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ストレステストの意味合い その2完 後藤政志氏2/17原子力情報資料室(動画&内容書き出し)


後藤政志:
本当のリスクというものをですね、
本来の本当の意味での危険性というものを考えていない考え方だと思います。
わたしは、そういう事は自滅への道だと思っています。
これは絶対にやってはいけない事ですね。
これは強く申し上げておきます。
で、もし仮に再稼働を指示される方がいるんでしたら、
その方は是非、ご自分が住んでいらっしゃるところとプラントの距離関係を見て下さい。


ーーーー

ストレステストの審議は最初から「何が何でも稼働する」という事が決まった上で、形式的に行われているという事は
多分誰が見ても一目瞭然だと思う。

2月21日たねまきジャーナルより
平野:結論出ていますよね。
水野:行く前からOKすることを決めている。
小出:原子力安全保安院というのは、原子力発電所の安全を守ると言う事が建前のようになってますが、
    昨年の暮れに「やらせ問題」と言うのが出て明らかになったように、
    保安院自身やらせを仕組んで、原子力発電所を推進するという役目を担ってきたわけですね。

後藤氏も「何のための審議なのか?」とおっしゃりながらも、
これからも必要な意見を述べるために審議会に出席して下さると、最後に明言して下さいました。
その姿が、とても頼もしく思えました。

「ストレステスト審査」こうして市民は排除された。(一部始終内容書き出し)
↑ この時も後藤さんはものすごくかっこ良かったですヽ(。◕ᆺ◕)ノ



後藤政志さんが語るストレステストの問題点
2012/02/17


原子力情報資料室


続きを読むにストレステストについての後半部分書き出します


28:13
ストレステストの意味合い

全体像をお話しするのは非常に大変ですので、
一部、部分的なお話しをして、ストレステストのイメージを見ていただきますと、
例えばですね、これは一例です

燃料を冷却するためのイベントフリーでして、
補給冷却水の喪失、全給水喪失、タービンとリップと、こういう事が重なりますと、
原子炉がトリップ、停止します。

後藤ストレステスト16

で、もし、ここで補給給水による蒸気発生率がここで成功する、下は失敗すると言うんですけれど、
成功するという事は、ポンプの高さが11.4メートルまでは水没しないと、そういう事なんですね。
そうすると、この11.4メートルまでは大丈夫だという話になるんです。
そこからだんだん、各系統ですね、
例えば海水ポンプは何メートルになるか、・・・こういうふうにして評価していくんですね。

そうすると、ここでうまくいった時には11.4mで大丈夫なんですけれど、
失敗した時には、実はこちらに来てもう一度対策をしていく。

後藤ストレステスト18

直流電源番は15.8メートルまでは大丈夫だと。
そこで成功すれば、この冷却までいきます。そういう事になります。

そうすると、この値ですね。
こちらは15.8メートルまでは大丈夫ですから、11.4メートルが一番厳しいという、
ここまでなら何とか冷却できると、こういう事を言っているんですね。

ここが成功するか、失敗するかというのには一つの仮定が入っていまして、
特に補助給水ポンプが11.4メートルまで持つかどうかという、
水没しないかどうか?という、そういう評価が背景にあるのですね。


そうしますと、それは、地震津波に於いてそれぞれやっているんですが、
そもそも評価の中に設計通りであって、
例えば老朽化して物が壊れやすくなっているという問題であるとか、
地震によって評価をして、地震動で計算をして壊れなかったとしているんですけれど、
今回の福島の事故、地震を見ますとね、
非常に長時間に渡って、普通の地震の3倍ぐらい長い時間がかかっている。
で、しかも大地震でありましたけれど、
つまり、地震としても非常に、今までにないタイプの地震になっている訳ですね。

そうすると、今までしているような地震の評価の仕方でいいのか?という疑問が出てきます。

それはですね、なぜそうなるかと言いますと、地震の評価そのものが
もともとが海洋型の地震、プレートが動いて起こる地震。
それから、
直下型の地震ですね、活断層が動く地震。
ま、他の形もありますけれども、基本的には活断層が動いたという事に対しては、
分かる範囲で活断層を調べて、その長さから、評価をしている訳ですね。

