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横須賀市 給食の年間内部被ばく量公表へ
東京新聞 2012年1月14日 神奈川

全国に先駆けて昨年10月、調理済みの学校給食の放射性物質濃度の検査を始めた横須賀市は、
これまでの測定結果をもとに、一年間の内部被ばく放射線量の推定値を公表する方針を固めた。

来週にも学校を通じて保護者に文書で示し、市のホームページ(HP)でも公表する。
同市教育委員会学校保健課の藤井孝生課長は「一週間ごとの数値を出すだけではなく、
保護者の関心が最も高い、年間の内部被ばく量を知らせるべきだと考えた」としている。

同市は小学校で実際に出している給食を毎日冷凍保存し、民間検査機関で一週間分をミキサーにかけて測定。
結果を市のHPで知らせている。

昨年10月13日~12月22日までの計49食分の内部被ばく放射線量の累積値を同課が算出したところ、
0.012~0.417マイクロシーベルトだった。

保護者への文書では、現状のまま一年間給食を食べたと仮定して計算した値を示す。
検査の意義や過去の測定結果も説明する。
藤井課長は
「推定値ではあるが、保護者自身が安心な給食かどうかを判断する材料にしてもらいたい」としている。 
(中沢佳子)



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