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11.07
Sat



記者
福島の甲状腺ガンの発症率が昨年11月で男子で90倍ですが。
この調査結果を活かした上で国として早急に予防的措置を取るべきだと思いますがいかがでしょうか?

丸川珠代
非常に重要な知見が積み重ねられていくことがまだ必要な分野だという理解がございます。
専門家のご意見にきちんと耳を傾けていきたいと思っております。





環境大臣
環境大臣

環境省
丸川大臣記者会見録(
平成27年10月27日(火)10:36 ~ 11:00 於:環境省第1会議室)



政野:
フリーランスの政野と申します。2点お聞かせください。
福島の甲状腺がんの件ですが、甲状腺がんは国際的に男性の方が女性より多く、大人に多く、子供にはめったにないということが知られております。
国立がんセンターの調査によれば昨年11月の時点で、男性で90倍、女性で50倍、平均して60倍であるというデータが出ていて、スクリーニング効果だけでは説明がつかないということを調査をされた一人である津金昌一郎さんが、環境省の会議だったとは思いますが、いらっしゃったと思います。
スクリーニング効果は実際にあったとしても2、3倍から5、6倍であって桁が違う61倍となってますが、実際には男性の方が多いので90倍、それが昨年の時点の20歳以下の福島の子供たちの状況なのですが、現在の大臣の受け止めをお願いします。

丸川:
県民健康調査を進めさせていただいておりますが、震災からまもなく5年というところで非常に重要な時期であると思っております。専門家の先生方のご意見もよく伺いながら、調査の推移を注視したいと思います。

政野:
もう1点は、同様のことですが、最近原子力産業の低線量の長期被ばくを30万人を対象に英国、フランス、そしてアメリカのデータを基に調べたところ、その調査の結果白血病以外のいろいろながんで増加が見られたという結果が出てきまして、イギリスの医療雑誌BMJに掲載されたばかりです。
こういったデータが出ている中で、20mSv以下になったらば帰還していいという政策が国としてとられていまして、それがまさに放射性管理区域、低線量どころか高いレベルだと思うのですが、大臣として今後どうするおつもりでしょうか。
今年2月の専門家会議の中間報告を受けて今後対応を考えていく方向になっているかとは思いますが、その中では初期線量について、さらに把握すると言っていますが、帰還してしまうと低線量の被ばくが継続してしまいますので、初期のものだけの把握ではすまないと思うのですが、この点についてご所見をおねがいいたします。

事務方:
初期被ばくの関係ですが、中間取りまとめに書いてあるのは事故後の放射性ヨウ素の被ばくを出来るだけ正確に計る必要といいますか、いろいろなデータがまだ十分に集めきれていないということで、初期の線量を出来るだけ精緻化するといった趣旨が書いてあると理解をしております。
私どももそういった研究事業をやっているという状況でございます。
一方で、帰還された方で線量を把握したいという方については、私どもの事業で個人線量計の配布などをしておりますので、そういった中で線量を計られるということになっております。

事務方:
補足させていただきますが、ご指摘のあったいろいろな調査研究があるということは私たちも承知しております。
そういった調査研究自体もいろいろなものがございますので、しっかりと検証して今後に活かしていくという基本的な姿勢は環境省は持っておりますので、そういった中で対応していくというふうに考えております。

政野:
大臣、今のを受けていかがでしょうか。
要は被ばく調査の目的としては予防的措置を国が取るために専門家が行うものです。
そこで子供の男子については90倍という昨年の11月のデータですが、そうすると早急に国として調査結果を活かした上で予防的措置を取るべきだとは思いますが、いかがでしょうか。
今のお答えだと、知りたければガラスバッジをあげますとか、今後もなどすごくゆったりしていると思うのですが、そういった不信感を拭えない限りは、どのように帰還を進めても、例えば処分場を造ろうとしても無理だと思うのですがどうでしょうか。

丸川:
帰還されるにあたり、それぞれの皆様がどのような判断をされるのかという要素の中の、大変重要な一つであるという認識を持っておりますし、皆様の安心、安全に応えていく努力というのは、引き続き行わせていただきたいと思っております。専門家の方のご意見というのは非常に重要な知見が積み重ねられていくことがまだ必要な分野だという理解がございますので、そうしたものにもきちんと耳を傾けていきたいと思っております。


知見
知見を積み重ねる…



ーーー


福島だけじゃない!近県汚染地域は野放し状態
甲状腺検査さえ全くしていない自治体がほとんどだ…



で、検査した自治体の結果は↓
千葉県柏市甲状腺検査「173人中、B判定6人とC判定11人で1割になる異常な数字」11/6原子力規制庁前抗議(文字起こし)


