San Francisco,CA
カリフォルニア州サンフランシスコ
2011年11月7日
海外市民団体E.O.N.(エコロジカル・オプションズ・ネットワーク)制作
2011年11月7日日本領事館提出の汚染瓦礫受け入れ差し止めおよび、不拡散の嘆願書についての
一部始終のドキュメンタリー
緊急提出!
海外市民団体が訴える日本の汚染瓦礫問題とは
日本よ!子どもたちを守って放射能瓦礫を拡散するな、燃やすな!
マリー・ベス・ブランガン EONエコロジカルオプションズ・ネットワーク:
子どもの健康を心配知る日本の母親たちをサポートしています。
彼女たちは、地震と津波による大量の放射能汚染瓦礫を日本中に拡散し、
焼却処分しようとする政府の計画を阻止しようとしています。
アメリカでも、福島原発事故からの放射能漏れの影響が見つかっています。
この計画は、アメリカでの汚染拡大にもつながります。
日本の人達の事がとても心配だし、この放射能汚染の狂気をストップしたいのです。
多くの人達が署名した嘆願書をこれからサンフランシスコの日本領事館に提出します。
1万近い署名を。
レイチェル・ジョンソン EON:
これが、日本で現状を心配する母親たちから始まり、
世界中に広がり多くの人が署名にサインした嘆願書です。

同じものがもうすでにニューヨーク、ロンドン、他にも沢山の地域で日本領事館に提出されました。
日本でこの問題に立ち向かっている多くの女性たちを応援し、
もっとこの問題に目を向けてもらうために私たちも行動に出ました。
これが今日日本領事館に提出する嘆願書よ
世界中から1万近い署名が集まっているわ

ー私が領事館までご案内いたします。
つづきは
続きを読む
海外レポ!
報道しないメディアに投げかける海外からの声
マリー・ベス・ブランガン:
私たちは世界中で1万人近くが署名にサインした嘆願書を
サンフランシスコの日本領事館に提出するためにここに集まりました。
福島原発事故によって、放射能汚染された、
地震と津波からの大量のがれきを償却しないようにお願いに来ました。
日本政府は「日本中で痛みを分かち合う」という名目で
日本中に汚染瓦礫を拡散しようとしています。
これは日本中で放射能被害を広めることになります。
焼却処分する事は大気中に放射能を放出してしまう事になり、世界中に広がってしまいます。
特にここ、アメリカ西海岸でも、福島原発事故からの放射能が見つかっています。
ー世界中の人達が署名したという事ですが、
この日本の行動が、放射能汚染が世界中に影響するという可能性を含んでいるという事ですか?
マリー・ベス・ブランガン:
そのとおりです。
ロンドンでは、ビアンカ・ジャガーさんが日本大使館に嘆願書を提出しました。
ニューヨークでは、領事館に提出しています。東京でも。
そしてワシントンDCでは、フクシマ・フォールアウト・アウェアネス・ネットワーク
Fukushima Fallout Awareness Network が提出しています。
また、ワシントンDCの
NIRS,ビヨンド・ニュークリアー、シティズンズ・フォー・ヘルス等の団体と協力し合っています。
メディアが全然取り上げないのが大きな問題になっています。
なので、あなた方が今日取材に来て下さったことに感謝しています。
バークレー校の原子力工学科では、定期的に食品、土表、水、牛乳に含まれる放射性物質を測定しています。
セシウム134と137が10月11日、カリフォルニア沿岸部の牛乳から検出されています。
原子y6業界や推進派は
「でも、少量だから大丈夫」といいますが、
長期間にわたり少量の被ばくをし続けるのは一度に多く被ばくするより危険だと指摘するデータがあります。
なぜなら、放射能が体内から排出されつくすことができないからです。
ー他に伝えたい事はありますか?
マリー・ベス・ブランガン:
私達がこの嘆願書で訴えたいのは、放射能に汚染された瓦礫を他の地域に持ち出さないで、
人々を避難させること。
そして、福島原発事故の早急な収束です。
メルトダウンはいまだに進行中です。
シャリー・ゴルブ サンフランシスコ市民:
放射能と世界中へのさらなる汚染を心配して今日は参加に来ました。
日本政府の計画は汚染の拡大につながるので阻止しなければ!
カプリ・ジェームス グリンピース:
スリーマイル事故の後、アメリカだけで52の事故がありました。
何か行動するべきです。
クリーンで安全な再生可能エネルギーに方向転換するべきです。
雇用も増えるし、その方が良策だと思いませんか?
