福島第一原発でワイヤ落下、2人負傷
ワイヤ落下、解体作業員2人負傷 福島第1原発
産経News 2011.10.29 12:27
東京電力は29日、福島第1原発1号機タービン建屋付近で、
大型クレーンの解体作業をしていた協力企業の男性作業員2人が、落ちてきたワイヤに当たり負傷したと発表した。
40代の男性作業員はあごや腕、肋骨(ろっこつ)、両足の骨を折る重傷。
20代の男性作業員も肩や首、腹部などに痛みを訴えており、骨折の疑いもあるという。
東電によると、作業員らは1号機原子炉建屋カバー設置工事で使用した大型クレーンの解体作業中、
同日午前8時半ごろ、クレーンでつっていた台座から落下してきた太さ36ミリの鋼製のワイヤの束に当たったという。
40代の男性はドクターヘリで病院に搬送されたが、意識はあり、命に別条はないという。
東電は、台座に固定されていたワイヤが何らかの理由で落ちたとみて原因を調べている。
落下したワイヤの重さは不明だが、
東電の松本純一原子力・立地本部長代理は「かなり太いワイヤで、重量もかなりある」としている。
ーーーーーーーーー
こういうニュースはやっぱり、記者会見で正確に内容をチェックしておかなければ・・
という事で午前中の記者会見から、
01:30
東京電力松本純一:
まず、プラントの状況の前にけが人が発生いたしましたので
その内容の方からご報告させていただきます
本日、午前8時40分ごろでございますけれども
発電所構内のものあげ場付近におきまして
1号機の原子炉建屋のカバー設置工事で使用いたしました大型クレーンの解体作業に従事していた
協力企業の作業員の方2名が、
クレーンをつっていた台座にぃー・・・失礼いたしました
つっていた台座にのせていたワイヤーの束がはずれて落下いたしまして、
2名の方がそのワイヤーに当たって、負傷をされています。
えー、一名の作業員の方は20代の男性、あ、・・40代の男性でございまして、
えーーー、もう1人の方は20代のでございます。
え、5,6号機側の休憩医療室で、え、治療診察を行っておりますが、
まず、40代の男性の方は、
え、・・このぉー・・治療室でのお医者様の診断では、
あごの骨折、それから、ろっ骨の骨折、両足のすねの部分の骨折という事で、
え・・・、現在、いー広野町のグランドに救急車で搬送後
広野町のグラウンドからドクターヘリで福島市の医大に搬送をしているところでございます。
10時35分に広野町のグラウンドからヘリが出発したという報告を受けております。
それから、もう1人の方。20代の男性の方でございますが、
こちらは、医務室の診察の結果では、
肩、首、それから腹部に痛みを訴えているという事でございまして、
こちらは、あー、業務車でJビレッジに搬送した後、検査で市内の病院に行く予定でございます。
え、現在分かっているところにつきましては、以上でございます。03:39
あのm作業の実態、どういう形で積み荷でありますワイヤーの束が、
支えていた番線が切れて落下したのかというような、詳しい状況については現在
調べているところでございます。03:59
04:15
質問:クレーンで積み上げていた状態だったという事ですね
松本:
そうです。あの、
大型クレーンを解体する際に、大型クレーンの荷物を釣り下ろすためのワイヤーを
別のクレーンでつり上げていた台座が、あの、つり上げていた台座にワイヤが乗っています。
その台座から、ワイヤーが、ま、落ちて、その下に、いー、ま、今回二人の作業員の方が
あ、負傷したという状況でございます。
質問:大型クレーンの台座が釣られていてその台座に乗っていたワイヤーがおっこったという事?
松本:はい。
質問:おっこった時の台座の高さはどの位だったかわかりますか?
