「大阪維新の会」の議員さん方が、瓦礫についての広域処理に関して
京都大学原子炉実験所内で勉強会をされました。
講師は小出裕章氏です。
その勉強会の動画がありましたので、
議員さん相手に瓦礫に関してどのようなお話しをされたのか、と・・・
内容を書き出しました。
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小出裕章
被ばくというのは、とてつもない有害なものだという事が、分かっていただけたと思います。
急性に被害が出なくてもやがて危険が現れてくるという事が分かっている事です。
ですから何としても、被ばくは避けなければいけない。
「瓦礫広域処理についての勉強会」小出裕章氏・大阪維新の会
大阪府の震災がれきの受け入れ
注意点、向き合う点
03:31
今ご紹介にありましたが、私はこの実験所で熊取6人組と後ろ指を指されてきました。
何故そんな名前にされたかというと、原子力開発に反対するという事を言い続けてきたからです。
その私にとって3月11日の出来事というのは途方もない出来事だったとおもいましたし、
今現在も戦争のような毎日を送っていまして
大変申し訳ないのですがあんまりゆっくりとみなさんのお相手をする時間はありません。
ただ、今日みなさんが来て下さった瓦礫問題というのは、
去年の3月11日に起こった出来事の中でも、大変重要な問題だと思いますので、
私がどんな風に考えているかという事を、まずはお聞きいただきたいと思います。
そのうえでもし時間があれば、皆さんとディスカッションをさせていただきたいと思います。
早速始めます。
4:30
私が求められたこと
私が今日みなさんに何をすべきかという事を事務局の方から、昨日の夕方メールが届きまして、
そのメールに、こう書いてありました。
・府の災害廃棄物処理指針について、専門家の立場から指摘しておきたい点
・災害廃棄物の受け入れを前提とした場合の今後の課題
(数値的な目安、焼却灰の処分上の課題、海面処分の可否など)
・今後、災害廃棄物の受け入れを(議会・行政が)検討するにあたり、専門家として伝えておきたいこと
この3つをみなさんにお伝えしろという事だったようなんです。
で、今から聞いていただく話を昨夜つくりまして、これから聞いていただこうと思います。
まずは1番目と3番目を聞いていただいて、2番目は一番最後に一言だけお伝えしたいと思います。
放射能の取り扱い
今日みなさんは実験所を見学も、申し入れて下さったらしいのですが、
今日はちょっと、原子炉を使って、医療照射という特殊な仕事をしている関係で、
皆さんは見学をしていただけないという事になったようです。
この原子炉実験所には「放射線の管理区域」と私達が呼んでいる、放射能を取り扱う特別の場所があって、
なんとか被ばくをしないように、させないようにということで、ずっと職員は注意を続けてきたわけです。
その放射能を取り扱う場合の原則というのは、じゃぁ何なのかというと、こんなことなんです。
・放射能は生命体に有害であるうえ、煮ても焼いてもなくならない。
という、そういうものをまず私達が相手にしているという事をみなさんも分かっていただきたい。
そういうものを扱う場合には、
・拡散させず、現場で封じ込めることが一番の原則
水で薄めても行けないし、空気で薄めても行けないし、
一カ所にあるものをあちこちにばら撒くというような事も、本当はしてはいけない。
なるべく封じ込めやすいように注意をしなさいというのが、私達が放射能を扱う場合の原則でした。
瓦礫問題 進められようとしている方策
瓦礫問題という事で、現在何が行われようとしているかというと、
皆さんご承知の通りこうなんですね
・全国の自治体に送って、現在ある焼却施設で焼く
いま、福島、宮城、岩手、一部茨城にあるような瓦礫を、全国の自治体に送って、現在ある焼却施設で焼きなさい。
大阪府の各自治体でも引き受けて、そこで焼け。ということなんですね。
・焼却灰は各自治体で処分
そして二点目は、焼いた後に焼却灰が残る訳ですけれども、