キム・ロバーソン フクシマ・フォールアウト・アウェアネス・ネットワーク:
ウィーク・オブ・イエロー(原発反対週間11/2ー9,2011)にちなんで、
日本の母親たちの代表として黄色い花を持ってきました
日本はなぜ痛みを分かち合おうとするのか?
マリー・ベス・ブランガン:
私たちは地震と津波による大量の放射能汚染瓦礫を
日本中に拡散し焼却処分しようとする政府の計画を止めてもらおうと、
ここ、サンフランシスコの日本領事館に嘆願書を提出しに来ました。
日本の母親たちは、子どもの健康を深刻に心配しています。
私たちも心が痛みます。
この計画を阻止しなければいけません。
日本政府はこれらのがれきを日本中に運んで償却する予定です。
福島原発から漏れ出た放射能をみんなで分かち合うために・・・
痛みを分かち合うために・・・
この計画は放射能が大気中に舞い上がり、今以上に汚染を拡散させてしまいます。
ここアメリカの西海岸でも福島原発事故からの放射能が検出されています。
こんな計画を止めてもらうようにしなければいけません。
セシウム134と137が10月にカリフォルニア沿岸部の牛乳から、この10月に検出されています。
原発事故の影響がアメリカにも及んでいる事を知って、私たちも目を覚まさなければいけません。
マークⅠ型にはらむ欠陥
セシル・バインダ 作家 活動家:
福島原発事故と放射能漏れが地球全体に及ぼす影響についても本を執筆しています。
福島だけの問題だとは思っていません。地球全体に影響を及ぼす問題だと見ています。
資料をお渡ししたいと思いますが、オフィシャルのプレスでは触れられない事実として、
福島原発の原子炉は、アメリカGE製の「マークⅠ型」です。
アメリカが日本に輸出した時、アメリカにも23の「マークⅠ型」原子炉がありました。
輸出した時、すでに、「マークⅠ型」には欠陥があり、事故の陥る危険性を知っていたのです。
この事を何故知っているかというと、
この型を設計した3人のGEの技術者が、欠陥を知りつつ推進することに抵抗して会社を辞めています。
技術者の一人デイル・ブライデンボーは、マークⅠ型は
5パウンドしかはいらない袋に10パウンドのエネルギーを入れているようなものだ、と言っていました。
だからこれは日本だけの問題ではないのです。
日本とアメリカの大企業と、政府のエリートたちが連帯した結果の問題なのです。
だから、99%の権利を訴える格差デモが、アメリカで起こっているのです。
このような大企業が世界の人類全体に影響する決断を下しています。
20万人の人が警戒区域に住んでいました。
これだけの放射能漏れがあって、20Kまでだけそ警戒区域にするのは、不適切極まりないです。
この地域に住んでいた20万人の人々は、家も土地も生活も失ってしまいました。
もう、元の場所に戻る事は出来ないでしょう。
放射能汚染のせいで、数100万年後まで、無理でしょう。
福島はチェルノブイリの100倍に相当するでしょう。
なぜならば、福島原発には1万パウンド(およそ4536kg)のプルトニウムが、今現在もあるのです。
世界から嘆願書、いざ、日本領事館へ提出!
領事館への提出を終えて・・・
キム・ロバーソン FFAN:
今日私たちはNYのともい・ゼマー(チーム・ココ)が先導し、
日本の母親たちを代表して、嘆願書を提出しに来ました。
嘆願書とともに領事館を訪れ、、岩田氏に提出しました。
福島原発事故の被害に遭われた方々にお見舞いを述べるとともに、
大量の法差脳汚染瓦礫を焼却処分し、
東京湾をはじめとした海に埋め立てる事を止めて欲しいとお願いしました。
この計画は10月下旬から始められたと聞いています。
11月に入り、事故から8カ月が経ちました。
3月に起こった事故は人為的ではなかったにしても、
汚染瓦礫を焼却処分する事は新たな人為的災害の危機になり、これは直ちに止めなければいけません。
岩田氏には、正しい選択をし、汚染瓦礫を焼却処分するのではなく安全に保管し、管理することをお願いしました。
日本の母親たちを代表し、世界中でこの問題を危惧する人たちによる、
6000筆を超える署名を集めた嘆願書を提出しました
署名の多くは、自分や子どもたち、孫の代までの健康を心配する母親たちです。
放射能汚染は、世代を超えてDNAを破壊し、ダメージを与えます。
将来にまで影響を及ぼす問題なので、今止めなければいけません。
ー領事館の対応はどうだったか?
