fc2ブログ
01.26
Thu
24日の会見でも質疑で出ていた
海底土中の放射性物質の拡散を防止するために
取水路前面エリアの海底土を固化土により被覆するという盛土について、


海の中を想像してみた。
「ドロドロっとした粘土のようなもので海底を覆いかぶせるような形」
海水の下にある砂の上に60センチの厚さで覆いかぶせる。

どんな感じになるんだろう?

海は水槽の中の水のようにじっとしていない。
波がくれば砂は動く
その上に重たい粘土の塊を置く
下の砂は動くだろうし、中には生き物もいると思う。




ーーーー


東京電力記者会見1月25日午後



海底土を固化土により被覆するという盛土について
2012012511.jpg
15:04
NHKやまざき
今日の発表じゃなくて昨日にさかのぼってなんですが、
海底の土の放射性物質を固定させると。
セメントなんかで固めるという事で、
ま、外にこれ以上流出させたくないという対処法だと思うが、
何かしらの事はした方がいいのは賛同するんですが、
たとえば、実際にたまった土砂を取り除くというような手法とかもあり得るんじゃないかなと思うんですけど、
本当に上から固めてしまうという対処法が、今後長い目で見た時に
いいものかどうかというところがいろいろと評価が分かれるんじゃないかと
昨日の発表を聞いた後に取材して考えるところがあるんですが、
このあたり、保安院はどういう見解を示しているのか、どういう議論をされたのか、
その、固めてもですね、実際にいろんな海流などで固めた下のところの土砂がいずれ流れ出ちゃうんじゃないか
とかですね、
どういう固め方にもよるかとも思うんですが、
せっかく今外に出ないでシールドされているから、
適当な時にクレーンかなんかで土砂を全部上に上げちゃって、
土の除染をしてしまう方がいいのではないかという、意見もあるんですけど、
このあたりはどういう議論になっていますか

2012012512.jpg

松本:
ハイ、まず
今回の、ほー、いわゆる粘土とセメントを混ぜたような固化土をつかいまして、
えー、まぁ、海底の、お-、海底の上を、おー、約60センチ程度、あの、あのま、覆うっていうのに近いんですけど、
あのう、イメージとしては、かた、コンクリートが固まるようにカチカチになるわけではございません。
あのーう、せ、セメントと粘土が混じったような、非常に重たい、な、何て言いますか、
ドロドロっとした粘土のようなものが、あの~う、いわゆる海底を覆いかぶせるような形で、
まァ、海底に沈着している、うー、まー、セシウムですとか、泥が巻き上がる事を防ぐっていうような事で、になります。
えーー、今回あの、わたくしどもで議論させていただいたのは、やはり、
あのぉー、海底に沈着しているセシウム、放射性物質の量が、あの、多いって事
高濃度汚染水が漏出した関係もございまして多いっていう事から、
これが、あー、海底の中を、ほーーー、ま、海流ですとか、気象で、巻きあがって、ま、あー、
外洋に出ていく事を何とか、あー、防がなきゃいけないという事で考えています。
え、シルトフェンスが、あのぉーー、ま、いよ、3,4号の、あ、1,3、あ、1、4号のほー、あ、入り口には
ございますけれども、それに合わせて、えー、まァ、今回、いーーー、駆動を行うという事と、
合わせて5,6号機側も比較的高い濃度の海底土が見つかってございますので、
えーー、シルトフェンスを、あの~、5,6号機側にも、おーー、設置して、その内側をふくどするという事で考えています。
確かに、あの、浚渫をして、えーー、全部掻き出してしまえばという話もありますけれども、
やはり、えーー、今後、おーーー、
なんて言いますか、組分けた土をどういうふうに、あの、処理、処分していくかっていう問題もございますので、
今は、はー、最初に、い、外洋に、とにかく拡散しない事を狙って、
早急に、い、この方法を取った方が、あ、良いだろうと思っています。シー、で、
ま、工期といたしましては来月から着手いたしますけれども、
4月中にはふくどが終わる予定でございますので、そこからは、
ま、比較的海が荒れても、舞い上がる事は無いだろうと思っていますし、
シルトフェンスはそのまま置いておきますので、
えー、まー、ふくどとシルトフェンスの二重の防護をするという事で考えています。

