fc2ブログ
10.26
Wed
原子炉圧力容器から22トン水漏れ 東海第二原発
asahi.com 2011年10月26日22時13分

日本原子力発電は26日、
東海第二原発(茨城県東海村)の原子炉圧力容器の底部から、
容器内の水22.4トンが漏れたと発表した。

底部に取りつけられている装置での作業ミスが原因という。
下請けの作業員4人が水を浴びたが、防護マスクや雨がっぱを着用していたため
被曝(ひばく)はなく、外部への影響もないという。

同社によると、制御棒を出し入れするための装置のふたを締め付けているボルトを緩めたところ、
水が格納容器内に漏れ出した。
作業員が誤った位置のふたを取り外そうとしたミスという。
水の放射能濃度は1リットルあたり390ベクレルだった。

同原発は大震災で原子炉が自動停止し、5月から定期検査に入った。
被災した機器の修理のため、検査の終了時期を今年11月から来年8月に延期している。



ーーーーー

作業員の方の被ばくがなかったとのことで(事実なら)
本当に良かった。
外部への影響もないという事で(事実なら)
これも本当に良かった。

1リットルあたり390ベクレルという数字(これも本当?)が
対して大きくないように感じてしまう自分が恐い。
だって、さっき、児玉先生が
100ベクレル以上のものは持ち出してはいけないって言っていたんだから
390だって大きいい数字なんですよね・・・



続きを読むに関連記事追記





東海第二原発 4人が漏水かぶる
NHK 10月26日 16時5分

茨城県東海村にある定期検査中の東海第二原子力発電所で、
放射性物質を含む原子炉の水が格納容器に漏れるトラブルがあり、作業員4人が水をかぶりました。
このトラブルで水20トン余りが漏れ出したとみられていますが、
放射性物質が外部に漏れることはなく、作業員4人の健康に影響はないということです。

経済産業省の原子力安全・保安院などによりますと、26日午前10時20分ごろ、
日本原子力発電の定期検査中の東海第二原発で、
作業員が原子炉の底の外側付近で、原子炉を貫く制御棒の装置から水漏れを防ぐ板を外そうとしていたところ、
炉内の水が格納容器に漏れ出しました。
この水には放射性物質が含まれていて、合わせて22トン余りが漏れ出したとみられていますが、
放射性物質が外部に漏れることはなかったということです。

また、作業員4人が漏れた水をかぶりましたが、4人の健康に影響はないとしています。
さらに核燃料がある使用済み燃料プールの水も一時減ったものの、水を補給し冷却に問題はないということです。

日本原子力発電によりますと、トラブルの原因は、
本来取り外すべき板を間違えて、別の板を取り外したためだということで、原子力安全・保安院が詳しく調べています。
日本原子力発電は茨城県庁で会見し、この中で広報担当の村岡清一マネージャーは
「使用済み燃料が保管されたプールとつながっている場所からの水の漏えいでもあり、非常に重く受け止めている。
原因をしっかり究明したい」と述べました。





2011年10月27日(木) 茨城新聞

東海第2原発、圧力容器から22トン漏水 作業ミスか「環境影響ない」


日本原子力発電(原電)は26日、定期検査中の東海第2原発で、
原子炉圧力容器の下部にある制御棒を出し入れする駆動装置から放射性物質を含む水が漏れたと発表した。
漏えいは約4時間にわたり、原電の推計では原子炉内の冷却水約22・4トンが格納容器内に流れ出た。
周辺環境への影響はなかった。作業員4人が水をかぶったが、被ばくは確認されていない。

定期検査に伴い制御棒を取り外して分解点検する作業中で、
原電は、同装置から水漏れを防ぐ鉄板を取り外す際、作業員が外す箇所を間違えた可能性が高いと見て、
詳しく原因を調べている。

原電によると、同日午前10時20分ごろ、
格納容器内の廃液を回収する設備の水位上昇を示す警報が鳴り、
運転員が制御棒駆動装置の下端部1カ所から水が漏れているのを確認。
作業員の1人が鉄板のねじを外した箇所のパッキンが緩み、水が漏れ出たという。

使用済み燃料プールに移していた制御棒1本を同装置に戻して穴をふさいだ後、ねじを締め直し、
午後2時14分に漏水停止を確認。漏水はすべて廃液処理系の設備で回収した。
水に含まれる放射性物質は1立方センチメートル当たり0・4ベクレルと微量。

定期検査中のため、原子炉の燃料は使用済み燃料プールに移された状態だったが、
水位の変動や冷却機能への影響はなかった。

同装置は制御棒の挿入により水を通さない仕組みで、制御棒を取り外す際は漏水防止用の鉄板を取り付ける。
通常の手順では制御棒を戻した後に鉄板を外すが、
作業員は誤って制御棒が挿入されていない別の箇所の鉄板を外したと見られる。

原電は同日、県庁で会見し「原子炉からの漏えいであり、重大な問題と受け止めている」と謝罪。
来年8月上旬まで延長が決まっている定期検査の工程には影響しないとの見通しを示した。







県と東海村など周辺7市町村は同日、東海第2原発を立ち入り調査した。
関連記事
comment 2 trackback 0
トラックバックURL
http://kiikochan.blog136.fc2.com/tb.php/1028-71cceeda
トラックバック
コメント
人的ミスが無くせない以上原発は廃止。あと電気料金の算出方式の法律を変えれば原発は無くなる。
通りすがり | 2011.10.27 09:34 | 編集
こんにちは。

事故学にはヒヤリハットというのがありまして・・(^_^;)
300のひやりとした瞬間があって、
30の軽微のはっとした事故があって
そうしてから・・ドカーンと大きいのがあると言いますが。

核・原発の放射能の事故というのはこの300ベクレル/kg

恋愛関係で恋人の前で・・小さくプーッとやっちゃった時点で
競争相手に負けちゃうとかいうレベルなんですかね。
音は小さいですがダメージは決定的ですよね。
(すみません(^_^;))

では。

単純な者 | 2011.10.27 21:36 | 編集
管理者にだけ表示を許可する
 
back-to-top