広瀬隆氏の週刊朝日UST劇場スペシャル
福島原発事故 「収束宣言」大嘘の皮を剥ぐ 2011年12月23日

動画はこちらで見ることが出来ます↓
http://www.wa-dan.com/hirose/
ここまでの書き出しはこちら↓
広瀬隆氏福島原発事故 「収束宣言」大嘘の皮を剥ぐ12/23前半(内容書き出し)
後半ーその1ー「東電は嘘の百貨店・危険な4号機」広瀬隆氏(内容書き出し)
後半ーその2- 00:07:45~
次の大地震は何時起こるか!
だからね、どこをとっても信じられない事です。
だからさっきの、4号機の事を考えましてもね、
私がもう一つ心配なのはやっぱり地震の問題なんですよ。
これはね、簡単に言いますとね、日本が、
これは太平洋なんですけど、
地球上はプレートでね、表面が板でこう、囲まれている訳ですね。
こういう構造をしている訳ですけれど、日本はどこにあるのかっていう事をもう一回見ますと、ここなんですよね。

要するに世界中で4枚のプレートがひしめきあって、
しかもこれが重なり合っているプレートが押し合いへしあいしている世界で一番危ないところです。
だから、地震が起こっている。
今回ここで、太平洋プレートと北米プレートの境界でね、摩擦で起こったのですけれど。
プレートっていうのはどこからわき出してくるかっていうと、

今ここに赤い線がありますね、ここから湧き出してくるんです。
それでずーっと太平洋を横断して、ここにある日本海溝で沈み込んでいくんですよ。
こういう構造をしていますから、だから、ここの太平洋プレートと北米プレートの中なんですね。

ここは実を言うと中なんですけれど、ここで大亀裂が入ったわけですね
それで、この映像、動いている映像をちょっと見ていただきたいんです00:09:12
これはね、地殻変動なんですよ。
日本というのは、北海道、東北ずーっと西日本含めて沖縄まで、
浜岡、静岡県の浜岡含めまして一斉に動いているでしょ?
地殻変動っていうのは一カ所が動くっていう事は無いんですよね。

だから絶えずこうやってね、これは見ていてお分かりの通り、
日本列島が縦に狭まっているの、大きく見ると。
これは200万倍に誇張しているから分かるんですけど、
それでね、このアルプスあたりが世界で最も早く隆起しているんです。
絶えず、こういう状態が日本なんですよね。
で、これを頭に入れて今の状態をみなさん想像して欲しいんですけれども、

ユーラシアプレート、あるいは北米プレートの下にフィリピン海プレートがあって
その下に恐い事に今、激動している、数年ね、止まらない太平洋プレートがあって、
これが今回大地震を起こしたんです。
だから、日本列島全体が、これは3月12日

本震に伴う地殻変動って書いてある通りグーッっと太平洋側に引き込まれて、
日本列島がひずんじゃったんです。とてつもない。
これはね、地殻変動を誇張して書くとこういう矢印でわかるんですけれど、
ここが震源ですけれどもね、
要するに震源域でいうと広大な範囲が一斉に壊れた訳ですよね。
だから海側に、太平洋側でしかも海底側に日本列島が今、ひん曲がっちゃっています
このひん曲がったままである筈はない
山口:モチロン
広瀬:
戻るんです。
これ必ず、だから本震以降もね、この地殻変動がずーっと続いて、

東北からね、長野、新潟、あるいは静岡までずーっと来ているんですけど、
これが全部に、今、九州にまで行っているんですよ。
これが全部波及しているんですね。
だからこれから先私達がね、今日現在で7基が運転しているんですけれど、
その7基だけでも恐いんですけどね。
何時直撃を受けるか分からない。

というのは、岩石がずーっと、今エネルギーを受けていますから、
下で、我々は分からないけれど、地下でずーっと影響を受けていますから、
だから、これ岩石はね、今エネルギーに必死で耐えているんですけど、
一定量以上のエネルギーは蓄えられないんですよ。
で、あるところでガンッ!って割れるわけ。
それが地震で、その時にプレート境界
静岡の浜岡の前であったり、
あるいは今度は、プレートの内部の活断層が、それが動かされると大地震で原発が直撃を受ける訳ですよ。
だから、今ね、それがいつどこで起きるかが誰も分からない状態で、
ただ、とてつもないエネルギーが溜まってきているという事はみんなが分かっているんです。
これは、11月に東京新聞が書いた
11断層活動が10倍を超えるようになっていると、震災が起こってから。