その焼却灰は各自治体で処分をしろと、いうことになっています。
これが、国から言ってくることな訳ですし、
大阪府の皆さんそれぞれの自治体でどうしようかと悩んでいる事なのだと思います。
どちらも正しくない
私はこれはどちらも正しくないと思います。
国が今やれと言っている事、そして大阪府、あるいは自治体が受け入れようとしている事は、
もちろん正しくない。
・現在ある各自治体の焼却施設は放射性物質に対する考慮がない
あたりまえですね。
私はそれを非難するつもりはありません。
各自治体の焼却施設というのはもともと放射能なんかを取り扱うなんていう事は、全く考えてもいないという、
そういう施設な訳ですね。
だから、物を焼いて、煙が出るだろうし、
何か排煙をある程度捕まえるという施設はあるでしょうけれども、
それでも放射能を捕まえるというような設計はもともとされていない。という、そういうものです。
そんなところで、このままの形で焼いてしまうという事は、やってはいけないと私は思います。
・放射性物質は普通のゴミと混ぜてはならない
それから焼却灰というものが出て、それはものすごく放射能が濃縮されてきている訳ですけれども、
そういうものを普通のゴミと混ぜて捨てるなんていう事はしてはいけません。
この実験所で様々な放射能で汚れたゴミが出ますけれども、
そんなゴミを普通のゴミと混ぜて、そこらの町の処分場に捨てるなんていう事は、あり得ない事なのです。
放射能で汚れたゴミは放射能で汚れたゴミとして、お守をしなければいけない。
それなのに、焼却灰をそれぞれの自治体で勝手にあちこちに捨てろ。
海面埋め立てにまで使ってしまえというような事は、到底正しくありません。
続きは

被ばくによる急性死確率
そこでまずは
被ばくというものがどういう事なのかという事を原理原則に基づいて聞いていただこうと思います。
「被ばくによる急性死確率」というものを皆さんに聞いていただこうと思うのですが、
左の端に2から8まで数字が書いてあります。
これは何を書いたかというと、全身の被ばく線量です。
被ばくは「グレイ」という単位で測るのが、一番の基本でして、
「グレイ」という単位で測って、2グレイ、3グレイ一番上が8という、そういう表示になっています。
そしてこの上に0,50,100と書いてあるのは何か?というと、
急性死亡確率%です。
被ばくをした時にごく短期間のうちに何%の人が死ぬのかという事が、0,50,100です

そして、赤い帯が下から、
2のところから始まって、だんだん帯が太くなって、8の時にほぼ100%になっていますが、
これは何を意味しているかというと、
2グレイという被ばくをすると、人は死に始める。
ま、全員が死んでしまう訳ではないけれども、死ぬ人が出てくるというのが2グレイになる。
そして、4グレイという被ばくをすると、二人に1人が死んでしまう。
8グレイという被ばくをすると、100%が死んでしまう。
これが被ばくというものを約100年ちょっと人間が経験してきたなかで、分かってきた
科学的な事実なのです。
それを証明した事は、1999年の9月30日にありました。
これは茨城県の東海村です。

この辺の熊取町もかなり人家が建ってきてしまいましたけれども、
ついこの間まではこんなふうに田畑がたくさん残っているという、そんな、町でした。
東海村周辺も田畑が沢山あって、森もあって民家あって、
その中に工場が、一群の工場があって、この赤い丸印の真ん中で臨界事故という名前の事故が起こりました。
もう、10年ちょっと前になってしまいましたが。
その時何をしていたかというと、こんなことが、
ごめんなさい、詳しく説明が出来ませんので、
その時2人の労働者が作業をしていました。
ちゃんと言えば3人ですけれども、2人が本当の被ばくの現場で作業をしていた。
で、臨界という、ウランが燃え始めるという事故が起きて、
その場で、昏倒しました。
救急車がその二人の労働者を国立水戸病院という病院に連れていったんですが、
国立水戸病院は被爆者の治療はしないと言って拒否した
