2022年3月16日23時36分頃

地震がありました。
福島第一原子力発電所1号機〜3号機のダストモニタ、排水路モニタからの放射能レベルが上昇!
福島第二原子力発電所では外部電源が一部喪失しています。
女川原発、福島第二原発では燃料プールのポンプがそれぞれ一時停止しました。
関東から東北方面での原子力施設の多さに改めて恐ろしさを感じています。
原子力規制委員会型のメールより
◎緊急情報 異常無し(第7報)福島県沖で発生した地震の影響
原子力規制委員会 info@kinkyu.nsr.go.jp pa.e-kakushin.com 経由 4:09 (2 時間前)
原子力規制委員会・内閣府原子力事故合同警戒本部
※今後、特に異常情報がない限り、本報をもって最終報とします。
福島県沖を震源とする地震による被害情報について
(第3報:令和4年3月17日3時00分現在)
2 【原子力施設の状況】
令和4年3月17日
00:38 女川原子力発電所、福島第一原子力発電所、福島第二原子力発電所のパラメータに異常なし
01:20 (女川原子力発電所)
1号機燃料プールのポンプが一時停止したが、0:29復旧済み
(福島第一原子力発電所)
5号機タービン建屋火災警報発報:現場確認中
(福島第二原子力発電所)
1号機燃料プール冷却ポンプ停止(ただし時間的余裕あり)
3号機燃料プール冷却ポンプは00:22に復旧済み
00:52現在、2,3,4号機で出ていた火報について、事業者が現場確認中。
01:22 (福島第一原子力発電所)
5号機タービン建屋火災警報発報について現場確認し、炎・煙なしを確認
01:43 (福島第二原子力発電所)
1号機燃料プール冷却ポンプが復旧
02:13 (福島第二原子力発電所)
2,3,4号機で出ていた火報 すべて誤報であることを事業者確認。
高台12m盤の火報は確認中。
02:39 (福島第二原子力発電所)
高台12m盤の火報は誤報であることを事業者確認。文字色
緊急情報 異常なし(第5報)福島県沖で発生した地震の影響
原子力規制委員会 info@kinkyu.nsr.go.jp pa.e-kakushin.com 経由2:34 (3 時間前)
03月16日23時36分頃に福島県沖で発生した地震による原子力施設への影響について、お知らせします。(2時5分現在)
1.原子力発電所
<東北電力・東通(BWR)>
青森県:最大震度5弱
東通村:震度4
1号機:停止中(定検)
○プラントの状態、排気筒モニタ、モニタリングポスト:(異常なし)
<東北電力・女川(BWR)>
宮城県:最大震度6強
石巻市:震度6弱
女川町:震度5強
1号機:廃止措置中
2号機:停止中(定検)
3号機:停止中(定検)
○プラントの状態、排気筒モニタ、モニタリングポスト:(異常なし)
1号機燃料プールのポンプが一時停止したが、0:29復旧済み
<東京電力・福島第一(BWR)>
福島県:最大震度6強
大熊町:震度6弱
双葉町:震度6弱
1号機:廃止に向けた措置中
2号機:廃止に向けた措置中
3号機:廃止に向けた措置中
4号機:廃止に向けた措置中
5号機:廃止に向けた措置中
6号機:廃止に向けた措置中
○5号機タービン建屋火災警報、発報:現場で異常なしを確認済み
○プラントパラメータ:1号から3号のダストモニタで上昇を確認したが、現在は低下傾向中。(警報値以下での変動)
(0:50までの変化)
1号海側:5×10E-6 → 1.2×10E-5Bq/cm3
2号西側:5×10E-6 → 1.5×10E-5Bq/cm3
3号海側:5×10E-6 → 2.2×10E-5Bq/cm3
○排水路のモニタで放射線レベルの上昇を確認(60→230Bq/cm3)(1:00)に上昇したが、現在は下降傾向中。(警報値以下での変動)
<東京電力・福島第二(BWR)>
福島県:最大震度6強
楢葉町:震度6弱
富岡町:震度6弱
1号機:廃止措置中
2号機:廃止措置中
