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11.04
Wed

原子力規制委・田中委員長vs南相馬市・桜井市長(2015.10.29)


https://youtu.be/1NnPsOTgrXM?t=54m53s
南相馬市・桜井市長:

南相馬の除染の問題について言えば、金額的にも直轄の20km圏内と20km圏外、市が除染しているんですけれども、合わせて多分3000億を超えるんですよね。

規制委・田中委員長:
それはもう多分「兆」の単位ですね。

南相馬市・桜井市長:
ここで単独だから、単独でそのくらい。
飯舘では4000億ぐらいになるって僕は聞いていますが、その範囲です、多分。
ま、こういう可能性のある問題ですからね。
現実的には我々はその問題に対応せざるを得ない状況に追い込まれている立場ですから。
それと、住民の生活を立て直す、生活を再建させるということと共存していかなければいけない話なんですよ。
この除染というか、線量を低下させる問題で。
だからここはあくまでも、起こってしまった現実と、我々生活を再建しなければいけない側の立場からすれば、規制委員会として今後のあり方についてもやっぱり議論すべきじゃないんですかね?


規制委・田中委員長:
あの、言わんとしていることは理解できないことはありませんけども、やっぱり一つの我々が与えられた法律で与えられたミッションというものがありまして、その範囲を超えてやるっていうわけにはいきませんので、範囲内で出来ることをやるっていうことしか申し上げられない。
で、あのー、現実にこの事故によって環境がこれで汚染されたっていうことも事実です。
ですからこれをどういう風に、できるだけですね、元どおりには戻らないけれども、その中でどうするか?っていうことで我々なりに協力をしてきたっていうところを、今日はお話しさせていただきました。

でも、ま、「それでもなおかついろいろ言いたいことがあるよ」っていうことは、それはよくわかります。




https://youtu.be/1NnPsOTgrXM?t=57m2s
南相馬市・桜井市長:
桜井7

絶対的な全体的な問題の除染についてお話ししますけれども、
先ほど委員長の方から出していただいたように、放射線相談員の問題だとか、国庫基金の問題であるとか、あれですね、人間を立て直す心を再生する問題と、当然向き合っていかなければならないわけですね。

南相馬は多分、自殺者。
全体的にはこの原発事故によって増えた自殺者が一番多いんです。

これは、たとえば20km圏内で我々みたいな世代であっても、たとえば50代の世代であっても、家庭を支えていかなければならない人たちが与えられる賠償金、ある程度もらえる中で生活できるんじゃないかと思っても、精神的にはストレスを抱えて残念ながら自殺をしてしまうという現実もあるわけですね。

こういうことに対するケアっていうのも、起こった事故だからこそ起こらないようにしていかなければならないし、今だって孤独死の問題とか、仮設での孤立死の問題というものについても、我々は日々、相談員というか、支援という形で回っていてもそういうことが起きるんですよ。
だからこういうことはやっぱり二度と起こしてはならないし、これ以上自殺者なんて出してはならないし、そういうことがこの事態の中で起きたという現実を踏まえて、やっぱりもっと心の問題、市民の生活再建に向けての心の問題に対しても、国に対して言って、指導というか、すべきではないんでしょうか?



規制委・田中委員長:
田中7

おっしゃる意味から言えば、具体的に言えば、安心安全の施策を検討させていただいた時も、心の問題に寄り添うということも含まれているわけです。
だからそれをどう捉えていただくか、というのはぜひそういう我々の趣旨を理解してやっていただきたい。
現実に起こっていることはその通りだと思いますし、それを否定する根拠も何もありませんので、そういうことなんです。

それで、規制委員会というのは小さな役所ですし、ある程度の●は限られています。
でもまあ、たまたま国会議員で私がこう言ったのをいただいたのをあって、こういった相談制度とか、過疎化交付金というのを具体化できたというのについては、私は良かったと思っています。

個人的に言えばこっちでボランティアで除染のお手伝うをしたりいろんな相談に乗らせてもらった時の方が楽だったです。
でもそうはいかない。
それだけじゃ多分福島はだんだん汚染されるだろうという考えもあって向こうの職を受けたっていうのもあります。
そういう個人的なものを言えばきりがありませんので、それはそういうつもりで。
わたしも72になりましたから、いつまでもそんなに働きたくはないんですけれども、そういうところもあります。
これはちょっと余計なことです。



https://youtu.be/1NnPsOTgrXM?t=1h21s
南相馬市・桜井市長:
ミッションとしては委員長も私も同じミッションの中にあるんだろうと思います。
現場が違うだけで。

市民の生活、命を支えなければいけない。
国の原発政策に対して意見を述べていかなければいけない。
結果的には国民なり市民の安全を守っていかなければいけないという理由では同じミッションにあるんだと思います。

そこで先ほど委員長の方から過疎化交付金の話を出していただきましたけど、
過疎化交付金があれば本当に使い勝手が良くて、住民の生活を再建するために絶対にこれは自治体に優先権をあげて、実際の思いのまま使わせるような制度に、本当にしていただきたいなと。
これは多分他の自治体からも出ているんだと思いますけれども、

