平井憲夫氏の貴重な講演「隠されていた危険~ここが危ない日本の原発~」完全版(すべて文字起こし)

実は、この平井憲夫氏が私が原発に関する勉強を始めようと思った時の原点でした。

そして、未来を守りたいというブログを最初に書きました。
平井憲夫さんの「原発がどんなものか知ってほしい(全)」を読んで、その内容を全部コピペししたブログです。

[私はその内部被曝を百回以上もして、癌になってしまいました。癌の宣告を受けたとき、本当に死ぬのが怖くて怖くてどうしようかと考えました。でも、私の母が何時も言っていたのですが、「死ぬより大きいことはないよ」と。じゃ死ぬ前になにかやろうと。原発のことで、私が知っていることをすべて明るみに出そうと思ったのです。]

と、「原発がどんなものか知ってほしい(全)」という著書の中に書かれています。



筆者「平井憲夫さん」について:
1997年1月逝去。
1級プラント配管技能士、原発事故調査国民会議顧問、原発被曝労働者救済センター代表、
北陸電力能登(現・志賀)原発差し止め裁判原告特別補佐人、
東北電力女川原発差し止め裁判原告特別補佐人、
福島第2原発3号機運転差し止め訴訟原告証人。
「原発被曝労働者救済センター」は後継者がなく、閉鎖されました。



すでに亡くなられています。
死因は肺がんだそうです。
この講演の最中にも咳をしていらっしゃいました。
たぶん、話しの内容の時期を考えると、亡くなられる直前の講演。

今から15年前のお話。
この時は原発は50基だったようです。

その日から、4基増えてしまっているけれど、
年月がたっても、お話しされている内容は少しも古くありません。

まさに、今の事です。

コメントで教えていただいたYoutubeを見て
この平井さんの言葉を文字にして残したいと強く思いました。

ぜひ、平井憲夫さんの声と表情をご覧になって
一度でいいので動画をご覧ください。

その後で、文字でもう一度心に刻み込んでいただけたらと思います。
そして、わたしも原点に帰ることにしました。

1996.10.21


・原発の事故
・新潟県巻町の住民投票
・原発の事故、故障が絶えない理由
  現場に合わないマニュアル
  そして職人がいなくなった
  検査も素人
・美浜原発事故、配管切断の理由
・一度動かしたら止められない原発
・原発は24時間放射能を海、大気へ排出している
  福井県敦賀のブツブツ切れるなまこ
・私が原発を辞めた理由
  事故を隠すのが責任者の仕事    
  作業員の被ばくをごまかす
  放射線管理教育で洗脳する
  500倍の被ばくをした作業員
・電力会社の社員の被ばくは一般労働者の50分の1
・労災の書類を受け取らない労働省
・原発被ばく者救済センター設立
・被ばくで癌や白血病になることを認めない理由
・日本のプルトニウムでフランスが核実験
・プルサーマルは石油ストーブにガソリンを混ぜて使うのと同じ
・日本の商社は海外へ自然エネルギーの技術を輸出している
・地域独占の電力事業
・志賀原発行政訴訟
  判決前、突然裁判長が交代  
・原子力発電所が生む差別の問題
  婚約破棄された女性
  中学生の作文コンクール
・質問
  原発は誰が推進して誰が利益を受けるのか?
  平井さんの資料は?
  この講演をマスコミで放送してほしい
  柏崎刈羽原発の放射線の量は銀座より少ない?
  所有している大量のブルとニウムの最終処分は?

・東海村では高速増殖炉でも使えない高純度のプルトニウムを抽出している
・選挙に行こう
・国会議員




「隠されていた危険~ここが危ない日本の原発~」 完全版


平井です。神奈川県からまいりました。
私は原子力発電所を20年間造ってまいりました。
原子力発電所といっても皆さんあまり分からないでしょ。
なんか夢のような話なんですよね。
一番最初に東海村で原子力発電所を日本で建設した時に、私も参加しました。
本当にね、夢のような話だったんですよね。
それに自分が参加できるという事がすごくうれしかった。
で、それから日本で原子力が動き出して、今、30年になります。
日本で50基原子力発電所が運転されております。
やはり、このエネルギー問題とか、いろんな問題を抱えて、
今、日本がどういうふうになっていくのか。という事ですよね。

私自身も、ある時期までは、はっきり申し上げて自信を持っておりました。原子力発電所について。
辞めたのが1988年です。
これは、この話しの中でいろいろとお話しをしますが、
みなさん方もご存じのように、
原子力発電所がひとたび事故を起こすと、これはもう、取り返しがつかないんですよね。
チェルノブイリ。今年10年になります。
スリーマイル島の事故。
このように世界中を巻き込んでしまう。一回事故が起きると。

じゃぁ、日本の原発はどうなのかと。
日本の原子力発電所でもそれに匹敵するような事をたびたび起こしているんですね。
いわゆるそれでも、原発のある地元の人は知っているが、それ以外の人はあまり関心がないみたいなんですよね。

世界の3大原発事故というものがあります
チェルノブイリ、スリーマイル島、
そして5年前の関西電力の美浜原発事故というのはご存知ですか?

この3つが世界の3大原発事故なんです。

で、いま50基
正確には49基なんですよね。もんじゅが今止まっているから。

49基の原発が、年間で公表されている事故
これはね、事故という言葉を使うとね、国はものすごく嫌がるんですよ。
「事故じゃない」というんだけど、いわゆる事故。
これが実際は270件から300件あるんです。

ほとんど毎日のように。
で、公表されているのが、去年。
去年の分を今年公表しているんですが、これだけでも47件。
これは重大事故なんですよね。

その47件を普通の人がどれだけ知っているかという事、
ほとんど無関心ではないのかなと思うんですよね。




長くなるので続きを読む



8月4日(1996年)、みなさん方もご存じでしょ。
新潟県の巻町というところで住民投票を行った。
私も去年から、それから住民投票その日も、それからずっと、
7月も地元の人と一緒に凱旋をやって町民に訴えてきました。
何故あれだけ反対が多いかというのは、やはり、町民のみなさんが本当に勉強した。
「これは、原発はダメだ」と。結果があれなんですね。

なぜそうか、
やはり、地元の人で推進賛成の人もいらっしゃいます。
じゃぁそういう人たちと、反対の人達がドンセンしようとしても
推進と言われる人、これは何にも原子力発電の事を勉強していないんです。

いわゆる原発を誘致すると何百億円のお金が付いてくる
それでもって、町の活性化をやる。
この話しか出てこない。

私も8月4日の投票日、それから次の日、まだ新潟にいました。

で、東京発のテレビの番組なんかを見ていると、
東京で、やはり、評論家の人とか大学の先生なんかが「地域のエゴだ」と「原発反対というのは」
それから、「何にも分からないで先導されて反対票を入れた」とか
いうような事を耳にしました。


そうじゃないんですよね。
地域の人で原発反対の票を入れた人は、
ほとんどの人がね2時間3時間原発論争が出来るくらい勉強している。

なにも、町町の人達が、地域のエゴで反対したんじゃないんですよね。

このお話しの中でいろいろお話しをしていきますが、
あの原子力発電所が今、稼働しているところ。
みなさん方ずっと地図で思い浮かべていただけば分かるように、
いわゆる都市部。
都市の人達へ電気を供給するために造る原発なんですよね。
だから、地元の人が使う電気じゃないんですよ。

東京あたりで使う電気を新潟で作って、
で、それをみなさんが「嫌がる」ということで、莫大なお金をね、電源三法交付金というお金をつけて建設をすると。

だから、なぜ、原子力発電所がみんなそんなに嫌なのかと。さまざまな問題があるんです。

というのは、皆さんご存じのように、
新聞をね、よーく気を付けて見ていただけば分かるように、
ほとんどね、毎日ぐらいに事故、故障が載っているんですよね。

特にここ10年位、事故や故障が絶えなくなってしまったんです。

それは何故かというと、
これは、私も辞める3~4年前から、「とにかくこれは困った事だなぁ」いうのは、

今、原子力発電所にかかわっている、工事をやっている人達ですね。
ここに、昔でいう職人。技能技術者という言葉を使いますが、
私らが昔から言う職人。職人という人がもう、ほとんどいないんですよ。
ほとんどいないんですよ。ほとんどいません。

全体の98%位は、全くの素人の人があの工事をやっているんですね。
で、原子力というとね、非常に高度な技術を持って造られていると錯覚をしている人が多いんですね。
原子力っていうだけで。

私ももともとは石油プラント、、化学プラントの監督をしておりました。
で、そういうところから比べると、
今でも、10年から15年は遅れたやり方で、原子力発電所というのは工事を行っているんです。

で、その事故が絶えなくなったというのは、
いわゆる工場でプレハブ、ある程度組み立てて持ってくる。
で、現場で積木。
そうしてやる方法、これを取り入れたんですよね。
そのいわゆる、マニュアルいうものが出来あがってきたんですよね。

昔は現場で経験豊富な職人さんが、合わなきゃ合うように自分で加工してやっていた。
それがいわゆる加工、現場で積木をしてやる
そのマニュアル自体が間違ったマニュアルなんです。

私は高校しか出ておりません。
それからずーっと現場一筋なんですよね。
で、そのマニュアルが出来た時に、「こういうマニュアルだと事故が起きるぞ」と言うんですよね。

でも、このマニュアルと言うのは国の役人が作ったものなんです。

コンピューターで割り出したとか、これはどうとかいう、
いわゆるその、机の上だけで作ったもの。
だから、とてもじゃないが、その通りに造ってしまうと、絶対に事故が起きるんですよ。