茨城・栃木・群馬・東葛地区・奥多摩などの子供達は完全に見捨てられている。






<甲状腺癌>「日本全国と比べ最も高いところで約50倍、低いところでも20倍の多発が起こっている」津田敏秀教授会見10/8(文字起こし)






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11.07
Sat


配管から汚染水漏れ 第1原発2号機・原子炉建屋内
福島民友 2015年11月06日 10時06分
 
東京電力は5日、福島第1原発2号機原子炉建屋内で、建屋地下にたまった高濃度汚染水を移送する配管から汚染水が配管周辺の建屋内に漏れたと発表した。
東電によると、漏れた汚染水は少なくとも225リットルに上るという。既に漏れが収まり、汚染水が建屋内にとどまっていることから東電は「環境に影響はない」としている。
配管の外観に目立った破損は確認できず、今後原因を詳しく調べる。

東電によると、同日午前0時10分ごろ、建屋内で汚染水漏れを知らせる検知器が作動したため、2号機と3号機の原子炉建屋内からの移送をそれぞれ停止した。

作業員が確認したところ、配管の外側を覆うビニール製のシートから汚染水が滴状に落ちていて、床に設置された検知器周辺の囲いや囲いの外側に汚染水約225リットルがたまっているのを発見した。
床に空いた穴から汚染水が建屋地下に流れた可能性もあり、漏れた全量は不明という。
移送停止してから約2時間20分後に滴の落下は止まった。

床から採取した汚染水の濃度は、放射性セシウムが1リットル当たり250万ベクレル、ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質が同3200万ベクレルだった。






福島第一原子力発電所の状況について(日報)【午後3時現在】
2015年11月6日 東京電力株式会社

※11月5日午前0時9分頃、2号機タービン建屋に設置されている滞留水移送設備の漏えい検知器が作動した。
このため、午前0時11分に2号機タービン建屋から高温焼却炉建屋への滞留水の移送を停止、午前0時12分に3号機タービン建屋から高温焼却炉建屋への滞留水の移送を停止した。
当社社員が現場確認した結果、滞留水移送配管の下部に設置してある約2m×5m×5cmの堰内に高さ約2cmの水たまり、堰外に約5m×5m×1mmの水たまりを確認した。
また、当該配管は塩化ビニールシートで覆われており、そこから数秒に1滴程度、堰内に滴下していたが、配管を覆っている塩化ビニールシートには、水が残っているものの、午前2時30分現在、水の滴下は停止している。
確認された水たまりは、2号機タービン建屋内に留まっており、環境への影響はないと考えている。
 
水溜まりが確認された箇所の現場調査を実施し、水溜まり箇所の上部には、4本の滞留水移送配管が敷設されていた。
そのうち3本の配管に巻きつけていた塩化ビニール製シート※内に水が溜まっていることを確認した。
水溜まりのあった床面および塩化ビニール製シート3箇所の水のサンプリング結果は以下の通り。

    セシウム-134 セシウム-137 全ベータ (単位:Bq/L)
床面   2.5×106   1.1×107   3.2×107
配管A  4.0×106   1.8×107   5.5×107
配管B  2.2×106   9.5×106   5.1×107
配管C  3.2×106   1.4×107   4.0×107

※塩化ビニール製シート
配管からの漏えいを速やかに検知するため、漏えいした水を漏えい検知器に導く目的で、あらかじめ設置したもの。当該シートは4本の配管全てに設置している。

※3号機使用済燃料プールにおける燃料交換機の操作卓等の落下事象について、11月5日採取した使用済燃料プール水の放射能分析結果は以下の通り。

・セシウム-134  1.1×105Bq/L
・セシウム-137  4.9×105Bq/L
・コバルト-60   6.7×102Bq/L

前回と比較して有意な変動はなく、燃料破損の兆候は確認されていない。







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11.07
Sat



川内原発、モニタリングポストに設計ミス=電力不足で停止も-検査報告
時事ドットコム 2015年11月6日

東京電力福島第1原発事故を受けた原子力発電所の安全対策強化でも不備が見つかった。
環境省の放射線監視交付金事業で鹿児島県が九州電力川内原発の30キロ圏内に25台設置したモニタリングポストは、地震などによる電源停止を避け太陽光発電と蓄電池で自立して24時間観測する予定だったが、会計検査院は設計ミスで発電量が消費電力を下回り、稼働できない時間帯が生じていたと指摘した。
 
検査院が、公表されている日射量データベースの隣接5地点の日々の観測データから発電量を試算したところ、25台全てで稼働に必要な電力を確保できない期間が生じていた
観測不能時間は合わせて年間3400~3800時間に上り、1カ所では最長で月の3分の1停止していた。(2015/11/06-12:01)




