東芝原子力技術研究所原子炉の運転再開

東芝原子力技術研究所:原子炉の運転再開、
川崎市に報告 /神奈川

毎日新聞 2011年11月26日 地方版

川崎市は25日、
東芝原子力技術研究所(川崎区)の研究用原子炉が28日以降に運転を再開すると発表した。
同研究所から21日に報告があったという。

市危機管理室によると、
3月11日の東日本大震災発生時は研究用原子炉は運転停止中で影響はなかったが、その後も運転を控えていた。
東京電力福島第1原発の事故を受けた文部科学省の調査や年1回の定期検査があり運転再開が遅れたという。
運転再開時に市に報告があるのは異例で、東芝広報室は「震災後に市から要望があったので連絡した」と話している。

市は24日付で研究所に安全対策の向上などを求める要望書を提出した。【高橋直純】


川崎の実験炉 再稼働へ 東芝「研究ニーズある」
東京新聞 2011年11月26日 朝刊


川崎市川崎区にある東芝の原子力研究施設「東芝原子力技術研究所」の実験用原子炉が、
二十八日にも運転を再開することが決まった。
同社から通告を受けた市が二十五日、発表した。実験炉は三月四日から運転を停止しており、
東日本大震災時は稼働していなかった。 

東芝によると、震災発生後の三月十一~十二日に施設を点検し、
原子炉などに異常がないことを文部科学省と川崎市に連絡。
その後も同省の定期検査を受け今月十八日に合格証を得たという。

この実験炉は民間が持つ国内唯一の臨界実験装置。一九六三年に運転を開始し、最大熱出力二百ワット。
研究用なので、発電装置はない。例年、六十日前後稼働させている。

福島第一原発事故で脱原発の世論が高まる中での運転再開となるが、
同社広報室は「事故などで損傷した原子炉の炉心管理技術の開発など、研究のニーズがある。
大学生を招いた実験の予定もある」と強調した。

通告を受けた市は二十四日、
事故発生時の連絡体制の整備などを求める阿部孝夫市長名の要望書を同研究所に提出した。



東芝原子力研究所
東京湾周辺の原子炉の一つ。
羽田空港の対岸、東芝原子力技術研究所(神奈川県川崎市川崎区浮島)にある。
東芝臨界実験装置 NCA は1963年よりある低濃縮ウラン軽水減速非均 質型の実験炉。
2004年7月13日、中性子増大のため自動停止。
東日本大震災時は停止中だった(2011年3月4日より停止)。
もう一基の東芝教育訓練用原子炉 TTR-1 は2001年3月に廃炉
日本 神奈川県川崎市川崎区浮島町4-1

赤い風船のところです
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原子炉



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