fc2ブログ
03.16
Fri
2号機の謎
福島第一原発から出た汚染 「瓦礫広域処理についての勉強会」その3
小出裕章氏・大阪維新の会2/8(動画&内容書き出し)

下記は維新の会の時の小出先生の資料ですが、
3152号機11
2号機から放出された放射線量がものすごく多いのがこの図を見るとよく理解できます。



事故後初めて「2号機」地下へ
カメラが見た”圧力抑制室”


20120315 カメラが見た福島第一原発... 投稿者 PMG5
2012年3月15日 報道ステーション


こちら、福島原発2号機、原子炉建屋の中なんですけれども、

防護服に身を包んだ東電の社員が映っています。
この手に持った棒のようなものが線量計です。

3152号機11

目の前にあるのは建屋の地下にある圧力制室の部屋に入る扉です。


福島第一原発2号機の中に初めてカメラが入った。

3152号機13

東電の社員はこの階段を下りて、中地下一階に下りた。

3152号機12

ここには、がれきもなく建物のひび割れもない。


これは地下1階に下りる階段、
しかし、階段の途中で、色が変わっている。
茶色く見えるのは汚染水だ。
深さがおよそ5mある。
水面の放射線量は1時間当たり150~160ミリシーベルト

3152号機14

汚染水のきっかけはちょうど1年前に起きた2号機の異変だと言われている。

3152号機15

2号機は福島第一原発の中で唯一建屋が残っていたものの、
建屋の壁からは大量の水蒸気が吹きだしていた。

3152号機16

去年3月14日から、翌15日にかけて、圧力抑制室や格納容器の圧力が下がり、
放射性物質を含んだ大量の蒸気が放出されたとみられている。

3152号機17

この直後から、原発周辺だけでなく、遠く離れた飯館村や福島市などでも放射線量が急上昇した。
東電は、圧力抑制室と格納容器になんらかの破損等が生じたとしていた。

大量に放射性物質をまき散らしたとみられる2号機で、何が起きていたのか?

圧力抑制室の破損状況を調べるには扉を開けて中に入り、
キャットウォークと呼ばれるところから直接点検したいところだ。

3152号機18

一年ぶりに扉を開けた。
階段の向こう側にうっすらと赤茶色のものが見える。
それが巨大な圧力抑制室の表面だ。

3152号機19

放射線量は最大で1時間当たり160ミリシーベルト。
中は湿気が多く、レンズが曇るほどだ。
作業員がここに20分ほどいただけで、年間被ばく限度の50ミリシーベルトに達する。

作業員がこれ以上中に入って、破損状況を調べる事は出来ない。


東電松本:
たとえばロボットを投入してですね、キャットウォークのところを一周せてみる事で、
全体像を把握できるという、
3152号機20


3号機の地下にも東電の社員が入った。

3152号機21

しかし、圧力抑制室に入る扉が変形していて開かなかった。

東電では、圧力抑制室に入る別の扉を探すとしている。



古舘:
今月に浪江の町に入らせてもらいました。
「なんでこうなったんだ」と、当然考えました。
それは、そもそもですね、去年の3月の15日に、放射線量がグッと上がったんですね。
で、その上がったという事が、最終的にはその後ずーっと、浪江の縦方向、
北西に放射能が拡散したという事実があるわけです。

そもそもその原因はこの2号機で、
あの窓のように見えるところから、水蒸気がもくもくと出続けた。
あれはいったい何なのか?
2号機のどこかが破損したんだという、その原因を知りたいわけですね。

しかし、相変わらずこのように、入り口出たり入ったり、
撮影も「ここからは撮影できなかった」の繰り返しです。

東電はそれでいいんでしょうか?


ーーー

結局内部に入る事は出来なかったので、「2号機の謎」は、まだ謎のままです。

熱電対ってどんな温度計?福島第一原発2号機の危険度 
報道ステーション2/14より(動画&内容書き出し)

↑こちらのブログに追記として「2号機」に関する報道を載せました。




古舘伊知郎さんの背中を(◎`Д´)σ押そう!!  ヨイショっと(+`・д・)≡○ニニニニニ○*゜Д゜)
報道ステーションの投稿サイトはココ ↓
http://www.tv-asahi.co.jp/hst/opinion/index.html
関連記事

comment 1
コメント
福島原発の汚染水、依然流出か 海のセシウム濃度下がらず
http://www.47news.jp/CN/201203/CN2012030601002005.html
Zephyr | 2012.03.16 23:00 | 編集
管理者にだけ表示を許可する
 
back-to-top