山本太郎さん、木下黄太さん、御堂岡啓昭 さんのトークセッション
「広域瓦礫処理」はマスコミのせい?
木下:
だからね、その問題から言うと、ちょっと僕はブログにわざと書いたんだけど、
「がれき」の問題っていうのもね、結局何でやっているのか?っていってね
ある民主党の議員が言っている話です。
ま、ちょっと、直接聞いてないから名前はあげないけど、
菅政権の中で割と真ん中にいた議員ですよ。
その議員が言ってきたのは「マスコミのせいだ」って言ってきたんですよ。
なんでかっていうと、マスコミが瓦礫に関して、
「早く処理しろ、処理しろ」っていうから、逆に追い詰められている。
でもね、それは半分は当たっているんですよ。
半分当たっているのはなんでかって言うと、
結局ここ何年かの、10年ぐらい、政権がどういうふうに立ち上がってきたかというのは、
結局マスコミが「これじゃないか」っていうふうに言ったところに政権が立ち上がるみたいな状態が、
だいたい小泉さんの前あたりから、ずーっとその状態が続いているんですよね。
結局そうした状態の流れの中で、何て言うかな、
日本の政治が主導的な役割を持って無くて、テレビや新聞の後追い状態になっているところがあって、
そうした時にね、テレビメディアも新聞メディアも本当にダメなんですけど、
目の前に悲惨な人がいる。だからその悲惨な人を助けなきゃいけない。
そこはいいですよ、同情するのは。
それで何とかしなきゃいけない、それもいいです。
だから他の事を放っておいてそれを優先するみたいなところに、ボーンッ!っていくんですよ。
それでね、何にも瓦礫にね、
津波で瓦礫がある、瓦礫の処理をした方がいい、一刻も早く処理しよう。
言う通りなんです。全く間違いは無い。
放射性物質が出ていなければ。
そうしたことの単純な事を考え付かない。
がれきは外から線量を測定できるのか?
だから、0.01ミリシーベルト位で「大丈夫なんです瓦礫は」
いいですか、
瓦礫を外部線量で測って分かると思いますか?
山本:かなり近くまで行かないとわからないんでしょ?
木下:いや、・・っていうかね、ごめんなさい分からないんですよ。
山本:そうなんですか?
木下:
これね、検査会社のやつらと、ちょっと色々話したんです。
まずね、ちゃんと検査するためにはミリシーベルトだと、まず、何にも分からないんですよ。
だから、ベクレルという単位(Bq/Kg)で測るしかなくて、その単位で測れる機械は2個しかなくて、
その2個の機械のうち、多分1個しか現場で使える機械は無くて、
それも遮蔽して、ちゃんと囲いをして、そのものを持ってきてちゃんと当てないとわからないんですよ。
それを、15分とか20分計測している。
で、瓦礫のある特定のものはそれで分かるわけです。
ところが瓦礫は何トンもあるわけですよね、何万トンも。
そうすると、そこはわかりました。次の瓦礫はまた分からないんです。
御堂岡:
そうなんですよね、瓦礫というのがいわゆるケーキのミルフィーユみたいになっているから、
ある層は多いけれ素、ある層は無いという事があるわけですよ。
だから、うちらも専門家と調べたんですけれども、
やっぱり、ある層は数100ベクレル、ある層はこれまで通り一桁ベクレルしかない。
じゃ、これ、その層ごとに外に出す?どう決めるんですか?っていう話になっちゃって
「混ぜるのか?」
(※東京は家庭ごみと混ぜていました ↓ )
強引過ぎる瓦礫受け入れ・どうやったら止められるんだろう「東京都女川町瓦礫受け入れ開始」
山本:っていうか、もう、計測することは不可能ですね。
御堂岡:全くそのとおり
木下:出来ない、出来ない。
山本:
僕、東京都に電話したんですね、
がれきを受け入れる受け入れないって言っている時に。
そうしたらなんか、
「25メートル四方の塊にして、それを4つ置いたと、で、高さは1mで計測したから大丈夫だ」っていうんですよね。
「じゃ、距離はどの位なんですか?」って聞いたら
「距離は不明だ」っていうんですよね。
だから・・・距離の問題でも何でもなくて、今お聞きしたら。
そういうふうに一つ一つ遮蔽しながら測っていくっていう事なんですか、
木下:
だからね、計測会社のやつはね
「絶対に出来ない」って言ったんです。
まずそれが一つ目で、
バグフィルターで放射能は取れるのか?
二つ目は、ここのところ明らかになってきているのは、
清掃でバグフィルターで取れると、言ってるじゃないですか。
「フィルターで取れますよ」って。
前から思っているんですが、
放射性物質がどの程度本当にバグフィルターで取れるのかという研究が、果たしてあるのかないのかという時に、
殆どないんですよ。
それがなくて、実際に放射性物質に詳しい人に言えば言うほど
「たぶん無理じゃないか」って言うんですよ。
それは何故かというと、
粒子が小さくなってきて、それでほとんどガス化してしまうじゃないですか、セシウムやなんかは。
そうすると、出ちゃうんですよそのまま。
99%取れますなんていうのは多分大ウソで、
おそらく取れても7割8割9割位で、1割ぐらい出ちゃったりすると、それを掛け算していくと・・・
たかだか数10ベクレルぐらいであっても、それが何万トンってあったりすると、
それが掛け算で出ていきますから、どんどん放射性物質が、
全く無いエリアに垂れ流される状況みたいになる可能性があります。
そんな事をするメリットが、誰があるのかさっぱりわからない。
山本:何を狙っていると思います?