川内原発周辺の放射線測定装置 断続的に測定できず
NHK 2015年11月6日 12時58分

鹿児島県にある川内原子力発電所の事故に備え、県が原発周辺の25か所に設置している太陽光発電を使った放射線測定装置=モニタリングポストが、十分に電力が得られず、断続的に放射線量を測定できない状態になっていたことが、会計検査院の調べで分かりました。

川内原発周辺の放射線測定装置1

会計検査院によりますと、問題が指摘されたのは鹿児島県が国から6900万円余りの補助金を受けて、平成24年度に川内原発の30キロ圏内の25か所に設置した放射線測定装置=モニタリングポストです。

川内原発周辺の放射線測定装置2

装置は太陽光発電を使い、24時間、空気中の放射線量を測定する仕組みになっていましたが、天気が悪いときや、木の陰になる場所では、十分に電力が得られず、断続的に測定できない状態になっていたということです。

川内原発周辺の放射線測定装置3

測定ができなかった時間は、25か所の合計で昨年度1年間に3816時間に上り、中には、1か月の3分の1近くの期間、測定ができていない場所もあったということです。

会計検査院は鹿児島県が装置を業者に発注した際、機器を十分にチェックしなかったことが原因だとしています。指摘を受けて鹿児島県は、ことし8月までに太陽光発電以外の電力も使えるようにし、24時間の測定に支障がないよう対策を取ったとしています。

川内原発周辺の放射線測定装置4

鹿児島県原子力安全対策課は「指摘を受けたのは県が設置した67か所ある装置のうち、補助的な装置と位置づけていたもので、放射線測定自体に支障はなかったと考えている。ただ、指摘は事実であり、十分に反省し、今後の教訓にしたい」と話しています。



6900万円で25台=モニタリングポスト1台いくら?
なんと!! 1台のお値段276万円

こんな多額な税金を使ってもモニタリングポストの設定すらもできない中、1号機に続き2号機もフル稼働><。

川内原発2号機 フル稼働状態に
NHK 2015年11月1日 12時32分

川内原発2号機 フル稼働状態に1

先月15日に再稼働した鹿児島県にある川内原子力発電所2号機は1日、原子炉の出力が100%に引き上げられフル稼働の状態になりました。2号機は今月中旬に国の最終的な検査を受け、問題がなければ1号機に続いて営業運転に入る計画です。
去年、国内の原発で初めて新しい規制基準の審査に合格した川内原発では、ことし8月に1号機が再稼働したのに続き、2号機も先月15日に再稼働しました。

川内原発2号機 フル稼働状態に2

その後、設備や機器に異常がないかを確認しながら徐々に出力を上げる調整運転が行われ、1日午前11時25分に原子炉の出力が100%に引き上げられ、フル稼働の状態になりました。
このあとは、設備の中の水質や温度や圧力の点検が行われ、問題がなければ今月中旬に国の最終的な検査を受け、営業運転に入る計画です。
2号機が営業運転に入れば、新しい規制基準の基では同じ川内原発の1号機に続いて国内の原発で2基目になります。

川内原発2号機 フル稼働状態に3

2号機は原発事故の半年後に定期検査に入って以来、およそ4年1か月ぶりに再稼働したことから、九州電力は異常がないか確認しながら慎重に作業を進めるとしています。




川内原発2号機 17日にも営業運転へ
NHK 2015年11月2日 21時01分

川内原発2号機 17日にも営業運転へ1

先月15日に再稼働した鹿児島県にある川内原子力発電所2号機について九州電力は、今月16日から国の最終的な検査を受け、問題がなければ翌17日に営業運転に入る計画を公表しました。

川内原発2号機 17日にも営業運転へ2

2号機が営業運転に入れば、新しい規制基準の下では、同じ川内原発の1号機に続いて国内の原発で2基目になります。
去年、国内の原発で初めて新しい規制基準の審査に合格した川内原発では、ことし8月に1号機が再稼働したのに続き、2号機も先月15日に再稼働しました。

川内原発2号機 17日にも営業運転へ3

そして、2号機は、1日、原子炉の出力が100%まで引き上げられて、フル稼働の状態になり、引き続き、設備の点検が行われています。

この2号機について、九州電力は、今月16日から国の最終的な検査を受け、問題がなければ、翌17日に営業運転に入るとする計画を、2日、原子力規制委員会に報告しました。2号機が営業運転に入れば、原発事故のあとにつくられた新しい規制基準のもとでは、同じ川内原発の1号機に続いて国内の原発で2基目になります。