ところがその評価をする時に活断層の長さを短く評価をしてしまったり、
今までしているんですよ。

例えば二つ活断層があったらそれが別々に動く筈だと
距離が離れているから別々に動く筈だとしてしまったりするんですね。
ところがそれは、一見離れているような活断層が同時に動く事も、
実は他と繋がっていたり、あるいは同時に動いたりする、連動していたりすることがあり得ると。

そうすると、
地震の想定ですね、
どういう規模の地震が来るかという事を考える時には、一番厳しい、
一番長く取って一番厳しい地震を考えなきゃいけないんです。

ところがそれを今まで電力会社はですね、なるべく小さく小さく評価をしてきた
で、保安院はそれを追随してきたんですね。

その結果、柏崎刈羽では、実に3倍もの違いが出ている。

そうするとですね、
いったい地震動はどこまで来るのか
津波もどこまでが最大なのか

それが分からないまま
、何倍も来ます。
これを、例えば2.85メートルの津波に対して、11.4mだから何倍持ちますとか、
こういう事を言っているんですけれども、

そもそもが、津波あるいは地震ですね、
設計で使っている値自身がもう、信頼性がない、信用できないんです。

日本中のプラントがそういう状態になっているんです、今。

そういう状態で、こういう事を評価する事は全く意味をなさないんですね。
つまり、評価基準がないまま、何倍ですとか何メートルですとか、
地震動は設計の何倍持ちますとか、1.8倍持ちますとか、そういう事を言っているんですね。

それはいったいどういう意味を持つんでしょう?

つまり、どのくらいの津波や地震が来るかっていうのが分からないまま、
その議論をしているだけなんですね。

仮に、1.8倍持ちますという意味はどういうことでしょう?

元の地震動が例えば700ガルだった。
それの1.4倍1300弱ぐらい、1200幾つぐらいですけれども、
そういうガルに対して、持つと言った評価をしたんですね。

ですけど、それは、それ以上大きな地震が来ないという保証は出来るんでしょうか?

柏崎刈羽では、評価上2000ガルを超える形で設計しているんです。
そうすると1300ガルってどうですか?
随分小さいじゃないですか、と、そういうふうにも見れるんですね。
それはもちろん、地殻の問題とかいろいろありますから、一概には同じとは言えないんですけれど、
はっきりと、これ以上の地震が来ないと言えない以上は、一番厳しい地震を取るべきですよね。
常識的に。
そうすると、少なくても2000ガル以上とか、そういうことを取らざるを得ないんですよ。


安全の問題を考える時には安全が証明されなければならない

現状の日本を見ていますと。
日本の地震の状況を見ますと。

私が申し上げたいのは、
安全の問題を考える時に、安全は証明されなければいけないんです。
ですから、確実に一歩一歩確立する必要があります。

だから、安全が確認できるまでは危険だと考えてみるんですね。

ですから、ものすごく大きな地震や津波が来ると考えておいて、
それに対してどうできるかと見ていくんです。
その時に、確実にそれはもう来ないという証明が出来たらそれは外していいんです。
そういう関係になります。

ですから日本では、残念ながら、地震も津波もこれ以上大きいのが来ないと言えないんです。
ちょっと、その中では我々みたいにプラントを設計している者からは
「設計なんかできる筈がない」と考える。

これが当たり前なんですね。
これが常識的なものです。

だからと言って、そんなものを設計出来ないと言うならば
原子力プラントを全部ダメかと。
じゃぁ困ったなと。動かせないかと。
そういう話になるんですね。

私は基本的にはそういうことが背景にあるという事を、まず抑えるべきだと思います。


ストレステストは総合的な評価には程遠い

そのうえでさらに、
実際にはどういうところに弱点があるかという事を個のストレステストでやっていくことになるんです。
で、実はストレステストというのは、
これは総合的な安全評価には程遠いと、なってないと私は主張していますけれど、