でも、その「マニュアルを変えろ」と言っても、
もう、皆さん方もご存じのように、いわゆる官僚と言うのは、一回決めた事はね、絶対に変えないんですよ。

たとえ事故が起きようが人が死のうがこれを変えない。

それからとにかく、もう、事故が絶えなくなってしまった。
で、それをみて、ある程度職人さんという腕のいい人もいたんですよ、
でも、やり方がまるっきり違うんですよね。
素人が作ったマニュアルだから。
でもその通りにやらなきゃダメ。
そうすると、いわゆる職人さん、腕のいい人というのは、そういう風なものを
「自分ではやってられねぇ」と、いうのでだんだん、だんだん、現場を離れて行ってしまう。

つい、2週間ぐらい前にも新聞に出ていたでしょ。
新潟の6号機。東京電力の刈羽原発の6号機。
定検工事いうのがあるんですよね。1年に1回必ず行う。
これが、いわゆる、暦通りに行かないと。先送りにするというのが出てたでしょ。
いわゆる熟練工がいなくなってしまったと、
で、定検工事言うのは、電気をあまり使わない時期に行うんですよね。
そこへラップしてくるんですよ。だんだん。

10年以上前はある程度の職人さんがいたから、それが出来ていたんですが、
今はそれがいないから、もう、出来なくなってきています。

そういうふうに素人の人が原子力発電所をほとんど動かしているんですから、工事をやっている。
だから、この既知を知らないのね
「こうやったら溶接が飛んでしまうぞ」とか、いろんな事が分からないまんまやっている。

で、わたしが、
阪神、大地震がこの前ありました。
あの次の日に、私はやはり、神戸に行きました。
そこで、一番最初に感じたのが、
高速道路がひっくり返っている、それから新幹線の橋げたがどうやらなってる。
ビルはひっくり返っている。
全くこれは原子力発電所の現場と一緒だなというのを、気がついたんですよね。

なぜなら、これは言い方が悪いかもしれません。
働いている人。
働いている人というのは、あそこでコンクリートを流したりね、なんやらしているひとも、
出稼ぎの人。
で、原子力発電所で仕事を今されている人も、いわゆる出稼ぎの人なんです。

だから、コンクリートの橋げたの中に、コンパネね。ベニヤ板が入っていたり、
ジュースの空き缶●が入っていたり、溶接はくっついていない。

設計した人はね、ジュースの空き缶●なんかがまさかそこに入るとは思っていないんですよ。

そういう風な要因でああいうような事故が起きたのもあるんですよね。
やはり原子力発電所でも、そういう風な事故がね、たびたび起きちゃっているんです。
どういうことかいうと、原子炉、原子炉の中へ●道具や工具を落とす。
このまえ一番びっくりしたのが、
東京電力福島原発で針金ね、足場を組む針金のこんな長いの。
これが原子炉の中にあったんですよね。

たまたま事故が起きなかったから良かった。

それをね、落っことした人は知っているんですよ。
「自分が落としたな」と。
でもそれを言うと怒られるから言わない。
それよりも、「どういう事故になるのかな」という意識がないんですよ。

だから、今言うように現場で今行われているのは、非常にこれは危険です。

で、私自身、いわゆる配管。
あの中には配管というものはいっぱいあるんですよね。
配管が、これはもう、なんです。

原子力発電所の中の配管と言うのは、人間でいうと血管と同じなんです。
どれが一本切れても、これは大変な事故になってしまう。

で、その、溶接と言うのがあります。
溶接。
溶接というのは、町の銭湯のお風呂屋さんね、お風呂屋さんのお湯を沸かすボイラー
これが、通産省の溶接の免許がないと付けてはダメですよ。
という厳しい決まりがある。

同じように原子力発電所にもボイラーがあります。
これは同じように資格を持った人がしておりますが、
それ以外に原子力発電所では、何十万か所、何百万か所という、溶接の箇所があるんです。
これはなーんにも資格がいらないんです。
誰がやってもいい。
だから、そういうふうな事故が絶えなくなってきているというのはそういうところにもあるんです。

で、それを言うと、
「まさかそんな事をやっているとは思わなかった」ってほとんどの人が言うんですよね。

で、今言うようにその、パイプが切れてしまう。
配管が切れるとどういう事故になってしまうかというのを

これが、私が最近の原発事故の事を言うのは、日本型の事故
日本だから起きてしまうような事故が起きているんですよね

で、やはり、日本型の事故の典型的な事は、
関西電力の美浜原発事故ね。
これなんかが典型的な日本型の原発事故なんです。
私自身が海外へも技術指導で何回も行っております。
アメリカ、ドイツ、いろんな処の原子力発電の図面なども取り寄せてみておりますが、
日本の原子力発電所ぐらい、設計ね、立派なのはないんですよ。

どこの国の物と比べて見ても、いわゆる日本の原子炉は多重構造をしているというのをよく聞くと思うんですよね
多重防護。

なるほど、日本の原発の優秀な、・・というのは
これは設計までの話なんですよね。
設計はそれは立派にできております。
ここがこうなったら自動に止まるとか、いろんな工夫がなされております。

しかしながら、現場で造る。これからおかしくなってきているんですよ。
その設計の通りには現場では造られていないんですよね。
これも今、東海裁判という東海村の裁判で、それがやっと、認められるようになった。
これは後でお話しします。

で、やはり、設計通りに作られていないために起きたは、
世界の3大原発事故の中の美浜原発事故。

日本では今、大きく分けて二つのタイプの原発があるんです。
沸騰水型、これをBWR
加圧水型、これをPWRというんです。

沸騰水型というのは、東北電力、東京電力、それから日本原電、北陸電力、中部電力、中国電力
で、それ以外がみんな加圧水型。

美浜原発事故というのは関西電力の加圧水型の原発で、
これは、蒸気発生器というのがあるんです。
いわゆるそこに蒸気を送って直径2センチ位のパイプをザーッっと通して、そこで蒸気を作ると。
で、それは何千本っていって蒸気発生器の中の細管というのがあるんですが、
その1本が切れた訳ですね。
絶対にギロチン破断、スパッと切れる事はないと言われていたのが、スパッと切れちゃった。
そのために海へ放射能を含んだ水を50トン、大気へは90億ベクレルの放射能をを放出しました。

これで問題が起きているんですよね。
それも後でお話しします。

何故それが、スポッっと切れてしまったか、というのは、
運転中に細管というのはこういうふに震えるから、
高さが12~3mUの字になってる。逆のUの字です。
それを振り止め金具という物で止めているんですね。振れないように。

設計では振り止め金具をずーっと上から下まで入れなさいよと、ちゃんと設定されている。
それが、現場で、それを入れようとしたら何かに引っ掛かって入らなかったっていうんで、
途中で切って捨てちゃったんです。


だから振れ止め金具の役目を何にもしていなかった。

そういうのはね、現場ではそれは当たり前の事なんですよ
だから「いくら設計が立派でもその通りにはできていませんよ」というんです。
これが日本の原発なんです。

しかしながら、原子力発電所の設置許可ね、作っていいですよという時には
その設計を元に安全審査というものをやっているんですよね。
だから、出来上がったものは、その安全審査に通ったものじゃないものが出来あがってきてしまってきている。
これは、東海裁判で、私が2年前東京高裁で証言したのが、
やっと今年になって認められたというのが
追加改造変更というのが、基本設計ね、これに比べると
全く様子が違ったものが出来あがっているんですよ。現場では。

本当は、追加、改造、変更したら、その都度国の審査を受けなければだめだけど、
そんな事はやっていられないから、もう、そのままやってしまう。
で、蓋開けてみたら、全然違うものが出来ている。

というのでこの間の東京高裁ではその都度審査を受けなきゃだめだという判決、
判決じゃないんですけれど判決は12月ですが、
そういうふうな事が出ております。

私が良く地方へ行ってお話しするのは、

いくら設計が立派でも、
みなさん方が家を建てようとして一級設計士の先生に設計をしてもらう。
あれ使ってこれ使ってこうして、出来上がったらこんなになる。と。
しかしながら、大工さん、左官屋さんの腕が悪かったら、その通りにはできてこない。
日本の原発というのは全くそれで、
原子力発電所の現場というのは、
手抜き、手抜き工事ね。
こういうふうなものは日常的に行われているんです。

工事をしている業者は、これはそんな手抜き工事なんてしたくない。本当はね。
でも、しなきゃできないようなシステムにあそこはなっているんです。

何故かというと、
原子力発電所というのは通産省の管轄なんですね。
で、いわゆる検査というのが、非常に厳しい検査をされていると思っているんですよね。みんな。

そうじゃない。
ただ出来上がったのを見に来るだけで、これも全く素人の人なんです。
天下り


今まで検査とかそういう事に携わっていた人ならいいんです。
が、定年2年ぐらい前に天下りで来る訳ね。
現場に行くのに、地下足袋も安全靴も生まれて初めて履くような人が検査に来る。

それでまともな検査が出来るのか。っていうのね。

検査を受ける方も、ペケをもらうようなところは受けないんです。
ちゃんと仕上がったところしか見てもらわないから。

原子力発電所の溶接なら溶接10か所ある
そうするとその中の2カ所だけを見ればいいんですよ。法律的に。
だから、いいところだけ2カ所見てもらう。
悪いところは見てもらわない。

その悪いところを見るのがその検査をやる人の仕事なんだけど、
法律がそういうふうにできていない。
全く素人の人で、溶接なんかがあると必ず後で非破壊検査というのをやります。
非破壊検査、レントゲンを撮ったり、カラーチェックというのがあります。