3号機:廃止措置中
4号機:廃止措置中
○外部電源富岡線2号喪失、他の3線(富岡1号、岩井戸1・2号)は健全
<日本原電・東海(ガス冷却炉)>
茨城県:最大震度5弱
日立市(隣接):震度5弱
東海村:震度5弱
廃止措置中
○プラントの状態、排気筒モニタ、モニタリングポスト:(異常なし)
<日本原電・東海第二(BWR)>
茨城県:最大震度5弱
日立市(隣接):震度5弱
東海村:震度5弱
停止中(定検)
○プラントの状態、排気筒モニタ、モニタリングポスト:(異常なし)
<東京電力・柏崎刈羽(BWR)>
新潟県:最大震度5弱
柏崎市:震度3
刈羽村:震度4
1号機:停止中(定検)
2号機:停止中(定検)
3号機:停止中(定検)
4号機:停止中(定検)
5号機:停止中(定検)
6号機:停止中(定検)
7号機:停止中(定検)
○プラントの状態、排気筒モニタ、モニタリングポスト:(異常なし)
2.サイクル施設
<原燃・六ヶ所(再処理)>
青森県:最大震度5弱
六ヶ所村:震度3
○プラントの状態、排気筒モニタ、モニタリングポスト:(異常なし)
<原燃・六ヶ所(濃縮)>
青森県:最大震度5弱
六ヶ所村:震度3
○プラントの状態、排気筒モニタ、モニタリングポスト:(異常なし)
<原燃・六ヶ所(埋設)>
青森県:最大震度5弱
六ヶ所村:震度3
○プラントの状態、排気筒モニタ、モニタリングポスト:(異常なし)
<JAEA・核燃料サイクル工学研究所(再処理)>
茨城県:最大震度5弱
日立市(隣接):震度5弱
東海村:震度5弱
○プラントの状態、排気筒モニタ、モニタリングポスト:(異常なし)
<原子燃料工業・東海(加工)>
茨城県:最大震度5弱
ひたちなか市(隣接):震度5弱
東海村:震度5弱
○プラントの状態、排気筒モニタ、モニタリングポスト:(異常なし)
<三菱原子燃料(加工)>
茨城県:最大震度5弱
那珂市:震度5弱
東海村:震度5弱
○プラントの状態、排気筒モニタ、モニタリングポスト:(異常なし)
3.試験研究炉施設
<JAEA・原子力科学研究所>
茨城県:最大震度5弱
日立市(隣接):震度5弱
東海村:震度5弱
○プラントの状態、排気筒モニタ、モニタリングポスト:(異常なし)
<東京大学・弥生>
茨城県:最大震度5弱
日立市(隣接):震度5弱
東海村:震度5弱
○プラントの状態、排気筒モニタ、モニタリングポスト:(異常なし)
<東芝・原子力技術研究所>
神奈川県:最大震度4
川崎川崎区:震度4
川崎幸区:震度3
川崎中原区:震度4
川崎高津区:震度3
川崎多摩区:震度3
川崎宮前区:震度4
川崎麻生区:震度3
○プラントの状態、排気筒モニタ、モニタリングポスト:(異常なし)
4.使用・貯蔵施設
<核物質管理センター・六ヶ所>
青森県:最大震度5弱
六ヶ所村:震度3
○プラントの状態、排気筒モニタ、モニタリングポスト:(異常なし)
<JAEA・大洗研究開発センター>
茨城県:最大震度5弱
大洗町:震度3
鉾田市:震度4
○プラントの状態、排気筒モニタ、モニタリングポスト:(異常なし)
<核物質管理センター・東海>
茨城県:最大震度5弱
日立市(隣接):震度5弱
東海村:震度5弱
○プラントの状態、排気筒モニタ、モニタリングポスト:(異常なし)
<MHI原子力研究開発>
茨城県:最大震度5弱
那珂市(隣接):震度5弱
東海村:震度5弱
○プラントの状態、排気筒モニタ、モニタリングポスト:(異常なし)
<日本核燃料開発>
茨城県:最大震度5弱
大洗町:震度3
鉾田市(隣接):震度4
○プラントの状態、排気筒モニタ、モニタリングポスト:(異常なし)
主催:脱原発信州ネットワーク・松本 @花時計公園
9分ごろ〜
問題は福島だけでもありません。
今、ウクライナという街ではロシアによってミサイルが降ってくる、爆弾が降ってくるという状態になってしまっています。
そこにある原発も危機にさらされているという状態になっています。
