福島中央テレビ「原発水素爆発、わたしたちはどう伝えたか」(動画・文字起こし・参考あり)

福島中央テレビ製作の報道特別番組です。
実際に福島で放送されているのかどうか、調べてみましたが分かりませんでした。


【原発】世界初「原発爆発の瞬間映像はどう伝えられたか」報道パニック


NewTubeJapan さんが 2011/11/09 にアップロード

Youtubeには2011年11月9日にUPされています。
以下、番組内容を書き出します。



fukushimaTV1.jpg

3月12日午後3時36分
福島中央テレビの情報カメラが捉えた福島第一原子力発電所1号機の水素爆発の瞬間です。
それは10万人以上が避難し、放射能汚染の不安と戦う日の始まりでした。

fukushimaTV2.jpg
3月14日午前11時1分

2日後には3号機も大きな爆発を起こします。
世界に大きな衝撃を与えたこれら原発事故の瞬間を、メディアで唯一撮影していました。
この事故を地元テレビ局としてどう伝えようとしたのか、震災から4日間を検証します。

fukushimaTV3.jpg


福島中央テレビ11
福島中央テレビ報道部長 小林典子:
原子力緊急事態宣言が出されている中で、
地元のテレビ局としてはあの原発構内で起こったことは、
些細な出来事でも、異常があればすぐさま報じるべきと考えました。
例えばあれが、火災の小さな煙だったとしてもです。
ただ、情報はあれしか、あの映像しかなかったんですけれども。



午後3時40分
福島中央テレビは県内への放送を決めます。


福島中央テレビ12
ーーローカル放送 
午後3時40分
福島中央テレビアナウンサー 大橋聡子:
さき・・さきほど1分前、え、福島第一原発1号機から大きな煙が出ました。
大きな煙が出まして、そのまま、え、その煙が北に向かって流れているのが分かるでしょうか。


福島中央テレビ13
ーーNNNで全国放送
アナウンサー:福島中央テレビからお願いします。

福島中央テレビ14
午後4時49分
大橋聡子:
はい、福島から・・・お伝えします。
え、原発に関するニュースをお伝えします。
福島第一原子力発電所のトラブルで、正門の付近では通常のおよそ20倍の放射線量が確認されました。
国の原子力安全保安院によりますと、
福島中央テレビ15
えー、ご覧頂いているのは午後3時36分の福島第一原発の映像です。
水蒸気と思われるものが福島第一原発からボンッ!と吹き出しました。




世界で初めてとなる原発爆発の瞬間を記録したのは、
福島第一原発から17キロ離れた山の中に設置した情報カメラです。

福島中央テレビ16

福島中央テレビも含め民放各局やNHKが、もっと原発の近くに設置したカメラが
地震の影響で撮影できなくなる中、
このカメラだけが唯一、その瞬間を撮影し続けていたのです。

福島中央テレビ17

あの映像がなかったら、目に見えない放射能の拡散を私たちはどれだけ実感できたでしょう。
そして、政府の発表は一体どれだけ遅れたのか。
私達は改めて映像の力を思い知りました。



福島中央テレビ18
小林典子:
世界を駆けめぐることになったこの映像は、
福島の人々のそれまであった平穏な暮らしを一瞬にして変えてしまった、瞬間の映像ともなりました。
それだけに私たちは、被災した人たちの気持ちを考えて、
この映像の使用を数日経ってから必要最小限にしようと 決めました。

しかしそれが、かえってインターネット上などでは、
「何らかの圧力があってあの映像を放送をしないのでは」と憶測を生むなど、
映像と情報を伝えることの様々な側面を考えさせられる
特別な映像ともなりました。

福島中央テレビ19

今回お伝えしたのはわずか4日間の検証です。
ここから始まった福島の放射能との戦いの日々はいまも続いています。

ーー製作著作 FCT 福島中央テレビーー



なんでしょう・・・
見た感想はよく分かりません
福島中央テレビのモニターだけが無事で
世界で初めての爆発の瞬間の映像の撮影が出来たことの自慢でしょうか?

「被災した人たちの気持ちを考えて、この映像の使用を数日経ってから必要最小限にしようと決めました。」

この福島中央テレビ報道部長 小林典子氏の発言には非常に違和感を感じます。

アナウンサーの大橋さんは最初の爆発の時
「煙が北に向かって流れているのが分かるでしょうか」と放送しています。
飯館村の方ですよね、そっちに逃げてはいけないと
それに、避難を呼び掛けてもいません。

「世界で初めての映像」ではなく、
一番身近な放送局が一番先に原発の爆発を確認したのだから
住民の方に大至急避難を呼びかける事が何よりも大切だったし、できたはずだと思います。
「避難して下さい」
「煙は北に向かっていますから南へ逃げて下さい」

そう放送したとして、その後、たとえばその言葉が大げさだったと非難を浴びたとしても、
無事だったのならばそれでよし。だったのではないでしょうか?
「もしもの時を思って住民の方に避難を呼びかけました」
そう言えば済む事だったのではないでしょうか?