そして国立水戸病院からヘリコプターにのせられて、
千葉市にある放射線医学総合研究所という、放射線被ばく治療専門の病院に連れていきました。
そこの病院はさすがに専門病院ですから、
二人の労働者がどれだけの被ばくをしているのかという事を、すぐに調べました。
その結果、放射線医学総合研究所は、治療を拒否したんです。
何故かというと、この二人の労働者はどんな手当てをしても助からない。
という事が分かったので拒否しました。
その結果どうなったかというと、二人の労働者は東大病院に送られまして、
日本の医学界は総出で彼らを助けるという治療を始めました。
これが、東大病院に送られた時の労働者の1人、大内さんという方の手なんです。

被ばくして8日経っているんですけれども、
あんまり、大したことがないようにみなさんにも見えると思います。
海へ行って日焼けした位の赤く腫れぼったい位の手になっていました。
でも、この大内さんのこの手は、赤く腫れぼったくなった理由は
太陽光線に日焼けした訳ではないんですね。
放射線で被曝をしてこうなっている。
放射線で被曝をするというのはどういう事かというと、
皆さんも時々病院なんかでX線なんかの撮影を受けるとおもいますが、
例えば私が胸のX線撮影を受ける時は、
撮影台の前に乗って、息を吸って止めて、ハイ、ガシャッ!っていって撮るんですね。
その時私の胸の前には写真乾板があります。写真のフィルムがあります。
背中の方からX線を私の体の方に向けて照射して、
X線が背中の皮膚を貫いて肉を貫いて、骨で一部が残って、
また前の肉、前の皮膚を貫いて写真のフィルムまで届くということですね。
つまり背中から、全部の体がX線で貫かれているという状態な訳ですから、
この大内さんの手も、こちら側の面(手の甲の方)が被ばくしているという事は
裏側も被ばくしているという事になるし、
骨だって被ばくしているし、
肉だって被ばくしているんですね。
もし、太陽光線で日焼けしたのだとすれば、
皆さんも海へ行って泳いだりして日焼けしちゃったといえば、
いつかは、こすっているうちにボロボロと表面の皮膚がとれて、
また下から綺麗な皮膚が出てくるわけですけれども、
放射線で被ばくした場合に表面の皮膚が死んでしまうと、
その下の組織も、もう実は死んでいるんですね。
ですから再生が出来ないということです。
結局この大内さんはどうなったかというと、こうなった。
これは被ばく後26日目と書いてある。

大内さんと、もうひとり篠原さんという方は、10グレイを超える被ばくをしていました。
つまり、8グレイを被ばくすると全員死んでしまうと私は聞いていただいた訳で、
大内さんも篠原さんも確実に死ぬほどの被ばくをしていて、
そういう人達は過去の経験でいえば、2週間しか生きられませんでした。
でも、大内さんは26日経ってもこういう姿で、生きていた。
何故かと言えば日本の医学界が総出で彼を助けようとしたからなのです。
体中、じゅくじゅくになっていますので、
包帯で全身ぐるぐる巻きにしてあって、
毎日毎日医者と看護婦が何人もかかってその包帯を取りかえる。
という事をしました。
もう、じゅくじゅくの包帯が出たんですね。
それから、皮膚がこうなっているという事は胃だって焼けただれているし、
腸だって焼けただれていますので、下痢をして下血をしてということになるので、
毎日毎日10リットルを超える輸血と輸液をして彼を助けようとした。
天文学的な鎮痛剤、麻薬を与えて治療にあたったという事ですね。
それでも大内さんは包帯を取りかえる時には苦痛で顔をゆがめるというような、悲惨な治療を受けながら、
結局83日間、彼は生き延びました。
これだけ大量の被ばくをして83日間も生き延びたのは大内さんが歴史上と思いますが、
大変苦しい事だったと思います。
こんな治療をすることが本当に大内さんにとって良かったのかどうかと考えてみれば、
決して良くない。苦しみだけが彼に与えられたんではないかと、
私はむしろ思ってしまうほど、苦しみ抜いた上に彼は亡くなりました。