NHKやまざき:
あ、なるほど。
考え方はよく理解できます。ただ、一回そのふくどをしちゃうとですね、
今度、本当に浚渫して汚染された海底土を取り除きたいなというような水が出た時に、
今度逆に60センチ固いのが上に乗っかっているわけですよね。
それを壊して下の浚渫をするというのは逆に厄介になっちゃって、
もう、このままここに置いておきましょうなんていう話になりやしないかな、なんていうのも
一方でちょっとリスクなのかなって思ったのと、
あと、シルトフェンス以外の物で外に出ないように完全にしてしまうという事での対応というのは、
不可能なんですかね。

松本:
ハイ、あの~まだ、最終的に葉、あの~、防波堤は1号機には、防波堤の南側にはすでに効果板を打ってありますので、
あの、そちらとの海水との行き来は無い状況でございますが、
まだ、あの~1,4号機側、シルトフェンス、あ、失礼いたしました、あのぉー、
海側の遮水壁をする工事がございますので、えーー、まァ、
完全に洪庵を塞いでしまうのは難しいというふうに思っています。
また、こんご、あのぉー、いわゆる、うー、使用済み燃料の、おー、搬出ですとか、
そういった船を使った、あー、のー、いわゆる物資の輸送もございますので、
洪庵そのものを塞いでしまうのはなかなか、あの、すこし、もっと、あのぉ、作業といいますか、
廃炉を、がー、最終段階にまでいかないと、難しいのではないかと思っています。
シーー、え、御懸念のように、このまま、あのー、海底を、おーー、そのままにするのかっていうところについては、
シッ、まだ検討は、あのーぉー、充分に出来ておりませんけれども、
今のところ考えておりますのは、あの、早く、うーー、海底土が拡散して、
え、海洋、外洋の方に出ていくことを防ぎたいというふうに思っております。、
シーッ、え-っと、少し、あのー、カチカチにはなりませんので、
え、あのー、そういう意味では重たい粘土の、おー、が、あのー、
海底に60センチの近くの厚さで沈んでいるというようなイメージで、え、えー、まァ、あっ、あ、考えています。

NHKやまざき:
あ、なるほど。イメージはよく分かりました。
ちょっと聞いた専門家によると、上を固めてもですね、海って常に流れがあるじゃないですか。
下の砂をえぐっていくと、結局固めちゃったんだけど、どっかその、固めきれない所から、
海流で下の方の土がどんどん流されて、こう、下に穴が開いていっちゃってですね、
結局、上に固いコンクリートを、60センチの固形土だけが残って、
下の土が結局流れ出ちゃったみたいな事があり得なくはないんじゃないかなと、思って。
多分港の中何でそんなに海流の水の勢いはないんじゃないかもしれませんけれども、
完全に固めきるというのはなかなか難しいだろうなとおもうので、
ちょっとした固めきれていない所から海に流れて土が結局出ていっちゃうんだったら、
他のやりようもあるのかなというように、ちょっと思ったんですけれども。
まあ、固くないんだったら、本当に浚渫して土そのものを取るという段階でもやれるものはやれるという事なんですかね。

松本:
ハイそうです。
また、あの、ご質問にあったように、港湾の中でございますのでいわゆる海流がそんなに、え、
流れているというという状況でもございませんので、え、あの、まぁ、なんていいますか、
あ、あのー、流れるの、急なところが、ま、えぐっていくっていう形ではなかろうと思っていますし、
当然、あのー、ま、ふくどをした後もですね、いわゆる海水のモニタリングもしてまいりますので、
そういったところで、ま、実際舞い上がりがどれ位あるのかっていうようなところは
日々監視していきたいというふうに思っています。


