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01.09
Mon


格納容器に穴をあけて内視鏡を入れ調査することに関して
NHK山崎記者が質問しました。

内容を聞いていたら、ちょっと、怖かったので、要所を書き出しました。


1月8日 東京電力記者会見


10:50NHK:
2号機と1号機、内視鏡で見るために、
格納容器内の圧力を下げていかなければならないという事で、徐々に今下げていると思うが、
下げた場合のリスクはどのような物があるのか?
作業の順番は?

東電:
スケジュール的な物に関しては
12月末に内視鏡での点検の報告はしたが今のところ進展、報告は無く、進めている状況です。
新たな動きがあればお知らせします。

東電カリメロ:
格納容器の圧力ですが、
現在下げているところですが、まだ下がり切っていない状況です。
下がって何か問題があるかというところは、
大体、同圧であれば空気の流れは中から外へ窒素を封入していますので、
中から外へという流れになります。
これが逆転するという事になると問題になると思うが、
今のところそのような兆候はみられていないので、
今のところ何かリスクがあるという状況ではないと思っている

NHK:
格納容器の中の方が圧力が高い状況で、今、定常の状態になっていると思うが、
今回難しいのは、
貫通部ペネレゼーションのどこかから、中にケーブルを入れるとなると、
格納容器の一部に穴をあけることになりますよね?
その時に、中の方が圧力が高いという事は、
何かした時に空気が、気体の流れが中から外に出てくるということになりますよね。
その場合、中にはかなり汚染されたものが入っているので、
中のものが外に出やすい状況だと、作業する人の安全や、その辺の難しさがあると思うが、
同圧にするという考え方があるのか?
逆に中を負圧にする考え方があるのか?

カリメロ:
中から外に出来るだけ噴き出さないようにという事で圧力を下げているのが今の操作状況です。
実際に穴をあける作業をする時はもちろん養生するし、
開ける箇所の流れがどうなるのかというところも確認したうえで、実施することになると思う。
負圧にするというのは逆に吸いだす方向になると思うので、
そうすると今度は外の空気が中に入り込むことになって、
いままで窒素封入していたところに外気が入ることになるので、
そのような操作は、ちょっと、出来ないだろう、難しいと考えています。

実際作業をやるにあたっては今後しっかりと段取りを計画したのちに実施することになるので、
リスクは全て確認したうえで作業することになると思う。

NHK:
整理すると、
作業だけの安全を考えるなら中を負圧にした方が多分やりやすいんだと思うが、
格納容器内に外部の酸素が入ってくると水素爆発とか、そういうリスクを考えて今窒素を入れていると。
だから、中の圧力は高めに保持したまま作業しなければいけない。

これはもうどうしようもないわけですよね?

カリメロ:
そうですね、
高いというよりは出来るだけ、均圧に近いような状況に持って行って、
噴き出す力を弱くするというところが今回の操作です。
出来るだけ差がないような状態にするという事を今考えている。

NHK:大体どのくらいの圧力値を目指しているのか?

カリメロ:
圧力値としては大気圧になるので、
大体、101.3が1気圧になるので、そのあたりを目指すという事になると思う。

NHK:その時点での格納容器内は101.3位にまで、圧力を下げると・・・

カリメロ:
内圧と外圧の差を出来るだけ小さくするという事になると思うので、
その時の気圧によって若干数値が変わってくると。
マイナスにならない程度に、できるだけ可能なところに近づけていくことになると思う






「内視鏡」で格納容器調査=来月、2号機で-福島第1
時事ドットコム (2011/12/26-20:59)

東京電力は26日、福島第1原発2号機の格納容器の内部を、工業用内視鏡を使って調べると発表した。
廃炉作業の一環で、容器内の温度やたまった水の水温などの確認が目的。
来年1月中旬をめどに行い、成功すれば1、3号機でも実施を検討する。
 
東電によると、1~3号機は炉心溶融(メルトダウン)が起きており、
2号機では溶融燃料の一部が圧力容器から格納容器に落下したと推定されている。
東電はドリルを使って格納容器の壁に穴を開け、容器内の配管の状態やたまった水の量を調べる。
圧力容器底部までは見えないため、燃料の損傷状態を調べるのは難しいという。


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この内容を聞いていて頭に浮かんだのは東京ドーム

東京ドームは、中と外の圧力が若干違いますよね。
ドームとして膨らませておくために・・・
入口を入る時に、とても強い風が流れます。

中の放射性物質が噴き出してくる事は確実のようです・・・
噴き出さないようにすると、酸素が格納容器内に入って水素爆発ww
こんな危険を冒してまで中を見る必要があるんだろうか(。◔‸◔。)??


<参考>東京ドームより一部転記

ドームの屋根は空気膜構造と呼ばれるもので、
内部の空気圧を外部よりも 0.3%(3ヘクトパスカル)高くして膨らませている。
インフレートと呼ばれ、完成時には屋根を膨らます作業が行われた。この作業はメディア等でも取り上げられている。
圧力差を維持するために送風ファンを合計36台設置しており、ドア開閉がある場合は10台から18台、
ドア閉鎖時は2台を動作させて気圧を維持する。
他にも出入り口に手動式回転ドアやエアロックが設置されている。
ドア開放は与圧が抜けて屋根が潰れる原因になるので出来ない。
ドームから回転ドアで外に出る際は、気圧のため外に押し出されるような感じになる。


※東電の方の名前が分からないので、みんなが読んでいるあだ名「カリメロ」を使わせていただきました。


この日の会見前半→「4号機冷却管4カ所から漏えい確認」東京電力記者会見1/8(書き出し・写真)



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