松本:
えーっと、この辺はまだ分かっておりません。
ただ、ワイヤーの太さはですね、36ミリでございます。
かなり太いワイヤーが、あの、ま、巻き取った状況で、台座にのせております。
それを、えー、いわゆる番線で固定してですね、
あの、別のクレーンでつり上げて、えーー、
いわゆる、大型クレーンから外すという作業を行っておりまして、
その際、番線が何らかの原因で切れて、
えー、台座に乗っていたワイヤーが落ちたという状況でございます。
質問:ごめんなさい、
確認したいのはワイヤーをつり上げるんじゃなくて、
ワイヤーがのっている台座ごとつっていたんですね、状態としてはね。
松本:はいそうです
質問:
それで、40代の男性の方は、そうすると計4カ所の骨折の診断の後、
今は広野町のグラウンドを飛び立って、
福島県立大学病院に向かっている最中ということですね。今の状況は。
松本:はいそうです
質問:
あと、20代の男性の方は、肩、首、腹部に痛みという事で
これは骨折はないという事でしょうか。
松本:
詳しい状況がまだ分かっておりませんので、
あの、正式には病院でですね、レントゲン等を撮る必要があると思っております。
本人の、ほ―、訴えでは肩、首、腹部に、痛みがあるという事でございます。
質問:
ごめんなさい、
逆に40代の方は骨折だというのがはっきり分かって、
20代の方が分からないと、その辺がはっきりしないのは何故なんですかね
松本:
おそらくですね、お医者様が5,6号の緊急医療室にいらっしゃいますけれども
あの、すぐ、相当程度診て、えー、診断が下せる状況ではなかったかと考えています。
質問:
40代の男性の方はその時の意識であるとか、
なんていうんでしょう、もちろん重症なんでしょうが、
例えば生命に対して何か危機的な状況があるのかとか、その辺はどうなんでしょうか
松本:
はい、あの、意識はお二人ともございます。
それから、えーーーー生命に、えーー
どれくらい、あの、重篤な状況下については、まだ、あの、お医者様の診断等は正式には出ておりません。
それから、えーー、いわゆる放射線のサーベイは行ってますけれども、
放射性物質の付着はないという結果を受けております。
質問:
これ、20代の方は、今はJビレッジに居て、このあと、町内の病院に
これは、救急車で行くという事になるんですか?
松本:
はい、あのーー現在あのーーー、Jビレッジの方に向かっておりまして、
その後検査のために病院に行くという事になります。
あのぉー、Jビレッジでですね、救急車を用意するかどうかはまだ決まっておりません。
質問:Jビレッジへの搬送は業務車ってさっきおっしゃいましたね。
松本:
はい、あのー、
元請けの清水建設から業務車で輸送を行っております。
えっと、けが人の関係はよろしいでしょうか?
07:49
毎日新聞斉藤:
怪我をされたのは協力会社の作業員という事ですか
松本:はい、そうです。
毎日新聞:えっと、ワイヤーは、鉄製ですか?
松本:えーーっと、そうですね、具体的な材質はまだ確認はできておりませんが、
いわゆる鋼製のワイヤーでございます。
毎日新聞:
えっと、番線が切れたっておっしゃってましたけど
番線っていうのは、なん、なんですか?
松本:
はい、あのぉ、まだ詳しい状況は判明しておりませんけれども、
あのー、いわゆる700トンの大型クレーンがございまして、
これが昨日工事が竣工いたしましたので今、解体工事をやっています。で、
大型クレーンのここにですね、
クレーンをつりさげるためのワイヤーがあるんですけれども、
これを、えーー、先ほど申し上げました・・・台座にのっけて、
これを、ま、クレーンでつり下ろすという、作業をした際に、
この台座と、巻き取っているワイヤーをまァ、番線
イメージで言いますと、針金のような、あの、太い針金でですね
ま、台座の上に固定していたという状況でございます。
で、このワイヤ-を釣り降ろす際に、何だかの原因で番線が切れたか外れたかして、
この絵愛やーそのものが、ま、落ちてきた。
台座から落ちたというような状況でございます。
毎日新聞:
ワイヤーが落ちてぶつかったという事なんですけど
ワイヤーの重さはどれ位あるんでしょうか?
松本:
えっとー、まだ確認できておりません
おっこったワイヤーは太さが36ミリございますので、
かなり太いワイヤーですから重量もかなりあると思っております。
毎日新聞
36ミリの太さで、長さっていうのは?
松本:
その長さが何て言いますか、とぐろを巻いているような状況でございます。
はい、あと一個、8時40分というふうに申し上げましたけれども、
8時30分ごろであります。
はい。発生した時刻は午前8時30分ごろ。
それから、物あげ場というふうに申し上げましたけれども
正確には1号機のタービン建屋の海側というところです。
質問:すみませんちょっと、確認。
これ、作業員二人の方は台座の真下のような位置に居たんですか?
それとも、離れたところに居たけれども、
例えば落ちたワイヤーが飛んで来たみたいな状況なんですか?