じゃか何なのかとこれ(ストレステスト)は、そういう議論があったんですね、委員会で。
で、これは、

これはこういう仮定を通っていきますと、何が働いて、たとえば
給水ポンプが働いて、次に海水ポンプが働いて、どこがやられると問題になるかという事が分かる。
だから、そこの対策を重点的にいくと有効であると、そういう事がわかる。
それをつまり改良するんですね。

改善するにはいいやり方なんです、それは私は認めます。
ですから、弱点が分かると、そういう意味ではその通りです。

で、ストレステストはそういうことのためにやっているという事は他の委員も認めている。
委員の大半の人がそう言っている。

ところが、そう言っている割には、
総合的な安全評価と言っている割には、実はこれだけじゃ足りなくて、

たとえば地震動、津波の研究があって、
振動解析ですね、地震があって配管がどれだけ揺れるかを計算して、
そういう評価はここではやっていないんです、きちんとは。

「裏でやっている」と言っているんですけれど、
我々はそれを評価していないです。
電力会社が全部そのデータを出しているわけじゃないんです。

結果だけを見せている。
そうするとそのやり方そのものを議論にしなくちゃいけないと言っているのに、
その議論は踏み込んでいないんです。

その議論は他の意見聴取会があるからそこでやっている」というんです。

ところが他の意見聴取会がどうやっているかと言いますと、
全うにそれをやっているとは見えないんですよ。見えてこない。
もし、本当にきちんと評価しているんだったら、全部出していただきたい。

それを総合的な安全評価の中に、全部出して、
地震はこうで、津波はこうで、振動解析をやったらこうでと、それを全部並べて、
何が問題点かも出すべきです。

それを、含めて総合評価をするなら、総合的安全評価になります。

ところがそれは他の委員会でやっている。

で、「ここのストレステストの範囲外だ」と言っているんです、保安院は。

という事は、総合的安全評価でないという事を自認している。


安全を証明するのはどこ?

よろしいですか?

そうすると、これは高々どこに弱点があるかを見出すための作業です。
評価のクライテリアもありません。

いいですか?

そうするとこれは安全を証明することになっていないですね。

じゃぁ、どこが安全を証明しているんでしょうか?

地震、津波のところですか?
それとも機器、プラントをやっているところの自己の関係から来た調査をしているところがありますけれども、
そこが扱っているんですか?
じゃ、それはどういうふうに解決していますか?
どこが安全と評価しているんですか?

何一つ明らかでない。

全部ずたずたにして委員会を勝手に作って、それぞれに勝手な事を言っているだけで、
個別に「私たちの仕事はこういう範囲です」と限定した事を言っているんです。


最終的に原子力プラントの安全性に関して何一つ発信していない。
評価をしていないというのが日本の現状です。



それで、このストレステストの評価は妥当であるという事を保安院は
電力会社の結果を見て、それをそのまま追随しているだけだという、そういう格好になっているんですね。

これはとんでもない話だと私は思います。


実際に2月8日の中でも、結構議論の深いものがあったんです。
例えば、建物が揺れて配管があって、建物自身が断層性といいましてね、
ちょっと難しい言い方をしますと非線形解析というんですけれども、
普通は力をかけたら力に比例して変形します。
だから、力を2倍にしたら2倍変形するんですね。

ですけど、非線形になるとそれが、力が2倍になったら変形が4倍になったりするんです。
そういう格好になる。
非常に評価の仕方が難しくなる。
で、予測が当たりにくくなる。

そうすると解析そのものが問われるんですね。
そういうものがあって、そういう評価をしておきながら、その上に乗っている配管はどうなのかとか、
それを一体にしたらどうなるのかとか、
そういう議論が足りないんです。

