「東電は嘘の百貨店・危険な4号機」広瀬隆氏「収束宣言」大嘘の皮を剥ぐ12/23後半ーその1ー(内容書き出し)

広瀬隆氏の週刊朝日UST劇場スペシャル
福島原発事故 「収束宣言」大嘘の皮を剥ぐ 2011年12月23日

後半ーその1-
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動画はこちらで見ることが出来ます↓
http://www.wa-dan.com/hirose/

前半の書き出しはこちら↓
広瀬隆氏福島原発事故 「収束宣言」大嘘の皮を剥ぐ12/23前半(内容書き出し)



でね、金沢で講演した時に、
たまたま福島県の第二原発の近くの楢原町から避難した森田さんっていう方が一緒に公園をして下さって、
それでね、本当に怖くてどうやって逃げたかを話していたんですけど、
森田さんと夜酒を飲んだ時にね、
「私は、福島のこの第一の写真と広島の原爆ドームがそっくりに見える」って言ったんでね

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本当に言われてみるとそうだと思った。
というのはようするに・・・・

ーー後半 ここからーーーーーーー

原発も原爆も同じなんです
それをただゆっくりやるという、コントロールしながらやるというだけで、
これは暴走したら同じなんです。原爆なんですよね。
でね、この写真なんです。
さっき4号機の時に覚えておいて下さいって言ったのは、



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記者の人達が11月に入った時はね、向こう側から見ているんですよ。
東電はね、あいつらはやっぱり、悪賢いんですね。

向こう側から見せているんですね。
こっち側から私は見せたかった。記者の人に。
見て下さい、もう骨組しかないでしょ?

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いや、これはね、さっき言った3つと、再臨界と水素爆発と並んでもう一つ怖いのは、

余震でこれが崩れないかっていうことなんですよ。
だってね、身近な人達はみんな心配しているんですけれど、
これは何故かっていうと4号機のこのあたりですよね、この上の最上階にプールがあって、
燃料が今、ドサッっと置いてある訳ですよ。
そこにぎっしりとね、冷やしているらしいんだけど、
それが、この建物が崩れたら、全部敷地にむき出しになって出ちゃうでしょ?
その時は、ようするに、ここにずらーっと並んでいる原発を全部見捨ててね、
ここにいる人達は全員逃げなきゃならないんですよ
。もう。

それこそね、1号機から爆発したあの当時より、おそらくもっとひどい形になると思うんですね。

もう一つちょっと付け加えておきたい、
今の4号機は「3号機から流れ込んだ水素で爆発した」っていう事をね
記者団が入る2日前に東電が発表してね、
みんなそれを引用していますけれど、私は全くそれを信用していない
こいつらはまたウソをついていると思うのはね、

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これは3号機が爆発した後の写真なんですけど、
さっきの週刊朝日の記事にこの画面が出てくるんですよ。
それで静止画像で撮ったんですけどね、
東電はこの3号機からの共通排気塔から流れ込んだって言っているけど、吹きとんでいるでしょ?

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山口:そうですね、繋がってないですね

広瀬:
大体、3号機が爆発して吹き飛んだ後に、こっちにどんどん滞留する筈はないんですよ。
だからね、これも嘘なんです。
私の論理的な整理ではね、絶対にそれは東電がまたウソをついている。
要するに、4号機が電源喪失で爆発したっていう事をね、隠したいんですよ。
そのために嘘をついている。
だからね、東電が発表している事はね、本当にどこを見ても嘘で、
それに基づいてどじょうの総理大臣が、こういう嘘をダーッっと言っている訳ですよ。

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だから、内部がどうなっているのか分からない。
東電も国もね、我々をバカにするにも程があるっていうの。
もう本当にね、信じられません。今の状態。