1999年9月30日、茨城県東海村でおきたJCO臨界事故。
大内さんの治療の記録(途中まで書き出し)
被ばくの単位 グレイ
私は先程被ばくの単位はグレイだと言いました。
これは、私のような物理学をやっている人間にとっては、大変単純に決めてある、この単位というものは。
どう決めたかというとこうなんです。
・1kgの物質が1ジュールのエネルギーを吸収した時の被ばく量を1グレイと決めた。
1kg何でもいい。
私の体でもいい、水でもいい、金属でもいい。
何でもいいから1kg持ってきて、そこに1ジュールというエネルギーが加えられればそれが1グレイだ。
つまり、被ばくというのは、どれだけ外部からエネルギーを得たのかという、
それが決定的な事なのだということなんです。
・1ジュールとは0.24カロリー
皆さん1ジュールというのは、あまり普段お使いにならないと思いますが、
1ジュールというのは0.24カロリーです。
1カロリーというのは、1グラムの水を1度上げるのが1カロリー
・もし、被ばくする物質が水であれば、約1万分の2度温度が上昇する
もし、水が1kgあれば、水の温度は1000分の1度しか上がらない、という事です、1カロリーで。
でも、1ジュールというのは0.24カロリーですから、
仮に1グレイという被ばくをした時には物質が水なら1万分の2度しか温度が上がらない。
それが1グレイです。
よろしいですか?
1グレイという被ばくをしても、水の温度は1万分の2度しか上がらない。
測ることすらできない程微々たる被ばくの量というのが1グレイ
これは先程見ていただいたやつですね。

でも、2グレイ浴びると人間は死んじゃうんです。
4グレイ浴びれば二人は死ぬ。
その時、体温は何度上がっていたかというと1000分の1度しか、上がっていない、4グレイという被ばくをしても。
8グレイという被ばくをしたら、人間はみんな死んでしまいますが、
体温は1000分の2度しか上がっていない。
そんなのが被ばくという
大内さんは18グレイ
篠原さんは10グレイという被ばくをしていました。
そのために大内さんはあんな姿になって、死んでいく。
全身火傷になって、死んでいくわけですけれども、
じゃぁ、被ばくによってどれだけ彼の体温が上がったのか、といえば、
1000分の数度しか上がっていない。
被ばくというのは、とてつもない有害なものだという事が、分かっていただけたと思います。
生き物と放射線は相いれない
(放射線のエネルギーの巨大さ)
何故、そんな事になるかという事ですが、
今日この会場にいらっしゃっている方々も、わたしもそうですけれども、
いわゆる人間という生き物で、
身体には脂肪があったり、骨があったり、いろいろなものがあるのですけれども、
そういうものは全て分子という形になっているんですね。
水素と酸素と炭素がどんなふうにお互い手をつなぎ合っているかという事で決まっている訳ですし、
この会場誰ひとりとして同じ人間がいないという事は、
全ての人間の遺伝情報が違うという事なのですね。
それは、DNAという、私なら私の体の細胞にある遺伝情報が、皆さんのものとは違うという事
そのDNAに書き込まれている情報が違うんだという事なんですね。
それもまた、分子結合というもので維持されているのです。
・分子結合のエネルギー : 数ev
そういう分子結合のエネルギーというのはどの位のものなのかというと、
数evと書きましたが、これはエレクトロンボルトという単位で、
私たちのような人間しかほとんど使わないと言うほど、大変微小なエネルギーの単位です。
本当に微小なエネルギーで、私なら私の遺伝情報が書き込まれているし、
私なら私の体が成り立っているという、そういうふうに大変微妙な物なんですね、命というものは。
・X線のエネルギー : ~100000ev 数万倍
ところが、放射線のエネルギーというのがどういうものかというと、
例えばみなさんが病院でX線撮影を受けるとすれば、
そのX線のエネルギーは、一、十、百、千、万、十万。
10万エレクトロンボルト。