報道として、この時の爆発の映像を何度もながし、
近くに住む住民の方、北に住む住民の方に知らせる事が出来たのにと
非常に残念です。

あの瞬間にもっと沢山の住民が即座に避難する事が出来ていたら、
最初に受けた大量の被ばくを避ける事が出来た人がどれだけ多くいた事でしょう

地元の報道としての
最低限しなければいけない事を放棄た事実を、自ら認めた番組のように思えます。






福島中央テレビは、以前ドイツの番組(ドイツテレビZDF局8/26放送番組(内容書き出し))内で使用された
3号機の水素爆発の映像部分だけのために、
Youtubeを「著作権侵害」でどんどん消していった
ことがあります。



Youtubeが消えた時のために。
同じ動画です↓
原発水素爆発 私たちはどう伝えたのか

続きを読むに福島中央テレビの「番組審査委員会」の内容を転記します







以下、福島中央テレビ放送「番組審議会」の内容転記ーーーー


放送番組審議会

第335回
2011年10月20日 (木)
『報道特別番組 原発水素爆発、わたしたちはどう伝えたか』

福島中央テレビ(FCT)の第335回放送番組審議会は、10月20日、郡山市の福島中央テレビ本社で開かれ、
『報道特別番組 原発水素爆発、わたしたちはどう伝えたか』について意見を交換しました。

【番組内容】
福島中央テレビがメディアとして唯一、水素爆発の瞬間を撮影し、第一報を伝えたのは発生から4分後でした。
 
東京電力も国も事態を全く把握せず、混乱して発表が遅れに遅れる中、第一報はどう伝えられたのか。
また県民が放射能の不安と恐怖にさらされる中、何をどう伝えようとしたのか、
地震発生からの4日間を振り返り、震災報道を検証しました。


番組を視聴した委員からは、

「自らの報道の経緯を振り返り、しっかりと情報開示がなされたことは、テレビ局にとっても、視聴者にとっても意味のあることだった」
「憶測や予断を極力排除し、今起こっている事実の部分を正しく伝えることに専念する配慮は、素晴らしい」
「震災の恐ろしさ、報道の難しさや取材の苦労が良くわかった」
「事実を適切に伝えた大変意義のある番組」
「現実を隠蔽せず、わかりやすく伝えた興味深い番組」
「爆発を写したカメラを取り上げるなど、理解しやすい表現をとっていた」
「当時の混乱と対応の遅れの背景がわかりやすかった」
「地域の目線で作られていたことが素晴らしい」
「FCTの報道姿勢に感謝する」
「様々な立場の方々の思いと行動がよくわかった」

など称賛の声があった一方、

「事故と報道の関係が時系列でわかるテロップなどがあるとよりわかりやすく伝わったと思う」
「同時の混乱の様子がそのまま伝わってきたが、映像が早く変わりすぎて、映像に頼っている感じがした」
「報道が視聴者に何をもたらし、何が不足したのか、受け手の側からも掘り下げていってほしい」
「この映像がなかったら政府はどう対応したか、怖くなった」
「唯一爆発の映像を持つテレビ局として、政府や県の対応が遅れたことなどをとらえたドキュメンタリーを作ってほしい」
「キー局との温度差をどのように埋めるのかは難しいが、事実を伝えていくしかないのではないか」
「震災後の医療や福祉がどう住民をサポートしたか、今後取材すると、地域の温かさや課題が見えてくると思う」

などの意見・要望も出されました。

審議会の出席委員は次の通りです。(敬称略)
石田宏壽、柳沼幸男、本田良智、筒井雄二、星啓子、庄司秀樹、大橋純一



ーーーーーー転記ここまで


で、この番組は何のために制作されているのでしょうか?
放送はせずにYoutubeだけの公開ですか?