松本:
その辺ははっきりとは分かっておりません。
当然作業安全といたしましては、釣り荷の下には入らないという事が大前提ですので
ご指摘の通り、真下で、そもそも当たってしまったのか、
何らかの番線がはねたいきおいで、ま、ワイヤーの方がかなり動いたのかっていうところは
ちょっと確認中です。
それから、作業員Aの方、あ、40代の作業員の方ですけれども、
あご、ろっ骨、両足のすね、というふうに申し上げましたけれども、
右腕も、あの、骨折の疑いがあるという事でございます。
11:22
朝日新聞 今:
いま、その骨折の箇所を確認しようと思ったんですが、
20代の男性の方の痛みというのが新しい情報はありますでしょうか?
松本:
肩、腰、腹部に痛みを訴えておりまして、現在病院の方へ搬送中です、
こちら側に関しましては5,6号機の医務室でのみたてではですね
骨折まではまだ確認できていないという事で、
今後、あのー、病院でレントゲンとうをうけてですね、
正式に診断が出ると思います。
朝日新聞:
Jビレッジに近い病院という事なんでしょうか
松本:
はい、おそらく、そこで、えーーー、どちらの病院にするかは決定すると思います。
朝日新聞:
jビレッジでは応急処置は受けていないんですか?まだ。
松本:
えっとまだ、Jビレジの方に着いたという報告は受けておりません。
朝日新聞:
搬送している途中という事ですね。
松本:はい。
フジテレビ藤原:
この時作業は何人で行っていたんでしょうか
松本:
全員の作業員の人数に関しては確認中です。
あと、元請けそれから東電を含めていわゆる管理員の立ち会いの数などについても現在確認中です。
フジテレビ:
装備とかなんですけれども、
ヘルメットとかそういったもので、安全上の問題はなかったんでしょうか
松本:
はい。装備そのものはいわゆる作業用の下着を付けた後、
タイベック、いわゆる白い、いーー、あの、
何だっけ・・不織布で出来たタイベックを付けた後、
全面マスク、ゴム手、ヘルメットという状況です。
フジテレビ:
ワイヤーの真下の作業員の方がおられたという状況でよろしいんでしょうか。
松本:
いえ、その辺はまだはっきりした事は分かっておりません
あのぉー、どういった状況でワイヤーが、落ちてきたワイヤーに
この二名の方が負傷されたのかという状況についてはまだ確認中です。
フジテレビ:
当時その、風が吹いていたとか何らかの状況はあったんでしょうか
松本:
そうですね、風等に関しましてはいわゆるクレーンを使う際の基準がございますので、
その基準以下で作業はもちろんやっていたと思いますけれども、
実際、強風とうがあったのかについても確認中です。
質問:もういっぺん、Jビレッジにあるのは診察室でしたっけ?
松本:はいそうです。
質問:これ、ごめんなさい、
わざわざ5,6号機からJビレッジに運んだというのは、これ、
jビレッジのほうがあれでしたっけ?
設備が充実しているとかだったんでしたっけ
松本:
いったんJビレッジの方で着替えですとか、汚染検査が有りますので
そちらでいったん車に乗り換えるという事もありますので
一応Jビレッジから市内へ
と言いますか病院に運ぶという事で
質問:
じゃぁ、5,6号機で簡単な診察を受けた後は
Jビレッジでは、その、出るための準備をするだけで
そこで診察する訳じゃなくてそのまま病院に行くという事ですね
松本:
はい。そうです
質問:
いわき市内の病院で良いですか?
松本:
えっと、おそらくいわき市内の病院だと思いますけれども、
あのーま、そこで再度診察、お医者様がいらっしゃいますので
あの、どういった病院に搬送されるのかが判断されると思います。
NHK:
NHKのよっかです
あの、かくにんなんですけれども、ワイヤーなんですけれども、
えーっと、解体作業中だったと思うんですけれども、
つり上げて何に移そうとしているところだったんですか?