結論を言いますとね、この福島原発の敷地はね
私が今、恐いのは本当に4基の危険性は今現在も変わっていません。
何も変わっていません。
で、この隣に5号機6号機もあるから、
この4号がぐしゃっと崩れたりでもしたらね、それこそもう全部どうなるか分かりませんね。
この後はシュミレーションをやっても私も分からないですね、
どういうふうになるかね。
それと、そもそもね、事故を収束するって事を考えますと、
さっき、赤い塊出したあの瓦礫はね(瓦礫とともに突き抜けて落ちた燃料)、あれは絶対に取り出せませんよ。
普通の技術で今、全世界そんなものを取り出せる技術は持っていませんし、
ましてやね、さっき言ったように地面にめり込んでいる可能性が非常に高いです。

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いわゆるチャイナシンドロームと呼ばれるそのぜんくう状態に今いっているはずなんですよね。
特に2号機は今そこまで行っているだろうと思いますので、
そういう事を考えると、
福島第一原発っていうのは事故は収束は出来ないんです。
永遠に。悲しいかな。
だから、要するにあそこに今死のピラミッドのような形で、石棺といってコンクリートで固める

まぁ、それしかできないですね。

だから、問題はね我々国民、特に福島の人達が帰れるかどうかっていう事を考えた場合にね、
どの位放射能が出てるかっていうのにかかっているんですけど、

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9月でも通常の1000倍ぐらいの放射能が出ている状態で、
ところがね、福島の人達はカウンターで測って、すこーしでも下がってくると安心しちゃうんですよね。
そりゃ人間ですからね。
それでどんどん騙されちゃうんですけど、
東電が今出来るただ一つの事は、ここから放射能を出さないようにする事だけなんですよ。

原子炉の事故は収束できません。さっき言ったように。

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だから、こうやって、これは1号機の写真ですけれど、こうやって鉄骨を組んでね、
それでこの上にカバーをね、するという事だけだったんで、

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これは10月に1号機だけ仮設カバーを完成したんですよ。

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ところが驚きましたね。
総理大臣の収束宣言の翌朝のね、朝日新聞見たらね、
さっき山口さんが見せてくれた、一面はひどいんですけど、中開いたら
どれぐらい出ているかって・・放射能が。

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それがね、なんと、カバーをした1号機からね、毎時1000万ベクレル出てるって、
書いてあるんですよ。

山口:えっ!?
成瀬:えぇ~~~!

広瀬:
その新聞に。
1か月で72億ベクレル。信じられませんけれど、
じゃぁ、あのカバーはいったい何なのか?って
私も騙されていましたけれど、
せめて1号機だけは上を塞いだんだと思ったんですよ。

成瀬:そうですね・・・

広瀬:
まだ大量に出ているって、数字が出てるんですよ。
驚きました。
で、ここにね、収束宣言の翌日の記事なんです。
水素爆発の不安消えず」って書いてあるでしょ?
こんな状態ですよ。

要するに、福島県民に対しては大気中の物質量がもう何100万分の1になったとか言ってますけれど、

関係ないんですよ。
累積沈着量がね、どんどんどんどん増えているんですよ。
セシウムっていうのは半減期が30年ですから1000年かかるんですから、
要するに今もどんどんどんどん増え続けているんです。

山口:増える一方ですよね。

広瀬:
そうです、だからね、
福島の現地の人達が私にこう言うんです。
「除染なんて出来っこない」って
「なぜか?」って聞くとね
「除染しても雨が降るとまた上がってくるんだ」って

雨が降って何で上がるんですか?

山口:うーんと・・木の葉っぱから落ちてくる

広瀬:
いや、木だけじゃなくて、空気中ですよ。
空気中のが全部落ちるんです。
落ちて、空間線量が上がるなんていう事は、子どもたちが知っているっていう事でしょ。
これ、今なんですよ。
これで何が収束ですか。

00:07:40

後半ーその2ー「次の大地震は何時起こるか!」広瀬隆氏(内容書き出し)

後半ーその3ー「おそるべき汚染水・海洋汚染と魚」」広瀬隆氏 (内容書き出し)

後半ーその4ー「日本全土をなめつくす放射能」広瀬隆氏(内容書き出し)

後半ーその5ー「落ち葉のセシウムは水源から海へ」広瀬隆氏(内容書き出し)

後半ーその6完ー「ますます危険になる汚染食品」広瀬隆氏(内容書き出し)


につづく。




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