原子力発電所の配管というのは、パイプを支えなくてはダメだから、
壁から、天井から5㎝離れたところを通しておけばいいんですね。

で、そのレントゲンを撮ります。
レントゲンの機械というのは丸いストーブ位あるのね
それをパイプ配管にくっつけて溶接のレントゲンを撮ります。

0:24:16
壁のこっち側にレントゲンがある
だけど、5㎝しか隙間がないところへこんな(丸いストーブみたいな)機械を入れなきゃならない。

その検査をする人が、「レントゲン撮れ」って言ってくる。
「でもあそこは機械が入りません。入らないからレントゲンは撮れませんよ」
「機械が入らなくてもいいからレントゲンを撮れと言っているんだ」
業者としてみれば、「よし、じゃ、レントゲン撮ってみようじゃないか」と
どうするかというと、中の、構内のね、原子力発電所で使われている配管のサイズというものは決まっているから、
前もって溶接したものをいっぱい作ってあるんです。
テストピースということです。
それをレントゲン撮って、「はい、あそこを撮りましたよ」と言って提出するんです。

これからも新聞等を見てもらって分かるのは、
ピンホールがあってここから蒸気漏れがあったというのがしょっちゅう出ます
これなんですよ。全部原因は。
ピンホール、針の穴みたいな。これはレントゲンを撮れば分かるんですよ。
でも、撮ってないんですよ。表面ヅラでは撮ったようにしてる。
そういうふうにして検査をする人が分かってないからそういう事を平気で言う
だから、恐さを知らない。

だから、日本の原発というのは、
上から下まで素人がよってたかって作っているのが原発なんです。

電力会社というのは、工事に関しては一切口出しはしません。

やはりこの原子力発電所というのが事故が絶えなくなってきたそして、職人が集まらない
職人が集まらないというのにはいろんな要因があるんですよね
今の若い人が果たして地下足袋をはいてやるような仕事を覚える人がいるかというと、いません。

これはいろんな処で後継者不足があるけど、
大工さんにしても左官屋さんにしてもとにかく後継者がいないんだと。
それにも増して、私が一番言いたいのは、
日本の経済●●構造というのは
原子力発電所等で働いている人というのは、全員、実際に体を動かして働いている人全員が
未組織労働者。いわゆる労働組合もない。一人親方。親方にくっついて仕事をしている
勿論ボーナスも賞与もない。
年間に働く年収で、200万超える人はほとんどいません。
200万以内なんです。
それで生活できますか?

日本の場合、サラリーマンというのは組織にいる人達はある程度優遇されている。
増して最近は、週何10時間労働とか、土日は休め。日曜祭日働くな。
現場で働く人は1日働いていくらなんですよね。
今までは残業して稼いでた。
その残業も出来なくなった。
じゃ、年収200万以下でどんな生活が出来るか、

それだけで食べて行こうとすると、とてもじゃないやっていけない。

だからどうしても、お百姓の暇なとき、漁師さんの暇な時の人しか働く人がいないのです。

それを本職として働いても飯が食えない
だから、私がずっと言うのは、日本もドイツみたいにマイスター制ね、
いわゆるプロの職人さんを国が保証するというようにやっていかないと
この今の、50基の原発をどうするのかという問題があるの。

もう一つ一番大変なのは
今まで大学で花形だった、原子力工学ね、
原子力工学を専攻している今の大学生、全国で1人もいないんですよ。

1人も、大学生で原子力工学をやっている人。
ここ4年間、もう、ゼロです。
だから東京大学もね、原子力工学部というのが無くなって、
じょうしなんとかかい(?)

チェルノブイリの事故があってから、父兄が、やはり反対するらしいんですよね。
原子力工学を専攻しようとすると。

今まで、花形だったんですよ。
原子力工学は。

これからは、机の上で研究する人もいない。
現場にも職人がいない。

さぁ、どうするんだと。

実際50基の原発が動いている。
この原子力発電所というのは、止めて置いておくこともできない。

いったん燃料を入れて動かすと、止めておくことも廃炉にすることもできない。

これを私はつい先日通産省の人と話しました。
どうにかいい方法はないかなと
で、その「大学生がいないのを承知しているか?」と言ったら
「通産省としては知っている」と。
「じゃぁ、どうするのか?」というと、
何にも言わない。

「じゃ、現場で働く職人がいない。これどうするんだい?知ってるか?」
「それも知っている」と。
「じゃ、どうするのか」
それも何にも言わない。

なぜなら、官僚という人は、
いったん決めた事は絶対に変えようとしない。

「まだこれから原発を作ろうか」って言ってるんですよ。

大学で勉強する人もいなければ現場で職人もいない。
それも知っている。
でも、官僚というのは、いったん決めたことをね、
これを何にもしないのが優秀な官僚なんです。

なんにもしないの。
昔からやっている事をそのまんまやっている事が一番、官僚の優秀なことなんですよね。

だから、大学生がいないから、どうしようか、こうしようか、
というのは、議論にも上がらないんです。知っているけど。

いわゆるそういうふうにして、
原子力発電所が環境に一番いい電気だということを
何処かで言っている人がいるんですよね。
誰が言ったんか?って言ったら、いない。

どっかで言っている。そういうことを。

果たして、一番環境に良いのか?というのはどういうことかというと、
なるほど、惑わされるんですよね。

Co2は出さないわ、あれも出さない、これも出さない。
しかしながら、●●も電力会社も3年ぐらい前までは、
原子力発電所というのは放射能は一切出していませんと、これで通してきたんですよね。

で、実は私、さっきちょっとお渡ししたんですが、
原子力発電所を外から見たことがある人いますか?
高いね、煙突があるんですが、
原子力発電所というのは火を燃さないから煙突はいらないんですね。

廃棄塔。ここから24時間放射能を排出しているんです。
放射能を放出している。

海へも大気へも
いわゆるそういうふうにして、放射能をどんどん、どんどん放出してしまっている。

果たしてそれが、どれ位の量なのかというと、
電力会社も国も「基準値以下だ」って言うのね。

基準値以下というのはどういうことかというと、自分たちが勝手に線を作っているのね。
これを運転するとこれ位出ると。
だから基準はそれ以上に持って行けと。
だから基準値以下なんです。

だから、これは原子力発電所の構内。それから8キロ圏内にモニターを置いてあります。
しかしながら、その排気塔というのは120m位ある。
それ(モニター)を飛び越えて、全部行っちゃっているんですよね。

「微量の放射能だ」ということを言います。
しかしそれが果たしてどうなのかというと、

微量であろうと何であろうと、毎日、その周辺に住んでいる人達は蓄積されているんです。

毎日それを、10年20年、身体に全部蓄積されていってるんです。

だから、火傷みたいに「アチチーッ」っていうんじゃないんですよね。
ジワーーーーッ!と、これ、ボディブロウみたいに・・・。

果たしてこれが環境に良いエネルギーかどうかという事、

野菜にも、お米にも、果物にも、
全部、その原子力発電所から放出された放射能が検出されているんです。


これは、原発を運転する時に、地元と安全協定というのを結ぶ。
それを、全部発表しなければダメなんです。
それぞれ、原子力発電所が動いている自治体で全部発表している。
びっくりするぐらい検出されているんです。

微量というのがね、これは分かりにくいんですが、
とにかくそれをずーーーっと蓄積される。
一番最初に影響があるのが、小さい子どもたちなんです。

小さな子どもたちが一番にそういう影響を受ける。

じゃ、海はどうなのか。
海もやはり、あの温排水を、あつーーい水を、1秒間に600トンから1200トン流している。
海の体系が全部変わってしまっている。
それに放射能を含んでいる。
その温排水も放射能を含んでおりますが、
もう一つはあそこの中で作業する作業員が着る服ね、
これは防護服ってよく言うんですが、あんなもの防護も何もしないんですよ。
一番放射線の高いところに行くのは紙ですから、紙。
それから、普通の布で出来たもの。
防護服でもなんでもないんです。

これを、いわゆる洗濯をする工場が、あの中にあるんですよ。原子力発電所の中にね。
これは、放射性物質がくっついたものをバーーッっと水洗いする。
それ、全部海に流しちゃうんです。

これも、それを通しているゆがかからないんですよ(?)。引っ掛からないのが多い。
で、どういう事が起きているのか

わたしも、福井県の敦賀というところ、
ここで工事をやっている時に、地元のおじいちゃんを使っていたもんで、
いまも、毎年行って、この船を出してもらって調べるんですが、
どういうことかっていうと、なまこっていますよね。ナマコ。

これはあんまり動かないんですが、
ナマコの中に海鼠腸(コノワタ)っていうのがある。
これは弾力性があるんですよね。ゴムのチューブみたいに。
それが、原発の近くのやつは、全部、プツッ、プツッ、って切れてしまうんです。

そのおじいさんに私が、
「これ原発のせいかな?」って言うと
その人は絶対に「原発のせい」だとは言わないんですよ。分かっていても。
「昔はいなかった」って言うだけね。

アワビもこんなのが(大きい)獲れるんですよ。
天然ものだったら、これ(大きいの)は8年から10年かかる。
「これ、何年ものなんだ?」って聞いたら
「2年ものだ」って答える。
っていうのは、周辺の海がものすごく温かいんですよ。
だから、どんどん育ってしまう。

それを知らないで食べている人もいるんですよ。

やはり、今原子力発電所が抱えている問題というのは、
事故の問題もあります。それから、故障の問題もある。
それから、そういうふうに放射能を放出してしまう問題もある。

私自身が原発を辞めた理由。
それまでは自信を持って造っていたが、
私が辞める10年ぐらい前から、
とにかく原発を批判をしてた「このままじゃダメだと。日本の原子力というのはダメになってしまう」と。

いうことで、まず最初に事故隠しね。
事故隠し。
現場責任者といって、私の下に300人500人いつも、孫請け下請け含めていました。
で、その現場の責任者の一番の仕事はないかというと、
朝起きる。単身赴任で行ってるんですよね、私は。