2号機は、原発事故の半年後に定期検査に入って以来、およそ4年1か月ぶりに再稼働したことから、九州電力では、異常がないかを確認しながら、今後の作業を慎重に進めるとしています。







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11.07
Sat



2015年11月6日 原子力規制庁前抗議
26:23〜
国道6号線


福島の告訴団の人から話を聞いたんですが、
10月10日に福島で国道6号線をお掃除をするという、NPO法人が呼びかけて、復興庁やなんやらみんな呼びかけて、それで国道6号線をお掃除するということを。

国道6号線というのは常磐道です。

原発の作業をする車の行き交いのために国道6号線を無理やり開通させて、「線量が高いから」ということで、
もちろん自転車も走れません。
二輪車も走れません。
「車に乗ったら窓を開けてはいけません」と言われているその道路です。


その道路に中学生、高校生合わせて200名余りがお掃除に、10月10日の日にお掃除をさせたそうです。

で、そういう話が出たときに、子供の被ばくを心配する人たちが「そういうことは子供達には呼びかけないでください」と、何度もなんども「対応を変えてください」ということを言ったにもかかわらず、200人の小学生中学生が、高校生、子供達が駆り出されてお掃除をしました。

ちくりん舎の青木さんも測りに行ったみたいで、このレベルっていうのは本当に本当に恐ろしいもので、「子供を殺すのか」っていう、

(0.2だったよね)

そういう感じでした。
子供にいろいろインタビューしたものが載ってたんですが、いいですか、話し続けても。

(いいでーす)
(毎時0.2マイクロを低いと感じるようになってしまっていることがおかしいよね。「うちの周りも0.2だ」っていうふうに言われてもそういう問題ではない)


その子供たちはマスクもしていなかったそうです。
「この日マスクや軍手をしている子供はほとんどいなかった」ということで、調査に入っていた人が靴カバーを測定したところ450ベクレルありました。

それと道の駅相馬の広場で閉会式があったということで、高校生の男の子の記者に対する発言、発言というかインタビューが私はとっても切なかったんですが、彼が、高校1年生の男の子が、
放射能が危ないことも、ここが汚染されていることも知っています。だけど僕はまだ学生だから自分の判断で動くことができない。母には『なるべく地元の食材を使わないで』と言っているけれど
彼はリスクを承知していながらも、いろんな経験を積みたいと、この清掃活動に参加した。
「将来の夢は看護師になることだ」ということです。
進学に合わせて福島を離れるつもりだが、中学1年生の妹が心配だ」と話していたそうです。

なんかすごい発言をしているなと。
お母さんに「なるべく地元の食材を使わないで」なんて子供に言わせるなんて、なんていうことなんだろうって思いました。

で、これがどこの新聞かちょっとよくわからないんですが、
地元中高生200人参加 福島で清掃 殺人行為
企画団体に非難殺到 復興活動を阻害

と言っていて、開沼さんって知ってますよね?
避難をした人たちはヘイトだと。
ヘイトスピーチと同じように開沼さんが言っています。
ひどいです。
そして10月31日の記事では最後の方で開沼さんが
「科学的根拠が薄い中で社会的に弱い立場に置かれた人を反論できない状況に追い込む行為だ。いっせきに対応していかなければならないと開沼博さん、福島大特任研究員。
この人は東大の文学部、大学院も東大、社会学者です。

なんか3.11前に福島に関する本を出してて、それを読んでて「ん??」とか思いながら、「この人いったいなんなんだろう?」と思いながら、「ん?ん?」と言ってたんですけれども、ここにきてはっきりしました。

彼は今原子力委員会の委員もやっているということです。

それで、福島民報で11月3日にこんな大きなオピニオンで開沼さんが、こんなに大きなコラムで開沼さんが「根拠なき偏見、許されず」ということを綿々と綴っています。
いつからこの人は本当の、本物の御用学者になってしまったのかと、私はとても首をひねっています。
以上です。

国道6号清掃ボランティアを実施します
楢葉町 2015年09月16日

みんなでやっぺ!きれいな6国
東日本大震災の影響により休止していた「清掃ボランティア活動」を再開いたします。みんなで浜通りを綺麗にして、気持ちよく利用しましょう!