で、技術的にも難しい問題を含む。

ということがこの意見聴取会でも出て、
「そういう難しい問題もありますね」って、出ているんですよ。

それを出ていると言うだけで、置いておいて他へ持って行って、
「ここでは問題ありません」という評価をしている。

そうするとですね、
いったい我々は何を議論しているのか?全く分からないんですね。
というのが私の印象です。



問題例1 制御棒

それは一例ですけれども、他にもいろんな問題があります。
たとえば、制御棒の挿入線も心配なんですね。

制御棒は比較的ガル数の少ない、つまり初期の段階で制御棒が入ると言われているんですね。
ですけどそれは最初に来た微動、立ち上がりの振動の時に制御棒がバッ!と入って、
それから本震がくる。
P波S波っていう形ですね。

その時間的のずれがあってそういうふうに行けばいいんですけれど、
直下型の場合はそうならない可能性がある。
一発目にボンッ!と来る可能性が否定できないんですね。

そうすると、いきなりボンッ!と来た時に、非常に大きな衝撃的な荷重が入った時に、
制御棒が本当に入るかどうかという事が非常に心配なんですね。

他にも制御棒の問題は色々とありますけれども、
制御棒の挿入性一つをとってもですね、
本当に充分かどうかという疑念を検討しなくちゃいけない所がいっぱいある。

で、それに、加えていろんな冷却系統からなにから、


問題例2 ベント

例えば今回問題になった、本来であれば格納容器がですね、
水素が発生して格納容器が爆発かもしれないという状態になってベント。

ベントも問題があると。

で、水素は結果として爆発してしまった。
格納容器はそこで漏れてしまう。
格納容器自身が、そもそも圧力抑制機能がちゃんとしていない、働いていないとか、いろんな疑問があるんです。

そういう問題をほっぽらかして、無視して、あたかも健全に全ての物事がいったかの如く評価をして、
ストレステストを進めているというのは、全くおかしな話なんですね。


問題例3 圧力抑制プール

例えば沸騰水型の方には圧力抑制プールというのが、水があります。
それが、地震でスロッシングと言ってですね、地震がきて、水面が動揺すると、
機能にいろいろと支障をきたす可能性があるんですね。

これは、使用済み燃料プールだって、水分水がこぼれている、あれはスロッシングで水がこぼれたと思われている。
そういうことを最初から評価をしていない、考えていないんです。

今回も考えていない、ストレステストで。

そうするとそういう随伴事象といいますかね、
そんないろんな事から起こる色々な現象に対してちゃんとした評価を、
不確定なものは不確定としておいて、評価必要としておかなければいけないのに、

不確定でよく分からない事はやらないんですよ。


安全性の哲学・予防原則

不確定だからやらない。
はっきりするまではやらないという事で、逃げている。

これはまったく、逆なんです。

はっきり分からない事は、危険だと思って、そこで止めなきゃいけない。
ところがはっきり分からない事は分からないから安全だとみちゃうんですね。


これはとんでもない話なんですね。

これは安全性の哲学がない証拠です。
今までのやり方はすべてそうですね。
分からないという事は非常に怖い事なんです。
それをどうやって安全を確保するかと、いう事が確実に起きてくるという事が必要なんですね。

つまり、あるものの言い方をすると、予防原則という言い方がある。
何かが起こってからではなくて起こる前にそれを対策する。
そういう考え方が基本的にして、それをしっかりと証明していかないと、
安全というものが確保できないというのは自明なことだと思うんですね。

そういう観点が全く欠落しているというふうに思います。


二次評価も必要だー安全を全く考えていない保安院ー

あと、もう一つありますのは、
今回の評価が一次評価と二次評価があるうちの一次評価であるという事です。

それは炉心溶融までという評価でやっております。

これはですね、炉心溶融までという事は、今回の福島を考えていただくと分かるんですけれども、
水素爆発から含めて、炉心損傷して、格納容器のベント、破損までいっているんですよ。
そうすると、そのプロセス、格納容器がどこまで担保できるかどうだか。という評価を入れなかったら、
安全性の評価もへったくれもないでしょ!

炉心溶融はとっくに起こして突破されているわけですからね。
ですから、「そういう事も全部二次評価まで入れないといけない」と言っているのに、
それは「最初に決めた事だから」といって、勝手に、強引にですね
勝手にではなく強引に保安院はそのまま結論を出している。

これは委員会の中でもはっきり、他の委員も言っているんですよ。
二次評価も必要だ」という事を言っている。

にもかかわらず、そういう事を強行するという姿勢は、
安全を全く考えていないと言わざるを得ないですね。

そういう関係になります。


保安院は何をもって、「これでいい」と言うのか?