松本:あの、地面です
NHK:あ、地面
な、なんか、どっかに、は、運ぶんじゃなくて、単純に、じ、地面に移す作業って事ですか
松本:はい。あの
現在高型のクレーンにま、据えつかっている状況でございますので
一旦、地面のほうに降ろすという事をやっておりました。
毎日新聞:
もともと解体している大型クレーンは何のためにつかってたものですか
ーーーーーーーー
あの、記者の質問が・・・
あまりにくだらないので、時間の無駄だからやめます。
以前の話しをちゃんと聞いてないし、
なんか・・・><
ただ、・・・40代の方はかなりの重症のようです。
ーーーーーーーー
午後の会見はこちら↓
10月29日東京電力記者会見午後の部(負傷者の方に関しての報告・書き出し)
松本さんの報告の部分書き出しました。
ワイヤ落下、解体作業員2人負傷 福島第1原発
産経News 2011.10.29 12:27
東京電力は29日、福島第1原発1号機タービン建屋付近で、
大型クレーンの解体作業をしていた協力企業の男性作業員2人が、落ちてきたワイヤに当たり負傷したと発表した。
40代の男性作業員はあごや腕、肋骨(ろっこつ)、両足の骨を折る重傷。
20代の男性作業員も肩や首、腹部などに痛みを訴えており、骨折の疑いもあるという。
東電によると、作業員らは1号機原子炉建屋カバー設置工事で使用した大型クレーンの解体作業中、
同日午前8時半ごろ、クレーンでつっていた台座から落下してきた太さ36ミリの鋼製のワイヤの束に当たったという。
40代の男性はドクターヘリで病院に搬送されたが、意識はあり、命に別条はないという。
東電は、台座に固定されていたワイヤが何らかの理由で落ちたとみて原因を調べている。
落下したワイヤの重さは不明だが、
東電の松本純一原子力・立地本部長代理は「かなり太いワイヤで、重量もかなりある」としている。
ーーーーーーーーー
こういうニュースはやっぱり、記者会見で正確に内容をチェックしておかなければ・・
という事で午前中の記者会見から、
01:30
東京電力松本純一:
まず、プラントの状況の前にけが人が発生いたしましたので
その内容の方からご報告させていただきます
本日、午前8時40分ごろでございますけれども
発電所構内のものあげ場付近におきまして
1号機の原子炉建屋のカバー設置工事で使用いたしました大型クレーンの解体作業に従事していた
協力企業の作業員の方2名が、
クレーンをつっていた台座にぃー・・・失礼いたしました
つっていた台座にのせていたワイヤーの束がはずれて落下いたしまして、
2名の方がそのワイヤーに当たって、負傷をされています。
えー、一名の作業員の方は20代の男性、あ、・・40代の男性でございまして、
えーーー、もう1人の方は20代のでございます。
え、5,6号機側の休憩医療室で、え、治療診察を行っておりますが、
まず、40代の男性の方は、
え、・・このぉー・・治療室でのお医者様の診断では、
あごの骨折、それから、ろっ骨の骨折、両足のすねの部分の骨折という事で、
え・・・、現在、いー広野町のグランドに救急車で搬送後
広野町のグラウンドからドクターヘリで福島市の医大に搬送をしているところでございます。
10時35分に広野町のグラウンドからヘリが出発したという報告を受けております。
それから、もう1人の方。20代の男性の方でございますが、
こちらは、医務室の診察の結果では、
肩、首、それから腹部に痛みを訴えているという事でございまして、
こちらは、あー、業務車でJビレッジに搬送した後、検査で市内の病院に行く予定でございます。
え、現在分かっているところにつきましては、以上でございます。03:39
あのm作業の実態、どういう形で積み荷でありますワイヤーの束が、
支えていた番線が切れて落下したのかというような、詳しい状況については現在
調べているところでございます。03:59
04:15
質問:クレーンで積み上げていた状態だったという事ですね
松本:
そうです。あの、
大型クレーンを解体する際に、大型クレーンの荷物を釣り下ろすためのワイヤーを
別のクレーンでつり上げていた台座が、あの、つり上げていた台座にワイヤが乗っています。
その台座から、ワイヤーが、ま、落ちて、その下に、いー、ま、今回二人の作業員の方が
あ、負傷したという状況でございます。
質問:大型クレーンの台座が釣られていてその台座に乗っていたワイヤーがおっこったという事?
松本:はい。
質問:おっこった時の台座の高さはどの位だったかわかりますか?