全くひどい蛮行だと私は思います。
でも、それを見て日本の国、あるいはその周辺にいる人たちはなんて言っているか?というと、
「ホラ見ろ、敵が攻めてきたら大変だ」と、
「だから軍備を強化しなければいけない」
「日米安保を強化しなければいけない」
安倍さんに至っては「核のシェアリングをしよう」というようなことまで言いだすような始末になっています。
しかし、私たちが本当に学ばなければいけないことは、戦争を拡大する、軍備を拡大するということとは違います。
「戦争をいかにしてなくせるか」という方向にこそ、私たちの力を向けていかなければいけないのだと私は思います。
今、ロシアがウクライナに対して行なっている武力攻撃、全く許し難いことだと私は思います。
しかし、ロシアがそこまで追い込まれたということは長い歴史があります。
先の戦争の後冷戦が続いていたわけですけれども、
西側NATO、東側ワルシャワ条約機構というのを作って、お互いに敵対してきました。
しかし、ワルシャワ条約機構はもうすでに崩壊しています。
NATOだけが残ったわけですけれども、そのNATOは次々と拡大をしていってロシアに圧力をかけるというようなことをやってきた。
その末に今日のことが起きています。
本当なら、NATOなんという組織はとうの昔に解体しなければいけなかった組織だと、私は思います。
それをしないでここまできてしまったということが、今世紀に入ってもまだ戦争を根絶できないということの原因になっています。
この日本という国は憲法9条というのを作りました。
本当に悲惨な戦争の犠牲の上にようやく掴み取った憲法です。
「戦争なんかもうしない」と、「軍隊は持たない」ということをことをようやくにして気が付いて掴み取った憲法です。
それを今、私たちがもう一度思い返して、
「戦争をしない」「国家の軍隊なんてものは持たない」という方向で動かなければいけないと思います。
”原発を止める”ということも大切ですし、”この世界から軍隊を無くしていく”ということも私は大切だと思います。
今日ここにお集まりの皆さんは、おそらく私と同じように考えてくださる皆さんだと思います。
まだまだ力の弱い集団ですけれども、諦めることなく戦っていきたいと思います。
今日はありがとうございました。
チェルノブイリ原発が電源喪失 元職員「放射性物質が放出の恐れ」
2022年3月10日 6時16分
ウクライナ政府はロシア軍によって制圧されたチェルノブイリ原発が電源を喪失したと明らかにしました。
クレバ外相が9日に明らかにしたものでチェルノブイリ原発に電力を供給する送電網が破壊されたということです。予備電源で48時間は電源供給ができますが、施設内で保管している使用済み核燃料の冷却ができなくなるおそれもあるということです。
チェルノブイリ原発の元職員 サイモンさん
「冷却ができなくなれば、(使用済み核燃料の)温度が高くなり、水蒸気が放出されます。高レベルの放射性物質を含んでいます」
ウクライナ西部に避難している元職員の男性はJNNの取材に、「核燃料の冷却ができない場合放射性物質が広範囲に拡大するおそれがある」と訴えました。一方、IAEA=国際原子力機関は、電源供給が失われても冷却システムには問題はないとしています。
【チェルノブイリ原発】福島第一原発の状況と似ている? 専門家解説
日本テレビ2022年3月9日放送「news zero」より
ロシア軍によって制圧されたウクライナのチェルノブイリ原子力発電所で9日、電力の供給が停止したことが明らかになりました。放射性物質が大気に拡散される恐れもあり、“最悪のケース”はどういう状況が考えられるのでしょうか。専門家に話を聞きました。
◇
有働由美子キャスター
「ウクライナには原発が4か所、15基あります。閉鎖しているチェルノブイリ原発はロシア軍が先月24日に占拠していました。さらに、今月4日には、ヨーロッパ最大規模のザポリージャ原発が攻撃を受けて、占拠されています」