さー、今日1日ね、朝行ってね、朝礼でね、「どういう嘘をつこうかな」という
嘘をつくことから始まるんですよ。
それが、責任者の仕事。

事故が起きている。
それも、一般作業員には、地元から通ってきている人もいる。
一般作業員には、その、事故が起きたという事を教えないんですよ。
実際は事故が起きている。
でも、それを教えない。
どうやってごまかしてその人達に説明しようかなと。

というのは、地元に対してそういう事故があったというのが分かると、非常に都合が悪い。
それを隠すのが現場の責任者の仕事。

それから、定検工事というのを、これは3カ月ぐらいやるんですが、
全員が毎日被ばくをするんですよ。全員が。
中には、大量の被ばくをすることもある。
その時でも、「いかにして、それをごまかしてしまおうか」と、みんな、作業員に。
これなんですよね。

どういうことかというと、
原子力発電所で働く。
この時まず最初に、放射線管理教育というのをやります。

どういう教育をするか。というのは、
いわゆるマインドコントロール。洗脳してしまうんですよ。

というのは「原発で働いても絶対に大丈夫なんだよ」と。
「国の決められた許容線量を守っているから」
「世間で、原発反対のグループが、癌になる、白血病になるというような事を言っているが、あれは大ウソなんだ」と。
「絶対に働いていてもそういう事はないんだ」というのを、
とにかく5~6時間かけてずーーーっと教え込んでしまうんです。

私もそれを20年やってきた。
自分がやらない時は、監督とか放射線管理責任者に、全部それをやらせていた。

今思えば、名前を出して悪いんですが、
私なんかでも、オウムの麻原と、全く同じ事をやってきたなと、
今、その人たちが、みんな被ばくで苦しんでいる。
でも、未だに、そういうふうに身体がおかしくなっていても、
原子力発電所で働いていたのが原因だというのが分かってないんですよ。
「絶対に大丈夫だ」って言っていたから。

ある日、孫請けの人が通常の500倍の被ばくをしてしまった。
この被ばくにも、内部被ばく外部被ばくというのがあるんですよね。
外部被ばくというのは、身体の表面にそういう放射性物質がくっついて被ばくする。
これはある程度、100%じゃないですよ
そのチェックポイントの中に、いわゆるシャワー室があります。
そのシャワー室で100%ではないんですが、洗い落せる。

恐いのは内部被曝なんです。
内部被曝というのは放射性物質。

あそこを運転すると、もう、次の日から放射性物質がいっぱいあの中にあるんですよ。
ダストととして飛んでいるんです。ダスト・・塵としてね。
それを鼻か口から、体の中に入れてしまう。これを現場では「取り込み」というんですが、
これが一番怖いんです。

私も内部被ばくは、もう、何十回とやっている。

で、その500倍の被ばくをした。
この、500倍の被ばくをしていても本人には知らさないんですよ。
本人には知らさない。
会社サイドの管理職だけが知っているんですよ。教えないから。

でも、この通常の500倍というのは、
私も長い経験で、聞いたことも見たこともないような数字なんですよね。
「こりゃ、大変な事をやってしまったな」と。

でも、これは東京電力の福島原発の現場だったんですが、
私は福島の現場から、新橋の東京電力の本社まで来て、
その人に対して、注射をすればいいのか、薬を飲ませればいいのか、経験がないから。

そうすると、放射線管理の担当者は会おうとしない。
逃げ回るのね。私に会おうとしない。

通産省へ行く。
やはり、資源エネルギーの原子力の担当者、科学技術庁も、みーんな逃げる。
わかるんですよ。

どういうことかというと、私自身でも、内部被ばくをする。
そうすると、3日から1週間すると、汗や小便等で、ある程度出て
数字がずーーーっと下がってしまうんですよね。

いわゆる証拠が無くなってしまう。

だから、逃げ回っている間に、その人も数値が下がると思ってた。

だけど、2カ月経ち3か月経って、とにかく、もう、下がらないんですよ。
でも本人とは毎日顔を合わさなきゃダメ。わたしは。
その時から、現場に入れるのはやめさせて、
「あんた、こまめに働いてくれるから、地元のゴミを管理してくれ」というようないい訳をして、
その人にはそこで働いてもらって、

それでわたしも、もう、これは、その前からですが原子力発電所から、
これはもう縁を切る時期になったなと、
あまりにも、その、自分自身が情けなくなったのね。
これだけウソをついてね、やっていかなきゃだめだということで、
私もその被ばくを500倍した人の時から、
いつも辞表を会社に出すようにして辞めようと、でもこの人の事は片付けなきゃだめだと、

ある日突然、通産省から私に出てきてくれというから、
てっきり私は、その被ばくをした人のなんかいい方法が見つかったんだなと思って行ったんです。
そうすると、アフリカのナイジェリアへ技術指導で行ってくれと。

いうのは、わたしは、その前からマスコミへそれとな氏に話しをしていたんですよね。
もう、見え見えなんですよ。
「あの平井を国内に置いておくと、今に内部の事を全部マスコミにバラしてしまうんじゃないか」

東京電力、わたしは日立にいたんです。日立、通産省、3人で
「とにかくアフリカの方へやっておけ」と。

私も、会社の関係でアフリカへは何回も行っています。
で、ナイジェリアに行って3年して帰ってきました。

3年って言ったら、これまたウソだって言われるからね、
●●(2?)11カ月と20日いました。
これ何故かって言うとね、後でお話しします。裁判でいわれたの。

これを、行って、帰ってきて、その人をもう一回見ました。
そうすると、まだ通常の300倍ぐらいな被ばく線量が残っているんですよね。
というのは、放射性物質を身体の中に入れたまんまなんですよ。

これ位怖い事はないんですよ。

たとえ5日であろうと3日であろうと
がんに侵されるのはもう分かっているんですよね。内部被ばくで。
で、その時に私はすぐに会社を辞めると。いうことで辞表を出して、
それから、講談社。週刊現代というのを出しておりますが、
そこに、恩田っていう記者がいる。
この人に私は、「もうやめようかな」って10年位ずーっと、内部の事をリークしてたんです。
その人に「悪いけどこの人を大阪、福島からね。
大阪の阪南病院、ここの村田先生のところに連れていってくらないか」と。

村田先生という人は今の救済センターでもやってくれているんですが、
長崎、広島、最近はチェルノブイリの子ども、
いわゆるそういうような放射s年障害の専門の先生なんです。
で、交換条件として「週刊現代へ全部の資料を渡して記事にしていい」と
「だけど、費用は全部講談社で持って連れていって欲しい」ということで連れていってもらいました。

5年経って、私も5年経って初めて、私はその人に頭を下げて
「悪かった」と。
「実はこういう時にこういう被ばくをしたんだ」と。「どうもないか?体は」っていうと、
「どうもない」っていう。

「じゃぁ、」っていうんで、一つずつ聞くんです。
「身体に斑点できてないか?」って言ったら、
「背中の方に出来てるよ」みたいな・・・やっぱりできてる。

「朝起きるのが億劫じゃないか?」って聞いたら、
「やっぱり、疲れているからな」っていう。

いわゆる、そういう、一つずつ聞いて行くと、全部そういう放射線障害の典型的な障害を言うんですよね。

でも、まだその人は、私が頭を下げるまで「原発いうのは大丈夫だ」って思いこんでいたんです。
で、連れていってもらったら、

村田先生が
「ちょっと、遅かったな」と。
「なんでもうこっと早く来なかった」と。

やはり、それだけの被ばくをしていても、本人に知らせない事ね、
これは、今だにそれなんですよ。今でも。

放射線管理教育そのものが、いわゆる、その、下請け任せなんです。
下請け任せというのは、
私がこの現場を離れてから言うのは、
東京電力なら東京電力、関西電力なら関西電力
「その電力会社の設備で働くんだから、電力会社の人が責任を持ってそういう教育をしなさい」と
業者に対してでも。

その時に「癌なる」ってはっきり言わなくてもいい
「白血病にかかるんだ」って言わなくてもいいけれど、
「罹る恐れがある」
そこまでは話しをして欲しいというんですよね。

何故それを言うか
電力会社の人の電力会社の社員の一番最初の教育はそこまでやっているんです。
それだけ差別しているんです。

電力会社の新入社員が入る。
放射線管理教育をやる。
「お前たちは原発のここと、ここと、こういうところには絶対に近寄るなよ」と。
「あそこは非常に放射線が高いんだから、放射線障害を起こすと白血病、癌になるよ」
そこまで教えてるんですよ。
私どもはその試料を持っている。

下請け業者、工事業者には
「とにかく安全だ安全だ、という事を言ってやってくれ」と。

これは、わたしはおととしの国会でそれを問題にしました。労働委員会で。

どうですか?
人間扱いじゃないんですよ。一般の人は。
だから毎年、この、被曝線量というのが発表されます。新聞なんかにも出ます。

電力会社の社員の比というのは50分の1でしょ。一般労働者の、
それくらい被ばくはしていないんです、
私はないも電力会社の人も 被爆しろと言っているんじゃないんですよ 
同じような教育をして欲しい。

それで私が辞めて、とにかく今まで私がお世話になった下請け孫請けの人
どの位の人が、この被ばくで困っているかなと。
どうしてもこれをどうにかしなければならない。

というのがどういうことかというと、
その通常500倍の被ばくをした人、他にもいるんですが、
私が現場をやっている時に労災の申請に何回も労働基準監督の窓口に行きました

書類すら受け取らないんですよ。

「日本の原子力発電所ではそんな被ばくなんて事は絶対にないんだ」と
労働省もグルなんです。
●●の知識がないの。
どういうことか言うと、通産省やなんかが「大丈夫だ」という。それ以外の話しを聞いてない訳ね。
だからそういうふうにして労災の申請の書類スら、窓口で受け取らないんです。