NHK:
要は当面高濃度に汚染した土が外に流れ出るのを防ぎたいっていう事で、
土をかぶせたいと、そういう事ですね。

松本:ハイそうです。


まだまだ続きます続きを読む

統合対策本部の議事録、東電の記録について


23:20
回答する記者団 佐藤:
3月30日の勝俣会長の会見で、当時統合対策本部の議事録について
東京電力側で記録的なものはありますというふうに勝俣さんがおっしゃっておりまして、
これは今現在も文書が残っているのかどうか確認をしていただけないかというお願いです。

松本:
ハイ、あのー統合対策本部としての議事録があるかどうかにつきましては、
政府の方にご確認をいただければと思います。
それから、はー、社内が、あー、参加している者がございますので、
あのー、社内周知用、もしくは、個人のメモという形で残っている可能性はあるかと思っております。

回答する記者団:
記録的な物があるというご発言なので、どういった物がどれだけ東京電力内であるのか、
これ、一度確認をお願いできませんでしょうか。


松本:
あのーー、先程申しました通り、参加しているものが、はー、メモ、
それからグループですとか、そういったところに周知しているための作成した文書はあると思っています。


回答する記者団:
思っているっていうのと、確認できればという事なんですが。

松本:そういう意味ではあります

回答する記者団:
ある。
それを公表できる形に整理して公表していくつもりはないですか?

松本:
あのー、いわゆる個人のメモでございますし、統合対策本部としての、いわゆる、うー、
発言の内容等の確認はしておりませんので、
あくまで個人的なメモであったり、グループ内の周知用でございますので、
公表する予定はございません。

回答する記者団:
そのままではなくて、公表できる形に整理して公表するという事が出来ないかという事なんですが、

松本:
社内の個人的なメモでございますし、もう、保管期限が決まっている物でもございますので、
そういう意味では公表する予定は、あるいは公表するために何かフォーマットを整えるというような事は
ありません。

回答する記者団:
今保管期限の話がありましたけれども、
そうすると、もう、廃棄されたり無くなっているものもある可能性があるんですか

松本:ハイ、当然あると思います。

回答する記者団:
そのあたりの保存の扱いについて社内で特に取り決めというのはあるんでしょうか

松本;
いわゆる社内文書としての承認書は何年保管という決めがありますが、
個人的なメモに関しては保管等の決めは定めていません。


サビて内部が腐食している格納容器について

27:22
格納容器は今の状態で後何年ぐらいもつのでしょうか

松本:
将来的は評価はまだできていません
まだ初めて格納容器の内部の状況が分かった状況なので、
少しそういった映像等を確認しながら、腐食の進み具合等については評価していきたいと思っています。




海に流れ出た放射性物質の総量の再計算について

2012012513.jpg

28:27
フジテレビ有馬:
4月に海に流れ出た高濃度の汚染水について教えて下さい。
海に流れ出た放射性物質の総量の再計算を進められていると思うんですけれども、
去年11月に公表する予定だったのが、2カ月ずれ込むという発表があったんですが、
現在の進行状況と公表のタイミングが何時になるのか、教えて下さい。

松本:
今わたくしどもが作業しておりますのは、今回の事故の際に、
発電所からどれだけの放射性物質が放出されたかという総放出放射線量が、あー、の評価でございます。
したがいましてご質問にございました、4月の、いわゆる海水中に高濃度汚染水を漏出させた件ですとか、
5月に同じく3号機でも高濃度汚染水を漏出させてしまいましたけれども、
そこの評価を見直す訳ではございません。
こちらの方は、あのー、何て言いますか、漏れた汚染水の濃度と漏えい量を、ま、体積ですね。
それの掛け算で現在評価が終わっておりますので、
そちらの方は評価としてはある意味かたまっていると思っています。
したがいまして海に出た分については、
それにプラスして、原子炉建屋から放出された放射能が、大気を経由して実際海にどれ位行ったのか、
っていうのは、足し算という形で、今、評価を進めています。
それから、全体としては原子炉建屋からどのくらい出たのかっていう事と、
そのうちのどれ位が海の方に行ったのかという事を今評価しているところになります。
それが以前11月末にはというようなお話をさせていただいておりますが、
こちら評価に非常に手間取っておりまして、
今月末を目途に報告公表させていただければと思っております。