木下:でも、何にも考えてなかったりして・・・もしかして。
山本:ホントですか?
木下:
民主党の政治家たちが言っているのは、「やむを得ない」と言っているだけで、
おそらく細野氏なんかは自分の立場ですよね。
だって、静岡の三島は彼の地盤ですから、
静岡でとにかく燃やしたいんですよ。
他に燃やさせられないから。
それで、受けたのが島田市です、明日行く。
山本:それ、彼がやりたい事は地元の産廃業者に対して瓦礫利権を分け与えたいと?
木下:
いや、そうじゃなくて、
多分、自分が政治家として、この立場をどうしたら維持するのかという事を考えていると思うんですよ。
多分、もうそれぐらいしか彼は考えられなくなっていると、僕はいろんな言動から見ています。
山本:彼が政治家として生きるためには、地元の人に長生きしてもらわないとダメでしょ?
木下:
いや、だからそれは・・なんていうかな・・・
ちょっと頭が働くとそうなるじゃないですか。
ちょっとね、ちょっとだけ考えると。
でも、ちょっと考えないんですよ。
そこを考えずに、目先の自分が、もう、明日の立場が保てるかどうか?
明後日保てるかどうか、半年後ぐらいまで保てるか、ぐらいにしか、考えてない。
(えーーーーっ!?Σ(゚Д゚ノ)ノウソッ!!)
山本:おめでたいですね、ほんとに。54:54
木下:
何かするんだとしたら何年かかるじゃないですか、
その何年かもいかないんですよ、そうすると、もうそこはどうなっているんですか?って話が止まっちゃっている。
山本:その日暮しですね
木下:その日暮らしだと思いますよ。
御堂岡:もう、明日の島田に二人の気持ちは言っているという感じですが、
山本:いや、います。ここにいます
御堂岡:一応熊本は瓦礫が止まっているんですよ
山本:いいですね、今のところOKですね
御堂岡:
いまのところOKです。でも、島田みたいになったら来て下さい、二人とも。
そりゃ頑張りますけれども、ここにいる皆さんも頑張ってくれると思いますけれども、お一人お一人が。
55:27
山本:
ドイツで、ドイツで国会議員の方とお話しした時に、
要は、脱原発を言っているんだけども、まだそれは完全じゃないんだと、
市民一人ひとりの力が弱まった時に原子力ムラが息を吹き返すと、
それは多分原発に限った事じゃないんですよね、
がれきの事に関しても、今は大丈夫だけど、この後わからないという状況だと思うんですよ。
御堂岡:全くそうです。
山本:
だから、今は来ていないけれども、この後どういう展開になるか分からない
これをやっぱり、しっかりと監視して、しっかり声あげてという活動をしていかなければいけないという、
面倒くさいですねーほんとに。
木下:
だからね、やっぱり思うんだけど、
一般の人が、今までは関係の無い事で済んでいたのが、済まなくなって、
済まなくなった時代に3月11日以降突入して、それがそろそろ1年が経過しているっていう状況なんですよ。
これ、多分ね、山本さんとかが一番そうなると僕は思うけれども、
あの、こうした事を言っている人が少ないじゃないですか、
私たち含めて何人かじゃないですか、
そうすると、そういう立ち位置にいる人たちが、
ある意味覚悟を持ってそういうものを背負っていかなければいけないような状況になり得るような、
そうした、その状況だと思います。
だって、いまだにね、この事を日本の政治家の人達とか、理解していないんですよ。
ほぼ、9割9分理解してない。
山本:
これはもう、理解する事を止めたんですかね、
それとも理解する頭がないんですか?
頭がないって、
木下:
あっ、頭がない人もいると思いますよ。
頭が無い人もいますけれども、理解したくない。
あのね、日本の、東京のマスコミも同じですけど、
理解した瞬間に、なぜ自分がここにいるのか?
何を自分が報道しているのか?
あるいは何を自分が政治家としてやっているのか?
という事に、根源的に答えが出なくなるじゃないですか、つまりやっている事がおかしいから。
それを認めたくないんだと思います。
自分がしている事が間違っているという事を認めたくない人たちの感覚なんだろうなと思います。
そうすると、やっぱりね、それがおかしいと言っている立場の人達が、もっと増えていかなければならないし、
多分もっと、増えると思います。
それはこの間も残念ながら、言っているように健康被害が具体化すればするほど増えるんですよ。
そうした時にその事を踏まえて動く人達というのが、
市民の間からも出なくてはいけないし、
私達みたいにブツブツ言っている人達は、もっと責任を持ってやらなければならない状況に、僕はなると思います。
これは、していかなければならない事なんだと、多分思いますよ。
それしかすることがね、もう無い気がして来ていて、
そこをどこまでどうするのかという・・・
だから熊本みたいなこういう場所って言うのはそういう意味では、
そういうのが起こってくる、ね、場所ですよね。
安全だし、しかも、非常に人が活動的に動ける、つまり価値がある。
ーーー瓦礫問題に関して、次回ブログからの抜粋
この話はね、許してはいけない。
だっていいですか?お子さんの命一人ひとりのロシアンルーレットをさせるんですか?っていうことですよ。
させる必要はないんですよ!