これはダメだと。

私も辞めて、被ばくをして、ま、立場上そういうふうな資料を全部持っていたから、
それでこれは、「個人的ではダメだろう」と。そういう戦いというのは。
で、1990年の11月に
原発被ばく労働者救済センターという名前で、
これはお医者さん、それから弁護士さん、それから、私どもの近所の人
こういう人たち全員でボランティアで救済センターというのを設立しました。

どの位反響があったか。

この、マスコミがものすごく大きく取り上げた。
そうすると、我々みんなボランティアでお金もありません。
電話一本しかない。

NTTさんがね、あんまりにもかかってくるっていうんで、
受けるだけの電話をね、サービスで10本作ってくれたんです。
受けるだけのね。かけられないけど、サービスで付けてくれた。

とにかく1か月で1000人を超えちゃったんですよね。
「原発で働いていたんだ」
「お父ちゃんが死んだんだ」とか、
いろんな相談が。

それでいま、
2000人ちょっと超える人が相談にきています。

で、全国へ神奈川県からお医者さんが出向いて、一人ずつ診察をしている。
これが、我々救済センターというのは商売でも何でもありません。
全員ボランティアで、運営は全国から送ってきてくれるカンパだけが頼りなんですよね。

カンパというのは何かあって呼び掛ければそれは集まります。
何回も・・・、この11月で6年になるんですが、本当に、もう、挫折しそうになりました。
全国でお医者さんも「協力してやるよ」と「うちへ来させなさいよ」北海道なら北海道へ、

でも、皆さん方には分からないと思う。
その被ばくというのを、
被ばくしている自身が、これを「近所の人にも知られたくない」というのがあるんですよ。
これもうチョット後でお話ししますが、
だから、地元の医者へ行かない。
どうしても神奈川県から行かなきゃ。
お医者さんもある大学の先生なんですが7人いるんですよ。
ローテーション組めば毎週7人全国に行かれますが、今はひとりがやっとなんですね。
飛行機代も高いし。

でも、やっと今まで、140人程の診察が終わって、
みなさん方もおととしぐらいに新聞で見られたと思います。
原発労働者が労災を認められた。
我々救済センターとして扱った、これが認められたというのは、
日本の原発でもそういうふうに白血病、癌で亡くなるんだよというのを、やっと国が認めたんですよね。

やっと認めたというところ。

で、なぜそれを認めないかというと、今まで。
新しい原子力発電所を建設する。
この巻町でも、石川県の珠洲、山口県の上関、それから三重県の南島町ね芦浜原発
新しい原発を誘致しなさいと。
そうすると、地域の活性化、雇用の促進、これをがうたい文句なんですよね。

だから、被曝ということが明るみになると、雇用の促進という事が言えなくなってしまう。
だから認めなかった。今まで。

で、そういうふうにして、これも、弁護士の先生の力なんかを借りてやってきました。
やはりこの日本の原子力行政ね、
日本の原子力行政そのものがね、行き当たりばったりなんですよ。
都合が悪い事は全部先送りにしてしまう。

というのは、いったん動かすと廃炉も解体もできない。
それから、原発から毎日出てくる放射線廃棄物。これの持って行く場所もないんです。

よく、トイレの無いマンションだと言われる。

30年前から、その廃棄物が出るという事は分かっているんですよね。
でもいまだに最終処分場もないまんま運転している。
高レベル廃棄物というのが、また来年2月から戻ってきます。
この前あかつき丸とか言って大騒ぎした。
おそらく使用済み燃料といってね、原子力発電所で使用した燃料をイギリス、フランスで再処理して
プルトニウムを抽出して、それの残り、高レベル廃棄物。
これが来年の2月から、どんどん、どんどん返ってくる。

これはもう、ハンパな物じゃないんですよね。

去年も、今年ですか、フランスが核実験を行った。
これは、フランスに一生懸命抗議をしていたんですよね。
じゃ、韓国とかいろんなそういう国々が、フランスの核実験に物申していたかと言ったら、
何にも言わなかった。

どういうことかというと、
フランスの核実験は、日本のプルトニウムで核実験をやっているんですよ。
だから、日本政府へ文句を言わなくちゃダメなんです。


それが、さきがけの武村さんとかいう人は、そういう事を知らないから
平気で、実験場へ行ってデモやっている。

日本のプルトニウムを使って核実験をやっているんです。

これはフランスの公の団体が
あの核実験の前からそれを指摘しているんですよ。
日本のプルトニウムを使ってフランスはやるんだと。

それに対して日本政府は
「遺憾に思う」というだけで、そこから先何にも言わないというのはそれなんですよ。
いま、原子力政策の間違いで、
なぜこれからも、日本は原発を作ろうとするのかというと、
そのように、使いもしないプルトニウムというものを、
核兵器を持っていない国、持っている国もひっくるめて、
世界中で一番日本が持っているんですよ。いま。
日本の若い人は知りませんよ。

この前NHKが、アメリカで16歳から30歳までの人のアンケートを取っているんです。
「日本は核兵器を持っている」と思っているのがね、それが70%なんです。アメリカの人。
それで、「なぜそう思うのか」というと、
そうでないと、
今現在ね、よく知っているなと思ったんですよ。
皆さんしていますか?
日本が今、何トンのプルトニウムを持っているか。

アメリカのそういうところでアンケートを取る時に、
「日本が今65トンのプルトニウムを持っているから核兵器は作っている」と言うんです。
「よく知ってるなー」って思ったね。

日本人みんな感心ありますか?
それだけ・・・分量まで。

長崎に落とした原子爆弾がプルトニウム爆弾ですよね。
65トンというと長崎に落とした原爆、これの6000発分あるんです。

これは高速増殖炉というところで使う予定だったんですよね。
それが、もんじゅがあんなになった。
あと使い道がない。

いまだにそのプルトニウムというのを、これは20年前に決めたから、
いまだにそのプルトニウムを抽出しているんですよ。
使い道もない。

でも日本は平和利用というを言った建前上
これから新しい原発を一生懸命作ろうとするのはそれなんですよ。
プルトニウムとウランを混合した燃料ね、プルサーマルと言うんですが
これを使う原子力発電所を作ろうと一生懸命になっている。

エネルギー、電気が足りないから原発じゃないんですよ。
世界中の目をごまかすためにそのプルトニウムを使う原発を作るわけです。

これは分かりやすく言うと、プルサーマルは
家庭で石油ストーブを使っている。
これにガソリンを混ぜて使うのと一緒なんですよ。

これぐらい怖い。
世界中から大非難を浴びている。

それでも、いったん決めたんだから、どうしてもやるんですよ。

言い方は悪いです
プルサーマルというのを研究した人というのは・・・差別用語になるかも分かりませんが
そういう研究者というのは、
人が死のうがどうしようが、自分が研究した事をどうしても形にしてみたいんですね。
ね、これなんです。
だから、エネルギーの問題でも何でもありません。

わたし、一番最後の前に
アンケート用紙を送っていただいていろいろ質問を見させていただきました。

じゃ、原発をやめて、今、エネルギーがどんなになるんだ?という質問がありました。
やっぱりそれはそうです。
しかしながら、
何故原発に頼ってきたか?というのがある。

今、ソフトエネルギーというのが叫ばれております。
代替エネルギーというような言い方をする人がいますが、
私は、主力のエネルギーなんです。
この技術が、一番発達した技術を持っているのが日本なんですよ。
世界中で風力発電、太陽光発電、それから、高ゼネレーション
こういう発電所を、海外で、アメリカ、ヨーロッパでどんどんそういう発電所を作っているんですよ。
原子力じゃないのを、日本の商社が。
トーメンとか伊藤忠、丸紅なんかが。それから三菱。

アメリカのカリフォルニアの3大風力発電所ね、風車が回っている、
あれなんか全部、三菱重工と電気。
そういうふうなソフトエネルギーの技術力なんかは日本が最高なんですよ。

じゃ、日本でどうしてそれを?っていうと、
日本で電気事業法。
いわゆる電力会社を保護する法律がある。
そのために、「電力会社以外は電気を作っちゃダメだ」という法律があったんです。

日本はエネルギーがない国だからというのを未だにいう人がいます。
このアンケートの質問の中にもありました。
エネルギー問題。

エネルギーは、掃いて捨てるほどあるんですよ。

それを法律で今まで使わせなかったんですよ。
というのは、電力会社以外は電気を作ったら、これは刑務所に行かなきゃだめだ。
そんなね、私が北海道で話しをしていたら、北海道の中学校で。
暖房を風力発電でやっているんですね。
で、生徒が帰る時それを止めてしまうんです。風力発電を。
近所にいっぱい家があるんです。
そこの生徒が、
「あれを止めないで夜は、近所にいっぱい家があるんだから、何軒かに電気をあげればいいじゃないか」
そういう質問をしたのね。1:06:03

だから私は、「それはやるのが本当だ」と。
だけど「やったらさっきの話しの校長先生が手錠を掛けられて連れて行かれるんだぞ」と。
「電気事業法の法律に違反するんだから」

どう言っても納得してもらえなかった。

「なんでそんな無駄な事をする」
「その法律というのは自分たちで作ったんだから変えればいいじゃないか」
中学生がそう言う。
全くその通りなんです。

で、我々は一生懸命働きかけました。
電気事業法の一部改正
ということで3年前から家庭で作った電気でも電力会社が買い取りましょう。
ちまちましたもんなんですよ。
それで今年、もうちょっと規制を緩和するようになってきた。
電力会社以外で発電事業をはじめてもいい。
というと、東京電力の管内だけで320社が名乗りをあげたんですね。電気を作ると。
原子力以外で。