瓦礫について
36:08
松本:
瓦礫につきましてはいわゆる100マイクロシーベルト/hを境にしまして、
それ以外はシートを覆うですとか、コンテナに詰める。
それから、いわゆるジャバラハウスの中に閉じ込めるということにしておりますので、
瓦礫から何か放射性物質といいますか、ダストが舞いあがって、という事は、そんなに多くないだろうと思っています。



東京電力の現職社員が自治体の議員兼務について
37:29
回答する記者団佐藤:
東京電力の現職の社員の方で、自治体の方の議員をされている方に、ついて確認をさせていただきたいんですが、
これまでに杉並区の区議が東京電力の現職社員で、区議であるという事が東京電力の方も認めておりまして、
この他、報道ですと千葉県議が少なくてもおひとり、
それと、昨年秋の、たとえば産経新聞ですと、大熊庁の町議でおひとり、双葉町のほうでもおひとり、
毎日新聞ですと、富岡町のほうでもおひとりということで、
報道で確認できるだけで、4~5名いるんですが、
全国で何人いるのか、そのリストと人数を出していただけませんか?

松本:
ハイ、あのー、いわゆる議員活動につきましては、個人の意思で行っておるものでございますので、
何か、会社で取りまとめて公表するようなことはございません。

佐藤:えっ!?
それはなぜでしょう。え?でも、東京電力としては、係わりはあるわけですよね、給料出しているわけですよね。

松本:
あの、給料を、ほ―、出しているかどうかにつきましては回答を差し控えさせていただきたいとおもいますけれども、
いわゆる社員と議員を兼務する事につきましては、労働基準法にも定めがございますので、
わたくしどもとしては了解しています。

佐藤:
そういう事ではなくてですね、
これ、逆に(リストを)出さない理由ってなんですか?
公表できない理由というのは何ででしょう。

松本:
あくまで個人の意思で議員に立候補し、当選して、議員活動を行っておりますので、
会社として何か指示をしたわけでもございませんので、
会社として何か取りまとめて公表するような事はございません。

佐藤:
広報部の方にお願いする方がいいかと思うんですけれども、
寺澤さん、お願いできませんでしょうか

寺澤:同じ回答です。

佐藤:理由は?

寺澤:同じ回答です。

松本:(ニヤッ)

佐藤:
じゃ、個別に確認を取った場合にはそれは公表してもかまわないし、
議員の方が独自の判断で、わたしは東京電力の社員であるという事を公表する事は
東京電力側としては、何ら問題はないわけですよね。

松本:ハイ。
議員個人が自分の意思で発表される場合には構わないと思います。

佐藤:
それと別の観点からもう一つ。
現職の東京電力の社員で、自治体の方で議員をされているというのは、
今こういった状態ですから、批判はかなりあるかと思いますけれども、
一般的な状況ですと、会社員が議員を務めるというのは望ましい在り方では、の一つのではないかと思っております。
東京電力としてはこのあたり、自分のところの会社員が議員を務める事、
その議員に対して、ま、栄誉であるとか、名誉である。
社会的にそういうような考え方というのはあるんでしょうか。

松本:いえ、ございません。
あくまで、議員活動、あるいは議員の立候補に関しましては
個人の意思で行われているものでございます。

佐藤・あ、そうですか。わかりました。ありがとうございます。



ーーーー最後の質問に関しての関係記事

東電社員の2現職町議、再選…大熊・双葉町
特集 福島原発 (2011年11月21日08時10分 読売新聞)

東京電力福島第一原発がある
大熊、双葉両町議選には東電社員の現職が1人ずつ立候補しており、いずれも再選された。

大熊町議選(定数14)で当選した加藤良一氏(54)は3番目の得票数だった。
双葉町議選(同8)では高萩文孝氏(45)が4番目で当選。
読売新聞の取材に対し「いただいた票を重く受け止め、頑張りたい。
原発事故の収束にも全力を尽くしたいし、賠償問題についても、仲立ちするような形で住民の支援ができれば」と話した。