開催の詳細等は次のとおりです。
※右の画像をクリックすると、更に詳細をご覧になれます。



日 時 平成27年10月10日(土)

当日のスケジュール
9:00~ 開 会(いわき、広野、浪江)※10分前集合
開会式終了後 清掃開始
11:00 清掃終了

場 所 6号国道沿線(全8地区)
  ※詳細はチラシをご覧ください。

主 催 「みんなでやっぺ!!きれいな6国」実行委員会

共 催 NPO法人ハッピーロードネット、(一社)相馬青年会議所、
 (一社)原町青年会議所、(一社)浪江青年会議所、南双葉青年会議所、
 (公社)いわき青年会議所

お問い合わせ・実行委員会事務局
NPO法人ハッピーロードネット
TEL:0240-23-6172
FAX:0240-23-6171
Mail:office@happyroad.net

国道6号2



福島の国道6号で一斉清掃活動 5年ぶり再開
日経新聞 2015/10/10 21:27

福島県内の国道6号で10日、一斉清掃活動が行われた。東日本大震災と東京電力福島第1原子力発電所事故で中断していたが5年ぶりに再開。地元の中高生ら約1400人が汗を流した。

「みんなでやっぺ!!きれいな6国」と題した清掃ボランティア活動は主婦中心のNPO法人「ハッピーロードネット」(広野町、西本由美子理事長)などが主催。同日午前、県北端の新地町から楢葉町、いわき市までの計8カ所計約50キロを清掃した。放射線量が高い浪江、富岡地区は大人だけで清掃した。

県立双葉高校2年の渡辺陽奈さん(16)は「放射線の不安より大事な古里をきれいにし、活性化に役立ちたい」。
県立双葉翔陽高校2年の山田拓実さん(17)は震災後に浪江町からいわき市に移った。開会式のあいさつで「6号線は以前通学や買い物でよく通った懐かしい場所。少しでもきれいにしたい」と語った。

清掃活動は2007年から毎年秋に行われてきたが原発事故で休止。再び古里を取り戻そうと、13年1月から沿道の桜植樹活動が始まった。今年3月の植樹活動に参加した高校生が沿道のごみの多さを憂い、清掃活動の再開を提案した。



子供がセシウムを吸い込む”被ばく”イベントが福島で決行された!
女性自身 10月28日(水)9時0分配信

「復興の役に立ちたいから参加しました。”6国”がきれいになったら、除染作業員さんも作業しやすくなる。放射能? 私は気にしていません。積極的に参加してほしい」

そう話すのは、10月10日に国道6号線沿いで実施された清掃活動に参加した、相馬東高校一年生の女子生徒。彼女は帰還困難区域となっている浪江町の出身だ。
「自宅には戻れないから家族で相馬市に避難しています」 
そう言って目をうるませた。

『みんなでやっぺ! きれいな6国』と題したこの清掃イベントには、地元の中高校生ら約200人を含む千400人あまりが参加。しかし、6国といえば、昨年9月に全線が開通したものの、福島第一原発の間近を通るため、いまだ車内でも毎時10μsvを越える場所がある高汚染エリアだ。 

前出の女子高生と話しをした「道の駅・相馬」も今回の清掃拠点のひとつ。取材班は地元で測定活動をする「ふくいち周辺環境放射線モニタリングプロジェクト」の小澤洋一さん、深田和秀さんとともに近辺の土を調べてみた。 

すると、なんと4万Bq(ベクレル/平米)で適用される、放射線管理区域の4倍以上、事故前の140倍以上(注1)もある16万4千Bq(ベクレル)/平米(注2)の放射性物質が検出された。

放射線管理区域とは、一般人は立ち入り禁止、放射線従事者でも10時間以上の滞在は禁止と法令(電離放射線障害防止規則・労働安全衛生法に基づく)で定められている場所。そんなところで子供に清掃活動させるのは違法行為では? だが、主催者のチラシを見て合点がいった。
”後援”には、国土交通省や環境省、復興庁、地元自治体などの名がズラリ。”協賛”には、東京電力や東北電力までが名を連ねている。子供を使って、形だけでも「復興」をアピールしたい。このイベントから、なりふり構わぬ国の思惑が透けて見えた。

記者は事前に、主催のNPO法人ハッピーロードネット(福島県広野町)に「現場は安全なのか?」と問い合わせたところ、「留守番の者」と名乗る女性がこう答えた。
「帰還困難区域には入りませんし、放射線量の高い富岡町や浪江町などは、大人だけで清掃するので(子供の)安全は確保されています」続けて、「そういう問い合わせが多くて困っているんですよね」
と、グチをこぼす始末。

子供の被ばくを案ずる全国の母親たちから、開催の見直しを求める電話やファクスが連日寄せられていたという。  
さらに、開催の数日前には、市民団体「子どもたちの健康と未来を守るプロジェクト・郡山」が、全国66の賛同団体をつのり、開催中止を求める提案書を福島県と教育委員会に提出していた。が、結局どこも取り合わず、この危険極まりないイベントは予定通り決行されることになった。