とても理解を示してくれた様子でした。
黄色い花のブーケと、きれいにラッピングされた嘆願書を渡しました。
岩田氏は私たちのこの状況に、
彼の母国に今もなお起こっている事にとても心を痛めていることを理解している様子でした。
チェルノブイリ事故の経験から、これはグローバルな問題だと私たちは知っているのです。
今回の事故も、世界中の人々に影響を及ぼしているのです。
放射能瓦礫を焼却処分することを阻止する事が、これ以上の汚染を広げないためにできる事だと、
岩田氏も分かってくれたと思います。
岩田氏は、私たちの懸念と願いを東京の上層部に伝えると言ってくれました。
汚染瓦礫の拡散と焼却灰の埋め立て処分を阻止したい世界中の署名者の願いが、
ここサンフランシスコから日本政府に届く事を願っています。
レイチェル・ジョンソン:
日本領事館の岩田領事に提出しました。
感動的な瞬間でした。
上でなにが起こったか、言葉で表現するのは難しいけれど、
双方が、福島原発事故と今の状況についての気持ちを共有している瞬間でした。
岩田氏は涙を浮かべて対応してくれました。
彼は「問題をとても認識している」と言いました。

彼の祖父母と奥さんの祖父母も広島で被爆しているそうです。
ちょっと分かりずらかったけど、そう言ってたのよね?マリー。
マリー・ベス・ブランガン:ええ
レイチェル・ジョンソン:
全員が座ったまま沈黙し、涙した瞬間がありました。
黄色いバラと私たちの嘆願書をテーブルの真ん中に置いて、
何とも言えない瞬間を共有しました。
こんな瞬間を共有できるなんて思っていませんでした。
こんな会話や気持ちを共有できたなんて、とても素晴らしい深い面会でした。
提出に来た価値があったと思います。
マリー・ベス・ブランガン:
彼の言葉をちゃんと理解していると思うのですが、
彼もこの状況について、「とても強く思うところがある」と言っていました。
私たちの思いを届けるために「出来る限りのことをする」ともおっしゃっていました。
私たちの願いをよく理解してくれました。
そして私は涙し、彼も涙していました。
これは本当に取り組んでいかなければならない大きな課題であり挑戦です。
そして、彼は、人々や子どもたちに及ぼす影響を理解していました。
今日私たちは出来る限りの事をしたと思います。
そして、彼が、私たちの心からの願いを日本政府の上層部に伝えてくれるでしょう。
彼は「私たちのメッセージを東京に今日伝える」と言っていました。
手紙も署名も「今日送る」と言っていました。
セシル・バインダ:
アメリカの行政関係者の中に、果たして、涙する人がいるか分かりません。
アメリカの行政関係者には涙を流すべき理由はあると思います。
第一に、福島原発事故を起こしたのはアメリカGE社の「マークⅠ型」原子炉で、
事故になると知りながら売りつけました。
第二に広島と長崎です。
アメリカの行政関係者には、涙を流す人はおそらくいないでしょう。
私が言いたいのはそれだけです。
レスリー・ディタリアンダー 活動家 母親:
今日参加したのは、福島原発事故で漏れ出した放射能から
日本の子どもたち、世界の子どもたちを守ろうとしている
このグループと、ムーブメントをサポートしたかったからです。
アメリカでも測定され、放射性物質が検出されているのは、周知の事実です。
福島原発の事故は収束できず、未だに放射能が漏れだしています。
答はどこにあるのでしょう?
日本領事館の対応は親切だったと思います。
領事館の岩田氏も、自分の祖父が被ばくして亡くなった経験を話してくれました。
彼は放射能汚染が、日本の人々、そして子どもたちや地球に及ぼす影響に対する、
私たちの恐怖と心配を理解してくれていたと思います。
別の米国上院議員にも提出へ
キム・ロバーソン:
今から、フクシマ・フォールアウト・アウェアネス・ネットワークからダイアン・ファーンスタインに手紙を提出します。
ワシントンDCでも、FFANのメンバーから、
数分後、同時に、ダイアン・ファーンスタイン上院議員に手紙を提出します。
NIRSのダイアンと、ビヨンド・ニュークリアーのシンディーから、
2012年度の食品検査の予算確保への全面的協力を即すため、
ダイアン・ファーンスタイン上院議員に手紙を提出します。
同時にボクサー上院議員に、アメリカ連邦議会における監査、
特に食品の安全と検査に関する公聴会を直ちに開くよう、もう一度お願いしたいと思います。
これらの手紙が私たちのグループによって、今日の午後2時30分に提出されます。
みんなでこうやって一緒に行動できる事は本当に気持ちがいいです!
