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02.07
Tue
柏崎刈羽原子力発電所1、7号機のストレステストの評価を保安院に提出している東京電力西沢社長は
精力的に新潟へ出かけていって、
「安心安全な原発だと信頼を得られる日が来るように、何回でも足を運んで説明したい」と言っている。

足を運ぶ場所が違うのではないかと思います。

で、西沢社長!、福島第一発電所がどうにもできない状態なのに、
もしもこれ以上何処かの原発が事故でも起こしたら、どうするつもりですか?
新潟で、また、お金を渡してくるんですか?
被災者への補償もできていないのに・・・

なんでこんな思考が出来るのか、私には理解できません。

それから、昨夜のニュース ↓
「原発自治体に寄付1600億円超」←もっとあげてると思うけど、このお金は電気代だ!!
のように、柏崎刈羽への寄付金を電気代に上乗せされるのは絶対に嫌です!


ーーーーー


【柏崎刈羽】東電社長、再稼動に理解求める
読売新聞 2012年2月7日


20120207-910073-1-N.jpg
泉田知事(左)と話す西沢社長(右)
(6日午後1時2分、県庁知事室で)


東京電力の西沢俊夫社長は6日、泉田知事など新潟県の首長3人を訪問し、
柏崎刈羽原子力発電所を
「非常に重要な電源。地元が納得いくまで説明する」と再稼働に理解を求めた。

これに対して泉田知事は再稼働を話題にせず、
「福島第一原発の事故の手当てをしっかりやってほしい」と要望した。

西沢社長は横村忠幸所長らと県庁知事室で泉田知事と面会。
柏崎刈羽原発のストレステスト(耐性検査)や福島第一原発の事故の状況や避難者の損害賠償について説明した。

これに対し、泉田知事は
「事故は起きたわ、責任をとらないわになっている」と東電の姿勢を強く批判。
再稼働について「電力需給問題と言っても検討する材料がない」と言及を避けた。

西沢社長はこれに先立ち、会田洋・柏崎市長と品田宏夫・刈羽村長を訪問。
会田市長は
「福島第一原発の事故の収束と柏崎刈羽原発の安全性の確保、避難者の生活再建を最大限努力してほしい」と話した。品田村長は
「安全を確保して発電するという元の形に戻ることを期待している。東電を(事故の収束などができると)信じている」
再稼働を容認してエールを送った。

柏崎刈羽原発では、唯一稼働中の6号機が3月下旬に定期検査のため停止し、全機が止まることが濃厚。
西沢社長は、再稼働について
「地元の理解を得ることが大前提。
安心安全な原発だと信頼を得られる日が来るように、何回でも足を運んで説明したい」と話した。


ーー
関西電力大飯原発ストレステスト意見聴取会議・傍聴人排除(会議動画)


上記ブログの後半に、
原発ストレステスト 東電柏崎刈羽「安全」と評価 新潟地方版(2012年1月17日 読売新聞)の記事あり
東京電力が16日、経済産業省原子力安全・保安院に提出した
柏崎刈羽原子力発電所1、7号機のストレステスト(耐性検査)の1次評価結果。



やっぱり、東京電力に勝手なことをさせないためには、
東京都民投票で東京電力の原発を止めなければいけないと思います。

「国民投票・市民投票・都民投票・住民投票そして選挙の違い」 今井一氏インタビュー1/26(動画とまとめ)

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comment 3
コメント
きいこちゃん いつも色々な記事をのせてくれてありがとう。
興味深く読んでいます。

さて、私の応援している古賀茂明さんが最近、メールマガジンをはじめたようです。 きいこちゃんブログはアクセスが多そうなので、小さな紹介記事でも書いてもらえたら、うれしいなと思いました。
以下内容抜粋

古賀茂明 メールマガジン 講談社 現代ビジネス
https://mall.ismedia.jp/category/select/pid/8767
古賀茂明と日本再生を考えるメールマガジン
 いつも様々なかたちで私を支えてくださっている皆さまへ 経済産業省を退職して以来、今後の自分の身の振り方について考えてきました。 私は、当初からやりたかった、「日本を変える」、「日本を再生する」ため、市民、国民の一人として志を同じくする皆さんとともに、政治・行政を変える運動を展開して行くことにしました。 その一つの試みとして、皆さんとともに「日本の再生を考え」「日本再生のための国民的キャンペーンにつなげていく」ためのメールマガジンを始めることにしました。


古賀茂明さんから 読者への感謝の言葉もありました
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/26608
 いつも様々な形で私を支えてくださっている皆さまへ
出版社宛てに本の読後感想や激励の手紙を書いて下さった方々、ガンや健康関連の本を送って下さった方々、ボランティアで私のサポートをして下さるとおっしゃっていただいた方々、いつも励まして下さる方々---。
 苦しい時に、そんな皆様の声にどんなに励まされたでしょうか。私は、一人で闘うというようなことのできる人間ではありません。いつも数少ない仲間たちに支えられ、そして、まだお会いしたことのない数多くの支援者の方々の声を信じたからこそ、ここまで来られたのだと思います。そんな皆さまのご支援があったからこそ、最後まで自分の考えを曲げずに官僚生活を全うできました。
 志を同じくする人とともに政治や社会を変える・・

はなこ | 2012.02.07 22:16 | 編集
はじめまして。食べ物からの被爆を心配しているミルクママといいます。
めぐさんのブログからたどってきました。

網羅的でかつわかりやすい素晴らしいブログに驚きました。
書き続けるのはさぞ大変なことと思いますが、おかげで知らないこと沢山勉強になりました。

すごいボリュームなのでブックマークしてまた読みにきます。
私のブログでも紹介したいと思います。
どうぞよろしくお願いします。
ミルクママ | 2012.02.08 09:39 | 編集
なるほど。東電西澤社長の柏崎通いは、ふくいち4号機で兵器級プルトニウムを製造していた可能性の高さを裏付ける行動ですね。ふくいちライヴカメラの4号機付近が閃光で隠されるようになってからですし。
東海村がバケツ臨界事故でダメになり、次はふくいち4号機が震災でダメになり・・・で背に腹はかえられない。
というわけで東電は、どうしても原発が必要なのですね。電力のためなら他の発電手段もありますが、兵器級プルトニウム製造の隠れ蓑となれば、原発でなければできないものね。もし原発以外でおおっぴらにやれば、日本は北朝鮮やイランを非難することができなくなるし。
ならば、関電もやはり?
rienrikiriki | 2012.02.08 20:15 | 編集
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