こう言うふうに書いてますけど、ここに地図があるんですけど、

これだけじゃないんですよ。
たとえば広島の三好あたりはね、2回、2連発かなり大きいのがありましたしね、
九州の熊本でも阿蘇の西方でありましたし、
九州までザーッっていってるんですよね。
で、これはよく作ってくれた人がいてね、00:12:50
10月までの震度分布を全部ね今年全部のものを書いてくれたんですけれど、
これ見るとね、内陸地震が相当ありますよね

これが、プレート内の活断層を動かす可能性が非常に高いんだと、
こういうのを見ると福井あたりももう間近ですしね、
ひじょ~に怖い。こういう状態。
あるいは、逆に動いていない所。
こういうところは空白域ですが、何時動くか分からない。
こういう状態が、たった今の状態なんですよね。
だから、これを見ているとね、
もう何度も言っている事ですけど、今日現在も3月10日ね
11日の大地震が起こる前の日と、同じ状態、
あるいはね日本列島がひん曲がった状態で考えると、多分もっとひどいだろうと。
今そういう状態を地震学者の多くの人が考えている。
しかもこれが30年続くっていうんですよ。
どうします?
今こういう状態なんです。だから、あのね、
事故が収束したとかね、そういうレベルの問題じゃないんですよ。
後半ーその3ー「おそるべき汚染水・海洋汚染と魚」」広瀬隆氏 (内容書き出し)
後半ーその4ー「日本全土をなめつくす放射能」広瀬隆氏(内容書き出し)
後半ーその5ー「落ち葉のセシウムは水源から海へ」広瀬隆氏(内容書き出し)
後半ーその6完ー「ますます危険になる汚染食品」広瀬隆氏(内容書き出し)
へつづく。
福島原発事故 「収束宣言」大嘘の皮を剥ぐ 2011年12月23日

動画はこちらで見ることが出来ます↓
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ここまでの書き出しはこちら↓
広瀬隆氏福島原発事故 「収束宣言」大嘘の皮を剥ぐ12/23前半(内容書き出し)
後半ーその1ー「東電は嘘の百貨店・危険な4号機」広瀬隆氏(内容書き出し)
後半ーその2- 00:07:45~
次の大地震は何時起こるか!
だからね、どこをとっても信じられない事です。
だからさっきの、4号機の事を考えましてもね、
私がもう一つ心配なのはやっぱり地震の問題なんですよ。
これはね、簡単に言いますとね、日本が、
これは太平洋なんですけど、
地球上はプレートでね、表面が板でこう、囲まれている訳ですね。
こういう構造をしている訳ですけれど、日本はどこにあるのかっていう事をもう一回見ますと、ここなんですよね。

要するに世界中で4枚のプレートがひしめきあって、
しかもこれが重なり合っているプレートが押し合いへしあいしている世界で一番危ないところです。
だから、地震が起こっている。
今回ここで、太平洋プレートと北米プレートの境界でね、摩擦で起こったのですけれど。
プレートっていうのはどこからわき出してくるかっていうと、

今ここに赤い線がありますね、ここから湧き出してくるんです。
それでずーっと太平洋を横断して、ここにある日本海溝で沈み込んでいくんですよ。
こういう構造をしていますから、だから、ここの太平洋プレートと北米プレートの中なんですね。

ここは実を言うと中なんですけれど、ここで大亀裂が入ったわけですね
それで、この映像、動いている映像をちょっと見ていただきたいんです00:09:12
これはね、地殻変動なんですよ。
日本というのは、北海道、東北ずーっと西日本含めて沖縄まで、
浜岡、静岡県の浜岡含めまして一斉に動いているでしょ?
地殻変動っていうのは一カ所が動くっていう事は無いんですよね。

