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10.21
Fri
死因は敗血症性ショック 死亡の福島第1原発作業員
産経ニュース 2011.10.21 13:00

東京電力は21日、今月6日に福島第1原発で作業中に倒れ、死亡した50代の男性作業員の死因が、
後腹膜膿瘍(のうよう)による敗血症ショックだったと発表した。

後腹膜膿瘍とは細菌感染などにより、腹膜に膿がたまった状態。
免疫力の低下などで、細菌が全身にまわった可能性があるという。

東電は男性作業員について、
被曝線量が2・02ミリシーベルトと低く、外傷もないことなどから、作業と死亡との因果関係はないとした。



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やっと、死因の公表をしました。

ここまでの追求の記事

政府・東京電力合同記者会見10月13日 「作業員の死因に関して」(内容書き出し)

10月6日に亡くなった作業員に関して合同記者会見10/11(内容その部分書き出し)

東京電力が作業員の死因を公表しない理由が分からない。

東電記者会見10/9(一部書き出し)「配管切断作業・亡くなった作業員の死因ほか」

福島第1原発で作業の50代男性死亡(東電記者会見質疑応答一部書き出し10/6)

10月21日午前、東京電力し記者会見



それでは、長いことかかって、やっと死因を発表した本日の会見をご覧ください。
作業員の死亡の原因に関してのところのみ続きを読むに文字起こし&後腹膜膿瘍、敗血症ショック







00:29~
東京電力松本:
10月6日にお亡くなりになりました作業員の方でございますけれども、
ご遺族のご了解が得られましたので、病名をお知らせさせていただきたいと思います。
お亡くなりになった方の病名は後腹膜膿瘍(のうよう)による敗血症性ショックであります。
改めましてお亡くなりになりました方のご冥福をお祈り申し上げるとともに
ご遺族に置かれまして、え、は、あ、深い悲しみの中で、え、
この度の公表に、い、おかれましてえー、ご理解を承った事、おー
たまわりましたことに対しまして、感謝申し上げます。
わたくしからは以上でございます。

0324
NHK山崎:
先程伺った亡くなった方の死因についてこれは作業上あるいは放射線の影響等などの
因果関係等はどのように理解したらいいでしょうか

松本:
まず、被曝の線量ですけれども、
外部被ばくの線量は8月から働きぃぃ・・・いてぇぇぇ・・積算値で2.02ミリシーベルト
それから、は、9月9日に内部被曝の測定という事でホールボディカウンターを受けておりますけれども、
記録レベル未満という事でございましたので、えー、
被ばく線量が低いことから、はー、被ばくとの因果関係はないというふうに考えて
当社としては考えております。
それから、まー、当社の産業医の先生に、いー、えーー、
この・・病気と放射線被曝の、お、実績をお伝えして、因果関係の有無を確認いたしましたところ、
線量から言って、一般的には因果関係は考え憎いというような見解を頂いております。
それから、作業の方でございますけれども3ヶ月間での実際の作業日数は46日間。
一日当たり、大体3時間程度という、うー、作業の状況でございます。
実際にこの3時間の中につきましては、あ、あー、朝7時半から、えー8時半まで1時間働いたあと、
1時間休憩をとって、えー、9時半から10時半まで働いて、休憩。
その後、ほー、12時から13時の1時間を、ほ―、働いて、えー、当日の作業を終えるというような
はー、状況でございましたので、えー、過酷な労働ではないというふうに、いー考えております。

(私:1時間働いて休憩また1時間そして休憩。これ、過酷な労働だから、こんなに休憩するんですよね。
たった3時間の労働なのに、束縛時間は13時までの労働時間として5時間半。)

したがいまして、作業との因果関係もないと。いうふうに判断いたしております。


NHK山崎:この方は福島第一に入る前にも放射線関係でお仕事されていたという事は

松本:えっとー、今回が、は、いわゆる初めてと聞いております。

NHK山崎:
病名が聞いていてちょっと分からなかったんですけど、
これはそもそも過労だったりとか、放射線の被ばくによって発症するたぐいのものなのかどうかっていうのを
松本さんにご質問して、どこまで、その、病状については情報があるかは分からないんですけれど
それは、どう理解したらいいんでしょうか。

松本:
あのま、全くないという事は、なかなか、あ、あのぉ、ゼロかどうかというのは
言い難いと思いますけれども、
現時点ではあ、この時点では、あの、いわゆる過重労働ですとか、
放射線被曝の影響ではないだろうというふうに思っております。

NHK山崎:
作業員の方がその理由ではないとすると、どういう要因でお亡くなりになられたというような
最終的な見解になられていらっしゃるんですかね

松本:
ま、病名そのものは後腹膜膿瘍による敗血症ショックということでありますので、
え、まー、そういった、あー、病気の原因が、あー、この方にはあったのではないかというふうに思いますけれども、
あのー、ま、これ以上のことに関しましては、あ、あのー
ご回答は差し控えさせていただければと思います。

NHK山崎:
膿瘍というのは、その、癌ということなんですか?
ど、ど、どういうものなんですかね。膿瘍。

松本:
あのー、ま、わたくしも素人でございますけれども
あの、おー、ウイルス、もしくは細菌のような物が、炎症を起こしたという形で、あの、聞いております。

NHK山崎:わかりました。ありがとうございます。0736

0746
共同通信:
共同通信のあらいです。
いまの件で関連の質問なんですけれども、
ご遺族の方から了承が得られたという事ですが、
それは、何時頃になるんですかね。昨日ですか?