有働
「チェルノブイリ原発で、外からの電力の供給がストップしたという情報が入っています。IAEA(=国際原子力機関)は9日深夜、『安全性に重大な影響はない』と明らかにしました。鈴木さんはどう見ますか?」

長崎大学・鈴木達治郎教授
「もし、今、IAEAがそう言ったとしたら、現地の方々と連絡がとれたのかもしれません。そうでなかった場合でも、おそらく、すぐに重大な事故につながる可能性が少ないと判断したのかもしれません」
有働
「ウクライナはバックアップの非常用ディーゼル発電機があり、48時間使えるとしています。それ以上に停電が長引いた場合、どのような恐れがありますか」
鈴木教授
「原子炉はもう全部止まっていますが、使用済み燃料がプールに入っています。そのプールが冷却できなくなりますと、次第に水の温度が上がっていって、いずれ燃料が露出する。それによって、放射性物質が大気に拡散される恐れがあるということです」
有働
「大気に拡散される恐れがあるというのは、最悪のケースはどういう状況が考えられるのでしょうか」
鈴木教授
「最悪のケースは、どういう原因かまだよくわかりません。もし、意図的に電源喪失させたり、あるいは、作業員の復旧作業を妨害するようなことがあれば、例えば、プールを損壊させたり、水を抜いたりして、冷却能力を意図的に落とす恐れがあります。その場合は、非常に短期に使用済み燃料が露出して、大量の放射性物質が大気に拡散される恐れがあります」
「これは、福島第一原発の4号機の状況とほぼ似ています。あの時は、水が入っていたので良かったのですが、状況がわかるまでは、水が無くなってしまったと(仮定)すると、東京も含めかなり広範囲に放射性物質が拡散されるという恐れがありました」

有働
「チェルノブイリ原発は首都・キエフから110キロ、国境からは16キロということです。先生は先ほど『大量に』とおっしゃいましたが、広い範囲のおそれもあるということでしょうか。そうならないためには、何が大事になってきますか?」
鈴木教授
「まずは、電源復旧ですね。48時間以内に電源復旧ができるかどうかが鍵になります。それから、作業員の活動が自由にできているかどうか。これをもし、ロシア軍が阻害するようなことがあれば、いずれそのうちに、他のことで障害が出るかもしれません。この2つが鍵になると思います」
◇

有働
「9日時点でのウクライナの原発などの状況をここで整理したいと思います。小栗さん」
小栗泉・日本テレビ解説委員
「ウクライナではロシア軍によって、今問題のチェルノブイリ原発、ザポリージャ原発が占拠されました。また、ウクライナの原子力規制当局は6日、『東部・ハリコフにある核物質を扱う研究施設が、ロシア軍の砲撃を受けた』と発表しました。さらに、『ウクライナ国内第2の規模の南ウクライナ原発に向けても、進軍しているのでは』という情報があります」
小栗
「核政策に詳しい一橋大学大学院・秋山信将教授は、ロシア軍が原発を攻撃する狙いについて、次の3つを主にあげています」
・エネルギー供給源支配下に
・“侵攻の障害”施設を管理下に
・“原発さえ標的”恐怖心をあおる
小栗
「また、ロシアは、『ウクライナが核開発を行っていた』と架空のシナリオを作りだして、『軍事侵攻の正当性を作ろうとしている』という見方もあります」
有働
「この状況を、辻さんはどういうふうにご覧になっていますか?」
辻愛沙子・クリエイティブディレクター(『news zero』パートナー)
「原発で何かが起きているだけで、現地の方は不安が大きいと思います。さらに、ロシア軍が制圧しているとなると、復旧の作業も進むのかという恐怖も大きいと思います。どんなロジックがたとえあったとしても、絶対にあってはいけないことだと思います」
◇
有働
「鈴木さん、今後チェルノブイリについて、警戒しておくべきことは何でしょうか?」
鈴木教授