各社、いろんな会社が、今まで捨てていたエネルギーがいっぱいあるんですよ。

それを使おうと思っても今まで法律で使わせなかったんです。
ちなみに私は茨城県の鹿島というところ、ここは住友金属という会社があります。
自家発電、自分のところで使う電気は良いんですよ。
あそこは6基発電設備を持っている。
自分のところだけで使うのなら2基動かせば足りる。
でも、6基動かせるだけのエネルギーというのは鉄鉱石、これを燃す時にものすごいエネルギーが出るんですよ。
それで蒸気を沸かせばいいんだから、
でもその近所にはいっぱいあるんですよ。
子会社であっても、フェンスが隣だったらもうダメなんです。

家庭で作る電気でも、
親子であっても棟が離、10センチ離れていても、隣にやっちゃいいけないんです。
今でも法律は。

その鉄鉱石を燃やして出るエネルギーを全部捨てていたんです。
法律で使わせないんだから。

ジャパンエナジーという会社が、やはり今度の発電事業に参加します。
ここは、石油精製工よね。

あそこは、くりあすたっふ(?)それから一番下にアスファルトがある
このものすごく熱い原油からアスファルト、砂と混ぜたもので
ものすごく熱いものがあるんです。
それで蒸気を沸かして発電が出来るんです。
でもそれを、みすみす今まで捨てなきゃダメだったんですよ。法律で。
そんなバカな法律が今まではびこっていた。

規制緩和、規制緩和っていうけれども、誰も手をつけようとしない。

というのは、地域独占企業ね、
電気、ガスというのは、地域独占企業。
これを、無くしないとダメなんですよ。

私は東京電力嫌だから関西電力の電気を買いたいと言っても、
できないでしょ、今は。

でも、しばらく待っててください。
これはみなさんがもうちょっと力を入れて欲しいのですが、
規制緩和をどんどん進めていく。
そうすると、320社もそういう発電に参加する。
地域独占企業というのはまだまだ残るんですが、東京電力へいったん売るようになるから、
そうでなしに、もうひとつ規制緩和すると、
地域地域、いわゆる、渋谷なら渋谷へ合った発電設備を作る訳ね。

そうすると私は東京電力は嫌だから、渋谷電力から電気を買うとか、
そういうふうな方向に、世界中はできているんですよ。ちゃんと。
だから、アメリカなんかは、もう15年前ですよ「原子力は終わりだ」と、
原発は一基も作っておりません。
全部撤退して行っている。
ドイツにしてもどこにしても。
世界中で日本だけなんですよ。
「原発」「原発」って言って、未だに言っているのは。

そういうふうな規制をずーーーーっとかけてきた。

水力発電所でも、今、ダムなんかいらないんですよ。
用水路。コイが泳いでいるような用水路。

1mほどの用水路があれば通常の家庭5軒賄えるんですよ。
水力発電。
また、そこに返すんですよ。何にも熱いものは出ない、今のは。

その発電設備が350万円なんですよ。

どんどん輸出している。輸出を。
それ位いいものがあっても日本では使わせないんですよ。法律で。
そんなバカな法律、みなさん方はこれから法律家になる時に、一番そういうところに目をつけて欲しいんですよね。
ちょっとおかしいんじゃないかという。


もう一つは、このみなさん方がお勉強していて、弁護士とは、あるいはどうなんだというのがありました。
その中でお話しをしますと、
住民運動、市民運動ね、これにかかわっている弁護士さんというのは、
非常に沢山いらっしゃいます。
我々救済センターでも、そういうふうに協力をしていただいています。
でも、市民運動というのは、なかなかお金がない。
お金がないからどうしても手弁当という事になってしまう。
だから、非常に弁護士さんには負担をかけていますが、
やはりそこではほっておけないと、いう弁護士さんも非常に多いです。

今各地で原発の裁判も行っています。
私は他の事は知りません。
原子力発電所の裁判をやっております。
ここは全部弁護士さんというのは、手弁当でやっております。
でもこれは、行政訴訟ね、なかなか勝てません。

というのは、最初から判決を決めてかかってくる。

そうでないのを一つだけ例を言いますと、
北陸電力の志賀原子力発電所というのがあります。
これが試運転の前に現場の検証を金沢地方裁判所で行いました
電力会社が言うようにきっちりとできているのか、
私も特別?人として裁判官、裁判長、裁判所から4人書記官なんかを入れて8人、総勢8人と、
原告側の代理人で弁護士さんで検証しました。1:13:30
わたしは、裁判所の人にも助言者としてお話しして、

「新しい原発ほど危ない」んですよ。

最初私が話していたら、次からずーっと、裁判官、裁判所の人が、
「ここおかしいんじゃないか、見てくれ」と
「あー、ここ先生おかしいですよ」
というのは、こう、ひん曲がったりしていてね、そういうところを探していく。
それで、判決がその年の2月にあるということだったんですが、それが8月に延びちゃったんです。
何故それが延びたかというと、
それが、書記官の人で辞めた、退職した人がいるんですが、
その人が言うには、
「その裁判長は相当突っ込んだ判決文を書いていた」と

判決前になって、裁判長を代えられたんですよ。代わっちゃった。

それで、その判決だけに検証も何もやっていない裁判長がきて
「志賀原子力発電所は差し迫った事故の可能性はない」という判決を出して、
私も金沢に行っておりましたが、
それから10時間後に大事故を起こしてしまったと、こうなった。

というのは私も知らなかったんですが、
闘争関係に詳しい人が、
「裁判長、裁判官を変えるという事は当たり前に行われているんだよ」といわれたのね。

でも国民、我々は、裁判というのは正当に行われていると思っているんですよね。
まさかそんな汚い手を使うとは思わなかった。

闘争関係に詳しい人は、
「そういうふうにして判決だけに来る人は最高裁の方、自分の出世、その方向しか見ていないんだよ」
という話しを聞かされました。
で、原告住民も「いや、もう一回頑張ろう」ということで上告して、高裁へ上告しました。
これも、私から見ると弁護士さんは本当に大変だなと。

で、まだまだお話ししたい事はあるんですが、いったんここで休憩らしいんですね。1:16:00

ーーありません。
2,3選りすぐってお話しさせていただきますが、
先程私一番最後にこれだけ聞いて欲しいんだというお話しをしたと思います。
というのはどういうことかというと、まずこれをお話しします。

今、この原子力発電所が抱える問題ね、
これの一番の問題が、差別。の問題が起きているんです。

差別の問題が起きてしまっているというのを・・・ま、この差別の問題というのは非常に難しいんですよね。
お話しするとそれが差別になる。
といっても、それは話しをしなきゃダメなの。

私のところの救済センターの私宛に、お手紙を下さった女性の方がいらっしゃる。
もう、2年前になるんですが、当時24歳。
これは皆さん方、「私たちは東京の方にいるから原発関係ないんだよ」と思われているかもわかりませんが、
この話はぜひ聞いて欲しい。

私も、映画や小説やテレビでは、便箋を涙濡らしながら書いたというのを知っておりますが、
実際に見たのは本当に初めてです。

泣きながら書いたんだろうと思う。
文章の内容はどんなことかというと、24歳の女性の方。

この人が東京に出てきて、職場で恋愛をして、結婚するのが決まって、結納まで交わしました。と。
それがある日突然、旦那さんになる人のご両親から婚約を解消された。
「私に悪いところがあるんだったら言って欲しい」と、
お父さんお母さんに言って下さいと、旦那になる彼氏に言ったらしいんですよね。
「どんな事でも私直すから」と。言ってくれれば

そうすると、旦那さんになる人が、「いや、そうじゃないんだ」と。
「お前に悪いところはどこもない。」
しかしながら、原子力発電所が運転されている、これは地名まで言います。
福井県の敦賀、ここで10数年育った。
いわゆる、「白血病の子どもの顔は見たくないと、顔は」
だから、結婚しちゃダメなんですと言われたんです。というのね。

極端ではないんですが、原子力発電所の稼働している周辺では、
確かに白血病の子どもの生まれる確率はよそに比べて高いんです。

「私が何の悪い事をしたんですか」と言われる。
たまたま、そこで生まれて育っただけだというのね。

私は手紙を見てね、この人、自殺でも考えるんじゃないかって
本当に心配になって、我々のセンターの女性の弁護士さんに
「会ってくれと、会ってどうにか励ましてくれ」と。
行ってきました。
「どうだった?」って、私は聞いたんです。「どういう話しをしたの?」
「何にも話しが出来なかった。一緒に泣いただけだ」と。

これは、何も現地だけの問題じゃない。
実際にそういう事が東京で起きているんですよ。東京で結婚するのに。

その人が去年、わざわざ平塚まで来てくれた。
それ以後、同窓会があって帰った。
同級生何人かに会ったら、私と同じような人が、あと二人いたんです。

そういう差別がね、原発を運転されているところでは、非常に今増えてしまっているというのは、
24時間あそこで放射能をずーーっと蓄積されている。

先月私は新潟県の柏崎刈羽原発のある柏崎へ行ってお話しをしました。
そこで、町の保健婦さんが会場に来られていて、
「確かにこの柏崎でも、水頭症の子、それから、白血病の子ども、知的障害を持った子が、
以前に比べて増えました」と。

ちょうど、10年になるんですよ。あそこも。
やはり、そういう事が起きてしまっている。

だから、原発というのは事故とか故障だけじゃない、
放射能だけではない、人間の心までそういうふうに侵してしまったんですよね。


まだまだいっぱいあります。私がお話ししたい事は。

教育問題の現場へまで原発問題は持ち込まれている。
これは、石川県の珠洲というところ、能登半島の一番端っこですが、
私も年に何回も行くんですが、そこであった話し。

毎年、作文、中学生の作文コンクールがあるんですが、
毎年代表に出る子がやはり、その作文を書いたんです。
ここは、もう20何年間、原発の賛成反対で割れているんですよね。
で、私もその子の作文を見せてもらった。