で、じゃぁその瓦礫をね、
どこか固めて東北地方に置いておいてね、それによって人が死ぬのか?
死なないです。
そのままあるだけですから。
もうちょっと言いますね、
秋田の田沢湖から聞こえてきた話で、
田沢湖の周辺でね、「やっぱり瓦礫の処理をします」って、そこの区長が言う訳ですよ。
それで、要は
「その瓦礫のために子どもたちが泣く思いをしている。
がれきがそこにあって大変なんだ。そこの瓦礫の横をお父さんやお母さんが死んだ子供たちがね、
小学生が通って大変な思いをしている。だから処理をしてくれ」
「じゃぁ、処理するしかないな」っていうんで、まとまったという話になるんです。
で、確認をするんです。
その引き取る自治体に確認の電話をしました。電話をしたところ、
小学生の子どもで、お父さんお母さんが亡くなったお子さんは、まずいません。
さらに、そのエリアの瓦礫は、今別のところに持って行って、目にする事がありません。
という回答がきました。
そこまでウソついているんですよ!
なんのためにそんな事をするのか!
そんなに国によく思われたいのか!
でも、それが日本の自治体のバカな組長のレベルです。
ーーーーー
続きを読むに
熊本の役割
熊本の役割
御堂岡:
あと、昨日も、宮崎ではなかった報道が多数入っちゃいまして、
熊本日日新聞とか、
本当に熊本の報道って言うのは、水俣病のころから、ずーっとそういう事をおっかけていらっしゃいますから、
意識的にやっぱり、公害病という事に関して意識が高いんですよね。
やっぱり、一番、あと、みんなから恐れられて尊敬されているのが
水俣病弁護団。
これが原爆認定症に於いても、低線量被ばくを科学的に証明して、例証しているという事もありまして、
あと、五木村のね、ダムを止めてしまって、ダムの建設まで止めてしまったという、
ちょっと人間業とは思えない程、恐ろしい人たちがいるんですけれども、
でも、会うとすごいいい人ばかりで、あ、その1人が高岡先生ですよ、昨日の。
山本:昨日お話ししました。とても、骨太の方が多いという事ですね。
御堂岡:
そうです。
公害病、そうした弱者への低線量被ばく低線量でも確実に起こる事を実は裁判でも日本では分かっている。
で、木下さんも、事象を観察すると分かっている、
実を言うと山本さんも、いろいろ見てきたと思うんですよね。
そういった中でこの熊本というのは、もうそろそろまとめに入っちゃおうかと思うんですけど、
熊本ってね、どうしたらいいと思いますか?これから。
木下さんも山本さんも来てみて、いろんな人とお話しをされてみて、
これからの熊本。
明日の島田の瓦礫は止めて下さい、二人で。僕らも応援します。
山本:
もちろん熊本はそういうふうに弱い方に手を差し伸べるような、そういう県民、人たちが多いという事をよくわかるし、
けれど、巻き込まれる可能性というのがすごく大きいですよね。
大きいというか、可能性がある。
それはやっぱり、周りに原発もありますしね、佐賀だけじゃなくて薩摩、伊方もあるわけですよね。
御堂岡:火山が噴火して石だけで原発が壊れるっていう計算が出ているっていう事ですよね
山本:設計社でしたっけ、菊池さんっていう方がボーリング玉一発で突き抜けるみたいな話をされてましたもんね。
御堂岡:だから、ま、そこで熊本もどうしたらいいのかという、
木下:
あのねぇ、まずは、放射能の被害者の方、被害があると思っている方がやっぱり、南東北とか関東圏にいて、
その被害者の方達が行ける場所っていうのが何処なんだろうという事を考えた時に、
それは一つは熊本というのはね、やっぱり名前が良く上がってくる場所なんですよね。
それは地理的な事も含めて、安全度が高いという事と、場所がある。
しかも、国民的な形で、ここの方だけでもいろんな形で活動がありますよね。
だから、そうした事を受け止めて行くという作業が絶対必要だと思うんですね。
二つ目はやっぱりそうしたことの健康被害の状況も踏まえたうえで、
放射能に関する考え方からすると、原発はいらないんですよね。ひとつも。
その危険度というのが圧倒的に高い状態になっている。
だから、そうした事をやっぱり熊本からもきちんと声をあげていく。
その二つとも同じ作業としてやっていくという事は、とても重要だと思います。
これは今までのように政治的に反原発とかね、そういう事を唱えるという、そういう事じゃなくて、
もう、生存競争に近い話しだと思うんですよ。
そうしたなかで、安全度の高い地域がより安全度を高めるという作業をするほうが、
安全度の低い地域は、しっかりと思考停止していて動きが悪いんですよ。
逆に言うとこうした地域からあげていく声が、どんどん、どんどん東京を取り囲んでしまった方が、
僕は事が早いと思います。
その役割は、熊本はあると思います。
九州の中でも特に中心的な役割なんじゃないですかね。
御堂岡:
そうですね、その意味もあって、最初のメッセージでちょっと書いていましたけれども、