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コメント

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なによFCT・・・ふざけないでほしいわ

わたくし、郡山在住です。
FCTさん、たまたま爆発の映像が撮れてたからって、なにか、かっこよさげなこといってますが?・・・その爆発とやらの直後に、FCTの社員の皆さんはどうしましたっけかねぇ???
スタジオからの放送がぎりぎりできる範囲の要員を残して、かなりの数の社員の皆さんが浮き足立って福島から脱出したんじゃなかったのですかねぇ?私の知っている方でもFCTの某スタッフさん、爆発直後に、すげーあせった様子でご家族一同ですばやく隣県に避難されてましたが・・・・。
ただでさえ報道関係の皆さんは我々一般市民には知りえない情報に通じていらっしゃいますからねぇ。なにやら噂ですけど、某国営放送の福島NHKとやらでさえ、社員の福島県外退避を指示したとのこと?メディアが、現地の危機的状況を知っても、それを一般市民には伝えず、自分たちがまっさきに逃げるって、・・なに?・・え?いったい何なの?・・・・報道ってさ、単なるあんたたちの飯の種でしかないの?って感じです。
・・・で、はっきりと言います。緊迫していたあの当時、福島原発爆発直後の報道を、命がけで真剣に行っていたのは、TUF(テレビユー福島)と、ラジオ福島ですっ!!
TUFは、あのさなかキャスターが果敢にも現地実況中継にいどみ、被災地や避難場所の状況を全国へ向けて発信していました。そして、ラジオ福島の放送にもとても助けられました。ライフラインの復旧状況や給水情報など県内各地のむ身近な生活関連情報を、24時間休みなく流し続け、また、その合間合間になげかけられるアナウンサーの温かい言葉で、私たちはどれほど励まされ、どれほど心癒され、そして力づけられたことか・・・。書きながら思い出してつい、涙ぐんでしまいます。
かたやFCT・・・おそまつなことに、あの当時の放送は、現地取材はいっさいなし、常に、「スタジオからお届けします。」なんてのばっかりで、あとは、キー放送局からのいただき映像の垂れ流し、それに何かというと災害復旧関係情報のテロップのみの垂れ流し(じつはこれが特に多かった)、あとは「ぽぽぽぽーん」の繰り返しで、自前の報道ソースがまったくなし、だったと思います。私の見てた範囲で。・・・なにせ24時間テレビを見続けてたわけではないので。
ちなみに、私は3月12日、前日から交通機関が麻痺して家に帰れずにいた娘を福島市に迎えに行く大渋滞の車の中で、ラジオ福島の放送を聞き、原発の最初の爆発を知りました。そのときアナウンサーは感情を殺して、冷静に、客観的事実を、丁寧に繰り返して放送していました。そして彼は、その後もけして福島から避難することなどなく、長い長い時間を不眠不休で放送し続けたのでした。
一目散に逃げていった人もいれば、命がけで職責を全うするのに現地で踏ん張り続けた人もいる。メディアもいろいろです。
そんなわけで、私は、メディにも心ある方々もいること、しかし、FCT[のように、多くは、自分勝手に都合のいいことだけ選んで報道をするということもよくわかりました。
そう、ペンは剣よりも強しです。徳性の欠落したメディアこそ何にも勝る毒です。その毒を知らず、飲んでしまう無知蒙昧の無きよう、戒めなくてはならないと思うのです。
そんなわけで、ちょっと感情が高ぶり、長文となったこと、大変失礼しました。高濃度放射線下での日々の生活でナーバスになってるせいですかね。
きーこさん、貴重な情報提供、いつもありがたく拝見してます。応援してます。

通りすがりですが、福島県民の私はこの番組観ましたよ。YouTubeじゃなくテレビで。何をそんなに怒ってるのかよくわかりませんが。
中央(日テレ)との力関係もあるでしょうから、独自の判断で流してくれただけで大感謝ですよ。
放送の前に中央に相談してお蔵入りにされた可能性だってあるわけですから。
あの時風向きで危険を察知した人がどれだけいたでしょう。
後付けで批判することは簡単ですが、アナウンサーだってあの頃は殆ど無知だったでしょうから、よくやった、としか私は思いません。

それにこのアナウンサーが出ている夕方の番組はよく観ていますが、県民の目線で話してくれていて好感がもてますよ。
一緒に出ている男性アナウンサーもゲストに役人が来た時など、冷静になろうとしながらも押さえきれない怒りに震えながら抗議していましたし。
みんな自分以外の立場はわからないものです。
私は爆発の報道で窓に目張りをして暫く籠城しましたが、後で聞けば親戚は停電で何の情報もなく、壁が一部崩れて外気が入りまくりの家にいたそうです。
初めての経験で皆が混乱していたのです。その中でそれぞれの人が手探りで自分がベストと思える事をしていたんです。
テレビ局も然り。
何もわからずに高みの見物で自分を偉くする為に人を批判しているようにしか見えませんね。

私はFCTに感謝しています。 福島市民