というような放射線が、私なら私の体を貫いて、写真乾板に印画をするという、そういう事をやる。
お医者さんは大変便利な訳です、使いたがる。
わたしは、今、皆さんから見ればこんな姿ですけれども、
わたしをX線で見れば、「アイツ骨が折れてる」という事が分かったり、
あるいは「アイツあそこに癌があるじゃないか」という事が分かったりするわけですが、
お医者さんは大変便利なので使いたがりますけれども、
でもそのたびに私なら私の体の中の遺伝情報までもが傷を受けている。そういうことになっています。
ですから、私はお医者さんに対しては、「なるべく放射線は使わないで済むなら使わないでください」
と言って頼むことがしょっちゅうですけれども、
皆さんにしても、あまり、被ばくというものは出来ればしない方がいいだろうと、私は思います。
そしてこれは、分子結合から成り立っている生き物から比べれば数万倍というエネルギーの塊です。
・セシウム137のガンマ線 : 661000ev 数十万倍
今問題になっているのは、セシウム137という放射性物質で、
福島第一原子力発電所から放出された放射性物質が問題になっているのですが、
それは、66万1000エレクトロンボルトという、エネルギーを持っています
こんなものはもう、数十万倍という猛烈なエネルギーの塊の訳ですから、
こんなものでいきものが被ばくをしてしまえば、
もう、ズタズタに、要するに生命情報が、切られる、切断されてしまいます。
だから、体温としては1000分の数度しか上がらないとしても、
生き物は生きられなくなってしまうという、そういう事なのです。
放射線の巨大な破壊力
大変放射線というのは、巨大な破壊力を持っています。
・遺伝子情報を正確に伝えていく事が生き物の核心です。
遺伝情報を正確に伝えていくという事が、個体が生きる上で重要な訳だし、
将来の世代を育てるという事でも重要な訳ですけれども、
・放射線は遺伝情報が書き込まれたDNAを簡単に切断する
放射線というのは遺伝情報を書き込まれたDNAを簡単に切断してしまうという事になっています。
ですから、被ばくというのは出来る限り避けなければいけない。
ということになります。
学問の到達点BEIR-Ⅶ報告(2005年)
現在の学問の到達がどういう事になっているかということですけど、
ここに「BEIR-Ⅶ報告」と書きました
これは、Biological Effects of Ionizing Radiation というのですけれども、
電離放射線の生物影響に関する委員会というのが米国の科学アカデミーの中にあります。
その委員会は長い間放射線が生命体にどういう影響を与えるかという事を研究して来て、
2005年に7番目の報告を出しました。
その報告にこう書いてあります。
・利用できる生物学的、生物物理学的なデータを総合的に検討した結果、委員会は以下の結論に達した。
被ばくのリスクは低線量に至るまで直線的に存在し続け、しきい値はない。
しきい値とは、「これ以下なら安全だよ」というのをしきい値と呼んでいます。
でも、そんなものは放射線に関する限り「ない」と。
「どんなに微量な被ばくだって、リスクはある」
というのが現在の学問の到達点なのです。
ですから、大量に被ばくすれば、もちろん死んでしまったり、髪の毛が抜けてしまったり、やけどをしたりという、
そういう急性障害が出るのですが、
去年の事故の後、枝野さんが、
「直ちに影響は出るレベルではない」という説明をしきりにしていましたけれども、
「直ちに」というのは、「急性の障害は出ません」と言っているだけなのであって、
急性の障害は出なくても長い年月がたてばやがて、癌などの被害が出ますという、
むしろそれを言っている訳です。
こういう学問の到達点でもそれを認めている。
急性に被害が出なくてもやがて危険が現れてくるという事が分かっている事です。
ですから何としても、被ばくは避けなければいけない。
ーーーつづく
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