西海岸も東海岸も、みんな一緒に!
在サンフランシスコ日本国総領事館
総領事 猪俣弘司
首席領事 原田美智雄
岩田氏は総領事でも首席領事でもないようです。
ただ、連絡は岩田までと、行事に関しての連絡先は岩田氏でした。
岩田まで電話:(415) 777-3533 内線405 Eメール:gen-a@cgjsf.org。
と・・・みんなと一緒に涙したという岩田氏を探していたら
Facebookをされていました。
上記の写真と一致してしまいましたw・・・岩田哲弥さんです。

去年の11月7日からもう、4カ月が経ち、
日本は「法律によって全国で引き受けろ!」と野田総理が鼻息荒く叫んでいます。
もっと、ひどい状態になっているように感じます。
岩田氏は日本の誰にどのように伝えて下さったのでしょうか?
この場で一緒に泣く事は簡単だと思います。
誰に伝え、誰に送り、どのような答えがあったのか。
日本のためにこのように労力を使って下さる海外の市民団体の方々のためにも、報告を聞きたい気がします。
カリフォルニア州サンフランシスコ
2011年11月7日
海外市民団体E.O.N.(エコロジカル・オプションズ・ネットワーク)制作
2011年11月7日日本領事館提出の汚染瓦礫受け入れ差し止めおよび、不拡散の嘆願書についての
一部始終のドキュメンタリー
緊急提出!
海外市民団体が訴える日本の汚染瓦礫問題とは
日本よ!子どもたちを守って放射能瓦礫を拡散するな、燃やすな!
マリー・ベス・ブランガン EONエコロジカルオプションズ・ネットワーク:
子どもの健康を心配知る日本の母親たちをサポートしています。
彼女たちは、地震と津波による大量の放射能汚染瓦礫を日本中に拡散し、
焼却処分しようとする政府の計画を阻止しようとしています。
アメリカでも、福島原発事故からの放射能漏れの影響が見つかっています。
この計画は、アメリカでの汚染拡大にもつながります。
日本の人達の事がとても心配だし、この放射能汚染の狂気をストップしたいのです。
多くの人達が署名した嘆願書をこれからサンフランシスコの日本領事館に提出します。
1万近い署名を。
レイチェル・ジョンソン EON:
これが、日本で現状を心配する母親たちから始まり、
世界中に広がり多くの人が署名にサインした嘆願書です。

同じものがもうすでにニューヨーク、ロンドン、他にも沢山の地域で日本領事館に提出されました。
日本でこの問題に立ち向かっている多くの女性たちを応援し、
もっとこの問題に目を向けてもらうために私たちも行動に出ました。
これが今日日本領事館に提出する嘆願書よ
世界中から1万近い署名が集まっているわ

ー私が領事館までご案内いたします。
つづきは

海外レポ!
報道しないメディアに投げかける海外からの声
マリー・ベス・ブランガン:
私たちは世界中で1万人近くが署名にサインした嘆願書を
サンフランシスコの日本領事館に提出するためにここに集まりました。
福島原発事故によって、放射能汚染された、
地震と津波からの大量のがれきを償却しないようにお願いに来ました。
日本政府は「日本中で痛みを分かち合う」という名目で
日本中に汚染瓦礫を拡散しようとしています。
これは日本中で放射能被害を広めることになります。
焼却処分する事は大気中に放射能を放出してしまう事になり、世界中に広がってしまいます。
特にここ、アメリカ西海岸でも、福島原発事故からの放射能が見つかっています。
ー世界中の人達が署名したという事ですが、
この日本の行動が、放射能汚染が世界中に影響するという可能性を含んでいるという事ですか?