だから絶えずこうやってね、これは見ていてお分かりの通り、
日本列島が縦に狭まっているの、大きく見ると。
これは200万倍に誇張しているから分かるんですけど、
それでね、このアルプスあたりが世界で最も早く隆起しているんです。
絶えず、こういう状態が日本なんですよね。
で、これを頭に入れて今の状態をみなさん想像して欲しいんですけれども、

ユーラシアプレート、あるいは北米プレートの下にフィリピン海プレートがあって
その下に恐い事に今、激動している、数年ね、止まらない太平洋プレートがあって、
これが今回大地震を起こしたんです。
だから、日本列島全体が、これは3月12日

本震に伴う地殻変動って書いてある通りグーッっと太平洋側に引き込まれて、
日本列島がひずんじゃったんです。とてつもない。
これはね、地殻変動を誇張して書くとこういう矢印でわかるんですけれど、
ここが震源ですけれどもね、
要するに震源域でいうと広大な範囲が一斉に壊れた訳ですよね。
だから海側に、太平洋側でしかも海底側に日本列島が今、ひん曲がっちゃっています
このひん曲がったままである筈はない
山口:モチロン
広瀬:
戻るんです。
これ必ず、だから本震以降もね、この地殻変動がずーっと続いて、

東北からね、長野、新潟、あるいは静岡までずーっと来ているんですけど、
これが全部に、今、九州にまで行っているんですよ。
これが全部波及しているんですね。
だからこれから先私達がね、今日現在で7基が運転しているんですけれど、
その7基だけでも恐いんですけどね。
何時直撃を受けるか分からない。

というのは、岩石がずーっと、今エネルギーを受けていますから、
下で、我々は分からないけれど、地下でずーっと影響を受けていますから、
だから、これ岩石はね、今エネルギーに必死で耐えているんですけど、
一定量以上のエネルギーは蓄えられないんですよ。
で、あるところでガンッ!って割れるわけ。
それが地震で、その時にプレート境界
静岡の浜岡の前であったり、
あるいは今度は、プレートの内部の活断層が、それが動かされると大地震で原発が直撃を受ける訳ですよ。
だから、今ね、それがいつどこで起きるかが誰も分からない状態で、
ただ、とてつもないエネルギーが溜まってきているという事はみんなが分かっているんです。
これは、11月に東京新聞が書いた
11断層活動が10倍を超えるようになっていると、震災が起こってから。

こう言うふうに書いてますけど、ここに地図があるんですけど、

これだけじゃないんですよ。
たとえば広島の三好あたりはね、2回、2連発かなり大きいのがありましたしね、
九州の熊本でも阿蘇の西方でありましたし、
九州までザーッっていってるんですよね。
で、これはよく作ってくれた人がいてね、00:12:50
10月までの震度分布を全部ね今年全部のものを書いてくれたんですけれど、
これ見るとね、内陸地震が相当ありますよね

これが、プレート内の活断層を動かす可能性が非常に高いんだと、
こういうのを見ると福井あたりももう間近ですしね、
ひじょ~に怖い。こういう状態。
あるいは、逆に動いていない所。
こういうところは空白域ですが、何時動くか分からない。
こういう状態が、たった今の状態なんですよね。
だから、これを見ているとね、
もう何度も言っている事ですけど、今日現在も3月10日ね
11日の大地震が起こる前の日と、同じ状態、
あるいはね日本列島がひん曲がった状態で考えると、多分もっとひどいだろうと。
今そういう状態を地震学者の多くの人が考えている。
しかもこれが30年続くっていうんですよ。
どうします?
今こういう状態なんです。だから、あのね、
事故が収束したとかね、そういうレベルの問題じゃないんですよ。
後半ーその3ー「おそるべき汚染水・海洋汚染と魚」」広瀬隆氏 (内容書き出し)
後半ーその4ー「日本全土をなめつくす放射能」広瀬隆氏(内容書き出し)
後半ーその5ー「落ち葉のセシウムは水源から海へ」広瀬隆氏(内容書き出し)
後半ーその6完ー「ますます危険になる汚染食品」広瀬隆氏(内容書き出し)
へつづく。
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