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たねまきJ「東電中間報告・汚染水漏れ・汚染物海洋投棄提唱について」小出裕章氏(内容書き出し・参考あり)12/5

・東京電力が公表した中間報告について
・処理する施設から汚染水が45トン漏れていることについて
・「汚染物海洋投棄」を提唱した事について


12月5日月曜日 
京都大学原子炉実験所助教 小出裕章先生に伺いました
Radio News「たねまきジャーナル」
MBSラジオ [MBS1179.com]






<参考1>

福島第1原発事故 東電中間報告 「結果的に」多用、甘さ露呈


毎日新聞 2011年12月3日 東京朝刊

東京電力福島第1原発事故で、東電の社内事故調査委員会が2日に発表した中間報告書は、
「結果として、これまでの安全対策で事故拡大を防げなかった」と言及。
130ページ中、「結果として」「結果的に」との文言を計25カ所多用し
原因は想定外の津波」と従来の見解を繰り返した。
信頼回復には情報公開に徹し、責任の所在を明らかにするのが大前提だが
自己弁護に走るようでは道のりはほど遠い。

「天災か人災かを割り切るのは難しいが、我々は国の審査を受けて原発を運転した。
だが、津波で根本的な安全対策が覆された」。会見で山崎雅男副社長はこう弁明した。

報告書は、原因について「津波で全電源を喪失した」と断定。
「地震損傷説」を否定したが、検証方法は主に「目視」で、社内調査の甘さを示した。
運転員が1号機の「非常用復水器」を停止したことが、炉心溶融を早めたとの見方もあるが、
報告書は「きわめて早い段階で炉心損傷が進んだ」と指摘。停止しなくても損傷したと強調した。

報告書では震災直後、東電が第1原発からの全面撤退を検討したとされる問題に対し、
「考えたことも申し上げたこともない」と否定。
その根拠として菅直人前首相の国会発言を紹介したが、
清水正孝前社長や吉田昌郎前所長らの実名でのヒアリング内容は明らかにしなかった。

社外の検証委員会は、報告書に対する意見で「安全神話から抜け出せなかったことが原因」と指摘したが、
山崎副社長が会見で「見解が違う。できる限り安全対策に努めた」と反論する場面もあった。
「今後の訴訟リスクに備え、自社の責任には言及できない背景があるのではないか」。委員の一人はこう推測する。

原因解明の場は国会や政府、民間の事故調査委員会に移る。
「水素の流出経路などに触れられていない。東電は各事故調に対しもっと協力する義務がある」。
工藤和彦・九州大特任教授(原子炉工学)は注文を付けた。
未曽有の原発事故の原因企業が負った責任は果てしなく重いと言える。【中西拓司、奥山智己】



海水の濃度基準の1,000,000倍の汚染水が漏れた12/4福島第一原発

12月4日の東京電力記者会見動画と報道資料
donou1.jpg



福島第一原発にたまる高濃度放射能汚染水を処理する施設から、4日、
水が45トン漏れているのが見つかったと発表した。
処理後の水だが基準を大幅に上回る濃度の放射性物質を含み、漏れた総量は最大220トンと見積もられ、
一部が海に流出した可能性がある。

原子炉の冷却水を処理して再利用する循環注水冷却システムで起きた水漏れでは、過去最大の量。
漏れた水のセシウム濃度は1リットルあたり4万5千ベクレルで、
原子炉等規制法が定める海水での濃度の基準の約300倍。
ストロンチウムの濃度は測定に時間がかかるので結果が出ていないが、これまでのデータから分析すると、
濃度は1リットルあたり1億ベクレル前後、基準の100万倍あるとみられる。

装置の運転は止めたが、処理後の水がタンクに1万トン以上あるため、
原子炉への注水は続けており、東電は「冷温停止には影響しない」。


12月5日東電公表の土嚢による止水状況

donou.jpg



海洋底処分はロンドン条約で禁止されていること知らないのかな?
「除染で出た汚染土海へ投棄案 研究者が提唱」の記事検証しました。

小出先生の講演会での海洋投棄のお話し、6月16日のたねまきジャーナルでのお話し、
ロンドン条約の説明あり。

この件の主な内容↓   2011年12月5日

東京電力福島第一原発の事故で[放射能に汚染された土を海に捨てる案]が、一部の研究者の間で浮上している。
除染のために削り取った土の保管・処分場所を確保することが難しいからだ。
世論や国際社会の反発は必至だが、現実的な対応策の一つとして政府への提言を目指す。

除染は、被曝(ひばく)線量が年1ミリシーベルト以上の地域は国の責任で行う。
土壌を削り取り、各市町村の仮置き場に保管した後、福島県内につくる中間貯蔵施設に運ぶ方針だ。
県内だけで1500万~3100万立方メートルの汚染土が出る見込み。
最終処分の方法が決まらなければ恒久的に置かれることになりかねず、用地確保の見通しは立っていない。

