡、診療件数10件未満は数字に含まれていません。


(クリックすると大きく見ることができます↓)
急性白血病診療実績

急性白血病データ


2010年度 2011年年度 2012年度 2013年度 2013/2010
福島県 108 → 87 → 79 → 230 → 213%
栃木県 363 → 418 → 340 → 322 →  89%
東京都 1770 → 2135 → 2366 → 2342 → 132%
千葉県 449 → 430 → 529 → 576 → 128%
神奈川県 686 → 1024 → 964 → 1062 → 155%
山形県 121 → 117 → 172 → 135 → 112%
埼玉県 266 → 336 → 590 → 757 → 285%
群馬県 113 → 178 → 267 → 350 → 310%
宮城県 191 → 236 → 196 → 241 → 126%
岩手県 161 → 154 → 186 → 196 → 122%
茨城県 251 → 309 → 351 → 324 → 129%

全国  12820 → 15498 → 17015→  18167→ 142%

栃木県は2011年に363→418と増加するが、その後原発事故前よりも減少。
福島、神奈川、埼玉、群馬県が全国よりも高い。
福島県は事故の年とその翌年件数が減っているが3年目に79→230と291%増となっている。



関東東北以外の都市
急性白血病大都市
2010年 2011年 2012年 2013年 2013/2010
愛知県 895 → 1138 → 1208 → 1178 → 132%
大阪府 869 → 1210 → 1393 → 1623 → 187%
福岡県 686 → 755 → 722 → 767 → 112%
沖縄県 101 → 111 → 111 → 110 → 109%
北海道 449 → 628 → 728 → 830 → 185%

大阪と北海道が高い。
沖縄、福岡は原発事故前とほぼ同じ。


放射性物質が飛んだのが少ないかな?
原発がたくさんある、とか、大した意味はないけれど、適当に選んだ県
急性白血病西日本
2010年 2011年 2012年 2013年 2013/2010
和歌山県  145 → 173 → 139 → 219 → 151%
鳥取県 118 → 139 → 180 → 164 → 139%
石川県 103 → 101 → 132 → 107 → 104%
三重県 218 → 187 → 186 → 181 → 83%
香川県 75 → 113 → 109 → 105 → 140%
福井県 58 → 80 → 126 → 157 → 271%
山梨県 73 → 65 → 52 → 72 → 99%

和歌山と福井が高い。
三重、山梨は原発事故前よりも減少。
石川はほぼ同じ




平成22年度(2010年度)〜24年度(2012年度)
日本の名医検索サイト専門家ナビ
治療数・手術実績数からみる病院ランキング


平成25年度(2013年度)
全国病院別治療実績・手術件数 Caloo (カルー)

どちらのサイトもデータ元は厚生労働省の公表しているDPC資料 (※注)
治療・手術実績を一般人がわかりやすいようにランキング形式に再集計したもの

(※注)DPC(Diagnosis(診断) Procedure(手順) Combination(組み合わせ))の略。従来の「出来高払い方式」と異なり、傷病に対する治療や手術の有無などを14桁のDPCコードと呼ばれる区分に分類し1日あたりの定額点数を算出、医療費を計算する方式
DPC(診断群分類包括評価制度)対象病院とは、主に大規模な医療機関を対象とした医療費の定額支払い制度を採用している医療機関。全国に1802病院(平成25年度)存在し(準備病院含む)、治療実績・手術件数が公開されている。

このデータの問題点
このデータは保険適用外の治療(自費診療、出産、自賠責、労災など)や一般病棟(DPC対象病棟)以外への入院などは集計対象外。
また、10症例未満は集計対象外となっており未実施(0件)と区別することができません。


それぞれの年度の4月~3月までの退院患者 数

集計対象外としたもの
症例数が10症例未満及び0件のもの
診療録情報の重複提出
レセプトデータの不足
在院日数1日以下
外泊>=在院日数
年齢0歳未満120歳超
入退院年月日の誤り
1日当りの点数が1200点未満
自費のみ、保険と他制度の併用及び臓器提供者等
一般病棟以外のと移動(入院あり)
24時間以内の死亡
特定入院料なしで入院基本料0点以下
治験の実施
移植手術あり
平成24年3月31以前入院の患者
厚生労働大臣が定めるもの
生後7日以内の死亡
DPC該当せず
同日再入院
上記以外に「輸血以外の再掲」は手術数集計の対象外とした。

平成26年度 第5回 診療報酬調査専門組織・DPC評価分科会
平成25年度第7回診療報酬調査専門組織・DPC評価分科会
平成24年度第5回診療報酬調査専門組織・DPC評価分科会
平成23年度第9回診療報酬調査専門組織・DPC評価分科会



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