山本さんは熊本のみんなは目覚めさせるきっかけになって下さいという話をしていたと思うんですよね。
本当に、実を言うと宮崎でも沢山の人が目覚めた感じで、
熊本でどうしたらいいのかという事を常に考える状況でございます。
山本:
木下さんが全部おっしゃいましたけれども、
もう、守るしかないですよね、このままじゃ守れないですよ。
地震の活動期ですもんね、
このまま次の原発の事故が起こらないなんて、ただのラッキーなんですよね。
で、原子力発電所というものが、どういう想定で作られていたかというのもはっきり分かりましたよね。
地震津波に関する想定は、デタラメだったんだって。
お金を使いたくないから、結局コストダウン、コストダウンという事でああいう形になって、
で、耐えられなかったという、
そんなものが日本全国中にあって、で、熊本という値は今汚染されていない。
ということはあるかもしれないんですけど、
それももう、時間の問題かもしれませんからね。
今はもう、テンポアップしていかないと間に合わないというところまで来ていると思います。
だからこそ、木下さんも足を運ばれたと思うし。
で、やっぱり熊本を守らない事には、日本の食料という事に対して、このさきに不安しか残らないです。
全て諦めなければいけなくなるというか、綺麗な水も無くなるし、食べ物も無くなるし、
で、せっかく放射能被害から非難をされてきた方も、行き場を失ってしまうような状態ですね。
放射能、事故によって、生活を破壊されたような人たちが、
また避難先でも生活を破壊されるような事になってしまうという、
その可能性が日本全国中にあるという、
やはり熊本という土地は、先程の言いましたけど、
弱い人たちに手を差し伸べるようなそういう人たちが多いと思うんですね。
だからこそ、今手を差し伸べないと、もうどうにもならないと思うんです。
木下さんがおっしゃった、東京に包囲網を作るという意味で、九州代表というか、
「九州は絶対に熊本から守るぜ」という気概が今必要な時なのかなと思いますよね。
木下:
テンポアップは、いりますよね。
急がないと間に合わないと思います。
ーーーつづく
「日本テレビ報道局社会部デスクだった、木下黄太さんシリーズ」
1・大手テレビ局を飛び出した報道社会部デスク「震災直後の報道の現場・現在の状況」
木下黄太氏9/9(動画・内容書き出し)
2・続・大手テレビ局を飛び出した報道社会部デスク「今の状況を国民みんなが等しく知るために」
木下黄太氏9/9(動画・内容書き出し)
3・「首都圏における健康被害と避難」木下黄太さん講演
2/10熊本(動画&講演部分書き出し)
4・「避けたい食品と海洋汚染~市場での産地偽装業者~」
山本太郎氏、木下黄太氏、御堂岡啓昭 氏のトークセッション 熊本2/10(内容書き出し)
5・「恫喝と買収」山本太郎氏、木下黄太氏、御堂岡啓昭氏のトークセッション
熊本2/10(内容書き出し)
6・「瓦礫問題・熊本の役目」山本太郎氏、木下黄太氏、御堂岡啓昭氏のトークセッション
熊本2/10(内容書き出し)
7・「これからの選択 政府・大阪・遷都・生き残るために」
山本太郎氏、木下黄太氏、御堂岡啓昭氏のトークセッション 熊本2/10(内容書き出し)
「広域瓦礫処理」はマスコミのせい?
木下:
だからね、その問題から言うと、ちょっと僕はブログにわざと書いたんだけど、
「がれき」の問題っていうのもね、結局何でやっているのか?っていってね
ある民主党の議員が言っている話です。
ま、ちょっと、直接聞いてないから名前はあげないけど、
菅政権の中で割と真ん中にいた議員ですよ。
その議員が言ってきたのは「マスコミのせいだ」って言ってきたんですよ。
なんでかっていうと、マスコミが瓦礫に関して、
「早く処理しろ、処理しろ」っていうから、逆に追い詰められている。
でもね、それは半分は当たっているんですよ。
半分当たっているのはなんでかって言うと、
結局ここ何年かの、10年ぐらい、政権がどういうふうに立ち上がってきたかというのは、
結局マスコミが「これじゃないか」っていうふうに言ったところに政権が立ち上がるみたいな状態が、
だいたい小泉さんの前あたりから、ずーっとその状態が続いているんですよね。
結局そうした状態の流れの中で、何て言うかな、
日本の政治が主導的な役割を持って無くて、テレビや新聞の後追い状態になっているところがあって、
そうした時にね、テレビメディアも新聞メディアも本当にダメなんですけど、
目の前に悲惨な人がいる。だからその悲惨な人を助けなきゃいけない。
そこはいいですよ、同情するのは。
それで何とかしなきゃいけない、それもいいです。
だから他の事を放っておいてそれを優先するみたいなところに、ボーンッ!っていくんですよ。
それでね、何にも瓦礫にね、
津波で瓦礫がある、瓦礫の処理をした方がいい、一刻も早く処理しよう。
言う通りなんです。全く間違いは無い。
放射性物質が出ていなければ。
そうしたことの単純な事を考え付かない。
がれきは外から線量を測定できるのか?