何でもない事を書いているんですよ。

前はみんな友達だったと。
隣の子とも遊んでいたと。
だけど、大人が原発反対、賛成を言いだして、
「反対の家の子どもとは遊ぶな」とか、「賛成の家の子とは遊ぶな」と言う。
それが非常に悲しいという事を書いているんですよね。

なんのことはない。
思ったまんまを書いているんですよ。
で、作文コンクール発表の前の日にそこの校長先生が、
「子どもが原発の事を書いちゃダメだよ」って、全部書き直させたのね。
校長先生が書いたらしいんですよ。

発表の日になった。

その子は、校長先生が書いたとおりの事を読まないで、
自分が書いた通りを読んでしまったんですよ。
自分は悪い事を書いたと思っていないから。

で、それはみんな知っていたんですよ。
町の人間が、校長が書き変えたというのを。

で、その子は自分の書いた通りを読んで、
普通だったら「よくやった」と拍手喝さいなんですよね。


でも、事実はどうかというと、
校長先生が父兄のところに行って、
「あんたのところの子どもぐらい素直じゃない子どもは知らない」と
「内申書がどうなってもいいのか」といって、今度は脅されたんですよね。

こういう事が、日常的に原発予定地では起きているんですよ。
おそらくこういう事はみなさん知らないと思う。



で、これ、2,3ね、質問にお答えいたします。1:24:16

木下さんですか、
原発推進は誰がしているのか、誰が利益を受けるのか?

原発推進というのは、よく、国策というような事を言いますよね。
国策と言ったら誰かが国で決めたんだろうけれども、
そういうことを決めた人はいません。
でも、先ほどお話しをしたように、
プルトニウムをあまりにも持ちすぎて、
それを隠すためだけの推進で、
これは、もう、どこの新しい立地予定地も、受け入れるところがほとんどなくなって、
そのために非常に沢山のお金、電源三法交付金とか、もう、あらゆる理屈をつけて、
「お金をやるから造れ」と。

仮に2基造ったとしますよね。
これは160億円位町へ来るんですよ。町へ。
でも、これを木下さんが、誰が利益を受けるのかというところに結んでくるんです。
が、
この電源三法交付金というのは、工事が終わって、5年間で終わるんですよね。
でもそれは使い道が決められているんですよ。
いわゆる、道路、それから建物、箱もの。
いわゆる土建会社の儲かるような事で使わなきゃダメなんです。

その年のお金はその年に使いきらなきゃダメなんです。

わかります?
だから、いらない建物をボンボン造っていってるんですよ。
この原発を造ったところは。

で、その隣が蔵を建てたら腹が立って、
自分のところも原発呼んでああいう建物造ろうよというところで、誘致をするようなところが多いんです、

でも実際はどうかというと、その維持管理が限りなくなってね、
余りにも建物何かを造ってしまった。

電源三法交付金は終わってしまう。維持管理が出来ない。お金がない。

じゃぁ、っていうんで、増設を申し出るんですね。
もう、麻薬と全く同じなんですよ。
もう一回お金が欲しい。
その自治体が全然努力をしないから。
だから、誰が利益を受けるのかというと、はっきり申し上げて、土建業者なんです。


それから、この講演記録何かをマスコミに流す。というのがあるんですが、奥井さんですか、

私も、年間では相当数テレビでもやっております。
それに対してですね、電力会社さんが非常に神経をとがらせております。
というのはつい先月の、
これはね、地方局で流しているんですよ。
地方局の放送局で。
あの、全国ネットでは、もう滅多に出れないんですよね。

先月も静岡朝日テレビ、
ここで、ちょっと、浜岡原発の問題を私は取り上げたんです。
というのは、
国土庁が「東海地震が起きますよ」って言っているのね。
そこのど真ん中にあるのが浜岡原発なんです。
これ、また、5号機の増設をやろうかって言っている。
それに対して私が、ちょっと異議を申し出ることを言ったんで、
実は、先月18日、
私は国会議員さんに議員会館で原発のレクチャーというのをしょっちゅうやっているんですよね。
そのお陰で労働問題やなんかは取りあげてもらっておりますが、

そこでお話しをする。
と、解ったような顔をして聞いているんですよ。国会議員さんはね。
でも本当は解ってないの。

だから私は、実際に原発の現場に入って、
そこで私が説明をするから、
ここが危ないよ。あんたは今被ばくしているんだよ。ということを、
実際に被ばくするんだから。
じゃぁ、っていうんで、一番早い定検工事を言ったら
中部電力の浜岡の3号機が定検工事に入るということで、
定検工事っているのは中まで入っていけるから、いわゆる、被ばくを伴う所へ。
で、そこへ、いわゆる新社会党の国会議員さんと党派関係なしに15人。

それがね、「視察」って言って書けばいいのに、「調査団」っていうのを入れちゃったんです。
で、私が助言者で。

そうすると、中部電力は、どーしても私を入れさせない。

「学者なん10人の助言者でもいいが、平井は絶対にダメだ」
というのは、中部電力というのは私がずーっと、工事をやってきたところなんです。
浜岡原発。
だから、どこを手抜き工事しているかというところまで知っているから、
絶対に、これ、入れさせない。

で、これはちょうど17日に解散が何日というのが決まったもんで、半分の国会議員さんは行かなかった。
で、その中で、国会議員が人選したのに対して、その選別ね、「私をダメだ」と言った。
ということに対して、11月の参議院科学技術特別委員会というところへ、
中部電力と私を参考人として呼ぼうというのが決まりました。

だから、私がいつも言うのはね、
わたしはなにも暴こうというんじゃないのよ。
私の目で見て、定検で、「ここがこうだから危ないから直そうよ」と、
明日すぐ止めるという訳にはいかないんだから。

だから素直に聞いて、「安全だ」というならば自信を持って見せなさい。というのね。
そんな隠そうとしないで。

国会議員さんなんか素人だから、何とでも言える。
だから、そういう事がありました。
テレビではしょっちゅうやっております。

(次の質問を読んでいる)
あっ、これ、資料というのはね、私が雑文で書いた講演録なんかも出ておりますから、
えー、加納さんですか?後で住所教えて下さい、送ってあげますよ。


(次)
あっ、柏崎ね、
こういうバカな事を今でも言っているんですよ。
藤本さんですか、見学に行ったら、

「放射線の量は、銀座あたりより原発の構内の方が少ない」という説明をしているんですよね。

そんなバカな話しがありますか?
これはね、ずーっと、その、安全協定を結ぶ時に、放出量やなんかで検査している。
これと全く一緒で、
建設、運転する前にそのあたりの自然放射能というのを測っているんですよ。
必ずあるんだから。

原発の運転が始まったら、それ以下になってしまうんです。データ的に。

そんなバカな事はね、無いんですよ。
でもそういう測定器を使っているんです。
だから、銀座より、原発の構内の方が放射線の量が少ない。

こういう事をね、説明しているんですよ。いまだに。
でももう、これも、ほとんどもう、こういう誤魔化しがきかなくなってきたね。
そのね、こういう間違ったことを言っちゃダメなんです。

これはね、柏崎のサービスオール、見学する、あそこのお姉さんじゃないかと思う。女性の方。
違いますか?藤本さん。どなたかな?

あの、女性の方の説明だったですか?
ね、あの人この前も大恥かいたんですよ。
というのは、あの(笑)・・この放出量ね、財界新潟っていう雑誌があるんですが、
ちょっと、これ、いろいろと問題があると思うんですが、
私どものところに取材に来てね、
柏崎に行ったら、やっぱりそう言ったらしいんですよ。

「原発には窓がないから、排気塔から空気の入れ替えをしているんです」
って説明したらしいんです。

だからね、ああいうバカな事をね。
その方はね、教えられている、そういうことを。
だから、そういう説明をしちゃダメなのね。
それはおそらく、大体分かるんですよ。誰が言っているかという事は、こういうことを。


それから、松村さんですか、
これは、
大量のプルトニウムを所有しているが、使わないと最終処分はどんなになるのか?

これは、もう全くその通りで、目鼻ついてはおりません。
だから、これは今、六ヶ所村、東海村でもプルトニウムを抽出しているんですよね。

「だからやめなさい!」っていうの。使いもしない物。
でもいったん決めたら、もう、止めないんですよ。

何にも言わない、何にもしないのが偉い官僚だから、
いったん決めたら、もう、そのまんまやってしまう。

さぁ、どうするのかよ。

これは、国民全体が声を出さないから、一番に
市民運動っていうと、特殊な人がやっているんだと思っている人が多いんですよ。
なるほど、今から10年ぐらい前までは市民運動というのは、労働組合がリードしてやってきました。
だから、鉢巻きして、ビラ撒いて、デモやって、石投げという運動しかやらなかったが、
今は環境問題とか、いろんな問題でね、市民運動はどんどん広がっていっている。

で、そこでプルトニウムを心配する人は全国にいっぱい居ます。
どんどんそういうふうな、3人でもいいんですよ。
名前作って、「プルトニウムを考える会」でもなんでもいい。
そういうところでね、やって行けばいいんじゃないかと思いますよ。

それから、これは根本さんですか、
プルトニウムの最終処分場が六ヶ所村にほとんど決定しているという事ですか?
っていう質問がありますけれど、
これは、
決定しておりません。

というのは、
今の県知事と、日本原電という会社なんですが、六ヶ所村をやっているのは。
これが、「六ヶ所を最終処分場にしない」という約束で六ヶ所村の再処理工場を作らせているんですね。

