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02.13
Mon

福島第一発電所の事故からもうすぐ1年がたちます
「チェルノブイリ事故から5年目の報告」という動画がありました
4年後の日本の姿かもしれません

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チェルノブイリ小児病棟~5年目の報告~

1991年8月4日放送



急性白血病の疑いがある1人の男の子が小児病棟に運ばれました。

5年後11

 いい?これからマスクをつけるの。恐くないわ。
 泣かないでね、男の子でしょ?

この子は6歳。放射能汚染地帯に住んでいます。
半月ほど前から微熱が続き、関節の痛みを訴えていました。
村の診療所で血液検査を受け、白血球が異常に多い事が分かりました。

入院したその日、直ちに骨髄液を採取。
癌細胞がないかを調べました。

検査の結果急性白血病と分かりました。
治療は一刻を争います。
抗がん剤による治療が始まりました。

放射能汚染地帯では、今、体の異常を訴える子どもたちが増えています。

5年後12

苦しくない?がまんしようね
 子どもには罪がないのに、どうしてこんなに苦しむの・・・
 この子は私の全てなんです。



ソビエト白ロシア共和国
チェルノブイリ原子力発電所の事故で放出された放射能は
広島型原爆の500発分にあたります。
その70パーセント白ロシアの大地に降り注ぎました。
事故から5年、今もなお放射能は消えていません。

これは今年の4月ソビエト政府が発表した放射能汚染地図です。
白ロシアのおよそ4分の1が日本の安全基準では人が住めない強い放射能に汚染されています。

5年後13

しかし白ロシア共和国政府が住民の避難計画を進めているのは
ピンクと赤で示された、特に汚染のひどい地域に住む20万人だけです。

5年後14

汚染地帯全体では、今も22万の人達が暮らしています。


続きを読むにつづく




ミンスク空港

6月上旬、世界初のから、3人の医師が白ロシアを訪れました。
広島大学原爆放射能医学研究所の医師たちです。

広島大学原爆放射線医学研究所
佐藤幸男教授
5年後15

佐藤教授は母親が放射能を浴びた場合、どのような遺伝的影響があるかを研究してきました。


木村昭郎講師
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木村講師は大学病院で被爆者の治療にあたっています。


小熊信夫助教授
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小熊助教授は血液学が専門です。
戦後被ばく者の間で増加した白血病と、放射能の関係を研究してきました。

3人は広島での経験を生かし、
汚染地帯の子どもたちに何が起きているのかを調査する事にしました。

3人がまず訪れたのはチェルノブイリ原発から北へおよそ60キロ
ブラーギンの町です。

5年後18

日本の安全基準の20倍から30倍の高濃度汚染地帯の中にあります。

ブラーギンでは事故直後から住民の避難が続いています。
4万人だった人口は、今では2万3千人になりました。
計画によれば2年後には住民の全てが避難し、町は地図から消えることになっています。

ブラーギン地区病院です。
事故当時81人いた医師も、放射能の影響を恐れて次々に避難し、
今では30人足らずになりました。

 「ビタミン剤や抗生物質が足りないと聞いていたんで」

この病院では、医薬品や注射器などの医療機器が不足しています。
患者たちに行きとどいた治療が出来ないのが、医師たちの悩みです。

佐藤教授らは現地の医師と協力して、子どもたちの集団検診を行いました。
検診は二つの病院で3日間に渡って行われました。

被爆地広島の意思に診てもらえると聞いて、
予想を上回る130人の子どもたちが母親に連れられてやってきました。

検診の前に日本から用意してきた問診カードが配られました。
質問は、事故当時住んでいた場所、家族構成、病歴など、15項目に上ります。
子ども一人ひとりについての放射能の影響を多角的に捉えようというものです。

検診は問診カードと病院に保存されていたカルテを照合しながら行いました。

検診を進めていくうちに、
首のリンパ節がはれている子どもが多い事が分かりました。
リンパ節のはれは体の異常を示す兆候です。

5年後19

 佐藤:腫れてますね、これ、リンパ節が。両方に10個ずつぐらいあるな、小さいのが。
 リンパ節が。
 前からですか?

 母:チェルノブイリ事故後だと思います。

5年後120

この子は甲状腺が腫れている事が分かりました。
肥大した甲状腺はがんになっている恐れがあります。

 母:このあたりが心配なんですがどうでしょうか?
 
 佐藤:全く安全とは言えないけれども、まだ、本の、小さいですよ。
 ここもちょっと腫れていて、小さいですけれどもね、
 今急に手術する事はない。

5年後121

「どうかこの子を助けて下さい」
彼女の子どもはこの春、甲状腺がんと診断されました。
しかし、どうしても信じられない。
もう一度広島の医師に診てもらいたいと子どもを連れてきたのです。

 佐藤:これは標本借りていただいて、日本に持ち帰って専門家で正しい診断をつけてあげようという事で
 ちょっと話を、進めたんです。

 母:病気と分かったのは2か月前です。
 でも、リンパ節は事故直後から腫れました。
 チェルノブイリ事故のせいです。


これは検診を受けた子どもたち11人の問診カードです。
子どもたちの大半が何らかの病気を抱えている事が分かりました。
血液疾患と甲状腺疾患が目立ちます。
中には、一人でいくつもの病気を抱えている子どももいました。


広島の医師たちがまとめた検診の結果です。
110人のうち、貧血や白血球の減少など、血液疾患が27人、4人に1人の割合で見つかりました。
さらに甲状せん肥大など、甲状腺に異常がある人は半数を超える62人にも上りました。

5年後122




ーーーつづく


専門家が答える 暮らしの放射線Q&A
日本保健物理学会


Q:ベラルーシの放射線量は何マイクロシーベルトだったのでしょうか。
A:最も濃度の高い地域として40 Ci/km2(1平方キロ当たり40キュリー)以上として示されていて、
 その中の最高汚染濃度がどれぐらいかはわかりません。
 この境界値は、40 Ci = 40 × 3.7 × 1010 = 1.48 × 1012Bq/km2ですので、
 これがすべてセシウム137と仮定して、
 沈着放射能と線量率の換算係数 0.00268(μSv/h)/(kBq/m2) を使って計算しますと、4.0μSv/h となります。

40キュリー=4.0マイクロシーベルト/h
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コメント
TOKIOの山口君が、DASH村存続のためウクライナに研究にいっています。私もDASH村は大好きでしたが、年末年始に440メガベクレル汚染され、もう住むには適さないと武田先生もブログで書いておられました。もう元には戻れないのに、むりやり住民を戻すためにテレビの番組が手を貸してしまうというのはやり過ぎではないでしょうか。上記の汚染図を見ても、もう危ないことはやめたほうがいいと思います。
山口さんのお父さんなのですから。
missyou234 | 2012.02.13 17:03 | 編集
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