松本:
えーっと、この辺はまだ分かっておりません。
ただ、ワイヤーの太さはですね、36ミリでございます。
かなり太いワイヤーが、あの、ま、巻き取った状況で、台座にのせております。
それを、えー、いわゆる番線で固定してですね、
あの、別のクレーンでつり上げて、えーー、
いわゆる、大型クレーンから外すという作業を行っておりまして、
その際、番線が何らかの原因で切れて、
えー、台座に乗っていたワイヤーが落ちたという状況でございます。
質問:ごめんなさい、
確認したいのはワイヤーをつり上げるんじゃなくて、
ワイヤーがのっている台座ごとつっていたんですね、状態としてはね。
松本:はいそうです
質問:
それで、40代の男性の方は、そうすると計4カ所の骨折の診断の後、
今は広野町のグラウンドを飛び立って、
福島県立大学病院に向かっている最中ということですね。今の状況は。
松本:はいそうです
質問:
あと、20代の男性の方は、肩、首、腹部に痛みという事で
これは骨折はないという事でしょうか。
松本:
詳しい状況がまだ分かっておりませんので、
あの、正式には病院でですね、レントゲン等を撮る必要があると思っております。
本人の、ほ―、訴えでは肩、首、腹部に、痛みがあるという事でございます。
質問:
ごめんなさい、
逆に40代の方は骨折だというのがはっきり分かって、
20代の方が分からないと、その辺がはっきりしないのは何故なんですかね
松本:
おそらくですね、お医者様が5,6号の緊急医療室にいらっしゃいますけれども
あの、すぐ、相当程度診て、えー、診断が下せる状況ではなかったかと考えています。
質問:
40代の男性の方はその時の意識であるとか、
なんていうんでしょう、もちろん重症なんでしょうが、
例えば生命に対して何か危機的な状況があるのかとか、その辺はどうなんでしょうか
松本:
はい、あの、意識はお二人ともございます。
それから、えーーーー生命に、えーー
どれくらい、あの、重篤な状況下については、まだ、あの、お医者様の診断等は正式には出ておりません。
それから、えーー、いわゆる放射線のサーベイは行ってますけれども、
放射性物質の付着はないという結果を受けております。
質問:
これ、20代の方は、今はJビレッジに居て、このあと、町内の病院に
これは、救急車で行くという事になるんですか?
松本:
はい、あのーー現在あのーーー、Jビレッジの方に向かっておりまして、
その後検査のために病院に行くという事になります。
あのぉー、Jビレッジでですね、救急車を用意するかどうかはまだ決まっておりません。
質問:Jビレッジへの搬送は業務車ってさっきおっしゃいましたね。
松本:
はい、あのー、
元請けの清水建設から業務車で輸送を行っております。
えっと、けが人の関係はよろしいでしょうか?
07:49
毎日新聞斉藤:
怪我をされたのは協力会社の作業員という事ですか
松本:はい、そうです。
毎日新聞:えっと、ワイヤーは、鉄製ですか?
松本:えーーっと、そうですね、具体的な材質はまだ確認はできておりませんが、
いわゆる鋼製のワイヤーでございます。
毎日新聞:
えっと、番線が切れたっておっしゃってましたけど
番線っていうのは、なん、なんですか?
松本:
はい、あのぉ、まだ詳しい状況は判明しておりませんけれども、
あのー、いわゆる700トンの大型クレーンがございまして、
これが昨日工事が竣工いたしましたので今、解体工事をやっています。で、
大型クレーンのここにですね、
クレーンをつりさげるためのワイヤーがあるんですけれども、
これを、えーー、先ほど申し上げました・・・台座にのっけて、
これを、ま、クレーンでつり下ろすという、作業をした際に、
この台座と、巻き取っているワイヤーをまァ、番線
イメージで言いますと、針金のような、あの、太い針金でですね
ま、台座の上に固定していたという状況でございます。
で、このワイヤ-を釣り降ろす際に、何だかの原因で番線が切れたか外れたかして、
この絵愛やーそのものが、ま、落ちてきた。
台座から落ちたというような状況でございます。
毎日新聞:
ワイヤーが落ちてぶつかったという事なんですけど
ワイヤーの重さはどれ位あるんでしょうか?
松本:
えっとー、まだ確認できておりません
おっこったワイヤーは太さが36ミリございますので、
かなり太いワイヤーですから重量もかなりあると思っております。
毎日新聞
36ミリの太さで、長さっていうのは?
松本:
その長さが何て言いますか、とぐろを巻いているような状況でございます。
はい、あと一個、8時40分というふうに申し上げましたけれども、
8時30分ごろであります。
はい。発生した時刻は午前8時30分ごろ。
それから、物あげ場というふうに申し上げましたけれども
正確には1号機のタービン建屋の海側というところです。
質問:すみませんちょっと、確認。
これ、作業員二人の方は台座の真下のような位置に居たんですか?
それとも、離れたところに居たけれども、
例えば落ちたワイヤーが飛んで来たみたいな状況なんですか?