「ロシア軍の意図がよくわからないですが、作業員がちゃんと作業できるように、ロシアがそういう方向で動いてくれれば、いいですけど。そのためにも、IAEAが直接、ウクライナの作業員の方々と連絡をとって、状況を把握することが大事だと思います」
(2022年3月9日放送「news zero」より)
主催:脱原発信州ネットワーク・松本 @花時計公園
5分13秒〜
原発の敷地の中でも大変です。
今や130万トンもの放射性汚染水が敷地の中に溜まってしまっています。
愚かにも人間が作った放射能です。
その放射能を人間には消す力がありません。
しかし、人間に力がないのと同じように自然にも放射能を消す力はないのです。
自分に力がないからと言って自然に放射能を流してしまうというようなことは、はじめから間違えています。
なんとか閉じ込めなければいけないのですけれども、
残念なことに人間の手では絶対に閉じ込めることが出来ないという放射能も存在しています。
皆さんもお聞きになったことがあるかもしれませんがトリチウムという名前の放射能です。
”水素の同位体”と言って、水素なんですけれども、
残念ながら人間がどんなに手を加えても捕まえることが、出来ません。
そこで、国と東京電力は「それを海に流してしまおう」と言っています。
そんなことは本当はしてはいけないんです。
今げん在1000基ものタンクを作ってそれを貯めていますけれども、
まだまだタンクを増設する敷地は残っています。
また、場合によっては地下に圧入するという方法だってあります。
様々な方法があるのですけれども、
でも、国と東京電力は「トリチウムを含んだ放射能汚染水を海に流す」と言っています。
なぜ彼れらは、そう言い続けなければならないのかということには理由があります。
福島の事故で溶け落ちた炉心、燃料は250トンです。
膨大なものではありますけれども、250トンです。
その中に含まれていた放射のをどうするか?ということが問題になっているのですけれども、
もし、事故がなかったとしたならば、その燃料はどうなったのか?というと、
やがて、青森県六ケ所村に建設中の再処理工場に送られる予定になっていました。
その再処理工場というのは、
”長崎原爆の材料であるプルトニウムを取り出す”ということを唯一の目的とした工場ですが、
そこで作業をすると、”出てきたトリチウムは全量が海に流される”という計画になっています。
「捕まえることができないから、もうとにかく海に流す」ということが日本の国の方針でした。
そしてその六ヶ所再処理工場では”1年間に800トンの燃料を処理する”という、そういう計画だったのです。
800トンの燃料に含まれるトリチウムを海に流しても、
「何のこともない、安全なんだ」と言って許可をした国が、この日本です。
その国にとっては、今福島で問題になっている「250トン分の死の灰なんて何でもない」と、そういうことになってしまっているのです。
途方も無い国だと、私は思います。
でも、福島の今の汚染水の問題というのは「日本の原子力をどうするのか?」という使命を決する問題でもあります。
私たちが本当に心して戦わなければ防ぐことができないという瀬戸際にあるのだと思います。
ートリチウムが人体に与える影響 放医研実験結果などー
トリチウムの危険性について原子力推進サイトが記載していた
トリチウム海洋放出か!?〜生命体へのトリチウムの影響〜4/20原子力規制委員会文字起こし
トリチウムによる染色体異常~ヒト培養リンパ球での実験結果~
<両棲類と哺乳類のトリチウム取り込み比較>「トリチウム水投与後10日目では脂肪組織に最も多く、 次いで脳、睾丸、肝の順」放射線医学総合研究(内容書き出し)
トリチウム水の魚卵発生に及ぼす影響~「孵化稚魚の眼径は有意に小さい」放射線医学総合研究所資料集(書き出し)
<トリチウムの動向ー動物系>数時間で全身にほぼ一様に拡散分布 /脂肪組織、脳、筋肉に高いトリチウム残留(放射線医学総合研究所資料集書き出し)