もう一つありますのは
そもそも評価基準も決まっていませんし、そうすると、何を持って安全なのかどうかが分からない訳ですよね。
「これでいい」と言っている保安院はですね、何をもって「いい」と言っているんでしょう?

言っているのはですね、IAEAが言っているとかの手法です。
こういうやり方をするのはそれなりの意味があるというやり方については細かい意味では間違っていない。
そういう事だけを言っているんですね。

つまり、電力会社がやったやり方は、保安院として見たら、
「間違ったやり方ではないよね」と、これを言っているんですね。

ところが、前提条件は全く無視しているし、
途中のところで新しい課題になっても・・・・無視してる
で、しかも、大飯3,4号はOKしちゃった。

そうすると、何が起こるかって言いますとね、
これから次のプラントが出てきますよね。
次のプラントを評価する時に、大飯3,4号で言っていたのと違う課題が出たらどうするんですか。

その問題は当然、大飯3,4号にチェック入れますよね。

そうすると、大飯3,4号は閉じてないでしょ?なんにも。
「これで、安全である」とか何にも言えないじゃないですか。

だって、全プラントを評価してみて、いろんな問題点が出てきて、
それを全部ね、評価をして、初めて一次、二次含めてね、
それで初めて相対的に評価が出来る。
相対関係になりますから、
それから見ますと、何でですね、こういう評価の仕方をするかというと

1点!単に理屈をつけて運転したいという事しか見えない。

再稼働ありきで。
それは、非常に危険な考え方です。


加圧水型の弱点

特に若狭湾は湾になっていて、津波が来た時にどうなるか分からないし、
あそこは活断層の問題もあります。
プラント自身にも、福島のBWRと加圧水型とは炉系が違うんですけれども

沸騰水型が今回問題になったからこうなったっていうものの見方はひとつ間違っている。
前から私は言っていますけれども、
それは、沸騰水型の弱点が突かれたのは事実ですけれども
加圧水型には加圧水型の弱点があるんです。
その事を無視してはいけないんです。

例えば格納容器の中で水素が出ましたよね
沸騰水型は格納容器の中は窒素封入していますから、少なくても格納容器の中で簡単には爆発なんかしません。

ですが、加圧水型は窒素を入れていません
水素が出たらもろにそのまま水素が出てくる。

どうするんですか?これで。

万一爆発したらいっぱつでおしまいですよ

で、格納容器が爆発した時のひどさというのは、この福島の事故の規模じゃないんです。
今回、一番心配だったのは、
「万一格納容器が爆発したら」というのがありまして、
そういう事が万万が一にでも起こる事があったら、とんでもないですから、
より一層格納容器の防護、水素に対する防護とかが絶対に必要なんです。

それをまともな議論をしていないんです。

私は質問をしたんですけど、2,3議論がありましたけれど、まともにやっていないんです。

そういう状態で、しかも、ちゃんとした対策をしていないんです。はっきり言って。
していないまま、今後こういう事を検討する対策することでいくとか、そういう表現で終わっているんですね。

これはとんでもない話です。


もしも大飯原発で事故があったら 自滅への道

そういう事も含めて考えますと、私はこのままやってしまったら、本当に福島の二の舞ですね。
また、同じ事になるんだという事を非常に恐れます。

しかも、その被害の大きさたるや、
若狭湾ですからね。
前にもお話ししていますように、琵琶湖は汚染されますし、
関西地区は水瓶が全滅します。


日本の、西日本が壊滅するんですよ。

それは、たとえ多くの人が直接、急逝被ばくで亡くなる事がないとしても、
経済的に、あるいは移住してね、
住めなくなるという事も考えると尋常じゃないんです。
日本として国家のレベルの問題なんです。