だから、0.01ミリシーベルト位で「大丈夫なんです瓦礫は」
いいですか、
瓦礫を外部線量で測って分かると思いますか?
山本:かなり近くまで行かないとわからないんでしょ?
木下:いや、・・っていうかね、ごめんなさい分からないんですよ。
山本:そうなんですか?
木下:
これね、検査会社のやつらと、ちょっと色々話したんです。
まずね、ちゃんと検査するためにはミリシーベルトだと、まず、何にも分からないんですよ。
だから、ベクレルという単位(Bq/Kg)で測るしかなくて、その単位で測れる機械は2個しかなくて、
その2個の機械のうち、多分1個しか現場で使える機械は無くて、
それも遮蔽して、ちゃんと囲いをして、そのものを持ってきてちゃんと当てないとわからないんですよ。
それを、15分とか20分計測している。
で、瓦礫のある特定のものはそれで分かるわけです。
ところが瓦礫は何トンもあるわけですよね、何万トンも。
そうすると、そこはわかりました。次の瓦礫はまた分からないんです。
御堂岡:
そうなんですよね、瓦礫というのがいわゆるケーキのミルフィーユみたいになっているから、
ある層は多いけれ素、ある層は無いという事があるわけですよ。
だから、うちらも専門家と調べたんですけれども、
やっぱり、ある層は数100ベクレル、ある層はこれまで通り一桁ベクレルしかない。
じゃ、これ、その層ごとに外に出す?どう決めるんですか?っていう話になっちゃって
「混ぜるのか?」
(※東京は家庭ごみと混ぜていました ↓ )
強引過ぎる瓦礫受け入れ・どうやったら止められるんだろう「東京都女川町瓦礫受け入れ開始」
山本:っていうか、もう、計測することは不可能ですね。
御堂岡:全くそのとおり
木下:出来ない、出来ない。
山本:
僕、東京都に電話したんですね、
がれきを受け入れる受け入れないって言っている時に。
そうしたらなんか、
「25メートル四方の塊にして、それを4つ置いたと、で、高さは1mで計測したから大丈夫だ」っていうんですよね。
「じゃ、距離はどの位なんですか?」って聞いたら
「距離は不明だ」っていうんですよね。
だから・・・距離の問題でも何でもなくて、今お聞きしたら。
そういうふうに一つ一つ遮蔽しながら測っていくっていう事なんですか、
木下:
だからね、計測会社のやつはね
「絶対に出来ない」って言ったんです。
まずそれが一つ目で、
バグフィルターで放射能は取れるのか?
二つ目は、ここのところ明らかになってきているのは、
清掃でバグフィルターで取れると、言ってるじゃないですか。
「フィルターで取れますよ」って。
前から思っているんですが、
放射性物質がどの程度本当にバグフィルターで取れるのかという研究が、果たしてあるのかないのかという時に、
殆どないんですよ。
それがなくて、実際に放射性物質に詳しい人に言えば言うほど
「たぶん無理じゃないか」って言うんですよ。
それは何故かというと、
粒子が小さくなってきて、それでほとんどガス化してしまうじゃないですか、セシウムやなんかは。
そうすると、出ちゃうんですよそのまま。
99%取れますなんていうのは多分大ウソで、
おそらく取れても7割8割9割位で、1割ぐらい出ちゃったりすると、それを掛け算していくと・・・
たかだか数10ベクレルぐらいであっても、それが何万トンってあったりすると、
それが掛け算で出ていきますから、どんどん放射性物質が、
全く無いエリアに垂れ流される状況みたいになる可能性があります。
そんな事をするメリットが、誰があるのかさっぱりわからない。
山本:何を狙っていると思います?
木下:でも、何にも考えてなかったりして・・・もしかして。
山本:ホントですか?
木下:
民主党の政治家たちが言っているのは、「やむを得ない」と言っているだけで、
おそらく細野氏なんかは自分の立場ですよね。
だって、静岡の三島は彼の地盤ですから、
静岡でとにかく燃やしたいんですよ。
他に燃やさせられないから。
それで、受けたのが島田市です、明日行く。
山本:それ、彼がやりたい事は地元の産廃業者に対して瓦礫利権を分け与えたいと?
木下:
いや、そうじゃなくて、
多分、自分が政治家として、この立場をどうしたら維持するのかという事を考えていると思うんですよ。
多分、もうそれぐらいしか彼は考えられなくなっていると、僕はいろんな言動から見ています。
山本:彼が政治家として生きるためには、地元の人に長生きしてもらわないとダメでしょ?
