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01.17
Tue
あの・・・
書き出していて、
書き出しながら、私は不覚にも涙がこぼれてしまいました。
このブログの中や、ツイッターや
そこでは自由に原発はいらないと声高に叫べるけれども
実生活の中ではなかなか思うようにいかない現実の中に、まだ、わたしはいます。
そんな少し、孤独な現実にいる私にとって、
とても心強く、なんていうか・・何て言ったらいいのかな
ものすごく、大きなあったかい腕に抱かれたように
そんな安心感と、1人じゃないんだという心強さと、いろいろな感情が溢れて来て
やっぱ・・・・泣いちゃいました。

ありがとうございます。

ーーーーー


上野千鶴子 脱原発世界会議 2012.01.15


この会議、脱原発世界会議って言うんですよね。
「脱原発」って、気持ち悪い言葉です。

日本には昔から「反原発」「非核」という言葉があったのに、
何時から使わなくなっちゃったんでしょうね。

ー拍手ー

あの、でもね、仕方ないんです。
「脱」って言うのは、そこを経過した、通りすぎたっていう意味なんですね。
で、私たちはまだ通り過ぎてさえいない。
日本は汚れてしまいました。

日本はこれまで、5回の被爆体験があります。
広島、長崎、第五福竜丸、JCO事故、そして福島。
で、そのうち3回までは被害者でした。

最後の一回は汚染の加害者になってしまいました。
もう、だれも責めることはできません。

私たちが地球と命を汚しました。

私たちは汚れました。
もう、沢山だ。もうこんなことやめましょう。


この会場でもう一つ違和感があった言葉があります。
会議の中で、ニッポン、日本、この国、この国。って言う言葉が連発された事です。

この会議は「脱原発世界会議」であって、「脱原発日本会議」ではありません。

その理由は二つあります。
第一は日本1国で脱原発をしても、朝鮮半島や中国が沿岸部に原発造れば、
そしてそれが万が一事故を起こせば、汚染は日本にも及びます。

汚染は国境がありません。

チェルノブイリの事故でヨーロッパが一つになったっていうのは、
汚染に国境がなかったからです。



第二に、原子力の平和利用と軍事利用は裏表である事を、私たちはとことん学びました。
日本一国が非核三原則というのは、
核兵器を作らない、持たない、持ちこませない、なんですが、

それを日本だけが思っていても、他の国が核兵器を持っていたら元も子もありません。
ましてや、他の国の核の傘のもとにあるなんて論外です。

ー拍手ー

ありがとう。

東西冷戦が終わって、
アメリカのオバマ大統領はノーベル平和賞を貰ったんですから、
核兵器が非人道兵器だっていう事を認めて下さい。
広島に来て謝罪して下さい。

ー拍手ー

やっぱ、ここで拍手欲しいよね。

ー客席から笑いー

脱原発も、脱核兵器も一国だけではできません。
だからこそ、国際連帯が必要なんです。
だからこそ、私たちは国境を越えてここに集ったんです。

で、この二日間私はいくつかのセッションに出て、感じた成果をお伝え申し上げましょう。
三つあります。

その1
大丈夫。私たちは原発が無くてもやっていける。

ー拍手ー

その2
大丈夫。原発に代わる代替エネルギーや再生可能エネルギーは、確実に手に入る。

ー拍手ー

3つ目
大丈夫かどうかちょっと分からないのは、私達がそれを決めるのかどうか。です。


わたし、この会議を計画して、実現にこぎつけた実行委員会のみなさん方の事を考えました。
その方達に本当に心から感謝したいと思うんですが、
この会議の計画を聞いた時に、無謀だって思いました。
準備期間があまりに少ない。
それからパシフィコ横浜っていう、こんなに使用料の高いこんな大会場を確保して、
満杯に出来なかったら世界に恥かくじゃないですか。
あまりに無謀だから協力しないわけにいきませんでした。

ー会場爆笑&拍手ー

で、その結果が・・これです
私ここに来るまでハラハラドキドキしていました。
でも、満杯に埋まりました。

ー拍手ー

埋めたのは私達です。
私たち自身に拍手をおくりましょう。

ー会場(。・∀・ ハ)'`゚チ'`゚チ゚拍手ー

この会議をちゃんと報道しないメディアは許さないからね。

ー拍手喝采ー

みなさんがたの、これが三つ目の成果に対する答えです。
ここにいる私達が私たちの未来を決めます。
御一緒に行動しましょう。

ありがとう

ー拍手ー

司会:
みなさんありがとうございます
それでは宮台さんお願いします

宮台真司 :
上野さんがおっしゃったように、原発なしでもやっていけます。
上野さんがおっしゃったように自然エネルギーでエネルギーをまかなえるように、なります。
しかし、実際そういう方向になるように、舵を切る決定をぼくたちがするかどうかはまだ、分かりません。
えー、ぼくはここでですね、原発をやめることに合わせて、
原発をやめられない社会をやめることを提案したいと思います。

ー拍手ー


宮台真司氏 脱原発世界会議 1/15(音声・内容書き出し)へ続く。



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上野千鶴子(ウエノチズコ)
1948年7月富山県に生まれる。
1967年3月石川県立金沢二水高等学校卒業。1972年3月京都大学文学部哲学科社会学専攻卒業。
1977年3月京都大学大学院文学研究科社会学専攻博士課程単位取得退学。
1977年4月京都大学大学院文学研究科社会学専攻研修員。
1982年4月平安女学院短期大学助教授(~1989年3月)。
1989年4月京都精華大学人文学部助教授(~1992年9月)。
1992年10月京都精華大学人文学部教授(~1993年3月)


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comment 5
コメント
上野千鶴子は、やはりいい。彼女の本を読みましょう。
グラム | 2012.01.17 23:10 | 編集
すごい!こんなかたがいらっしゃったんですね。知りませんでした。ありがとうございます!
けん | 2012.01.18 00:06 | 編集
なかなか広まらない話ですが 
今回 脱原発世界会議を聞いていて
間違っていないと強く思います。
仲間は集まってきてますよね(-^〇^-)

きーこさん、いつもありがとう
kyoto23 | 2012.01.18 07:56 | 編集
こんにちわ。原発は本当に嫌ですよね。
私も、「原発のない社会をめざして」というブログをやっています。
転記はご自由にどうぞ…とありましたので、
失礼ながら上野千鶴子氏のスピーチの書きおこしを、
拙ブログでも使わせていただきました。
ありがとうございました。合掌
うみそら居士 | 2012.03.07 09:39 | 編集
上野千鶴子さんの力強いメッセージに感謝いたします。
「無謀な行動に協力しない訳にはいかない。」この言葉に勇気をいただけました。そして会場を一杯にされた「私たちに拍手を」という言葉を聞いた私も思わず、拍手をしました。
貴重なメッセージを公表して下さってありがとうございます。
かわさき かずよ | 2012.04.30 10:52 | 編集
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