「原発推進」杉並区議は現職の東電社員だった! 
議員報酬+東電給料+労組献金で実質年収4千万円

三宅勝久 23:57 01/13 2012
 
現職の東電社員として同社から給与を受け取っていたことが発覚した安斉昭・民主党杉並区議。
「20年間、杉並区内の民間企業に勤める傍ら…」といった自己紹介文からは、
会社を辞めて区議になったとしか理解できない(安斉昭・杉並区議のHPより)。

東電ホームページなどを丸写ししたパクリ原発視察報告書で顰蹙(ひんしゅく)を買った
杉並区の原発推進派議員(現職)・安斉昭氏が、
現在も東京電力に籍を置き、同社から給料を受け取っていることがわかった。
東電広報も認めた。

議員報酬と東電の給料で3千万円弱、使途が実質自由な労組系献金が1200万円あるため、
安斉氏の実質年収は推定で4千万円前後にのぼる。
2007年4月の初当選以来、東電社員である事実を安斉氏が公言したことはなく、周囲からはOBだと思われていた。
杉並区は東電から割高な「随意契約」で電力を購入しているほか、東電から土地の購入も検討中だ。
安斉氏は区監査委員でもあり、契約先の社員として利害関係者そのものであるが、
説明責任を果たすどころか、ダンマリを決め込む傲慢ぶりを見せている。

杉並区議会議員の安斉昭氏は現職の東電社員だった――この事実を筆者が知ったのは昨年暮れのことである。
東電OBだとばかり思っていたし、記事にもそう書いてきたので驚いた。
きっかけは駅頭で偶然交わした民主党都議会議員との立ち話だった。

昨年12月26日朝、JR阿佐ヶ谷駅の駅頭で民主党の議員が演説をしている場面に出くわした。
増田裕一・杉並区議会議員だった。近くで民主党都議会議員の門脇文良氏がチラシを配っていた。
人通りは多かったが受け取る人はいない。
「政権交代」を掲げて民主党が人気を誇っていたころがウソのようにさびしい光景であった。
筆者は民主党支持者ではないが、気の毒になって門脇氏に近づきチラシに手を出した。

A4版モノクロ両面刷りのチラシの表には「野田総理会見 福島第1原発『冷温停止状態』達成宣言」の見出しがあった。
裏面には門脇都議の顔写真とともに「誠実でありたい/初心を忘れない/いつもチャレンジ!」と書かれている。

白けた気分に陥った。
冷温停止に失敗し、爆発して暴走した原発が「冷温停止状態」になったからといって宣言するような話なのか。
自動車が衝突・炎上し、その消火にめどがついたのを「エンジン停止状態」と宣言したりはしないだろう。
つまらぬ宣言よりももっとほかに書くことがありそうなものだ。
チラシを誰も受け取らないのは当然だ。そう思いながら筆者は門脇氏にたずねた。

「民主党を支持している電力総連は原発のことをどう考えているんですか」

東京電力労組をはじめとする電力12社の労組は、労使協調路線の延長として原発推進をぶちあげた。
この労組の大元締めが電力総連である。
東電労組は表裏一体の政治団体「東電労組政治連盟」を通じて活発な政治活動を行ってきた。
国会議員や地方議員を多数擁立し、献金を行い、票を集めた。そして民主党を支えた。

民主党政権が原発撤退に消極的な理由のひとつに、こうした原発推進労組の存在がある。
民主党が電力総連とどうつきあうのか、または電力総連が原発とどう向き合うのかは、
国民の生命にかかわる重大問題である。だからこそ筆者は上の問いを発したのだった。

質問に対して門脇氏は言った。

「電力総連に聞いてください」

真摯な意見が聞けるかと期待した筆者は失望した。とても政治家の水準の答えではない。議論を最初から逃げている。

民主党と電力総連は切っても切り離せない関係にあることは周知の事実だ。
その“同志”たる電力総連の原発に対する方針を、民主党都議の門脇氏が知らないはずがない。
後に知ったことだが、自身のホームぺージでも、電力総連との蜜月ぶりを披露している。
2010年6月15日、門脇氏は東京電力練馬営業センターで開かれた
「東電労組第9回荻窪支部定時大会」に出席した報告のなかで、次のように抱負を述べている。