木下:
いや、だからそれは・・なんていうかな・・・
ちょっと頭が働くとそうなるじゃないですか。
ちょっとね、ちょっとだけ考えると。
でも、ちょっと考えないんですよ。
そこを考えずに、目先の自分が、もう、明日の立場が保てるかどうか?
明後日保てるかどうか、半年後ぐらいまで保てるか、ぐらいにしか、考えてない。
(えーーーーっ!?Σ(゚Д゚ノ)ノウソッ!!)
山本:おめでたいですね、ほんとに。54:54
木下:
何かするんだとしたら何年かかるじゃないですか、
その何年かもいかないんですよ、そうすると、もうそこはどうなっているんですか?って話が止まっちゃっている。
山本:その日暮しですね
木下:その日暮らしだと思いますよ。
御堂岡:もう、明日の島田に二人の気持ちは言っているという感じですが、
山本:いや、います。ここにいます
御堂岡:一応熊本は瓦礫が止まっているんですよ
山本:いいですね、今のところOKですね
御堂岡:
いまのところOKです。でも、島田みたいになったら来て下さい、二人とも。
そりゃ頑張りますけれども、ここにいる皆さんも頑張ってくれると思いますけれども、お一人お一人が。
55:27
山本:
ドイツで、ドイツで国会議員の方とお話しした時に、
要は、脱原発を言っているんだけども、まだそれは完全じゃないんだと、
市民一人ひとりの力が弱まった時に原子力ムラが息を吹き返すと、
それは多分原発に限った事じゃないんですよね、
がれきの事に関しても、今は大丈夫だけど、この後わからないという状況だと思うんですよ。
御堂岡:全くそうです。
山本:
だから、今は来ていないけれども、この後どういう展開になるか分からない
これをやっぱり、しっかりと監視して、しっかり声あげてという活動をしていかなければいけないという、
面倒くさいですねーほんとに。
木下:
だからね、やっぱり思うんだけど、
一般の人が、今までは関係の無い事で済んでいたのが、済まなくなって、
済まなくなった時代に3月11日以降突入して、それがそろそろ1年が経過しているっていう状況なんですよ。
これ、多分ね、山本さんとかが一番そうなると僕は思うけれども、
あの、こうした事を言っている人が少ないじゃないですか、
私たち含めて何人かじゃないですか、
そうすると、そういう立ち位置にいる人たちが、
ある意味覚悟を持ってそういうものを背負っていかなければいけないような状況になり得るような、
そうした、その状況だと思います。
だって、いまだにね、この事を日本の政治家の人達とか、理解していないんですよ。
ほぼ、9割9分理解してない。
山本:
これはもう、理解する事を止めたんですかね、
それとも理解する頭がないんですか?
頭がないって、
木下:
あっ、頭がない人もいると思いますよ。
頭が無い人もいますけれども、理解したくない。
あのね、日本の、東京のマスコミも同じですけど、
理解した瞬間に、なぜ自分がここにいるのか?
何を自分が報道しているのか?
あるいは何を自分が政治家としてやっているのか?
という事に、根源的に答えが出なくなるじゃないですか、つまりやっている事がおかしいから。
それを認めたくないんだと思います。
自分がしている事が間違っているという事を認めたくない人たちの感覚なんだろうなと思います。
そうすると、やっぱりね、それがおかしいと言っている立場の人達が、もっと増えていかなければならないし、
多分もっと、増えると思います。
それはこの間も残念ながら、言っているように健康被害が具体化すればするほど増えるんですよ。
そうした時にその事を踏まえて動く人達というのが、
市民の間からも出なくてはいけないし、
私達みたいにブツブツ言っている人達は、もっと責任を持ってやらなければならない状況に、僕はなると思います。
これは、していかなければならない事なんだと、多分思いますよ。
それしかすることがね、もう無い気がして来ていて、
そこをどこまでどうするのかという・・・
だから熊本みたいなこういう場所って言うのはそういう意味では、
そういうのが起こってくる、ね、場所ですよね。
安全だし、しかも、非常に人が活動的に動ける、つまり価値がある。
ーーー瓦礫問題に関して、次回ブログからの抜粋
この話はね、許してはいけない。
だっていいですか?お子さんの命一人ひとりのロシアンルーレットをさせるんですか?っていうことですよ。
させる必要はないんですよ!
で、じゃぁその瓦礫をね、
どこか固めて東北地方に置いておいてね、それによって人が死ぬのか?
死なないです。
そのままあるだけですから。
もうちょっと言いますね、
秋田の田沢湖から聞こえてきた話で、
田沢湖の周辺でね、「やっぱり瓦礫の処理をします」って、そこの区長が言う訳ですよ。
それで、要は
「その瓦礫のために子どもたちが泣く思いをしている。
がれきがそこにあって大変なんだ。そこの瓦礫の横をお父さんやお母さんが死んだ子供たちがね、
小学生が通って大変な思いをしている。だから処理をしてくれ」
「じゃぁ、処理するしかないな」っていうんで、まとまったという話になるんです。
で、確認をするんです。
その引き取る自治体に確認の電話をしました。電話をしたところ、
小学生の子どもで、お父さんお母さんが亡くなったお子さんは、まずいません。
さらに、そのエリアの瓦礫は、今別のところに持って行って、目にする事がありません。
という回答がきました。
そこまでウソついているんですよ!