■空間線量が低くても、土中には原発事故前の100倍以上の放射性物質があるんです

10月10日、朝9時。開会式の会場となった二つ沼公園(福島県広野町)には、地元住民や、中高生ら数百人が集まった。開会式のあいさつで主催の西本由美子理事長(62)は、清掃活動をするに至ったワケをこう説明した。
「相馬市の高校生が提案してくれたんです。『国道にゴミがたくさん捨てられているのは、ふるさとを大事にしていない大人がいるから。僕たちでできることをして、大人たちに示していこうよ』って」

「子供が清掃したいと言うから開催した」と言いたいらしい。寄せられた批判の隠れ蓑に子供を使おうというのか。
 
開会式後、記者は清掃に出発する子供たちにこのイベントに参加した理由を聞いた。
「所属しているサッカー部のみんなが参加するから。6国がキレイになったら、避難している人が帰ってきてくれるかなと思って。放射能の影響? 難しいからよくわからない。特に気にしていません」(ふたば未来学園高校一年・男子)
「私は学校の美化委員だから参加しなくちゃいけなくて。放射能? とくに注意点などは聞いていません」(同一年・女子)
引率の先生の考えはどうか。
ここは学校の通学路ですし、とくに放射性物質が集まりやすい側溝などに近づかなければ大丈夫でしょう。空間線量も下がってきていますから」

そう先生が話し終わらないうちに、近くの植え込みでピーピーという放射線を感知する音が。記者が駆けつけると、前出の深田さんが、生徒がゴミを見つけて拾った道路横の植え込みを測定していた。
空間線量は毎時0.37μsv。環境省の除染基準、毎時0.23 μsvを超えている。土中からは、放射線管理区域の4倍の15万9千Bq/平米もの放射性物質が検出された。
空間線量が低くても、土中には原発事故前の100倍以上の放射性物質があるんです」 
と小澤さんは指摘する。

後日、現場で拾った吸い殻や紙くずなどに付着している放射性物質を測定してもらうと、一般ゴミからは890Bq/kg吸い殻からは600Bq/kg、小澤さんが測定時に利き手にはめていた軍手からは421Bq/kgという数値が出た。
法令(核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律)に従えば、100Bq/kgを越える汚染物質は、ドラム缶に入れて厳重に管理しなければならない。なのに、それをはるかに越える汚染ゴミを、子供に拾わせるなんてどうかしています」(小澤さん)

このあと取材班は、6号線を車で北上し、別の清掃エリアである「道の駅・南相馬」へ向かった。途中、清掃エリアに入っていないはずの富岡町検問所付近で清掃隊を見かけたので、車を降りて付近を測定すると、毎時5.92 μsvあった。土中からは、事故前の8千900倍近い1千40万Bq/平米が出た。それもそのはず。前方には、「ここから帰還困難区域」という看板が。

ここから浪江町までの約6.5キロは、年間被曝量50ミリシーベルトを越えるエリアとして立ち入りが制限されている。二輪や自転車での通行は禁止、車外に出ることも禁止なのだ。
だが、看板のむこうには、オレンジ色のTシャツを着た清掃隊の人々が、ゴミを拾いながらゆったり歩いている。
汚染エリアに入ると放射性物質をあちこちに運んでしまうから危険です」(小澤さん)
実際に、この日、小澤さんが付けていた靴カバーを測定したところ、450Bq/kgの放射性物質が検出された。

しかし、さらに深刻な事実が明らかになる。当日、小澤さんが約5時間付けていたN95という防塵マスクから、なんと20.6Bq/kgの放射性物質が検出されたのだ。測定してくれたちくりん舎(NPO法人市民放射能監視センター)の青木一政さんは、次のように指摘する。
「N95のマスクは0.1~0.3ミクロン程度の粒子まで吸着します。このマスクをしていなかったら、1ミクロン以下の粒子まで肺の奥に吸い込んでいた可能性があります

この日、マスクや軍手を付けている子供はほとんどいなかった。
放射性セシウムには水溶性と非水溶性のものがあり、非水溶性のものは、体内に取り込まれると4~5年くらい排出されず、心臓にとどまって放射線を出し続けます。結果、若くても心筋梗塞などになるリスクが上がるのです
と話すのは、呼吸器や放射線の専門医である松井英介氏。
もっと心配なのは、ストロンチウム90です。こちらは測定すらされていませんが、セシウム10に対して1の割合で存在しています。特に原発周辺は多いと言われています。これは人間の血液を作っている骨にたまるので、白血病などのリスクが上がる。わざわざ子どもにリスクを押し付けるなんて犯罪的です」(松井氏)