松本:
その辺ははっきりとは分かっておりません。
当然作業安全といたしましては、釣り荷の下には入らないという事が大前提ですので
ご指摘の通り、真下で、そもそも当たってしまったのか、
何らかの番線がはねたいきおいで、ま、ワイヤーの方がかなり動いたのかっていうところは
ちょっと確認中です。
それから、作業員Aの方、あ、40代の作業員の方ですけれども、
あご、ろっ骨、両足のすね、というふうに申し上げましたけれども、
右腕も、あの、骨折の疑いがあるという事でございます。
11:22
朝日新聞 今:
いま、その骨折の箇所を確認しようと思ったんですが、
20代の男性の方の痛みというのが新しい情報はありますでしょうか?
松本:
肩、腰、腹部に痛みを訴えておりまして、現在病院の方へ搬送中です、
こちら側に関しましては5,6号機の医務室でのみたてではですね
骨折まではまだ確認できていないという事で、
今後、あのー、病院でレントゲンとうをうけてですね、
正式に診断が出ると思います。
朝日新聞:
Jビレッジに近い病院という事なんでしょうか
松本:
はい、おそらく、そこで、えーーー、どちらの病院にするかは決定すると思います。
朝日新聞:
jビレッジでは応急処置は受けていないんですか?まだ。
松本:
えっとまだ、Jビレジの方に着いたという報告は受けておりません。
朝日新聞:
搬送している途中という事ですね。
松本:はい。
フジテレビ藤原:
この時作業は何人で行っていたんでしょうか
松本:
全員の作業員の人数に関しては確認中です。
あと、元請けそれから東電を含めていわゆる管理員の立ち会いの数などについても現在確認中です。
フジテレビ:
装備とかなんですけれども、
ヘルメットとかそういったもので、安全上の問題はなかったんでしょうか
松本:
はい。装備そのものはいわゆる作業用の下着を付けた後、
タイベック、いわゆる白い、いーー、あの、
何だっけ・・不織布で出来たタイベックを付けた後、
全面マスク、ゴム手、ヘルメットという状況です。
フジテレビ:
ワイヤーの真下の作業員の方がおられたという状況でよろしいんでしょうか。
松本:
いえ、その辺はまだはっきりした事は分かっておりません
あのぉー、どういった状況でワイヤーが、落ちてきたワイヤーに
この二名の方が負傷されたのかという状況についてはまだ確認中です。
フジテレビ:
当時その、風が吹いていたとか何らかの状況はあったんでしょうか
松本:
そうですね、風等に関しましてはいわゆるクレーンを使う際の基準がございますので、
その基準以下で作業はもちろんやっていたと思いますけれども、
実際、強風とうがあったのかについても確認中です。
質問:もういっぺん、Jビレッジにあるのは診察室でしたっけ?
松本:はいそうです。
質問:これ、ごめんなさい、
わざわざ5,6号機からJビレッジに運んだというのは、これ、
jビレッジのほうがあれでしたっけ?
設備が充実しているとかだったんでしたっけ
松本:
いったんJビレッジの方で着替えですとか、汚染検査が有りますので
そちらでいったん車に乗り換えるという事もありますので
一応Jビレッジから市内へ
と言いますか病院に運ぶという事で
質問:
じゃぁ、5,6号機で簡単な診察を受けた後は
Jビレッジでは、その、出るための準備をするだけで
そこで診察する訳じゃなくてそのまま病院に行くという事ですね
松本:
はい。そうです
質問:
いわき市内の病院で良いですか?
松本:
えっと、おそらくいわき市内の病院だと思いますけれども、
あのーま、そこで再度診察、お医者様がいらっしゃいますので
あの、どういった病院に搬送されるのかが判断されると思います。
NHK:
NHKのよっかです
あの、かくにんなんですけれども、ワイヤーなんですけれども、
えーっと、解体作業中だったと思うんですけれども、
つり上げて何に移そうとしているところだったんですか?
松本:あの、地面です
NHK:あ、地面
な、なんか、どっかに、は、運ぶんじゃなくて、単純に、じ、地面に移す作業って事ですか
松本:はい。あの
現在高型のクレーンにま、据えつかっている状況でございますので
一旦、地面のほうに降ろすという事をやっておりました。
毎日新聞:
もともと解体している大型クレーンは何のためにつかってたものですか
ーーーーーーーー
あの、記者の質問が・・・
あまりにくだらないので、時間の無駄だからやめます。
以前の話しをちゃんと聞いてないし、
なんか・・・><
ただ、・・・40代の方はかなりの重症のようです。
ーーーーーーーー
午後の会見はこちら↓
10月29日東京電力記者会見午後の部(負傷者の方に関しての報告・書き出し)
松本さんの報告の部分書き出しました。
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