なんのためにそんな事をするのか!
そんなに国によく思われたいのか!
でも、それが日本の自治体のバカな組長のレベルです。
ーーーーー
続きを読むに

熊本の役割
御堂岡:
あと、昨日も、宮崎ではなかった報道が多数入っちゃいまして、
熊本日日新聞とか、
本当に熊本の報道って言うのは、水俣病のころから、ずーっとそういう事をおっかけていらっしゃいますから、
意識的にやっぱり、公害病という事に関して意識が高いんですよね。
やっぱり、一番、あと、みんなから恐れられて尊敬されているのが
水俣病弁護団。
これが原爆認定症に於いても、低線量被ばくを科学的に証明して、例証しているという事もありまして、
あと、五木村のね、ダムを止めてしまって、ダムの建設まで止めてしまったという、
ちょっと人間業とは思えない程、恐ろしい人たちがいるんですけれども、
でも、会うとすごいいい人ばかりで、あ、その1人が高岡先生ですよ、昨日の。
山本:昨日お話ししました。とても、骨太の方が多いという事ですね。
御堂岡:
そうです。
公害病、そうした弱者への低線量被ばく低線量でも確実に起こる事を実は裁判でも日本では分かっている。
で、木下さんも、事象を観察すると分かっている、
実を言うと山本さんも、いろいろ見てきたと思うんですよね。
そういった中でこの熊本というのは、もうそろそろまとめに入っちゃおうかと思うんですけど、
熊本ってね、どうしたらいいと思いますか?これから。
木下さんも山本さんも来てみて、いろんな人とお話しをされてみて、
これからの熊本。
明日の島田の瓦礫は止めて下さい、二人で。僕らも応援します。
山本:
もちろん熊本はそういうふうに弱い方に手を差し伸べるような、そういう県民、人たちが多いという事をよくわかるし、
けれど、巻き込まれる可能性というのがすごく大きいですよね。
大きいというか、可能性がある。
それはやっぱり、周りに原発もありますしね、佐賀だけじゃなくて薩摩、伊方もあるわけですよね。
御堂岡:火山が噴火して石だけで原発が壊れるっていう計算が出ているっていう事ですよね
山本:設計社でしたっけ、菊池さんっていう方がボーリング玉一発で突き抜けるみたいな話をされてましたもんね。
御堂岡:だから、ま、そこで熊本もどうしたらいいのかという、
木下:
あのねぇ、まずは、放射能の被害者の方、被害があると思っている方がやっぱり、南東北とか関東圏にいて、
その被害者の方達が行ける場所っていうのが何処なんだろうという事を考えた時に、
それは一つは熊本というのはね、やっぱり名前が良く上がってくる場所なんですよね。
それは地理的な事も含めて、安全度が高いという事と、場所がある。
しかも、国民的な形で、ここの方だけでもいろんな形で活動がありますよね。
だから、そうした事を受け止めて行くという作業が絶対必要だと思うんですね。
二つ目はやっぱりそうしたことの健康被害の状況も踏まえたうえで、
放射能に関する考え方からすると、原発はいらないんですよね。ひとつも。
その危険度というのが圧倒的に高い状態になっている。
だから、そうした事をやっぱり熊本からもきちんと声をあげていく。
その二つとも同じ作業としてやっていくという事は、とても重要だと思います。
これは今までのように政治的に反原発とかね、そういう事を唱えるという、そういう事じゃなくて、
もう、生存競争に近い話しだと思うんですよ。
そうしたなかで、安全度の高い地域がより安全度を高めるという作業をするほうが、
安全度の低い地域は、しっかりと思考停止していて動きが悪いんですよ。
逆に言うとこうした地域からあげていく声が、どんどん、どんどん東京を取り囲んでしまった方が、
僕は事が早いと思います。
その役割は、熊本はあると思います。
九州の中でも特に中心的な役割なんじゃないですかね。
御堂岡:
そうですね、その意味もあって、最初のメッセージでちょっと書いていましたけれども、
山本さんは熊本のみんなは目覚めさせるきっかけになって下さいという話をしていたと思うんですよね。
本当に、実を言うと宮崎でも沢山の人が目覚めた感じで、
熊本でどうしたらいいのかという事を常に考える状況でございます。
山本:
木下さんが全部おっしゃいましたけれども、
もう、守るしかないですよね、このままじゃ守れないですよ。
地震の活動期ですもんね、
このまま次の原発の事故が起こらないなんて、ただのラッキーなんですよね。
で、原子力発電所というものが、どういう想定で作られていたかというのもはっきり分かりましたよね。
地震津波に関する想定は、デタラメだったんだって。
お金を使いたくないから、結局コストダウン、コストダウンという事でああいう形になって、
で、耐えられなかったという、
そんなものが日本全国中にあって、で、熊本という値は今汚染されていない。
ということはあるかもしれないんですけど、