「…東京電力労組の友好議員として、都議会の場でも、電力行政について施策を進めていきます」

東電労組の「友好議員」を自認し、「都議会の場でも、電力行政について施策を進め」ると公言している。
他人ごとのように「電力総連に聞いてください」と言った門脇氏は、明らかにシラを切っていた。

東電OBだと筆者が思っていた安斉昭・杉並区区議が、
じつは東電の現職社員だったことを教えてくれた門脇文良・都議会議員。

電力総連の原発に対する考えをただしたところ「電力総連に聞いてください」とうそぶいた。
東電労組で話をする門脇議員。自身も東電労組の「友好議員」だという(門脇文良都議のHPより)。 

「電力総連など普通は知らない」と門脇氏
「電力総連」が話題になったとたん、門脇氏の表情に明らかに不快な色が浮かんだ。
そしてけげんな顔でこんなことを言った。
「電力総連などよくご存知ですね。普通の人は知らないですよ」
「誰でも知っているんじゃないですか」筆者は言った。
「いえ、知りませんよ」門脇氏は筆者の素性を知ろうとしたのかもしれない。

それにしても、電力総連など一般人は知らないと本当に門脇氏が考えているとすれば、国民をバカにした話だった。
少々腹が立った筆者は、杉並区の安斉議員のことを持ち出すことにした。
電力総連―原発推進―民主党―の構図を象徴する身近な例である。

「電力会社のOBがたくさん議員になっているでしょう、安斉区議もいるし。東電のOBですよね」

この瞬間まで、筆者は安斉議員が東電を退職していると信じて疑わなかった。

安斉議員については、「原発パクリ視察報告書」事件で取材したことがある。
「東電お抱えの原発接待旅行参加の民主杉並区議団、8割パクリの『原発必要不可欠』視察報告書を作成」
で報告したとおりである。

2008年、安斉氏は民主党の同僚議員とともに、
東電のカネと杉並区の政務調査費を使って六ヶ所村などの原発施設を視察した。
その際、「原発は必要不可欠」と結論づけた報告書を議長宛に提出したが、
じつは青森県作成の冊子や電力会社のHPを丸写しした代物だった。
そういう事件である。

この取材のときにも「東電OB」という前提で安斉氏に質問を行い、記事を書いた。
事件の報告を収録した著書『日本を滅ぼす電力腐敗』も謹呈した。
著書のなかでも安斉氏を「東電OB」と記した。これについて安斉氏から訂正を求める連絡はなかった。

どこからどうみても安斉氏は東電OBにしか見えなかった。
昨年4月の区議会議員選挙でも、安斉氏の立候補届には「区議会議員」とだけ書かれている。
区選管や監査委員事務局に、安斉氏が東電の現職社員かどうかを問い合わせたこともあるが、
現職社員だとの認識はなかった。知り合いの区議数名(少数政党)もすべて「OB」だと思っていた。

だから「(安斉氏が)東電OBですよね」との筆者の発言を門脇氏が否定したときには、
いったい何を言おうとしているのかと真意をつかみかねた。

安斉議員はOBじゃないでしょう。組織内議員ですよ」門脇氏はそう言ったのだ。
「組織内議員って何ですか? 東電OBでしょう」
「それは自分で調べてください」

門脇氏は含みのある言い方をした。
どうして組織内議員などという内輪でしか通用しない言葉にこだわるのか。腑に落ちないまま、「まさか」と思った。

安斉昭氏は自分が現職の東電社員であることを公言してこなかった。
杉並区議に立候補した際の選挙公報に「東電」の文字はない。

安斉議員に東電は給料を払っていた

「まさか、安斉さんはまだ東電に籍があるんですか」
「そんなこと私は知りませんよ」と門脇氏は言った。無責任な口ぶりである。筆者は少しきつく言った。
「OBではない、組織内議員だ、といったのはあなたですからはっきりしてください。公職の身でしょう」