こうした現状を踏まえ、文部科学省の土壌汚染マップ作成に携わった
大阪大核物理研究センターの谷畑勇夫教授、中井浩二・元東京理科大教授らのグループが3日、
大阪大で開かれた研究会で、深海への処分を提案した。
海水で腐食せず高い水圧に耐えられる容器に汚染土を入れ、
日本近海の水深2千メートル以下に沈める方法が最適とした。

谷畑教授の試算では、
福島第一原発から北西の高濃度の放射能汚染地帯150平方キロメートルの土壌の放射能は約750兆ベクレル。
この汚染土をそのまま海に捨てても
すでに原発事故で海に放出された放射能の5%程度で、海の汚染が著しく増すわけではないという。

万が一、汚染土を入れた容器が壊れて流出しても、土は水より重いため浮上する可能性はないとしている。

谷畑氏は研究会で、
元文相の有馬朗人・東大名誉教授や核物理学の研究者、
日本原子力研究開発機構(JAEA)の研究員ら約30人を前に
すべての住民から遠く、問題のない所は海だ」と呼びかけた。
科学的な観点から異論は出なかったが、
有馬氏は「海は世界人類共通の財産で、漁民や世論を説得できるかが問題だ」と指摘した。





続きを読むに番組の内容書き出しました





水野:
まずですね、先週金曜日東京電力が福島第一原発事故に対して中間報告書を出しました。
これは、ま、いろんな事書いてありますけど、また、いろんな事書いてなかったこともあったかと思いますが、
どう、小出先生は評価していらっしゃいますか?

小出:
すみません、私その中間報告書自体をまだ読んでいないのです。
で、マスコミで報道されていることだけは読みましたけれども、
「もう、いい加減にして欲しい」位にしか思いませんでした。

水野:これまでと主張は変わってないですよね

小出:
もう、とにかく「事故をどうやって小さく見せるか」、
どうやって、「収束にもう向かっているかと」いう事だけ、言いたいのかなと、私は受け止めました。

水野:
はい。
あくまで「事故は地震ではなく津波が想定外に大きかったから」だというのが、まァ、柱になっているのかと思います。

小出:そうですね。

水野:
そしてですね、今度は海の汚染について伺いたいと思うんですが、
高濃度に放射能に汚染された水。
これ、処理する施設から水が45トンも漏れているのが見つかったと、東電が発表いたしました。
で、小出先生はこのたねまきジャーナルで、もう、ずーーーーっと前からですね、
「汚染された水は海に大量に漏れているはずだ」と、

小出:そうです

水野:だから、「少しでも早く遮断する壁を地中に造らなきゃ」とおっしゃってきておりました。よね。

小出:
はい、えーっと、いや、むしろ、・・・ま、それも言いましたけれども、
むしろそれより前にですね、
「コンクリートの構造物の中に汚染水が溜まっているのですから、必ず漏れる」と私は言いましたし、
「それは、コンクリートの構造物でないような所に移す以外ない」といいまして、

水野:そうでした

小出:わたしは「タンカーに移してくれ」と言ったのです。

水野:
もともとはこの汚染水はコンクリートで遮断できるようなものではなくて、
もう、よそに移すしかないんだと、だから、タンカーを。というのを、

小出:3月から言っています

水野:
3月からおっしゃっていて、
政治家にも、この言葉を何度となく直接ぶつけていただき、たねまきジャーナルを通して。
しかしながら、タンカーは走らず。

小出:そうです


水野:
そして汚染水はコンクリートの作った中にずーっと押し込められて、
そしてやっぱり、先生がおっしゃっていたようにひび割れができて、

小出:たまたま今度は見えたんですね。

水野:そこから出ているのがたまたま見えたから、東電も発表をした訳ですかね。

小出:
そうです。
コンクリートの構造物はほとんど地下に埋まっていますので、
見えないまま東電が知らん顔してきたと言うだけのことなのであって、
「何をいまさら」と私は思います。

水野:だって、「今まで気づかないか?」って思いますよね。

小出:そうです。

水野:「見えなかった」ということですよね。「見なかった」といいますか・・・

小出:
今度45トンといいますけれども、
10万トンを超えるような汚染水が、コンクリートの構造物、
地下のピットとか、トレンチというところにずーっと溜まり続けて、もう何カ月もたってきたわけですから、
「もう一体どれだけが漏れてしまったのか」と私は思います。

水野:
これ、漏れた総量がですね、推定ですけれども、最大で220・・え?・・220トン
最大220トンという可能性もあると言うんです。


小出:
それは現在循環式の処理をしているその場所から何トン漏れたかというだけのことですね。

水野:もっと多い?