だから最終処分場というのは・・・ま、おそらくね
「なし崩し的に六ヶ所になってしまうんじゃないかな」というのはあります。はっきり言って。

今のところは六ヶ所に決まったという事はありませんが、
ま、そういう約束があるからね、ま・・・やはり・・・核兵器ね

恐いですよ、言うのがすごく。
今私が一番懸念しているのが、そのプルトニウム。
これの高純度の高いやつね。

高純度のプルトニウムを抽出する工場を東海村に造って、もう運用しているんです。
これは高速増殖炉にも使えません。危険で。


じゃぁ、何に使うのかな?っていうのね。

これは今アメリカのクリントンね、大統領になった時に、
アメリカもそれの研究をしかけたんです。
ゴア副大統領が副大統領命令で、すぐその設備を、お金をかけたやつを全部壊さしてしまった。
「絶対にやっちゃダメだ」と。

それを日本は今、東海村でやっていますよ。

どうするのか、みなさん。
日本は核兵器は持たないというけれど、
明日の日にでもできるところまでは作っておこうというところがあるのかな、と私は思うのですね
あの、核心は持ちませんよ。

だけど、そのいらない高純度のプルトニウムを作っているというのが
何に使うのかが私には理解できない。
説明もしません。

だから、これは、
これからの原子力の問題というのは、いっぱい問題を抱えたまんまなんですよね。

だから今回の20日の選挙。
よくね、文句だけ言う人がいます。
「国が悪い」とか、「財人が悪い」ね、「国会議員は何にもしない」

しかし私はよく言うんですよ
「あんた選挙行ったか?」
「行ってないよ」
「行ってないなら文句は言うなよ」ですよね。

やっぱり選挙に行って、たとえ入れる人がいなかったら、
○と×だけ書いてきてもいいんですよ。これは批判票だから。
だから、選挙には行って、自分たちで選ぶという事。

それから、もう一つは、私は市民運動をやっている人によく言うんですよ。
私も、今だからこそ言えるんですよ。6年前までは私もそうだったから。

市民運動をやっている人、この前もいらっしゃいました。
私は言うんですよ
「それはね、国会で取り上げなさい」と。
「でも私、国会議員何か知らないもん」って言うから、
「あんた選挙に行ったでしょ。書いたでしょ、誰か」
「向こうは知らなくてもあんたが知っているから書いたんでしょ。その人のところに行きなさい」
って、言うんです。

私も、はっきり言って救済センターというのを作るまでは
「国会議員って偉い先生だろうな、俺なんか行ったってダメだろうな」っていうのがありました。
だけど、私は、どうにかして、その被ばくをした人を、どうにかしなきゃダメだというので
それから、議員会館へ衆議院も参議院も行くようになりました。
最近ではあそこの衛視さんがお辞儀してくれるくらいに、私もしつこく行っていたから。

で、やはり、その制度ね。
制度とか、その役割、法律、これを変えない限りは日本というのは変わりません。

菅厚生大臣がね、薬害エイズで頑張っているといってる。
あたりまえのことなんです。あたりまえのこと。
わたしも、菅さんはね、6年7年前から知っているんです。

7年も前から菅さんはあの薬害エイズをずーーっとやっていたんですよ。
市民運動出身だから。
だから、厚生大臣になってたからあれをやっているんじゃないんです。
市民運動からずーーーーっとやった続きから今やっているんですね。

やはり原発問題でも、社民党ですか、
あれだけ「原発反対」って言っていたのが、今はなんか、くちゃくちゃになっちゃって、分かんないよね。

原発もあり、自衛隊もあり、何でも来いって村山さんが言ってしまった。

だから、この選挙で選んで、
私が言うのは、市民運動をやっている人でも、国会議員にお願い、陳情じゃダメなんだよと。
お願い、陳情だけじゃね。

で、7月の衆議院議員の労働委員会で、子の労働者
いわゆる原発被ばく労働者の件、これを労働委員会でやりました。

みなさんのところに行っているのかな?
この岡崎 トミ子さんっていう人。
今度、民主党ですか、ここに入っちゃったんだけど、
この人の議員会館の事務所で、ほとんど私がその質問は書いたんですよ。
というのは、あそこの秘書の人達と一緒にね、
スタッフの人間としてそういう問題を作っていくんですよ。
だから、みなさん方もこれからも何かあれば、
議員会館で、誰も「来るな」と言いませんから、
そこへ行って「こういう問題をどうにかして下さい」じゃなくて、
「こうしましょう」「ああしましょう」いうのんを作っていくんですよ。

と、国会議員さんって言うのはね、はっきり申し上げる。

国会でね、やりたいんですよいろんな事を。
そうすると選挙の時にね、「おらが先生こんなに活躍している」という議事録を有権者に配る訳ですよ。

でも、国会議員さん、秘書の人が何をやっていいかが、無いんですよ。何にも。
だから、何にもやっていないんじゃない。
みなさんが選挙で選んだ後、何にもやらせていないって事ね。

もう一つは、クリーンな政治家というのも聞きます。
あいつはけしからん、企業からいっぱい集めてと。
しかし私が見る限りでは、やっぱりクリーンな国会議員さん
奥さんとせがれが秘書。それで、仲良くやっている。

何にも情報収集も、なーんにも出来ていない。
で、何が仕事できるかっていう。

ある、党首ね。ところへも私は行きました。
なるほど、金を集めてるっていうが、
いわゆるシンクタンク、自分のブレーンとして、様々な分野の人間を抱えているから、
そこから、全部情報を収集しているのね。
でも、それをやるのにはお金がかかる、確かに。

だから、どちらを選ぶかですよね。
なんにもしないが、クリーンな政治家を選ぶか、
少々荒っぽいことで金を集めるが、仕事が出来る政治家を選ぶかっていう事ですよね。

これは非常に難しい選択ですが、
まー、わたしなんかね、いま、国会議員の半分にも余る位
なーんにもやっていない人が多い。

ね、お母ちゃんと息子だけで何が出来るかっていうの

もう、祭事を丸取りをしようというだけで、何にも仕事になっていない。
だから、やはり、これから選挙等も非常に、ま、重大になってくるし、
みなさん方がこれから、裁判官になるか、検事さんになるか弁護士さんになるか
やはりいろんな問題が、本当に泣くに泣けないような問題が出てくると思います。
私もいろんな原発の裁判で証人として出ておりますが、
本当に泣きたいような事が起きると思いますが、それに負けないでね、やって欲しいと思います。

どうもありがとうございました。




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ごくろうさまでした。

きーこ様:いつもながらのご努力、ほんとうに敬服、感謝しています。ありがとうございます。「原発がどんなものか知ってほしい」は、読みましたが、講演にはいっそうの迫力があります。

 じっさいに原発建設や維持に携わった技術者の方々が何人か、反原発運動に献身しておられますが、非常に説得力がありますね。日本が地震多発国であることは、日本が世界のどの国よりも原発に手を出してはならない理由ですが、もう1つ、じっさいに物を作ったり、維持・管理したりするうえでの、国民性ともいうべき「いい加減さ」「馴れ合い・無責任」も理由だと、平井さんの講演録を読んでつくづく、思います。こうした国民性、わるいとばかりは言えませんが、こと原発に関してはたいへんな災厄を結果することになりました。

 それでも地球上に、この国にしかいるところはない者としては、なんとか、これ以上の汚染の垂れ流しを止めさせなくてはなりません。歳をとっている者の責任は重いと思っております。

感謝。

有難うございました。
文字にするのに長時間かかった事と思います。
3月に「原発がどんなものか知ってほしい。」を読みましたが、衝撃を受けました。
今日、講演録を読まさせていただいて、問題、山積みで、一つ一つ解決していく困難さを感じています。
福島原発事故に関しても、深刻に受けとめられている人が、日本人全体で、一体、どのくらいなのかも疑問です。
難しいですが、情報を広めていかなくてはいけませんね。
何時も色々な情報を感謝しております。

動画アップ、書き起こし感謝です

いつも見やすい書き起こし、ありがとうございます。

私にとっても311以降、ある意味平井さんが原点でした。神戸で倒れた阪神高速を目の前で見ているのに人災という側面に気づいておらず、あの指摘もリアルでした。

平井さんに関するデータをかなり検索しましたが、例の文字だけの書き起こしサイト以降はリンク切れが多く諦めていました。こんな風に「生きた人」として真摯に語られている姿、やはり貴重な映像です。ダウンロード保存しました。

またリブログ拡散させて頂きたいと思います。

No title

平井憲夫さんの話し(動画)始めて聞いた(見た)。どこにでもいる人だ。わたしの身近にも、わたしの知らない遠くにも、どこかにかならずいる人だ。みんなではないが、もういやになって(耐えられなくなって)、いやだという人がいる。もしかしたら、再稼働は止まるかもしれない。もしかしたら……。3年過ぎどうにも、絶望していたわたしは、かすかな希望を感じた。

書き起こし、ありがとう。

深謝。

No title

いつも、ブログを拝見してます。
今回は平井さんの動画は観ませんでしたが、より見やすい書き起こし文を読んで、放射能の怖さを実感しました。
きーこさんが文字にすることによって、多くの事実を知ることができます。
動画もいいのですが、集中力が続かず、いつも途中で眠ってしまいます。
文章の方が、読んでみようという気になります。
きーこさんのおかげです。ありがとうございます。

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Re: ビデオファイル 

佐藤様

コメントありがとうございます。
残念ながら私は平井憲夫さんのビデオは持っていません。
こちらはYoutubeを見ながら文字起こししました。

↓こちらです。
https://youtu.be/rvS-xW2SiYw

そういうことでよろしくお願いいたします。

No title

お返事ありがとうございました。このビデオはいつもみ消されるか分からないので、どこかに保存しておく必要性があるかなと感じました。自分なりにトライしてみます。