筆者は名刺を渡して言った。門脇氏は名刺を受け取ると、
しぶしぶ「東電に籍があるのかないのかは私からお知らせします」と約束した。
東電から報酬が出ているのかどうかも知りたかったが、これについては「個人情報ですよ、無理です」と拒んだ。

このやり取りからほどなくして、門脇文良氏から筆者の携帯電話に留守電が入った。
録音されていたのは次のメッセージである。

「安斉議員の件ですが、本人に確認したところ、(東電に)籍は…あります。以上、あなたとのお約束は果たしました」

安斉氏はまだ東電に籍があるという。
にわかに信じられなかったが、民主党都議会議員の言葉だ。安斉氏本人に確認したとも言っている。
情報の信憑性は高い。

東電に籍があるというのはどういうことだろうか。
筆者は考えた。まず思いついたのは「休職」の可能性である。東電社員として雇用契約は続いている。
しかし議員の間は休職扱いで給料は払われていないという可能性だった。

杉並の区議をやりながらサラリーマンが務まるはずがない。そう思ったからだ。

2011年4月の杉並区議会議員選挙に安斉氏が立候補した際の選管届出書類。
職業欄には「杉並区議会議員」とあるだけで、「東電社員」「会社員」の文字はない。

杉並区の人口は50万人以上、一般会計予算は1500億円規模である。
小さな町とは違って議員の仕事が片手間で済むとは到底考えられない。
議会開会中や委員会開催日はもちろん、それ以外にも多種多様な議員活動があることだろう。

ましてや安斉議員は区監査委員も兼務している。監査会議もあれば独自に監査をする権限も与えられている。
議員や監査委員は多忙で責任は重いとの理屈に立って、
年間1000万円以上の議員報酬と、月額15万1000円(年180万円)の監査委員報酬、
月額16万円(年192万円)の政務調査費という多額の資金が税金から支給されている。

だからきっと休職しているのだろう。そんな気がした。

ともあれ事実確認が先だ。
さっそく安斉氏に電話をかけた。
これまで「東電OB」だと書いてきた手前、事実を訂正しなければならない。
安斉氏にも「OBではなく現職社員だったのですね。申し訳なかった」とわびる必要がある。
そのためにもまず事実確認だ。

「はい安斉ですが…」受話器の向こうで安斉氏の声がした。
「三宅ですが、安斉さんは東電には在籍されているんでしょうか…」愛想のよかった声は不機嫌な声に変わった。
「あなたの取材はいっさいお断りします」質問をさえぎるように安斉氏は一方的に言うと電話を切った。

「安斉は荻窪支社で『お客さまサービス業務』をしております」
現在も東電社員であることを安斉氏は知られたくないのだろうか。
そんなふうに思えてきた。きっと休職しているのだろうとの考えが薄れた。
ことによれば東電から給料が出ているのかもしれない。

本人が口を閉ざしている以上、東電に尋ねるしかない。はたして成功するのか不安だった。
心配をよそに、数日後、東電広報部から次のような回答があった。

「お尋ねのあった安斉昭ですが、現在も当社社員です。給料も支給しています.....
(この続きの文章、および全ての拡大画像は、会員のみに提供されております。)




“反脱原発”民主千葉県議も現職の東電社員 
給料フタマタ疑惑に「僕の判断では言えません」

三宅勝久17:40 01/20 2012

千葉県議会議員の天野行雄氏(民主党)が、約1400万円の議員報酬とは別に、
東京電力社員として給料を受け取っていたことが確実となった。

ーー略ーー


あと富岡町は猪狩弘二議員(59)は第2原発所属



以上回答する記者団の佐藤さんが質疑の中で話していた議員発見しましたw











関連記事
comment 1
コメント
海底土を固化土により被覆するなんてこと東電が判断することはありませんよね。御用学者じゃなく誰が聞いても正論を唱えている科学者や技術者が公開で話し合ってよりよい結論をだすべきだと思います。東電は何様のつもりなんでしょ。それを許している政府や官僚もおかしいでしょ。
| 2012.01.26 09:44 | 編集
管理者にだけ表示を許可する
 
back-to-top