その事が起こり得るという事が心配なんです。

その事を考えないでですね、
簡単に、電力が足りないから、やれ電気料金が上がるから再稼働というのはですね、
全く本質的な問題を考えていない。

本当のリスクというものをですね、
本来の本当の意味での危険性というものを考えていない考え方だと思います。

わたしは、そういう事は自滅への道だと思っています。

これは絶対にやってはいけない事ですね。
これは強く申し上げておきます。



原子力委員会-近藤駿介委員長が言ったこと

で、もし仮に再稼働を指示される方がいるんでしたら、
その方は是非、ご自分が住んでいらっしゃるところとプラントの距離関係を見て下さい。

どこまで影響を与えるか、
少なくても100キロ200キロは充分にあり得るのです、影響がですね。

実際に福島の事故の時に、近藤駿介という原子力委員会の委員長
彼は原子力を一番推進して引っ張ってきた張本人、一番の人間です。

その人間が、「格納容器が爆発した時には東京もやられる」という事を表現しているんですよ。
汚染して。
それをどうみるんですか?
反対派の人達が言っているんじゃないんですよ。
推進派の一番中枢の人が言っているんです。


最悪の被害を考えなければいけない

で、福島の1号から4号で言ったら、そういう状態になり得ることだった、
首の皮一枚で繋がっただけなんです。
しかもですね、私がもっと心配なのは、もし福島だけじゃなくて、女川はもうちょっとでいったし、
福島第二も東海第二もありますね。
これが全滅していても不思議じゃないんですよ。
条件次第で、ちょっとした事で。

そうするとね、あれが全部いった事を考えたら、もう、話の外ですよね。
日本は完全に壊滅しているんですよ。

もちろんそんなことが確実に起こると入っていないんですよ
可能性としてあるという事は、それは、最悪の被害を考えておかなければいけないんです。
それがリスク評価というものなんです。


サルでもわかる「反省をしない日本人」


それを、確率が低いからと言って、切って捨てたのが、今回の福島の自己の最も罪深き事なんです。

それを反省しないというのはですね、
ほんとうに、本当に反省の何々でも分かるって、サルでもわかるじゃないですけれど、
反省しない日本人って我々は思います。

それは間違っていると思います。

これはですね、どんなに可能性が少なくても、
それについては徹底的に対策をとって排除する努力をしないとですね、
これはとんでもないことになる。

これだけははっきり申し上げたいと思います。


必要な発言はずっと続けていく

ストレステストの中身としてですね、技術的な説明をもうちょっとしたいんですけれど、
時間の関係で、あまり長い時間の話するのもあれですので
また機会を見てと思います。

ストレステスト、実は月曜日にあるんですね
その準備も色々な評価のところでなかなか手が回らない所もあるんですが、
そこまでの必要な発言はこれからも続けていこうと思います。

で、本来は意味の無い事じゃないかというふうな見方もあります。
ですから私は出ていくことに対してもすごく、本当は出たくない「」っていう気持ちも正直言ってあるんですね。

ですけど、ここのストレステストという物に対してですね、
少なくてもどういうふうに評価されようと、
やはり大事な物を言っていかないとですね、そのままシャンシャンシャンで通してしまうというのは
また、より困る事ですから、
やはりそこだけは発言をずっと続けざるを得ないと。
そういうふうに思っていますので、皆さんもよろしくお願いいたします。

ストレステストは非常に日本の将来、プラント、原子力の将来に対して影響のある事だと思っております。

今日は私の方からは以上です。どうもありがとうございました。




斑目委員長の発言

ーー52:49

先般国会事故調をインターネットで見ていたんですが、
斑目委員長が、指針自体が全てが間違っていると、謝罪されていたんですね。
で、そういう元の、テスト自体もありますけれど、
作る思想自体が間違っていたというように、安全委員長が言っている中で、
なにしろ再稼働というような動きがあるというのが、
すごく大きな、本当に、心配を通りこして憤りを感じるっていう状態ですよね。
やっぱり、全部止めてもう一回バックフィットやるっていうならね、