小出:もちろんです。

平野:他の亀裂部分からも・・

小出:そうです。もう10万トン溜まっている亀裂部分から、もう山ほどジャンジャン漏れてきたのです。

平野:
そうですね
だから、その辺のそういう事を言わないから、漁業関係者の方からも不安の声が出て、
しかも、国際的にもですね、これは大きな非難をされてもおかしくない事態になっていますよね、今。

小出:そう思います。

平野:
これ、アメリカの西海岸にさえ行くかもわからないんでしょ、
もう行きつつあるんでしょうけれども・・

小出:
震災がれきそのものがハワイにいつ届く」。という話しをしているのですし、
海に汚染したものは必ず届きます。どこにでも。

水野:
この汚染された漏れている水のセシウムの濃度がですね、1リットル当たり4万5000ベクレル。
で、これは法律で定められている基準のおよそ300倍というんですね。
これって、どう考えたらいいですか?

小出:それは、セシウムを浄化する装置を通った後になおそうだということなのであって、

水野:あぁ、そっか・・

小出:要するに、その通る前はモーレツな汚染濃度なんですね、

水野:淡水化の装置から出ていて300倍なんですよね

小出:
そうです、そのセシウムを浄化する装置、多分ゼオライトを通したと思いますけれども、
例えばストロンチウムという放射性物質はゼオライトには付きませんので、

水野:えーーーっ!?

小出:濃いまま、もうそこを通りぬけて、それがその場から漏れたという事だと思います。

水野:ストロンチウムについてはですね、推定で1リットル当たり1億ベクレル。

小出:はい

平野:・・・・・

水野:
1リットル当たり1億ベクレル前後とみられていまして、これは基準の100万倍だというんですね。
これが海に流れると言う事は、どういう事を意味するんですか?

小出:
要するにそれだけの汚染物が海へ流れてしまったという事ですし、
今聞いていただいたように、これまでそのまま、どんどん浄化装置を通ろうが通らまいが
トレンチ、ピットから漏れ続けてきたという事です。そういう濃度のものが。

水野:少なくてもストロンチウムの濃度を薄めていくっていうのは出来ないんですか?

小出:
薄めれば量が増えるだけですから、余計漏れてしまいますので、
本当は捕まえる以外にないのですけれども、
捕まえる力も今はありませんし、一番早くできることはタンカーならタンカーに移すことだった。とわたしは思います。

平野:
これ、ストロンチウムは前もお伺いしましたけれど、
比重は重いんですよね?
海底に沈んで海草とか、そういうのに吸収されやすいんじゃないですか?

小出:
はいそうですね。
え・・・・セシウムとはちょっと・・・あの、セシウムはものすごく水に溶けやすいんですけれども、
セシウムに比べれば水に溶けにくい。
ストロンチウムは溶けにくいので、海底などに溜まりやすいと思います。

水野:それはどういう事を引き起こす恐れがるんですか?

小出:
勿論どんな放射能も危険な訳ですし、
セシウムのように水に溶けやすいのは広範囲に汚染が広がると思いますし、
ストロンチウムのように、水に比較的溶けにくいものは、
近傍の土に汚染が溜まる、あるいは近傍の食べ物を、食べ物と言ったら失礼だけど、生き物を汚すという事ですね。


水野:海底だったら、あんまり私達に関係しにくいなんて事は、ないですか?

小出:
海底には魚も、ヒラメなんかは海底に生きているわけですし、
貝類も海底に生きている訳ですし、そういうものに濃縮してくると思います。


水野:
しかしながらですね、
今回放射線を研究していらっしゃる先生がたの一部の中で、「新しい案」が提案されているそうで、
これは放射能に汚染された土を、除染をこれからどんどん進めて削り取った後、どこに持って行くのか、
最終目的地はいまだに見つかっていませんけれども、
これ、「持って行くところがないから、海へ捨てよう
特に、「海の底、深海、深いところに投棄しよう」という提案がなされたんだそうです。
で、ま、さすがに「そのままでという事ではなく、容器に入れてはどうか」と。いう話らしいんですね。
その条件は、
海水で腐食しないで、そして、高い水圧にも耐えられる容器に汚染された土を入れて、
日本近海の水深2000メートル以下に沈める方法がいいんじゃないか。
という提案をなさった先生方がいらっしゃるそうです。
小出先生、いかがでしょうかご意見は。