マリー・ベス・ブランガン:
そのとおりです。
ロンドンでは、ビアンカ・ジャガーさんが日本大使館に嘆願書を提出しました。
ニューヨークでは、領事館に提出しています。東京でも。
そしてワシントンDCでは、フクシマ・フォールアウト・アウェアネス・ネットワーク
Fukushima Fallout Awareness Network が提出しています。
また、ワシントンDCの
NIRS,ビヨンド・ニュークリアー、シティズンズ・フォー・ヘルス等の団体と協力し合っています。
メディアが全然取り上げないのが大きな問題になっています。
なので、あなた方が今日取材に来て下さったことに感謝しています。
バークレー校の原子力工学科では、定期的に食品、土表、水、牛乳に含まれる放射性物質を測定しています。
セシウム134と137が10月11日、カリフォルニア沿岸部の牛乳から検出されています。
原子y6業界や推進派は
「でも、少量だから大丈夫」といいますが、
長期間にわたり少量の被ばくをし続けるのは一度に多く被ばくするより危険だと指摘するデータがあります。
なぜなら、放射能が体内から排出されつくすことができないからです。
ー他に伝えたい事はありますか?
マリー・ベス・ブランガン:
私達がこの嘆願書で訴えたいのは、放射能に汚染された瓦礫を他の地域に持ち出さないで、
人々を避難させること。
そして、福島原発事故の早急な収束です。
メルトダウンはいまだに進行中です。
シャリー・ゴルブ サンフランシスコ市民:
放射能と世界中へのさらなる汚染を心配して今日は参加に来ました。
日本政府の計画は汚染の拡大につながるので阻止しなければ!
カプリ・ジェームス グリンピース:
スリーマイル事故の後、アメリカだけで52の事故がありました。
何か行動するべきです。
クリーンで安全な再生可能エネルギーに方向転換するべきです。
雇用も増えるし、その方が良策だと思いませんか?
キム・ロバーソン フクシマ・フォールアウト・アウェアネス・ネットワーク:
ウィーク・オブ・イエロー(原発反対週間11/2ー9,2011)にちなんで、
日本の母親たちの代表として黄色い花を持ってきました
日本はなぜ痛みを分かち合おうとするのか?
マリー・ベス・ブランガン:
私たちは地震と津波による大量の放射能汚染瓦礫を
日本中に拡散し焼却処分しようとする政府の計画を止めてもらおうと、
ここ、サンフランシスコの日本領事館に嘆願書を提出しに来ました。
日本の母親たちは、子どもの健康を深刻に心配しています。
私たちも心が痛みます。
この計画を阻止しなければいけません。
日本政府はこれらのがれきを日本中に運んで償却する予定です。
福島原発から漏れ出た放射能をみんなで分かち合うために・・・
痛みを分かち合うために・・・
この計画は放射能が大気中に舞い上がり、今以上に汚染を拡散させてしまいます。
ここアメリカの西海岸でも福島原発事故からの放射能が検出されています。
こんな計画を止めてもらうようにしなければいけません。
セシウム134と137が10月にカリフォルニア沿岸部の牛乳から、この10月に検出されています。
原発事故の影響がアメリカにも及んでいる事を知って、私たちも目を覚まさなければいけません。
マークⅠ型にはらむ欠陥
セシル・バインダ 作家 活動家:
福島原発事故と放射能漏れが地球全体に及ぼす影響についても本を執筆しています。
福島だけの問題だとは思っていません。地球全体に影響を及ぼす問題だと見ています。
資料をお渡ししたいと思いますが、オフィシャルのプレスでは触れられない事実として、
福島原発の原子炉は、アメリカGE製の「マークⅠ型」です。
アメリカが日本に輸出した時、アメリカにも23の「マークⅠ型」原子炉がありました。
輸出した時、すでに、「マークⅠ型」には欠陥があり、事故の陥る危険性を知っていたのです。
この事を何故知っているかというと、
この型を設計した3人のGEの技術者が、欠陥を知りつつ推進することに抵抗して会社を辞めています。
技術者の一人デイル・ブライデンボーは、マークⅠ型は
5パウンドしかはいらない袋に10パウンドのエネルギーを入れているようなものだ、と言っていました。
だからこれは日本だけの問題ではないのです。
日本とアメリカの大企業と、政府のエリートたちが連帯した結果の問題なのです。
だから、99%の権利を訴える格差デモが、アメリカで起こっているのです。
このような大企業が世界の人類全体に影響する決断を下しています。
20万人の人が警戒区域に住んでいました。
これだけの放射能漏れがあって、20Kまでだけそ警戒区域にするのは、不適切極まりないです。
この地域に住んでいた20万人の人々は、家も土地も生活も失ってしまいました。
もう、元の場所に戻る事は出来ないでしょう。
放射能汚染のせいで、数100万年後まで、無理でしょう。
福島はチェルノブイリの100倍に相当するでしょう。
なぜならば、福島原発には1万パウンド(およそ4536kg)のプルトニウムが、今現在もあるのです。
世界から嘆願書、いざ、日本領事館へ提出!