松本:はい、あのー、昨日。
ま、え、えーー、ま、ご遺族の方から、あのぉ、公表に対するご連絡を受けております。

共同通信:
これ、何か、公表に関して、同意されたご理由みたいなのは聞いておりますかね。
たとえばその、おー、ま、ちょっと、作業と、お、関係ない事。
たとえば遺族側としても、ちょっと証明したいですとか、そういう事をおっしゃっているかどうか
そういう事を教えてください。

松本:
とくに、あの~ま、詳しいお話しは元請けの方からは伺っておりません。
あの~、ま、わたくしどもの方としても、あの~ま、公表に当たって、えーー、
可能かというようなお話しをさせていただいたうえで、あの、ご遺族の方からご理解を承った次第でございます。

共同通信:
あと、これは、ご本人の先天的なものとか、
もともとの持病だったのかとかいうようなのは分かりますでしょうか

松本:
あの、ま、本件はプライベートなご病気でありますので、
ご本人の方の病歴ですとか、どういった状況だったのかについてはお答えすることはできません。

共同通信:
ご遺族の方が、今回、その、作業もしくは放射線の影響と死亡に因果関係があると思っているとか
そんなふうなお話しはきているでしょうか?

松本:
あの、今のところは、あの、そういったお話しは承っておりませんけれども、
あのー、ま・・・どういった状況かについては、あの、これ以上、あの、ご遺族の方には
方にィィ・・お伺いする予定もございません。

共同通信:わかりました

0952
産経新聞:
すみません、産経新聞の柴谷と言います
ウイルスや細菌による炎症という事なんですけれども、
これ、ちょっと僕もあまり知らないんですけれども感染症的なものではないんですか?

松本:
んっと、ちょっとわたしも、この後腹膜膿瘍、それから敗血症ショックっていうのが
あの、どういう、あの、どういうご病気か存じ上げませんので
あの、詳しいお話しはチョット出来かねますけれども、
あの、まァ、ホームページ等によりますとそういう、うー、のがのっておりました。  ((。◔‸◔。)??)

産経新聞:
つまり、作業でのって事はなようですけれども、
環境上でですね、あの、そういう、細菌感染を起こすような可能性とか、
あるいはその、作業で、外傷があってですね、
そういうところから菌が入って、とかいうのも考えられるのかなって気がしたんですけども

松本:
そうですね、あの、
この方が、あの、作業中にけがをしたというような報告は受けておりませんし、
あの、ま、作業時間そのものも、先ほど申し上げた、あの、作業時間でありますので、
いわゆる、う――・・・過労と言いますか
過重な労働ではなかったというふうには考えております。

1119
NHK花田:2号機関係、3号機、他

1625
読売新聞大橋:
死亡した作業員の方の事ですが
46日の間に原因があってその期間で発症するものなのかどうか教えていただきたい

松本:
亡くなられた方の件に関しましてですけれども
こちらに関しては少し、既往症の件ですとか
あるいは、その間どういった、あの、おーー、ま、・・・あ・・・
状況だったのかにつきましては、あの、もう、あの、プライベートな、んー
ご病気でございますので、え、
これ以上の事は、あ、わたくしどもの方からはお答えすることは控えさせていただきたいと思っております。



ーーーーー

家庭医学館の解説
こうふくまくしゅよう【後腹膜腫瘍】


後腹膜腔(こうふくまくくう)というのは、
壁側腹膜(へきそくふくまく)と後腹壁(こうふくへき)の間にある腰仙部(ようせんぶ)領域で、
第12胸椎(きょうつい)から骨盤上線(こつばんじょうせん)までをいいます。

201110213.jpg
図「腹部の横断面」

ここには腎臓(じんぞう)、脾臓(ひぞう)、副腎(ふくじん)などの臓器がありますが、
それら以外の、臓器の形をしていない脂肪組織や結合組織などから発生した腫瘍が後腹膜腫瘍です。
良性と悪性がありますが、悪性が多くみられます。
 
おもな症状は、
腫瘍による圧排(あっぱい)(圧迫感)と、浸潤(しんじゅん)(がん細胞が組織を侵すこと)による腹痛、
腫瘤(しゅりゅう)の触知(しょくち)(外からしこりを触れる)、
消化管の不定愁訴(ふていしゅうそ)(違和感)などです。
 