松井先生によると、風邪予防のマスクでは取り込みを防げないという。汚染されたホコリを吸い込むリスクを子供に負わせてまで、このようなイベントを決行したのは、そもそもなんのためか? 主催NPOに何度も電話したがずっと留守だった。
NPOのホームページには、「汚染水はコントロールされている」と、五輪誘致で世界に”放言”した安倍総理と満面の笑みの西本理事の写真が。彼女自身「聖火リレーを6号線に」と、再三インタビューで答えている。子供をリスクにさらす先に見えているのは、国家的規模のイベントなのか。

■国も福島県も調査しようともせず、あくまで国が立ち入りを制限しているエリア以外は「すべて安全」という立場を崩さない。

「原発が爆発しても、それでうるおっている人間がいるから、その理不尽さを払拭するために子供を利用している」  
と指摘するのは経済学者で東京大学教授の安富歩さん。
「放射能がばらまかれた福島の子供が尻ぬぐいするなんて理不尽極まりない。本当は東電がやれって話し。でも、一度そういう理不尽なことを飲み込ませると、あとは言うことを何でも聞く都合のいい人間に育つ。国家としては、従順な人間を増やす目的もあるんでしょう」(安富さん)

清掃活動が終了した正午、「道の駅・相馬」の広場で閉会式に参加していた高一の男子生徒は、記者にこう言った。
放射能が危ないことも、ここが汚染されていることも知っています。だけど、僕はまだ学生だから自分の判断で動くことができない。母には、なるべく地元の食材は使わないで、と言っているけど

彼はリスクを承知していながらも、「いろんな経験を積みたい」と、この清掃活動に参加した。将来の夢は看護師になることだ。進学に合わせて福島を離れるつもりだが、「中1の妹が心配だ」とも……。

後日、「後援」に名を連ねる環境省福島環境再生事務所に汚染の実態を知らせると、「清掃コースの放射線量は確認してないのでわからない。主催はハッピーロードネットなので」と無責任な答え。さらに福島県も、「立ち入り制限されているエリアには入らないと聞いているので安全なのでは? 吸い込みによる被曝リスクがあることは承知しているが、県から開催の見直しを求めることはできない。主催はハッピーロードネットだから」と、環境省に輪をかけた無責任ぶりを披露。

環境省も福島県も、あくまで国が立ち入りを制限しているエリア以外は「すべて安全」という立場を崩さない。調査しようともせず、「主催者の問題だから」と、NPOに責任をなすりつけてオワリなのだ。共催している東電も、「”復興”に関する事業には積極的に協力させていただいております!」との能天気な返答。西本理事に至っては、「子供の希望があれば来年も開催する」と他メディアの取材に答えていた。
国も東電も主催者も、見せかけの「復興」に邁進し、健康リスクは子供に押し付ける。こんな卑劣な行為を止めさせるために、大人たちの責任が改めて問われている。

※注1
09年度文部科学省「日本の環境放射能と放射線」の福島の土壌測定値18bq/kgを平米あたりに換算(65倍)したものと比較。
※注2
一般に放射能汚染を表す単位はBq/kgが用いられているが、土壌の汚染に関しては放射線管理区域の管理基準やチェルノブイリ原発事故との比較のため、Bq/平米に換算している。文中の放射性物質は、すべて測定時における放射性セシウム134と137の合算値。
                    
(取材・文/和田秀子)




開沼博
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(かいぬま ひろし、1984年 - )
日本の社会学者。福島県いわき市出身。 福島大学「うつくしまふくしま未来支援センター」地域復興支援担当・センター特任研究員。

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根拠なき偏見許されず
福島民友 2015年11月2日

<寄稿>福島大学特任研究員 開沼 博氏
かいぬま・ひろし いわき市出身。東大文学部卒、同大学院博士課程在籍。復興支援の調査研究、被災地の現状を伝える情報発信活動を展開している。著書に「はじめての福島学」など。31歳



浜通りを縦断する国道6号の美化を目的とした清掃ボランティア活動「みんなでやっぺ!きれいな6国」が10月10日、行われた。地元のNPOや青年会議所が中心になった実行委員会が主催し、中高生約200人を含む1440人ほどが参加。多くのメディアが「復興への一歩」と明るい話題として報じた。
 
しかし、主催者には人知れぬ苦労があった。反被ばくを掲げる市民運動団体が、イベント開催を阻止しようと妨害運動を繰り広げたのだ。
 
「避難指示がかかる地域も残る国道6号線で子どもとゴミ拾いをして被ばくを促すのか。すぐに中止しろ」というのがその主張。主催者や協力を予定する組織には「抗議」の文書や電話、メールが繰り返し送られ、「美談にすり替えた虐待」「国賊」「殺人行為」といった言葉が投げつけられた。
 