領事館への提出を終えて・・・
キム・ロバーソン FFAN:
今日私たちはNYのともい・ゼマー(チーム・ココ)が先導し、
日本の母親たちを代表して、嘆願書を提出しに来ました。
嘆願書とともに領事館を訪れ、、岩田氏に提出しました。
福島原発事故の被害に遭われた方々にお見舞いを述べるとともに、
大量の法差脳汚染瓦礫を焼却処分し、
東京湾をはじめとした海に埋め立てる事を止めて欲しいとお願いしました。
この計画は10月下旬から始められたと聞いています。
11月に入り、事故から8カ月が経ちました。
3月に起こった事故は人為的ではなかったにしても、
汚染瓦礫を焼却処分する事は新たな人為的災害の危機になり、これは直ちに止めなければいけません。
岩田氏には、正しい選択をし、汚染瓦礫を焼却処分するのではなく安全に保管し、管理することをお願いしました。
日本の母親たちを代表し、世界中でこの問題を危惧する人たちによる、
6000筆を超える署名を集めた嘆願書を提出しました
署名の多くは、自分や子どもたち、孫の代までの健康を心配する母親たちです。
放射能汚染は、世代を超えてDNAを破壊し、ダメージを与えます。
将来にまで影響を及ぼす問題なので、今止めなければいけません。
ー領事館の対応はどうだったか?
とても理解を示してくれた様子でした。
黄色い花のブーケと、きれいにラッピングされた嘆願書を渡しました。
岩田氏は私たちのこの状況に、
彼の母国に今もなお起こっている事にとても心を痛めていることを理解している様子でした。
チェルノブイリ事故の経験から、これはグローバルな問題だと私たちは知っているのです。
今回の事故も、世界中の人々に影響を及ぼしているのです。
放射能瓦礫を焼却処分することを阻止する事が、これ以上の汚染を広げないためにできる事だと、
岩田氏も分かってくれたと思います。
岩田氏は、私たちの懸念と願いを東京の上層部に伝えると言ってくれました。
汚染瓦礫の拡散と焼却灰の埋め立て処分を阻止したい世界中の署名者の願いが、
ここサンフランシスコから日本政府に届く事を願っています。
レイチェル・ジョンソン:
日本領事館の岩田領事に提出しました。
感動的な瞬間でした。
上でなにが起こったか、言葉で表現するのは難しいけれど、
双方が、福島原発事故と今の状況についての気持ちを共有している瞬間でした。
岩田氏は涙を浮かべて対応してくれました。
彼は「問題をとても認識している」と言いました。

彼の祖父母と奥さんの祖父母も広島で被爆しているそうです。
ちょっと分かりずらかったけど、そう言ってたのよね?マリー。
マリー・ベス・ブランガン:ええ
レイチェル・ジョンソン:
全員が座ったまま沈黙し、涙した瞬間がありました。
黄色いバラと私たちの嘆願書をテーブルの真ん中に置いて、
何とも言えない瞬間を共有しました。
こんな瞬間を共有できるなんて思っていませんでした。
こんな会話や気持ちを共有できたなんて、とても素晴らしい深い面会でした。
提出に来た価値があったと思います。
マリー・ベス・ブランガン:
彼の言葉をちゃんと理解していると思うのですが、
彼もこの状況について、「とても強く思うところがある」と言っていました。
私たちの思いを届けるために「出来る限りのことをする」ともおっしゃっていました。
私たちの願いをよく理解してくれました。
そして私は涙し、彼も涙していました。
これは本当に取り組んでいかなければならない大きな課題であり挑戦です。
そして、彼は、人々や子どもたちに及ぼす影響を理解していました。
今日私たちは出来る限りの事をしたと思います。
そして、彼が、私たちの心からの願いを日本政府の上層部に伝えてくれるでしょう。
彼は「私たちのメッセージを東京に今日伝える」と言っていました。
手紙も署名も「今日送る」と言っていました。
セシル・バインダ:
アメリカの行政関係者の中に、果たして、涙する人がいるか分かりません。
アメリカの行政関係者には涙を流すべき理由はあると思います。
第一に、福島原発事故を起こしたのはアメリカGE社の「マークⅠ型」原子炉で、
事故になると知りながら売りつけました。
第二に広島と長崎です。
アメリカの行政関係者には、涙を流す人はおそらくいないでしょう。
私が言いたいのはそれだけです。
レスリー・ディタリアンダー 活動家 母親:
今日参加したのは、福島原発事故で漏れ出した放射能から
日本の子どもたち、世界の子どもたちを守ろうとしている
このグループと、ムーブメントをサポートしたかったからです。
アメリカでも測定され、放射性物質が検出されているのは、周知の事実です。
福島原発の事故は収束できず、未だに放射能が漏れだしています。
答はどこにあるのでしょう?