小出:
なんかまるで漫画でも読んでいるような気分ですね。
その方達はいったい、「この日本という国の責任をどういうふうに思っているんだろうかな」と私は思います。
自分たちがやってきたこと、ま、電気が欲しいと言ってやってきたツケが今あるわけで、
そのツケを海に落としてしまうという様なやり方は、わたしは想像すらできません。
私が提案して良ければ、
もしそんな事をするなら、腐食しない容器に入れて、東京電力の社内に積み上げて欲しいと思いますし、
国会議事堂に積み上げるべきだと思います。

水野:
この研究者の方はこうもおっしゃっているんですね。
汚染された土をそのまま海に捨てたとしても、すでに原発事故で海に放出された放射能の5%程度である」と。
だから「海の汚染がこの捨て方で著しく増えるわけではないんだ」というご意見だそうです。

小出:
それは今現在福島県を中心として汚染している放射性物質。
まぁ、地表の表面を汚染している訳で、それをはぎ取って海へ捨てたとしても、5%だ。って言っている訳ですね。
つまり、「もうすでに20倍もの物を海へ流した」と言っている訳で、

水野:そうですよね・・・

小出:
そんな事を胸を張って言えるような事ではないし、まずは謝らなければいけない。
そのうえに、また汚染を捨ててもかまわないなんて事を
どうして言えるのか・・わたしには不思議で仕方がありません。

平野:
先生、そもそも海洋投棄っていうのを、国際条約で禁止されているんですよね。

小出:禁止されています。

水野:禁止されているんですね

平野:ロンドン条約でですね

小出:そうです。おっしゃるとおりです。

平野:
70年80年代そういう論議がありましたけれども、
これはもう出来ないという事になっているはずなんですよね。

小出:
はい、もう、今平野さんが正しくおっしゃって下さったけれど、
ロンドン条約という国際条約で、放射性物質を海へ捨ててはいけないという事になっていますので、
実際上はできる道理がありません。

水野:それでも捨てたいと思う学者がいらっしゃるような位他に考え付かないという事でしょうかね

小出:ま、よほど無知な学者だと言っていいと思います。

水野:はい。どうもありがとうございました。


<参考2>

6月20日たねまきジャーナル2時間スペシャル。
小出氏と3人の政治家の生討論No1(内容書き出し)

ーーー上記から一部抜粋ーーー

水野:そうではない。
今もうすでに溢れているんですね

小出:そうです
一時期ピットというところから目に見える形で海へ溢れていましたけれども
それは、目に見えてる場所で漏れていたという事だけの物で
本当であればトレンチとかタービン建屋の地下であるとか
そういうコンクリートの構造物から沢山もう、
ずっともう漏れ続けているという事に皆さんもう気が付かなければいけないのです
ですから、その、まだ何日も余裕があるという事ではなくて
もうすでに漏れているのですから、汚染水自身をとにかく早急に何とかしなくてはいけないと
そしてその事はもう一つ意味があって
現場でものすごい被ばく環境で作業をしている人たちの被ばくを少しでも少なくするためにも
汚染水を一刻でも早くどけなければいけないという事があったのです
そのために私は、もうどうにもならないからタンカーだという事を
2カ月以上も前に提案させていただいたのですが

水野:
まずなこのタンカーの案について後3人に伺いたいと思います

民主党 山口壯:
とても大事な案だと思うし 
これは あの我々がやらなければいけない事の一つだと思うんです
ここなやっぱり こういうタンカーの国際的に認めていただく作業も含めて
我々が出来る事全部 あの 早急にやらなければいけないという事は思いますね

自民党 西村康稔:
実はこのタンカーは我々は早い段階で提案をさせていただいていたんですけども
けども・・どうなっているんだか・・・
現実にもうその回収が終わって使える状態になっているみたいな・・・

水野:タンカーがですか?

自民党 西村康稔:はいはい、当初これは早い段階でそれをやろうということで

水野:何で出来ないんですか?そんだけ提案しはっても何で動かないんですか

民主党 山口壯:やってるって

水野:タンカーがね まだね 汚染水運んでないじゃないですか

自民党 西村康稔:ちょっと、山口さん、これはぜひ検証をして我々が動いた方が

民主党山口壯:そうですね。これは現実我々話しあっていましたね

自民党 西村康稔:やっていましたから

水野:ただ、やっぱり小出先生の思いは今すぐタンカーをと。もう、これさえも政治って出来ないんですか?


民主党川内博史:やる気がないからですよ

水野:でしょ。やるって言ったら出来た。


津波で流された瓦礫が巨大な島となって太平洋を移動中

ミッドウェイ諸島を通過した直後、パルラーダの乗組員たちは驚くほど多量の漂流物を発見しました。

現在では広く散らばっているがれきの集団の正確な位置を把握することにより、
科学者たちはこれらがハワイのパパハナウモモクアキア海洋国定公園
(ハワイ島の東側・有名なハナウマ湾の近く)に到着する時期について、より正確な予測を行うことができる。


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