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11.07
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福島のチェルノブイリ調査団、原発視察


福島のチェルノブイリ調査団、原発視察 投稿者 samthavasa


チェルノブイリ原発事故で汚染された地域などを訪れている福島県内の自治体関係者や研究者らが4日、
チェルノブイリ原発の施設などを視察しました。

記者
「チェルノブイリ4号機です。今、この石棺をさらに大きなシェルターで覆う工事が進められていまして、
これから2015年までかかるということです」

4日、チェルノブイリ原発を訪問した調査団は、25年前の事故の状況、
さらに、これまでに行われた放射能汚染に対する対策や、
今も続く事故処理の現状などについて責任者から説明を受けました。


チェルノブイリ原発 ノビコフ副所長 
「皆さん驚くかもしれませんが、作業は今も続いてます」

福島大学 清水修二 副学長 
「これから何年先くらいに終わるのか?」

チェルノブイリ原発 ノビコフ副所長 
「放射線量が自然に減るまでです」

新ふくしま農協 菅野孝志 代表理事専務
「一つの事故で、あれほど処理と長い時間かかるのかという事に対して
非常に何か、科学の恐ろしさみたいなものを、今日は感じましたね」

また、調査団は原発から数キロのところにある放射能汚染で廃墟となったプリピャチの町も訪れました。

福島・川内村 遠藤雄幸 村長
「ま、僕のところも20キロ圏内の警戒区域に150世帯ありますからね。ま、ほんと人ごとじゃないですね。
いや、もう、こんな姿にしたくないですね。早く戻ってもう、即、手を打たないと」

連日の調査でメンバーが強く感じていることがあります。
チェルノブイリの事故の被災地は平たんで広大な農地や森林が広がっていて、人口密度も低く、
さらに国のシステム自体も違います。
除染などの方法を探るにも現地の対応を、そのまま福島に生かせるわけではないという点です。

南相馬市除染対策室 横田美明 係長
「こちらは農地、あるいは森林の除染はいっさい手をつけていないということでしたので。
日本には日本のモデルがあって、それを考えなきゃいけないんだろうなって印象は強く持ちました」

調査団は6日までウクライナに滞在し、
チェルノブイリの事故処理に当たった作業員や汚染地域から避難した住民の支援団体などと意見交換をする予定です。

TBS  05日11:52


ーーーーーー

チェルノブイリまで行っても、この中の誰か一人でも危機感を持って帰ってくる人がいるだろうか?
「日本はチェルノブイリとは違うから大丈夫」
「日本人ならできる」
などと、根拠のない思い込みをさらに強めて戻ってこられたのではないかと・・・


日本人もチェルノブイリの人も
何も変わらない同じ人間なんだけどなぁ~


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コメント
そう思います。日本人は、特別。経済発展も人間の資質も他の国の人と違うから。ただアメリカ人と一部のヨーロッパ人以外ってことね!だから、神風吹くから大丈夫ですよ!そう言う感じにメディアにも国にも教育受けてきたから、きっと放射能でも違うんだよ!
グラム | 2011.11.07 15:07 | 編集
> 「一つの事故で、あれほど処理と長い時間かかるのかという事に対して
非常に何か、科学の恐ろしさみたいなものを、今日は感じましたね」

(インターネットでググれば判る)こんなことで、
あれほど税金の無駄と長い時間かかるのかという事に対して、
非常に何か、日本の愚かさみたいなものを、今日も感じましたね。
JP | 2011.11.08 09:50 | 編集
この記事の通り今の福島県の放射能問題を牽引する方々は 無能の塊です。 国の対策もあいまいだから仕方ないのかもしれませんが… 佐藤知事はじめ各市町村長は自治体としての存続と保身しか頭にはありません。 市民の命よりお金を優先させたいのです。 呆れかえっています。 せめて子供や妊婦さんを県外避難させるよう動いて欲しい。私も3歳の娘がいるので… 学校給食を食べる前に避難させたい。 県民の半分は麻痺している でも残り半分は気がついています。
福島県相馬市民 | 2011.11.09 15:14 | 編集
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