後藤:
もともとそうなんです。ですから、
斑目委員長が言っていた内容というのは情報でいうと、
耐震設計審査指針とか安全審査指針とか、そういうものの審査指針が
指針そのもの、元になるところそのものに問題があるという事は認めているんですよ。

そうすると、それを認めるという事は何かというと、
設計の根幹、設計の一番元に戻るんです。
そもそもBWはこれでいいのか、このプラントの格納容器はこれでいいのか。
と、そこまで戻るんです。
それで再度検討して、場合によっては再設計になるという事も含めてあるわけです。
それをやらずにおいて、小手先でこうやるということ自身が、どのくらい危険かという事ですね。
それは、一番ひどい話しですね。



それと、チョット、追加で思いだしたんで、

津波に伴う随伴事象を無視
(福島の津波の二次被害としてテレビで放映)
・津波に伴うがれきや船舶などの漂流物の衝突
→津波の水圧は考慮しているが物の衝突は無視
・津波やがれきに伴う、大規模な長期にわたる火災
→原子炉建屋はどこまで大規模火災にもつか。


複合事故・武力攻撃を考慮していない
・航空機落下
・船舶の漂流・衝撃・火災など


地震による敷地地盤の変形や破損
・地震動だけでなく地盤の破壊つまり”地割れ”などが起きると建屋や配管。貯水炉が大規模な破壊をする。


実はいくつか問題があるのは、非常に気になるのは
津波で燃料が流れて大規模な火災というのがありましたけれど
実は原子力プラントが火災を起こした時に非常に危険なんですね。
つまり、火災が起こりますと、周囲から火災が起こって中に火が入ると、あるいは中で火が起こると、
ケーブルとか、制御系が全部やられるんです。

今回水位計がダメだというのがありましたよね。
つまり、プラントが制御できなくなる可能性が高い。

ですから、大規模火災については徹底した対策が必要なんです。
ところが甘いです。それが現状ですね。


それと、複合事故ですね、いろんな組み合わせ。
航空機が落下したり、船舶が衝突したりというこういうものですね。

それからもう一つ大事なのが地震による敷地の地盤の変形破壊ですね。
地盤が壊れて地割れが起こる。
そういうことは評価していない
んですね。
地震の揺れだけを考えている。
これはをもって地震に対する評価としていること自身が間違っているんですね。



地震津波に機器の故障や人為ミスが重なる事を無視している

・機器や容器、配管、計測系の故障
・人為ミス
・設計ミスやフェールセーフ化の失敗
→TMI自己:計器故障と人為ミスからメルトダウン
→福島原発事故でも、システムエラー、人為ミス、格納容器機能喪失などの疑い


地震動の継続時間が従来の3倍
・継続時間が長く、大きな余震も続発

後は先程もいいましたが地震動が非常に継続時間が長かったんですね。
それから余震も続発していると。
こういう関係になります。


ストレステストは
「すべてが筋書き通りうまくいった場合の机上の楽観的なシュミレーション」
にすぎない!

・現在、日本の原発は、福島事故以降原発本体はなんだ変わっていない。弱点を持ったまま。
・外部から手立てする電源車や水源、訓練など、”シビアアクシデント対策”はしたが、周囲の環境条件によっては役に立たない。
→確実でない対策は、いくら用意しても事故は避けられない!


いろいろ問題点は出てきているんですけれども、結局は対策がないままになってしまっているんですよね。

ですから、確実にこれは対策が出来て、問題はないという事になるまでは、
稼働という事を考えるのはおかしいですね。

対策って言いますとね、確実じゃない対策ですね。
「確実じゃない対策をいくら用意しても事故は避けられない」
そういうふうに考えるべきなんですね。
そういうふにわたしは思います。
以上です




後藤さんが今お話しになりましたように、ストレステストに関する意見聴取会はまだ続きます。
次は伊方が議論の対象にになる予定です。
またこの中身についても後藤さんから報告を頂くようになると思います。
安全性の考え方が非常に、大事故を受けた状態なのに保安院、原子力委員会がどういう対応でいるのか、
その事についてはもっと考えていきたいと思います。

どうもありがとうございました。




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