それももう、時間の問題かもしれませんからね。
今はもう、テンポアップしていかないと間に合わないというところまで来ていると思います。
だからこそ、木下さんも足を運ばれたと思うし。
で、やっぱり熊本を守らない事には、日本の食料という事に対して、このさきに不安しか残らないです。
全て諦めなければいけなくなるというか、綺麗な水も無くなるし、食べ物も無くなるし、
で、せっかく放射能被害から非難をされてきた方も、行き場を失ってしまうような状態ですね。
放射能、事故によって、生活を破壊されたような人たちが、
また避難先でも生活を破壊されるような事になってしまうという、
その可能性が日本全国中にあるという、
やはり熊本という土地は、先程の言いましたけど、
弱い人たちに手を差し伸べるようなそういう人たちが多いと思うんですね。
だからこそ、今手を差し伸べないと、もうどうにもならないと思うんです。
木下さんがおっしゃった、東京に包囲網を作るという意味で、九州代表というか、
「九州は絶対に熊本から守るぜ」という気概が今必要な時なのかなと思いますよね。
木下:
テンポアップは、いりますよね。
急がないと間に合わないと思います。
ーーーつづく
「日本テレビ報道局社会部デスクだった、木下黄太さんシリーズ」
1・大手テレビ局を飛び出した報道社会部デスク「震災直後の報道の現場・現在の状況」
木下黄太氏9/9(動画・内容書き出し)
2・続・大手テレビ局を飛び出した報道社会部デスク「今の状況を国民みんなが等しく知るために」
木下黄太氏9/9(動画・内容書き出し)
3・「首都圏における健康被害と避難」木下黄太さん講演
2/10熊本(動画&講演部分書き出し)
4・「避けたい食品と海洋汚染~市場での産地偽装業者~」
山本太郎氏、木下黄太氏、御堂岡啓昭 氏のトークセッション 熊本2/10(内容書き出し)
5・「恫喝と買収」山本太郎氏、木下黄太氏、御堂岡啓昭氏のトークセッション
熊本2/10(内容書き出し)
6・「瓦礫問題・熊本の役目」山本太郎氏、木下黄太氏、御堂岡啓昭氏のトークセッション
熊本2/10(内容書き出し)
7・「これからの選択 政府・大阪・遷都・生き残るために」
山本太郎氏、木下黄太氏、御堂岡啓昭氏のトークセッション 熊本2/10(内容書き出し)
- 関連記事
-
- 被災地の「その時と11ヶ月後の今」の写真
- 「がれき広域処理に疑義 」二木啓孝さん3/14文化放送くにまるジャパン(内容書き出し)
- 大竹まこと「がれきの広域処理」3/16ゴールデンラジオ(内容書き出し)
- 古舘伊知郎「がれき利権」についてサラっと、しかし、地上波で初めてコメント3/15(音声・内容書き出し)
- がれき処理に関して、正しい判断をする自治体ー徳島県環境整備課ー
- 誰にでも理解できる「瓦礫の広域処理が許されない12の理由」
- 「法律に基づいて各都道府県に瓦礫受け入れ要請」野田3/11
- 「瓦礫問題・熊本の役目」山本太郎氏、木下黄太氏、御堂岡啓昭氏のトークセッション 熊本2/10(内容書き出し)
- 「がれき」の未来ある生かし方ー命を守る森づくりー 宮脇昭氏(内容書き出し)
- 強引過ぎる瓦礫受け入れ・どうやったら止められるんだろう「東京都女川町瓦礫受け入れ開始」
- 瓦礫焼却灰から基準を大幅に上回る六価クロム(岩手県一関)
- 横須賀市の震災がれき焼却灰受け入れに関して黒岩知事と吉田市長と町内会(動画&書き出し)
- 「震災がれきは焼却して安全か」青木泰さん講演会その2完 神奈川 2/11(動画&内容書き出し)
- 「被災地瓦礫の処分」 池田こみち環境総合研究所副所長の提言(2/15東京新聞こちら特報部より)
- 「被災がれき受入れは復興につながるのか」青木泰さん講演会その1 神奈川 2/11(動画&内容書き出し)
コメント
科学的な問題なのでまだいろいろ調べていて確信はないのだけれど、セシウムの沸点からすると気体になるのでバグ・フィルターで取り除くのは無理。
但し焼却炉ではさまざまな有害物質を除去するために、基本的に外に排出する前に様々な物質の沸点以下に冷やしてから排出するので、その段階でストップ出来る(らしい)。
まぁこれは事実を知りたいということであって、がれきの広域処理自体には大反対です。
http://funkyfungifun.blog33.fc2.com/blog-entry-69.html
但し焼却炉ではさまざまな有害物質を除去するために、基本的に外に排出する前に様々な物質の沸点以下に冷やしてから排出するので、その段階でストップ出来る(らしい)。
まぁこれは事実を知りたいということであって、がれきの広域処理自体には大反対です。
http://funkyfungifun.blog33.fc2.com/blog-entry-69.html