<トリチウムの動向ー植物>部位によるトリチウ摂取量の違い/トリチウム水蒸気の葉からの取り込み(放射線医学総合研究所資料集書き出し)
フクシマ原発からの放射能漏洩はトテツモナイ量に! 全く報道されない「トリチウム」の危険性(ダイヤモンド社より)
<福島第一原発>タンクに入っている地上の汚染水〜トリチウムの処分方法「薄めて海洋へ放出or地下深くに注入して地下水として」2015年4/13 NHKラジオ 後半(文字起こし)
トリチウム関係ブログまとめ
主催:脱原発信州ネットワーク・松本 @花時計公園
40秒〜
ただ、covid-19についての緊急事態宣言等は出されたり取り消されたりしてきました。
でも、ここに集まってくださっている方々はご存知だろうと思いますが、
11年前に発生した福島の事故の緊急事態宣言は11年経った今も解除できないまま、まだ続いています。
大変な放射能が放出されて、大変な人々が今だに苦しみ続けているという状態が続いています。
広島原爆に換算すれば、168発分、というような膨大な死の灰が吹き出してきました。
たくさんの人たちが強制的に避難をさせられました。
「避難」という言葉、今私は軽々しく使いましたけれども、わかって頂けるでしょうか?
ある日突然、手荷物だけを持って「バスに乗って逃げろ」と言われるのです。
逃げた先は体育館のような建物で、床にダンボールを敷いたりしながら過ごす、ということになりました。
あまりの辛さで、死んでいく人がたくさん出たわけですし、
自ら命を絶つという人も後を絶たないという状態が続いています。
原発関連死と呼ばれる死もすでに2000人を超えるというようなことが続いています。
でも、死んだのは人間だけではありません。
皆さんも、犬とか猫とか飼われている方もいらっしゃると思います。
でも、あの事故の時には、犬も猫も全部置いていてt逃げるしかありませんでした。
福島では酪農家、畜産家が沢山いて、牛や馬を飼っていました。
でもそれらの牛や馬も捨てて逃げるしかなかったのです。
逃げた後に「なんとか助けに行こう」と思っても、
立ち入り禁止で助けに行くこともできない。
ようやくに行った時には餓死していた、というようなことが沢山起こりました。
先ほど皆さんが歌ってくださいましたけれども、
「なんにもいらねぇ、あの日を戻してくれ」という、そういう人たちが沢山生まれてしまったのです。
つい数日前に最高裁が被害者たちが訴えた裁判に対して判決を出しました。
「東京電力に責任がある」という判決でした。
何を言っているのか、と私は思いました。
当たり前のことじゃないか、と。
東京電力どころじゃない、最悪なやつは国だ。
と、私は思いましたけれども、まだその国の犯罪すらもが断罪されていないという状態です。
賠償金は14億円だそうです。
それで、なにか、「訴えた被害者の方が勝訴した」というように報道などもなされていますが、
冗談ではない、と思います。
原告は3600人です。
一人一人にすれば40万円にしかならないんです。
生活を根こそぎ破壊されて、故郷を奪われて、「あの日に戻してくれ」と言う人たちに40万円のお金って、一体なんなんでしょうか。
驚くような国だと、私は思います。
福島原発事故、東電の賠償確定 最高裁、避難集団訴訟で初
2022年03月04日 17:25
最高裁判所
東京電力福島第1原発事故で避難した住民らが国と東電に損害賠償を求めた集団訴訟のうち福島、群馬、千葉の3件で、最高裁第2小法廷(菅野博之裁判長)は東電の上告を退ける決定をした。裁判官4人全員一致の結論。2日付。二審判決のうち約3600人に総額約13億9千万円の支払いを命じた部分が確定した。全国で約30件起こされた同種の集団訴訟で東電の賠償責任が確定するのは初めて。
一方、第2小法廷は3件の訴訟について、国と住民側双方の意見を聞く上告審弁論を4月にそれぞれ開くと決めた。二審判決で国の責任を巡り結論が分かれており、最高裁は判決で今年夏にも統一判断を示す見通し。