日本領事館の対応は親切だったと思います。
領事館の岩田氏も、自分の祖父が被ばくして亡くなった経験を話してくれました。
彼は放射能汚染が、日本の人々、そして子どもたちや地球に及ぼす影響に対する、
私たちの恐怖と心配を理解してくれていたと思います。
別の米国上院議員にも提出へ
キム・ロバーソン:
今から、フクシマ・フォールアウト・アウェアネス・ネットワークからダイアン・ファーンスタインに手紙を提出します。
ワシントンDCでも、FFANのメンバーから、
数分後、同時に、ダイアン・ファーンスタイン上院議員に手紙を提出します。
NIRSのダイアンと、ビヨンド・ニュークリアーのシンディーから、
2012年度の食品検査の予算確保への全面的協力を即すため、
ダイアン・ファーンスタイン上院議員に手紙を提出します。
同時にボクサー上院議員に、アメリカ連邦議会における監査、
特に食品の安全と検査に関する公聴会を直ちに開くよう、もう一度お願いしたいと思います。
これらの手紙が私たちのグループによって、今日の午後2時30分に提出されます。
みんなでこうやって一緒に行動できる事は本当に気持ちがいいです!
西海岸も東海岸も、みんな一緒に!
在サンフランシスコ日本国総領事館
総領事 猪俣弘司
首席領事 原田美智雄
岩田氏は総領事でも首席領事でもないようです。
ただ、連絡は岩田までと、行事に関しての連絡先は岩田氏でした。
岩田まで電話:(415) 777-3533 内線405 Eメール:gen-a@cgjsf.org。
と・・・みんなと一緒に涙したという岩田氏を探していたら
Facebookをされていました。
上記の写真と一致してしまいましたw・・・岩田哲弥さんです。

去年の11月7日からもう、4カ月が経ち、
日本は「法律によって全国で引き受けろ!」と野田総理が鼻息荒く叫んでいます。
もっと、ひどい状態になっているように感じます。
岩田氏は日本の誰にどのように伝えて下さったのでしょうか?
この場で一緒に泣く事は簡単だと思います。
誰に伝え、誰に送り、どのような答えがあったのか。
日本のためにこのように労力を使って下さる海外の市民団体の方々のためにも、報告を聞きたい気がします。
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コメント
こういう、心を揺さぶるニュースは日本では中々見れないことじたい、とてつもない危機と思います。
ただ悩んでいるだけや思考停止しているのではなく、
現実に行動に移している人々のニュースがほとんど流れない。
3・11に日本だけでなく世界でも行われた、
数字上歴史的な大規模の脱原発デモ(推定合計人数10万人越えとも)もみな知らないですよね…
誰かがみんなのために動いてる、と知って元気が出るのを阻止し、日常に紛れて疲れて諦めるのを
待つためには情報停止が一番ですからね。
岩田さん、職員なのでしょうか、首にならないか心配です。
ただ悩んでいるだけや思考停止しているのではなく、
現実に行動に移している人々のニュースがほとんど流れない。
3・11に日本だけでなく世界でも行われた、
数字上歴史的な大規模の脱原発デモ(推定合計人数10万人越えとも)もみな知らないですよね…
誰かがみんなのために動いてる、と知って元気が出るのを阻止し、日常に紛れて疲れて諦めるのを
待つためには情報停止が一番ですからね。
岩田さん、職員なのでしょうか、首にならないか心配です。
Necoco | 2012.03.21 15:01 | 編集