fc2ブログ
10.23
Sun
九電会長、社長続投を支持 取締役会で進退協議へ
東京新聞 2011年10月23日 07時06分


2011102301000044.jpg
九州電力の松尾新吾会長=7月


九州電力の松尾新吾会長
は22日深夜、
佐賀・玄海原発の再稼働をめぐるやらせメール問題の長期化で
辞任不可避の情勢となっている真部利応社長について、
福岡市内で記者団に「この状況をクリアするのに最適な人材だ」と述べ、続投させたい意向を示した。

松尾会長は22日に真部社長と会談したことを明かした上で
「何とかして原発を動かしたい。そのためには真部社長の力がいる」と話した。

自身の進退についても
「いつでも辞めていいが、それを許さないエネルギー情勢がある」と述べ、続投に意欲を示した。
(共同)


数日前に、こんなことがありましたーーー

枝野経産相 九電の報告「理解不能」 やらせ問題
東京新聞 2011年10月15日 朝刊


枝野幸男経済産業相は十四日、
佐賀・玄海原発の再稼働をめぐるやらせメール問題で、九州電力の最終報告書が
佐賀県の古川康知事の発言が発端とした同社第三者委員会の認定を盛り込まなかったことについて
原子力政策への国民的批判がある中で、こんなことをしているのは理解不能だ」と厳しく批判した。
訪問先の中国広東省広州市で記者団に語った。 

九電は同日、真部利応社長の続投を正式決定
第三者委調査の核心を採用せず、責任の所在が曖昧な報告内容に枝野氏と九電は真っ向対立。
原発行政の信頼性は揺らぎ、原発再稼働の先行きは混迷を増している。

真部社長は十四日、最終報告書を経産省資源エネルギー庁に提出後、
福岡市の同社本店で記者会見し、第三者委認定に関して
私どもには私どもの見解があった。第三者委は第三者委の見解があった」と主張。
古川知事については「無実だと考えているのにぬれぎぬは着せられない」と強調した。

枝野氏は九電が提出した報告書に関し
「第三者委員会の報告書のつまみ食いをする。そういうやり方が公益企業のガバナンスとしてあり得るのか」と
強い不快感も表明。
報告書の再提出を求めるかどうか検討する考えだ。
社長留任は「それ以前の問題だ」とした。

第三者委の委員長を務めた郷原信郎弁護士は同日、
東京都内で記者会見し、最終報告書について
問題の本質を捉えた部分を一切無視しており、がくぜんとした」と批判した。

真部社長は続投を決めた理由について、この冬以降の電力需給問題への対応などを挙げ
「多難な道のりだが課題解決に全力で取り組みたい」と語った。

やらせメール問題の関係者処分は、
松尾新吾会長と真部社長が役員報酬を三カ月全額カットするなど計十五人だった。



ーーーーー九州電力やらせ問題関係の記事


やらせメールの指示をしてまでも九電は原発を動かしたいの?国民の命は???


九電社長の記者会見(内容書き出し・例文あり)7/14



関連ニュースは続きを読むに追記します。




九電社長進退:枝野経産相 会長の続投意向に強い不快感
毎日新聞 2011年10月23日 20時20分 更新:10月23日 23時18分

枝野幸男経済産業相は23日、
九州電力のやらせメール問題で責任問題が再浮上している眞部利應(まなべとしお)社長の進退について、
同社の松尾新吾会長が「最適な人」と続投させたい意向を示していることについて、

「いろいろな報道は拝見している。まさか報道の通りではないだろう」と述べ、九電側の対応に強い不快感を示した。
神奈川県の農業関連施設を視察後、記者団に語った。

枝野経産相は「私には九電の人事権はないし、人事に介入するつもりはない」とした上で、
玄海原発の再稼働に際しては
「安全性のチェックだけでなく、企業体として住民に安心してもらえるようなマネジメントであるかどうかを
重要度の高い要素として判断する」と強調。

九電に対し、自主的に抜本的な経営改革を行うよう改めて促した。【和田憲二】



やらせメール問題:九電、報告書修正版を先送りへ

毎日新聞2011年10月26日 22時19分 更新:10月26日 22時40分

20111027k0000m040057000p_size5.jpg
記者会見で九電に最終報告書の修正などを強く求める
九電第三者委員会の郷原信郎元委員長(手前)と阿部道明元委員
=福岡市博多区で2011年10月26日午後5時34分、矢頭智剛撮影


九州電力は26日、
やらせメール問題は古川康・佐賀県知事の発言が発端だったとする
九電第三者委員会(郷原信郎委員長)の見解を認めない最終報告書修正版を
国に提出するかどうかの結論を先送りする方針を決めた。

27日の取締役会で最終調整する予定だったが、
修正版の内容を巡る経営陣の意見対立が平行線をたどり、結論を出せる状況ではなくなった。

一方、郷原氏ら第三者委のメンバー4人は26日、取締役会あての「緊急メッセージ」を九電に送り、
郷原氏と阿部道明・九州大教授が福岡市内で記者会見した。
第三者委の見解を受け入れるよう求め、九電をけん制した。【中山裕司、福永方人】




関連記事
comment 7 trackback 0
トラックバックURL
http://kiikochan.blog136.fc2.com/tb.php/1013-5f15b286
トラックバック
コメント
 枝野経産相が不快感を示したのは当然ですが、それは「信頼を取り戻して原発を再稼動するため」に過ぎない。「電力会社って信用できないから、原発なんか任せてられるか!」というスタンスとは違います。

 であるならば、原発やりたい人たちの中で「原発を進めたい人」と「自分たちの目先の権益を守りたい人」との争いが顕在化した方が分かりやすい。
 国民が彼らの醜さを知ることが重要だと思います。

めぐ | 2011.10.23 09:41 | 編集
政府が原子力関連の助成金を廃止をしない限り、この問題は解決しない。
放射性廃棄物から放射線を出さなくする技術と放射線を防げる装備が出来てから、原発を推進するかを検討すべき。
今は諦めて原発廃止しかない。
| 2011.10.23 19:11 | 編集
この会長には孫はいないのかと思う。
ki-ko | 2011.10.23 20:13 | 編集
醜いです。
彼らは本当に人間なんでしょうか?
わたしには、エイリアンに心を奪われた人の形をした悪魔としか見えません。
ki-ko | 2011.10.23 20:18 | 編集
九電会長・松尾新吾と九電社長・眞部利應と佐賀県知事・古川康
の顔と名前を覚えておくだけじゃなく
(もちろん執念深く覚えておくべきだけど)
彼らを批判するメールを
どんどん出すべきだと思う。

原子力ムラの人々はかって責任を取ったことは
一度も無い!

ってのが小出先生の口癖だけど
ほんとにその通りだと思う。

彼らを一人一人追求して
キチンと責任を取らせることが
原発を無くす第一歩だと思う!
himadarake | 2011.10.24 02:37 | 編集
こんにちは。

東電の事故時の社長は二億円懐に辞めました。犯罪人なのに。
今どこに雲隠れしているのか不明です。証拠隠し口裏合わせ逃亡
国土を滅ぼし核・放射能被害をまき散らして。

おまえ何処に逃げているんだよ。
役員報奨金廃止だろう。全額被害者救済に返してね。

それから枝野、会長と社長の首と交換に原発再起動への筋書きを
狙っている官僚たちと組んでいるつもりなんだろう。

では。

では。
単純な者 | 2011.10.24 16:17 | 編集
2億円寄付しなくっちゃ地獄に行くよねw
ki-ko | 2011.10.24 19:15 | 編集
管理者にだけ表示を許可する
 
back-to-top