当日、県外から押し寄せた雑誌記者やジャーナリストの言動にも強引さが目立った。中には、子どもたちを含む参加者の横で、線量計をかざしながら勝手に写真を撮っては嬉々としてインターネットにそれを公開した者もいた。
無理解と「福島=絶対危険という価値観以外認めない」というイデオロギーが背景に存在する。
 
そもそも、この清掃活動は2007(平成19)年から毎年、行われていた。再開のきっかけも地元の子どもの強い思いがあってのこと。線量の高い地点が残る避難区域の清掃は大人のみが行った。もっとも、いわき市から新地町までの清掃範囲の中で避難区域は限定的だ。
 
先鋭化する市民運動がなす誹謗中傷が直接的に、あるいはインターネットを介して被災者に向けられるのは、今回にとどまらない。農家など食べ物に関わる生業につく住民に「毒を作るな、売るな」と、避難から帰還した母親や県内の教育関係者に「子どもを傷つけるのか」「洗脳されている」といった言葉が向かう。
 
このような事態が身近で常態化していることを知りながらも、「彼らの脱原発の主張には共感するから」「放射線への不安を口にするのは仕方ない」などとそれを黙認する意見が県内にも残るのは残念なことだ。原発・放射線への政治的立場とこの誹謗中傷は分けて考えなければならない。
 
しばしば、あらゆる差別的言辞は、「誹謗中傷はダメだが、それを受ける側にも怪しい部分があるのでは」といった「どっちもどっち」論や「極端な言動の人は全体から見ればごく一部に過ぎない」といった「一部の異常者」論とともに正当化・看過される。
しかし、いかなる理屈があろうと、抵抗するすべを持たない罪なき地域の一住民が根拠なく「殺人者」扱いされ吊し上げを食らう理由はない。少数者の行いであろうと、ヘイトスピーチ、ヘイトクライムが公に存在し、そこに生きる人の尊厳を脅かす状況は許されない。
 
それを黙認する者が存在し続ける限り、私たちの誰もがその被害にあう可能性の中に置かれ続ける。今回のようにただ普通に生活をしようと望む子どもたちが嫌な思いをする。その子どもたちが大人になった時に根拠なき偏見に晒される。農家や漁師、観光に関わる方々が懸命に働くだけでいわれ無き侮辱をされ、損害を受け続ける。弱い立場に置かれ冷静な判断が難しい人が、不安な気持ちにつけこまれて非科学的なデマを信じこまされ悪意をもった者に利用される。
 
これは、深刻な人権侵害・差別問題だ。加害者には毅然とした対応をとり、被害を増やさぬよう努力することが重要だ。3・11から5年目に向け、あらためてこの課題を直視すべきだ。 






2015年11月6日 原子力規制庁前抗議 文字起こしブログ
動画はこちらにあります↓
千葉県柏市甲状腺検査「173人中、B判定6人とC判定11人で1割になる異常な数字」11/6原子力規制庁前抗議(文字起こし)







2014年1月
地元の小学生が広野インターチェンジに桜を植樹
原発事故の影響で通行止めだった常磐道の開通前に小学生が桜植樹

2014年6月
<九電・賠償・除染・他>金子勝「だから世の中を妨害しているのは電力会社だよ、もうはっきりしてるよ」9/26大竹まことのゴールデンラジオ(文字起こし)
国道6号線についての話

大竹:あのところ今道路が通って、「歩行とバイクが禁止で車で通り抜けるのは大丈夫」みたいなことを言ってるじゃない。あれ、本当に大丈夫なの?

金子:いや、だからあれは除染して、ちゃんと車が入ったらそういう除染の装置をくっつければ、とりあえず物流が無いと、あそこ、どうもなんないじゃない。だから「とりあえず通す」っていうのは僕は

大竹:オレが言ってるのは、あそこでパンクしたりだとか、あそこで事故ったらとか、それでバイクも人も通っちゃいけないんでしょ。

金子:そうそうそう。

大竹:そう考えるとさ、パンクとか事故とか想定に入っているよね、当然。それは大丈夫なの?

2014年11月
12月6日開通 常磐自動車道の浪江 - 南相馬の18.4km

2015年2月
常磐自動車道 全線開通前に公開 ナント!放射線量5.5マイクロシーベルト/時!

2015年10月
国道6号・常磐道を走るクルマが、 東京に“死の灰”を運んでいる!? ――木内みどり×広瀬隆対談【中篇】(ダイヤモンド社より)




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