規制委・田中委員長:
おっしゃる通り、国のお金で、交付金といえど、なかなか●も大変だし使い勝手も悪いんだ、それはぜひそういうことを具体的に言っていただきたい。
それでいま「それはダメですよ」とは言わないで、「こういうふうにすれば使いますよ」というような知恵を出すことは、これから生活支援チームに対しても申し上げたいと思いますけれども。
それは、そういうことはぜひそういうことを訴えて伝えていただきたいと思います。



https://youtu.be/1NnPsOTgrXM?t=1h1m50s
南相馬市・桜井市長:
桜井8

ありがとうございます。
なぜこういうことを申し上げたかっていうと、
一番最初に私が申し上げたように20km圏内の避難指示解除にあたっては、最も住民に対して安心感を持っていただけるような政策展開、事業展開をしていかなければならないんですね。
ですので20km圏内は一番、ある意味で不利益を被った住民なので、この人たちが「再建していくんだ」っていう気持ちになるようなものにしていかなければならないし、特に私は子供の、子育て世代が、例えば双葉未来学園に象徴されるように、「子供たちがここで勉強した方が有利な勉強ができる」とかですね、そういうことも含めて、教育予算にドンとこれ(過疎化交付金)が使えるとか、というものになっていかないと、行政、たとえば福島に避難したりとか仙台とか、郡山とかのほうが環境がいいじゃないか。
わざわざここまで戻ってこなくてもいいよという人たちがいるんですね。

だから、本来であれば、ここに来たほうがもっともっと有意義な子育てができる。
ま、全体的に放射線量の問題はあると思うんですよ。
我々は要望も了解したのはそういうことなんですよ。
他ではできなくてもここだったら子育てが皆さんできるでしょ。
そういう具体的な、お母さん世代が安心できるような使い方がこの交付金によってできれば、我々としてもスーパーteacherをどんどん呼んで、ここで、例えば福島や仙台でできないような教育者を招聘して、私はそこで勉強したいと思えるような事業展開をしたいんですよね。
こういうことも含めて、やっぱり被災はしたけれども、ここでやっぱり生きてたほうが良かったねって言えるようなものをあげていかないと、求心力になっていかないし、
ぜひ、委員長のほうからもこういうことを考えている我々、若い世代を戻したいという思いでやってますので、


規制委・田中委員長:
私もそういうつもりでこういうお金を使っていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
で、なにかありましたら、随時は●くんが福島におりますので、一緒にぜひごにょごにょ。





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11.04
Wed
原子力規制委・田中委員長vs南相馬市・桜井市長(2015.10.29)

https://youtu.be/1NnPsOTgrXM?t=50m26s
南相馬市・桜井市長:
ありがたいといえばありがたいんですが、少なくても国も県も機能しなかったんですよ、福島の震災の場合は。



規制委・田中委員長:
いや、現実にはそうです。


南相馬市・桜井市長:
桜井5

で、機能しなかった最大の原因は、「10km圏外は避難計画を作っちゃいけない」と言われて指導を受けてきたんです、旧原町時代は。
それは「住民に不安を与えないために」と。

でも現実的には10kmとか20kmとか30kmとか線引きしたところで関係ないんです、起こっちゃえば。
住民はすぐに逃げ出します。
我々としては経験値を踏まえて、ましてや病院も30km圏内に入院患者を置いていけないと言われましたから、国が。
みな30km圏外の33kmにある厚生病院まで入院患者をゼロにしろと言われましたから。

これによってバタバタと死にました。
6ヶ月間で250人死んだんですから、ここは。

それぐらいの医療拠点だったんですよね。
介護もそうです。

ですから、こういう住民の命を預かる立場からすれば、原発という問題について言えば、もう危ないレベルとして考えているんです。
住民も全くそうです。
その時に「危なくないんだ」とどこまで言えるのか?

避難計画を作らなきゃいけないようなエネルギー政策に対して今後とも推進しろなんていう事をどうして言えるのか?というのがよくわからないんです。
教えていただきたい。




規制委・田中委員長:
田中5

いやー、それはですね、私どもはそういう事故が起こらないようにという事を、福島の事故とかを踏まえて規制していく立場で、それをどうするか。
「原発を使うのか使わないのか」っていうのは、住民とか事業者とか国とかの判断でやっていただく事で、これは私の方から申し上げて、私の立場から「使うべきだとか使わないべきだ」とかっていう議論をするような状況にはないので、そこはこれ以上議論をしても多分何も起こってこないという事をご承知おきいただきたい。



https://youtu.be/1NnPsOTgrXM?t=52m46s
南相馬市・桜井市長:
はい、それについてはありがとうございます。
例えば官房長官の「委員会が(OKを)出したから大丈夫なんだ」
委員会では「安全性については判断しない」ということですよね?

これに対してどこが、我々は根拠としてじゃあ、この原発の問題を考えていったらいいんですか?



規制委・田中委員長:
いやあの、その「安全性について判断しない」っていうことなんか言ってませんよ。
あの、「福島の事故のような過酷な事故が起こるような可能性があるんだったら、私は原子力発電はやめるべきだと、使うべきではない」ということを国会でも再三申し上げました。
総理の目の前で申し上げています。

ですからそういうことが起こらないレベルまでの規制ですよ。
そのためにごにょごにょぐらいごにょごにょです。
多分事業者は大変な、「ここまで●でなんでそんなことを」っていう抵抗がすごいですよ。
でもやっぱり、それはやっぱり「福島で事故を起こしてしまったでしょ」っていうことで、我々としてはそういうつもりでやっています。

「でもやっぱり心配だから嫌だよね」っていうことでやめるかどうか、っていうことは、我々はそこまでは判断しないっていうことなんです。
ですから、「規制」っていう名前だからってそういうことっていうことなんです。
ぜひそこはご理解、正確にご理解いただきたい。

あのどうも、言葉を端折っていろいろ報道されますので、そういうことが、市長がおっしゃるような理解が一般的だというこのも知った上で今もうしあげています。
ただ直接今目の前におられるので、そういうことを聞かれたので。



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