超音波検査、CT検査、シンチグラムなどで調べて診断されます。
 
治療は腫瘤を摘出することですが、大きく広がって摘出できないときは、抗がん剤、放射線治療が行なわれます。
悪性の場合、進行してから見つかることが多いので、予後(治療後の経過)はあまりよくありません。




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敗血症性ショック

敗血症性ショックとは、
血液が感染する敗血症によって血圧が危機的なレベルまで低下し、
血流量が不足して多くの臓器が機能不全に陥る状態をいいます。

ショック(ショックを参照)の原因はいくつかありますが、敗血症もその1つです。
敗血症性ショックは、新生児(新生児の健康上の問題と病気: 新生児敗血症を参照)、
50歳以上の人、免疫力が低下している人などに起こりやすく
エイズや癌(がん)、あるいは化学療法を受けていて白血球数が低い人
糖尿病や肝硬変のような慢性疾患がある人も敗血症性ショックを起こすリスクが高くなります。

敗血症性ショックは、
免疫システムが感染と闘うためにつくる物質であるサイトカイン
(免疫システムのしくみと働き: サイトカインを参照)や、特定の細菌がつくる毒素によって起こります。

これらの物質には血管を拡張させる作用があるので、結果的に血圧を下げてしまいます。
すると、腎臓や脳など生命維持に欠かせない臓器への血流量も減ってしまいます。
体は心拍数を増やし、心臓から送り出す血液の量を増やしますが、
それでも血流量の減少を補うことはできません。
やがて心臓への負荷と毒素によって心臓が弱り、心拍出量が減少し、重要臓器への血液供給がさらに減少します。
血管の壁から体液が組織内に漏れやすくなり、浮腫が起こります。
肺にも漏れや浮腫が起こり、呼吸困難が生じます。

症状と診断

しばしば、敗血症性ショックの最初の徴候は錯乱と認知力の低下で、
血圧低下の24時間以上前から症状が現れることがあります。
前駆症状にはほかに、ふるえや悪寒、体温の急な上昇、肌のほてりと紅潮、速く激しい動悸(どうき)、
息切れ、血圧の上昇や下降があります。尿量も減ります。
血液量が不足した組織は血液中に乳酸を放出し、これが血液の酸性度を高め、
多くの臓器に機能障害をもたらします。
末期になると、体温がしばしば正常レベル以下に下がります。

敗血症性ショックが進むと、さまざまな臓器が機能不全に陥ります。
たとえば、腎不全が起こると、尿量が極端に減るかまったく出なくなり、
尿素窒素のような代謝老廃物が血液にたまってきます。
肺不全になると、呼吸困難が起こり、血液中の酸素濃度が低下します。
心不全になると、水分貯留と組織の浮腫が生じます。さらに、血管内に血のかたまりができることがあります。

敗血症性ショックの診断を確定するには、血液検査を行います
白血球数の増加ないし減少、酸素濃度の低下、血小板数の減少、乳酸過多、代謝老廃物の増加は、
すべて敗血症性ショックの徴候です。
指先にセンサーをあてて、血液中の酸素濃度の監視も行います。
心電図で心臓のリズムに異常がみられる場合は、心臓への血液供給量が不足していることを示します。
血液培養を行って病原体を確定します。
敗血症以外にもショックを引き起こす原因にはさまざまなものがあるので、場合によってはさらに検査が必要です。

治療と経過の見通し

敗血症性ショックは、明らかな症状が出たら、ただちに集中治療室で治療を行う必要があります
血圧を上げるために大量の水分を静脈内投与します。
脳や心臓などの臓器への血流量を増やす薬剤を使い、酸素マスクによる酸素の補給も行います。
肺が機能不全に陥った場合は、呼吸を補助するため人工呼吸器を使います。

血液培養用の採血が終わり次第、抗生物質を大量に静脈注射で投与します。
検査で感染菌が特定されるまでは、2種類以上の抗生物質を使用して菌を死滅させる確率を上げます。

膿瘍がある場合は膿を出し、感染の原因と思われるカテーテルはすべて抜きます。
腸壊疽(ちょうえそ)などは、壊死(えし)組織を取り除く手術を行います。
このようなあらゆる手立てを施しても、敗血症性ショックを起こした患者の25%以上は死亡します。


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コメント
「歴史的にも、あまりにも大きな悲劇の事故現場で、命がけで働いていただいている作業員の皆様に関しましては、どのような理由であれ、健康障害があった場合には、全面的に、生涯にわたり、支援させていただきます。
お亡くなりになられた方には、たとえ短い期間だとしても、放射能レベルの高いところでの作業に携わっておりますので、その関連性を徹底的に調査し、今後の放射能が人体に与える影響の研究に役立てるために、全面的に協力したいと思います。」
ときっぱりと言ってくれれば、信用できるのに・・・・
Blue Dolphine | 2011.10.22 15:48 | 編集
賛成です☆。◕‿◕。)ノ♡
その位の事を言える人間としての大人になって欲しいです。
ki-ko | 2011.10.23 20:19 | 編集
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